伊戸のりお編曲の歌詞一覧リスト  2334曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
銀次郎旅がらす彩青彩青高田ひろお四方章人伊戸のりお津軽海峡 ヨイショと越えりゃ 波が待ったと 通せんぼ “はぐれ者もんです” 浮世あぶれたひとり旅 下手な世渡り 三度笠 俺(おい)ら股旅 銀次郎  赤い蹴出(けだ)しを ちらりとみせて あの娘泣いてた 峠道 “はぐれ者です” 浮世あぶれたひとり旅 空でまたたく 北斗星 俺ら股旅 銀次郎  根雪(ねゆき)かき分け 草木がめぶく 春が草鞋(わらじ)に しのびよる “はぐれ者です” 浮世あぶれたひとり旅 あれが都(みやこ)か 灯がみえる 俺ら股旅 銀次郎
長崎しのび酒藤原浩藤原浩円香乃徳久広司伊戸のりお長崎 長崎 オランダ坂の 雨よ 悲しく 泣かないで 泣かないで 身を引いた あぁ 恋だから 二度と逢わない 戻らない… 涙手酌の 涙手酌の しのび酒  長崎 長崎 新地の灯り どうか あの人 呼ばないで 呼ばないで 忘れたい あぁ 忘れない 嘘と本音が 浮き沈み… 未練飲み干す 未練飲み干す しのび酒  長崎 長崎 出島の霧笛 泣いてないわと 伝えてよ 伝えてよ 左手の あぁ 薬指 夢を見ていた 私です… あなた忘れの あなた忘れの しのび酒
幾多の恩北島三郎北島三郎麻こよみ原譲二伊戸のりお右も左も わからずに 夢を抱えた あの頃は 望み捨てずに しっかりやれと 力を貸して くれた人 幾多の恩に 助けられ 生きて来た あぁ 生きて行く  熱い心を いただて 夢の花道 駆け抜けた 浮かれすぎたら 突き落とされる 諭(さと)してくれた あの笑顔 幾多の恩に 守られて 生きて来た あぁ 生きて行く  命燃やして どこまでも 決めた心は 変わらない 受けた情けは 忘れちゃならぬ あの日の言葉 噛みしめて 幾多の恩に 支えられ 生きて来た あぁ 生きて行く
絆道横内じゅん横内じゅん円香乃岡千秋伊戸のりお義理と人情(にんじょ)で 結ばれた 絆と言う名の 心糸 打たれても 食い縛り 大空見上げて これたのは 人の支えが あればこそ 信じる友が あればこそ  どうせ向くなら 上を向け 恨みや涙も こぼれまい あの時に この俺が 選んだ生き方 合ってたか 聞いてみたいよ なあ親父 答えてくれよ なあ親父  春を待つから 生きられる 吹雪もまんざら 悪くない 踏まれても 青々と 大地に芽を吹く 草のよに 生きてゆきたい 明日がある おまえと二人 明日がある
下町銀座長山洋子長山洋子麻こよみ影山時則伊戸のりお買い物客の 笑顔が揺れて 下町銀座の 日暮れ時 なぜかあなたに 会えそうで 似たよな姿を 探してしまう… もしかして 恋かしら この頃気になる あなたのことが  下町生まれ あなたと私 小さな縁さえ 嬉しくて 少しテレやで 一本気 恋にはウブな 野暮天(やぼてん)だから… この気持ち 気づいてよ やっぱり気になる あなたのことが  土曜の夜は 待ち伏せするの 下町銀座の 裏酒場 どこで今頃 雨宿り 誰かと肩寄せ 飲んでるかしら… もしかして 焼きもちね この頃気になる あなたのことが
女のまこと伍代夏子伍代夏子田久保真見岡千秋伊戸のりおさむい夜更けの 盃に 男は夢を うかべ呑む 女は命を しずめ呑む あなた あなたと生きてゆく 惚れた男を 信じて守る それが女の 女のまこと  けして負けない 強さより 負けても挑む こころざし 男の誇りさ 傷痕は あなた あなたを抱きしめる 過去の痛みも 丸ごと受ける それが女の 女のまこと  誰も分かっちゃ くれないと 言ってるような 深い酒 だまって背中を 見つめます あなた あなたが好きなのよ 惚れた男に 明日を賭ける それが女の 女のまこと
鳥羽の旅水森かおり水森かおり旦野いづみ弦哲也伊戸のりお小雨に濡れる 浜撫子(はまなでしこ)の 花に面影 浮かべています 別れてみれば あの日の事が 胸に心に よみがえる 沖の神島 夕景色 波も静かな 鳥羽の海  短い日々の ふたりの暮らし 愛に嘘など なかったけれど ひとりで旅を 続けていても なぜか虚しさ 募るだけ 鳥羽は海沿い 海女(あま)の町 一度あなたと 来たかった  あの日の夢は 戻ってこない そっと見つめる 真珠の指輪 ホテルの窓で 潮騒聞けば 細い体に 浸みてくる 空はいつしか 秋模様 あなた逢いたい 鳥羽の旅
仕方ないのさ青山新青山新麻こよみ水森英夫伊戸のりお仕方ないのさ 仕方ないんだよ 涙をお拭きよ もう泣かないで 嫌いになった 訳じゃない 好きで別れる 恋もある 月も潤むよ アカシア小径  仕方ないのさ 仕方ないんだよ 笑顔を見せてよ もう泣かないで 幸せ君に やれなくて ひとり別れを 決めたのさ  渡すハンカチ アカシア小径  仕方ないのさ 仕方ないんだよ 怨まずおくれよ もう泣かないで わかって欲しい 嘘じゃない つらい気持ちは 同じだよ 名残り尽きない アカシア小径
三陸海岸水森かおり水森かおり菅麻貴子杜奏太朗伊戸のりお別れの言葉を 告げずに去った それはあなたの 優しさですか… 白い岩肌 浄土ヶ浜で 泣いているのは 鴎と私 三陸海岸 波しぶき 胸に想い出 打ち寄せる  遠くに霞むは 連絡船か 汽笛せつなく 心に響く… 久慈の港の 名も無い花に 恋の終りを 感じています 三陸海岸 行く手には 息を呑むよな 蒼い海  涙であなたを 待つことよりも ひとり笑顔で 生きてくつもり… バスで来ました 北山崎は 霧の中にも 面影浮かぶ 三陸海岸 風の中 空に明日(あした)の 夢を追う
港町しぐれ池田輝郎池田輝郎仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお博多始発の 列車に乗って あなた愛した終着の 佐世保に着けば エエエ 九十九島(くじゅうくしま)の 想い出が 潮の香りによみがえる 港町 未練がほろり 涙がほろり アアア 雨が降る  カモメ群れ翔(と)ぶ 関門橋(かんもんきょう)と ふたり出逢った下関 忘れはしない エエエ 窓に海峡 見える部屋 身体(からだ)寄せあい暮らしてた 港町 未練がほろり 涙がほろり アアア 雨が降る  瀬戸の大橋 日暮れに越えて 追って来ました丸亀に 噂を聞いて エエエ 何処(どこ)にいるのと つぶやけば 沖で霧笛がむせび哭(な)く 港町 未練がほろり 涙がほろり アアア 雨が降る
じょっぱり よされ長山洋子長山洋子内藤綾子西つよし伊戸のりおあんたでなけりゃ 女を棄てる 罪にあらがう 涙は二度と 流しはしない 七里長浜(しちりながはま) 人影もない 西風(かぜ)は凍(こご)えて 夜通(よどお)し騒ぐ 盗(と)る気はないが 返す気もない 太棹 バチは 糸切る なじる じょっぱり よされ 死んでやる あんた以外は 欲しくない 譲らない  津軽びいどろ ランプを灯し うぶ毛剃(そ)るたび 頬さえ痩せて くちびるを噛む 紅をさす指 逢いたさ急(せ)かす 波は牙むく 止(よ)しなと吠える たかが恋ごと されど命よ 三味線(しゃみ)の音(ね) 心 揺さぶる 泣かす じょっぱり よされ 死んでやる あんたでなけりゃ 生きている 意味がない  盗る気はないが 返す気もない 太棹 バチは 糸切る なじる じょっぱり よされ 死んでやる あんた以外は 欲しくない 譲らない
春夏秋冬 ふられ節多岐川舞子・八代亜紀・神野美伽・林あさ美多岐川舞子・八代亜紀・神野美伽・林あさ美荒木とよひさ鈴木淳伊戸のりお男なんて 男なんて 可愛いいすずめ (ほんと そうよね) その気になって 惚れたけど (ア、ヨイショ) こんないい女 捨てちゃって どこかの誰かと 膝枕  (それで どうしたの)  ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 桜吹雪の 月の晩に ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 酒もっておいでよ 酒もっておいでよ ふられ節  男なんて 男なんて 三ヶ月のつばめ (ほんと そうよね) 嘘つき三寸 巣を作り (ア、ヨイショ) こんないい女 捨てちゃって 紫陽花しぐれの 蚊帳ん中 (それで どうしたの)  ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 七夕さんに しがみつき ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 酒もっておいでよ 酒もっておいでよ ふられ節  男なんて 男なんて 酔っぱらいカラス (ほんと そうよね) 飲ませて 着せて 尽くしたが (ア、ヨイショ) こんないい女 捨てちゃって 秋桜畑に かくれんぼ (それで どうしたの)  ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 帰っちゃ来ない 寺の鐘 ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 酒もっておいでよ 酒もっておいでよ ふられ節  男なんて 男なんて 薄情なかもめ (ほんと そうよね) 未練なんぞは ないけれど (ア、ヨイショ) こんないい女 捨てちゃって 椿をくわえて 波の上 (それで どうしたの)  ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 雪に残した 下駄のあと ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 酒もっておいでよ 酒もっておいでよ ふられ節  ふられちゃって ふられちゃって ふられちゃってさ 酒もっておいでよ 酒もっておいでよ ふられ節 酒もっておいでよ 酒もっておいでよ ふられ節
愛でしばりたい白川裕二郎(純烈)白川裕二郎(純烈)喜多條忠徳久広司伊戸のりおだから だから愛で 愛でしばりたい  僕を見ている君の瞳(め)は 草原を駆ける小鹿のようさ クルクルと忙しく どこまでも澄み切って 平気で嘘もつく  だから愛 愛 愛 愛 愛 愛してる いつの日か いつの日も 君を抱きしめて 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛でしばりたい 君を!  僕が見ている君の夢 甘い香りの白バラになってる 花びらに手を伸ばし 手が触れるその瞬間(とき)に 鋭いトゲで刺す  だから愛 愛 愛 愛 愛 愛してる いつの日か いつの日も 君を抱きしめて 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛でしばりたい 君を!  だから だから愛で 愛でしばりたい  君と行きたい海の街 都会の暮らしに疲れた君は 信じれる愛なんて もう無いと思ってる 淋しい君が好き  だから愛 愛 愛 愛 愛 愛してる いつの日か いつの日も 君を抱きしめて 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛でしばりたい 君を! 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛 愛でしばりたい 今夜!
幸せの場所チャン・ウンスクチャン・ウンスク円香乃樋口義高伊戸のりお傷つけるより 傷つく方がいい そんな生き方ばかり 選んできたから 微笑みよりも 涙の方が いつしか似合う 女になったの 幸せはとても とても隠れ上手で 探すほど 見つからなくて 青い鳥は きっと胸に 心の小枝に 住んでる  痛いほど…そう わかっているはずよ 人を信じることは 淋しいことだと それでも一人 この世で一人 愛してくれる 誰かがいたなら 幸せはとても とても壊れやすくて 手のひらを すりぬけてゆく 青い鳥は きっとここに つないだこの手に 住んでる  幸せはとても とても壊れやすくて 手のひらを すりぬけてゆく 忘れないで 人はそんな 破片(かけら)を抱きしめ 生きてる
西郷隆盛島津亜矢島津亜矢星野哲郎浜口庫之助伊戸のりお右も左も まとめて入れる 胸の深さに 竜馬も惚れた 薩摩隼人の 西郷(せご)どんは 燃えて火を吐く 桜島 国の為なら 死ぬという 死ぬという 死ぬという  弱い者にも しあわせがくる それが維新の 精神(こころ)じゃないか 行けよ若者 絆(きずな)を断(た)って 流す血潮を 吸って咲く 花は霧島 山つつじ 山つつじ 山つつじ  雨がふるふる 男の雨が 太(ふと)か目(め)ン玉(たま) あふれて落ちる 江戸を救うた 大南州が 負けて身を切る 城山の 春にゃ小鳥の 声も無し 声も無し 声も無し
懺悔のブルースチャン・ウンスクチャン・ウンスク田久保真見樋口義高伊戸のりお私のなみだは嘘なのに 男はいつでもだまされた 薄めの化粧であざむいて 傷つくことから逃(のが)れてた 割れたこころを 集めたような 罪の七色 ステンドグラス 壊したあとで気がついた 本当のあなたの優しさを ゆるして… ゆるして… 懺悔のブルース  私がこんなになったのは 誰かがいけない訳じゃない 愛を知らないで育つ子は 哀しい女になるだけね 好きな人形 川へと投げて 海に着いたら 人魚におなり 愛することを他人から 残酷すぎると言われたの ゆるして… ゆるして… 懺悔のブルース  むらさき色した霧が降る 十字架みたいな交差点 今さら素直になったって どうにもならない恋だもの 生まれ変わって なりたいものは 燃えて消えてく キャンドルライト 傷つけるのが厭だから 私はあなたを捨てたのよ ゆるして… ゆるして… 懺悔のブルース
信濃路水森かおり水森かおり松井由利夫弦哲也伊戸のりお小諸の城跡 千曲の流れ すべては遠い 夢の中 身を尽くしても こがれても さだめに勝てない 恋だから 一緒に歩いて 行けないの ‥‥女がひとり 信濃路ひとり  心に絡んで 縺(もつ)れた糸を 断ち切るための 旅なのに 霧雨けむる 善光寺 優しい眼差し その胸に 抱かれて泣きたい 思い切り ‥‥女がひとり 信濃路ひとり  哀しいときには ひとしお沁みる 野に咲く花の いじらしさ 寥科・安雲野 まよい道 涙のいたみが うすれたら 明日(あした)は「あずさ」で 帰ります ‥‥女がひとり 信濃路ひとり
虹の松原水森かおり水森かおり麻こよみ弦哲也伊戸のりおいつも女は 泣くために 誰かを好きに なるのでしょうか 儚いものです 幸せは 波に崩れる 砂の城 虹の松原 どこまで続く 消せぬ未練に たたずめば かすむ涙の 鏡山(かがみやま)  砂につまずき 膝をつく 思わず呼んだ あなたの名前 鴎よ誰かに 恋をして 泣いた夜明けが ありますか 虹の松原 月日を重ね 心ひとつに つないでも いつか寄せ来る 別れ波  虹の松原 あなたの胸に もどるその日は 夢ですね 潮風(かぜ)に乱れる うしろ髪
隠岐旅情水森かおり水森かおり仁井谷俊也弦哲也伊戸のりおおんなの胸の 小さな迷い 確かめたくて 隠岐の旅 岩の架け橋 通天橋(つうてんきょう)の 彼方に拡がる 空と海 私こころを 決めました 帰ってゆきます あなたの愛に  行きかう人の 明るい笑顔 やさしくなれる 気がします 知夫(ちぶ)の赤壁(せきへき) トウテイランの むらさき小花が 眼にしみる 時の流れの ゆるやかさ 訪ねてよかった しげさの島を  岬と入り江 浄土ヶ浦に 真っ紅な夕陽 今沈む たった二泊の ひとりの旅で 逢えない寂しさ 噛みしめる 油井(ゆい)の水仙 屏風岩 今度はあなたと 一緒に来たい
面影みなと椎名佐千子椎名佐千子日野浦かなで岡千秋伊戸のりお白い霧が立つ 別れの港 船が出てゆく 波間に消えてゆく あの人も 泣いていた 幸せつかめと 言いながら 忘れない 忘れない あなたの涙 横顔を 忘れない  そっと腕のなか 優しく抱かれ 明日を夢みた 春まだ浅い夜 あの人の ぬくもりが この指この手に 残ってる 忘れない 忘れない あなたと逢った この港町(まち)に 雨が降る  はぐれ海鳥(カモメ)も さ迷う波止場 誰を呼ぶのか せつなく鳴いている あの人が 好きだった 愛しい仕草も その声も 忘れない 忘れない 面影ずっと 抱きしめて 待っている
愛に背かれて泉昇太泉昇太四方章人四方章人伊戸のりお愛に背(そむ)かれて 泣きをみるなんて 馬鹿にしないでよ ほんの遊びなの まぶたを濡らすのは 煙草のせいよ やさしくしたって 今更ダメよ 貴方(あなた)の嘘の言い訳なんて 聴きたくないの… 今夜はひとりで 朝まで飲むわ  愛に背かれて 夢見たしあわせ 流れ星のよに 燃えて消えるのね まぶたを濡らすのは 未練じゃないわ 貴方に貰った 指輪なんか いつでも返せる気持ちでいるわ 辛くはないの… 女は真実(ほんと)の まごころ欲しい  まぶたを濡らすのは お酒のせいよ いつもの台詞(せりふ)で 口説いてみても 私の気持ちに変わりはないわ 女の意地よ… 私を泣かせる 貴方が憎い
金沢わすれ雨山本あき山本あき田久保真見田尾将実伊戸のりお恋を失くせば 明日もなくす それが女よ 暗がり坂の 階段で うずくまる つめたい背中を 雨がたたく 降りしきる雨を 全部 お酒に 変えて下さい 愛に はぐれて 酔いつぶれて あぁ あなたを 忘れるまで ねぇ 泣かせて 金沢わすれ雨  夢が覚めれば 気持もさめる それが男ね 外から誰も 覗けない 格子窓 あなたの心は 見えないまま 降りしきる雨を 全部 涙に 変えて下さい 愛に はぐれて 泣き崩れて あぁ 温もり 忘れるまで ねぇ 流して 金沢わすれ雨  あなたに逢えない 夜は長い 降りしきる雨を 全部 お酒に 変えて下さい 愛に はぐれて 酔いつぶれて あぁ あなたを 忘れるまで ねぇ 泣かせて 金沢わすれ雨
きよしのドドンパ氷川きよし氷川きよしかず翼水森英夫伊戸のりおドドンパ ドドンパ ドドンパ ドドンパ! さあさ皆で ドドンパ  雨ン中ふたりは 濡れて歩いたね 明日も逢えるのに さよならが言えない 昔なつかし 銀座の柳 ドドンパ ドドンパ 君がすべてさ! 口笛を吹きながら 遠回りしよう 雨ン中はじめて 肩抱く帰り道  雨上がり並木に うるむ街灯り 花咲け赤いバラ 倖せが呼んでる 映画見ましょうか お茶飲みましょうか ドドンパ ドドンパ 君が好きだよ! 七色の虹の橋 渡って行こう 雨上がり重なる ふたつの影法師  恋し儚し 美わし都 ドドンパ ドドンパ 君がすべてさ! くれないの唇に 夜風が触れた 夢淡き街角 歌おう未来のうた  ドドンパ ドドンパ ドドンパ ドドンパ! さあさ皆で ドドンパ
まさか松前ひろ子松前ひろ子鳥井実中村典正伊戸のりお登り坂 下り坂 そしてもひとつ 坂がある まさか まさかの 浮世坂 泣きたいときには 泣くのもいいさ あなたおまえと 声掛けながら 愛と涙で あなたと生きて行く  夫婦坂 子連れ坂 霧のむこうに 坂がある まさか まさかに つまずくな 苦しみ悲しみ 忘れた頃に 思いがけない 嵐が来ても 握りしめてる この手は離さない  なみだ坂 苦労坂 中途半端じゃ 超えられぬ まさか まさかの 迷い坂 世間を気にして 背伸びをするな 同じ痛みを 分け合いながら 夢を消さずに あなたと生きて行く
