徳久広司作曲の歌詞一覧リスト  914曲中 1-200曲を表示

全5ページ中 1ページを表示
914曲中 1-200曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
百花唱 新曲千花有黄 新曲千花有黄朝比奈京仔徳久広司矢田部正百の花よ 千の唄 薄紅(うすべに)色の桜道 人もまた口ずさむ 口ずさむ… 水をくぐれば 聴こえる 五月雨(さみだれ)子守唄 何度も色を変えながら 紫陽花(あじさい)が夏を呼ぶ あゝ 百の花 あゝ 千の唄 咲き誇る喜びと 満ちて散る倖せ 風の中で… 唄ってる  紅葉(モミジ) 銀杏(イチョウ) 花水木(ハナミズキ) 想い出達を懐かしみ 夕映えに語る人 語る人… 遠く近くに 聴こえる 故郷(ふるさと)恋(こ)うる唄 冬に嫁いだ春の花 真っ赤な寒椿 あゝ 百の花 あゝ 千の唄 別れ行く淋(さび)しさと 巡り合うときめき 風に吹かれ… 唄ってる  あゝ 百の花 あゝ 千の唄 咲き誇る喜びと 満ちて散る倖せ 風の中で… 唄ってる
レミ 新曲千花有黄 新曲千花有黄朝比奈京仔徳久広司矢田部正お酒と同じ名前なの 覚えておいてね レミと言う女と 一年暮らした… 遠い昔さ ぬるま湯の 暮らしが怖くて 逃げたのさ レミ いい女だった グラスをあおる男(ヤツ) 教えてやる気も無いけれど レミは私のママだって ねぇ それでいいよね…  お酒とつかず離れずで 二年前だった 早すぎるさよなら カモメも泣いたよ 女は捨てたと 言いながら ルビーの指輪を 外さずに レミ いい女だった あんたを待っていた 釣銭代わりに取っといて 形見のルビーを握らせた ねぇ それでいいよね…  レミ 土砂降りの波止場 あいつを見かけたよ 膝から崩れて泣いていた 許してやろうと思うけど ねぇ それでいいよね… これでいいよね…
夜明けのチェロ 新曲千花有黄 新曲千花有黄朝比奈京仔徳久広司矢田部正聴こえるはずない 夜明けのチェロ  この胸に流れる 別離(わかれ)のボレロ あゝ 献身と呼べる程の 時間(とき)を捧(ささ)げて来たけれど… 偽りの倖せなら 私から捨ててみせる 聴かせて幻のチェロ 始発のバスに 私が乗るまで  枯葉が舞い散る 夜明けのチェロ  この胸の音色ね 別離のボレロ あゝ 献身と呼べる程に 愛を捧げて来たけれど… 裏切りのエンドロール 私から幕を引くわ 哀しみ奏でてよチェロ 朝陽(あさひ)が涙 連れて行くまで  偽りの倖せなら 私から捨ててみせる 聴かせて幻のチェロ 始発のバスに 私が乗るまで
たそがれの駅水田かおり水田かおりかず翼徳久広司伊戸のりおたそがれの駅の 人混みで あなたを探すのが 好きでした 灯りのともる 街角で 一緒に買い物 しましたね あぁ 青春は なぜか急ぎ足 面影染めて 夕陽が落ちる あの頃なにも迷わず あぁ 信じてた あなたとあなたと生きてくと 信じてた  たそがれの駅に 降り立てば 心に思い出が 暮れなずむ 帰りの道は いつだって バス停三つを 歩いたね あぁ 青春の 遠い忘れ物 探してみたい アカシア通り 失くした夢を見つけて あぁ もう一度 あなたとあなたと生きたくてもう一度  あぁ 青春も 今はセピア色 きれいな季節(とき)は 短いけれど あの頃なにも迷わず あぁ 信じてた あなたとあなたと生きてくと信じてた
明日船岸千恵子岸千恵子星野哲郎徳久広司池多孝春そんなに好きなら 勝手にお行き どこがいいのさ 船乗りの 風と波とが ぶつかり合って 組んで暴れる 印度洋 どうせ女の 私には ついて ついて ついてゆけない 明日船  こんなに汚れた Yシャツなんか 置いてゆくから おもいだす 汽笛ひと声 のこしただけで どこへ行ったの マグロ船 そうよあんたと いう人は とても とても とても別れの 下手(へた)な男(ひと)  私は憎いの あんたの惚れた 青い顔した あの海が 今日は帰るか 明日はつくか 当てにならない 船だけど あんたなしには 生きられぬ 女 女 女泣かせの 明日船
横浜ブルー加門亮加門亮ちあき哲也徳久広司南郷達也ブルー・ブルー 横浜ブルー 誰も切ない ブルー・ブルー 横浜ブルー 帰る身支度は…  乱れたシーツの 皺(しわ)悩ましさ 昔(まえ)より本気に なれた一夜(いちや)よ… 別れた女(ひと)と 他人(ひと)の妻だと 堪(こら)えたつもりが… ブルー・ブルー 横浜ブルー 情事(こい)の亡骸(なきがら) ブルー・ブルー 横浜ブルー 埋(う)めるブルースさ  どうして昨夜(ゆうべ)は 隣り合わせたか 運命(さだめ)と言うには 何か足りない… 夜明けのホテル 重荷、増やした 罪びと同士さ… ブルー・ブルー 横浜ブルー 俺の脆(もろ)さの ブルー・ブルー 横浜ブルー せいにすればいい  二度とは会えぬ それが救いさ 車を拾えよ… ブルー・ブルー 横浜ブルー 夜の亡骸 ブルー・ブルー 横浜ブルー 埋めるブルースさ ハマのブルースさ
ねえ、おさけ黒木憲黒木憲吉田旺徳久広司斉藤恒夫ねえ…おさけ 忘れさせてよ ねえ…おさけ あんなおとこのことなんか 口じゃつよがり 言えるけど 身震いするよな 底冷えに 逢いたさばかりが つのるのよ 何かいってよ ねえ…おさけ  ねえ…おさけ 嗤(わら)わないでよ ねえ…おさけ 溶けためばりのしみのあと 髪の芯まで 滲(し)みこんだ 倖せもどきの おもいでが 今夜もあたしを 泣かすのよ 見ないふりして ねえ…おさけ  ねえ…おさけ こっちむいてよ ねえ…おさけ 話し相手はあんただけ 呑めば呑むほど からみつく みれんとゆう名の 残り火を どうすりゃいいのよ せつないよ 何かいってよ ねえ…おさけ
灯火大川栄策大川栄策水木れいじ徳久広司佐伯亮なにを夢見て この腕まくら 濡らす涙の いじらしさ 苦労ばかりの 明け暮れに しのんでいるのか 故郷を… 泣くがいい 泣くがいい 春は遠いけど おまえは俺の 心のともしび  酒におぼれて 世間にすねた 俺をささえて くれた奴 愚痴のひとつも こぼさずに ささげてくれたね まごころを… ふりむけば ふりむけば いつもそばにいた おまえは俺の 心のともしび  水の流れに 棹さしながら 明日も浮き寝の 旅路川 ふたりづれなら 倖せと よりそう女の 影ぼうし… 離すなよ 離すなよ この手いつまでも おまえは俺の 心のともしび
大阪ララバイ中山琉美中山琉美日野浦かなで徳久広司猪股義周夜に煌めく 道頓堀(とんぼり)ネオン 愛を失くした 女がひとり 流す涙の ひとしずく あんな男と 分かっていても なんでこの胸 こんなに恋しがる 大阪ララバイ 思い出サラバイ 捨ててゆくのよ この川に 大阪ララバイ あんたにサラバイ 忘れてあげるわ 今夜っきり  北の新地で 噂を聞けば 雨も糸引く 曽根崎あたり ひとり夜更けの カウンター 紅(あか)いお酒に 浮かんだ顔に なんでこの胸 こんなに会いたがる 大阪ララバイ 面影サラバイ 未練ごころを 飲み干して 大阪ララバイ あんたにサラバイ 後悔したって 知らないわ  大阪ララバイ 思い出サラバイ 捨ててゆくのよ この川に 大阪ララバイ あんたにサラバイ 忘れてあげるわ 今夜っきり
放されて田中あいみ田中あいみ吉田旺徳久広司水に七色 ネオンの花は 夢がありそに 浮かれてるけど 私はあんたに 放されたまま ひとり曽根崎 はぐれ鳥  忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん  忘れなあかん…忘れなあかん おんなやもん 酒落た女で いたいのやけど 私(うち)はやっぱり 演歌です  あいつばかりが 男やないと グラス片手に 気取ってみても ゆうべ大阪 捨てたと聞けば 知らず知らずに 目が濡れる 泣いたらあかん…泣いたらあかん 泪ぼろぼろ よう止められん  泣いたらあかん…泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ  忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん  泣いたらあかん…泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ
おんなの七坂小桜舞子小桜舞子かず翼徳久広司伊戸のりお雨が雨が降る日も 風の日も 花は咲きます 耐えながら それが私の 生きる道 つらい涙は ふき取って いつも笑顔を 忘れない 人生はこれからよ 明日がある おんなは七坂 越えて行く  たとえたとえ哀しく 終わっても 恋は女の 宝もの 命かけます 尽くします きっと私に 似合うひと 今もどこかで 待っている めぐり逢うその日まで 頑張るわ おんなは七坂 越えて行く  星に星に祈った 願いごと いつも消えない 幸せを どうぞ私に くださいな 熱い心に 歌がある 夢に向かって どこまでも 一歩ずつ上ります 明日がある おんなは七坂 越えて行く
想い出づくり大木綾子大木綾子山上路夫徳久広司夜の港を だまって見てる スカイラウンジ あなたと二人 街の灯りが 水にゆれ 泣けてくるほど 美しい どこにいたって 何をしたって 二人でいれば 大切な 想い出づくり  あの日出会って いつしか二人 離れられない 恋人同志 旅に行きましょ 海辺へと 山がいいよと 言うあなた どこに行っても 何を見たって 二人にとって 忘れない 想い出づくり  ワイン飲んだら ほんのりと 肩を寄せたく なりました どこにいたって 何をしたって 二人でいれば 大切な 想い出づくり
この道岡本京太郎岡本京太郎高畠じゅん子徳久広司矢田部正時には 挫折を味わって 途方に 暮れたこともある 焦りも 悲しみもあったけど いまにして 思えば それも僕なんだ  トライ それこそが トライ 扉をあけるため あなたがいるから 僕がいる 支えがあるから 生きられる ゴールの みえない この道を 迷うことなく この道を  何度も 傷つききたけれど 学んだ ことも多かった すべてに 向き合い逃げないで 経験を 重ねた それも僕なんだ  トライ 踏み出せば トライ 笑顔に会える場所 あなたがいるから 僕がいる 支えがあるから 夢がある ゴールの みえない この道を 歩きはじめる この道を  トライ 運命(うんめい)の トライ 夜明けがはじまるよ あなたがいるから 僕がいる 支えがあるから 生きられる ゴールの みえない この道を いつも いつでも この道を  いつも いつでも この道を
ひとり円舞曲中田久美中田久美高橋直人徳久広司川村栄二さよならも 言わないで とつぜんに 旅立ったあなた 黒い着物で泣き明かし 涙も涸(か)れました 春が来て 今日はあなたの誕生日 シャンパンの グラスを空(あ)けて ほろ酔い踊りましょう ランラーンララン おもかげ浮かべて ひとり円舞曲(ワルツ)を  ただいまと ドアが開(あ)く おかえりと 出迎えるわたし そんな幸せとこしえに 続くと信じてた ささやかな 愛のしるしのプレゼント おもいでの 歌など流し 笑顔で踊りましょう ランラーンララン キャンドル灯(とも)して ひとり円舞曲を  お気に入り ワインレッドのドレス着て 哀しみは 化粧で隠し 今夜は踊りましょう ランラーンララン あなたを偲んで ひとり円舞曲を ひとり円舞曲を
女泣かせの港町平浜ひろし平浜ひろしかず翼徳久広司南郷達也ひとり生きてく 淋(さび)しさを 知っているよに 啼くカモメ 帰って来るとも 言わないで それじゃまたなと 消えた男(ひと) 未練あと引く この町は 女泣かせの 女泣かせの港町  船が来るたび 騒ぐ胸 誰か教えて あきらめを 短い仲でも 燃えさせて こころ盗んで 行った男 夜が切ない この町は 女泣かせの 女泣かせの港町  海の男の 恋なんて しょせんはかない 流れ星 忘れてしまえと 潮風(かぜ)が吹く つらい運命(さだめ)に 灯もうるむ 夢も消えそな この町は 女泣かせの 女泣かせの港町
千羽鶴大木綾子大木綾子山上路夫徳久広司南郷達也軒先(のきさき)に千羽鶴 下げたならば あなたは戻って 来るでしょか 遠くの街に ひとりで行った その身を今日も 案じつつ 祈りをこめて 折ってます 紅色(べにいろ)やむらさきの 千羽鶴   本当はやさしくて いい人なのに 女を泣かせる 悪い癖 ふるさと捨てて 一緒に行けず 私はここに とどまった 今夜もひとり 折ってます 願いごとかなうよに 千羽鶴   帰る日は春でしょか ここの街の 緑がいっぱい 芽吹く頃 ひとりじゃどこも 寂しいでしょう お休みなさい この家(うち)で 祈りをこめて 折ってます 金色や銀色の 千羽鶴
京都…発多岐川舞子多岐川舞子吉田旺徳久広司南郷達也散りいそぐ しだれ桜の 花びらを 背にうけながら そのおひと ひとすじ 死ねるのなら お行きという ありがとう 本当に おかあちゃん わたしにはあのひと… あのひとだけ 生まれ育った京都 あとにするけど あとにするけど 幸せになります きっと きっと おかあちゃん  走りだす バスの窓外(むこう)で 元気でと 手をふる母の 涕(な)き微笑(えがお) ぼかして 花のあらし 桜ふぶき かんにんえ 本当に おかあちゃん 今はもうあのひと… あのひとだけ 愛を信じて京都 あとにするけど あとにするけど 幸せになります きっと きっと おかあちゃん  ありがとう 本当に おかあちゃん わたしにはあのひと… あのひとだけ 生まれ育った京都 あとにするけど あとにするけど 幸せになります きっと きっと おかあちゃん
越後線華乃美幸華乃美幸幸田りえ徳久広司猪股義周二度と逢えない 悲しみよりも 愛の脆さに また泣ける あんなに愛して 過ごした月日 今でも別れが 言えません ひとり降り立つ 小木の城(おぎのじょう) あの日を辿る 越後線  愛し過ぎたら 何にも見えず 無器用でした この恋は 雪空晴れても 心は凍る わがままばかりを 悔やみます 出雲崎から 妙法寺 心を洗う 越後線  いつもわたしを ささえてくれた 今はわかるの その心 このままふたりで 暮らそうなんて 佐渡島指差し 言ったひと 海を見つめる 寺泊 夕日が沈む 越後線
本家 かもめという名の酒場天童よしみ天童よしみ瀧竜二徳久広司かもめという名の 酒場には 酒に溺れた 女がひとり 今夜も飲んで 泣いてます 届かぬ恋の つれなさを むせぶ汽笛に すがりつく 海鳴りが 海鳴りが 聞こえる港町  かもめという名の 酒場には 過去をかくした 女がひとり やけで半分 生きてます 左の手首の 傷あとが 未練ごころをつのらせる 海鳴りが 海鳴りが 聞こえる港町  かもめという名の 酒場には 倖せうすい 女がひとり 愚痴を肴に 飲んでます ここはさい果て 北の国 花咲く春は まだ遠い 海鳴りが 海鳴りが 聞こえる港町
なぁ親友よ豊光豊光杉江香代子徳久広司水谷高志負けてたまるか おまえにだけは 小さい己(おのれ)が 恥ずかしい 困れば呑もう 泣きたきゃ呑もう 年の初めは 決まって電話 おまえのような 昭和のような あとから染み入る おとこになりたい なぁ親友よ ひたすらに生きたなぁ…  同じおんなに 惚れては泣いた 若さと言う字が 懐かしい おとこの友情 捨てても良いと 一度おんなに 本気で告げた おまえのような 昭和のような 黙って身を引く おとこになりたい なぁ親友よ 若き日に生きたなぁ…  右に左に 曲がって下る 時には溢(あふ)れる 川もある 誉められ学び ド突かれ学び 馬鹿は馬鹿なり 丸くはなった おまえのような 昭和のような 満月みたいな おとこになりたい なぁ親友よ 真っ直ぐに生きたなぁ…
迷酔鳥歌佳歌佳吉田旺徳久広司別れの寒さに 行(ゆ)き暮れて ホロホロ呑む酒 はぐれ酒 あいつのことなど 呼ばないで そっちへ行ってよ ねえ未練 独り…とまり木 迷酔鳥  わかれてよかった 筈なのに 離れて気付いた 男(ひと)ごころ どうして今更 もどれるの こまらせないでよ ねえ未練 吐息…とまり木 迷酔鳥  左の小指の その隣(とな)り 想い出ばかりが 泣きじゃくる そろそろ私も 笑わなきゃ おさらばしましょう ねえ未練 夜明け…とまり木 迷酔鳥
奥羽本線大木綾子大木綾子山上路夫徳久広司南郷達也奥羽本線(おううほんせん)で 北へと向かう どこで降りよう 宛のない旅よ あなた忘られぬ 女ごころを 凍らせるような ところはないですか 外はいつしか みぞれ雪 北に北に わたしは行きます   肩に粉雪を 散らした人が 乗って来るのよ 北は深くなる 生きている限り 女だったら 恋をするはずよ 哀しみ悩んでも やがて山形 白い街 北に北に わたしは行きます   そして新庄(しんじょう)は 初めての街 秋田めざして 揺れてゆくだけよ あなた探しても わたしいないわ さい果ての地平 黙って消えたいの 夜は足早 やって来る 北に北に わたしは行きます
黄昏みなと瀬川瑛子瀬川瑛子日野浦かなで徳久広司南郷達也セピア色した 思い出抱いて 愛が途方に 暮れるまち 港を出てゆく 外国船よ 女のみれん 遠くまで 連れてって… 忘れきれずに 今日も一人の 黄昏みなと  海を見渡す オーシャンタワー グラス片手に 寄り添って あなたの胸に この身を預け このままずっと 二人きり 永遠に… 未来(あす)を夢見た 遠いあの日の 黄昏みなと  風の便りも 届かぬ街に 季節(とき)が移ろう 波止場みち つがいのカモメが 逸(はぐ)れて一羽 私のようね 淋しくて 泣いている… 忘れきれずに 今日も一人の 黄昏みなと
月下美人中山琉美中山琉美日野浦かなで徳久広司猪股義周涙に濡れた 花びらは 今宵 月夜を 待ち侘びる 切なく震える この肌が あの日の温もり 探してる 愛しても 愛しても あなたはまぼろし ただ一度だけ あぁ一度だけ あなたに…逢いたくて  姿を変える 月のように 愛の形は 不確かで それでもあなたが この胸に 消えない灯かりを 灯すから 憎んでも 憎んでも あなたに焦がれて ただ一度だけ あぁ一度だけ あなたに…逢いたくて  儚く咲いた 白い花 浮世(かぜ)に吹かれて 散ったとて 私は何度も その胸に 運命(さだめ)に飛ばされ 帰りたい 愛しても 愛しても あなたはまぼろし ただ一度だけ あぁ一度だけ あなたに…逢いたくて
チャペルの祈り華乃美幸華乃美幸大久保與志雄徳久広司猪股義周私がいなくても もう泣かないで 薄い命も 倖せなのよ 腕に抱かれた あの温み 愛しいあなた 愛しいあなた チャペルの道を 歩きたかった 白いドレスで こころ踊らせて  私が育てた あじさいの花 雨に打たれて 綺麗に咲いた 何もお返し 出来ないの あなたに花を あなたに花を 時間を止めて お祈りしたい 祈り続けて 元に戻りたい  私はこれから 夜空にひとり 蒼く輝く あの星なのよ 夢で再び 逢える日を 愛しいあなた 愛しいあなた やさしい言葉 ありがとう 遠い空から 感謝しています
