水木れいじ作詞の歌詞一覧リスト  402曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
港たずねびと逢川まさき逢川まさき水木れいじ大道一郎南郷達也噂…噂拾って 博多へ来れば ゆうべ長崎へ 行ってしまったあの男(ひと)は 波止場ネオンに 身を焦がしても 咲くに咲けない かすみ草… 惚れてもいいでしょ すがっていいでしょ 女です 未練です 運命(さだめ)です 港たずねびと  すてた…すてた故郷は 別府の町と 抱いて聞かされた 寝ものがたりの枕崎 酒場通りの つれない夜風(かぜ)に 誰が爪弾く わかれ唄… 泣いてもいいでしょ 酔ってもいいでしょ 月もない あてもない やるせない 港たずねびと  霧笛…霧笛ひと声 不知火あとに 春を呼ぶよな 絹の雨ふる都井岬 浮気カモメの あと追いかけて 私いくつに なったのか… 信じていいでしょ 夢見ていいでしょ 女です 命です 一途です 港たずねびと
白萩の宿秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介前田俊明雨にかくれて 人目を忍ぶ さだめ哀しい 乱れ萩 ねぇ… あなた… 抱かれたままで 散らせてよ 妻という名の 倖せ捨てて 濡れてこぼれる 白萩の宿  たった三つの 年の差だけど 女ですもの つらいのよ ねぇ… あなた… 綺麗と言って もういちど 肌をよせても 添寝のすきに 別れ風ふく 白萩の宿  悪い女と 指さされても いのち宿して みたかった ねぇ… あなた… この世は 罪なところです ひとり身をひく じゃのめの傘に なみだ雨ふる 白萩の宿
浪花のおんな秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介佐伯亮とかくこの世は 癪(しゃく)の種 にわか芝居か 気まぐれ男 あんな奴なら もう縁切って 天満橋から 捨てたのに… なんで泣く泣く 堂島すずめ 泣いたら渡れぬ 浪花のおんな川  咲かずじまいの 夢ほどに みれんあと引く 片恋ごころ なさけ難波と 呼ばれる町で ひとり手酌の ふられ酒… 酔えば散る散る 道頓堀(とんぼり)ネオン いまさら誰待つ 浪花の裏通り  あとは言わぬが 花ならば 水に流して このまま帰ろ 十日戎(とうかえびす)の 福笹抱いて 逢いに北浜 雨が降る… なんで泣く泣く 曽根崎あかり 泣いたら渡れぬ 浪花のおんな川
笛吹川秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介死ぬほど憎い この人に 死ぬほど惚れた この身がつらい かくれ湯の郷 わかれ旅… ひとつ蛇目傘に よりそいながら 明日は他人の… 他人の… 笛吹川よ  ふたりの恋は 遠花火 燃えても一夜 はかない命  はぐれ蛍は どこへ翔ぶ そっと寝顔を みつめてひとり 枕ぬらした… ぬらした… 笛吹川よ  ひと汽車せめて 遅らせて こころの妻と 抱かれていたい いっそ死ねたら 幸せよ… 肩で息する 見送り橋の 雨が泣かせる… 泣かせる… 笛吹川よ
紅花しぐれ秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介わかれ涙を盃に ひと粒おとして あなたに返す これも女の… 女のみれんです… もっと酔わせて 抱きしめて 外はやらずの 紅花しぐれ  いくら素肌を かさねても 添えないふたりの 運命(さだめ)が憎い なんでこんなに… こんなに惚れたのか… 夢と知りつつ すがりつく 絹のしとねの 紅花しぐれ  燃えたゆうべの 残り香を 湯舟で流せば 他人に戻る 恋は人世(ひとよ)の… 人世の通り雨… いのち濡らして また泣かす あなたつれない 紅花しぐれ
ほたる雪秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介南郷達也あなた朝まで 抱いててよ このまま死んでも かまわない ひとつ枕に 身をよせながら 明日は別れる 旅の宿… 窓にしんしん あゝほたる雪  嘘もついたわ 泣きもした 私のあなたに したいから 淡く咲けない 人妻椿 罪な女ね 許してね… 燃えて散れ散れ あゝほたる雪  これが最後の わがままと くちびるかさねて わかれ酒 あなた呼ぶのは 汽笛の音か 夜よこのまま 明けないで… いのち寒々 あゝほたる雪
ほろ酔い花秋岡秀治秋岡秀治水木れいじ市川昭介前田俊明しあわせなのに 泣けてくる どうかしてます 今夜のお酒 惚れてはじめて 知りました 女ごころの 頼りなさ… ほろ酔い花は あなたが命 あなたが命です  アザミの花の あの棘は 理由があるのよ 哀しい理由が きれいばかりじゃ 渡れない 夜風つめたい この憂き世… ほろ酔い花は あなたが命 あなたが命です  とりえも何も ないけれど 咲いてみせたい 尽くしてみたい 甘え上手に なれと言う そんな言葉に また涙 ほろ酔い花は あなたが命 あなたが命です
おっと人生演歌だよ朝倉由美子朝倉由美子水木れいじ四方章人人の情を恩にきりゃ なりはどうあれ 心は春だ ひとつ覚えの啖呵(たんか)を切って グッと呑(の)み干す コップ酒 汗にまみれて やるだけやるさ(おっと!) おっと人生演歌だよ  右を睨(にら)めば ひとでなし 左見たって ろくでもなしよ 泣くな恨むな 恋ってやつは 回り舞台の 儚(はかな)さよ バカじゃ渡れぬ 利口じゃ越せぬ(おっと!) おっと人生演歌だよ  鳴かぬ鳥なら 鳴かしゃいい 咲かぬ花なら 咲かせばいいさ 苦労 苦の川 沈んで浮いて 待てば 出番はきっと来る 意地で突っぱれ あしたが勝負(おっと!) おっと人生演歌だよ
みれん夜曲朝倉由美子朝倉由美子水木れいじ岡千秋伊戸のりお心で どんなに 憎んでみても この手があなたを恋しがる 雨よ雨よ雨よ流して 女のみれん 眠れない夜は 淋しくて あゝあゝ いまさら他人に戻れない  海峡みなとの 故郷(こきょう)の町へ 一緒に来るかと 抱いた人 夜よ夜よ夜よかえして あの日の夢を 寝ものがたりの嘘だって あゝあゝ 死ぬまで だまして欲しかった  灯(あか)りの数ほど 男はいても 惚れたら涙に なるばかり 酒よ酒よ酒よ酔わせて命が寒い なにもいらないなぐさめは あゝあゝ もいちどあの人 つれて来て
一徹天草二郎天草二郎水木れいじ船村徹蔦将包やる気ひとつで 故郷(ふるさと)あとに あれから数えて ふたむかし どんな時でも あきらめるなよ 何(なん)にも言わずに 背中でさとす… おやじの懐(ふところ) 一徹と 今さら知って 泣ける酒  惚れた女に 惚れたといえぬ 不器用なんだよ この俺は 恋も半端な 半人前か それでもいいんだ せつない夜は… おやじがギターで 爪弾(ひい)ていた 艶歌(えんか)をポツリ くちずさむ  我慢かさねて 男になって かならずいつかは 恩返し 遠い天草 あの潮騒よ のぞみを果たして いつの日帰る… おやじを手本に 一徹に 生きると決めて あおる酒
玄海おんな節天の川未央天の川未央水木れいじ中村典正さても皆さま おおそれながら あばれ太鼓に のりまして 女いのちの お祭り仁義 歌で喧嘩を 売りに来た ワッショイ ワッショイ 花の舞台の 幕開けに グッと火の酒 飲みほして 勝負一番 玄海節  波も荒らくれ 若松港(みなと) 浴びた産湯(うぶゆ)の 勇み肌 恋のイロハは ぷっつり切って 義理のたて帯 たて結び ワッショイ ワッショイ 借りた情けは 倍返し 乳房(むね)の晒(さらし)は 伊達(だて)じゃない 花と竜だよ 玄海節  時代遅れは 承知のうえで のるかそるかの 演歌道 笑う世間に神輿(みこし)を上げて 決めたこの道 まっしぐら ワッショイ ワッショイ 今が出番の 夢祭り これをご縁に ご贔屓(ひいき)に 手〆(てじめ)一本 玄海節
海峡駅綾世一美綾世一美水木れいじ桜田誠一好きで 好きで 好きで 好きで 好きで別れた人だから きっといつかは逢えるはず 波また波の海峡駅は かもめ啼くから雪になる 寒い 寒いわあなた抱きしめて…  呼んで 呼んで 呼んで 呼んで 呼んで届かぬ運命なら なんで逢わせた燃えさせた 便りを待てと海峡駅の 別れ言葉は嘘ですか いやよ いやですあなた捨てないで…  抱いて 抱いて 抱いて 抱いて 抱いてください夢でいい 忍ぶ恋でもいのちです 雪降りやまぬ海峡駅に 春はいつ来るいつ戻る 待つわ 待ちますあなたいつまでも…
恋は万華鏡石川えりな石川えりな水木れいじ田尾将実川村栄二夢か 現(うつつ)か 幻か ほんのここらは 宵の口 恋は不思議な 万華鏡  謎めく恋に ゆらめく心 風の音にも 波うつ素肌 しびれるような ささやきに わたし揚羽の 蝶になる 甘い 蜜の味 毒でもかまわない 燃えて 乱れて 腕の中 揺れて 揺られて 夢の中 ためいきを つくたびに 妖しき写し絵が めくるめく 廻る万華鏡  逢うたびいつも 懐かしいのは 前の世からも 結ばれてたと 宿命(さだめ)の糸を ほどくよに あなた指さす おぼろ月 明日(あす)の ことなんか どうでもいいじゃない 抱いて 抱かれて 舞い堕ちて 酔って 酔わされ 舞いあがる くちづけを するたびに 妖しき写し絵が めくるめく 廻る万華鏡  夢か 現か 幻か ほんのここらは 宵の口 恋は不思議な 万華鏡
つぶやき石川えりな石川えりな水木れいじ田尾将実川村栄二痛いほどに燃えた くちづけのあとで 背を向けて街の灯(ひ)を 見つめるあなた めぐり逢えた奇跡 信じかけたのに 心にはもうひとり 旅人がいる あなたのすべてを 欲しいと思う 愚かな愛が とまらない… こっちへ来て 抱きしめてよ それも叶わぬ つぶやきだけど…  眠りかけた恋に 罪深い恋に ため息で 指先で 火をつける人 甘い罠に堕ちて 夢を見たいのに 何故かしら今さらに 臆病になる いのちの限りに ときめきながら ひとつに溶けて しまえたら… この瞳(め)を見て 囁いてよ 声にならない つぶやきだけど…  わたしのすべてを 奪って欲しい 言葉にすれば 終るから… こっちへ来て 抱きしめてよ それも叶わぬ つぶやきだけど…  声にならない つぶやきだけど…
祝い節石原詢子石原詢子水木れいじ岡千秋丸山雅仁嬉し涙で 樽酒あける 今日のふたりの 晴れ姿 惚れて惚れぬけ 夫婦(めおと)なら…… 花の人生 情で結ぶ 歌はめでたい 祝い節  夢を積み荷の 木の葉の船で 我慢くらべの 永い旅 惚れて惚れぬけ 心から…… 浮き世荒波 笑顔で越えりゃ 枝も栄える 祝い節  過ぎてしまえば 幾春秋(いくはるあき)の 苦労ばなしも 語り草 惚れて惚れぬけ いつまでも…… 晴れの門出に 手拍子そえて これが餞(はなむけ) 祝い節
恋岬石原詢子石原詢子水木れいじ四方章人あなたと過(す)ごした みじかい春も 今は帰らぬ夢ですか 待って待ちわび 背のびをしても 北の岬は風ばかり この恋なくしたら 生きてはゆけないの オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を…  小雪の桟橋 纜(ともづな)といて あなたあれきり 戻(もど)らない 髪に浜木綿(はまゆう) 優しくさして 嫁に来るかと 抱いた人 その手のぬくもりが 心を燃やすのよ オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を…  流氷かすめて 飛ぶ海鳥よ せめて届(とど)けて この想い 泣いて泣きぬれ あの沖はるか 今日(きょう)も名前を呼んでみた もいちど逢えるなら 命もいらないわ オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を… オロロン オロロンバイ オロロン オロロンバイ 返してあの人を…
しあわせの花石原詢子石原詢子水木れいじ市川昭介石倉重信ほれてほれられて ふたりになったから 辛い時こそ笑顔で 寄りそい歩きたい 愚痴ってみても はじまらないし 呑んで忘れましょう… もう泣かないで もう泣かないわ 決めたじゃないの あなたとふたり咲かせてみたい しあわせの花  今日もありがとう 言葉に出せなくて あなたごめんと 一輪飾った白桔梗 この清(すが)しさは おまえのようと 照れて抱いた人… 思いだしたわ 思いだしてね あの日のことを あなたとふたり咲かせてみたい しあわせの花  どこか不器用で いつでもまわり道 いいのそれでも この手は誰よりあたたかい またほれ直し 肩よせながら 明日(あす)もついてゆく… もう泣かないで もう泣かないわ これから先は あなたとふたり咲かせてみたい しあわせの花
月見草石原詢子石原詢子水木れいじ四方章人待てど暮らせど 戻らぬ人を 呼べば日暮れる 瀬戸の海 あなた…あなた旅から いつ帰る…… 咲いて哀しい わたしの恋は いのち一夜の 月見草  すすり泣くよな 汽笛の音に 眠れないまま 口紅をひく あなた…あなた旅から いつ帰る…… 夢でいいから 恋しい胸で そっと散りたい 月見草  千里渡れる 翼を持つに 何を嘆くか 浜千鳥 あなた…あなた旅から いつ帰る…… 遠くなるほど 逢いたさつのる 女ごころの 月見草
ふたりづれ石原詢子石原詢子水木れいじ市川昭介石倉重信逢いたさを 手酌の酒に 待てばせつない 小窓の夕月よ 夢をください おんなの夢を この恋に この恋に 決めた 私です… 泣いてもいいわ ほれたあなたとふたりづれ  なぐさめの 嘘ならいいの 何も言わずに 黙ってそばにいて 見せてください 男の真情(まこと) この町を この町を 遠くはなれても… 心はひとつ ほれたあなたとふたりづれ  離れない もう離さない ついて行(ゆ)きます あなたのふるさとへ 明日(あす)を下さい ちいさな明日を この夢に この夢に 賭けた私です… しあわせ探し ほれたあなたとふたりづれ
夕霧海峡石原詢子石原詢子水木れいじ岡千秋あの人を…… 連れて連れて連れて行くなら 連絡船よ 未練ひとつを なぜ積み残す 逢うが別れの 波止場の恋は 汽笛ひと声 波間に消えて 死ねというのか 夕霧海峡  淋しさは…… お酒お酒お酒飲んでも まぎれはしない 知っていながら ただ酔うばかり あなた寒いわ いのちが寒い 一夜(ひとよ)泊りの しあわせなのに 思い切れない 夕霧海峡  海鳴りが…… 哭(な)いて哭(な)いて哭(な)いて北から 吹雪の便り 心細さを またつのらせる 船は来るのに 戻らぬ人を 鴎どうして 忘れりゃいいの 夢を返して 夕霧海峡
霧の波止場町石原裕次郎石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町  指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町  約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町
離愁石原裕次郎石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…  胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える  わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう…  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…
雨の糸石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお命までもと 優しく抱いた あれはお酒の せいですか 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 一生一度よ 女の恋は なんで泣かせる 雨の糸  窓に夜桜 舞い散る宿で といた黒髪 花の帯 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 酔ってはしゃいだ あいあい傘を 思い出させる 雨の糸  今度こそはと あなたに賭けて 生きてゆこうと 決めたのに 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 遅い春でも 私はいいの 夢をかなえて 雨の糸
残り火海峡おんな唄石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお一羽のかもめを 引きつれて 船がゆくゆく 夕陽の海を ついて行(ゆ)きたい 行(ゆ)かれない あれは私の 身代わりか… 残り火海峡…恋のみれんが 渦をまく  昨夜(ゆうべ)のあんたの 一言(ひとこと)に 夢を見ました 他人じゃないと うれし涙を 倖(しあわ)せを そっと教えた人なのに… 残り火海峡…呼べば波止場に 雨がふる  一夜(ひとよ)の情(なさけ)に ぬくもりに おんな千日(せんにち) すがって生きる 好きと言われた うす紅を ひいてまた来る 春を待つ… 残り火海峡…明日(あす)に賭けたい命です
禁じられたふたり市川たかし市川たかし水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりおめまいのような 嵐のそのあとで 乱れた髪をなおす指 美しすぎる どこからあなたで どこから僕か こんなことこれきりと 涙ぐむあなた… たとえ罪でもいい 許されなくていい 禁じられた ふたりの恋だから  あなたをそっと このまま奪い去り ギリシャの蒼いあの海へ つれて行きたい 不思議な瞳にとまどう僕を 悩ませる迷わせる 年上のあなた… もっと裸になれ もっと自由になれ 禁じられた ふたりの恋だから  何年だって待つよと 抱いた手を 不幸になるとすり抜けて 淋しく微笑(わら)う 逢うたびせつなさ 覚える僕に ためいきでくちづけで 火をつけるあなた… 明日のことなどいい 今がすべてでいい 禁じられた ふたりの恋だから
まっ赤な慕情市川たかし市川たかし水木れいじ伊藤雪彦伊戸のりおまっ赤な夕陽が 涙を染めて 哀しい黄昏 連れてくるのか いまさら どうしてさよなら言うの 二人で誓った 恋なのに 風は知ってる この想い… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽に 抱かれて眠る あの街はるかに 灯りがひとつ 誰にも言えない 恋物語 弔う嘆きの 残り火か 胸にあふれる せつなさよ… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ  まっ赤な夕陽よ 流れる雲よ 二人の世界を 返しておくれ 命をかけても あなたを守る 帰らぬあの日の 約束に 忘れな草の 花が散る… 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 君が好きだよ
東海渡り鳥市川由紀乃市川由紀乃水木れいじ市川昭介惚れた弱味か あの娘のあとを 追って風切る 東海道 泣くな相模の はぐれ雲… 男浮き名の この長脇差(ながどす)じゃ 恋は 恋は斬れない アン…渡り鳥  清水二十と 八人衆も 男惚れする 旅姿 ここは駿河の 街道よ 喧嘩渡世にゃ 新茶の香り じんと じんと沁みやす アン…渡り鳥  瞼とじれば 堅気になれと 可愛いあの娘が また叱る あれが三河の 宿あかり… 投げた賽の目 丁半かけて みれん みれん捨てよか アン…渡り鳥  どこで泣いてか あの娘の顔が 浮いて寝かせぬ 茶碗酒 明日は桑名か 山城か… 今度逢えたら おしどり旅に 勝負(かた)を 勝負(かた)をつけたい アン…渡り鳥
名月浅太郎市川由紀乃市川由紀乃水木れいじ市川昭介一目見たさに 故郷に戻りゃ 昔ながらの 上州月夜 浮かれ囃しも 追われの身には ほんにせつない 祭り唄 涙かくした 涙かくした 三度笠  (セリフ) 思い出すなぁ…あの山も あの月も みんな昔のまんま おふくろさんは 達者でいなさるか この川越えりゃあ あと一里 なのに何でェ やけに 草鞋(わらじ)が重たく ならぁ…  義理と情に ついはさまれて いつか落ち目の 街道ぐらし 恋のさだめも 堅気の俺も 一度流れりゃ 草の露 呼んでみたとて 呼んでみたとて 帰りゃせぬ  (セリフ) なまじ小粋に 別れたせいか めっぽ う夜風が沁みやがる 旅から旅へ ねぐらを追われ 末は野 ざらし 吹きさらし こんりんざい けちな顔(つら)など見たかぁ ねえと 叱って下せぇ おっ母さん!  墨絵ぼかしの あの峰越えて 渡る雁がね また旅の空 なんの浮世にゃ 未練はないが なまじ濡れまい 里しぐれ 明日も流転の 明日も流転の浅太郎
茜雲五木ひろし五木ひろし水木れいじ聖川湧石倉重信佐原ばやしの太鼓も あんたが居ないと淋しいねえ 江戸まで十七里か 遠いよねえ あんた…  浮雲ぽっかり 西の空 しおからトンボが スーイスイ お江戸で あいつは 何してる おまえの眼鏡で 見ておくれ つるべ落としの夕暮れは 恋のゆくえに 気がもめる… 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) いつまで待たす 勝手なんだね 男って  宵からひとりで 手酌酒 つがいのトンボが フーラフラ 返文(たより)のひとつも 書けぬほど お江戸はそんなに いい街か 佐原ばやしを 聞きながら くどき上手に のせられた 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) あれから五年 辛いことだね 惚れるって  利根の河原の 尾花(すすき)さえ 江戸へ江戸へと 何故(なぜ)なびく… 一(ひい)・二(ふう)・三(みい)・四(よ) いつ帰るやら 泣けてきそうな 茜雲
大江戸瓦版五木ひろし五木ひろし水木れいじ三木たかし矢野立美古今東西 お待ちかね 瓦版だよ 瓦版 古今東西 お待ちかね さあさあ‥‥ 読んでけ 持ってけ かっぱらい‥ってか どーしたい? さて 安政二年は 神無月 更けて寒露(かんろ)の 亥(い)の刻(こく)に 本所 深川 八丁堀で 天地揺るがす大鯰(おおなまず) グラグラ暴れて 一万長屋を エエ…ぶっこわす  ちょいと妬けるね 甚助(じんすけ)な 瓦版だよ 瓦版 ちょいと妬けるね 甚助な さあさあ‥‥ なんだか神田が騒しい‥ってよ なーんでェ?‥ さて冥途(めいど)の飛脚じゃあるまいに 花の吉原 薄雪太夫(うすゆき)と め組 火消しの 松佐ェ門が 添うに添われぬ恋の果て 万世橋(まんせいばし)から 相対死(あいたいじに)よと エエ…身を投げた  さあさ買いねぇ 綿絵の 瓦版だよ 瓦版 さあさ買いねぇ 綿絵の さあさあ‥‥ 相惚(あいぼ)れ 自惚れ 岡惚れ‥ってな 野暮―ョ! さて湯島の御典医(ごてんい) 竹庵(ちくあん)は 恋の病も 治すとか 男っぷり良し 繁盛したが とんだ小雀 追いかけて ヤブヤブヤブだと 噂をたてられ エエ…夜逃げした  これで終りだ 売り切れの 瓦版だよ 瓦版 これで終りだ 売り切れの さあさあ‥‥ 日光 結構 東照宮 ってか あばよ あばよ あーばよ!
