伊戸のりお編曲の歌詞一覧リスト  2343曲中 801-1000曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
かもめ橋からさくらまやさくらまやかず翼岡千秋伊戸のりおひとり夕日に この身を染める あなたは今ごろ どこにいる 何も言わずに 行くなんて 指輪ひとつを 残して… 戻って来てよ 迎えに来て 夕暮れのかもめ橋から 愛を伝えたい  渡り鳥なら 北へと帰る 私は帰れる 胸もない 好きと言われた 戸惑いを あなた解って くれずに 離れて知った この切なさ 夕暮れのかもめ橋から 名前呼んでみた  涙みたいな 一番星よ あなたも今ごろ 見ているの 今度逢えたら 逃げないわ あとで泣いたり しないわ すべてをあげる あなたになら 夕暮れのかもめ橋から 愛を伝えたい 愛を伝えたい
思い出のダイアリー北原ミレイ北原ミレイこはまかずえ桧原さとし伊戸のりお黄昏の窓辺で めくる日記帳 閉ざされた 私の恋が 蘇る あの頃の あなたの声がしたようで 振り向けば ひとつの長い影法師 あれから 何年経ったのかしら 電話番号も 忘れているのに 胸があの痛み 覚えているのよ あなたで溢れてる 思い出のダイアリー  荷造りの途中で 古い日記帳 明日へと 踏み出す心 迷わせる 愛されて 初めて知った悦びと さよならの 台詞(ことば)が今もせつないの あれから 何年経ったのかしら 一人暮らしにも ようやく慣れたわ 次のページまで めくってほしいの 時間が止まってる 思い出のダイアリー  あれから 何年経ったのかしら 街は鮮やかに 変わって行くのに 今も私だけ あの日に佇み あなたで溢れてる 思い出のダイアリー
情熱のボレロ柾木祐二柾木祐二山本宣清・補作詞:山上セイ四方章人伊戸のりお黒い瞳におぼれた あの瞬間(とき)から 街を歩く あなたの影 追い求めてる サルビアの花のような 素敵な笑顔 乾いた心に 涙があふれる 会いたい 会いたい ただ会いたい どんなに 離れていても 心はひとつ 情熱のボレロ  淡い夜空に きらめく 星空見る 夢の彼方 あなたの影 消えゆく背中 サルビアの花のような 素敵な笑顔 心を奪った 真夏のロマンス 切ない 切ない ただ切ない どんなに 愛していても 思いはひとつ 情熱のボレロ  会いたい 会いたい ただ会いたい どんなに 離れていても 心はひとつ 情熱のボレロ 情熱のボレロ
噂のふたり成世昌平&長保有紀成世昌平&長保有紀仁井谷俊也弦哲也伊戸のりお火のない所に 煙がたって 恋にいつしか 落ちたのさ 誘い誘われ 西波止場 港あかりが せつなくさせる 愛してる 愛してる ここは函館 噂のふたり  内緒にしている 訳ではないわ みんな知ってる もう今は 日暮れ鐘の音(ね) 異人館 運命(さだめ)みたいに 結ばれたいね 離さない 離さない ここは長崎 噂のふたり  悲しい別れよ 来ないでほしい これが最後の 恋なのさ 夜の関内 長者町 帰したくない 今夜は君を 抱きしめて 抱きしめて ここは横浜 噂のふたり
心がわり香田晋香田晋下地亜記子岸本健介伊戸のりお惚れて 信じて 尽くして 泣いた 恋のはかなさ 女のつらさ おまえと死ぬまで 一緒だなんて… 嘘よ嘘うそ 嘘よ嘘うそ 嘘でした 嘘でまるめて アバヨで捨てた 心がわりの 憎い人  せめてお酒で まぎらせましょうか 酔って淋しさ 隠しましょうか 花嫁姿が 見たいだなんて… 嘘よ嘘うそ 嘘よ嘘うそ 嘘でした 嘘でまるめて その気にさせた 心がわりの 悪い人  女心を いじめるような 雨が降る降る 未練の雨が おまえが最後の 女だなんて… 嘘よ嘘うそ 嘘よ嘘うそ 嘘でした 嘘でまるめて ホロリとさせた 心がわりの 罪な人
南紀白浜水森かおり水森かおり麻こよみ水森英夫伊戸のりおばかな女と 叱るよに 波の飛沫(しぶき)が 砕け散る 南紀白浜 三段壁(さんだんぺき)に 捨てに来ました この涙 いいのです いいのです 生きて行けるわ 今日からひとり  好きになっては いけないと 知って抱かれた 恋でした 南紀白浜 千畳敷(せんじょうじき)に 置いて行きます 思い出を 泣きません 泣きません 逢えて良かった あなたに逢えて  私一人が 身を引けば うまく行くはず 何もかも 南紀白浜 円月島(えんげつとう)に 赤く夕陽が 染める海 いいのです いいのです 生きて行けるわ 今日からひとり
渡り鳥木原たけし木原たけし野本高平村沢良介伊戸のりお母の泣く声 背中で聞いて 故郷(くに)を飛びでた 渡り鳥 俺の晴れ着は 道中合羽(どうちゅうがっぱ) 変わる時節は 変わる時節は アンアアアア 風にきけ あぁ渡り鳥…オロロン  惚れた女は 不幸にゃ出来ぬ 無事に暮せも 胸のうち 破れ旅笠 夕陽をよけて かくす不覚の かくす不覚の アンアアアア ひとしずく あぁ渡り鳥…オロロン  義理のしがらみ 情けの綾も 馬鹿な鴉にゃ 重すぎる 明日はどこやら 野末の空か 翼 休める 翼 休める アンアアアア 枝もない あぁ渡り鳥…オロロン
ひとりじゃないよ谷龍介谷龍介麻こよみ大谷明裕伊戸のりお思い通りに ならなくて あれこれ悩んだ あの頃よ ありがとう この僕を いろんな人が 支えてくれた ひとりじゃないさ ひとりじゃないよ 信じる夢を 焦(あせ)らずに  他人(ひと)の幸せ 羨(うらや)んで 優しい言葉も 忘れてた ありがとう この僕の 心の弱さ 叱ってくれた ひとりじゃないさ ひとりじゃないよ 信じる道を 迷わずに  夜空(そら)に輝く 星ひとつ いつかはいい日も きっと来る ありがとう この僕を 今日までずっと 支えてくれた ひとりじゃないさ ひとりじゃないよ 信じる夢を どこまでも  ひとりじゃないさ ひとりじゃないよ 信じる夢を どこまでも
三山ひろし三山ひろし関沢新一古賀政男伊戸のりお勝つと思うな 思えば負けよ 負けてもともと この胸の 奥に生きてる 柔の夢が 一生一度を 一生一度を 待っている  人は人なり のぞみもあるが 捨てゝ立つ瀬を 越えもする せめて今宵は 人間らしく 恋の涙を 恋の涙を 噛みしめる  口で言うより 手の方が早い 馬鹿を相手の 時じゃない 行くも 住(とま)るも 坐(すわ)るも臥(ふ)すも 柔一すじ 柔一すじ 夜が明ける
越冬つばめ前川清前川清石原信一篠原義彦伊戸のりお娘盛りを 無駄にするなと 時雨(しぐれ)の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ 寒かろに ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です  絵に描いたような 幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分けあえますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼(な)いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です
すがり酒小町雪乃小町雪乃津田雅道大山高輝伊戸のりお女がひとり 呑む酒なんて 味も素っ気も ありゃしない そうね男は こりごりなのに 甘いことばに また惚れて 涙ほろりと すがり酒  手酌の冷酒(ひや)が じんじん染みて お猪口持つ手も ふるえます そうね男は 移り気きまま 花に戯(たわむ)れ 舞う蜂ね 胸にチクリと すがり酒  私の肩を やさしく抱いて 恋に酔わせて もう一度 そうね男は おんなの命 心許して また惚れて 夢を注ぎ足す すがり酒
出世鯉福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおこの世の川に 夢を抱き 天まで昇れ 竜になれ 男は鯉の滝のぼり 苦労の波を くぐるたび でっかくなれよ 出世鯉  明日のために 泥水を 涙で飲んだ こともある 男は鯉の滝のぼり 人生賭ける 大勝負 一花(ひとはな)咲けよ 出世鯉  度胸をきめて まな板に 笑って命 のせてみろ 男は鯉の滝のぼり 志(こころ)を高く 跳びあがれ あの虹越えろ 出世鯉
酔待ちしぐれみやま健二みやま健二小野田洋子桧原さとし伊戸のりお破れ番傘 男の意気地 流れ女の うつし絵か 交わした契りは こころの弱さ 義理を隠せば また恋し 浪花人情 酔待ちしぐれ  情け通せば 男が廃(すた)る 五つ櫓(やぐら)の 芝居小屋 所帯を持とうと 道頓堀(とんぼり)辺り 抱いて酔わせた 捨て台詞(ぜりふ) 浮かぶ瀬もあれ 酔待ちしぐれ  淀川(よど)の橋下(はしげ)に 辛さを捨てりゃ 明日(あす)はふたりの 北新地 男がいのちを いのちをかけて 守るうなじは 傘の内 浪花人情 酔待ちしぐれ
夜の川美川憲一美川憲一かず翼彩木雅夫伊戸のりお水に映った 青い灯は 揺れて哀しい あゝ恋ごころ 愛しているから 別れたの それが男にゃ わからない 京都 木屋町 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの  風が噂を運ぶたび 胸がうずくの あゝ逢いたいの 吸い殻みたいに 捨てられて あたしひとりが 燃え残る 名古屋 納屋橋 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの  忘れたいから 飲む酒に なんで面影 あゝまた浮かぶ 倖せ捜して 何度でも 着いた岸辺で 夢を見る 博多 天神 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの
お島千太郎天童よしみ天童よしみ石本美由起古賀政男伊戸のりお花は咲いても 他国の春は どこか淋しい 山や川 旅の役者と 流れる雲は 風の吹きよで 泣けもする  「お島さん、もう若旦那若旦那と呼ぶのはよしてくんな。 今の俺らは檜屋の若旦那でも千太郎でもありゃしない。 追手の目をくらます十蔵一座の旅役者……。 見よう見真似の俄か役者が化けの皮をはがされずにここまで 逃げおうせたのは、お島さんみんなお前さんのおかげだよ。」  渡り鳥さえ 一緒に飛べる  連れがなければ 辛かろに 口でけなして こころでほめて お島千太郎 旅すがた  「お島……お前の真心は誰よりも俺らが一番身にしみている。 口には出して云わねえが、心の中じゃ何時だって手を合わせ て礼を云っているんだ。 こんなに苦しい思いをしながら、どうして俺らにつくしてく れるのかと、不思議に思う時もある。 だが故郷へ帰って、檜屋の看板をあげたら、その時はお島、 旅芸人の足を洗って、俺らの世話女房に……。」  人の心と 草鞋(わらじ)の紐は 解くも結ぶも 胸次第 苦労分けあう 旅空夜空 月も見とれる 夫婦笠(めおとかさ)
西水道ブルースハン・ウギョンハン・ウギョン志賀大介増田空人伊戸のりお人の運命(さだめ)を あやつる糸が 切れたらこんなに 泣きません 命かけても 結ばれぬ 恋がこの世に あるなんて いっそ死にたい こころです 哀号 哀号 海も泣いてる 西水道ブルース  涙なしでは 唄えぬ歌を あなたが教えて くれました 遠くなるほど 恋しさが 胸の三(さん)線(しん) かきむしる とてもつらいよ 切ないよ 哀号 哀号 波も泣いてる 西水道ブルース  もしもわたしが 鴎だったら 群れから離れて 後を追う いくら泣いても 泣き足らぬ 空があたしを 見捨てても なんで切れましょ この思い 哀号 哀号 あなた恋しい 西水道ブルース
金沢の夜は更けて新川二朗&島津悦子新川二朗&島津悦子仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお久し振りだね 元気でいたかい 逢えてよかった 五年ぶり 想い出語って 香林坊(こうりんぼう) 映画みようか お茶しよか そばであなたに 甘えたい 金沢の 金沢の 夜(よ)は更けて  少し痩(や)せたね 綺麗(きれい)になったよ 渋い横顔 素敵だわ お洒落(しゃれ)な竪町(たてまち) 硝子(ガラス)ビル むかし通った あの酒場(みせ)に そうね酔いたい 気分だわ 金沢の 金沢の 夜は更けて  今度逢う日を 約束しようか 駄目よ時計を 見るなんて 小雨の片町(かたまち) 交差点 TAXI(くるま)拾って 送ろうか 帰りたくない まだ今は 金沢の 金沢の 夜は更けて
口笛吹けば水沢明美水沢明美森田圭悟中村典正伊戸のりおあの道この道 肩組めば 夕日に染まる 水車小屋 誰が唄うか 青春を いまも消えない この胸の友 あぁ遠き口笛 吹けばこの唄が 昭和を偲ぶ  小川に映った 柿の実が 色づく頃を 想いだす 口に出せない 淡い恋 そっと机に 手紙を入れた あぁ遠き口笛 吹けばこの唄が 昭和にかえる  都に来てから 幾歳か 降る雨胸に 沁みる夜 ビルの谷間に こだまして おさな心が 呼ぶ父と母 あぁ遠き口笛 吹けばこの唄が 昭和を偲ぶ
おんなの素顔小桜舞子小桜舞子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりおおまえを一生 守ってゆくと 熱い情愛(なさけ)に 絆(ほだ)されました 私もいろいろ あったけど あなたとだったら 生きられる 初めてみせた おんなの素顔 綺麗と言って くれますか…  他人の知らない むかしの傷を あなたひとりに 打ち明けました 似た者同士と 照れて云う 嬉しいこころの 思いやリ 涙のしみた おんなの素顔 やさしく抱いて くれますか…  あなたが生まれて 育った故郷(まち)ヘ いつかふたりで 旅してみたい こうして朝まて 腕まくら 倖せすぎると 泣けてくる 夢みるような おんなの素顔 可愛と言って くれますか…
残り火海峡おんな唄石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお一羽のかもめを 引きつれて 船がゆくゆく 夕陽の海を ついて行(ゆ)きたい 行(ゆ)かれない あれは私の 身代わりか… 残り火海峡…恋のみれんが 渦をまく  昨夜(ゆうべ)のあんたの 一言(ひとこと)に 夢を見ました 他人じゃないと うれし涙を 倖(しあわ)せを そっと教えた人なのに… 残り火海峡…呼べば波止場に 雨がふる  一夜(ひとよ)の情(なさけ)に ぬくもりに おんな千日(せんにち) すがって生きる 好きと言われた うす紅を ひいてまた来る 春を待つ… 残り火海峡…明日(あす)に賭けたい命です
舟唄前川清前川清阿久悠浜圭介伊戸のりおお酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてョ いとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル………
雨夜酒緑川恵子緑川恵子TUKASA板谷隆司伊戸のりお雨がしとしと 降る夜は 思い出すのよ あなたの事を お店を出そうの 優しい声に 耳をそむけた 女の見栄が 飲めば飲むほど あぁ 泣きじゃくる  もっと素直な 女なら こんな別れは なかったものを 信じてあげれば よかったけれど それを邪魔した 女の過去が 酔えば酔うほど あぁ 身を責める  いつかも一度 逢えたなら きっと言うでしょ 出直したいと 我がままばかりで 困らせたけど 夢を見つける 女になると 雨よ伝えて あぁ あの人に
遠めがね氷川きよし氷川きよし松井由利夫水森英夫伊戸のりお指を丸めて 西空見れば 見える筈ない 故郷が見えた 山に抱かれた雀の宿で 母の手捌(てさば)き 亀の子結び なつかしいなあ なつかしいけど 帰れない
卑怯者山本あき山本あき田久保真見大谷明裕伊戸のりお捨て台詞の ひとつでも言って すててくれたら よかった ごめんねなんて そんなさよなら 追いかける ことも出来ない 卑怯者 あなたは卑怯者 別れるときに 優しいなんて 卑怯者 哀しい卑怯者 だから憎めないじゃない ずるいよ  心なんて 変わるものだって ずっと思って いたけど 真夏の雪の ようなさよなら 泣きじゃくる ことも出来ない 卑怯者 あなたは卑怯者 別れるときに 抱きしめられて 卑怯者 せつない卑怯者 ずっと忘れられないよ ずるいよ  卑怯者 あなたは卑怯者 別れるときに 優しいなんて 卑怯者 哀しい卑怯者 だから憎めないじゃない ずるいよ
ワッショイ長山洋子長山洋子鈴木紀代岡千秋伊戸のりおワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェーイ 祭りだ祭りだ それ行け ドンドンドン あの国この国 地球は一つ 太郎もメリーも ドキドキワックワク テレツクテンテン テレツクテンテン 手をつなごう  ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェーイ 輪になれ輪になれ みんなで ドンドンドン あの山この山 地球は縁 明子もジミーも ドキドキワックワク テレツクテンテン テレツクテンテン 手をつなごう  ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェーイ 翔(はばた)け 翔(はばた)け 天まで ドンドンドン あの顔この顔 地球結ぶ 次郎もベティーも ドキドキワックワク テレツクテンテン テレツクテンテン 手をつなごう  ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ イェイ イェイ イェイ イェイ イェーイ 神輿(みこし)だ 神輿(みこし)だ ドッコイ ドンドンドン あの夢この夢 地球を駆(か)ける 花子もトミーも ドキドキワックワク テレツクテンテン テレツクテンテン 手をつなごう
