水木れいじ作詞の歌詞一覧リスト  402曲中 1-200曲を表示

全2ページ中 1ページを表示
402曲中 1-200曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
哀愁半島井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明許してください わがままでした 海鳴りばかりの 夕月航路 ふたり暮らした 長さだけ この髪切っては 来たけれど…… いますぐ帰れと 目を覚(さ)ませよと 風が… 風がほゝ打(う)つ 哀愁半島  こころの迷いに 花水仙の 香りがせつない 灯台岬 バカな喧嘩で 意地はった 私を叱って 日本海…… 一生一度の ねがいを賭(か)けて 船が… 船が出てゆく 哀愁半島  離れてはじめて 気がつきました あなたが私の 終着みなと 昨夜(ゆうべ)別れた 桟橋に 手を振る姿は ありますか…… 恋しさあふれて 波うつ胸に 雪が… 雪が舞い散る 哀愁半島
哀愁平野大川栄策大川栄策水木れいじ筑紫竜平南郷達也一生いちどの いのちの恋が 風にちぎれる 茜空 このまま行こうか 戻ろうか 離れてなおさら 逢いたさつのる 愛し面影 夜汽車の窓に どこへさすらう 哀愁平野  ひと足遅れて 君来るようで 途中下車する 北の駅 このまま行こうか 戻ろうか いまさら待っても どうなるものか 街の灯りも あの日のことを 思いださせる 哀愁平野  死ぬほど愛して 死ぬほど泣いて 君に残した 置き手紙 このまま行こうか 戻ろうか いまさらみれんに 燃えたつこころ なごり尽きずに あと振り向けば 星が流れる 哀愁平野
哀傷歌氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗南郷達也帰らぬ恋よ まぼろしよ 野分けの風に 君しのぶ 何にも言うまい 語るまい…… 語れば涙の 愚痴になる  ふりむけど あゝ 君の影なく  出せないままの 恋文を 燃やせば白い 薄けむり 誰ゆえ寒き くちびるか…… 呼べど答えぬ 街灯り  君には もう 逢えないのか…  ひとり生まれて ひとり逝(ゆ)く それが掟(さだめ)と 知りながら 何故(なにゆえ)ひとり 生きられぬ…… 永遠(とわ)にやるせぬ 我がこころ 永遠(とわ)にやるせぬ 我がこころ
会津街道ふたり旅鏡五郎・磯部さゆり鏡五郎・磯部さゆり水木れいじ西條キロク馬場良雪を抱いた 磐梯山が なぜか立派な あんたに見える 照れて振りむきゃ おまえはまるで 梅の小枝の うぐいすなんて… 浮き世忘れて 鶴ヶ城をあとに 会津街道恋巡礼 ああ ああ ふたり旅  ひとつ越えても 山また山の まるでふたりの 人生暦 湯の香懐かし ランプの里で いのち洗って 呑みましょあなた 鐘がなるなる 観音寺の 会津街道たそがれて ああ ああ ふたり宿  紅もほんのり おまえも酔って ここが故郷 大内宿よ 今度来る日は 三人づれで 猪苗代湖の 桜を見たい… 先は長いが よろしく頼む 会津街道十五夜の ああ ああ ふたり酒
会津のおんな水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫前田俊明みちのく生まれは 深なさけ 抱かれる気持に 迷いはないわ 雪の夜道を つめたい指に 息を吹きかけ 迎え傘…… いいの逢えたら 倖ですと 駅へ小走り 会津のおんな  若松あたりの 湯の郷へ 人目を忍んで 遠出をしたい 罪な契りと わかっていても 淡く咲けない 寒椿…… いいの私も さだめのままに 燃えて散ります 会津のおんな  風花みたいな 恋だけど この手に包んで 信じていたい 月のしずくに ふたりで濡れて なごり惜しんだ 城下町…… いいのここから 他人の顔で あなた見送る 会津のおんな
紅い落葉氷川きよし氷川きよし水木れいじ宮下健治紅い落葉が 舞い散る音に もしや 君かと 振りむけば 街の灯(あか)りも 泣いてるような 北の日暮れの 乗り替え駅よ…… みれんほろほろ 旅の空  紅い落葉に 想い出数え しぐれ ひととき 夜の露地 誰か爪弾く ギターの艶歌(うた)に 浮かぶ面影 遣(や)らずの雨よ…… 酔えばゆらゆら 君恋し  紅い落葉か 明日(あした)も独(ひと)り 風に さすらう 影ぼうし 呼んでみたって 帰らぬ人と 知るや他国の 片割れ月よ…… みれんほろほろ 旅ごころ
赤い月の伝説天童よしみ天童よしみ水木れいじ都志見隆都志見隆砂のあらしが 通り過ぎた空に 遠く輝く 南十字星よ 椰子(ヤシ)の葉陰 そよぐ風は 夢の蜃気楼 夜の虹を 渡って来る 昔別れた旅人  今、悠久の 時を越えて また めぐり逢うの… 赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ  肩を抱かれて そっと瞳(め)をとじれば 何故にこんなに 胸がときめくのか まほろばへと 続く河は 美しいものね ふともらした 吐息にさえ 白くこぼれる睡蓮(すいれん)  今、悠久の 波に揺(ゆ)れて また 睦(むつ)みあうの… 赤い月よ しじまの中 水先だけ 照らしてよ  今、悠久の 夜に溶けて また 愛しあうの… 赤い月よ 砂漠の町 恵みの雨 降らせてよ  赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ
赤い雪パク・ジュニョンパク・ジュニョン水木れいじ小田純平矢田部正抱いて 抱いて 抱くだけ抱かれ 捨てられたのは 冬至(とうじ)の日 凍(こご)え死んでも あゝあなた 泣いてはくれない 人でなし… 恨みの炎(ほむら) 燃やしてみても 赤い雪 赤い雪 やっぱり私は赤い雪  闇に 闇に 舞い飛ぶ蝶は 夢まぼろしか 黒揚羽(くろあげは) 季節そむいて あゝあなた ささげた純情 にべもない… 血の出るほどに すがりもしたが 赤い雪 赤い雪 やっぱり私は赤い雪  哭(な)いて 哭いて 木枯らし哭けば 心もぐずる 身もぐずる 輪廻転生(りんねてんしょう) あゝあなた いくたび死んでも 忘れない… いのちを賭(か)けて 奪いたいけど 赤い雪 赤い雪 やっぱり私は赤い雪
アカシヤ物語藤原浩藤原浩水木れいじ遠藤実伊戸のりおアカシヤの 咲くこの町で 待っていたんだね ひとりあてもなく 俺のいのちを ひきかえに 幸せやれたら それでいい… 夜が…夜が…せつない ふたりのしのび逢い  アカシヤの 小窓の下に 愛の目じるしか 赤く錆びた合鍵 俺が夢など 追わなけりゃ 続いていたのか あの暮らし… 夜を…夜を…どこまで はぐれた流れ星  アカシヤの 花降りやまず 時は過ぎたけど 今も綺麗だね 俺に抱かれて 泣く君と 死ぬまで一緒さ 今度こそ… 夜が…夜が…泣かせる ふたりの物語
茜雲五木ひろし五木ひろし水木れいじ聖川湧石倉重信佐原ばやしの太鼓も あんたが居ないと淋しいねえ 江戸まで十七里か 遠いよねえ あんた…  浮雲ぽっかり 西の空 しおからトンボが スーイスイ お江戸で あいつは 何してる おまえの眼鏡で 見ておくれ つるべ落としの夕暮れは 恋のゆくえに 気がもめる… 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) いつまで待たす 勝手なんだね 男って  宵からひとりで 手酌酒 つがいのトンボが フーラフラ 返文(たより)のひとつも 書けぬほど お江戸はそんなに いい街か 佐原ばやしを 聞きながら くどき上手に のせられた 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) あれから五年 辛いことだね 惚れるって  利根の河原の 尾花(すすき)さえ 江戸へ江戸へと 何故(なぜ)なびく… 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) いつ帰るやら 泣けてきそうな 茜雲
あすなろ酒井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明雨に打たれて 日照りに耐えて 天をつらぬく 一本檜(ひのき) あれが男の 生きざまと 故郷(ふるさと)でるとき 言ったじゃないの…… 負けるなよ… 負けるなよ… グッといこうか あすなろ酒を  人の値(ね)うちが 生きてく道が 浴びたうぶ湯で なぜ決まるのか 泣いて見上げりゃ あの空の 今夜の月さえ 曇るじゃないの…… 愚痴るなよ… 愚痴るなよ… グッとこらえて あすなろ酒を  待てばまた来る あんたの時代 今日が雨なら 明日(あした)は晴れよ 背すじ伸ばせば 見えるはず 自分を信じて 行(ゆ)こうじゃないの…… やるだけよ… やるだけよ… グッと呑みほせ あすなろ酒を
あなたに咲いた花だから天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫猪股義周好きで別れる せつなさに やっぱり涙が あふれるわ 夢をあなたが 叶える朝を 今は遠くで 祈るだけ… 何があっても 忘れはしない あゝ…あゝ… あなたに咲いた花だから  数えきれない 思い出は かばんにつめても まだ余る 車窓(まど)に面影 浮かべて忍ぶ あの日あの部屋 あの暮らし… 何があっても 散らせはしない あゝ…あゝ… あなたに咲いた花だから  ここがあなたの 故郷(ふるさと)よ 疲れた時には 来て欲しい 山の紅葉(もみじ)の 紅(あか)より赤(あか)く 燃える一途な 恋ごころ… 何があっても 信じているわ あゝ…あゝ… あなたに咲いた花だから
兄貴風おおい大輔おおい大輔水木れいじ中村泰士かせだあきひろちっちゃな時から 一途な女(こ)やった そんなおまえに ハラハラしてた 小雨ふる夜 突然来ては 泣くだけ泣いて 泣くだけ泣いて 出て行くおまえ あんな男は もうやめとけと ほんま 好きやけど ほんま 阿呆(アホ)やけど 兄貴風  木枯らし吹くたび ぬくもり恋しい 銀杏(いちょう)並木も 色ずく頃や ビルの谷間の 子猫のように あの日のままで あの日のままで 無邪気なおまえ どれも遊びと まだ気が付かず ほんま うぶなやつ ほんま 抱かれへん 兄貴風  めぐる季節に 取り残された 淋しいだけの 淋しいだけの 女かお前 なってみせろや もう幸せに ほんま 阿呆(アホ)なやつ ほんま 好きやから 兄貴風
兄貴のふるさと北島三郎・鳥羽一郎北島三郎・鳥羽一郎水木れいじ原譲二丸山雅仁(兄)なしのつぶてで 居たってヨー (弟)俺はやっぱり 兄貴が頼り (兄)桜吹雪の 舞う故郷へ (弟)トンボ帰りで 戻って来たぜ (兄弟)あの山 この川 夢ン中 (兄)兄弟って奴は (兄弟)なぁいいもんだ  (弟)惚れていたんだ 死ぬほどヨー (兄)そんなひとりの 女もいたさ (弟)昔なじみの 赤ちょうちんで (兄)共に語ろか おもいで話 (兄弟)あの唄 あの恋 酒ン中 (弟)兄弟って奴は (兄弟)なぁいいもんだ  (兄)くやし涙が 出た時ゃヨー (弟)ドンと自分を どやしてみるさ (兄)苦労かけるな おふくろさんに (弟)あとは俺らが やるだけやるさ (兄弟)あの駅 この道 風ン中 (兄弟)兄弟って奴は なぁいいもんだ
あの娘と野菊と渡し舟氷川きよし氷川きよし水木れいじ水森英夫伊戸のりお忘れないでと 小指をからめ 見送(おく)ってくれた 船着場 あんな田舎の ちいさな町で 別れて何年たったろか… 懐かしいなァ… 遠くなるほど 初恋の あの娘と野菊と渡し舟  好きと言えずに 喧嘩をしては 笑っていつも 仲直り 耳をすませば 聞こえてくるよ 小川のほとりで呼ぶ声が… 泣けてくるなァ… 思い出すたび 目に浮かぶ あの娘と野菊と渡し舟  都会(まち)の花屋の 菊一輪に 面影はこぶ あかね雲 白壁(かべ)に刻んだ あいあい傘も 夕陽に染まっているだろね… 帰りたいなァ… 夢でいいから もういちど あの娘と野菊と渡し舟
あの日の嘘のつぐないに中条きよし中条きよし水木れいじ岡千秋北窓ひとつの 小さな部屋で 淋しく暮らして いたんだね ほんのり うす口紅(べに) 爪噛むくせも 変わっちゃいないよ あの頃と ああ ああ おまえって 泣かす女だね 許してくれとは 言えないが 陽だまりみたいな 幸せを あの日の嘘の つぐないに  男の気ままで 放浪(さすらい)ぐらし 小樽に三年 萩二年 ゆきずりの花を 散らせるたびに 心のどこかで 探してた ああ ああ おまえって 俺のふるさとさ 分かってくれたら 泣かないで 歌ってあげよう 子守唄 あの日の嘘の つぐないに  ああ ああ おまえって 泣かす女だね 信じてくれると 言うのなら ぬくもり分け合う 人生を あの日の嘘の つぐないに
あの日の君を恋うる歌大川栄策大川栄策水木れいじ伊藤雪彦南郷達也あの日の君に 逢えるなら いのちを惜しむ 俺じゃない くちなし匂う 花影で 泣いて別れた 遠い町…… むすばれなかった 女(ひと)ゆえに 偲ぶ偲ばず 面影しぐれ  あなたは夢に 生きてねと からめた指の かぼそさよ やさしく抱いて やれもせず 旅にさすらい 春いくつ…… あてない噂に 今宵また 偲ぶ偲ばず 面影しぐれ  嘆くな泣くな 夜の雨 離れて燃える 恋もある この世に薄い 縁でも なんで切れよう 紅の糸…… 倖せ祈れば ほろほろと 偲ぶ偲ばず 面影しぐれ
あばれ船渡辺ひろ美渡辺ひろ美水木れいじ桜田誠一前田俊明時化がかじったおんぼろ船でヨー 度胸ひとつの漁に出る あんた無事で戻るように  バッと御神酒をふりまいて さあさお立ちだあばれ船  昨夜あたしを抱いてた腕でヨー 網を引くのか今頃は あんた呼んでほてる乳房の せめてぬくもり届けたい 風も寒かろあばれ船  惚れて惚れぬく荒波そだちヨー 涙みせたら叱られる あんた迎え走る岬 沖じゃ大漁の旗をふる 今日は祭りだあばれ船 
雨やどり天童よしみ天童よしみ水木れいじ桧原さとし伊戸のりおお酒の呑み方 見ただけで 背負った苦労が わかるのよ これが惚れたと いうことなのね 聞かせてください 心の憂(う)さを… いつかなじんだ 縄のれん めぐり逢わせた 雨やどり  おふくろみたいな 口きくな 叱ったそばから 瞳(め)が笑う 人を踏みつけ 生きてくよりも 踏まれて耐えましょ 紫陽花しぐれ… どこか優しい 故郷(くに)なまり しみて泣かせる 雨やどり  明日(あした)はいい日が 来るからと 信じて今夜も 遠まわり 後生大事(ごしょうだいじ)に こころに秘めた 叶えてあげたい あんたの夢を… 女ごころの 意地ひとつ 縁をむすんで 雨やどり
雨の糸石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお命までもと 優しく抱いた あれはお酒の せいですか 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 一生一度よ 女の恋は なんで泣かせる 雨の糸  窓に夜桜 舞い散る宿で といた黒髪 花の帯 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 酔ってはしゃいだ あいあい傘を 思い出させる 雨の糸  今度こそはと あなたに賭けて 生きてゆこうと 決めたのに 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 遅い春でも 私はいいの 夢をかなえて 雨の糸
雨の五番町桜川けん桜川けん水木れいじ川野義男伊戸のりお俺のいのちを やるよと抱いて なしのつぶてを くれた人 赤いグラスに 身を焼くたびに なぜか泣けます 逢いたくて 今夜も雨・雨・雨… 忘れられない 忘れたい 雨の五番町  爪をかむ癖 すぐ泣く癖は 俺がなおすと 嘘ついた 遊び慣れした あの横顔が ゆれる煙草の うすけむり 今夜も雨・雨・雨… 夢でもいちど 抱きしめて 雨の五番町  窓にもたれて 思い出かぞえ 飛ばす涙の シャボン玉 いっそ誰かに 抱かれましょうか いいえ死んでも 待ちわびる 今夜も雨・雨・雨… 憎い恋しい ろくでなし 雨の五番町
雨のめぐり逢い真咲よう子真咲よう子水木れいじ四方章人あなた も少し 飲みますか 外は 日暮れの にわか雨 過去ばなしに ほゝ染める これも 何かの縁かしら 好きで別れて…好きで別れて…もう二年 あれからどうしていたのでしょうね  弱いお前が 気がかりと ポツリ つぶやく 優しさに 今も独りと 言いかけて 涙ぐんでは 爪を噛む 酔ったふりして…酔ったふりして…よりそえば 新妻みたいに 見えるでしょうか  あなた 送って くれますか 雨も小降りに なったから まわり道して 傘の中 そっと甘えて いいかしら 好きで別れて…好きで別れて…もう二年 待ってる 誰かが いるのでしょうね
ある恋の旅路天童よしみ天童よしみ水木れいじ山田年秋北行く夜汽車 乗り継いで 着いた港は 雨でした 見知らぬ酒場の かたすみで あなた偲んで 飲むお酒 なぐさめなんかは 欲しくない  泣きたい時は この胸で 泣けとやさしく 抱いた人 どうして私に 嘘ついた あなた呼んでも 窓ごしに 霧笛が淋しく 響くだけ  誰もが悪く 言うけれど なにが他人に わかるのよ 冷たい噂に ふりむけば あなた愛した 秋桜の うす紅こぼれる しぐれ駅  あなたのいない この世など 未練ひとつも あるものか 舞い散る小雪に 埋もれて あなた夢見る その時は 女のいのちが 果てるとき
淡雪の花真咲よう子真咲よう子水木れいじ伊藤雪彦あなたには 運がある 元気をだしてねと 熱いぐい呑み さしだす白い指 泣かせるね 泣かせるね おまえって やつは… そっと抱いたら この手の中で とけて消えそな 淡雪の花  人の世の 幸せは お金じゃ買えないと 今日も笑顔で よりそう影ぼうし 泣かせるね 泣かせるね おまえって やつは… 湯冷めしそうな 男の夢に ついて来るのか 淡雪の花  しあわせの 足音が 聞こえてくるからと 耳にあてがう ちいさな桜貝 泣かせるね 泣かせるね おまえって やつは… 胸のすきまに 舞い込んできて 春を呼ぶよな 淡雪の花  
淡雪のひと美川憲一美川憲一水木れいじ水森英夫前田俊明わかれ旅なら これきりならば 抱いてやりたい おもいきり あの日夜桜 浮かべた川に 今日は名残りの 雪が舞う お酒に酔って はしゃいだあとの 口紅(べに)がせつない 淡雪のひと  風の音にも 目覚めてすがる 罪はおまえに ないものを 眠れないまま 身をよせあえば こころ乱れる 夜明け前 半年早く 出逢っていたら それもみれんな 淡雪のひと  ひとりこれから どうして生きる 聞けば蛇の目傘(じゃのめ)で かくす頬 次の世で逢う 目じるしなのか そんな気がする 襟ぼくろ 意地でも泣きは しませんからと 言って泣かせた 淡雪のひと
あんじょうやれたら えやないの天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人南郷達也着たきり雀と 極楽トンボ ひと目惚れして なんとやら どこにとりえと 聞くだけ野暮や ないない尽くしの このご時世に… あんじょうやれたら えやないの 縁がありゃこそ 人情 雨やどり  しあわせ買うほど お金は無いが 笑う門(かど)には なんとやら おでん一串 夜風がしみて 涙がでた時ァ なぐさめあって… あんじょうやれたら えやないの 心意気です 人情 雨やどり  似た者どうしで 夜寒に耐えて 待てば日和(ひより)の なんとやら まわり舞台の 人の世ならば あんたの出番は そこまで来てる… あんじょうやれたら えやないの 春を呼ぶよな 人情 雨やどり
あんたと一緒天童よしみ天童よしみ水木れいじ若草恵池多孝春「おまえの涙は 俺が拭く」 「あんたの苦労は くださいね」 そんな言葉で 身をよせあって 我慢くらべの みちゆきでした… 色々あります あるけれど 惚れてよかった幸せよ あんたとあんたと一緒なら  「今夜は呑もうか 久しぶり」 「酔わせてください しみじみと」 縁がありゃこそ ひとつの傘で  越えたこの世の 雨風(あめかぜ)いくつ… 色々あります あるけれど うしろ見ないわ泣かないわ あんたとあんたと一緒なら  「しっかり頼むよ これからも」 「つきあいますとも その夢に」 しだれ紅梅 蕾をつけて 春を呼んでる ひと足早く… 色々あります あるけれど 明日(あす)も笑顔で生きてゆく あんたとあんたと一緒なら