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おんなの街角五木ひろし五木ひろし水木れいじ五木ひろし竜崎孝路泣いて 泣いて 泣いて 泣いて 泣いて涙もかれはてた バカな女が 雨の中 うそと知りつつ 今日もまた 濡れてかぞえる 想い出灯り… 忘れられない あの唇が あなた… あなた… あなた逢いたい 女の街角  燃えて 燃えて 燃えて 燃えて 燃えてすがったあの胸も 今は誰かの 恋ねぐら 肌に染みつく 残り香に 浮かぶ面影 たそがれ化粧… 何もいらない ちいさな夢を あなた… あなた… あなた返して 女の街角  泣いて 泣いて 泣いて 泣いて 泣いてはじめて知りました 男ごころは 通り雨 それもさだめと 歌うよに 誰が爪弾く 酔いどれギター… 惚れてひとすじ 命をかけて あなた… あなた… あなた待ちます 女の街角
桜貝PLATINA LYLIC五木ひろしPLATINA LYLIC五木ひろし水木れいじ弦哲也南郷達也おまえの口紅 とりあげて あの海はるかに 投げたっけ こころの傷は かくすなよ 素顔のままで いればいい おもいでの…桜貝 さしだす白い 掌(て)の平の このぬくもりは もう離さない  ふりむきゃ涙の 人生を ささえてくれたね いつの日も あなたは夢に 生きるのと 信じた道を 歩くのと ありがとう…桜貝 口には出して 言わないが 忘れはしない そのやさしさを  ちいさな陽だまり 肩よせて あの日の海辺へ 帰ろうか ふたりで越えた 歳月も 明日からきっと 倖せに 離れずに…桜貝 もいちど 生まれかわっても 命はひとつ いついつまでも
千日草五木ひろし五木ひろし水木れいじ上総優咲いたって 燃えたって 恋は はかない 一年草と いつか覚えた ひとり酒 叱ってください 好きならば ちいさな春の 陽だまりで あなたに染まりたい おんな千日草  ゆきずりに 淋しさに ほんの はじめは 雨やどりでも 今は いのちを 賭ける人 泣かせてください 抱きしめて この世の風に 耐えてきた あなたのぬくもりに なみだ千日草  ふるさとへ… あの港町へ… 帰る その日は なくてもいいの 愛のとまり木 ひざまくら 叶えてください 夢ひとつ やさしい愛を 人生を あなたに尽くしたい こころ千日草 
高瀬舟五木ひろし五木ひろし水木れいじ五木ひろし雪も桜も 蛍火も ふたりで見りゃこそ 絵に描(か)けた 半年あとの 倖せよりも たとえ 一夜(ひとよ)の罪でいい 抱いてください 思い切り… 今宵なごりの 高瀬舟  つらい別れの 待ちぶせを 知らずに解(ほど)いた 花の帯 死ぬほど惚れて 惚れてるくせに 酔って乱れた ふりをして 愛想(あいそ)尽きたと 嘘をつく… 浅き夢やら 高瀬舟  何がこの世で 哀しいか あなたに恋した ことだけよ 呼んでも二度と 帰っちゃ来ない 人のさだめに 流されて 明日(あす)はどこまで 行くのやら… 女泣かせの 高瀬舟
旅路五木ひろし五木ひろし水木れいじ五木ひろし南郷達也水にこぼれた からたちの 白さ眩しい 川の岸 どこまで行くのか あの花は 旅路の夏に ゆらゆらと あゝ風渡り… 想い出させる遠い女  鴎おまえも 淋しいか 今の霧笛も 別れ船 名もない港の とまり木で 旅路の秋に ほろほろと あゝ風渡り… 友を偲んで月見酒  母の手紙(たより)の なみだ文字 照らすほのかな 雪灯り ごめんよごめんと そればかり 旅路の冬に しんしんと あゝ風渡り… 山も野末(のずえ)も夢の中  人を恋うれば 散る花も 雨の音さえ 子守唄 このまま行こうか 帰ろうか 旅路の春に しみじみと あゝ風渡り… 叫んで泣かせる故郷(ふるさと)よ
萩の花郷(さと)五木ひろし五木ひろし水木れいじ五木ひろし萩の花の 思い出は ふるさとの気比の ともしび たそがれに 心ほのかに くちずさむ くちずさむ 母のあの童唄  萩の雨に ぬれながら あの駅で 消えた初恋 逝く秋の 時雨ひととき 呼んでみる 呼んでみる 遠い面影  萩の町よ 潮騒よ いつの日か ひとり帰ろう 果てしない 夢を夜空に 人生の 人生の旅を また行く
花ざくろ五木ひろし五木ひろし水木れいじ五木ひろし前田俊明赤い実のなる 秋の日を 知らずに白い 花びら散らす 花ざくろ… 花ざくろ… 別れたおまえに 似てる花… 抱けば折れそな 細い肩 想い出させる 夕空(そら)のあかね雲  何も言わずに 微笑(ほほえ)んで つめたい夜風(かぜ)に 黙って耐えた 花ざくろ… 花ざくろ… あの日のおまえの ぬくもりを… 遠くはなれて 今わかる 男ごころを 独(ひと)り詫(わ)びる酒  今度逢えたら 愛せたら 二度とは その手 離しはしない 花ざくろ… 花ざくろ… いまでも おまえは いのち花… 呼べばせつない 面影に 星が流れる 旅の夜明け空
哀愁半島井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明許してください わがままでした 海鳴りばかりの 夕月航路 ふたり暮らした 長さだけ この髪切っては 来たけれど…… いますぐ帰れと 目を覚(さ)ませよと 風が… 風がほゝ打(う)つ 哀愁半島  こころの迷いに 花水仙の 香りがせつない 灯台岬 バカな喧嘩で 意地はった 私を叱って 日本海…… 一生一度の ねがいを賭(か)けて 船が… 船が出てゆく 哀愁半島  離れてはじめて 気がつきました あなたが私の 終着みなと 昨夜(ゆうべ)別れた 桟橋に 手を振る姿は ありますか…… 恋しさあふれて 波うつ胸に 雪が… 雪が舞い散る 哀愁半島
あすなろ酒井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明雨に打たれて 日照りに耐えて 天をつらぬく 一本檜(ひのき) あれが男の 生きざまと 故郷(ふるさと)でるとき 言ったじゃないの…… 負けるなよ… 負けるなよ… グッといこうか あすなろ酒を  人の値(ね)うちが 生きてく道が 浴びたうぶ湯で なぜ決まるのか 泣いて見上げりゃ あの空の 今夜の月さえ 曇るじゃないの…… 愚痴るなよ… 愚痴るなよ… グッとこらえて あすなろ酒を  待てばまた来る あんたの時代 今日が雨なら 明日(あした)は晴れよ 背すじ伸ばせば 見えるはず 自分を信じて 行(ゆ)こうじゃないの…… やるだけよ… やるだけよ… グッと呑みほせ あすなろ酒を
大阪紙芝居井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也どんなに上手な 言い訳も あんたの嘘なら すぐわかる 枕投げよか 迎えに行こか どこで今夜は 午前さま・・・・・ こんな夜更けに 千鳥足 さあさ始まり 大阪紙芝居  ないない尽くしも ふたりなら よっぽど気楽で 倖せや 十日戎(とおかえびす)の 福笹買うて 喧嘩したかて しゃあないし・・・・・ さしつさされつ 水いらず 夢を見ようよ 大阪紙芝居  愛想(あいそ)も尽きたし 別れよか かんにんごめんと 肩を抱く そんなあんたに またほだされて 明日もつきあう 泣き笑い・・・・・ 時代遅れで えやないか 春はもうすぐ 大阪紙芝居
奥能登ひとり井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明あなたが この町 旅しなければ 泣かずに 暮らした はずでした ここは奥能登 鉢ヶ崎(はちがさき) いで湯の郷で 燃えた恋… みんなあなたに あげたのに なんで置いてく みれんの涙  昨夜(ゆうべ)の嵐が 散らした 紅葉(もみじ) ひとひら 荷物に 忍ばせる ここは奥能登 葭ヶ浦(よしがうら) ランプの宿の 秘めごとを… 昔ばなしに しないでね それも女の わがままですか  この手に包めば はかなく消える 風花みたいな 夢ですか ここは奥能登 琴ヶ浜(ことがはま) あなたを呼べば 砂が哭(な)く… 惚れて待つのが 運命(さだめ)なら 待つわ一生 いのちをかけて
海峡桟橋井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也前田俊明夜汽車をおりたら そこから先は 風も泣いてる さいはて港 女ひとりで渡るには 淋しすぎます つらすぎる 別れるなんて やっぱり無理と あなたの名を呼ぶ 海峡桟橋  置手紙(かきおき)がわりに 残しておいた 都忘れの 花一輪よ それで他人になれるよな 愛し方では なかったと あと追いかけて 叱って欲しい あなたに逢いたい 海峡桟橋  みぞれがいつしか 小雪にかわり こころ細さを またつのらせる 意地をはらずに 帰れよと 呼んでいるよな 波止場駅 東京行きは まだ乗れますか あなたが恋しい 海峡桟橋
夾竹桃の咲く岬井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也好きに 好きに 好きにならなきゃ よかったわ こんな別れが 待ってるならば かもめよ泣いて 夕陽に泣いて 泣いてあの船 追いかけて… あなただけはと 信じて燃えた 夾竹桃の咲く岬  あなた あなた あなたもいちど 聞かせてよ とわず語りの 身のうえばなし 今夜も酔って お酒に酔って 酔ってみれんに 泣きじやくる… 呼んでみたって 誰もいない 夾竹桃の咲く岬  いのち いのち いのち尽して 散りたいの 女ごころは いちずなものよ この町すてて この恋すてて すてて明日が 見えますか… 霧笛かえして ふたりの春を 夾竹桃の咲く岬
人生ふたりづれ井上由美子井上由美子水木れいじ弦哲也南郷達也つらい時には この手を握り 外の苦労を 半分わけて 浮草みたいに 身をよせながら 生さる約束 したじゃない…‥ もちつもたれつ 憂き世川 越えてゆきましょ 人生ふたりづれ  他人(ひと)に踏まれて 笑顔で許す うしろ姿に 涙が出たの 黙っていたって あんたの気持 見ててくれます 神さまも…‥ 惚れてよかった このひとに 縁が嬉しい 人生ふたりづれ  雪と思えば 舞い散る桜 さっと叶うわ 今年の夢は 弱音はいたら 叱ってくれと 酔ったふりして 抱きよせる…‥ どこか似た者どうしです 明日(あす)を信じて 人生ふたりづれ
君恋酒岩出和也岩出和也水木れいじ水森英夫前田俊明君恋酒を 飲む夜は 胸がせつない心が…心が痛い 好きで別れた 女ゆえに 遠くなるほど 逢いたくて… 愛し…愛し…愛し君の名 今宵また呼ぶ  君恋酒に ほろほろと 酔って爪弾くみれんの…みれんのギター 恋のさだめか はかなきは 花のいのちか 短きは… 夢の…夢の…夢の無情が そぞろ身にしむ  君恋酒よ 火の酒よ 夢で逢うのもこの世の…この世の罪か 紅きくちびる 忘られず 男泣きする 影法師 ひとり…ひとり…ひとり明日は 旅に出ようか 
倖せになりたいなァ岩本公水岩本公水水木れいじ三木たかし若草恵倖せになりたいなァ 小雨に打たれ 咲く花見れば しみじみと 恋しさつのる 夕暮れよ 倖せになりたいなァ  泣いて 泣いて 泣き濡れて あのひとを 今日も待つ 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 恋をするのに あぁ 夏は まぼろし…  あのひとに逢いたいなァ 飛び立つ鳩を 見上げてひとり 淋しさに名前を綴る 砂山よ あのひとに逢いたいなァ  泣いて 泣いて 泣き濡れて 面影を 抱きしめる 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 旅をするのか あぁ 夏の むこうに…  泣いて 泣いて 泣き濡れて あのひとを 呼んでみる 泣いて 泣いて 泣き濡れて 人は皆 恋をするのに あぁ 夏は まぼろし…
矢車の花岩本公水岩本公水水木れいじ市川昭介南郷達也なにも言わずに ついて行く それが惚れるって ことなのね 矢車草の むらさきは こころ一途な 証(あか)しです…  たとえ嵐の 人生(みち)でもいいの 花のいのちは あなたに賭けました  うまく世渡り できなくて 泣いた日もある 古傷(きず)もある 矢車草の おもいでに しみたあの日の なみだ雨… いつか逢えると 信じていたの 花のいのちは あなたに賭けました  まわり道でも ほら見てよ 肩をよせれば 春は来る 矢車草の 陽だまりで 祈る女の ねがいごと… ふたりづれです これから先も 花のいのちは あなたに賭けました
風雪山河上野さゆり上野さゆり水木れいじ森山慎也猪股義周寒い夜風に ふたりで耐えて 越えたこの世の 花嵐 振り向けば… ほんとにいろいろ あったけど… 過ぎてしまえば おもいで話 風雪山河 悔いはない  人は情(なさけ)よ 袖ふれあって 借りたまごころ また返す 忘れずに… 旅してゆこうよ ねぇあなた… 遠い夜空に 故郷(ふるさと)しのぶ 風雪山河 夢はるか  笑顔ひとつで 心は晴れる 晴れて花咲く 春を呼ぶ これからも… あなたとみちづれ ふたりづれ… 泣いて笑って より添いながら 風雪山河 明日(あす)も行く
みれんという名の港町上野さゆり上野さゆり水木れいじ森山慎也猪股義周この花が みかんの花ね あれが岬の 灯台なのね お酒呑むたび 話してくれた あなたの故郷(ふるさと) 訪ねて来たの… ここは瀬戸内 逢いたさつのる みれんという名の港町  はぐれ鴎(どり) 日暮れに啼(な)いて どこへ帰るか 島影はるか うしろ姿も 空似の人に すがれば他人の 夕月波止場… なみだ瀬戸内 海鳴りばかり みれんという名の港町  呑ませてね もう少しだけ 窓の漁火 目にしみるから 旅のおわりに 誰かが歌う あなたと覚えた 恋唄哀し… 夜の瀬戸内 女がひとり みれんという名の港町
まぶしすぎて宇多川都宇多川都水木れいじ松浦孝之旭純まぶしすぎて見つめられず ただ手を伸ばしてさがす ぬくもりなら覚えてるわ 一人きりでいても 風に向かいさがしてるの あながからの残り香を 時が私に話しかける 風に言葉うつして  とぎれかけた想い とめどない涙を ふきもせずあなた 見つめていたい お願いも一度うばって 一人だけのこの夜 さみしさだけ あなたに伝えたい 明けてゆく街並が 私を見つめている  出会いだけは忘れないわ 心が全てとられて 瞳だけで話してるの 過去をかくしながら さまよう空雲になって あなただけをつつみたい 季節を越えて見つめあえば たどりついた明日へ  帰れない想い つかみきれず歩いた 街角に広がる 悲しいメロディー お願いも一度さがして 二人だけの笑顔 ふれていたい あなたのぬくもりに かれてゆく夕日だけ 私をささえている  とぎれかけた想い とめどない涙を ふきもせずあなた 見つめていたい お願いも一度うばって 一人だけのこの夜 さみしさだけ あなたに伝えたい 明けてゆく街並が 私を見つめている
こゆき梅沢富美男梅沢富美男水木れいじ曽根幸明北の空から 舞い散る雪に 今日も港は 暮れてゆく 馬鹿な女と 指さされても いいの あなたが 好きだから あんなに優しく抱いた人 死んでも私は 忘れない  こゆき こゆきは 漁火に そっと 今夜も 祈ります こゆき こゆきは ただひとり あなた 信じて 待ってます  風の海峡 背のびをしても 霧笛ばかりが 哭きじゃくる 女ざかりを ひとり寝まくら 寂しすぎます ねぇ あなた 嘘でもいいの もう一度 やさしくされたい 抱かれたい  こゆき こゆきは 別れても いつも あなたの 夢ばかり こゆき こゆきの 故郷は そうよ あなたの 腕の中  こゆき こゆきは いつまでも あなた 命と 決めてます こゆき こゆきは ただひとり あなた 信じて 待ってます
俺たちの明日英二と修二英二と修二水木れいじ岡千秋伊戸のりお何もかも 半端だと 涙ぐむ 夕暮れ バカ野郎 泣くなよと 叱って くれる奴 10年目の 再会は Ha Ha Han あの日と同(おんな)じ 風の中 変わらないさ 変われないさ それでいいのさ 人生語るには まだ早いから  失なった 夢(もの)だけが うしろから 呼んでる 道程(みち)ばかり 果てしなく 明日(こたえ)は 見えなくて 春夏秋 駈けぬけて Ha Ha Han 季節はもうすぐ 冬なのか 誰もそうさ 俺もそうさ 旅の途中さ 人生語るには まだ早いから  熱い心 それだけを Ha Ha Han 忘れず 明日(あした)も 生きてゆけ 友よいつか 友よいつか きっと逢おうぜ 人生語るには まだ早いから
兄貴風おおい大輔おおい大輔水木れいじ中村泰士かせだあきひろちっちゃな時から 一途な女(こ)やった そんなおまえに ハラハラしてた 小雨ふる夜 突然来ては 泣くだけ泣いて 泣くだけ泣いて 出て行くおまえ あんな男は もうやめとけと ほんま 好きやけど ほんま 阿呆(アホ)やけど 兄貴風  木枯らし吹くたび ぬくもり恋しい 銀杏(いちょう)並木も 色ずく頃や ビルの谷間の 子猫のように あの日のままで あの日のままで 無邪気なおまえ どれも遊びと まだ気が付かず ほんま うぶなやつ ほんま 抱かれへん 兄貴風  めぐる季節に 取り残された 淋しいだけの 淋しいだけの 女かお前 なってみせろや もう幸せに ほんま 阿呆(アホ)なやつ ほんま 好きやから 兄貴風
春な女おおい大輔おおい大輔水木れいじ中村泰士かせだあきひろ寒い夜風に 吹きよせられたのか 広い世間で ふたりが逢えたのは 堕(お)ちるとこまで 堕(お)ちればいいと 人生投げてた 俺だった… おまえひとり おまえひとり 男の淋(さび)しさ 男の淋しさ わかってくれたのは  たったふたつの 年の差気にしては 三歩(さんぽ)さがって いつでも歩(ある)くやつ そっと叱って 肩抱き寄せりゃ 倖(しあわ)せすぎると 涙ぐむ… おまえひとり おまえひとり 命をかけても 惜しくはない女(おんな)  待ってくれるね 陽(ひ)のさす春の日を きっとこの手で つかんでみせるから 耐えて忍んだ 雪割り草も 明日(あした)は芽をふく 花ひらく… おまえひとり おまえひとり 死ぬまで一緒さ 死ぬまで一緒さ この世のみちづれは
哀愁平野大川栄策大川栄策水木れいじ筑紫竜平南郷達也一生いちどの いのちの恋が 風にちぎれる 茜空 このまま行こうか 戻ろうか 離れてなおさら 逢いたさつのる 愛し面影 夜汽車の窓に どこへさすらう 哀愁平野  ひと足遅れて 君来るようで 途中下車する 北の駅 このまま行こうか 戻ろうか いまさら待っても どうなるものか 街の灯りも あの日のことを 思いださせる 哀愁平野  死ぬほど愛して 死ぬほど泣いて 君に残した 置き手紙 このまま行こうか 戻ろうか いまさらみれんに 燃えたつこころ なごり尽きずに あと振り向けば 星が流れる 哀愁平野
