伊戸のりお編曲の歌詞一覧リスト  2360曲中 1601-1800曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
箱根八里の半次郎福田こうへい福田こうへい松井由利夫水森英夫伊戸のりお廻(まわ)し合羽も 三年がらす 意地の縞目(しまめ)も ほつれがち 夕陽背にして 薄(すすき)を噛めば 湯の香しみじみ 里ごころ やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎  寄木細工よ 色恋沙汰は つぼを外せば くいちがう 宿場むすめと 一本刀 情けからめば 錆(さび)がつく やだねったら やだね やだねったら やだね まして半端な 三度笠  杉の木立を 三尺よけて 生まれ在所(ざいしょ)を しのび笠 おっ母(かあ)すまねぇ 顔さえ出せぬ 積る不幸は 倍返し やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎
星空のブルース藤原浩藤原浩円香乃徳久広司伊戸のりお夜空に流れる 小さな星が おまえの涙に 見えてくる 甘えていたんだ いつものことと 今度は許すな 裏切りを 振り向けば 街は遠く 夢の明かり 灯しながら 俺を泣かせる 帰らない 恋なのか 夜の海に 一人…  コートを突き刺す 冷たい風は おまえの吐息か あきらめか 約束していた 静かな暮らし この手で壊して 傷つけた 見上げれば 光る星座 帰る場所を 告げるように 今日もきらめく 遅すぎる 恋なのか 星を見つめ 一人… 夜の海に 一人…
おまえと木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりお明日(あす)のことさえ わからぬままに 力を合わせ 生きて来た  おまえの笑顔が あればこそ 越えた世間の 雨嵐 これからも これからも おまえとこれからも  家のことなら まかせたきりで いつでも苦労 かけて来た  重ねた年月(としつき) 振り向けば 詫(わ)びて足りない ことばかり 離れずに 離れずに おまえと離れずに  二人元気で 暮らして行けりゃ 幸せですと 言うおまえ 残りの人生 ひとつずつ  かりた情けを 返したい これからも これからも おまえとこれからも
夕燕中条きよし中条きよし水木れいじ徳久広司伊戸のりおうすむらさきの 茜空(あかねぞら) 見てたらなぜか 泣けてきた 夕つばめ 夕つばめ どこまで 飛んでゆく… あいつが今も ひとりなら 帰って来いと 伝えておくれ  人目気にせず 歩いてと 置手紙(かきおき)のこし 消えた奴(やつ) 夕つばめ 夕つばめ 呼んでも 遅いのか… 男の胸の 淋(さみ)しさを わかってくれた やさしいあいつ  花屋の露地(ろじ)に 遅咲きの すずらん咲いて 春が来る 夕つばめ 夕つばめ もいちど 飛んでこい… 今ならきっと まにあうさ しあわせ行きの 最終電車
待子は神戸で泣いてます五条哲也五条哲也仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお世間知らずの 泣き虫に 惚れたと言ったわ やさしく抱いた 今日はひとりの メリケン波止場 あなた今頃 どちらの港 待子は神戸で 泣いてます  きっと帰るの なぐさめが せつない霧笛に 消されたあの夜 海の男は 気まぐれ鴎 知っていながら 尽くして燃えた 待子は神戸で 泣いてます  淋しがり屋の あの眸(ひとみ) 探してさまよう 南京町(なんきんまち)よ 長い旅路に 疲れた時は 錨おろして わたしの胸に 待子は神戸で 泣いてます
カトレアの雨みずき舞みずき舞円香乃岡千秋伊戸のりおあの人が好きだと言った カトレアの花が咲きました… サヨナラも くれないで シャボン玉と同じね 部屋の灯(あか)りを 灯(とも)したままで あなたは消えた 夢だけを残して 一人で消えた  想い出の小窓に今日も カトレアの花が匂ってる… 初めての くちづけも 白い花が揺れてた 強くその手に 抱きしめられて 幸せでした 泣きたくなるほど 幸せでした  水色の小雨に濡れて カトレアの花が泣いてます… 片方の イヤリング 捨てることもできずに 消えたあなたの 面影抱いて 今夜も一人 カトレアの小窓で 私は一人
人生一路清水博正清水博正石本美由起かとう哲也伊戸のりお一度決めたら 二度とは変えぬ これが自分の 生きる道 泣くな迷うな 苦しみ抜いて 人は望みを はたすのさ  雪の深さに 埋もれて耐えて 麦は芽を出す 春を待つ 生きる試練に 身をさらすとも 意地をつらぬく 人になれ  胸に根性の 炎を抱いて 決めたこの道 まっしぐら 明日にかけよう 人生一路 花は苦労の 風に咲け
わたしは花山田祐也山田祐也山田祐也小田純平伊戸のりお冬の寒さに 耐えました 春が来るのを 信じていたから 心やすらかに 花を咲かせます ふりそそぐ 陽の光を あなたが くれたから わたしは花 花びらも アーあなたに  春風のせて 伝えます どんなに遠くに いてもあなたに 風雨にさらされ 愛していると ひとひらの 花びらも すべてを あなたにと わたしは花 心すなおに アーあなたに  散って行くのが 運命(さだめ)でも また来る春に 願いを込めて どんな試練にも 負けはしない 愛しさに 見つめられ 散ろうと 心だけは わたしは花 凛(りん)として アーあなたに
ふりふりロックンロール天童よしみ天童よしみ麻こよみ大谷明裕伊戸のりおあんたと私の ロックンロール 今夜は二人で ロックンロール まだまだまだ 宵の口  ポニーテールに イヤリング 赤いドレスが 似合うやろ お目当て彼氏は ダンスが上手くて いつもモテモテ ライバルばかり あんたと私の ロックンロール 今夜は二人で ロックンロール お尻をふりふり ロックンロール あんたが好きや もう時間は 気にしない まだまだまだ 宵の口  ミラーボールが 輝いて ビール片手に ひと踊り お目当て彼氏に ウィンク投げれば 以心伝心 恋人同士 あんたと私の ロックンロール ストレス解消 ロックンロール バストがゆらゆら ロックンロール あんたが好きや 今 気分は 最高潮 まだまだまだ 宵の口  あんたと私の ロックンロール 今夜は二人で ロックンロール お尻をふりふり ロックンロール あんたが好きや もう時間は 気にしない まだまだまだ 宵の口  みんなで一緒に 輪になり テレずにワイワイ 踊ろよ いっさいがっさい 忘れて 年がら年中 踊ろよ  みんなで一緒に 輪になり テレずにワイワイ 踊ろよ いっさいがっさい 忘れて 年がら年中 踊ろよ
長編歌謡浪曲 戦国塩物語三山ひろし三山ひろし三波春夫三波春夫伊戸のりおぶどう畑の 葉も枯れて 秋風そぞろ 身に沁みる 甲府盆地の 昏れに たなびく霧は 戦国の 夢を包んで 四百年  都は遠く 海も無い この山国の くにたみを 愛しつづけた 信玄は 山の姿に 何想う 類稀なき 英雄が その横顔に ふと見せた 悲しき影を 誰が知ろ  「何んと、越後の謙信が塩を送ってくれたと申すのか! うむうむ 勇将・鬼小島弥太郎を使いとして上杉殿があの塩を…。 駿河の今川、相模の北条に塩を絶たれ 甲斐と信濃の領民の苦しみ難儀を 見るにつけても予は、断腸の思いであった」  思わずほろり ひとしずく 閉じた瞼に 浮かぶのは 永禄四年 秋九月 川中島の戦場で 朝霧ついて現れた 馬上の武者は矢の如く 我をめがけて 真っしぐら 「信玄覚悟」と斬りつけた 軍配持って受け止めて はじき返した太刀先に 眼光燃ゆる 凄まじさ あれが越後の謙信かと 身の毛がよだつ想いした あの謙信が戦さを越えて 塩を送ってくれたとは 如何なる心の大きさか 武士の情けが 人の情けが 身に沁みる  「勝頼よ、儂に若しもの時あらば謙信殿に相談せい。これは遺言だぞ。 だが家老共、越後の塩商人から一両でも高く買え、上杉の情けに報ゆる 武田の真心だ。それは又、甲斐源氏の力を示す。ハハハハ、戦じゃわい」  勝頼聞けよ 者共よいか 年が明けたら 出陣ぞ 風林火山の 旗なびかせて 汐の花咲く 海を見ながら 東海道を 京の都へ 上るのだ 京の都へ 上るのだ
イヨマンテの夜三山ひろし三山ひろし菊田一夫古関裕而伊戸のりおアーホイヤアー アアア‥‥ イヨマンテ  熊祭り(イヨマンテ) 燃えろ かがり火 ああ 満月よ 今宵 熊祭り 踊ろう メノコよ タム タム 太鼓が鳴る 熱き唇 我によせてよ  熊祭り(イヨマンテ) 燃えろ ひと夜を ああ 我が胸に 今宵 熊祭り 可愛い メノコよ 部落(コタン)の 掟破り 熱き吐息を 我に与えよ  アアアアアア‥‥ (カムイホプニナ アーホイヨ…)  アーホイヤ アーホイヤアー イヨマンテ
絆草茅根元三茅根元三伊藤美和大谷明裕伊戸のりお他人(ひと)が選んだ 場所じゃなく 自分で決める 生きる場所 支えてくれた 友がいて ここまで歩いて 来れたのさ 魂(こころ)の根っこ 繋がって 言葉はいらない 絆草  陰もひなたも 愚痴もなく 信じて従(つ)いて 来たお前 笑顔にいつも 照らされて 幸せ知ったよ 人並みに 運命(さだめ)の糸で 繋がって 切っても切れない 絆草  他人(ひと)に話せる 苦労なら それほどつらい ことじゃない 生まれた時は 一人でも 一人じゃないんだ 俺たちは 魂(こころ)の根っこ 繋がって 春また芽吹くさ 絆草 春また芽吹くさ 絆草
女房酒水沢明美水沢明美高畠じゅん子島浩二伊戸のりおあたしが芯から 惚れたひと だから信じて いるという エンヤコラ登れば 明日が見える ほんのりと ほんのりと 沁みるよ今夜の 女房酒  お前にゃ苦労の かけどおし 俺というヤツ 甲斐性なし エンヤコラ人生 秋冬耐えた いいのかい いいのかい 心で詫びるよ 女房酒  あなたとふたりで いるだけで 雨も嵐も 越えられる エンヤコラ 泣かせる せりふじゃないか しみじみと しみじみと 酔わせる今夜の 女房酒
船方さんよ三山ひろし三山ひろし門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉(く)れよ 船脚(ふなあし)を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉(く)れ 来てお呉れ
さよなら岬大城バネサ大城バネサ上田紅葉西條キロク伊戸のりお辛くなるから 捨てて下さい 涙の紅が ついたハンカチは 海の彼方に 飛び立つ鳥は 未練残しちゃ いけないわ ああっ さよなら岬 貴方にあげた 恋の命が…恋の命が… ひらひら舞う…  汚し切れない 愛の背中よ 振り向かないで いいのもうあなた 風に飛ばした ハンカチだけが 秘めた想いを 知ればいい ああっ さよなら岬 波間の青に 白い別れが…白い別れが… 泣き泣き散る…  どんな別れも 悲しみじゃない 人を愛した 痛みなら ああっ さよなら岬 翼を広げ 愛よ羽ばたく…愛よ羽ばたく… 鴎になれ…
望郷ひとり言越川ゆう子越川ゆう子鈴木紀代水森英夫伊戸のりお寄る辺(べ)なくした 都会の隅で ぽっかり穴が 空(あ)いた胸 諦(あきら)め切れない 夢抱いて 小さな夜空を 見上げる私 帰りたい 帰れない… あゝ帰ろかな 今夜も望郷 望郷ひとり言  人の情けが 行き交(か)う町は 故郷(ふるさと)遠い 城下町 悩みも苦労も 知らないで 笑顔で歩いた 夕焼け坂よ 帰りたい 帰れない… あゝ帰ろかな つぶやく望郷 望郷ひとり言  いつも倖せ 願ってくれる 過去(むかし)も今も 父さん子 ごつごつした手で あの指で 私の涙を ぬぐって欲(ほ)しい 帰りたい 帰れない… あゝ帰かな 私の望郷 望郷ひとり言
天下の風来坊三条豊三条豊島田和松井義久伊戸のりお風の吹きよで 生きざま変える 風見鶏(かざみどり)には なれない男 堅い 裃(かみしも) かなぐり捨てて 馬鹿を承知の 三度笠 いいじゃないかよ いいんだぜ 天下ご免の 天下ご免の ヨオー 風来坊  誰が呼んだか 次男坊鴉(じなんぼうがらす) 未練さらさら 侍ぐらし 富士を抱き寝の 東海道は 紅(べに)のたすきの 茶摘み唄 俺も聞かそか 唸(うな)ろうか 汐(しお)できたえた 汐できたえた ヨオー 磯節(いそぶし)を  所詮(しょせん)この世は 柵縛(しがらみしば)り 無理にほどけば 崩れる仕組み 喧嘩 もめごと 捌(さば)きもするが 人情(なさけ)からめば もろくなる いいじゃないかよ いいんだぜ 天下ご免の 天下ご免の ヨオー 風来坊
ミア・ローザ~僕の薔薇~山内惠介山内惠介円香乃水森英夫伊戸のりおミア・ローザ 僕の薔薇よ 心奪われ 夜も眠れず 風に震える花びら 甘い誘惑の香り この手に摘んで 連れて帰ろう ミア・ローザ ミア・ローザ 薔薇より美しい ミア・ローザ ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ  ミア・ローザ 僕の薔薇よ 瞳奪われ 君に釘付け 紅く惑(まど)わす唇 濡れた淋しげな瞳 この世の花は すべて色褪せ ミア・ローザ ミア・ローザ 薔薇より美しい ミア・ローザ ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ  ミア・ローザ ミア・ローザ 薔薇より美しい ミア・ローザ ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ
とても言い出せない原大輔原大輔円香乃大谷明裕伊戸のりお君が笑えば 僕は幸せだし 君が泣けば 僕も泣きたくなる 恋に落ちたヤツは あぁ こんなもんさ I Love You So Love You 愛してる だけど とても 言い出せない I Love You So Love You 愛してる たった一言 それだけなのに…  夜にきらめく 星を集めたって 今の君に とても叶わないよ だから今もずっと あぁ 見とれてるよ I Love You So Love You 愛してる だけど とても 言い出せない I Love You So Love You 愛してる たった一言 五文字の言葉…  ダイヤモンドは 君に似合うだろう 赤いバラも きっと似合うはずさ だけど僕は君に あぁ 似合うのかな I Love You So Love You 愛してる だから今夜 きっと言おう I Love You So Love You 愛してる たった一言 それだけだから…
雨の海峡美里里美美里里美円香乃清水アキラ伊戸のりおあの人を乗せてゆく 船 私だけ置き去りに 消えてゆく 愛しても信じても そう 離れたらこの胸が 恋しくて 心だけの愛なんて ダメよ淋しくて やっと選んだ サヨナラなのに バカね バカね 私… 面影がゆれる 雨の海峡  泣くように降り続く 雨 人もない桟橋を 濡らしてく 泣きたくてそれなのに もう 一粒の涙さえ ない私 心細く光る灯台 あなたどこにいるの 二度と帰りを 待ったりしない だけど だけど 胸が… たたずめば一人 雨の海峡  追ってゆくなと 海鳥一羽 鳴いて 鳴いて 鳴いて… 振り向けば煙る 雨の海峡
25時の女水木良水木良坂口照幸すがあきら伊戸のりおきれいな横顔 曇らせて 寂しくなんかは ないと云う ネオン移り気 移り雨 どれほど泣いて 来たのやら いつしか本気に なりそうな あや子 あや子 ススキノ25時  北国生まれと 切り出せば その目の動きも 止まったね うれしかったか 故郷の 匂いも同じ 身の上が 盛り場砂漠を どこへゆく ちい子 ちい子 赤坂25時  火遊びごころで 抱けるなら おまえを泣かせちゃ いないはず 酒場 とまり木 うす化粧 男も多く 見たろうに この俺信じて 灯をともす じゅん子 じゅん子 北新地(しんち)の25時  お店がハネたら いい人が 車で迎えに 来ると云う 旅のゆきずり 旅の酒 飾らぬままの 口ぶりに しあわせ祈って みたくなる さち子 さち子 中洲は25時
一人静原沙織原沙織木下龍太郎伊藤雪彦伊戸のりお愛に泣くのを 知りながら 女は恋を するのでしょうか 別れも告げずに 置手紙 旅路の駅に 儚く咲いてる 一人静の 花に訊く  こころ変わりを 責めたって 貴方の愛は 戻りはしない 涙がにじんだ 途中下車 灯火も暗い 酒場の隅で ひとり酔えない 酒に酔う  胸の未練の 消える日が 私の旅の 終わりでしょうか 北行く始発を 駅で待つ 女のつらさ 分っているのか 一人静の 花に泣く
ザンゲの酒がしょっぱくて山本譲二山本譲二数丘夕彦浜圭介伊戸のりおいろんな人が 両手あわせて 俺を残して 帰っていった 写真のお前 花にかこまれ そんなに明るく 笑うなよ  俺がいちばん 愛した女 そしていちばん 泣かせた女  何もお前にしてやれず なんで俺より先に逝く ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて  悔やんで詫びて 詫びて悔やんで 飲んで飲みほす 涙か酒か お前にすべて 家をまかせて わがまま勝手に 生きてきた  俺がいちばん 愛した女 そしていちばん 泣かせた女  違う人生あったのに 俺と一緒でよかったか ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて  俺がいちばん 愛した女 そしていちばん 泣かせた女  心やさしく咲いた花 それがお前という花さ ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて  ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて
大空と大地の中でパク・ジュニョンパク・ジュニョン松山千春松山千春伊戸のりお果てしない大空と 広い大地のその中で いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう 歩き出そう 明日(あす)の日に 振り返るには まだ若い ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きることがつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ  こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きることがつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ  こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 果てしない大空と 広い大地のその中で いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう 自分の腕でつかむよう