八丁堀交差点角川博角川博麻こよみ南乃星太伊戸のりおあなたの肩が ぶつかって それが二人の 馴れ初めでした はなやぐ広島 八丁堀の 出会いが嬉しい 交差点 きっと今度こそ きっと今度こそ きっと焦(あせ)らずに 育てて行きます 恋つぼみ  傷つくことが 怖くって 恋はしないと 決めてたけれど 流れも優しい 京橋川よ 肩先寄り添う カフェテラス きっと今度こそ きっと今度こそ きっと大切に 育てて行きます 恋つぼみ  約束いつも 欲しがって ばかね幸せ 失くしてきたわ 日暮れの広島 相生(あいおい)通り あなたの笑顔が まぶしくて きっと今度こそ きっと今度こそ きっとゆっくりと 育てて行きます 恋つぼみ
望郷ひとり泣き長山洋子長山洋子鈴木紀代西つよし伊戸のりお男の運が 悪いのか 男を見る目が ないからか 昨夜(ゆうべ)も泣いて 今夜も泣いて 泣いてわかった よりどころ 金木(かなぎ) 中里(なかさと) 五所川原(ごしょがわら) 何で今さら ふるさとが 涸(か)れた心に しみて来る 責(せ)めてくれるな 望郷ひとり泣き  ちぎれた愛は 戻らない ちぎれた絆(きずな)は ほころびる 酔ってもひとり 醒(さ)めてもひとり ひとり見るのは 古い夢 十三(とさ)の湊(みなと)の 汽笛さえ 聞けばみじめに なるばかり 捨てたつもりの はぐれ女(どり) よされよされと 望郷ひとり泣き  金木(かなぎ) 中里(なかさと) 五所川原(ごしょがわら) 何で今さら ふるさとが 涸(か)れた心に しみて来る 責(せ)めてくれるな 望郷ひとり泣き
最上の船頭氷川きよし氷川きよし松岡弘一水森英夫伊戸のりお「船がでるぞォ~」 船頭さんが 呼んでいる 五月雨速い 最上川 うしろ気にする 二人連れ あわてて乗り込み 揺れる船 お千十六 弥助は二十歳 追っ手がこわい二人です  「その船待てェ~」 誰かが岸で どなってる 五月雨速い 最上川 両手合わせる 二人連れ 船頭なにやら 思案顔 お千箱入り 弥助は手代 すべてを捨てた船出です  「船が行くよォ~」 鳥追い女 唄ってる 五月雨速い 最上川 呉越同舟(ごえつどうしゅう) うなずいて 船頭船足(ふなあし) 速めたよ お千笑顔で 弥助は涙 明日は波の彼方です
閨の月影男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりお月が満ちたら 逢いに来る 交わした約束 指折り数え たった一夜(ひとよ)の 逢瀬でも 待つのが愛なら 女は待つの 朝に昼に夜に月に 想い 窓を叩く風の音に 目覚め あなた さがすの… 夢はいつも夢ね 閨(ねや)の月影  声を下さい くれるなら 誰かの名前を 呼べないように 恋にこがれて 身を削り 闇夜(やみよ)に欠(か)けてく 十六夜(いざよい)の月 春が夏が秋が冬が 過ぎて 朝を告げる鳥の声に 泣いて あなた 恋しい… 夢はいつも消えて 閨(ねや)の月影  朝に昼に夜に月に 想い 窓を叩く風の音に 目覚め あなた さがすの… 夢は夢のままね 閨(ねや)の月影
美律子の河内音頭 酒飲め音頭中村美律子中村美律子三池嵐次郎中村美律子伊戸のりおエ~河内音頭に乗せまして 酒飲め音頭と出かけましょう ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ)  春は桜の花見酒 夏は浴衣で涼み酒 秋は十五夜月見酒 冬は炬燵(こたつ)で雪見酒 酒は飲め飲め百薬の長 憂いを払う玉箒(たまぼうき) さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)  エ~明日の糧に飲みましょう ほろ酔い気分で歌いましょう ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ)  一人しみじみ手酌酒 さしつさされつふたり酒 みんな輪になれ祭り酒 喜び言祝ぐ祝い酒 酒は飲んでも飲まれちゃならぬ それが飲兵衛の心意気 さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)  エ~さても一座の皆様へ あれやこれやで酒を飲む ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ) 山はアルプス雪の酒 海は浜辺で椰子の酒 都会(まち)はネオンの花の酒 故郷(むら)は自慢の米の酒 酒の旨さよ肴の美味(うま)さ 酌する女房の美しさ さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)  エ~酒飲め音頭は愉快だね 日本(にっぽん)列島酒めぐり ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ)  北の大地の麦の酒 南沖縄泡盛よ 西は伏見か灘の酒 東お江戸へ浮かれ酒 酒は飲め飲め日本の宝 酒は夢水力水 さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)
信濃路恋歌水森かおり水森かおりたきのえいじ弦哲也伊戸のりお月は三日月 口紅(べに)の月 夜空に刺さって 泣いてます 愛をつらぬく はずでした ふたりで生きる はずでした 淋しさつのる 城下町 ひとり 信濃路 わすれ旅  まぶた閉じれば 見えてくる 優しい面影 あの笑顔 ひとりぼっちで 越す冬は 想い出だけじゃ 寒すぎる みれんが騒ぐ 女鳥羽川(めとばがわ) おんな 信濃路 走馬灯  右へまがれば 幸せが 巡ってくるよな 一の門 ここで足ぶみ していたら 明日も夢も 逃げてゆく もう迷わない これ以上 やがて 信濃路 春まぢか
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
松竹梅水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-坂口照幸水森英夫伊戸のりお松は風雪(ふうせつ) 耐えてこそ 今に教える 人の道 そうさしあわせ 生きること 見たぞまことの 晴れ姿 祝いうた舞う エ… 松竹梅  竹はしなりで 強くなる 天にむかって 伸びてゆく まして一生 一度だけ 咲いたその花 目にすれば 縁起ものだよ エ… 松竹梅  梅にうぐいす 鳴き渡り 川の雪解け 春の音 まわり道ほど 味なもの 花のあとから 葉も繁る 明日に響けよ エ… 松竹梅
江差恋唄川野夏美川野夏美仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお消えた鰊(にしん)をヨー 追いかけて あのひと今頃 どこの海 出船入船 江差の港 風の追分 聞くたびに 胸が泣けます 恋しさに 恋しさに ヤンサノエー  ロシアおろしがヨー ヒュルヒュルと 吹雪(ふぶ)けばこころは 冬になる 漁船(ふね)をおりたら 一緒になると あの日誓った 抱きしめた 今も揺れてる あの笑顔 あの笑顔 ヤンサノエー  浜の番屋をヨー 尋ねたら いつかは逢えると 人は云う 出船入船 江差の港 ねぐら探して 北へ翔ぶ 海猫(ごめ)よあのひと つれて来て つれて来て ヤンサノエー
おまえに逢いたい浜博也浜博也槙桜子伊藤雪彦伊戸のりお北の港町 あの頃二人は 波にたわむれる 鴎によく似てた  遠く離れた この都会(まち)に 白く乾いた この都会に おまえはいると 風が伝えた  海もないのに海鳴りが 俺の背中で 泣きじゃくる おまえに 逢いたい…逢いたい  若い過(あやま)ちと 心に嘯(うそぶ)き 胸にささくれた 傷跡いやしても  愛に飢えてる この都会で 星が見えない この都会で 俺はおまえを 捜しているよ  海もないのに海鳴りが 俺の背中に 追いすがる おまえに 逢いたい…逢いたい  愛に飢えてる この都会で 星が見えない この都会で 俺はおまえを 捜しているよ  海もないのに海鳴りが 俺の背中に 追いすがる おまえに 逢いたい…逢いたい 
最後の夜だから谷龍介谷龍介麻こよみ大谷明裕伊戸のりお人目に隠れ 忍び逢い 哀しい恋です 愛してみても 知っていました はじめから  いつかは終わりが くることを… フロアの灯りが せつなくて 涙を隠す ラストナイト そっと そっと そっと そっと 抱きしめて 幸せでした あなたに逢えて  小さなホテル 波の音 寄り添い歩いた 日暮れの浜辺 閉じた瞼に ゆらゆらと 二人の思い出 また浮かぶ… 時間のたつのが 早すぎる 別れがつらい ラストナイト もっと もっと もっと もっと 抱きしめて 忘れないでね 私のことを  フロアの灯りが せつなくて 涙を隠す ラストナイト そっと そっと そっと そっと 抱きしめて 幸せでした あなたに逢えて
北のなごり駅三田明三田明高畠じゅん子中川博之伊戸のりお見つめた瞳に 涙がこぼれ おもわずおまえを 抱き寄せた みぞれが重い 北のなごり駅 しあわせだったよ つかの間だけど 細いうなじが ふるえてる あ~ 別れても… 忘れはしないさ 生きてる限りは  おまえの笑顔に 救われながら なんにも言えずに いる俺さ 線路も凍る  北のなごり駅 つめたいその手を 両手でぬくめ 雪の舞う町 白い町 あ~ 泣かないで… 夢でも逢いたい こころの女(ひと)だよ  ひと冬過ぎた 北のなごり駅 ふたりの想い出 あたためながら 昔おまえが 好きだった あ~ あの歌を… なんども聴くだろ 夜更けにひとりで
おんなの日本海島津悦子島津悦子仁井谷俊也四方章人伊戸のりおあなたとふたりで 来たかった 沈む夕陽の 日御碕(ひのみさき) さよならはしたけれど 今でも好きよ 散って砕けて また寄せる あの怒涛(なみ)のよに 変わらずあなたを 愛したい  かなしい噂は 佐渡(さど)行きの 船で捨てたい てらどまり やさしさがぬくもりが この手に残る 心細さに 立ちどまり 西空みれば ひとりの寒さが 身に沁みる  酒田(さかた)をすぎれば 窓の外 ゆれる漁火 日本海 あの笑顔(かお)があの声が 私を泣かす 許されるなら 引き返し あゝもう一度 逢いたい あなたに抱かれたい
サヨナラ山内惠介山内惠介鈴木紀代水森英夫伊戸のりお若さに まかせた 恋が終わった あの日から 明日(あした)の夢さえ 失(な)くしてしまった なぜか なぜか 心を 傷つけ合った サヨナラ サヨナラ 倖せはぐれの 街角  生きるか 死ぬかの 恋がしたいと うそぶいて 結局未練を 引きずり生きてる だから だから わかって 欲しかったんだ サヨナラ サヨナラ 最後に交(か)わした くちづけ  人影 とだえた 夜(よる)の都会の 片隅で つないだあの手を 離してしまった そうさ そうさ 大事な 女(ひと)だったんだ サヨナラ サヨナラ 愛しているのに サヨナラ
大阪とおり雨角川博角川博瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりおあなたの後を 追えないで そっと見送る 傘の中 ついてゆけない ゆけない… 理由(わけ)など聞かないで 夜の堂島 潤む灯よ 濡れて大阪 泣いて大阪 大阪とおり雨  行き交う人の 人混みで 隠れ泣きする 御堂筋 雨が散らした 散らした… 儚い夢でした 二度とあの日に 戻れない 濡れて大阪 泣いて大阪 涙のとおり雨  思い出ばかり 滲む街 グラス重ねた 北新地 逢いに来ないで 来ないで… 理由など聞かないで 決めた心が また揺れる 濡れて大阪 泣いて大阪 大阪とおり雨
あなたに雨やどり岡ゆう子岡ゆう子仁井谷俊也弦哲也伊戸のりお街の灯りが やさしく揺れる 雨が嬉しい ふたり傘 やっと掴んだ この恋を 離したくない 離さない こころ預けて 寄り添って 私、私あなたに… 雨やどり  眼には見えない 絆(きずな)の糸が 生きる明日(あした)の 道しるべ 差しつさされつ 飲みましょね 路地のちいさな 縄のれん 酔えばほんのり 染まる頬 外は、外はしとしと… 絹の雨  風邪をひくよと いたわるように 肩を抱く手の あたたかさ 命ときめく この恋に そうよ一生 ついてゆく 夢にみていた 倖せよ 私、私あなたに… 雨やどり
湯布院水森かおり水森かおりたきのえいじ杜奏太朗伊戸のりお差し出す人も ないまま買った 花の絵はがき 竹の筆 私の隣りを すり抜ける ひとり 湯布院 しあわせが 二泊三日の 旅だけど 生まれ変わるわ この私  窓辺を染める 夕焼け見れば 遠くなります 東京が 涙とおもいで 道づれに ひとり 湯布院 石畳 あなた恋しと 焦がれても 思い届ける 術もない  あなたの事が 断ち切れなくて いつか笑顔を 忘れてた 悔んでいません あの頃を ひとり 湯布院 離れ茶屋 風が湯けむり 払う度 明日がみえます その先に
つゆくさの宿秋岡秀治秋岡秀治たきのえいじ四方章人伊戸のりお逢えば別れの この運命(さだめ) 逢わす運命の 憎らしさ あなた恋しい つゆくさの宿 湯舟に映る かがり火が 未練心に 未練心に 火を付ける  仕舞(しま)い忘れた 風鈴の 音も悲しい 窓の外 明日がみえない つゆくさの宿 あの日に帰る 汽車もなく 過ぎた暦を 過ぎた暦を まためくる  まるで私の 身替わりに 月も日毎(ひごと)に やせてゆく ひとり切ない つゆくさの宿 夢でもいいの 連れに来て 胸が今夜も 胸が今夜も 淋しがる
渋谷のネコ紫艶紫艶水木れいじ杉本眞人伊戸のりお捨て猫に されちゃった 別れようぜの 一言で 追ったって 傘もない どしゃ降り雨の真夜中に  ねえ誰か 一緒に 朝まで飲んだくれてよ あんちくしょうの 嘘の数だけ グラス空けたい気分…  ナニガ コイスル シブヤダヨ! ナニガ コイスル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語  捨て猫が とまり木で 涙ながして 爪を切る カラオケの 画面には 北の港の 冬景色  ねえ誰か今夜は やさしく声をかけてよ あんちくしょうの 想い出なんて みんな捨てたい気分…  ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語  ねえ誰か 一緒に 朝まで飲んだくれてよ あんちくしょうの 嘘の数だけ グラス空けたい気分… ナニガ コイスル シブヤダヨ! ナニガ コイスル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語 ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語
あゝ涙が叫んでる山内惠介山内惠介松井五郎水森英夫伊戸のりおどしゃぶりの雨が 心 濡らしてる 腕をほどくなら 憎まれたっていい  どんな相手が  いいのさ 無茶は承知で  抱いているのに 誰のものだって なにを捨てたって かまわないさ  あゝ涙が叫んでる 離さないよ 離さないよ 君だけを  夢は甘いほど たぶん怪我もする それが怖くても 避けては通れない  どんな罰でも 受けるさ それで明日が 変わるのならば 向かい風だって 上り坂だって かまわないさ  あゝ涙が叫んでる 離せないよ 離せないよ 君だけは  いまは見えない 星でも きっとどこかで 光ってるはず 誰のものだって なにを捨てたって かまわないさ  あゝ涙が叫んでる 離さないよ 離さないよ 君だけを
雨夜譚~渋沢伝~永井裕子永井裕子万城たかし四方章人伊戸のりお人の世は 志し杉の如く 葵は義を以って 花と咲く  雨の終わりの ひと雫 落ちて澱(よど)むか 利根の川 風は武州(ぶしゅう)の 如月(きさらぎ)に 産ぶ声あげる 赤子(あかご)あり やがて白眉(はくび)と 知る由(よし)もなし  何と申されるか? 御用金が五百両とな! 我はいまだ十七才(じゅうしち) いかに領主(りょうしゅ)さまのご命令であろうと 手元不如意(ふにょい)にござる 一途に農民・町人と卑下(ひげ)され まさに人間以下に扱われては 歯牙(しが)にも掛けられぬ有様ではあるまいか! 家柄だけが無闇(むやみ)に重んぜられる そんな そんな世の中が…癪(しゃく)の種(たね) 同じ人間に生まれたからには 何が何でも 武士になって見返すこと… それがそれが私の栄一(えいいち)の生きる道にございます  勝てば官軍 負ければ賊(ぞく)と 非情無情(ひじょうむじょう)な 鳥羽(とば)・伏見(ふしみ) 暗雲(あんうん)流るる 都の空に 時世時節(ときよじせつ)か 葵(あおい)が枯れる 我れ主君(しゅくん) 徳川慶喜公(とくがわよしのぶこう) 臆病者(おくびょうもの)と謗(そし)られようが 戦わずして明け渡す 江戸の城 なぜに汚名(おめい)晴らさぬ 日陰身(ひかげみ)の 侘住居(わびずまい) あ…吾(われ)思う 天の使命と心して 枯れ木に花を 咲かせなければ 恩に背(そむ)いて 男が…男がアンア…立たぬ  男はいかに 丸くとも 角を持たねばならぬもの 金はボロに包んでも 金でもあるが 石は錦に包んでも 石のまま… 夢なき者は 理想なし 更に信念・計画・実行 成果なき者 幸福(こうふく)なし ゆえに 幸福求むる者は 夢なかるべからず わが人生は 実業に在り  明治維新(めいじいしん)の 幕開けが 八面六臂(はちめんろっぴ)の 国づくり 明日の日本の 礎(いしずえ)に 算盤(そろばん)弾き 大暴れ 雨夜譚(あまよがたり)に 我れ姿あり
最愛の恋人(ひと)内田あかり内田あかりかず翼徳久広司伊戸のりおあなたがいなければ 一人で生きてたでしょう 心に小さな 木枯らしを抱いて 私の肩の上 あなたの手のぬくもりが 言葉より伝えるの やさしさを 愛するひとよ あなたに出逢えた 遠い日を忘れない… あなたより一日だけ せめて一日長らえて 追いかけて行きたいの 思い出を連れて  喜び哀しみも すべてがいとしく想う あなたが隣りに いてくれるならば 終わらぬ夢を見る ふたりのこの人生は ささやかな幸せを 捜す旅 愛するひとよ あなたに寄り添い どこまでも歩きたい… 木洩れ日が揺れるベンチ 何も言わない横顔に もう一度恋してる 若き日のように  愛するひとよ あなたと過ごした 歳月(としつき)に悔いはない… あなたより一日だけ せめて一日長らえて 追いかけて行きたいの 思い出を連れて
北の港で待つ女浜博也浜博也麻こよみ岡千秋伊戸のりおおまえに似合う 男になって 必ずいつの日か 迎えに戻る ユラユラと漁火が きらめく夜に 涙こらえて 見送(おく)ってくれた 北の港で ひとり待つ女  ふたりで暮らす 幸せあれば 何(なん)にもいらないと 微笑(わら)っていたね 面影を抱きしめて グラスの酒に 酔えばなおさら 逢いたさつのる 北の港で 今も待つ女  離れていても 心はひとつ 会えない年月(としつき)は 無駄にはしない ヒュルヒュルと海鳴りが おまえの声で 泣いてこの俺 呼んでる頃か 北の港で ひとり待つ女
上州恋風水森かおり水森かおり下地亜記子伊藤雪彦伊戸のりお赤城山から 吹く風に 涙を散らす 日暮れ道 ほんのささいな 行き違い 恋の終わりは 儚くもろい 今でもあなたが 好きですと 上州恋風 伝えて欲しい  石の階段 宿の下駄 手をとり合った 伊香保町 まるで夢二の 絵のように 丘に咲いてた ゆうすげの花 想い出ばかりが よみがえる 上州恋風 浮雲ひとつ  強く生きろと 云うように 一声鳴いて 鳥が行く レンガ造りの 製糸場 一度ふたりで 来てみたかった 心に面影 抱きしめて 上州恋風 ひとりの旅路
