伊戸のりお編曲の歌詞一覧リスト  2341曲中 601-800曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
路傍の花大泉逸郎大泉逸郎坂口照幸大泉逸郎伊戸のりお誰にも人生 波はある のり越えられたよ 瀬戸際も 人目にゃ頑固な 男でいても そのくせおまえに 頼りきり 姿もりりしい 路傍の花よ  何より地道が 一番と 派手ごと嫌って 尽くすやつ そんなにあなたに 持ち上げられて 引っ込みつかぬと 酒を注ぐ どこまで健気(けなげ)な 路傍の花よ  人生晩年 今わかる めおと以上の 縁はない うしろをふりむきゃ うす紅色の 香りを残して ついてくる 命のともし灯 路傍の花よ
近江の鯉太郎氷川きよし氷川きよし松井由利夫水森英夫伊戸のりお渡り鳥さえ 八幡堀に 翼休める 塒があるに 一度結んだ 草鞋の紐は 切るもほどくも できない渡世 よしなよしなよ 鯉太郎 野暮は承知の はぐれ笠  瀬田の夕映え 手漕ぎの舟が 思い出させる 白無垢鉄火 抜かずじまいじゃ すまない長脇差を 抱き寝添い寝の 旅空夜空 よしなよしなよ 鯉太郎 瞼閉じれば ついほろり  右へ行こうか 左へ飛ぶか 投げて占う 一天地六 せめてひと足 堅田の宿にゃ 逢って行きたい お人もいるに よしなよしなよ 鯉太郎 比叡颪が 身にしみる
キスしてね…みずき舞みずき舞円香乃岡千秋伊戸のりお心の鍵をあげる ねえ…あなた 世界で一つきりの 合鍵よ 逢いたくなったら 扉を開けて 秘密の小部屋に 逢いにきて 誰にも言わないから キスしてね…  初めて逢った日から ねえ…あなた その瞳(め)に夢中なのよ 本気なの 一度でいいから わがままきいて 酔わずに好きだと 抱きしめて 誰にも言わないから キスしてね…  お酒がなくなるまで ねえ…あなた 時計を気にしないで あと少し 引き止めないのが 大人のルール わかっているのに 妬けちゃうの 誰にも言わないから キスしてね…
夢さがしに行こう徳永ゆうき徳永ゆうきいではくミヤギマモル伊戸のりお東の空が 白むころ 一番列車で 海まで出かけよう 向かい合う おばさんが 「このミカン あまっこい」と 差し出す手のひらに 浮かんだ母の顔 初めての あゝひとり旅 夢さがしに行こう  岬回れば おだやかな 夕日に染まる海 空には星ひとつ 賑やかな 浜屋台 日焼けした おじさんに 「がんばれ 乾杯」と おごられたビール 大人びた あゝ味がした はたちの一ページ  どこまでも 続く道 ころんでも 歩くだけ 心の宝物 いくつも見つけた日 明日には あゝ何がある 夢さがしに行こう
よさこい慕情黒川英二黒川英二仁井谷俊也徳久広司伊戸のりお忘れちゃイヤよと つぶやいて 俺の小指を 噛んだ奴 あの日別れた はりまや橋に 黄昏色した 風が吹く 土佐の高知に 帰ってきたよ も一度逢いたい… おまえに逢いたい… よさこい慕情  遠くの海鳴り 聞きながら そっと名を呼ぶ 桂浜 雲の切れ間の 十六夜(いざよい)月が 恋しいお前の 面影(かお)になる 土佐の高知は 想い出の町 今でも好きだよ… 誰より好きだよ… よさこい慕情  噂を聞いたよ ひとりだと 昔なじみの あの酒場(みせ)で 泣いて5年も待たせたけれど 今ならできるさ 倖せに 土佐の高知に 迎えにきたよ も一度逢いたい… おまえに逢いたい… よさこい慕情
霧島慕情池田輝郎池田輝郎仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお暮れてわびしい いで湯の町を 訪ねて来たのさ 肥薩線(ひさつせん) ともる灯(あか)りに 君の横顔 探しても 知らぬ他国の 旅の花 ひと目逢いたい 霧島のひとよ  もしもあの時 引き止めたなら 悔んでいないさ こんなにも 別れ間際の 濡れた眼差(まなざ)し 手のぬくみ 泣けてくるのさ 湯けむりに 何処(どこ)にいるのか 霧島のひとよ  やせた肩先 草木染(くさき)の着物 一ヶ月(ひとつき)前まで 居たという 噂とぎれて 明日(あす)は発(た)とうか 隼人駅 遠いあの日の 面影を 抱いて生きるよ 霧島のひとよ
おまえの涙岡ゆう子岡ゆう子麻こよみ岡千秋伊戸のりおいつも噂に 脅(おび)えてた おまえの瞳を 思い出す 奪いきれない 他人(ひと)の花 泣いて別れた 雨の町 忘れられない 忘れられない おまえの涙 男未練が 沁(し)みる夜  つらい恋だと 知りながら 止められなかった この気持ち いっそ会わなきゃ 良かったと 言えばなおさら 寂(さみ)しくて 詫びて足りない 詫びて足りない おまえの涙 酒に未練が 潤(うる)む夜  連れて逃げての 一言(ひとこと)が 今でも心に まだ残る たとえつましい 暮らしでも 二人寄り添い 生きられた 胸にせつない 胸にせつない おまえの涙 男未練が 沁(し)みる夜
おんなの春石原詢子石原詢子里村龍一水森英夫伊戸のりお他人には見えない あなたの心 惚れた私は よく見える 明日も分らぬ この世の道で たった一つの 灯りです あなたに尽して エー 悔はない  口さえきかない 喧嘩をしても 惚れた私の 負けになる 心づくしの 手料理並べ 遅い帰りを 待つ夜更け あなたの事しか エー ない私  淋しい時には あなたの膝が 今じゃ私の ふるさとよ 咲くも散るのも 沈むも浮くも ひとつ運命の ふたりです 眠れば聞こえる エー 春の音
おんな七厘・神楽坂出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫伊戸のりお三味線(しゃみ)の弦(いと)なら 切れても張るが 切れりゃ他人の 恋の弦 吊るしぼんぼり 灯(あかり)がともりゃ 桜七厘 七分咲き 涙こらえる エー…神楽坂  柳結びの 引き着の帯を あなたほどいて くれますか 浮いて浮かれた さわぎの後は こころ乱れる 裾さばき 酔えば揺れます エー…軽子坂  石の畳も 黒塀路地も 雨に濡れてる 隠れ恋 夜明け参りの 毘沙門さまよ おんな 七厘 七分咲き 願い掛けます エー…神楽坂
天空の海城朝花美穂朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお青雲遥か 棚引いて 桜は謳(うた)う 湊山 大志に燃ゆる 若武者の 心気高き 天守閣 あゝ天空の 海城(しろ)に久遠(くおん)の風を呼ぶ  人には人の 天命あり 我が天命に 命燃やさん  七重に八重に 中海(なかうみ)の 錦のごとき 波模様 誓いし夢を 懐に 交わす盃 粛々と あゝ天空の 海城(しろ)に宴の舞扇(まいおうぎ)  紅(くれない)染まる 大山(だいせん)の 意志剛健の 冬姿 厳しき時代(とき)を 勝ち抜いて いざや天下に名を馳せん あゝ天空の 海城(しろ)に久遠の栄華あれ
昼顔山内惠介山内惠介田久保真見水森英夫伊戸のりおそれが気休めでも それがなぐさめでも 逢えるだけでいい そっと抱きしめる 咲いて咲いて咲いて 僕の腕の中 咲いて咲いて咲いて 昼顔の花よ 心の傷跡に 口づけるように 背中のほくろに くちびるを寄せる  めぐり逢わなければ ずっと知らずにいた こんな切なさも こんな苦しみも 抱いて抱いて抱いて 君の悲しみを 抱いて抱いて抱いて 忘れさせたいよ はかなく絡みつく 昼顔のように 何かにすがって 暮らしてきたんだね  いつか嫌われても 二度と逢えなくても 忘れたりしない ずっと信じてる 泣いて泣いて泣いて 僕の腕の中 泣いて泣いて泣いて 昼顔の花よ 心の傷跡に 口づけるように あふれる涙に くちびるを寄せる
片恋酒三山ひろし三山ひろし小川道雄酒田稔伊戸のりお好きで呑んでる お酒じゃないわ ひとりが淋しい 片恋酒よ 遊び上手(じょうず)な あなたでも 噂を聞く度(たび) 逢いたくて つらいのよ つらいのよ バカな女と 言われても 忘れられない 恋だから 面影グラスに 忍び泣く  荒(あ)れた生活(くらし)の 今日この頃は 酔う程未練が 身にしみるのよ 夢で激しく 燃えるより やさしい強さで 抱きしめて 欲しいのよ 欲しいのよ バカな女と 言われても 忘れられない 恋だから 面影グラスに 忍び泣く  「あなた命」……と ボトルに書いて 心に注(つ)ぎたす 片恋酒よ 愛の傷あと 痛む夜(よ)は いい事ばかりを 思い出し 生きるのよ 生きるのよ バカな女と 言われても 忘れられない 恋だから 面影グラスに 忍び泣く
酒契り真咲よう子・秋岡秀治真咲よう子・秋岡秀治たきのえいじ四方章人伊戸のりお俺でいいのか なぁおまえ 聞けばうなづき ついてくる あなたの夢の 手伝いを 出来るしあわせ かみしめる 離れない 離さない 目と目で交わす 酒契り  淋しがり屋で 意地っ張り 涙もろくて お人好し ごめんよごめん 手間ばかり かけて人生 遠まわり 離れない 離さない おちょこで交わす 酒契り  呑めば呑む程 沁みてくる 酒とおまえと はやり歌 あなたに惚れて また惚れて 知ったあなたの おもいやり 離れない 離さない 笑顔で交わす 酒契り
沓掛道中彩青彩青仁井谷俊也四方章人伊戸のりお生まれ信濃の 追分節を おいら歌えば絃(いと)が鳴る 義理という字に 逆(さか)らえず 恨みもない人 刀にかけた 沓掛道中 詫びておりやす あゝ中仙道  「一宿一飯の恩義とはいえ…勘弁しておくんなせぇ…」  慣れぬ長旅 痛みはせぬか すれた草鞋(わらじ)が 母と子にゃ 惚れていたって 惚れたとは 互いに言えない この身の辛さ 沓掛道中 今日は上州 あゝ中仙道  「止むにやまれぬ助っ人稼業… この時次郎かならず堅気になって 帰(けえ)ってまいりやす…」  二度と長脇差(ながどす) 抜かぬと決めた これっきりです おきぬさん 忘れ形見の 太郎吉を 命にかえても 守ってやると 沓掛道中 明日(あす)は晴れるか あゝ中仙道
越冬つばめ丘みどり丘みどり石原信一篠原義彦伊戸のりお娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ 寒かろに ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です  絵に描いたよな 幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分け合えますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です
二升五合藤みえこ藤みえこ数丘夕彦宮下健治伊戸のりお還暦(ろくじゅう)またずに 我が道を 選んだ男の 夢手形 きっとお前にゃ 苦労をかけるけど(ハイッ!) 二人三脚 がんばろな 二升五合(にしょうごんごう) 二升五合(ますますはんじょう) 15円(ひとつごえん)が ありますように  やらずに後悔 するよりも 悔いなく生きたい 人生を 希望(ゆめ)という字を のれんに染めぬいて(ハイッ!) 男五十路の ひとり立ち 二升五合(にしょうごんごう) 二升五合(ますますはんじょう) 25円(重ね重ねのごえん)がうれし  おごらず きばらず 手をぬかず もてなし心を 忘れずに こんな小さな ふたりの店だけど(ハイッ!) どうかよろしく ごひいきに 二升五合(にしょうごんごう) 二升五合(ますますはんじょう) 45円(しじゅうごえん)が ありますように  二升五合(にしょうごんごう) 二升五合(ますますはんじょう) 長い5円(ごえん)が ありますように
東京ダンシングナイトHANZOHANZOHANZOHANZO伊戸のりおここは渋谷道玄坂 街は輝き人が行き交う 生温かい風が頬つたう いろんな香り景色にみとれる 夜はネオンに包まれて 甘い刺激に心は躍る 誘われて入ればそこに 君と目が合うパッションが叫ぶ Wow 東京ダンシングナイト なんてきれいな宝石 まばゆいばかりの 思いちりばめて Wow 東京ダンシングナイト さりげなくキスをして 光るまなざしとその息で‥  ここは新宿歌舞伎町 恋のゲームに駆け引き遊ぶ ひらひらと舞う蝶々のように 視線集めて獲物を探す Wow 東京ダンシングナイト 今夜口説き落とそうか わずかな隙間に 君の手を引いて Wow 東京ダンシングナイト ラテンのリズムに酔って うねる腰つきと その肩で‥ グレーゾーンにはいれば分かれ道に迷う 君とならどこまでも wo~ Wow 東京ダンシングナイト なんてきれいな宝石 まばゆいばかりの 思いちりばめて Wow 東京ダンシングナイト さりげなくキスをして 光るまなざしと その息で‥ 夜はこれから君と paradise
くちなしの雨竹島宏竹島宏久仁京介弦哲也伊戸のりお雨に降られて 匂うのは おまえの哀しみ くちなしの花 帰ってきたよ もう離さない 待たせた愛も 命もやろう 果たせぬままの あの約束も  きれいばかりじゃ 渡れない 世間に戸惑い それでも生きた 恨んでいたろ 泣き暮らしたろ たまった埃(ほこり) 叩いて捨てて これからふたり さあ出直そう  何がのぞみと 目を見れば ふたりでいれたら いいのと微笑(わら)う わかっているよ もう離さない 叶わぬ夢を 叶えにいこう くちなしの雨が ほら温かい
明日への道氷川きよし氷川きよしいではく蔦将包伊戸のりおひとり行くのは 遠い道でも ともに歩めば 夢の道 人はいつでもひとりじゃないさ 愛し愛され 生きられる 歩き出そうよ明日への道 心に歌を くちずさみ  季節(とき)を彩(いろど)る 華麗(かれい)な花も 散ればふたたび 春を待つ 生きてゆくのはうれし涙と 悲し涙の くり返し 歩き出そうよ明日への道 心に歌を くちずさみ  己の道を信じてゆけば 冬は必ず 春となる 歩きだそうよ明日への道 心に歌を くちずさみ 心に歌を くちずさみ
ハマナス海峡島あきの島あきの円香乃原譲二伊戸のりお岬に花が 咲く頃に 迎えに来ると 言った人 この冬越せば また逢える 言ったことばは 嘘ですか 涙がホロリ 涙がホロリ 夕陽に染まる ハマナス海峡  うす紅色の 花を見て あのころ今も 思い出す 近くて遠い 海むこう 風がこの胸 凍(こご)えさす 影さえ震(ふる)え 影さえ震え 沖は海鳥 ハマナス海峡  夢でもいいの 逢えるなら 愛しさばかりが あふれます あなたがくれた 温もりは 忘れませんと 伝えたい 淋(さみ)しさこらえ 淋しさこらえ 星も見えない ハマナス海峡
ダンチョネ子守唄中条きよし中条きよし水木れいじ徳久広司伊戸のりおつれて逃げれば ろくでなし 捨てて旅立ちゃ 人でなし ふたり死んでも 花はなし 思いきる気は さらになし あゝ…どのみち男の人生は 絵にはならないヨーホホイ ダンチョネ子守唄  嘘をついても 年は上 口紅(べに)をひいても 消せぬ過去 捨てた故郷(こきょう)は かもめ町 詫びて届かぬ 親不孝 あゝ…やっぱり女の人生も 涙ばかりのヨーホホイ ダンチョネ子守唄  どっち向いても 風が吹く 渡る世間の うそ寒さ 義理と人情 抱いてゆく 昔かたぎの 馬鹿もいる あゝ…戻れぬ旅だよ人生は 酒とそい寝のヨーホホイ ダンチョネ子守唄
ごめんね~ありがとう梓夕子梓夕子伊藤美和宮下健治伊戸のりおごめんね ありがとう 心で何度も 繰り返す 涙に 濡れた夜も あなたがいたから 耐えられた  いつも私を 抱きしめてくれる 優しい笑顔がまぶしくて…  愛する喜びを おしえてくれた人だから 遠い過去も 遠い未来も 生まれ変わっても そばにいる 千年先まで 心(むね)の中  ごめんね ありがとう わがまま言っては 困らせて 涙が あふれ あふれ 一人の夜更けは 寂(さみ)しくて  人はどうして 許されない恋と わかって堕ちてゆくのでしょう…  愛する苦しみを おしえてくれた人だから 遠い過去の 遠い約束 生まれ変わっても ついてゆく 千年先まで 心(むね)の中  愛する喜びを おしえてくれた人だから 遠い過去も 遠い未来も 生まれ変わっても そばにいる 千年先まで 心(むね)の中
海峡なみだ雪秋山涼子秋山涼子円香乃松井義久伊戸のりおあなたに背負(しょ)わせた 罪と言う 荷物をおろす 船に乗る 死ぬほど好きな 人だから 苦しい別れを 決めました せめて 終着 小樽まで 夢を見させて 海峡なみだ雪  一日足らずの 旅だけど 一生分の 幸せね 愛しい仕草 まなざしを この瞳(め)に この身に 焼きつける ばかね ばかだわ 泣くなんて 肩にハラハラ 海峡なみだ雪  眠れずデッキに たたずめば 遠くに揺れる 町灯り 敦賀の港 後にして 想い出重ねて 来たけれど ここが 最後の 港町 風も凍える 海峡なみだ雪
男は演歌だねおおい大輔おおい大輔建石一徳久広司伊戸のりお仕事帰りの 居酒屋で 送る仲間と くみかわす おまえさんなら つかめる夢さ てなこと言って 言っちゃって 言っちゃって 決めた励まし 実は自分に 言っている 笑顔一本 心意気 男は演歌だね  こんな筈では なかったと 雨を見上げて にが笑い 濡れて行くのも たまにはいいか てなこと言って 言っちゃって 言っちゃって 気取る腕傘 あとでカゼひきゃ 泣きん坊よ 笑顔一本 心意気 男は演歌だね  惚れて純情 ひたむきに 居てもいいだろう そんな奴 気軽(らく)に ゆこうぜ 死ぬまで気軽(らく)に てなこと言って 言っちゃって 言っちゃって 飲めば飲むほど 胸に火がつく 恋の酒 笑顔一本 心意気 男は演歌だね
倖せの背中前川清前川清荒木とよひさ弦哲也伊戸のりお他人(ひと)を妬(ねた)まず そして他人(ひと)を羨(うらや)まず 今日まで君とふたり 歩いて来たけれど 花束(はな)のひとつも 贈ることもしない そんな男の 生き方だったから 近道の人生より 遠回りしてる恋を 君と…もう一度  明日(ゆめ)を急がず そして明日(ゆめ)を諦(あきら)めず 心を君と重ね 暮らせる喜びと そんな気持ちを 言葉には出来ない 古い男の 背中のままだから 手でふれる倖せより 温めあってる恋を 君と…もう一度  花束(はな)のひとつも 贈ることもしない そんな男の 生き方だったから 近道の人生より 遠回りしてる恋を 君と…もう一度
パッと咲いて岸千恵子岸千恵子麻こよみ美樹克彦伊戸のりおどうせ人生 一回なんだから やりたいように 生きてはいかがです あれこれ世間を 気にしてばかりじゃ 何も出来ない つまらない ああ… 夢を追いたきゃ 追うも良し ああ… 恋をしたけりゃ それもいい パッと咲いて パッと散って チョイと人生 花ざかり  どうせ死ぬ時 ひとりっきりだから 言いたいことを 言ったらいかがです いい子のふりして 我慢をしてたら そうよ躰に 悪いから ああ… 文句言いたきゃ 言うも良し ああ…愚痴を言いたきゃ それもいい パッと咲いて パッと散って チョイと人生 泣き笑い  ああ… 酒を飲みたきゃ 飲むも良し ああ… 歌を唄えば それもいい パッと咲いて パッと散って チョイと人生 花ざかり