あの日の君を恋うる歌大川栄策大川栄策水木れいじ伊藤雪彦南郷達也あの日の君に 逢えるなら いのちを惜しむ 俺じゃない くちなし匂う 花影で 泣いて別れた 遠い町…… むすばれなかった 女(ひと)ゆえに 偲ぶ偲ばず 面影しぐれ  あなたは夢に 生きてねと からめた指の かぼそさよ やさしく抱いて やれもせず 旅にさすらい 春いくつ…… あてない噂に 今宵また 偲ぶ偲ばず 面影しぐれ  嘆くな泣くな 夜の雨 離れて燃える 恋もある この世に薄い 縁でも なんで切れよう 紅の糸…… 倖せ祈れば ほろほろと 偲ぶ偲ばず 面影しぐれ
命かさねて大川栄策大川栄策水木れいじ筑紫竜平石倉重信泣いた昔を ふり向くよりも 春を探そう ふたりの春を まわり道して むすばれた 白い野菊に 似てる女(やつ)…… 俺のみちづれ おまえに決めた 命かさねて 今日からふたり  苦労続きの おまえの心 どんな花より 綺麗じゃないか 寒い夜風に ふるえたら 俺がこの手で あたためる…… 忘れかけてた 笑顔に戻れ 命かさねて 今日からふたり  淋(さび)しがり屋で 世渡り下手で 俺とおまえは 似た者同志 長い川だよ 人の世は 待てばまた来る 倖せが…… 強く生きよう 夢追いながら 命かさねて 今日からふたり
きたみなと大川栄策大川栄策水木れいじ山田年秋石倉重信風舞う岬に 男がひとり 誰に手(た)向ける 雪中歌 ふるさと恋しと 訪ねてみれば 春は名のみの 日本海 なんで今さら 帰ってきたと 波が 波が 頬打つ 日暮れ北港  ヤ―レン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン  海鳴りばかりが 咽(むせ)んで泣いて 雪になりそな 風の宿 しんしんしんみり 地酒に酔えば 歌が聞こえる おふくろの あれはカムイか 積丹(しゃこたん)あたり 呼べば 呼べば 切ない 夜明け北港  カモメよ 寒かろ 淋しかないか 明日もさすらう 旅ぐらし 未練と知りつつ 面影抱けば 霧笛(むてき)一声 船が出る 誰に分かって 欲しくはないが 名残り 名残り 尽きない 別れ北港
灯火大川栄策大川栄策水木れいじ徳久広司佐伯亮なにを夢見て この腕まくら 濡らす涙の いじらしさ 苦労ばかりの 明け暮れに しのんでいるのか 故郷を… 泣くがいい 泣くがいい 春は遠いけど おまえは俺の 心のともしび  酒におぼれて 世間にすねた 俺をささえて くれた奴 愚痴のひとつも こぼさずに ささげてくれたね まごころを… ふりむけば ふりむけば いつもそばにいた おまえは俺の 心のともしび  水の流れに 棹さしながら 明日も浮き寝の 旅路川 ふたりづれなら 倖せと よりそう女の 影ぼうし… 離すなよ 離すなよ この手いつまでも おまえは俺の 心のともしび
花ひとつ大川栄策大川栄策水木れいじ筑紫竜平南郷達也俺のこころの 最後の恋と 決めていたのは 嘘じゃない 抱かずじまいの 花ひとつ… おもいだしては 旅路の空に 祈る倖せ あゝ…届くなら  すがるその瞳(め)を さしだす傘を 惚れていりゃこそ ふり捨てた うしろ髪ひく 花ひとつ… どこで夜雨の しずくに濡れて 俺を恨んで あゝ…泣くのやら  女ひとりで 淋しくないか 今度逢えたら 離さない いまも命の 花ひとつ… 風に散るちる 忘れな草に 遠い面影 あゝ…また浮かぶ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
二人静の花大黒裕貴大黒裕貴水木れいじ弦哲也前田俊明生きるつらさに 負けそな夜は 呑んでゆこうよ もう少し 東京すてて 手に手をとって 恋に走った あなたと私… 二人静の花のように この世のどこかで 咲けばいい  笑顔だけしか とりえもなくて こんな私で 許してね 涙をこらえ 淋しさこらえ 夜空みあげて 唄いましょうよ… ふたり 流れる 星のように 遅れてくる春 待ちながら  何があっても 幸せだから あなた行く道 ついてゆく 口下手どうし 似た者どうし 生きてゆこうね きれいなままで 二人静の花のように ちいさな明日を 抱きしめて
夕月みなと大黒裕貴大黒裕貴水木れいじ弦哲也前田俊明かもめ教えて ふたりの恋が なんでこの世の 罪になる 別れることが あなたのためと 死ぬほど泣いて決めました 呼んでも 呼んでも 呼んでもダメよ 風が身をさす 夕月みなと  帰る故郷 なくした今は せめて頼りの 月灯かり おもかげ抱いて 叫んでみても 海鳴り遠く咽ぶだけ いのちが いのちが いのちが寒い 女ひとりの 夕月みなと  何もいらない 想い出なんか もっと一緒に いたかった 東京行きの あなたの切符 なみだで海へ捨てて行く 許して 許して 許してあなた 船は出てゆく 夕月みなと
おもいで探し大月みやこ大月みやこ水木れいじ大谷明裕何年ぶりかしら この駅前は たそがれ空には いわし雲 あぁ あの茶房(みせ)の あの席で 別れ話を 聞いたのね 左へ曲って あなたは消えた 右へ曲って 私は泣いた まっすぐ歩いて 深まる秋に 心を染める おもいで探し  今でもあるかしら アカシヤ並木 仔猫が留守番(ばん)する 煙草屋(たばこや)の そうあの角の あの窓は ふたり暮らした 愛の部屋 明日(あした)を夢見て あなたは生きた 今日 重ねて 私は生きた  むかしを偲(しの)べば 日暮れの風に 心が揺れる おもいで探し  幸せみつけて あなたはふたり うわさ拾って 私はひとり この道たどれば 枯葉の雨に 心も濡れる おもいで探し
恋文の宿大月みやこ大月みやこ水木れいじ岡千秋丸山雅仁忘れたいのに あなた あなた やっぱり今夜も 淋しくて 優しい声を ねぇ…聞かせてよ…… みれん一筆(ひとふで) つづって破り 風にひらひら 恋文の宿  いくら好きでも あなた あなた 追ってはいけない 人ですか わかって欲しい ねぇ…女です…… こらえきれずに 名前を呼べば こころ乱れる 恋文の宿  哀しすぎたら あなた あなた 涙もでないと 知りました 夢でもいいの ねぇ…抱きしめて…… 燃えて息づく おんなの胸に 愛をください 恋文の宿
終着駅にて大月みやこ大月みやこ水木れいじ幸耕平丸山雅仁燃えて 燃えて 燃えて 燃えてあなたの胸で 揺れて 揺れて 揺れて 恋に命をかける 夢を見て ときめいて 鏡に映した私 ポツリ ポツリ ポツリ いつか涙に染まり 哀しみだけが 残った 行くあても ないままに ただひとり 夜汽車に揺られて… 遠ざかる面影を 追いかけて 窓辺には 寒々と 日本海 別れても 離れても 信じたい 終着駅には あなたが見えますか  泣いて 泣いて 泣いて 泣いてあなたを想い 夢で 夢で 夢で つよく抱きしめられて 幸せなあの頃の 微笑む私が見える こころ こころ こころ ひとりせつなくふるえ 届かぬ愛に 乱れて 暮れなずむ 街の灯(ひ)も ふりむけば どこか淋しそう… あなたから その想い奪えたら 惜しむもの 何ひとつ ありません 生きてゆく その理由(わけ)を 知りたくて 終着駅まで 旅する私なの  あなたしか 愛せない女です 海鳴りも 呼ぶ声に 聞こえます 逢いたくて せつなくて 雪が舞う 終着駅には あなたがいてほしい
抱きしめて大月みやこ大月みやこ水木れいじ幸耕平丸山雅仁渡れるかしら 火の川を 月もおぼろな 夜だから この世を逃げて 夢を見る 明日はいらない ふたりなら… 泣き濡れて ねぇ 咲く花を せめて朝まで あぁ 抱きしめて  乱れた口紅(べに)も そのままに 罪なあなたと 知りながら お酒に溺れて 流される 雨が降ります 心にも… 聞かせてよ ねぇ もう一度 熱い吐息で あぁ 抱きしめて  だまして欲しい 最後まで 惚れてしまえば 女って 涙に揺られて 待ちわびる あなた運命(さだめ)の人だから… 尽くしたい ねぇ この命 灰になるまで あぁ 抱きしめて
涙かさねて大月みやこ大月みやこ水木れいじ大沢浄二聞かせてください… せめて声でも ねえ あなた 逢えないつらさを 淋しさを 愛して初めて 知りました あゝ…せつなさに 心が乱れます こんな夕暮れは やさしく抱きしめて  舞い散る 花びら… そっとつつんで ねえ あなた 見えない明日を 信じても 思い出ばかりが 浮かびます あゝ誰よりも 綺麗と言われたい ひとりかみしめる はかない恋ごころ  許してください… あれは強がり ねえ あなた 消せない未練を 面影を 涙のしずくで 書きとめて あゝ恋しさに 命がふるえます いつか幸せを この手に抱きしめて 
花・ときめいて大月みやこ大月みやこ水木れいじ岡千秋丸山雅仁愛をください この花に ひとり待ちわび 咲いてます あなたに心を 染められて 知った 幸せよ… 泣きたいほどに好きだから 離さないでね あなただけしか 愛せないのよ  いいの何にも 言わないで すぎた昔の ことなんか ふたりで過ごせる この時が そうよ 生きがいよ… 泣きたいほどに好きだから 今はいいのよ だから優しく 肩を抱いてね  しのび逢う日の ときめきに 胸の芯まで 燃えてます あなたの吐息に つつまれて 夢を見たいだけ… 泣きたいほどに好きだから ついて行きたい あなただけしか 愛せないのよ
花宴大月みやこ大月みやこ水木れいじ浜圭介いろんな事が あったわ 騙(だま)されたことも あった 泣きたいときは いつも そっと溜(た)め息 ついたわ もっと愚(おろ)かに なれたら いっそ淫(もだ)らに 酔えたら いやな苦労も みないで 甘い生活(くらし)も できたわ  夢ちりぢり 道さまざま 女(ひと)それぞれ 艶(いろ)とりどり 恋は 花宴(はなまつり)…… 咲く 花散る花 燃える花 泣く花 待つ花 私は揺(ゆ)れる花  眠りつけない 夜更(よふ)けは すこしお酒を 飲みましょ そして街(まち)の灯(ひ) みつめて 明日(あす)の幸せ 祈(いの)るの どんな冷たい 雨でも 季節はずれの 嵐も 今日(いま)を素敵に 生きれば むかし話に 変わるわ  星かがやき 風きらめき 男(ひと)ゆきかい 胸ときめき 恋は花宴(はなまつり)… 咲く花 散る花 燃える花 泣く花 待つ花 私は揺(ゆ)れる花  夢ちりぢり 道さまざま 女(ひと)それぞれ 艶(いろ)とりどり 恋は 花宴(はなまつり)…… 咲く 花散る花 燃える花 泣く花 待つ花 私は揺(ゆ)れる花
ゆうすげの花大月みやこ大月みやこ水木れいじ大沢浄二丸山雅仁ゆうすげに ゆうすげに降る雨が 思い出させる ふたりの恋を 下駄で小走り 日暮れの路地で 濡れたこの肩 抱いた人… ほんの始めは 雨宿りでも いつか命を かけました  ゆうすげが ゆうすげが咲く宿で しのび逢う日の 三日月哀し ならぬ恋ほど 焦がれる胸を 知るや知らずや こぼれ酒… すすり泣くよな 夜明けの風に こころ乱れる 旅一夜  ゆうすげの ゆうすげの花言葉 忘れられず 一生ひとり 女ごころを あなたに染めて ひとり今夜も 雨に泣く… これをみれんと 呼ぶのでしょうか 涙つづりの 片情け
名月浅太郎岡田しのぶ岡田しのぶ水木れいじ市川昭介池多孝春一目見たさに 故郷に戻りゃ 昔ながらの 上州月夜 浮かれ囃しも 追われの身には ほんにせつない 祭り唄 涙かくした 涙かくした 三度笠  思い出すなぁ…あの山も あの月も みんな昔のまんま おふくろさんは 達者でいなさるか この川越えりゃあ あと一里 なのに何でェ やけに 草鞋(わらじ)が重たく ならぁ…  義理と情に ついはさまれて いつか落ち目の 街道ぐらし 恋のさだめも 堅気の俺も 一度流れりゃ 草の露 呼んでみたとて 呼んでみたとて 帰りゃせぬ  なまじ小粋に 別れたせいか めっぽう夜風が沁みやがる 旅から旅へ ねぐらを追われ 末は野ざらし 吹きさらし こんりんざい けちな顔(つら)など見たかぁねぇと 叱って下せぇ おっ母さん!  墨絵ぼかしの あの峰越えて 渡る雁がね また旅の空 なんの浮世にゃ 未練はないが なまじ濡れまい 里しぐれ 明日も流転の 明日も流転の浅太郎
おけさ恋歌岡千秋岡千秋水木れいじ岡千秋命までもと 誓った恋を 捨てに来ました 四十九里(しじゅうくり)越えて 小木(おぎ)は夕凪 両津(りょうつ)は荒磯(しぶき) 男ごころの 裏表… 遠く聞こえる おけさの節に みれんあとひく 佐渡の海  涙ひとつぶ 手酌の酒に 落ちて面影 ゆらして消える 夢の昔と あきらめようか 思うそばから 恋しがる… 窓をあければ いさり火ひとつ 燃えてせつない 佐渡の夜  あてはあるのか 寒くはないか 群れにはぐれた 一羽の朱鷺(とき)よ どこか似ている 哀しい運命(さだめ) 明日を探して 風に泣く… はるか岬の 灯台あかり 夢をかえして 佐渡の海
そのわけは旭川岡千秋岡千秋水木れいじ岡千秋そのわけは…途中下車した そのわけは 北の故郷(こきょう)の あの町と 同じ文字 綴(つづ)るこの川 旭川(あさひがわ) 抱きよせる 人もないけど どこか優しい あゝ岡山… 雨も泣いてる 城下町  そのわけは…ふたり別れた そのわけは いくら答を 探しても 探しても 涙涙で 見えないの しあわせな 愛のくらしは いつか来ますか あゝ岡山… 問わず語りの 月見橋(つきみばし)  そのわけは…北へまた帰(ゆ)く そのわけは きっと今なら あの人と 出直せる 生れ育った 旭川(あさひかわ) ふり向けば 日限地蔵尊(ひぎりじぞう)が 春を呼ぶよな あゝ岡山… 明日(あす)へ旅立つ 始発駅
涙唄丘みどり丘みどり水木れいじ池田健太郎伊戸のりお仕事帰りの 地下鉄出たら ふいに夕立 どしゃぶりの雨 まるで倖せ これ見よがしに 傘を開いた ふたりづれ 寒いよ 寒いよ 冬はまだなのに… 色づき始めた 舗道で濡れながら あたしの人生 何なのか 街の灯(ひ) 見上げ 泣く女  髪のしずくを 拭(ふ)きとりながら ひとり窓辺で 呑む缶ビール 彼に電話を する気もおきず 時の速さを 思うだけ 寒いよ 寒いよ 外は木枯らしか… 色あせ始めた 卒業写真見て あたしの人生 何なのか 想い出 数え 泣く女  寒いよ 寒いよ 明日(あす)はどうなるの… 色づき始めた 都会のかたすみで あたしの人生 何なのか 眠れぬ夜に 泣く女
恋桜岡ゆう子岡ゆう子水木れいじ宮下健治南郷達也箕輪(みのわ)しぐれに 身をよせあえば むせび泣くよに 花が舞う 死ぬか生きるか ひとつに決めて 解いてください この帯を… 伊那(いな)は七谷(ななたに) 奥座敷 あなたに散りたい 恋桜  抱いて抱かれて 火の川渡る 絵島(えじま) 生島(いくしま) 罪の舟 風の吐息か 高遠囃(たかとおばや)し 聞いてひく口紅(べに) 湯のかおり… 明日(あす)は他人の さだめでも こころの妻です 恋桜  別れ酒よと くちびるあわせ そっとふくます 玉の露 髪の乱れを 恥じらいながら 閉める障子に 月おぼろ… 長谷(はせ)は山霧(やまぎり) かくれ宿 あなたと燃えたい 恋桜
寿酒岡ゆう子岡ゆう子水木れいじ松浦孝之めでた めでたの 華杯[はなさかづき]に 肩を寄せあう 夫婦雛 嫁ぐ娘の 倖せを 祈るこころの 金屏風 夢は末広 寿酒よ  涙もろさは 父さんゆずり 芯の強さは かあさんと 古い写真帖 ひらいては 名残り惜しんだ 夜も明けて 祝う手〆の寿酒よ  晴れて漕ぎ出す 七福神の 姿うれしい宝船 憂き世あらしに負けないで 見せてください 初孫を 歌は高砂 寿酒よ
三年坂小田純平小田純平水木れいじ小田純平三年坂は あじさい色の雨の中 人恋しさへと つづく道 濡れて登れば うす紅(くれない)の花の香に 別れた あなたを 忍ぶ坂  一年前の約束どうり 僕のぶんまで しあわせを あなたはつかんでくれただろうか  思い出に降る 京都の雨は絹の糸 あの日のあなたの髪ににて……  三年坂は うすむらさきの雨の中 人恋しさへと つづく道 きょうも ひとりで 逢えないひとと知りながら 面影ばかりを 探す坂  一年前は ひとつの傘で ふたり歩いた この坂を あなたは覚えて いるのだろうか  古いお寺の 日暮れを告げる鐘の音(ね)に 諸行無常の響(おと)を聞く……  三年坂は あじさい色の雨の中 人恋しさへと つづく道
二年目の夏至小田純平小田純平水木れいじ小田純平明月院(めいげついん)の 日記の文字で あなたも来てると 知りました 別れて二年 約束の日は 忘れもしません 夏至の日ですね ふいに心が ときめいて 傘をもつ手が ふるえます… あじさいの雨・雨の中 あの日のあなたに 逢えるでしょうか あじさいの雨・雨に濡(ぬ)れ 私は女に 戻ってゆきます  木立(こだち)の奥の ちいさな茶屋(みせ)で ハーブ茶頼んで 待ってます それぞれつらい 事情があって 逢うのはよそうと 決めた場所です 口紅(べに)をさすさえ もどかしく 涙ばかりが あふれます… あじさいの雨・雨の径(みち) 肩よせ歩いて いいのでしょうか あじさいの雨・雨に濡れ 私は女に 戻ってゆきます  あじさいの雨・雨の中 あの日のあなたに 逢えるでしょうか あじさいの雨・雨に濡れ 私は女に 戻ってゆきます
佐渡なさけ音羽しのぶ音羽しのぶ水木れいじ弦哲也前田俊明佐渡へ佐渡へ訪ねりゃ 逢えそうな 風のうわさは 嘘だった 惚れてひとすじ あと追いかもめ ここはあんたの 故郷(ふるさと)なのに またも泣かすか アンアアン… 薄情しぶき  ひとりひとり地酒に ほろ酔えば おけさ節にも 泣けてくる 惚れて旅空 片恋かもめ 誰を恨んで いるでもないが 枕淋(さみ)しい アンアアン… ひとり寝月夜  風の風の吹きよで 西東 浮いて沈んで たらい舟 惚れて明日(あした)も さすらいかもめ 憎い恋しい あんたの胸が 女ごころの アンアアン… 終着みなと
おしどり人生鏡五郎鏡五郎水木れいじ久保進一池多孝春こんなド阿呆に 惚れたも阿呆よ 抱けばうなずく 恋女房 おしどり人生 二十年 泣いて笑うて 憂き世坂 命ふたつで 越えてきた おまえ…おまえ… 咲いてうれしい 夫婦花  金も甲斐性も ないない尽くし みんな承知で ついて来た おしどり人生 幕あきは 着のみ着のまま 飲みほした やぶれ屋台の 契り酒 おまえ…おまえ… 幾度腹では 詫びたやら  苦労くの字に 身を折らりょうと 松のみどりは 天をさす おしどり人生 悔いはない 明日も頼むと 肩よせりゃ 春のうす陽が 目にしみる おまえ…おまえ… この手離すな いつまでも
