伊戸のりお編曲の歌詞一覧リスト  2435曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
優子藤原浩藤原浩いではく遠藤実伊戸のりおありふれた名前で ひかえめだけど 愛する心は 海より深い 離さないよ いつまでも いのちあずけた 優子 優子 名前のような やさしさをあげたいよ  夕顔の花には 悲しい影が あるわと涙を 浮かべたおまえ 同じさだめ 見てるのか 長く生きなよ 優子 優子 おまえはおれの やすらぎの花だから  喜びも涙も ふたりで分けて よりそい暮らそう それだけでいい 苦労かけた そのぶんは きっとつぐなう 優子 優子 名前に似合う その笑顔いつまでも
夕霧草丘みどり丘みどり多野亮水森英夫伊戸のりお花にうつむく 恋一輪に 別れをつげる 鐘の音 夕霧草(ゆうぎりそう) 夕霧草 赤紫の 花影に 思い出ゆれる 微笑むように  どんな暮らしを してるでしょうか 便りもとだえ 春ふたつ 夕霧草 夕霧草 わきたつ雲の 花模様 はげしく燃えた あの日のように  なごり惜しむか 爪弾く風も 季節はめぐる 走馬灯(そうまとう) 夕霧草 夕霧草 命を急ぐ 忘れ蝉 そえない二人 いたわるように
悠久の古都野村真希野村真希かず翼水森英夫伊戸のりお山辺(やまのべ)の 道は遥かに黄昏て ゆきて戻らぬ 想い出よ ひとり桜井 三輪山(みわやま)へ あなたのふるさと 歩いています も一度 も一度 逢いたいあなた  いにしえの 古都の栄華を偲ばせる 風も雅な 大和路よ 花の御寺(みてら)の 木漏れ日に いとしい面影 重ねています も一度 も一度 逢いたいあなた  あおによし 奈良は吉野の八重桜 高見のさとに 散る花よ 恋の終わりか 夢の淵 清き流れに 幸せ祈る も一度 も一度 逢いたいあなた
悠久の剣岡本京太郎岡本京太郎弘兼憲史大谷明裕伊戸のりお鎬(しのぎ)を削る 刀工(とうこう)の 技を競いし 中に居て 江戸の末期の 源(みなもと)の 名工清麿(めいこうきよまろ) ここにあり 正義の御旗(みはた)の 元(もと)にこそ 今この剣が この剣が燃え上がる  月に叢雲(むらくも) 花に風 風雲急(ふううんにわか)に 騒ぎ立ち 決して悪事は 許すまじ あぁ我凛(りん)として 戦わん 正義の御旗(みはた)の 元(もと)にこそ 今この剣が この剣が立ち上がる  黄昏(たそがれ)迫る 日本海 海に映りし 島影に 交錯(こうさく)するのは 流星(りゅうせい)か 悠久(ゆうきゅう)の時間(とき)さえ 流れたり 正義と平和の 元(もと)にあり 今この剣は この剣は生き残る
勇気の一歩北山たけし北山たけし数丘夕彦・原譲二原譲二伊戸のりお何にもやらずに 悔やむより とことんやって やりぬこう それで駄目なら あきらめろ 自分をほめて あきらめろ 胸を張って 次の人生へ 歩き出せばいい さあ 勇気の一歩  思い通りにゃ ならないが くじけはしないさ まわり道 きっと約束 忘れない 叱った君を 忘れない 遥かな空に 星はないけれど 望み捨てないで さあ 勇気の一歩  若いうちなら 二度三度 誰にもあるさ つまずきは 負けはしないさ 俺はゆく それでもゆくさ 俺はゆく 風に向かい 雨に顔あげて あすへ踏み出そう さあ 勇気の一歩
夕顔の女氷川きよし氷川きよしかず翼杜奏太朗伊戸のりお匂いほのかな 夕顔に 浮かぶ面影 泣きぼくろ すがるその手の 冷たさを 今も哀しく 覚えてる 俺の胸に 咲いた花  後は追うなと 別れても 忘れられない 旅の空 独りぼっちの こんな夜 夢の中でも 淋しげに 俺に俺に ほほ笑むよ  闇に消えそな 夕顔の あれは涙か 夜の露 一目逢いたい もう一度 風よ散らすな いつまでも 俺の胸に 咲いた花
ヤーヤーヤー・恋は止まらないキム・ヨンジャキム・ヨンジャパク・ムブ、日本語詞:円香乃チョン・ギス伊戸のりおヤーヤーヤー ネナイガオッテソ 恋にも 年齢(とし)があるの? 心ひとつ 気持ちひとつ あなただけが 恋なのに 涙がでるの 年齢がなんなの 今こそ ピッタリじゃない ある日偶然 鏡に映る 自分を 眺めながら 時間(とき)よ止まれ ネナイガオッテソ 今こそ ピッタリじゃない  ヤーヤーヤー ネナイガオッテソ 恋にも 年齢があるの? 胸を焦がし 心焦がし あなただけを 見てるのに どうしてなのよ 年齢がなんなの 今こそ ピッタリじゃない ある日偶然 鏡に映る 自分を 眺めながら 時間よ止まれ ネナイガオッテソ 今こそ ピッタリじゃない  ある日偶然 鏡に映る 自分を 眺めながら 時間よ止まれ ネナイガオッテソ 今こそ ピッタリじゃない  今こそ ピッタリじゃない
三山ひろし三山ひろし関沢新一古賀政男伊戸のりお勝つと思うな 思えば負けよ 負けてもともと この胸の 奥に生きてる 柔の夢が 一生一度を 一生一度を 待っている  人は人なり のぞみもあるが 捨てゝ立つ瀬を 越えもする せめて今宵は 人間らしく 恋の涙を 恋の涙を 噛みしめる  口で言うより 手の方が早い 馬鹿を相手の 時じゃない 行くも 住(とま)るも 坐(すわ)るも臥(ふ)すも 柔一すじ 柔一すじ 夜が明ける
山の吊橋西方裕之西方裕之横井弘吉田矢健治伊戸のりお山の吊橋(つりはし)ァ どなたが通る せがれなくした 鉄砲うちが 話相手の 犬つれて 熊のおやじを みやげにすると 鉄砲ひとなで して通る ホレ ユーラユラ  山の吊橋ァ どなたが通る 遠い都へ 離れた人を そっとしのびに 村娘 谷の瀬音が 心にしむか 涙ひとふき して通る ホレ ユーラユラ  山の吊橋ァ どなたが通る 酒がきれたか 背中をまるめ のんべェ炭焼き 急ぎ足 月をたよりに 枯れ葉のように くしゃみ続けて して通る ホレ ユーラユラ
止まない雨チョン・テフチョン・テフ円香乃徳久広司伊戸のりお幸せになって なんて言うから 言いかけた言葉が 迷子になる 行かないでなんて 未練なセリフ 効き目があるのは ドラマの中 コーヒーが 冷めてゆく 君の心が 冷めてゆく 目をそらした 窓の外 止まない雨が降る…  送るから乗って なんて言ったら 困らせてしまうね わかってるよ それなのに僕は 停まったままで 今でも答えを 待っている タクシーが 滑り込む 白いコートが ひるがえる ふとこぼれた サヨナラに 止まない雨が降る…  想い出が 消えてゆく テールランプが 遠去かる 一人残る 街角に 止まない雨が降る…
山桜黒川英二黒川英二水木れいじ美樹克彦伊戸のりお人知れず 静かに消える 山桜 母の面影 重なって―  口下手な俺だから 幸せにすると 言うかわり ふるさとの 丘に来て この木の下で 君を抱く ささやかな毎日を 大事に生きる 今日からは… 山桜…山桜…舞散る花よ おふくろよ あなたに誓う この愛を  入江(うみ)沿いに ゆく汽車で 東京へ向かう 雪の朝 男なら 負けるなと この木の下で 手を振った おふくろのあの涙 話したかった君だけに… 山桜…山桜…優しい君のほほえみを あなたに一目 見せたくて  今度来る その時は 無邪気にはしゃぐ 子供つれ… 山桜…山桜…伝えて欲しいおふくろに 言えないままの ありがとう
山口旅愁水森かおり水森かおり志賀大介弦哲也伊戸のりおさわやかな風の中 歩いても 心は淋しい 花ぐもり ひとり旅する 萩の町 思い出ばかりを 探してる もう一度 あの日に帰りたい 夢は 夢は儚い 山口旅愁  愛しさと切なさが 入りみだれ 港で霧笛も 泣いてます 船が出て行く 下関 海峡廻って 帰ります 秋色の 夕陽が消えてゆく 愛は 愛はむなしい 山口旅愁  倖せになれそうな 気がします 涙を捨てます この川に 錦帯橋は あした橋 渡れば心が 晴れますか もう一度 あなたに逢いたくて 風も 風もやさしい 山口旅愁
山鹿慕情山本みゆき山本みゆき三浦康照岡千秋伊戸のりおうらむ気持よりも 幸せでした たとえ短い 月日でも 愛し合えたわ ふたりして あゝ 山鹿を… 忘れない あなたがいるから いつまでも  いつか雨に濡れて 八千代座(やちよざ)通り 歩く私の 肩抱いて 寒くないかと なぐさめた あゝ あの日の… やさしさが 心の底まで しみました  あなたいるかしらと はかない夢を 抱いてさまよう 鞠智城(きくちじょう) だけど逢えない 湯の町よ あゝ 山鹿の… 灯籠(とうろう)が こらえる涙に にじむのよ
ヤバイ…男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりお見え透いた 優しい嘘の なぐさめは やめてくれ 黙って店から 出ていけばいい  好きだった 薄めのルージュ 重そうな くちびるに 別れの言葉が こぼれて消える  ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ…  淋しいと こぼした涙 気づかない フリをした 最初も最後も 悪いのは俺  気の抜けた ビールの泡が ひとつだけ 揺らめいて 愚かな未練を 冷たく笑う  ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 午前2時 店もない アァ…  ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ ヤバイ ヤバイバイバイ… 嘘だろう ヤバイ ヤバイバイバイ… 泣きそうさ 外は雨 傘もない アァ…
柳川雨情山内惠介山内惠介下地亜記子水森英夫伊戸のりお愛しても 愛しても 愛し足りない 君だった 離れても 離れても 忘れられない いつまでも 白秋(はくしゅう)道路に 咲いている 野菊にかさなる あの笑顔 柳川 掘割 川くだり うしろ姿が 君に似ている 傘をさす女(ひと)よ  愛しても 愛しても 何もやれない 僕だった 悔やんでも 悔やんでも 戻れないのさ あの日には 有明海から 吹く風が 二人の想い出 連れてくる 今頃どうして いるだろか 日暮れ間近の 町はむらさき 雨の城下町  愛しても 愛しても 二度と逢えない 君だけど 倖せを 倖せを 旅の空から 祈ってる 松涛園屋敷(しょうとうやしき)の 庭さきで 交した約束 還(かえ)らない すべては儚い 夢の中 涙まじりの こぬか雨降る 町に灯がともる
宿なしすずめ中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりお駅へ急ぐ 人の波 小雨ににじむ ネオン きっとここに あなたは来ない バカねバカねバカね 私バカね 宿なしすずめ… 愛された ことなんて 初めから なかった 佇む雨の 交差点 かざす傘も 人もない  星も消えた この街で 初めて 優しくされて 夢を見たの おんなの夢を 泣いて泣いて泣いて 涙枯れて 宿なしすずめ… いつだって 幸せは あの女(ひと)の となりね タクシー(くるま)もいない 雨の道 帰る部屋も 胸もない  バカねバカねバカね 私バカね 宿なしすずめ… 振り向けば 雨の中 あの人が 来そうで 灯りも消えた 駅通り 眠る子守歌(うた)も 膝もない
八尾坂道 風の盆岡ゆう子岡ゆう子由梨恵子国重源宗伊戸のりお愛のかけらか 涙のつぶか 八尾坂道 音のまち 踊り明かした 女のゆかた 燃えたままでは しまえない 愛を誓った あの人を 忘れ 忘れさせてよ 風の盆  かぶる編笠 薄口紅(べに)ひいて 胸はあなたの ことばかり そっと重ねた 唇さえも 月の灯りに ふるえてた 故郷(さと)をはなれて あの人は どこで どこで踊るか 風の盆  ひとりおわらに とり残されて 越中八尾の 夜がふける 窓にしんしん 胡弓が泣いて 夢でぼんぼり ゆれている 枕ぬらして 踊るのは 呼んで 呼んで帰らぬ 風の盆
やっぱ好きやねん上沼恵美子上沼恵美子鹿紋太郎鹿紋太郎伊戸のりおもう一度やり直そうて 平気な顔をして いまさら さしずめ振られたんやね あんた わがままな人やから  嘘のひとつもつかないで 出てったくせに 過ぎた事やと笑ってる あんたを 憎めりゃいいのにね  やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん 悔やしいけど あかん あんた よう忘れられん やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん きつく抱いてよ 今夜は  見慣れた街の灯(あかり)が 何故だか鮮やかに 映るわ あんたの胸で寝てると 不思議 あの頃と同じやね  一度終わった恋やもん 壊れても もともと つくづく めでたい女やと 自分で自分を笑うけど  やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん あんたやなきゃ あかん うちは女でいられん やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん もう離さん 言うてよ  やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん 悔やしいけど あかん あんた よう忘れられん やっぱ好きやねん やっぱ好きやねん きつく抱いてよ 今夜は
やっ奴凧井戸川重光井戸川重光万城たかし宮下健治伊戸のりお青い空でも 雨は降る それが人生 ぬかる道 苦労あしたの 肥しじゃないか… 男だったら 風うけて 俺はなりたい やっ奴凧  夢という名の 玉手箱 見てるだけでは 能がない 殻を破って 行こうじゃないか… 急(せ)かず騒がず 時をまつ 明日を見上げる やっ奴凧  渡る世間にゃ 鬼がいて 頭出したら たたかれる そこが男の 勝負じゃないか… 夢をこの手で 掴むまで 上がれ天まで やっ奴凧
やすらぎ桂竜士桂竜士黑澤戀宮下健治伊戸のりおふれた唇 やすらぎ一つ 燃えて静かに 夢の中 こころ染みつく 残り香よ 好きよ好きよ 好きよ好きよ …あなたが好きよ つかの間だけど 幸せくれた 憎らしいほど あゝ…罪な人  とける眼差し やすらぎ一つ 揺れる想いに ほだされて 悪いゆびさき 求めてた 熱い熱い 熱い熱い …あなたが熱い いますぐ抱いて 素顔にさせて こころ惑わす あゝ…罪な人  甘いくちづけ やすらぎ一つ 肌に未練の 冬支度 別れ足音 忍んでも 欲しい欲しい 欲しい欲しい …あなたが欲しい 次の世までも 離したくない 忘れられない あゝ…罪な人
椰子の実三山ひろし三山ひろし島崎藤村大中寅二伊戸のりお名も知らぬ 遠き島より 流れ寄る 椰子(やし)の実(み)一つ 故郷(ふるさと)の岸を 離れて 汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)  旧(もと)の木は 生いや茂れる 枝はなお 影をやなせる われもまた 渚(なぎさ)を枕 孤(ひとり)身の 浮寝(うきね)の旅ぞ  実をとりて 胸にあつれば 新(あらた)なり 流離(りゅうり)の憂(うれ)い 海の日の 沈むを見れば 激(たぎ)り落つ 異郷の涙  思いやる 八重(やえ)の汐々(しおじお) いずれの日にか 国に帰らん
優しさをありがとう元木道夫元木道夫戸川智砂子宮下健治伊戸のりお今日も元気で 過ごせたね 青空みたいな 気持ちだよ 静かに見つめて くれた人 大きく広げた 両手には 小さな幸福(しあわせ) 積み重ねてる 優しさをありがとう 元気が出たよ  春夏秋冬 一年に つらくて苦しい 時もある いたわり見つめて くれた人 泣いたらいいのさ 思いきり 誰にも遠慮は いらないからね 優しさをありがとう 素直になれる  きっと良いこと あるだろう 諦めないのが 一番と 笑顔で話して くれた人 格好つけても 良いじゃない 少しは許して 貰えるだろう 優しさをありがとう 勇気が出るね
夜行列車キム・ランヒキム・ランヒ秋浩二秋浩二伊戸のりおわたし一人を 置き去りに 汽車が出てゆく ひとりホームに佇みながら あなた見送る 今はすべて終わった 恋だけど 残る未練ごころが 離れない 夜行列車に 飛び乗って あなた あなた 追いかけ ゆきたい  あなた一人を 愛するの こんなに辛いと 知らず今日まで過ごして来たわ バカな女ね 走る列車の汽笛 サヨナラと 鳴けば熱い涙が また落ちる わたしもう一度 生まれても あなた あなた 愛して ゆきたい  今はすべて終わった 恋だけど 残る未練ごころが 離れない 夜行列車に 飛び乗って あなた あなた 追いかけ ゆきたい
焼けぼっくいに火がついた千葉一夫&柳澤純子千葉一夫&柳澤純子仁井谷俊也みちあゆむ伊戸のりお噂の彼女は どうしたの? ひとりの横顔 淋しそう 若くてオシャレで 男前 彼氏と喧嘩を したのかい 水割り一杯 もう一杯 酔えばグラスに むかしが映る 嫉妬(やきもち)はんぶん 未練が少し 焼けぼっくいに火がついた 火がついた  あの日の我がまま あやまちを あやまりたいのよ 本当は おまえのやさしさ 愛おしさ 探していたのさ あの日から 水割り一杯 もう一杯 甘い香水(コロン)が こころを燃やす 愛しているのよ 死ぬほど好きさ 焼けぼっくいに火がついた 火がついた  あなたは私の 青い鳥 別れて気づいた お馬鹿さん 涙をちょっぴり 眸(め)に浮かべ 微笑むおまえが 可愛いよ 水割り一杯 もう一杯 ふたり今夜は 結ばれたいね 二度目のこの恋 大事にしよう 焼けぼっくいに火がついた 火がついた
約束岬佐々木麻衣佐々木麻衣旬一南乃星太伊戸のりおダルマ夕日が 岬を松を 真っ赤に染めて 幾重にも 寄せては返す さざ波が 磯のサッパ船を ゆらゆらし 影絵のように織りなす 夕映えの里 ここは二人で名付けた 約束岬  二人恋した 確かめ合った 夕暮れの海 それぞれに 募る心は 時満ちて 結ぶ絆の糸 永遠の愛 小指絡めて愛を 夕日に叫ぶ 愛の命が宿る 約束岬  鐘が鳴ります 愛の証の 鐘の音響け 七色の 夕日の帯に 照らされて 歩く二人の道 花が舞う 愛の衣に包まれ 夢を探しに ここは愛が旅立つ 約束岬
矢切の渡し三山ひろし三山ひろし石本美由起船村徹伊戸のりお「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
