放浪船(さすらいぶね)別れ歌きく棧橋は 縁を切るひと すがるひと 世間が許さぬ 恋をして 石のつぶてを 受けるひと ああ わたし あてない なみだ船 傷の深さに 気がついて あとは女の ぬけがらよ お人形みたいに 抱(いだ)かれて 似てる面影 追っている ああ わたし あてない ながれ船 ここはどこやら 誰の胸 さめて悲しい 夜明けごろ うわさに追われた ふるさとへ 明日(あす)は帰ろか 明後日(あさって)か ああ わたし あてない かえり船 | 森進一 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 猪俣公章 | 別れ歌きく棧橋は 縁を切るひと すがるひと 世間が許さぬ 恋をして 石のつぶてを 受けるひと ああ わたし あてない なみだ船 傷の深さに 気がついて あとは女の ぬけがらよ お人形みたいに 抱(いだ)かれて 似てる面影 追っている ああ わたし あてない ながれ船 ここはどこやら 誰の胸 さめて悲しい 夜明けごろ うわさに追われた ふるさとへ 明日(あす)は帰ろか 明後日(あさって)か ああ わたし あてない かえり船 |
女のためいき 死んでもお前を 離しはしない そんな男の 約束を 嘘と知らずに 信じてた 夜が 夜が 夜が泣いてる ああ 女のためいき どうでもなるよに なったらいいと 思いなやんだ 時もある なににすがって 生きるのか 暗い 暗い 暗い灯影(ほかげ)の ああ 女のためいき 男と女の 悲しいさだめ なんで涙が つきまとう ほれているから 憎いのよ 未練 未練 未練一つが ああ 女のためいき | 森進一 | 吉川静夫 | 猪俣公章 | 猪俣公章 | 死んでもお前を 離しはしない そんな男の 約束を 嘘と知らずに 信じてた 夜が 夜が 夜が泣いてる ああ 女のためいき どうでもなるよに なったらいいと 思いなやんだ 時もある なににすがって 生きるのか 暗い 暗い 暗い灯影(ほかげ)の ああ 女のためいき 男と女の 悲しいさだめ なんで涙が つきまとう ほれているから 憎いのよ 未練 未練 未練一つが ああ 女のためいき |
ゆらぎさよならは あまりにも突然で そのくせどこかで 覚悟を決めていた もう失うものがなけりゃ 気楽に生きて行ける ゆらりゆらり揺らいでる心を 深く深く深くうずめて 眠らない 目覚めない 誰にも出逢わない 思い出を 忘却に委ねても 消えてはくれない 鮮やかな幻 もう傷つく場所がなけりゃ なんにも怖くはない ゆらりゆらり揺らぎだす心を 見ない見ない見ないふりして 許さない 許せない 誰かを愛さない もう信じるものがなけりゃ 怯える夜も来ない ゆらりゆらり揺らぎだす心を いつもいつもいつも抑えて 叶わない 夢見ない 奇跡は起こらない | 森進一 | 木本慶子 | 金田一郎 | | さよならは あまりにも突然で そのくせどこかで 覚悟を決めていた もう失うものがなけりゃ 気楽に生きて行ける ゆらりゆらり揺らいでる心を 深く深く深くうずめて 眠らない 目覚めない 誰にも出逢わない 思い出を 忘却に委ねても 消えてはくれない 鮮やかな幻 もう傷つく場所がなけりゃ なんにも怖くはない ゆらりゆらり揺らぎだす心を 見ない見ない見ないふりして 許さない 許せない 誰かを愛さない もう信じるものがなけりゃ 怯える夜も来ない ゆらりゆらり揺らぎだす心を いつもいつもいつも抑えて 叶わない 夢見ない 奇跡は起こらない |
眠らないラブソングねぇ あなたの今 ラブソングには 遠い昔の あの揺れる想いはあるかい? そう 時が過ぎて 確かな愛 ぬくもりよりも 心に響く言葉 もらえたりして 世の中 色々あったね 生き様をつくらなきゃ いけないなんて ベンチに肩並べ座って 昔よりも景色きらめく 遅くない まだ映画さえ やり直す 恋の話 多き時代さ そう 僕らは今 ラブソングでは 主役さえも まだなれるよ 胸が苦しい 二人ならば ぬくもりよりも 心に響く言葉 抱きしめあって 喧噪逃れて向き合う 涼しさ気づかうゆとりもできた きれいだと 口にせず 恥じらいが 昔よりも幼くなった ねぇ あなたの今 ラブソングには 遠い昔の あの揺れる想いはあるかい? そう 時が過ぎて 確かな愛 ぬくもりよりも 心に響く言葉 もらえたりして | 森進一 | 小室哲哉 | 小室哲哉 | | ねぇ あなたの今 ラブソングには 遠い昔の あの揺れる想いはあるかい? そう 時が過ぎて 確かな愛 ぬくもりよりも 心に響く言葉 もらえたりして 世の中 色々あったね 生き様をつくらなきゃ いけないなんて ベンチに肩並べ座って 昔よりも景色きらめく 遅くない まだ映画さえ やり直す 恋の話 多き時代さ そう 僕らは今 ラブソングでは 主役さえも まだなれるよ 胸が苦しい 二人ならば ぬくもりよりも 心に響く言葉 抱きしめあって 喧噪逃れて向き合う 涼しさ気づかうゆとりもできた きれいだと 口にせず 恥じらいが 昔よりも幼くなった ねぇ あなたの今 ラブソングには 遠い昔の あの揺れる想いはあるかい? そう 時が過ぎて 確かな愛 ぬくもりよりも 心に響く言葉 もらえたりして |
