モナリザの微笑キム・ヨンジャ | キム・ヨンジャ | さくらちさと | 水森英夫 | 前田俊明 | モナリザ モナリザ モナリザの微笑 この世は はてない 愛の花園 あなたはいつも 嘘ばっかりよ 泣き叫んで 投げつけたグラス 拾いあげて まるで 台詞のように 愛してるよと 言うあなた モナリザ モナリザ やさしげな微笑 私が愛した つめたい男(ひと)よ モナリザ モナリザ モナリザの微笑 咲いては 散りゆく 愛の花園 仮面をぬいで 心を見せて やけどしても 壊れてもいいの 燃えるように あつい あなたが欲しい 感じさせてよ その愛を モナリザ モナリザ もどかしい微笑 世界でいちばん つめたい男よ あなたもきっと 孤独なはずよ 凍りついて 閉ざされた胸を この涙で 抱いて 溶かしてあげる 信じ合いたい もういちど モナリザ モナリザ モナリザの微笑 私が愛した つめたい男よ |
あなたがいれば内藤やす子 | 内藤やす子 | さくらちさと | 前田克樹 | 佐藤和豊 | きらめきながら ふりそそぐ 生まれたての 光りの中 今 気づいたの あなたのそばで 目覚める このしあわせに 失くしたものを 数えるよりも いとしい笑顔 見たいから 歩いてゆける あなたがいれば 雨のときも 晴れの日も 歩いてゆける もう泣かないよ ふり向いたりしない 今日が始まる まぶしい 陽ざし浴びて あふれる想い 歌にして 伝えることが できるならば ただ「ありがとう」 この想いだけ あなたに 贈りたいから つまずくことも 傷つくことも こわくはないよ 今はもう 歩いてゆける あなたがいれば 長い道も いそがずに 歩いてゆける ほほえみながら どこまででも ふたり 今日が始まる まぶしい 陽ざし浴びて 歩いてゆける あなたがいれば 長い道も いそがずに 歩いてゆける ほほえみながら どこまででも ふたり 今日が始まる まぶしい 陽ざし浴びて |
私の夏は来ぬ走裕介 | 走裕介 | さくらちさと | 蔦将包 | 蔦将包 | 暮れそで暮れない 夕暮れに じらされながら 宵化粧 鏡に映る 枝折り戸も 人待ち顔に ゆれてます あなたは今夜 涼風(すずかぜ)ですか それともはげしい 夏嵐 ああ あつくなる きっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ みじかい夜なら それもいい ふたりで見たい 明けの夢 露草ぬらし 銀の雨 足音たてて 駆けて行く 夜空にささる 稲妻のように 射抜いてください この胸を ああ あつくなる もっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ ああ あつくなる きっと あつくなる 私の 私の 夏は来(き)ぬ |
時の旅人小林旭 | 小林旭 | さくらちさと | 鈴木キサブロー | 宮崎慎二 | 華やかに 色あせず 泣いたり はしゃいだり 振り向けば 長い道 いつしか 歩いて来た 時を追いこし 駆(か)け抜けた日々 時と共に 生きた時代(きせつ) 今 満開の桜の下で ふと思う しあわせ 急がずに ゆるやかに 人生はまだつづく 艶やかに 燃えつきず ひたすら 夢を追い 移りゆく ひとの世に 変わらぬ 愛を願う 仰ぐ夜空に 流れる星も 時を越えて 今宵光る 心のままに 明日(あす)へ向かおう 歌を うたいながら 急がずに ゆるやかに 人生はまだつづく あぁ あぁ… 時の旅人 |
思い出たずねびと小林旭 | 小林旭 | さくらちさと | 鈴木キサブロー | 宮崎慎二 | 愛だけで むすばれた 若い日の 純情 命さえ あげるわと うるむ瞳(め)をしてた だれか あの娘を 知らないか 白百合みたいな 細い娘さ どこで どうして いるのやら やるせなくなる 日暮れさ はりあって つっぱって いつの日か 友情 呑めばすぐ 熱くなり 喧嘩したものさ だれか アイツを 知らないか 上手に生きては ゆけぬヤツ どこで どうして いるのやら なぜか気になる 夜更けさ ひと昔 ふた昔 ほろ苦い 思い出 がむしゃらに 走っては 傷ついた時代 だれか あの日を 知らないか こころを燃やした 仲間たち どこで どうして いるのやら 思い出すのさ 今夜も どこで どうして いるのやら 思い出すのさ 今夜も |
風の守唄小林旭 | 小林旭 | さくらちさと | 浜圭介 | 矢野立美 | 鴎も飛べない 海風に 飛ばされそうな 浜の宿 船出のときを 待つ男(ひと)が居りゃ もどらぬ昨日を 待つ女(ひと)も ここは小泊(こどまり) 風待ち港 ヒュルル ヒュルル ヒュルヒュル 風の守唄(もりうた) ききながら 羽を休めてョ 眠りゃいい 三日三晩のヨー 嵐も過ぎりゃ 吹いてくるだろさ 追い風がョー 人恋しいのか 虎落笛(もがりぶえ) 夜更けて窓に 泣きつのる コップの酒に 消えては浮かぶ 忘れた昔の 面影が ここは小泊(こどまり) 風待ち港 ヒュルル ヒュルル ヒュルヒュル ほろり思い出 酌みながら しばし酔ったらョ 眠りゃいい ここは小泊(こどまり) 風待ち港 ヒュルル ヒュルル ヒュルヒュル 風の守唄(もりうた) ききながら 明日を夢見てョ 眠りゃいい |
夢の切符小林旭 | 小林旭 | さくらちさと | 浜圭介 | 矢野立美 | おまえの寝顔を 今夜は 見つめて 夜明けを待とう 朝露にひかる いちばん列車で 明日 俺は旅立つ 男はだれも 胸のポケットに 夢の切符 持っている こころ誘う 見はてぬ未来(あす)を もいちど 探しにゆこうと 荒野の夕日を 追いかけ 銀河で この口すすぎ 時には嵐に 打ちのめされても 燃えていたよ あの頃 古びてきても 失くしはしないさ 夢の切符 ここにある 熱い想い たぎるよ胸に 遅くはないのさ 今でも 男はだれも 胸のポケットに 夢の切符 持っている きっと帰る おまえのもとへ 愛するおまえの もとへと 愛するおまえの もとへと |