新道大川栄策大川栄策松井由利夫筑紫竜平伊戸のりお天は一つよ 道理も一つ 筋目区別(すじめけじめ)の 一里塚 後生大事に 男の意地を 抱いて明日の 夢を追う 命 新道 (新道) 俺の道  廻り道すりゃ 危ない橋で 肝を冷やさず 済むものを 生まれついての 性根(しょうね)とやらで 怪我を承知の 一本気 居てもいいだろ (居てもいいだろ) こんな奴  萱の切り株 躓きながら 道は己が 切り拓く 裏の裏行きゃ 表に出るさ 雲の切れ間に 月明り
金沢の灯よいつまでも新川二朗&島津悦子新川二朗&島津悦子仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお友禅流しの 浅野川 日暮れの川面(かわも)に 灯(あか)りがゆれる 波の数ほど 苦労もあった それでもふたり 幸せでした 寄り添って 肩寄せて 金沢の灯(ひ)よ いついつまでも  縁(えにし)という字で 結ばれて 情けを道づれ 歩いた歳月(つきひ) そうさ白糸(しらいと) 欣弥(きんや)のように 愛して燃えた 昔もあった 振り向けば 懐かしい 金沢の灯よ いついつまでも  冬には雪吊り 夏あやめ 何年振りでしょ 石川門も 無理はしないで これから先も いたわりささえ あなたと生きる 末永く 睦(むつ)まじく 金沢の灯よ いついつまでも
オリーブの島から水森かおり水森かおり原文彦弦哲也伊戸のりおあなたと二人 渡れたはずの 波間に浮かんだ エンジェルロード ひとりで今日は 歩きます 忘れることが 出直すことと わかっているのに あと引く思慕(おもい) 旅路 遥かな 島めぐり  別れが来ると 知らないままに 契ったあの日は 幻(まぼろし)でした いつしか愛は 空回り ギリシャ風車の 優しい白が 沁みてなおさら こころを泣かす 涙 道づれ 島めぐり  花咲く丘に オリーブ揺れて 海鳥ひと声 はぐれて鳴いた きらきら波が 騒ぎます 砂に埋めた 指輪はいつか 愛の化石に かわるのですか 旅路 せつない 島めぐり
俄か雨若山かずさ若山かずさ菅麻貴子田尾将実伊戸のりお雨に打たれて 誰かのもとへ 消えたあなたを 憎めない ばかよね ばかよね 未練が邪魔をする 命ひとすじ 愛したひとなのに… 倖せ何処に もうすぐ春ですね 外は俄か雨  涙こぼせば あなたが困る 生きて添えない 恋だから ばかよね ばかよね 背中にさよならを 窓に稲妻 叶わぬ夢ならば… 振り向かないわ 寄り添うひともなく 外は俄か雨  いつも二人で 通った店で 今は寂しさ 紛らすの ばかよね ばかよね ひとりで生きてくわ 命きりりと 結べば雨あがり… 倖せそこに もうすぐ春ですね 外は俄か雨
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
はやぶさ祭りだよはやぶさはやぶさ仁井谷俊也桧原さとし伊戸のりおワッショイワッショイ ワッショイワッショイワッショイショイ…  祭りの太鼓がヨー ドドンと空で鳴りゃ 勇み肌 夢舞台 魂(こころ)の血が騒ぐ そうさ老いも若きも 粋な法被(ハッピ)身にまとい 今年も出番だよ みんな みんな 元気になろうと 神輿を担(かつ)ぐのさ ワッショイワッショイ ワッショイワッショイワッショイ はやぶさ祭りだよ ワッショイワッショイ ワッショイワッショイワッショイショイ…  下町ちびっ子は いつでも人気者 姉(ねえ)ちゃんも母(かあ)ちゃんも 綺麗に化粧して 髪の長いあの娘(こ)の 花柄(はな)の浴衣赤い帯 とっても可愛いよ みんな みんな 笑顔になるよに 唄って踊るのさ ワッショイワッショイ ワッショイワッショイワッショイ はやぶさ祭りだよ ワッショイワッショイ ワッショイワッショイワッショイショイ…  夜空を焦(こ)がしてヨー 花火が打ち上がる 菊・牡丹 ナイアガラ 祭りの華が咲く 夢に燃える横顔 光る汗のその滴(しずく) きらめく花吹雪 みんな みんな 幸せ祈って 町中練(ね)り歩く ワッショイワッショイ ワッショイワッショイワッショイ はやぶさ祭りだよ ワッショイワッショイ ワッショイワッショイワッショイショイ…
萬代橋竹島宏竹島宏塚口けんじ徳久広司伊戸のりおひとり黙って 新潟へ 愛しているのに 約束捨てて あなたは探して いるでしょう 叶わぬ恋ゆえ 後ひくけれど 黄昏 灯ともす 萬代橋を 渡りきれない 戻れない  秋の終りの 西堀は 傘さす心に みぞれがしみる ひと冬越したら 忘れると すっかりお酒も 覚えたけれど 佐渡への 出船の 汽笛を聴けば 生まれ故郷(こきょう)を 思い出す  柳しだれる 信濃川 打ち上げ花火に 華やぐ季節 もう少し私が 強ければ 世間に背いて あなたに走る 黄昏 灯ともす 萬代橋は 恋のおんなの さだめ橋
筑後川北山たけし北山たけし木下龍太郎原譲二伊戸のりお明日(あす)の出口が 見えない夜は 北向き窓の 空を見る 胸に浮かぶは 遠き故郷(ふるさと) 筑後川 聴こえぬはずの 川音が 負けちゃ駄目だと 負けちゃ駄目だと 耳を打つ  いいの忘れて しかたがないの あなたの夢の 邪魔ならば 君が洗った 別れなみだの 筑後川 いまごろどこで 暮らすやら うわさ聴きたい うわさ聴きたい こんな日は  たとえ嵐が 吹き荒れようと 男の夢を どこまでも 抱いて生きろと いつも見守る 筑後川 希望(のぞみ)をきっと 果たせたら うれし涙の うれし涙の かえり道
銀座のトンビ~あと何年・ワッショイ沢竜二沢竜二ちあき哲也杉本眞人伊戸のりおあと何年 俺は生き残れる あと何年 女にチヤホヤしてもらえる あと何年 やんちゃをくり返せる 夜の銀座をピーヒョロ 飛び回る… 命の蝋燭(ろうそく)の 焔(ほのお)の長さ 人はそれぞれ あんな若さであいつも あン畜生も 先に勝手に 逝きやがって あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のやり方で お祭りやってやるけどね ワッショイ  あと何年 俺は飲んだくれる あと何年 女房に大目に見てもらえる あと何年 ちょっかい出し続ける 情事(こい)の間をピーヒョロ 彷徨(さまよ)える… 今まで越えて来た して来たことに 悔いはなくても 時に昔の泣かせた 誰かの傷が 胸のあたりでチクリチクリ あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のお調子で ハッピーになってやるけどね ワッショイ  みっともなくていい 暴れたがりな 俺の欲望 だってどの女(こ)も可愛い 言い寄られれば 捨てちゃおけない性分(しょうぶん)だもの あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺で最後まで ド派手にやってやるけどね ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ…
ロマンティック東京はやぶさはやぶさかず翼鶴岡雅義伊戸のりお私の恋は 夜空の星になり 流れて消えたの 涙を残し… 銀座 浅草 季節は巡り あなたの心も 変わっていった 振り向く舗道に 灯(ひ)がにじむ ロマンティック東京 忘れないわ  やさしい嘘も つけない人だから 許してあげるわ 別れの言葉… 愛の 月日の 思い出揺れて きらめく星空 見上げるタワー いいことばかりじゃ ないけれど ロマンティック東京 忘れないわ  あなたにあげた 女の真心を 今さら返せと 言わないけれど… 渋谷 青山 小雨の中を あなたのコートに 包まれ歩く 幸せも一度 欲しいのよ ロマンティック東京 忘れないわ  ロマンティック東京 忘れないわ
ゆずれない愛チョン・テフチョン・テフかず翼田尾将実伊戸のりおあなたの心に 誰かいることは 出逢った時から 感じていたわ 遠くを見つめる 瞳がつらいから わたし哀しく はしゃいでみせる 愛して愛して 愛しても 胸の隙間が 埋まらない 何処にも何処にも 行かないで 今のわたしには あなたがすべて そうよこの愛 ゆずれない愛  涙の止め方 上手くなるたびに 女は大人に なるのでしょうか 知りたくないのよ あなたの思い出は 聞けば何かが 壊れてしまう 抱かれて抱かれて 抱かれても なぜか淋しさ 消せなくて 体は体は 嘘をつく なんて儚いの ぬくもりなんて だけどこの愛 ゆずれない愛  愛して愛して 愛しても 日毎あなたが 遠くなる 忘れて忘れて 過去なんて 今のわたしには あなたがすべて そうよこの愛 ゆずれない愛
もういちど江ノ島三代沙也可三代沙也可岩本亮・補作詩:伊藤雪彦伊藤雪彦伊戸のりおあなたの面影 探しつつ 鳥居を抜けて 女坂 潮の香りも 懐かしく 龍も恋する 鐘の音 弁天様も もらい泣き  ああ もいちど江ノ島 もういちど あなたと 歩きたい  渚のむこうに 光る富士 遠く眺めて ひとり旅 ゆれる想いに ときめいて 心いつしか 燃え上がり そっとあの人 呼んでみた  ああ もいちど江ノ島 もういちど あなたに抱かれたい  白波寄せ来る 稚児ヶ淵 なにすすり泣く 浜千鳥 月の照らない 暗夜(やみよ)でも 島に夜明けが 来るものを 私の恋は 行(ゆ)きどまり  ああ もいちど江ノ島 もういちど あなたと 暮らしたい
演歌道中 旅がらす山内惠介山内惠介鈴木紀代水森英夫伊戸のりお腰の脇差(わきざし) マイクにかえて 津軽海峡 ひとっ飛び 北海道中 旅がらす 夢と希望の 振分け荷物 お控えなすって 演歌一筋アンアアンアンアンアアンアンアン 度胸笠  富士のお山を よじ登るより つらい男の 正念場(しょうねんば) 東海道中 旅がらす いのち掛川(かけがわ) 一人で渡る お控えなすって 演歌一筋アンアアンアンアンアアンアンアン 男節  恋の尾道(おのみち) 逢いたいあの娘(こ) 今はおあずけ あばよ酒 山陽道中 旅がらす 涙一粒 拭(ふ)かせてお呉(くれ) お控えなすって 演歌一筋アンアアンアンアンアアンアンアン 濡(ぬ)れ合羽(がっぱ)  今日は福岡 明日(あした)は小倉 聞いて下せぇ 流行(はや)り唄 九州道中 旅がらす 男一匹 花咲く日まで お控えなすって 演歌一筋アンアアンアンアンアアンアンアン 励(はげ)みます  よろしゅうお頼もうします
終の恋歌山口ひろみ山口ひろみ伊藤美和桧原さとし伊戸のりお今年の冬は 心も荒れて 遠い春ですね 別れをずっと 目隠ししてた 夢が醒めぬよに なぜですか きっと終(つい)の恋だから 命ごと ぎゅっと抱きしめて… ひゅるひゅる ひゅるひゅる 雪が舞う ひゅるる 乱れ舞う ひゅるひゅる ひゅるひゅる あなた あなたを探してる  わかっていたの いつかは都会(まち)に 帰る男(ひと)だから 幸せ過ぎた 二人の日々は 二度と戻らない 罪ですか きっと永遠(とわ)の恋だから 涙ごと そっとくちづけて… ひゅるひゅる ひゅるひゅる 雪が泣く ひゅるる むせび泣く ひゅるひゅる ひゅるひゅる あなた あなたがいないから  なぜですか きっと終(つい)の恋だから 命ごと ぎゅっと抱きしめて… ひゅるひゅる ひゅるひゅる 雪が舞う ひゅるる 乱れ舞う ひゅるひゅる ひゅるひゅる あなた あなたを探してる
石割り桜氷川きよし氷川きよし喜多條忠蔦将包伊戸のりお冬の長さに 耐えながら 北の大地に 根を張って 想い一念 岩も割る 石割り桜は 心の花よ 夢のつぼみが 夢のつぼみが ああ 春に咲く  花の色なら 薄墨(うすずみ)の 遠い想い出 しのばせる 淡き初恋 清き白 石割り桜は 癒(いや)しの花よ 胸のぬくもり 胸のぬくもり ああ 甦(よみがえ)る  人の心は 弱くとも 折れず曲がらず くじけない 南部魂 ここに在り 石割り桜は 生命の花よ 遅い春にも 遅い春にも ああ 凛と咲け
北の男歌細川たかし細川たかし柚木由柚櫻田誠一伊戸のりおサーエー 海峡渡れば 竜飛崎 漁火仰いで 男は歌う 浜からドンと 掛け声ひとつ ヤンレサとばせ 津軽の朝に 北の息吹だ 叫びだ 海の荒くれ 北の男歌  サーエー 汐首(しおくび)超えれば 大間崎 延縄(はえなわ)たぐって 男は歌う 流れる星に 願いはひとつ ヤンレサ吹くな ヤマセの風よ 北のみぞれだ 吹雪だ あばれまぐろサ 北の男歌  浜からドンと 掛け声ひとつ ヤンレサとばせ 津軽の朝に 沖はまぐろだ 荷揚(にあ)げだ 一本釣りサ 北の男歌
赤い風車三代沙也可三代沙也可松井由利夫伊藤雪彦伊戸のりお赤い風車 女のこころ 恋しい おもかげ 夢みて廻る 信じているのよ あなたの言葉 お願いもう一度 抱きしめて 夕陽がにじむ 睫毛が濡れる こっち向いてよ 逢いたい あなた  赤い風車 廻したままで あなたは気まぐれ どこかへ消えた うなじに優しく くちづけくれた あの日の思い出 色硝子 ギターを抱いた あの渡り鳥 こっち向いてよ 好きです あなた  赤い風車 女がひとり 廻して待ってる 昨日も今日も あれから春きて また秋がきて 落葉が涙を 連れてくる いい風吹けば くるくるきっと こっち向いてよ 逢いたい あなた 
良いことばかりじゃないけれど谷龍介谷龍介大喜多洋幸・補作詞:麻こよみ大谷明裕伊戸のりお上手な生き方 出来なくて 何度もため息 ついた夜 良(い)いことばかりじゃ ないけれど 頑張ろうな 頑張ろう 悩みも愚痴も 分け合って これからも これからも みんなで 生きてゆく  涙を流した 辛い日も 笑って話せる 時が来る 悪い日ばかりは 続かない 負けはしない 負けないよ も一度夢を あたためて これからも これからも みんなで 生きてゆく  あなたの笑顔は いつだって みんなに幸せ くれるから 良(い)いことばかりじゃ ないけれど 頑張ろうな 頑張ろう 自分を信じ 一歩ずつ これからも これからも みんなで 生きてゆく  これからも これからも みんなで 生きてゆく
あきらめ上手五条哲也五条哲也仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお愛したことに 嘘はないけれど 隠せはしないわ 世間(ひと)の眼に 男のあなたは 将来(あす)がある ちいさな噂も 傷になる だから別れて ゆくけれど あきらめ上手な 女と云わないで  あなたとふたり ひとつ屋根の下 できれば暮らして みたかった 過去あるおんなは 幸福(しあわせ)に なってはいけない 運命(さだめ)です だから綺麗に 身をひくの あきらめ上手な 女と云わないで  最後の恋と あの日決めたから あなたの他には 愛せない 迷惑かけるの いやだから 遠くで見守る つもりです だからこの町 出るけれど あきらめ上手な 女と云わないで
秋のホテル森進一森進一阿久悠森進一伊戸のりお夏過ぎたホテルには ピアノがよく似合う 水割りを横に置き 女が弾いている ボロボロの心で タッチも荒くなる もういいだろう いいだろう 泣けるだけ泣けば 秋になる  よく晴れた空を見て ためいきつくひとを 海鳥がなぐさめて 翼を揺すってる ハラハラと泣いても 心は笑ってる ああよかったね よかったね 泣けるだけ泣けば 秋になる  泣きべそも 酔いどれも 孤独な旅人も 秋風が吹くたびに だんだんいなくなる ヨレヨレのコートの 襟まで立てている もう過去だろう 過去だろう 泣けるだけ泣けば 秋になる
涙の河を越えて山本あき山本あき石原信一聖川湧伊戸のりおにじむ夕暮れ なつかしい駅 家路を急ぐ 人ごみのなか 古いベンチに あなたの影が 今も私に 手を振るようで あれから悲しい 時間と暮らし 涙の河を やっと越えたの あなたを愛して よかったと いまなら言える この胸に  狭いアパート 木枯らしの音 いつも硝子(ガラス)を 震わせていた ふたりぬくもり 確かめ合えは 薄い毛布も 陽だまりでした あれから何年 うらんだことも 涙の河に やっと捨てたの 別れたわけなど 並べても 明日(あした)という日 こないから  あれから悲しい 時間と暮らし 涙の河を やっと越えたの あなたを愛して よかったと いまなら言える 微笑んで
瀬戸内ブルース氷川きよし氷川きよしさいとう大三水森英夫伊戸のりおあの娘さがして 島から島へ ここは瀬戸内 船はゆく 泣いて 泣いてどうなる 誰でも同じさ つらいのさ どこにいるのさ どこにあの娘は 高松 坂出 ブルースよ  夕陽背にして 鳥たちゃ帰る おいら一人じゃ 帰れない 泣いて 泣いてどうなる 児島で揺れてる 白い花 今日がだめでも 明日があるだろ 福山 尾道 ブルースよ  嫁になるって 言ったじゃないか 舟にゆられて 瀬戸の海 泣いて 泣いてどうなる 潮風浜風 海の風 呼んでおくれよ 呼んでおいらを 今治 松山 ブルースよ
昭和シャンソンピーターピーターちあき哲也杉本眞人伊戸のりお今でも女が言い寄るとか 外車が何台目とか お酒の席で 聞き苦しいわ… あなたのお頭も 銀色・雨 渋くてかえって素敵 昔のままの猛者でいてよ…  よかったじゃない あの頃は お金がなくても望みは贅沢 街にももっとお利巧さんがあふれてた  飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 今夜は 青春 かき集めて 若ぶったって 若ぶったって 時代にずれて 行くだけでしょう  どんなに近くで暮らしてても なければないのが縁ね ふたりと恋は別物だった… 当てつけみたいにお見合いして 気を引きたかった私 あなたはシカトそっぽを見てた…  可愛いじゃない あの頃は 異性の意識が縛った毎日 街にはどこもザ・ピーナッツが流れてた  飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 逢わずに いた日々 埋め尽くして 若ぶったって 若ぶったって おたがい年が 出るだけでしょう  飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 周りの ギャルなど 目もくれない 若ぶったって 若ぶったって 心に嵐が 吹くだけでしょう 若ぶらないで 若ぶらないで あなたの前の私を見てよ
花の渡り鳥氷川きよし氷川きよし木下龍太郎水森英夫伊戸のりお広い世間も 追われて渡る 渡り鳥には 狭い空 浮いた浮いたの 浮世の春を 浮いちゃ通れぬ 義侠の旅は 笠で分けてく 花吹雪  惚れてくれるは うれしいけれど 惚れて返せば 罪つくり 初心なあの瞳を 背中で逃げて 詫びの印に 一節投げる 唄は追分 三五郎  峠越えれば 故郷は近い 近い故郷を 遠廻り こんな姿で 親御に逢えば 泣かすばかりと 笑って羽織る 縞の合羽に 花時雨