臥龍梅山口瑠美山口瑠美山口瑠美糸間圭伊戸のりお永い年月 生き抜いて 地を這う花の 臥龍梅(がりょうばい) 苔むす幹は白壁の 白壁の 陰で静かに背を丸め 地面に向かい 咲いている  耳を澄ませば 聞こえます やさしい父の 口癖が 小さな花は土深く 土深く 根を張り生きて春を待つ おまえもそんな 花になれ  南枝北枝(なんしほくし)の 梅の花 同じ時には 咲かぬもの 都会暮らしが長くても 長くても いつも私をささえてる 命をつむぐ 臥龍梅
さよならはダンスの後に長山洋子長山洋子横井弘小川寛興伊戸のりお何も言わないで ちょうだい 黙ってただ 踊りましょう だってさよならは つらい ダンスの後(あと)に してね ここはお馴染(なじ)みの クラブ いつものように 踊りましょう せめてキャンドルの下で 泣くのだけは やめて 誰にも負けず 深く愛してた 燃えるその瞳(め)もその手も これきりね 何も言わないで ちょうだい 黙ってただ 踊りましょう だってさよならは つらい ダンスの後に してね  少しカクテルを ちょうだい 酔(よ)ったらまた 踊りましょう だってさよならは つらい ダンスの後に してね いまは懐(なつ)かしい クラブ 気のすむまで 踊りましょう せめて恋人の ままで やさしく肩を 抱いて 初めて聞いた 夜のささやきが たとえ短い夢でも 忘れない 少しカクテルを ちょうだい 酔ったらまた 踊りましょう だってさよならは つらい ダンスの後に してね  あなたがとても 好きなこの曲も 明日(あす)はどこかで独りで 聞くだけね 何も言わないで ちょうだい 黙ってただ 踊りましょう だってさよならは つらい ダンスの後に してね
いのち歌舟泉ちどり泉ちどり東逸平伊藤雪彦伊戸のりお歌をいのちに 置き換えて 生きてきました ひとすじに 川の流れに 流されて 泣いたあの日も 懐かしい いのち歌舟 漕ぎながら  星が抱きつく 風の宿 飛ぶに飛べない 川ちどり 人はしがらみ 背に負って 明日を求めて 生きて行く いのち歌舟 漕ぎながら  水に咲く花 浮かぶ花 人が咲くのは 一度だけ どうせ咲くなら 悔いのない 夢を残して 咲かせたい いのち歌舟 漕ぎながら
異国の華~お春物語~三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズ松井由利夫水森英夫伊戸のりおけむる小雨に 抱かれて濡れて 咲いた異国の 赤い華 港見下ろす ギヤマン坂で 誰を待つのか オランダお春 たそがれ長崎 あゝ船が出る …船が出る  顔も知らずに 別れたままの 父は異国の 遠い空 白い教会(チャペル)の マリアの鐘に 両手合わせて オランダお春 たそがれ長崎 あゝなに祈る …なに祈る  青い帳(とばり)が 出島をつつむ 夢も異国の 彩(いろ)ガラス 涙くちづけ 形見の十字架(クルス) 瞳うるます オランダお春 たそがれ長崎 あゝ灯がともる …灯がともる
高嶺の色女藤みえこ藤みえこ数丘夕彦宮下健治伊戸のりお十六夜紅月 極楽通り 花魁道中 どなたのもとへ 花街吉原 心はせめて たったひとりに ささげます わちきに惚れるは よしなんし エーよしなんし 高嶺の花の色女(おんな)でありんす  貧しさ恨んで 峠を越えた 逆巻く吹雪よ 売られたこの身 それでもふるさと 恋しやいまも 月が窓辺に またにじむ わちきにあわれみ よしなんし エーよしなんし 高嶺の花の色女(おんな)でありんす  日差しもやさしく ふくらむ蕾 おまえも春待つ 隅田の桜 一途な男と 女の涙 年季明けたら 飛んでゆく 浮気もその気も よしなんし エーよしなんし 高嶺の花の色女(おんな)でありんす
雪のメロディ椎名佐千子椎名佐千子日野浦かなで岡千秋伊戸のりお雨に煙(けむ)る ターミナルは 誰もどこか 寂しげで 北へ向かう夜行列車 今ベルが鳴る あなた探さないで きっと忘れるから 思い出は 雪の中に 深く沈めて だけどルルルル… 今も胸に残るメロディ こんなに愛しい  窓の外は 見知らぬ街 誰も愛を 紡(つむ)いでる 私だけが愛にはぐれ ひとりの旅です あなた探さないで 迷い断ち切るから 何もかも 雪の中に そっと埋めて なのにルルルル… ふざけあった遠い記憶 こんなに切ない  あなた探さないで 離れられなくなる この涙 雪の中に 深く沈めて だけどルルルル… 今も胸に残るメロディ こんなに愛しい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ひとり街角天童よしみ天童よしみ麻こよみ大谷明裕伊戸のりお夜の街を さ迷えば 頬に風が冷たくて 今は帰りたくないのよ 待つ人も居ない 寒い部屋に 終わった恋だと分かっていても ばかだね 聞き分けのない心 愛してる… 愛してる… 忘れられない 涙 胸の空き間に揺れる ひとりの街角  赤く染めたマニキュアの 色もなぜか淋しくて いくら名前呼んでみても あなたにはどうせ届かないの 哀しい別れの待ち伏せさえも ばかだね 気づかずに居た私 抱きしめて… 抱きしめて… もう一度だけ 濡れた まつ毛の先が揺れて たたずむ街角  あふれる人込みの中に今日も ばかだね あなたさがしてしまう 愛してる… 愛してる… 忘れられない 瞳 閉じて面影揺れる ひとりの街角
おんなの一生~汗の花~福田こうへい福田こうへい吉岡治弦哲也伊戸のりお負けちゃ駄目だと 手紙の中に 皺くちゃお札が 入ってた 晴れ着一枚 自分じゃ買わず 頑張る姿が 目に浮かぶ お母ちゃん…苦労を苦労と思わない あなたの笑顔が 支えです  俄か雨なら なおさらのこと 自分が濡れても 傘を貸す 人のやさしさ 教えてくれた 背すじを伸ばした 生き方も お母ちゃん…煮豆も根性で花咲かす あなたの言葉を 忘れない  歳をとっても 働きどおし おんなの一生 すり減った 楽になってと 頼んでみても いつでも笑って 首を振る お母ちゃん…一生懸命生きている あなたの背中が 道しるべ
よいしょ真咲よう子・秋岡秀治真咲よう子・秋岡秀治たきのえいじ四方章人伊戸のりお波乱万丈 人生は 山も峠も 谷もある とことん落ちても はいあがる 夢が苦労の 道しるべ よいしょ よいしょ よいしょ よいしょ よいしょで登る きずな坂  弱音吐いたら 背を向ける 明日と云う日も しあわせも どろんこ道でも この先は きっと待ってる 陽だまりが よいしょ よいしょ よいしょ よいしょ よいしょで渡る えにし橋  種がなければ 根も張らぬ 枝がなければ 葉も伸びぬ 泣いても一生 笑っても まずは一から 一歩から よいしょ よいしょ よいしょ よいしょ よいしょで生きる 人生を
望郷さんさ時雨大泉逸郎大泉逸郎仁井谷俊也大泉逸郎伊戸のりお祭り囃子(ばやし)がヨー 聞こえる頃は 小雨にこころも 湿りがち さんさ時雨はヨー 故郷の唄よ 老いてひとりの 母さんは はやり風邪などヨー ひいてはないか  あの娘菅笠(すげがさ)ヨー かすりの着物 瞼の向こうに ゆれる笑顔(かお) さんさ時雨でヨー 結ばれたいが 逢わず三年 また五年 濡れていないかヨー 五尺の袖が  里はしばれてヨー お山は雪よ 北西風(ならい)の風吹きゃ 冬じたく さんさ時雨でヨー 今年も暮れて いつになったら 親孝行 夢のひと文字ヨー 捨ててはないが
連理の花千葉一夫千葉一夫瀬戸内かおる岸本健介伊戸のりおついておいでよ はぐれぬように 過ぎた昨日は 振り向かないで 日暮れ淋しい 北風道を ひとり歩いて 来たんだね 今日を限りに 泣かせはしない ふたり咲かそう 連理の花を  薄い日差しの この街だけど ここで暮らすと つぶやくおまえ 俺とおまえは ふたりでひとり 何も言うなよ 目でわかる 同じ傷みを 分け合いながら 花を咲かそう 連理の枝に  雨の降る日は 相合傘で 晴れを待とうよ 肩寄せ合って 雨も上がれば 七色虹が 明日の倖せ つれてくる 心ひとつに 想いをかさね ふたり咲かそう 連理の花を
小指の想い出長山洋子長山洋子有馬三恵子鈴木淳伊戸のりおあなたが噛(か)んだ 小指が痛い きのうの夜の 小指が痛い そっとくちびる 押しあてて あなたのことを しのんでみるの 私をどうぞ ひとりにしてね きのうの夜の 小指が痛い  あなたが噛んだ 小指がもえる ひとりでいると 小指がもえる そんな秘密を 知ったのは あなたのせいよ いけない人ね そのくせすぐに 逢いたくなるの ひとりでいると 小指がもえる  あなたが噛んだ 小指が好きよ かくしていたい 小指が好きよ 誰でもいいの 何もかも 私の恋を おしえてみたい ほんとにだけど 言えないものね かくしていたい 小指が好きよ
宗右衛門町ブルース一条貫太一条貫太平和勝次山路進一伊戸のりおきっと来てねと 泣いていた かわいあの娘は うぶなのか なぜに泣かすか 宗右衛門町よ さよなら さよなら 又来る日まで 涙をふいて さようなら  街のネオンも 消えてゆく うぶなあの娘も 消えてゆく なぜかさびしい 宗右衛門町よ さよなら さよなら うしろ姿も 夜霧にぬれて さみしそう  いちょう並木に 春が来る 君にも来るよ 幸せが なぜかかなしい 宗右衛門町よ さよなら さよなら もう一度だけ 明るい笑顔を みせとくれ
昭和男節千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりお涙と酒とでヨー ちゃぶ台濡らし 黙ってふいてた げんこつで 昭和によく居た 男達 女に泣いたら からすが笑う まぶたの汗だと 負け惜しみ 恋など忘れろ これが昭和の 男節  相合傘でもヨー 重なる手と手 触れてはいけない 好きだから 昭和によく居た 男達 幸せなんかに できないけれど せめても心の 雨やどり 横丁しぐれか これが昭和の 男節  ど阿呆の正札(しょうふだ)ヨー 背中に貼って 利口な世間に 意地を張る 昭和によく居た 男達 義理など古いと 言われた俺が 見せるぜ人情 紙芝居 人生我が道 これが昭和の 男節
明日への伝言川中美幸&ベイビー・ブー川中美幸&ベイビー・ブー麻こよみ花岡優平伊戸のりお思ったことの 半分も 出来ずに今日も 過ぎて行く 夕焼け雲の (夕焼け雲の) ぬくもりが 心の隙間に 沁み通る 泣かせて欲しい (泣かせて欲しい) 少しだけ きっと明日は 明日はきっと 笑顔になるから  ごめんなさいが 言えなくて 大事な人を 傷つけた 広がる胸の (広がる胸の) ほろ苦さ 後悔ばかりが 先に立つ 泣かせて欲しい (泣かせて欲しい) 少しだけ きっと明日は 明日はきっと 素直になるから  一番星を 見上げれば 自分がやけに ちっぽけで 時間に追われ (時間に追われ) あくせくと 季節の変りも 気づかずに 泣かせて欲しい (泣かせて欲しい) 少しだけ きっと明日は 明日はきっと 笑顔になるから
罪な女と言われても中田久美中田久美かず翼徳久広司伊戸のりおさよならなんて あなたが言えばいい 私は振られた 女で構わない 恋の終わりは いつだって きれい事では 済まないわ ここは黄昏(たそがれ) カフェテラス 罪な女と 言われても 未練がありそな 振りをして 思い出飲み干す 冷めたカプチーノ  潮時なんて 淋しい言葉だわ 一度は誰より 愛したひとなのに… きっと男の プライドで 去って行くのね あなたから ふたり出逢った カフェテラス 罪な女と 言われても 最後の舞台に 選んだの 大人の恋だわ これがエピローグ  そして別れの カフェテラス 罪な女と 言われても あなたの背中を 見送れば 吐息がこぼれる ひとりエトランゼ
慕麗路浜圭介浜圭介松本一起浜圭介伊戸のりおカモメが一羽 群れにはぐれて 今のわたしによく似てる おぼろ月夜か 滲んで見える すがりつきたい心の共に 涙が涙がこぼれて止まらない ah 意気地なし 海をねじるうずまく風よ 心みだれ 今 日本海 おふくろ こんな悪いわたしを許してください  忘れられない故郷(ふるさと)がある 愛しいあの女は誰かの妻か 叫んで叫んでみたけど虚しさが ah 突きささる 俺は生きる 波立つしぶき 錆びたこの身 洗いながせよ おふくろ こんな悪いわたしを許してください  海をねじるうずまく風よ 心みだれ 今 日本海 おふくろ こんな悪いわたしを許してください
涙のエトランゼチョン・テフチョン・テフ円香乃徳久広司伊戸のりお窓を開ければ ギリシャの海が 碧くきらめく 宝石みたい あなたがくれた サファイヤ色の 星のピアスに よく似ているわ 過去(きのう)を捨てて 想い出捨てて 違う明日を 探しに来たけど 淋しくてユラユラ 切なくてユラユラ 涙のエトランゼ  白い坂道 白い教会 オモチャみたいな 小さなカフェ(おみせ) イアの夕日が 優しく染めて 昔流行った 映画のままね 街を歩けば 見知らぬ人が ワイン片手に 誘ってくるけど 恋しくてユラユラ 逢いたくてユラユラ 涙のエトランゼ  過去(きのう)を捨てて 想い出捨てて 違う明日を 探しに来たけど 淋しくてユラユラ 切なくてユラユラ 涙のエトランゼ
夜の坂道三笠優子三笠優子仲宗根洋一・補作詞:多野亮仲宗根洋一伊戸のりおネオン 裏町 こぬか雨 涙 ためいき みれん酒 世間の風が 骨身にしみて ことさら恋しい ねぇ貴方 一人たたずむ 夜の 夜の坂道  恋の 残り香 うしろ影 燃えた 想い出 水たまり 別れて知った 愛しさ憎さ すべてはまぼろし ねぇ貴方 一人たたずむ 夜の 夜の坂道  うわさ 面影 路地あかり 恋は きまぐれ いつだって むなしい愛の 運命(さだめ)にむせぶ 今でも逢いたい ねぇ貴方 一人たたずむ 夜の 夜の坂道
国生み恋歌大沢桃子大沢桃子吹田晴也仲村つばき伊戸のりお淡路国生み 神話の島よ 恋を探しに 来た私 海峡渡れば 花咲き乱れ 夢の里です おのころ島は きっといますね きっといますね 幸せください 私にも  鳴門うず潮 大きく巻けば 浜の千鳥も 歌い出す かわいい目をして 私を見つめ チロリチロチロ 恋歌うたう きっといますね きっといますね 夢でもいいから 会わせてよ  赤い鳥居の おのころさまは 縁(えん)を結ぶと 人は言う 伝説たずねた 私の願い 夢をください 心に夢を きっといますね きっといますね 淡路国生み 恋の島
いのちの漁場平浜ひろし平浜ひろし浜晃一岡千秋伊戸のりお潮が吠えれば 舳先もきしむ 凍てつく空には 雪が飛ぶ 親父ゆずりの 大事な船で ごめが群れ飛ぶ 潮路の果てを うなる波風 怒涛(どとう)を越える 腕は筋金 いのちの漁場  一に潮見で 仕掛けが二番 三四は無くても 五に度胸 海で稼いだ でっかい土産 陸(おか)で手を振る 女房(あいつ)の顔が 俺の宝さ 生きがいなのさ 今日も大漁の いのちの漁場  骨のずいまで しみじみ沁みた 俺(おい)らの根性 見せてやる 寒さしのぎに 冷酒飲んで 荒れてみやがれ 北海嵐 離すものかよ 命の舵は 海が呼んでる いのちの漁場
ラ・シャンソン池田かよこ池田かよこ円香乃合田道人伊戸のりお坂道をのぼってゆく… 目の前は青い空だけ  人は一人で生まれ やがて 一人で死にゆく 長い様な 一瞬を その手に抱きしめながら だから… シャンソン 歌うみたいに生きてみましょうよ 淋しい歌 ときめきの歌 わが人生の歌を ラ・シャンソン ラ・シャンソン 歩いてきた ラ・シャンソン ラ・シャンソン 一筋の道 ラ・シャンソン ラ・シャンソン 感謝込めて 明日も また明日も  いつか愛する人と 永久(とわ)の 別れが来た時 側でずっと 手をにぎり 二人のことを 話そう そして… シャンソン 二人も一度恋をしましょうよ あの日の歌 悦びの歌 想い出の歌を ラ・シャンソン ラ・シャンソン 貴方だけに ラ・シャンソン ラ・シャンソン 精一杯の ラ・シャンソン ラ・シャンソン 愛を込めて 明日も また明日も  ラ・シャンソン ラ・シャンソン 歩いてきた ラ・シャンソン ラ・シャンソン 一筋の道 ラ・シャンソン ラ・シャンソン 感謝込めて 明日も また明日も
男 銀平しぐれ旅川崎修二川崎修二新條カオルすがあきら伊戸のりおやくざ渡世の 出入りには 花と散る気の 度胸旅 鯉名(こいな)の銀平 柄じゃねぇ 恋という字に… つまずいて 今宵思案の あゝ 伊豆の月  お月さん 笑わねぇでおくんなせぇ これが男の 恋慕(こい)なんでしょうかねぇ 胸が… 痛くなるんでござんすョ  草鞋(わらじ)紐解(ひもと)く あてもなく まわし合羽に 三度笠 街道鴉の 行く末は 褥(しとね)まくらの… 枯れ落葉 遠い下田の あゝ 灯(ひ)が恋し  故郷(こきょう)恋しく帰ってみれば このざまだァ 切ったはったの 仁義沙汰 ――これで俺らも あゝ…流れの旅鴉か  はぐれ雁(かり)がね 哭(な)いたとて せめて笑顔の 流れ旅 お市(いち)を頼むと 卯之吉(うのきち)に 言えばしぐれる… 峠道 やけに冷めてぇ あゝ 伊豆の雪
石狩挽歌岩佐美咲岩佐美咲なかにし礼浜圭介伊戸のりお海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボーロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オモタイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボーロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
ああ夢かいどう桐山純一桐山純一峰けい子梶岡澄彦伊戸のりお安芸の宮島 しばらくさらば 俺は男の 旅に出る 暗い世の中 つまずきながら 夜更けの風は かまいたち 目をとじて… 花を咲かせて 雪を降らせた どこにあるのか 俺の出番が 夢を掴むぜ ああ夢かいどう  浪花頓堀り 笑いと涙 尾張 信濃路 芸の道 耐えて忍んで 神木見上げ 強くなれよと 風の声 めぐり行く… 人の情けと 温いひとこと 夜寒に酔えば 胸にしみるぜ 流れ流れて ああ夢かいどう  ひとり行く… 良いも悪いも 受け止めながら 目と目が合えば 心が通う 道はひと筋 ああ夢かいどう
あなた一人の女SASAKI社長SASAKI社長円香乃杉本眞人伊戸のりおI want you アタシを見て I need you 抱きしめて 心も体も そうよ折れるほど 悪い女と 言われてもかまわない 今はあなたを 帰したくない いつか泣いても いつか捨てても かまわない 側にいて 何もいらない 願いはひとつ あなた一人の 女でいたい  I want you その瞳(め)が好き I need you その指が アタシを惑わす 甘いくちびるが ずるい男と そうよ知っているくせに バカね誰にも 渡したくない あなた好みの ルージュを引いて 靴音を 待ち侘びる 何もいらない 願いはひとつ あなた一人に 抱かれていたい  いつか泣いても いつか捨てても かまわない 側にいて 何もいらない 願いはひとつ あなた一人の 女でいたい