風流・江戸の月新川めぐみ | 新川めぐみ | さくらちさと | ジパング | 櫻庭伸幸 | 水に映った あの月を 欲しがるような 恋なのさ きっと男にゃ 聞こえない 女の胸の すきま風 おくれ おくれよ あのひとを 誰のものでも かまわない いやだ いやだよ 添えなけりゃ ゆらり 隅田のお月さま 笑っていいさ 駄々っ子と 笑っていいさ ぽんと駒下駄 蹴りあげて 明日は逢えるか 占って 行きつ戻りつ 橋の上 どうすりゃいいの 恋しいよ おいで おいでよ 逢いに来い 明(あ)けの烏(からす)が 鳴く朝にゃ いいさ 帰して あげるから ほろり 隅田のお月さま 惚れたが負けね 恋なんて 惚れたが負けね おくれ おくれよ あのひとを 誰のものでも かまわない 泣いて 泣くだけ 泣いてやる ほろり 隅田のお月さま 惚れたが負けね 恋なんて 惚れたが負けね |
からくり芝居新川めぐみ | 新川めぐみ | さくらちさと | ジパング | 櫻庭伸幸 | 恋はからくり 芝居だね 嘘と真の 七変化 わかってるのに あああ あたし あんたに魅せられて おんなは惚れたら せつないね 尽くしても 尽くしても 奈落の底に 堕ちてゆく 幕が下りれば あたし今夜も ひとり ひとり ひとりぽっちだよ 誰があやつる 糸車 引いて回して 吊りつられ からめ取りたい あああ つらい運命(さだめ)の 紅い糸 おとことおんなは 綱渡り 愛しても 愛しても どんでん返し 喜劇だね 幕が下りれば きっと今夜も ひとり ひとり ひとりぽっちだよ おんなは惚れたら せつないね 尽くしても 尽くしても 奈落の底に 堕ちてゆく 幕が下りれば あたし今夜も ひとり ひとり ひとりぽっちだよ |
粉雪のエピローグチェウニ | チェウニ | さくらちさと | キム・ジンコン | 宮崎慎二 | いいの 何も言わず ドアを閉めて いつものように あなたを この窓から 見送りたい 傘も ささず行くの あなたらしい こらえきれず こぼれた 涙なのね この雪は キラキラ舞い散る 粉雪のなかを 今 愛しい背中が 遠ざかる 振り向いちゃだめよ 追いかけてしまう あの街角 曲がるまで 駅へ 急ぐ朝に あなたいつも 振り向いたわ 何度も 笑いながら 手を振った しあわせだったの ささやかな日々が なぜ ふたりは手と手を 離したの もう逢えないのね もう逢えないのよ あの街角 曲がったら キラキラ舞い散る 粉雪のなかを 今 愛しい背中が 遠ざかる 振り向いちゃだめよ 追いかけてしまう あの街角 曲がるまで |
ミッドナイト・アワー ~Yokohama Fall in love~ デュエットバージョンチェウニ&ジョニ男+アルファ | チェウニ&ジョニ男+アルファ | さくらちさと | ジパング | 川口真 | 夜の吐息が 風になる 風の吐息が 霧になる 舷灯(ポール・ライト)が むせび泣くよに Ah− 溶けてゆく コロし文句で イチコロさ そんな女じゃ ないけれど 君はメロメロ あなたワルワル Ah− 忍び逢うのよ ゆらゆらゆらゆら ゆらめく 街灯り 手招きしてるわ やるせなく もう ギリギリよ ここまでよ 醒(さ)めた女の ふりしても ギリギリよ 限界よ 今夜あなたに Yokohama Fall in love 波止場通りの この店で 待っていたよな いないよな あなたクールに グラス空けるぜ Ah− もどかしく チャイナドレスの 踊り子を 誘う素振りが 気になるの よそ見チラチラ あたしハラハラ Ah− 罠におちるわ ジリジリジリジリ 焦(じ)らされ めくるめく 幻(まぼろし) みたいな 摩天楼 もう ギリギリよ ここまでよ 慣れた手口と わかっても ギリギリよ 限界よ 罪なひとだわ Yokohama Fall in love もう ギリギリよ ここまでよ ワルい男の ふりしても ギリギリよ 限界よ 今夜ふたりは Yokohama Fall in love |
道頓堀リバーサイドブルースすぎもとまさと | すぎもとまさと | さくらちさと | 杉本眞人 | | ため息も なみだも 呑みこんで 何も云わず 流れてる あんた この川に似てる だから あたし 魅かれたんやね ふたり死ぬほど 愛しあった朝 飛び込んで しもたら よかった 別れが 来るのなら… 道頓堀 リバーサイドブルース あんた… 好きやから 道頓堀 リバーサイドブルース きれいに 捨てられてあげる 華やかな ネオンが ゆらゆらと 水に堕ちて 泣いている あんた 呑んだくれやけど 夢は 今も 熱いままやね 思う通りに 生きてみたらええ 何処までも 流れて 行きいや あんたの 人生や… 道頓堀 リバーサイドブルース あたし… 忘れへん 道頓堀 リバーサイドブルース きれいに 捨てられてあげる 道頓堀 リバーサイドブルース あんた… 好きやから 道頓堀 リバーサイドブルース きれいに 捨てられてあげる |
ひとり冬景色キム・ヨンジャ | キム・ヨンジャ | さくらちさと | 徳久広司 | 前田俊明 | 涙さえ 千切れ飛ぶ この胸が さむい 鉛色した 窓を見上げれば わたしも一羽の はぐれ鳥 雪が降る 泣きながら ひとり 冬枯れの海 何処までゆけば 逢えるの あなた 汽車は 走る 「さよなら」の なぐり書き 手の中で にじむ 葉書一枚 たったそれだけで 終わりにするのね 憎いひと 雪が降る さみしさに 白い 吐息がつもる 別れるなんて 死ぬのと同じ いやよ あなた 雪が降る 泣きながら ひとり 冬枯れの海 何処までゆけば 逢えるの あなた 汽車は 走る |