露の恋あなたに逢えない 淋しさに こぼれる吐息も 涙色 世間隠(がく)れの つらい恋 消えて儚い 夜の露… いいの夢でも 逢えればいいの あなたは悪くない 私が悪い 本気になっては いけないと わかっていました はじめから 月に一度の 逢瀬でも 逢えば一ヵ月(ひとつき) 生きられる… いいの噂に 泣いてもいいの あなたは悪くない 私が悪い 震えるこの髪 後れ毛が 欲しがるあなたの 指の櫛 二人暮らせる 幸せは つかみきれない 夜の露… いいの明日が 失くてもいいの あなたが悪くない 私が悪い | 森進一 | 麻こよみ | 森進一 | 伊戸のりお | あなたに逢えない 淋しさに こぼれる吐息も 涙色 世間隠(がく)れの つらい恋 消えて儚い 夜の露… いいの夢でも 逢えればいいの あなたは悪くない 私が悪い 本気になっては いけないと わかっていました はじめから 月に一度の 逢瀬でも 逢えば一ヵ月(ひとつき) 生きられる… いいの噂に 泣いてもいいの あなたは悪くない 私が悪い 震えるこの髪 後れ毛が 欲しがるあなたの 指の櫛 二人暮らせる 幸せは つかみきれない 夜の露… いいの明日が 失くてもいいの あなたが悪くない 私が悪い |
八甲田恥じないだけの 生き方したつもり 黙(もく)して語らぬ この旅を 吹雪く火の雪 八甲田 抱いてくれるか あの日のように 雄々(おお)しくて また遠く 凛々(りり)しくて また近く 雪よ おまえと 話しがしたい つまずくたびに どうして来るのだろう この雪どこまで あたたかい ここにまた立つ 八甲田 生きる力を 誰よりくれる 男なら 強くあれ 労(いたわ)れる 人であれ 雪よ 帰ると 伝えておくれ 北の大地よ 八甲田 俺もも一度 出直せそうさ 雄々(おお)しくて また遠く 凛々(りり)しくて また近く 雪よ おまえと 話しがしたい | 森進一 | 坂口照幸 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | 恥じないだけの 生き方したつもり 黙(もく)して語らぬ この旅を 吹雪く火の雪 八甲田 抱いてくれるか あの日のように 雄々(おお)しくて また遠く 凛々(りり)しくて また近く 雪よ おまえと 話しがしたい つまずくたびに どうして来るのだろう この雪どこまで あたたかい ここにまた立つ 八甲田 生きる力を 誰よりくれる 男なら 強くあれ 労(いたわ)れる 人であれ 雪よ 帰ると 伝えておくれ 北の大地よ 八甲田 俺もも一度 出直せそうさ 雄々(おお)しくて また遠く 凛々(りり)しくて また近く 雪よ おまえと 話しがしたい |
ここにいるからまたねと小さく手を振る君に 元気を出せよと見送って うつむきかげんの後ろ姿が 振り向かないこと願ってた いつかきっと今の痛みが 明日を教えてくれる 泣けばいい 泣けばいい いやになるほど 何もかも 何もかも 忘れるほど 張り詰めている 心を少し許してごらん 誰でも悩みの一つや二つ 抱いているって言うけれど 形も痛みも深さも違う 一番いらない言葉だね だけどきっと昔のように 笑えるときが来るから 待てばいい 待てばいい 生き急がずに 大丈夫 大丈夫 夜は明ける 人混みの中 まぎれる君の心に届け 泣けばいい 泣けばいい 何度でも言う 大丈夫 大丈夫 一人じゃない 振り向いた時 いつでも僕はここにいるから | 森進一 | 木本慶子 | 金田一郎 | 金田一郎 | またねと小さく手を振る君に 元気を出せよと見送って うつむきかげんの後ろ姿が 振り向かないこと願ってた いつかきっと今の痛みが 明日を教えてくれる 泣けばいい 泣けばいい いやになるほど 何もかも 何もかも 忘れるほど 張り詰めている 心を少し許してごらん 誰でも悩みの一つや二つ 抱いているって言うけれど 形も痛みも深さも違う 一番いらない言葉だね だけどきっと昔のように 笑えるときが来るから 待てばいい 待てばいい 生き急がずに 大丈夫 大丈夫 夜は明ける 人混みの中 まぎれる君の心に届け 泣けばいい 泣けばいい 何度でも言う 大丈夫 大丈夫 一人じゃない 振り向いた時 いつでも僕はここにいるから |
暗闇坂ひたひたと 女の足音が 暗闇坂に 響きます 世間に知れたら 終る恋 わかっていながら 逢いたくて… 別れられない あなたとは 夜にまぎれて 逢いに行く これきりと 別れを決めたって 抱かれりゃ心 裏返る あなたの吐息の ぬくもりに 小指の先まで 熱くなる… 思い一途な 紅化粧 息を秘(ひ)そめて 逢いに行く はらはらと 女の愚かさが 暗闇坂に こぼれます この恋隠し 通せたら 許して下さい この罪を… 明日の逢瀬が 待てなくて 夜にまぎれて 逢いに行く | 森進一 | 麻こよみ | 桧原さとし | 伊戸のりお | ひたひたと 女の足音が 暗闇坂に 響きます 世間に知れたら 終る恋 わかっていながら 逢いたくて… 別れられない あなたとは 夜にまぎれて 逢いに行く これきりと 別れを決めたって 抱かれりゃ心 裏返る あなたの吐息の ぬくもりに 小指の先まで 熱くなる… 思い一途な 紅化粧 息を秘(ひ)そめて 逢いに行く はらはらと 女の愚かさが 暗闇坂に こぼれます この恋隠し 通せたら 許して下さい この罪を… 明日の逢瀬が 待てなくて 夜にまぎれて 逢いに行く |
