伊戸のりお編曲の歌詞一覧リスト  2356曲中 1001-1200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ギター仁義一条貫太一条貫太嵯峨哲平遠藤実伊戸のりお雨の裏町 とぼとぼと 俺は流しの ギター弾き “おひけえなすって 手前ギター一つの 渡り鳥にござんす” 峠七坂 手を振って 花の都へ 来てから五年 とんと うきめの 出ぬ俺さ  風の冷たさ 身に沁みる 俺は落葉か ギター弾き “おひけえなすって 手前おけさおけさの 雪の越後にござんす” 故郷思えば 初恋の 死んだあの娘(こ)も 生きてりゃ廿才(はたち) 俺もあん時ゃ うぶだった  情け横丁 今晩は 俺は流しの ギター弾き “おひけえなすって 手前宿なし雀の 流れ者にござんす” 暗い酒場の 片隅で そっと笑った 空似の人の 何故か気になる 泣き黒子
姉崎音頭長山洋子長山洋子森田喜一郎細川潤一伊戸のりおハアー 磯の千鳥のヨ 鳴く音に明けてね ヨイトネ 白帆うれしや 白帆うれしや 姉ヶ崎 サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 桜花咲くヨ 椎津(しいづ)の山はね ヨイトネ 昔武田の 昔武田の 城の跡 サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 松の嫌いなヨ 明神様(みょうじんさま)のね ヨイトネ 夫婦(めおと)杉の木 夫婦(めおと)杉の木 縁結び サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 考子五郎(こうしごろう)にヨ 義僕(ぎぼく)の市兵衛(いちべえ)ね ヨイトネ 末の世までも 末の世までも 名は残る サアサよいとこ 姉ヶ崎  ハアー 願い掛けたやヨ 明神様にね ヨイトネ 主(ぬし)の大漁と 主(ぬし)の大漁と わが想い サアサよいとこ 姉ヶ崎
涙の旅路松村和子松村和子麻こよみ水森英夫伊戸のりお私が残した 置き手紙 今頃気づいて いるかしら 互いに甘えて 暮らしたら あなたも私も 駄目になる 最終切符 握りしめ ひとり汽車待つ 涙の旅路  あなたは世間の 片隅で このまま埋(うも)れる 人じゃない 黙ってこの身を 引くことが 私の最後の 恩返し 鞄につめた 思い出を 膝に抱きます 涙の旅路  未練の夜風が 襟元を 冷たく揺らして 吹き抜ける あなたが来るはず ないものを 何度も振り向き 汽車に乗る 冷たく響く ベルの音 ひとり明日へ 涙の旅路
霧にむせぶ夜黒木じゅん黒木じゅん丹古晴己鈴木淳伊戸のりお涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君よりせつない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君よりはげしい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分かってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君よりさみしい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
朝露の宿篁紗をり篁紗をり麻こよみ宮下健治伊戸のりお窓の障子が しらじら明けて つらい別れの 朝が来る これが最後の しのび逢い 眠るあなたの 背中にすがる… 涙のしずくか 朝露の宿  そっと世間に 隠した恋も いつか噂の うしろ指 連れて逃げての 一言(ひとこと)を 口に出せずに こころに仕舞う… 口紅(べに)が哀しい 朝露の宿  笹にこぼれて 消え行く露と 同じ運命(さだめ)か この恋も 抱いて下さい もう一度 忘れたくない あなたの匂い… 夢も儚(はかな)い 朝露の宿
九州慕情―長崎本線―岡ゆう子岡ゆう子日野浦かなで弦哲也伊戸のりお長崎本線 別れの旅は 鳥栖を後にし 鍋島の夜 ふたり淋しく 飲むお酒 好きで添えない 運命(さだめ)に沁みる 女ごころの 儚さに 燃えて 燃えて身を焼く あの日のように  朝陽が昇った 有明海は 愛も干潟の ふるさと鹿島 やがて諫早 別れ駅 そっと呟く さよなら…あなた 白いかもめも 背を向けて 泣いて 泣いて明日に 飛び立つように  思い出色した ステンドグラス 雨の長崎 終着の駅 遠く聞こえる 鐘の音(ね)が 今は哀しく 涙を誘う つらい別れを 選んでも いつか いつか 逢えると 信じています
オロロン港氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也杜奏太朗伊戸のりお愛していながら 別れたひとを 思いだすたび 痛む胸 北から流氷 寄せる頃 ひとり残して 夜汽車に乗った オロロン オロロン 逢いたいよ 海鳥群れ翔ぶ… オロロン港  震える肩先 つぶらな瞳 つれて行ってと 泣いたひと 見上げる北斗の あの星に ふたり誓った 永遠(とこしえ)の愛 オロロン オロロン せつないよ ハマナス揺れてた… オロロン港  東京始発の 北国行きで 今日も帰るよ 夢ん中 粉雪(こなゆき)しんしん 降る故郷(まち)で 僕を信じて 待ってるひとよ オロロン オロロン 逢いたいよ 春待つ最果て… オロロン港
母ひとり熊谷ひろみ熊谷ひろみ中谷純平宮下健治伊戸のりお母にだかれた ふところは やわらか布団の ゆりかごね どうしていますか お母さん 遠い故郷に ひとりきり 両手あわせて 両手あわせて ごめんとつぶやくの  孫の写真を 胸に抱き 朝から晩まで 野良仕事 働きつづけた お母さん 都会暮らしに なじめない 母の気持ちを 母の気持ちを おもえば泣けてくる  きょうも届いた 小包で 田舎の香りの ありがたさ ようやくわかった お母さん 日々の苦労も 子育ても いつもあなたが いつもあなたが こころの道しるべ こころの道しるべ
串本おんな節高橋キヨ子高橋キヨ子菅麻貴子新倉武伊戸のりお茜に染まった 夕空見れば 西へと流れる 浮雲ひとつ 夢と添い寝の 枕が濡れる ここは東京 ふるさと恋し 想い出あの町… 串本おんな節  水面に棹さし 愛しいひとへ 漕いでも着けない 都会の川じゃ さめて夢だと 気づいて涙 潮岬(しおのみさき)の カモメよ今も あのひと元気か… 串本おんな節  橋杭岩(はしくいいわ)から 昔も今も 朝陽が昇れば 耀く海よ 胸に刻んだ 決意(おもい)は遥か ここは東京 ふるさと恋し 明日(あした)に咲く花… 串本おんな節
好きですサッポロパク・ジュニョンパク・ジュニョン星野哲郎中川博之伊戸のりおすきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  雪の重さに 耐え抜いた 耐え抜いた ライラックの小枝に 花が咲くころ 爽やかな風と共に 訪れる 恋の気配にふりむけば みどりに映える 赤レンガ すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  蝶は生まれて くる前に くる前に スズランとの出逢いが 決まってるのね あなたとのめぐり逢いが 始まった ニレの木陰で しのびよる 靴音を待つ 時計台 すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  しあわせをさがしましょう 泣かないで 狸小路も 薄野も ふたりの夢の ラブロード すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも すきですサッポロ
おんな船頭唄三山ひろし三山ひろし藤間哲郎山口俊郎伊戸のりお嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰(まこも) 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ 縁(えにし)の恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかなあかり 濡れた水棹(みざお)が 手に重い  利根で生まれて 十三、七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなし子同士 きょうもおまえと つなぐ舟
こぼれ陽牧村三枝子牧村三枝子坂口照幸遠藤実伊戸のりおあなただけです 私の夢は ついて来いよと 云われた日から 冬のこぼれ陽 並んで浴びて 肩に甘えて 添える指 のり切れましたね のり切れましたね 負けないで 私たち  きっと同じね 失うものと 人の一生 掴めるものは 派手になってく 人の世なのに お酒つぐ間の いとおしさ 好きですあなたの 好きですあなたの 嘘のない 生き方が  通りすがりの 足 ふと止めて 見てよ夜でも 花咲きそうね なにが生き甲斐 人それぞれよ そっとつぶやく 「しあわせ…」と のり切れましたね のり切れましたね 負けないで 私たち
津軽海峡・冬景色岩佐美咲岩佐美咲阿久悠三木たかし伊戸のりお上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色
夢花火黒木姉妹黒木姉妹麻こよみ岡千秋伊戸のりお一たす一は 二にならぬ ままにならない この世です あゝ一夜(ひとよ)の祭りさ 人生は あゝくよくよ泣いてる 暇はない 女 女心の 真ん中に どんと一発 ああ…夢花火  ひとりじゃ誰も 淋しくて かわす笑顔で 注ぐお酒 あゝ最初は他人の あなたでも あゝいつしか大事な 人になる 女 女心が ときめいて どんと一発 ああ…夢花火  涙の川を 越えてこそ きっとつかめる 夢がある あゝ明日に望みが あるかぎり あゝ出直しできます 何度でも 女 女心の 真ん中に どんと一発 ああ…夢花火
花艶歌知里知里麻こよみ岡千秋伊戸のりお凛と咲きます 山桜 人目に触れる こともなく 広いこの世の どこかにきっと 私と似合いの 人がいる 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 願い咲き 恋に咲きます 花艶歌(はなえんか)  耐えて咲きます 花すみれ 冷たい雨に 打たれても 明日は必ず 陽ざしも揺れる 泣いたりしません 負けないわ 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 望み咲き 夢に咲きます 花艶歌  燃えて咲きます 赤い薔薇 香りも甘く 華やかに 胸に一輪 淋しさ隠し 微笑みあげます あの人に 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 咲き 女咲き 愛に咲きます 花艶歌
柿の木坂の家三山ひろし三山ひろし石本美由起船村徹伊戸のりお春には 柿の 花が咲き 秋には 柿の 実が熟れる 柿の木坂は 駅まで三里 思いだすなァ ふる里のヨ 乗合バスの 悲しい別れ  春には 青い めじろ追い 秋には 赤い とんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなア しみじみとヨ こゝろに返る 幼ない夢が  春くりゃ 偲ぶ 馬の市 秋くりゃ 恋し 村祭り 柿の木坂の あの娘の家よ 逢ってみたいなア 今も尚ヨ 機織りながら 暮していてか
縁歌山内惠介&水谷千重子山内惠介&水谷千重子倉本美津留水森英夫伊戸のりお縁は異なもの 味なもの あなたと私が 出逢った不思議  あのときああして いなければ こんな奇跡は ありえない  縁 縁 昨日までは 見知らぬ同士が  縁 縁 今日は一緒に 明日を夢見る  そんな幸せ 有り難し すべてはご縁の お陰です  袖振り合うも 多生の縁 いつかのどこかで 繋がってたね  偶然なんて ないんだよ すべて必然 有り難し  縁 縁 同じ時代に 生まれて来たね 縁 縁 そして出逢えて 一緒に笑う  こんな幸せ 有り難し すべてはご縁の お陰です  縁 縁 昨日までは 見知らぬ同士が 縁 縁 今日は一緒に 明日を夢見る  そんな幸せ 有り難し すべてはご縁の お陰です
徒然草森若里子森若里子東逸平伊藤雪彦伊戸のりお人はみな 姿もかたちも違うけど ひとつの太陽に 照らされる 踏まれて咲いても 花は花 流れて消えても 星は星 つれづれの つれづれの 想いのままに あなたを あなたを あなたを愛せたら  人はみな 故郷(ふるさと)偲んで父母(ちちはは)に どれほど報いて 来たのでしょう この日をだいじに 温めて 錆びつく涙は 振り捨てる つれづれの つれづれの 想いのままに あなたを あなたを あなたを愛せたら  人はみな 更なる幸せ追い求め 旅人みたいに 急ぐのか ゆっくり歩きましょ 人生は 生きるも散るのも 一度だけ つれづれの つれづれの 想いのままに あなたを あなたを あなたを愛せたら
がまん桜青山新青山新麻こよみ水森英夫伊戸のりお雪の礫(つぶて)を 北風を 耐えて堪(こら)えて 春を待つ 一度心に 決めたなら 口にゃ出さない 泣き事は いつの日か いつの日か がまん桜よ 花と咲け  汗の滴(しずく)が 沁み込んで 天に向かって 伸びる枝 人の情けの あたたかさ 流す涙の 嬉し泣き あざやかに あざやかに がまん桜よ 凜と咲け  たとえ三日で 散ろうとも 巡る月日の 春を待つ 熱い思いを 胸に抱き 急くな焦るな じっくりと いつの日か いつの日か がまん桜よ きっと咲け
天童よしみ天童よしみ谷村新司谷村新司伊戸のりお目を閉じて 何も見えず 哀しくて目を開ければ 荒野に向かう道より 他に見えるものはなし  ああ 砕け散る宿命の星たちよ せめて密やかに この身を照せよ  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ  呼吸(いき)をすれば胸の中 凩(こがらし)は吠(な)き続ける されど我が胸は熱く 夢を追い続けるなり  ああ さんざめく 名も無き星たちよ せめて鮮やかに その身を終われよ  我も行く 心の命ずるままに 我も行く さらば昴よ  ああ いつの日か誰かがこの道を ああ いつの日か誰かがこの道を  我は行く 蒼白き頬のままで 我は行く さらば昴よ 我は行く さらば昴よ
冬雨水木良水木良和田千代子すがあきら伊戸のりお夜更けの街を 一人で歩く 馴染みのお店 のぞいては 思い出灯り あなたの影が こころの雨に にじんでる 憎んでみても やっぱり歩く 流れるな 流れるな 未練の涙 凍えた胸を 冷たく濡らす 外は冬雨(ふゆさめ)… 冬雨  雨の音にも 心が揺れて グラスを胸に ひとり酒 私の愛を 残して消えた 今夜は誰と 傘の中 雨降る夜は あなた恋しい 酔いたいよ 酔いたいよ 涙の雫 こぼれる夜は そっと名を呼ぶ 外は冬雨… 冬雨  逢いたいよ 逢いたいよ 落葉を濡らす さみしい夜は いつまで続く 外は冬雨… 冬雨
袰月海岸桜ちかこ桜ちかこ海老原秀元岡千秋伊戸のりお赤い絵具を ぶつけたように 燃える夕陽よ なぜ寒い なぜ寒い 今の倖せ あなたの愛を すてて都会に 行けるでしょうか 夢を選んだ 女のこころ 許してください 袰月(ほろづき)海岸  生まれ育った 海辺の町は 人も情けも あたたかい あたたかい 夢を叶えて ふたたびここに 帰るその日は 来るのでしょうか 竜飛颪(たっぴおろし)か 風花舞って なおさら切ない 袰月海岸  命あずけた 雁木(がんぎ)を抱いて どこへ帰るの 鳥たちは 鳥たちは 愛をなくした 都会の暮らし いつか未練に 泣くのでしょうか 後ろ髪引く 恋慕(おもい)の丈を 流してください 袰月海岸
若竹二見颯一二見颯一保岡直樹水森英夫伊戸のりお空の青さに あこがれて 竹は真っすぐ 伸びてゆく 雨に何度も 叩かれながら 背伸びするのが 青春だ 俺は若竹 ありったけ 挑むだけ  竹に雀の 仲だった あの娘(こ)移り気 はぐれ鳥 月を見るたび 心が騒ぐ 忘れられない 恋ひとつ 惚れて若竹 ありったけ 燃えるだけ  強い竹ほど しなやかだ それが男の 立ち姿 せまる試練は 笑顔で受けて 信念(おもい)ひとすじ 天を指す 俺は若竹 ありったけ 進むだけ
ところがギッチョン恋之介二見颯一二見颯一円香乃水森英夫伊戸のりお恋にツボミが あるならば 咲かせてみせましょ 恋の花 手塩にかけて 水かけて 情けをかければ 花が咲く 男と女の 掛け算も… “ところがギッチョン恋之介” 弱気が裏目の ひとり草  好いて三年 茶屋通い 男を見せましょ 今宵こそ 盃二杯 つがれたら あの娘に三杯 つぎ返す 男と女の 足し算も… “ところがギッチョン恋之介” 今宵もつぶれて 橋の上  押して駄目なら 引いてみな 引き際上手は 恋上手 きれいに引けば 逢いたさに あの娘がくれない 紅を引く 男と女の 引き算も… “ところがギッチョン恋之介” 引きどき早まり 幕を引く
北の嫁っこ水沢明美水沢明美森田圭悟岡千秋伊戸のりお地鳴りが戸板を 叩くから 浅い眠りに 夜明けも遠い 待ち火を燃やして あと三月 ひとりでお父(どう)の 帰り待つ アイヤー無事でな 会いたいよ 指折り数える 嫁っこにゃ 長いのさ… 酒の匂いを プンプンさせて 夢でも寝床に 来ておくれ  吹雪が夜道を 走る頃 町で働く 男の苦労 思えばひと冬 寂しさも こらえてなんとか 暮らすのさ アイヤー無事でな 怪我するな 布団をかぶった 嫁っこにゃ 冷えるのさ… 強い力で わたしを抱いて こごえた月日を 消してくれ  アイヤー無事でな 会いたいよ 無骨なひとでも 嫁っこにゃ やさしいよ… 土産ぶら下げ でっかい声で 「帰ってきたぞ」と 呼んでくれ
そんなヒロシが好きでしたチョン・テフチョン・テフ田久保真見樋口義高伊戸のりお小雨に濡れた 捨て猫が 抱こうとしたら 逃げました 優しさなんて いらないと 言ってたあなたの ようでした  あれから3年 想い出が 心の扉を たたきます  強い男に なれないと うつむくヒロシが 好きでした いつも自分を いじめてた そんなヒロシが 好きでした  私の背中 抱きしめて 夢でもいいと 言いました さよならそっと 告げたとき やっぱり夢かと 泣きました  あれから3年 この街で あなたは今でも ひとりなの?  強い女は キライだと わらったヒロシが 好きでした いつも自分を かくしてた そんなヒロシが 好きでした  あれから3年 想い出が 心の扉を たたきます  強い男に なれないと うつむくヒロシが 好きでした いつも自分を いじめてた そんなヒロシが 好きでした
