池多孝春編曲の歌詞一覧リスト  583曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
さすらい鴎神園さやか神園さやか松井由利夫市川昭介池多孝春鴎 啼く夜は 枕も濡れるヨ… ヤンサノエー  雪はひと冬 情けはひと夜 まして儚い 夢まくら 江差 荒浜 さすらい鴎 舟の向こうに 故郷が ヤンサノエー ヤンサノエー 見えて かくれて 日が昏れる ハイ!  地酒一合 こころの寒さ 指でぬくめて 廻し飲み 風にちぎれた 追分節に 泣かぬつもりが 袖を噛む ヤンサノエー ヤンサノエー 紅を 散らせた くずれ帯 ハイ!  遠く沖行く 船足よりも 重い江差の 雪の空 流れ水藻と さすらい鴎 せめて涙を 花結び ヤンサノエー ヤンサノエー 月に一節 流し歌 ハイ!
京都…そして嵯峨野近藤はるみ近藤はるみ篠瑠美子西條キロク池多孝春紅葉の裏で くちづけ交わす ふたりの肩に 濡れ落葉 誰に見られても もういいの 嵯峨野 嵐山 渡月橋 一緒に並んで 歩きたい  死ぬほど好きで 愛していても 生きては行けぬ 恋むくろ どこに埋めましょ 流しましょう 雨の 保津川 桂川 今夜は泣かせて この胸で  あいあい傘に 寄り添いながら 明日を思えば すくむ下駄 二度としたくない 恋なんて 嵯峨野 はらはら 竹の道 かなしい運命が 未練です
新店祝い唄古都清乃古都清乃星野哲郎吉田正池多孝春紺ののれんに 白抜きで 「きよの」と染めた 酒場町 あんたと四十路(よそじ)の 旅立ちを 祝う樽酒 ぽこんと抜いて ふたりぼっちの 新店祝い唄  苦労 九の坂 越えたのも あんたの味の おかげです 包丁さばきは 得意でも 人をさばけぬ 不細工者の 舵をとるのは  女房のつとめです  今は名もない 小店でも ふたりでまこと 寄せあえば 千客万来 春もくる たのみましたよ たのまれました 誓う笑顔の 春待月夜唄
地吹雪情話永井みゆき永井みゆき木下龍太郎岡千秋池多孝春初めて履いた カンジキに 足を取られて 道に這(は)う なんでこんなに 荒れるやら 津軽 地吹雪 雪嵐(あらし) 惚れたあなたの 後を追う 女のこころを 通せんぼ  行くなと叱る 母の手を 払い除けたも 恋のため 親の代わりに 頬を打つ 津軽 地吹雪 雪飛礫(つぶて) 負けちゃいけない 泣いたなら なみだの氷柱(つらら)が 胸を刺す  凍(しば)れる指で 角巻(かくまき)の 雪を払って また急ぐ 愛の強さを 試すやら 津軽 地吹雪 雪簾(すだれ) 夢を捨てずに いる限り いつかはあなたに 追いつける
酒場のしんちゃん吉幾三吉幾三吉幾三吉幾三池多孝春5人も座れば いっぱいで つまみもそれほど あるじゃなし みんなそれぞれ 顔なじみ 仕事帰りに 寄る店さ ときどき喧嘩も するけれど わずかな夢など 背負ってて どっかに昨日を 捨ててきた そんな酒場が あるんだよ しんちゃん…しんちゃん…ありがとう…なぁしんちゃん しんちゃん…しんちゃん…また来るよ…なぁしんちゃん  6人座れば めいっぱい 日本酒ビールと 焼酎だけ みんなそれぞれ 注ぎながら どっかへ不満の コップ酒 昔もありゃ 明日(あす)もある どこかに故郷(ふるさと) もっていて どっかに 家族を 背負ってて そんな酒場が 今もある しんちゃん…しんちゃん…ありがとう…なぁしんちゃん しんちゃん…しんちゃん…また来るよ…なぁしんちゃん  7人(ななにん)入れば 二人外(そと) しんちゃん 愛嬌あるじゃなし ビールケースに 腰をかけ 店と外とで 乾杯さ タバコを吸う奴 吸わぬ奴 どこかに自負(ほこり)を かくしてて どっかに自慢を しまってて そんな酒場が あるんだよ しんちゃん…しんちゃん…ありがとう…なぁしんちゃん しんちゃん…しんちゃん…また来るよ…なぁしんちゃん  しんちゃん…しんちゃん…ありがとう…なぁしんちゃん しんちゃん…しんちゃん…また来るよ…なぁしんちゃん
坂道吉幾三吉幾三麻こよみ吉幾三池多孝春かんかん照りの 坂の道 今でも時々 夢に見る 母のリヤカー 押しながら 流した汗の しょっぱさよ… 働いて働いて 働いた小さな背中 頑張って頑張って 頑張った母の人生 あれから何年過ぎたろか…過ぎたろか  今日で追い越す 親の年令(とし) 流れる歳月(つきひ)の 短かさよ 酒に浮かべる 思い出を たどればしみる ほろ苦さ… 夕焼けの夕焼けの 夕焼けの畦道(あぜみち)母と 手をつなぎ手をつなぎ 手をつなぎ帰ったあの日 あれから何年過ぎたろか…過ぎたろか  『母さん、私も頑張ってます。 頑張ってますよ、母さん…』  働いて働いて 働いた小さな背中 頑張って頑張って 頑張った母の人生 あれから何年過ぎたろか…過ぎたろか
一本勝負中村美律子中村美律子やしろよう岡千秋池多孝春天に拳を 振り上げて 悔し涙を 投げ捨てる 締める黒帯 男の魂(こころ) 意地も捨て身の 青畳 夢をつかんで 夢をつかんで 起(た)ち上がれ  雪の会津を あとにして 仰ぐ都の 流れ雲 道は一本 講道館の いつか輝く 星になる 負けて泣くより 負けて泣くより 勝って泣け  有像無像(うぞうむぞう)を 投げ飛ばす これが天下の 山嵐 技を掛けるな 命を賭けろ たとえどんなに 辛くとも 敵は明日の 敵は明日の 我にあり
とまり木の花大月みやこ大月みやこたかたかし小林亜星池多孝春あなただけよと 躰をよせて 咲いてみたけど 散らされた 雨よ降れ降れ おんなの涙 にくみきれない あの人だから 酒におぼれる とまり木の花  浮いて流れて 夜の川 しょせん私は 浮草よ 雨よ降れ降れ おんなの涙 恋のみれんを流しておくれ 酔って泣いてる とまり木の花  夜の化粧で酒をつぐ そんな生活が似合ってる 雨よ降れ降れ おんなの涙 夢をください 消えない夢を 泣いて紅ひく とまり木の花
浪花の灯り大月みやこ大月みやこ秋田泰治聖川湧池多孝春逢えば別れの 浮世なら 風に散れ散れ なみだ花 まわり舞台か 道頓堀の 川の流れを 指させば ゆれてゆれてゆれて身を炎く 浪花の灯り  行くも戻るも ひとつ道 女ごころの みれん唄 恋の名残の 相合橋に どこか空似の 人の影 呼べば呼べば呼べばほろほろ 思い出ごころ  一度かぎりの 命なら きっとしあわせ つかみたい 見てて下さい 水かけ不動 生きる女の 夢ひとつ 消しは消しは消しはしません 浪花の灯り
こぼれ酒大月みやこ大月みやこ八島義郎徳久広司池多孝春空ろな酒に 染み残る あなたの面影 盃 置けば 酔いさめて酔いさめて肌の寒さよ 夫婦暮らしの 真似事も 思い出されて ああ やるせなや  あなたと別れて 幾年か 思いを秘めた 文ありて 過ぎし日の過ぎし日の 種々偲ぶ 喜び満ちて 抱きあいし 水無月の頃 ああ なつかしや  こぼれた酒が 七色に きらめく中に また浮かぶ かの日のかの日の あなたの姿 微笑み立てる 切なさよ 残りし酒の ああ 味気なや
おしず大月みやこ大月みやこ池田充男鈴木淳池多孝春あと二日 もうひと夜 はじめて逢った あのやどで 指の先まで あまえたい きつく結んだ 塩瀬帯 細い体が 痛みます 折れそうに 雪国 おしずを 忘れないでほしい  燃えたって 雪なさけ 死ぬほど好きに なるなんて ばかね私が 悪いのね 離ればなれの 長い冬 つらくなります 明日から また一人 待ってる おしずを 忘れないでほしい  むらさきの 蛇の目傘 あなたのほうへ 傾けて 歩く雪道 ころびそう 泣いてとめても 帰るひと 上り列車の 憎らしさ あの汽笛 あなたの おしずを 忘れないでほしい
北陸本線香山みどり香山みどりたきのえいじ松原正明池多孝春海がうなれば カモメが吠える 波は岩場を かきむしる 身を切るような 凍てつく風が 髪を乱して 巻きあげる あなたどこにも 行かないで 私を置いて 行かないで 北陸本線 胸が啼く  花の盛りを 追い立てるよに 雨が背中に 降りかかる 骨が鳴る程 抱かれた夜も 今じゃ泡沫(うたかた) 夢の夢 せめて一日 遅らせて 心の区切り できるまで 北陸本線 口紅(べに)が啼く  恋のなきがら 捨て切れなくて 後生大事に 抱いている 女ひとりを なぜなぜ泣かす にじむ漁火 日本海 惚れた分だけ やせていく 心も胸も くちびるも 北陸本線 海が啼く
母ざくら松前ひろ子松前ひろ子池田充男山口ひろし池多孝春母が居たから 私がいるの いつも面影 胸のなか あれは笑顔の 母ざくら 春がくるたび いろ鮮やかに 匂うがごとく 咲くのです  おしゃれしなさい 綺麗になさい 女らしさを みせなさい それがくちぐせ 母ざくら 年も苦労も 重ねたけれど やさしく強い ひとでした  しあわせでしたか 私を生んで 花にひと言 聞いてみる いのち限りの 母ざくら 遠いふるさと 夜空を見あげ ごめんね ごめんね お母さん
人生坂歌川二三子歌川二三子歌川二三子三浦丈明池多孝春足で踏まれて 育つ麦 いつか芽が出る 花も咲く 二人で荷物 背負いながら 辛抱してくれ 夫婦道 夢に…夢に 夢に向かって 歩きたい のぼり下りの 人生坂  苦労苦の字を 越えてゆく 人は一人じゃ 生きられぬ お前と俺の 助け合い 海原山坂 乗り越えて 夢に…夢に 夢に向かって 歩きたい のぼり下りの 人生坂  七つ転んで 八つで起き 三歩進めば 二歩下がれ 泣きたい時は 泣けばいい 涙があるから 笑いもあるさ 夢に…夢に 夢に向かって 歩きたい のぼり下りの 人生坂
長良川鵜情秋山涼子秋山涼子木下龍太郎松井義久池多孝春燃やすつもりか 水までも 女ごころの 未練火は 篝火(かがり)ともして 夜に漕ぎ出す 鵜飼い舟 今宵かぎりの 川宿は 障子開ければ 長良川  なんで手放す 鵜の鳥は 鮎と言う名の しあわせを まるで私の 運命見るよで 辛くなる 従(つ)いて行きたい 叶うなら せめて貴方の その後を  付けておきたい この肌に 二度と消えない 恋形見(こいがたみ) 窓の下には 灯火(あかり)落とした 鵜飼い舟 更けて添い寝の 耳元に 泣いて聴こえる 長良川
お登勢島津悦子島津悦子松井由利夫保田幸司郎池多孝春点(とも)してください 命の限り 男を貫く 夢の火を たとえ この身は 露(つゆ)となり 三条河原に さらされようと お登勢は お登勢は… あなたに 賭けます つくします  拓(ひら)いてください 夜明けの扉 嵐にくじけず ひとすじに 花の袂(たもと)を 噛みしめる 涙と情けの 紅殻格子(べにがらごうし) お登勢は お登勢は… あなたが 心の 道しるべ  酔わせてください 大志(のぞみ)を遂げて 生きてる証(あか)しの 美酒(うまざけ)に 月の加茂川 水鏡 たばねる黒髪 女の一念(おもい) お登勢は お登勢は… あなたに 明日(あした)を あずけます
紅い月石原詢子石原詢子仁井谷俊也五木ひろし池多孝春ひとり恋化粧 ときめくこころで夜の道 人の眼を避けながら 逢いに来た あなた好みに 結(ゆ)いあげた 髪をやさしく 解(ほど)かれて この生命… 燃えてゆく… あヽ紅い月  生きて結ばれぬ あなたを一瞬(ひととき)憎めたら あきらめることさえも 出来るのに 闇に衣(きぬ)ずれ 虫の声 息を殺して 腕の中 昨日には… 戻れない… あヽ紅い月  愛は花嵐(はなあらし) 一日逢わないそれだけで 百年も千年も 恋しいの 夢か現(うつ)つか 幻か おんな写し絵 走馬灯 束の間に… 躰(み)を焦がす… あヽ紅い月
矢切の渡し中条きよし中条きよし石本美由起船村徹池多孝春「つれて逃げてよ……」 「ついておいでよ……」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね……」 「捨てはしないよ……」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ……」 「知らぬ土地だよ……」 揺れながら艪(ろ)が咽(むせ)ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
抱擁中条きよし中条きよし荒川利夫山岡俊弘池多孝春頬をよせあった あなたのにおいが 私の一番好きな においよ 目をとじて いつまでも 踊っていたい 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ  もしもあなたから 別れの言葉を 言われたとしたら 生きてゆけない あなたしか 愛せない 女にいつか なってしまったの 泣きたくなるほど あなたが好きよ  夜よお願いよ さようなら言わせる 朝など呼ばずに じっとしていて 目をとじて 幸せを いついつまでも 恋に酔う心 泣きたくなるほど あなたが好きよ
恋吹雪中条きよし中条きよし吉岡治市川昭介池多孝春あなたが浴びる湯の音が せせらぎみたいに 聴こえます ゆきずりのゆきずりの あゝ夢一夜 墜ちてみたって かまわない 燃えて散れ散れ 恋吹雪  陽(ひ)なたのような その胸に 一生棲むのは 無理なのね つかのまのつかのまの あゝ夢一夜 声を殺して 指をかむ おんな心の 恋吹雪  寝息をたてる 横顔に ネオンがこぼれる 仮の宿 抱きしめて抱きしめて あゝ夢一夜 朝になるまで 酔わせてよ おとぎばなしの 恋吹雪
女のいのち香田晋香田晋水木れいじ市川昭介池多孝春俺のこころに 咲く花は おまえひとりと 抱きよせる あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 殺し文句と 知りながら この恋だけが 女のいのち  脱いだ背広の 移り香が 夜の幸せ 水をさす あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 惚れた私が バカなのね この夢だけが 女のいのち  泣いて涙も かれたのに 寝顔みつめて また迷う あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 通り雨でも 好きなのよ この恋だけが 女のいのち 
涙の川小桜舞子小桜舞子たかたかし岡千秋池多孝春愛していると 言われたら 女はうれしい それだけで 寄せては返す さざ波の 涙の川に 小舟を浮かべ まよわずに はなれずに ああ夢を漕ぐ  この世にあなた あなただけ 他にはなんにも いらないわ 雨風じっと 堪えしのぎ 来る日の春を こころに描き ささえあい はげまして ああ夢を漕ぐ  どこかにきっと この舟を 繋げるふたりの 橋がある あなたの愛に つかまって 涙の川に 小舟を浮かべ しあわせの しあわせの ああ夢を漕ぐ
ソーランおんな節小桜舞子小桜舞子たかたかし岡千秋池多孝春浮世波風 きびしさに 泣いてにげたらアー あんたのまけよ  やる木 負けん木 たえる木が やる木 負けん木 たえる木が 明日の夢まで 花咲かす ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン よさこい ソーラン 北の女は 心意気  なめちゃいけない 女だと 熱い心はアー はんぱじゃないよ 好きというなら 純情を 好きというなら 純情を リボンで飾って くれてやる ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン よさこい ソーラン 北の女は 深情け  ままにならない 世間なら ここは一発アー 直球勝負 愛と 勇気で がんばれば 愛と 勇気で がんばれば 越えてゆけるさ この坂を ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン よさこい ソーラン
お吉花無情笹みどり笹みどり水木れいじ市川昭介池多孝春なにを今さら 泣くのはおよし 返る身じゃなし 恋じゃなし 誰に踏まれて 散ろうとままよ お吉哀しや お吉哀しや おしろい椿  駕籠に揺られて ふりむけば 下田みなとは 雨ん中 一目逢いたい 別れがしたい 幼馴染の 鶴松さんに なさけ通わす エェ…船もない  死んであの日に 戻れるならば なんの惜しかろ この命 まわり舞台か 憂き世とやらは 千鳥懐かし 千鳥懐かし らしゃめん月夜  (セリフ)想いだすねェ… 浜田屋の 離れ座敷の あの夜を… 私(あたし)にだって 花も恥じらう16の そんな昔もあったのに あれも夢 これも夢 みんな夢なんだ…  いらぬお世話と 火の酒あびて 唄うなみだの 明烏(あけがらす) 今は昔よ おんなの春も あわれお吉の あわれお吉の 黒髪ざんげ
宇治川の里西村亜希子西村亜希子たかたかし聖川湧池多孝春夕(ゆうべ)にひらいて 朝しぼむ はかない運命に 咲く花よ あゝ夕顔は あゝ一夜花 あなたに命 かさねても 残る涙の 宇治川の里  ふたりで暮らせる 夢なんて 抱かれたときから 捨ててます あゝこの髪に あゝ唇に あなたが触れる 指先に 霧がふるふる 宇治川の里  愛しているから この人と 流れてゆくしか ないのです あゝ夕顔は あゝ一夜花 それでも嬉しい 抱かれれば 燃えて蛍の 宇治川の里
おしどり人生鏡五郎鏡五郎水木れいじ久保進一池多孝春こんなド阿呆に 惚れたも阿呆よ 抱けばうなずく 恋女房 おしどり人生 二十年 泣いて笑うて 憂き世坂 命ふたつで 越えてきた おまえ…おまえ… 咲いてうれしい 夫婦花  金も甲斐性も ないない尽くし みんな承知で ついて来た おしどり人生 幕あきは 着のみ着のまま 飲みほした やぶれ屋台の 契り酒 おまえ…おまえ… 幾度腹では 詫びたやら  苦労くの字に 身を折らりょうと 松のみどりは 天をさす おしどり人生 悔いはない 明日も頼むと 肩よせりゃ 春のうす陽が 目にしみる おまえ…おまえ… この手離すな いつまでも
井原西鶴原作「好色五人女」より お七島津亜矢島津亜矢星野哲郎村沢良介池多孝春“吉さま恋しや ホーレヤホー”  とろりとろりと 命火燃える ところは駒込 吉祥寺(きっしょうじ) 武兵衛はお七に 横恋慕 天国(あまくに)宝剣 盗みどり あー 雪が 雪が舞う お七 十六… 恋あわれ  すべてこの世は夢芝居… 降る雪を袖にてはらうみだれ髪… いとしき人に逢いたくて 夜更けに灯す命火は師走間近な吉祥寺 花のお江戸に火をつける そんな大それたことなど思いもよらぬ事 吉三郎さまとこのお七の仲を知りながら お七を嫁にと嫌な武兵衛の無理難題 あぁ羽が欲しい 飛んで行きたいあなたの側へ 恋の闇路をひとすじに 思いつめれば心も乱れ 罪は覚悟の火をつける…  木戸が閉まって まっくら闇夜 火の見櫓に かけ登り お七は火事じゃと 半鐘打つ 火あぶり覚悟で 半鐘打つ あー 雪が 雪が舞う するりするりと… 木戸が開く  唇に別れ名残りの紅をさし お七涙の鐘を打つ… ああ あの鐘の音は早や九つの知らせなり… たとえ地獄に落ちるとも 吉三郎さまとの恋のために死ねるお七は 倖せものでございます おんな心とは儚いもの… いつかこの身は焼き尽くされようと 嘘偽りで生き延びようなどとは思いませぬ お七は吉三郎さまに抱かれて あの世へ参りとうございます ひとめだけでも ひとめだけでも吉三郎さまに逢わせて下さいませ お願いでございます… お願い… お願いでございますーっ…  恋は火を呼ぶ その名の通り 炎と燃えます おんな舞 未練をみちづれ 地獄道 夢みてかなしや 鈴ヶ森 あー 雪が 雪が舞う お七吉三の… 焦がれ節  吉三郎さま… お七を お七を連れて逃げて下さいませ… 吉三郎さまーっ…
