喜多條忠作詞の歌詞一覧リスト  366曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
螢篭志賀勝志賀勝喜多條忠荒木とよひさあれは十八縁日で お前が買った螢篭 わが身こがして夏を乞う 哀れにそっと解き放ち 一つはなせば するすると 二つはなせば お前の頬を かすめて光る恋だった あゝ恋だった  おれが二十才かあの頃は かすかに光る螢篭 浴衣のお前抱き寄せて 別れをそっと打ちあけた 一つはなせば するすると 二つはなせば お前の頬を 涙が伝う恋だった あゝ恋だった  お前どうしているだろか 遠くに見える螢篭 時のたつまま流されて 故郷すらも帰れない 一つはなせば するすると 二つはなせば お前の頬を かすめて光る恋だった あゝ恋だった  
誰よ…広野ゆき広野ゆき喜多條忠美樹克彦追いかけたけれど あの人の 後姿見つけられないまま 小雨のアパートの曲り角 思い切り 泣きました  誰よ 私の大切な 男を奪ってゆくなんて 帰るとことがなくなれば 私の胸に戻ってくるかしら  こんなに見慣れてるこの街も 明日から想い出に変るのですか 土からのぞいている サフランの つぼみまでもが泣いているみたい  外にも出られないあの日から ぼんやりと暮してる 夢とあきらめきれるほど 長い暮らしじゃなかったし  まるでふしあわせに会いに ふたりは出会ったそんな気がするのよ あなたの好きだった水色の 窓のカーテンとりかえましょう  誰よ 私の大切な 男を奪ってゆくなんて 帰るとことがなくなれば 私の胸に戻ってくるかしら  トランプ占いしてみても 愛のつづきは めくれないのよ 愛のつづきは めくれないのよ
おとこ雪 おんな雪やややや喜多條忠棚部陽一鉄橋わたれば そこはもう故郷 小雨がみぞれに みぞれがいつしか粉雪 おとこ雪 おんな雪 かわりばんこ 窓打つ おとこ雪 おんな雪 おろかな恋の幕切れ  麻布のはずれの ちいさなワンルーム タワーを見上げて あなたに抱かれたしあわせ おとこ雪 おんな雪 はかなく消える想い出 おとこ雪 おんな雪 てのひらのなかのまぼろし  故郷なまりで 終着アンウンス 今日からひとりと 想えば涙があふれる おとこ雪 おんな雪 いいひとだったあの人 おとこ雪 おんな雪 運命に負けて北国  
青春のダイヤモンド猪島庄司猪島庄司喜多條忠鈴木淳緑に輝く 神宮の杜 歌おう 肩組んで 僕らの歌を ときめく思いを 拍手に乗せて こころを合わせて 快進撃だ 若い力で 今日も嵐を呼ぶぞ 燃えろ はばたけ 勝て! 勝て! 勝て! 熱い血潮が 味方だ 勝利の女神が 味方だ ヤクルト・スワローズ  誇りと希望が あふれる胸に 歌おう 勇ましく 僕らの歌を ピンチを乗り越え チャンスを活かせ 糸ひく白球 フェンスを越えろ 若い力で 今日も嵐を呼ぶぞ 燃えろ はばたけ 勝て! 勝て! 勝て! 熱いハートが 味方だ 勝利の女神が 味方だ ヤクルト・スワローズ  涙と汗との ペナントめざし 歌おう 胸をはり 僕らの歌を 明日を夢見る 男のドラマ この手でつかむぞ 栄光の旗 若い力で 今日も嵐を呼ぶぞ 燃えろ はばたけ 勝て! 勝て! 勝て! 熱い祈りが 味方だ 勝利の女神が 味方だ ヤクルト・スワローズ
各駅停車GOLD LYLICGOLD LYLIC喜多條忠石山恵三あの女ともう二度と 旅をすることもない 窓に頬あてて さよならを言った  各駅停車の汽車は今 想い出の街を出る 僕の微笑が 歪んでいるのは 降り出した 雨のせいじゃない  鉄橋が見えてくる あの街が消えていく あの女の住む街が たそがれに滲む  各駅停車の汽車だけが 振り返ることもない 僕の微笑が 震えているのは 消えそうな 思い出のせいじゃない  この駅は淋しくて 訪れる人もない なのにただ一人 悲しみのさなか  各駅停車の汽車を降り 口唇かみしめる 僕の微笑が凍りつくのは 降りだした 雪のせいじゃない
ゾウさんの瞳はなぜ青い大杉久美子大杉久美子喜多條忠菊池俊輔ゾウさんのめは なぜあおい とおくはなれた ふるさとの 大草原を みてるから? それともゆうべ ゆめにみた おおきなうみが うつるから?  ゾウさんのめは なぜほそい いつもげんきな こどもたち おめめほそめて みてるから? それともひとり さびしくて ないてはおめめ こするから  ゾウさんのめは ほしのよう ひとのこころを ひきよせる 南十字の ほしのよう いつかはきっと ふるさとへ かえれるゆめを みてるよう
ドラドラどこかにドラえもん大杉久美子大杉久美子喜多條忠菊池俊輔ヒゲがあっても ネコじゃない コロコロしてても パンダじゃない それはなにかと たずねたら みらいのロボット ドラえもん おやつのドラやき なくなってたら ちかくにかくれて いるはずさ さがしてこらんよ きみのへや ドラドラどこかに ドラえもん  そらをとぶけど とりじゃない おしゃべりするけど ひとじゃない それはなにかと たずねたら みらいのロボット ドラえもん つくえのひきだし ママにはないしょ もぐればいつでも にちようび さがしてこらんよ きみのへや ドラドラどこかに ドラえもん
ドラえもんじゃあニィ大山のぶ代大山のぶ代喜多條忠菊池俊輔ブーンとひととび タケコプター おてんきボックス とりだせば ちきゅうはいつでも にほんばれ つくしのおやこも かおだした もう はるじゃあニィ はるじゃあニィ  ひらりマントで ひらひらり くものプールで ひとおよぎ グースカおひるね ねすごせば そらにはピカリ ねがいぼし もう なつじゃあニィ なつじゃあニィ  うつつまくらで みるゆめは なぜかさびしい ゆめばかり わすれろぐさで わすれても やっぱりなみだ もろくなる もう あきじゃあニィ あきじゃあニィ  コタツぶとんを けとばして おざしきゲレンデ ひとすべり のび太 しずかちゃんに ジャイアン スネ夫 みんなげんきな かぜのこだい もう ふゆじゃあニィ ふゆじゃあニィ
ドラえもんにゅうイヤー大山のぶ代大山のぶ代喜多條忠菊池俊輔はねつきのはねで とびだせば 地球はちいさな ほしになる 宇宙の正月 宇宙晴れ ことしもげんきな こどもらと とんでまわるよ にゅうイヤー はっぴーにゅうイヤー ドラえもん  おひさまをスイと おいこせば あしたがそこまで みえてくる 初日の出だよ よあけだよ 土星もキリリと はちまきを しめてはりきる にゅうイヤー はっぴーにゅうイヤー ドラえもん  なないろの虹は すべりだい わく星ちらばる ラムネだま 宇宙は広場だ かけまわれ ことしもなかまが ふえるから どうぞよろしく にゅうイヤー はっぴーにゅうイヤー ドラえもん
失くした耳飾り太田裕美太田裕美喜多條忠田山雅充幸せすぎた語らいに 心ない時が流れて もうあなたの言葉の中に 愛が見えません 春の風にも追いつけないで 私はひとり旅に出ました もいちど もいちど あなたの胸に 戻りたいけれど それは失くした耳飾り 広い海辺で見つけるよりも もっともっと出来ないことです  ステンド・グラスのすき間から 虹色の光がもれて もう二人の記憶の中に 愛は見えません 花の季節に枯葉をさがし 私はひとり旅に出ました もいちど もいちど あなたの胸 戻りたいけれど それは失くした耳飾り 広い海辺で見つけるよりも もっともっと出来ないことです
いつか街で会ったならGOLD LYLIC中村雅俊GOLD LYLIC中村雅俊喜多條忠吉田拓郎何気ない毎日が 風のように過ぎてゆく この街で君と出会い この街で君と過ごす この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう  それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑んでおくれ  さりげないやさしさが 僕の胸をしめつけた この街で僕を愛し この街で僕を憎み この街で夢を壊したことも 君はきっと忘れるだろう  それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑みあおう  それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑みあおう
ためらいトワイライト因幡晃因幡晃喜多條忠佐瀬寿一君がいつも うつむくのは 出逢うのが恐いんだね さびしい想い出が 憶病にさせているんだね  ためらいトワイライト くちづけて Free Wayトワイライト どこまでも オレンジ色の花びらの夕陽まで 愛がこわれないのなら 僕がこわしてあげよう 二人の新しい愛のために  君の白いスーツケース 悲しみが入ってるね さびしい言葉だけ 色あせてしまい込んでる  ためらいトワイライト 生きてると Free Wayトワイライト よごれるね ほら聞こえてくる遠い日の雨の音 君が暮していた 街 君が泣いていた 街 今日からボクたちの街にするよ
アン・ドゥ・トロワキャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳をあてれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめくこころ 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・トロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜がくる アン・ドゥ・トロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・トロワ 今がその時ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終り 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発(たびだち)だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・トロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・トロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・トロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない もう戻れない
暑中お見舞い申し上げますGOLD LYLICキャンディーズGOLD LYLICキャンディーズ喜多條忠佐瀬寿一暑中お見舞い申し上げます  まぶたに口づけ 受けてるみたいな 夏の日の太陽は まぶしくて キラキラ渚を 今にもあなたが かけてくる しぶきにぬれて  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  水着を誰かに 見られるだけでも あなたから だめだよといわれそう 泳ぎませんかと 誘いにくるけど 振りむかず ねむったふりよ  はやくあなたに会いたくて 時計をさかさにまわしてます 今年の夏は 心もはずむ 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます
やさしい悪魔GOLD LYLICキャンディーズGOLD LYLICキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  やさしい悪魔 やさしい悪魔
さよならの向うでロス・インディオスロス・インディオス喜多條忠浜圭介きっとあなたは 知らないでしょう 小さな声で さよならと  言って閉ざした 扉の向こう 私がどんな顔してるか 鉄の階段コツコツと 靴音ひびかせ あなたは帰る タバコの 煙が 残った部屋で あなたのための化粧と涙 洗い落として 眠ります  きっと私は 知らないでしょう 背中を向けてさよならと  言って閉ざした 扉の向こう あなたが どんな顔してるか そうよ あなたは帰ったら 優しくむかえて 待つひとがいる 悲しい想いを させてはだめよ 私の事は 私の事よ わかりすぎてる ことなのに  鉄の階段コツコツと 靴音ひびかせ あなたは帰る タバコの 煙が 残った部屋で あなたのための化粧と涙 洗い落として 眠ります
GINZA伝説ロス・インディオス&シルビアロス・インディオス&シルビア喜多條忠鈴木邦彦(男女)翼を広げて 銀座におりた (男女)女という名の 天使たち (女)恋して傷つく そのたびに (男)きれいになって ゆくという (女)けれどお店を 変わるたび (男)翼はいつか 消えてゆき (男女)翔べない天使に 翔べない天使になるという (男女)銀座 銀座 銀座  (男)銀座恋の街 (男女)銀座 銀座 銀座 銀座夢の街  (女)噂の男と 噂になって (男)噂の通りに 捨てられる (女)嘘でもいいのと 恋をして (男)やっぱり嘘ねと 泣かされた (女)けれど銀座の 女には (男)涙が頬に 光るたび (男女)小さなダイヤに 小さなダイヤになるという (男女)銀座 銀座 銀座 (女)銀座恋の街 (男女)銀座 銀座 銀座 銀座夢の街 (男女)銀座 銀座 銀座  (男)銀座恋の街 (男女)銀座 銀座 銀座 銀座夢の街
白い猫おいで梓真由美梓真由美喜多條忠岸本健介馬飼野康二トタン屋根の 白い猫おいで あたしも ひとりだよ ふられちまったんだ  おいでおいで 今日は抱いてあげるよ あいつはね 早い話が もてすぎるのさ 仕事も出来るけどね 女もできるのさ おいで 白い猫 おいで 白い猫 抱いて あげるからさ  窓の外の 白い猫おいで あたしと 話そうよ こわがることないよ おいでおいで 今日は雨になるから あいつもね 雨が嫌いよ ずぼらなんだね あたしを傘みたいに 平気で忘れてさ  おいで 白い猫 おいで 白い猫 そこは 濡れるからさ  おいでおいで 今日は抱いてあげるよ あいつはね 早い話が もてすぎるのさ 仕事も出来るけどね 女もできるのさ おいで 白い猫 おいで 白い猫 抱いて あげるからさ
星空喜多條忠伊勢正三星がきれいね とっても 近くに見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた … でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ
最后にもひとつ小林旭小林旭喜多條忠大野克夫齊藤恒夫初めてお前に会った時 最后の女にしたいと思った  古いコートを着て行くのかい 化粧もしないで仔犬を抱いて 外はあの日と同じ雨だぜ  お前をひとりにしすぎたようだ やさしい香りに酔いすぎていた  別れにひとつ甘えていいかい グラスの氷が切れちまったよ 想い出ばかりが濃すぎたようだ  短い暮らしもそれなりに 月日が経ったら綺麗に見えるよ  トゲを忘れたバラのようにね 俺との暮らしを訊かれた時は ろくでなしよと笑っていいさ  男は誰でも俺よりマシさ 傷でも癒えたら恋でもしなよ  最后にもひとつ頼んでいいかい 部屋から仔犬を出さないでくれ 戻ってきそうなそんな気がする  最后にもひとつ頼んでいいかい 部屋から仔犬を出さないでくれ 戻ってきそうなそんな気がする
今日は雨南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ国道沿いの 二階の部屋では 目覚めるときに 天気がわかる 今日は雨 アスファルトに流れる雨を 大きな車が 轢いて走る 一人のベットで 眠り目覚めた 僕のさびしさも 轢いて走る 今日は雨 昨日ほどお前のことを 憎んだ夜はない  昨日のコーヒー 乾いた部屋では 消えゆく星の つらさがわかる 今日は雨 窓ガラスを流れる雨が 心の中まで つたって落ちる 一人のベットで 眠り目覚めた 寒い胸の中 つたって落ちる 今日は雨 こんな日は眠ろう 眠りたいだけ こんな日は眠ろう 眠りたいだけ  
思い出して下さいアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠大野克夫さようなら あなた もう逢うこともない あなた けれどいつか きっと きっと 思い出して下さい ひとりの少女が あなたを愛し 言葉が みつからないまま ただ うつむいていたことを きっと きっと 思い出して下さい もっと ずっと 後でもいいから  ありがとう あなた もう逢うこともない あなた けれどいつか きっと きっと 思い出して下さい ひとりの少女が あなたと出逢い あなたと同じ夢を見て また ひとりっきりになったことを きっと きっと 思い出して下さい もっと ずっと 後でもいいから  きっと きっと 思い出して下さい もっと ずっと 後でもいいから
さよならは風に巻かれてアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠森田公一今 船が出ます 淋しさを トランクにつめて さよならは 風に巻かれ 夜の海 消えてゆく  今 船が出ます この胸に スクリューの波が どこまでも細く 白く 傷あと ひいてゆく  奪われること 奪うこと どちらが 本当の愛なのでしょう 許し合うこと 許さないこと どちらが本当のやさしさでしょう  今 まぶた閉じて よみがえる あの頃の二人 毎日が 夢のように 輝いていた 私  今 頬を伝う あふれくる 悲しみひとつ 甲板を 風がわたり 思い出に 振り返る  奪われること 奪うこと どちらが 本当の愛なのでしょう 許し合うこと 許さないこと どちらが本当のやさしさでしょう
おやすみアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠桑田俊平街は今 夜の闇の中で 深海魚のように眠ってる 私 ひとり眼覚め あなたに手紙書いています こんな夜更けにも 今日のあなたの言葉 私の心の中で キラリ キラリ‥‥ 星のように またたいています 私 きっと幸せなのです  街はもう 仕事終えたように 黒い毛布の中で 眠ってる 赤いランプ ふたつ 遠くのビルで 光っています こんな夜更けにも 恋に破れて 誰か知らない処で ポツン ポツン…… 涙落とす人もいるでしょう 私 きっと幸せなのです 私 きっと幸せなのです
東京タワーを鉛筆にしてアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠小泉まさみ東京タワーを鉛筆にして 青空いっぱいあなたの顔を うんと上手に描きたいのです あなたと出会った日付けを入れて ちょっぴり大人のつもりになって LOVEと小さく描きましょう HA HA HA……  湘南電車をローセキにして 砂浜いっぱい私の顔を うんとかわいく描きたいのです あなたと私は水平線で ちょっぴり大人のつもりになって 夕陽みたいに頬染める HA HA HA……