ごめんね大丈夫清水節子清水節子幸田りえ西つよし伊戸のりおどうせいつかは 別れるならば 誰も知らないうちがいい どこであなたが 暮らしていても きっと幸せ 願っているから 思い出さえ あなたの心の中から 約束さえ 記憶のすべて消してね 夢ね 夢よ 切なすぎる めぐり逢いの サ・ラ・ン! きっとあなた 大丈夫 きっとわたし チョワ!チョワ!チョワ! 愛してごめんね ミアネ ケンチャナヨ ケンチャナー…  冷めたくらいが 男と女 火傷しなくて ちょうどいい いっそこのまま 嵐の前に 大人どうしの 別れにしましょう 思い出さえ あなたの心の中から 約束さえ 記憶のすべて消してね 夢ね 夢よ 切なすぎる めぐり逢いの サ・ラ・ン! 今夜だけは そばにいて 今夜だけは チョワ!チョワ!チョワ! 愛してごめんね ミアネ ケンチャナヨ ケンチャナー…  夢ね 夢よ 切なすぎる めぐり逢いの サ・ラ・ン! きっとあなた 大丈夫 きっとわたし チョワ!チョワ!チョワ! 愛してごめんね ミアネ ケンチャナヨ ケンチャナー…
岸壁の母三山ひろし三山ひろし藤田まさと平川浪竜伊戸のりお母は来ました今日も来た この岸壁に今日も来た とどかぬ願いと知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「又引き揚げ船が帰って来たに、今度もあの子は帰らない… この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか… 港の名前は舞鶴なのに何故飛んで来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で… お願い…せめて、せめて一言…」  呼んで下さいおがみます ああ おっ母さんよく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あれから十年…あの子はどうしているじゃろう。 雪と風のシベリアは寒いじゃろう… つらかったじゃろうといのちの限り抱きしめて… この肌で温めてやりたい… その日の来るまで死にはせん。 いつまでも待っている…」  悲願十年この祈り 神様だけが知っている 流れる雲より風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ。 愛し子待ちて今日も又、 怒濤砕くる岸壁に立つ母の姿を-」
優駿の風橋幸夫橋幸夫椎名透明勅使原煌伊戸のりお弧を描く空 風は緩やかにうねり 優駿の嘶きに 大地は震える 息子よ この遠き古里で 私は一人 お前を想う  確かな言葉を 探すように どこまでも続く 草原を行きながら 誰もが皆 それぞれに 帰る場所を求め 彷徨うなら この父なる国に 身を埋めて 砂漠に降る 雨となろう  照り渡る陽は あまねく草木を育て 旅行ける者たちの 心を燃やす 家族よ この遠き古里で 私は一人 夢に見ている  何も言わずに 抱き合える日を すべての過ちを 償えるその時を 誰もが皆 それぞれに 愛の影を求め 彷徨うなら この優しい風に 一片の 歌を乗せて 届けよう 届けよう
アデュー横浜友貴一彰友貴一彰みうら・うらら加藤将貫伊戸のりおワイングラスに口づけて 遠く見つめる黄昏は 夕陽に染まる 地平線 恋のなごり おしむよに アデューさよなら… 死ぬほどに 愛してしまった わたしなの アデュー横浜 お別れね  好きになってはいけないと 決めた人なのあの人は 夢ならさめて ほしいのに 胸がいまも 凍えます アデューさよなら… 辛すぎて 涙に震える この想い アデュー横浜 お別れね  港見下ろすこの町は 甘い潮風吹き上げる 波間に浮かぶ 地平線 月に光る 夜の海 アデューさよなら… 死ぬほどに 愛してしまった わたしなの アデュー横浜 お別れね アデューさよなら お別れね
おんなの湖畔小桜舞子小桜舞子石本美由起水森英夫伊戸のりお最後のメールを あなたに送り さめた コーヒー 淋しくすする 言葉も絶えた この部屋の ベッドに眠る 私の恋よ ここは 雪国 湖畔のホテル ああ 田沢湖に 陽が沈む  あなたの心に もう 一人だけ 愛に 冷たい あなたがいたの 一緒に 暮らす 幸せも 約束だけの むなしい夢ね おんな ひとりで たたずむ湖畔 ああ 駒ヶ岳 風が泣く  後ろを 向かずに 出直すつもり 明日は 笑顔で 手を振りましょう さよなら 愛の たつこ像 お湯の乳頭 訪ねて行くわ 落葉化粧が 心を染める ああ 田沢湖は 秋景色
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
逢いたかったぜ内蔵助浅野祥浅野祥志賀大介南乃星太伊戸のりおあの日から その日から 歌を忘れた 男たち 口は裂けても この一件は 身内なれども 話せない 逢いたかったなぁ… 四十七士が いのちをかけて 守る忠義の こころざし  唄いたい 唄えない 歌を忘れた 男たち 頬に降る雨 蛇の目の傘で 白い希望の 雪になる 逢いたかったなぁ… 浮かれ浮き様 手の鳴る方へ 壁と障子に 戯れ芝居  まぼろしか 夢なのか 歌を忘れた 男たち 我慢・辛抱は 忠臣蔵の 夢を支える 芯ばしら 逢いたかったなぁ… 闇をけ破る えいえいおーの 声が濡れてる 泉岳寺
ネオンしぐれ山西アカリ山西アカリ岸快生水森英夫伊戸のりおネオン映した 水たまり 跳ねてしぶきに 消えた恋 雨がやんだ 傘のよに 邪魔になったの わたしのことが あれは札幌 すすきのしぐれ  橋のたもとの 約束は 渡りきれずに 消えた恋 川に散った 花のよに 捨てていったの わたしのことを あれは大阪 堂島(どうじま)しぐれ  泣いているよな 濡れ柳 朝の霞(かすみ)に 消えた恋 季節過ぎた 服のよに 脱いでいったの わたしのことを あれは中洲の 那珂川(なかがわ)しぐれ
化身KenjiroKenjiro円香乃南乃星太伊戸のりお世の中は 意地悪ね 綺麗な娘には 優しくて 流行の服も まなざしも 彼女たちのもの 幸せの 数なんて 決まっているのよ 始めから どんなに燃えて 焦がれても 奇跡なんて夢 時が来れば 大空に 羽根を広げる 蝶のように 綺麗になって いつの日か あなたの心に 留まってみせる  香水が よく似合う 好みの女に 変わりましょう 偶然だわと 街角で 声をかけるのよ 驚いた あの人が お茶でもどうかと 誘ったら 返事を焦らし 少しだけ 悩むフリをする 地味で愚図な 私でも 花を飛び交う 蝶のように 綺麗になって いつの日か あなたに好きだと 言わせてみせる  時が来れば 大空に 羽根を広げる 蝶のように 綺麗になって いつの日か あなたの心に 留まってみせる
浮草慕情三山ひろし三山ひろし荒川利夫山口ひろし伊戸のりおこの目に見えない 運命(さだめ)の嵐 今日もふたりを もてあそぶ もしもあなたが 死ぬのなら そうよ私も 生きてない ねえ あなた 命をひとつに かさねたい  負けたらだめだと 心を叱(しか)る 別れられない この人よ 肩を並べて 酔う酒の 耳に聞こえる 汽車の笛 ねえ あなた 涙にうかべる 故郷(ふるさと)よ  どこまで流れる 運命(さだめ)の川を ネオン灯りが 目にしみる どこへ着こうと 浮草の 愛を明日へ つれていく ねえ あなた この手を放(はな)して 暮らせない
薔薇に…安奈ひとみ安奈ひとみ伊丹れい深野義和伊戸のりお淋しいときだけ このドア叩く あなたが好きなの 許せない 哀しいくせに 別れられない 憎みながらも 抱かれてる  薔薇になりたい 蝶になりたい 綺麗になったと 言われたい 振り向くあなたに そっと告げるの 愛していました さよならと  私の移り香 シャワーで消して あなたは夜明けに 鳥になる もう泣かないと 決めていたのに 頬を涙が 濡らします  薔薇になりたい 棘をもちたい あなたを刺したい 華やかに 振り向くその瞳に きっと告げるの 愛していました さよならと  薔薇になりたい 蝶になりたい 綺麗になったと 言われたい 振り向くあなたに そっと告げるの 愛していました さよならと 愛していました さよならと
母さんの背中新川めぐみ新川めぐみ岡宏弦哲也伊戸のりお母さんの 丸まった 背中の顔が 私にポツリと 語りかける お前が 生まれて ここまで育て 私は うれしいのか 悲しいのか 私の ことは 心配せずに お嫁に お嫁に 行きなさい  母さんの やせている 背中を見ると 私は涙が 溢れ落ちる 私が お嫁に いったとしたら ひとりで ここにいても 泣くだけよね あなたの事が 大好きだから 一緒に いたいの いつまでも  私の ことは 心配せずに 一緒に 一緒に 暮らそうね
恋つむぎ三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズたかたかし水森英夫伊戸のりおあなたの好きな この紬 はじめて袖を 通す夏 時節(とき)はいつしか ひとまわり わたしにさいごの 笑顔をみせた あの日とおなじ 蝉しぐれ  わたしの髪に 花一枝(ひとえ) 優しく挿して くれた人 時節(とき)はながれて 走馬燈 あなたに嫁いで 行くはずでした 悲しいさだめ 恋つむぎ  紬の色は あせもせず 女のからだ 包みこむ 時節(とき)はいつしか ひとまわり あなたに愛され あなたと生きた 温もりひとつ 夢あかり
御来屋漁港桂木龍桂木龍桂木龍三輪ひろし伊戸のりお握る舵に想い乗せ 踊る鼓動に波飛沫(しぶき) 背には大山仰ぎ見て 名和神社(なわ)の御守り胸に抱き 怒濤(なみ)を蹴(け)たてる親子船 霞んで見ゆるは隠岐の島 陸(はま)で祈るは可愛い女房 無事に帰るぞ大漁土産(みやげ) 漁師(おとこ)の魂(こころ)波に乗せ 時化(しけ)る荒波 (ハァ~ドッコイ!) 御来屋漁港  歴史に刻んだこの街で 明日は中山・文芸小径(こみち) 身を寄せ歩んだ帝(みかど)様 誓う男の志(こころざ)し その夢継いだこの御来屋(はま)で イブシ男の心意気 錆びたデッキで網を張り 誘う刺し網この腕がなる 流れる汗に波の華 騒ぐカモメに (ハァ~ドッコイ!) 御来屋漁港  空にはためく五色の旗に 優しく灯る御崎(みさき)の灯台(あかり) 親子を繋ぐこの船で 酒を飲み干し (ハァ~ドッコイ!) 御来屋漁港
小樽のひとよパク・ジュニョンパク・ジュニョン池田充男鶴岡雅義伊戸のりお逢いたい気持ちが ままならぬ 北国の街は つめたく遠い 粉雪まいちる 小樽の駅に ああ ひとり残して 来たけれど 忘れはしない 愛する人よ  二人で歩いた 塩谷の浜辺 偲べば懐かし 古代の文字よ 悲しい別れを ふたりで泣いた ああ 白い小指の つめたさが この手の中に いまでも残る  小樽は寒かろ 東京も こんなにしばれる 星空だから 語り明かした 吹雪の夜を ああ 思い出してる 僕だから かならずいくよ 待ってておくれ 待ってておくれ
YOKOHAMA片想いはやぶさはやぶさ旦野いづみグッチ裕三伊戸のりおだから言ったのに 遊びの恋など 出来ないこの僕を なんでこんなに酔わせるの 好きなあなたが こんなに遠い だってYOKOHAMA 片想い 優しさだけじゃ 寂しすぎて すべて求めた 片想い  あなた笑うでしょ 好きだと言えずに 夕陽の桟橋で 涙浮かべた僕だから 今日はなぜだか 帰りたくない ここはYOKOHAMA 片想い 男と女 めぐりあいは 後を引くような 片想い  せめて今夜だけ 朝までいたいと あなたを困らせる 僕は後には戻れない チャイナタウンの 灯りにもたれ 港YOKOHAMA 片想い このまま同じ 夢をみたい 愛を信じた 片想い
遠州 森の石松富士たかし富士たかし万城たかし高野かつみ伊戸のりお暴れ石松 長脇差抜けば 光る刃に 逆さ富士 酒と喧嘩が 売りもンで 人情ほろほろ 馬鹿がつく 次郎長一家の 伊達男 開いた片目に ああ駿河湾  (セリフ)清水一家に大政・小政… 喰いねぇ喰いねぇ ス・ス・寿司喰いねぇ 江戸っ子だってねぇ で、そ、その次に 強えのは誰ズラ?! …えーい、じれってい! 遠州名物 空っ風。 誰かを忘れちゃいませんかっ てんだいっ。  四国金毘羅 讃岐を後に 伏見渡しの 船道中 押しの問答 石松は どん尻控えし 泣き笑い 度胸の良さなら 天下一 涙もろいが ええ玉に瑕  唄は茶所 チャッキリ節の 清水港は あと半路 不義理乱刃の 都鳥 石松無念の えんま堂 喧嘩場封じの つば紐が 散って哀しい ああ東海道
天の川伝説よしかわちなつよしかわちなつ木下龍太郎伊藤雪彦伊戸のりおひとり寝 三百六十四日 添い寝残りの 一夜(いちや)だけ 七夕みたいな 二人の恋は 年に一度の めぐり逢い 明日(あした)は雨が 降らないように 飾る短冊 天の川  土砂降り雨なら 溢れる水で 棹も刺せない 世間川 七夕みたいに 小舟がなけりゃ 逢いに行けない 忍び恋 去年は夢が 叶わぬだけに またも気になる 空模様  明日(あした)の晴れ着に 夜なべで縫った 小千谷(おぢや)縮みの 恋衣 七夕みたいに 逢えない時は 更に一年 先になる 今年はきっと 晴れますように 祈る女の 天の川
はつ恋みゆき&舞みゆき&舞伊藤美和四方章人伊戸のりお長い坂道 陽炎(かげろう)揺れて 遠く聞こえる蝉の声 二人通った小道 覚えてますか あの頃を 覚えてますか あの恋を まぶた閉じれば浮かびます 風になびいた白いシャツ 夏がゆく 夏がゆく 陽射しも眩しい はつ恋  路面電車が ガタゴト走る 雨宿りしたアーケード 今も変わらない街 想い出ですか あの頃は 想い出ですか あの恋は まぶた閉じれば聞こえます 受話器向こうの照れた声 秋がゆく 秋がゆく 夕焼け染まった はつ恋  息を手のひら 吹きかけながら 雪のちらつくバス停で 話し込んだ夕暮れ 覚えてますか あの頃を 覚えてますか あの恋を まぶた閉じれば浮かびます 交換日記の丸い文字 冬がゆく 冬がゆく 木枯らし泣いてた はつ恋
あの日のまま愛よしの愛よしのなかむらりんじ岡千秋伊戸のりおあなたと別れた あの日から 時間が止まった ままの部屋 壁に残った 傷跡を 指でなぞれば 切なくて あなたの温もり 探してしまう 愛は今でも 私の胸の中  夜更けに開いた 日記帳 涙で滲んだ さようなら 枕カバーの 残り香に 恋の月日が よみがえる あなたの名前を 小さく呼べば 愛が哀しく 今夜も騒ぎだす  あなたの歯ブラシ 捨てたけど 捨てられないのよ この未練 お酒なんかじゃ 忘れない せめてもいちど 抱きしめて あなたと夢でも 逢えればいいの 愛は今でも あの日のままだから
ほんま云うたら何やけど金沢明子金沢明子落合博章弦哲也伊戸のりお花の浪花で 産声あげて 浪花おんなで 生きて行く 気イは強いし お世辞もないが 情にもろうて お人好し ほんま云うたら 何やけど ちぃーと小銭も 貯めてます こんな女で よかったら あんた 惚れてみませんか みませんか  水の浪花は 道頓堀に 咲いた 咲いたよ 恋の花 男まさりで 祭りが好きで 惚れりゃとことん 尽くします ほんま云うたら 何やけど 年齢(とし)のわりには 初心(うぶ)でっせ こんな女で よかったら あんた 惚れてみませんか みませんか  歌は浪花よ 通天閣に ちょいと小粋な 風が吹く 野暮は云わない 愚痴も云わない 人の陰口 聞かせない ほんま云うたら 何やけど 嘘も方便 堪忍や こんな女で よかったら あんた 惚れてみませんか みませんか
太陽のスマイル~ナルトの燦々サンバ~黒木ナルト黒木ナルト結木瞳宮下健治伊戸のりおああ太陽の スマイル一緒に 地球のみんなが こんにちは だから今日も明るく 楽しく行こう 生きているって カーニバル さあさ燦々サンバ 太陽のスマイル もっと燦々サンバ サンバで踊ろう 笑顔で踊れば 世界はひとつ ボン・ジーア ボア・タルジ ボア・ノイチ そうさ朝から晩まで ナルトのサンバ オーレ!  ああ太陽の スマイル連れて 南の国から こんにちは だから明日も夢見て 元気に行こう 熱い希望の カーニバル さあさ燦々サンバ 太陽のスマイル もっと燦々サンバ サンバで踊ろう 陽気に踊れば 世界も笑う ボン・ジーア ボア・タルジ ボア・ノイチ そうさいつでもどこでも ナルトのサンバ オーレ!  さあさ燦々サンバ 太陽のスマイル もっと燦々サンバ サンバで踊ろう 輪になり踊れば 世界はひとつ ボン・ジーア ボア・タルジ ボア・ノイチ そうさ七つの海越え ナルトのサンバ そうさ七つの海越え あなたとサンバ オーレ!