野球小僧三山ひろし三山ひろし佐伯孝夫佐々木俊一伊戸のりお野球小僧に 逢ったかい 男らしくて 純情で もえるあこがれ スタンドで じっと見てたよ 背番号 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧  野球小僧は 腕自慢 凄いピッチャーで バッターで 街の空地じゃ 売れた顔 運が良ければ ルーキーに 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧  野球小僧が 何故くさる 泣くな野球の 神様も たまにゃ三振 エラーもする ゲーム捨てるな 頑張ろう 僕の様だね 君のよう オオ マイボーイ 朗らかな 朗らかな 野球小僧
森の石松あっぱれ節ハン・ウギョンハン・ウギョン永島弘子富田梓仁伊戸のりお遠州 森の 石松さんは 陽気げんきな ハハハ お人柄 さても万座の 皆様方よ 嬉しがらせる ほめ言葉 寿司を食いネエ 酒呑みネエ ハハハハ 俺の背中に 富士の山 おとこ勇みの あっぱれ節  遠州 森の 石松さんは けんか早いが ハハハ 玉に疵(きず) 強き挫いて 弱きを助け 義理に背くは 人じゃない わが身この身を 投げ出して ハハハハ 富士のお山を 仰ぎ見る おとこ真情(まこと)の あっぱれ節  遠州 森の 石松さんは 心一途な ハハハ お人好し 四国代参 金毘羅もうで ここがあの世の 一里塚 憎や騙した みやこ鳥 ハハハハ 仇になったか 人情が おとこ石松 あっぱれ節
桃太郎一代記一条貫太一条貫太万城たかし岡千秋伊戸のりお負けず嫌いが 十五の春に 意地を絞って 八百正(やおしょう)暮らし きっと母ちゃん 見ててくれ いつか男に なってやる 夢は己の 一里塚 桃太郎一代 俺の道  雨のどしゃ降り 恐れちゃならぬ 泥の底から わが身を磨く 「情」一文字 トラックに 積んで苦労の 茨みち 愚痴は言わずに 涙のむ 桃太郎一代 おとこ道  実る稲ほど 頭(こうべ)を垂れる 俺もなりたい 稲穂のように 人の心が 人を生む 勝る言葉は なにもない 天下取る気で 仰ぐ空 桃太郎一代 俺の道
木綿のハンカチーフ天童よしみ天童よしみ松本隆筒美京平伊戸のりお恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って  恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの 指輪を送るよ 君に 君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの  恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね  恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
紅葉坂水沢明美水沢明美里村龍一岡千秋伊戸のりお忘れた事など 一日もない 今は返らぬ ひとだけど 生みの親より 深い愛 私にかけて くれた母(ひと) ごめん ごめんね  たったひとつの 恩返し 出来ずじまいの 紅葉坂  春夏秋冬 季節は変わり しぐれ身にしむ 神無月 ひとめ逢いたい こんな夜は おもかげ酒に なみだ唄 ごめん ごめんね 紅く燃えつつ 枯れていく おんな命火 紅葉坂  他人(ひと)の心配 ばかりして 静かにいつも 笑ってた  ごめん ごめんね 負けちゃ駄目よと 言う声が 風に聞こえる 紅葉坂
もののふの花松川未樹松川未樹石原信一岡千秋伊戸のりお春まだ浅い 磐梯に 気(け)高く開け 石割桜(いしわりざくら) 時代がいくつ 変わっても 弱い女と 言われても ああ 武士(もののふ)の 武士(もののふ)の 心をまとい 岩に咲く  武骨な父は 語らずに 静かな母が 会津の姿 けなげに生きる 人の道 娘ながらも 受け継いで ああ 武士(もののふ)の 武士(もののふ)の 心を結ぶ 紅の帯  「明日(あした)」と 書いたその文字を 「希望」と読めと 無言の教え 昔を偲ぶ 城跡に 夢に黒髪 なびかせて ああ武士(もののふ)の 武士(もののふ)の 心を抱いて 風に立つ
MON AMOUR ~私の恋心~華乃美幸華乃美幸大久保よしお徳久広司伊戸のりおやめて やめてよ 言い訳なんて いい女(ひと)だったら 割り切って あげるわ いいの いいのよ なぐさめなんて 私なんか 夜に降る 通り雨 泣かないで MON AMOUR このワイングラスも これで終わりなの 泣かないで MON AMOUR あの人と別れるの  好きよ 好きなの いまでも好きよ 心も命も 何もかも あげるわ いいの いいのよ なぐさめなんて 私なんか まばたきの 流れ星 泣かないで MON AMOUR この愛が醒めたら これで終わりなの 泣かないで MON AMOUR あの人と別れるの  泣かないで MON AMOUR このワイングラスも これで終わりなの 泣かないで MON AMOUR あの人と別れるの
モナムール・モナミ~愛しい人よ~水森かおり&原田龍二水森かおり&原田龍二円香乃中崎英也伊戸のりお雨がまた 降ってきたわ 出逢った あの日みたいね 初めてさ こんな気持ち このまま 帰したくない  雨の音で 踊りましょう 明かりは 消したままで 言葉なんて いらないよ 鼓動だけ 聞いていたい  モナムール・モナミ 愛しい人よ サラサラと 時がこぼれても モナムール・モナミ この瞬間は 二人だけの永遠…  恋なんか こりごりだと 心に 決めていたのに 不思議だわ あなただけよ こんなに 素直になれる  好きなワイン 二人飲もう まだまだ 夜は長い 腕の中で 酔わせてよ 抱きしめて 離さないで  モナムール・モナミ 愛は蜃気楼 ユラユラと 消えて壊れても モナムール・モナミ この瞬間を めぐり逢いを信じて…  モナムール・モナミ 愛しい人よ サラサラと 時がこぼれても モナムール・モナミ この瞬間は 二人だけの永遠…
元町たそがれ恋の町次郎丸次郎丸米田勉五郎正宗伊戸のりおみなと函館 霧笛が哭いて 夜景きらめく 星が降る 好きな女の いたところ 思いに揺れて 未練酒 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町  みなと横浜 小雨に濡れて 港が見える 丘の上 他人のそら似と 言うけれど 女の噂に 胸が鳴る 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町  みなと神戸に カモメが一羽 エキゾチックな 異人館 風の便りじゃ 元気だと 女の面影 偲び酒 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町  みなと長崎 オランダ坂に 異国情緒の 鐘が鳴る 細いうなじが 気にかかる 憂いに染まった 片えくぼ 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町
もしも涙になれたなら…森川つくし森川つくし菅麻貴子杜奏太朗伊戸のりおもしも私が 涙なら 真珠の涙に なるでしょう せつない思いの ひとしずく あなたの心へ 届けたい ほろり ほろほろ 届けたい ほろり ほろほろ 恋ごころ  もしも私が 雲ならば 真夏の空行く 雲になる あなたの住んでる あの町へ しあわせ訪ねて 行きたいの ふわり ふわふわ 行きたいの ふわり ふわふわ 夢きぶん  もしも私が 蕾なら 桜の蕾に なるでしょう 小さな小さな 命でも あなたに捧げて 咲きたいの はらり はらはら 咲きたいの はらり はらはら 恋ごころ
最上の船頭氷川きよし氷川きよし松岡弘一水森英夫伊戸のりお「船がでるぞォ~」 船頭さんが 呼んでいる 五月雨速い 最上川 うしろ気にする 二人連れ あわてて乗り込み 揺れる船 お千十六 弥助は二十歳 追っ手がこわい二人です  「その船待てェ~」 誰かが岸で どなってる 五月雨速い 最上川 両手合わせる 二人連れ 船頭なにやら 思案顔 お千箱入り 弥助は手代 すべてを捨てた船出です  「船が行くよォ~」 鳥追い女 唄ってる 五月雨速い 最上川 呉越同舟(ごえつどうしゅう) うなずいて 船頭船足(ふなあし) 速めたよ お千笑顔で 弥助は涙 明日は波の彼方です
最上川慕情鈴木りえ鈴木りえ志賀大介増田空人伊戸のりお恋の左沢(あてらざわ) 情けの酒田 女ごころの 紅花のせて 船はヨヤサの 六十里 碁点(ごてん)・三(みが)の瀬(せ)・隼(はやぶさ)で 泣かぬ船頭の 眼が濡れる ヨヤサノマカセの 最上川  波の瀬の背に 涙がほろり あの娘(こ)恋しや 達者でいるか  日かげ育ちはよ 日向に弱い 袂ふるから この岸辺まで はんこたんなを 投げてくれ 春の七草 ほとけのざ 秋の七草 ひがんばな ヨヤサノマカセの 最上川  噂ひとつもよ 届かぬままに 風にめくれて こよみが細る 今日も万場で 袖絞る 窓を開ければ ひらた舟 明日を夢見て 棹をさす ヨヤサノマカセの 最上川
最上川水森かおり水森かおり伊藤薫弦哲也伊戸のりおあの人に もしも今すぐ逢えるなら すべて捨てても 構わない 舟にゆられて 最上川 遠くかすんだ 山の峰 サヤサヤと 風が舞う あなたへ帰る 舟はどこ 愛につながる 橋はどこ  五月雨(さみだれ)と 涙あつめて川はゆく 傘もささずに ひとり旅 空の彼方に ちぎれ雲 古いお堂に 手を合わす ヒュルヒュルと 風が啼く 好きだと抱いて くれたのに 心預けた 人なのに  流れせつない 最上川 三里向こうは 霧の中 サヤサヤと 風が舞う 明日に続く 道さがし 行方知れずの 夢さがし
燃えて恋歌松川未樹松川未樹水木れいじ岡千秋伊戸のりお好きなら いいじゃない 好きなら好きだと 素直に言ったらいいじゃないの 今日は今日だよ 今日かぎり 春には桜も 乱れ咲き 風に散るのは 覚悟だよ… 男だったら いのちがけ 好きなら いいじゃない いいじゃない  だめなら いいじゃない だめならだめでも 一からやったらいいじゃないの 心の傷など 恥じゃない 夏には夜空の 遠花火 祭りのあとの 淋しさよ… 男だったら いのちがけ 泣いても いいじゃない いいじゃない  惚れたら いいじゃない 惚れたら惚れたと 照れずに言ったらいいじゃないの 明日は明日さ 今日じゃない 秋から冬へと 散る紅葉 燃えて恋歌 聞かせてよ… 男だったら いのちがけ 抱いたら いいじゃない いいじゃない
燃えちゃろか黒木姉妹黒木姉妹滝川夏加藤将貫伊戸のりおおなご 九州 みなよかおごじょ 博多美人は 目元も涼し 一度 火がつきゃ 骨まで焦がす どげん どげんね サアサアサア どげん どげんね ヨイヨイヨイ 赤い口紅 あで姿 メラメラ行こうか 燃えちゃろか サアサアサアサア ヨイヨイヨイ サアサアサアサア ヨイヨイヨイ  男 九州 よかにせばかり 肥後は もっこす 薩摩は隼人 今日も目移り 月さえ笑う どげん どげんね サアサアサア どげん どげんね ヨイヨイヨイ 太鼓たたくは 無法松 口説きに行こうか とことんか サアサアサアサア ヨイヨイヨイ サアサアサアサア ヨイヨイヨイ  ちょいと流し目 誘いの合図 どげん どげんね サアサアサア どげん どげんね ヨイヨイヨイ 酒は焼酎 まっこと旨い 朝まで行こうか 燃えちゃろか サアサアサアサア ヨイヨイヨイ サアサアサアサア ヨイヨイヨイ
もう言わないで小金沢昇司小金沢昇司麻こよみ近江たかひこ伊戸のりおお願いだから もう言わないで つらいあなたの 気持がわかるから いつか一途な 私の愛が あなたの重荷に なったのね… 夜霧に 濡れてる 街灯り 哀しみが 哀しみが 静かに揺れる  あなたのことを 責めたりしない 他の誰より 愛した人だから 遅い帰りを 待つことさえも 幸せだったの 私には… 二人で暮らした 北の街 思い出が 思い出が 心に揺れる  お願いだから もう言わないで にじむ涙を 拭きとる指の先 すがりつきたい せつない思い 無理して断ち切り 背を向ける… 夜霧に消え行く 街灯り 淋しさが 淋しさが 静かに揺れる
もう一度おまえと加門亮加門亮百音(MONE)森川龍伊戸のりお染まる夕映え 港のホテル 夢を紡いだ 灯りがともる 俺のより道 気づかぬふりで 肩にもたれて はしゃいで見せた  切ない心 やけに泣かせる なくした恋が 胸に熱いよ TO LOVE AGAIN TO LOVE AGAIN めぐり逢いたい TO LOVE AGAIN TO LOVE AGAIN もう一度 おまえと  想い出ひとつ グラスに落ちて 白い面影 寂しく揺れた 夜にこぼれた 二人の瞬間(とき)を 抱いてやりたい この手にそっと 霧笛(むてき)が叫ぶ 帰って来いと 戻らぬ恋が 心をせめる TO LOVE AGAIN TO LOVE AGAIN めぐり逢いたい TO LOVE AGAIN TO LOVE AGAIN もう一度 おまえと  夜更けの雨に 小さく鳴いた カモメの声が 胸に沁みるよ TO LOVE AGAIN TO LOVE AGAIN めぐり逢いたい TO LOVE AGAIN TO LOVE AGAIN もう一度 おまえと
もういちど江ノ島三代沙也可三代沙也可岩本亮・補作詩:伊藤雪彦伊藤雪彦伊戸のりおあなたの面影 探しつつ 鳥居を抜けて 女坂 潮の香りも 懐かしく 龍も恋する 鐘の音 弁天様も もらい泣き  ああ もいちど江ノ島 もういちど あなたと 歩きたい  渚のむこうに 光る富士 遠く眺めて ひとり旅 ゆれる想いに ときめいて 心いつしか 燃え上がり そっとあの人 呼んでみた  ああ もいちど江ノ島 もういちど あなたに抱かれたい  白波寄せ来る 稚児ヶ淵 なにすすり泣く 浜千鳥 月の照らない 暗夜(やみよ)でも 島に夜明けが 来るものを 私の恋は 行(ゆ)きどまり  ああ もいちど江ノ島 もういちど あなたと 暮らしたい
夫婦ほたる三船和子三船和子石本美由起岡千秋伊戸のりお夜が冷たい この世の闇に 夫婦ほたるは 灯を点す 愛があるから 笑って生きた 愛があるから 幸せよ 甘い水には 夢があり 苦い水には 苦労がしみる  生きることには 不器用だけど 夫婦ほたるの むつまじさ 宿があるから 寄り添いながら 宿があるから 寄り添うの 二人ぐらしの 晩酌に つくる手料理 こころが弾む  羽根をすり寄せ 労(いたわ)りあって 夫婦ほたるは 明日を呼ぶ 夜があるから 耐えられるのさ 夜があるから 耐えるのよ これが私の 運命(さだめ)なら 命ぎりぎり 尽くしてみたい
夫婦節泉ちどり泉ちどり東逸平野崎眞一伊戸のりお観音様の 石段を 一月(ひとつき)ぶりに 連れ添い上(のぼ)る 死ぬまで生きる 定めなら 死ぬまで 明日(あした)を 咲かせたい 振り向けば すべて愛 浮いて沈んで また浮いて 夫婦節(めおとぶし)  遠くに暮らす 子や孫も 音沙汰無しが 元気なあかし 暦をめくり 指を折る 正月 お盆にゃ 顔見たい 振り向けば すべて愛 泣いて笑って また泣いて 夫婦節(めおとぶし)  縁(えにし)の糸が もつれても 繕(つくろ)いながら ここまで 来(こ)れた どちらが先に 行こうとも どちらも 心は 二人連れ 振り向けば すべて愛 晴れて曇って また晴れて 夫婦節(めおとぶし)
夫婦純情矢吹春佳矢吹春佳さいとう大三市川昭介伊戸のりお夢を落としたら わたしが拾う それが おんなの こころの つとめです 何も言わずに お酒を注いで 返る 笑顔がうれしいの 夫婦純情 あなたと 生きる  これが愛なのね 幸せなのね 胸に 明かりが 今夜も 点ります 何があろうと 私のそばにいて 離れたくない いつまでも 夫婦純情 こころで 生きる  惚れて惚れぬいて 後ろは見ずに ついて ゆきます あなたの うしろから やっと 涙で みつけた人だもの 路地に 灯りが点る夜は 夫婦純情 あなたと 生きる
夫婦春秋一条貫太一条貫太関沢新一市川昭介伊戸のりおついて来いとは 言わぬのに だまってあとから ついて来た 俺が二十で お前が十九 さげた手鍋の その中にゃ 明日の飯さえ なかったなア お前  ぐちも涙も こぼさずに 貧乏おはこと 笑ってた そんな強気の お前が一度 やっと俺らに 陽がさした あの日涙を こぼしたなア お前  九尺二間が 振り出しで 胸つき八丁の 道ばかり それが夫婦と 軽くは言うが 俺とお前で 苦労した 花は大事に 咲かそうなア お前
夫婦春秋三山ひろし三山ひろし関沢新一市川昭介伊戸のりおついて来いとは 言わぬのに だまってあとから ついて来た 俺が二十で お前が十九 さげた手鍋の その中にゃ 明日のめしさえ なかったなァ お前  ぐちも涙も こぼさずに 貧乏おはこと 笑ってた そんな強気の お前が一度 やっと俺らに 陽がさした あの日なみだを こぼしたなァ お前  九尺二間が 振り出しで 胸つき八丁の 道ばかり それが夫婦と 軽くは言うが 俺とお前で 苦労した 花は大事に 咲かそうなァ お前
夫婦桜やしまひろみやしまひろみあかぎてるや藤竜之介伊戸のりお重い荷物は 二人で分けて 苦しみ半分 幸せ二倍 越えて来ました 九十九(つづら)坂 冬が過ぎれば 春がくる これからも 手に手をとって 二人仲良く 暮らそうね 夫婦桜を 咲かそうね  寒い世間も 二人で渡りゃ 淋しさ半分 ぬくもり二倍 過ぎて来ました 茨(いばら)道 月にむら雲 花に風 これからも 肩貸し合って 二人笑って 生きようね 夫婦桜を 咲かそうね  辛い涙は 二人で分けて 悲しみ半分 喜び二倍 抜けて来ました 迷い道 夜が明ければ 朝がくる これからは 労(いたわ)りあって 二人並んで 歩こうね 夫婦桜を 咲かそうね
夫婦坂道木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりお西日(にしび)が差し込む 六畳ひと間 それが二人の 始まりで 夫婦坂道 おまえと俺と ふたり手を取り 越えて来た 心ひとつに あぁどこまでも  喧嘩もしたよな 小さな事で 口にゃ出さぬが 詫びていた 夫婦坂道 おまえと俺と 巡る月日の 泣き笑い 声を掛け合い あぁどこまでも  働き通しの おまえにいつか 楽な暮らしを させたくて 夫婦坂道 おまえと俺と 家族守って 越えて行く 心ひとつに あぁどこまでも