アーバン ボクサー山川豊山川豊グッチ裕三グッチ裕三伊戸のりお身の上話しは 好きじゃない ただの男が ここに居る ひとりぼっちの 大都会 星空だって 拝めない  忘れた故郷 思い出す 帰りたいけど 帰れない 怒りと恥が 入り混じる 慰め探して 歩くだけ  男はボクサー この世はリング 苦い涙が こぼれても 命を懸けて 守りぬく そんな愛が 欲しいだけ  きどった奴等の 冷たい笑い 甘い言葉も かけられた 孤独に馴れて しまうより 愛に生きる日 夢見てる  男はボクサー この世はリング 苦い涙が こぼれても 命を懸けて 守りぬく そんな愛が 欲しいだけ  男はボクサー この世はリング 苦い涙が こぼれても 命を懸けて 守りぬく そんな愛が 欲しいだけ
いろは紅葉羽山みずき羽山みずき喜多條忠聖川湧伊戸のりおあの人と幸せに なれるでしょうか 赤い紅葉でも 世間に染まらずに 不器用なままの ふたりのあした  夢一文目 こころにも いろはにほへとと 降りしきる 恋紅葉 恋紅葉 いろは坂  あの人と登るのは いろは坂ですね ここの紅葉には 七枚葉があって いろはにほへとと 数えてゆくの  夢一文目 てのひらに 大事な大事な たからもの 恋紅葉 恋紅葉 いろは坂  夢一文目 こころにも いろはにほへとと 降りしきる 恋紅葉 恋紅葉 いろは坂
ダンチョネ別れ節水木良水木良水木れいじすがあきら伊戸のりお出逢いがあれば 別れもあるさ 咲いた花でも 散る日は来るさ ゴメンひと言 言い出しかねて ヒジ鉄くらった 戻り道 あの町 その町 ここは何処 迷っている間に 日が暮れた ハァ… ひとりぼっちは せつないと 歌が聞こえる ダンチョネ別れ節  夜更けの扉 おはようと開けて 青いお酒に 真っ赤に酔う娘(こ) 問わず語りに ふるさと伽(ばな)し きけば となりの 城下町 あれきり それきり 次はいつ 指輪も渡せず 秋がゆく ハァ… ひとりぼっちは 淋しいと 歌が呼んでる ダンチョネ別れ節  昨年(きょねん)の春の お祭り帰り 買って帰った カエルのおもちゃ 淋しまぎれに 遊んでみても 訪ねて来るのは ヤブ蚊だけ あの人 その人 みんな何処 振り向くたんびに 遠くなる ハァ… ひとりぼっちは 哀しいと 歌が泣かせる ダンチョネ別れ節
洋子の…海長山洋子長山洋子鈴木紀代桧原さとし伊戸のりお海は荒波 潮風受けて 磯で砕けて 白く散る あゝこの淋しさは いつ消える あゝこのため息は いつとける 啼け啼け 鴎 声限り 飛べ飛べ 鴎 雲越えて  沖はしぐれて また日が差して 遠い島影 見えかくれ あゝあの日の人に いつ逢える あゝひそかな想い いつ届く 啼け啼け 鴎 日が落ちる 飛べ飛べ 鴎 夜もすがら  頬の涙は 小さな海か 辛(から)いせつない 塩の味 あゝあのほほえみは いつ戻る あゝあの幸せは いつかなう 啼け啼け 鴎 今日も又 飛べ飛べ 鴎 明日も又
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
東京の灯よいつまでも三山ひろし三山ひろし藤間哲郎佐伯としを伊戸のりお雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろか あゝ 東京の灯よ いつまでも  すぐに忘れる 昨日もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若い心の アルバムに あゝ 東京の灯よ いつまでも  花のくちびる 涙の笑顔 淡い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー あゝ 東京の灯よ いつまでも
春を抱いて眠りたい林よしこ林よしこ北爪葵岡千秋伊戸のりおたったひとつの 後悔は 最後に嘘を ついたことです 夢に 夢に向かって 旅立つあなたに 淋しいなんて 言えなくて 雨音だけが 聞こえる部屋で 春を抱いて 眠りたい  遠いあなたの 街からも 綺麗な月が 見えるでしょうか 人の 人の気持ちは 変わるというけど 逢いたい想い 増すばかり 涙がそっと 流れる夜は 春を抱いて 眠りたい  風に吹かれて 飛んでゆく 綿毛は冬を 越えるでしょうか いつか いつかあなたが 帰ってくるなら 私はずっと 待ってます 心の花が また咲くように 春を抱いて 眠りたい
ガラスの蟻地獄チョン・テフチョン・テフ田久保真見樋口義高伊戸のりお恋は時に こわいもの見たさ 秘密めいた 好奇心だけど ふみ込んだなら 戻れはしないと 秘かに 知っていた  ガラスの蟻地獄 あなたの砕けた心に すべり落ちてく 愛は獲物のように もがき苦しみながら つかまるのを 待ち望みながら  好きでもない 男に抱かれて それを僕に どうして見せるの? 傷つけるのが あなたの愛でも いやだよ 苦しいよ  ガラスの蟻地獄 あなたの砕けた心に すべり落ちてく 僕は蝶々のように 両手広げたままで 夢のかけら 掴めないままで  ガラスの蟻地獄 あなたの砕けた心に すべり落ちてく 愛は獲物のように もがき苦しみながら つかまるのを 待ち望みながら  つかまるのを 待ち望みながら
恋のメキシカン・ロック三山ひろし三山ひろし佐伯孝夫吉田正伊戸のりおメキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー ぎらら まぶしい太陽 肌にやけつく 太陽 真昼の海で 出逢った二人 君の瞳は サパタブラック 君の唇 マタドールレッド なんて素敵な セニョリータ 信じられない セニョリータ も一度言って 好きだと言って メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー  恋の酒なら テキーラ ラテン・ロックで 踊ろう 指先からでも 心はかよう 僕の気持は メキシカン パッション 君のスタイル メキシカン ファッション みんなみてるぜ 君を しびれちゃったよ 僕も パンチのきいた ロックとルック メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー  君はたのしい 太陽娘 君は陽気な イエローダリヤ 今夜はじめて マニャーナ 言ってみたんだ マニャーナ 別れの言葉も いかしているぜ メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ロック ゴーゴーゴーゴー メキシカン・ルック ゴーゴーゴーゴー
島原の女本条永二本条永二仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお愛しているなら 奪ってと この胸叩いて 泣いた奴 まゆやまロードの 黄昏(たそがれ)に 浮かぶ横顔 なみだの眸(ひとみ) も一度逢いたい… 島原の女  指さえ触れずに 身をひいた 悔やんでいたんだ 本当は 精霊流しの 遠灯り おとこ未練を せつなく燃やす この手に戻れよ… 島原の女  ふたりで歩いた 城下町 想い出恋しい 九十九島(つくもじま) 過去(むかし)を許して くれるなら 抱いてやりたい こころの妻と も一度逢いたい… 島原の女
こころ酒三山ひろし三山ひろし三浦康照山口ひろし伊戸のりお泣いて甘える あなたがいたら 耐えてゆけます 辛くとも そんな女の ひとり言 酔って淋しさ 忘れるように 呑みほしましょうか 呑みほしましょうか こころ酒  雨ににじんだ のれんの蔭で 強く生きてる こぼれ花 苦労かさねた 涙なら 夢を明日に つないだ胸を 温めましょうか 温めましょうか こころ酒  あなた求めて 昔の傷が なんで今更 痛むのよ 意地をささえた 思い出を 捨てて来ました 女がひとり 呑みほしましょうか 呑みほしましょうか こころ酒
下町すみれ原田悠里原田悠里数丘夕彦岡千秋伊戸のりお冷たい風の 坂道で そっとあなたが 手をつなぐ 桜は桜 薔薇は薔薇 ふたりは下町すみれ 冬の木(こ)洩れ日 わけあいながら 心をかさねて 春を待つ  小さいけれど お店もつ 夢を語って 帰る道 あやめはあやめ 菊は菊 ふたりは下町すみれ 苦労手さぐり はげましあえば 夜空にまたたく ふたつ星  笑顔がきっと 福を呼ぶ つらい時こそ 忘れない 椿は椿 百合は百合 ふたりは下町すみれ 明日もいい日で ありますように 命をよせあう 春の路地
さいはて港宿平浜ひろし平浜ひろし新條カオル四方章人伊戸のりお海峡に… 秋が来て 人を恋う 肌寒さ あなた…あなた…あなたお元気ですか たった三月(みつき)の 暮らしでも きっと一生 生きられますね… 想い出幾波(いくなみ) あゝ さいはて港宿  振り向けば… 冬の海 雪つぶて 叩く窓 私…私…私未練でしょうか ひとり今夜も 惚の字酒 酔えば面影 切なく揺らぐ… 灯台(あかり)も凍(しば)れる あゝ さいはて港宿  海峡の… 春遠く はぐれ鳥 何処へ飛ぶ あなた…あなた…あなた幸せですか 泣いた月日の 明け暮れが 今は一番 輝くなんて… あの日へ帰して あゝ さいはて港宿
二人で故郷へ帰ろうね木原たけし木原たけしさとの深花村沢良介伊戸のりお女の涙は 女より 分かってきました この俺も つらく悲しい 思い出さえも 笑って話して くれた奴 二人で故郷へ 二人で故郷へ 帰ろうね  男が涙を 流すのは やさしいおふくろ 思う時 親を泣かせて おん出たけれど 案じていました いつの日も 二人で故郷へ 二人で故郷へ 帰ろうね  男と女の あいだには いたわりふれ合い 夢がある むかし親父が そうしたように 俺はこいつと 決めました 二人で故郷へ 二人で故郷へ 帰ろうね
父娘酒岡千秋・戸川よし乃岡千秋・戸川よし乃円香乃岡千秋伊戸のりおおまえとこうして 二人きり 飲むのは何年ぶりだろう いっぱい話を したいのに 泣けてきちゃうよ お父ちゃん 電話をしろよ 時々は 母ちゃんに せめて今夜は 父娘酒  「お父ちゃん…今日まで、ありがとね。」 「何だよ、急に。そんな湿っぽい話は、明日にしろよ。」 「お父ちゃん、いいから黙って聞いて! 私、幸せになるからね。約束するからね。 もう!お父ちゃん、聞いてる?」 「ばか!聞いてるよ。幸せになるんだろ。わかってるよ! でも,幸せになるんなら、日本一幸せにな…」  お前は近いと 笑うけど やっぱり遠いな 東京は 春風根雪が とける頃 二枚切符を 送るから 遊びに行くよ 会いに行く 母ちゃんと 涙こらえて 父娘酒  この手であやした チビ助(すけ)も 明日はきれいな 花嫁だ わがままばかりを 言ったけど 愛をたくさん ありがとね めでたい夜だ 旅立ちだ 幸せに 交わす盃(さかずき) 父娘酒
母さんの手紙秋山涼子秋山涼子円香乃三枝鈴実伊戸のりお陽だまりみたいな 母さんが 最後にくれた 置き手紙 いつでも自分は 二の次ね 私を気づかう 文字ばかり いくつも季節は 過ぎたけど も一度会いたい お母さん  林檎のうさぎに ちらし寿司 エプロン姿 想い出す 「力になれずに ごめんね」と 何度も綴って あったけど 優しいその手に 支えられ 歩いてきました お母さん  薄紅色した 花桃が 今年も庭に 咲きました いくつになっても その背中 追いつく日なんて 来ないけど 似てると言われる この笑顔 守って生きます お母さん
海を渡った人生北川裕二北川裕二藤本章・補作詩:中谷純平弦哲也伊戸のりお海を渡って 歩んだ道は 雨や嵐の オーシャンロード 夢と笑顔が こころのささえ いつも孤独を 友として 人生航路の…荒波越えて 時には追い風 そして向かい風 希望や挫折に つかまりながら 人生自分を 信じて生きてきた…  つらいときには 星空見上げ 母と語った ふるさと日本 はるか海原 マストを掲げ 未来(あす)へ船漕ぐ ロスみなと 人生航路の…荒波越えて 時にはより道 そしてまわり道 なんどもうしろを ふりむくたびに 愛する誰かが やさしくそばにいた…  人生航路の…荒波越えて 時には追い風 そして向かい風 希望や挫折に つかまりながら 人生自分を 信じて生きてきた…
恋・来い・カラス山口ひろみ山口ひろみ松井由利夫水森英夫伊戸のりお好きよ 好き好き 好きなのよ 寝てもさめても あなただけ 死ぬの生きるの 切ない思い 逢えばころりと 替り玉 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空  燃えて 燃やして 燃えつきて 夢に飛びたい 赤とんぼ 骨になるまで おんなは女 だからいつでも 恋化粧 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空  泣いて 泣かして 泣かされて 恋に理屈は 梨の花 咲いてこぼれて 熟して実る 味は食べなきゃ わからない 今鳴いたカラスが もう笑う 女ごころは アンアアーアン 秋の空
熊谷ひろみ熊谷ひろみ木下龍太郎宮下健治伊戸のりお元は小雨の ひとしずく 水が集まり 川となる どこか似ている 青春も 出逢いふれあい 何度か重ね 女は命の 恋をする  色を持たない 水だから どんな色にも 染まるもの 愛を信じて その人の いつか好みに 染められながら 女は可愛い 妻になる  川で生まれた 鮎の子が 海を目指して 旅に出る どこか似ている 人生も 次の命を 育てるために 女はやさしい 母になる
なみだの峠(台詞ロング・バージョン)朝花美穂朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお何を好んで 手離す母が どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を 雨降れば 雨に泣き 風吹けば 風に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠  こんな母をおまえはずい分と恨んでいるでしょうねぇ いくら大人の理由(わけ)があろうとて そんなものおまえにゃ関係ないもんねぇ 何度死のうと思ったことか でもひと目、ひと目おまえに会うまでは そしてひとこと詫びたくて そんな想いで 母は今日も生きているのです  針でこの身を 突き刺すよりも 会えぬ辛さは なお痛い この春で もう七歳(ななつ) 母知らぬ 不憫(ふびん)さを あゝ、あゝ遠い町 いかにおまえは 凌(しの)いでいてか  今さら会いたいなんて…私のわが儘(まま)でしょうか いいえ私なんかどうなったっていいんです どんな想いであの娘(こ)は暮らしているのでしょうか それが、それが気がかりで お~い!お~い!もう一度しっかと抱きしめて まっ直ぐに、ただまっ直ぐに生きておくれと 母は伝えたいのです  何もいらない 暮らせるならば ひとつおまえと 屋根の下 花咲けば 花に泣き 星見れば 星に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠
望郷子連れ鴉山内惠介山内惠介松岡弘一水森英夫伊戸のりお蕎麦の花咲く 信州路 この子をよろしく 言われたら 後には引けねえ 義理がある 友(だち)が遺した 幼子(おさなご)を 無事に古里 帰しやす 男が歌う 望郷子連れ鴉(がらす)  朝は七色 槍ヶ岳 泣かない太郎坊(たろぼう) 哀(あわ)れんで 泣いてもいいぜと 言ってやる 親の代わりにゃ なれないが この子あっしが 守りやす 涙で歌う 望郷子連れ鴉(がらす)  苔の生えたる 道祖神(どうそじん) 母親(おっかあ)いずこと 尋ねたら かあちゃん死んだと 嘘をつく 涙こらえた 太郎坊(たろぼう)の 手取り古里 向かいやす 夕陽に歌う 望郷子連れ鴉(がらす)
恋の町札幌竹島宏竹島宏浜口庫之助浜口庫之助伊戸のりお時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌  はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌  淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌
王将一代佐伯一郎佐伯一郎峰崎林二郎佐伯一郎伊戸のりおたった一寸 小さな駒に 男五尺の いのちを乗せる 浪速根性 どろんこ将棋 暴れ飛車だぞ 勇み角 意地を通して 泣かせた駒に 詫びる三吉 誰が知る  長屋暮らしの しがない身でも 何時か王将 夢みるふたり 冷えた小鍋の 豆腐のくずを 笑顔ですくう ああ小春 俺の宝は おまえと将棋 生きるつらさを かみしめる  星が流れる 東の空へ 明日は勝ちたい でっかい将棋 運は引き寄せ この手でつかめ 淀の流れが 渦を巻く 義理の重ね着 ずっしり重く 坂田三吉 月を見る
海の女房泉ちどり泉ちどり仁井谷俊也野崎眞一伊戸のりお時化(しけ)た海には 鳥さえ飛ばぬ あんたの船も 帰らない 私(うち)は… あんた… 待っちょるたい… 待っちょるたい… 暴風雨(あらし)に頬を 叩かれながら 波止場に立って 沖をみる  親の許しも 祝いの宴(えん)も 挙げずに所帯 もった夜 私(うち)は… あんた… 惚れとるたい… 惚れとるたい… こころの祈り 聞こえたならば 泣かすな海の 恋女房  三日三晩も 眠らぬままに 龍神さまに 手を合わす 私(うち)は… あんた… 信じるたい… 信じるたい… 塩辛声の あの髭面(ひげづら)が 笑顔で浜に 戻る日を
まっ赤な慕情市川たかし市川たかし水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりおまっ赤な夕陽が 涙を染めて 哀しい黄昏 連れてくるのか いまさら どうしてさよなら言うの 二人で誓った 恋なのに 風は知ってる この想い… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽に 抱かれて眠る あの街はるかに 灯りがひとつ 誰にも言えない 恋物語 弔う嘆きの 残り火か 胸にあふれる せつなさよ… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽よ 流れる雲よ 二人の世界を 返しておくれ 命をかけても あなたを守る 帰らぬあの日の 約束に 忘れな草の 花が散る… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ
青春プロローグ青山新青山新岸かいせい水森英夫伊戸のりお履けなくなった シューズ 菜の花 一輪そえて 汗と涙の グラウンド 金網越しに 見送った  握った切符は 片道 レールの向うは 陽炎  さよなら青春エピローグ そして今 始まる 僕の 青春プロローグ そして今 始まる  あのこが編んだ ミサンガ 願いを 手首に巻けば 空に向かって 校舎から ひこうき雲が 伸びてゆく  背中のリュックは ぺしゃんこ 胸には希望が ぎっしり  さよなら 青春エピローグ そして今 始まる 僕の 青春プロローグ そして今 始まる  握った切符は 片道 レールの向うは 陽炎  さよなら青春エピローグ そして今 始まる 僕の 青春プロローグ そして今 始まる