望郷始発駅千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおふるさとに 祝いごとでもなけりゃ 帰れないのかと 山が叱る そばで「おかえり…」と 川が笑う 花がどこかで 咲いてるような 風の匂いが なつかしい ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  おみやげは 俺の元気な顔さ 友よ学校よ 海の駅よ 「みんな ただいま…」と 空に叫ぶ 生れ育った みどりの大地 親の足跡 残ってる ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  兎(うさぎ)追いかけ 小鮒も釣った 俺の人生 始発駅 ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ
露草真咲よう子真咲よう子木下龍太郎伊藤雪彦伊戸のりお夜の暗さに つまずきながら 迷い続けた ひとり道 寒いこころに 点(とも)してくれた 夢の灯火(あかり)が 道しるべ 露草 露草 今日からは お前の愛の 露に咲く  指に触れても 掴(つか)んでみれば いつもしあわせ 影法師(かげぼうし) 春の遅さを 恨みもしたが 無駄じゃなかった まわり道 露草 露草 今日からは お前の愛の 露に咲く  ひとりぼっちじゃ 捜せぬ明日(あす)も きっと見つかる 二人なら 何があろうと 一緒と決めて すがるその瞳(め)が いじらしい 露草 露草 今日からは お前の愛の 露に咲く
笑顔の花が咲くように入山アキ子入山アキ子入山アキ子大谷明裕伊戸のりお舞いおちる雪 ハマナスの香り 春は必ず 来ると信じて ひとすじに 心を燃やし めぐり逢えた あなたと共に 一歩 一歩 歩きつづけたい 笑顔の花が 咲くように  降りしきる雨 タワーの灯り 輝く明日(あした)が かすんで見えた 倒れても また 立ち上がり めぐり逢えた あなたと共に ずっと ずっと 歩きつづけたい 笑顔の花が 咲くように  ひとすじに 心を燃やし めぐり逢えた あなたと共に 一歩 一歩 歩きつづけたい 笑顔の花が 咲くように
女と男の縄のれん梓夕子&宮下健治梓夕子&宮下健治たきのえいじ宮下健治伊戸のりお雨が背中に 沁みる夜は お酒恋しい 縄のれん どこかよく似た 似た者どうし 酒が縁(えにし)の さし向かい いい男 いい女 女と 男の 縄のれん  何も聞かない つもりでも 酔えばお酒が 聞きたがる 云ってどうなる 過去でもないし 空けておくれよ 盃を いい男 いい女 女と 男の 縄のれん  そうねあなたも 縁歌(えんか)だね いいわも少し つき合うわ 通りすがりに 飲む酒なのに 何故か気が合う しみじみと いい男 いい女 女と 男の 縄のれん
ひとりきりのラブ・ソング岡田しづき岡田しづき篠原仁志小野サトル伊戸のりおこんな夜は ひとりきりでラブ・ソング 涙で送る 愛の詩 夜明けまで ひとりきりでラブ・ソング 夢は 帰らない  うらみっこなしね 大人同士なら ふたりで降りた 小さな恋のステージ  飲みかけの水割りも 消し忘れた煙草も さげていいわ このテーブル 戻る人もいない  こんな夜は ひとりきりでラブ・ソング 最後に送る 愛の詩 明日からあなたの来ない店 愛は 歌えない  泣いたら負けね 洒落たゲームなら これでおしまい ふたりの恋のデュエット  名前書いたボトルも あの人のアドレスも 捨てていいわ この店先 思い出せばつらい  こんな夜は ひとりきりでラブ・ソング 最後に送る 愛の詩 明日からあなたの来ない店 愛は 歌えない  こんな夜は ひとりきりでラブ・ソング 涙で送る 愛の詩 夜明けまで ひとりきりでラブ・ソング 夢は 帰らない
四丁目のスナック高橋樺子高橋樺子もず唱平南乃星太伊戸のりお一丁目のスナックでひと目惚れ タイプじゃないからおやめなさいと ママに忠告されたけど 打ち明けたのです「好きです」と 挙句に遊ばれ捨てられました  一丁目が駄目なら二丁目があるさ ルルル ルルル  二丁目のスナックの止まり木で 健さんみたいな人に出逢って ママに紹介されたけど 武骨で取りつく島もなく 息さえ詰まって死にかけました  二丁目が駄目なら三丁目があるさ ルルル ルルル  三丁目のスナックの馴染み客 バツ一ながらも気さくな人と ママに云われて大乗り気 自宅を訪問してみたら 子供が九人の大家族です  三丁目が駄目なら四丁目があるさ ルルル ルルル  四丁目のスナックでクラス会 十五の初恋メラメラ燃えた ママに秘密にしたいから この頃飲む時きゃお澄ましで 黙って水割りお代わりします 黙って水割りお代わりします  四丁目が駄目でもあきらめないさ ルルル ルルル
Love Foreverすいめいすいめいやしろよう大谷明裕伊戸のりお黄昏のカフェテラス 頬杖をついて 行き過ぎる思い出 眺めてる 軽やかに恋を着飾って 夜へと急ぐ シンデレラたち  夢からさめたら きっと気がつくわ たったひとつ真実の愛 輝いているのね  Love Forever あなたへの 想いはあふれて 頬を濡らす Love Forever もう一度 あなたの胸に抱きしめて  真夜中の交差点 わざと立ち止まり 差しのべるあなたの 手を待つの 何故かしらそんな一場面 こんなに胸を 切なくさせる  一人で歩ける女になっても 心だけが立ち尽くすの 淋しさに震えて  Love Forever あなたへの 想いを束ねた赤いブーケ Love Forever もう一度 あなたの胸に飾らせて  Love Forever あなたへの 想いはあふれて 頬を濡らす Love Forever もう一度 あなたの胸に抱きしめて
母恋しぐれ笠氷川きよし氷川きよし原文彦宮下健治伊戸のりお片手拝みで 故郷をすてた 野暮を承知の 旅がらす あの日ながめた まんまる月が 今宵(こよい)無宿者(むしゅく)の 背を照らしゃ おっ母(かあ)恋しや 風がおっ母(かあ)の声になる  枯れたすすきの 葉擦(はず)れの音が 荒(すさ)む心に なぜ優(やさ)し 意地で流れた 二年と三月 飾る錦も ないままに おっ母(かあ)達者か せめて逢いたや 草枕  あすは東か それとも西か ちびた草履(ぞうり)の 向くままに 義理に引かれて 情けに揺れて 故郷(くに)は遠くに なるばかり おっ母(かあ)ごめんよ 泣くな未練のしぐれ笠
泣き上戸三代沙也可三代沙也可麻こよみ伊藤雪彦伊戸のりおこの手をほどき 足早に 小雨に消え行く うしろ影 あの日思えば 哀しくて お酒がしみます この胸に‥‥ 私やっぱり 泣き上戸 涙ぽろぽろ 夜ふけの酒場  別れが来ると 知らないで 幸せ続くと 信じてた 指の先まで まだ残る あなたのぬくもり せつなくて‥‥ 私やっぱり 泣き上戸 涙ぽろぽろ とまり木酒場  飲まなきゃ夜が 長すぎて 飲むほどひとりが 淋(さび)しくて 二年暮らした 人だもの 忘れることなど できないわ‥‥ 私やっぱり 泣き上戸 涙ぽろぽろ 夜ふけの酒場
長編歌謡浪曲 その夜の上杉綱憲三山ひろし三山ひろし北村桃児山倉たかし伊戸のりおこの討ち入りの夜 父 上野介襲撃さるるの報に接し 直ちに軍勢を率いて出馬しようとした人がいた、 その身は従四位下、上杉弾正大弼綱憲。 出羽米沢十五万石の名家の為に泣いて止めた千坂兵部、断ち難き親子の絆。 彼も亦運命の糸が操る人間相克の劇(ドラマ)の中の人であった。  一、赤穂浪士の討入りは 敵も味方も雪の中 此処が命の 捨てどころ 月が照らした 人間模様 十と四日の 夜が更ける  二、弾正大弼綱憲は 父を案じて床の中 何故か今宵は 胸騒ぎ 閉(と)じる瞼が 眠りに落ちぬ 十と四日の 夜が更ける  「夜中恐れ乍ら御大守様に申し上げまする。 只今御尊父上野介様お屋敷へ浅野の浪人が斬り込みましてござりまする。 人数の程は、しかと分かりませぬが百人以上との注進にござりまする!」  「何!真か!!うむ己れ!すぐさま 家来共に戦じゃと申せ! ええ!直ちに本所へ繰り出し 浅野のやせ浪人ひとり残らず討ち取るのだ!!」  吉良家の嫡男と生れたが わずか二才で養子となって 名将上杉謙信の 家名を継いだ綱憲が 怒り狂うも無理じゃない 父の命の瀬戸際を 何んでこの侭見逃そう 鎖かたびら身にまとい 黒の小袖に錦の袴 たすき十字に綾なして 槍を小脇にツッ、ツッ、ツツ…… 走り出でゆく玄関先 早くも雪の庭前に 居並ぶ勇士の面々は 家老色部の又四郎 深沢重政 森監物(もりけんもつ) 更に柿崎弥三郎 その数実に三百人  「おう!馬を引け」 我につづけとまたがれば 大門開く八文字 駒はいななき白雪を けたててパッパッパパ…… 日比谷の屋形正に出でんとした時に  「殿!しばらくしばらく!!」 馬のくつわをしっかりと 押えた人は誰あろう 上杉随一、智恵の袋とうたわれた 家老上席千坂兵部その人なり  「兵部何故止めるのだ、現在(いま)父と吾子の義周(よしちか)が浅野の 家来に襲われているのだぞ!そこを退け!兵部ええ!! 退かねば突殺すぞ!!」  槍をかざして馬上に立てば ぐっと見上げた千坂兵部 此処が我慢の仕どころじゃ 貴方は貴方の務めがござる 若しも広島浅野の御宗家 四十万石力にかけても仇討たせると 軍勢まとめて繰り出したなら 最早やひくにもひけませぬ 正に天下の一大事 後の咎は何んとする 歴史に残る上杉の 家名を潰す綱憲様は 愚か者よと笑われましょう 儂の言葉が無理ならば 斬って出陣遊ばせと 血を吐く想いで諫める千坂 その一言が 磐石の 重みとなって胸を打つ  「兵部解った。皆の者それぞれ持場に帰り指示を待て。 千坂よ、仏間に御法燈(みあかし)を灯せ。天下に恥をさらしたとて 父は父。余は独り静かに、あの世へ旅立ちなさる父上の 御冥福(めいふく)を祈ろう。千坂のじいよ。大名の子は辛いのう」  三、槍を大地に突き立てて 泣いて堪えた綱憲の 顔を照らして 陽が昇る 仇も恨みも 降り積む雪も 解けて流れる 朝が来る
津軽おなご節松川未樹松川未樹新條カオル岡千秋伊戸のりお祭りばやしと 惚の字の人が 今日も呼んでる あかね雲 津軽育ちは 根っから純で 想い一途に 春を待つ… 声の良さなら 親ゆずり あゝ おなごじょっぱり いのち唄  七つ転んで 八つで起きて あんた恋しと 火を燃やす 瞼とじれば お岩木山が いつも見えます 守り神… 色の白さは 雪育ち あゝ おなごじょっぱり 深なさけ  あんた想って 眠れぬ夜は こころ焦れる あいや節 叩く太棹 津軽の空へ 明日は届けと 夢だより… 声の良さなら 親ゆずり あゝ おなごじょっぱり 叫び唄
きよしの日本全国 歌の渡り鳥氷川きよし氷川きよしかず翼桧原さとし伊戸のりお北へ幸せ届けます 南へ笑顔を届けます 日本全国みんな故郷(ふるさと) 帰って来たよ 時にゃ淋しい こともある だけど俺らにゃ 唄がある 意地と根性で 歩いて行くよ 熱い拍手に 迎えられ 今日も来ました 俺らは渡り鳥  西で優しさありがとう 東で応援ありがとう 日本全国みんないい人 愛しているよ いつも別れは 悲しいが きっとまた逢う また逢える 夢と希望の 振り分け荷物 胸に思い出 抱きしめて ちょいと振り向く 俺らは渡り鳥  汗と涙で 咲かせた花に 風も吹くだろ 雨も降る 明日へ飛び立つ 俺らは渡り鳥  みんな 元気でなぁ…
湯布院ワルツ野村美菜野村美菜森田いづみ水森英夫伊戸のりお恋の終わりを 告げるよな 鴬(うぐいす)哀し いで湯町 これが最後の ふたりの旅路 春もさかりの 湯布院に 灯るさびしい 灯るさびしい 宿あかり  水に浮かんだ 花筏(はないかだ) 紅く染めゆく 金鱗湖(きんりんこ) 日暮れ街道 遥かな由布岳(やま)よ こころ寄り添う 湯布院は 辻馬車(ばしゃ)に揺られる 辻馬車(ばしゃ)に揺られる ふたり道  いくら燃えても すがっても わかれ涙の 夜が明ける 今日はいらない 明日が欲しい 霧が隠した 湯布院に 愛も散りゆく 愛も散りゆく 消えてゆく
霧積の宿岡ゆう子岡ゆう子林谷敏子君塚昭次伊戸のりお落葉松(からまつ)の 林の中を 風が静かに 過ぎて行く 恥らいながら うち明けた 女心の 胸のうち 愁(うれい)を秘めた 夕焼けが 小窓を染める 霧積(きりつみ)の宿  吐く息も 重なる峠 手と手引いたり 引かれたり 一つに想い 溶け合って 心の糸を ふるわせた あの日の遠い ときめきに やさしく暮れる 霧積の宿  谷川の 果てない流れ 山の水車も はずんでた 我がまま言って 困らせた 愛の証(あか)しの 恋心 帰らぬ人の 面影が 湯の香に揺れる 霧積の宿
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
歌謡劇場 大利根無情三山ひろし三山ひろし猪又良長津義司伊戸のりお利根の利根の川風 よしきりの 声が冷たく 身をせめる これが浮世か 見てはいけない 西空見れば 江戸へ江戸へひと刷毛(はけ) あかね雲  「佐原囃子が聴こえてくらァー想い出すなァ…、 御玉ヶ池の千葉道場か うふ…。 平手造酒 も、今じゃやくざの用心棒 人生裏街道の枯落葉か。」  義理の義理の夜風に さらされて 月よお前も 泣きたかろ こゝろみだれて 抜いたすすきを 奥歯で噛んだ 男男泪(なみだ)の 落し差し  「止めて下さるな、妙心殿。落ちぶれ果てても 平手は武士じゃ男の散りぎわだけは知って居 り申す。行かねばならぬ、そこをどいてくださ れ、行かねばならぬのだ。」  瞼(まぶた) 瞼ぬらして 大利根の 水に流した 夢いくつ 息をころして 地獄まいりの 冷酒のめば 鐘が鐘が鳴るなる 妙円寺(みょうえんじ)
おてもやん氷川きよし氷川きよし熊本県民謡熊本県民謡伊戸のりおおてもやん あんたこの頃 嫁入りしたでは ないかいな 嫁入りしたこたァ したバッテン 御亭(ごて)どんが ぐじゃっぺたるけん まァだ盃ァ せんだった 村役 とび役 肝(きも)入りどん あん人たちの 居らすけんで あとはどうなと きゃァなろたい 川端松つァん きゃァめぐろ 春日南瓜(かすがぼうふら)どん達ァ しりしっ張って 花盛り 花盛り ピーチクパーチク 雲雀の子 ゲンパクなすびの イガイガドン  一つ山越え も一つ山越え あの山越えて 私ァあんたに 惚れとるばい 惚れとるバッテン いわれんたい 追い追い彼岸も 近まれば 若もん衆も 寄らんすけん 熊んどんの 夜聴聞(よじょもん)詣(まい)りに ゆるゆる話も きゃァしゅうたい 男振りには 惚れんばな 煙草入れの銀金具が それが因縁(いんねん)たい アカチャカベッチャカ チャカチャカチャ
Ko・yu・ki大谷めいゆう大谷めいゆう都城光人大谷明裕伊戸のりおグラスをあおれば 今夜も 街は嘘つきばかりの 吹きだまり だから今日まで ひとりぼっちで 生きてきたのと 無理に笑った Koyuki おまえは ひとりじゃないんだよ 今夜はじめて 打ち明けるけど おまえが好きさ 嘘じゃない  くわえたタバコに 差し出す つけたマッチの灯りを 吹き消して そうね夢なら ささやかだけど あるとつぶやく 俺の目を見た Koyuki おまえが そばにいてくれると やさしくなれる この俺なのさ 嘘っぽいけど 嘘じゃない  似た者同士さ 俺たち だからおまえの気持ちが わかるんだ 酔えば昔を 思い出すのか うつむき顔で 涙ぐんでた Koyuki 涙は すべて過去のことさ 俺がおまえの 明日になって きっと笑顔をあげるから  俺がおまえの 明日になって きっと 笑顔をあげるから
紅い海峡黒木美佳黒木美佳田久保真見岡千秋伊戸のりお女の胸の 谷間(あいだ)には 涙をためた 海峡がある 渡る渡れぬ この想い あなたに届ける 連絡船(ふね)はない 心の傷から 流れる雫に 染まれば そこは そこは 紅い海峡  ゆびきり切って 針千本 小指をきつく 噛んでみました あなた誰かを 抱いたなら ほんとに飲ませて しまうから 心の傷から 流れる雫で 手紙を 書けば それは 紅い恋文  死んでもいいと 思うほど 哀しいときは 笑ってみます 結ぶ結ばぬ この恋は 儚く消えゆく 波の花 心の傷から 流れる雫で くちびる 染める そこは 紅い海峡
恋次郎旅姿氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也宮下健治伊戸のりおまっぴらご免(めん)と 故郷(ふるさと)捨てて 旅にでました 東海道 箱根越えれば 糸切れ凧で 風の吹くまま 東へ西へ 夢も半端な 恋次郎 明日(あす)は雨やら 明日は雨やら アアンアアンアンアン 曇りやら  七里(しちり)の渡しを 日暮れに越えりゃ 石の地蔵が 母の顔 そうは桑名の 焼ハマグリと そっと拳(こぶし)で 拭(ぬぐ)った涙 知らぬ他国の 恋次郎 なんで今更 なんで今更 アアンアアンアンアン 里ごころ  ちょっくらご免(めん)と 大手を振って 雲と道づれ 気まま旅 鈴鹿峠(すずか)こえれば 明日(あした)は草津 京の都じゃ あの娘に逢える 浮かれトンビの 恋次郎 草鞋(わらじ)結んで 草鞋結んで アアンアアンアンアン 急ぎ足
ブラック・ダイヤモンドチャン・ウンスクチャン・ウンスク田久保真見樋口義高伊戸のりお昔の男が 言ったわ 「お前は ブラックダイヤモンド」 その意味を 確かめる 勇気があなたに あるかしら? 恋なんて 落とし穴 落ちてみなくちゃ 分からない ブラック・ブラック・ダイヤモンド 謎めいて きらめいて ブラック・ブラック・ダイヤモンド 色づいて 毒づいて 私は あなたに どう 映るのかしら?  泣きまね上手な 女が 欲しがる ピンクのダイヤモンド すきとおる 輝きは ままごと遊びで つまらない 愛なんて 迷宮よ 迷い込むのが 楽しいの ブラック・ブラック・ダイヤモンド 謎めいて きらめいて ブラック・ブラック・ダイヤモンド 色づいて 毒づいて 私を あなたは どう 落とすのかしら?  ブラック・ブラック・ダイヤモンド 謎めいて きらめいて ブラック・ブラック・ダイヤモンド 色づいて 毒づいて 私は あなたに どう 映るのかしら?