仁侠吉良港島津亜矢島津亜矢村沢良介村沢良介池多孝春雨にあじさい 風にはすすき 俺にゃ似合いの 裏街道 赤い夕映え この胸に 抱いてやりたい 花一輪 合わす両手に ほろりと涙 お菊 十八 お菊 十八… 恋女房  「後にも先にも 惚れた女はただ一人… お菊 お前だけだ… 嫌いになった訳じゃねぇー 男には仁義のために命を掛けなきゃーならねえ時があるんだぁ なんにも言わずに この離縁状を受け取ってくれ… なぁー お菊…」  なるになれねぇ 渡世じゃないか 意地と情けの 板ばさみ 別れ盃 交わす夜は そっと心で 詫びている 行かにゃならない 荒神山へ 男 涙の 男 涙の… 離縁状  「明日の命も判らねぇのが この渡世… 安濃徳のあこぎなやり方を 許す訳にゃーいかねぇんだ 三途の川の川端で 男同士の約束を 守り通すも義理のため… 分かってくれ… お菊…」  惚れたお菊に 背中を向けて 野菊片手に 散り急ぐ 夫婦暮らしも 束の間の たった三月の 恋女房 義理を通した 白刃の舞に 波もざわめく 波もざわめく… 吉良港
男笠千葉一夫千葉一夫藤田まさと四方章人池多孝春親も無ければ 塒も持たぬ 廿才、三つ四つ 渡り鳥 広い世間に 無いものづくし  どこではぐれた 男笠  (セリフ)人間同志のあったかい「心」― 一体どこへ、行ってしまったンでしょうかねぇ  酒が三分で さいころ七分 恋の目が出る 場所はない まゝよ半端な 街道がらす 女泣かせは まだ早い  日かげ三年 草鞋の泥は いまが捨てどき 洗いどき 訊いてご覧よ 落葉の果てを お釋迦さまでも 首を振る
~浪花侠客伝~木津の勘助三門忠司三門忠司もず唱平三山敏池多孝春晦日(みそか)に茶ガユの ひと掬い せめて年寄り 子供にすゝらせて 迎えさせたい 来る年を こんな願いが きけぬとあらば 馬鹿を承知の ひと暴れ 命捨てなきゃ 納まらぬ 勘助 出番の 蔵破り  この飢饉に公儀(おかみ)のお救米(たすけまい)、 どれほど当てにしたことか。何日待ったことか。 お蔵破りは磔、獄門に決まってる。 けど黙って見過(みすご)すわけには行かんがな。 なァお里。行かしてんか…。  生まれは相模の 在ながら 水が合(お)うたか 馴染んだ木津の浜 この地浪花に 借りがある 女房お里よ 水盃を 首を振らずに 受けとくれ 二世もお前と 暮らすから 勘助 急げと 風が立つ  法被(はっぴ)に重ねた 浴衣には 肩に梅鉢 裾には金太郎 これがお供だ うれしいね 心知ってか 見上げる空に 曇り翳(かげ)りの ない月が 名残惜しやと 顔を出す 勘助 誉(ほま)れだ 鑑(かがみ)だよ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夜汽車は北へ三代沙也可三代沙也可木下龍太郎伊藤雪彦池多孝春寒い 寒い 膝掛け巻いても 寒い あなたの居ない この胸に なみだで出来た 薄氷 未練の糸を 切るために 逃れる旅は 冬模様 夜汽車は 北へ さいはてへ…。  憎い 憎い 憎めぬ心が 憎い 忘れるはずの 面影を 小指でなぞる ガラス窓 背いた罪を 責め切れず どこかで許す 意気地なし 夜汽車は 北へ さいはてへ…。  近い 近い トンネル抜ければ 近い 旅路の果てに あると言う 笑顔が戻る 夜明け駅 遅れるけれど あたたかい 女の春を 待つつもり 夜汽車は 北へ さいはてへ…。
紅の川日向しのぶ日向しのぶ万城たかし富山憲池多孝春赤い紅葉が 一(ひと)ひら三(み)ひら 旅の湯宿の おんなを染める あなた恋しや 逢わなきゃつらい ひと夜一夜の 涙の帯が いつか流れて 紅の川  下駄がからころ 瀬音を消して 赤い鼻緒が ぷつんと切れる あなた恋しや 逢わなきゃつらい きっとふたりは 笹舟小舟 どこへ流れる 紅の川  通り雨なら すぐ止むけれど 来ぬか雨なら 朝まで続く あなた恋しや 逢わなきゃつらい 秋のしぐれは 愛々傘で せめて今夜は 紅の川
伊良湖悲曲若山かずさ若山かずさ水木れいじ叶弦大池多孝春あんな ちいさな 連絡船が 命あずけた 恋を 恋を 恋を乗せてく 夕日の海へ 呼んだって 止めたって この手を離しちゃ もう遅い 立つ風ばかりが女を泣かす… 伊良湖の岬  霧にかくれて 抱きよせられて 白い渚を ふたり ふたり ふたり歩いた 恋路ヶ浜よ 嘘でいい 罪でいい 死ぬまで一緒に いたかった 想い出ひとつに操をたてる… 伊良湖の岬  坂を登れば はるかに見える 鳥羽の港灯(あかり)も 哭いて 哭いて 哭いているよな 菜の花月夜 あの町で あの人が 私を呼んでる 声がする こんなに好きでも近くて遠い… 伊良湖の岬
吉備路の女若山かずさ若山かずさ水木れいじ叶弦大池多孝春船が着くたび 港へ走る 裾に舞い散る 月見草 信じても… 便りないまま もう三月… ひとつ汽笛が 泣くたびに 命 命が また痩せる …吉備路の女  岬がくれの 潮待ち茶屋で といた黒髪 花の帯 おもいでと… 呼んでみたけど まだ三月… 酔って海鳴り 聞きながら 命 命が また燃える …吉備路の女  夢が欲しさに 人恋しさに 今日は濃い目の 口紅をひく 辛いけど… 待ってみようか あと三月… 春はいつ来る いつ戻る 命 命が また咽ぶ …吉備路の女
袖摺坂三笠優子三笠優子木下龍太郎岡千秋池多孝春言葉はなくても 目と目を見れば いまでは心の 奥まで分かる 袖摺坂は 絆坂 知らぬ同士が 浮世の露地で めぐり逢っての 縁結び  夫婦は他人の 寄り合い所帯 月日を重ねて 垣根が取れる 袖摺坂は 心坂 意地を張り合い 喧嘩をしても すぐに笑顔の 差し向い  貴方が男で 生まれるならば 私は女で また生まれたい 袖摺坂は 緑坂 ここが二人の 始まりならば めぐり逢いたい 次の世も
高瀬舟三笠優子三笠優子深沢新治岡千秋池多孝春ほどいた帯を たぐりよせ 抱かれりゃ切ない 忍び宿 遠く聞こえる 鐘の音が 添えない二人の 胸こがす 行きたい行けない 戻れない どこへ流れる 高瀬舟  あなたの好きな 口紅をさし 逢瀬を重ねる 戻り川 淡いせせらぎ 聞きながら 眠ればこの身が また燃える 恋しいつらいと 涙ぐむ 海に出れない 高瀬舟  はかない夢と あきらめりゃ 心のすきまに 風が鳴く たった三年の 恋なのに 月日の重さに 櫓がきしむ ぬくもり残り香 ゆれる影 明日に竿さす 高瀬舟
旅…みれん川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら池多孝春風の寒さに… 振り向く旅は 遠くの灯りが なつかしい みんな無(な)くした 俺なのに …こんなに涙が 残っていたか あいつの あいつの純情(まごころ)が あゝ… 微笑みかけてくる  つらくないかと… 肩抱き寄せて 泣かせてやれたら よかったな 指もふれずに きた俺を …おまえは馬鹿だと 夜風が責める 流れの 流れの旅みれん あゝ… 想いがまた揺れる  どこへ渡るか… はぐれた鳥よ こんなに凍(しば)れる 明けの空 俺の宿命(さだめ)は 冬でいい …あいつに小さな 春さえくれば ごめんよ ごめんと詫びながら あゝ… 明日(あした)を祈ろうか
望郷よされ広野ゆき広野ゆき木下龍太郎鈴木征一池多孝春海に出ようと故郷の川へ 鮭は戻って 行くと言う  木枯らしまでが じょんから三味(じゃみ)に なぜか聴こえる 都会(まち)ぐらし  よされ よされ 望郷よされ 母の 顔見に 帰ろか明日(あす)はー。  止める母の手振り切りながら 恋に走って 幾年(いくとせ)か  夜汽車を送るなみだの顔が 瞼閉じれば また浮かぶ  よされ よされ 望郷よされ 遅いけれども 帰ろか詫びにー。  愛を失くした女の身には いまは恋しい 雪便り  あの日のように凍(しば)れる指で もいちど弾きたい 太棹(ふとざお)を  よされ よされ 望郷よされ 明日(あす)と 言わずに 帰ろか夢でー。
京都から博多までGOLD LYLIC藤圭子GOLD LYLIC藤圭子阿久悠猪俣公章池多孝春肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持をふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに泣く女
みちのく小唄藤圭子藤圭子石坂まさを野々卓也池多孝春恋のみちのく 青森は 情ひとすじ 津軽っ娘 ほしきゃあげます 十八の 雪の肌より 純な恋  夢にみるのは 北上の 匂いやさしい 白百合よ 誰がうたうか 知らないが 岩手 詩国(うたぐに) 恋の国  雨がしんしん 降る夜は こけし人形の 目が濡れる 聞いてくれるな その訳は 秋田生まれは 深情  愛の仙台 七夕の 夜は咲きます 恋一つ 二人あそんだ 松島の 夢もうれしい 一番町  祭り花笠 山形は 米としょうぎと 恋どころ 惚れてふられて 又惚れりゃ おばこ嬉しや 紅の花  須坂ばんだい 東山 愛の別れが 霧となる 若い二人の 福島は 忘れられない 恋ばかり
女は恋に生きてゆく藤圭子藤圭子石坂まさを石坂まさを池多孝春貴方はいいでしょ 私がいなくても 私はだめなの 貴方がいなけりゃ 女はひとりじゃ 生きてゆけないわ 男の愛が あればこそ 悲しみも 喜びも ネオン化粧に 隠して 生きるのよ  貴方に今日で 三日も会えない このせつなさは どうすりゃいいの あなたが 私を 変えてしまったの 小雨のように 泣き虫に 悲しみも 喜びも 貴方しだいの 女にさせたのよ  貴方が死んだら 私は死ぬけど 私が死んでも 誰も泣かない お酒を飲んでも とても酔えないわ 貴方のことを 思ったら 悲しみも 喜びも ネオン化粧に 隠して 生きるのよ
別れの旅藤圭子藤圭子阿久悠猪俣公章池多孝春夜空は暗く 心も暗く さびしい手と手 重ねて汽車に乗る 北は晴れかしら それとも雨か…… 愛の終わりの 旅に出る二人  指さすあなた 見つめる私 流れる町は きえてゆく思い出 何か話してよ 話してほしい…… 愛のくらしが やがて終わるのに  つめたい風に 小雨がまじる 夜明けの駅の ホームに立つ二人 今も愛してる 愛ある別れ…… そんな旅路も すぐに終わるのね  終着駅の 改札ぬけて それから後は 他人になると云う 二年ありがとう しあわせでした…… 後見ないで 生きて行くでしょう 生きて行くでしょう 
さいはての女藤圭子藤圭子石坂まさを彩木雅夫池多孝春惚れてふられた 女でも なんで泣きなど 見せらりょか 心に誓った 恋だもの あなたの命に 命になって死にたい この私  みんな忘れた つもりでも 忘れられない 夢もある 笑っておくれよ さみしくて 今夜はお酒に お酒にすがりつきたい ただ一途  流れ流れて さいはては 窓も凍(しば)れる この酒場 面影一つに 薄れても 私の命は 命は燃えてつきない いつまでも
聞いて下さい私の人生GOLD LYLIC藤圭子GOLD LYLIC藤圭子六本木哲・補作詞:岡千秋六本木哲池多孝春聞いて下さい 私の人生 生れさいはて 北の国 おさな心は やみの中 光もとめて 生きて来た そんな過去にも くじけずに 苦労 七坂 歌の旅 涙こらえた 今日もまた 女心を ひとすじに 声がかれても つぶれても 根性 根性 ひとすじ演歌道  花の十六 演歌にたくし 夜の裏町 流し唄 母につれられ 生きるため 苦労 山河 越えながら 歌に心を ささえられ 海鳴り 潮風 子守唄 明日に希望を かけながら 唄う圭子の この姿 声がかれても つぶれても 根性 根性 ひとすじ演歌道
縁切り橋水森かおり水森かおり麻こよみ森川龍池多孝春橋の上からあなたの写真 破いて飛ばせば雪になる 風に震える唇よりも 女心が凍りつく… これでいいのよ これでいいのよ 今日であなたを忘れます 浮かぶ面影水に流して 縁(えにし)断ち切る 別れ橋  私を抱いた あの優しさで 誰を今頃抱くのでしょう 追えばなおさら背中を向ける 男心の冷たさよ… これでいいのよ これでいいのよ きっとあなたを忘れます そっと幸せ水に流して 未練断ち切る おんな川  これでいいのよ これでいいのよ 今日であなたを忘れます 浮かぶ面影水に流して 縁(えにし)断ち切る 別れ橋
裏町しぐれ三代沙也可三代沙也可木下龍太郎伊藤雪彦池多孝春風邪を引くなと やせた手に 無理に持たせた 男傘 急に降り出す 裏町しぐれ お前のなみだか この雨は 胸に残した 水たまり  わざとつれなく 背を向けた 惚れた心の 裏返し 雨よ判るか 裏町しぐれ させてはいけない 苦労など 世間知らずの お前には  早く幸せ 掴めよと 言って見送る うしろ影 止んでまた降る 裏町しぐれ 今夜は馴染みの 止まり木で 酔って未練の 雨やどり
阿波の踊り子三代沙也可三代沙也可助田ひさお伊藤雪彦池多孝春‥ひとめで燃える恋もある‥  阿波の踊り子 せつない恋よ 三日三晩に 命をかける 揃い浴衣に 朱色けだし ああどうしょんな どうしょんな あの娘はどうしょんな 燃える鳴門の 阿波の夜  暴れ踊りの 人混みぬけて やっと逢えたわ 両国橋で 抱いてほしいと 口には出せず ああどうしょんな どうしょんな あの娘はどうしょんな 遠く聞こえる 笛、太鼓  阿波の踊り子 雪より白い かざす指先 涙がおちる 忘れないでと 肩ふるわせた ああどうしょんな どうしょんな あの娘はどうしょんな 忍ぶ鳴門の 阿波の恋
北の港のみれん船村上幸子村上幸子丹古晴己中村典正池多孝春北の港の 桟橋に あなたがつないだ みれん船 このまま雪に うずもれても 錆びてほろびる さだめでも 小指に巻いた まっかな糸は 涙 涙 涙なんかじゃ ちぎれない  寒さつのれば なおさらに あなたが恋しい みれん船 ぬくもりほしい 酒なのに 酔えば酔うほど 凍るよな 汽笛が胸を ひきさく酒場 涙 涙 涙ほしがる 唄ばかり  春を夢見る カモメより あなたを待ってる みれん船 氷の海が とけたって 戻るあてなど ないけれど 生きてるかぎり わたしのあなた 涙 涙 涙かれても 信じます
父娘(おやこ)さかずき三門忠司&永井みゆき三門忠司&永井みゆきもず唱平岡千秋池多孝春この春 良縁調(ととの)って 嫁ぐというのに なんで泣く これまで一度も父さんの お酒のお相手出来なくて ご免なさいね 赦してね 今日は注がせて 貰います そうか 本当か うれしいね 交わす涙の 父娘(おやこ)さかずき  (セリフ) よかった、よかった 今日の酒はほんまにうまいわ。 そんなに美味しかったらお父ちゃん 泣かんといて。  これから独りで大丈夫? 心配してます あのひとが それほど器量はよくないが なかなか気のつく いゝ奴で これであの世の連れ合いも ほっとひと息つけるだろ 飲んで下さい 母の分 ぐいと空けます 父娘さかずき  (セリフ) これからは誰も文句いう人がおれへん。 お酒もほどほどにしてや。 そのセリフ、お母ちゃんと一緒やな。 ハイハイ。お父ちゃんのことより、 お前の幸せが先やで。  音痴は承知だ さわぎ唄 聴かせてやるから手を叩け 十二で死別(わか)れた 母さんの 十八番(おはこ)の里歌 ハイヤ節 いまも聴こえる この耳に 想い出します あの笑顔 きっとなるんだ 幸せに なにも言わずに 父娘さかずき
花一輪神野美伽神野美伽荒木とよひさ岡千秋池多孝春やっと一息 これから先は 歩く人生 人生 お前のために 辛い時でも 優しさ絶やさずに がんばりましょうと ついて来た 花を一輪 一輪 咲かせたお前  いつも済まぬと 心の中で 何度詫びたか 詫びたか お前の背中(せな)に 他人(ひと)の倖せ 羨(うらや)むことなく 何(なん)にも云わずに ついて来た 涙一輪 一輪 咲かせたお前  少し見えたよ 明日(あした)が少し 苦労坂道 坂道 お前とふたり 夢のあと押し その手が折れるほど 力の限りに ついて来た 心一輪 一輪 咲かせたお前
玄海おんな節三笠優子三笠優子たきのえいじ桜田誠一池多孝春撥をさばけば 天下一 お酒飲むなら 底知らず 惚れてよかった あんたに惚れて 夢を重ねて 差し向かい 命 いのち 玄海 ああ…おんな節  住めば都の 裏通り 揺れる風鈴 宵灯り 他人にゃ判らぬ あんたの器量 させてください 後押しを 情け なさけ 玄海 ああ…おんな節  花も嵐も この坂も 越えりゃ明日が 見えてくる 何があろうと あんたと生きる 結ぶ縁の 出逢い橋 心 こころ 玄海 ああ…おんな節
三笠優子三笠優子里村龍一桜田誠一池多孝春風は春でもヨー 都会の春は 花も咲かない 夢ばかり せがれ せがれよ 帰って来やれ 赤い夕陽が 大地を染める 北海道で暮らそうよ 母さんとナー  嘘を書いてもヨー 字づらを見れば 辛い気持は 見通しだ せがれ せがれよ 泣いてはないか 鮭が群がり 今年ものぼる 北海道で暮らそうよ 親子してナー  みがき鰊をヨー 囲炉裏であぶり 土間で酒っこ 飲んでるよ せがれ せがれよ 帰って来やれ 純なこころが 傷つく前に 北海道で暮らそうよ 母さんとナー
玄海情話~無法松の一生より~岡千秋・島津悦子岡千秋・島津悦子松井由利夫岡千秋池多孝春月も片割れ 玄海灘(げんかいなだ)の 潮の辛(から)さが 瞼(まぶた)に 瞼(まぶた)に沁みる 口が裂けても 言うてはならぬ 小倉木綿(こくらもめん)の 腹掛(はらが)けの 奥にたたんで 縫いこんだ …身のほど知らずの この慕情(おもい)  (台詞) わしゃ 夢はすかん…。 目がさめると、楽しかこと、嬉かこと、 みんな、のうなるけん、寂しか…。 そやけん、ごりょうさんには、 夢の中でしか逢えんと… そいでよか、よかと。  人情(なさけ)くすぐり 肩すりよせる そんな浮世を 逆さに 逆さに生きる あばれ者でも 松五郎さんの 握る俥(くるま)の 梶棒(かじぼう)に ほろりこぼれた ひと雫(しずく) …わかっております 痛いほど  (台詞) 松五郎さん 今年もまた祇園祭がきましたね。 長い間のあなたのまごごろ、  よーくわかっておりますよ。 わたしも…わたしも女ですもの…。  度胸千両 男の酒も 愚痴が肴(さかな)じゃ 酔うにも 酔うにも酔えぬ 破れ畳の 一間にだって 祇園祭りの 夏は来る 無法松なら 勇み駒 …命をいろどる 夢太鼓
