水木れいじ作詞の歌詞一覧リスト  402曲中 201-402曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
まぶしすぎて宇多川都宇多川都水木れいじ松浦孝之旭純まぶしすぎて見つめられず ただ手を伸ばしてさがす ぬくもりなら覚えてるわ 一人きりでいても 風に向かいさがしてるの あながからの残り香を 時が私に話しかける 風に言葉うつして  とぎれかけた想い とめどない涙を ふきもせずあなた 見つめていたい お願いも一度うばって 一人だけのこの夜 さみしさだけ あなたに伝えたい 明けてゆく街並が 私を見つめている  出会いだけは忘れないわ 心が全てとられて 瞳だけで話してるの 過去をかくしながら さまよう空雲になって あなただけをつつみたい 季節を越えて見つめあえば たどりついた明日へ  帰れない想い つかみきれず歩いた 街角に広がる 悲しいメロディー お願いも一度さがして 二人だけの笑顔 ふれていたい あなたのぬくもりに かれてゆく夕日だけ 私をささえている  とぎれかけた想い とめどない涙を ふきもせずあなた 見つめていたい お願いも一度うばって 一人だけのこの夜 さみしさだけ あなたに伝えたい 明けてゆく街並が 私を見つめている
みれん橋もどり川藤田まこと・天童よしみ藤田まこと・天童よしみ水木れいじ四方章人ひと花咲かせに あんたとふたり 浪花出てから 十年過ぎた 苦労しがいが あったわね 天下晴れての ふるさと帰り 好きおうて 惚れおうて 捨てたこの街 おもいでの みれん橋 もどり川  ひび割れ湯呑で 祝言あげて 間口五尺の 貧乏所帯 愚痴も小言も あったろに 辛抱してこそ 女房やないの 連れそうて 寄りそうて あいあい傘で 耐えて来た なみだ雨 憂き世風  あの横丁この夜店 肩よせ歩きゃ 水の都に 灯りがともる 泣けてきました 嬉しくて これが夫婦の 合縁奇縁 好きおうて 惚れおうて 明日もふたり 流れゆく みれん橋 もどり川
母恋い三度笠三笠優子三笠優子水木れいじ宮下健治伊戸のりお逢いに戻ろか このまま行こか 伊豆の夜空に 呼子星(よびこぼし) 追われ鴉(がらす)も 祭りの笛に 故郷ふり向く 天城の峠… なぜに越されぬ なぜに越されぬ 母恋い三度笠  「この峠を越えたら懐かしい故郷(こきょう)が待っている… 今頃おっ母さんはどうしていなさるか… 逢いてえナァ… おっ母さん…」  泣いてさとした あの日の顔が 沖の白帆に 見え隠れ 宿場灯りに 新茶の香り 愚痴(ぐち)は言わぬが 一本刀… 俺も人の子 俺も人の子 母恋い三度笠  無理も道理と 世間は言うが たぐり寄せたい あの絆 またも一雨 草鞋(わらじ)の紐(ひも)に しみてせつない 道中しぐれ… 明日(あす)は何処(どこ)やら 明日(あす)は何処(どこ)やら 母恋い三度笠
螢川竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大萩田光雄燃えたらダメよと さとすその裏で この身焦(こ)がして あんたに惚れた じれて愚図(ぐず)れば それっきり そんなはかない 仲だけど…… 雪見橋から 立山(たてやま)越えて ホーホー螢 飛んでゆけ 私も飛びたい 螢川  女の身体(からだ)に 積もる根雪(ねゆき)さえ 熱い涙で とかしてくれた ところ変れば 川の名も 人のさだめも 変るのね…… 月に葉桜 舞う城下町 ホーホー螢 飛んでこい 逢いたい今夜は 螢川  たとえ一緒に なれずとも そばにおいてね 心だけ…… ひとり待ちます 常願寺川(じょうがんじ)にて ホーホー螢 飛んでこい 命火ともして 螢川
哀愁半島井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明許してください わがままでした 海鳴りばかりの 夕月航路 ふたり暮らした 長さだけ この髪切っては 来たけれど…… いますぐ帰れと 目を覚(さ)ませよと 風が… 風がほゝ打(う)つ 哀愁半島  こころの迷いに 花水仙の 香りがせつない 灯台岬 バカな喧嘩で 意地はった 私を叱って 日本海…… 一生一度の ねがいを賭(か)けて 船が… 船が出てゆく 哀愁半島  離れてはじめて 気がつきました あなたが私の 終着みなと 昨夜(ゆうべ)別れた 桟橋に 手を振る姿は ありますか…… 恋しさあふれて 波うつ胸に 雪が… 雪が舞い散る 哀愁半島
うす紅の宿水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫野村豊忍ぶ忍ばず ひと夜(よ)の恋に 咲いて誰待つ 花水木 こころ一重(ひとえ)に 銀山川(ぎんざんがわ)の 冬に耐えてた 女です… 抱いてください しっかりと 命とかして うす紅の宿  肩をよせあい 白銀橋(しろがねばし)を 行けば日暮れる いで湯川 燃えてせつない この身をまかせ 夢を見たいの 夜明けまで… そうよその手の ぬくもりに 命染めたい うす紅の宿  今度いつとは 言えない人の うしろ姿に 泣けました 瀬音哀しい 洗心郷(せんしんきょう)で なごり惜しめば 雨が降る… 忘れないでね また来てね 命あずけた うす紅の宿
月夜舟瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明神さまが 逢わせてくれた この人と 我慢くらべの みちゆきでした 涙つづりの 幾年(いくとせ)も 過ぎてしまえば おもいで話 こぼれ桜が 水先(みずさき)染めて 夢を呼ぶよな ふたりの月夜舟  世渡りも お世辞も下手な 人だけど 裏がないのに ほだされました 喧嘩してみて 泣いてみて 情の深さに また惚れ直す 昭和生まれは やっぱり演歌 酔ってしんみり ふたりの月夜舟  まわり道 それでもいいの この川の きっと何処かに 倖せがある 花と咲く日も 散るときも あずけましたよ わたしの命 いいのあんたと 流されながら 明日を探して ふたりの月夜舟
長崎雨情たかみのり子たかみのり子水木れいじ岡千秋傘のない日に そぼ降る雨は なんで女を 泣かせるの 長崎 長崎 あなたのいない 港 坂道 異人館 別れても 愛していたい 恋は女の 夢ものがたり  何を祈ろう マリアの鐘に 逢えば幸せ ふしあわせ 長崎 長崎 あなたと濡れた 夜の丸山 石だたみ 別れても 覚えていたい みれん ためいき 夢ものがたり  ひとり暮らしは 淋しいけれど いいの誰にも 抱かれない 長崎 長崎 あなたの好きな 霧笛 たそがれ 思案橋 別れても 信じていたい 遠いあの日の 夢ものがたり
離愁石原裕次郎石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…  胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える  わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう…  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…
おんなの花ごよみ藤野とし恵藤野とし恵水木れいじ徳久広司池多孝春どんな時でも 元気でいれば きっと来ますよ 幸せは 雨も夜寒も 笑顔で耐えた 長いこの世の 旅でした… ほんとに良かった 良かったね 咲いて嬉しい おんなの 花ごよみ  おもいだすのは いいことばかり 人の情の あれやこれ 遠い昭和の ほうずき市の 露地の屋台で 契り酒… ほんとに良かった 良かったね 惚れたどうしで おんなの 花ごよみ  たつみ風吹く 夜明けの空に 春を呼ぶよな 願い星 涙見せずに 心をあわせ 越える明日の 峠みち… ほんとに良かった 良かったね 晴れてよりそう おんなの 花ごよみ
名月浅太郎市川由紀乃市川由紀乃水木れいじ市川昭介一目見たさに 故郷に戻りゃ 昔ながらの 上州月夜 浮かれ囃しも 追われの身には ほんにせつない 祭り唄 涙かくした 涙かくした 三度笠  (セリフ) 思い出すなぁ…あの山も あの月も みんな昔のまんま おふくろさんは 達者でいなさるか この川越えりゃあ あと一里 なのに何でェ やけに 草鞋(わらじ)が重たく ならぁ…  義理と情に ついはさまれて いつか落ち目の 街道ぐらし 恋のさだめも 堅気の俺も 一度流れりゃ 草の露 呼んでみたとて 呼んでみたとて 帰りゃせぬ  (セリフ) なまじ小粋に 別れたせいか めっぽ う夜風が沁みやがる 旅から旅へ ねぐらを追われ 末は野 ざらし 吹きさらし こんりんざい けちな顔(つら)など見たかぁ ねえと 叱って下せぇ おっ母さん!  墨絵ぼかしの あの峰越えて 渡る雁がね また旅の空 なんの浮世にゃ 未練はないが なまじ濡れまい 里しぐれ 明日も流転の 明日も流転の浅太郎
あんたと一緒天童よしみ天童よしみ水木れいじ若草恵池多孝春「おまえの涙は 俺が拭く」 「あんたの苦労は くださいね」 そんな言葉で 身をよせあって 我慢くらべの みちゆきでした… 色々あります あるけれど 惚れてよかった幸せよ あんたとあんたと一緒なら  「今夜は呑もうか 久しぶり」 「酔わせてください しみじみと」 縁がありゃこそ ひとつの傘で  越えたこの世の 雨風(あめかぜ)いくつ… 色々あります あるけれど うしろ見ないわ泣かないわ あんたとあんたと一緒なら  「しっかり頼むよ これからも」 「つきあいますとも その夢に」 しだれ紅梅 蕾をつけて 春を呼んでる ひと足早く… 色々あります あるけれど 明日(あす)も笑顔で生きてゆく あんたとあんたと一緒なら
おんな流転節立樹みか立樹みか水木れいじ北原じゅん丸山雅仁あんた追いかけ ここまで来たが 指はかじかむ 髪さえ凍る 逢いたさに…波もぐずるか 竜飛崎… 雪の岸壁 太棹聞いて 北へ流れの 船に乗る  風に怨みを 叫んでみても 乳房(むね)の火群(ほむら)は 燃えたつばかり 残り香を…抱けばせつない 霧多布… はぐれ鴎の 舞いとぶ宿で まくら濡らすも 女ゆえ  花は咲いても 私にゃ遠い 春という名の 終着みなと 海鳴りが…いのち揺さぶる オホーツク… 憎い 恋しい あんたが欲しい おんな さいはて 流転節
惚逢草松永ひとみ松永ひとみ水木れいじ弦哲也前田俊明なんだかんだと 言ったって 生きていくのは しんどいもんね 今日も笑顔で 辛棒(しんぼう)がまん そんなあんたと はしご酒… 惚れあいそうです 惚逢草 似た者どうしの 縄のれん 縄のれん  愛想なしほど 深なさけ 雪国(きた)の生まれは 私も同じ これがふたりの三三九度と 照れてぐい呑み渡す人… 惚れあいそうです 惚逢草 新妻しぐれか むすび雨 むすび雨  喧嘩してみて 泣いてみて 人は縁(えにし)を はじめて わかる 明日(あす)はいいこと 必ずあると あんた指差す 流れ星… 惚れあいそうです 惚逢草 春待つふたりの ねがい花 ねがい花
浪花めおと橋鏡五郎・岡ゆう子鏡五郎・岡ゆう子水木れいじ宮下健治なにを好んで ド甲斐性なしの こんなに男に ついて来た さんざ苦労も 千日前の 今じゃ昔の 宵がたり ええやないか えやないか あいあい傘で 渡るふたりの 渡るふたりの 浪花めおと橋  愚痴も こごとも 言わぬが花と 惚れた弱味で しのび雨 酔うてよろけて 肩借りながら 腹じゃ両手を あわせてた ええやないか えやないか あいあい傘で 情かけあう 情かけあう 浪花めおと橋  まわり舞台の この浮き世なら あんた出番は きっと来る 十日戎の 福笹 買うて 小春びよりの 明日を呼ぶ ええやないか えやないか あいあい傘で 夢をひろげる 夢をひろげる 浪花めおと橋
おもいで探し大月みやこ大月みやこ水木れいじ大谷明裕何年ぶりかしら この駅前は たそがれ空には いわし雲 あぁ あの茶房(みせ)の あの席で 別れ話を 聞いたのね 左へ曲って あなたは消えた 右へ曲って 私は泣いた まっすぐ歩いて 深まる秋に 心を染める おもいで探し  今でもあるかしら アカシヤ並木 仔猫が留守番(ばん)する 煙草屋(たばこや)の そうあの角の あの窓は ふたり暮らした 愛の部屋 明日(あした)を夢見て あなたは生きた 今日 重ねて 私は生きた  むかしを偲(しの)べば 日暮れの風に 心が揺れる おもいで探し  幸せみつけて あなたはふたり うわさ拾って 私はひとり この道たどれば 枯葉の雨に 心も濡れる おもいで探し
哀傷歌氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗南郷達也帰らぬ恋よ まぼろしよ 野分けの風に 君しのぶ 何にも言うまい 語るまい…… 語れば涙の 愚痴になる  ふりむけど あゝ 君の影なく  出せないままの 恋文を 燃やせば白い 薄けむり 誰ゆえ寒き くちびるか…… 呼べど答えぬ 街灯り  君には もう 逢えないのか…  ひとり生まれて ひとり逝(ゆ)く それが掟(さだめ)と 知りながら 何故(なにゆえ)ひとり 生きられぬ…… 永遠(とわ)にやるせぬ 我がこころ 永遠(とわ)にやるせぬ 我がこころ
さんさ恋しや水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正伊戸のりお夢を追いかけ 故郷(ふるさと)捨てた 車窓(まど)に夕陽の 予讃線(よさんせん) しゃあないね しゃあないね 帰れないけど しゃあないね… 瀬戸の宇和島 あの人と 泣いて別れた 風の中 さんさ恋しや 虎落笛(もがりぶえ)  女ひとりの 手酌の酒に 浮かぶ遥(はる)かな 城下町 しゃあないね しゃあないね 呼んでみたって しゃあないね… 不孝かさねた 母さんに 詫びる言葉も 届かない さんさ恋しや 路地あかり  しゃあないね しゃあないね 生きてゆかなきゃ しゃあないね… うすい情(なさけ)の 人の世に 誰が歌うか 望郷の さんさ恋しや しのび雨
ふる里の母城めぐみ城めぐみ水木れいじ蔦将包蔦将包母さんの好きな花 ひとり静かの白い花 この頃 夢に よく見ます ごめん ごめんね 優しい言葉も かけないで… 雪溶け前には 帰ります 信州・信濃路・大糸線で  たくさんの苦労して 笑顔たやさぬその?が 初めて涙 浮かべてた ごめん ごめんね 心配ばっかり かけたよね… 恋して 故郷(ふるさと) 捨てました 信州・信濃路・大糸線で  母さんに 似てきたと そっと手鏡のぞいては 口紅(べに)さす指を ふと止める ごめん ごめんね あげたい言葉は ありがとう… 約束しました 帰ります 信州・信濃路・大糸線で
佐渡なさけ音羽しのぶ音羽しのぶ水木れいじ弦哲也前田俊明佐渡へ佐渡へ訪ねりゃ 逢えそうな 風のうわさは 嘘だった 惚れてひとすじ あと追いかもめ ここはあんたの 故郷(ふるさと)なのに またも泣かすか アンアアン… 薄情しぶき  ひとりひとり地酒に ほろ酔えば おけさ節にも 泣けてくる 惚れて旅空 片恋かもめ 誰を恨んで いるでもないが 枕淋(さみ)しい アンアアン… ひとり寝月夜  風の風の吹きよで 西東 浮いて沈んで たらい舟 惚れて明日(あした)も さすらいかもめ 憎い恋しい あんたの胸が 女ごころの アンアアン… 終着みなと
さだめ花原田ゆかり原田ゆかり水木れいじ竹田喬命かけても 添えない人と 知っていながら 惚れました 死ぬほど好きなの ねぇあなた つれて逃げたい あの世まで…… 燃えて 燃えて 燃えて 燃えて哀しい 一夜の夢に 生きる女の あゝ運命花  逢えぬつらさに 眠れぬ夜は 髪の芯まで すすり泣く 死ぬほど好きなの ねぇあなた つれて逃げたい あの世まで…… 燃えて 燃えて 燃えて 燃えてせつなく 名前を呼べば 影もやせます あゝ運命花  こんど逢えたら いとしい胸に あつい吐息で 炎をつける 死ぬほど好きなの ねぇあなた つれて逃げたい あの世まで…… 燃えて 燃えて 燃えて 燃えてこがれて ふたりの夜を そっと待ちます あゝ運命花 
八瀬の白梅水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫前田俊明いまも心に 咲いてる花は おまえひとりと 言われてみたい あれから三年 雨・雨 にわか雨 八瀬(やせ)は遣(や)らずの 山里しぐれ... みれんでしょうか みれんです おんな一輪 白梅の宿  誰も男は 夢追い人で 恋は二番目(にばん)と 微笑(わら)ったあなた 面影ぬらして 雨・雨 なみだ雨 八瀬の高野川(たかの)は おもいでばかり... 尽くしきれずに 馬鹿でした こころさめざめ 白梅の宿  俺が死んでも 泣いたりするな 凛と生きろと 叱って欲しい 逢わせてあなたに 雨・雨 ねがい雨 八瀬も春です うぐいす啼(な)けば... 他人じゃないと 信じたい ひとり明日(あす)待つ 白梅の宿
神威岬美川憲一美川憲一水木れいじ水森英夫伊戸のりおやっぱりあなたは 来なかった 神にもそむいて 愛したけれど 黒ユリ抱いて この命 積丹(しゃこたん)しぶきに 散らそうか… カムイの夕陽 なぜ燃える 私の夢は 消えたのに  あれからいくつの 流れ星 かぞえた女の 一途なねがい 面影胸に 待ちわびて 積丹かもめに なれるなら… カムイの岬 どこまでも あなたを探して 飛ぶものを  おまえが死ぬとき 俺も死ぬ あの日の誓いが 夜空を焦がす 悲しいほどに 美しい 積丹伝説(ロマン)の 火祭りよ… カムイの月は 知っている この世の果てに 咲く恋を
女の港町真咲よう子真咲よう子水木れいじ弦哲也前田俊明ふたりで暮らした あの部屋は 汽笛が聞こえる 坂の町 逢いたいわ 逢いたいわ こんな夕暮れは… ふたつ躰が あったらと ためいき残して 消えた人  波止場の小雨に 泣きぬれて 別れを惜しんだ 出船前 せつないわ せつないわ 何も言えなくて… 盡しきれない 恋ひとつ 女のしあわせ 夢ですか  他人の空似と 知りながら 涙でふりむく 石だたみ あのひとを あのひとを 呼べば霧がふる… 夢でいいから もう一度 おねがいやさしく 抱きしめて 