酒は男の隠れ宿福田こうへい福田こうへい里村龍一岡千秋伊戸のりお駅裏酒場は ガード下 風はなき なき 吹きぬける お前も楽じゃ ないだろに 俺におごって くれた奴(やつ) 情(なさ)けがしみる 心がいたむ 酒は男の 隠れ宿  女と暮らした 事もある 若い昔の頃だけど 今では一人 俺達は 話し相手は 酒だけさ 淋(さび)しくなれば ぽつりと涙 酒は明日(あした)の 子守歌  生きても死んでる 奴(やつ)がいる 死んで輝(かがや)く 人もいる 流れて人は ゆくだけさ 星も見えない この町(まち)に 何があるんだ この先二人 酒は男の 隠れ宿
俺の生きざま原大輔原大輔円香乃大谷明裕伊戸のりお両手で胸を開いて 奥底(おくそこ)のぞけば 砕けた意地の破片(かけら)が 小さく煌めく 想い出なんて一つも 無かったこの街 良いヤツなんて所詮は 都会の負け犬 空を見上げりゃ 昇るビルたち 夜に散らばる 欲望の星屑 たとえ 叩かれようと たとえ 落とされようと 明日(あした)は 笑ってみせる それが 俺の生きざま  若気の至り何度も 小石につまずき 盾など突いてみたけど 小指でひねられ 本音を言える友なら 一人で足りるさ 虚しい夜は黙って 酒酌み交わして 上を向くなら 覚悟決めろよ そうさそろそろ 人生の決め時 たとえ 騙されようと たとえ けなされようと 死ぬまで 騙しはしない それが 俺の生きざま  空を見上げりゃ 昇るビルたち 夜に散らばる 欲望の星屑 たとえ 叩かれようと たとえ 落とされようと 明日(あした)は 笑ってみせる それが 俺の生きざま
炎のタンゴ山内惠介山内惠介下地亜記子水森英夫伊戸のりお赤いドレスを 肩までずらし 黒い巻き毛が 妖(あや)しく揺れる たった一目(ひとめ)で 弾けた火の粉 奇跡みたいな めぐり逢い 魅(み)せられて 酔いしれて 命燃やし 心こがす 愛してタンゴ 炎のタンゴ  空に満月 真紅(しんく)のワイン 今宵ふたりで 朝まで踊る 君のすべては もう僕のもの 他の誰にも 渡さない 魅(み)せられて 酔いしれて 命燃やし 心こがす 愛してタンゴ 炎のタンゴ  熱いくちづけ 吐息も甘く 恋のステップ 夢色ダンス 薔薇の花びら ベッドに散らし 君を抱きしめ 離さない 魅(み)せられて 酔いしれて 命燃やし 心こがす 愛してタンゴ 炎のタンゴ
浪花のがしんたれにしきこうじにしきこうじいとう彩岡千秋伊戸のりおなんやなんやと 出て行くからにゃ 派手な喧嘩は 止(と)めるが男 下がれ下がれの 野次跳(やじは)ねのけて 止めるつもりが よけ燃え上がり 祭りばんてん ア、アアン…泥しぶき 破れかぶれも 花と咲け 俺(わい)は浪花の がしんたれ  呑めや呑めやと 焼酎廻しゃ いつの間にやら あの娘が消えた 洒で酔うより 手の方が早い 何処の野郎(どいつ)が かっさらいよった 宵の道頓堀(とんぼり) ア、アアン…風が吹く 泣いてくれるな 星一つ 俺(わい)は浪花の がしんたれ  ど阿呆ど阿呆と 背中や尻を どつく算盤(そろばん) 親父の形見 どうせ悪さは 忘れてまうが ガキの魂 忘れぬものは 浪花根性と ア、アアン…暴れぶし 見てろそのうち 日もあたる 俺(わい)は天下の がしんたれ
深川浪花物語川中美幸川中美幸もず唱平聖川湧伊戸のりお浪花の生まれ お転婆が もう駄目なんていうんじゃないよ 深川不動 ご利益通り 年寄り 若い衆 世話焼き揃い 甘えてご覧よ 遠慮せず 悲しい時は相身互(あいみたが)いさ  正直なのは いゝけれど みなまでいうな 解っているよ 思案の外(ほか)の色恋沙汰に 誰でも一度は躓(つまず)くものさ 任せてみないか このオレに 何とかなるさ 一息つけよ  夕闇迫る隅田川 泪の種を流してやれよ 揃いの浴衣 二人で作り 来年夏には お江戸の祭り みんなでワッショイ 観に行こう 笑顔をみせろ 泣くのはおよし
盛り場ネオン黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりお小雪舞いちる すすき野の 夜は気まぐれ 風まかせ あなた来るかと 占えば 花もなみだで かすみ草… 男の恋は 遊びでも 惚れた女にゃ 夢灯り  旅のお方と 知りながら あげた みちのく 国分町 酔って酔わせた 七夕の 枕さみしい 残り紅… 昨夜(ゆうべ)のあなた 呼んだって 窓に上りの 汽車の笛  夜の銀座に 雨が降る こぬか雨だと 弾き語り 俺の苗字を やるなんて ナシのつぶてを くれた人… 忘れたふりの その裏で 今も死ぬほど 数寄屋橋  水の都の 大阪は ネオン花咲く 恋の町 酒場すずめの 見る夢は いつかあんたと 宗右衛門町… 尽くしたあげく 放(ほか)されて あとの祭りの ふられ酒  強く生きなきゃ いけないと そっと叱った アヤちゃんが 同じ故郷の 生まれだと 知れば涙が 流れ川… 十五才(じゅうご)の昔(ころ)に 戻れたら それも叶わぬ はぐれ花  芦原・片町・両替町 錦・播磨屋橋(はりまや)・天文館 どこで咲いても 雨が降る 誰に惚れても 風が吹く… 盛り場ネオン 嘘ばかり 春というのに 雪が降る
銀のロザリオチョン・テフチョン・テフ円香乃徳久広司伊戸のりおサヨナラの 声も聞こえない 降りしきる 雨の中 消えてゆくあなたの 胸で揺れてた 銀のロザリオ あの日の誓い あなたには 帰る家がある 知りながら 愛を信じてた 冷たい雨が 冷たい嘘が 心を濡らして 突き刺さる  愛してる あなたただ一人 抱きしめた 腕の中 指輪の代わりだと 胸に飾った 銀のロザリオ 甘いくちづけ 叶わない 甘い夢を見た 愛された フリをしたかった このままずっと このまま一人 過去(きのう)に抱かれて 眠りたい  あなたには 守る家がある 雨の中 帰る部屋がある 冷たい雨が 冷たい嘘が 心を濡らして 突き刺さる 心を濡らして 突き刺さる
駅前物語山内惠介山内惠介円香乃水森英夫伊戸のりお北の駅前 すずらん通り ポニーテールの 花屋のあの娘(こ) 立てばアカシア 笑えばリラか どこか似ている 初恋に 北の駅前 すずらん通り ちょっと気になる ちょっと気になる 恋がある 恋がある  雨の駅前 あじさい通り 長い睫毛(まつげ)の 本屋のあの娘 借りた軒先 止まない雨に そっと差し出す 赤い傘 雨の駅前 あじさい通り ちょっと優しい ちょっと優しい 恋がある 恋がある  二〇(はち)時駅前 サルビア通り 少し無口な 鍵屋のあの娘 固く閉ざした 心のドアを 開けてみたいな 合鍵で 二〇(はち)時駅前 サルビア通り ちょっと秘密の ちょっと秘密の 恋がある 恋がある  土曜駅前 シナモン通り 甘い香りの パン屋のあの娘 町の噂じゃ この春嫁ぎ 遠い知らない 女(ひと)になる 土曜駅前 シナモン通り ちょっと切ない ちょっと切ない 恋がある 恋がある
無情の波止場原田悠里原田悠里石原信一岡千秋伊戸のりおむせぶ汽笛を おきざりに あなたの船が出る 雨の桟橋 一人立てば なにもかすんで見えない 行くなと胸に すがりつき 泣けばよかったの 涙 涙 涙 あゝ枯れても 待っていますと 叫ぶ声 無情の波止場  人にかくれた 暮らしでも 命の春でした 甘い言葉も 海の彼方 みんな消えてく幻 別れがいつか 来るようで 心おびえてた 涙 涙 涙 あゝちぎれて 白いかもめに なれたなら 無情の波止場  恋は儚い さだめだと いまさら知るなんて 雨の燈台 遥か遠く にじむ灯りが哀しい あなたと二人 海峡を 越えてみたかった 涙 涙 涙 あゝ凍えて 夢を散らした 雪になる 無情の波止場
男心山内惠介山内惠介麻こよみ水森英夫伊戸のりお城跡残る 北の町 別れも告げず 出て来た俺さ 噂になれば おまえが困る‥‥ これで いいのさ いいのさ これで 男心の 不甲斐(ふがい)なさ  肩先抱けば 震えてた おまえが今も 心に残る 幸せやれる あてさえなくて‥‥ これで いいのさ いいのさ これで ばかな男の やるせなさ  おまえが呼んで いるようで 振り向く肩に 夜風が沁みる 逢うのが二人 なぜ遅すぎた‥‥ これで いいのさ いいのさ これで 男心の ほろ苦さ
北の別離野村将希野村将希仁井谷俊也大谷明裕伊戸のりおおまえのかすかな 移り香に 別れの決心(こころ)が また迷う 雪の舞う 空見あげ 涙こらえる 細い肩 抱きしめて… 抱きしめて… 奪ってゆきたい 北の駅舎(えき)  どうして今頃 逢ったのと 恨みを言っては 困らせた 遅い春 待ちながら いのち一途に 燃えた恋 忘れない… 忘れない… おまえの小さな 癖までも  吹雪で遅れた 急行が  冷たくふたりを 引き離す 他人(ひと)の眼も 気にせずに 泣いて駆け寄る 汽車の窓 別れても… 別れても… 愛するおんなは おまえだけ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
長崎夜曲水森かおり水森かおり下地亜記子杜奏太朗伊戸のりおあなた待ちましょか 探(さが)しましょうか 迷う心の 思案橋 共にふた冬 過ごした人が 手紙ひとつも ない別れ さようなら さようなら さようなら 涙 出島の 長崎夜曲  飲んで酔いましょか 恨みましょうか 想い出したら つらい恋 薄いガラスの ビードロ吹けば ポンと哀しい 音がする さようなら さようなら さようなら 涙 丸山 長崎夜曲  ひとり泣きましょか 忘れましょうか 鐘が鳴ります 大浦天主堂(てんしゅどう) 置いてゆくなら 出てゆくのなら 未練ばかりを なぜ残す さようなら さようなら さようなら 涙 坂道 長崎夜曲
おんなの浪花節長保有紀長保有紀鈴木紀代宮下健治伊戸のりお三月(みつき)もったら お慰み おためごかしの 噂雨 手前ご存じ 不調法 イキな恋句(もんく)は 言えないが 惚れた女の 浪花節 あゝゝゝ聞いとくれ  五つこはぜの 白い足袋 ほどく手もとの じれったさ 空にまん丸 お月さん 仰ぐすすきに 秋の風 酔った女の ほつれ髪 あゝゝゝせつないね  七つ尽くして 足りぬなら 八つ九つ 捧げます 一途一筋 一本気 花の生涯(いのち)を 賭けました こんな女の 浪花節 あゝゝゝ名調子
甲州夢小路森山愛子森山愛子麻こよみ水森英夫伊戸のりお南アルプス 白い雲 交わす笑顔の 嬉しさよ 幸せ来ました 私にも 待ってて良かった あなたのことを 二度とこの手は 二度とこの手は 離さない ふたり寄り添う 甲州夢小路  昔ながらの 町並みを 人が行き交う 石畳 愚かな女と 言われても 信じて良かった あなたのことを つらい昨日は つらい昨日は 忘れます 通うぬくもり 甲州夢小路  心ひとつに これからは 月日 重ねる 時の鐘 無駄ではなかった 泣いた日も 待ってて良かった あなたのことを 生きて行きます 生きて行きます はぐれずに ふたり寄り添う 甲州夢小路
拝啓 みかんの里山西アカリ山西アカリ岸快生水森英夫伊戸のりお拝啓 ふるさと様へ お変わりないですか そろそろみかんの 白い花 段々畑に 咲く頃ですね 自分の夢だけ 追いかけて 列車の窓から 手を振った あれはもう あれはもう 十年前ですね  拝啓 ふるさと様へ 許してくれますか みかんの匂いが する手紙 返事も出さずに 都会の暮らし あなたの気持ちを 知りながら 平気で背中を 向けました あれはもう あれはもう 十年前ですね  拝啓 ふるさと様へ 元気にしてますか そろそろみかんの 実る頃 とうさん無理して いないでしょうか 最後に手伝い した時に 初めて言われた ありがとう あれはもう あれはもう 十年前ですね
詫びるように…ブルース西つよし西つよし紙中礼子西つよし伊戸のりおハーバーライトが にじんだ街は いつでも 想いださせた おまえの ぬくもり なんもええこと やれんかったのに 久しぶりねと 駆け寄る 詫びるように…ブルース 時を戻し つぐないたい アホな俺や ええんや 逢えたそれだけで もう十年 がんばれる ごちゃまぜの この街で  ごめんな ごめんな 逢えてよかった しあわせ つかんだのなら 大事にしろよな 今さら 俺が 出る幕はないと わかってるけど せやけど 詫びるように…ブルース もし おまえが 酒の相手 欲しくなったら なんも 気にせず 飲もうや おまえだけ 愛してる メチャクチャな 俺やけど  若すぎたと言えば 月並みな 男の言い訳になる 詫びるように…ブルース 逢えなくても おまえだけが 生きがいや ええんや 約束だけでも もう十年 がんばれる ごちゃまぜの この街で
あした天気になーれ千昌夫・八代亜紀千昌夫・八代亜紀もず唄平大谷明裕伊戸のりおポケットに賢治の詩集 ゆき暮れて 傘もささず 濡れ鼠みたいでさ 一人 本当ざまァ無かったね 「何言ってんだい 俺だって お前(めえ)苦労したべ」 流行りすたりのボストンバック たった一つで 東京さ着いて ビルの谷間で立往生 曇りのち雨 時々晴れの 人生だから あした あした あした天気になーれ  一滴も 呑めないくせに ふるさとの 火の酒を 傾けて子守唄 一人 ぼやきながら歌ってた  「何ば言うとっとね 私も苦労したつよ!」 こんなつもりじゃなかったなんて グチをこぼして 苦い酒酌んで 雨の止むのを待っていた  曇りのち雨 時々晴れの 人生だから あした あした あした天気になーれ  曇りのち雨 時々晴れの 人生だから あした あした あした天気になーれ
ただひとつの花山内惠介山内惠介松井五郎水森英夫伊戸のりお風に手をゆだね 髪をほどくとき そっとその頬に また花が咲く  あなたがいつか 失くしたものを 僕が見つけて あげられるから ふれる唇 思うよりも 選ぶ色は 赤が似合うよ  忘れないで 忘れないで その心は離さない  夢のあとさきに 迷うことばかり きっと幸せは まだ先にある  ふたりはいつが はじまりなのか それは誰にも わからないこと 揺れる瞳に 伝う気持ち 時を止めて しまいたくなる  忘れないで 忘れないで この心は変わらない  月がゆっくりと 化粧 落とすとき きっとさみしさは また夢を見る  あなたが欲しい すべてのものを 僕が叶えて あげられるまで 響く鼓動 重ねあって 僕のそばを 離れちゃだめさ  忘れないで 忘れないで その心は離さない  忘れないで 忘れないで この心は変わらない
赤い橋塩乃華織塩乃華織たきのえいじ弦哲也伊戸のりお綺麗事(きれいごと)では 愛せやしない 百も承知の 恋でした ついて行こうか 行くまいか 悩んで決めた 赤い橋 この橋越えたら 瀬戸の海 あなた… あなた見送る 日暮れ前  夢があります あなたには 偉くなってね 迷わずに 一期一会の 縁だから 悔やんでないわ 赤い橋 泣いたらあなたを 苦しめる どうか… どうかこのまま 背を向けて  霧が流れる 肱川(ひじかわ)に 浮かぶおもいで うかい舟 今じゃ昔の 二年前 忍んでひとり 赤い橋 忘れやしません 忘れない ずっと… ずっとあなたを この先も
最上川水森かおり水森かおり伊藤薫弦哲也伊戸のりおあの人に もしも今すぐ逢えるなら すべて捨てても 構わない 舟にゆられて 最上川 遠くかすんだ 山の峰 サヤサヤと 風が舞う あなたへ帰る 舟はどこ 愛につながる 橋はどこ  五月雨(さみだれ)と 涙あつめて川はゆく 傘もささずに ひとり旅 空の彼方に ちぎれ雲 古いお堂に 手を合わす ヒュルヒュルと 風が啼く 好きだと抱いて くれたのに 心預けた 人なのに  流れせつない 最上川 三里向こうは 霧の中 サヤサヤと 風が舞う 明日に続く 道さがし 行方知れずの 夢さがし
夢ゆららみずき舞みずき舞たきのえいじ鈴木邦彦伊戸のりお雪見障子に 紅柄(べにがら)格子 あなたと歩く 路地裏あたり 点るちょうちん 手まねきしてる たまにはいいね 熱燗も 夢 夢 ゆらら まだ宵の口 夢 夢 ゆらら ほんのりほの字 粋(いき)ですね 今夜のふたりは 酔いしれましょう はめをはずし さしつさされつ  誰が唄うか 昭和の歌も 聴く度何故か 心に沁みる 時代遅れと 人は言うけど 川端柳(かわばたやなぎ) 絵になるね 夢 夢 ゆらら 肩寄せ合って 夢 夢 ゆらら 似た者どうし いただくわ あなたのお酌で 甘えましょか ひざをくずし ゆららゆらゆら  夢 夢 ゆらら あなたが好きよ 夢 夢 ゆらら 乾杯しましょう 照れるじゃない 色っぽいなんて 水鏡に 月が浮かぶ ゆららゆらゆら
想い出の彼方に山内惠介山内惠介喜多條忠水森英夫伊戸のりお想い出の彼方に 君がいる カレーの香りの 向こうには エプロン姿の 君がいる 痛々しいほど 微笑みが やさしくきれいな 女(ひと)だった 心に今でも 咲いている 白いちいさな 白いちいさな 花だった  想い出の彼方に 友がいる 傷つき時には 傷つけて ふたりで語った 夢がある 自分に負けるな 頑張れと 故郷に帰った 奴だった あれから何年 経ったのか 今も笑顔が 今も笑顔が なつかしい  想い出の彼方に 母がいる 明日が見えずに くじけた日 電話で叱った 母がいた 涙を超えたら 強くなる 大きくなるよと 泣いていた こころの旅路の レールには 母の涙が 母の涙が 光ってる
北国のひと浜博也浜博也槙桜子徳久広司伊戸のりお私の命は あなたの命 旅立つ駅で ないた女(ひと) ベルに消された あの声を 心にきざむ 忘れない 霧の釧路と みぞれの東京 今夜はどっちが 寒いだろ…  濃いめの水割り 飲みほしながら 凍(しば)れる胸を あたためる こんな夜には 淋しげに 背中をまるめ 眠るのか 思いつめるな 身体をこわすな 星降る夜汽車で 逢いにゆく…  命で結んだ この恋だから 必ず帰る 君のもと 他人だらけの 東京で はるかに霧笛 聞いている 北の釧路で 春を待つ女(ひと)の 今夜も浮かぶよ 面影が…
残波岬立樹みか立樹みか森田圭悟岡千秋伊戸のりおおんなの涙を 散らすよに 岸壁駆ける 白い波 生きるか死ぬかの 恋をして あなた ああ… 漁師でなければ この春に 添えたはず なんで奪った あのひとを 叫ぶうらみも 岬の風が消す 残波の風が消す  南の空には ちぎれ雲 鴎は赤く 日も暮れて 袂におさめた 想い出を 染めて ああ… せつなく眠れば みなと宿 朝を待つ 綴る手紙の みだれ文字 命どうする 岬の風が訊く 残波の風が訊く  この世を飛び立つ 海鳥(とり)になり 逢いにゆく 待っているよと 空耳か 泣いて残波の 岬に立ち尽くす さだめの灯台か
悪女の季節入山アキ子入山アキ子かず翼大谷明裕伊戸のりお別れに泣くのは 女じゃないわ 今どき未練は 男のものらしい さよならしたら 振り向かないわ 街の灯りが 少しにじむけど 愛しすぎて 苦しくなるの きっとあなたは 知らないでしょう 女が夢見る 悪女になる季節 演じて魅せるわ 悪女のように  追いかけないでね みっともないわ 恨んで憎んで 忘れて欲しいだけ この恋だけは まちがいだよと 酒に愚痴って 水に流してよ 愛しすぎて 明日がこわい いいのあなたは 知らないままで 女が夢見る 悪女になる季節 笑って捨てるわ 悪女のように  愛しすぎて 強くなれたの だからあなたを 自由にさせる 女が夢見る 悪女になる季節 演じて魅せるわ 悪女のように