アリベデルチ・ヨコハマチェウニ | チェウニ | さくらちさと | ジパング | 川口真 | 旅立つひとで にぎわうデッキ ピアスはずして 海に捨てたわ 今日からひとり 素顔で生きるの ふり向けば 街は万華鏡 見送る人波 かき分けて 桟橋走る あなたが見えた アリベデルチ さよなら すべてでした 愛されることだけに 尽くした日 アリベデルチ さよなら 今も好きよ ヨコハマ ヨコハマ 船が出るわ あなたを待った 港のホテル 海の女神が そっと微笑む 失うことを もう恐れないわ しあわせは 自分らしいこと 海鳥の群れが 風に散る 小さくにじむ あなたのすがた アリベデルチ さよなら 戻れないわ よろこびも哀しみも ありがとう アリベデルチ さよなら 夢のように ヨコハマ ヨコハマ 愛した街 アリベデルチ さよなら すべてでした 愛されることだけに 尽くした日 アリベデルチ さよなら 今も好きよ ヨコハマ ヨコハマ 船が出るわ |
ミッドナイト・アワー ~Yokohama Fall in love~チェウニ | チェウニ | さくらちさと | ジパング | | 夜の吐息が 風になる 風の吐息が 霧になる 舷灯(ポール・ライト)が むせび泣くよに Ah 溶けてゆく コロし文句に コロされる そんな女じゃ ないけれど あなたワルワル あたしメロメロ Ah 忍び逢うのよ ゆらゆらゆらゆら ゆらめく 街灯り 手招きしてるわ やるせなく もぅ ギリギリよ ここまでよ 醒(さ)めた女の ふりしても ギリギリよ 限界よ 今夜あなたに Yokohama Fall in love 波止場通りの この店で 待っていたよな いないよな あなたクールに グラス空けるわ Ah もどかしく チャイナドレスの 踊り子を 誘う素振りで 気をひくの よそ見しちゃダメ あたしクラクラ Ah 罠におちるわ ジリジリジリジリ 焦(じ)らされ めくるめく 幻(まぼろし)みたいな 摩天楼 もぅ ギリギリよ ここまでよ 慣れた手口と わかっても ギリギリよ 限界よ 罪なひとだわ Yokohama Fall in love もぅ ギリギリよ ここまでよ 醒(さ)めた女の ふりしても ギリギリよ 限界よ 今夜あなたに Yokohama Fall in love |
ひとりの女に小林旭 | 小林旭 | さくらちさと | 徳久広司 | 前田俊明 | ひとりの女に 心底惚れて 男は生まれ 変わるのさ 小鳥のように 胸ふるわせて 尽くしてくれた 可愛いおんな 俺は鎧を ぬぎ捨てたのさ ひとりの女に 出逢って惚れて 暮らした日々の 愛おしさ 季節の花を 部屋に飾って 慣れない料理 していた姿 俺は本当に 幸せだった ひとりの女に 心底惚れて あれから何年 経つだろうか おまえに恥じぬ 俺の生き方 遥かな空で 見ているだろうか 俺は今でも 熱いままだよ |
シリアスにロマンスをなつこ | なつこ | さくらちさと | 若草恵 | 若草恵 | 火傷しそうな 恋をした あの頃のふたり シャンパンに映してる 眩しいシルエット 愛してる 囁いて シリアスに ロマンスを 紅く染まる こころときめかせて もういちど もういちど シリアスに ロマンスを 居心地のいい 恋なんて もどかしくなるの もっとあなたをつよく 感じていたいわ 月明かり 灯したら シリアスに ロマンスを 長い夜を そっとたぐり寄せて もういちど もういちど シリアスに ロマンスを 傷ついて かまわない シリアスに ロマンスを めぐり逢えた 奇跡 信じたいの あなたとだけ あなたとだけ シリアスに ロマンスを あなたとだけ あなたとだけ シリアスに ロマンスを |
夜祭り囃子あさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 鈴木キサブロー | | 祭りは火の色 笛太鼓 ぴいひゃら神楽(かぐら)が 風に舞う あやもにしきも 織り交ぜた 闇は一夜(ひとよ)の 万華鏡 遊べや遊べ みな遊べ おかめも般若も みな遊べ てれつく天狗も ひょっとこも 祭り囃子で 福が来る エー 福が来る 神代(かみよ)の時代の むかしから つづいた祭りだ 夜祭りだ お神酒(みき)徳利(とっくり) ころがれば 月も浮かれて 踊りだす 踊れや踊れ みな踊れ 赤鬼青鬼 みな踊れ あの世もこの世も 輪におさめ 祭り囃子で 夜が明ける エー 夜が明ける 笑えや笑え みな笑え 浮き世を忘れて みな笑え まやかしあやかし 世の習い 祭り囃子で 福が来る エー 福が来る |
冬の花びらあさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 鈴木キサブロー | | 咲かない恋の 行く末を 愛(いと)しむような 冬の空 はらはら 恋しさ 降り積もる あなたと居れば 寒くはないわ どうぞ隠してよ このままふたり あぁ あぁ 雪が 雪が舞う 花には花の 咲く春が 蝶には蝶の 飛ぶ朝が ふたりの明日(あした)は いつ来るの この世に果てが あるならいっそ 越えて行きたいの 帳(とばり)の向こう あぁ あぁ 雪が 雪が舞う 角巻(かくま)きひとつ 身を寄せ合って 冬の花びらを 見上げるふたり あぁ あぁ 夢が 夢が舞う |