恋月野中さおり野中さおり菅麻貴子徳久広司南郷達也窓には三日月 寝化粧の 鏡の奥まで あなたが匂う 待ちくたびれて 恋やつれ 街の灯りも 夢やつれ 夢やつれ 「一緒になろう」と 口癖の 嘘に微笑む 不幸ぐせ  あの夜(よ)は新月 暗闇で 初めてあなたの 優しさ知った 愛して欲しい ほつれ髪 濡れたまんまの 洗い髪 洗い髪 何度も何度も もぐり込む 胸で一夜(ひとよ)の 舟になる  優しいあなたが 好きだけど 誰にも優しい あなたが嫌い 男は誰も 解らずや もっと女は 解らずや 解らずや 都会の川面に 砕け散る 月はおんなの 恋姿
泣かんけん~Don't You Cry~歌佳歌佳大里由知徳久広司玄界灘に 誓った夢ひとつ 心の支えに 生きて来ました 愛と情けの はざまに揺れて Don't You, Don't You Cry Don't You, Don't You Cry 負けちゃいけない この都会(まち)で 九州 アアアン 女は 一途です  海のみち引き いのちの川となる 人は誰かに すがって生きる 恋と涙の うらおもて Don't You, Don't You Cry Don't You, Don't You Cry せめて笑顔を 忘れずに 九州 アアアン 女は 一途です  思い出します 関門海峡を 風よ伝えて おんなの未練 咲かず終いの 夢の花 Don't You, Don't You Cry Don't You, Don't You Cry 熱い想いが また燃える 九州 アアアン 女は 一途です
しあわせ遠まわり金沢明子金沢明子徳久広司徳久広司日陰の花でも いいと云う おまえは笑顔(えがお)で ついてくる 何にもかなえて やれないが 心を支(ささ)える つえになる  ごめんよ ごめんよ しあわせ 遠まわり 雨があがれば 陽も射(さ)すと 俺をかばって くれるやつ  昔のことなど 忘れたと おまえの背中が 泣いていた 口紅ひとつの 横顔が どんな花より きれいだよ  ごめんよ ごめんよ しあわせ 遠まわり 夢を信じて あたためて 生きてゆこうよ この俺と  ごめんよ ごめんよ しあわせ 遠まわり ふたり歩けば この道に いつか花咲く 日もくるよ
またの名は順子加門亮加門亮ちあき哲也徳久広司南郷達也好きなカクテル もっと頼みなよ 昔は よかった おまえの時代(ころ)は… 所帯 持ったと 聞いてはいたが やっぱり 戻って いたんだね 忘れは しないさ またの名は順子  年令(とし)は重ねて 艶(つや)が出るものさ 淋しい ひがみは らしくもないぜ… 華(はな)と 競った おまえじゃないか 美豹は ちっとも 衰(おとろ)えぬ 明日も 勝ち気な 夢を見て欲しい  恋の扉を 叩き損(そこ)ねたね おまえと あの俺 縁(えにし)とやらさ… 夜の 銀座に 立ち寄る数も 今では めっきり 減ったけど 呼んでも いいかい 懐かしい「順子」……
ぶっつけ本番!モングンモングン朝比奈京仔徳久広司遠山敦ぶっつけ本番 男の出番 俺がやらなきゃ誰がやる ここが修行と度胸の見せ場 緞帳(どんちょう)上がれば 湧かせてみせる 千客万来 ぶっつけ本番  ぶっつけ本番 女の出番 ついてゆきます どこまでも 赤いタスキを咥(くわ)えて巻いて 二つの命を一つに括(くく)る 似たもの同士さ 相惚れ女房  ぶっつけ本番 あなたの出番 何をくよくよ くやんでも 人生 山川 谷また峠 笑顔と度胸が通行手形 浮き世の舞台は ぶっつけ本番
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
再び恋物語杉田淳杉田淳麻こよみ徳久広司南郷達也別れて二人 一年ぶりに 偶然出会った 小さな酒場 肩まで伸ばした 髪さえも 変わらぬおまえの 懐かしさ 他人行儀も いつしか消えて 再び始まる 恋の物語  些細(ささい)な事で 傷つけ合って 互いにあの頃 若すぎたよね ごめんよおまえの 淋しさを あの頃気付いて やれなくて 夜の止まり木 寄り添う二人 再び始まる 恋の物語  おまえが今も ひとりでいるか 本当(ほんと)はいつでも 気にしていたよ グラスの氷が また揺れて 話は尽きない いつまでも 男心が せつなく潤む 再び始まる 恋の物語
男の幾山河平浜ひろし平浜ひろしかず翼徳久広司南郷達也しょせん器用に 生きられなくて 時にころんだ 痛さに泣いた 心はいつも 道半ば 満足したら 行(ゆ)き止まり 努力 努力で 越えて来た 振り向きゃ見える 男の幾山河  夢は追うほど 輝きながら 生きる力を 勇気をくれた 急がずそして たゆまずに 歩けばいつか 花が咲く 我慢 我慢の 歳月(としつき)が 命をみがく 男の幾山河  人の出会いが 何より宝 いつも情けを 忘れちゃならぬ 初志貫徹の そのあとは 残りの時間(とき)を 世のために 感謝 感謝で 恩返し 夕陽が燃える 男の幾山河
あぁ地平線~君の待つ街へ~椋忠治郎椋忠治郎菅麻貴子徳久広司猪股義周追って来たけど 男の夢を 辿り着くには あまりに遠い…北原野 旅の仕度に 手を貸して あの日涙を こらえていたね ごめんよ 苦労を ねぎらうような 笑顔ひとつが 瞼(め)に浮かぶ 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ  泣いているよな 夕焼け空が 男ごころを 真っ赤に染める…地平線 北の最果て 身に沁みる 忘れられない ぬくもりひとつ ごめんよ も一度 出直す俺を 強く励ます 向かい風 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ  詫びてすまない この俺だけど 君とこれから 二人で生きる…人生を つらい雨風 吹く日にも この手離さず 歩いて行こう ごめんよ 男の 我儘だった 真心(こころ)ひとつを ふところに 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ
昭和も遠くになりました水田かおり水田かおりかず翼徳久広司伊戸のりお幸せ探せと 言い残し 別れて行った 後ろ影を 追えば冷たい 雨降る路地で 傘も差さずに 見送りました それでも待とうと 決めた日は 時代もそろそろ 代わる頃 あれから何年 経ったのかしら 昭和も遠くになりました  あれほど愛した 人はない 時々恋は したけれども 今も心は あなたのものと こんな夜更けは しみじみ思う 思い出呼ぶよな 雨音は 淋しい女の 子守唄 今ごろどうして いるのでしょうか 昭和も遠くになりました  未練というのじゃ ないけれど も一度あの日に 戻りたい あれから何年 経ったのかしら 昭和も遠くになりました
デュオ女友達野中さおり&古賀あゆみ野中さおり&古賀あゆみ万城たかし徳久広司南郷達也ねぇ、ねぇ、今日はどうしたの 浮かない顔して… いやだ、いやだ、泣いてはいないわ そんなに見ないで… 嘘をつくとき くちびる噛むわ 知っていたのね 私の癖を そうよ 二人は 女友達 女心は女でなくちゃ わからない  ねぇ、ねぇ、だって心配よ その訳聞かせて… いやだ、いやだ、昨日恋人と お別れしただけ… 泣いていいのよ 今夜はずっと  意気地なしよね 断ち切れなくて そうよ 二人は 女友達 女心は女でなくちゃ わからない  雨が降ったら 心も濡れる 明日(あした)晴れたら 心がはずむ そうよ 二人は 女友達 女心は女でなくちゃ わからない
夜の鏡大空亜由美大空亜由美結城忍徳久広司伊戸のりおグラスのワイン 飲み干して 優しく別れを 告げた男(ひと) 別れないでと 言いかけた それも無駄だと 知ってたの 店に流れるジャズだけが 代わりに泣いてくれていた 灯(あか)り落とした店の窓 こんな女を映すには ぼやけて映る 夜の鏡が似合ってた  あなたの胸は 熱いのに 背中に刃を 見せた男 惚れた弱みか 哀しいね 恨む時間も くれないで 通い慣れてたこの店も 今夜は何故か冷たくて 灯りぼんやり店の窓 みれん女を映すには 涙が見えぬ 夜の鏡が似合ってた  店を出て行(ゆ)くうしろ影 涙で送るさよならと 灯り落とした店の窓 こんな女を映すには 涙が見えぬ 夜の鏡が似合ってた
じゃれ猫松本明子 with 杉岡弦徳松本明子 with 杉岡弦徳喜多條忠徳久広司南郷達也「あの人言ってたんだ「似た者同士」だって。」 「そうかい。じゃあ俺も一杯つき合うか。」 「猫と話してもさ、今さら愚痴なんだけどねえ…。」  ねぇ お前 お前さん あたいのどこが 悪かったのさ ねぇ お前 あたいなりには 筒いっぱいに 愛したつもりさ 違うかい?  今夜もお風呂に つきあって 涙もこころも 洗うから  涙もこころも 洗うから
夜の朝顔華乃美幸華乃美幸大久保よしお徳久広司前田俊明夜明けと共に 朝露落ちて つるに抱かれて 咲くと言う うす紫の 絣(かすり)の着物 どこか寂しい 細い影 はかなく咲いた 小さな花よ ネオンがくれの 夜の朝顔  似顔絵描いた ボトルを抱いて 甘い香りに 酔いしれる 重ねた無理の 濃い目の化粧 回る指輪に 目を閉じて 幸せ薄い 優しい花よ 落とす涙の 夜の朝顔  鏡に映る うなじの白さ 指でとかした 後ろ髪 涙を隠し 世間を渡る いつか恋する 夢を見て 雨降る夜の 可憐な花よ ネオンがくれの 夜の朝顔
夫婦花華乃美幸華乃美幸秋浩二徳久広司猪股義周つぼみが一つ 弾けたら 心晴れ晴れ 春がくる 縁という字で 結ばれた 夫婦人生 道半ば 春夏秋冬 心をつなぎ あなたと咲かせる 夫婦花  運命(さだめ)の糸か 赤い糸 ずっと未来を つなぐ糸 愛という字で 結ばれた 夫婦人生 道半ば 雨の日風の日 嵐に負けず あなたと咲かせる 夫婦花  明日(あした)に向かい 歩む道 笑顔嬉しい ふたり旅 夢という字で 結ばれた 夫婦人生 今が華 山あり谷あり いろいろだけど あなたと咲かせる 夫婦花
夜の滑走路大木綾子大木綾子山上路夫徳久広司道譯進太郎北の国をめざして すべり出すジェット 悲しみは青い 靄(もや)になる あなたと別れて 北の町で わたしはなります 人妻に 情熱も恋も みんな忘れて つつましく生きます 夜の滑走路  この都会(まち)に来たのは もう五年前ね あこがれに心 ときめかせ 二人は逢うのが 遅かったのよ あなたを奪えば 罪になる あきらめて泣いて 北に帰って やり直ししましょう 夜の滑走路  喜び悲しみ みんなくれた あなたが好きです 今だって 今日だけは泣いて そして明日(あす)から 北国で生きます 夜の滑走路
裏町ファド大石円大石円ちあき哲也徳久広司泣きたい夜には お酒を飲む それでも駄目なら 海まで行く… 我慢してた 泣き声さえ やさしい潮騒に かき消されて あ・あ ばかだね あ・あ ばかだよ 吠えたいの だからひとり 海へ行く  知らずに誰かを 求めている 心は弱虫 あなたが好き… こんな気持 言い出せずに ともだち芝居 また続けて あ・あ どじだね あ・あ どじだよ もう遅い とても綺麗 あの人は  抱いてももらえぬ あの胸なら 私が私を 抱きしめるわ… どうせ仲間に 打ち明けても 嘲笑いの種に すぐされるさ あ・あ つらいね あ・あ つらいよ 生きるのは 海も雪が 降るかしら 海も雪が 降るかしら…
釡山の風に吹かれて岡本京太郎岡本京太郎もりちよこ徳久広司矢田部正「おばあちゃん、空から、見えちょる?」  釡山の風に吹かれて あなたを想います 遥か昔に 暮らした町 空から見えますか…  人びとが行き交う停車場 お茶を飲んだ茶房(タバン) 思い出ばなし たどるけど 今はもう幻  どんなに遠くに 離れても 逢えない時間が 永くても  釡山の風に吹かれて あなたを想います 僕の名を呼ぶ やさしいあの声を  海雲台(ヘウンデ) の海の向こうに ふるさとがあります ふたつの言葉 話していた あなたが愛おしい  ラジオから流れる「イビョル(離別)」 いつも見せた涙 口ずさんでた 横顔を 忘れはしないでしょう  恩返しひとつも 出来なくて 感謝のきもちも 言えなくて  釡山の風に吹かれて あなたを想います 伝えそびれた ありがとうをそっと…  どんなに遠くに 離れても 逢えない時間が 永くても  釡山の風に吹かれて あなたを想います 僕の名を呼ぶ やさしいあの声を  釡山の風に 釡山の風に吹かれて
玄海情歌歌佳歌佳吉田旺徳久広司小倉のおんなと 別れるけん なってやんない ヨメさんに あげんに口説いて おきながら 三日たっても 鉄砲玉 雨の渡し場 あンちくしょう 待ってシトシト 屋台酒 気付きゃあいつの 十八番(おはこ)ぶし バカっちゃバカやけ 歌うちょる  遠賀(おんが)土手行きゃ 雁が啼く 丁と半との 賭けちがい 負けたばくちにゃ ない未練 川筋男の 意気のよさ  今夜の最終 あン船で もしも戻って来んときは あいつンことなど もう知らん うちは決めたと 決めたとよ 霧笛一声 洞海湾 若戸丸(ふね)よ あンひと乗せて来い 気付きゃあいつの 名前だけ バカっちゃバカやけ 叫(おら)びよる  霧笛一声 洞海湾 若戸丸(ふね)よ あンひと乗せて来い 気付きゃあいつの 名前だけ バカっちゃバカやけ 叫(おら)びよる
MON AMOUR ~私の恋心~華乃美幸華乃美幸大久保よしお徳久広司伊戸のりおやめて やめてよ 言い訳なんて いい女(ひと)だったら 割り切って あげるわ いいの いいのよ なぐさめなんて 私なんか 夜に降る 通り雨 泣かないで MON AMOUR このワイングラスも これで終わりなの 泣かないで MON AMOUR あの人と別れるの  好きよ 好きなの いまでも好きよ 心も命も 何もかも あげるわ いいの いいのよ なぐさめなんて 私なんか まばたきの 流れ星 泣かないで MON AMOUR この愛が醒めたら これで終わりなの 泣かないで MON AMOUR あの人と別れるの  泣かないで MON AMOUR このワイングラスも これで終わりなの 泣かないで MON AMOUR あの人と別れるの
幸せの足音三沢あけみ三沢あけみさわだすずこ徳久広司伊戸のりお雪をかきわけ 顔を出す 黄色い小さな 福寿草 春なのね もう 春なのね しゃがんで触れた 指先に 幸せ近づく 音がする  雨の 雫(しずく)に 色変えて 梅雨間(つゆま)に咲いてる 紫陽花(あじさい)が 泣かないの もう 泣かないの あなたの明日(あす)を 葉陰(はかげ)から そぉっと見守る 人がいる  空に重なる 虹の橋 見上げた青空 雨上がり しあわせが ほら しあわせが 涙を拭いて 手を出せば あなたが近づく 音がする
夜明け前に中田久美中田久美高橋直人徳久広司伊戸のりお夢を見ながら 眠っていてね 止めてきました 目覚まし時計 愛のなごりの ぬくもり抱いて 始発電車に 揺られています 心まで奪われて しまったら 一時(ひととき)も離れては 暮らせない あなたが怖い やさしさが怖いのよ だから夜明け前に 身を引くわ  濡れたまつげに 灯りがにじむ 空は白々(しらじら) もうすぐ明ける どうぞ忘れて 昨夜(ゆうべ)のことは 帰るところが あるのよ二人 秘密ならこの胸に 隠せても 恋しさは止(と)めどなく 溢(あふ)れるわ 逢うたび辛い さよならが辛くなる だから夜明け前に 身を引くわ  心まで奪われて しまったら 一時も離れては 暮らせない あなたが怖い やさしさが怖いのよ だから夜明け前に 身を引くわ
惚れて一献華乃美幸華乃美幸幸田りえ徳久広司猪股義周風のつめたさ 世間の苦さを噛みしめた 男と女が 肩寄せ呑んでいる 祝い酒だと あなたは笑い 冷やの徳利が また並ぶ さあさ一献 惚れて一献 無口不器用 愛想なしでも その分心が あたたかい あなたと一緒に 歩きます…  恋も人生(のぞみ)も あきらめ上手になっていた ひとりで気づよく 生きてたつもりです 人をこんなに 愛せるなんて ただのおんなに 戻ります さあさ一献 惚れて一献 ふたり今夜は とことん酔って あなたと出逢った しあわせに しみじみ泣きたい その胸で…  さあさ一献 惚れて一献 生きてよかった これから先は 涙が出るほど 笑い合い あなたと一生 暮らします…
別れ旅大乃国&渚ひろみ大乃国&渚ひろみ坂口照幸徳久広司南郷達也その手を握って 別れを惜しむ 不幸に負けずに 歩いておくれ 見つめる瞳が うるうると 伝わりますとも 思いやり 別府 国東 周防灘 名残尽きない 俺たちの 明日へ旅立つ 別れ旅  こんなに人の世 踏まれて生きて あなたの気苦労 どれほどでしょう おまえが償う 罪なんか 何にもないよと 酒をつぐ 肥前 天草 水前寺 名残尽きない 俺たちの 明日へ旅立つ 別れ旅  いつかはこの手で 運命を越えて 迎えに行くとも 待ってておくれ 別れはまた逢う その為の きっかけですもの 泣きません 日向 指宿 佐多岬 名残尽きない 俺たちの 明日へ旅立つ 別れ旅
めぐり愛歌佳歌佳吉田旺徳久広司霧にけむった たそがれ通り 肩をたたかれ ふとふりむけば 嘘よ嘘でしょ 別れたあなた 粋な笑顔が にくらしいひと 夜はむらさき 夢舞台 思いがけない ドラマが開く 想い出グラス 傾けて 乾杯しましょう 乾杯しましょう 昔のように  まるで映画の ヒロインみたい 惚れてふられて かれこれ五年 どんな浮名を 流してきたの そんな眸をして あやまらないで 愛はきまぐれ 渡り鳥 こころユラユラ まどわすばかり 誘惑グラス さしだして 迷わせないでよ 迷わせないでよ いけないヒトね  夜はむらさき 夢舞台 思いがけない ドラマが開く 想い出グラス 傾けて 乾杯しましょう 乾杯しましょう 昔のように
憎みきれないから高尾ゆき高尾ゆき伊藤美和徳久広司猪股義周帰る場所が ある男(ひと)と 気づいた時は 遅すぎて 何度別れを 心に決めても その手に触れたら 崩れてしまう あなたは誰の ものですか 愛しては いけない人ですか 優しくしないで 抱きしめないで 憎みたくても 憎みきれないから  甘い嘘も 言い訳も わかってるのに 信じたい 惚れた弱みの 女はどうして こんなに愚かに なれるのでしょう 幸せなんて 夢ですか 求めては いけないものですか くちづけしないで あやまらないで 憎みたくても 憎みきれないから  あなたは誰の ものですか 愛しては いけない人ですか 優しくしないで 抱きしめないで 憎みたくても 憎みきれないから
おふくろの手五代ショウ五代ショウこはまかずえ徳久広司矢田部正夕焼け空を 見るたびに 子供の頃が 蘇(よみがえ)る 生意気ばかり 言っていた 昔を 今は悔やんでる ああ こんな日はいつも 一番恐くて 優しかった おふくろの手を 思い出すのさ 褒める時も 叱る時も ありったけの愛を込め 包んでくれたね あの手を 忘れない  喧嘩を責める 訳じゃなく 負けても泣いちゃ ダメと言う 転んだ時は 立ち上がり 進めばいいと 笑ってた ああ これからは俺が こんなに弱くて 皺だらけの おふくろの手を 守りたいのさ どんな時も やりくりして 弁当を ありがとう 苦労をかけたね あの手を 忘れない  ああ こんな日は いつも 一番恐くて 優しかった おふくろの手を 思い出すのさ 褒める時も 叱る時も ありったけの愛を込め 包んでくれたね あの手を 忘れない