契り酒鏡五郎鏡五郎水木れいじ山崎剛昭南郷達也花のいのちを この手に預け 憂き世嵐に 耐える奴(やつ) それが惚れたと いうことですと 尽くすおまえの 肩抱きよせて… 雨の屋台で 契(ちぎ)り酒  すがりつきなよ 泣きたい時は 何の遠慮が いるものか どこに取得(とりえ)の ないこの俺と 越えた苦労の 山坂いくつ… 思いださせる 契(ちぎ)り酒  おまえひとりで 散らせるものか 俺と来るんだ 花道を 言ってふり向きゃ 眸(め)をうるませて ほゝに紅さす 可愛い女… 春を呼ぶよな 契(ちぎ)り酒
浪花人情鏡五郎鏡五郎水木れいじ岡千秋馬場良なんぼ上手に 儲(もう)けてみても 持って死なれる 銭はない 浪花人情 紙芝居…… 酔うて 見栄きる ド甲斐性なしに つくす可愛い ゝ おまえという女(おんな)  生まれついての 極楽トンボ 苦労水掛け 法善寺 浪花人情 しのび雨…… 愚痴もこぼさず 傘さしかけて ほろり泣かせる ゝ おまえという女  空を見上げりゃ 通天閣は ドンとどでかい 夢灯(とも)す 浪花人情 明日(あす)に咲け…… 肩を抱きよせ 行く花道に 春を呼ぶよな ゝ おまえという女
残り雪鏡五郎鏡五郎水木れいじ桜田誠一ひとつ枕に 身をよせながら なぜに結べぬ さだめの糸よ 人目しのんだ 別れの旅も 今日で最後の あゝ 夢一夜(ひとよ) 情けに染まれ… 残り雪  灯りおとして 紅ひもとけば 匂うほのかな 湯上がり化粧 あとがつくほど この指噛んで すがるおまえが あゝ いじらしい 舞い散る恋の… 残り雪  燃えたふたりの 幾春秋(いくはるあき)が みんな夢なら 忘れもしよう 尽きぬなごりに 酒くみあえば いつか夜明けの あゝ 風の宿 命につもれ… 残り雪
ふたりの花道鏡五郎鏡五郎水木れいじ久保進一酒じゃ消せない心の憂さも おまえいりゃこそ 耐えられた 日陰町から苦労坂 ささえてくれたね永いこと 今日からふたりのふたりの花道を  他人に踏まれた世渡り下手の どこに惚れたか恋女房 つらい世間にすねていた 似たもの同士と言うおまえ 今日からふたりのふたりの花道を  敷居またげば男の世界 あとは頼むよこれからも 晴れの門出と抱きよせて 見上げる夜空に春の月 今日からふたりのふたりの花道を 
夫婦劇場鏡五郎鏡五郎水木れいじ松浦孝之馬場良俺に甲斐性が あったなら とおに倖せ やれたろに 夫婦劇場 ないないづくし 着のみ着のまま つれ添って いくつ越えたか 苦労坂  愚痴のひとつも こぼさずに 他人は他人だとついて来た 夫婦劇場 ないないづくし 春と想えば 冬が来て 酒のうまさが わかる歳  ごらん緑の あの松葉 ふたりづれだよ 枯れるまで 夫婦劇場 ないないづくし 泣いて 笑った 人生に 明日は陽がさす 花が咲く 
夫婦盃鏡五郎鏡五郎水木れいじ水森英夫遅れて来た春かみしめながら 久しぶりだね さしむかい 命ふたつのおもいで月夜… 苦労かけたと抱きよせて 夫婦 盃…おまえと 水いらず  しがない俺らを男にすると 影に日向に 尽くす女房 命ふたつの裏町ぐらし… 湯の香ほんのり口紅させば 夫婦 盃…おまえは きれいだよ  川面のおしどりごらんよ おまえ 惚れて惚れぬく あの姿 命ふたつの 海山千里… 何処へ流れてゆこうとも 夫婦 盃…おまえと ふたりづれ 
雪桜鏡五郎鏡五郎水木れいじ四方章人前田俊明情けの糸は むすべても たぐれば切れる 縁(えにし)の糸よ 好きで添えない おまえとふたり しんしん しんみり わかれ酒 燃えて燃えて散れ散れ あゝ 雪桜  灯りを消して 帯とけば ほのかに匂う 湯上り化粧 おまえひとりが こころの妻と しんしん静かに 抱きよせる 燃えて燃えて散れ散れ あゝ 雪の華  小指に残る 口紅(べに)のあと 夢なら泣いて 忘れもしよう 尽きぬなごりを  瞳(め)と瞳(め)で語りゃ しんしんしらじら 夜が明ける 燃えて燃えて散れ散れ あゝ なみだ雪 
会津街道ふたり旅鏡五郎・磯部さゆり鏡五郎・磯部さゆり水木れいじ西條キロク馬場良雪を抱いた 磐梯山が なぜか立派な あんたに見える 照れて振りむきゃ おまえはまるで 梅の小枝の うぐいすなんて… 浮き世忘れて 鶴ヶ城をあとに 会津街道恋巡礼 ああ ああ ふたり旅  ひとつ越えても 山また山の まるでふたりの 人生暦 湯の香懐かし ランプの里で いのち洗って 呑みましょあなた 鐘がなるなる 観音寺の 会津街道たそがれて ああ ああ ふたり宿  紅もほんのり おまえも酔って ここが故郷 大内宿よ 今度来る日は 三人づれで 猪苗代湖の 桜を見たい… 先は長いが よろしく頼む 会津街道十五夜の ああ ああ ふたり酒
浪花めおと橋鏡五郎・岡ゆう子鏡五郎・岡ゆう子水木れいじ宮下健治なにを好んで ド甲斐性なしの こんなに男に ついて来た さんざ苦労も 千日前の 今じゃ昔の 宵がたり ええやないか えやないか あいあい傘で 渡るふたりの 渡るふたりの 浪花めおと橋  愚痴も こごとも 言わぬが花と 惚れた弱味で しのび雨 酔うてよろけて 肩借りながら 腹じゃ両手を あわせてた ええやないか えやないか あいあい傘で 情かけあう 情かけあう 浪花めおと橋  まわり舞台の この浮き世なら あんた出番は きっと来る 十日戎の 福笹 買うて 小春びよりの 明日を呼ぶ ええやないか えやないか あいあい傘で 夢をひろげる 夢をひろげる 浪花めおと橋
お島・千太郎 つれ舞い道中鏡五郎&真木柚布子鏡五郎&真木柚布子水木れいじ宮下健治花と咲くには 春まだ浅い 風が身を刺す 峠道 知らぬ他国を つれ舞い道中 追手逃れて お役者化粧 浮世芝居の幕があく エエ…幕があく  お島さん その若男那は もうよしておくんなせェ  檜屋の千太郎は とっくの昔に死んだんだ 今の俺らは 只のしがねえ旅役者…  何を言うの若男那 それも これも 濡れぎぬを晴らすまでの辛抱じゃないの  そんな弱気な顔 お島は嫌いです さあ胸のすくような 大見栄を切って みせてちょうだい ねぇ 若男那!  俄か役者で 今日また暮れて さぞやつらかろ 旅の空 流れ流れの つれ舞い道中 口でけなして 心で詫びる 恋のさだめはままならぬ エエ…ままならぬ  ほら見て 渡り鳥が飛んでゆくわ  明日は天下晴れて ふるさとへ帰れるのね でもあなたはもう一度 檜屋の看板を上げる人 その時が お別れだと思うと お島は…お島は…  馬鹿を言うんじゃねェ 無事にこうして来れたのも みんな おまえの 苦労のお陰  故郷に着いたら その時こそ なあ お島 檜屋のおかみさんになってくれるな!  月にひと声 雁 啼いて こころ晴れ晴れ 夫婦笠 命むすんだ つれ舞い道中 なびく幟も 日本一の お島千太郎戻り旅 エエ…戻り旅
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
別れたけれど角川博角川博水木れいじ岡千秋川口真あなたの背広の ちぎれたボタン 時々 くちびる 押しあてて 男は誰でも 淋しがり屋ねと ひとりつぶやく 淡い黄昏よ  心で 死ぬほど 憎んでも 死ぬほど 憎んでも 馬鹿ね…馬鹿ね… 身体が許してる… 戻って来てよ あなたの女です 別れたけど あなたの女です  扉のあかりを 灯したままで うたた寝しながら 待ちました あんなに つれない ろくでなしのこと 今も この指 好きと恋しがる  いくつも 季節は 過ぎたのに 季節は 過ぎたのに 駄目ね…駄目ね…さよならできないわ どうしているの あなたに逢いたくて 別れたけれど あなたに逢いたくて  心で 死ぬほど 憎んでも 死ぬほど 憎んでも 馬鹿ね…馬鹿ね… 身体が許してる… 戻って来てよ あなたの女です 別れたけど あなたの女です
ふたりの昭和川門脇陸男・水沢明美門脇陸男・水沢明美水木れいじ石中仁人命ふたつが 積荷の舟で 嵐の岸を あとにした ごらんちいさな 蛍火だって 気持(こころ)ひとつで 夢灯り… 他人(ひと)が二里漕ぎゃ あなたは三里 死ぬ気で渡った ふたりの昭和川  知らぬ他国を 流されながら 苦労をかけた おまえにも いいのいいのよ 夫婦じゃないの 胸じゃ両手を あわせてた… いまは昔の おもいで酒に しみじみ酔いたい ふたりの昭和川  眸(め)と眸(め)みかわしゃ 心が通う ふたりの春に 咲いた花 惚れてよかった おまえに惚れて 泣けてきますよ 嬉しくて… 時代(とき)は逝こうと いついつまでも 情けよ枯れるな ふたりの昭和川
旅の居酒屋叶弦大叶弦大水木れいじ叶弦大乗り替え駅から ほんの五分も歩いたら 「岬」という名の 店がある たしかあいつが そこに居たとか いう噂 逢っていこうか 逢わずに行こうか… 何処へさすらう 男がひとり 酒につぶやく 旅の居酒屋で  日暮れの波止場で 咽ぶ汽笛の淋しさに 思えば遥かな 故郷(ふるさと)よ 北へ北へと 胸のやすらぎ 追いかけて 明日の出船で 海峡越えよか… 誰が爪弾く あの惜別の 唄が泣かせる 旅の居酒屋で  弱い身体と 知っていながら 何故ひとり 雪に埋(う)もれて ひっそり暮らすか… みんな昔の 俺(おとこ)のせいか 詫びて酒くむ 旅の居酒屋で
夜更けのふたり加門亮加門亮水木れいじ弦哲也南郷達也とても綺麗さ 今夜の君は 肩よせながら 歩く街角 淡い灯りも 囁きかける 可愛い この手を 離したくない いつまでも… 燃えてせつない 夜更けのふたり 夢の中まで 君と一緒さ    誰も知らない ちいさな秘密 聞かせてくれた 夜のクラブよ 旧(ふる)い映画(シネマ)か 恋物語 夜霧に かくれて そっとくちづけ 交わしたい… 影もよりそう 夜更けのふたり 夢の中まで 君と一緒さ  逢えば短い しあわせだから どこかへ遠く 旅に出ようか 風もないのに 舞い散る落葉 涙で 見つめる 君をこのまま 抱きしめて… なごり尽きない夜更けのふたり 夢の中まで 君と一緒さ
大阪雨やどり川崎修二川崎修二水木れいじすがあきら伊戸のりおすねて流れて また傷ついて ずぶ濡れの 羽根をやすめに はぐれ鳥 仮寝の街の とまり木ネオン 演歌みたいな ひとに逢い… 初めて泣いた 情けに泣いた 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  叱る親さえ ないこの俺に 人の道 諭す師匠(おやじ)の あたたかさ 銭金(ぜにかね)やない 真心だけや 演歌みたいな その言葉… 命にしみる 誠がしみる 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり  縁というのも 不思議なもので 気がつけば ここに根づいて 十年か あの日があって 今俺がある 演歌みたいな 物語り… 唄えば泣ける しみじみ泣ける 雨やどり 雨やどり 大阪雨やどり
おまえが命川崎修二川崎修二水木れいじ岡千秋伊戸のりおあの日のままだよ 綺麗だよ 瞳(め)を見りゃわかるさ 心の中は ひとりが似合いの 女だなんて 言わせるものか もう二度と… 離しはしない 離さない 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命  誰かに幸せ 譲るたび 身も世も痩せたか 三日月よりも 裏切らないのは 酒だけなんて 強がる癖を つい叱る… むかしの古傷(こと)は 忘れなよ 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命  涙も苦労も わけあえば ふたりの道にも 夜明けが来るさ 生まれてこなけりゃ 良かったなんて 泣かせるものか 今日からは… 離しはしない 離さない 俺のみちづれ おまえだけ…おまえが命
おまえに逢えて川崎修二川崎修二水木れいじ徳久広司伊戸のりお泣いたなみだの数だけは いいことがあるはずさ ふたりの行(ゆ)く先(て)には ちいさな春を はこぶから 名もない花が 好きという おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きる幸せを  みんな時代のせいにして 木枯らしの路地裏で お酒に逃げてたよ 夜店で買った 鳩笛で 聞かせてくれた わらべ唄 おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きるぬくもりを  いつかおまえと故郷(ふるさと)の 漁火のあの海へ 一緒に帰ろうか むじゃ気な寝顔(かお)で 眠るやつ 一生懸けて 守るから おまえに逢えて おまえに逢えて 俺は見つけた 生きる灯を
おまえを抱いて川崎修二川崎修二水木れいじ杉本真人伊戸のりお見えるはずない 故郷の海を 窓のむこうに 探す奴(やつ) 心細いか 淋しいか 泣いているよな うしろ影… おまえを抱いて おまえを抱いて 生きるこの都会(まち) 春まだ遠いけど  たまにおまえと 日帰りでいい 花を手向(たむ)けに 帰りたい 茜雲(くも)が流れる 北国で 今も呼んでる おふくろが… おまえを抱いて おまえを抱いて 男泣きする 心に風が吹く  どんな夢見て この腕まくら たてる寝息の いじらしさ 俺の命の 陽だまりに すがりつくよに 咲いた花… おまえを抱いて おまえを抱いて 春よ明日(あした)は 倖せつれて来い
俺と出直そう川崎修二川崎修二水木れいじすがあきら南郷達也まつ毛濡らした その理由(わけ)聞けば 優しすぎると また泣きじゃくる 悲しい過去の 傷あとは 捨ててしまえよ この胸で…… 帰ろうか 故郷(ふるさと)へ…俺と出直そう  夜の化粧に こころを染めず めぐり逢える日 待ちわびたのか おまえにだったら 似合うはず 母の形見の この指輪…… みちづれは おまえだけ…俺と出直そう  花にたとえりゃ 雪割草と 肩を抱くたび 恥じらうおまえ 噂(うわさ)に負けずに 添いとげて なってみせよう 倖せに…… 春は来る きっと来る…俺と出直そう
ふたりの最終便川崎修二川崎修二水木れいじ岡千秋南郷達也五年も待ったね この日のことを 涙うかべる おまえが愛しいよ 窓にひろがる 海峡はるか 呼んでいるのか 故郷(こきょう)の街を…… 北へ飛ぶ…北へ飛ぶ 最終便で 今日からは…今日からは…ふたりで生きるのさ  他人の噂(うわさ)に 泣くだけ泣いて 俺もすねてた 似た者どうしだよ もしもおまえと 逢えずにいたら こんなやすらぎ 知らずにいたさ…… 北へ飛ぶ…北へ飛ぶ 最終便で 今日からは…今日からは…ふたりで生きるのさ  許してくれるか 忍んで耐えて 恋にやつれた 小指のかぼそさよ 何があっても 離しはしない 春を探そう アカシヤ並木…… 北へ飛ぶ…北へ飛ぶ 最終便で 今日からは…今日からは…ふたりで生きるのさ
猛虎の衆川籐幸三川籐幸三水木れいじ市川昭介前田俊明猛虎の衆… 猛虎の衆 なにわ何でも でっかい夢を 空の彼方へ かっ飛ばせ 勝ちを決めたら 浜風あびて 飲めば嬉しい 日本一… 見せなあかんで 晴れ姿 ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆  猛虎の衆… 猛虎の衆 負けた昨日に くよくよするな くやしかったら 今日は勝て ここで泣いたら 曇るぞツキが 押しの一手で 攻めまくれ… 見せなあかんで ド根性 ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆  猛虎の衆… 猛虎の衆 何も言わぬが 通天閣は くやし涙も 知っている 鳴かぬ鳥でも 鳴かせる気なら 咲かぬ花でも 咲いてくる… 見せなあかんで 男意気 ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆  猛虎の衆… 猛虎の衆 つらい時ほど 元気を出せよ 燃える闘志が 明日を呼ぶ 運を味方に 千里を駈けて 虎に翼の 大当り… 見せなあかんで ホームラン ここが勝負や ここが勝負や 猛虎の衆
木曽川しぐれ川中美幸川中美幸水木れいじ弦哲也旅に身をひく 女の肩に 俄か雨ふる 馬籠の峠 さだめという名の この橋渡り 強く生きると 決めたのに…… 憎い恋しい 面影ゆれて 今日も 今日も泣かせる 木曽川しぐれ  鳥居峠も ふたりで来れば つげの櫛など 買ったでしょうね 別れのまぎわに 笑って見せた あれは女の 意地でした…… すがりたい手を なぜ離したと 責めて 責めているよな 木曽川しぐれ  ひとり泊りの 妻籠の宿に 咲いて哀しい ゆうすげの花 酔うほどせつない あなたが欲しい 夢で逢うのも 罪ですね…… みれん灯りか 千本格子 濡れて 濡れて誰待つ 木曽川しぐれ
ふたりの絆酒菊地まどか菊地まどか水木れいじ岡千秋池多孝春笑う門(かど)には 春が来る 泣いたら負けです 人生は 愛想なしでも 短気でも いいの情(なさけ)が 深ければ…… これが二度惚れ 三度惚れ しあわせ夢見て ふたりの絆酒  晴れと思えば また曇り あの町この町 雨ン中 弱音吐くなと 抱きよせる 男らしさに ただ涙…… これが二度惚れ 三度惚れ 想い出しみじみ ふたりの絆酒  あなたほら見て あの夜空(そら)を 北風吹いても 輝(ひか)る昴(ほし) 生きてゆくのが 旅ならば ついて行きます どこまでも これが二度惚れ 三度惚れ 心にしみます ふたりの絆酒
たけくらべ北岡ひろし北岡ひろし水木れいじ浜圭介僕のお嫁に なりたいと 君が甘えて 泣いた日は どこか淋しい 野の花が 匂いほのかに 咲いていた 覚えているさ いまだって ふたりで見上げた ちぎれ雲…… 故郷みたいに 懐かしく こころに残る たけくらべ  離ればなれに 暮らしても 心と心 ひとつだよ 遠い夜空に 浮かぶのは 長いまつ毛の 君ひとり 覚えているさ いまだって からめた小指の ぬくもりを…… 星影はるかに 名を呼べば 逢いたさつのる たけくらべ  覚えているさ いまだって 花びらみたいな 面影を…… むすばれなかった 人ほどに 想いは残る たけくらべ
旅の居酒屋北川大介北川大介水木れいじ叶弦大丸山雅仁乗り替え駅から ほんの五分も歩いたら 「岬」という名の 店がある たしかあいつが そこに居たとか いう噂 逢って行こうか 逢わずに行こうか… 何処へさすらう 男がひとり 酒につぶやく 旅の居酒屋で  日暮れの波止場で 咽ぶ汽笛の淋しさに 思えば遥かな 故郷(ふるさと)よ 北へ北へと 胸のやすらぎ 追いかけて 明日の出船で 海峡越えよか… 誰が爪弾く あの惜別の 唄が泣かせる 旅の居酒屋で  弱い身体と 知っていながら 何故ひとり 雪に埋もれて ひっそり暮らすか… みんな昔の 俺(おとこ)のせいか 詫びて酒くむ 旅の居酒屋で