母娘舟香山みどり香山みどりたきのえいじ松原正明池多孝春男親には なれないけれど 手さぐり育てて 早五年 可愛い笑顔が 心の支え 明日をつなぐ 命綱 ふたりぼっちで 世間の川を 漕いで漕いで 漕いで行きます 母娘舟  意地を張っても しょせんは女 それでも見せれぬ 弱気など この子の為なら 何辛かろう 冷たい雨も 波風も 淀む浮世に 棹さしながら 生きて生きて 生きて行きます 母娘舟  あんたこの子が みえますか 目元があんたに 瓜二つ 苦労の重荷は なんでもないわ 灯りがみえてる 私にも 舵をとる手は 不器用だけど 越えて越えて 越えて行きます 母娘舟
はまなす伝説よしかわちなつよしかわちなつ木下龍太郎伊藤雪彦池多孝春沖の潮鳴り 聴きながら 浜に揺れてる 紅の花 船待つ女が はまなすの 花になったと人は言う 北の伝説 ヒュル ヒュル ヒュルル 私もあなたの 帰り待つ  いつか添い寝に 馴らされて 肌が淋しい ひとり寝は 女のなみだが はまなすの 棘になったと 言い伝え 北の伝説 ヒュル ヒュル ヒュルル 今夜もちくりと 胸を刺す  霧笛遠くで 鳴るたびに 沖を見詰める 紅の花 信じて祈れば はまなすの 花は願いを聞くと言う 北の伝説 ヒュル ヒュル ヒュルル 心の支えに 船を待つ
北国浪漫あい&もも香あい&もも香鳥井実花笠薫池多孝春雪が降る降る 雪が降る ここさい果ての街に雪が降る 親に反対され 世間にそむかれ 一筋の愛に生きて 北国の吹雪のなかに散った 男と女の 女と男の それはあまりにもはかない 青春であった…  愛しているのに 一緒になれぬ 運命がにくい 人の世の どうにもならぬと 言いながら 吹雪のなかを 吹雪のなかを 消えた人  幸せってなんなの 白い雪と共に消えてしまうものなの それとも夢なの… 私はいや いや だからどんなにつらくとも 生きていたい  流れる涙が からだの骨に 冷たくしみる 雪野原 生れて来なけりゃ よかったと 幸せうすい 幸せうすい 北の果て  死んで二人が天国で結ばれるなんて そんなの嘘よ 嘘なのよ… 舞う粉雪に まぼろしの恋しい人の 面影を いつか映して また消える  あなたの面影 抱きしめながら さまよい歩く 雪の中 はかない女の 恋一度 名のみの春よ 名のみの春よ なぜ遠い  雪が降る降る 雪が降る ここさい果ての街に雪が降る いつまでも語りつがれる 男と女の 女と男の 悲恋物語 はたして二人の運命やいかに 北国浪漫 全編の終わり
そして…めぐり逢いPLATINA LYLIC五木ひろしPLATINA LYLIC五木ひろし荒木とよひさ中村泰士池多孝春語りあかせば 尽きないけれど 過ぎてみれば いまでは笑い話だね ふたり暮した あの部屋の 鍵は心に いまもある あゝ 今夜は 帰したくない ひと春 ふた春 そして…めぐり逢い  「そうか よかった」幸せなのか あの頃より綺麗に なったみたいだね グラスをゆらす 白い指 昔とおなじ そのしぐさ あゝ いまでも 憶えているよ ひと夢 ふた夢 そして…めぐり逢い  涙うかべる 笑顔がつらい 情にもろいところも 昔のままだね 無理を言っては こまらせた 子供すぎてた あの頃は あゝ いまでも 愛しているよ ひと冬 ふた冬 そして…めぐり逢い
雪国の女青戸健青戸健石野ひさし桧原さとし池多孝春無理にかくした 東北(くに)なまり 俺もおんなじ 北国育ち こんな都会の片隅で 背伸びするのは 似合わない どこか寂しい 雪国の女(ひと) 真綿のこころ そのままに  化粧するより 素顔のほうが 俺は好きだよ 優しいその瞳(め) どんな運命(さだめ)か 知らないが 踊るおまえの ぎこちなさ 胸に痛いよ 雪国の女 真綿のこころ そのままに  知って短い この酒場(みせ)だけど 楽しかったよ 忘れはしない 故郷(くに)じゃリンゴの 白い花 岩木すそ野に咲く頃か 旅の名残りの 雪国の女 真綿のこころ そのままに
下町しぐれ笹みどり笹みどり木下龍太郎市川昭介池多孝春金じゃ解かせぬ 義理では解かぬ 意地の縦縞 おんな帯 路地の柳に 下町しぐれ 浮いた浮いたのお座敷だけど 芸の建前 押し通す  母に言われた 訳ではないが 後を継いでの 左褄 昔なじみの 下町しぐれ 濡れてただよう 大川端の 鳥もいまでは 代替わり  惚れたお方も 居ないじゃないが 縁が結べず 片情け 女ごころに 下町しぐれ ひとり手酌で 弾く爪弾きの 三味の音締(ねじめ)も 湿り勝ち
お吉島津亜矢島津亜矢志賀大介村沢良介池多孝春ひどい!ひどいじゃございませんか いくら私がハリスさんの処へ行く事を 承知したからといって…  涙を積み荷の 黒船が おんなの運命(さだめ)を変えました 浜に浜木綿 咲いたけど 泣いて爪噛む 爪木崎 伊豆はしぐれる 下田は曇る ああ お吉は 辛(つ)ろうございます  鶴さんそりゃァ あんまりだァ たとえ 天城の山が崩れても このお吉を 離すもんかと言った あれは嘘だったのかい あゝ こんな哀しい筋書きを 誰が書いたんだい 夢さ 夢にきまってるよ…  お酒よおまえに 罪はない この世の仕組みに 毒がある うわさ指さす 石つぶて 耐えて下田の 糸やなぎ 生きる証の 灯りがほしい ああ お吉に 明日は見えません  あゝ お酒がほしいよう お酒で何もかも 忘れてしまいたいのさ 愚痴も涙も涸れ果てました あゝ あたしの人生って なんだったんだろうねぇ  名もない路傍の 草だって 季節が巡れば 春の顔 破れ三味線 黄八丈 泣くな下田の 明け烏 夢の続きは あの世とやらで ああ お吉は もう泣きません  あゝ 寒い… 鶴さん 今行くからね
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
人生酒語り黒川英二黒川英二新條カオルすがあきら池多孝春「男どうしで 酌み交わす酒は なんかジンとくるよなぁ…」  花は咲いても 散りゆく雨に 男の淋しさ 重ね酒 人生ってさ… 結構つらいけど ほんの少しの 希望を探し 明日を信じて 生きようよ しみじみとサ… 俺とおまえの 人生酒語り  「遠く離れてみて… はじめてわかるんだ… 母さんのあったかい真心が…」  沈む夕陽に 親不孝を詫びて 男が涙を 隠す酒 人生ってさ… 心底泣かせるね 母の温もり あの日の言葉 一つ一つが 夢灯り 忘れないヨ… 俺とおまえの 人生酒語り  「明日のあてなんて見えないけど… いい出逢いが、いい酒がさ 生きる力になるじゃないか!…」  露地の北風 しばれる夜は 男の行く道 尋ね酒 人生ってさ… 出逢いがうれしいね 人情こぼれる 女将の唄に じんとくるんだ 国訛り 帰りたいナ… 俺とおまえの 人生酒語り
船場の女よしかわちなつよしかわちなつ木下龍太郎岡千秋池多孝春泣けば未練が 流せるならば 泣いて今夜は 夜明けまで 愛の残りを 土佐堀川へ 捨てる女の 淀屋橋 つらい時こそ 笑わなあかん それが それが 船場の女  二つ取れない 女はつらい 恋とのれんの 板ばさみ 心変わりを したのじゃないが 親のなみだに つい負けた そうと決めたら 忘れなあかん それが それが 船場の女  捜し続けた 女の夢を 捨てて老舗(しにせ)の 後を継ぐ 生まれ変わって 出直す身なら 負けちゃならない 北御堂(きたみどう) 明日(あす)は一から 気ばらなあかん それが それが 船場の女
筑波おろし三門忠司三門忠司仁井谷俊也山口ひろし池多孝春筑波おろしが 身にしむ頃は 故里(くに)が恋しい あの娘が愛し 義理のしがらみ 浮世のなさけ 肩に振り分け エェェー 雲と旅ゆく 水海道(みつかいどう)  水の流れに 逆らういのち 馬鹿を承知の 街道がらす 泣いてくれるな 板東太郎 これも若気(わかげ)と エェェー 意地で見得きる 竜ヶ崎  夜風(かぜ)が運んだ 故郷の唄か 佐原(さわら)ばやしを 確かに聞いた かけた不孝を おふくろさんに せめてひと言 エェェー 会って詫びたい 鹿島灘(かしまなだ)
こぼれ紅秋岡秀治秋岡秀治松井由利夫水森英夫池多孝春百の花より 一つの花に 賭けて 咲くのが 女の真実(まこと) 築地河岸(がし)から 大川づたい 人目忍んで 寄せ合う肩に 月の雫か こぼれ紅  針の筵(むしろ)を 踏むより辛い 芸の厳しさ 険しさ深さ 成らぬ恋ゆえ 身も世も捨てて 合わせ鏡に 映した夢は 華の舞台の 晴れ姿  菊の絵柄を 情けで染めて 意地と涙で 仕立てた単衣(ひとえ) 袖を通した 姿が見える 浪花名代の 船乗り込みの せめて名残りの 遠囃子
旅…さすらい川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら池多孝春走る夜汽車の哭き笛は 故郷(ふるさと)恋しと 切なく唄う… 燃えて消えてく あの流星(ほし)に そっと宿命(さだめ)を 尋ねたい 風も淋しい 冬空夜空 明日(あす)も流れの 旅…さすらい  さびれ港に 舞う雪は 酒場の提灯(あかり)を やさしく包む… 酔えば瞼に 見え隠れ 純なあの娘の おもかげが 俺のこころに 微笑かける うるむ漁り火 旅…さすらい  北のさいはて 夕焼けは 故郷遙かに しのべばつらい… 凍れ流水 何処へ行く 捨てちゃいないよ 希望(ゆめ)だけは 熱い想いの いのち火揺らし 夕日見送る 旅…さすらい
おんなの春大沢桃子大沢桃子なかむら椿なかむら椿池多孝春あなたと心に 決めたの私 後悔なんかは してないからね 銀河を越えて この地球(ほし)で やっと出会えた 人だもの  おんなで良かった 初めて想う 冷たい風さえ雨だって 信じた明日は ほら 晴れるから…  誰でもつまずき 悩みもするの 素直になれずに フラれた事も 悔やんでみても しょうがない いつかはきっと 幸せに 雨がしとしと 心を濡らす めそめそ泣いてちゃだめですよ 信じた明日は ほら 晴れるから…  何才(いくつ)になっても 可愛いままで オシャレもしたいわ 夢もある 負けないように 挫けずに 頑張る私 見て欲しい おんな心の けなげな花よ 幸せ祈るの流れ星 信じた明日は ほら 晴れるから…
博多しぐれ三笠優子三笠優子松井由利夫聖川湧池多孝春意地と人情の 筑前絞り 粋に捌くにゃ 惚れすぎた 月の那珂川 中州の紅燈(あかり) 縋りつけない 恋の舟  博多しぐれは しんから沁みる 男まさりの 泣きどころ  背伸びしたとて 六本松は 見える筈ない 片瀬波 夢を手さぐり 玄界灘の 風に蹌踉(よろ)ける 影法子  まさか泣くほど 弱くはないが 口と心は 裏腹に 博多人形 市松格子 潜りゃ涙の 袖しぐれ
おんな傘泉ちどり泉ちどり木下龍太郎野崎眞一池多孝春駅へあなたを 送りに来たが 頬にみれんの 露しずく そつと斜めに 傾ける なみだ隠しの おんな傘 雨はきらいな はずなのに 今日は嬉しい 宵しぐれ  好きになっては いけない人と 決めていたのは 始めだけ 逢う瀬重ねる その内に 愛に濡らした おんな傘 私ひとりが 泣けば済む そうよあなたに 罪はない  汽車の明かりが にじんで揺れて 遠くあなたを 連れて行く 差して行きたい どこまでも なみだ隠しの おんな傘 つらい心を 知りながら いつか上った 宵しぐれ
堂島しぐれ上杉香緒里上杉香緒里城岡れい徳久広司池多孝春八百八橋(はっぴゃくやばし)も ある街で あんたに渡る 橋がない 尽くすほど ダメになる 笑顔はぐれの 恋やった 暖簾たたんで 独り飲む 夜のしじまに 堂島しぐれ  一期一会(いちごいちえ)の この愛と こころに決めて 夢を見た 嘘でいい 最後まで 通す強さが あるんなら 行き場なくした ひとり川 女なみだの 堂島しぐれ  十人十色(じゅうにんといろ)の 倖せが あるならいつか 私にも 離れても 忘れない 命かさねた 人やから にごり川にも 明日は来る 夜明け待つのよ 堂島しぐれ
チャンチキおけさ山口ひろみ山口ひろみ門井八郎長津義司池多孝春月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろにがさ 知らぬ同士が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  ひとり残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさ おけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 もって来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月
加賀友禅岡ゆう子岡ゆう子木下龍太郎三浦丈明池多孝春別れの旅で 着るために 仕立て下ろした 加賀友禅 もしもあなたと 暮したら 後に残るは 母ひとり つらい心の つらい心の 旅衣  帰りは居ない 道連れは 夢も片道 加賀友禅 母のなみだに 背を向けて なんで幸せ 掴めましょう 古い女の 古い女の 旅化粧  あなたのための 晴れ着なら これが着納め 加賀友禅 旅で綴った 想い出も 袖に残して 仕舞い込む みれん模様の みれん模様の 恋衣
人生本番岡ゆう子岡ゆう子愛香乃介君塚昭次池多孝春ここであんたを 男にしなきゃ 惚れた女房の 名がすたる お酒も女も ちょっとはやめて 夢と言う名の 明日に向かい それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や  いつもあんたに ふりまわされて 泣いて笑った 歳月よ ひと花咲かせて 帰って来いと きっと呼んでる 故郷の空が それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や  晴れてあんたが 世に出るまでは 二度と愚痴など こぼさない 財布もたんすも 空っぽだけど 男だったら 幸せ入れて それ行けヨイショと 待ったなし 人生本番 勝負の時や
ごめんよナ黒川真一朗黒川真一朗関口義明水森英夫池多孝春さがしても この世のどこを たずねてみても もう居ない あんないい娘(こ)は 二人といない 別れた時から 男はいつも わがまま過ぎた 過去を追いかける ごめんよ ごめんよナ  胸の中 お酒が回す 舞灯籠(まいとうろう)の あれも夢 これもまた夢 儚(はかな)い虹よ 口紅色した 野あざみ咲いて 思い出づたい 春を告げる町 ごめんよ ごめんよナ  この手から 離して遠い しあわせの糸 今ごろは 誰と結んで 暮らすのだろか 遅れたやさしさ 届けるために 夜空にきみの 星を見つけたい ごめんよ ごめんよナ
こぼれ灯黒川真一朗黒川真一朗関口義明水森英夫池多孝春袋小路(ふくろこうじ)の 紅(あか)い灯(ひ)が 風にこぼれる 水たまり 泣いちゃいないか あいつもひとり 羽根を痛めた 夢とんぼ 故郷(ふるさと)は 故郷(ふるさと)は母の姿… 心に見えるよ  辛(つら)い時には 思い出せ 昔遊んだ 山や川 にぎり拳(こぶし)で カツ入れながら 行くが人生 この俺の 故郷は 故郷は母の姿… 心に灯(とも)るよ  夜にはじけて また一つ 消えた希(のぞ)みの シャボン玉 嘘に傷つき 足踏みしても 後(あと)に引けない 道なかば 故郷(ふるさと)は 故郷(ふるさと)は母の姿… 心に見えるよ
恋暦浪花春秋水牧あさ実水牧あさ実もず唱平四方章人池多孝春春は桜の 中之島 噂の二人が 寄り添い語る 差しつ差されつ ほろ酔い酒に キタの雀が 騒いだそうな  夏は揃いの 浴衣着て (ア チョイト) いそいそ出かける 天神祭り (ア ソレ) ここに落ち着く ひとではないと (ア ヨイショ) 背(せな)で何故泣く 柳とつばめ  (打ちましょ ソレ もひとつせぇ ソレ 祝(いお)うて三度)  秋は銀杏(いちょう)の御堂筋 散るのは我が恋 枯れ葉か夢か 浪花女の 蛇の目を濡らす 浮世小路(しょうじ)の 宵町しぐれ  冬は氷雨に 濡れ鼠 (ア チョイト) 滲んでみえます 道頓堀が (ア ソレ) ここが思案の 涙の峠 (ア ヨイショ) 我慢おしよと 鴎が啼いた (ハイ エッササのエッササ)  明けて初春(はつはる) 法善寺 水掛不動に なに願かける 引いたおみくじ 小吉ながら 夢が持てます 明日(あした)が待てる  (目出度いなぁ ソレ 本決まり ソレ)
花しるべ山口ひろみ山口ひろみ松井由利夫水森英夫池多孝春川は逆(さか)さに 流れはしない 雨は下から 降りゃしない 花は散っても 実は残る 女でなければ 出来ないものを いつかこの手で 掴(つか)みたい  情(なさ)けこぼれ灯 拾って歩きゃ きっと出逢える 夢もある 愚痴(ぐち)は奥歯で 噛みしめて 女は死ぬまで いのちの花を 咲かせつづけて 生きて行く  春のひだまり 抱きしめながら ぬれて艶(いろ)ます 花菖蒲(はなしょうぶ) 恋は明日の 道しるべ 女の決め手は 真心(まごころ)ひとつ こぼす涙も 花ざかり
夕焼け小焼け天童よしみ天童よしみ坂口照幸杉原さとし池多孝春いつでも人には 傘をさし 自分は寂しく 濡れていた 思えば母の 人生は どしゃ降りつづきの ままだった 夕焼け小焼けを 見るたびに なぜか切なく なるのです  にじんだ涙が まだ残る ひらがな綴りの 母の文字 いまでは形見に なったけど 読ませてやりたい 弟に 夕焼け小焼けを 見るたびに なぜか哀しく なるのです  あたたかだった 母の背中(せな) ひとりで越えてた 水たまり 妻にと思う あのひとに 歩かせたくない 苦労坂 夕焼け小焼けを 見るたびに なぜか切なく なるのです
おふくろ酒場金沢明子金沢明子津田雅道長谷川ひろのぶ池多孝春男がひとりの 手酌(てじゃく)の酒は 憩(やす)らぎ欲しい 癒(いや)し水 肩の荷物が 重いなら 降ろせば心も 軽いでしょう 私のお酌で よかったら ここはあなたの あなたの おふくろ酒場  都会の暮しに 訛(なま)りも消えて 故郷(ふるさと)遠く 生きてきた 酒が言わせる 憂(う)さばらし 心の悩(なや)みは 忘れましょう 私のお酌で よかったら ここはあなたの あなたの おふくろ酒場  赤提灯(あかちょうちん)が 泣きべそかいて 無口(むくち)な男 酔わせます 夢が遠くて 辛くても そのうち晴れ間も 見えるでしょう 私のお酌で よかったら ここはあなたの あなたの おふくろ酒場