おまえに惚れた三山ひろし三山ひろしたかたかし徳久広司伊戸のりお俺にきめろよ まよわずに 言って振り向きゃ ついてくる 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた  あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた  金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと指さす おまえに惚れた
灯ともし頃のセレナーデ川野夏美川野夏美石原信一徳久広司佐藤和豊薄紫の たそがれは 燃えて残った 恋心 改札口に あの人が 迎えてくれる 幻(ゆめ)をみる 二人の部屋は なんにもなくて 夢だけ食べて 暮らしてた 胸にこぼれる ピアノの音は 灯ともし頃の セレナーデ  夕陽のなかの 駅前広場(ロータリー) 私置きざり 暮れて行く 家路を急ぐ 人たちの 背中を送り 立ち止まる 西日の部屋は 合鍵ふたつ いまでも私 捨てられず 胸を叩いて ピアノの音が 灯ともし頃の セレナーデ  いまならわかる 若すぎたこと いまならわかる 夢のあと 胸にこぼれる ピアノの音は 灯ともし頃の セレナーデ
オランダの海真木ことみ真木ことみ浦千鶴子徳久広司石倉重信ふたりで過ごした 部屋のかたすみ 青いサーフボード あの頃のまま オランダの街に 旅立つ背中(せな)に 強がりを言って 泣いてたあの日  青空に溶けてゆく あの白い雲のよに あなたの心に 寄り添って眠りたい 夢をみて 朝がきて 時は過ぎても 切なさつのり ただ会いたくて 今も愛してる  肩寄せ歩いた この帰り道 今年もそっと 咲き誇る花 オランダの海と あなたの笑顔 届いた絵ハガキ 涙でぬれて  こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海  こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海
おまえに惚れた嶺陽子嶺陽子たかたかし徳久広司斉藤恒夫俺にきめろよ まよわずに 言って振り向きゃ ついてくる 惚れた (惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた  あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた (惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた  金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた (惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと指さす おまえに惚れた
放されて歌佳歌佳吉田旺徳久広司水に七色(なないろ) ネオンの花は 夢がありそに 浮かれてるけど 私はあんたに 放(ほか)されたまま ひとり曽根崎(そねざき) はぐれ鳥 忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 忘れなあかん…忘れなあかん おんなやもん 洒落(しゃれ)た女で いたいのやけど 私はやっぱり 演歌です  あいつばかりが 男やないと グラス片手に 気取ってみても ゆうべ大阪 捨てたと聞けば 知らず知らずに 目が濡れる 泣いたらあかん…泣いたらあかん 泪(なみだ)ぼろぼろ よう止められん 泣いたらあかん…泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川(おおよどがわ)へ あんた恋しと 哭(な)くこころ  忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 忘れなあかん…忘れなあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ
愛なんて恋なんてケセラセラ藤本めぐみ藤本めぐみ麻生あかり徳久広司石倉重信涙の街に 靴音だけが 虚しくひびく 星の夜 生まれて初めて あなたに抱かれて 知らず知らずに 溺れていった もう恋なんて 忘れたわ 愛して恋して 追いかけた恋だから 悲しいけれど 恋は恋 愛なんて 恋なんて ケセラセラ  こころの鍵が どこかへ消えて 帰れるところ 失くしたわ あなたのすべては 私に染まって 夢を見てたの 終わりも知らず もう泣かないわ 泣かないわ 何度も何度も 愛された恋だから 悲しいけれど 恋は恋 愛なんて 恋なんて ケセラセラ  もう恋なんて 忘れたわ 愛して恋して 追いかけた恋だから 悲しいけれど 恋は恋 愛なんて 恋なんて ケセラセラ
放されて五条哲也五条哲也吉田旺徳久広司夏目哲郎水に七色 ネオンの花は 夢がありそに 浮かれてるけど 私(うち)はあんたに 放されたまま ひとり曽根崎 はぐれ鳥 忘れなあかん… 忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 忘れなあかん… 忘れなあかん おんなやもん 洒落た女で いたいのやけど 私はやっぱり 演歌です  あいつばかりが 男やないと グラス片手に 気取ってみても ゆうべ大阪 捨てたと聞けば 知らず知らずに 目が濡れる 泣いたらあかん… 泣いたらあかん 泪ぼろぼろ よう止められん 泣いたらあかん… 泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ  忘れなあかん… 忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 泣いたらあかん… 泣いたらあかん おんなやもん いっそ放そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ
昼顔ボレロ恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司矢田部正誰かに見られたら どうするの この恋は秘密のはず 真昼の街角 肩を抱くなんて あなたどうかしてる ボレロ…あやうさが ボレロ…つきまとうけど あなたを手放して 抜け殻になるのが …怖いの  本気になったなら どうするの 火遊びが最後の恋 真昼の街角 夢をみるなんて わたしどうかしてる ボレロ…おぼれたら ボレロ…おわりだけれど 秒読みのさよならに 泣きそうな自分が …怖いの  ボレロ…真昼の夢 ボレロ…追いかけている あなたを手放して 抜け殻になるのが …怖いの
おんな 恋風・港町モングンモングン朝比奈京仔徳久広司矢田部正カモメ泣け泣け 夜明け前 船が出る あとは半年 別れ波 追って行きたい すがりたい 海を走って 逢いにゆく 声を枯らして おんながうたう So long... So long... おんな 恋風 港町  待っていますよ 淋しさに 泣ける夜は どうぞ許して 手酌酒 追って行きたい 恋しいよ 海を走って 逢いにゆく お前無事にと おんながうたう So long... So long... ここは 恋風 港町  海を走って 逢いに行く お前無事にと おんながうたう So long... So long... おんな 恋風 港町
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
回り舞台さ人生は八木裕子八木裕子下地亜記子徳久広司石倉重信よい日 悪い日 くりかえし 浮世からくり 夢芝居 今日は雨でも 嵐でも いつか陽のさす 春が来る まわって まわって まわって まわって 回り舞台さ アンアアンアンアン 人生は  他人(ひと)の倖せ 妬(ねた)んでも 飛んでこないわ 青い鳥 胸の弱気を 振り切って 決めたこの道 まっしぐら まわって まわって まわって まわって 回り舞台さ アンアアンアンアン 人生は  苦労我慢の 積み重ね 夢は涙で 磨かれる 待てば大きな 花が咲く きっと出番の 幕が開く まわって まわって まわって まわって 回り舞台さ アンアアンアンアン 人生は
大阪ロックナイトモングンモングン朝比奈京仔徳久広司矢田部正ふられたくらいで 泣いたらあかん 夜空を見上げた 御堂筋 やさしすぎると背を向けた おまえの顔がうかんできえる 今夜三日月ムーンライト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト  女と男じゃどっちが悪い 眠れなくなる難波橋 あおるグラスの丸い底 おまえの顔がうかんできえる 負けちゃ終われぬロンリーナイト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト  今夜三日月ムーンライト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト…  大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト…
海と女と浪花節石上久美子石上久美子鳥井実徳久広司カニの甲羅に 酒注いで カモメ一緒に のみたいね 惚れた女の いることを 海が荒れても 忘れるな こんな夜には ひとつおぼえの浪花節 アアンアン… 唄ってやるから 帰って来いよ  海の男は 今どこに みぞれまじりが 気にかかる 髪に一輪 花飾り 待っているのよ 紅さして こんな夜には のどが自慢のうなり節 アアンアン… 唄ってやるから 帰って来いよ  海へ出たなら がむしゃらで 命知らずの 暴れん坊(ぼう) 風よ変わるな 吠えるなよ 背のびしながら 待ちわびる こんな夜には 涙こらえて浪花節 アアンアン… 唄ってやるから 帰って来いよ
放されて大石円大石円吉田旺徳久広司水に七色 ネオンの花は 夢がありそに 浮かれてるけど 私(うち)はあんたに 放(ほか)されたまま ひとり曽根崎 はぐれ鳥 忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 忘れなあかん…忘れなあかん おんなやもん 洒落た女で いたいのやけど 私(うち)はやっぱり 演歌です  あいつばかりが 男やないと グラス片手に 気取ってみても ゆうべ大阪 捨てたと聞けば 知らず知らずに 目が濡れる 泣いたらあかん…泣いたらあかん 泪ぼろぼろ よう止められん 泣いたらあかん…泣いたらあかん おんなやもん いっそ放(ほか)そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ  忘れなあかん…忘れなあかん あんたなしでは よう生きられん 泣いたらあかん…泣いたらあかん おんなやもん いっそ放(ほか)そか 大淀川へ あんた恋しと 哭くこころ
花咲小路清水たま希清水たま希坂口照幸徳久広司石倉重信お店の提灯 ポツポツと 並んで灯ともす その様は ハモニカみたいな 口をして 浮世の嘆きの 笛を吹く  飲みましょう 忘れましょう とくとく徳利 人の徳 飲みましょう 忘れましょう 死ぬこと思えば かすり傷  私も女で ありながら 夜ふけに酒飲む 寂しがり 馴染みのお客の 憂い顔 手酌はないわと 世話をやく  飲みましょう 忘れましょう とくとく徳利 人の徳 飲みましょう 忘れましょう 死ぬこと思えば かすり傷  誰にもこころの 揺れはある 優しい言葉に ついほろり 甘えてみたくも なるけれど 女も義のある 道を踏む  飲みましょう 忘れましょう とくとく徳利 人の徳 飲みましょう 忘れましょう 死ぬこと思えば かすり傷  誰にもこころの 揺れはある 優しい言葉に ついほろり 甘えてみたくも なるけれど 女も義のある 道を踏む  飲みましょう 忘れましょう とくとく徳利 人の徳 飲みましょう 忘れましょう 死ぬこと思えば かすり傷  この世をどんなに 嘆いても しょせんは雀の 千の声 それでもそれでも いいじゃない いつかは鶴の 一声に  飲みましょう 忘れましょう とくとく徳利 人の徳 飲みましょう 忘れましょう 死ぬこと思えば かすり傷
冬子の噂浜ゆたか浜ゆたか朝比奈京仔徳久広司矢田部正今度生まれて くるそのときは 名付けてほしい 花の名を 日向(ひなた)で咲ける 気がするからと 窓を見つめた横顔を 忘れられない この心(むね)に咲く 冬子のうわさが うわさが欲しい  料理が上手で 子供が好きで それでも妻の名 望まずに 旅に出たいと 笑顔をみせて 鞄(かばん)ひとつで 身を引いた きっと見つけて 見つけてみせる 冬子のうわさが うわさが欲しい  針を失くした レコードのよに 空(むな)しくさまよう みぞれ街 おまえの笑顔 おまえのしぐさ おまえの涙 おもいだす どこにいるのか 一人でいるか 冬子のうわさが うわさが欲しい
愛をおしえて高尾ゆき高尾ゆき伊藤美和徳久広司猪股義周出逢った時に 感じたの ずっと待ってた ひとだって 黙っていても 目を見れば なぜか気持ちが 通じ合う 二度と恋などしないと 誓ったけれど… 遠い昔に忘れていた 想いがあふれる そばにいさせて あきれるくらい 夢を見させて もう一度 そして愛を おしえて  離れていても 感じてる 背中合わせの 温かさ あなたがいれば それだけで なにがあっても 大丈夫 過去に流した涙も 心の傷も… きっとあなたに逢うためだけ 回り道をした 胸で泣かせて 哀しい夜は 強くその手で 抱きしめて そして愛を おしえて  遠い昔に忘れていた 想いがあふれる そばにいさせて あきれるくらい 夢を見させて もう一度 そして愛を おしえて
街角新沼謙治新沼謙治徳久広司徳久広司森岡賢一郎もうこれで さようならと 唇かんで 言うおまえ ふるえてる 細い肩先を 抱くこともできないと 知らされた 雨にけむる 街角 傘もささずに ひとごみの中 かわす言葉 みつけられず いたずらに 時が過ぎて 街の灯が 街の灯が ふたりを濡らす  もうこれで 逢えないのか このまますべて 終るのか これ以上 何も聞かないでと 泣きながら駈けだした 逃げるよに 雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が  雨にけむる 街角 崩れかけてく 想い出の中 お前のあと 追いかけても 幸せは 引きもどせない 遠ざかる 遠ざかる ふたりの夢が
おんなの醍醐味三枝純子三枝純子田久保真見徳久広司石倉重信雨に打たれた 紫陽花が 色あざやかに なるように 泣いて女は 艶がでる いいじゃない いいじゃない 泣かされたって 傷ついたって それが女の おんなの醍醐味さ  薄いグラスの 水割りが 音立てとけて ゆくように 酔って心は 丸くなる いいじゃない いいじゃない 酔わされたって 魔が差したって それが女の おんなの醍醐味さ  波は引いても また満ちる 三日月だって また満ちる そうさ人生 泣き笑い いいじゃない いいじゃない 惚れられたって 捨てられたって それが女の おんなの醍醐味さ
モングンモングン仁井谷俊也徳久広司矢田部正生命(いのち)を燃やす 季節は短い まして女の 綺麗な時期(とき)は 夏の夕暮れ 人恋しさに 焦(こ)がれ鳴きする 蜩(せみ)のようです  言葉で愛を 語れたら 手紙に愛を 綴れたら ああ あなた 死んだら涙 流してくれますか 冷たい躰(からだ) 抱きしめてくれますか  こんなにあなた 愛しているのに 運命(こい)の垣根が 越えられません 夏の終わりを 惜しんで鳴いて 愛が掠(かす)れた 蜩(せみ)のようです  ふたりで夢を 探せたら こころに夢を 描けたら ああ あなた 見つめることも 叶わぬ恋ですか 忘れることが 真実(ほんとう)の愛ですか  言葉で愛を 語れたら 手紙に愛を 綴れたら ああ あなた 死んだら涙 流してくれますか 冷たい躰(からだ) 抱きしめてくれますか
学生時代を聴きながら藤原浩藤原浩円香乃徳久広司伊戸のりお学生時代を 聴きながら 焼酎片手に コップ酒 裸電球 安酒場 無いものだらけの 青春は 夢と小銭で 生きられた 酔うほどに 想い出す 友と騒いだ あの頃を あの歌を いつもアイツが 唄っていたなぁ 一人ラジオと 口ずさむ  学生時代を 聴きながら 別れたあの娘を 想い出す 馬鹿な男の 安い意地 一言ゴメンと 言えてたら 違う答えが あったはず 瞳(め)を閉じりゃ 見えてくる 好きなあの娘の 横顔が 泣き顔が 古いラジオの ボリューム上げて 一人あの歌 口ずさむ  すべてが今も 鮮やかに 振り向けば 懐かしい ツタもチャペルも 図書館も 讃美歌も 昔流行った 昭和の歌を 一人今夜は 口ずさむ
涙色瀬川瑛子瀬川瑛子円香乃徳久広司伊戸のりお涙の色は… 甘く切ない 恋の色 オリーブの花を 優しく濡らす 雨の色 好きです 好きです 大好きで 隠しきれない 恋心 ワイングラスに こぼれて落ちる 涙の色は 恋の色 涙色  涙の味は… ちょっとしょっぱい 海の味 サヨナラの朝の コーヒーみたい 苦い味 好きでも 好きでも 嫌われて 終わるしかない 恋心 胸の片隅 消えずに残る 涙の味は 恋の味 涙味  好きです 好きです 大好きで 隠しきれない 恋心 ワイングラスに こぼれて落ちる 涙の色は 恋の色 涙色
想い出トランプ山本あき山本あき田久保真見徳久広司石倉重信さよならバイバイ 今夜でおしまいよ あんたなんて 捨ててやると 背を向けたけど 想い出を トランプみたいに 並べながら 未練ごころ うらなうの ああ 男と女って ねえ 一枚のカードね そう 背中合わせだけど ふたりでひとつね  土下座をしたって 許してあげないわ あんたなんて 浮気者と うそぶくけれど ばらまいた トランプみたいに 笑い顔が 胸の中に 散らばるの ああ あんたと私って ねえ 一枚のカードね そう 背中合わせだけど 離れられないの  ああ 男と女って ねえ 一枚のカードね そう 背中合わせだけど ふたりでひとつね
失恋に乾杯!藤野とし恵藤野とし恵菅麻貴子徳久広司南郷達也てっきり彼氏(あいつ)と しあわせ暮らし しているもんだと 思っていたわ 打ち明け話は 聞いたから 元気を出そうよ 泣かないで ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 過去(きのう)の恋に 乾杯しよう  他にもいい女(こ)が いることぐらい 解っていたでしょ よくあることよ 心の傷(いた)みを 分け合って 今夜はお酒で 癒そうよ ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 別れた男(ひと)に 乾杯しよう  ふられ上手は 諦め上手 別れ上手は 想い出上手 乾杯! 乾杯! 笑ってさ… 明日(あした)の恋に 乾杯しよう 明日(あした)の恋に 乾杯しよう