伊豆の女別れを承知で 始めから 恋をしたのが 悲しくて ひとり来ました 雨の伊豆 いくら呼んでも すがっても 私のものには ならぬ人 ああ ならぬ人 二人でたずねた 思い出を 今は湯ぶねに 流したい ひとり涙で 雨の伊豆 いくら呼んでも すがっても 私のものには ならぬ人 ああ ならぬ人 心に別れを ちかっても たった一夜を たえかねる いっそ死にたい 雨の伊豆 いくら呼んでも すがっても 私のものには ならぬ人 ああ ならぬ人 | 森進一 | 佐々木ひろと・補作詞:中山貴美 | 城美好 | 森岡賢一郎 | 別れを承知で 始めから 恋をしたのが 悲しくて ひとり来ました 雨の伊豆 いくら呼んでも すがっても 私のものには ならぬ人 ああ ならぬ人 二人でたずねた 思い出を 今は湯ぶねに 流したい ひとり涙で 雨の伊豆 いくら呼んでも すがっても 私のものには ならぬ人 ああ ならぬ人 心に別れを ちかっても たった一夜を たえかねる いっそ死にたい 雨の伊豆 いくら呼んでも すがっても 私のものには ならぬ人 ああ ならぬ人 |
今想えばもう君と 会わなくなって どれくらいたつだろうか 時々机の中から 君からの手紙だして読むことがあるよ 踏みきることが出来なかった あの頃の僕 この間 昔の仲間たちと 会って話したよ つまらないことさ 僕達のことが話にでて 君のこと幸せに暮らしていると 聞いた もう君と 会わなくなって どれくらいたつだろうか 時々机の中から 君からの手紙だして読むことがあるよ 今想えば あの頃に戻れたら やさしくつつんであげる 消えてしまったはずの 愛のぬくもりが今もこの胸に熱く 古びた壁に君が書いた 僕のイニシャル もう君と 出会うこともないのに きざまれたイニシャルが とってもさびしい 笑って別れた二人なのに 今頃になってむなしさだけが 残る 今想えば あの頃に戻れたら やさしくつつんであげる 消えてしまったはずの 愛のぬくもりが今もこの胸に熱く | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 前田俊明 | もう君と 会わなくなって どれくらいたつだろうか 時々机の中から 君からの手紙だして読むことがあるよ 踏みきることが出来なかった あの頃の僕 この間 昔の仲間たちと 会って話したよ つまらないことさ 僕達のことが話にでて 君のこと幸せに暮らしていると 聞いた もう君と 会わなくなって どれくらいたつだろうか 時々机の中から 君からの手紙だして読むことがあるよ 今想えば あの頃に戻れたら やさしくつつんであげる 消えてしまったはずの 愛のぬくもりが今もこの胸に熱く 古びた壁に君が書いた 僕のイニシャル もう君と 出会うこともないのに きざまれたイニシャルが とってもさびしい 笑って別れた二人なのに 今頃になってむなしさだけが 残る 今想えば あの頃に戻れたら やさしくつつんであげる 消えてしまったはずの 愛のぬくもりが今もこの胸に熱く |
女坂身丈の着物の私をつれて 母は黙って背負子(しょいこ)で歩く 山道いつも聞かされたのは 一つ覚えの夕焼け小焼け 何が生きてて しあわせか 母の顔では 知りかねた あの日けわしく思えた道を 今あなたとなら たどってみたい 行く坂 はるかな女坂 私も母に似てきそう 湯上り子供ら寝かせる声で やっとその日が終ったような 祭りも盆も変らぬ色の 絣(かすり)の柄まで覚えています 耐えることしかない母も 夢を見た日は あるのやら 強くかよわく やさしい背なは みな忘れたよと 答えるけれど 行く坂 はるかな女坂 私も母に似てきそう 何が生きてて しあわせか 母の顔では 知りかねた あの日けわしく思えた道を 今あなたとなら たどってみたい 行く坂 はるかな女坂 私も母に似てきそう | 森進一 | 有馬三恵子 | 猪俣公章 | 前田俊明 | 身丈の着物の私をつれて 母は黙って背負子(しょいこ)で歩く 山道いつも聞かされたのは 一つ覚えの夕焼け小焼け 何が生きてて しあわせか 母の顔では 知りかねた あの日けわしく思えた道を 今あなたとなら たどってみたい 行く坂 はるかな女坂 私も母に似てきそう 湯上り子供ら寝かせる声で やっとその日が終ったような 祭りも盆も変らぬ色の 絣(かすり)の柄まで覚えています 耐えることしかない母も 夢を見た日は あるのやら 強くかよわく やさしい背なは みな忘れたよと 答えるけれど 行く坂 はるかな女坂 私も母に似てきそう 何が生きてて しあわせか 母の顔では 知りかねた あの日けわしく思えた道を 今あなたとなら たどってみたい 行く坂 はるかな女坂 私も母に似てきそう |
雨のくちびる雨に濡れてる くちびるに ふれたら別れが また延びる 夢にはぐれた 紅の傘 投げて走って ついてくる 死ぬまで女で いたいとすがる おまえのおまえの 情けに敗けてきた 眠るおまえを 見るたびに しあわせやろうと 思ったさ 夢をまさぐる 迷い鳥 飛べば果てない 闇の中 見せてはやれない いい夢ひとつ 惚れても惚れても 泣かせてしまうだけ 雨に濡れてる くちびるが 愛しているわと 泣き叫ぶ 夢をもとめる 可憐花(かれんばな) 汚せないのさ 俺の手で 無邪気なこころを どうすればいい おまえのおまえの あしたが気にかかる | 森進一 | 久仁京介 | 森進一 | 馬場良 | 雨に濡れてる くちびるに ふれたら別れが また延びる 夢にはぐれた 紅の傘 投げて走って ついてくる 死ぬまで女で いたいとすがる おまえのおまえの 情けに敗けてきた 眠るおまえを 見るたびに しあわせやろうと 思ったさ 夢をまさぐる 迷い鳥 飛べば果てない 闇の中 見せてはやれない いい夢ひとつ 惚れても惚れても 泣かせてしまうだけ 雨に濡れてる くちびるが 愛しているわと 泣き叫ぶ 夢をもとめる 可憐花(かれんばな) 汚せないのさ 俺の手で 無邪気なこころを どうすればいい おまえのおまえの あしたが気にかかる |