灯ともし頃は淋しくてアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠大野克夫夕陽が遠くで 燃えつきる頃は 街にはあちこち あかりが灯もり あなたと逢えない 灯ともし頃は 川の向うに ポツンと立った 黒い煙突 ながめています  じゃんけんぽんよで 私が勝って それじゃ明日と ほほえみながら あなたと別れた 灯ともし頃は わけもないのに 泣きたいような つらい気持に なったりします  スズメが三匹 仲良く並ぶ 細い電線 ヒューヒュー鳴って あなたと逢えない 灯ともし頃は 橋の上から 夕食どきの 細い煙を 見上げています
いつもとちがう私アグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠森田公一何故 あなたはそんなにやさしいの このさみしさも人に言えない悲しみも あなたには あなたには 預けられそう 何故 あなたはこの街くわしいの 私の知らない 誰か前にも連れて来た 思い出が 思い出が ひそんでいるよう  きっと誰かにも あなた 同じように 微笑んで いつか誰かにも あなた 肩に触れて みつめるのでしょう  何故 あなたは私と話す時 突然遠くを ふっと見つめるようにして 私から 私から 離れてしまうの 何故 私は素直になれないの こんなふうにして愛がわかっていくなんて 私には 私には 悲しいことです  けれど誰にでも あなた 空のように 大きくて そして誰にでも あなた 雲のように やさしいのでしょう
男の人わからないアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠馬飼野康二男の人わからない 特にあなたわからない いつもねむたそうで いつもぼんやりして 信号でつまずいたり なのに 素敵なんです  男の人わからない 特にあなたわからない 急に駈け出したり  私 迷い子にして いじわるが大好きなの なのに やさしいんです  男の人わからない 特にあなたわからない 犬をひろって来て ミルクあたためたり お風呂に入れたりして なのに つめたいんです
ふたりぼっちアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠森田公一あと二つ角を曲れば 私の部屋につく あまり帰りたくないのです  少し前までは あなたと会うまでは ひとりぼっちが好きだったのに このまま歩いて どこまでも歩いて 夜のふたりぼっちでいたいのです  あと一つ角を曲れば 私の部屋につく あまり帰りたくないのです
はじめまして はたちアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠馬飼野康二はじめまして はたち あなたは どんな顔をしてるの はじめまして はたち その手に 何を隠しているの 人生という名の らせん階段 あなたと今日から昇ってゆくの いろんな事を 教えてね ひとりぼっちの かなしみや 愛する人との めぐり逢い  はじめまして はたち あなたは どんな恋をしてたの はじめまして はたち 私は何も知らないのです あこがれという名の らせん階段 あなたと今日から昇ってゆくの 見知らぬ世界 教えてね いつか必ず かなえてね 愛する人との めぐり逢い
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
大阪ものがたり角川博角川博喜多條忠たきのえいじ大阪 大阪 雨の北新地 肩を抱く人もない 女がひとり お初天神 梅のひと枝に 結んだおみくじ 濡れて 濡れてちぎれ 古い屋台の 関東煮(かんとうだ)きを あの人と 頬張った 夜が遠去かる 噂は 今日も 桜橋 あの人 浮かれ上手な人よ 大阪 大阪 恋と夢が 川に映る街  大阪 大阪 雨の戎橋(えびすばし) 倖とすれ違う 女がひとり 水かけ不動 煙る法善寺 灯りの数だけ 恋が恋が揺れる アホな女は かわいい女 あの人の声がまだ 耳の傍でする 女は いつもみをつくし 男は いつも明日へ逃げる 大阪 大阪 恋と夢が 川に映る街 恋と夢が 川に映る街
四谷・大木戸・左門町角川博角川博喜多條忠平尾昌晃まるで傘でも 忘れるように あいつを忘れた 俺だった まるで明日も 会うように 旅に出かけて それっきり あいつの匂いは Tシャツの 洗濯バサミの 跡だけだった 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら 昔通った この店で 飲んでいたよと 言っとくれ  まるで夢でも 売ってるように 何にも出来ない 俺だった 二人暮らした アパートも いつの間にやら 駐車場 近くのスーパー のぞいたら 想い出ぐらいは 売ってるだろうか 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ  四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ
かわいい女になろうと決めた島倉千代子島倉千代子喜多條忠杉本真人南郷達也吸い殻二本と 百円ライター 競馬の新聞 赤い鉛筆 それだけ残して 夜明けに消えた 大きな背中を ふと想い出す 別れて一人 旅に出て 泣くだけ泣いて かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったから  きれいになったと 言われるたびに 化粧のせいよと 答えたけれど 寂しそうだねと 言われたようで 心にコートを そっと着せかける 別れて北へ 旅に出て 湯けむりの宿 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって  あいつの心が 寂しい時に 相槌ひとつも 打てなかったよ  かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね
風の駅野口五郎野口五郎喜多條忠筒美京平僕の帰りを暗い駅のベンチで 君は待ってた 赤いサンダル 紙の袋にこぼれそうなミカンを 大事そうに抱きしめて そんな君がいじらしかった 若い暮しには 不安だけがあって 名付けられる確かなもの何もなかった ただ君の髪の毛の香り この指が覚えてるだけさ 遠い風の音 何故か君の声で 僕を呼んでいるようだ  夢の続きを見れるはずもないのに 君が待ってた 駅におりたよ 季節流れた街は知らんふりして 二人の愛 今どこに 眠ってると言うのでしょうか 新しい恋も好きだった歌も 今の僕の心の窓 開けはしないよ ただ君が幸福であれば 僕なんか忘れてもいいさ 遠い風の音何故か僕の胸で 君が泣いているようだ  ただ君が幸福であれば 僕なんか忘れてもいいさ 遠い風の音何故か僕の胸で 君が泣いているようだ
ネオン舟秋岡秀治秋岡秀治喜多條忠叶弦大渡辺博史荷物まとめて ヒールを下げて あいそつかして 別れてきたが 時にはあなたの 無邪気な寝顔が じんとしみるよ なつかしい 東京へ 大阪へ 函館へ 妻という名の港から 遠くはぐれた ネオン舟  星の数より 涙の数が 多い世間に つめたくされりゃ 「戻って来いよ」と やさしいあなたの 声が聞こえる 夜もある 酔いどれの 嘘つきの ろくでなし 浮かれカモメにひきずられ 花の盛りを ネオン舟  十九、はたちの 若い子たちが 「男ぎらい」と あだ名をつける 淋(さび)しい恋なら ひとりでいるほが いっそ気楽と 笑うけど アイちゃんも ヒロちゃんも ケイちゃんも 女ごころのはかなさに 話合わせる ネオン舟
冬木立(ふゆこだち)野口五郎野口五郎喜多條忠筒美京平君は覚えているだろうか 冬木立の見える窓を エプロンかけた まだあどけない君は君は 桜いろのマニキュアをしていた 電車の音を聞くたびにいつか二人で旅に出ようね 幸福ですよと絵葉書出そうね 淋しげに 微笑む君を見て いつの間にか君を抱いていた ありふれた 愛でよかった ささやかな 夢でよかった ただ君だけを 離したくなかった  君は覚えているだろうか 冬木立に降った雪を 流れるようなポニーテールの君は君は 凍えそうな手のひらをしていた 小雪をそっと手にうけて きっとこの町忘れられない 思い出抱いて暮らしてゆけると いまにして思えば君はもう 近く別れ感じていたのか  ありふれた 愛でよかった ささやかな 夢でよかった ただ君だけを 離したくなかった
暑中お見舞い申し上げます Part2キャンディーズキャンディーズ喜多條忠常富喜雄穂口雄右(Yeah……) 暑中お見舞い申し上げます  あなたのいない旅なんて この絵はがきにあるような ただの寂しい景色です 暑中お見舞い申し上げます  何故かあなたに逢えそうで 時計を逆さに回しています 初めて恋を見つけたような 今年の夏は不思議な夏ね 暑中お見舞い申し上げます  あなたのいない旅に出て 初めて恋に気がついて ふぅーと ため息もれました 暑中お見舞い申し上げます  駅に咲いてる向日葵は あなたの笑顔によく似ています 初めて恋に出逢ったような 今年の夏は不思議な夏ね 暑中お見舞い申し上げます  何故かあなたに逢えそうで 時計を逆さに回しています 初めて恋を見つけたような 今年の夏は不思議な夏ね 暑中お見舞い申し上げます  暑中お見舞い申し上げます
銀河系まで飛んで行け!キャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎馬飼野康二あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに  悲しみより遠くから 届けられる星のきらめき 始めたばかりの二人の恋は 夜空にまかれた 銀のバラ 近づく想いは 傷つけられて 涙をふくたび 綺麗になった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに  失うこと恐がって 愛するのはうまくゆかない 行方を知らない 二人の恋は 夜空に旅立つ銀の船 想いを運べば 嵐に逢って 沈んでゆくほど やさしくなった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし 逃げても逃げても まぶしいまなざし まぶしいまなざし
屋台酒竜鉄也竜鉄也喜多條忠竜鉄也にぎわう街の 片隅で 俺と良く似た 奴がいる のれんに風が 吹くたびに ちいさな咳(せき)して 酒を呑む 泥にまみれた くやしさは ひとりで ひとりで耐えるもの  コップの底に 映(うつ)るのは お前と別れた 街だろか 若さといえば それまでの 冷たい別れの それっきり どこで どうしているのやら 今さら 今さら遅すぎる  生きてくことの はずかしさ 想い出すたび 酒を呑む ひと文字欠けた ネオン見て 心にぽっかり 穴があく 酔えば 酔うほど淋しさが 男の肩抱く 屋台酒
ひと晩泊めてね小林幸子小林幸子喜多條忠美樹克彦ひと晩 泊めてね 明日になれば このまま何処かに 旅に出るから 突然 ごめんね やっぱり私 淋しくなったら ここに 来るのね あの人今ごろ 手紙を見てる やさしい人には 翼があって 私のちからじゃ 縛っておけない 涙とあなたが 最後の友達 ひと晩 泊めてね  シャワーを 貸してね 部屋から出たら いきなり雨でしょ ついてないわね 昔のまんまね 洗濯ものは ついでがあったら 出しておいてよ 男と女は 不思議なものね いっしょに居るほど 見えなくなって 憎んだぶんだけ 愛していたのね 涙とあなたが 最後の友達 ひと晩 泊めてね  涙とあなたが 最後の友達 ひと晩 泊めてね
雨に消えたほゝえみかぐや姫かぐや姫喜多條忠南こうせつ木田高介不思議な女だった 長い髪をしていた あの日の夕暮れは 雨が降っていたよ あなたは黙ってた ポピーの花ビラが あなたの足もとに 静かに舞い落ちた あの日からあなたは 帰ってはこない そんな別れを 僕は今までにしたことがなかった  悲しい女だった ほゝえみが淋しくて あの日の夕暮れの 雨に消えていった あなたの忘れ物 1冊の詩集と 僕の心の中に ささやいたサヨナラ あの日からあなたは 帰ってはこない そんな想い出を 僕は今日の雨に見つけたよ
風の街山田パンダ山田パンダ喜多條忠吉田拓郎瀬尾一三道のむこうで手を振った 大きな声でさよなら言った あいつをふと思い出す 今も元気でいるだろか 白い仔犬を抱きあげる 君はちょっぴり幼く見える 表参道 原宿は なつかしすぎる友達や 人に言えない悲しみすら 風が運んでしまう街  空に昇って消えてゆく 子供の赤い風船一つ 遠い昔の思い出が 空にポツンと消えてゆく 僕の名前を呼ぶ時の 君はちょっぴり大人に見える 表参道 原宿は なつかしすぎる友達や 人に言えない悲しみすら 風が運んでしまう街
オレンジの海キャンディーズキャンディーズ喜多條忠穂口雄右穂口雄右水平線のオレンジ色に 約束ばかりが溶けて行く 熱い砂 胸にこぼれ 細い指が 髪をつたい 言葉さえも風になるの これが恋 これから愛 Make me happy  一番星に目かくししても 二人の心は隠せない 腕の中 揺れる空に 燃える頬に 波しぶき まぶたとじて息がかかる これが恋 これから愛 Fall in love  熱い砂 胸にこぼれ 細い指が 髪をつたい 言葉さえも風になるの これが恋 これから愛 Make me happy
アン・ドゥ・トロワ パートIIキャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳を当てれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめく心 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終わり 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない もう戻れない……
神田川GOLD LYLIC南こうせつGOLD LYLIC南こうせつ喜多條忠南こうせつ貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横町の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに  いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ  若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方はもう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた私の似顔絵 巧くかいてねって言ったのに  いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいってきいたのよ  若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
風に抱かれて西田敏行西田敏行喜多條忠芳野藤丸木森敏之言葉はもう欲しくはないから やさしい人でいたい 夢を誘う 夜明け前の 静けさの中で  微笑がひとつ 淋しさがひとつ 風の中で揺れている 愛した人達 去りゆく人達 振り向けば そこに朝がある  都会はもう眠りの時 今は深く めざめ 街のあかり 揺られるままに 旅をつづける  よろこびの日々も かなしみの日々も 心のままに生きてゆく 雲のすき間から 明日が見えるまで 風に抱かれて走ろう  よろこびの日々も かなしみの日々も 心のままに生きてゆく 雲のすき間から 明日が見えるまで 風に抱かれて走ろう
男達のメロディーGOLD LYLICSHOGUNGOLD LYLICSHOGUN喜多條忠Casey Rankin走り出したら 何か答が出るだろなんて 俺もあてにはしてないさ してないさ 男だったら 流れ弾のひとつやふたつ 胸にいつでもささってる ささってる Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose yeah 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  俺とお前は まるでなつかしい友達さ 初めて出会った筈なのに 筈なのに 明日も気がむきゃ 俺のそばに居てもいいけれど 俺のことにはかまうなよ かまうなよ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose yeah 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  お前がこの街 離れてゆく気になったら 俺は微笑って見送るぜ 見送るぜ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose yeah 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ
風に抱かれてSHOGUNSHOGUN喜多條忠芳野藤丸大谷和夫都会はもう眠りの時 今は深く めざめ 街のあかり 揺られるままに 旅をつづける  微笑みがひとつ 淋しさがひとつ 風の中で揺れている 愛した人達 去りゆく人達 振り向けば そこに朝がある  言葉はもう欲しくはないから やさしい人でいたい 夢を誘う 夜明け前の 静けさの中で  よろこびの日々も かなしみの日々も 心のままに生きてゆく 雲のすき間から 明日が見えるまで 風に抱かれて走ろう  微笑みがひとつ 淋しさがひとつ 風の中で揺れている 愛した人達 去りゆく人達 振り向けば そこに朝がある  よろこびの日々も かなしみの日々も 心のままに生きてゆく 雲のすき間から 明日が見えるまで 風に抱かれて走ろう
ほっといてんかウインズウインズ喜多條忠美樹克彦ああ ほっといてんか 酔いつぶれたろ 今の俺には 酒しかないんや ああ ほっといてんか えらい雨やけど 俺の心も骨の折れた 傘みたいや  雨の畳屋町では ネオンも泣いとるみたいや これっくらいの酒で 忘れられる あいつやないけど しょうもない恋に したのは俺やし とことん 飲んだろやないか ああ ほっといてんか 今夜のミナミでは 俺が一番寂しい 寂しい男や  ああ 言うといてんか あいつが来よったら 俺のことなど忘れてしまえと ああ 言うといてんか どこか知らんけど ほんのしばらく大阪をはなれるみたいやと  雨の千年町では 約束ばかり飛びかって これっくらいの酒で消えて行く思い出やないけど しょうもない恋にしたのは俺やし とことん飲んだろやないか ああ 歌わしてんか 今夜のミナミでは 俺が一番寂しい 寂しい男や  雨の千年町では 約束ばかり飛びかって これっくらいの酒で消えて行く思い出やないけど しょうもない恋にしたのは俺やし とことん飲んだろやないか ああ 歌わしてんか 今夜のミナミでは 俺が一番寂しい 寂しい男や  俺が一番寂しい男や
