伊戸のりお編曲の歌詞一覧リスト  2433曲中 801-1000曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
カワセミ瀬生ひろ菜瀬生ひろ菜麻生あかり聖川湧伊戸のりおやさしいあなたが そばにいる あゝそれで それでよかったの… 連れて行ってと 言えないままに 季節の流れに 消えたひと カワセミの カワセミの 掠(かす)めたこころ すまし顔が 憎らしくて 切なくて 恋しくて…  遠くであなたが 見つめてる あゝそれが それがつらかった… 知らず知らずに 私の胸に 潜んで盗んだ 遠賀川(おんががわ) カワセミの カワセミの 鳴きさえずりに 騒ぐ微風(かぜ)が 悔しくって 哀しくて 愛しくて…  噂ひとつを たどりたどって ひと目でいいから 逢いたくて カワセミの カワセミの 青彩(あおいろどり)に 浮かぶ影が 綺麗すぎて 冷たくて 眩しくて… 眩しくて…
別れの月夜瀬生ひろ菜瀬生ひろ菜麻生あかり南乃星太伊戸のりおこんな月夜に こんな月夜に 飲めない酒で そこそこ酔って 歩いています 大丈夫(だいじょぶ)ですかの 言葉をよそに 倉敷川の 川面にゆれる ねぇお月さま お月さまてば 私ひとりに なっちゃった なっちゃった…  こんな月夜に こんな月夜に 悲しいくらい きれいな顔で 浮かんでいます 二人で通った 町屋のカフェも 今夜はなぜか 灯りも消えて ねぇお月さま お月さまてば どんな女に 見えますか 見えますか…  こんな月夜に こんな月夜に いけないことね あなたの傘を 探しています あしたの朝には 旅立つ人を 岡山駅に 笑顔で見送(おく)る ねぇお月さま お月さまてば 私 元気に なれますね なれますね
冬紅葉中村仁美中村仁美原文彦弦哲也伊戸のりお今日という日が 最後でも 見させて夢を つかの間の ふたり忍びの 雪の里 まるで命を 灯(とも)すよに 燃えて点点(てんてん) 冬紅葉  風にたたかれ 霜を受け それでも紅く 色を増す どこかふたりに 似た運命(さだめ) 凍る涙を 抱きしめて 情け深深(しんしん) 冬紅葉  邪魔になる日が 来た時は 捨ててと泣けば 叱られた ふたり契りの かくれ宿 まるでおんなの 炎(ひ)のように 燃えて燦燦(さんさん) 冬紅葉
北の別れ唄中村仁美中村仁美原文彦弦哲也伊戸のりおいかがしましたと 気づかって 宿の女将(おかみ)が 膝かけくれた 頬杖ついて 二時間泣いてりゃ 不思議に 不思議に 見えるでしょう 辛い別れに 唇かんで 列車乗り継ぎ 北へ北へ泣きに来た  熱いしょうが湯を 頂いて 胸にあの日の 温(ぬく)みがもどる 積木のように やり直せたら 今度は 今度は 上手くやるわ 風の吐息が 心を叩く あなた想えば 曇る曇るガラス窓  雑誌めくっても ただ虚(うつ)ろ 待てど一日 鳴らない電話 雪持ちあげて 咲く花のように 強さが 強さが わたし欲しい 雪のなみだか 今夜はみぞれ あなたさよなら 北の北の別れ唄
雨晴海岸水森かおり水森かおり保岡直樹桧原さとし伊戸のりおあの日の愛は幻ですか 走る氷見線 海の上 はるか大空 立山も 涙で曇って みえません あなた恋しい雨晴(あまはらし) みれん晴れない ひとり旅  しぶきに煙る 男岩 松が根をはる 女岩 遠く離れた 影ふたつ 添えない二人に 似ています あなた温(ぬく)めて 抱きしめて 霙(みぞれ)まじりの 風が吹く  夕ぐれ迫る 砂浜で ぬいた指輪を うずめます 波が足あと 消すけれど どうして面影 消えないの あなた逢いたい 雨晴(あまはらし) みれん晴れない 冬の海
多度津 みなと町水森かおり水森かおり麻こよみ宮下健治伊戸のりおあなたが暮らす 町の灯が 波間の向こうに また揺れる 逢いたくて 逢いたくて あぁ逢えなくて 瀬戸内 多度津(たどつ)は みなと町 噂に負けて 散った恋 別れせつない 波の音  最終フェリー 桟橋で 今夜も見送る 私です 酔いたくて 酔いたくて あぁ酔えなくて 瀬戸内 多度津(たどつ)は みなと町 涙ににじむ 島の影 ひとり止まり木 浜酒場  愛していても 女には 越えてはいけない 海がある 渡りたい 渡りたい あぁ渡れない 瀬戸内 多度津(たどつ)は みなと町 女に長い 夜が来て 胸に沁みます 波の音
乙姫川青木美保青木美保麻こよみ岡千秋伊戸のりお川面に震える 水草(みずくさ)と 同じ姿ね この私 今度こそはと 信じた人を 涙で送った お假屋橋(かりやばし)よ あきらめきれない あなたを今も 乙姫川(おとひめがわ)は ひとり川  あなたを忘れに 来たものを 浮かぶ面影 水の上 熱いあなたの 吐息の波に 溺れたあの日は 還(かえ)らぬ夢か 良い事ばかりの 思い出抱いて 乙姫川(おとひめがわ)は 未練川  心を重ねて 愛しても なぜに幸せ つかめない 恋にやつれた 女の胸に 川風ヒュルヒュル 冷たく沁みる も一度あなたに 逢えるでしょうか 乙姫川(おとひめがわ)は 一途(いちず)川
男と女の港町青木美保青木美保麻こよみ岡千秋伊戸のりおあんな男と つぶやけば 未練がゆらゆら グラスに揺れる 海鳴り 桟橋 港の酒場 愛して信じて またひとり いつも男は チェッ チェッ チェッ 気まぐれ薄情(うすなさ)け  広い背中の ホクロさえ 私のものだと 思っていたわ 口紅 後れ毛 夜更けのお酒 あの人今頃 どの港 無理に笑って チェッ チェッ チェッ 別れた雨の夜  霧笛ひと声 泣くたびに お酒がせつなく 心に沁みる 面影 波音 港の灯り 恋などしないと 決めたのに いつも女は チェッ チェッ チェッ 馬鹿です惚れたがり
悪女の季節入山アキ子入山アキ子かず翼大谷明裕伊戸のりお別れに泣くのは 女じゃないわ 今どき未練は 男のものらしい さよならしたら 振り向かないわ 街の灯りが 少しにじむけど 愛しすぎて 苦しくなるの きっとあなたは 知らないでしょう 女が夢見る 悪女になる季節 演じて魅せるわ 悪女のように  追いかけないでね みっともないわ 恨んで憎んで 忘れて欲しいだけ この恋だけは まちがいだよと 酒に愚痴って 水に流してよ 愛しすぎて 明日がこわい いいのあなたは 知らないままで 女が夢見る 悪女になる季節 笑って捨てるわ 悪女のように  愛しすぎて 強くなれたの だからあなたを 自由にさせる 女が夢見る 悪女になる季節 演じて魅せるわ 悪女のように
大事な人だから入山アキ子入山アキ子かず翼大谷明裕伊戸のりお道草につかれて 遊びにも飽きたのね 私の隣で 眠る人 寝顔を見ていると なぜか憎めないのよ 私を忘れて いないのなら 望むのは ただひとつ いつも帰って くれればいいの 最後の女と呼んで欲しいの お願いよ 許してあげる 少しくらいなら よそ見してもいいの 私の大事な人だから  お前といる時が 一番安らげると 嬉しい言葉は 本気なの? いつでも待っている 女と思わないで たまには心配 させてみたい 幸せは ここにある そうよあなたに 抱かれてると 昨日の哀しみ みんなどこかへ消えてゆく 許してあげる たとえやさしさが つぐないでもいいの 私の大事な人だから  望むのは ただひとつ いつも帰って くれればいいの 最後の女と呼んでほしいの お願いよ 許してあげる 少しくらいなら よそ見してもいいの 私の大事な人だから
捨て猫じゃあるまいし岩波理恵岩波理恵冬弓ちひろ桧原さとし伊戸のりお雨 雨 冷たい雨 雨より 冷たい男(ひと) 濡れた舗道に 棄てられた 部屋の合鍵 そして…わたし  女だって 心ぐらい あるのよ あなたには見えなくても  バカね バカね バカね 私 何もかもが 好きだった いいとしだもの 泣いたりしない 捨て猫じゃあるまいし  嘘 嘘 あなたの嘘 それでも 愛しい男(ひと) 他の誰かの 甘い影 見ないふりして 爪を立てた  女だって 心ぐらい あるのよ あなたにはガラクタでも  バカね バカね バカね 私 裏切りさえ 愛してた 誰にも 今は なつけやしない 捨て猫じゃあるまいし  バカね バカね バカね 私 どうしよもなく 好きだった いいとしだもの 泣いたりしない 捨て猫じゃあるまいし
人待岬ハン・ジナハン・ジナ荒木とよひさ岡千秋伊戸のりお海を越えたこの恋 夕陽(ひ)がまた沈む 遠い約束 胸を染めるけれど 心 身体 ひとりでは 守り切れない 女は 女は愛だけで 女は 女は希望(ゆめ)だけで 生きてゆけない 冬の 人待岬  海の深さそれより 愛する深さ 溺れ流され 貝になっていいわ 今度生まれ変われたら 海鳥になる 冷たい 冷たい悲しみが 冷たい 冷たい夕やけが 涙運ぶの 冬の 人待岬  女は 女は愛だけで 女は 女は希望(ゆめ)だけで 生きてゆけない 冬の 人待岬
別れの驛路ハン・ジナハン・ジナ荒木とよひさ岡千秋伊戸のりおこれが二人だけの 最後の旅行(たび)と そっと胸(こころ)に 言い聞かせ 涙こらえて 嬉しそうに あなたの横顔に 笑顔投げても 愛の終わりの終着駅が 待つだけなのに  肩にもたれながら 甘えてみても 詫びるあなたが 可哀想 二泊三日の 薄い倖せ 時間よそんなにも なぜに急ぐの 愛の未練は各駅停車 あの日のままで  もしも紙の切符 破れるならば ちがう人生(レール)が あったはず 車窓(まど)に浮かんだ 白い雲には 帰らぬ想い出の 貸しがあるから 愛のゆくえに乗り換えはない 悲しいけれど
男の路地裏三山ひろし三山ひろし仁井谷俊也中村典正伊戸のりお男の胸に いつからか 出来たちいさな 水たまり 飲んでどうなる この世じゃないが 他人(ひと)にみせない こころの涙 酒に今夜も 捨てに来る  世間の無情 かすり傷 風が体を 吹きぬける いつか馴染んだ 居酒屋のれん 男ひとりの 手酌の酒に 夢の苦(にが)さを 噛みしめる  灯りもうすい 路地裏を 右に左に 千鳥足 責めてくれるな 男の弱さ 命ぬくめる 熱燗酒が 生きる明日(あした)の ちから水
再びのめぐり逢い今泉ゆたか今泉ゆたか中丸恵中丸恵伊戸のりお少しやせたみたいだね 久しぶりに 見かけたお前 そっとうつ向く 横顔からは 苦労の跡が揺れている もう二度と もう二度と 曇らせはしない その笑顔 再びのめぐり逢い 離しはしない  馬鹿な男の我儘で そっと女は 涙をぬぐう いくら化粧で 装ったって 悲しみまではかくせない もう二度と もう二度と ため息の夜は 過ごさない 再びのめぐり逢い 離しはしない  うまく言葉に出来ないが わかって欲しい この胸の中 白いうなじが その指先が 過去(むかし)の夢を つれてくる もう二度と もう二度と 絡ませはしない 運命糸(さだめいと) 再びのめぐり逢い 離しはしない
春告鳥今泉ゆたか今泉ゆたか中丸恵中丸恵伊戸のりお窓の外では 春告鳥が 笑顔見せろと 鳴いている 辛い時こそ 二人で笑い 心寄せ合い 歩いてゆこう 涙もいつか 花になる お前がいれば ただそれだけで 涙もいつか 花になる  こんな街にも 春告鳥の 強く生きてる 声がする たった一度の 人生だから 悔やむことなど したくはないさ 信じた道に 夢は咲く お前と二人 二人でならば 信じた道に 夢は咲く  風の中でも 春告鳥は 力一杯 唄ってる 下を向かずに 大空目指し 生きてゆけよと 教えるように 二人でなろう 幸せに お前は俺の 大事な女 二人でなろう 幸せに
酒に涙を浮かべて今泉ゆたか今泉ゆたか中丸恵中丸恵伊戸のりおふるさと訛りが なつかしい 女と出会った この街で 交わすグラスは どこか昔の味がする ああ 白い肌 ああ 細い指 幸せひとつ やれなかったよ 優しさを持てあまし 酒に溺れた男がひとり  星さえ見えない こんな夜 淋しさかかえた この胸は いったい何を 探し求めて歩くのか ああ 薄化粧 ああ いじらしさ 何もしては やれなかったよ 優しさに背を向けて 酒に溺れた男がひとり  ああ しみじみと ああ 手酌酒 もどかしささえ 呑み干しながら 優しさが痛いほど わかりすぎてた男がひとり  酒に涙を浮かべてひとり
北前おとこ船三里ゆうじ三里ゆうじ万城たかし宮下健治伊戸のりお暴れ海峡 商売仇(がたき) 百も承知の 辰悦丸(しんえつまる)よ 春の菜の花 芽吹きもせぬが 目指す松前 箱館みなと ヤーレン北前おとこ船 (ハッドッコイ) あゝ日本海  海の天気は 根性なしで 潮が荒れたら 嵐に変わる 俺の死に場所 淡路の島よ 生まれ故郷(ふるさと) この瞼(め)に浮かぶ ヤーレン北前おとこ船 (ハッドッコイ) あゝオホーツク  あれは国後(くなしり) 択捉島(えとろふとう)か 波を枕の 高田屋嘉兵衛(たかたやかへい) 夢は幾万 千島(ちしま)の漁場(りょうば) 女房待ってろ もうすぐ帰る ヤーレン北前おとこ船 (ハッドッコイ) あゝ北の海
夕やけ列車三里ゆうじ三里ゆうじ万城たかし宮下健治伊戸のりお男だって 泣く時ゃあるさ 好きなあの娘と 別れの駅じゃ なんで泣かずに いられよか 鈴鳴(ベル)よ急かすな 夕やけ列車 赤いカラスもヨ 赤いカラスもヨ あ…早よ帰れ  いつかきっと 迎えに来ると 決めていたのに 云えない俺は 馬鹿なやつだよ 意気地なし 後ろ向くなよ 夕やけ列車 濡れて光るよナ 濡れて光るよナ あ…ふるさとが  日暮れ空の 一番星が 未練なんかは 荷物になると 窓にやさしく 降りかかる 夢があと押す 夕やけ列車 汽車ひと鳴きヨ 汽車ひと鳴きヨ あ…なみだ声
能登の灯祭りみやま健二みやま健二みやび恵西つよし伊戸のりお御神酒(さけを)呷(あお)って 晒(まわ)しを締めりゃ 風神雷神 舞い降りる 火の粉振り撒く 松明囲み 挑むキリコに あばれる神輿 イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ) 祭りの能登に 光る汗  冬は荒波 夏には祭り 心配ばかりと 笑う女(やつ) 惚れているぜと 背中で言えば 泣かすセリフと 背中で返す イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ) 祭りの能登に 心情(うらなさけ)  男魂 ひと夜に掛けて 明日(あした)の漁場に 意地を張る バチを振り上げ 力の限り 波を砕けよ 御陣乗太鼓 イヤサカ ヨッセ サカヨッセ (サカセ) 祭りの能登に 燃え上がれ
あとの祭りの一人酒みやま健二みやま健二大野佑起南乃星太伊戸のりおあほな噂を まともに受けて 投げたお銚子 はね返り 好きな旦那の 背中は見えず 四条の柳に 八つ当たり ごめんかんにん 叫んでも あとの祭りの 一人酒  胸と胸とを 合わせるために 帯は背中で 結ぶとか 祇園ばやしを 遠くに聞いて あなたが解いた 夜もある 紅も島田も わやになり あとの祭りの 一人酒  京の気倒れ 折れそな心 そっとささえて くれる人 こんな女の なんぎな涙 笑おてふいてね ぬぐってね 月もあきれる 秋の夜に あとの祭りの 一人酒
明日への伝言川中美幸&ベイビー・ブー川中美幸&ベイビー・ブー麻こよみ花岡優平伊戸のりお思ったことの 半分も 出来ずに今日も 過ぎて行く 夕焼け雲の (夕焼け雲の) ぬくもりが 心の隙間に 沁み通る 泣かせて欲しい (泣かせて欲しい) 少しだけ きっと明日は 明日はきっと 笑顔になるから  ごめんなさいが 言えなくて 大事な人を 傷つけた 広がる胸の (広がる胸の) ほろ苦さ 後悔ばかりが 先に立つ 泣かせて欲しい (泣かせて欲しい) 少しだけ きっと明日は 明日はきっと 素直になるから  一番星を 見上げれば 自分がやけに ちっぽけで 時間に追われ (時間に追われ) あくせくと 季節の変りも 気づかずに 泣かせて欲しい (泣かせて欲しい) 少しだけ きっと明日は 明日はきっと 笑顔になるから
たそがれ哀愁川中美幸&ベイビー・ブー川中美幸&ベイビー・ブー麻こよみ花岡優平伊戸のりお二人の思い出 並木道 ひとり歩けば 涙がにじむ 「許して欲しい」と 私の肩を 抱いて別れを 告げた人 心変わりは どうしてですか たそがれ哀愁 あなたに逢いたい  あなたの笑顔に 包まれて いつも甘えて 暮らした月日 別れの足音 気づかぬままで ばかね幸せ 信じてた 二人このまま 終わりでしょうか たそがれ哀愁 もう一度逢いたい  あなたを忘れた ふりしても 女心は 聞き分けなくて いつしか似たよな 姿をさがす 人が賑わう 交差点 心変わりは いつからですか たそがれ哀愁 あなたに逢いたい
ラブコールは5回目で沢井明&マッハ文朱沢井明&マッハ文朱円香乃桧原さとし伊戸のりお携帯鳴っても すぐに出ないで あなたが出るまでの ときめきが好き 駆け引きするほど 若くないけど 恋のゲームも 悪くはないさ 1コール… 2コール… まだだめよ もういいか つながりそうで 切れそうで ラブ(Love Love) コールは5回目で(Love Love)  逢えない時でも 電話しないで あなたを待つ時の 切なさが好き 心配なんだよ 君の心を 違う男に 奪われそうで 1コール… 2コール… もう少し あと少し ジリジリさせて 待たされて ラブ(Love Love) コールは5回目で(Love Love)  1コール… 2コール… まだだめよ もういいか つながりそうで 切れそうで ラブ(Love Love) コールは5回目で(Love Love)
俺とカモメと日本海伊達悠太伊達悠太かず翼徳久広司伊戸のりおどこへ行くのか 流れる雲よ 風に吹かれて 西東 生まれ故郷を あとにして 夢を追いかけ 夢半ば 岬に立てば 明日(あした)は近い 俺とカモメと日本海 夕陽が燃える  胸でいつでも 微笑むひとよ 今は幸せ 掴んだか 俺を待つなと 言いながら 未練どこまで ついて来る 忘れはしない おまえの涙 俺とカモメと日本海 面影浮かぶ  蒼い海原 水平線に きっと何かが 待っている 人の悩みの 小ささを 笑い飛ばして 騒ぐ波 やるだけやるさ 心は熱い 俺とカモメと日本海 夕陽が燃える
なみだ雪伊達悠太伊達悠太かず翼徳久広司伊戸のりお胸の底まで 染み込むような みぞれがいつか 雪になる 北国の 北国の 春を待てずに 旅立てば 駅で見送る おまえの頬に 流れ流れて なみだ雪  人もまばらな ホームの隅に 舞いこむ雪に 明日を見る 戻らない 戻らない 夢を追いかけ 振り向くな かたいベンチで 最終列車 待てば遠くで 泣く汽笛  いつかおまえを 迎えに来るよ 幸せひとつ 手土産に その時は その時は 強く抱きしめ 離さない なみだ溢れた おまえの頬を 拭いてやりたい もう一度
北の港で待つ女浜博也浜博也麻こよみ岡千秋伊戸のりおおまえに似合う 男になって 必ずいつの日か 迎えに戻る ユラユラと漁火が きらめく夜に 涙こらえて 見送(おく)ってくれた 北の港で ひとり待つ女  ふたりで暮らす 幸せあれば 何(なん)にもいらないと 微笑(わら)っていたね 面影を抱きしめて グラスの酒に 酔えばなおさら 逢いたさつのる 北の港で 今も待つ女  離れていても 心はひとつ 会えない年月(としつき)は 無駄にはしない ヒュルヒュルと海鳴りが おまえの声で 泣いてこの俺 呼んでる頃か 北の港で ひとり待つ女