野暮天さん野中さおり野中さおり仁井谷俊也徳久広司丸山雅仁うわさ雨降る あなたと私 なのに濡れずに ひとり傘 じれったいねぇ 野暮天さん 粋な小唄か 都々逸(どどいつ)で 惚(ほ)の字にさせたい 恋ごころ アー スイッチョネ  化粧なおして 紅筆ひいて 待てば啼きます 夜明け鳥 そんなもんですネー  七日逢えなきゃ この身も痩せる 夜の門前仲町(もんなか) 灯(ひ)もうるむ じれったいねぇ 野暮天さん 好いた弱みの 深情け 無理など言いたい わがままも アー スイッチョネ  逢えば嬉しや 抱いてもくれる 来ないあなたの 気がしれぬ そんなもんですネー  月も朧(おぼろ)な 隅田の川を たまの逢瀬の 屋形船 じれったいねぇ 野暮天さん 酒はほろ酔い 波にゆれ したいのあなたを 膝まくら アー スイッチョネ アー スイッチョネ
あやまりたいのさパク・ジュニョンパク・ジュニョン伊藤美和徳久広司杉山ユカリこんな別れが くるなんて 気づかなかった 今日までは 何がいけなかったの お前の名前 叫んでみても 届かない 振り向きもせず 消えた背中 一人よがりの 恋をしてたね 悪いのは 俺のほうだから あやまりたいのさ ごめん  雨に打たれて 街中(まちじゅう)を お前探して 歩くけど 何がいけなかったの 幸せだった あの日は遠い まぼろしか 悪い夢なら すぐに覚めて ジョークにしても 笑えないから 悪いのは 俺のほうだから あやまりたいのさ ごめん  振り向きもせず 消えた背中 一人よがりの 恋をしてたね 悪いのは 俺のほうだから あやまりたいのさ ごめん
愛のエトランゼ森まどか森まどか田久保真見徳久広司伊戸のりお涙も枯れたこころは砂漠 砂のように崩れ落ちた恋のかけら ざわめく街はねむらない白夜 きっと誰も夢を見るのがこわいのね 抱かれるために洗った髪が泣いているみたい エトランゼエトランゼ 愛からはぐれてさすらうの あのひとは蜃気楼 追いかけて抱きしめたら消えていた  想い出うめたこころは砂漠 砂のように焼けて熱い恋のかけら 平気だなんて強がりな呪文 きっと誰も自分のことをだますのね 別れるために出逢ったひとを愛してしまった エトランゼエトランゼ 夢からはぐれてさすらうの 三日月を胸に投げ あのひとに行かないでと叫びたい  エトランゼエトランゼ 愛からはぐれてさすらうの あのひとは蜃気楼 追いかけて抱きしめたら消えていた
愛し過ぎて江南しのぶ江南しのぶ麻こよみ徳久広司矢田部正この手をほどいて 雨の中 消えてく あの日の 後ろ影 愛し過ぎて 愛し過ぎて おまえの心も 縛(しば)っていたよ 悔やんでみたって 遅すぎる ひとりたたずむ 夜の街  おまえの真似して カクテルを 飲むほど広がる ほろ苦さ 愛し過ぎて 愛し過ぎて 哀しいため息 気づかなかった 心の隙間に ゆらゆらと 揺れて淋しい 店灯り  面影優しく 抱き寄せりゃ せつなく残り香 また揺れる 愛し過ぎて 愛し過ぎて おまえの心を傷つけていた 会わせる顔など ないけれど せめて祈ろか 幸せを
グッバイ・レイン歌佳歌佳吉田旺徳久広司愛しているのね その女(ひと)のこと 憐れみいろした その眸でわかる わらってさよなら それじゃまたねと 小粋なオンナを 演じたいけど ごめんね…ごめんね 不器用だから ながれるマスカラ おさえてるだけ Good - bye Good - bye My Love 雨よ降れ降れ 那珂川 Rain…Rain…  あいつのことなら アソビだなんて あなたはほんとに やさしいひとね 見え透く嘘でも すがりつきたい いちずなオンナを 過去にしないで ごめんね…ごめんね それでも好きよ ときどき博多を思いだしてね Good - bye Good - bye My Love 雨よ降れ降れ 那珂川 Rain…Rain…  ごめんね…ごめんね 不器用だから ながれるマスカラ おさえてるだけ Good - bye Good - bye My Love 雨よ降れ降れ 那珂川 Rain…Rain…
孫が生まれる竹村こずえ竹村こずえ麻こよみ徳久広司椿拓也娘が嫁いだ その日から 待っていました 嬉しい知らせ 孫が生まれる 思っただけで なぜだか涙が こみあげる 男の子でも 女の子でも いいのよ いいの どちらでも どちらでも どうぞ元気で きっと元気で 生まれてきて欲しい  仕事に追われて 娘には いつも淋しい 思いをさせた 孫に可愛い 洋服着せて 絵本もたくさん 読みましょう いろいろ名前 考えながら 指折り数え 待ちわびる 待ちわびる どうぞ元気で きっと元気で 生まれてきて欲しい  男の子でも 女の子でも いいのよ いいの どちらでも どちらでも どうぞ元気で きっと元気で 生まれてきて欲しい
ここは港町藤本めぐみ藤本めぐみ麻生あかり徳久広司石倉重信春は名ばかり 冷たくて 身を切るつらさ 凍りつく はぐれかもめは 慣れっこだけど なんでこうまで あなたが恋し ひと針ひと針 セーター編んで 夢を待ちます ここは港町  膝が淋しい 思い出に 真っ赤な夕日 泣いてます 追って行けない 愚かなかもめ 未練絡んで つまずくわたし ひとりじゃ寒いと 熱燗つけて わたし待ちます ここは港町  風に乱れる 人の世に かさなる影を 探したい ふたり死ぬまで 連れ添うかもめ そんな想いを 夢みるように 女の願いを 燃え尽くせたら 春が近づく ここは港町
真心をありがとうつかさ学つかさ学麻こよみ徳久広司矢田部正茜に染まった 日暮れ空 胸の真ん中 熱くなる 遥(はる)かに遠い 夢の道 それでもあきらめ きれなくて どんな時にも いつだって 支えてくれる 人がいる 笑顔をくれる 人がいる ありがとう ありがとう 真心をありがとう  自分の力の 足りなさに 膝をかかえた 夜もある 弱音を吐いて ため息を こぼしたあの日の ほろ苦さ いつか望みが 叶う日を 信じてくれる 人がいる 待っててくれる 人がいる ありがとう ありがとう 優しさをありがとう  いつか望みが 叶う日を 信じてくれる 人がいる 待っててくれる 人がいる ありがとう ありがとう 真心をありがとう  ありがとう ありがとう 真心をありがとう
海鳴り列車小桜舞子小桜舞子かず翼徳久広司伊戸のりお別れたことは 間違いでした 気づいた時は 遅すぎて… 涙をバッグに 詰め込んで ひとりあなたの 後を追う 窓の窓の窓の外には 日本海 羽越(うえつ)本線 海鳴り列車  どうしてあの日 さよならなんて… 強がる私 バカでした 群れ飛ぶカモメに 励まされ きっとあなたを 取り戻す 波が波が波が逆巻く 日本海 羽越(うえつ)本線 海鳴り列車  私の恋は 終わっていない 切ない胸が 教えます あなたが許して くれたなら みんな捨てます 出直すわ 赤い赤い赤い夕日の 日本海 羽越(うえつ)本線 海鳴り列車
にごり絵金沢明子金沢明子坂口照幸徳久広司女ごころの にごり絵を あなた綺麗に 見ないで欲しい 明日あるあなたと 過去ある女 小海老みたいに 拒んでも 拒むそばから 恋しがる 女 哀しい 恋情話  遠いむかしを 殺(あや)めても 殺(あや)め切れない 傷跡いくつ 忘れてください 忘れて欲しい 愛しあうほど あなたまで きっと不幸に する女 胸に崩れる 恋情話  灯り落として 店を出る 人の気配に ふりむく夜更け 待っててくれたの? この雪の中 馬鹿がつきます あなたって うしろ姿で つぶやけば 涙あふれる 恋情話
あだなさけ夢のからくり恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司矢田部正あだな情けを かけたらきっと あとで悔やんで泣きをみる 知らぬ私じゃないけれど 好きにならずに あゝいられない 夢のからくり カラカラと 恋のえにしの 糸車 風もないのに回りだす  人気稼業(にんきかぎょう)のあなたに惚れて 外じゃ他人のふりをして かげに隠れて尽くしても 好きなあなたの あゝためならば 夢のからくり クラクラと 恋は妖しい蜃気楼 夢を見させてその胸で  粋な横櫛(よこぐし)キリリとさして 未練断ち切るその気でも 逢えばくずれる人影(かげ)ふたつ 好きと言わずに あゝいられない 夢のからくり ぽつぽつと 帰り支度のさみしさを 知っているよな やらず雨
なみだ月城之内早苗城之内早苗かず翼徳久広司蔦将包洗い髪さえ 淋しげに きしむ隠れ湯 旅の宿 来ないあなたと 知りながら 待てば夜明けが遠すぎる 叶うはずない 片恋を 泣いているよな 宵の月  宿の浴衣に 着替えても ひとり哀しい 薄化粧 夢を見たのが 悪いのと 責めて吹くのか 夜の風 ふれてもらえぬ この胸の 恋を眠らす 窓の月  飲めば飲むほど 涙へと かわるお酒のきりのなさ 呼べど届かぬ この想い 抱いて私は 生きて行く 夜空(そら)にたどった 面影に  うるむおぼろな 名残り月(つき)
わかっていたの華かほり華かほり麻こよみ徳久広司池多孝春わかっていたの はじめから 好きになっては いけない人と できることなら 誰よりも 最初に逢えたら 良かったわ このまま このまま 続いたら あなたのすべてが 欲しくなる 愛した 愛した 私が悪い お別れします 今日かぎり  わかっていたの いつの日か 二人終わりが 必ず来ると きっと写真を 見るたびに 涙であなたを 思い出す このまま このまま 続いたら 誰かを泣かせる ことになる 面影 面影 抱きしめながら お別れします 今日かぎり  このまま このまま 続いたら あなたのすべてが 欲しくなる 愛した 愛した 私が悪い お別れします 今日かぎり
おんな草小桜舞子小桜舞子坂口照幸徳久広司前田俊明いざと云うとき よく分かるわね あなた居るのと 居ないでは 何処にいるやら 誰といるやら 寂しがり 風の音にも 痩せそうな ひとり路地裏 あゝおんな草  変わりやすいわ ふとしたことで 女ひとりの 身の上は 酔ったあなたに そっと膝貸す しあわせを 明日も望んじゃ 駄目ですか なみだ路地裏 あゝおんな草  雨のしずくが この手をぬらす 傘をかしげて 急ぐ道 落ちた花でも そうよひっそり 生きている あなた戻って もう一度 みれん路地裏 あゝおんな草
さだめの女大江裕大江裕さいとう大三徳久広司蔦将包ばかだと言われても よせと言われても ひとりのお酒は 淋しいわ 夜風も冷たいわ あなたのじゃましない あなたをしばらない 女になるわ どこへでも 連れてって どこまでも ついてゆく あなたと二人で 生きたいの  何度も泣かされて 夢も流されて それでも幸せ 夢に見る 昔の女よね 冷たい雨の日も ふるえる風の夜(よ)も 後ろにいるわ いつだって 傍(そば)にいて いつまでも よりそって あなたと二人で 生きたいの  女の幸せは 明日(あす)の幸せは 男の背中が 教えてる 私は信じてる あなたが寒いなら 心が寒いなら 私がいるわ 春のように 温めて 綿のように 包みます あなたと二人で 生きたいの
菜の花恋唄永井みゆき永井みゆき波丘ひろし徳久広司伊戸のりお情けの深さと 気風(きっぷ)よさ 惚れりゃ一途な 漁師(ひと)でした 布良港(みなと)離れた タイ釣り舟は 大波(なみ)にのまれて 戻らない 菜の花の 菜の花の 咲く頃に 祈ればきっと 逢えますか  両瞼(まぶた)を閉じれば 手招(てまね)かれ 嫁に来いよと 呼ぶような 手縫い浴衣は 通さぬままに 桐のタンスで 待っている 菜の花の 菜の花の 咲く頃に 夢でもいいの 着てほしい  時化(しけ)ならいつもの 縄暖簾 徳利ならべて 流行歌(はやりうた) 猪口(ちょこ)で交わした 過去(あのひ)の契り 酒場の隅には 名残り酒 菜の花の 菜の花の 咲く頃に 帰って来てね 酔わせてね
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
元気を出して大木綾子大木綾子いではく徳久広司小さなことに 悩んでないで くよくよしちゃだめ 昨日は昨日 人生半ばまで 振り向かないで こころに青空が広がるように 胸を張り まっすぐに歩きませんか 元気を出して 元気を出して 歩くあなたに 感動します  一度や二度の つまずき転び めそめそしちゃだめ 明日が来ない ピンチのあとだから チャンスがくるの 愛する人からの励まし受けて 笑顔みせ軽やかに 歩きませんか 元気を出して 元気を出して 歩くあなたを 応援します あなたの背中には 家族がいます 手を振って 堂々と歩きませんか 元気を出して 元気を出して 歩くあなたに 感動します
ぬけがら長山洋子長山洋子小田めぐみ徳久広司やせた煙草の 吸いがらを 朝の流しに 捨てにいく 命たたんで あのひとに 女まるごと あげたのが たったひとつのたったひとつの 春だった  嘘を怖がる 男には 夢となみだが 子守り唄 愛をなくした 女には 癒す唄など ないけれど せめて酔わせて せめて酔わせて ひぐれ酒  惚れてちぎれた この恋を 泣いてうらんで 何になる 買ってもらった 手鏡に ばかと小さく 笑いかけ ぜんぶ忘れて ぜんぶ忘れて 眠りたい
涙のボレロ恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司石倉重信涙のボレロ 信じて ダンスに夢中なふりで 誰彼(だれかれ)となく 踊るけど 今でも 心は あなただけ 夜ごと夜ごと夜ごと夜ごと 迷い込む 夜ごと夜ごと夜ごと ダンスの渦(うず) 青いドレスの裾(すそ)は 失くした愛を 笑っているのね 涙のボレロ  涙のボレロ 探すの ダンスに夢中なふりで 誰彼(だれかれ)となく 踊るから 背中にジェラシー感じたい 夜ごと夜ごと夜ごと夜ごと 溺れそう 夜ごと夜ごと夜ごと ダンスの渦(うず) 折れたヒールの踵(かかと) 愚かな私 笑っているのね 涙のボレロ  夜ごと夜ごと夜ごと 迷い込む 夜ごと夜ごと夜ごと ダンスの渦 白い夜明けの音が 近づく窓に もたれて零(こぼ)した 涙のボレロ
紅筆哀歌服部浩子服部浩子石原信一徳久広司前田俊明紅をひと筆 引く手の重さ 来ないあなたを 待つ夜更け 化粧鏡に 映るのは 二年あまりで 落ちた肩 ひどい男(ひと)だと 甘えてすがり 明けて朝には 紅が泣く  奪い取れない さだめの恋に なんで心を 寄せたのか 浴衣うなじの ほつれ毛を 月の灯りが 照らし出す 影を重ねる つかのまだけは 風よ静かに しておくれ  咲いた花なら 散りゆくまでは あなた綺麗と 言われたい 涙隠して くちびるを いつも色染め 耐えてきた もしも別れの その日が来たら 紅もつけずに 旅に立つ
希望の星です『ツル亀らじお』藤原浩藤原浩出島ひろし徳久広司前田俊明長崎よか街 坂のまち オランダ坂に 祈念坂(きねんざか) 上(のぼ)り下(くだ)りの 人生坂も ラジオを聴いて すこやかに 今日も聞かんば 長崎で 鶴は千年 亀は万年 日曜の朝は「ツル亀ツル亀~ツル亀らじお」  稲(いな)佐(さ)山から 見下ろせば 丸山(まるやま) 銅座(どうざ)に思案(しあん)橋(ばし) ネオンの陰で 疲れた人も 歌と語りで 思いやる 今日も聞かんば 長崎で 鶴は千年 亀は万年 明日(あす)へいざなう「ツル亀ツル亀~ツル亀らじお」  雨が上がった 青空に 風に揺れている 千羽鶴 未来(あす)への思い 織り込みながら ラジオで送ろう この願い 今日も聞かんば 長崎で 鶴は千年 亀は万年 日曜の朝は「ツル亀ツル亀~ツル亀らじお ツル亀らじお」
好きやねん大阪黒木はるみ・浪花こゆき黒木はるみ・浪花こゆき山田孝雄徳久広司倖せになろうねと 道頓堀から 戎橋御堂筋 肩寄せ歩く みんなそれぞれ 故郷が 遠い何処かにあるけれど 好きやねん大阪 大阪好きやねん この街で この街で 生きていくんやもん  哀しみに負けないで 切ない時には 中の島 天満橋 淀川流れ 待って下さい 春が来て 水の都に 花が咲く 好きやねん大阪 大阪好きやねん この街で この街で 生きていくんやもん  めぐり逢い しのび逢い ふたり曽根崎 小雨降る北新地 七色ネオン 夢を注ぐのか 嘘なのか 明日になる迄 わからない 好きやねん大阪 大阪好きやねん この街で この街で 生きていくんやもん
ひとり 放浪杉田淳杉田淳麻こよみ徳久広司南郷達也最果て駅に 降り立てば 胸に寂しい 波の音 故郷(こきょう)離れて 幾月日 なぜにさすらう どこへ行く 聞けど答えぬ 聞けど答えぬ 日本海  来た道ひとり 振り向けば 忘れられない 人がいる 受けた温情(なさけ)も 返さずに 悔やむ思いの ほろ苦さ 俺を泣かすな 俺を泣かすな 浜茄子よ  燈台灯り チラチラと 暗い夜空に また揺れる 港酒場で お湯割りを 冷えた心に 流し込む ひとり放浪 ひとり放浪 明日もまた
悲恋花福島はじめ福島はじめ麻こよみ徳久広司石倉重信泣いたりしないと 決めたのに あとからあとから あふれる涙 あなたのいない 淋しさに 震えたままです この胸が たった半年 短い命 散るも儚い 悲恋花  あの日のあなたの 後ろ影 今でも今でも 心に残る 別れが来ると 気づかずに 甘えて暮らした 私です やっと見つけた 幸せなのに 散るも運命(さだめ)か 悲恋花  いつかはあなたが 戻る日を 待つのは待つのは 愚かでしょうか また来る春に 咲けるなら 泣いたりしません こんなにも 怨む事さえ 出来ないままに 散るも未練の 悲恋花
再会酒場 (セリフ入り)坂本冬美坂本冬美吉田旺徳久広司南郷達也明けて巣ごもり 達者でいたか 先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ 人生(たび)につかれた 俺達にゃ 此処(ここ)は心の 船着場 おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で  長かったよなぁ…三年半か もう凹んでばかりいられねぇ なぁ!! 皆さん!!  まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて 立っているよな おかみの笑顔 ふっと遥かな おふくろを 重ねあわせて ホロリ酒 よせよ! いつまで あゝ ガキのまま  日本人なら 演歌でしょ!! カラオケ大好物の あの親父さん 泣かせてくれるよね  泣いているよな てるてる坊主 紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど おかみ頑張れ 頑張ろや 呑ン兵(のんべ)仲間も ついている おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒  乾杯!