アテンション・プリーズ能瀬慶子能瀬慶子喜多條忠浜田省吾土曜日の闇の中 光の帯をひいて あなたの住む街まで アテンション・プリーズ  ひきかえすことなんか私もう できません あなたの胸にまっすぐ アテンション・プリーズ  キラキラゆれる 街あかり あなたの待つエアポート 急いで急いで翼よ  I'm flying, flying to you 体ごと 心ごと I'm flying, flying to you あなたにあずけます  オリオン星のいわれ 話してあげたくて あなたの住む街まで アテンション・プリーズ  涙こらえたくても なぜかもう止まらない あなたの胸にまっすぐ アテンション・プリーズ  やさしいほほえみ下さい タラップ 降りるのも フラフラ フラフラ もどかしく  I'm flying, flying to you 体ごと 心ごと I'm flying, flying to you 私をうけとめて  I'm flying, flying to you 体ごと 心ごと I'm flying, flying to you 私をうけとめて  どうか私をうけとめて
もうひとつの愛三木聖子三木聖子喜多條忠佐藤健佐藤健妹みたいと言ってたくせに 激しく熱いくちづけでした 誰も来ないと言ってた部屋に 口紅ついてたコーヒーカップ  大人になるということは もうひとつの愛知ることですね でもでもそれは淋しいこと 別れよりも会えないよりも きっときっと淋しいことです  思い出なんかないよと言って なつかしそうな街角でした 初めてなんだと言ってた店の マスターあなたを知っていました  大人になるということは もうひとつの愛知ることですね でもでもそれは悲しいこと あなたをもっと知れば知る程 きっときっと悲しいことです  大人になるということは もうひとつの愛知ることですね でもでもそれは悲しいこと あなたをもっと知れば知る程 きっときっと悲しいことです
さよならのマリーナ三木聖子三木聖子喜多條忠佐藤健佐藤健あの人のヨットまで これが最後の道 白い帆を風に張り 夢をのせて船出したのが まるで昨日のようです  さよならのマリーナ さよならのマリーナ  ああ 二人だけの黄昏に 似合う口笛は もう聞こえないのですね  あの人のヨットには 誰が乗るのでしょう 光る波切り進み 肩を抱かれ夕陽見たのが まるで幻のようです  さよならのマリーナ さよならのマリーナ  ああ 二人だけの黄昏に 似合う口笛は もう聞こえないのですね  さよならのマリーナ さよならのマリーナ
そよ風のためいき三木聖子三木聖子喜多條忠佐瀬寿一船山基紀だから予感がしていたのです あの人の電話 何故か早く切りたそうでした  春なのに まるで枯葉に出逢ったような 淋しい気持でいるのです  もう約束の時間も過ぎて あなたを待つ花時計のむこうから ホラ そよ風のため息きこえます  きっと誰かに恋したのです あの人じゃなくて みんな春のせいにしたいの  くちびるは いつかあなたが教えた唄を 何度も歌っているけれど  もう約束の時間を過ぎて 見上げて待つテレビ塔のむこうから ホラ そよ風のため息きこえます  ホラ そよ風のため息きこえます
あいつの夢は一千光年桑江知子桑江知子喜多條忠水谷公生佐藤準Ah.あいつの夢は一千光年 燃えても燃えても届かない  さよならは さよならは ひとつひとつが星になる 光の尾をひき あいつを追って  いつだって いつだって 夢のかけらをきらめかせ 夜空にひろがる 銀色流砂  胸に炎をつけたのは誰 ゆらめく私を 抱きあげて  Ah.あいつの夢は一千光年 燃えても燃えても届かない Ah.あいつの夢は一千光年 男の夢には届かない  悲しみは 悲しみは 誰も知らない星になる いつかは あいつもさがしてくれる  星空は 星空は 闇にかざした花飾り 一角獣座の バラ色星雲  恋の舞台に誘うのは誰 妖しい魔法はかけないで  Ah.あいつの夢は一千光年 揺れても揺れても届かない Ah.あいつの夢は一千光年 男の夢には届かない  Ah.あいつの夢は一千光年 燃えても燃えても届かない Ah.あいつの夢は一千光年 男の夢には届かない
あなたのイエスタデイキャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎春だと言うのに私には 心のコートがぬげません 菜の花畑を吹き来る風は あなたの窓にも届くでしょうか 今でもあなたの口笛は ビートルズから変わりませんか 心許した郵便受けに 手紙も来なくなったから 恋もかわいた頃だから イエスタデイでも歌いましょうか  小さなわがまま言いあって いつしか夕陽が落ちてった 今でもあなたの二階の部屋は 銀色電車が見えるでしょうか 楽しい季節のおわりには きまって寒い風が吹きます いつか見なれたイニシャル入りの 手紙も来なくなったから 恋もかわいた頃だから イエスタデイでも歌いましょうか イエスタデイでも歌いましょうか
神田川水森かおり水森かおり喜多條忠南こうせつ伊戸のりお貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横町の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ 若かったあの頃何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた私の似顔絵 巧く描いてねって言ったのに いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいってきいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
今夜は星空いしだあゆみいしだあゆみ喜多條忠吉田拓郎恋は愚かな 傷口と 誰が決めたの 名づけたの 今夜は星空 あなたと二人 ひとつ残らず 星くずを ドレスにぬいつけ 踊りましょうか ヘッドライトや 港のあかり きらめくものは 何もかも ワイングラスに投げ込んで あなたと二人 Mu…踊りましょうか 頬と頬寄せ Mu…踊りましょうか  おあいにくさま 今夜だけ 何があっても 帰さない 今夜は星空 やさしい香り そっと指先 押しあてて めかくししたまゝ 踊りましょうか 深い闇には ローソクひとつ 淋しい恋を 浮き出せば 金のブレスをからませて あなたと二人 Mu…踊りましょうか 涙のなかで Mu…踊りましょうか  ヘッドライトや 港のあかり きらめくものは 何もかも ワイングラスに投げ込んで あなたと二人 Mu…踊りましょうか 頬と頬寄せ Mu…踊りましょうか
メランコリー大石円大石円喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが言ってた 女は愚(おろ)かで かわいくて 恋に全てを 賭(か)けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂(のぎざか)あたりでは 私(あたし)は いい女なんだってね 腕から時計を はずすように 男とさよなら 出来るんだって 淋(さみ)しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立(たびだ)てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で挨拶(あいさつ) しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
走馬燈奥村チヨ奥村チヨ喜多條忠川口真さりげないめくばせで 鍵をわたしながら あなたは夜の街へ 車をすべらせてゆく 浮気な男と わかっていても ほんの少しのやさしさに 酔いしれる私 部屋のベランダ くるくると 想い出重ねて ゆらめきながら 恋のあやまち またくり返す 女心は 女心は走馬燈  あどけない顔をして 悪い人なんだから 化粧を盗み見てる 子供のようなあなたね 浮気な男と わかっていても ちょっと淋しい横顔が たまらない私 秋の夜風に くるくると 言葉のはしばし 彩(いろど)りながら 嘘のいいわけ またくり返す 男心の 男心の走馬燈
気がかり片平なぎさ片平なぎさ喜多條忠森田公一若草恵気がかりといえば あのひとのことよ いつも暗い部屋で ピアノの音がしてた 誰かそばにいるようで いつもあのひと一人だった 近づいても 遠ざかっても あのひとの淋しさは 変わらなかった やさしいひとにありかちなことだったけど……  気がかりといえば あのひとのことよ 旅に出るといって どこにも行きはしない 古いカバンとりだして 地図をいくつも見せてくれた 時がたって 遠い街から なにひとつ 書いてない絵葉書ついた 淋しいひとに ありがちなことだったけど……  近づいても 遠ざかっても あのひとの淋しさは 変わらなかった やさしいひとにありかちなことだったけど……
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
嫌われ上手片平なぎさ片平なぎさ喜多條忠森田公一若草恵あなたの口づけも 優しいほほえみも 今すぐこの胸に ほしいのに 私の心には 誰にも入れない かたくとざされてる 扉がある そう 嫌われ上手 嫌われ上手 私のこと ただ ふし目がちな さよならしか できないの 好きなら好きと 言えばいいのに なぜかいつでも 逃げてしまうの  二十才になる前に 激しい恋ひとつ できない女の子 つまらない 私の友だちに からかわれるけれど 大人の世界には 遠すぎるの そう 嫌われ上手 嫌われ上手 私のこと そう 男の人 なぜかこわい わからない 私をどうぞ 変えて下さい 誰かその手で 変えて下さい  そう、嫌われ上手 嫌われ上手 私のこと そう、男の人 なぜかこわい わからない 私をどうぞ 変えて下さい 誰かその手で 変えて下さい
帰って来たつばめアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠アグネス・チャン葦沢聖吉くちばしに 止まり木をひとつ くわえて 旅に出る 振り向けば 住みなれた街の 灯りが騒いでる ぬくもり振り捨て 嵐の海へと あ~ あ~ 泣き虫つばめ  あの人の胸で やすらげば 幸せ 来たかしら 故郷の街で やすらげば 幸せ来たかしら いくつも幸せ この手で逃した あ~ あ~ 臆病つばめ  明日は又 どこの空なのか 知らない 街ばかり 淋しさが 胸をしめつけて 母さん想い出す 季節を追いかけ 心が飛び立つ あ~ あ~ つばめはつばめ あ~ あ~ つばめはつばめ
メリーゴーラウンドペドロ&カプリシャスペドロ&カプリシャス喜多條忠都倉俊一人は誰でも さみしい時 何故か やさしくなるわ 夕陽がおちる 遊園地へ 白い銀貨 ひとつ握って メリーメリーゴーラウンド 風にまかれてまわれ 過ぎた愛の悲しみ まわれ まわれ 涙かくして  顔のペンキも はげ落ちてる 木馬よ お前たちは その瞳を赤く 泣きはらせて 夕陽の中 何を見てるの メリーメリーゴーラウンド 白い木馬に揺られ 愛が残るあの街 遠くながめ 淋しさだけが ひとつふたつ 家の窓に 灯り始める  メリーメリーゴーラウンド 風にまかれてまわれ 過ぎた愛の悲しみ まわれ まわれ 涙かくして
蜃気楼山口百恵山口百恵喜多條忠萩田光雄バスを降りたどり着いた 淋しげな夜の果ては 飴色のランプひとつ  揺れている見知らぬ街角  「とても遠くにある… 鞄を持った私の手 泣きそうだったあの人の顔 こわれた夢」  手の中に光る象牙のペンダント 暗闇の運河に投げて ゆるされるはずもないのに 手紙など書く場所をさがして あゝ…また暗くなる あゝ…蜃気楼の街  噴水のある広場で 石畳踏みしめれば 水の中 光る銀貨 恋人の約束ユラユラ  「いつも幸せだけが さかさまに見えてしまう 私の蜃気楼 とどかないオアシス スフィンクスの笑い  恋なんかいつも消えゆく幻と わかってたはずなのに 込み上げる涙ひとつぶ振りはらい 月あかりくぐりぬけ 悲しみはいつも他人の顔をして 驚いたふりしてみせる 思い出は夜のベンチにうずくまり 行き場所に迷ってる あゝ…また一人きり あゝ…蜃気楼の街
空蝉山口百恵山口百恵喜多條忠丸山圭子あのひとどこまで追いかけたって 幸せ戻る訳じゃない 想い出いつまでひきずったって 明日の邪魔になるばかり 心のぬけがら 都会の空蝉 声もない 夢もない ののしる言葉もない mu………… 脱ぎ捨てたドレスの横で眠る空蝉  星座の占いいつでも同じ 私に悪い星がある 悲しい時ほど皮肉なことに 微笑浮ぶ癖がある 心カラカラ 都会の空蝉 風の中 ひとの中 移ろう季節の中 mu………… ひき裂いた日記のように 蒼い空蝉(うつせみ)  ひき裂いた日記のように 蒼い空蝉(うつせみ)
原宿グラフィティ麻丘めぐみ麻丘めぐみ喜多條忠川口真川口真絵本のお店を のぞいてる 銀色バックに スカーフで ロックなかんじの 女の子 あの娘はモデルで 売れている  ケヤキ並木が 見渡せる テントを張った カフェ・テラス あの人待って 20分 二杯目コーヒー 飲みほして ふとうら返した 伝票に 私の恋のねだんが のぞいた  ペンチで針金 クルクルと 曲げてはイニシャル 作ってる ヒッピー・タイプの おとこの子 手書きのTシャツ 似合ってる  ソフト・クリーム 食べながら 通りの向う 歩道橋 あの人やっと あらわれる 待たせてゴメンと 言わないで いたずら小僧の ような目で 私をいつも くやしくさせるの  レンガ作りの ブティックで 白いボウシの 人を見て あの人ふっと 立ち止る なんだかヒミツが ありそうで 私はひとりで かけだして 駅まで走って 涙がこぼれた
ねえ麻丘めぐみ麻丘めぐみ喜多條忠川口真川口真ねえ どうしたの 心決めてないの まるでサヨナラを 言い出すような こわい顔してる 港のあかり見える タワーのレストランで 八時にワインで 乾杯をして 二人は指輪を かわしましょうと いい出したのは あなたの方よ ねえ 微笑んで ウンそうやっぱり あなたすてきよ  ねえ どうしたの あなたらしくないわ まるではにかんだ 子供のように おしゃべりもせずに 潮風頬にうけた 外国船のように シルクのドレスで 着飾る夜に 二人は明日を 誓いましょうと いい出したのは あなたの方よ ねえ 微笑んで ウンそうやっぱり あなたすてきよ
時には一人でいしだあゆみいしだあゆみ喜多條忠筒美京平森岡賢一郎男なんて女なんて 顔に出さないうそつきばかり  ゆれる ろうそくに 影をうかせて 踊ってみようか キャンドル・ナイト 貴方と出逢った 乃木坂あたり 踊りあかそう 赤坂ナイト 恋なんて愛なんて なづけたところでどうなるの おいかけて捨てられて 涙をこらえてどうなるの  時には誰とも 話さなくても 踊ってみようか キャンドル・ナイト 小雨にぬれてる 表参道 踊りあかそう 原宿ナイト 恋なんて愛なんて 咲いて枯れてゆくバラの花 男なんて女なんて 顔には出さないうそばかり  車の明りの 流れの中で 踊ってみようか 元町通り どこか淋しげな 小ネコをだいて 踊りあかそう 横浜ナイト 恋なんて愛なんて なづけたところでどうなるの おいかけて捨てられて 涙をこらえてどうなるの 恋なんて愛なんて なづけられないむなしさばかり 男なんて女なんて 顔に出さないうそつきばかり
風光る街で堺正章堺正章喜多條忠浜圭介若草恵風が光るあの娘の街は 坂道ばかりの街さ 春の道にはかげろうが ゆらゆら揺れているよ いこういこうあの娘の街へ 洗いざらしのシャツ着て いつも淋しい顔をした 君に微笑みあげよう 人生は一度だけさ 春 夏 秋 冬 そして また春が来るころには 涙忘れているよ  いこういこうあの娘の街へ 風に追いつき追いこせ あの娘にあって今日こそは 熱いくちづけしよう  今日は何故か心がはずむ 寝起きの悪い僕には こんな気持ちは久しぶり 青空までが広い いこういこうあの娘の街へ 銀色電車に乗って 改札口のおじさんも 今日はやさしく見える 人生は一度だけさ 春 夏 秋 冬 そして 悲しい思い出なんか 汽車の窓から捨てよう  いこういこうあの娘の街へ 風に追いつき追いこせ あの娘にあって今日こそは 熱いくちづけしよう
ネオン舟香田晋香田晋喜多條忠叶弦大桜庭伸幸荷物まとめて ヒールを下げて あいそつかして 別れてきたが 時にはあなたの 無邪気な寝顔が じんとしみるよ なつかしい 東京へ 大阪へ 函館へ 妻という名の港から 遠くはぐれた ネオン舟  星の数より 涙の数が 多い世間に つめたくされりゃ 「戻って来いよ」と やさしいあなたの 声が聞こえる 夜もある 酔いどれの 嘘つきの ろくでなし 浮かれカモメにひきずられ 花の盛りを ネオン舟  十九、はたちの 若い子たちが 「男ぎらい」と あだ名をつける 淋しい恋なら ひとりでいるほが いっそ気楽と 笑うけど アイちゃんも ヒロちゃんも ケイちゃんも 女ごころのはかなさに 話合わせる ネオン舟
酔わせてヨコハマ青児と夏美青児と夏美喜多條忠弦哲也前田俊明久しぶりだね 元気にしてる? 久しぶりだわ 港のあかり みなとみらいの 観覧車 ゆっくり時間が 回る 淋しい女の指輪のようね 何か飲もうか 海風テラス あの夜みたいに ベルギービールで 酔わせて ヨコハマ 酔わせて 夜風 ふたりのヨコハマ 想い出ビール  寄ってみようか 馬車道あたり レンガ倉庫の 光と影に ふたりの思い出 シルエット 何度もくちびる 重ね 汽笛とカモメが冷やかしていた 今もあるんだ レトロなホテル 黒いオークの バーカウンター 酔わせて ヨコハマ 酔わせて 夜風 ふたりのヨコハマ 想い出ワイン  あれからのこと 教えてくれる? 泣いたことすら おぼえてないわ 今は幸せ? いい人出来た? もとの元町 ひとりよ みんなはきれいになったと言うわ チャイナタウンに まぎれた後に そのまま 何気にさよならしましょ 酔わせて ヨコハマ 酔わせて 夜風 ふたりのヨコハマ 想い出通り  酔わせて ヨコハマ 酔わせて 夜風 ふたりのヨコハマ 想い出通り