居酒屋しぐれ水木れいじすがあきら庄司龍生きるつらさを くやしさを 捨てに来たのね 今夜もひとり 外はほろほろ 居酒屋しぐれ 縁もゆかりも ないけれど なぜか気になる なぜか気になる うしろ影  下手でいいのよ 世渡りは 男値打ちは お金じゃないわ 外はほろほろ 居酒屋しぐれ 演歌ひと節 憂さ晴らし 泣いているよな泣いているよな 路地あかり  冬と想えば 春が来て 今にあんたの 時代になるわ 外はほろほろ 居酒屋しぐれ なみだ雨でも ふたりなら 濡れて嬉しい 濡れて嬉しい 送り傘
一番星天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫伊戸のりお逆(さか)まく波が 打ちよせて 行く手をはばむ 人生航路 負けてたまるか くじけてなるか 花に嵐は 覚悟じゃないか… 歴史に刻もう 名勝負 一番星が 道しるべ  先行く人が 眩(まぶ)しけりゃ 自分の道を 極めるだけさ 負けてたまるか くじけてなるか 今日の涙を 無駄にはしない… つらい時こそ 胸張れと 一番星が 応援歌  天からもらった この試練 くちびる噛んで 明日(あした)へ向う 負けてたまるか くじけてなるか 他人(ひと)に勝つより 自分に勝てよ… 揚(あ)げる心の 優勝旗 一番星が うれし泣き
一路出世船真木ことみ真木ことみ水木れいじ水森英夫前田俊明マグロの嫁さん もらえばいいと ふくれっつらして ひじ鉄砲 沖の修羅場は 恐れぬが おっかねェのは あの娘の涙… そんな言い方 な・に・ぬ・ね・の 俺はお前に は・ひ・ふ・へ・ほ 一路一路と 出世船  いまどきどうして 漁師になった 理由(わけ)などあるかよ 浜千鳥 山背ひとあれ 吹くまえに 飛んで帰って あの娘に言いな… たまにゃ手紙(たより)も か・き・く・け・こ 酒はきっぱり た・ち・つ・て・と 一路一路と 出世船  命を張らなきゃ ものには出来ぬ 一本釣りだよ 人生は イヤも嫌いも 好きのうち 戻るねぐらは あの娘の港… そんな言い方 な・に・ぬ・ね・の 俺はお前に は・ひ・ふ・へ・ほ 一路一路と 出世船 
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
一緒節氷川きよし氷川きよし水木れいじ岡千秋蔦将包情(なさけ)に棹(さお)さしゃ 流される 恩義を立てれば 角が立つ とかく窮屈 三角・四角 ままにならない 世の中だけど…… なんだ坂こんな坂よいしょっと越えて 笑顔で生きましょ!ご一緒に  焦がれた人には 添えなくて 気のない人から 想われる 来い(恋)というのに 逢い(愛)にもゆけず 洒落にならない 道行きならば…… なんだ坂こんな坂よいしょっと越えて 来る春待ちましょ!ご一緒に  あの月ご覧と 微笑(わら)う母 欠けても満ちると 言った父 姿かたちは どう変ろうと 変えちゃならない その心意気…… なんだ坂こんな坂よいしょっと越えて 明日(あした)も元気で!ご一緒に
一声一代天童よしみ天童よしみ水木れいじ岡千秋前田俊明花の命を 歌ひとすじに 咲くも散らすも 根性ひとつ やると決めたら どこまでも 夢を心に くちびるに… それが私の 人生ならば 一声一代 この道を行く  天が授(さず)けた 童(わらべ)と知って 母は捨て身で 我が子を守る 何があっても くじけずに 庇(かば)い続けた 歳月(としつき)よ… 涙わけあい 嵐を越えて 一声一代 また旅をゆく  夜風耐えぬく 梅いちりんに いつか覚えた 誠の姿 熱いこの血が あるかぎり 叶う希望(のぞみ)の 朝は来る… 勝って驕(おご)らず 負けても泣かず 一声一代 明日(あした)に賭ける
一徹天草二郎天草二郎水木れいじ船村徹蔦将包やる気ひとつで 故郷(ふるさと)あとに あれから数えて ふたむかし どんな時でも あきらめるなよ 何(なん)にも言わずに 背中でさとす… おやじの懐(ふところ) 一徹と 今さら知って 泣ける酒  惚れた女に 惚れたといえぬ 不器用なんだよ この俺は 恋も半端な 半人前か それでもいいんだ せつない夜は… おやじがギターで 爪弾(ひい)ていた 艶歌(えんか)をポツリ くちずさむ  我慢かさねて 男になって かならずいつかは 恩返し 遠い天草 あの潮騒よ のぞみを果たして いつの日帰る… おやじを手本に 一徹に 生きると決めて あおる酒
いつも昨夜のように高倉一朗高倉一朗水木れいじ田尾将実川村栄二囁くよりも 見つめて欲しい 綺麗になるの 女だから なぜ…なぜ…恋したら誰も 口紅ひとつに 迷うのか… やさしく愛して 身体(からだ)ごと あなたの吐息で 染めてよ 愛して愛して 抱きしめて いつも昨夜(ゆうべ)のように  あなたと過ごす つかの間だけが 私のすべて 生きがいなの なぜ…なぜ…幸せなくせに 涙があふれて とまらない… やさしくほどいた この髪も あなたを求めて 燃えてる 愛して愛して 私だけ いつも昨夜(ゆうべ)のように  やさしく抱いてよ うしろから 心のときめき 感じて 愛して愛して 夜明けまで いつも昨夜(ゆうべ)のように
因幡なさけ唄水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正前田俊明生きるに下手な この人と なんの因果で 暮らすやら ひと旗あげるが 口癖で そんなあんたが かわいやのう… そばにいるわよ 一生そばに 岩戸(いわど)港に 日が暮れる  縁がありゃこそ ふたりの旅よ カワイヤノー カワイヤノー  浮草ぐらし いいじゃない 今日が無事なら 倖せよ 苦労をかけると 眸(め)で詫びる そんなあんたが かわいやのう… 夢を見ようよ 一生夢を 壁の日めくり あと僅か  呑むだけ呑んだら ひざまくら そんなあんたが かわいやのう… そばにいるわよ 一生そばに 因幡(いなば) 浜村 お湯そだち
伊根の舟屋水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫壁の日めくり 一枚破り 宿の窓辺で 鶴を折る 泣きに来た 伊根の舟屋は 波まくら・・・・・ 海が玄関(おもて)よ 通りは裏口(うら)よ そんな哀しい 恋だから  三日三晩の 東風(いちせ)もやんで 沖は夕なぎ イカ日和 絵のような 伊根の舟屋の 月灯り・・・・・ ふたつぐい呑み 並べてみても ひとりぼっちは 淋しくて  旅のおわりの 浮棧橋に 咲いて春待つ 口紅水仙(せっちゅうか) ふりむけば 伊根の舟屋は 雪の中・・・・・ 生きる寒さに 負けそな時は 泣きにおいでと 呼ぶように
命かさねて大川栄策大川栄策水木れいじ筑紫竜平石倉重信泣いた昔を ふり向くよりも 春を探そう ふたりの春を まわり道して むすばれた 白い野菊に 似てる女(やつ)…… 俺のみちづれ おまえに決めた 命かさねて 今日からふたり  苦労続きの おまえの心 どんな花より 綺麗じゃないか 寒い夜風に ふるえたら 俺がこの手で あたためる…… 忘れかけてた 笑顔に戻れ 命かさねて 今日からふたり  淋(さび)しがり屋で 世渡り下手で 俺とおまえは 似た者同志 長い川だよ 人の世は 待てばまた来る 倖せが…… 強く生きよう 夢追いながら 命かさねて 今日からふたり
命かさねて藤原浩藤原浩水木れいじ岡千秋南郷達也やけ酒の… グラス優しく 取りあげて 男じゃないのと 叱ってくれた奴 俺のこころの 雪割り草に やっと逢えたよ 旅路の町で… 今日からふたり 人生ふたり 命かさねて おまえと生きる  かくしても… 白いうなじの か細さが おまえの苦労を しみじみ物語る 女ひとりで 東京あとに 越えた海峡 さいはて暮らし 悲しい過去も 涙の理由(わけ)も なにも聞かずに おまえと生きる  離さない… 何があっても 離さない ちいさな幸せ 待とうよ肩よせて 北の港の 霧笛の音が 夢をくれたよ 男の胸に… 今日からふたり 人生ふたり 命かさねて おまえと生きる
いのちの春天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人伊戸のりおあなたがそばに いればこそ 私は花と 咲けるのよ 夜空 星空 寒くても いちずに尽して ついて行く ぬくめてあげる 身体ごと 恋はいのちの いのちの春だから  哀しい傷を 包む指 ふるさとみたいな そんな人 ふたり静かの 花のよに あなたと死ぬまで 離れない よりそうだけで 嬉しいの 恋はいのちの いのちの春だから  まごころかたく むすびあい 流れてゆくの どこまでも 泣くも笑うも 人生は 今日からあなたと ふたりづれ… しあわせすぎて また涙 恋はいのちの いのちの春だから
いのちの人天童よしみ天童よしみ水木れいじ徳久広司南郷達也愛しているから 逢えないの それも恋だと 泣きました めぐり逢うのが 遅すぎた 黙ってこの町 出るけれど… もいちど生まれて 来るときも いのちの人は いのちの人は あなただけ  話せば哀(かな)しい 過去ばかり 何も言うなと 眸(め)で叱る 誰のせいでも ないけれど 綺麗な私(あたし)で いたかった… もいちどあの日に 戻れたら いのちの人は いのちの人は あなただけ  離れて行くけど 忘れない 恋は一生 一度だけ どこで生きても この愛が 私(あたし)のすべてと 気づいたの… もいちど激しく 抱きしめて いのちの人は いのちの人は あなただけ
伊良湖悲曲若山かずさ若山かずさ水木れいじ叶弦大池多孝春あんな ちいさな 連絡船が 命あずけた 恋を 恋を 恋を乗せてく 夕日の海へ 呼んだって 止めたって この手を離しちゃ もう遅い 立つ風ばかりが女を泣かす… 伊良湖の岬  霧にかくれて 抱きよせられて 白い渚を ふたり ふたり ふたり歩いた 恋路ヶ浜よ 嘘でいい 罪でいい 死ぬまで一緒に いたかった 想い出ひとつに操をたてる… 伊良湖の岬  坂を登れば はるかに見える 鳥羽の港灯(あかり)も 哭いて 哭いて 哭いているよな 菜の花月夜 あの町で あの人が 私を呼んでる 声がする こんなに好きでも近くて遠い… 伊良湖の岬
祝いの盃真咲よう子真咲よう子水木れいじ長浜千寿丸山雅仁鏡開きの しぶきの虹に 咲いて嬉しい 花の宴 めでたいね めでたいね 今日の門出の はなむけに 唄う自慢の ひと節は 祝い盃 さあ…… お手拍子  惚れてなァ 惚れぬくなら 明日の苦労が なんじゃらホイ ふたりで越えりゃ ヨイヨイヨイ ヨイヨイヨイのヨイヨイヨイ  飲めば浮かれて 七福神も 絵から抜け出て 舞い踊る めでたいね めでたいね 今日のふたりは 日本一 笑顔晴ればれ 福を呼ぶ 祝い盃 さあ…… にぎやかに  夢という木が つぼみを出して いつか花咲く 葉もしげる めでたいね めでたいね 今日の誓いを 忘れずに 憂き世あらしを 越えてゆけ 祝い盃 さあ…… お立ち酒
祝い節石原詢子石原詢子水木れいじ岡千秋丸山雅仁嬉し涙で 樽酒あける 今日のふたりの 晴れ姿 惚れて惚れぬけ 夫婦(めおと)なら…… 花の人生 情で結ぶ 歌はめでたい 祝い節  夢を積み荷の 木の葉の船で 我慢くらべの 永い旅 惚れて惚れぬけ 心から…… 浮き世荒波 笑顔で越えりゃ 枝も栄える 祝い節  過ぎてしまえば 幾春秋(いくはるあき)の 苦労ばなしも 語り草 惚れて惚れぬけ いつまでも…… 晴れの門出に 手拍子そえて これが餞(はなむけ) 祝い節
浮き草人情二葉百合子二葉百合子水木れいじ久保進一あんな亭主(ていしゅ)と 笑わりょが 惚れて連(つ)れ添(そ)や わたしの命 浮き草人情 合縁奇縁(あいえんきえん) 極楽トンボに なさけをかけて 着のみ着のまま ついて来た  鯵(あじ)のたたきに 燗(かん)つけて 酔えば嬉(うれ)しい おもいで月夜 浮き草人情 八百八橋…… 泣きごと言う間にゃ 尽(つ)くすと決めて 耐(た)えてしのんだ 露地(ろじ)ぐらし  金は無(の)うても えやないの 辛抱がまんが なんぼのもんや 浮き草人情 こころは錦…… 明日(あした)を信じて 夫婦(めおと)が咲かす 花を散らすな 春の風
うす紅の宿水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫野村豊忍ぶ忍ばず ひと夜(よ)の恋に 咲いて誰待つ 花水木 こころ一重(ひとえ)に 銀山川(ぎんざんがわ)の 冬に耐えてた 女です… 抱いてください しっかりと 命とかして うす紅の宿  肩をよせあい 白銀橋(しろがねばし)を 行けば日暮れる いで湯川 燃えてせつない この身をまかせ 夢を見たいの 夜明けまで… そうよその手の ぬくもりに 命染めたい うす紅の宿  今度いつとは 言えない人の うしろ姿に 泣けました 瀬音哀しい 洗心郷(せんしんきょう)で なごり惜しめば 雨が降る… 忘れないでね また来てね 命あずけた うす紅の宿
うず潮西村亜希子西村亜希子水木れいじ聖川湧石倉重信いとしさ憎さが ぶつかりあって うず巻く 日暮れの 瀬戸の海 おもいきれずに 旅ゆく胸と どこか似ていて 泣けてくる… やっぱりダメよ 好きだから 好きだから あなた… 逢えば抱かれる 私は女  夢だけ見ながら それでも二年 待つしかできない 恋でした 波のしぶきに 合鍵投げて それで終わりに したくせに… やっぱりダメよ 好きだから 好きだから あなた… 意気地なしです 私は女  海鳴り聞こえる 知らない町で 一から出直す はずでした 船を降りたら 名前も変えて 強く生きると 決めたのに… やっぱりダメよ 好きだから 好きだから あなた… 今も逢いたい 私は女 
うそつき香田晋香田晋水木れいじ市川昭介あんな情なし男でも いなきゃ淋しくて そっと今夜も 名前を呼んでみる 呼んでみる 気まぐれ 嘘の上手な横顔 白い枕の残り香 背中の爪あと… 夢でいいからもいちど あなたに逢いたい  しめっぽいから 演歌など嫌と言いながら お酒飲むたび 唄った かもめ歌 みなと歌 ゆきずり遊び上手な指先 ちょっと不幸な身の上  おもいで恋唄… 夢でいいからもいちど あなたに逢いたい  寝物語の恋だって 惚れた男なら 一度抱かれりゃ 女は忘れない 忘れない うそつき 別れ上手なくちびる 泣けてきそうな黄昏 酔えないとまり木… 夢でいいからもいちど あなたに逢いたい 
梅の木ものがたり天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周雪を背おって 凛(りん)と咲く おんな意気地の しだれ梅 どんな苦労も はねのけて 生きろと教えて くれる花… 去年の春の 涙忘れて いのちかぎりに 咲けという  それが時代の せいならば 泣いてどうなる ものじゃない おもいがけない 夜嵐(よあらし)に 小枝をまげて 耐える花… ひとたび行くと 決めたこの道 照らすほのかな 雪あかり  ひとつふたつと 咲くほどに 頭(こうべ)たれよと 親ごころ 人のぬくもり 忘れずに 春に先がけ 香る花… 人生一度 なってみせます 明日(あす)は誰かの 道しるべ
うわさ供養松原のぶえ・船村徹松原のぶえ・船村徹水木れいじ船村徹蔦将包父さん ねぇ 父さん そんなに飲んじゃ いけないわ 男やもめの 淋しさをまぎらす気持 わかるけど  母さん なぁ 母さん 娘のこごとは たまらんね  今はおもいで話が せめての供養  ほら父さん見て! 今年もこんなに咲いているわ 母さんの植えた野菊の花が ねぇ ねえってば…お酒ばっかり飲んでないで早く!  おまえ 本当にこの頃 母さんに似てきたなあ… 母さん なぁ 母さん 喧嘩もいっぱい したけれど 今に想えば あの頃が 我が世の春と いうやつか  父さん ねぇ 父さん そんな弱気で どうするの  空で笑っているよな 夕焼けとんぼ  父さん!私がお嫁に行くときお酒やめるって言ったじゃない! 母さん見てたら おこるわよ…  うん わかった わかった だから もう一本だけちっょと頼むよ!  父さん ねぇ 父さん まだまだ人生 これからよ 可愛い初孫 見せるから 躰にだけは 気をつけて  母さん なぁ 母さん しばらくさっちなゃ 行けないね  いつか夜更けてしんみり うわさ供養 
噂の雨がふる前に純烈純烈水木れいじ中川博之前田俊明好き 好き 好きだから  遊びで恋など できないくせに ふたりはどうして こうなったのよ 一途なあなたが これ以上 夢中になるのが こわいから…… 好き 好き 好きだけど お別れしましょうね 好き 好き 好きだから 噂の雨がふる前に  好き 好き 好きだから  ミモザの花咲く テラスの窓に いろんな想い出 浮かんでくるわ 秘密のお部屋の 合鍵は もらって行かせて おまもりに…… 好き 好き 好きだけど お別れしましょうね 好き 好き 好きだから 噂の雨がふる前に  好き 好き 好きだから  理由(わけ)ある男(あなた)と 過去ある女(あたし) それでも死ぬほど 幸せでした あなたの優しい 腕の中 抱かれて泣くのも これきりね…… 好き 好き 好きだけど お別れしましょうね 好き 好き 好きだから 噂の雨がふる前に
永遠にバラの時を美川憲一美川憲一水木れいじ弦哲也ふりむけば ひとすじの光の中に ときめきと 愛を謳う 赤いバラが 咲いてた 馨しい花の香に 心染められ あの日から 愛を探す 長い旅は続くの 雨に打たれても 風に吹かれても 私は歌いつづける 生命あるかぎり あゝ幾千の 夢をのせて あなたの胸に 届くように あゝ幾千の 夜を越えて 永遠に バラの時を  いくたびか 裏切りの棘にさされて ゆきずり恋に溺れ 酔って泣いた 若い日 気がつけばただひとり あなたはいつも あたたかい 春のように 肩を抱いてくれたわ 遠い想い出に 巡りくる季節 私は歌いつづける 生命あるかぎり あゝ幾千の 星のしずく あなたの瞳 濡らすように あゝ幾千の 朝が来ても 永遠に バラの時を  あゝ幾千の夜を越えて 永遠に バラの時を 
江ノ島ごころ水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫南郷達也忘れられない 別れても おもいで波うつ 相模湾(さがみ)の海よ みんな嘘(うそ)だと 知りつつ今日も ひとり来ました 面影抱いて 誰を呼ぶのか 浜千鳥 雨が泣かせる 女の恋ごころ  中津宮(なかつみや)から ふり向けば 幸せ叶うと 教えたあなた 待てど暮らせど 戻らぬ人と 知っていたなら 抱かれなかった… 一夜泊(ひとよどま)りの 情(なさけ)でも あとを追いたい 女の恋ごころ  涙かれても 燃える恋 みれんという名の 宵待草か 咲くに咲けない 片瀬(かたせ)の花が あなた偲(しの)んで 呑(の)みほすお酒… 夢に見ました 帰り船 醒(さ)めてせつない 女の恋ごころ
王将物語渡辺要渡辺要水木れいじすがあきら池多孝春男一代 将棋の駒に 賭けた浪花の 八百八橋 西に名高い ド阿呆坂田 さんざ苦労の 桝目(ますめ)が命… ついて来るのか 女房の小春 尽す情(なさけ)の めおと駒  質に荷を足し 苦に苦をかさね―― それでも黙って ついて来る  [台詞] 小春、堪忍やで そのかわりなぁ… 日本一の将棋さしに なったろやないか!  駒に惚れたら 惚れ抜きなはれ 勝つか負けるか 根性ひとつ 愚痴もこぼさず 通天閣の 灯り見上げる 棟割(むねわ)り長屋… おまえいりゃこそ 思案を胸に 燃えてひと筋 勝負道(しょうぶみち)  あれが極道 将棋の虫と 他人(ひと)は指さす 路地裏ぐらし 明日(あす)の一番 意地でも勝って 笑う天下に 王手をかける… 生きて行(ゆ)こうな これから先も 惚れてみちづれ めおと旅
大江戸瓦版五木ひろし五木ひろし水木れいじ三木たかし矢野立美古今東西 お待ちかね 瓦版だよ 瓦版 古今東西 お待ちかね さあさあ‥‥ 読んでけ 持ってけ かっぱらい‥ってか どーしたい? さて 安政二年は 神無月 更けて寒露(かんろ)の 亥(い)の刻(こく)に 本所 深川 八丁堀で 天地揺るがす大鯰(おおなまず) グラグラ暴れて 一万長屋を エエ…ぶっこわす  ちょいと妬けるね 甚助(じんすけ)な 瓦版だよ 瓦版 ちょいと妬けるね 甚助な さあさあ‥‥ なんだか神田が騒しい‥ってよ なーんでェ?‥ さて冥途(めいど)の飛脚じゃあるまいに 花の吉原 薄雪太夫(うすゆき)と め組 火消しの 松佐ェ門が 添うに添われぬ恋の果て 万世橋(まんせいばし)から 相対死(あいたいじに)よと エエ…身を投げた  さあさ買いねぇ 綿絵の 瓦版だよ 瓦版 さあさ買いねぇ 綿絵の さあさあ‥‥ 相惚(あいぼ)れ 自惚れ 岡惚れ‥ってな 野暮―ョ! さて湯島の御典医(ごてんい) 竹庵(ちくあん)は 恋の病も 治すとか 男っぷり良し 繁盛したが とんだ小雀 追いかけて ヤブヤブヤブだと 噂をたてられ エエ…夜逃げした  これで終りだ 売り切れの 瓦版だよ 瓦版 これで終りだ 売り切れの さあさあ‥‥ 日光 結構 東照宮 ってか あばよ あばよ あーばよ!