月のエレジー眠れない夜は 窓辺に椅子を寄せて 遥かなふるさとまで 道のりをたどる 瞳を閉じれば 過去(きのう)が見える 忘れても忘れても 思い出す女(ひと) 春の風の音に 真夏の強い雨に 秋の夜長に 冬の静けさに あなたを想い 想い続けてる 東京ではきっと 私は暮らせない、と あなたの別れが今 優しさと分かる あれから何年 過ぎたのだろう 夢ばかり夢ばかり 追いかけた日々 泣いて叱る顔が 吐息が 白い指が 髪の香りが 淋しげな肩が 今でも胸を 胸をしめつける 春の花吹雪に 真夏の蝉時雨に 秋の嵐に 冬の粉雪に あなたを探し 探し続けてる | 森進一 | 田久保真見 | 金田一郎 | 宮崎慎二 | 眠れない夜は 窓辺に椅子を寄せて 遥かなふるさとまで 道のりをたどる 瞳を閉じれば 過去(きのう)が見える 忘れても忘れても 思い出す女(ひと) 春の風の音に 真夏の強い雨に 秋の夜長に 冬の静けさに あなたを想い 想い続けてる 東京ではきっと 私は暮らせない、と あなたの別れが今 優しさと分かる あれから何年 過ぎたのだろう 夢ばかり夢ばかり 追いかけた日々 泣いて叱る顔が 吐息が 白い指が 髪の香りが 淋しげな肩が 今でも胸を 胸をしめつける 春の花吹雪に 真夏の蝉時雨に 秋の嵐に 冬の粉雪に あなたを探し 探し続けてる |
情炎好きならば奪ってと 泣いて叫びたい強く ぎりぎりのこの想い 分かって欲しい 身体熱く 血と骨で そうよあなたと 恋の薪(たきぎ) 火と燃やし 春夏秋冬 今生のこの別れ 一番のきれいな姿 目の中に焼きつけて どうぞ忘れず 赫(あか)い命のしずくを 目で語るさよならは 胸の中にまで刺さる つもる雪 しなる竹 男と女 同じ罪の 道を踏む そうよ其処(そこ)から 同じ夢を 見ていたい 最後のひととき 今生のこの別れ 一番のきれいな姿 目の中に焼きつけて どうぞ忘れず 赫い命のしずくを 今生のこの別れ 一番のきれいな姿 目の中に焼きつけて どうぞ忘れず 赫い命のしずくを | 森進一 | 坂口照幸 | 金田一郎 | 笛吹利明 | 好きならば奪ってと 泣いて叫びたい強く ぎりぎりのこの想い 分かって欲しい 身体熱く 血と骨で そうよあなたと 恋の薪(たきぎ) 火と燃やし 春夏秋冬 今生のこの別れ 一番のきれいな姿 目の中に焼きつけて どうぞ忘れず 赫(あか)い命のしずくを 目で語るさよならは 胸の中にまで刺さる つもる雪 しなる竹 男と女 同じ罪の 道を踏む そうよ其処(そこ)から 同じ夢を 見ていたい 最後のひととき 今生のこの別れ 一番のきれいな姿 目の中に焼きつけて どうぞ忘れず 赫い命のしずくを 今生のこの別れ 一番のきれいな姿 目の中に焼きつけて どうぞ忘れず 赫い命のしずくを |
富士山桜の花が 咲いている 旅立ちのとき 胸あつく 遥かな空に 虹かける 仰げばそこに 富士の山 逆巻(さかま)く波が 打ち寄せる 真っ直ぐな道 曲り道 傷つくたびに 泣くたびに 「元気出せよ」と 富士の山 夕焼け雲が 燃えている ふるさとの山 光る河 父、母、幼友達の 歌が聞こえる 富士の山 白雪しんと 降りしきる さまざまなこと 思いだす 「よくやったね」と微笑(ほほえ)んで 春を夢見る 富士の山 「よくやったね」と微笑(ほほえ)んで 春を夢見る 富士の山 | 森進一 | 新井満 | 新井満 | 千住明 | 桜の花が 咲いている 旅立ちのとき 胸あつく 遥かな空に 虹かける 仰げばそこに 富士の山 逆巻(さかま)く波が 打ち寄せる 真っ直ぐな道 曲り道 傷つくたびに 泣くたびに 「元気出せよ」と 富士の山 夕焼け雲が 燃えている ふるさとの山 光る河 父、母、幼友達の 歌が聞こえる 富士の山 白雪しんと 降りしきる さまざまなこと 思いだす 「よくやったね」と微笑(ほほえ)んで 春を夢見る 富士の山 「よくやったね」と微笑(ほほえ)んで 春を夢見る 富士の山 |