柳川わかれ青児と夏美青児と夏美喜多條忠弦哲也前田俊明明日お前は 街を出る ちいさな風呂敷 軽すぎる あなた残して 街を出る せつないこの胸 重すぎる 甘い香りの ひいらぎの花 咲くたび お前を想うだろ 柳流れる この川に 私の涙 置いてゆく 離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ  ちぎれ蒲団で 見る夢は 幼いお前の 泣き笑顔 花のお江戸で 見た夢は 薄いなさけと 嘘の花 老いた父母 残しちゃ行けぬ ましてや お前を受け出せぬ 体あずけた 夜いくつ あなたを想った 夜いくつ 星も流れて 西東 さだめ凍える 柳川わかれ  離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ
柳川わかれ青児と夏美青児と夏美喜多條忠弦哲也前田俊明明日お前は 街を出る ちいさな風呂敷 軽すぎる あなた残して 街を出る せつないこの胸 重すぎる 甘い香りの ひいらぎの花 咲くたび お前を想うだろ 柳流れる この川に 私の涙 置いてゆく 離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ  ちぎれ蒲団(ぶとん)で 見る夢は 幼いお前の 泣き笑顔 花のお江戸で 見た夢は 薄いなさけと 嘘の花 老いた父母(ちちはは) 残しちゃ行(ゆ)けぬ ましてや お前を受け出せぬ 体あずけた 夜いくつ あなたを想った 夜いくつ 星も流れて 西東(にしひがし) さだめ凍える 柳川わかれ 離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ
パントマイムペドロ&カプリシャスペドロ&カプリシャス喜多條忠都倉俊一愛という名前の 絆で結ばれ そしていつの間にか 縛られた二人は セキセイインコが 鳴いている朝のひととき コーヒーのわく音がして 二人は黙ってる あなたが煙草を すいながらレモンの木を 見始めたら出かける仕度 スーツ選び出す あなたはシャワーを 浴びる時 いつもドアを あけたまま かつてあれほど愛してた その仕草 なのにその同じ 仕草がいつから 愛のない愛のない 生活(くらし)に  あなたの車が フルスピードで遠去かる 昔のように振り向きもせず 微笑(ほほえみ)すらくれず 今日は私の 誕生日だからあなたは いつも忘れず何かをくれる ただそれだけのこと もうこんな仕草だけの 言葉のない生活(くらし)は嫌 かつてあれほど胸踊る ときめきは いつか色あせて 乾いたバラのように 静かに香りを 消した
男達のメロディーTOKIOTOKIO喜多條忠Casey Rankin山原一浩走り出したら 何か答が出るだろなんて 俺もあてにはしてないさ してないさ 男だったら 流れ弾のひとつやふたつ 胸にいつでもささってる ささってる Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  俺とお前は まるでなつかしい友達さ 初めて出会った筈なのに 筈なのに 明日も気がむきゃ 俺のそばに居てもいいけれど 俺のことにはかまうなよ かまうなよ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  お前がこの街 離れてゆく気になったら 俺は微笑(わら)って見送るぜ 見送るぜ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ
さよなら三角また来て四角千昌夫千昌夫喜多條忠徳久広司さよなら三角また来て四角 達者でなァー達者でよォー  故郷のみんなに言っとくれ 俺はも少し東京で こらえてみるからみててくれ お前はとてもやさしい奴さ うそもつけない いい奴だから 故郷でいい人見つけりゃいいさ 達者でなァー達者でよォー  故郷のみんなによろしくな やっと仕事も慣れたけど やっぱり短気が顔を出す お前がいつも止め役だった 月に一度は便りを書くよ たまに出てこい一杯やろう 淋しいなァー淋しいよォー  故郷のみんなに言っとくれ 俺の住んでる東京も 夕焼け空はきれいだと おまえもきっとがんばるんだよ おれが女房もらった時は きっと最初に会わせてやるさ 達者でなァー達者でよォー
雪ん娘峠千昌夫千昌夫喜多條忠徳久広司私雪ん娘 雪ん娘だから 東京へ行ったら溶けてしまうと 泣いていた 霜降りマフラー すっぽりかぶり くちびる噛んで ついてきた アーアー雪ん娘峠の お前の涙 なんでなんで 忘れることがあろう  私峠で 見送るからね 姿が見えたら 手を振ってねと言っていた 夜汽車の窓から 身を乗り出して お前の名前を 呼んでいた アーアー雪ん娘峠に 降り積む雪は 今も今も 心に降りかかる  私お嫁に もらわれてゆくわ あなたを待っても しかたないのと言いきかせ お前の手紙が 届いた時は 五年の月日が 流れていた アーアー雪ん娘峠に さよならだけが 白く白く ちぎれて降ってくる
みだれ髪小柳ルミ子小柳ルミ子喜多條忠平尾昌晃愛するほどに 愛されたいと 想う女は 愚かでしょうか いとしき人に この胸を ひろげてみたき 夏の宵 砂丘に咲きし 花のごと 砂に風に夢に吹かれて ああ みだれ髪 心にかかります  てのひら照らす 花いちもんめ あなたに逢える その日をねがい 宵待草に だずぬるは 宿命(さだめ)のつらさ はかなさか 夜空にかかる 銀の河 頬に指に星は光りて ああ みだれ髪 心に流れます  夜空にかかる 銀の河 頬に指に星は光りて ああ みだれ髪 心に流れます
ロンリーウルフ沢田研二沢田研二喜多條忠大野克夫後藤次利愚かな女は 時にはかわいい 愚かな男は ただ愚かだね 夜のベッドの 片隅に 背中を向けた 男と女 これで愛なら 抱くんじゃなかった まるで淋しさに  Kissしたみたいだ  ロンリー ロンリー ロンリー・ウルフ 闇に目ざめて 煙草を吸えば 男の影は ロンリー・ウルフ  夢みる女は いつでもきれいだ 夢みる男は なぜ汚れてる いつか言い出す さよならを 隠して眠る 男と女 これで夢なら 見るんじゃなかった まるで幸せと ひきかえたみたいだ ロンリー ロンリー ロンリー・ウルフ もっと無邪気に 微笑ってみせろ 出会った時の お前のように  ロンリー ロンリー ロンリー・ウルフ 闇に目ざめて 煙草を吸えば 男の影は ロンリー・ウルフ
ハロー・グッドバイアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠小泉まさみ紅茶のおいしい喫茶店 白いお皿に グッドバイ……バイ……バイ そしてカップに ハローの文字が お茶を飲む度 行ったり来たり  できることなら 生まれ変れるなら 私 こんなかわいいカップになりたい あなたの銀のスプーンで 私の心をくるくるまわす  レースの飾りの向うには 窓に映った プラタナス……ウ……ウ 吹き来る風は もう冷たくて まるであなたの 手のひらみたい  できることなら 生まれ変れるなら 私 こんなきれいな ガラスになりたい あなたは ふっと立ち止まり 私の心をのぞいてほしい  紅茶のおいしい喫茶店 白いお皿に グッドバイ……バイ……バイ そしてカップに ハローの文字が お茶を飲む度 行ったり来たり
夜行列車森進一森進一喜多條忠吉田拓郎ほんとにひと駅だけだぜ 夜行列車に君を乗せたよ 手のひらの冷たさは 君の生きてた街の冷たさ そんなそんな淋しげな 瞳(め)をするな わかったよ 兄貴づらなんか 似合わないっていうんだろ  ほんとは今でも分らない ここにいるのが自分なんだろかも 夏みかんむく指に 涙ひとつぶ落ちて光った いつかいつかくやんでも しらないぜ わかったよ もう泣くんじゃない みんなこっちを見ているよ  まだまだ遅くはないんだぜ 次の駅でもきっと帰れるさ 何もかも振り捨てた 君はとっても綺麗だけどさ そんなそんないじわるじゃ ないんだよ わかったよ 僕のひざ枕 朝まで眠っていいんだから 朝まで眠っていいんだから
松山千春松山千春喜多條忠南こうせつ飛澤宏元妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ
帰郷北原ミレイ北原ミレイ喜多條忠浜圭介森岡賢一郎霧にだかれた 夜汽車から 柚子の花さく ふるさとの ちいさな駅に 着きました 二年ばかりの 東京ぐらし  こころけずって あなたをおもい たったひとりで くるしみました 疲れたわけじゃないけれど 部屋に帰って 投げだす鍵の つめたい音が つらかった  いえにかえれば 速達で 忘れたはずの あなたから やさしいたより ありました 三日前には つめたい言葉  浴びたことなど 忘れてしまい 思わずてがみ だきしめました 戻れぬわけじゃないけれど ひとにあったら 背中をむける あなたの嘘が つらかった  こころけずって あなたをおもい たったひとりで くるしみました 疲れたわけじゃないけれど 部屋に帰って 投げだす鍵の つめたい音が つらかった
下津井・お滝・まだかな橋中村美律子中村美律子喜多條忠弦哲也前田俊明備前、瀬戸内、下津井港 北前船が港に入る にしんは要らんよ あんたが欲しい 箱の枕を鳴らせておくれ 早く その橋 渡っておいで まだか まだかで 一年待った まだかな橋よ  備前、瀬戸内、下津井芸者 「汐のお滝」たァ あたいのことさ 鬢付け油の 島田が揺れりゃ どんなお方も骨抜き鯛さ 早く その橋 渡っておいで まだか まだかで あんたを待った まだかな橋よ  海は凪でも 心の海はよ あんた恋しと 嵐がふくさね  ひとつ どんどろ 港を定め 北前船が白い帆たたむ 三味線稽古で 手だこも出来た 酔うたあんたに聴かせる為に 早く その橋 渡っておいで まだか まだかで 幸せ待った まだかな橋よ
蝉時雨五木ひろし五木ひろし喜多條忠宇崎竜童竜崎孝路夜に爪切る 音がする 不幸はじけた 音がする ひとりでいれば ひとりが淋しい ふたりでいても ひとりが淋しい  夢を預けた 男が居る 夢をこわした 男が居る 恨んでみても 宿命が哀しい 許してみても 宿命が哀しい  終ったテレビが 闇ん中 都会の冷たい 蝉時雨 いつか忘れた さよならを 映し出すよな 蝉時雨 ああ…  こころ埋めた 胸がある こころ離れた 胸がある それでも抱ける おとこが哀しい それでも酔える おとこが哀しい  始発電車の音がする 都会を横切る蝉時雨 まぶた閉じれば故郷を 棄てた真夏の蝉時雨 ああ…
神田川クミコクミコ喜多條忠南こうせつ関淳二郎貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭い マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方がかいた 私の似顔絵 巧(うま)くかいてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった
恋 はるか南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ斎藤ネコ・南こうせつ初めて君と 旅をした 列車の窓から 来る風は 海が近いと 教えてた… 向かい合わせに 座った君の かたく合わせた ひざがしら 桜の花びら ふわっと舞った はるか はるかの 春のこと  ふたりで暮らし 始めてた レースをすり抜け 夕焼けが 君の背中を 照らしてた… カレーライスの 香りのなかで 白いお皿に いくつもの 小さな幸せ 並べて待っていた はるか はるかの 夏のこと  涙が胸に こぼれた 浜辺でピアスをさがすように 僕の心が 見えないと… 君と別れた 踏み切りの隅 高くひくく コロコロと 忘れこおろぎ 夜通し鳴いた はるか はるかの 秋のこと  いくつも季節 通り過ぎ お元気ですかと なつかしい 文字で届いた 年賀状… 君は許して くれたのだろうか 時の流れは 凍えた胸に そっと陽だまり くれたのか はるか はるかの 冬のこと  はるか はるかの 恋のこと
木根尚登木根尚登喜多條忠南こうせつ中村修司妹よ ふすま一枚へだてて今 小さな寝息を たててる妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい  そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいでよ 妹よ…
悲しみのほとり岩崎宏美岩崎宏美喜多條忠坂田晃一わかりますか わかりますか どんなに遠く離れても 届きますか 届きますか 熱い胸の ときめきが  湖にも 冬の気配 急ぎ足の枯葉たち ふたりの恋 閉ざすように 凍りついた さざなみ  いまはめぐり逢えるその日を 指折り数えても そうよ恋人とはあなたを 呼べない秘めごと 氷のバラを心に ちいさく咲かせたままで 青い湖の底 沈んでしまいたいの  きこえますか きこえますか 闇の底のしじまから あなたを呼ぶ あなたを呼ぶ 淋しそうな ためいきが  凍りついた バラの花は 水の底で咲いてます やさしい手が ふれるだけで 溶けてしまう 花びら  いまは信じあえたしあわせ 抱きしめ合いながらも そうよ許されないこの恋 想い出に出来ない 氷のバラを心に 小さく咲かせたままで 青い湖の底 沈んでしまいたいの  いまはめぐり逢えるその日を 指折り数えても そうよ恋人とはあなたを 呼べない秘めごと 氷のバラを心に ちいさく咲かせたままで 青い湖の底 沈んでしまいたいの
赤ちょうちん森昌子森昌子喜多條忠南こうせつEdisonあのころのふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした 覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんな生活が おかしくて あなたの横顔 見つめてた あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
赤ちょうちんピースピース喜多條忠南こうせつ鈴木兼隆・山下恭長・山下恭信あのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした  覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんなくらしが おかしくて あなたの横顔 見つめてた  あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
メランコリーGOLD LYLIC梓みちよGOLD LYLIC梓みちよ喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋にすべてを 賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
銀河系まで飛んでいけ梓みちよ梓みちよ喜多條忠吉田拓郎あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 悲しみより遠くから とどけられる 星のきらめき  始めたばかりの 二人の恋は 夜空にまかれた銀のバラ ちかづく想いは 傷つけられて 涙をふくたび きれいになった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに にげても にげても まぶしいまなざし あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 失なうこと恐がって 愛するのは うまくいかない  ゆくえを知らない 二人の恋は 夜空に旅立つ銀の舟 想いをはらめば 嵐にあって 沈んでいくほど やさしくなった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに にげても にげても まぶしいまなざし にげても にげても まぶしいまなざし まぶしいまなざし まぶしいまなざし
神田川石川ひとみ石川ひとみ喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒にでようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
よろしく乾杯内田あかり内田あかり喜多條忠佐瀬寿一ボトルのサインで 遊びがわかるわ 肩に手を置く軽さで 心もわかるわ それでも女は 愚かよね ウフフ… 男の悪さに ひかれてしまうの  昔のあいつに 横顔似てると 思い込んだりして だからこの後 赤坂  私 恋の神様と ウマが合うのよ よろしく よろしく 乾杯  ピアノの合図で 灯(あかり)が消えるわ そっと交わした口づけ つかの間しあわせ やさしい女は淋しくて ウフフ… 微笑む数だけ 涙と友達  季節の変わり目 心も移ると 思い知らされてる だから時計は 見ないで  あなた 恋の神様に 紹介させてよ よろしく よろしく 乾杯  昔のあいつに 横顔似てると 思い込んだりして だからこの後 赤坂  私 恋の神様と ウマが合うのよ よろしく よろしく 乾杯
メランコリー研ナオコ研ナオコ喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋に全てを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それで なんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
港・坂道・異人館いしだあゆみいしだあゆみ喜多條忠大野克夫馬飼野康二帰らぬ人でも待つように テラスは港を向いている 短い恋の夢からさめて 青いガラス絵異人館 熱い手のひら想い出し 寒い心に潮風吹けば シャンデリアの灯が また揺れる 港・坂道・異人館 愛したことも 別れたことも 今は風の中  心を閉ざした 女のように 重たい扉の白い門 幸せすぎた季節が終わり 淋しさぽつんと異人館 女心のかなしみを 染めているよな黄昏どきに 外人墓地から鐘が鳴る 港・坂道・異人館 愛したことも 別れたことも 今は風の中  愛したことも 別れたことも 今は風の中
橋場の渡し五木ひろし五木ひろし喜多條忠弦哲也前田俊明蝉(せみ)は三日で蛍(ほたる)は二十日(はつか) いのち限りに生きるなら あなたについて 江戸を出る 親や世間の岸辺をはなれ 橋も掛からぬ 橋場の渡し  北は陸奥(みちのく) 東は上総(かずさ) 舟の向くまま 風のまま 菅笠(すげがさ)抱いた二人づれ そっとつないだ手と手のぬくみ 恋の闇夜の 橋場の渡し  瓦竈(かわらかまど)の煙が揺れる 揺れぬこころのうれしさで あなたの顔をのぞき見る もっと漕(こ)ぎやれ 船頭さんよ 恋の道行き 橋場の渡し