おまえと俺と浜博也浜博也麻こよみ岡千秋伊戸のりおおまえの瞳に あふれる涙 細い肩先 そっと抱き寄せる 探していたんだ 迎えに来たよ やっと逢えたね 北の町 離さない 離さない 約束するよ 愛をふたたび おまえと俺と  優しいおまえに 甘えたままで いつもわがまま 言って困らせた 小さな安らぎ 二人の暮らし 捨ててしまった あの時に ばかだよね ばかだよね 許して欲しい 愛をふたたび おまえと俺と  夜霧が二人を 優しく包む 髪の匂いが 甘くまた揺れる 泣かせたぶんだけ 幸せあげる 男心に 誓う夜 まわり道 まわり道 して来たけれど 愛をふたたび おまえと俺と
雨よ許して浜博也&入山アキ子浜博也&入山アキ子緑子緑子伊戸のりお雨よ許して 過去も涙も 雨よ許して 二人のために  もっと出会いが早ければ 離しはしない 愛しい人よ 守ってやれず ごめんよ  あなたと二人で 夢みたわ それでも一緒に なれないならば  雨よ許して 過去も涙も 雨よ許して 弱い二人を 雨よ許して 強く激しく 生まれ変われるように…  いつもあなたは 優しくて 離れたくない 愛しい人よ わがまま言って ごめんね  あなたを何度も 苦しめた 溢れる想いを とめられなくて  雨よ許して 過去も涙も 雨よ許して 弱い二人を 雨よ許して 強く激しく 生まれ変われるように…  あなたの あなたの 幸せを 願って別れる それも愛だと  雨よ許して 過去も涙も 雨よ許して 弱い二人を 雨よ許して 強く激しく 生まれ変われるように… 生まれ変われるように…
知多半島吉川ひとみ吉川ひとみ円香乃宗宮成則伊戸のりお愛を失くした 女はきっと 涙も失くして しまうのでしょう 旅の終わりに 降りたのは 夕日に染まる 野間の海 あなた あなた あなた…叫んでも 想い出すのは 遠い背中だけ これからどこへ 行ったらいいの 女ひとりの あぁ 知多半島  何も持たずに 来たはずなのに 小さなポーチに 口紅ひとつ 誰に見せると 言うのでしょう 淋しいだけの くちびるを 涙 涙 涙…枯れ果てて 泣いているのは 風と波ばかり 忘れてしまう 勇気もなくて 女みれんの あぁ 知多半島  どうか どうか どうか…教えてよ 伊勢の海原 白い灯台よ どうして生きて いったらいいの 女ひとりの あぁ 知多半島
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
アッディーオ~愛した街よ~吉川ひとみ吉川ひとみ円香乃宗宮成則伊戸のりおコートを一枚 脱ぐように 気ままな旅に 出るつもり 気の合う 女友達に 小鳥を一羽 あずけて アッディーオ さようなら 愛した街よ 嫌いになった わけじゃないの こんな風に こんなままで 終わりたくないだけ アッディーオ 旅立つわ 春色の街へ  夜明けが来るまで 駅で待ち 南の汽車に 乗るつもり 窓から 海が見えたなら 別れの花を 投げるわ アッディーオ さようなら 想い出たちよ 涙の粒は 置いてゆくわ 悪いことも 今となれば 懐かしい景色ね アッディーオ 旅立つわ 誰か待つ街へ  アッディーオ さようなら 愛する友よ あなたのことは 忘れないわ 残してきた 小鳥のこと くれぐれも ヨロシク アッディーオ 旅立つわ ときめきの街へ
あたりきしゃりき山内惠介山内惠介松尾潔水森英夫伊戸のりお毎年 電話を 変えるとか 毎年 カノジョを 替えるとか 最近 流行りの 生きかたは 生憎 おいらにゃ 似合わない 男が ひとたび 決めたなら 人生 賭けても 貫くぜ 古いと 呼ぶ奴ぁ 引っこみな 引っこみな あたりき 車力よ 車引き  毎晩 愚痴って 悔やんだり 毎晩 怒鳴って あばれたり 周りに 迷惑 かけるより ひとりで 静かに 酒を呑む 今日という日は 一度きり あしたは あしたの 風が吹く 世界は 日の出を 待っている 待っている あたりき 車力よ 車引き  毎年 誓いを 立てるとか 毎年 証しを 立てるとか いろいろ あるよね 難儀だね 大人にゃ 大人の 事情(わけ)がある 心を コロコロ 転がして どこかに 消えたよ あの女(ひと)は 今ごろ 元気に やってるか やってるか あたりき 車力よ 車引き
恋文山内惠介山内惠介田久保真見水森英夫伊戸のりお泣かない恋が 倖せじゃなくて こんなに泣いても 哀しすぎても それほど人を 愛せたことが 倖せなのだと 知りました  想い出なんて ぬくもりなんて 消えてゆく 消えてゆく すぐに消えてゆく 心の傷は あなたの書いた 恋文だから 消えないで  口づけもせず 指先をからめ 寄り添うだけでも ひとつになれた 心と心 重ねたひとは あなたの他には いなかった  夢みたことも 信じたことも 消えてゆく 消えてゆく みんな消えてゆく 傷あとだけが あなたのくれた 恋文だから 抱きしめる  想い出なんて ぬくもりなんて 消えてゆく 消えてゆく すぐに消えてゆく 心の傷は あなたの書いた 恋文だから 消えないで
かもめ橋からさくらまやさくらまやかず翼岡千秋伊戸のりおひとり夕日に この身を染める あなたは今ごろ どこにいる 何も言わずに 行くなんて 指輪ひとつを 残して… 戻って来てよ 迎えに来て 夕暮れのかもめ橋から 愛を伝えたい  渡り鳥なら 北へと帰る 私は帰れる 胸もない 好きと言われた 戸惑いを あなた解って くれずに 離れて知った この切なさ 夕暮れのかもめ橋から 名前呼んでみた  涙みたいな 一番星よ あなたも今ごろ 見ているの 今度逢えたら 逃げないわ あとで泣いたり しないわ すべてをあげる あなたになら 夕暮れのかもめ橋から 愛を伝えたい 愛を伝えたい
恋紅椿さくらまやさくらまやかず翼岡千秋伊戸のりお波また波ばかり 背伸びをしても あなたの乗る船は まだ来ない きっと戻ると 堅い約束 泣かずに待つと 指切りを した日から 夢は夢は蕾の 恋紅椿  ねぐらへ帰るのか 海鳥さえも 並んで飛んで行く 茜空 胸を焦がして 沈む夕陽に あなたが浮かぶ ご無事でと 祈ります 春は春はすぐそこ 恋紅椿  沖ゆく船影に 明かりが揺れる 私の心にも 灯がともる 島の暮らしに 届く便りは 嬉しい便り 尽くしたい 甘えたい 赤く赤く咲かせて 恋紅椿
過ち深谷次郎深谷次郎長谷川ひろのぶ長谷川ひろのぶ伊戸のりお糸を撚(よ)るよに 愛した 結ぶ二人の 恋は‥ 命咲かせた 筈なのに 何故か幸せは 幻に 振り向けば 駄目だと男は 辛い胸に 胸に言い聞かす 幸せに なるんだよ‥きっと 今は思う 思うやせ我慢 ゴメンネと ひと言 言って戻った 夢をみた  まさか別れが くるとは ましてひとすじ 愛し‥ 許す事さえ それさえも 何故か愛ゆえの 意地を張る この手から こぼれた愛でも 痛む心 心何故なのか やさしさに はじけてた‥笑顔 恋しいくせに そうさ立ち止まる ゴメンネと ひと言 言って戻って 欲しかった  ゴメンネと ひと言 言って戻った 夢をみた
黄昏挽歌深谷次郎深谷次郎いちせともひこ・揃弦三長谷川ひろのぶ伊戸のりおこの一杯で このボトル 空(あ)いちゃうけれど 追加のキープは 要(い)らないよ 明日(あした)のうちに 部屋を越すので そうするよ いつもはふたり 迷惑かけて ばかりだね 昨日の夜明け 二人だけで 結論(わかれ)を決めました 今頃あいつは 最終電車の音の中 マスター 今迄ありがとう 近くに来たら また顔出すね 思い出詰まった 店だもの‥店だもの  マイク持つと あの十八番(おはこ) 今日はやめるよ 今夜はじんじと 飲ませてよ 明日(あした)のうちに 町を出るので そうするよ 独りの時って 殆んどなかった 寂しいさ 昨日の夜明け 二人だけで 結論(わかれ)を決めました 今頃あいつは 最終電車の音の中 マスター 色々ありがとう 暇が出来たら また顔出すね わがまま置いてく 店だもの‥店だもの  マスター 涙をありがとう 思い出したら また顔出すね 温もり刻んだ 店だもの‥店だもの
おとこの夢黒木じゅん黒木じゅん悠木圭子鈴木淳伊戸のりお男の夢を 掴んだら 必ず迎えに 来るから泣くな ふるえる小さな 肩を抱きしめ 二人で泣いた 別れの夜明け 季節(とき)は流れて あれから五年 今でもお前は 待っているのか  陽だまりの中 佇(たたず)んで いつでもやさしく 微笑んでいた お前の笑顔が 哀しく揺れて 目覚める夢に 心が痛む 飛んで行きたい 抱きしめたいよ 今でもお前は 待っているのか  あこがれだった この都会(まち)は 負け犬ばかりが 肩寄せ合える 男は涙を 酒と飲みほし はぐれた夢を 又追いかける きっと帰るよ しあわせ連れて 今でもお前は 待っているのか
霧にむせぶ夜黒木じゅん黒木じゅん丹古晴己鈴木淳伊戸のりお涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君よりせつない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君よりはげしい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分かってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君よりさみしい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
どっこい恋道中若竹スペシャル若竹スペシャル志賀大介新倉武伊戸のりお泣かないで わかってますよ わかってるけど… 泣くんじゃないよ わかってますよ わかってるけど… 雨には雨の 風には風の 歌といっしょに 歩いていこう 富士のお山が お顔をだせば 茶屋の団子も 美味しかろう どっちみち どっこいしょ 恋道中 どっちみち どっこいしょ 恋道中  あんなやつ わかってますよ わかってるけど… ろくなもんじゃない わかってますよ わかってるけど… 幾つになっても おんなは乙女 花とあらしを 行ったり来たり あっと云う間の 人生ですよ 空のカラスが 笑ってる どっちみち どっこいしょ 恋道中 どっちみち どっこいしょ 恋道中  日本列島 どこから見ても 夢という字に 見えますよ どっちみち どっこいしょ 恋道中 どっちみち どっこいしょ 恋道中 恋道中
鶴 ~つる~若竹スペシャル若竹スペシャル志賀大介新倉武伊戸のりお鶴 時の流れに さからわず 鶴 ただ風雪の 声に舞う 鶴 この川と この水と 鶴 一生いのちを 添いとげる  鶴 四季をいろどる 衣がえ 鶴 生きてることの 証しです 鶴 星あかり 月あかり 鶴 重ねた月日の 夢便り  鶴 春はあけぼの 秋は花 鶴 季節は歌を 忘れない 鶴 あこがれは しあわせは 鶴 こころのだいじな 宝もの
もののふの花松川未樹松川未樹石原信一岡千秋伊戸のりお春まだ浅い 磐梯に 気(け)高く開け 石割桜(いしわりざくら) 時代がいくつ 変わっても 弱い女と 言われても ああ 武士(もののふ)の 武士(もののふ)の 心をまとい 岩に咲く  武骨な父は 語らずに 静かな母が 会津の姿 けなげに生きる 人の道 娘ながらも 受け継いで ああ 武士(もののふ)の 武士(もののふ)の 心を結ぶ 紅の帯  「明日(あした)」と 書いたその文字を 「希望」と読めと 無言の教え 昔を偲ぶ 城跡に 夢に黒髪 なびかせて ああ武士(もののふ)の 武士(もののふ)の 心を抱いて 風に立つ
演歌はいいね松川未樹松川未樹荒木とよひさ弦哲也伊戸のりお演歌はいいね 心にしみて 演歌はいいね 人情(なさけ)があって 塩っぱい涙と Tシャツひとつ 人生七坂 がんばりゃいいさ エンヤコラ今夜は まわし酒 酔って乾杯 …演歌はいいね  演歌はいいね 秋刀魚の味が 演歌はいいね 涙の味が 夢のあなぼこ 明日が見えりゃ 人生横丁 がんばりゃいいさ エンヤコラ今夜は まわし酒  酔って乾杯 …演歌はいいね  演歌はいいね 汽笛が聴こえ 演歌はいいね 故郷が見えて 敗けちゃならない 奥歯をかんで 人生荒波 がんばりゃいいさ エンヤコラ今夜は まわし酒 酔って乾杯 …演歌はいいね  エンヤコラ今夜は まわし酒 酔って乾杯 …演歌はいいね
能登はやさしや川中美幸川中美幸椿れい梶原茂人伊戸のりお神のみやしろ タブの杜 千年の風 吹いている  花も 草木も 人もみな いのちのもとは ただひとつ  えにしの糸に 紡がれて 出逢えた今日の 嬉しさよ  母のぬくもり そのままに 能登はやさしや つちまでも  きりこ祭りに 燃ゆる空 まれびと迎え 祝い酒  海の恵みと 山の幸 ひとの情けの あたたかさ  哀しみひとつ 癒されて 明日を笑顔で 生きてゆく  父のまなざし そのままに 能登はやさしや いつの日も  えにしの糸に 紡がれて 出逢えた今日の 嬉しさよ  母のぬくもり そのままに 能登はやさしや いつの日も  能登はやさしや つちまでも
紅い海峡黒木美佳黒木美佳田久保真見岡千秋伊戸のりお女の胸の 谷間(あいだ)には 涙をためた 海峡がある 渡る渡れぬ この想い あなたに届ける 連絡船(ふね)はない 心の傷から 流れる雫に 染まれば そこは そこは 紅い海峡  ゆびきり切って 針千本 小指をきつく 噛んでみました あなた誰かを 抱いたなら ほんとに飲ませて しまうから 心の傷から 流れる雫で 手紙を 書けば それは 紅い恋文  死んでもいいと 思うほど 哀しいときは 笑ってみます 結ぶ結ばぬ この恋は 儚く消えゆく 波の花 心の傷から 流れる雫で くちびる 染める そこは 紅い海峡
みそぎ池黒木美佳黒木美佳田久保真見岡千秋伊戸のりお愛と云う名の 見えないものに いのちを賭けたい 女がひとり 女がひとり 江田神社から 左へゆけば ここはここは ここはここは みそぎ池 愛することが いけないことなら 私はずっと 穢(けが)れた ままでいい  黄色睡蓮 咲き乱れてる 水面に心を 映してみます 映してみます 瞳を閉じた 白鷲一羽 ここはここは ここはここは みそぎ池 私にできる 禊(みそぎ)があるなら 涙でそっと 心を あらうこと  黄泉(よみ)の国へと 行くことさえも あなたのためなら 怖くはないの 怖くはないの 江田神社から 左へゆけば ここはここは ここはここは みそぎ池 愛することが いけないことでも 私はずっと あなたを 愛します
津軽海峡島あきの島あきの円香乃原譲二伊戸のりお空より青い 海峡だから こらえた涙が こぼれます 遥かに見える その先は 波 また 波の 北の町 そこにあなたは いるのでしょうか 風も鳴いてる 津軽海峡  忘れることが できないなんて どうして消したら いいですか あなたを探し 訪ねれば ヒュル ヒュル ヒュルと 風の声 二度と逢う日は ないのでしょうか こころ乱れる 津軽海峡  海鳥一羽 潮路に揺れて 見えて隠れて どこへ行く 佇む港 影ひとつ チラ チラ チラと 雪が舞う いつかいつしか 会えるでしょうか 未練波立つ 津軽海峡
こころの故郷島あきの島あきの円香乃原譲二伊戸のりお今は小さな つぼみでも いつか大きな 花になる 雪も無いのに この街は 心シンシン 寒いけど 泣かないよ… 花咲き帰れる その日まで  電話してくる 母さんは いつも優しい 笑い声 今も自分の 身体より 遠い私を 気づかって ありがとう… 心配ばかりを かけるけど  一人暮らしは 淋しいね だけど頑張り 負けません 広い都会の 真ん中で お国訛りが 懐かしい 待っててね… 忘れちゃいないよ 故郷(ふるさと)は
みれん岬松原のぶえ松原のぶえ原譲二原譲二伊戸のりお過ぎたあの日に 戻れない 知っていながら 振り返る 未練 未練 未練の岬 思い切りなと 岩を打つ 波のしぶきも 泣いて散る  愚痴も言わずに こぼさずに 捨てて来たのに それなのに 未練 未練 未練の岬 瞼(まぶた)に浮かぶ 優しさが 忘れませんと 光る星  夢も見ました 幸せの 紅い糸なら 今もある 未練 未練 未練の岬 波路(なみじ)遥かな その先に 燃える夕焼け 赤々と
女の明日松原のぶえ松原のぶえ原譲二原譲二伊戸のりお私が選んだ 道だから 決してくじけて 泣いたりしない 辛くても 生きてるからには つまずく時も 一度や二度は あるものよ こんな運命(さだめ)に 添いながら  私が選んだ 人だから 苦労承知で 暮らした月日 振り返る 別れてしまえば 他人のはずが 雨の降る日は 風の夜(よ)は 何故か今さら 気にかかる  私が選んだ 明日には きっと幸せ なれますように 信じたい 迷いこころは 浮き世の川に 悔いは残さず 出直して 強い女で 生きてゆく
じょっぱり よされ長山洋子長山洋子内藤綾子西つよし伊戸のりおあんたでなけりゃ 女を棄てる 罪にあらがう 涙は二度と 流しはしない 七里長浜(しちりながはま) 人影もない 西風(かぜ)は凍(こご)えて 夜通(よどお)し騒ぐ 盗(と)る気はないが 返す気もない 太棹 バチは 糸切る なじる じょっぱり よされ 死んでやる あんた以外は 欲しくない 譲らない  津軽びいどろ ランプを灯し うぶ毛剃(そ)るたび 頬さえ痩せて くちびるを噛む 紅をさす指 逢いたさ急(せ)かす 波は牙むく 止(よ)しなと吠える たかが恋ごと されど命よ 三味線(しゃみ)の音(ね) 心 揺さぶる 泣かす じょっぱり よされ 死んでやる あんたでなけりゃ 生きている 意味がない  盗る気はないが 返す気もない 太棹 バチは 糸切る なじる じょっぱり よされ 死んでやる あんた以外は 欲しくない 譲らない
恋・三味線長山洋子長山洋子Q太ミネタカシ・補作曲:岡千秋伊戸のりおあんたにいっぱい 夢賭けて あんたにたくした 一の糸 夢は見るもの 食べるもの 一緒に居(い)れば それで良(い)い チョット待ってよ そこんとこ チョット待ってよ そこんとこ いつも悲しい アン アアンアンアン 涙の 恋・三味線(しゃみせん)  あんたにいっぱい 恋をして あんたに賭けた 三の糸 恋はするもの 遊ぶもの 騙(だま)してくれれば それで良(い)い チョット待ってよ そこんとこ いつも切ない アン アアンアンアン 涙の 恋・三味線(しゃみせん)  あんたにいっぱい 騙(だま)されて あんたに流した この涙 どうせ二人は 結ばれぬ 二の糸 邪魔する 奴がいる チョット待ってよ そこんとこ チョット待ってよ そこんとこ いつも泣いてる アン アアンアンアン 涙の 恋・三味線(しゃみせん)
大阪みれん花男石宜隆男石宜隆円香乃大谷明裕伊戸のりお淀の流れに 逆らって あなたは東へ 行くと言う きっと女の 涙など 夢見る男にゃ ただの水 風が 風が冷たい 大阪みれん花  ついて来るかと 言われたら すべてを投げ出し 行くけれど そんな優しい 嘘なんて はなから言えない 人だから 追えば 追えば切ない 大阪みれん花  窓で春待つ 水仙は 二人で選んだ 白い花 そっとうつむく 花びらが おまえのようだと 微笑んだ あなた あなた恋しい 大阪みれん花