波止場酒北川大介北川大介水木れいじ叶弦大前田俊明旅のさむさに わびしさに 小瓶片手に あおる酒 すすり泣いてた あの娘(こ)の声が 海鳴り遥かに 呼んでいる… 俺も人の子 人恋しさに 泣けてきそうな 波止場酒  どんなやんちゃな 事でさえ いつも許して くれたっけ たった二才(ふたつ)の 年の差なのに おふくろみたいな 女(やつ)だった… 酔って見上げる あの西空に 星が流れる 波止場酒  酒の力を 借りてさえ おもいきれない じれったさ 最後のひと口 飲み干しながら しあわせ遠くで 祈ろうか… はぐれカモメよ おまえもひとり どこへ帰るか 波止場酒
みなと町 小樽北川大介北川大介水木れいじ叶弦大前田俊明ふりしきる雨に 肩を寄せながら そぞろ歩いたね 運河のほとり 別れ言葉が 言いだせなくて ただ見つめてた ガス燈(ライト) ああ あの日と同じ 雨が降る おもいでの おもいでの みなと町 小樽  北国の駅を いくつ乗りかえて 春を探したね ちいさな春を めぐり逢うのが 遅かったのと この指噛んで 泣いた人 ああ あの日も こんな雨だった たそがれの たそがれの わかれ町 小樽  リラ冷えの町で 今も待つという うわさ哀しいね 愛しさつのる 抱いてやりたい もう一度だけ しあわせ薄い うしろ影 ああ あの日と同じ 雨に泣く おもかげの おもかげの みなと町 小樽
酒語北島三郎北島三郎水木れいじ岡千秋南郷達也こぼれ夜露か 涙のつぶか しみる今夜の 路地酒場 振りむけば… いろんな途(みち)があったけど… これでいいんだ これでいい  ひとり生まれて ひとり行く 長い道だよなァ 人生って奴は…  さぞや憎かろ あの日のしうち 惚れていりゃこそ 棄てて来た 恋文を… 燃やせば蒼いうすけむり… 泣くな未練な 影ぼうし  ひとつふたつと 数えてみたら 心残りの 夢いくつ 言わずとも… 背中に隠すわびしさを… 酒よわかるな おまえなら 酒よわかるな おまえなら
のぞみ酒北島三郎北島三郎水木れいじ原譲二蔦将包生きる運命の 風向きが 浴びた産湯で なぜ決まる いいさそれでも 男なら 黙って我慢の ときもある つれなきは 人の世か… ああ…こぼれ酒 骨のずいまで沁みてくる  夜の巷の 居酒屋は 過ぎた昭和の 吹きだまり 出せずじまいの 恋文に 似ている気がする 流行歌 ふりむけば ひと昔… ああ…しのび酒 酔えばほろほろ 泣けてくる  冬の嵐に 耐えぬいて 夢の蕾は 花と咲く いくつ時代が 変わろうと 男の真価は ここにある 決めた道 ひとすじに… ああ…のぞみ酒 いのち燃やして 生きてゆく いのち燃やして 生きてゆく
兄貴のふるさと北島三郎・鳥羽一郎北島三郎・鳥羽一郎水木れいじ原譲二丸山雅仁(兄)なしのつぶてで 居たってヨー (弟)俺はやっぱり 兄貴が頼り (兄)桜吹雪の 舞う故郷へ (弟)トンボ帰りで 戻って来たぜ (兄弟)あの山 この川 夢ン中 (兄)兄弟って奴は (兄弟)なぁいいもんだ  (弟)惚れていたんだ 死ぬほどヨー (兄)そんなひとりの 女もいたさ (弟)昔なじみの 赤ちょうちんで (兄)共に語ろか おもいで話 (兄弟)あの唄 あの恋 酒ン中 (弟)兄弟って奴は (兄弟)なぁいいもんだ  (兄)くやし涙が 出た時ゃヨー (弟)ドンと自分を どやしてみるさ (兄)苦労かけるな おふくろさんに (弟)あとは俺らが やるだけやるさ (兄弟)あの駅 この道 風ン中 (兄弟)兄弟って奴は なぁいいもんだ
門出酒桐山純一桐山純一水木れいじ朝月廣臣南郷達也おとこ花道 駈(か)け出すからにゃ 踏まれ蹴られは 覚悟だぜ 勝つか負けるか 人生勝負… むかう嵐に 眉あげて グッと呑みほす 門出酒  惚れたあの娘(こ)は 花なら蕾(つぼみ) 俺に咲いたら 刺をもつ 別れ涙か 遣(や)らずの雨か… わざとつれなく 背を向けて 未練たちきる 門出酒  人の値打ちが 生きてく道が 浴びたうぶ湯で 決まるのか 何も言うまい 憂き世のことは… 誠ひとすじ この命 賭けて明日(あした)へ 門出酒
まごころの花桐山純一桐山純一水木れいじ朝月廣臣南郷達也あなたひとりの 身体じゃないと 傘をさしかけ 濡れる女(やつ) 惚れたのさ…惚れたのさ… そんなおまえに 惚れたのさ… 俺の命に すがって咲いた なさけ一輪 まごころの花  酔ってつぶれた あの日の俺を そっと支えた 細い肩 惚れたのさ…惚れたのさ… 返しきれない 借りがある… 雨に嵐に 散らせるものか 守りぬきたい まごころの花  梅の小枝に おみくじ結び はしゃぐ姿の いじらしさ 惚れたのさ…惚れたのさ… 明日(あす)もおまえと ふたりづれ… せめて人並 幸せひとつ 春を呼ぶよな まごころの花
黄昏栗田けんじ栗田けんじ水木れいじ長沢ヒロ川村栄二淋しいわけじゃない ただ海が見たくて ひとり立たずむ 日暮れのベイ・サイド ふいに思い出した おふくろの掌 かわりないだろうね 電話ひとつせず… 風の街で 夢追いつづけ 潮の匂い 忘れかけてたよ 今夜は同じ 月を見て ふるさと想う  忘れたわけじゃない あの白い砂浜 いつもむじゃきに はしゃいだあの頃 今も胸に残る がんばれの一言 みんなすばらしい 俺の仲間達 風よ夢よ 何年過ぎた めぐる季節の 都会の海で ほろ酔いながら 今日もまた ふるさと想う  風よ波よ 母なる海よ 山よ空よ 父なる大地よ 今夜も同じ 夢を見て ふるさと想う  今夜も同じ 夢を見て ふるさと想う
大阪恋歌黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりおひっかけ橋から あと振り向けば 雨だ 雨だ 雨だよ 癪な雨だよ 未練だよ 大阪恋歌 泣かせて恋歌 やっぱりうちは あんたが好きやった バカな喧嘩で 別れたけれど 忘れられない 百年は  夜店で値切った 揃いの指輪 今も 今も 今でも 宝ものだよ 命だよ 大阪恋歌 歌って恋歌 ほんとにうちは みれんな女やね 足の爪まで 優しく切って 尽くしたかった 百年は  カラオケかければ 心の夜汽車 過去へ 過去へ 過去へと つれてくんだよ 無情だよ 大阪恋歌 酔わせて恋歌 死ぬほどうちは あんたが好きやった みなと駅から カモメになって 探しつづける 百年は
盛り場ネオン黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりお小雪舞いちる すすき野の 夜は気まぐれ 風まかせ あなた来るかと 占えば 花もなみだで かすみ草… 男の恋は 遊びでも 惚れた女にゃ 夢灯り  旅のお方と 知りながら あげた みちのく 国分町 酔って酔わせた 七夕の 枕さみしい 残り紅… 昨夜(ゆうべ)のあなた 呼んだって 窓に上りの 汽車の笛  夜の銀座に 雨が降る こぬか雨だと 弾き語り 俺の苗字を やるなんて ナシのつぶてを くれた人… 忘れたふりの その裏で 今も死ぬほど 数寄屋橋  水の都の 大阪は ネオン花咲く 恋の町 酒場すずめの 見る夢は いつかあんたと 宗右衛門町… 尽くしたあげく 放(ほか)されて あとの祭りの ふられ酒  強く生きなきゃ いけないと そっと叱った アヤちゃんが 同じ故郷の 生まれだと 知れば涙が 流れ川… 十五才(じゅうご)の昔(ころ)に 戻れたら それも叶わぬ はぐれ花  芦原・片町・両替町 錦・播磨屋橋(はりまや)・天文館 どこで咲いても 雨が降る 誰に惚れても 風が吹く… 盛り場ネオン 嘘ばかり 春というのに 雪が降る
島之内ブルース黒川英二黒川英二水木れいじすがあきら伊戸のりおだから・だから・だから 今夜 島之内で 待っていてねと すがったあの娘(こ) うぶなその瞳(め)に つい惚れて 嘘と知りつつ 笠屋町(かさやまち)… こぬか雨か いちょう並木 白い扉のスナック ひとり男が 待ちぼうけ 嘆きのブルースよ  だから・だから・だから いつも 島之内は やけに切ない 恋唄ばかり 赤いネオンに 呼んだって 今じゃ面影 竹屋町(たけやまち) いいさここが 愛のねぐら 夢のとまり木 ふるさと 三日離れりゃ 淋(さみ)しくて 泪(なみだ)のブルースよ  だから・だから・だから 今日も 島之内で 薄い水割り 頼んで待つよ あの娘(こ) 幸せ ふしあわせ 風にうわさを 問屋町(といやまち) 軒のツバメ かえる季節(ころ)に きっと逢えそな気がして ひとつ覚えに くちずさむ 愛しのブルースよ
山桜黒川英二黒川英二水木れいじ美樹克彦伊戸のりお人知れず 静かに消える 山桜 母の面影 重なって―  口下手な俺だから 幸せにすると 言うかわり ふるさとの 丘に来て この木の下で 君を抱く ささやかな毎日を 大事に生きる 今日からは… 山桜…山桜…舞散る花よ おふくろよ あなたに誓う この愛を  入江(うみ)沿いに ゆく汽車で 東京へ向かう 雪の朝 男なら 負けるなと この木の下で 手を振った おふくろのあの涙 話したかった君だけに… 山桜…山桜…優しい君のほほえみを あなたに一目 見せたくて  今度来る その時は 無邪気にはしゃぐ 子供つれ… 山桜…山桜…伝えて欲しいおふくろに 言えないままの ありがとう
日本海は雪ですか。黒木梨花黒木梨花水木れいじ船村徹蔦将包東京なんかに 負けるなと 届いた小包 秋の味覚 ありがとう お母ちゃん 日本海は 雪ですか ビルの彼方の 夕焼け雲に ふるさと恋しい 私です  一緒に出て来た あの彼は 都会の谷間で 荒れてゆく 許してね お母ちゃん 日本海は 雪ですか 帰りたいけど 岬の駅は やっぱり今夜も 遠すぎる  いろいろ心配 かけました 泣いたら心が 晴れました がんばるよ お母ちゃん 日本海は 雪ですか 松葉ガニ漁 始まる季節 からだを大事に くれぐれも 
三日三晩黒木梨花黒木梨花水木れいじ船村徹前田俊明やっぱり 男だね 根っから 漁師だね 凍りつくよな 夜明けの浜で あんた お立ちの酒を飲む ZANZA ZANZA と 海が呼ぶ DONDO DONDO と 波の華 わたしゃ篝火 たやさぬように 三日三晩 無事祈る  やっぱり 女だね 根っから 惚れてるね 昨夜渡した お守り札の 紐に黒髪 編みこんだ ZANZA ZANZA と 船は行く DONDO DONDO と 雪の海 カモメ騒ぐな 騒げば時化る 三日三晩 沖を見る  やっぱり ふたりだね 根っから 夫婦だね 煮〆ならべて 熱燗つけて 迎え化粧の 口紅をさす ZANZA ZANZA と 早よ戻れ DONDO DONDO と 胸の中 沖で凍えた 体を抱いて 三日三晩 添い寝する
寒い国から来た女桂銀淑桂銀淑水木れいじ浜圭介桜庭伸幸あなた情がない つくす甲斐がない 知っているくせに 別れる意地もない ヒュルヒュル 小窓に つむじ風 泣くのは今夜で いくどめか 大寒む 小寒む 心が寒い 寒い国から来た女  逢えぬ淋しさに 強い酒を飲む 暗い部屋の隅 名前を呼んでみる しんしん夜更けて しのび雨 面影抱いても 眠れない 大寒む 小寒む 背中が寒い 寒い国から来た女  明日は始発で 帰ろうか 死ぬほどあなたに惚れていた 大寒む 小寒む 命が寒い 寒い国から来た女
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
恋待ち人香西かおり香西かおり水木れいじ曽根幸明竜崎孝路小雨に濡れてる盛り場は 恋待ち人の とまり木か 今夜もいいこと ありそうで 夢を拾いに とんで来る ちょっとくどいて くどかれて あとは お酒に 酔いたいね 好きと言えなきゃ 抱けばいい あなたの女(おんな)に して欲しい  誰かが唄う 流行歌(はやりうた) 恋待ち人の ものがたり 別れた彼の やさしさを 想い出したら 泣けてきた むかし話は 飲みほして ふらりはしごと しゃれたいね 夜はかけあし 急ぎあし あなたに寄りそい 雨の中  ちょっとくどいて くどかれて あとは お酒に 酔いたいね 好きと言えなきゃ 抱けばいい あなたの女(おんな)に して欲しい
黄昏れて香西かおり香西かおり水木れいじ曽根幸明竜崎孝路泣かせてよ あなた すこしだけ 人の目を避(さ)けて ひととき燃えて 愛しても夢 抱かれても夢 求めてもすがっても 夢ですね 都会(まち)の夕暮れは せつなくて 流行(はやり)の歌さえ 別れ唄 恋はいつでも はかなくて 涙ふく間(ま)に 消えてゆく  酔わせてよ あなた 今夜だけ あの時と同じ 口紅ひくわ 信じても嘘 尽くしても嘘 忍(しの)んでも許しても 嘘ですね 花のいのちは 短かくて ためいきひとつで 散ってゆく 人はいつでも つれなくて 涙ふく間(ま)に 背を向ける  恋はいつでも はかなくて 涙ふく間(ま)に 消えてゆく
うそつき香田晋香田晋水木れいじ市川昭介あんな情なし男でも いなきゃ淋しくて そっと今夜も 名前を呼んでみる 呼んでみる 気まぐれ 嘘の上手な横顔 白い枕の残り香 背中の爪あと… 夢でいいからもいちど あなたに逢いたい  しめっぽいから 演歌など嫌と言いながら お酒飲むたび 唄った かもめ歌 みなと歌 ゆきずり遊び上手な指先 ちょっと不幸な身の上  おもいで恋唄… 夢でいいからもいちど あなたに逢いたい  寝物語の恋だって 惚れた男なら 一度抱かれりゃ 女は忘れない 忘れない うそつき 別れ上手なくちびる 泣けてきそうな黄昏 酔えないとまり木… 夢でいいからもいちど あなたに逢いたい 
女のいのち香田晋香田晋水木れいじ市川昭介池多孝春俺のこころに 咲く花は おまえひとりと 抱きよせる あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 殺し文句と 知りながら この恋だけが 女のいのち  脱いだ背広の 移り香が 夜の幸せ 水をさす あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 惚れた私が バカなのね この夢だけが 女のいのち  泣いて涙も かれたのに 寝顔みつめて また迷う あなたいい人 悪い人 ほんとはどっちなの… 通り雨でも 好きなのよ この恋だけが 女のいのち 
真夜中のものがたり小金沢昇司小金沢昇司水木れいじ平尾昌晃淋しくないか このまま別れて どしゃ降りの雨に 消えるのは ひとり上手を きどってみたって ほんとの気持ちは 今でも好きだと かくせはしない ここで暮らして ここで傷つけ ここでおまえを 泣かせたね・・・ あの時ひとこと 行くなと言えたら 雨に濡れて ひとり想う 真夜中のものがたり  服を脱ぐのも じれったいほどに 抱いて抱きしめて くちづけた たった三日の 逢えない時間が ルージュの色さえ 心の色さえ 変えてしまった 時がふたりを 時があの日に 時がもいちど 戻せたら・・・ おまえを死ぬまで 離しはしないと 遠い灯り 見上げる部屋 真夜中のものがたり  ここで暮らして ここで傷つけ ここでおまえを 泣かせたね・・・ あの時ひとこと 行くなと言えたら 雨に濡れて ひとり想う 真夜中のものがたり
みちのく雨情小町雪乃小町雪乃水木れいじ叶弦大蔦将包風のうわさを 訪ねてひとり きのう喜多方 きょう最上川 一生一度の いのちの恋と 遠く離れて 知りました ひと目逢いたい あの人に ここは みちのく なみだの雨が降る  湯もや流れる 花巻小路 はるか松島 染めゆく紅葉 陽だまりみたいな 優しい胸が 今も恋しい 抱かれたい 泣けばこころも 冬化粧 ここはみちのく あの日も雨でした  明日は捨てよか 奥入瀬川に 十和田・湯沢の おもいで暦 夢物語で 終わるでしょうか いいえ 私は信じてる 好きで別れた 人だもの ここは みちのく 名残りの雨が降る
雨の五番町桜川けん桜川けん水木れいじ川野義男伊戸のりお俺のいのちを やるよと抱いて なしのつぶてを くれた人 赤いグラスに 身を焼くたびに なぜか泣けます 逢いたくて 今夜も雨・雨・雨… 忘れられない 忘れたい 雨の五番町  爪をかむ癖 すぐ泣く癖は 俺がなおすと 嘘ついた 遊び慣れした あの横顔が ゆれる煙草の うすけむり 今夜も雨・雨・雨… 夢でもいちど 抱きしめて 雨の五番町  窓にもたれて 思い出かぞえ 飛ばす涙の シャボン玉 いっそ誰かに 抱かれましょうか いいえ死んでも 待ちわびる 今夜も雨・雨・雨… 憎い恋しい ろくでなし 雨の五番町
こんなきれいな月の夜はさくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋若草恵こんなきれいな月の夜(よ)は 喧嘩するのは やめようよ ちょっと笑顔を 見せあうだけで 街の並木も 夢あかり…… ほらね ほらね ほらね…一緒に歌って仲良く帰ろうね まんまるレモンの月の夜(よる)だから  こんなきれいな月の夜は なぜか故郷(ふるさと) 思い出す 赤いハマナス咲く砂山で 幼なじみと 遊んだ日…… ほらね ほらね ほらね…何歳(いくつ)になってもやっぱり逢いたいね まんまるレモンの月の夜だから  こんなきれいな月の夜は 手と手つないで 遠まわり 明日もいいこと ありそうだねと 言ってよりそう 影ぼうし…… ほらね ほらね ほらね…一緒に歌えば元気が出てきたね まんまるレモンの月の夜だから 月の夜だから 月の夜だから
スカリツリーは雲の上さくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋若草恵あなたにあげましょ 風船ガムを 夢がふくらむ 青い空 悲しいことは 誰にもあるけど ひとりじゃないよ もう泣かないで… ヤッホー ヤッホー スカイツリーは雲の上 歌えば幸せ 素敵なパラダイス  あなたと歩けば 路地裏だって なぜか絵本の カーニバル 水上バスに ユラユラ揺られて 気分はまるで 旅人みたい… ヤッホー ヤッホー 銀河うつした隅田川 口笛陽気に 素敵なパラダイス  あなたと見上げる ちいさな星が いつか心で 花になる あの橋渡れば 幸せ来るから 笑ってみせて うつむかないで… ヤッホー ヤッホー スカリツリーは雲の上 明日(あした)も晴れだよ 素敵なパラダイス ヤッホー ヤッホー 素敵なパラダイス