初雪の宿村上良輔村上良輔伊藤薫宮下健治伊戸のりおかくれ障子に 月灯り ゆれて淋しい 風の音 何もいらない あなたがいれば 今の私は このままで 誰かお願い 時間を止めて ああ…運命(さだめ)悲しい 初雪の宿  いくら燃えても 重ねても 添えるはずない 夢細工(ゆめざいく) 窓の向こうに 小さく紅く 冬に色づく やぶこうじ いっそこのまま 春まで抱いて ああ…心ちぎれる 初雪の宿  少し遅れて 部屋を出る まるで他人の ふりをして 愛の喜び 覚えたあとで 生きる辛さを 知りました ひと夜かぎりの 情(なさけ)がほしい ああ…運命(さだめ)悲しい 初雪の宿
世界の国からこんにちは三山ひろし三山ひろし島田陽子中村八大伊戸のりおこんにちは こんにちは 西のくにから こんにちは こんにちは 東のくにから こんにちは こんにちは 世界のひとが こんにちは こんにちは さくらの国で 1970年の こんにちは こんにちは こんにちは 握手をしよう  こんにちは こんにちは 月の宇宙へ こんにちは こんにちは 地球をとび出す こんにちは こんにちは 世界の夢が こんにちは こんにちは みどりの丘で 1970年の こんにちは こんにちは こんにちは 握手をしよう  こんにちは こんにちは 笑顔あふれる こんにちは こんにちは 心のそこから こんにちは こんにちは 世界をむすぶ こんにちは こんにちは 日本の国で 1970年の こんにちは こんにちは こんにちは 握手をしよう こんにちは こんにちは 握手をしよう
演歌はいいね松川未樹松川未樹荒木とよひさ弦哲也伊戸のりお演歌はいいね 心にしみて 演歌はいいね 人情(なさけ)があって 塩っぱい涙と Tシャツひとつ 人生七坂 がんばりゃいいさ エンヤコラ今夜は まわし酒 酔って乾杯 …演歌はいいね  演歌はいいね 秋刀魚の味が 演歌はいいね 涙の味が 夢のあなぼこ 明日が見えりゃ 人生横丁 がんばりゃいいさ エンヤコラ今夜は まわし酒  酔って乾杯 …演歌はいいね  演歌はいいね 汽笛が聴こえ 演歌はいいね 故郷が見えて 敗けちゃならない 奥歯をかんで 人生荒波 がんばりゃいいさ エンヤコラ今夜は まわし酒 酔って乾杯 …演歌はいいね  エンヤコラ今夜は まわし酒 酔って乾杯 …演歌はいいね
はまなす岬林あさ美林あさ美鈴木紀代岡千秋伊戸のりお野に咲く名もない 花だから あなたのその指で 摘まれたい 東京へは 行きません 津軽で 暮らします 幸せよ幸せよ ここはふるさと 春まだ浅い 小泊(こどまり)岬  あなたと初めて 逢ったのは りんごが赤くなる 秋でした 心はずむ くちづけを りんごが のぞいてた 幸せよ幸せよ かくしきれない 胸のときめき 潮騒岬  愛するひとから 愛されて 女は涙さえ かわくのね 空に浮かぶ 白い雲 二人で 追いかける 幸せよ幸せよ 今はつぼみの 夢が花咲く はまなす岬
夢やぶれて-I DREAMED A DREAM-上沼恵美子上沼恵美子Alain Boublil・Jean=Marc Natel/Herbert Kretzmer・日本語詞:岩谷時子Claude-Michel Schonberg伊戸のりお夢を見ていたわ 望み高く生きて 愛がすべてだと 神は許し給うと  若く勇気溢れ 夢は輝いてた 自由にはばたき 歓び追いかけた  夢は悪夢に 狼の牙が 望み引き裂き 夢喰いちぎり  夏 あの人来て 喜びに あふれた 私抱いたけど 秋にはもういない  待ち続けてるわ あの人の帰りを 愚かな幻 木枯らしが吹き消し  夢見た人生 今地獄に 落ちて二度と私には 夢は かえらない
金春物語三船和子・宮路オサム三船和子・宮路オサム井村昭治伊達信介伊戸のりお(女)銀座の通りの 路地にある (男)金春小路は 夜に咲く (男)煙にむせる 焼き鳥や (女)破れた赤い 提灯(ちょうちん)よ (女)あなたに逢いたい (男女)夢がある  (男)日向にお前を つれだして (女)幸せあげると 云った人 (女)もしやとのぞく 居酒屋の (男)破れた赤い 提灯(ちょうちん)よ (男)も一ど逢いたい (男女)抱かれたい  (女)毎日通った 金春湯(こんぱるゆ) (男)能楽祭りの あの夜を (男)忘れちゃいない 今も尚 (女)破れた赤い 提灯(ちょうちん)よ (女)あなたの思い出 (男女)灯してる
女の劇場三船和子三船和子いではく岡千秋伊戸のりお激しい二十才の 恋があり 四十に忍んだ 恋もある 心に炎を 炎を ああ 抱きしめて わたしが歩いた この道は 花と嵐の だきあわせ  尽くしてささげた 恋があり 世間に背いた 恋もある 火の粉を浴びても 浴びても ああ 通したい 愛する男の ためならば たとえ地獄の 果てまでも  涙で身を引く 恋があり 泣かせて奪った 恋もある 真っ赤な炎が 炎が ああ 燃えたって 尽きればそれまで 悔いはない その日おんなが 終わる時
枯木灘海岸葉月みなみ葉月みなみ円香乃伊戸のりお伊戸のりお口に出したら 涙が落ちる 失くした恋が こぼれ散る どうしてここへ 来たのでしょうか 風と波しか ないものを アザミ色の 夕日が沈む 枯木灘海岸  今の私に 似ているような 哀しい海の 名前です 言えないままの 別れの理由(わけ)は 未練ごころと 捨てましょう 誰もいない 海辺にひとり 枯木灘海岸  沖に浮かんだ 外国船に 二人で夢を 乗せた日よ あの時そっと 身を引くことが たったひとつの 愛でした どこへ行こう 夕日のカモメ 枯木灘海岸
北国夜行氷川きよし氷川きよし麻こよみ四方章人伊戸のりおひと駅ごとに 逢いたさ募る 待っててくれるか この俺を あの日男の 強さがあれば きっとおまえを 離さなかった 詫びる気持ちで 見上げる空に 汽笛ひと泣き あゝ 北国夜行  この手の中で なくなりそうな 小さな肩先 薄い口紅(べに) 足手まといに なりたくないと 涙こらえて 小雨に消えた 線路づたいに 面影たどり 握る切符の あゝ 北国夜行  愛する人を 泣かせたままで つかめるはずない 幸せは あの日男の 優しさあれば そっと抱きしめ 支えてやれた 逸(はや)る心を 急かせるように 雪が舞い散る あゝ 北国夜行
帰ろうよ…花田真衣花田真衣仁井谷俊也宮下健治伊戸のりお夜空で泣いてたオリオン星に かたく誓った北のふるさとよ 帰ろうよ…もう帰ろうよ… ここまでほんとによく頑張った 街のカラスも帰ろと鳴いてるよ  テレビに映った想い出の駅舎 遠いあの日と同じふるさとよ 帰ろうよ…もう帰ろうよ… 辛抱できない訳じゃないけれど 他人にやさしい 心が呼んでるよ  涙で別れた おふくろさんに 一目逢いたい北のふるさとよ 帰ろうよ…もう帰ろうよ… 夢まで置いてくことはないからさ ちょいと出直すつもりで帰ろうよ
逢いたかったぜ三山ひろし三山ひろし石本美由起上原げんと伊戸のりお逢いたかったぜ 三年振りに 逢えてうれしや 呑もうじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 男同志で 酒くみ交す 町の場末の おゝ縄のれん  生まれ故郷の 想い出ばなし 今宵しみじみ 語ろじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ こんどあの娘(こ)に 出逢ったならば 無事(まめ)で居るよと おゝ言ってくれ  誰が流すか ギターのうたに 遠い思い出 偲ぼじゃないか 昔なじみの 昔なじみの お前と俺さ 夢が欲しさに 小雨の路地で 泣いたあの日が あゝ懐かしい
あの人を追いかけてつかさ学つかさ学関乃三恵・補作詩:藤原良大谷明裕伊戸のりおあの人を 追いかけて 愛の深さを 知りました 好きと書いたり あなたと書いて 文字によりそう この町で ただ何となく ただ何となく ただ何となく こころのままに 濡れてみましょう 通り雨  思い出に 誘われて 過去が恋しく なりました 風に任せた 木立のように 揺れるこころは せつなくて ただ何となく ただ何となく ただ何となく 慕(おも)いをよせた 時間(とき)もゆきます 足早に  秋過ぎて 冬がきて 春も近いと 感じます 宛てもないまま ふと書き残す 届くはずない 恋だより ただ何となく ただ何となく ただ何となく ひとりがいいと 消えた背中が 愛しくて
大阪暮色パク・ジュニョンパク・ジュニョン浜圭介浜圭介伊戸のりお西陽(にしび)で焼けた たたみの上 あの人がくれた花瓶 別離(わかれ)た日から花も彩(かざ)らずに 淋しくおいてある あの人が好きやねん くるうほど好きやねん 北の新地に雨が降ります 悲しい歌が 聞こえる あほやねん あほやねん 騙された私が あほやねん  大阪の夜は 悲しくて ネオンに季節感じる 明日があると信じ逢える日を 指おりかぞえてる あの人が好きやねん 誰よりも好きやねん 涙色した淀川の水 思い出すのは まぼろし 忘れへん 忘れへん 私はあなたを 忘れへん  あの人が好きやねん くるうほど好きやねん 北の新地に雨が降ります 悲しい歌が 聞こえる あほやねん あほやねん 騙された私が あほやねん
木曽の峠二見颯一二見颯一かず翼水森英夫伊戸のりお木曽の峠は やまびこ峠 夢を追いかけ 旅立つ背(せな)に 励ます親父(おやじ)の 声がする 山の仕事の 苦労はいつも 御岳(おんたけ)さんが 御岳さんが 見てござる  木曽の峠は 見返り峠 今日はおふくろ 手を振りながら 何度も振り向き 越えるみち 山の暮らしで 白髪(しらが)も増えた 御岳さんも 御岳さんも 雪帽子  木曽の峠は やまびこ峠 山のカケスが 啼き啼き帰りゃ 炭焼く煙が 目に沁みる 親父おふくろ 無事だけ祈り 御岳さんに 御岳さんに 手を合わす
哀の海峡松川未樹松川未樹かず翼岡千秋伊戸のりおなぜかしら二人は 離れて生きて こころ呼び合う 悲しいさだめ 暗い波間に 浮かんで消える 面影ひとつ 夢ひとつ… 涙映した ホテルの窓の 外は果てない 哀の海峡  堪らなく逢いたい 逢うのが怖い もとのきれいな 私じゃないわ せめて教えて 幸せですか 漁り火遠く またひとつ… 忘れられない 女の胸を 波が濡らした 哀の海峡  この世では一緒に なれない恋を 知って哭くのか カモメが一羽 未練ゆさぶる 海鳴り聞いて ひとり旅立つ 夜明け前… どこで生きても あなたはいない 淋しすぎます 哀の海峡
紀ノ川よ山西アカリ山西アカリさくらちさと水森英夫伊戸のりお紀州の女の 負けん気は 山椒のように ぴりりと辛(から)い 雨(あめ)風(かぜ)嵐(あらし)も 耐えたなら 天の恵みに なるのよと 母さん だれにも 見せない涙 呑んで流れる 紀ノ川よ  夕陽に染まった 母の背が 木枯らし吹けば まぶたに浮かぶ 心に誓った 夢ならば 何があっても 負けるなと 母さん その手で 送ってくれた 甘い蜜柑に 泣ける夜  極楽橋から 女人道(にょにんみち) 美(う)っつい春が 包んで香る ふる里はなれて 暮らしても こころやさしい 娘(こ)であれと 母さん つむいだ 尊い願い 乗せて流れる 紀ノ川よ
ひとり北夜行~愛ふたたび~井上由美子井上由美子円香乃岡千秋伊戸のりおあの日外した 想い出の指輪 触れれば恋しさに 胸がふるえます もう二度と あの街に 戻らない 決めたはずの 私の胸を 揺さぶる汽笛… 星が呼んでる ひとり北夜行  きっとあなたは とうに私など 忘れて生きてると バカね信じてた これ以上 この恋が あの人の 夢の邪魔に ならないように 暮らした二年 夜が泣いてる ひとり北夜行  白い切符を ギュッとにぎりしめ 思わず飛び乗った 愛の終列車 待ってると 待ってると 綴られた 文字を見れば また嬉しさに あふれる想い… 愛よふたたび ひとり北夜行
どうだば津軽白雪未弥白雪未弥いではく榊薫人伊戸のりおハアー お国自慢のじょんから節よ  りんごの花咲く ふるさとの 五月(さつき)の空には 鯉のぼり 今度帰って 行く時は 母によく似た 嫁さんと 帰ろかな ああ アラどうだば どうだば 津軽なまりのじょんから節を 歌ってサ  都会ぐらしに あこがれて 来たけどふるさと 夢ん中 夜毎(よごと)通うは 民謡(うた)酒場 きばるよされに アイヤ節 帰ろかな ああ アラどうだば どうだば 同じ故郷のむすめっ子知って 恋をした  白い帽子を 頂上(いただき)に お岩木山コが 薄化粧 里は色づく 柿の実が 熟(う)れてふたりの 恋実り 帰ろかな ああ アラどうだば どうだば 夢にみたみた津軽の故郷(くに)へ 帰ろかな
永遠の春飛鳥とも美飛鳥とも美京えりこ宗宮成則伊戸のりお長い石段 のぼれたら 女の迷い たちきれますか あなたと いつか 来るはずだった 南の街へ ひとり旅 ジャスミンティーを 窓辺で飲めば 春まだ浅い 九イ分(きゅうふん)の海  朝陽 きらめく 阿里山(ありさん)に 命のつぼみ ふくらむ季節 桜を植えた 名もなき夢が 私の瞳 熱くする 涙がぽろり 雲海はるか 花咲く頃に 戻って来たい  明日への祈り ランタン祭り 心に 永遠の春を呼ぶ 面影抱いて 見上げる空に 一羽の燕 旅立ちの時
劇唱 天保水滸伝姿憲子姿憲子東逸平安藤実親伊戸のりお利根は日暮れる 薄(すすき)は眠る 闇のしじまが 訪れる それじゃあんまり つれなかろうと 眉のかたちの 月が出る 女房泣かせの 女房泣かせの 三度笠 ご存知 天保水滸伝  「なんで侠(おとこ)は ぶつかりたがる 意地と意地との 鉢合わせ 露に身の錆(さび)濡らす夜 侘しいねえ」  昔 懐かし 侍 捨てた 詫びる おのれの 成れの果て 友のためなら 笑って死ねる どうせ この世の 流れ星 一つぐらいは 一つぐらいは 善いことを ご存知 天保水滸伝  「相撲甚句(すもうじんく)が はらわた抉(えぐ)る けりがつかない 勝負石(しょうぶいし) 恋も命も 風まかせ 切ないねえ」  人は争う 悲しいけれど 利根(みず)の流れが 尽きるとも 女 惚れたら 生き死に一緒 義理も人情も 懐に こころ安らぐ こころ安らぐ 世にしたい ご存知 天保水滸伝
お別れ出船水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫伊戸のりおもういちど もういちど 夢を見たって いいじゃない もういちど もういちど 恋をしたって いいじゃない なぐさめカモメと 浮き燈台が 波の向こうに ゆらゆら ゆらり 涙は預けてく この町に さようなら さようなら 夜霧の出船  しあわせは しあわせは 逃げて初めて 気づくのね しあわせは しあわせは 追えば追うほど 通せんぼ 別れの言葉と あの面影が まぶた閉じれば ゆらゆら ゆらり 他人に戻します この恋は さようなら さようなら ひとりの出船  泣いたって 泣いたって 心がわりは 帰らない 泣いたって 泣いたって 明日(あす)が平気で 来るじゃない 人生みたいな 揺れ桟橋は 胸がきしんで ゆらゆら ゆらり 未練はちぎってく このテープ さようなら さようなら お別れ出船
嵯峨野恋うた小沢あきこ小沢あきこゆうじ誠宗宮成則伊戸のりおいまか いまかと 待ちわびて しぐれ夜桜 佇むばかり 傘もささずに 心をぬらし 恋し 恋しと 爪をかむ  嵯峨野恋うた 花吹雪 桜 ほろほろ 散るという あゝ散るという  何をどうすりゃ いいのやら 保津川(かわ)の流れに 浮かんで消える 風の便りの はかなさよ 愛し 愛しと むせび泣く  嵯峨野恋うた 風立ちて 紅葉 かさかさ 散るという あゝ散るという  今宵 死ぬほど 泣きましょう ひとり手枕 ひんやり震え 夢の逢瀬で 抱かれて 哀し 哀しと 泣きましょう  嵯峨野恋うた 淡雪(ゆき)哀し 赤椿(つばき)ポトリと 散るという あゝ散るという
女の月夜唄塩乃華織塩乃華織もず唱平キダ・タロー伊戸のりお片割れの おぼろ月 便りが欲しいと 泣いてます 沖を行く あの灯り 明石海峡 目指す船 きっと待つひと いるのでしょうね 逢いたいよ あゝ 淡路・洲本で逢ったひと  三日月を 指差して 二人で行き先 占った 手探りの 恋だから 波の音にも 怯えます 沖の鴎よ 助けておくれ 逢いたいよ あゝ 淡路・洲本で逢ったひと  約束の 月が欠け 十六夜(いざよい) 立ち待ち 待ちぼうけ 水仙の 花陰に 女心を 傾けて そっと水やる 夜更けにひとり 逢いたいよ あゝ 淡路・洲本で逢ったひと
悠久の剣岡本京太郎岡本京太郎弘兼憲史大谷明裕伊戸のりお鎬(しのぎ)を削る 刀工(とうこう)の 技を競いし 中に居て 江戸の末期の 源(みなもと)の 名工清麿(めいこうきよまろ) ここにあり 正義の御旗(みはた)の 元(もと)にこそ 今この剣が この剣が燃え上がる  月に叢雲(むらくも) 花に風 風雲急(ふううんにわか)に 騒ぎ立ち 決して悪事は 許すまじ あぁ我凛(りん)として 戦わん 正義の御旗(みはた)の 元(もと)にこそ 今この剣が この剣が立ち上がる  黄昏(たそがれ)迫る 日本海 海に映りし 島影に 交錯(こうさく)するのは 流星(りゅうせい)か 悠久(ゆうきゅう)の時間(とき)さえ 流れたり 正義と平和の 元(もと)にあり 今この剣は この剣は生き残る
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
水をください川神あい川神あい花岡優平花岡優平伊戸のりお月に照らされて 散ってゆけるなら 出逢えた運命を 怨まない ねえ 水をください 心の中枯れるから 抱きしめて 今宵かぎりと消えても 花は華  咲いた花ならば 散るまで見ていて あなたが 咲かせた 花だもの ねえ 命ください 指先まで冷たいから 温めて せせらぎの音恋しい 泡沫(うたかた)の夢  夜を越えたなら 凛としましょうね 愛しい日々が 汚れぬように ねえ 風をください あの空まで飛びたいから 戻らない 巡る季節を飾るか 華の舞
さよなら恋人岬藤あや子藤あや子原譲二原譲二伊戸のりお過ぎた昨日は 振り向かないと 涙まじりの 波しぶき 恋人岬 さようなら 沖に流れの 漁り火が おんな泣かせの 船がゆく  思い一途に つくしたはずも 何で壊れて 寒い夜 恋人岬 さようなら 月も片割れ のぞき窓 遠く見つめて 消えてゆく  迷いごころが あるから今も 夢は捨てても また夢が 恋人岬 さようなら 今度生まれて 来た時は 強い女で 生きてゆく
川中美幸川中美幸荒木良治大泉逸郎伊戸のりおなんでこんなに 可愛いのかよ 孫という名の 宝もの じいちゃんあんたに そっくりだよと 人に言われりゃ 嬉しくなって 下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔  もみじみたいな 小さな手でも いまにつかむよ 幸せを 仕事いちずで 果たせなかった 親の役割 代わりの孫に 今は返して 今は返して いるところ  つよく育てよ おお空泳ぐ 五月節句の 鯉のよに 親の背よりも 大きくなって 一人立ちする 二十才が来たら 祝い言葉を 祝い言葉を かけてやろ