サンゴ草の詩あさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 杉本眞人 | | 北の最果て 能取湖(のとろこ)の 短い秋を深紅(まっか)に 染める サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 遠いあの日に 母さんが 聴かせてくれた 子守唄 そっと歌って 染まります 忘れられない 想い出を 映しています 夕映えの空 サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 今は会えない あのひとと 交わした淡い 約束を 胸に灯して 染まります 青い湖面(みなも)に 白い雲 海鳥たちが 集(つど)って遊ぶ サンゴ草(そう)は 想い草(ぐさ) 心燃やして ふるさとを 守って生きた 父さんの 夢をつないで 染まります 夢をつないで 染まります |
愛染桜あさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 鈴木キサブロー | 宮崎慎二 | 愛を染める 桜と書いて 愛染桜 兄さん あなたに習って書いた あれは幾つの 春のこと 白い白い 桜が 今年も咲いて 空に舞う 愛って どんな色してるのと 聞いたわね あの日 今も答えは わからないまま 明日 私 嫁ぎます 愛という字 何度も書いて 書いては消した 兄さん あなたは恋していたの 今は知る術(すべ) ないけれど 白い白い はなびら 天から届く 文(ふみ)ですか おまえの色で 愛せばいいと 言ってくれますか 背伸びしないで 歩いて行けと 背中押して くれますか 白い白い 桜が 今年も咲いて 空に舞う おまえの色で 愛せばいいと 言ってくれますね 桜吹雪に つつまれながら 明日 私 嫁ぎます 桜吹雪に つつまれながら 明日 私 嫁ぎます |
なぐさめ・ナイトみゆき&舞 | みゆき&舞 | さくらちさと | 四方章人 | 伊戸のりお | らしくもないじゃない さみしい顔して 私でよければ 話してみなさいよ 振られた理由(わけ)なんて 探していないで 恋など幻 今夜は呑みましょう 男と女は 無いものねだりなの 愛して 求めて また傷ついて それでも 恋をする 男のひとだって 泣いてもいいのよ 涙が未練を 流してくれるから 恋など気まぐれで 逃げても行くけど 忘れた頃には フラリとまた来るわ 男と女は 何故だかすれ違う 近くて 遠くて もどかしくって それでも 恋をする 男と女は 似たもの同士なの 涙が 乾けば また夢を見る そうして 恋をする |
再会・トワイライトあさみちゆき&網倉一也 | あさみちゆき&網倉一也 | さくらちさと | 網倉一也 | 佐藤和豊 | ガラス越しの 街が光る 雨宿りの ちいさなカフェ ドアを開けて 時が止まる 君を見た 瞬間 まるで ふたり ここで 約束して いたように ふいの 雨が 描く ドラマティック 再会 トワイライト 何も言葉は なくていい 心は あの日に 帰るから 今はこのまま 向き合って あなたを 君だけ 見つめたい 流れてきた キャロル・キング 歌ったわね 懐かしいわ 覚えたての ギターを弾く 君が 可愛かった 時は 過ぎて いつか 季節を越え 今ふたり 見つめ 合える 奇跡 ロマンティック 再会 トワイライト 何も言葉は なくていい 想い出 たどれば せつなくて 灯り始めた 街の灯を あなたと ふたりで 見ていたい 何も言葉は なくていい 心は あの日に 帰るから 雨の上がった この街を あなたと ふたりで 歩きたい |
青春の忘れもの~デュエットバージョン~あさみちゆき&網倉一也 | あさみちゆき&網倉一也 | さくらちさと | 網倉一也 | 宮崎慎二 | 坂道の 喫茶店 サイフォンの音と いつも友がいた ひたむきに 語り合い 時には傷つけ 涙流したり どこへ 忘れてきたの 熱い その想い 背中の翼に 気づかずに ただ 明日へ 急いでいた みんな 駆け抜けて 思うのね あの日々が 青春と… アパートの 狭い部屋 煙草とインクと 古本のにおい あの人の 追う夢を 一緒に見るのが 愛と信じてた どこへ 忘れてきたの 純な そのこころ 未来(あす)のあてもなく 何もなく でも 瞳は 輝いてた いつか 振り返り 気づくのね あの日々が 青春と… 若い情熱の 足跡が ただ 青い 落書きでも 胸に 色あせず 残るのね あの日々が 青春と… |
おんな無情草笛四郎 | 草笛四郎 | さくらちさと | 船村徹 | 南郷達也 | 伊豆はおぼろ夜(よ)十三夜 傘はいらないこころ雨 濡れてみたさのひと夜の縁(えん)が 忘れられないひとになる いっそ縋(すが)れりゃよいものを 縋れないほど惚れました 遊び上手をよそおう裏に かくす涙のせつなさよ 明けの明星(みょうじょう)消えたのに 残る胸の火消せもせず きついこはぜの五つ目はめて 帰るうき世にしみる雨 |
せつない唇チェウニ | チェウニ | さくらちさと | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | テキーラみたい あなたのその眼差し ためらう暇もないまま 酔わされるわ オレンジ色のグラスに 沈む夕陽 あぁ… 恋に 落ちたわ 出逢いはいつも 奇跡(きせき) 魅かれたならば 運命(うんめい) アモール キサス キサス さみしいため息つくより ロマンスを アモール キサス キサス せつない唇 あなたに ふさいでほしい なぞっていって わたしのこころの奥 見つけて 誰も知らない 泣いてる場所 ブルーの月が 波間にゆれて満ちる あぁ… もっと 咲かせて 恋するなんて 刹那(せつな) 傷つくだけと いうけど アモール キサス キサス さよなら言うのは忘れて ささやきを アモール キサス キサス せつない唇 わたしが ふさいであげる アモール キサス キサス さみしいため息つくより ロマンスを アモール キサス キサス せつない唇 あなたに ふさいでほしい |