萩みれん松前ひろ子松前ひろ子麻こよみ中村典正伊戸のりお支えを失くした この胸に せせらぎしみます 藍場川(あいばがわ) きっとあなたを 忘れると 何度も何度も 決めたのに… 別れてひとり 萩の町 女の弱さか また泣ける  あなたが来るはず ないものを 後ろを振り向く 鍵曲(かいまがり) 肩を抱かれた あの夜の 優しさ優しさ 恋しくて… 寄り添い歩く 二人連れ 見るたびせつない 菊ヶ浜(きくがはま)  揺られて鶴江(つるえ)の 渡し舟 このままあなたに 戻りたい 無理に笑って 見送った 別れの別れの 後ろ影… 涙に霞む 指月山(しづきやま) 女の未練の ひとしずく
純子の涙藤原浩藤原浩かず翼水森英夫伊戸のりお音もなく降る雨に 濡れながら しのんで来たのか 人目をさけて… ふるえる体を 抱きしめりゃ 時間を止めてと 言うおまえ 純子 純子 純子は逢うたびに 涙をひとつぶ ひとつぶ置いて行く  言いかけてやめたのは さよならか 見つめる瞳に 別れが揺れた… あなたがいなけりゃ もう二度と 幸せなんかは いらないと 純子 純子 純子の哀しみが きらりと光った 光った白い頬  思い出に振り向けば 聞こえるよ 忘れていいのと やさしい声が… 愛する心は 一途でも どうにもならい 恋だった 純子 純子 純子はこの胸に 消えない涙を 涙を置いて行く 
最終便三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズ仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお今夜最後の 飛行機(フライト)で わたしは遠くへ 旅に出る 搭乗ゲートを 抜けたなら 戻れはしない あの愛に 探(さが)さないで… あなた 追いかけないで… あなた 羽田発 21:00 最終便 もうすぐ翼(つばさ)の ひとになる  帰る場所(ところ)が あるひとを 愛したわたしが いけないの 残りのコーヒー 飲みほして こころの迷い 断ち切るの みんな夢ね… あなた もう疲れたの… あなた 羽田発 21:00 最終便 涙でにじんだ 空港(エアポート)  探さないで… あなた 追いかけないで… あなた 羽田発 21:00 最終便 わたしの明日(あした)に 飛び立つの
生きて愛して竹島宏竹島宏久仁京介幸耕平伊戸のりおひとりで見たよ 素敵なロードショー 愛するあなたとなら この物語を 一緒に生きてみたい 夢があれば夢に 甘えないで 明日の向こうに 陽だまりが あると信じ生きる 人生には 輝くしあわせ 生きて愛して 生きて愛して 歩いてゆきたい  めまいが残る 黄昏のビルの街 枯葉がひとひら散り 秋の日浴びれば あなたに会いたくなる 夢にむかう者は 時に孤独 胸にいだいて 泣くことも こころ燃やし生きる 人生には あふれる歓び 生きて愛して 生きて愛して 歩いてゆきたい  夢の中で夢が 微笑むとき そこにあなたが いてくれる ぼくがいつか掴む 人生とは 二人の やすらぎ 生きて愛して 生きて愛して 歩いてゆきたい
糸車、からり香西かおり香西かおり祇園精舎守祇園精舎守伊戸のりお糸車、からり… 天に回る人の情け 糸車、からからり… 手を繋いで輪を作る  背負った痛みの分だけ 人は強くなれる 流した涙の数だけ 人は優しくなれる  糸車、からり… 天に回る人の情け 糸車、からからり… 手を繋いで輪を作る  その最期は 何を思い 消えたのか 「お前のせいだ」と、何故言わないのか  遍路の旅に出ることを 強く心に秘め 一途の信義あるのみと どうか 立ち止まらないで  糸車、からり… 天に回る人の情け 糸車、からからり… 義を番(つが)えて和を紡ぐ  その刹那は 誰を想い 果てたのか 「支えになれた」と、何故笑えるのか  不義理は舞い戻ることを 強く胸に刻み 邪(よこしま)な心を捨てて どうか 誑(たぶら)かさないで  行くか退くか どうするか 行く先に何があるのか 生きて生きて生き抜いて 使命を果たすのみと  糸車、からり… 天に回る人の情け 糸車、からからり… 世を通じて環が続く  その今際(いまわ)に 何を残し 尽きたのか 「後悔はない」と、何故誇れるのか  報いは求めないことを 強く肝に銘じ 恩義を忘れないように どうか 嵩(かさ)にかかないで
海峡の雨三山ひろし三山ひろしかず翼弦哲也伊戸のりお日暮れ海峡 降りだす雨に 濡れてふるえる カモメが一羽 どこか似ている 気がしてさ あの娘どうして いるだろう… この海渡れば 逢えるだろうか それが それがどうした あぁ手酌酒  男だったら 未練はよしな なんでまた来た この海峡へ 遠い恋だよ 捨てた恋 あの娘いいやつ 見つけたか… 誰かが唄った 恋歌ひとつ やけに やけに沁みるぜ あぁ浜酒場  夜の海峡 止まない雨に つらいあの日の 別れが浮かぶ 俺のことなど 忘れたか あの娘幸せ つかんだか… 最終フェリーの 灯りも消えて これで これでいいのさ あぁひとり酒
純子の港町氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお帰って来たんだよ ふるさと停車りの北斗星 ひと眼あの娘に逢いたくて 生命みじかし 花咲け乙女 恋は儚し 身はつらし 夜が冷たい…風が泣いてる… むせぶ霧笛が胸を刺す 純子の港町  まぶたに浮かぶのさ 運河に映った赤レンガ ふたり肩寄せ 歩いたね 生命みじかし 花咲け乙女 熱きくちびる あの眸  夜が冷たい…風が泣いてる… みれん水割り身にしみる 純子の港町  あの娘は何処にいる オリオン星座の輝る町 今度逢えたら 離さない 生命みじかし 花咲け乙女 夢のぬくもり 褪せぬ間に 夜が冷たい…風が泣いてる… 明日は逢いたいあのエクボ 純子の港町
最後のジェラシー男石宜隆男石宜隆円香乃大谷明裕伊戸のりお夕暮れ間近の 公園通り 一人駆け込んだ 小雨のカフェテラス ドラマでよく見る 気まずい場面 あなたとこんな所で 逢うなんて 気づかない振りをして あげても良いけど あんまり幸せな 顔しているから チクリ…バラの棘 心に刺さって 思わせぶりに 名前を呼んだ 最後のジェラシー…  あなたの隣で 微笑む女(ひと)は 白いエプロンの 香りがしてくるわ 私が選んだ ルビーのピアス 彼女の耳で 優しく揺れていた 幸せの邪魔をする つもりもないけど 突然理由(わけ)もなく 憎らしくなって ポツリ…別れ際 「またネ」と囁き 思わせぶりに その手に触れた 最後のジェラシー…  愛なんて重たくて 欲しくもないけど 小雨に濡れながら ピアスをはずせば ポロリ…強がりの 仮面がはがれて 思わずひとつ 涙が落ちた 最後のジェラシー…
すずらんの道大沢桃子大沢桃子仲村つばき仲村つばき伊戸のりお一つ躓(つまづ)く その度に 二つ励まし 明日を見る すずらんの すずらんの 花のように 雨の降る日も 風の日も あなたと生きる ふたりで生きる この道を。  上り下りの 人(た)生(び)の空 身体(からだ)いたわり 春を待つ すずらんの すずらんの 花のように 歩幅合わせて 夢かさね あなたと歩く ふたりで歩く この道を。  辛い涙も 喜びも 愛という名の 杖になる すずらんの すずらんの 花のように 心寄せ合う 幸(しあ)福(わせ)よ あなたと越える ふたりで越える この道を。
今を行く北島三郎北島三郎原譲二原譲二伊戸のりお馬鹿な強がり 突っぱりだけじゃ 渡れないのさ 世の中は 海に突き出た 岩でさえ 波に打たれりゃ 丸くなる 負けてたまるか 誠(まこと)一途に 今を行(ゆ)く  人の生き様 違いはあるが 燃える思いは みな同じ すねて世間を 狭くすりゃ 風に吹かれて 飛ばされる 廻り道でも  心(こころ)焦らず 俺は行(ゆ)く  右か左か 迷いの時は 意地と度胸で 体当たり 耐えた分だけ 陽だまりが あると信じて 越えてゆく 希望(のぞみ)捨てずに 夢を追いかけ 今を行(ゆ)く
哀愁・嵯峨野路真咲よう子真咲よう子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお愛しても結ばれぬ 恋の苦しさに 女ひとりの 古都の旅 忘れるつもりで ここまで来たが 未練が今も 袖を引く 京都・嵯峨野路… 風が鳴ります 竹の径(みち)  木漏れ日の石畳 枯れ葉舞い落ちて 草の庵(いおり)の 直指庵(じきしあん) 明日(あした)が見えない こころの迷い 想い出草(ぐさ)に 書きしるす 京都・嵯峨野路… 遠く無常の 鐘の音  真紅(くれない)の冬もみじ 渡る渡月橋(とげつきょう) いつか日暮れが 忍び寄る あなたにふたたび 逢う日はないの 淋(さみ)しさ胸に 降りつもる 京都・嵯峨野路… 夢は果敢(はか)ない 桂川
白虎(とら)氷川きよし氷川きよし麻こよみ杜奏太朗伊戸のりお飛び散る火の粉 振り払い 千里の道を 駆け抜ける 夢をこの手に つかむためならば 懸(か)けて悔いない この命… 俺は若虎(わかとら) 血潮が騒ぐ  荒野に咲いた 一輪の 色は薄紅 可憐(かれん)花 愛する者を 守るためならば たとえ嵐も 受けて立つ… 俺は若虎 弱音は吐かぬ  己を信じ どこまでも 天に恥じない 心意気 夢をこの手に つかむためならば 遥(はる)か地の果て まっしぐら… 俺は若虎(わかとら) 後には引かぬ
秋挽歌竹島宏竹島宏津田雅道弦哲也伊戸のりお過ぎたむかしは 忘れてしまえ おれと生きると 云ってくれ 雨が明け方 降り止んで 秋の終わりの 風が吹く 傷を癒せよ この胸で 振りむく恋など 悲しいものさ  人を信じて 愛することを ここでやめたら 先もない 恋は嘘つき 怖いから 好きになるのは 嫌という 夢をもいちど 見て欲しい 日陰の花でも ひたむきに咲く  がんじがらめで 閉ざしてないで こころ遊ばせ 生きないか 風に吹かれりゃ ひるがえる 落ち葉みたいな 人の世に 愛という名の 落し物 さがしてみようよ おまえとふたり
花も実もある人生航路冠二郎冠二郎三浦康照遠藤実伊戸のりおお前とならば たとえ針の山 炎の海も 越えてゆく 長いふたりの 道程(みちのり)だけど 俺のこの手を しっかりと 握って一生 離すなよ 花も実もある 人生航路  照る日もあれば 雨の日もあるさ 浮世の辛い 波もある 俺が舵とる 男の船で 耐えてゆこうよ ふたりして お前と飲みたい 苦労酒 花も実もある 人生航路  お前と俺の こころ結び合う 絆は愛の 命綱 うしろ向かずに 信じた道を ついておいでよ どこまでも 輝く明日が 待っている 花も実もある 人生航路
男の岬木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりお寄せては返す 苦労の波しぶき 受けて男は でかくなる 一度限りの 人生を そうさ半端じゃ 終われない 意地を貫(つらぬ)く 意地を貫(つらぬ)く 男の岬  焦(あせ)るな急(せ)くな 人より遅れても じっと我慢の 時もある いつか望みが 叶う日を 待ってくれてる 女房(やつ)がいる 悔いはしないさ 悔いはしないさ 男の岬  明日(あした)がたとえ 嵐になろうとも どんと荒波 越えて行く 奥歯かみ締め 沖を見りゃ 熱い思いが 燃え上がる ここが勝負の ここが勝負の 男の岬
俺は立つ新家誠新家誠荒川利夫飯嶋吉男伊戸のりお夢を大きく 持たなけりゃ 男になれる 道はない この世相手に 人生を 咲かすぞ飾るぞ 待ってくれ 故郷 駅に 雪国駅に 俺は立つ  淋しがるなよ この恋を 忘れて泣かす 俺じゃない 熱い涙を 抱きしめて 別れを詫れば 雪が舞う 明日は ひとり これからひとり 旅の空  他人の言葉は うるさいが 俺には俺の 道がある 苦労山ほど あろうとも 恐れちゃなんにも 実らない 故郷 駅に 雪国駅に 俺は立つ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
身も心も…はやぶさはやぶさ仁井谷俊也桧原さとし伊戸のりおまるでふたりは 運命(さだめ)のように めぐり逢ったの あの夜に たがいに魅(ひ)かれて 眸(め)と眸で話し いつしか知らずに 寄り添った 初めて愛した ひとだから 身も心も… 身も心も… あなたにあなたに 捧げます  理由(わけ)もないのに 涙がでるの 好きなあなたの せいですね ひとりで暮らした 淋(さび)しい胸に やっと灯(とも)った 夢あかり 誰にも渡せぬ ひとだから 身も心も… 身も心も… あなたにあなたに 捧げます  どうか来ないで かなしい別れ 星に今夜も 祈ります ちいさな幸せ それさえあれば 他には何んにも 望まない すべてを許した ひとだから 身も心も… 身も心も… あなたにあなたに 捧げます
父さんの詩長山洋子長山洋子吉岡治市川昭介伊戸のりお明日がいよいよ 最後ねと 冷たいビールを 父につぐ あなたが失くした 歳月と 心の山坂 知ってます ごめんネ父さん ご苦労さまと 贈る言葉は ありがとう  会話(ことば)が互いに 通じない 心を閉じては 荒れた日々 あなたの白髪(しらが)と 引き換えに 大人になった 気がします ごめんネ父さん あの頃のこと いまは素直に ありがとう  各駅停車に 乗り換えて のんびり旅でも して欲しい あなたが残した 花の種子 綺麗に娘が 咲かせます 元気で 父さん いついつまでも 贈る言葉は ありがとう  ありがとう 父さん
We are SAUNNER純烈純烈酒井一圭幸耕平伊戸のりお予約しといたよ 秘密のサウナを  スーパー銭湯の ネオンが滲むよ  疲れ果てただろ? 夢を見ませんか?  恥じらいながら 慰め合いましょう  純子 (なあに?) 開いてる (開いてる) 毛穴 (毛穴) KE・A・NA 飛び込んだのさ 水の中  ときめくリズムに合わせ 温冷トランスモード これからいいところ  We are SAUNNER 純烈 Cha-cha-cha!  愛も整うサウナ~  ひとり虚しくて 消えてしまいたい  整えたいのさ お前の全てを  自分の心に 耳を澄ますのさ  涙も汗も 流してしまえよ  純子 (なあに?) 感じてる (感じてる) 美肌 (美肌) BI・HA・DA 求め合うのさ 夢の中  ときめくリズムに合わせ 踊ろうロウリュも楽しい 激しく夜明けまで  We are SAUNNER 純烈 Cha-cha-cha!  命、整うサウナ~  純子 (なあに?) 気づいてる (気づいてる?) 俺の (俺の) O・RE・NO 止められないぜ get no satisfied  ときめくリズムに合わせ 温冷トランスモード 魅惑のリラックス  We are SAUNNER 純烈 Cha-cha-cha!  今日もこれからサウナ~
飯田線小沢あきこ小沢あきこ幸田りえ合田道人伊戸のりお町を見守る 風越山(かざこしやま)が 何も変わらず 迎えてくれる ひとり揺られる 飯田線 ふたりのあの日を 辿(たど)ります さつき寺から 歩いてみたら 何処かであなた 逢えるでしょうか‥  愛を語った アップルロード お菓子めぐりに はしゃいだふたり 笑顔寄り添う 飯田線 想い出ばかり 浮かびます 秘境駅から あなたの胸に 戻れる道は ないのでしょうか‥  明日を誓った 天龍峡の 赤い吊り橋 見つめています 右に左に 飯田線 心のように 軋みます いくら泣いても 恋しいあなた わたしに春は 来るのでしょうか‥
おんなの祭り松川未樹松川未樹田久保真見岡千秋伊戸のりおわっしょいみこしの お通りだ 燃える息吹きの 恋心 祭りだよー 祭りだねー 恋は おんなの祭りだよ 手染め半纏 靡(なび)かせて いのちの太鼓で さあ踊れ  度胸はだれにも 負けないが 好きと言えない 意気地なし 祭りだよー 祭りだねー 恋は せつない祭りだよ 紅を引きたい 夜もある 夜店の金魚の 赤い色  きりりとさらしを 締めあげて 胸にかくした 恋心 祭りだよー 祭りだねー 恋は おんなの祭りだよ 夢の花火を 打ち上げて 夜空に花咲け さあ踊れ
八甲田森進一森進一坂口照幸大谷明裕伊戸のりお恥じないだけの 生き方したつもり 黙(もく)して語らぬ この旅を 吹雪く火の雪 八甲田 抱いてくれるか あの日のように 雄々(おお)しくて また遠く 凛々(りり)しくて また近く 雪よ おまえと 話しがしたい  つまずくたびに どうして来るのだろう この雪どこまで あたたかい ここにまた立つ 八甲田 生きる力を 誰よりくれる 男なら 強くあれ 労(いたわ)れる 人であれ 雪よ 帰ると 伝えておくれ  北の大地よ 八甲田 俺もも一度 出直せそうさ 雄々(おお)しくて また遠く 凛々(りり)しくて また近く 雪よ おまえと 話しがしたい
男の覚悟千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお悲し涙は 黙って流せ 命咲かせた さだめを見せて 花は無情の 雨に散る 夢のともしび 手で囲っても 風に消される 男の覚悟  くやし涙は 笑って流せ どうせこの世は 人生将棋 駒を持つ指 血がにじむ 勝っているときゃ 親戚ばかり 負けりゃ他人の 男の覚悟  うれし涙は いっぱい流せ 長い苦労が 実ったときは 人の情けに ありがとう 上りあるなら 下りもあるさ 峠坂道 男の覚悟
港ブルース逢川まさき逢川まさき下地亜記子伊藤雪彦伊戸のりお命かけても 尽くしてみても 泣いて別れる 恋もある 涙 涙海鳴り 未練のしぶき 胸に恋しさ つきささる 霧が流れる 港のブルース  恋の想い出 グラスに溶かし 飲めば身にしむ 苦い酒 熱い 熱いくちづけ かわしたあの日 どうせ儚い まぼろしか 星も見えない 港のブルース  あんな女と 強がり言えば 心 くちびる 凍りつく 夢の 夢のぬけがら 淋しく抱けば 潮風(かぜ)の冷たさ 切なさよ 霧笛哀しい 港のブルース
女ものがたり竹島宏竹島宏久仁京介弦哲也伊戸のりお春の雪が 降りつつ融ける 女の傘が この手に重い 今朝のわかれ 哀れむように 椿一輪 ほろり散る 愛の深さが 恨みにかわる 好きな気持と うらはらに 祈って帯を解き 許して目を閉じた あの日のことを 思えばつらい あなた あなた憎いひと  生きていれば 逢う日もあろか 死んであなたを 忘れましょうか 馬鹿はよせと 叱ってくれた つよいあなたが 今も好き 登りつめれば 男は醒める 知っていながら 愛されて 素直についてきた 最後にわがままを もう一夜だけ ただ一夜だけ あなた あなたそばにいて  きれいに終るより 傷つき愛したい 未練とわかる わたしのこころ あなた あなた行かないで…