男雨みおと英次みおと英次若狭厚酒田稔伊戸のりお寒さしのぎの雨宿り ぐれてひがんだ時もある 思い出すまい昔の事は わかっているだろ お前なら 男涙の裏通り  ひとめ惚れした あの娘には 恋をするよな がらじゃない どうせ幸せ できないものと そっとだまって 手を引いた それが男の恋あかり  明日は小さな灯でも 俺もほしいさぬくもりが いつか会えると わかっちゃいても 負けて愚痴など 言うまいと 誓う男の意地もある
赤城恋しや大江裕大江裕仁井谷俊也原譲二伊戸のりお義理と人情を たすきに掛けて 郷里(くに)を追われた 上州鴉(がらす) 風の吹くまま 気の向くままに 行(ゆ)けば舞い散る 枯れ落葉 赤城恋しや 里恋し  右は越後路 左は木曽路 ここはわかれの 追分宿場(しゅくば) 道に咲いてる こぶしの花が 何処か似ている あの女(ひと)に 赤城恋しや 旅の空  縞(しま)の合羽が しぐれに濡れて 峠越えれば 旅籠(はたご)の灯り 根なし明日(あす)なし 行(ゆ)く宛(あて)なしに 帰る故郷は 遠いけど 赤城恋しや 母恋し
あなたとならば五十川ゆき五十川ゆき内藤綾子西つよし伊戸のりお笑って話せる “もしも”があるなら あなたの愛に もたれてみたい 優しくされたら 淋しい心 抱かれたくなる 女は 赤い葡萄酒に 溺れてユラリ 永遠が今 囁くように 手招きをする 涙たどる 生き方よりも こんなふうに 始まる恋も あなたとならば… 素敵かも  弱音を吐けない 女になってく 傷つく事に 臆病だから 微笑む瞳に 泣きそうになる どうかしている 今夜は 夜空照らしてる タワーのように 同じ温もり こんなに傍に いてくれた人 つらい愛を 生きてるよりも こんなふうに 時を刻むの あなたとならば… わるくない  涙たどる 生き方よりも こんなふうに 始まる恋も あなたとならば… 素敵かも
雨のち虹山内惠介山内惠介森田いづみ水森英夫伊戸のりお降り出した雨のなか ほどけた靴紐 僕は思わず立ち止まる 都会(まち)の片隅  名誉をかけた競争(レース)に 虚しさ抱いて走ってた 深呼吸した僕に 雨の午後が見せる景色  さぁさ 今を切り開いて 未来を描こう まだ見ぬ光 雨空の向こう 自分を信じて 見上げる空は… 雨のち虹  高ければ高いほど 超えてみたくなる 胸の不安や擦り傷も 勲章(あかし)に変えて  誰かの敷いた線路(レール)を 壊して明日に進むんだ 深呼吸した僕に 昨日までと違う景色  さぁさ 雲を切り開いて 未来を描こう 光が射した果てしない空が 優しく微笑む 見上げる空は… 雨のち虹  突然の雨のあと 澄み渡る空に 僕は思わず手を伸ばす 心のままに  濡れてしまった荷物が 乾いた頃に歩こうか 深呼吸した僕に 虹の午後が見せた景色  さぁさ 今を切り開いて 未来を描こう 輝く瞬間(とき)を駆けてゆく僕が この手で創ろう 見上げる空は… 雨のち虹
お酒は楽しく二人酒藤和也藤和也藤和也合田道人伊戸のりお一人暮らしも なれたけど 夕暮れせまれば 思い出す そんな淋(さび)しさ 吹き飛ばす うれしい珍客 来てくれて お酒は楽しく 二人酒  酒のつまみは あるもので 山女魚(やまめ)の塩焼き 香りゆず 畑の宝庫(たから) なす焼きで 昔のあれこれ 話すたび ついだお酒に 涙の環(わ)  笑顔の晩酌(おしきせ) かんぱいと 曲がった背中を 伸ばしたら 苦労くの字も つい忘れ 故里(おくに)の言葉も 飛び出して お酒は楽しく 二人酒
鴨川なさけ塩乃華織塩乃華織たきのえいじ弦哲也伊戸のりお絆結んだ つもりでも ほどく運命(さだめ)の 憎らしさ 焦がれても ああ 焦がれても 背中合わせの 春がゆく あなた恋しい 二年坂 抱いてください 抱いてください 鴨川なさけ  いくら化粧を してみても 辛い心は 隠せない もう一度 ああ もう一度 声を聞かせて 耳元で 涙ばかりが あとを引く かけてください かけてください 鴨川なさけ  比叡(ひえい)おろしの 寒さより 忍ぶ心の やるせなさ 逢いたさに ああ 逢いたさに やせてゆきます この胸が 暦ばかりが 先を行く せめてひと夜(よ)を せめてひと夜を 鴨川なさけ
無言坂前川清前川清市川睦月玉置浩二伊戸のりおあの窓も この窓も 灯がともり 暖かな しあわせが 見える 一つずつ 積み上げた つもりでも いつだって すれ違う 二人 こんな つらい恋 口に出したら 嘘になる 帰りたい 帰れない ここは無言坂 帰りたい 帰れない ひとり日暮坂  あの町も この町も 雨模様 どこへ行く はぐれ犬 ひとり 慰めも 言い訳も いらないわ 答えなら すぐにでも 出せる こんな つらい恋 口を閉ざして 貝になる 許したい 許せない ここは無言坂 許したい 許せない 雨の迷い坂  帰りたい 帰れない ここは無言坂 許したい 許せない 雨の迷い坂 ここは無言坂
風伝おろし西川ひとみ西川ひとみ橋本日出子宮下健治伊戸のりお霧のむこうの 見えない顔は 見たい会いたい 父(とう)さまか 山肌駆けてく 朝霧の 滝の花火に かげゆれる 御伽(おとぎ)・景色か 御浜町(みはま)の風伝おろし  雨も夜露も うとまず受けて 見たい会いたい 父(とう)さまを たずねてここまで 三重の郷 峠・山坂・熊野灘(くまのなだ) うわさください 御浜町(みはま)の風伝おろし  かかる朝霧 あつめて抱けば 見たい会いたい 父(とう)さまの 姿に変わると 風の声 夢があしたへ つづくまち 奇跡待ちます 御浜町(みはま)の風伝おろし
さだめ川一条貫太一条貫太石本美由起船村徹伊戸のりお明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした  二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か  すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次ぎの世までも ついて生きたい 私です
きみまち阪三丘翔太三丘翔太美馬とおる水森英夫伊戸のりお桜前線 追いかけるよに 北から北へ みれん旅 失くした愛が 忘られず 愚図だよね 馬鹿だよね それでも君に 逢いたくて ここは二ツ井町の きみまち阪ヨ  肩を引きよせ 好きだと言える 勇気があれば いいものを 米代川に 風が吹く 愚図だよね 馬鹿だよね それでも君を 追いかけて ここは二ツ井町の きみまち阪ヨ  風の噂は 冷たく憎い あの時僕を 待ってたと 厳しさ耐える 屏風岩 愚図だよね 馬鹿だよね それでも君は いま遠い ここは二ツ井町の きみまち阪ヨ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
命の花黒木美佳黒木美佳田久保真見岡千秋伊戸のりおそっとあわせた 口唇で 心変わりを 知りました 追いかけるほど 逃げてゆく それが恋だと 知ってます… 泣いて泣いて泣いて 涙枯れても 枯れない花は あなたに捧げる 命の花よ  好きな男が 出来たのと 嘘をついても いいですか これで最後に しましょうと 悪い女を 演じます… 泣いて泣いて泣いて 涙そそいで 咲かせた花は あなたを愛する 命の花よ  きっとあなたは ふり向かず 私見捨てて 行くでしょう そうよこんなに 好きだから 足手まといに なれません… 泣いて泣いて泣いて 涙枯れても 枯れない花は あなたに捧げる 命の花よ
おんなの花竹川美子竹川美子高畠じゅん子叶弦大伊戸のりお嵐に何度も 叩かれて あの山 この川 越えました 涙で見上げる 青空は まぶしいくらいの あなたです おんなのすべてを さしだして 花を咲かせる 咲かせる花を 晴れの日雨の日 あなたとふたり 手をとりあえば いつでもしあわせ  背中をかりたり 支えたり ふたりの笑顔に 虹もでる 人生百年 限りある いのちを大事に ゆきましょか おんなの愛情 ひとすじに 花を咲かせる 咲かせる花を 生まれたふるさと 夕日のかなた 母さんここで 生きてく私は  おんなのすべてを さしだして 花を咲かせる 咲かせる花を 晴れの日雨の日 あなたとふたり 手をとりあえば いつでもしあわせ
船方さんよ川中美幸川中美幸門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
愛されたくて小川みすず小川みすず田久保真見浜圭介伊戸のりおこの街は 泥の河 もがくほど 沈みます ちらちらと 街灯り 蛍のようで 手を伸ばす  愛されたいよ 愛されたいよ 誰か私を 見つけてよ 抱きしめて 抱きしめて 泣かせてよ  優しさは 蟻地獄 もがくほど 崩れます さらさらと つかめない 倖せなんて 砂のよう  愛されたいよ 愛されたいよ これが愛かと すがっても 目覚めれば 目覚めれば ひとりきり  愛されたいよ 愛されたいよ 誰か私を 見つけてよ 抱きしめて 抱きしめて 泣かせてよ
雪の渡り鳥一条貫太一条貫太清水みのる陸奥明伊戸のりお合羽からげて 三度笠 どこを塒(ねぐら)の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し  意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている  はらい除(の)けても 降りかゝる 何を恨みの 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(どす) ぬけば白刃に 血の吹雪
高野雨津吹みゆ津吹みゆ原文彦四方章人伊戸のりお軒のこおろぎ 鳴く声やんで ひとり佇(たたず)む 女人堂(にょにんどう) 忘れるために 掌(て)を合わす この掌(て)があなたを 恋しがる むらさき色に 日暮れ けむらせて おんなを泣かす 高野雨  好きと嫌いが 引っぱり合って 心ちぎれる 奥の院 別れの手紙 置いてきた 東京は今では 遠いけど やまあじさいの 朽ちた あかい葉に みれんが宿る 高野雨  ひとり宿坊(しゅくぼう) 枕を抱けば 肩に寒さが 舞い降りる おんなの夢を 噛みころす 心をしとしと 濡らす雨 ひとりで生きる それも 道ですと つぶやくような 高野雨
気がついたら沢竜二沢竜二沢竜二岡千秋伊戸のりお気がついたら この世に生まれてた 気がついたら なぜだか生きていた 気がついたら とっても惚れていた 気がついたら あっさり振られてた 水をやるから 花が咲き 風が吹くから 花が散る どうせ短い 命なら 惚れて振られて 泣くもよし  気がついたら お袋死んでいた 気がついたら 弔う金がない 気がついたら 親父もいなかった 気がついたら 故郷(くに)にも帰れない 泣きっ面には 蜂が刺し 弱り目がくりゃ 祟り目さ ひとりぼっちに なったとき 親の意見が 耳に染みる  水をやるから 花が咲き 風が吹くから 花が散る どうせ短い 命なら 惚れて振られて 泣くもよし
人生街道・ゆめ舞台平浜ひろし平浜ひろし新條カオル四方章人伊戸のりお泣いてくよくよ 暮らすより ここは一番 笑おじゃないか 笑う門(かど)には 福も来る 浮世七坂(ななさか) 七曲(ななまが)り 汗が光るぜ ハッ! 男衆 人生街道 あん あゝ あん ゆめ舞台  生きる証しの 苦労なら 受けて立つ気の 拳を握る どんな時でも 守りたい 二人三脚 恋女房 愛が一輪 ハッ! 女(おなご)衆 人生街道 あん あゝ あん はな舞台  男勝負の 正念場 度胸一番 燃やそじゃないか 風は北風 むかい風 こんな俺でも ついて来る 明日(あす)の誇りだ ハッ! 若い衆 人生街道 あん あゝ あん ゆめ舞台
ふたりだけの艶歌みずき舞みずき舞池田充男徳久広司伊戸のりおわたしが惚(ほ)れた あなた 人生、世わたり 真(ま)っ直(すぐ)で 見た目もやんちゃな あなたです わたしはきょうも あなたの愛に 抱きしめられて 生きている たしかに たしかに 生きているのよ  なみだにもろい わたし 他人を信じて うらぎられ くやしさやつれの わたしです かしこくなって 頑張りますと 一生懸命 生きている たしかに たしかに 生きているのよ  お金にだめな ふたり ひろった仔猫に 鈴つけて しあわせ艶歌な ふたりです 暮らしも部屋も ちいさいけれど 青空みあげ 生きている たしかに たしかに 生きているのよ
東京流れもの三山ひろし三山ひろし永井ひろし不詳伊戸のりお流れ流れて 東京を そぞろ歩きは 軟派でも 心にゃ硬派の 血が通う 花の一匹 人生だ ああ 東京流れもの  夜の暗さに はぐれても 若い一途な 純情は 後生大事に 抱いて行く 浪花節だよ 人生は ああ 東京流れもの  曲りくねった 道だって こうと決めたら まっすぐに 嘘とお世辞の 御時世にゃ いてもいいだろ こんな奴 ああ 東京流れもの
女ひとりの日本海美里里美美里里美みやま清流清水アキラ伊戸のりお人はほんとに 悲しくなると 涙ひとつぶ こぼれない 誰が言ったか 知らないけれど それはほんとね しみじみわかる 窓の向こうは 日本海 なんて寂しい あゝ 海の色  七尾駅から ひとすじ北へ 和倉笠師保 能登鹿島 いくら悔いても 戻れやしない 愛し合ってた あの日にはもう 女ひとりの 日本海 波をかすめて あゝ 飛ぶかもめ  雪を呼びそな 鈍色の空 胸にせつない 虎落笛 持ってうまれた さだめの他に ひとつ願いが 叶うとしたら 海よ荒海 日本海 巡り会わせて あゝ もう一度
だいじなお前え桐山純一桐山純一峰けい子梶岡澄彦伊戸のりお苦労かけたね ゆるしておくれ 口でいえない もどかしさ 大事にするよ これからは 男ロマンを ひきずって 今に今にと おれはいう ああそばにいて いつまでも  長い人生 ふたりで歩く 遠い道のり 泣き笑い 大事にするよ これからは 夢もいのちも ひとつなら この手はなさず 抱きよせて ああしあわせを あたためる  男一匹 一生に一度 愛の歌など 歌ってる 大事にするよ これからは 歌とお前と 同じだけ 好きだ惚れてる 愛してる ああ花が咲く その日まで
あなたの女吉村明紘吉村明紘たかたかし徳久広司伊戸のりお世間のひとは 陰口で 悪いひとだと いうけれど だけど私に やさしいひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ  おまえがそばに いてくれる だから明日も 生きられる いって私を いたわるあなた 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 捧げる女の 女のまごころ  短気はやめて ぜったいに 生きてくことが 下手なひと どこか私に 似ているひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ
夢の中から…あなたが消えてつかさ学つかさ学関乃三恵・補作詩:藤原良大谷明裕伊戸のりお夢の中から あなたが消えて 思い出さえも 遠ざかる 恋にはぐれて 涙になった あの日から 悲しい日々が…  でも今は 何となく あの頃を あの時を 抱きしめて よりそって ひとりぼっちに 馴れそうだから  夢の中から なみだが消えて 面影だけが 消えのこる きっとあなたは どこかでそっと 振りむいて 見ていてくれる…  でも私 もういいの 苦しかった あの日々を 幸せな 思い出に 変えて明日を 覗いてみよう  でも私 もういいの いつの日か あの日々の 思い出を 抱きよせて きっと笑顔に なれそうだから
シャンパン ナイト谷龍介谷龍介麻こよみ大谷明裕伊戸のりお星の数ほど 男と女 運命(うんめい)なのさ 二人の出会い 見下ろす街の灯 寄り添えば グラスの泡が また揺れる じらして じらされ シャンパン ナイト 愛して 愛され シャンパン ナイト 離れたくない 一(いち)秒も 今夜の君は 僕のもの (シュワ シュワ)  君の気持ちに 気づいていたよ 思わせ振りな チラチラ チラ見 潤んだ瞳も 唇も 天使のように 素敵だよ じらして じらされ シャンパン ナイト 愛して 愛され シャンパン ナイト 離れたくない 一いちミリも 今夜の僕は 君のもの (シュワ シュワ)  じらして じらされ シャンパン ナイト 愛して 愛され シャンパン ナイト 離れたくない 一(いち)ミリも 今夜の僕は 君のもの (シュワ シュワ)
あした あした またあした嶺陽子嶺陽子下地亜記子桧原さとし伊戸のりお泣いたり 笑ったり そして迷ったり 私を彩る 想い出たちよ 楽しいだけの 人生なんてないわ つまずきのない 人生なんてないわ 愚かさや失敗を 胸に刻んで まあ いいかと 生きて行く かこ かこ かこ かこ 過去は過去 あした あした あしたに ウッ フッ フッ  世の中 面白く そして不思議よね 別れがあるから やり直せるの 夢見るたびに 淋しさひとつ覚え 出逢いのたびに 優しさひとつ覚え 過ぎた日の足音は 風に伝えて まあ いいかと 忘れてく かこ かこ かこ かこ 過去は過去 あした あした あしたに ウッ フッ フッ  想い出を積み重ね いつも笑顔で まあ いいかと 歩いてく かこ かこ かこ かこ 過去は過去 あした あした あしたに ウッ フッ フッ  かこ かこ かこ かこ 過去は過去 あした あした あしたに ウッ フッ フッ
北海度胸船 ~2019バージョン~椎名佐千子椎名佐千子仁井谷俊也鈴木淳伊戸のりおいのち黒髪 プッツリ切って 女だてらに 初出船(はつでふね) 空から見守る 父ちゃんのヨー かわりに私が 舵(かじ)をとる エンヤエンヤコラ 朝焼けの 海よ荒れるなヨー 北海度胸船  父娘(おやこ)二代の 漁師を継げば 浜じゃ噂の 親孝行 可愛い弟の 為だもの 鱗(ウロコ)にまみれて 網を引く エンヤエンヤコラ 海鳥よ 邪魔だどいてなヨー 北海度胸船  沖の天気は 気まぐれだから きっと心配 してるだろ 母ちゃん待ってて 大漁のヨー 魚を土産に 帰るから エンヤエンヤコラ 漁港(みなと)へと 波を蹴ちらすヨー 北海度胸船
千年駅松阪ゆうき松阪ゆうき渡辺なつみ浜圭介伊戸のりお津軽恋しや もうすぐ春が 白い雪んこ 溶けるころだよ  お岩木山に 積もった雪が りんごの花に 姿変えたよ ひだまりに 寄り添うように 笑うあなたが 春になる 結ばれて 嬉しかったよ もう一度 逢いたかったよ 愛千年 風よ伝えて この愛は この愛は 消したりしないと  降り立つ駅は 待つ人もない 津軽を駈ける 風の音だけ それでいい 心と話す 時が一時(いっとき) あればいい 忘れたり 出来なかったよ 残されて 寂(さみ)しかったよ 愛千年 今もあなたが 恋しいと 恋しいと 伝えに来ました  結ばれて 嬉しかったよ その全て 愛しかったよ 愛千年 風よ伝えて この愛は この愛は 消したりしないと この愛は この愛は 消したりしないと