あの娘と野菊と渡し舟氷川きよし氷川きよし水木れいじ水森英夫伊戸のりお忘れないでと 小指をからめ 見送(おく)ってくれた 船着場 あんな田舎の ちいさな町で 別れて何年たったろか… 懐かしいなァ… 遠くなるほど 初恋の あの娘と野菊と渡し舟  好きと言えずに 喧嘩をしては 笑っていつも 仲直り 耳をすませば 聞こえてくるよ 小川のほとりで呼ぶ声が… 泣けてくるなァ… 思い出すたび 目に浮かぶ あの娘と野菊と渡し舟  都会(まち)の花屋の 菊一輪に 面影はこぶ あかね雲 白壁(かべ)に刻んだ あいあい傘も 夕陽に染まっているだろね… 帰りたいなァ… 夢でいいから もういちど あの娘と野菊と渡し舟
信濃路ひとり原田悠里原田悠里仁井谷俊也伊藤雪彦伊戸のりおひとつの恋が 終わるとき おんなは旅に 出るのでしょうか 信越本線(せん)で 小諸(こもろ)まで 千曲川(ちくま)の流れ 見ています こんなに遠く 離れても 逢いたいこころが 乱れます あゝ 風の中 振り向けば やさしいあなたの 想い出ばかり…  おんなは愛の その深さ 別れたあとで 知るのでしょうか あなたのいない 蓼科(たてしな)は 寂しさだけが 肩を抱く 黄昏色の 湖に こぼした涙は 誰のため あゝ 出来るなら 白樺(しらかば)の 小径(こみち)をふたりで 歩きたかった…  窓辺に頬を 押しあてて 倖せ指で なぞる夜 お酒に酔って 眠ったら 明日(あした)は東京へ 帰ります あゝ 星の降る 八ヶ岳(やつがたけ) あなたが恋しい 信濃路ひとり
別れの朝に…チャン・ウンスクチャン・ウンスク円香乃田尾将実伊戸のりお別れの朝に… 薄紅の カトレアを買いました 優しい花が この部屋に 穏やかな幸せを 連れて来るように いつもの Yシャツは 引き出しの 右側に めざましは かけておくわ 寝坊しないでね あなたのために 出来ること 私には私には もう何もない…  別れの朝に… 想い出は 片付けておきました あなたが帰る この部屋に 悲しみや淋しさが 残らないように 灯りは 今夜だけ 点けたまま 帰ります 真夜中に 窓の灯り ちゃんと見えるよう あなたのために 出来ること 私には私には もう何もない…  あなたのために 出来ること 私には私には もう何もない…
木村三郎51才宮路オサム宮路オサム和泉友大宮路オサム伊戸のりおひとりで呑みたい そんな夜 月に二度や 三度ある 別れに苦労を 置いてきた おまえを酔うほど おもいだす 木村三郎 五十一才です とか何とか 云いましたが 人生ふりむく まだまだ年じゃない …なんてネ  三三九度から 二十年 娘持つのが 夢だった 幸せ一つも やれないで 勝手に家庭を 捨てた俺 木村三郎 五十一才です とか何とか 云いましたが 人生ふりむく まだまだ年じゃない …なんてネ  便りがとだえて 春になり 古い便箋 読み返す 病気で寝込んで いるだろか 余計なお世話と 笑うだろ 木村三郎 五十一才です とか何とか 云いましたが 人生ふりむく まだまだ年じゃない …なんてネ
寄り道山本あき山本あき花岡優平花岡優平伊戸のりおはき出されるまま 改札を 抜ければ見なれた 帰り道 不幸と言うのじゃないけれど 幸せと言うには 淋し過ぎる 見上げれば夜空には 星の明りがともる ふり返れば 今日までの日々は 臆病 すぎたのかも知れない 寄り道をしてもいいですね 少し 少し遅くなっても  燃えたぎるような恋愛を したいというのじゃないけれど せめて側にやさしい人が 笑顔を見せてくれればいい 季節をつげる風が 頬を撫でて通る ふり返れば 今日までの日々は 臆病 すぎたのかも知れない 寄り道をしてもいいですね 少し 少し遠くなっても  寄り道をしてもいいですね 少し 少し遅くなっても
北のめぐり逢い小金沢昇司小金沢昇司木下龍太郎弦哲也伊戸のりお誰より愛して いるくせに 今日まで寄り道 まわり道 女ごころの 裏側を 読めずに別れた 分からず屋 せめて せめて詫びたい あの女(ひと)に 雪降り止まぬ 北のめぐり逢い  一緒に行けない 弱虫を 叱っていいわと 泣いていた 足手まといに なることを 恐れたあげくの 言い訳か 頬を 頬を殴った 夜のよに 雪降り止まぬ 北のめぐり逢い  男のつまらぬ 片意地が 苦労をさせたか 痩せるほど 若いあの日の あやまちを 必ずつぐなう しあわせで 抱いて 抱いてやりたい あの女(ひと)を 雪降り止まぬ 北のめぐり逢い
半分のれん川中美幸川中美幸岸かいせい左峰捨比古伊戸のりおお客はあなた ひとりだけ お銚子はさんでさし向かい 残り物だと 言いながら 作っておいた きんぴらごぼう のれんしまえば あなたは帰る 出したままでは 誰かくる 店の灯りは つけたまま ふたりでいたい 半分のれん  雨でも降って くれたなら やむまでひきとめられるのに あなたが時計 見ないよう 問わず語りの 身の上話 外の看板 こっそり消して 商(あきな)い札を 裏返す 風もないのに ひらひらと おもいがゆれる 半分のれん  のれんしまえば あなたは帰る 出したままでは 誰かくる 店の灯りは つけたまま ふたりでいたい 半分のれん
たまゆら長山洋子長山洋子鈴木紀代円広志伊戸のりお雲の切れ目が 縁の切れ目か うすい背中に 影が差す 恋の涼風 乱れ風 胸をゆさぶる もてあそぶ  女結びは 蝶結び 男結びは 片結び 解かぬが華の 謎と帯 さて…戯れ芝居 恋はたまゆら  見栄も張ります 嘘もつきます 泣きも入れます 往生際  手練手管の 弁天も 化粧する術 ない心  人の心と 八重桜  赤に黄色の 花紅葉 表も裏も 見せて散る さて…紙吹雪 夢はたまゆら  女結びは 蝶結び 男結びは 片結び 解かぬが華の 謎と帯 さて…戯れ芝居 恋はたまゆら
津軽十三湊桂竜士桂竜士万城たかし宮下健治伊戸のりおあんた泣かすにゃ 道具はいらぬ 三味の絃(いと)切りゃ それでいい あんた 寒かろ 帰って来やれ 津軽… 津軽… 十三の湊は 砂吹雪 荒れておなごを 泣かすなよ 泣かすなよ  いつも二人の じょんから節が いまじゃ独りの 泣き音(ね)節 あんた いい人 出来ただろうか 津軽… 津軽… 十三の砂山 北砂漠 どこに居るのさ 恋しいよ 恋しいよ  岩木お山に 雪降るころよ 風邪を引かずに 暮らしてか あんた 会いたや 温めておくれ 津軽… 津軽… 十三の湊は 五所川原 風も泣いてる おんな旅 おんな旅
女の色気はないけれど水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫伊戸のりお世間のすみで 慎ましく 生きてきました 昨日まで お荷物だけには ならないように うまれ変って みせるから…… あなたの私にしてくれますか 女の色気はないけれど  お酒に捨てた 恋もある 意地で忘れた 恋もある 誰かの幸せ横目で見ては すねた私は もういない…… あなたのおそばで夢見ていたい 女の色気はないけれど  あきらめかけた 時でした 嘘がはびこる ご時世に ほんとに逢えると思わなかった 泣けてくるほど 純な人…… あなたの心で咲かせて欲しい 女の色気はないけれど
初恋列車氷川きよし氷川きよし里村龍一北野明伊戸のりお終着駅の 青森で 北行く船に 乗りかえりゃ しぶきがくれの 海峡に 灯り見えます 函館の 何処にあの娘は いるのやら 夜行列車で 来たんだよ 霧がかくした 初恋を 想いだしたらヨー 逢いたくて  かもめが鳴いて 翔ぶ声が 淋しく沁みる みなと町 噂たずねて 苫小牧 ひとめ逢うまで 帰れよか 何処にあの娘は いるのやら 今日も岬に 陽が落ちる 泣いて別れた 初恋を 今じゃあの娘はヨー 忘れたか  漁火ゆれる 海沿いを 面影抱いて ゆくんだよ 釧路 室蘭 行く旅は きっと明日も また続く 何処にあの娘は いるのやら 夜行列車が 仮の宿 胸にせつない 初恋が 北の果てまでヨー 呼ぶんだよ
望郷さんさ津吹みゆ津吹みゆ万城たかし四方章人伊戸のりおさんさ時雨(しぐれ)る 傘のなか 指をからめて 夢をみた あの日誓った ふたりの恋は 咲かずじまいの 石割り桜 いまも焦れて サーァ 望郷さんさ  二度と逢えない 人でしょか 時の流れに 身も細る 唄を奏でる 北上川よ もしやもしやと 夜風がさわぐ 泣いてみたって サーァ 望郷さんさ  岩手お山の てっぺんじゃ 秋の終わりか 冬支度 胸の芯まで 凍てつく夜は 恋の破片(かけら)を 温(ぬく)めています せめて夢でも サーァ 望郷さんさ
ホテルサンセット内田あかり内田あかりかず翼弦哲也伊戸のりおあれはもう むかし話ね 人に言えない 恋をして 死のうなんて 思いつめた そんな時も あったわね ホテル・サンセット ティールームに あなたを見かけたの ホテル・サンセット 家族と一緒の あなたを見かけたの 燃えるような熱い日々が 切なくよみがえるのよ  髪はもう 白くなってて それが素敵に 似合ってる 命かけて 愛したひと すべては遠い 夢なのね ホテル・サンセット 陽射しの中 私に気づかない ホテル・サンセット 微笑みながら 私に気づかない これでいいのそっと消える 別離(わかれ)のあの日のように  ホテル・サンセット 時間(とき)は不思議 あなたを許してる ホテル・サンセット 戻って行った あなたを許してる 一度きりの熱い恋も 今ではセピア色なの  これでいいのそっと消える 別離のあの日のように
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
泣かせ酒新川二朗新川二朗仁井谷俊也水森英夫伊戸のりおいのち一途に 尽くしてみても 別れりゃ他人の 顔になる 忘れたつもりが おんなは駄目ね 眠った未練が 目を覚ます あなた恋しい… 胸が切ない やるせない 今夜の酒は 泣かせ酒  真似て飲んでる グラスの酒に 面影ばかりが 絡みつく 許してしまえば おんなは弱い 強がる言葉も 愚痴になる あなた恋しい… 声が聞きたい 顔見たい 今夜の酒は 泣かせ酒  来ないあなたを 焦がれて待てば 死ぬほどせつない 酒になる あきらめきれない おんなが悪い 泪を叱って なぐさめる あなた恋しい… ひと眼逢いたい 抱かれたい 今夜の酒は 泣かせ酒
溺愛北川裕二北川裕二小金井一正弦哲也伊戸のりお何の約束も 口にしないで あなたと暮らせたら それでいいのよ 百年先でも あなたひとりを 愛してゆくでしょう それ程好きなの 倖せだから 大丈夫 寄り添いながら 歩くから  もっと 強く 強く もっと 永く 永く 抱きしめて 抱きしめて 躰もこころも 死にたくなる程 あなたが好きよ  北風にゆれる 花が好きなの そんな生き方が わたしらしくて あなたの寝顔に そっと接吻 このまま夢の中 朝など来ないで 涙の理由は 聞かないで 運命の川を 渡りましょう  もっと 強く 強く もっと 永く 永く 抱きしめて 抱きしめて 躰もこころも 泣きたくなる程 あなたが好きよ  もっと 強く 強く もっと 永く 永く 抱きしめて 抱きしめて 躰もこころも 死にたくなる程 あなたが好きよ
望郷ひとり旅木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりお風がガラス戸(ど) 揺らすたび 沁みる手酌の コップ酒  ふるさと離れ 何年過ぎた 浮かぶあの山 あの川よ  望郷さすらい あゝ ひとり旅  好きと互いに 言えなくて あの日別れた 朝の駅  面影さえも いつしか遠く 今も元気で いるだろか 望郷さすらい あゝ ひとり旅  生まれ故郷に 背を向けて 何を夢見て 北の空 ふた親眠る あの裏山に  会いに行きたい いつの日か 望郷さすらい あゝ ひとり旅
霧雨の夜は更ける青山新青山新麻こよみ水森英夫伊戸のりお何も言うなよ わかっているさ つらい男の 胸の内 終わった恋なら 今夜で忘れろよ 窓の向こうに 音もなく 霧雨 降る降る 港の酒場  いつも別れは 突然過ぎて 心傷つく 事ばかり 愛した月日を 嘆(なげ)くな悔やむなよ 青いカクテル 薄灯り 静かに更け行く 港の酒場  恋の苦(にが)さを つらさを知って 人は優しく なれるから 今さら自分を そんなに責めるなよ 胸の痛みを 包むよに 霧雨 降る降る 港の酒場
こころ雪化粧山内惠介山内惠介松井五郎水森英夫伊戸のりお名残りの空に 淡い雪 定めも知らず 落ちてくる 囲いのとれた 冬牡丹 冴(さ)ゆる姿はわたしです  あゝこころ雪化粧 好きになるほど悲しくて あゝこころ雪化粧 泣いても 泣いても いいですか いいですか いいですか  さらいの風が 払う雪 瞼に凍みて 震えてる あなたを思うさみしさは とうに根雪になりました  あゝこころ雪化粧 好きになるほどせつなくて あゝこころ雪化粧 泣いても 泣いても いいですか いいですか いいですか  いつまで待てば 忘れ雪 かじかむ指で 数えてる 木枯らし 耐える 浜千鳥 羽をもがれたわたしです  あゝこころ雪化粧 好きになるよりしょうがない あゝこころ雪化粧 泣いても 泣いても いいですか いいですか いいですか
白蓮唐木淳唐木淳小田めぐみ武市昌久伊戸のりお夜更けに咲かせた 花びらは 夜露を受けずに たためない 心変わりの せつなさに 生身の女も ふるえています ああ もっと もっと もっと やさしくしてほしい あなただけに 見せたものを いじめないで 闇がゆれる 罪がゆれる 白蓮の花 ゆれているのは あなたでしょう  こんなに愛した ことはない こんなに憎んだ こともない 花は乱れて 散りながら 季節の終わりを 知るのでしょうか ああ もっと もっと もっと やさしくしてほしい あなただけにあげたものを こわさないで 花が濡れる 夢が濡れる 裏切りながら 濡れているのは わたしでしょうか  ああ もっと もっと もっと やさしくしてほしい あなただけに見せたものを いじめないで 闇がゆれる 罪がゆれる 白蓮の花 ゆれているのは あなたでしょう
木曽恋がらす丘みどり丘みどり峰崎林二郎影山時則伊戸のりお今日は妻籠(つまご)か 奈良井(ならい)の宿(しゅく)か 仰ぐ御岳 涙でかすむ 惚れていながら 木曽恋がらす 夜更け木枯らし 聞くたびに 千里いとしさ 千里いとしさ 駆けめぐる  会って行(ゆ)きたい 会わずに行(ゆ)こか 摘んだ野菊を 似てると言った 忘れられない 木曽恋がらす 木曽の桟(かけはし) かずら橋 ほどく未練が ほどく未練が また絡む  わたし惚れれば 傷つくひとが なんでなれよう 不器用な性質(たち)で 未練断ち切り 木曽恋がらす 馬籠峠は 七曲り 後ろ髪引く 後ろ髪引く 鳥の声
演歌魂朝花美穂朝花美穂結木瞳宮下健治伊戸のりおそりゃあ生きてりゃ 誰だって 泣きたい日もある 辛い日も それでも負けずに 立ち上がり 涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂  人と人とは いつの世も 心と心の 支え合い 忘れちゃならない 忘れない 人情胸に 刻み込む ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂  今日が駄目でも 明日(あす)がある 蕾もいつかは 花開く 自分を信じて どこまでも 命を咲かす その意気地(いきじ) ハァ、ヨイショ これが演歌 これがゝ 演歌魂
ハマギクの花大沢桃子大沢桃子なかむら椿なかむら椿伊戸のりお風がね…唄えば 私も踊る 北の浜辺に 咲くハマギクよ 涙こぼせば 明日が滲む 踏まれながらも 枯れない心 浜に咲く ハマギクは 好きな あなたの為に咲く  雲のね…流れに この身をまかせ 空を見上げて 咲くハマギクよ 旅は道連れ この世は情け 咲いて散るのは この世の定め 浜に咲く ハマギクは 好きな あなたの傍で咲く  夢でね…逢えたら 嬉しいけれど 夜を照らして 咲くハマギクよ 遠い空でも いつかは会える 強く生きると 心に決めた 浜に咲く ハマギクは 好きな あなたの胸に咲く
恋にやぶれて竹島宏竹島宏久仁京介徳久広司伊戸のりお恋にやぶれて 心傷ついて 風にころがる 都会の落葉 なにを今さら悔やんでも 浮かぶ面影 ただひとり あなただけ あなただけ 消えた あなただけ この手にも一度 抱かせてくれ  恋にやぶれて 心苦しくて 戻る道ない 絶望ばかり ほかの誰かじゃ このおれの 胸の純情 渡せない あなただけ あなただけ ずっと あなただけ 冗談だったと 戻ってくれ  心変わりも 裏切りも いいよ許して 愛してる あなただけ あなただけ ひとりあなただけ この手にも一度 抱かせてくれ
千島海道山内惠介山内惠介菅麻貴子水森英夫伊戸のりお海が哭(な)く… 雲が飛ぶ 我(われ)の行く手を 怒涛(しぶき)が阻(はば)む 千島沖から 択捉(エトロフ)へ 胸に帆を張れ 意地を張れ 道は ひとすじ… 千島海道  故郷(ふるさと)を… 後にして 詫びて詫びれぬ 女房に子供 淡路 松前 箱館と 拓(ひら)く港の 夜(よ)は明ける 明日(あす)へ 羽ばたけ… 千島海道  風を吸い… 太陽(ひ)を浴びて ニシン昆布の 北前船は 汗で稼いだ 宝船 男一代 次の時代(よ)へ 夢は 幾千… 千島海道
北上夜曲水森かおり水森かおり菊地規安藤睦夫伊戸のりお匂い優しい 白百合の 濡れているよな あの瞳 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の 月の夜  銀河の流れ 仰ぎつつ 星を数えた 君と僕 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の 星の夜  雪のちらちら 降る宵に 君は楽しい 天国へ 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の 雪の夜  僕は生きるぞ 生きるんだ 君の面影 胸に秘め 想い出すのは 想い出すのは 北上河原の 初恋よ
男の路地裏三山ひろし三山ひろし仁井谷俊也中村典正伊戸のりお男の胸に いつからか 出来たちいさな 水たまり 飲んでどうなる この世じゃないが 他人(ひと)にみせない こころの涙 酒に今夜も 捨てに来る  世間の無情 かすり傷 風が体を 吹きぬける いつか馴染んだ 居酒屋のれん 男ひとりの 手酌の酒に 夢の苦(にが)さを 噛みしめる  灯りもうすい 路地裏を 右に左に 千鳥足 責めてくれるな 男の弱さ 命ぬくめる 熱燗酒が 生きる明日(あした)の ちから水
酒場の花一条貫太一条貫太万城たかし叶弦大伊戸のりお噂ひろって 訪ねて来たよ ここは名も無い 北酒場 白い可憐な すずらんのよに ひっそり咲いた 女がひとり いまも独りで いるのかい 逢いたかったぜ なァ…しのぶ  夜の路地裏 のれんが似合う 燗は温(ぬる)めの 手酌酒 酒場おんなの 身の上ばなし 涙で語る 女がひとり 生まれ育った 町ならば 灯り消すなよ なァ…しのぶ  誰が流すか 昭和の歌を ジンと心に 染みてくる わたし寂(さび)れた 酒場の花と えくぼで笑う 女がひとり 花の香りの 盛り場で 夢を見ようぜ なァ…しのぶ