OSAKA RAINY BLUE ~蛸焼き橋~すぎもとまさとすぎもとまさと喜多條忠杉本眞人OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE  ウチ、3時間も待ってたんやで 道頓堀川 蛸焼き橋で 噴水見つめて 待ってたんやで ウチの事 嫌いになったんかいな そやったら それでええけど そやったら しょうがないけど 哀しかったんやで 涙、出て来たんやで Wo… Wo… Wo…  ウチ、ひとりでパチンコしたんやで フィーバー2回も ジャラジャラ出たけど 涙の方が もっと出たんやで ウチの事 飽きてしもたんかいな そやったら それでええけど そやったら しょうがないけど 淋しなったんやで お酒飲みに 行ったんやで Wo… Wo… Wo…  OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE  ウチ、もいっぺん待ってみたんやで 太左衛門橋、蛸焼き橋は あんたによう似た 人ばっかしや ウチの事 捨ててしまうんかいな 夢だけを 見せてくれたんか 夢やから さめてしまうんか ウチ、アホやからね 雨まで降って 来たやんか Wo… Wo… Wo…  OSAKA RAINY BLUE OSAKA RAINY BLUE
凍て鶴GOLD LYLIC五木ひろしGOLD LYLIC五木ひろし喜多條忠三木たかし竜崎孝路北の酒場で 飲む酒は 夢をしぼった 濁(にご)り酒 竜が哭(な)くよな 吹雪の先にゃ 凍て鶴みたいな 女が見える 凍て鶴よ 凍て鶴よ 強めの口紅 凍(こご)えた足で 降りつむ雪に 立ってるか…  遠い夜汽車の 笛の音が 胸のすき間を すり抜ける 詫びたところで 戻れぬ駅に 凍て鶴みたいな あいつが見える 凍て鶴よ 凍て鶴よ かわりばんこに 凍(こご)えた足を 淋しい胸で ぬくめるか…  今じゃお前は どこの街 どんな暮らしを してるだろう 今も泣かない 女でいるか それとも誰かと 暮らしているか 凍て鶴よ 凍て鶴よ しばれた心と ふるえる足で それでも俺を 許すのか
神田川島倉千代子島倉千代子喜多條忠南こうせつ貴方はもう 忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方はもう 捨てたのかしら 24色のクレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって 聞いたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
やさしい悪魔茉奈佳奈茉奈佳奈喜多條忠吉田拓郎華原大輔あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう数えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL やさしい悪魔 やさしい悪魔…
やさしさの季節松坂慶子松坂慶子喜多條忠坂田晃一坂田晃一春を待つ人は 花を恋うる人 頬(ほほ)をやさしく 撫でてゆく 青春の 想(おも)い出(で) いつまでも いつまでも 香り立つから  夏を待つ人は 海を恋うる人 白い雲わく 夏の空 遠い日の 初恋 みずいろに 空いろに とけてゆくから  秋を待つ人は 風を恋うる人 肩に枯れ葉が 触れるたび あの人の ほほえみ なつかしく なつかしく 思い出すから  冬を待つ人は 雪を恋うる人 汚(けが)れ知らない 白い雪 傷ついた こころの さびしさに かなしみに そっと積(つも)るよ  やさしさの 季節を いつまでも いつまでも 忘れないから
両国橋五木ひろし五木ひろし喜多條忠三木たかし石倉重信背中に土をつけたまま 回向院(えこういん)から両国橋へ 泣きに来たのか都鳥(みやこどり) 泣いてたまるか 土俵の中にゃ 故郷(くに)のおふくろ 弟(おとと)に妹(いもと) 食わせる米が 埋まってる  関所を通る時でさえ 相撲取なら手形は要らぬ 天下御免の男意気 張手(はりて)食らって尻餅ついて なんのどすこい 鉄砲柱 明日の夢を こめて突く  短い浴衣 薄草履(うすぞうり) 冬の北風 両国橋で 星を見上げる裸虫(はだかむし) 負けてたまるか ザンバラ髪で 櫓太鼓(やぐらだいこ)に誓ったからにゃ いつかは結(ゆ)うぞ 大銀杏(おおいちょう)
姫街道五木ひろし五木ひろし喜多條忠弦哲也南郷達也どこの姫かな お駕籠(かご)を降りて 桜ひと枝 手折(たお)ってござる 東海道は男道 姫街道は女道 遠く浜名湖 遠州灘は きらきら光る 春の海  どんな姫じゃろ お江戸に向かう お輿入(こしい)れなら お顔が見たい 栗よりうまい十三里 姫街道も十三里 引佐(いなさ)峠でひと息入れて 乾かす汗に蝉時雨(せみしぐれ)  泣いた姫さま ござったそうな 嫁(とつ)ぐ殿様 嫌いなそうな 本坂峠(ほんさかとうげ) 越えてゆく 姫街道は 涙越(ご)え はるか三ケ日(みっかび) みかんの山を ながめてそっと 袖(そで)しぼる
青い港前川清前川清喜多條忠伊勢正三佐藤準風が 風が 波立てる 港の船溜まりで 「馬鹿なやつ…」と呟いた 夜の静寂(しじま) 星色のメリーゴーラウンド 廻る幸せ灯かり 投げ捨てた 指輪さえ 光の中へ 青い港 石畳 あの日のまま  かもめ 港 冬花火 誰かが泣いてるのか 長い髪が揺れていた 帰らぬ人 嘘もつけないのなら 星屑になればいい サヨナラの代わりなら やさしい嘘を 胸の汽笛 風の唄 あの日のまま  待つ人の哀しみに 何ひとつ気付かずに 夢ばかり追いかけた 若き苦さよ 青い港 赤煉瓦(レンガ) あの日のまま
ハロー・グッバイGOLD LYLIC柏原芳恵GOLD LYLIC柏原芳恵喜多條忠小泉まさみ紅茶のおいしい喫茶店 白いお皿にグッバイ…バイ…バイ そしてカップにハローの文字が お茶を飲む度行ったり来たり  できることなら生まれ変れるなら 私こんなかわいいカップになりたい あなたは銀のスプーンで 私の心をくるくるまわす  レースの飾りの向こうには 窓に映ったプラタナス…ウ…ウ 吹き来る風はまだ冷たくて まるであなたの手のひらみたい  できることなら生まれ変れるなら 私春のきれいな夕陽になりたい 静かにそっと燃えながら あなたの心にしずんでみたい  紅茶のおいしい喫茶店 白いお皿にグッバイ…バイ…バイ そしてカップにハローの文字が お茶を飲む度行ったり来たり
海椿水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫南郷達也好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 波が噛む 岩を噛む わたしの心を 恋が噛む 肌に 肌に 紅い椿の咲いた宿  好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 海が泣く 風が泣く 世間が許さぬ 恋が泣く 花が 花が 揺れる椿のかくれ宿  好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 星が散る 空に散る 夜空をこがして 恋が散る あなた あなた いのち抱いてよ椿宿
千日前ラプソディー水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫南郷達也何はなくても 恋の 花が咲くのが 浪花 おもろい花も さみしい花も 咲き乱れる 恋の街 あんたもアホやろ うちかてアホや 水掛け不動に 願掛けすれば 月も笑ろてる 月も笑ろてる 千日前よ ランランラン… …ランララ ラララララーン  何はなくても 根性 根性あるのが 浪花 エビス 大黒 ビリケンさんも 涙ふくふく 福の神 あんたもアホやろ うちかてアホや こころ合せて「ド根性」見せよ 若いふたりの 若いふたりの 千日前よ ランランラン… …ランララ ラララララーン  何はなくても 夢が 夢があるのが 浪花 泣いてもいっしょ 笑ろてもいっしょ 生きてるだけ 儲けもん あんたもアホやろ うちかてアホや 赤い灯 青い灯 大阪あかり 影も寄り添う 影も寄り添う 千日前よ ランランラン… …ランララ ラララララーン
旅するあなた南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ旅をするあなた あなたはどこへ行くのですか スーツケースの中は そんなにつまっているのに どうして 心の中は からっぽなのですか  あなたが見ているのは 夕陽が沈む 海ですか それともあなたの過去に降る 白い白い雪ですか 乾いたくちびるからは 遠い日のあのうた  消えそうな思い出の中に たった一人でたたずんでるあなた あなたはあの歌を 誰に聞かせるつもりですか  旅をするあなた あなたはどこまで歩くのですか  肩を抱く人もなく 自分すら愛せないあなた あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか
雪手紙南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつふるえてこぼれた 砂糖のように 雪が降ります さよならの街 終った恋は 悲しみの唄 くちびるかすめて溶けてゆきました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました  子供が作った 雪ダルマのように 泣いているような私の顔です 失うことが こわくなったら もうその愛は終っていました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました どこまで歩けばあなたのぬくもり 忘れる処まで行けるでしょうか  あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました
ゆっくりゆうやけこっくりこやけ南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせついつもの白い 郵便受けに 君の部屋の 鍵がなかった 投げ込まれてる夕刊に 僕らの終りの記事が出てる  そんな気がする ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ  河のほとりの 公園みちに 幸せそうな 二人が歩く ふと振り向いた横顔は 初めて出逢った君に似てたよ  淋しい街だね ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ  このままどこか 旅にゆこうか 君の想い出 かばんにつめて いつか二人で抱きあった 金色いちょうの並木を通り  旅にゆこうか ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ
暑中お見舞い申し上げます℃-ute℃-ute喜多條忠佐瀬寿一平田祥一郎暑中お見舞い申し上げます  まぶたに口づけ 受けてるみたいな 夏の日の太陽は まぶしくて キラキラ渚を 今にもあなたが かけてくる しぶきにぬれて なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  水着を誰かに 見られるだけでも あなたから だめだよといわれそう 泳ぎませんかと 誘いにくるけど 振りむかず ねむったふりよ はやくあなたに会いたくて 時計をさかさにまわしてます 今年の夏は 心もはずむ 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます
あなたの出発五島つばき五島つばき喜多條忠聖川湧石倉重信あなたの出発(たびだち)には 美しい花が似合う それは心に咲かせた花 淋しさにも負けず 時には夢と向き合い 時には夢と語り いつもみんなが 見守る花よ ララララ………  愛する思いやりと 愛されて支え合う そんな絆を感じるように あなたを信じてる 時には星のように 時には太陽のように 熱く優しく 希望がのぞく ララララ………  あなたの出発には 限りのない空が そっとほほえむ 豊かな空が ララララ………
面影橋で五島つばき五島つばき喜多條忠聖川湧石倉重信アパートの下の柿の木の 葉っぱを揺らして都電が通る 一輪挿しのコスモスと そろいの模様の湯呑みをふたつ ちいさなコタツにのせました 東京の隅っこで幸せを はじめてこの手にのせました 面影橋で 面影橋で  なつかしい街をあれからも 淋しくなるたび訪ねてみます 面影橋に吹く風は 閉ざした胸の小窓を開けて 笑顔をくれそな気がします 若さというには あまりにも 幼くせつない 恋でした 面影橋で 面影橋で  若さという名のあやまちは こわれた ふたりのたからもの 面影橋で 面影橋で
夢待草清水由貴子清水由貴子喜多條忠水谷公生冬にお米を研ぐ時は 指も心も凍ります 寒い季節が来るたびに 母は体をこわしてました まだあどけない妹と 折り鶴をそっと折りながら あやまるばかりの母でした  もっと淋しい人がいる もっとかなしい人がいる 夢待ち草の花が咲く その日がいつか来るまでは  もしもこの場に父さんの 笑顔がひとつあったなら 他になんにも要らないと 思うばかりの夕食でした 眠れない夜は妹と 父さんの星と名付けてる オリオンの星をみつめてた  もっと淋しい人がいる もっとかなしい人がいる 夢待ち草の花が咲く その日がいつか来るまでは
ひとり囃子−“祇園祭”より−小柳ルミ子小柳ルミ子喜多條忠平尾昌晃四条通りの 日盛りを 長刀鉾(なぎなた)が 通ります 去年の夏に 見た時は あなたと私は 揃いの浴衣 はぐれちゃ嫌よと 手をつなぎ 冷たいラムネを 飲みました あれからあなたは 帰ってこない 今から思えば わがままで 強がりばかりの 私でした ごめんなさいねと いいながら 祇園囃子と 人波に 押されて思わず 泣きました  鉾の上から 十字路に 青い粽(ちまき)が散りました 去年の夏の お祭りは それでももっと 賑やかでした 八坂神社の 石段さえ あなたと歩けば 多かった あれからあなたは 帰ってこない 今から思えば あの時に 生意気言ってた 私の頬を 音立て殴って 欲しかった 私ばかりか 京都まで 捨ててどこかへ 行った人
侘助石川さゆり石川さゆり喜多條忠弦哲也若草恵侘助は白い花 雪よりも かなしみよりも 白い花 あなたを あなたを 待ち侘びて 他の誰にも 咲かぬ花  帯の解き目に 手がゆくたびに 心がキュッと 泣くのです  たった一輪 あなたに抱かれ 花びら凍る侘助を 燃える椿にしてほしい  侘助は灯り花 薄明かり 集めて光る 灯り花 あなたに あなたに 染められて 他の色すら 知らぬ花  想うばかりで 逢えない人は さびしい夢と 同じです  恋に迷った 手さぐり坂で 闇夜に煌(ひか)る侘助は あなた一途の命花  たった一輪 あなたに抱かれ 花びら凍る侘助を 燃える椿にしてほしい
男達のメロディーししとうししとう喜多條忠RANKIN CASEY大島賢治走り出したら 何か答がでるだろなんて 俺もあてにはしてないさ してないさ 男だったら 流れ弾のひとつやふたつ 胸にいつでもささってる ささってる Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  俺とお前は まるでなつかしい友達さ 初めて出会った筈なのに 筈なのに 明日も気がむきゃ 俺のそばに居てもいいけれど 俺のことにはかまうなよ かまうなよ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  お前がこの街 離れてゆく気になったら 俺は微笑って見送るぜ 見送るぜ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ
砂漠のバラのように…秋元順子秋元順子喜多條忠花岡優平矢野立美サハラの北の砂漠には 砂漠のバラがあるという 風に流れる砂の中 きらきら光る花びらの 香りを持たない石のバラ  さよならの予感なら あなたはとっくに教えてくれた やさしい仕草 甘いくちづけ 少しずつ 少しずつ こころを離れていったこと もうやめましょう もういいの 偽りの笑顔なら 鏡の中で 凍ればいいから サハラの北の砂漠には 砂漠のバラがあるという 風に流れる砂の中 きらきら光る花びらの 香りを持たない石のバラ  想い出は石になる かなしみ色した花びらになる 愛しているわ ずっとずっとよ 行く道は離れても こころはあなたのそばにいる もうやめましょう 探すのは 失くなった合鍵は 砂漠の中じゃ みつからないから サハラの北の砂漠には 砂漠のバラがあるという 風に流れる砂の中 きらきら光る花びらの 香りを持たない石のバラ 石のバラ 石のバラ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
京都ひとり大月みやこ大月みやこ喜多條忠南こうせつ冬の京都の街は ひとりが寒い 恋の終わりの 比叡おろし 哲学の道 歩くふたりを見てた 山吹の蕾には かすかな未練の香りです ふわ ふわ ふわ ふわり 雪が降ってく  人の別れはいつも 心がちぎれ あかい夕陽が 胸に落ちる にぎわいの声 響く錦の市場 鴨川のせせらぎに 白鷺ぽつんとひとりきり はら はら はら はらり 京都ひとり  寺町あたり 濡れた石畳には あの頃の 幸せが後ろ姿で遠去かる ゆら ゆら ゆら ゆらり 京都ひとり 
大糸線西方裕之西方裕之喜多條忠徳久広司松本を過ぎると 空気が冷たい 二十四を過ぎた お前には 世間が 冷たいだろう お前がむいた みかんの匂い 列車の中に たちこめて 大糸線は 河ぞいに 深くよどんだ 悲しみ流す 糸魚川(いといがわ)には 夜につく せめてそれまで 肩だきあおう  引越のたびに 荷物がへるねと 笑ったお前の 横顔に 心がなごんだものさ お隣りにあげた 朝顔の苗は 今年の夏に 咲くだろうか 大糸線は 胸の中 細く流れる 雪どけ水か 糸魚川(いといがわ)には 夜につく せめてそれまで 肩だきあおう  大糸線は 胸の中 細く流れる 雪どけ水か 糸魚川(いといがわ)には 夜につく せめてそれまで 肩だきあおう
湘南の男たちアン・ルイスアン・ルイス喜多條忠加瀬邦彦スパンコールの きらめきは 湘南あたりの ハーバー・ライト まるで浮気な 恋のように ゆれて浮かんで 消えていく  女は心を うばわれるけど 男は唇 うばうだけ  やだねそんなの やだねそんなの バイバイバイマイ・ラブ バイバイバイマイ・ラブ 湘南の遊び男たち  バック・ミラーに 飛んで行く 茅ヶ崎あたりの バイパス・ランプ まるで誰かの 恋のように 夜を色どり 飛んで行く  女はやさしさ 求めるけれど 男は温もり 探すだけ  やだねそんなの やだねそんなの バイバイバイマイ・ラブ バイバイバイマイ・ラブ 湘南の遊び男たち…