酒唄かつみ吾朗かつみ吾朗森田圭悟聖川湧伊戸のりおひとり呑む この酒は 想い出を連れてくる 隣では 若者が ハシャイでる なぁ酒よ… なぁ酒よ… わけなど無くていい この俺に ふるさとを 「酒唄」雨の夜  もう一度 会えたなら 離したくない奴さ 幸せか 子もできて いるのだろ なぁ酒よ… なぁ酒よ… 悔んじゃいないけど この俺を 叱るよに 「酒唄」泣かせるぜ  なぁ酒よ… なぁ酒よ… 朝まで付き合えよ この俺と 肩組んで 「酒唄」路地の夜  「酒唄」路地の夜
いい日がくるよ三代沙也可三代沙也可東逸平伊藤雪彦伊戸のりおいのちを尽くして 光ってる あの星も この星も 小さな星も 見上げるごとに 輝いて あしたを夢見て いつも光ってる 時計の針は 止まっても 時は止まらない いい日がくるよ 私にくるよ きっとくる  季節を泣かせる 嵐でも あの花も この花も つぼみの花も 寄り添うように 花籠(はなかご)で 抱かれるその日を いつも待っている 時計の針は 止まっても 夢はとまらない いい日がくるよ ふたりにくるよ きっとくる  輝く朝日が 昇るとき あの人も この人も 恋人たちも つばさをひろげ 飛び立つよ やさしい笑顔は いつもいつまでも 時計の針は 止まっても 時は止まらない いい日がくるよ みんなにくるよ きっとくる
日本列島二人旅島津亜矢島津亜矢大里由知・補作詞:岩瀬ひろし野村旬平伊戸のりお雨の札幌 すすきのゆけば 夜がネオンの 灯をともす あなたの胸に すがりつつ おまえの笑顔に 支えられ 北の国から 南まで 日本列島 二人旅  河原町(かわらまち)から 木屋町(きやまち)あたり 加茂(かも)の流れも 声かける あなたの肩で 風をさけ おまえの心が 星になる 噂のこさず ひっそりと 日本列島 二人旅  瀬戸の大橋 明日をかけて 柳井(やない) 尾道(おのみち) 西の旅 あなたの腕に ぬくもりを おまえの可愛さ 抱きしめて 朝日にかえよう 街の灯を 日本列島 二人旅  海に流れる 小倉(こくら)のあかり 中州(なかす) 那珂川(なかがわ) 夜の街 あなたの愛を 信じつつ おまえのやさしさ 春を呼ぶ 夢を咲かそう いつの日か 日本列島 二人旅
行かないで…谷龍介谷龍介仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお誘い上手 遊び上手 いろんな夢を 見せてくれたわ 三ヶ月(みつき)足らず 同棲(くら)した後 部屋を出るのね 別れ上手に 行かないで… 行かないで… 行かないで… 縋(すが)りつく私を 捨てないで あなたあなたが 生き甲斐だから そばにいたいのお願い もう少し  愛しすぎた 尽くしすぎた あなたにとって 重荷だったの ほつれ髪を 指に巻いて 好きと言ったわ あれは嘘なの 行かないで… 行かないで… 行かないで… 泣きじゃくる私を 捨てないで あなたあなたを 失(な)くしたならば 生きてゆけないこの先 ひとりでは  行かないで… 行かないで… 行かないで… 縋りつく私を 捨てないで あなたあなたが 生き甲斐だから そばにいたいのお願い もう少し
運命の人原田悠里&岡千秋原田悠里&岡千秋原田ゆり岡千秋伊戸のりおあの日と同じさ 雪が降っていた ふたりの出会いは 運命のようね 若すぎた 何もかも 生きる意味さえ わからずに バカな俺さ やり直せるのならば もう一度  風の噂なら 何度も聞いたわ 哀しい思いをしてたのか ずっと 若すぎた あの頃は 出逢いの意味も わからずに バカなわたし 今夜だけでもふたり 酔いしれて  白い指先も 変わっていないね あなたのぬくもり 今もやすらぐわ 若すぎた 真珠だね 生きるつらさと 切なさに バカなふたり 明日(あす)が来るまでずっと 離れない
ありがとさん茅根元三茅根元三竹石暁美大谷明裕伊戸のりおこわいものなど あるもんか 風来坊で 生きてきた こんな俺でも ついてくる ふり向きゃ 傍(そば)には おまえだけ  ごめんな ごめんな ありがとさん ここらが潮時 頭を下げて ごめんな ごめんな ありがとさん 心じゃ心じゃ 男泣きして ありがとさん  言い訳ばかり 夢ばかり 風来坊の 俺だけど まわり道して たどり着く 心の 宿には おまえだけ  ごめんな ごめんな ありがとさん 甘えていたのさ おまえにいつも ごめんな ごめんな ありがとさん 心じゃ心じゃ 生まれ変わって ありがとさん  ごめんな ごめんな ありがとさん 一杯 飲(や)ろうか 苦労をかけた ごめんな ごめんな ありがとさん 心じゃ心じゃ 男泣きして ありがとさん
白百合の唄千葉一夫千葉一夫山本ユリエ南条一人伊戸のりお別れ桟橋 見送る頬に 涙ほろりと 心も濡れる 遠くに浮かぶ 船影を 赤い蘇鉄が 叱るのか 白百合の唄も 哀しそう  花の蕾は 短い命 春が来る度 心も細る 女の夢を 咲かせたい 紬織る手に 涙粒 白百合の唄は 淋しそう  辿り着きたい あなたの胸に 一人待つ身は 心がいたい 仕立てた紬 触れる指 奄美大島 サネン花 白百合の唄が 聞えます
夢追い人山内惠介山内惠介仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお夢追い人さ 男は誰でも いつか遥かな 旅にでる 風よ吹け吹け 嵐のように 俺は行くのさ 心のままに 何も怖(おそ)れる ものはない  夢追い人は 悲しい生き物 いつも孤独の 影がある 花よ咲け咲け 匂うが如く それで忘れる 恋ではないが 過去に男は 戻れない  夢追い人さ 生まれた時から 終わりない旅 今日もゆく 未来(あす)が呼ぶ呼ぶ 希望の虹が 一歩踏みだせ 信じる道を 悔いを残さず 生きるのさ
出航五分前三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズ松井由利夫水森英夫伊戸のりお涙 舟唄 お別れ波止場 泣かないつもりで 送りに来たが やっぱりよわ虫 あなたの腕に すがるこの手が ほどけない みれん桟橋 みれん桟橋 出航五分前 …霧笛がボゥ  霙(みぞれ) 北風 身を寄せ合えば すこしはうすれる こころの寒さ いいことばかりの その裏返し つらい思いが 身をけずる 夢の残り火 夢の残り火 出航五分前 …霧笛がボゥ  夜明け 海明け オロロン鴎 ふたりの港は ここしかないの 昨夜(ゆうべ)の指切り 信じて待つわ 逢えるその日が 遠くても だから泣かない だから泣かない 出航五分前 …霧笛がボゥ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夏美の三度笠川野夏美川野夏美吉岡治中村典正伊戸のりお金で心が 買えるだなんて どこに人情の 血がかよう ジャンケン拳法 いやな浮き世を グー チョキ パーでがつんとね ちょいとやんちゃな 三度笠 あたしほんとは 強いかも  筋を通すか おんなを取るか 秤みたいにゃ はかれない ジャンケン拳法 泣きの涙は はさんで捨てろ チョキンとね あらら烏が 笑ってら あたしなんだか 強いかも  身だしなみです 薄めの化粧 バレりゃ爪の 花吹雪 ジャンケン拳法 束でおいでよ グー チョキ パーでがつんとね 明日は いづこの 三度笠 あたしほんとに 強いかも  (ジャンケンポン!)
夢追情話水沢明美水沢明美たきのえいじ原譲二伊戸のりお寒くないかと 上着を脱いで 肩を気遣う 熱い指 路地の屋台が 仮の宿 夫婦ちぎりの さし向かい 夢追い浮き草 あ~ あなたとふたりづれ  涙もろくて 世渡り下手で 我慢強さが 隠し味 そんなあなたに 惚れぬいて 交わすお酒の ほろ苦さ 夢追い七坂 あ~ 今夜もふたりづれ  目と目合わせる その目の中に 明日という日が 書いてある 幸い時には ねぇあなた せめてさせてね 後押しを 夢追い浮き草 あ~ あなたとふたりづれ
お別れ波止場真咲よう子真咲よう子大久保よしお岡千秋伊戸のりお二人で暮らした 港町 やっと掴んだ 幸せなのに ひとり旅する 冷たいあなた 私を置いて 何処へゆく 船が出て行く 夜霧を連れて 涙こぼれる お別れ波止場  雲間(くもま)に隠れる 月明かり ひとり飲んでは 涙に暮れて 遠い他国の 夜風に吹かれ 心は寒く ないですか 霧に霞(かす)んだ 連絡船に 乗せて下さい お願いだから  遥かな旅路を 追いかけて 辿り着いたら 小泊港 好きで添えない 女の辛さ 未練が残る 桟橋で 沈む夕日が 心に沁みて これでさよなら お別れ波止場
今が最高っ!天童よしみ天童よしみもりちよこ松川秀幸伊戸のりおゆうべは朝まで 眠れずあれこれ どんな服着て行こう? どんなおしゃべりしよう?… あなたに会える日 約束の時間 胸はドキドキするし 何だかソワソワ  扉開けて 笑顔交わし 肩を寄せて こころ合わせ  恥ずかしがらずに(Hi! Hi! Hi! Hi!) いっしょに歌おう(Hi! Hi! Hi! Hi!) いっしょに踊ろう(Hi! Hi! Hi! Hi!) ねぇ!(ねぇ!) So!(So!) One, Two, Happy!!  涙なんてね、いらないから このシアワセを ずっとずっと 夢のまんなか 今が最高っ!  思い出ばかりを かかえてないでさ あした天気になぁれ! あした待ち人来たれ!… あなたといたなら ちいさな希望も ほらね、キラキラしだす お肌もツヤツヤ  一度きりで 二度と来ない 時のなかで 会えた奇跡  今夜はとことん(Hi! Hi! Hi! Hi!) みんなで歌おう(Hi! Hi! Hi! Hi!) みんなで踊ろう(Hi! Hi! Hi! Hi!) ねぇ!(ねぇ!) So!(So!) One, Two, Happy!!  素敵な出会い 数えながら このトキメキを もっともっと 恋をしそうな 今が最高っ!  今夜はとことん(Hi! Hi! Hi! Hi!) みんなで歌おう(Hi! Hi! Hi! Hi!) みんなで踊ろう(Hi! Hi! Hi! Hi!) ねぇ!(ねぇ!) So!(So!) One, Two, Happy!!  涙なんてね いらないから このシアワセを ずっとずっと 夢のまんなか 今が最高っ!
女のまつり原田悠里原田悠里やしろよう飯田譲伊戸のりお暴れ太鼓よ 風を呼べ 風よ雨雲 吹き飛ばせ 人目忍んで 泣くような 恋は目じゃない 柄じゃない 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり  喧嘩御輿が 柔肌の 肩にくい込む 汗が散る 負けてなるかと 踏みしめる 道の彼方に 明日がある 華になれ 華になれ 月も月も 月も微笑む 女のまつり  一度限りの 人生なら どこで散ろうと 燃えて咲け 想い届けと 大輪の 夢は夜空に 舞い上がる 華になれ 華になれ 惚れて惚れて 惚れて惚れ抜く 女のまつり
ひとりじゃないわ水森かおり水森かおり麻こよみ大谷明裕伊戸のりお何も出来ずに 過ぎ行く月日(つきひ) 些細(ささい)なことにも 傷ついて いつか夢さえ あきらめかけて ため息ばかりが 増えるけど… ほら ほら 野の花も ほら ほら 笑ってる 私ひとりじゃないわ だからくよくよしないで 希望を失くさず さあ 歩き出すの  運の悪さを 嘆いてみたり 願いが届かぬ 時もある 膝をかかえて 泣いたあの日の 思い出今日から 忘れます… でも でも いい時が でも でも きっと来る 私ひとりじゃないわ だから笑顔を忘れず 明日(あした)に向かって さあ 歩き出すの  ほら ほら 野の花も ほら ほら 笑ってる 私ひとりじゃないわ だから自分を信じて 希望を失くさず さあ 歩き出すの
男の勲章青戸健青戸健原文彦青戸健伊戸のりお強いばかりが 男じゃないさ 負けて踏まれて 立ち上がり 味が出るのさ 人間の 生きて良かった この道を あぁ あの日があって 今日がある  誰もあるのさ 心の支え 遠いあの人 あの祭り 一度帰ろか 秋口(あきぐち)に 南部ふるさと 北の町 あぁ あの日があって 今日がある  長い道のり 何年過ぎた 夢を追いかけ 夢に泣き 皺(しわ)が男の 勲章だ ほめてやりたい 俺がいる あぁ あの日があって 今日がある
逢いたくて逢いたくて長山洋子長山洋子岩谷時子宮川泰伊戸のりお愛したひとは あなただけ わかっているのに 心の糸がむすべない ふたりは恋人 すきなのよ すきなのよ くちづけを してほしかったのだけど せつなくて 涙がでてきちゃう  愛の言葉も 知らないで さよならした人 たった一人のなつかしい 私の恋人 耳もとで 耳もとで 大好きと 言いたかったのだけど はずかしくて 笑っていたあたし  愛されたいと くちびるに 指を噛(か)みながら 眠った夜(よる)の夢にいる こころの恋人 逢(あ)いたくて逢(あ)いたくて 星空に 呼んでみるのだけど 淋(さみ)しくて 死にたくなっちゃうわ
正念場山内惠介山内惠介鈴木紀代水森英夫伊戸のりお夢とロマンを 追いかけて あの日故郷(ふるさと) 後(あと)にした 雨の日風の日 嵐の日 一に我慢 二に我慢 男が惚(ほ)れる 男になりたい  親にもらった この命 何(なん)で祖末(そまつ)に 出来ようか 心に錦(にしき)を 飾(かざ)るまで 一に努力 二に努力 男を磨(みが)く 男を生きたい  やっと見つけた 生きる道 後(あと)へ退(ひ)けない 崖(がけ)っ淵(ぷち) たじろぐ怯(おび)える 正念場(しょうねんば) 一に度胸(どきょう) 二に度胸 男の中の 男でありたい
昔ばなしの子守歌北岡ひろし北岡ひろし南波洸伊藤薫伊戸のりおむかしむかし そのまたむかし 竹から生まれた 姫ものがたり 夜毎母が 話してくれた 心がゆらゆら 眠りについた 月の夜に旅立った 娘のように あなたも誰かを 愛するでしょう 小さな命 抱きしめて 昔ばなしの 子守歌  むかしむかし そのまたむかし お椀で旅した 小さな法師 夜毎父が 話してくれた 心がわらわら 眠りについた 武士(もののふ)の生き方を 風に感じて あなたも想いを 伝えるでしょう 愛しき命 抱きしめて 昔ばなしの 子守歌  月の夜に旅立った 娘のように あなたも誰かを 愛するでしょう 小さな命 抱きしめて 昔ばなしの 子守歌
恋のあんぽんたん・昭和篇西方裕之西方裕之高田文夫佐瀬寿一伊戸のりお恋のあんぽんたん ヤングなあの娘にほの字だぜ いかれポンチな あんぽんたん 冗談はよし子さん 合点承知の助 同伴喫茶で AからBへ ウルトラC メトロに乗って レトロに決めて ここいら辺でドロンです あんぽんたん あんぽんたん さしずめこの世は あんぽんたん すっとこどっこいしょ すっとこどっこいしょ  恋のあんぽんたん へっぽこ昭和に恋してる ナウいシミチョロ あんぽんたん フィバーハッスル パンタロン テケテケエレキ グロッキー おたんこなすで メートルあげて ジンフィーズ ペアルックの アベックは ここいら辺でドロンです あんぽんたん あんぽんたん さしずめこの世は あんぽんたん すっとこどっこいしょ すっとこどっこいしょ  恋のあんぽんたん 四の五の言っても愛してる やけのやんぱち あんぽんたん 来たか長さん 昭和好き サイケできめた ボインちゃん プラネタリウムで おピンクムード タリラリラーン 私はどうせ おじゃま虫 ここいら辺でドロンです あんぽんたん あんぽんたん さしずめこの世は あんぽんたん すっとこどっこいしょ すっとこどっこいしょ すっとこどっこいしょ すっとこどっこいしょ あ~
一点物水沢明美水沢明美いとう彩水森英夫伊戸のりお小さな町で 育っても 世界へ翔(はば)たく 人がいる 貰った人生 平凡なんて 馬鹿を言うなよ 勿体無いじゃないか 人間(ひと)は… 人間は… ひとり残らず 一点物さ 同じ生き方 アンア アア… 二人といない  走った分は 報われる 黙々走った 人がいる 零(ゼロ)まで落ちても また一(いち)めざせ 無駄は宝だ 勿体無いじゃないか 人間は… 人間は… ひとり残らず 一点物さ 稼ぐ時間は アンア アア… たっぷりあるさ  蟻んこほどに 働いて 至難に挑んだ 人がいる そいつぁー夢だと 笑われようと 匙(さじ)を投げるな 勿体無いじゃないか 人間は… 人間は… ひとり残らず 一点物さ 意地を張るより アンア アア… 器を磨け
LOVE AGAIN清水節子清水節子友利歩未樋口義高伊戸のりおLove again 灼熱の 愛を Love again 感じて いたいの Love again ときめきの リズム Love again 終わらない Sexy dance  目と目が あえば それだけで 誘う 言葉も いらないわ  心の 鍵は はずしたの いけない?いいの!かまわない  いつか 夢が 醒めても そうよ 今夜 この瞬間 あたしは 枯れない 花になる  Love again バラ色の 嘘で Love again 酔わせて ほしいの Love again 堕ちてゆく スリル Love again 最果ての Crazy night  モラルの 外に あるものが 夜ごと 女に 忍び込む  満ちては 欠ける 蒼い月 ほどいた 髪が 波を打つ  いつか 夜が 明けても そうよ なにも 恐くはない あたしの あしたは 風になる  Love again 灼熱の 愛を Love again 感じて いたいの Love again ときめきの リズム Love again 終わらない Sexy dance
人生恋酒場岡ゆう子岡ゆう子麻こよみ徳久広司伊戸のりお雨のしずくが 涙になって 窓にこぼれる 止まり木酒場 終わった恋だと 知りながら あなたをあきらめ きれなくて ひとりグラスの お酒が沁みて行く  別れ話を 言われたあの日 悪い夢でも 見ていたようで 最後にこの肩 抱きしめた あなたのぬくもり 信じたい 揺れるため息 心が痛みます  飲んで寂(さみ)しさ 紛(まぎ)らすはずが 飲めばなおさら 寂(さみ)しさつのる 涙が待ち伏せ してるから ひとりじゃあの部屋 帰れない 雨よ今すぐ あなたを連れて来て
酔いどれ切符北見恭子北見恭子小田めぐみ大谷明裕伊戸のりお今日も心に ふるさとの あかりが灯れば 飲むお酒 つらくたってさ つらくたってさ いまさら帰れる 帰れるわけがない だけどやっぱり はずせぬままの 指輪の傷を なみだが洗う  ぜんぶあたしが 悪いのと 最終列車に 飛び乗った 女だってさ 女だってさ 心に嘘など 嘘などつけないよ だけど上手に 生きられなくて さみしい夜は お酒にすがる  夢の入り口 さまよえば あんたのぬくもり 欲しくなる 惚れてたってさ 惚れてたってさ 二度とは結べぬ 結べぬほつれ糸 だけどいつかは いつかはきっと… 酔いどれ切符 心にしまう 