雨、あがる城山みつき城山みつき坂口照幸徳久広司周防泰臣合縁奇縁の 人の世に ときには無情の 通り雨 いいのよひととき 身の上に どしゃぶり雨ほど 虹も出る 情けにふれたら 情けで返す 一生一路 雨、あがる  他人のしあわせ 不しあわせ 止(よ)しましょ自分と 計りっこ 花あるくらしの 憧れは 誰にもあります 女なら 情けにふれたら 情けで返す 一生一路 雨、あがる  「これだ」と思えば やりなさい 「違う」と思えば 変えなさい 母親ゆずりの 負けん気で 苦労を工夫の 試練坂 情けにふれたら 情けで返す 一生一路 雨、あがる
梅恋恋歌恋歌恋山田孝雄徳久広司石倉重信通(かよ)い小町(こまち)は 思いのままに あなたひとすじ 愛します 大盃(おおさかずき)に 朱鷺(とき)の舞(まい) ゆれる月影(つきかげ) 田子(たご)の浦(うら) 恋しや十郎(じゅうろう) 満月しだれ  都錦(みやこにしき)に 故郷(こきょう)の錦(にしき) あおぐ青空 ゆめ飾り 小さなお店 三吉野(みよしの)に 酔心梅(すいしんばい)を 咲かせます 恋しや織姫 白滝しだれ  蝶の羽重(はがさね) ああ輪違(りんちが)い こころ寄せ合い 花が咲く 翔んでゆきます 紅千鳥(べにちどり) 宇治(うじ)の里(さと)へと 黄金鶴(こがねづる) 恋しや白加賀(しろかが) 玉垣(たまがき)しだれ
北紀行大木綾子大木綾子山上路夫徳久広司南郷達也名前知らない 駅に立つ ひとりはぐれて 港街 女がひとり この街で 暮らせるなんて 思えない 鴎唄聴いて 一晩飲んで あなたをスッパリ 忘れたい 北紀行  どこに行くのか はぐれ鳥 北をめざして また暮れて 男の人が いなければ 女は楽と 思うけど 潮鳴りの宿で 恋しくなって あなたのところに 戻りたい 北紀行  女の旅は わびしくて 灯りをさがす しぐれ街 あの頃は夢ね 涙をながし 想い出スッパリ 棄てたいの 北紀行
愛(いと)し川中山たかし中山たかし山崎ふみえ徳久広司南郷達也どこへ流れる 浮き世の川に 命浮かべて 生きてきた 好きなあなたは わたしの命 このまゝどこまで 流されようと ふたり流れる 愛(いと)し川  小舟漕ぎ合う ふたりの肩に 強く生きよと 雪が舞う 好きなあなたは わたしの命 いつかは陽もさす 春待ちながら 夢を明日(あした)に 愛し川  こゝろ寄せ合う 情けの川に 岸のよしきり 春を呼ぶ 好きなあなたは わたしの命 この世の果てまで 寄り添いながら 命流れる 愛し川
恋やつれ結城和也結城和也かず翼徳久広司川村栄二あなたに逢うために 生まれて来た私 泣きたいくらいに 好きなのよ 愛され上手じゃ ないけれど 女のおねがい ただひとつ この恋をこの恋を 終わらせないで 私なんだか 今日も恋やつれ  あなたの過去だから 妬いたりしないけど 男は振り向く 想い出に 愛しているから 分かるのよ あなたの心が 遠い日は この恋をこの恋を 見つめて欲しい 私せつなく 今日も恋やつれ  あなたの温もりに 包まれ眠るたび 女の幸せ 感じるの 愛したがりやの 悪い癖 命の限りに 尽くしたい この恋とこの恋と 死んでもいいの 私やっぱり 今日も恋やつれ
一秒のバラチョン・テフチョン・テフ円香乃徳久広司伊戸のりお舞い上がる砂 水売りの声が 肌に焼きつく サハラの太陽 愛した人 忘れたくて その手で外した 金のピアス 抱いて抱かれて サハラナイト そそりそそられ ダンスはベリー さらいさらわれ サハラナイト 炎を纏(まと)って 一秒の薔薇になれ  朝焼けの窓 吹き抜ける風に 生まれ変われる かすかな予感 流れる汗 熱い視線 「カチリ」と外れる 愛の呪縛 誘い誘われ サハラナイト 乱れ乱され ハーレム市場 溺れ溺れて サハラナイト こぼれる吐息で 一秒の薔薇になれ  抱いて抱かれて サハラナイト そそりそそられ ダンスはベリー さらいさらわれ サハラナイト 炎を纏(まと)って 一秒の薔薇になれ 一秒の薔薇になれ
今度こそ幸せに~熟年婚讃歌~白木裕子白木裕子石原信一徳久広司伊戸のりおこんな年でも 花嫁ですか あれこれいろいろ ありました 父さんひとりに するけれど 晴れて嫁いで まいります 雨風しのんで 遅咲きの 花を一輪 咲かせます  若くないから 情けがわかる あなたにやさしく 口説かれた 母さん空から 見てますか きっと幸せ つかみます 白無垢衣装に 照れながら 固め杯(さかずき) 頬染める  まぶた閉じても あふれる涙 今日までお世話に なりました 一生お嫁に 行かないと 泣いたあの日が なつかしい 人生これから 折り返し 花は二輪 夫婦花
かんぱい酒華乃美幸華乃美幸大久保與志雄徳久広司猪股義周夜になると ご機嫌とって いつもグラスで ほほえみ返し あたいが酒に 惚れたのさ 惚れてみたって 酒は酒 今夜はキレイな 月明かり かんぱい かんぱい かんぱい酒よ  雨が降ると 寂しいかいって 泣かす言葉で しんみりしゃべる あたいが酒に 惚れたのさ 惚れてみたって 酒は酒 瞼をぬぐって 飲む酒は かんぱい かんぱい かんぱい酒よ  嘘じゃなくて 本物(ほんと)のこころ 言ってくれよと せがんで見せる あたいが酒に 惚れたのさ 惚れてみたって 酒は酒 今夜は熱燗 コップ酒 かんぱい かんぱい かんぱい酒よ かんぱい かんぱい かんぱい酒よ
夢追い人新田晃也新田晃也石原信一徳久広司石倉重信男はいつでも 飛びたがり 愛より夢が 欲しくなる 女は男の わがままを きいてあげたり なじったり 夢追い人に させてもらったよ おまえの涙と 引き換えに そんな昔は 忘れたと 素知らぬ顔に また惚れる また惚れる  何人女を 泣かせたか それほどモテる 俺じゃない 謝ることなど できなくて いつもだんまり きめこんで 勝手な奴を させてもらったよ 今度はおまえと 二人旅 そんなやさしさ 変だよと 照れくさそうに 背をむける 背をむける  夢追い人に させてもらったよ おまえの涙と 引き換えに そんな昔は 忘れたと 素知らぬ顔に また惚れる また惚れる
氷雪海峡小林旭小林旭杉紀彦徳久広司サハリンの 女の血が混る おまえの素肌は あたたかかった 吹雪舞いこむ 岬の宿の 寝物語は 忘れないぜ 北の岬で 生きて行くには 抱いて抱かれて 眠るだけ あゝ白い暗やみ 氷雪海峡  窓から見えてた オホーツク おまえの昔に そっくりだった 胸のひびわれ 岬の春に 花が咲くのは いつのことか 北の岬で 生きて行くには 甘い恋など 邪魔なだけ あゝ恋を葬う 氷雪海峡  生きてる事すら 切なくて さすらう旅路で おまえに逢った 海鳴りきこえりゃ 抱きあうだけだよ 言ったおまえを 忘れないぜ 北の岬を 思い出すたび おれも死ぬ時ゃ きっと行く あゝおれとおまえの 氷雪海峡
やっぱり女です…吉村明紘吉村明紘土田有紀徳久広司南郷達也耐える忍ぶは 古いのね 愛とは奪う ものなのね ものなのね 今ならば身をひくなんて 出来ないわ 女だかれて おんなです… 他人どうしに なったけど アヽヽ別れても あなたの女  ひとりぼっちが 好きなのと 重荷になっちゃ いけないと いけないと 今ならば強がりなんて 言わないわ お酒ばかりが つよくなり… 酔えば心が 弱くなる アヽヽ別れても あなたの女  高い敷居が 通せんぼ 親さえ遠い 夢ん中 夢ん中 今ならばふるさと捨てヽ 行かないわ 思い出すさえ つらいのに… 窓の夜雨(よさめ)が 聞きたがる アヽヽ別れても あなたの女
裏町通りゃんせ小桜舞子小桜舞子坂口照幸徳久広司前田俊明ゆっくり飲んでね この雪だもの そっとささやく 耳のそば 空のとっくり 手で振って すぐに熱いの 燗(つ)けるから 押え切れない 胸の内 おんな裏町 あぁ通りゃんせ  ひとりで守った おんなの意地が あの日逢うなり ぐらついて そうよ垣根を 越えたのも 同じ雪降る こんな夜 みんな訳あり 生きている おんな裏町 あぁ通りゃんせ  一緒になろうと 突然あなた 夜のしじまに うれし泣き 流れゆく世の 人の世に 今は根なしの 仮の宿 点す小さな 夢明かり おんな裏町 あぁ通りゃんせ
東京へ戻ります長保有紀長保有紀鈴木紀代徳久広司前田俊明一度別れた あなたです 故郷へ帰った 私です バカバカバカです バカでした 過去(むかし)を忘れて しまえない 夢を見たって 覚めれば一人 やっぱり私は 東京へ戻ります  憎いいとしい あなたです 今夜も泣いてる 私です ムリムリムリです ムリでした お酒じゃ気持は 晴れません 何もいらない あなたが欲しい も一度私は 東京へ戻ります  一目逢いたい あなたです 諦(あきら)め切れない 私です バカバカバカです バカでした 離しちゃいけない 男(ひと)でした 着の身(み)着のまま 新幹線で 今すぐ私は 東京へ戻ります
雨の糸石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお命までもと 優しく抱いた あれはお酒の せいですか 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 一生一度よ 女の恋は なんで泣かせる 雨の糸  窓に夜桜 舞い散る宿で といた黒髪 花の帯 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 酔ってはしゃいだ あいあい傘を 思い出させる 雨の糸  今度こそはと あなたに賭けて 生きてゆこうと 決めたのに 寒い寒いわ 寒い寒いわ 心が寒い 遅い春でも 私はいいの 夢をかなえて 雨の糸
恋物語part2たくみ稜たくみ稜麻こよみ徳久広司石倉重信忘れたことは なかったよ も一度逢えると 信じてた 本当(ほんと)に信じてた 二人を包む キャンドルライト 夜更けの青山 思い出の店 通うぬくもり 寄り添えば 再び始まる 恋物語  あの頃ふたり 若すぎて 忘れていたよね 優しさを 本当(ほんと)の優しさを おまえを失くし 初めて知った 本当は誰より 大事な人と そっと時間を 巻き戻し 再び始まる 恋物語  信じて欲しい もう一度 泣かせはしないよ 離さない 本当(ほんと)に離さない 静かに揺れる グラスのしずく おまえの瞳に 涙がにじむ 帰したくない 帰さない 再び始まる 恋物語
大阪えれじぃ長保有紀長保有紀かず翼徳久広司矢野立美今夜もひとりで 赤いお酒に あなたの面影 浮かべているの ダメね いつまでも忘れない… 男なんかに 夢を見たけれど 幸せ逃げるだけ 大阪えれじい 女が泣ける街 あなたの名前つぶやけば 夜風がしみる  さよなら上手は 噂どおりね あなたを今でも憎めないのよ バカね 振り向けばつらいのに… 男なんかに 愛をあげたって むなしさ残るだけ 大阪えれじい 女が泣ける街 未練じゃないの淋しさが 心を染める  思い出数える 夜は長くて あなたの嘘さえ 恋しくなるの ヤメて 指輪さえ捨てたのに… 男なんかに 夢をあずけても 別れで終わるだけ 大阪えれじい 女が泣ける街 窓辺に明日(あす)を呼ぶような 灯りがにじむ
恋桜天童よしみ天童よしみ松井由利夫徳久広司夢をみながら 夢に泣く 染井吉野の 花ごころ 胸にともした この篝火(かがりび)が 生きる明日(あした)の 道しるべ ひとつでいいのね 倖せなんて 燃えてひといろ 恋桜  花は散るため 咲くいのち 今日と明日の 境い目を つなぐ鎖は ふたりの涙 そうよ死んでも ほどかない 前しか見えない あなたのために 杖になります 恋桜  雪に埋(う)もれて 春を待つ 待てば来るのね 倖せは それが女の 生甲斐なのと 花のくちびる 噛みしめる からめた小指に 二片(ふたひら)・三片(みひら) 風にこぼれる 恋桜
俺のMAX村木弾村木弾森林檎徳久広司杉村俊博言葉を選ぶ こともなく 場面を作る こともせず 惚れたあの娘(こ)の ハートをめがけ 俺のMAX ストレート ズドンと投げて 返り討ち 人生どうにも いばら道  ズキンと胸が 疼(うず)いたら 馴染みの店の ドアを押す 流行り歌など 背中で聞いて 沁みるバーボン ストレート グイッと飲んで 三日酔い 人生なにかと 修行中  (DON DON DON…) 熱い拳に 力を込めて 俺のMAX ストレート バチッと決めて ド真ん中 人生どっこい これからさ
夢咲草天童よしみ天童よしみ建石一徳久広司おまえに心は あずけたと 言って背中を 抱いた人 いいのね いいのね 私でいいのね 咲く花散る花 しのぶ花 きっと今夜は しあわせに あなたがいれば 笑顔になれる 明日は 夢咲草  信じていました あの日から 生きる運命が 変わること いいのね いいのね 私でいいのね 来た道 行く道 のぼり道 たとえ出逢いは 遅くても あなたがいれば 陽差しの中で 明日は 夢咲草  泣いたりするなと 叱られて うれし涙で 注ぐお酒 いいのね いいのね 私でいいのね ゆく年 くる年 めぐる年 ふたり手をとり どこまでも あなたがいれば 歩いてゆける 明日は 夢咲草
おまえに惚れたモングンモングンたかたかし徳久広司矢田部正俺にきめろよ まよわずに 言って振り向きゃ ついてくる 惚れた(惚れた)惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた  あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた(惚れた)惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた  金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと指さす おまえに惚れた
しあわせ暦瀬川瑛子瀬川瑛子仁井谷俊也徳久広司石倉重信この胸の 根雪も溶けて こころにやさしい 春の風 あなたに出逢えて よかったわ 見かわす笑顔が 嬉しいの 寄り添って 連れ添って ふたりで捲(めく)る しあわせ暦  痩(や)せてゆく 十六夜月(いざよいづき)に 淋しさ抱いてた 秋の夜 あなたに出逢えて よかったわ 今夜は熱燗 水いらず 信じあい 尽くしあい ふたりで捲る しあわせ暦  梅の枝 鴬(うぐいす)がほら 夢なら五分咲き 八分咲き あなたに出逢えて よかったわ 安らぎしみじみ 感じます 離れない 離さない ふたりで捲る しあわせ暦
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
大人の愛に乾杯を白木裕子白木裕子石原信一徳久広司伊戸のりおおめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を  ウェディングマーチ 鳴り響く うつむくなんて おかしいわ 若い人には わからない 季節を越えて 来たあなた かぞえきれない 涙の粒や 悩んだ日々が 宝物 おめでとう おめでとう 大人の愛が 結ばれる おめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を  キャンドルライト 揺れながら あふれる涙 映し出す みんなあなたの 幸せを 願っているわ 受けとめて 長い月日の 旅人ふたり 奇跡のような めぐり逢い おめでとう おめでとう 大人の愛が はじまるの おめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を  おめでとう おめでとう 大人の愛が 結ばれる おめでとう おめでとう 大人の愛に 乾杯を
百年浪漫日の出舞子日の出舞子仁井谷俊也徳久広司伊戸のりお回転扉を 明日に廻し 昨日という日を 脱ぎ捨てる 涙のドレスは いらないわ 出逢いの奇蹟を 信じて待つの  女は月夜の 紅い薔薇 いくつになっても 恋していたい くちびるいかが… ダンスはいかが… ロマンスいかが… 夢心地いかが…  冷たい宝石の 肌ざわりより 誰かのぬくもり 欲しくなる 果実酒をひと口 飲み干せば 危険な香りに 眩暈がするわ  女の吐息は 甘い蜜 百年たっても 愛されたいの 囁きどうぞ… 秘密をどうぞ… せつなさどうぞ… 微笑みどうぞ…  女は月夜の 紅い薔薇 いくつになっても 恋していたい くちびるいかが… ダンスはいかが… ロマンスいかが… 夢心地いかが…
白い砂時計華乃美幸華乃美幸大久保よしお徳久広司伊戸のりお窓に映る 景色も変わるのに あなたは 帰って来ない 見知らぬ人と 街の中 声もかけられず 見送った 想いで残る この部屋で ひとりで アルバムめくる あなたが忘れた 白い砂時計 時間もこころも あの日のままで 二人の愛だけが サラサラ サラと 堕ちてゆく  朝になれば なみだの川を越え 陽ざしが 私をつつむ 甘えるままの あの頃が とても懐かしく 切ないの 悲しいけれど この街を ひとりで 離れて行くわ あなたが忘れた 白い砂時計 夢から醒めれば 愛は蜃気楼 二人の愛だけが サラサラ サラと 堕ちてゆく  想いで残る この部屋で ひとりで アルバムめくる あなたが忘れた 白い砂時計 時間もこころも あの日のままで 二人の愛だけが サラサラ サラと 堕ちてゆく
駒の竜豊光豊光杉江香代子徳久広司水谷高志攻めろ 詰めろと 将棋の駒を 鳴らす指先 この一手 鏡に曇りが 無い様に 碧(あお)い天まで 鳴り響く 瀬戸の産湯に 東谷山(とうごくさん)は 神も味方の 駒の竜  右を思えば 左を忘れ それで折り合う 人となり 千度の茶碗で 呑むお茶は 百手先まで 染み渡る 一礼一服 織部焼(おりべ)の炎 攻める一手の 飛車が飛ぶ  将棋知らない 世界の果ても 強い青年(あなた)は 知っている 紅蓮(ぐれん)のひと花 胸に秘め 己に咲かせ 突き通す 誰が呼んだか 尾張の棋士は 猛虎伏草(もうこふくそう) 駒の竜
噂のふたり渥美二郎・内海美幸渥美二郎・内海美幸やしろよう徳久広司爪の色に合わせて 恋を着替える そんな女よ だけど だけど本気よ 抱けばこの手を すり抜けそうな おまえの心 目が離せない 雨は二人の 赤い糸 明日は明日よ 今夜はあなたと 同じ夢とお酒に 酔えればいいさ ちょっと気になる 噂のふたり  まるでピアスみたいね 男と女 ひとつ失くせば役に 役に立たない 誰も知らない 淋しがりやの おまえの素顔 とてもかわいい 雨は二人の 赤い糸 愛してごめんね 今夜はあなたと 熱い罪と涙に 溺れていいさ ちょっと絵になる 噂のふたり  雨は二人の 赤い糸 明日は明日よ 今夜はあなたと 同じ夢とお酒に 酔えればいいさ ちょっと気になる 噂のふたり ちょっと気になる 噂のふたり
北の三丁目藤原浩藤原浩田久保真見徳久広司馬飼野俊一北の酒場の カウンター ほおづえで こころ支える 女がひとり 人はさみしい 生き物だから お酒でごまかし 生きてゆくの ちょっと待って ちょっと待って 恋などしたくないのに ちょっと待って ちょっと待って あなたが気になるの 夢が見れそな 夜がある ここは ここは 北の三丁目  北の酒場の 裏通り 面影を グッと飲み干す 男がひとり 人はかなしい 嘘つきだから 平気な顔して 飲んでいるの ちょっと待って ちょっと待って 恋などしたくないのに ちょっと待って ちょっと待って あなたが気になるの 夢が見れそな 夜がある ここは ここは 北の三丁目  ちょっと待って ちょっと待って 恋などしたくないのに ちょっと待って ちょっと待って あなたが気になるの 夢が見れそな 夜がある ここは ここは 北の三丁目