紅吹雪金沢明子金沢明子金沢明子長谷川ひろのぶ池多孝春別れの駅で 身代わりですと あなたに渡す 雪だるま 小指に結んだ 二本の糸は 季節が変わろと 解(ほど)けない 雪よ降れ降れ 線路に積もれ 上り列車が 止まるほど  角巻(かくまき)捲(ま)いた 私の姿 好きだと言って 抱いた人 一夜の情けを 重ねて燃えた 越後の女の 置炬燵(おきごたつ) 雪よ降れ降れ 山ほど積もれ 上り列車が 眠るほど  からめた指を 情(つ)れなく離す 改札口を 恨みます 二人で暮らそと あなたの言葉 信じて待ちます 雪椿 雪よ降れ降れ 吹雪に変われ 上り列車が 戻るほど
花の幡隨院島津亜矢島津亜矢渋谷郁男村沢良介池多孝春花のお江戸は 幡隨院の 侠客長兵衛が 引き受けた 一人乗り込む 旗本屋敷 命 命捨て身の アンア アアアア アンアアー 町奴  男伊達なら あの長兵衛と…  人に云われたこの俺が 片手を上げりゃ千、二千 子分身内は集まるけれど ぐっとこらえて来た俺だ 罪なき江戸の町人衆に 俺ゃ喜んで死んで行くと にっこり笑って息絶える 東男のアンアンアン アアンアアン アーアーアン アーアーアー 晴れ姿  「さすがは長兵衛… あっぱれな最後… 武士の遺恨と意地とは云え 惜しい男を亡くしてしまった… 許せ長兵衛 そちは日本一の…男であった」  度胸千両で 今売り出しの 侠客長兵衛は 江戸育ち 死出の旅路の 桜の花を 散らす 散らす無情の アンア アアアア アンアアー なみだ雨
ふる里は母のゆりかご青戸健青戸健安藤宣男藤崎保池多孝春若さにまかせて 故郷(くに)をすて 尾羽打ち枯らして 帰る町 今は心も ボロボロの 俺を 俺を 俺をやさしく 慰める ああ ふる里は ふる里は母のゆりかご  酒に溺れた 夜もある 涙で明かした 夜もある 他人(ひと)の 情(こころ)の 冷たさを 嫌と 嫌と 嫌というほど しらされた ああ ふる里は ふる里は母のゆりかご  死ぬほど苦しい 思い出を 男が抱いて 帰る町 明日はも一度 この命 懸けて 懸けて 懸けてみなよと 日が昇る ああ ふる里は ふる里は母のゆりかご
羽衣伝説よしかわちなつよしかわちなつ木下龍太郎伊藤雪彦池多孝春愛を残して はるかな空へ 天女は旅に 出たのでしょうか…… 衣を掛けた 松林 羽衣伝説 渚宿 あなたと迎える 最後の夜は 知らず知らずに 貰い泣き  命けずって 尽くしてみても はかなく消えた 暮らしでしょうか…… 女のつらい 想い出が 残っているよな 渚宿 世間に勝てない 二人の恋に どこか似ている 運命(さだめ)まで  遠い他国で 肌恋しさに 天女はひとり 泣くのでしょうか…… 哀しい愛の 恋語り 羽衣伝説 渚宿 他人と言う名に 明日は戻る 今宵かぎりの 腕まくら
面影の郷五木ひろし五木ひろし山口洋子猪俣公章池多孝春道ばたに名もなく こぼれた花を 愛しんで摘んでた しろい横顔 幸せになってと 重ねた指を 潮風がゆらせた 面影の郷(さと)よ  瞳(め)をとじて思えば こんなに近い 初恋はふるさと 男ごころの 肩よせてかくれた 木立の陰で ふと触れたくちびる 面影の郷よ  夕やけの若狭は 潮騒さえも あのひとの優しい 声できこえる あかあかと落ちる陽 彼方に炎える この心とどけよ 面影の郷に
旅…あかり川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら池多孝春俺の生まれた ふるさとにゃ 温もり抱いた… 風が吹いていた 節くれ指で 井戸水を 汲みつつうたう 子守唄 母の優しい 微笑みが 俺のこころの 旅…あかり  誰が吹くのか 草笛は 切なく沁みる… 故郷(くに)の山や川 想い出呼べば 熱くなり 過ぎ去る日々の 幾春秋 瞼とじれば 望郷の やけに恋しい わらべ唄  どこへ帰るか 雁(かり)の群れ 夕焼け空の… 燃えるあかね雲 夕暮れ小路(こみち) 肩ぐるま 弱音を吐くな 負けるなと 強い親父の 一言が 俺のこころの 旅…あかり
誰も泣きたい時代だね田川寿美田川寿美ちあき哲也幸耕平池多孝春ひとり飲む酒 身を知る酒よ ここでいつまで 待てとやら… 次へ次へと途切れぬ歌も 涙色した歌ばかり 誰も泣きたい あぁ 時代だね  夜毎(よごと)逢えとは ねだらぬものを こんな夜だけ なぜくれる… まじに惚れてはいけないなんて 不倫(あそび)くらいがいいなんて 誰も泣きたい あぁ 時代だね  家に漏(も)れぬか 深追いせぬか 抱いて気を揉(も)む 胸哀し… ばかにするなと席から立てば 外へ遣(や)らずの雨が降る 誰も泣きたい あぁ 時代だね
裏町氷雨大泉逸郎大泉逸郎木下龍太郎大泉逸郎池多孝春どこか知らない 軒先で きっとお前は 雨やどり 小糠(こぬか)雨でも 女には 濡れりゃ冷たい 裏町氷雨 もしも居場所が 分かったら 差してやりたい こころ傘  人は失くして 気付くのか 愛と言う名の 宝物 馬鹿な男の 傷跡に 沁みて泣かせる 裏町氷雨 女ごころの 気配りが 見抜けなかった あの頃は  愛が残って いるのなら 元の一から やり直し せめてお前の 住む街は 避けて降れ降れ 裏町氷雨 たとえ片袖 濡れようと 差してやりたい ひとつ傘
想慕月大沢桃子大沢桃子未来里麻なかむら椿池多孝春心変わりを 知らされて 月が照らした ぬれた頬 切ない胸を 知るように 愛の炎か 残照か 紅さす小指 想慕月  過ぎた月日を 数えても 月は雲間に 見え隠れ 命を焦がし 燃え尽きた ふたり暮らした 倖せが 涙でかすむ 想慕月  声の限りに 泣きつくす 月に叢雲 恋の闇 寂しさ辛さ 消えなくて 耳をすませば しみじみと 風の音哀し 想慕月
大漁恋唄山口ひろみ山口ひろみ松井由利夫徳久広司池多孝春船は男の 度胸で捌(さば)く 浜は女の 根性で仕切る 留守の番屋は 任せておきな 千島親潮(ちしまおやしお) 海明(うみあ)け夜明(よあ)け 無事と大漁を シャシャンと〆(し)めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲(はなさ)き港(みなと)だよ  惚れて惚れぬき 押しかけ女房 苦労承知で あずけた命 情け手作り 龍神さまの 赤(あか)い共布(ともぎ)れ お守り袋 無事と大漁を シャシャンと〆めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲き港だよ  海が結んだ つがいの鴎 波のまくらで みる夢ひとつ 帰るその日を 指折りかぞえ 三月辛抱(みつきしんぼう) 半年我慢(はんとしがまん) 無事と大漁を シャシャンと〆めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲き港だよ
さくら川山口ひろみ山口ひろみ建石一徳久広司池多孝春生まれた時から 女には 背負った苦労が 男とちがう 母から学ぶ 笑顔と我慢 恋が教える せつなさつらさ 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 花咲く日は来る さくら川  流れる落葉を 今日も見た 自分を棄てたら 希望(のぞみ)も消える 故郷(ふるさと)呼んで 励ますこころ 寒い風にも 負けたりしない 明るくね 明るくね 明るくね 花咲く日は来る さくら川  二人をぬらして 日照り雨 喜び悲しみ 水面(みなも)にゆれる あなたとならば 歩いてゆける 愛の明日に 嵐が来ても 夢がある 夢がある 夢がある 花咲く日は来る さくら川
露地しぐれ梓夕子梓夕子木下龍太郎宮下健治池多孝春「ここから先は 女通れぬ男道。黙って来た道 戻ってくれ。無理は言いっこなしだ。」  借りたままでは 済まない義理の 命かけての 恩返し 叱りつけても 相合傘で 送るお前の 切なさが 雨になったか 露地しぐれ  つらい座敷の 酔いどれ客を 逃げて来たのか 乱(みだ)れ裾(すそ) 何も言わずに 入って行けと 送り届けた 雨の夜の 傘が二人の 縁結び  もしもこのまま 戻れぬときは 次と言う世で 水入らず 差して帰れと 譲った傘を 捨ててお前は 濡れねずみ ひとり見送る 露地しぐれ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
人生ぼちぼち節梓夕子梓夕子木下龍太郎宮下健治池多孝春一山(ひとやま) 二山(ふたやま) 三山(みやま)越え 苦労と言う名の 登り坂 一歩一歩を 重ねて行けば いつか峠を 越えられる 急ぎ過ぎれば こけるだけ ぼちぼち行こうよ 人生は  一押(ひとお)し 二押(ふたお)し 三(さん)に押(お)し 口説(くど)いて駄目なら あきらめろ 広い世の中 半分 女 残りくじこそ 当りくじ 恋に先着 順はない ぼちぼち行こうよ 人生は  一口(ひとくち) 二口(ふたくち) もう三口(みくち) 他人(ひと)には情けを 掛けておけ 廻り廻って 転(ころ)んだときに きっと救いの 手が伸びる 支えられたり 支えたり ぼちぼち行こうよ 人生は
ふるさと祭りおおい大輔おおい大輔すずき信子西條キロク池多孝春耐えて忍んで 雪解け流れ 桜吹雪の 花が舞う 春の訪れ 喜び祝う 祭りだ祭りだ ふるさと祭りだ 天地ゆさぶれ 御輿(みこし)を担(かつ)げ 飛び散る汗が 男の宝  風に叩(たた)かれ かたむく船も 無事に戻った 祝いだね 沖の一の瀬 真赤に染めて 祭りだ祭りだ 龍神祭りだ 波よゆさぶれ 大漁旗を 海の土俵で 男を磨け  山はくれない 色付く紅葉(もみじ) 心ひとつに 結ばれて 町は総出(そうで)で 篝火(かがりび)もやす 祭りだ祭りだ ふるさと祭りだ 夢をゆさぶれ 松明(たいまつ)背負(せお)え 度胸一番 男を飾れ
望郷・津軽じょんがら流れ唄おおい大輔おおい大輔飛鳥井芳郎佐義達雄池多孝春岬(みさき)は今日も 海鳴りが さわいで風花(かざはな) はこぶだろう 心にもなく 浜昼顔(はまひるがお)に 想(おもい)いよせては ひとり泣く 津軽じょんがら流れ唄  海峡はるか 越えてゆく 船さえ哀(かな)しく めをよぎる 生木(なまき)さくよに 別れて来たが 過去(むかし)しのべば 今さらに 津軽じょんがら流れ唄  凍(い)てつく海は 今もなお 冷たい風雪(ふうせつ) はこんでは 時の流れに むち打ち生きて 愛の涙を ちらすのか 津軽じょんがら流れ唄
母娘花小野和子小野和子野沢冬子花笠薫池多孝春浪花裏町 名もない花が 寄り添い合って 咲いてます… 人生は 苦労が百なら 幸せひとつ 世間の冷たさ まともにうけて 笑顔で耐えます 母娘花(ははこばな)  南新地の 赤提灯は 母娘が生きる 夢暖簾(ゆめのれん) 人生は 苦労が百なら 幸せひとつ 愛想がよければ お酒もうまい 肴(さかな)は十八番(おはこ)の 母娘歌  母がそだてた 小さなお店 『辛抱』背中(せな)に 文字隠れ 人生は 苦労が百なら 幸せひとつ 日だまり恋しい 裏路地だけど 明るく咲いてる 母娘花
雪國川中美幸川中美幸吉幾三吉幾三池多孝春好きよあなた 今でも今でも 暦はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國
岸壁の母島津亜矢島津亜矢藤田まさと平川浪竜池多孝春母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「又引揚船が帰って来たに、 今度もあの子は帰らない…。 この岸壁で待っているわしの姿が 見えんのか…。 港の名前は舞鶴なのになぜ飛んで 来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で…お願い せめて、せめて一言…。」  呼んで下さい おがみます ああ おっ母さん よく来たと 海山千里と 言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あれから十年…。 あの子はどうしているじゃろう。 雪と風のシベリアは寒いじゃろう… つらかったじゃろうと 命の限り抱きしめて… この肌で温めてやりたい…。 その日の来るまで死にはせん。 いつまでも待っている。」  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ。 愛し子待ちて今日も又、 怒濤砕くる岸壁に立つ母の姿を…」
兄弟船島津亜矢島津亜矢星野哲郎船村徹池多孝春波の谷間に 命の花が ふたつ並んで 咲いている 兄弟船は 親父のかたみ 型は古いが しけにはつよい おれと兄貴のヨ 夢の揺り篭さ  陸に上って 酒のむときは いつもはりあう 恋仇 けれども沖の 漁場に着けば やけに気の合う 兄弟鴎 力合わせてヨ 網を捲きあげる  たったひとりの おふくろさんに 楽な暮らしを させたくて 兄弟船は 真冬の海へ 雪の簾を くぐって進む 熱いこの血はヨ おやじゆずりだぜ
和江の舟唄永井裕子永井裕子吉岡治四方章人池多孝春酒の終わりは 丼(どんぶり)めしに 煮汁(にじる)ぶっかけ 掻(か)き込んだ そんなあんたが いとしくなって 男やもめに お節介 わたしはかもめ あんたはやもめ 和江(わえ)の港の かくれ妻  無理はしないで 人それぞれに 流れ浮(う)き寝(ね)の 過去をもつ 女房きどりで つくしてみても いつも勝てない 影がある わたしはかもめ あんたが命 和江の港の 風に泣く  夕日背にして あんたの船が 波にもまれて 帰る頃 セリで高値が ついたらいいね 髭(ひげ)の笑顔が 見たいから わたしはかもめ あんたは漁師(おとこ) 和江の港は 日本海
幸せつぼみ華かほり華かほり麻こよみ徳久広司池多孝春凍てつく風に 震えてる 桜つぼみの いじらしさ 今は小さな 二人の夢を 心合わせて あたためる 交わす笑顔が あるかぎり 生きて行きます あなたとこの町で  雪どけ水の せせらぎが 胸に優しく 響きます 二度と泣いたり しないと決めて そっとあなたの 手をつなぐ こころひとつに 重ね合い 生きて行きます あなたと離れずに  見上げる空に ひとすじの 春を呼ぶよな 流れ雲 たとえ人より 遅れていても いつか来ますね 幸せが 明日という日が あるかぎり 生きて行きます あなたとこの町で
わかっていたの華かほり華かほり麻こよみ徳久広司池多孝春わかっていたの はじめから 好きになっては いけない人と できることなら 誰よりも 最初に逢えたら 良かったわ このまま このまま 続いたら あなたのすべてが 欲しくなる 愛した 愛した 私が悪い お別れします 今日かぎり  わかっていたの いつの日か 二人終わりが 必ず来ると きっと写真を 見るたびに 涙であなたを 思い出す このまま このまま 続いたら 誰かを泣かせる ことになる 面影 面影 抱きしめながら お別れします 今日かぎり  このまま このまま 続いたら あなたのすべてが 欲しくなる 愛した 愛した 私が悪い お別れします 今日かぎり
おばこ吹雪小桜舞子小桜舞子木下龍太郎岡千秋池多孝春明日に賭けてる 男の夢の 邪魔になっては いけないの 分かりながらも 心の内は 貴方を止めたい 冬の駅 おばこ吹雪よ ひと荒れ荒れて 上り列車を 出さないで  ねぶり流しの 提灯揺れて 秋田竿燈(かんとう) 夏まつり 竿を片手に 大見得切った 半纏(はんてん)姿に ひと目惚れ おばこ十八 逢瀬のたびに 胸を焦がした 紺がすり  きっと戻って 私の許(もと)へ 嫁に行かない それまでは 走る列車を 追ってはみても ホームのはずれで 行き止まり おばこ吹雪よ 送って行って 従(つ)いて行けない その先は
雪舞い港椎名佐千子椎名佐千子麻こよみ鈴木淳池多孝春船がいつ出る あてさえなくて 吹雪いて荒れる 北の海 あなたの後を 追いかけて ここまで ここまで 来たものを… 行く手遮(さえぎ)る 波しぶき ひとり足留め 雪舞い港  「忘れて欲しい」 あの一言が 氷柱(つらら)みたいに 胸を刺す 一縷(いちる)の望み 抱きしめて ここまで ここまで 来たものを… 私を捨てる その訳を せめて聞きたい あなたから  風はいつ止む 待ち合い室の 吐息に曇る ガラス窓 涙をこらえ 追いかけて ここまで ここまで 来たものを… 海よ荒れるな 今日だけは 祈る思いの 雪舞い港
紅葉川椎名佐千子椎名佐千子仁井谷俊也鈴木淳池多孝春ひとひらふたひら 散りゆく紅葉 恋の終わりを 見るように あなた嫌です あきらめないで どうか離れて 行かないで 情念(いのち)もえます くれないに あゝ紅葉川  あなたを失う その日が来たら きっと生きては ゆけないわ おまえひとりと この手を握り 抱いてくれたわ 夜明けまで 愛のさざ波 また寄せる あゝ紅葉川  世間の冷たさ 涙のにがさ 胸で庇(かば)って くれるひと やがて来る冬 ふたりで越えて 春を待ちたい 倖せを 夢が流れる ゆらゆらと あゝ紅葉川
人生情け傘三笠優子三笠優子水木れいじ三浦丈明池多孝春雨の屋台の 三三九度で 捨てた故郷と 親ごころ 離れずに…離さずに あんたとふたり 憂き世しぐれに 身をよせながら 惚れてつれあう 人生情け傘  ひとつ越えても 山また山の つづく苦労の いばら道 振り向かず…振り向けず あんたとふたり 我慢くらべの 駆け落ちぐらし 耐えて忍んだ 人生情け傘  涙つづりの 幾春秋(いくはるあき)も 過ぎてしまえば 語り草 ほどかずに…ほどけずに あんたとふたり 絆一文字 明日に賭けて 夢もひろがる 人生情け傘
酒しぐれ三笠優子三笠優子仁井谷俊也三浦丈明池多孝春いのち削って 尽くしてみても 別れてしまえば もう他人 飲んで酔えない こころの傷に おんな未練の 酒しぐれ  夜が来るたび 人恋しくて グラスに面影 また揺れる 待てばせつない 来なけりゃ辛い 酒よあのひと 連れてきて  痩せた肩先 いたわるように やさしく私を 抱いたひと 惚れた分だけ 憎んでみても 忘れられない 酒しぐれ
月の渡り鳥市川由紀乃市川由紀乃万城たかし宮下健治池多孝春八里歩けば 草鞋(わらじ)も切れる 一宿一飯 借り受けまして 上州 松井田 中仙道 月のしずくが 笠に降る 旅の弥太郎 渡り鳥 渡り鳥  惚れた腫れたは 苦手な台詞(せりふ) 姿はやくざの 弥太郎笠も 育ちは旗本 二本差し お雪恋しや 胸のうち 誰に聞かそか 旅の夜空(そら) 旅の夜空(そら)  義理と人情に 命が絡む 笛吹峠は 見返り峠 恩義を果たせと 妙義山(やま) 烏(からす)川面(かわも)に 逆さ月 濡れて弥太郎 三度笠 三度笠