夕月波止場美里里美美里里美麻こよみ水森英夫伊戸のりお汽笛 桟橋 あなたの船が出る そっと隠れて 見送る私 すべてを断ち切り 一緒に行くと 「ごめんなさい」 約束したけれど‥‥ 涙を照らすな 夕月波止場  どこか遠くの 港の片隅で ふたり暮らせる 夢見たけれど 母親一人を 残したままで 「行けないわ」 この海渡れない‥‥ 未練のさざ波 夕月波止場  月の明かりに 面影また浮かぶ 逢えて良かった 幸せでした 忘れて下さい 私のことは 「ごめんなさい」 今日から他人です‥‥ あなたの名を呼ぶ 夕月波止場
夫婦坂道木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりお西日(にしび)が差し込む 六畳ひと間 それが二人の 始まりで 夫婦坂道 おまえと俺と ふたり手を取り 越えて来た 心ひとつに あぁどこまでも  喧嘩もしたよな 小さな事で 口にゃ出さぬが 詫びていた 夫婦坂道 おまえと俺と 巡る月日の 泣き笑い 声を掛け合い あぁどこまでも  働き通しの おまえにいつか 楽な暮らしを させたくて 夫婦坂道 おまえと俺と 家族守って 越えて行く 心ひとつに あぁどこまでも
きよしのへっちゃらマンボ氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也宮下健治伊戸のりおふられちゃってマンボ へっちゃらちゃらちゃらマンボ 笑いとばしてマンボ へっちゃらちゃらちゃらマンボ  やっと出逢った 恋だった あんなに好きだと 言ったのに 他にいい人 できたのと 信じた俺らが ばかだった どうすりゃいいのさ この気持ち 恋の炎は メラメラと ふられちゃってマンボ(マンボ) へっちゃらちゃらちゃらマンボ 笑いとばしてマンボ へっちゃらちゃらちゃらマンボ(マンボ)  昨日は昨日 今日は今日 くよくよしたって しょうがない いつかどこかで あの娘より キレイで可愛い マドンナを 誰よりモテると 思ってた そんな俺らが なさけない ふられちゃってマンボ(マンボ) へっちゃらちゃらちゃらマンボ 笑いとばしてマンボ へっちゃらちゃらちゃらマンボ(マンボ)  どうすりゃいいのさ この気持ち 恋の炎は メラメラと ふられちゃってマンボ(マンボ) へっちゃらちゃらちゃらマンボ 笑いとばしてマンボ へっちゃらちゃらちゃらマンボ へっちゃらちゃらちゃらマンボ
夕凪小沢あきこ小沢あきこ坂口照幸大谷明裕伊戸のりおいっそ時化なら なみだも似合う 絹を敷く海 光る海 あのひとを 忘れる為だけ 生きてきた 女ごころと うらはらな ここは夕凪 伊予港  同じ海でも どうして分ける 一つ一つの 海峡に 訳ありの 男と女の 恋の瀬も あなた超せない ものですか 問えばみれんの 伊予港  夜明け間近は 暗いと云うわ 闇が一番 深いとき あの船も 明日には始発の 船になり そうよここから もう一度 春を呼ぶ呼ぶ 伊予港  
森の石松あっぱれ節ハン・ウギョンハン・ウギョン永島弘子富田梓仁伊戸のりお遠州 森の 石松さんは 陽気げんきな ハハハ お人柄 さても万座の 皆様方よ 嬉しがらせる ほめ言葉 寿司を食いネエ 酒呑みネエ ハハハハ 俺の背中に 富士の山 おとこ勇みの あっぱれ節  遠州 森の 石松さんは けんか早いが ハハハ 玉に疵(きず) 強き挫いて 弱きを助け 義理に背くは 人じゃない わが身この身を 投げ出して ハハハハ 富士のお山を 仰ぎ見る おとこ真情(まこと)の あっぱれ節  遠州 森の 石松さんは 心一途な ハハハ お人好し 四国代参 金毘羅もうで ここがあの世の 一里塚 憎や騙した みやこ鳥 ハハハハ 仇になったか 人情が おとこ石松 あっぱれ節
男の夜曲一条貫太一条貫太万城たかし宮下健治伊戸のりお母の横顔 まなざしは 咲いた夕顔 かんぴょうの花 故郷(ふるさと)恋しや 茶臼岳(ちゃうすだけ) 背伸びしたって 見えぬのに まぶた閉じれば… 優しい母が そこにいる  だっぺ でれすけ 帰ってコ 訛り懐かし 友の顔 故郷恋しや 遠い空 独り手酌の 酔いがたり 苦い酒だよ… 今夜はやけに 深くなる  夕(ゆ)んべも見たんだ 母の夢 少しやせたか 苦労をしてか 故郷恋しや 会いたくて 馬鹿な倅(せがれ)と 詫びながら あれやこれやと… 思い出しては 男泣き
夕霧草丘みどり丘みどり多野亮水森英夫伊戸のりお花にうつむく 恋一輪に 別れをつげる 鐘の音 夕霧草(ゆうぎりそう) 夕霧草 赤紫の 花影に 思い出ゆれる 微笑むように  どんな暮らしを してるでしょうか 便りもとだえ 春ふたつ 夕霧草 夕霧草 わきたつ雲の 花模様 はげしく燃えた あの日のように  なごり惜しむか 爪弾く風も 季節はめぐる 走馬灯(そうまとう) 夕霧草 夕霧草 命を急ぐ 忘れ蝉 そえない二人 いたわるように
別れの驛路ハン・ジナハン・ジナ荒木とよひさ岡千秋伊戸のりおこれが二人だけの 最後の旅行(たび)と そっと胸(こころ)に 言い聞かせ 涙こらえて 嬉しそうに あなたの横顔に 笑顔投げても 愛の終わりの終着駅が 待つだけなのに  肩にもたれながら 甘えてみても 詫びるあなたが 可哀想 二泊三日の 薄い倖せ 時間よそんなにも なぜに急ぐの 愛の未練は各駅停車 あの日のままで  もしも紙の切符 破れるならば ちがう人生(レール)が あったはず 車窓(まど)に浮かんだ 白い雲には 帰らぬ想い出の 貸しがあるから 愛のゆくえに乗り換えはない 悲しいけれど
函館みなとから…北野まち子北野まち子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお函館みなと あとにして 翔べない鴎が 海峡越える 女泣かせる 風と波 あなた…沁(し)みるわ あなた…寒いわ 振り向きゃ遥かに 滲(にじ)む街灯り 街灯り  あなたの夢に 最後まで ついては行けない わたしが悪い こんな別れを 我がままを どうか…許して どうか…このまま あの日の愛には 二度と戻れない 戻れない  船から汽車に 乗り継げば 想い出荷物が こころに重い ひとり生きるわ 明日から あなた…さよなら あなた…終わりね かえらぬ倖せ 胸を遠ざかる 遠ざかる
酒一夜桂竜士桂竜士万城たかし宮下健治伊戸のりお人はみな 悲しみの 涙の川を 渡るとき 明日を求めて 舟を漕ぐ それでいい… いいんだよ 胸ん中 風が風が吹く時ゃヨ 温めてやりなよ 酒一夜  泥んこの ジャリ道を 悔やんで今を 歩いたら きっと陽の差す 春がくる それでいい… いいんだよ 雨ん中 友の友の言葉がヨ この俺泣かせる 酒一夜  人生を 振りかえりゃ 情は人の 為ならず ジンと心に 沁みやがる それでいい… いいんだよ 夢ん中 いつかいつか倅とヨ 飲みたいもんだよ 酒一夜
絆鶴桂木龍桂木龍桂木龍三輪ひろし伊戸のりお[セリフ] ~鶴は一度 夫婦(めおと)の契りを交わすと 生涯添い遂げるという…~  この山河(さんが) 何処(どこ)に 迷ってゆこうとも 二人絆の 夫婦鶴(めおとづる) 寄り添う二人に 冷たい雪が降ろうとも 翼広げて… 希望(ゆめ)を広げて… 運命(さだめ)預けて幸せ掴(つか)む 絆の鶴の舞  満天に 鶴の 一声(ひとこえ)響かせて 浮世の風に 耐えてゆく 涙を拭き合い 幾度世(いくとせ)月日が過ぎるとも 翼広げて… 希望(ゆめ)を広げて… 運命(さだめ)預けて幸せ掴(つか)む 絆の契り酒  寄り添う二人に 冷たい雪が降ろうとも 翼広げて… 希望(ゆめ)を広げて… 運命(さだめ)預けて幸せ掴(つか)む 絆の鶴の舞
相惚れ仁義松原のぶえ・坂井一郎松原のぶえ・坂井一郎もず唱平聖川湧伊戸のりおお控えなすって。手前、生国は摂州、浪花。 水の都の大川で産湯を使った商人(あきんど)の倅(せがれ)贅六でおます。 いや、ござんす。 兄さん。ご丁寧な仁義と云いたいところだが、 わっちは今日限り無職渡世の足を洗おうと 思ってたところなんでェ。 さよか、エエこときいた。ほなどないだ? わてと一緒になってくれまへんか? 何云ってやんでェ。べらぼうめ!!  月はおぼろに十三、七つ 私しゃ数えて二十歳(はたち)と三つ 女盛りの花一輪が 何の因果か賽の目ぐらし 馬鹿じゃ 馬鹿じゃないかと烏が騒ぐ  訊(き)いちゃいけない 身の上話 オレも云うまい去りにし夢を やくざ渡世に引導渡し 足を洗って出直さないか それが それがいいよと啼く揚げ雲雀  どうだいお若いのいける口かい。一杯やっか? へぇ、ほな三々九度と願えまへんか。 そりゃあ段取りが早すぎるんじゃねぇか? えゝことは早けりゃ早いほどよろしおま!  あれが世間の食(は)み出し者と 人が指さす 似たもの同士 それも今日まで 明日の空は きっと青空 日本(にっぽん)晴れだ これが これが二人の相惚れ仁義
男って奴は山内惠介山内惠介紙中礼子水森英夫伊戸のりおチョンと拍子木 出番がせまる 人の字 呑みこむ 舞台袖 弱さ隠して 見得(みえ)を切る 男って奴は… 意地が 命のつっかい棒さ 背中で語る 男の芝居  惚れた腫れたで 迷ってこけて 継ぎはぎ だらけの 衣裳部屋 ボロを着るほど 味がでる 男って奴は… 情熱(あい)が 命のつっかい棒さ 誠で泣かす 男の芝居  切った張ったと 騒いじゃいるが 緞帳(どんちょう)上がれば ただひとり 奈落底(ならくぞこ)から せりあがる 男って奴は… 野望(ゆめ)が 命のつっかい棒さ 貫く挑む 男の芝居
倖せ夢さぐり三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズたかたかし水森英夫伊戸のりおふたりはじめて 出会った町は 七夕飾りの みちのく都 季節がめぐれば おもいだす 木漏れ日ゆれる 青葉城 しあわせ手探り あの日から あの日から  ついて来るかと さそわれたから あなたのふるさと 真田の里へ 季節がめぐれば おもいだす 千本桜 上田城 わたしも桜も 咲きました 咲きました  合縁奇縁で めおとを気取り 足掛け三年 大阪ぐらし 季節がめぐれば おもいだす あなたと仰ぐ 天守閣 ふたりのしあわせ 夢さぐり 夢さぐり
歌は我が命神野美伽神野美伽吉田旺井上かつお伊戸のりおどうしてうたうの そんなにしてまで ときどき私は 自分にたずねる 心のなかまで 土足で踏まれて 笑顔のうしろで かげ口きかれて ラララ……… ラララ……… それでも私は うたい……うたい続けなければ その胸で私の歌 うけとめてくれる あなた! あなた! あなた!……… あなたがいるかぎり  この次この世に 生まれた時にも やっぱり私は うたっているだろう 昨日のかなしみ こころに埋めて 歩こう自分で 選んだこの道 ラララ……… ラララ……… それでも私は うたい……うたい続けなければ いつの日も私の歌 待っていてくれる あなた! あなた! あなた!……… あなたがいるかぎり
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
屏風岬立樹みか立樹みか森田圭悟岡千秋伊戸のりお待っているのに 来ないひと さみしく七尾に 風が吹く 私の気持ちを 遊ぶよに 待つ風ばかりの 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの匂い あなたの仕草 あなたへの想い 想いを届けたい  遠くキュルキュル 鳴く鴎 出会ったあの日が よみがえる きれいな指だと 言ったのに 泣く声かさなる 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの瞳 あなたの強さ あなたへの想い 想いを届けたい  雨がしとしと 降る夜に ふたりで訪ねた 海酒場 あんなに幸せ だったのに 涙を隠せと 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの言葉 あなたの笑顔 あなたへの想い 想いを届けたい
愛はコバルトブルー中村仁美中村仁美円香乃三好和幸伊戸のりお夏の終わり ポストに届いた あなたからの 手紙 青いサヨナラの 文字が やけに鮮やかで 後は何も 見えなかった 愛はコバルトブルー 哀しみの色よ 愛が バラ色だなんて 幸せな誰かの 錯覚ね こんなにも 泣きたくてつらいのに 今日の青空はなんて…綺麗  秋の終わり 偶然見かけた 腕を組んだ 二人 きっと始めから そうね うまく騙(だま)されて 私ほんと 馬鹿なピエロ 愛はコバルトブルー 哀しみの色よ 愛が 永遠だなんて 私だけ信じた 蜃気楼 青い空 青い花 青い靴 青い色なんて全部…嫌い  愛はコバルトブルー 哀しみの色よ 愛が バラ色だなんて 幸せな誰かの 錯覚ね こんなにも 泣きたくてつらいのに 今日の青空はなんて…綺麗
あぁ北上川木原たけし木原たけしチコ早苗村沢良介伊戸のりお男がやるぞと 誓ったからは 貫きとおすぜ 意地がある 親父と話した 大きな夢は いつか花咲く 日も来るさ 風にゆられて 流れ行く あぁ北上川は 俺のふるさと  水面(みなも)に流した 男の涙 分っているのさ この川は 小さい頃から ガキ大将で おふくろ泣かせた あの頃を 草笛吹けば 思い出す あぁ北上川は 俺のふるさと  夜空にきらめく 星空眺め 地酒を呑むのも 嬉しいね 心を許した 仲間がいれば 春も近いぞ 岩手富士 どんと構えろ 男なら あぁ北上川は 俺のふるさと
夢見酒紅晴美紅晴美紅晴美紅晴美伊戸のりおホロホロほろりの 今夜の私 飲めばのむほど 未練がからむ ひとり手酌の ひとりごと 男なら 男なら とことん女に惚れてみな 好きな女のためならば どんな時にも矢面にたち たとえ私が悪くても 俺が守ってやるってさ ないないづくしの夢まぼろしか あ~あ~あ~ 夢見酒  くしゃくしゃくやしい 泣きむし私 泣けば泣くほど 恋しさつのる ひとり手酌の ひとりごと 男なら 男なら 死ぬきで人生かけてみな 惚れた男のためならば どんな苦労も耐えてみせます これぞ男の心意気 見せておくれよ私にさ ないないづくしの夢まぼろしか あ~あ~あ~ 夢見酒  うらうらうらんで どうなる私 グチを言うほど みじめになるわ ひとり手酌の ひとりごと 男なら 男なら ひとりの女に決めてみな しゃれた言葉も言えないが そんなあんたに惚れちゃったのさ いつも私のそばにいて 肩をやさしく抱いてよね ないないづくしの夢まぼろしか あ~あ~あ~ 夢見酒
海峡酒場緑川恵子緑川恵子高橋直人野崎眞一伊戸のりおそうね昔は 銅鑼の音(ね)が 鳴るたび誰かが 泣いていた せつない別れを 見てきたわ そう云う私も ほろほろ鴎 みれんの灯(ともしび) 海峡酒場  だけどよかった あの頃は 路地にもぬくもり あふれてた 恋してこの胸 焦がしたわ 旅立ち帰らぬ 連絡船よ おもいで染みてる 海峡酒場  いいわ介抱 してあげる 今夜は酔いなよ お兄さん だました男に 似ているわ お酌をしながら おもかげ偲ぶ 情けの止まり木 海峡酒場
一途な男元木道夫元木道夫原文彦宮下健治伊戸のりお花が咲けば 花を愛(め)で 友来れば 酒を汲み 曲がりくねった この道を 心まっすぐ 歩いてきたよ 急(せ)かず焦らず 諦めず 一途な男の 男の人生  慎ましく また強く 宝物 守るよに 惚れたあの娘(こ)の 真心に 男心を 重ねて来たよ 何があっても 離さない 一途な男の 男の純情  転ぶたび 起き上がり 明日もまた 夢を追う 器用ばかりが 能じゃない いつか着くだろう あの日のひだまりに 一歩一歩を 踏みしめて 一途な男の 男の人生
心に花を咲かせましょう黒川真一朗&大沢桃子黒川真一朗&大沢桃子伊藤薫水森英夫伊戸のりお心に花を咲かせましょう 誰かのさやく 声がする 悲しい朝にも 嵐の夜にも 遠くで見守る 人がいる しあわせは しあわせは 静かにそっと そこにある 心に花を咲かせましょう 誰かのささやく 声がする 心に花を咲かせましょう 明日は必ず やって来る 行き場を失くして 迷ったときには あなたの灯りに なりたいの やさしさは やさしさは 寄り添いそっと そばにある 心に花を咲かせましょう 明日は必ず やって来る  しあわせは しあわせは 静かにそっと そこにある 心に花を咲かせましょう 誰かのささやく 声がする 誰かがあなたを 愛してる
大阪とんぼ立樹みか立樹みか森田圭悟岡千秋伊戸のりおなにわ夜風に 誘われりゃ 居ても立っても 居られない 道頓堀(とんぼり)あたりで 情がらみ 情がらみ 懐具合も 気にせずに 大口叩いて 午前さま あんた極楽 大阪とんぼ  「ほんま!情けないわぁ… ようもって半年がええとこや 正月の約束も…盆まで持たへんしなぁ なんぼ言うても右から左… あとはスイスイ飛んでく 赤とんぼや…」  おんな心は そっちのけ 髪を染めても 知らん顔 たまには寄席でも 二人して 二人して 願いを込めての 法善寺 やきもち時雨で 相の傘 うちはほんまに 幸せとんぼ  あすはあすだよ 風まかせ 今日を生きたら それでいい 俺より難儀(なんぎ)な 奴もいる 奴もいる 性分なんだよ 堪忍な 一言残して 素っ飛んだ あんた極楽 大阪とんぼ
母ゆずり森川つくし森川つくしかず翼岡千秋伊戸のりお困っている人 ほっとけなくて ついつい口出す お節介 幼い時から 母さんの 小さな親切 見てたから 母ゆずり母ゆずり あなたが道しるべ 私はあなたの 娘です  励まし叱って 一緒に泣いて 私の幸せ 祈る母 大事な時には 母さんも 頼りにしている おばあちゃん 母ゆずり母ゆずり 賢い生き方を 伝えて下さい 私にも  哀しみ苦しみ 心に秘めて 自分のことは 後回し 大人の階段 母さんの 背中を見ながら 上ります 母ゆずり母ゆずり あなたの微笑みは お日様みたいに 暖かい
女ひとりの夜はさ宮路オサム宮路オサム高須郷津軽けんじ伊戸のりお泣いて昔が もどるなら グラスに注ぎたい この心 淋しいネ(淋しいネ) 淋しいネ(淋しいネ) 女ひとりの夜はさ あなたとたまに 来たお店 いるかとのぞいて みただけさ  右も左も わからない 都会の暮しに あこがれた 淋しいネ(淋しいネ) 淋しいネ(淋しいネ) 女ひとりの夜はさ あなたの胸に いるだけで 倖せだったわ あの頃は  空のボトルに 似顔絵を 涙でなぞって 書いてみる 淋しいネ(淋しいネ) 淋しいネ(淋しいネ) 女ひとりの夜はさ ギターが唄う 別れ歌 聴いてはあの人 おもいだす  