雨の夜想曲チェウニ | チェウニ | さくらちさと | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 窓をつたう雫(しずく) 指で数えてみる 空も泣いているの 誰に焦がれて泣くの 届かぬ 恋だから なおさら くるおしく 好きよ 好きよ 哀しいほど 愚かだねと 言われたって 断ち切れない あなたはもう 誰かのひとなのに 胸のボタンとめる そんなふとした時 あなた想い出して 不意に切なくなるの 写真を 破るように 想い出 千切れたら 泣いて 泣いて 泣き濡れても 消せはしない この恋しさ 追いかけたい 捕まえたい せめても夢の中 泣いて 泣いて 泣き疲れて いつか 空の涙も涸れ わたしだけを 取り残して いつもの朝が来る |
ほほ笑み月夜平田京子 | 平田京子 | さくらちさと | 若草恵 | 若草恵 | 苦労したぶん 深くなる 夫婦という名の まるい縁 好いて好かれて 好かれて好いて ふたりしみじみ 猪口(ちょこ)傾けりゃ 月もほんのり ほほ笑み月夜 惚れているから 妬(や)きもしょう 命もかけます ゆるします 泣いて泣かれて 泣かせて泣いて 生きて行きましょ 不器用どうし 肩を寄せ合う ほほ笑み月夜 きのう北風 きょうは凪(なぎ) 明日は吹きます 追い風が 運も不運も 不幸も幸も 春夏秋冬 ふたりでひとつ 満ちてうれしい ほほ笑み月夜 |
りんどうの宿平田京子 | 平田京子 | さくらちさと | 若草恵 | 若草恵 | そえぬ運命(さだめ)を なげくより いっそ散りたい その胸で いいの 明日は いりません こぼす吐息が うす紫に 泣いて咲きます 泣いて咲きます りんどうの宿 今宵一夜(ひとよ)が 一生と 決めた女の 胸のうち そうよ 憂き世は 忘れましょう 遠くまたたく 湯の町あかり 月も濡れます 月も濡れます りんどうの宿 別れ上手を 演じれば しめる博多の 帯が泣く わたし 最後の 恋でした 着せた上着を もいちど脱がせ すがりつきたい すがりつきたい りんどうの宿 |
カノコユリの詩稼木美優 | 稼木美優 | さくらちさと | 美野春樹 | 美野春樹 | 幾千年の 昔から 青い海原 見つめてる 紅い頬した カノコユリ 一路平安 旅ゆくひとの ご無事を祈り 咲いてます 海からのぼる 太陽が 深い波間に しずむ夜 月のしとねで カノコユリ 遠く歌うは どなたの為に ふるさとしのぶ あのひとに 果てなく晴れた 夏の空 白い尾を引き 船が往く 南風にそよぐは カノコユリ きっと帰ると 笑顔で発った あのひと待って 咲いてます |
御堂筋線で…北沢麻衣 | 北沢麻衣 | さくらちさと | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | 御堂筋線で ミナミへ向かえば ひとり さみしい女が 車窓(ガラス)に映る 心斎橋で ドアがひらくと 今日も あんたをさがして ふり返る かんにんしてや かんにんしてや 死ぬほど 好きやのに かんにんしてや かんにんしてや ためらった あたし 追いかけて 行きたかった… だけど この街 捨てられへん 銀杏並木は 淀屋橋まで 染まり よりそい歩いた 想い出散らす 東京へ帰る ついておいでと 云った あんたの笑顔が 哀しかった かんにんしてや かんにんしてや 優しい ひとやのに かんにんしてや かんにんしてや あほやね あたし しあわせに なりたかった… だけど この街 捨てられへん かんにんしてや かんにんしてや 優しい ひとやのに かんにんしてや かんにんしてや あほやね あたし しあわせに なりたかった… だけど この街 捨てられへん |
道頓堀リバーサイドブルース北沢麻衣 | 北沢麻衣 | さくらちさと | 杉本眞人 | 佐藤和豊 | ため息も なみだも 呑みこんで 何も云わず 流れてる あんた この川に似てる だから あたし 魅かれたんやね ふたり死ぬほど 愛しあった朝 飛び込んで しもたら よかった 別れが 来るのなら… 道頓堀 リバーサイドブルース あんた… 好きやから 道頓堀 リバーサイドブルース きれいに 捨てられてあげる 華やかな ネオンが ゆらゆらと 水に堕ちて 泣いている あんた 呑んだくれやけど 夢は 今も 熱いままやね 思う通りに 生きてみたらええ 何処までも 流れて 行きいや あんたの 人生や… 道頓堀 リバーサイドブルース あたし… 忘れへん 道頓堀 リバーサイドブルース きれいに 捨てられてあげる 道頓堀 リバーサイドブルース あんた… 好きやから 道頓堀 リバーサイドブルース きれいに 捨てられてあげる |
愛のせせらぎ岩本公水 | 岩本公水 | さくらちさと | 田尾将実 | 蔦将包 | 涙の粒を 集めたら あなたへと流れる 川になるでしょう 水面(みなも)ゆらす やさしい風が 遠い面影 つれてくる 恋しくて 恋しくて 好きよ 逢えなくたって 夜空に星も 見えなくて どうしようもないほど さみしいときは ほんの少し 頬(ほほ)染めながら 腕に抱かれた おもいでに よりそって 眠ります あなた 逢えなくたって はなびら浮かべ 流れてる この澄んだ小川は とぎれはしない そうよ愛は 胸に生きてる たとえあなたが 離れても 忘れない 忘れない 好きよ 逢えなくたって |
淡島通り半田浩二 | 半田浩二 | さくらちさと | 網倉一也 | 佐藤和豊 | 右に曲がれば 三軒茶屋(さんちゃ)駅 左に向かえば 君の部屋 角のスーパーで おちあって 週末は 手料理で過ごしたね 淡島通り 交差点 青春の日々が クロスする これからふたり どうするのと 君は 聞いたね… 僕は何も 言えなかった 若過ぎたのか ふたり もう戻れない あの日へ ひとり歩けば 黄昏に 灯りがせつない レストラン 君に贅沢を させたくて この店で 記念日を祝ったよ 淡島通り 交差点 青春の夢が クロスする あなたとふたり 居られるなら それで いいのと… 君は突然 泣きだしたね 若過ぎたのか ふたり もう戻れない あの日へ これからふたり どうするのと 君は 聞いたね… 僕は何も 言えなかった 若過ぎたのか ふたり もう戻れない あの日へ |