あるがままに生きる理不尽なことも呑み込み 曲がった嘘も許した 噂も誤解も偽りも 心にあとを止めず… 言い訳をする気はない 愛する者を愛した 不器用者には似合いの土地を 向かい風に吹かれ 道端 花など祠(ほこら)に手向(たむ)け 母にだけは祈る 現在(いま)を支える思い出は 山のようにあるよ 喜び悲しみ数えれば 青春(はる)がよみがえるね… 耐えてきた痛み すべて 生きてる証拠(あかし)だからさ 不器用者なら黙っていよう 時間(とき)が癒すだろう 涙に似ているやさしいものが ふいに胸をみたす この生命(いのち) いとおしみ あるがままに 生きる 不器用者には似合いの土地を 向かい風に吹かれ 道端 花など祠(ほこら)に手向(たむ)け 母にだけは祈る | 森進一 | 森進一・補作詞:有馬三恵子 | 森進一 | 十川ともじ | 理不尽なことも呑み込み 曲がった嘘も許した 噂も誤解も偽りも 心にあとを止めず… 言い訳をする気はない 愛する者を愛した 不器用者には似合いの土地を 向かい風に吹かれ 道端 花など祠(ほこら)に手向(たむ)け 母にだけは祈る 現在(いま)を支える思い出は 山のようにあるよ 喜び悲しみ数えれば 青春(はる)がよみがえるね… 耐えてきた痛み すべて 生きてる証拠(あかし)だからさ 不器用者なら黙っていよう 時間(とき)が癒すだろう 涙に似ているやさしいものが ふいに胸をみたす この生命(いのち) いとおしみ あるがままに 生きる 不器用者には似合いの土地を 向かい風に吹かれ 道端 花など祠(ほこら)に手向(たむ)け 母にだけは祈る |
風の噂一度つまずきゃ 男でさえも 浮世苦労は つづくもの まして悲しい 噂であれば 微笑(わら)い流せず 眼を閉じる なんで独りで なんで独りで いるんだよ あの日あの夜 この盃(さかずき)を 止めたその手が 今欲しい なってくれるな 不幸にだけは 何も恨まず 雨に咲く 花の素顔は 花の素顔は 寂しかろう 離れ離れの さだめを越えて せめてつぐない させてくれ 誰がいるのさ おまえのほかに いつかこの手で 抱きしめて 仰ぐ夜空も 仰ぐ夜空も もう明ける | 森進一 | 坂口照幸 | 四方章人 | 前田俊明 | 一度つまずきゃ 男でさえも 浮世苦労は つづくもの まして悲しい 噂であれば 微笑(わら)い流せず 眼を閉じる なんで独りで なんで独りで いるんだよ あの日あの夜 この盃(さかずき)を 止めたその手が 今欲しい なってくれるな 不幸にだけは 何も恨まず 雨に咲く 花の素顔は 花の素顔は 寂しかろう 離れ離れの さだめを越えて せめてつぐない させてくれ 誰がいるのさ おまえのほかに いつかこの手で 抱きしめて 仰ぐ夜空も 仰ぐ夜空も もう明ける |
私の恋初めて抱かれた あの日から 幸せ約束 燃えたのよ 信じて明日(あした)を 待ったのに 何処かの誰かと 計りにかけて 捨ててゆくのね 私の恋を 素顔のおまえが 可愛いと 優しく強く 抱きしめた 惚れたら泣くのは わかっていても あきらめきれない あんたのことが 何処か似ている 今度の男 やっと掴(つか)んだ 幸せを じっと噛みしめ 甘えたの 世間が許さぬ 恋だけど 死ぬまで愛して 欲しいのよ 涙で見えない 私の恋よ | 森進一 | 坂口照幸・蘭世 | 四方章人 | 前田俊明 | 初めて抱かれた あの日から 幸せ約束 燃えたのよ 信じて明日(あした)を 待ったのに 何処かの誰かと 計りにかけて 捨ててゆくのね 私の恋を 素顔のおまえが 可愛いと 優しく強く 抱きしめた 惚れたら泣くのは わかっていても あきらめきれない あんたのことが 何処か似ている 今度の男 やっと掴(つか)んだ 幸せを じっと噛みしめ 甘えたの 世間が許さぬ 恋だけど 死ぬまで愛して 欲しいのよ 涙で見えない 私の恋よ |
花のブルース夜に咲いても 花は花 朝に咲いても 花は花 ましてあなたの 胸で咲く 女ですもの 恋の花 熱い吐息に 吐息にとける花 愛を与えて 咲くも花 愛を奪って 咲くも花 つらい別れに 耐えかねて 風に吹かれて 咲くも花 泣いて一人の 一人のなみだ花 一度散っても 咲けば花 何度散っても 咲けば花 傷もあります 過去もある 女ですもの 夢もある きっと咲かすわ 咲かすわ夢の花 | 森進一 | 鈴木紀代 | 森進一 | マイケル吉田 | 夜に咲いても 花は花 朝に咲いても 花は花 ましてあなたの 胸で咲く 女ですもの 恋の花 熱い吐息に 吐息にとける花 愛を与えて 咲くも花 愛を奪って 咲くも花 つらい別れに 耐えかねて 風に吹かれて 咲くも花 泣いて一人の 一人のなみだ花 一度散っても 咲けば花 何度散っても 咲けば花 傷もあります 過去もある 女ですもの 夢もある きっと咲かすわ 咲かすわ夢の花 |
恋はぐれ身もだえするほど 好きだった 男の背中の そっけなさ 倖せ束(つか)の間 炎の恋は 燃えて乱れて 焦がされて ぬけがらみたいな この私 想い出忘れる ために飲み 想い出かぞえて いる酒場 隣に座った 見知らぬ男(ひと)が 惚れた男(ひと)より あたたかい わびしさ抱えて 千鳥足 明日(あした)はあなたを 忘れたい むなしい口癖 くり返す あなたの足音 聞き分けられる 罪を今夜も くれた男(ひと) ぬけがらみたいな この私 | 森進一 | 鈴木紀代 | 森進一 | 丸山雅仁 | 身もだえするほど 好きだった 男の背中の そっけなさ 倖せ束(つか)の間 炎の恋は 燃えて乱れて 焦がされて ぬけがらみたいな この私 想い出忘れる ために飲み 想い出かぞえて いる酒場 隣に座った 見知らぬ男(ひと)が 惚れた男(ひと)より あたたかい わびしさ抱えて 千鳥足 明日(あした)はあなたを 忘れたい むなしい口癖 くり返す あなたの足音 聞き分けられる 罪を今夜も くれた男(ひと) ぬけがらみたいな この私 |