遊び上手岩出和也岩出和也田久保真見樋口義高伊戸のりおきれいな指した 男はいつも 女の心を くすぐり消える そうよ 短い恋と 知っていたけど あなたがとても 欲しかった いいの 遊び上手の あなたのことを 愛してない 恋してない ふりをして 他人同士のふたり 信じるなんて かなしい 綺麗ごと  季節がいつしか 移ろうように 男の心は 変わってゆくわ そうよ 止められないと 知っていたけど あなたの背中 追いかけた いいの 一夜の夢と 思えばいいの 愛してない 恋してない ふりをして みんな独りぼっちで 生きてるなんて さみしい ひとりごと  いいの 遊び上手の あなたのことを 愛してない 恋してない ふりをして 他人同士のふたり 信じるなんて かなしい 綺麗ごと
銀の雨中村美律子中村美律子坂口照幸弦哲也伊戸のりお名なし宿なし 甲斐性なしと 微笑(わら)い流せる ひとが好き 口の悪さは その裏がえし 赤いちょうちん 浮世坂 「あなた…」いいわね 寄り道も 外はにわかの 銀の雨  人のご縁は つながるように 出来ているのね いつの世も 肩を並べて お酒に酔って 口の滑(すべ)りも うれしくて いつか故郷の あの歌に 雨も合いの手 銀の雨  使い古しの お店の傘を 借りて手にして たわむれて そうよまだまだ 相合い傘も きっと絵になる 私たち 「あなた…」いいわね こんな夜 春を呼ぶ呼ぶ 銀の雨
山口旅愁水森かおり水森かおり志賀大介弦哲也伊戸のりおさわやかな風の中 歩いても 心は淋しい 花ぐもり ひとり旅する 萩の町 思い出ばかりを 探してる もう一度 あの日に帰りたい 夢は 夢は儚い 山口旅愁  愛しさと切なさが 入りみだれ 港で霧笛も 泣いてます 船が出て行く 下関 海峡廻って 帰ります 秋色の 夕陽が消えてゆく 愛は 愛はむなしい 山口旅愁  倖せになれそうな 気がします 涙を捨てます この川に 錦帯橋は あした橋 渡れば心が 晴れますか もう一度 あなたに逢いたくて 風も 風もやさしい 山口旅愁
おんな節森山愛子森山愛子麻こよみ水森英夫伊戸のりおああだの こうだの 言ったって始まらないじゃない そんな男は きっぱり別れなさいね 恋の花なら 散るのが運命…… 未練心の ひとひらを 意地の吐息で 振り払う 笑って見送る アーおんな節  惚れたの ハレたの 揉めたって仕方がないじゃない 赤い糸でも ぷっつり切れる日もある 恋はいつでも 気まぐれ夜風…… くれと言われりゃ この命 あげるつもりでいたものを 怨まず憎まず アーおんな節  ああだの こうだの 言ったって始まらないじゃない 飲んで今日から きっぱり忘れなさいね 恋にけじめの ほろ苦酒よ…… 未練涙の こぬか雨 やめばまん丸 月も出る 笑って見送る アーおんな節
アドロ ~熱愛~内田あかり内田あかりかず翼徳久広司伊戸のりおいつも男たちの 心を奪っては いつも男たちを 悩ませて来たけど 今度は私の番ね あなたに見つめられ まるで罰のような 恋しさ知ったのよ アドロ 胸の中の炎に アドロ 灼かれてしまうわ あなたに逢いたくて  過去を消せるならば 何でもするけれど 昨日までの私 お願い責めないで 贅沢な暮らしなんて 今では色褪せた まるで夢のような 歓びにふるえる アドロ 世界中の愛より アドロ 私は欲しいの あなたの愛だけが  悪い女なんて 思っていなかった 蝶のように夜を 華やかに舞ってた あなたに出逢った後は 自由も哀しいわ まるで迷子みたい 一人じゃいられない アドロ 残された年月(としつき) アドロ あなたと居たいの どこへも行かないで
よさこいソーラン女節長山洋子長山洋子鈴木紀代浜浩二伊戸のりお惚れたあんたはョー 移り気だけど 泣いて退(ひ)くには はやすぎる 熱い想いを たぎらせて たぎらせて 今宵(こよい)とりこに してみせる ヤーレン・ソーラン(ソーラン・ソーラン) ヤーレン・ソーラン(ソーラン・ソーラン) ヤーレン・ソーラン よさこい祭り 鳴子(なるこ)両手で かき鳴らせ 北の大地の 女節  にしん来たかと 鴎に問えば わたしゃ立つ鳥 波に聞け チョイ ヤサ エーエンヤーサーノドッコイショ  ヤン衆ゆずりのョー 度胸と意地が おんな心に 火をつける 抱かれたいなら 投げないで 投げないで やわな吐息が 邪魔になる ヤーレン・ソーラン(ソーラン・ソーラン) ヤーレン・ソーラン(ソーラン・ソーラン) ヤーレン・ソーラン よさこい祭り 夢のかけらを つかまえろ 夏の宴(うたげ)の 女節  ヤーレン・ソーラン(ソーラン・ソーラン) ヤーレン・ソーラン(ソーラン・ソーラン) ヤーレン・ソーラン よさこい祭り 心こがして 華(はな)となれ これぞまっこと 女節
ほたる川五条哲也五条哲也関口義明横山聖仁郎伊戸のりお甘いネオンの こぼれ灯にひかれ 今夜も来たんだね 泣きながら 一つ二つ ホラ三つ はぐれほたるよ 疲れたら ホーホー この指に ホーホー 止まりなよ おまえもぬくもりが 欲しくはないか  夢はどこかと さまよってみても 都会(まち)にはほろ苦い 水ばかり 一つ二つ ホラ三つ 羽根をいためる その前に ホーホー 故郷へ ホーホー 帰りなよ やさしい露草に 出会えるだろう  夜のほとりに のべる手のひらの すき間を燃えながら 落ちてゆく 一つ二つ ホラ三つ やせたほたるの 身のうえが ホーホー いつになく ホーホー 哀しいよ おまえもしあわせが 欲しくはないか
みぞれ酒森昌子森昌子田久保真見岡千秋伊戸のりお女にだって ひとりきり 酔って泣きたい 夜があります あなたに あなたに逢いたすぎて どうしていいか わからない 心の寒さに 飲み干すお酒 凍りつきます みぞれ酒  夜空に浮かぶ 三日月を 胸に突き刺し 死ねるならば あなたを あなたを憎まないで このまま愛を 貫ける 素肌の熱さに 抱かれたあの夜(よ) 溶けてゆきます みぞれ酒  ふたりの小指 結ぶのは 蜘蛛(くも)の糸だと 知っていながら あなたを あなたを愛しすぎて どうしていいか わからない さだめの寒さに 流れる涙 凍りつきます みぞれ酒
榛名山水森かおり水森かおりたきのえいじ伊藤雪彦伊戸のりお傘をさしても 隠せない おんな心の 淋しさは 伊香保 湯けむり 榛名山 地図を片手に ひとり旅 あなた振り切る つもりでも 未練引きずる 石畳  もしもあなたと 一緒なら 秋が絵になる 河鹿橋(かじかばし) 二年足らずの 恋でした 思い叶わぬ 恋でした 紅いもみじの 続く道 行けば明日が 見えますか  旅でにぎわう 人の波 二度と涙は 見せません 晴れた空には 榛名山 心うつして いるようで 夢を鞄に 詰め替えて 生きて行きます 今日からは
浪花ことぶき大川栄策大川栄策もず唱平大谷明裕伊戸のりお所帯を持ったその年に 連れ合い亡くし 早や二(ふ)タ昔 明日娘が嫁ぎます 見せてあげたい 見せてあげたい ねぇあなた 浪花ことぶき ひとりで祝う  河内の生まれ 新郎は 阿呆ほど純で 飾り気無しで どこを押しても 二重丸 婿に逢ってよ 婿に逢ってよ ねぇあなた 浪花ことぶき 涙で祝う  歯をくいしばり 児(こ)を育て 新地の小店 繁昌させた 後家の頑張り 威張れます 褒めてください 褒めてください ねぇあなた 浪花ことぶき ひとりで祝う
竹の花男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりお竹がざわめく 好きとざわめく あなた逢いたさに 焦がれ散る 一葉(ひとは)二葉(ふたは)と 泣くように 夕風に舞う ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 好きになるのが 罪ですか 命さめざめ 竹が泣く  一夜(ひとよ)契れば 心一生 かけて生きるのは 女ゆえ どうせ咲くなら 竹の花 枯れ果てるまで ヒュルリ ヒュルリ 袂(たもと)を乱し ヒュルリ 風が… 夜の静寂(しじま)を 裂くように 命散らして 竹が舞う  ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 声を殺して 狂おしく 命さめざめ 竹が泣く
ぴんぴんころりぴんころり綾小路きみまろ綾小路きみまろ綾小路きみまろ伊戸のりお伊戸のりおぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! 肌荒れ 衰え シワたるみ 目立つぞ 目立つぞ言われてるうー! そんなに心配 心配かぁー! 心配ない 心配ない 聞いてあげましょ 神様に  たすけてー 神様  なるようになるさ!! なんとかなるさ!! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! 長生きしたーい!  ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! 血圧 血糖 尿酸値 高いぞ 高いぞ言われてるうー! そんなに心配 心配かぁー! 心配ない 心配ない 聞いてあげましょ 神様に  たすけてー 神様  なるようになるさ!! なんとかなるさ!! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! 長生きさせてー!  ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! 毛がない 歯がない 先がない ないぞ ないぞと言われてるうー! そんなに心配 心配かぁー! 心配ない 心配ない 聞いてあげましょ 神様に  たすけてー 神様  なるようになるさ!! なんとかなるさ!! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! ぴんぴんころりぴんころり! 長生きしたーい!
白神恋唄梅沢富美男梅沢富美男伊藤薫弦哲也伊戸のりお母の背中で 聞いていた 遠く優しい 子守歌 次の人生 あるならば やっぱりあなたが 生んでくれ 白神山地に 春間近 母さん 母さん 会いたいなあ  ブナの林を 渡るのは 祭り囃子か ホタル火か 夢で良いから 降りて来い 小言のひとつも 手土産に 白神山地の 夏がゆく 母さん 母さん 会いたいなあ  津軽みちのく 雪国の いつもふるさと 思い出す 親父オフクロ 空の上 今ごろ笑って いるだろか 白神山地は あたたかい 母さん 母さん 会いたいなあ  母さん 母さん お母ちゃん
孫が来る!岡千秋岡千秋池田充男岡千秋伊戸のりお花なら野道の タンポポか それとも真赤な チューリップ 三つ(みっつ)ちがいの 姉・妹(あねいもと) はじめて飛行機 子供旅 孫が来る 孫が来る 孫が来る 土くれだった 春つれて 四国の里から 孫が来る  俺達夫婦も 言うなれば 駆け落ちみたいに できた仲 ひとりむすめが 真似をして 瀬戸内海を 飛び越えた 孫が来る 孫が来る 孫が来る 羽田の空は 花ぐもり いっぱし顔して 孫が来る  来てよし可愛い お宝を 帰ってよしとも 言うけれど いいではないか 連れ合いよ 子育てよりは 楽じゃもの 孫が来る 孫が来る 孫が来る うるさいことは しあわせだ 一年待ってた 孫が来る
俺の人生木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりお渡る世間の 向かい風 夢が転がる 裏通り 胸に渦巻く 悔しさを 酒でなだめる 縄のれん 終わらない終れない 俺の人生  ままにならない 事ばかり ひとりきりなら つらくても 苦労承知で この俺の そばに寄りそう 花ひとつ 終わらない終れない 俺の人生  いつか変わるさ 風向きも 耐えて我慢の 回り道 にぎる拳(こぶし)の その中に 人にゃゆずれぬ 夢がある 終わらない終れない 俺の人生
木曽の翌檜長山洋子長山洋子鈴木紀代弦哲也伊戸のりお木曽のナー 仲乗りさん 私ゃあんたに 一目惚れ 山には檜(ひのき) 黒檜(ねず) 椹(さわら) 胸には根気と いう名の木 あすなろ あすなろ 明日(あす)は倖せに あすなろ あすなろ きっと倖せに あんたの声が こだまする 翌檜(あすひ)の 筏(いかだ)で 川下り  木曽のナー 御嶽(おんたけ)さん 伸ばすこの手に 届かない 夢なら届く いつの日か あせらずたゆまず 諦(あきら)めず あすなろ あすなろ 今に春が来る あすなろ あすなろ 木曽に春が来る つめたい寒い 谷底(たにそこ)で あんたは背中に 水しぶき  あすなろ あすなろ 明日(あす)は泣かないで あすなろ あすなろ きっと泣かないで あんたの帰り 待つ私 雪解け間近(まぢか)の あかね空
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
イギリス海岸大沢桃子大沢桃子なかむら椿なかむら椿伊戸のりお流れ流れて 時空(とき)は往(ゆ)く 辿り着きたい あなたの胸に 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 耐えてきたの 今日まで イギリス海岸… 明日へ漕ぎ出す舟に乗る… 銀の舟  待てば日和(ひより)の 春が来る 月の明かりは 二人を照らす 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 愛を信じ 旅立つ イギリス海岸… 運命(さだめ)道づれ舟が出る… 銀の舟  戻る道ない 人生(たび)だから 繋ぐこの手は 離さず生きる 雨ニモマケズ 風ニモマケズ 花は胸に 咲きます イギリス海岸… 夢が積荷の舟が行く… 銀の舟
哀愁の札幌松坂慶子&浜圭介松坂慶子&浜圭介渡辺なつみ浜圭介伊戸のりお時計台の鐘が 包む夕暮れは あなたがくれた 優しさに似てる 泣いたっていいのさ 全部抱きしめる おまえを二度と ひとりにはしない 愛よ急げ 時よ迷うな ためらう心 飛んで飛んで飛んで行(ゆ)け あゝ哀愁の あゝ札幌 恋が似合う街  泣きたいとき泣ける そんな幸せに 戸惑いながら 甘えてしまうの アカシアに透けた 淡い夕月が 触れ合う指の 愛(いと)しさを照らす 合わすグラス 星よ今夜も 愛する人は あなたあなたあなただけ あゝ哀愁の あゝ札幌 恋が灯(とも)る街  愛よ急げ 時よ迷うな ためらう心 飛んで飛んで飛んで行け あゝ哀愁の あゝ札幌 恋が似合う街
逢いたくて大阪…水森かおり水森かおり仁井谷俊也吉富小百合伊戸のりおしとしと小雨が降る こころに冷たく降るわ いつしか昏(く)れゆく街 胸によみがえる 想い出よ あの日とまるで同(おんな)じように 寄り添う恋人たち 傘の花咲く 濡れて大阪 曽根崎新地 いつもやさしかった あなた今何処(どこ)に 雨よ悲しみ わかるのならば どうかつれて来て欲しい 逢いたいあなた…  ぽつぽつあかりが灯(つ)き 誰もが家路を急ぐ ひとりの寂しい部屋 今は帰らない 帰れない あれからあなた幸せですか 涙を映(うつ)す川を どこで見てるの 濡れて大阪 相合(あいおい)橋(ばし)よ すべて忘れたいの 遠いあの別れ 雨よ悲しみ わかるのならば 時間(とき)をもとに戻してよ あの日のままに…  濡れて大阪 千日前よ ふたり将来(あす)の夢を 見てたあの頃は 雨よ悲しみ わかるのならば どうかつれて来て欲しい 逢いたいあなた…  どうかつれて来て欲しい 逢いたいあなた…
君だけさ山内惠介山内惠介仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお白樺並木の 日昏れ刻(どき) 初めてこころを 打ちあけた 野バラのような 君だから… 素直で可愛い 君だから… 僕がこんなに好きなのは この世にひとり 君さ君さ君さ 君だけさ  誰でも秘(ひ)そかに 胸の中 悲しみ苦しみ 抱いている 野バラのような 君だから… 一途でやさしい 君だから… 僕が涙を見せるのは この世にひとり 君さ君さ君さ 君だけさ  夜空に輝く 北斗星 祈ろうふたりの あの夢を 野バラのような 君だから… 笑顔が素敵な 君だから… 僕が一緒に歩くのは この世にひとり 君さ君さ君さ 君だけさ
永遠の恋人内田あかり内田あかりかず翼徳久広司伊戸のりお窓辺に舞い散る 楓(メイプル)の落葉たち 静かに降りつもる ふたりの時間(とき)のようね 胸に残された くちづけの痕跡(あと)を 指でなぞれば うずきだす恋心 ああ… あなたに出逢い また愛を信じられた 泣きたいほどの幸せに愛を 愛を信じた たどり着けたの 夢のたもとまで あなた あなただけが 永遠の恋人(ひと)よ  離れるそばから 逢いたくて堪らない 切なさ止まらない こんなに揺れる心 どんな形でも いつか来る別離(わかれ) だから私は 迷わずに抱きしめる ああ… あなたがくれた この愛に溺れさせて 苦しいほどの歓びと愛に 愛に溺れて 終わることのない 夢の砂時計 あなた あなただけが 永遠の恋人よ  ああ… あなたと生きて この愛を守りたいの 命をかけて惜しくない愛を 愛を守るの たどり着けたの 夢のたもとまで あなた あなただけが 永遠の恋人よ
凍る窓永井まこと永井まこと丹古晴己飯田譲伊戸のりおゆるして、あなた 思いきれなくて とうとう来ました この雪の町 あたたかい灯りぬれる 窓をみつめて 叩くことも 破ることも できない私 禁じられた愛をとがめる 軒端の氷柱に いっそさされて 罪をさされて 死ねたらいいのに…  好きなの あなた 時がたつほどに 忘れる約束 悔やんでいます しあわせな影がゆれる 窓にすくんで 叫ぶことも なげくことも できない私 まつ毛ぬらす熱い涙も 凍(こご)える吹雪に いっそ埋もれて 深く埋もれて 死ねたらいいのに…  いいのよ あなた ほんとバカでした やっぱり夢しか 逢えない恋よ なつかしい声が洩れる 窓に頬よせ すがることも すねることも できない私 せめてガラスふいてくれたら 目と目で話せる いっそだかれて つよくだかれて 死ねたらいいのに…
0時の終列車二見颯一二見颯一かず翼水森英夫伊戸のりお見送らないでと 君は言ったけど やっぱりもう一度 逢いたくて… 雪のベンチで ふるえる肩を 抱いたぬくもり 忘れない 恋が行く 恋が行く 儚(はかな)い恋が行く 午前0時の 終列車  戻って来るかと 聞けば涙ぐむ あなたの幸せ 探してと… 君の瞳に さよならなんて 言えるものかよ つらすぎる ベルが鳴る ベルが鳴る 別離(わかれ)のベルが鳴る 午前0時の 終列車  車窓(まど)の灯りが 雪に消えてゆく プラットホームに ひとりきり… 君の過去など 気にしちゃいない 明日(あす)を誓った はずなのに 恋が行く 恋が行く 終わった恋が行く 午前0時の 終列車
雨晴海岸水森かおり水森かおり保岡直樹桧原さとし伊戸のりおあの日の愛は幻ですか 走る氷見線 海の上 はるか大空 立山も 涙で曇って みえません あなた恋しい雨晴(あまはらし) みれん晴れない ひとり旅  しぶきに煙る 男岩 松が根をはる 女岩 遠く離れた 影ふたつ 添えない二人に 似ています あなた温(ぬく)めて 抱きしめて 霙(みぞれ)まじりの 風が吹く  夕ぐれ迫る 砂浜で ぬいた指輪を うずめます 波が足あと 消すけれど どうして面影 消えないの あなた逢いたい 雨晴(あまはらし) みれん晴れない 冬の海
