喜多條忠作詞の歌詞一覧リスト  372曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
神田川チェウニチェウニ喜多條忠南こうせつ宮崎慎二貴男(あなた)はもう忘れたかしら 赤い手拭(ぬぐ)い マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪がしんまで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴男は私の体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴男のやさしさが 恐かった  貴男はもうすてたのかしら 24色(いろ)のクレパス買って 貴男が描(か)いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつも一寸(ちっと)も 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間(ひとま)の小さな下宿 貴男は私の指先見つめ 悲しいかいって 聞いたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴男のやさしさが 恐かった
メランコリーチェウニチェウニ喜多條忠吉田拓郎矢野立美緑のインクで 手紙を書けば それはさよならの 合図になると 誰かが言ってた 女は愚(おろ)かで かわいくて 恋に全てを 賭(か)けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂(のぎざか)あたりでは 私(あたし)は いい女なんだってね 腕から時計を はずすように 男とさよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人(ひと)の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男の 名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で挨拶(あいさつ) しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
神田川高田みづえ高田みづえ喜多條忠南こうせつ若草恵貴方はもう忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに  いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私のからだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方はもう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに  いつもちっとも 似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
千住大橋石橋正次石橋正次喜多條忠叶弦大萩田光雄安い貸間の貼り紙を さがして歩いたあの頃は お前とお茶を飲むたびに マッチの箱が増えてった 街も賑わう年の春 着たきり雀のジーパンはいて 千住大橋たたずめば 頬にポツンと小雪が落ちてきた 何かやりそな顔をして なんにも出来ない俺だった  若尾文子のカレンダー 壁紙がわりに貼りつけて お前を部屋に読んだ夜 コタツ布団を借りたっけ 餅も買わない正月に エプロン姿のお前を抱いて 千住大橋たたずめば 頬にポツンと小雪が落ちてきた 何かやりそな顔をして なんにも出来ない俺だった  何かやりそな顔をして なんにも出来ない俺だった
白い猫おいで梓真由美梓真由美喜多條忠岸本健介馬飼野康二トタン屋根の 白い猫おいで あたしも ひとりだよ ふられちまったんだ  おいでおいで 今日は抱いてあげるよ あいつはね 早い話が もてすぎるのさ 仕事も出来るけどね 女もできるのさ おいで 白い猫 おいで 白い猫 抱いて あげるからさ  窓の外の 白い猫おいで あたしと 話そうよ こわがることないよ おいでおいで 今日は雨になるから あいつもね 雨が嫌いよ ずぼらなんだね あたしを傘みたいに 平気で忘れてさ  おいで 白い猫 おいで 白い猫 そこは 濡れるからさ  おいでおいで 今日は抱いてあげるよ あいつはね 早い話が もてすぎるのさ 仕事も出来るけどね 女もできるのさ おいで 白い猫 おいで 白い猫 抱いて あげるからさ
さよならのマリーナ三木聖子三木聖子喜多條忠佐藤健佐藤健あの人のヨットまで これが最後の道 白い帆を風に張り 夢をのせて船出したのが まるで昨日のようです  さよならのマリーナ さよならのマリーナ  ああ 二人だけの黄昏に 似合う口笛は もう聞こえないのですね  あの人のヨットには 誰が乗るのでしょう 光る波切り進み 肩を抱かれ夕陽見たのが まるで幻のようです  さよならのマリーナ さよならのマリーナ  ああ 二人だけの黄昏に 似合う口笛は もう聞こえないのですね  さよならのマリーナ さよならのマリーナ
もうひとつの愛三木聖子三木聖子喜多條忠佐藤健佐藤健妹みたいと言ってたくせに 激しく熱いくちづけでした 誰も来ないと言ってた部屋に 口紅ついてたコーヒーカップ  大人になるということは もうひとつの愛知ることですね でもでもそれは淋しいこと 別れよりも会えないよりも きっときっと淋しいことです  思い出なんかないよと言って なつかしそうな街角でした 初めてなんだと言ってた店の マスターあなたを知っていました  大人になるということは もうひとつの愛知ることですね でもでもそれは悲しいこと あなたをもっと知れば知る程 きっときっと悲しいことです  大人になるということは もうひとつの愛知ることですね でもでもそれは悲しいこと あなたをもっと知れば知る程 きっときっと悲しいことです
神田川水森かおり水森かおり喜多條忠南こうせつ伊戸のりお貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横町の風呂屋 一緒に出ようねって言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の身体を抱いて 冷たいねって言ったのよ 若かったあの頃何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色のクレパス買って 貴方が描いた私の似顔絵 巧く描いてねって言ったのに いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の小さな下宿 貴方は私の指先見つめ 悲しいかいってきいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
門司港フェリー松原健之松原健之喜多條忠小倉良小倉良夕陽の赤さが 海に溶けたら 関門海峡 暮れなじみます 橋をふち取る ランプはなぜか 淋しい女の 首飾りです あなたと乗った門司港発の 松山行きの高速船は 今はもうなくなりました けれど探してみて下さいね ふたりの名前を 並べて書いた 乗船名簿 あなたの胸の どこかにきっと あるはずだから  ホテルの窓から 海を見つめて ベルギービールを 飲んでましたね 夜明け間近は 働きものの 唐戸市場に あかりがついて あなたと乗った門司港発の しあわせ行きの高速船は 今はもうみつけられない 時の流れは淋しいですね あなたは今でもわたしの恋を 不器用だねと 笑ってますか 想い出すらも 忘れてますか  けれど探してみて下さいね ふたりの名前を 並べて書いた 乗船名簿 あなたの胸の どこかにきっと あるはずだから
柳川わかれ青児と夏美青児と夏美喜多條忠弦哲也前田俊明明日お前は 街を出る ちいさな風呂敷 軽すぎる あなた残して 街を出る せつないこの胸 重すぎる 甘い香りの ひいらぎの花 咲くたび お前を想うだろ 柳流れる この川に 私の涙 置いてゆく 離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ  ちぎれ蒲団(ぶとん)で 見る夢は 幼いお前の 泣き笑顔 花のお江戸で 見た夢は 薄いなさけと 嘘の花 老いた父母(ちちはは) 残しちゃ行(ゆ)けぬ ましてや お前を受け出せぬ 体あずけた 夜いくつ あなたを想った 夜いくつ 星も流れて 西東(にしひがし) さだめ凍える 柳川わかれ 離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ
そよ風のためいき三木聖子三木聖子喜多條忠佐瀬寿一船山基紀だから予感がしていたのです あの人の電話 何故か早く切りたそうでした  春なのに まるで枯葉に出逢ったような 淋しい気持でいるのです  もう約束の時間も過ぎて あなたを待つ花時計のむこうから ホラ そよ風のため息きこえます  きっと誰かに恋したのです あの人じゃなくて みんな春のせいにしたいの  くちびるは いつかあなたが教えた唄を 何度も歌っているけれど  もう約束の時間を過ぎて 見上げて待つテレビ塔のむこうから ホラ そよ風のため息きこえます  ホラ そよ風のため息きこえます
やさしい悪魔渡辺美里 duet with 川村結花渡辺美里 duet with 川村結花喜多條忠吉田拓郎スパム春日井あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……… やさしい悪魔 AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……… やさしい悪魔 AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……… やさしい悪魔
あいつの夢は一千光年桑江知子桑江知子喜多條忠水谷公生佐藤準Ah.あいつの夢は一千光年 燃えても燃えても届かない  さよならは さよならは ひとつひとつが星になる 光の尾をひき あいつを追って  いつだって いつだって 夢のかけらをきらめかせ 夜空にひろがる 銀色流砂  胸に炎をつけたのは誰 ゆらめく私を 抱きあげて  Ah.あいつの夢は一千光年 燃えても燃えても届かない Ah.あいつの夢は一千光年 男の夢には届かない  悲しみは 悲しみは 誰も知らない星になる いつかは あいつもさがしてくれる  星空は 星空は 闇にかざした花飾り 一角獣座の バラ色星雲  恋の舞台に誘うのは誰 妖しい魔法はかけないで  Ah.あいつの夢は一千光年 揺れても揺れても届かない Ah.あいつの夢は一千光年 男の夢には届かない  Ah.あいつの夢は一千光年 燃えても燃えても届かない Ah.あいつの夢は一千光年 男の夢には届かない
灯ともし頃は淋しくてアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠大野克夫夕陽が遠くで 燃えつきる頃は 街にはあちこち あかりが灯もり あなたと逢えない 灯ともし頃は 川の向うに ポツンと立った 黒い煙突 ながめています  じゃんけんぽんよで 私が勝って それじゃ明日と ほほえみながら あなたと別れた 灯ともし頃は わけもないのに 泣きたいような つらい気持に なったりします  スズメが三匹 仲良く並ぶ 細い電線 ヒューヒュー鳴って あなたと逢えない 灯ともし頃は 橋の上から 夕食どきの 細い煙を 見上げています
神田川二見颯一二見颯一喜多條忠南こうせつ木田高介貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
おやすみアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠桑田俊平街は今 夜の闇の中で 深海魚のように眠ってる 私 ひとり眼覚め あなたに手紙書いています こんな夜更けにも 今日のあなたの言葉 私の心の中で キラリ キラリ‥‥ 星のように またたいています 私 きっと幸せなのです  街はもう 仕事終えたように 黒い毛布の中で 眠ってる 赤いランプ ふたつ 遠くのビルで 光っています こんな夜更けにも 恋に破れて 誰か知らない処で ポツン ポツン…… 涙落とす人もいるでしょう 私 きっと幸せなのです 私 きっと幸せなのです
男の人わからないアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠馬飼野康二男の人わからない 特にあなたわからない いつもねむたそうで いつもぼんやりして 信号でつまずいたり なのに 素敵なんです  男の人わからない 特にあなたわからない 急に駈け出したり  私 迷い子にして いじわるが大好きなの なのに やさしいんです  男の人わからない 特にあなたわからない 犬をひろって来て ミルクあたためたり お風呂に入れたりして なのに つめたいんです
いつもとちがう私アグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠森田公一何故 あなたはそんなにやさしいの このさみしさも人に言えない悲しみも あなたには あなたには 預けられそう 何故 あなたはこの街くわしいの 私の知らない 誰か前にも連れて来た 思い出が 思い出が ひそんでいるよう  きっと誰かにも あなた 同じように 微笑んで いつか誰かにも あなた 肩に触れて みつめるのでしょう  何故 あなたは私と話す時 突然遠くを ふっと見つめるようにして 私から 私から 離れてしまうの 何故 私は素直になれないの こんなふうにして愛がわかっていくなんて 私には 私には 悲しいことです  けれど誰にでも あなた 空のように 大きくて そして誰にでも あなた 雲のように やさしいのでしょう
東京タワーを鉛筆にしてアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠小泉まさみ東京タワーを鉛筆にして 青空いっぱいあなたの顔を うんと上手に描きたいのです あなたと出会った日付けを入れて ちょっぴり大人のつもりになって LOVEと小さく描きましょう HA HA HA……  湘南電車をローセキにして 砂浜いっぱい私の顔を うんとかわいく描きたいのです あなたと私は水平線で ちょっぴり大人のつもりになって 夕陽みたいに頬染める HA HA HA……
はじめまして はたちアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠馬飼野康二はじめまして はたち あなたは どんな顔をしてるの はじめまして はたち その手に 何を隠しているの 人生という名の らせん階段 あなたと今日から昇ってゆくの いろんな事を 教えてね ひとりぼっちの かなしみや 愛する人との めぐり逢い  はじめまして はたち あなたは どんな恋をしてたの はじめまして はたち 私は何も知らないのです あこがれという名の らせん階段 あなたと今日から昇ってゆくの 見知らぬ世界 教えてね いつか必ず かなえてね 愛する人との めぐり逢い
さよならは風に巻かれてアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠森田公一今 船が出ます 淋しさを トランクにつめて さよならは 風に巻かれ 夜の海 消えてゆく  今 船が出ます この胸に スクリューの波が どこまでも細く 白く 傷あと ひいてゆく  奪われること 奪うこと どちらが 本当の愛なのでしょう 許し合うこと 許さないこと どちらが本当のやさしさでしょう  今 まぶた閉じて よみがえる あの頃の二人 毎日が 夢のように 輝いていた 私  今 頬を伝う あふれくる 悲しみひとつ 甲板を 風がわたり 思い出に 振り返る  奪われること 奪うこと どちらが 本当の愛なのでしょう 許し合うこと 許さないこと どちらが本当のやさしさでしょう
ふたりぼっちアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠森田公一あと二つ角を曲れば 私の部屋につく あまり帰りたくないのです  少し前までは あなたと会うまでは ひとりぼっちが好きだったのに このまま歩いて どこまでも歩いて 夜のふたりぼっちでいたいのです  あと一つ角を曲れば 私の部屋につく あまり帰りたくないのです
風に抱かれてSHOGUNSHOGUN喜多條忠芳野藤丸大谷和夫都会はもう眠りの時 今は深く めざめ 街のあかり 揺られるままに 旅をつづける  微笑みがひとつ 淋しさがひとつ 風の中で揺れている 愛した人達 去りゆく人達 振り向けば そこに朝がある  言葉はもう欲しくはないから やさしい人でいたい 夢を誘う 夜明け前の 静けさの中で  よろこびの日々も かなしみの日々も 心のままに生きてゆく 雲のすき間から 明日が見えるまで 風に抱かれて走ろう  微笑みがひとつ 淋しさがひとつ 風の中で揺れている 愛した人達 去りゆく人達 振り向けば そこに朝がある  よろこびの日々も かなしみの日々も 心のままに生きてゆく 雲のすき間から 明日が見えるまで 風に抱かれて走ろう