大漁まつりさくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋丸山雅仁ホッケも帆立も 当たり年 今年は毛蟹も よく獲れた ほんとに父ちゃん ありがとう 祭りの太鼓が ドドンと響く[ソイヤ] 浜じゃ法被(はっぴ)のヤン衆も 御輿かついで 祝い節 ヤーレン ソーラン 大漁だ [ソイヤ] ヤーレン ソーラン 祭りだよ [ソイヤ] ソーラン ソーラン…… 大漁まつり [ソイヤ ソイヤ……]  シベリアおろしに 煽(あお)られて 流氷さか巻く 北の海 嵐と戦う 漁師には 家族(みんな)の祈りが命の綱だ [ソイヤ] 村じゃ爺っちゃまも 婆ちゃまも 百度参りに 鎮守さま ヤーレン ソーラン 大漁だ [ソイヤ] ヤーレン ソーラン 祭りだよ [ソイヤ] ソーラン ソーラン…… 大漁まつり [ソイヤ ソイヤ……]  半月ぶりだね ごくろうさん 雪ン子テラチラ 舞う漁港(みなと) 纜(ともづな)投げ出す ケンちゃんに 惚の宇の姉ちゃん 目頭染める [ソイヤ] 沖の真っ赤な 漁火に ひとつ聞かそか 演歌ぶし ヤーレン ソーラン 大漁だ [ソイヤ] ヤーレン ソーラン 祭りだよ [ソイヤ] ソーラン ソーラン…… 大漁まつり [ソイヤ ソイヤ……]
日本全国元気節さくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋丸山雅仁いろはに 金平糖(こんぺいとう)と言うけれど 甘くはないのが この世界 ムシャクシャしてくる その前に 演歌で人情 思い出そう 小倉名代は 無法松 浪花の三吉 将棋さし 吉良(きら)には お菊と仁吉(にきち)どん…… どれから聞かそか 元気節  桃・栗三年 まや十年 まだまだ 未熟で恥ずかしい それでも 道産子魂(どさんこだましい)で この声かれても 唸ります 小雪舞い散る港から リンゴの花咲く みちのくを いで湯の郷(さと)まで 歌の旅…… 日本全国 元気節  さよなら三角 また来てね お名残り惜しいが 時間です お身体大事に 大切に 桜が咲いたら 逢いましょう 何があっても 皆さまの やさしい笑顔を 忘れずに 必ずなります 日本一…… 指きりげんまん 元気節
ノラ猫三度笠さくらまやさくらまや水木れいじ岡千秋池多孝春サンマ焼けたと 呼ぶ声聞けば やけに故郷が やけに故郷が 恋しい夕暮れよ 花の都で ひと花咲かせ 錦飾ると 出て来たものを…… 今じゃ浮世を 何で流れて ニャンで流れて 吹く風まかせ ノラ猫三度笠  ビルの谷間に こがらし吹いて つろうござんす つろうござんす 夜更けの東京は もしも俺らが 人間ならば パッとやけ酒 あおれるものを…… つらい運命(さだめ)を 何と泣こうか ニャンと泣こうか 路地裏ぐらし ノラ猫三度笠  今はしがない ノラ猫だけど 意地と度胸で 意地と度胸で 天下を取るんだよ いつも半分 コロッケくれた 泣いてくれるな 可愛いあの娘…… あばよバイバイ 何で負けよか ニャンで負けよか 人生勝負 ノラ猫三度笠
お吉花無情笹みどり笹みどり水木れいじ市川昭介池多孝春なにを今さら 泣くのはおよし 返る身じゃなし 恋じゃなし 誰に踏まれて 散ろうとままよ お吉哀しや お吉哀しや おしろい椿  駕籠に揺られて ふりむけば 下田みなとは 雨ん中 一目逢いたい 別れがしたい 幼馴染の 鶴松さんに なさけ通わす エェ…船もない  死んであの日に 戻れるならば なんの惜しかろ この命 まわり舞台か 憂き世とやらは 千鳥懐かし 千鳥懐かし らしゃめん月夜  (セリフ)想いだすねェ… 浜田屋の 離れ座敷の あの夜を… 私(あたし)にだって 花も恥じらう16の そんな昔もあったのに あれも夢 これも夢 みんな夢なんだ…  いらぬお世話と 火の酒あびて 唄うなみだの 明烏(あけがらす) 今は昔よ おんなの春も あわれお吉の あわれお吉の 黒髪ざんげ
お駒雪化粧笹みどり笹みどり水木れいじ安藤実親佐伯亮蝶よ花よと もてはやされた そんな昔が 懐かしい 器量ばかりで 実らぬ花か お駒うす紅 黄泉路(よみじ)の旅化粧  恋とのれんの 両天秤じゃ しょせん渡れぬ 憂き世川 人目忍んだ 閨(ねや)の灯(ひ)も 浮いた浮いたの 夢も消え 今日は罪の瀬 おぼれ舟  才三(さいざ)ひとりと こころに決めて 解いた十九の 初島田 誰の筋書(すじ)やら からくり芝居 お駒なみだで 爪びく 三味の弦(いと)  (セリフ) もう想い残すことなんて あるもんか みれんも無い… 怨みも無い… この世のことは 水に流して むこう岸 あの人が…あの人が…きっと私を 待っているからね  誰に見せましょ 女の意地を わかれ絵すがた 黄八丈 これが この世の見おさめ橋に… お駒いのちか ひとひら春の雪
女の花ざかり笹みどり笹みどり水木れいじ水森英夫南郷達也泣いて暮らして 泣いて暮らして どうするの たかが人生 たかが人生 たかが恋 散った花なら また咲かせましょう 姫百合・すずらん・沈丁花 夢みて 女の…女の花ざかり  明日(あす)とゆう日は 明日とゆう日は 宝くじ 当りはずれは 当りはずれは 時の運 縁があるよに また笑いましょう 朝顔・ひまわり・酔芙蓉(すいふよう) 信じて 女の…女の花ざかり  旅とグルメと 旅とグルメと カラオケと そうよまだある そうよまだある お湯がある なみだ洗って また歌いましょう 秋桜・りんどう・鳳仙花(ほうせんか) 恋して 女の…女の花ざかり  さっき初めて さっき初めて 逢ったのに 他人みたいな 他人みたいな 気がしない さしつさされつ また夢見ましょう さざんか・南天・笹みどり 咲かせて 女の…女の花ざかり
くれない桜佐野文香佐野文香水木れいじ宮下健治前田俊明花のさかりを 修羅の道 賭けて流れの 旅空夜空 おんな一代 命はひとつ… 野暮がもの言う 浮世とやらに 咲かす誠の くれない桜  髪の乱れの ひとすじに 秘めてかくして 散りゆく恋よ おんな一代 水盃に… 今宵別れの 十六夜月夜(いざよいづきよ) 燃えて哀しい くれない桜  咲いて散るのが 宿命(さだめ)なら 何も言うまい 心のうちは おんな一代 未練はないさ… 義理のたて帯 きりりとしめて むかう嵐の くれない桜
くれない仁義佐野文香佐野文香水木れいじ宮下健治佐伯亮恋に咲いても いのちはいのち 義理に散っても 花は花 おひかえなすって この道 開けてもらいましょうか… 女だてらに 仁義きる 肌はくれない 鉄火肌  変る時節を 嘆きはせぬが 浮名ばかりの たつみ風 おひかえなすって けじめをつけに 参りましょうか… 肩で泣いてる 緋ざくらも 燃えて血染めの 修羅の坂  あおぐ夜空を 染めては消える 雪か花火か 人生は おひかえなすって 盃うけて 別れましょうか… 忍の一文字 抱いてゆく それが渡世の おんな道
知らぬが花沢竜二沢竜二水木れいじ岡千秋南郷達也わかれ夜風に 舞う蛍 添えぬふたりの 写し絵か 知らぬが花よ その先は 純(うぶ)なおまえにゃ 恋の闇路(やみじ)よ… 燃えりゃこの世の あゝ… 罪になる  なにを迷って 散り急ぐ 待てば陽のさす 春も来る 知らぬが花よ その命 いつか誠の 愛に染まれよ… 惚れていりゃこそ あゝ… 捨ててゆく  泣いて怨(うら)んで 気がすめば せめて朝まで 泣くがいい 知らぬが花よ その夢は 酔えばあのひと 酒のしずくよ… またの逢瀬(おうせ)は あゝ…次の夜で
薔薇の乙女三代目コロムビア・ローズ三代目コロムビア・ローズ水木れいじ水森英夫蔦将包赤い花 白い花 可憐に咲いて あの人も この人も 胸はずむ街よ 恋のカフェテラス 風のレンガ道 今日も色とりどりに 灯りともる… 愛を唄う夢を唄う 薔薇の乙女  枯葉散り 雪が舞い こがらし吹けど あの人も この人も 虹を見る街よ 甘いジンフィーズ 旧いカウンター 今日も人それぞれに 想い巡る… 愛を唄う夢を唄う 薔薇の乙女  流れ星 願い星 たそがれ空に あの人も この人も めぐり逢う街よ 洒落たウインドー 揺れるシルエット 今日も花さまざまに 何を祈る… 愛を唄う夢を唄う 薔薇の乙女
渋谷のネコ紫艶紫艶水木れいじ杉本眞人伊戸のりお捨て猫に されちゃった 別れようぜの 一言で 追ったって 傘もない どしゃ降り雨の真夜中に  ねえ誰か 一緒に 朝まで飲んだくれてよ あんちくしょうの 嘘の数だけ グラス空けたい気分…  ナニガ コイスル シブヤダヨ! ナニガ コイスル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語  捨て猫が とまり木で 涙ながして 爪を切る カラオケの 画面には 北の港の 冬景色  ねえ誰か今夜は やさしく声をかけてよ あんちくしょうの 想い出なんて みんな捨てたい気分…  ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語  ねえ誰か 一緒に 朝まで飲んだくれてよ あんちくしょうの 嘘の数だけ グラス空けたい気分… ナニガ コイスル シブヤダヨ! ナニガ コイスル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語 ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ドコガ ユメミル シブヤダヨ! ないないづくしの…ないないづくしの物語
居酒屋しぐれ水木れいじすがあきら庄司龍生きるつらさを くやしさを 捨てに来たのね 今夜もひとり 外はほろほろ 居酒屋しぐれ 縁もゆかりも ないけれど なぜか気になる なぜか気になる うしろ影  下手でいいのよ 世渡りは 男値打ちは お金じゃないわ 外はほろほろ 居酒屋しぐれ 演歌ひと節 憂さ晴らし 泣いているよな泣いているよな 路地あかり  冬と想えば 春が来て 今にあんたの 時代になるわ 外はほろほろ 居酒屋しぐれ なみだ雨でも ふたりなら 濡れて嬉しい 濡れて嬉しい 送り傘
おんな渡り鳥島津悦子島津悦子水木れいじ伊藤雪彦南郷達也惚れて…惚れていりゃこそ あと追いかける うわさ相模の 夕焼け港 好きだってさ 呼んだってさ 遠いちぎれ雲 女ですもの 泣いたっていいじゃない… 涙みちづれ 今日も渡り鳥  雨に…雨に打たれて 咲くりんどうの 花もいじらし 天城の峠 咲いたってさ 燃えたってさ どうせ通り雨 女ですもの 濡れたっていいじゃない… 旅のなさけも あばよ渡り鳥  野暮な…野暮な世間を 松原ごしに 捨てりゃ駿河は 新茶の香り 恋だってさ 夢だってさ みんな薄情け 女ですもの 酔ったっていいじゃない… いらぬお世話さ 明日も渡り鳥
連れづれ小唄島津悦子島津悦子水木れいじ弦哲也前田俊明かぞえきれない 季節のなかで あんたのやんちゃに 手をやいた 怒ることより ゆるす気持ちが大事だと ここまできたのよ わかるでしょ 文句は言わない ねェ あなた…あなた  死ぬの生きるの わめいたことも 今では笑える おはなしね だってあなたが 好きよ好きなのこれからも 言葉はいらない 想いやり 照れずにいきましょ ねェ あなた…あなた  人もうらやむ 夫婦(めおと)でいたい わたしの自慢の ひとだもの いばらの道も 今はゆるやかのぼり坂 右手と左手 ふれ合って 恥ずかしがらずに ねェ あなた…あなた
めおと暦島津悦子島津悦子水木れいじ弦哲也前田俊明笑顔ばかりで 生きられたなら 気楽(らく)な処(とこ)です この世の中は 他人(ひと)には言えない 涙も愚痴も ふたりで忍んで きた人生(みち)だもの… めおと暦(ごよみ)は 春待ち暦 咲かせましょうね ねがい花  寒い北風 身にしむ夜は 呑んで演歌(うた)でも 唄いましょうか 希望という名の 夜汽車に揺られ 故郷(ふるさと)でてきた ふたりじゃないの… めおと暦は おもいで暦 つらい時こそ 縁起(げん)なおし  何があっても つないだこの手 離さないでね このままずっと 緑の松葉を ほら見てあなた こぼれて散るまで 一生ふたり… めおと暦は 人生暦 越えて春待つ 憂き世坂
俺たちの青春修二と英二修二と英二水木れいじ岡千秋伊戸のりお負けなんて 言葉など 俺たちに なかった 朝焼けの 高速道路(ハイウェー) 東京 めざした日 蒼い林檎 噛みながら Ha Ha Han ヒーロー夢見た あの若さ… 過ぎてみれば 過ぎてみれば それが青春 人生語るには まだ早いけど  デカいこと やろうぜと 遠吼(とおぼ)えた 星空 あの頃は 良かったと 酔いどれ ガード下 同じ女 好きになり Ha Ha Han 北行き夜汽車で 追いあった… 今になれば 今になれば それも青春 人生語るには まだ早いけど  時代遅れ 金無(もんな)しで Ha Ha Han いつでも誰かに 恋してた… 想い出せば 想い出せば そんな青春 人生語るには まだ早いけど
繁という名の縄のれん神野美伽神野美伽水木れいじ水森英夫前田俊明なさけ仲見世 雷門に ちいさな居酒屋 出しました ほめてください ねぇ…あんた 雪の夜空(そら)から 見えますか… 繁(しげ)という名の 縄のれん  三社祭りで 着させるはずの 浴衣(ゆかた)も泣いてる 片情(かたなさ)け なんで死んだの ねぇ…あんた 酔えば 叱って くれそうで…… 今日も深酒 裏通り  愚痴は言うまい 言問橋で 流して手向(たむ)ける 花桔梗(ききょう) いつも一緒よ ねぇ…あんた それが惚れたと いうことよ…… 繁(しげ)と明日(あした)も ふたりづれ
みさお酒神野美伽神野美伽水木れいじ水森英夫前田俊明あんたの形見の この盃に 三日月浮かべて また呑(の)んでます おんな独(ひと)り身 二十年 思い切る気は 更(さら)にない 誓うなみだの エエンエ…みさお酒  あん時甘えて すがっていたら 旅などしないで いてくれたろか 我慢するんじゃなかったよ あれが最後の 夜(よる)ならば…… さだめ哀しや エエンエ…みさお酒  あの日と同じに 黒髪結(ゆ)えば 似合うと言われた 口紅淋(くちべにさみ)し 誰に許せる この肌を 遠いあの世で 逢う日まで…… 守り通して エエンエ…みさお酒
若狭の女神野美伽神野美伽水木れいじ岡千秋南郷達也死ぬほど憎い あの人に 死ぬほど惚れた この身がつらい 放生(ほうぜ)祭りで 慣れ染めあって 情とかした 鮎川に…‥ 燃えて散りゆく 深山の紅葉 わたし一途な 若狭の女  凍える指に 息かけて 恋文つづる 鵜の瀬の宿よ 杉の木立に カジカの声が 浅い眠りを また覚ます…‥ 窓をあければ 舞い込む雪が 肌にせつない 若狭の女  しあわせなのに 泣けてくる 逢瀬の夜の 時計の速さ 月見障子を 背中でしめて 離さないでと すがりつく…‥ 蘇洞門(そとも)嵐か 哭く波の花 淡く咲けない 若狭の女
噂の雨がふる前に純烈純烈水木れいじ中川博之前田俊明好き 好き 好きだから  遊びで恋など できないくせに ふたりはどうして こうなったのよ 一途なあなたが これ以上 夢中になるのが こわいから…… 好き 好き 好きだけど お別れしましょうね 好き 好き 好きだから 噂の雨がふる前に  好き 好き 好きだから  ミモザの花咲く テラスの窓に いろんな想い出 浮かんでくるわ 秘密のお部屋の 合鍵は もらって行かせて おまもりに…… 好き 好き 好きだけど お別れしましょうね 好き 好き 好きだから 噂の雨がふる前に  好き 好き 好きだから  理由(わけ)ある男(あなた)と 過去ある女(あたし) それでも死ぬほど 幸せでした あなたの優しい 腕の中 抱かれて泣くのも これきりね…… 好き 好き 好きだけど お別れしましょうね 好き 好き 好きだから 噂の雨がふる前に
キサス・キサス東京純烈純烈水木れいじ杉本眞人矢野立美離したくないあなた 今夜はこの手を 街の灯(あか)りも甘く せつない夜だから 赤いカクテルグラス ときめくボサノバ 月のしずくをあびて 朝まで踊ろうよ Quizas(キサス) Quizas(キサス) 愛してる Quizas(キサス) Quizas(キサス) 誰よりも Quizas(キサス) Quizas(キサス) いのち賭(か)けてあなただけ 抱きしめ原宿 囁(ささや)き青山 しあわせに酔いしれて Quizas(キサス) Quizas(キサス) 東京  ひとつ恋するたびに ルージュを変えては 砂漠みたいな都会(まち)で あなたは泣いていた すぎた過去(むかし)の古傷(こと)は 夜霧にまぎれて 熱いくちづけしたら もう振り向かないで Quizas(キサス) Quizas(キサス) 人はみな Quizas(キサス) Quizas(キサス) 旅人さ Quizas(キサス) Quizas(キサス) 夜空巡(めぐ)る流れ星 夢見て白金 このまま高輪 しあわせに酔いしれて Quizas(キサス) Quizas(キサス) 東京  愛は帆のない小舟 今夜はふたりで 時という名の運河(かわ)を 流れて何処(どこ)へゆく バラの香りの髪を 優(やさ)しくほどけば まるであなたは女神 死ぬほど悩ましい Quizas(キサス) Quizas(キサス) 忘れない Quizas(キサス) Quizas(キサス) その瞳 Quizas(キサス) Quizas(キサス) 燃える心いつまでも 肩よせ乃木坂 想い出赤坂 しあわせに酔いしれて Quizas(キサス) Quizas(キサス) 東京
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
恋は青いバラ純烈純烈水木れいじ中川博之伊戸のりお(Get you! Get you!)  別れた店で ぐうぜん逢った キャンドル・ライトに 潤(うる)んだ瞳 やせたじゃないか どうしていたの 探していたのさ あれからずっと 恋 恋 この恋 シャボン玉でも 抱いて 抱いて 抱きしめて そっと そっと 夢を見る…… 誰にも秘密の 夜に咲く ふたりの恋は 青いバラ  話してごらん 泣いてた理由(わけ)を こころの傷なら なおしてあげる あの日のホテル あの日の部屋で ギリシャの船の灯(ひ) も一度見たい 恋 恋 この恋 シャボン玉でも 抱いて 抱いて 抱きしめて 永遠(とわ)に 永遠に 離さない…… せつない霧笛に 花ひらく ふたりの恋は 青いバラ  離れていても あなたのものさ やさしくその手で 愛したすべて 逢えないときも 心はひとつ 変らぬ誓いの くちづけしよう 恋 恋 この恋 シャボン玉でも 抱いて 抱いて 抱きしめて いつも いつも 忘れない…… 夜明けのしずくに 濡れて散る ふたりの恋は 青いバラ  (Get you!)