名月赤城山氷川きよし氷川きよし矢島寵児菊地博伊戸のりお男ごころに 男が惚れて 意気がとけ合う赤城山 澄んだ夜空のまんまる月に 浮世横笛 誰が吹く  意地の筋金 度胸のよさも いつか落目の 三度笠 言われまいぞえ やくざの果てと さとるわらじに 散る落葉  渡る雁がね 乱れてないて 明日はいずこの ねぐらやら 心しみじみ 吹く横笛に またも騒ぐか 夜半の風
無法松の一生~度胸千両入り~氷川きよし氷川きよし吉野夫二郎古賀政男伊戸のりお小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯に ゆれて行く 今日は祇園の 夏祭り 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄海灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波
無法松の一生 (度胸千両入り)福田こうへい福田こうへい吉野夫二郎古賀政男伊戸のりお小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯(あかし)にゆれて行く 今日は祇園の 夏祭 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄界灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波
無法松・小倉春秋佐伯一郎佐伯一郎峰崎林二郎佐伯一郎伊戸のりおそーら! どいた どいた どいた 小倉の松五郎を知らんのか ヨーッ オリャーッ  酒だ喧嘩だ! 荒くれ者んだ 何処のどいつだ! 文句があるか! 親を知らない 母恋草が 度胸根っこで 身を咲かす 小倉名代は 小倉名代は 無法松  冬の玄海 北風受けて 車引く手に 涙か汗か 唄う追分 名残りの月に 胸の未練が 泣き止まぬ 男心が 男心が 千切れ飛ぶ  義理が七分で この恋三分 奥に仕舞った 男の意地が 成らぬ恋とは 分かっちゃいても 想い切れない 松五郎 たたく太鼓の たたく太鼓の あばれ打ち
六つの花男石宜隆男石宜隆円香乃岡千秋伊戸のりお夜の闇から 音もなく シンシンシンシン降り積もる 六つの花 言われなくても わかります これが最後の 逢瀬だと 白い白い白い雪が 格子窓に落ちる 生木裂くよな 別れをあなた 針の音さえ 憎らしい いっそ ひとひらの雪になり この命 この命 消えるまで…  紅い蛇の目を 染めるよに ハラハラハラハラ舞い落ちる 六つの花 知っていました 見送れば 消した未練が 増すことを 白い白い白い雪が 寒い胸に落ちる 追ってゆけない 愛しいあなた そっと伸ばした 指が泣く いっそ ひとひらの雪になり この涙 この涙 凍るまで…  白い白い白い雪が 夢の跡に落ちる 恋の紅糸あるなら あなた すぐにこの手に たぐりたい いっそ ひとひらの雪になり この想い この想い 溶けるまで…
娘よ三山ひろし三山ひろし鳥井実松浦孝之伊戸のりお嫁に行く日が 来なけりゃいいと おとこ親なら 誰でも思う 早いもんだね 二十才を過ぎて 今日はお前の 花嫁姿 贈る言葉は ないけれど 風邪をひかずに 達者で暮らせ  「花嫁さんが泣いたらあかん 父さんの事は心配せんでええ きれいや 今日のお前ほんまにきれいや なあ母さん」  夕べ娘が 酌してくれた 酒の味さえ おぼえていない 古い写真を 指さしながら ここが父さん そっくりなのと 頬のあたりを なでながら 涙ぐんでは はしゃいでくれた  笑い話で すませるけれど 口じゃ云えない 苦労もあった 嫁に行ったら わがまゝ云わず 可愛い女房と 云われて欲しい いつも笑顔を 忘れずに ついて行くんだ 信じた人に
娘の計らい間慎太郎間慎太郎いちせともひこ長谷川ひろのぶ伊戸のりお一泊二日の 湯のけむり 娘の計らい いで湯の旅は 代わりばんこに 背中を流し 信楽狸(しがらきだぬき)が 見ないふり 色々あったね おまえと二人 語り尽くせぬ 夜は更ける  素肌をかすめる 湯の香り 揃いの浴衣で 幾年(いくとせ)想い 注(そそ)ぐ徳利(とくり)の ほろ酔い酒に 苦労長坂 溶け流す 夢中で駆けてた 世間の隅で 咲いて咲かせた 二輪花(ふたりばな)  ふとした縁から 結ばれて 綻(ほころ)びかけてた 二人の仲を 合わせ縫いする 娘が愛し 弱音を吐(は)かずに ついて来た 苦労をかけたね お前の肩に 返す微笑(ほほえみ) 恋女房
娘に…福田こうへい福田こうへい吉幾三吉幾三伊戸のりお幸せに なるんだよ 二人してきっと 涙拭き 笑い顔 絶やさず いいな 母さんと話したか 女ゆえ努め 甘えたか ありがとう さようなら言ったか 寒い北の はずれ町 体こわさず 達者でな みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい  晩酌に 注がれたし 別れの杯 染みてきたその酒に こぼれし想い 父親(おやじ)とは情けなく 意地っ張り者よ おまえにも分かるだろう 子を持ち老いたら 月の明りに 庭に出て 二人の幸せ 願っておいたよ みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい  背中より でかかった 赤いランドセル 雨の中 泣いていた 学校帰りよ 夢だった二十年 ありがとう我が娘(こ) 長い旅 疲れたら 時々帰れ 明日(あす)の朝まで 飲んでるよ 別れの朝だ 起こしてくれよ みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい 写真一枚 あればいい…
無情の波止場原田悠里原田悠里石原信一岡千秋伊戸のりおむせぶ汽笛を おきざりに あなたの船が出る 雨の桟橋 一人立てば なにもかすんで見えない 行くなと胸に すがりつき 泣けばよかったの 涙 涙 涙 あゝ枯れても 待っていますと 叫ぶ声 無情の波止場  人にかくれた 暮らしでも 命の春でした 甘い言葉も 海の彼方 みんな消えてく幻 別れがいつか 来るようで 心おびえてた 涙 涙 涙 あゝちぎれて 白いかもめに なれたなら 無情の波止場  恋は儚い さだめだと いまさら知るなんて 雨の燈台 遥か遠く にじむ灯りが哀しい あなたと二人 海峡を 越えてみたかった 涙 涙 涙 あゝ凍えて 夢を散らした 雪になる 無情の波止場
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
無常の満月神野美伽神野美伽國枝星志山本茉莉伊戸のりお東の夜空の 満月を 伝言板に できるなら 愛するあなた 戻ってと 綴ってみたいわ この指で  笑っているのね 満月も 愚かな恋に 落ちたねと 遠くの空で 見下ろして なんにも分かっちゃ いないのに  四、五日過ぎれば 満月も やつれてゆくさ 切なさに 夜空の広さ 思い知り 運命(さだめ)を恨んで 欠けてゆく  なんにも言わない 満月は 私と同じ はぐれ者 幸せ奪う お日様の 足音素肌で 聞いてるの  思い出抱きしめ 消えてゆけ
霧情山内惠介山内惠介星野哲郎水森英夫伊戸のりお黒髪指(ゆび)に 巻きつけて 霧の波止場を さまよえば あなたを慕う 空(むな)しさが こみあげて こみあげて 泣けちゃうの あゝ 私の船は もういない  手に持つ花は ふるさとの 山に咲いてた 百合の花 あなたの旅を なぐさめる 筈なのに 筈なのに おそかった あゝ 私の船は もういない  波止場の霧に ぬれながら 次の逢瀬(おうせ)を かぞえたら いのちが三つ 欲しいほど 淋しくて 淋しくて 泣けちゃうの あゝ 私の船は もういない
無言坂前川清前川清市川睦月玉置浩二伊戸のりおあの窓も この窓も 灯がともり 暖かな しあわせが 見える 一つずつ 積み上げた つもりでも いつだって すれ違う 二人 こんな つらい恋 口に出したら 嘘になる 帰りたい 帰れない ここは無言坂 帰りたい 帰れない ひとり日暮坂  あの町も この町も 雨模様 どこへ行く はぐれ犬 ひとり 慰めも 言い訳も いらないわ 答えなら すぐにでも 出せる こんな つらい恋 口を閉ざして 貝になる 許したい 許せない ここは無言坂 許したい 許せない 雨の迷い坂  帰りたい 帰れない ここは無言坂 許したい 許せない 雨の迷い坂 ここは無言坂
婿どの大泉逸郎大泉逸郎仁井谷俊也大泉逸郎伊戸のりお惚れたこころを 実らせた 若いふたりの 夫婦雛(めおとびな) 可愛かわいで 大事に育て 至らぬ愛娘(むすめ)と 思うけど 婿どの… よろしく頼みます  祝う両家に 春が来て 増えた息子(かぞく)の 嬉しさよ 今日の笑顔と 親子の絆 一生忘れず 末永く 婿どの… よろしく頼みます  嫁にだす身も 娶(もら)う身も 目出度めでたの 華(はな)の宴 愛を育てて 倖せ掴み この次来る時ゃ 孫の顔 婿どの… よろしく頼みます
向島・夕立ち荘牧村三枝子牧村三枝子峰崎林二郎花岡優平伊戸のりお遠い稲妻 降る雨に 胸の赤い血 騒ぎます 今ごろあなたは 言問橋を 渡り始めて いるでしょう 泣いたそばから すぐ咲く笑顔 おまえの涙は 夕立ちと あなたはからかい のぞきこむ 花火の帰りの 別れ道 雨に忍んで 向島 駆けて落ち合う 夕立ち荘  胸を裂くよな かみなりも あなた待つ身は 静かです 不幸ばかりが よく似たふたり 縁が結んだ 丸い仲 酉の市から 帰りの寒さ 屋台のお酒で 暖めた あなたに出逢った 幸せは わたしにとっては 宝です 過去はすっかり 雨に消し ふたり旅立つ 夕立ち荘  濡れるほどでは ない雨なのに 人目を忍んで 開く傘 知らない町でも ふたりなら 世間の噂(かぜ)にも 耐えられる 晴れて陽も射す 向島 虹も二重に 夕立ち荘
麦畑・パート2GOLD LYLICオヨネーズGOLD LYLICオヨネーズ榎戸若子・松本かおる・長田あつし榎戸若子・上田長政伊戸のりお俺らと夫婦で 早や十年 およねありがとう やっぱ お前は最高だ 大事な宝物 やんだねぇ松っあん 急に何言うだ 俺らのこの目にゃ 見えで来る 今でもあの場面 鍬を握って ピロポーズ 鎌を握って 嬉し泣き 二人の心は のぼる朝日に ギンギラギンに 照らされて 俺ら あせった初めてだ 俺らも あせったあの時は あれから10年 麦畑…2  やっぱ 田舎はええもんだ 皆んな活き活きと およね お前のその肌も 若ぐて艶つやだ やんだはずかしな 今更何言うだ 松っあんガンバレ もう一人 早えとこ作るべな 胸を合わせて 感じてる 腕に抱かれて 燃えている 二人の心は のぼる朝日に ギンギラギンに 照らされて 俺ら一生離れねぇ 俺らも お前を離さねぇ 惚れて10年 麦畑…2  やっぱ これから宇宙だべぇ およねついてこい 月で畑さ耕して 米・麦作るべな やんだたまげたな 夢がでっけえな おらも一緒に ついてくべ 未来の果てまでも うさぎも月では 餅ついて かぐや姫まで 月に住む 二人の心は のぼる朝日に ギンギラギンに 照らされて 俺らIT ヤンママよ 俺らもパソコン 始めっか これから10年 麦畑…2
麦畑市川由紀乃&福田こうへい市川由紀乃&福田こうへい榎戸若子・補作詞:上田長政上田長政伊戸のりお俺らと一緒に暮らすのは およね おめえだと ずーと前から決めていた 嫁っこさ来ておくれ やんだたまげたな 急に何言うだ 俺も前から 松っつあんを 好きだと思ってた 鍬(くわ)を持つ手が震えてる 鎌(かま)を持つ手も震えてる 二人の心は沈む夕陽に 真赤っ赤に染められて 俺らでええのか 俺らおめえでええてば 愛の花咲く 麦畑  もしも嫌いと言われたら 俺らなじょしたべ 生きる希望も 夢もなく 一人で死んだべな あいやかわいそう 馬鹿なこと言うな 俺らも毎日 松っつあんの プロポーズ待っていた 交わす目と目が震えてる  さわる手と手も震えてる 二人の心は沈む夕陽に 真赤っ赤に染められて 俺ら信じてええのか 俺ら絶対嘘つかね 愛の花咲く 麦畑  俺らの嫁っこに来るってか およねえがったな うんと大事にすっからよ も少しこっちゃさこい やんだはずかしな ちっと気が早えな 俺らも一生 松っつあんを たよりにすっからよ 合わす口びる震えてる うれし涙も震えてる 二人の心は沈む夕陽に 真赤っ赤に染められて 俺ら本当にハッピー 俺らも本当にハッピー 愛の花咲く 麦畑
昔ばなしの子守歌北岡ひろし北岡ひろし南波洸伊藤薫伊戸のりおむかしむかし そのまたむかし 竹から生まれた 姫ものがたり 夜毎母が 話してくれた 心がゆらゆら 眠りについた 月の夜に旅立った 娘のように あなたも誰かを 愛するでしょう 小さな命 抱きしめて 昔ばなしの 子守歌  むかしむかし そのまたむかし お椀で旅した 小さな法師 夜毎父が 話してくれた 心がわらわら 眠りについた 武士(もののふ)の生き方を 風に感じて あなたも想いを 伝えるでしょう 愛しき命 抱きしめて 昔ばなしの 子守歌  月の夜に旅立った 娘のように あなたも誰かを 愛するでしょう 小さな命 抱きしめて 昔ばなしの 子守歌
昔、男に生まれていたら神川しほ神川しほ石本美由紀たちばなけんじ伊戸のりおもしも私が そうです もしも 昔男に生まれていたら 清水港の次郎長さん 仁義双六 三度笠 だけど子分の 石松さんを 閻魔堂では 死なせない ア サテ それも 夢かいな  もしも私が そうです もしも 昔男に生まれていたら イカス 宮本武蔵さん 剣の道とは 言いながらも だけど女の一途な愛を 捨てて一人で生きはせぬ ア サテ それも 夢かいな  もしも私が そうです もしも 昔男に生まれていたら 吉良の港の 仁吉どん 義理と人情の板ばさみ だけど女房の お菊に罪な 離縁状など 書きはせぬ ア サテ それも 夢かいな  もしも私が そうです もしも 昔男に 生まれていたら 忍者石川五ェ門さん 熱い釜ゆで お湯の中 だけどドロンと ドロンとドンと そんなドジなど 踏みはせぬ ア サテ それも 夢かいな
むかいかぜ加藤茶加藤茶建石一弦哲也伊戸のりお昭和時代は 良かったけれど いつから消えた 流行歌(はやりうた) 人情一枚 うすっぺら 今日もなみだを 夕陽がそめる 負けるなよ 嘆くなよ そうさ… 人生 むかいかぜ  祭りばやしに ふるさと音頭 おふくろおやじ 元気かな 瞼をとじりゃ 浮かぶのさ 田んぼあぜ道 あのかかしん坊 くさるなよ 愚痴るなよ そうさ… 人生 むかいかぜ  夢があるから 生命(いのち)は燃える ひとすじ光る 流れ星 誰かのために 生きるのさ いつかふたたび 花咲く日まで 胸を張れ 明日(あす)がある そうさ… 人生 むかいかぜ  胸を張れ 明日がある そうさ… 人生 むかいかぜ
無縁坂水森かおり水森かおりさだまさしさだまさし伊戸のりお母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登る度 いつもため息をついた ため息つけば それで済む 後だけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そうゆうことって 確かにあると あなたを見ててそう思う 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに 白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦に刻んで 流して来たんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で ただよいながら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍無縁坂 かみしめるような ささやかな 僕の母の人生
みれん夜曲朝倉由美子朝倉由美子水木れいじ岡千秋伊戸のりお心で どんなに 憎んでみても この手があなたを恋しがる 雨よ雨よ雨よ流して 女のみれん 眠れない夜は 淋しくて あゝあゝ いまさら他人に戻れない  海峡みなとの 故郷(こきょう)の町へ 一緒に来るかと 抱いた人 夜よ夜よ夜よかえして あの日の夢を 寝ものがたりの嘘だって あゝあゝ 死ぬまで だまして欲しかった  灯(あか)りの数ほど 男はいても 惚れたら涙に なるばかり 酒よ酒よ酒よ酔わせて命が寒い なにもいらないなぐさめは あゝあゝ もいちどあの人 つれて来て
みれん岬松原のぶえ松原のぶえ原譲二原譲二伊戸のりお過ぎたあの日に 戻れない 知っていながら 振り返る 未練 未練 未練の岬 思い切りなと 岩を打つ 波のしぶきも 泣いて散る  愚痴も言わずに こぼさずに 捨てて来たのに それなのに 未練 未練 未練の岬 瞼(まぶた)に浮かぶ 優しさが 忘れませんと 光る星  夢も見ました 幸せの 紅い糸なら 今もある 未練 未練 未練の岬 波路(なみじ)遥かな その先に 燃える夕焼け 赤々と
みれん節水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-水森英夫水森英夫伊戸のりお憎いひとだと 恨んでみても 追ってきました 大阪へ 訪ね 訪ねりゃ 曽根崎あたりに灯がともる なんで なんで なんで 今更 捜してなんになる いいことばかりを思い出す あぁ…みれん節  明石海峡 渡れば淡路 そこにあなたが いるという 鳴門 うず潮 さ迷う心を揺さぶれば なんで なんで なんで 今更 カモメも嗤(わら)ってる いいことばかりを思い出す あぁ…みれん節  逢えばも一度 やり直そうと 言ってくれそな 高松へ お願い神様 金刀比羅(こんぴら)さまに手を合わす なんで なんで なんで 今更 あきらめきれないの いいことばかりを思い出す あぁ…みれん節