二人の合言葉小金沢昇司小金沢昇司木下龍太郎大谷明裕伊戸のりお誰より素敵な 横顔を なみだで汚しちゃ いけないよ 最後の夜は 飛び切りの 笑顔を見せて くれないか 必ず逢える また逢える それが二人の 二人の合言葉(キーワード) そうさ  離れていたって 切れるほど  こころの絆(きずな)は 細くない 時間を決めて しあわせを それぞれ祈り 合わないか 必ず逢える また逢える それが二人の 二人の合言葉(キーワード) そうさ  信じて待ったら いつの日か  解(ほど)いた手と手を 結ぶ日も 二つに分けた 想い出を 支えに生きて 行かないか 必ず逢える また逢える  それが二人の 二人の合言葉(キーワード) そうさ
兄貴と呼んでいいですか小金沢昇司小金沢昇司伊藤美和大谷明裕伊戸のりお一匹狼 気取ったわけでも 独りが好きな わけでもないが わざわざ他人に 媚びるような そんな生き方 出来ない俺さ  忘れない いつまでも 片意地張ってた この俺を まっすぐ見つめて 本気で叱ってくれたこと 素直に感謝は 言えないが 兄貴と呼んでいいですか  自分に厳しく 周りに優しく ほんとの強さ 教えてくれた 世渡り上手な奴らよりも きっと最後に 笑えるはずさ  忘れない いつまでも 人生投げてた この俺の 荒んだ心に 灯りを ともしてくれたこと 素直に感謝は 言えないが 兄貴と呼んでいいですか  従いてゆく どこまでも 気の利く言葉は ないけれど 心の底から 尊敬できる誰よりも 素直に感謝は 言えないが 兄貴と呼んでいいですか
やっぱ好きやねん上沼恵美子上沼恵美子鹿紋太郎鹿紋太郎伊戸のりおもう一度やり直そうて 平気な顔をして いまさら さしずめ振られたんやね あんた わがままな人やから  嘘のひとつもつかないで 出てったくせに 過ぎた事やと笑ってる あんたを 憎めりゃいいのにね  やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん 悔やしいけど あかん あんた よう忘れられん やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん きつく抱いてよ 今夜は  見慣れた街の灯(あかり)が 何故だか鮮やかに 映るわ あんたの胸で寝てると 不思議 あの頃と同じやね  一度終わった恋やもん 壊れても もともと つくづく めでたい女やと 自分で自分を笑うけど  やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん あんたやなきゃ あかん うちは女でいられん やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん もう離さん 言うてよ  やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん 悔やしいけど あかん あんた よう忘れられん やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん きつく抱いてよ 今夜は
島之内ブルース黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりおだから・だから・だから 今夜 島之内で 待っていてねと すがったあの娘(こ) うぶなその瞳(め)に つい惚れて 嘘と知りつつ 笠屋町(かさやまち)… こぬか雨か いちょう並木 白い扉のスナック ひとり男が 待ちぼうけ 嘆きのブルースよ  だから・だから・だから いつも 島之内は やけに切ない 恋唄ばかり 赤いネオンに 呼んだって 今じゃ面影 竹屋町(たけやまち) いいさここが 愛のねぐら 夢のとまり木 ふるさと 三日離れりゃ 淋(さみ)しくて 泪(なみだ)のブルースよ  だから・だから・だから 今日も 島之内で 薄い水割り 頼んで待つよ あの娘(こ) 幸せ ふしあわせ 風にうわさを 問屋町(といやまち) 軒のツバメ かえる季節(ころ)に きっと逢えそな気がして ひとつ覚えに くちずさむ 愛しのブルースよ
泣きむし蛍浜博也浜博也槙桜子岡千秋伊戸のりお赤いネオンの 水たまり はぐれ蛍が 目を覚ます きっと嘘つき あの男(ひと)も 命燃やして 何になる  夜にさすらう 女たち みんな何故だか 似ています ひとりふたりと 肩よせて 問わず語りの 涙虫  枕濡らして 夢の中 母さん 甘えていいですか 盆に帰れぬ わるい娘(こ)が 遠く手向(たむ)ける 女郎花(おみなえし)  にごり水でも 生きられる そんな運命(さだめ)と 知りました 明日をさがして 宙(そら)に舞う 泣きむし蛍が 焦がれ泣き
東京ラプソディ氷川きよし氷川きよし門田ゆたか古賀政男伊戸のりお花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは君ひとり君ひとり 逢えば行くティールーム 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京  現(うつつ)に夢見る君の 神田は想い出の街 いまもこの胸にこの胸に ニコライのかねも鳴る 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京  明けても暮れても歌う ジャズの浅草行けば 恋の踊り子の踊り子の ほくろさえ忘られぬ 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京  夜更けにひととき寄せて なまめく新宿えきの 彼女はダンサーかダンサーか 気にかかるあの指輪 楽し都 恋の都 夢のパラダイスよ 花の東京
雨に咲く花氷川きよし氷川きよし高橋掬太郎池田不二男伊戸のりおおよばぬことと 諦(あきら)めました だけど恋しい あの人よ 儘(まま)になるなら いま一度 一目だけでも 逢いたいの  別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら  はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ 咽(むせ)ぶのよ
昼顔チャン・ウンスクチャン・ウンスク城岡れい樋口義高伊戸のりおビルの空き地を 熱い風が通る 壊れたブロックに絡まり ピンクの花が微笑む ヒルガオ ヒルガオ おまえも私と同じね ヒルガオ ヒルガオ 闇夜にうなだれる花 わたし これから あの人に会うのよ… 望んだ形じゃないけど 好きだからいいの 過去も傷も無い きれいな世界で あの人の白日夢(ゆめ)に 溶けてゆく  遠い潮騒 聞いた過去の記憶 運命(さだめ)のトラックに運ばれ 都会の砂で目覚めた ヒルガオ ヒルガオ おまえも故郷はぐれね ヒルガオ ヒルガオ 海にはもどれない花 わたし いつまで あの人と会えるの… 遊びと気づいた恋でも 好きだからいいの 空も星も無い やすらぐ所を あの人の胸に 見つけたわ  ヒルガオ ヒルガオ おまえは強がり迷子ね ヒルガオ ヒルガオ 泣くのをあきらめた花 わたし あすから どうやって生きよう… 誰かのこころの空き地を 捜さなきゃだめね 人が夜に這う ながれる世界に 帰り着くバスを ひとり待つ
枯葉のバラード山本譲二山本譲二田久保真見山本譲二伊戸のりお淋しげな人ばかり すれ違うこの街で ふたりは誰よりも 今 淋しい 音もなく舞い落ちる 枯葉が泣いてくれる 別れの 悲しみに 泣いてくれる こんなに人を 愛せない もう二度と 優しいぬくもりは ああ風の中 時は愛をどこかに 連れ去るけれど ずっと忘れられないまま 生きるのでしょう  思い出と呼べそうな 物語はないけど ふたりで居られたら そう 良かった 石畳あるくたび 枯葉がこわれてゆく 心が 音立てて こわれてゆく 泣きたいほどに 愛せない もう誰も 優しいぬくもりは ああ夢の中 胸に痛み残して 別れるけれど ふたりめぐり逢えただけで 幸せでしょう ずっと忘れられないまま 生きるのでしょう
とんぼり流し渡辺要渡辺要たきのえいじすがあきら伊戸のりお義理の重さに 情けの深さ 人の心が 渡し舟 浪花生まれの ど根性 買った苦労で 咲かす花 とんとんとんぼり とんぼり流し 橋の下には ああ 夢がある  男器量に 女は色気 歌は演歌の 七五調 泣いて笑って また泣いて 結ぶ縁(えにし)の ありがたさ とんとんとんぼり とんぼり流し 今日は大吉 ああ 松竹梅  恩を受けたり 返してみたり 持ちつ持たれつ 人の世は 生きてなんぼの この命 どこで使おか あずけよか とんとんとんぼり とんぼり流し まわり舞台だ ああ 人生は
伯耆大山朝花美穂朝花美穂さとうしろう宮下健治伊戸のりお碧(あお)い日本海(たいかい) 空仰ぎ 威風堂々 大山は 耐える風雪 男山 厚き断崖 どこか似ている人生と ああ…たくましい 伯耆富士  遙か遠くに 隠岐(おき)の島 きょうも聞こえる 大漁歌 境漁港(みなと)の 男船 やがて浮かぶは イカ釣り船の迎え灯(び)よ ああ…なつかしい 伯耆富士  淡い夕陽(ゆうひ)に 照らされて 旅人癒(い)やす 神の山 あなた呼びたい 見降ろせば ゆれて松風 砂浜ふたり弓ヶ浜 ああ…美しい 伯耆富士
狸小路の夜は更けて安倍里葎子安倍里葎子たかたかし幸耕平伊戸のりおこんなに酔わせて どうするの わたしを見る目が ちょっとヒワイだわ グラス片手に 髪を掻きあげる そんな仕草が 艶(いろ)っぽいね あなたのひとみに はだかにされて きみの仕草に もてあそばれて 攻めては かわして 寄せ合う頬に 狸小路の夜(よる)が更けてゆく  こころの振り子が 触れ合えば 今夜の二人は 恋人気分よ 灯が消えてる 部屋に帰るより きみと朝まで 飲んでいたい あなたのことばに のせられながら きみのひとみの とりこになって 攻めては かわして 重なる影に 狸小路の夜(よる)が更けてゆく  あなたのひとみに はだかにされて きみの仕草に もてあそばれて 攻めては かわして 寄せ合う頬に 狸小路の夜(よる)が更けてゆく 夜(よる)が更けてゆく
涙唄大沢桃子大沢桃子なかむら椿幸耕平伊戸のりお淋(さび)しがり屋で 泣き虫だけど 涙こらえて 見送る背中 好きで別れる 恋なんて 馬鹿な女です… いいのいいのよ 振り向かないで 愚かでしょうか 未練でしょうか 涙ぽろぽろ 涙唄  あなたさよなら 愛しい人よ せめて笑顔で 手を振り返す 二人暮らした 想い出が 胸に溢れます… いいのいいのよ 忘れていいの 心うらはら 未練でしょうか 涙ぽろぽろ 涙唄  今もあなたが 恋しくて ひとり泣いてます… いいのいいのよ 夢でもいいの 愚かでしょうか 未練でしょうか 涙ぽろぽろ 涙唄
春待さくら草松原のぶえ松原のぶえ下地亜記子岡千秋伊戸のりお泣いちゃいけない くじけちゃダメよ 転べば起きましょ 何度でも 苦労に負けたら 明日(あす)はない 花よ咲け咲け 命の限り つらいの つらいの飛んでゆけ 飛んでゆけ おんな夢みる さくら草  お人好しだと 笑われようと 信じてゆきたい 人の世を 誰にもあるのよ 傷あとは 花よ咲け咲け 浮世の隅で 痛いの 痛いの飛んでゆけ 飛んでゆけ 耐えて忍んだ さくら草  夢を支えに 歩いてゆけば いつかは倖せ きっと来る 涙は明日(あした)の 邪魔になる 花よ咲け咲け 心の庭に 弱虫 泣き虫 飛んでゆけ 飛んでゆけ つぼみ春待つ さくら草
最後の初恋青山和子青山和子円香乃伊戸のりお伊戸のりお傘を忘れた 子供のように 恋という名の 小雨に濡れて どうしていいか わからずに あなたの腕で ふるえる私 大人同士の 恋ならば 少しは上手に 泣きたいけれど 甘く切ない トパーズ色の恋 失くしたくない 最後の初恋  ポプラ並木を 歩いてみたり そっと寄り添い 笑ってみたり 偶然街で すれ違う 綺麗な女(ひと)に 嫉妬をしたり 知っているけど 聞かせてね 三日に一度は あなたの気持ち 甘く切ない トパーズ色の恋 なんて素敵な 最後の初恋  大人同士の 恋ならば 少しは上手に 泣きたいけれど 甘く切ない トパーズ色の恋 失くしたくない 最後の初恋
あなたが欲しい田中アキラ田中アキラアキラアキラ伊戸のりお今度 いつ逢える 夢でも いいから 私 淋しいわ 独りに しないで あんなに愛して くれた人だもの あんなに優しく してくれた人だから 今でも 今でも あなたが欲しい  夢の 続きを あなたと 見れたら 私 泣けるわ 今夜は 酔わせて もう一度あなたと やり直したいわ もう一度逢えたら このまま死んでもいい 今でも 今でも あなたが欲しい  あんなに愛して くれた人だもの あんなに優しく してくれた人だから 今でも 今でも あなたが欲しい  今でも 今でも あなたが欲しい
待宵橋恋唄中西りえ中西りえ松野勇氣岡千秋伊戸のりおハァ… 流れ 流れて… 涙 流れて とめどなし 初めてあなた いない夏 ひとり来てみた この橋で ふと見上げれば 待宵月(まつよいづき) あなたの笑顔が 重なった 会いたいよ 会いに来て 夢でもいいから  ハァ… 流れ 流れて… 雲は 流れて 十三夜 あなたと見てた 遠花火(とおはなび) 今年も来ると 言ったのに 対(つい)の団扇(うちわ)も ひとつだけ 揃いの浴衣も 一人だけ 会いたいよ 会いに来て 夢でもいいから  ハァ… 流れ 流れて… 季節(とき)は 流れて 人待たず 月待ち橋に 秋の風 川面(かわも)に映る あかね雲 肩にやさしく 紅とんぼ あなたの横顔 さがしてる 会いたいよ 会いに来て 夢でもいいから
愛のためらいハン・ウギョンハン・ウギョン増田空人増田空人伊戸のりお逢えない夜はいつも アナタの事想って 眠れぬ時間に 愛(いと)しさつのる 溢れるほどの愛と 押さえきれないジェラシー 私の知らないアナタの時間 とても気になる アナタをこんなにも深く愛した胸の痛みに ためらいを隠せない 心のウラ側で 素直になれない 私がいる  逢えない夜に想う シンプルな愛だけじゃ 心も満たされない事を知った 月の明かりも今夜 いつもと違うように 白く寂しく感じてしまう 出逢いと別れ 時の流れの中 心あずけてひとり切なく ため息をまたひとつ 心のウラ側で 不安を消せない 私がいる  とても気になる アナタをこんなにも深く愛した胸の痛みに ためらいを隠せない 心のウラ側で 彷徨い続ける 私がいる
初恋の詩集三代沙也可三代沙也可志賀大介伊藤雪彦伊戸のりおあなたからの 白い白い押し花 わけもなく 淋しくて 涙あふれます あの人の面影を 面影胸に抱き 今日もまた ひとりひもとく 思い出ばかりが‥ ああ初恋 初恋の詩集  町灯り 今日も今日もあの日の 想い出を懐かしく 連れてまたたくよ 何時の日か 寂しさに 寂しさに耐えかねて さよならを告げる日が来た 若い二人よ ああ初恋 初恋の詩集  ちち・ははの便り便り途絶えて ふるさとの山や川 空のはかなさよ 夢よりも嘆きの嘆きの歌ばかり 一人(ひとり)行く旅は果てなく忘れない あの人 ああ初恋 初恋の詩集  (ああ初恋) 初恋の詩集
無法松の一生 (度胸千両入り)福田こうへい福田こうへい吉野夫二郎古賀政男伊戸のりお小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯(あかし)にゆれて行く 今日は祇園の 夏祭 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄界灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波
今さらねぇ長山洋子長山洋子麻こよみ影山時則伊戸のりお今夜のおまえは 綺麗だと グラスを片手に 言うあなた 飲み過ぎじゃ ないですか どうかしてます 酔ってるあなた やけにウキウキ はしゃいだ笑顔 なによ 今さら 今さらねぇ  日暮れの浜辺で 二人きり あなたにもらった さくら貝 遠い日の なつかしさ あなた覚えて いないでしょうね 胸にユラユラ 思い出揺れて ばかね 今さら 今さらねぇ  些細(ささい)な事でも 喧嘩して 重ねた月日の 泣き笑い これからも よろしくね 差しつ差されつ 注ぎ足すお酒 二人ドキドキ テレるじゃないの なによ 今さら 今さらねぇ 今さらねぇ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
松前半島中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりお昔は海峡 結んでいたわ 連絡船が 通(かよ)っていた 逢いたくて 逢いたくて ただ 逢えなくて 逢えなくて ただ ひと目一秒 逢いたくて 声を限りに 叫んでも 風が 邪魔をする ここは道南 あぁ… 松前半島  過ぎ行く季節が あなたの愛を 奪っていった あなたの手を 待ち侘びて 待ち侘びて ただ 待ち続け 待ち続け ただ 石になるほど 待ち侘びて 夢の続きを 信じても 波が 遠ざける 秋の終わりの あぁ… 松前半島  聞きたくて 聞きたくて ただ 聞けなくて 聞けなくて ただ 心変わりの その理由(わけ)を 誰にあげたの 幸せを 雨が 頬を打つ 女ひとりの あぁ… 松前半島
哀しみの雨友貴一彰友貴一彰麻こよみ加藤将貫伊戸のりおあなたの写真を 引き裂いて 捨てる事さえ 出来ぬまま 忘れると 忘れると 決めてはみても 逢いたくて ちりちり心が 痛みます 抱いて下さい あなた 今すぐに  甘えて暮らした 幸せが 瞳閉じれば また揺れる 淋しくて 淋しくて ひとりの部屋は つらすぎる ゆらゆらあなたに 戻りたい 抱いて下さい あなた もう一度  女の哀しみ 揺らすよに 今日も心に 雨が降る 待つなんて 待つなんて わかっています 愚かだと ほろほろ涙が こぼれます 抱いて下さい あなた 今すぐに 抱いて下さい あなた もう一度
アジアより愛をこめて山内惠介山内惠介仁井谷俊也水森英夫伊戸のりおジャカルタの街は 椰子(やし)の葉ゆれて 賛美歌がひびく カテドラル 南十字星(サザンクロス)の 星の下 いちばん大事な 女性(ひと)だと知った 黒髪甘い あの香り 想い出だけには したくない  チャンクラン通り ナイトバザール 胸の悲しみは 晴れなくて 旅の途中の プーケット 貴女(あなた)に逢いたい 笑顔が見たい 異国の風が 吹くたびに ひとりの寂(さび)しさ 身に沁みる  クアラルンプール 夕陽の寺院(モスク) 祈りを捧げる ミナレット 僕の帰って 行く場所は やさしい貴女(あなた)の 胸だと知った 運命(さだめ)をたとえ 変えてでも ふたりで幸せ 掴みたい