北港北の港に 汽笛がひびく 出船未練の 別れ唄 あの娘はどうして いるのかと うわさに聞いた この町へ たずねて来たよ 北港 古い酒場に 灯りがともる 窓のむこうに 雪が舞う 幸せつかんで いればいい 泣きぐせ 消えていればいい グラスに浮かぶ 細い影 風が泣いてる 海峡岬 カモメ呼んでる 面影ひとつ もう一度会えたら この胸で いとしい笑顔を 見せてくれ 旅路のはての 北港 | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 前田俊明 | 北の港に 汽笛がひびく 出船未練の 別れ唄 あの娘はどうして いるのかと うわさに聞いた この町へ たずねて来たよ 北港 古い酒場に 灯りがともる 窓のむこうに 雪が舞う 幸せつかんで いればいい 泣きぐせ 消えていればいい グラスに浮かぶ 細い影 風が泣いてる 海峡岬 カモメ呼んでる 面影ひとつ もう一度会えたら この胸で いとしい笑顔を 見せてくれ 旅路のはての 北港 |
あなたに抱かれて今夜は あなたのそばで このまま 抱かれていたい だめなの 背中むけないで 好きなの ひとりにしないで 私ひとりの あなたが命よ だからお願い そばに置いてね とても切ないの…… あなたに抱かれて 女になるの この身を あなたにゆだね やさしく 愛してほしい あなたから 離れられない 夢なら さめないでほしい ずっと死ぬまで あなたが命よ あなたの香り あなたの吐息 胸が苦しいの…… あなたに抱かれる 女でいたい ずっと死ぬまで あなたが命よ あなたの香り あなたの吐息 胸が苦しいの…… あなたに抱かれる 女でいたい | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 鈴木豪・西川幾子 | 今夜は あなたのそばで このまま 抱かれていたい だめなの 背中むけないで 好きなの ひとりにしないで 私ひとりの あなたが命よ だからお願い そばに置いてね とても切ないの…… あなたに抱かれて 女になるの この身を あなたにゆだね やさしく 愛してほしい あなたから 離れられない 夢なら さめないでほしい ずっと死ぬまで あなたが命よ あなたの香り あなたの吐息 胸が苦しいの…… あなたに抱かれる 女でいたい ずっと死ぬまで あなたが命よ あなたの香り あなたの吐息 胸が苦しいの…… あなたに抱かれる 女でいたい |
恋せよ乙女何にもいらないの 幸せよ あなたを想うとき 夢の中 トキメク私の春 爛漫よ キュンキュンこの胸が 苦しいの 離れていても 心はひとつ 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 一途な乙女心が 止まらない 女はバカだなんて 言われても 男にゃわからない 乙女心 女が本当の恋 知ったなら キュンキュンこの胸が 苦しいの 明日のことより 今が大切 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 恋する乙女心が 踊る夜 離れていても 心はひとつ 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 一途な乙女心が 止まらない | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 鈴木豪・西川幾子 | 何にもいらないの 幸せよ あなたを想うとき 夢の中 トキメク私の春 爛漫よ キュンキュンこの胸が 苦しいの 離れていても 心はひとつ 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 一途な乙女心が 止まらない 女はバカだなんて 言われても 男にゃわからない 乙女心 女が本当の恋 知ったなら キュンキュンこの胸が 苦しいの 明日のことより 今が大切 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 恋する乙女心が 踊る夜 離れていても 心はひとつ 好き好き大好き あなたが全て 今更男なんて 思っても 一途な乙女心が 止まらない |
女の真心みんながやめろと 言う恋を あきらめられない 私です 誰よりあなたが 好きだから つくし捧げる 真心を どこかで気づいて 欲しいのよ 他にもいいひと いるなんて うわさに聞くのは 辛いのよ 寂しくあなたを 待つ夜ふけ ひとり飲む酒 にがい酒 バカな女の 未練酒 あなたを失う くらいなら 死んでも悔いない 私です こんなにあなたが 好きなのよ 可愛い女と 言われたい いちずな女の 覚悟です | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 伊戸のりお | みんながやめろと 言う恋を あきらめられない 私です 誰よりあなたが 好きだから つくし捧げる 真心を どこかで気づいて 欲しいのよ 他にもいいひと いるなんて うわさに聞くのは 辛いのよ 寂しくあなたを 待つ夜ふけ ひとり飲む酒 にがい酒 バカな女の 未練酒 あなたを失う くらいなら 死んでも悔いない 私です こんなにあなたが 好きなのよ 可愛い女と 言われたい いちずな女の 覚悟です |