大阪雨やどり川崎修二川崎修二水木れいじすがあきら伊戸のりおすねて流れて また傷ついて ずぶ濡れの 羽根をやすめに はぐれ鳥 仮寝の街の とまり木ネオン 演歌みたいな ひとに逢い… 初めて泣いた 情けに泣いた 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  叱る親さえ ないこの俺に 人の道 諭す師匠(おやじ)の あたたかさ 銭金(ぜにかね)やない 真心だけや 演歌みたいな その言葉… 命にしみる 誠がしみる 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  縁というのも 不思議なもので 気がつけば ここに根づいて 十年か あの日があって 今俺がある 演歌みたいな 物語り… 唄えば泣ける しみじみ泣ける 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり
大阪雨情たかみのり子たかみのり子水木れいじ岡千秋あんたは嘘が下手やから 可愛い女に ようなれん 想い出運ぶ 新地の雨も 素直になれよとほほを打つ 男は夢から抜けきれへんし 女はお酒じゃ酔いきれへんし 大寒 小寒 心が寒いそれでも恋しい あああんた 大阪雨情  お酒に捨てる 淋しさが 灯りの数だけ にじむ街 昨夜も肩に移り香つけて しあわせ芝居に水をさす 男は いつでも煮えきれへんし 女は いつでも言い切れへんし 大寒 小寒 心が寒い それでも恋しい あああんた 大阪雨情  男はひとりじゃ眠られへんし 女は涙を見せられへんし 大寒 小寒 心が寒い それでも恋しい あああんた 大阪雨情大阪雨情
大阪紙芝居井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也どんなに上手な 言い訳も あんたの嘘なら すぐわかる 枕投げよか 迎えに行こか どこで今夜は 午前さま・・・・・ こんな夜更けに 千鳥足 さあさ始まり 大阪紙芝居  ないない尽くしも ふたりなら よっぽど気楽で 倖せや 十日戎(とおかえびす)の 福笹買うて 喧嘩したかて しゃあないし・・・・・ さしつさされつ 水いらず 夢を見ようよ 大阪紙芝居  愛想(あいそ)も尽きたし 別れよか かんにんごめんと 肩を抱く そんなあんたに またほだされて 明日もつきあう 泣き笑い・・・・・ 時代遅れで えやないか 春はもうすぐ 大阪紙芝居
大阪そだち天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人雨に濡れても 赤く咲く なさけ難波の 花ネオン 今は他人と 知りながら 一目逢いたい すがりたい あなた…あなた… あなた偲んで すすり泣く 大阪そだち  口紅を濃いめに ひいたとて 隠しきれない 胸の古傷 戎橋から 思い出は 水に流した はずなのに 風の…風の… 風の噂に また痩せる 大阪そだち  縁も ゆかりも ない人を 待てば 芽をふく 川柳  夢を も一度 返してと 祈る横丁 法善寺 今度…今度… 今度逢えたら 添いとげる 大阪そだち
大阪なさけ水沢明美水沢明美水木れいじ石中仁人南郷達也酒にのまれて わたしを泣かす そんな人でも 好きは好き あんたが命や 大阪なさけ… 阿呆と言わりょが 芯から惚れて 苦労買います 浪花のおんな  せまい店でも 道頓堀川端に いつか出そうと 云った人 あんたが命や 大阪なさけ… 吹けば消えそな ちいさな夢を 意地で支える 浪花のおんな  水の都の 人情小路 ここがふるさと 恋ねぐら あんたが命や 大阪なさけ… 笑顔千両で 小春のように 生きてゆきたい 浪花のおんな
大阪恋歌黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりおひっかけ橋から あと振り向けば 雨だ 雨だ 雨だよ 癪な雨だよ 未練だよ 大阪恋歌 泣かせて恋歌 やっぱりうちは あんたが好きやった バカな喧嘩で 別れたけれど 忘れられない 百年は  夜店で値切った 揃いの指輪 今も 今も 今でも 宝ものだよ 命だよ 大阪恋歌 歌って恋歌 ほんとにうちは みれんな女やね 足の爪まで 優しく切って 尽くしたかった 百年は  カラオケかければ 心の夜汽車 過去へ 過去へ 過去へと つれてくんだよ 無情だよ 大阪恋歌 酔わせて恋歌 死ぬほどうちは あんたが好きやった みなと駅から カモメになって 探しつづける 百年は
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
お吉花無情笹みどり笹みどり水木れいじ市川昭介池多孝春なにを今さら 泣くのはおよし 返る身じゃなし 恋じゃなし 誰に踏まれて 散ろうとままよ お吉哀しや お吉哀しや おしろい椿  駕籠に揺られて ふりむけば 下田みなとは 雨ん中 一目逢いたい 別れがしたい 幼馴染の 鶴松さんに なさけ通わす エェ…船もない  死んであの日に 戻れるならば なんの惜しかろ この命 まわり舞台か 憂き世とやらは 千鳥懐かし 千鳥懐かし らしゃめん月夜  (セリフ)想いだすねェ… 浜田屋の 離れ座敷の あの夜を… 私(あたし)にだって 花も恥じらう16の そんな昔もあったのに あれも夢 これも夢 みんな夢なんだ…  いらぬお世話と 火の酒あびて 唄うなみだの 明烏(あけがらす) 今は昔よ おんなの春も あわれお吉の あわれお吉の 黒髪ざんげ
奥能登ひとり井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明あなたが この町 旅しなければ 泣かずに 暮らした はずでした ここは奥能登 鉢ヶ崎(はちがさき) いで湯の郷で 燃えた恋… みんなあなたに あげたのに なんで置いてく みれんの涙  昨夜(ゆうべ)の嵐が 散らした 紅葉(もみじ) ひとひら 荷物に 忍ばせる ここは奥能登 葭ヶ浦(よしがうら) ランプの宿の 秘めごとを… 昔ばなしに しないでね それも女の わがままですか  この手に包めば はかなく消える 風花みたいな 夢ですか ここは奥能登 琴ヶ浜(ことがはま) あなたを呼べば 砂が哭(な)く… 惚れて待つのが 運命(さだめ)なら 待つわ一生 いのちをかけて
奥山椿野中さおり野中さおり水木れいじ徳久広司丸山雅仁赤く咲いても 実らぬままに 雨に散りゆく 奥山椿 ふたりのさだめを 見るようで 濡れた袂(たもと)に また涙… あなた忘れに 来た宿で 手紙を書くのは みれんでしょうか  つれはひと汽車 遅れて来ると 嘘で答えて 呑(の)みほすお酒 山鳩ホロホロ 啼(な)く窓も 暮れていつしか 舞う小雪… 酔って乱れて 甘えたら 可愛い女に なれたでしょうか  なんで今さら 湯上り化粧 ひとり旅なら ひとり寝ならば 身をひくだけでは 終らない 恋もあります この世には… 夢でいいから 抱かれたい 私はいけない 女でしょうか
おけさ恋歌岡千秋岡千秋水木れいじ岡千秋命までもと 誓った恋を 捨てに来ました 四十九里(しじゅうくり)越えて 小木(おぎ)は夕凪 両津(りょうつ)は荒磯(しぶき) 男ごころの 裏表… 遠く聞こえる おけさの節に みれんあとひく 佐渡の海  涙ひとつぶ 手酌の酒に 落ちて面影 ゆらして消える 夢の昔と あきらめようか 思うそばから 恋しがる… 窓をあければ いさり火ひとつ 燃えてせつない 佐渡の夜  あてはあるのか 寒くはないか 群れにはぐれた 一羽の朱鷺(とき)よ どこか似ている 哀しい運命(さだめ) 明日を探して 風に泣く… はるか岬の 灯台あかり 夢をかえして 佐渡の海
おけさ恋歌瀬口侑希瀬口侑希水木れいじ岡千秋竹内弘一命までもと 誓った恋を 捨てに来ました 四十九里(しじゅうくり)越えて 小木(おぎ)は夕凪 両津(りょうつ)は荒磯(しぶき) 男ごころの 裏表… 遠く聞こえる おけさの節に みれんあとひく 佐渡の海  涙ひとつぶ 手酌の酒に 落ちて面影 ゆらして消える 夢の昔と あきらめようか 思うそばから 恋しがる… 窓をあければ いさり火ひとつ 燃えてせつない 佐渡の夜  あてはあるのか 寒くはないか 群れにはぐれた 一羽の朱鷺(とき)よ どこか似ている 哀しい運命(さだめ) 明日を探して 風に泣く… はるか岬の 灯台あかり 夢をかえして 佐渡の海
お駒雪化粧笹みどり笹みどり水木れいじ安藤実親佐伯亮蝶よ花よと もてはやされた そんな昔が 懐かしい 器量ばかりで 実らぬ花か お駒うす紅 黄泉路(よみじ)の旅化粧  恋とのれんの 両天秤じゃ しょせん渡れぬ 憂き世川 人目忍んだ 閨(ねや)の灯(ひ)も 浮いた浮いたの 夢も消え 今日は罪の瀬 おぼれ舟  才三(さいざ)ひとりと こころに決めて 解いた十九の 初島田 誰の筋書(すじ)やら からくり芝居 お駒なみだで 爪びく 三味の弦(いと)  (セリフ) もう想い残すことなんて あるもんか みれんも無い… 怨みも無い… この世のことは 水に流して むこう岸 あの人が…あの人が…きっと私を 待っているからね  誰に見せましょ 女の意地を わかれ絵すがた 黄八丈 これが この世の見おさめ橋に… お駒いのちか ひとひら春の雪
おしどり酒瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明うき世しぐれに 吹きよせられて 似た者どうしで 雨やどり それが合縁 ふたりの奇縁… 振りむきゃ いろいろ あったけど おしどり酒です 今夜は 水いらず  弱音はいたら あんたの負けと 背中をたたいて 泣いた夜 春と想えば また冬が来て… 故郷 なまりは 消えたけど おしどり酒です 見上げりゃ 月夜です  愛想なしほど 情は深い しみじみ見つめりゃ 照れる人 惚れてよかった あんたに惚れて… 人生 まだまだ 長いけど おしどり酒です 明日(あした)も ふたりづれ
おしどり人生鏡五郎鏡五郎水木れいじ久保進一池多孝春こんなド阿呆に 惚れたも阿呆よ 抱けばうなずく 恋女房 おしどり人生 二十年 泣いて笑うて 憂き世坂 命ふたつで 越えてきた おまえ…おまえ… 咲いてうれしい 夫婦花  金も甲斐性も ないない尽くし みんな承知で ついて来た おしどり人生 幕あきは 着のみ着のまま 飲みほした やぶれ屋台の 契り酒 おまえ…おまえ… 幾度腹では 詫びたやら  苦労くの字に 身を折らりょうと 松のみどりは 天をさす おしどり人生 悔いはない 明日も頼むと 肩よせりゃ 春のうす陽が 目にしみる おまえ…おまえ… この手離すな いつまでも
おしどり船唄水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正この舟で もひとつ荒波を越えたなら 倖せつなぐ 岸がある おしどり船唄 ギッチラ ギッチラ ギッチラコ あなた水先 舵とる私 惚れて旅ゆく エー 情け川  両親を 泣かせて捨てた故郷は あやめの花の 咲く頃か おしどり船唄 ギッチラ ギッチラ ギッチラコ 詫びる心を 便りの筆を せめて濡らすな エー 春の雨  人の世の さだめに負けず添いとげる 浮草だって 意地もある おしどり船唄 ギッチラ ギッチラ ギッチラコ あなたごらんと 指さす夜空に いのち輝け エー 夫婦星
おしどり横丁西田純子西田純子水木れいじすがあきら庄司龍運の強さは 眸(め)を見りゃわかる 惚れているから わかるのよ 元気だしてよ このぐい呑みで 酔えば 心も晴れるから 一緒に春を 春を探そうね おしどり横丁 あんたとふたりづれ  くやし涙を こらえて笑う 男らしさに 泣けたのよ 忘れかけてた ふるさと訛(なま)り 聞けば しみじみ思い出す 一緒にいつか いつか帰ろうね おしどり旅です あんたとふたりづれ  にごり水にも ほら見てごらん 映る清らな 月灯り 決めたとおりに 信じた道を 生きてください ついて行く 一緒に夢を 夢を咲かそうね おしどり横丁 あんたとふたりづれ
お島・千太郎 つれ舞い道中鏡五郎&真木柚布子鏡五郎&真木柚布子水木れいじ宮下健治花と咲くには 春まだ浅い 風が身を刺す 峠道 知らぬ他国を つれ舞い道中 追手逃れて お役者化粧 浮世芝居の幕があく エエ…幕があく  お島さん その若男那は もうよしておくんなせェ  檜屋の千太郎は とっくの昔に死んだんだ 今の俺らは 只のしがねえ旅役者…  何を言うの若男那 それも これも 濡れぎぬを晴らすまでの辛抱じゃないの  そんな弱気な顔 お島は嫌いです さあ胸のすくような 大見栄を切って みせてちょうだい ねぇ 若男那!  俄か役者で 今日また暮れて さぞやつらかろ 旅の空 流れ流れの つれ舞い道中 口でけなして 心で詫びる 恋のさだめはままならぬ エエ…ままならぬ  ほら見て 渡り鳥が飛んでゆくわ  明日は天下晴れて ふるさとへ帰れるのね でもあなたはもう一度 檜屋の看板を上げる人 その時が お別れだと思うと お島は…お島は…  馬鹿を言うんじゃねェ 無事にこうして来れたのも みんな おまえの 苦労のお陰  故郷に着いたら その時こそ なあ お島 檜屋のおかみさんになってくれるな!  月にひと声 雁 啼いて こころ晴れ晴れ 夫婦笠 命むすんだ つれ舞い道中 なびく幟も 日本一の お島千太郎戻り旅 エエ…戻り旅
お立ち酒水田竜子水田竜子水木れいじ市川昭介花の絵すがた 花よめ姿 今日はめでたい むすびの宴よ わかりますとも 運命の夫と 決めて旅立つ 娘のこころ… 送る涙の…送る涙の…あゝ お立ち酒  風も吹きます 嵐も来るさ それが夫婦の 行く道ならば 永遠によりそい 命はひとつ なんの恐かろ 荒波しぶき… 越えて明日へ…越えて明日へ… あゝ お立ち酒  やる気負けん気 日本一の あばれ竜なら 天まで昇れ 生きる苦労に さらされようと 泣くも笑うも 人生一路… 夢を宝に…夢を宝に…あゝ お立ち酒
お立ち船花咲ゆき美花咲ゆき美水木れいじ新井利昌丸山雅仁晴れて嬉しい 巽(たつみ)の空は 昇る朝日に 黄金雲(こがねぐも) 今日は日も佳(よ)し 波も佳し…… 風に帆綱(ほづな)を きりりと締めて ふたり漕ぎ出す お立ち船  ねがい重ねて 幾春秋(いくはるあき)を 立てば歩めの 親ごころ 今日は日も佳し 宴(えん)も佳し…… ご恩返しは これからですと なごり惜しんで お立ち船  心(ちから)あわせて 荒海こえて いつか世に出て 花と咲く 今日は日も佳し すべて佳し…… 愛で舵(かじ)とる 人生航路 夢よ輝け お立ち船
おっと人生演歌だよ朝倉由美子朝倉由美子水木れいじ四方章人人の情を恩にきりゃ なりはどうあれ 心は春だ ひとつ覚えの啖呵(たんか)を切って グッと呑(の)み干す コップ酒 汗にまみれて やるだけやるさ(おっと!) おっと人生演歌だよ  右を睨(にら)めば ひとでなし 左見たって ろくでもなしよ 泣くな恨むな 恋ってやつは 回り舞台の 儚(はかな)さよ バカじゃ渡れぬ 利口じゃ越せぬ(おっと!) おっと人生演歌だよ  鳴かぬ鳥なら 鳴かしゃいい 咲かぬ花なら 咲かせばいいさ 苦労 苦の川 沈んで浮いて 待てば 出番はきっと来る 意地で突っぱれ あしたが勝負(おっと!) おっと人生演歌だよ
男酒鳥羽一郎鳥羽一郎水木れいじ原譲二前田俊明夢ものぞみも 故郷(ふるさと)も 今じゃ演歌の 中だけか 想いだすなぁ しみじみと 昔なじみの 路地灯(あか)り… そんな時代も あったぜと 飲みほす今夜の コップ酒  昭和みなとの 女はョー 情(じょう)にもろくて 泣き虫で 想いだすなぁ しみじみと 雨がしょぼしょぼ こんな夜は… 忍(しのぶ)・チー坊・たえちゃんも 幸せだったら いいけれど  生きる痛みを まだ知らず 肩で風切る 若い奴 想いだすなぁ しみじみと 独(ひと)りみつめる 掌(てのひら)に… 俺は俺だと 見栄をきる 男のこころの 花道で
男の仁義渡辺要渡辺要水木れいじすがあきら伊戸のりお咲くが花なら 散るのも花よ どうせこの世は 一度きり なんの嵐が 吹こうとままよ… やぶれ屋台の 赤ちょうちんで 酒に聞かせる 男の仁義  (台詞) 未練を言っちゃあ 男がすたりますが 人間 どんなやつの胸にだって ひとりぐらい 忘れられない いい女が 住んでいるもんでございます  わかれ涙か 遣(や)らずの雨か やけにしんみり 降りやがる なにも言うまい 心の内(うち)は… 惚れていりゃこそ この手に抱けず 背中向けたも 男の仁義  昔かたぎと 笑われようが 誠つらぬけ 相棒(きょうだい)よ 夢を捨てたら おわりじゃないか… 野暮な世間に 媚(こび)うるよりも 明日(あす)に賭けたい 男の仁義
おまえが一番天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人前田俊明遠い浮雲 追いかけ背のびして 転びかけては またすがる 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 ひとこと言われりゃ 嬉しくて あんたと越えたい この世の水たまり  誰か泣いてりゃ 私はあと廻(まわ)し そこにほだされ ついて来た 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 機嫌を直せと ぐい呑みに つぎ足すお酒に 二度惚れ縄のれん  すねて叱られ たまには喧嘩して いつか来た道 あかね空 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 しみじみ言われりゃ つい涙 惚れあいつれそい 明日(あした)も泣き笑い