ヨイトマケの唄氷川きよし氷川きよし美輪明宏美輪明宏伊戸のりお父ちゃんの為なら エンヤコラ 母ちゃんの為なら エンヤコラ も一つおまけに エンヤコラ  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 工事現場の ひる休み たばこふかして 目を閉じりゃ 聞こえてくるよ あの唄が 働く土方の あの唄が 貧しい土方の あの唄が  子供の頃に 小学校で ヨイトマケの子供 きたない子供 と いじめぬかれて はやされて くやし涙に くれながら 泣いて 帰った道すがら 母ちゃんの働くとこを見た 母ちゃんの働くとこを見た  姉さんかむりで 泥にまみれて 日に灼けながら 汗を流して 男にまじって 綱を引き 天に向って 声あげて 力の限り 唄ってた 母ちゃんの働くとこを見た 母ちゃんの働くとこを見た  慰めてもらおう 抱いてもらおうと 息をはずませ 帰ってはきたが 母ちゃんの姿 みたときに 泣いた涙も 忘れはて 帰っていったよ学校へ 勉強するよ と 言いながら 勉強するよ と 言いながら  あれから何年 たった事だろ 高校も出たし 大学も出た 今じゃ機械の 世の中で おまけに僕は エンジニア 苦労 苦労で 死んでった 母ちゃん見てくれ この姿 母ちゃん見てくれ この姿  何度か僕も ぐれかけたけど やくざな道は ふまずにすんだ どんなきれいな唄よりも どんなきれいな声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一  今も聞こえる ヨイトマケの唄 今も聞こえる あの子守唄 父ちゃんの為なら エンヤコラ 子供の為なら エンヤコラ
望郷酒場氷川きよし氷川きよし里村龍一櫻田誠一伊戸のりおおやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイー  田舎なれども サーエー 南部の国は ヨー  風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の顔が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイー  酒に溺れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイー
恋した人だから西川ひとみ西川ひとみ万城たかし宮下健治伊戸のりおさよならするのは つらいけど いつかはきっと また逢える 淋しくなったら 夜空の星と 思い出っぱ かき集めるの だってだって だってあなたは 恋した人だから  幸せだったわ ほんとなの 未練がひとつ 置きみやげ も一度あなたに 逢うそのときは 素直でかわい い子で待つわ だってだって だってあなたは 恋した人だから  どんなに離れて くらしても あなたの噂 聞くでしょね 思いはちかくて 心はとおい 忘れたはずでも 忘れちゃいない だってだって だってあなたは 恋した人だから
黄昏挽歌深谷次郎深谷次郎いちせともひこ・揃弦三長谷川ひろのぶ伊戸のりおこの一杯で このボトル 空(あ)いちゃうけれど 追加のキープは 要(い)らないよ 明日(あした)のうちに 部屋を越すので そうするよ いつもはふたり 迷惑かけて ばかりだね 昨日の夜明け 二人だけで 結論(わかれ)を決めました 今頃あいつは 最終電車の音の中 マスター 今迄ありがとう 近くに来たら また顔出すね 思い出詰まった 店だもの‥店だもの  マイク持つと あの十八番(おはこ) 今日はやめるよ 今夜はじんじと 飲ませてよ 明日(あした)のうちに 町を出るので そうするよ 独りの時って 殆んどなかった 寂しいさ 昨日の夜明け 二人だけで 結論(わかれ)を決めました 今頃あいつは 最終電車の音の中 マスター 色々ありがとう 暇が出来たら また顔出すね わがまま置いてく 店だもの‥店だもの  マスター 涙をありがとう 思い出したら また顔出すね 温もり刻んだ 店だもの‥店だもの
愛したままで杉浦大杉浦大小川麗子大高徹伊戸のりお好きさ おまえが好きさ せめて笑顔 見せて つらいのは同じさ 最後の夜だよ… やれなかったね指輪 やれなかったね夢 嘘になってく 嘘になってく 出逢いも誓いも テナーも切ない 夜更けのクラブ  抱けば 折れそうな肩を 抱いて踊る フロア 見つめ合い頬よせ ラストの曲まで… ミラーボールに映る 想い出甘い恋 離れたくない 離したくない 今夜はこのまま おまえの優しさ 忘れはしないよ  こんな 私のために 夢を捨てないでと 水割りのグラスを ゆらして泣いてた… 指の先まで惚れて 胸の中まで傷 愛したままで 愛したままで 別れてゆくけど ふたたび逢える日 祈ってさよなら  
風のゆりかご森川つくし森川つくし仁井谷俊也徳久広司伊戸のりおあなたとふたり 旅にでたい 地図にも載(の)らない 遥かな町へ 生まれたばかりの ちいさな愛を 心の鞄(カバン)に 大事にしまって 季節という名の ゆりかごに ゆらりゆられて… 信じあうやさしさ 思いやり 風の中で 確かめあいたい  あなたとふたり 夢をみたい 着飾る言葉も 昨日も忘れ やすらぐその腕 頬を埋(うず)めて 微笑み浮かべて 眠りにつきたい 涙という河 越えてゆく そんな夜にも… かよいあう心の ぬくもりが 明日(あす)に生きる 勇気をくれるわ  季節という名の ゆりかごに ゆらりゆられて… 信じあうやさしさ 思いやり 風の中で 確かめあいたい
泣けてきちゃった立樹みか立樹みか土田有紀花笠薫伊戸のりお帰り支度の 横顔が いつでも他人に なるあなた 詫びる事より 言い訳よりも 嫌いにさせて ほしいのに 捨てて行くなら 優しさなんて… ああ 泣けてきちゃった 淋しくて  なぜか素直に なれなくて なんでもいいのよ その理由は 時計ばかりに 目をやるあなた ごめんなさいと 雨の中 駆けて行きたい 行けない私… ああ 泣けてきちゃった くやしくて  数え切れない いいところ どうしてあんなに 責めたのか みんな忘れて ゆるしてあなた 夢で抱かれて すがりつく 生きる別れる どちらもつらい… ああ 泣けてきちゃった 今日もまた
たわむれのエチュード氷川きよし氷川きよし松井五郎水森英夫伊戸のりお翳(かげ)りの月に 身を隠し 思わずふれた 指の先  忍んで逢えば そこからは 煩(わずら)う恋に なりますか  じきに三叉路 どこへ行く あなたがあなたが 欲しいのに  まだ花は咲かない まだ夢に戸惑(とまど)い さみしさも 微笑みも たわむれのエチュード  見えない糸を 手繰りよせ 結び目ばかり 作ってる  いつでもほどく 覚悟だけ ひとりで持って いればいい  戻る道など とうにない 心を心を 決めなくちゃ  まだ花は咲かない まだ夢に彷徨(さまよ)い 幸せも哀しみも たわむれのエチュード  いつか花が咲くまで ただ夢に彷徨(さまよ)い さみしさも 微笑みも たわむれのエチュード
ヨウソローMr.中村半次郎Mr.中村半次郎鎌崎海山東天晴伊戸のりお(台詞)板子一枚下は、地獄。 人情紙風船と他人は申します。 忍の一字は誠の一字。 私、誠の道を参ります。  倖せ薄い星をもち すねた心に おのれが負ける 人の情けは 黙って受けろ もらって喜ぶ頃もある 与えて喜ぶ時も来る ヨウソロー ヨウソロー 俺の道  涙に濡れる恋灯 糸にもつれる 五尺の身体 当たって砕けて もともとさ 汗と涙の血が光る 俺の支えは お前だけ ヨウソロー ヨウソロー 俺の道  乳母日傘(おんばひがさ)の叔母が言う 一文無しでも 心は売るな おのれの為の喧嘩はよしな 人に尽くして 花が咲く 何時かお前も 実が熟れる ヨウソロー ヨウソロー 俺の道
酔い雀谷龍介谷龍介木下龍太郎岡千秋伊戸のりお匂いだけでも 酔ったのに 別れて知った 酒の味 肌寂しさに 止まり木で 今夜もひとり 酔い雀 ああ 帰りたくない あなたの居ない あの部屋は  壁の短冊 品書きは あなたの好きな ものばかり 男の夢を あれこれと 聞かせてくれた 差し向い ああ 帰りたくない ひとりにゃ広い あの部屋は  店が暖簾を 仕舞い込む 合図はいつも 終電車 木枯らし走る こんな夜は 添い寝が恋し 酔い雀 ああ 帰りたくない 明かりも寒い あの部屋は
男の夕陽宍戸マサル宍戸マサルやしろよう大谷明裕伊戸のりお男はおろかな 旅人さ 地図にはない夢 追いたがる 女は哀しい 旅人さ 心の迷路で 立ち尽くす どんなに遠く 離れていても 独りにしない 泣かせはしない あぁ終着駅には ただおまえが おまえが いればいい  男は汽笛を 聞きながら 夕陽の彼方を 見つめてた 女は男の 肩越しに 二人の朝陽を 探してた どんなに暗く 果てない道も 傷つきながら さすらいながら あぁ終着駅には ただおまえが おまえが いればいい  どんなに暗く 果てない道も 傷つきながら さすらいながら あぁ終着駅には ただおまえが おまえが いればいい
ためらいの秋島倉千代子島倉千代子来生えつこ来生たかお伊戸のりお秋は恋の 影の部分が 少し浮き立ち しのび寄る季節 長く伸びた 木立の影に 記憶いくつも ひとり歩きする いとしいけど 過ぎたことだと 言い聞かせて 陽ざしを選ぶ 自由という名の さよならを 私いつも 投げかけてきた 自由を貫くため いくつ 未練悔いなく 風に散らしたか  青い炎 時にざわめく 悪い季節ね 秋はいつだって 枯れ葉の中 思い出も舞う ため息さえ 気づかず深く 愛したひとの 面影さえ 急に襲い 立ち止まるけど 愛した 日々の重なりなら 今も心を 揺るがせてくけど  自由という名の さよならを いつも選んだ 私 悔いはない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
花巻夫婦旅木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりおひと目惚れして 一緒になって 山あり谷あり 夫婦道 やっと暮らしも 人並みに おまえとはじめて ふたり旅 みちのく 花巻 釜(かま)淵(ぶち)の滝 笑顔せせらぎ 水しぶき  いつもおまえを 頼りにしてた 今日まで苦労の かけ通し 二人きりなら テレくさい 二泊(ふたはく)三日(みっか)の ふたり旅 湯煙 花巻 湯の宿灯り 差しつ差されつ 差し向かい  泣いて笑って これから先は ゆっくり行こうか 夫婦道 いつか人生 折り返し おまえとはじめて ふたり旅 みちのく 花巻 真ん丸月夜 窓に寄り添う 影ふたつ
ふたりのギターパク・ジュニョンパク・ジュニョン友利歩未浜圭介伊戸のりおお客の帰った 店の奥 あなたのギターを 聴いている なんにも言わない この人の 今夜のギターは 泣いていた 冷たい夜の 真ん中で どうにもならない ことばかり あなたの奏でる 悲しみを ぬぐってあげたい 夜だった  見る夢見る夢 消えてゆく ひとつもいいこと ないけれど 心と心を かさねれば 少しはからだも あったまる ふたりはどこか 似ているの おんなじにおいが しているの あなたの爪弾(つまび)く メロディーを 愛しく思った 夜だった 
愛別離三船和子三船和子下北沢哲伊藤雪彦伊戸のりお旅ににげだす 女の胸に 涙があふれる 夜明け前 どうかしたかと 鳴る汽笛 未練がとなりで 肩ゆする カスマプゲ カスマプゲ あなたを忘れる 愛別離  買った切符に 運命をまかせ 当てなく釜山 あとにした 夢と暮らした 一年が あなたに負担を かけさせた カスマプゲ カスマプゲ 女のわがまま 愛別離  苦労一ツの 手荷物だけど 一緒に運んで くれる人 きっといるはず 逢えるはず 途中で下車した 港町 カスマプゲ カスマプゲ あなたを忘れる 愛別離 
津軽慕情(民謡調お囃子入り)山本謙司山本謙司平山忠夫遠藤実伊戸のりお(ハイ ハイ) (ラッセーラー ラッセーラー ラッセーラー ラッセーラー) 北へ流れる (ハーヨーイトナ) あの雲が (ハ ヨーイショ) 津軽野(の)づらで 雪になる (ラッセーラー ラッセーラー) 俺の分まで 働き終えて (ハイ) 親父いまごろ 囲炉裏酒(いろりざけ) (ハイハイ) ああ 帰りたい 帰れない (ハーラッセーラー) 酔えば恋しい (ハイハイ) イヤーイー ふる里が (ハーヨーイショヨイショ) (ラッセーラー ラッセーラー) 背中まるめて おふくろが 榾火(ほたび)もやして 夜業(よなべ)する 俺の野良着(のらぎ)を また縫いながら 待っているとの 夢便り ああ 帰りたい 帰れない 唄でしのぼか イヤーイー ふる里を 手豆(てまめ)こらえた 山仕事 遠い町から 思い出す わたし津軽で 暮らすと言った 幼馴染(おさななじみ)は どうしてる ああ 帰りたい 帰れない 想い届けよ イヤーイー ふる里へ
海の恋女房美月優美月優原文彦大船わたる伊戸のりお海があんたの 仕事場ならば 浜で待つのが わたしの仕事 網を御神酒(おみき)で 清めたら あとは写真を 腹に巻き 行ってらっしゃい 荒くれ海へ 夢を追いかけ 追いかけて 暴れておいで  強さ譲らぬ あんただけれど いのち分け目の 漁場はひとり 波は噛みつき 風は哭(な)き 沖は寒かろ 辛かろう できるものなら 鴎になって 網を捲(ま)きたや 捲きたや あんたとふたり  風にたなびく 大漁旗を 陸(おか)で見つけて かけてく港 熱いお酒と この腕で あとは温めて あげましょう 揺れる板子で あんたが笑う 踊る銀鱗(ぎんりん) 銀鱗(ぎんりん) お帰りあんた
なみだ坂立樹みか立樹みか森田圭悟岡千秋伊戸のりおゆるむ指輪を 右手で隠し つらくないわと 首をふる そうよ あんたと この坂を 越えてしあわせ 見えるまで… わたしの背丈が 足らぬとき 背中(せな)におぶって なみだ坂  欠けた月さえ 呼び名を変えて 元のかたちに 戻るのね そうよ そうなの 二人して いつかぬくもり つかむまで… 手と手に絆を 絡ませて 後に先にと なみだ坂  どんな花でも 一度は咲くと 冬のとなりで 春がいう そうよ あんたと この坂を 越えてあしたに 出逢うまで… 一つや二つの つまずきも 耐えてみせます なみだ坂
あゝ常夜燈船水ひろし船水ひろし天馬良天馬良伊戸のりお津島半島 下北半島 仲を取り持つ 陸奥の湾 今は遥かな そのむかし 金波銀波の 波乗り越えて 千石船が きた港 忍ぶ面影 あゝ常夜燈  出船入船 また来る船の 無事を祈った 幾歳に 咲いた恋路の 船もあろう 祇園囃子に 名残りの謡(うた)を 癒やしと積んで その宵に 別れ惜しんだ あゝ常夜燈  古商湊に 残してくれた 香る文化の その灯り 夢も新たに この海を 明日へ漕ぎ出す みちのく丸に 歓喜と告げて いるような 野辺地湊の あゝ常夜燈
逢うときは他人同士で長山洋子・南郷孝長山洋子・南郷孝川北修司南郷孝伊戸のりお髪を変えたね 似合うよ「ヨウコ」 「タカシ」痩せたわ 気になるの 久し振りだね 二人の時間 別れて三年 めぐり逢い 優しさだけは 変わらないわね もう一度 暮らそうか いいじゃない このままで 逢うときは いつだって 他人同士で  ひとり暮らしも 気楽でいいさ 若くないのよ いつまでも 雨になったね あの日のように 時間が心が 戻ってく 強がりだけは 変わらないわね いい人は できたのか いいじゃない そんなこと 逢うときは いつだって 他人同士で  抱き締めないで 心が揺れる あの頃に 戻れたら いいじゃない このままで 逢うときは いつだって 他人同士で
恋おんな村上かず子村上かず子仲村つばき仲村つばき伊戸のりお女心を 一色(ひといろ)に 染めてください あなたの色に 赤い縁(えにし)の 運命(さだめ)の色は 夢を下さい 愛を下さい 恋おんな…  切れた鼻緒を すげるよに きっと幸せ 掴めるように めぐり逢えたの 運命(さだめ)の人に 私待ちます 信じます 夢を重ねて 愛を重ねて 恋おんな…  何もいらない 迷わない 悔いはしません あなたとならば 命ひとつの 運命(さだめ)の花よ 春を迎えて 散りたいの 夢を咲かせて 愛を咲かせて 恋おんな…
瀬口侑希瀬口侑希海老原秀元櫻田誠一伊戸のりお裏切りと 言いません あなたを責める 気はないわ 傷痕(きずあと)を 曳きずれば 恋の痛みが 消えますか 寒い 寒いこころに 矢を放て… 月は 月は弓張り 冬岬  人はなぜ 愛に泣く 無常の夢と 知りながら 花はなぜ 冬に咲く これが運命(さだめ)と ほほえんで 呑めば 呑めば未練が 酔いどれて… 暗い 暗い酒場で 嗤(わら)ってる  さよならは 言いません 答えはきっと 出てくるわ 西風に さすらえば 許す灯りが 見えますか 凍る 凍るこころに 矢を放て… 月は 月は弓張り 冬岬
かもめよ泣かないで大空亜由美大空亜由美結城忍徳久広司伊戸のりお夏も終わって こころ冷たい秋が来て かもめよ お前も 戻って来たの それなのに それなのに あの人は 思い出残して 行ったまま 帰って来ない 愛を知り恋をして 身を割く 思いが残るだけ… 涙で終わる 涙で終わる 哀しい女にさせないで  はるか波間に 浮かぶ小枝と遊んでる かもめよ お前は 寂(さび)しくないの この胸に この胸に まだ残る みれんな炎が 消えないで 辛さが燃える この指が唇が あなたの 全てを覚えてる… 恨んで終わる 恨んで終わる 哀しい女にさせないで  いつまでも いつまでも 待てるけど ひとりは寂(さび)しく 辛すぎる 明日(あした)があれば 信じてる信じたい 無理だと わかっているけれど… 夢見て終わる 夢見て終わる 哀しい女にさせないで
女がひとり奥山えいじ奥山えいじ槙桜子伊藤雪彦伊戸のりお酔えば過去(むかし)が うずくのよ 飲まなきゃ明日(あす)が 来ないのよ 仙台 国分町(ぶんちょう) ネオンの杜(もり)には 止まり木さがして 止まり木さがして …さすらう女  化粧落として 洗い髪 なじみの湯宿 終(しま)い風呂 銀山 ガス灯 もたれて携帯(スマホ)の 消去(け)せない写真を 消去(け)せない写真を …見つめる女  指と指とを からめても かりそめなのね 港町 釜石 時雨れて 汽笛がないてる ため息まじりに ため息まじりに …飲んでる女  酒場暮らしの 私にも 命をかけた 男(ひと)がいた 会津の夜桜 舞い散る裏町 似ている背中に 似ている背中に …振りむく女  夜の名前は 捨てましょか 生まれた町は ここだもの ゆりかごみたいな 三日月みあげて 故郷(ふるさと)みちのく 故郷(ふるさと)みちのく …女がひとり …女がひとり