ぬくもり酒場三船和子三船和子麻こよみ岡千秋伊戸のりお灯りがともる 駅裏通り 暖簾(のれん)手招く ぬくもり酒場 酒のつまみは ひじきの煮物 まずはビールに しましょうか お疲れ様 おひとつどうぞ… 今日の疲れを 忘れ酒  誰でも同じ この世の苦労 肩を寄せ合う ぬくもり酒場 恋の悩みも 仕事の愚痴も 聞いてあげましょ じっくりと お疲れ様 なんとかなるわよ… ちょうど人肌 おちょこ酒  一見(いちげん)さんも お馴染みさんも たまに寄り道 ぬくもり酒場 何はなくても 元気でいれば 生きて行けます 明日(あした)また お疲れ様 一緒に飲みましょ… 情け通わす こころ酒
夢あそびファンファンファンファン吉元由美佐瀬寿一伊戸のりお今から行くと 夜更けの電話 私短い夢をみる あなたの好きな 手料理を 並べて 薄い紅を引く 男と女は 夢あそび 結婚したいと 言葉にしたら 困った顔を するかしら 優しい嘘を つくかしら  ソファでこくり 白河夜船 そこがあなたの 指定席 朝が来るまで 聞いてたい あなたの寝息 今夜こそ 試し試され 夢あそび 結婚したいと 言葉にしよか 失うことが 怖くって 自分の指を ぎゅっと噛む  帰りの支度 その背中から 私の匂い消えている だけど会わずにいられない 哀しい人になりました 男と女は 夢あそび わがままひとつ 許されるなら 結婚なんて 望まずに 明日もあなた 待ってます
浪花の松五郎にしきこうじにしきこうじいとう彩岡千秋伊戸のりおダンダ ダンダ ダダダダ ダン ダンダ ダンダ ダダダダ ダン  一つ叩けば 倍跳ね返る おとなししてたら そんでええ とは言っても祭や祭や祭や祭や 祭やでー 阿呆と言う名の 晒しを巻いた 俺(わい)は浪花のぇぇ… 松五郎や  ザンザ ザンザ ザザザザ ザン ザンザ ザンザ ザザザザ ザン やっと眠った 背中の坊(ぼん)を こらこら泣かすな 宵の夕立(あめ) とは言っても祭や祭や祭や祭や 祭やでー 金と女は あの世で抱こか 俺(わい)は浪花のぇぇ… 松五郎や  ドンド ドンド ドドドド ドン ドンド ドンド ドドドド ドン  あばれ太鼓が 男を燃やす 四の五の抜かすな じゃかましわ とは言っても祭や祭や祭や祭や 祭やでー のぼせ蛙(がえる)も どぶ板飛んだ 俺(わい)は浪花のぇぇ… 松五郎や  俺(わい)は浪花のぇぇ… 松五郎や
愛しゃ 愛しゃ出光仁美出光仁美森田いづみ水森英夫伊戸のりお昔 誰かが 言いました 振られ上手は 恋上手 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 絃(しゃみ)が啼く 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 絃(しゃみ)が啼く 袖を通した 紅型(びんがた)は 縁(えにし)織りなす 恋模様 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 身を焦がす 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 身を焦がす  心変わりな 島人(しまんちゅ)は 明日は宮古か 石垣か 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 待ち侘びて 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 待ち侘びて 笑いじょうごの 未練酒 聞いて下さい 眠るまで 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 夜に啼く 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 夜に啼く  例え添えない 運命(さだめ)でも 心寄り添う 花になる 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 雨が降る 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 雨が降る 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 絃(しゃみ)が啼く 愛(かな)しゃ愛(かな)しゃと 絃(しゃみ)が啼く
ふたり道真咲よう子真咲よう子木下龍太郎伊藤雪彦伊戸のりお“おひとついかが”“お前も呑めよ” 笑顔と笑顔の 差し向い 明日が見えない つらい夜も 泣いたりしないから 夢を信じて 捨てないで いい日も来るでしょう おつかれさまです あなた  “甘えて欲しいの”“照れるじゃないか” 重さが嬉しい 膝まくら 一人で苦労を 背負わずに 二人で半分こ 他人に言えない 話でも 私に聞かせて おつかれさまです あなた  “いつでも一緒よ”“これから先も” 心と心は 水入らず 不器用同士の 二人にも しあわせきっと来る 何があっても 負けないわ 明日を信じて おつかれさまです あなた
心紬ぎ真木ことみ真木ことみ浦千鶴子弦哲也伊戸のりお紅(あか)い 古びた 手鏡を 持てば 故郷(ふるさと) 想い出す あの日 寂(さび)しく 暦をめくる 母の姿が 今でも胸に… いつか いつかと 帰れなかった 心に映る あの笑顔  愛は 燃え尽き 夢は枯れ 運命(さだめ) 恨んだ 遠い日々 暗い 夜道を 照らしてくれた 他人(ひと)の情けに 流した涙… 移り 移ろい 季節は廻り 絆を結び 花は咲く  山の 息吹よ せせらぎよ 果つる 命の 儚さよ 強く 生きろと 聞こえた様で 空を仰げば 面影浮かぶ… 生まれ 変わって 逢えると信じ 紬いで灯る 星の糸 
北の旅人三山ひろし三山ひろし山口洋子弦哲也伊戸のりおたどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしいおまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う
未練の出船越川ゆう子越川ゆう子菅麻貴子水森英夫伊戸のりおあの日契った 約束が かじかむ指先 こぼれて落ちる 追いかけて 追いかけて 出て行く連絡船(ふね)に… 飛び乗れば 鴎が 後(あと)追う 未練の出船  港灯りが 遠ざかり 凍える飛沫(しぶき)が この胸叩く 逢いたくて 逢いたくて 叫んでみても… 春遠く 霧笛が 背を押す 未練の出船  捨てるつもりの 面影を 捨てきれないのが 女のつらさ 追いかけて 追いかけて デッキに立てば… 散る涙 鴎が 見送る 未練の出船
求愛~ジュ・テーム~清水節子清水節子円香乃大谷明裕伊戸のりおルビーの指輪も シャンパンも リボンの小箱も いらないわ この世で一つ 欲しいのは アダムとイヴの 赤い実よ ジュ・テーム 好き好き好きと 囁(ささや)いて ジュ・テーム 一秒ごとに 抱きしめて ジュ・テーム 甘い言葉で さらってよ あぁ、あなた あぁ、あなた じれったい  薔薇の花束(ブーケ)も キャンドルも きらめく夜景も いらないわ 小さなベッド 燃える指 漂(ただよ)う舟に 乗りたいの ジュ・テーム 背中に肩に くちびるに ジュ・テーム キッスの雨を 降らせてよ ジュ・テーム 夜に濡れても かまわない もう、あなた もう、あなた じれったい  ジュ・テーム 好き好き好きと 囁(ささや)いて ジュ・テーム 一秒ごとに 抱きしめて ジュ・テーム 甘い言葉で さらってよ あぁ、あなた あぁ、あなた じれったい
紅葉坂水沢明美水沢明美里村龍一岡千秋伊戸のりお忘れた事など 一日もない 今は返らぬ ひとだけど 生みの親より 深い愛 私にかけて くれた母(ひと) ごめん ごめんね  たったひとつの 恩返し 出来ずじまいの 紅葉坂  春夏秋冬 季節は変わり しぐれ身にしむ 神無月 ひとめ逢いたい こんな夜は おもかげ酒に なみだ唄 ごめん ごめんね 紅く燃えつつ 枯れていく おんな命火 紅葉坂  他人(ひと)の心配 ばかりして 静かにいつも 笑ってた  ごめん ごめんね 負けちゃ駄目よと 言う声が 風に聞こえる 紅葉坂
重友一代藤野とし恵藤野とし恵松井由利夫水森英夫伊戸のりお人の誠は 誠で返す 芸の要(かなめ)は その心 天がこの身に 授(さず)けてくれた 男一代 浪花節 木村重友(しげとも)… 意地と涙の 物語  「芸に終わりはない 死ぬまで修業だ それが 父・木村重友の口ぐせでした 旅から旅への巡業で 一年のうち数えるほどしか 会えない父… さびしかったけれど 私たら娘の前では いつも笑顔の やさしい人でした」  数え十一 胸弾ませて 越えた下野(しもつけ) 思川(おもいがわ) 酸いも甘いも 苦労の水も 恥を知らねば 恥かかず 木村重友… 夢はひとすじ 抱(だ)き柏(がしわ)  花の都じゃ 見えないものも 旅の楽屋じゃ よく見える 三味は太棹 啖呵はいのち 語る浮世の 裏・表 木村重友… 義理と人情の 張り扇(おうぎ)
おまえを狙って高倉一朗高倉一朗たかたかし徳久広司伊戸のりおおれの目と おまえの目 出逢った瞬間 百萬ボルトの 火花がとんだ きめた《きめた》きめたぜ《きめたぜ》 逃げてもムダさ 狙った獲物は 外さない 外さない 「ビューン」 おまえを狙って ババン バーン  この街の 盛り場じゃ 鷹と呼ばれてる ちょっとは知られた ジゴロな狩人(ハンター) おいで《おいで》おいでよ《おいでよ》 隠れてないで おれたち二人は 運命さ 運命さ 「ビューン」 おまえを狙って ババン バーン  モナリザは 謎の女(ひと) あやしい微笑み 夜毎に忍んで 夢ん中まで 好きさ《すきさ》好きだよ《すきだよ》 覚悟はいいね おまえのすべてが ほしいのさ ほしいのさ 「ビューン」 おまえを狙って ババン バーン
東京のバスガール岩佐美咲岩佐美咲丘灯至夫上原げんと伊戸のりお若い希望も 恋もある ビルの街から 山の手へ 紺の制服 身につけて 私は東京の バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ  昨日心に とめた方 今日はきれいな 人つれて 夢ははかなく 破れても くじけちゃいけない バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ  酔ったお客の 意地悪さ いやな言葉で どなられて ほろり落した ひとしずく それでも東京の バスガール 「発車 オーライ」 明るく明るく 走るのよ
さくらの花よ 泣きなさいコロッケコロッケ荒木とよひさ三木たかし伊戸のりお逢いたくて瞼(め)を閉じて この胸の寂しさを 人は誰も幼いと きっと笑うだろう 心まで嘘をつき また人を傷つけて 生きることの 恥ずかしさ 自分だけに問えば… さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから  この慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら 時はすべて灰色に 変えてしまうだろう また生れ変れると 言葉だけ捜しても 死ねるほどの潔(いさぎよ)さ 心の中なくて… さくらの花よ 散りなさい そんなに何処(どこ)かに 行きたいならば さくらの花よ 散りなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから  さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから 隣りでボクも 泣いてあげるから
母恋だより水沢明美水沢明美たきのえいじ原譲二伊戸のりお忘れられない 背中のぬくみ 思い出させる 母の文字 赤い夕焼け 沁みる日は 遠いふるさと 近くなる せめて唄おか あの唄を    桜 山吹 風船かずら 秋の紅葉で 冬が来る 何も心配 いらないと 心配りの この手紙 読めば涙が またにじむ  歳を重ねて しみじみ判る 人の情けと 母ごころ 逢いに行きたい 帰りたい たとえ一泊二日でも せめて笑顔を 手土産に  あすは山越え どこまで行こか 今じゃなつかし ふるさとへ
心友よ…藤原浩藤原浩円香乃徳久広司伊戸のりお「元気でいるか? 盆には帰るか?」 お袋みたいな 里便り 男のくせに 筆まめで ガキの頃から 良(い)いヤツで そんなおまえに 励まされ 俺はここまで 頑張れた 冷たいだけの この街で 俺は何度も 救われた  覚えているか 安酒あおって 強気なおまえが 泣いた夜 慰めひとつ 見つからず もらい泣きした バカヤロウ きっとおまえが 俺ならば マシな言葉を かけたよな 心の憂さを 分け合って 俺を助けて くれたよな  旨い地酒と 鮭(しゃけ)のトバ 今もおまえが いるようで 隣で呑んで いるようで 一人手酌の 偲び酒
夜明けのタクシー森まどか森まどか田久保真見徳久広司伊戸のりお背中でドアを閉めれば 息をひそめた蒼い街 サヨナラは言わないわこわれそうだから 夜明けのタクシーひとり去ってゆく それが私にお似合いね 夜明けのタクシー手をあげるけど これからどこへ行けばいいの  空車の赤いランプを また一台と見送るの 追いかけて来ないことわかっているくせに 夜明けのタクシーもしも泣いたなら 愛は続いていたかしら 夜明けのタクシーねぇ遠くまで 私をはやく連れて行って  夜明けのタクシーひとり去ってゆく それが私にお似合いね 夜明けのタクシー手をあげるけど これからどこへ行けばいいの
冬子は幸せ見つけます藤原浩藤原浩円香乃徳久広司伊戸のりお冬に生まれたの だから冬子なの 春が遅いのは 名前のせいじゃない 色々あって 二年半 情けも未練も 残るけど 雨の博多を 後にして 冬子は 幸せ見つけます  遠い街に来て 違う恋をして 生まれ変わろうと 決めてたはずなのに ほんとにバカね 気がつけば 似ている誰かを 選んでる 港神戸の 街灯り 冬子は 幸せ見つけます  流れ流されて 着いた北の街 きっと今度こそ 旅路の終わりなの 凍えた心 暖めて 優しく涙を 包む人 雪の釧路で もう一度 冬子は 幸せ見つけます
LOVE~あなたにキム・ランヒキム・ランヒ秋浩二秋浩二伊戸のりお愛されて 女は強くなれる あなたと生きる 幸せ心に感じて 恋をして女は 奇麗になって あなたに愛されて いたいから テレるけど 命のかぎり あなたを 愛していたい…  ふりむけばあなたがいつもいるわ あなたの愛をいつでも感じて生きてる 恋をして女は 奇麗になって あなたにトキメいていたいから 月並みな セリフだけれど 世界で 一番スキよ…  恋をして 女は奇麗になって あなたに愛されて いたいから テレるけど 命のかぎり あなたを 愛していたい…
河内おとこ節前川清前川清石本美由起岡千秋伊戸のりお河内(かわち)生れの 風来坊は 生きのいゝのが あゝ… 売りもんや サテモ 皆さま おそまつながら こゝが男の 舞台なら 太鼓叩いて 見栄を切る 喧嘩囃子(けんかばやし)の 河内ぶし  一に度胸や 二に人情や 後は腕ずく あゝ… 腕しだい サテモ 皆さま 悪声(あくせい)ながら 坂田三吉 物語り 派手な掛声 頂いて 唸る男の 河内ぶし  馬鹿な息子と 叱ってくれる 俺(わい)の親父(おやじ)は あゝ… 生駒山(いこまやま) サテモ 皆さま おゝそれながら 肌は鉄火の 勇み肌 グイと冷酒 飲みほして 仁義がわりの 河内ぶし
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
白木蓮ヤン・チェンヤン・チェン葉山真理千田裕之伊戸のりお白木蓮 さみしそうに あしたは春がくると 咲いている 白木蓮 眠れぬ夜に 足音待つ 女のよう 桜舞う頃は あなたはきっといない 白い花びらは 風に散らされて もっと もっと愛したい もっと もっと咲きたいの いくつもの季節 めぐっても 二人より添いこの道 歩けないの?  白木蓮 咲く小道を 肩をよせて歩いた 遠い日々 白木蓮 あのぬくもりを 指先さえ 覚えてる 春がくることを 告げゆく甘い香り 白い花びらと 風に消えてゆく もっと もっと愛したい もっと もっと咲きたいの ひとつだけ願い 受けとめて 二人より添いこの道 歩けないの?  もっと もっと愛したい もっと もっと咲きたいの いくつもの季節 めぐっても 春の日差し夢にみる 白木蓮
待ちわびて沢井明沢井明たきのえいじ田尾将実伊戸のりおどうするつもり 音沙汰(おとさた)なしで こみあげる恋心 じらさないで ただ待ちわびて 淋しくて 待ちわびて 切なくて ひとりのこの部屋 愛が泣いてる 幸せのぬけがらが 目に沁みる  幸せなんて その場限りね おもいでが増えただけ 涙に変わる ただ待ちわびて むなしくて 待ちわびて 恋しくて 女でいるのが 今は悲しい 叶うならその胸で 眠らせて  鏡をのぞき 口紅引けば くちびるが熱くなる 心が燃える ただ待ちわびて 逢いたくて 待ちわびて 愛しくて どうして過ごすの 夜の長さを もう一度聴かせてよ 子守唄
船方さんよ氷川きよし氷川きよし門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚(ふなあし)を船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろつれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ来てお呉れ
長編歌謡浪曲 あゝ松の廊下(続編)三山ひろし三山ひろし北村桃児伏見竜治伊戸のりお多門(おかど)伝八郎「役儀に依って言葉を改める拙者御目付当番、 多門伝八郎、さて朝散の太夫浅野内匠頭長矩。 其方儀御大法をも辯えず今日、松の廊下に於て 争いに 及ばれたるは如何なる御所存あっての事か」 浅野「恐れ入りました。上(かみ)へ対し奉りては、聊(いささ)かのお恨み もござりませぬが私の怨(うらみ)を持って前後を忘れ刃傷(にんじょう)に及び ました」  多門「其方上野介を討ち果たす心であったか? 又、私ごとの怨(うらみ)とは?…」 浅野「も早や此の場に於いては何事も…何事も…ただ無念 なは上野介を討ち損じたる事。 この身の未熟お恥ずかしく存じまする。 この上は御定法通り御仕置賜るよう、お願いを申しあげ まする」  両手を突いた長矩の 顔の白さが痛ましや さすがに彼も武士よ 覚悟の程も潔(いさぎよ)し 噫ゝ(ああ) 外様大名の悲しさか 天下の法を振りかざし 将軍綱吉直々に 厳しく下る裁断は 家名断絶身は切腹 今朝の晴れ着と打ち変り 網乗物にて芝愛宕下(しばあたごした)の田村邸 泣くに泣けない家臣の一人 片岡源五は殊(こと)の外 おそば近くにつかえたが せめてはひと目御主君の 最後のお姿見届けん 又、二つには御遺言お聞きせねばと田村邸  検死役なる伝八郎に  願い出でたるその時に 逢わしてやるぞ片岡よ 法に照らせばこの儂も 後でおとがめ受けようが 儂の知行の七百石など 惜しくはないぞ 武士の心は 武士の心は 武士が知る