九頭竜の流れ南部直登南部直登克舟南部直登池多孝春水 激しく動けば 岩をもくだき 谷をもつくる 滝鳴り 怒涛(どとう)の響き 人 激しく動けば 壁さえやぶり 歴史つくる 人生 河の如し 竜が舞う時 人も踊る 祭りなつかし 東尋坊 九頭竜川 母なりし  水 清きて鮎が棲む 濁りて棲むは 福井魂(ひと)とはいえず 水面 眩(まばゆ)い光り 人 純情(すなお)に生きてこそ 雨風しのぎ 大道則(だいどうのっと)る 人生 水の如し 竜が昇れば 人も昇る 幼き想い出 鳴鹿堰(なるかぜき) 九頭竜川 母なりし  竜が舞う時 人も踊る 祭りなつかし 東尋坊 九頭竜川 母なりし
盛春ヨコハマ南部直登南部直登克舟南部直登池多孝春こんなはずでは なかった人生 今でも夢を 追い続け 暖か心に 嬉しく泣いた 生きていてこそ 乗り越えられる 桜花咲く 万国橋に もう一度咲きます もう一度咲きます 盛春ヨコハマ  一度は人生 あきらめた時 熱い情け 受けました 黄昏色に 照らされて 今の私が あるのです 光の花咲く 万国橋に もう一度輝く もう一度輝く 盛春ヨコハマ  薔薇も微笑(ほほえ)む 万国橋で 咲いてみせます 咲かせてみせます 盛春ヨコハマ
風鈴恋唄丘みどり丘みどり松井由利夫四方章人池多孝春何処へ行こうと ふたりはひとり かたく結んだ 恋絆 窓でやさしく チンチロ チンチロリン 春 夏 秋 冬 風が吹くたび 鳴る風鈴に 浮かぶ故郷(こきょう)の 花あかり  ~田舎なれどもサーエー 南部の国はヨー~  こころ細さも うすれて消える 側にあなたが いるだけで 胸にしみじみ チンチロ チンチロリン 春 夏 秋 冬 しみる幸福(しあわせ) この風鈴が 宝物です わたしには  寒くないのよ 肩寄せ合えば 針を刺すよな 雪の夜(よ)も 指ではじけば チンチロ チンチロリン 春 夏 秋 冬 夢の谺(こだま)を 呼ぶ風鈴が 生きる明日の 道しるべ
お色直し長保有紀長保有紀木下龍太郎中村典正池多孝春涙でかすむ この目にも ひと際映える 高島田 お色直しは 妻として 旅立つための 晴れ姿 昨日と同じ この娘でも 大きく見える 今日の日は  この手を離れ これからは 選んだ人と 腕を組む お色直しは 娘から 女に変わる 衣替え 嬉しさ半分 寂しさが 残りの半分 親ごころ  他人はくれぬ しあわせは 力を合わせ 掴むもの お色直しは 人生を 二人で歩く 旅衣 はぐれず従(つ)いて 行くように 願いをこめて 送り出す
二人静みずき舞みずき舞藤野美代徳久広司池多孝春惚れ合うふたりの しあわせに ぬくもり奪う すきま風 苦労させない 人よりも 苦労一緒に できる人 ふたりはひとつ 力をあわす 二人静(ふたりしずか)の 二人静の 花のように  世渡り下手だと 云いながら 自分をいつも 責めている 無駄といわれる つみ重ね 無駄があしたの 糧になる けわしい道も つらくはないわ 二人静は 二人静は 夢をみて  足もとしっかり 地につけて やってりゃいつか でる答え 涙ふたりで 分け合って 涙笑顔に 変えるのよ 咲かせるための 楽しい苦労 二人静は 二人静は 愛の花
帰りゃんせみずき舞みずき舞石川勝徳久広司池多孝春しぐれの音に 目が覚めて 手探り隣りに あなたはいない 過去を断ち切り このおれと 生きていこうと 口説いたひとよ どこにいる どこにいる も一度わたしに 帰りゃんせ  つくして惚れた その姿 しあわせ笑顔と 云われてみたい 明日に望みを もてるのに 愛がはぐれて 迷っているの 好きなのよ 好きなのよ も一度わたしに 帰りゃんせ  冬の寒さに 耐えたなら 桜の春が 待っている 強くなります 花のように 女心の 一途な夢よ どこにいる どこにいる も一度わたしに 帰りゃんせ
鶴之丞北岡ひろし北岡ひろし松井由利夫伊藤雪彦池多孝春雪の香りの 紅花小花 裾(すそ)に散らせた 絹(きぬ)小袖(こそで) 男は 女の 夢に生き 女は 男の 夢に死ぬ たとえしがない 役者の身でも 夢は一途(いとすじ) 鶴(つる)之丞(じょう)  嘘と真実(まこと)を 絡(から)ませながら 回る浮世の この舞台 男は 女の 夢に生き 女は 男の 夢に死ぬ 旅の楽屋で 故郷(こきょう)の月に 夢を重ねる 鶴之丞  涙かみしめ 襟(えり)白粉(おしろい)に 情けひと刷(は)け 女形(おんながた) 男は 女の 夢に生き 女は 男の 夢に死ぬ いつかこの手で 千両(せんりょう)幟(のぼり) 夢の絵(え)草紙(ぞうし) 鶴之丞
なみだの港田川寿美田川寿美悠木圭子鈴木淳池多孝春生きてあなたを 憎むより いっそ死にたい この海で 弱い女を 哀れむように 遠くで海鳥 ホロホロ鳴いた あなた…あなた 未練でしょうか 思い出が 泣いている港  馬鹿な女と 言われても 忘れられない あの人を 夢を見ました 女の夢を 遠くで漁り火 ちらちら潤む あなた…あなた 未練でしょうか 夢が散る おんなの港  風によろける 細い肩 波が飛沫が 頬を打つ 涙こらえて 岬に立てば 恋しい面影 ゆらゆら揺れる あなた…あなた 未練でしょうか 海が哭く なみだの港
独酌酒水田かおり水田かおり高橋直人影山時則池多孝春灯(あか)りにじんだ 裏通り 人が恋しい 雨の夜 話し相手の お客もいない 肩を寄せあう あんたもいない あゝさみしいね…… 未練とまり木 独酌酒(ひとりざけ)  世話になったと 置手紙 どこへ流れて 行ったやら あんた十八番(おはこ)の 演歌が沁みる 隙間だらけの 心に沁みる あゝせつないね…… 偲ぶおもかげ 独酌酒(ひとりざけ)  なみだ拭いたら 思い出も すべり落ちそな 不幸指 ここで酔いどれ 帰りを待つわ 命あるまで あんたを待つわ あゝ逢いたいね…… 夢を抱きしめ 独酌酒(ひとりざけ)
母のふるさとへ吉幾三吉幾三吉幾三吉幾三池多孝春母の生まれた小さな村へ ひとり旅なのさ 海沿いの小路(みち) 何度か抜けて 鳥も飛べない 吹雪の中を 風の音だけ頼りに行くよ 母の代わりにさ 幼い頃に 母の背中(せな)で 聞いたことある ふるさとの風 あなたを背負ってでも 来たかった あなたも も一度 来たかったでしょう  苦労を背負ってふるさと捨てた 母の人生よ 父親(おやじ)に死なれ 俺まで背負い 笑う暇など なかった母よ 黒く濁った日本海を ひとり旅なのさ 白黒写真 それだけ頼り 景色ちっとも 変わっちゃいねえ あなたを背負ってでも 来たかった あなたも も一度 来たかったでしょう  身内親戚居ないと言った 母のあの涙 「嘘だ」と知った 倒れたあの夜 俺にゃ分かるさ あなたの涙 誰が居ようが関係ないさ 行ってみたいだけ 捨てたと言えど 故郷(こきょう)は故郷(こきょう) 何も変わらぬ 母への想い あなたを背負ってでも 来たかった あなたも も一度 来たかったでしょう  あなたを背負ってでも 来たかった あなたも も一度 来たかったでしょう
平っちゃらブギ岸千恵子岸千恵子麻こよみ合田道人池多孝春ハァーふられ女に やさしくしないでョー がまんの涙が 顔を出す ホーイホイ なじみの店の ホーイホイ とまり木で 今夜はひとり ほろり酒 平っちゃらちゃらさ ふられるぐらい 平っちゃらちゃらさ なれっこだもの (ハァ)  ハァー化粧もかえたよ タバコもやめちゃった あいつの好みに 変えてみた ホーイホイ あきらめかけた ホーイホイ 幸せを ちらつかされて 夢を見た 平っちゃらちゃらさ もっといい男(やつ) 平っちゃらちゃらさ みつけてやるさ (ハァ)  ハァーひとつふたつと あいつのいい所 数えりゃ胸が キュンと泣く ホーイホイ はずれつづきの ホーイホイ 男運(おとこうん) あいつで終りに したかった 平っちゃらちゃらさ あしたになれば 平っちゃらちゃらさ 忘れてやるさ (ハァ)
おんなの終着駅泉ちどり泉ちどりたきのえいじ朝月廣臣池多孝春手さぐりしても つかめなかった 米つぶ程の しあわせも あきらめかけた そんな頃 私に夢を くれた人 線路も地図も ないけれど あなたが私の 終着駅よ  世間の風の 冷たさ辛さ 隠れて何度 泣いたやら 昭和の頃の 不幸ぐせ 笑って言える 今ならば 明日が見える 私にも あなたと重ねる いのちの旅路  苦労が沁みた この目を見つめ 優しく肩を 抱き寄せる 思えばひとり 人生の 名もない駅を 乗り継いで 初めて知った 温かさ あなたが私の終着駅よ
茶摘歌竹川美子・岡千秋竹川美子・岡千秋たかたかし岡千秋池多孝春(女)茶摘みごろには 藪うぐいすが (女)裏の里山 たんと啼く (男)おれもお前っちゃに 一目で惚れて (男)ホーホケキョと 胸こがす (二人)ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ (二人)蛙(きゃある)が啼くんで 雨ずらよ  (男)声がしたなら 顔見せてくれ (男)見せて損する ものじゃなし (女)損はしねえども 父(とと)さが恐い (女)薪を片手に 寝ずの番 (二人)ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ (二人)蛙(きゃある)が啼くんで 雨ずらよ  (女)鬼も十八 番茶も出花 (女)茶摘鋏の 音のよさ (男)世帯もつなら お前っちゃにきめた (男)恋のうぐいす ホーホケキョ (二人)ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ (二人)蛙(きゃある)が啼くんで 雨ずらよ
お蝶次郎長恋姿竹川美子・岡千秋竹川美子・岡千秋たかたかし岡千秋池多孝春清水次郎長 女房がえらい 風に噂の 東海道 花は橘 茶の香り 茶の香り ほれて寄り添う おしどり旅は お蝶次郎長 恋姿 恋姿  「お蝶、今夜は冷えるなあ」「一本つけますか?」 「おう、上等だ。つまみは塩辛がいいな」 「あれは石さんが食べちゃったよ」 「しょうがねえなあ、じゃあ数の子があったろう」 「それも石さんが食べちゃった」 「わさび漬けはどうした?」 「それもねぇ…」 「あの石の野郎。もう勘弁ならねえ!」  男磨いて 仁義を生きる 浮世渡世の 三度笠 そんなあんたに 夢を賭け 夢を賭け 裏の苦労を 笑顔で裁く お蝶次郎長 恋姿 恋姿  「あんたっ、石さんがやられたよ」「何ぃ。ふぐにあたったか」 「何いってんのよ。斬られちゃったんだよ」 「そりゃてぇへんだ。オイ、出掛けるぞ、支度しろい」 「ちょちょちょっと待ってよ。あわてちゃだめよ」 「これがあわてずにいられるか、野郎ども、ついてこい」  富士を背負った 日本一の あんたわたしが 惚れぬいた 夢に生きてる 男です 男です かわす目と目に 心が通う お蝶次郎長 恋姿 恋姿
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
柿の実の詩山口ひろみ山口ひろみ建石一徳久広司池多孝春枝葉の落ちた 柿の木は 静かに来る春 待っている 桃栗三年 柿八年 わたし努力が 足りないですか 頬をよせれば 聞こえてきます 頑張りなさいと 柿の実の詩  汗ばむ頃に 柿の木に ちいさな黄色の 花が咲く 逢う人去る人 めぐる季節 つらい別れを 心の糧に 住めばこの街 優しさ匂う 私をささえる 柿の実の詩  子供がのぼる 柿の木を 見てたらあげると 朱(あか)い実を 甘柿渋柿 夢の味 こんなところに 幸せひとつ どんなときでも 一人じゃないわ 夕焼けうれしい 柿の実の詩
津軽恋つづり山口ひろみ山口ひろみ松井由利夫徳久広司池多孝春雪の匂いは 津軽の匂い 情けぬくもり ストーブ列車 胸のいたみを 絶ち切るために 涙 海ぞい 鯵ヶ沢(あじがさわ) …せめてひととき 傘踊り  姉っこ どこさ行く いそいそと  波の花散る 小泊岬 なぜに溶けない 心の氷柱(つらら) 風にじょんがら 背中を押され 十三(とさ)の砂山 五所川原(ごしょがわら) …和(なご)む花茣蓙(はなござ) 傘踊り  旅の終わりは 十和田と決めて 雪の津軽を 西から東 リンゴ畑も お岩木山も 冬を忍んで 待つ春の …夢がほころぶ 傘踊り
いっしょがええなあ歌川二三子歌川二三子大野勝彦三浦丈明池多孝春荒れる嵐に まがり坂 なんどこの道 行き止まり おまえの支えで すくわれた 夕日がきれいな 風の丘 やっぱり いっしょが ええな ええな  若い頃には 倖せが すぐに来る気が したものさ 今では時間を ゆっくりと 心にきざんで 歩きたい やっぱり いっしょが ええな ええな  今の俺には 何よりも 君の笑顔が 宝もの やさしさぬくもり ありがとう 二人で手を取り 夫婦道 やっぱり いっしょが ええな ええな  (台詞) 永い事 苦労をかけて すまないな 本当にありがとう ありがとう
曽根崎あかり水沢明美水沢明美水木れいじ朝月廣臣池多孝春焼売(しゅうまい)つついて やけ酒あおる そんなあんたの 背中に泣けた 小雨しょぼつく 天神さんの あれがふたりの 馴れ初め噺(ばな)し… 浪花人情 からくり芝居 みんな知ってる 曽根崎あかり  新地の横丁に 店出したると 酔って見栄切る 極楽トンボ あてに千日・三年三月 うれし涙で 暖簾をあげる… 好きなお酒も 辛抱させた 甲斐があったね 曽根崎あかり  ほら見てごらんよ みどりの松葉 二人づれです こぼれる時も 照る日 曇る日 似た者どうし この手離さず あんじょうやろな… 渡る世間の よりそい橋に 春を呼ぶよな 曽根崎あかり
泣酒川(なさけがわ)水沢明美水沢明美水木れいじ朝月廣臣池多孝春泣酒川…生きるこの世の 波風に お酒を頼りの 浮き沈み 女ひとりの なみだの町で 夢を灯して 二十年… やっと逢えたね 逢えました あなたという名の いのち舟  この川で…うしろ姿を 見送れば こころの中にも 雨がふる 泣いた数だけ 折鶴おって 袖を濡らした 夜いくつ… やっと見えたね 見えました ネオンの岸にも 春ひとつ  泣酒川… 水よ 心が あるならば 叶えてください この恋を どこへ着こうと あなたの胸に さだめ預けて 流れゆく… きっと咲かすね 咲かせます しあわせ一輪 おんな花
藤十郎三笠優子三笠優子裕里ひかる野々卓也池多孝春かりそめの 稽古芝居(けいこしばい)に 謎かけて 詫びるこの手で 仇情(あだなさ)け 妻という名の 堅結(かたむす)び 濡れてほどけて 加茂川の 水に急かれる 水に急かれる もやい舟  (台詞) 「芸一筋の藤十郎のそばには、 いつも影のように寄り添うお梶の姿がありました。」  いつわりの 心かくして 口説き節 消して行灯(あんどん) 色模様 たとえ肌身は 他人でも 見せた真実(まこと)を 何としよう 花はうすずみ 花はうすずみ 春嵐  ひたすらに 役者気質(かたぎ)の 意地を賭け 男舞台の 幕が開く 芸の火花と 恋の罪 まぶたとじても 消え残る お梶哀しや お梶哀しや 泣きぼくろ
男の人生三笠優子三笠優子仁井谷俊也三浦丈明池多孝春肩をすぼめりゃ こころが寒い 酒を呷(あお)れば なみだが苦い 男の人生 むかい風 誰にわかって 欲しくはないが せめて濡らすな 通り雨  拗(す)ねて呑む人 無口な人も みんな淋(さみ)しい 似た者同士 男の人生 いばら道 元気だしなと 肩など叩き 酒を酌(つ)ぎあう 夜もある  路地で見上げる まんまる月が 惚れたおまえの 笑顔にかわる 男の人生 のぼり坂 明日(あす)という日は 見えないけれど 捨てちゃいないさ 夢だけは
無法一代 松五郎石上久美子石上久美子鳥井実三浦丈明池多孝春玄海おんなが まともに歌う 汗と涙の アンア ひと節勝負 男も泣いた 女も泣いた 義理と人情と 純情に 演じたその人… 男 男 松五郎 無法一代 松五郎  玄海おんなが 女の意地で 乗るかそるかの アンア ひと節勝負 酒にも強い ケンカも早い 意地と我慢を 噛みながら 双(もろ)肌脱いでは… 男 男 松五郎 あばれ太鼓の 乱れ打ち  玄海おんなも 片肌脱いで あばれごころの アンア ひと節勝負 男も濡れた 女も濡れた 惚れていながら なぜ云えぬ 映画のひとコマ… 男 男 松五郎 無法一代 松五郎
想いで迷子五木ひろし五木ひろし荒木とよひさ三木たかし池多孝春愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがら パジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる  夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何んにも いらない だから鏡に映るわたしに 想いでばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから  こんな夜には少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがら パジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
みちのくの春山本謙司山本謙司平山忠夫宮下健治池多孝春根雪解けたと あの娘の便り 背籠(せかご)姿が 瞼に浮かぶ 遠く離れた 出稼ぎぐらし 慣れぬ仕事に 精出す俺を 山が呼んでる ああ待っている ……みちのくの春  裏の木立も 芽吹きの頃か 陽ざし恋しい 藁葺き屋根よ 力一ぱい 働きながら 齢を重ねて 育ててくれた 母が達者で ああ待っている ……みちのくの春  夢でつないだ 絆が辛い 抱けぬ情けを あの娘に詫びる 同じ苦労を 分けあいながら 共に住みたい あの故郷(ふるさと)で 南風(かぜ)もやさしく ああ待っている ……みちのくの春
勝海舟山本謙司山本謙司志賀大介新倉武池多孝春勝ちに行(ゆ)くのさ 咸臨丸(にほんまる) 風に帆を張れ 胸を張れ 国を憂い 国を思う その名も男 その名も男 勝 海舟  怒涛逆巻(どとうさかま)く 夜明けの前 浴びる火の酒 恋の酒 西郷南洲(さいごうなんしゅう) 福沢も あしたを睨(にら)む あしたを睨(にら)む 太平洋  春は桜木(さくらぎ) 秋は菊 大和心(やまとごころ)を 染めて咲く 昇れ維新の 晴れ舞台 その名も男 その名も男 勝 海舟
赤城山島津亜矢島津亜矢野本高平村沢良介池多孝春「幾百千里離れても、 俺の命を庇(かば)ってくれた、 赤城のお山と手前たちのこと、 忠治は生涯、忘れはしねえぞ。」  やむにやまれず 長脇差(ながどす)抜いた 俺を御用の 提灯(ひ)が囲む これが運命(さだめ)か 裏街道 落ち目くだり目 涯(はて)ない首途(かどで) さらば赤城山(あかぎ)の さらば赤城山の 月灯り  「関(かん)八州に身のおきどころ、 追われ追われて仮寝(かりね)の枕。」 今日があっても、明日はねえンだ。 いいってことよ、泣くんじゃねぇ。 あと振り返って背伸びをすりゃあ 赤城のお山は、拝めるんだ。」  義理の盃(さかずき) 男の意地も 勝てぬ浮世に 腹が立つ どこへ飛ぶのか 雁の声 こんど逢う時ァ あの世じゃないか 風が身にしむ 風が身にしむ 秋しぐれ  「親子づれか、兄弟か。 ――雁が鳴いて飛んでゆく。 やっぱりあいつも、 故郷(こきょう)の空が恋しいんだろうなあ。」  木綿角帯(もめんかくおび) 堅気(かたぎ)の姿 夢にまでみて 捨ててきた どうせ戻れぬ 旅がらす こころ故郷(こきょう)へ 草鞋(わらじ)は西へ 泣かぬ忠治の 泣かぬ忠治の 目に涙
