秋しぐれ燃えた名残りも 消えないうちに 別れのことばを いうあなた 去年の秋に 結ばれて 愛して つくして 夢もみて 冷めてく心 いつからか 肌はせつなく 知っていた 何であなたを 恨みましょうか 信じて生きてた 一年よ 叶わぬはずの この恋に 背伸びもしました 無理もした やさしくされりゃ されるほど 嘘がわかった ふしあわせ いいの忘れて わたしのことは わたしはあなたを 忘れない 紅葉を濡らし 降りつづく おもいで たそがれ 秋しぐれ あなたの心 戻せない 恋に未熟な おバカさん | 笹みどり | まんだあつこ | 徳久広司 | 南郷達也 | 燃えた名残りも 消えないうちに 別れのことばを いうあなた 去年の秋に 結ばれて 愛して つくして 夢もみて 冷めてく心 いつからか 肌はせつなく 知っていた 何であなたを 恨みましょうか 信じて生きてた 一年よ 叶わぬはずの この恋に 背伸びもしました 無理もした やさしくされりゃ されるほど 嘘がわかった ふしあわせ いいの忘れて わたしのことは わたしはあなたを 忘れない 紅葉を濡らし 降りつづく おもいで たそがれ 秋しぐれ あなたの心 戻せない 恋に未熟な おバカさん |
伊豆なさけ逢うなら隠れた 湯やどがいいと うれしい知らせを くれたひと ぬれて来たのよ 伊豆山(いずさん)しぐれ 罪の恋坂 ゆきどまり 抱いてください あなたの私です 人目を気にせず 落合橋(おちあいばし)で 約束かわせる 仲ならば ゆびをつないで 歩けるものを はなれたくない やど帳の 妻という字の 小さな悲しさよ 湯あがりなさけの 盃ほせば いつしかほどよく 酔わされて 一と夜どまりが 三日にかわる 瀬音なつかし 藤木川 ゆめに目覚めて あなたをたしかめる | 笹みどり | 池田充男 | 安藤実親 | 池多孝春 | 逢うなら隠れた 湯やどがいいと うれしい知らせを くれたひと ぬれて来たのよ 伊豆山(いずさん)しぐれ 罪の恋坂 ゆきどまり 抱いてください あなたの私です 人目を気にせず 落合橋(おちあいばし)で 約束かわせる 仲ならば ゆびをつないで 歩けるものを はなれたくない やど帳の 妻という字の 小さな悲しさよ 湯あがりなさけの 盃ほせば いつしかほどよく 酔わされて 一と夜どまりが 三日にかわる 瀬音なつかし 藤木川 ゆめに目覚めて あなたをたしかめる |
伊豆慕情あなた一人の女になりたい 私一人のあなたにしたい 天城で逢って 今はホテルで 海をみる 私を酔わせた 男の匂い あ…、あ…、伊豆の伊東の 甘い夜 むせび泣くよなテナーの音に 血色に燃えるグラスのお酒 浴衣のままで踊るあなたの 手のぬくみ このまま朝まで 抱かれていたい あ…、あ…、伊豆の熱川 もえる夜 女はいつでも夢見て生きる 捧げて悔いない覚悟もしてる おいでと言ってくれる言葉を待ちながら 私はしずかにまつ毛をとじる あ…、あ…、伊豆の下田の 愛の夜 | 笹みどり | 若山かほる | 山田若穂 | | あなた一人の女になりたい 私一人のあなたにしたい 天城で逢って 今はホテルで 海をみる 私を酔わせた 男の匂い あ…、あ…、伊豆の伊東の 甘い夜 むせび泣くよなテナーの音に 血色に燃えるグラスのお酒 浴衣のままで踊るあなたの 手のぬくみ このまま朝まで 抱かれていたい あ…、あ…、伊豆の熱川 もえる夜 女はいつでも夢見て生きる 捧げて悔いない覚悟もしてる おいでと言ってくれる言葉を待ちながら 私はしずかにまつ毛をとじる あ…、あ…、伊豆の下田の 愛の夜 |