よされ三味線小桜舞子小桜舞子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお岩木おろしがヨー 吹雪にかわりゃ 女ひとり身 凍れる寒さ よされよされと 太三味線を バチで叩けば あのひと恋し 津軽小泊 鰺ヶ沢  ほつれ黒髪ヨー 情けのひと夜 追ってゆきます 地の果てまでも よされよされと はぐれた海猫が 啼けばこぼれる じょっぱり涙 七里長浜 夏泊  男抱くよにヨー 三味線抱けば 紅い焔が めらめら燃える よされよされと 舞降る雪よ 春はいつ来る おんなの胸に 十三の砂山 平舘
おけさ海峡上杉香緒里上杉香緒里下地亜記子岡千秋伊戸のりおおけさ踊りに 鬼太鼓(おんでこ)が つらい心に しみとおる あなた あなた恋しや 遠い空 せめて夢でも 逢いたいよ 風が震える 佐渡海峡  黄花かんぞう 咲く頃に きっと帰ると 言った人 いつに いつになったら その胸で 泣いて甘える 夜が来る 海に名を呼ぶ 佐渡海峡  紺の絣(かすり)に 菅笠(すげがさ)で 送り迎えの たらい舟 女 女心も 届かない 佐渡は四十九里 波しぶき 未練海鳴り 佐渡海峡
ふるさとの春大沢桃子大沢桃子飛鳥信仲村つばき伊戸のりおいつまでも いつまでも 忘れない 忘れない あの町を 浮かぶ面影 あの日の涙 肩を寄せ合い 空見上げれば ふるさとに ふるさとに 春は来る  辛くても 辛くても 挫(くじ)けずに 挫けずに 耐え抜いて いつか夢見た 幼い頃の 母の言葉が 今でも残る ふるさとに ふるさとに 春は来る  この胸に この胸に 思い出が 思い出が 溢れます 別れ切ない 涙をふいて 暮れて今年も 鐘の音(ね)聞けば ふるさとに ふるさとに 春は来る
潮来雨情北川裕二北川裕二木下龍太郎弦哲也伊戸のりお後を引くのは 判っていても 想い出づくりの 二人旅 これが最後の わがままならば 舟に揺られて 橋めぐり… あやめ咲かせた 潮来の雨は なんで別れの 雨になる  いっそ酔いたい 呑めない酒に 今夜が着納め 宿浴衣 窓の外では よしきりまでが つらい二人に 貰い泣き… 出島 真菰の 潮来の雨は 朝に未練の 雨になる  無理を言っては いけない人に 無理を通すも 女ゆえ あやめ濡らした 潮来の雨は 止まぬ涙の 雨になる
宗谷本線山内惠介山内惠介鈴木紀代水森英夫伊戸のりお粉雪(こゆき)が窓を たたきつけ 宗谷本線 ただひた走る 倖せやれず 夢さえやれず 君と別れた 稚内(わっかない) 後ろめたさに 打ちのめされて 逢いたさ見たさの 旅に来た  別れて気づく 身勝手を 君は許して くれるだろうか 便りも途絶(とだ)え 噂も途絶(とだ)え 何も頼れる すべがない 窓の外には 凍(い)てつくような はるかにかすんだ 礼文島(れぶんとう)  季節がいくつ 変わっても 君のぬくもり 忘れはしない 意気地(いくじ)のなさが 甲斐性(かいしょ)のなさが 僕をとがめる 責(せ)め立てる 宗谷本線 君へと続く 明日(あした)はどの道 たどる道
紅の宿谷龍介谷龍介坂口照幸岡千秋伊戸のりお宿の灯りも 吹雪に燃えて 渡る逢瀬の 夢一夜 身体はじける 汗と息 おんな命を くれないに あなた あなた 抱いて下さい 紅の宿  ひとの噂の つぶてを受けて 罪な運命(さだめ)に 泣いていい そうよ華ある ひと時に 酔える私が うれしくて あなた あなた 夢もうつつの 紅の宿  口に出したら 嫌われそうで 声を殺して 指を噛む 秘めるおんなの 姫鏡 しのぶこの恋 抱きしめて あなた あなた 堕ちて悔いない 紅の宿
心の旅路水森かおり水森かおりたかたかし弦哲也伊戸のりお肥薩線から 乗り換えて 鹿児島本線 海沿い行けば 出水のツルが 北へと飛び立つ 愛にはぐれて 愛に傷つき 過去から遠く 南へひとり 自分さがしの 自分さがしの 心の旅です  あれが唐国岳(からくに) 国境い 向こうは高千穂峰(たかちほ) 霧島連山 見知らぬ人が やさしく指さす 泣いてあなたを あの日止めたら 別れなくても すんだでしょうか 二度ともどれぬ 二度ともどれぬ ふたりの愛です  煙りたなびく 桜島 錦江湾から フェリーにゆられ 外海でれば 遙かに屋久島 たとえ涙が たとえ涸(か)れても 明日になれば 日はまた昇る 自分さがしの 自分さがしの 心の旅です  心の旅です
愛縁坂永井みゆき永井みゆき砂川風子弦哲也伊戸のりお春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 風受けて 涙と 越えた 九十九道(つづらみち) まだまだだけど まだだけど あなたの笑顔で 頑張れる 愛縁坂は 二人坂 並んで 一歩 また 一歩  小さな頃から 苦労癖 幸せ こぼす 細い指 つまづきながら 泣きながら その手で あなたを 手繰(たぐ)ってた 愛縁坂は 出逢い坂 似た者 同士の 影ふたつ  春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 寄り添って 時雨を かばう 夫婦傘 まだまだだから まだだから 背中を 押したり 押されたり 愛縁坂は 絆坂 つないだ 一歩 もう 一歩
旅人加門亮加門亮松井由利夫水森英夫伊戸のりおなごりの雪の 消え残る 山脈(やまなみ)はるか その向う 男の夢は 何処にある 今日また昏れる 北の涯て ひとしお沁みる 茜空  心のままに 野に生きる 葦毛の駒に 我を見る 後は向かぬ 筈なのに 名もなき花に 唇(くち)をあて 紅さし指の 君想う  風吹く胸の やすらぎは 黍酒(きびざけ)詰めし 革袋 汲めどもつきぬ 哀しみは 涙の褥(しとね) 草まくら 明日またひとり 北へ行く
おんなの津軽津吹みゆ津吹みゆ原文彦四方章人伊戸のりお雪のみちのく はるかな旅路 ひとり見上げる 岩木山(いわきやま) ひゅるひゅるひゅると 鳴く颪(おろし) 今でも好きだと 伝えておくれ 恋をなくした 傷あとに 如月(きさらぎ)の 風が冷たい おんなの津軽  心まるごと 凍えんばかり 遠い里まで 吹き抜ける ひゅるひゅるひゅると 鳴く颪 待っていますと 伝えておくれ あれはじょんがら 誰のうた 如月の 風の泣き唄 おんなの津軽  津軽こけしの 目尻に浮かぶ 隠しきれない 泪あと ひゅるひゅるひゅると 鳴く颪 忘れはしないと 伝えておくれ 明日は龍飛崎(たっぴ)か 五所川原(ごしょがわら) 如月の 風に誓うの おんなの津軽
我が娘へ山川豊山川豊吉幾三吉幾三伊戸のりお叱った分だけ 愛してる 親なら誰でも そうなのさ 叱った分だけ 愛おしい お前もそのうち わかるだろう  嫁に行くのかよ 嫁に行くのかよ 子供の頃しか 浮かばない 身体気をつけて 幸せになれよ 尽くすのを忘れずに… 涙拭いてやろう あの昔(ころ)のように 花嫁 我が娘(むすめ)…  ちっちゃなあの手を 思い出す キラキラしていた あの瞳 笑った分だけ 寂しいよ 怒った分だけ 辛いんだ  嫁に行くんだネ 嫁に行くんだネ 寝顔の顔しか 浮かばない 可愛がられてよ 教えてもらえよ 我慢を忘れずに… 淋しくなるけど 我が娘(こ)の幸せ 父さん嬉しいよ…  幸せを願う 母さんと二人 一生懸命 生きて行け 身体気をつけて 互いを信じて 貧しさ 忘れるな 泣いちゃだめだろう 涙拭いてやろう 私の宝物…
三味線旅がらす氷川きよし氷川きよし松井由利夫水森英夫伊戸のりお流れ長脇差(ながどす) 撥(ばち)に替え 三味線(しゃみ)を抱き寝の 渡り鳥 風の吹きよで 掌(てのひら)返す そんな浮世を 斜(はす)にみて エー チントンシャン (繰り返し) 気まま向くまま 唄まくら  惚れたはれたの 身の錆(さび)は 落とし切れずに 頬(ほお)かぶり 柳 新芽(しんめ)も あれから二年 縁でこそあれ 末(すえ)かけて エー チントンシャン (繰り返し) 月にほろりと 泣かせ節  見栄は捨てても 意地だけは 抱いて二の絃(いと) 三の絃(いと) 粋がいのちの やまがた折りも くずしゃ乱れる 侠髷(おとこまげ) エー チントンシャン (繰り返し) せめて濡らすな 花しぐれ
大阪やどり永井みゆき永井みゆき坂口照幸岡千秋伊戸のりお人の運命の 綾(あや)見るように 水の都の 橋と川 この人と この人と しあわせに 巡り合うまで 長かった 夫婦契りの 盃は 粋な三日月 大阪やどり  望み叶えば いい気なもので お礼そこそこ 法善寺 この人と この人と 肩並べ 片目つむって 袖引いて ちょっと寄り道 裏通り お酒身に沁む 大阪やどり  夜の道頓堀(とんぼり) 人の世写す 水の中から 灯が点る この人と この人と 二人づれ 苦労してこそ 花が咲く それが本当の しあわせね 春を呼ぶ街 大阪やどり
北の果て…大月みやこ大月みやこさわだすずこ岡千秋伊戸のりお暖めて… 胸の芯まで 凍えた身体(からだ) ここは最果て 港町 宗谷岬の 海鳥が 泣くだけ泣けと 諭(さと)すように 逢えるはずない あなた あなた あなたを追って ひとり来ました 北の果て…  彷徨(さまよ)って… 叩く寒さに 頬震わせて ここは最果て 稚内 想い断ち切る 旅でした 忘れるはずの 旅なのに 瞼(まぶた)閉じれば あなた あなた あなたの顔が 闇に浮かんで 離れない  どこへゆく… 寄せる流氷 はぐれた心 ここは最果て オホーツク 宗谷岬の 灯台が 沖ゆく船を 守るように 明日の灯(あか)りを あなた あなた あなた灯(とも)して 女ひとりの 北の果て…
おとこの夢黒木じゅん黒木じゅん悠木圭子鈴木淳伊戸のりお男の夢を 掴んだら 必ず迎えに 来るから泣くな ふるえる小さな 肩を抱きしめ 二人で泣いた 別れの夜明け 季節(とき)は流れて あれから五年 今でもお前は 待っているのか  陽だまりの中 佇(たたず)んで いつでもやさしく 微笑んでいた お前の笑顔が 哀しく揺れて 目覚める夢に 心が痛む 飛んで行きたい 抱きしめたいよ 今でもお前は 待っているのか  あこがれだった この都会(まち)は 負け犬ばかりが 肩寄せ合える 男は涙を 酒と飲みほし はぐれた夢を 又追いかける きっと帰るよ しあわせ連れて 今でもお前は 待っているのか
男の出船北山たけし北山たけし原譲二原譲二伊戸のりおドンと漕ぎ出す 暴れる海へ 波が牙剥(きばむ)きゃ 命が騒ぐ 負けてたまるか 挫けてなるか 師匠(おやじ)ゆずりの 心意気 エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ ドッコイショ 船がゆく  惚れたあの娘が 出船の時に 無事を祈った お守り袋 泣いているよな 優しい瞳 どこか母似の 片えくぼ エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ ドッコイショ 船がゆく  男だったら 男の誓い 無駄にしないさ 迷いはないさ 我慢辛抱 苦労の先に 待っているんだ 幸福(しあわせ)が エンヤラヤノヤ エンヤラヤノ ドッコイショ 船がゆく
愛と潮騒に抱かれて天童よしみ天童よしみ津城ひかる大谷明裕伊戸のりお星が降る 船のデッキで二人 遠ざかる 街の夜景を眺め 海鳥の 歌に酔いしれながら このままあなたに 溺れていたい 壊れてしまうほど 幸せすぎるから ちょっぴり怖い もしも夢ならば醒めないで できるならば今すぐ 時間を止めたい  「ごらんよ」と 光る海のかけ橋 くぐり抜け 波のかなたへゆけば そびえ立つ ハーバービューのホテル 空には飛び立つ ジェットの明かり あの時あの場所で 過ごした想い出が ふと蘇る 愛の証だとあなたから あの日くれたリングは 今もこの指に  こんなに好きなのに いつかはさよならの 終わりがくるの 恋はつかの間の蜃気楼 せめて今はあなたに 溺れていたいの
風雪よされ細川たかし細川たかし冬木夏樹増田空人伊戸のりお風が下から 烈しく吹いて 龍飛岬に 雪が舞う 惚れたあんたを 追いかけながら 唄うじょんから…… 雪の津軽 ひとり津軽 よされながれ旅  沖の黒いは 蟹田(かんだ)の嵐 吼(ほ)える海から 口説(くど)き節 泣いちゃいけない 負けては駄目と 海猫(ごめ)が咽(むせ)び啼く…… 雪の津軽 遠い津軽 よされながれ旅  唸(うな)る地吹雪 飛び散るつぶて 遥か雪浪(ゆきなみ) 白い帯 いつかあんたに 出逢える日まで 荒れる波しぶき…… 雪の津軽 吹雪く津軽 よされながれ旅
燈台灯り三丘翔太三丘翔太麻こよみ水森英夫伊戸のりお馬鹿な男と 笑っておくれ 迎えに来るのが 遅すぎた 今のおまえは 遠い人 この手届かぬ 人の妻 沁みる 沁みる涙のヨー 燈台灯り  嘘じゃないのさ 信じておくれ 忘れたことなど なかったよ 花の唇 長い髪 愛(いと)し面影 抱き寄せる 呼んで 呼んでみたとてヨー 燈台灯り  尽きぬ未練を わかっておくれ 夜空を見上げりゃ ただ侘(わび)し ままになるなら ひと目でも せめておまえに 逢いたくて 何を 何を今さらヨー 燈台灯り
越前泣き岬永井裕子永井裕子万城たかし四方章人伊戸のりお冬の越前 海風よりも 胸に宿った 寒さがつらい 惚れた私が 悪いのか 捨てたあの人 悪いのか… 岩に砕ける 波の花 まるで女ね 泣き岬  花は散っても また咲けるもの 淡い水仙 まだ恋知らず ほんのひと時 幸せを くれたあの人 いまも好き 翼ひろげた 呼鳥門(こちょうもん) 抱いてください 泣き岬  涙こらえて 旅して来ても ここが潮時 越前岬 ふたり一緒の 旅ならば 行きたかったわ かずら橋 恋の抜けがら みちづれに 涙だきしめ 泣き岬
女の砂時計清水節子清水節子紙中礼子西つよし伊戸のりお冷たい指の 女はよ 心ぬくいと 抱いた男(ひと) そんなあんたの 淋しさを あやし寝かせた 膝枕 さらさらと 堕ちて消えた 女の砂時計 霧笛泣いて 出船どきだ 小窓に真っ赤な 日が沈む  遊んであげた お返しは 造花みたいな 接吻(くちづけ)か 惚れた男の 旅支度 楚々と手を貸し 見送るよ 想い出は 持ってゆきな 女の砂時計 たかが恋さ 男ひとり 忘れりゃおしまい 泥の舟  しあわせなんか 夢に見て ガラに似合わず 待ちわびた ずるいあんたが 護るのは 小鳥みたいな おなごかい さらさらと けずる生命(いのち) 女の砂時計 涙 波止場 過去は未来 悔やんでおくれよ 残り月
野付半島井上由美子井上由美子円香乃徳久広司伊戸のりおここで私が もしも死んだら 涙流して くれますか 嘘も本当も すべて欲しがり いつのまにか 愛を失くした 白く果てなく 続く氷原 生きてく理由(わけ)さえ 見つからず 野付半島 ひとりの旅路 肩にハラハラ 指にハラハラ 粉雪も 泣いてる  春が来たなら 凍る大地に 花はも一度 咲きますか 冷たいだけの 私の胸に 花は咲いて くれるでしょうか 薄いコートの 襟を合わせて 心の寒さを 抱きしめる 野付半島 ひとりの旅路 髪にヒュルヒュル 頬にヒュルヒュル 海風も 泣いてる  春告魚(にしん)曇りの 空を見上げて 小さな青空 探してる 野付半島 ひとりの旅路 きっと明日は そうよ明日は この雪も 止むから
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
冬の花北岡ひろし北岡ひろし南波洸伊藤雪彦伊戸のりお雨が私を 昔に戻す 弱い女の 昔に戻す 肩のしずくを 優しくはらい じっと見つめた あの人は 私に愛を くれました  強く生きると 心に決めて 涙かくして 暮らします 冬の夜空に 面影うかべ 思い出だけに 歩いても 胸の痛さが 辛すぎる  朝の窓辺に 咲く花びらが そっとほほえみ くれました 白い吐息も 風花になる 二人で咲かせた 冬の花 今夜は雪に なるかしら
大阪ロマン酒井一圭(純烈)酒井一圭(純烈)渡辺なつみ大谷明裕伊戸のりお心配しないで あたしは大丈夫 泣いた涙の底でさえ 憎めはしなかった 寄り添い歩いた トンボリ灯る燈(ひ)が いない貴方を探すよに ちろちろ揺れます  笑い上戸の さっちゃんも 「今日はひとり?」と 尋かないわ  ロマンロマン 大阪ロマン アマンアマン この街で待つわ この世でひとりの あたしのいいひと  いつでも貴方が 帰っていいように 部屋の灯りは点けておく 悲しい癖やけど 夜更けのベッドで 聞いてる雨の音 今も忘れぬ靴音が 近づく気がして  女心の 純情は 思いの他に 一途です  ロマンロマン 大阪ロマン あかんあかん ここで待ってても 一生一度の 恋をしたあたし  ロマンロマン 大阪ロマン アマンアマン この街で待つわ この世でひとりの あたしのいいひと
夢列車山川豊山川豊秋浩二伊藤雪彦伊戸のりおうすむらさきの日暮れの中を 夜汽車は行く行く 北の空 泣いて別れた港町(みなとまち)  今日も冷たい雪が降る 胸のすき間に風が吹き荒ぶ もう一度 もう一度 おまえとふたりで生きてゆきたいよ  ひとつも残さずおまえのことを 愛してゆけると誓いたい 星が流れる港町(みなとまち)  千里万里の夜を越え 俺の心が泣ける夜明け前 もう一度 もう一度 おまえとふたりで
十勝望郷歌中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりおぽろり ぽろり 泣きたい夜は 遠いふるさと ひとり想う 好きで別れた あの人想う ヒュル ヒュル ドンドンと ヒュル ヒュル 川花火 今も聞こえる 呼ぶ声が 幸せだろか あの人は 十勝の あの町で  秋が 来れば 聞こえてくるよ 母とはしゃいだ 祭囃子 無理にねだった 夜店の指輪 ヒュル ヒュル トコトンと ヒュル ヒュル 笛太鼓 出せずじまいの 絵葉書と セーターひとつ 送ろうか 痩せては いなかろか  ヒュル ヒュル ヒュルヒュルと ヒュル ヒュル 虎落笛 里もそろそろ 初雪か テレビのニュース 聞きながら 背中に 詫びる夜
面影の都氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也社奏太朗伊戸のりお水の都の 黄昏どきは あの人この人 空似の人が行く あの娘 今ごろ どうしてる 笑顔の可愛い 娘だったよ 恋しくて(恋しくて…) 逢いたくて(逢いたくて…) 七色ネオンに 面影うかぶ  イチョウ並木に パラソルひとつ 触れあう肩先 ぬくもり感じてた あの娘 今ごろ どうしてる 帰っておいでよ 僕の胸 恋しくて(恋しくて…) 泣きたくて(泣きたくて…) 夜風にいとしい 名前を呼んだ  噂たずねて キタからミナミ 誓いの指環を その手にいつの日か あの娘 今ごろ どうしてる 素直で一途な 娘だったよ 恋しくて(恋しくて…) せつなくて(せつなくて…) 川面にやさしい 面影ゆれる
北に流れて~ユッカの花~奈良崎正明奈良崎正明藤波研介伊藤雪彦伊戸のりおおまえはいつもよく笑うから 傷ついていたとは 知らなかったよ 許しておくれ なぐさめひとつ かけてやれずに 旅立つ俺を 北に流れて ユッカの花を 見るたびおまえを 偲んでいるよ  おまえのことは好みもくせも あざやかに瞼に やきついている 許しておくれ 愛することに とても不器用で はんぱな俺を ここは最果て ユッカの花が かれんなおまえに よく似ているよ  おまえが今も不幸せなら 死ぬまで俺は 悔やんでるだろう 運んでおくれ 夜風よそっと 俺の涙とユッカの花を ひとり酒場で グラスにゆれる おまえを今夜も 案じているよ