メリーゴーラウンド高橋真梨子高橋真梨子喜多條忠都倉俊一小林信吾人は誰でも さみしい時 何故か やさしくなるわ 夕陽がおちる 遊園地へ 白い銀貨 ひとつ握って メリーメリーゴーラウンド 風にまかれてまわれ 過ぎた愛の悲しみ まわれ まわれ ドレスの裾もちぎれるほど まわれ まわれ 涙かくして  顔のペンキも はげ落ちてる 木馬よ お前たちは その瞳(め)を赤く 泣きはらせて 夕陽の中 何を見てるの メリーメリーゴーラウンド 白い木馬に揺られ 愛が残るあの街 遠くながめ 淋しさだけが ひとつふたつ 家の窓に 灯り始める  メリーメリーゴーラウンド 風にまかれてまわれ 過ぎた愛の悲しみ まわれ まわれ
タコ焼きのバラードWATERAグレイセスWATERAグレイセス喜多條忠桜井順川口真大阪人から タコ焼き抜けば 大阪弁しか 残らへん チューチュー タコ焼き タコかいな  初めて恋して タコ焼き 初めてフラれてタコ焼き 仕事をサボッて タコ焼き なんぞのおやつもタコ焼き 一杯飲んだら タコ焼き ごはんのおカズも タコ焼き 葬式帰りもタコ焼き  阪神勝ったら タコ焼き 巨人が負けても タコ焼き チューチュー タコ焼き タコかいな  「チョッと おばちゃん!なーんかえらい安いなァ 思(オモ)たらこのタコ焼き、タコの代わりに コンニャク入れてるやんか。なんぼなんでもこんなん、 看板に『タコ焼き』て書いたらアカンやろ」  「ほうか、そらえらい悪うおましたなァ。 そやったらアンタ、看板に『鉄板焼き』 て書いてたら、鉄板食うんやなー」  大阪人なら タコ焼き食えば 百人馬力の ファイトやで チューチュー タコ焼き タコかいな  うれしい時には タコ焼き さびしい夕暮れ タコ焼き タコは何でも 知ってる おいらの涙を知ってる あの子のアカンベー 知ってる 天カス 青ネギ けずり節 ソースに 青のり 紅ショーガ  甘くて 辛くて タコ焼き 人生しみてる タコ焼き チューチュー タコ焼き タコかいな  おみやげ みっつ タコ みっつ おみやげ みっつ タコ みっつ チューチュー タコ焼き タコかいな おみやげ みっつ タコ みっつ おみやげ みっつ タコ みっつ チューチュー タコ焼き タコかいな タコ タコ かいな
思い出して下さいアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠大野克夫さようなら あなた もう逢うこともない あなた けれどいつか きっと きっと 思い出して下さい ひとりの少女が あなたを愛し 言葉が みつからないまま ただ うつむいていたことを きっと きっと 思い出して下さい もっと ずっと 後でもいいから  ありがとう あなた もう逢うこともない あなた けれどいつか きっと きっと 思い出して下さい ひとりの少女が あなたと出逢い あなたと同じ夢を見て また ひとりっきりになったことを きっと きっと 思い出して下さい もっと ずっと 後でもいいから  きっと きっと 思い出して下さい もっと ずっと 後でもいいから
シーサイド・ファラウェイ秋ひとみ秋ひとみ喜多條忠小杉保夫銀色の星キラキラ まぶたにちりばめて ドレスのすそをヒラヒラ 今夜限りの恋ね 海も私も 泣いているわ Sea side Free way 忘れるわ あなた Far-A-Way さよならね この夜を この夏の 終りにして 朝まで 燃えつきてゆきたい Sea side Free way さよならね あなた Far-A-Way さよならね やさしい夏よ  朝焼けの海キラキラ 心に波うてば ちぎれた雲がユラユラ 白い悲しみ運ぶ 二度と 恋などしたくないわ Sea side Free way 忘れるわ あなた Far-A-Way さよならね 思い出になる前に ふりむければ あなたに もう一度 出会いたい Sea side Free way 忘れるわ  Sea side Free way さよならね あなた Far-A-Way さよならね 今年の夏よ
じゃれ猫松本明子 with 杉岡弦徳松本明子 with 杉岡弦徳喜多條忠徳久広司南郷達也「あの人言ってたんだ「似た者同士」だって。」 「そうかい。じゃあ俺も一杯つき合うか。」 「猫と話してもさ、今さら愚痴なんだけどねえ…。」  ねぇ お前 お前さん あたいのどこが 悪かったのさ ねぇ お前 あたいなりには 筒いっぱいに 愛したつもりさ 違うかい?  今夜もお風呂に つきあって 涙もこころも 洗うから  涙もこころも 洗うから
暑中お見舞い申し上げますWAWAWAWAWAWA喜多條忠佐瀬寿一高島智明暑中お見舞い申し上げます  まぶたに口づけ 受けてるみたいな 夏の日の太陽は まぶしくて キラキラ渚を 今にもあなたが かけてくる しぶきにぬれて  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  水着を誰かに 見られるだけでも あなたから だめだよといわれそう 泳ぎませんかと 誘いにくるけど 振りむかず ねむったふりよ  はやくあなたに会いたくて 時計をさかさにまわしてます 今年の夏は 心もはずむ 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です  暑中お見舞い申し上げます
風光る街で堺正章堺正章喜多條忠浜圭介若草恵風が光るあの娘の街は 坂道ばかりの街さ 春の道にはかげろうが ゆらゆら揺れているよ いこういこうあの娘の街へ 洗いざらしのシャツ着て いつも淋しい顔をした 君に微笑みあげよう 人生は一度だけさ 春 夏 秋 冬 そして また春が来るころには 涙忘れているよ  いこういこうあの娘の街へ 風に追いつき追いこせ あの娘にあって今日こそは 熱いくちづけしよう  今日は何故か心がはずむ 寝起きの悪い僕には こんな気持ちは久しぶり 青空までが広い いこういこうあの娘の街へ 銀色電車に乗って 改札口のおじさんも 今日はやさしく見える 人生は一度だけさ 春 夏 秋 冬 そして 悲しい思い出なんか 汽車の窓から捨てよう  いこういこうあの娘の街へ 風に追いつき追いこせ あの娘にあって今日こそは 熱いくちづけしよう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
涙猫松本明子 with 杉岡弦徳松本明子 with 杉岡弦徳喜多條忠岡千秋南郷達也「ねえさん、屋台の酒だよ。そんなに飲んじゃいけないよ。」 「猫と抱き合ってさ、思い切り泣いて来たのよ。 私ってさぁ、そんなに悪い女?」  なんで涙が出てるかだって? 猫に言っても始まらないが こっちへおいで 聞かせてあげる あの人は出て行った あたいの方を 振り向きもせず 猫のお前に サヨナラ言って そんな眼をして見るんじゃないよ 人間やってりゃいろいろあるさ
ポン太の日記帳長谷川真吾長谷川真吾喜多條忠叶弦大萩田光雄パパを見上げてワンワン 吠えてばかりでごめんね 首輪くわえてワンワン 散歩につれてって みどりの草原 青い空 風が揺れる 川のほとり どこまで行くの 白い雲 走る走る ポン太が走る お家に帰れば ママのおやつが待っている 走る走る ポン太が走る お家でみんなが待っている  愛しちゃったのワンワン 隣りあわせのマリちゃんと デートしたいのワンワン ふたりになりたいの ピンクのリボンが かわいいね みつめあって ほほを寄せて ふたりはいつか 夢の中 恋に恋に ポン太は燃えた 切ない想いを 夜空に向ってほえていた 恋に恋に ポン太は燃えた 毎日眠れぬ夜だった  歳を取ったよワンワン 白髪ばかりになってきた 目も歯も弱ってワンワン もう歩けないよ 家族でいられた 今日までを 僕はずっと 忘れないよ やさしいみんな ありがとう 泣いた泣いた ポン太が泣いた 幸せだったと 声も小さくなってゆく 泣いた泣いた みんなで泣いた 死んだらいやだと冬の朝
港猫松本明子 with 杉岡弦徳松本明子 with 杉岡弦徳喜多條忠弦哲也南郷達也「いい人だったんだろ?夢みたいな暮らしだって、あったんだろ?」 「春夏秋冬ふためぐり… なんて、歌の文句じゃないけど…。話せば長いのよ。 今も咲いてるかなあ、夾竹桃(きょうちくとう)の、あの赤い花…。」  あの人と 会ったのは 松山港発 真夜中フェリー 両手で涙を 隠して寝てた あたいに毛布を 投げた人  小雨に煙る 小倉港 びしょ濡れ仔猫を抱き上げた 忘れられない 赤い 赤い 赤い 赤い 赤い花
神田川三山ひろし三山ひろし喜多條忠南こうせつ京田誠一貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
風鈴横丁南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつこうせつバンドあなたと暮らした下町の 風鈴横丁覚えてますか かすてら色のたそがれが 二階の窓を染める頃  どこからともなく風鈴が 別れちまいなと鳴って来た 角の酒屋のオヤジが言うよ あの頃バンカラな学生は  毎日毎日よく騒いだね あ~ みんなみんなどこかへ行っちまったね  あれから半年経たないで あなたはいい人見つけたそうな 窓辺をかすめ走ってた 都電も姿消した頃  風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ  おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた  風鈴横丁こわされて つまらんビルが建ちました 遠く聞こえる山手線は まるで俺たちの青春さ  おんなじところをクルクルまわって あ~ 夢の夢の羽ばたき くりかえしてた
サヨナラを君に言わせて新浜レオン新浜レオン喜多條忠大谷明裕後藤康二(ck510)君とならんで 夕陽を見てた 海辺の石段 昔のままさ 夕焼け空に 流れる黒髪 みかんの匂いが ちょっとしていた  汽笛の合図で くちづけをして  人はどうして 失くしたあとで 大切なことに 気付くのだろう サヨナラを 君に言わせて 君のちいさな肩 ふるえていたのに  夢と暮らした サヨナラの街 今ではすっかり 変わったけれど コーヒーの香りで 目覚めたあの部屋 潮騒聴いてた 君を抱いたね  今頃どうして 居るのだろうか  人はどうして 失くしたあとで 大切なことに 気付くのだろう 淋しさを 背負いきれずに 君のちいさな肩 ふるえていたのに  人はどうして 失くしたあとで 大切なことに 気付くのだろう サヨナラを 君に言わせて 君のちいさな肩 ふるえていたのに
湘南の男たち宮原彩宮原彩喜多條忠加瀬邦彦スパンコールの きらめきは 湘南あたりの ハーバー・ライト まるで浮気な 恋のように ゆれて浮かんで 消えていく  女は心を うばわれるけど 男は唇 うばうだけ  やだねそんなの やだねそんなの バイバイバイマイ・ラブ バイバイバイマイ・ラブ 湘南の遊び男たち  バック・ミラーに 飛んで行く 茅ヶ崎あたりの バイパス・ランプ まるで誰かの 恋のように 夜を色どり 飛んで行く  女はやさしさ 求めるけれど 男は温もり 探すだけ  やだねそんなの やだねそんなの バイバイバイマイ・ラブ バイバイバイマイ・ラブ 湘南の遊び男たち
千日前ラプソディーPARTII水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫夢にはぐれて ひとり 恋にはぐれて ひとり 御堂筋から 道頓堀へ 泣きぬれる 恋の街 あんたもアホやろ うちかてアホや グリコのネオンに アカンベーしたら 月も笑ろてる 月も笑ろてる 千日前よ ランランラン………  夜の心斎橋は 手と手つないだ ふたり なぜかあんたに 似ている人に すれちがう 恋の街 あんたもアホやろ うちかてアホや 泣いたら負けやと おもうてみても 涙止まらん 涙止まらん 千日前よ  恋をするのも ナンギ 生きてゆくのも ナンギ どうすりゃええの 水掛け不動 教えてよ 恋の街 あんたもアホやろ うちかてアホや あんたがふらりと 戻ってきたら ウチもあやまる ウチもあやまる 千日前よ ランランラン……… ……ランララ ラララララーン
キャンパスの想い出秋ひとみ秋ひとみ喜多條忠中山大三郎学生時代の 思い出は キャンパスのそばの 喫茶店 仲良しふたりは いつもおしゃべりばかり ひとり恋を知り ひとり恋をなくし いつかはなれてった 心だったわ 女の友情なんて うわべのほほえみね 涙の一つぶ 悲しみ一つで 変わってしまうのね その夜 書いた日記には 涙がにじんでた  ざんこくなことに 悲しみは 好きな人も 同じにしたの 仕方ないわねと あきらめはしたけれど ひとり夢をみて ひとり夢をすてる 恋の女神にも うらまれたのね 若いということだけで 許されるものなら だれにも負けずに あの人の胸に とびこめたでしょうか 今夜 街をはなれるの 見送りの 影もなく  だれにも負けずに あの人の胸に とびこめたでしょうか 今夜 街をはなれるの 見送りの 影もなく
旅立たずにはいられない西田敏行西田敏行喜多條忠山崎一稔ビルや人の流れに クルリ背を向けて 忘れかけていたものを みつけるための旅に出る  赤い夕焼け雲に フワリ心を乗せて ほんとの自分がどこにいるかを 探す旅に出る  生きているよろこび 生きている淋しさが 胸のポッケに のぞいているよ  心のやさしい人に会いたいのさ 目と目で話せる人がいい 海に沈む夕陽 ふたりで指差して 心のやさしい人に会いたいのさ 言葉のいらない国がいい 夢とふたりきりで 語りたい  白い一番星が ポツリ光る頃に つらい想い出たちや涙を 捨てる旅に出る  さすらえばなおさら 哀しみが増えてゆく そんな気もする あゝ旅あかり  瞳のきれいな君に会いたいのさ 傷つきやすくて泣き虫で 信じあうことが 出来れば それでいい 瞳のきれいな君に会いたいのさ 子供のまんまで大人になって 夢を追いかけてる 君がいい  生きているよろこび 生きている淋しさが 胸のポッケに のぞいているよ  心のやさしい人に会いたいのさ 言葉のいらない国がいい 夢とふたりきりで 語りたい
夢待草清水由貴子清水由貴子喜多條忠水谷公生冬にお米を研ぐ時は 指も心も凍ります 寒い季節が来るたびに 母は体をこわしてました まだあどけない妹と 折り鶴をそっと折りながら あやまるばかりの母でした  もっと淋しい人がいる もっとかなしい人がいる 夢待ち草の花が咲く その日がいつか来るまでは  もしもこの場に父さんの 笑顔がひとつあったなら 他になんにも要らないと 思うばかりの夕食でした 眠れない夜は妹と 父さんの星と名付けてる オリオンの星をみつめてた  もっと淋しい人がいる もっとかなしい人がいる 夢待ち草の花が咲く その日がいつか来るまでは
ケイタクケイタク喜多條忠南こうせつ妹よ ふすま一枚へだてて今 小さな寝息をたててる妹よ お前は夜が夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死にお前ひとり お前ひとりだけが心のきがかり 明朝お前が出ていく前に あの味噌汁の作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい そしてどうしてもどうしても どうしてもだめだったら帰っておいで 妹よ
メランコリー大石円大石円喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが言ってた 女は愚(おろ)かで かわいくて 恋に全てを 賭(か)けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂(のぎざか)あたりでは 私(あたし)は いい女なんだってね 腕から時計を はずすように 男とさよなら 出来るんだって 淋(さみ)しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立(たびだ)てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で挨拶(あいさつ) しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
やなわらばーやなわらばー喜多條忠南こうせつ森正明妹よ ふすま一枚隔てて今 小さな寝息をたてている妹よ お前は夜が夜が明けると 雪のような花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死に お前ひとり お前ひとりだけが心のきがかり 明朝(あした) お前が出ていく前に あの味噌汁の作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい そしてどうしてもどうしても どうしてもだめだったら帰っておいで 妹よ....