仲乗り新三島津亜矢島津亜矢つるぎまさる村沢良介池多孝春木曽の生まれよ 仲乗り新三 夜風身に沁む 旅鴉 生まれ在所で いつかはきっと 寝ずに覚えた 木曽節を いいじゃないかい 春だもの いいじゃないかい 旅だもの 結ぶ草鞋と アンァー アー… 三度笠  木曽のナー ナカノリサン 木曽の御岳 ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ アラ ヨイヨイヨイノ ヨイヨイヨイー  斬って切れない 情けの糸で 後ろ髪ひく 茶屋娘 こんなやくざに 惚れたら苦労 明けの木曽路を 忍び立ち いいじゃないかい 春だもの いいじゃないかい 旅だもの 縞の合羽に アンァー アー… ひとしずく  「お控えなすって お控えなすって… 手前 生国と発しまするは 木曽でござんす 木曽は木曽でも木曽川で 産湯を使った 仲乗り新三と申します…」 遠音・山越し・ふるさと囃子… じーんと来やんす瞼の奥で… 捨てたあの娘が 捨てたあの娘が俺を呼ぶ…」  石の地蔵さんと 野仏さんに 片手拝みの いそぎ旅 ままよ長脇差 水棹に代えて 流す筏は 十三里 いいじゃないかい 春だもの いいじゃないかい 旅だもの 娘 手を振る アンァー アー… 中仙道
名月赤城山島津亜矢島津亜矢矢島寵児菊地博池多孝春男ごころに 男が惚れて 意気がとけ合う 赤城山 澄んだ夜空の まんまる月に 浮世横笛 誰が吹く  「赤城の山も今夜を限り 生まれ故郷の国定の 村や 縄張りを捨て国を捨て 可愛い乾分(こぶん)の 手前ぇたちとも わかれわかれになる首途だ」  意地の筋金 度胸のよさも いつか落目の 三度笠 云われまいぞえ やくざの果てと さとるわらじに 散る落葉  「加賀の国の住人 小松五郎義兼が鍛えた業物 万年溜の雪水に浄めて 俺には生涯ぇ手前ぇと いう強ぇ味方があったのだ」  渡る雁がね 乱れてないて 明日はいずこの ねぐらやら 心しみじみ 吹く横笛に またも騒ぐか 夜半の風
瞼の母島津亜矢島津亜矢坂口ふみ緒沢しげと池多孝春軒下三寸 借りうけまして 申しあげます おっ母さん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやす  「おかみさん 今何とか言いなすったね 親子の名のりがしたかったら 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが 笑わしちゃいけねぇぜ 親にはぐれた子雀が ぐれたを叱るは無理な話よ 愚痴じゃねぇ 未練じゃねぇ おかみさん 俺の言うことを よく聞きなせぇ 尋ね 尋ねた母親に 倅と呼んでもらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでぇ」  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっ母さん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  「何を言ってやんでぇ 何が今更、 忠太郎だ 何が倅でぇ 俺らにゃおっ母はいねぇんでぇ おっ母さんは 俺の心の底に居るんだ 上と下との瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔の やさしいおっ母の面影が浮かんでくらぁ 逢いたくなったら 逢いたくなったら 俺ァ瞼をつむるんだ」  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮世と いうものか 水熊横丁は 遠灯り 縞の合羽に 縞の合羽に 雪が散る  「おっ母さん」
大利根しぐれ島津亜矢島津亜矢野本高平村沢良介池多孝春利根のしぐれか 瞼が濡れる 夢はどこかへ 落し差し 武士のこころは 忘れはせぬが 風にまかせた 枯れ落葉 浮世流転の 浮世流転の 平手造酒  「江戸は神田 お玉ヶ池の千葉道場で 昔、磨いたこの腕を 買われてなった用心棒― これが平手の…なれの果てだ」  受けた恩義は 白刃で返す 野暮な渡世の かえし業(わざ) 喧嘩沙汰なら 命もままよ 賭けて裏目が 出ようとも 義理にゃ勝てない 義理にゃ勝てない 平手造酒  「無器用に生きた平手造酒 痩せても枯れても 武士は武士 小さな誇りと脇差し抱いて どこかへ消えて行くだけさ」  酒に溺れた 男の明日を 空の徳利が 知るものか どうせこの道ァ あの世とやらへ 啼くな葦切(よしきり) 灯(ひ)のかげで 影もやつれた 影もやつれた 平手造酒
伊那の勘太郎島津亜矢島津亜矢宮沢守夫村沢良介池多孝春山は御岳 川なら天竜 道は木曽路の 村はずれ 恋を譲って 草鞋をはいて あてもないのに 急ぎ足 伊那を背にする 伊那を背にする…勘太郎  ハァー 天竜下れば 飛沫がかかる…  慣れた板場を 賭場へと変えりゃ 握る包丁 長脇差へ 里の灯りが ちらほら点もりゃ しのぶ蔦屋の 宿灯り 伊那は今頃 伊那は今頃…秋祭り  「今日は今日…明日は明日の風まかせ どうせなるようにしかならねぇ …旅人でござんす…」  江戸の暮らしにゃ 慣れては来たが 夢に出て来る おしんさん 恋は咲かずに 終わったけれど 咲いているだろ 蕎麦の花 伊那が恋しい 伊那が恋しい…勘太郎
まさと節千葉一夫千葉一夫今枝のりを榊薫人池多孝春夢と言う字を 振り出しに 詩(うた)がいのちの 道しるべ 駿河(するが)おとこの 意地かけて 人生ひとすじ まさと節  右も左も どっちみち 先はおんなじ 渡し舟 恋となみだの うらおもて 銀座が書斎の まさと節  帰るふるさと 茶の香り 松のしずなみ 照国寺(しょうこくじ) 情け浮き世に 振り分けて 道中すごろく まさと節
小夜しぐれ千葉一夫千葉一夫みやび恵神島万瑳緒池多孝春こころの嘆(なげ)きを 嘲笑(わら)うよに 窓で浮かれる 雨の音 眠れるままに 酔えないままに 夢にもいちど 染まりたい 呼べど応えぬ 小夜(さよ)しぐれ  どんなに別れを 悔やんでも 雨は逆さに 降りゃしない 身を退(ひ)くことで つらぬく愛に ひとりおんなの みれん酒 しゃくな雨です 小夜しぐれ  逢えないあなたに 身を焦がす おんな哀しい おくれ髪 叶わぬことと 知りつつ祈る せめて灯して 恋あかり 胸に傘さす 小夜しぐれ
娘よGOLD LYLIC芦屋雁之助GOLD LYLIC芦屋雁之助鳥井実松浦孝之池多孝春嫁に行く日が 来なけりゃいいと おとこ親なら 誰でも思う 早いもんだね 二十才を過ぎて 今日はお前の 花嫁姿 贈る言葉は ないけれど 風邪をひかずに 達者で暮らせ  「花嫁さんが泣いたらあかん 父さんの事は心配せんでええ きれいや 今日のお前ほんまに きれいや なあ母さん」  夕べ娘が 酌してくれた 酒の味さえ おぼえていない 古い写真を 指さしながら ここが父さん そっくりなのと 頬のあたりを なでながら 涙ぐんでは はしゃいでくれた  笑い話で すませるけれど 口じゃ云えない 苦労もあった 嫁に行ったら わがまゝ云わず 可愛い女房と 云われて欲しい いつも笑顔を 忘れずに ついて行くんだ 信じた人に
理由GOLD LYLIC中条きよしGOLD LYLIC中条きよし山口洋子平尾昌晃池多孝春あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの 夜明けに帰って来た彼の 背広についてた口紅が 許せなかっただけのこと マージャンしてたと言いわけも 投げ出すように冷たくて 熱いコーヒー いれながら もうおしまいねと 泣きました  あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの 夜中にかかって来た電話 あのひと出してと親しげな 若い女の笑い声 誰よと責めても答えない 煙草輪にする横顔に 男ごころを見たようで もうこれきりねと 泣きました  あのひとと別れた理由(わけ)は 何んでもないの お休みぐらいは家(うち)にいて ふたりでゆっくりしましょうと 甘い約束したあとで 仕事があるよと新しい ネクタイしめて行く背中 扉(ドア)にもたれて見送って もう今日かぎりと 泣きました
お米と野菜の祝い唄山口ひろみ山口ひろみ建石一徳久広司池多孝春ハアー 天のめぐみの 陽をあびて ハアー 田んぼ畑は 生きている 生きている 爺さまいつも 言(ゆ)うとるよ 米のひとつぶ ありがたや ハァーアア… 嬉しいね  (独白)「田んぼさん 田んぼさん 昨日はありがとうございました。 今日もよろしくお願い致しますね。 こうやって今は、田んぼや畑仕事を始める前にちゃんと言えるけど、 お嫁に来た頃は何にも言えなくて、よくじっちゃんやばっちゃんに 叱られたわ。 都会で暮らすもんは、もののありがたみがわからんで困る。 でも、そんなときあんたがかばってくれた。 一つ一つ野良仕事の手順や使う道具の名前もね… 田んぼも畑も生きものだから、 イヤイヤやったら不味いもんしか出来ん。 真心こめて種の時から一生懸命声掛けしてゆくんだ。 お米さん、お米さん、 美味しく育ってね。皆に元気を与えてね。 最初は何でそんなことをって思ったけど、段々年を重ねて ゆくうちに、あたしにもそれがわかって来たの。 優しい気持ちで声かけすることが大切だと… 家族みんなで力を合わせて、それが絆だってね。」  (夫)「俺たち結婚して何年だ、十年すぎたのか。 いや、おまえの働く姿をみて、ふっと思ったんだけどさ…」  (妻)「そうですよ、十年目に子供が産まれて、今あの子が二つ半 ですからね。」  (夫)「そうか、おまえもよく辛抱してくれたね…ありがとう… 都会育ちのおまえがさ、俺んところへ嫁に来てくれたと思うとな… 見合いのような出会いから始まったからなぁ。」  (妻)「あたしもね、 はじめはなんか躊躇(ちゅうちょ)するものがあったけど、 農作業体験のあと、あんたの土にまみれた太くておいものような指を 思い出したら笑っちゃって… 結婚してもいいかなって、ふと思ったのよ…真面目そうだしね。」  (夫)「何だそれって、俺が好きって言う告白か。」  (妻)「やだ、違うわよ。田んぼがいいな、 お陽さまがいいなって話…(笑)」  ハアー 四月五月は 田植えどき ハアー 九月十月 稲を刈る 稲を刈る 婆さま楽が したいとよ 籠の孫見て ひと踊り ハァーアア… 嬉しいね  (妻)「ねえあんた、あの桜の木の下でお昼にしましょ。」  (夫)「なんだ、もうそんな時間か。」  (妻)「はい、おにぎりと浅漬のお新香。 今日はばっちゃんが家で子守してるから、早く帰らないとね。 ばっちゃんやじっちゃんはすぐ抱っこするから、抱きぐせが もうついちゃって、あの子も泣けば抱っこしてくれると思って…」  (夫)「いいじゃないか、じっちゃんとばっちゃんがいるから こうやって田んぼにいられるんだ。昔の農家と今は違う。」  (妻)「そうね、あの頃は専業農家が多かったけど、今は兼業だもんね。 子供も少なくなっているし… でも、誰かがお米や野菜をつくってゆかないと。 今は家庭菜園が流行っているけど、 苗をつくるったって、ハウスの空気の入れかえや、水をやったり 芽が出て来てやっと苗だからねぇ…それを田んぼに植える。 今はトレーラーがあるけど はじっこの隅の差し根植えは手作業 だからね。水の量だって毎日見ないといけないし。」  (夫)「俺たち農家が無くなったら、 一体この国はどうなるんだろうなぁ。」  (妻)「子供達の為に私達が一生懸命やらないと、 田んぼも畑も泣いてますよ。 あたしらの苦労は 未来の子供たちの為なんですね。」  一つとせ 一人じゃさみしい 野良仕事 野良仕事 夫婦(ふうふ)でありゃこそ 楽しけれ ララ 楽しけれ  ハアー 人が喜ぶ 美味しいと ハアー それが明日の 夢ぢから 夢ぢから 苦労と感謝 支え合い 祈る豊作 青い空 ハァーアア… うれしいね  (夫)「おーい この大根見てみろ。おまえの白い足のように ぷっくらよう出来とるぞ。」  (妻)「こっちの大根だって、あんたの顔みたいにまんまるですよぉ。 …おあいにく様。」  (独白)「畑に鍬(くわ)を入れて、サクサクサク。 土を耕して種をまいてゆく。 お陽さまの陽差し、雨のうるおい。 みんな神様の贈りものです。 森にホタルが帰ってくるのはいつでしょう。 田んぼに糸とんぼが帰ってくるのはいつでしょう。 子供たちに見せてあげたい。」  「お爺ちゃんお婆ちゃんも、夫婦(ふうふ)で苦労つんで来た。 あたしたち夫婦(ふうふ)も、一緒に苦労しょって行きたい。 ふたりで力あわせて 夢を一つ一つ叶えてゆきましょう… ねぇあんた。 それが夫婦(めおと)夢ぢからよ!」
おんな神輿歌山口ひろみ山口ひろみ建石一徳久広司池多孝春「さあさあさあ 道をあけておくれ おんな神輿のお通りだよ。 このおまつりのために一年三百六十五日 女をつとめているんだよ。 花のお江戸 火消しの親分 め組の辰五郎さんじゃないけれど、 いまのご時世、女は度胸 男は愛嬌… 今年のまつりに 花そえるため お役にたてばとやってまいりましたおんな衆。 おっと出しゃ張り女じゃございません。」  ?遠い神代の昔から 女ならでは夜も明けぬ(デモネ) 粋な男にゃ 粋な男にゃ 乙にすました女でも(アチョイト) 一目惚れ  「前口上はこれくらいにして、さあ皆さまのかけ声お手拍子いただいて おんな神輿の出番とまいりましょう。」  まつり太鼓に 浮かれ山車(だし) 母のお胎内(なか)を ポンと出た 氏神様の 産湯を使い 巻いたさらしは 伊達じゃない おんな神輿は エ~ 心意気  サーエ 格子作りに 御神灯下げて 兄きゃ宅(うち)かと 姉御に問えば 兄きゃ二階で 木遣りの稽古 音頭とるのは ありゃ内の人 エンヤラヤ サノ ヨーイサ エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ サノセー アレワサ エンヤラヤ  (女)「じれったいねぇ…もう…あんたも男のはしくれだろう。 あたしに惚れてるなら惚れてると言っちまいなよ。」  (男)「馬鹿言え!そんなことたやすく言えるもんじゃない。 惚れてるってことはなぁ…こうなんか胸の中が熱くなって… 言葉じゃ言えないもんなんだ。」  (女)「それでそれでどうなるの。」  (男)「ほら、見てみろ お月さんをよ。 月にむら雲 花に風って言うだろう 半分見えない所が未曽なのさ。 俺なんて大した男じゃないけど、 古い男だからうまく言葉に出来ないのさ…自分の気持ちがさ おまえわかんないのか。」  (女)「わかってるよ、あんたの良さはあたしが一番知ってるよ。 だけど だけどね心配なんだよ、あんたもてるだろう。 それに まだ夫婦(めおと)じゃないから。」  (男)「まつりの好きな女が俺は好きなんだ。 五穀豊穣や大漁の祈りと感謝をこめる それがまつりだ。 俺とおまえの夫婦(めおと)まつりは後回し。 まずは他人様の縁結びだ。 …じゃ 今夜は帰るぜ」  (女)「やっぱりあんたはいい男だねぇ。 理屈じゃないんだよ。 惚れるってことはさ…恋はあたしの負けさ。」  お声かかれば 参じます めでためでたの 花の宴 人生まつり よいしょとかつぎ 旅がはじまる 夫婦(めおと)みち おんな神輿の エ~ 祝い歌  「あんたと夫婦(めおと)になれたなら あたしは ともに白髪の生えるまで 幸せいっぱい生きていきたいのさ。 親と子、人と人、男と女、心に流れる情感こそが大事だと、 子供の頃から父母に言われておりました。 私もやっとこの年になって情愛というものがわかりはじめました。 時代は百年に一度の寒い風が吹いておりますが、寒い時代だからこそ 人情のあたたかさが身にしみてわかるのでしょう… 明るく元気に皆で励ましささえ合って 共に生命(いのち)いっぱい生きてまいりましょう。 疲れたら叫びましょう大声で”笑顔万歳”とね。」  寒い時代で あればこそ 熱い人情(なさけ)が 宝もの 大地をふんで 荒海こえて 生きる男を ささえたい おんな神輿は エ~ 春を呼ぶ
春は桜の夢が咲く山口ひろみ山口ひろみ建石一宮下健治池多孝春あなた あなた あなた一人が いるだけで 私の人生 えびす顔 冬の坂 いくつか越えて 結んだ絆 つなぐこの手に 照れるひと 二人の幸せ 春は桜の夢が咲く  泣いて 泣いて 泣いて笑って また泣いて 苦労で覚えた おもいやり あの夜を 忘れはしない あなたの涙 今日はぶらりと 縄のれん 二人の幸せ 春は桜の夢が咲く  こころ こころ こころ重ねて 肩寄(かたよ)せて 似た者同士が 惚れている 散る時は 一緒と決めた ふたつの生命(いのち) ついて行(ゆ)きます 何処(どこ)までも 二人の幸せ 春は桜の夢が咲く
荒海椎名佐千子椎名佐千子麻こよみ鈴木淳池多孝春響く海鳴り 冷たい潮風(かぜ)に こぼれる涙 凍りつく 忘れたい 忘れたい 今日であなたを 忘れたい 海の荒さに この恋を 捨てに来ました ただひとり  心変わりを 別れの日まで 知らずにいたの 私だけ ばかでした ばかでした 恋は儚(はかな)い 波の花 肩に乱れる おくれ毛が 今もあなたを 恋しがる  さがさないでと 残した手紙 さがして欲しい 裏返し 忘れたい 忘れたい きっとあなたを 忘れます 潮風(かぜ)の痛さに この胸が 泣いて震える 北の海
紅い寒ぼたん椎名佐千子椎名佐千子麻こよみ鈴木淳池多孝春はらはらこぼれる 花びらは 女の涙か 寒ぼたん 終った恋だと わかっても あきらめきれない 私です・・・・・ あなたを待つのは 愚かでしょうか 未練曇りの 冬の空  あなたのぬくもり 優しさも 私のものだと 信じてた 女の心の うぬぼれが いつしかあなたに 嫌われた・・・・・ 恋しい面影 消せるでしょうか 胸の痛みが また戻る  身を切る寒さに 耐えながら 咲いて誰待つ 寒ぼたん 哀しい別れの あの日から 口紅引く気も なれなくて・・・・・ あなたを待つのは 愚かでしょうか 名前呼ぶ声 風に散る