タコ焼きのバラードWATERAグレイセスWATERAグレイセス喜多條忠桜井順川口真大阪人から タコ焼き抜けば 大阪弁しか 残らへん チューチュー タコ焼き タコかいな  初めて恋して タコ焼き 初めてフラれてタコ焼き 仕事をサボッて タコ焼き なんぞのおやつもタコ焼き 一杯飲んだら タコ焼き ごはんのおカズも タコ焼き 葬式帰りもタコ焼き  阪神勝ったら タコ焼き 巨人が負けても タコ焼き チューチュー タコ焼き タコかいな  「チョッと おばちゃん!なーんかえらい安いなァ 思(オモ)たらこのタコ焼き、タコの代わりに コンニャク入れてるやんか。なんぼなんでもこんなん、 看板に『タコ焼き』て書いたらアカンやろ」  「ほうか、そらえらい悪うおましたなァ。 そやったらアンタ、看板に『鉄板焼き』 て書いてたら、鉄板食うんやなー」  大阪人なら タコ焼き食えば 百人馬力の ファイトやで チューチュー タコ焼き タコかいな  うれしい時には タコ焼き さびしい夕暮れ タコ焼き タコは何でも 知ってる おいらの涙を知ってる あの子のアカンベー 知ってる 天カス 青ネギ けずり節 ソースに 青のり 紅ショーガ  甘くて 辛くて タコ焼き 人生しみてる タコ焼き チューチュー タコ焼き タコかいな  おみやげ みっつ タコ みっつ おみやげ みっつ タコ みっつ チューチュー タコ焼き タコかいな おみやげ みっつ タコ みっつ おみやげ みっつ タコ みっつ チューチュー タコ焼き タコかいな タコ タコ かいな
海人恋唄三沢あけみ三沢あけみ喜多條忠永井龍雲名護(なご)の港から 舟を漕ぎ出せば 海はどこまでも 枇杷(びわ)いろ夕陽 エンヤラ エンヤラ エンヤラヨ 愛(いと)しの海人 私の想いも 乗せていっとくれ  はるか今帰仁(なきじん)の 紅(あか)いサクラ花(ばな) 海の夕焼けが 染めた紅(あか)だよ エンヤラ エンヤラ エンヤラヨ 愛(いと)しの海人 私の想いも 熱(あつ)く染めとくれ  残波岬(ざんぱみさき)にも 星が光る頃 海の神様に 古酒(クース)を捧げて エンヤラ エンヤラ エンヤラヨ 愛(いと)しの海人 私の想いも きっとかなえてよ
ケイタクケイタク喜多條忠南こうせつ妹よ ふすま一枚へだてて今 小さな寝息をたててる妹よ お前は夜が夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死にお前ひとり お前ひとりだけが心のきがかり 明朝お前が出ていく前に あの味噌汁の作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい そしてどうしてもどうしても どうしてもだめだったら帰っておいで 妹よ
港・ひとり唄五木ひろし五木ひろし喜多條忠平尾昌晃港の灯りが 目にしみる 涙もいつかは乾くだろ ねぐらはあるのか夕焼けカモメ どうせ おいらもひとりもの せめて弾こうか 恋唄を あいつのギターで ぽろろんポロポロ 港のひとり唄  生きてくことの しあわせは 誰かを信じて歩くこと あいつによく似た浮き灯台よ 誰に遠慮がいるものか こころ決めたら まっしぐら 想い出ふり捨て ぽろろんポロポロ 波間に灯が揺れる  星を枕に 酔いどれ小舟 めぐり逢えたか いい奴に こころ決めたら まっしぐら 涙はいらない ぽろろんポロポロ 夜風が肩を抱く
両国橋由紀さおり由紀さおり喜多條忠吉田拓郎他人(ひと)から聞いた話だけれど 小雨にぬれてる両国橋で あなたに偶然出会ったら 長い髪した女の人と腕組み 歩いていたそうね  何にも言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから  あれから一度も行かないけれど 銭湯帰りの両国橋で あなたは私のイニシャルを ピカピカ光った十円玉に 書いて投げたわ 隅田川  本当は言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの
男ともだち由紀さおり由紀さおり喜多條忠美樹克彦ラララ…… たとえ24時間あとに 全ての世界が消えても 星空のかなたまでグラス片手に  ラララ…… どんなすばらしい夢も かなえばそれでおしまい 幸せな退屈がやってくるだけ  男ともだちだったら 今夜はもう帰さない この店も この街も みんな貸し切り 男ともだちだったら 少しは酔わせてくれる 淋しい歌遠ざけて からだごと 心ごと 酔わせてくれる ラララララ………  ラララ… たった一度きりなんて 人生を決めちゃいけない 何通りもの自分がきっといるはず  ラララ…… たとえかなしみがそばに 寄りそう時が来ても 時の流れがいつか忘れさせるよ  男ともだちだったら 今夜はもう帰さない よろこびも かなしみも みんな貸し切り 男ともだちだったら このまま寝かせてくれる 泣き顔に毛布をかけて 涙ごと 夢のまま 寝かせてくれる ラララララ………
折り鶴の宿弦哲也弦哲也喜多條忠弦哲也南郷達也ついてゆきます あなたが 夢を いつかかなえる その日まで 紅白(あかしろ)夫婦(めおと)の 折り鶴ふたつ 窓にならべて 肩抱き合えば 星が流れる 折り鶴の宿  行ってみようか 想い出 たずね 遠い昔の あの宿に ふたりで歩いた 人生峠 息もつけない 胸突き坂も やっと越えたね 折り鶴の宿  どんな苦労も 嵐も 雨も お前の笑顔が 屋根がわり 子供みたいな わがまま亭主 どうか変わらず よろしく頼む 灯りやさしい 折り鶴の宿
帰り花弦哲也弦哲也喜多條忠弦哲也前田俊明季節はずれて淋しげに そっと一輪 咲く花を 「帰り花」って言うのよと お前がいつか教えてくれた  あれからいくつも春がゆき どうしてる? 何してる? 隣でいい人 微笑(わら)っているか? 今でも俺の心の隅で 泣いているよな 帰り花  つかみそこねた夢だって 追えばいつかは かなうのを 「帰り夢」って言うのよと くじけた俺を支えてくれた  ふたりで流れた北の街 粉雪よ しばれるね 若さの炎で 薪(たきぎ)を焚(た)いて 体を寄せて心を寄せて 明日を待ってた ふたり花  あれからいくつも春がゆき どうしてる? 何してる? 笑顔でいい人 包(つつ)んでいるか? 今でも俺の心の隅で 咲いているよな 帰り花
橋場の渡し弦哲也弦哲也喜多條忠弦哲也蝉は三日で 蛍は二十日 いのち限りに 生きるなら あなたについて 江戸を出る 親や世間の 岸辺をはなれ 橋も掛からぬ 橋場の渡し  北は陸奥(みちのく) 東は上総(かずさ) 舟の向くまま 風のまま 菅笠(すげがさ)抱いた 二人づれ そっとつないだ 手と手のぬくみ 恋の闇夜の 橋場の渡し  瓦竈(かわらかまど)の 煙が揺れる 揺れぬこころの うれしさで あなたの顔を のぞき見る もっと漕ぎやれ 船頭さんよ 恋の道行き 橋場の渡し
あなたのホクロ浜圭介浜圭介喜多條忠浜圭介あなたの大きな背中には ちいさなホクロがありました 私の涙を知っている 淋しいホクロがありました  グラスのお酒をのみほして 人差し指で眼をおさえたら 想い出映画の幕が開(あ)く  線路づたいの坂道に 朝顔の鉢が続いてる あなたと暮した街でした  あなたの大きな背中には ちいさなホクロがありました  あれほど愛した二人でも 他人以上に冷たくなれる 人って本当に 不思議です  たったひとりの引っこしで トラックの横に乗った時 心の扉を閉めました  あなたの大きな背中には ちいさなホクロがありました 若さという名の傷のよな 淋しいホクロがありました  私の涙を知っている 淋しいホクロがありました
月様小唄出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫伊戸のりお月様 月様 どちらまで ほど良い あかりの 窓の月 目つき 腰つき 言葉つき 落ちつき なくして 思いつき きっと あの娘と 結びつき (アレ) 憎い人  月様 月様 知らないの? あの娘は 札つき いわくつき 手つき コブつき キツネつき 嘘つき ヒモつき 運のつき ハート キツツキ 吸血鬼 (アレ) 言い過ぎた  月様 月様 わたしなら 家つき 顔つき おスミつき めでた めでたの 若松で 紋つき ハカマで 箔もつき 町はモチつき 景気づき (アレ) どうかしら
おんな七厘・神楽坂出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫伊戸のりお三味線(しゃみ)の弦(いと)なら 切れても張るが 切れりゃ他人の 恋の弦 吊るしぼんぼり 灯(あかり)がともりゃ 桜七厘 七分咲き 涙こらえる エー…神楽坂  柳結びの 引き着の帯を あなたほどいて くれますか 浮いて浮かれた さわぎの後は こころ乱れる 裾さばき 酔えば揺れます エー…軽子坂  石の畳も 黒塀路地も 雨に濡れてる 隠れ恋 夜明け参りの 毘沙門さまよ おんな 七厘 七分咲き 願い掛けます エー…神楽坂
恋のドンパン節水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫伊戸のりおドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン  きれいなバラには トゲがある 素敵な男(ひと)には 嘘がある どうせ傷つく 恋ならば やさしい嘘つく トゲがいい  何度も夜中に 目がさめる 泥棒みたいに 目がさめる どうせ眠れぬ 恋ならば こころを盗んで ゆくがいい  ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン  父さんいつでも やかましい 夜中に帰ると やかましい どうせ門限 決めるなら すっきり決めまショ 朝八時  器量に磨きを かけたとて 百年早いと 床柱 どうせかなわぬ 恋ならば 高嶺の花に 片思い  ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン  ドンドン咲かそう 恋の花 バンバン花火を 打ち上げて いつかどこかで いい人に 出会えるその日を 信じてる  ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン
見返り橋まで浅田あつこ浅田あつこ喜多條忠大谷明裕若草恵宿からつづく 山つつじ 私のこころを 映して燃えて 今朝の別れを 切ながる 添えぬふたりと わかっていても 夢を見ました 寄り添いながら 見返り橋まで 送らせて  大きな杉を 巻いて咲く 山藤みたいに あなたの胸に ついてゆきたい どこまでも 今度いつまた 逢えるのですか それもかなわぬ 恋ですか 見返り橋まで 抱きしめて  河原に光る なごり雪 いつかは消えゆく 宿命(さだめ)の雪を ずっとみつめる ふたりです 何度何度も 振りむく人は きっともう一度 出逢えるという 見返り橋まで 送らせて
西方裕之西方裕之喜多條忠南こうせつ伊戸のりお妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝(あした) お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…‥
赤ちょうちんGOLD LYLICかぐや姫GOLD LYLICかぐや姫喜多條忠南こうせつあのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした 覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんな生活が おかしくて あなたの横顔 見つめてた あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
GOLD LYLICかぐや姫GOLD LYLICかぐや姫喜多條忠南こうせつ妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息をたてている 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出てゆく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…
ペテン師かぐや姫かぐや姫喜多條忠伊勢正三その男は恋人と別れた さよならの口づけをして 髪の毛をやさしくなぜていた  その時男は心のどこかで 赤い舌を出して笑った  そうさ男は自由をとりもどしたのさ そうさ男は人生のペテン師だから このいつわりもいつの日にか ありふれた想い出にすりかえるのさ  その男は女房をもらった 人様もうらやむほどの すばらしくきれいな女をね  けれども男は心のどこかで 寒い風が吹くのを知った  そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ  そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ
神田川PLATINA LYLIC南こうせつとかぐや姫PLATINA LYLIC南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに  いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに  いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
この秋に南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつ君と別れて 三度目の秋 ほんのささいな 出来事なのに 傷つけあって 別れた二人 心の何処かで さよなら言って  明日が来ない 小さな店で 君の噂を 他人から聞いた 雨を見ながら 朝まで飲んで 指輪みつめて やつれていたと  昔の街まで 夜汽車にゆられ 訪ねた下宿の おやじが言った あの娘 こないだ一人で死んだ 胸に真赤な コスモスの花もえて  僕は悲しい 少女に会った マッチ一つの あかりの中で 涙ぐんでた 少女を抱いた この秋 僕には子供が出来る
マキシーのために南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつマキシー それがお前のあだ名さ マキシー お前は馬鹿な女さ マキシー 夢を見たことがあったろう マキシー 二人で金をもうけて 青山に でっかいビルを建てて おかしな連中 集めて 自由な自由な お城を造ろうと  マキシー 俺 今まじめに働いてんだよ マキシー 風の便りにきいたけど マキシー どうして自殺なんかしたのか マキシー 睡眠薬を百錠も飲んでさ 渋谷まで一人で歩いていって ネオンの坂道で 倒れたって 馬鹿な奴だったよ お前は最後まで  マキシー 俺は明日旅に出るぜ マキシー お前のせいじゃないのさ マキシー お前程遠くには行けないが マキシー 一人旅には変らないのさ 悲しみを抱えたままで 夜空に光るお前の 星を捜すまで さようなら マキシー
焼けぼっくい八代亜紀八代亜紀喜多條忠杉本眞人手にはあなたのぬくもりが 胸には恋の残り火が 残っています 燃えてます 一度は別れたはずでした 死ぬほど泣いてたはずでした  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうで あぁこわいです  氷をカラカラ まわすクセ グラスに爪を あてるクセ そのままですね 似合ってる 若すぎたのねという私 変ってないねというあなた  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうな あぁカウンター  わかれ道だと 思っても もいちど出逢う 道もある いたずら好きな 恋の道 いろいろあったね ふたりとも 夢では時々 逢えたけど  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうで あぁ雨の夜
涙かわくまでこゆりこゆり喜多條忠和田ひろお若草恵荒びてる 海の家 風に吹かれて 貝殻に 耳あてて 冬の海 見てる  いそしぎよ 泣かないで 夢や約束は ちぎれても あなたには飛べる 羽があるの あの人の いつわりも 責めないでね 嘘のない 愛なんて きっと 嘘だから  行き暮れて 舟あかり 胸にともれば なつかしい 想い出も 潮の香に とける  いそしぎよ 教えてよ 遠く旅をする 鳥でさえ 旅立った愛に 泣くのですか 体ごと 心ごと 泣くのですか 海を越え 時を越え 涙かわくまで  海を越え 時を越え 涙かわくまで 涙かわくまで
人情横丁・笑顔町静太郎静太郎喜多條忠蔦将包蔦将包お隣り同士で 味噌醤油 たまには他人(ひと)の 女房まで 借りてく人まで あったとさ ここは下町 がらっぱち おせっかいなら まかせとけ 人情横丁 笑顔町  じいさん ばあさん 悪ガキや 隣の猫の ミケまでも 声かけ気にかけ 暮らしてる 金はなくても 人がいる あったかすぎる 人がいる 人情横丁 笑顔町  景気がどんなに 悪かろと 腹立つことが 多くても 笑顔が一番 いい薬 路地に並んだ 朝顔も おはようさんと 咲いている 人情横丁 笑顔町  一生一度を 生きるなら ポツンとひとり 生きるより 楽しく生きる 人が勝ち つらい涙がこぼれても もらい泣きすりゃ 気も晴れる 人情横丁 笑顔町  春には桜の 花が咲く 夏には夜空に 大花火 祭りの神輿が 町を行く 住めば都さ 人生は 人のぬくもり 抱き合って 人情横丁 笑顔町
恋一夜静太郎静太郎喜多條忠船村徹蔦将包湯舟につづく道ぞいに 三日月色した山吹が ふたりを そっと みつめてる 好きですか 好きですよ 口には出さずに指先が いつか からまる 恋一夜  罪なら罪で仕方ない 出逢ってしまったふたりなら いまさら 戻る 道はない いいですか いいですよ 一緒にいるなら地獄まで ついて ゆきます 恋一夜  みやげも買えぬしのび宿 燃えても燃えてもまだ燃える 命火 きつく 抱きしめて 駄目になる 駄目になれ 明日は離れるふたりでも こころ 離れぬ 恋一夜