木根尚登木根尚登喜多條忠南こうせつ中村修司妹よ ふすま一枚へだてて今 小さな寝息を たててる妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても我慢しなさい  そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいでよ 妹よ…
五島の船出氷川きよし氷川きよし喜多條忠宮下健治伊戸のりお男の船出が向かった先は 東シナ海 群青の海 勘八 平政 宝の海に 五島男の 血がたぎる  陸では無口なやさしい奴が 群れを見つけりゃ 鬼になる エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ 五島の船出  分厚い胸板 鋼の腕で 帰る港にゃ 大漁旗よ にっこり迎える かわいい女に でっかい魚を 見せてやる  男の値打ちは 仕事で決まる 汗の飛沫が 波に散る エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ 五島の船出  陸では無口なやさしい奴が 群れを見つけりゃ 鬼になる エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ エンヤレ エンヤレ エンヤレ エンヤレヤ 五島の船出
夢猫松本明子 with 杉岡弦徳松本明子 with 杉岡弦徳喜多條忠杉本眞人南郷達也「つらいことってのはよ、ある日突然やって来るんだ。 迷子の猫みたいにな。」 「いっぱい夢を見て、いっぱい泣いて…。 そんなものなのかな、人生って…。」  生きてゆくってどういうことよ 哀しいけれど それだけじゃない 人を愛して 愛されて わざと傷つけ 傷つけられて 何度も夢見て 打ちのめされて 泣いて眠れば また朝が来て 出会いと別れ 繰り返し 流されて 流されて けなげに生きてゆく
無口なバーテン沢井明沢井明喜多條忠沢井あきら川村栄二二間(にけん)つづきの カウンター 一番奥に 行きたがる 女は謎を 秘めている 器量良しだが どことなく しあわせだけが そっぽ向く それっくらいは わかります バーテン泣かせの 女(ひと)だから  高いお酒を キープして そのつど女 変わる奴 家では尻に 敷かれてる デカイ話に すぐ乗って いつでもすぐに 火の車 それっくらいは わかります バーテン暮らしも 長いから  夜の世界の 裏側は 涙と酒の 二本立て 今夜もひとり 止まり木で 静かに酒を 飲む人も こころはきっと 泣いてます それっくらいは わかります バーテン無口が 仕事です  バーテン無口が 仕事です
気がつけばいつでも夕陽城之内早苗城之内早苗喜多條忠岡千秋蔦将包気がつけば いつでも夕陽 出逢いの数だけ 別れがあると 知ってはいるのに 淋しいですね 渚の足跡 夕波千鳥 淋しくないか 泣きたくないか  気がつけば いつでも夕陽 海辺のお店の 苦めのコーヒー ふたりの暮らしの 残り香のよう 金色小道が 夕陽に続く 渡ってゆこか もうひとりきり  気がつけば いつでも夕陽 悲しみ数えりゃ この手じゃ足りぬ 幸せ数えりゃ この手に余る 岬の灯台 もうすぐ灯る つらくはないか この長い夜
山椒哀歌南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫喜多條忠南こうせつ大柿隆人買い舟が沖を漕ぐ どうせ売られるこの私 細い目をした船頭さんよ もっとゆっくり漕ぎなされ  越後つついし親不知 雪の海辺を出た舟は 十四娘を六人乗せて 行方知れずの旅に出る  夜の暗さに身を隠し 霧になぶられ舟はゆく 返せ戻せと叫んでみても 岸に返すは波ばかり  幼い頃の想い出も 弥彦の山の忘れ草 この身一つで救える母の 淋しい笑顔が目に浮かぶ
淋代海岸瀬口侑希瀬口侑希喜多條忠大谷明裕蔦将包涙こらえた 私のように 今にも雪が 降り出しそうな 淋代(さびしろ)海岸 歩いています はるか聞こえる 海鳴りに あなたの声が 混じります  夢を見ました 短い夢を ふたりの暮らし 幸せだった 淋代海岸 木枯らし鳴いて 枯木くわえた 鳥でさえ 故郷(ふるさと)めざし 還(かえ)るのに  燃えたこころと 身体(からだ)の炎 静かに消せる はずなどないと 淋代海岸 淋しすぎます ふわり風花(かざはな) 肩に舞い ひとりの冬を 教えます
気がかり片平なぎさ片平なぎさ喜多條忠森田公一若草恵気がかりといえば あのひとのことよ いつも暗い部屋で ピアノの音がしてた 誰かそばにいるようで いつもあのひと一人だった 近づいても 遠ざかっても あのひとの淋しさは 変わらなかった やさしいひとにありかちなことだったけど……  気がかりといえば あのひとのことよ 旅に出るといって どこにも行きはしない 古いカバンとりだして 地図をいくつも見せてくれた 時がたって 遠い街から なにひとつ 書いてない絵葉書ついた 淋しいひとに ありがちなことだったけど……  近づいても 遠ざかっても あのひとの淋しさは 変わらなかった やさしいひとにありかちなことだったけど……
雪雀渚ひろみ渚ひろみ喜多條忠宮下健治猪股義周赤い茶碗に 飯(まま)よそい 白い小皿に 魚(とと)少し 外は吹雪(ふぶ)いて あん人は あゝ あん人は来ない 雪に松葉の足跡(あしあと)は あたしみたいな 雪雀 撒き餌(まきえ)もらえば チュンチュン鳴いて どこの軒場で どこの軒場で添い寝やら  離れ瞽女(ごぜ)なら 銭(ぜに)やろか 波の音なら 銭やらぬ 甘い顔して あん人は あゝ あん人は酷(むご)い どうせだまされ 雀なら お酒飲もうか 雪雀 飲んで飲まれりゃ あん人いらぬ 胸の芯まで 胸の芯まで熱くなる  根雪溶ければ 春が来る 飛んでお行きよ 雪雀 籠の鳥には 詮(せん)ない望み 羽のある女(ひと) 羽のある女(ひと)憎くなる
星猫松本明子 with 杉岡弦徳松本明子 with 杉岡弦徳喜多條忠杉岡弦徳南郷達也「泣けるうちはいいんだよ。 この屋台のお客さん、帰りにゃみんな、夜空を見上げてる。 涙のかわりに、星がまたたくんだってよ。」 「明日はきっといいお天気になる。そうだよね、おじさん。 あたいもしっかりしなきゃ、ね。」 「ああ、しあわせになるんだぞ。さ、涙をふいて…。」  しあわせは しあわせは 逃げ足早い 影法師  しあわせの しあわせの 夢を見させた その後は  追えば追うほど 遠ざかる  思い出だけを 投げつけて しあわせ薄い 影法師  あした天気になあれ あした天気になあれ…
嫌われ上手片平なぎさ片平なぎさ喜多條忠森田公一若草恵あなたの口づけも 優しいほほえみも 今すぐこの胸に ほしいのに 私の心には 誰にも入れない かたくとざされてる 扉がある そう 嫌われ上手 嫌われ上手 私のこと ただ ふし目がちな さよならしか できないの 好きなら好きと 言えばいいのに なぜかいつでも 逃げてしまうの  二十才になる前に 激しい恋ひとつ できない女の子 つまらない 私の友だちに からかわれるけれど 大人の世界には 遠すぎるの そう 嫌われ上手 嫌われ上手 私のこと そう 男の人 なぜかこわい わからない 私をどうぞ 変えて下さい 誰かその手で 変えて下さい  そう、嫌われ上手 嫌われ上手 私のこと そう、男の人 なぜかこわい わからない 私をどうぞ 変えて下さい 誰かその手で 変えて下さい
おはぐろとんぼ城之内早苗城之内早苗喜多條忠岡千秋蔦将包やせて やせて やせて人恋う あゝ おはぐろとんぼ すがる竿すら みつからぬ 旅の空には 浮浪雲 明日はどこの 夕まぐれ  風を 風を 風を見上げる あゝ おはぐろとんぼ 冬を手招く 枯れすすき 男(ひと)と別れた 哀しみも 平気の平左 装って  泣いて 泣いて 泣いて忘れた あゝ おはぐろとんぼ いまはあのひと どこの町 羽の涙が かわくまで 朝まで遊ぼ 星夜空
ひとり越前~明日への旅~松原のぶえ松原のぶえ喜多條忠晃正げんぺい雪の越前 東尋坊で あなたのコートに くるまって こわごわのぞいた 波の華 ふたり旅した 思い出を たどりたどりの ひとり旅 髪に粉雪(こなゆき) 粉雪 降りかかる  今度あなたと 出会えた時は きれいになったと 言われたい さびしい旅路は つづいても 岬うずめる 水仙が 遠い面影 しのばせて 白く咲きます 咲きます 泣いてます  女ひとりで 生きてくはずが ひととき幸せ 抱き寄せて もいちどひとりに なりました 杉の木立の 永平寺 灯(ひか)り一筋 くれますか 明日(あす)の希望(のぞみ)が 希望が 見える道
二十三夜小柳ルミ子小柳ルミ子喜多條忠小杉保夫「ごめんなさい」そう言うたびに あなたは 微笑み許してくれた 「ごめんなさい」いつしかそれが あなたに甘える 言葉になって 「ごめんなさい」それだけ書いて あなたの部屋から 出てゆきました  二十三夜の 夜もふけて あれから 覚えた煙草をすえば ああああ…… 心にそっと 煙が入る  「愛してます」声を出さずに あなたの背中に 何度も言った 「愛してます」言葉に出せば すぐにもよごれる 言葉のようで 「愛してます」さよならのあと 絵葉書の隅に はじめて書いた  二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています  二十三夜の 虫の声 ちぎれて 鳴らない風鈴だけが ああああ…… 夜風にそっと 揺られています
神田川クミコクミコ喜多條忠南こうせつ関淳二郎貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭い マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方がかいた 私の似顔絵 巧(うま)くかいてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった
久しぶり MY LOVE田辺靖雄・九重佑三子田辺靖雄・九重佑三子喜多條忠美樹克彦金子剛久しぶりだね すこしやせたね グラス持つ その手つき 変っちゃいないね 久しぶりよね そんな笑顔も 誰かまた いい人に あげているのでしょう  さよならを言った あの夜も 今夜みたいに小雨が 小雨が降ってた  泣いたのよ 泣いたのよ 声も枯れるほど もう一度 もう一度 逢いたかったさ 久しぶり My Love 久しぶり My Love  もっと お寄りよ 泣いていないで 離れてた 淋しさを 引きよせたいのさ それが 怖いの そんなやさしさ いつか また突然に 砕けてしまうから  置き手紙 読んだ あの夜も 今夜みたいにピアノが ピアノが泣いてた  夜汽車から 夜汽車から 名前叫んだわ もう一度 もう一度 はじめられるかい 久しぶり My Love 久しぶり My Love  Never too late Never too late with you
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ゆっくりゆうやけこっくりこやけ南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせついつもの白い 郵便受けに 君の部屋の 鍵がなかった 投げ込まれてる夕刊に 僕らの終りの記事が出てる  そんな気がする ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ  河のほとりの 公園みちに 幸せそうな 二人が歩く ふと振り向いた横顔は 初めて出逢った君に似てたよ  淋しい街だね ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ  このままどこか 旅にゆこうか 君の想い出 かばんにつめて いつか二人で抱きあった 金色いちょうの並木を通り  旅にゆこうか ゆうやけこやけ ゆっくりゆうやけ こっくりこやけ
やさしい悪魔茉奈佳奈茉奈佳奈喜多條忠吉田拓郎華原大輔あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう数えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL やさしい悪魔 やさしい悪魔…
誰よ…広野ゆき広野ゆき喜多條忠美樹克彦追いかけたけれど あの人の 後姿見つけられないまま 小雨のアパートの曲り角 思い切り 泣きました  誰よ 私の大切な 男を奪ってゆくなんて 帰るとことがなくなれば 私の胸に戻ってくるかしら  こんなに見慣れてるこの街も 明日から想い出に変るのですか 土からのぞいている サフランの つぼみまでもが泣いているみたい  外にも出られないあの日から ぼんやりと暮してる 夢とあきらめきれるほど 長い暮らしじゃなかったし  まるでふしあわせに会いに ふたりは出会ったそんな気がするのよ あなたの好きだった水色の 窓のカーテンとりかえましょう  誰よ 私の大切な 男を奪ってゆくなんて 帰るとことがなくなれば 私の胸に戻ってくるかしら  トランプ占いしてみても 愛のつづきは めくれないのよ 愛のつづきは めくれないのよ
ネオン舟秋岡秀治秋岡秀治喜多條忠叶弦大渡辺博史荷物まとめて ヒールを下げて あいそつかして 別れてきたが 時にはあなたの 無邪気な寝顔が じんとしみるよ なつかしい 東京へ 大阪へ 函館へ 妻という名の港から 遠くはぐれた ネオン舟  星の数より 涙の数が 多い世間に つめたくされりゃ 「戻って来いよ」と やさしいあなたの 声が聞こえる 夜もある 酔いどれの 嘘つきの ろくでなし 浮かれカモメにひきずられ 花の盛りを ネオン舟  十九、はたちの 若い子たちが 「男ぎらい」と あだ名をつける 淋(さび)しい恋なら ひとりでいるほが いっそ気楽と 笑うけど アイちゃんも ヒロちゃんも ケイちゃんも 女ごころのはかなさに 話合わせる ネオン舟
横濱のもへじすぎもとまさとすぎもとまさと喜多條忠杉本眞人佐藤和豊・すぎもとバンド横濱(ハマ)のもへじがこの店に 最後に来たのは 去年の秋さ 秋風吹くのに ペラペラアロハ ヤシの木三本 真っ赤なアロハ ニカッと笑えば 前歯が二本 誰が呼んだか へのへのもへじ クチは悪いが やさしい奴さ  故郷(くに)は 会津の若松で ヨコハマ運河で ハシケの暮らし 誰かれかまわず ぶっきら棒に 元気を出しなと 背中を叩く 焼酎三杯 ご機嫌もへじ ゲジゲジ眉毛を ピクピクさせて 得体(えたい)しれない BIGな奴さ  もへじ死んでも ひと騒ぎ あちこち残した オンナと子供 この店貸し切り 酒盛り法事 毎年一ぺん 集まるそうな ホラも身のうち へのへのもへじ モテて天国 男の鑑(かがみ)  幸せだったね へのへのもへじ…
望郷五木くずしみうら晶朗みうら晶朗喜多條忠水森英夫南郷達也故郷は どんなに どんなに 遠くても いつもこころの 中にある 夕焼け ネムの木 母さんの 背中が恋しい 子守り唄 おどま 盆ぎり 盆ぎり 盆から先きゃ おらんど 盆が早よ来りゃ 早よ戻る  故郷に 残った いとしい あの人は 今じゃやさしい 人といる たまには 電話を くれるけど 訛りも似ている 父さんに つらい 恋して 夢から 醒めりゃよ もっと他人に なるばかり  故郷は 涙の 涙の 隠し場処(ばしょ) 何度埋(うず)めに 来たことか まぶたを 閉じれば 泣けそうに 想い出はるかな 山の果て 花はなんの花 ツンツン椿 水は天から もらい水
やさしい悪魔水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-喜多條忠吉田拓郎多田三洋あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔 AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔 AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔 やさしい悪魔 やさしい悪魔
メランコリー八代亜紀八代亜紀喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋に全てを 賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
海椿水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫南郷達也好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 波が噛む 岩を噛む わたしの心を 恋が噛む 肌に 肌に 紅い椿の咲いた宿  好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 海が泣く 風が泣く 世間が許さぬ 恋が泣く 花が 花が 揺れる椿のかくれ宿  好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きよ 好きなのよ 星が散る 空に散る 夜空をこがして 恋が散る あなた あなた いのち抱いてよ椿宿
竜馬道辰巳ゆうと辰巳ゆうと喜多條忠四方章人中島慶久時代遅れの 刀では 人は斬れても こころは斬れぬ 追っ手振り切る 道なき道は 土佐から朽木(くちき) 梼原(ゆすはら)へ 熱き血潮の ああ 竜馬道  夢は語るな 成し遂げろ たったひとつの 命を賭けて 広い世界は この手で開け 伊予から大洲(おおず) 長浜へ 清きまなざし ああ 竜馬道  人を愛して 生きてゆく それは男と 女の宿命(さだめ) 強いやつこそ やさしくなれる 瀬戸の海越え 下関 若き希望(のぞみ)の ああ 竜馬道
ペテン師西郷輝彦西郷輝彦喜多條忠伊勢正三林哲司その男は恋人と別れた さよならの口づけをして 髪の毛をやさしくなぜていた その時男は心のどこかで 赤い舌を出して笑った そうさ男は自由をとりもどしたのさ そうさ男は人生のペテン師だから このいつわりもいつの日にか ありふれた想い出にすりかえるのさ  その男は女房をもらった 人様もうらやむほどの すばらしくきれいな女をね けれども男は心のどこかで 寒い風が吹くのを知った  そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ そうさ男は自由を手離しちまった そうさ男は人生のペテン師だから ひとりぼっちの幸せを たいくつな毎日にすりかえたのさ
伊豆の国音頭北川大介・竹川美子北川大介・竹川美子喜多條忠叶弦大丸山雅仁どんな国 こんな国 伊豆の国 ここはいい国 伊豆の国(サテ サテ サテ)  (ハイ ハイ) 風が 風が運ぶよ 歴史の香り(ハイ ハイ) 古式ゆかしい 寺まち通り(ソレ ソレ ソレ) 韮山反射炉(にらやまはんしゃろ) 世界で一つ 夢のふるさと また来てね(ハイ) またまた来てね また来てね(ハイ ハイ ハイ)  (ハイ ハイ) 清き 清き狩野川 若鮎踊る(ハイ ハイ) 浪漫大仁(ろまんおおひと) 詩(うた)まち通り(ソレ ソレ ソレ) 西瓜にみかんに トマトに苺 実るふるさと また来てね(ハイ) またまた来てね また来てね(ハイ ハイ ハイ)  (ハイ ハイ) いで湯 いで湯長岡 東は古奈に(ハイ ハイ) 三味線(しゃみ)が奏でる 湯のまち通り(ソレ ソレ ソレ) 振り向く芸奴の 島田も揺れる 華のふるさと また来てね(ハイ) またまた来てね また来てね(ハイ ハイ ハイ)  どんな国 こんな国 伊豆の国 ここはいい国 伊豆の国(サテ サテ サテ)  (ハイ ハイ) 伊豆の 伊豆の山並み みどりに染めて(ハイ ハイ) 富士を見上げりゃ 日本一よ(ソレ ソレ ソレ) 桜につつじに 菖蒲(あやめ)に紅葉(もみじ) 春夏秋冬 また来てね(ハイ) またまた来てね また来てね(ハイ ハイ ハイ)