おしどり道中鏡五郎&真木柚布子鏡五郎&真木柚布子下地亜記子西條キロク池多孝春富士のお山が 雪白粉(ゆきおしろい)で 笑って見送る 東海道 好きなあなたと 手に手を取って お伊勢参りの 青い空 相惚(あいぼ)れ おか惚れ ひと目惚れ おしどり道中 えェ…ふたりづれ  三保(みほ)の松原(まつばら) 潮風うけて 輪を描くトンビも 夫婦旅 波の華散る 遠州灘の 沖に白帆(しらほ)の 船が行く 相惚れ おか惚れ ひと目惚れ おしどり道中 えェ…ふたりづれ  長脇差(どす)じゃ斬れない 絆の糸を 心に結べば 春の風 虹がまたいだ 天竜川に 唄が流れる 花が咲く 相惚れ おか惚れ ひと目惚れ おしどり道中 えェ…ふたりづれ
藤十郎の恋鏡五郎&真木柚布子鏡五郎&真木柚布子下地亜記子西條キロク池多孝春聞いてくだされ この胸のうち 秘めて幾年(いくとせ) せつない恋よ 女心に 火をつけ燃やす 甘い言葉の 愛しさ憎さ 鴨川(かも)の川風 祇園の夜風 嘘が彩(いろど)る 恋ざんげ  お梶どの 嘘や偽りで この様なことが打ち明けられようか… わしが二十歳、そなたが十六の祇園祭の夜 出会(でお)うた時から 一日も忘れた日はない 心が焼けるように 恋焦がれていたのじゃ… この想い 哀れと思うてくだされ…のう お梶どの… 藤十郎様…それはみな本心かえ あなたは京歌舞伎 当代随一の 誉れも高い立役者。それが人妻の私のような者を好いて下さるとは… あぁ…でも それが真実(まこと)ならば 梶は三国一の果報者…嬉しゅうございます…  人目逃れの 離れの座敷 女泣かせの 偽(いつわ)り芝居 妻という名も 操(みさお)も捨てて ついてゆきたい 地獄へなりと そっと吹き消す 絹行燈(きぬあんどん)よ 闇に溶けゆく 恋ざんげ  あ…許して下され 不義密通は天下のご法度。 とんでもない事を言うてしまった… 心の奥に隠して 耐えて忍んできたものを…忘れて下され お梶どの… 何を今更 もう私の心は後戻りできませぬ たとえ水火(すいか)の苦しみも 死出の三途の道なりと 梶は藤十郎様とならば厭(いと)いませぬ… どうぞ抱いてくださりませ…  芸のためなら命もかける 恋もしかける 涙も流す たとえ嘘でも 恨みはしない 夢の一夜(ひとよ)が 冥途(めいど)の土産(みやげ) 響く拍子木(ひょうしぎ) 散る夕ざくら 罪な花道 恋ざんげ
出世佐渡情話島津亜矢島津亜矢北村桃児長津義司池多孝春お国訛(なま)りを嗤(わら)われて なんど楽屋で泣いたやら 浮かぶふるさと あの山小川 飾る錦が男の誓い 今宵 血を吐く寒稽古(かんげいこ)  泣いて別れたあの人に 熱い想いを通わせて 島の娘の黒髪恋し 唄うおけさも米若ぶしに 乗せて出世の 佐渡情話  佐渡へ佐渡へと草木もなびく 佐渡は居よいか住みよいか 唄で知られた 佐渡ヶ島 寄せては返す浪の音 立つや鴎か群千鳥 浜の小岩に佇(たたず)んで 若き男女の語り合い  晴れの舞台に七彩(いろ)の 夢を呼ぶよな名調子 恋の四十九里 たらいの舟も 今は昔よ お光と吾作 涙 輝やく 金屏風(びょうぶ)
桃中軒雲右ヱ門島津亜矢島津亜矢藤田まさと長津義司池多孝春芸道一代 男のいのち… 意地と情けの からみ合い たとえ形は 女夫(みょうと)で居ても 芸のためなら 死ぬ覚悟 泣いて鬼にも 泣いて鬼にも 仇敵(かたき)にも  艱難辛苦 その甲斐あって… 晴れの花道 都入り 泣くなお浜よ 涙は不吉 天下無双の 幕びらき かげの三すじも かげの三すじも 意地で弾け  花は桜木 山なら富士よ… 浪花ぶしなら 桃中軒 雲をつらぬく あの紋どころ 女房あれ見よ 大幟(のぼ)り 二つ巴に 二つ巴に… 春の風
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
トッチャカ人生島津亜矢島津亜矢門井八郎春川一夫池多孝春何をくよくよ 川端柳 どうせこの世は トコトン人生 泣くも笑うも 泣くも笑うも身のさだめ トッチャカ チャッチャカスットコトン トッチャカ チャッチャカスットコトン  水の流れと 空ゆく雲は どこがねぐらの トコトン人生 住めば都と 住めば都と云うけれど  下を見るより 上見てくらしゃ 花も実もある トコトン人生 空にゃ小判の 空にゃ小判の月が照る  飲んで歌うて さらりと捨てりゃ 浮ぶ背もある トコトン人生 浮世ささ舟 浮世ささ舟風まかせ
天竜しぶき笠島津亜矢島津亜矢萩原四朗倉若晴生池多孝春思い溢れて 来はしたが 思い残して また行くさだめ 天竜、天竜、天竜よお前は何(なん)にも言わず ヨーイトホイー 辛い別れを 押し流す  みどり恋しい 山々や 惚れたあの娘に なぜ背を向ける 男、男、男の泪が磧(かわら)の砂に ヨーイトホイー 落ちて滲んだ 宵月夜  誰も知らない それでよい 嫌な渡世の 仁義のかけら 天竜、天竜、天竜を下ればしぶきか雨か ヨーイトホイー 笠がぬれるよ 身もぬれる
雪の渡り鳥島津亜矢島津亜矢清水みのる陸奥明池多孝春合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し  意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている  払い除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(どす) ぬけば白刃に 血の吹雪
船方さんよ島津亜矢島津亜矢門井八郎春川一夫池多孝春おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
チャンチキおけさ島津亜矢島津亜矢門井八郎長津義司池多孝春月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろ苦さ 知らぬ同士が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  ひとり残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさ おけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 持って来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月
大利根無情島津亜矢島津亜矢猪又良長津義司池多孝春利根の利根の川風 よしきりの 声が冷たく 身をせめる これが浮世か 見てはいけない 西空見れば 江戸へ江戸へひと刷毛 あかね雲  「佐原囃子が聴えてくらあ想い出すなア…、 御玉ヶ池の千葉道場か、うふ…。 平手造酒も、今じゃやくざの用心棒、 人生裏街道の枯落葉か。」  義理の義理の夜風に さらされて 月よお前も 泣きたかろ こゝろみだれて 抜いたすすきを 奥歯で噛んだ 男男泪の 落し差し  「止めて下さるな、妙心殿。 落ちぶれ果てゝも 平手は武士じゃ 男の散りぎわは知って居り申す、 行かねばならぬそこをどいて下され、 行かねばならぬのだ。」  瞼瞼ぬらして 大利根の 水に流した 夢いくつ 息をころして 地獄まいりの 冷酒のめば 鐘が鐘が鳴る鳴る 妙円寺
初雪草の花川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら池多孝春夏の季節に 咲く花なのに 誰が名付けた 初雪草よ… おまえの笑顔 重なるような 清く咲いてる 可憐花 愛が一輪 暖かい ああ 俺だけの花だよ  明日(あす)の見えない 夜露に耐えて つよく生きてる 一年草よ… 淋しく消える その身を想い 頬をおまえも 濡らすのか 白いうなじが 愛しいよ ああ 俺だけの花だよ  空に綿雪 舞いとぶ頃に 枯れる宿命(さだめ)の 初雪草よ… やさしく香る まごころひとつ どんな花より きれいだよ 命一輪 支えたい ああ 俺だけの花だよ
下町歌ごよみ金沢明子金沢明子近藤しげる長谷川ひろのぶ池多孝春恐れ入谷の 朝顔市で 二人を結んだ 鬼子母神(きしぼじん) 魔除(まよ)け厄(やく)除け 切(き)り火(び)を受けて 絆をからめる 花すだれ 季節を彩(いろど)る 江戸前育ち 炎(も)える下谷は 恋灯り  揃いゆかたの ほおずき市は 打ち水仲見世 下駄の音 幼な馴染みの 観音様よ 私のいい人 見ておくれ 裸(はだか)の電気が 夜風にゆれて 情け浅草 釣(つ)りしのぶ  寄せる人波 押されて押して あなたが頼りの 酉(とり)の市 お手を拝借 熊手を買って あの夢この夢 掻(か)き寄せる 売り子の呼び声 露地から露地へ ひびく竜泉(りゅうせん) 宵灯り  縁起担(かつ)いで また担がれて 倖せふくらむ 歳(とし)の市 悪い噂は この羽子板で 隅田の川まで 撥(は)ね返せ ゆく年見送り 来る年迎え 明日も下町 歌ごよみ
雪よされ金沢明子金沢明子仁井谷俊也小林大介池多孝春冬の下北 まんじゅう笠に 吹雪(ゆき)が舞い飛ぶ 頬を打つ よされよされは おんなの祈り あんた恋しと 爪弾(つまび)く三味(しゃみ)が 白い荒野で 咽(むせ)び泣く  ハァー三味は抱けても あのひとを 抱けぬこころの 寂しさを 唄にぶつける よされ節  闇の向こうに 海鳴り聴けば いのち震える 竜飛崎(たっぴざき) よされよされは こころの祈り 捨てた故郷が 両親(ふたおや)さまが まぶた閉じれば 夢にでる  岩木おろしに 凍(こご)える夜は 撥(ばち)を素肌に 抱いて寝る よされよされは おんなの祈り 晴れてあんたと 一緒に暮らす 遅い津軽の 春を待つ
夢追い笠長山洋子長山洋子鈴木紀代影山時則池多孝春薩唾(さった)峠で ため息一つ 目指す興津(おきつ)は あと一里 あらいやだ ごめんね… 他人の空似(そらに) 惚れた弱みの 夢追い笠と わらう茜(あかね)の わらう茜(あかね)のヨー 東海道  大井川なら 晴れれば越すが 越すに越せない 恋の川 ねぇちょいと 聞いてよ… せつない話 夜(よる)は雑魚寝(ざこね)の しぐれの旅籠(はたご) せめて夢でも せめて夢でもヨー 見せとくれ  噂たどれば 一足(ひとあし)ちがい 苦労駿河の ひとり笠 あらいやだ しゃくだね… 女の涙 きっと明日(あした)は あんたに逢える つのる想いは つのる想いはヨー 富士の山
おけさ恋唄長山洋子長山洋子里村龍一櫻田誠一池多孝春あしたの天気と 人生は 夜が明けなきゃ わからない ハアー 生きるこの世はヨー 切り紙細工 夢が 夢が欲しいね 路地裏灯り 昭和恋しや おけさ節  この指丸(まる)めて 覗(のぞ)いたら みんな倖せ さがしてる ハアー 口は建前ヨー 本音はつらい ひとり ひとりぽっちが 肩寄せ唄う 美空ひばりの 佐渡情話  雪解け水辺に 咲く福寿草(はな)も 冬に埋れて 耐えてきた ハアー 泣いてこのままヨー 終りはしない 逢いに 逢いに行(ゆ)きたい 祭りの頃に おけさ唄って しのぶ故郷(まち)  アリャサ アリャサ アリャアリャ アリャサ
おしろい花PLATINA LYLIC五木ひろしPLATINA LYLIC五木ひろしたかたかし木村好夫池多孝春雨の中咲いている 白粉花には おまえのさみしい 横顔が似合う 涙ぐせ不幸ぐせ いつもあきらめ先に立つ ふたたびのめぐり逢い もしもかなうなら おまえをもう二度と 離さない  好きだからいいのよと この腕(て)にくずれた おまえのぬくもり 襟足のほそさ 泣きぼくろ白い指 長いまつ毛に宿る露 しあわせの入り口で 泣いちゃいないかと 気づかう水割りの ほろ苦さ  人の世のかなしみを おまえとせおって あのとき出直す ことも出来たのに 涙ぐせ不幸ぐせ 今もひとりで暮らすのか ふりむけば街の灯が 遠くにじんでる 旅路のはてまでも 匂う花
風の丘大沢桃子大沢桃子なかむら椿なかむら椿池多孝春雨に濡れてる 名も無き花が 何故か愛しい 風の丘 雲がちぎれて 陽が射せば 遠い昔が 甦る 父もいた 母もいた みんながいた頃を 風が想い出 連れて来る ハァーヤイー ハァーヤイー  鳥がさえずる 白樺林 白い風車の 風の丘 トンボ追いかけ 畦道を 裸足で駆けた 茜空 忘れない いつまでも みんながいた頃を 風が想い出 連れて来る ハァーヤイー ハァーヤイー  「体大事に達者でな」 見送る母の 目に涙 忘れない いつまでも みんながいた頃を 風が想い出 連れて来る ハァーヤイー ハァーヤイー
花月亭中村美律子中村美律子もず唱平西つよし池多孝春日のあるうちから 噺家つれて 芸の肥(こ)やしにチントンシャン 船場(せんば)に背を向け 笑いに懸(か)けた あゝ花月亭 伸(の)るか反(そ)るかの あんたの勝負 引き受ける  この世の苦の種(たね) 涙の種を みんな一手に引き受けて 笑いで転がす 人情車 あゝ花月亭 今じゃ連れ合い この細腕に 縒(より)かける  芸の道 裏はしんどうても表は華やかに 見せんとあかんて よう云うたはりましたなァ わかってますがな 景気よういきまっせ あんた あんじょう見ててや  飯より芸事 好きやというた 憎みきれない人の夢 咲かせてあげます 浪花の空に あゝ花月亭 掛ける暖簾は 商いごころ 誇りです。
津軽夢ん中菊地まどか菊地まどかもず唱平岡千秋池多孝春雪解けの 瀬音 日に増す 野辺の川 故郷(ふるさと) 津軽夢ん中 夢ん中 七つ違いの妹が 便り寄越(よこ)した 姉(あね)サは馬鹿と オラには何のことやら分からねェ ホーイ ホーイ 分からねェ  懐かしや 白い石楠花(しゃくなげ) 夕涼み 故郷 津軽夢ん中 夢ん中 遠く離れた 東京で あんだ所帯を 持ったと聞いた オラには梨の礫(つぶて)の祝い事 ホーイ ホーイ 祝い事  渡り鳥 北へ飛び発(た)つ 相惚れで 故郷 津軽夢ん中 夢ん中 きっと明日は啼きながら 越えて行くだろ お岩木山を オラには縁もゆかりもありゃしない ホーイ ホーイ ありゃしない
浪花女のげんき節菊地まどか菊地まどかもず唱平岡千秋池多孝春聴いてください 皆々様よ~ 幕が拍手で 開いたなら いつも心は 初舞台 夏に初音(はつね)の ほととぎす 声と啖呵(たんか)と 節回し 命のかぎり 歌いましょう 浪花おんなのエ…エ…エ…エ げんき節  聴いてください 皆々様よ~ 楽屋のれんで 待つときも あの手この手と ひと工夫 今日が昨日に 勝てるのは 一歩一歩の 積み重ね 心をこめて 歌いましょう 浪花おんなのエ…エ…エ…エ げんき節  聴いてください 皆々様よ~ 苦労山坂 いばら道 夢があるから 越えられる 母に見せたい 晴れ舞台 笑顔千両 ひとつ道 明日を信じ 歌いましょう 浪花おんなのエ…エ…エ…エ げんき節
小桜おせん市川由紀乃市川由紀乃万城たかし宮下健治池多孝春(台詞) この桜吹雪 咲かすも散らすも お天道様次第でございます  背中(せな)に散らした 桜の花は さらし木綿の 肌に降る 壺をひと振り この啖呵 上州訛りか 小桜おせん 恋の采(さい)の目 蚊帳(かや)の外  お酒呑んでも 呑まれはしない 肌も桜の 鉄火肌 甲斐の国から 中仙道 祭り盆ござ 小桜おせん 白い指先 紅のあと  (台詞) 一点地六の賽(さい)の目に 勝負を賭けるのも また乙なものでございます  女伊達らに 立て膝組めば 八百八町の 花となる 関の八州 旅がらす 誰が名付けた 小桜おせん 恋の丁半 雲の中
下津井情話三笠優子三笠優子松井由利夫岡千秋池多孝春縁(えん)もゆかりも ない船(ふね)だって 港出(みなとで)るときゃ つらいのに ましてあんたを 乗(の)せて行(い)く 瀬戸(せと)の小島(こじま)の 通(かよ)い船(ぶね) 涙見(なみだみ)せない 約束(やくそく)だから かくれて桟橋(さんばし) 袖(そで)しぼる  (下津井節) 下津井港(しもついみなと)にヨー 錨(いかり)を入れりゃよー 街の行灯の 灯が招くヨー  波(なみ)のまくらで まどろみながら しばし女(おんな)の 夢(ゆめ)をみた 三日三晩(みっかみばん)は 早(はや)すぎて 別(わか)れうず潮(しお) 霧(きり)の花(はな) 抱(だ)いておきたい 思(おも)い出(で)なのに 捨(す)てなきゃ飛(と)べない 磯千鳥(いそちどり)  酒の合間(あいま)に 下津井節を なさけ名残(なごり)に 口(くち)うつし 扱(しご)き結(むす)んだ 格子窓(こうしまど) 見(み)える筈(はず)など ないけれど もしも見(み)えたら わたしの胸に 汽笛(きてき)を鳴(な)らして もういちど
風の十三湊(とさみなと)三笠優子三笠優子仁井谷俊也榊薫人池多孝春津軽恋しや―― 捨てた故郷(ふるさと) 帰ってみれば 砂に埋もれた 磯舟ひとつ 風もヒュルヒュル 十三湊(とさみなと) お父(どう)の十八番(おはこ) 砂山節が 今も聞こえてヨー 懐かしい  七里長浜―― 波のうねりか 海鳴り哭(な)いて 胸で詫(わ)びてる 不孝の数を 風もヒュルヒュル 十三湊 昔のままの 茅葺(かやぶ)き屋根を 見れば目頭ヨー 熱くなる  西の空みりゃ―― 遠く雪雲(ゆきぐも) 流れて飛んで 誰を待つやら 冬鳥一羽 風もヒュルヒュル 十三湊 やさしい母の 微笑む顔が けむる焚(た)き火にヨー また浮かぶ
ノラ猫三度笠さくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋池多孝春サンマ焼けたと 呼ぶ声聞けば やけに故郷が やけに故郷が 恋しい夕暮れよ 花の都で ひと花咲かせ 錦飾ると 出て来たものを…… 今じゃ浮世を 何で流れて ニャンで流れて 吹く風まかせ ノラ猫三度笠  ビルの谷間に こがらし吹いて つろうござんす つろうござんす 夜更けの東京は もしも俺らが 人間ならば パッとやけ酒 あおれるものを…… つらい運命(さだめ)を 何と泣こうか ニャンと泣こうか 路地裏ぐらし ノラ猫三度笠  今はしがない ノラ猫だけど 意地と度胸で 意地と度胸で 天下を取るんだよ いつも半分 コロッケくれた 泣いてくれるな 可愛いあの娘…… あばよバイバイ 何で負けよか ニャンで負けよか 人生勝負 ノラ猫三度笠
風屋台三代沙也可三代沙也可麻こよみ伊藤雪彦池多孝春赤いちょうちん 揺れるたび 浮かぶ面影 コップ酒 惚れたおまえに 幸せひとつ やれずに別れて 来た俺さ 苦(にが)さ飲みほす 風屋台  尽すおまえの 優しさを じゃまにしていた あの頃は 女心の 淋しさつらさ 今ならわかって やれるのに ばかな男さ 風屋台  酒にほろ酔い 目を閉じりゃ そばにおまえが いるようで すまなかったと 一言(ひとこと)詫びて この手に抱きたい 細い肩 つらさ飲みほす 風屋台