おまえが一番天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人前田俊明遠い浮雲 追いかけ背のびして 転びかけては またすがる 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 ひとこと言われりゃ 嬉しくて あんたと越えたい この世の水たまり  誰か泣いてりゃ 私はあと廻(まわ)し そこにほだされ ついて来た 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 機嫌を直せと ぐい呑みに つぎ足すお酒に 二度惚れ縄のれん  すねて叱られ たまには喧嘩して いつか来た道 あかね空 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 しみじみ言われりゃ つい涙 惚れあいつれそい 明日(あした)も泣き笑い
ふたりの花道鏡五郎鏡五郎水木れいじ久保進一酒じゃ消せない心の憂さも おまえいりゃこそ 耐えられた 日陰町から苦労坂 ささえてくれたね永いこと 今日からふたりのふたりの花道を  他人に踏まれた世渡り下手の どこに惚れたか恋女房 つらい世間にすねていた 似たもの同士と言うおまえ 今日からふたりのふたりの花道を  敷居またげば男の世界 あとは頼むよこれからも 晴れの門出と抱きよせて 見上げる夜空に春の月 今日からふたりのふたりの花道を 
抱きしめて大月みやこ大月みやこ水木れいじ幸耕平丸山雅仁渡れるかしら 火の川を 月もおぼろな 夜だから この世を逃げて 夢を見る 明日はいらない ふたりなら… 泣き濡れて ねぇ 咲く花を せめて朝まで あぁ 抱きしめて  乱れた口紅(べに)も そのままに 罪なあなたと 知りながら お酒に溺れて 流される 雨が降ります 心にも… 聞かせてよ ねぇ もう一度 熱い吐息で あぁ 抱きしめて  だまして欲しい 最後まで 惚れてしまえば 女って 涙に揺られて 待ちわびる あなた運命(さだめ)の人だから… 尽くしたい ねぇ この命 灰になるまで あぁ 抱きしめて
紅葉川真咲よう子真咲よう子水木れいじ市川昭介前田俊明好きで添えない あなたなら いのち燃やして 別れたい 悪い女ね ああ・・・最後まで・・・ 忍ぶ恋とは 知りながら 淡く咲けない 紅葉川  酔ったふりして 帯とけば みれん雨ふる いで湯宿 眠れないのよ ああ・・・つらいのよ・・・ 抱いて下さい しっかりと 燃えて乱れる紅葉川  たたむ浴衣に散り染めた 夢のなごりか口紅の花 涙かくして ああ・・・いたいのに・・・ これであなたを見おさめの 朝が泣かせる 紅葉川
別府航路水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫前田俊明だったら どうして 抱いたのよ お酒のせいとは あまりじゃないの 涙があふれて あと追う波止場 一生だまして 欲しかった… 別府航路は お別れ出船 恋を恋を忘れて 旅立つところ  だったら どうして 呼んだのよ ひとことさよなら 言うためなんて あの日のあなたの 言葉に賭けて 東京みかぎり 来たものを… 別府航路の 最終便は 夢の夢のつづきを ふり向くところ  だったら どうして 捨てたのよ 今さら優しい 言葉はよして 命の芯まで 凍えるような 氷雨に打たれて 忘れたい… 別府航路の かえりの船は 泣いて泣いて火の酒 覚えるところ
東海渡り鳥市川由紀乃市川由紀乃水木れいじ市川昭介惚れた弱味か あの娘のあとを 追って風切る 東海道 泣くな相模の はぐれ雲… 男浮き名の この長脇差(ながどす)じゃ 恋は 恋は斬れない アン…渡り鳥  清水二十と 八人衆も 男惚れする 旅姿 ここは駿河の 街道よ 喧嘩渡世にゃ 新茶の香り じんと じんと沁みやす アン…渡り鳥  瞼とじれば 堅気になれと 可愛いあの娘が また叱る あれが三河の 宿あかり… 投げた賽の目 丁半かけて みれん みれん捨てよか アン…渡り鳥  どこで泣いてか あの娘の顔が 浮いて寝かせぬ 茶碗酒 明日は桑名か 山城か… 今度逢えたら おしどり旅に 勝負(かた)を 勝負(かた)をつけたい アン…渡り鳥
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
たからもの山本みゆき山本みゆき水木れいじ八木架壽人石倉重信抱いてください 折れるほど みんなあなたにあげる ねえ… それで心が晴れるなら 男だったら 笑ってよ 冷たいこの世の むかい風 一緒に耐えると 決めた人 あなたは 私の たからもの  肩のぬくもり よせあえば 露地のちいさな空に ほら… 春を呼ぶよな流れ星 二度や三度の つまずきで 深酒するのは もうやめて 故郷(ふるさと)出てきた 甲斐がない あなたは 私の たからもの  涙まじりの 人生(みち)だって ついて行けたらいいの ねえ… 惚れて明日もふたりづれ 男だったら 咲かせてよ 一生一度の 夢ひとつ 尽くして散りたい 女です… あなたは 私の たからもの
さすらい夜曲長保有紀長保有紀水木れいじ西つよし蔦将包流れ流れて この町で 送るこの世の 春いくつ 酒よおまえに 聞かそうか さすらい男の 旅唄を   硬派一途の この俺が 惚れたあの子は 他人(ひと)の花 あとは言うまい 語るまい さすらい夜空が 雨になる  質屋(しち)に荷をたし 苦労した 親も故郷(こきょう)も 捨てたのに なんで今さら 夢に見る さすらい無情の 旅まくら  人の幸せ ふしあわせ 浴びたうぶ湯で なぜ決まる 若い身空で 愚痴るなよ さすらい者にも 明日がある  こんな時代の 道だから 俺はまっすぐ 決めて行く ついて来るなら 来るもよし さすらい夜曲を みちづれに
さよならのかけらを集めて高倉一朗高倉一朗水木れいじ田尾将実川村栄二これを愛と信じたいけど いつも遠くを見てる あなたには 預けない まごころの鍵だけは 逢えば深く 傷つく そんなことは 知ってる 私だって 私だって 女です 夢を見たのです… さよならのかけら集め 歌にすれば哀しい 抱かれながら 憎みながら 今日も また 許してる  人は誰も 夜をさまよう 寒い旅人だから つかの間の ふれあいに ぬくもりを求めあう もしも時を この手で 止めることが できたら それだけで それだけで 幸せよ 何もいらないわ さよならのかけら集め 歌にすればいとしい 抱かれながら 祈りながら 明日(あす)も また 生きてゆく  さよならのかけら集め 歌にすれば哀しい 抱かれながら 憎みながら 今日も また 許してる
根なし草真木柚布子真木柚布子水木れいじ松浦孝之おまえ痩せたと この肩抱いて ふっと淋しい 顔するあなた ふたりぼっちの 根なし草 今日の苦労は お酒で忘れ 聞かせて下さい あ々 夫婦うた  あなた飲みほす お湯割りグラス 湯気のむこうに 故郷が見える ふたりぽっちの 根なし草 流れ流れの 夢追いぐらし ふり向きゃ涙の あ々 春いくつ  明日という日が 人並みならば 何もいらない 望みはしない ふたりぼっちの 根なし草 命よせあう あいあい傘に 倖せ呼ぶよな あ々 花しぐれ 
淡雪の花真咲よう子真咲よう子水木れいじ伊藤雪彦あなたには 運がある 元気をだしてねと 熱いぐい呑み さしだす白い指 泣かせるね 泣かせるね おまえって やつは… そっと抱いたら この手の中で とけて消えそな 淡雪の花  人の世の 幸せは お金じゃ買えないと 今日も笑顔で よりそう影ぼうし 泣かせるね 泣かせるね おまえって やつは… 湯冷めしそうな 男の夢に ついて来るのか 淡雪の花  しあわせの 足音が 聞こえてくるからと 耳にあてがう ちいさな桜貝 泣かせるね 泣かせるね おまえって やつは… 胸のすきまに 舞い込んできて 春を呼ぶよな 淡雪の花  
江ノ島ごころ水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫南郷達也忘れられない 別れても おもいで波うつ 相模湾(さがみ)の海よ みんな嘘(うそ)だと 知りつつ今日も ひとり来ました 面影抱いて 誰を呼ぶのか 浜千鳥 雨が泣かせる 女の恋ごころ  中津宮(なかつみや)から ふり向けば 幸せ叶うと 教えたあなた 待てど暮らせど 戻らぬ人と 知っていたなら 抱かれなかった… 一夜泊(ひとよどま)りの 情(なさけ)でも あとを追いたい 女の恋ごころ  涙かれても 燃える恋 みれんという名の 宵待草か 咲くに咲けない 片瀬(かたせ)の花が あなた偲(しの)んで 呑(の)みほすお酒… 夢に見ました 帰り船 醒(さ)めてせつない 女の恋ごころ
海峡駅綾世一美綾世一美水木れいじ桜田誠一好きで 好きで 好きで 好きで 好きで別れた人だから きっといつかは逢えるはず 波また波の海峡駅は かもめ啼くから雪になる 寒い 寒いわあなた抱きしめて…  呼んで 呼んで 呼んで 呼んで 呼んで届かぬ運命なら なんで逢わせた燃えさせた 便りを待てと海峡駅の 別れ言葉は嘘ですか いやよ いやですあなた捨てないで…  抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いてください夢でいい 忍ぶ恋でもいのちです 雪降りやまぬ海峡駅に 春はいつ来るいつ戻る 待つわ 待ちますあなたいつまでも…
一徹天草二郎天草二郎水木れいじ船村徹蔦将包やる気ひとつで 故郷(ふるさと)あとに あれから数えて ふたむかし どんな時でも あきらめるなよ 何(なん)にも言わずに 背中でさとす… おやじの懐(ふところ) 一徹と 今さら知って 泣ける酒  惚れた女に 惚れたといえぬ 不器用なんだよ この俺は 恋も半端な 半人前か それでもいいんだ せつない夜は… おやじがギターで 爪弾(ひい)ていた 艶歌(えんか)をポツリ くちずさむ  我慢かさねて 男になって かならずいつかは 恩返し 遠い天草 あの潮騒よ のぞみを果たして いつの日帰る… おやじを手本に 一徹に 生きると決めて あおる酒
南国土佐に雪が降る多岐川舞子多岐川舞子水木れいじ岡千秋南郷達也北へ行ったら よかったかしら おもい切れずに また泣くのなら いとしさ憎さが 渦をまく 旅のみなとの 船着場… みれん心を ゆさぶるように 南国土佐に あゝ雪が降る  遠いあなたを 呼んではみても 風がほゝ打つ 命が寒い 漁火はるかに 海鳴りが 哭いて恋しさ つのらせる… みれん心を ゆさぶるように 南国土佐に あゝ雪が降る  雪よ降るなら 吹雪になって いっそ消してよ この胸の火を 涙も凍える 岩かげに 誰を待つのか 紅椿… みれん心を ゆさぶるように 南国土佐に あゝ雪が降る
星降る夜のメロディ森サカエ森サカエ水木れいじ蔦将包蔦将包あなたにやさしく 肩を抱かれたら 都会(まち)の夜景は 銀河の海になる 恋につづきが あるのなら つれて行ってよ エデンの島へ…… 抱きしめてくちづけて 想い出たどりながら 星降る夜のメロディ もういちど踊って  誰にも言えない 若い情事(ひめごと)は 窓辺(まど)に咲いてた ミモザが知っている 別ればなしを 聞いた日も こんな綺麗な 星空だった…… 泣きぬれて酔いしれて あなたを待っていたの 星降る夜のメロディ もういちど踊って  淋しい瞳(め)をして どうか見ないでね 時間(とき)はいじわる あなたのせいじゃない もしも希(ねが)いが 叶うなら ずっとこのまま アダムとイブで…… 揺れながら燃えながら 囁きかわしながら 星降る夜のメロディ もういちど踊って
雨やどり天童よしみ天童よしみ水木れいじ桧原さとし伊戸のりおお酒の呑み方 見ただけで 背負った苦労が わかるのよ これが惚れたと いうことなのね 聞かせてください 心の憂(う)さを… いつかなじんだ 縄のれん めぐり逢わせた 雨やどり  おふくろみたいな 口きくな 叱ったそばから 瞳(め)が笑う 人を踏みつけ 生きてくよりも 踏まれて耐えましょ 紫陽花しぐれ… どこか優しい 故郷(くに)なまり しみて泣かせる 雨やどり  明日(あした)はいい日が 来るからと 信じて今夜も 遠まわり 後生大事(ごしょうだいじ)に こころに秘めた 叶えてあげたい あんたの夢を… 女ごころの 意地ひとつ 縁をむすんで 雨やどり
泣酒川(なさけがわ)水沢明美水沢明美水木れいじ朝月廣臣池多孝春泣酒川…生きるこの世の 波風に お酒を頼りの 浮き沈み 女ひとりの なみだの町で 夢を灯して 二十年… やっと逢えたね 逢えました あなたという名の いのち舟  この川で…うしろ姿を 見送れば こころの中にも 雨がふる 泣いた数だけ 折鶴おって 袖を濡らした 夜いくつ… やっと見えたね 見えました ネオンの岸にも 春ひとつ  泣酒川… 水よ 心が あるならば 叶えてください この恋を どこへ着こうと あなたの胸に さだめ預けて 流れゆく… きっと咲かすね 咲かせます しあわせ一輪 おんな花
残雪の町氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗ふたりがいつしか 恋仲と 気づいた朝は 雪だった 風花舞い散る 停車場に 肩よせたたずむ うしろ姿よ 声に 声に ならない 白い白い哀しみ 降って 降って 心に降り積もる…… 何も言わず この町 旅立とう だから友よ 俺の涙 ふりむくな  野あざみ咲く道 自転車で 夕焼け雲を 追いかけた 少年時代の 走馬燈 無邪気な笑顔が 浮んで来るよ 遠い 遠い あの日が 砕け砕けちぎれて 降って 降って 心に吹きすさぶ…… いずれいつか 手紙に 綴るから だから友よ 俺の涙 ふりむくな  雪よ 雪よ 想い出 すべてすべて埋(うず)めて 降って 降って 心に降り積もれ…… 明日(あす)はどこか ひとりで 遠い町 だから友よ 俺の涙 ふりむくな
会津街道ふたり旅鏡五郎・磯部さゆり鏡五郎・磯部さゆり水木れいじ西條キロク馬場良雪を抱いた 磐梯山が なぜか立派な あんたに見える 照れて振りむきゃ おまえはまるで 梅の小枝の うぐいすなんて… 浮き世忘れて 鶴ヶ城をあとに 会津街道恋巡礼 ああ ああ ふたり旅  ひとつ越えても 山また山の まるでふたりの 人生暦 湯の香懐かし ランプの里で いのち洗って 呑みましょあなた 鐘がなるなる 観音寺の 会津街道たそがれて ああ ああ ふたり宿  紅もほんのり おまえも酔って ここが故郷 大内宿よ 今度来る日は 三人づれで 猪苗代湖の 桜を見たい… 先は長いが よろしく頼む 会津街道十五夜の ああ ああ ふたり酒
燃えて恋歌松川未樹松川未樹水木れいじ岡千秋伊戸のりお好きなら いいじゃない 好きなら好きだと 素直に言ったらいいじゃないの 今日は今日だよ 今日かぎり 春には桜も 乱れ咲き 風に散るのは 覚悟だよ… 男だったら いのちがけ 好きなら いいじゃない いいじゃない  だめなら いいじゃない だめならだめでも 一からやったらいいじゃないの 心の傷など 恥じゃない 夏には夜空の 遠花火 祭りのあとの 淋しさよ… 男だったら いのちがけ 泣いても いいじゃない いいじゃない  惚れたら いいじゃない 惚れたら惚れたと 照れずに言ったらいいじゃないの 明日は明日さ 今日じゃない 秋から冬へと 散る紅葉 燃えて恋歌 聞かせてよ… 男だったら いのちがけ 抱いたら いいじゃない いいじゃない
望郷はぐれ鳥天童よしみ天童よしみ水木れいじ徳久広司竜崎孝路バチを持つ手を 凍(こお)らすように 叩(たた)く無情の 雪つぶて 親にはぐれて 旅空夜空 これが運命(さだめ)と 太棹弾(ひ)けば…… じょんから…じょんから…じょんからョー 地蔵菩薩の サノセー 目に涙  泣かぬつもりが 白(しろ)かたびらの 袂(たもと)ぬらすも 女ゆえ 掟(おきて)破って 通った人は 呼んで帰らぬ 北前船で…… じょんから…じょんから…じょんからョー 波の藻屑(もくず)か サノセー 風岬  明日(あす)は越前 それとも佐渡か 聞けばまた哭(な)く 虎落笛(もがりぶえ) さらばおさらば なさけの村の 灯りふり向きゃ 舞い立つ吹雪…… じょんから…じょんから…じょんからョー せめて荒れるな サノセー 日本海
こんなきれいな月の夜はさくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋若草恵こんなきれいな月の夜(よ)は 喧嘩するのは やめようよ ちょっと笑顔を 見せあうだけで 街の並木も 夢あかり…… ほらね ほらね ほらね…一緒に歌って仲良く帰ろうね まんまるレモンの月の夜(よる)だから  こんなきれいな月の夜は なぜか故郷(ふるさと) 思い出す 赤いハマナス咲く砂山で 幼なじみと 遊んだ日…… ほらね ほらね ほらね…何歳(いくつ)になってもやっぱり逢いたいね まんまるレモンの月の夜だから  こんなきれいな月の夜は 手と手つないで 遠まわり 明日もいいこと ありそうだねと 言ってよりそう 影ぼうし…… ほらね ほらね ほらね…一緒に歌えば元気が出てきたね まんまるレモンの月の夜だから 月の夜だから 月の夜だから
昔かたぎ三門忠司三門忠司水木れいじ石中仁人情がすたれた 憂き世をすねて 飲みに来たのか 相棒よ 久しぶりだぜ 久しぶりだぜ 呑もうじゃないか… やぶれ屋台の 赤ちょうちんが 俺と貴様にゃ あゝ夢灯り  人の値打ちが 生きてく道が 浴びたうぶ湯で なぜ決まる 久しぶりだぜ 久しぶりだぜ 呑もうじゃないか… 泣くな泣くなと どやせば泣けた 昔なじみの あゝ縄のれん  ひょろりよろけた 小雨の露地で 聞いてうれしい 故郷なまり 久しぶりだぜ 久しぶりだぜ 呑もうじゃないか… 明日の日和を また来る春を 男どうしで あゝはしご酒  
酒語北島三郎北島三郎水木れいじ岡千秋南郷達也こぼれ夜露か 涙のつぶか しみる今夜の 路地酒場 振りむけば… いろんな途(みち)があったけど… これでいいんだ これでいい  ひとり生まれて ひとり行く 長い道だよなァ 人生って奴は…  さぞや憎かろ あの日のしうち 惚れていりゃこそ 棄てて来た 恋文を… 燃やせば蒼いうすけむり… 泣くな未練な 影ぼうし  ひとつふたつと 数えてみたら 心残りの 夢いくつ 言わずとも… 背中に隠すわびしさを… 酒よわかるな おまえなら 酒よわかるな おまえなら