おとうちゃん水沢明美水沢明美津田雅道大山高輝伊戸のりお他人(ひと)にゃ見せない 弱気と涙 浪花気質(なにわかたぎ)の 一本気 うちはあんたが 好きやから 頼りにしてます おとうちゃん 泣くのも一緒 笑うも一緒 なあ おとうちゃん  店をたたんだ 小雨の夜に 飲めぬお酒の ラムネ割り うちに気兼ねは いらへんで 何とかなるやろ おとうちゃん 苦労も一緒 がまんも一緒 なあ おとうちゃん  ここは一番 辛抱(しんぼ)のしどこ 次の出番も あるやない うちが信じた 人やから べんちゃら無しやで おとうちゃん ふたりは一緒 いつでも一緒 なあ おとうちゃん
角館恋灯り藤あや子藤あや子小野彩中村典正伊戸のりお枝垂(しだ)れ桜花びらが 小雪のように降り注ぐ 武家屋敷 黒塀(くろべい)を 訪ねてひとり城下町 今でもあなたの面影抱いて 一日千秋(いちじつせんしゅう)待ちわびる 桧木内川(ひのきないがわ) 流す恋  抱返(だきがえ)りの渓谷で ふたり渡った吊り橋は 清き水 藍色(あいいろ)が 眩しく映る岩肌よ 今でもあなたの温もり残る 古城山(ふるしろやま)に立ち尽くす 紅葉(もみじ)色づき 揺れる恋  角館の雪灯り ふたり蛇の目で寄り添って 縄のれん 冬酒場 盃交わす契り酒 今でもあなたを信じていても 心の迷いぬぐえない 火振(ひぶ)りかまくら 燃える恋
生々流転氷川きよし氷川きよしかず翼弦哲也伊戸のりお今日と同(おんな)じ 明日はない 人の心も 変わるもの それでいいのさ 信じる道さえあるならば たゆまず歩めよ ひたすらに 我は我なり 唯一(ひとつ)の命 生々流転の 生々流転の この世に在りて  花は散るため 花と咲く 散って始めて 実を結ぶ それでいいのさ つまずき倒れたその場所の 土から芽が出る こともある 凛と咲きたい 唯一(ひとつ)の命 生々流転の 生々流転の この世に在りて  それでいいのさ 来(こ)し方行く末悩むより 夢の始まり 思い出せ 天が与えた 唯一(ひとつ)の命 生々流転の 生々流転の この世に在りて
女の秋井手せつ子井手せつ子松原高久大谷明裕伊戸のりおくるりのの字を 赤トンボ 幸せそうに 飛んでいる そんなこんなの ひとり旅 囲炉裏の宿で ほっとする あんな男とあんな男と 言いながら 芥子(からし)の利(き)いた 茄子(なす)で泣く ぴしゃり辛口 地酒を呑めば あなた忘れて 酔えるでしょうか  紅葉(あき)が映った 露天風呂 見上げる空に 鰯雲(いわしぐも) 燃える山肌 駆け足で もうすぐ寒い 冬ですね 思い出したり思い出したり しないけど 一人じゃ鍋が 淋しいわ ぴしゃり辛口 地酒を呑めば あなた忘れて 酔えるでしょうか  女ごころの女ごころの 秋の空 明日(あした)は曇り 後に晴れ ぴしゃり辛口 地酒を呑めば あなた忘れて 酔えるでしょうか
花が呼んでいる山内惠介山内惠介松井五郎水森英夫伊戸のりお遠く離れた故郷の あの日夕焼け凪の空 泣いて手を振る横顔が いまも瞳に浮かんでる  慣れぬ仕事の愚痴ひとつ シャツを洗って星を見る 負けた数だけ立ち上がる 夢がここにある  あゝ花が 花が呼んでいる 帰ってこいと どんな涙も乗り越えて きっと帰るよ かならずきっと  やけにさびしい街の灯に 未だ運命(さだめ)は三分咲き 電話くらいはできるのに 無精者だと 叱るかい  人は歩いている道が 何処へ続くか気づかない 生きて明日を知りながら 夢を追いかけて  あゝ花が 花が呼んでいる 帰ってこいと いつか光を携えて きっと帰るよ かならずきっと  あゝ花が 花が呼んでいる 帰ってこいと どんな涙も乗り越えて きっと帰るよ かならずきっと
夜の踊り子チョン・テフチョン・テフ田久保真見チョン・ウォンソク伊戸のりお鏡にうつった 窓にはたそがれ 涙かくして 化粧はじめる 悲しいときほど 真っ赤なルージュで 女なんてね みんな嘘つき  しあわせの青い鳥 逃げた 銀のカゴで いまでも 想い出 飼い慣らしてるの  私は踊り子 悲しい踊り子 今夜も三日月の ライトで踊るわ  あなたがいつかは 帰ってきそうで 灯り消さずに 部屋を出るのよ ひとりにしないと 誓ったくせして 男なんてね みんな嘘つき  さみしさを閉じ込めて 捨てた オルゴールが いまでも 心に 流れ続けてる  私は踊り子 悲しい踊り子 今夜も幻想(まぼろし)の ドレスで踊るわ  私は踊り子 悲しい踊り子 今夜もながれ星 夜空が泣いてる
恋舞台茜美代子茜美代子阿部房夫木村みのる伊戸のりお命ふたつを ひとつに燃やす 稽古いちずの 晴れ舞台 花道を舞う 恋人形 深酒で 命縮めて 倒れた宗匠 月にくずれる 恋未練  数珠を片手に とく紅哀し 過ぎし月日の 糸車 切れて倖い 三味の糸 鶯の 初音に似せる 舞扇 明日は香るか 夢舞台  かつら下地に 香りを焚いて 眉を描きて 紅を引く 泪かくした 厚化粧 宗匠  見てて下さい 上手の袖で 「お伝地獄」の 恋舞台
じょんから慕情白雪未弥白雪未弥いではく榊薫人伊戸のりお風が 風がヨー 風が教えたよ 好きなあの娘(こ)の 嫁入りばなし 星降る峠で 別れたあの夜 いまは遠くで 幸せ祈る ハァー けっぱれナー 津軽男なら 今日だけは雨よ降れ じょんから慕情  山も 山もヨー 山もわかるかな やけに切ない 涙の胸が 責めてはいけない 心がわりを 他人(ひと)には言えない 生き方がある ハァー けっぱれナー 岩木山さえも 顔かくし泣いている じょんから慕情  秋も 秋もヨー 秋も終りかな 赤く燃えてた 未練も消えた めそめそしてたら 生きてはゆけぬ 津軽の冬っこ 涙も涸らす ハァー けっぱれナー 呑んでりんご節 太棹と春を待つ じょんから慕情
あん時ゃどしゃ降り三山ひろし三山ひろし矢野亮佐伯としを伊戸のりおあん時ゃどしゃ降り 雨ん中 胸をはずませ 濡れて待ってた 町の角 ああ 初恋ってゆう奴ぁ すばらしいもんさ 遠い日のこと みんな夢 一人しみじみ 思い出してる 雨ん中  あん時ゃどしゃ降り 雨ん中 はなれられずに 濡れて歩いた どこまでも ああ 別れるってゆう奴ぁ たまんないもんさ 辛い運命(さだめ)を 恨んだよ 一人しみじみ 思いだしてる 雨ん中  あん時ゃどしゃ降り 雨ん中 やけのやんぱち 濡れて泣いたぜ 思い切り ああ 想い出ってゆう奴ぁ ほろ苦いもんさ 今じゃあの娘も どうしてか 一人しみじみ 思い出してる 雨ん中
津軽の母ちゃん福浦隆之福浦隆之千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお「…母ちゃん、元気か? 今年は、津軽に帰るからな…」  かぜなどひくなとヨー えんぴつ便り ふるさと小包 とどいたよ 母ちゃんりんごを ありがとね 皮など剥かずに 噛ります 東京(とかい)じゃ 東京じゃ 買えない 味だもの  みちのく津軽にヨー 旅する人は 厚手のセーター 持つという 母ちゃんじょんがら 聞きたいな お岩木お山は 吹雪でも 心は 心は 薄着で 暖かい  浅草名物ヨー 雷おこし みやげに買ってく 夢ばかり 母ちゃん今年は 帰りたい 東京タワーに のぼっても 津軽は 津軽は 見えない 北の空
根無し草長保有紀長保有紀麻こよみ水森英夫伊戸のりお風の通りが いい家(うち)で 庭には柘榴(ざくろ)を 植えましょう 見てもいいでしょ 夢ぐらい 無理に笑えば お酒がしみる 拗ねて泣いたり 愚痴ったり 生きて行くのよ 根無し草  つかむそばから すり抜ける 幸せいつでも 浮気者 切れて良かった あんな人 浮かぶ面影 心が痛い 惚れて尽して 叛(そむ)かれて 生きて行くのよ 根無し草  夜の長さを 持て余し 涙の色した 爪をかむ 捨てた故郷(ふるさと) 帰らない 親もいないし 帰れやしない 酔って騒いで 強がって 生きて行くのよ 根無し草
女の春岡ゆう子岡ゆう子三浦康照影山時則伊戸のりお恋も涙も こころの川に 流して生きる せつなさを 誰がわかって くれるでしょうか たとえ明日が 辛くとも 歩いてゆきます ひとすじに 女の春が… 来る日まで  胸の谷間に いとしい人の 面影そっと 抱きしめて 耐える淋しさ わかるでしょうか 夢を追いかけ 夢に泣き わずかな幸せ 喜びを 女の春に… 賭けました  強いようでも 弱いの私 甘えるあなた ほしいのよ いつかわかって くれるでしょうか 未練ごころも 捨てました 涙の向うに きっとある 女の春が… 来る日まで
天空へ届け吉幾三吉幾三吉幾三吉幾三伊戸のりお天空へ届け 平和の願い 子供の泪 見たくはないよ 親とも別れ 道なき道を 寒(さむ)空(ぞら)の下 泣いてる事を 届けておくれよ 私の願い 星なる神よ あるなら届け  悪しきことは 大人の世界 罪なき子らの 未来を閉ざし 夢は見てても 恐れる夢よ 暗夜の中で 泣いてる事を 届けておくれよ 私の願い 海なる神よ あるなら届け  世界へ届け お願い早く 憎しみだけじゃ 戦(あらそ)いだけじゃ 夜空輝く すべての星よ 約束無しで 言い訳だけじゃ 届けておくれよ 願いはひとつ 元気な声を 届けておくれ  天空へ届け
渚のホテル川野夏美川野夏美本橋夏蘭大谷明裕伊戸のりおおひとりですかと 聞かないで 名前なんかは なおのこと 漁火 灯台 渚のホテル 薄い水割り 涙割り 傷つく心を 癒すため ただそれだけの ひとり旅  余計な話は いいですね 野暮で失礼 しましたね 漁火 灯台 渚のホテル 彫りの深さと 低い声 別れた男(あなた)に どことなく 似ているような 気がします  踊りませんかと 誘われて そっと右手を さし出した 漁火 灯台 渚のホテル スローダンスに 身をまかす 明日が見えそうな ステップを 踏み出せそうな 今宵です
花凛々と中西りえ中西りえかず翼弦哲也伊戸のりお人の前では 見せない涙 我慢笑顔で 乗り越える 例えば冬の 寒さに耐えて 春を呼んでる 梅一輪 花は咲きます 凛々と 北風(かぜ)の中でも 凛と咲く  人の縁(えにし)の はかなさ薄さ つらい別れも 糧となる 例えば夏の 光を浴びて 背筋(せすじ)伸ばして 百合一輪 花は咲きます 凛々と 命燃やして 凛と咲く  人は誠実(まこと)よ 心がなけりゃ 何をするにも 届かない 例えば秋の 愁いに染まり 蒼天(そら)を見上げる 菊一輪 花は咲きます 凛々と 明日に向かって 凛と咲く
どうしたらいいの!?梓夕子梓夕子ひのき蓮桧原さとし伊戸のりおあなたは今 どこにいるの 遠い世界に いってしまったの なぜなぜ 帰ってこないの 切ない恋しい 愛おしい あなたなしでは 生きてゆけない どうしたらいいの!? どうしたらいいの!?  熱くあまく 抱きしめて 肌のぬくもり 優しさが欲しい… なぜなぜ ここにいないの わたしの心に もういちど あなたなしでは 生きてゆけない どうしたらいいの!? どうしたらいいの!?  なぜなぜ 帰ってこないの 涙があふれて とまらない あなたなしでは 生きてゆけない どうしたらいいの!? どうしたらいいの!?
花咲本線立樹みか立樹みか池田充男夏川寿里亜伊戸のりおあなた好みの 服を着て なみだ覚信の旅です 迷いはないわ 雪がちらつく 釧路から 根室へむかう 汽車のなか 一枚のこの葉書 この文字が たのみの私よ 花咲本線    右の座席に すわれたら 太平洋(うみ)が見えると一行 ただ書いてある いつも愛だけ ほしがって きらわれたのか ばかでした あのひとに泣かされる せつなさを 汽笛にのせたい 花咲本線  ふたり降りたら ひとり乗る 北の最はて駅まで 恋路はさむい たとえこの身が 枯れようと 命にかえて 探します もう二度と東京に 帰れない 幸福(しあわせ)ください 花咲本線
夜明けはバラ色の指山内惠介山内惠介喜多條忠水森英夫伊戸のりお桃色の貝を 浜辺でさがす フレアースカートの 白い君は 今も鮮やかにまぶたに 焼きついてる 愛し合ってたふたり 信じあってたふたり 微笑んでくれたのは 夜明けの海 そう バラ色の指だった バラ色の指だった  虹色の夢を ふたりはさがし 手が届きそうで すぐに消える そんな歯がゆさがふたりの 暮らしだった 愛し合ってたふたり 信じあってたふたり さよならをさざなみで 届けたのも そう バラ色の指だった バラ色の指だった  バラ色の指と 夜明けの空を ギリシャの人は 呼んでいたと 君がささやいた遠い日 戻らぬ愛 愛し合ってたふたり 信じあってたふたり 幸せと安らぎを くれたんだね そう バラ色の指の朝 バラ色の指の朝
愛しい男よ浜博也浜博也槙桜子三条ひろし伊戸のりお海鳴り間近な 最果(さいは)ての駅 霧雨がほほ濡らす 心も濡れる 私は過去を忘れ 名前も捨てて あなたの胸で 泣きじゃくる 命ごと 抱きしめて… 愛しい男(ひと)よ  北へと飛び立つ 白鳥さえも さよならのひと声を 残すのでしょう 二人の明日(あす)は遠く 果てないけれど 振り向くことは できないわ この愛を つらぬいて… 愛しい男よ  静寂(しじま)を裂くよに 汽笛が響き 密(ひそ)やかな旅立ちを 心で詫(わ)びる あなたとともに生きる 私の運命(さだめ) 始発の汽車に あずけます 夢ひとつ たずさえて… 愛しい男よ
お立ち坂門脇陸男門脇陸男木下龍太郎水森英夫伊戸のりおお前お立ちか…  馴れぬ仕草で 三つ指ついて 行って来ますと 目になみだ 他人行儀を 叱ったはずが 知らず知らずに 男泣き 花嫁すがたの  娘旅立つ お立ち坂  いつも女房に 叱られ通し 娘贔屓(びいき)の 男親 彼に会ってと 言われた時は やけの深酒 二日酔い 眠れぬ夜更けに ひとり歌った お立ち酒  嫁に出そうと 娘は娘 家を出ようと 実家(さと)は実家(さと) 何かあったら いつでもおいで 親の役目に 終わりなし 花嫁かんざし 揺れて消えてく お立ち坂
ありんこ一匹三山ひろし三山ひろし原文彦中村典正伊戸のりお一人じゃ動かぬ 荷物でも みんなで担(かつ)げば 軽くなる ありんこ一匹 気持ちは一つ 押しても駄目なら 引っ張って 越えてゆくのさ 苦労七坂 七曲り  たまにはよそ見も したいけど 家には家族が 待っている ありんこ一匹 人生一路 見上げりゃでっかい 人ばかり 負けてたまるか 夢があるのさ 俺(おい)らにも  日照りに嵐に ひるまずに 汗水ちからに 変えてゆく ありんこ一匹 まっすぐ歩け すべって転んだ 肩の傷 それも勲章 笑い飛ばして 今日をゆく
かたおもい天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫伊戸のりお泣いて…泣いて 泣いてどうなる恋じゃない 知っていながら また涙 黒髪の ひとすじに 偲(しの)ぶあなたの残り香よ… 好きで添えない 今生(こんじょう)の あ…これが 最後のかたおもい  花も…花も 花も哀しい宵待ちの 唄を小窓で くちずさむ 街あかり またひとつ 消えてせつない夜(よ)が更ける… 待てど暮らせど あてもない あ…雨も こぬかのかたおもい  酒に…酒に 酒に心があるじゃなし なまじすがれば つらいだけ 人の世の 裏の裏 見ないふりして生きようか 燃える命火 抱きしめて あ…誰に 聞かせるかたおもい
ふるさとのはなしをしよう三山ひろし三山ひろし伊野上のぼるキダタロー伊戸のりお砂山に さわぐ潮風 かつお舟 はいる浜辺の 夕焼けが 海をいろどる きみの知らない ぼくのふるさと ふるさとの はなしをしよう  鳴る花火 ならぶ夜店に 縁日の まちのともしび 下町の 夜が匂うよ きみが生まれた きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう  今頃は 丘の畑に 桃の実が 赤くなるころ 遠い日の 夢の数々 ぼくは知りたい きみのふるさと ふるさとの はなしをしよう
門付け兄妹旅長山洋子長山洋子鈴木紀代西つよし伊戸のりお馬の背のよな 峠を越えて 三味線門付(かどづ)け 兄妹(ふたり)旅 今日も吹雪いて 空(か)ら唄続き 帰るふるさと 遠すぎる 米もなければ 寝る場所もない ないない尽(づ)くしの 日暮れ道  バチを持つ手が しびれる疼(うず)く ひもじさ堪(こら)えて 口説(くどき)節 泣くな妹よ 涙が凍(こお)る ついて行きます 兄さんに 地図もなければ 行くすべもない 兄妹(ふたり)の絆が 強くなる  たたく太棹(ふとざお) おやじの形見(かたみ) よされの唄声 母ゆずり 親にもらった 命の限り 夢にはぐれず 生きて行く あてもなければ 知る人もない まどろむ安宿(やすやど) 木賃宿(きちんやど)
夫婦ほたる三船和子三船和子石本美由起岡千秋伊戸のりお夜が冷たい この世の闇に 夫婦ほたるは 灯を点す 愛があるから 笑って生きた 愛があるから 幸せよ 甘い水には 夢があり 苦い水には 苦労がしみる  生きることには 不器用だけど 夫婦ほたるの むつまじさ 宿があるから 寄り添いながら 宿があるから 寄り添うの 二人ぐらしの 晩酌に つくる手料理 こころが弾む  羽根をすり寄せ 労(いたわ)りあって 夫婦ほたるは 明日を呼ぶ 夜があるから 耐えられるのさ 夜があるから 耐えるのよ これが私の 運命(さだめ)なら 命ぎりぎり 尽くしてみたい
しのび逢い桂竜士桂竜士滝川夏宮下健治伊戸のりお小指に 中指 くすり指 ほどいた 髪に 男ゆび よして よしてよ わるい人 言って 夢見る 愛の舟 あぁ あなたと渡る 熱い川 戻る 戻れぬ しのび逢い  「帰して、だめよ」と 強がって 背中に そっと 甘えてる いいの いいのよ 呼び捨てで 罪を こころに しまい込む あぁ あなたに溶ける 白い肌 戻る 戻れぬ しのび逢い  昼顔 みたいに 咲いた愛 帰りは ふたり 別の顔 ひとり 面影 忍んでは 今度 いつです 逢える日は あぁ あなたの胸に もう一度 戻る 戻れぬ しのび逢い
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月と上海紫艶紫艶高平哲郎美樹克彦伊戸のりおもう止めようよ お前が好きと 未練がましく 囁くペット 最後だよ 別れにキスは 似合わないけど 夢がありそで何もない ここ上海 今宵より沿う 消え果るまで 語るでもなく淀む月 そんな女じゃないから あたし  もう止めようよ つぶれ唇 好みだろうと 肌に触れるの 置いてくよ このトランクと 想い出だけを 夢がありそで何もない ここ上海 明日(あした)また会う まだ見ぬ町で 星もない夜(よ)に凍る月 そんな女じゃないから あたし  寒いわね こころ木枯らし また吹き溜まり 夢がありそで何もない ここ上海 夕べと同じ 暗い眼をして 水面突き刺す尖る月 そんな女じゃないから あたし  そんな女じゃないから あたし