ヤバイ…男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりお見え透いた 優しい嘘の なぐさめは やめてくれ 黙って店から 出ていけばいい  好きだった 薄めのルージュ 重そうな くちびるに 別れの言葉が こぼれて消える  ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ…  淋しいと こぼした涙 気づかない フリをした 最初も最後も 悪いのは俺  気の抜けた ビールの泡が ひとつだけ 揺らめいて 愚かな未練を 冷たく笑う  ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 午前2時 店もない アァ…  ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ…
幸せは ホラ…三船和子三船和子円香乃岡千秋伊戸のりおだって生きてりゃ 全部 イヤになる日も あるわ 棄ててしまえば きっと 楽になれるなんて *幸せならそこに ホラホラホラ 街角 すぐそこに ホラホラホラ 来てる… だから も少し少し 無理に 笑って見せて そして生きてりゃ きっと 明日(あした)風も変わる  もしもそれでも 心 重く晴れない 時は 無理に笑わず 声を 上げて泣けば いいわ 幸せならそこに ホラホラホラ ドア越し 隙き間から ホラホラホラ 見てる… だから も少し少し ギュッと くちびる噛んで 上を向いてりゃ きっと 涙なんて消える 幸せ  幸せならそこに ホラホラホラ 街角 すぐそこに ホラホラホラ 来てる… だから も少し少し 無理に 笑って見せて そして生きてりゃ きっと 明日(あした)風も変わる 幸せ
テムジン~蒼き狼伝説~橋幸夫橋幸夫椎名透明勅使原煌伊戸のりお(春まだ浅き 大地の果て ブルガンは 霧に隠れ)  はるか湖の 向こうから 蒼き狼の声が こだまする 分かたれた国々を 束ねんと叫ぶ おお その勇ましき 言葉を聞け  (オノンの河の 由々しき流れ 狼は 草原を駆け)  やがて訪れる 平和の時代を 告げるかのように昼夜を 吼えまわる 人々の安らぎを 誰よりも願う おお その優しき 眼差しを見よ  (砂漠の谷を 渦巻く風 連なりし オルドの影)  父と母への 想いを胸に 狼は一人何処へか旅立つ 愛すべき者のために 生きようと誓う おお そのたくましい 背中を見よ
大阪のれん北見恭子北見恭子坂口照幸桧原さとし伊戸のりおごめんなさいね 誰にでも 愛想がなくって うちの人 川に抱かれる 道頓堀で 今は馴染みが 薄くても 腕は確かな この人と ここで ここで根下ろす 大阪のれん  灯りをともす 店先で 通りすがりの 幼子を 馴れぬ手つきで あんたがあやす そんな姿が 可笑しくて 両手 思わず 口もとに そっと そっとゆれます 大阪のれん  ご褒美なのね がんばりの この街来てから 上り坂 いつも傍目にゃ 頼られてても そうよそれこそ 表向き あんた私の 道しるべ 明日に 明日に花咲く 大阪のれん
ふるさと銭太鼓成世昌平成世昌平久仁京介四方章人伊戸のりお花の匂いと 風わたる ふるさと一番 あかね空 故郷(くに)を出るとき 描いた夢は 忘れちゃいない 心に抱きしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  イロハ習って ハが抜けて 仕事もはみだし イロばかり 恋にもまれて 疲れてくれば 欲しくもなるよ 心のやすらぎ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  夢でいいから 欲しいもの お金のなる木と いい女房 恋の惚の字を 実らせるのは 男の甲斐性と 心に刻んで ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  路地に出てみりゃ 月が照る ふるさと思えば また元気 女房もらって 子供ができて 叶えた夢なら 心をひきしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓
あきらめないで加川明加川明加川明加川明伊戸のりお子供の頃に描いた夢を 大人になって忘れ去り ときめく心いつしか消えて 今日も仕事に追われる 世間の波に流されのまれ つくろう笑顔おぼえて 生きてることの何かを求め 空を見上げてため息 あきらめないで 夢を追い続けて あきらめないで 輝く人生を  むじゃきにはしゃぎ笑ったあの頃 本気で生きた青春を 感謝感動いつしか忘れ ただがむしゃらに働く 夢なら今も胸の中に そっと温め閉じ込めて 本当の自分探して求め 祈る未来にはばたく あきらめないで 愛を信じぬいて あきらめないで ときめく人生を  季節はめぐり やがて季節(とき)は変われど 明日にあこがれ そして今を生きる あきらめないで 夢を追い続けて あきらめないで 輝く人生を あきらめないで 愛を信じぬいて あきらめないで ときめく人生を 一度の人生を
契り前川清前川清阿久悠五木ひろし伊戸のりおあなたは誰と 契りますか 永遠の心を 結びますか  波のうねりが 岸にとどく 過去の歌をのせて 激しい想いが砕ける涙のように 緑は今も みずみずしいか 乙女はあでやかか 人の心は鴎のように 真白だろうか 愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに  朝の光が 海を染める 生きる夢に満ちて まぶしい願いがきらめくいのちのように 流れは今も 清らかだろうか 子供はほがらかか 人はいつでも桜のように 微笑むだろうか 愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに  愛するひとよ 美しく 愛するひとよ すこやかに
海峡挽歌小笠原あいみ小笠原あいみ荒木とよひさ岡千秋伊戸のりお夕やけよ…あの人を ここまで連れて来い 嘘つき鴎(かもめ)の 馬鹿野郎 おんな心の 純情と 命の半分 あげたのに 海峡渡って 行ったきり 行ったきり あゝ指先に 陽が沈む  夕やけよ…泣きだせば 嫌いがまた好きに このまま逢えなきゃ 死んだ人 髪を切っても まだ三ッ月(みつき) 身体がぬくもり 恋しがる 海峡渡って それっきり それっきり あゝ口びるを 陽が染める  夕やけよ‥もう一度 抱かれて眠れたら 恨みはしないよ この乳房 たとえこの世の むこう側 裸で身を投げ 添えるなら 海峡渡って あれっきり あれっきり あゝ足もとに 陽が逃げる
星空のむこう側戸子台ふみや戸子台ふみや円香乃岡千秋伊戸のりお星を見上げれば 笑顔が見える 僕のこの胸を 優しく照らす 両手に溢れる この想い消えずに 届いて いるだろうか 君が君が君が 好きだよ ずっと… 星を見上げれば 笑顔が見える  街に灯(ひ)がともる 景色を二人 時間(とき)を止めたように 見つめていたね 「灯りの数だけ 人生があるのね」 寄り添い あの日言った 君の君の君の 横顔 綺麗… 夢の中でいい 逢いたい僕さ  離れていたって 一人ではないから 星空 駆け抜けたら 君が君が君が いるから ずっと… 星を見上げれば 笑顔が見える
素敵なあなたはやぶさはやぶさ仁井谷俊也鶴岡雅義伊戸のりお夕暮れ間近の 青山通り 人待ち顔で たたずむひとよ 声をかけたい ちいさな肩に こころがときめく 東京のあなた  ネオンの花咲く 国分町(こくぶんちょう)で 運命(さだめ)のように 出逢ったひとよ 白い指先 恥じらうような 笑顔が素敵な 仙台のあなた  今年も咲いたよ 石割桜 涙でひとり 見つめるひとよ 愛は叶うさ 信じていれば 泣くのはおよしよ 盛岡のあなた  真夏のみちのく ねぶたの季節 跳人(はねと)で踊る 無邪気なひとよ ゆれる花笠 はじける若さ 誘ってみたいな 青森のあなた  教会(チャペル)の鐘の音(ね) 八幡坂(はちまんざか)で 港の夜景 見ているひとよ 忘れさせたい むかしの恋は 幸せあげたい 函館のあなた
湯煙りの宿杉田淳杉田淳上岡丈夫上岡丈夫伊戸のりお山の小さな いで湯の宿に すてに来ました 想い出を 知っているのか せせらぎも 泣いてくれるな 瀬音を立てて 泣けば想いが またつのる 湯煙りの宿  いで湯の宿の 夜空を見れば 遠いあの日を 想いだす 乱れた髪を 梳きながら 夫婦になれる 夢をみて あすの幸せ いだいてた 湯煙りの宿  朝もや深い いで湯の宿は 女の恋の 切なさを そっとつつんで くれる霧 あなた忘れて これからは 一人旅立つ 山の駅 湯煙りの宿
人生の並木路三山ひろし三山ひろし佐藤惣之助古賀政男伊戸のりお泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い ふたりして 故郷を捨てた 甲斐がない  遠いさびしい 日暮の路で 泣いて叱った 兄さんの 涙の声を 忘れたか  雪も降れ降れ 夜路の果ても やがてかゞやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路
偲ぶ酒木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりおひとりじゃ喧嘩も 出来なくて 手酌が淋しい 雨の夜 飲み過ぎちゃ 駄目ですと 写真のおまえが 笑ってる ひとり おまえを ひとり おまえを 偲ぶ酒  子供も巣立って これからは 旅行もしたいと 言っていた 苦労だけ かけたまま 本当(ほんと)にごめんよ 悪かった 詫びて飲み干す 詫びて飲み干す コップ酒  つまみはスルメの 乾き物 おまえの手料理 恋しいよ もう一度 巡り合い 一緒になろうな この俺と ひとり しんみり ひとり しんみり 偲ぶ酒
男の一生三山ひろし三山ひろし賀川幸生賀川幸生伊戸のりおおまんら なめたらいかんぜよ  土佐のいごっそ 黒潮育ち 意地を通した 男伊達 酒と女にゃ 目がないけれど 折目筋目は きっちりつける 男一生 俺は行く  花火はまっこときれいやのう パッと咲いて パッと散りよう ほんまに男の姿にようにちょらあよ  顔で笑って 心で泣いて 吐いたツバなら 呑みこめぬ 馬鹿じゃ出来ない 利口じゃ出来ぬ 中途半端じゃ 尚更出来ぬ これが男の 生きる道  母ちゃん なんで早よう死んでしもうたがや 今日の花嫁姿 まっこときれいやったぜよ これで わしも安心して おまんのところにいけらあよ  嫁ぐ娘の 花嫁姿 俺の淋しい 祝い酒 暴れ者(もん)でも 吾が子を思う 親の心は 誰でも同じ 泣くな吠えるな 土佐の海
雪解け長山洋子長山洋子友利歩未桧原さとし伊戸のりおあんたは誰に 似たのかね 母に冷たく言われると 幼い胸は 傷ついた 生まれて来なきゃ よかったの  十五になって 家を出て 帰るもんかと 叫んでも 都会に雪が 降る夜は ふるさと津軽 滲(にじ)んでみえる  あのね あのね 私はずっと あなたに あなたに 歌って ほしかった ほんの ほんの 少しでいいの みんなが 知ってる 子守歌  母さんみたく ならないと いつも思って きたけれど 鏡を見れば あの頃の あなたに私 似てきたわ  男の運が 悪いのも きっと母親譲りなの それでもやっと 人並みに 幸せだけど 満たされてない  あのね あのね 私はずっと あなたに あなたに 甘えて みたかった そんな そんな ちっちゃな夢は おとなに なっても 叶わない  あのね あのね 私はずっと あなたに あなたに 微笑(わら)って ほしかった 遠い 遠い 瞳(め)をした母は 今では 私を わからない 母さん…私はあなたの娘だよ
女のいのち一条貫太一条貫太万城たかし叶弦大伊戸のりお夢を抱いてる 男のすがた 修業 板前 神楽坂 惚れた弱みね なにもかも 陰でささえて 生きたいの 女ひとすじ… あなた私の いのちの花よ  いくつお山を 越えたら見える あなた住む街 遠い空 独り立ちする その日まで この手合わせて 待ってます 女ひとすじ… あなた私の いのちの花よ  いつか都会の 路地裏あたり きっとあなたの 花が咲く どんな苦労も 乗り越えて 明日を信じて 尽くしたい 女ひとすじ… あなた私の いのちの花よ
藍染の高尾真木柚布子真木柚布子中嶋年張弦哲也伊戸のりお隠した心は 捨てたはず 今更素顔に なれようか 夢だけ置いて 行きなんし 嘘で終われば 良(よ)いものを 聞けば涙が あふれ出て 一人の女に 戻ります  紺屋(こうや)のその手が 藍色に 染めゆくものなら 今すぐと 覚悟は誰も 止められぬ 煙管(きせる)差し出す 指先は 厚い化粧の その下で うっすら染屋の 色になる  待たせたお人に 尽します 全てを委ねた 藍染の 高尾を待って くれなんし 今のうちから 少しずつ 嘘も言葉も 染直し 明けのその日に まいります
こうじの八木節にしきこうじにしきこうじいとう彩武野良伊戸のりお樽を… 樽を叩けば 飛んでくる まいどお馴染み お祭りトンボ ここにおいでの 皆々様よ 一期一会も 何かのご縁 しばし暴れる 一匹は にしきこうじと申します  ハァ~ ちょいと出ました 三角野郎が 四角四面の 櫓(やぐら)の上で 歌いまするは 恐(おおそ)れながら 言わずと知れた 八木節なれども 浪花育ちの でしゃばり野郎(やろ)がと 腹も立ちましょ お許しなされ まずは陽気に 祭りだ祭りだオーイサネ  淀の… 淀の川面を スイスイと 吹田生まれの 極楽トンボ うわさ雀が こぞって言うにゃ のどから生まれた のど太郎とは 御免なすって わしの事 どうぞよろしく 願います  ハァ~ 男度胸の 国定忠治は がきの頃から 憧れまする わしもなりたや 恐れながら 赤城おろしに くるりと見栄きりゃ 猫も杓子も あっちむいてホイする 所詮かなわぬ 素人芝居 まずは陽気に 祭りだ祭りだオーイサネ  ハァ~ 上州女に 空っ風よとは まこと楽しや 櫓の上で はたと手を打つ 恐れながら となりの女房も 働き者にて 夫婦喧嘩は 負けるが勝ちとか ヒゲの濃さでも ちかごろ負ける まずは陽気に 祭りだ祭りだオーイサネ
だから・だから…瀬生ひろ菜瀬生ひろ菜松大地小橋浩司伊戸のりお叶えてあげたいの あなたの夢を 叶えてあげたいの おおきな夢を 世間の噂も わたし平気よ恐くない 「アッと言わせて みせるのさ…」 と、言ったわね 言ったでしょ だから… 叶えてあげたい あなたの夢を  許してあげないわ あなたの嘘は 許してあげないわ さみしい嘘は 冷たくされても 声の震えでわかります 「きっと幸せ つかむんだ…」 と、言ったわね 言ったでしょ だから… 許してあげない あなたの嘘は  サヨナラ言わないで あなたが好きよ サヨナラ言わないで ほんとに好きよ 死ぬまでこの手を 離さないでね離さない 「ずっとふたりで 歩こうよ…」 と、言ったわね 言ったでしょ だから… サヨナラしないで あなたが好きよ
骨まで愛して三山ひろし三山ひろし川内康範北原じゅん伊戸のりお生きてるかぎりは どこまでも 探しつづける 恋ねぐら 傷つきよごれた わたしでも 骨まで 骨まで 骨まで愛して ほしいのよ  やさしい言葉に まどわされ このひとだけはと 信じてる 女をなぜに 泣かすのよ 骨まで 骨まで 骨まで愛して ほしいのよ  なんにもいらない 欲しくない あなたがあれば しあわせよ わたしの願いは ただひとつ 骨まで 骨まで 骨まで愛して ほしいのよ
ほおずき美貴じゅん子美貴じゅん子森川龍麻こよみ伊戸のりおあなたの真似して 鬼灯に 唇触れたら 悲しくて 熱い吐息に 誘われながら 炎えて何度も 抱かれたあの夜…  ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ 鬼灯鳴らしたら ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ あなたが欲しい 悔やみはしません 愛したことは 月も十六夜 涙揺れます  夜ふけに鬼灯 噛み切れば 素肌に広がる ほろ苦さ 甘いあなたの 移り香さえも 今は見知らぬ 誰かのものです…  ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ 鬼灯 鳴らしても ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ あなたは来ない 怨みはしません 別れたあとも 恋はつかのま 夢が散ります  ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ 鬼灯鳴らしても ヒュルル・ヒュルリ・ヒュララ あなたは来ない 思い出たどれば 切なさばかり 月も十六夜涙揺れます 
木綿のハンカチーフ天童よしみ天童よしみ松本隆筒美京平伊戸のりお恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って  恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの 指輪を送るよ 君に 君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの  恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね  恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい
壷坂しぐれ佐伯一郎佐伯一郎安田福美佐伯一郎伊戸のりお妻は夫をいたわりつ、夫は妻に慕いつつ…  山の瀬あらう せみしぐれ あれはお里の 呼んでる声か… 一寸先まで この世は闇夜 男 沢市 思案の渕に 命捨て身の 露ひとしずく 越えて壺坂 越えて壺坂 別離塚  粉雪 小雪 幾山河 耐えて来たのか この手を引いて 想えば切ない 運命が辛い お里 許せよ 先立つ俺を 何時かこの世で めぐり逢えたら 俺はおまえを 俺はおまえを 離さない  夢ではないか 月あかり なぜにお里が この眼に見える 夢なら覚めるな お里よ泣くな 男 沢市 命を賭けて 苦労七坂 峠を越えりゃ 夜が明けゆく 夜が明けゆく 夫婦道
別れの宴朝比奈あきこ朝比奈あきこさいとう大三幸耕平伊戸のりお港が見える いつものお店 ささやかに さりげなく 別れの宴(うたげ) 悲しい目をして 今夜は見ないで 若くないから きっと泣かない  甘く揺れる恋 淡い色の夢 楽しかった日々 ありがとう  恋 きれいなまま そっと残していたい 愛 心のまま 笑って二人は 別れましょう  きらきら光る お酒が揺れる さよならは 言わないで 別れの宴(うたげ) 泣かない女は 心が泣くのよ 若い人には わからないかも  甘く揺れる恋 淡い色の夢 うれしかったキス いつだって  恋 楽しいまま 胸で踊っているわ 愛 心のまま ちょっぴり手を振り 別れましょう  甘く揺れる恋 淡い色の夢 楽しかった日々 ありがとう
甘い束縛チョン・テフチョン・テフ円香乃徳久広司伊戸のりお恋する女は 欲張りだから 男のすべてを 知りたがる 逢えない時間を ジェラシーが 吐息の破片で 埋めてゆく 愛を縛り 奪い 絡みつく 甘い束縛 どこにも行かせない 誰にも外せない 美しい花よ  綺麗な女は 宝石だから 男は誰でも 触れたがる 妖しい瞳が くちびるが ジワジワその身を 狂わせる 命賭けて 捧げ 締めつける 甘い束縛 どこにも行かせない 誰にも渡さない 美しい花よ  愛を縛り 奪い 絡みつく 甘い束縛 どこにも行かせない 誰にも外せない 美しい花よ