氷の焔なつこ | なつこ | さくらちさと | 若草恵 | 南郷達也 | ねえ 指先は ああ 熱いのに 終わりなのね わかるのよ 嘘をかくす こころも 別ればなし すればいい 黙って聞いて あげるわ このまま あなた 抱いて 寒い胸に 抱いてよ こごえて こごえて 私が 凍りつくまで 愛は 愛は消えない 氷の焔 ねえ 唇が ああ 冷たいわ 窓にささる 三日月が 見てる じっとふたりを 泣いてなんか あげないわ 死にたいなんて 言わない 捨てればいいわ あなた もっと私を 傷つけ 壊して 壊して 心が 欠片(かけら)になるまで 愛は 愛は消せない 氷の焔 このまま あなた 抱いて 寒い胸に 抱いてよ 憎んで 憎んで 憎んで すがりつきそう 愛は 愛は消えない 氷の焔 |
故郷がいちばんえひめ憲一 | えひめ憲一 | さくらちさと | 船村徹 | 南郷達也 | 何(なん)にもないと 出て行った まだまだ俺は 若かった 山がある 海がある ほんとうの 空がある あぁ故郷 故郷がいちばん 都会の隅で 抱いて寝た やさしい便り ぬくもりを 母がいた 父がいた ほんとうの 友がいた あぁ故郷 故郷よありがとう 地に足つけて もういちど 人生ここで 見つけるぞ 朝が来る 春が来る ほんとうの 明日(あす)が来る あぁ故郷 故郷がいちばん |
おいでんか松山へえひめ憲一 | えひめ憲一 | さくらちさと | 三宅広一 | ゆいあきら | ひとに見せない 涙の跡を 洗いながすにゃ ここがいい おいでんか おいでんか ふるさと 松山へ 昔ながらの 湯釜につかり 一節(ひとふし)聞かそう 伊予節を 路面電車に 揺られて行けば 澄んだ青空 天守閣 おいでんか おいでんか ふるさと 松山へ 道をゆずった お遍路さんの 鈴の音(ね)追うよな 刻太鼓(ときだいこ) 百の薬や 慰めよりも 胸に効くだろ 瀬戸の風 おいでんか おいでんか ふるさと 松山へ 親父おふくろ 作った蜜柑 土産持ってけ 食べて行け |
こまくさ帰行岩本公水 | 岩本公水 | さくらちさと | 田尾将実 | 蔦将包 | あなた宛ての手紙 駅で書いています さようならのあとは 何を書けばいい 好きでした ただ一途に 好きでした ありがとう あなた すべてだったひと 泣いてはだめ 迷っちゃだめ もう二度と ふり向かない ふるさと行き 八時の「こまくさ」で なつかしい あの町へ 帰ります きっと咲いています 秋田駒の峰に 紅も淡い花が 雪にたえて 今 私には 生きる場所が あるのだと ひとりであなた 待って知りました 泣いてはだめ 迷っちゃだめ この駅で 乗り換えたら ふるさと行き 八時の「こまくさ」で 新しい 明日へと 向かいます 泣いてはだめ 迷っちゃだめ もう二度と ふり向かない ふるさと行き 八時の「こまくさ」で 新しい 明日へと 向かいます |
姫鏡台岩本公水 | 岩本公水 | さくらちさと | 田尾将実 | 矢野立美 | しあわせでしたか お母さん さび朱色した 姫鏡台 化粧もしない 明け暮れにも ほつれ髪見せずに 笑ってた 面影が やさしく揺れてる 元気だしてと 云うように 雪国生まれと 思うほど 雪になじんだ ひとでした 故郷(ふるさと)とおく 嫁いできた 若い日のあなたが 愛おしい 父さんに 言えない苦労も 私 今ならわかるのに 時にはため息 かけながら 母の磨いた 姫鏡台 ささやかでいい 日々の暮らし 大切に生きます お母さん ありがとう 言わせてください 今も あなたの娘です |
追いかけて知里 | 知里 | さくらちさと | 三島大輔 | 照屋宗夫 | だって 理由(わけ)も言わず 消えるなんて どうかしてるわ いやよ 離さないで ひとりぼっちは いやよ 黄昏(たそがれ)の色に 染まる空港 今 あなたを 追いかけて ひとり飛び立つ ゆらゆら 灯(あか)りがにじむ 恋しい その胸に たどり着きたい たどり着きたいの いつも わがまま言って 困らせたわ 帰らないでと やっと 気がついたの 幸せだったことに 星屑のような 街の灯り ねえ おねがい 受けとめて こころ揺れてる ゆらゆら 面影浮かぶ 愛した ぬくもりが 今も消えない 今も消えないの 黄昏の色に 染まる空港 今 あなたを 追いかけて ひとり飛び立つ ゆらゆら 灯りがにじむ 恋しい その胸に たどり着きたい たどり着きたいの |
ひとりじゃないから知里 | 知里 | さくらちさと | 三島大輔 | 照屋宗夫 | ひとりじゃない ひとりじゃない 歩いて行(ゆ)こう この空の 青さにも うつむいていたら 気づかない 歩き出せば 聞こえてくる みんなの呼ぶ声 春の花咲く丘 真夏の浜辺 秋の夕日の道 真冬の街で 手と手つなぎ見つけたの ほんとうの笑顔 かなしくても つらくても 歩いて行ける ひとりじゃない ひとりじゃない 歩いて行こう 眠れない 夜更けには 想い出を胸に 灯(とも)すのよ たくさんの 昨日があり 今日も輝く 朝の陽ざしの中 風吹く夕べ 虹を見つけた日も 嵐の夜も 笑いながら泣きながら 話したね夢を つまずいても ころんでも 歩いて行ける ひとりじゃない ひとりじゃない 歩いて行こう ひとりじゃない ひとりじゃない 歩いて行こう ひとりじゃない ひとりじゃない 歩いて行こう |