お吉花無情なにを今さら 泣くのはおよし 返る身じゃなし 恋じゃなし 誰に踏まれて 散ろうとままよ お吉哀しや お吉哀しや おしろい椿 駕籠に揺られて ふりむけば 下田みなとは 雨ん中 一目逢いたい 別れがしたい 幼馴染の 鶴松さんに なさけ通わす エェ…船もない 死んであの日に 戻れるならば なんの惜しかろ この命 まわり舞台か 憂き世とやらは 千鳥懐かし 千鳥懐かし らしゃめん月夜 (セリフ)想いだすねェ… 浜田屋の 離れ座敷の あの夜を… 私(あたし)にだって 花も恥じらう16の そんな昔もあったのに あれも夢 これも夢 みんな夢なんだ… いらぬお世話と 火の酒あびて 唄うなみだの 明烏(あけがらす) 今は昔よ おんなの春も あわれお吉の あわれお吉の 黒髪ざんげ | 笹みどり | 水木れいじ | 市川昭介 | 池多孝春 | なにを今さら 泣くのはおよし 返る身じゃなし 恋じゃなし 誰に踏まれて 散ろうとままよ お吉哀しや お吉哀しや おしろい椿 駕籠に揺られて ふりむけば 下田みなとは 雨ん中 一目逢いたい 別れがしたい 幼馴染の 鶴松さんに なさけ通わす エェ…船もない 死んであの日に 戻れるならば なんの惜しかろ この命 まわり舞台か 憂き世とやらは 千鳥懐かし 千鳥懐かし らしゃめん月夜 (セリフ)想いだすねェ… 浜田屋の 離れ座敷の あの夜を… 私(あたし)にだって 花も恥じらう16の そんな昔もあったのに あれも夢 これも夢 みんな夢なんだ… いらぬお世話と 火の酒あびて 唄うなみだの 明烏(あけがらす) 今は昔よ おんなの春も あわれお吉の あわれお吉の 黒髪ざんげ |
お駒雪化粧蝶よ花よと もてはやされた そんな昔が 懐かしい 器量ばかりで 実らぬ花か お駒うす紅 黄泉路(よみじ)の旅化粧 恋とのれんの 両天秤じゃ しょせん渡れぬ 憂き世川 人目忍んだ 閨(ねや)の灯(ひ)も 浮いた浮いたの 夢も消え 今日は罪の瀬 おぼれ舟 才三(さいざ)ひとりと こころに決めて 解いた十九の 初島田 誰の筋書(すじ)やら からくり芝居 お駒なみだで 爪びく 三味の弦(いと) (セリフ) もう想い残すことなんて あるもんか みれんも無い… 怨みも無い… この世のことは 水に流して むこう岸 あの人が…あの人が…きっと私を 待っているからね 誰に見せましょ 女の意地を わかれ絵すがた 黄八丈 これが この世の見おさめ橋に… お駒いのちか ひとひら春の雪 | 笹みどり | 水木れいじ | 安藤実親 | 佐伯亮 | 蝶よ花よと もてはやされた そんな昔が 懐かしい 器量ばかりで 実らぬ花か お駒うす紅 黄泉路(よみじ)の旅化粧 恋とのれんの 両天秤じゃ しょせん渡れぬ 憂き世川 人目忍んだ 閨(ねや)の灯(ひ)も 浮いた浮いたの 夢も消え 今日は罪の瀬 おぼれ舟 才三(さいざ)ひとりと こころに決めて 解いた十九の 初島田 誰の筋書(すじ)やら からくり芝居 お駒なみだで 爪びく 三味の弦(いと) (セリフ) もう想い残すことなんて あるもんか みれんも無い… 怨みも無い… この世のことは 水に流して むこう岸 あの人が…あの人が…きっと私を 待っているからね 誰に見せましょ 女の意地を わかれ絵すがた 黄八丈 これが この世の見おさめ橋に… お駒いのちか ひとひら春の雪 |
女の絶唱そんなに私が わるいでしょうか 来る日来る日も 泣くことばかり いえいえ 貴方は貴方は 知っている それを信じて 生きてゆきます どこまでも 冷たいうわさも 辛抱します 後指なら さされもします いえいえ 女の女の しあわせは 夢で見るより もっと遠くの 星にある 泣こうと思えば いつでも泣ける 何もないふり するのはつらい いえいえ 私は私は 待っている いつかとけます 母と呼ばれる あの声を | 笹みどり | 関沢新一 | 安藤実親 | | そんなに私が わるいでしょうか 来る日来る日も 泣くことばかり いえいえ 貴方は貴方は 知っている それを信じて 生きてゆきます どこまでも 冷たいうわさも 辛抱します 後指なら さされもします いえいえ 女の女の しあわせは 夢で見るより もっと遠くの 星にある 泣こうと思えば いつでも泣ける 何もないふり するのはつらい いえいえ 私は私は 待っている いつかとけます 母と呼ばれる あの声を |