つぶやき石川えりな石川えりな水木れいじ田尾将実川村栄二痛いほどに燃えた くちづけのあとで 背を向けて街の灯(ひ)を 見つめるあなた めぐり逢えた奇跡 信じかけたのに 心にはもうひとり 旅人がいる あなたのすべてを 欲しいと思う 愚かな愛が とまらない… こっちへ来て 抱きしめてよ それも叶わぬ つぶやきだけど…  眠りかけた恋に 罪深い恋に ため息で 指先で 火をつける人 甘い罠に堕ちて 夢を見たいのに 何故かしら今さらに 臆病になる いのちの限りに ときめきながら ひとつに溶けて しまえたら… この瞳(め)を見て 囁いてよ 声にならない つぶやきだけど…  わたしのすべてを 奪って欲しい 言葉にすれば 終るから… こっちへ来て 抱きしめてよ それも叶わぬ つぶやきだけど…  声にならない つぶやきだけど…
一路出世船真木ことみ真木ことみ水木れいじ水森英夫前田俊明マグロの嫁さん もらえばいいと ふくれっつらして ひじ鉄砲 沖の修羅場は 恐れぬが おっかねェのは あの娘の涙… そんな言い方 な・に・ぬ・ね・の 俺はお前に は・ひ・ふ・へ・ほ 一路一路と 出世船  いまどきどうして 漁師になった 理由(わけ)などあるかよ 浜千鳥 山背ひとあれ 吹くまえに 飛んで帰って あの娘に言いな… たまにゃ手紙(たより)も か・き・く・け・こ 酒はきっぱり た・ち・つ・て・と 一路一路と 出世船  命を張らなきゃ ものには出来ぬ 一本釣りだよ 人生は イヤも嫌いも 好きのうち 戻るねぐらは あの娘の港… そんな言い方 な・に・ぬ・ね・の 俺はお前に は・ひ・ふ・へ・ほ 一路一路と 出世船 
時という名の岸辺で美川憲一美川憲一水木れいじ弦哲也竜崎孝路めぐり来る春の日に 花は咲くけど いつまでも花のままで 香ることはないのね 淋しさに 眠れない夜の深さも 瞳(め)をとじて 指を折れば やがて朝が来るのね だからめぐり逢い だから信じあい 人は旅をするのね 愛が欲しいから あゝ流れゆく 時の岸辺で 教えてくれた それはあなた あゝ流れゆく 時の岸辺で 人生は素晴らしいと  若すぎたあの頃は 許せなかった お互いの傷あとさえ 今はとてもいとしい 光る星空に 光る過去達(おもいで)に 風よ伝えて欲しい 愛をみつけたと あゝ流れゆく 時の岸辺で あなたとふたり 謳いましょう あゝ流れゆく 時の岸辺で 人生は素晴らしいと  人生は素晴らしいと
月見草石原詢子石原詢子水木れいじ四方章人待てど暮らせど 戻らぬ人を 呼べば日暮れる 瀬戸の海 あなた…あなた旅から いつ帰る…… 咲いて哀しい わたしの恋は いのち一夜の 月見草  すすり泣くよな 汽笛の音に 眠れないまま 口紅をひく あなた…あなた旅から いつ帰る…… 夢でいいから 恋しい胸で そっと散りたい 月見草  千里渡れる 翼を持つに 何を嘆くか 浜千鳥 あなた…あなた旅から いつ帰る…… 遠くなるほど 逢いたさつのる 女ごころの 月見草
残り雪鏡五郎鏡五郎水木れいじ桜田誠一ひとつ枕に 身をよせながら なぜに結べぬ さだめの糸よ 人目しのんだ 別れの旅も 今日で最後の あゝ 夢一夜(ひとよ) 情けに染まれ… 残り雪  灯りおとして 紅ひもとけば 匂うほのかな 湯上がり化粧 あとがつくほど この指噛んで すがるおまえが あゝ いじらしい 舞い散る恋の… 残り雪  燃えたふたりの 幾春秋(いくはるあき)が みんな夢なら 忘れもしよう 尽きぬなごりに 酒くみあえば いつか夜明けの あゝ 風の宿 命につもれ… 残り雪
虹の花天童よしみ天童よしみ水木れいじ聖川湧馬場良女のいのちを 賭けてこそ 渡れる なみだの川もある 惚れたあんたの人生に 運命(さだめ)を あずけた 私です ごらんあの空 薄日(うすび)がさした もう泣かないわ…もう泣かないで… 明日はふたりの花が咲く  この身を捨てても あんたには 幸せ もらった 借りがある 風の寒さが しみる夜(よ)は お酒を温(ぬく)めて 唄ひとつ いいの下手(へた)でも 世渡りなんか もう泣かないわ…もう泣かないで… 明日はふたりの花が咲く  世間のうわさは 通り雨 くるりと はじけば 春も来る 夢の灯(あか)りが 遠くても 死ぬまで一緒と 決めた道 どこへ流れて 行ってもいいの もう泣かないわ…もう泣かないで… 明日はふたりの花が咲く
ふたりの縁歌鳥羽一郎・真咲よう子鳥羽一郎・真咲よう子水木れいじ四方章人酒に酔うなら 手酌より 好きなあなたと さし向かい 苦労ばかりで 許せよおまえ なによいまさら 水くさい 口は悪いが 情には厚い 惚れて 惚れぬく… ふたりの縁歌  他人に踏まれて 泣いてきた 俺にも覚えが あることさ もしもあなたに 逢えずにいたら それは言うなよ 照れるから 涙もろくて 不器用だけど 惚れて 惚れぬく… ふたりの縁歌  ごらん川面の おしどりを あれを鏡に 添いとげる 生きるつらさに 弱音をはかず 歌いましょうよ ねえあなた… 瞳と瞳見かわしゃ 心が通う 惚れて 惚れぬく… ふたりの縁歌
深仲酒水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正鈴木英明夢の一文字 心の傘に 我慢くらべの 二十年 いろいろあったわ ありました… 演歌人生 振りむきながら あなたとしみじみ 深仲酒(ふかなさけ)  酒は飲め飲め 飲むならば 惚れた同士で さしむかい  無くて七癖 浮気の虫を 封じきれずに 泣いた夜 いろいろあったわ ありました… あの手この手の やりくり所帯 あなたに尽くした 深仲酒(ふかなさけ)  人は道づれ 憂き世は情 笑うふたりに 春が来る  いろいろあったわ ありました… 惚れてより添い 次の世までも あなたと酔いたい 深仲酒(ふかなさけ)  酒は飲め飲め 飲むならば 惚れた同士で さしむかい
夾竹桃の咲く岬井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也好きに 好きに 好きにならなきゃ よかったわ こんな別れが 待ってるならば かもめよ泣いて 夕陽に泣いて 泣いてあの船 追いかけて… あなただけはと 信じて燃えた 夾竹桃の咲く岬  あなた あなた あなたもいちど 聞かせてよ とわず語りの 身のうえばなし 今夜も酔って お酒に酔って 酔ってみれんに 泣きじやくる… 呼んでみたって 誰もいない 夾竹桃の咲く岬  いのち いのち いのち尽して 散りたいの 女ごころは いちずなものよ この町すてて この恋すてて すてて明日が 見えますか… 霧笛かえして ふたりの春を 夾竹桃の咲く岬
女の川真咲よう子真咲よう子水木れいじ鈴木淳水谷高志誰が捨てたか 水面にゆれる 都忘れの 花はむらさき まるで私を 見ているようで ふいに涙が あふれてきます 愛しながらも 別れて来たが つのる未練の…つのる未練のひとり旅… 夕日に染まる 橋にたたずみ あなた呼んでる 女の川よ  汽車をおりたら もう秋でした 肩を抱かれて 聞いた鐘の音(ね) そんな想い出 探して歩く 枯葉舞い散る 寺町通り 恋はいつでも 別れたあとで 弱い私を…弱い私を泣かせるの… 面影ばかり 浮かぶ星空 あなた逢いたい 女の川よ  幸せかしら 別れた人は 今はどうして…今はどうしているかしら… 季節はめぐり やがて初雪 あなた恋しい 女の川よ
雨のめぐり逢い真咲よう子真咲よう子水木れいじ四方章人あなた も少し 飲みますか 外は 日暮れの にわか雨 過去ばなしに ほゝ染める これも 何かの縁かしら 好きで別れて…好きで別れて…もう二年 あれからどうしていたのでしょうね  弱いお前が 気がかりと ポツリ つぶやく 優しさに 今も独りと 言いかけて 涙ぐんでは 爪を噛む 酔ったふりして…酔ったふりして…よりそえば 新妻みたいに 見えるでしょうか  あなた 送って くれますか 雨も小降りに なったから まわり道して 傘の中 そっと甘えて いいかしら 好きで別れて…好きで別れて…もう二年 待ってる 誰かが いるのでしょうね
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
くれない仁義佐野文香佐野文香水木れいじ宮下健治佐伯亮恋に咲いても いのちはいのち 義理に散っても 花は花 おひかえなすって この道 開けてもらいましょうか… 女だてらに 仁義きる 肌はくれない 鉄火肌  変る時節を 嘆きはせぬが 浮名ばかりの たつみ風 おひかえなすって けじめをつけに 参りましょうか… 肩で泣いてる 緋ざくらも 燃えて血染めの 修羅の坂  あおぐ夜空を 染めては消える 雪か花火か 人生は おひかえなすって 盃うけて 別れましょうか… 忍の一文字 抱いてゆく それが渡世の おんな道
花と嵐瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ叶弦大花と嵐の うき世の河を 越えてあなたと 十余年 過ぎてしまえば 泣いたあの日も 想い出話 そうよ今夜は うす紅さして つきあいましょうね あなたの酒に  酔えばしんみり 私の膝で ひとつ覚えの 子守唄 いまも心で 詫びているのね かさねた親不孝 次の彼岸は 故郷帰り つきあいましょうね あなたの旅に  ついて来いとは 言えない人の うしろ姿が いじらしい まわり道でも 生命よせあう この倖せを そっと噛みしめ いついつまでも つきあいましょうね あなたの夢に 
大阪雨情たかみのり子たかみのり子水木れいじ岡千秋あんたは嘘が下手やから 可愛い女に ようなれん 想い出運ぶ 新地の雨も 素直になれよとほほを打つ 男は夢から抜けきれへんし 女はお酒じゃ酔いきれへんし 大寒 小寒 心が寒いそれでも恋しい あああんた 大阪雨情  お酒に捨てる 淋しさが 灯りの数だけ にじむ街 昨夜も肩に移り香つけて しあわせ芝居に水をさす 男は いつでも煮えきれへんし 女は いつでも言い切れへんし 大寒 小寒 心が寒い それでも恋しい あああんた 大阪雨情  男はひとりじゃ眠られへんし 女は涙を見せられへんし 大寒 小寒 心が寒い それでも恋しい あああんた 大阪雨情大阪雨情
流れ星氷川きよし氷川きよし水木れいじ水森英夫どこにいる どこにいる あの女(ひと)しあわせか 呼んでみる 呼んでみる 夜空に流れ星 別れた今も 気にかかる 目もとのちっちゃな 泣きボクロ 風 風吹くな 北風吹くな 北風吹けば 淋しがる あゝあの女(ひと)が…  ゆきずりに ゆきずりに 恋したわけじゃない この想い この心 伝えて流れ星 街の灯(ひ)かぞえ くちずさむ ふたりで覚えた 恋唄を 風 風吹くな 北風吹くな 北風吹けば 淋しがる あゝあの女(ひと)が…  あの頃へ あの頃へ 戻れる夜汽車なら 帰ろうか 帰ろうか 一緒に流れ星 薄雪草(うすゆきそう)の 白い花 もいちど探しに 故郷(ふるさと)へ 風 風吹くな 北風吹くな 北風吹けば 淋しがる あゝあの女(ひと)が…
さだめ舟長保有紀長保有紀水木れいじ市川昭介おもては雨と 嘘ついて 帰る背中に すがりつく あなた朝までそばにいて… 情けの川に 溺れても ふたりじゃ乗れない さだめ舟  はだけた胸が 寒くなる きれいごとならもういいの あなた朝までそばにいて… 嫌いと好きの うず潮に 今夜も身をもむ さだめ舟  抱かれたあとの 淋しさに 足袋をはく手がまた濡れる あなた朝までそばにいて… いまさら罪を 重ね着の 我身が哀しい さだめ舟
お駒雪化粧笹みどり笹みどり水木れいじ安藤実親佐伯亮蝶よ花よと もてはやされた そんな昔が 懐かしい 器量ばかりで 実らぬ花か お駒うす紅 黄泉路(よみじ)の旅化粧  恋とのれんの 両天秤じゃ しょせん渡れぬ 憂き世川 人目忍んだ 閨(ねや)の灯(ひ)も 浮いた浮いたの 夢も消え 今日は罪の瀬 おぼれ舟  才三(さいざ)ひとりと こころに決めて 解いた十九の 初島田 誰の筋書(すじ)やら からくり芝居 お駒なみだで 爪びく 三味の弦(いと)  (セリフ) もう想い残すことなんて あるもんか みれんも無い… 怨みも無い… この世のことは 水に流して むこう岸 あの人が…あの人が…きっと私を 待っているからね  誰に見せましょ 女の意地を わかれ絵すがた 黄八丈 これが この世の見おさめ橋に… お駒いのちか ひとひら春の雪
紅桜真咲よう子真咲よう子水木れいじ西條キロク伊戸のりお大丈夫よ あなたなら きっといいこと 待ってると 生きる元気を くれるやつ おまえひとりさ おまえだけ―― 抱けばほんのり ほほ染める 俺の花だよ おまえは紅桜  淋(さみ)しい日は 月見酒 ツキのない夜は 祭り唄 いつも人情(なさけ)で 酔わせたね おまえひとりさ おまえだけ―― どんな時でも その笑顔 俺が守るよ おまえは紅桜  これからです 人生は 言って無邪気に またはしゃぎ 明日(あす)の灯(あか)りを ともすのか おまえひとりさ おまえだけ―― 春よ倖せ つれて来い 俺の花だよ おまえは紅桜
海峡わかれ雨真帆香ゆり真帆香ゆり水木れいじ北原じゅん別れ 別れ 別れ手紙を 握りしめ ひと汽車遅れ 追って来た 港駅は 雨 雨 雨が降る 指が寒い 肩が寒い 心が寒い どこにいるのよ あゝ…恋しい 恋しいあなた  泣いて 泣いて 泣いて手を振る 海峡に あなたの船は 消えてゆく 呼んでみても 雨 雨 雨が消す 死ねとばかり ほほを叩く 冷たいしぶき 抱いてください あゝ…もいちど もいちどあなた  港 夜明け 雨 雨 雨の中 髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を あゝ…待ちます 待ちますあなた 
最終フェリーで着いた町氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗伊戸のりお追えばつらいと 知りながら 噂(うわさ)追いかけ 訪ねて来たよ 雨の…雨の…雨の…雨の街角 別れたふたり… 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝまた降る 最終フェリーで着いた町  夜の酒場で 流行歌(はやりうた) 聞けばあなたの ぬくもり恋し 雨の…雨の…雨の…雨の路地裏 流しのギター… 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝせつない 最終フェリーで着いた町  白いアカシヤ 散る小径(こみち) 呼べば冷たく 汽笛も咽(むせ)ぶ 雨の…雨の…雨の…雨の波止場で 出船を待てば 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝ泣かせる 最終フェリーで着いた町
夫婦あかり天童よしみ天童よしみ水木れいじ山田年秋うれし涙で 暖簾をかけて 両手あわせる 浪花の春よ 夫婦あかりは いのちの灯り… 庖丁持たせりゃ 日本一と あなた信じて あなた信じて ついて来た  「両親(おや)の反対 押し切って 千日裏の 三畳一間 夜逃げ同然に 八尾・上六・天王寺… ほんま ほんまに 夢のようや こうして道頓堀に ふたりの店が持てるなんて あんた… やっとうちらにも 運が向いてきたんやなァ」  雨の屋台の 三々九度が 苦労はじめの 路地裏ぐらし 夫婦あかりは 想い出灯り… 好きなお酒も 辛抱してる うしろ姿は うしろ姿は つらかった  「あんた たまには ごんたして来なはれ どっかで気ィ抜かんと 息切れしまっせ なあ うちかてがんばるさかい かまへんやないの 帰って来たら あんた また せいぜい気ばってや」  泣くも笑うも ふたりと決めて 渡る浮世の 八百八橋 夫婦あかりは いのちの灯り… 味で売り出す 男の夢を 影で支えて 影で支えて 生きてゆく
夜明けの十字路氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗伊戸のりお西陽の窓辺(まど)で 髪を梳(す)き そっとため息 ついた女(ひと) 別れの予感が してたせいなのか 呼んで…呼んで…呼んでみたって 帰っちゃ来ないけど 愛が…愛が…愛が…愛が あふれる… 逢いに行こうか 戻ろうか 夜明けの十字路  泣いていないか しあわせか 淋しがりやの 女(ひと)だから 別れたあとから つのる恋ごころ 呼んで…呼んで…呼んでみたって 今では遠いけど 愛が…愛が…愛が…愛が ふるえる… 逢いに行こうか 戻ろうか 夜明けの十字路  時計の針を もどせたら きっと今度は 離さない 別れてなおさら 痛む恋ごころ 呼んで…呼んで…呼んでみたって すべては夢なのか 愛が…愛が…愛が…愛が さまよう… 逢いに行こうか 戻ろうか 夜明けの十字路
一緒節氷川きよし氷川きよし水木れいじ岡千秋蔦将包情(なさけ)に棹(さお)さしゃ 流される 恩義を立てれば 角が立つ とかく窮屈 三角・四角 ままにならない 世の中だけど…… なんだ坂こんな坂よいしょっと越えて 笑顔で生きましょ!ご一緒に  焦がれた人には 添えなくて 気のない人から 想われる 来い(恋)というのに 逢い(愛)にもゆけず 洒落にならない 道行きならば…… なんだ坂こんな坂よいしょっと越えて 来る春待ちましょ!ご一緒に  あの月ご覧と 微笑(わら)う母 欠けても満ちると 言った父 姿かたちは どう変ろうと 変えちゃならない その心意気…… なんだ坂こんな坂よいしょっと越えて 明日(あした)も元気で!ご一緒に
みちのく雨情小町雪乃小町雪乃水木れいじ叶弦大蔦将包風のうわさを 訪ねてひとり きのう喜多方 きょう最上川 一生一度の いのちの恋と 遠く離れて 知りました ひと目逢いたい あの人に ここは みちのく なみだの雨が降る  湯もや流れる 花巻小路 はるか松島 染めゆく紅葉 陽だまりみたいな 優しい胸が 今も恋しい 抱かれたい 泣けばこころも 冬化粧 ここはみちのく あの日も雨でした  明日は捨てよか 奥入瀬川に 十和田・湯沢の おもいで暦 夢物語で 終わるでしょうか いいえ 私は信じてる 好きで別れた 人だもの ここは みちのく 名残りの雨が降る
あばれ船渡辺ひろ美渡辺ひろ美水木れいじ桜田誠一前田俊明時化がかじったおんぼろ船でヨー 度胸ひとつの漁に出る あんた無事で戻るように  バッと御神酒をふりまいて さあさお立ちだあばれ船  昨夜あたしを抱いてた腕でヨー 網を引くのか今頃は あんた呼んでほてる乳房の せめてぬくもり届けたい 風も寒かろあばれ船  惚れて惚れぬく荒波そだちヨー 涙みせたら叱られる あんた迎え走る岬 沖じゃ大漁の旗をふる 今日は祭りだあばれ船 