みれん花森山愛子森山愛子かず翼水森英夫伊戸のりお女ひとりで 飲んでる姿 淋しく見えても ほっといて 別れの その日まで 心変わりも 知らないで 何でもないよな 顔をして あぁ嘘つき 私はみれん花  誰か待たせて いるのでしょうか 逃げてく背中の うすなさけ 見た目が いいだけの あんな男に 夢を見た 平気な振りして 強がって あぁバカよね 私はみれん花  私だけはと 自惚れながら 最後の女で いたかった やさしく 抱きしめて 君の幸せ 祈るよと ホロっとくるよな ことを言う あぁ嘘つき 私はみれん花
未練の出船越川ゆう子越川ゆう子菅麻貴子水森英夫伊戸のりおあの日契った 約束が かじかむ指先 こぼれて落ちる 追いかけて 追いかけて 出て行く連絡船(ふね)に… 飛び乗れば 鴎が 後(あと)追う 未練の出船  港灯りが 遠ざかり 凍える飛沫(しぶき)が この胸叩く 逢いたくて 逢いたくて 叫んでみても… 春遠く 霧笛が 背を押す 未練の出船  捨てるつもりの 面影を 捨てきれないのが 女のつらさ 追いかけて 追いかけて デッキに立てば… 散る涙 鴎が 見送る 未練の出船
未練のグラス藤原浩藤原浩池田充男水森英夫伊戸のりおあの夜は泣くような 雨が降り すこし早めに 灯りを消して 二人で乾したわ 赤いグラス こゝろが情けが 触れ合って あれがせつない 愛のはじまり  あのひとのあの匂い タバコまで 好きになったの 抱かれるたびに あふれるよろこび 胸にしみて けれども二人に 二年目の 秋が来たころ 愛はもつれた  すき間風肌さむい こんな夜は ドアが開くたび また振りむいて 未練のグラスが 指に重い 涙のむこうに 揺れている 夢をみつめて 生きてゆくのよ 
みれん心氷川きよし氷川きよし志賀大介水森英夫伊戸のりお嘘のつけない おんなです うぶなわたしの まごころを 知っていながら 憎い人 あれからわたしは 恋おんな いやですね ばかですね 今日もあなたが 恋しくて みれん心の ひとり酒  雨に惨んだ 街あかり おんな泣かせの 横顔が 注いだお酒に また浮かぶ 夢でもいいから もう一度 いやですね ばかですね 逢えるあしたを 信じてる みれん心の 夜が更ける  恋はひと夜で 愛になる そんないろはを 知りながら みんなあげたの 捧げたの はかない恋ほど あとを引く いやですね ばかですね 忘れられなく なりました みれん心の なみだ雨
深山のつばき千葉一夫千葉一夫馬場登代光三浦丈明伊戸のりお冬の寒さに 耐えながら 俺の帰りを 待っている 可愛い奴だよ お前だけ 忘れはしない 今もなお 面影揺れる 深山のつばき  生まれ故郷の 丸木橋 にぎる手と手の あたたかさ 今も心の 片隅に 逢いたさつのる あかね雲 この胸泣かす 深山のつばき  人目忍んで 身をかくし 風が運んだ 春便り 俺を信じる いじらしさ こもれび揺れて 山間に 夏まで咲いて 深山のつばき
古都ひとり三条摩耶三条摩耶新條カオル徳久広司伊戸のりお友禅の 風の古都(みやこ) 華が舞う 人目を さけながら ひとり 武家屋敷 あなた待つのは 信じることですか 傷心(きず)をかかえて 傷心をかかえて 苦しむことですか  篝火(かがりび)が 闇を染めて 口紅(べに)も泣く 死ぬのは 罪ですか ひとり 能舞台 あなた待つのは 悲しいことですね 弱い私を 弱い私を 断ち切ることですね  友禅の 水の古都(みやこ) 藍(あい)が咲く 人目に 負けないで ひとり 香林坊 あなた待つのは 耐え抜くことですか 夢を紡(つむ)いで 夢を紡(つむ)いで 生きてくことですか
身も心も…はやぶさはやぶさ仁井谷俊也桧原さとし伊戸のりおまるでふたりは 運命(さだめ)のように めぐり逢ったの あの夜に たがいに魅(ひ)かれて 眸(め)と眸で話し いつしか知らずに 寄り添った 初めて愛した ひとだから 身も心も… 身も心も… あなたにあなたに 捧げます  理由(わけ)もないのに 涙がでるの 好きなあなたの せいですね ひとりで暮らした 淋(さび)しい胸に やっと灯(とも)った 夢あかり 誰にも渡せぬ ひとだから 身も心も… 身も心も… あなたにあなたに 捧げます  どうか来ないで かなしい別れ 星に今夜も 祈ります ちいさな幸せ それさえあれば 他には何んにも 望まない すべてを許した ひとだから 身も心も… 身も心も… あなたにあなたに 捧げます
皆の衆三山ひろし三山ひろし関沢新一市川昭介伊戸のりお皆の衆 皆の衆 嬉しかったら 腹から笑え 悲しかったら 泣けばよい 無理はよそうぜ 体に悪い 洒落たつもりの 泣き笑い どうせこの世は そんなトコ そうじゃないかえ 皆の衆  皆の衆 皆の衆 腹がたったら 空気をなぐれ 癪にさわれば 水をのめ 徳川家康 啼くまで待った 天下分け目の 関ヶ原 どうせこの世は そんなトコ そうじゃないかえ 皆の衆  皆の衆 皆の衆 好きと嫌いじゃ 恋にはならぬ 恋はその日の 風次第 風の吹きよで しんから惚れた あの娘と別れた 奴もいる どうせこの世は そんなトコ そうじゃないかえ 皆の衆
港・横浜杉村春樹杉村春樹高野裕子くにひろし伊戸のりお遠い昔に 別れた人の 面影浮かぶ 遊歩道 枯れ葉舞い散り 溜息さそう 悔やんでみても… 消えたあの娘は もどらない どこで暮して いるのだろう 今なら今なら 幸せあげる 港の灯が 潤んで消えて 男未練の 夜が更けて行く  港・横浜 出航の汽笛 想い出ばかり 写す街 愛の深さが この身に沁みて 悔やんでみても… 風の噂も 聞こえない もしも今でも ひとりなら 死ぬまで死ぬまで 愛してあげる 波止場通りを 彷よいながら 男未練の 夜が更けて行く  今なら今なら 幸せあげる 港の灯が 潤んで消えて 男未練の 夜が更けて行く
港やど西方裕之西方裕之仁井谷俊也水森英夫伊戸のりおこれが最後と 我がまま言って ふたり来ました いで湯町 窓をあければ 日暮れの海が 胸のせつなさ つのらせる ここは下田 お吉(きち)浜 潮の香りの 港やど  髪を梳(と)かした 浴衣の肩を そっとあなたは 抱き寄せる 指をからめて 眠ってみても つらい別れは すぐに来る ここは下田 湯のけむり 夢は儚(はか)ない 港やど  遠くかすんだ 寝姿山(ねすがたやま)も これで見おさめ 今日かぎり しのび泣くよに そぼ降る雨は 女みれんの なみだ雨 ここは下田 恋ひと夜 名残りつきない 港やど
港町メルヘン長山洋子長山洋子吉岡治市川昭介伊戸のりお鴎をつれて 岬の端を 船がそろそろ 入る頃 小葱を刻み 火を細め あとはあなたを 待つばかり まるで子どもの ままごと遊び 笑われてもいいの 似たもの同士 身を寄せて アーアーアー 港町メルヘン  秋味さげて 波止場通りの 五番倉庫を 曲がる頃 お天気なのに キラキラと 雪があなたの 肩に舞う 荒れた暮しの 過去もつ女 笑われてもいいの 涙で二度と はぐれない アーアーアー 港町メルヘン  積木細工の 倖せかもネ 倖せならいいの 似たもの同士 身を寄せて アーアーアー 港町メルヘン
港町マンボ中田久美中田久美高橋直人タカサキ・ヒロ伊戸のりおつめたい潮風 溜息つけば 夜霧と一緒に おもかげ揺れる ぬくもり偲んで 立待岬(たちまちみさき) うわさを手さぐり 青柳町(あおやぎちょう) はこだて はこだて 港町マンボ どこにあのひと かくれんぼ 逢わせてください もういちど  ふたりをやさしく 迎えてくれた ホテルの灯(あか)りも にじんでいるわ みれんに寄り添い 海岸通り さみしさ引きずり 本牧(ほんもく)へ よこはま よこはま 港町マンボ ここに来るたび 泣けてくる 逢わせてください もういちど  わかれの汽笛も 小雨に濡れて 旅立つ船さえ 過去へと向かう 想い出そぼ降る オランダ坂よ しあわせ夢みた 眼鏡橋(めがねばし) ながさき ながさき 港町マンボ 今もあのひと 好きなのよ 逢わせてください もういちど
港町ブルース三山ひろし三山ひろし深津武志・なかにし礼猪俣公章伊戸のりお背のびして見る海峡を 今日も汽笛が遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港、港 函館 通り雨  流す涙で割る酒は だました男の味がする あなたの影を ひきずりながら 港、宮古 釜石 気仙沼  出船 入船 別れ船 あなた乗せない帰り船 うしろ姿も 他人のそら似 港、三崎 焼津に 御前崎  別れりゃ三月 待ちわびる 女心のやるせなさ 明日はいらない 今夜が欲しい 港、高知 高松 八幡浜  呼んでとどかぬ人の名を こぼれた酒と指で書く 海に涙の ああ愚痴ばかり 港、別府 長崎 枕崎  女心の残り火は 燃えて身をやく桜島 ここは鹿児島 旅路の果てか 港、港町ブルースよ
港町十三番地三山ひろし三山ひろし石本美由起上原げんと伊戸のりお長い旅路の 航海終えて 船が港に 泊る夜 海の苦労を グラスの酒に みんな忘れる マドロス酒場 ああ港町 十三番地  銀杏並木の 敷石道を 君と歩くも 久し振り 点るネオンに さそわれながら 波止場通りを 左にまがりゃ ああ港町 十三番地  船が着く日に 咲かせた花を 船が出る夜 散らす風 涙こらえて 乾盃すれば 窓で泣いてる 三日月様よ ああ港町 十三番地
港町しぐれ池田輝郎池田輝郎仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお博多始発の 列車に乗って あなた愛した終着の 佐世保に着けば エエエ 九十九島(くじゅうくしま)の 想い出が 潮の香りによみがえる 港町 未練がほろり 涙がほろり アアア 雨が降る  カモメ群れ翔(と)ぶ 関門橋(かんもんきょう)と ふたり出逢った下関 忘れはしない エエエ 窓に海峡 見える部屋 身体(からだ)寄せあい暮らしてた 港町 未練がほろり 涙がほろり アアア 雨が降る  瀬戸の大橋 日暮れに越えて 追って来ました丸亀に 噂を聞いて エエエ 何処(どこ)にいるのと つぶやけば 沖で霧笛がむせび哭(な)く 港町 未練がほろり 涙がほろり アアア 雨が降る
港町恋唄川野夏美川野夏美吉岡治中村典正伊戸のりお海は朝焼け 飛沫(しぶき)をあげて 豊後水道 あなたの舟がゆく ぶっきらぼうでいいからさ 海の男なら ついて来いよと 言ってみて あなたの港は ふたりの港  時化(しけ)がつづけば ふて寝の三日 明日の暮らしも お天気次第だと 塩っぱい味は知ってます どんな苦労でも 浜の女房は 引き受ける あなたの港は ふたりの港  海は夕焼け 鴎をつれて 豊後水道 帰りの舟がくる 好きなら白い旗あげて それが合図なら 駆けてゆきます まっしぐら あなたの港は ふたりの港
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
港町銀河純烈純烈水木れいじ中川博之伊戸のりお(港町銀河) たそがれの 波止場から 白い船が出て この恋を おもいでに かえてゆく 美しく燃えて お別れですね かもめ唄 ぼんやりと 聞く夜空…… (Ha~)アダムとイブの昔から 男と女のお話を 涙の数だけちりばめた 港町銀河  たそがれの 風の中 流れ星キラリ 背のびして 追いかけて またすがる 美しいことは 罪深いのよ 嘘(うそ)までが 愛(いと)しくて あとをひく…… (Ha~)アダムとイブの昔から 男と女のひめごとを 島影はるかに見つめてた 港町銀河  (港町銀河) たそがれの そのあとは 赤い月ひとつ しあわせも 引き潮に 消えたのに 美しい人の 面影抱けば 沖に咲く ブイの灯(ひ)も 濡れてくる…… (Ha~)アダムとイブの昔から 男と女のためいきを 夜霧のむこうで花にする 港町銀河
港町カフェ北見恭子北見恭子小田めぐみ大谷明裕伊戸のりお今日もまた来て しまったの 潮の匂いが からみつく 港町カフェ あたしひとりの あゝ 窓際の席 待つわと言った あの日から あんたのせいで 年をとれない 心が暦を 忘れてる 港の花は 摘まれるだけど 鴎よ… 泣かせないで  今日もまた来て しまったの ふたり毎日 おちあった 港町カフェ あたしひとりの あゝ 窓際の席 都会に心 奪われる 鳥でも飛んで いたのでしょうか 便りも途絶えて 二年半 港の恋は うたかただよと 鴎よ… 泣かせないで  待つわと言った あの日から あんたのせいで 年をとれない 心が暦を 忘れてる 港の花は 摘まれるだけど 鴎よ… 泣かせないで
港ブルース逢川まさき逢川まさき下地亜記子伊藤雪彦伊戸のりお命かけても 尽くしてみても 泣いて別れる 恋もある 涙 涙海鳴り 未練のしぶき 胸に恋しさ つきささる 霧が流れる 港のブルース  恋の想い出 グラスに溶かし 飲めば身にしむ 苦い酒 熱い 熱いくちづけ かわしたあの日 どうせ儚い まぼろしか 星も見えない 港のブルース  あんな女と 強がり言えば 心 くちびる 凍りつく 夢の 夢のぬけがら 淋しく抱けば 潮風(かぜ)の冷たさ 切なさよ 霧笛哀しい 港のブルース
港に向いた窓浜博也浜博也槙桜子岡千秋伊戸のりおため息まじりの 霧が流れて 女は今夜も ほおづえついた 煉瓦(レンガ)通りの 向こうがわ 港灯りが ぼんやりにじむ ぽとりと 女は 涙をこぼす 淋しいんだろ 淋しいんだろ ひとりぼっちは…  靴音ひびいて 影が過ぎれば 古びた木枠(きわく)の 出窓が開く 霧がこんなに 濃い夜も 船を待つのか 瞳を凝らし 汽笛が 女の 心を乱す 恋しいんだろ 恋しいんだろ 夢の中でも…  夜更けにふらりと ドアをすり抜け 冷たいベッドに ぬくもり咲かす 朝に女が 眠るころ 潮の匂いの 枕が残る やっぱり 女は 男の港 逢いたいんだろ 逢いたいんだろ きっと今夜も…
港・ナイトストーリー夏川あざみ夏川あざみ冬夏岡千秋伊戸のりお赤い夕日沈む 港の酒場 路地でいつもあいつ わたし誘うの 誘惑のジャズ喫茶 甘いバーボン ショットグラス透かし 腰をくねらせ 赤い夕日沈む 恋の夜よ  霧にかすむ街の なじみのお店 なぜかわたし今夜 胸がときめく さしむかい口説くのは 赤いワインで 恋の魔法かけて そっと唱える 霧にかすむ街の 夜は長い  誘惑のジャズ喫茶 甘いバーボン ショットグラス透かし 腰をくねらせ 赤い夕日沈む 恋の夜よ
港・酒場舟岡田しづき岡田しづき小野サトル小野サトル伊戸のりお港の街によく似合う 古い演歌のレコードに 女は心かたむけて 人恋しさの酒をくむ ねぐらは有るかはぐれ鳥 夜は冷たく長い 俺も淋しいひとり者 せめて歌おか恋の歌 ゆらり ゆらゆら酒場舟 夢に抱かれて 明日を待て  さよならだけじゃ悲しくて 思い出だけじゃせつなくて 女は涙かみしめて そっとこの手を引き寄せる 俺も行きずりかもめ鳥 帰る約束はない そんな気まぐれ港町 惚れた晴れたは無いがいい ふわり ふわふわ酒場舟 夢を数えて 夜明けまで  ねぐらは有るかはぐれ鳥 夜は冷たく長い 俺も淋しいひとり者 せめて歌おか恋の歌 ゆらり ゆらゆら酒場舟 夢に抱かれて 明日を待て
みどりのケセラセラ丘みどり丘みどり森坂とも岡千秋伊戸のりお窓の三毛猫 あくびをすれば 見てたこちらもほっこりと ひと休み 回り道した分やさしい 人に出逢えるよ そやね そやな あくせくしたってしゃあないね 風まかせ  恋はほんまに 不思議なものね 人の心を盗んでも 叱られぬ 懲(こ)りてサヨナラしたそばから 胸が会いたがる そやね そやな ジタバタしたってしゃあないね それが恋  丸い心も 拗(す)ねれば四角 とかくこの世はまんまるく 笑いましょう ここで足踏みして泣いても 明日(あす)はやって来る そやね そやな くよくよしたってしゃあないね ケセラセラ
美律子の河内音頭 酒飲め音頭中村美律子中村美律子三池嵐次郎中村美律子伊戸のりおエ~河内音頭に乗せまして 酒飲め音頭と出かけましょう ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ)  春は桜の花見酒 夏は浴衣で涼み酒 秋は十五夜月見酒 冬は炬燵(こたつ)で雪見酒 酒は飲め飲め百薬の長 憂いを払う玉箒(たまぼうき) さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)  エ~明日の糧に飲みましょう ほろ酔い気分で歌いましょう ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ)  一人しみじみ手酌酒 さしつさされつふたり酒 みんな輪になれ祭り酒 喜び言祝ぐ祝い酒 酒は飲んでも飲まれちゃならぬ それが飲兵衛の心意気 さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)  エ~さても一座の皆様へ あれやこれやで酒を飲む ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ) 山はアルプス雪の酒 海は浜辺で椰子の酒 都会(まち)はネオンの花の酒 故郷(むら)は自慢の米の酒 酒の旨さよ肴の美味(うま)さ 酌する女房の美しさ さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)  エ~酒飲め音頭は愉快だね 日本(にっぽん)列島酒めぐり ヨ~ホ~ホイホイ (イヤコラセ~ドッコイセ)  北の大地の麦の酒 南沖縄泡盛よ 西は伏見か灘の酒 東お江戸へ浮かれ酒 酒は飲め飲め日本の宝 酒は夢水力水 さぁさ皆さん 飲んで飲んで飲んで飲んで (飲んで飲んで飲んで飲んで) 飲んで歌って踊ろうじゃないか (ソラヨイトコサッ サノヨイヤサッサ)
美都子山内惠介山内惠介喜多條忠水森英夫伊戸のりお美しい都の子と書いて 美都子って言うのよと 君はエクボを作って笑った 山科(やましな)駅から 毘沙門(びしゃもん)堂へ 桜の坂道 登っていった 京都が綺麗になるたびに あなたが来るよな気がすると 美都子 美都子 今 どこに居る?  人の世の哀しみ消すために 美しく花は咲き そして花びら散らせてゆくのね 哲学の道を 銀閣寺まで 三椏(みつまた)の花が 香っていたね 京都が紅葉(もみじ)に染まるころ あなたに会えなくなりそうと 美都子 美都子 今 幸せか?  京都が綺麗になるたびに あなたが来るよな気がすると 美都子 美都子 今どこに居る?