女の花ざかり泣いて暮らして 泣いて暮らして どうするの たかが人生 たかが人生 たかが恋 散った花なら また咲かせましょう 姫百合・すずらん・沈丁花 夢みて 女の…女の花ざかり 明日(あす)とゆう日は 明日とゆう日は 宝くじ 当りはずれは 当りはずれは 時の運 縁があるよに また笑いましょう 朝顔・ひまわり・酔芙蓉(すいふよう) 信じて 女の…女の花ざかり 旅とグルメと 旅とグルメと カラオケと そうよまだある そうよまだある お湯がある なみだ洗って また歌いましょう 秋桜・りんどう・鳳仙花(ほうせんか) 恋して 女の…女の花ざかり さっき初めて さっき初めて 逢ったのに 他人みたいな 他人みたいな 気がしない さしつさされつ また夢見ましょう さざんか・南天・笹みどり 咲かせて 女の…女の花ざかり | 笹みどり | 水木れいじ | 水森英夫 | 南郷達也 | 泣いて暮らして 泣いて暮らして どうするの たかが人生 たかが人生 たかが恋 散った花なら また咲かせましょう 姫百合・すずらん・沈丁花 夢みて 女の…女の花ざかり 明日(あす)とゆう日は 明日とゆう日は 宝くじ 当りはずれは 当りはずれは 時の運 縁があるよに また笑いましょう 朝顔・ひまわり・酔芙蓉(すいふよう) 信じて 女の…女の花ざかり 旅とグルメと 旅とグルメと カラオケと そうよまだある そうよまだある お湯がある なみだ洗って また歌いましょう 秋桜・りんどう・鳳仙花(ほうせんか) 恋して 女の…女の花ざかり さっき初めて さっき初めて 逢ったのに 他人みたいな 他人みたいな 気がしない さしつさされつ また夢見ましょう さざんか・南天・笹みどり 咲かせて 女の…女の花ざかり |
下町川いくら上手に 化粧をしても 泣いた眼もとは すぐわかる すぐわかる 濡れたこゝろの 下町川よ 妻になれない 恋をして 風に別れの 秋を知る 恋のいのちと 両国花火 燃えて散る間に 夏が逝く 夏が逝く 添えぬさだめの 下町川よ 飲んで忘れる 淋しさも 酔いが醒めれば また募る いっそ死のうと 思ってみたが 残るみれんが 袖を引く 袖を引く 夢も寒々 下町川よ 明日の願いを 酉の市 賭けて待ちたい またの春 | 笹みどり | 石本美由起 | 叶弦大 | | いくら上手に 化粧をしても 泣いた眼もとは すぐわかる すぐわかる 濡れたこゝろの 下町川よ 妻になれない 恋をして 風に別れの 秋を知る 恋のいのちと 両国花火 燃えて散る間に 夏が逝く 夏が逝く 添えぬさだめの 下町川よ 飲んで忘れる 淋しさも 酔いが醒めれば また募る いっそ死のうと 思ってみたが 残るみれんが 袖を引く 袖を引く 夢も寒々 下町川よ 明日の願いを 酉の市 賭けて待ちたい またの春 |
下町しぐれ金じゃ解かせぬ 義理では解かぬ 意地の縦縞 おんな帯 路地の柳に 下町しぐれ 浮いた浮いたのお座敷だけど 芸の建前 押し通す 母に言われた 訳ではないが 後を継いでの 左褄 昔なじみの 下町しぐれ 濡れてただよう 大川端の 鳥もいまでは 代替わり 惚れたお方も 居ないじゃないが 縁が結べず 片情け 女ごころに 下町しぐれ ひとり手酌で 弾く爪弾きの 三味の音締(ねじめ)も 湿り勝ち | 笹みどり | 木下龍太郎 | 市川昭介 | 池多孝春 | 金じゃ解かせぬ 義理では解かぬ 意地の縦縞 おんな帯 路地の柳に 下町しぐれ 浮いた浮いたのお座敷だけど 芸の建前 押し通す 母に言われた 訳ではないが 後を継いでの 左褄 昔なじみの 下町しぐれ 濡れてただよう 大川端の 鳥もいまでは 代替わり 惚れたお方も 居ないじゃないが 縁が結べず 片情け 女ごころに 下町しぐれ ひとり手酌で 弾く爪弾きの 三味の音締(ねじめ)も 湿り勝ち |