ちぎり川水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫前田俊明肩に舞い散る 淡雪が こころ細さを またつのらせる あの日と同(おんな)じ バスで来た あの日と同(おんな)じ 町なのに… あなた あなた あなたがいないそれだけで なんて淋しい ちぎり川  意地をはらずに すがったら 愛のくらしは 続いたかしら あの日と同(おんな)じ 夕月を あの日と同(おんな)じ 窓で見る… あなた あなた あなたとここで結ばれた 夢のようです ちぎり川  泣いて涙も かれたのに 思い出すのは いいことばかり あの日と同(おんな)じ むらさきの あの日と同(おんな)じ 夜が明ける… あなた あなた あなたの胸に帰れたら 何もいらない ちぎり川
歳月藤原浩藤原浩水木れいじ岡千秋南郷達也朝焼けの 光る浜辺に 我立ちて 潮騒に胸の高鳴り 聞いた日よ 夢遥か 遠きふるさと 振り向けば 懐かしき父母(ちちはは)の顔 ふと浮かぶ 傷つきながら つまずきながら それでも独り 歩いた この道… ありがとうの言葉しか 今はないけど 雲ひとつない 蒼空(あおぞら)の こころで生きた 我が歳月  降りしきる 雪の荒野を さすらって 裏切りに 人の仕打ちに 泣いた日よ ゆきずりの 見知らぬ町も 友はいて また夢に生きる力を もらった日 不器用だから ひたむきだから 遠まわりして 渡った あの河… ありがとうの言葉しか 今はないけど かぞえきれない ぬくもりに 抱かれて生きた 我が歳月 …我が歳月
ほろ酔い花秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介前田俊明しあわせなのに 泣けてくる どうかしてます 今夜のお酒 惚れてはじめて 知りました 女ごころの 頼りなさ… ほろ酔い花は あなたが命 あなたが命です  アザミの花の あの棘は 理由があるのよ 哀しい理由が きれいばかりじゃ 渡れない 夜風つめたい この憂き世… ほろ酔い花は あなたが命 あなたが命です  とりえも何も ないけれど 咲いてみせたい 尽くしてみたい 甘え上手に なれと言う そんな言葉に また涙 ほろ酔い花は あなたが命 あなたが命です
雁の宿鳥羽一郎鳥羽一郎水木れいじ西つよし南郷達也宵の嵐が 嘘のよに 水にさざめく 十六夜月よ 熱いしずくに 波うちながら 抱いて抱かれて 散れたらいいさ… 人目しのんで さだめの恋に 燃えて身をやく あゝ…雁の宿  帯は解いても 解かぬ小指(ゆび) 泣いて謎かけ また困らせる 罪なおまえの 浮世絵すがた 知っていながら 溺れて燃える… 酔って今さら この腕(て)の中で なにを恥らう あゝ…雁の宿  咲いて実らぬ 白萩が 風にこぼれて 川面を染める 聞けばなおさら 気になる明日を 何故に聞かせる 宵ざめまくら… 夢を見ようか 夜(よ)の明けぬ間に 命かさねて あゝ…雁の宿
ふるさとは遠きにありて水木良水木良水木れいじすがあきら伊戸のりお丘に登れば 遥かに輝(ひか)る 海にかげろう 沸き立つ町よ 夢を追いかけ 夜汽車で着いた 東京ぐらしも 数えて五年… 瞼とじれば あざやかに あゝ 我が故郷(ふるさと)は 遠きにありて  造り酒屋の 煙突ごしに 吹くかこがらし 真冬の夕空(そら)に 好きと言えずに 背中を向けた あの娘(こ)は嫁いで いったのだろか… 風の噂に ふり向けば あゝ 我が初恋は 遠きにありて  明日(あす)は帰ろか 岬の駅に 春が呼んでる ふるさと列車 つもり重ねた 不孝の数を こころで詫びては また呑む酒よ… 酔えば聞こえる 童唄(わらべうた) あゝ 我が故郷は 遠きにありて
旅の宿滝里美滝里美水木れいじ岸本健介愛想なしほど 情は深い そこにほだされ もう二年 はじめてですね はじめてですね そろい浴衣で 旅の宿 あつい地酒に しみじみ酔って 小窓開ければ 春の雪  捨てた故郷に 戻ってみれば 今じゃ家さえ ないと言う せつないですね せつないですね もらい泣きして 旅の宿 似た者どうし 身を寄せあえば いつか夜更けて 波の音  どんな夢見て 寝息をたてる あなた私の 膝まくら しあわせですね しあわせですね ふたりぼっちの 旅の宿 いっそこのまま 時を止めてよ 雪見障子の月灯り  
人生情け傘三笠優子三笠優子水木れいじ三浦丈明池多孝春雨の屋台の 三三九度で 捨てた故郷と 親ごころ 離れずに…離さずに あんたとふたり 憂き世しぐれに 身をよせながら 惚れてつれあう 人生情け傘  ひとつ越えても 山また山の つづく苦労の いばら道 振り向かず…振り向けず あんたとふたり 我慢くらべの 駆け落ちぐらし 耐えて忍んだ 人生情け傘  涙つづりの 幾春秋(いくはるあき)も 過ぎてしまえば 語り草 ほどかずに…ほどけずに あんたとふたり 絆一文字 明日に賭けて 夢もひろがる 人生情け傘
かたおもい天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫伊戸のりお泣いて…泣いて 泣いてどうなる恋じゃない 知っていながら また涙 黒髪の ひとすじに 偲(しの)ぶあなたの残り香よ… 好きで添えない 今生(こんじょう)の あ…これが 最後のかたおもい  花も…花も 花も哀しい宵待ちの 唄を小窓で くちずさむ 街あかり またひとつ 消えてせつない夜(よ)が更ける… 待てど暮らせど あてもない あ…雨も こぬかのかたおもい  酒に…酒に 酒に心があるじゃなし なまじすがれば つらいだけ 人の世の 裏の裏 見ないふりして生きようか 燃える命火 抱きしめて あ…誰に 聞かせるかたおもい
奥能登ひとり井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明あなたが この町 旅しなければ 泣かずに 暮らした はずでした ここは奥能登 鉢ヶ崎(はちがさき) いで湯の郷で 燃えた恋… みんなあなたに あげたのに なんで置いてく みれんの涙  昨夜(ゆうべ)の嵐が 散らした 紅葉(もみじ) ひとひら 荷物に 忍ばせる ここは奥能登 葭ヶ浦(よしがうら) ランプの宿の 秘めごとを… 昔ばなしに しないでね それも女の わがままですか  この手に包めば はかなく消える 風花みたいな 夢ですか ここは奥能登 琴ヶ浜(ことがはま) あなたを呼べば 砂が哭(な)く… 惚れて待つのが 運命(さだめ)なら 待つわ一生 いのちをかけて
夕月みなと大黒裕貴大黒裕貴水木れいじ弦哲也前田俊明かもめ教えて ふたりの恋が なんでこの世の 罪になる 別れることが あなたのためと 死ぬほど泣いて決めました 呼んでも 呼んでも 呼んでもダメよ 風が身をさす 夕月みなと  帰る故郷 なくした今は せめて頼りの 月灯かり おもかげ抱いて 叫んでみても 海鳴り遠く咽ぶだけ いのちが いのちが いのちが寒い 女ひとりの 夕月みなと  何もいらない 想い出なんか もっと一緒に いたかった 東京行きの あなたの切符 なみだで海へ捨てて行く 許して 許して 許してあなた 船は出てゆく 夕月みなと
三日三晩黒木梨花黒木梨花水木れいじ船村徹前田俊明やっぱり 男だね 根っから 漁師だね 凍りつくよな 夜明けの浜で あんた お立ちの酒を飲む ZANZA ZANZA と 海が呼ぶ DONDO DONDO と 波の華 わたしゃ篝火 たやさぬように 三日三晩 無事祈る  やっぱり 女だね 根っから 惚れてるね 昨夜渡した お守り札の 紐に黒髪 編みこんだ ZANZA ZANZA と 船は行く DONDO DONDO と 雪の海 カモメ騒ぐな 騒げば時化る 三日三晩 沖を見る  やっぱり ふたりだね 根っから 夫婦だね 煮〆ならべて 熱燗つけて 迎え化粧の 口紅をさす ZANZA ZANZA と 早よ戻れ DONDO DONDO と 胸の中 沖で凍えた 体を抱いて 三日三晩 添い寝する
あすなろ酒井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明雨に打たれて 日照りに耐えて 天をつらぬく 一本檜(ひのき) あれが男の 生きざまと 故郷(ふるさと)でるとき 言ったじゃないの…… 負けるなよ… 負けるなよ… グッといこうか あすなろ酒を  人の値(ね)うちが 生きてく道が 浴びたうぶ湯で なぜ決まるのか 泣いて見上げりゃ あの空の 今夜の月さえ 曇るじゃないの…… 愚痴るなよ… 愚痴るなよ… グッとこらえて あすなろ酒を  待てばまた来る あんたの時代 今日が雨なら 明日(あした)は晴れよ 背すじ伸ばせば 見えるはず 自分を信じて 行(ゆ)こうじゃないの…… やるだけよ… やるだけよ… グッと呑みほせ あすなろ酒を
玄界一代水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正鈴木英明(セリフ)生まれてくるのも独りなら 散ってゆくのもまた独り さあ この道あけて もらいましょうか  あぶく銭より 天下を取ると 手かぎ片手に 切る啖呵 波も荒くれ 若松みなと… 玄界一代 命を張った 男鉄火の こころ意気  雪の素肌に 緋牡丹彫って 操たて帯 たて結び そんなお前に 惚れたも昔… 玄界一代 片割れ月に 涙こらえて わかれ酒  死んでゆく時ァ 誰でもひとり 夢の波間よ この浮き世 愚痴は言うまい 男じゃないか… 玄界一代 泣く子も黙る 歌に名高い 花と竜
赤い月の伝説天童よしみ天童よしみ水木れいじ都志見隆都志見隆砂のあらしが 通り過ぎた空に 遠く輝く 南十字星よ 椰子(ヤシ)の葉陰 そよぐ風は 夢の蜃気楼 夜の虹を 渡って来る 昔別れた旅人  今、悠久の 時を越えて また めぐり逢うの… 赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ  肩を抱かれて そっと瞳(め)をとじれば 何故にこんなに 胸がときめくのか まほろばへと 続く河は 美しいものね ふともらした 吐息にさえ 白くこぼれる睡蓮(すいれん)  今、悠久の 波に揺(ゆ)れて また 睦(むつ)みあうの… 赤い月よ しじまの中 水先だけ 照らしてよ  今、悠久の 夜に溶けて また 愛しあうの… 赤い月よ 砂漠の町 恵みの雨 降らせてよ  赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ
あんじょうやれたら えやないの天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人南郷達也着たきり雀と 極楽トンボ ひと目惚れして なんとやら どこにとりえと 聞くだけ野暮や ないない尽くしの このご時世に… あんじょうやれたら えやないの 縁がありゃこそ 人情 雨やどり  しあわせ買うほど お金は無いが 笑う門(かど)には なんとやら おでん一串 夜風がしみて 涙がでた時ァ なぐさめあって… あんじょうやれたら えやないの 心意気です 人情 雨やどり  似た者どうしで 夜寒に耐えて 待てば日和(ひより)の なんとやら まわり舞台の 人の世ならば あんたの出番は そこまで来てる… あんじょうやれたら えやないの 春を呼ぶよな 人情 雨やどり
おしどり船唄水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正この舟で もひとつ荒波を越えたなら 倖せつなぐ 岸がある おしどり船唄 ギッチラ ギッチラ ギッチラコ あなた水先 舵とる私 惚れて旅ゆく エー 情け川  両親を 泣かせて捨てた故郷は あやめの花の 咲く頃か おしどり船唄 ギッチラ ギッチラ ギッチラコ 詫びる心を 便りの筆を せめて濡らすな エー 春の雨  人の世の さだめに負けず添いとげる 浮草だって 意地もある おしどり船唄 ギッチラ ギッチラ ギッチラコ あなたごらんと 指さす夜空に いのち輝け エー 夫婦星
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
涙唄丘みどり丘みどり水木れいじ池田健太郎伊戸のりお仕事帰りの 地下鉄出たら ふいに夕立 どしゃぶりの雨 まるで倖せ これ見よがしに 傘を開いた ふたりづれ 寒いよ 寒いよ 冬はまだなのに… 色づき始めた 舗道で濡れながら あたしの人生 何なのか 街の灯(ひ) 見上げ 泣く女  髪のしずくを 拭(ふ)きとりながら ひとり窓辺で 呑む缶ビール 彼に電話を する気もおきず 時の速さを 思うだけ 寒いよ 寒いよ 外は木枯らしか… 色あせ始めた 卒業写真見て あたしの人生 何なのか 想い出 数え 泣く女  寒いよ 寒いよ 明日(あす)はどうなるの… 色づき始めた 都会のかたすみで あたしの人生 何なのか 眠れぬ夜に 泣く女
瀬戸のかもめ水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正鈴木英明瀬戸のかもめが 日暮れに啼けば きっと待ち人 くるという 信じましょうか昔の唄の…あの言葉 あなた あなたあれきり 音沙汰なしの 一夜泊りの 旅の人  瀬戸のかもめの とまり木酒場 窓に 淋しい 月見草 女ざかりの 身をもて余し…春いくつ あなた あなた夢みて うたた寝すれば ほほに つめたい 通り雨  瀬戸のかもめよ 情があれば 明日はしあわせ つれて来い 浮いて沈んで 人生みなと…船がゆく あなた あなた恋しい 女の意地で 涙こらえる ひとり酒
梅の木ものがたり天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周雪を背おって 凛(りん)と咲く おんな意気地の しだれ梅 どんな苦労も はねのけて 生きろと教えて くれる花… 去年の春の 涙忘れて いのちかぎりに 咲けという  それが時代の せいならば 泣いてどうなる ものじゃない おもいがけない 夜嵐(よあらし)に 小枝をまげて 耐える花… ひとたび行くと 決めたこの道 照らすほのかな 雪あかり  ひとつふたつと 咲くほどに 頭(こうべ)たれよと 親ごころ 人のぬくもり 忘れずに 春に先がけ 香る花… 人生一度 なってみせます 明日(あす)は誰かの 道しるべ
因幡なさけ唄水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正前田俊明生きるに下手な この人と なんの因果で 暮らすやら ひと旗あげるが 口癖で そんなあんたが かわいやのう… そばにいるわよ 一生そばに 岩戸(いわど)港に 日が暮れる  縁がありゃこそ ふたりの旅よ カワイヤノー カワイヤノー  浮草ぐらし いいじゃない 今日が無事なら 倖せよ 苦労をかけると 眸(め)で詫びる そんなあんたが かわいやのう… 夢を見ようよ 一生夢を 壁の日めくり あと僅か  呑むだけ呑んだら ひざまくら そんなあんたが かわいやのう… そばにいるわよ 一生そばに 因幡(いなば) 浜村 お湯そだち
日本海は雪ですか。黒木梨花黒木梨花水木れいじ船村徹蔦将包東京なんかに 負けるなと 届いた小包 秋の味覚 ありがとう お母ちゃん 日本海は 雪ですか ビルの彼方の 夕焼け雲に ふるさと恋しい 私です  一緒に出て来た あの彼は 都会の谷間で 荒れてゆく 許してね お母ちゃん 日本海は 雪ですか 帰りたいけど 岬の駅は やっぱり今夜も 遠すぎる  いろいろ心配 かけました 泣いたら心が 晴れました がんばるよ お母ちゃん 日本海は 雪ですか 松葉ガニ漁 始まる季節 からだを大事に くれぐれも 
金曜日の女美川憲一美川憲一水木れいじ水森英夫前田俊明今夜もあなたは 帰ってゆくの こころの合鍵 預けてあげたのに 小雨の街角 後ろもふりむかず… あゝ可笑しくて あゝ哀しくて ほんとにバカよね 見送る私は 金曜日の女  噂になっても 私はいいの 人目を気にして 恋など出来ないわ 鏡に向って 今夜もひとりごと… あゝ可笑しくて あゝ哀しくて ほんとにバカよね つよがりばかりの 金曜日の女  淋しい週末 ひとりにさせて すずしい顔して 家族(だれか)とすごすのね 電話をかけても 他人のふりをして… あゝ可笑しくて あゝ哀しくて ほんとにバカよね それでも好きなの 金曜日の女
ある恋の旅路天童よしみ天童よしみ水木れいじ山田年秋北行く夜汽車 乗り継いで 着いた港は 雨でした 見知らぬ酒場の かたすみで あなた偲んで 飲むお酒 なぐさめなんかは 欲しくない  泣きたい時は この胸で 泣けとやさしく 抱いた人 どうして私に 嘘ついた あなた呼んでも 窓ごしに 霧笛が淋しく 響くだけ  誰もが悪く 言うけれど なにが他人に わかるのよ 冷たい噂に ふりむけば あなた愛した 秋桜の うす紅こぼれる しぐれ駅  あなたのいない この世など 未練ひとつも あるものか 舞い散る小雪に 埋もれて あなた夢見る その時は 女のいのちが 果てるとき
倖せになりたいなァ岩本公水岩本公水水木れいじ三木たかし若草恵倖せになりたいなァ 小雨に打たれ 咲く花見れば しみじみと 恋しさつのる 夕暮れよ 倖せになりたいなァ  泣いて 泣いて 泣き濡れて あのひとを 今日も待つ 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 恋をするのに あぁ 夏は まぼろし…  あのひとに逢いたいなァ 飛び立つ鳩を 見上げてひとり 淋しさに名前を綴る 砂山よ あのひとに逢いたいなァ  泣いて 泣いて 泣き濡れて 面影を 抱きしめる 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 旅をするのか あぁ 夏の むこうに…  泣いて 泣いて 泣き濡れて あのひとを 呼んでみる 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 恋をするのに あぁ 夏は まぼろし…