ミッドナイト熱海リンダ・コラソンリンダ・コラソン円香乃大谷明裕伊戸のりおあなた探して 訊ねれば 平和通りに 雨が降る 飲んでいそうな お店のドアを 開けても他人の 顔ばかり Ah どこに行ったの あなた… Ah 何も言わずに あなた… 夜の熱海の 冷たい雨が 涙の跡を また濡らす  田原本町 渚街 迷子みたいに 立ちつくす 傘を差したら 見逃しそうで 瞬(まばた)きするのも 怖くなる Ah どこに行ったの あなた… Ah 私残して あなた… 歩き疲れた 私の側を 恋人たちが 行き過ぎる  Ah どこに行ったの あなた… Ah ひどい人だわ あなた… 夜の熱海の 冷たい雨に 差せない傘と 二人きり
密会チャン・ウンスクチャン・ウンスク円香乃徳久広司伊戸のりお続けて二回の ワンコール それが いつもの合図ね あなたの指で 左手の 指輪を抜いて 女に変わる 小さなホテルの 小さなお部屋 誰にも言えない 秘密の世界 今日だけ 今だけ ここだけ 愛し合える あなたが欲しい そのため だったら いつでも 私愚かな 女でいいのよ  「それじゃ、またね」と 部屋を出て そっと 指輪をはめるわ いつもの角の 店先で りんごを三つ 選んで帰る どこにもあるよな 普通の暮らし 誰にもあげない 秘密の時間 嘘でも 夢でも 罪でも 今度逢える その日のために 毎日 お花を 飾って 静かな女 演じて暮らすわ  今日だけ 今だけ ここだけ 愛し合える あなたが欲しい そのため だったら いつでも 私愚かな 女でいいのよ
道端に咲く花芳賀誠芳賀誠麻こよみ田尾将実伊戸のりお小雨に濡れて 道端に 名もない花が 咲いている… 思い通りに ならないあの日 夢さえも 諦めていた ひとり眠れず 泣いた夜 道端に咲く 花のように 優しく強く 生きて行きたい  微笑むように 道端に 小さな花が 咲いている… 他人(ひと)の真心 素直に受けず 意地を張り 背中(せ)を向けて来た ひとりため息 ついた夜 道端に咲く 花のように 優しく強く 生きて行きたい  他人(ひと)の真心 素直に受けず 意地を張り 背中(せ)を向けて来た ひとりため息 ついた夜 道端に咲く 花のように 優しく強く 生きて行きたい
みちのくよされ節桂木詢桂木詢桂木詢桂木詢伊戸のりお山にひびいた 三味(しゃみ)の音(ね)に 風と雪とが 音色をつけて 津軽のお山が 雪笠かぶり よされ よされと 乱れうち なじみ唄だよ なじみ唄だよ みちのくよされ節  根雪大地に しみこんで 津軽育ちに 命の水が 芽が出て花咲き 稲穂がおどる よされ よされと 山の声 子守唄だよ 子守唄だよ みちのくよされ節  りんご娘と 若衆が ねじりはちまき 姉(あね)さんかぶり 津軽なまりに お岩木山が よされ よされと 福を呼ぶ 津軽富士だよ 津軽富士だよ みちのくよされ節
みちのく港町三山ひろし三山ひろしさいとう大三弦哲也伊戸のりお噂に聞いたよ たずねて来たよ 夜風が冷たい みちのく港町 離しちゃいけない いけない ひとだった あん時ゃ ほんとに ばかだった ひと目でいいから 会いたいよ  ひとりで飲んでりゃ 切なくなるよ はぐれた鴎さ みちのく港町 さよなら言えずに 言えずに 別れたよ あん時ゃ ほんとに ばかだった さみしい背中を 忘れない  今更グラスに 笑顔が浮かぶ 汽笛がわびしい みちのく港町 つくしてくれたよ くれたよ この俺に あん時ゃ ほんとに ばかだった 心が今夜も 泣くんだよ
みちのく虹の旅香川みどり香川みどり酒井智雄櫻田武男伊戸のりお雨の雲間をのぞく 陽ざしの中に 七色かがやく あの日の虹が 恋ゆえ身をやき 待ち焦(こ)がれた途(みち)を 追えば彩(いろど)る みちのく夢の橋  窓に映して見せる ネオンの灯(あか)り 明日の運命(さだめ)を 占(うらな)う色か あなたの面影 浮かべてのむ酒に 愛をつぎたす みちのくひとり宿  虹はふたりを結ぶ 心の橋か たもとを燃やして 恋火が走る 想い出通わす 雨あがりの町で めぐり逢えそな みちのく虹の旅
みちのくながし唄松島進一郎松島進一郎柴田ちくどう宗田活明伊戸のりお海が鳴る…… ウ… 風が泣く…… 吐息つくよに 雪が舞う 辛い冬です 出稼ぎ家業 里におさない 子供を預け 越える津軽の イヤ…イ なみだ坂  縋(すが)りつく…… ウ… 突き放す…… 仲を引き裂く 牡丹雪 可哀想(かわいそう)でも 連れては行けぬ ひとり娘を 叱って帰す 七里長浜(しちりながはま) イヤ…イ 砂の道  波が散る… ウ… 雲が飛ぶ…… 北の岬は 荒れ模様 三味(しゃみ)を頼りに みちのく流し あいや唄って 下北・十和田 津軽越冬 イヤ…イ ひとり旅
みちのく魂天竜大天竜大松本英祐岡千秋伊戸のりお開きゃ手のひら 握れば拳 弱音無用の 風が吹く 港三陸 群れ飛ぶ鴎 喧嘩しぶきに 逆巻く怒涛(どとう) 沖できたえた 命が炎(も)える みちのく魂 誰が知る  目から出るうちゃ 涙じゃないよ 男涙は 肝(はら)で泣く 白い牙むき でっかい波が 船の舳先(へさき)を また噛みにくる ここが勝負だ 男の舞台 みちのく魂 伊達じゃない  人の情けが すたれた時に 人の情けは 光るのさ 暗い闇夜を 照らそじゃないか 生まれ育ちは 陸前高田 筋は通すぜ 一本独鈷(いっぽんどっこ) みちのく魂 花と咲け
みちのく盛り場ブルース青戸健青戸健原文彦青戸健伊戸のりお雪になっても 逢いに来て あなた待つ夜(よ)の 苦い酒 青森 八戸 恋の町 そうよ雪より 白い肌 赤く染めてよ 花のよに 秋田 川反(かわばた) おんな町  人が好(よ)いのを 良(い)いことに 駄目よあの娘に 絆(ほだ)されちゃ 岩手 盛岡 情け町 酔って酔わされ 遠花火 誰と見ている 膝まくら 宮城 仙台 うわさ町  まるでお前は さくらんぼ ほろり泣かせる 口説き唄 山形 新庄 夢の町 ネオン伝(づた)いに 千鳥足 帰るあなたが 憎めずに 福島 いわき みれん町 みちのく 盛り場 ブルースよ
みちのく角館水森かおり水森かおりみろく西島三重子伊戸のりお北の男は 無口すぎるから 言えない言の葉が 雪になるのね 黒塀の町に 白い冬がきて ひとり震える 旅の宿 絡まったままの 赤い糸に じれて ふたりの縁(えにし)を切るように 爪をかむ ああ 雪が降る 雪が降る しんしんと あなたに焦がれる 魂は あなたのふるさとに 置いてゆく さよなら みちのく 角館  祭りと桜が 自慢なんだよと 酔っては口にした 故郷(くに)の話 うなずくたびに いつか私の 遠いふるさとに なってた 季節たがえて 寒さこらえても 人恋しさに泣きそうな 雪ざくら ああ 夢が降る 夢が降る しんしんと あなたに抱かれた 魂は あなたのふるさとに 翔んで行け さよなら さよなら 角館  ああ 雪が降る 雪が降る しんしんと あなたに焦がれる 魂は あなたのふるさとに 置いてゆく さよなら みちのく 角館
みちのく哀愁西方裕之西方裕之たかたかし岡千秋伊戸のりお一生いちどの 夢をみて あなたと流れた 情け川 宿の紅葉が 水面に揺れて あかあかキラキラ 燃えたのよ 好きで別れた 人だから 女みちのく 雨が降る  かわらぬ想いを 胸に秘め 渡ればせつない なみだ橋 肌をかさねた ふたりの夜が あかあかキラキラ 燃えるのよ せめて逢いたい もう一度 音もたてずに 降るしぐれ  面影つれそう 湯の町は ひとりで差しても ふたり傘 川の流れに あなたがいまも あかあかキラキラ 燃えている 夢のはかなさ 恋しさに 女みちのく 雨が降る
みだれ舞い入山アキ子入山アキ子かず翼大谷明裕伊戸のりおあなたの胸に この身を投げて 帰さないわと 困らせる 苦しむだけと 知りながら 愛した女は 夜叉になる  「抱きたい女と抱けない女 私はどっちなの」  あなた道連れ 舞い散るのなら 乱れ乱れて みせましょう 悪い女と 呼ばれても この恋だけは この恋だけは 諦め切れないの  明日(あす)のことなど 聞きたくないの 信じているわ 瞬間(いま)だけを 短い夢と 知りながら 愛した女は 夜叉になる  「遊びなの 本気なの 私はどっちなの」  命までもと 言わないけれど せめて下さい その心 悪い女と 呼ばれても 流す涙は 流す涙は 嘘ではないのです  どうせ短い 現世(うつしよ)だから 花の季節を 生き急ぐ 悪い女と 呼ばれても この恋だけは この恋だけは 諦め切れないの
みぞれ酒森昌子森昌子田久保真見岡千秋伊戸のりお女にだって ひとりきり 酔って泣きたい 夜があります あなたに あなたに逢いたすぎて どうしていいか わからない 心の寒さに 飲み干すお酒 凍りつきます みぞれ酒  夜空に浮かぶ 三日月を 胸に突き刺し 死ねるならば あなたを あなたを憎まないで このまま愛を 貫ける 素肌の熱さに 抱かれたあの夜(よ) 溶けてゆきます みぞれ酒  ふたりの小指 結ぶのは 蜘蛛(くも)の糸だと 知っていながら あなたを あなたを愛しすぎて どうしていいか わからない さだめの寒さに 流れる涙 凍りつきます みぞれ酒
みそぎ池黒木美佳黒木美佳田久保真見岡千秋伊戸のりお愛と云う名の 見えないものに いのちを賭けたい 女がひとり 女がひとり 江田神社から 左へゆけば ここはここは ここはここは みそぎ池 愛することが いけないことなら 私はずっと 穢(けが)れた ままでいい  黄色睡蓮 咲き乱れてる 水面に心を 映してみます 映してみます 瞳を閉じた 白鷲一羽 ここはここは ここはここは みそぎ池 私にできる 禊(みそぎ)があるなら 涙でそっと 心を あらうこと  黄泉(よみ)の国へと 行くことさえも あなたのためなら 怖くはないの 怖くはないの 江田神社から 左へゆけば ここはここは ここはここは みそぎ池 愛することが いけないことでも 私はずっと あなたを 愛します
水をください川神あい川神あい花岡優平花岡優平伊戸のりお月に照らされて 散ってゆけるなら 出逢えた運命を 怨まない ねえ 水をください 心の中枯れるから 抱きしめて 今宵かぎりと消えても 花は華  咲いた花ならば 散るまで見ていて あなたが 咲かせた 花だもの ねえ 命ください 指先まで冷たいから 温めて せせらぎの音恋しい 泡沫(うたかた)の夢  夜を越えたなら 凛としましょうね 愛しい日々が 汚れぬように ねえ 風をください あの空まで飛びたいから 戻らない 巡る季節を飾るか 華の舞
水割りグラス水木良水木良円香乃すがあきら伊戸のりおそんなに飲んだらダメだよ 体に悪いから 一切合切忘れるなんて 無理なこと 無理なこと ほら…水割りグラス 貸してごらんよ なぐさめ一滴(ひとしずく) 入れてあげる それを飲んだら 今夜はお帰り ちょうど雨も 止みそうだから  悲しいお酒はダメだよ 酔うほど泣けるから にっちもさっちもいかなくなって しまうから しまうから ほら…水割りグラス 貸してごらんよ 涙を想い出に 変えてあげる それを飲んだら 今夜はお帰り 話ならば 明日も聞くよ  ほら…水割りグラス 貸してごらんよ なぐさめ一滴(ひとしずく) 入れてあげる それを飲んだら 今夜はお帰り 夢に抱かれ 眠ればいいよ
水の月井上由美子井上由美子円香乃岡千秋伊戸のりお流れましょうか 月夜の舟で 二人戻れぬ 地の果てに 添えぬ運命(さだめ)の 着く先は 知っていました 始めから… 蒼い水面に 淋しく揺れる あなた 儚い 水の月  盗みましょうか あなたのことを そっと開いた 襟の中 いくら待っても 尽くしても 永遠(とわ)に心は 届かない… 一人面影 すくってみても あなた 哀しい 水の月  浮かべましょうか 別れの月を 夢をそそいだ 盃に 頬の涙は 映るのに 何故に明日(あした)は 映らない… 指の隙間を こぼれて落ちる あなた 冷たい 水の月
水梨林道永井まこと永井まことこだままさこ飯田譲伊戸のりお紫あざみ 香ります 逢いに来ました 愛しい人に ほろほろと ほろほろと 心泣きます 震えます 小指の爪の 先まで燃えて 地図にない道 水梨林道  離れてつのる 恋もある 好きよ好きです この世にひとり さらさらと さらさらと 川のせせらぎ 蝉時雨 愛されたのは 幻ですか ゆれる面影 水梨林道  からだを走る 恋しさは 赤い紅さす 深山(みやま)のもみじ はらはらと はらはらと 散って行きます 渓谷(たに)の底 あなたの胸に 命を重ね 春を待ちます 水梨林道
熊谷ひろみ熊谷ひろみ木下龍太郎宮下健治伊戸のりお元は小雨の ひとしずく 水が集まり 川となる どこか似ている 青春も 出逢いふれあい 何度か重ね 女は命の 恋をする  色を持たない 水だから どんな色にも 染まるもの 愛を信じて その人の いつか好みに 染められながら 女は可愛い 妻になる  川で生まれた 鮎の子が 海を目指して 旅に出る どこか似ている 人生も 次の命を 育てるために 女はやさしい 母になる
岬は春です次郎丸次郎丸米田勉五郎正宗伊戸のりお気まぐれ北東風(やませ)が 遊んでる 海の青さも たくさんふえた 波に浮かんだ 菜の花一輪(ひとつ) 岬は春です 潮も陽だまる えりもの岬  三寒四温を 繰り返す 風がぬくもり やさしく運ぶ 恋心(こい)もいっとき 忘れるような 岬は春です 仔馬いななく えりもの岬  指おりかさねて あの男(ひと)を 待った寂しさ もうすぐ終わる 波とたわむる かもめも啼いて 岬は春です 愛の汽笛か えりもの岬
瀬口侑希瀬口侑希海老原秀元櫻田誠一伊戸のりお裏切りと 言いません あなたを責める 気はないわ 傷痕(きずあと)を 曳きずれば 恋の痛みが 消えますか 寒い 寒いこころに 矢を放て… 月は 月は弓張り 冬岬  人はなぜ 愛に泣く 無常の夢と 知りながら 花はなぜ 冬に咲く これが運命(さだめ)と ほほえんで 呑めば 呑めば未練が 酔いどれて… 暗い 暗い酒場で 嗤(わら)ってる  さよならは 言いません 答えはきっと 出てくるわ 西風に さすらえば 許す灯りが 見えますか 凍る 凍るこころに 矢を放て… 月は 月は弓張り 冬岬
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
御来屋漁港桂木龍桂木龍桂木龍三輪ひろし伊戸のりお握る舵に想い乗せ 踊る鼓動に波飛沫(しぶき) 背には大山仰ぎ見て 名和神社(なわ)の御守り胸に抱き 怒濤(なみ)を蹴(け)たてる親子船 霞んで見ゆるは隠岐の島 陸(はま)で祈るは可愛い女房 無事に帰るぞ大漁土産(みやげ) 漁師(おとこ)の魂(こころ)波に乗せ 時化(しけ)る荒波 (ハァ~ドッコイ!) 御来屋漁港  歴史に刻んだこの街で 明日は中山・文芸小径(こみち) 身を寄せ歩んだ帝(みかど)様 誓う男の志(こころざ)し その夢継いだこの御来屋(はま)で イブシ男の心意気 錆びたデッキで網を張り 誘う刺し網この腕がなる 流れる汗に波の華 騒ぐカモメに (ハァ~ドッコイ!) 御来屋漁港  空にはためく五色の旗に 優しく灯る御崎(みさき)の灯台(あかり) 親子を繋ぐこの船で 酒を飲み干し (ハァ~ドッコイ!) 御来屋漁港
身勝手な女青山新青山新麻こよみ水森英夫伊戸のりお「私より 幸せに ならないで」 女の本音の 意地悪(いじわる)さ 別れて一年 あの人を 忘れたつもりで いた私 悔しいけれど あゝ 今も…  「あの人の 優しさが 重すぎて」 別れて欲しいと 告げた夜 私のわがまま いつだって 笑顔で包んで くれた人 悔しいけれど あゝ 今も…  「人並みの 幸せは 欲しくない」 強がる私の 悪い癖 誰かに恋する そのたびに くらべてしまうの あの人と 悔しいけれど あゝ 今も…
三日月まいご美貴じゅん子美貴じゅん子石原信一岡千秋伊戸のりお夜明けの窓に 三日月 この胸うずく 傷の形 あなた見送り ひとりの部屋で 肌のほてりを 抱きしめ ワイングラスを 飲み干す なぜ涙が出るの ただ待つだけの 三日月まいご  人目を避けて 逢う毎(たび) 離れられない 傷が燃える あなた別れを 切り出さないで ガラス細工の はかない 風にふるえる 恋です なぜ出逢ったふたり さだめのような 三日月まいご  朝には消える 三日月 どこへ行くのよ 傷のままで あなた苦しい 想いを残す だけど死ぬほど 好きなの 愛をささげた 人なの なぜ振り向かないの さまようだけの 三日月まいご  三日月まいご
ミア・ローザ~僕の薔薇~山内惠介山内惠介円香乃水森英夫伊戸のりおミア・ローザ 僕の薔薇よ 心奪われ 夜も眠れず 風に震える花びら 甘い誘惑の香り この手に摘んで 連れて帰ろう ミア・ローザ ミア・ローザ 薔薇より美しい ミア・ローザ ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ  ミア・ローザ 僕の薔薇よ 瞳奪われ 君に釘付け 紅く惑(まど)わす唇 濡れた淋しげな瞳 この世の花は すべて色褪せ ミア・ローザ ミア・ローザ 薔薇より美しい ミア・ローザ ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ  ミア・ローザ ミア・ローザ 薔薇より美しい ミア・ローザ ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ 僕だけの薔薇 ミア・ローザ
満天の瞳(ほし)氷川きよし氷川きよし村山由佳大谷明裕伊戸のりお満天の瞳が出会うとき 心とこころは結ばれる  いつか生まれ変わっても きみをもいちど愛したい どんな姿になっていても きっと見つけるさ  せつなくてひとり いとしくてふたり 想い合うかぎり また逢える 純情一途  満天の瞳が出会うとき 男(ひと)と女(ひと)とは結ばれる 幾千の愛がかわされて 僕らはめぐり逢えたんだ 離さない  何度生まれ変わっても あなたの子供に生まれたい 胸に優しく抱かれながら そっと眠りたい  さびしくてふらり さくら花ざかり それでも欲しいよ 帰る家(いえ) 愛情感謝  満天の瞳が出会うとき 永遠の絆は結ばれる 「愛されるよりも愛さなきゃ」 あなたがくれた宝石さ  満天の瞳が出会うとき 心とこころは結ばれる 「愛されるよりも愛さなきゃ」 あなたがくれた宝石さ ありがとう
まんさくの花山内惠介山内惠介麻こよみ水森英夫伊戸のりお改札口で 手を振るあなた 涙で送った 私です 切符にハサミを 入れる音 耳に今でも まだ残る まんさくの花 咲く頃は 浮かぶ別れの 北の駅舎(えき)  いつしかいつか 便りも途絶え それきり別れに なった人 元気でいますか 今頃は 二度と逢う日は ないですか まんさくの花 思うたび 胸が震える 北の駅舎(えき)  ばかです私 あなたの汽車に 乗れば良かった あの時に も一度時間を 戻せたら きっとあなたと 離れない まんさくの花 咲いていた 遠い思い出 北の駅舎(えき)