順子の夜パク・ジュニョンパク・ジュニョン石原信一浜圭介伊戸のりお泣いてあいつを 忘れるまで 隣の席で つきあうさ いつもの癖だね 夜更けの電話で またふられて 飲んでいると 今もおまえの 甘え癖が あの日別れた はずなのに 酔いにまかせて じゃれてみたり 放っておけない 女だね ああ ああ 哀しいね 順子の夜  星の数ほど 男はいて 不自由なんて しないわと うそぶくおまえは ほんとは純情 器用な真似 できやしない 今も悩ます 甘え癖が 他人同士の はずなのに 涙ぐんでは ごめんなんて 離れられない 今夜だね ああ ああ せつないね 順子の夜  今もおまえの 甘え癖が あの日別れた はずなのに 酔いにまかせて じゃれてみたり 放っておけない 女だね ああ ああ 哀しいね 順子の夜 順子の夜
涙の最終便秋山涼子秋山涼子米津信久松井義久伊戸のりお海峡渡る 冷たい雨に 心凍てつく 北航路 風邪をひくよと 傘差しかけた あの日のあなたは もういない ふるさとへ ひとり帰ります 涙の最終便  別れも言えず 逃れるように 夜のフェリーに 乗りました 辛い恋から 身を引くことが 悲しい女の さだめです さよならと カモメ伝えてよ 涙の最終便  霧笛が泣いて 忘れるはずの 愛の思い出 呼び戻す 見てはいけない 二人の夢は 指輪と一緒に 沈めます ふるさとへ ひとり帰ります 涙の最終便
加茂の流れに西方裕之西方裕之南こうせつ南こうせつ伊戸のりおやさしい雨の 祇園町 加茂の流れにうつる あなたの姿 あれは 初めての恋 見つめ合う 見つめ合う瞳 あなたとふたり  おぼろ月夜の 清水で 初めてふれたあなたの 白い指 あれは はかない約束 涙に 涙にぬれた あなたとふたり  桜散る散る あらしやま 何も言わずに別れて あなたはどこへ あれは 去年の今頃 想いは 想いはつのる あなたとふたり
ちゃんちき小町川中美幸川中美幸ゆうじ誠石田光輝伊戸のりおきりり 美形(いなせ)な 兄貴(あに)さんに あたしちょっぴり はひふへほの字 小袖ふりふり 裾などみだし そっと 付け文 お渡し しよか 夜ふけこっそり 水天宮で お百度 踏みましょ 賽銭チャラリ  夢はふくらむ おぼろ月 小指からませ さしすせそっと なんて お色気 わたしにゃ むりね あたし せっかち ちゃんちき小町 すぐに 今すぐ 早駕籠 お茶屋 ああらら ひじ鉄 痛いよパッチン  あたしゃ ちゃんちき 江戸小町 胸の炎は まみむめもえる めんどくさいね 色恋沙汰は ええい ストトン とびつきましょか 星の数ほど おとこはいるし 草津のお湯でも 惚れた病は こりゃ 直りゃせぬ
純粋エゴイストチャン・ウンスクチャン・ウンスク田久保真見田尾将実伊戸のりおあなたがもっと 悪い人なら良かった 私をもっと 傷つけてくれたら良かった 倖せに 慣れていない女は 優しすぎる人が 嘘つきに見える  赤いワインを 胸にこぼせば こころの傷が 血をながす  私エゴイストなの 強がりだけが 自分を守る 生き方だから 私エゴイストなの 哀しいけれど 素直になんて 今さらなれない  私がもっと 甘えられたら良かった あなたにもっと 淋しいと言えたら良かった 倖せを 信じられない女は 綺麗すぎる夢を こわしたくなるの  ずっとひとりで 生きてきたから ふたりになんて なれないわ  私エゴイストなの さよならだけが 自分を守る 生き方だから 私エゴイストなの 愛してるから 捨てられるより 捨てる方がいい  私エゴイストなの 強がりだけが 自分を守る 生き方だから 私エゴイストなの 哀しいけれど 素直になんて 今さらなれない
五番街のマリーへ天童よしみ天童よしみ阿久悠都倉俊一伊戸のりお五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
最上川慕情鈴木りえ鈴木りえ志賀大介増田空人伊戸のりお恋の左沢(あてらざわ) 情けの酒田 女ごころの 紅花のせて 船はヨヤサの 六十里 碁点(ごてん)・三(みが)の瀬(せ)・隼(はやぶさ)で 泣かぬ船頭の 眼が濡れる ヨヤサノマカセの 最上川  波の瀬の背に 涙がほろり あの娘(こ)恋しや 達者でいるか  日かげ育ちはよ 日向に弱い 袂ふるから この岸辺まで はんこたんなを 投げてくれ 春の七草 ほとけのざ 秋の七草 ひがんばな ヨヤサノマカセの 最上川  噂ひとつもよ 届かぬままに 風にめくれて こよみが細る 今日も万場で 袖絞る 窓を開ければ ひらた舟 明日を夢見て 棹をさす ヨヤサノマカセの 最上川
ダチ~友達~桂木龍桂木龍桂木龍三輪ひろし伊戸のりお久し振りだと 握る手に 向き合う二人 目に涙 屋台のおでんで 飲む酒が やけに腑(はらわた) 沁みてくる 思い出話で 自慢気に 「また、逢いたいなア…」 男同士(おとこ)って いいもんだ 友達(ダチ)はやっぱり いいもんだ  幼なじみに 逢いたくて 高鳴る胸が 熱くなる 瞼を瞑(つむ)れば しみじみと 生まれ育った 故郷(ふるさと)の 賑わう祭の 笛太鼓 「また、逢いたいなア…」 男同士(おとこ)って いいもんだ 友達(ダチ)はやっぱり いいもんだ  二人朝まで 語っても 物足りなさに じれったさ また逢う日までと 言いながら 別れ間際に 振り向けば 目と目で語って うなずいた 「また、逢いたいなア…」 男同士(おとこ)って いいもんだ 友達(ダチ)はやっぱり いいもんだ
別れの朝天童よしみ天童よしみなかにし礼UDO JURGENS伊戸のりお別れの朝 ふたりは さめた紅茶 のみほし さようならの くちづけ わらいながら 交わした  別れの朝 ふたりは 白いドアを 開いて 駅につづく 小怪を 何も言わず 歩いた  言わないで なぐさめは 涙をさそうから 触れないで この指に 心が乱れるから  やがて汽車は 出てゆき 一人残る 私は ちぎれるほど 手をふる あなたの目を見ていた  言わないで なぐさめは 涙をさそうから 触れないで この指に 心が乱れるから  やがて汽車は 出てゆき 一人残る 私は ちぎれるほど 手をふる あなたの目を見ていた  あなたの目を見ていた
鬼太郎大山音頭桂木龍桂木龍桂木龍三輪ひろし伊戸のりおえ~の えの~ 輪になって踊ろう (アッ!ソ~リャ) 一つ、日の本神の国 (ヨイショ!) 二つ、故郷大山で (ドッコイ!) 三つ、皆様!踊りましょう そ~りゃ そ~りゃ そ~りゃ 鬼太郎大山音頭です  生まれ育ちも山陰の (ヨイショ!) 緑豊かな大山と (ドッコイ!) 海の恵みの日本海 神話の国と評された 歴史の重さ胸に秘め 合掌礼する大山寺 (目玉おやじは湯 (皆生) に浸かり ねずみ男はカニ喰って寝てる) 御来屋漁港 隠岐の島 後醍醐様もこの土地で 日本の歴史を 変えたとさ 温もり感じる故郷よ (ゲゲゲのゲ) 「おい!鬼太郎!いいとこじゃのう!」  え~の えの~ 輪になって踊ろう(アッ!ソ~リャ) 一つ、日の本神の国(ヨイショ!) 二つ、故郷大山で(ドッコイ!) 三つ、皆様!踊りましょう そ~りゃ そ~りゃ そ~りゃ 鬼太郎大山音頭です  浮世荒波何のその (ヨイショ!) 受けた命を大切に (ドッコイ!) 明日の光明希望(ゆめ)に持ち 御時世嫌で泣く時も 下駄で砂蹴る弓ヶ浜 ホタル灯眺める美保関(みほのせき) (一反もめんに猫娘 妖怪達も健やか集う) 背中(せな)には中海(なかうみ) 米子城 ドジョウすくって安来節 時代を刻んだ この街で 幸せ感じる故郷よ (ゲゲゲのゲ) 「おい!鬼太郎!いいとこじゃのう!」  アッそれ鬼太郎!大山! (大山!大山!) 音頭です~ (ゲゲゲのゲ) 「ハァ~、極楽!極楽!」
おきあがりこぼし森川つくし森川つくし松井由利夫杜奏太朗伊戸のりおいつまでめそめそ してたらあかん あんたはえくぼが 売りもんや 水に映した ネオンの花は すくえばくずれる 夢の花 恋の涙は 道頓堀に 捨ててすっきり 出直しや  怪我してはじめて 痛みが分かる 女はそのたび 強くなる 人の一生 八百八橋 おもろいしんどい いろいろや 影を引きずりゃ 躓き転ぶ なにはなくても 明日がある  泣くだけ泣いたら たこ焼き買うて 南へぼちぼち くりだそか 幼なじみの 通天閣の 灯りを浴びたら またひとつ 他の新世界(せかい)も 見えるやないか 月も十六夜 恵比須顔
テネシーワルツ三山ひろし三山ひろしPee Wee King・Redd Stewart・日本語詞:和田寿三Pee Wee King・Redd Stewart伊戸のりおI was waltzing with my darlin' To the Tennessee waltz When an old friend I happened to see I introduced her to my loved one And while they were waltzing My friend stole my sweetheart from me  さりにし夢 あの テネシーワルツ なつかし愛の唄 面影しのんで 今宵もうたう うるわし テネシーワルツ  I remember the night And the Tennessee waltz Now I know just how much I have lost Yes, I lost my little darlin' The night they were playing The beautiful Tennessee waltz
東京砂漠市川由紀乃市川由紀乃吉田旺内山田洋伊戸のりお空が哭(な)いてる 煤(すす)け汚されて ひとはやさしさを どこに棄(す)ててきたの だけどわたしは 好きよこの都会(まち)が 肩を寄せあえる あなた…あなたがいる あなたの傍(そば)で ああ 暮らせるならば つらくはないわ この東京砂漠 あなたがいれば ああ うつむかないで 歩いて行ける この東京砂漠  ビルの谷間の 川は流れない ひとの波だけが 黒く流れて行く あなた…あなたに めぐり逢うまでは そうよこの都会(まち)を 逃げていきたかった あなたの愛に ああ つかまりながら しあわせなのよ この東京砂漠 あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠  あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠 あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠  あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠 あなたがいれば ああ あなたがいれば 陽はまた昇る この東京砂漠
くれない水仙小桜舞子小桜舞子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお愛だけに 生きてゆけたら こんなにも こんなにも 苦しまないわ おんな…ひと彩 くれない水仙 逢いたい逢えない せつなさが 人恋う涙を 教えたの  この肌に 触れた指先 忘れない 忘れない 一夜の愛を こころ…赫々 くれない水仙 女は一度 罪の道 越えたら昨日に 戻れない  何ゆえに 世間気にする この世には この世には あなたとふたり おんな…一途の くれない水仙 私は死ねます この恋に あなたは生命を くれますか
津軽のワルツ山本謙司山本謙司円香乃新倉武伊戸のりお黙ってオヤジが 酒を足す ストーブ やかん 湯気の音 今夜はヤケに しばれるなぁ 黙ってオラは 酒を呑む 熱いのひとつ またひとつ 「なんも なんも…」  淋しかないとは 言わないが 娘の笑顔 まるい顔 母ちゃんゆずり めんこいなぁ 元気でいれば それでいい 写真にポロリ ついポロリ 「なんも なんも…」  夜空がきれいな こんな夜は ヨウホイ 津軽 りんご節 流行(はやり)の波に 負けるなよ 自慢の唄を 聴かせろや 死ぬまで一度 もう一度 「なんも なんも…」
白神山地~恋の果てに~美咲有里美咲有里田島隆夫阿津坂貴和伊戸のりお聞こえて来るの 耳元に 別れのことば 山を越え あなたを追いかけ 五能線 辿る十二湖 影もない 逢いたい逢いたい あなたは何処よ 白神山地に 陽が落ちる  必ずここに いるはずよ 思い出深い 神様(かみ)の山 ふたりを逢わせて くれた滝 肩に冷たく 降りかかる 逢いたい逢いたい あなたは何処よ 白神山地は 冬まぢか  月より遠い ブナの道 届かぬ想い 風に泣く あなたを探して 森の中 信じられない 恋の果て 逢いたい逢いたい あなたは何処よ 白神山地に 雪が降る
ナツユキソウ氷川きよし氷川きよしたかたかし四方章人伊戸のりお倖せになるための 涙であったら 仲良くいっしょに くらせばいいよ ナツユキソウは 白い花 おまえのような やさしい花さ 生きてくことにまけそうな そんな日は 泣きなさい 泣きなさい 守ってあげるよ そっと、おまえを…  さわやかな風が吹く 五月の街には 緑がまぶしい 光のシャワー ナツユキソウは 白い花 おまえのような 可憐な花さ 生きてくことに迷ったら 立ちどまり 泣きなさい 泣きなさい 守ってあげるよ きっと、おまえを…  朝(あした)にはまた星くずが 涙とわかれて 東の空から また陽が昇る ナツユキソウは 白い花 おまえのような 健気な花さ 生きてくことに少しだけ つかれたら 泣きなさい 泣きなさい 守ってあげるよ ずっと、おまえを…
愛の灯長山洋子長山洋子鈴木紀代桧原さとし伊戸のりお悔しかったのね つらかったのね あなたの涙を 初めて見たわ 世間の誰もが 背を向けたって 私迷わず ついて行く 愛の灯(ともしび) くれた男(ひと) いつまでも どこまでも 命の果てまで ついて行く  死ぬの生きるのと 困らせたけど 大きな心で すくってくれた あなたのその眸(め)は 変わっちゃいない 遠い幸せ 信じてる 愛の灯(ともしび) 赤々と いつまでも どこまでも この胸いっぱい 信じてる  長い道のりも ふたりで行けば 春夏秋冬(はるなつあきふゆ) あたたかくなる あなたの明日(あした)は 私の明日(あした) 何もいらない 女です 愛の灯(ともしび) あればいい いつまでも どこまでも 私はあなたの 女です
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
つよがり芝居塩乃華織塩乃華織円香乃キダ・タロー伊戸のりおいいわ そういうつもりなら 好きにするわよ これからは 馴染みのお店も できたのよ 恋も遊びも よりどりみどり どうして どうして どうして…わかってくれないの どうして どうして どうして…つよがり言わせるの 可愛い女で いたいのに あなたやっぱり 罪作り  いいわ そういうつもりなら 涙なんかは 流さない ちょっとやそっとで 流したら 足りはしないわ 涙の数が ダメなの ダメなの ダメなの…嫌いになれないの ダメなの ダメなの ダメなの…つよがり言わせても 雨でも晴れでも 待つだけね あなたほんとは やさしいの  どうして どうして どうして…わかってくれないの どうして どうして どうして…つよがり言わせるの 可愛い女で いたいのに あなたやっぱり 罪作り
岩木山みうら晶朗みうら晶朗飛鳥夕飛鳥夕伊戸のりおしんしんと雪が 津軽は北のはて しばれる この身を 三味の音(ね)と 歩いて人生 五十年 あぁ…見ててくれたか 岩木山 流した涙は 忘れたが 忘れない…人の心の温かさ 流れて 流れて 生きてきた  故郷のみじかい 春に花薫る 津軽 恋しい 鳥の声 見えぬこの目の 友(つえ)だった あぁ…見ててくれたか 岩木山 流した涙は 忘れたが 忘れない…三味の音色に励まされ 流れて 流れて 生きてきた
花街の母三山ひろし三山ひろしもず唱平三山敏伊戸のりお他人(ひと)にきかれりゃ お前のことを 年のはなれた 妹と 作り笑顔で 答える私 こんな苦労に ケリつけて たとえ一間の 部屋でよい 母と娘の 暮しが欲しい  「いくらなじんだ水でも 年頃の娘のいる左褄(ひだりづま) 住みにくうございます 浮名を流した昔も ありましたが… ああ あの人 私を残して死んだ あの人を恨みます」  厚い化粧に 憂いをかくし 酒で涙をごまかして 三味にせかれて つとめる座敷 あれが子持ちの 芸者だと バカにされても 夢がある それはお前の 花嫁姿  「女の盛りはアッという間です 若い妓の時代 もう私はうば桜 出る幕ないわ でも もう少し この花街に 私を置いて下さい せめて あの娘に いい花聟が見つかりますまで」  何度死のうと 思ったことか だけど背で泣く 乳呑児の 声に責められ 十年過ぎた 宵に褄とる 女にも きっといつかは 幸福が 来ると今日まで 信じて生きた
永遠の恋人 ~デュエットバージョン~内田あかり&徳久広司内田あかり&徳久広司かず翼徳久広司伊戸のりお窓辺に舞い散る 楓(メイプル)の落葉たち 静かに降りつもる ふたりの時間(とき)のようね 胸に残された くちづけの痕跡(あと)を 指でなぞれば うずきだす恋心 ああ… あなたに出逢い また愛を信じられた 泣きたいほどの幸せに愛を 愛を信じた たどり着けたの 夢のたもとまで あなた あなただけが 永遠の恋人(ひと)よ  離れるそばから 逢いたくて堪らない 切なさ止まらない こんなに揺れる心 どんな形でも いつか来る別離(わかれ) だから二人は 迷わずに歩き出す ああ… あなたがくれた この愛に溺れさせて 苦しいほどの歓びと愛に 愛に溺れて 終わることのない 夢の砂時計 あなた あなただけが 永遠の恋人よ  ああ… あなたと生きて この愛を守りたいの 命をかけて惜しくない愛を 愛を守ろう たどり着けたの 夢のたもとまで あなた あなただけが 永遠の恋人よ
しあわせ酒中村仁美中村仁美原文彦中村典正伊戸のりお辛いばかりが あるわけじゃない ついておいでと 言ったひと そうよあなたも 泣いてたあの日 ねぇあなた なぁおまえ 生きたふたりの ごほうびね しあわせ酒を あなたとふたりで  見栄やお金で 値打ちをはかる 野暮な他人(ひと)には わからない それでいいのよ 夫婦のことは ねぇあなた なぁおまえ 夢をつまみに 差し向かい しあわせ酒を あなたとふたりで  生きてゆくのは 器用じゃないが ひとは愛嬌(あいきょう) こころです きっと見てます お天道様(てんとうさま)は ねぇあなた なぁおまえ ちから水です もう一杯 しあわせ酒を あなたとふたりで