最後のジェラシー男石宜隆男石宜隆円香乃大谷明裕伊戸のりお夕暮れ間近の 公園通り 一人駆け込んだ 小雨のカフェテラス ドラマでよく見る 気まずい場面 あなたとこんな所で 逢うなんて 気づかない振りをして あげても良いけど あんまり幸せな 顔しているから チクリ…バラの棘 心に刺さって 思わせぶりに 名前を呼んだ 最後のジェラシー…  あなたの隣で 微笑む女(ひと)は 白いエプロンの 香りがしてくるわ 私が選んだ ルビーのピアス 彼女の耳で 優しく揺れていた 幸せの邪魔をする つもりもないけど 突然理由(わけ)もなく 憎らしくなって ポツリ…別れ際 「またネ」と囁き 思わせぶりに その手に触れた 最後のジェラシー…  愛なんて重たくて 欲しくもないけど 小雨に濡れながら ピアスをはずせば ポロリ…強がりの 仮面がはがれて 思わずひとつ 涙が落ちた 最後のジェラシー…
二度とない人生だから大泉逸郎大泉逸郎麻こよみ大泉逸郎伊戸のりお夢を見るのに 年齢(とし)なんて 関係ないのさ 遅くない 身の程知らずと 笑われようと 後で後悔 したくない 二度とない 二度とない 人生だから  人の情けの あたたかさ 何(なん)にも出来ない ひとりでは 雨の音さえ 優しく沁みる 嬉し涙の ひとしずく 二度とない 二度とない 人生だから  無駄な寄り道 回り道 最後に笑えりゃ それでいい 弱音吐いたら 明日が見えぬ 今日の我慢が 花になる 二度とない 二度とない 人生だから
さすらいおんな花奈良彩可奈良彩可奈良原シズ江宮下健治伊戸のりお夢と言う名の 大きな荷物 背負(しょ)ったその日が 人生始発 どんな試練も 乗り越えて 決めたこの道 どこまでも 退(ひ)いてたまるか さすらい さすらいおんな花  雨のしずくも 冷たい風も 浴びて息づく 路地裏すみれ 強く根をはり 音(ね)をあげず 生きて行きます この道を 負けてたまるか さすらい さすらいおんな花  明日は今日より いい日がくると 耐えりゃ日が射す 人生暦 母の訓(おし)えを 胸に据(す)え 花が咲くまで 咲かすまで 泣いてたまるか さすらい さすらいおんな花
居酒屋・人生酒場奈良彩可奈良彩可礼恭司宮下健治伊戸のりおカナの頭(かしら)の 「い」の字を染めた 暖簾かかげて タスキがけ 寄ってらっしゃい お客さん ハイお客さん 今日の疲れを いやしゃんせ 深い懐(ふところ) 人情どころ ここは居酒屋 人生酒場  色気いの字は サテサテおいて 笑顔愛嬌 おもてなし 呑んで元気を もらい酒 ハイもらい酒 酔って苦労を 忘れ酒 男勝(まさ)りで 築いたお店 ここは居酒屋 人生酒場  顔面(めん)は割れても 素性(すじょう)は知らぬ 馴染(なじ)み一見(いちげん) 贔屓筋(ひいきすじ) 注(つ)いでほろほろ 本音酒 ハイ本音酒 受けてほのぼの 情け酒 同じ浮世の 仲間と仲間 ここは居酒屋 人生酒場
みれん節水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-水森英夫水森英夫伊戸のりお憎いひとだと 恨んでみても 追ってきました 大阪へ 訪ね 訪ねりゃ 曽根崎あたりに灯がともる なんで なんで なんで 今更 捜してなんになる いいことばかりを思い出す あぁ…みれん節  明石海峡 渡れば淡路 そこにあなたが いるという 鳴門 うず潮 さ迷う心を揺さぶれば なんで なんで なんで 今更 カモメも嗤(わら)ってる いいことばかりを思い出す あぁ…みれん節  逢えばも一度 やり直そうと 言ってくれそな 高松へ お願い神様 金刀比羅(こんぴら)さまに手を合わす なんで なんで なんで 今更 あきらめきれないの いいことばかりを思い出す あぁ…みれん節
鈴鹿峠成世昌平成世昌平久仁京介四方章人伊戸のりおどうぞ忘れて くださいと わかれ蛇の目を 差し向けた 右は近江で 左は伊勢と 鈴鹿峠のョ てっぺんあたり 杉の木立に 目かくしされて あなたを送った 去年(こぞ)の秋  赤い爪あと くっきりと 腕にのこした あの未練 枯葉舞い散る しずくに濡れて 鈴鹿峠のョ 木の根の道よ 先があるでしょ あなたの身には あきらめきれずに 諦めた  坂の下では 晴れてても 胸はなみだで 濡れそぼつ 愛はふかまり 怖れたわかれ 鈴鹿峠にョ 馬子唄ひびく おんな引き際 笑顔でいたが 土山宿にも 雨が降る
ふるさと銭太鼓成世昌平成世昌平久仁京介四方章人伊戸のりお花の匂いと 風わたる ふるさと一番 あかね空 故郷(くに)を出るとき 描いた夢は 忘れちゃいない 心に抱きしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  イロハ習って ハが抜けて 仕事もはみだし イロばかり 恋にもまれて 疲れてくれば 欲しくもなるよ 心のやすらぎ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  夢でいいから 欲しいもの お金のなる木と いい女房 恋の惚の字を 実らせるのは 男の甲斐性と 心に刻んで ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  路地に出てみりゃ 月が照る ふるさと思えば また元気 女房もらって 子供ができて 叶えた夢なら 心をひきしめ ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓  ジャンジャンふるさと 銭太鼓 ジャンジャンジャンときて 夢太鼓
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
上州やぶれ笠山内惠介山内惠介松岡弘一水森英夫伊戸のりお左手(さで)に榛名(はるな)で 右手(ゆんで)に赤城 笠に枯れ葉の 上州路(じょうしゅうじ) 峠越えれば おさよの故郷 逢いたさ募って 高峰(たかみね)仰ぎゃ はぐれ鳥かよ エエ… 一羽翔ぶ  義理の喧嘩で 凶状(きょうじょう)持ちが 一世一代(いっせいちだい) 吐(つ)いた嘘 好いた女房に 三行半(みくだりはん)を むりやり押し付け おさらばすれば 待っているよと エエ… 声かかる  流れ流れて 三年三月 笠も疲れた 関八州(かんはっしゅう) 今じゃこわもて 赤鬼三次 おさよ飯炊く 煙を見れば 鬼の涙が エエ… 止まらない
そよ風に唄えば山内惠介山内惠介高畠じゅん子水森英夫伊戸のりおさそわれて そよ風に 頬を くすぐる バニラの香り 子犬も おしゃれして すましてる それが この街 笑顔が あふれる 午後のカフェ ギャルソンも 唄いだすよ  レモン色 ショーウィンドウ のぞく 私を 若葉がみてる 歩けば いいことが ありそうな それが この街 きのうの 景色も 衣更え スニーカー 踊りだすよ  みあげれば 青い空 なんて すてきな 恋人達よ 元氣に してくれる プレゼント それが この街 花屋も パン屋も こんにちは 腕をふり 歩きだすよ
君に逢いたい氷川きよし氷川きよし保岡直樹桧原さとし伊戸のりお若葉(みどり)まぶしい ポプラの並木 おもかげ訪ねて ひとり札幌へ 赤いレンガの 懐かしい街 花咲く大通り… 何処にいるのか あの日の君は 涙ぽろぽろ 君に君に君に逢いたい  展望台から 見渡す夜景 きらめく切なさ ひとり函館で もしも逢えたら やり直せたら 倖せあげたいよ… 噂たよりに さすらう旅路 星がふるふる 君に君に君に逢いたい  夢を抱きしめ 列車に乗れば おもいで本線 ひとり旭川 はるか大雪山(たいせつ) 夕陽に燃えて 飛びたつ渡り鳥… 窓の景色も 秋から冬へ 雪もちらちら 君に君に君に逢いたい
勝負の花道~音頭氷川きよし氷川きよし朝倉翔四方章人伊戸のりお走り出したら 愚痴など言うな 心の迷いは 置いて行け ここが出番と 舞台に上がりゃ 誰もあるんだ 花道が 人生この世は一番勝負 天下無双のーーーア、ヨイショ! 道をゆけ  勝った負けたと まだまだ言うな 幕引き御免だ 早すぎる 根性 七坂 も一つ越えて 見えてくるのさ 頂上(てっぺん)が 人生一筋 己と勝負 天下晴れてのーーーア、ヨイショ! 人(ひと)になれ  冬の辛さを 嘆くな泣くな 苦労の花咲く 春を待て 狭い日の本 漕ぎ出す船で 海路(みち)は亜細亜へ 世界へと 人生双六(すごろく) とことん勝負 天下無敵のーーーア、ヨイショ! 疾風(かぜ)とゆけ
日豊本線池田輝郎池田輝郎鈴木紀代水森英夫伊戸のりお小倉駅から 列車に乗れば おまえの面影 また浮かぶ 惚れているのに 倖(しあわ)せを やれずじまいで 別れた二人 にがい涙がこみあげる 悔やみ切れない 日豊(にっぽう)本線  はぐれカモメが 海辺に一羽 おまえと重なる やるせなさ 言葉足らずの 行き違い 胸で詫(わ)びても 届きはしない 過ぎたあの日の想い出を 拾い集める 日豊本線  桜島から 煙がのぼる 炎は俺にも 残ってる つらいせつない この胸に 熱い勇気が 燃えたぎるのさ 二人ほほえみ合える日の 夢が土産(みやげ)の 日豊本線
椿の咲く港大沢桃子大沢桃子仲村つばき仲村つばき伊戸のりお女心が 色づくような 赤い椿は 恋の花 何もいらない あなたがいれば 夢を浮かべた 珊琥島(さんごじま) 恋しい… あなた 椿の咲く港  寒さ堪(こら)えて 色づくような 赤い椿は 恋の花 今度逢えたら 打ち明けたいと 祈る月夜の 恋し浜 待ちます… あなた 椿の咲く港  想い焦がれて 色づくような 赤い椿は 恋の花 抱いて下さい 一途な想い にじむ灯台 碁石岬(ごいしざき) 逢いたい… あなた 椿の咲く港
金の鯱さん大沢桃子大沢桃子仲村つばき仲村つばき伊戸のりお尾張名古屋は 城で持つ<トコドッコイ> 釣ってみたいな 釣ってみたいな 金の鯱(しゃちほこ)さん<だがね ヤレ そうだがね> 天を仰いだ 天を仰いだ 晴れ姿 <トコドッコイ ドッコイショ トコドッコイ ドッコイショ>  尾張名物 数あれど<トコドッコイ> 答え尋ねりゃ 答え尋ねりゃ 金の鯱(しゃちほこ)さん<だがね ヤレ そうだがね> 華は栄(さかえ)で 華は栄で 夢大須(ゆめおおす) <トコドッコイ ドッコイショ トコドッコイ ドッコイショ>  尾張街道 船で行く<トコドッコイ> 旅の行方は 旅の行方は 金の鯱(しゃちほこ)さん<だがね ヤレ そうだがね> 宮の熱田(あつた)で 宮の熱田で 手を合わす <トコドッコイ ドッコイショ トコドッコイ ドッコイショ>  尾張平野は 黄金(こがね)色<トコドッコイ> 見たい会いたい 見たい会いたい 金の鯱(しゃちほこ)さん<だがね ヤレ そうだがね> 木曽は流れて 木曽は流れて 実を結ぶ <トコドッコイ ドッコイショ トコドッコイ ドッコイショ>
ラブ・アゲイン純烈純烈石原信一幸耕平伊戸のりお髪が伸びたね君は 今もきれいだね すぎた過去(むかし)が 急によみがえる あれからどれくらい 時は流れて行ったのだろう アカシア並木 その下で 君に会うなんて 言葉に詰まる いとしさに きらり 愛がこぼれる  いつも花屋の前で 君は立ち止まり 部屋に一輪 抱いて帰ったね やさしい微笑みに 僕は甘えてばかりだったね アカシア並木 たそがれが 影を近づける わずかに触れる 肩先に ゆらり 愛がこぼれる  街の灯りがともる 風がすり抜ける うるむ瞳よ 離れないでくれ あの日のくちづけを もしも二人が交し合えたら アカシア並木 この街は 甘くせつなくて 涙が描(えが)く ものがたり はらり 愛がこぼれる
なみだの峠朝花美穂朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお何を好んで 手離す母が どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を 雨降れば 雨に泣き 風吹けば 風に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠  何度死のうと思ったことか でもひと目 ひと目おまえに会うまでは そしてひとこと詫びたくて そんな想いで 母は今日も生きているのです  針でこの身を 突き刺すよりも 会えぬ辛さは なお痛い この春で もう七歳(ななつ) 母知らぬ 不憫(ふびん)さを あゝ、あゝ遠い町 いかにおまえは 凌(しの)いでいてか  神さま仏さま こんな母でも 夢見ることが許されるなら どうか、あの娘(こ)を守ってやっては もらえないでしょうか  何もいらない 暮らせるならば ひとつおまえと 屋根の下 花咲けば 花に泣き 星見れば 星に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠
伯耆大山朝花美穂朝花美穂さとうしろう宮下健治伊戸のりお碧(あお)い日本海(たいかい) 空仰ぎ 威風堂々 大山は 耐える風雪 男山 厚き断崖 どこか似ている人生と ああ…たくましい 伯耆富士  遙か遠くに 隠岐(おき)の島 きょうも聞こえる 大漁歌 境漁港(みなと)の 男船 やがて浮かぶは イカ釣り船の迎え灯(び)よ ああ…なつかしい 伯耆富士  淡い夕陽(ゆうひ)に 照らされて 旅人癒(い)やす 神の山 あなた呼びたい 見降ろせば ゆれて松風 砂浜ふたり弓ヶ浜 ああ…美しい 伯耆富士
なみだの峠(台詞ロング・バージョン)朝花美穂朝花美穂原文彦宮下健治伊戸のりお何を好んで 手離す母が どこにおりましょう 乳飲(ちの)み子を 雨降れば 雨に泣き 風吹けば 風に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠  こんな母をおまえはずい分と恨んでいるでしょうねぇ いくら大人の理由(わけ)があろうとて そんなものおまえにゃ関係ないもんねぇ 何度死のうと思ったことか でもひと目、ひと目おまえに会うまでは そしてひとこと詫びたくて そんな想いで 母は今日も生きているのです  針でこの身を 突き刺すよりも 会えぬ辛さは なお痛い この春で もう七歳(ななつ) 母知らぬ 不憫(ふびん)さを あゝ、あゝ遠い町 いかにおまえは 凌(しの)いでいてか  今さら会いたいなんて…私のわが儘(まま)でしょうか いいえ私なんかどうなったっていいんです どんな想いであの娘(こ)は暮らしているのでしょうか それが、それが気がかりで お~い!お~い!もう一度しっかと抱きしめて まっ直ぐに、ただまっ直ぐに生きておくれと 母は伝えたいのです  何もいらない 暮らせるならば ひとつおまえと 屋根の下 花咲けば 花に泣き 星見れば 星に泣き あゝ、あゝ会いたくて 一夜一夜(いちやいちや)が なみだの峠
あなたの女吉村明紘吉村明紘たかたかし徳久広司伊戸のりお世間のひとは 陰口で 悪いひとだと いうけれど だけど私に やさしいひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ  おまえがそばに いてくれる だから明日も 生きられる いって私を いたわるあなた 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 捧げる女の 女のまごころ  短気はやめて ぜったいに 生きてくことが 下手なひと どこか私に 似ているひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ
女心のブルース吉村明紘吉村明紘たかたかし徳久広司伊戸のりお暮れてさみしい 港町 行けばせつなく 明かりが灯る 北の港で見たという あなたをひとり 追いかけて 噂たずねる 相馬 塩釜 石巻  窓のガラスが 曇るのは 恋のみれんか ため息なのか 北の港はふるさとか あなたをさがし 追いかけて 噂たずねる 雄勝(おがつ) 陸前 大船渡  何処へ行ったら 逢えるのか カモメみたいな やさしい瞳 北の港を流れてる あなたを今日も 追いかけて 噂たずねる 宮古 釜石 気仙沼
夜霧よ今夜も有難う三山ひろし三山ひろし浜口庫之助浜口庫之助伊戸のりおしのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜も有難う  夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと云うのさ 夜霧よ今夜もありがとう
東京の灯よいつまでも三山ひろし三山ひろし藤間哲郎佐伯としを伊戸のりお雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろか あゝ 東京の灯よ いつまでも  すぐに忘れる 昨日もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若い心の アルバムに あゝ 東京の灯よ いつまでも  花のくちびる 涙の笑顔 淡い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー あゝ 東京の灯よ いつまでも
片恋酒三山ひろし三山ひろし小川道雄酒田稔伊戸のりお好きで呑んでる お酒じゃないわ ひとりが淋しい 片恋酒よ 遊び上手(じょうず)な あなたでも 噂を聞く度(たび) 逢いたくて つらいのよ つらいのよ バカな女と 言われても 忘れられない 恋だから 面影グラスに 忍び泣く  荒(あ)れた生活(くらし)の 今日この頃は 酔う程未練が 身にしみるのよ 夢で激しく 燃えるより やさしい強さで 抱きしめて 欲しいのよ 欲しいのよ バカな女と 言われても 忘れられない 恋だから 面影グラスに 忍び泣く  「あなた命」……と ボトルに書いて 心に注(つ)ぎたす 片恋酒よ 愛の傷あと 痛む夜(よ)は いい事ばかりを 思い出し 生きるのよ 生きるのよ バカな女と 言われても 忘れられない 恋だから 面影グラスに 忍び泣く
人生の並木路三山ひろし三山ひろし佐藤惣之助古賀政男伊戸のりお泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けば幼い ふたりして 故郷を捨てた 甲斐がない  遠いさびしい 日暮の路で 泣いて叱った 兄さんの 涙の声を 忘れたか  雪も降れ降れ 夜路の果ても やがてかゞやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路
人生一路三山ひろし三山ひろし石本美由起かとう哲也伊戸のりお一度決めたら 二度とは変えぬ これが自分の 生きる道 泣くな迷うな 苦しみ抜いて 人は望みを はたすのさ  雪の深さに 埋もれて耐えて 麦は芽を出す 春を待つ 生きる試練に 身をさらすとも 意地をつらぬく 人になれ  胸に根性の 炎を抱いて 決めたこの道 まっしぐら 明日にかけよう 人生一路 花は苦労の 風に咲け
歌謡劇場 大利根無情三山ひろし三山ひろし猪又良長津義司伊戸のりお利根の利根の川風 よしきりの 声が冷たく 身をせめる これが浮世か 見てはいけない 西空見れば 江戸へ江戸へひと刷毛(はけ) あかね雲  「佐原囃子が聴こえてくらァー想い出すなァ…、 御玉ヶ池の千葉道場か うふ…。 平手造酒 も、今じゃやくざの用心棒 人生裏街道の枯落葉か。」  義理の義理の夜風に さらされて 月よお前も 泣きたかろ こゝろみだれて 抜いたすすきを 奥歯で噛んだ 男男泪(なみだ)の 落し差し  「止めて下さるな、妙心殿。落ちぶれ果てても 平手は武士じゃ男の散りぎわだけは知って居 り申す。行かねばならぬ、そこをどいてくださ れ、行かねばならぬのだ。」  瞼(まぶた) 瞼ぬらして 大利根の 水に流した 夢いくつ 息をころして 地獄まいりの 冷酒のめば 鐘が鐘が鳴るなる 妙円寺(みょうえんじ)