下町育ち三味と踊りは 習いもするが 習わなくても 女は泣ける つらい運命の 花街育ち 義理がからんだ 花ばかり 母と呼べずに わが子と抱けず 嘘とまことで とく紅かなし 金が物言う 浮世と知れど 金じゃとらない 左褄 忘れなければ いけない人と 知ったあの夜は 袂がぬれる 強く生きるの 女の街で 秘めてかざした 舞扇 | 笹みどり | 良池まもる | 叶弦大 | 安田彫花 | 三味と踊りは 習いもするが 習わなくても 女は泣ける つらい運命の 花街育ち 義理がからんだ 花ばかり 母と呼べずに わが子と抱けず 嘘とまことで とく紅かなし 金が物言う 浮世と知れど 金じゃとらない 左褄 忘れなければ いけない人と 知ったあの夜は 袂がぬれる 強く生きるの 女の街で 秘めてかざした 舞扇 |
七里の渡し万感の思いを 抱いて 伊勢の国 一の鳥居をくぐったよ 桑名・初恋 城下町 このいのち この心 燃やした夜が 此処にある うわさ・住吉 七里の渡し 行き暮れて たたずむ町に 憧憬の明かりやさしい常夜燈 桑名・川口 みなと町 あの人は いまいずこ 思い出ひとつ またひとつ 胸に降ります 七里の渡し 宮水でこさえた お酒 焼蛤に添えた れもんの二十日月 桑名・浮世絵 宿場町 夢ひと夜 恋ひと夜 あの夜は何処へ 行ったやら 逢うて泣きたい 七里の渡し | 笹みどり | 志賀大介 | 叶弦大 | 前田俊明 | 万感の思いを 抱いて 伊勢の国 一の鳥居をくぐったよ 桑名・初恋 城下町 このいのち この心 燃やした夜が 此処にある うわさ・住吉 七里の渡し 行き暮れて たたずむ町に 憧憬の明かりやさしい常夜燈 桑名・川口 みなと町 あの人は いまいずこ 思い出ひとつ またひとつ 胸に降ります 七里の渡し 宮水でこさえた お酒 焼蛤に添えた れもんの二十日月 桑名・浮世絵 宿場町 夢ひと夜 恋ひと夜 あの夜は何処へ 行ったやら 逢うて泣きたい 七里の渡し |
女優薔薇を 一輪 唇に 恋に 身を灼く カルメン役も 化粧 おとせば 楽屋の鏡 生きていながら 死んでいる うつろな 女の 顔が浮く 罪に 追われた カチューシャも 愛の両手に 抱かれたものを 花の 日比谷の帝国劇場 恋と 舞台に 生きること 教えた あなたは もういない 疲れましたわ なにもかも 眠りたいのよ あなたのそばで 大正八年 一月五日 女優 須磨子の 幕切れは すこし 濃目の 死化粧 | 笹みどり | 西沢爽 | 米山正夫 | 小杉仁三 | 薔薇を 一輪 唇に 恋に 身を灼く カルメン役も 化粧 おとせば 楽屋の鏡 生きていながら 死んでいる うつろな 女の 顔が浮く 罪に 追われた カチューシャも 愛の両手に 抱かれたものを 花の 日比谷の帝国劇場 恋と 舞台に 生きること 教えた あなたは もういない 疲れましたわ なにもかも 眠りたいのよ あなたのそばで 大正八年 一月五日 女優 須磨子の 幕切れは すこし 濃目の 死化粧 |
せきれいの宿昨夜(ゆうべ)あれだけ 降ったから れんが色した 濁り川 湯の香 湯河原 おんな町 情けひと夜の 想い出を 抱けば恥ずかし せきれいの宿 杉の木立に 朝もやが 白いハンカチ 振っている 涙 おもかげ 戻り橋 未練ひと声 寂しげに 啼いてあと追う せきれいの宿 きっと迎えに 来てくれる そんな気がする 風の色 おんな 湯河原 華化粧 操ひと文字 夢かけて あなた待ちます せきれいの宿 | 笹みどり | 北脇早智子・補作詩:志賀大介 | 市川昭介 | 前田俊明 | 昨夜(ゆうべ)あれだけ 降ったから れんが色した 濁り川 湯の香 湯河原 おんな町 情けひと夜の 想い出を 抱けば恥ずかし せきれいの宿 杉の木立に 朝もやが 白いハンカチ 振っている 涙 おもかげ 戻り橋 未練ひと声 寂しげに 啼いてあと追う せきれいの宿 きっと迎えに 来てくれる そんな気がする 風の色 おんな 湯河原 華化粧 操ひと文字 夢かけて あなた待ちます せきれいの宿 |