男のしぐれたけうち信広たけうち信広荒木とよひさ徳久広司石倉重信たかが女の ひとりやふたり 想い出まるごと くれてやれ 誰かに抱かれりゃ すぐにも忘れ 三ヶ月(みつき)も過ぎれば かくれんぼ あゝ 身体(からだ)と心の まん中あたり ちょっと濡らした 通り雨 しぐれ しぐれ 男のしぐれ 酒が 背中で 泣いている  たかが別れの ひとつやふたつ 振りむきゃ詫びたい 人もいた 暖簾(のれん)をくぐって 今夜も酔えば 未練のみの字が 通せんぼ あゝ 昨日と明日の まん中あたり ちょっと借りてた 忘れ傘 しぐれ しぐれ 男のしぐれ 酒が 心を 濡らしてる  あゝ 身体(からだ)と心の まん中あたり ちょっと濡らした 通り雨 しぐれ しぐれ 男のしぐれ 酒が 背中で 泣いている
夢おんな牧村三枝子牧村三枝子水木かおる徳久広司男らしさの あるひとならば だまって女房に してほしかった あれが死ぬほど 愛したひとか 世間の噂に 負けたひと 夢に泣いても 夢に生きたい 夢おんな  雨の夜更けを さまよいながら あなたの居そうな 酒場をのぞく 愛のかたちは どうでもいいの 別れちゃいけない ひとだった 夢は散っても 夢をまた抱く 夢おんな  たとえこのまま 逢えなくたって わたしは一生 あなたを待つわ 愛のぬくもり 分けあえるよな ふたりの生活(くらし)が ただ欲しい 夢を欺して 生きてゆけない 夢おんな
ふたりきり松原のぶえ松原のぶえ松原のぶえ徳久広司石倉重信雨が降るたび 思い出す 二度と会えない あの人を ひとつの傘に 寄り添って 離しはしないと 誓ったくせに 私を置いて 逝った人  胸に木枯らし 吹く夜は 肌のぬくもり よみがえる すべてを忘れ 抱かれたわ 幸せあげると 言ってたけれど あなたは一人 行ったきり  めぐり逢いから 別れまで つづる縁(えにし)は 儚くて… 想い出だけで 生きられる 女になるわと 心に決めて 今夜も夢で ふたりきり
かもめよ泣かないで大空亜由美大空亜由美結城忍徳久広司伊戸のりお夏も終わって こころ冷たい秋が来て かもめよ お前も 戻って来たの それなのに それなのに あの人は 思い出残して 行ったまま 帰って来ない 愛を知り恋をして 身を割く 思いが残るだけ… 涙で終わる 涙で終わる 哀しい女にさせないで  はるか波間に 浮かぶ小枝と遊んでる かもめよ お前は 寂(さび)しくないの この胸に この胸に まだ残る みれんな炎が 消えないで 辛さが燃える この指が唇が あなたの 全てを覚えてる… 恨んで終わる 恨んで終わる 哀しい女にさせないで  いつまでも いつまでも 待てるけど ひとりは寂(さび)しく 辛すぎる 明日(あした)があれば 信じてる信じたい 無理だと わかっているけれど… 夢見て終わる 夢見て終わる 哀しい女にさせないで
一念草瀬川瑛子瀬川瑛子仁井谷俊也徳久広司石倉重信ひとりで生きていた おんなのこの胸に 夢を一輪 灯して 灯してくれたひと 幸せは… 幸せは… まだ遠いけど… 一途な花です 一念草 あなたひとりを 信じて焦がれ咲く  可愛いおんなだと やさしく抱かれたい 恋の蕾(つぼ)みを 綺麗に 綺麗に咲かせたい 逢えなくて… 逢えなくて… せつない夜は… 涙の花です 一念草 月のしずくに ほろほろ濡れて咲く  ふたつのこの心 繋いだ赤い絆(いと) 私みえます あなたも あなたも見えますか これからも… これからも… ふたりは一緒… 笑顔の花です 一念草 好きなあなたに 寄り添い永遠(とわ)に咲く
永遠の恋人 ~デュエットバージョン~内田あかり&徳久広司内田あかり&徳久広司かず翼徳久広司伊戸のりお窓辺に舞い散る 楓(メイプル)の落葉たち 静かに降りつもる ふたりの時間(とき)のようね 胸に残された くちづけの痕跡(あと)を 指でなぞれば うずきだす恋心 ああ… あなたに出逢い また愛を信じられた 泣きたいほどの幸せに愛を 愛を信じた たどり着けたの 夢のたもとまで あなた あなただけが 永遠の恋人(ひと)よ  離れるそばから 逢いたくて堪らない 切なさ止まらない こんなに揺れる心 どんな形でも いつか来る別離(わかれ) だから二人は 迷わずに歩き出す ああ… あなたがくれた この愛に溺れさせて 苦しいほどの歓びと愛に 愛に溺れて 終わることのない 夢の砂時計 あなた あなただけが 永遠の恋人よ  ああ… あなたと生きて この愛を守りたいの 命をかけて惜しくない愛を 愛を守ろう たどり着けたの 夢のたもとまで あなた あなただけが 永遠の恋人よ
さいはて酒場野中さおり野中さおり塚本さとい徳久広司丸山雅仁“ダメね ダメね 私ってだめなのね…”  恥を捨てれば 恥知らず 義理を捨てれば ろくでなし 惚れたあの人 素敵に見えた こんなはずでは なかった恋よ 親のなげきを 胸で聴く 風と潮騒 さいはて酒場  家を失くした こすずめが 心細げに 枝で啼く 忘れきれない 思い出くれて どこへ去(い)ったか あの人消えた 親の小言と 冷や酒が しみてくるよな さいはて酒場  愛だ恋だと えがく夢 所詮まぼろし 夢ん中 ひとつ狂えば 真も嘘に 変わる月日の 哀しいさだめ 親は帰れと 云うだろが 帰れないのよ さいはて酒場  “ダメね ダメね 私ってダメなのね…”  船の霧笛は 里ごころ 遠いふるさと 港町 酒でいのちを けずって生きて 思い悩んだ 季節もあった 親の情けも 欲しいけど 夢は捨てない さいはて酒場
おんなの嘘山口ひろみ山口ひろみ伊藤美和徳久広司前田俊明さよならすると 決めたから どうか忘れて 私のことは そうよ嫌いに なっただけ 他に理由(わけ)など あるはずないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 滲んでる  一人で生きる 覚悟なら 出来ていました いつの日からか だから私は 大丈夫 そんなか弱い 女じゃないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 煙のせいなの 泣いてない  男はきっと 見抜けない 命燃やした おんなの嘘を せめてあなたは 幸せに なってほしいの お願いだから 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 遠ざかる
裏町川上杉香緒里上杉香緒里下地亜記子徳久広司惚れちゃならない 人を好く 女の弱さよ 哀しさよ 信じて夢見て また泣かされて うしろ見送る 倖(しあわ)せばかり 路地の灯(ひ)揺れてる 裏町川よ  言えば誰かを 傷つける 言わねば心が 張り裂ける あなたがいけない 訳ではないの 忘れられない 私が悪い 夜風が身にしむ 裏町川よ  人の心と 川の水 流れてしまえば 戻らない はかない浮世の 哀しさ抱けば いつか身につく 諦(あきら)めぐせよ 三日月浮かべた 裏町川よ
ふたりだけの艶歌みずき舞みずき舞池田充男徳久広司伊戸のりおわたしが惚(ほ)れた あなた 人生、世わたり 真(ま)っ直(すぐ)で 見た目もやんちゃな あなたです わたしはきょうも あなたの愛に 抱きしめられて 生きている たしかに たしかに 生きているのよ  なみだにもろい わたし 他人を信じて うらぎられ くやしさやつれの わたしです かしこくなって 頑張りますと 一生懸命 生きている たしかに たしかに 生きているのよ  お金にだめな ふたり ひろった仔猫に 鈴つけて しあわせ艶歌な ふたりです 暮らしも部屋も ちいさいけれど 青空みあげ 生きている たしかに たしかに 生きているのよ
ことぶき丸音羽しのぶ音羽しのぶ松井由利夫徳久広司夢の纜綱(ともづな) 心の帆綱(ほづな) 千代に八千代に 結んだ二人 今日はめでたい 船出の朝だ 風も追い風 ことぶき丸に 先ずはシャシャンと 手拍子そえて ……祝い酒  海の青さの 眩しさよりも 若さはじける 幸福日和(しあわせびより) 花の笑顔で 鏡を割って 鴎・啼け啼け ことぶき丸に 先ずは シャシャンと 手拍子そえて ……祝い酒  明日(あす)という日に 舳先(へさき)を向けて ドンと漕ぎだす 海原千里(うなばらせんり) 泣くも笑うも ひとつの絆 晴れの潮路(しおじ)の ことぶき丸に 先ずは シャシャンと 手拍子そえて ……祝い酒
夢流れ半田浩二半田浩二坂口照幸徳久広司前田俊明遠く近く さんざめく 海鳴りに 息をひそめ だんまりで いる港 北の町に ざらにある 名前じゃないし 旅先で 耳にする おまえの噂 恋に 恋に 恋に 恋に 生きてるものだと 思っていたが 顔がかぶさる 不しあわせ どうして独りで いるんだよ あゝ夢流れ  春も知らず あの日から 哀しげに 出船ばかり 見送って きたおまえ 雪の多い 町なのに 寒さもゆるむ ひとり身の 女には せめての救い もっと もっと もっと もっと しあわせつかめて いい奴なのに ひと目見るだけ 遠くから 恨んでくれたら いいんだよ あゝ夢流れ  恋に 恋に 恋に 恋に 生きてるものだと 思っていたが 顔がかぶさる 不しあわせ どうして独りで いるんだよ あゝ夢流れ
風のゆりかご森川つくし森川つくし仁井谷俊也徳久広司伊戸のりおあなたとふたり 旅にでたい 地図にも載(の)らない 遥かな町へ 生まれたばかりの ちいさな愛を 心の鞄(カバン)に 大事にしまって 季節という名の ゆりかごに ゆらりゆられて… 信じあうやさしさ 思いやり 風の中で 確かめあいたい  あなたとふたり 夢をみたい 着飾る言葉も 昨日も忘れ やすらぐその腕 頬を埋(うず)めて 微笑み浮かべて 眠りにつきたい 涙という河 越えてゆく そんな夜にも… かよいあう心の ぬくもりが 明日(あす)に生きる 勇気をくれるわ  季節という名の ゆりかごに ゆらりゆられて… 信じあうやさしさ 思いやり 風の中で 確かめあいたい
ちいさな酒場滝里美・徳久広司滝里美・徳久広司千家和也徳久広司(女)一度に無理なら 二度三度 (女)回を重ねて 愛したい (男)もちろん互いに それだけの (男)魅力があるから できること (男女)あせっちゃ駄目よ (男女)短気は損気 (女)女と (男)男の (男女)恋は理屈ぬき (女)あなたに首ったけ (男)おまえに首ったけ (男女)ふたり出逢った ちいさな酒場  (男)最初は他人さ誰だって (男)数を増やして 愛したい (女)いつかは必ず むすばれる (女)運命みたいな 気がしてる (男女)なくしちゃ駄目よ 元気と勇気 (女)女と (男)男の (男女)仲は奥深い (女)あなたに首ったけ (男)おまえに首ったけ (男女)ふたり出逢った ちいさな酒場  (男女)あせっちゃ駄目よ (男女)短気は損気 (女)女と (男)男の (男女)恋は理屈ぬき (女)あなたに首ったけ (男)おまえに首ったけ (男女)ふたり出逢った ちいさな酒場
ノラ歌佳歌佳ちあき哲也徳久広司やめて下手な嘘 抱いて今はただ 雨にぬれたノラ 帰りついたあんた いい女なら 割りきってあげるわ 誰となく惚れてないと 駄目な駄目なひとなの 好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居  だって二つ上 あたし損な年 どうせ明日もノラ 街で悪戯(わるさ)するの 泣きおとしには もう懲りていたのに しおらしい顔を見れば ばかねばかねからだが 好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居  そう棄てたのも 夢なんかきっぱり 癪(しゃく)だけどもしかしたら これがこれがしあわせ 好きよ好きよ好き 愛はひとり芝居 愛はひとり芝居
蜩-ひぐらし-ハン・ジナハン・ジナ仁井谷俊也徳久広司生命(いのち)を燃やす 季節は短い まして女の 綺麗な時期(とき)は 夏の夕暮れ 人恋しさに 焦(こ)がれ鳴きする 蜩(せみ)のようです  言葉で愛を 語れたら 手紙に愛を 綴れたら ああ あなた 死んだら涙 流してくれますか 冷たい躰(からだ) 抱きしめてくれますか  こんなにあなた 愛しているのに 運命(こい)の垣根が 越えられません 夏の終わりを 惜しんで鳴いて 愛が掠(かす)れた 蜩のようです  ふたりで夢を 探せたら こころに夢を 描けたら ああ あなた 見つめることも 叶わぬ恋ですか 忘れることが 真実(ほんとう)の愛ですか  言葉で愛を 語れたら 手紙に愛を 綴れたら ああ あなた 死んだら涙 流してくれますか 冷たい躰 抱きしめてくれますか
あなたの女吉村明紘吉村明紘たかたかし徳久広司伊戸のりお世間のひとは 陰口で 悪いひとだと いうけれど だけど私に やさしいひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ  おまえがそばに いてくれる だから明日も 生きられる いって私を いたわるあなた 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 捧げる女の 女のまごころ  短気はやめて ぜったいに 生きてくことが 下手なひと どこか私に 似ているひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ
終わりに出来ないパク・ジュニョンパク・ジュニョン伊藤美和徳久広司杉山ユカリ行(い)かないでくれ 捨てないでくれ お前がいなけりゃ ダメなのさ ひざまずいても すがりついても あの日は あの日は 戻らない 誰より大事な 女性(ひと)だから 終わりに出来ない 終われない  どこへ行(ゆ)くのか 当てはあるのか いつでも俺は 待っている 半分空いた 引き出しの隅(すみ) 未練が 未練が 渦(うず)を巻(ま)く 女々(めめ)しい男と 言われても 終わりに出来ない 終われない  行かないでくれ 捨てないでくれ 別れの靴音 遠ざかる 一人の部屋は 息も出来ない 涙が 涙が あふれ出す 叶わぬ夢だと 知りながら 終わりに出来ない 終われない 終われない
冬花火華乃美幸華乃美幸大久保よしお徳久広司前田俊明北の港で おまえを捜し 一人で歩く 波止場まち 浜の酒場は 夜風が沁みる 季節はずれの 冬花火 きれいな色は はかなく消えて どこか寂しい 夜の星  肩を並べた 写真を見つめ 戻って来いと 呼びかける 夜が恋しい おまえの香り 空に舞い散る 冬花火 激しく燃える 煙の中に 見えた姿は 涙顔  部屋に残した 小さな指輪 今頃どこで 暮らしてる 花が咲いてる 岬のはずれ 一人見上げる 冬花火 おまえも空を 見ているだろうか いつか幸せ 来るだろう
罪な女と言われても中田久美中田久美かず翼徳久広司伊戸のりおさよならなんて あなたが言えばいい 私は振られた 女で構わない 恋の終わりは いつだって きれい事では 済まないわ ここは黄昏(たそがれ) カフェテラス 罪な女と 言われても 未練がありそな 振りをして 思い出飲み干す 冷めたカプチーノ  潮時なんて 淋しい言葉だわ 一度は誰より 愛したひとなのに… きっと男の プライドで 去って行くのね あなたから ふたり出逢った カフェテラス 罪な女と 言われても 最後の舞台に 選んだの 大人の恋だわ これがエピローグ  そして別れの カフェテラス 罪な女と 言われても あなたの背中を 見送れば 吐息がこぼれる ひとりエトランゼ
ジョージ瀬口侑希瀬口侑希かず翼徳久広司西村真吾今はジョージ どこにいるの いつも夜は 淋しい 白いピアノ 古い時計 愛しい面影 やり直せるのならば ジョージもう一度… 過去はすべて水に流して 帰って来てよ そうよジョージあなただけが 私のすべて  だってジョージ 時間(とき)はすぐに こぼれ落ちて しまうわ 思い出して 二人がけの ソファーのぬくもり やり直せるのならば ジョージもう一度… 愛に甘えすぎていたのね わがままだった そうよジョージあなただけが 私のすべて  もしもジョージ できるならば 戻りたいの あの日に ジャズの旋律(しらべ)ゆれるグラス 浮かべる面影 やり直せるのならば ジョージもう一度… あなた好きな洋酒(おさけ)そろえて 今夜も待つの そうよジョージあなただけが 私のすべて
再会酒~デュエットバージョン~湯原昌幸&西崎緑湯原昌幸&西崎緑夜美まこと徳久広司石倉重信雨の降らせた 偶然なのか 別れたあなたと 会うなんて あれから十年 ひと昔 ちょっと痩せたね 濡れる肩 雨がやむまで 居酒屋あかり 思い出そそぎ 再会酒を  今じゃ笑って 話せるけれど 若すぎたんだわ お互いに ぶつかり合っては 傷ついた 遠いあの日が 懐かしい 外はしとしと やらずの雨か あとひきそうな 再会酒よ  不意にうつむき どうして泣くの おでんの辛子(からし)が しみただけ 過ぎゆく季節と 消したのに 胸にふたたび 炎(ひ)が点(とも)る 雨がやんでも このまま二人 思い出そそぎ 再会酒を
水の地図天童よしみ天童よしみ松井由利夫徳久広司散りゆく桜に 涙ぐみ 薄(すすき)の風に 指を噛む 十七・八の 通り道 わたしはわたし 他人(ひと)は他人(ひと) 画(か)いては消して また画(か)き直し …… 女の倖せ 水の地図  器(うつわ)を斜めに 傾げても 中身の水は 動かない 割り切りながら なぜ揺れる 故郷(ふるさと)遠く 母の顔 面影しみる 睫毛(まつげ)を濡らす …… 女の倖せ 水の地図  心をいろどる 花蔭(はなかげ)を こぼれ陽(び)拾い たどる道 春待草(はるまちぐさ)は いつか咲く 信じることが 生きること 明日(あした)に夢を ひそかにつなぐ …… 女の倖せ 水の地図
海峡千里石上久美子石上久美子鳥井実徳久広司あなたがこの手に 残してくれた 恋のぬくもり 冷たくなるの サヨナラと泣きながら 背のびをしても 海峡千里 あなたは遠い 啼かないで 啼かないで カモメ カモメ 啼かないで 夢がこわれるわ  こころの支えを 失した女 なにを頼りに 生きたらいいの サヨナラと声あげて 背のびをしても 海峡千里 あなたは遠い いつまでも いつまでも カモメ カモメ 啼かないで 涙ちぎれるわ  帰って来てねと すがってみても あてにするなと あなたが憎い サヨナラとゆれながら 背のびをしても 海峡千里 あなたは遠い 未練なの 未練なの カモメ カモメ 啼かないで 明日を待ちたいの
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ホテル サンタ・ローザ里見浩太朗里見浩太朗麻こよみ徳久広司矢田部正波打ち際を 走る少年 遠い自分に 会えたよで ホテル サンタ・ローザ つかの間の安らぎ シェリーグラスに 流れる月日 来た道を 振り向けば ひとすじ足跡を 残せただろうか  かすかに香る 白いジャスミン 胸に寄せ来る あの人よ ホテル サンタ・ローザ 思い出の波間に 浮かぶ面影 ただ懐かしく あの時に もしかして 他にも愛し方 あったのだろうか  ヘミングウェイを そっと閉じれば 揺れる椰子(やし)の葉 波の音 ホテル サンタ・ローザ つかの間のまどろみ 午後の砂浜 返らぬ時間 もう一度 この場所に 戻って来る時は いつの日だろうか
涙のエトランゼチョン・テフチョン・テフ円香乃徳久広司伊戸のりお窓を開ければ ギリシャの海が 碧くきらめく 宝石みたい あなたがくれた サファイヤ色の 星のピアスに よく似ているわ 過去(きのう)を捨てて 想い出捨てて 違う明日を 探しに来たけど 淋しくてユラユラ 切なくてユラユラ 涙のエトランゼ  白い坂道 白い教会 オモチャみたいな 小さなカフェ(おみせ) イアの夕日が 優しく染めて 昔流行った 映画のままね 街を歩けば 見知らぬ人が ワイン片手に 誘ってくるけど 恋しくてユラユラ 逢いたくてユラユラ 涙のエトランゼ  過去(きのう)を捨てて 想い出捨てて 違う明日を 探しに来たけど 淋しくてユラユラ 切なくてユラユラ 涙のエトランゼ