風見鶏三枝純子三枝純子石原信一藤竜之介伊戸のりお西日の窓から すきま風 涙を揺らして 吹き抜ける ぽつりと別れを つぶやいて 木枯らしのなか 消えた人 死ぬほど好きで 憎らしい 憎らしいから 逢いたがる めぐる季節に 恋しさに くるりくるりくるり くるくる 風見鶏  未練を抱えた 女など 時代に遅れた 生き方ね 眠れば明日(あした)は 来るけれど 踏み出せないの いくじなし 愛したことは 悔やまない 悔やまないけど 終われない 胸がざわめく 日暮れ時 くるりくるりくるり くるくる 風見鶏  忘れてくれと 言われても いいえあなたを 忘れない めぐる季節に 恋しさに くるりくるりくるり くるくる 風見鶏
海峡ホテル高瀬豊子高瀬豊子丸山八留男高橋敏夫伊戸のりお闇に潤んだ 灯りを引いて 何処へ行くのか 夜の船 これが最後と あなたの胸に この頬埋めれば こぼれる涙 忍び恋です 別れです 白い夜霧の 海峡ホテル  海の深さも 心も同じ 逢えば燃えます 炎(ひ)のように 情(こころ)やさしい あなたの愛が 躰(からだ)の芯まで 私を変えた 恋と言う名の 倖せの 夢を見ました 海峡ホテル  鳴門海峡 儚く揺れる 遠く近くに 宿灯り 残る未練を 涙で包(くる)み 渦巻く夜明けの 波間に捨てる おんな切ない この胸に 咽(むせ)ぶ霧笛(むてき)の 海峡ホテル
懺悔の小窓クミコクミコ円香乃大谷明裕伊戸のりお恋にさらわれて 夢の中で生きてる いけない恋… Ah hahan 今しかいらない恋… だけど とめられないの ほほ伝う涙 誰かを泣かせる 恋でもいいの 一人そっと祈る…懺悔の小窓  月に照らされて 夜の中で咲いてる 秘密の恋… Ah hahan どうしようもない恋… だから 黙って見てて ワケありの二人 間違いだけれど 責(せ)めないでいて 天の星に祈る…懺悔の小窓  恋を引き裂かれ やっとすべて知ったの 苦しい胸… Ah hahan ヒリヒリ焼きつく胸… とても 生きられないわ この恋なしじゃ 誰かにこの頬 ぶたれてもいい マリア様に祈る…懺悔の小窓…
恋のバカンス天童よしみ天童よしみ岩谷時子宮川泰伊戸のりおため息の出るような あなたのくちづけに 甘い恋を夢見る 乙女ごころよ 金色に輝く熱い砂の上で 裸で恋をしよう 人魚のように  陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は 二人だけの 秘めごと ためいきが 出ちゃう ああ 恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス  陽にやけた ほほよせて ささやいた 約束は 二人だけの 秘めごと ためいきが 出ちゃう ああ 恋のよろこびに バラ色の月日よ はじめて あなたを見た 恋のバカンス
漣情話~この宿で~草笛四郎草笛四郎本橋夏蘭岡千秋伊戸のりお淡(あわ)い着物を 選んできたの 華(はな)はないけど ひそやかに 今か今かと 忍び忍んで この日をじっと 待ちわびた あゝ 愛して命も あずけたの わたし わたし わたし この宿で  お湯に黒髪 揺られるように ふたり一夜(ひとよ)の 舟にのる 焦がれ焦がれて 乱れ乱れて この身をまかせ 横たわる あゝ 女によろこび くださいね あなた あなた あなた この宿で  深い静寂(しじま)に 漣(さざなみ)の音(ね)が 耳に伝わる 腕の中 夜明けしらじら 波の間に間に 別れの涙 おしよせる あゝ このまま離れる くらいなら わたし わたし 死にたい この宿で
幸せ恋来い大沢桃子大沢桃子未來里麻仲村つばき伊戸のりお逢ったその日に 恋蛍 嬉し恥ずかし せんないね うっとりしちゃうわ いい男<いい男> 幸せ恋、恋 また来い、来い <また来い、来い>  …願うのよ  赤い鳥居に 石畳 引いてみましょか おみくじを 覗かないでね 恋ごころ<恋ごころ> 幸せ恋、恋 また来い、来い <また来い、来い>  …願うのよ  引いたおみくじ 大吉よ 帯にたたんで しのばせて 女心は なんとしょう<なんとしょう> 幸せ恋、恋 また来い、来い <また来い、来い>  …願うのよ  好きと一言 言えなくて 明日も逢いたい 胸のうち ベッピンサンでは ないけれど<ないけれど> 幸せ恋、恋 また来い、来い <また来い、来い>  …願うのよ 幸せ恋、恋 また来い、来い <また来い、来い>  …願うのよ
風雪ながれ旅清水博正清水博正星野哲郎船村徹伊戸のりお破れ単衣(ひとえ)に 三味線だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に 息を吹きかけ 越えてきた アイヤー アイヤー 津軽(つがる) 八戸(はちのへ) 大湊(おおみなと)  三味が折れたら 両手を叩け バチが無ければ 櫛(くし)でひけ 音の出るもの 何でも好きで かもめ啼く声 ききながら アイヤー アイヤー 小樽(おたる) 函館(はこだて) 苫小牧(とまこまい)  鍋(なべ)のコゲ飯 袂(たもと)で隠し 抜けてきたのか 親の目を 通い妻だと 笑った女(ひと)の 髪の匂いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌(るもい) 滝川(たきかわ) 稚内(わっかない)
ねがい桜大沢桃子大沢桃子仲村つばさ仲村つばさ伊戸のりお夢で逢えたら 逢えるなら 私、言いたいことがある 愛してくれて 幸せでした あなたは今でも 支えです 心重ねて咲いている 人それぞれに 夢それぞれに ねがい桜  付かず離れず 離さずに 私、祈るわ遠い空 忘れちゃ嫌よ 不器用なりに あなたと描いた 想い出を 心結んで咲いている 人それぞれに 夢それぞれに ねがい桜  二度と散らずに 散らさずに 私、生きると決めました 泣いてちゃ駄目ね 「笑顔が似合う」 あなたの言葉を 思い出す 心繋いで咲いている 人それぞれに 夢それぞれに ねがい桜
LET IT BE前川清前川清John Lennon・Paul McCartneyJohn Lennon・Paul McCartney伊戸のりおWhen I find myself in times of trouble Mother Mary comes to me Speaking words of wisdom Let it be  And in my hour of darkness She is standing right in front of me Speaking words of wisdom, Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be  And when the broken-hearted people Living in the world agree There will be an answer Let it be  For though they may be parted there is Still a chance that they will see There will be an answer Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be There will be an answer Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be  And when the night is cloudy There is still a light that shines on me Shine until tomorrow Let it be  I wake up to the sound of music Mother Mary comes to me Speaking words of wisdom Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be There will be an answer Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be
せつな川篁紗をり篁紗をり麻こよみ宮下健治伊戸のりお添えるあてない 哀しい恋と 知っていました はじめから いいの 明日(あした)が なくてもいいの 噂しぶきに 沈まぬように 流れて行きます せつな川  無理に別れを 決めてはみても 逢えば心が また戻る みんな 私が 私が悪い 恋の深みに さ迷いながら 流れて行きます せつな川  きっと二人が 離れぬように 眠るあなたと つなぐ指 いいの こうして 逢えればいいの 恋の運命(さだめ)に 身を寄せながら 流れて行きます せつな川
行っちまいな!朝倉由美子朝倉由美子下地亜記子近江孝彦伊戸のりおいいよ気にせず 消えてゆきなよ 別れの予感は 感じていたわ サヨナラなんて 慣っこだから 哀しみだまして 生きてゆけるわ 優しげな言葉など 罪つくりだからさ 行っちまいな 捨てっちまいな がらくたみたいに まとめてさ 行っちまいな 消えっちまいな 涙であんたが 見えないうちに  そうね恋など 淡い幻 気まぐれ心を かすっただけね お酒と歌と 想い出あれば つらさもかわして 生きてゆけるわ どしゃ降りになりそうな 空模様だからさ 行っちまいな 捨てっちまいな 吸殻みたいに つぶしてさ 行っちまいな 消えっちまいな 涙であんたが 見えないうちに  行っちまいな 捨てっちまいな 紙クズみたいに 丸めてさ 行っちまいな 消えっちまいな 涙であんたが 見えないうちに
花くれないに命燃えて…藤あや子藤あや子三浦康照小野彩伊戸のりお男と女の 出逢いがあれば いつかは別離(わかれ)が ふたりを引き裂くの これがこの世の 掟(おきて)なら 夕陽に映えて 風に舞う 花くれないに 命燃えて あゝひとときの 愛に生きたい  苦しいこころの その裏側で あなたを求める 女の情念(じょうねん)が 熱い想いで 身を燒くの 炎のような 山紅葉(やまもみじ) 花くれないに 命燃えて あゝいつまでも 夢に酔いたい  遠くであなたを 慕って生きる 私は嫌です ふたりでいたいのよ 焦(こが)れ死にたい この胸の 願いを誰が 消せましょう 花くれないに 命燃えて あゝ許されぬ 恋を恨むの
憶い出のアカシアコロッケコロッケ白鳥園枝津軽けんじ伊戸のりお遠く別れて 逢えないはずの うしろ姿は 空似の人か アカシア舞い散る 北の街 寄り添い歩いた 幸せは 風が散らした 花のよう 今も恋しい 愛を抱きしめる  ひとり旅する はかなさつらさ 胸にやさしい ほのかな香り アカシア憶い出 時計台 夢見たあの日の 鐘が鳴る 運命(さだめ)短い 花のよう 涙ぐんでた 君が目に浮かぶ  噂だけでも 聞かせてほしい 逢いに行きたい 逢わせてほしい アカシア二人の 札幌は 面影いとしく 残る街 雨にうたれた 花のよう 寒いこころの 夜はせつなくて
みちのく虹の旅香川みどり香川みどり酒井智雄櫻田武男伊戸のりお雨の雲間をのぞく 陽ざしの中に 七色かがやく あの日の虹が 恋ゆえ身をやき 待ち焦(こ)がれた途(みち)を 追えば彩(いろど)る みちのく夢の橋  窓に映して見せる ネオンの灯(あか)り 明日の運命(さだめ)を 占(うらな)う色か あなたの面影 浮かべてのむ酒に 愛をつぎたす みちのくひとり宿  虹はふたりを結ぶ 心の橋か たもとを燃やして 恋火が走る 想い出通わす 雨あがりの町で めぐり逢えそな みちのく虹の旅
白い砂時計華乃美幸華乃美幸大久保よしお徳久広司伊戸のりお窓に映る 景色も変わるのに あなたは 帰って来ない 見知らぬ人と 街の中 声もかけられず 見送った 想いで残る この部屋で ひとりで アルバムめくる あなたが忘れた 白い砂時計 時間もこころも あの日のままで 二人の愛だけが サラサラ サラと 堕ちてゆく  朝になれば なみだの川を越え 陽ざしが 私をつつむ 甘えるままの あの頃が とても懐かしく 切ないの 悲しいけれど この街を ひとりで 離れて行くわ あなたが忘れた 白い砂時計 夢から醒めれば 愛は蜃気楼 二人の愛だけが サラサラ サラと 堕ちてゆく  想いで残る この部屋で ひとりで アルバムめくる あなたが忘れた 白い砂時計 時間もこころも あの日のままで 二人の愛だけが サラサラ サラと 堕ちてゆく
雨の鳴子路岡田しのぶ岡田しのぶみやま清流桧原さとし伊戸のりおとめるあなたを 振り切って くるり背を向け 旅に出た 雨の 雨の 鳴子路 おんな傘 ひとり行く身の せつなさよ 泣いてみたって 帰らぬものを  美豆(みず)の小島の 蛍火は どこで今夜は 身を焦がす 雨の 雨の 鳴子路 遠灯り 誰を偲んで 灯るやら 赤くぽつんと 小黒ヶ崎(おぐろがさき)に  せめて今夜は 戻りたい 夢の中では あの頃に 雨の 雨の 鳴子路 ひとり寝の 枕濡らして 聞くしぐれ 悔いております あれからずっと
おんな花火節桜ちかこ桜ちかこ海老原秀元岡千秋伊戸のりお女だてらに 火の粉を浴びて 空に描きたい 夢がある 好きで繋(つな)いだ 家業じゃないか なにがなんでも やり通す 春夏秋冬 いつだって アアンア…アンア… どんと咲かすぞ 夢花火  ときに切ない 夜風にぬれて 傍に寄りたい 人がいる 赤い仕事着 似合っちゃいても 浴衣なんかも 着てみたい 心を離れぬ この想い アアンア…アンア… いつか咲かすぞ 恋花火  仕掛花火は まかせておきな 親にもらった 技がある それでぎりぎり 勝負になるが 来年(つぎ)はわたしの 彩(いろ)を出す 東西南北 どこだって アアンア…アンア… どんと咲かすぞ 夢花火
浮き草ふたり三船和子三船和子麻こよみ岡千秋伊戸のりお渡るこの世の 裏表 流れ冷たい なみだ川 いいの私で 私で良けりゃ ついて行きます どこまでも 心を寄せ合い はぐれぬように …浮き草ふたり  回り道した その先に やっと見つけた 夢灯り 広い世間の 世間の隅で 同じ運命(さだめ)の 巡り合い この手をしっかり 離さぬように …浮き草ふたり  春を知らせる せせらぎの 音も優しい なさけ川 いいの私で 私で良けりゃ そっと紅差す 薬指 小さな幸せ 失くさぬように …浮き草ふたり
桜月情話金沢明子金沢明子内川和代弦哲也伊戸のりおはねず色した 着物の裾に 桜吹雪が まといつく 酔ったふりして…… 背中に指文字「すき」と書く 影はいつしか ひとつになって 月もほんのり さくら色  花の命と 私の恋は どこか似ている 気がします 運命悲しい…… 命短い 花だけど それでも咲きたい 女のこころ 誰がどうして 止めましょう  月の寝顔を 横目でチラリ 下駄を抱えて くぐる門 枝のうぐいす…… 起きはせぬかと しのび足 肩にひとひら 花びら舞って 後ろ髪引く 桜月
真夜中のかげろう岡田淳一岡田淳一麗奈樋口スバル伊戸のりお席の片隅 物想い見てる 独りで 寂しさ 紛らわす グラス傾け 孤独飲みほして 潤んだ瞳が重なった そっと隣に 近づいてみた 髪の香り 甘く絡んで すがりつく 切ない 危険な瞳に 溺れたい 救いたい 守りたい 心を奪われた 真夜中のかげろう  席を立つ君 甘えている声 電話で 気持ちが 揺れてゆく グラス片手に 君に酔えなくて 思わず言葉で傷つけた まるで心を 潰されたよう 笑顔すぐに 消えてゆくのに 悲しみを受けとめて 連れ去りたいのに 見つめたい 奪いたい 愛したい 心を乱された 真夜中のかげろう  すがりつく 切ない 危険な瞳に 溺れたい 救いたい 守りたい 心を奪われた 真夜中のかげろう
恋影葉月忍葉月忍かず翼大谷明裕伊戸のりお私の代りは いるでしょう あなたの代りは 誰もない この世でひとり 愛した人の 影にすがれば やるせない あなたの隣りで 目覚める朝は 希んじゃいけない いけない 夢ですか  無口なあなたの やさしさは 言葉がなくても わかります この世でひとり 愛した人の 影は命の 道しるべ いつかふたりに 別れが来ても 死ぬまであなたの あなたの女です  面影かさねる 恋月夜 しばしの逢瀬を 待ちわびる この世でひとり 愛した人の 影はうつつか 幻か 悔みはしません 出逢ったことは 女に生まれた 生まれた証しです
酒場でひろった子守唄竹中ただし竹中ただし高橋美菜子岡千秋伊戸のりお居酒屋で 冷奴(やっこ)肴に 熱燗飲めば 若者達(わかいやつら)の 笑い声 そこにお前がいるようで 思わず捜す自分を嗤(わら)う たった一人の倅(せがれ)のくせに 俺より先に逝くなんて 小さな頃の面影が 酒に浮かんで泣いている 大バカヤローの お前にうたう 酒場でひろった子守唄  振りかえりゃ 仕事ばかりの 明け暮れだった 男同士の 酒さえも 恋も世間も語らずに 不器用者の 繰(く)り言ひとつ こんな親父を許してくれよ 遅れて俺も逝くからと 盃ひとつ横に置き 酒に向かって詫びている 大バカヤローの 男がうたう 酒場でひろった子守唄  たった一人の倅(せがれ)のくせに 俺より先に逝くなんて 小さな頃の面影が 酒に浮かんで泣いている 大バカヤローの お前にうたう 酒場でひろった子守唄
あぶないふたり立樹みか・かつみ吾朗立樹みか・かつみ吾朗森田圭悟岡千秋伊戸のりお酔えば悪さしたくなるでしょう なんでわかる俺の癖が そんな時も こんな時も お酒のせい シャレた小さな店で 男と女が… すねたように飲んで そんな仕草見せて 今夜だけでも…恋!嘘!夜…ふたり  酔った素振りなどは見せないね 別に深い意味はないわ 何かあるぜ 何もないわ 好きにさせて シャレた小さな店で 男と女が… ちょっと待って今は そんな言葉聞いて 今夜だけでも…恋!嘘!夜…ふたり  バラの花をさしたこのグラス 口でうまく喋れなくて 遊びごころ 本気ごころ 信じないわ シャレた小さな店で 男と女が… 指をからめ愛を そんな時間すぎて 今夜だけでも…恋!嘘!夜…ふたり
高山本線上野さゆり上野さゆり関口義明岩上峰山伊戸のりお鉄橋(はし)を渡れば 下呂(げろ)温泉の 吸(す)い上げ井戸が 河原に見える さよならあなた… わたしはひとり 生れ故郷の 山ふところへ 涙みちづれ 高山本線  紅葉(もみじ)色増す 飛騨川沿いに ちぎれた夢を ほおむりながら さよならあなた… わたしはひとり 尾張(おわり)名古屋で 終った恋の 枯れ葉車窓辺(まどべ)に 高山本線  愛し疲れた 心にしみる 御嶽山(おんたけさん)の 麓(ふもと)の風よ さよならあなた… わたしはひとり 未練断ち切る 終着駅へ 汽笛ひとなき 高山本線