焼けぼっくい八代亜紀八代亜紀喜多條忠杉本眞人手にはあなたのぬくもりが 胸には恋の残り火が 残っています 燃えてます 一度は別れたはずでした 死ぬほど泣いてたはずでした  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうで あぁこわいです  氷をカラカラ まわすクセ グラスに爪を あてるクセ そのままですね 似合ってる 若すぎたのねという私 変ってないねというあなた  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうな あぁカウンター  わかれ道だと 思っても もいちど出逢う 道もある いたずら好きな 恋の道 いろいろあったね ふたりとも 夢では時々 逢えたけど  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうで あぁ雨の夜
さよならによろしく秋ひとみ秋ひとみ喜多條忠中山大三郎乾杯! さよならさん 乾杯! 想い出くん 乾杯! 私の恋  手づかみで カラカラと 氷を入れて 終わりそうな恋ひとつ ワイングラスに  ゆらゆらと 想い出の 香りがして 首筋のあたりにも 煙草のにおい 乾杯! さよならさん 乾杯! 想い出くん 乾杯! 私の恋 今 そこで あの人と別れ 今 そこで 涙に出逢い ひとりになったの  右の手で 片方の ピアスを外し 左手でめがしらを そっと押さえる  別れぎわ 渡されたマッチの裏に あの人のいる店が 書いてあるけど 乾杯! さよならさん 乾杯! 想い出くん 乾杯! 私の恋 今 そこで あの人と別れ 今 そこで 涙に出逢い ひとりになったの  乾杯! さよならさん 乾杯! 想い出くん 乾杯! 私の恋  乾杯! さよならさん 乾杯! 想い出くん 乾杯! 私の恋  ラ ラ ラ………
走馬燈奥村チヨ奥村チヨ喜多條忠川口真さりげないめくばせで 鍵をわたしながら あなたは夜の街へ 車をすべらせてゆく 浮気な男と わかっていても ほんの少しのやさしさに 酔いしれる私 部屋のベランダ くるくると 想い出重ねて ゆらめきながら 恋のあやまち またくり返す 女心は 女心は走馬燈  あどけない顔をして 悪い人なんだから 化粧を盗み見てる 子供のようなあなたね 浮気な男と わかっていても ちょっと淋しい横顔が たまらない私 秋の夜風に くるくると 言葉のはしばし 彩(いろど)りながら 嘘のいいわけ またくり返す 男心の 男心の走馬燈
幸子のボトルたけうち信広たけうち信広喜多條忠徳久広司石倉重信今までほんとに ありがとう あいつはボトルに それだけ書いて 夜明けのバスで 町を出た 幸子という名で 不幸せ 幸子のボトルが 泣いている  過去(むかし)のことなど 聞かないで あいつに初めて 出会った夜は みぞれが 雪になった夜 指輪のあとだけ 白かった 幸子のボトルを 見上げてる  やさしくしないで つらいから 涙がひと粒 グラスに落ちて 泣きマネだよと 嘘をつく 幸せいつかは つかみなよ 幸子のボトルが うなずいた
角館・想い人岩本公水岩本公水喜多條忠田尾将実蔦将包しんしん きらきら 雪が舞う しだれ桜に 雪が舞う あの人は 何処(どこ)の町 どんな暮らしの毎日ですか 角巻(かくま)きで 角館(かくのだて) 想い人 想い雪 恋しくて 愛(いと)しくて 今もわたしは ひとりです しんしんと きらきらと ああ 雪桜の町  どんなに どんなに 愛しても 抱いてくれない 人でした こころだけ 抱きしめて つらい笑顔をする人でした 隠し恋 角館 想い人 ちぎれ雪 許されぬ 恋でした 雪が埋(うず)めた 恋でした はらはらと きらきらと ああ 雪桜の町  遠くで 静かに 鐘が鳴る 戻れない恋 告げるよう あの人を 貫いて 愛の弓矢を放ってみたい 角館 想い人 みだれ雪 燃える雪 かなしみを 貫いて 弓矢こころに 刺さります しんしんと きらきらと ああ 雪桜の町
おんなの四季小桜舞子小桜舞子喜多條忠岡千秋前田俊明春は薄紅 花吹雪 夏は朝顔 露なみだ 季節移ろう そのたびに 想いの色は 深くなる おとこ次第で おんなは変わる あなたの花に なりたいの  おんなですもの 夢に舞い おんなですもの 恋に酔う 抱いて抱かれる 幸せが 素直にさせて くれるから たった一夜(ひとよ)に おんなは賭ける きれいな蝶で 翔べますか  秋は錦の 落葉道(おちばみち) 冬は雪降る 石畳 たった一度の この恋は 信じて歩く ふたり道 あなたひとりの おんなになるわ 一緒に生きて くれますか
風は旅びと湯原昌幸湯原昌幸喜多條忠湯原昌幸鈴木豪旅する風が 見たものは 紫陽花模様の 浴衣着て 袖で涙を 拭う女(ひと) いいひとくれた オルゴール 投げて壊して もう鳴らぬ  旅する風が 聴いたのは 夕陽の渚に 打ち寄せる 赤いさざ波 歌う唄 生きてくことが つらい日は 人はひとりで 聴きに来る  旅する風の いたずらは 愛した想い出 抱きしめて 星をみつめる 女(ひと)のため ガラスの青い 風鈴を そっと息かけ 鳴らします  旅する風に 聞いてみた どこから来たのか どこ行くか 夜の砂丘で 聞いてみた 明日の朝に わかります 砂の模様が 教えます
よろしく乾杯内田あかり内田あかり喜多條忠佐瀬寿一ボトルのサインで 遊びがわかるわ 肩に手を置く軽さで 心もわかるわ それでも女は 愚かよね ウフフ… 男の悪さに ひかれてしまうの  昔のあいつに 横顔似てると 思い込んだりして だからこの後 赤坂  私 恋の神様と ウマが合うのよ よろしく よろしく 乾杯  ピアノの合図で 灯(あかり)が消えるわ そっと交わした口づけ つかの間しあわせ やさしい女は淋しくて ウフフ… 微笑む数だけ 涙と友達  季節の変わり目 心も移ると 思い知らされてる だから時計は 見ないで  あなた 恋の神様に 紹介させてよ よろしく よろしく 乾杯  昔のあいつに 横顔似てると 思い込んだりして だからこの後 赤坂  私 恋の神様と ウマが合うのよ よろしく よろしく 乾杯
星空かぐや姫かぐや姫喜多條忠伊勢正三瀬尾一三星がきれいね とっても 近く見えるわ 赤い星 青い星 私中学校の時 バレーボール部にいたのよ 恋人? いたわよ とっても背が高くて真黒に陽焼けして シュークリームが大好きだったキャプテン 私生徒手帳にいつも 彼の写真入れてた …… でも死んじゃったの その人 どうして? ううん お母さん教えてくれなかった こんなきれいな星空だったわ その人思いきり ジャンプして そう、お星さまに手が届いちゃったのよ
千日前ラプソディー水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫南郷達也何はなくても 恋の 花が咲くのが 浪花 おもろい花も さみしい花も 咲き乱れる 恋の街 あんたもアホやろ うちかてアホや 水掛け不動に 願掛けすれば 月も笑ろてる 月も笑ろてる 千日前よ ランランラン… …ランララ ラララララーン  何はなくても 根性 根性あるのが 浪花 エビス 大黒 ビリケンさんも 涙ふくふく 福の神 あんたもアホやろ うちかてアホや こころ合せて「ド根性」見せよ 若いふたりの 若いふたりの 千日前よ ランランラン… …ランララ ラララララーン  何はなくても 夢が 夢があるのが 浪花 泣いてもいっしょ 笑ろてもいっしょ 生きてるだけ 儲けもん あんたもアホやろ うちかてアホや 赤い灯 青い灯 大阪あかり 影も寄り添う 影も寄り添う 千日前よ ランランラン… …ランララ ラララララーン
人情横丁・笑顔町静太郎静太郎喜多條忠蔦将包蔦将包お隣り同士で 味噌醤油 たまには他人(ひと)の 女房まで 借りてく人まで あったとさ ここは下町 がらっぱち おせっかいなら まかせとけ 人情横丁 笑顔町  じいさん ばあさん 悪ガキや 隣の猫の ミケまでも 声かけ気にかけ 暮らしてる 金はなくても 人がいる あったかすぎる 人がいる 人情横丁 笑顔町  景気がどんなに 悪かろと 腹立つことが 多くても 笑顔が一番 いい薬 路地に並んだ 朝顔も おはようさんと 咲いている 人情横丁 笑顔町  一生一度を 生きるなら ポツンとひとり 生きるより 楽しく生きる 人が勝ち つらい涙がこぼれても もらい泣きすりゃ 気も晴れる 人情横丁 笑顔町  春には桜の 花が咲く 夏には夜空に 大花火 祭りの神輿が 町を行く 住めば都さ 人生は 人のぬくもり 抱き合って 人情横丁 笑顔町
おふくろ えれじぃ静太郎静太郎喜多條忠蔦将包蔦将包夕暮れの町に 灯がともりゃ あの日のおふくろ 想い出す 男に涙は いらないよ ツバと一緒に 飲み込みな 空から声が 聞こえるよ  おふくろの指は いつだって 暮らしの匂いが していたよ 初めて東京 出て来た日 米と野菜と さみしさが 下宿の隅に 届いてた  哀しみにふっと 出会うとき 笑顔のおふくろ 想い出す 孝行息子じゃ なかったね いつも面倒 かけたよな おふくろ おふくろ ありがとう
花言葉はもういらない大月みやこ大月みやこ喜多條忠幸耕平若草恵あなたがそばにいて 微笑みくれるなら 明日の夜までには 部屋を片付けるわ ときめき色をした ワインを選んだり 真っ赤なバラの花も グラスに飾るわ 花言葉なんて あなたは口にしないで やさしい言葉 嘘のトゲで傷ついてきた 失くしたはずの愛を あなたと見つけてみたい 心がつらい時も ふたりなら いつまでも 歩いてゆけそうで  あなたがそばにいて やすらぎくれるなら 淋しい長電話も しなくなるでしょう 私は花になる ちいさな花になり あなたの胸の中で 抱かれて咲きたい  花言葉さえも 色褪(あ)せかなわない程 愛されるまま 夢のままに生きてゆきたい 失くしたはずの愛を あなたに届けてみたい 涙が落ちた時も ふたりなら どこまでも 歩いてゆけそうで  失くしたはずの愛を あなたと見つけてみたい 心がつらい時も ふたりなら いつまでも 歩いてゆけそうで
お別れ出船水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫伊戸のりおもういちど もういちど 夢を見たって いいじゃない もういちど もういちど 恋をしたって いいじゃない なぐさめカモメと 浮き燈台が 波の向こうに ゆらゆら ゆらり 涙は預けてく この町に さようなら さようなら 夜霧の出船  しあわせは しあわせは 逃げて初めて 気づくのね しあわせは しあわせは 追えば追うほど 通せんぼ 別れの言葉と あの面影が まぶた閉じれば ゆらゆら ゆらり 他人に戻します この恋は さようなら さようなら ひとりの出船  泣いたって 泣いたって 心がわりは 帰らない 泣いたって 泣いたって 明日(あす)が平気で 来るじゃない 人生みたいな 揺れ桟橋は 胸がきしんで ゆらゆら ゆらり 未練はちぎってく このテープ さようなら さようなら お別れ出船
帰郷北原ミレイ北原ミレイ喜多條忠浜圭介森岡賢一郎霧にだかれた 夜汽車から 柚子の花さく ふるさとの ちいさな駅に 着きました 二年ばかりの 東京ぐらし  こころけずって あなたをおもい たったひとりで くるしみました 疲れたわけじゃないけれど 部屋に帰って 投げだす鍵の つめたい音が つらかった  いえにかえれば 速達で 忘れたはずの あなたから やさしいたより ありました 三日前には つめたい言葉  浴びたことなど 忘れてしまい 思わずてがみ だきしめました 戻れぬわけじゃないけれど ひとにあったら 背中をむける あなたの嘘が つらかった  こころけずって あなたをおもい たったひとりで くるしみました 疲れたわけじゃないけれど 部屋に帰って 投げだす鍵の つめたい音が つらかった
失くした耳飾り太田裕美太田裕美喜多條忠田山雅充幸せすぎた語らいに 心ない時が流れて もうあなたの言葉の中に 愛が見えません 春の風にも追いつけないで 私はひとり旅に出ました もいちど もいちど あなたの胸に 戻りたいけれど それは失くした耳飾り 広い海辺で見つけるよりも もっともっと出来ないことです  ステンド・グラスのすき間から 虹色の光がもれて もう二人の記憶の中に 愛は見えません 花の季節に枯葉をさがし 私はひとり旅に出ました もいちど もいちど あなたの胸 戻りたいけれど それは失くした耳飾り 広い海辺で見つけるよりも もっともっと出来ないことです
水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-喜多條忠南こうせつ阿部靖広妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息をたてている 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝 お前が出てゆく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつはとってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…
ただいま故郷坂本冬美坂本冬美喜多條忠叶弦大若草恵ひと目百万 香りは十里 梅の花咲く 紀の国の なつかしい駅に 降り立てば 春が手招き してくれる 初恋 想い出 友の顔 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷  夢を追いかけ 遠くにいても 想い出します 沈下橋 どんな嵐にも 負けないよ 泣いちゃいけない くじけない 明日のちからを くれる橋 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷  ここで生まれて 育った町は 熱くこころを 抱きしめる 生きてゆくことは 素晴らしい そっと見守る 山と川 ぬくもり やさしさ 父と母 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷 ありがとう故郷(ふるさと) あゝ故郷
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ふたりの港町光岡洋光岡洋喜多條忠叶弦大南郷達也夜の港の 舟だまり なんで泣くのさ 心配ねぇよ 世間の風なら 仕打ちなら 俺が受け止め はねかえす 涙 潮風 ふたりの港町  ふたりあの街 捨ててきた 明日はどの街 なんとかなるさ 不幸になるなら それもいい ふたり寄り添い 生きてゆく それで いいだろ ふたりの港町  俺にやすらぎ くれるたび 涙つつんで 捨ててるお前 子供みたいと あきらめて 俺のわがまま きいている ごめん ごめんよ ふたりの港町
雪ん娘峠千昌夫千昌夫喜多條忠徳久広司私雪ん娘 雪ん娘だから 東京へ行ったら溶けてしまうと 泣いていた 霜降りマフラー すっぽりかぶり くちびる噛んで ついてきた アーアー雪ん娘峠の お前の涙 なんでなんで 忘れることがあろう  私峠で 見送るからね 姿が見えたら 手を振ってねと言っていた 夜汽車の窓から 身を乗り出して お前の名前を 呼んでいた アーアー雪ん娘峠に 降り積む雪は 今も今も 心に降りかかる  私お嫁に もらわれてゆくわ あなたを待っても しかたないのと言いきかせ お前の手紙が 届いた時は 五年の月日が 流れていた アーアー雪ん娘峠に さよならだけが 白く白く ちぎれて降ってくる
博多恋橋鳳しん也鳳しん也喜多條忠蔦将包蔦将包たとえ体は はなれても 心はふたつに 裂けんとよ 中洲屋台で コップの酒を 俺に投げつけ 泣いてたお前 博多恋橋 わかれ橋 もっと注(つ)がんね もっと注(つ)がんね 強(きつ)か酒  好(す)いとうおんなを 捨ててクサ 男の自慢が 増えるとね おまえに言われた 言葉が刺さる 嘘のネオンの 那珂川あたり 博多恋橋 忘れ橋 もっと注(つ)がんね もっと注(つ)がんね 辛(つら)か酒  風の噂じゃ 遠い町 今でもひとりで 居(お)るという そろいゆかたで 見た山笠の 酔えば酔うほど 面影浮かぶ 博多恋橋 みれん橋 もっと注(つ)がんね もっと注(つ)がんね 強(きつ)か酒
パントマイムペドロ&カプリシャスペドロ&カプリシャス喜多條忠都倉俊一愛という名前の 絆で結ばれ そしていつの間にか 縛られた二人は セキセイインコが 鳴いている朝のひととき コーヒーのわく音がして 二人は黙ってる あなたが煙草を すいながらレモンの木を 見始めたら出かける仕度 スーツ選び出す あなたはシャワーを 浴びる時 いつもドアを あけたまま かつてあれほど愛してた その仕草 なのにその同じ 仕草がいつから 愛のない愛のない 生活(くらし)に  あなたの車が フルスピードで遠去かる 昔のように振り向きもせず 微笑(ほほえみ)すらくれず 今日は私の 誕生日だからあなたは いつも忘れず何かをくれる ただそれだけのこと もうこんな仕草だけの 言葉のない生活(くらし)は嫌 かつてあれほど胸踊る ときめきは いつか色あせて 乾いたバラのように 静かに香りを 消した
東京こおろぎ大月みやこ大月みやこ喜多條忠幸耕平丸山雅仁遠いうわさを聞くたびに こころにさざ波立つのです 風がカーテン揺らすたび あなたが戻ってくるようで 今も都会の片隅で コロコロ恋し コロコロと 東京こおろぎ鳴いてます 私も泣いていいですか コロコロ恋し コロコロと あなた思って泣いてます  冬の風鈴 冬すだれ しあわせすぎた忘れもの 恋の名残を責めるよに 置き去りのままで揺れてます  ひとり淋しい冬が来て コロコロ恋し コロコロと 東京こおろぎもう鳴かぬ 涙も枯れてもう鳴かぬ コロコロ恋し コロコロと 忘れこおろぎもう鳴かぬ  今も都会の片隅で コロコロ恋し コロコロと 東京こおろぎ鳴いてます 私も泣いていいですか コロコロ恋し コロコロと あなた思って泣いてます
男達のメロディーししとうししとう喜多條忠RANKIN CASEY大島賢治走り出したら 何か答がでるだろなんて 俺もあてにはしてないさ してないさ 男だったら 流れ弾のひとつやふたつ 胸にいつでもささってる ささってる Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  俺とお前は まるでなつかしい友達さ 初めて出会った筈なのに 筈なのに 明日も気がむきゃ 俺のそばに居てもいいけれど 俺のことにはかまうなよ かまうなよ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  お前がこの街 離れてゆく気になったら 俺は微笑って見送るぜ 見送るぜ Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ
涙かわくまでこゆりこゆり喜多條忠和田ひろお若草恵荒びてる 海の家 風に吹かれて 貝殻に 耳あてて 冬の海 見てる  いそしぎよ 泣かないで 夢や約束は ちぎれても あなたには飛べる 羽があるの あの人の いつわりも 責めないでね 嘘のない 愛なんて きっと 嘘だから  行き暮れて 舟あかり 胸にともれば なつかしい 想い出も 潮の香に とける  いそしぎよ 教えてよ 遠く旅をする 鳥でさえ 旅立った愛に 泣くのですか 体ごと 心ごと 泣くのですか 海を越え 時を越え 涙かわくまで  海を越え 時を越え 涙かわくまで 涙かわくまで
悲しみのほとり岩崎宏美岩崎宏美喜多條忠坂田晃一わかりますか わかりますか どんなに遠く離れても 届きますか 届きますか 熱い胸の ときめきが  湖にも 冬の気配 急ぎ足の枯葉たち ふたりの恋 閉ざすように 凍りついた さざなみ  いまはめぐり逢えるその日を 指折り数えても そうよ恋人とはあなたを 呼べない秘めごと 氷のバラを心に ちいさく咲かせたままで 青い湖の底 沈んでしまいたいの  きこえますか きこえますか 闇の底のしじまから あなたを呼ぶ あなたを呼ぶ 淋しそうな ためいきが  凍りついた バラの花は 水の底で咲いてます やさしい手が ふれるだけで 溶けてしまう 花びら  いまは信じあえたしあわせ 抱きしめ合いながらも そうよ許されないこの恋 想い出に出来ない 氷のバラを心に 小さく咲かせたままで 青い湖の底 沈んでしまいたいの  いまはめぐり逢えるその日を 指折り数えても そうよ恋人とはあなたを 呼べない秘めごと 氷のバラを心に ちいさく咲かせたままで 青い湖の底 沈んでしまいたいの
柳川わかれ青児と夏美青児と夏美喜多條忠弦哲也前田俊明明日お前は 街を出る ちいさな風呂敷 軽すぎる あなた残して 街を出る せつないこの胸 重すぎる 甘い香りの ひいらぎの花 咲くたび お前を想うだろ 柳流れる この川に 私の涙 置いてゆく 離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ  ちぎれ蒲団(ぶとん)で 見る夢は 幼いお前の 泣き笑顔 花のお江戸で 見た夢は 薄いなさけと 嘘の花 老いた父母(ちちはは) 残しちゃ行(ゆ)けぬ ましてや お前を受け出せぬ 体あずけた 夜いくつ あなたを想った 夜いくつ 星も流れて 西東(にしひがし) さだめ凍える 柳川わかれ  離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ
ランタンまつり城之内早苗城之内早苗喜多條忠弦哲也南郷達也ギヤマン・レッドの 夕焼けが 長崎みなとに 沈むころ ランタンまつりの 灯(ひ)がともる いつしかはぐれた 倖せあかり 今年もひとりの 冬がゆく  石の畳に 降る雨は あの日の涙も 消してゆく ランタンまつりの 蛇(じゃ)踊りは ドラの音(ね)ばかりが こころを叩く わたしが悪いと 責めるよに  夢のつづきを 見たような 光と闇との 錦織り ランタンまつりの 夜が更ける あなたによく似た 他人の空似 ひとりの長崎 せつな街
やさしい悪魔C-androidC-android喜多條忠吉田拓郎あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M…… やさしい悪魔 やさしい悪魔
原宿グラフィティ麻丘めぐみ麻丘めぐみ喜多條忠川口真川口真絵本のお店を のぞいてる 銀色バックに スカーフで ロックなかんじの 女の子 あの娘はモデルで 売れている  ケヤキ並木が 見渡せる テントを張った カフェ・テラス あの人待って 20分 二杯目コーヒー 飲みほして ふとうら返した 伝票に 私の恋のねだんが のぞいた  ペンチで針金 クルクルと 曲げてはイニシャル 作ってる ヒッピー・タイプの おとこの子 手書きのTシャツ 似合ってる  ソフト・クリーム 食べながら 通りの向う 歩道橋 あの人やっと あらわれる 待たせてゴメンと 言わないで いたずら小僧の ような目で 私をいつも くやしくさせるの  レンガ作りの ブティックで 白いボウシの 人を見て あの人ふっと 立ち止る なんだかヒミツが ありそうで 私はひとりで かけだして 駅まで走って 涙がこぼれた
アン・ドゥ・トロワC-androidC-android喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳を当てれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめく心 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・トロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終わり 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発(たびだち)だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない
おんな夜景伍代夏子伍代夏子喜多條忠水森英夫前田俊明船のあかりや 灯台の 港夜景が つらいのは あのひとの顔 浮かぶから さびしいこころを ちぎって投げりゃ いいことばかりを ああ 想い出す  旅のホテルの 窓からは 町の夜景が またたいて 消えたしあわせ 夢あかり おんなの涙を 敷きつめながら 未練が揺れます ああ 恋あかり  春を競って あでやかな 桜夜景の 人波に ひとりぼっちで はぐれてる どうしてあの時 大声あげて 追いかけなかった ああ 悔みます
ひとり鍋羽山みずき羽山みずき喜多條忠聖川湧前田俊明木枯しひゅるひゅる 泣いてます お鍋がフツフツ 煮えてます おひとりさまの お鍋です こころが寒く なる夜は なぜかお鍋に するのです  好きでした あなたのことは何もかも ちょっと淋しい横顔と あったかかった想い出と  あれから何度も 見ましたよ あなたの隣りに 居る夢を しあわせいつも 夢ン中 今夜はどこに いるかしら そっとたずねる あなた鍋  好きでした 今でもずっと好きですよ 涙かわいたあの日から ちょっぴり強くなれました  好きでした あなたのことは何もかも ちょっと淋しい横顔と あったかかった想い出と
遠い花火城之内早苗城之内早苗喜多條忠田尾将実南郷達也ひとり暮らしの東京に 花火のはじける音がする 窓をあければ夏夜空 遠い花火がありました あれは十九の頃でした 故郷秋田は大曲 夜空焦がして打ち上がる 恋の花火がありました  お前が好きとささやいて そっと肩抱く人でした ままごとみたいな暮らしでも あなたのそばで幸せでした  今も花火を見るたびに あなたの笑顔を想います 夢を夜空にひろげては 子供みたいにはしゃぐ人 たった一度の人生で 出会える恋は少なくて まして別れたそのあとも 想い出す人少なくて  どんな暮らしをしてますか 今もわたしが好きですか 離しはしないと言ったこと あなたはきっと忘れてる  遠い花火を見るたびに 遠い想い出はじけます 若いということそれだけで はじけた恋がありました
青春のダイヤモンド猪島庄司猪島庄司喜多條忠鈴木淳緑に輝く 神宮の杜 歌おう 肩組んで 僕らの歌を ときめく思いを 拍手に乗せて こころを合わせて 快進撃だ 若い力で 今日も嵐を呼ぶぞ 燃えろ はばたけ 勝て! 勝て! 勝て! 熱い血潮が 味方だ 勝利の女神が 味方だ ヤクルト・スワローズ  誇りと希望が あふれる胸に 歌おう 勇ましく 僕らの歌を ピンチを乗り越え チャンスを活かせ 糸ひく白球 フェンスを越えろ 若い力で 今日も嵐を呼ぶぞ 燃えろ はばたけ 勝て! 勝て! 勝て! 熱いハートが 味方だ 勝利の女神が 味方だ ヤクルト・スワローズ  涙と汗との ペナントめざし 歌おう 胸をはり 僕らの歌を 明日を夢見る 男のドラマ この手でつかむぞ 栄光の旗 若い力で 今日も嵐を呼ぶぞ 燃えろ はばたけ 勝て! 勝て! 勝て! 熱い祈りが 味方だ 勝利の女神が 味方だ ヤクルト・スワローズ
西方裕之西方裕之喜多條忠南こうせつ伊戸のりお妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずいぶん心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝(あした) お前が出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ…‥
暑中お見舞い申し上げますC-androidC-android喜多條忠佐瀬寿一暑中お見舞い申し上げます まぶたに口づけ 受けてるみたいな 夏の日の太陽は まぶしくて キラキラ渚を 今にもあなたが かけてくる しぶぎにぬれて  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  水着を誰かに 見られるだけでも あなたから だめだよといわれそう 泳ぎませんかと 誘いにくるけど 振りむかず ねむったふりよ  はやくあなたに会いたくて 時計をさかさにまわしてます 今年の夏は 心もはずむ 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます  なぜかパラソルにつかまり あなたの街まで飛べそうです 今年の夏は 胸まで熱い 不思議な 不思議な夏です 暑中お見舞い申し上げます
恋して 伊予城之内早苗城之内早苗喜多條忠弦哲也前田俊明あの人を 忘れるための 旅に出て なおさら想い つのります 伊予路 松山 坊ちゃん列車 瀬戸の夕陽に 染められて ぽつんとひとつ あかね雲  恋して伊予 泣かずにいよ 今でも好きな 人だから  篝火が 川面を燃やす 鵜飼舟 こころが熱く また燃える 伊予路 大洲の 白壁坂は いつかふたりで 来たかった 面影揺れる ひとり坂  恋して伊予 ひとりでいよ 今でも好きな 人だから  人の世は 奈落もあれば 花道も 必ずあると 教えます 伊予路 内子の 内子座歌舞伎 回り舞台よ この恋を 出逢った頃に 戻してよ  恋して伊予 愛していよ 今でも好きな 人だから  恋して伊予 愛していよ 今でも好きな 人だから
両国橋五木ひろし五木ひろし喜多條忠三木たかし石倉重信背中に土をつけたまま 回向院(えこういん)から両国橋へ 泣きに来たのか都鳥(みやこどり) 泣いてたまるか 土俵の中にゃ 故郷(くに)のおふくろ 弟(おとと)に妹(いもと) 食わせる米が 埋まってる  関所を通る時でさえ 相撲取なら手形は要らぬ 天下御免の男意気 張手(はりて)食らって尻餅ついて なんのどすこい 鉄砲柱 明日の夢を こめて突く  短い浴衣 薄草履(うすぞうり) 冬の北風 両国橋で 星を見上げる裸虫(はだかむし) 負けてたまるか ザンバラ髪で 櫓太鼓(やぐらだいこ)に誓ったからにゃ いつかは結(ゆ)うぞ 大銀杏(おおいちょう)
恋亭主中村美律子中村美律子喜多條忠叶弦大南郷達也かなわぬ あんたの夢ならば わたしがいっしょに 見てあげる がんこ 不器用 はにかみ屋 そこに惚れてる 恋亭主  自分にゃ いつでも厳(きび)しくて 他人(ひと)にはやさしい 眼(め)を向ける 無口 無欲の お人好し そこに惚れてる 恋亭主  雨風 嵐が吹こうとも あんたとおんなじ道を行く 淋(さび)しがりやの 意地っぱり そこに惚れてる 恋亭主
あなたの出発五島つばき五島つばき喜多條忠聖川湧石倉重信あなたの出発(たびだち)には 美しい花が似合う それは心に咲かせた花 淋しさにも負けず 時には夢と向き合い 時には夢と語り いつもみんなが 見守る花よ ララララ………  愛する思いやりと 愛されて支え合う そんな絆を感じるように あなたを信じてる 時には星のように 時には太陽のように 熱く優しく 希望がのぞく ララララ………  あなたの出発には 限りのない空が そっとほほえむ 豊かな空が ララララ………
情小路のなさけ雨市川由紀乃市川由紀乃喜多條忠山下俊輔いちむじん雨がシトシト 泣く夜は ホテルの窓にも こころにも 雨粒いっぱい ついてます  汽笛ひびけば しみじみと あなたと暮らした 港町 情小路の なさけ雨  みんな許してくれました 若いわたしの わがままも 消えることのない 過去までも  いつもつつんでくれました 涙も 笑顔も 淋しさも 情小路の アパートで  雨がシトシト 泣く夜は あの頃の夢も 水びたし せつない恋しい なつかしい  ひとりで生きてた おんなです ひとりで生きるの 慣れてます それでもあなたを 想い出す  鉄の階段 コツコツと 登るあなたの 足音が 今も聞こえて 来るようで  いつもふたりで 分けあった 涙も 笑顔も 淋しさも 情小路の なさけ雨
柳川わかれ青児と夏美青児と夏美喜多條忠弦哲也前田俊明明日お前は 街を出る ちいさな風呂敷 軽すぎる あなた残して 街を出る せつないこの胸 重すぎる 甘い香りの ひいらぎの花 咲くたび お前を想うだろ 柳流れる この川に 私の涙 置いてゆく 離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ  ちぎれ蒲団で 見る夢は 幼いお前の 泣き笑顔 花のお江戸で 見た夢は 薄いなさけと 嘘の花 老いた父母 残しちゃ行けぬ ましてや お前を受け出せぬ 体あずけた 夜いくつ あなたを想った 夜いくつ 星も流れて 西東 さだめ凍える 柳川わかれ  離ればなれに 右左 橋も泣いてる 柳川わかれ
春ッコわらしみちのく娘!みちのく娘!喜多條忠宮川彬良宮川彬良冬の 冬のコートを脱ぎ捨てて 春ッコ 春ッコわらしがやってきた 胸の 胸のキラキラブローチは 雪から顔出す 福寿草 今年は恋を しましょうと 春ッコわらしは 腕まくり  カモン カモン カモン カモナ ベイビー カモン カモン カモン カモン カモン カモン カモナ ベイビー カモン カモン カモン アイ ウォンチュー 私の 春の恋人  北の 北のサクラは遅いけど どこより どこより綺麗(きれい)な花が咲く 堀に 堀にハラハラ花筏(はないかだ) ときめく予感に 花吹雪 今年の春は 特別よ 春ッコわらしは 紅(あか)い頬(ほほ)  カモン カモン カモン カモナ ベイビー カモン カモン カモン カモン カモン カモン カモナ ベイビー カモン カモン カモン アイ ウォンチュー 私の 春の恋人  涙ばかりが 友達じゃ 春ッコわらしの 名がすたる 空にプカプカ 春の雲 いい人いる町 乗せてって  カモン カモン カモン カモナ ベイビー カモン カモン カモン カモン カモン カモン カモナ ベイビー カモン カモン カモン アイ ウォンチュー 私の 春の恋人
かわいい女になろうと決めた島倉千代子島倉千代子喜多條忠杉本真人南郷達也吸い殻二本と 百円ライター 競馬の新聞 赤い鉛筆 それだけ残して 夜明けに消えた 大きな背中を ふと想い出す 別れて一人 旅に出て 泣くだけ泣いて かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったから  きれいになったと 言われるたびに 化粧のせいよと 答えたけれど 寂しそうだねと 言われたようで 心にコートを そっと着せかける 別れて北へ 旅に出て 湯けむりの宿 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって  あいつの心が 寂しい時に 相槌ひとつも 打てなかったよ  かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね
あなたのホクロ浜圭介浜圭介喜多條忠浜圭介あなたの大きな背中には ちいさなホクロがありました 私の涙を知っている 淋しいホクロがありました  グラスのお酒をのみほして 人差し指で眼をおさえたら 想い出映画の幕が開(あ)く  線路づたいの坂道に 朝顔の鉢が続いてる あなたと暮した街でした  あなたの大きな背中には ちいさなホクロがありました  あれほど愛した二人でも 他人以上に冷たくなれる 人って本当に 不思議です  たったひとりの引っこしで トラックの横に乗った時 心の扉を閉めました  あなたの大きな背中には ちいさなホクロがありました 若さという名の傷のよな 淋しいホクロがありました  私の涙を知っている 淋しいホクロがありました
いろは紅葉羽山みずき羽山みずき喜多條忠聖川湧伊戸のりおあの人と幸せに なれるでしょうか 赤い紅葉でも 世間に染まらずに 不器用なままの ふたりのあした  夢一文目 こころにも いろはにほへとと 降りしきる 恋紅葉 恋紅葉 いろは坂  あの人と登るのは いろは坂ですね ここの紅葉には 七枚葉があって いろはにほへとと 数えてゆくの  夢一文目 てのひらに 大事な大事な たからもの 恋紅葉 恋紅葉 いろは坂  夢一文目 こころにも いろはにほへとと 降りしきる 恋紅葉 恋紅葉 いろは坂
ためらいトワイライト因幡晃因幡晃喜多條忠佐瀬寿一君がいつも うつむくのは 出逢うのが恐いんだね さびしい想い出が 憶病にさせているんだね  ためらいトワイライト くちづけて Free Wayトワイライト どこまでも オレンジ色の花びらの夕陽まで 愛がこわれないのなら 僕がこわしてあげよう 二人の新しい愛のために  君の白いスーツケース 悲しみが入ってるね さびしい言葉だけ 色あせてしまい込んでる  ためらいトワイライト 生きてると Free Wayトワイライト よごれるね ほら聞こえてくる遠い日の雨の音 君が暮していた 街 君が泣いていた 街 今日からボクたちの街にするよ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
男達のメロディー河口恭吾河口恭吾喜多條忠ケーシー・ランキン走り出したら 何か答が出るだろなんて 俺もあてにはしてないさ してないさ 男だったら 流れ弾のひとつやふたつ 胸にいつでもささってる ささってる  Pick up your head throw away your Blues どうせ一度の人生さ The more you give babe the less you lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  俺とお前は まるでなつかしい友達さ 初めて出会った筈なのに 筈なのに 明日も気がむきゃ 俺のそばに居てもいいけれど 俺のことにはかまうなよ かまうなよ Pick up your head throw away your Blues どうせ一度の人生さ The more you give babe the less you lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  お前がこの街 離れてゆく気になったら 俺は微笑って見送るぜ 見送るぜ Pick up your head throw away your Blues どうせ一度の人生さ The more you give babe the less you lose 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ
坂本冬美坂本冬美喜多條忠南こうせつ若草恵妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たててる妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ……
朝霧みなと城之内早苗城之内早苗喜多條忠弦哲也前田俊明額あじさいの 咲く路地を 抜ければ海辺の 朝霧みなと 舟が出てゆく あの人の 想い出乗せて カモメを連れて 泣かぬと決めた 決めたはずなのに  行き交うひとの お早うに 笑顔でこたえる 朝霧みなと 生きてゆくには あの人を こころの隅に 置いてちゃ駄目ね 忘れて生きる 生きるはずだから  魚(さかな)市場の にぎわいが 淋しさつのらす 朝霧みなと 未練なんかじゃ ないけれど あの人きっと いい人だった あたしにだけは いつもやさしくて
胸に汽笛が響く町北川大介北川大介喜多條忠叶弦大南郷達也火の見やぐらや 駅前の 商店街まで そのままなのに さよなら言った あの夜が 俺のあとから ついてくる ごめんよ ごめんよ 泣かせちまったよね ごめんよ 胸に汽笛が 遠く響く町  濡れたレールの その先に あの娘(こ)の町が あるのだろうか 想い出そっと トランクに つめて夜汽車に 乗ったのか ごめんよ ごめんよ 若すぎたんだよね ごめんよ 胸に汽笛が 遠く響く町  せまい部屋でも 窓の下 三色スミレを 咲かせていたね 元気でいます それだけの 葉書一枚 くれないか ごめんよ ごめんよ しあわせやれなくて ごめんよ 胸に汽笛が 遠く響く町 胸に汽笛が 遠く響く町
姫街道五木ひろし五木ひろし喜多條忠弦哲也南郷達也どこの姫かな お駕籠(かご)を降りて 桜ひと枝 手折(たお)ってござる 東海道は男道 姫街道は女道 遠く浜名湖 遠州灘は きらきら光る 春の海  どんな姫じゃろ お江戸に向かう お輿入(こしい)れなら お顔が見たい 栗よりうまい十三里 姫街道も十三里 引佐(いなさ)峠でひと息入れて 乾かす汗に蝉時雨(せみしぐれ)  泣いた姫さま ござったそうな 嫁(とつ)ぐ殿様 嫌いなそうな 本坂峠(ほんさかとうげ) 越えてゆく 姫街道は 涙越(ご)え はるか三ケ日(みっかび) みかんの山を ながめてそっと 袖(そで)しぼる
涙のカウンター北山たけし北山たけし喜多條忠平尾昌晃伊戸のりおこころに雨の 降る夜は 街のあかりも 泣きべそあかり 港ホテルの カウンター あの娘(こ)の席には 想い出だけが さびしい背中で 座っているよ もいちど(もいちど)もいちど(もいちど) もいちど 逢いたいよ  わがまま言って 困らせた それも愛だと 思っていたよ 昔なじみの マスターは 無口で変わらぬ 微笑みだけを いつものお酒に 浮かべてくれる バカだよ(バカだよ)バカだよ(バカだよ) あの娘(こ)は 戻らない  なくしたあとで わかるもの それは幸せ くやしいけれど ふたり出会った カウンター あの娘(こ)が最後に こぼした涙 今でもまぶたに 浮かんで消える さよなら(さよなら)さよなら(さよなら) グラスに 揺れる夜
面影橋で五島つばき五島つばき喜多條忠聖川湧石倉重信アパートの下の柿の木の 葉っぱを揺らして都電が通る 一輪挿しのコスモスと そろいの模様の湯呑みをふたつ ちいさなコタツにのせました 東京の隅っこで幸せを はじめてこの手にのせました 面影橋で 面影橋で  なつかしい街をあれからも 淋しくなるたび訪ねてみます 面影橋に吹く風は 閉ざした胸の小窓を開けて 笑顔をくれそな気がします 若さというには あまりにも 幼くせつない 恋でした 面影橋で 面影橋で  若さという名のあやまちは こわれた ふたりのたからもの 面影橋で 面影橋で
メランコリー一青窈一青窈喜多條忠吉田拓郎武部聡志緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋に全てを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
おおつごもり(大晦日)石川さゆり石川さゆり喜多條忠崎久保吉啓若草恵おおつごもりの 年の瀬に 百と八つの 除夜の鐘 雪のお江戸に 響きます 今年も暮れたね お前さん こんな女房で すまないけれど ほれた同士で 暮らそうね  おおつごもりに 積もるのは 銭や宝の 山じゃない 夢をかなえる 夢でいい 割れ鍋とじ蓋 どっこいの ケンカばかりの ふたりだけれど 妙に気が合う 味がある  今年も明けたね お前さん 今の辛抱 七福神も きっと見ている 春が来る
ふたりの恋あかりコロムビア・ガールズ・コレクションコロムビア・ガールズ・コレクション喜多條忠水森英夫石倉重信はらり はらはら 桜の花びら 胸に頬にこころに 舞い落ちて 篝火 夜桜 恋あかり 初めてあなたと 出逢った夜は 春のきれいな 夜でした  どどん ひゅるひゅる 大きな花火が 燃える夏の夜空に 咲き乱れ 漁火 島影 恋あかり 初めてあなたと 旅した町は 夏の素敵な 海でした  ゆらり ゆらゆら 揺れてるコスモス 恋が行方知らずに なりそうで 戸惑い 秋風 恋あかり 初めて私が 流した涙 秋の夕陽の 落しもの  雪が ちらちら 聖夜のキャンドル どんな時も一緒に いようねと ツリーを みつめる 恋あかり ふたりのこころが 重なり合って 冬のぬくもり 恋あかり
おんな夢北見恭子北見恭子喜多條忠田尾将実伊戸のりお忘れることが できない人は きっとわたしを 忘れているわ 妻という名の まぼろしも こころ変わりの 哀しい嘘も みんな涙が 洗ってくれた 追えば追うほど 逃げてく おんな夢  いつかあなたと 旅した宿は 夫婦(めおと)湯呑みと 揃いのユカタ 蒲団ふたつを 寄せ合って こころふたつを ひとつに重ね 夢を見ました 同(おんな)じ夢を 浮かぶ面影 せつない おんな夢  淋しさばかり 数えるクセは 今夜限りで もうやめましょう 朝が来たなら 想い出も 風にまかせる 木の葉の舟で 裏のせせらぎ 流して捨てる 未練断ち切る 旅路の おんな夢
神田川島倉千代子島倉千代子喜多條忠南こうせつ貴方はもう 忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方はもう 捨てたのかしら 24色のクレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって 聞いたのよ 若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
おんなの旅路羽山みずき羽山みずき喜多條忠聖川湧南郷達也夢という名の 積み荷を降ろし 北の港を 旅立つわたし 生きてくことが 旅ならば 明日はどんな 港町 霧が泣いてる 霧が泣いてる おんなの旅路  あなた愛した この町捨てて 愛の港を 旅立つわたし 幸せすぎた 罰だよと 心を波が 責め立てる 星が泣いてる 星が泣いてる おんなの旅路  涙こぼせば 涙も凍る 冬の港を 旅立つわたし イカ釣り船の 群れあかり 想い出白く 照らします 汽笛泣いてる 汽笛泣いてる おんなの旅路
神田川荻野目洋子荻野目洋子喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭い マフラーにして 二人で行った 横町の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方がかいた 私の似顔絵 巧(うま)くかいてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ 貴方のやさしさが 怖かった
北の町 みなと町北川大介北川大介喜多條忠叶弦大蔦将包カモメ 泣け 泣け 泣くだけ泣けば しあわせが あとを追うだろう そしてこの俺の 胸の奥まで 飛び込んでおいでよ 冬の厳しさ 耐えたふたりには ぬくもりくれる 春が待つ 北の町の人たちの 無口なやさしさに 不器用なままで 生きて行く 北の町 みなと町  カモメ 泣け 泣け 泣くだけ泣けば 悩みなど 風がさらってく そして涙なら 拭いてあげるよ この愛を燃やして 俺の知らない 君のさびしさは 暖炉のそばで 乾かそう 北の町の人たちの こころのやさしさと また来る春を 待ちわびる 北の町 みなと町  北の町の人たちの 無口なやさしさに 不器用なままで 生きて行く 北の町 みなと町
やさしい悪魔ORANGE CARAMELORANGE CARAMEL喜多條忠吉田拓郎Jun Suyamaあの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔  レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない  ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔  バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの  鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  やさしい悪魔 やさしい悪魔
夜明けはバラ色の指山内惠介山内惠介喜多條忠水森英夫伊戸のりお桃色の貝を 浜辺でさがす フレアースカートの 白い君は 今も鮮やかにまぶたに 焼きついてる 愛し合ってたふたり 信じあってたふたり 微笑んでくれたのは 夜明けの海 そう バラ色の指だった バラ色の指だった  虹色の夢を ふたりはさがし 手が届きそうで すぐに消える そんな歯がゆさがふたりの 暮らしだった 愛し合ってたふたり 信じあってたふたり さよならをさざなみで 届けたのも そう バラ色の指だった バラ色の指だった  バラ色の指と 夜明けの空を ギリシャの人は 呼んでいたと 君がささやいた遠い日 戻らぬ愛 愛し合ってたふたり 信じあってたふたり 幸せと安らぎを くれたんだね そう バラ色の指の朝 バラ色の指の朝
神田川石川ひとみ石川ひとみ喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒にでようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が芯まで 冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
島津亜矢島津亜矢喜多條忠南こうせつ田代修二妹よ ふすま一枚 へだてて 今 小さな寝息をたててる 妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が 悪いのだから 俺はずいぶん 心配していたんだ あいつは俺の 友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に 母が死にお前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝(あした) おまえが出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことがあっても 我慢しなさい そして どうしても どうしても どうしても だめだったら 帰っておいで 妹よ
花街しぐれ出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫蔦将包扇逆手に 差し出して 舞えば序の舞 恋の舞 浮いて浮かれた その後で もっと他人に なるあなた 三味線も泣きます 花街しぐれ  嘘も誠も ないまぜに 夢もうつつの 朝が来る 妻という字に 目をそらし 傘を傾げる 吾妻橋 後ろ髪引く 花街しぐれ  格子づたいに 雨が降る 待てど暮らせど来ぬ人は きっとこのまま 逢えぬまま いつか隅田川の 捨て小舟 口紅も哀しい 花街しぐれ
恋夜雨伍代夏子伍代夏子喜多條忠若草恵若草恵生まれたばかりの 嬰児(みどりご)は きっとこうして 眠るのね あなたの広い 胸の中 雨が泣きます 叩きます 許されない恋 責めるよに 夜が心を 叩きます  乱れて流れる この髪が いつかあなたを 縛るなら 黒髪切って 悔いは無い カンと響いた 鹿脅(ししおど)し 何かの合図に するように 夜がからだを 引き寄せる  明日(あした)が他人に また戻す 恋は目隠し 探り鬼(さぐりおに) つないだこの手 離さない 旅の終わりの 隠れ宿 戻れる世間は もう無いと 夜が教える 恋夜雨
ゾウさんの瞳はなぜ青い大杉久美子大杉久美子喜多條忠菊池俊輔ゾウさんのめは なぜあおい とおくはなれた ふるさとの 大草原を みてるから? それともゆうべ ゆめにみた おおきなうみが うつるから?  ゾウさんのめは なぜほそい いつもげんきな こどもたち おめめほそめて みてるから? それともひとり さびしくて ないてはおめめ こするから  ゾウさんのめは ほしのよう ひとのこころを ひきよせる 南十字の ほしのよう いつかはきっと ふるさとへ かえれるゆめを みてるよう
アン・ドゥ・トロワ パートIIキャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳を当てれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめく心 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終わり 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない もう戻れない……
帰って来たつばめアグネス・チャンアグネス・チャン喜多條忠アグネス・チャン葦沢聖吉くちばしに 止まり木をひとつ くわえて 旅に出る 振り向けば 住みなれた街の 灯りが騒いでる ぬくもり振り捨て 嵐の海へと あ~ あ~ 泣き虫つばめ  あの人の胸で やすらげば 幸せ 来たかしら 故郷の街で やすらげば 幸せ来たかしら いくつも幸せ この手で逃した あ~ あ~ 臆病つばめ  明日は又 どこの空なのか 知らない 街ばかり 淋しさが 胸をしめつけて 母さん想い出す 季節を追いかけ 心が飛び立つ あ~ あ~ つばめはつばめ あ~ あ~ つばめはつばめ
恋のドンパン節水木ケイ水木ケイ喜多條忠水森英夫伊戸のりおドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン  きれいなバラには トゲがある 素敵な男(ひと)には 嘘がある どうせ傷つく 恋ならば やさしい嘘つく トゲがいい  何度も夜中に 目がさめる 泥棒みたいに 目がさめる どうせ眠れぬ 恋ならば こころを盗んで ゆくがいい  ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン  父さんいつでも やかましい 夜中に帰ると やかましい どうせ門限 決めるなら すっきり決めまショ 朝八時  器量に磨きを かけたとて 百年早いと 床柱 どうせかなわぬ 恋ならば 高嶺の花に 片思い  ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン  ドンドン咲かそう 恋の花 バンバン花火を 打ち上げて いつかどこかで いい人に 出会えるその日を 信じてる  ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドン パンパア ドンパンパン ドンドパッパ ドンドパッパ ドンパンパン
250パーセントの愛でつつんで小田純平小田純平喜多條忠小田純平笛吹利明僕を駅まで送ってゆく時の ハンドルを持つ君の横顔は 世界で一番淋しそうな顔をしている  君の住んでいる町は素敵だよね やさしさがホラ町に溢れて 夕焼け雲まで自由そうに空に流れて  君は黙ったまま ただ車を走らせている 明日から君は君 僕は僕の暮らしに戻るからだね 250パーセントの愛でつつんでるのに  どんな時でも涙は見せないで サヨナラを言う君の君の生き方は あの山のてっぺんにキリリと立つ城のようだね  僕がどれだけ君を愛してると 言いつづけてもただの口癖と 真に受けぬフリして微笑んで見送るんだね  君は黙ったまま ただ車を走らせている 明日から君は君 僕は僕の暮らしに戻るからだね 250パーセントの愛でつつんでるのに  君は黙ったまま ただ車を走らせている 明日から君は君 僕は僕の暮らしに戻るからだね 250パーセントの愛でつつんでるのに  250パーセントの愛でつつんでるのに
冬木立(ふゆこだち)野口五郎野口五郎喜多條忠筒美京平君は覚えているだろうか 冬木立の見える窓を エプロンかけた まだあどけない君は君は 桜いろのマニキュアをしていた 電車の音を聞くたびにいつか二人で旅に出ようね 幸福ですよと絵葉書出そうね 淋しげに 微笑む君を見て いつの間にか君を抱いていた ありふれた 愛でよかった ささやかな 夢でよかった ただ君だけを 離したくなかった  君は覚えているだろうか 冬木立に降った雪を 流れるようなポニーテールの君は君は 凍えそうな手のひらをしていた 小雪をそっと手にうけて きっとこの町忘れられない 思い出抱いて暮らしてゆけると いまにして思えば君はもう 近く別れ感じていたのか  ありふれた 愛でよかった ささやかな 夢でよかった ただ君だけを 離したくなかった
アホやなあ都はるみ都はるみ喜多條忠岡千秋南郷達也握りしめてる 手の中は 別れの手紙と 部屋の鍵 アホやなあ アホやなあ ああ アホやなあ 夢とあなたを 積み残し 夕焼け行きの 汽車が出る  指を折っては いい時の 想い出いくつも 数えてる アホやなあ アホやなあ ああ アホやなあ 笑顔無理して 作るたび 涙が映る 汽車の窓  遠い知らない 町で降り 星降る夜空を 見上げたい アホやなあ アホやなあ ああ アホやなあ ひとりぼっちが イヤなのに しあわせ行きの 汽車に乗る
男 安兵衛・喧嘩花出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫南郷達也火事と喧嘩は お江戸の華よ 俺が出なけりゃ おさまらぬ 意見御無用 この赤鞘(あかざや)は 義理と情けの 二本差し 男 安兵衛 喧嘩花  なに、今何時だ? 四ッツだと、ええい間に合わぬか… おのれ卑怯千万、村上兄弟! 待っていてくだされ、伯父上殿… 安兵衛、必ず助太刀いたし申す 武士の魂、桜花 むざむざ散らして なるものか!  五合枡酒(ますざけ) 一気に干して 高田馬場まで 虎走り 車(くるま) 袈裟斬(けさぎ)り 真っ向割りと 見事助太刀 男意気 呑んべェ 安兵衛 喧嘩花  弥兵衛殿、いやお義父上、 ええい、ご老体! ここは安兵衛にお任せくだされ こやつは誰あろう、吉良の剣客清水一角 安兵衛、生涯二度目の大喧嘩でござる!  雪を蹴立てて ひとうちにうち 空に轟(とどろ)く 山鹿(やまが)流 主君仇討ち この晴れ姿 義父(ちち)とふたりの 父子(おやこ)鷹 男 安兵衛 喧嘩花