桜の川三代沙也可三代沙也可麻こよみ伊藤雪彦池多孝春風にこぼれる 花びらが 揺れて流れる 桜川 時の短かさ 移ろいに 心しみじみ せつなくて 振り向けば失くした…夢いくつ  水にきらめく せせらぎが 胸に優しく しみ通る 会えば別れる 人の世に 好きで別れた あの人よ 今はただ面影…なつかしく  二度と返らぬ 歳月(としつき)は 水の流れの 儚(はかな)さよ たどり着くのは どの海か 心細さに 泣いたって 幸せの明日を…桜川
男船GOLD LYLIC神野美伽GOLD LYLIC神野美伽やしろよう市川昭介池多孝春荒れて 荒れて牙(きば)むく北海しぶき 来るなら来てみろ 吠(ほ)えてみろ 沖へ出たなら 自慢の船さ 意地と度胸は 半端じゃないぜ 命 命 命知らずの 男船  きっと きっと あの娘(こ)に海鳴り便り 届けておくれよ 渡り鳥 陸(おか)にゃ住めない さすらい船さ 未練きっぱり 波間に捨てる 情 情 情乗せない 男船  網を 網を引く手に血潮(ちしお)がたぎる 根性ひとつが 宝だよ 辛(つら)さこらえる 我慢の船さ ここが一番 男の勝負 夢は 夢は 夢は大漁の 男船
カモメお前なら神野美伽神野美伽鳥井実市川昭介池多孝春帰って来るとも 言わないで 船は桟橋(さんばし) 今出たばかり あてにならない 倖せを 待っているのは もう嫌(いや)よ カモメおしえて お前なら どこへ捨てます この涙  別れの運命(さだめ)が 来たんだと 船の汽笛が 尾を引くばかり 我慢(がまん)出来ない 淋(さみ)しさに 涙ボロボロ 風に散る カモメおしえて お前なら どこへ捨てます この未練(みれん)  このまま遠くへ 逃げるように 船は二人を引き裂くばかり 背のびしながら 泣きながら 待っているのは もう嫌よ カモメおしえて お前なら どこへ捨てます この夢を
連絡船恋唄神野美伽神野美伽星野哲郎市川昭介池多孝春あなたのいない 歌国(うたぐに)の 巷(ちまた)は淋しい 片瀬波(かたせなみ) きかせて下さい もういちど 疲れた女の 心を洗う 連絡船の あの唄を  あなたの歌の 足跡を 辿(たど)って津軽(つがる)へ 着きました 及ばぬ夢とは 知りながら 棧橋(さんばし)離れる 連絡船を 流れの宿と 決めました  雪雲(ゆきぐも)走る 海峡は やっぱりあなたの 世界です 教えて下さい どうすれば 女の胸から したたる愛が 画(か)けるでしょうか この海に
恋唄流し神野美伽神野美伽荒木とよひさ市川昭介池多孝春あんたは きっと 弱虫だから ひとりの 心に 住めない人ね 私の涙に 恋唄流し 酔えば 泣き出す 未練酒 それでもさ それでもね 生きてたうちで 一番だった 帰っておいでよ 熱燗つけるから  いまごろ 雨の 居酒屋横丁 それとも 誰かの 心の港 想い出ばかりの 恋唄流し 独りぼっちの この部屋で それでもさ それでもね 憎めはしない いい人だった 帰っておいでよ 鍋でもつくるから  どこかで 独(ひと)り 飲んでるならば はぐれた雀に なってるならば もう一度 聴かせて 恋唄流し 逢えば昔に すぐもどる それでもさ それでもね 灯(あか)りをつけて 待っててあげる 帰っておいでよ 背中を流すから
日本の男神野美伽神野美伽荒木とよひさ岡千秋池多孝春銭(かね)じゃ買えない ものがある 人の情けと 人の意地 洗いざらしの 木綿を着ても 真竹(まだけ)一本 魂(こころ)に差した 日本の男が ここにいる  天に唾(つば)吐く 奴は奴 罰(ばち)の当らぬ 訳(わけ)はない 握り拳(こぶし)の 我慢の汗で 勝った負けたに 魂(こころ)は売らぬ 日本の男が ここにいる  花は桜だ 山は富士 それが男の 手本だよ 時代遅れと 笑われようと 大和(やまと)生まれの 魂(こころ)は曲げぬ 日本の男が ここにいる
ひとり娘三笠優子三笠優子丹まさと聖川湧池多孝春かわいい娘を 残して逝(い)った あなたを偲(しの)んで 泣いた日もある なりふりかまわず 女をすてて ただひたすらに 母となり つらい山坂 耐えながら 明日を信じて 生きてきた  父親譲(ゆず)りの やさしい目元(めもと) 見るたび苦労も 笑顔にかえる 家路にいそいだ 夕暮れ橋で 泣きべそかいて 待っていた そんな我が子も もう二十才(はたち) 今もなつかし 茜空(あかねぞら)  花嫁姿の その日も間近(まぢか) 幸せ願って 天神参(てんじんまい)り 長生きしてねと うれしい言葉 おもわず涙 こみあげる 歩く二人の 肩先に 春の陽ざしが あたたかい
~吉良の仁吉の妻~お菊残照三笠優子三笠優子松井由利夫岡千秋池多孝春照るも曇るも 生きるも死ぬも 女いのちは 連(つ)れ合(あ)い次第(しだい) 吉良(きら)の仁吉(にきち)は 侠(おとこ)の中の 男らしさに しんそこ惚れて 契(ちぎ)りかわした 夫婦雛(めめおとびな)  (浪曲) 義理と人情を 秤(はかり)にかけて 義理が重たい しがらみに お菊哀しや はぐれ鳥  世帯かまえて 三月と十日 夢もつかの間 街道しぐれ 降ればなおさら 未練がつのる 情あやとり 乱れる心 紅い手絡(てがら)が 目に沁(し)みる  (台詞) お菊は 伊勢(いせ)へ戻ります でも さいごに たったひと言… こんど生まれてきたときも お菊は お前さん あんたの 吉良(きら)の仁吉(にきち)の 女房だよ  三河太鼓(みかわだいこ)で けじめをつけて 抱いて行きます 三下(みくだ)り半(はん)を 指にくいこむ 紅緒(べにお)の草鞋(わらじ) お菊嘆(な)かせの 荒神山(こうじんやま)で 散って咲かせる 花もある
母の声三笠優子三笠優子松井由利夫花笠薫池多孝春風の音にも わが子を想(おも)う 母の涙は 情(なさ)けのしずく なにはなくても 体が資本(もとで) 風邪をひくなが 口ぐせだった ありがとう… 北の空見りゃ 聞こえてきます 母の声  日の出日の入り 両手を合わせ 親のまごころ そそいでくれた 腰をかがめた 小さな背中(せな)に 苦労くにせず 重ねた月日 ありがとう… 遠く離れて ただ懐(なつ)かしい 母の声  他人(ひと)に優しく 自分に強く 花のすがたは 女のいのち 皺(しわ)をきざんだ あの顔あの手 いつも後に あなたがいます ありがとう… 生きる支えを 忘れはしない 母の声
三陸祝い唄大泉逸郎大泉逸郎くに多樹夫大泉逸郎池多孝春海と山との 二神(ふたがみ)が 担(かつ)ぐ嫁菜(よめな)の 花えくぼ 婿を見やれば 三陸の 恵み背負った いい男 めでためでたの 祝い酒 枡の絵柄も 鶴と亀  花の還暦 古希の冴え 喜寿(きじゅ)も傘寿(さんじゅ)も 途半(みちなか)ば 茄子の艶なら 三陸と お国自慢も 七五調 一句ひねって 祝い酒 芭蕉気取りも ご愛嬌  沖の黒潮 親潮に 汗で報いる 人もいる 土に挑んで 三陸の 幸を育む 人もいる 香る梅(うめ)が枝(え) 祝い酒 伸びる青竹 繁る松
あなた川岡ゆう子岡ゆう子愛香乃介四方章人池多孝春風が散らした 落葉のように 夢にはぐれて 泣いてた私 あの日あなたと 初めて逢って 人の温もり 知りました 愛が心に やさしく溢れる あなた川  明日(あす)と言う日に 背中を向けて 飲めぬお酒に すがっていたの もっと自分を 大事にしろよ 笑顔やさしく 叱るひと 深い情けに どこまで溺れる あなた川  わずかばかりの 手料理だけど 点す夕餉(ゆうげ)の 幸せ灯り 苦労乗り越え 結んだ絆 永遠(とわ)に変わらぬ この流れ たった一度の 人生あずける あなた川
夢しずく岡ゆう子岡ゆう子坂口照幸四方章人池多孝春汐どきですかと おんなが訊けば 窓に伝わる 波の音 こう云う時の 黙んまりは うなずく事です 同じです 肩から力が 抜けてゆく おんな ひと夜の 夢しずく  男のその夢 貫くあなた 出来ぬ方なら 惚れてない ふるえる指で カタカタと 月さえ落ちます 盃に 口には出せない 自分から おんな 明日の 身のふりは  夜明けと云うのに 海辺の空は 雨の匂いに 陽もかげる 見納めなのね その背中 男気出さずに 棄ててって 負けない情けで 送りましょう おんな ひと夜の 夢しずく
伊豆なさけ笹みどり笹みどり池田充男安藤実親池多孝春逢うなら隠れた 湯やどがいいと うれしい知らせを くれたひと ぬれて来たのよ 伊豆山(いずさん)しぐれ 罪の恋坂 ゆきどまり 抱いてください あなたの私です  人目を気にせず 落合橋(おちあいばし)で 約束かわせる 仲ならば ゆびをつないで 歩けるものを はなれたくない やど帳の 妻という字の 小さな悲しさよ  湯あがりなさけの 盃ほせば いつしかほどよく 酔わされて 一と夜どまりが 三日にかわる 瀬音なつかし 藤木川 ゆめに目覚めて あなたをたしかめる
酒の川小田司朗小田司朗新條カオルすがあきら池多孝春酒の川を 流されながら はぐれ秋冬 何処(どこ)の町 こんな人生 俺に一番 似合うよと ああ 嘘ぶく分だけ…淋しいぜ  つらい酒は 胃の腑(ふ)に沁みて 夢も酔いどれ ちどり足 年を経(ふ)るほど 弱くなったか 男意地 ああ 帰れぬ故郷…なぜ恋し  酒の川に 溺れる奴は 温(あつ)い情が 深すぎる 柄じゃないけど 惚れた女の 面影を ああ 今夜も拭(ふ)けずに…沈む酒
じょんがら度胸船小田司朗小田司朗新條カオルすがあきら池多孝春怒涛(どとう) 逆巻(さかま)く 荒らぶる海へ どんと乗り出す 勇み肌 お神酒(みき)のしぶきで 伏し拝み 凍(しば)れ二の腕 網を刺す じょんがら じょんがら じょんがら度胸船 命削った 男の漁場  酒を呷(あお)った 夜明けの番屋 五臓六腑に 沁み渡る うねりが牙むく 北の海峡(うみ) 男意気地で 網を捲く じょんがら じょんがら じょんがら度胸船 命炎(も)やした 男の漁場  波が上から 下から雪が 時化が舳先(へさき)を 巻いて飛ぶ あらくれ漁師の 血潮(ち)が滾(たぎ)りゃ 潮風(かぜ)にはためく 大漁旗(ばた) じょんがら じょんがら じょんがら度胸船 命削った 男の漁場
加賀慕情杉田淳杉田淳山崎ふみえ岡千秋池多孝春見果てぬ夢に 誘われて 一人さすらう 金沢に あきらめ切れぬ 心の痛み 男ごころの 哀しさよ 会ってみたとて 人の妻 逢えば未練が あゝ増すものを  過ぎ行く季節(とき)の 影写し 流れ犀(さい)川 別れ川 紅(くれない) 染める 友禅流し 恋の名残の 城下町 君をしのべば 黒髪の 後ろ姿の あゝなつかしさ  思い出残る 格子戸に 浮かぶ面影 加賀の宿 忘れぬ恋の 友禅模様 君が白さに 映える帯 湯の香漂う 山代に 恋うる想いの あゝ夜は更ける
望郷ホレホレ節中島ゆきこ中島ゆきこ不詳不詳池多孝春花嫁御陵でよー 呼びよせられて 指折り数えて 五十年 日本出るときゃよー ひとりで出たが 今じゃ子もある 孫もある ハァ~…  ハワイ ハワイとよー 夢見てきたが 夫婦そろって 共稼ぎ あめは降り出すよー 洗濯もんは濡れる 背中の子は泣く 飯(まんま)こげる ハァ~…  海の向こうによー 胸はずませて 想いめぐらせ 夢の中 きびの畑でよー ふるさと想い いつかこの地に 花咲かす ハァ~…
雨の裏町新城守新城守坂口照幸宮下健治池多孝春こんなもんだぜ 人生芝居 生きてるだけでも 儲けもの 筋を通して 不器用なりに 雨の裏町 ちどり足  不幸、不の種 自分で撒(ま)いて バカってもんだぜ 悔やむのは 花の一生 無駄にもさせて 憎かないのか この俺が  柔(やわ)じゃ生きれぬ 柔では死ねぬ ままにはならない 何一つ せめて最後は 畳の上で 俺の裏町 夜が逝く
利根の恋唄新城守新城守坂口照幸宮下健治池多孝春恋の関宿 情けの境 なんで越せない 大利根川よ 妻と呼ばれず あなたと呼べず 月も片割れ 待つものを 逢えぬひと夜が 只つらい 利根の恋唄 流れ唄  筑波おろしの 吹く風よりも ひとの噂は それより早い そっと隠れて 思いを胸に 川の水面の 髪化粧 暮れて花咲く 花もある 利根の恋唄 しのび唄  恋の関宿 情けの境 中を取りもつ 大利根川よ 「あなた」「おまえ」と 手に手をとって 辿りつく日は きっと来る 心一つに 夢も咲く 利根の恋唄 いのち唄
恋人テ・ジナテ・ジナチョ・ソンヒョン・日本語詞:麻こよみテ・ジナ池多孝春噂さがしても 風が吹き抜ける 今度会えたなら 二度と離さない どこにいるのか 燃えるこの胸 おまえを今すぐ 抱いてやりたい  今もあの笑顔 変わりないだろか 薔薇(ばら)の唇の 甘いぬくもりよ どこにいるのか 泣いていないか おまえの涙を 抱いてやりたい  赤い恋の糸 今も信じたい 二人これからは 心ひとすじに どこにいるのか 待っていてくれ おまえのすべてを 抱いてやりたい 抱いてやりたい 抱いてやりたい
命の華(はな)テ・ジナテ・ジナイ・ゴヌ、テ・ジナ・日本語詞:麻こよみ不詳池多孝春赤い 命の華(はな) 咲かせる ふたり花(ばな) おまえはこの胸に 涙ですがりつく 何も言わずに 震える肩を 優しく抱きしめる 今日からずっと そばにいる 離れはしない 赤い 命の華 咲かせる ふたり花  別れて気づいたよ 大事なおまえだと そばに寄り添い いつでも俺を 支えてくれたやつ 潤(うる)んだ瞳 もう二度と 泣かせはしない 赤い 命の華 咲かせる ふたり花  愛する幸せと 絆(きずな)を信じてた 心ひとつに 雨風 耐えりゃ きれいな虹が出る どんな時にも そばにいる 離れはしない 赤い 命の華 咲かせる ふたり花
うらまち川渡辺要渡辺要新條カオルすがあきら池多孝春誰の涙を 運ぶのか うらまち川は… 秋の暮れ あゝ 俺の人生 なぜか詫びたい やつばかり 呑んで… 呑まれる 露地の酒  人にゃ忘れる 術(すべ)がある 哀しみなんて… 捨てちゃいな あゝ 肩を震わせ 泣いて頷(うなず)く 女(ひと)がいる 夜の… 花でも おさな顔  雪が途切れて 夢明(あか)り うらまち川に… 冬の月 あゝ 酔いの向こうに 明日(あす)を探して 生きようか 熱い… 涙が あるうちに
人生男節渡辺要渡辺要水木れいじすがあきら池多孝春浮いて沈んで 流されようが 義理と人情 捨てらりょか 愚痴はこぼすな 男じゃないか…… 波を見てみろ よせては砕(くだ)け 花と咲くだろ 人生男節  人の値うちが さだめの道が 浴びたうぶ湯で なぜ決まる ままよ今さら 男じゃないか…… あいつなんかにゃ 未練はないと 酒に泣くのも 人生男節  百の理屈を 並べるよりも 誠ひとすじ 張る命 火の粉あびても 男じゃないか…… こころ清川 湧(わ)き出る水に 月も見惚れる 人生男節
人情花舞台小野由紀子小野由紀子円理子円理子池多孝春♪待った 待った ちょっと待っておくんなさいよ♪  浪花生まれで 大江戸育ち 涙もろくて おっちょこちょいで 曲がったことは 大嫌い こんな女で ございます… 「チョイト そこのお嬢さん 振られたのかい 惚れたのかい」 夢と情けを結んで締めりゃ 恋の花道七三(しちさん)で 好きなお方と エー… 見得を切る ♪「辛い時には歌いましょう ソレ 踊りましょう ソレ さあーさ 手拍子 足拍子」  歌の文句に あったじゃないか まわり舞台さ この世の中は いらいらしたって はじまらない エンヤコラヤと まいりましょう… 「チョイト そこのお兄さん 勝った負けたで 切れちゃダメ」 夢とやる気を 結んで締めりゃ 元気本気の花が咲く 意地と度胸の エー… 花が咲く  右に行こうか 左に行こうか 道に迷って 奈落に落ちて 又 せり上がる 七変化 浮世芝居の 泣き笑い… 「チョイト そこのお客さん 浮かぬ顔して どうしたの」 夢と明日を 結んで締めりゃ 苦労 七坂 女坂 越えてみせます エー… 歌で越す ♪「辛い時には歌いましょう ソレ 踊りましょう ソレ さあーさ 手拍子 足拍子」 アソーレ
そして ボレロ小野由紀子小野由紀子円理子大谷明裕池多孝春月の砂漠を 歩いてみたい 遠い眼をして呟いた 君の側には月見草 逢って別れを繰り返す 二人の季節はすれ違い… 今・君は 星の王子様 見上げる夜空に 微笑み返す 私は今もお姫様… そして ボレロ  月の光に 抱擁(つつ)まれながら いつか心の傷跡も 消えて愛しい月見草 いつも私の胸に咲け 二人で旅するその日まで… 今・君の 好きな童謡歌(わらべうた) 見上げる夜空の 砂丘を越えて 私は唄うお姫様… そして ボレロ  あー… 君は 星の王子様 見上げる夜空に 手を差しのべて 私は祈るお姫様… そして そして ボレロ
夜霧船・泊り船おおい大輔おおい大輔池田充男西條キロク池多孝春泣いて おんなは 行くなとひきとめる 旅をいそぐ男は ほそい指をはらう 夜霧船 泊り船 わかれ港町 けんかしたって 男とおんな 波止場通りを ホテルに消えてゆく  赤いコートで ヒールの高い靴 ギターケース片手に ぬれた影がふたつ 夜霧船 泊り船 恋の港町 俺もあのころ 死ぬ気でほれて 陸(おか)にかえれず わかれた女(やつ)がいる  霧笛 よぶなよ 呼ばれりゃ辛くなる 海をすてた俺だぜ みれんなどないが 夜霧船 泊り船 むせぶ港町 はなし 上手(じょうず)な おんながいたら 酒がのみたい 今夜は唄いたい
他人ばかりの東京でおおい大輔おおい大輔池田充男西條キロク池多孝春他人ばかりの 東京で あかりひとすじ 見えてきた 赤い提燈(ちょうちん) ゆきずり酒場 おちょこ一杯 のみほして おまえにっこり おまえにっこり 笑ったなァ  上着かぶって 駆けぬけた 雨の夜みちを 忘れまい 俺とゆくのか 覚悟はいゝか なにもやれない そのかわり いのちひろげて いのちひろげて 守りきる  もえて十日の 恋じゃない 契りかわした 人生さ 二年がまんの この冬越せば 春だ 春だよ その春に でかく咲かせる でかく咲かせる ふたり花
のぞみ坂から明日坂みずき舞みずき舞麻こよみ徳久広司池多孝春ひとつため息 つくたびに 遠くなります 幸せが 苦労背筋を 伸ばしたら きっと明日が 見えてくる 我慢くらべの のぞみ坂  会えば別れる 人の縁 なぜに心の すれ違い 泣いて見送(おく)った うしろ影 そっと思い出 抱きしめる 道はそれぞれ のぞみ坂  夢という名の 落し物 拾い直して 春を呼ぶ にじむ涙の 悔しさを 耐えて明日へ 一歩づつ 胸に陽が射す のぞみ坂
陽だまりみたいな人だからみずき舞みずき舞麻こよみ徳久広司池多孝春陽だまりみたいな その胸が 私の住む場所 これからは きっとあなたに 逢うために 何度も寄り道 まわり道 願いはひとつ あなたと離れずに  哀しい時ほど なおさらに 涙をこらえて 生きてきた やっと見つけた 幸せを 焦らず大事に 育てます 願いはひとつ あなたといつまでも  遅れる私を 振り向いて 笑顔で待ってて くれる人 心気遣う 優しさに 思わず駆け寄り つなぐ指 願いはひとつ あなたと離れず
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