ふるさと心水沢明美水沢明美森田圭悟林やすひこ伊戸のりお二年ぶりに 故郷(ふるさと)の 乗り合いバスを 降りたなら 稲穂の向こうで 手を振りながら 母さんが… 帰って来たね 久しぶり 笑ったえくぼが 変わらない  やさしかった 父さんも 近ごろ膝を 痛めたと 寝込んでばかりの 毎日なのと 母さんが… 小声で言った その姿 寂しく見えます つらいでしょ  さぁさ食べて 夕ご飯 おまえの好きな ものばかり 親子はいつでも 一緒がいいね 母さんが… テレビを見ては 話すたび 心で泣いてた わたしです
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
百年浪漫日の出舞子日の出舞子仁井谷俊也徳久広司伊戸のりお回転扉を 明日に廻し 昨日という日を 脱ぎ捨てる 涙のドレスは いらないわ 出逢いの奇蹟を 信じて待つの  女は月夜の 紅い薔薇 いくつになっても 恋していたい くちびるいかが… ダンスはいかが… ロマンスいかが… 夢心地いかが…  冷たい宝石の 肌ざわりより 誰かのぬくもり 欲しくなる 果実酒をひと口 飲み干せば 危険な香りに 眩暈がするわ  女の吐息は 甘い蜜 百年たっても 愛されたいの 囁きどうぞ… 秘密をどうぞ… せつなさどうぞ… 微笑みどうぞ…  女は月夜の 紅い薔薇 いくつになっても 恋していたい くちびるいかが… ダンスはいかが… ロマンスいかが… 夢心地いかが…
酒の春我妻陽子我妻陽子円香乃伊戸のりお伊戸のりお路地が淋しい こんな夜(よ)は いつも決まって 顔を出す 外はシンシン 白い雪 お燗は熱めに つけましょか 呑めば温もる 胸がある おちょこに揺れる 酒の春 酒の春  とうに別れた 人だけど 何かあったら すぐわかる 左手酌の 一人酒 今夜は暖簾を おろしましょう 酔えば話せる 事もある おちょこに注ぐ 酒の春 酒の春  きっと気付いて いないけど 花を飾って 待っていた 酒の肴は ニシン漬け 優しい所も 変わらない 呑んで静かに 夜が更けて おちょこに咲かす 酒の春 酒の春
裏町未練酒大塚浩太朗大塚浩太朗大久保よしお岡千秋伊戸のりお人生つまずいて 世間に泣かされた 楽な暮らしの 一つもやれなかった 一度は捨てた 夢なのに 今さら何で 想い出す 灯りが揺れる 酒場の片隅で ひとり 飲んでる 裏町未練酒  どんなに辛くとも 涙を堪えて来た そんな仕草を 気付いて遣れず終まい 今ごろ誰と 暮らしてる しあわせならば それでいい 背中で泣いて こころで詫びながら おとこ 手酌の 裏町未練酒  小雨に立ち尽くす よく似た後ろ影 忘れられずに いまでも名残(なごり)の雨 転んで起きて 傷ついて 運命(さだめ)の風が 身に沁みる 暖簾(のれん)をくぐる 馴染みの居酒屋で ひとり 飲んでる 裏町未練酒
大人の愛に乾杯を白木裕子白木裕子石原信一徳久広司伊戸のりおおめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を  ウェディングマーチ 鳴り響く うつむくなんて おかしいわ 若い人には わからない 季節を越えて 来たあなた かぞえきれない 涙の粒や 悩んだ日々が 宝物 おめでとう おめでとう 大人の愛が 結ばれる おめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を  キャンドルライト 揺れながら あふれる涙 映し出す みんなあなたの 幸せを 願っているわ 受けとめて 長い月日の 旅人ふたり 奇跡のような めぐり逢い おめでとう おめでとう 大人の愛が はじまるの おめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を  おめでとう おめでとう 大人の愛が 結ばれる おめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を
指宿へ…奈良海津子奈良海津子Q太上野旬也伊戸のりお私来ました 指宿(いぶすき)に 戻らぬ恋と 知りながら 迎えてくれた 開聞岳(かいもんだけ)は 一緒に泣いて くれるでしょうか 揺れて揺れて 指宿(いぶすき)は 一人女(ひとりおんな)の 似合う街  窓を開ければ 砂むしに 浴衣姿(ゆかたすがた)の 影ふたつ そっと寄り添う 湯の街眩(まぶ)し 薩摩の焼酎(おさけ)が この身に沁みる 酔って酔って 指宿(いぶすき)は 一人女(ひとりおんな)の 酔える街  佐多(さた)の岬は 波静か あなたの心が 遠くても 岬はずれの 咲く浜木綿(はまゆう)に そっと託した 恋花言葉(こいはなことば) だからだから 指宿(いぶすき)は 一人女(ひとりおんな)の 思う街
恋之介旅日記氷川きよし氷川きよし原文彦桧原さとし伊戸のりお芝居打たせりゃ 街道一(かいどういち)の 粋で鯔背(いなせ)な 恋之介 ひょんなことから 大津をあとに 江戸へ江戸へと 東海道 どこにいるやら おっかさん どこにいるやら おっかさん 一目逢いたや 旅の空  「一度でいいから おっかさんと言って 甘えてみてえなあ……。」  偲(しの)ぶ面影 笛(ふえ)の音(ね)遠く 届け都(みやこ)の その胸に 逢うも別れも 運命(さだめ)と知れば 山の鳥さえ いとおしや 夢にまで見る おっかさん 夢にまで見る おっかさん せめて泣きたや 肩抱いて  「おいらのおっかさんって どんな人だったんだろう。 やさしい人だったのかなあ。 もしも逢えたら、思いっきり 親孝行してえなあ……。」  箱根八里は 馬でも越すが 積もる難儀の 峠越え 泣くも笑うも 珍道中の 富士山(ふじ)に劣らぬ 男ぶり 待っていてくれ おっかさん 待っていてくれ おっかさん 雲も東へ 流れゆく
海鳴り列車小桜舞子小桜舞子かず翼徳久広司伊戸のりお別れたことは 間違いでした 気づいた時は 遅すぎて… 涙をバッグに 詰め込んで ひとりあなたの 後を追う 窓の窓の窓の外には 日本海 羽越(うえつ)本線 海鳴り列車  どうしてあの日 さよならなんて… 強がる私 バカでした 群れ飛ぶカモメに 励まされ きっとあなたを 取り戻す 波が波が波が逆巻く 日本海 羽越(うえつ)本線 海鳴り列車  私の恋は 終わっていない 切ない胸が 教えます あなたが許して くれたなら みんな捨てます 出直すわ 赤い赤い赤い夕日の 日本海 羽越(うえつ)本線 海鳴り列車
ここがふる里川嶋まり川嶋まり保岡直樹岡千秋伊戸のりお熱い手紙を 抱きしめて カモメみたいに 飛んできた 飛んできた 無口でやさしい 潮灼(しおや)け笑顔 逢いたかったよ 泣けるほど 標津 ゆめ風 港町 ここがあなたの ふる里なのね  肩を寄せあい 春を呼ぶ 清く可憐な ミズバショウ ミズバショウ 小さい花でも キラリと光る 咲かす命の 美しさ みどり せせらぎ 鳥のこえ ここが今日から ふる里なのね  サーモンピンクの 陽に染まる はるか知床 山の色 山の色 あなたの心は 大空だから わたし羽ばたく 鳥になる 標津 しあわせ 愛の町 ここがふたりの ふる里なのね  ここがふたりの ふる里なのね
霧港島あきの島あきの原譲二原譲二伊戸のりお追えば昔に 戻れるならば こんな悲しい 思いはしない 馬鹿よ 馬鹿だね この私 なんで今更 愚痴(ぐち)なんて 夜風が身に沁(し)む 霧港(きりみなと)  今日も昨日も 波止場に立てば 心細いと 海鳥たちが 駄目よ 駄目よと 叱る声 未練荷物が 重すぎる 岬がくれに 陽が暮れる  迷い心は 夜明けの海に 捨ててしまえと ドラの音(ね)だけが 我慢 我慢さ 辛いけど 夢は明日に 繋(つな)げたい 望み捨てずに 霧港
潮来花嫁さん岩佐美咲岩佐美咲柴田よしかず水時富士夫伊戸のりお潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟で行く 月の出潮を ギッチラ ギッチラ ギッチラコ 人のうわさに かくれて咲いた 花も十八 嫁御寮  潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟で行く 夢をいだいて ギッチラ ギッチラ ギッチラコ 好きなあの人 東京そだち 私しゃ潮来の 水育ち  潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟で行く 花の都へ ギッチラ ギッチラ ギッチラコ 別れ惜しむか よしきりさえも 啼いて見送る 葦のかげ
演歌魂(台詞入)朝花美穂朝花美穂結木瞳宮下健治伊戸のりおそりゃあ生きてりゃ 誰だって 泣きたい日もある 辛い日も それでも負けずに 立ち上がり 涙を拭(ぬぐ)う その意気地(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂  蹴躓(けつまず)いたり 転んだり いいじゃないか 胸に魂あるかぎり  人と人とは いつの世も 心と心の 支え合い 忘れちゃならない 忘れない 人情胸に 刻み込む ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂  汗も涙もちから水 路傍の花だって嵐に揉まれ、雨を吸い いつか綺麗な 自分だけの花を 咲かせているじゃないか  今日が駄目でも 明日(あす)がある 蕾もいつかは 花開く 自分を信じて どこまでも 命を咲かす その意気地(いきじ) ハ、ヨイショ これが演歌 これが ゝ 演歌魂
走れ!山ちゃんかつみ吾朗かつみ吾朗森田圭悟聖川湧伊戸のりお近頃どうした 弱腰で お前にゃ似合わない 想いだそう あの頃の 仕事っぷりなど 走れ!山ちゃん 走れ!山ちゃん 世間気にせず あと少し 止まるなよ 俺たちついている  焦るな転ぶな いつだって 男は堂々と 前向いて ご時世を 生きりゃいいのさ 走れ!山ちゃん 走れ!山ちゃん 遠慮しないで あと少し 止まるなよ 俺たち待っている  走れ!山ちゃん 走れ!山ちゃん 老いた人生 あと少し 止まるなよ 俺たち仲間だぜ  俺たち仲間だぜ
母さんの割烹着小沢あきこ小沢あきこ藤原良麻未敬周伊戸のりお今日も時雨の 行き先は 淡い灯りの 味処(あじどころ) 夜雨しのぎに 暖簾をくぐりゃ 着物姿の 小粋な女(ひと)の 白い 白い割烹着 ふるさとが ここにある 思い出すのは 母さんのあたたかさ  どこでお酒を 知ったのか 似合いすぎるよ 手酌酒 四十路半ばで ふるさと捨てた 理由(わけ)を小袖に 隠せば揺れる 白い 白い割烹着 ふるさとが ここにある そっと振り向きゃ 母さんの笑顔(かお)がある  将来(あす)をさがしに 来た都会(まち)の 夜のすき間の 涙ぐせ 酔いにまかせた 身の上ばなし ふっと目を伏せ 熱燗注いだ 白い 白い割烹着 ふるさとが ここにある 会いに帰ろう 母さんの割烹着
この恋待ったなし中西りえ中西りえ松野勇氣岡千秋伊戸のりお私(あたし)は恋の 道化(ピエロ)なの 笑ってはしゃいで きたけれど 恋の脇役 もうやめた 私、ホントは カワイイ女 酒場のチョイ悪 ねぇあんた ちょっと待ってよ 振り向いて ここは 女の一分(いちぶん)です 意地もある ウジウジしないで 覚悟を決めて サァ サァ 待ったなしだよ この恋は  色んな色の 恋をして 色んな色に 傷ついた 岡惚ればかりの 片想い 私はガラケー アナログ女 殺し文句は 言えないが ちょっと待ってよ 振り向いて ここは 女の一分です 意地もある 私の眸(め)を見て 覚悟を決めて サァ サァ 待ったなしだよ この恋は  ここは 女の一分です 意地もある ここらが潮時 覚悟を決めて サァ サァ 待ったなしだよ この恋は
北国の春大泉逸郎大泉逸郎いではく遠藤実伊戸のりお白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘 北国の ああ北国の春 季節が都会では わからないだろと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  雪どけ せせらぎ 丸木橋 から松の芽がふく 北国の ああ北国の春 好きだとおたがいに 言いだせないまま 別れてもう五年 あのこはどうしてる あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  山吹き 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞こえる 北国のああ北国の春 あにきもおやじ似で 無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな
涙のカフェテラス美咲有里美咲有里田島隆夫西つよし伊戸のりお白いレースの テーブルクロス コーヒーカップ ひとりぼっち となりには 寄り添うふたり ひと月前の 私たちみたい そよ風が 肩に触れる あの人の指なら いいのに 甘えたい 叶うものなら 涙を忘れ おもいきり あの人のいない カフェテラス もう一度 愛されていたい  ツインキャンドル 灯りが点る 想いに更ける あの頃の 待ちぼうけ いつでもあなた 迎えてくれた 笑顔を浮かべて サイフォンの 音が響く あの人の声なら いいのに 淋しくて とても飲めない 星空までが セピア色 あの人のいない カフェテラス もう一度 語りあいたいの  甘えたい 叶うものなら 涙を忘れ おもいきり あの人のいない カフェテラス もう一度 愛されていたい
絶唱…北岬西川ひとみ西川ひとみ円香乃岡千秋伊戸のりお雪の海峡 別離(わかれ)の北岬 私だけ この世に 置いてった あなた ネェ そこから 呼んでいる 私が見えますか 折れる心を 抱きしめて… 生きてきた ネェあなた  あなた、見えますか? 私は元気にやってます。 周りも良い人達ばかりで、新しい暮らしにも慣れました。 どうにか、やっていけそうです。 でも、どうしても どうしても 淋しい時は 泣いても良いですか…あなた。  声を限りに 海空鳴くカモメ 枯れるほど 死ぬほど 泣いたって あなた もう この手に 帰らない あの空 遠い人 弱い私を 叱ってよ… もう一度 ネェあなた  子供達も大きくなりました。 上の子は、あなたにそっくりで、いつも私を笑わせてくれます。 あの子なりの優しさなのでしょうね。 この間、写真が見つかりました。 あなたが帰ってきてくれたようで 嬉しくて、恋しくて…。  凍る岬も 春には花が咲く 降りしきる 涙は 消えたって あなた ネェ いつでも そばにいる 心は離れない 今日も笑顔を 抱きしめて… 生きてゆく ネェあなた  あなた…
カラオケ必勝専歌コロッケコロッケ木下龍太郎大本恭敬伊戸のりお歌は水もの 生きもので その日その日の 喉次第 今日も優勝 いただきと 驕るこころが 命取り  唄の好みで 選ぶより キーが合ってる 曲選び 無理な注文 上げ下げは しょせん借り着(もの) 似合わない  カラオケ カラカラ喉自慢 カラオケ カラカラ 必勝しま専歌  ムードばかりが 優先で とかく小さく まとめ勝ち 歌詞がはっきり 分かるよに 喉はオープン 声を出せ  小節コロコロ チリメンは 何故かいらつく 耳障(ざわ)り 付けにゃならない メリハリも 過ぎりゃ裏目の 勇み足  カラオケ カラカラ声自慢 カラオケ カラカラ 必勝しま専歌  新品テープで ノイズなし ちゃんと出来てる 頭出し 賞の一つも 欲しいなら 忘れちゃならない 心掛け  スター気取りで プロはだし 格好つけては 最敬礼 マナー守らにゃ ならないが 過ぎたマナーは 鼻につく  カラオケ カラカラ歌自慢 カラオケ カラカラ 必勝しま専歌 カラオケ カラカラ歌自慢 カラオケ カラカラ 必勝しま専歌
野球小僧三山ひろし三山ひろし佐伯孝夫佐々木俊一伊戸のりお野球小僧に 逢ったかい 男らしくて 純情で もえるあこがれ スタンドで じっと見てたよ 背番号 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧  野球小僧は 腕自慢 凄いピッチャーで バッターで 街の空地じゃ 売れた顔 運が良ければ ルーキーに 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧  野球小僧が 何故くさる 泣くな野球の 神様も たまにゃ三振 エラーもする ゲーム捨てるな 頑張ろう 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧
浜のれん男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりおフワ フワ フワリと 雪虫飛べば 浜に二度目の 冬が来る 冬が来る やっと開(ひら)いた 店なのに 私残して どこ行った 北の 港の 浜のれん 今日も一人で 赤提灯(ひ)を灯(とも)す  ヒュル ヒュル ヒュルリと 海風吹いて 誰か噂を 連れて来い 連れて来い 雨が降る日は 側(そば)にいて 風邪を引くなと 抱き寄せた 酔えば 恋しい 浜のれん 苦いお酒を また煽(あお)る  ポツ ポツ ポツリと カモメが言うの あんな情無し やめとけと やめとけと いつも優しい マーちゃんと 店をたたんで 町出よか 暮れて 淋しい 浜のれん 夢の灯(あか)りを また灯(とも)す
さすらい雲新田晃也新田晃也新田晃也新田晃也伊戸のりお空を見上げて 聞いてみた 雲よおまえは 何処へ行く 生まれ在所(ざいしょ)で 待ちわびる ひとりぼっちの おふくろに 届けておくれよ 詫(わ)び便り  照る日曇る日 浮かぶのは かわず鳴く声 日暮れ径(みち) 肩の震えを 抱き寄せて 別れ惜しんだ 雨の駅舎(えき) どうしているのか 倖せか  根なし明日なし さすらいの 馬鹿を承知(しょうち)の 裏通り 無沙汰(ぶさた)三年 いたずらに 春夏秋冬(しゅんかしゅうとう) 見送れば 帰って来いよと 夜半(よわ)の風
宝さがし長山洋子・桧原さとし長山洋子・桧原さとし田久保真見桧原さとし伊戸のりお(女)あなたのお仕事を 教えてくれる? (男)ここだけの話だよ 恋泥棒さ (女)胸の隙間から 忍び込むの? (男)そっと口唇 奪うだけだよ  (男)どこ?どこ? (男女)どこどこ? (男)君の心は (女)どこ?どこ? (男女)どこどこ? (女)あなたの心は (男女)どこ?どこ? 恋は 宝さがし どこ?どこ?  (女)今までどんな人 泣かせてきたの? (男)笑わせてばかりだよ 男はピエロ (女)恋の綱渡り くりかえすの? (男)夢を見るのが 好きなだけだよ  (男)どこ?どこ? (男女)どこどこ? (男)君の幸せ (女)どこ?どこ? (男女)どこどこ? (女)あなたの幸せ (男女)どこ?どこ? 恋は 宝さがし どこ?どこ?  (男)どこ?どこ? (男女)どこどこ? (男)君の幸せ (女)どこ?どこ? (男女)どこどこ? (女)あなたの幸せ (男女)どこ?どこ? 恋は 宝さがし どこ?どこ?