骨まで愛して三山ひろし三山ひろし川内康範北原じゅん伊戸のりお生きてるかぎりは どこまでも 探しつづける 恋ねぐら 傷つきよごれた わたしでも 骨まで 骨まで 骨まで愛して ほしいのよ  やさしい言葉に まどわされ このひとだけはと 信じてる 女をなぜに 泣かすのよ 骨まで 骨まで 骨まで愛して ほしいのよ  なんにもいらない 欲しくない あなたがあれば しあわせよ わたしの願いは ただひとつ 骨まで 骨まで 骨まで愛して ほしいのよ
あゝ田原坂三山ひろし三山ひろし高橋掬太郎山口俊郎伊戸のりお雨はふるふる 人馬はすすむ かわい稚児(ちご)どんが ぬれて行く あゝ散るが花かよ 田原(たばる)坂  下げた血刀 笑うて振れば 風にとぶとぶ 乱れ雲 あゝ屍(かばね)さらすか 田原坂  我が胸の 燃ゆる思いに くらぶれば けむりはうすし 桜島山  どこで散ろうと 男の生命(いのち) 啼くな雲間の 時鳥(ほととぎす) あゝつきぬ恨みの 田原坂
東京の花売娘三山ひろし三山ひろし佐々詩生上原げんと伊戸のりお青い芽をふく 柳の辻に 花を召しませ 召しませ花を どこか寂しい 愁いを含む 瞳いじらし あの笑くぼ ああ 東京の花売娘  夢を見るよに 花籠抱いて 花を召しませ 召しませ花を 小首かしげりゃ 広重描く 月も新たな 春の宵 ああ 東京の花売娘  ジャズが流れる ホールの灯影 花を召しませ 召しませ花を 粋なジャンバーの アメリカ兵の 影を追うよな 甘い風 ああ 東京の花売娘
北海の満月三山ひろし三山ひろし松井由利夫大沢浄二伊戸のりおアーアーアー 波がドンと来りゃ 飛沫(しぶき)の花が 咲いた咲いたよ ニシバの胸に 叫ぶ親潮 北の涯て しみじみと 遙かにしのぶ メノコの港 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ  アイヌ絣に ぴったり附いた 銀の鱗は メノコの愛情(こころ) 思い出される イヨマンテ 噂でも 運んでおくれ シベリヤ颪 エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ  夢の帆綱を きりりと巻いて 月に捧げる コタンの祈り 荒れてくれるな オホーツク かがり火も 赫々燃えて 面影揺れる エンヤラドッコイショ ドッコイドッコイショ あゝ 北海の満月よ
野風増三山ひろし三山ひろし伊奈二朗山本寛之伊戸のりおお前が20歳になったら 酒場で二人で飲みたいものだ ぶっかき氷に焼酎入れて つまみはスルメかエイのひれ お前が20歳になったら 想い出話で飲みたいものだ したたか飲んでダミ声上げて お前の20歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増 男は夢を持て……!!  お前が20歳になったら 女の話で飲みたいものだ 惚れて振られた昔のことを 思い出してはにが笑い お前が20歳になったら 男の遊びで飲みたいものだ はしごはしごで明日を忘れ お前の20歳を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増 男は夢を持て……!!  お前が20歳になったら 旅に出るのもいいじゃないか 旅立つ朝は冷酒干して お前の門出を祝うのさ いいか男は 生意気ぐらいが丁度いい いいか男は 大きな夢を持て 野風増(のふうぞ) 野風増 男は夢を持て……!!  野風増 野風増 男は夢を持て……!!
歌謡劇場 一本刀土俵入り三山ひろし三山ひろし藤田まさと春川一夫伊戸のりお千両万両 積んだとて 銭じゃ買えない 人ごころ 受けた情の 数々に 上州子鴉(じょうしゅうこがらす) 泣いて居(お)ります 泣いて居ります この通り  「わしゃァ姐(ねえ)さんのようないい人に、めぐり逢ったのは 初めてだ、はい、はい、きっと成ります。 横綱(よこづな)になった姿を姐(ねえ)さんに見て貰います。 そしてなァ、わしゃ死んだおっ母さんの御墓の前で 立派(りっぱ)な土俵入りがしたい……」  野暮(やぼ)な浮世の うら表 教えこまれて 一昔(ひとむかし) 夢でござんす なにもかも 角力(すもう)修業も 今じゃ日蔭(ひかげ)の 今じゃ日蔭の 三度笠  「角力にゃなれず、やくざになって尋(たず)ねて見りゃこの始末。 さァ、姐(あね)さん、この金持って、早くお行きなせえまし。 飛ぶにぁ今が汐時(しおどき)だ。後はあっしが引受けました。 さァ、早く早くお行きなさいまし。 ああ、もし、お蔦(つた)はん、親子三人、何時(いつ)までも 仲良く御暮(おくら)しなさんせ。十年前、櫛(くし)、笄(こうがい)、 巾着(きんちゃく)ぐるみ、意見を貰った姐(あね)はんへ、せめて見て貰う 駒形(こまがた)のしがねえ姿の土俵入りでござんす」  御恩返(ごおんがえ)しの 真似(まね)ごとは 取手宿場の 仁義沙汰(じんぎざた) 御覧下(ごらんくだ)され お蔦さん せめて茂兵衛(もへえ)の 花の手数(でず)入り 花の手数入り 土俵入り
徒然草森若里子森若里子東逸平伊藤雪彦伊戸のりお人はみな 姿もかたちも違うけど ひとつの太陽に 照らされる 踏まれて咲いても 花は花 流れて消えても 星は星 つれづれの つれづれの 想いのままに あなたを あなたを あなたを愛せたら  人はみな 故郷(ふるさと)偲んで父母(ちちはは)に どれほど報いて 来たのでしょう この日をだいじに 温めて 錆びつく涙は 振り捨てる つれづれの つれづれの 想いのままに あなたを あなたを あなたを愛せたら  人はみな 更なる幸せ追い求め 旅人みたいに 急ぐのか ゆっくり歩きましょ 人生は 生きるも散るのも 一度だけ つれづれの つれづれの 想いのままに あなたを あなたを あなたを愛せたら
七色ネオンは女の涙芳賀誠芳賀誠麻こよみ田尾将実伊戸のりお最初は気まぐれ 遊びの恋が いつしか本気に なってた私 浮いた噂も 聞いたけど 逢えば優しさ くれた人 七色のネオンが 涙を揺らす 別れた今も 貴方(あなた)が好きよ  貴方の嘘にも 気づいていたわ 抱かれりゃ女は 許してしまう 甘い匂いが ぬくもりが 今も心に まだ残る 七色のネオンが 思い出揺らす 今夜も何故か お酒が苦い  グラスを片手に どこかの店で 誰かを口説いて いるのでしょうね 恋に別れは 付きものと 言えば淋しさ こぼれます 七色のネオンが 面影揺らす やっぱり今も 貴方が好きよ
道端に咲く花芳賀誠芳賀誠麻こよみ田尾将実伊戸のりお小雨に濡れて 道端に 名もない花が 咲いている… 思い通りに ならないあの日 夢さえも 諦めていた ひとり眠れず 泣いた夜 道端に咲く 花のように 優しく強く 生きて行きたい  微笑むように 道端に 小さな花が 咲いている… 他人(ひと)の真心 素直に受けず 意地を張り 背中(せ)を向けて来た ひとりため息 ついた夜 道端に咲く 花のように 優しく強く 生きて行きたい  他人(ひと)の真心 素直に受けず 意地を張り 背中(せ)を向けて来た ひとりため息 ついた夜 道端に咲く 花のように 優しく強く 生きて行きたい
永遠の夢ばやえいこばやえいこ本杉功大谷明裕伊戸のりお寒い朝には 恋の足音 枯れ葉舞い散る 並木路 私の胸に 近づいてくる 貴方がドアを 開けるのよ 私は腕に 抱き寄せられて 抱かれていたい 永遠(いつ)までも  人に言えない 昔の傷は 遠い日の恋 何故いつも フォトグラフを いつも見つめる 熱い想いを 抱きしめて 細い指先 息で暖め 抱かれていたい 永遠(いつ)までも  辛い別れが 今も私の 心締めつけ 泣かせるの 何処にいるのか 今もひとりか 静かな夜に 夢に見る 消えない恋の 面影に 抱かれていたい 永遠(いつ)までも
アモーレ苫小牧ばやえいこばやえいこ本杉功笠間千保子伊戸のりおそぼ降る雨の 勇払平野 一条路地裏 ネオンがゆれる 染まる夕映え 海辺のホテル 甘い香りの ハスカップ 言葉に出せず つれなくしたが あなた待ちます いつまでも アモーレ アモーレ 心が揺れる 苫小牧  北へと向かう サンロク通り 鳴くのは鳥たち ウトナイ湖畔 待つことさえも 出来ないはずが つれない雨に 濡れながら 冷えた夜空に 残り香もとめ 明日の幸せ 夢にみて アモーレ アモーレ 小雨に煙る 苫小牧  樽前山から 見る街灯り 北から暮れゆく 夕陽が熱い 渡り鳥さえ 番(つがい)じゃないか なんで私は ひとりなの 今度逢ったら 好きだと言うよ いつもあなたを 待っている アモーレ アモーレ 雪の舞い散る 苫小牧
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
俺の空松阪ゆうき松阪ゆうきやしろよう浜圭介伊戸のりお遠く果てない 夢追いかけて 人生旅する 雲になれ ありがとう ありがとう 男の魂(こころ)を 育ててくれた 俺の空だよ あゝ、あゝ俺の空  泣くも笑うも 一生ならば 苦労も笑って 越えてゆけ ありがとう ありがとう 男の涙を 叱ってくれた 俺の川だよ あゝ、あゝ俺の川  雨や風には びくともしない ふところでっかい 奴になれ ありがとう ありがとう 男の明日を 教えてくれた 俺の山だよ あゝ、あゝ俺の山 あゝ、あゝ俺の空
千年駅松阪ゆうき松阪ゆうき渡辺なつみ浜圭介伊戸のりお津軽恋しや もうすぐ春が 白い雪んこ 溶けるころだよ  お岩木山に 積もった雪が りんごの花に 姿変えたよ ひだまりに 寄り添うように 笑うあなたが 春になる 結ばれて 嬉しかったよ もう一度 逢いたかったよ 愛千年 風よ伝えて この愛は この愛は 消したりしないと  降り立つ駅は 待つ人もない 津軽を駈ける 風の音だけ それでいい 心と話す 時が一時(いっとき) あればいい 忘れたり 出来なかったよ 残されて 寂(さみ)しかったよ 愛千年 今もあなたが 恋しいと 恋しいと 伝えに来ました  結ばれて 嬉しかったよ その全て 愛しかったよ 愛千年 風よ伝えて この愛は この愛は 消したりしないと この愛は この愛は 消したりしないと
ソウルの恋三条摩耶三条摩耶新條カオル岸本健介伊戸のりおアリラン アリラン アラリヨ  あなたが 好きでした …そして この街も 別れを決めた日 ひとりで泣いた ワインを含めば 尚更に… 誰かに心が 傾きながら あなたは黙って 旅へと消えた ソウルの恋よ 私の恋よ… 忘れは…忘れは… 忘れはしない  あなたを 憎めない …それが 哀しくて ほんとにやさしい 想い出ばかり 宝石みたいに きらめいて… 幸せ今でも 咲いてるように 街では明るく ふる舞う私 ソウルの恋よ 私の恋よ… 忘れは…忘れは… 忘れはしない  最後の夜です 漢江<ハンガン>見つめ あなたと呼んだら 溢れる涙 ソウルの恋よ 私の恋よ… 忘れは…忘れは… 忘れはしない  あなた あなた あなた サラン サランヘ
ヨコハマ・レイニーブルー三条摩耶三条摩耶岸本健介岸本健介伊戸のりお通り雨です 元町あたり 軒に駆け込む うしろ影 どこか似たような あなたの背中 追えば消えてく 雨の中 あの夜も こんな夜 街の灯りも せつなく 泣いてるみたい ヨコハマ・レイニーブルー ヨコハマ・レイニーブルー 港…ヨコハマ… 傘もささずに 本牧あたり あなたの噂 探してる  夢の続きを 見せてよあなた それは儚い 夢ですね 恋は大人の パズルのようね 私ひとりじゃ 解けないわ 思い出が 泣いている マリンタワーも せつなく 泣いてるみたい ヨコハマ・レイニーブルー ヨコハマ・レイニーブルー 濡れて…ヨコハマ… 船の灯りが 夜明けに消える 私の恋も 消えてゆく  あの夜も こんな夜 街の灯りも せつなく 泣いてるみたい ヨコハマ・レイニーブルー ヨコハマ・レイニーブルー 港…ヨコハマ… 傘もささずに 本牧あたり あなたの噂 探してる
望郷乙部港窪田みゆき窪田みゆき川島いく子岡千秋伊戸のりお高波蹴散らし 日本海 ゴメが群れ飛ぶ ふるさと乙部港(おとべ) 漁場に向かう 兄に詫び 夢をチッキに 詰めこんだ あれは あれは十五の 凍る夜 涙こらえた 夜汽車(きしゃ)の窓  苦労は男の 肥しだと 呑めば優しい 親父のことば 一心不乱 働いて せかずあせらず 時を待つ 海に 海に突き出た くぐり岩 今も夕陽は 炎(も)えてるか  険しい山坂 駆け抜けた 誰が名付けた 乙部港(おとべ)の龍と 人生(たび)の支えは 鮪の岬(しびのさき) 遠くて近い 故郷(ふるさと)よ 唄う 唄う江差追分(おいわけ) 尺八(ふえ)の音に 今日も望郷 しのび酒
ブルースを歌う女窪田みゆき窪田みゆき川島いく子岡千秋伊戸のりお冬も間近の 夜更けの波止場 暗い沖見て 女がひとり すすり泣くよに つぶやくように 歌うブルース 波間でぐずる ねえ あんた… つらいのかい? 女の涙がしみついた この場所に 私も来たよ 若い頃 泣きにきた 心ボロボロ ボロボロ ボロボロ 怨み歌 風にふるえる 未練歌 聞いてあげるよ 夜明けまで  はぐれカモメも どこかへ消えて 港灯りが 寂しく揺れる 肩でため息 何度もついて 歌うブルース とぎれてかすむ ねえ あんた… こっち来な 一緒に波間のランプでも 数えよか あんたの涙 涸(か)れるまで つきあうよ 涙ポロポロ ポロポロ ポロポロ 怨み歌 風にふるえる 未練歌 聞いてあげるよ 夜明けまで  …聞いてあげるよ 夜明けまで
冬風鈴嵯峨礼子嵯峨礼子宮内たけし白川雄三伊戸のりお縁日で あなたと買った 風鈴が 軒で凍えて 揺れている ふたり暮らした この部屋も 今は虚しい 夢のあと こころのやり場に 戸惑えば すすり泣きする 冬風鈴  口紅を 拭きとるたびに 引くたびに 甘く切ない 味がする 探すぬくもり 今は無く 傷あとばかり 痛みます 独りで寝るのに 慣れなくて 耳を澄ませば 冬風鈴  想い出は 涙の中に 捨てたのに なぜか今夜も 切なくて 形なくした セーターの 糸が絡んで 恋しがる どこかであなたが 呼んだような 風のいたずら 冬風鈴 風のいたずら 冬風鈴
ほろ酔い月夜瀬戸香月瀬戸香月佐野文香西つよし伊戸のりお墨田の川を 照らす月 ゴキゲンさんだね 花火の夜は 「たまや」「かぎや」の掛け声に てんてん跳ねそな まん丸笑顔 言問橋から 江戸通り そぞろ歩きのコップ酒 乙な二人の 乙な二人の エエ ほろ酔い月夜  ひと年取って 分かること 男と女は ひとつにゃなれぬ 永遠(とわ)の契りで 縛るより 気ままに恋すりゃ この世は至福 弁天堂から 二天門 ちょいと人生語りつつ 乙な二人の 乙な二人の エエ ほろ酔い月夜  祭りの終わりの 浅草寺 好きと告げよか告げまいか 乙な二人の 乙な二人の エエ ほろ酔い月夜
愛を忘れないで瀬戸香月瀬戸香月佐野文香西つよし伊戸のりおたとえばあなたが 人生(みち)に迷って ソファーの片隅 うなだれたなら 私は黙って 紅茶をいれて あなたの心の 棘を抜きましょう この薬指の 指輪は約束 命尽きるまでと 誓った約束 忘れないで 愛を忘れないで いつでもあなたを 包んでいるから 忘れないで 愛を忘れないで 温もり分け合い 生きてるその意味を  たとえば私が 日々に追われて 苛立ちくちびる かみしめたなら あなたは静かに テレビを消して 「海辺に行くか」と ポツリ聞いてね この写真立ての あの日の幸せ 白いドレスまとい 夢見た幸せ 忘れないで 愛を忘れないで 優しい一言 それだけでいいの 忘れないで 愛を忘れないで もつれた思いを ほどいて微笑んで  忘れないで 愛を忘れないで 凍える朝にも 嵐の夜にも 忘れないで 愛を忘れないで 二人を結んだ 奇跡のひとときを
他人の背中中嶋美保中嶋美保足立貞敏中嶋美保伊戸のりおあなたの背中に 他人が見える 冷めてしまった こころが透ける 二年たらずの 恋ぐらし こんな夜更けに ドアをあけ 私を置いて どこへ行くの あなたの背中は あなたの背中は 他人顔  幸せあげると 誓ってくれた あれは気ままな 戯れ言ですか 嘘で固めた 恋ばなし 寒いベッドの 片隅で 合鍵ひとつ 悲しいわ も一度背中に も一度背中に 縋りたい  あなたの為なら 自分を捨てて ついて行けると 思っていたわ 二年たらずの 恋ぐらし こころ踊らせ 靴の音 待つ日は二度と 来ないのね あなたの背中は あなたの背中は 他人顔 あなたの背中は あなたの背中は 他人顔
風鈴哀歌中嶋美保中嶋美保足立貞敏中嶋美保伊戸のりお忘れ風鈴が 泣いている 秋の夜寒の 風の中 錆つき汚れて 見すてられ 辛くはないのか こんな夜 ちりりん ちりりん せつないよ あんたと良く似た 女が…ここに…  強い寝酒を あおる度 募る愛しさ 増す憎さ 忘れたつもりの 男なのに なんで手を振る 夢ン中 ちりりん ちりりん あいたいよ グラスの氷が こわれて…鳴いた…  忘れ風鈴の ため息が 荒れた心に 沁みるのよ どうでもいいよな この人生 今更 惜しくは ないけれど ちりりん ちりりん ひとりきり 生きなきゃならない 女が…ここに…ここに
天を駈けるビートきよしビートきよし宮内たけし平川竜城伊戸のりお光 一筋 朝日を浴びて 時代を駈け抜く 男の姿 ふんわり やわらか こだわりも 無為自然の 人の道 天の声…地の声重なる 母の声 龍が 駈け出す 龍が 駈け出す ああ 雲…今 沸き上がる  愛の架け橋 命を賭けて 誓いに生き抜く 男がひとり ゆるみも たるみも 行き過ぎも 無為自然を 追い求め 天の声…地の声重なる 父の声 虎が 駈け出す 虎が 駈け出す ああ 風…今 吹き起こる  森に青嵐 憂いを払い 幾百幾千 試練の涙 痛みも 恐れも 苦しみも 無為自然の 喜びに 天の声…地の声重なる 愛の声 天馬(うま)が 駈け出す 天馬(うま)が 駈け出す ああ 夢…今 沸き上がる
夢追い人山内惠介山内惠介仁井谷俊也水森英夫伊戸のりお夢追い人さ 男は誰でも いつか遥かな 旅にでる 風よ吹け吹け 嵐のように 俺は行くのさ 心のままに 何も怖(おそ)れる ものはない  夢追い人は 悲しい生き物 いつも孤独の 影がある 花よ咲け咲け 匂うが如く それで忘れる 恋ではないが 過去に男は 戻れない  夢追い人さ 生まれた時から 終わりない旅 今日もゆく 未来(あす)が呼ぶ呼ぶ 希望の虹が 一歩踏みだせ 信じる道を 悔いを残さず 生きるのさ
東京ジンタ美月さくら美月さくら冬弓ちひろ杉本眞人伊戸のりおこんな大きな街なのに 眠る胸さえありゃしない 夜の東京ジンタのリズム 流れ流れて星の下  泣いているよに見えるのは うまく描けない眉のせい 寒い東京酔えないピエロ 今日もおどけて笑わせる  なぜか身につく別れぐせ どうせ死ぬときゃ一人きり 雨の東京ジンタに浮かれ 歌い踊って根無し草  ビルの谷間に吹く風を よけてあたしは綱渡り ここは東京ジンタにつられ 今日も誰かがやってくる