おまえが命川崎修二川崎修二水木れいじ岡千秋伊戸のりおあの日のままだよ 綺麗だよ 瞳(め)を見りゃわかるさ 心の中は ひとりが似合いの 女だなんて 言わせるものか もう二度と… 離しはしない 離さない 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命  誰かに幸せ 譲るたび 身も世も痩せたか 三日月よりも 裏切らないのは 酒だけなんて 強がる癖を つい叱る… むかしの古傷(こと)は 忘れなよ 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命  涙も苦労も わけあえば ふたりの道にも 夜明けが来るさ 生まれてこなけりゃ 良かったなんて 泣かせるものか 今日からは… 離しはしない 離さない 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命
おまえに逢えて川崎修二川崎修二水木れいじ徳久広司伊戸のりお泣いたなみだの数だけは いいことがあるはずさ ふたりの行(ゆ)く先(て)には ちいさな春を はこぶから 名もない花が 好きという おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きる幸せを  みんな時代のせいにして 木枯らしの路地裏で お酒に逃げてたよ 夜店で買った 鳩笛で 聞かせてくれた わらべ唄 おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きるぬくもりを  いつかおまえと故郷(ふるさと)の 漁火のあの海へ 一緒に帰ろうか むじゃ気な寝顔(かお)で 眠るやつ 一生懸けて 守るから おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きる灯を
おまえを抱いて川崎修二川崎修二水木れいじ杉本真人伊戸のりお見えるはずない 故郷の海を 窓のむこうに 探す奴(やつ) 心細いか 淋しいか 泣いているよな うしろ影… おまえを抱いて おまえを抱いて 生きるこの都会(まち) 春まだ遠いけど  たまにおまえと 日帰りでいい 花を手向(たむ)けに 帰りたい 茜雲(くも)が流れる 北国で 今も呼んでる おふくろが… おまえを抱いて おまえを抱いて 男泣きする 心に風が吹く  どんな夢見て この腕まくら たてる寝息の いじらしさ 俺の命の 陽だまりに すがりつくよに 咲いた花… おまえを抱いて おまえを抱いて 春よ明日(あした)は 倖せつれて来い
おもいで探し大月みやこ大月みやこ水木れいじ大谷明裕何年ぶりかしら この駅前は たそがれ空には いわし雲 あぁ あの茶房(みせ)の あの席で 別れ話を 聞いたのね 左へ曲って あなたは消えた 右へ曲って 私は泣いた まっすぐ歩いて 深まる秋に 心を染める おもいで探し  今でもあるかしら アカシヤ並木 仔猫が留守番(ばん)する 煙草屋(たばこや)の そうあの角の あの窓は ふたり暮らした 愛の部屋 明日(あした)を夢見て あなたは生きた 今日 重ねて 私は生きた  むかしを偲(しの)べば 日暮れの風に 心が揺れる おもいで探し  幸せみつけて あなたはふたり うわさ拾って 私はひとり この道たどれば 枯葉の雨に 心も濡れる おもいで探し
おもかげブルース天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫猪股義周派手なお店は 苦手だと 雨の小窓で 乾杯したね それは季節の 変わり目のこと 似た者どおし 結ばれた 酔うほどに 酔うほどに あんた逢いたい あんた恋しいよ  喧嘩するたび うちとけて 気づきゃ一緒に 暮らしていたね だけどそれでも 無口なままで 渋いブルース 聴くばかり どこ行った どこ行った あんた逢いたい あんた恋しいよ  気ままわがまま そのくせに 嘘が下手って 笑わせるよね どこがいいとか 言えないけれど ほかにいないよ あんな男(やつ) 好きだった 好きだった あんた逢いたい あんた恋しいよ
おやすみノクターン藤生ひろし藤生ひろし水木れいじ藤秀樹(グッド・ナイト グッド・ナイト) (トゥルル…)  銀のピアスが 昨夜のことを 思いださせる 午前2時 どこにいるのよ いまごろあなた せめて電話で 好きだと言って… ひとりせつなく 口紅ひいて  グッド・ナイト (グッド・ナイト) グッド・ナイト (グッド・ナイト) お休みノクターン (グッド・ナイト グッド・ナイト) (トゥルル…)  すねて甘えた ちいさな嘘が 喧嘩別れに なるなんて そっとためいき こぼした窓辺 テール・ランプは 涙の虹か… グラス片手に まつ毛をふせて  グッド・ナイト (グッド・ナイト) グッド・ナイト (グッド・ナイト) お休みノクターン (グッド・ナイト グッド・ナイト) (トゥルル…)  髪をほどいて 眠った夜は 夢でいいから 抱きしめて 誰といるのよ いまごろあなた 降らせましょうか 嘆きの雨を… 街の灯影も いつしか消えて  グッド・ナイト (グッド・ナイト) グッド・ナイト ( グッド・ナイト) お休みノクターン (グッド・ナイト グッド・ナイト)
俺たちの明日英二と修二英二と修二水木れいじ岡千秋伊戸のりお何もかも 半端だと 涙ぐむ 夕暮れ バカ野郎 泣くなよと 叱って くれる奴 10年目の 再会は Ha Ha Han あの日と同(おんな)じ 風の中 変わらないさ 変われないさ それでいいのさ 人生語るには まだ早いから  失なった 夢(もの)だけが うしろから 呼んでる 道程(みち)ばかり 果てしなく 明日(こたえ)は 見えなくて 春夏秋 駈けぬけて Ha Ha Han 季節はもうすぐ 冬なのか 誰もそうさ 俺もそうさ 旅の途中さ 人生語るには まだ早いから  熱い心 それだけを Ha Ha Han 忘れず 明日(あした)も 生きてゆけ 友よいつか 友よいつか きっと逢おうぜ 人生語るには まだ早いから
俺たちの青春修二と英二修二と英二水木れいじ岡千秋伊戸のりお負けなんて 言葉など 俺たちに なかった 朝焼けの 高速道路(ハイウェー) 東京 めざした日 蒼い林檎 噛みながら Ha Ha Han ヒーロー夢見た あの若さ… 過ぎてみれば 過ぎてみれば それが青春 人生語るには まだ早いけど  デカいこと やろうぜと 遠吼(とおぼ)えた 星空 あの頃は 良かったと 酔いどれ ガード下 同じ女 好きになり Ha Ha Han 北行き夜汽車で 追いあった… 今になれば 今になれば それも青春 人生語るには まだ早いけど  時代遅れ 金無(もんな)しで Ha Ha Han いつでも誰かに 恋してた… 想い出せば 想い出せば そんな青春 人生語るには まだ早いけど
俺と出直そう川崎修二川崎修二水木れいじすがあきら南郷達也まつ毛濡らした その理由(わけ)聞けば 優しすぎると また泣きじゃくる 悲しい過去の 傷あとは 捨ててしまえよ この胸で…… 帰ろうか 故郷(ふるさと)へ…俺と出直そう  夜の化粧に こころを染めず めぐり逢える日 待ちわびたのか おまえにだったら 似合うはず 母の形見の この指輪…… みちづれは おまえだけ…俺と出直そう  花にたとえりゃ 雪割草と 肩を抱くたび 恥じらうおまえ 噂(うわさ)に負けずに 添いとげて なってみせよう 倖せに…… 春は来る きっと来る…俺と出直そう
女のあかりGOLD LYLIC天童よしみGOLD LYLIC天童よしみ水木れいじ弦哲也前田俊明咲いた花には その花の 涙もあれば 意地もある 人も同じね つらくても 消しはしません 女のあかり どんな苦労も のりこえて あなたひとすじ 尽くしたい  嘘も飾りも ない人が 時代となぜに すれちがう そんなあなたに 惚れぬいて 陰でささえる 女のあかり 命ひとつに かさねあい 耐えた嵐の 夜いくつ  まわり道して つまづいて しあわせきっと つかむのね 何があっても 離れずに ともし続ける 女のあかり 明日(あす)を信じて 生きるのよ いつか夜明けが くるまでは
女のいのち香田晋香田晋水木れいじ市川昭介池多孝春俺のこころに 咲く花は おまえひとりと 抱きよせる あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 殺し文句と 知りながら この恋だけが 女のいのち  脱いだ背広の 移り香が 夜の幸せ 水をさす あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 惚れた私が バカなのね この夢だけが 女のいのち  泣いて涙も かれたのに 寝顔みつめて また迷う あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 通り雨でも 好きなのよ この恋だけが 女のいのち 
女の色気はないけれど水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫伊戸のりお世間のすみで 慎ましく 生きてきました 昨日まで お荷物だけには ならないように うまれ変って みせるから…… あなたの私にしてくれますか 女の色気はないけれど  お酒に捨てた 恋もある 意地で忘れた 恋もある 誰かの幸せ横目で見ては すねた私は もういない…… あなたのおそばで夢見ていたい 女の色気はないけれど  あきらめかけた 時でした 嘘がはびこる ご時世に ほんとに逢えると思わなかった 泣けてくるほど 純な人…… あなたの心で咲かせて欲しい 女の色気はないけれど
おんなの浮世絵野中さおり野中さおり水木れいじ徳久広司丸山雅仁洗い髪をといて 薄絹(うすぎぬ)の 着物肩にはおり 口紅(べに)をひく 乳房(むね)の奥に眠る 揚羽蝶(あげはちょう) 羽根をそっと開き 舞い上る 染井吉野(そめいよしの)の桜(はな)の春 茜空(あかねぞら)から暮れゆく秋も… あなた色に染めて 染めて 染めぬいて 初心(うぶ)よ一途よ いのちがけ おんなの浮世絵  蚊帳(かや)の中でふたり 枕辺(まくらべ)の 迷い蛍(ぼたる)みつめ 身をよせた 伽羅(キャラ)の香(こう)をたいて 瞳(め)をとじて 聴いた恋の歌の 懐かしさ ほんの三十路(みそじ)は宵(よい)の口(くち) ダメね四十路(よそじ)の純情なんて… あなた待って泣いて 泣いて 泣きぬれて 馬鹿よ不埒(ふらち)よ いのちがけ おんなの浮世絵  こころ空蝉(うつせみ)聞く夏も 窓の紅葉(もみじ)に雪舞う冬も… あなた色に染めて 染めて 染めぬいて 初心(うぶ)よ一途よ いのちがけ おんなの浮世絵
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
女の川真咲よう子真咲よう子水木れいじ鈴木淳水谷高志誰が捨てたか 水面にゆれる 都忘れの 花はむらさき まるで私を 見ているようで ふいに涙が あふれてきます 愛しながらも 別れて来たが つのる未練の…つのる未練のひとり旅… 夕日に染まる 橋にたたずみ あなた呼んでる 女の川よ  汽車をおりたら もう秋でした 肩を抱かれて 聞いた鐘の音(ね) そんな想い出 探して歩く 枯葉舞い散る 寺町通り 恋はいつでも 別れたあとで 弱い私を…弱い私を泣かせるの… 面影ばかり 浮かぶ星空 あなた逢いたい 女の川よ  幸せかしら 別れた人は 今はどうして…今はどうしているかしら… 季節はめぐり やがて初雪 あなた恋しい 女の川よ
おんなの山河天童よしみ天童よしみ水木れいじ若草恵池多孝春しあわせは…道なき道を はるばると 探してあんたと 旅空夜空 照る日曇る日 また雨の日も 心ひとつに 夢ひとつ… 負けないで離れずに 越えて来た 絆が嬉しい おんなの山河  からたちの…花咲く頃か 故郷(ふるさと)は ごめんね父さん 音沙汰(おとさた)なしで そうよ無口で 世渡り下手で そんなところが そっくりよ… 負けないで離れずに 添いとげて 想い出かさねる おんなの山河  まわり道…たまにはいいね お湯割りの お酒に和んで また惚れ直す あんな時代も がんばったねと 過ぎてしまえば 語り草… 負けないで離れずに この人と 明日(あした)を信じて おんなの山河
おんなの時雨真木ことみ真木ことみ水木れいじ叶弦大前田俊明港の灯りが 波間に 揺れている 遠くで汽笛が しょんぼりと 夢を通せんぼ おまえが命だと 言ったじゃないの やさしくこの肩を 抱きしめてくれた人… どこへ行ったの 雨ン中 寒いよ 寒いよ おんなが寒い  悲しい噂が 今夜も泣かすのさ 昔の誰かと あのひとは よりを戻したと 夜更けに恋心 ぐずりだすから 火の酒あびるほど 酔いしれて眠りたい… すがりつきたい 胸がない つらいよ つらいよ おんながつらい  連絡船なら 夜明けに 戻るけど 一生待っても 帰らない そんな男(ひと)もいる 涙も凍りつく 浮桟橋で きりりと口紅(べに)をひき みれん町あとにして… 生きてゆくのよ もう一度 さよなら さよなら おんなの時雨(しぐれ)
女のちぎり渡辺要渡辺要水木れいじ岡千秋伊戸のりお好きなお方の 言いつけならば 死ねと言われりゃ 死ぬ覚悟 惚れて… 惚れて… いちずに惚れて… あゝ惚れて あなたに賭けた この命 おねがいですから 情をかけて 女のちぎりは 一生一度なの… 一度なの  純(うぶ)な私じゃ なかったけれど 尽(つ)くす気持に 嘘はない 濡れて… 濡れて… なみだに濡れて… あゝ濡れて あなたを待てば 雨がふる おねがいですから 信じて欲しい 女のちぎりは 一生一度なの… 一度なの  ほめてください 可愛いい奴(やつ)と どんな仕打(しう)ちも 耐(た)えぬくわ 泣いて… 泣いて… 世間に泣いて… あゝ泣いて あなたと探す 恋ねぐら おねがいですから おそばにおいて 女のちぎりは 一生一度なの… 一度なの
おんなの花ごよみ藤野とし恵藤野とし恵水木れいじ徳久広司池多孝春どんな時でも 元気でいれば きっと来ますよ 幸せは 雨も夜寒も 笑顔で耐えた 長いこの世の 旅でした… ほんとに良かった 良かったね 咲いて嬉しい おんなの 花ごよみ  おもいだすのは いいことばかり 人の情の あれやこれ 遠い昭和の ほうずき市の 露地の屋台で 契り酒… ほんとに良かった 良かったね 惚れたどうしで おんなの 花ごよみ  たつみ風吹く 夜明けの空に 春を呼ぶよな 願い星 涙見せずに 心をあわせ 越える明日の 峠みち… ほんとに良かった 良かったね 晴れてよりそう おんなの 花ごよみ
女の花ざかり笹みどり笹みどり水木れいじ水森英夫南郷達也泣いて暮らして 泣いて暮らして どうするの たかが人生 たかが人生 たかが恋 散った花なら また咲かせましょう 姫百合・すずらん・沈丁花 夢みて 女の…女の花ざかり  明日(あす)とゆう日は 明日とゆう日は 宝くじ 当りはずれは 当りはずれは 時の運 縁があるよに また笑いましょう 朝顔・ひまわり・酔芙蓉(すいふよう) 信じて 女の…女の花ざかり  旅とグルメと 旅とグルメと カラオケと そうよまだある そうよまだある お湯がある なみだ洗って また歌いましょう 秋桜・りんどう・鳳仙花(ほうせんか) 恋して 女の…女の花ざかり  さっき初めて さっき初めて 逢ったのに 他人みたいな 他人みたいな 気がしない さしつさされつ また夢見ましょう さざんか・南天・笹みどり 咲かせて 女の…女の花ざかり
おんなの街角五木ひろし五木ひろし水木れいじ五木ひろし竜崎孝路泣いて 泣いて 泣いて 泣いて 泣いて涙もかれはてた バカな女が 雨の中 うそと知りつつ 今日もまた 濡れてかぞえる 想い出灯り… 忘れられない あの唇が あなた… あなた… あなた逢いたい 女の街角  燃えて 燃えて 燃えて 燃えて 燃えてすがったあの胸も 今は誰かの 恋ねぐら 肌に染みつく 残り香に 浮かぶ面影 たそがれ化粧… 何もいらない ちいさな夢を あなた… あなた… あなた返して 女の街角  泣いて 泣いて 泣いて 泣いて 泣いてはじめて知りました 男ごころは 通り雨 それもさだめと 歌うよに 誰が爪弾く 酔いどれギター… 惚れてひとすじ 命をかけて あなた… あなた… あなた待ちます 女の街角
女の港町真咲よう子真咲よう子水木れいじ弦哲也前田俊明ふたりで暮らした あの部屋は 汽笛が聞こえる 坂の町 逢いたいわ 逢いたいわ こんな夕暮れは… ふたつ躰が あったらと ためいき残して 消えた人  波止場の小雨に 泣きぬれて 別れを惜しんだ 出船前 せつないわ せつないわ 何も言えなくて… 盡しきれない 恋ひとつ 女のしあわせ 夢ですか  他人の空似と 知りながら 涙でふりむく 石だたみ あのひとを あのひとを 呼べば霧がふる… 夢でいいから もう一度 おねがいやさしく 抱きしめて 
おんなの夜明け~第一章~竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大萩田光雄窓のすきまから 陽差しがのぞく頃 絡めたこの指 ほどけば泣けるわ 上りの列車に あなたを送る くだりの列車で 私はひとり 淋しい…淋しいね… 今度逢えるのいつ きっと約束して おんなの夜明け  そうねひとり寝は なれてはいるけれど 愛してしまえば 女は女ね 今日から明日へと 心がさわぐ 昨夜(ゆうべ)のあなたを 信じていたい せつない…せつないね… 夢は忘れるもの 恋は幻なの おんなの夜明け  あなたの面影 抱きしめながら また来る幸せ わたしは待つの 恋しい…恋しいね… あとを追いかけたい しがみつきたいのよ おんなの夜明け