望郷千里キム・ヨンジャキム・ヨンジャ志賀大介沢しげと伊戸のりお流れる雲よりも はかなく遠い さだめを背負った 人でした 旅路で出会った おもいで集め ゴールド・ヒルの 夕陽の中で 唄っていましたね わらべ唄 おけいさん おけいさん あなたは 愛の渡しびと  命のある限り あなたはここで 生きるとこころを 決めたのね ふるさと会津が 恋しい時は ゴールド・ヒルの 夕陽に抱かれ 涙を拭いてたと 聞きました おけいさん おけいさん あなたは 風の渡しびと  戻らぬ足跡を まぶたの裏で たどれば未練に なるばかり あなたの小さな 墓標をそっと ゴールド・ヒルの 夕陽が今日も やさしく見守って くれてます おけいさん おけいさん あなたは 夢の渡しびと
しぐれ海峡岡田しのぶ岡田しのぶ久仁京介四方章人伊戸のりお逢ったときから 別れもあると 思いひとすじ 尽くしたの しぐれ海峡 女がひとり 世間せばめて 船に乗る あなた さよなら… わるい女よ このわたし  腕に抱かれりゃ うるおう肌の うちに海もつ このわたし しぐれ海峡 想い出すてる 情け重ねりゃ 罪なこと あなた さよなら… 赤い爪あと しみるでしょ  弱音吐いたら 心が痛む だから黙って 旅に出る しぐれ海峡 宛てない船路 夢のつづきは ないけれど あなた さよなら… 受けた情けは 忘れない
明日花大原かずみ大原かずみ志賀大介宮下健治伊戸のりおここまで歩いて 来た道を 忘れてあしたの 道はない 泣くも笑うも まだ道なかば いのちの限り 生きてる限り きっと咲かせる きっと咲かせる 咲かせます しあわせ 明日花  自分で選んだ この道に 涙のぬかるみ 作らない 苦労してこそ 花実もあると 雨風耐える 草木のように 春の来る日を 春の来る日を 信じてる しあわせ 明日花  希望という名の あかね雲 こころに刻んだ のぼり坂 夢のつぼみを 一日一歩 あしたへ運ぶ 人生行路 きっと咲かせる きっと咲かせる 咲かせます しあわせ 明日花
零下52度チャン・ウンスクチャン・ウンスクちあき哲也徳久広司伊戸のりお嫌よ、帰って 嘘はもう聞き飽きた どんなばかにも 限界(かぎり)はあるのよ… 次から次の浮気(こい) ふり回されながら いつか 疲れて しまったの… わかってくれるわ あなたが女なら 私の耐えた 日々(ひ)を 心は凍(い)てつき 命もひび割れて …零下52度  みんな知ってて 許すしかなかったの それも務めと 信じていたから… 哀しい生き方の 目を覚ましてほしい いいえ 今でも 遅くない… 揺れたりしないわ 私があなたなら ふとした 誘惑に 絶望するたび 氷になっていた …零下52度  愛せたからこそ 悔いなど残らない この手で 別れても 薔薇さえ吐息で 無残に砕け散る …零下52度
無法松の一生~度胸千両入り~氷川きよし氷川きよし吉野夫二郎古賀政男伊戸のりお小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯に ゆれて行く 今日は祇園の 夏祭り 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄海灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波
女春秋夢しぐれ水田かおり水田かおり高橋直人宮下健治伊戸のりお空(から)の米櫃(こめびつ) 見向きもせずに 将棋一筋 思案顔(しあんがお) 坂田三吉 甲斐性無しで たんと たんと有るのは 夢の駒 骨身惜しまず 泣き言云わず 支える小春の 心意気  橋の数(かず)ほど 女に惚れて 川に成るほど 呑んだ酒 落語(はなし)終われば 八方破れ それが それが亭主の 春団治 浪花人情 人生舞台 苦労はお浜の 隠し芸  恩に着ますと 施(ほどこ)し抱いて 大(だい)の男が 目に涙 今は取的(とりてき) 駒形茂兵衛(こまがたもへえ) いつか いつか横綱 土俵入り 取手宿場で 出世を祈る 我孫子屋(あびこや)お蔦(つた)に 春の風
夜更けのワルツ塩乃華織塩乃華織もず唱平キダ・タロー伊戸のりお待つの お止しよ 夜が更ける 時計が零時の 刻(とき)を打つ 人目盗んで フロアの隅で ひとりで踊った 夜更けのワルツ あんなに愛した ひとなのに 夢を本気で 懸けたのに  夜の静寂(しじま)の 向こうから お馬鹿さんねと 声がする あれは氷雨の 優しさですか 思わず縋(すが)った 夜更けのワルツ 私が二十歳の 秋のこと 世間知らずの 頃のこと  何の便りも ない儘(まま)に あれから何年 経ったのか 思う心の 炎は消えず 今夜も踊った 夜更けのワルツ 涙をお酒で 割りました ぐっと飲み干し 泣きました
オンリーユー神戸西尾夕紀西尾夕紀水木れいじ水森英夫伊戸のりおあなたが私を みつけてくれた ポートタワーの カフェテラス 誰にも言えない こころの傷も そっと包んで くれる人…… オンリーユー神戸 神戸 神戸 あなたじゃないと ダメなの オンリーユー神戸 あなたとならば どこまでも どこまでも  星空みたいな ハーバーライト ロマンチックな 異人街 涙がでそうな この幸せを 夢じゃないよと 抱きしめて…… オンリーユー神戸 神戸 神戸 ふたりっきりの 世界ね オンリーユー神戸 ふたりの夜よ いつまでも いつまでも  ビーナスブリッジ 肩よせながら 愛の言葉を もういちど…… オンリーユー神戸 神戸 神戸 あなたじゃないと ダメなの オンリーユー神戸 あなたとならば どこまでも どこまでも
翼をください岩佐美咲岩佐美咲山上路夫村井邦彦伊戸のりおいま私の願いごとが かなうならば 翼がほしい この背中に 鳥のように 白い翼 つけてください  この大空に 翼をひろげ 飛んで行きたいよ 悲しみのない 自由な空へ 翼はためかせ 行きたい  いま富とか名誉ならば いらないけど 翼がほしい 子供のとき 夢見たこと 今も同じ夢に 見ている  この大空に 翼をひろげ 飛んで行きたいよ 悲しみのない 自由な空へ 翼はためかせ 行きたい  この大空に 翼をひろげ 飛んで行きたいよ 悲しみのない 自由な空へ 翼はためかせ 行きたい
この世は女で廻るのよ中村美律子中村美律子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりおこの世は女で 廻るのよ 女は男に 磨(みが)かれて 綺麗(きれい)になるのよ 艶(つや)がでる 惚れたら心底(しんそこ) 尽くし抜き 可愛(かわい)がられる 花になれ この世は女で 廻るのよ 廻るのよ 廻るのよ  この世は女で 廻るのよ 恋した男は 数知(かずし)れず 涙が女の 翳(かげ)になる 憂愁(うれ)いを含んだ 眼差(まなざ)しが 妙(みょう)に男を またそそる この世は女で 廻るのよ 廻るのよ 廻るのよ  この世は女で 廻るのよ 女の色気は 顔じゃない 羞(は)じらう物腰 その仕草(しぐさ) ほつれ髪(げ)クルリと 指に巻きゃ 花に集(あつ)まる 蝶の群(む)れ この世は女で 廻るのよ 廻るのよ 廻るのよ
大阪ひとりぼっち水森かおり水森かおり麻こよみ徳久広司伊戸のりおネオンがきらめく 道頓堀の 川風沁みます この胸に あなたの優しさ 退屈なのと 冷たく別れて 来たけれど… ばかね ばかね わたし この手の中の 幸せ捨てた にぎわう大阪 戎橋(えびすばし) ひとりぼっちが なおさらつらい  あなたと別れて かれこれ二年 楽しい事など なかったわ あなたの背中に 寄り添いながら も一度朝まで 眠りたい… ばかね ばかね わたし この手の中の やすらぎ捨てた 夜更けの大阪 新世界 ひとりぼっちの 淋しさつのる  ばかね ばかね わたし この手の中の 夢さえ捨てた 涙の大阪 御堂筋 ひとりぼっちの 心が寒い
終着…雪の根室線秋山涼子秋山涼子円香乃松井義久伊戸のりお未練心を 両手で千切り 雪の列車に 乗りました 消しても消しても 消え残る 愛の名残を みちづれに 最終 滝川 なみだ駅  酔うと手枕 話してくれた 古い映画の 北の駅 一人でこの先 生きるなら あなた愛した その場所で 窓には 野花南(のかなん) 雪の駅  決めた別れを 悔みはしない 二度とあなたに 戻らない こぼれた涙が 凍る夜は 夢の破片(かけら)に 火を灯す 終着 幾寅 わかれ駅
名取川千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおおもかげを 深く抱きしめ 人の世の 涙集めて 名取川 時を運ぶよ 雪に咲く 白いこぶしは 目立たない 花のこころか みちのくの春浅い 名取川  あの時の 月を浮かべて あのひとの すがた映して 名取川 恋を運ぶよ 月見草 なにも言わずに 宵待ちの つらさ伝えて せせらぎがしのび泣く 名取川  名取川 夢を運ぶよ 遡(さかのぼ)る 秋保(あきう)湯の宿 虹が立つ 港閖上(みなとゆりあげ) まぼろしの橋架ける 名取川
氷雪挽歌中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりおあなたを失くして 心も失くした ヒュルル ヒュルル 風巻(かぜ)が哭(な)く 雪のようね 幸せは 溶けて消える 冬に凍えた この胸に 春は来ないけど あなた あなた お願い 花を下さい… せめて夢で一輪 氷雪挽歌  命も涙も 氷に埋(うず)めて ここでそっと 眠ります 二度と他人(ひと)の 幸せの 邪魔はしない 今度生まれて 来る時は 雪の華になり あなた あなた 一人の 側で咲きたい… 寒い北の最果て 氷雪挽歌  どうか教えて 許されぬ 恋も恋ですか あなた あなた お願い 涙下さい… せめて頬に一粒 氷雪挽歌
家族北川大介北川大介高畠じゅん子叶弦大伊戸のりお早いもんだね もう正月か あっという間の 一年だ おふくろ自慢の 吊るし柿 食べれば広がる しあわせが 家族がそろえば にぎやかい それだけで それだけで いいもんだ  支えられたり 支えてみたり 背中押したり 押されたり みんなが元気で いればいい そうだよしあわせ なんだよね 家族がそろえば あたたかい それだけで それだけで いいもんだ  自分ひとりの 人生じゃない そばにあかるい 笑い声 晴れの日雨の日 あるけれど 両手を広げて 守りたい 家族がそろえば 華やかい それだけで それだけで いいもんだ
心に愛を…梓夕子梓夕子ひのき蓮宮下健治伊戸のりお朝陽が昇る 青空仰ぎ 憧れ抱いて そびえる山よ 優しく清く 休まず今日も 明日を目指し 流れる川よ あなたは人に 語りかける 長い旅は 続くけど 人生いつも 心に愛を 幸せあれと 鳥たちが歌う いつも心に ありがとう 愛を心に ありがとう ありがとう  夕陽に燃える 大きな夢と 希望に満ちて 輝く海よ 激しく熱く 休まず明日も 絆を信じ 進もう仲間(とも)よ あなたは人に 語りかける 生きることの 喜びを 忘れずいつも 心に愛を 幸せあれと 潮風が歌う いつも心に ありがとう 愛を心に ありがとう ありがとう  いつも心に ありがとう 愛を心に ありがとう ありがとう ありがとう
哀愁海岸三代沙也可三代沙也可松井由利夫伊藤雪彦伊戸のりお捨てたい 消したい 忘れたい 面影なのに 夢なのに 波板海岸 片寄せ波は 寄せても 寄せても 返らない 私の恋も 返らない 涙と添い寝の 海の宿  泣きたい 酔いたい みだれたい 飲むほど苦さ 沁みる酒 波板海岸 霙(みぞれ)が走る 旅路の終わりと 決めたのに こぼれた春の残り香が 未練をひきずる 潮けむり  逢いたい 燃えたい 縋(すが)りたい やっぱり駄目な 女です 波板海岸 さすらう鴎 私と泣いてね 夜明けまで 心の出口 見えるまで みちのく明日も ひとり旅
雨降り坂道氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也宮下健治伊戸のりお忘れきれない 想いを胸に 帰ってきたのさ この街に 君と出逢った 春の日に オランダ屋敷に 咲いてた花を 覚えているかい… 港 坂道 あゝ雨が降る  すがるその手を 振り切るように 涙をこらえて 背を向けた 恋の名残りの ロザリオは 今でもこの胸 淋しくゆれる どうしているだろ… 港 坂道 あゝ雨が降る  甘い香りの ザボンの花が なおさら恋しさ つのらせる 君と歩いた 波止場みち 今夜はひとりの 想い出小みち もう一度逢いたい… 港 坂道 あゝ雨が降る
津軽のブルース山本謙司山本謙司志賀大介新倉武伊戸のりおこごさ流れて 来たわけを 訊いたわけでも ないけれど 泪をしぼった なきぼくろ あいや あいやとその空泣きを 今もどこかで 信じてる 津軽の夜は ああ せつないね  こごで生まれて 育ったと ポロリこぼした 濡れ訛り 弁天小僧じゃ あるまいに あいや あいやの大見得きれば 嘘もまことに 沁みてくる 津軽の夜は ああ 哀しいね  こごは今でも いっしょだて 春は花っこ 冬は雪 トンズラ鴎の 厚化粧 あいや あいやの泣き三味線と うまい地酒が あればいい 津軽の夜は ああ くれないね
呼子舟唄山口瑠美山口瑠美みやま清流糸間圭伊戸のりお呼子の雨は しみじみと 旅のおんなの 肩に降る 呼子舟唄 連絡船よ 玄界灘の 雨(あめ)すだれ さぞやつらかろ お前にも  七日と七夜 泣き腫らし ひれふり山の 石となる 呼子加部島(かべしま) 悲恋の海に あの日と同じ 陽は沈む 一人見つめる 旅の宿  イカつり船の 漁火が 遠いしじまに 揺れていた 呼子朝市 明日を信じ 旅人たちは 夢を買う いつかいいこと あるように
九月の雨に濡れてチャン・ウンスクチャン・ウンスク建石一徳久広司伊戸のりお九月の雨に 濡れながら 一人で入る 映画館 座席(シート)にふかく 身体をしずめ かくれて泣くの ねぇ 愛がさめた あの声 いまもまだ うずまく ねぇ なんで終わり 突然 恋は残酷 セプテンバーレイン セプテンバーレイン 涙の季節  窓辺でおどる 枯れ落ち葉 どこから飛んで 来たのやら あの日のままよ グラスとお酒 ベッドが寒い ねぇ 冬が来たら この部屋 旅立つと 決めたわ ねぇ 誰といるの 今夜は 恋とたわむれ セプテンバーレイン セプテンバーレイン 涙よ眠れ  あゝ いつかくるわ あなたも 恋ごころ 泣く日が あゝ わかる筈よ そのとき 愛の悲しみ セプテンバーレイン セプテンバーレイン 涙の季節
北国の春水森かおり水森かおりいではく遠藤実伊戸のりお白樺 青空 南風 こぶし咲く あの丘 北国の ああ北国の春 季節が都会では わからないだろうと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の 芽が吹く 北国の ああ北国の春 好きだとおたがいに 言い出せないまま 別れてもう五年 あのこはどうしてる あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  山吹 朝霧 水車小屋 わらべ唄 聞こえる 北国の ああ北国の春 あにきもおやじ似で 無口な二人が たまには酒でも 飲んでるだろうか あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな
きよしのニッポン音頭氷川きよし氷川きよし松井由利夫水森英夫伊戸のりおハァ~ 一に二を足しゃ 三になる 三に五を足しゃ 八になる 八は末広 まるふたつ まるい心で 輪になって ヨイトコーリャ輪になって 日本国中で踊りましょう ヨイトサーでご一緒に  ハァ~ 花の匂いを 連れてくる 風はあの娘の 片えくぼ 夢を見るよな 眼差しに 照れてはにかむ おぼろ月 ヨイトコーリャおぼろ月 ハァ~ 白い砂浜 青い海 船と鴎と さくら貝 熱い思い出 灼きつけて 星がまたたく 天の川 ヨイトコーリャ天の川 日本国中踊りましょう ヨイトサーでご一緒に  ハァ~ 秋の七草 通り雨 濡れて泣くのは どこの誰 胸にくすぶる ため息は まわれ右すりゃ 消えてゆく ヨイトコーリャ消えてゆく ハァ~ 肌を刺すよな 木枯しも 凍りつくよな 吹雪でも 好いて好かれた 二人なら 指の先まで ほっかほか ヨイトコーリャほっかほか 日本国中踊りましょう ヨイトサーでご一緒に  ハァ~ 遠いふるさと 母の顔 逢うたび心を 花結び なにはなくても 人生は 元気印が 二重丸 ヨイトコーリャ二重丸 日本国中踊りましょう ヨイトサーでご一緒に
女の裏酒場山内惠介山内惠介麻こよみ水森英夫伊戸のりお生きるつらさに 淋しさに 酔えばなおさら せつなくて こんな日は 誰か隣に いて欲しい ため息つけば ギシギシと 椅子も泣きます 女の裏酒場  無理に別れた 人もいる 惚れて尽くした 人もいる 面影が なんで今さら 顔を出す 少しは嘘も まぜながら むかし語りの 止まり木裏酒場  女心の 片隅に 夢があります 今もまだ これからは きっと自分を 騙(だま)さずに 優しく灯る 店灯り のぞみ注ぎ足す 女の裏酒場
涙割り西田あい西田あい田久保真見平尾昌晃伊戸のりお欠けるのか満ちるのか わからない 三日月が 夜空に 爪立てる夜 愛したいのか別れたいのか わからないから どうぞ 飲ませて下さい  あなたが悪いの あなたが悪いの こんなに私を 哀しくさせて あなたが悪いの あなたが悪いの こんなに 好きにさせて  帰りたくなくて  ひとり 水割り 涙割り  燃えるのか消えるのか わからない 恋の火が あなたの 心で揺れる 許したいのか憎みたいのか わからないから どうぞ 酔わせて下さい  私が悪いの 私が悪いの 何度も忘れて また思い出す 私が悪いの 私が悪いの こんなに 愛しすぎて  酔いつぶれたくて  ひとり 水割り 涙割り  あなたが悪いの あなたが悪いの こんなに私を 哀しくさせて あなたが悪いの あなたが悪いの こんなに 好きにさせて  帰りたくなくて ひとり 水割り 涙割り
二人三脚、ふたり道北島三郎北島三郎麻こよみ原譲二伊戸のりお親と暮らした 月日より 長い付き合い 夫婦花 おまえの笑顔が あればこそ 苦労坂道 越えられた 足並み揃(そろ)え 二人三脚 これからも 絆結んで ふたり道  いつかこの手に 幸せを つかむ夢見た 若い頃 おまえの我慢が あればこそ 弱音吐かずに 頑張れた 足並み揃(そろ)え 二人三脚 これからも 歳月(とし)を重ねて ふたり道  苦労越えても また苦労 尽きぬ試練の 向かい風 おまえの優しさ あればこそ 無事に今日まで 生きて来た 足並み揃(そろ)え 二人三脚 これからも 心合わせて ふたり道