昭和・平成・令和を生きる ひとつひとつの 時代を越えて 長い人生 生きてきた 浮世の風に さまよいながら 昭和 平成 令和を生きる 今日の日があることに 感謝して 笑顔で行こう 思い通りに 行かない人生 悔んでみても 仕方ない 何度もカベに ぶつかりながら 昭和 平成 令和を生きる 限りあるこの命 大切に 希望を胸に 誰でもみんな わずかなことで あとの人生 変わるのさ 波乱万丈 運命(さだめ)のなかで 昭和 平成 令和を生きる 涙あれ 笑いあれ 癒しあれ 我が人生に | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 伊戸のりお | ひとつひとつの 時代を越えて 長い人生 生きてきた 浮世の風に さまよいながら 昭和 平成 令和を生きる 今日の日があることに 感謝して 笑顔で行こう 思い通りに 行かない人生 悔んでみても 仕方ない 何度もカベに ぶつかりながら 昭和 平成 令和を生きる 限りあるこの命 大切に 希望を胸に 誰でもみんな わずかなことで あとの人生 変わるのさ 波乱万丈 運命(さだめ)のなかで 昭和 平成 令和を生きる 涙あれ 笑いあれ 癒しあれ 我が人生に |
旧友男が手紙を書く 苦しむ友のため おまえはいちばん あらくれだった 切なさなんかは 似合わない 秋は枯葉を運び 涙をさそうけど 友だちよ 友だちよ にがい酒など もう飲むな 男がアルバム見る セピアの想い出を 愛して恋して 喧嘩になって どちらも愚かに 傷ついた そんな映画のような おまえが懐しい 友だちよ 友だちよ ほかの誰にも ぐちるなよ 男に便りが来る みじかい走り書き 元気が出たから 心配するな これから人生 やり直す 風がはげしく泣いて 心に波が立つ 友だちよ 友だちよ 嘘をついても すぐわかる | 森進一 | 阿久悠 | 森進一 | 猪股義周 | 男が手紙を書く 苦しむ友のため おまえはいちばん あらくれだった 切なさなんかは 似合わない 秋は枯葉を運び 涙をさそうけど 友だちよ 友だちよ にがい酒など もう飲むな 男がアルバム見る セピアの想い出を 愛して恋して 喧嘩になって どちらも愚かに 傷ついた そんな映画のような おまえが懐しい 友だちよ 友だちよ ほかの誰にも ぐちるなよ 男に便りが来る みじかい走り書き 元気が出たから 心配するな これから人生 やり直す 風がはげしく泣いて 心に波が立つ 友だちよ 友だちよ 嘘をついても すぐわかる |
さわりは名調子うれし涙は 三日で渇く 悔やし涙は 一生つづく 割に合わない 涙を背負い 人はこりずに クジを引く なんだ なんだよ 沈んじゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子 惚れた数より ふられた数が 多くならない この世の仕組 それを承知で ふられた数を 涙ながらに 数えてる なんだ なんだよ こぼしちゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子 なんだ なんだよ 焦っちゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子 | 森進一 | 阿久悠 | 森進一 | 猪股義周 | うれし涙は 三日で渇く 悔やし涙は 一生つづく 割に合わない 涙を背負い 人はこりずに クジを引く なんだ なんだよ 沈んじゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子 惚れた数より ふられた数が 多くならない この世の仕組 それを承知で ふられた数を 涙ながらに 数えてる なんだ なんだよ こぼしちゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子 なんだ なんだよ 焦っちゃ駄目だよ なんだ なんだよ 生きて行くなら 惚れるなら いつも さわりは名調子 |
昭和エレジー幸せなんか 縁がない 世間恨んで 何になる 胸のすき間に 夜風がしみる 都会暮らしの うそ寒さ 淋しい心 埋めるのは 馴染みの店の 手酌酒 故郷の老いた 母ちゃんに 重ねる不孝を また詫びる あの頃流行った あの歌に 叶わぬ恋を 懐かしむ 切なさ胸に 飲む酒は 酔えばほのぼの 浮世酒 | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 佐野博美・斉藤功 | 幸せなんか 縁がない 世間恨んで 何になる 胸のすき間に 夜風がしみる 都会暮らしの うそ寒さ 淋しい心 埋めるのは 馴染みの店の 手酌酒 故郷の老いた 母ちゃんに 重ねる不孝を また詫びる あの頃流行った あの歌に 叶わぬ恋を 懐かしむ 切なさ胸に 飲む酒は 酔えばほのぼの 浮世酒 |
厚化粧の女初めて抱かれたあの部屋で 愛でも恋でもなかったわ ダメよと拒んで泣きながら 求めるアイツに身を任せ 私は女になりました あれは十九の夏のこと 一緒に生きると約束も 長くは続かぬ夢だった あの日の幸せ返してよ 私幾つになったのか 女の幸せ掴みたい 知らず知らずの厚化粧 やっと出会えた優しい男(ひと)は 妻も子もある男(ひと)でした 最後の恋と誓っても 男の運が無い私 短い女の青春なのに それでも無情に明日は来る | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 周防泰臣 | 初めて抱かれたあの部屋で 愛でも恋でもなかったわ ダメよと拒んで泣きながら 求めるアイツに身を任せ 私は女になりました あれは十九の夏のこと 一緒に生きると約束も 長くは続かぬ夢だった あの日の幸せ返してよ 私幾つになったのか 女の幸せ掴みたい 知らず知らずの厚化粧 やっと出会えた優しい男(ひと)は 妻も子もある男(ひと)でした 最後の恋と誓っても 男の運が無い私 短い女の青春なのに それでも無情に明日は来る |