四季桜大月みやこ大月みやこ喜多條忠大沢浄二丸山雅仁四季咲きの 桜が庭に咲きました 冬の寒さに 負けないで ちいさな花が 咲きました まるでさびしい 恋のよに 薄紅乗せた 思い花  四季咲きの 桜はみんな知ってます 季節すぎゆく そのたびに あなたが好きに なったこと 添えぬ運命と 知るたびに 涙で散らす こぼれ花  四季咲きの 桜が春を待つように つらい恋しい いとおしい ひとりの夜の ひとり酒 ぽつりぽつりと 冬の雨 こころも濡れる つぼみ花
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
一番星よ こんばんは氷川きよし氷川きよし喜多條忠蔦将包一番星よ こんばんは そこから見える 東京の スカイツリーは まぶしかないか もしもあの娘を みつけたら 泣いたらだめだと 言っとくれ 今も好きだと 今も好きだと 言っとくれ  一番星よ こんばんは 幾万年も 昔から 遠く光って さびしかないか もしもあの娘を みつけたら やさしい言葉を かけとくれ 涙ぬぐって 涙ぬぐって やっとくれ  一番星よ こんばんは 今でも僕は ひとりもの きっとあの娘も ひとりじゃないか もしもあの娘を みつけたら 一緒になろうと 言ってたと そっと教えて そっと教えて やっとくれ
ごめんよ、おやじ静太郎静太郎喜多條忠船村徹蔦将包海が時化(しけ)ても 酒呑むだけで 遊んでくれも しなかった 小遣いせがめば ジロっと睨(にら)む そんな おやじが嫌だった  今では自分も おやじになって おやじの背中 思い出す 男の勝負は 荒海相手 厳しい背中が 教えてた ごめんよ おやじ おやじよ ごめん  後を継ぐよと ふと言った時 継がんでええと 首振った お前の夢まで 摘む気はないと ちょっと さびしい顔をした  今では子供も 大きくなって ふるさと遠く 思い出す 男は真っ直ぐ 前だけ向けと 墓まで海へと 向いている ごめんよ おやじ おやじよ ごめん  孝行ひとつも 出来ないままで おやじが飲んでた 酒を呑む ごめんよ おやじ おやじよ ごめん
からたちの小径藤あや子藤あや子喜多條忠南こうせつ佐久間順平なつかしいうたを 誰かがうたってる 遠い日の思い出が よみがえる 駅から続く からたちの小径を 手をつなぎ 寄り添って 歩いたわ  あぁ 恋のかほり残して あなたは消えた 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  凍てつく夜は 手と手を重ね合い ずっといっしょ あなたのささやき 信じてた 雪より白い つましいあの花に トゲのあることすらも 忘れてた  あぁ 今も浮かぶ面影 あなたの笑顔 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり  帰らない日々を くやみはしないけど 人生は流れゆく 旅景色(たびげしき) たった一度の ときめきの香りが 夢見るように 淋しそうについてくる  あぁ あなたが歌ったうた 忘れはしない 好きです いついつまでも 涙が ぽろぽろり
赤いレンガの港町走裕介走裕介喜多條忠蔦将包蔦将包北の寒さに かじかむその手に ぬくもりあげるよ もうすぐ会える 都会の暮らしには 向いてないからと 遠く離れて僕を 待ってくれてた もうすぐ会えるよ 抱きしめあえるよ 長く待たせたね 海辺の坂道で 赤いレンガの港町  夢の長さに 眠れぬその眼に くちづけあげるよ もうすぐ会える まもなく春が来て 雪の中からも 若いタンポポ君に 笑いかけるよ やさしい微笑み 忘れた日は無い 次の街角を 曲がれば君が居る 赤いレンガの港町  熱い涙を こらえたその胸 あふれる想いを ぶつけてごらん シベリア降ろしなど 僕のぬくもりで 消してしまうよ君の 寒い冬まで もうすぐ会えるよ 抱きしめあえるよ 長く待たせたね 海辺の坂道で 赤いレンガの港町
やさしいダイヤモンド梶光夫梶光夫喜多條忠合田道人若草恵パーティーが終わって ふたりっきりで 帰る道は 星空へ続いているよ いつのまにか ふたりで歩き続けたね つないだ手と手が 離れそうになっても 君のやさしさ 変わらなかった ありがとう 星のような 君の瞳は きらめくやさしいダイヤモンド  めぐり逢う不思議と 愛し合った 長い日々を 星空はおぼえているよ 雨の夜も嵐も ふたりでいたね 灯したキャンドル 風が消さぬようにと 君の手のひら 守ってくれた ありがとう 夢を映す 君の瞳は 大切なやさしいダイヤモンド  つないだ手と手が 離れそうになっても 君のやさしさ 変わらなかった ありがとう 星のような 君の瞳は きらめくやさしいダイヤモンド
ほっといてんかウインズウインズ喜多條忠美樹克彦ああ ほっといてんか 酔いつぶれたろ 今の俺には 酒しかないんや ああ ほっといてんか えらい雨やけど 俺の心も骨の折れた 傘みたいや  雨の畳屋町では ネオンも泣いとるみたいや これっくらいの酒で 忘れられる あいつやないけど しょうもない恋に したのは俺やし とことん 飲んだろやないか ああ ほっといてんか 今夜のミナミでは 俺が一番寂しい 寂しい男や  ああ 言うといてんか あいつが来よったら 俺のことなど忘れてしまえと ああ 言うといてんか どこか知らんけど ほんのしばらく大阪をはなれるみたいやと  雨の千年町では 約束ばかり飛びかって これっくらいの酒で消えて行く思い出やないけど しょうもない恋にしたのは俺やし とことん飲んだろやないか ああ 歌わしてんか 今夜のミナミでは 俺が一番寂しい 寂しい男や  雨の千年町では 約束ばかり飛びかって これっくらいの酒で消えて行く思い出やないけど しょうもない恋にしたのは俺やし とことん飲んだろやないか ああ 歌わしてんか 今夜のミナミでは 俺が一番寂しい 寂しい男や  俺が一番寂しい男や
元気でね南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ河合徹三いろんなことがあったけど 君に会えてよかった 今日はぐっと 飲み明かそう 久しぶりの友 やっぱりいいよね  空の広さ 森のいのちには どんなに生きていても かなわないけど 笑顔のあたたかさは 僕たちだけのもの  さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね  苦しい時も あったけど 君に会えてよかった 風の中で 歌ったよね なつかしい声 涙が出るよね  海の深さ 星の遠さには どんなに追いかけても 届かないけど やさしいぬくもりには 届いているからね  さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね  夜空見上げ 夢を追いかけて どんなに傷ついても くじけやしない 明日に挑んでゆく 二人でいたいよね  さよならなんて言わない きっと 又会えるから さよならなんて言わない 元気でね 又会おうね
浜町傾げ傘氷川きよし氷川きよし喜多條忠水森英夫伊戸のりお雨の浜町 明治座(しばい)の帰り 傾げ傘して 袖ふれあった かわいいあの娘が 忘られぬ 木目込み人形の ような瞳(め)と 小粋なえくぼが エェ...忘られぬ  夏の祭りの 甘酒横丁 セイヤセイヤの 法被(はっぴ)の波で かわいいあの娘と 目が合った 朝顔みたいな その笑顔 おいらをホの字に エェ...しちまった  冬の浜町 初雪小雪 傾げ傘した 相合傘は あの娘と誰かの ふたりづれ 何てこったい べらぼうめ 隅田の柳も エェ...笑ってら
橋場の渡し弦哲也弦哲也喜多條忠弦哲也蝉は三日で 蛍は二十日 いのち限りに 生きるなら あなたについて 江戸を出る 親や世間の 岸辺をはなれ 橋も掛からぬ 橋場の渡し  北は陸奥(みちのく) 東は上総(かずさ) 舟の向くまま 風のまま 菅笠(すげがさ)抱いた 二人づれ そっとつないだ 手と手のぬくみ 恋の闇夜の 橋場の渡し  瓦竈(かわらかまど)の 煙が揺れる 揺れぬこころの うれしさで あなたの顔を のぞき見る もっと漕ぎやれ 船頭さんよ 恋の道行き 橋場の渡し
赤ちょうちんピースピース喜多條忠南こうせつ鈴木兼隆・山下恭長・山下恭信あのころふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした  覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんなくらしが おかしくて あなたの横顔 見つめてた  あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
やさしさの季節松坂慶子松坂慶子喜多條忠坂田晃一坂田晃一春を待つ人は 花を恋うる人 頬(ほほ)をやさしく 撫でてゆく 青春の 想(おも)い出(で) いつまでも いつまでも 香り立つから  夏を待つ人は 海を恋うる人 白い雲わく 夏の空 遠い日の 初恋 みずいろに 空いろに とけてゆくから  秋を待つ人は 風を恋うる人 肩に枯れ葉が 触れるたび あの人の ほほえみ なつかしく なつかしく 思い出すから  冬を待つ人は 雪を恋うる人 汚(けが)れ知らない 白い雪 傷ついた こころの さびしさに かなしみに そっと積(つも)るよ  やさしさの 季節を いつまでも いつまでも 忘れないから
おとこ雪 おんな雪やややや喜多條忠棚部陽一鉄橋わたれば そこはもう故郷 小雨がみぞれに みぞれがいつしか粉雪 おとこ雪 おんな雪 かわりばんこ 窓打つ おとこ雪 おんな雪 おろかな恋の幕切れ  麻布のはずれの ちいさなワンルーム タワーを見上げて あなたに抱かれたしあわせ おとこ雪 おんな雪 はかなく消える想い出 おとこ雪 おんな雪 てのひらのなかのまぼろし  故郷なまりで 終着アンウンス 今日からひとりと 想えば涙があふれる おとこ雪 おんな雪 いいひとだったあの人 おとこ雪 おんな雪 運命に負けて北国  
雪花浅田あつこ浅田あつこ喜多條忠聖川湧石倉重信あなたと別れて山里の らむぷの宿に来ています 外は雪 見上げても雪・雪・雪 窓の雪花なぞっていたら いつか あなたの名前を書いていた 愚かですか 未練ですか 雪よ 教えてくださいな  湯舟の岩陰 万両が ちいさな赤い実をつける てのひらで とけてゆく雪・雪・雪 湯気に雪花きらきら光り 遠い あなたの笑顔が浮かびます 憎いですか ずるいですか あなた 答えてくださいな  窓の雪花ゆらゆら揺れて 胸に 木枯らし夜通し吹いてます 泣けとばかり 死ねとばかり 雪よ 許してくださいな
赤ちょうちん森昌子森昌子喜多條忠南こうせつEdisonあのころのふたりの アパートは 裸電球 まぶしくて 貨物列車が 通ると揺れた ふたりに似合いの 部屋でした 覚えてますか 寒い夜 赤ちょうちんに 誘われて おでんを沢山 買いました 月に一度の ぜいたくだけど お酒もちょっぴり 飲んだわね  雨がつづくと 仕事もせずに キャベツばかりを かじってた そんな生活が おかしくて あなたの横顔 見つめてた あなたと別れた 雨の夜 公衆電話の 箱の中 ひざをかかえて 泣きました 生きてることは ただそれだけで 哀しいことだと 知りました  今でも時々 雨の夜 赤ちょうちんも 濡れている 屋台にあなたが いるような気がします 背中丸めて サンダルはいて ひとりで いるような気がします
あんじょうやりや 2015オール巨人オール巨人喜多條忠BORO菅木真智子・林有三灯りをつけたら 部屋の中 おまえの荷物が 消えていた 花柄模様の 箪笥やら 中古で買うた 三面鏡 ほんまに安い もんやのに あんなもん なんぼでも買えるのに 思い出残さず 持ってった あんじょうやりや 元気でやりや  天神祭りも 近づいて 太鼓のけいこが 聞えてる 冷たいビールで 差し向かい 最初の夏が なつかしい ほんまにアホは なおらんわ しょうもない男に つきおうた おまえもほんまに アホやった あんじょうやりや 元気でやりや  今から思えば 幸せは 苦労を重ねた 頃やった 戸棚の隅に 落ちていた 黄色く褪せた 写真には おまえの笑顔 写ってる アホンダラ これからが楽やのに ほんまの夫婦に なれたのに あんじょうやりや ええ奴さがしい あんじょうやりや 元気でやりや
十六夜円舞曲石川さゆり石川さゆり喜多條忠杉本眞人坂本昌之季節を幾つ 重ねても 体を幾夜(いくよ) 重ねても こころ縛れた わけじゃなし 今宵の月は 十六夜か 痩せゆく月が また満ちる 二十六夜を 待つばかり  どうにもならぬ 恋ならば あきらめきれぬ 人ならば いっそ他人で 居たかった 南蛮煙管(なんばんきせる) 想(おも)い草(ぐさ) 夜風に揺れて 咲く花も 恋に迷うた あはれ花  捨てられた唄 月あかり 静寂(しじま)の中で 鳴く声は 忘れ蟋蟀(こおろぎ) 切なかろう 膝を抱えて 見る夢は 十六夜円舞曲(いざよいワルツ) なつかしい 胸のぬくみか やすらぎか  胸のぬくみか やすらぎか
雪手紙南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつふるえてこぼれた 砂糖のように 雪が降ります さよならの街 終った恋は 悲しみの唄 くちびるかすめて溶けてゆきました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました  子供が作った 雪ダルマのように 泣いているような私の顔です 失うことが こわくなったら もうその愛は終っていました あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました どこまで歩けばあなたのぬくもり 忘れる処まで行けるでしょうか  あなたの手紙はもうありません 雪といっしょに燃えました それでも最初と最後の手紙 凍えた掌(て)の中に残りました
島立ちの春光岡洋光岡洋喜多條忠叶弦大南郷達也波のしぶきで このツラ洗う 黒潮ハガネの 腕っぷし 東シナ海 西から東 夢と魚を 追ってゆく 海の男のヨォー ふるさと甑島(こしきじま)  俺も十五で 島立ちしたが 伜(せがれ)もこの春 島を立つ 海は広いが 世間も広い デカい男に なって来い 笑顔かわいいヨォー 嫁でもつれて来い  いつか島酒 お前とふたり 呑み干すその日が 来るだろう 海の男は 黙って笑え 今日の島立ち 待ってたぞ 俺とお前のヨォー ふるさと甑島
神田川小柳ルミ子小柳ルミ子喜多條忠南こうせつ貴方は もう忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに  いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに  いつもちっとも似てないの 窓の下には神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ  若かったあの頃 何も恐くなかった ただ貴方のやさしさが 恐かった
面影グラス浜博也浜博也喜多條忠伊藤雪彦前田俊明あんなやさしい 人がなぜ どうしてどうして さよなら言えた きつめのルージュ 拭きとれば 鏡に嘘が 映ったの われて砕けた 面影グラス  あの日ちぎった ネックレス はじけて港の あかりになった 夢見て何が いけないの どなたが夢を 見せたのよ 淋(さび)しすぎます 面影グラス  あんな男と 思うたび 涙が涙が まつげを濡らす おんなはそうよ 強いのと お酒が抱いて くれるのよ 港夜霧の 面影グラス
やっかいもの香西かおり香西かおり喜多條忠弦哲也萩田光雄あいつの生まれは 深川あたり 隅田川行く ポンポン蒸気 アサリぶっかけ 深川めしが あたしのことより 好きなんだとさ  祭りのハンテン 似合っていてさ 夜は門仲 浅草あたり ボトル焼酎 ネオンが産湯(うぶゆ) 極楽トンボも おじぎする  浮世離れもいいとこ やっかいものに 惚れたあたしが 馬鹿なのさ  昔の江戸にも 居たのかしらね 女の気持ち 二の次にして 義理と人情 一番乗りで 小粋でイナセと 自分で決めて  おせっかいなら 山ほどしてさ 涙もろくて おっちょこちょいで 子猫アタマに 乗っけたままで 今夜もドテラで はしご酒  浮世離れもいいとこ やっかいものに 惚れたあたしが 馬鹿なのさ  ほんとにまったく やだね やっかいものに 惚れたあたしが 馬鹿なのさ
横濱のもへじ秋元順子秋元順子喜多條忠杉本眞人矢野立美横濱(ハマ)のもへじが この店に 最後に来たのは 去年の秋さ 秋風吹くのに ペラペラアロハ ヤシの木三本 真っ赤なアロハ ニカッと笑えば 前歯が二本 誰がよんだか へのへのもへじ クチは悪いが やさしい奴さ  故郷(クニ)は 会津の若松で ヨコハマ運河で ハシケの暮らし 誰かれかまわず ぶっきら棒に 元気を出しなと 背中を叩く 焼酎三杯 ご機嫌もへじ ゲジゲジ眉毛を ピクピクさせて 得体(えたい)しれない BIGな奴さ  もへじ死んでも ひと騒ぎ あちこち残した オンナと子供 この店貸し切り 酒盛り法事 毎年一ぺん 集まるそうな ホラも身のうち へのへのもへじ モテて天国 男の鑑(かがみ)  幸せだったね へのへのもへじ…
メランコリー研ナオコ研ナオコ喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋に全てを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それで なんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
月様小唄出光仁美出光仁美喜多條忠水森英夫伊戸のりお月様 月様 どちらまで ほど良い あかりの 窓の月 目つき 腰つき 言葉つき 落ちつき なくして 思いつき きっと あの娘と 結びつき (アレ) 憎い人  月様 月様 知らないの? あの娘は 札つき いわくつき 手つき コブつき キツネつき 嘘つき ヒモつき 運のつき ハート キツツキ 吸血鬼 (アレ) 言い過ぎた  月様 月様 わたしなら 家つき 顔つき おスミつき めでた めでたの 若松で 紋つき ハカマで 箔もつき 町はモチつき 景気づき (アレ) どうかしら
野郎酒鳥羽一郎鳥羽一郎喜多條忠叶弦大丸山雅仁ひとりしみじみ 飲む酒さみし 腹の底まで じんと しみてくる 別れ話に こぼした涙 今もグラスの 底にある こんな野郎が わびる酒  今もこころの 片隅さぐりゃ 古い想い出 なぜか よみがえる 白いエプロン 手作り料理 俺に似合わぬ 女(やつ)だった なぜかしんみり しのび酒  俺の人生 出たとこ勝負 風の吹きよで カラリ 空回り 駄目でもともと 泣きなど入れぬ 夢をくれとは 言わないが 馬鹿な野郎が ひとり酒
今夜は星空いしだあゆみいしだあゆみ喜多條忠吉田拓郎恋は愚かな 傷口と 誰が決めたの 名づけたの 今夜は星空 あなたと二人 ひとつ残らず 星くずを ドレスにぬいつけ 踊りましょうか ヘッドライトや 港のあかり きらめくものは 何もかも ワイングラスに投げ込んで あなたと二人 Mu…踊りましょうか 頬と頬寄せ Mu…踊りましょうか  おあいにくさま 今夜だけ 何があっても 帰さない 今夜は星空 やさしい香り そっと指先 押しあてて めかくししたまゝ 踊りましょうか 深い闇には ローソクひとつ 淋しい恋を 浮き出せば 金のブレスをからませて あなたと二人 Mu…踊りましょうか 涙のなかで Mu…踊りましょうか  ヘッドライトや 港のあかり きらめくものは 何もかも ワイングラスに投げ込んで あなたと二人 Mu…踊りましょうか 頬と頬寄せ Mu…踊りましょうか