喜連川森山愛子森山愛子麻こよみ水森英夫伊戸のりお震える唇 かみしめて こらえる涙の ひとしずく ゆらゆらと面影が 浮かぶ湯の煙り きっとあなたを 連れて来て 泣かずに待ちます 待ちます 喜連川(きつれがわ)  必ず戻ると 囁(ささや)いた 約束忘れて ないですか 思い出をひとつずつ たどる城の跡 ばかな女と わかっても いちずに待ちます 待ちます 喜連川(きつれがわ)  最後に私を 抱きしめた あなたの優しさ 信じたい もう一度 逢える日を 願う龍光寺(りゅうこうじ) どうぞ幸せ 連れて来て 泣かずに待ちます 待ちます 喜連川(きつれがわ)
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ふたり舟千葉一夫・三代沙也可千葉一夫・三代沙也可松井由利夫伊藤雪彦伊戸のりお流れて行こう あなたとふたりで 風の吹くまま 知らないところまで 世間の冷たい うしろ指 負けずに 生きて行く これで いいのね これで いいのさ ふたりは 流れ舟  寒くはないか しっかり抱いてね 肩が泣いてる こころはあたたかい これから苦労の 涙川 後は ふりむかず これで いいのね これで いいのさ ふたりは 流れ舟  明日のことは 明日にまかせて どこへ行こうと 死ぬまでついて行く お前に逢わせて くれた町 この目に やきつけて これで いいのね これで いいのさ ふたりは 流れ舟
天草ひとり夏木綾子夏木綾子瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりお想い出ばかり 訪ねる旅は 今日で終わりに 終わりにします 島を繋いだ 五橋の空を 鴎一羽が 啼いて飛ぶ まるで私の 寂しさ知って 泣いてくれてる 天草ひとり  両手に余る 幸せくれた 数えきれない 優しさくれた そんなあなたは 添えない人と 言って聞かせた 旅なのに 今もあなたを また恋しがる なみだ旅です 天草ひとり  寄せくる波よ 哀しみつれて 沖へ流して 流してほしい 弱い私を 叱ってくれる 﨑津教会 鐘の音 未練ごころを 波間に捨てて 帰る潮路は 天草ひとり
女の恋ざんげ入山アキ子入山アキ子かず翼大谷明裕伊戸のりお命を懸けた 恋をして この身をけずって 尽くしても あなたは私の ものじゃない 知っていながら 止まらない 恋のためなら 蛇にもなります 惚れた分だけ 私が悪い… 過ぎてしまえば みんな夢 聞いて下さい 女のざんげ  愛することが 罪ならば 生きてく甲斐さえ ないけれど あなたを奪えば 修羅の道 どこに幸せ あるでしょか 誰かを泣かせちゃ 女がすたる わざとつれなく 別れるつらさ… 過ぎてしまえば みんな夢 聞いて下さい 女のざんげ  人情忘れりゃ この世は闇ね これでいいのと あきらめながら… 過ぎてしまえば みんな夢 聞いて下さい 女のざんげ
十勝川天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫伊戸のりお逢えなくなって 気がつきました あなたが私の 終着駅と 別れてつのる 恋ごころ 教えて欲しい 十勝川… あなたの面影 抱きしめて 私はどこまで 行くのでしょうか  流れる雲を 見上げるたびに 幸せばかりが 浮かんできます うすむらさきに 暮れてゆく たそがれ哀し 十勝川… あなたのうわさも 消えはてた いまごろどうして いるのでしょうか  愛されすぎて 愛することを 忘れていました 今さらだけど 夢でもいいの 逢いたいの 伝えて欲しい 十勝川… あなたと今でも 生きている 私の想いは 届くでしょうか
望郷列車~ふるさとを訪ねて~美月優美月優原文彦大船わたる伊戸のりお誰も心には ふるさとがある 忘れられない 思い出もある あの山も あの川も きっと変わらない ひとり訪ねる 懐かしの町 あ~あ~ 望郷列車  いつも寄り添い 支えてくれた 駄目な時には 叱ってくれた 友だちも 父母(ちちはは)も 待っているだろう 窓にちらちら 面影ゆれる あ~あ~ 列車よ走れ  好きと言えぬまま 別れた人よ 今も元気で 幸せですか あの顔も あの声も 胸に残ってる ちょっと切ない 想いを乗せて あ~あ~ 望郷列車
恋慕川中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりお私が小さな 川ならば あなたは遥かな 群青(あお)い海 そばで一緒に いたいから 募る想いは 蝶になる 千年を…あぁ…抱きしめて あなたへ流れる 恋慕(こころ)川  女の弱さは 捨てました 女の涙も 捨てました きっと必ず 逢えるから そうよ何にも 恐くない この川を…あぁ…迷わずに 信じて流れる 恋慕川  春には優しい 桜(はな)になり 冬には静かな 雪になる いくつ季節が 変わっても 燃える想いは 変わらない あなただけ…あぁ…あなただけ 愛して流れる 恋慕川
女の錦秋大石まどか大石まどか峰崎林二郎桧原さとし伊戸のりお女は咲いて 花になる 男は光る 月になる いのち懸け 恋をして あぁ燃えた日々 愛の名残り 胸に秘め 添えきれぬ ひとなら潔く 燃え盛る東山 比叡おろしが 錦に染め上げて なみだの川に 面影うかべ 真っ赤に 真っ赤に 紅をさす  女は流れ 川になる 男は積んで 山になる 散る紅葉 身を焦がす あぁ恋のよに 思い切れぬ ひとだから 別れると 悲しいうそをつき 消えかけたこの恋よ 比叡おろしに 愛しくまた燃えて なみだの川に面影うかべ 真っ赤に 真っ赤に 乱れ舞う  燃え盛る東山 比叡おろしが 錦に染め上げて なみだの川に面影うかべ 真っ赤に 真っ赤に 紅をさす
山桜黒川英二黒川英二水木れいじ美樹克彦伊戸のりお人知れず 静かに消える 山桜 母の面影 重なって―  口下手な俺だから 幸せにすると 言うかわり ふるさとの 丘に来て この木の下で 君を抱く ささやかな毎日を 大事に生きる 今日からは… 山桜…山桜…舞散る花よ おふくろよ あなたに誓う この愛を  入江(うみ)沿いに ゆく汽車で 東京へ向かう 雪の朝 男なら 負けるなと この木の下で 手を振った おふくろのあの涙 話したかった君だけに… 山桜…山桜…優しい君のほほえみを あなたに一目 見せたくて  今度来る その時は 無邪気にはしゃぐ 子供つれ… 山桜…山桜…伝えて欲しいおふくろに 言えないままの ありがとう
愛のままで愛を眠らせて五十川ゆき五十川ゆき内藤綾子西つよし伊戸のりお今日も雨 冬枯れの 石畳濡らす 傘もささず 篠突(しのつ)く雨 あの日が重なる 身動きも出来ぬまま 凍えた唇 何で二人 あんな別れ 選んでしまった 愛のままで 愛を眠らせて 生きてゆけたなら… 人は何故に 涙をおぼえて 気づくのでしょう 愛の深さを  そして雨 春をゆく 満月を濡らす 優しさだけ 幸せだけ 咲いてた川縁(かわべり) 戻りたい戻れない 何処へも行けない 愛している 愛している 今もあなただけ 愛のままで 愛を眠らせて 寄り添えてたなら… カタチのない 心の痛みも 抱きしめられた 今ならわかる  愛のままで 愛を眠らせて 生きてゆけたなら… 人は何故に 涙をおぼえて 気づくのでしょう とこしえの愛
北へ…ひとり旅藤あや子藤あや子三浦康照小野彩伊戸のりおあなたの面影 抱きしめて ひとり来ました さいはて港 かもめ教えて あなたはどこよ 声を殺して つぶやく胸に 風が痛いの 冷たくしみる 女の涙か 北へ…ひとり旅  夕陽が綺麗ね 日本海 白い灯台 おもいで岬 ここで一緒に 暮らしていたい 離れないでと 甘えたあの日 夢の名残りか 潮騒までも 悲しさ誘うの 北へ…ひとり旅  愛するふたりの 命火が 燃えた夜更けの 吹雪の宿よ 逢えぬ淋しさ かみしめながら すがる瀬のない 女の旅路 あなた恋しい 未練の酒は 別れの涙か 北へ…ひとり旅
東京 夢の街氷川きよし氷川きよし菅麻貴子桧原さとし伊戸のりお君の涙を 小指で拭けば 街のネオンが のぞき込む 傘に隠れて 雨んなか 濡れて行こうか 外苑あたり 赤い灯が 青い灯が 舗道で揺れる 恋の花咲け 東京 夢の街  風がそよ吹く 銀座の柳 遠い故郷へ 続く道 ビルの隙間を 見上げれば はぐれ雀が ねぐらを探す 恋してる 二人なら 明日も逢える 影も寄り添う 東京 夢の街  指を折りつつ 数えた夢を 握る手と手で あたためる 雨に散りそな 夜桜を まわり道して 青山あたり いつまでも 何処までも 二人で歩く 春の風吹け 東京 夢の街
男の仁義渡辺要渡辺要水木れいじすがあきら伊戸のりお咲くが花なら 散るのも花よ どうせこの世は 一度きり なんの嵐が 吹こうとままよ… やぶれ屋台の 赤ちょうちんで 酒に聞かせる 男の仁義  (台詞) 未練を言っちゃあ 男がすたりますが 人間 どんなやつの胸にだって ひとりぐらい 忘れられない いい女が 住んでいるもんでございます  わかれ涙か 遣(や)らずの雨か やけにしんみり 降りやがる なにも言うまい 心の内(うち)は… 惚れていりゃこそ この手に抱けず 背中向けたも 男の仁義  昔かたぎと 笑われようが 誠つらぬけ 相棒(きょうだい)よ 夢を捨てたら おわりじゃないか… 野暮な世間に 媚(こび)うるよりも 明日(あす)に賭けたい 男の仁義
酒しずく三丘翔太三丘翔太麻こよみ水森英夫伊戸のりおバスは二日に 一度だけ 山の谷間の ふる里よ 捨てたつもりが 今さら何で 何で浮かぶか コップ酒 どうしているか 妹は  渡る世間の 冷たさに 心寒々(さむざむ) 裏通り 手紙ひとつも 残さず越えた 越えた日暮れの 峠道 幾年(いくとせ)過ぎた あの日から  星が煌(きら)めく あの夜空(そら)は 今も変わらぬ ままだろか 悔いはしないと 飲み干す酒に 酒に涙の ひとしずく 今夜の夢で 帰ろうか
花まる街道旅鴉蒼彦太蒼彦太円香乃伊戸のりお伊戸のりお夢でござんす [サイざんす] 旅鴉 一本道を いざ参ります 邪魔な夜露は ひと払い 連れは 連れは 連れは 東の お天道さんだ スタコラサッサ ホイサッサ 花まる街道 まっしぐら  恋でござんす [サイざんす] 旅鴉 夜明けにゃ 他所(よそ)へ いざ参ります 野菊一輪 軒の下 野暮な 野暮な 野暮な 男(やろう)の せめての土産 スタコラサッサ ホイサッサ 花まる街道 一人笠  風でござんす [サイざんす] 旅鴉 迷わず先へ いざ参ります 見てておくれな 故郷(さと)灯り ぽろり ぽろり ぽろり 涙は 錦に変える スタコラサッサ ホイサッサ 花まる街道 ひとっ飛び
母の詩~白いカーネーション~KenjiroKenjiro円香乃南乃星太伊戸のりおいつもの帰り道 駅前の小さな花屋 今年も白いカーネーション 一輪買って帰ろう 追い越したつもりもないのに 気がつけば 母は遠く 聞きたいことや 聞いて欲しいことが 季節ごとに増える 男のクセに だらしがないと 声が聞こえそうで 母さん… 呼んでみる 母さん… 母さん…  「元気か?」そう聞くと 「元気だ」と笑っていたね 飾った白いカーネーション 面影揺れて重なる 電話代 もったいないねと 早口で 話し終えて 平気だからと 何度言ってみても いつもすぐに切れた 言い訳せずに あなたにもっと 会いに行けば良かった 母さん… 悔やんでる 母さん… 母さん…  男のクセに だらしがないと 声が聞こえそうで 母さん… 呼んでみる 母さん… 母さん…  今夜も手を合わせ 「ただいま」と言葉かける「おかえり」 白いカーネーション 花が答えてくれたようで
おんなの坂道水沢明美水沢明美森田圭悟中村典正伊戸のりお人並みの 暮らしより 情けがほしい 時もある おんなの坂道 まだ半ば 若くもないけど わたしでも 残りの人生 頑張れるよと 雨をしのいで 晴れを待つ  育つほど あのひとを 重ねてしまう わが娘 おんなの坂道 泣きません 母娘(おやこ)のきずなを 確かめて 形見の写真を 抱きしめながら 笑顔忘れず 生きてゆく  この世には 誰にでも いつかは叶う 夢がある おんなの坂道 あきらめず 日向(ひむか)の海にも 日が昇る ここからはじまる 遥かな旅路 やがて冬から 春になる
牛ちゃんマンボ山崎バニラ山崎バニラ高田ひろお佐瀬寿一伊戸のりお元気 元気 大きな声で 牛はモーとなく いつも牧場で おなかいっぱい 草をげんきに たべてるよ ぶらぶらしっぽ ブルンブルン ぶらぶらしっぽ ブルンブルン  スキヤキうまいよ 焼肉も マンボ(マンボ) 牛ちゃん牛ちゃん がんばるぞ がんばるぞ(がんばるぞ) シャブシャブうまいよ ステーキも マンボ(マンボ) モーモーモーいちど おともだちになってよね (オーレイ)  元気 元気 今日も元気 牛はモーとなく ハチがおしりを 刺そうとするよ おしりぷりんぷりん しているから かわいいツノが つんつん かわいいツノが つんつん  牛丼うまいよ ハンバーガーも マンボ(マンボ) 牛ちゃん牛ちゃん がんばるぞ がんばるぞ(がんばるぞ) 肉じゃがうまいよ ビーフカレーも マンボ(マンボ) モーモーモーいちど おともだちになってよね (オーレイ)  元気 元気 大きな声で 牛はモーとなく 鼻におしゃれな ピアスつけて ちょっとばかし 太めでも やさしいおめめ キョロンキョロン やさしいおめめ キョロンキョロン  スキヤキうまいよ 焼き肉も マンボ(マンボ) 牛ちゃん牛ちゃん がんばるぞ がんばるぞ(がんばるぞ) 踊りもうまいよ ステップだって マンボ(マンボ) モーモーモーいちど おともだちになってよね (オーレイ)
上海Doll紫艶紫艶美樹克彦美樹克彦伊戸のりお地の女を探しなよ 今日はその気はないから チャイナドレスを着た娘なら 街にゃあふれているから 純情な乙女に群がる男達を 束ねて仕切るところ男気だね 上海のgigolo 上海のgigolo ななめに肩落として気どったポーズ 上海のgigolo 上海のgigolo あんた勝手にそう思ってるんじゃない  熱いまなざしキザだけど 絵になるとこが憎いよ 見え見えなのさ下心 それが魅力よあんたの 大胆にそれで繊細に女心 乱してくれりゃ今夜落ちちゃうかも 上海のgigolo 上海のgigolo 夜明に再見(サイツェン)なんて筋書きはなしよ 上海のgigolo 上海のgigolo おっと危ないもうキマっちゃうんじゃない  上海のgigolo 上海のgigolo 自然に抱きよせられ息苦しいよ 上海のgigolo 上海のgigolo あんた勝手にもう急いでるんじゃない
江の島セニョリータ中澤卓也中澤卓也堀越そのえ田尾将実伊戸のりお寄せては返す波 助手席から見てる 横顔きれいで さらいそうになる  もう 僕だけを見つめてよ 火傷しそうさ 貴女  江の島セニョリータ 年上セニョリータ 愛してる 真夏のトルネード 渚のセニョリータ 潮風ソリチュード 抱きしめて 貴女を壊したい  サンダル手に持って 砂浜歩いてる ふたつの足あと 波が追いかける  なぜ 僕の髪 撫でながら 「ダメ」と微笑む 貴女  江の島セニョリータ 年上セニョリータ ほろ苦い くちづけレモネード 裸足のセニョリータ 心はフルヌード 帰さない このまま腕の中  江の島セニョリータ 年上セニョリータ 愛してる 真夏のトルネード 渚のセニョリータ 潮風ソリチュード 抱きしめて 貴女を壊したい 抱きしめて 貴女を壊したい
哀愁の町・小樽藤あや子藤あや子三浦康照小野彩伊戸のりお雪が淋しく 運河に溶(と)けて ともるガス燈 あなたはいない いくら呼んでも 還らぬあなた 未練でしょうか 涙をつれて ふたりの愛の 小樽の町へ ひとり来ました 思い出を抱いて  波止場通りを 寄り添いながら 歩くあなたの ぬくもりだけが 肌に残るの 小樽の町よ 港が見える 酒場の隅で ふたりでワイン 飲みほしながら 語り明かした 幸せは夢か  逢えば別れが かならず来ると 知って愛した ふたりの出逢い 肩に粉雪 冷たくしみる 運河の石畳(みち)よ 小樽の町よ 忘れはしない あなたのことを みんな儚い面影の都
おんなの真田丸三笠優子三笠優子鮫島琉星花笠薫伊戸のりお身に降る火の粉を 払いのけ 散りゆく覚悟は できている 西へ東へ 袂(たもと)を分(わ)かち 思い出あふれる 里灯(さとあか)り うつす絆の 千曲川(ちくまがわ)  真実(まこと)をつらぬく 武士(もののふ)の あなたに捧げた この命 死ぬも生きるも 一緒と決めて 紅蓮(ぐれん)の炎(ほのお)も 耐えますと 胸に息づく 六文銭(ろくもんせん)  ご無事を祈った 赤備(あかぞな)え 願いは届かず 星となる せめて一太刀(ひとたち) 敵陣(てきじん)めざし 誉(ほまれ)を残した 夢のあと 忍ぶおんなの 真田丸(さなだまる)
愛がこわいの永井みゆき永井みゆきたかたかし檜原さとし伊戸のりおはじめて逢った 逢ったその日から 感じていたの あなたの瞳 いつまでも いつまでも 踊っていたい だからひとりにしないでね 夢のような 夢のような 愛がこわいの  聞いてもどうぞ 何も言わないで 過去のひとは 忘れてほしい 今日からは 今日からは わたしのために 朝がくるまでそばいて やさしすぎる やさしすぎる 夜がこわいの  あなたと踊る 踊るしあわせが 涙でいつか 終わらぬように あなただけ あなただけ 見つめているわ だから今夜もだきしめて 夢のような 夢のような 愛がこわいの 
別れの理由竹島宏竹島宏久仁京介徳久広司伊戸のりお言いかけて 呑みこんだ 別れの理由(わけ)は いいのもう 聞かないわ 別れてあげる 水に流して すべて許しても 心の傷は 消えない 思い出は 消えないの あなたには 待っている 恋がある 知ってたの 好きなひと いたことは…  あなたほど やさしくて 素敵な男(ひと)は きっともう いないはず 別れてあげる 夢は閉ざして こころ未練でも 忘れるその日 待つだけ ひとりぼっち 待つだけね 男には 好き勝手 されたけど 愚かなの 女って 愛したら…  水に流して すべて許しても 心の傷は 消えない 思い出は 消えないの あなたには 待っている 恋がある 知ってたの 好きなひと いたことは…
へのへのもへじオヨネーズオヨネーズ長田あつし榊しげと伊戸のりお想いだすナァ 真っ赤かな空を ふたりはかかし へのへのもへじ だんだん畑の黄金の海で 仲良くへのへ ヘノヘノウッフン 愛の 愛の 桃色吐息 すずめチュンチュン カラスがカァーと 鳴けば恥し うわの空  陽やけ気にして 手拭いかぶり 麦わら帽子に へのへのもへじ 今夜は町までカラオケやりに 仲良くへのへ へのへのウッフン 愛の 愛の デュエットソング 白いほほ寄せ ステップふめば 似合いのふたりと思うべな  想いだすナァ 社の陰で ふたりで書いた へのへのもへじ 指切りげんまん誓った夜は  仲良くへのへ ヘノヘノウッフン 愛の 愛の くちづけを交す 月も三日月 ウィンクしてる かたく結んだ 夢ひとつ