円山・花町・母の町パク・ジュニョンパク・ジュニョン神坂薫浜圭介伊戸のりお母になれても 妻にはなれず 小さな僕を 抱きしめて 明日(あす)におびえる 細い腕 円山 花町 母さんの 涙がしみた 日陰町  母の姿を 島田で隠し 病気の僕を 家におき 作り笑顔で 夜に咲く 円山 花町 母さんの 苦労がしみた 日陰町  母と言う名の 喜びさがし 静かに僕を 見る目には 縋(すが)りつくよな 夢がある 円山 花町 母さんの 願いがしみた 日陰町
マリモの湖松原健之松原健之水木れいじ五木ひろし伊戸のりおマリモの湖 探して ひとり ここまで来たのさ 北風の中 誰にも言えない 哀しい恋に 命を 命を 賭けたよと 蒼い水面(みなも)に くちづける 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる  マリモの湖 夕陽が染めて 想い出ばかりを 淋しく映す 死ぬまで一緒と 誓った言葉 あの日は あの日は 帰らない 今は木霊(こだま)が 返るだけ… 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる  マリモの湖 流れる霧に やさしく抱かれて 静かに眠れ この世に咲けない 愛ならせめて 一途に 一途に 散らそうか 忘れがたみの 黒百合と… 逢いたい… 逢いたい… あなたはどこにいる
マヨルカの雨沢田玲子沢田玲子原真弓大谷明裕伊戸のりおマヨルカへと船が出る バルセローナの町から 悲しみだけの荷物をかかえ 南風の真昼 明るく陽気な場所に 旅行客があふれる パロマの港 ひとりで降りた あなたなんて忘れて 愛された日々も 悩んでた夜も アーひかりが今 とかしてゆく 誰よりもそばに いたかったけれど しかたないわ もう平気 地中海の砂の白さが 明日を教えてる  青い空を追いかけて そうよ ここまで来たのに いつしか雨がオリーブの丘 濡らしてるわ 静かに 信じてた夢も 傷ついた恋も アーやがては皆変わってゆく マヨルカにこんな 雨が降るなんて ついてないわ でも平気 すぐにきっとまぶしい太陽 顔を見せるから 地中海の砂の白さが 明日を教えてる
真夜中の Love SongKenjiroKenjiro空涼増田空人伊戸のりお透き通る月光が 部屋の窓に差し込む まるでかたく閉ざされた 心溶かすように こんな夜は そばにいて 私の心温めて 素直な気持ち言えたなら 苦しまないのに 月夜の下で奏でる 切ないメロディー あなたのもとへ届いて 例えあなた別の人と 夜空(そら)を眺めても 溢れる想いを こらえきれずに 真夜中の Love Song  全て嘘見抜いても 騙された振りをして いつもあなた待っている 綺麗な月の夜 月夜の下で奏でる 切ないメロディー あなたを繋ぐメロディー 例え愛が偽りとしても 信じる女心 涙を隠して 歌い続ける 真夜中の Love Song  月夜の下で奏でる 切ないメロディー あなたの心に届いて 例え愛を見失っても あなた待ち続け ギターの寂しい 音色が響く 真夜中の Love Song
真夜中のかげろう岡田淳一岡田淳一麗奈樋口スバル伊戸のりお席の片隅 物想い見てる 独りで 寂しさ 紛らわす グラス傾け 孤独飲みほして 潤んだ瞳が重なった そっと隣に 近づいてみた 髪の香り 甘く絡んで すがりつく 切ない 危険な瞳に 溺れたい 救いたい 守りたい 心を奪われた 真夜中のかげろう  席を立つ君 甘えている声 電話で 気持ちが 揺れてゆく グラス片手に 君に酔えなくて 思わず言葉で傷つけた まるで心を 潰されたよう 笑顔すぐに 消えてゆくのに 悲しみを受けとめて 連れ去りたいのに 見つめたい 奪いたい 愛したい 心を乱された 真夜中のかげろう  すがりつく 切ない 危険な瞳に 溺れたい 救いたい 守りたい 心を奪われた 真夜中のかげろう
迷い酒津山洋子津山洋子有島司弦哲也伊戸のりお風がしみるね 傷あとに 背中丸めちゃ 直さらに 忘れられずに 恋心 雨のふる夜は すすり泣く  こぼれる涙 踏みつぶしても あなたが帰る 訳じゃない 死んだふりして 呑む酒は 酔えぬ心の 迷い酒  ひとりっきりの 温もりじゃ とてもこの冬 越せません こんな時には 頬うめた やさしい胸が 恋しいよ  ほんの少しでいいから あなた たぐり寄せてよ 赤い糸 死んだふりして 呑む酒は 夢のかけらを 想い出す  ほんの少しでいいから あなた たぐり寄せてよ 赤い糸 死んだふりして 呑む酒は 酔えぬ心の 迷い酒
迷い子氷川きよし氷川きよし麻こよみ杜奏太朗伊戸のりお日暮れの灯りが また揺れて 眠れぬままの 夜が来る あなたを失くした あの日から 心 迷(まよ)い子(ご) こぼれる涙… 誰よりも 誰よりも 大切な人 もう一度 もう一度 会いたくて 思い出ばかりが この町に 置き去りのまま  鳴らない携帯電話(でんわ)と わかっても 昨日も今日も 待ちわびる 別れの言葉も 聞かぬまま ひとり迷(まよ)い子(ご) 行くあて知らず… 笑い合う 笑い合う あの日の写真 あの頃に あの頃に 戻れたら あなたに何(なんに)も 返せずに 悔んでばかり  月日が過ぎても なおさらに 淋しさ胸に 降り積る 夜更けて賑わう この町で それでも迷(まよ)い子(ご) 明日をさがす… 誰よりも 誰よりも 大切な人 いつかまた いつかまた 会えますね 思い出抱きしめ この町で 生きて行きます 思い出抱きしめ この町で 生きて行きます
まよい川五条哲也五条哲也高畠じゅん子水森英夫伊戸のりお胸にくすぶる おもいでを 並べてくずして いる私 雨の降る日は 無性に逢いたい あんなにいいひと ふたりといない 行きつ 戻りつ 迷い川  指でつまめる ささやかな しあわせそれさえ なくていい 雨のしずくが 鎖になるなら 縛ってください ほどけぬくらい 夢も 濡れます 迷い川  誰に語れば よいのやら お酒が相手を してくれる 雨よ叱って おんなの我がまま さだめがあるのよ わかってるでしょ 未練 流して 迷い川
眉の月森進一森進一麻こよみ桧原さとし伊戸のりお来ないあなたを 待ちわびて 西へ傾く 眉の月 あなたと私 夢の続きはあるのでしょうか 心変わりを 疑えば 涙がツツンと…こぼれます  夜に震える 襟足が 熱い吐息を 待ちわびる あなたと私 明日(あす)という日があるのでしょうか いつか待つのに 慣らされて 素肌がツツンと…痛みます  のぞく手鏡 口紅の 色も褪(あ)せます 眉の月 あなたと私 夢の続きはあるのでしょうか 思いきれない 口惜(くや)しさに 涙がツツンと…こぼれます
松平健松平健遠藤実遠藤実伊戸のりおあなたの夢で 泣いた目が 朝の光に まぶしくて 罪を詫びます 手を組んで 見上げる窓は 高い もしも あなたの胸で 一度でもいい 眠れたら 愛のぬくもり 抱きしめ 私 出直せます  青いインクが にじみます 便り書いてる 旅の果て あなたと住んだ あの町も 今は 秋色ですか  今度生まれて 来る時は 私 野原の 花でいい あなた 見つけて下さいね 独り語りの窓 会いに行ったら あなた 待っていたよと 抱き止めて 熱い男の涙を 頬に こぼして欲しい 熱い男の涙を 頬に こぼして欲しい
祭り道青山新青山新前田たかひろ水森英夫伊戸のりお心騒げば 神輿(みこし)も踊る 友が待ってる 漁師町 人生(みち)に迷えば 思い出す 「マエダ!マエダ!」 「マエダ!マエダ!」 マエダ!マエダ!と 祭り道(みち) 鳳凰(ほうおう)様が 舞い降りる!  海が恋しい 浦安育ち 四年一度の 晴れ舞台 度胸地(じ)すりは 心意気 「マエダ!マエダ!」 「マエダ!マエダ!」 マエダ!マエダ!と 祭り道 鳳凰様が 舞い踊る!  むかし馴染みも 見知らぬ顔も 情(なさけ)世話好き おいの町 思い担いで つなぎ合う 「マイダ!マイダ!」 「マイダ!マイダ!」 マイダ! マイダ!と 祭り道 鳳凰様と舞い上がれ!
祭り恋唄斉藤絹枝斉藤絹枝結城忍津軽けんじ伊戸のりお女だてらに 祭りと聞けば 法被ひっかけ とんでいく 鉄火姉御と うわさのとおり 男まさりの 度胸よさ ソイヤ・ソイヤ ワッショイ・ワッショイ 祭りばやしに 血が騒ぐ  親子三代 下町育ち 笛と太鼓が 子守歌 この子男に 生まれていたら あばれ御輿が 似合うだろ ソイヤ・ソイヤ ワッショイ・ワッショイ 親父ぼやいて 祭り酒  後に引けない 一番山車の 音頭とるのは 惚れた人 負けず嫌いの 女の胸に 巻いた晒に 秘めた恋 ソイヤ・ソイヤ ワッショイ・ワッショイ 華の御輿に 夢が舞う
まつり一本道浅田あつこ浅田あつこ鮫島琉星しまたくや伊戸のりお太鼓ひとつの 人生を 笑わば笑え 上等や 声に手拍子 いただいて あいさつがわりの 乱れ打ち  ズーッとこの道 (ズーッとこの道) ガーッと行って キュッと曲がりゃ まつりが命の 俺の町  男勝負の 一念で 負けず嫌いの 腕だめし 汗も涙も 吹き飛ばす 稲穂も実る 花も咲く  チャッチャと混ぜて(チャッチャと混ぜて) ダーッと焼いて サクッとできる 笑顔がたえない 運と縁  ズーッとこの道 (ズーッとこの道) ガーッと行って キュッと曲がりゃ まつりが命の 俺の町
待宵橋恋唄中西りえ中西りえ松野勇氣岡千秋伊戸のりおハァ… 流れ 流れて… 涙 流れて とめどなし 初めてあなた いない夏 ひとり来てみた この橋で ふと見上げれば 待宵月(まつよいづき) あなたの笑顔が 重なった 会いたいよ 会いに来て 夢でもいいから  ハァ… 流れ 流れて… 雲は 流れて 十三夜 あなたと見てた 遠花火(とおはなび) 今年も来ると 言ったのに 対(つい)の団扇(うちわ)も ひとつだけ 揃いの浴衣も 一人だけ 会いたいよ 会いに来て 夢でもいいから  ハァ… 流れ 流れて… 季節(とき)は 流れて 人待たず 月待ち橋に 秋の風 川面(かわも)に映る あかね雲 肩にやさしく 紅とんぼ あなたの横顔 さがしてる 会いたいよ 会いに来て 夢でもいいから
松前半島中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりお昔は海峡 結んでいたわ 連絡船が 通(かよ)っていた 逢いたくて 逢いたくて ただ 逢えなくて 逢えなくて ただ ひと目一秒 逢いたくて 声を限りに 叫んでも 風が 邪魔をする ここは道南 あぁ… 松前半島  過ぎ行く季節が あなたの愛を 奪っていった あなたの手を 待ち侘びて 待ち侘びて ただ 待ち続け 待ち続け ただ 石になるほど 待ち侘びて 夢の続きを 信じても 波が 遠ざける 秋の終わりの あぁ… 松前半島  聞きたくて 聞きたくて ただ 聞けなくて 聞けなくて ただ 心変わりの その理由(わけ)を 誰にあげたの 幸せを 雨が 頬を打つ 女ひとりの あぁ… 松前半島
松島紀行GOLD LYLIC水森かおりGOLD LYLIC水森かおりたかたかし弦哲也伊戸のりお涙どんなに 流してみても 過ぎたあの日は かえらない 別れるための 旅なのに 面影ばかり 浮かびます ひとり松島 未練がつのる あなたにも一度… 逢いたくて  ふたり暮らした 小さな部屋も なぜか今では なつかしい あなたに逢えて よかったと 心でそっと つぶやいた ひとり松島 心が寒い 小雨に濡れてる 五大堂  潮の満干(みちひき) 男と女 夢がどこかで すれ違う あなたと買った 鉢植えは 枯れずに花が 咲きますか ひとり松島 思い出乗せて 島から島へと 船が行く
松江舟唄長山洋子長山洋子廣田衣世・藤岡大拙杵屋五司郎伊戸のりお松江お城の ぼんぼりが ひとつふたつと灯るころ 桜吹雪の石段を ふみしめふみしめ花に酔う ああ松江 掘と翠(みどり)の城下町  ここでちょっこしたばこして お茶を一服 どげねすか 茶の湯大名 不昧公(ふまいこう) お待ちかねです 明々庵(めいめいあん) ああ松江 掘と翠の城下町  江戸の香りにつつまれて 旧き町並み 歩くとき ふと目を閉じて 聞き入れば カラコロ橋の下駄の音 ああ松江 掘と翠の城下町  静かな朝靄(あさもや) 宍道湖(しんじこ)に 憩(いこ)う水鳥 ここかしこ 小舟ぐるぐる輪をかいて じょれんいっぱい しじみ採り ああ松江 掘と翠の城下町
宮崎武宮崎武宮崎武岡千秋伊戸のりお苦労と呼ばずに 試練と詩(うた)う 人生山河の 険しさよ 熱い息吹がヨー 五体を炎(も)やす 「松」の盆栽 奥深さ 生命(いのち)刻んだ 年輪が 威風堂々 男の夢遥か  「松」「梅」「桜」の盆栽は あゝ人生の 宝なり  厳冬(まふゆ)の風雪(つぶて)に 怯(ひる)まず逃げず 二人で歩いた 夫婦道(めおとみち) 雪を溌(は)ね除けヨー 膨らむ蕾 「梅」の盆栽 凛々(りり)しさよ 気丈(つよ)さ似ている 恋女房 俺を支えた おまえの笑顔だよ  男の涙は 祝いの雫(しずく) 赤児(あかご)の産声 春の風 あれもこれもがヨー 想い出月夜 「桜」盆栽 花の宴 嫁ぐ我が子に 香る愛 永久(とわ)に幸あれ 娘へ門出唄  「松」「梅」「桜」の盆栽は あゝ人生の 宝なり
まっ赤な慕情市川たかし市川たかし水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりおまっ赤な夕陽が 涙を染めて 哀しい黄昏 連れてくるのか いまさら どうしてさよなら言うの 二人で誓った 恋なのに 風は知ってる この想い… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽に 抱かれて眠る あの街はるかに 灯りがひとつ 誰にも言えない 恋物語 弔う嘆きの 残り火か 胸にあふれる せつなさよ… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽よ 流れる雲よ 二人の世界を 返しておくれ 命をかけても あなたを守る 帰らぬあの日の 約束に 忘れな草の 花が散る… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ
真赤な太陽杜このみ杜このみ吉岡治原信夫伊戸のりおまっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚(なぎさ)をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼(や)けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕(くだ)ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠(とわ)を誓(ちか)った 愛の孤独 海にながして はげしく身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの
待ちわびて沢井明沢井明たきのえいじ田尾将実伊戸のりおどうするつもり 音沙汰(おとさた)なしで こみあげる恋心 じらさないで ただ待ちわびて 淋しくて 待ちわびて 切なくて ひとりのこの部屋 愛が泣いてる 幸せのぬけがらが 目に沁みる  幸せなんて その場限りね おもいでが増えただけ 涙に変わる ただ待ちわびて むなしくて 待ちわびて 恋しくて 女でいるのが 今は悲しい 叶うならその胸で 眠らせて  鏡をのぞき 口紅引けば くちびるが熱くなる 心が燃える ただ待ちわびて 逢いたくて 待ちわびて 愛しくて どうして過ごすの 夜の長さを もう一度聴かせてよ 子守唄
街のサンドイッチマン氷川きよし氷川きよし宮川哲夫吉田正伊戸のりおロイド眼鏡に 燕尾服 泣いたら燕が 笑うだろ 涙出た時ゃ 空を見る サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは 街のお道化者(ドケもの) 呆(とぼ)け笑顔で 今日もゆく  嘆きは誰でも 知っている この世は悲哀(ひあい)の 海だもの 泣いちゃいけない 男だよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは 街のお道化者 今日もプラカード 抱いてゆく  あかるい舗道に 肩を振り 笑ってゆこうよ 影法師 夢をなくすりゃ それまでよ サンドイッチマン サンドイッチマン 俺らは街の お道化者 胸にそよ風 抱いてゆく
待子は神戸で泣いてます五条哲也五条哲也仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお世間知らずの 泣き虫に 惚れたと言ったわ やさしく抱いた 今日はひとりの メリケン波止場 あなた今頃 どちらの港 待子は神戸で 泣いてます  きっと帰るの なぐさめが せつない霧笛に 消されたあの夜 海の男は 気まぐれ鴎 知っていながら 尽くして燃えた 待子は神戸で 泣いてます  淋しがり屋の あの眸(ひとみ) 探してさまよう 南京町(なんきんまち)よ 長い旅路に 疲れた時は 錨おろして わたしの胸に 待子は神戸で 泣いてます
また惚れた大沢桃子大沢桃子未來里麻なかむら椿伊戸のりお好きなあなたの 背中を見つめ 重荷にならず 寄り添い生きる 苦労二人で 分け合って うれし涙は 倍にして 妻の一文字 くれた人 惚れた 惚れた また惚れた 惚れました  すべてあずけて 契った日から あなたが命 いついつまでも 胸に咲かせた めおと花 二人一緒に あたためて 生きる幸せ くれた人 惚れた 惚れた また惚れた 惚れました  世間知らずで なんにも出来ず 私にとって あなたが頼り この手離さず はぐれずに 歩幅あわせて ついて行く 愛のよろこび くれた人 惚れた 惚れた また惚れた 惚れました
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
また逢いたい加藤大知加藤大知円香乃大谷明裕伊戸のりお初めて出逢った君は スミレの香りがしてた 春色の風の中 とても眩しくて 好きだと言えない僕を 優しく見つめる君が いつだって側にいた 続くと信じてた また逢いたい 遠い幻でも 一度きりの 夢でもかまわない 涙こぼれても どうか微笑んで 君に…また逢いたい  土曜のレコードショップ 二人で選んだ曲(うた)が 人混みをすり抜けて 空に消えてゆく また逢いたい あの曲(うた)が聞こえる 止められない 想い出があふれる いつか出逢えたら 二度と離さない 君に…また逢いたい  傘に振る雨の音 二人歩いた小道 振り返る君が 鮮やかにホラ 手を振る  また逢いたい あの曲(うた)が聞こえる 止められない 想い出があふれる いつか出逢えたら 二度と離さない 君に…また逢いたい  君に…また逢いたい