ひとりにしないで知里知里大矢弘子三島大輔伊戸のりお雨にぬれた窓の 外のネオン辛い… 忘れられぬ胸の 熱き面影 あなた 好きなの 死ぬときは一緒と あの日ふたりで 決めたじゃないの どこにいるのあなた…と 扉(ドア)に向かって グラス投げりゃ 堪(こら)えていた 涙はじける あなた あたしを ひとりにしないで  あなた 駄目なの ひとりでは何にも 出来はしないわ あなたがすべて いまは済んだことさ…と 冷めた目をして 雨の中に 消えて行った 哀(いと)しいひとよ あなた あたしを ひとりにしないで  夢のようなひとときを せめてもう一度 明日になれば 泪ふいて ひとり旅立つ あなた いまでも 愛しているのよ いつまでも… 我愛イ尓(ウォーアイニー)
ドラマティックLOVE天童よしみ天童よしみ津城ひかる松川秀幸伊戸のりお真夏の楽園 海辺のホテルで アダムと出会った  プールサイドで 風に飛ばされた 日除けの帽子を そっとつかまえて 差し出したひと 素敵なジェントル 吸い込まれそうな その瞳 思わず見とれてた 「迷惑でなければ 今夜二人で」と いきなり誘われ 高鳴るこの胸 ドラマティック… 真夏の楽園 恋をすれば皆 アダムとイヴになる  約束通り グラスを重ねた カクテルラウンジ 背中の露出度 きわどいドレス 心を見抜いて いつもと違って 大胆な 自分が怖くなる 「何も言わなくても 想いは一緒」と 見つめる目と目で 愛をささやけば ドラマティック… 真夏の楽園 恋をすれば皆 アダムとイヴになる  はじめて出会った 気がしない 不思議なめぐり逢い 「求め会う刺激に ためらわないで」と 抱き締められたら 後には引けない ドラマティック… 真夏の楽園 恋をすれば皆 アダムとイヴになる  真夏の楽園 海辺のホテルで アダムと出会った 恋に目覚めれば 女はいつでも そうよイヴになる
昭和の夢よもう一度熊谷ひろみ&杉村春樹熊谷ひろみ&杉村春樹関口義明宮下健治伊戸のりお裕ちゃん気どって あの娘(こ)とデート くわえタバコで やけどした 顔や姿は 放っといて 心はいつでも ぶりっ子娘(むすめ) あのころ思えば チョイト 青春が 今でも熱く よみがえる 昭和の夢よ もう一度 ――あんたも好きね  フランク永井の 低音マネて 俺のおハコを きかせたら 義理で拍手は したけれど 余計なひと言 「風邪ひいたのね」 あのころ思えば チョイト 青春が 今でも熱く よみがえる 昭和の夢よ もう一度 ――あんたも好きね  お控(ひけ)えなすって 座頭市さんへ 手前(てめぇ)しがねぇ 紋次郎 チョイトお待ちよ 男衆 彩(いろ)どり添えましょ 緋(ひ)牡丹お竜 あのころ思えば チョイト 青春が 今でも熱く よみがえる 昭和の夢よ もう一度 ――あんたも好きね  言うなよ昔は よかったなんて 五十六十 そこそこで 花も嵐も 踏み越えて まだまだこれから 男と女 あのころ思えば チョイト 青春が 今でも熱く よみがえる 昭和の夢よ もう一度 ――あんたも好きね
泣かさんといて水木良水木良円香乃すがあきら伊戸のりお街に煌めく 東京ネオン ひとり見てたら 涙が落ちた 大阪捨てて あんたのそばで 八年過ぎたよ 知らん間に 泣かさんといて もうこれ以上 優しい言葉 かけんといて 信じたくなる 女やもん いっそ捨てよか あんたのことは あの日大阪 捨てたよに  嘘で飾って 夢まで見せて なんどあんたに 騙(だま)されたやろ それでもいいと 明朝(あした)が来ると おもってしまうよ この胸が 泣かさんといて もうこれ以上 約束なんて せんといて どうせ忘れて しまうやろ もしかしたらね ほんまのアホは うちの方かも 知らんけど  泣かさんといて もうこれ以上 優しい言葉 かけんといて 信じたくなる 女やもん いっそ捨てよか あんたのことは あの日大阪 捨てたよに
法師の宿古都清乃古都清乃星野哲郎吉田正伊戸のりお雨が止みました いい月ですよ みて下さいと 窓をあける女(ひと) 湯上がりなのか 黒髪の 甘い香りに ふりむけば 一輪のカトレアが 夜風に白く 咲いていたよ  淋しさを友に 暮らしていると 人恋しくて たまらないんだろう 生々(ういうい)し気に お酌する 細い手首に 傷の跡 “みつめてはいやです”と 小袖で隠す 山家の女(ひと)  虫の音(ね)をききに ぜひもう一度 約束してと 別れ惜しむ女(ひと) 一度だなんて 水臭い 三度四度(みたびよたび)を 待ちますと 言わせたい 泣かせたい 湯情が宿る 法師の宿
おどり天国高瀬豊子高瀬豊子津田雅道高橋敏夫伊戸のりお阿波(あわ)の踊りは 世界の踊り 赤い裳裾(もすそ)が チラリと揺れて 手元しなやか 菅笠(すげがさ)越しに 白いうなじが 夜空に映える 粋な法被(はっぴ)に 飛び散る汗の 男踊りに 太鼓が響く  春は華やか 蜂須賀桜(はちすかざくら) 踊る季節が 夏へと続く 笛や太鼓に ぞめきのリズム 老いも若きも 三味(しゃみ)の音(ね)合わせ 何処(どこ)も彼処(かしこ)も よしこの囃子 阿波の踊りは 天までとどけ  古城(こじょう)偲べば 徳島(とくしま)城は 阿波の殿様 蜂須賀(はちすか)公(こう)が 今に残せし 城下が栄(さか)え 浮かれ浮かれて 街中が燃える 踊る阿呆に 踊らぬ阿呆 踊らにゃそんそん にわかの乱舞(おどり)  阿波の踊りが 淡路(あわじ)と続き 渦が逆巻く 海峡越えて 五色浜から 夕日がこぼれ お肌つるつる 美人の湯舟 心安まる 七福神に おどり天国 阿淡(あたん)を結ぶ
原っぱパラダイス氷川きよし氷川きよし冬弓ちひろ羽場仁志伊戸のりお町工場(まちこうば)の裏にある 原っぱは みんなの指定席 紙芝居のおじさんが 拍子木たたけば 夢の世界 ソースせんべい 食べながら 正義の味方に 手に汗握る あの頃 あの空 あの笑顔 パラパラ パパパ パラダイス 懐かし うるわし パラダイス  土管の中は 秘密基地 原っぱは みんなの宝島 前の駄菓子屋 ばあちゃんの 何より大事な 猫のミケ どこへ行ったの 見かけない 鰹節(かつぶし)あげるよ 帰っておいで あの頃 あの道 あの夕陽 パラパラ パパパ パラダイス 懐かし うるわし パラダイス  カバンを置いて 集まれば 原っぱは みんなの野球場 たまに練習 みてくれる 工場のにいちゃん 油まみれ 今日も明日も 残業さ この次教えて 秘密の魔球 あの頃 あの風 あの匂い パラパラ パパパ パラダイス 懐かし うるわし パラダイス 懐かし 恋しや パラダイス
焼けぼっくいに火がついた千葉一夫&柳澤純子千葉一夫&柳澤純子仁井谷俊也みちあゆむ伊戸のりお噂の彼女は どうしたの? ひとりの横顔 淋しそう 若くてオシャレで 男前 彼氏と喧嘩を したのかい 水割り一杯 もう一杯 酔えばグラスに むかしが映る 嫉妬(やきもち)はんぶん 未練が少し 焼けぼっくいに火がついた 火がついた  あの日の我がまま あやまちを あやまりたいのよ 本当は おまえのやさしさ 愛おしさ 探していたのさ あの日から 水割り一杯 もう一杯 甘い香水(コロン)が こころを燃やす 愛しているのよ 死ぬほど好きさ 焼けぼっくいに火がついた 火がついた  あなたは私の 青い鳥 別れて気づいた お馬鹿さん 涙をちょっぴり 眸(め)に浮かべ 微笑むおまえが 可愛いよ 水割り一杯 もう一杯 ふたり今夜は 結ばれたいね 二度目のこの恋 大事にしよう 焼けぼっくいに火がついた 火がついた
ハイ それまでョ三山ひろし三山ひろし青島幸男萩原哲晶伊戸のりおあなただけが生きがいなの お願い お願い すてないで テナコト言われて ソノ気になって 三日とあけずにキャバレーへ 金のなる木があるじゃなし 質屋通いは序の口で 退職金まで前借りし 貢いだあげくが ハイ それまでョ フザケヤガッテ フザケヤガッテ フザケヤガッテ コノヤロー  この車は掘り出しもの 絶対買物!大丈夫 テナコト言われて ソノ気になって 三度の食事を二度につめ せっかくためたヘソクリを すっかりはたいて買ってみりゃ みてくればかりのポンコツで ガタンと止まって ハイ それまでョ フザケヤガッテ フザケヤガッテ フザケヤガッテ コノヤロー  私だけがあなたの妻 丈夫で永持ち致します テナコト言われて ソノ気になって 女房にしたのが大まちがい 炊事せんたくまるでダメ 食べることだけ三人前 ひとこと小言を言ったらば プイと出たきり ハイ それまでョ フザケヤガッテ フザケヤガッテ フザケヤガッテ コノヤロー 泣けて来てる
雨の糸石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお命までもと 優しく抱いた あれはお酒の せいですか 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 一生一度よ 女の恋は なんで泣かせる 雨の糸  窓に夜桜 舞い散る宿で といた黒髪 花の帯 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 酔ってはしゃいだ あいあい傘を 思い出させる 雨の糸  今度こそはと あなたに賭けて 生きてゆこうと 決めたのに 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 遅い春でも 私はいいの 夢をかなえて 雨の糸
振り向いて山口ひろみ山口ひろみ伊藤美和桧原さとし伊戸のりお振り向いて どうか ひと目でいいから お願い 振り向いて どうか 涙が出るから お願い いつもあなたを 見ているの ずっとあなたを 見ているの どうして私じゃ 私じゃいけないの 振り向いて どうか こんなに あなたが 好きなの  振り向いて どうか 夢でもいいから お願い 振り向いて どうか 切なくなるから お願い いつもあなたは 知らんぷり 知ってるくせに 知らんぷり どうして私に 私に冷たいの 振り向いて どうか 誰より あなたが 好きなの  いつもあなたを 待ってるの ずっとあなたを 待ってるの どうして私じゃ 私じゃいけないの 振り向いて どうか こんなに あなたが 好きなの こんなに あなたが 好きなの
雫の花温優温優温優影山時則伊戸のりおあなた 覚えているかしら ふたり 歩いたこの小径 春の木漏れ日 浴びながら キラキラ輝る 花しずく 女は一人になると 強くなるけど 女は一人でいると もろくなる あなたの胸の 温もりが 欲しいと言えば わがままですか  あの日 叶えてくれたわね 遠い 故郷の冬の夜 どれがふたりの 愛の星 微笑って探す 夢しずく 女は一人になると 泣かないけれど 女は一人でいると 弱くなる ゆらゆら揺れる 道しるべ 川面に映る まぼろしですか  女は一人になると 強くなるけど 女は一人でいると もろくなる あなたの胸の 温もりが 欲しいと言えば わがままですか
紫苑の花が咲く頃五条哲也五条哲也高畠じゅん子水森英夫伊戸のりお羊を数えて 眠った昔に 戻るだけ 長い夜 愛していたから ほんとの気持ちが 言いだせず いたんです 吹きすぎる風の中 抱(いだ)きあうぬくもり 気づけば終ってた 終ってた…恋 そして… そして… そして… 紫苑(しおん)の花が咲く頃  くちびるはなして みつめる瞳は やさしさで みちあふれ 運命なんだと あきらめられずに 泣きぬれて 夜を明かす あなただけ強い手で 離したくなかった 背中が遠去(とお)ざかる 遠去ざかる…恋 そして… そして… そして… 紫苑の花が咲く頃  美しいあの日々は まだ赤い残り火 どこへもいかないで いかないで…恋 そして… そして… そして… 紫苑の花が咲く頃
ヤン・チェンヤン・チェン鈴木康志鈴木康志伊戸のりおまたひとつ無くした 心安らぐときを それでもいつのまにか 私 戻り道を探してる  雨が降れば誰でも 傘を思い出すけど 晴れてしまえば その傘を忘れることもある  振り返れば そこには ただ わがままな私が見える 雨に打たれる私だけど どうぞ想い出だけは 流さないで  私の心の中に あの人への未練みたいに 来る日も来る日も 降り続く 激しい雨が  そうよ未練雨に 今は濡れていたいの 昔みたいにあなたの傘で 包んではくれない  振り返れば そこには ただ わがままな私が見える 傘を失くした私だけど どうぞ想い出だけは 流さないで  振り返れば そこには ただ わがままな私が見える 雨に打たれる私だけど どうぞ想い出だけは 流さないで
一秒のバラチョン・テフチョン・テフ円香乃徳久広司伊戸のりお舞い上がる砂 水売りの声が 肌に焼きつく サハラの太陽 愛した人 忘れたくて その手で外した 金のピアス 抱いて抱かれて サハラナイト そそりそそられ ダンスはベリー さらいさらわれ サハラナイト 炎を纏(まと)って 一秒の薔薇になれ  朝焼けの窓 吹き抜ける風に 生まれ変われる かすかな予感 流れる汗 熱い視線 「カチリ」と外れる 愛の呪縛 誘い誘われ サハラナイト 乱れ乱され ハーレム市場 溺れ溺れて サハラナイト こぼれる吐息で 一秒の薔薇になれ  抱いて抱かれて サハラナイト そそりそそられ ダンスはベリー さらいさらわれ サハラナイト 炎を纏(まと)って 一秒の薔薇になれ 一秒の薔薇になれ
火の国 男節渡辺要渡辺要新條カオル橋田充哲伊戸のりおつらかばってん ぐいと涙は飲み込んで 仰ぎゃ火の国 阿蘇の山 こんなときこそ 負けるなと 熱かこころに そびえたつ どーんとどどんと どんとどーどんと 火の国男節  銭じゃ買えない 郷土(くに)は誇りの宝ばい 火振り神事の 清め酒 燃えた維新の 田原坂(たばるざか) 俺も明日へと 上り坂 どーんとどどんと どんとどーどんと 火の国男節  俺の人生 肥後の援歌が道しるべ ここが命の 正念場 阿蘇のお山に どんな日も 胸を張りたい 真実(まこと)道 どーんとどどんと どんとどーどんと 火の国男節
夢かえる森川つくし森川つくし松井由利夫岡千秋伊戸のりお雨があがった 陽がさした 蛙がケロケロ 鳴き出した おもいで小道の 出逢い橋 あなたに会えた ただそれだけで 指の先まで あつくなる あの日がかえる いまでもかえる あぁ 恋しいなぁ  傘をたたんで川の音 蛙ときいてりゃ気も和む あれから三年 なみだ橋 噂もいつか ちぎれて消えて 花のかおりの風ばかり あの日がかえる いつかはかえる あぁ 泣けちゃうなぁ  夢のしずくを にじませて 蛙の背中に虹がでた 涙でゆらゆら かずら橋 おもかげひとつ ただ懐かしい おたまじゃくしの初恋が あの日がかえる かならずかえる あぁ 逢いたいなぁ
Diana前川清前川清Paul Anka・訳詞:渡舟人Paul Anka伊戸のりお君は僕より年上と まわりの人は言うけれど なんてったって構わない 僕は君に首ったけ 死んでも君を はなさない 地獄の底まで ついていく Oh, please stay by me, Diana  君に抱かれているときが Oh, my darling you're the most I love you, but do you love me? Oh, Diana わかるかい? 僕は君が好きなんだ 本当に うんと好きなんだ Oh, please stay by me, Diana  Oh, my darling, oh my lover 誰もいないと言ってくれ I love you 心から Oh, oh, oh, oh, oh...  Only you can take my heart Only 僕には君だけだ When you hold me in your loving arms I can feel you giving all your charms 抱いて 抱いて だ だ 抱きしめて 力いっぱい 抱きしめて Oh, please stay by me, Diana  Oh, please Diana Oh, please Diana
花よりも花の如く辰巳彰辰巳彰高畠じゅん子森川龍伊戸のりおおまえの笑顔に 救われてると 西の夕空 見ながらぽつり 他人行儀じゃ ないですか 花よりも 花の如く 咲くもよし 散るもまたよし あなたの器量に あたし あたし 惚れてます  おせじとごまかし はびこる中で どこの誰より 誠実な人 同じ夢みて 生きたいの 花よりも 花の如く 命ある 命かぎりに あなたのうしろを ついて ついて 歩くのよ  無理せずいけよと いたわる言葉 胸にたたんで 涙をふいた あたし幸せ すぎますね 花よりも 花の如く 咲かすだけ そして咲くだけ あなたはそのまま 今の 今の ままが好き
立待岬市川由紀乃市川由紀乃吉田旺浜圭介伊戸のりお北の岬に 咲く浜茄子の 花は紅(くれない) みれんの色よ 夢を追いかけ この海越えた あなた恋しと 背のびする  待って 待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなた あなた 待ちます この命 涸れ果てるまで  霧笛かすめて 飛び交う海猫(ごめ)よ もらい泣きする 情があれば 北のおんなの 一途なおもい どうかつたえて あのひとに  哭(な)いて 哭いて 哭きぬれて 立待岬の石になっても 悔いは 悔いは しません ひとすじの この恋かけて  待って 待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなた あなた 待ちます この命 涸れ果てるまで
いいじゃん香田晋香田晋建石一杉本眞人伊戸のりお祭り囃子(ばやし)が ピーヒャララ 君は浮かれて 踊り出す 聞いた噂が 本当なら 好きと今更 言えないよ いいじゃん! いいじゃん! 俺はこころで 叫ぶだけ 浴衣姿が まぶしくて 抱いてみたいが 抱けないよ あゝ初恋まりちゃん  風がひと吹き クルクルリ 胸をゆするよ 風車(かざぐるま) 忘れられない 想い人 そうかやっぱり いたんだね いいじゃん! いいじゃん! 泣くな泣くなよ 恋ごころ 金魚すくいの 手をとめて そっと笑った 眼がいたい あゝ初恋まりちゃん  涙うかべて ポロポロリ 彼に未練が あると言う 俺の気持は つらいけど 君のしあわせ 祈(いの)ってる いいじゃん! いいじゃん! バカな男の 恋まつり 泣いたカラスを 笑わせて ひょっとこお面で 見送るよ あゝ初恋まりちゃん
矢切の渡し三山ひろし三山ひろし石本美由起船村徹伊戸のりお「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
精霊流しパク・ジュニョンパク・ジュニョンさだまさしさだまさし伊戸のりお去年のあなたの想い出が テープレコーダーからこぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から 約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に 流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう 私の小さな弟が 何にも知らずにはしゃぎ回って 精霊(しょうろう)流しが華やかに 始まるのです  あの頃あなたがつまびいた ギターを私が奏(ひ)いてみました いつの間(ま)にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄(あさぎ)色(いろ) わずかの間(あいだ)に年老いて 寂しそうです 約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう 人ごみの中を縫うように 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
夫婦春秋三山ひろし三山ひろし関沢新一市川昭介伊戸のりおついて来いとは 言わぬのに だまってあとから ついて来た 俺が二十で お前が十九 さげた手鍋の その中にゃ 明日のめしさえ なかったなァ お前  ぐちも涙も こぼさずに 貧乏おはこと 笑ってた そんな強気の お前が一度 やっと俺らに 陽がさした あの日なみだを こぼしたなァ お前  九尺二間が 振り出しで 胸つき八丁の 道ばかり それが夫婦と 軽くは言うが 俺とお前で 苦労した 花は大事に 咲かそうなァ お前
道頓堀ブルース谷龍介谷龍介木下龍太郎岡千秋伊戸のりお遊びのつもりで 抱かれたはずなのに どうしていつまで 後を引く 後を引く どうやら私は 背伸びが出来るほど 器用に出来ては ないみたい 浪花おんなの 恋ざんげ ああ 青い灯 赤い灯 道頓堀(とんぼり)ブルースよ  男と女の 大人の恋ごっこ 何度かしたけど 駄目だった 駄目だった 心に消えない 貴方の面影が 火が付く素肌に 水を差す 浪花おんなの 世迷い言(よまいごと) ああ 青い灯 赤い灯 道頓堀(とんぼり)ブルースよ  ひとりで居るとの 噂を耳にすりゃ 諦めごころが また揺れる また揺れる 少しは道草 して来た後だから 上手にやれそう 今度こそ 浪花おんなの 恋みれん ああ 青い灯 赤い灯 道頓堀(とんぼり)ブルースよ
俺たちの明日英二と修二英二と修二水木れいじ岡千秋伊戸のりお何もかも 半端だと 涙ぐむ 夕暮れ バカ野郎 泣くなよと 叱って くれる奴 10年目の 再会は Ha Ha Han あの日と同(おんな)じ 風の中 変わらないさ 変われないさ それでいいのさ 人生語るには まだ早いから  失なった 夢(もの)だけが うしろから 呼んでる 道程(みち)ばかり 果てしなく 明日(こたえ)は 見えなくて 春夏秋 駈けぬけて Ha Ha Han 季節はもうすぐ 冬なのか 誰もそうさ 俺もそうさ 旅の途中さ 人生語るには まだ早いから  熱い心 それだけを Ha Ha Han 忘れず 明日(あした)も 生きてゆけ 友よいつか 友よいつか きっと逢おうぜ 人生語るには まだ早いから
真赤な太陽杜このみ杜このみ吉岡治原信夫伊戸のりおまっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚(なぎさ)をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼(や)けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕(くだ)ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠(とわ)を誓(ちか)った 愛の孤独 海にながして はげしく身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの
おわら風の盆三代沙也可三代沙也可鈴木紀代伊藤雪彦伊戸のりお八尾(やつお)の町に ぼんぼり灯(とも)りゃ 揃(そろ)いの浴衣で 踊り出す 三味線(しゃみ)の音(ね) 胡弓(こきゅう)に 身をゆだね 編笠(あみがさ)越しに あなたを探す 一年一度の 二人の逢瀬 心ふるわす おわら風の盆  井田川(いだがわ)沿いの 小さな部屋で 女のよろこび 知りました にぎればつぶれる 繭(まゆ)のよに はかない夢と 思いたくない 待つことだけしか 出来ない私 つらいせつない おわら風の盆  格子戸(こうしど)並ぶ 坂道上り もしやと振り向きゃ 秋の風 今夜が最後の 町流し 逢いたいあなた 逢えないあなた 雁(かりがね)みたいに 飛んで行(ゆ)きたい 恋の越中 おわら風の盆
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