スターライト札幌純烈純烈水木れいじ中川博之前田俊明スターライト札幌  双子座で移り気な 男(ひと)だと知りながら 気がつけば来てました あなたの北国へ どうして どうして どうして 愛してくれないの… ときめく時間を もういちど お願いかえして 時計台 札幌 恋の札幌 スターライト札幌  スターライト札幌  リラ冷えの春の夜 死ぬまで一緒だと 耳もとでささやいて くちづけしたくせに どうして どうして どうして 愛してくれないの… きらめく夜景は 宝石ね ふたりで歩いた 大通り 札幌 恋の札幌 スターライト札幌  スターライト札幌  うちあけたはずでしょう ちょっぴり派手な過去 すぎた事言わないと 約束したじゃない どうして どうして どうして 愛してくれないの… 想い出ばかりの すすきので 星空見上げて 泣いてます 札幌 恋の札幌 スターライト札幌 スターライト札幌
ひとりじゃないから純烈純烈水木れいじ杉本眞人矢野立美いつも いつでも いつだって 君はもう ひとりじゃないから  泣きたい時は 一緒に泣こう 涙がかれて しまうまで 淋しい時は 一緒に歩こう あの白い雲 追いかけて 手をつなぎ 肩よせて そばで笑顔を わけあえばいい  いつも いつでも いつだって 君はもう ひとりじゃないから いつも いつでも いつだって 君はもう ひとりじゃないから  どんな夢でも 一緒に語ろう 言葉にすれば 叶うはず ちいさな花を 一緒に育て 町から町へ 届けたい できること やりながら 前に進んで 行くだけでいい  いつも いつでも いつだって 君はもう ひとりじゃないから いつも いつでも いつだって 君はもう ひとりじゃないから  いつも いつでも いつだって 君はもう ひとりじゃないから いつも いつでも いつだって 君はもう ひとりじゃないから
星降る夜のサンバ純烈純烈水木れいじ大谷明裕矢野立美バラのピアスごしに 熱いあなたのため息 こころ惑わすよな キャンドルの炎 しゃれたグラスの影 恋を囁く横顔 どこか謎めいてる 南国のテラス  甘い おとし穴でも いいのよ ゆらり ゆらめいて Dancin' tonight…  抱いてもっと強く 奪われてみたい あぁ 酔ってふたり 星降る夜のサンバ  燃える指をからめ そっと盗んだ口唇(くちびる) 触れた素肌を溶かす 夢色の夜風 誰がうわさしても ガラスの靴で踏んだら はるか摩天楼の 赤いペーパームーン  今は 危なげな ぬくもりだけ ゆらり 感じあい Dancin' tonight…  明日(あす)のゆくえなんか 知りたくはないわ あぁ ゆれてふたり 星降る夜のサンバ  甘い おとし穴でも いいのよ ゆらり ゆらめいて Dancin' tonight…  抱いてもっと強く 奪われてみたい あぁ 酔ってふたり 星降る夜のサンバ
港町銀河純烈純烈水木れいじ中川博之伊戸のりお(港町銀河) たそがれの 波止場から 白い船が出て この恋を おもいでに かえてゆく 美しく燃えて お別れですね かもめ唄 ぼんやりと 聞く夜空…… (Ha~)アダムとイブの昔から 男と女のお話を 涙の数だけちりばめた 港町銀河  たそがれの 風の中 流れ星キラリ 背のびして 追いかけて またすがる 美しいことは 罪深いのよ 嘘(うそ)までが 愛(いと)しくて あとをひく…… (Ha~)アダムとイブの昔から 男と女のひめごとを 島影はるかに見つめてた 港町銀河  (港町銀河) たそがれの そのあとは 赤い月ひとつ しあわせも 引き潮に 消えたのに 美しい人の 面影抱けば 沖に咲く ブイの灯(ひ)も 濡れてくる…… (Ha~)アダムとイブの昔から 男と女のためいきを 夜霧のむこうで花にする 港町銀河
ふる里の母城めぐみ城めぐみ水木れいじ蔦将包蔦将包母さんの好きな花 ひとり静かの白い花 この頃 夢に よく見ます ごめん ごめんね 優しい言葉も かけないで… 雪溶け前には 帰ります 信州・信濃路・大糸線で  たくさんの苦労して 笑顔たやさぬその?が 初めて涙 浮かべてた ごめん ごめんね 心配ばっかり かけたよね… 恋して 故郷(ふるさと) 捨てました 信州・信濃路・大糸線で  母さんに 似てきたと そっと手鏡のぞいては 口紅(べに)さす指を ふと止める ごめん ごめんね あげたい言葉は ありがとう… 約束しました 帰ります 信州・信濃路・大糸線で
もういちど聞かせて城めぐみ城めぐみ水木れいじ蔦将包蔦将包そんな気がして 想い出の店 扉をあけたら 懐かしい うしろ姿(かげ) 別れて何年 また逢うなんて あなたひとりだけ 待っていてよかった… 泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわ もういちど聞かせて 愛しているからと  変わらないのね 淋しげな瞳(め)も ときどき意地悪 つぶやいた くちびるも にじんだ小窓に 似顔絵描(か)いて あなたひとりだけ 夢に?たいつでも… 泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわ もういちど聞かせて あの日の囁きを  街の灯(あかり)に ときめく心 ちいさな倖せ 待っている 気がするの 行く人 来る人 見送りながら あなたひとりだけ 信じてた私よ… 泣かないわ もう泣かないわ けして泣かないわ もういちど聞かせて 愛しているからと 愛しているからと
おしどり酒瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明うき世しぐれに 吹きよせられて 似た者どうしで 雨やどり それが合縁 ふたりの奇縁… 振りむきゃ いろいろ あったけど おしどり酒です 今夜は 水いらず  弱音はいたら あんたの負けと 背中をたたいて 泣いた夜 春と想えば また冬が来て… 故郷 なまりは 消えたけど おしどり酒です 見上げりゃ 月夜です  愛想なしほど 情は深い しみじみ見つめりゃ 照れる人 惚れてよかった あんたに惚れて… 人生 まだまだ 長いけど おしどり酒です 明日(あした)も ふたりづれ
月夜舟瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明神さまが 逢わせてくれた この人と 我慢くらべの みちゆきでした 涙つづりの 幾年(いくとせ)も 過ぎてしまえば おもいで話 こぼれ桜が 水先(みずさき)染めて 夢を呼ぶよな ふたりの月夜舟  世渡りも お世辞も下手な 人だけど 裏がないのに ほだされました 喧嘩してみて 泣いてみて 情の深さに また惚れ直す 昭和生まれは やっぱり演歌 酔ってしんみり ふたりの月夜舟  まわり道 それでもいいの この川の きっと何処かに 倖せがある 花と咲く日も 散るときも あずけましたよ わたしの命 いいのあんたと 流されながら 明日を探して ふたりの月夜舟
泪のワルツ瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明ボトルに一輪 むらさきの 花が別離の 言葉(しるし)でしょうか あんなに優しく してくれたのに… 顔も見ないで 出てゆくなんて あとは泪 今宵(きょう)も泪 泪のワルツ  淋しい恋でも 微笑ってた みんなあなたの ためだったのよ 夕陽の小窓に 似顔絵描いて… 嫌い嫌いと つよがりながら なんで泪 泪 泪 泪のワルツ  ふたりの暮らしが 夢ならば 夢を死ぬまで 見ていたかった この世にもひとり あなたがいたら… 酔えぬお酒に すがりはしない だから泪 ひとり泪 泪のワルツ
花と嵐瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ叶弦大花と嵐の うき世の河を 越えてあなたと 十余年 過ぎてしまえば 泣いたあの日も 想い出話 そうよ今夜は うす紅さして つきあいましょうね あなたの酒に  酔えばしんみり 私の膝で ひとつ覚えの 子守唄 いまも心で 詫びているのね かさねた親不孝 次の彼岸は 故郷帰り つきあいましょうね あなたの旅に  ついて来いとは 言えない人の うしろ姿が いじらしい まわり道でも 生命よせあう この倖せを そっと噛みしめ いついつまでも つきあいましょうね あなたの夢に 
また逢えそうなブルース瀬川瑛子瀬川瑛子水木れいじ中村典正前田俊明いやだ… やだ… やだ もう恋なんか いつも 泣くのは 女だけ 船が出たなら それきりなのに なんで優しく 抱きよせる セピア色した 釧路の雨に 誰が歌うか また逢えそうなブルースよ  いやだ… やだ… やだ 面影グラス 酔えば 逢いたく なるばかり 灯(あかり)淋しい 幣舞橋(ぬさまいばし)を どこか空似の 男(ひと)がゆく セピア色した 釧路の夜は みれんばかりの また逢えそうなブルースよ  いやだ… やだ… やだ ミモザの花も 散って波止場は 冬化粧 待てど暮らせど 帰っちゃ来ない おとぎ話の 夢ひとつ セピア色した 釧路の海に 捨てる涙の また逢えそうなブルースよ
おけさ恋歌瀬口侑希瀬口侑希水木れいじ岡千秋竹内弘一命までもと 誓った恋を 捨てに来ました 四十九里(しじゅうくり)越えて 小木(おぎ)は夕凪 両津(りょうつ)は荒磯(しぶき) 男ごころの 裏表… 遠く聞こえる おけさの節に みれんあとひく 佐渡の海  涙ひとつぶ 手酌の酒に 落ちて面影 ゆらして消える 夢の昔と あきらめようか 思うそばから 恋しがる… 窓をあければ いさり火ひとつ 燃えてせつない 佐渡の夜  あてはあるのか 寒くはないか 群れにはぐれた 一羽の朱鷺(とき)よ どこか似ている 哀しい運命(さだめ) 明日を探して 風に泣く… はるか岬の 灯台あかり 夢をかえして 佐渡の海
海峡わかれ雨瀬口侑希瀬口侑希水木れいじ北原じゅん馬場良別れ 別れ 別れ手紙を 握りしめ ひと汽車遅れ 追って来た 港駅は 雨 雨 雨が降る 指が寒い 肩が寒い 心が寒い どこにいるのよ ああ…恋しい 恋しいあなた  泣いて 泣いて 泣いて手を振る 海峡に あなたの船は 消えてゆく 呼んでみても 雨 雨 雨が消す 死ねとばかりに ほほを叩く 冷たいしぶき 抱いてください ああ…もいちど もいちどあなた  港 夜明け 雨 雨 雨の中 髪が凍る 夢が凍る 命が凍る 一目逢う日を ああ…待ちます 待ちますあなた
冬の恋歌瀬口侑希瀬口侑希水木れいじ蔦将包蔦将包あなたの夢見て 目が覚めた 忘れたはずの 人なのに ひとり寝が 芯まで寒い 外は荒海 日本海… あゝ 如月(きさらぎ)の 雪が舞う 冬の恋歌 みなと宿  心でどんなに 恨んでも この身があなた 恋しがる くすり指 噛みしめながら しのぶぬくもり 腕まくら… あゝ もう一度 抱き寄せて 冬の恋歌 みれん宿  泣けよとばかりに 胸を打つ 闇夜(やみよ)を走る 虎落笛(もがりぶえ) ふり向かず 明日(あした)へ渡る 春の出船は まだ遠い… あゝ 命火が 凍りつく 冬の恋歌 おんな宿
いつも昨夜のように高倉一朗高倉一朗水木れいじ田尾将実川村栄二囁くよりも 見つめて欲しい 綺麗になるの 女だから なぜ…なぜ…恋したら誰も 口紅ひとつに 迷うのか… やさしく愛して 身体(からだ)ごと あなたの吐息で 染めてよ 愛して愛して 抱きしめて いつも昨夜(ゆうべ)のように  あなたと過ごす つかの間だけが 私のすべて 生きがいなの なぜ…なぜ…幸せなくせに 涙があふれて とまらない… やさしくほどいた この髪も あなたを求めて 燃えてる 愛して愛して 私だけ いつも昨夜(ゆうべ)のように  やさしく抱いてよ うしろから 心のときめき 感じて 愛して愛して 夜明けまで いつも昨夜(ゆうべ)のように
さよならのかけらを集めて高倉一朗高倉一朗水木れいじ田尾将実川村栄二これを愛と信じたいけど いつも遠くを見てる あなたには 預けない まごころの鍵だけは 逢えば深く 傷つく そんなことは 知ってる 私だって 私だって 女です 夢を見たのです… さよならのかけら集め 歌にすれば哀しい 抱かれながら 憎みながら 今日も また 許してる  人は誰も 夜をさまよう 寒い旅人だから つかの間の ふれあいに ぬくもりを求めあう もしも時を この手で 止めることが できたら それだけで それだけで 幸せよ 何もいらないわ さよならのかけら集め 歌にすればいとしい 抱かれながら 祈りながら 明日(あす)も また 生きてゆく  さよならのかけら集め 歌にすれば哀しい 抱かれながら 憎みながら 今日も また 許してる
大阪雨情たかみのり子たかみのり子水木れいじ岡千秋あんたは嘘が下手やから 可愛い女に ようなれん 想い出運ぶ 新地の雨も 素直になれよとほほを打つ 男は夢から抜けきれへんし 女はお酒じゃ酔いきれへんし 大寒 小寒 心が寒いそれでも恋しい あああんた 大阪雨情  お酒に捨てる 淋しさが 灯りの数だけ にじむ街 昨夜も肩に移り香つけて しあわせ芝居に水をさす 男は いつでも煮えきれへんし 女は いつでも言い切れへんし 大寒 小寒 心が寒い それでも恋しい あああんた 大阪雨情  男はひとりじゃ眠られへんし 女は涙を見せられへんし 大寒 小寒 心が寒い それでも恋しい あああんた 大阪雨情大阪雨情
長崎雨情たかみのり子たかみのり子水木れいじ岡千秋傘のない日に そぼ降る雨は なんで女を 泣かせるの 長崎 長崎 あなたのいない 港 坂道 異人館 別れても 愛していたい 恋は女の 夢ものがたり  何を祈ろう マリアの鐘に 逢えば幸せ ふしあわせ 長崎 長崎 あなたと濡れた 夜の丸山 石だたみ 別れても 覚えていたい みれん ためいき 夢ものがたり  ひとり暮らしは 淋しいけれど いいの誰にも 抱かれない 長崎 長崎 あなたの好きな 霧笛 たそがれ 思案橋 別れても 信じていたい 遠いあの日の 夢ものがたり
忘れ花篁沙をり篁沙をり水木れいじ岡千秋丸山雅仁あなたと最後に旅をして 泣かずに身をひくはずでした 愛しても 愛しても さだめ哀しい 忘れ花 今夜かぎりの逢瀬の宿で 別れ化粧の 口紅をひく  わたしを女にしてくれた あなたがいまでは憎らしい 尽しても 尽しても 真心とどかぬ 忘れ花 可哀相だとおもうのならば 何も言わずに抱きしめて  添い寝のまくらに忍びこむ つめたい憂き世のすきま風 縋っても 縋っても たどる明日ない 忘れ花 せめて遠くで あなたの苗字 そっと名乗って暮らしたい 
しゃくなげの雨田川寿美田川寿美水木れいじ徳久広司南郷達也北鎌倉の 改札出たら 心の整理 つきました しあわせ芝居 永すぎた春 縁切寺へ 納めます  おもえばつらい 恋でした ただ泣くだけの 恋でした 雨雨 しゃくなげの雨 もうこれ以上は 待てません 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です  指輪ひとつで 三年過ぎて お酒の味も 知りました 綺麗になったと 他人は言うけど 悩んで痩せた だけでした 哀しい意地も はりました 淋しい嘘も つきました 雨雨 しゃくなげの雨 すべてを流して くれますか 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です  おもえばつらい 恋でした ただ泣くだけの 恋でした 雨雨 しゃくなげの雨 もうこれ以上は 待てません 雨雨 しゃくなげの雨 私もやっぱり 女です
南国土佐に雪が降る多岐川舞子多岐川舞子水木れいじ岡千秋南郷達也北へ行ったら よかったかしら おもい切れずに また泣くのなら いとしさ憎さが 渦をまく 旅のみなとの 船着場… みれん心を ゆさぶるように 南国土佐に あゝ雪が降る  遠いあなたを 呼んではみても 風がほゝ打つ 命が寒い 漁火はるかに 海鳴りが 哭いて恋しさ つのらせる… みれん心を ゆさぶるように 南国土佐に あゝ雪が降る  雪よ降るなら 吹雪になって いっそ消してよ この胸の火を 涙も凍える 岩かげに 誰を待つのか 紅椿… みれん心を ゆさぶるように 南国土佐に あゝ雪が降る
ひとめぼれ多岐川舞子多岐川舞子水木れいじ岡千秋南郷達也他人が泣いてりゃ ほっとけず 買った苦労で 泣かされる あんな野暮天 もう知らないよと 愛想つかして 飲むお酒 けどね けどね 憎たらしいけどね ひと目惚れしてね…あんたの世話をやく  ひとつ覚えの 無法松 酔ってうなって ちどり足 時代遅れの 男の人生が わかるもんかと 見栄をきる けどね けどね 憎たらしいけどね ひと目惚れしてね…あんたに肩をかす  恋は涙で 味がでる 耐えて尽して 知った春 俺が好きなら 黙って来いと 言っているよな うしろ影 けどね けどね 憎たらしいけどね ひと目惚れしてね…あんたについて行く
旅の宿滝里美滝里美水木れいじ岸本健介愛想なしほど 情は深い そこにほだされ もう二年 はじめてですね はじめてですね そろい浴衣で 旅の宿 あつい地酒に しみじみ酔って 小窓開ければ 春の雪  捨てた故郷に 戻ってみれば 今じゃ家さえ ないと言う せつないですね せつないですね もらい泣きして 旅の宿 似た者どうし 身を寄せあえば いつか夜更けて 波の音  どんな夢見て 寝息をたてる あなた私の 膝まくら しあわせですね しあわせですね ふたりぼっちの 旅の宿 いっそこのまま 時を止めてよ 雪見障子の月灯り  
おんなの夜明け~第一章~竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大萩田光雄窓のすきまから 陽差しがのぞく頃 絡めたこの指 ほどけば泣けるわ 上りの列車に あなたを送る くだりの列車で 私はひとり 淋しい…淋しいね… 今度逢えるのいつ きっと約束して おんなの夜明け  そうねひとり寝は なれてはいるけれど 愛してしまえば 女は女ね 今日から明日へと 心がさわぐ 昨夜(ゆうべ)のあなたを 信じていたい せつない…せつないね… 夢は忘れるもの 恋は幻なの おんなの夜明け  あなたの面影 抱きしめながら また来る幸せ わたしは待つの 恋しい…恋しいね… あとを追いかけたい しがみつきたいのよ おんなの夜明け
おんなの夜明け~第二章~竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明寒い 寒いよ ひとりが寒いよ 駄目ね 駄目なの ひとりぼっちは駄目なの 花の命と 同じよに 女の命も 一度だけ あんたの愛なくて… 生きてゆけない 歩けない 夢の中まで ふたりづれ おんなの夜明け  嫌よ 嫌だよ 泣かせちゃ嫌だよ 何処よ 何処なの 恋のねぐらは何処なの 私(あたし)やっぱり 女です 時にはわがまま 言いたいの 許してくれますか… 北はみぞれが 雪になり お酒ばかりが あとを引く おんなの夜明け  暗い窓から はばたいて あんたと一緒に 暮らせたら 何(なん)にも いらないわ… こんな女の いじらしさ いつかわかって くれますか おんなの夜明け
螢川竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大萩田光雄燃えたらダメよと さとすその裏で この身焦(こ)がして あんたに惚れた じれて愚図(ぐず)れば それっきり そんなはかない 仲だけど…… 雪見橋から 立山(たてやま)越えて ホーホー螢 飛んでゆけ 私も飛びたい 螢川  女の身体(からだ)に 積もる根雪(ねゆき)さえ 熱い涙で とかしてくれた ところ変れば 川の名も 人のさだめも 変るのね…… 月に葉桜 舞う城下町 ホーホー螢 飛んでこい 逢いたい今夜は 螢川  たとえ一緒に なれずとも そばにおいてね 心だけ…… ひとり待ちます 常願寺川(じょうがんじ)にて ホーホー螢 飛んでこい 命火ともして 螢川
美子の金比羅ブギウギ竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大萩田光雄(金比羅ブギウギ 金比羅ブギウギ Boogie! Woogie!!)  金比羅船々 追風(おいて)に帆(ほ)かけて シュラシュシュシュ まわれば四国は 讃州(さんしゅう)那珂(なか)の郡(ごおり) 象頭山(ぞうずさん)金比羅 大権現(だいごんげん) 一度まわれば  金比羅み山の 青葉の影から キララララ 金の御幣(ごへい)の 光がチョイとさしゃ 海山雲霧(うみやまくもきり)晴れわたる 一度まわれば  惚れた同士で 金比羅まいり 一杯やろかと 峠の茶屋へ 寄ればこの地は 讃岐とやらで うどん出されて シュラシュシュシュ  酒の肴は 瀬戸内自慢 タイにヒラメに はまちの刺身 チョイと呑み過ぎ 阿波に着いたら 踊る阿呆が シュラシュシュシュ  阿波の殿様 蜂須賀(はちすか)さまだよ シュラシュシュシュ 私ゃあなたの そばそばそばだよ ほんとに金比羅 大権現(だいごんげん) 一度まわれば  お宮は金比羅 船神さまだよ キララララ しけでも無事だよ 雪洞(ぼんぼ)りゃ明るい 錨(いかり)を下(おろ)して遊ばんせ 一度まわれば  (金比羅ブギウギ 金比羅ブギウギ Boogie! Woogie!! Boogie! Woogie!!)