とうさんの手紙徳永ゆうき徳永ゆうきいではくミヤギマモル伊戸のりお古いアパート 郵便受けに ある日突然 とうさんの手紙 落ち込んで しょげてた時 公園の ベンチで読んだ 励ましのひと言が 泣けるほど沁みた 「人生は長い」  恋に破れて 仕事にめげて こころ折れたら 思い出す手紙 無口だし 怖いだけと 思ってた 父親ごころ 懐にしまってる にじんでる文字は 「人生は長い  はるか遠くて 届かぬ夢も いつか叶うと がんばれる手紙 ゆれ動く 青春の今 寒い日の 陽だまりみたい 心から離れずに 生きている言葉 「人生は長い」  「人生は長い」
水梨林道永井まこと永井まことこだままさこ飯田譲伊戸のりお紫あざみ 香ります 逢いに来ました 愛しい人に ほろほろと ほろほろと 心泣きます 震えます 小指の爪の 先まで燃えて 地図にない道 水梨林道  離れてつのる 恋もある 好きよ好きです この世にひとり さらさらと さらさらと 川のせせらぎ 蝉時雨 愛されたのは 幻ですか ゆれる面影 水梨林道  からだを走る 恋しさは 赤い紅さす 深山(みやま)のもみじ はらはらと はらはらと 散って行きます 渓谷(たに)の底 あなたの胸に 命を重ね 春を待ちます 水梨林道
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おまえの涙藤和也藤和也円香乃合田道人伊戸のりお約束ひとつも してやれず ひとりぼっちに した俺さ 無理をさせたと 抱きしめりゃ 折れて消えそな 細い肩 おまえの おまえの涙 今日から俺が 引きうける しあわせ しあわせ涙 おまえの頬に 飾りたい  泣きたい日だって あったろに いつも変わらず 笑ってた こんな指輪じゃ 足りないが ふたり一から 出直そう おまえの おまえの涙 今日から俺が 引きうける しあわせ しあわせ涙 おまえの頬に 飾りたい  日陰を見てきた その瞳(め)から 一つこぼれた なみだ星 五年待たせた ふたり旅 晴れて春には 出掛けよう おまえの おまえの涙 今日から俺が 引きうける しあわせ しあわせ涙 おまえの頬に 飾りたい
女…泣く港三船和子三船和子麻こよみ岡千秋伊戸のりおあの人の 船が出る 日暮れ桟橋 ひとり残される いつか別れが来ると 知っていたけれど 優しさが 欲しかった ばかな女が 泣く港  結ばれた あの夜は 沖の漁り火 赤く揺れていた 命あずけたはずの 恋が波に散る 夢でした 何もかも 今日も女が 泣く港  追いすがる 指先に 汽笛ひと声 しみる波の音 戻るはずない人と 知っているけれど 待ってても いいですか ばかな女が 泣く港
からたち日記羽山みずき羽山みずき西沢爽遠藤実伊戸のりおこころで好きと 叫んでも 口ではいえず たゞあの人と 小さな傘を かたむけた ああ あの日は雨 雨の小径に 白い仄かな からたち からたち からたちの花  幸福になろうね あの人は言いました わたしは小さく うなずいただけで 胸がいっぱいでした  くちづけすらの 思い出も のこしてくれず 去りゆく影よ 単衣の袖を かみしめた ああ あの夜は霧 霧の小径に 泣いて散る散る からたち からたち からたちの花  このまま別れてしまってもいいの でもあの人は さみしそうに目をふせて それから 思いきるように 霧の中へ消えてゆきました さよなら初恋 からたちの花が 散る夜でした  からたちの実が みのっても 別れた人は もう帰らない 乙女の胸の 奥ふかく ああ 過ぎゆく風 風の小径に いまは遥かな からたち からたち からたちの花  いつか秋になり からたちには 黄色の実がたくさんみのりました 今日もまた 私はひとりこの道を歩くのです きっとあの人が帰ってきそうな そんな気がして
浜撫子みやま健二みやま健二木下龍太郎桧原さとし伊戸のりおどこへ行こうと 後追いかける 風のうわさは 影法師 当てにならない 帰りを待って 部屋も変わらず 居ると言う なでしこ なでしこ 浜撫子に お前の面影 想い出す  旅の支度を 手伝いながら つくり笑顔の 陰なみだ 勝手気ままな 男の夢は いつも女にゃ 罪つくり なでしこ なでしこ 浜撫子を お前に見立てて 詫び心  同じようでも 女の夢は ほんの束の間 盛りなら 馬鹿な男に 操を立てず 早く掴めよ しあわせを なでしこ なでしこ 浜撫子に お前に託した 言伝てを
女のはぐれ雪朝倉由美子朝倉由美子いとう彩桧原さとし伊戸のりお雪が… 頬打つ涙が凍る いつになったら あんたは帰る 消えた背中が 輪島の朝の 白い吐息に エーエ浮かぶのさ 恋しいねぇ せつないねぇ わたしゃどんだけ…はぐれ雪  買って…どうなるものでも無いが 胸に抱いてる 夫婦(めおと)のお椀 似てる人なら 見かけたと言う 聞いて後追う エーエ奥能登路 逢いたいねぇ つらいわねぇ わたしゃどんだけ…はぐれ雲  頬を…つねって夢さえ捨てる 席の隣に あんたがいれば 尽くし足りない この身のどこが 恋路火祭り エーエまぼろしか 遠いわねぇ 哀しいねぇ わたしゃどんだけ…はぐれ雪
黒潮海流氷川きよし氷川きよし万城たかし宮下健治伊戸のりお雲が千切れて 海が渦を巻く 風は大漁の 大漁の 旗を切る 浜の河童さ カモメも俺も 骨の髄まで 黒潮育ち 夜明けの海だぜ…船を出せ  ザンザ ザンザと 白い波が飛ぶ 親父形見の 形見の 蛇行船 岬灯台 遙かな沖じゃ ゴムの合羽を しぶきが齧(かじ)る 気まぐれ海だぜ…春まぢか  暴れ海流 舵は波まかせ ここが修羅場の 修羅場の ど真ん中 海の黒豹 まぐろが跳ねる 母ちゃん待ってろ もうすぐ帰る 男の海だぜ…大漁船
人生演歌 男節平浜ひろし平浜ひろし大山高輝大山高輝伊戸のりお潮鳴りの うなり節 聞かせるぜ しびれるぜ 人の世この世 世間の渦に 揉まれ揉まれて 泳ぎ抜く 俺の歌は ひとつ 人生演歌 男節  ぐち涙 こぼさずに 望み華 咲かせるぜ 誰にもあるさ 泣きたい時は 握り拳で ほほ叩く 俺の意地が 騒ぐ 人生演歌 男節  負け犬に なるものか イバラ道 とげも刺す 二度ない命 無駄には生きぬ 成せばなるのさ 何事も 俺の歌が 響く 人生演歌 男節
火の酒よ大城バネサ大城バネサ上田紅葉藤竜之介伊戸のりお炎の様に 熱いよ 女は 盃さえ 交わさぬ恋でも 悔いはしないさ 命そそぎ尽くし 笑って死ねるよ あんたの為なら 燃えて抱け… 燃えて抱け… 女は火の酒よ グッと呷り 本気で惚れなさい この酒と… 離れずに… 離れずに…  どん底でも 女は 平気さ あんたがそう 一緒にいるなら 強くなれるよ 愛は生きる力 希望のともしび 命の花火さ なみなみと… なみなみと… 今夜も火の酒を 飲んであんた 本気で酔いなさい この酒に… 何処までも… 何処までも…  燃えて抱け… 燃えて抱け… 女は火の酒よ グッと呷り 本気で惚れなさい この酒と… 離れずに… 離れずに…
あばれ太鼓上沼恵美子上沼恵美子たかたかし猪俣公章伊戸のりおどうせ死ぬときゃ 裸じゃないか あれも夢なら これも夢 愚癖はいうまい 玄海そだち 男命を 情にかけて たたく太鼓の 暴れ打ち  酒と喧嘩は あとへはひかぬ 意地と度胸の 勇み駒 惚れちゃならない 義理あるひとに 知って照らすか 片割れ月に 男泣きする 松五郎  櫓太鼓の 灯(あかし)がゆれて 揃い浴衣の 夏がゆく ばちのさばきは 人には負けぬ なんでさばけぬ 男の心 小倉名代は 無法松
木更津みれん若山かずさ若山かずさ菅麻貴子水森英夫伊戸のりお港 桟橋 出てゆく船は 汽笛を残して 行くものを 今夜は泣いても いいですか あなた優しい ひと言を せめて私に 置いてって… 月もおぼろの…(ヤッサイモッサイ…) 木更津みれん  いつも 男は 薄情かもめ 死ぬまで一緒と 抱いたのに 今夜は酔っても いいですか 港まつりの あの夜の 花火みたいに 散った恋… 涙ほろ酔い…(ヤッサイモッサイ…) 木更津みれん  夜霧 大橋 酒場の灯り 最後のおちょこに 酌(つ)ぐお酒 今夜は甘えて いいですか 夢を追うのが 男なら 夢を見るのが 女です… ここで春待つ…(ヤッサイモッサイ…) 木更津みれん
また惚れた大沢桃子大沢桃子未來里麻なかむら椿伊戸のりお好きなあなたの 背中を見つめ 重荷にならず 寄り添い生きる 苦労二人で 分け合って うれし涙は 倍にして 妻の一文字 くれた人 惚れた 惚れた また惚れた 惚れました  すべてあずけて 契った日から あなたが命 いついつまでも 胸に咲かせた めおと花 二人一緒に あたためて 生きる幸せ くれた人 惚れた 惚れた また惚れた 惚れました  世間知らずで なんにも出来ず 私にとって あなたが頼り この手離さず はぐれずに 歩幅あわせて ついて行く 愛のよろこび くれた人 惚れた 惚れた また惚れた 惚れました
花つくばい逢川まさき逢川まさき葵かすみ大道一郎伊戸のりお別れを迷う 冬の夜 時計の針が 無情にせかす 愛し愛され 燃えつきて このまま死ねたら いいものを 化粧を直す 薄明かり 背中の向こうに あゝ 夢の跡  二人の恋の ゆく末を 祈ることさえ できないさだめ 隠し通せる ものならば 一生 二人で生きてゆく 眠れぬままに 窓開けりゃ 遠くにかすむ あゝ 天主堂  いけないことと 知りながら 守りぬきたい 女の純情(こころ) 今すぐあなたの その胸に すがって泣きたい 抱かれたい 涙でさした 蹲(つくばい)に 咲かせた花は あゝ 島椿
ふられの酒三沢あけみ三沢あけみ鈴木紀代西つよし伊戸のりおあなたのすべてを 欲しがって あなたの笑顔を 失くしたの あの時のあの時の 燃える想いを 抱きしめて 抱きしめて 今夜は酔わせて ふられの酒よ  身体は遠くに 離れても 心は近くに 感じます この胸にこの胸に 涙ひとつぶ 忘れたり しないでよ 泣いたら明日も 見えなくなるわ  出逢った夜更けも 雨でした 別れた夜明けも 雨でした いつの日か いつの日か 想い出したら 倖せを 祈ってね 今夜も雨降り ふられの酒よ 
ああ楢山峠加奈加奈古屋賢古屋賢伊戸のりお深深(しんしん)と降り積もる 故郷(ふるさと)の峠道 喜びも悲しみも 白い雪が消してゆく 伜(せがれ)は老いた母を背負い 楢山(ならやま)めざして行(ゆ)くという なんてむなしや なんてむなしや物語り あ…ただ涙する 人生(ひと)の河  おんばぁ捨てるのか お山へ捨てるのか お山へ行く時きゃ 白い雪が降るという 伜は母の衣(ころも)の袖を そっと引き寄せ目に涙 掟(おきて)むなしや 掟むなしや物語り あ…ただ切なくて 人生の河  春になったら あなたの元へ 寂(さみ)しがりやの私は 皆んな振り捨て帰ります 信濃路越えて千里を越えて 楢山峠を後にして 遠く聞える 遠く子供の子守唄 あ…想い出します 母の温(ぬく)もり
落書き酒場水田かおり水田かおりさいとうみつおやまもと伯伊戸のりお誰が書いたか ベニヤの壁に 夢は紅白 花舞台 苦労してても つらいとは いわない男の 意地っ張り 人生いろいろ 人間模様 浅草・裏町 あぁ 落書き酒場  惚れて別れた あの娘も今は 母と言う名で 咲いたとか ひとり詫び歌 弾き語り 幸せ祈って 祝い酒 心のケジメと 軽くは言うが 浅草・裏町 あぁ 落書き酒場  出世払いで いいさと笑い 酒をつぎたす 親父さん 泣くな焦るな 慌てるな 努力は嘘など つくものか 人情仲見世 願掛け通り 浅草・裏町 あぁ 落書き酒場
母ざんげ清水博正清水博正木下龍太郎岡千秋伊戸のりお母と言う身を 忘れなければ 果たせぬものやら ご奉公 お家騒動 若君様を 守るためとは 言いながら わが子にさせる 毒味役  毒は食うなと 叱るが常を 毒と見えたら 食えと言う 倅 千松 許しておくれ 生みの母でも この母を 鬼と呼ばずに 何と呼ぶ 何と呼ぶ  「これ、千松。若君様へお見舞いの御お菓子、 我先に手を出すとは、何たる不調法じゃ」 「申し訳ござりませぬ。あまりに美味しそうなお菓子でござりましたので、 千松が不調法を致しました。乳母君様、何卒千松をお許し下さりませ…」  「おお、千松。よう毒と知りつつ、若君様の身代わりになってくれた。 礼を言います。この通りじゃ。なれど、お家の為とは申せ、幼い命を 最後が最後まで母と呼べず逝ったのか。今一度、可愛い声で 「母様(かかさま)」と、「母様」と呼んで下され。のう、千松」  頑是(がんぜ)無い子に 判りはすまい 忠義という字の 意味などは 親の言い付け 素直に守り いのち縮めた 子が不憫(ふびん) 血を吐く胸の 血を吐く胸の 母ざんげ
酒は涙か溜息か三山ひろし三山ひろし高橋掬太郎古賀政男伊戸のりお酒は涙か ためいきか こゝろのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎のゆめの 切なさよ  酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
引き潮秋元順子秋元順子田久保真見田尾将実伊戸のりお好きな男が できたのか 黙っていても すぐわかる 嘘のつけない 女だから こんなに 愛した 夢を飲み込む 人波が ああ うつろうこの街で おまえと めぐり逢えたから それだけでいい 何も言わず 別れよう それじゃ元気で このまま 引き潮のように 消えるよ…  これが最後の 恋だろう おまえとずっと 居たかった だけど遊びの ふりをしては 恰好を つけるよ 愛に揺らめく 人波に ああ 想い出きらめいて おまえが 倖せになれば それだけでいい さみしそうな 笑い方 忘れられない それでも 引き潮のように 消えるよ… このまま 引き潮のように 消えるよ…
人生七坂立樹みか立樹みか森田圭悟橋田充哲・水森英夫伊戸のりお倖せあかりは 半分足らず のこりは惚れて 灯せばいいわ 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この苦労 いろいろ寄り道 した人ね 笑顔でごまかす とことんお人好し  気遣う言葉を 並べるよりも 情けをあげる おんなでいたい 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… ねぇあんた くよくよしないで もう一杯 地酒で憂さなど 忘れてみましょうか  あしたを尋ねて ふかまる絆 こころを重ね 歩きましょうか 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この先も まだまだ登りが ある二人 演歌が似合いの 夫婦になりたいね
南国土佐を後にして羽山みずき羽山みずき武政英策武政英策伊戸のりお南国土佐を 後にして 都へ来てから 幾歳(いくとせ)ぞ 思い出します 故郷(こきょう)の友が 門出(かどで)に歌った よさこい節を 土佐の高知の はりやま橋で 坊さんかんざし 買うをみた  月の浜辺で 焚火(たきび)を囲み しばしの娯楽の 一時(ひととき)を わたしも自慢の 声張り上げて 歌うよ土佐の よさこい節を みませ見せましょ うら戸をあけて 月の名所は 桂浜  国の父さん 室戸の沖で 鯨釣ったと 言う便り わたしも負けずに 励んだ後で 歌うよ土佐の よさこい節を 言うたらいかんちゃ おらんくの池にゃ 潮吹く魚が 泳ぎよる よさこい よさこい
二人咲き大沢桃子大沢桃子未来里麻なかむら椿伊戸のりお馬鹿がつくほど お人好し 片目閉じても 手にあまる 命削って 苦労坂 それでもね それでもね 私あんたに 惚れてるの 明日も笑顔で 明日も笑顔で 二人咲き  喧嘩ばやくて 酒好きで 片目閉じても 身は細る 今日も今日とて 朝帰り それでもね それでもね 私あんたが 憎めない 背中支えて 背中支えて 二人咲き  いいのいいのよ なにもかも 両目閉じます 許します 惚れた女の 弱みなの それでもね それでもね 私あんたと 幸せに 春を待ちわび 春を待ちわび 二人咲き
熱海あたりで小沢あきこ小沢あきこみなみ敬合田道人伊戸のりお「あの日から、この心が、言うことをきかないのです。」  恋の行方を 占うように 街の灯りが ゆらゆらと 言葉にならない せつなさ抱いた 女心が 見えますか 情けかわした 坂の町 いっそ今夜も 次の夜も 熱海あたりで  雨ににじんだ 初島あかり 揺れて來宮神社(きのみや) 思い糸川(がわ) 夜風に迷う 湯の香のような 女心は 悲しくて 恋の名残りを 抱きしめる いっそ今夜も 次の夜も 熱海あたりで  「そう、心はうそをつけません。」  尽きぬ慕(おも)いを 溶かしてくれる まつり囃子や 波の音 すがって甘えた 一夜(ひとよ)の夢に 女心も 濡れてます 時の流れに よりそって いっそ今夜も 次の夜も 熱海あたりで
石の舟黒木美佳黒木美佳田久保真見岡千秋伊戸のりお心のように 欠けた月 見上げてひとり 夜を待つ あなたを愛して 良いのなら 命を夜叉に 売りましょう この恋はこの恋は 沈む運命(さだめ)の石の舟 奈落の底も ああ ふたりなら  涙があふれ 止まらない 口唇つけて 飲み干して 優しい男は 居るけれど あなたのために 泣きたいの この恋はこの恋は 沈む運命の石の舟 吐息の夜風 ああ 背に受けて  三途の川を 渡るとき 離れぬように 抱いていて 小指と小指の 赤い糸 あなたの首に 巻きつける この恋はこの恋は 沈む運命の石の舟 分かっていても ああ 惚れました
浅草すずめ日向しのぶ日向しのぶ有島司伊藤雪彦伊戸のりお差し出す傘を 振り切って 仲見世通りに 消えた人 ちゅんちゅんちゅん… 浅草すずめ 妻ある人と 知りながら 惚れた私が 馬鹿でした  あなたに似てる 後影 後追いかけたわ 田原町 ちゅんちゅんちゅん… 浅草すずめ やさしい胸の とまり木に とまりたいのよ 寒い夜は  涙と共に 想い出を 言問橋から 流します ちゅんちゅんちゅん… 浅草すずめ 忘れたはずの あの人を 想い出させる ひとり酒
放浪歌(ながれうた)藤あや子藤あや子木下龍太郎林萬太郎伊戸のりおさいはて 港酒場 海に漁火 泣いている 胸の残り火 映るのか 恋のきずあと 癒せずに 弱虫 女ひとり 憎めないから なおつらい 想いわかるか 海鳥が 翼濡らして 放浪歌  さいはて 港しぐれ あなた忘れの 旅まくら 傘を差しても 心まで 雨のしずくが 凍りつく 酔いどれ 女ひとり 明日の行方が 捜せない 浜の酒場の 止まり木で すすり泣くよに 放浪歌  むらさき 港夜明け 雨があがって 陽は昇る 聴こえ始めた 春だより 夢を探して 放浪歌
あじさい橋岩佐美咲岩佐美咲秋元康見岳章伊戸のりお遠くに ゆっくりと 梅雨(つゆ)が来て 空からそっと投げた 絹の糸の雨  静かな街並は 色あせて あの人を見送る道 手をふりながら  渡れる 渡れない 二人が 名付けた橋 渡れる 渡れない ああ あじさい橋  小さな この傘を 開いたまま 欄干(らんかん)に 立てかければ 思い出の花  グレイの雨雲を 幾重にも 着物のように 着てる 空に虹の帯  瞳で受けとめた 恋の終り 雨の粒 いつのまにか 涙になった  渡れる 渡れない 二人の思い出橋 渡れる 渡れない ああ あじさい橋  いつでも この場所で 待ち合わせた あの頃が 切なすぎて 佇(たたず)んでいた  渡れる 渡れない 一人の 今の私 渡れる 渡れない ああ あじさい橋  心に いつまでも 咲いている あの人と この橋の あじさいの花  あの人と この橋の あじさいの花