ひとり寝まくら美月さくら美月さくらハマダテツジ杉本眞人伊戸のりお今も小さく流れてる FM ラジオをつけたまま 眠ってしまった わたしです 飲み残しのグラス 食べ残したチーズ 飲んで笑った昨夜のことが あいつと一緒によみがえる  私の好きな抱き枕 涙がそれを濡らします 私の好きな抱き枕 ひとり寝枕を濡らします  死にたいくらい好きなのに 昨夜もあいつはそっけなく 飲むだけ飲んで 朝帰り ついたままの灯り 吸い残した煙草 目覚めてみれば私はひとり 男の匂いが残ってる  あいつがくれた抱き枕 涙がそれを濡らします あいつがくれた抱き枕 ひとり寝枕を濡らします  あいつがくれた抱き枕 涙がそれを濡らします あいつがくれた抱き枕 ひとり寝枕を濡らします  (ぽろぽろ ぽろぽろ ぽろぽろ)
ふたりの始発駅一条貫太一条貫太万城たかし宮下健治伊戸のりお北は吹雪の この町で 心を温(ぬく)めて くれた奴 男の気ままな 旅なのに ついて行くわと すがって泣いた 惚れた 惚れたよ… 純なおまえと ふたりの始発駅  言えぬ過去なら 誰にでも 一つや二つは あるものさ 今まで耐えてた その涙 俺がこの手で 拾ってあげる 泣くな 泣くなよ… 情けみちづれ ふたりの始発駅  たとえ小さな 暮らしでも 笑顔の蕾(つぼみ)が あればいい 苦労のふた文字 分けあえば 軽くなるのさ あしたの旅路 決めた 決めたよ… 夢も一緒さ ふたりの始発駅
潮風列車一条貫太一条貫太万城たかし宮下健治伊戸のりお俺を見つめる その瞳 指をからめて ただ泣きじゃくる 別れに男の 泣きっ面 見せたら夕陽が 笑うだろ ふるさと本線 潮風列車 発車のベルだぜ 旅立ちだ 必ず迎えに あゝ 帰るから  海に向かって ふたりして いつか一緒に なろうと言った 夢にはまだまだ 遠いけど あの日の言葉が お守りさ ふるさと本線 潮風列車 待っててくれると うなずいた おまえの笑顔を あゝ 忘れない  汽笛鳴らして 雲を切れ 風をちぎって 明日へ走れ 東京なんかに 負けるなと あの娘(こ)が手を振る いつまでも ふるさと本線 潮風列車 真っ赤な夕陽も 泣いている 涙のしずくが あゝ しょっぱいぜ
無情の波止場原田悠里原田悠里石原信一岡千秋伊戸のりおむせぶ汽笛を おきざりに あなたの船が出る 雨の桟橋 一人立てば なにもかすんで見えない 行くなと胸に すがりつき 泣けばよかったの 涙 涙 涙 あゝ枯れても 待っていますと 叫ぶ声 無情の波止場  人にかくれた 暮らしでも 命の春でした 甘い言葉も 海の彼方 みんな消えてく幻 別れがいつか 来るようで 心おびえてた 涙 涙 涙 あゝちぎれて 白いかもめに なれたなら 無情の波止場  恋は儚い さだめだと いまさら知るなんて 雨の燈台 遥か遠く にじむ灯りが哀しい あなたと二人 海峡を 越えてみたかった 涙 涙 涙 あゝ凍えて 夢を散らした 雪になる 無情の波止場
あぶくま山脈井戸川重光井戸川重光万城たかし宮下健治伊戸のりお山にこだまの 百舌鳥(もず)の声 雲下(うんか)見おろす あぶくま山脈 夢に負けたら 男じゃないと 叱る山背よ 相馬の風よ お前は俺の 俺の心の親代わり  遥か太古の 昔より 母の大地よ あぶくま山脈 雨も嵐も 乗り越えながら 生きて来ただろ この世とやらを お前は俺の 俺の心の守り神  春はまんさく 山桜 川は雪どけ あぶくま山脈 愚痴も涙も 悩みも笑みも いつも優しく 包んでくれる お前は俺の 俺の心の故郷(ふるさと)さ
やっ奴凧井戸川重光井戸川重光万城たかし宮下健治伊戸のりお青い空でも 雨は降る それが人生 ぬかる道 苦労あしたの 肥しじゃないか… 男だったら 風うけて 俺はなりたい やっ奴凧  夢という名の 玉手箱 見てるだけでは 能がない 殻を破って 行こうじゃないか… 急(せ)かず騒がず 時をまつ 明日を見上げる やっ奴凧  渡る世間にゃ 鬼がいて 頭出したら たたかれる そこが男の 勝負じゃないか… 夢をこの手で 掴むまで 上がれ天まで やっ奴凧
飯田線小沢あきこ小沢あきこ幸田りえ合田道人伊戸のりお町を見守る 風越山(かざこしやま)が 何も変わらず 迎えてくれる ひとり揺られる 飯田線 ふたりのあの日を 辿(たど)ります さつき寺から 歩いてみたら 何処かであなた 逢えるでしょうか‥  愛を語った アップルロード お菓子めぐりに はしゃいだふたり 笑顔寄り添う 飯田線 想い出ばかり 浮かびます 秘境駅から あなたの胸に 戻れる道は ないのでしょうか‥  明日を誓った 天龍峡の 赤い吊り橋 見つめています 右に左に 飯田線 心のように 軋みます いくら泣いても 恋しいあなた わたしに春は 来るのでしょうか‥
須雲川慕情小沢あきこ小沢あきこ藤原良佐乃恵介伊戸のりお恋にはぐれた 湯本路(ゆもとじ)は 消えぬ面影 ひとり宿 月のあかりの 湯舟に抱かれ そっと名を呼ぶ 切なさを あなたわかって くれますか 瀬音悲しい 瀬音悲しい 須雲川  窓の向こうの 笹音に 慕情(おもい)よりそう なさけ宿 流れ清(さや)かな 玉簾(たまだれ)の滝 みれん深めて 涙ぐむ 女ごころを うらみます あなた恋しい あなた恋しい 須雲川  こころ寄せれば 泣く川面(かわも) 一夜(ひとよ)二夜(ふたよ)と こころ宿 湯気に隠した 女のなみだ 何も知らずに 泣く千鳥 あなたもう一度 逢いに来て 恋も揺れます 恋も揺れます 須雲川
孔雀の純情川野夏美川野夏美喜多條忠弦哲也伊戸のりお歩いて歩いて 港のあかり 小雨に打たれて 孔雀は泣いた あなたとふたりで いた時は 世界で一番 幸せでした  瑠璃色(るりいろ) 金色 輝く羽根で こころを拡げて みせました 瑠璃色 金色 淋しい羽根は さよなら背中で 聞きました  最後の最後は ケンカもせずに 抱いてももらえず 汽笛を聞いた 孔雀は涙も 流さない 冷たい鳥だと 思ってますか  瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 想い出色の さよなら背中で 聞きました  瑠璃色 金色 哀しい羽根は 一本残さず 抜きました 瑠璃色 金色 涙の羽根が あなたの背中に 散りました
北海かもめ松本きよみ松本きよみ東逸平伊藤雪彦伊戸のりお男は海峡 女はかもめ 波間に(あした)が 浮き沈み 惚れたらあかんと 泣き泣き惚れて あんたの海に 流された つばさ折れても エイヤっとね もう離さない  女はいつでも 男に死ねる いのちを賭けてる 恋ならば 惚れたらあかんと 世間が止めた 聴く耳持たず 追いかけた はぐれ昆布が エイヤっとね 襟巻がわり  あんたが怒涛(しぶき)に ど突かれたって わたしが優しく してあげる 惚れたらあかんと 三年過ぎた 死ぬまで暮らす ふたり船 海よ許して エイヤっとね 北海かもめ
父娘うた西川ひとみ西川ひとみ原文彦宮下健治伊戸のりおおんなだてらに 故郷(くに)出てきたが 胸にさわぐは 父の声 錦飾れる その日まで 二度と敷居は またぐなと あれは十九歳(じゅうく)の春弥生(はるやよい) あゝ春弥生(はるやよい)  泣くな泣くなと わたしをあやす 父が泣いてた 日暮れ坂 母を知らない 幼子(おさなご)が 父の背中で 聴いたうた 今も聴こえる子守うた あゝ子守うた  千里万里を 行くことよりも 背なに重たい 親の恩 それを承知の 親不孝 詫びる都の 十三夜月(じゅうさんや) ひとり今宵(こよい)も手をあわす あゝ手をあわす
恋した人だから西川ひとみ西川ひとみ万城たかし宮下健治伊戸のりおさよならするのは つらいけど いつかはきっと また逢える 淋しくなったら 夜空の星と 思い出っぱ かき集めるの だってだって だってあなたは 恋した人だから  幸せだったわ ほんとなの 未練がひとつ 置きみやげ も一度あなたに 逢うそのときは 素直でかわい い子で待つわ だってだって だってあなたは 恋した人だから  どんなに離れて くらしても あなたの噂 聞くでしょね 思いはちかくて 心はとおい 忘れたはずでも 忘れちゃいない だってだって だってあなたは 恋した人だから
高嶺の色女藤みえこ藤みえこ数丘夕彦宮下健治伊戸のりお十六夜紅月 極楽通り 花魁道中 どなたのもとへ 花街吉原 心はせめて たったひとりに ささげます わちきに惚れるは よしなんし エーよしなんし 高嶺の花の色女(おんな)でありんす  貧しさ恨んで 峠を越えた 逆巻く吹雪よ 売られたこの身 それでもふるさと 恋しやいまも 月が窓辺に またにじむ わちきにあわれみ よしなんし エーよしなんし 高嶺の花の色女(おんな)でありんす  日差しもやさしく ふくらむ蕾 おまえも春待つ 隅田の桜 一途な男と 女の涙 年季明けたら 飛んでゆく 浮気もその気も よしなんし エーよしなんし 高嶺の花の色女(おんな)でありんす
紅の雨山口ひろみ山口ひろみ伊藤美和桧原さとし伊戸のりお初めてあなたに 誘われた 旅は別れの 意味ですね 花のいのちは 短いけれど あなたの胸で 咲けるなら 悔やみはしない 添えぬとも… 花びら ひらひらと ひらひら染める 紅(べに)の雨  私の代わりに 泣くような きしむ廊下の 隠れ宿 湯気の向こうに 別れの明日(あす)が 待ってるようで 切なくて 湯船に涙 こぼれます… 花びら ひらひらと ひらひら散らす 紅(べに)の雨  せせらぎ聞こえる 部屋の窓 覗(のぞ)く月さえ 紅い夜 結び直した 浴衣の帯で 二人の未来 もう一度 ほどけぬように 結びたい… 花びら ひらひらと ひらひら燃やす 紅(べに)の雨
振り向いて山口ひろみ山口ひろみ伊藤美和桧原さとし伊戸のりお振り向いて どうか ひと目でいいから お願い 振り向いて どうか 涙が出るから お願い いつもあなたを 見ているの ずっとあなたを 見ているの どうして私じゃ 私じゃいけないの 振り向いて どうか こんなに あなたが 好きなの  振り向いて どうか 夢でもいいから お願い 振り向いて どうか 切なくなるから お願い いつもあなたは 知らんぷり 知ってるくせに 知らんぷり どうして私に 私に冷たいの 振り向いて どうか 誰より あなたが 好きなの  いつもあなたを 待ってるの ずっとあなたを 待ってるの どうして私じゃ 私じゃいけないの 振り向いて どうか こんなに あなたが 好きなの こんなに あなたが 好きなの
夜明けの波止場井上由美子井上由美子高橋直人矢崎一雄伊戸のりお霧を裂くよに 汽笛が響き 船が出てゆく 夜明けの波止場 啼(な)いて… 啼いて後(あと)追う 一羽のカモメ あれは私の 心です ついて行(ゆ)きたい 港女の未練です  沖の灯台 灯(あか)りが消えて 夢も凍(こご)える 夜明けの波止場 風に… 風に震えて ちぎれた涙 あれは私の 心です すがりつきたい 祈る女の未練です  いくら呼んでも 戻っちゃ来ない 恋は儚い 夜明けの波止場 誰が… 誰が捨てたか 波間の花よ あれは私の 心です めぐり逢いたい 港女の未練です
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
水の月井上由美子井上由美子円香乃岡千秋伊戸のりお流れましょうか 月夜の舟で 二人戻れぬ 地の果てに 添えぬ運命(さだめ)の 着く先は 知っていました 始めから… 蒼い水面に 淋しく揺れる あなた 儚い 水の月  盗みましょうか あなたのことを そっと開いた 襟の中 いくら待っても 尽くしても 永遠(とわ)に心は 届かない… 一人面影 すくってみても あなた 哀しい 水の月  浮かべましょうか 別れの月を 夢をそそいだ 盃に 頬の涙は 映るのに 何故に明日(あした)は 映らない… 指の隙間を こぼれて落ちる あなた 冷たい 水の月
一点物水沢明美水沢明美いとう彩水森英夫伊戸のりお小さな町で 育っても 世界へ翔(はば)たく 人がいる 貰った人生 平凡なんて 馬鹿を言うなよ 勿体無いじゃないか 人間(ひと)は… 人間は… ひとり残らず 一点物さ 同じ生き方 アンア アア… 二人といない  走った分は 報われる 黙々走った 人がいる 零(ゼロ)まで落ちても また一(いち)めざせ 無駄は宝だ 勿体無いじゃないか 人間は… 人間は… ひとり残らず 一点物さ 稼ぐ時間は アンア アア… たっぷりあるさ  蟻んこほどに 働いて 至難に挑んだ 人がいる そいつぁー夢だと 笑われようと 匙(さじ)を投げるな 勿体無いじゃないか 人間は… 人間は… ひとり残らず 一点物さ 意地を張るより アンア アア… 器を磨け
雪に咲く花水沢明美水沢明美津田雅道保田勝紀伊戸のりお雪に足跡 残して帰る 泊まることさえ できないあなた 後姿を 見送れば 雪のすだれに さえぎられ 泣いているよな 恨むよな 積もる思慕(おもい)の 雪に 雪に咲く花  ポツリ灯った 街灯(あかり)の下を 雪のつぶてに あなたは急ぐ 別れ言葉の やさしさに すがる思慕(おもい)で 後追えば 下駄にわだちが 邪魔をして からんでもつれる 雪に 雪に咲く花  ひとり淋しい 夜更けの道は 乱れ髪さえ 芯から冷える ほんの短い 逢瀬でも こんどいつまた 逢えるやら 紅緒(べにお)凍らせ 立ち尽くす 恋は切ない 雪に 雪に咲く花
深川浪花物語川中美幸川中美幸もず唱平聖川湧伊戸のりお浪花の生まれ お転婆が もう駄目なんていうんじゃないよ 深川不動 ご利益通り 年寄り 若い衆 世話焼き揃い 甘えてご覧よ 遠慮せず 悲しい時は相身互(あいみたが)いさ  正直なのは いゝけれど みなまでいうな 解っているよ 思案の外(ほか)の色恋沙汰に 誰でも一度は躓(つまず)くものさ 任せてみないか このオレに 何とかなるさ 一息つけよ  夕闇迫る隅田川 泪の種を流してやれよ 揃いの浴衣 二人で作り 来年夏には お江戸の祭り みんなでワッショイ 観に行こう 笑顔をみせろ 泣くのはおよし
いなか侍川中美幸川中美幸もず唱平聖川湧伊戸のりおふるさと捨てゝ 悔いてると 悲しい便りをくれたひと 馬鹿ね 帰っておいでよ 意地張らず ヤケ酒 呑んでる場合じゃないわ 祭りの仕度に 要る男 いなか侍 いばっていゝよ  躓(つまず)きどうし 振り向けば 何にも無いよと 悔いたひと 馬鹿ね 私がいるのを忘れたの 縁談話がいくつもあるが どこにも行かずに待ってます いなか侍 泣くんじゃないよ  だんだん夢が 遠くなる 愚かさ知ったと 嘆くひと 馬鹿ね そろそろ 雲雀が騒ぎ出す この身に朝日をいっぱいあびて 二人でしようよ深呼吸 いなか侍 元気を出せよ 元気を出せよ
酒暦香西かおり香西かおり池田充男森山慎也伊戸のりお人の世に うまれて生きて いま幾つ 数えてみましょう 潮の満ちひき くり返しつつ 廻る地球が 住家です  しあわせに 盃を… かなしみに ぐい呑みを… 泣いて笑って 酒暦  おんなみち 片道きっぷ 握りしめ 今日また夜汽車 愛を契って わかれた方は どこを旅して いるかしら  しあわせに 盃を… かなしみに ぐい呑みを… 酔えばみれんな 酒暦  ふたりより ひとりが強い だれとなく 教えてくれた 寂しがりやに 囲まれながら わたし揺れてる いまが好き  しあわせに 盃を… かなしみに ぐい呑みを… 春夏秋冬 酒暦
悲しいけれどパク・ジュニョンパク・ジュニョン浜圭介浜圭介伊戸のりおもう終わりにしましょう 疲れた愛と もう終わりにしましょう ふたりの仲を あなたにすべてあずけ ふざけたりじゃれ合った 愛のくらし つかの間の よろこびなのね そうさよならしましょう ふたりは他人 そうさよならしましょう 悲しいけれど  もう終わりにしましょう 意地を張らずに もう終わりにしましょう これが運命(さだめ)ね 白いタンスのうえに 写真は置いてゆくわ 甘いくらし 神様の いたずらなのね そうさよならしましょう ふたりは他人 そうさよならしましょう 悲しいけれど  あなたがあなただから 今でもあなたが好き あのころの しあわせは 戻ってこない そうさよならしましょう ふたりは他人 そうさよならしましょう 悲しいけれど
恋次郎旅姿氷川きよし氷川きよし仁井谷俊也宮下健治伊戸のりおまっぴらご免(めん)と 故郷(ふるさと)捨てて 旅にでました 東海道 箱根越えれば 糸切れ凧で 風の吹くまま 東へ西へ 夢も半端な 恋次郎 明日(あす)は雨やら 明日は雨やら アアンアアンアンアン 曇りやら  七里(しちり)の渡しを 日暮れに越えりゃ 石の地蔵が 母の顔 そうは桑名の 焼ハマグリと そっと拳(こぶし)で 拭(ぬぐ)った涙 知らぬ他国の 恋次郎 なんで今更 なんで今更 アアンアアンアンアン 里ごころ  ちょっくらご免(めん)と 大手を振って 雲と道づれ 気まま旅 鈴鹿峠(すずか)こえれば 明日(あした)は草津 京の都じゃ あの娘に逢える 浮かれトンビの 恋次郎 草鞋(わらじ)結んで 草鞋結んで アアンアアンアンアン 急ぎ足
四丁目のスナック高橋樺子高橋樺子もず唱平南乃星太伊戸のりお一丁目のスナックでひと目惚れ タイプじゃないからおやめなさいと ママに忠告されたけど 打ち明けたのです「好きです」と 挙句に遊ばれ捨てられました  一丁目が駄目なら二丁目があるさ ルルル ルルル  二丁目のスナックの止まり木で 健さんみたいな人に出逢って ママに紹介されたけど 武骨で取りつく島もなく 息さえ詰まって死にかけました  二丁目が駄目なら三丁目があるさ ルルル ルルル  三丁目のスナックの馴染み客 バツ一ながらも気さくな人と ママに云われて大乗り気 自宅を訪問してみたら 子供が九人の大家族です  三丁目が駄目なら四丁目があるさ ルルル ルルル  四丁目のスナックでクラス会 十五の初恋メラメラ燃えた ママに秘密にしたいから この頃飲む時きゃお澄ましで 黙って水割りお代わりします 黙って水割りお代わりします  四丁目が駄目でもあきらめないさ ルルル ルルル
いのち歌舟泉ちどり泉ちどり東逸平伊藤雪彦伊戸のりお歌をいのちに 置き換えて 生きてきました ひとすじに 川の流れに 流されて 泣いたあの日も 懐かしい いのち歌舟 漕ぎながら  星が抱きつく 風の宿 飛ぶに飛べない 川ちどり 人はしがらみ 背に負って 明日を求めて 生きて行く いのち歌舟 漕ぎながら  水に咲く花 浮かぶ花 人が咲くのは 一度だけ どうせ咲くなら 悔いのない 夢を残して 咲かせたい いのち歌舟 漕ぎながら
温泉まんじゅう泉ちどり泉ちどり東逸平伊藤雪彦伊戸のりおごぶさたしました 手みやげは 娘が差し出す 温泉まんじゅう 想い出ふくらむ ほのぼのと 湯けむり湯の町 湯の駅で 食べたね あの頃 懐かしい  にごり湯 すまし湯 のんびりと 孫らの手を引き 温泉めぐり この世の苦労は 掛け流し 叶えることなら 天国の 父さん 誘って あげたいね  目と目が ほころぶ 茶柱に もひとついかがと 温泉まんじゅう 温泉旅行を 楽しんで 家族といっしょに 住みたいが まだまだ ひとりで 頑張れる
東京ダンシングナイトHANZOHANZOHANZOHANZO伊戸のりおここは渋谷道玄坂 街は輝き人が行き交う 生温かい風が頬つたう いろんな香り景色にみとれる 夜はネオンに包まれて 甘い刺激に心は躍る 誘われて入ればそこに 君と目が合うパッションが叫ぶ Wow 東京ダンシングナイト なんてきれいな宝石 まばゆいばかりの 思いちりばめて Wow 東京ダンシングナイト さりげなくキスをして 光るまなざしとその息で‥  ここは新宿歌舞伎町 恋のゲームに駆け引き遊ぶ ひらひらと舞う蝶々のように 視線集めて獲物を探す Wow 東京ダンシングナイト 今夜口説き落とそうか わずかな隙間に 君の手を引いて Wow 東京ダンシングナイト ラテンのリズムに酔って うねる腰つきと その肩で‥ グレーゾーンにはいれば分かれ道に迷う 君とならどこまでも wo~ Wow 東京ダンシングナイト なんてきれいな宝石 まばゆいばかりの 思いちりばめて Wow 東京ダンシングナイト さりげなくキスをして 光るまなざしと その息で‥ 夜はこれから君と paradise