夕刊あさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 網倉一也 | | 十四の春に 教室で 机を並べた あのひとは はにかみながら 夢話す 瞳の澄んだ 少年(ひと)でした 花火の夜に うちあけた わた飴みたいな 恋心 あれから 時は過ぎて 想い出の ひとだけど 今 はじめて 知りました あのひとが ずっと ひとりで いたことを… 十八の春 校庭で 元気でいてねと 手を振った 散り行く桜に 行く背中 見送ったのが 最後です 時おり手紙 交わしても 真実(ほんと)の気持ちは 言えなくて あれから 時は過ぎて 想い出も 閉じ込めた 今 はじめて 知りました あのひとは もう どこにも いないのね… ふと 手に取った 夕刊に あのひとの 訃報が 載っていた… |
ふるさと自慢天草二郎 | 天草二郎 | さくらちさと | 蔦将包 | 蔦将包 | 酔うと故郷の 自慢ねと いつも笑って 聞くおまえ 見せてやりたい 天草灘の 真っ赤に燃える あの夕陽 ついて来ないか この俺に ついて来ないか 天草に なんの取り得も ない俺だけど ふるさとだけは 日本一 桜過ぎたら 牛深(うしぶか)の ハイヤ祭りに 沸く港 見ればわかるさ 人情あつい 血潮が今も 流れてる 夢を見ないか この俺と 夢を見ないか 天草で 花を咲かそう おまえとふたり ふるさとの空 その下で ついて来ないか この俺に ついて来ないか 天草に きっと 帰りを 待っててくれる ふるさとだけは 日本一 |
涙の数岩本公水 | 岩本公水 | さくらちさと | 田尾将実 | 蔦将包 | 鳥のように 羽があれば 大空飛べるけど 背伸びしても 上手には 生きては行(ゆ)けないわ どれほど泣いたら 明日が見えますか かなしい想い出が また目隠しするの 涙の数だけ しあわせきっと来る そう 信じれば ひとすじ光が射す 恋を失くし 愛に惑い はじめて知りました 誰もみんな ひとりでは 生きては行けないと どれほど泣いたら 笑顔になれますか 愛するぬくもりに まためぐり逢いたい 涙の数だけ 優しくなれるから そう ひたむきに もいちど歩き出せる どれほど泣いたら 明日が見えますか かなしい想い出が また目隠しするの 涙の数だけ しあわせきっと来る そう 信じれば ひとすじ光が射す |
ふるさとの木の下で…あさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 鈴木キサブロー | 矢野立美 | 風に 吹かれ 花びらは どこへ 飛んで 行くのでしょう 白い 綿毛の 舞う丘か 雪解けの 小川のほとり… 時が流れ 気がつけば 哀しみ 隣に 歩いてる 果てない夢を 追いかけた あの日に 戻れたら… ふるさとの木の下で もういちど うたいましょう ふるさとの木の下で あの頃にかえって 今は ひとり 夢の途中 けして つらくないけど ふりかえれば あたたかい いつか あの木の下へ… あかね雲を 見上げれば おさげ髪の 少女がいる 若き昔日(きのう)の 父や母の 遠く 呼ぶ声が 聴こえ来る… 花は咲いて 風に散り 別れと 出会いを くりかえす ほほ笑みながら 泣きながら それでも ひたむきに… ふるさとの木の下で おもいでを 話しましょう ふるさとの木の下は 青春のひとコマ 今は きっと 夢の途中 明日も 歩きつづける ふりかえれば なつかしい いつか あの木の下へ… ふるさとの木の下で もういちど うたいましょう ふるさとの木の下で あの頃に かえって Lai Lai Lai La La Lai Lai Lai … Lai Lai Lai La La Lai Lai Lai … |
硝子の季節やや | やや | さくらちさと | 若草恵 | 若草恵 | 帰り支度 すませた部屋 ため息だけが 降り積もる 別れことば 言いだせない あなた やさしすぎるの 捨ててごらん わたしなど いっそ いっそ 傷つけて すがりつきそうな 恋心 壊して欲しい 粉々に きれいな別れは いらないわ あなたを 憎みたい… 好きよ 好きよ 好きよ 愛は 硝子細工 吐息だけで 語りあえた ふたりの季節(とき)は 消えたのね しがみつけば ひび割れると 知りもせずに 愛したの 行かないでと 止めないわ 泣いてなんか あげないわ 置いて行けばいい 想い出は あなたの重荷に なるだけよ これで終わりなら 背をむけて 夢なら 抱きしめて… 好きよ 好きよ 好きよ 愛は 硝子細工 すがりつきそうな 恋心 壊して欲しい 粉々に きれいな別れは いらないわ あなたを 憎みたい… 好きよ 好きよ 好きよ 愛は 硝子細工 |
横濱・ハイカラ酒場半田浩二 | 半田浩二 | さくらちさと | 四方章人 | 竜崎孝路 | みなとヨコハマ ハイカラ酒場 霧笛 ブルース ハイボール 雨の山下埠頭から 異国へ逃げた 人もいりゃ 上海帰りの 若い娘に 一目惚れした やつもいる ああ 人も時代も 往き過ぎたけど この店だけは 変わらない ここはヨコハマ ハイカラ酒場 だれも 陽気に 飲む酒場 みなとヨコハマ ハイカラ酒場 霧笛 ブルース ハイボール チャイナタウンや 馬車道で 昔 鳴らした マドロスも ジュークボックス 聴きながら 別れうたなど 口ずさむ ああ 恋も涙も 見続けてきた この店だけの 裏話 そうさヨコハマ ハイカラ酒場 だれか 忘れた 赤い靴 みなとヨコハマ ハイカラ酒場 霧笛 ブルース ハイボール |