まっ赤な慕情市川たかし市川たかし水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりおまっ赤な夕陽が 涙を染めて 哀しい黄昏 連れてくるのか いまさら どうしてさよなら言うの 二人で誓った 恋なのに 風は知ってる この想い… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽に 抱かれて眠る あの街はるかに 灯りがひとつ 誰にも言えない 恋物語 弔う嘆きの 残り火か 胸にあふれる せつなさよ… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽よ 流れる雲よ 二人の世界を 返しておくれ 命をかけても あなたを守る 帰らぬあの日の 約束に 忘れな草の 花が散る… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ
お立ち船花咲ゆき美花咲ゆき美水木れいじ新井利昌丸山雅仁晴れて嬉しい 巽(たつみ)の空は 昇る朝日に 黄金雲(こがねぐも) 今日は日も佳(よ)し 波も佳し…… 風に帆綱(ほづな)を きりりと締めて ふたり漕ぎ出す お立ち船  ねがい重ねて 幾春秋(いくはるあき)を 立てば歩めの 親ごころ 今日は日も佳し 宴(えん)も佳し…… ご恩返しは これからですと なごり惜しんで お立ち船  心(ちから)あわせて 荒海こえて いつか世に出て 花と咲く 今日は日も佳し すべて佳し…… 愛で舵(かじ)とる 人生航路 夢よ輝け お立ち船
大阪紙芝居井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也どんなに上手な 言い訳も あんたの嘘なら すぐわかる 枕投げよか 迎えに行こか どこで今夜は 午前さま・・・・・ こんな夜更けに 千鳥足 さあさ始まり 大阪紙芝居  ないない尽くしも ふたりなら よっぽど気楽で 倖せや 十日戎(とおかえびす)の 福笹買うて 喧嘩したかて しゃあないし・・・・・ さしつさされつ 水いらず 夢を見ようよ 大阪紙芝居  愛想(あいそ)も尽きたし 別れよか かんにんごめんと 肩を抱く そんなあんたに またほだされて 明日もつきあう 泣き笑い・・・・・ 時代遅れで えやないか 春はもうすぐ 大阪紙芝居
酒場のかもめ水木良水木良水木れいじすがあきら庄司龍飛べる翼を 持ちながら なんですがるか この俺に 聞けばほんのり 目がしら染めて そっとうつむく 酒場のかもめ 世間とやらの 底冷えに 泣いてきたのか おまえもひとり  いつも不幸を 選ぶ癖 肩を抱きよせ 眸(め)で叱る 誰が爪弾く 酔いどれギター 思い出すのか 酒場のかもめ 海峡はるか 故郷(ふるさと)を 捨てたあの日を 十九の春を  壁に飾った 白い花 どこか似ている けがれなさ すぎた昔は もう振り向くな 古傷(きず)をいやせよ 酒場のかもめ 旅路のはての 北の町 春を待とうか おまえとふたり
命かさねて大川栄策大川栄策水木れいじ筑紫竜平石倉重信泣いた昔を ふり向くよりも 春を探そう ふたりの春を まわり道して むすばれた 白い野菊に 似てる女(やつ)…… 俺のみちづれ おまえに決めた 命かさねて 今日からふたり  苦労続きの おまえの心 どんな花より 綺麗じゃないか 寒い夜風に ふるえたら 俺がこの手で あたためる…… 忘れかけてた 笑顔に戻れ 命かさねて 今日からふたり  淋(さび)しがり屋で 世渡り下手で 俺とおまえは 似た者同志 長い川だよ 人の世は 待てばまた来る 倖せが…… 強く生きよう 夢追いながら 命かさねて 今日からふたり
原田悠里原田悠里水木れいじ原譲二蔦将包ふたりで歩く 雨あがりが好き ふたりで見上げる 青空が好き さよならだけの この町で 逢えてよかった あなた あなた 消えないで いつまでも… あなた 私の虹 あゝ… 虹の架け橋  昔の唄が 今日も流れゆく 昔と変わらぬ たそがれの小径(こみち) 行きかう人の ほほえみに 想いだします あなた あなた ふるさとは 遠いけど… あなた 私の虹 あゝ… 虹の架け橋  ちいさな春が 胸にしみるよな ちいさな花屋の 福寿草の彩(いろ) 明日(あした)はきっと いいことが 待っていますね あなた あなた 倖せに してほしい… あなた 私の虹 あゝ… 虹の架け橋
よしみ仁義天童よしみ天童よしみ水木れいじ松浦孝之ごめんなすって アン…皆々さまよ はるばる来ました 演歌鳥 母に幼い この手を引かれ 苦労山川 根性で越えた 今日はよしみの 今日はよしみの 晴れ舞台 晴れ舞台  お医者さまでも 草津の湯でも うなる演歌は こりゃ止められぬよ チョイナチョイナ  色気(いろ)は未熟で アン…お恥かしいが 浪花の女にゃ 人情(じょう)がある 風が吹く日も 雨ふる夜も ともし続ける しあわせ灯り それがよしみの それがよしみの 心意気 心意気  ここで逢ったも アン…何かの縁と 手拍子下さい お客さん 愚痴や涙は サラリと捨てて パッとひと花 咲かそじゃないの 夢はよしみの 夢はよしみの 歌に湧く 歌に湧く
おんなの夜明け~第二章~竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明寒い 寒いよ ひとりが寒いよ 駄目ね 駄目なの ひとりぼっちは駄目なの 花の命と 同じよに 女の命も 一度だけ あんたの愛なくて… 生きてゆけない 歩けない 夢の中まで ふたりづれ おんなの夜明け  嫌よ 嫌だよ 泣かせちゃ嫌だよ 何処よ 何処なの 恋のねぐらは何処なの 私(あたし)やっぱり 女です 時にはわがまま 言いたいの 許してくれますか… 北はみぞれが 雪になり お酒ばかりが あとを引く おんなの夜明け  暗い窓から はばたいて あんたと一緒に 暮らせたら 何(なん)にも いらないわ… こんな女の いじらしさ いつかわかって くれますか おんなの夜明け
ダンチョネ別れ節水木良水木良水木れいじすがあきら伊戸のりお出逢いがあれば 別れもあるさ 咲いた花でも 散る日は来るさ ゴメンひと言 言い出しかねて ヒジ鉄くらった 戻り道 あの町 その町 ここは何処 迷っている間に 日が暮れた ハァ… ひとりぼっちは せつないと 歌が聞こえる ダンチョネ別れ節  夜更けの扉 おはようと開けて 青いお酒に 真っ赤に酔う娘(こ) 問わず語りに ふるさと伽(ばな)し きけば となりの 城下町 あれきり それきり 次はいつ 指輪も渡せず 秋がゆく ハァ… ひとりぼっちは 淋しいと 歌が呼んでる ダンチョネ別れ節  昨年(きょねん)の春の お祭り帰り 買って帰った カエルのおもちゃ 淋しまぎれに 遊んでみても 訪ねて来るのは ヤブ蚊だけ あの人 その人 みんな何処 振り向くたんびに 遠くなる ハァ… ひとりぼっちは 哀しいと 歌が泣かせる ダンチョネ別れ節
伊良湖悲曲若山かずさ若山かずさ水木れいじ叶弦大池多孝春あんな ちいさな 連絡船が 命あずけた 恋を 恋を 恋を乗せてく 夕日の海へ 呼んだって 止めたって この手を離しちゃ もう遅い 立つ風ばかりが女を泣かす… 伊良湖の岬  霧にかくれて 抱きよせられて 白い渚を ふたり ふたり ふたり歩いた 恋路ヶ浜よ 嘘でいい 罪でいい 死ぬまで一緒に いたかった 想い出ひとつに操をたてる… 伊良湖の岬  坂を登れば はるかに見える 鳥羽の港灯(あかり)も 哭いて 哭いて 哭いているよな 菜の花月夜 あの町で あの人が 私を呼んでる 声がする こんなに好きでも近くて遠い… 伊良湖の岬
おっと人生演歌だよ朝倉由美子朝倉由美子水木れいじ四方章人人の情を恩にきりゃ なりはどうあれ 心は春だ ひとつ覚えの啖呵(たんか)を切って グッと呑(の)み干す コップ酒 汗にまみれて やるだけやるさ(おっと!) おっと人生演歌だよ  右を睨(にら)めば ひとでなし 左見たって ろくでもなしよ 泣くな恨むな 恋ってやつは 回り舞台の 儚(はかな)さよ バカじゃ渡れぬ 利口じゃ越せぬ(おっと!) おっと人生演歌だよ  鳴かぬ鳥なら 鳴かしゃいい 咲かぬ花なら 咲かせばいいさ 苦労 苦の川 沈んで浮いて 待てば 出番はきっと来る 意地で突っぱれ あしたが勝負(おっと!) おっと人生演歌だよ
花・ときめいて大月みやこ大月みやこ水木れいじ岡千秋丸山雅仁愛をください この花に ひとり待ちわび 咲いてます あなたに心を 染められて 知った 幸せよ… 泣きたいほどに好きだから 離さないでね あなただけしか 愛せないのよ  いいの何にも 言わないで すぎた昔の ことなんか ふたりで過ごせる この時が そうよ 生きがいよ… 泣きたいほどに好きだから 今はいいのよ だから優しく 肩を抱いてね  しのび逢う日の ときめきに 胸の芯まで 燃えてます あなたの吐息に つつまれて 夢を見たいだけ… 泣きたいほどに好きだから ついて行きたい あなただけしか 愛せないのよ
泪のワルツ瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明ボトルに一輪 むらさきの 花が別離の 言葉(しるし)でしょうか あんなに優しく してくれたのに… 顔も見ないで 出てゆくなんて あとは泪 今宵(きょう)も泪 泪のワルツ  淋しい恋でも 微笑ってた みんなあなたの ためだったのよ 夕陽の小窓に 似顔絵描いて… 嫌い嫌いと つよがりながら なんで泪 泪 泪 泪のワルツ  ふたりの暮らしが 夢ならば 夢を死ぬまで 見ていたかった この世にもひとり あなたがいたら… 酔えぬお酒に すがりはしない だから泪 ひとり泪 泪のワルツ
恋は女の花舞台水沢明美水沢明美水木れいじ石中仁人啼かぬ蛍で 身を焼くよりも 惚れて涙を こぼそじゃないか 二度ない春なら 人生ならば あなたに燃えます 命のかぎり 恋は女の 恋は女の アンア アンア アン 花舞台  苦労せおって 笑ってみせる それも男の 甲斐性じゃないか お酒じゃ消せない 心の憂さは 忘れてお行きよ この膝まくら 恋は女の 恋は女の アンア アンア アン 花舞台  派手に咲いても 花火のようじゃ 夢というもの 淋しじゃないか 噂にゃ負けぬと 世間の片隅(すみ)で あなたの出番を 信じて生きる 恋は女の 恋は女の アンア アンア アン 花舞台
たけくらべ北岡ひろし北岡ひろし水木れいじ浜圭介僕のお嫁に なりたいと 君が甘えて 泣いた日は どこか淋しい 野の花が 匂いほのかに 咲いていた 覚えているさ いまだって ふたりで見上げた ちぎれ雲…… 故郷みたいに 懐かしく こころに残る たけくらべ  離ればなれに 暮らしても 心と心 ひとつだよ 遠い夜空に 浮かぶのは 長いまつ毛の 君ひとり 覚えているさ いまだって からめた小指の ぬくもりを…… 星影はるかに 名を呼べば 逢いたさつのる たけくらべ  覚えているさ いまだって 花びらみたいな 面影を…… むすばれなかった 人ほどに 想いは残る たけくらべ
神楽坂カルメン松永ひとみ松永ひとみ水木れいじ弦哲也前田俊明噂をしてたの お久しぶりね ホントに近頃 お見限り ひと目惚れした せつない気持 わかってくれたら お座敷だって… 今夜は酔わせて ふたりでフラメンコ 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン  どなたのお見立 このネクタイは 妬けちゃう あの娘の 移り香に エスカミーリョも およびじゃないわ 女は誰でも 恋すりゃ一途… 今夜は泣かせて ふたりでフラメンコ 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン  愛の紅バラ 島田にさして 可愛い奴だと くちづけしてね… 今夜は夢見て ふたりでフラメンコ 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン
うず潮西村亜希子西村亜希子水木れいじ聖川湧石倉重信いとしさ憎さが ぶつかりあって うず巻く 日暮れの 瀬戸の海 おもいきれずに 旅ゆく胸と どこか似ていて 泣けてくる… やっぱりダメよ 好きだから 好きだから あなた… 逢えば抱かれる 私は女  夢だけ見ながら それでも二年 待つしかできない 恋でした 波のしぶきに 合鍵投げて それで終わりに したくせに… やっぱりダメよ 好きだから 好きだから あなた… 意気地なしです 私は女  海鳴り聞こえる 知らない町で 一から出直す はずでした 船を降りたら 名前も変えて 強く生きると 決めたのに… やっぱりダメよ 好きだから 好きだから あなた… 今も逢いたい 私は女 
倉敷そだち水田竜子水田竜子水木れいじ岡千秋南郷達也たしかあなたは 倉敷そだち 訪ねて来たのよ もしやに賭(か)けて 逢える逢えない ふたつにひとつ… 揺(ゆ)れる心を 蛇の目傘(じゃのめ)で隠(かく)し 行(い)けば 日暮れる 白壁の町 雨よ返して あたしの命  泣いてあの日に 戻れたならば 意地などはらずに 抱かれてみたい 逢える逢えない ふたつにひとつ… 二泊三日と 決めてたはずが いつか根づいた 浮草の花 誰を待つのか 中橋灯(なかばしあか)り  あれは祭りの 天領丸(てんりょうまる)か 花嫁乗せてく 川舟(かわぶね)流し 逢える逢えない ふたつにひとつ… 柳(やなぎ)芽をふく 堀割端(ほりわりばた)で 夢を見ました おんなの夢を 今もあなたが あたしの命
遠野炎歌水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫前田俊明山が哭いたら 吹雪になって ふたりの足跡 消してゆく 惚れた同志の みちゆきは 峠づたいに 闇の中 許されぬ 恋でいい―― 抱いて…抱いて…抱きしめて 燃えて…燃えて…燃えあがる…… 遠野の果ての 夢一夜  蒼い焔よ 白馬になって ふたりを乗せて 舞い昇れ 契りかわせば この肌を 染める雪さえ あたたかい みれんなど ないのです いまさら惜しむものはない―― 誰が…誰が…呼んだって けして…けして…帰らない…… 遠野の空で 星になる  命火よ メラメラと この世の掟 焼き尽くせ 抱いて…抱いて…抱きしめて 燃えて…燃えて…燃えあがる…… 遠野の果ての 夢一夜
旅の居酒屋叶弦大叶弦大水木れいじ叶弦大乗り替え駅から ほんの五分も歩いたら 「岬」という名の 店がある たしかあいつが そこに居たとか いう噂 逢っていこうか 逢わずに行こうか… 何処へさすらう 男がひとり 酒につぶやく 旅の居酒屋で  日暮れの波止場で 咽ぶ汽笛の淋しさに 思えば遥かな 故郷(ふるさと)よ 北へ北へと 胸のやすらぎ 追いかけて 明日の出船で 海峡越えよか… 誰が爪弾く あの惜別の 唄が泣かせる 旅の居酒屋で  弱い身体と 知っていながら 何故ひとり 雪に埋(う)もれて ひっそり暮らすか… みんな昔の 俺(おとこ)のせいか 詫びて酒くむ 旅の居酒屋で
おもかげブルース天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫猪股義周派手なお店は 苦手だと 雨の小窓で 乾杯したね それは季節の 変わり目のこと 似た者どおし 結ばれた 酔うほどに 酔うほどに あんた逢いたい あんた恋しいよ  喧嘩するたび うちとけて 気づきゃ一緒に 暮らしていたね だけどそれでも 無口なままで 渋いブルース 聴くばかり どこ行った どこ行った あんた逢いたい あんた恋しいよ  気ままわがまま そのくせに 嘘が下手って 笑わせるよね どこがいいとか 言えないけれど ほかにいないよ あんな男(やつ) 好きだった 好きだった あんた逢いたい あんた恋しいよ
刈干恋唄水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正鈴木英明此処(ここ)の山の 刈干(かりぼし)ゃすんだョー  煙りたなびく 高千穂の りんどう揺れる 山の駅 捨てた故郷 帰って来れば 泣いて迎える 母ひとり…… 風がヨー 風がヨーホイ 吹きぬける  夢を探して はるばると 夜汽車で越えた 五ケ瀬川(ごかせがわ) 躰いとえと 見送(おく)ってくれた 遠いあの日の 父の顔…… 今もヨー 今もヨーホイ 目に浮かぶ  天岩戸(あまのいわと)の宵篝火(よいあかり) まぶたの裏で まだ燃える 誰が歌うか しみじみ泣かす 幼なじみの 祭り唄…… 明日はヨー 明日はヨーホイ 旅の空
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雪舞い橋真咲よう子真咲よう子水木れいじ市川昭介前田俊明あなたの背中に 顔臥せて 朝までいてよと 泣き濡れた 雪舞いの… 雪舞いの 橋のたもとのかくれ宿 今日は酔えない 手酌の酒に 恋のはかなさ かみしめる  悲しい運命の 待ちぶせを 知らずにほどいた花の帯 雪舞いの… 雪舞いの 夜がいまさら憎らしい 消すに消せない あなたの匂い 乳房にうなじに また燃える  女に生まれた 倖せを はじめて教えてくれた人 雪舞いの… 雪舞いの 橋のむこうはみれん川 いいの私は こころの妻と 涙かくして 春を待つ
大江戸瓦版五木ひろし五木ひろし水木れいじ三木たかし矢野立美古今東西 お待ちかね 瓦版だよ 瓦版 古今東西 お待ちかね さあさあ‥‥ 読んでけ 持ってけ かっぱらい‥ってか どーしたい? さて 安政二年は 神無月 更けて寒露(かんろ)の 亥(い)の刻(こく)に 本所 深川 八丁堀で 天地揺るがす大鯰(おおなまず) グラグラ暴れて 一万長屋を エエ…ぶっこわす  ちょいと妬けるね 甚助(じんすけ)な 瓦版だよ 瓦版 ちょいと妬けるね 甚助な さあさあ‥‥ なんだか神田が騒しい‥ってよ なーんでェ?‥ さて冥途(めいど)の飛脚じゃあるまいに 花の吉原 薄雪太夫(うすゆき)と め組 火消しの 松佐ェ門が 添うに添われぬ恋の果て 万世橋(まんせいばし)から 相対死(あいたいじに)よと エエ…身を投げた  さあさ買いねぇ 綿絵の 瓦版だよ 瓦版 さあさ買いねぇ 綿絵の さあさあ‥‥ 相惚(あいぼ)れ 自惚れ 岡惚れ‥ってな 野暮―ョ! さて湯島の御典医(ごてんい) 竹庵(ちくあん)は 恋の病も 治すとか 男っぷり良し 繁盛したが とんだ小雀 追いかけて ヤブヤブヤブだと 噂をたてられ エエ…夜逃げした  これで終りだ 売り切れの 瓦版だよ 瓦版 これで終りだ 売り切れの さあさあ‥‥ 日光 結構 東照宮 ってか あばよ あばよ あーばよ!