眠りつく‥までHANZOHANZOHANZOHANZO伊戸のりお今日一日が終わるよ 一人になって乾杯 世間に何が起きていようと 今の私に構わない ただ貴方がどこで何してるか 知りたいそれだけ 毎夜これほど たそがれて  貴方が思うほど 私強くはないよ このままこのまま 眠りつくまで  まるで今日が昨日のように 昨日がまるで今日のように 世間に何が起きていようと 今の私はわからない ただ貴方が誰と何してるか 知りたいそれだけ 毎夜これほど たそがれて 貴方が思うかも 私を一瞬でも このまま信じて 眠りつくまで  貴方が思うほど 私強くはないよ このままこのまま 眠りつくまで
いごっそ魂GOLD LYLIC三山ひろしGOLD LYLIC三山ひろし久仁京介中村典正伊戸のりお夢じゃ夢じゃと 笑わば笑え 我がなす心は 我しか知らぬ 日本の夜明けを 手繰るため 天駆(てんか)け 海越え 地を奔(はし)る いごっそ魂 土佐 龍馬  人としてなら 太平洋か 望みはでっかく 持たねばならぬ 世界をみすえて 行く道は 一つじゃないさと 桂浜 いごっそ魂 土佐 龍馬  過去は云うなよ 未来を語れ その気で担げば 日本は軽い 理想をもとめる こころざし 成就をめざして ひとすじに いごっそ魂 土佐 龍馬
立山連峰三山ひろし三山ひろし久仁京介中村典正伊戸のりお剱岳(つるぎだけ) 尊(とうと)き峰の 風をうけ こころに花を 咲かせたい やると決めたら やろうじゃないか いまはがまんの 人生峠 見ろよ青空 雲がゆく  立山の 白雪のせた パノラマは 雄々(おお)しき宝 夢舞台 人に拒まれ あまたの苦労 越えてみがいた おとこの誉れ 待てばかがやく あすがある  富山湾 アルプスくぐる 雪解けの 清らな水を 湛(たた)えてる めぐりめぐって 生命(いのち)はめぐる 義理もなさけも 枯らしちゃならぬ 山がおしえる 生き様を
歌は我が命神野美伽神野美伽吉田旺井上かつお伊戸のりおどうしてうたうの そんなにしてまで ときどき私は 自分にたずねる 心のなかまで 土足で踏まれて 笑顔のうしろで かげ口きかれて ラララ……… ラララ……… それでも私は うたい……うたい続けなければ その胸で私の歌 うけとめてくれる あなた! あなた! あなた!……… あなたがいるかぎり  この次この世に 生まれた時にも やっぱり私は うたっているだろう 昨日のかなしみ こころに埋めて 歩こう自分で 選んだこの道 ラララ……… ラララ……… それでも私は うたい……うたい続けなければ いつの日も私の歌 待っていてくれる あなた! あなた! あなた!……… あなたがいるかぎり
がんこ船竹内誠竹内誠万城たかし宮下健治伊戸のりお海の天気は きまぐれで まるで人生 生き写し 涙雨降る 時もありゃ 荒れてこの俺 ぶんなぐる 喧嘩したって 男の漁場 ここは我慢の がんこ船  昭和生まれの この船は 親父恋しと 舵が泣く 時化で牙むく 波でさえ 酒でなだめちゃ 凪(なぎ)になる そうさ何にも 心配するな 親父ゆずりの がんこ船  旗は大漁と 風になび 唄は十八番(おはこ)の 帰港節 雲の向こうの その向こう きっと父ちゃん 見てるだろ 親父越えるにゃ まだまだだけど 俺が二代目 がんこ船
よされ三味線小桜舞子小桜舞子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお岩木おろしがヨー 吹雪にかわりゃ 女ひとり身 凍れる寒さ よされよされと 太三味線を バチで叩けば あのひと恋し 津軽小泊 鰺ヶ沢  ほつれ黒髪ヨー 情けのひと夜 追ってゆきます 地の果てまでも よされよされと はぐれた海猫が 啼けばこぼれる じょっぱり涙 七里長浜 夏泊  男抱くよにヨー 三味線抱けば 紅い焔が めらめら燃える よされよされと 舞降る雪よ 春はいつ来る おんなの胸に 十三の砂山 平舘
くれない水仙小桜舞子小桜舞子仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお愛だけに 生きてゆけたら こんなにも こんなにも 苦しまないわ おんな…ひと彩 くれない水仙 逢いたい逢えない せつなさが 人恋う涙を 教えたの  この肌に 触れた指先 忘れない 忘れない 一夜の愛を こころ…赫々 くれない水仙 女は一度 罪の道 越えたら昨日に 戻れない  何ゆえに 世間気にする この世には この世には あなたとふたり おんな…一途の くれない水仙 私は死ねます この恋に あなたは生命を くれますか
テネシーワルツを聴きながら佳山明生佳山明生林利紀岡千秋伊戸のりお秋の風が 枯れ葉を どこかへ 連れてゆく 日暮れの酒場で バーボンのグラスを 揺らしてる 恋の儚さ 愛のもろさが よみがえる まだ私を 迷わせる あなた テネシーワルツを 聴きながら 思い出と 踊ってる テネシーワルツを 聴きながら ただ愛おしく 口ずさむ 私  愛を失くす 淋しさ 誰にも わからない 移ろう気持ちが 永遠の愛だと 信じてた 恋のときめき 愛の温もり 思い出よ もう過去には 戻れない わたし テネシーワルツを 聴きながら 思い出を 抱きしめて テネシーワルツを 聴きながら ただ愛おしく 口ずさむ 私  テネシーワルツを 聴きながら 思い出を 抱きしめて テネシーワルツを 聴きながら ただ愛おしく 口ずさむ 私
涙のフィーネ佳山明生佳山明生川英雄岡千秋伊戸のりお公衆電話の 2回切り それが合図だなんて 全く以って 勝手だわ あなたを愛して いないと言えば 嘘になるけれど ずっとずっと 秘密でいたいから いやよ 愛にピリオド 涙のフィーネ 無茶は言わないで 今は壊したくない 暮らしがあるから  お酒に飲まれりゃ お人好し それがどうしたなんて 大人の子ども 馬鹿じゃない あなたの優しさ 誰より好きよ 私淋しいの もっともっと 想い出欲しいから いやよ 愛にピリオド 涙のフィーネ 愛は変わらない 今は邪魔をしないで 時間をください  ずっとずっと 秘密でいたいから いやよ 愛にピリオド 涙のフィーネ 無茶は言わないで 今は壊したくない 暮らしがあるから
ひとり淋代桜ちかこ桜ちかこ海老原秀元岡千秋伊戸のりおわかれの淋しさ 代ってほしい すがる思いで ひとり来た 秋も晩(おわ)りの 淋代(さびしろ)は その名に違(たが)わぬ 海のいろ 女のなみだで 染めたでしょうか 風が風が騒(ざわ)めく 淋代海岸  浜辺にこぼれた 小枝をだいて 鳥は渡って 来たという 命がけなど 私には 後悔ばかりが 身をせめる 私におちどが あったでしょうか 逸(はぐ)れ逸れ鳥啼く 淋代海岸  ひとりで来たのに 忘れたいのに うしろ髪引く 影法師 人を愛した 倖せは 淋しさ消えても 消え残る 心のささえに なるのでしょうか 波が波が煌(きら)めく 淋代海岸
命のかぎり桜ちかこ桜ちかこ海老原秀元岡千秋伊戸のりお遠い星空 見上げて思う 私の星は あるのかと あゝ歌を唄って ゆく道に ほんの小さな 希望があれば 私は唄う 命のかぎり  憂き世荒波 試練の道を 一緒に歩く 母がいる あゝ風の寒さは 堪えても 人の情けに 情けに泣いた 私は唄う 心をこめて  淡い星影 名もない星が 私の道を 照らしてる あゝ今も哀しみ 抱く人が せめてひと時 忘れるように 私は唄う 命のかぎり 私は唄う 命のかぎり
紙風船しいの乙吉しいの乙吉しいの乙吉しいの乙吉伊戸のりおあんたの空を 飛びたかったよ 翼に陽差しを 浴びたかったよ 夢ならひとつ 胸のポケット あんたと云う名の 宝もの 生まれついての お人好しには 恨むことなど 出来なかったよ 風に吹かれりゃ 風に吹かれりゃ 飛び続けるだけの わたし紙風船  あんたの胸で 泣きたかったよ 髪など撫ぜられ 泣きたかったよ 好きだと云われ 切なかったよ 嘘でも抱かれりゃ 熱かった 人は誰でも 夢の旅人 破片刺さった 心かかえて 風に吹かれりゃ 風に吹かれりゃ 飛び続けるだけの わたし紙風船  人は誰でも 夢の旅人 破片刺さった 心かかえて 風に吹かれりゃ 風に吹かれりゃ 飛び続けるだけの わたし紙風船
最上川慕情鈴木りえ鈴木りえ志賀大介増田空人伊戸のりお恋の左沢(あてらざわ) 情けの酒田 女ごころの 紅花のせて 船はヨヤサの 六十里 碁点(ごてん)・三(みが)の瀬(せ)・隼(はやぶさ)で 泣かぬ船頭の 眼が濡れる ヨヤサノマカセの 最上川  波の瀬の背に 涙がほろり あの娘(こ)恋しや 達者でいるか  日かげ育ちはよ 日向に弱い 袂ふるから この岸辺まで はんこたんなを 投げてくれ 春の七草 ほとけのざ 秋の七草 ひがんばな ヨヤサノマカセの 最上川  噂ひとつもよ 届かぬままに 風にめくれて こよみが細る 今日も万場で 袖絞る 窓を開ければ ひらた舟 明日を夢見て 棹をさす ヨヤサノマカセの 最上川
日日草鈴木りえ鈴木りえ志賀大介増田空人伊戸のりお無理はしないで くださいね 優しい今の 暮らしが好きよ あなたと一緒に いられるだけで しあわせ者だと 思っています 日日草 日日草 咲いて嬉しい 笑顔の花です  笑う門には 福がある 色紙の文字が ふたりを見てる わたしが寂しい 顔していたら 泣いたら駄目よと 叱ってほしい 日日草 日日草 母によく似た 気高い花です  寒い雨・風 越えるたび おもいで色の つぼみが増える 明日へ向かって 真っ直ぐ生きる ふたりに涙は 寄り付かないわ 日日草 日日草 日々是新 希望の花です
好きですサッポロパク・ジュニョンパク・ジュニョン星野哲郎中川博之伊戸のりおすきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  雪の重さに 耐え抜いた 耐え抜いた ライラックの小枝に 花が咲くころ 爽やかな風と共に 訪れる 恋の気配にふりむけば みどりに映える 赤レンガ すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  蝶は生まれて くる前に くる前に スズランとの出逢いが 決まってるのね あなたとのめぐり逢いが 始まった ニレの木陰で しのびよる 靴音を待つ 時計台 すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも  しあわせをさがしましょう 泣かないで 狸小路も 薄野も ふたりの夢の ラブロード すきですサッポロ すきですあなた すきですサッポロ すきです誰よりも すきですサッポロ
石狩挽歌パク・ジュニョンパク・ジュニョンなかにし礼浜圭介伊戸のりお海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る   燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬(ほほ)そめながら わたしゃ大漁の 網を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
襟裳岬パク・ジュニョンパク・ジュニョン岡本おさみ吉田拓郎伊戸のりお北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟(えり)裳(も)の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨ててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょうなんだよね 襟裳の春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
小樽のひとよパク・ジュニョンパク・ジュニョン池田充男鶴岡雅義伊戸のりお逢いたい気持ちが ままならぬ 北国の街は つめたく遠い 粉雪まいちる 小樽の駅に ああ ひとり残して 来たけれど 忘れはしない 愛する人よ  二人で歩いた 塩谷の浜辺 偲べば懐かし 古代の文字よ 悲しい別れを ふたりで泣いた ああ 白い小指の つめたさが この手の中に いまでも残る  小樽は寒かろ 東京も こんなにしばれる 星空だから 語り明かした 吹雪の夜を ああ 思い出してる 僕だから かならずいくよ 待ってておくれ 待ってておくれ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
大空と大地の中でパク・ジュニョンパク・ジュニョン松山千春松山千春伊戸のりお果てしない大空と 広い大地のその中で いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう 歩き出そう 明日(あす)の日に 振り返るには まだ若い ふきすさぶ 北風に とばされぬよう とばぬよう こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きることがつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ  こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 生きることがつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り生きてやれ  こごえた両手に 息をふきかけて しばれた体を あたためて 果てしない大空と 広い大地のその中で いつの日か幸せを 自分の腕でつかむよう 自分の腕でつかむよう
精霊流しパク・ジュニョンパク・ジュニョンさだまさしさだまさし伊戸のりお去年のあなたの想い出が テープレコーダーからこぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか 空の上から 約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に 流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう 私の小さな弟が 何にも知らずにはしゃぎ回って 精霊(しょうろう)流しが華やかに 始まるのです  あの頃あなたがつまびいた ギターを私が奏(ひ)いてみました いつの間(ま)にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄(あさぎ)色(いろ) わずかの間(あいだ)に年老いて 寂しそうです 約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう 人ごみの中を縫うように 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生を かばうみたいに
長崎の夜はむらさきパク・ジュニョンパク・ジュニョン古木花江新井利昌伊戸のりお雨にしめった 讃美歌の うたが流れる 浦上川よ 忘れたいのに 忘れたいのに 思い出させる ことばかり ああ 長崎 長崎の 夜はむらさき  誰かあなたを 見たという 噂話が 泣かせる波止場 おもいこがれて おもいこがれて 待てばやせます ひがみます ああ 長崎 長崎の 夜はなみだ  霧にうるんだ 眼鏡橋 そっとのぞけば あなたが見える そんな気がして そんな気がして ひとり渡れば 胸いたむ ああ 長崎 長崎の 夜はむらさき
織江の唄パク・ジュニョンパク・ジュニョン五木寛之臼井正史伊戸のりお遠賀川(おんががわ) 土手の向こうにボタ山の 三つならんで見えとらす 信(しん)ちゃん 信介(しんすけ)しゃん うちはあんたに逢いとうて カラス峠ば越えてきた そやけん 逢うてくれんね 信介しゃん すぐに田川に帰るけん 織(おり)江(え)も おとなになりました  月見草 いいえそげんな花じゃなか あれはセイタカアワダチ草 信ちゃん 信介しゃん うちはひとりになりました あすは小倉の夜の蝶 そやけん 抱いてくれんね 信介しゃん どうせ汚れてしまうけん 織江も おとなになりました  香春(かわら)岳(だけ) バスの窓から中学の 屋根も涙にぼやけとる 信ちゃん 信介しゃん うちはあんたが好きやった ばってん お金にゃ勝てんもん そやけん 手紙くれんね 信介しゃん いつかどこかで逢えるけん 織江も おとなになりました
火の国の女パク・ジュニョンパク・ジュニョンたかたかし猪俣公章伊戸のりお肥後(ひご)は火の国よ 恋の国 燃える中岳(なかだけ)よ 胸こがす 一つしかないこの命 くれというならくれてやる 熱(あつ)か 熱か こころもからだも 熱か 惚れた女(おなご)を抱きたけりゃ 火傷(やけど)かくごで 抱かんとね 抱かんとね  肥後は湯の里よ 滾(たぎ)る国 菊池 地獄谷 血がさわぐ たとえ血の底 針の山 来いというならついてゆく 熱か 熱か 情念(おもい)も涙も 熱か 恋は一生ただひとり それでよかなら 抱かんとね 抱かんとね  熱か 熱か 枕も吐息も 熱か うちはひとりじゃ よう寝れん 月にかくれて 逢いに来い 逢いに来い  熱か 熱か こころもからだも 熱か 闇を流れる火の河で うちはあんたの 夢をみる 夢をみる
思案橋ブルースパク・ジュニョンパク・ジュニョン川原弘川原弘伊戸のりお哭いているような 長崎の街 雨に打たれて ながれた ふたつの心は かえらない かえらない 無情の雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース  呼んでくれるな 俺のなまえを もどりはしないさ 昔の 気ままなこの俺 忘れてよ 忘れてよ つれない雨よ ああ 長崎 思案橋ブルース  夢は捨てたのさ 今のこの俺 じっと孤独を かみしめ お前を好きだと いってみた いってみた 冷たい雨に ああ 長崎 思案橋ブルース
四畳半の蝉あさみちゆきあさみちゆき結木瞳山崎ハコ伊戸のりおあなたに捨てられた 人生は 生きているのが 辛いから 電気も消して 布団にくるまり わたしは時々 死ぬのです 二日も三日も 何もせず 泣き声ひとつ あげないで 四畳半一間 じっとして 土に還った 蝉のように  二人の夏の日は 過ぎ去って 枯葉舞い散る 秋が来て 食事もせずに 心も置き去り 私はやっぱり 死ぬのです 朝から晩まで ひとりきり 訪ねてくれる 人もなく 四畳半一間 丸くなり 土に還った 蝉のように  羽ばたく羽さえ もうないの どこへも心 飛べないわ 四畳半一間 眠るのよ 土に還った 蝉のように