お茶の水暮色あさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 網倉一也 | | 聖橋に 灯がともり ニコライの 鐘が鳴る 秋の夕暮れ ためいき 心だけが 走り出す 遠い約束 色褪せぬままに 二年が過ぎた この街で 暮らした日々を あのひとは 忘れたかしら ただ 気に なるの…… 引越しの トラックが 坂道を 降りて行く 冬の木枯らし 吹いた日 離れてから なお募る 胸の想いに 悔いた夜もある 祈った朝も この街の 想い出なんて もうすべて 捨てたのかしら ただ 気に なるの… 駅へ向かう 学生が 通り過ぎてく 橋の上ひとり 佇むわたし 逢いたくて ただ逢いたくて あのひとの 面影探す いま どこ ですか… |
青春の忘れものあさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 網倉一也 | 宮崎慎二 | 坂道の 喫茶店 サイフォンの音と いつも友がいた ひたむきに 語り合い 時には傷つけ 涙流したり どこへ 忘れてきたの 熱い その想い 背中の翼に 気づかずに ただ 明日へ 急いでいた みんな 駆け抜けて 思うのね あの日々が 青春と… アパートの 狭い部屋 煙草とインクと 古本のにおい あの人の 追う夢を 一緒に見るのが 愛と信じてた どこへ 忘れてきたの 純な そのこころ 未来(あす)のあてもなく 何もなく でも 瞳は 輝いてた いつか 振り返り 気づくのね あの日々が 青春と… 若い情熱の 足跡が ただ 青い 落書きでも 胸に 色あせず 残るのね あの日々が 青春と… |
萬年橋から清洲橋あさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 網倉一也 | 宮崎慎二 | 浴衣の柄の 赤とんぼ どこへ どこへ 飛んでった… 萬年橋から 清洲橋 夏の夕陽が 染めて行く 母の背中を 追いかけた 理由も知らない 幼い日 母さんあなたは お元気ですか 愛を貫き 生きていますか そのひとと 決して詫びたり しないでほしい 今のわたしは あなたの想い わかります 萬年橋から 清洲橋 路地の奥まで 川風が 風鈴鳴らして 吹きぬける 今も 昔と 同じです 母さんあなたは しあわせですか 風の噂も聞こえて来ない 今はもう 女としての そんな生き方 今のわたしの 胸にせつなく 沁みてくる 浴衣の柄の 赤とんぼ どこへ どこへ 飛んでった… |
これからですね瀬川瑛子 | 瀬川瑛子 | さくらちさと | 中村典正 | 南郷達也 | ほんとに お疲れさまでした がんばりましたね 長い間 あなたが生まれた 海辺の町へ ふたり帰って暮らします これからですね これからですよ 私たち 新しい人生は 息子もすっかり落ち着いて 遠くはないでしょ 孫の知らせ 毎朝送った あなたの背中 辛そな朝もありました これからですね これからですよ 私たち 本当の人生は おまえに苦労をかけたねと しみじみ優しい そんな言葉 いい顔してます 今のあなたは 岬の風も春でしょう これからですね これからですよ 私たち とびきりの人生は |
年々歳々瀬川瑛子 | 瀬川瑛子 | さくらちさと | 中村典正 | 南郷達也 | あんなに大酒 呑んでたひとが このごろちょっと 弱くなってさ 酔えばわたしの 膝枕 しみじみ寝顔 愛おしい 年々歳々 いろいろあったけど あんたと一緒で ほんとによかったわ 一度や二度では なかったでしょう 浮気心が さわぎ出したこと いいわいいのよ 目をつぶる 帰ってくれた いつの日も 年々歳々 幸せありがとう あんたを信じて ほんとによかったわ 春には夜桜 秋ならもみじ しんしん冬は 雪見酒 そんなふたりが 見えますね まだまだ私 惚れますよ 年々歳々 泣いても笑っても あんたと一緒で ほんとによかったわ |
どこまでも青空新妻聖子 | 新妻聖子 | さくらちさと | 大島ミチル | 佐藤泰将 | はじめの一歩 踏み出すときの きらめく想いを わすれない 夢を追いかける 足音が いつも 私のメロディー まっすぐに行こう 心が決めた道を どこまでも青空 ちいさな一歩 積み重ねたら はるかな未来へ 届くから うつむいて涙 こぼしても 今が かがやく瞬間 急がずに行こう 陽射しを浴びながら どこまでも青空 はじめの一歩 踏み出せたのは みんなの笑顔が あったから それぞれの夢が こだまして いつも 生まれるハーモニー 声あわせ行こう 明日へつづく空は どこまでも青空 |
夢の翼新妻聖子 | 新妻聖子 | さくらちさと | 大島ミチル | 佐藤泰将 | あなたの その背中に 見えない翼がある 気づいて 明日を見つめて 勇気を出すとき 空に風に おおきく広がる 夢の翼 はるかな 風をうけて まぶしい季節の中 はばたく 空に描いて あなたのときめき きっと明日は きらきら輝く 虹に変わる いつでも 忘れないで きらめくあなたらしい まなざし 今日のこの空 未来へつづくの 夢を人を 愛して笑顔で 越えてゆこう |
夕焼けブランコあさみちゆき | あさみちゆき | さくらちさと | 網倉一也 | | さみしくなると ふと来てしまう 町のはずれの 公園のブランコ 幼いころ 天まで届けと 押してくれたね おじいちゃん 風になれたよ 鳥になれたよ おおきなその手が あたたかかった このごろ私 泣いてばかり 夢は 宙ぶらりんのまま 夕陽をあびて ひとり漕げば カラカラと カラカラと せつない音がする でも 明日はきっと 晴れるよね 川風吹いて イチョウを散らす ひとりぼっちの 影ぼうしゆれてる 叱ってくれる 人もいなくて このごろずっと うつむいてた 笑顔でいれば いいことあると いつも言っていた 髭づらのやさしい目 好きなひとなら いるにはいるけど なぜか すれ違いのまま 夕焼けの中 つよく漕げば カラカラと カラカラと はげます音がする そう 明日はきっと 晴れるよね そう 明日はきっと 晴れるよね |