おんなの夜明け~第二章~竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明寒い 寒いよ ひとりが寒いよ 駄目ね 駄目なの ひとりぼっちは駄目なの 花の命と 同じよに 女の命も 一度だけ あんたの愛なくて… 生きてゆけない 歩けない 夢の中まで ふたりづれ おんなの夜明け  嫌よ 嫌だよ 泣かせちゃ嫌だよ 何処よ 何処なの 恋のねぐらは何処なの 私(あたし)やっぱり 女です 時にはわがまま 言いたいの 許してくれますか… 北はみぞれが 雪になり お酒ばかりが あとを引く おんなの夜明け  暗い窓から はばたいて あんたと一緒に 暮らせたら 何(なん)にも いらないわ… こんな女の いじらしさ いつかわかって くれますか おんなの夜明け
おんな浜唄松川未樹松川未樹水木れいじ岡千秋伊戸のりおやませ吠えれば 鴎が騒ぐ 船は大漁の 三段飛びか 無事でナ 無事でナ ザンザ ザンザと 早う戻れ…… わたしゃ 浜のたき火に 地酒を温め 迎え化粧の 口紅(べに)をひく 口紅をひく  破れ刺し網 繕(つくろ)うそばで 酔ってごろ寝の あんたが可愛い 惚れてナ 惚れてナ ヒュルリ ヒュルリと 舞う小雪…… わたしゃ 沖で凍えた あんたの身体(からだ) 抱いて朝まで ねんころり ねんころり  無事でナ 無事でナ ドンド ドンドと 早う戻れ…… わたしゃ 果報者(かほうもん)だよ みちのく一の 熱い男と 夢を漕ぐ 夢を漕ぐ
おんな流転節立樹みか立樹みか水木れいじ北原じゅん丸山雅仁あんた追いかけ ここまで来たが 指はかじかむ 髪さえ凍る 逢いたさに…波もぐずるか 竜飛崎… 雪の岸壁 太棹聞いて 北へ流れの 船に乗る  風に怨みを 叫んでみても 乳房(むね)の火群(ほむら)は 燃えたつばかり 残り香を…抱けばせつない 霧多布… はぐれ鴎の 舞いとぶ宿で まくら濡らすも 女ゆえ  花は咲いても 私にゃ遠い 春という名の 終着みなと 海鳴りが…いのち揺さぶる オホーツク… 憎い 恋しい あんたが欲しい おんな さいはて 流転節
おんな渡り鳥島津悦子島津悦子水木れいじ伊藤雪彦南郷達也惚れて…惚れていりゃこそ あと追いかける うわさ相模の 夕焼け港 好きだってさ 呼んだってさ 遠いちぎれ雲 女ですもの 泣いたっていいじゃない… 涙みちづれ 今日も渡り鳥  雨に…雨に打たれて 咲くりんどうの 花もいじらし 天城の峠 咲いたってさ 燃えたってさ どうせ通り雨 女ですもの 濡れたっていいじゃない… 旅のなさけも あばよ渡り鳥  野暮な…野暮な世間を 松原ごしに 捨てりゃ駿河は 新茶の香り 恋だってさ 夢だってさ みんな薄情け 女ですもの 酔ったっていいじゃない… いらぬお世話さ 明日も渡り鳥
オンリーユー神戸西尾夕紀西尾夕紀水木れいじ水森英夫伊戸のりおあなたが私を みつけてくれた ポートタワーの カフェテラス 誰にも言えない こころの傷も そっと包んで くれる人…… オンリーユー神戸 神戸 神戸 あなたじゃないと ダメなの オンリーユー神戸 あなたとならば どこまでも どこまでも  星空みたいな ハーバーライト ロマンチックな 異人街 涙がでそうな この幸せを 夢じゃないよと 抱きしめて…… オンリーユー神戸 神戸 神戸 ふたりっきりの 世界ね オンリーユー神戸 ふたりの夜よ いつまでも いつまでも  ビーナスブリッジ 肩よせながら 愛の言葉を もういちど…… オンリーユー神戸 神戸 神戸 あなたじゃないと ダメなの オンリーユー神戸 あなたとならば どこまでも どこまでも
海峡駅綾世一美綾世一美水木れいじ桜田誠一好きで 好きで 好きで 好きで 好きで別れた人だから きっといつかは逢えるはず 波また波の海峡駅は かもめ啼くから雪になる 寒い 寒いわあなた抱きしめて…  呼んで 呼んで 呼んで 呼んで 呼んで届かぬ運命なら なんで逢わせた燃えさせた 便りを待てと海峡駅の 別れ言葉は嘘ですか いやよ いやですあなた捨てないで…  抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いてください夢でいい 忍ぶ恋でもいのちです 雪降りやまぬ海峡駅に 春はいつ来るいつ戻る 待つわ 待ちますあなたいつまでも…
海峡酒場唄鳥羽一郎鳥羽一郎水木れいじ叶弦大南郷達也古い錨に からんだ夕顔の 花も淋しい 海峡酒場 あいつに言えない ままだった 男のこころの 裏の裏… ひと口…ふた口… 呑めば無口にさせる酒  赤いネオンも 凍(しば)れる木枯らしに 雪が舞い込む 海峡酒場 底冷えしそうな 人の世で ちいさな温もり くれた奴… ひと節…ふた節… 誰が歌うかブルースを  軒の氷柱(つらら)を 砕いて酒ン中 外は吹雪の 海峡酒場 明日(あした)はどこかの 北荒野 手紙を燃やして 忘れよか… ひと口…ふた口… 呑めば泣かせる面影よ
海峡桟橋井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明夜汽車をおりたら そこから先は 風も泣いてる さいはて港 女ひとりで渡るには 淋しすぎます つらすぎる 別れるなんて やっぱり無理と あなたの名を呼ぶ 海峡桟橋  置手紙(かきおき)がわりに 残しておいた 都忘れの 花一輪よ それで他人になれるよな 愛し方では なかったと あと追いかけて 叱って欲しい あなたに逢いたい 海峡桟橋  みぞれがいつしか 小雪にかわり こころ細さを またつのらせる 意地をはらずに 帰れよと 呼んでいるよな 波止場駅 東京行きは まだ乗れますか あなたが恋しい 海峡桟橋
海峡列車西方裕之西方裕之水木れいじ徳久広司前田俊明赤いランプの 桟橋おりて 北へ乗り継ぐ みなと駅 たった一度の いのちの恋が 風にちぎれる 茜空(あかねぞら)… 惚れていながら さすらう旅を ベルが急(せ)かせる 海峡列車  車窓(まど)のむこうに またたく灯(あか)り ふたり暮らした 雪荒野(ゆきこうや) 淋しがりやの おまえがひとり 泣いちゃいないが 気にかかる… 心ならずも 別れて来たが うしろ髪ひく 海峡列車  あれは おまえか 凍(い)てつく海を はぐれ鴎(かもめ)が 追いすがる 春になったら 花咲く町で みんな忘れて 出直せよ… おもいきれずに あと振り向けば 星が流れる 海峡列車
海峡わかれ雨瀬口侑希瀬口侑希水木れいじ北原じゅん馬場良別れ 別れ 別れ手紙を 握りしめ ひと汽車遅れ 追って来た 港駅は 雨 雨 雨が降る 指が寒い 肩が寒い 心が寒い どこにいるのよ ああ…恋しい 恋しいあなた  泣いて 泣いて 泣いて手を振る 海峡に あなたの船は 消えてゆく 呼んでみても 雨 雨 雨が消す 死ねとばかりに ほほを叩く 冷たいしぶき 抱いてください ああ…もいちど もいちどあなた  港 夜明け 雨 雨 雨の中 髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を ああ…待ちます 待ちますあなた
海峡わかれ雨真帆香ゆり真帆香ゆり水木れいじ北原じゅん別れ 別れ 別れ手紙を 握りしめ ひと汽車遅れ 追って来た 港駅は 雨 雨 雨が降る 指が寒い 肩が寒い 心が寒い どこにいるのよ あゝ…恋しい 恋しいあなた  泣いて 泣いて 泣いて手を振る 海峡に あなたの船は 消えてゆく 呼んでみても 雨 雨 雨が消す 死ねとばかり ほほを叩く 冷たいしぶき 抱いてください あゝ…もいちど もいちどあなた  港 夜明け 雨 雨 雨の中 髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を あゝ…待ちます 待ちますあなた 
角館哀歌水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫恋の残り火 雪で消し 桜の頃には 忘れたい あなたと別れて 訪ねた町は 北の静かな 角館… 生まれかわって 出直したいと 願うおんなの ひとり旅  墨絵ぼかしに 薄暮れて 淋しさあふれる 武家屋敷 あなたを失くして はじめて知った 夜の長さよ 角館… 泣けとばかりに 舞い散る雪が 肩につめたい ひとり傘  雪の切れ間に 三日月は みれんに焦がれて 痩せたのか あなたの面影 抱きしめながら 酔えばせつない 角館… 遠くなるほど 逢いたさつのり こころ乱れる ひとり酒
神楽坂カルメン松永ひとみ松永ひとみ水木れいじ弦哲也前田俊明噂をしてたの お久しぶりね ホントに近頃 お見限り ひと目惚れした せつない気持 わかってくれたら お座敷だって… 今夜は酔わせて ふたりでフラメンコ 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン  どなたのお見立 このネクタイは 妬けちゃう あの娘の 移り香に エスカミーリョも およびじゃないわ 女は誰でも 恋すりゃ一途… 今夜は泣かせて ふたりでフラメンコ 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン  愛の紅バラ 島田にさして 可愛い奴だと くちづけしてね… 今夜は夢見て ふたりでフラメンコ 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン 踊って…ねぇ踊って 神楽坂カルメン
風の宿水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫真野(まの)の夕焼け 涙を染めて あなた恋しい 日本海 女ひとりの 旅だから まして理由(わけ)ある 旅だから・・・・・ 沖のカモメよ もう泣かないで 逢いたさ たちきる 風の宿  肩を抱かれて 尖閣湾(せんかくわん)へ そぞろ歩いた 萱草(はな)の径 散ってはかない 倖せに どこか似ている 昼の月・・・・・ 酔って夜明(あか)した 地酒(おさけ)もさめて 淋しさ 波打つ 風の宿  凪(なぎ)の両津(りょうつ)か 荒磯(ありそ)の小木(おぎ)か 佐渡の海にも 顔ふたつ 男ごころの 裏表 みんな許して 船に乗る・・・・・ おけさ囃子を 背中で聞いて 一から 出直す 風の宿
風港みやさと奏みやさと奏水木れいじ叶弦大若草恵風よこの恋を 叶えてくれますか たとえつらくても ふたりと決めました 峠(とうげ)ノ神山(かみやま)おろし吹く 北の入江にも 白い…白い石楠花(しゃくなげ) 乱れ咲いてます…… あなたひとりに 預けたの 生きる 女の 風港  太平洋(なみ)の冷たさも 命の証拠(あかし)なら 涙見せないわ 悲しい運命(さだめ)にも 遠くにやまびこ祭り唄 ふたり聞きながら 愛を…愛を誓って 辿(たど)る奥浄土ヶ浜(おくじょうど)…… あなたひとすじ 夢ひとつ 生きる 陸前 風港  海猫 翔(と)び立つ 北の海 ここが故郷(ふるさと)よ 燃えて…燃えて結んだ 恋の絆です…… あなたひとりに 明日を賭(か)け 生きる ふたりの 風港
かたおもい天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫伊戸のりお泣いて…泣いて 泣いてどうなる恋じゃない 知っていながら また涙 黒髪の ひとすじに 偲(しの)ぶあなたの残り香よ… 好きで添えない 今生(こんじょう)の あ…これが 最後のかたおもい  花も…花も 花も哀しい宵待ちの 唄を小窓で くちずさむ 街あかり またひとつ 消えてせつない夜(よ)が更ける… 待てど暮らせど あてもない あ…雨も こぬかのかたおもい  酒に…酒に 酒に心があるじゃなし なまじすがれば つらいだけ 人の世の 裏の裏 見ないふりして生きようか 燃える命火 抱きしめて あ…誰に 聞かせるかたおもい
門出酒桐山純一桐山純一水木れいじ朝月廣臣南郷達也おとこ花道 駈(か)け出すからにゃ 踏まれ蹴られは 覚悟だぜ 勝つか負けるか 人生勝負… むかう嵐に 眉あげて グッと呑みほす 門出酒  惚れたあの娘(こ)は 花なら蕾(つぼみ) 俺に咲いたら 刺をもつ 別れ涙か 遣(や)らずの雨か… わざとつれなく 背を向けて 未練たちきる 門出酒  人の値打ちが 生きてく道が 浴びたうぶ湯で 決まるのか 何も言うまい 憂き世のことは… 誠ひとすじ この命 賭けて明日(あした)へ 門出酒
神威岬美川憲一美川憲一水木れいじ水森英夫伊戸のりおやっぱりあなたは 来なかった 神にもそむいて 愛したけれど 黒ユリ抱いて この命 積丹(しゃこたん)しぶきに 散らそうか… カムイの夕陽 なぜ燃える 私の夢は 消えたのに  あれからいくつの 流れ星 かぞえた女の 一途なねがい 面影胸に 待ちわびて 積丹かもめに なれるなら… カムイの岬 どこまでも あなたを探して 飛ぶものを  おまえが死ぬとき 俺も死ぬ あの日の誓いが 夜空を焦がす 悲しいほどに 美しい 積丹伝説(ロマン)の 火祭りよ… カムイの月は 知っている この世の果てに 咲く恋を
雁の宿鳥羽一郎鳥羽一郎水木れいじ西つよし南郷達也宵の嵐が 嘘のよに 水にさざめく 十六夜月よ 熱いしずくに 波うちながら 抱いて抱かれて 散れたらいいさ… 人目しのんで さだめの恋に 燃えて身をやく あゝ…雁の宿  帯は解いても 解かぬ小指(ゆび) 泣いて謎かけ また困らせる 罪なおまえの 浮世絵すがた 知っていながら 溺れて燃える… 酔って今さら この腕(て)の中で なにを恥らう あゝ…雁の宿  咲いて実らぬ 白萩が 風にこぼれて 川面を染める 聞けばなおさら 気になる明日を 何故に聞かせる 宵ざめまくら… 夢を見ようか 夜(よ)の明けぬ間に 命かさねて あゝ…雁の宿
刈干恋唄水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正鈴木英明此処(ここ)の山の 刈干(かりぼし)ゃすんだョー  煙りたなびく 高千穂の りんどう揺れる 山の駅 捨てた故郷 帰って来れば 泣いて迎える 母ひとり…… 風がヨー 風がヨーホイ 吹きぬける  夢を探して はるばると 夜汽車で越えた 五ケ瀬川(ごかせがわ) 躰いとえと 見送(おく)ってくれた 遠いあの日の 父の顔…… 今もヨー 今もヨーホイ 目に浮かぶ  天岩戸(あまのいわと)の宵篝火(よいあかり) まぶたの裏で まだ燃える 誰が歌うか しみじみ泣かす 幼なじみの 祭り唄…… 明日はヨー 明日はヨーホイ 旅の空
神無月の頃に森川つくし森川つくし水木れいじ岡千秋伊戸のりお矢車草に 夕月淡(あわ)く 暮れゆく秋の 縁側で 言葉少なに 晩酌をする 父の背中が ちいさく見える 覚えていますか 幼い昔 飛ばしてくれた 紙風船・・・・・  あの掌(てのひら)を 思い出し あぁ…泣けてきちゃったの お父さん! 神無月の頃に  柱に残る ちいさな釘(くぎ)に 揺(ゆ)れてた 赤いランドセル 夢でいっぱい ふくらむように  言った笑顔が 瞳(め)に浮かびます 心配ばかりで ごめんなさいね わがまま気まま 意地っぱり・・・・・ 大事にしたい 嫁ぐまで  あぁ…優(やさ)しかったなぁ お父さん! 神無月の頃に  月日の速(はや)さに ため息ついて 見上げる軒の 走馬灯・・・・・  なにがあっても 父娘(おやこ)です あぁ…元気だしてね お父さん! 神無月の頃に 神無月の頃に
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
寒流パク・ジュニョンパク・ジュニョン水木れいじ小田純平杉山ユカリ海峡はるか 光る星 あれは帰らぬ あのひとなのか そこからこの俺 見えたなら 深酒よせよと 叱ってくれよ… 寒流(かんりゅう)の海 また春が逝(ゆ)く 逢いたい 逢いたい も一度あのひとに  想い出なんか くれるより もっと一緒に いて欲しかった 哀しい永訣(わかれ)の 待ちぶせを わかっていたなら 出船を止めた… 寒流の海 あれから二年 逢いたい 逢いたい も一度あのひとに  かもめよ 心あるならば 貸してくれるか おまえの翼 もうすぐ咲くだろ 矢車草(やぐるまそう) 届けてやりたい その掌(てのひら)に… 寒流の海 願いはひとつ 逢いたい 逢いたい も一度あのひとに
キサス・キサス東京純烈純烈水木れいじ杉本眞人矢野立美離したくないあなた 今夜はこの手を 街の灯(あか)りも甘く せつない夜だから 赤いカクテルグラス ときめくボサノバ 月のしずくをあびて 朝まで踊ろうよ Quizas(キサス) Quizas(キサス) 愛してる Quizas(キサス) Quizas(キサス) 誰よりも Quizas(キサス) Quizas(キサス) いのち賭(か)けてあなただけ 抱きしめ原宿 囁(ささや)き青山 しあわせに酔いしれて Quizas(キサス) Quizas(キサス) 東京  ひとつ恋するたびに ルージュを変えては 砂漠みたいな都会(まち)で あなたは泣いていた すぎた過去(むかし)の古傷(こと)は 夜霧にまぎれて 熱いくちづけしたら もう振り向かないで Quizas(キサス) Quizas(キサス) 人はみな Quizas(キサス) Quizas(キサス) 旅人さ Quizas(キサス) Quizas(キサス) 夜空巡(めぐ)る流れ星 夢見て白金 このまま高輪 しあわせに酔いしれて Quizas(キサス) Quizas(キサス) 東京  愛は帆のない小舟 今夜はふたりで 時という名の運河(かわ)を 流れて何処(どこ)へゆく バラの香りの髪を 優(やさ)しくほどけば まるであなたは女神 死ぬほど悩ましい Quizas(キサス) Quizas(キサス) 忘れない Quizas(キサス) Quizas(キサス) その瞳 Quizas(キサス) Quizas(キサス) 燃える心いつまでも 肩よせ乃木坂 想い出赤坂 しあわせに酔いしれて Quizas(キサス) Quizas(キサス) 東京