青い港前川清前川清喜多條忠伊勢正三佐藤準風が 風が 波立てる 港の船溜まりで 「馬鹿なやつ…」と呟いた 夜の静寂(しじま) 星色のメリーゴーラウンド 廻る幸せ灯かり 投げ捨てた 指輪さえ 光の中へ 青い港 石畳 あの日のまま  かもめ 港 冬花火 誰かが泣いてるのか 長い髪が揺れていた 帰らぬ人 嘘もつけないのなら 星屑になればいい サヨナラの代わりなら やさしい嘘を 胸の汽笛 風の唄 あの日のまま  待つ人の哀しみに 何ひとつ気付かずに 夢ばかり追いかけた 若き苦さよ 青い港 赤煉瓦(レンガ) あの日のまま
旅するあなた南こうせつ南こうせつ喜多條忠南こうせつ旅をするあなた あなたはどこへ行くのですか スーツケースの中は そんなにつまっているのに どうして 心の中は からっぽなのですか  あなたが見ているのは 夕陽が沈む 海ですか それともあなたの過去に降る 白い白い雪ですか 乾いたくちびるからは 遠い日のあのうた  消えそうな思い出の中に たった一人でたたずんでるあなた あなたはあの歌を 誰に聞かせるつもりですか  旅をするあなた あなたはどこまで歩くのですか  肩を抱く人もなく 自分すら愛せないあなた あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか あなたはどこへ どこへ帰るのですか
こころ こわれそう岩波理恵岩波理恵喜多條忠杉本眞人矢野立美夜を走る船が あれほど急ぐのは 家路に向かうからですか 手をつなぐ あなたが 指にちからを 込めたのは 旅の終わりの 合図でしょうか  こころ こころ こわれそう 涙が 涙が こみあげて こころ こころ こわれそう くちづけも うまく出来ない  人を好きになると 港のあかりまで こんなに滲(にじ)むものですか 寒いねと あなたが くれた上着は 大きくて 明日(あす)のさよなら 隠せそうです  こころ こころ こわれそう このまま このまま 抱きしめて こころ こころ こわれそう さよならが 凍りつくまで  こころ こころ こわれそう 涙が 涙が こみあげて こころ こころ こわれそう くちづけも うまく出来ない
泣きむし橋岩本公水岩本公水喜多條忠四方章人蔦将包生まれた時から 決まってた あなたとわたしの 出逢う橋 罪と呼ぶなら 罪でもいいの 離れたくない 離れない 頬(ほほ)に小雨の 泣きむし橋よ  抱かれた肩の ぬくみから あなたのこころが 通います 何度生きても あなたに逢える 信じられます 信じたい 過去も流した 泣きむし橋よ  涙に数が あるならば あなたのためだけ こぼしたい いくら泣いても あなたとふたり ついてゆきます はぐれない 影を重ねる 泣きむし橋よ
演歌みたいな夜ですね三田明三田明喜多條忠浜圭介萩田光雄演歌みたいな夜ですね 路地に一(ひと)文字 消えたネオン ちいさな酒場の片隅で 久しぶりよね飲みたいわ 外の雨は もうどしゃぶりで 酔ったふたりを とじ込めた どうぞ どうぞ 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯  演歌みたいな夜ですね 街も灯りを 消したみたい ひとりの部屋には帰れない 胸にぬくもり欲しいから そうねどこか 旅でもしない 切符2枚を 買いたいわ どうぞ どうぞ 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯  演歌みたいなふたりよね 逢えば振られた 話ばかり あなたも懲(こ)りない恋をして なぜか似た者同士よね 浪花節ね 人生なんて 同じ小石に また転ぶ どうぞ どうぞ 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯 もっと もっと 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯
蜃気楼山口百恵山口百恵喜多條忠萩田光雄バスを降りたどり着いた 淋しげな夜の果ては 飴色のランプひとつ  揺れている見知らぬ街角  「とても遠くにある… 鞄を持った私の手 泣きそうだったあの人の顔 こわれた夢」  手の中に光る象牙のペンダント 暗闇の運河に投げて ゆるされるはずもないのに 手紙など書く場所をさがして あゝ…また暗くなる あゝ…蜃気楼の街  噴水のある広場で 石畳踏みしめれば 水の中 光る銀貨 恋人の約束ユラユラ  「いつも幸せだけが さかさまに見えてしまう 私の蜃気楼 とどかないオアシス スフィンクスの笑い  恋なんかいつも消えゆく幻と わかってたはずなのに 込み上げる涙ひとつぶ振りはらい 月あかりくぐりぬけ 悲しみはいつも他人の顔をして 驚いたふりしてみせる 思い出は夜のベンチにうずくまり 行き場所に迷ってる あゝ…また一人きり あゝ…蜃気楼の街
神田川吉幾三吉幾三喜多條忠南こうせつ野村豊貴男(あなた)はもう 忘れたかしら 赤いてぬぐい マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴男は私の からだを抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴男のやさしさが 怖かった  貴男はもう 捨てたのかしら 24色(にじゅうよいろ)の クレパス買って 貴男が描(か)いた 私の似顔絵 うまく描いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴男は私の 指先みつめ 悲しいかいって 聞いたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
銀河系まで飛んで行け!キャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎馬飼野康二あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに  悲しみより遠くから 届けられる星のきらめき 始めたばかりの二人の恋は 夜空にまかれた 銀のバラ 近づく想いは 傷つけられて 涙をふくたび 綺麗になった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに  失うこと恐がって 愛するのはうまくゆかない 行方を知らない 二人の恋は 夜空に旅立つ銀の船 想いを運べば 嵐に逢って 沈んでゆくほど やさしくなった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし 逃げても逃げても まぶしいまなざし まぶしいまなざし
なぎさ橋から秋元順子秋元順子喜多條忠杉本眞人佐藤和豊情けないわね ふたりとも ハーフワインで こんなに酔って 嬉しかったわ 今夜のお酒 あなたはちっとも 変わってなくて やさしくて ああ 冷たくて いとしくて 憎たらしくて… 歩きましょうか なぎさ橋まで あのバスストップ あなたは駅に わたしは家(いえ)に  漁り火ほらね ちらちらと 夜風にまたたく なつかしいわね 今度会うまで 元気でいてよ 本当だからね 指切りしてよ 苦しくて ああ せつなくて なのにあなたが 忘れられずに バスが来たわよ あなたが先よね 今日は見送るわ さよならのKISS ポストの陰で  あなたに手を振る 何度も何度も 何度も手を振る 子供みたいに あなたに手を振る  あなたに手を振る 何度も何度も 何度も手を振る 子供みたいに あなたに手を振る あなたに手を振る 何度も何度も 何度も手を振る 見えなくなるまで あなたに手を振る
男達のメロディー怒髪天怒髪天喜多條忠ケーシー・ランキン怒髪天走り出したら 何か答えがでるだろうなんて 俺もあてにはしてないさ してないさ  男だったら 流れ弾のひとつやふたつ 胸にいつでも刺さってる 刺さってる  Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose yeah 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  俺とお前は まるで懐かしい友達さ 初めて出会った筈なのに 筈なのに  明日も気が向きゃ 俺のそばにいてもいいけれど 俺の事にはかまうなよ かまうなよ Uh…  Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose yeah 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ  お前がこの街 離れてゆく気になったら 俺は笑って見送るぜ 見送るぜ Uh…  Pick Up Your Head Throw Away Your Blue's どうせ一度の人生さ The More You Give Babe the Less You Lose yeah 運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ
ドラドラどこかにドラえもん大杉久美子大杉久美子喜多條忠菊池俊輔ヒゲがあっても ネコじゃない コロコロしてても パンダじゃない それはなにかと たずねたら みらいのロボット ドラえもん おやつのドラやき なくなってたら ちかくにかくれて いるはずさ さがしてこらんよ きみのへや ドラドラどこかに ドラえもん  そらをとぶけど とりじゃない おしゃべりするけど ひとじゃない それはなにかと たずねたら みらいのロボット ドラえもん つくえのひきだし ママにはないしょ もぐればいつでも にちようび さがしてこらんよ きみのへや ドラドラどこかに ドラえもん
四谷・大木戸・左門町角川博角川博喜多條忠平尾昌晃まるで傘でも 忘れるように あいつを忘れた 俺だった まるで明日も 会うように 旅に出かけて それっきり あいつの匂いは Tシャツの 洗濯バサミの 跡だけだった 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら 昔通った この店で 飲んでいたよと 言っとくれ  まるで夢でも 売ってるように 何にも出来ない 俺だった 二人暮らした アパートも いつの間にやら 駐車場 近くのスーパー のぞいたら 想い出ぐらいは 売ってるだろうか 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ  四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ
寒立馬(かんだちめ)氷川きよし氷川きよし喜多條忠大谷明裕津軽海峡 越えて来た 吹雪にいななく 馬が居る たてがみからも 氷柱(つらら)が下がり 草をさがして 雪を蹴(け)る  寒立馬 寒立馬 俺も生きたい お前のように たとえ涙が 凍(こお)りつこうと 血潮と夢の 熱きまま  蒼き光の 北の星 眠れる野生を 呼び覚ます 生き抜く力 天から授(う)けて 強くやさしく いざぎよく  寒立馬 寒立馬 俺も生きたい お前のように たとえ孤独が この身縛れど 瞳の星は 熱きまま  寒立馬 寒立馬 俺も生きたい お前のように たとえ涙が 凍(こお)りつこうと 血潮と夢の 熱きまま
蛍火の宿岩本公水岩本公水喜多條忠四方章人蔦将包我が身焦がして 闇に舞う 迷い揺られる恋あかり あなた信じてついてゆく あかりめざして飛んでゆく 夢もあずけた 蛍火の宿  何度恋して 傷ついて やっと出逢えたふたりです お酒飲んでもいいですね そっと甘えていいですね 星も流れる 蛍火の宿  たとえ世間と 別れても つなぐこの手は離さない こころちぎってくれますか こんな私にくれますか 生命(いのち)チリチリ 蛍火の宿
夢待ち港伍代夏子伍代夏子喜多條忠船村徹蔦将包汽笛がひとつ 鳴るたびに お酒注(つ)ぎ足す 雪が降る いい人だったね 今度の人は それでもどこかへ 消えちゃった 北の酒場は 夢待ち港  問い刺し網に 問うてみりゃ 馬鹿にばっかり 惚れてるね 度胸に惚れたり 見掛けに惚れて 小魚みたいに 捨てられて 凍る漁火 夢待ち港  おんなのひとり 幸せに 出来ぬ男が 情けない 荒波ばかりが 勝負じゃないよ おんなのまごころ 仕留めておくれ きっと来る春 夢待ち港
女満別から走裕介走裕介喜多條忠蔦将包蔦将包雪がやんだ 女満別の空港に 東京行きのアナウンス 君が居たよ ガラス越しに微笑んで 何かを僕に 伝えてる  素顔のままで 素直なままで 君がサヨナラ 言おうとしてる 昨日までの想い出が 今日から過去へと変わるのに  君が泣いた 雪のような哀しみが 涙になって光ってる 僕は行くよ 翼ひろげ遠くまで 愛する人よ 泣かないで  愛する人よ わかってほしい 男は遠くに行くものだ 見果てぬ夢を追いかけて 孤独な旅をするものだ  故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない  故郷(ふるさと)さらば また会う時は 大きな男で会いに来る 追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない  追わない夢は 夢じゃない かなえぬ夢は 夢じゃない
暑中お見舞い申し上げます Part2キャンディーズキャンディーズ喜多條忠常富喜雄穂口雄右(Yeah……) 暑中お見舞い申し上げます  あなたのいない旅なんて この絵はがきにあるような ただの寂しい景色です 暑中お見舞い申し上げます  何故かあなたに逢えそうで 時計を逆さに回しています 初めて恋を見つけたような 今年の夏は不思議な夏ね 暑中お見舞い申し上げます  あなたのいない旅に出て 初めて恋に気がついて ふぅーと ため息もれました 暑中お見舞い申し上げます  駅に咲いてる向日葵は あなたの笑顔によく似ています 初めて恋に出逢ったような 今年の夏は不思議な夏ね 暑中お見舞い申し上げます  何故かあなたに逢えそうで 時計を逆さに回しています 初めて恋を見つけたような 今年の夏は不思議な夏ね 暑中お見舞い申し上げます  暑中お見舞い申し上げます
北上川恋唄水田竜子水田竜子喜多條忠水森英夫前田俊明青き流れに 桜の花が はらはら散ります 花筏(はないかだ) 肩を寄せあい ほほえみあった あなたあれから どうしてますか 北上川に 北上川に 今もたずねます  何度泣いたか 忘れたけれど 今でも面影 揺れてます あなた変わらず やさしいままで 清い瞳の ままなのですか 北上川は 北上川は 今日も雨の中  空を見上げて ためいきひとつ あなたの笑顔が 雲になる きっと知らない 遠くの町で だれかいい人 みつけたでしょう 北上川は 北上川は ひとり恋の川
愛の橋伍代夏子伍代夏子喜多條忠水森英夫前田俊明あの町を 捨てたから もう戻れない ふたりです 世間の人には 見えない橋を 手を取り渡る ふたりです 愛されているのが わかるから 愛しているのが 愛しているのがわかります あなたとわたしの 愛の橋  寄り添える うれしさは なぜさびしさと 裏表 露草ばかりが 見上げる橋を 夜明けに渡る ふたりです 求めあうこころが わかるから いのちのふるえが いのちのふるえがわかります あなたとわたしの 愛の橋  しあわせを 望むより まだふしあわせ 選びます あなたの炎に 巻かれて燃える 不幸をきっと 選びます 届かない人だと わかるから いとしさなおさら いとしさなおさらつのります あなたとわたしの 愛の橋
親父の手紙村木弾村木弾喜多條忠船村徹蔦将包息子よ 元気でやってるか 故郷(こっち)はそろそろ 雪が降る 忙しいのは わかっているが 正月あたりは 帰ってこんか 母(かあ)さん ハタハタ きりたんぽ みんなお前を 待ってるぞ  息子よ おんなにもててるか おんなは黙って 惚れさせろ 顔や姿形(かたち)は どうでもいいさ 一緒に夢追う おんなに惚れろ いつかは二人で 飲みにこい 酒は人生教えるぞ  息子よ お前は俺の子だ 頑固で不器用 俺に似た しくじるたびに 賢(かしこ)くなるぞ 金など貯めるな 友達貯めろ 自分に嘘さえ つかなけりゃ 他人(ひと)にやさしい 馬鹿でいい
ひと晩泊めてね小林幸子小林幸子喜多條忠美樹克彦ひと晩 泊めてね 明日になれば このまま何処かに 旅に出るから 突然 ごめんね やっぱり私 淋しくなったら ここに 来るのね あの人今ごろ 手紙を見てる やさしい人には 翼があって 私のちからじゃ 縛っておけない 涙とあなたが 最後の友達 ひと晩 泊めてね  シャワーを 貸してね 部屋から出たら いきなり雨でしょ ついてないわね 昔のまんまね 洗濯ものは ついでがあったら 出しておいてよ 男と女は 不思議なものね いっしょに居るほど 見えなくなって 憎んだぶんだけ 愛していたのね 涙とあなたが 最後の友達 ひと晩 泊めてね  涙とあなたが 最後の友達 ひと晩 泊めてね
ネオン舟香田晋香田晋喜多條忠叶弦大桜庭伸幸荷物まとめて ヒールを下げて あいそつかして 別れてきたが 時にはあなたの 無邪気な寝顔が じんとしみるよ なつかしい 東京へ 大阪へ 函館へ 妻という名の港から 遠くはぐれた ネオン舟  星の数より 涙の数が 多い世間に つめたくされりゃ 「戻って来いよ」と やさしいあなたの 声が聞こえる 夜もある 酔いどれの 嘘つきの ろくでなし 浮かれカモメにひきずられ 花の盛りを ネオン舟  十九、はたちの 若い子たちが 「男ぎらい」と あだ名をつける 淋しい恋なら ひとりでいるほが いっそ気楽と 笑うけど アイちゃんも ヒロちゃんも ケイちゃんも 女ごころのはかなさに 話合わせる ネオン舟
北の男旅村木弾村木弾喜多條忠船村徹蔦将包男の旅の なぐさめは たとえば北の はまなすか シベリアおろしの 風に耐え 花びらふるわせ 赤く咲く そんな男に 俺はなりたい  男の旅の やすらぎは 灯りが誘う 浜酒場 どこから来たのと 酒を注(つ)ぐ 訳あり風情(ふぜい)の 片えくぼ そんな女の 影が恋しい  男の旅の 哀しみは 見果てぬ夢の 亡き骸か 凍れる星空 見上げては まだまだやるぞと 吼(ほ)えてみる そんな男の 北の男旅
京都夜曲山本譲二&城之内早苗山本譲二&城之内早苗喜多條忠弦哲也南郷達也枝垂れ桜と ぼんぼりが 夢を見せます 酔わせます せつなすぎます いとしくて 京都ふたりの 祇園まち  月に照らされ 山吹の 道はまばゆい 花あかり せつなすぎます いとしくて 京都ふたりの 南禅寺  泣かぬ約束 した夜に 泣けぬ蛍が また光る せつなすぎます いとしくて 京都ふたりの 貴船川  夏の五山の 送り火を そろい浴衣で みつめてる せつなすぎます いとしくて 京都ふたりの 大文字 京都ふたりの 恋あかり
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