天竜峡水森かおり水森かおりたかたかし岡千秋伊戸のりお心からあなたを愛した 夏の日の やさしい時間は 巻きもどせない 綿虫が 風に舞う 細い道 儚い命の いとおしさ 天竜峡は 山深く なぜか涙が こぼれて落ちる  たわむれに鐘をついたら ジンときて ふさいだ気持ちが すこしは晴れた あの頃は 二人して しあわせを 築いていけると 信じてた 天竜峡は 霧の中 せめて心に 明かりがほしい  あなたから身を引くつもりの 旅なのに 今でも答えは 見つかりません この先は ひとりでも 泣かないで 後を見ないで 行けますか 天竜峡は 秋深く つるべ落としに 夕日が沈む
恋の川中村仁美中村仁美原文彦中村典正伊戸のりお死ぬ気で生きた 本気で生きた それでも渡れぬ 恋の川 浮いて沈んで 泣かされて もっとあなたを もとめてしまう そうよあなたは わたしの命  信じてみても 縋(すが)ってみても 世間の谷間の 恋の川 憎い悔しい 噂(うわさ)さえ 抱いて抱かれて かばってくれる いいのやさしい あなたがいれば  情けと夢と 恨(うら)みとつらみ 重ねて流れた 恋の川 運命(さだめ)ひとつに 引き裂かれ 離す手と手を 未練がつなぐ なんで言えましょ さよならなんて
女の雪国小桜舞子小桜舞子星野哲郎桜田誠一伊戸のりお雪が私の 母ですと ほほえむ肌に 雪を見た 裾をからげて 帯にはさんで 叶わぬ恋を 背おって歩く 駒子のように 意気地(いきじ)で生きる 越後の女  あんた私に 似てるから 苦労するわと かすれ声 炬燵蒲団(こたつぶとん)に お酒ならべて 男なんかに 負けちゃだめよと 紬(つむぎ)の肩を 稲穂(いなほ)のように ふるわす女  雪が紡(つむ)いだ 恋ならば 燃やせど燃えぬ 氷花 好きなあなたに 好かれたいから 別れ上手な ふりをしてても 私も駒子 一重(ひとえ)に咲かす 越後の女
南部恋うた松阪ゆうき松阪ゆうき藤原良大谷明裕伊戸のりお南部生まれの 地酒(さけ)がいい こころ酔わせる 恋唄(うた)もいい 何も言わずに あの娘(こ)が泣いた 肩もふれ合う 傘の中 たった一言 たった一言好きだよと 言えば泣かずに すんだのに 思い重ねて 飲む酒は やけにしみるよ 痛いほど  南部しぐれが 降るもいい みれん流せりゃ それもいい なみだ滲(まじ)りの あの娘(こ)の顔が なぜかしみじみ 浮かぶ夜 あれが恋だと あれが恋だと思うほど 胸中(むね)の痛みは なおさらに 酔って注ぎたす 恋なごり 惚れたあの娘(こ)の 郷(くに)なまり  誰に聞かそか 誰に聞かそか語ろうか 親父唄った 牛追い唄を 明日は帰ろか あの町へ 南部恋しや 懐かしや 南部恋しや 懐かしや
大阪花吹雪工藤あやの工藤あやの二宮康弦哲也伊戸のりおなんやかんやが ありまして きれいさっぱり 一人きり あんな男と いるよりも 北の新地が 優しいわ たった一度の 人生だもの 素直に生きても 損はない 咲いた咲いたよ 花盛り 今宵夢まで 乱れ咲き 咲いた咲いたよ 花盛り 淀屋橋から 花吹雪 ハァー  てんやわんやが ありまして 惚れた弱みに とばっちり ずるい男は 星の数 ほんに叱って 不動様 女に生まれて 幸せですと 言わせるいい人 どこにいる 咲いた咲いたよ 花盛り 心ときめく 巡り会い 咲いた咲いたよ 花盛り 道頓堀から 花吹雪  咲いた咲いたよ 花盛り 泣いた烏も 踊り出す 咲いた咲いたよ 花盛り 戎(えびす)橋から 花吹雪 恋の大阪 花吹雪 ハァー
梅の香恋歌水田かおり水田かおり東逸平伊藤雪彦伊戸のりお梅の香りが 漂う夜は あなたの胸に すがりたい いのち咲かせて 棄てられたって 花は季節を 忘れない いいの いいのよ つらいけど ああ 後追いは しないから  銀杏坂から お堀の跡へ 歴史をたどる 弘道館 あなた恋しい 思い出だけが ついて来るようで 泣けてくる いいの いいのよ この恋に ああ 破れても 愛は愛  あなた好みの 着物が似合う 偕楽園の 花あかり あの日あなたと 二人で観たが 今はひとりで 探す夢 いいの いいのよ 思い切り ああ 千波湖の 風に舞う
大内宿で…水森かおり水森かおり円香乃四方章人伊戸のりお桜前線 追いかけて 小さな列車に 乗りました 北の山間(やまあい) 大内宿は 薄紅色の 春なのに 愛に区切りが つけられなくて 心は今も 冬止まり  二人出逢った 駅に降り 想い出拾って 歩きます 並ぶ茅茸き 大内宿は 時間を止めて いるようで あの日抱きしめ 幸せくれた あなたに逢える 気がします  人の心は 変わるのに 優しい景色は 変わらない 桜舞い散る 大内宿の ポストに入れた 「さようなら」 今も心は 振り向くけれど 今日から私 泣きません
孔雀の純情川野夏美川野夏美喜多條忠弦哲也伊戸のりお歩いて歩いて 港のあかり 小雨に打たれて 孔雀は泣いた あなたとふたりで いた時は 世界で一番 幸せでした  瑠璃色(るりいろ) 金色 輝く羽根で こころを拡げて みせました 瑠璃色 金色 淋しい羽根は さよなら背中で 聞きました  最後の最後は ケンカもせずに 抱いてももらえず 汽笛を聞いた 孔雀は涙も 流さない 冷たい鳥だと 思ってますか  瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 想い出色の さよなら背中で 聞きました  瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 涙の羽根が あなたの背中に 散りました
酔いあかりキム・ヨンジャキム・ヨンジャ菅麻貴子水森英夫伊戸のりお泣いたり笑ったり 忙しいひとですね ほんとうによかったわ 結婚するんでしょ 波止場で霧笛が 凍える夜は 生きるの死ぬのと 言ってたあなた… 命しみじみ… 灯す 女の 酔いあかり  笑顔がいちばんよ 涙は似合わない しんちゃんやけんちゃんは がっかりするかもね 哀しみよろこび 行ったり来たり 男と女は 不思議なものね… 命しみじみ… 灯す 女の 酔いあかり  泣いたり笑ったり 忙しいひとですね 信じたり恨んだり いろいろあったけど 氷雨もあがれば もうすぐ春ね 掴んだ倖せ 離しちゃだめよ… 命しみじみ… 灯す 女の 酔いあかり
サソリの涙チョン・テフチョン・テフ田久保真見樋口義高伊戸のりお生ぬるい愛は ままごと遊びね 火傷するくらい 熱くなりたいの 優しさは 別に欲しくないわ 坊やは おうちへお帰り  夢をささやく 言葉よりも 痛いくらい 抱き合うの Ah  愛しすぎて ごめんね 愛しすぎて あなたを傷つける サソリみたいな 女だから こぼれ落ちる 涙が 毒になるのよ  天国と地獄 背中合わせでしょ 安らぎの日々は 退屈すぎるの 苦しみも ときに媚薬になる 坊やに 教えてあげるわ  そっと守られ 飼い慣らされ 生きるなんて 出来ないの Ah  愛しすぎて ごめんね 愛しすぎて 自分も傷つける サソリみたいな 女だから きつく抱いた 両手が 胸を刺すのよ  夢をささやく 言葉よりも 痛いくらい 抱き合うの Ah  愛しすぎて ごめんね 愛しすぎて あなたを傷つける サソリみたいな 女だから こぼれ落ちる 涙が 毒になるのよ
みちのく哀愁西方裕之西方裕之たかたかし岡千秋伊戸のりお一生いちどの 夢をみて あなたと流れた 情け川 宿の紅葉が 水面に揺れて あかあかキラキラ 燃えたのよ 好きで別れた 人だから 女みちのく 雨が降る  かわらぬ想いを 胸に秘め 渡ればせつない なみだ橋 肌をかさねた ふたりの夜が あかあかキラキラ 燃えるのよ せめて逢いたい もう一度 音もたてずに 降るしぐれ  面影つれそう 湯の町は ひとりで差しても ふたり傘 川の流れに あなたがいまも あかあかキラキラ 燃えている 夢のはかなさ 恋しさに 女みちのく 雨が降る
新潟の女池田一男池田一男たかたかし聖川湧伊戸のりお恋はせつなく 儚いものと 知っていながら おいかけた さようなら さようなら 君を死ぬほど 愛していたよ おれを泣かせる 新潟の女(ひと)  指をからめて 甘えた夜の 君を一生 わすれない 思い出を 思い出を 胸に抱きしめ 古町通り おれを泣かせる 新潟の女(ひと)  空を仰げば 萬代橋に 星がまたたき きえてゆく いとしくて いとしくて 君の名前を 水面に呼べば おれを泣かせる 新潟の女(ひと)
男のララバイ加門亮加門亮百音(MONE)森川龍伊戸のりお薔薇のくちづけ かわしながら おまえを胸に 抱きしめる 五月愛した この季節 眩いばかりの 時間(とき)を過ごしてた  時間(じかん)は止まり 思い出かぞえても おまえはもう あの空の彼方へ 陽なたの匂い 笑い声 Mm… 遠く聞こえて 今はただ懐かしい 今度生まれて 来るときは おまえ一人を みつめているよ ぬぐいきれない この傷(いた)み いまさら呟く 男のララバイ  風に抱かれて おまえが帰る夕空(そら) 黄昏どき 銀の雨に濡れて 想い出だけじゃ 生きられない Mm… 琥拍の酒に 想い込め火をそそぐ も一度も一度 もう一度だけ 強く抱きしめ 燃えつきたい かくしきれない この想い いまさら呟く 男のララバイ 男のララバイ
リラの花咲く港町藤原浩藤原浩水木れいじ水森英夫伊戸のりお春まだ浅い 北国の 青空映(あおぞらうつ)し リラ咲く季節(ころ)か あんなに愛した おまえのことを 忘れたことなど 一度もないさ 今から戻るよ… これから戻るよ… しあわせを掴(つか)もうね リラの花咲く港町  さよなら言えず 泣き濡れて 運河のほとり 歩いた日暮れ 氷雨がいつしか 吹雪になって まつ毛の先まで 凍(しば)れたあの日 今から戻るよ… これから戻るよ… もう二度と離さない リラの花咲く港町  旅ゆく俺を そんなにも 待ちわびたのか おまえってやつは 霧笛が呼んでる あの坂道で ふたりの明日(あした)を 約束しよう 今から戻るよ… これから戻るよ… いつまでも一緒だよ リラの花咲く港町
名残りの桜大川栄策大川栄策麻こよみ杉本眞人伊戸のりお名残りの桜が はらはらと 寄り添う肩に 降りしきる 別れたくない このまま二人 花にまぎれて 逃れたい 明日があります あなたには 未練花びら 払う指  どこか寂しい 横顔に いつしか魅(ひ)かれた 私です ふたり時々 逢えればいいと 胸にきかせて いたものを 言葉少なに 見つめ合い にじむ涙の 朧月(おぼろづき)  夜風に舞い散る 花よりも 儚いものです 幸せは いつか別れが 待ってる恋と 知っていながら 夢をみた 明日があります あなたには 夜に消え行(ゆ)く うしろ影
おんな宿男石宜隆男石宜隆仁井谷俊也四方章人伊戸のりおこれが最後の はずでした 綺麗に身をひく はずでした 駄目よ…駄目です これきりなんて 逢って抱かれりゃ 明日(あした)が欲しい 隠れ湯の里 おんな宿  越えた火の川 罪の道 今さら昨日に 戻れない 嫌よ…嫌です 他人だなんて 堕ちてゆきたい あなたとふたり 瀬音せつない おんな宿  一夜(いちや)泊まりを ふた晩に それでも別れは すぐに来る 駄目よ…駄目です 想い出だけじゃ 愛の証しが わたしは欲しい 夢に生きたい おんな宿
大阪雨やどり川崎修二川崎修二水木れいじすがあきら伊戸のりおすねて流れて また傷ついて ずぶ濡れの 羽根をやすめに はぐれ鳥 仮寝の街の とまり木ネオン 演歌みたいな ひとに逢い… 初めて泣いた 情けに泣いた 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  叱る親さえ ないこの俺に 人の道 諭す師匠(おやじ)の あたたかさ 銭金(ぜにかね)やない 真心だけや 演歌みたいな その言葉… 命にしみる 誠がしみる 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  縁というのも 不思議なもので 気がつけば ここに根づいて 十年か あの日があって 今俺がある 演歌みたいな 物語り… 唄えば泣ける しみじみ泣ける 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり
望郷よされ三笠優子三笠優子仁井谷俊也宮下健治伊戸のりお雪の海峡 泣き泣き越えた あれからふた冬 又み冬 知らぬ他国の… 冷たさつらさ 三味を叩いて ふるさと偲ぶ 津軽・小泊(こどまり) 望郷よされ  忘れかけてた 男の温(ぬく)み 寝がえりうつたび 思いだす 心細さに… この身も痩せて 今日は松前 明日は江差 ひとり最果て 望郷よされ  春はいつ来る おんなの胸に 太棹背中に 流浪(ながれ)旅 遠く離れりゃ… 恋しさばかり 母の笑顔よ 故郷の空よ 夢で逢いたい 望郷よされ
芭蕉布長山洋子長山洋子吉川安一普久原恒勇伊戸のりお海の青さに 空の青 南の風に 緑葉の 芭蕉(ばしょう)は情に 手を招く 常夏の国 我(わ)した島沖縄(うちなー)  首里(しゅり)の古城の 石だたみ 昔を偲ぶ かたほとり 実れる芭蕉 熟れていた 緑葉の下 我(わ)した島沖縄(うちなー)  今は昔の 首里天(しゅいてぃん)ぢゃなし 唐(とぅ)ヲゥーつむぎ はたを織り じょうのうささげた 芭蕉布 浅地紺地(あさじくんじ)の 我(わ)した島沖縄(うちなー)
花芒谷龍介谷龍介木下龍太郎岡千秋伊戸のりおひとり枕の 寂しさに いつか覚えた 寝酒ぐせ あなたください もういちど 愛と言う名の いのちの水を 明日は枯れます 花芒  あまり近くに ありすぎて 気付かなかった しあわせに あなた叱って 思いきり よそ見ばかりの 欲張りぐせを 悔いております 花芒  うわさ聴くたび 恋しさが 今日も折らせる 願い鶴 あなたください 弱虫に 夢と言う名の こころの杖を 明日も咲けます 花芒
ラブ・アゲイン純烈純烈石原信一幸耕平伊戸のりお髪が伸びたね君は 今もきれいだね すぎた過去(むかし)が 急によみがえる あれからどれくらい 時は流れて行ったのだろう アカシア並木 その下で 君に会うなんて 言葉に詰まる いとしさに きらり 愛がこぼれる  いつも花屋の前で 君は立ち止まり 部屋に一輪 抱いて帰ったね やさしい微笑みに 僕は甘えてばかりだったね アカシア並木 たそがれが 影を近づける わずかに触れる 肩先に ゆらり 愛がこぼれる  街の灯りがともる 風がすり抜ける うるむ瞳よ 離れないでくれ あの日のくちづけを もしも二人が交し合えたら アカシア並木 この街は 甘くせつなくて 涙が描(えが)く ものがたり はらり 愛がこぼれる
眠りつく‥までHANZOHANZOHANZOHANZO伊戸のりお今日一日が終わるよ 一人になって乾杯 世間に何が起きていようと 今の私に構わない ただ貴方がどこで何してるか 知りたいそれだけ 毎夜これほど たそがれて  貴方が思うほど 私強くはないよ このままこのまま 眠りつくまで  まるで今日が昨日のように 昨日がまるで今日のように 世間に何が起きていようと 今の私はわからない ただ貴方が誰と何してるか 知りたいそれだけ 毎夜これほど たそがれて 貴方が思うかも 私を一瞬でも このまま信じて 眠りつくまで  貴方が思うほど 私強くはないよ このままこのまま 眠りつくまで
恋のハナシをしましょうね山内惠介&水谷千重子山内惠介&水谷千重子二葉慶太郎水森英夫伊戸のりおLove Love Love with you? まさに恋かもね No No No thank you! まさか馬鹿言ってる こころの色を感じたい 今夜こそ 今夜こそ 恋のハナシをしましょうね  あふれる笑顔は誰のため 切ない気持ちは誰のせい きれいな桜は誰のため 刹那の花びら誰のせい 陽が昇るほんのすこし前 まばたきも忘れる艶な空 あれは天使がくれた色 出逢いがしらの愛言葉  Love Love Love with you? まさに恋かもね No No No thank you! まさか馬鹿言ってる こころの色を仕舞いこむ 今夜こそ 今夜こそ 恋のハナシをしましょうね  地球と宇宙で大きいのは? こころの数だけ地球かな 好きと不安で大きいのは? 鼓動の数ならあいこかな  本当は泣きたい時もある 夜を翔べるふりの女鳥 今夜は俺にとまりゃいい 気のせいかしらの愛言葉  Love Love Love with you? まさに恋かもね No No No thank you! まさか馬鹿言ってる こころの色を感じたい 今夜こそ 今夜こそ 恋のハナシをしましょうね
未練のグラス藤原浩藤原浩池田充男水森英夫伊戸のりおあの夜は泣くような 雨が降り すこし早めに 灯りを消して 二人で乾したわ 赤いグラス こゝろが情けが 触れ合って あれがせつない 愛のはじまり  あのひとのあの匂い タバコまで 好きになったの 抱かれるたびに あふれるよろこび 胸にしみて けれども二人に 二年目の 秋が来たころ 愛はもつれた  すき間風肌さむい こんな夜は ドアが開くたび また振りむいて 未練のグラスが 指に重い 涙のむこうに 揺れている 夢をみつめて 生きてゆくのよ 
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
今夜の主役は私です!ザ・マイクハナサンズザ・マイクハナサンズ円香乃・日高仁・五十嵐悟・西山隆史・高畠じゅんこ・平和勝次・斎藤保・川原弘・山口洋子・川内康範伊戸のりお・日高仁・五十嵐悟・浅野和典・中川博之・山路進一・吉田佐・川原弘・猪俣公章・彩木雅夫伊戸のりお昭和の歌が 鳴り出せば 青春時代の 幕が開く マイク持つ手も 生き生きと 今夜の主役は私です!ハイ!  (星降る街角) 星の降る夜は あなたとふたりで 踊ろうよ 流れるボサノバ ふれあう指先 ああ 恋の夜  (わたし祈ってます) 身体(からだ)に充分 注意をするのよ お酒もちょっぴり ひかえめにして  (コモエスタ赤坂) コモエスタ セニョール コモエスタ セニョリータ 酔いしれて みたいのよ 赤坂の夜  (足手まとい) 足手まといだから 別れて行きます ゆうべひとりきりで きめました  (わたし祈ってます) 幸せになってね わたし祈ってます  (今夜の主役は私です!) 今度の部長 バツイチで 今夜は調子に 乗ってます 十八番(おはこ)歌えば 切なさに おニューのボトルが入ります!ハイ!  (宗右衛門町ブルース) きっと来てねと 泣いていた かわいあの娘(こ)は うぶなのか  (中の島ブルース) 赤いネオンに 身をまかせ 燃えて花咲く アカシアの  (思案橋ブルース) かえらない かえらない 無情の雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース  (噂の女) 女心の 悲しさなんて わかりゃしないわ 世間の人に  (逢わずに愛して) 夢の夢の かけらを せめてせめて こころに ああ 永久(とわ)にちりばめ 逢わずに愛して いついつまでも  (今夜の主役は私です!) いつもの歌が 流れれば そろそろお店も 終わります ほんと皆さん ゴメンナサイ 今夜の主役は私です! 明日の会議は遅刻です!ハイ!