恋の摩天楼イケメン3イケメン3麻こよみ幸耕平伊戸のりおどうぞこのまま ずっとそのまま 素敵なあなたで いて欲しい  寄り添い二人 見下ろす摩天楼 離さないよと ささやくあなた 幸せすぎて 明日が怖い 時間は人の 心を変える お願い強く 私を抱きしめて… どうぞこのまま ずっとそのまま 優しいあなたで いて欲しい どうぞこのまま ずっとそのまま 素敵なあなたで いて欲しい  眠りを忘れ きらめく摩天楼 甘いカクテル 二人を酔わす 愛していると も一度言って 女はいつも 欲張りだから あなたの熱い 瞳を信じたい… どうぞこのまま ずっとそのまま 笑顔のあなたで いて欲しい どうぞこのまま ずっとそのまま 私のあなたで いて欲しい  どうぞこのまま ずっとそのまま やさしいあなたで いて欲しい どうぞこのまま ずっとそのまま 私のあなたで いて欲しい
愛の絆金田たつえ金田たつえ沼川淳花笠薫伊戸のりお頑固な父でも 生きてたら ちょうど似ている 年・格好 人になじめぬ 仕草まで 押せば伝わる 車椅子 “お父さん” あなたの苛立ち わだかまり ぶつけてくれても いいのです  働き尽くめの 母のよう 指のリウマチ 痛むのね つらい昭和の 夢なのか 語るそばから 目が潤む “お母さん” いいのよ泪が 涸れるまで 聞かせてください 茨道(いばらみち)  介護が無償の 愛ならば それに報いる 愛もある にぎり返して くれる手で お世話様です 云われると “お婆ちゃん” 嬉しくなります こちらこそ あなたの笑顔が 励みです
愛しき街角氷川きよし氷川きよしかず翼桧原さとし伊戸のりお茜の夕空 昏れゆく頃は いつか知らずに ここへ来る 素敵な事もある 淋しい時もある 今日も何かが 待っている この街はこの街は 愛しい恋びと  サファイアみたいな 一番星が とても似合いの 摩天楼 明日(あした)の夢もある 涙の傷もある どこへ行こうか 交差点 この街はこの街は 愛しい恋びと  地下鉄(メトロ)に吹く風 並木の雨も 唄いかけるよ この胸に 出会った友もいる 別れた女性(ひと)もいる 今日も何かが 待っている この街はこの街は 愛しい恋びと
天城越え上沼恵美子上沼恵美子吉岡治弦哲也伊戸のりお隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを殺して いいですか  寝乱れて 隠れ宿 九十九折り 浄蓮の滝  舞い上がり 揺れおちる 肩のむこうに あなた……山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え  口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子 ふたりでいたって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい  わさび沢 隠れ径 小夜時雨 寒天橋  恨んでも 恨んでも からだうらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地をはって あなたと越えたい 天城越え  走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧(ずい)道  恨んでも 恨んでも からだうらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地をはって あなたと越えたい 天城越え
女じょんから二人旅金沢明子金沢明子保岡直樹西つよし伊戸のりお生まれ変わろう 変わりたい 上野は女の 始発駅 破れた恋の 思い出なんか 丸めて捨てましょ 忘れましょ 元気だそうよ ラッセラー ラッセラー 夏の津軽が 恋の祭りが 呼んでるわ 心に三味の音(ね) 響かせて みちのく じょんから 二人旅  ねぶた祭りに 燃える夜 男と女は 夢ん中 お綺麗ですね 姉妹(きょうだい) ですか まぶしい跳人に 誘われた いのち躍るよ ラッセラー ラッセラー 旅はゆきずり 恋は勢い 遊ぼうか どっちが欲しいの ねえ坊や ほろ酔い じょんから 浮かれ節  旅はふしぎね ラッセラー ラッセラー 胸に希望が 生きる勇気が 湧いてきた 人生まだまだ これからよ 女 じょんから 二人旅
別れの一本杉氷川きよし氷川きよし高野公男船村徹伊戸のりお泣けた 泣けた こらえきれずに泣けたっけ あの娘(こ)と別れた哀しさに 山のかけすも鳴いていた 一本杉の石の地蔵さんのよ 村はずれ  遠い 遠い 想い出しても 遠い空 必ず東京へついたなら 便りおくれと言った娘(ひと) りんごのような 赤い頬っぺたのよ あの泪  呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずにこの俺の 帰りひたすら待っている あの娘(こ)はいくつ とうに二十(はたち)はよ 過ぎたろに
くちなしの白い花谷龍介谷龍介三正和実岡千秋伊戸のりおつらさ淋しさ 分け合いながら お酒がのめたら いいねと笑う くちなしの白い花 くちなしの白い花 荒れたその手を かくす奴 幸せあげたい この俺が  酔えばほんのり 目許を染めて 無邪気にもたれる 可愛いおまえ くちなしの白い花 くちなしの白い花 甘い香りの 黒髪に 心ふるわす 夏の夜  くちなしの白い花 くちなしの白い花 雨に咲く花 白い花 守ってあげたい この俺が
神鳴りの唄金沢明子金沢明子鈴木紀代井上真之介伊戸のりお時代(かぜ)は幕開け 御輿(みこし)かつぎ出せ 男だ我慢だ 神鳴りだ 愛と恨みの 数珠(じゅず)つなぎ 情けにすがれば 何も生まれない 汗を額(ひたい)に 一(ひと)っかき 力合わせば 陽(ひ)が見える  ゴロゴロドンドン 叫ぶ ゴロゴロドンドン 声がする  夏は梅雨(つゆ)明け 冬は雪起こし 希望だ怒りだ 神鳴りだ 今も昔も 変わらない 自然の恵みは 天のさずけもの 生まれ故郷に 降る雨も やがて大河(たいが)の 水となる  ゴロゴロドンドン 生きる ゴロゴロドンドン 底力(そこぢから)  ゴロゴロドンドン 叫ぶ ゴロゴロドンドン 声がする ゴロゴロドドドン 生きる ゴロゴロドンドン 底力(そこぢから)
お別れ携帯電話小町雪乃小町雪乃神坂薫津軽けんじ伊戸のりお「卒業します あなたから」 メールでお別れ 五年の暮らし 子猫みたいに 愛された やさしいぬくもり ここち良く 明日が見えなくなりました 淋しいけれど つらいけど 女の人生 一度きり 今日からひとりで 歩いてゆきます  「やりなおそう」と あなたから 留守電無視して ひとりの旅路 強く抱かれた あの宿で 手酌で飲む酒 冷たくて なきむし人形みたいです 生まれた時も 死ぬ時も 私の人生 一度きり 今日からひとりで 歩いてゆきます  残る写メール 胸に抱き 笑顔でさよなら 言えるまで 今日からひとりで 歩いてゆきます
ふるさとは遠きにありて水木良水木良水木れいじすがあきら伊戸のりお丘に登れば 遥かに輝(ひか)る 海にかげろう 沸き立つ町よ 夢を追いかけ 夜汽車で着いた 東京ぐらしも 数えて五年… 瞼とじれば あざやかに あゝ 我が故郷(ふるさと)は 遠きにありて  造り酒屋の 煙突ごしに 吹くかこがらし 真冬の夕空(そら)に 好きと言えずに 背中を向けた あの娘(こ)は嫁いで いったのだろか… 風の噂に ふり向けば あゝ 我が初恋は 遠きにありて  明日(あす)は帰ろか 岬の駅に 春が呼んでる ふるさと列車 つもり重ねた 不孝の数を こころで詫びては また呑む酒よ… 酔えば聞こえる 童唄(わらべうた) あゝ 我が故郷は 遠きにありて
潮風列車一条貫太一条貫太万城たかし宮下健治伊戸のりお俺を見つめる その瞳 指をからめて ただ泣きじゃくる 別れに男の 泣きっ面 見せたら夕陽が 笑うだろ ふるさと本線 潮風列車 発車のベルだぜ 旅立ちだ 必ず迎えに あゝ 帰るから  海に向かって ふたりして いつか一緒に なろうと言った 夢にはまだまだ 遠いけど あの日の言葉が お守りさ ふるさと本線 潮風列車 待っててくれると うなずいた おまえの笑顔を あゝ 忘れない  汽笛鳴らして 雲を切れ 風をちぎって 明日へ走れ 東京なんかに 負けるなと あの娘(こ)が手を振る いつまでも ふるさと本線 潮風列車 真っ赤な夕陽も 泣いている 涙のしずくが あゝ しょっぱいぜ
流し春秋朝花美穂朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお雨の路地裏 水溜(みずたま)り 誰がこぼした 涙やら 夜の酒場を 流して歩く 俺も淋しい 聴く人も みんな淋しい 人ばかり  重ね重ねの 親不孝 なんで今さら 帰らりょか そっと詫びたい 昔が胸で 雨にくすぶる 午前二時 未練まじりの 唄ばかり  泣くなギターよ こんな夜は 泣けば明日が 遠くなる 酒と演歌に 背中を抱かれ いつか日の目を 見たくって みんな生きてる 人ばかり
佐渡は四十九里松阪ゆうき松阪ゆうき伊沢辰雄田崎勝正伊戸のりお佐渡は四十九里 吹雪の海も 春は朝凪 潮路に晴れて 空も港も 空も港も おけさで明ける ハァ 佐渡へ佐渡へと 草木も靡くよ 島に咲く花 黄金色  佐渡の夜空に 煌めく星は 天の川原に 思いをよせて ともに逢瀬を ともに逢瀬を おけさで契る ハァ 島の乙女の 黒髪恋しよ こよい旅路に 偲ぶ夢  北は大佐渡 南は小佐渡 島の国仲 十万石の 秋のみのりを 秋のみのりを おけさで祈る ハァ 嫁も姑も 手を打ちならしよ スカイラインに 風香る
がいな祭朝花美穂朝花美穂さとうしろう宮下健治伊戸のりお東の日本海(うみ)が 赤々と 朝陽をうけて 燃え上がる がいな太鼓(だいこ)の バチたたきゃ 商売気質 血が騒ぐ これが米子っ子(よなご)のよ こころ意気 がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ  こころに燈(とも)す 万灯(まんとう)は きずなを結ぶ 夏まつり 望む大山 勇ましく 潮風あびる おれの里 これが米子っ子(よなご)のよ 誇りだよ がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ  夜空を染める 中海(なかうみ)の 花火に酔って 踊る笑顔(かお) 老いも若きも だんだんよ よろこび抱いて 突き進め これが米子っ子(よなご)のよ 大輪(たいりん)だ がいな、がいな がいな、がいな がいな祭だよ ああ 祭りだよ
潮騒美貴じゅん子美貴じゅん子仁井谷俊也森川龍伊戸のりお愛するたびに 遠ざかる あなたの心が わからない 東京離れ 瀬戸の町 墨絵のような 日暮れです あゝ海鳴りよ あゝ潮騒よ この恋終わりますか… それとも続きますか… 女はいつもー 愛を言葉で愛をしぐさで 感じていたくて…  我侭いって 困らせた 私のせいなら 直します 可愛くそばに いたいのと 鴎にそっと つぶやいた あゝ海鳴りよ あゝ潮騒よ この恋叶いますか… 幸せつかめますか… あなたに今はー 胸の迷いを胸のなみだを 叱って欲しくて…  あゝ海鳴りよ あゝ潮騒よ この恋終わりますか… それとも続きますか… 女はいつもー 夢に抱かれて夢にもたれて 暮らしていたくて…
涙のカウンター北山たけし北山たけし喜多條忠平尾昌晃伊戸のりおこころに雨の 降る夜は 街のあかりも 泣きべそあかり 港ホテルの カウンター あの娘(こ)の席には 想い出だけが さびしい背中で 座っているよ もいちど(もいちど)もいちど(もいちど) もいちど 逢いたいよ  わがまま言って 困らせた それも愛だと 思っていたよ 昔なじみの マスターは 無口で変わらぬ 微笑みだけを いつものお酒に 浮かべてくれる バカだよ(バカだよ)バカだよ(バカだよ) あの娘(こ)は 戻らない  なくしたあとで わかるもの それは幸せ くやしいけれど ふたり出会った カウンター あの娘(こ)が最後に こぼした涙 今でもまぶたに 浮かんで消える さよなら(さよなら)さよなら(さよなら) グラスに 揺れる夜
銀色の雨あい&もも香あい&もも香多野亮花笠薫伊戸のりお銀の雨って 素敵な雨ですね 濡れてみたいの 傘などいらない今は 抱きしめてこのままで 時間を止めて 好きなのとても たまらない あなただけしか 見えないの 何もないこの街に 夢が降る 銀色の雨  銀の雨って やさしい雨ですね 恋をするって こんなに心がはずむ 何気ない景色さえ きれいに見える あなたのあとを 何処までも ついて行きたい 離れずに 街路樹の枝先に 夢が降る 銀色の雨  銀の雨って 不思議な雨ですね つらい涙も いつしか流してくれる 愛されている事の 幸せしみる 寄り添う二人 包むよに 夜の灯りが ゆれている 乾いてたこの街に 夢が降る 銀色の雨
六つの花男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりお夜の闇から 音もなく シンシンシンシン降り積もる 六つの花 言われなくても わかります これが最後の 逢瀬だと 白い白い白い雪が 格子窓に落ちる 生木裂くよな 別れをあなた 針の音さえ 憎らしい いっそ ひとひらの雪になり この命 この命 消えるまで…  紅い蛇の目を 染めるよに ハラハラハラハラ舞い落ちる 六つの花 知っていました 見送れば 消した未練が 増すことを 白い白い白い雪が 寒い胸に落ちる 追ってゆけない 愛しいあなた そっと伸ばした 指が泣く いっそ ひとひらの雪になり この涙 この涙 凍るまで…  白い白い白い雪が 夢の跡に落ちる 恋の紅糸あるなら あなた すぐにこの手に たぐりたい いっそ ひとひらの雪になり この想い この想い 溶けるまで…
雨の伊勢崎線大塚浩太朗大塚浩太朗大久保與志雄田尾将実伊戸のりお発車のベルが 鳴り響くのに いくら待っても 来ない人 伝言板に 「お元気で」 小さな文字の 走り書き あんなの約束 してたのに 手荷物ひとつ 下げながら うつむく頬に 涙が止まらない 窓から見える 渡良瀬川は 雨の川 ひとり濡れたまま 雨の伊勢崎線(いせさきせん)  片道切符 手のひら載せて 背伸びしてみる ふるさとよ 都会の街に 憧れて 電車は走る 雨の中 どんなにいばらの 道のりも 寒くて暗い 四畳半 電気がひとつ ラジオも何もない 終着駅の 浅草駅は 雨の駅 ひとり濡れたまま 雨の伊勢崎線  あんなに約束 してたのに 手荷物ひとつ 下げながら うつむく頬に 涙が止まらない 窓から見える 渡良瀬川は 雨の川 ひとり濡れたまま 雨の伊勢崎線
お富さん三山ひろし三山ひろし山崎正渡久地政信伊戸のりお粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪 死んだ筈だよ お富さん 生きていたとは お釈迦さまでも 知らぬ仏の お富さん エッサオー 源治店  過ぎた昔を 恨むじゃないが 風もしみるよ 傷の痕 久しぶりだな お富さん 今じゃ異名も 切られの与三よ これで一分じゃ お富さん エッサオー すまされめえ  かけちゃいけない 他人の花に 情かけたが 身の運命 愚痴はよそうぜ お富さん せめて今夜は さしつさされつ 飲んで明かそよ お富さん エッサオー 茶わん酒  逢えばなつかし 語るも夢さ だれが弾くやら 明烏 ついて来る気か お富さん 命短く 渡る浮世は 雨もつらいぜ お富さん エッサオー 地獄雨
北前おとこ船三里ゆうじ三里ゆうじ万城たかし宮下健治伊戸のりお暴れ海峡 商売仇(がたき) 百も承知の 辰悦丸(しんえつまる)よ 春の菜の花 芽吹きもせぬが 目指す松前 箱館みなと ヤーレン北前おとこ船 (ハッドッコイ) あゝ日本海  海の天気は 根性なしで 潮が荒れたら 嵐に変わる 俺の死に場所 淡路の島よ 生まれ故郷(ふるさと) この瞼(め)に浮かぶ ヤーレン北前おとこ船 (ハッドッコイ) あゝオホーツク  あれは国後(くなしり) 択捉島(えとろふとう)か 波を枕の 高田屋嘉兵衛(たかたやかへい) 夢は幾万 千島(ちしま)の漁場(りょうば) 女房待ってろ もうすぐ帰る ヤーレン北前おとこ船 (ハッドッコイ) あゝ北の海
港に向いた窓浜博也浜博也槙桜子岡千秋伊戸のりおため息まじりの 霧が流れて 女は今夜も ほおづえついた 煉瓦(レンガ)通りの 向こうがわ 港灯りが ぼんやりにじむ ぽとりと 女は 涙をこぼす 淋しいんだろ 淋しいんだろ ひとりぼっちは…  靴音ひびいて 影が過ぎれば 古びた木枠(きわく)の 出窓が開く 霧がこんなに 濃い夜も 船を待つのか 瞳を凝らし 汽笛が 女の 心を乱す 恋しいんだろ 恋しいんだろ 夢の中でも…  夜更けにふらりと ドアをすり抜け 冷たいベッドに ぬくもり咲かす 朝に女が 眠るころ 潮の匂いの 枕が残る やっぱり 女は 男の港 逢いたいんだろ 逢いたいんだろ きっと今夜も…
相棒列車浅田あつこ浅田あつこ鮫島琉星しまたくや伊戸のりお東へつながる 流線型は 話尽きない 腐れ縁 熱海 小田原 新横浜と 心にひかりが 射してくる 今度こそはの 相棒列車  帰りのレールの お決まりごとは 悔し涙と 缶ビール 胸の叫びは 何色ですと 背中にこだまが 問いかける 深いブルーよ 相棒列車  関西なまりが 聞こえてきたら 赤の他人も 夢仲間 春のおとずれ 信じればこそ 明日にのぞみが 湧いてくる 終わり知らずの 相棒列車
夜明けの十字路氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗伊戸のりお西陽の窓辺(まど)で 髪を梳(す)き そっとため息 ついた女(ひと) 別れの予感が してたせいなのか 呼んで…呼んで…呼んでみたって 帰っちゃ来ないけど 愛が…愛が…愛が…愛が あふれる… 逢いに行こうか 戻ろうか 夜明けの十字路  泣いていないか しあわせか 淋しがりやの 女(ひと)だから 別れたあとから つのる恋ごころ 呼んで…呼んで…呼んでみたって 今では遠いけど 愛が…愛が…愛が…愛が ふるえる… 逢いに行こうか 戻ろうか 夜明けの十字路  時計の針を もどせたら きっと今度は 離さない 別れてなおさら 痛む恋ごころ 呼んで…呼んで…呼んでみたって すべては夢なのか 愛が…愛が…愛が…愛が さまよう… 逢いに行こうか 戻ろうか 夜明けの十字路