螢火の宿真咲よう子真咲よう子水木れいじ市川昭介窓の格子を 染めながら 仕掛けた花火が 水に散る 咲いてはかない 一夜の夢に 賭けて悔いない この命・・・ 恋のみちゆき 螢火の宿  捨てた昨日も 他人の目も 今は憂き世の 向こう岸 罪の深酒 酔いしれながら 燃えてあなたに 身をまかす・・・ 恋のみちゆき 螢火の宿  どこへ飛ぶやら あてもなく はぐれ螢は 闇の中 眠れないのと 甘えた胸に 沁みてせつない 湯の香り・・・ 恋のみちゆき 螢火の宿
人生ふたりづれ井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也つらい時には この手を握り 外の苦労を 半分わけて 浮草みたいに 身をよせながら 生さる約束 したじゃない…‥ もちつもたれつ 憂き世川 越えてゆきましょ 人生ふたりづれ  他人(ひと)に踏まれて 笑顔で許す うしろ姿に 涙が出たの 黙っていたって あんたの気持 見ててくれます 神さまも…‥ 惚れてよかった このひとに 縁が嬉しい 人生ふたりづれ  雪と思えば 舞い散る桜 さっと叶うわ 今年の夢は 弱音はいたら 叱ってくれと 酔ったふりして 抱きよせる…‥ どこか似た者どうしです 明日(あす)を信じて 人生ふたりづれ
俺と出直そう川崎修二川崎修二水木れいじすがあきら南郷達也まつ毛濡らした その理由(わけ)聞けば 優しすぎると また泣きじゃくる 悲しい過去の 傷あとは 捨ててしまえよ この胸で…… 帰ろうか 故郷(ふるさと)へ…俺と出直そう  夜の化粧に こころを染めず めぐり逢える日 待ちわびたのか おまえにだったら 似合うはず 母の形見の この指輪…… みちづれは おまえだけ…俺と出直そう  花にたとえりゃ 雪割草と 肩を抱くたび 恥じらうおまえ 噂(うわさ)に負けずに 添いとげて なってみせよう 倖せに…… 春は来る きっと来る…俺と出直そう
まごころの花桐山純一桐山純一水木れいじ朝月廣臣南郷達也あなたひとりの 身体じゃないと 傘をさしかけ 濡れる女(やつ) 惚れたのさ…惚れたのさ… そんなおまえに 惚れたのさ… 俺の命に すがって咲いた なさけ一輪 まごころの花  酔ってつぶれた あの日の俺を そっと支えた 細い肩 惚れたのさ…惚れたのさ… 返しきれない 借りがある… 雨に嵐に 散らせるものか 守りぬきたい まごころの花  梅の小枝に おみくじ結び はしゃぐ姿の いじらしさ 惚れたのさ…惚れたのさ… 明日(あす)もおまえと ふたりづれ… せめて人並 幸せひとつ 春を呼ぶよな まごころの花
つれづれ草西村亜希子西村亜希子水木れいじ聖川湧石倉重信酔ったあんたに この肩貸して 転んで拾った 五円玉 あれから三年 あの大虎が 今じゃ可愛い うちの人… つれづれに惚れて つれづれに歌う そんなもんでしょ 人生は  人の幸せ お金じゃないわ 弱気になったら ダメですと ふり向きゃ何年 似たものどおし 持ちつ持たれつ 越えた坂 つれづれに泣いて つれづれに祈る そんなもんでしょ 人生は  春のうす陽が 逃げないように 縁起をかついで 花小鉢 まだまだ十年 これからなのに そんな顔して どうしたの… つれづれに咲いて つれづれに尽くす そんなもんでしょ 人生は
みれんという名の港町上野さゆり上野さゆり水木れいじ森山慎也猪股義周この花が みかんの花ね あれが岬の 灯台なのね お酒呑むたび 話してくれた あなたの故郷(ふるさと) 訪ねて来たの… ここは瀬戸内 逢いたさつのる みれんという名の港町  はぐれ鴎(どり) 日暮れに啼(な)いて どこへ帰るか 島影はるか うしろ姿も 空似の人に すがれば他人の 夕月波止場… なみだ瀬戸内 海鳴りばかり みれんという名の港町  呑ませてね もう少しだけ 窓の漁火 目にしみるから 旅のおわりに 誰かが歌う あなたと覚えた 恋唄哀し… 夜の瀬戸内 女がひとり みれんという名の港町
春な女おおい大輔おおい大輔水木れいじ中村泰士かせだあきひろ寒い夜風に 吹きよせられたのか 広い世間で ふたりが逢えたのは 堕(お)ちるとこまで 堕(お)ちればいいと 人生投げてた 俺だった… おまえひとり おまえひとり 男の淋(さび)しさ 男の淋しさ わかってくれたのは  たったふたつの 年の差気にしては 三歩(さんぽ)さがって いつでも歩(ある)くやつ そっと叱って 肩抱き寄せりゃ 倖(しあわ)せすぎると 涙ぐむ… おまえひとり おまえひとり 命をかけても 惜しくはない女(おんな)  待ってくれるね 陽(ひ)のさす春の日を きっとこの手で つかんでみせるから 耐えて忍んだ 雪割り草も 明日(あした)は芽をふく 花ひらく… おまえひとり おまえひとり 死ぬまで一緒さ 死ぬまで一緒さ この世のみちづれは
奥山椿野中さおり野中さおり水木れいじ徳久広司丸山雅仁赤く咲いても 実らぬままに 雨に散りゆく 奥山椿 ふたりのさだめを 見るようで 濡れた袂(たもと)に また涙… あなた忘れに 来た宿で 手紙を書くのは みれんでしょうか  つれはひと汽車 遅れて来ると 嘘で答えて 呑(の)みほすお酒 山鳩ホロホロ 啼(な)く窓も 暮れていつしか 舞う小雪… 酔って乱れて 甘えたら 可愛い女に なれたでしょうか  なんで今さら 湯上り化粧 ひとり旅なら ひとり寝ならば 身をひくだけでは 終らない 恋もあります この世には… 夢でいいから 抱かれたい 私はいけない 女でしょうか
真っ赤な純情長谷川真吾長谷川真吾水木れいじ叶弦大前田俊明涙にぬれて あなたが歩くヴァージンロード 行くなと叫び この手に奪い 飛び出す教会 どしゃ降り雨の みどりの街 駈けぬけて たどりついた 海岸沿いの 白い部屋  なぜ 年の差なんて気にして 逃げたのさ ほら こんなに僕は一途に 燃えている  もう誰が呼んだって もうどこへも行かせない この恋 夢じゃない! たとえ 禁じられても たとえ 罪になっても 愛していつまでも  視線だけで ため息だけで くちびるだけで 今生きてると 感じていたい 星降る渚  うまれたままの あなたになれ 瞳をとじて 腕の中で ふるえてほどく 長い髪  なぜ 帰って来ない昨日に こだわるの ほら ごらんよ海のむこうに 陽が昇る  もう死ぬまで抱きしめて もう絶対離さない この恋 夢じゃない! 燃える 命ぶつけて 燃える 身体かさねて ふたりはいつまでも  もう誰が呼んだって もうどこへも行かせない この恋 夢じゃない! たとえ 禁じられても たとえ 罪になっても 愛していつまでも
知らぬが花沢竜二沢竜二水木れいじ岡千秋南郷達也わかれ夜風に 舞う蛍 添えぬふたりの 写し絵か 知らぬが花よ その先は 純(うぶ)なおまえにゃ 恋の闇路(やみじ)よ… 燃えりゃこの世の あゝ… 罪になる  なにを迷って 散り急ぐ 待てば陽のさす 春も来る 知らぬが花よ その命 いつか誠の 愛に染まれよ… 惚れていりゃこそ あゝ… 捨ててゆく  泣いて怨(うら)んで 気がすめば せめて朝まで 泣くがいい 知らぬが花よ その夢は 酔えばあのひと 酒のしずくよ… またの逢瀬(おうせ)は あゝ…次の夜で
残り火海峡おんな唄石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお一羽のかもめを 引きつれて 船がゆくゆく 夕陽の海を ついて行(ゆ)きたい 行(ゆ)かれない あれは私の 身代わりか… 残り火海峡…恋のみれんが 渦をまく  昨夜(ゆうべ)のあんたの 一言(ひとこと)に 夢を見ました 他人じゃないと うれし涙を 倖(しあわ)せを そっと教えた人なのに… 残り火海峡…呼べば波止場に 雨がふる  一夜(ひとよ)の情(なさけ)に ぬくもりに おんな千日(せんにち) すがって生きる 好きと言われた うす紅を ひいてまた来る 春を待つ… 残り火海峡…明日(あす)に賭けたい命です
湯の町ながれ花水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正小雪舞い散る 海峡を 越えてはるばる 旅の空 ひと目惚れでも 命がけ… あなた追いかけ 洞爺(とうや)・湯の川・登別 アンアン… 湯の町ながれ花  うわさばかりか みちのくの 風が泣かせる 岬宿 眠れないまま ひとり酒 あなた偲んで 薬研(やげん)・花巻・東山 アンアアン… 湯の町ながれ花  どこか空似の 人が行く 白梅(うめ)も名残(なご)りの 日暮れ坂 女ですもの すがりたい… あなた探して 熱海・鬼怒川・片山津 アンアアン… 湯の町ながれ花  いっそ死のうと 思っても 胸にうず巻く 片瀬波 なんでこうまで 惚れさせた あなたひとすじ 有馬・白浜・奥道後 アンアアン… 湯の町ながれ花  明日に咲けない この恋に 咲くはなみだの 花ばかり 抱いてください 夢にでも… あなた恋しい 小浜(おばま)・指宿(いぶすき)・阿蘇・別府 アンアアン… 湯の町ながれ花
俺たちの青春修二と英二修二と英二水木れいじ岡千秋伊戸のりお負けなんて 言葉など 俺たちに なかった 朝焼けの 高速道路(ハイウェー) 東京 めざした日 蒼い林檎 噛みながら Ha Ha Han ヒーロー夢見た あの若さ… 過ぎてみれば 過ぎてみれば それが青春 人生語るには まだ早いけど  デカいこと やろうぜと 遠吼(とおぼ)えた 星空 あの頃は 良かったと 酔いどれ ガード下 同じ女 好きになり Ha Ha Han 北行き夜汽車で 追いあった… 今になれば 今になれば それも青春 人生語るには まだ早いけど  時代遅れ 金無(もんな)しで Ha Ha Han いつでも誰かに 恋してた… 想い出せば 想い出せば そんな青春 人生語るには まだ早いけど
東京レトロ真咲よう子真咲よう子水木れいじ鈴木淳水谷高志蒼いガス燈 ともる街角 おもいがけない めぐり逢い どうしていたのと 声かけられて 何も言えずに 涙ぐむ… ああ…恋・恋 レトロな恋ですか 再びの花が咲く 夜の東京  愛しながらも またすれ違う それは運命の いたずらね あの時あなたに すがっていたら 別の人生 あったのに… ああ…恋・恋 レトロな恋ですか うしろ影見送った 雨の東京  帰るあなたの シャツの襟もと わざと口紅 つけてみた 好きなら許して くれるでしょうか 今も綺麗と 抱きしめて… ああ…恋・恋 レトロな恋ですか 倖せにしてほしい 夢の東京
喜びの日に山川豊 with 森川つくし山川豊 with 森川つくし水木れいじ吉幾三伊戸のりお言えずじまいで 嫁(い)くとこでした たったひと言 「ありがとう」 そんなことより 元気で暮らせ 皆んなに大事に してもらえ  折り鶴ひとつ 父さんに 心をこめて くれるかい… ありがとう ありがとう 胸にあふれる ひとすじの ひとすじの 涙とともに  立てば歩めと 育てたあの日 頬のエクボが 目に浮かぶ お世話ばっかり かけてきたけど 今日からお酒も ひかえめに  似てきたんだね 母さんに すぐ泣くとこは 父さんよ… 思い出す 思い出す 我が家の灯り ひとすじの ひとすじの 涙とともに  可愛い赤ちゃん 見せるから いつの日までも 健やかに… 倖せを 倖せを ただ祈るだけ ひとすじの ひとすじの 涙とともに
禁じられたふたり市川たかし市川たかし水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりおめまいのような 嵐のそのあとで 乱れた髪をなおす指 美しすぎる どこからあなたで どこから僕か こんなことこれきりと 涙ぐむあなた… たとえ罪でもいい 許されなくていい 禁じられた ふたりの恋だから  あなたをそっと このまま奪い去り ギリシャの蒼いあの海へ つれて行きたい 不思議な瞳にとまどう僕を 悩ませる迷わせる 年上のあなた… もっと裸になれ もっと自由になれ 禁じられた ふたりの恋だから  何年だって待つよと 抱いた手を 不幸になるとすり抜けて 淋しく微笑(わら)う 逢うたびせつなさ 覚える僕に ためいきでくちづけで 火をつけるあなた… 明日のことなどいい 今がすべてでいい 禁じられた ふたりの恋だから
いつも昨夜のように高倉一朗高倉一朗水木れいじ田尾将実川村栄二囁くよりも 見つめて欲しい 綺麗になるの 女だから なぜ…なぜ…恋したら誰も 口紅ひとつに 迷うのか… やさしく愛して 身体(からだ)ごと あなたの吐息で 染めてよ 愛して愛して 抱きしめて いつも昨夜(ゆうべ)のように  あなたと過ごす つかの間だけが 私のすべて 生きがいなの なぜ…なぜ…幸せなくせに 涙があふれて とまらない… やさしくほどいた この髪も あなたを求めて 燃えてる 愛して愛して 私だけ いつも昨夜(ゆうべ)のように  やさしく抱いてよ うしろから 心のときめき 感じて 愛して愛して 夜明けまで いつも昨夜(ゆうべ)のように
薔薇の乙女三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズ水木れいじ水森英夫蔦将包赤い花 白い花 可憐に咲いて あの人も この人も 胸はずむ街よ 恋のカフェテラス 風のレンガ道 今日も色とりどりに 灯りともる… 愛を唄う夢を唄う 薔薇の乙女  枯葉散り 雪が舞い こがらし吹けど あの人も この人も 虹を見る街よ 甘いジンフィーズ 旧いカウンター 今日も人それぞれに 想い巡る… 愛を唄う夢を唄う 薔薇の乙女  流れ星 願い星 たそがれ空に あの人も この人も めぐり逢う街よ 洒落たウインドー 揺れるシルエット 今日も花さまざまに 何を祈る… 愛を唄う夢を唄う 薔薇の乙女
夕燕中条きよし中条きよし水木れいじ徳久広司伊戸のりおうすむらさきの 茜空(あかねぞら) 見てたらなぜか 泣けてきた 夕つばめ 夕つばめ どこまで 飛んでゆく… あいつが今も ひとりなら 帰って来いと 伝えておくれ  人目気にせず 歩いてと 置手紙(かきおき)のこし 消えた奴(やつ) 夕つばめ 夕つばめ 呼んでも 遅いのか… 男の胸の 淋(さみ)しさを わかってくれた やさしいあいつ  花屋の露地(ろじ)に 遅咲きの すずらん咲いて 春が来る 夕つばめ 夕つばめ もいちど 飛んでこい… 今ならきっと まにあうさ しあわせ行きの 最終電車
もういちど聞かせて城めぐみ城めぐみ水木れいじ蔦将包蔦将包そんな気がして 想い出の店 扉をあけたら 懐かしい うしろ姿(かげ) 別れて何年 また逢うなんて あなたひとりだけ 待っていてよかった… 泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわ もういちど聞かせて 愛しているからと  変わらないのね 淋しげな瞳(め)も ときどき意地悪 つぶやいた くちびるも にじんだ小窓に 似顔絵描(か)いて あなたひとりだけ 夢に?たいつでも… 泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわ もういちど聞かせて あの日の囁きを  街の灯(あかり)に ときめく心 ちいさな倖せ 待っている 気がするの 行く人 来る人 見送りながら あなたひとりだけ 信じてた私よ… 泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわ もういちど聞かせて 愛しているからと 愛しているからと
美子のデカンショ節竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明デカンショ デカンショで 半年ァ暮らす (ヨイヨイ) 後の半年ァ 寝て暮らす ヨーイヨーイ デッカンショ  やっておいでよ 気のすむように 向かう嵐に 眉上げて 止めて止まらぬ 男(ひと)だから 天下取るまで 待ってるよ… 今が出番の 人生勝負 おとこ花道 まっしぐら  ヨーイヨーイ デッカンショ  夢は東京(みやこ)の あの花舞台 名残り惜しいが お立ち酒 たとえ火の粉を あびようと 負けぬ男だと 眸(め)でわかる… 意地をこころの つっかい棒に おとこ花道 まっしぐら  ヨーイヨーイ デッカンショ  丹波篠山(たんばささやま) 山家(やまが)の猿が (ヨイヨイ) 花のお江戸で 芝居する  ヨーイヨーイ デッカンショ
琴音川真咲よう子真咲よう子水木れいじ中村典正前田俊明うす紅の… 似合う女でいてくれと 別れまぎわに 抱いた人 ここで ここで 待つのは みれんでしょうか…… 人目しのんで あなたとふたり 夢を奏(かな)でた 雨の琴音川  あきらめて…… 生きてゆけたら倖せと お酒のむたび 涙ぐむ 夢で 夢で 逢うのも 罪なのですか…… 女ざかりの 身をもて余す 枕さみしい 夜の琴音川  琴の音(ね)に…… 想い乱れる夕暮れは 胸の芯まで 濡れてます 恋は 恋は 一夜(ひとよ)の 湯けむりですか…… あなたお願い ちいさな春を 明日は咲かせて 雨の琴音川
ふるさと便り三笠優子三笠優子水木れいじ花笠薫池多孝春便りもないけど 達者か無事か 届いた荷物は 親ごころ ありがとう お母さん いくつになっても 心配なんだよね つぎの連休(やすみ)は 孫の手ひいて 月の潮路を 帰ってゆくからね  かぜなどひくなと ひらがな手紙(もじ)は 昭和のあの日の ままですね 今だって お母さん あなたにとっては おさげの娘(むすめ)よね 白いみかんの 花咲く岬 泣いて別れて 幾年過ぎたやら  日暮れの瀬戸内 だんだん畑 ちいさな背中が 目に浮かぶ がんばるよ お母さん 笑顔で生きたら 幸せ来るんだね そんなくちぐせ 真似(まね)して見たら 遠い夜空に 呼びあう親子星
残菊三河節藤野とし恵藤野とし恵水木れいじ水森英夫池多孝春何がなんでも 忘れちゃならぬ 義理の貸し借り 待ったなし それが男と 火打石(うちび)きり 意地で見送る 荒神山へ… お菊十八 お菊十八 おぼろ月  やむにやまれぬ 一本刀 行くが渡世の 人の筋(みち) 逝(い)かせともなや いのち賭け 惚れた心に 嘘などないが… わかれ化粧も わかれ化粧も 乱れ口紅(べに)  [台詞] 仁吉っつあん! たとえ三月(みつき)十日でも菊は…菊は、 本当に倖せでした。  四十五文字(しじゅうごもじ)の 三下り半が 今じゃ形見の はぐれ鳥 時雨哀しや 伊勢の街道(みち) 泣けば切れます 紅緒の草鞋(わらじ)… 花も名残りの 花も名残りの 三河節
二人静の花大黒裕貴大黒裕貴水木れいじ弦哲也前田俊明生きるつらさに 負けそな夜は 呑んでゆこうよ もう少し 東京すてて 手に手をとって 恋に走った あなたと私… 二人静の花のように この世のどこかで 咲けばいい  笑顔だけしか とりえもなくて こんな私で 許してね 涙をこらえ 淋しさこらえ 夜空みあげて 唄いましょうよ… ふたり 流れる 星のように 遅れてくる春 待ちながら  何があっても 幸せだから あなた行く道 ついてゆく 口下手どうし 似た者どうし 生きてゆこうね きれいなままで 二人静の花のように ちいさな明日を 抱きしめて
ふたりの縁歌真咲よう子・秋岡秀治真咲よう子・秋岡秀治水木れいじ四方章人前田俊明酒に酔うなら 手酌(ひとり)より 好きなあなたと さし向かい 苦労ばかりで 許せよおまえ なによいまさら 水くさい 口は悪いが 情(じょう)には厚い 惚れて 惚れぬく… ふたりの縁歌  他人(ひと)に踏まれて 泣いてきた 俺も覚えが あることさ もしもあなたに 逢えずにいたら それは言うなよ 照れるから 涙もろくて 不器用だけど 惚れて 惚れぬく… ふたりの縁歌  ごらん川面(かわも)の おしどりを あれを鏡に 添いとげる 生きるつらさに 弱音をはかず 歌いましょうよ ねえあなた… 瞳(め)と瞳見かわしゃ 心が通う 惚れて 惚れぬく… ふたりの縁歌
曽根崎あかり水沢明美水沢明美水木れいじ朝月廣臣池多孝春焼売(しゅうまい)つついて やけ酒あおる そんなあんたの 背中に泣けた 小雨しょぼつく 天神さんの あれがふたりの 馴れ初め噺(ばな)し… 浪花人情 からくり芝居 みんな知ってる 曽根崎あかり  新地の横丁に 店出したると 酔って見栄切る 極楽トンボ あてに千日・三年三月 うれし涙で 暖簾をあげる… 好きなお酒も 辛抱させた 甲斐があったね 曽根崎あかり  ほら見てごらんよ みどりの松葉 二人づれです こぼれる時も 照る日 曇る日 似た者どうし この手離さず あんじょうやろな… 渡る世間の よりそい橋に 春を呼ぶよな 曽根崎あかり