蓼喰う虫もあんな男の どこがいいのよと 言われる男に ほれてしまったの 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと 噂されても 私はいいの あんたと居ると 素顔になれる ドジな世渡り 放(ほ)って置けなくて おしかけ女房に なってしまったの 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと 嗤(わら)う蝶々は 知らないでしょう あんたと居ると 素直になれる 人は心よ 見栄(みば)えが悪いけど 私の好みよ これが縁なのね 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと みんな上べを 気にするけれど あんたと居ると 楽しくなれる | 笹みどり | 星野哲郎 | 叶弦大 | | あんな男の どこがいいのよと 言われる男に ほれてしまったの 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと 噂されても 私はいいの あんたと居ると 素顔になれる ドジな世渡り 放(ほ)って置けなくて おしかけ女房に なってしまったの 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと 嗤(わら)う蝶々は 知らないでしょう あんたと居ると 素直になれる 人は心よ 見栄(みば)えが悪いけど 私の好みよ これが縁なのね 蓼喰う虫も 好き好きと 好き好きと みんな上べを 気にするけれど あんたと居ると 楽しくなれる |
花を咲かせて花を咲かせて 花を咲かせて もう一度 苦労の波を 越えてきた 涙は川へ また海へ 遠くの灯りが 呼んでいる それはあなたの 港です 花を咲かせて もう一度 夢を見させて 夢を見させて もう一度 どんなに重い 荷物でも ふたりになれば 分け合える 灯りをともして くれた人 それはあなたの 夢あかり 夢を見させて もう一度 愛に生きたい 愛に生きたい もう一度 あなたにもしも 逢えなけりゃ 淋しいままの 人生でした 私の気持を 変えた人 それはあなたの 心です 愛に生きたい もう一度 | 笹みどり | 白鳥園枝 | 市川昭介 | | 花を咲かせて 花を咲かせて もう一度 苦労の波を 越えてきた 涙は川へ また海へ 遠くの灯りが 呼んでいる それはあなたの 港です 花を咲かせて もう一度 夢を見させて 夢を見させて もう一度 どんなに重い 荷物でも ふたりになれば 分け合える 灯りをともして くれた人 それはあなたの 夢あかり 夢を見させて もう一度 愛に生きたい 愛に生きたい もう一度 あなたにもしも 逢えなけりゃ 淋しいままの 人生でした 私の気持を 変えた人 それはあなたの 心です 愛に生きたい もう一度 |
母はおまえを信じますおまえは悪い事の できる人ではありません 世間がなんと言おうと母さんは… 母さんは信じます おまえの代りに 死ねるなら わたしの命は いつでもあげる アンズの枝に 一粒の実を残し 花が嵐に 散りゆくように 何も求めぬ 愛だから たとえ世間は みすてても 母はおまえを 信じます おまえが宿命(さだめ)に 泣くときは わたしの罪だと 思っています 知らせておくれ 苦しみを隠さずに 母も一緒に 償いましょう 遠く離れて 暮らしても いつも心は 側にいる 母はおまえの 影法師 親らしい事を 何ひとつしてあげられない 無力な母さんを許してね 親にも言えぬ 裏街で どうしているのか 便りもないが 愛情だけではつなげない母と子の 細い絆を だきしめながら 夢にみてます 逢える日を 悪い噂が とどいても 母はおまえを 信じます | 笹みどり | 星野哲郎 | 朴椿石 | 安藤実親 | おまえは悪い事の できる人ではありません 世間がなんと言おうと母さんは… 母さんは信じます おまえの代りに 死ねるなら わたしの命は いつでもあげる アンズの枝に 一粒の実を残し 花が嵐に 散りゆくように 何も求めぬ 愛だから たとえ世間は みすてても 母はおまえを 信じます おまえが宿命(さだめ)に 泣くときは わたしの罪だと 思っています 知らせておくれ 苦しみを隠さずに 母も一緒に 償いましょう 遠く離れて 暮らしても いつも心は 側にいる 母はおまえの 影法師 親らしい事を 何ひとつしてあげられない 無力な母さんを許してね 親にも言えぬ 裏街で どうしているのか 便りもないが 愛情だけではつなげない母と子の 細い絆を だきしめながら 夢にみてます 逢える日を 悪い噂が とどいても 母はおまえを 信じます |