花言葉はもういらない大月みやこ大月みやこ喜多條忠幸耕平若草恵あなたがそばにいて 微笑みくれるなら 明日の夜までには 部屋を片付けるわ ときめき色をした ワインを選んだり 真っ赤なバラの花も グラスに飾るわ 花言葉なんて あなたは口にしないで やさしい言葉 嘘のトゲで傷ついてきた 失くしたはずの愛を あなたと見つけてみたい 心がつらい時も ふたりなら いつまでも 歩いてゆけそうで  あなたがそばにいて やすらぎくれるなら 淋しい長電話も しなくなるでしょう 私は花になる ちいさな花になり あなたの胸の中で 抱かれて咲きたい  花言葉さえも 色褪(あ)せかなわない程 愛されるまま 夢のままに生きてゆきたい 失くしたはずの愛を あなたに届けてみたい 涙が落ちた時も ふたりなら どこまでも 歩いてゆけそうで  失くしたはずの愛を あなたと見つけてみたい 心がつらい時も ふたりなら いつまでも 歩いてゆけそうで
東京こおろぎ大月みやこ大月みやこ喜多條忠幸耕平丸山雅仁遠いうわさを聞くたびに こころにさざ波立つのです 風がカーテン揺らすたび あなたが戻ってくるようで 今も都会の片隅で コロコロ恋し コロコロと 東京こおろぎ鳴いてます 私も泣いていいですか コロコロ恋し コロコロと あなた思って泣いてます  冬の風鈴 冬すだれ しあわせすぎた忘れもの 恋の名残を責めるよに 置き去りのままで揺れてます  ひとり淋しい冬が来て コロコロ恋し コロコロと 東京こおろぎもう鳴かぬ 涙も枯れてもう鳴かぬ コロコロ恋し コロコロと 忘れこおろぎもう鳴かぬ  今も都会の片隅で コロコロ恋し コロコロと 東京こおろぎ鳴いてます 私も泣いていいですか コロコロ恋し コロコロと あなた思って泣いてます
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
博多恋橋鳳しん也鳳しん也喜多條忠蔦将包蔦将包たとえ体は はなれても 心はふたつに 裂けんとよ 中洲屋台で コップの酒を 俺に投げつけ 泣いてたお前 博多恋橋 わかれ橋 もっと注(つ)がんね もっと注(つ)がんね 強(きつ)か酒  好(す)いとうおんなを 捨ててクサ 男の自慢が 増えるとね おまえに言われた 言葉が刺さる 嘘のネオンの 那珂川あたり 博多恋橋 忘れ橋 もっと注(つ)がんね もっと注(つ)がんね 辛(つら)か酒  風の噂じゃ 遠い町 今でもひとりで 居(お)るという そろいゆかたで 見た山笠の 酔えば酔うほど 面影浮かぶ 博多恋橋 みれん橋 もっと注(つ)がんね もっと注(つ)がんね 強(きつ)か酒
神田川荻野目洋子荻野目洋子喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭い マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方がかいた 私の似顔絵 巧(うま)くかいてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった
泣き砂 海風城之内早苗城之内早苗喜多條忠田尾将実若草恵黙(しじま)切り裂き海鳥翔べば 雪が泣きます 海が泣く 女の敵は女だと 切れて別れて知りました あなたとここに来た時に あなたの影が教えてたのに 馬鹿だ 馬鹿だと 海風が 乱れた髪を まだ乱す こころ踏まれて 泣き砂が キュッキュ キュッキュッキュと 泣いてます  人に知られず泣けるのならば 砂になりたい 泣き砂に 女の夢は男だと 決めた女が捨てられた 芍薬(しゃくやく)いろのこの肌が ひとりの酒でなおさら燃える 馬鹿だ 馬鹿だと 海風が 笑って窓を 叩きます 風に巻かれて 泣き砂が キュッキュ キュッキュッキュと 泣いてます  馬鹿だ 馬鹿だと 海風が 乱れた髪を また乱す こころ踏まれて 泣き砂が キュッキュ キュッキュッキュと 泣いてます
阿修羅海峡松原のぶえ松原のぶえ喜多條忠弦哲也桜庭伸幸灯ともし頃の 海峡を 哀しみ積んだ 船がゆく 涙の数ほど 町あかり 海の向こうに ぽつぽつり 別れ 別れ 別れられない あの人の 声がきこえる 阿修羅海峡  あやまちならば つぐなえる さだめとならば あきらめる この世の恋なら この世しか かなえられぬと 思うから 好きで 好きで 好きでたまらぬ あの人を 離したくない 阿修羅海峡  微笑むような 阿修羅像 ほんとは泣いて いるのです 出逢いと別れの 切なさに 両手合わせて 泣くのです 忘れ 忘れ 忘れられない あの人を 風がさえぎる 阿修羅海峡
寒立馬(かんだちめ)氷川きよし氷川きよし喜多條忠大谷明裕津軽海峡 越えて来た 吹雪にいななく 馬が居る たてがみからも 氷柱(つらら)が下がり 草をさがして 雪を蹴(け)る  寒立馬 寒立馬 俺も生きたい お前のように たとえ涙が 凍(こお)りつこうと 血潮と夢の 熱きまま  蒼き光の 北の星 眠れる野生を 呼び覚ます 生き抜く力 天から授(う)けて 強くやさしく いざぎよく  寒立馬 寒立馬 俺も生きたい お前のように たとえ孤独が この身縛れど 瞳の星は 熱きまま  寒立馬 寒立馬 俺も生きたい お前のように たとえ涙が 凍(こお)りつこうと 血潮と夢の 熱きまま
神田川坂本冬美坂本冬美喜多條忠南こうせつ萩田光雄・船山基紀・若草恵貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く書いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
女満別から走裕介走裕介喜多條忠蔦将包蔦将包雪がやんだ 女満別の空港に 東京行きのアナウンス 君が居たよ ガラス越しに微笑んで 何かを僕に 伝えてる  素顔のままで 素直なままで 君がサヨナラ 言おうとしてる 昨日までの想い出が 今日から過去へと変わるのに  君が泣いた 雪のような哀しみが 涙になって光ってる 僕は行くよ 翼ひろげ遠くまで 愛する人よ 泣かないで  愛する人よ わかってほしい 男は遠くに行くものだ 見果てぬ夢を追いかけて 孤独な旅をするものだ  故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない  故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない  追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない
大阪ふたり雨都はるみ都はるみ喜多條忠弦哲也櫻庭伸幸肩が濡れるよ 車が通る そっとあなたが 抱き寄せる 身の丈丁度の しあわせは ひとつの傘の ふたつ影 あなたとふたり おまえとふたり 恋の大阪 ふたり雨  ちょっと寄ろうか いつもの店に そうね今夜は 飲みたいわ おぼえたばかりの あの歌を 陽気なママに 聞かせたい あなたとふたり おまえとふたり 恋の大阪 ふたり雨  生まれ育った 故郷(ふるさと)だけは 西と東で 違うけど ふたりで一緒に 帰るのは あそこに見える 角(かど)の部屋 あなたとふたり おまえとふたり 恋の大阪 ふたり雨
久しぶり MY LOVE田辺靖雄・九重佑三子田辺靖雄・九重佑三子喜多條忠美樹克彦金子剛久しぶりだね すこしやせたね グラス持つ その手つき 変っちゃいないね 久しぶりよね そんな笑顔も 誰かまた いい人に あげているのでしょう  さよならを言った あの夜も 今夜みたいに小雨が 小雨が降ってた  泣いたのよ 泣いたのよ 声も枯れるほど もう一度 もう一度 逢いたかったさ 久しぶり My Love 久しぶり My Love  もっと お寄りよ 泣いていないで 離れてた 淋しさを 引きよせたいのさ それが 怖いの そんなやさしさ いつか また突然に 砕けてしまうから  置き手紙 読んだ あの夜も 今夜みたいにピアノが ピアノが泣いてた  夜汽車から 夜汽車から 名前叫んだわ もう一度 もう一度 はじめられるかい 久しぶり My Love 久しぶり My Love  Never too late Never too late with you
玄海 恋太鼓永井裕子永井裕子喜多條忠岡千秋南郷達也風が出る 波が立つ 玄界灘に 陽が落ちる あんた恋しと 叩くとよ 撥も折れよと 叩くとよ 赤い赤い 赤い蹴出しの恋太鼓 届け 届け あんたに届け ああんああ 天まで届け  つらかとよ 憎かとよ 淋しか夜は 長かとよ 秘めた想いに 炎(ひ)をともしや あんたゆずりの 乱れ打ち どんとどんと どんとしぶきの恋太鼓 響け 響け あんたに響け ああんああ 天まで響け  舟が行く 夢が散る 対馬や壱岐の灯(ひ)も揺れる あんた命と 決めたのに ほほにひと筋 流れ星 泣いて泣いて 泣いて玄海恋太鼓 届け 届け あんたに届け ああんああ 天まで届け
お別れ出船水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫伊戸のりおもういちど もういちど 夢を見たって いいじゃない もういちど もういちど 恋をしたって いいじゃない なぐさめカモメと 浮き燈台が 波の向こうに ゆらゆら ゆらり 涙は預けてく この町に さようなら さようなら 夜霧の出船  しあわせは しあわせは 逃げて初めて 気づくのね しあわせは しあわせは 追えば追うほど 通せんぼ 別れの言葉と あの面影が まぶた閉じれば ゆらゆら ゆらり 他人に戻します この恋は さようなら さようなら ひとりの出船  泣いたって 泣いたって 心がわりは 帰らない 泣いたって 泣いたって 明日(あす)が平気で 来るじゃない 人生みたいな 揺れ桟橋は 胸がきしんで ゆらゆら ゆらり 未練はちぎってく このテープ さようなら さようなら お別れ出船
霧笛橋伍代夏子伍代夏子喜多條忠水森英夫前田俊明胸におさめた はずなのに 霧も隠せぬ 恋がある 揺れるこころに 霧笛が鳴れば おんなごころの 舟が出る この身預けて あなたの舟に 乗ってゆきたい あぁ 霧笛橋  夢に出てくる あなたには 胸で抱かれる 泣きじゃくる 港あかりを 見おろす丘に つなぐ手もない 人もない つらい 淋しい せつない 寒い けれどいとしい あぁ 霧笛橋  今度生まれて 来る時は けっしてほどかぬ 赤い糸 たとえ世間に 土下座をしても ついてゆきます あなたなら むせぶ汽笛と 流れる霧に 叫ぶ想いの あぁ 霧笛橋
おんな夜景伍代夏子伍代夏子喜多條忠水森英夫前田俊明船のあかりや 灯台の 港夜景が つらいのは あのひとの顔 浮かぶから さびしいこころを ちぎって投げりゃ いいことばかりを ああ 想い出す  旅のホテルの 窓からは 町の夜景が またたいて 消えたしあわせ 夢あかり おんなの涙を 敷きつめながら 未練が揺れます ああ 恋あかり  春を競って あでやかな 桜夜景の 人波に ひとりぼっちで はぐれてる どうしてあの時 大声あげて 追いかけなかった ああ 悔みます
花街しぐれ出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫蔦将包扇逆手に 差し出して 舞えば序の舞 恋の舞 浮いて浮かれた その後で もっと他人に なるあなた 三味線も泣きます 花街しぐれ  嘘も誠も ないまぜに 夢もうつつの 朝が来る 妻という字に 目をそらし 傘を傾げる 吾妻橋 後ろ髪引く 花街しぐれ  格子づたいに 雨が降る 待てど暮らせど来ぬ人は きっとこのまま 逢えぬまま いつか隅田川の 捨て小舟 口紅も哀しい 花街しぐれ
一本道出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫蔦将包人の歩いた道よりも 俺が選んだ道を行く どうせ人生一度じゃないか そこのけ そこのけ でっかい夢を 腹に収めて 俺が行く  酒に浮かんだ面影を ぐっと飲み干しわびてみる 野菊一輪旅路の花よ そこのけ そこのけ ご意見無用 不器用取柄(とりえ)の 俺が行く  今は淀みに潜んでも 天を翔(け)行く竜となる 嵐くぐって波風受けて そこのけ そこのけ 一本道を 度胸千両の 俺が行く
ふたりの恋あかりコロムビア・ガールズ・コレクションコロムビア・ガールズ・コレクション喜多條忠水森英夫石倉重信はらり はらはら 桜の花びら 胸に頬にこころに 舞い落ちて 篝火 夜桜 恋あかり 初めてあなたと 出逢った夜は 春のきれいな 夜でした  どどん ひゅるひゅる 大きな花火が 燃える夏の夜空に 咲き乱れ 漁火 島影 恋あかり 初めてあなたと 旅した町は 夏の素敵な 海でした  ゆらり ゆらゆら 揺れてるコスモス 恋が行方知らずに なりそうで 戸惑い 秋風 恋あかり 初めて私が 流した涙 秋の夕陽の 落しもの  雪が ちらちら 聖夜のキャンドル どんな時も一緒に いようねと ツリーを みつめる 恋あかり ふたりのこころが 重なり合って 冬のぬくもり 恋あかり
夢色ラプソディーコロムビア・ガールズ・コレクションコロムビア・ガールズ・コレクション喜多條忠水森英夫石倉重信アカシア揺れてる 散歩道 恋の鐘打つ 時計台 夢を見させてくれますか みつめるあなたは 札幌の人  牧場の芝生に 寝ころんで 青い空には 岩木山 夢を預けてくれますか ほほえむあなたは 盛岡の人  秩父の火祭り あかあかと 胸の炎も 燃えあがる 夢に酔わせてくれますか やさしいあなたは 埼玉の人  赤坂 乃木坂 六本木 テールランプの 灯が揺れる 夢をかなえてくれますか いとしいあなたは 東京の人  金のシャチホコ 見上げてる お城めぐりの ふたりづれ 夢を見させてくれますか 寄り添うあなたは 名古屋の人  笑(わろ)てなんぼや 人生は 夫婦善哉 法善寺 夢を預けてくれますか 肩抱くあなたは 大阪の人  安芸の宮島 夕焼けに 赤い鳥居も 頬染める 夢に酔わせてくれますか ささやくあなたは 広島の人  誰を泣かすか 那珂川に 映るネオンは 恋あかり 夢をかなえてくれますか かわいいあなたは 福岡の人
赤い雪小村美貴小村美貴喜多條忠水森英夫前田俊明人で生まれた はずなのに 人並みほどの 倖せも 神様あたしに よこさない みんな他人が さらうから アア さらうから  北の空には 七ツ星 動けぬ宿命(さだめ)の 逆さ星 あたしが住む星 どんな星 花も咲けない 凍(こご)え星 アア 凍え星  男なんかに 涙など みせりゃ 男はつけあがる 女がひとりで 生きるには 下手なやさしさ 邪魔になる アア 邪魔になる  切ってみせよか この胸を こころつかんで 投げようか さびしさ色した 雪が降る 夜のネオンに 赤い雪 アア 赤い雪 夜のネオンに 赤い雪 アア 赤い雪
ときめきカフェテラス西田あい西田あい喜多條忠平尾昌晃矢野立美初めてあなた 出逢った海辺 岬を見上げる カフェテラス キラキラ光る 青い波 コーヒーカップに 映ってる あなたの笑顔は やさしくて  なぜか 大人になるのはこわい でもね 抱きしめて欲しいの (ドッキドッキ) 男の子はオオカミだと みんなは言うけど 女の子をときめかせ 夢中にするの  海と空とを 夕日が染めて ランプに灯のつく カフェテラス 渚の白い 貝殻に 耳を当てれば 聞こえるの 素敵なあなたの ささやきが  なぜか 大人になるのはこわい 強く 抱きしめて欲しいの (フッフフッフ) 夢見てるの迷ってるの 心のときめき あなたのこと大好きよ 奪っていいの  なぜか 大人になるのはこわい でもね 抱きしめて欲しいの (ドッキドッキ) 男の子はオオカミだと みんなは言うけど 女の子は子羊よ やさしくしてね
砂漠の都会(まち)に真田広之真田広之喜多條忠吉田拓郎もしも淋しさに 名前があるなら 君の名前をつけて呼ぼうか 今、君は、哀しみのさなか 誰の指でも 振り払うだろう 今夜はこのまま 君を置きざり 人は誰でも 独りぽっちさ 砂漠の都会(まち)に 君を置きざり ほんとは きっと愛しているから ほんとは きっと愛しているから 愛しているから  いつもやさしさに 甘えているから いつもしあわせ名付けられない 今、君の瞳には、何も 何も映っていないだろうし 今夜はこのまま 君を置きざり 寒い心を 抱(かか)えたままで 砂漠の都会(まち)に 君を置きざり 明日は きっとかわいくなれるさ 明日は きっとかわいくなれるさ  ほんとは きっと愛しているから ほんとは きっと愛しているから 愛しているから 愛しているから
男酔いGOLD LYLIC吉幾三GOLD LYLIC吉幾三喜多條忠杉本眞人南郷達也男だ 女だ 言う気はないが 女にゃわからぬ 酒がある 哀しき父は 今はなく やさしき母も 今はない 故郷(ふるさと)ぼんやり なつかしく 見上げる三日月 盃にして 星をサカナに 星をサカナに 男酔い  切れたの 惚れたの いろいろあって 女房にゃ言えない 酒もある かなわぬ夢が ふたつみつ かなわぬ恋は 山とある こころはカラカラ 走馬灯 人生持ち寄り 止まり木酒場 今日もほろほろ 今日もほろほろ 男酔い  涙と 悔しさ 一気にあおり 他人(ひと)には見せない 酒がある 男はいつも 大きくて 男はいつも 馬鹿だから 狼みたいに 吼(ほ)えながら 都会の夜風に 身を震わせて いのちぬくめる いのちぬくめる 男酔い 男酔い
望郷さんさ時雨花京院しのぶ花京院しのぶ喜多條忠榊薫人前田俊明遠い恋でも 想い出傘は あなたに寄り添う ふたつ傘 そっとつないだ 指と指 命を預けた 恋でした ほろり ほろほろ 涙ぐせ さんさ時雨が また降りかかる ションガイナ  お国なまりで 互いの名前 笑って呼び合う 雨の宿 いろり囲んで ふたり酒 しみじみこころに 沁みました 今も 消えない 面影が さんさ時雨が また酔わせます ションガイナ  夢に出てくる あなたの傘は 追っても追っても 遠くなる どこで暮らして おられます 今でもやさしい 人ですか ぽつり ぽつぽつ 恋しずく さんさ時雨が もう上がります ションガイナ
望郷あいや節花京院しのぶ花京院しのぶ喜多條忠榊薫人前田俊明あいや あああ あー あれをごらんよ 寄り添うカモメ 幼なじみか 恋仲か 津軽はるかに 風の中 あいや あああ あー はぐれ旅 あとを追うのかヨォ ふたりづれ  あいや あああ あー 遠い山なみ 夕陽の港 夢をぬくめた 北の町 瞼とじれば なつかしや あいや あああ あー 祭り唄 姉や弟はヨォ 達者でか  あいや あああ あー なみだ隠して 飛んでけカモメ 赤いくちばし ふるわせて 津軽海峡 雪が舞う あいや あああ あー 波の果て 泣いて昔にヨォ 帰らりょか
二十三夜小柳ルミ子小柳ルミ子喜多條忠小杉保夫「ごめんなさい」そう言うたびに あなたは 微笑み許してくれた 「ごめんなさい」いつしかそれが あなたに甘える 言葉になって 「ごめんなさい」それだけ書いて あなたの部屋から 出てゆきました  二十三夜の 夜もふけて あれから 覚えた煙草をすえば ああああ…… 心にそっと 煙が入る  「愛してます」声を出さずに あなたの背中に 何度も言った 「愛してます」言葉に出せば すぐにもよごれる 言葉のようで 「愛してます」さよならのあと 絵葉書の隅に はじめて書いた  二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています  二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています
遠い花火城之内早苗城之内早苗喜多條忠田尾将実南郷達也ひとり暮らしの東京に 花火のはじける音がする 窓をあければ夏夜空 遠い花火がありました あれは十九の頃でした 故郷秋田は大曲 夜空焦がして打ち上がる 恋の花火がありました  お前が好きとささやいて そっと肩抱く人でした ままごとみたいな暮らしでも あなたのそばで幸せでした  今も花火を見るたびに あなたの笑顔を想います 夢を夜空にひろげては 子供みたいにはしゃぐ人 たった一度の人生で 出会える恋は少なくて まして別れたそのあとも 想い出す人少なくて  どんな暮らしをしてますか 今もわたしが好きですか 離しはしないと言ったこと あなたはきっと忘れてる  遠い花火を見るたびに 遠い想い出はじけます 若いということそれだけで はじけた恋がありました
西馬音内 盆唄城之内早苗城之内早苗喜多條忠田尾将実南郷達也彦三頭巾(ひこさずきん)の その裏は 夜叉か菩薩か 泣き顔か 三日三晩を 踊ってみても あなたは戻らぬ 遠い人 秋田 みちのく 西馬音内  端縫(はぬい)衣装や 藍染の 色も哀しい 恋の色 長い恋文 逢えない人に 書いても届かぬ せつな文(ぶみ) 秋田 みちのく 西馬音内  お盆恋しや かがり火恋し まして踊り子 さあさ なお恋し  踊り始めは 音頭でも 締めはさびしい がんけ唄 夜の川から 恋しい人を 呼んでも応える 声もない 秋田 みちのく 西馬音内
泣きむし橋岩本公水岩本公水喜多條忠四方章人蔦将包生まれた時から 決まってた あなたとわたしの 出逢う橋 罪と呼ぶなら 罪でもいいの 離れたくない 離れない 頬(ほほ)に小雨の 泣きむし橋よ  抱かれた肩の ぬくみから あなたのこころが 通います 何度生きても あなたに逢える 信じられます 信じたい 過去も流した 泣きむし橋よ  涙に数が あるならば あなたのためだけ こぼしたい いくら泣いても あなたとふたり ついてゆきます はぐれない 影を重ねる 泣きむし橋よ
蛍火の宿岩本公水岩本公水喜多條忠四方章人蔦将包我が身焦がして 闇に舞う 迷い揺られる恋あかり あなた信じてついてゆく あかりめざして飛んでゆく 夢もあずけた 蛍火の宿  何度恋して 傷ついて やっと出逢えたふたりです お酒飲んでもいいですね そっと甘えていいですね 星も流れる 蛍火の宿  たとえ世間と 別れても つなぐこの手は離さない こころちぎってくれますか こんな私にくれますか 生命(いのち)チリチリ 蛍火の宿
神田川小柳ルミ子小柳ルミ子喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに  いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに  いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ旅の宿 窓を開ければ 船の底 たたくさざなみ 星ひとつ 凍えて光ってる 遠い道 歩いて来たよ 君と出会った 夜 想い出してもいいかい  生きて来て 生きて来て 君のやさしさに 気付く夜 君の名前 声に出す夜  夜の海 眠る魚も 過ぎて来た 日々のかなしみ 抱きながら まぶたを閉じて あきらめた 夢を数える 君と暮らした 町 すっかり変わっただろうね  生きて来て 生きて来て 君のさびしさに 気付く夜 君の横顔 想い出す夜  人はみな 道を選ぶよ わかれ道 迷い道でも たとえそれが 間違っていても 戻れない道を 歩くよ 君と別れた 道 ふたりが選んだ道  生きて来て 生きて来て 君は振り向かぬ 遠い道 ふたり若かった 別れ道
あなたのことが好きでした南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ夜の波音 こわいのは 心も さらわれそうだから 海にはらはら 降る雪は 夢がちぎれたものですか あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの時の サヨナラの嘘 いつか忘れてあげた気がする  青春という名の伝言板に ふたりで書いた恋文字は どちらが先に消したのですか あれからずっと はぐれたままで  泣けば泣くほど つらいのは 涙は 必ず乾くから 遠い想い出 さがすよに 白い燈台 海あかり  あなたのことが好きでした 誰よりも好きでした あの頃の微笑みのまま 誰かにやさしさあげていますか  青春という名の波打ち際に ふたりで書いた砂文字は ゆっくり時が消したのですね 渚に貝殻ひとつ残して
角館・想い人岩本公水岩本公水喜多條忠田尾将実蔦将包しんしん きらきら 雪が舞う しだれ桜に 雪が舞う あの人は 何処(どこ)の町 どんな暮らしの毎日ですか 角巻(かくま)きで 角館(かくのだて) 想い人 想い雪 恋しくて 愛(いと)しくて 今もわたしは ひとりです しんしんと きらきらと ああ 雪桜の町  どんなに どんなに 愛しても 抱いてくれない 人でした こころだけ 抱きしめて つらい笑顔をする人でした 隠し恋 角館 想い人 ちぎれ雪 許されぬ 恋でした 雪が埋(うず)めた 恋でした はらはらと きらきらと ああ 雪桜の町  遠くで 静かに 鐘が鳴る 戻れない恋 告げるよう あの人を 貫いて 愛の弓矢を放ってみたい 角館 想い人 みだれ雪 燃える雪 かなしみを 貫いて 弓矢こころに 刺さります しんしんと きらきらと ああ 雪桜の町
俺の故郷千昌夫千昌夫喜多條忠蔦将包蔦将包俺の故郷はよオ~ 来てみりゃわかる そりゃまあ うんといいとこだ 梅や桜や 桃の花 ちょいと遅れて リンゴの花も みんな一緒に 咲く春さ 咲く春さ  俺の故郷はよオ~ いい奴ばかり そりゃまあ うんといい奴だ 盆の休みや 正月は 土産持ち寄り 酒酌み交わし 昔ばなしで 夜が明ける 夜が明ける  俺の故郷はよオ~ でっかい空だ そりゃまあ うんといい空だ 夕焼けトンビが ピーヒョロロ 祭り太鼓も ドンドコドンと 今も心で 響いてる 響いてる
いっぽんの松千昌夫千昌夫喜多條忠船村徹蔦将包波がさらった 七万本の 陸前高田の 松原に いっぽん残った 松がある もいちど故郷 作ろうと 戻る人達 迎えるために 残った祈りの 松がある  夢も暮らしも いつかは戻る その日は必ず 来るからと いっぽん残った 松が言う 大地に根っこを 踏みしめて 涙乗り越え 生き抜くちから 教えるいのちの 松がある  雪がどんなに 降りかかろうと しぶきがその身を 削ろうと いっぽん残った 松がある 生まれて育った 北国の 強い心の 真ん中に 残った奇跡の 松が立つ
男 安兵衛・喧嘩花出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫南郷達也火事と喧嘩は お江戸の華よ 俺が出なけりゃ おさまらぬ 意見御無用 この赤鞘(あかざや)は 義理と情けの 二本差し 男 安兵衛 喧嘩花  なに、今何時だ? 四ッツだと、ええい間に合わぬか… おのれ卑怯千万、村上兄弟! 待っていてくだされ、伯父上殿… 安兵衛、必ず助太刀いたし申す 武士の魂、桜花 むざむざ散らして なるものか!  五合枡酒(ますざけ) 一気に干して 高田馬場まで 虎走り 車(くるま) 袈裟斬(けさぎ)り 真っ向割りと 見事助太刀 男意気 呑んべェ 安兵衛 喧嘩花  弥兵衛殿、いやお義父上、 ええい、ご老体! ここは安兵衛にお任せくだされ こやつは誰あろう、吉良の剣客清水一角 安兵衛、生涯二度目の大喧嘩でござる!  雪を蹴立てて ひとうちにうち 空に轟(とどろ)く 山鹿(やまが)流 主君仇討ち この晴れ姿 義父(ちち)とふたりの 父子(おやこ)鷹 男 安兵衛 喧嘩花
アン・ドゥ・トロワC-androidC-android喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳を当てれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめく心 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・トロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終わり 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発(たびだち)だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない
やさしい悪魔C-androidC-android喜多條忠吉田拓郎あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M…… やさしい悪魔 やさしい悪魔
暑中お見舞い申し上げますC-androidC-android喜多條忠佐瀬寿一暑中お見舞い申し上げます まぶたに口づけ 受けてるみたいな 夏の日の太陽は まぶしくて キラキラ渚を 今にもあなたが かけてくる しぶぎにぬれて  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  水着を誰かに 見られるだけでも あなたから だめだよといわれそう 泳ぎませんかと 誘いにくるけど 振りむかず ねむったふりよ  はやくあなたに会いたくて 時計をさかさにまわしてます 今年の夏は 心もはずむ 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます
こころ こわれそう岩波理恵岩波理恵喜多條忠杉本眞人矢野立美夜を走る船が あれほど急ぐのは 家路に向かうからですか 手をつなぐ あなたが 指にちからを 込めたのは 旅の終わりの 合図でしょうか  こころ こころ こわれそう 涙が 涙が こみあげて こころ こころ こわれそう くちづけも うまく出来ない  人を好きになると 港のあかりまで こんなに滲(にじ)むものですか 寒いねと あなたが くれた上着は 大きくて 明日(あす)のさよなら 隠せそうです  こころ こころ こわれそう このまま このまま 抱きしめて こころ こころ こわれそう さよならが 凍りつくまで  こころ こころ こわれそう 涙が 涙が こみあげて こころ こころ こわれそう くちづけも うまく出来ない
海峡の宿伍代夏子伍代夏子喜多條忠若草恵若草恵人をだました こともない ふたりが世間を だましてる あなたの指が 頬紅に やさしく触れる そのあとを 涙 涙 ひと筋 こぼれます  このままでいいですか このままが このままがいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 抱いて 抱いて 抱いてください 海峡の宿  海に黄色い 橋あかり 淋しい女の 首飾り あなたにめぐり 逢うまでは 泣くのは負ける ことでした こころ こころ 鞭打ち 生きて来た  甘えてもいいですか はじけても はじけてもいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 夢を 夢を 夢を見させて 海峡の宿  このままでいいですか このままが このままがいいですか 朝がふたりを 引き離すまで 抱いて 抱いて 抱いてください 海峡の宿
胸に汽笛が響く町北川大介北川大介喜多條忠叶弦大南郷達也火の見やぐらや 駅前の 商店街まで そのままなのに さよなら言った あの夜が 俺のあとから ついてくる ごめんよ ごめんよ 泣かせちまったよね ごめんよ 胸に汽笛が 遠く響く町  濡れたレールの その先に あの娘(こ)の町が あるのだろうか 想い出そっと トランクに つめて夜汽車に 乗ったのか ごめんよ ごめんよ 若すぎたんだよね ごめんよ 胸に汽笛が 遠く響く町  せまい部屋でも 窓の下 三色スミレを 咲かせていたね 元気でいます それだけの 葉書一枚 くれないか ごめんよ ごめんよ しあわせやれなくて ごめんよ 胸に汽笛が 遠く響く町 胸に汽笛が 遠く響く町
みちのく北川大介北川大介喜多條忠叶弦大南郷達也涙がひとつ 涙がふたつ こぼれて落ちた こぼれた町に ちいさな花が 今年も咲くよ 金色に光る 福寿草 今頃 雪の中 おまえと俺とが 生まれた故郷(ふるさと) 長い冬を 乗り越えて 春がまた来るよ ちいさな花をみつめ ふたりの明日(あす)を見る 北の町 みちのく  今日からひとつ 明日もひとつ さがそう夢を 夜空の星に 願いをかけて 歩いてゆこう 雪道に赤い ななかまど 真っ赤に 燃えている おまえと俺とが 生きてく故郷 人と人の やすらぎに こころ預けます ちいさな星をみつめ しあわせみつけよう 北の町 みちのく  ちいさな花をみつめ ふたりの明日を見る 北の町 みちのく
ふたりの港町光岡洋光岡洋喜多條忠叶弦大南郷達也夜の港の 舟だまり なんで泣くのさ 心配ねぇよ 世間の風なら 仕打ちなら 俺が受け止め はねかえす 涙 潮風 ふたりの港町  ふたりあの街 捨ててきた 明日はどの街 なんとかなるさ 不幸になるなら それもいい ふたり寄り添い 生きてゆく それで いいだろ ふたりの港町  俺にやすらぎ くれるたび 涙つつんで 捨ててるお前 子供みたいと あきらめて 俺のわがまま きいている ごめん ごめんよ ふたりの港町
島立ちの春光岡洋光岡洋喜多條忠叶弦大南郷達也波のしぶきで このツラ洗う 黒潮ハガネの 腕っぷし 東シナ海 西から東 夢と魚を 追ってゆく 海の男のヨォー ふるさと甑島(こしきじま)  俺も十五で 島立ちしたが 伜(せがれ)もこの春 島を立つ 海は広いが 世間も広い デカい男に なって来い 笑顔かわいいヨォー 嫁でもつれて来い  いつか島酒 お前とふたり 呑み干すその日が 来るだろう 海の男は 黙って笑え 今日の島立ち 待ってたぞ 俺とお前のヨォー ふるさと甑島
旅のあかり西郷輝彦西郷輝彦喜多條忠都志見隆若草恵旅の町あかりには さみしさが きらめいている いつか君と 別れた夜の さよならの 涙さ  ふたりが若すぎたとか 傷つけあったとか そんなことは今となれば つまらぬ言い訳さ 僕にもっとやさしさが あればよかったのさ  旅の星あかりには かなしみが きらめいている いつも僕を 信じてくれた 故郷(ふるさと)の おふくろ  無口に働く父と 逆らうこの僕を 愚痴のひとつこぼさないで 守ってくれた母(ひと) 背中だけをふるわせて いつも泣いていたね  旅の海あかりには くやしさが きらめいている 夢を追って 倒れていった なつかしい 友だち  少しは嘘をつくとか 自分をごまかして 生きてゆけばいいのにと 言っても微笑(わら)ってた 友の夢を乗せた船 夜の海を行くよ  僕の夢を乗せた船 夜の海を行くよ
その昔吉幾三吉幾三喜多條忠杉本眞人南郷達也その昔 恋をしていた 二年暮らして 女(そいつ)を捨てた 冷凍みかんと甘栗を 無理矢理その手に 握らせて 故郷(いなか)へ帰す 詫びにした 俺のズルさを 咎(とが)めるように 発車のベルが 発車のベルが 鳴り響いてた  その昔 妻と別れた 子供は残して 行けよと言った 二人の子供を 両脇に 川の字になって 眠る夜 初めて俺は 気がついた 俺の勝手と わがままだけが この子の母を この子の母を 奪い取ったと  その昔 夢を見ていた たった一度の 人生なんだ 追いつけ追い越せ 負けるなと 団塊世代の 明け暮れに 勝つことばっかり 夢にした 戦(いくさ)終わって 夕陽が落ちりゃ 見交わす友の 見交わす友の 笑顔がつらい  見交わす友の 見交わす友の 笑顔が沁みる
神田川吉幾三吉幾三喜多條忠南こうせつ野村豊貴男(あなた)はもう 忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴男は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴男のやさしさが 怖かった  貴男はもう 捨てたのかしら 24色(にじゅうよいろ)の クレパス買って 貴男が描(か)いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴男は私の 指先みつめ 悲しいかいって 聞いたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
おまえのことが…北島三郎北島三郎喜多條忠船村徹蔦将包ひとつ男は 生き抜くために 腰をかがめて 頭を下げて 明日の米も 拾わにゃならぬ 夢のためなら 他人の目など 捨てて己に 勝たねばならぬ  ひとつ男は 泣いてはならぬ 針の山でも 地獄の坂も 登ればそこで 大きくなれる もしも泣くなら お前のために 尽くす女に 涙を渡せ  ひとつおまえは 情けを学べ 偉くなるより 誰かのために こころをくだく 奴こそ偉い 傷を負うほど やさしくなれる 人を信じて 信じて貰え
一番星よ こんばんは氷川きよし氷川きよし喜多條忠蔦将包一番星よ こんばんは そこから見える 東京の スカイツリーは まぶしかないか もしもあの娘を みつけたら 泣いたらだめだと 言っとくれ 今も好きだと 今も好きだと 言っとくれ  一番星よ こんばんは 幾万年も 昔から 遠く光って さびしかないか もしもあの娘を みつけたら やさしい言葉を かけとくれ 涙ぬぐって 涙ぬぐって やっとくれ  一番星よ こんばんは 今でも僕は ひとりもの きっとあの娘も ひとりじゃないか もしもあの娘を みつけたら 一緒になろうと 言ってたと そっと教えて そっと教えて やっとくれ
湘南の男たち宮原彩宮原彩喜多條忠加瀬邦彦スパンコールの きらめきは 湘南あたりの ハーバー・ライト まるで浮気な 恋のように ゆれて浮かんで 消えていく  女は心を うばわれるけど 男は唇 うばうだけ  やだねそんなの やだねそんなの バイバイバイマイ・ラブ バイバイバイマイ・ラブ 湘南の遊び男たち  バック・ミラーに 飛んで行く 茅ヶ崎あたりの バイパス・ランプ まるで誰かの 恋のように 夜を色どり 飛んで行く  女はやさしさ 求めるけれど 男は温もり 探すだけ  やだねそんなの やだねそんなの バイバイバイマイ・ラブ バイバイバイマイ・ラブ 湘南の遊び男たち
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