まさか松前ひろ子松前ひろ子鳥井実中村典正伊戸のりお登り坂 下り坂 そしてもひとつ 坂がある まさか まさかの 浮世坂 泣きたいときには 泣くのもいいさ あなたおまえと 声掛けながら 愛と涙で あなたと生きて行く  夫婦坂 子連れ坂 霧のむこうに 坂がある まさか まさかに つまずくな 苦しみ悲しみ 忘れた頃に 思いがけない 嵐が来ても 握りしめてる この手は離さない  なみだ坂 苦労坂 中途半端じゃ 超えられぬ まさか まさかの 迷い坂 世間を気にして 背伸びをするな 同じ痛みを 分け合いながら 夢を消さずに あなたと生きて行く
まごころの花藤あや子藤あや子三浦康照小野彩伊戸のりおあなた体を 大事にしてね いつも元気で ふたりでいたい 蔭(かげ)であなたを 支えて生きる 愛はひとすじ 変わりはしない これが私の あなたに捧(ささ)げる たった一つの まごころの花  仕事疲れを 笑顔でかくす そんなあなたの やさしい気持 胸にうれしさ 溢(あふ)れてくるの 苦労いとわず つくしてゆくわ これが私の あなたに捧(ささ)げる たった一つの まごころの花  あなた私の 手を離さずに 生きて行(ゆ)きましょう ふたりの人生(みち)を そばであなたを 勵(はげ)ましながら 守りつづける 女でいたい これが私の あなたに捧(ささ)げる たった一つの まごころの花
孫が来る!岡千秋岡千秋池田充男岡千秋伊戸のりお花なら野道の タンポポか それとも真赤な チューリップ 三つ(みっつ)ちがいの 姉・妹(あねいもと) はじめて飛行機 子供旅 孫が来る 孫が来る 孫が来る 土くれだった 春つれて 四国の里から 孫が来る  俺達夫婦も 言うなれば 駆け落ちみたいに できた仲 ひとりむすめが 真似をして 瀬戸内海を 飛び越えた 孫が来る 孫が来る 孫が来る 羽田の空は 花ぐもり いっぱし顔して 孫が来る  来てよし可愛い お宝を 帰ってよしとも 言うけれど いいではないか 連れ合いよ 子育てよりは 楽じゃもの 孫が来る 孫が来る 孫が来る うるさいことは しあわせだ 一年待ってた 孫が来る
川中美幸川中美幸荒木良治大泉逸郎伊戸のりおなんでこんなに 可愛いのかよ 孫という名の 宝もの じいちゃんあんたに そっくりだよと 人に言われりゃ 嬉しくなって 下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔  もみじみたいな 小さな手でも いまにつかむよ 幸せを 仕事いちずで 果たせなかった 親の役割 代わりの孫に 今は返して 今は返して いるところ  つよく育てよ おお空泳ぐ 五月節句の 鯉のよに 親の背よりも 大きくなって 一人立ちする 二十才が来たら 祝い言葉を 祝い言葉を かけてやろ
真道戸子台ふみや戸子台ふみや円香乃岡千秋伊戸のりお上に行くヤツ 出来るヤツ どうせ一(はな)から 決まってる 四の五の言い訳 するよりも 捨て身で当たれよ 男なら 己 信じて 歩いた先に たった一つの あぁ 道は出来る  人が誇れる 生き様に 今も昔も あるもんか 男が覚悟を 決めたなら 怯(ひる)むな止まるな 投げ出すな 意地と涙で 伸ばした指が たった一つの あぁ 道に届く  為せば良いのに 為さぬヤツ 無駄な時間の 穀つぶし 天からもらった 人生は 一生一度の 砂時計 宝物だと 分かった時に たった一つの あぁ 道が見える
前向き人生奈良彩可奈良彩可礼恭司宮下健治伊戸のりお頬に冷たい 浮世風 女ひとりが 生きるには それでもね それでもね 前向き人生 どこまでも 今日もヨイショコリャ 笑顔でヨイショ 運は自分の その手で掴め  七つ涙で 転んでも 八つ八起きの 姫達磨 それでもね それでもね 前向き人生 いつの日も 咲いてヨイショコリャ 咲かせてヨイショ 命一輪 女の意気地  ひとつ背負えば またひとつ いつかふえてく 肩荷物 それでもね それでもね 前向き人生 これからも 勝ってヨイショコリャ 笑ってヨイショ 情けひと枝 幸せ止まれ
マイ・フーリッシュ・ハート松浦百美子松浦百美子Ned WashingtonVictor Young伊戸のりおThe night is like a lovely tune Beware my foolish heart How wise the ever constant moon Take care my foolish heart  There's a line between love and fascination That's hard to see on an evening such as this For they both give the very same sensation When you're lost in the magic of a kiss  His lips are much too close to mine Beware my foolish heart But should her eager lips combine Then let the fire start  For this time it isn't fascination Or a dream that will fade and fall apart It's love, this time it's love My foolish heart  For this time it isn't fascination Or a dream that will fade and fall apart It's love, this time it's love My foolish heart
米原の雪浅田あつこ浅田あつこ高須はじめ西つよし伊戸のりおあなたに逢いたい それだけなのに 車窓(まど)に振りつく 白い影 託(たく)すしかない レールの上で 暗い予感は どうして当たる 降り止んで 積もらないで 願っても ああ祈っても 逸(はや)る気持ちを 諫(いさ)めるような 三河安城 米原の雪  世間の噂は どうでもいいの 揺れるあなたが 怖いだけ 霞む残り香 弄(まさぐ)りながら 伊吹颪(いぶきおろし)は 髪まで凍る 降る雪よ 落ちる雪よ 心まで ああ染めないで 旅はおんなの 覚悟の叫び 聴いてください 米原の雪  この先に 雪の先に あの人が ああ待っている 雪の簾(すだれ)を 掻い潜っても 逢いに行きます 米原の雪
まいどおおきに川中美幸川中美幸たかたかし弦哲也伊戸のりおお金はないけど でっかい夢ならあるさ やる気その気で ひとりでガンバってきた 人生は 手強(てごわ)すぎるよ まるでじゃじゃ馬 みたいだね 気分なおしに ちょいと一杯 今日がだめなら 明日があるさ 歌えば 幸福(しあわせ)が ランランランラン駈けてくる あきらめず あせらずに 明日も元気で「まいどおおきに」  男は度胸で 女は愛嬌だって だから何度も 転んでまた這いあがる 人生は 晴れて曇って そして涙で ワンセット 気分なおしに ちょいと一杯 店の女将の 笑顔にのせられ 歌えば 幸福(しあわせ)が ランランランラン駈けてくる あきらめず あせらずに 明日も元気で「まいどおおきに」  星空に 手を振って 明日も元気で「まいどおおきに」
My Way北川大介北川大介高畠じゅん子叶弦大伊戸のりお今日よりも 明日(あした) 明日(あす)よりも 未来 いつもいつも いつだって 気持ちは前を 向いている 壁が立ちはだかる こともある 谷に落とされた こともある 這い上がってきたよ 自分のスタイルで 今こそ伝えたいよ 俺のMy Way(マイウェイ)  人知れず 泣いて かれた日も あるよ どんなどんな 言葉より 笑顔にまさる ものはない 夢に食らいついて 夢をみる 愛に支えられ 我を知る やる事はすべて 命をかけてきた 今こそ伝えたいよ 俺のMy Way(マイウェイ)  夢に食らいついて 夢をみる 愛に支えられ 我を知る やる事はすべて 命をかけてきた 今こそ伝えたいよ 俺のMy Way(マイウェイ)
まぁ おんびんにHONEST・辻HONEST・辻辻正司岡千秋伊戸のりお泣いて 笑って また泣いてさ 人生いろいろ あったのさ やっちまったこたァ やっちまったこたァ しかたがないサ ごめんなよぉ かんべんな なくんじゃない なくんじゃない まぁ まぁ おんびんに  おれの なみだの そのわけは 人生いろいろ あったのさ やっちまったこたァ やっちまったこたァ しかたがないサ すんだこと すんだこと ゆるしてなぁ わるかったよ まぁ まぁ おんびんに  元気だしてさ 泣くんじゃない 人生いろいろ あったのさ やっちまったこたァ やっちまったこたァ しかたがないサ あきらめて ふり向くな やるっきゃない やるっきゃない まぁ まぁ おんびんに まぁ まぁ おんびんに
POETRY IN MOTION前川清前川清Paul Kaufman・Mike AnthonyPaul Kaufman・Mike Anthony伊戸のりおWhen I see my baby What do I see Poetry Poetry in motion  Poetry in motion Walkin' by my side Her lovely locomotion Keeps my eyes open wide  Poetry in motion See her gentle sway A wave out on the ocean Could never move that way  I love every movement There's nothing I would change She doesn't need improvement She's much too nice to rearrange  Poetry in motion Dancing close to me A flower of devotion A swaying gracefully  Whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whooooooooa  Poetry in motion See her gentle sway A wave out on the ocean Could never move that way  I love every movement There's nothing I would change She doesn't need improvement She's much too nice to rearrange  Poetry in motion All that I adore No number-nine love potion Could make me love her more  Whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whooooooooa
盆ダンス橋幸夫橋幸夫木下龍太郎谷口尚久伊戸のりお故郷(ふるさと)を 遠く離れて暮らしても 顔見せに 盆を合図に里帰り 富士山が 櫓(やぐら)代わりの天辺で 音頭とりゃ みんなひと踊り 沖縄が 太鼓叩いてエイサなら 北国は にしん大漁旗 元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス  この胸の 年に一度の憂さ晴らし 思いきり 手足伸ばして踊ったら 流れ出る 汗が心の大掃除 しあわせが 胸の戸をたたく 想い出を みんなそれぞれ持ち寄って 懐かしい 顔が勢揃い 昨日向くより明日を向いて ソレ心と心で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス  元気陽気でいつでもやる気 ソレ笑顔と笑顔で 頑張れニッポン ソレみんな調子を合わせ ボンボンボンボン 盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス みんなで踊ろう盆ダンス
慕麗路浜圭介浜圭介松本一起浜圭介伊戸のりおカモメが一羽 群れにはぐれて 今のわたしによく似てる おぼろ月夜か 滲んで見える すがりつきたい心の共に 涙が涙がこぼれて止まらない ah 意気地なし 海をねじるうずまく風よ 心みだれ 今 日本海 おふくろ こんな悪いわたしを許してください  忘れられない故郷(ふるさと)がある 愛しいあの女は誰かの妻か 叫んで叫んでみたけど虚しさが ah 突きささる 俺は生きる 波立つしぶき 錆びたこの身 洗いながせよ おふくろ こんな悪いわたしを許してください  海をねじるうずまく風よ 心みだれ 今 日本海 おふくろ こんな悪いわたしを許してください
ぼっち酒椎名佐千子椎名佐千子森田いづみ岡千秋伊戸のりおあの角 右に 曲がったら 昔馴染みのママの店 ママの店 夜雨しのぎに 暖簾をくぐり ちょっと一杯 飲ませてよ 今夜は ひとりぼっちっち 雨の路地裏 おちょこ酒  お酒に浮かぶ 面影に 酔えば酔うほど逢いたくて 逢いたくて 薄く消えそな ボトルの名前 見れば恋しさ また募る 今夜は ひとりぼっちっち 忘れさせてよ なみだ酒  生きてりゃ辛い こともある 飲めば越せそな 夜もある 夜もある 古い歌ほど 心に沁みて 明日を夢みる カウンター 今夜は ひとりぼっちっち 雨の路地裏 おちょこ酒
僕は泣いちっち氷川きよし氷川きよし浜口庫之助浜口庫之助伊戸のりお僕の恋人 東京へ 行っちっち 僕の気持を 知りながら なんで なんで なんで どうして どうして どうして 東京がそんなに いいんだろう 僕は泣いちっち 横向いて泣いちっち 淋しい夜は いやだよ 僕も行こう あの娘の住んでる 東京へ  祭の太鼓が テンテケテンと 鳴っちっち みんな浮き浮き 踊るのに なんで なんで なんで どうして どうして どうして 僕だけションボリ みそっかす 涙がホロリ ひとりで出っちっち お祭なんか いやだよ 僕は思う 遠い東京の ことばかり  上りの急行が シュッシュラシュッと 行っちっち いやな噂を ふりまいて せめて せめて せめて 遠い 遠い 東京の 空に飛んでけちぎれ雲 汽笛がなっちっち 遠くでなっちっち 夜汽車の笛は いやだよ 早く行こう あの娘の住んでる 東京へ
望郷列車~ふるさとを訪ねて~美月優美月優原文彦大船わたる伊戸のりお誰も心には ふるさとがある 忘れられない 思い出もある あの山も あの川も きっと変わらない ひとり訪ねる 懐かしの町 あ~あ~ 望郷列車  いつも寄り添い 支えてくれた 駄目な時には 叱ってくれた 友だちも 父母(ちちはは)も 待っているだろう 窓にちらちら 面影ゆれる あ~あ~ 列車よ走れ  好きと言えぬまま 別れた人よ 今も元気で 幸せですか あの顔も あの声も 胸に残ってる ちょっと切ない 想いを乗せて あ~あ~ 望郷列車
望郷よされ三笠優子三笠優子仁井谷俊也宮下健治伊戸のりお雪の海峡 泣き泣き越えた あれからふた冬 又み冬 知らぬ他国の… 冷たさつらさ 三味を叩いて ふるさと偲ぶ 津軽・小泊(こどまり) 望郷よされ  忘れかけてた 男の温(ぬく)み 寝がえりうつたび 思いだす 心細さに… この身も痩せて 今日は松前 明日は江差 ひとり最果て 望郷よされ  春はいつ来る おんなの胸に 太棹背中に 流浪(ながれ)旅 遠く離れりゃ… 恋しさばかり 母の笑顔よ 故郷の空よ 夢で逢いたい 望郷よされ
望郷ひとり泣き(大陸篇)長山洋子長山洋子鈴木紀代西つよし伊戸のりお諦め切れない 人なのか 諦めたくない 夢なのか 昨夜(ゆうべ)も泣いて 今夜も泣いて 泣いてわかった よりどころ 巫山(ウーシャン) 奉節(フォンチエ) 瞿塘峡(チュータンシア) 何で今さら ふるさとが 涸(か)れた心に しみて来る 責(せ)めてくれるな 望郷ひとり泣き  離れた心は 戻らない 離れた情けは 後を引く 酔ってもひとり 醒(さ)めてもひとり ひとり見るのは 古い夢 長江(チャンジャン)下りの 汽笛さえ 聞けばみじめに なるばかり 捨てたつもりの はぐれどり 声を殺して 望郷ひとり泣き  巫山(ウーシャン) 奉節(フォンチエ) 瞿塘峡(チュータンシア) 何で今さら ふるさとが 涸(か)れた心に しみて来る 責(せ)めてくれるな 望郷ひとり泣き
望郷ひとり泣き長山洋子長山洋子鈴木紀代西つよし伊戸のりお男の運が 悪いのか 男を見る目が ないからか 昨夜(ゆうべ)も泣いて 今夜も泣いて 泣いてわかった よりどころ 金木(かなぎ) 中里(なかさと) 五所川原(ごしょがわら) 何で今さら ふるさとが 涸(か)れた心に しみて来る 責(せ)めてくれるな 望郷ひとり泣き  ちぎれた愛は 戻らない ちぎれた絆(きずな)は ほころびる 酔ってもひとり 醒(さ)めてもひとり ひとり見るのは 古い夢 十三(とさ)の湊(みなと)の 汽笛さえ 聞けばみじめに なるばかり 捨てたつもりの はぐれ女(どり) よされよされと 望郷ひとり泣き  金木(かなぎ) 中里(なかさと) 五所川原(ごしょがわら) 何で今さら ふるさとが 涸(か)れた心に しみて来る 責(せ)めてくれるな 望郷ひとり泣き
望郷ひとり旅木原たけし木原たけし麻こよみ宮下健治伊戸のりお風がガラス戸(ど) 揺らすたび 沁みる手酌の コップ酒  ふるさと離れ 何年過ぎた 浮かぶあの山 あの川よ  望郷さすらい あゝ ひとり旅  好きと互いに 言えなくて あの日別れた 朝の駅  面影さえも いつしか遠く 今も元気で いるだろか 望郷さすらい あゝ ひとり旅  生まれ故郷に 背を向けて 何を夢見て 北の空 ふた親眠る あの裏山に  会いに行きたい いつの日か 望郷さすらい あゝ ひとり旅
望郷ひとり言越川ゆう子越川ゆう子鈴木紀代水森英夫伊戸のりお寄る辺(べ)なくした 都会の隅で ぽっかり穴が 空(あ)いた胸 諦(あきら)め切れない 夢抱いて 小さな夜空を 見上げる私 帰りたい 帰れない… あゝ帰ろかな 今夜も望郷 望郷ひとり言  人の情けが 行き交(か)う町は 故郷(ふるさと)遠い 城下町 悩みも苦労も 知らないで 笑顔で歩いた 夕焼け坂よ 帰りたい 帰れない… あゝ帰ろかな つぶやく望郷 望郷ひとり言  いつも倖せ 願ってくれる 過去(むかし)も今も 父さん子 ごつごつした手で あの指で 私の涙を ぬぐって欲(ほ)しい 帰りたい 帰れない… あゝ帰かな 私の望郷 望郷ひとり言