濡れつばめ織田みさ穂織田みさ穂久仁京介竹田喬伊戸のりお朝がきたなら 別れるはずの あなたの寝息 聴いている 誰かに溺れて 火傷をしても 恋に懲りない あなた 濡れつばめ 男ごころが あゝ いじらしい  抱いてやさしく してくれるから 別れを今日まで ひきずった どうにもなれよと 捨ててもいけず 情に泣いてた わたし 濡れつばめ 女ごころの あゝ 愚かさよ  燃えた名残か 最後にいちど あなた欲しさに ゆり起こす 遣らずの雨やら 雨音聴いて 燃えてすがれば 二人 濡れつばめ 飛んで行きたい あゝ どこまでも
迷い子氷川きよし氷川きよし麻こよみ杜奏太朗伊戸のりお日暮れの灯りが また揺れて 眠れぬままの 夜が来る あなたを失くした あの日から 心 迷(まよ)い子(ご) こぼれる涙… 誰よりも 誰よりも 大切な人 もう一度 もう一度 会いたくて 思い出ばかりが この町に 置き去りのまま  鳴らない携帯電話(でんわ)と わかっても 昨日も今日も 待ちわびる 別れの言葉も 聞かぬまま ひとり迷(まよ)い子(ご) 行くあて知らず… 笑い合う 笑い合う あの日の写真 あの頃に あの頃に 戻れたら あなたに何(なんに)も 返せずに 悔んでばかり  月日が過ぎても なおさらに 淋しさ胸に 降り積る 夜更けて賑わう この町で それでも迷(まよ)い子(ご) 明日をさがす… 誰よりも 誰よりも 大切な人 いつかまた いつかまた 会えますね 思い出抱きしめ この町で 生きて行きます 思い出抱きしめ この町で 生きて行きます
砂浜にて…白川ゆう子白川ゆう子岡田冨美子水森英夫伊戸のりおひき潮の砂浜にたたずむと この胸が夕焼けに染まっていくから… あなたとの青春がこみあげる 若さだけ信じてた 傷つきながらも あの日から長い道 歩いて来た ころんではまたほほえんで ここまで来たの ひき潮の砂浜でふり向くと あなたとのデュエットが遠くに聞こえる  思い出の砂山に寄せる波 こわれても あの恋は 続いているのよ… あなたとの青春がいとおしい 今もまだ光ってる 最後の横顔 あの日から迷い道 歩いて来た ふしあわせにもほほえんで ここまで来たの 思い出の砂山に訊いてみる あなた今どこですか?元気でいますか?  あの日から長い道 歩いて来た ころんではまたほほえんで ここまで来たの ひき潮の砂浜でふり向くと あなたとのデュエットが遠くに聞こえる
皆の衆三山ひろし三山ひろし関沢新一市川昭介伊戸のりお皆の衆 皆の衆 嬉しかったら 腹から笑え 悲しかったら 泣けばよい 無理はよそうぜ 体に悪い 洒落たつもりの 泣き笑い どうせこの世は そんなトコ そうじゃないかえ 皆の衆  皆の衆 皆の衆 腹がたったら 空気をなぐれ 癪にさわれば 水をのめ 徳川家康 啼くまで待った 天下分け目の 関ヶ原 どうせこの世は そんなトコ そうじゃないかえ 皆の衆  皆の衆 皆の衆 好きと嫌いじゃ 恋にはならぬ 恋はその日の 風次第 風の吹きよで しんから惚れた あの娘と別れた 奴もいる どうせこの世は そんなトコ そうじゃないかえ 皆の衆
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
洋子の…ふるさと長山洋子長山洋子鈴木紀代大谷明裕伊戸のりおバスを降りると 一本の 我が家に続く 細い道 心の中の アルバムを めくればいつでも よみがえる ふるさとは ふるさとは 泣きたい時に 行くところ  日差しいっぱい 浴びながら 渋柿むいて ぶらさげる いつも変わらぬ 父母の 笑顔が心を なごませる ふるさとは ふるさとは 逢いたい人の いるところ  桜吹雪の 木の下で 又逢う約束 してた男 胸を焦がした 初恋は 戻って来ないが 懐かしい ふるさとは ふるさとは 想い出話 咲くところ
オーシャン音頭中村美律子中村美律子もず唱平富田梓仁伊戸のりお琵琶湖の水は 宇治より育ち 木津川と桂川 ひきつれて 鍵屋で押しずし アアン アアン 食らわんかい 三十石船 舟唄を きかせてもろうて 大阪湾 その先は 瀬戸内で そのまた先は さてさて アソリャ アソリャ アソリャ ソリャ ソリャ オーシャン音頭 オーシャン音頭 アソリャ アソリャ アソリャ ソリャ ソリャ  大湖の水が 蘇州で育ち 鐘の音に急かされて 旅支度 ニーハオ・サイチェン アアン アアン 寒山寺 日暮れにゃ着きます 上海の ガーデン・ブリッジ 黄浦江 その先は 揚子江 そのまた先は さてさて アソリャ アソリャ アソリャ ソリャ ソリャ オーシャン音頭 オーシャン音頭 アソリャ アソリャ アソリャ ソリャ ソリャ  大きな海を 宴会場に 淀川と蘇州河 ご両人 鯨と一緒に アアン アアン 呑んだとさ あっちの土産は 紹興酒 こっちは伏見の 酒を注ぐ その先は 波まかせ そのまた先は さてさて アソリャ アソリャ アソリャ ソリャ ソリャ オーシャン音頭 オーシャン音頭 アソリャ アソリャ アソリャ ソリャ ソリャ
花いかだかとうれい子かとうれい子たきのえいじあらい玉英伊戸のりお石の上に 花は咲きますか 水の上を 歩けますか 無理を通して 世の中を 生きてどうするつもりです 行きなさい 振り向かないで 行きなさい 今更止めても聞かぬ人 私の代わりに 選んだ夢を 追ってください 花いかだ  月は今日も 満ちてゆくけれど そして明日が 巡るけれど あなたと違う 生き方を ひとり私も 捜しましょう 行きなさい 思うがままに 行きなさい 時代の流れにはぐれずに ふたりで重ねた おもいで達は 水に流して 花いかだ  行きなさい 振り向かないで 行きなさい 今更止めても聞かぬ人 私の代わりに 選んだ夢を 追ってください 花いかだ
名もなき花の詩茅根元三茅根元三小泉宏孝大谷明裕伊戸のりおこんなはずでは なかったと 唇かみしめ 眠れぬ夜も 足りないものを 嘆(なげ)くより いまあるものを 誇ればいいさ  陽射しのあたらぬ 場所でさえ 哀しむよりも 羨(うらや)むよりも 今日も咲いてる 慶(よろこ)びを 名もなき花の 人生よ  独り堪(こら)える 寂(さび)しさも おまえに出会って 静かに消えた いろんなことを できるより ただひとつだけ 続けりゃいいさ  群生(まわり)の色には 染まらずに ただひたすらに ただひたむきに 今日も咲いてる 慶びを 名もなき花の 人生よ  陽射しのあたらぬ 場所でさえ 哀しむよりも 羨むよりも 今日も咲いてる 慶びを 名もなき花の 人生よ
異国の丘三山ひろし三山ひろし増田幸治・補作詞:佐伯孝夫吉田正伊戸のりお今日も暮れゆく 異国の丘に 友よ辛かろ 切なかろ 我慢だ待ってろ 嵐が過ぎりゃ 帰る日も来る 春が来る  今日も更けゆく 異国の丘に 夢も寒かろ 冷たかろ 泣いて笑うて 歌って耐えりゃ 望む日が来る 朝が来る  今日も昨日も 異国の丘に おもい雪空 陽が薄い 倒れちゃならない 祖国の土に 辿りつくまで その日まで
幸せの曲り角真帆花ゆり真帆花ゆり高畠じゅん子中川博之伊戸のりお哀しみは消しゴムで 消すことができますか やさしさを巻き戻し させてくれますか さみしい愛でも 涙に抱かれて 過ごした 秋冬 笑い泣きしたわ 幸せの曲り角 確かめたはずなのに 幸せの曲り角 間違えて バカですね  世の中で誰よりも あなただけ愛してた ふれたならこわれそう そんな恋でした 終わりの予感に おびえていたけど 私のいのちと ひき替えにしても… 幸せの曲り角 あの日々はかえらない 幸せの曲り角 間違えて バカですね  忘れることなど できないけれども あしたを夢見て 口紅も変えて 幸せの曲り角 もう二度と 泣かないわ 幸せの曲り角 間違えて バカですね
大原はだか祭り一条貫太一条貫太万城たかし叶弦大伊戸のりお空のしぶきは 房州波だ ねじりはち巻き 締めなおせ 神輿 怒涛の 汐ふみを 見てちゃ男の 名がすたる そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 はだかの祭り 浜の大原 汗が飛ぶ  女担げぬ 神輿が唸る 五穀豊穣(ごこくほうじょう) 大漁旗(たいりょばた) 人は代々 変われども 町は一色(ひといろ) 勇み肌 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらや― 【よいさっ ほいさっ】 はだかの祭り 無礼講(ぶれいこう)だよ なあ親父  裸若衆 別れの広場 交わす言葉は 「また会おや」 夜空焦がした まつり灯(び)に おさな馴染みの 顔と顔 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 そらやー そらやー 【よいさっ ほいさっ】 はだかの祭り 浜の大原 男海
海上七夕大沢桃子大沢桃子なかむら椿なかむら椿伊戸のりお海を愛する 男の祭り 心揺さぶる 夢太鼓 波間に漂う 夏の陣 今年も港の 祭りが来たぞ 漁火船団 大船渡 夏を夏を彩る 海上七夕  海を愛する 男が唄う 苦労重ねて 夢が咲く 可愛いあの娘は 道中踊り 波の飛沫に カモメが騒ぐ 漁火船団 大船渡 海を海を彩る 海上七夕  海を愛する 男のこぶし たぎる血潮よ 夢港 潮の匂いの しみ込んだ 意地と度胸の 晴れ舞台 漁火船団 大船渡 夜を夜を彩る 海上七夕
東京のあんちくしょうキム・ヨンジャキム・ヨンジャ田久保真見市川昭介伊戸のりお花の都と 言うけれど いつも涙の 花吹雪 夜明け前ほど 暗いもの じっと朝陽を 待とうじゃないか  東京なんて なにさ 東京なんて なにさ 渡る世間は 鬼ばかり 東京の東京の あんちくしょう  こんな筈では なかったと いつも未練の 走馬灯 そんな私を あたためる 酒のやさしさ 泣けるじゃないか  東京なんて なにさ 東京なんて なにさ だけどどこにも 帰れない 東京の東京の あんちくしょう  百年足らずの 一生で 勝った負けたは 時の運 幸か不幸か やじろべえ 同じ重さの 命じゃないか  東京なんて なにさ 東京なんて なにさ いつか花咲く 時が来る 東京の東京の あんちくしょう
かあさんへ福田こうへい福田こうへい吉幾三吉幾三伊戸のりおあなたの背中で… かあさん あなたの腕で… かあさん あなたの笑顔で… かあさん あなたへ愛しさ… 知った  寒くはないかい… かあさん つらくはないかい… かあさん この歳になって… かあさん あなたの強さを知りました 旅先の町で 降り立った駅で あなたに似た背中 あなたに似た女(ひと)が  幸せでしたか… かあさん 心配かけたね… かあさん 淋しくないかい… かあさん あなたの尊さ知った  何かにつけては… かあさん 泪が出ますね… かあさん 泣く暇なかった… かあさん あなたに昔を… 学びます 電話では言えぬ 手紙では遅い ふるさとに残る 母への書いた詞(うた)  時々手紙を… かあさん 気遣い 泣き言… かあさん 分かるヨ そうだネ… かあさん あなたの弱さも知った  そのうち近々… かあさん 仕事もほどほど… かあさん 必ず帰るよ… かあさん あなたは独りじゃありません 夜空見て都会 住みついた街で 老いてゆく母に 泣き泣き書く手紙
あなたがいいの瀬川瑛子瀬川瑛子仁井谷俊也北原じゅん伊戸のりおこころ通わす 絆の糸は 切れたりしない 解(ほど)けない おなじ夢みて 情け川 生きてゆきます 幸せ抱いて いいの… いいのよ… あなたがいいの  俺がおまえを 守ってやると 笑って照れて 云うあなた 酔えばわたしの 膝まくら 子供みたいな 寝顔に惚れて いいの… いいのよ… あなたがいいの  そうよあなたは 揺りかごなのよ やさしい愛が その胸が 思い通して 結ばれる それで苦労は 女の冥利 いいの… いいのよ… あなたがいいの
男 度胸舟前田卓司前田卓司新條カオル岡千秋伊戸のりお怒濤をかぶってヨー 度胸を磨く 口じゃ言えないヨ 漁師の奥義 おまえもいっぱし わかってきたと… そんな言葉が 聞こえるような おやじの おやじの髭面に 朝日が映えるぜ 千里の海だ  かもめ騒いでヨー 刺し網捲けば 銀の鱗がヨ 漁場の華だ 言葉も荒らぶる 戦場だけど… 網を起こして 飯食う時は おやじの おやじの丸い背が いとしくなるんだ 親子の海だ  沖の手柄のヨー 大漁旗を 待っているだろヨ おふくろさんも 凍る海でも 汗飛ぶような… ぐいと夢捲く 稼業じゃないか おやじと おやじとこの船を 守って行こうぜ 男の海だ
こころの故郷島あきの島あきの円香乃原譲二伊戸のりお今は小さな つぼみでも いつか大きな 花になる 雪も無いのに この街は 心シンシン 寒いけど 泣かないよ… 花咲き帰れる その日まで  電話してくる 母さんは いつも優しい 笑い声 今も自分の 身体より 遠い私を 気づかって ありがとう… 心配ばかりを かけるけど  一人暮らしは 淋しいね だけど頑張り 負けません 広い都会の 真ん中で お国訛りが 懐かしい 待っててね… 忘れちゃいないよ 故郷(ふるさと)は
ほろり雨水田かおり水田かおり円香乃水森英夫伊戸のりお濡れてないかと 口には出さず そっとかしげる ひとつ傘 泣きながら 生きてきて こんな幸せ 来るなんて 頬に ほろほろ ほろり雨 嬉し涙の ああ 恋の雨  雨が降る夜は 淋しくなって 指を絡めて 身を寄せる 一人でも 平気だと バカな片意地 張ってきた 頬に ほろほろ ほろり雨 今はあなたの ああ 傘の中  あなた好きよと 甘えて言えば 照れて背中を 向ける人 降り続く 氷雨でも 雨が咲かせる 花がある 頬に ほろほろ ほろり雨 これが最後の ああ 恋だから
母さんの秋尾鷲義仁尾鷲義仁篠原代昭・志賀大介富田梓仁伊戸のりお俺らが大きく なったのか 母が小さく なったのか 稲穂の中で 手を振る母の 野良着姿が 見えかくれ ご無沙汰ごめん 母さん 母さんの秋  今夜は蕎麦でも 打とうかと 少し弾んだ 母の声 一人でいても 寂しかァないと 現在は写真の 親父見て にっこり笑う 母さん 母さんの秋  おんなじ話を くりかえす 母の横顔 照らす月 正月休み 戻ってくると 云えば大きく うなづいた 俺らを泣かす 母さん 母さんの秋
女夜ねずみ小僧朝花美穂朝花美穂結木瞳宮下健治伊戸のりおお江戸の闇を 切り裂いて 小判千両 ひと稼ぎ ちょいと小走り 屋根の上 呼子(よびこ)をすり抜け 宙を舞う おっと情けを ふところに 女夜ねずみ ここにあり  番茶も出花 艶(あで)やかに 結ぶ頭巾の 伊達姿 それに近ごろ 気にかかる いい人いるよな いないよな おっと内緒に しておくれ 女夜ねずみ 恋もする  さてさて夜明け 前になりゃ どこへ追手(おって)も 消えたやら 町にしあわせ 来るまでは やめられないのさ この勤め おっと世の為 人の為 女夜ねずみ ここにあり 女夜ねずみ ここにあり
女の明日松原のぶえ松原のぶえ原譲二原譲二伊戸のりお私が選んだ 道だから 決してくじけて 泣いたりしない 辛くても 生きてるからには つまずく時も 一度や二度は あるものよ こんな運命(さだめ)に 添いながら  私が選んだ 人だから 苦労承知で 暮らした月日 振り返る 別れてしまえば 他人のはずが 雨の降る日は 風の夜(よ)は 何故か今さら 気にかかる  私が選んだ 明日には きっと幸せ なれますように 信じたい 迷いこころは 浮き世の川に 悔いは残さず 出直して 強い女で 生きてゆく
がまん桜青山新青山新麻こよみ水森英夫伊戸のりお雪の礫(つぶて)を 北風を 耐えて堪(こら)えて 春を待つ 一度心に 決めたなら 口にゃ出さない 泣き事は いつの日か いつの日か がまん桜よ 花と咲け  汗の滴(しずく)が 沁み込んで 天に向かって 伸びる枝 人の情けの あたたかさ 流す涙の 嬉し泣き あざやかに あざやかに がまん桜よ 凜と咲け  たとえ三日で 散ろうとも 巡る月日の 春を待つ 熱い思いを 胸に抱き 急くな焦るな じっくりと いつの日か いつの日か がまん桜よ きっと咲け
追憶のボレロ内田あかり内田あかりかず翼弦哲也伊戸のりおきっとあなたは 知らないでしょう 今も私が 愛してること 黄昏の街の 人ごみの中 気づけば面影 捜しているの あぁ女って 嘘がつけないの 自分の心には 嘘がつけないの 忘れるために 何度恋しても あなたしか愛せない 追憶のボレロ  きっとあなたは 幸せでしょう だから私は 逢??わずにいるの 実らない恋の 哀しみよりも きれいな私を 覚えていてね あぁ女って 夢に生きている 思い出ちりばめた 夢に生きている あなたの噂 耳にするたびに 切なさを繰り返す 追憶のボレロ  あぁ女って 過去へ旅をする も一度泣きたくて 過去へ旅をする 忘れるために 何度恋しても あなたしか愛せない 追憶のボレロ  
日南海岸水森かおり水森かおり麻こよみ大谷明裕伊戸のりお別れ言葉を 隠したままで わたしを優しく 抱いた人 いつか散り散り あなたの噂 誰と今頃 どこにいる 日南海岸 ソテツの並木 みれん潮風 涙がつたう 許したい… 許せない… 浮かぶ面影 逢いたさつのる  目には見えない 男のこころ 女は信じて 夢を見る 重荷でしたか 一途なわたし 二度と戻らぬ 恋ですか 日南海岸 青島ひとり 波がはじけて 冷たく沁みる 忘れたい… 忘れない… 風にふるえる 指さえ哀し  日南海岸 堀切峠(ほりきりとうげ) 越えて行こうか 後ろを向かず 信じたい… 信じない… 胸の痛みが どうして戻る
愛にゆれて林るり子林るり子桜悠二深澤忠雄伊戸のりお涙のような 雨が降るわ 心のいたみを 濡らして降るわ あなたと別れて ひとり来た 港町…雨の町 汽笛がひびく町 涙のような 雨が降るわ やつれた指に 傘がおもいわ  あなたの夢が ついて来るわ わたしを泣かせに 今夜も来るわ 手紙と一緒に 思い出を 送ります…返します 哀しい恋だから あなたの夢が ついて来るわ 女の胸に 愛がおもいわ  涙のような 雨が降るわ やつれた指に 傘がおもいわ
ねぇ…お父さん大沢桃子大沢桃子未來里麻なかむら椿伊戸のりお朝の光に 包まれて 生まれてきたの 二人の元に 親子揃って 想い出つづり お雛祭りや 七つの祝い 昨日のようです ねぇ…お父さん  時がたつのは 早いもの 甘えてばかり 幼い頃は 親子やっぱり 似ているでしょう 花も恥じらう 振袖姿 涙が出ますね ねぇ…お父さん  縁が結べる 日が来たら 泣いたりせずに 送ってほしい 親子ですもの これから先も 親の心が 身に沁む夜は 娘のお酌よ ねぇ…お父さん
命うた松川未樹松川未樹高田ゆきお・補作詞:水木れいじ桜田誠一伊戸のりおおまえが泣いた 涙のぶんは 夢をあげると 言った人 かぼそい指を やさしく包み 苦労したねと 抱いた人 ほんとに信じて いいですか… 命を燃やして いいですか… わたしはあなたと 生きてゆきます  名もない花の 無邪気な笑顔 俺は好きだと 言った人 素直に涙 流せばいいと いつもやさしさ くれた人 ほんとに信じて いいですか… 命を捧げて いいですか… わたしはあなたに ついてゆきます  ほんとに信じて いいですか… 明日を夢見て いいですか… わたしはあなたと 生きてゆきます
五月のタワーチャン・ウンスクチャン・ウンスク円香乃樋口義高伊戸のりおいつもの場所に 車を止めて タワーの交差点を ひとりきりで渡る 午前0時 幸せそうな あの日の私が 見えるわ タワーの灯りが消える その瞬間を 見れば二人 愛はかなうと そう信じたあの日 虹色の雨… ガラス張りのカフェ… もう戻らない 五月  季節は夏から 秋へと変わり タワーも枯葉の中 淋しそうに見える 人が誓う 言葉も愛も 儚いものだと 知ったの タワーの灯りが消える その瞬間を 二人そっと 指を絡(から)めて 待ちわびてたあの日 初めてのキス… 悲しそうな風… もう帰らない 五月  タワーの灯りは今日も 優しく燈(とも)る だけど二度と ここにあなたが 来ることはないのね 約束の道… ハナミズキの花… もう戻らない 五月