きずな橋天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫南郷達也風の寒さに 耐えてこそ 花は色づく 実を残す 夢を心に 果てない旅路 生きるつらさは 笑顔に変えて… 今日という日を また明日(あす)へ つなぐふたりの エンエ… きずな橋  星のめぐりに 泣かされて まわり道した 時もある それも人生 嘆かず行けと うしろ姿で 教えた母よ… 冬があるから 春の日の 陽(ひ)ざしまぶしい エンエ… きずな橋  生れ育ちも 違うのに 縁は不思議な ものですね あなたごらんよ うす紅色の 夜明け遥(はる)かに 流れる川を… ここはまだまだ 道半(なか)ば 愛という名の エンエ… きずな橋
木曽川しぐれ川中美幸川中美幸水木れいじ弦哲也旅に身をひく 女の肩に 俄か雨ふる 馬籠の峠 さだめという名の この橋渡り 強く生きると 決めたのに…… 憎い恋しい 面影ゆれて 今日も 今日も泣かせる 木曽川しぐれ  鳥居峠も ふたりで来れば つげの櫛など 買ったでしょうね 別れのまぎわに 笑って見せた あれは女の 意地でした…… すがりたい手を なぜ離したと 責めて 責めているよな 木曽川しぐれ  ひとり泊りの 妻籠の宿に 咲いて哀しい ゆうすげの花 酔うほどせつない あなたが欲しい 夢で逢うのも 罪ですね…… みれん灯りか 千本格子 濡れて 濡れて誰待つ 木曽川しぐれ
北国の赤い花藤原浩藤原浩水木れいじ水森英夫前田俊明車窓(まど)のむこうは 雪また雪の 風も凍(い)てつく 北荒野(きたこうや) なにがあっても 今日から二人 生きてゆこうよ 知らない町で… 命ふたつで 出直す旅だ 一生一度の 恋は赤い花  うしろ指なら 覚悟じゃないか 故郷(こきょう)出てゆく 甲斐がない 悩み果てない 人生ならば 夢に賭けよう 明日(あした)は来るさ… 燃える心を 瞳(め)と瞳(め)で誓う 一生一度の 恋は赤い花  雪に打たれて 吹雪に耐えて 春をハマナス 待つという 泣くな泣くなと 肩抱き寄せて 男泣きして あと振りかえりゃ… 星が流れる さいはて夜行(やこう) 一生一度の 恋は赤い花
北窓森サカエ森サカエ水木れいじ船村徹若草恵枯葉舞う 北窓で ひとり 想い出す 夢しかない そんな頃の ふたりの あの部屋を  毎晩飲み明かしたね 時には喧嘩もしたね 愛されすぎて 愛のもろさを忘れてた…  LA MON AMOUR 生命かけて 幸せの時が 帰るなら LA MON AMOUR あなただけを 恋したい もういちど  人は皆な 旅人と あなた言ってたね 街の灯り かぞえながら しみじみ そう思う  あれから淋しさだけで 誰かに抱かれたけれど 心に深い傷を 残しただけだった…  LA MON AMOUR 生命かけて いつかまた めぐり逢えるなら LA MON AMOUR あなただけを 離さない いつまでも  LA MON AMOUR 生命かけて 幸せの時が 帰るなら LA MON AMOUR あなただけを 恋したい もういちど  (セリフ)LA MON AMOUR
きたみなと大川栄策大川栄策水木れいじ山田年秋石倉重信風舞う岬に 男がひとり 誰に手(た)向ける 雪中歌 ふるさと恋しと 訪ねてみれば 春は名のみの 日本海 なんで今さら 帰ってきたと 波が 波が 頬打つ 日暮れ北港  ヤ―レン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン  海鳴りばかりが 咽(むせ)んで泣いて 雪になりそな 風の宿 しんしんしんみり 地酒に酔えば 歌が聞こえる おふくろの あれはカムイか 積丹(しゃこたん)あたり 呼べば 呼べば 切ない 夜明け北港  カモメよ 寒かろ 淋しかないか 明日もさすらう 旅ぐらし 未練と知りつつ 面影抱けば 霧笛(むてき)一声 船が出る 誰に分かって 欲しくはないが 名残り 名残り 尽きない 別れ北港
北夜行水森かおり水森かおり水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりお車窓をたたく雨が 雪にかわり 想い出も 凍えそうです 髪を切ったくせに 鍵も捨てたくせに 戻りたいと 胸が泣く  置手紙 みつけたら 追いかけて くれますか… はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆく あゝ あなた恋しい  ひとり旅 北夜行  やがて入江づたい 灯りゆれて 海鳴りも 咽ぶ夜です 眠るときはいつも 肩を抱いてくれた あれは遠い 夢ですか  好きなのに あきらめた 意気地なし 許してね… 寒い汽笛が 胸に月刺さる あゝ あなた恋しい  ひとり旅 北夜行  置手紙 みつけたら 追いかけて くれますか… はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆく あゝ あなた恋しい  ひとり旅 北夜行
北山崎水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫雪と波とが ぶつかりあって 女ごころに つきささる 旅の終わりの… ここは三陸 北山崎よ 春を待てずに さだめに負けて 他人に戻る 意気地なし  ふたつ身体(からだ)が あったらなんて いいのいまさら なぐさめは 風が ほほ打つ… ここは三陸 北山崎よ 愛しながらも 別れる恋の 残り火捨てる 海の崖(はて)  みんな失(なく)して はじめて知った 人のしあわせ ふしあわせ 夢が舞い散る… ここは三陸 北山崎よ いくら呼んでも 樹氷の駅は あの日に帰る 汽車もない
吉備路の女若山かずさ若山かずさ水木れいじ叶弦大池多孝春船が着くたび 港へ走る 裾に舞い散る 月見草 信じても… 便りないまま もう三月… ひとつ汽笛が 泣くたびに 命 命が また痩せる …吉備路の女  岬がくれの 潮待ち茶屋で といた黒髪 花の帯 おもいでと… 呼んでみたけど まだ三月… 酔って海鳴り 聞きながら 命 命が また燃える …吉備路の女  夢が欲しさに 人恋しさに 今日は濃い目の 口紅をひく 辛いけど… 待ってみようか あと三月… 春はいつ来る いつ戻る 命 命が また咽ぶ …吉備路の女
君恋酒岩出和也岩出和也水木れいじ水森英夫前田俊明君恋酒を 飲む夜は 胸がせつない心が…心が痛い 好きで別れた 女ゆえに 遠くなるほど 逢いたくて… 愛し…愛し…愛し君の名 今宵また呼ぶ  君恋酒に ほろほろと 酔って爪弾くみれんの…みれんのギター 恋のさだめか はかなきは 花のいのちか 短きは… 夢の…夢の…夢の無情が そぞろ身にしむ  君恋酒よ 火の酒よ 夢で逢うのもこの世の…この世の罪か 紅きくちびる 忘られず 男泣きする 影法師 ひとり…ひとり…ひとり明日は 旅に出ようか 
夾竹桃の咲く岬井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也好きに 好きに 好きにならなきゃ よかったわ こんな別れが 待ってるならば かもめよ泣いて 夕陽に泣いて 泣いてあの船 追いかけて… あなただけはと 信じて燃えた 夾竹桃の咲く岬  あなた あなた あなたもいちど 聞かせてよ とわず語りの 身のうえばなし 今夜も酔って お酒に酔って 酔ってみれんに 泣きじやくる… 呼んでみたって 誰もいない 夾竹桃の咲く岬  いのち いのち いのち尽して 散りたいの 女ごころは いちずなものよ この町すてて この恋すてて すてて明日が 見えますか… 霧笛かえして ふたりの春を 夾竹桃の咲く岬
京都の町からもう一度水田竜子水田竜子水木れいじ岡千秋南郷達也愛したことも 憎んだことも 水に流した 高瀬川 あの日の淡雪 花吹雪 ほんとに 色々あったけど… きっときっと今度は 倖せに 京都の町からもう一度 もう一度  初めてなのに 懐かしかった ひとり歩きの 天龍寺 あと振り向くなと 鐘が鳴る ほんとに 色々あったけど… 生まれ 生まれ変れた 気がするわ 京都の町からもう一度 もう一度  涙をこらえ 毘沙門堂(びしゃもんどう)へ たどる紅葉(もみじ)の 石畳 ふたりの誓いも 想い出ね ほんとに 色々あったけど… 明日(あす)を 明日(あす)を夢見て 生きて行く 京都の町からもう一度 もう一度
霧の土讃線水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫前田俊明旅の出逢いも さだめでしょうか あれは霜月(しもつき) かずら橋 燃えて燃えて 燃えて紅葉(もみじ)の紅より赤く 命までもと 染めた恋… おもいで訪ねて 今日また暮れて 影もやせます 霧の土讃線  剣山(やま)のけむりか 男のこころ 風の吹くまま 七曲(ななまがり) 待って待って 待って忍んだ春夏秋を 水に流して 冬支度… 夕陽のしずくに 泣きぬれながら きのう琴平(ことひら) 明日(あす)は土佐山田  谷の瀬音に ひよどり啼(な)けば 旅も終りの 無人駅 泣いて泣いて 泣いて忘れて出直す朝に 馬鹿ね やっぱり女です… 帰りの切符を 買ってはみたが 寒い逢いたい 霧の土讃線
霧の波止場町石原裕次郎石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町  指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町  約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町
禁じられたふたり市川たかし市川たかし水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりおめまいのような 嵐のそのあとで 乱れた髪をなおす指 美しすぎる どこからあなたで どこから僕か こんなことこれきりと 涙ぐむあなた… たとえ罪でもいい 許されなくていい 禁じられた ふたりの恋だから  あなたをそっと このまま奪い去り ギリシャの蒼いあの海へ つれて行きたい 不思議な瞳にとまどう僕を 悩ませる迷わせる 年上のあなた… もっと裸になれ もっと自由になれ 禁じられた ふたりの恋だから  何年だって待つよと 抱いた手を 不幸になるとすり抜けて 淋しく微笑(わら)う 逢うたびせつなさ 覚える僕に ためいきでくちづけで 火をつけるあなた… 明日のことなどいい 今がすべてでいい 禁じられた ふたりの恋だから
金曜日の女美川憲一美川憲一水木れいじ水森英夫前田俊明今夜もあなたは 帰ってゆくの こころの合鍵 預けてあげたのに 小雨の街角 後ろもふりむかず… あゝ可笑しくて あゝ哀しくて ほんとにバカよね 見送る私は 金曜日の女  噂になっても 私はいいの 人目を気にして 恋など出来ないわ 鏡に向って 今夜もひとりごと… あゝ可笑しくて あゝ哀しくて ほんとにバカよね つよがりばかりの 金曜日の女  淋しい週末 ひとりにさせて すずしい顔して 家族(だれか)とすごすのね 電話をかけても 他人のふりをして… あゝ可笑しくて あゝ哀しくて ほんとにバカよね それでも好きなの 金曜日の女
国東みれん水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫前田俊明好きで別れて 旅するなんて 誰があの時 思ったでしょう 地図を片手に 涙でたどる 豊後(ぶんご)・粟島(あわしま)・国見岬(くにみさき)... このまま忘れよか やっぱり帰ろうか あなたに逢いたい 国東(くにさき)みれん  青い夜霧の 六郷坂(ろくごうざか)に 泣いているよな 野仏(のぼとけ)ひとつ 女ごころの ちいさな意地が わかれ話の 始めとは... このまま忘れよか やっぱり帰ろうか あなたに詫びたい 国東みれん  宇佐(うさ)の八幡(はちまん) 社宮(やしろ)の灯り 両掌(りょうて)あわせて 明日(あした)を探す 別府航路を 伊予路(いよじ)へ出れば 逢える気がする 夜明けです... このまま忘れよか やっぱり帰ろうか あなたに賭けたい 国東みれん
倉敷そだち水田竜子水田竜子水木れいじ岡千秋南郷達也たしかあなたは 倉敷そだち 訪ねて来たのよ もしやに賭(か)けて 逢える逢えない ふたつにひとつ… 揺(ゆ)れる心を 蛇の目傘(じゃのめ)で隠(かく)し 行(い)けば 日暮れる 白壁の町 雨よ返して あたしの命  泣いてあの日に 戻れたならば 意地などはらずに 抱かれてみたい 逢える逢えない ふたつにひとつ… 二泊三日と 決めてたはずが いつか根づいた 浮草の花 誰を待つのか 中橋灯(なかばしあか)り  あれは祭りの 天領丸(てんりょうまる)か 花嫁乗せてく 川舟(かわぶね)流し 逢える逢えない ふたつにひとつ… 柳(やなぎ)芽をふく 堀割端(ほりわりばた)で 夢を見ました おんなの夢を 今もあなたが あたしの命
くれない桜佐野文香佐野文香水木れいじ宮下健治前田俊明花のさかりを 修羅の道 賭けて流れの 旅空夜空 おんな一代 命はひとつ… 野暮がもの言う 浮世とやらに 咲かす誠の くれない桜  髪の乱れの ひとすじに 秘めてかくして 散りゆく恋よ おんな一代 水盃に… 今宵別れの 十六夜月夜(いざよいづきよ) 燃えて哀しい くれない桜  咲いて散るのが 宿命(さだめ)なら 何も言うまい 心のうちは おんな一代 未練はないさ… 義理のたて帯 きりりとしめて むかう嵐の くれない桜
くれない仁義佐野文香佐野文香水木れいじ宮下健治佐伯亮恋に咲いても いのちはいのち 義理に散っても 花は花 おひかえなすって この道 開けてもらいましょうか… 女だてらに 仁義きる 肌はくれない 鉄火肌  変る時節を 嘆きはせぬが 浮名ばかりの たつみ風 おひかえなすって けじめをつけに 参りましょうか… 肩で泣いてる 緋ざくらも 燃えて血染めの 修羅の坂  あおぐ夜空を 染めては消える 雪か花火か 人生は おひかえなすって 盃うけて 別れましょうか… 忍の一文字 抱いてゆく それが渡世の おんな道
玄界一代水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正鈴木英明(セリフ)生まれてくるのも独りなら 散ってゆくのもまた独り さあ この道あけて もらいましょうか  あぶく銭より 天下を取ると 手かぎ片手に 切る啖呵 波も荒くれ 若松みなと… 玄界一代 命を張った 男鉄火の こころ意気  雪の素肌に 緋牡丹彫って 操たて帯 たて結び そんなお前に 惚れたも昔… 玄界一代 片割れ月に 涙こらえて わかれ酒  死んでゆく時ァ 誰でもひとり 夢の波間よ この浮き世 愚痴は言うまい 男じゃないか… 玄界一代 泣く子も黙る 歌に名高い 花と竜
玄海おんな節天の川未央天の川未央水木れいじ中村典正さても皆さま おおそれながら あばれ太鼓に のりまして 女いのちの お祭り仁義 歌で喧嘩を 売りに来た ワッショイ ワッショイ 花の舞台の 幕開けに グッと火の酒 飲みほして 勝負一番 玄海節  波も荒らくれ 若松港(みなと) 浴びた産湯(うぶゆ)の 勇み肌 恋のイロハは ぷっつり切って 義理のたて帯 たて結び ワッショイ ワッショイ 借りた情けは 倍返し 乳房(むね)の晒(さらし)は 伊達(だて)じゃない 花と竜だよ 玄海節  時代遅れは 承知のうえで のるかそるかの 演歌道 笑う世間に神輿(みこし)を上げて 決めたこの道 まっしぐら ワッショイ ワッショイ 今が出番の 夢祭り これをご縁に ご贔屓(ひいき)に 手〆(てじめ)一本 玄海節
恋桜岡ゆう子岡ゆう子水木れいじ宮下健治南郷達也箕輪(みのわ)しぐれに 身をよせあえば むせび泣くよに 花が舞う 死ぬか生きるか ひとつに決めて 解いてください この帯を… 伊那(いな)は七谷(ななたに) 奥座敷 あなたに散りたい 恋桜  抱いて抱かれて 火の川渡る 絵島(えじま) 生島(いくしま) 罪の舟 風の吐息か 高遠囃(たかとおばや)し 聞いてひく口紅(べに) 湯のかおり… 明日(あす)は他人の さだめでも こころの妻です 恋桜  別れ酒よと くちびるあわせ そっとふくます 玉の露 髪の乱れを 恥じらいながら 閉める障子に 月おぼろ… 長谷(はせ)は山霧(やまぎり) かくれ宿 あなたと燃えたい 恋桜
恋は青いバラ純烈純烈水木れいじ中川博之伊戸のりお(Get you! Get you!)  別れた店で ぐうぜん逢った キャンドル・ライトに 潤(うる)んだ瞳 やせたじゃないか どうしていたの 探していたのさ あれからずっと 恋 恋 この恋 シャボン玉でも 抱いて 抱いて 抱きしめて そっと そっと 夢を見る…… 誰にも秘密の 夜に咲く ふたりの恋は 青いバラ  話してごらん 泣いてた理由(わけ)を こころの傷なら なおしてあげる あの日のホテル あの日の部屋で ギリシャの船の灯(ひ) も一度見たい 恋 恋 この恋 シャボン玉でも 抱いて 抱いて 抱きしめて 永遠(とわ)に 永遠に 離さない…… せつない霧笛に 花ひらく ふたりの恋は 青いバラ  離れていても あなたのものさ やさしくその手で 愛したすべて 逢えないときも 心はひとつ 変らぬ誓いの くちづけしよう 恋 恋 この恋 シャボン玉でも 抱いて 抱いて 抱きしめて いつも いつも 忘れない…… 夜明けのしずくに 濡れて散る ふたりの恋は 青いバラ  (Get you!)