夢契り岡田しのぶ岡田しのぶ悠木圭子鈴木淳伊戸のりお季節(とき)は流れて 貴方も消えて 心もからだも 痩せてゆきます 風の便りを 追いかけて 逢いに来ました 能登岬 誰に思いを 話せばいいの 恋しい貴方は あなたは何処に  今日も空似の 貴方の影に 涙があふれて もう歩けない 凍る夜空に 星もなく 吹雪舞い散る 夢が散る 女ひとりの 淋しい胸に 恋しい貴方は あなたはいない  固い契りも 誓った夢も ひと夜の恋だと 笑うのですか 馬鹿な女と 云われても 忘れられない 恋でした うらむことなど 出来ない私 恋しい貴方は あなたは何処に
海峡酒場朝花美穂朝花美穂もず唱平宮下健治伊戸のりお赤いグラスで 片頬かくし 女がつぶやく 悲しげに 番(つがい)でいるから 雪の日だって 暖かそうね 沖ゆく鴎 春はまだ先 海峡酒場  夢はひととき 深追いしては ますます遠のく ものなのさ 内緒で部屋借り 暮らした月日 秋冬あわせ たったの三月 未練つのらす 海峡酒場  うんと涙の出そうなヤツを ロックで頂戴 女将さん みっとも無いけど 泣かせて欲しい 出来れば明日 この町捨てて 二度と来ないわ 海峡酒場
天地無用坂本冬美坂本冬美松井由利夫岡千秋伊戸のりお幾つあっても 足りない命 バカを言うなよ 命はひとつ 明石(あかし) 荒塩(あらじお) ひとつまみ 酒の肴(さかな)に 酌(く)みかわす 俺とお前の この盃(さかづき)は 天にも地にも ただひとつ  箍(たが)が緩(ゆる)んだ 手桶(ておけ)の水は いくら注(つ)ごうと たまりはしない 人のこころも 同じこと 女ごころは なおのこと 胸にきざんだ 男の夢は 天にも地にも ただひとつ  辛(つら)いときほど 値打ちがわかる 南部鉄(てつ)びん 男の絆 意地は立てても こめかみに 筋を立てれば勇み足 勝負どころで 打つ手はひとつ  天にも地にも ただひとつ
記憶を抱きしめて五条哲也五条哲也堀田良輔・補作詞:大渕美保徳久茂伊戸のりお風のにおい空の色が 優しくて泣けてくる 窓から見える坂道に 君の姿を探してる 儚い記憶が 僕を抱き寄せる 寂しさと孤独がまじわる中で… ここに僕はいる 君はそばにいない ああ… ああ… 記憶を抱きしめて  忘れずに花は咲き 僕は季節をながめてる 窓から見えたヒマワリが 君の笑顔に見えたんだ 僕が消えても 罪にはならない 君の笑顔に逢えたらいいのに…  月の光 四角い窓 カーテン越しに揺れていた 時計の音 僕の鼓動 涙が頬を伝う 記憶を両手に 一人眠る夜は こんなに逢いたい 逢えないなんて… ここに僕はいる 君はそばにいない ああ… ああ… 記憶を抱きしめて
暗闇坂森進一森進一麻こよみ桧原さとし伊戸のりおひたひたと 女の足音が 暗闇坂に 響きます 世間に知れたら 終る恋 わかっていながら 逢いたくて… 別れられない あなたとは 夜にまぎれて 逢いに行く  これきりと 別れを決めたって 抱かれりゃ心 裏返る あなたの吐息の ぬくもりに 小指の先まで 熱くなる… 思い一途な 紅化粧 息を秘(ひ)そめて 逢いに行く  はらはらと 女の愚かさが 暗闇坂に こぼれます この恋隠し 通せたら 許して下さい この罪を… 明日の逢瀬が 待てなくて 夜にまぎれて 逢いに行く
神戸しのび恋大沢桃子大沢桃子榎本敏子仲村つばき伊戸のりお好きになっては いけない人と 分かっていながら 未練がつのる 今日も来ました 生田のお宮 貴男に逢えそうな そんな気が 思い出の港町 ああ 神戸しのび恋  うるむネオンの 北の坂道 夜の巷を 彷徨いながら 叶わぬ夢でも 恋しい貴男 もう一度逢いたい すがりたい 思い出の港町 ああ 神戸しのび恋  二人で歩いた 元町通り 南に曲がれば 海岸通り 男の気まぐれ 分かっていても 夜の桟橋 しのび泣く 思い出の港町 ああ 神戸しのび恋
今夜は踊ろうよ岡田淳一岡田淳一鈴木一彰樋口スバル伊戸のりお星がまたたく夜だから ゆれるドレスがまぶしくて こころときめくふたりのダンス 悩みなど忘れて  今夜は踊ろうよ ふたりの愛が いつまでもこのまま 変わらぬように 今夜はふたりきり 踊り明かそう 恋の夜 君と僕 星空の下  月の輝く夜だから 明かりを消して見つめ合う もう離さないひとりにしない 泣かせたりはしない  今夜は踊ろうよ 君を抱きしめ 燃えつきないように 明日を夢見て 幸せはすぐそこ 踊り明かそう 愛の夜 信じ合う ふたりの世界  今夜は踊ろうよ ふたりの愛が いつまでもこのまま 変わらぬように 今夜はふたりきり 踊り明かそう 恋の夜 君と僕 星空の下
天城越え前川清前川清吉岡治弦哲也伊戸のりお隠しきれない 移り香(が)が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを 殺していいですか 寝乱れて 隠れ宿 九十九(つくも)折り 浄蓮(じょうれん)の滝 舞い上がり 揺れ墜ちる 肩の向こうに あなた… 山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え  口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子 ふたりで居たって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい わさび沢 隠れ径 小夜時雨 寒天橋 恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた… 山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え  走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧道(ずいどう) 恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた… 山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え
さよなら言えず田中アキラ田中アキラアキラアキラ伊戸のりおおまえには いつも 泣かせてばかりで ごめん… 素直な気持ち 伝えられず さよなら言えず 別れたあの日 ああ…逢えるなら 一目でいい ああ…逢えるなら 夢でもいい またあの笑顔 逢えるように そんな…夢みて…  思い出の 歌を ふたりで歌った あの日 ふと思い出す 夕暮れ時 遠くの景色 灯りがにじむ ひとり…歩いてる 三年坂 ひとり…口ずさむ あのラブソング またいつの日か 逢えるような そんな…気がして…  今度…逢えたなら 素直に言うよ 今度…逢えたなら 離しはしない またこの街で 逢えるように そんな…夢みて…
会いに行きたいモングンモングン渡邊敬介松川秀幸伊戸のりお今もひとりか しあわせなのか 思い起こせば いつの日も うるむ瞳の 瞳の中で 自分の居場所を 探していたね 今ならやれるさ やすらぎだって 会いに 会いに 会いに行きたい おまえがほしい  俺のわがまま 男の夢に すがるその目に 背を向けた 過ぎた月日は 戻らぬけれど おまえの心が 許せるならば ふたりでも一度 話もしたい 会いに 会いに 会いに行きたい おまえがほしい  抱いてあげたい おもいっきり 白いうなじが 愛しくて 今日も空似の 面影さがす おまえのやさしさ ぬくもりさえも 忘れていないさ 一日だって 会いに 会いに 会いに行きたい おまえがほしい
七つ星氷川きよし氷川きよし麻こよみ水森英夫伊戸のりお渡る世間の 荒波しぶき 遠く故郷(ふるさと) 後にして 夢を見るのが 男の仕事 人生海原 どこまでも 俺を呼んでる 七つ星  悔いを残さず やるだけやれと 笑って送って くれた人 夢の大漁 信じてひとり 明日へ舵取る 道しるべ 仰(あお)ぐ夜空の 七つ星  よそ見してたら 振り落される 時化(しけ)が男を 強くする 夢を追いかけ 波かき分けて 人生海原 どこまでも 燃えて輝く 七つ星
嘘の積木沢井明沢井明城岡れい田尾将実伊戸のりおあなたがいつわり 重ねるたびに 笑顔がやつれる 胸の内 指輪のサイズは わかっていると 言われて信じて 三年過ぎた 一つ積んでは 言い訳を 二つ積んでは わがままを 嘘の積木が 嘘の積木が くずれる予感に おびえる私  真綿(まわた)でくるんだ やさしい嘘に 心を絞(し)められ 動けない 女の弱みを にぎった人の 寝言のつづきに 夢など見ても 一つ積まれて 許したら 二つ積まれて 泣きを見る 嘘の積木を 嘘の積木を あなたが止(や)めたら 出直せるのに  一つ積んでは 言い訳を 二つ積んでは わがままを 嘘の積木が 嘘の積木が くずれる予感に おびえる私
うかれ恋山内惠介山内惠介桜木紫乃水森英夫伊戸のりおうらみごと きれいごと ちぎれちぎれて 躰(からだ)ごと 避けて通れぬ うかれ恋 罪も赦(ゆる)しも 棄てました  逃げるふたりの けものみち 焔(ほのお)をまとう 蝶の群れ  なにが哀しと 生きいそぐ 恋路てらして 命火よ 戻るところが ないのなら 翅(はね)を重ねて 焦がしましょう  かくれ人 はぐれ人 詫びる先ない ながれ人 躰(からだ)ひらけば はだか恋 悔いなく果てる 身軽さよ  過去も明日も 火にくべて 焔(ほのお)をまとい 蝶がとぶ  なにが哀しと 問わないで 翅(はね)もからだも とけたなら 繋いだ指を ほどかずに あおい焔(ほのお)に 焼かれましょう  逃げるふたりの けものみち 焔(ほのお)をまとう 蝶の群れ  なにが哀しと 生きいそぐ 恋路てらして 命火よ 戻るところが ないのなら 翅(はね)を重ねて 焦がしましょう
そんな恋酒場森昌子森昌子田久保真見岡千秋伊戸のりお男は 二(ふた)種類(とおり) 子犬型(こいぬ)か 野良(のら)猫型(ねこ)なのか ひと夜(よ)の 恋をするならば どちらが 素敵かしら 赤いグラス とまり木 そんな恋酒場 少しふらちな夢みる 甘い罪人 いいじゃない あやまちも 一度の 人生だもの  女は かごの鳥 いつもは 従順(おしとやか)でも ひと夜の 恋をするならば 夜空に 羽ばたくのよ 赤いルージュ ともし灯(び) そんな恋酒場 少しみだらな嘘つく 今日の恋人 いいじゃない あやまちも つまらない 人生よりは  赤いグラス とまり木 そんな恋酒場 少しふらちな夢みる 甘い罪人 いいじゃない あやまちも 一度の 人生だもの
最終フェリーで着いた町氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗伊戸のりお追えばつらいと 知りながら 噂(うわさ)追いかけ 訪ねて来たよ 雨の…雨の…雨の…雨の街角 別れたふたり… 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝまた降る 最終フェリーで着いた町  夜の酒場で 流行歌(はやりうた) 聞けばあなたの ぬくもり恋し 雨の…雨の…雨の…雨の路地裏 流しのギター… 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝせつない 最終フェリーで着いた町  白いアカシヤ 散る小径(こみち) 呼べば冷たく 汽笛も咽(むせ)ぶ 雨の…雨の…雨の…雨の波止場で 出船を待てば 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝ泣かせる 最終フェリーで着いた町
いい感じ千葉一夫・三代沙也可千葉一夫・三代沙也可松井由利夫伊藤雪彦伊戸のりお春に菫(すみれ)が ほころぶように キミが隣に 居るだけで はんなり ほんのり 心が和む あなた向日葵 やさしく強く いつもお日さま 追いかけて わたしに倖せ 運んでくれる あなたとわたし お前と俺は あゝ いい感じ  人が見返る 美人じゃないが ボクにとっては 世界一 はんなり ほんのり こぼれる色気 あなた いつもは 無口なくせに 泣かせどころを さりげなく 女を くすぐる 手口が憎い あなたとわたし お前と俺は あゝ いい感じ  積んでくずして また積みあがる 虹のかけ橋 渡る時 はんなり ほんのり 倖せがくる あなた男よ 目移りするわ してもいいけど 見るだけよ 摘まみはしないと 約束してね あなたとわたし お前と俺は あゝ いい感じ
じょんがら松川未樹松川未樹仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお岩木おろしに 舞う雪が 肩に冷たく 降りかかる 数え七つで 覚えた三味線(しゃみ)を 胸に抱きしめ ひとり行く じょんがら じょんがら そこの人 聞いてください いのち唄  撥(あたた)を素肌で 温(あたた)めて 息を両手に 吹きかける 弱音吐いたら 涙が凍る 夢が死んだら 躰(み)も凍る じょんがら じょんがら そこの人 聞いてください こころ唄  雪の重さに 耐えながら やがて芽をだす 赤い花 人の情けに 掴まりながら 春を探して 行く旅路 じょんがら じょんがら そこの人 聞いてください いのち唄
女のためいき前川清前川清吉川静夫猪俣公章伊戸のりお死んでもお前を 離しはしない そんな男の約束を 嘘と知らずに 信じてた 夜が 夜が 夜が泣いてる ああ 女のためいき  どうでもなるよに なったらいいと 思いなやんだ 時もある なににすがって 生きるのか 暗い 暗い 暗い灯影の ああ 女のためいき  男と女の 悲しいさだめ なんで涙がつきまとう ほれているから憎いのよ 未練 未練 未練一つが ああ 女のためいき
漁歌島津亜矢島津亜矢山田孝雄浜圭介伊戸のりお俺が網を 引くのはよ 可愛い女房(おまい)と 子供によ 腹一杯飯(めし)を 食わすためなんだよ 坊(ぼん)の岬に 桃花咲く頃 今年も鰹が 鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 東支那海は 男の海よ  俺が海で 死んだらよ 可愛い女房と 子供はよ どうして生きる 嵐にゃ負けるものかよ 夫婦鴬 裏山で鳴く頃 今年も鰹が 鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 沖は荒海 男の海よ  夫婦鴬 裏山で鳴く頃 今年も鰹が 鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 東支那海は 男の海よ
紅桜真咲よう子真咲よう子水木れいじ西條キロク伊戸のりお大丈夫よ あなたなら きっといいこと 待ってると 生きる元気を くれるやつ おまえひとりさ おまえだけ―― 抱けばほんのり ほほ染める 俺の花だよ おまえは紅桜  淋(さみ)しい日は 月見酒 ツキのない夜は 祭り唄 いつも人情(なさけ)で 酔わせたね おまえひとりさ おまえだけ―― どんな時でも その笑顔 俺が守るよ おまえは紅桜  これからです 人生は 言って無邪気に またはしゃぎ 明日(あす)の灯(あか)りを ともすのか おまえひとりさ おまえだけ―― 春よ倖せ つれて来い 俺の花だよ おまえは紅桜
男なら~平成節~栗田けんじ栗田けんじ鮫島琉星草笛圭三伊戸のりお男なら 男なら 福沢諭吉の教えにそむき 人の上には人垣だらけ 格差社会をぶちこわせ 男ならやってみな!  男なら 男なら メールじゃ言えない本当の気持ち デジタル社会に毒されてるが 男女関係はアナログだ 男ならやってみな!  男なら 男なら 税金上がるが稼ぎは下がる 金で買われたこの身だけれど 心売らない ど根性 男ならやってみな!  男なら 男なら 家(うち)じゃ カミさんのご機嫌とって 料理、洗濯、お風呂の掃除 家族団欒(だんらん)丸くいく 男ならやってみな!  男なら 男なら お上にゃわからぬ地方の痛み 田舎(くに)に残した大事な家族 会う日 夢みて酒を飲む 男ならやってみな!  男なら 男なら 長いものにはグルグル巻きで 強きを助ける浮世(うきよ)の不思議 大和魂取り戻せ 男ならやってみな!  人として 人として 生まれたからには長生きしよう 平成時代も甘くはないが いつか花咲く時も来る 人としてやってみな  男ならやってみな! 男ならやってみな!
雪の渡り鳥氷川きよし氷川きよし清水みのる陸奥明伊戸のりお合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し  意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている  はらい除けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(ながどす) ぬけば白刃に 血の吹雪
淡雪大月みやこ大月みやこさわだすずこ岡千秋伊戸のりお淡雪(あわゆき)が舞う デッキの上で 近づく桟橋(さんばし) 見つめてた 夜景(あかり)が揺れる 黄昏(たそがれ)みなと あなたは優しく 抱き寄せた 仕舞(しま)っておいた 恋ごころ あなたがそっと 開けたのよ 溶(と)けてゆく この心 淡雪(あわゆき)の恋よ  春まだ浅い レンガ通りに 季節を忘れた 雪が降る 信じていいの あなたの愛を 絡(から)めた指先 温もりを あなたがくれた 優しさが 私をそっと 溶かすから 消えないで この恋よ 淡雪のように  仕舞っておいた 恋ごころ あなたがそっと 開けたのよ 溶けてゆく この心 淡雪の恋よ
テネシーワルツを聴きながら佳山明生佳山明生林利紀岡千秋伊戸のりお秋の風が 枯れ葉を どこかへ 連れてゆく 日暮れの酒場で バーボンのグラスを 揺らしてる 恋の儚さ 愛のもろさが よみがえる まだ私を 迷わせる あなた テネシーワルツを 聴きながら 思い出と 踊ってる テネシーワルツを 聴きながら ただ愛おしく 口ずさむ 私  愛を失くす 淋しさ 誰にも わからない 移ろう気持ちが 永遠の愛だと 信じてた 恋のときめき 愛の温もり 思い出よ もう過去には 戻れない わたし テネシーワルツを 聴きながら 思い出を 抱きしめて テネシーワルツを 聴きながら ただ愛おしく 口ずさむ 私  テネシーワルツを 聴きながら 思い出を 抱きしめて テネシーワルツを 聴きながら ただ愛おしく 口ずさむ 私
名瀬の恋風野中さおり野中さおりせとさだし井上たけし伊戸のりお名瀬の港に 南風(はえ)吹く頃は はぐれ鴎も 戻るのに 波の彼方に 船かげ見えりゃ もしやもしやと 心が騒ぐ 名瀬の恋風 おんな風  またの逢瀬(おうせ)を 誓った夜を 何で忘りょか サネン花 あなた好みの 黒髪梳(す)けば 潮の匂いが 肌身に沁みる 名瀬の恋風 おんな風  待てば海路の 日和(ひより)もあるわ 逢える日がくる きっと来る 命燃やした あなたの肩に 掛けて泣きたい 大島つむぎ 名瀬の恋風 おんな風
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