ふたりづれ松前ひろ子松前ひろ子水木れいじ山口ひろし晴れて娘を 嫁がせて 夫婦ふたりで 旅の宿 あなた…あなた今夜は 飲みましょうね 久しぶりに 湯の郷で いのち洗って 出直しましょう  苦労かけたと 抱きよせる 肩に降るよな 花しぐれ あなた…あなた今夜は 飲みましょうね 見染めあった あの頃の 歌をしみじみ 唄いましょうよ  春は二度来る 三度来る そうよ人生 これからよ あなた…あなた今夜は 飲みましょうね 惚れて泣いて また惚れて 縁を宝に 生きて行きましょう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
湊みれん西村亜希子西村亜希子水木れいじ聖川湧石倉重信泣いて見送る 桟橋は 星もない港町 あなたいなけりゃ どうにもならない私です 行かないで 行かないで 呼んでみても届かない… 待ちわびた長さだけ 髪を切って 忘れたのに 別れたのに あなたに 追いすがる  夢を見たのも 燃えたのも 私だけ ひとりきり 潮の匂いが せつなく流れるあの部屋で 叱られた 叱られた お酒飲んで 眠るくせ… 想い出も むせび泣く こんな夜更けは 恋しながら 怨みながら あなたに 追いすがる  みなと祭りも とおに過ぎ あえの風 吹く季節 あなた聞かせて 優しい言葉を もういちど 行かないで 行かないで 北の空は 冬景色… こなごなに砕け散る 女ごころが 雪に凍え 波にちぎれ あなたに 追いすがる
なみだ川水木れいじすがあきら岡山健淋しい時には この胸で 黙って泣けよと 言ったじゃないの やっと見つけた やすらぎでした それも夢です 別れたら…‥ 旅のたそがれ 夕陽をあびて おもいで捨てる なみだ川  追いつめてたのね いつからか 静かな暮らしを 欲しがるあまり あんなに優しい 瞳(め)をした人が 何も言わずに 去(ゆ)くなんて…‥ 滝のしぶきに 名前を呼べば 恋しさつのる なみだ川  あなたを忘れて しまうまで あてない旅は 続くのですね ひとり歩きの 明日のために 強くなりたい もう少し…‥ そっと浮かべた 木の葉の舟に 倖せ祈る なみだ川
祝いの盃真咲よう子真咲よう子水木れいじ長浜千寿丸山雅仁鏡開きの しぶきの虹に 咲いて嬉しい 花の宴 めでたいね めでたいね 今日の門出の はなむけに 唄う自慢の ひと節は 祝い盃 さあ…… お手拍子  惚れてなァ 惚れぬくなら 明日の苦労が なんじゃらホイ ふたりで越えりゃ ヨイヨイヨイ ヨイヨイヨイのヨイヨイヨイ  飲めば浮かれて 七福神も 絵から抜け出て 舞い踊る めでたいね めでたいね 今日のふたりは 日本一 笑顔晴ればれ 福を呼ぶ 祝い盃 さあ…… にぎやかに  夢という木が つぼみを出して いつか花咲く 葉もしげる めでたいね めでたいね 今日の誓いを 忘れずに 憂き世あらしを 越えてゆけ 祝い盃 さあ…… お立ち酒
浮き草人情二葉百合子二葉百合子水木れいじ久保進一あんな亭主(ていしゅ)と 笑わりょが 惚れて連(つ)れ添(そ)や わたしの命 浮き草人情 合縁奇縁(あいえんきえん) 極楽トンボに なさけをかけて 着のみ着のまま ついて来た  鯵(あじ)のたたきに 燗(かん)つけて 酔えば嬉(うれ)しい おもいで月夜 浮き草人情 八百八橋…… 泣きごと言う間にゃ 尽(つ)くすと決めて 耐(た)えてしのんだ 露地(ろじ)ぐらし  金は無(の)うても えやないの 辛抱がまんが なんぼのもんや 浮き草人情 こころは錦…… 明日(あした)を信じて 夫婦(めおと)が咲かす 花を散らすな 春の風
雪桜立花淳一立花淳一水木れいじ四方章人情けの糸は むすべても たぐれば切れる 縁の糸よ 好きで添えない おまえとふたり しんしんしんみり わかれ酒 燃えて燃えて散れ散れ あゝ…雪桜  灯りを消して 帯とけば ほのかに匂う 湯上り化粧 おまえひとりが こころの妻と しんしん静かに 抱きよせる 燃えて燃えて散れ散れ あゝ…雪の華  小指に残る 口紅のあと 夢なら泣いて 忘れもしよう 尽きぬなごりを 瞳と瞳で語りゃ しんしんしらじら 夜が明ける 燃えて燃えて散れ散れ あゝ…なみだ雪
うわさ供養松原のぶえ・船村徹松原のぶえ・船村徹水木れいじ船村徹蔦将包父さん ねぇ 父さん そんなに飲んじゃ いけないわ 男やもめの 淋しさをまぎらす気持 わかるけど  母さん なぁ 母さん 娘のこごとは たまらんね  今はおもいで話が せめての供養  ほら父さん見て! 今年もこんなに咲いているわ 母さんの植えた野菊の花が ねぇ ねえってば…お酒ばっかり飲んでないで早く!  おまえ 本当にこの頃 母さんに似てきたなあ… 母さん なぁ 母さん 喧嘩もいっぱい したけれど 今に想えば あの頃が 我が世の春と いうやつか  父さん ねぇ 父さん そんな弱気で どうするの  空で笑っているよな 夕焼けとんぼ  父さん!私がお嫁に行くときお酒やめるって言ったじゃない! 母さん見てたら おこるわよ…  うん わかった わかった だから もう一本だけちっょと頼むよ!  父さん ねぇ 父さん まだまだ人生 これからよ 可愛い初孫 見せるから 躰にだけは 気をつけて  母さん なぁ 母さん しばらくさっちなゃ 行けないね  いつか夜更けてしんみり うわさ供養 
スカリツリーは雲の上さくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋若草恵あなたにあげましょ 風船ガムを 夢がふくらむ 青い空 悲しいことは 誰にもあるけど ひとりじゃないよ もう泣かないで… ヤッホー ヤッホー スカイツリーは雲の上 歌えば幸せ 素敵なパラダイス  あなたと歩けば 路地裏だって なぜか絵本の カーニバル 水上バスに ユラユラ揺られて 気分はまるで 旅人みたい… ヤッホー ヤッホー 銀河うつした隅田川 口笛陽気に 素敵なパラダイス  あなたと見上げる ちいさな星が いつか心で 花になる あの橋渡れば 幸せ来るから 笑ってみせて うつむかないで… ヤッホー ヤッホー スカリツリーは雲の上 明日(あした)も晴れだよ 素敵なパラダイス ヤッホー ヤッホー 素敵なパラダイス
燕の純情原沙織原沙織水木れいじ弦哲也許されぬ 恋に泣くのは もうよせと それが 別れの理由ですか 手紙のスタンプ 手がかりに なみだで渡る 海峡は 波また波が 押しよせる 追いかけて どこまでも 逢いたくて 旅の空 あなた 私の春ですと 翔んでゆきます 冬つばめ  一度だけ 聞いてください わがままを そばで暮らすと 決めました 乗り継ぐ夜汽車を 待ちながら 口紅ひきなおす 指先に 雪また雪が 降りしきる この恋が 命なの この愛が さだめなの 遠く離れて 知りました 燃えて いちずな 女です  さよならは 嘘ですね 夜明けには 逢えますね あなた やさしく抱きしめて 翔んで来ました 冬つばめ
花ひとつ大川栄策大川栄策水木れいじ筑紫竜平南郷達也俺のこころの 最後の恋と 決めていたのは 嘘じゃない 抱かずじまいの 花ひとつ… おもいだしては 旅路の空に 祈る倖せ あゝ…届くなら  すがるその瞳(め)を さしだす傘を 惚れていりゃこそ ふり捨てた うしろ髪ひく 花ひとつ… どこで夜雨の しずくに濡れて 俺を恨んで あゝ…泣くのやら  女ひとりで 淋しくないか 今度逢えたら 離さない いまも命の 花ひとつ… 風に散るちる 忘れな草に 遠い面影 あゝ…また浮かぶ
過ぎゆく時にただよいながら天童よしみ天童よしみ水木れいじ都志見隆あなたはテラスの ゆり椅子で 推理小説(ミステリー)など 読みふける わたしはマニュキュア かわく間に カンパリソーダ 飲んでいる 愛してるとか 好きだとか 言わなくたって 伝わるものね…  過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも  哀しい過去には さわらない それが大人の 優しさね あなたは誰より 知ってたわ 生きてくことの せつなさも うしろ指とか 噂とか いまさらいいね どうでもいいね…  過ぎゆく時に ただよいながら 数えた季節は いくつ目かしら 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも  過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも
恋は万華鏡石川えりな石川えりな水木れいじ田尾将実川村栄二夢か 現(うつつ)か 幻か ほんのここらは 宵の口 恋は不思議な 万華鏡  謎めく恋に ゆらめく心 風の音にも 波うつ素肌 しびれるような ささやきに わたし揚羽の 蝶になる 甘い 蜜の味 毒でもかまわない 燃えて 乱れて 腕の中 揺れて 揺られて 夢の中 ためいきを つくたびに 妖しき写し絵が めくるめく 廻る万華鏡  逢うたびいつも 懐かしいのは 前の世からも 結ばれてたと 宿命(さだめ)の糸を ほどくよに あなた指さす おぼろ月 明日(あす)の ことなんか どうでもいいじゃない 抱いて 抱かれて 舞い堕ちて 酔って 酔わされ 舞いあがる くちづけを するたびに 妖しき写し絵が めくるめく 廻る万華鏡  夢か 現か 幻か ほんのここらは 宵の口 恋は不思議な 万華鏡
雨の糸石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお命までもと 優しく抱いた あれはお酒の せいですか 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 一生一度よ 女の恋は なんで泣かせる 雨の糸  窓に夜桜 舞い散る宿で といた黒髪 花の帯 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 酔ってはしゃいだ あいあい傘を 思い出させる 雨の糸  今度こそはと あなたに賭けて 生きてゆこうと 決めたのに 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 遅い春でも 私はいいの 夢をかなえて 雨の糸
俺たちの明日英二と修二英二と修二水木れいじ岡千秋伊戸のりお何もかも 半端だと 涙ぐむ 夕暮れ バカ野郎 泣くなよと 叱って くれる奴 10年目の 再会は Ha Ha Han あの日と同(おんな)じ 風の中 変わらないさ 変われないさ それでいいのさ 人生語るには まだ早いから  失なった 夢(もの)だけが うしろから 呼んでる 道程(みち)ばかり 果てしなく 明日(こたえ)は 見えなくて 春夏秋 駈けぬけて Ha Ha Han 季節はもうすぐ 冬なのか 誰もそうさ 俺もそうさ 旅の途中さ 人生語るには まだ早いから  熱い心 それだけを Ha Ha Han 忘れず 明日(あした)も 生きてゆけ 友よいつか 友よいつか きっと逢おうぜ 人生語るには まだ早いから
広い地球のかたすみで天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周かげろう燃える 丘にきて 海の蒼(あお)さに 心を染める きのうの涙も 哀しみも 外国船に乗せてゆけ… 何があっても もう泣かないよ がんばるさ がんばるさ 広い地球のかたすみで  ひこうき雲を 見上げたら 思い出したよ 希望の歌を 明日(あした)はしあわせ きっと来る 水平線のむこうから… どんな時でも ひとりじゃないよ がんばるさ がんばるさ 広い地球のかたすみで  夢を追いかけ やるだけやるよ がんばるさ がんばるさ 広い地球のかたすみで
吉備路の女若山かずさ若山かずさ水木れいじ叶弦大池多孝春船が着くたび 港へ走る 裾に舞い散る 月見草 信じても… 便りないまま もう三月… ひとつ汽笛が 泣くたびに 命 命が また痩せる …吉備路の女  岬がくれの 潮待ち茶屋で といた黒髪 花の帯 おもいでと… 呼んでみたけど まだ三月… 酔って海鳴り 聞きながら 命 命が また燃える …吉備路の女  夢が欲しさに 人恋しさに 今日は濃い目の 口紅をひく 辛いけど… 待ってみようか あと三月… 春はいつ来る いつ戻る 命 命が また咽ぶ …吉備路の女
リラの花散る波止場町天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人南郷達也たった一夜(ひとよ)の 想い出残し 船が出てゆく あんたを乗せて 惚れてみたって ついては行けぬ 憎い恋しい 旅の人… 呼べば女を 泣かせるような リラの花散る リラの花散る 波止場町  男まさりが 涙をポロリ こぼす日暮れの 桟橋通り 純情(うぶ)な十九の あの日のように 胸の芯まで 染めた人… 命かれても あんたを待つわ リラの花散る リラの花散る 波止場町  おもい切れない 私が馬鹿と なんで泣かせる たそがれカモメ 縁(えん)もテープも ぷっつり切れて 今は他人の 遠い人… 燃えて咲いても 誰(だあれ)もいない リラの花散る リラの花散る 波止場町 
なみだ町長保有紀長保有紀水木れいじ水森英夫馬場良口紅ひくのも つらいほど 噂にやせた ひとさし指よ あなた今度は いつ逢える…… 縁がないとは 知りながら 待てば雨ふる なみだ町  駅うら通りの 手相見に 実らぬ恋と 叱られました あなた今度は いつ逢える…… 別れまぎわの 嘘ひとつ 今も信じて なみだ町  優しい誘いも あるけれど 誰にも抱かれる つもりはないわ あなた今度は いつ逢える…… 酔ってはしゃいだ 幸せを 夢に見ました なみだ町
門出酒桐山純一桐山純一水木れいじ朝月廣臣南郷達也おとこ花道 駈(か)け出すからにゃ 踏まれ蹴られは 覚悟だぜ 勝つか負けるか 人生勝負… むかう嵐に 眉あげて グッと呑みほす 門出酒  惚れたあの娘(こ)は 花なら蕾(つぼみ) 俺に咲いたら 刺をもつ 別れ涙か 遣(や)らずの雨か… わざとつれなく 背を向けて 未練たちきる 門出酒  人の値打ちが 生きてく道が 浴びたうぶ湯で 決まるのか 何も言うまい 憂き世のことは… 誠ひとすじ この命 賭けて明日(あした)へ 門出酒
波止場駅真咲よう子真咲よう子水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりお東京を 発(で)た時の 雨がいつしか 雪になり 二年たらずの 倖せを 思い出しては 泣けてくる あなた ほんとに 好きですと 書いて残した 置手紙 ああ心が… 心が寒い 北の波止場駅  海峡を 行(ゆ)く船に くずれおちそな 身をまかせ 恋の形見の 口紅を 暗い波間に 投げすてる あなた 探しに 来ちゃ駄目よ 逢えば 涙に なるだけよ ああ別れが… 別れがつらい 北の波止場駅  あなた さよなら できますか これで 他人に なれますか ああ女が… 女がひとり 北の波止場駅
宝船水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正そこどけ そこどけ 荒波しぶき 俺の出番だ 勝負の時だ 生きのよさなら 半端(はんぱ)じゃないと 向う嵐に 見栄をきる… 出世丸だよ あとには引かぬ やる気 負けん気 男の宝船  放(ほ)っとけ 放(ほ)っとけ 薄情(はくじょう)かもめ 恋に泣いてちゃ 舳(へさき)が鈍る グッとこらえて ひと旗あげりゃ いつかあの娘も 惚れ直す… 出世丸だよ 七つの海を 歌で乗り切る 男の宝船  咲かすぞ 咲かすぞ のぞみの花を 負けてたまるか 浮世の風にゃ 岩に根をはる 一本松を 思い出すたび 血がたぎる… 出世丸だよ 夜明けは近い 意地だ 度胸だ 男の宝船
みれん夜曲朝倉由美子朝倉由美子水木れいじ岡千秋伊戸のりお心で どんなに 憎んでみても この手があなたを恋しがる 雨よ雨よ雨よ流して 女のみれん 眠れない夜は 淋しくて あゝあゝ いまさら他人に戻れない  海峡みなとの 故郷(こきょう)の町へ 一緒に来るかと 抱いた人 夜よ夜よ夜よかえして あの日の夢を 寝ものがたりの嘘だって あゝあゝ 死ぬまで だまして欲しかった  灯(あか)りの数ほど 男はいても 惚れたら涙に なるばかり 酒よ酒よ酒よ酔わせて命が寒い なにもいらないなぐさめは あゝあゝ もいちどあの人 つれて来て
神無月の頃に森川つくし森川つくし水木れいじ岡千秋伊戸のりお矢車草に 夕月淡(あわ)く 暮れゆく秋の 縁側で 言葉少なに 晩酌をする 父の背中が ちいさく見える 覚えていますか 幼い昔 飛ばしてくれた 紙風船・・・・・  あの掌(てのひら)を 思い出し あぁ…泣けてきちゃったの お父さん! 神無月の頃に  柱に残る ちいさな釘(くぎ)に 揺(ゆ)れてた 赤いランドセル 夢でいっぱい ふくらむように  言った笑顔が 瞳(め)に浮かびます 心配ばかりで ごめんなさいね わがまま気まま 意地っぱり・・・・・ 大事にしたい 嫁ぐまで  あぁ…優(やさ)しかったなぁ お父さん! 神無月の頃に  月日の速(はや)さに ため息ついて 見上げる軒の 走馬灯・・・・・  なにがあっても 父娘(おやこ)です あぁ…元気だしてね お父さん! 神無月の頃に 神無月の頃に
また逢えそうなブルース瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明いやだ… やだ… やだ もう恋なんか いつも 泣くのは 女だけ 船が出たなら それきりなのに なんで優しく 抱きよせる セピア色した 釧路の雨に 誰が歌うか また逢えそうなブルースよ  いやだ… やだ… やだ 面影グラス 酔えば 逢いたく なるばかり 灯(あかり)淋しい 幣舞橋(ぬさまいばし)を どこか空似の 男(ひと)がゆく セピア色した 釧路の夜は みれんばかりの また逢えそうなブルースよ  いやだ… やだ… やだ ミモザの花も 散って波止場は 冬化粧 待てど暮らせど 帰っちゃ来ない おとぎ話の 夢ひとつ セピア色した 釧路の海に 捨てる涙の また逢えそうなブルースよ
初恋のポルカ氷川きよし氷川きよし水木れいじ水森英夫伊戸のりお風渡る空 みどりの草原こえて 帰って来たよ 約束どおり 逢いたくて 逢いたくて 逢えない春も… 淋しくて 淋しくて 眠れぬ秋も… もういちど もういちど あの日のように 泣かないで歌おうよ 初恋のポルカ  雪晴れの朝 旅立つ この僕の手に 渡した銀の ちいさな十字架(クルス) いとしくて いとしくて 変わらぬ愛を… くちづけて くちづけて 誓った小径(こみち)… もういちど もういちど あの日に戻り 肩よせて歌おうよ 初恋のポルカ  あなたの好きな 野バラを両手に抱いて 帰って来たよ ふるさとの町 追いかけて 追いかけて 走った夏も… 頬よせて 頬よせて 夢見た冬も… もういちど もういちど あの日の丘で 夕焼けに歌おうよ 初恋のポルカ
連れづれ小唄島津悦子島津悦子水木れいじ弦哲也前田俊明かぞえきれない 季節のなかで あんたのやんちゃに 手をやいた 怒ることより ゆるす気持ちが大事だと ここまできたのよ わかるでしょ 文句は言わない ねェ あなた…あなた  死ぬの生きるの わめいたことも 今では笑える おはなしね だってあなたが 好きよ好きなのこれからも 言葉はいらない 想いやり 照れずにいきましょ ねェ あなた…あなた  人もうらやむ 夫婦(めおと)でいたい わたしの自慢の ひとだもの いばらの道も 今はゆるやかのぼり坂 右手と左手 ふれ合って 恥ずかしがらずに ねェ あなた…あなた
おやすみノクターン藤生ひろし藤生ひろし水木れいじ藤秀樹(グッド・ナイト グッド・ナイト) (トゥルル…)  銀のピアスが 昨夜のことを 思いださせる 午前2時 どこにいるのよ いまごろあなた せめて電話で 好きだと言って… ひとりせつなく 口紅ひいて  グッド・ナイト (グッド・ナイト) グッド・ナイト (グッド・ナイト) お休みノクターン (グッド・ナイト グッド・ナイト) (トゥルル…)  すねて甘えた ちいさな嘘が 喧嘩別れに なるなんて そっとためいき こぼした窓辺 テール・ランプは 涙の虹か… グラス片手に まつ毛をふせて  グッド・ナイト (グッド・ナイト) グッド・ナイト (グッド・ナイト) お休みノクターン (グッド・ナイト グッド・ナイト) (トゥルル…)  髪をほどいて 眠った夜は 夢でいいから 抱きしめて 誰といるのよ いまごろあなた 降らせましょうか 嘆きの雨を… 街の灯影も いつしか消えて  グッド・ナイト (グッド・ナイト) グッド・ナイト ( グッド・ナイト) お休みノクターン (グッド・ナイト グッド・ナイト)