めおと神輿菊地まどか菊地まどか建石一徳久広司池多孝春三保の松原 仰げば富士よ 天(あま)の羽衣 いつ舞いおりる 女は惚れたら 深なさけ あんたと一緒に 苦労をかつぎ 花が咲くまで エッサエッサ(エッサエッサ) めおと神輿だ 人生まつり  粋な祭りが 結んだ縁(えにし) 意地も張るけど 人情(にんじょ)にゃもろい 女は男で 決まるのさ いくつになっても 可愛い夫(ひと)に 甘え勝ちです エッサエッサ(エッサエッサ) めおと神輿だ 人生まつり  笛と太鼓が 涙と汗で 山車をひく手が 荷物を持つ手 女は死ぬまで 泣き笑い いつかはあんたを 男にするよ それが生きがい エッサエッサ(エッサエッサ) めおと神輿だ 人生まつり
むかしの男三船和子三船和子瑳川温子徳久広司桜庭伸幸恋をするよろこび 恋のなみだ あの人のためなら 死んでもいいと 八分咲きの君が 綺麗だよと わたしを抱きしめた むかしの男 甘い誘いに 惑わされ 悲しいことばに 傷ついた あの日があって 今がある 乾杯 色とりどりの むかしの男 忘れない花よ  幸せはいつでも 突然終る 愛の形見さえも 残さないまま 涙から人生 教えられて やさしさ身に着けた 女よわたし 逢ってみたいの もう一度 逢ってはいけない もう二度と グラスを揺らす 想い出に 乾杯 過ぎ去りし日の むかしの男 忘れない夢よ  逢ってみたいの もう一度 逢ってはいけない もう二度と グラスを揺らす 想い出に 乾杯 過ぎ去りし日の むかしの男 忘れない夢よ
ジョーノセ横浜浜ゆたか浜ゆたか朝比奈京仔徳久広司矢田部正何も知らない‥顔をして 白いドレスに ジェラシー隠し あなたのさしのべた その手をふりほどき ラテンの夜に 踊りもしないで ジョーノセ 愛はひと時 ジョーノセ ときめきが 消えてゆくまで ジョーノセ 聴こえてくるわ ヨーノセ さよならの足音  何も知らない‥ふりをして うわべつくろう 空しい仕業(しわざ) あなたのその指が 誰かに触れたなら ラテンの夜の ダンスは終わりよ ジョーノセ 愛はひと色 ジョーノセ 一途な恋と知ってても ジョーノセ 涙が炎えて ヨーノセ このままじゃイヤです  ジョーノセ 愛はひと時 ジョーノセ ときめきが 消えてゆくまで ジョーノセ 聴こえてくるわ ヨーノセ さよならの足音
あの日の雨福島はじめ福島はじめ麻こよみ徳久広司石倉重信グラスの酒に しみじみ酔えば 遠いむかしを 思い出す 小雨のバス停 いつまでも 手を振り送って くれた母 あの日の雨が あの日の雨が 胸にしとしと 降りしきる  別れも告げず 雨降る夜に 消えたおまえの 後ろ影 あの時追いかけ 止めてたら 幸せつかめた はずなのに あの日の雨が あの日の雨が 胸に冷たく 降りしきる  人には言えぬ 心の傷が 雨が降るたび また痛む あきらめきれない 夢を抱き 悔しさに泣いた 裏通り あの日の雨が あの日の雨が 胸に今夜も 降りしきる
飾り花上杉香緒里上杉香緒里里村龍一徳久広司夢のひとつが 邪魔をして 渡りきれない みれん川 抱いて下さい 今夜だけ 泣いてあなたを 忘れます 私は咲けない 飾り花  つくり話しの 倖せに すがりついてた 白い指 お酒下さい 今夜だけ 泣いてあなたを 恨むより 他人の昔に 戻りたい  苦いお酒も 酔うほどに 涙まじれば 甘くなる 夢を下さい 今夜だけ 傷がつくほど 愛しても 私は咲かない 飾り花
星空のブルース藤原浩藤原浩円香乃徳久広司伊戸のりお夜空に流れる 小さな星が おまえの涙に 見えてくる 甘えていたんだ いつものことと 今度は許すな 裏切りを 振り向けば 街は遠く 夢の明かり 灯しながら 俺を泣かせる 帰らない 恋なのか 夜の海に 一人…  コートを突き刺す 冷たい風は おまえの吐息か あきらめか 約束していた 静かな暮らし この手で壊して 傷つけた 見上げれば 光る星座 帰る場所を 告げるように 今日もきらめく 遅すぎる 恋なのか 星を見つめ 一人… 夜の海に 一人…
塔のへつり福島はじめ福島はじめ麻こよみ徳久広司石倉重信別れてくれと あなたの言葉 刺さったままです この胸に 塔(とう)のへつりの 吊り橋 揺れて 恋の傷跡 また痛む せめて せめて逢いたい もう一度  寄り添い二人 暮らした月日 みていたはずです 同じ夢 塔のへつりの 真っ赤な紅葉(もみじ) 未練はらはら 風に散る どうぞ どうぞ返して 幸せを  あなたにもっと 尽くしていたら 今でも続いて いたでしょか 塔のへつりの 小さなお堂 両手合わせりゃ また涙 せめて せめて逢いたい もう一度
鈍行夢列車北見恭子北見恭子星野哲郎徳久広司おまえさん 後ろへ走っているのかと 特急電車に 笑われる 私の人生 鈍行列車 そんな私の うしろから 励ますやさしい 人がいる みなさん ほんとに ありがとう 鈍行列車は 鈍行列車は 山越え野越え  あんたには 重すぎゃせんかと訊かれても 捨てたら 死にます 夢荷物 私は遅咲き 鈍行列車 こんな私の 生きざまを 見守るやさしい 人がいる みなさん ほんとに ありがとう 鈍行列車は 鈍行列車は 真実一路  みなさんの 頑張れ 泣くなのひと言が 真赤な斗志の 火をつけて 私はしあわせ 鈍行列車 こんな私の さすらいを 支えるやさしい 人がいる みなさん ほんとに ありがとう 鈍行列車は 鈍行列車は 命のかぎり
港の走り傘清水たま希清水たま希坂口照幸徳久広司石倉重信いつも港は 出船の匂い 昔ここにも いたと云う 海に縁ある 人だもの そこはもう賭け 最後の賭けと あなた名前の 灯をともし 帰り船待つ 浜酒場  手もち無沙汰に 海鳴り聴いて 箸の袋で 鶴を折る 何があったか 雨の夜 訳を教えて 別れの訳を 二人へだてる 海峡を いっそ翔んでよ 紙の鶴  二人だけしか 知らない歌が 妙に流れる 昨日今日 もしやあなたの 合図やら きっとそうよと 翔び出す先に うしろ姿の 人の影 濡れて駆け寄る 走り傘
夕燕中条きよし中条きよし水木れいじ徳久広司伊戸のりおうすむらさきの 茜空(あかねぞら) 見てたらなぜか 泣けてきた 夕つばめ 夕つばめ どこまで 飛んでゆく… あいつが今も ひとりなら 帰って来いと 伝えておくれ  人目気にせず 歩いてと 置手紙(かきおき)のこし 消えた奴(やつ) 夕つばめ 夕つばめ 呼んでも 遅いのか… 男の胸の 淋(さみ)しさを わかってくれた やさしいあいつ  花屋の露地(ろじ)に 遅咲きの すずらん咲いて 春が来る 夕つばめ 夕つばめ もいちど 飛んでこい… 今ならきっと まにあうさ しあわせ行きの 最終電車
白い着物上杉香緒里上杉香緒里城岡れい徳久広司南郷達也女は生まれて 死ぬまでに 白い着物を 三度着る おまえの寝顔を 守りたい 産着(うぶぎ)の白さが 親ごころ すこやかに 育つのよ 母の願いは 一つだけ  女が二度目に 着る着物 無垢(むく)な花嫁 嫁ぐとき つないだ縁(えにし)は 宝もの 古着の数だけ 想い出を たいせつに 畳(たた)んだら 母は感謝の 嬉し泣き  女が最期(さいご)に 着る着物 親に見せたら 親不孝(おやふこう) 人生いろいろ あるけれど 涙がしあわせ 連れてくる ほほえんで 生きるのよ 母の祈りは 千年も
なみだ雪伊達悠太伊達悠太かず翼徳久広司伊戸のりお胸の底まで 染み込むような みぞれがいつか 雪になる 北国の 北国の 春を待てずに 旅立てば 駅で見送る おまえの頬に 流れ流れて なみだ雪  人もまばらな ホームの隅に 舞いこむ雪に 明日を見る 戻らない 戻らない 夢を追いかけ 振り向くな かたいベンチで 最終列車 待てば遠くで 泣く汽笛  いつかおまえを 迎えに来るよ 幸せひとつ 手土産に その時は その時は 強く抱きしめ 離さない なみだ溢れた おまえの頬を 拭いてやりたい もう一度
恋姿一代女島津悦子島津悦子かず翼徳久広司南郷達也屋形船から 見初(みそ)めたお方 寝ても覚めても まぶたに浮かぶ 咲いた花なら 散るのがさだめ 散って悔いない 恋心 その気ありそな 流し目に なびかないよじゃ 男じゃないさ トチチリチン 三味線(しゃみ)の音(ね)が 聞こえて舞台の 幕が開く サァサァ サァサァ どうするつもり 私 恋姿一代女  おぼろ月夜の 見返り美人 チョイとほろ酔い 川端柳 焦(じ)れて焦(じ)らして 心は燃える 燃えて切ない 夜の風 初心(うぶ)になるほど 惚れたから 何も見えない 恋路は一途 カラコロリン こま下駄を 鳴らして小走り 逢いにゆく サァサァ サァサァ どうするつもり 私 恋姿一代女  トチチリチン 三味線の音が 聞こえて舞台の 幕が開く サァサァ サァサァ どうするつもり 私 恋姿一代女
片割れグラス五代ショウ五代ショウ日野浦かなで徳久広司水谷高志破れた障子を すり抜ける 潮風(かぜ)が心に 沁みる夜(よる) 今夜もひとり 帰らぬ男(ひと)を 浜の酒場で 待ち詫びる 飲めば飲むほど 夢に酔い 涙ぽろぽろ 涙ぽろぽろ 片割れグラス  揃いのグラスを 傾けて 肩を抱かれて 飲むお酒 しゃがれた声の 憎まれ口が 今じゃこんなに 恋しくて 酔えば酔うほど 寂(さび)しさに 浮かぶ面影 浮かぶ面影 片割れグラス  霧笛が啼くたび 振り向けば どこか似たよな うしろ影 おんなの明日(あす)を 預けた胸が 憎い愛しい 零時前 飲めば飲むほど 夢なかば 愛に逸(はぐ)れた 愛に逸れた 片割れグラス
夕月夜山下ひろみ山下ひろみ坂口照幸徳久広司前田俊明明日を探して みようじゃないか 微笑うその目が 苦労を飛ばす いつもしあわせ 遠まわり これまで縁の ない女 肩を抱かれて 涙ぐむ ひと春遅れの 夕月夜  まるでここだけ しあわせぶりに 浮かれ舞台の ひと幕みたい これが固めの 盃よ 一口つけて 咳込んで 手もと乱して こぼれ酒 嫌われそうです 夕月夜  いずれその内 帰ろじゃないか どこか生まれも 似ているふたり 長くなるのね 故郷より 都会で暮らす 歳と月 花はあなたに 根を下ろす ついてくだけです 夕月夜
酔酔節大空亜由美大空亜由美結城忍徳久広司伊戸のりお<ヨイショ ヨイショ ヨヨイノヨイ> <ヨイショ ヨイショ ヨヨイノヨイ>  宵の裏町 灯(あか)りがともりゃ 大トラ 小トラが 騒ぎ出す 金が無くても 明るく笑う 小粋なもんだね 下町気質(かたぎ) いっちょ<ホラ> やろうか<ホラ> いっちょ行(い)こうか 今夜もみんなで ソレソレソレソレ はしご酒  可愛(かわ)いあの娘の 身の上話 嘘か ホントか 知らないが 一度きりだよ 人生なんて 踊って歌えば 明日(あした)が来るさ いっちょ<ホラ> やろうか<ホラ> いっちょ行こうか 今夜もみんなで ソレソレソレソレ はしご酒  親の小言と 世間の噂 聞かぬ 言わざる とぼけざる 片手貸し合い 譲り合いだよ 生きてる証(あかし)の 泣き笑い いっちょ<ホラ> やろうか<ホラ> いっちょ行こうか 今夜もみんなで ソレソレソレソレ はしご酒  いっちょ<ホラ> やろうか<ホラ> いっちょ行こうか 今夜もみんなで ソレソレソレソレ はしご酒
女心のブルース吉村明紘吉村明紘たかたかし徳久広司伊戸のりお暮れてさみしい 港町 行けばせつなく 明かりが灯る 北の港で見たという あなたをひとり 追いかけて 噂たずねる 相馬 塩釜 石巻  窓のガラスが 曇るのは 恋のみれんか ため息なのか 北の港はふるさとか あなたをさがし 追いかけて 噂たずねる 雄勝(おがつ) 陸前 大船渡  何処へ行ったら 逢えるのか カモメみたいな やさしい瞳 北の港を流れてる あなたを今日も 追いかけて 噂たずねる 宮古 釜石 気仙沼
天上の花多岐川舞子多岐川舞子建石一徳久広司矢田部正二人の手 紐でしばり 岬に立てば あなた逃げますか 秋の日は つるべ落とし 紅蓮に染まる 岸と海 花ひとつ 名はふたつ 彼岸花 曼珠沙華 恋ならば 死んで咲く 愛ならば 生きて咲く あなた 私に ついて来て  何もかも 零(ゼロ)でいいの 別れるなんて あなた言うけれど 抱き合えば 涙にじむ 私の胸で 泣きなさい 花ひとつ 名はふたつ 彼岸花 曼珠沙華 恋は今 終わる秋 愛は今 探す春 あなた 私に ついて来て  花ひとつ 名はふたつ 彼岸花 曼珠沙華 恋ならば 死んで咲く 愛ならば 生きて咲く あなた 私に ついて来て
ふたり雨菊地まどか菊地まどかたかたかし徳久広司南郷達也こんな俺でも おまえいいのかと 言ってわたしを 抱きしめる 春は名ばかり 風まだ寒い それでも今夜の 降る雨は 濡れてうれしい ふたり雨  いつもあなたの そばにいられたら 他になんにも 望まない 春は名ばかり 日暮れは早い それでもあなたに まっすぐに 惚れて連れ添う ふたり雨  咲くも散るのも あなた次第です 決めたこころは 変わらない 春は名ばかり 灯りは遠い それでも信じて 行く道は 相身互いの ふたり雨
ふるさとは日向黒木姉妹黒木姉妹仁井谷俊也徳久広司伊戸のりお風が暖簾を ハタハタ叩く 眠りはぐれた こんな夜は 夢に見るのは 高千穂と 母の微笑み 五ヶ瀬(ごかせ)の川よ 一度(一度) 帰ろか(帰ろか) 夜神楽(よかぐら)に  ここの山の 刈干しァすんだよ  好きで別れて あれから五年 あなた椎葉(しいば)の 里に住む 平家まつりで めぐり逢い 熱い情けで 結ばれたひと 今も(今も) 恋しい(恋しい) 懐かしい  庭の山椒(さんしょう)の木 鳴る鈴かけてよ オーホイ  朝も早よから 日向(ひゅうが)の灘(うみ)で 今も魚を 獲(と)る父よ 年齢(とし)はとっても 元気だと 焼酎(さけ)を飲んでは 十八番(おはこ)の民謡(うた)を いつか(いつか) させてね(させてね) 親孝行
雪の音色モングンモングン朝比奈京仔徳久広司石倉重信いつかしら なぜかしら 二人にはガラスの壁 窓の雪 みつめて ため息が凍る 何もかも 知っている だからこそ 聞けない あなたの その愛は今 誰にあるのでしょう わたしには わかるの 悲しい 雪の音色(ねいろ)が 聞こえるの あゝ 粉雪の泣き声が  ダンシンエ サランウン チグム ヌグエゲ イッナヨ? ナヌン アルゴ イッソヨ! グスルプゲ トロヂヌン ガルヌン ソリカジ ア~ チョクマッカン ハンキョウルバメ ヌンネリヌン ソリガ…!  降りつもる あの雪が この胸の思いならば 夜明けまで このまま やみそうもないわ 別れずに 生きること きめたから なおさら 行き場のない愛は今 身悶えるのでしょう わたしには わかるの 激しい 雪の音色が 聞こえるの あゝ 冬の夜(よ)の 泣き声が  あなたの その愛は今 誰にあるのでしょう わたしには わかるの 激しい 雪の音色が 聞こえるの あゝ 冬の夜の 泣き声が
リラの女里見浩太朗里見浩太朗朝比奈京仔徳久広司矢田部正めぐり逢ってもどうにもならぬ そんな二人が なぜめぐり逢う 久しぶりだね ただ ひとことが 風をゆらして 散らすリラ ああ… すれ違っても気づかぬふりが できなかったね 二人とも 北の小樽に リラが降る  銀の竜頭(りゅうず)を ゆるめただけで 時が昔に 流れるならば 命かけても 明日を変える けしてお前を 離さない ああ… 誰も一度は夢みるけれど いつか知らずに あきらめる 二人 つかんでいたものを  ひとつこぼれた 紫色の 花は心の身代わりか ああ… 時をへだてて静かに叶う 願いはなぜに哀しいと 霧が泣かせる リラの女(ひと)
男の鴎唄高倉一朗高倉一朗菅麻貴子徳久広司伊戸のりお別離(わかれ) 止まり木 出船の汽笛 俺の心に 沁みるのさ 沁みるのさ きれた煙草の 空箱(からばこ)ひとつ 握りしめれば 痛む胸 今も好きだよ 好きだよ 今も 涙道づれ 男の鴎唄  春を待とうよ 海鳥たちよ 冬の寒さを 恨むなよ 恨むなよ 惚れていながら 幸せやれず 男泣きして 空を見る 何処へさすらう さすらう 何処へ 月も淋しい 男の鴎唄  夜風 荒磯 飛ばない鴎 何を見つめて 岩の上 岩の上 ふたり生きるも 人生だけど 俺はひとりの 夢を行く 馬鹿な男さ 男さ 馬鹿な 風が冷たい 男の鴎唄
酒は天下の廻りもの島津悦子島津悦子仁井谷俊也徳久広司南郷達也今日も一日 日が暮れて 町にはネオンの 花が咲く つらい事やら いやな事 そうさ皆んなで 吹き飛ばせ 酒飲んでワッショイ ショイ 酔っぱらってワッショイ ショイ 誰にも文句は 言わせない 酒は天下の 廻りもの  恋という奴ぁ 天邪鬼(あまのじゃく) 仕事もなんだか へそ曲がり みんな裏目に でた時は そうさ皆んなで 騒ごうよ 酒飲んでワッショイ ショイ 酔っぱらってワッショイ ショイ 誰もが親戚 お友達 酒は天下の 廻りもの  時計みつめて ソワソワと 終電気にする 野暮なやつ 酒は売るほど 残ってる そうさ皆んなで 飲み明かせ 酒飲んでワッショイ ショイ 酔っぱらってワッショイ ショイ この世は天国 極楽だ 酒は天下の 廻りもの  酒飲んでワッショイ ショイ 酔っぱらってワッショイ ショイ 酒は天下の 廻りもの
ふるさと想えば…中島ゆきこ中島ゆきこ建石一徳久広司池多孝春忘れはしないわ ふるさと祭り 太鼓や笛に 遊んだ昔 わがまま言って 上りの列車 あれから五年 この冬で お父さんお母さん ふるさと想えば…長い夜  想い出いっぱい ふるさとわが家 夏には冷えた 井戸水くんだ 離れてわかる 親娘の絆 まんまる月に うかぶ顔 お父さんお母さん ふるさと想えば…長い夜  大事にしてます ふるさとごころ お地蔵さまが教えた笑顔 リンゴも人も 真っ赤ないのち 今夜はひとり 夢がえり お父さんお母さん ふるさと想えば…長い夜