恋は女の花舞台水沢明美水沢明美水木れいじ石中仁人啼かぬ蛍で 身を焼くよりも 惚れて涙を こぼそじゃないか 二度ない春なら 人生ならば あなたに燃えます 命のかぎり 恋は女の 恋は女の アンア アンア アン 花舞台  苦労せおって 笑ってみせる それも男の 甲斐性じゃないか お酒じゃ消せない 心の憂さは 忘れてお行きよ この膝まくら 恋は女の 恋は女の アンア アンア アン 花舞台  派手に咲いても 花火のようじゃ 夢というもの 淋しじゃないか 噂にゃ負けぬと 世間の片隅(すみ)で あなたの出番を 信じて生きる 恋は女の 恋は女の アンア アンア アン 花舞台
恋は万華鏡石川えりな石川えりな水木れいじ田尾将実川村栄二夢か 現(うつつ)か 幻か ほんのここらは 宵の口 恋は不思議な 万華鏡  謎めく恋に ゆらめく心 風の音にも 波うつ素肌 しびれるような ささやきに わたし揚羽の 蝶になる 甘い 蜜の味 毒でもかまわない 燃えて 乱れて 腕の中 揺れて 揺られて 夢の中 ためいきを つくたびに 妖しき写し絵が めくるめく 廻る万華鏡  逢うたびいつも 懐かしいのは 前の世からも 結ばれてたと 宿命(さだめ)の糸を ほどくよに あなた指さす おぼろ月 明日(あす)の ことなんか どうでもいいじゃない 抱いて 抱かれて 舞い堕ちて 酔って 酔わされ 舞いあがる くちづけを するたびに 妖しき写し絵が めくるめく 廻る万華鏡  夢か 現か 幻か ほんのここらは 宵の口 恋は不思議な 万華鏡
恋文の宿大月みやこ大月みやこ水木れいじ岡千秋丸山雅仁忘れたいのに あなた あなた やっぱり今夜も 淋しくて 優しい声を ねぇ…聞かせてよ…… みれん一筆(ひとふで) つづって破り 風にひらひら 恋文の宿  いくら好きでも あなた あなた 追ってはいけない 人ですか わかって欲しい ねぇ…女です…… こらえきれずに 名前を呼べば こころ乱れる 恋文の宿  哀しすぎたら あなた あなた 涙もでないと 知りました 夢でもいいの ねぇ…抱きしめて…… 燃えて息づく おんなの胸に 愛をください 恋文の宿
恋待ち人香西かおり香西かおり水木れいじ曽根幸明竜崎孝路小雨に濡れてる盛り場は 恋待ち人の とまり木か 今夜もいいこと ありそうで 夢を拾いに とんで来る ちょっとくどいて くどかれて あとは お酒に 酔いたいね 好きと言えなきゃ 抱けばいい あなたの女(おんな)に して欲しい  誰かが唄う 流行歌(はやりうた) 恋待ち人の ものがたり 別れた彼の やさしさを 想い出したら 泣けてきた むかし話は 飲みほして ふらりはしごと しゃれたいね 夜はかけあし 急ぎあし あなたに寄りそい 雨の中  ちょっとくどいて くどかれて あとは お酒に 酔いたいね 好きと言えなきゃ 抱けばいい あなたの女(おんな)に して欲しい
恋岬石原詢子石原詢子水木れいじ四方章人あなたと過(す)ごした みじかい春も 今は帰らぬ夢ですか 待って待ちわび 背のびをしても 北の岬は風ばかり この恋なくしたら 生きてはゆけないの オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を…  小雪の桟橋 纜(ともづな)といて あなたあれきり 戻(もど)らない 髪に浜木綿(はまゆう) 優しくさして 嫁に来るかと 抱いた人 その手のぬくもりが 心を燃やすのよ オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を…  流氷かすめて 飛ぶ海鳥よ せめて届(とど)けて この想い 泣いて泣きぬれ あの沖はるか 今日(きょう)も名前を呼んでみた もいちど逢えるなら 命もいらないわ オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を… オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
琴音川真咲よう子真咲よう子水木れいじ中村典正前田俊明うす紅の… 似合う女でいてくれと 別れまぎわに 抱いた人 ここで ここで 待つのは みれんでしょうか…… 人目しのんで あなたとふたり 夢を奏(かな)でた 雨の琴音川  あきらめて…… 生きてゆけたら倖せと お酒のむたび 涙ぐむ 夢で 夢で 逢うのも 罪なのですか…… 女ざかりの 身をもて余す 枕さみしい 夜の琴音川  琴の音(ね)に…… 想い乱れる夕暮れは 胸の芯まで 濡れてます 恋は 恋は 一夜(ひとよ)の 湯けむりですか…… あなたお願い ちいさな春を 明日は咲かせて 雨の琴音川
寿酒岡ゆう子岡ゆう子水木れいじ松浦孝之めでた めでたの 華杯[はなさかづき]に 肩を寄せあう 夫婦雛 嫁ぐ娘の 倖せを 祈るこころの 金屏風 夢は末広 寿酒よ  涙もろさは 父さんゆずり 芯の強さは かあさんと 古い写真帖 ひらいては 名残り惜しんだ 夜も明けて 祝う手〆の寿酒よ  晴れて漕ぎ出す 七福神の 姿うれしい宝船 憂き世あらしに負けないで 見せてください 初孫を 歌は高砂 寿酒よ
こゆき梅沢富美男梅沢富美男水木れいじ曽根幸明北の空から 舞い散る雪に 今日も港は 暮れてゆく 馬鹿な女と 指さされても いいの あなたが 好きだから あんなに優しく抱いた人 死んでも私は 忘れない  こゆき こゆきは 漁火に そっと 今夜も 祈ります こゆき こゆきは ただひとり あなた 信じて 待ってます  風の海峡 背のびをしても 霧笛ばかりが 哭きじゃくる 女ざかりを ひとり寝まくら 寂しすぎます ねぇ あなた 嘘でもいいの もう一度 やさしくされたい 抱かれたい  こゆき こゆきは 別れても いつも あなたの 夢ばかり こゆき こゆきの 故郷は そうよ あなたの 腕の中  こゆき こゆきは いつまでも あなた 命と 決めてます こゆき こゆきは ただひとり あなた 信じて 待ってます
こんなきれいな月の夜はさくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋若草恵こんなきれいな月の夜(よ)は 喧嘩するのは やめようよ ちょっと笑顔を 見せあうだけで 街の並木も 夢あかり…… ほらね ほらね ほらね…一緒に歌って仲良く帰ろうね まんまるレモンの月の夜(よる)だから  こんなきれいな月の夜は なぜか故郷(ふるさと) 思い出す 赤いハマナス咲く砂山で 幼なじみと 遊んだ日…… ほらね ほらね ほらね…何歳(いくつ)になってもやっぱり逢いたいね まんまるレモンの月の夜だから  こんなきれいな月の夜は 手と手つないで 遠まわり 明日もいいこと ありそうだねと 言ってよりそう 影ぼうし…… ほらね ほらね ほらね…一緒に歌えば元気が出てきたね まんまるレモンの月の夜だから 月の夜だから 月の夜だから
今夜だけはロス・インディオスロス・インディオス水木れいじ浜圭介(男女)せめてお別れの夜なら (男女)強く抱きしめてほしいの (女)明日のことなんかわすれて (女)ほほ寄せ踊りましょう (男)一度消えた愛の灯は (男)泣いても帰らない (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)恋人のままで (女)踊りたいの (男)踊りたいの (男女)想い出 たどりながら  (男女)せめてお別れの煙草に (男女)そっと火をつけてあげたい (女)だけど淋しげな横顔 (女)見るのはとても辛い (男)胸にしみたささやきも (男)だれかに あげるのね (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)私だけのもの (女)離さないで (男)離さないで (男女)涙がこぼれるから  (男女)一度消えた幸福は (男女)呼んでも届かない (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)恋人のままで (女)踊りたいの (男)踊りたいの (男女)想い出 たどりながら  (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)恋人のままで (女)踊りたいの (男)踊りたいの (男女)想い出 たどりながら  
最後と決めた女だから氷川きよし氷川きよし水木れいじ鶴岡雅義南郷達也花の咲かない 運命(さだめ)と決めて どこに消えたか 書き置きだけで 残り香淡い 面影を あてなくひとり 探す町… 誰も愛せぬ 愛せはしない あゝ…最後と決めた 女だから  うすい縁(えにし)と 花占いに いつも淋しい 瞳(め)をしていたね 唐紅に 燃える胸 言葉に出せず 泣いた女… うしろ姿を 忘れはしない あゝ…最後と決めた 女だから  何処(どこ)で咲いても ふたりの夢は 永遠(とわ)に散らない 散らせはしない また来る春を しあわせを 信じて強く 生きようよ… 誰も愛せぬ 愛せはしない あゝ…最後と決めた 女だから
最終フェリーで着いた町氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗伊戸のりお追えばつらいと 知りながら 噂(うわさ)追いかけ 訪ねて来たよ 雨の…雨の…雨の…雨の街角 別れたふたり… 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝまた降る 最終フェリーで着いた町  夜の酒場で 流行歌(はやりうた) 聞けばあなたの ぬくもり恋し 雨の…雨の…雨の…雨の路地裏 流しのギター… 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝせつない 最終フェリーで着いた町  白いアカシヤ 散る小径(こみち) 呼べば冷たく 汽笛も咽(むせ)ぶ 雨の…雨の…雨の…雨の波止場で 出船を待てば 雨が…雨が…雨が…雨が…雨が あゝ泣かせる 最終フェリーで着いた町
酒場のかもめ水木良水木良水木れいじすがあきら庄司龍飛べる翼を 持ちながら なんですがるか この俺に 聞けばほんのり 目がしら染めて そっとうつむく 酒場のかもめ 世間とやらの 底冷えに 泣いてきたのか おまえもひとり  いつも不幸を 選ぶ癖 肩を抱きよせ 眸(め)で叱る 誰が爪弾く 酔いどれギター 思い出すのか 酒場のかもめ 海峡はるか 故郷(ふるさと)を 捨てたあの日を 十九の春を  壁に飾った 白い花 どこか似ている けがれなさ すぎた昔は もう振り向くな 古傷(きず)をいやせよ 酒場のかもめ 旅路のはての 北の町 春を待とうか おまえとふたり
盛り場ネオン黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりお小雪舞いちる すすき野の 夜は気まぐれ 風まかせ あなた来るかと 占えば 花もなみだで かすみ草… 男の恋は 遊びでも 惚れた女にゃ 夢灯り  旅のお方と 知りながら あげた みちのく 国分町 酔って酔わせた 七夕の 枕さみしい 残り紅… 昨夜(ゆうべ)のあなた 呼んだって 窓に上りの 汽車の笛  夜の銀座に 雨が降る こぬか雨だと 弾き語り 俺の苗字を やるなんて ナシのつぶてを くれた人… 忘れたふりの その裏で 今も死ぬほど 数寄屋橋  水の都の 大阪は ネオン花咲く 恋の町 酒場すずめの 見る夢は いつかあんたと 宗右衛門町… 尽くしたあげく 放(ほか)されて あとの祭りの ふられ酒  強く生きなきゃ いけないと そっと叱った アヤちゃんが 同じ故郷の 生まれだと 知れば涙が 流れ川… 十五才(じゅうご)の昔(ころ)に 戻れたら それも叶わぬ はぐれ花  芦原・片町・両替町 錦・播磨屋橋(はりまや)・天文館 どこで咲いても 雨が降る 誰に惚れても 風が吹く… 盛り場ネオン 嘘ばかり 春というのに 雪が降る
桜貝PLATINA LYLIC五木ひろしPLATINA LYLIC五木ひろし水木れいじ弦哲也南郷達也おまえの口紅 とりあげて あの海はるかに 投げたっけ こころの傷は かくすなよ 素顔のままで いればいい おもいでの…桜貝 さしだす白い 掌(て)の平の このぬくもりは もう離さない  ふりむきゃ涙の 人生を ささえてくれたね いつの日も あなたは夢に 生きるのと 信じた道を 歩くのと ありがとう…桜貝 口には出して 言わないが 忘れはしない そのやさしさを  ちいさな陽だまり 肩よせて あの日の海辺へ 帰ろうか ふたりで越えた 歳月も 明日からきっと 倖せに 離れずに…桜貝 もいちど 生まれかわっても 命はひとつ いついつまでも
酒語北島三郎北島三郎水木れいじ岡千秋南郷達也こぼれ夜露か 涙のつぶか しみる今夜の 路地酒場 振りむけば… いろんな途(みち)があったけど… これでいいんだ これでいい  ひとり生まれて ひとり行く 長い道だよなァ 人生って奴は…  さぞや憎かろ あの日のしうち 惚れていりゃこそ 棄てて来た 恋文を… 燃やせば蒼いうすけむり… 泣くな未練な 影ぼうし  ひとつふたつと 数えてみたら 心残りの 夢いくつ 言わずとも… 背中に隠すわびしさを… 酒よわかるな おまえなら 酒よわかるな おまえなら
酒ごころ山川豊山川豊水木れいじ浜圭介表紙のちぎれた 歌本ひらき しんみり演歌 うたう奴 小窓にそぼ降る 夜更けの雨に はるかな故郷 恋うる奴 めぐる想い出 違っていても 同じだよ 酒をくむ心 淋しすぎるぜ ひとりってことが 男ってやつは…  煙草のけむりを 目で追いながら 帰らぬ友を しのぶ奴 別れた女の 面影うかべ 不幸にしたと わびる奴 いたむ古傷 違っていても 同じだよ 酒に泣く心 淋しすぎるぜ 逢えないってことが 男ってやつは…  にじんだ灯かげに 掌かざし 昔の夢を ともす奴 グラスに浮かんだ 氷を見つめ 明日の夢を 探す奴 たどる人生 違っていても 同じだよ 酒に酔う心 淋しすぎるぜ 生きるってことが 男ってやつは…  
笹川流れ水田竜子水田竜子水木れいじ水森英夫あずけていました なにもかも 夢も さだめも 命まで 啼(な)いて 群れ飛ぶ 海猫みつめ 後悔してます 別れたことを…… みれん心を 夕陽に燃やす 旅は越後路 笹川流れ  あの日は 仲良く 乗った遊覧船(ふね) かすむ涙の 君戻岩(ききもどし) 沖の粟島(あわしま) 指さしながら 一緒に住むかと 抱きよせられた…… 忘れられない 優しい胸が それも越後路 笹川流れ  あてなく誰待つ 断崖(きりぎし)に 咲いて哀しい 透百合(ゆり)の花 花になっても 恋しい男(ひと)を 一途(いちず)に信じた 女(おんな)の姿…… そうよ私も 面影抱いて ひとり越後路 笹川流れ
さすらい夜曲長保有紀長保有紀水木れいじ西つよし蔦将包流れ流れて この町で 送るこの世の 春いくつ 酒よおまえに 聞かそうか さすらい男の 旅唄を   硬派一途の この俺が 惚れたあの子は 他人(ひと)の花 あとは言うまい 語るまい さすらい夜空が 雨になる  質屋(しち)に荷をたし 苦労した 親も故郷(こきょう)も 捨てたのに なんで今さら 夢に見る さすらい無情の 旅まくら  人の幸せ ふしあわせ 浴びたうぶ湯で なぜ決まる 若い身空で 愚痴るなよ さすらい者にも 明日がある  こんな時代の 道だから 俺はまっすぐ 決めて行く ついて来るなら 来るもよし さすらい夜曲を みちづれに
さだめ花原田ゆかり原田ゆかり水木れいじ竹田喬命かけても 添えない人と 知っていながら 惚れました 死ぬほど好きなの ねぇあなた つれて逃げたい あの世まで…… 燃えて 燃えて 燃えて 燃えて哀しい 一夜の夢に 生きる女の あゝ運命花  逢えぬつらさに 眠れぬ夜は 髪の芯まで すすり泣く 死ぬほど好きなの ねぇあなた つれて逃げたい あの世まで…… 燃えて 燃えて 燃えて 燃えてせつなく 名前を呼べば 影もやせます あゝ運命花  こんど逢えたら いとしい胸に あつい吐息で 炎をつける 死ぬほど好きなの ねぇあなた つれて逃げたい あの世まで…… 燃えて 燃えて 燃えて 燃えてこがれて ふたりの夜を そっと待ちます あゝ運命花 
さだめ舟長保有紀長保有紀水木れいじ市川昭介おもては雨と 嘘ついて 帰る背中に すがりつく あなた朝までそばにいて… 情けの川に 溺れても ふたりじゃ乗れない さだめ舟  はだけた胸が 寒くなる きれいごとならもういいの あなた朝までそばにいて… 嫌いと好きの うず潮に 今夜も身をもむ さだめ舟  抱かれたあとの 淋しさに 足袋をはく手がまた濡れる あなた朝までそばにいて… いまさら罪を 重ね着の 我身が哀しい さだめ舟
佐渡なさけ音羽しのぶ音羽しのぶ水木れいじ弦哲也前田俊明佐渡へ佐渡へ訪ねりゃ 逢えそうな 風のうわさは 嘘だった 惚れてひとすじ あと追いかもめ ここはあんたの 故郷(ふるさと)なのに またも泣かすか アンアアン… 薄情しぶき  ひとりひとり地酒に ほろ酔えば おけさ節にも 泣けてくる 惚れて旅空 片恋かもめ 誰を恨んで いるでもないが 枕淋(さみ)しい アンアアン… ひとり寝月夜  風の風の吹きよで 西東 浮いて沈んで たらい舟 惚れて明日(あした)も さすらいかもめ 憎い恋しい あんたの胸が 女ごころの アンアアン… 終着みなと
寒い国から来た女桂銀淑桂銀淑水木れいじ浜圭介桜庭伸幸あなた情がない つくす甲斐がない 知っているくせに 別れる意地もない ヒュルヒュル 小窓に つむじ風 泣くのは今夜で いくどめか 大寒む 小寒む 心が寒い 寒い国から来た女  逢えぬ淋しさに 強い酒を飲む 暗い部屋の隅 名前を呼んでみる しんしん夜更けて しのび雨 面影抱いても 眠れない 大寒む 小寒む 背中が寒い 寒い国から来た女  明日は始発で 帰ろうか 死ぬほどあなたに惚れていた 大寒む 小寒む 命が寒い 寒い国から来た女
さよならのかけらを集めて高倉一朗高倉一朗水木れいじ田尾将実川村栄二これを愛と信じたいけど いつも遠くを見てる あなたには 預けない まごころの鍵だけは 逢えば深く 傷つく そんなことは 知ってる 私だって 私だって 女です 夢を見たのです… さよならのかけら集め 歌にすれば哀しい 抱かれながら 憎みながら 今日も また 許してる  人は誰も 夜をさまよう 寒い旅人だから つかの間の ふれあいに ぬくもりを求めあう もしも時を この手で 止めることが できたら それだけで それだけで 幸せよ 何もいらないわ さよならのかけら集め 歌にすればいとしい 抱かれながら 祈りながら 明日(あす)も また 生きてゆく  さよならのかけら集め 歌にすれば哀しい 抱かれながら 憎みながら 今日も また 許してる
さんさ恋しや水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正伊戸のりお夢を追いかけ 故郷(ふるさと)捨てた 車窓(まど)に夕陽の 予讃線(よさんせん) しゃあないね しゃあないね 帰れないけど しゃあないね… 瀬戸の宇和島 あの人と 泣いて別れた 風の中 さんさ恋しや 虎落笛(もがりぶえ)  女ひとりの 手酌の酒に 浮かぶ遥(はる)かな 城下町 しゃあないね しゃあないね 呼んでみたって しゃあないね… 不孝かさねた 母さんに 詫びる言葉も 届かない さんさ恋しや 路地あかり  しゃあないね しゃあないね 生きてゆかなきゃ しゃあないね… うすい情(なさけ)の 人の世に 誰が歌うか 望郷の さんさ恋しや しのび雨
三年坂小田純平小田純平水木れいじ小田純平三年坂は あじさい色の雨の中 人恋しさへと つづく道 濡れて登れば うす紅(くれない)の花の香に 別れた あなたを 忍ぶ坂  一年前の約束どうり 僕のぶんまで しあわせを あなたはつかんでくれただろうか  思い出に降る 京都の雨は絹の糸 あの日のあなたの髪ににて……  三年坂は うすむらさきの雨の中 人恋しさへと つづく道 きょうも ひとりで 逢えないひとと知りながら 面影ばかりを 探す坂  一年前は ひとつの傘で ふたり歩いた この坂を あなたは覚えて いるのだろうか  古いお寺の 日暮れを告げる鐘の音(ね)に 諸行無常の響(おと)を聞く……  三年坂は あじさい色の雨の中 人恋しさへと つづく道
残菊三河節藤野とし恵藤野とし恵水木れいじ水森英夫池多孝春何がなんでも 忘れちゃならぬ 義理の貸し借り 待ったなし それが男と 火打石(うちび)きり 意地で見送る 荒神山へ… お菊十八 お菊十八 おぼろ月  やむにやまれぬ 一本刀 行くが渡世の 人の筋(みち) 逝(い)かせともなや いのち賭け 惚れた心に 嘘などないが… わかれ化粧も わかれ化粧も 乱れ口紅(べに)  [台詞] 仁吉っつあん! たとえ三月(みつき)十日でも菊は…菊は、 本当に倖せでした。  四十五文字(しじゅうごもじ)の 三下り半が 今じゃ形見の はぐれ鳥 時雨哀しや 伊勢の街道(みち) 泣けば切れます 紅緒の草鞋(わらじ)… 花も名残りの 花も名残りの 三河節
残雪の町氷川きよし氷川きよし水木れいじ杜奏太朗ふたりがいつしか 恋仲と 気づいた朝は 雪だった 風花舞い散る 停車場に 肩よせたたずむ うしろ姿よ 声に 声に ならない 白い白い哀しみ 降って 降って 心に降り積もる…… 何も言わず この町 旅立とう だから友よ 俺の涙 ふりむくな  野あざみ咲く道 自転車で 夕焼け雲を 追いかけた 少年時代の 走馬燈 無邪気な笑顔が 浮んで来るよ 遠い 遠い あの日が 砕け砕けちぎれて 降って 降って 心に吹きすさぶ…… いずれいつか 手紙に 綴るから だから友よ 俺の涙 ふりむくな  雪よ 雪よ 想い出 すべてすべて埋(うず)めて 降って 降って 心に降り積もれ…… 明日(あす)はどこか ひとりで 遠い町 だから友よ 俺の涙 ふりむくな
残波天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周旅の人に 恋をして 泣くだけ泣いたら あの娘(こ)はひとり 風に舞い散る ユウナの花と 行方(ゆくえ)知れずに なっちゃった  あの娘(こ)にもらった ビー玉ひとつ 夕陽にかざせば キラキラと… 残波の岬の たそがれに 真赤な純情 思い出す  二年前に ただ一度 心配ないよと 手紙をくれた 遠く優しい 三線(さんしん)の音 覚えてるだろ 島唄を 両手で包んだ ビー玉ひとつ あの娘(こ)のうわさが 聞こえそう… 都会の絵具に 染まれずに 今頃どうして いるだろか  あの娘(こ)を呼んでる ビー玉ひとつ 帰っておいでよ この町へ… 悔いなき人生 燃えつきて 夕陽が最後に 沈む場所