冬運河谷龍介谷龍介木下龍太郎岡千秋伊戸のりお女がひとり 乗る舟は 折り紙細工 紙の舟 誰か 誰か 誰か心に 抱き止めて 沈んだならば 身も凍る 憂き世と言う名の 冬運河  何度か恋の 時化に遭い 舳さえ折れた 紙の舟 なんで なんで なんで男は 罪つくり なじんだ酒に 酔いしれて 今夜も流れる 冬運河  女が夢を 載せるには これでも足りる 紙の舟 誰か 誰か 誰か私に 手を貸して 二人で漕げば 海に出る 憂き世と言う名の 冬運河
面白山の滝岩本公水岩本公水秋浩二秋浩二伊戸のりお待っても帰らない あんたは何処(どこ)にいる 逢ったら言いたいよ 恨み言のひとつも 駅へ三里の 村を出るとき 一年経ったら帰って来ると 誓ったあんたの約束は 嘘だった  リンゴ噛み噛み あんたは打ち明けた 「おらはお前を離しはしない」 やさしく抱き寄せた  汽笛が轟(とどろ)いて 芋煮の汽車が行く 高瀬の紅花が 散っても来ないあんたは 馬鹿な女と 思うでしょうが 私にゃ一生一度の恋よ 消さずに燃やしていたいのさ 恋の火を  ひと目逢いたいよ 面白山(おもしろやま)の上 遠くを見ていたら なぜか胸が切ない 野面(のづら)チラチラと 浮かんで泣ける 涙がぽろぽろ流れて落ちる 面白山の滝の水 なみだ水
真夜中の Love SongKenjiroKenjiro空涼増田空人伊戸のりお透き通る月光が 部屋の窓に差し込む まるでかたく閉ざされた 心溶かすように こんな夜は そばにいて 私の心温めて 素直な気持ち言えたなら 苦しまないのに 月夜の下で奏でる 切ないメロディー あなたのもとへ届いて 例えあなた別の人と 夜空(そら)を眺めても 溢れる想いを こらえきれずに 真夜中の Love Song  全て嘘見抜いても 騙された振りをして いつもあなた待っている 綺麗な月の夜 月夜の下で奏でる 切ないメロディー あなたを繋ぐメロディー 例え愛が偽りとしても 信じる女心 涙を隠して 歌い続ける 真夜中の Love Song  月夜の下で奏でる 切ないメロディー あなたの心に届いて 例え愛を見失っても あなた待ち続け ギターの寂しい 音色が響く 真夜中の Love Song
北海の篝火一条貫太一条貫太万城たかし宮下健治伊戸のりお波は親潮 千島の風か 荒れてくれるな オホーツク 燃えろ 燃えろ御神火(ごじんか) 祭りの夜だ 満月(つき)を焦がして あの娘(こ)の胸に アーァ… ヤーレ・ソーレ 炎(も)えろ 北の故郷(ふるさと) 北海の篝火  はるか知床 山なみ仰ぎ 踊る松明(たいまつ) 笛太鼓 募る 募る思いは 焔(ほむら)の証(あか)し あの娘恋しや 赤々上がれ アーァ… ヤーレ・ソーレ 炎えろ 天に星降る 北海の篝火  北の大地の 夜空に咲いた 花は月影 恵みの祈り 燃えろ 燃えろ命火 火の粉となって 愛しあの娘の 心を燃やせ アーァ… ヤーレ・ソーレ 炎えろ 男火祭り 北海の篝火
河内酒中村美律子中村美律子石本美由起岡千秋伊戸のりお毎度 毎度 ご贔屓 頂きまして 男冥利の 晴れ姿 意気で呑みほす エンヤコラセー 河内酒だよ ドッコイショ 升で一杯 景気をつけりゃ うまれながらの悪声も 唄う気分はソーレ ソレ ソレ ソーレ ソレ ソレ太閤さん  好いた 好いた 惚れたも 浮き世の義理も 胸に納めて 噛み分ける 意気で呑みほす エンヤコラセー 河内酒だよ ドッコイショ 喉がさけても やめられようか 音頭一代 男伊達 太閤相手にソーレ ソレ ソレ ソーレ ソレ ソレ 人暴れ  煽て 煽に 上手に 乗せられ上手 唄も 踊りも 花盛り 意気で呑みほす エンヤコラセー 河内酒だよ ドッコイショ 酔えば 火を吐く 男の気魂 日本 六十余州まで 天下ごめんのソーレ ソレ ソレ ソーレ ソレ ソレ 河内ぶし
南部恋唄大沢桃子大沢桃子なかむら椿なかむら椿伊戸のりお南部 恋しや 北風吹けば 思い出させる 国訛り さんさ踊りか 牛追い唄か 遠い夕日に 聞こえます 心 みちのく 奥州路 辿(たど)る 涙の 影ひとつ  南部 曲がり家 チャグチャグ馬っこ 赤いほっぺも めんこいな おらが自慢の 南部の国は 西も東も 花盛り 心 みちのく 奥州路 思い出すのは 故郷(くに)の空  南部 しばれりゃ お山も凍る 北上河原(がわら)の 雪の夜 故郷を離れて 何年過ぎた せめて達者で いて欲しい 心 みちのく 奥州路 呼べば 恋しい あの笑顔
みちのくながし唄松島進一郎松島進一郎柴田ちくどう宗田活明伊戸のりお海が鳴る…… ウ… 風が泣く…… 吐息つくよに 雪が舞う 辛い冬です 出稼ぎ家業 里におさない 子供を預け 越える津軽の イヤ…イ なみだ坂  縋(すが)りつく…… ウ… 突き放す…… 仲を引き裂く 牡丹雪 可哀想(かわいそう)でも 連れては行けぬ ひとり娘を 叱って帰す 七里長浜(しちりながはま) イヤ…イ 砂の道  波が散る… ウ… 雲が飛ぶ…… 北の岬は 荒れ模様 三味(しゃみ)を頼りに みちのく流し あいや唄って 下北・十和田 津軽越冬 イヤ…イ ひとり旅
故郷への道北島三郎北島三郎原譲二原譲二伊戸のりお過ぎたあの頃 いま振り返る はるか遠くの 故郷(さと)の道 情けの糸に 支えられ 夢追いかけて きた俺さ いつか幸せ 届けたい  母の便りは 元気の薬 飲めば力も 湧いてくる 想い出だけは いつの日も 心のなかに 咲いている 受けた優しさ 返したい  変わる世代を 確かめながら いまを信じて 前を向け 二度とは戻れぬ 人生は 一度限りの 運命(さだめ)道 生きた証を 残したい
天竜三度笠島津亜矢島津亜矢チコ早苗村沢良介伊戸のりおしぐれ街道 夜風に吹かれ 急ぎ旅です 中仙道 おひけぇなすって 手前ぇあだ名は 母恋鴉 ひと目逢いてぇ おふくろに 夢でござんす 夢でござんす …天竜三度笠  お控ぇなすって… お控ぇなすって… 手前ぇ生国と発しまするは 信濃の国でござんす 天竜の水で産湯を浸かった 人呼んで… 母恋半次郎と申すけちな野郎でござんす 以後万端お見知りおき… よろしゅうお頼う申します  長脇差(どす)を抱き寝の 浮草ぐらし 渡る仁義の うら表 おひけぇなすって 手前ぇあだ名は 母恋鴉 故郷(くに)へ帰れる 身じゃねぇが 愚痴でござんす 愚痴でござんす …天竜三度笠  どこへ飛ぼうか 賽の目まかせ 縞の合羽に 謎かける おひけぇなすって 手前ぇあだ名は 母恋鴉 詫びておりやす 親不孝 辛うござんす 辛うござんす …天竜三度笠
夜明けの波止場井上由美子井上由美子高橋直人矢崎一雄伊戸のりお霧を裂くよに 汽笛が響き 船が出てゆく 夜明けの波止場 啼(な)いて… 啼いて後(あと)追う 一羽のカモメ あれは私の 心です ついて行(ゆ)きたい 港女の未練です  沖の灯台 灯(あか)りが消えて 夢も凍(こご)える 夜明けの波止場 風に… 風に震えて ちぎれた涙 あれは私の 心です すがりつきたい 祈る女の未練です  いくら呼んでも 戻っちゃ来ない 恋は儚い 夜明けの波止場 誰が… 誰が捨てたか 波間の花よ あれは私の 心です めぐり逢いたい 港女の未練です
命の限り藤原浩藤原浩円香乃徳久広司伊戸のりおひたすらに歩いてきた ひとすじの遠い道を 時に迷い 時に挫(くじ)け ただこの道を もう一度人生を 選べるとしたなら 俺はどうするだろう ふと…立ち止まる 空に満天の星 名も無き道を照らす 信じたこの道 命の限り  気がつけば季節は過ぎ 故郷(ふるさと)の母も遠く 時の速さ 時の惨(むご)さ ただ思い知る いつかまたあの人に また逢えるのならば 俺は言えるだろうか ただ…すまないと 海に億千の鳥 名も無い浜に生きる 愛するこの歌 命の限り  信じたこの道 命の限り
情け川北山たけし北山たけし仁井谷俊也宮下健治伊戸のりお好きと言ったら 目の前の 倖せ逃げると 泣くおまえ 何も云うなと 抱き寄せた 肩のうすさよ か細さよ いいさ…このまま… 流れてゆこう 俺とおまえの 情け川  つらい過去(むかし)も 年の差も 邪魔にならない この恋の 酒でこころを 騙(だま)しても 惚れた気持ちは かわらない いいさ…このまま… 流れてゆこう 俺とおまえの 情け川  なんで気にする 占いを 運命(さだめ)はふたりが 決めりゃいい 春のうす陽が 射す部屋で 所帯持つのが 夢なのさ いいさ…このまま… 流れてゆこう 俺とおまえの 情け川
おんな泣き港永井みゆき永井みゆき麻こよみ徳久広司伊戸のりお船を乗り継ぎ 噂を追って あなたをたずねる ひとり旅 ここは大分 別府の港 かすむ由布岳(ゆふだけ) 湯の煙り せめて せめて聞きたい 別れの理由(わけ)を 涙でたたずむ おんな泣き港  いつもあなたに 甘えてばかり 許して下さい 愚かさを ここは瀬戸内 明石(あかし)の港 たった三ヶ月(みつき)の すれ違い 誰か 誰か伝えて 私の心 海峡大橋 ひとり泣き港  浮かぶ面影 噂も消えて たたずむ桟橋 波の音 ここは房総 館山(たてやま)港 にじむ夕日の 沖の島 追えば 追えばあなたが 困るでしょうか 明日はどこまで おんな泣き港
一陣の風氷川きよし氷川きよし下地亜記子宮下健治伊戸のりお夕陽赤く燃えて 荒野を染める 鳥は空をめざし 花は光めざす 人生という名の デコボコ道を 人は明日をめざし 生きてゆく 一陣の 風が吹き荒れて 向かい風 行く手 はばんでも 立ち止まるな 振り向くな 振り向くな アァ…  凛と光る月が 荒野を照らす 冬の凍(い)てた空に キラリ寒(かん)の北斗 想い出す愛しい あなたの顔を 今は誰のものか 唇は 一陣の 風が吹き荒れて 試すよに 胸を叩いても 立ち止まるな 振り向くな 振り向くな アァ…  一陣の 風が吹き荒れて 果てもなく 道は遠いけど 立ち止まるな 振り向くな 振り向くな アァ…
棚田しぐれ三山ひろし三山ひろし千葉幸雄中村典正伊戸のりお夢を積み上げ 苦労を重ね 山の棚田の ふるさと景色 遠く数える 田毎(たごと)の月に 浮かぶ想い出 あのおもかげが 瞼濡らして 露しぐれ  夕陽ばかりか 心もしずむ 山の棚田の 峠を越えて 嫁に行ったと あの娘のうわさ 恋の傷あと つついて泣かす 笹の葉に降れ 畔(あぜ)しぐれ  渡り鳥でも 一羽じゃ飛ばぬ 山の棚田の 夜風にひとり 俺も人の子 涙がでたら 汗のふりして こぶしで拭くが なにでぬぐうか 胸しぐれ
津軽酒千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお渡る世の中 甘くはないと 北の地酒が 身にしみる 辛さ苦さは 男の味だ グラスなどより 茶碗が似合う お父(ど)うじょっぱり 津軽酒  酒は人肌 凍(しば)れる胸に 厚い人情 酌み交わす 白いりんごの 花咲く日まで 冬が我慢を 教えてくれた 唄はじょんがら 津軽酒  遠い昔も 地吹雪なのに しがみついてた 故里(くに)ごころ 岩木川にも 流れはあるが 親にもらった この血の中に 今もつながる 津軽酒
竹居岬水森かおり水森かおり伊藤薫伊藤薫伊戸のりおこの先は何もないよと 見知らぬ人が教えてくれた 少しだけうなずいて また歩き出せば 香川の旅に私は一人 悲しみ抱いて 竹居岬で祈りを捧げても あの人は戻らない 薄雲に浮かぶ小豆島  待つ事でもし叶うなら 三年五年十年だって しずかな愛の部屋で 耐えて行けるのに 両手のバッグそれより重い 心の荷物 竹居岬でゆく船を見つめて 帰らない面影を 数えれば涙 風に散る  竹居岬にいつしか星が降る 倖せはどこですか 教えてください天の川
すずめは雀中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりお海鳴りが 聞こえます ひとりの港… 山の雀が 住む場所(とこ)なんて どこにも無かった あなたと見てた 灯台の あかりが今日も 揺れてる すずめは雀 仕方ないのに 涙が溢れて 止まらない  口紅は 落としましょう ひとりの港… だって綺麗に お化粧したら 逢いたくなるから 嫌いになると 決めたのに 決めたらもっと 恋しい すずめは雀 忘れたいのに 泣きたくなるほど 今も好き  あなたに編んだ マフラーは 夜明けの海に 捨てます すずめは雀 変われないのに 涙が溢れて 止まらない
愛するあなたへの手紙島倉千代子島倉千代子都若丸都若丸伊戸のりおあなたに送るこの手紙 あなたが受けとるこの手紙  身体を壊していませんか 自然に笑顔でいられますか 泣いたら泣き止み 次の朝を精一杯生きてほしい 友達はたくさんできますか 本音で話をしていますか 悲しみ喜び 落ち葉のように 降りかかってくるでしょう 一人では誰も生きられず 父母に抱きしめられていた これからの夢と人生を 少しだけ支えさせてください  気持ちを抑えていませんか 居場所を探していませんか 優しい人ほど たくさん涙を 流してしまうでしょう 歩みよる気持ち忘れずに 思いやり決して失くさずに これからの夢と人生を 温かく過ごしてください  あなたに送るこの手紙 あなたが受けとるこの手紙 あなたがくれたこの想い 私が受けとるこの想い  身体を壊していませんか 自然に笑顔でいられますか 泣いたら泣き止み次の朝を 精一杯生きてほしい  精一杯生きてほしい
長編歌謡浪曲 あゝ松の廊下三山ひろし三山ひろし北村桃児伏見竜治伊戸のりお-序- 元禄十四年三月十四日、この日は朝からの曇り空、 春とは言えど肌寒い日であった。 東山天皇の勅使前大納言(さきのだいなごん)柳原資廉(すけかど)、 前中納言高野保春、霊元上皇の 院使 前大納言 清閑寺熙定に対して徳川幕府が行う 年頭のしかも最後の儀式の日であった。  浅野長矩「吉良殿 吉良殿 勅使に対し奉りこの浅野長矩(ながのり)が お出迎えする場所はお玄関 式台下にござりましょうか、それとも上にござりましょうか、 今一度お教え下されましょう」 吉野上野介「何度言うたら解るのじゃ さてさて頭の悪い田舎大名 それでも饗応役か お主の様な人間を鮒侍と申すのじゃ ウフフフ えッ!! そこを退かっしゃれ!!」 浅野「うーむ 余りと言えば己れ!上野(こうずけ) 覚悟!!」  武士(もののふ)が 刃を一度び 抜く時は 死ぬも 生きるも命がけ 千代田の城の 奥深き あゝ松の廊下 花に恨みの 風が吹く  「放して下され梶川殿 五万三千石 家をも身をも省(かえりみ)ず 上野介(こうずけのすけ)を討つは、将軍家の御威光(いこう)と役職を笠に着て 私利私欲に走る人非人を斬る為じゃその手を放して討たして下され梶川殿!!」  武士の 情けを 貴殿が知るならば 止めて呉れるな 手を放せ 男の怒り 燃ゆる時 あゝ松の廊下 床に 流した血の涙  武士の 厳しき 運命が恨めしや 明日の命は すでになく 無念が残る 千代田城 あゝ松の廊下 忠臣蔵の 幕が開く
北フェリー岩出和也岩出和也石原信一徳久広司伊戸のりお白い波間に 指輪を投げて 過去(むかし)をすてたと ふるえる人よ 傷ついた 都会の暮らし 俺が忘れさせてやる 北行きフェリー おまえを抱けば ああ 海峡越しに 陽が沈む  なぶる潮風 コートでかばい 生きてく望みの くちづけ交わす 振り向けば 今日までふたり 長いまわり道だった 北行きフェリー 涙の霧か ああ 海猫鳴いて 恋が行く  たどり着く町 夢見て眠れ 静かな港が 迎えてくれる 今度こそ 幸せ探す 明日がきっとあるだろう 北行きフェリー 悲しみ越えて ああ 海峡の果て 陽が昇る 
恋は火祭り純烈純烈喜多條忠徳久広司伊戸のりお恋は火祭り  港のあかりが またたき始め 寄り添った肩と肩 スパークしてる 今夜のシャンパン コハク色なのさ わかってくれるよね ちょいと張りこんだ  恋は火祭り 淋しいこころに 激しく燃える 篝火(かがりび)見えるだろ 帰さない いやだ 帰さない 今夜は このまま 夜明けまで  恋は火祭り  外国船から 陽気な奴が 口笛でひやかすよ 親指立てて 桟橋テラスに 潮風吹いて 涙が乾いたら 僕に恋してよ  恋は火祭り 思いもかけずに 火の粉が舞うよ ふたりのめぐり逢い 帰さない いやだ 帰さない 今夜は このまま 抱きしめて  恋は火祭り 思いもかけずに 火の粉が舞うよ ふたりのめぐり逢い 帰さない いやだ 帰さない 今夜は このまま 抱きしめて  恋は火祭り
美都子山内惠介山内惠介喜多條忠水森英夫伊戸のりお美しい都の子と書いて 美都子って言うのよと 君はエクボを作って笑った 山科(やましな)駅から 毘沙門(びしゃもん)堂へ 桜の坂道 登っていった 京都が綺麗になるたびに あなたが来るよな気がすると 美都子 美都子 今 どこに居る?  人の世の哀しみ消すために 美しく花は咲き そして花びら散らせてゆくのね 哲学の道を 銀閣寺まで 三椏(みつまた)の花が 香っていたね 京都が紅葉(もみじ)に染まるころ あなたに会えなくなりそうと 美都子 美都子 今 幸せか?  京都が綺麗になるたびに あなたが来るよな気がすると 美都子 美都子 今どこに居る?