神保町あさみちゆきあさみちゆき小泉厚子山崎ハコ伊戸のりおずっとあなたが さがしてた 古本みつけた 夕まぐれ 留守番電話に 吹き込みましょか 別れて幾年(いくとせ) 未練でしょうか あなたに逢いたい そのたびに 神保町へ 来てしまう 本を百冊 読んだけど 幸せの意味 つかめぬままに  昭和レトロの 喫茶店 落書きだらけの レンガ壁 ずっと一緒と 綴った夢は 青春時代の たわむれですか あなたに逢いたい そのたびに 神保町へ 来てしまう 本を百冊 読んだけど 優しさの意味 わからぬままに  白山通りの 夕焼けが 真っ赤に染める 人の波 違う生き方 選んでも あなたへの愛 まだ燃え残る
男の証長井みつる長井みつる原譲二原譲二伊戸のりお俺の行く手を 邪魔などしても 廻れ右など するものか 何処に居ようと 男であれば 天に一点 心を磨く これぞ誠(まこと)の 男の証(あかし)  命をかけて 試練の坂を あびる火の粉(こ)に 立ち向かい 我慢重ねて 信じた道を 渡りきるまで 迷いはしない これぞ真(まこと)の 男の証(あかし)  人の情けに ほだされながら いつか笑える その日まで 熱い血潮は 消さずに生きる 決めた心に 嘘などないさ これぞ真実(まこと)の 男の証(あかし)
ふるさとの灯よ長井みつる長井みつる原譲二原譲二伊戸のりお親父よ お袋よ 達者か気になる 近頃は 若い頃から 働きずくめ 皺(しわ)も白髪も 増えたろうな 無理はするなよ これからは  親父よ お袋よ 俺等(おいら)はいつも 変わりなし 仕事帰りは 馴染みの店で お国訛(なま)りの 友達と 演歌一節 うさばらし  親父よ お袋よ いつかは親子で 水入らず 連れて行きたい 温泉めぐり 望み叶えて あげたいなぁ こんな思いで いる俺さ
ホテルサンセット内田あかり内田あかりかず翼弦哲也伊戸のりおあれはもう むかし話ね 人に言えない 恋をして 死のうなんて 思いつめた そんな時も あったわね ホテル・サンセット ティールームに あなたを見かけたの ホテル・サンセット 家族と一緒の あなたを見かけたの 燃えるような熱い日々が 切なくよみがえるのよ  髪はもう 白くなってて それが素敵に 似合ってる 命かけて 愛したひと すべては遠い 夢なのね ホテル・サンセット 陽射しの中 私に気づかない ホテル・サンセット 微笑みながら 私に気づかない これでいいのそっと消える 別離(わかれ)のあの日のように  ホテル・サンセット 時間(とき)は不思議 あなたを許してる ホテル・サンセット 戻って行った あなたを許してる 一度きりの熱い恋も 今ではセピア色なの  これでいいのそっと消える 別離のあの日のように
追憶のボレロ内田あかり内田あかりかず翼弦哲也伊戸のりおきっとあなたは 知らないでしょう 今も私が 愛してること 黄昏の街の 人ごみの中 気づけば面影 捜しているの あぁ女って 嘘がつけないの 自分の心には 嘘がつけないの 忘れるために 何度恋しても あなたしか愛せない 追憶のボレロ  きっとあなたは 幸せでしょう だから私は 逢??わずにいるの 実らない恋の 哀しみよりも きれいな私を 覚えていてね あぁ女って 夢に生きている 思い出ちりばめた 夢に生きている あなたの噂 耳にするたびに 切なさを繰り返す 追憶のボレロ  あぁ女って 過去へ旅をする も一度泣きたくて 過去へ旅をする 忘れるために 何度恋しても あなたしか愛せない 追憶のボレロ  
テネシー・ワルツ佳山明生佳山明生和田寿三・P.W.King・R.StewartP.W.King・R.Stewart伊戸のりお思い出 なつかし あの テネシー・ワルツ 今宵も ながれくる 別れた あの娘よ いまはいずこ 呼べど 帰らない  さりにし夢 あのテネシー・ワルツ なつかし 愛の唄 面影しのんで 今宵もうたう うるわし テネシー・ワルツ  I remember the night and the Tennessee walts Now I know just how much I have lost Yes, I lost my little darlin' The night they were playing The beautiful Tennessee waltz The beautiful Tennessee waltz
浮世舟富士原旭富士原旭上田しげのり富士原旭伊戸のりお小雨にけむる 湯の香が恋し 情けの傘を 二人でかざし 濡れて甘えた ぬくもりが 女心に また炎(ひ)をつける 流れて行きたい あゝ 浮世舟  窓うつ風に 灯りが揺れて 裾の乱れを 忘れるほどに 強く私を 抱きしめて 夢を見させて 女の夢を さまよいまどろむ あゝ 浮世舟  夜明けの宿に 湯煙りなびき 紅さす頬が 涙でにじむ 旅の終わりに 別れとは この身枯れても あなたが命 二人で漕ぎたい あゝ 浮世舟
美わしき郷~曽爾村~富士原旭富士原旭谷口スエノ・補作詩:上田しげのり富士原旭伊戸のりお高い山々 眺めては 村に入れば 深い谷 こんな小さな 曽爾村(そにむら)だけど 季節かわれば 花や鳥 昔とかわらず 子供の頃を 想い出させる 愛する山よ  春は桜に 夏は蝉 秋は紅葉で 山を染め こんな小さな 故郷(ふるさと)だけど 斜面ひろびろ ススキ高原(ばら) 人々集まる 鎧が岳に 和み美(うる)わし 自然の郷(さと)よ  山と川とに 抱かれて 人はそれぞれ 絆あり こんな小さな 故郷だけど 寒さ耐えぬく 冬木立 守ってくれてる 兜が岳に 心おだやか 癒しの郷よ
あなたが命三船和子三船和子たかたかし岡千秋伊戸のりおどこへ流れて 行くのでしょうか 先が見えない 憂き世川 あなただけ おまえだけ 命をかさね 生きる辛(つら)さも かなしみも わかってあげる 女房でいたい  人目しのんで 手を取り合って 泣いた日もある 夜もある あなただけ おまえだけ 死ぬまでふたり 花の咲く日も 散るときも 一緒に泣ける 女房でいたい  辛(しん)に一(いち)足し 幸せと読み 明日へ棹さす 夫婦舟 あなただけ おまえだけ 共白髪(ともしらが)まで わたしひとりの だんな様 大事につくす 女房でいたい 
ほほほのほの字~やすらぎの里~三船和子・岡千秋三船和子・岡千秋たかたかし岡千秋伊戸のりおあなたはほんとに いいひとね おまえも素敵さ かわいいひとさ 小春日和のベンチで 腕をからませて ほほほのほの字 ほほほのほの字 ほの字の二人 いい男 いい女 ロマンチックな やすらぎの里  大事なおまえを 守るから あたしはあなたの お世話をするわ 色目つかうな 知らない男(やつ)とつきあうな ほほほのほの字 ほほほのほの字 ほの字の二人 いい女 いい男 生きるよろこび やすらぎの里  この世は男と 女だけ いくつになっても 危ない関係(なか)さ 残る時間は それほど長くないけれど ほほほのほの字 ほほほのほの字 ほの字の二人 いい男 いい女 ここは陽だまり やすらぎの里
あぁ奥入瀬に雪が舞う木原たけし木原たけしチコ早苗村沢良介伊戸のりお俺の心に 寂しさ連れて 白く咲いてる おんな花 男だぜ 男だろぅ 未練を丸めて ぶつけちゃえ 静かに流れる この川は サラサラ ユラユラ 奥入瀬川に 雪が 雪が 雪が 雪が…舞う  夜の止まり木 凍(しば)れる夜は 思い出してる コップ酒 男だぜ 男だろぅ 小石を蹴飛ばし 愚痴ひとつ 忘れてしまえよ 夢なんか サラサラ ユラユラ 奥入瀬川に 雪が 雪が 雪が 雪が…舞う  吹雪く十和田に 連絡船の 別れ急かせる ドラの音 男だぜ 男だろぅ お前に逢えたら その時は 滝音(たきおと)やさしい 雪の宿 サラサラ ユラユラ 奥入瀬川に 雪が 雪が 雪が 雪が…舞う
渡り鳥木原たけし木原たけし野本高平村沢良介伊戸のりお母の泣く声 背中で聞いて 故郷(くに)を飛びでた 渡り鳥 俺の晴れ着は 道中合羽(どうちゅうがっぱ) 変わる時節は 変わる時節は アンアアアア 風にきけ あぁ渡り鳥…オロロン  惚れた女は 不幸にゃ出来ぬ 無事に暮せも 胸のうち 破れ旅笠 夕陽をよけて かくす不覚の かくす不覚の アンアアアア ひとしずく あぁ渡り鳥…オロロン  義理のしがらみ 情けの綾も 馬鹿な鴉にゃ 重すぎる 明日はどこやら 野末の空か 翼 休める 翼 休める アンアアアア 枝もない あぁ渡り鳥…オロロン
POETRY IN MOTION前川清前川清Paul Kaufman・Mike AnthonyPaul Kaufman・Mike Anthony伊戸のりおWhen I see my baby What do I see Poetry Poetry in motion  Poetry in motion Walkin' by my side Her lovely locomotion Keeps my eyes open wide  Poetry in motion See her gentle sway A wave out on the ocean Could never move that way  I love every movement There's nothing I would change She doesn't need improvement She's much too nice to rearrange  Poetry in motion Dancing close to me A flower of devotion A swaying gracefully  Whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whooooooooa  Poetry in motion See her gentle sway A wave out on the ocean Could never move that way  I love every movement There's nothing I would change She doesn't need improvement She's much too nice to rearrange  Poetry in motion All that I adore No number-nine love potion Could make me love her more  Whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whoa, whoa, whoa, whoa, whoa Whooooooooa
LITTLE DARLIN'前川清前川清Maurice WilliamsMaurice Williams伊戸のりおYa YaYaYaYa YaYaYaYa YaYa Ya  Hey, little darlin' Oh, little darlin' Oh Ho where are you My love-a I was wrong-a To try To love two A hoopa, hoopa, hoopa Kno-ow well-a That my love-a Wa-as just for you Oh only you  My darlin' I need you To call my own And never do wrong To hold in mine Your little hand I'll know too soon That all is so grand Please, hold my hand  My dear-a I was wrong-a To try To love two A hoopa, hoopa, hoopa Kno-ow well-a That my love-a Wa-as just for you Oh only you
PLEASE MR. POSTMAN前川清前川清Robert Bateman・Georgia Dobbins・William E Garrett・Frederick C Gorman・Brian HollandRobert Bateman・Georgia Dobbins・William E Garrett・Frederick C Gorman・Brian Holland伊戸のりお(Stop) Oh yes, wait a minute Mister Postman (Wait) Wait Mister Postman  (Please Mister Postman, look and see) Oh yeah (If there's a letter in your bag for me) Please, Please Mister Postman (I've been waiting such a long time) Oh yeah (Since I heard from that girl of mine)  There must be some word today From my girlfriend so far away Please Mister Postman, look and see If there's letter, a letter for me  I've been standin' here waitin' Mister Postman So patiently For just a card, or just a letter Sayin' she's returnin' home to me  Mister Postman (Please Mister Postman, look and see) Oh yeah (If there's a letter in your bag for me) Please, Please Mister Postman (I've been waiting such a long time) Oh yeah (Since I heard from that girl of mine)  So many days You passed me by See the tears standin' in my eyes You didn't stop to make me feel better By leavin' me a card or a letter  Mister Postman (Please Mister Postman, look and see) Oh yeah (If there's a letter in your bag for me) Please, Please Mister Postman (I've been waiting such a long time)  Why don't you check it and see one more time for me, you gotta Wait a minute Wait a minute Wait a minute Wait a minute Mister Postman (Mister Postman look and see)  C'mon deliver the letter, the sooner the better (Mister Postman)
LET IT BE前川清前川清John Lennon・Paul McCartneyJohn Lennon・Paul McCartney伊戸のりおWhen I find myself in times of trouble Mother Mary comes to me Speaking words of wisdom Let it be  And in my hour of darkness She is standing right in front of me Speaking words of wisdom, Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be  And when the broken-hearted people Living in the world agree There will be an answer Let it be  For though they may be parted there is Still a chance that they will see There will be an answer Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be There will be an answer Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be  And when the night is cloudy There is still a light that shines on me Shine until tomorrow Let it be  I wake up to the sound of music Mother Mary comes to me Speaking words of wisdom Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be There will be an answer Let it be  Let it be, let it be, let it be, let it be Whisper words of wisdom Let it be
STAND BY ME前川清&紘毅前川清&紘毅Ben E.King・Jerry Leiber・Mike StollerBen E.King・Jerry Leiber・Mike Stoller伊戸のりおWhen the night has come And the land is dark And the moon is the only light we'll see No, I won't be afraid Oh, I won't be afraid Just as long as you stand Stand by me  So darlin', darlin' Stand by me, oh, stand by me Oh, stand, stand by me Stand by me  If the sky that we look upon Should tumble and fall Or the mountains should crumble to the sea I won't cry, I won't cry No, I won't shed a tear Just as long as you stand Stand by me  And darlin', darlin' Stand by me, oh, stand by me Oh, stand now, stand by me Stand by me  Darlin', darlin' Stand by me, oh, stand by me Oh stand now, stand by me Stand by me Whenever you're in trouble, won't you stand by me? Oh, stand by me Won't you stand now? stand by me …