みぞれ雨ジャズと 演歌と 新内と 女のなみだで 夜が更ける わかりますとも 裏町みぞれ雨 会って別れて 人の世は あすを夢みて 生きるだけ 涙かさねて 酔ったのは ひとりで寝るのが こわいから 肌にひえびえ 裏町みぞれ雨 右にまがれば 思い出通り 見られたくない 涙顔 切れた花緒の 下駄さげて 女はうつろに 誰を追う ネオンにじませ 裏町みぞれ雨 ばかよ ばかねと 叫んでみても 男ごころが どうになろ | 笹みどり | 西沢爽 | 叶弦大 | | ジャズと 演歌と 新内と 女のなみだで 夜が更ける わかりますとも 裏町みぞれ雨 会って別れて 人の世は あすを夢みて 生きるだけ 涙かさねて 酔ったのは ひとりで寝るのが こわいから 肌にひえびえ 裏町みぞれ雨 右にまがれば 思い出通り 見られたくない 涙顔 切れた花緒の 下駄さげて 女はうつろに 誰を追う ネオンにじませ 裏町みぞれ雨 ばかよ ばかねと 叫んでみても 男ごころが どうになろ |
美濃の眉月桜 舞い散る春の夜(よ)の 弥生三日(やよいみっか)の月をみた まるで二人の身の上みたい ほんに心許(こころもと)無い 月明り 想い出します 京(みやこ)に遠い ハァー ハァー 美濃の在所の眉月を 武士というには名ばかりの 身分 足軽 藤吉郎 そんなあなたを見初(みそ)めた私 けれど 悔いは無かった来し方に 他人(ひと)が称(たた)える望月(もちづき)よりも ハァー ハァー なぜか恋(いと)しい眉月が 幼ごころを忘れずに 文を寄越した天下びと 「おね」とあったり「かかさま」などと いつも 人の気持ちを汲み取りなさる 二世もお側に居りたいものと ハァー ハァー 願い懸けます 眉月に | 笹みどり | もず唱平 | 浜圭介 | 蔦将包 | 桜 舞い散る春の夜(よ)の 弥生三日(やよいみっか)の月をみた まるで二人の身の上みたい ほんに心許(こころもと)無い 月明り 想い出します 京(みやこ)に遠い ハァー ハァー 美濃の在所の眉月を 武士というには名ばかりの 身分 足軽 藤吉郎 そんなあなたを見初(みそ)めた私 けれど 悔いは無かった来し方に 他人(ひと)が称(たた)える望月(もちづき)よりも ハァー ハァー なぜか恋(いと)しい眉月が 幼ごころを忘れずに 文を寄越した天下びと 「おね」とあったり「かかさま」などと いつも 人の気持ちを汲み取りなさる 二世もお側に居りたいものと ハァー ハァー 願い懸けます 眉月に |
めおと星生きる喜び おしえられ ついて来ました 離れずに 永い道のり めおと星 光あつめて ひとつになれば 行くて明るい 道しるべ 星がまばたき 雲もない 明日あなたと えがく夢 ねがう幸せ めおと星 辛い苦労も 二人で越えて 耐えた日もある 夜もある 照る日曇る日 どことなく 人の心と よく似た空よ 季節めぐれば めおと星 雪もとけます 涙の胸に いつか花咲く 春も来る | 笹みどり | 上野たけし | 上野たけし | | 生きる喜び おしえられ ついて来ました 離れずに 永い道のり めおと星 光あつめて ひとつになれば 行くて明るい 道しるべ 星がまばたき 雲もない 明日あなたと えがく夢 ねがう幸せ めおと星 辛い苦労も 二人で越えて 耐えた日もある 夜もある 照る日曇る日 どことなく 人の心と よく似た空よ 季節めぐれば めおと星 雪もとけます 涙の胸に いつか花咲く 春も来る |