お米と野菜の祝い唄山口ひろみ山口ひろみ建石一徳久広司池多孝春ハアー 天のめぐみの 陽をあびて ハアー 田んぼ畑は 生きている 生きている 爺さまいつも 言(ゆ)うとるよ 米のひとつぶ ありがたや ハァーアア… 嬉しいね  (独白)「田んぼさん 田んぼさん 昨日はありがとうございました。 今日もよろしくお願い致しますね。 こうやって今は、田んぼや畑仕事を始める前にちゃんと言えるけど、 お嫁に来た頃は何にも言えなくて、よくじっちゃんやばっちゃんに 叱られたわ。 都会で暮らすもんは、もののありがたみがわからんで困る。 でも、そんなときあんたがかばってくれた。 一つ一つ野良仕事の手順や使う道具の名前もね… 田んぼも畑も生きものだから、 イヤイヤやったら不味いもんしか出来ん。 真心こめて種の時から一生懸命声掛けしてゆくんだ。 お米さん、お米さん、 美味しく育ってね。皆に元気を与えてね。 最初は何でそんなことをって思ったけど、段々年を重ねて ゆくうちに、あたしにもそれがわかって来たの。 優しい気持ちで声かけすることが大切だと… 家族みんなで力を合わせて、それが絆だってね。」  (夫)「俺たち結婚して何年だ、十年すぎたのか。 いや、おまえの働く姿をみて、ふっと思ったんだけどさ…」  (妻)「そうですよ、十年目に子供が産まれて、今あの子が二つ半 ですからね。」  (夫)「そうか、おまえもよく辛抱してくれたね…ありがとう… 都会育ちのおまえがさ、俺んところへ嫁に来てくれたと思うとな… 見合いのような出会いから始まったからなぁ。」  (妻)「あたしもね、 はじめはなんか躊躇(ちゅうちょ)するものがあったけど、 農作業体験のあと、あんたの土にまみれた太くておいものような指を 思い出したら笑っちゃって… 結婚してもいいかなって、ふと思ったのよ…真面目そうだしね。」  (夫)「何だそれって、俺が好きって言う告白か。」  (妻)「やだ、違うわよ。田んぼがいいな、 お陽さまがいいなって話…(笑)」  ハアー 四月五月は 田植えどき ハアー 九月十月 稲を刈る 稲を刈る 婆さま楽が したいとよ 籠の孫見て ひと踊り ハァーアア… 嬉しいね  (妻)「ねえあんた、あの桜の木の下でお昼にしましょ。」  (夫)「なんだ、もうそんな時間か。」  (妻)「はい、おにぎりと浅漬のお新香。 今日はばっちゃんが家で子守してるから、早く帰らないとね。 ばっちゃんやじっちゃんはすぐ抱っこするから、抱きぐせが もうついちゃって、あの子も泣けば抱っこしてくれると思って…」  (夫)「いいじゃないか、じっちゃんとばっちゃんがいるから こうやって田んぼにいられるんだ。昔の農家と今は違う。」  (妻)「そうね、あの頃は専業農家が多かったけど、今は兼業だもんね。 子供も少なくなっているし… でも、誰かがお米や野菜をつくってゆかないと。 今は家庭菜園が流行っているけど、 苗をつくるったって、ハウスの空気の入れかえや、水をやったり 芽が出て来てやっと苗だからねぇ…それを田んぼに植える。 今はトレーラーがあるけど はじっこの隅の差し根植えは手作業 だからね。水の量だって毎日見ないといけないし。」  (夫)「俺たち農家が無くなったら、 一体この国はどうなるんだろうなぁ。」  (妻)「子供達の為に私達が一生懸命やらないと、 田んぼも畑も泣いてますよ。 あたしらの苦労は 未来の子供たちの為なんですね。」  一つとせ 一人じゃさみしい 野良仕事 野良仕事 夫婦(ふうふ)でありゃこそ 楽しけれ ララ 楽しけれ  ハアー 人が喜ぶ 美味しいと ハアー それが明日の 夢ぢから 夢ぢから 苦労と感謝 支え合い 祈る豊作 青い空 ハァーアア… うれしいね  (夫)「おーい この大根見てみろ。おまえの白い足のように ぷっくらよう出来とるぞ。」  (妻)「こっちの大根だって、あんたの顔みたいにまんまるですよぉ。 …おあいにく様。」  (独白)「畑に鍬(くわ)を入れて、サクサクサク。 土を耕して種をまいてゆく。 お陽さまの陽差し、雨のうるおい。 みんな神様の贈りものです。 森にホタルが帰ってくるのはいつでしょう。 田んぼに糸とんぼが帰ってくるのはいつでしょう。 子供たちに見せてあげたい。」  「お爺ちゃんお婆ちゃんも、夫婦(ふうふ)で苦労つんで来た。 あたしたち夫婦(ふうふ)も、一緒に苦労しょって行きたい。 ふたりで力あわせて 夢を一つ一つ叶えてゆきましょう… ねぇあんた。 それが夫婦(めおと)夢ぢからよ!」
北国慕情立花英樹立花英樹かず翼徳久広司石倉重信北国の雪の中 寒さに耐えて きっと来る春を待つ お前は白い花 今度こそ 今度こそ お前を独りに させないよ 指輪も捨てず いると言う 涙の数だけ抱きしめて 詫びたいよ  さすらいの旅の空 離れていても この胸にいつだって お前が住んでいた 今度こそ 今度こそ お前に幸せ あげたいよ 降り立つ駅の 雪明かり 角巻き姿で駆け寄った いじらしさ  喜びも哀しみも これからふたり 分け合って生きてゆく 小さなこの町で 今度こそ 今度こそ お前と寄り添い 歩こうよ ふたりの明日(あす)を 呼ぶような 粉雪舞い散るこの道を 帰ろうよ
幸せつぼみ華かほり華かほり麻こよみ徳久広司池多孝春凍てつく風に 震えてる 桜つぼみの いじらしさ 今は小さな 二人の夢を 心合わせて あたためる 交わす笑顔が あるかぎり 生きて行きます あなたとこの町で  雪どけ水の せせらぎが 胸に優しく 響きます 二度と泣いたり しないと決めて そっとあなたの 手をつなぐ こころひとつに 重ね合い 生きて行きます あなたと離れずに  見上げる空に ひとすじの 春を呼ぶよな 流れ雲 たとえ人より 遅れていても いつか来ますね 幸せが 明日という日が あるかぎり 生きて行きます あなたとこの町で
夢ふたり多岐川舞子・徳久広司多岐川舞子・徳久広司麻こよみ徳久広司(女)泣くも笑うも 一緒と決めて (男)肩を寄せ合い 生きて来た (女)そっと心の アルバム開き (男)たどる月日の 思い出よ (男女)逢えて良かった あの時二人 (女)優しさと (男)いとしさが (男女)ああ あればいい  (男)何もいらない おまえがいれば (女)惚れて今日まで ついて来た (男)やっと渡せた 小さな結婚指輪 (女)嬉し涙が こぼれます (男女)逢えて良かった あの時二人 (女)優しさと (男)いとしさが (男女)ああ あればいい  (女)今の幸せ 失くさぬように (男)生きて行こうよ これからも (女)胸にあふれる このぬくもりは (男)ともす明日の 夢灯り (男女)逢えて良かった あの時二人 (女)優しさと (男)いとしさが (男女)ああ あればいい 
雪ん娘峠千昌夫千昌夫喜多條忠徳久広司私雪ん娘 雪ん娘だから 東京へ行ったら溶けてしまうと 泣いていた 霜降りマフラー すっぽりかぶり くちびる噛んで ついてきた アーアー雪ん娘峠の お前の涙 なんでなんで 忘れることがあろう  私峠で 見送るからね 姿が見えたら 手を振ってねと言っていた 夜汽車の窓から 身を乗り出して お前の名前を 呼んでいた アーアー雪ん娘峠に 降り積む雪は 今も今も 心に降りかかる  私お嫁に もらわれてゆくわ あなたを待っても しかたないのと言いきかせ お前の手紙が 届いた時は 五年の月日が 流れていた アーアー雪ん娘峠に さよならだけが 白く白く ちぎれて降ってくる
くれない夜舟恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司石倉重信舟は出るやら 小雨になって 泣かすランタン 灯りが濡れる いいの身を引く覚悟でいても 逢えば切れない さだめ恋 のせてください くれない夜舟  丸い障子に 寄り添いながら ふたり見上げる夜空がきれい 雨の晴れ間の短い恋を 知っているのか 知らぬげに どこへ流れる くれない夜舟  散った花びら こぼれて落ちて ほうら ひとひら ふたひら みひら 口にだせない 思いを汲(く)んで 夜の川面に スキと書く 散って悔いない くれない夜舟
そばにいるから吉村明紘吉村明紘麻こよみ徳久広司南郷達也雨のしずくを 目で追いながら おまえはかすかに 涙ぐむ そんなに泣くなよ 自分を責(せ)めて つらい過去(むかし)は 忘れろ捨てろ 今日から二度と 離しはしない  細い肩先 優しく抱けば かすかに微笑(ほほえ)む いじらしさ 心の傷なら 誰にもあるよ 今のおまえの すべてが好きさ この手を二度と 離しはしない  まわり道した 月日はいつか 必ず二人で 取り戻す 安らぎあげたい おまえの胸に 会えて良かった 信じて欲しい 今日から二度と 離しはしない
若狭の海八木裕子八木裕子下地亜記子徳久広司石倉重信罪な恋です 地獄を見ても いいえ泣かない 悔やまない あなたひとりの ためだけに 生きているよな 女です くいなく生きたい どこまでも 若狭哀しい 日本海  胸に抱かれて 優しくされりゃ みんな忘れる 苦労など 通う情けの しのび酒 白い水仙 揺れて咲く あなた恋しと 泣く海が 若狭せつない 日本海  せめて今夜は 楽しい夢を 見せて下さい 夜明けまで いくら逢瀬(おうせ)を 重ねても 添えるあてない やるせなさ あなたひとすじ いつまでも 若狭淋しい 日本海
残り火海峡おんな唄石橋美彩石橋美彩水木れいじ徳久広司伊戸のりお一羽のかもめを 引きつれて 船がゆくゆく 夕陽の海を ついて行(ゆ)きたい 行(ゆ)かれない あれは私の 身代わりか… 残り火海峡…恋のみれんが 渦をまく  昨夜(ゆうべ)のあんたの 一言(ひとこと)に 夢を見ました 他人じゃないと うれし涙を 倖(しあわ)せを そっと教えた人なのに… 残り火海峡…呼べば波止場に 雨がふる  一夜(ひとよ)の情(なさけ)に ぬくもりに おんな千日(せんにち) すがって生きる 好きと言われた うす紅を ひいてまた来る 春を待つ… 残り火海峡…明日(あす)に賭けたい命です
アカシアの涙吉村明紘吉村明紘土田有紀徳久広司猪股義周さがせば他に いくつかあった 二人くらせる 道ならば 哀愁の北の空港 霧がふる もしもあいつが 幸せならば 少し淋しい ひとり旅 アカシアの花よ あいつに言ってくれ もう二度と我慢は するじゃない…  未練にけむる 夜霧に抱かれ そっとタバコに 火をつける 哀愁の北の四馬路(すまろ)は 別れ街 頬の涙を 忘れはしない 拭いてやりたい この指で アカシアの花と 飲みたい夜明けまで 夢のあとなぞれば 君がいた…  アカシアの花よ あいつに言ってくれ もう二度と我慢は するじゃない…
風の酒上杉香緒里上杉香緒里城岡れい徳久広司南郷達也見えぬ相手に 横風受けて つまずき転んだ 浮き世道 泣くも笑うも 一緒なら 笑いましょうよ ねえ…あなた 温もり通わす 風の酒  花を散らせて 月さえ削る 木枯らしなんかに 負けないで 胸の故郷が 遠い日は そばにいさせて ねえ…あなた このひざ枕に 夢の酒  風が動けば 草木もなびく なびかぬ強さに 惚れました 死ぬも生きるも 二人なら 生きていきましょ ねえ…あなた 涙を乾かす 風の酒
なみだ道三枝純子三枝純子田久保真見徳久広司石倉重信女は男の 止まり木だから 逢いたい時だけ 逢いに来て あなたの お役にたちたくて 尽くして尽くして 尽くし抜く 泣くのが 女のさだめなら 歩いてゆきます なみだ道  笑って耐えます 悲しみなんて いのちを捧げた あかしです あなたの おそばにいられたら 泣いても泣いても かまわない 後悔したって 好きだから 歩いてゆきます なみだ道  男は女の ともし灯だから 心に抱きしめ 生きてゆく あなたの 哀しい過去さえも 許して許して 許し抜く 泣くのが 女の道ならば 歩いてゆきます なみだ道
三日月ララバイ五代ショウ五代ショウこはまかずえ徳久広司矢田部正廊下に響く 靴音が 隣の部屋で 立ち止まる お前じゃないと 知りながら 心の隅で 期待した 三日月ララバイ ララバイ 寂しい胸に 突き刺さり 今夜も 眠れそうにない 馬鹿だな俺は 馬鹿だよな 自分で捨てた 恋なのに…  悔やんでみても 遅いけど 甘えてばかり いたんだな 残していった 合鍵が チリンと鳴った 気がしたよ 三日月ララバイ ララバイ 寂しい横顔(かお)に 見えてきて 今夜も 眠れそうにない 今頃どこに いるだろか 幸せならば いいけれど…  三日月ララバイ ララバイ 寂しい胸に 突き刺さり 今夜も 眠れそうにない 馬鹿だな俺は 馬鹿だよな 自分で捨てた 恋なのに…
暴れ船村木弾村木弾原文彦徳久広司西村真吾波が噛みつく 牙を剥く 負けてなるかよ 受けてやる 怒涛逆巻く 男の漁場 度胸一番 命を張った 喧嘩覚悟の 暴れ船  無事を祈ってくれる娘が 海の土産を 待っている 見せてやりたい 男の意地を 鴎卍に 飛び交うなかを 夢と戦の 暴れ船  木の葉みたいな 船だけど 親父ゆずりの 根性船だ 時化で磨いた 男の仕事 銀の鱗が 板子で踊りゃ 海の華だよ 暴れ船
夢が咲くまで大城バネサ大城バネサ麻こよみ徳久広司南郷達也星も見えない 寒空(さむぞら)夜空 夢をも一度 あたためる 悔し涙を 心に抱いて ぐっと唇 かみしめる… まだまだ 帰れない まだまだ 帰れない 何があっても 帰れない 負けてたまるか 泣くもんか 泣くもんか  汽笛ひと声 別れの朝を 思い出させて 風が吹く 帰るその日を 指折り数え 待ってくれてる 人がいる… まだまだ 帰らない まだまだ 帰らない 夢が咲くまで 帰らない 逃げてたまるか 泣くもんか 泣くもんか  帰るその日を 指折り数え 待ってくれてる 人がいる… まだまだ 帰らない まだまだ 帰らない 夢が咲くまで 帰らない 逃げてたまるか 泣くもんか 泣くもんか
女王蜂美川憲一美川憲一及川眠子徳久広司川村栄二淫らな香りの羽根をひらめかせ あなたを誘うの 愛の巣箱へ  甘い蜜はジュモン入り すべて忘れていいのよ  La abella reina むさぼるように La abella reina 抱いてあげるわ 淋しい夜はここに来て La abella reina あなたの心 La abella reina 虜にするの 私は愛の女王蜂よ  命の炎が燃え尽きる日まで 恋によろめいて それも運命(さだめ)ね  ありきたりな幸せは 遠い昔に捨てたの  La abella reina 優しい夢を La abella reina 見せてあげるわ 夜明けが窓を染めるまで La abella reina あなたのために La abella reina 花をまとって 独りぼっちの女王蜂よ  La abella reina むさぼるように La abella reina 抱いてあげるわ 淋しい夜はここに来て La abella reina あなたの心 La abella reina 虜にするの 私は愛の女王蜂よ
命つきるとも美月はるか美月はるか下地亜記子徳久広司矢野立美海峡(うみ)を渡れます 宇宙(そら)さえ飛べるのよ あなた奇跡を 信じられますか たとえば引き裂かれ 離れ離れでも 心すぐそばに いつも感じるの 女の恋は 涙とひきかえ だけど女に 生まれたことを 悲しいなんて 思わない こんなにも 幸せだから FOREVER FOREVER 命つきるとも FOREVER FOREVER 愛は永遠(とこしえ)に  満ちては欠けてゆく 欠けてはまた満つる 月の輪廻(りんね)の めぐる不思議さよ たとえばもう一度 生まれ変わっても きっと出逢えるわ きっと見つけてね こんなに辛い 哀しい恋でも 私あなたを 愛したことを 不幸だなんて 思わない 何度でも めぐり逢いたい FOREVER FOREVER 命つきるとも FOREVER FOREVER 愛は永遠(とこしえ)に  FOREVER FOREVER 愛は永遠(とこしえ)に
赤い枯葉モングンモングン朝比奈京仔徳久広司石倉重信赤い 枯葉 窓ごしに ため息 こぼれる 幸せね 枯れていても 綺麗なままなのね どうぞ あなた 迷うなら 私 捨てていいのよ 別れは こわくない あなたを失えば 悲しむ暇もなく 狂うと 知っているから  針のような 雨に濡れ 横顔 かじかむ こんなにも 愛したけど それでも足りなくて いいえ あなた 私には 戻り道は 要らない 棄てたわ 何もかも あなたが欲しいから 人生 妻の名も 惜しくはないと思った  どうぞ あなた 迷うなら 私 捨てていいのよ 別れは こわくない あなたを失えば 悲しむ暇もなく 狂うと 知っているから
Candle In The Windチャン・ウンスクチャン・ウンスクちあき哲也徳久広司これでいいと思うの だって彼のためなら 夢を見せてもらえた せめてお返し… 身分違い そんな悲劇 今もあるなんて ご家族に あしらわれ 仕方なく知った… ほぉ、蛍が 千々(ちぢ)に乱れ飛ぶ 陽も落ちた 宿の清流(せせらぎ)に 風に揺れる 蝋燭(ろうそく)なの ひとり来た 旅  これでいいと思うの そっと消えてあげたい どうぞ誰も羨(うらや)む 家庭(いえ)を持ってね… 私なんか 程(ほど)にあった 男(ひと)で事足りる だから、もう お母様 憎むのはやめて… ねぇ、未練よ 山河、越えてなお 携帯に 愛がまた届く 風に揺れる 蝋燭なの 河鹿蛙(かじか)鳴く 夜  あぁ、哭(な)こうと 死にはしないけど 稚(おさな)さも 胸に沁みる人 風に揺れる 蝋燭なの ひとり行く 旅
あなたが好きだから野中さおり野中さおり徳久広司徳久広司南郷達也あなたが好きだから 気づいて欲しくって 意地悪をしてみたの ごめんなさいね あなたはいつだって 気づかないふりして やきもちを妬かせるの ホントにずるいひと イヤ イヤ イヤイヤよ イヤ イヤ イヤイヤよ つらい思いは もうイヤよ…… あなたがいなければ 明日は来ないから お願いよ よばにいて 心配だから  あなたの笑顔には やすらぎ感じるの 陽だまりに包まれた 匂いがするの あなたと一緒なら なんにも恐くない 甘えてもいいでしょう やさしいその胸に ダメ ダメ ダメダメよ ダメ ダメ ダメダメよ よそ見なんかは しちゃダメよ…… あなたについてゆく 私が見えますか 手を伸ばす指先を 離さないでね  スキ スキ スキスキよ スキ スキ スキスキよ こんな気持ちは 初めてよ…… あなたに愛されて 生きてゆけるのなら それだけで倖せよ わかって欲しい
いなせだね…野中さおり野中さおり仁井谷俊也徳久広司南郷達也ちゃきちゃき江戸っ子 あのひとは 喧嘩早くて 向こう見ず おまけに祭りが 大好きで 春は神田で 神輿を担ぎ 秋は深川 木遣りを唄う 印半纏 気負い肌 あぁいなせだね… <いなせだね…> 町の小娘(むすめ)に モテすぎて 嫉妬(やきもち)やいてちゃ 身がもたぬ  門前仲町の 若旦那 芸ごと遊びにゃ 目がなくて 勘当されよと へっちゃら 小唄・端唄は まだ序の口で 三味に踊りと なんでもござれ 髷(まげ)も小粋な 男伊達 あぁいなせだね… <いなせだね…> たまにゃしっぽり 濡れたいと 思っているのに べらんめえ  鳶(とび)の組頭(かしら)の 辰五郎さん 纏(まとい)を振るのは 仕事でも おんなを振ったら 怖いわよ いろは・め組と 数々あれど 恋の火消しは おとといおいで 江戸を預かる 立ち姿 あぁいなせだね… <いなせだね…> 役者みたいな 横顔に おきゃんなあの娘(こ)も ひと目惚れ
紀州千畳敷北山たけし北山たけし田久保真見徳久広司傷めたつばさ 羽ばたかせ 鴎が一羽 空を行く 渡り切れずに 海に落ちても 水平線を 夢に見るだろう 寄せくる波が 男の感傷(さみしさ) わかってくれる… 紀州千畳敷  三段壁(さんだんべき)に たたずめば 怒涛(どとう)に頬を 叩かれる 凍りついてた 胸の真ん中 いのちの炎 不意に燃え上がる 忘れた何か 思い出すような 海鳴りのうた… 紀州千畳敷  円月島(えんげつとう)に 目を凝らし 真実一つ 見つけ出す 沈む夕陽が 海に浮かべた 黄金(おうごん)の道 あすに続いてる はるかな潮風(かぜ)が 男の背中を 包んでくれる… 紀州千畳敷
二人のともし火結城和也結城和也かず翼徳久広司川村栄二肩にもたれて 眠ってる おまえと何処まで 列車旅 一度はぐれた 恋だけど なぜか運命(さだめ)が 引き寄せた もう二度と 離さない もう二度と 消さないで 二人のともし火を  思い出させて やりたいよ おまえが忘れた 幸せを 少しやつれた 横顔が つらい過去(むかし)を 偲ばせる おまえには 俺がいる 悲しみに 振り向かず 二人で歩こうよ  日暮れ間近に 降り立てば 粉雪舞い散る 北の駅 誰も知らない この町で 心寄せ合い 出直そう もう二度と 泣かさない もう二度と 消さないで 二人のともし火を
全5ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. さよーならまたいつか!
  2. Bling-Bang-Bang-Born
  3. こいのぼり
  4. ライラック
  5. Masterplan

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. 相思相愛
  2. 初恋キラー
  3. 会いに行くのに
  4. 運命
  5. 君はハニーデュー

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×