うた瀬口侑希瀬口侑希塚口けんじ桜田誠一伊戸のりお酒場には 酒場の唄があり 呑み屋には 呑み屋の唄がある つかのまの安らぎ たわむれに 人々は 帰らぬ愛をうたう  ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 演じて見せようよ  港には 港の夢があり 波止場には 波止場の夢がある 旅立ちのときめき 胸に秘め 人々は 哀しく海をうたう  ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 涙はかくそうよ  ガタガタしなさんな 男は ジタバタしなさんな 女は 人生一幕 一幕芝居 ああ 演じて見せようよ
好き好き好きだよ沢田正人沢田正人こはまかずえ樋口義高伊戸のりお枯葉が彩る 並木道 溜息みたいな 風が舞う 項(うなじ)にかかった おくれ毛に ときめき隠した 黄昏よ 姓き好き 好きだよ 心では もう何度も言っているのに 好き好き 好きだよ 瞳(め)が合うと 言いだせないのさ  プラネタリウムの 星空に きれいな涙が 光ってる くちづけ交わして 結びたい あなたの小指の 赤い糸 好き好き 好きだよ 心では そう何度も言っているから 好き好き 好きだよ 耳元で 囁きたいのさ  好き好き 好きだよ 心には もうあなたが住んでいるから 好き好き 好きだよ 思いきり 抱きしめたいのさ
風雪ながれ旅前川清前川清星野哲郎船村徹伊戸のりお破れ単衣(ひとえ)に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に 息をふきかけ 越えて来た アイヤー アイヤー 津軽 八戸(はちのへ) 大湊(おおみなと)  三味が折れたら 両手を叩け バチがなければ 櫛でひけ 音の出るもの 何でも好きで かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽 函館 苫小牧(とまこまい)  鍋のコゲ飯(めし) 袂(たもと)でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑ったひとの 髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌(るもい) 滝川 稚内(わっかない)
能登の灯祭りみやま健二みやま健二みやび恵西つよし伊戸のりお御神酒(さけを)呷(あお)って 晒(まわ)しを締めりゃ 風神雷神 舞い降りる 火の粉振り撒く 松明囲み 挑むキリコに あばれる神輿 イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ) 祭りの能登に 光る汗  冬は荒波 夏には祭り 心配ばかりと 笑う女(やつ) 惚れているぜと 背中で言えば 泣かすセリフと 背中で返す イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ) 祭りの能登に 心情(うらなさけ)  男魂 ひと夜に掛けて 明日(あした)の漁場に 意地を張る バチを振り上げ 力の限り 波を砕けよ 御陣乗太鼓 イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ) 祭りの能登に 燃え上がれ
女川純情物語山口ひろみ山口ひろみ伊藤美和桧原さとし伊戸のりお初(はず)めで口(くぢ)に すっけれど おらはあんだのことが 前がら好ぎだった あんだは 鈍い人だがら まったぐ気づいて くれねくて 誰(だい)にも言わねいで一人すて 悩んでだ 酔った振りすて 言うびっちゃ ラブレターば 書いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマに 相談すてみっか ああ女川 純情物語  ちゃっけい頃は 泣き虫で いづもおらぁのあどば 追っかげで来たのに 見上げるほどに 背もおがり 憎(にぐ)まれ口(ぐぢ)も ただぐげど 視線がいづだってあんだば 探してっちゃ 化粧バッチリ 決めっちゃな ハイヒールば 履いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマも ウィンクすてぺっちゃ ああ女川 純情物語  酔った振りすて 言うびっちゃ ラブレターば 書いでみっぺがな なすて なじょすて なじょすっぺ なすて なじょすて なじょすっぺ 沖のサンマに 相談すてみっか ああ女川 純情物語
ギター仁義一条貫太一条貫太嵯峨哲平遠藤実伊戸のりお雨の裏町 とぼとぼと 俺は流しの ギター弾き “おひけえなすって 手前ギター一つの 渡り鳥にござんす” 峠七坂 手を振って 花の都へ 来てから五年 とんと うきめの 出ぬ俺さ  風の冷たさ 身に沁みる 俺は落葉か ギター弾き “おひけえなすって 手前おけさおけさの 雪の越後にござんす” 故郷思えば 初恋の 死んだあの娘(こ)も 生きてりゃ廿才(はたち) 俺もあん時ゃ うぶだった  情け横丁 今晩は 俺は流しの ギター弾き “おひけえなすって 手前宿なし雀の 流れ者にござんす” 暗い酒場の 片隅で そっと笑った 空似の人の 何故か気になる 泣き黒子
やすらぎ桂竜士桂竜士黑澤戀宮下健治伊戸のりおふれた唇 やすらぎ一つ 燃えて静かに 夢の中 こころ染みつく 残り香よ 好きよ好きよ 好きよ好きよ …あなたが好きよ つかの間だけど 幸せくれた 憎らしいほど あゝ…罪な人  とける眼差し やすらぎ一つ 揺れる想いに ほだされて 悪いゆびさき 求めてた 熱い熱い 熱い熱い …あなたが熱い いますぐ抱いて 素顔にさせて こころ惑わす あゝ…罪な人  甘いくちづけ やすらぎ一つ 肌に未練の 冬支度 別れ足音 忍んでも 欲しい欲しい 欲しい欲しい …あなたが欲しい 次の世までも 離したくない 忘れられない あゝ…罪な人
甲突川RyujiRyuji円香乃YANAGIMAN伊戸のりお風はいつも 貴女を運ぶ 影がいつも 貴女に見える 空はいつも 貴女を映す 僕は今も 貴女を探す  真っ白で小さな小指 手放したその言い訳を 甲突川のほとりで ひとり探し続ける  戻れるなら あの瞳 あの手 あの声 二度と離さないと誓う 伝えきれぬ想いが悔しくて 二人戻してくれ 君を愛した日々を  人はいつか 誰かと出逢い 恋に落ちて 誰かと生きる だけど僕は どこへも行けず 夢の中の 貴女と生きる  甲突川のほとりで 揺れていた紫陽花の花 ずっとねって つぶやく貴女 今も抱きしめている  戻れるなら あの瞳 あの手 あの声 すべて守りたいと刻む 河原に書いた言葉が空しくて 洗い流してくれ 君を忘れぬ日々を  戻れるなら あの瞳 あの手 あの声 二度と離さないと誓う 伝えきれぬ想いが悔しくて 二人戻してくれ 君を愛した日々を  風はいつも 貴女を運ぶ 僕は今も 貴女を探す
でもネ かもネ…夢の中ゆかり・コロッケゆかり・コロッケ荒木とよひさ五木ひろし伊戸のりお(女)どこか男は悪で そして淋しい人に (女)引きつけられて しまうのに…あなたは? (男)どこか女は影が そして悲しい人を (男)胸で支えて みたいのに お前は? (女)何かがちがう (男)何かがちがう (女)二人でいても 心溶け合わなくて (二人)でもネ かもネ それでも 男と女 でもネ かもネ でもネ それでも 夢の中へ  (男)いつも女はそばで そしてふるえるような (男)うるむ瞳をして 欲しいのに お前は? (女)いつも男は無口 そして静かに飲んで (女)そんな背中が 好きなのに あなたは? (男)何かがちがう (女)何かがちがう (男)二人でいても 他の誰かを思う (二人)でもネ かもネ それでも 男と女 でもネ かもネ でもネ それでも 夢の中へ  (女)何かがちがう (男)何かがちがう (女)二人でいても 心溶け合わなくて (二人)でもネ かもネ それでも 男と女 でもネ かもネ でもネ それでも 夢の中へ
霧にむせぶ夜黒木じゅん黒木じゅん丹古晴己鈴木淳伊戸のりお涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君よりせつない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君よりはげしい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分かってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君よりさみしい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
港町十三番地三山ひろし三山ひろし石本美由起上原げんと伊戸のりお長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾盃すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地
九州慕情―長崎本線―岡ゆう子岡ゆう子日野浦かなで弦哲也伊戸のりお長崎本線 別れの旅は 鳥栖を後にし 鍋島の夜 ふたり淋しく 飲むお酒 好きで添えない 運命(さだめ)に沁みる 女ごころの 儚さに 燃えて 燃えて身を焼く あの日のように  朝陽が昇った 有明海は 愛も干潟の ふるさと鹿島 やがて諫早 別れ駅 そっと呟く さよなら…あなた 白いかもめも 背を向けて 泣いて 泣いて明日に 飛び立つように  思い出色した ステンドグラス 雨の長崎 終着の駅 遠く聞こえる 鐘の音(ね)が 今は哀しく 涙を誘う つらい別れを 選んでも いつか いつか 逢えると 信じています
由良川恋文津吹みゆ津吹みゆ万城たかし宮下健治伊戸のりお幾度(なんど)好きだと 名前を呼べば 叫ぶこの声 届くでしょうか ひとり京都の 由良川で… 跳ねて身を焼く 鮎になり 逢いに行きたや この生命(いのち)  赤い紅葉(もみじ)を 狭霧(さぎり)がかくす 川の瀬音が 道しるべです ひとり京都の 由良川で… 焦がれ泣きする 白鮎の 胸の打つ音(ね)を 誰が知る  晩秋(あき)にはつ雪 かやぶきの里 募る思いは まだ冷めきれぬ ひとり京都の 由良川で… いっそこのまま 鮎になり 春を待っても いいですか
リンゴ村から三山ひろし三山ひろし矢野亮林伊佐緒伊戸のりおおぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺(おい)らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 せつなく揺するよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山・小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
西方裕之西方裕之喜多條忠南こうせつ伊戸のりお妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝(あした) お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…‥
瀬戸の夕凪野中さおり野中さおり垣見幸伸武野良伊戸のりお逢えますか この街で あなた探して 降りた駅 だるま夕陽に 抱かれて燃える 紅い 紅い 紅い海です おんな泣かせの 瀬戸の夕凪  あの日から ねぇあなた 独りぼっちの わたしです みれん奏(かな)でる 琴弾浜(ことひきはま)の 風が 風が 風が切ない なみだ降ります 瀬戸の夕凪  海鳥(うみどり)よ 伝えてよ 待って焦がれて いるよって せめても一度 お前が好きと 抱いて 抱いて 抱いて下さい あなた恋しい 瀬戸の夕凪
涙の旅路松村和子松村和子麻こよみ水森英夫伊戸のりお私が残した 置き手紙 今頃気づいて いるかしら 互いに甘えて 暮らしたら あなたも私も 駄目になる 最終切符 握りしめ ひとり汽車待つ 涙の旅路  あなたは世間の 片隅で このまま埋(うも)れる 人じゃない 黙ってこの身を 引くことが 私の最後の 恩返し 鞄につめた 思い出を 膝に抱きます 涙の旅路  未練の夜風が 襟元を 冷たく揺らして 吹き抜ける あなたが来るはず ないものを 何度も振り向き 汽車に乗る 冷たく響く ベルの音 ひとり明日へ 涙の旅路
姉崎音頭長山洋子長山洋子森田喜一郎細川潤一伊戸のりおハアー 磯の千鳥のヨ 鳴く音に明けてね ヨイトネ 白帆うれしや 白帆うれしや 姉ヶ崎 サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 桜花咲くヨ 椎津(しいづ)の山はね ヨイトネ 昔武田の 昔武田の 城の跡 サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 松の嫌いなヨ 明神様(みょうじんさま)のね ヨイトネ 夫婦(めおと)杉の木 夫婦(めおと)杉の木 縁結び サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 考子五郎(こうしごろう)にヨ 義僕(ぎぼく)の市兵衛(いちべえ)ね ヨイトネ 末の世までも 末の世までも 名は残る サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 願い掛けたやヨ 明神様にね ヨイトネ 主(ぬし)の大漁と 主(ぬし)の大漁と わが想い サアサよいとこ 姉ヶ崎
串本おんな節高橋キヨ子高橋キヨ子菅麻貴子新倉武伊戸のりお茜に染まった 夕空見れば 西へと流れる 浮雲ひとつ 夢と添い寝の 枕が濡れる ここは東京 ふるさと恋し 想い出あの町… 串本おんな節  水面に棹さし 愛しいひとへ 漕いでも着けない 都会の川じゃ さめて夢だと 気づいて涙 潮岬(しおのみさき)の カモメよ今も あのひと元気か… 串本おんな節  橋杭岩(はしくいいわ)から 昔も今も 朝陽が昇れば 耀く海よ 胸に刻んだ 決意(おもい)は遥か ここは東京 ふるさと恋し 明日(あした)に咲く花… 串本おんな節
永遠の愛・恋文森若里子森若里子東逸平岡千秋伊戸のりお抱かれて泣いた… 別れて泣いた… 涙は神様の 贈り物ですか あなたにも わたしにも 幸せ結ぶ 人の世の 愛に約束は 無いのでしょうか  賢い日々に… 取り残された… わたしの産声(うぶごえ)は 誰のものですか 叫んでも 遠い人 いのちの糸が 切れてまで 愛は運命を 変えられますか  恋文書いた… 毎日書いた… 優しい思い出は いつも来るけれど 出来るなら もう一度 あなたの胸に 戻りたい 愛に永遠は あるのでしょうか
オロロン港氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也杜奏太朗伊戸のりお愛していながら 別れたひとを 思いだすたび 痛む胸 北から流氷 寄せる頃 ひとり残して 夜汽車に乗った オロロン オロロン 逢いたいよ 海鳥群れ翔ぶ… オロロン港  震える肩先 つぶらな瞳 つれて行ってと 泣いたひと 見上げる北斗の あの星に ふたり誓った 永遠(とこしえ)の愛 オロロン オロロン せつないよ ハマナス揺れてた… オロロン港  東京始発の 北国行きで 今日も帰るよ 夢ん中 粉雪(こなゆき)しんしん 降る故郷(まち)で 僕を信じて 待ってるひとよ オロロン オロロン 逢いたいよ 春待つ最果て… オロロン港
おんな船頭唄三山ひろし三山ひろし藤間哲郎山口俊郎伊戸のりお嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁(えにし)の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかなあかり 濡れた水棹(みざお)が 手に重い  利根で生まれて 十三、七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
好きですサッポロパク・ジュニョンパク・ジュニョン星野哲郎中川博之伊戸のりおすきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  雪の重さに 耐え抜いた 耐え抜いた ライラックの小枝に 花が咲くころ 爽やかな風と共に 訪れる 恋の気配にふりむけば みどりに映える 赤レンガ すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  蝶は生まれて くる前に くる前に スズランとの出逢いが 決まってるのね あなたとのめぐり逢いが 始まった ニレの木陰で しのびよる 靴音を待つ 時計台 すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  しあわせをさがしましょう 泣かないで 狸小路も 薄野も ふたりの夢の ラブロード すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも すきですサッポロ
天童よしみ天童よしみ谷村新司谷村新司伊戸のりお目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし  ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり  ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ  我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
母ひとり熊谷ひろみ熊谷ひろみ中谷純平宮下健治伊戸のりお母にだかれた ふところは やわらか布団の ゆりかごね どうしていますか お母さん 遠い故郷に ひとりきり 両手あわせて 両手あわせて ごめんとつぶやくの  孫の写真を 胸に抱き 朝から晩まで 野良仕事 働きつづけた お母さん 都会暮らしに なじめない 母の気持ちを 母の気持ちを おもえば泣けてくる  きょうも届いた 小包で 田舎の香りの ありがたさ ようやくわかった お母さん 日々の苦労も 子育ても いつもあなたが いつもあなたが こころの道しるべ こころの道しるべ
柿の木坂の家三山ひろし三山ひろし石本美由起船村徹伊戸のりお春には 柿の 花が咲き 秋には 柿の 実が熟れる 柿の木坂は 駅まで三里 思いだすなァ ふる里のヨ 乗合バスの 悲しい別れ  春には 青い めじろ追い 秋には 赤い とんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなア しみじみとヨ こゝろに返る 幼ない夢が  春くりゃ 偲ぶ 馬の市 秋くりゃ 恋し 村祭り 柿の木坂の あの娘の家よ 逢ってみたいなア 今も尚ヨ 機織りながら 暮していてか
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