倖せありがとう藤原浩藤原浩水木れいじ遠藤実前田俊明泣きたい時ほど 笑顔をみせて 宵待草の 花のよに 俺のこころに 月を呼ぶ 二度惚れさせる いい女 おまえに出逢えて よかったよ… ありがとう ありがとう 倖せありがとう  苦労をかけたと 肩抱きよせりゃ あの日のままの 綺麗な瞳(め) そっとうるませ 腕の中 今年はきっと 帰ろうね カモメと遊んだ ふるさとへ… ありがとう ありがとう 倖せありがとう  ごらんよ夜空の あの星だって よりそいながら 春を待つ 元気だしてと 指をさす いつでも夢を くれる奴 おまえがいるから 明日(あす)がある… ありがとう ありがとう 倖せありがとう
倖せになりたいなァ岩本公水岩本公水水木れいじ三木たかし若草恵倖せになりたいなァ 小雨に打たれ 咲く花見れば しみじみと 恋しさつのる 夕暮れよ 倖せになりたいなァ  泣いて 泣いて 泣き濡れて あのひとを 今日も待つ 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 恋をするのに あぁ 夏は まぼろし…  あのひとに逢いたいなァ 飛び立つ鳩を 見上げてひとり 淋しさに名前を綴る 砂山よ あのひとに逢いたいなァ  泣いて 泣いて 泣き濡れて 面影を 抱きしめる 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 旅をするのか あぁ 夏の むこうに…  泣いて 泣いて 泣き濡れて あのひとを 呼んでみる 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 恋をするのに あぁ 夏は まぼろし…
しあわせの花石原詢子石原詢子水木れいじ市川昭介石倉重信ほれてほれられて ふたりになったから 辛い時こそ笑顔で 寄りそい歩きたい 愚痴ってみても はじまらないし 呑んで忘れましょう… もう泣かないで もう泣かないわ 決めたじゃないの あなたとふたり咲かせてみたい しあわせの花  今日もありがとう 言葉に出せなくて あなたごめんと 一輪飾った白桔梗 この清(すが)しさは おまえのようと 照れて抱いた人… 思いだしたわ 思いだしてね あの日のことを あなたとふたり咲かせてみたい しあわせの花  どこか不器用で いつでもまわり道 いいのそれでも この手は誰よりあたたかい またほれ直し 肩よせながら 明日(あす)もついてゆく… もう泣かないで もう泣かないわ これから先は あなたとふたり咲かせてみたい しあわせの花
繁という名の縄のれん神野美伽神野美伽水木れいじ水森英夫前田俊明なさけ仲見世 雷門に ちいさな居酒屋 出しました ほめてください ねぇ…あんた 雪の夜空(そら)から 見えますか… 繁(しげ)という名の 縄のれん  三社祭りで 着させるはずの 浴衣(ゆかた)も泣いてる 片情(かたなさ)け なんで死んだの ねぇ…あんた 酔えば 叱って くれそうで…… 今日も深酒 裏通り  愚痴は言うまい 言問橋で 流して手向(たむ)ける 花桔梗(ききょう) いつも一緒よ ねぇ…あんた それが惚れたと いうことよ…… 繁(しげ)と明日(あした)も ふたりづれ
しのび川長保有紀長保有紀水木れいじ市川昭介前田俊明さだめに負けて 別れた人を 忘れるはずの 旅でした みれんでしょうか 女の恋ごころ…… あなたの苗字で 泊ってみても 雨が泣かせる しのび川  嘘でもいいと 黒髪といて あなたに燃えた いで湯宿 酔えないものね 手酌で飲むお酒…… いいことばかりを 想いださせる 夜が哀しい しのび川  心でいくら 憎んでみても この手が乳房(むね)が 追いすがる 死んではだめと もいちど抱きしめて…… 明日はいらない あなたが欲しい 夢をかえして しのび川
渋谷のネコ紫艶紫艶水木れいじ杉本眞人伊戸のりお捨て猫に されちゃった 別れようぜの 一言で 追ったって 傘もない どしゃ降り雨の真夜中に  ねえ誰か 一緒に 朝まで飲んだくれてよ あんちくしょうの 嘘の数だけ グラス空けたい気分…  ナニガ コイスル シブヤダヨ! ナニガ コイスル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語  捨て猫が とまり木で 涙ながして 爪を切る カラオケの 画面には 北の港の 冬景色  ねえ誰か今夜は やさしく声をかけてよ あんちくしょうの 想い出なんて みんな捨てたい気分…  ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語  ねえ誰か 一緒に 朝まで飲んだくれてよ あんちくしょうの 嘘の数だけ グラス空けたい気分… ナニガ コイスル シブヤダヨ! ナニガ コイスル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語 ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語
島之内ブルース黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりおだから・だから・だから 今夜 島之内で 待っていてねと すがったあの娘(こ) うぶなその瞳(め)に つい惚れて 嘘と知りつつ 笠屋町(かさやまち)… こぬか雨か いちょう並木 白い扉のスナック ひとり男が 待ちぼうけ 嘆きのブルースよ  だから・だから・だから いつも 島之内は やけに切ない 恋唄ばかり 赤いネオンに 呼んだって 今じゃ面影 竹屋町(たけやまち) いいさここが 愛のねぐら 夢のとまり木 ふるさと 三日離れりゃ 淋(さみ)しくて 泪(なみだ)のブルースよ  だから・だから・だから 今日も 島之内で 薄い水割り 頼んで待つよ あの娘(こ) 幸せ ふしあわせ 風にうわさを 問屋町(といやまち) 軒のツバメ かえる季節(ころ)に きっと逢えそな気がして ひとつ覚えに くちずさむ 愛しのブルースよ
しゃくなげの雨田川寿美田川寿美水木れいじ徳久広司南郷達也北鎌倉の 改札出たら 心の整理 つきました しあわせ芝居 永すぎた春 縁切寺へ 納めます  おもえばつらい 恋でした ただ泣くだけの 恋でした 雨雨 しゃくなげの雨 もうこれ以上は 待てません 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です  指輪ひとつで 三年過ぎて お酒の味も 知りました 綺麗になったと 他人は言うけど 悩んで痩せた だけでした 哀しい意地も はりました 淋しい嘘も つきました 雨雨 しゃくなげの雨 すべてを流して くれますか 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です  おもえばつらい 恋でした ただ泣くだけの 恋でした 雨雨 しゃくなげの雨 もうこれ以上は 待てません 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です
終着駅にて大月みやこ大月みやこ水木れいじ幸耕平丸山雅仁燃えて 燃えて 燃えて 燃えてあなたの胸で 揺れて 揺れて 揺れて 恋に命をかける 夢を見て ときめいて 鏡に映した私 ポツリ ポツリ ポツリ いつか涙に染まり 哀しみだけが 残った 行くあても ないままに ただひとり 夜汽車に揺られて… 遠ざかる面影を 追いかけて 窓辺には 寒々と 日本海 別れても 離れても 信じたい 終着駅には あなたが見えますか  泣いて 泣いて 泣いて 泣いてあなたを想い 夢で 夢で 夢で つよく抱きしめられて 幸せなあの頃の 微笑む私が見える こころ こころ こころ ひとりせつなくふるえ 届かぬ愛に 乱れて 暮れなずむ 街の灯(ひ)も ふりむけば どこか淋しそう… あなたから その想い奪えたら 惜しむもの 何ひとつ ありません 生きてゆく その理由(わけ)を 知りたくて 終着駅まで 旅する私なの  あなたしか 愛せない女です 海鳴りも 呼ぶ声に 聞こえます 逢いたくて せつなくて 雪が舞う 終着駅には あなたがいてほしい
昭和かたぎ天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫猪股義周坂のむこうで 花咲く春が 待っているよと 言った人 忍んで耐えた 冬いくつ 似た者どうしで 越えてきた かさねた命に心はひとつ 離れずに 離さずに 生きるのよ  昭和かたぎの あなたに惚れて 苦労しました 泣きました いろいろあるわ あるけれど あなたの背中が 道しるべ 片道切符の人生だから 離れずに 離さずに 生きるのよ  情(なさ)け知らずの 人の世だけど きっと倖(しあわ)せ つかもうね 私にだって 意地がある やっぱり 昭和の女です 悲しい時こそ笑ってみせる 離れずに 離さずに 生きるのよ
知らぬが花沢竜二沢竜二水木れいじ岡千秋南郷達也わかれ夜風に 舞う蛍 添えぬふたりの 写し絵か 知らぬが花よ その先は 純(うぶ)なおまえにゃ 恋の闇路(やみじ)よ… 燃えりゃこの世の あゝ… 罪になる  なにを迷って 散り急ぐ 待てば陽のさす 春も来る 知らぬが花よ その命 いつか誠の 愛に染まれよ… 惚れていりゃこそ あゝ… 捨ててゆく  泣いて怨(うら)んで 気がすめば せめて朝まで 泣くがいい 知らぬが花よ その夢は 酔えばあのひと 酒のしずくよ… またの逢瀬(おうせ)は あゝ…次の夜で
白萩の宿秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介前田俊明雨にかくれて 人目を忍ぶ さだめ哀しい 乱れ萩 ねぇ… あなた… 抱かれたままで 散らせてよ 妻という名の 倖せ捨てて 濡れてこぼれる 白萩の宿  たった三つの 年の差だけど 女ですもの つらいのよ ねぇ… あなた… 綺麗と言って もういちど 肌をよせても 添寝のすきに 別れ風ふく 白萩の宿  悪い女と 指さされても いのち宿して みたかった ねぇ… あなた… この世は 罪なところです ひとり身をひく じゃのめの傘に なみだ雨ふる 白萩の宿
情熱のマリアッチ氷川きよし氷川きよし水木れいじ水森英夫伊戸のりお太陽よりも まぶしく燃えて あなたの心 照らしてあげる 涙をふいて この腕(て)の中で 見つめてごらん カリブの海を その瞳 僕のもの この心 君のもの… テ・アモ・ムーチョ 指から指へ テ・アモ・ムーチョ 胸から胸へ 永遠にこの愛を 情熱のマリアッチ  トランペットの せつない歌に 優しくゆれる ブーゲンビリア 潮風甘い 黄昏(たそがれ)テラス 夕陽にとける 夢の世界さ その瞳 僕のもの この心 君のもの… テ・アモ・ムーチョ こっちを向いて テ・アモ・ムーチョ 可愛い女(ひと)よ もう一度踊ろうか 情熱のマリアッチ  夜空の星に 約束しよう あなたのすべて 包んであげる 南十字星(みなみじゅうじ)に 誓うくちづけ ふたりの旅が はじまる夜明け その瞳 僕のもの この心 君のもの… テ・アモ・ムーチョ 島から島へ テ・アモ・ムーチョ 町から町へ しあわせを追いかけて 情熱のマリアッチ
人生男節渡辺要渡辺要水木れいじすがあきら池多孝春浮いて沈んで 流されようが 義理と人情 捨てらりょか 愚痴はこぼすな 男じゃないか…… 波を見てみろ よせては砕(くだ)け 花と咲くだろ 人生男節  人の値うちが さだめの道が 浴びたうぶ湯で なぜ決まる ままよ今さら 男じゃないか…… あいつなんかにゃ 未練はないと 酒に泣くのも 人生男節  百の理屈を 並べるよりも 誠ひとすじ 張る命 火の粉あびても 男じゃないか…… こころ清川 湧(わ)き出る水に 月も見惚れる 人生男節
人生情け傘三笠優子三笠優子水木れいじ三浦丈明池多孝春雨の屋台の 三三九度で 捨てた故郷と 親ごころ 離れずに…離さずに あんたとふたり 憂き世しぐれに 身をよせながら 惚れてつれあう 人生情け傘  ひとつ越えても 山また山の つづく苦労の いばら道 振り向かず…振り向けず あんたとふたり 我慢くらべの 駆け落ちぐらし 耐えて忍んだ 人生情け傘  涙つづりの 幾春秋(いくはるあき)も 過ぎてしまえば 語り草 ほどかずに…ほどけずに あんたとふたり 絆一文字 明日に賭けて 夢もひろがる 人生情け傘
人生ふたりづれ井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也つらい時には この手を握り 外の苦労を 半分わけて 浮草みたいに 身をよせながら 生さる約束 したじゃない…‥ もちつもたれつ 憂き世川 越えてゆきましょ 人生ふたりづれ  他人(ひと)に踏まれて 笑顔で許す うしろ姿に 涙が出たの 黙っていたって あんたの気持 見ててくれます 神さまも…‥ 惚れてよかった このひとに 縁が嬉しい 人生ふたりづれ  雪と思えば 舞い散る桜 さっと叶うわ 今年の夢は 弱音はいたら 叱ってくれと 酔ったふりして 抱きよせる…‥ どこか似た者どうしです 明日(あす)を信じて 人生ふたりづれ
人生みちづれ天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人前田俊明うれし涙も この世にあると はじめてあんたが 教えてくれました まわり道した 今日までは 俺にあずけりゃ いいと言う あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 人生みちづれ あんたと生きる  いつも裏目に 出るまごころに 覚えたお酒の せつなさ ほろ苦さ リンゴ畑の おふくろに 逢いにゆくかと 肩を抱く あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 故郷(ふるさと)みちのく あんたと生きる  どこへ流れる さだめの川を 似た者どうしで しあわせ探すのね 花と咲く日も 散るときも この手離さず ふたりづれ あゝ決めたのよ… 決めたのよ… 人生みちづれ あんたと生きる
スカリツリーは雲の上さくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋若草恵あなたにあげましょ 風船ガムを 夢がふくらむ 青い空 悲しいことは 誰にもあるけど ひとりじゃないよ もう泣かないで… ヤッホー ヤッホー スカイツリーは雲の上 歌えば幸せ 素敵なパラダイス  あなたと歩けば 路地裏だって なぜか絵本の カーニバル 水上バスに ユラユラ揺られて 気分はまるで 旅人みたい… ヤッホー ヤッホー 銀河うつした隅田川 口笛陽気に 素敵なパラダイス  あなたと見上げる ちいさな星が いつか心で 花になる あの橋渡れば 幸せ来るから 笑ってみせて うつむかないで… ヤッホー ヤッホー スカリツリーは雲の上 明日(あした)も晴れだよ 素敵なパラダイス ヤッホー ヤッホー 素敵なパラダイス
過ぎゆく時にただよいながら天童よしみ天童よしみ水木れいじ都志見隆あなたはテラスの ゆり椅子で 推理小説(ミステリー)など 読みふける わたしはマニュキュア かわく間に カンパリソーダ 飲んでいる 愛してるとか 好きだとか 言わなくたって 伝わるものね…  過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも  哀しい過去には さわらない それが大人の 優しさね あなたは誰より 知ってたわ 生きてくことの せつなさも うしろ指とか 噂とか いまさらいいね どうでもいいね…  過ぎゆく時に ただよいながら 数えた季節は いくつ目かしら 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも  過ぎゆく時に ただよいながら 暮らしてゆけたら 幸せだから 過ぎゆく時に ただよいながら このままふたり いつまでも
スターライト札幌純烈純烈水木れいじ中川博之前田俊明スターライト札幌  双子座で移り気な 男(ひと)だと知りながら 気がつけば来てました あなたの北国へ どうして どうして どうして 愛してくれないの… ときめく時間を もういちど お願いかえして 時計台 札幌 恋の札幌 スターライト札幌  スターライト札幌  リラ冷えの春の夜 死ぬまで一緒だと 耳もとでささやいて くちづけしたくせに どうして どうして どうして 愛してくれないの… きらめく夜景は 宝石ね ふたりで歩いた 大通り 札幌 恋の札幌 スターライト札幌  スターライト札幌  うちあけたはずでしょう ちょっぴり派手な過去 すぎた事言わないと 約束したじゃない どうして どうして どうして 愛してくれないの… 想い出ばかりの すすきので 星空見上げて 泣いてます 札幌 恋の札幌 スターライト札幌 スターライト札幌
瀬戸のかもめ水沢明美水沢明美水木れいじ中村典正鈴木英明瀬戸のかもめが 日暮れに啼けば きっと待ち人 くるという 信じましょうか昔の唄の…あの言葉 あなた あなたあれきり 音沙汰なしの 一夜泊りの 旅の人  瀬戸のかもめの とまり木酒場 窓に 淋しい 月見草 女ざかりの 身をもて余し…春いくつ あなた あなた夢みて うたた寝すれば ほほに つめたい 通り雨  瀬戸のかもめよ 情があれば 明日はしあわせ つれて来い 浮いて沈んで 人生みなと…船がゆく あなた あなた恋しい 女の意地で 涙こらえる ひとり酒
千日草五木ひろし五木ひろし水木れいじ上総優咲いたって 燃えたって 恋は はかない 一年草と いつか覚えた ひとり酒 叱ってください 好きならば ちいさな春の 陽だまりで あなたに染まりたい おんな千日草  ゆきずりに 淋しさに ほんの はじめは 雨やどりでも 今は いのちを 賭ける人 泣かせてください 抱きしめて この世の風に 耐えてきた あなたのぬくもりに なみだ千日草  ふるさとへ… あの港町へ… 帰る その日は なくてもいいの 愛のとまり木 ひざまくら 叶えてください 夢ひとつ やさしい愛を 人生を あなたに尽くしたい こころ千日草 
曽根崎あかり水沢明美水沢明美水木れいじ朝月廣臣池多孝春焼売(しゅうまい)つついて やけ酒あおる そんなあんたの 背中に泣けた 小雨しょぼつく 天神さんの あれがふたりの 馴れ初め噺(ばな)し… 浪花人情 からくり芝居 みんな知ってる 曽根崎あかり  新地の横丁に 店出したると 酔って見栄切る 極楽トンボ あてに千日・三年三月 うれし涙で 暖簾をあげる… 好きなお酒も 辛抱させた 甲斐があったね 曽根崎あかり  ほら見てごらんよ みどりの松葉 二人づれです こぼれる時も 照る日 曇る日 似た者どうし この手離さず あんじょうやろな… 渡る世間の よりそい橋に 春を呼ぶよな 曽根崎あかり
そのわけは旭川岡千秋岡千秋水木れいじ岡千秋そのわけは…途中下車した そのわけは 北の故郷(こきょう)の あの町と 同じ文字 綴(つづ)るこの川 旭川(あさひがわ) 抱きよせる 人もないけど どこか優しい あゝ岡山… 雨も泣いてる 城下町  そのわけは…ふたり別れた そのわけは いくら答を 探しても 探しても 涙涙で 見えないの しあわせな 愛のくらしは いつか来ますか あゝ岡山… 問わず語りの 月見橋(つきみばし)  そのわけは…北へまた帰(ゆ)く そのわけは きっと今なら あの人と 出直せる 生れ育った 旭川(あさひかわ) ふり向けば 日限地蔵尊(ひぎりじぞう)が 春を呼ぶよな あゝ岡山… 明日(あす)へ旅立つ 始発駅
そのわけは旭川水田竜子水田竜子水木れいじ岡千秋南郷達也そのわけは…途中下車した そのわけは 北の故郷(こきょう)の あの町と 同じ文字 綴(つづ)るこの川 旭川(あさひがわ) 抱きよせる 人もないけど どこか優しい あゝ岡山… 雨も泣いてる 城下町  そのわけは…ふたり別れた そのわけは いくら答を 探しても 探しても 涙涙で 見えないの しあわせな 愛のくらしは いつか来ますか あゝ岡山… 問わず語りの 月見橋(つきみばし)  そのわけは…北へまた帰(ゆ)く そのわけは きっと今なら あの人と 出直せる 生れ育った 旭川(あさひかわ) ふり向けば 日限地蔵尊(ひぎりじぞう)が 春を呼ぶよな あゝ岡山… 明日(あす)へ旅立つ 始発駅
ソーラン祭り節天童よしみ天童よしみ水木れいじ若草恵若草恵ありがとう 母なる漁海(うみ)よ 豊年万作(まんさく)だ 父なる大地 鳴子(なるこ)ならして さあ踊れ ドンといこうか 祝い酒 ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 手拍子を…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節  いく冬を 吹雪に耐えた いく夏を 日照りに耐えた 山の木霊(こだま)も さあ謳(うた)え 日本生まれで 良かったね ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 陽(ひ)が昇(のぼ)る…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節  これからが あんたの出番 人生はやる気と 我慢だね 晴れの船出を さあ祝え 今日の自分に 明日(あす)は勝て ヤーレンソーラン 元気よく ヤーレンソーラン 掛け声を…… 祭りだ(ソレ)皆来い(ソレ) おんなソーラン(サーサーサーサー)祭り節
全2ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. Bling-Bang-Bang-Born
  2. 夢を信じて
  3. 366日
  4. ライラック
  5. ガンダーラ

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. Masterplan
  2. 相思相愛
  3. Penalty
  4. 笑い話
  5. カリスマジャンボリー

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×