雪みなと八坂有理八坂有理水木れいじ市川昭介南郷達也半年も 音沙汰なしで 何をしていたの 私だって女 弱い女です 海峡こえて 届いた噂 たしかめたくって乗った船… 他人みたいな 顔をして あやまらないで あやまらないで 風が泣かせる 雪みなと  後ろから この肩抱いて 好きと言った人 呼んでみても夢ね みんな夢なのね カモメの声が 聞こえる宿で 今夜は涙と そい寝する… 一目だけでも 逢えたから あやまらないで あやまらないで いのち淋しい 雪みなと  ひとり帰る 戻りの船に なんで口紅をひく 別れたのに未練 そうよ未練です 夜明けにうるむ 桟橋灯り 見送るあなたの 影ひとつ… これで心も 晴れました あやまらないで あやまらないで 惚れて身をひく 雪みなと
海峡わかれ雨瀬口侑希瀬口侑希水木れいじ北原じゅん馬場良別れ 別れ 別れ手紙を 握りしめ ひと汽車遅れ 追って来た 港駅は 雨 雨 雨が降る 指が寒い 肩が寒い 心が寒い どこにいるのよ ああ…恋しい 恋しいあなた  泣いて 泣いて 泣いて手を振る 海峡に あなたの船は 消えてゆく 呼んでみても 雨 雨 雨が消す 死ねとばかりに ほほを叩く 冷たいしぶき 抱いてください ああ…もいちど もいちどあなた  港 夜明け 雨 雨 雨の中 髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を ああ…待ちます 待ちますあなた
夫婦双六水沢明美水沢明美水木れいじ石中仁人親にそむいて 世間にすねて 浪花流転の 駆け落ちぐらし 夫婦双六 命が駒よ 破れ長屋を 振り出しに いくつ越えたか 憂き世川  着物一枚 買(こ)うてもやれず 苦労かさね着 八百八橋 夫婦双六 愚痴ではないが 下手な世渡り 詫びながら 酒に溺れた 夜もある  他人(ひと)に踏まりょと 実のなる花は 耐えてしのんで 春待つものよ 夫婦双六 おまえとふたり 晴れて寄り添う 露地裏に 夢を呼ぶよな 宵の月
黄昏栗田けんじ栗田けんじ水木れいじ長沢ヒロ川村栄二淋しいわけじゃない ただ海が見たくて ひとり立たずむ 日暮れのベイ・サイド ふいに思い出した おふくろの掌 かわりないだろうね 電話ひとつせず… 風の街で 夢追いつづけ 潮の匂い 忘れかけてたよ 今夜は同じ 月を見て ふるさと想う  忘れたわけじゃない あの白い砂浜 いつもむじゃきに はしゃいだあの頃 今も胸に残る がんばれの一言 みんなすばらしい 俺の仲間達 風よ夢よ 何年過ぎた めぐる季節の 都会の海で ほろ酔いながら 今日もまた ふるさと想う  風よ波よ 母なる海よ 山よ空よ 父なる大地よ 今夜も同じ 夢を見て ふるさと想う  今夜も同じ 夢を見て ふるさと想う
おけさ恋歌岡千秋岡千秋水木れいじ岡千秋命までもと 誓った恋を 捨てに来ました 四十九里(しじゅうくり)越えて 小木(おぎ)は夕凪 両津(りょうつ)は荒磯(しぶき) 男ごころの 裏表… 遠く聞こえる おけさの節に みれんあとひく 佐渡の海  涙ひとつぶ 手酌の酒に 落ちて面影 ゆらして消える 夢の昔と あきらめようか 思うそばから 恋しがる… 窓をあければ いさり火ひとつ 燃えてせつない 佐渡の夜  あてはあるのか 寒くはないか 群れにはぐれた 一羽の朱鷺(とき)よ どこか似ている 哀しい運命(さだめ) 明日を探して 風に泣く… はるか岬の 灯台あかり 夢をかえして 佐渡の海
抱きしめて幡千恵子幡千恵子水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりお愛されているのに 心がゆれる それは季節の変り目の 夕暮れだから 風に舞う花びら 両手で包み 私いくつになったのと ため息ひとつ  抱きしめて 抱きしめて 距離がしのんで 来ないよに 抱きしめて 抱きしめて ふるえる 恋ごころ あなたのほかには もう誰も こんなに一途に 愛せないから  幸せがこわくて あふれる涙 淋しがりやの悪いくせ 叱って欲しい むらさきの浮雲 流れる窓で 今はやさしい言葉より ぬくもりがいい  抱きしめて 抱きしめて 想い出の唄を 聞かせてよ 抱きしめて 抱きしめて ときめく 恋ごころ あなたの匂いに 瞳をとじて 明日を夢見て 生きてゆくから  抱きしめて 抱きしめて 距離がしのんで 来ないよに 抱きしめて 抱きしめて ふるえる 恋ごころ あなたのほかには もう誰も こんなに一途に 愛せないから
忘れ花篁沙をり篁沙をり水木れいじ岡千秋丸山雅仁あなたと最後に旅をして 泣かずに身をひくはずでした 愛しても 愛しても さだめ哀しい 忘れ花 今夜かぎりの逢瀬の宿で 別れ化粧の 口紅をひく  わたしを女にしてくれた あなたがいまでは憎らしい 尽しても 尽しても 真心とどかぬ 忘れ花 可哀相だとおもうのならば 何も言わずに抱きしめて  添い寝のまくらに忍びこむ つめたい憂き世のすきま風 縋っても 縋っても たどる明日ない 忘れ花 せめて遠くで あなたの苗字 そっと名乗って暮らしたい 
寒流パク・ジュニョンパク・ジュニョン水木れいじ小田純平杉山ユカリ海峡はるか 光る星 あれは帰らぬ あのひとなのか そこからこの俺 見えたなら 深酒よせよと 叱ってくれよ… 寒流(かんりゅう)の海 また春が逝(ゆ)く 逢いたい 逢いたい も一度あのひとに  想い出なんか くれるより もっと一緒に いて欲しかった 哀しい永訣(わかれ)の 待ちぶせを わかっていたなら 出船を止めた… 寒流の海 あれから二年 逢いたい 逢いたい も一度あのひとに  かもめよ 心あるならば 貸してくれるか おまえの翼 もうすぐ咲くだろ 矢車草(やぐるまそう) 届けてやりたい その掌(てのひら)に… 寒流の海 願いはひとつ 逢いたい 逢いたい も一度あのひとに
居酒屋しぐれ水木れいじすがあきら庄司龍生きるつらさを くやしさを 捨てに来たのね 今夜もひとり 外はほろほろ 居酒屋しぐれ 縁もゆかりも ないけれど なぜか気になる なぜか気になる うしろ影  下手でいいのよ 世渡りは 男値打ちは お金じゃないわ 外はほろほろ 居酒屋しぐれ 演歌ひと節 憂さ晴らし 泣いているよな泣いているよな 路地あかり  冬と想えば 春が来て 今にあんたの 時代になるわ 外はほろほろ 居酒屋しぐれ なみだ雨でも ふたりなら 濡れて嬉しい 濡れて嬉しい 送り傘
おしどり横丁西田純子西田純子水木れいじすがあきら庄司龍運の強さは 眸(め)を見りゃわかる 惚れているから わかるのよ 元気だしてよ このぐい呑みで 酔えば 心も晴れるから 一緒に春を 春を探そうね おしどり横丁 あんたとふたりづれ  くやし涙を こらえて笑う 男らしさに 泣けたのよ 忘れかけてた ふるさと訛(なま)り 聞けば しみじみ思い出す 一緒にいつか いつか帰ろうね おしどり旅です あんたとふたりづれ  にごり水にも ほら見てごらん 映る清らな 月灯り 決めたとおりに 信じた道を 生きてください ついて行く 一緒に夢を 夢を咲かそうね おしどり横丁 あんたとふたりづれ
能登の恋唄水元やよい水元やよい水木れいじ岡千秋前田俊明悲しい恋を 捨てたくて 手荷物膝に 七尾線 島影はるか 黄昏れて 淋しさつのる 日本海 あゝあなた 呼ぶように 風が泣きじゃくる あゝあなた 追いかけて 抱いてくれますか 寒い 寒い 寒い 寒い心が寒い 女ひとりの 能登の能登の旅です  窓うつ雨が 雪になり 輪島の港 冬化粧 お酒にいくら すがっても 想い出ひとつ 消えません あゝあなた この海で わたし死んだなら あゝあなた もういちど 抱いてくれますか 好きよ 好きよ 好きよ 好きよいまでも好きよ 涙ばかりの 能登の能登の旅です  あゝあなた 呼ぶように 風が泣きじゃくる あゝあなた 追いかけて 抱いてくれますか 寒い 寒い 寒い 寒い心が寒い 女ひとりの 能登の能登の旅です  
美子の金比羅ブギウギ竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大萩田光雄(金比羅ブギウギ 金比羅ブギウギ Boogie! Woogie!!)  金比羅船々 追風(おいて)に帆(ほ)かけて シュラシュシュシュ まわれば四国は 讃州(さんしゅう)那珂(なか)の郡(ごおり) 象頭山(ぞうずさん)金比羅 大権現(だいごんげん) 一度まわれば  金比羅み山の 青葉の影から キララララ 金の御幣(ごへい)の 光がチョイとさしゃ 海山雲霧(うみやまくもきり)晴れわたる 一度まわれば  惚れた同士で 金比羅まいり 一杯やろかと 峠の茶屋へ 寄ればこの地は 讃岐とやらで うどん出されて シュラシュシュシュ  酒の肴は 瀬戸内自慢 タイにヒラメに はまちの刺身 チョイと呑み過ぎ 阿波に着いたら 踊る阿呆が シュラシュシュシュ  阿波の殿様 蜂須賀(はちすか)さまだよ シュラシュシュシュ 私ゃあなたの そばそばそばだよ ほんとに金比羅 大権現(だいごんげん) 一度まわれば  お宮は金比羅 船神さまだよ キララララ しけでも無事だよ 雪洞(ぼんぼ)りゃ明るい 錨(いかり)を下(おろ)して遊ばんせ 一度まわれば  (金比羅ブギウギ 金比羅ブギウギ Boogie! Woogie!! Boogie! Woogie!!)
北海めおと節中村仁美中村仁美水木れいじ松浦孝之D.C.O凍りつくよな 根室の沖へ あんた夜明けにゃ 船をだす 男度胸の 門出じゃないか グッと飲みほせ お立ち酒 ハァ…エンヤラショ エンヤコラショ 纜(ともづな)ほどきゃしぶき華咲く 北海めおと節  ヤン衆かもめと 所帯をもてた 果報者(もん)だよ このあたし 無事で帰れと 東風(やませ)の浜で 昇る朝日を 伏しおがむ ハァ…エンヤラショ エンヤコラショ 網引く腕に 惚れて惚れぬく 北海めおと節  三月(みつき)過ぎても 戻らん時は あたしゃ一生 後家でいい 昆布採りして あきあじ干して この子漁師に 育つまで ハァ…エンヤラショ エンヤコラショ 荒磯ぐらし 泣いちゃ歌えぬ 北海めおと節
ふたりの昭和川門脇陸男・水沢明美門脇陸男・水沢明美水木れいじ石中仁人命ふたつが 積荷の舟で 嵐の岸を あとにした ごらんちいさな 蛍火だって 気持(こころ)ひとつで 夢灯り… 他人(ひと)が二里漕ぎゃ あなたは三里 死ぬ気で渡った ふたりの昭和川  知らぬ他国を 流されながら 苦労をかけた おまえにも いいのいいのよ 夫婦じゃないの 胸じゃ両手を あわせてた… いまは昔の おもいで酒に しみじみ酔いたい ふたりの昭和川  眸(め)と眸(め)みかわしゃ 心が通う ふたりの春に 咲いた花 惚れてよかった おまえに惚れて 泣けてきますよ 嬉しくて… 時代(とき)は逝こうと いついつまでも 情けよ枯れるな ふたりの昭和川
兄貴風おおい大輔おおい大輔水木れいじ中村泰士かせだあきひろちっちゃな時から 一途な女(こ)やった そんなおまえに ハラハラしてた 小雨ふる夜 突然来ては 泣くだけ泣いて 泣くだけ泣いて 出て行くおまえ あんな男は もうやめとけと ほんま 好きやけど ほんま 阿呆(アホ)やけど 兄貴風  木枯らし吹くたび ぬくもり恋しい 銀杏(いちょう)並木も 色ずく頃や ビルの谷間の 子猫のように あの日のままで あの日のままで 無邪気なおまえ どれも遊びと まだ気が付かず ほんま うぶなやつ ほんま 抱かれへん 兄貴風  めぐる季節に 取り残された 淋しいだけの 淋しいだけの 女かお前 なってみせろや もう幸せに ほんま 阿呆(アホ)なやつ ほんま 好きやから 兄貴風
猛虎の衆川籐幸三川籐幸三水木れいじ市川昭介前田俊明猛虎の衆… 猛虎の衆 なにわ何でも でっかい夢を 空の彼方へ かっ飛ばせ 勝ちを決めたら 浜風あびて 飲めば嬉しい 日本一… 見せなあかんで 晴れ姿 ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆  猛虎の衆… 猛虎の衆 負けた昨日に くよくよするな くやしかったら 今日は勝て ここで泣いたら 曇るぞツキが 押しの一手で 攻めまくれ… 見せなあかんで ド根性 ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆  猛虎の衆… 猛虎の衆 何も言わぬが 通天閣は くやし涙も 知っている 鳴かぬ鳥でも 鳴かせる気なら 咲かぬ花でも 咲いてくる… 見せなあかんで 男意気 ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆  猛虎の衆… 猛虎の衆 つらい時ほど 元気を出せよ 燃える闘志が 明日を呼ぶ 運を味方に 千里を駈けて 虎に翼の 大当り… 見せなあかんで ホームラン ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆
風雪山河上野さゆり上野さゆり水木れいじ森山慎也猪股義周寒い夜風に ふたりで耐えて 越えたこの世の 花嵐 振り向けば… ほんとにいろいろ あったけど… 過ぎてしまえば おもいで話 風雪山河 悔いはない  人は情(なさけ)よ 袖ふれあって 借りたまごころ また返す 忘れずに… 旅してゆこうよ ねぇあなた… 遠い夜空に 故郷(ふるさと)しのぶ 風雪山河 夢はるか  笑顔ひとつで 心は晴れる 晴れて花咲く 春を呼ぶ これからも… あなたとみちづれ ふたりづれ… 泣いて笑って より添いながら 風雪山河 明日(あす)も行く
花の春天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫猪股義周尽(つく)しきれずに 別れたことが あたし死ぬより つらかった そぼ降る雨に 吹く夜風(かぜ)に 淋(さみ)しさ噛みしめ詫(わ)びてます… きれいな心は あの日のままよ 幸せをもう一度 花の春  泣いて昔が 帰るのならば 涙かれても かまわない あれから二年 今さらと 女のみれんを責めないで… やっぱりひとりじゃ 生きられないわ 幸せをもう一度 花の春  季節(とき)が巡れば 忘れるなんて そんな恋なら 恋じゃない 明日(あした)は逢える 逢えますと きりりと口紅ひき直す… 私の命は あなたのものよ 幸せをもう一度 花の春
玄海おんな節天の川未央天の川未央水木れいじ中村典正さても皆さま おおそれながら あばれ太鼓に のりまして 女いのちの お祭り仁義 歌で喧嘩を 売りに来た ワッショイ ワッショイ 花の舞台の 幕開けに グッと火の酒 飲みほして 勝負一番 玄海節  波も荒らくれ 若松港(みなと) 浴びた産湯(うぶゆ)の 勇み肌 恋のイロハは ぷっつり切って 義理のたて帯 たて結び ワッショイ ワッショイ 借りた情けは 倍返し 乳房(むね)の晒(さらし)は 伊達(だて)じゃない 花と竜だよ 玄海節  時代遅れは 承知のうえで のるかそるかの 演歌道 笑う世間に神輿(みこし)を上げて 決めたこの道 まっしぐら ワッショイ ワッショイ 今が出番の 夢祭り これをご縁に ご贔屓(ひいき)に 手〆(てじめ)一本 玄海節
港たずねびと逢川まさき逢川まさき水木れいじ大道一郎南郷達也噂…噂拾って 博多へ来れば ゆうべ長崎へ 行ってしまったあの男(ひと)は 波止場ネオンに 身を焦がしても 咲くに咲けない かすみ草… 惚れてもいいでしょ すがっていいでしょ 女です 未練です 運命(さだめ)です 港たずねびと  すてた…すてた故郷は 別府の町と 抱いて聞かされた 寝ものがたりの枕崎 酒場通りの つれない夜風(かぜ)に 誰が爪弾く わかれ唄… 泣いてもいいでしょ 酔ってもいいでしょ 月もない あてもない やるせない 港たずねびと  霧笛…霧笛ひと声 不知火あとに 春を呼ぶよな 絹の雨ふる都井岬 浮気カモメの あと追いかけて 私いくつに なったのか… 信じていいでしょ 夢見ていいでしょ 女です 命です 一途です 港たずねびと
祝い節石原詢子石原詢子水木れいじ岡千秋丸山雅仁嬉し涙で 樽酒あける 今日のふたりの 晴れ姿 惚れて惚れぬけ 夫婦(めおと)なら…… 花の人生 情で結ぶ 歌はめでたい 祝い節  夢を積み荷の 木の葉の船で 我慢くらべの 永い旅 惚れて惚れぬけ 心から…… 浮き世荒波 笑顔で越えりゃ 枝も栄える 祝い節  過ぎてしまえば 幾春秋(いくはるあき)の 苦労ばなしも 語り草 惚れて惚れぬけ いつまでも…… 晴れの門出に 手拍子そえて これが餞(はなむけ) 祝い節
赤い雪パク・ジュニョンパク・ジュニョン水木れいじ小田純平矢田部正抱いて 抱いて 抱くだけ抱かれ 捨てられたのは 冬至(とうじ)の日 凍(こご)え死んでも あゝあなた 泣いてはくれない 人でなし… 恨みの炎(ほむら) 燃やしてみても 赤い雪 赤い雪 やっぱり私は赤い雪  闇に 闇に 舞い飛ぶ蝶は 夢まぼろしか 黒揚羽(くろあげは) 季節そむいて あゝあなた ささげた純情 にべもない… 血の出るほどに すがりもしたが 赤い雪 赤い雪 やっぱり私は赤い雪  哭(な)いて 哭いて 木枯らし哭けば 心もぐずる 身もぐずる 輪廻転生(りんねてんしょう) あゝあなた いくたび死んでも 忘れない… いのちを賭(か)けて 奪いたいけど 赤い雪 赤い雪 やっぱり私は赤い雪
三日月桟橋立樹みか立樹みか水木れいじ北原じゅん丸山雅仁夜の汽笛は 淋しいものね まして別れの 出船なら この身をふたつに ひき裂いて ついて行きたい あの人に 呼んでみたって 波また波の 三日月桟橋 あゝ…恋が散る  泣いて他人に 戻れるならば お酒なんかにゃ すがらない 海鳴りひびけば また浮かぶ 忘れられない 面影が… なんで今さら いいことばかり 三日月桟橋 あゝ…夢に見る  帰る人やら 帰らぬ人か あてにならない 風便り 女の命を 抱きしめた お伽ばなしね あの夜は… せめて教えて 身のふりかたを 三日月桟橋 あゝ…春が逝く
灯火大川栄策大川栄策水木れいじ徳久広司佐伯亮なにを夢見て この腕まくら 濡らす涙の いじらしさ 苦労ばかりの 明け暮れに しのんでいるのか 故郷を… 泣くがいい 泣くがいい 春は遠いけど おまえは俺の 心のともしび  酒におぼれて 世間にすねた 俺をささえて くれた奴 愚痴のひとつも こぼさずに ささげてくれたね まごころを… ふりむけば ふりむけば いつもそばにいた おまえは俺の 心のともしび  水の流れに 棹さしながら 明日も浮き寝の 旅路川 ふたりづれなら 倖せと よりそう女の 影ぼうし… 離すなよ 離すなよ この手いつまでも おまえは俺の 心のともしび
名月浅太郎岡田しのぶ岡田しのぶ水木れいじ市川昭介池多孝春一目見たさに 故郷に戻りゃ 昔ながらの 上州月夜 浮かれ囃しも 追われの身には ほんにせつない 祭り唄 涙かくした 涙かくした 三度笠  思い出すなぁ…あの山も あの月も みんな昔のまんま おふくろさんは 達者でいなさるか この川越えりゃあ あと一里 なのに何でェ やけに 草鞋(わらじ)が重たく ならぁ…  義理と情に ついはさまれて いつか落ち目の 街道ぐらし 恋のさだめも 堅気の俺も 一度流れりゃ 草の露 呼んでみたとて 呼んでみたとて 帰りゃせぬ  なまじ小粋に 別れたせいか めっぽう夜風が沁みやがる 旅から旅へ ねぐらを追われ 末は野ざらし 吹きさらし こんりんざい けちな顔(つら)など見たかぁねぇと 叱って下せぇ おっ母さん!  墨絵ぼかしの あの峰越えて 渡る雁がね また旅の空 なんの浮世にゃ 未練はないが なまじ濡れまい 里しぐれ 明日も流転の 明日も流転の浅太郎
そのわけは旭川岡千秋岡千秋水木れいじ岡千秋そのわけは…途中下車した そのわけは 北の故郷(こきょう)の あの町と 同じ文字 綴(つづ)るこの川 旭川(あさひがわ) 抱きよせる 人もないけど どこか優しい あゝ岡山… 雨も泣いてる 城下町  そのわけは…ふたり別れた そのわけは いくら答を 探しても 探しても 涙涙で 見えないの しあわせな 愛のくらしは いつか来ますか あゝ岡山… 問わず語りの 月見橋(つきみばし)  そのわけは…北へまた帰(ゆ)く そのわけは きっと今なら あの人と 出直せる 生れ育った 旭川(あさひかわ) ふり向けば 日限地蔵尊(ひぎりじぞう)が 春を呼ぶよな あゝ岡山… 明日(あす)へ旅立つ 始発駅
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