おもかげ運河おまえの香水(かおり)が したようで 思わず振り向く たそがれ通り ひと冬ふた冬 別れて三冬(みふゆ) 時が経つほど 逢いたくて 運命(さだめ)恨んだ 切ない日々が ガス灯(あかり)に揺れてる おもかげ運河 世間が許さぬ 仲だった つらぬく道など 探せなかった ひと冬ふた冬 泣かせて三冬 雪がちらつく 石畳 連れて行ってと すがった声が 今でも聞こえる おもかげ運河 二人に幸せ 来ないまま 失くした季節が 水面(みなも)に映る ひと冬ふた冬 恋しさ三冬 忘れられずに さまよえば 今日も酔えない 旅路の酒が 哀しく沁みるよ おもかげ運河 | 森進一 | かず翼 | 四方章人 | 竹内弘一 | おまえの香水(かおり)が したようで 思わず振り向く たそがれ通り ひと冬ふた冬 別れて三冬(みふゆ) 時が経つほど 逢いたくて 運命(さだめ)恨んだ 切ない日々が ガス灯(あかり)に揺れてる おもかげ運河 世間が許さぬ 仲だった つらぬく道など 探せなかった ひと冬ふた冬 泣かせて三冬 雪がちらつく 石畳 連れて行ってと すがった声が 今でも聞こえる おもかげ運河 二人に幸せ 来ないまま 失くした季節が 水面(みなも)に映る ひと冬ふた冬 恋しさ三冬 忘れられずに さまよえば 今日も酔えない 旅路の酒が 哀しく沁みるよ おもかげ運河 |
みれんの港濡れた翼の 海鳥さえも 涙ぐむのか 悲しさに もしもこのまま 逢えないのなら いっそ死にたい 女です あぁあなたと 私には 渡り切れない 海峡(うみ)がある 恋しさ通わす 船もなく こころ迷子の みれんの港 いつも気強く 生きてたものを 恋は女を 弱くする 潮風(かぜ)も冷たい 桟橋に立ち 今日も待つのは 来ないひと あぁあなたの 人生に 居場所ひとつも ない私 お願いもう一度 抱きしめて 夢を見させて みれんの港 あぁあなたと 私には 渡り切れない 海峡(うみ)がある 届かぬ想いが 波に散る 一人ぼっちの みれんの港 | 森進一 | かず翼 | 四方章人 | 竹内弘一 | 濡れた翼の 海鳥さえも 涙ぐむのか 悲しさに もしもこのまま 逢えないのなら いっそ死にたい 女です あぁあなたと 私には 渡り切れない 海峡(うみ)がある 恋しさ通わす 船もなく こころ迷子の みれんの港 いつも気強く 生きてたものを 恋は女を 弱くする 潮風(かぜ)も冷たい 桟橋に立ち 今日も待つのは 来ないひと あぁあなたの 人生に 居場所ひとつも ない私 お願いもう一度 抱きしめて 夢を見させて みれんの港 あぁあなたと 私には 渡り切れない 海峡(うみ)がある 届かぬ想いが 波に散る 一人ぼっちの みれんの港 |
恋は闇の中女には男の 心が見えるとか 男には女の 心がわからない 男と女の温度差は 計り知れない闇の中 終わりの見えない物語 優しさは下心 誰かが言っていた この人がまさかと 信じて泣かされた 男と女の仲だけは 答えを探せば闇の中 惚れたはれたの化かし合い 決めたなら早いのは いつでも女です ぐずぐずと理屈は いつでも男です 男と女の見る夢は 追えば迷子の闇の中 今宵もさまよい 街を行く | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 竹内弘一 | 女には男の 心が見えるとか 男には女の 心がわからない 男と女の温度差は 計り知れない闇の中 終わりの見えない物語 優しさは下心 誰かが言っていた この人がまさかと 信じて泣かされた 男と女の仲だけは 答えを探せば闇の中 惚れたはれたの化かし合い 決めたなら早いのは いつでも女です ぐずぐずと理屈は いつでも男です 男と女の見る夢は 追えば迷子の闇の中 今宵もさまよい 街を行く |
無償の愛ここまで歩いてきた 自分を信じて 涙で前が 見えない時 あなたの愛に 支えられ 本当の愛を 知らない僕に 本当の愛を 教えてくれた 信じて 裏切られて 心が潰れて 誰かの胸で 泣きたい夜 あなたは何時も 側にいた 本当の愛を 初めて知った 無償の愛の 尊さを 思えば あっという間の人生だった 今はただ懐かしい 思い出よ 出逢えたことに 感謝して あなたの愛を 胸に抱き 歩いて行きます 一歩ずつ 無償の愛を ありがとう | 森進一 | 森進一 | 森進一 | 竹内弘一 | ここまで歩いてきた 自分を信じて 涙で前が 見えない時 あなたの愛に 支えられ 本当の愛を 知らない僕に 本当の愛を 教えてくれた 信じて 裏切られて 心が潰れて 誰かの胸で 泣きたい夜 あなたは何時も 側にいた 本当の愛を 初めて知った 無償の愛の 尊さを 思えば あっという間の人生だった 今はただ懐かしい 思い出よ 出逢えたことに 感謝して あなたの愛を 胸に抱き 歩いて行きます 一歩ずつ 無償の愛を ありがとう |