たそがれの御堂筋浅田あつこ浅田あつこ古川益雄加藤ヒロシ伊戸のりお御堂筋のたそがれは 若い二人の夢の道 お茶を飲もうか心斎橋で 踊り明かそう宗右衛門町 送りましょうか 送られましょうか せめて難波の駅までも う…う 今日の二人の思い出を テール・ランプが見つめてる  銀杏並木の御堂筋を 肩を並べて二人きり もっと歩こう中之島 川の向こうにネオンの灯り 遠い夜空に流れる星を じっと二人で見つめつつ う…う 今夜もここで別れましょう ビルの谷間の淀屋橋
ハマナス旅情氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお白い灯台 岬のカモメ 風に吹かれる ハマナスひとつ 遠き都に 想い募れど 北へ流れて 俺もひとり  月のしずくか 夜露に濡れて 泣いているよな ハマナスひとつ 眠れぬままに たどる面影 せめて枯れるな 君の花よ  海の彼方に 朝陽が昇る 何を祈るや ハマナスひとつ 帰る故郷 今は遥かに 明日は何処か 俺もひとり  明日は何処か 俺もひとり
湯けむりの夜純烈純烈渡辺なつみ大谷明裕伊戸のりお紅い紅葉に 雪の花 おまえのいない 冬が来る 浴衣姿に まとめ髪 いで湯に咲いた 恋だった  あなた あなた ひとりと 泣いてくれた 可愛い女(ひと)よ あゝ今も恋しい 湯けむりの夜  何も言わない さよならが おまえらしくて いじらしい もしもこの愛 忘れても 幸せならば それでいい  せめて せめて も一度 言えば 余計悲しくさせる あゝ忘れられない 湯けむりの夜  あなた あなた ひとりと 泣いてくれた 可愛い女(ひと)よ あゝ今も恋しい 湯けむりの夜
あの日も雨、今夜も雨竹島宏竹島宏久仁京介弦哲也伊戸のりお濡れたおまえの髪 急いで来たの 別れたあの時が 悲しく浮かぶよ あの日も雨 見送った 今夜も雨だよ 離しはしないさ もう 二度とは離さない 愛しているよ 傍にいてくれ どこかで濡れた髪 拭(ぬぐ)ってあげたい  好きなおまえだけを 愛することが どんなに難しく 感じていた頃 あの日も雨 迷ってた 今夜も雨だよ 迷いはしないよ もう 決して迷わない 綺麗なままで 傍にいてくれ 今夜は帰さない 寄り添っていたい  濡れたおまえの瞳(め)が 見つめてくれる しあわせ信じてる 心が伝わる あの日も雨 同じように 今夜も雨だよ 傷つけることは もう 誓ってしないから 愛したままで 傍にいてくれ 明日は晴れるだろ くちびる触れたい
きよしの森の石松氷川きよし氷川きよし松井由利夫水森英夫伊戸のりお叩きゃ誰でも 出るのが埃(ほこり) 野暮は棚上げ この渡世 根掘り葉掘りは 遠州牛蒡(えんしゅうごぼう) 前しか見えない 石松さんの 決まり文句は 馬鹿は死ななきゃ なおらない だけどかわいい だけどかわいい 男だね  横にしとけば まとまる話 縦にするから 角が立つ ましてひと口 御神酒(おみき)を入れりゃ 秋葉の火祭り 石松さんは 飛び火どころか 手には負えない 虎になる だけどかわいい だけどかわいい 男だね  手摘み茶っ葉と 侠(おとこ)の器量 甘さ・渋さが かくし昧 清水港の 孵(はしけ)じゃないが 度胸が売り物 石松さんは 浮かれとんで 千里松原 どこへ行く だけどかわいい だけどかわいい 男だね
有線よ ありがとうバラーズバラーズ秋元康岡千秋伊戸のりおぶらり入った小さな酒場 今夜限りのカウンター 世間話が苦手な飲み方で 背中を丸めてた 不器用な俺なのさ グラス合わせて夢でも見るか? 魅かれ合う恋心 言葉の代わりに流れてた ああ 有線よ ありがとう  ママの名前の看板 消して 客は1人の長い夜 「巨人勝ったか?」一言つぶやいて 煙草に火をつけた  くどくのが下手なのさ どうせ 人生 引き分けばかり 見つめ合うその瞳 心のすき間に流れてた ああ 有線よ ありがとう  銀座あたりじゃ恋も生まれず 今じゃ夜霧も出て来ない イカをあぶって肴にしてみても かもめはあぶらない 裕ちゃんになりたくて ブランデーグラスで 嵐を呼ぶか? 求め合いめぐり逢い 女の気持ちは八代亜紀 ああ 有線よ ありがとう
大阪午前0時浅田あつこ浅田あつこいとう彩馬飼野俊一伊戸のりお街の灯りが 綺麗すぎるから 負けていまうの あなたの嘘に 指をからめて 頬をよせながら やさしく抱いて 子供のように  ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は  一途な気持ち もてあそぶのはやめて おんな心を 傷つけないで 悲しくて せつなくて …でも言えない 夜霧に濡れてる 午前0時の大阪  愛の暮らしを 絵に描いたような そんな明日を 夢見ていたの リボン解くよに 流れるライトの 高速道路 涙で滲む  ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は  冷めたコーヒーを あなたの膝にかけて 席を立とうか 映画のように 悲しくて せつなくて …でも出来ない 夜霧に濡れても 午前0時の大阪  ねえ 誰やの… あなたを少しずつ わたしから 奪って行く人は  誰やの…
歌はいかがですか大月みやこ大月みやこ秋浩二伊藤雪彦伊戸のりお歌はいかがですか あなたの好きな歌を 夢はいかがですか 愛はいかがですか  あなたがそっと 私を見つめ ほほえみを交わしたら 溢れる幸せ  素敵なあなたと 愛を語る時間 喜びは大空を 果てしなく駆け巡る  星が煌めくいつまでも あなたのために わたしのために  あなたの熱い 思いをだいて 歌います今日もまた 心を込めて  あなたに逢えて とても幸せよ 変らない優しさを ほんとにありがとう  夢が輝くいつまでも あなたのために わたしのために  歌はいかがですか あなたの好きな歌を 思い出綴って 聞いて下さい
きよしの銭形平次氷川きよし氷川きよしかず翼宮下健治伊戸のりお男いのちの 十手(じって)が燃える 謎を追いかけ 八百八町 花の花のお江戸を 銭が飛ぶ 正直者を 泣かせる奴は 俺ら平次が 許さねえ  浮世からくり もつれた糸を ちょいと湿らす かんざし時雨 待ちな待ちな御用だ 銭が飛ぶ 一番乗りだ 大捕物は 俺ら平次に 任せなよ  掛けるお縄に 情けが絡む 罪は憎いが 涙にゃ弱い 今日も今日も正義の 銭が飛ぶ お江戸の空に 夜明けを運ぶ 俺ら平次が ここにいる
きらめきのサンバ氷川きよし氷川きよし湯川れい子杜奏太朗伊戸のりおガツン!と瞳 焦がす太陽 キラリときらめく 夏が来た  暑い陽差し 弾けるリズムで 不意にハート 浮き浮きしちゃうよ 真夏のビーチは ラテンのリズム 熱いビートで 踊ろうよ  汗をかいたら ザブン!と 青い波間で 泳ごう 真っ赤な夕陽が 岬に沈む  Hey Hey Hey みんな笑顔になって サンバで踊る 夏祭り  普段ならば 引っ込み思案も なぜか夏は 大胆になるよ 満月まばゆい 夜の浜辺で 朝がくるまで 踊ろうよ  星の数ほど 想い出 今宵一緒に 作ろう ひとつのグラスに ふたつのストロー  Hey Hey Hey 髪に花を飾って トロピカルだね 夏娘  夢の花火を ドカン!と 夏の夜空に 咲かそう ときめく想いを 打ち上げようよ  Hey Hey Hey みんな笑顔になって サンバで踊る 夏休み  ガツン!と瞳 焦がす太陽 キラリときらめく 夏が来た
花月夜中島ゆきこ中島ゆきこ坂口照幸弦哲也伊戸のりおついて来たって 根なし草 ついてゆく身も また根なし草 長い一生 このひとと 見てよ奇麗と ふり返り そっと甘えて 腕をくむ あなたと私の 花月夜  慣れぬ町でも この町は 生まれ故郷の 匂いがするわ 「渡る世間に 鬼はなし ここの土地ほど 似合うね」 と 云えるあなたが もっと好き あなたと私の 花月夜  流れゆく世の しあわせも ここにしっかり 根づいています いつもいたわり 暮らそうね 見えるものまで 多くなる ましてまだ見ぬ 夢も咲く あなたと私の 花月夜
華ロック知里知里伊藤美和岡千秋伊戸のりお祭り太鼓に 心がおどる 白いサラシに はっぴ着て ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 声を掛け合い 神輿(みこし)を担(かつ)ぐ 花よ咲け咲け 艶(あで)やかに 乱れ囃子(ばやし)にヨー ソーレソレソレ 華ロック  ねじり鉢巻き きりりと締めた 粋(いき)でいなせな あの男(ひと)に ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 恋の花火が 夜空に上がり 花よ咲け咲け 賑(にぎ)やかに 乱れ囃子にヨー ソーレソレソレ 華ロック  跳ねるぶつかる からだが火照(ほて)る ひとが渦巻く 胸さわぐ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ ワッショイ 熱い魂(たましい) 心を合わせ 花よ咲け咲け 華(はな)やかに 乱れ囃子にヨー ソーレソレソレ 華ロック
赤坂の夜は更けて水森かおり水森かおり鈴木道明鈴木道明伊戸のりおいまごろ どうして いるのかしら せつない想いに ゆれる灯(ほ)かげ むなしい未練とは 知りながら 恋しい人の名を 囁けば 逢いたい気持は つのるばかり 赤坂の夜は更けゆく  夜霧が 流れる 一ツ木あたり つめたくかすんだ 街の灯(ひ)よ うつろなる心に たえずして 泪ぐみひそかに 酔う酒よ 身にしむわびしさ しんみりと 赤坂の夜は更けゆく 赤坂の夜は更けゆく
男の漁場一条貫太一条貫太万城たかし宮下健治伊戸のりおザンザ ザンザと 飛沫(しぶき)を浴びて 波を蹴散らす 夜明けの 一番船だ 陸(おか)じゃ仏の 師匠(おやじ)でも 船に乗ったら 鬼となる 海はヨ 海はヨ 海は魔物さ 暴れぐせ 男の漁場は あぁー 喧嘩場だ  逃げた獲物は この次きっと 夢と一緒に 丸ごと 釣り上げてやる 好きなあの娘(こ)の この写真 俺の女神さ お守りさ 海はヨ 海はヨ 海が凪なら 揺りかごさ 男の漁場は あぁー 気まぐれだ  顔(つら)は潮焼け 髭面眼(ま)なこ 二百海里の 荒浪 魚群機(ソナー)が光る 時化(しけ)て牙むく そのときが 意地で合羽を 濡らすとき 海はヨ 海はヨ 海は修羅場さ 荒くれだ 男の漁場は あぁー 命だぜ
東京メロドラマKenjiroKenjiroかず翼増田空人伊戸のりおドアにもたれて遠ざかる 足音を聞いていた 終わったのねあの人は 二度と帰らない 東京は薄情で 別れが似合う街 真夜中の窓辺には 未練の灯が揺れる あぁ恋はいつも メロドラマ 夢を見る心と 心がすれ違う あぁ男と女は メロドラマ お互いの世界には 住めない異邦人(エトランゼ)  きっと誰かの元へ行く 足音が消えてゆく やさしすぎるあの人は 理由(わけ)も言えないで… 東京は淋しくて ひとりが似合う街 幸せは風になり この手に掴めない あぁ恋はそうよ メロドラマ 哀しみの待ち伏せ 少しも知らないで あぁ男と女は メロドラマ ひたむきに愛してた よくある物語(ストーリー)  あぁ恋はいつも メロドラマ 振り向けば涙に 溺れてしまうから あぁ男と女は メロドラマ 愛された記憶だけ 抱きしめ歩きだす
千曲川羽山みずき羽山みずき山口洋子猪俣公章伊戸のりお水の流れに 花びらを そっと浮かべて 泣いたひと 忘れな草に かえらぬ初恋(こい)を 思い出させる 信濃の旅路(たび)よ  明日はいずこか 浮き雲に 煙たなびく 浅間山 呼べどはるかに 都は遠く 秋の風立つ すすきの径(みち)よ  一人たどれば 草笛の 音(ね)いろ哀しき 千曲川 よせるさざ波 くれゆく岸に 里の灯ともる 信濃の旅路よ
黒いダイヤ山内惠介山内惠介松尾潔水森英夫伊戸のりお大の男が 泣きごと言うな 今日の歩みが 正しい道だ 夢中ではじめた 露天掘(ろてんぼ)り 川筋者(かわすじもん)の意地がある 汗して築いた 千坪屋敷(せんつぼやしき) 黒いダイヤの 黒いダイヤの花が咲く  歳も違えば 生まれも違う 違うからこそ おまえに惚れた 喜び悲しみ うらおもて 別れもあるさ 人生は 手出しは許さぬ 謗(そし)りも御免 いちど惚れたら いちど惚れたら守り抜く  泣いて済むなら 朝まで泣くが 泣いたくらいで 変わらぬ宿命(さだめ) 雀にゃ いいしこ 鳴かせとけ 行きたかとこに 行きんしゃい さよなら言えたら 出会えた証(あかし) 黒いダイヤが 黒いダイヤが誇り咲く
十勝平野中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりおあの人を 捨ててまで 追いかけた 夢なのに 涙こぼしに 逃げてきた 切符一枚 ふるさとへ 逢いたいよ…あの人に 恋しいよ…あの人が カバンひとつで たたずめば 十勝平野は 春の中  探してた 幸せは すぐ側に あったのに 遠く離れて 気がついた 今も好きだと 気がついた 戻りたい…もう一度 あの胸に…もう一度 涙ぬぐって 見上げれば 十勝平野は 星の中  帰ろうか…東京へ 出直そう…東京で カバン抱えて 振り向けば 十勝平野は 風の中
北行き最終便氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也杜奏太朗伊戸のりおアカシアの 花が咲く鋪道(みち)で つれて行ってと 背中で泣いた奴 羽田発 北行きの最終便 やっぱりおまえが 忘れられなくて 搭乗券(チケット)を握りしめ 迎えにゆくのさ  霧雨に 濡れた首都高速(ハイウェイ)を 急ぐタクシー おまえに逢いたくて 羽田発 北行きの最終便 夜更けの酒場で ひとり飲む時も 身勝手なサヨナラを 悔やんでいたのさ  アカシアの 花に包まれて 微笑うおまえが 今でも瞼(め)に浮かぶ 羽田発 北行きの最終便 ジェットの窓から 覗(のぞ)く故郷(まち)あかり 倖せにしたいのさ 待ってておくれよ
北国のめぐり逢い浜博也浜博也はしもと真紀三条ひろし伊戸のりお泣かせちゃいけない 君だから 涙は今夜が 最後だよ アカシア並木の 黄昏が 二人の愛を つつんで燃える ああ… 北国のめぐり逢い  淋しさしのぎに 覚えたの… グラスの口紅 そっと拭く からりと氷が 溶けるよに 心の冬が 静かに明ける ああ… 北国のめぐり逢い  噂がほどいた 恋の糸 小雪の千歳空港(ちとせ)の 別れなど 思い出すまい もう二度と 離しはしない 死ぬまで君を ああ… 北国のめぐり逢い
月太郎笠氷川きよし氷川きよし木下龍太郎水森英夫伊戸のりお義理の貸し借り 忘れたならば 飛ぶに空なし 旅鴉 恩も恨みも ない人なのに 野暮な渡世の 喧嘩沙汰 利根の月太郎 受ける仁義の 受ける仁義の 取手宿  惚れちゃならない 堅気に惚れて 解いた絣の 紅の帯 男知らずの 菖蒲の花に 情け重ねりゃ 罪つくり 利根の月太郎 愛想づかしの 愛想づかしの ひと芝居  浮世双六 上りはあるが 渡世双六 明日はない どうせ畳じゃ 死ねない身なら せめて散りたい 故里の空 利根の月太郎 生まれ銚子は 生まれ銚子は 祭り頃
紅の雨山口ひろみ山口ひろみ伊藤美和桧原さとし伊戸のりお初めてあなたに 誘われた 旅は別れの 意味ですね 花のいのちは 短いけれど あなたの胸で 咲けるなら 悔やみはしない 添えぬとも… 花びら ひらひらと ひらひら染める 紅(べに)の雨  私の代わりに 泣くような きしむ廊下の 隠れ宿 湯気の向こうに 別れの明日(あす)が 待ってるようで 切なくて 湯船に涙 こぼれます… 花びら ひらひらと ひらひら散らす 紅(べに)の雨  せせらぎ聞こえる 部屋の窓 覗(のぞ)く月さえ 紅い夜 結び直した 浴衣の帯で 二人の未来 もう一度 ほどけぬように 結びたい… 花びら ひらひらと ひらひら燃やす 紅(べに)の雨
令和夢追い太鼓松阪ゆうき松阪ゆうき渡辺なつみ浜圭介伊戸のりお西か東か 南か北か 俺の明日(あした)は 何処にある 夢の神輿(みこし)を肩に担(かつ)げば 待ったなしさと血潮(ちしお)が騒ぐ どんと、どどんと どんと、どどんと 打ち鳴らせ 打ち鳴らせ 挫けるな 男度胸の 夢追い太鼓 男度胸の 夢追い太鼓  可愛(かわ)いあの娘に ひと目で惚れて 口に出せない やるせない 交わす目と目に言葉は要らぬ 打てば響くよ尋(き)くだけ野暮さ どんと、どどんと どんと、どどんと その笑顔 その笑顔 守りたい 合わす二人の 夢追い太鼓 合わす二人の 夢追い太鼓  時代時代の櫓(やぐら)の上で 人は前向き 生きて来た 望み果てないこの道だけど 足を止めれば祭りは終わり どんと、どどんと どんと、どどんと 振り向くな 振り向くな 胸を張れ 届け天まで 夢追い太鼓 届け天まで 夢追い太鼓 男度胸の 夢追い太鼓
まよい川五条哲也五条哲也高畠じゅん子水森英夫伊戸のりお胸にくすぶる おもいでを 並べてくずして いる私 雨の降る日は 無性に逢いたい あんなにいいひと ふたりといない 行きつ 戻りつ 迷い川  指でつまめる ささやかな しあわせそれさえ なくていい 雨のしずくが 鎖になるなら 縛ってください ほどけぬくらい 夢も 濡れます 迷い川  誰に語れば よいのやら お酒が相手を してくれる 雨よ叱って おんなの我がまま さだめがあるのよ わかってるでしょ 未練 流して 迷い川
ひとつ星モングンモングン円香乃松川秀幸伊戸のりお泣きたいなら 泣けばいい 呑みたいだけ 呑めばいい 涙も酒も 流すなら 無駄にはするなと 笑う 見上げれば 満天の星 故郷(ふるさと)と同じ星 負けるな 男だろう 後ろ 振り向くな きっと その手で つかめ ひとつ星  冬ならまた 春が来る 雨ならまた 陽もさすさ そんなことさえ 忘れたら 空でも見ろよと 笑う 見上げれば 満天の星 故郷と同じ星 泣くなよ 男だろう 叱る 声がする 遥か 海を越え 届け ひとつ星  こんなとこじゃ 終われぬと 夢をつなぎ 生きてきた 都会の風の 冷たさも いつしか慣れたと 笑う 見上げれば 満天の星 故郷と同じ星 見せろよ 男だろう 今は 沈んでも 明日(あす)は 天高く 昇れ ひとつ星
花びら慕情藤あや子藤あや子三浦康照水森英夫伊戸のりお花の命の 儚なさと 同じさだめか 私の恋も 燃えて散るなら あなたの胸で 女ごころの 花びらひとつ そっとやさしく掌に ひと夜でいいのよ 包んでほしい  白い椿の 花びらを けむる湯もやが 淋しく濡らす つのる想いに また逢いたさに 夢の名残りを 探しに来たの ひとりたたずむ 湯の町の あなたと別れた 思い出橋に  花に命が あるように 命かけたの ふたりの愛に どうせ私は 涙の花で 散ってゆくのよ 悲しいけれど こんな女の いたことを わかってほしいの あなたにだけは
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