流川ぶるーす谷龍介谷龍介仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお捨てちゃいやだと 縋(すが)った指を 冷たく解(ほど)いた 憎いひと 赤いネオンの 盛り場を 面影さがして さまようの 泣いて流川 薬研掘(やげんぼり) おんな涙の ぶるーすよ  川に浮かべた 想い出いくつ 夜風がやさしく なぐさめる きっとあの日の あの酒場(おみせ) 今頃あの娘と 一緒だわ 泣いて流川 中の棚 おんな涙の ぶるーすよ  人のうわさに 嗤(わら)われながら それでもあのひと 待ってるの 夢と幸せ くれたひと いつかは帰って 欲しいのよ 泣いて流川 新天地 おんな涙の ぶるーすよ
行かないで…谷龍介谷龍介仁井谷俊也岡千秋伊戸のりお誘い上手 遊び上手 いろんな夢を 見せてくれたわ 三ヶ月(みつき)足らず 同棲(くら)した後 部屋を出るのね 別れ上手に 行かないで… 行かないで… 行かないで… 縋(すが)りつく私を 捨てないで あなたあなたが 生き甲斐だから そばにいたいのお願い もう少し  愛しすぎた 尽くしすぎた あなたにとって 重荷だったの ほつれ髪を 指に巻いて 好きと言ったわ あれは嘘なの 行かないで… 行かないで… 行かないで… 泣きじゃくる私を 捨てないで あなたあなたを 失(な)くしたならば 生きてゆけないこの先 ひとりでは  行かないで… 行かないで… 行かないで… 縋りつく私を 捨てないで あなたあなたが 生き甲斐だから そばにいたいのお願い もう少し
夢あそびファンファンファンファン吉元由美佐瀬寿一伊戸のりお今から行くと 夜更けの電話 私短い夢をみる あなたの好きな 手料理を 並べて 薄い紅を引く 男と女は 夢あそび 結婚したいと 言葉にしたら 困った顔を するかしら 優しい嘘を つくかしら  ソファでこくり 白河夜船 そこがあなたの 指定席 朝が来るまで 聞いてたい あなたの寝息 今夜こそ 試し試され 夢あそび 結婚したいと 言葉にしよか 失うことが 怖くって 自分の指を ぎゅっと噛む  帰りの支度 その背中から 私の匂い消えている だけど会わずにいられない 哀しい人になりました 男と女は 夢あそび わがままひとつ 許されるなら 結婚なんて 望まずに 明日もあなた 待ってます
ファンファンファンファン吉元由美佐瀬寿一伊戸のりおもっといい人いると あなた背を向けた 街の灯りが悲しく ゆれてる 六本木 幸せなんて言葉を グラスに浮かべ 飲み干して ふと涙 馬鹿な私ね 心のない あなたの 優しさは罪  夢を見るほど私 若くないけれど 花を買ってとせがんだ 夜更けの 西麻布 愛した人の背中の 数だけ女は きっと幸せなのね わかってるのに 最後の人 夢見た 痛みは罰ね  出会いはそうね 別れの はじまりなのに 愛しすぎて傷つく 馬鹿な私ね 心のない あなたの 優しさは罪
酔町しぐれ藍ようこ藍ようこ仁井谷俊也宮下健治伊戸のりおあなたといても 寒いのに 話し相手は お酒だけ 夢も消えそな 酔町しぐれ 憎みきれない おとこの名前 泣いて呼ぶのも 恋のため  おまえは俺の いのちだと 痩せた肩先 抱き寄せた 思いださせる 酔町しぐれ 窓にそぼ降る 雨音さえも 好きなあなたの 声になる  愛しい男(ひと)を しのぶよに 猪口(ちょこ)に口唇(くちびる) 押しあてる 夜がせつない 酔町しぐれ いつかみたいに 迎えに来てよ 今も愛して いるのなら
母さんの赤い糸藍ようこ藍ようこ万城たかし宮下健治伊戸のりお小雨そぼふる 田舎の駅で わたし置き去り あなたは消えた 切れてはぐれた 親子の糸は 誰が紡(つむ)いで くれましょう… たぐり寄せたい 母さんの赤い糸  わが子思わぬ 親などいない こころ悔やんで 泣いてたでしょう きっといつかは どこかで会える 神がこの世に いるならば… 細くからまる 母さんの赤い糸  声にならない 涙のつぶが こらえ切れずに あふれて来ます 母の震える その肩抱いて 会えた喜び 噛みしめる… 匂いやさしい 母さんの赤い糸
元町たそがれ恋の町次郎丸次郎丸米田勉五郎正宗伊戸のりおみなと函館 霧笛が哭いて 夜景きらめく 星が降る 好きな女の いたところ 思いに揺れて 未練酒 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町  みなと横浜 小雨に濡れて 港が見える 丘の上 他人のそら似と 言うけれど 女の噂に 胸が鳴る 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町  みなと神戸に カモメが一羽 エキゾチックな 異人館 風の便りじゃ 元気だと 女の面影 偲び酒 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町  みなと長崎 オランダ坂に 異国情緒の 鐘が鳴る 細いうなじが 気にかかる 憂いに染まった 片えくぼ 逢いたくて 恋しくて 元町たそがれ 恋の町
岬は春です次郎丸次郎丸米田勉五郎正宗伊戸のりお気まぐれ北東風(やませ)が 遊んでる 海の青さも たくさんふえた 波に浮かんだ 菜の花一輪(ひとつ) 岬は春です 潮も陽だまる えりもの岬  三寒四温を 繰り返す 風がぬくもり やさしく運ぶ 恋心(こい)もいっとき 忘れるような 岬は春です 仔馬いななく えりもの岬  指おりかさねて あの男(ひと)を 待った寂しさ もうすぐ終わる 波とたわむる かもめも啼いて 岬は春です 愛の汽笛か えりもの岬
松前半島中村仁美中村仁美円香乃岡千秋伊戸のりお昔は海峡 結んでいたわ 連絡船が 通(かよ)っていた 逢いたくて 逢いたくて ただ 逢えなくて 逢えなくて ただ ひと目一秒 逢いたくて 声を限りに 叫んでも 風が 邪魔をする ここは道南 あぁ… 松前半島  過ぎ行く季節が あなたの愛を 奪っていった あなたの手を 待ち侘びて 待ち侘びて ただ 待ち続け 待ち続け ただ 石になるほど 待ち侘びて 夢の続きを 信じても 波が 遠ざける 秋の終わりの あぁ… 松前半島  聞きたくて 聞きたくて ただ 聞けなくて 聞けなくて ただ 心変わりの その理由(わけ)を 誰にあげたの 幸せを 雨が 頬を打つ 女ひとりの あぁ… 松前半島
あなたとわたしの夫婦舟秋山涼子秋山涼子たかたかし松井義久伊戸のりお身を切る北風 さざ波川を 寒さをこらえて 舟を漕ぐ あなたとわたしは ふたりで一人 夜の暗さに 肩寄せあって 愛が絆の 愛が絆の 夫婦舟(みょうとぶね)  おまえに出会えて よかったなんて やさしい言葉が うれしいわ あなたとわたしは ふたりで一人 二人三脚 励まし合って 愛が絆の 愛が絆の 夫婦舟(みょうとぶね)  あなたの明日は わたしの明日 この世の涙に 耐えながら あなたとわたしは ふたりで一人 心一つに 労わり合って 愛が絆の 愛が絆の 夫婦舟(みょうとぶね)
涙の最終便秋山涼子秋山涼子米津信久松井義久伊戸のりお海峡渡る 冷たい雨に 心凍てつく 北航路 風邪をひくよと 傘差しかけた あの日のあなたは もういない ふるさとへ ひとり帰ります 涙の最終便  別れも言えず 逃れるように 夜のフェリーに 乗りました 辛い恋から 身を引くことが 悲しい女の さだめです さよならと カモメ伝えてよ 涙の最終便  霧笛が泣いて 忘れるはずの 愛の思い出 呼び戻す 見てはいけない 二人の夢は 指輪と一緒に 沈めます ふるさとへ ひとり帰ります 涙の最終便
夢見酒紅晴美紅晴美紅晴美紅晴美伊戸のりおホロホロほろりの 今夜の私 飲めばのむほど 未練がからむ ひとり手酌の ひとりごと 男なら 男なら とことん女に惚れてみな 好きな女のためならば どんな時にも矢面にたち たとえ私が悪くても 俺が守ってやるってさ ないないづくしの夢まぼろしか あ~あ~あ~ 夢見酒  くしゃくしゃくやしい 泣きむし私 泣けば泣くほど 恋しさつのる ひとり手酌の ひとりごと 男なら 男なら 死ぬきで人生かけてみな 惚れた男のためならば どんな苦労も耐えてみせます これぞ男の心意気 見せておくれよ私にさ ないないづくしの夢まぼろしか あ~あ~あ~ 夢見酒  うらうらうらんで どうなる私 グチを言うほど みじめになるわ ひとり手酌の ひとりごと 男なら 男なら ひとりの女に決めてみな しゃれた言葉も言えないが そんなあんたに惚れちゃったのさ いつも私のそばにいて 肩をやさしく抱いてよね ないないづくしの夢まぼろしか あ~あ~あ~ 夢見酒
夢ひとすじに紅晴美紅晴美紅晴美紅晴美伊戸のりおはじめから 運のいい人 いるわけないさ 誰よりも 強く生きているからさ まかぬ種は 生えないし 打たぬ鐘も ならないよ まくのも自分 打つのも自分 夢ひとすじに つらい時こそ 涙をふいて 見上げる 空に 月あかり  はじめから 上手くいく人 いるわけないさ 誰よりも 汗を流し生きている だますよりも だまされろ 笑われても 突き進む おれの人生 自分で決める 夢ひとすじに そんなあんたが 私の自慢 道に咲く花 ついほろり  春がくれば 花は咲き 花は散っても 実は残る 涙のあとに 幸せがくる 夢ひとすじに 今はがまんだ 明日を信じ 天を あおいで うかぶ笑み
おもいで蛍沢井明沢井明たきのえいじ田尾将実伊戸のりおあきらめましょう あきらめません ひとりぼっちに させないで ふたり暮らした 下北沢の 空も泣いてる ネオンに染まりながら おもいで蛍 おもいで蛍 そっとあの日に 飛んで行(ゆ)け おもいで蛍 おもいで蛍 どうかあの人 連れてきて  忘れてあげる 忘れられない 胸が今夜も 淋しがる 幸せそうに 人が行(ゆ)き交(か)う だけど私を 待ってる人はいない おもいで蛍 おもいで蛍 まぶた閉じれば また浮かぶ おもいで蛍 おもいで蛍 涙ばかりを また誘う  おもいで蛍 おもいで蛍 そっとあの日に 飛んで行(ゆ)け おもいで蛍 おもいで蛍 どうかあの人 連れてきて
待ちわびて沢井明沢井明たきのえいじ田尾将実伊戸のりおどうするつもり 音沙汰(おとさた)なしで こみあげる恋心 じらさないで ただ待ちわびて 淋しくて 待ちわびて 切なくて ひとりのこの部屋 愛が泣いてる 幸せのぬけがらが 目に沁みる  幸せなんて その場限りね おもいでが増えただけ 涙に変わる ただ待ちわびて むなしくて 待ちわびて 恋しくて 女でいるのが 今は悲しい 叶うならその胸で 眠らせて  鏡をのぞき 口紅引けば くちびるが熱くなる 心が燃える ただ待ちわびて 逢いたくて 待ちわびて 愛しくて どうして過ごすの 夜の長さを もう一度聴かせてよ 子守唄
ダメなひとザ・ニュースペーパーザ・ニュースペーパー北爪葵南乃星太伊戸のりお夢を語るフリ 不安募るだけ できない約束 信じたいの 誰にもいい顔 するのはやめてよ ダメ ダメ あなた ダメ ダメ お前 ダメ ダメ ふたり あぁ ダメなひと  言葉選んでも 嘘は嘘を呼ぶ 何を想ってる 笑顔の裏 すべてを欲しがる その瞳(め)はずるいよ ダメ ダメ あなた ダメ ダメ お前 ダメ ダメ ふたり あぁ ダメなひと  “口下手だからさ”“そんなの嘘でしょ” “”言い訳させてよ”“聞き飽きたわ” ほんとは優しい だと知ってる ダメ ダメ あなた ダメ ダメ お前 ダメ ダメ ふたり あぁ ダメなひと  ダメ ダメ あなた ダメ ダメ お前 ダメ ダメ みんな やっぱり ダメなひと
枯木灘海岸葉月みなみ葉月みなみ円香乃伊戸のりお伊戸のりお口に出したら 涙が落ちる 失くした恋が こぼれ散る どうしてここへ 来たのでしょうか 風と波しか ないものを アザミ色の 夕日が沈む 枯木灘海岸  今の私に 似ているような 哀しい海の 名前です 言えないままの 別れの理由(わけ)は 未練ごころと 捨てましょう 誰もいない 海辺にひとり 枯木灘海岸  沖に浮かんだ 外国船に 二人で夢を 乗せた日よ あの時そっと 身を引くことが たったひとつの 愛でした どこへ行こう 夕日のカモメ 枯木灘海岸
きっと大きな花が咲く葉月みなみ葉月みなみ華かおりあべとみお伊戸のりお曲(ま)がり くねった 坂道(さかみち)を 苦労(くろう) 覚悟(かくご)で 登(のぼ)ったら 望(のぞ)み 捨(す)てずに 愚痴(ぐち)らずに デッカイ 夢見(ゆめみ)て 前を見て 頂上(やま)を 目指(めざ)して 突(つ)っ走(ぱし)れ きっと 大きな花が咲く  負(ま)けて たまるか どんと来い 何があっても 悔(く)やまずに 運(うん)も 天下の まわりもの めげずに 弾(はじ)けろ 何度(なんど)でも どうせ 咲くなら あざやかに きっと 大きな花になる  夢(ゆめ)を つかんで 笑(わら)おうよ 辛(つら)いときでも 乗り越(こ)えて 生きる明日(あした)が あるはずさ この人生(みち) ひとすじ 迷(まよ)わずに 心(こころ) 積(つ)み上(あ)げ まっしぐら きっと 大きな花が咲く
知床旅情水森かおり水森かおり森繁久彌森繁久彌伊戸のりお知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 百夜は明ける  旅の情けか 飲むほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上(え) 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う  別れの日は来た ラウスの村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ 白いかもめよ
潮来水郷水森かおり水森かおり円香乃岡千秋伊戸のりお来ないあなたを 振り切るように 川に漕ぎ出す あやめ舟 きっと帰ると 言ったのに 春が来ても あなたは来ない 戻らない… 名前呼ばれた 気がしたの 心切ない 偲ぶ橋  夏は揃いの 浴衣を羽織り 二人絵日傘 涼み舟 あの日誓った 約束も なぜか遠い 想い出ひとつ 泣けてくる… 未練水面に 浮き沈み 涙さそうな 舟歌よ  竿(さお)をあやつる 船頭さんが 母に似ている サッパ舟 夢にすがれば 流されて 恋は胸に 悲しみだけを 連れてくる… いつも幸せ 遠回り 女切ない 潮来(いたこ)舟
比叡おろし水森かおり水森かおりたきのえいじ弦哲也伊戸のりお風が舞う 夢が散る うす墨の 霧の群れ 恋の迷いを 消すように やがて琵琶湖(びわこ)に 雨がふる 幸せでした あの頃が それも今では 遠い夢 比叡(ひえい)おろしが 吹けば もうすぐ 冬です ふたり重ねた おもいでが 私を泣かす  涙では 洗えない 悲しみも 切なさも まして化粧を してみても 隠し切れない 未練まで あなたに逢えて 知りました 愛の深さと 寂しさを 比叡(ひえい)おろしに ひとり この身をさらせば 生まれ変われる 気がします 明日はきっと  幸せでした あの頃が それも今では 遠い夢 比叡(ひえい)おろしが 吹けば もうすぐ 冬です ふたり重ねた おもいでが 私を泣かす
赤い幌馬車山内惠介山内惠介松尾潔水森英夫伊戸のりお故郷(ふるさと)目指す ポンコツ車(カー) こいつが俺の幌馬車さ  三百マイル 走ったら うるわし君(きみ)が 待っている 遅いと心焦るけど 速けりゃ胸はバク…バクバクさ 頼むぞ 赤い幌馬車よ たどり着くのは 夜明け前 夜明け前  都会の日々も悪くない 明るい夜も慣れるもの いろんな恋も拾ったさ おんなじ数の失恋も それでもやっと気づいたよ ほんとに俺がスキ…スキなひと わかるか 赤い幌馬車よ お前走らすこの気持ち この気持ち  向こうに着いて真っ先に やるべきことはただひとつ 人生かけたプロポーズ 男の決意 聞いとくれ いとしの君(きみ)がうなずけば 今日からそこがマイホーム…マイ・スイート・ホームさ 止まるな 赤い幌馬車よ 進め 進めよ 故郷(ふるさと)へ 故郷(ふるさと)へ
風ぐるま山内惠介山内惠介松尾潔水森英夫伊戸のりお生まれは路地裏の石屋の倅(せがれ) 偉ぶることもなく 怖じけることもなし 男には 黙して ゆかねばならぬ時もある 人のさだめは 風ぐるま 微笑み 浮かべて 風の吹くまで昼寝かな  浮世の情けうけ東京(みやこ)に出たが 故郷の青空が 心の拠りどころ 国民(くにたみ)のためなら 雷にさえ打たれよう 人の命は 風ぐるま 涙は拭わず 風が吹くときゃ ただ回れ  遠吠えするくらい 犬にもできる 男の魂は 声なき叫びなり 人生は一回 後戻りなし 悔いもなし 人の心は 風ぐるま 慌てず騒がず 向かい風とておそれるな
泣いてもいいの浅田あつこ浅田あつこ夢ユメ子池毅伊戸のりおメガネを外して 帽子を脱いで 男の顔さえ まっすぐ見れない 始まりの合図 口づけのハプニング 恋する女は 言葉を失う すべてがウソなら 仕方ないけど ときどき意地悪するあなた 泣いてもいいの 泣きましょか 泣いてほしいの 泣きますよ 恋はいつでも バーンアウト 燃え尽きるのが わたしの流儀  見ようとしないと 見えないものね 一から男の 筋書き通りよ 変わっていくのが 生きている証なら 恋する女は 舞い飛ぶ蝶蝶 わたしの唇 指で塞いで すりすり名前を呼ぶあなた 泣いてもいいの 泣きましょか 泣いてほしいの 泣きますよ 恋はいつでも バーンアウト 切なく果てる 女の性(さが)ね  泣いてもいいの 泣きましょか 泣いてほしいの 泣きますよ 恋はいつでも バーンアウト あとぐされない わたしの流儀
河内のからくち浅田あつこ浅田あつこ早戸亮矢野たかし伊戸のりおあかん酒やと わかっていても あんたが帰らん 淋しさに ほんのひと口が ふた口み口… もうええやろう さあ帰ろ そんな言葉が 聴きとうて のれん見上げる 河内のからくち  あんな男と 呆れていても ひとりじゃ何にも でけへんわ ほんのひと口が ふた口み口… 雨降りやろか かなんなあ 傘を持つのが 面倒(めんど)やて いつも言うてた あんたが恋しい  愛想つかして 出てきたけれど あてなどあらへん 今日もまた ほんのひと口が ふた口み口… あんたの好きな 人肌(ひとはだ)も ここにいますよ 聞こえてか ふたり呑みたい 河内のからくち
湯けむりの夜純烈純烈渡辺なつみ大谷明裕伊戸のりお紅い紅葉に 雪の花 おまえのいない 冬が来る 浴衣姿に まとめ髪 いで湯に咲いた 恋だった  あなた あなた ひとりと 泣いてくれた 可愛い女(ひと)よ あゝ今も恋しい 湯けむりの夜  何も言わない さよならが おまえらしくて いじらしい もしもこの愛 忘れても 幸せならば それでいい  せめて せめて も一度 言えば 余計悲しくさせる あゝ忘れられない 湯けむりの夜  あなた あなた ひとりと 泣いてくれた 可愛い女(ひと)よ あゝ今も恋しい 湯けむりの夜
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