出雲路ひとり千葉一夫千葉一夫万城たかし宮下健治伊戸のりお独り旅なら 気兼ねもなしに 松江 椿の 城下町 水の都の 風なつかしく 男の錆を 洗うよに しとしと降る雨 縁雫(えにしずく) さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり  潮の香りを 背にうけながら 歩く宍道湖(しんじこ) 旅のやど しじみ獲りする 朝もやの中 長竿じょれん 青墨絵 夕日は茜々(あかあか) 影染めて さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり  島根半島 この目に焼いて 右に夕凪 日本海 心ぬくめる 出雲の祈り 一畑(いちばた)電車 乗り継いで 明日(あした)はどこやら 日御碕(ひのみさき) さすらいの…さすらいの 出雲路ひとり
六本木界隈・夢花火山内惠介山内惠介売野雅勇水森英夫伊戸のりお十五の春に家を出て 盛り場暮らしで夢も枯れ とうに失くした純情の ぼろぼろ最後のひとかけら  あなたに捧げていいですか あなたを愛していいですか  タワーの灯りで涙が燃える あああ 夢の花火か 六本木  人は誇りを失くしても 生きてくだけならできるけど 真心までも棄てたなら 人ではなくなる気がします  あなたは信じてくれますか 見かけと違うと嫌ですか  タワーの灯りで涙が燃える あああ 夢の花火か 六本木  銀座 赤坂 六本木 盛り場擦れしているけれど あなたの気配するだけで 泣きむし少女に戻ります  あなたは笑ってくれますか ばかだとキスしてくれますか  タワーの灯りで涙が燃える あああ 夢の花火か 六本木
おかえり…ただいま梓夕子梓夕子峰崎林二郎宮下健治伊戸のりお夕焼けは 夕焼けは 母のほほえみ あたたかな やすらぎの 色に溶け 家路いそぐか 子供たちの声 思いは溢れ 風にちぎれる あー はるかな遠い 遠い星よ あー さみしさにひとり 負けないけれど ほんの少し 涙を下さい 忘れはしない ああ あのひとが… おかえりなさい…ただいま  海鳴りが 海鳴りが 胸に沁みます 戻りたい 戻れない 恋ごころ 過ぎた月日は 消えてゆくけれど 思いは熱く 今も醒めずに あー はるかな青い 青い海よ あー 強がりな私 私だけれど ほんの少し 涙を下さい 忘れはしない ああ あのひとが… おかえりなさい…ただいま ただいま
あの青春の歌を…もう一度ザ・マイクハナサンズザ・マイクハナサンズ円香乃・サトウハチロー・五木寛之・藤田敏雄・垣見源一郎・朴世永・松山猛・北山修・山上路夫伊戸のりお・加藤和彦・佐藤勝・新田和長・高宗漢・杉田二郎・端田宣彦・坂庭省悟・山本厚太郎伊戸のりお(あの青春の歌を…もう一度のテーマ) 白いギターに 憧れて 来る日もバイトに 明け暮れた あの頃流行った ベルボトム 今更ちょっと 照れるけど あの青春の歌を…もう一度  (悲しくてやりきれない) 胸にしみる 空のかがやき 今日も遠くながめ 涙をながす 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせない モヤモヤを だれかに 告げようか  (青年は荒野をめざす) ひとりで行くんだ 幸せに背を向けて さらば恋人よ なつかしい歌よ友よ いま青春の河を越え 青年は 青年は荒野をめざす  (若者たち) 君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ歯をくいしばり 君は行くのかそんなにしてまで  (海は恋してる) 君はきれいな 海の恋人 やさしく抱かれて 夢をごらんよ  (イムジン河) イムジン河水清く とうとうとながる みずどり自由にむらがり とびかうよ  (あの青春の歌を…もう一度のテーマ) 財布はいつも 空っぽで やる気と血の気の 俺たちも 今年の春には リタイヤ ギターの腕は 落ちたけど あの青春の歌を…もう一度  (戦争を知らない子供たち) 戦争が終って僕らは生まれた 戦争を知らずに僕らは育った おとなになって歩きはじめる 平和の歌をくちずさみながら  (花嫁) 花嫁は夜汽車にのって とついでゆくの あの人の写真を胸に 海辺の町へ  (岬めぐり) 岬めぐりの バスは走る 窓にひろがる 青い海よ 悲しみ深く 胸に沈めたら この旅終えて 街に帰ろう  (あの素晴しい愛をもう一度) 命かけてと ちかった日から すてきな思い出 残してきたのに あのとき同じ 花を見て 美しいといった 二人の心と心が 今はもう通わない あの素晴らしい愛をもう一度 あの素晴らしい愛をもう一度
居酒屋サンバ南かなこ南かなこ木下龍太郎弦哲也伊戸のりおどっち向いても 世の中は 腹が立つこと しゃくの種 明日は明日の 風よ吹け 酔って今夜は 憂さ晴らし 煮込み 板わさ 肉豆腐 目刺し 枝豆 冷奴 サンバ サンバ サンバ サンバ 縄ののれんも踊ってる サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ  こんな私を 振るなんて あいつ見る目が ないわよね そのうち後悔 するように 乗ってみせます 玉の輿 ししゃも 焼き鳥 さつま揚げ おでん 肉じゃが イカ納豆 サンバ サンバ サンバ サンバ 招き猫ちゃん歌ってる サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ  変わりないやら 父さんは 酔えば顔出す里ごころ 壁から下がった 品書きに 思い出してる 母の味 ひじき キンピラ 玉子焼 おから ごま和え 茄子炒め サンバ サンバ サンバ サンバ 赤い提灯ゆれている サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ サンバ サンバ サンバ サンバ 居酒屋サンバ
那智の恋滝男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりおこの世にあなたが いないのならば 生きる意味など ないのです 白い野菊の 花嫁衣装 一人深山(みやま)へ 入ります 熊野 龍神 小森谷(こもりだに) 身丈(みたけ)に合わぬ恋でも あなた… 闇(やみ)も静寂(しじま)も 蛇(じゃ)の道も 恐れはしません お万のことを 夢であなたが 待つのなら  お側(そば)にあなたが いないのならば 見せるお方も ないのです 残る白粉(おしろい) 川面(かわも)に流し 紅も一緒に 溶かしましょう 熊野 龍神 那智の滝 きれいと言ってくれたら あなた… これが最後の 化粧でも 悔やみはしません お万はいつも あなた一人の 女です  熊野 龍神 那智の滝 瀬音が遠くなります あなた… たとえこの身は 沈んでも はぐれはしません お万の心 すぐにお側(そば)に 参ります
悲しき瞳岩出和也岩出和也田久保真見Steve Mirkin伊戸のりお星くずが ひとつ流れて 想い出す 遠い恋よ やさしさの 意味も知らず 愛をこわした あの季節 あいたい 君のまぼろしと 今夜おどろうか あいたい ずっと わすれない 君の悲しき あの瞳  愛だけを 君はほしがり 夢ばかり 僕はもとめ すれちがう 時の中で ふたり いつしか離れてた あいたい 君のまぼろしと 今夜おどろうか あいたい ずっと わすれない 君の悲しき あの瞳  若すぎて まよう季節を 青春と 人は呼ぶよ 今ならば 強く抱いて 二度と 離しはしないのに あいたい 君のまぼろしと 今夜おどろうか あいたい ずっと わすれない 君の悲しき あの瞳
修善寺の夜二見颯一二見颯一たきのえいじ水森英夫伊戸のりお姿隠して 鳴く山鳩よ 誰を恋しと 鳴くのやら 君故に 今もなお 忘れられない 面影を 浮かべてひとり 修善寺の夜  吹いてみたとて 草笛悲し 届くはずない 天城山(あまぎさん) 逢いたさに 泣けてくる こらえ切れない やるせない 思いははるか 修善寺の夜  行くに行けない もう帰れない 汽車に乗っても あの日には 結ばれぬ 恋だから せめて祈ろう 幸せを 灯りが沁みる 修善寺の夜
男のしぐれ辰巳ゆうと辰巳ゆうと久仁京介四方章人伊戸のりおしぐれ盛り場 こぼれ灯を 浴びて男の ひとり酒 恋もした 夢もみた 人生の 谷の深さに うろたえる こんなはずでは なかったと 見れば足下(あしもと) 水たまり  次のひとつが ないままに 酒にさだめを あずけてる 明日の日を 夢にみた あのひとを 捨てた悲しみ ひきずって 借りた傘さえ 手に残し 義理も情けも 返せない  一度歩けば 待ったなし 二度と戻れぬ 道ばかり うたかたの この世でも 人生は 咲いて散らせて ひとめぐり 酒が友でも いいじゃないか どこにいようと 夢はある
おまえに逢えて川崎修二川崎修二水木れいじ徳久広司伊戸のりお泣いたなみだの数だけは いいことがあるはずさ ふたりの行(ゆ)く先(て)には ちいさな春を はこぶから 名もない花が 好きという おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きる幸せを  みんな時代のせいにして 木枯らしの路地裏で お酒に逃げてたよ 夜店で買った 鳩笛で 聞かせてくれた わらべ唄 おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きるぬくもりを  いつかおまえと故郷(ふるさと)の 漁火のあの海へ 一緒に帰ろうか むじゃ気な寝顔(かお)で 眠るやつ 一生懸けて 守るから おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きる灯を
うまい酒奥山えいじ奥山えいじ槙桜子伊藤雪彦伊戸のりおやけに心が 乾く夜は 独り手酌の 酒がいい 憂き世七阪 まだまだ半ば ちょいと一息 縄のれん… 二合徳利 ぐい呑みで 一人で飲む酒 うまい酒  久しぶりだと 酌み交わす 酒は明日の 力水 酔えばこぼれる 本音と愚痴に 肩をたたいて くれる奴… 昔ばなしに 花が咲く 友達(とも)と飲む酒 うまい酒  ほんの小さな 幸福(しあわせ)を 泣いて笑って 積みあげた 今日もおまえは ほんのり酔って 差しつさされつ 夜が更ける… これでいいのさ 人生は 二人で飲む酒 うまい酒
哀愁エリア門倉有希門倉有希ちあき哲也山川三郎伊戸のりおだからって運命(さだめ)は お金で買えないわ 今のままでいいの こうして逢えれば… そんなやさしくしないで 傷つくから せめて娼婦のように 下品に抱いてよ… 幸せに なろうとあがいて 嗤(わら)われるのは もう嫌(いや) ぼろぼろは もう嫌 ―― 窓を突つく 鴎(かもめ) 運河沿いのホテル この恋、住所は 哀愁エリア  女ってつくづく 愚かな旅人ね なぜか暗い道を 選んでしまうわ… 「今日で終わりにしましょう」言う気でいて 純(うぶ)な男の愛に 今夜も言えない… 好きなだけ 甘えて眠って つらい思いは させない ひとりには させない ―― あたしなんか平気 生まれつきよ平気 微笑(わら)えばひきつる 哀愁エリア  日曜は この世にいらない 家に灯りが ともるわ 自慢げに ともるわ ―― 割れた月を曳(ひ)いて どこへ下る小舟 この恋、住所は 哀愁エリア
和田青児和田青児原文彦弦哲也伊戸のりおくしゃくしゃ顔して 元気に泣いた それがなんとも かわいいお前 ありがとう 娘という名の いい響き 親父(おやじ)に なった きょうの日を 俺は 俺は一生 忘れない  お腹の中でも 手足をのばし ママをいつでも 驚かせてた その指で 幸せいっぱい つかもうね すやすや すやと 妻と子が ねむる ねむる姿に おとこ泣き  どちらに似てても かまわないけど いつもきらきら 光ってほしい 器量より 気だてのいい娘(こ)になるんだよ 命をかけて 守りぬく 俺の 俺の大事な 宝もの
船酒場−ふねさかば−山内惠介山内惠介星野哲郎水森英夫伊戸のりお舞鶴を 日暮れに立って 小樽へ向う船酒場 私がママよ 冗談好きの お客さん おいらの好みの 女だなんて 口説いてみたって 一夜(ひとよ)が明けりゃ 元気でね ありがとう さようなら  潮風に デッキが揺れりゃ グラスも揺れる船酒場 こころも揺れる ごめんなさいね お客さん 昔の男に そっくりだから やさしくさせてね 北国までの 束の間の 束の間の 夢だから  いい男(ひと)に 出逢った夜は 短く終る船酒場 浮草ママよ 乾盃しましょう お客さん 積丹岬を まわったならば 別れの朝です また逢う日まで 元気でね ありがとう さようなら
サヨナラをあげるクミコクミコ円香乃伊戸のりお伊戸のりお男と女が 欲しがるものは いつも少しだけ どこかですれ違う いつでも女が 欲しがるものは 愛や優しさや 見えないものばかり… 醜いジェラシーも 絡みつく未練も 心を探ったら 溢れ出てくるけれど 今は あの女(ひと)の空まで飛べる 翼をあげる 自由に飛べる サヨナラをあげる  別れはいつでも シナリオ通り 時間(とき)の街角で 私を待ちぶせる 貴方が誰かを 愛したことも きっと運命が 綴った物語り… 悲しいくちづけで 傷つけ合うより 愛した記憶だけ スーツケースにつめて いつか 最高の恋だったねと どこかの街で 想い出ひとつ 話せたらいいわ…  醜いジェラシーも 絡みつく未練も 心を探ったら 溢れ出てくるけれど 今は あの女(ひと)の空まで飛べる 翼をあげる 自由に飛べる サヨナラをあげる
嘘の花長保有紀長保有紀麻こよみ水森英夫伊戸のりおあんなに愛した 人なのに 今では他人の 遠い人 咲いて散るのが 運命(さだめ)なら 泣いて笑って あきらめましょか… 女 哀しい 嘘の花  失くした恋なら なおさらに 優しさばかりを 思い出す あてもないのに 春を待つ 夢の続きを 見させて欲しい… 涙ひとひら こぼれ花  命もあずけた はずでした 心にしみます 夜の風 爪のピアスを はずしたら 元の私に 戻れるかしら… 咲いて実らぬ 嘘の花
寒い橋山内惠介山内惠介星野哲郎水森英夫伊戸のりお消すのはつらい あなたの想い出 でも独りでは 生きてゆけない 吹雪にゆれる かずら橋 橋の向うで 待っている 宿命にまかせて 私は渡る  女が独り 生きてくためには 渡らにゃならぬ 橋があるのね あなたのいない 世の中に すねて背中を 向けるたび 「女は怖い」と 噂が刺さる  私は好きよ あなたを愛した 私の過去が 好きよ大好き 北風寒い つり橋が もしも千切れて 谷底へ 落ちてもこの世に みれんはないわ
氷見の旅水森かおり水森かおり菅麻貴子徳久広司伊戸のりお冬の番屋に 降る雪に 涙を凍らせ 歩きます ふたり倖せ 夢見てた あの頃が 恋しくて 海の色も 変えないで 雪は波に 消えて行く 心変わりを したのはあなた 泣いてひとりの… 氷見の旅  白い息して 過ぎる旅人(ひと) あなたに空似の 背中(せな)を追う ふたつ寄り添う 虻(あぶ)が島 思い出が 空に舞う 波の華よ 届けてよ 寒い胸に 春の日を 雪の立山 遠くに眺め 過去に別れの… 氷見の旅  暮れて宿へ 辿る道 咲いた椿 紅の色 今はあなたの 倖せだけを 願う北陸… 氷見の旅  願う北陸… 氷見の旅
流川ぶるーす谷龍介谷龍介仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお捨てちゃいやだと 縋(すが)った指を 冷たく解(ほど)いた 憎いひと 赤いネオンの 盛り場を 面影さがして さまようの 泣いて流川 薬研掘(やげんぼり) おんな涙の ぶるーすよ  川に浮かべた 想い出いくつ 夜風がやさしく なぐさめる きっとあの日の あの酒場(おみせ) 今頃あの娘と 一緒だわ 泣いて流川 中の棚 おんな涙の ぶるーすよ  人のうわさに 嗤(わら)われながら それでもあのひと 待ってるの 夢と幸せ くれたひと いつかは帰って 欲しいのよ 泣いて流川 新天地 おんな涙の ぶるーすよ
夜明けの酒場岩出和也岩出和也石原信一岡千秋伊戸のりお俺でいいなら 胸で泣きなよ 無理にお酒で 逃げないで 恋に破れた 傷跡は 時のしずくが 想い出にする 兄貴ぶるよな 柄じゃないけど 昔愛した 女(ひと)に似ている  遠慮するなよ ここでお休み 白いうなじを 横たえて つらい別れの 理由(わけ)なんて 鍵をかけたら 言わなくていい 俺の心が 急にうずくよ 痩せた肩先 触れてみたくて  どんな夜でも 朝は来るのさ 今は寒くて つらくても めぐる季節に 微笑みが いつか必ず 訪れるから 誰も悲しみ 抱いて生きてる 俺と夜明けの 旅に出ないか
相生春秋長保有紀長保有紀小田めぐみ宮下健治伊戸のりお旅はみちづれ 夜更けの雨が 苦労承知の 身を濡らす なにがなくとも ああつらくとも 寄り添う命が あるかぎり 泣くな蛇の目の 傘ひとつ  義理につまづき 情けに転ぶ 行けば世間に つきあたる それが憂き世の ああさだめでも あなたの値打ちは ここにいる 惚れたおんなの 目でわかる  こんな私を みつけてくれた こんな大事な ひとだから ぼやき上戸の ああふたりにも 心は連れ合う 相生に けだし夫婦の 花が咲く
これからがある八代亜紀八代亜紀もず唱平伊藤雪彦伊戸のりお傷ついた志 ほこり塗(まみ)れの青春よ 来し方悲しくて 注ぐ酒に涙が落ちる 君よ 満天の星空に北斗を探せ これからがまだまだ これからがまだまだ これからがある  あのひとはいま何処 熱き想いは冷めやらず 佇む岸辺から 舟(ふな)出せよ 悲しみ捨てに 君よ 勇気出し もう一度波濤を越えろ これからがまだまだ これからがまだまだ これからがある  病葉(わくらば)は風に散り 語ることなく鳥が発つ ものみな冬を耐え 春を待つ 心を開く 君よ いま暫し我が街に止(とど)まらないか これからがまだまだ これからがまだまだ これからがある
さすらい本線北山たけし北山たけし木下龍太郎徳久広司伊戸のりお遠く消えてく 町の灯(ひ)の 一つは君の 窓あかり やすらぎ暮らしと 聴いたから ようやく堪(こら)える 途中下車 恋の未練火(みれんび) 消せないままに 男はひとり さすらい本線  君のあの日の 置手紙 さよならだけの 走り書き 心の迷いも そのままに 涙でにじんだ 乱れ文字 窓に広がる サロベツ原野 男はひとり さすらい本線  沖に潮鳴り 聴きながら 列車の旅は まだ続く 描いた希(のぞ)みを 果たすまで 終着駅など 今はない 君のしあわせ 心で祈り 男はひとり さすらい本線
しあわせ尋ねびと谷龍介谷龍介坂口照幸岡千秋伊戸のりおおまえの泣き癖は 生まれついての ものじゃない …もう気にするな 苦労したんだね おとこの嘘に 涙は 涙は 拭いてやる 俺達、しあわせ 尋ねびと 一緒になろうよ この都会(まち)で  生まれも似てるから きっと引き合う ものなのさ …俺達ふたり 賭けてきたんだね 小さな夢に 一途に 一途に どこまでも 俺達、しあわせ 尋ねびと 素顔のおまえが いいんだよ  おまえのその寝息 そっとこぼれる 夜更け頃 …あまえて眠れ 待っていたんだね おんなの春を 明日へ 明日へ 灯をともす 俺達、しあわせ 尋ねびと 一緒になろうよ この都会(まち)で
二度とない人生だから大泉逸郎大泉逸郎麻こよみ大泉逸郎伊戸のりお夢を見るのに 年齢(とし)なんて 関係ないのさ 遅くない 身の程知らずと 笑われようと 後で後悔 したくない 二度とない 二度とない 人生だから  人の情けの あたたかさ 何(なん)にも出来ない ひとりでは 雨の音さえ 優しく沁みる 嬉し涙の ひとしずく 二度とない 二度とない 人生だから  無駄な寄り道 回り道 最後に笑えりゃ それでいい 弱音吐いたら 明日が見えぬ 今日の我慢が 花になる 二度とない 二度とない 人生だから
酒場恋秋山涼子秋山涼子島田和松井義久伊戸のりお酒場で拾った 恋だけど すべてを捧げて 盡(つ)くしてきたわ どこへ消えたの かくれたの 一から十まで 信じてた 馬鹿よ 馬鹿です お馬鹿さん 女 ゆらゆら 酒場恋  右肩あがりで 書いてある ボトルの名前の 愛しさにくさ あなた遊びの つもりでも 私は命と 決めていた 馬鹿よ 馬鹿です お馬鹿さん 未練 ぽろぽろ 酒場恋  今夜のあなたは どのお店 一緒にいる女(ひと) 綺麗でしょうね つらい噂も 聞いてたわ それでも笑って 流してた 馬鹿よ 馬鹿です お馬鹿さん 夢も ちるちる 酒場恋
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