望郷の橋北野まち子北野まち子松井由利夫岡千秋伊戸のりお故郷の香りが 恋しいときは いつも来たわね この陸橋へ 二つ並んだ 線路の果てに そうよふたりの 津軽が見える 背伸びしながら 歌ったね お国訛(なま)りで …よされ節  詰襟(つめえり)ボタンと お下げの髪が 肩を寄せ合い 上りの夜汽車 風の匂いも 乾いた街にゃ 馴染(なじ)めなかった 初めのうちは 夢の暦(こよみ)も 幾年(いくとせ)か 遠いあの日が …なつかしい  想えば涙を なんども捨てた 辛(つら)い夜更けは この陸橋で いつか蕾(つぼみ)に 小さな花が 見えてきました 東京ぐらし 津軽じょんがら 北の空 お国訛りで …よされ節
望郷月夜酒渡辺要渡辺要水木れいじすがあきら伊戸のりお忘れ…忘れられよか ふるさとは かもめ群れ飛ぶ 北の漁師町(みなとまち) まぶたとじれば 聞こえてくるよ 大漁まつりの ヤン衆の歌が…… あゝ 酔えば酔うほど 帰りたい 男なみだの 望郷月夜酒  無事か 達者かョー 愛しの妻子 晴れて いつまた 逢える  泣くな…泣くな嘆くな 影法師(かげぼうし) 男だったら 勝負投げンなよ 肩をどやした 屋台の兄貴 しみて嬉しい みちのくなまり…… あゝ 意気がとけあう 縄のれん 明日(あす)を待とうか 望郷月夜酒  裏山(やま)の畑じゃ リンゴの花が 咲いているだろ 昔のままに…… あゝ 呼んで届かぬ おふくろに 詫びるこころの 望郷月夜酒
望郷津軽千葉一夫千葉一夫多野亮花笠薫伊戸のりおナラ枯れの 山間(やまあい)に 汽笛を一つ おいてゆく 津軽地吹雪 地を這(は)う夜は バチを叩けば 三味が鳴く いまも逢いたい 人がいる イヤー イデヤ ヤーイー 望郷津軽  結びあう 指と指 かならず帰る 故郷へ 津軽訛りを おり込む節(ふし)が 忘れられない 今もなお 山が閉まれば 冬支度 イヤー イデヤ ヤーイー 望郷よされ  冬ざれの 岩木川 涙をのんだ いく曲がり 雪がふるふる 季節が止まる あなたあなたに 逢えたなら 今は迷わず ついてゆく イヤー イデヤ ヤーイー 望郷津軽
望郷千里キム・ヨンジャキム・ヨンジャ志賀大介沢しげと伊戸のりお流れる雲よりも はかなく遠い さだめを背負った 人でした 旅路で出会った おもいで集め ゴールド・ヒルの 夕陽の中で 唄っていましたね わらべ唄 おけいさん おけいさん あなたは 愛の渡しびと  命のある限り あなたはここで 生きるとこころを 決めたのね ふるさと会津が 恋しい時は ゴールド・ヒルの 夕陽に抱かれ 涙を拭いてたと 聞きました おけいさん おけいさん あなたは 風の渡しびと  戻らぬ足跡を まぶたの裏で たどれば未練に なるばかり あなたの小さな 墓標をそっと ゴールド・ヒルの 夕陽が今日も やさしく見守って くれてます おけいさん おけいさん あなたは 夢の渡しびと
望郷始発駅千葉げん太千葉げん太千葉幸雄宮迫はじめ伊戸のりおふるさとに 祝いごとでもなけりゃ 帰れないのかと 山が叱る そばで「おかえり…」と 川が笑う 花がどこかで 咲いてるような 風の匂いが なつかしい ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  おみやげは 俺の元気な顔さ 友よ学校よ 海の駅よ 「みんな ただいま…」と 空に叫ぶ 生れ育った みどりの大地 親の足跡 残ってる ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ  兎(うさぎ)追いかけ 小鮒も釣った 俺の人生 始発駅 ふるさとは ふるさとは ふるさとは いいなぁ
望郷山野桐山純一桐山純一竹乃裕花竹乃裕花伊戸のりお山の向うを 吹く風が 遠い思い出 連れて来る 故郷離れて 幾年(いくとし)か ホタル祭りの 夕闇恋し 帰りたい…  幼な馴染みの あのひとを 慕い歩いた 畦(あぜ)小道 指切りかわして 幾年(いくとし)か 噂途絶えた 浮草暮らし 帰れない…  夢は千切れて 雲と消え いつか忘れた 茜(あかね)空 便りも出せずに 幾年(いくとし)か 今も 聞こえる 豊年囃子(ばやし) 帰りたい…
望郷さんさ時雨大泉逸郎大泉逸郎仁井谷俊也大泉逸郎伊戸のりお祭り囃子(ばやし)がヨー 聞こえる頃は 小雨にこころも 湿りがち さんさ時雨はヨー 故郷の唄よ 老いてひとりの 母さんは はやり風邪などヨー ひいてはないか  あの娘菅笠(すげがさ)ヨー かすりの着物 瞼の向こうに ゆれる笑顔(かお) さんさ時雨でヨー 結ばれたいが 逢わず三年 また五年 濡れていないかヨー 五尺の袖が  里はしばれてヨー お山は雪よ 北西風(ならい)の風吹きゃ 冬じたく さんさ時雨でヨー 今年も暮れて いつになったら 親孝行 夢のひと文字ヨー 捨ててはないが
望郷さんさ津吹みゆ津吹みゆ万城たかし四方章人伊戸のりおさんさ時雨(しぐれ)る 傘のなか 指をからめて 夢をみた あの日誓った ふたりの恋は 咲かずじまいの 石割り桜 いまも焦れて サーァ 望郷さんさ  二度と逢えない 人でしょか 時の流れに 身も細る 唄を奏でる 北上川よ もしやもしやと 夜風がさわぐ 泣いてみたって サーァ 望郷さんさ  岩手お山の てっぺんじゃ 秋の終わりか 冬支度 胸の芯まで 凍てつく夜は 恋の破片(かけら)を 温(ぬく)めています せめて夢でも サーァ 望郷さんさ
望郷佐渡おけさ山本謙司山本謙司いではく新倉武伊戸のりお海を渡った西風に 揺れる黄花(きばな)は佐渡の島 慣れぬ都会の小部屋の暮らし 夜毎(よごと)夢見るふるさとは 風の匂いとおけさ節  ハアー 佐渡へ (ハ アリャサ) 佐渡へと草木もなびくヨ (ハ アリャアリャアリャサ) 佐渡は居よいか 住みよいか (ハ アリャサ サッサ)  都会(まち)の夜空は星もない 故郷(くに)じゃ降るよな天の川 ぐちをこらえて屋台の隅で 心まぎらすコップ酒 ひとりつぶやくおけさ節  佐渡は時雨(しぐれ)りゃ冬支度 雪のつぶてに包まれる 老いた父母帰る日までは 守れ祈りの鬼太鼓(おんだいこ) 想いのせてのおけさ節
望郷酒がたり松前ひろ子松前ひろ子たかたかし弦哲也伊戸のりお雨が降る夜は こころも湿(しめ)る ましてひとりで 酒飲む夜(よる)は どんぶらこ どんぶらこ 酒とどんぶらこ 故郷(こきょう)はなれて 都会の海に 夢を浮かべて 酒とどんぶらこ ハァ~  ヤーレンソーラン ソーラン ソーラン ソーラン…  やがて港に 雪降る頃よ 届く小包 田舎の匂い どんぶらこ どんぶらこ 酒とどんぶらこ 詫びるこころに 海風野風 親の情(なさけ)に 涙ひとしずく ハァ~  どんぶらこ どんぶらこ 酒とどんぶらこ 惚れた男を 指折り数え 雨の音聞き 酒とどんぶらこ ハァ~
望郷酒場氷川きよし氷川きよし里村龍一櫻田誠一伊戸のりおおやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイー  田舎なれども サーエー 南部の国は ヨー  風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘の顔が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイー  酒に溺れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイー
望郷子守唄滝川ひろし滝川ひろし万城たかし宮下健治伊戸のりおこの坂を 登ればきっと ふる里が見える 逢いたかったよ 泣けてくる あれから何年 過ぎたやら 村は消えても 母の影 色はあせても 母がいる もがり笛 ああ子守唄  枯れすすき おさ髪に差した 初恋の花よ ひとり今年も 白々と 栗駒おろしの 風を抱く 昔あそんだ トロッコに 木炭の匂いと きしむ音 夢ン中 ああ子守唄  あかね雲 夕焼け空が 思い出を染める メンコ・缶蹴り かくれんぼ 両手でおさらば さようなら 耳を澄ませば 山なみに 汽車の汽笛と 母の声 ふるさとの ああ子守唄
望郷子連れ鴉山内惠介山内惠介松岡弘一水森英夫伊戸のりお蕎麦の花咲く 信州路 この子をよろしく 言われたら 後には引けねえ 義理がある 友(だち)が遺した 幼子(おさなご)を 無事に古里 帰しやす 男が歌う 望郷子連れ鴉(がらす)  朝は七色 槍ヶ岳 泣かない太郎坊(たろぼう) 哀(あわ)れんで 泣いてもいいぜと 言ってやる 親の代わりにゃ なれないが この子あっしが 守りやす 涙で歌う 望郷子連れ鴉(がらす)  苔の生えたる 道祖神(どうそじん) 母親(おっかあ)いずこと 尋ねたら かあちゃん死んだと 嘘をつく 涙こらえた 太郎坊(たろぼう)の 手取り古里 向かいやす 夕陽に歌う 望郷子連れ鴉(がらす)
望郷熊本城天竜大天竜大松本英祐岡千秋伊戸のりおふるさと出てから 三十余年 あの日誓った 夢ひとつ 夢ひとつ 嘘と真実(まこと)が 渦を巻く 夜の東京(とうきょ)に 泣かされて 何度帰ろと 思ったことか 熊本城が 目に浮かぶ  惚れてはいたけど 口には出さず 今は我慢と あきらめた あきらめた 遠いあの日の 馬追いの 祭り囃子の なつかしさ 闇にさまよう 寂しい心 熊本城に すがる夜  涙でうすめた コップの酒を 一気呑みした 夜もある 夜もある 死ぬか生きるか 追分の 人生街道 ただひとり 想い一筋 男の灯り 熊本城に 燈(とも)すのさ
望郷ギター二見颯一二見颯一たきのえいじ水森英夫伊戸のりお夕焼けが 沁みる日は ふるさとが近くなる 近くなる あの娘は達者か どうしているか きっと帰ると… きっと帰ると 云ったきり おもいでつま弾く 望郷ギター  忘れない 村の駅 泣いていたあの顔を あの顔を ごめんよごめんよ 便りもとぎれ 都会暮らしに… 都会暮らしに 流されて 涙で詫びてる 望郷ギター  どんな夢 見てるやら 星が降るこんな夜は こんな夜は ふたりで唄った 船頭小唄 今も出てくる… 今も出てくる あの節が トレモロ淋しい 望郷ギター
望郷歌岡ゆう子岡ゆう子麻こよみ徳久広司伊戸のりお明日(あした)の望みの あてさえなくて 今日も一日 過ぎて行く 風が冷たい こんな夜 涙しずくが 凍りつく 故郷(ふるさと)は 故郷(ふるさと)は 雪が 降る頃か  夜明けのホームで この手を握り あの日私を 止めた人 ばかね女の 幸せを 捨ててしまった あの時に あの人に あの人に ひとり 詫びる夜  星さえ見えない 都会の夜空 夢を何度も あたためる 声を聞いたら 泣きそうで 母に電話も 出来なくて 故郷(ふるさと)は 故郷(ふるさと)は 今も 遠いまま
望郷乙部港窪田みゆき窪田みゆき川島いく子岡千秋伊戸のりお高波蹴散らし 日本海 ゴメが群れ飛ぶ ふるさと乙部港(おとべ) 漁場に向かう 兄に詫び 夢をチッキに 詰めこんだ あれは あれは十五の 凍る夜 涙こらえた 夜汽車(きしゃ)の窓  苦労は男の 肥しだと 呑めば優しい 親父のことば 一心不乱 働いて せかずあせらず 時を待つ 海に 海に突き出た くぐり岩 今も夕陽は 炎(も)えてるか  険しい山坂 駆け抜けた 誰が名付けた 乙部港(おとべ)の龍と 人生(たび)の支えは 鮪の岬(しびのさき) 遠くて近い 故郷(ふるさと)よ 唄う 唄う江差追分(おいわけ) 尺八(ふえ)の音に 今日も望郷 しのび酒
望郷哀歌村上良輔村上良輔亀田康男宮下健治伊戸のりお北へ流れる 浮雲に 故郷映して 里心 田んぼあぜ道 あかねの空に 母と唄った 童歌 あああ あの頃の ぬくもりが 今も覚える 今も覚える 幼い胸に  夕陽背にして 野良仕事 雁もなくねに 親の影 夢を二人で 分け合いながら 腰をまるめて 鍬をとる あああ 汗に酔う あの笑顔 今も映るよ 今も映るよ 都の空に  越後野面に 立ち登る 夕餉まぢかの 風呂煙り いろり囲んで 縁をかたる 老いた親父の 自慢節 あああ たくましい あの声が 今も聞こえる 今も聞こえる 望郷哀歌
望郷辰巳ゆうと辰巳ゆうと久仁京介四方章人伊戸のりお墨絵ぼかしの 一筆書きか かすむ山々 ふるさと帰り 都会のぐちも あるだろう 吐いていけよと いうおやじ むかし五合の 寝酒としゃれた おやじはお猪口(ちょこ)で 千鳥足  渕(ふち)も瀬(せ)もある 都会の川は 風もきついと ふるさとは云う 傷つくことは 怖いけど おやじゆずりの 意地もあり じっとがまんの かあさんがいて 大人になれたと 感謝する  わずか三日で 一年分の こころやすらぎ 仕事にもどる あしたの夢は 胸の中 めぐる季節に つかみたい 家(うち)のことなど 心配するな 涙で手をふる 母の顔
ほんま云うたら何やけど金沢明子金沢明子落合博章弦哲也伊戸のりお花の浪花で 産声あげて 浪花おんなで 生きて行く 気イは強いし お世辞もないが 情にもろうて お人好し ほんま云うたら 何やけど ちぃーと小銭も 貯めてます こんな女で よかったら あんた 惚れてみませんか みませんか  水の浪花は 道頓堀に 咲いた 咲いたよ 恋の花 男まさりで 祭りが好きで 惚れりゃとことん 尽くします ほんま云うたら 何やけど 年齢(とし)のわりには 初心(うぶ)でっせ こんな女で よかったら あんた 惚れてみませんか みませんか  歌は浪花よ 通天閣に ちょいと小粋な 風が吹く 野暮は云わない 愚痴も云わない 人の陰口 聞かせない ほんま云うたら 何やけど 嘘も方便 堪忍や こんな女で よかったら あんた 惚れてみませんか みませんか
香港慕情北岡ひろし北岡ひろし松井由利夫伊藤雪彦伊戸のりおあなたの肩に 頬寄せて わたしはそっと 瞼(め)を閉じる ただそれだけで 空を舞う 鴎になれた 很幸福(ヘンシーフー) 很幸福(ヘンシーフー) もう一度 逢わせて欲しい あの夢に ………香港慕情  行き交う船を 七彩(なないろ)に やさしく包む 水灯り お洒落(しゃれ)なグラス かたむけた 港のホテル 很幸福(ヘンシーフー) 很幸福(ヘンシーフー) もう一度 酔わせて欲しい 夢の夜 ………香港慕情  翡翠(ひすい)の指輪 唇(くち)に当て おもいでしのぶ 丘の上 片言(かたこと)まじり 手渡した 愛情(こころ)の花を 很幸福(ヘンシーフー) 很幸福(ヘンシーフー) もう一度 咲かせて欲しい この胸に ………香港慕情
本気の恋沢田正人沢田正人こはまかずえ樋口義高伊戸のりおどうして 惹かれてしまうのか あなたの 寂しい横顔に 誰かを 探しているような 視線の向こうが気にかかる ああ 年上の女(ひと)よ あなたを 振り向かせる 遊びは終わりと 言うように 気怠(けだる)い素振りは もうやめて… 本気で恋してみたいよ 君と  どうして 見つめてしまうのか 冷たく 背中を向けるのに 世間が あれこれ言うような 噂にあなたは 迷ってる ああ 年上の女(ひと)よ あなたを 振り向かせる 淑女のベールを 剥ぎ取って 愛してほしいと その口で… 本気で言わせてみたいよ 君に  年上の女(ひと)よ あなたを 振り向かせる 心の化粧を おとしたら 可愛い素顔を 覗かせて… 本気で恋してみたいよ 君と
ホンキなの秋山涼子秋山涼子円香乃松井義久伊戸のりお悪い人だわ あなたって いつの間にか胸に 棲みついて こんなに誰かに ときめくなんて まるで少女に 戻ったみたい 死ぬほど 愛して 止まらない 恋ごころ ホンキなの…  チリリ電話が 鳴るたびに 甘い恋の誘い 待ちわびる あなたが誰かに 微笑むだけで イヤよイヤなの 悲しくなるの 死ぬほど 愛して あなただけ 一人だけ ホンキなの…  白く咲いてる バラでさえ 紅く燃えて見える あの日から 愛しいその手に 抱かれたままで 夢にくるまり 眠っていたい 死ぬほど 愛して 側にいて ずっといて ホンキなの…
本気で惚れた恋だから日向しのぶ日向しのぶ高柳三千子朝月千夏伊戸のりお懲りもせず また恋をして 何度泣いても 同じこと 淋しくて 悲しくて 忘れたいのに 諦めきれず 好きと言えない あなたにだけは 本気で惚れた恋だから  もういやよ また泣くなんて 独りぼっちは これっきり 人並みで いいのです ほんの小さな 倖せでいい つかみたいのよ 真実(ほんと)の愛を 本気で惚れた恋だから  いつの日か また恋をして 信じたいのよ 今度こそ 見つめ合う 目と目には 明日(あす)を映した 鏡のようね そうよあなたが 生甲斐なのよ 本気で惚れた恋だから
ほろり酒平浜ひろし平浜ひろし小椋善弘岡千秋伊戸のりお夜風が沁みる 路地裏の 灯(あか)りが誘う 縄のれん 今でも気になる おまえのことが その横顔が… 酔えば切ない 恋の味 北の… 北の酒場の ひとり酒  あの時俺に 少しでも 優しい気持ちが あったなら ふたりは離れず またあの部屋で 暮らせたものを… おまえすまぬと 今夜また 北の… 北の酒場で 詫びる酒  漁火揺れる 港町 思いが灯(とも)る 裏通り 今更あわせる 顔などないが 逢いたさつのる… 何故かおまえが 恋しくて 北の… 北の酒場の ほろり酒
ほろり雨水田かおり水田かおり円香乃水森英夫伊戸のりお濡れてないかと 口には出さず そっとかしげる ひとつ傘 泣きながら 生きてきて こんな幸せ 来るなんて 頬に ほろほろ ほろり雨 嬉し涙の ああ 恋の雨  雨が降る夜は 淋しくなって 指を絡めて 身を寄せる 一人でも 平気だと バカな片意地 張ってきた 頬に ほろほろ ほろり雨 今はあなたの ああ 傘の中  あなた好きよと 甘えて言えば 照れて背中を 向ける人 降り続く 氷雨でも 雨が咲かせる 花がある 頬に ほろほろ ほろり雨 これが最後の ああ 恋だから
ほろ酔い月夜瀬戸香月瀬戸香月佐野文香西つよし伊戸のりお墨田の川を 照らす月 ゴキゲンさんだね 花火の夜は 「たまや」「かぎや」の掛け声に てんてん跳ねそな まん丸笑顔 言問橋から 江戸通り そぞろ歩きのコップ酒 乙な二人の 乙な二人の エエ ほろ酔い月夜  ひと年取って 分かること 男と女は ひとつにゃなれぬ 永遠(とわ)の契りで 縛るより 気ままに恋すりゃ この世は至福 弁天堂から 二天門 ちょいと人生語りつつ 乙な二人の 乙な二人の エエ ほろ酔い月夜  祭りの終わりの 浅草寺 好きと告げよか告げまいか 乙な二人の 乙な二人の エエ ほろ酔い月夜
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