美子のソーラン節竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン 鰊(にしん)来たかとカモメに問えば 私しゃ立つ鳥波に聞け チョイ ヤサエー エンヤーサーノ ドッコイショ  ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン 沖でカモメの鳴く声聞けば 船乗り家業はやめられぬ チョイ ヤサエー エンヤーサーノ ドッコイショ  ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン 今宵一夜は緞子(どんす)の枕 明日は出船の波枕 チョイ ヤサエー エンヤーサーノ ドッコイショ  今夜は寒い、寒いよね 風が強い、強いよね 吹雪になりそう、なりそうね あんた大丈夫? 今、どうしてる? どうしてる?  深酒しない、しないでよ 無茶はしない、しないでよ 喧嘩しない、しないでよ 今、どこ? あんた一人の身体じゃないよ、ないんだよ!  無事でいて 無事でいて 無事でいて 無事でいて 無事 無事 無事 無事…? 無事なの? 早く 早く 早く 早く帰って来て 早く 早く 早く 早く~ッ!  ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン 男度胸なら五尺の身体 ドンと乗り出せ波の上 チョイ ヤサエー エンヤーサーノ ドッコイショ  ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン 浜の女は お白粉(しろい)いらぬ 銀の鱗(うろこ)で 肌光る チョイ ヤサエー エンヤーサーノ ドッコイショ  ヤーレン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ソーラン ヤン衆可愛いやソーラン節で ちょいと呑ませりゃまた稼ぐ チョイ ヤサエー エンヤーサーノ ドッコイショ
美子のデカンショ節竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明デカンショ デカンショで 半年ァ暮らす (ヨイヨイ) 後の半年ァ 寝て暮らす ヨーイヨーイ デッカンショ  やっておいでよ 気のすむように 向かう嵐に 眉上げて 止めて止まらぬ 男(ひと)だから 天下取るまで 待ってるよ… 今が出番の 人生勝負 おとこ花道 まっしぐら  ヨーイヨーイ デッカンショ  夢は東京(みやこ)の あの花舞台 名残り惜しいが お立ち酒 たとえ火の粉を あびようと 負けぬ男だと 眸(め)でわかる… 意地をこころの つっかい棒に おとこ花道 まっしぐら  ヨーイヨーイ デッカンショ  丹波篠山(たんばささやま) 山家(やまが)の猿が (ヨイヨイ) 花のお江戸で 芝居する  ヨーイヨーイ デッカンショ
美子の真室川音頭竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明(ア ソレ ア ヨイショ) 私ゃ 真室川の 梅の花 コーリャ あなたまた この町の 鶯よ (ハ コリャコリャ) 花の咲くのを 待ちかねて エゝ コーリャ 蕾のうちから 通て来る (ハァ ドントコイ ドントコイ)  あなた又々 薄情すぎる 咲かぬ昔は 雨の日も 風の夜更けも 忍んで来てさ 惚れてしまえば 花から花へ… 来るか来ないか うす紅ひいて じれて待つ身の ねぇチョイト もどかしさ(ミコチャ~ン)  裏から まわれば 垣根コあるし コーリャ 表から まわれば 犬吠える (ハ コリャコリャ) 鳴くな騒ぐな 泥棒じゃないよ オゝ コーリャ この家(や)の娘さんに ちょいと用がある (ハァ ドントコイ ドントコイ)  (ア ソレ ア ヨイショ) 真室川 よいとこ 新庄うけて コーリャ 娘また 美人で 唄どころ (ハ コリャコリャ) 上り下りに ちょいと足止めて エゝ コーリャ 聞いてまたお帰り この音頭 (ハァ ドントコイ ドントコイ)  (ア ソレ ア ヨイショ)
雪の十日町竹川美子竹川美子水木れいじ叶弦大前田俊明泣き虫で… 弱虫な… こんな私でも なぜか愛(いと)しい女だと 言ってくれた人 もいちどこの肩 やさしく抱いて 吹雪舞う夜(よ)は 心も寒い…… 越後ちぢみを 織る手に涙 早くあんたと暮らしたい 雪の十日町  無口でも… 優しくて… 嘘のないあんた さだめ預けてゆける人 やっと逢えたのね 深山(みやま)の紅葉(もみじ)も 色づく街で 愛を誓った 観音祭り…… 思い出させる 八海(はっかい)おろし 逢えぬつらさに酔うお酒 雪の十日町  夜汽車の汽笛(ふえ)の音(ね) 近づくたびに 燃える命火 なおさらつらい…… 雪が深けりゃ 情(なさけ)も深い 待って待ちわび冬を越す 雪の十日町
おんな流転節立樹みか立樹みか水木れいじ北原じゅん丸山雅仁あんた追いかけ ここまで来たが 指はかじかむ 髪さえ凍る 逢いたさに…波もぐずるか 竜飛崎… 雪の岸壁 太棹聞いて 北へ流れの 船に乗る  風に怨みを 叫んでみても 乳房(むね)の火群(ほむら)は 燃えたつばかり 残り香を…抱けばせつない 霧多布… はぐれ鴎の 舞いとぶ宿で まくら濡らすも 女ゆえ  花は咲いても 私にゃ遠い 春という名の 終着みなと 海鳴りが…いのち揺さぶる オホーツク… 憎い 恋しい あんたが欲しい おんな さいはて 流転節
三日月桟橋立樹みか立樹みか水木れいじ北原じゅん丸山雅仁夜の汽笛は 淋しいものね まして別れの 出船なら この身をふたつに ひき裂いて ついて行きたい あの人に 呼んでみたって 波また波の 三日月桟橋 あゝ…恋が散る  泣いて他人に 戻れるならば お酒なんかにゃ すがらない 海鳴りひびけば また浮かぶ 忘れられない 面影が… なんで今さら いいことばかり 三日月桟橋 あゝ…夢に見る  帰る人やら 帰らぬ人か あてにならない 風便り 女の命を 抱きしめた お伽ばなしね あの夜は… せめて教えて 身のふりかたを 三日月桟橋 あゝ…春が逝く
雪桜立花淳一立花淳一水木れいじ四方章人情けの糸は むすべても たぐれば切れる 縁の糸よ 好きで添えない おまえとふたり しんしんしんみり わかれ酒 燃えて燃えて散れ散れ あゝ…雪桜  灯りを消して 帯とけば ほのかに匂う 湯上り化粧 おまえひとりが こころの妻と しんしん静かに 抱きよせる 燃えて燃えて散れ散れ あゝ…雪の華  小指に残る 口紅のあと 夢なら泣いて 忘れもしよう 尽きぬなごりを 瞳と瞳で語りゃ しんしんしらじら 夜が明ける 燃えて燃えて散れ散れ あゝ…なみだ雪
待ちわびてテレサ・テンテレサ・テン水木れいじ浜圭介あなたのやさしい腕まくら あれは遠い夢ですか 眠れぬ夜の淋しさに わたしまたやせました  待ちわびて待ちわびて あなたの帰りを待ちわびて 逢いたくて逢いたくて あなたに逢いたくて…… はじめて女のしあわせを おしえたあなたは憎いひと  髪をすこし切りましょう それで胸がはれるなら 小雨にけむるガラス窓 街の灯も消えました  待ちわびて待ちわびて あなたの足音待ちわびて 恋しくて恋しくて あなたが恋しくて…… 鏡にうつした口紅は いまでもあなたの好きな色  待ちわびて待ちわびて あなたの帰りを待ちわびて 逢いたくて逢いたくて あなたに逢いたくて…… はじめて女のしあわせを おしえたあなたは憎いひと
赤い月の伝説天童よしみ天童よしみ水木れいじ都志見隆都志見隆砂のあらしが 通り過ぎた空に 遠く輝く 南十字星よ 椰子(ヤシ)の葉陰 そよぐ風は 夢の蜃気楼 夜の虹を 渡って来る 昔別れた旅人  今、悠久の 時を越えて また めぐり逢うの… 赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ  肩を抱かれて そっと瞳(め)をとじれば 何故にこんなに 胸がときめくのか まほろばへと 続く河は 美しいものね ふともらした 吐息にさえ 白くこぼれる睡蓮(すいれん)  今、悠久の 波に揺(ゆ)れて また 睦(むつ)みあうの… 赤い月よ しじまの中 水先だけ 照らしてよ  今、悠久の 夜に溶けて また 愛しあうの… 赤い月よ 砂漠の町 恵みの雨 降らせてよ  赤い月よ この肌染め 一途な愛 かえしてよ
あなたに咲いた花だから天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫猪股義周好きで別れる せつなさに やっぱり涙が あふれるわ 夢をあなたが 叶える朝を 今は遠くで 祈るだけ… 何があっても 忘れはしない あゝ…あゝ… あなたに咲いた花だから  数えきれない 思い出は かばんにつめても まだ余る 車窓(まど)に面影 浮かべて忍ぶ あの日あの部屋 あの暮らし… 何があっても 散らせはしない あゝ…あゝ… あなたに咲いた花だから  ここがあなたの 故郷(ふるさと)よ 疲れた時には 来て欲しい 山の紅葉(もみじ)の 紅(あか)より赤(あか)く 燃える一途な 恋ごころ… 何があっても 信じているわ あゝ…あゝ… あなたに咲いた花だから
雨やどり天童よしみ天童よしみ水木れいじ桧原さとし伊戸のりおお酒の呑み方 見ただけで 背負った苦労が わかるのよ これが惚れたと いうことなのね 聞かせてください 心の憂(う)さを… いつかなじんだ 縄のれん めぐり逢わせた 雨やどり  おふくろみたいな 口きくな 叱ったそばから 瞳(め)が笑う 人を踏みつけ 生きてくよりも 踏まれて耐えましょ 紫陽花しぐれ… どこか優しい 故郷(くに)なまり しみて泣かせる 雨やどり  明日(あした)はいい日が 来るからと 信じて今夜も 遠まわり 後生大事(ごしょうだいじ)に こころに秘めた 叶えてあげたい あんたの夢を… 女ごころの 意地ひとつ 縁をむすんで 雨やどり
ある恋の旅路天童よしみ天童よしみ水木れいじ山田年秋北行く夜汽車 乗り継いで 着いた港は 雨でした 見知らぬ酒場の かたすみで あなた偲んで 飲むお酒 なぐさめなんかは 欲しくない  泣きたい時は この胸で 泣けとやさしく 抱いた人 どうして私に 嘘ついた あなた呼んでも 窓ごしに 霧笛が淋しく 響くだけ  誰もが悪く 言うけれど なにが他人に わかるのよ 冷たい噂に ふりむけば あなた愛した 秋桜の うす紅こぼれる しぐれ駅  あなたのいない この世など 未練ひとつも あるものか 舞い散る小雪に 埋もれて あなた夢見る その時は 女のいのちが 果てるとき
あんじょうやれたら えやないの天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人南郷達也着たきり雀と 極楽トンボ ひと目惚れして なんとやら どこにとりえと 聞くだけ野暮や ないない尽くしの このご時世に… あんじょうやれたら えやないの 縁がありゃこそ 人情 雨やどり  しあわせ買うほど お金は無いが 笑う門(かど)には なんとやら おでん一串 夜風がしみて 涙がでた時ァ なぐさめあって… あんじょうやれたら えやないの 心意気です 人情 雨やどり  似た者どうしで 夜寒に耐えて 待てば日和(ひより)の なんとやら まわり舞台の 人の世ならば あんたの出番は そこまで来てる… あんじょうやれたら えやないの 春を呼ぶよな 人情 雨やどり
あんたと一緒天童よしみ天童よしみ水木れいじ若草恵池多孝春「おまえの涙は 俺が拭く」 「あんたの苦労は くださいね」 そんな言葉で 身をよせあって 我慢くらべの みちゆきでした… 色々あります あるけれど 惚れてよかった幸せよ あんたとあんたと一緒なら  「今夜は呑もうか 久しぶり」 「酔わせてください しみじみと」 縁がありゃこそ ひとつの傘で  越えたこの世の 雨風(あめかぜ)いくつ… 色々あります あるけれど うしろ見ないわ泣かないわ あんたとあんたと一緒なら  「しっかり頼むよ これからも」 「つきあいますとも その夢に」 しだれ紅梅 蕾をつけて 春を呼んでる ひと足早く… 色々あります あるけれど 明日(あす)も笑顔で生きてゆく あんたとあんたと一緒なら
一番星天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫伊戸のりお逆(さか)まく波が 打ちよせて 行く手をはばむ 人生航路 負けてたまるか くじけてなるか 花に嵐は 覚悟じゃないか… 歴史に刻もう 名勝負 一番星が 道しるべ  先行く人が 眩(まぶ)しけりゃ 自分の道を 極めるだけさ 負けてたまるか くじけてなるか 今日の涙を 無駄にはしない… つらい時こそ 胸張れと 一番星が 応援歌  天からもらった この試練 くちびる噛んで 明日(あした)へ向う 負けてたまるか くじけてなるか 他人(ひと)に勝つより 自分に勝てよ… 揚(あ)げる心の 優勝旗 一番星が うれし泣き
一声一代天童よしみ天童よしみ水木れいじ岡千秋前田俊明花の命を 歌ひとすじに 咲くも散らすも 根性ひとつ やると決めたら どこまでも 夢を心に くちびるに… それが私の 人生ならば 一声一代 この道を行く  天が授(さず)けた 童(わらべ)と知って 母は捨て身で 我が子を守る 何があっても くじけずに 庇(かば)い続けた 歳月(としつき)よ… 涙わけあい 嵐を越えて 一声一代 また旅をゆく  夜風耐えぬく 梅いちりんに いつか覚えた 誠の姿 熱いこの血が あるかぎり 叶う希望(のぞみ)の 朝は来る… 勝って驕(おご)らず 負けても泣かず 一声一代 明日(あした)に賭ける
いのちの春天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人伊戸のりおあなたがそばに いればこそ 私は花と 咲けるのよ 夜空 星空 寒くても いちずに尽して ついて行く ぬくめてあげる 身体ごと 恋はいのちの いのちの春だから  哀しい傷を 包む指 ふるさとみたいな そんな人 ふたり静かの 花のよに あなたと死ぬまで 離れない よりそうだけで 嬉しいの 恋はいのちの いのちの春だから  まごころかたく むすびあい 流れてゆくの どこまでも 泣くも笑うも 人生は 今日からあなたと ふたりづれ… しあわせすぎて また涙 恋はいのちの いのちの春だから
いのちの人天童よしみ天童よしみ水木れいじ徳久広司南郷達也愛しているから 逢えないの それも恋だと 泣きました めぐり逢うのが 遅すぎた 黙ってこの町 出るけれど… もいちど生まれて 来るときも いのちの人は いのちの人は あなただけ  話せば哀(かな)しい 過去ばかり 何も言うなと 眸(め)で叱る 誰のせいでも ないけれど 綺麗な私(あたし)で いたかった… もいちどあの日に 戻れたら いのちの人は いのちの人は あなただけ  離れて行くけど 忘れない 恋は一生 一度だけ どこで生きても この愛が 私(あたし)のすべてと 気づいたの… もいちど激しく 抱きしめて いのちの人は いのちの人は あなただけ
梅の木ものがたり天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周雪を背おって 凛(りん)と咲く おんな意気地の しだれ梅 どんな苦労も はねのけて 生きろと教えて くれる花… 去年の春の 涙忘れて いのちかぎりに 咲けという  それが時代の せいならば 泣いてどうなる ものじゃない おもいがけない 夜嵐(よあらし)に 小枝をまげて 耐える花… ひとたび行くと 決めたこの道 照らすほのかな 雪あかり  ひとつふたつと 咲くほどに 頭(こうべ)たれよと 親ごころ 人のぬくもり 忘れずに 春に先がけ 香る花… 人生一度 なってみせます 明日(あす)は誰かの 道しるべ
大阪そだち天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人雨に濡れても 赤く咲く なさけ難波の 花ネオン 今は他人と 知りながら 一目逢いたい すがりたい あなた…あなた… あなた偲んで すすり泣く 大阪そだち  口紅を濃いめに ひいたとて 隠しきれない 胸の古傷 戎橋から 思い出は 水に流した はずなのに 風の…風の… 風の噂に また痩せる 大阪そだち  縁も ゆかりも ない人を 待てば 芽をふく 川柳  夢を も一度 返してと 祈る横丁 法善寺 今度…今度… 今度逢えたら 添いとげる 大阪そだち
おまえが一番天童よしみ天童よしみ水木れいじ四方章人前田俊明遠い浮雲 追いかけ背のびして 転びかけては またすがる 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 ひとこと言われりゃ 嬉しくて あんたと越えたい この世の水たまり  誰か泣いてりゃ 私はあと廻(まわ)し そこにほだされ ついて来た 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 機嫌を直せと ぐい呑みに つぎ足すお酒に 二度惚れ縄のれん  すねて叱られ たまには喧嘩して いつか来た道 あかね空 「ごめん ごめんね おまえが 一番さ…」 しみじみ言われりゃ つい涙 惚れあいつれそい 明日(あした)も泣き笑い
おもかげブルース天童よしみ天童よしみ水木れいじ水森英夫猪股義周派手なお店は 苦手だと 雨の小窓で 乾杯したね それは季節の 変わり目のこと 似た者どおし 結ばれた 酔うほどに 酔うほどに あんた逢いたい あんた恋しいよ  喧嘩するたび うちとけて 気づきゃ一緒に 暮らしていたね だけどそれでも 無口なままで 渋いブルース 聴くばかり どこ行った どこ行った あんた逢いたい あんた恋しいよ  気ままわがまま そのくせに 嘘が下手って 笑わせるよね どこがいいとか 言えないけれど ほかにいないよ あんな男(やつ) 好きだった 好きだった あんた逢いたい あんた恋しいよ
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