徳久広司作曲の歌詞一覧リスト 955曲中 1-200曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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心の道和田青児 | 和田青児 | 建石一 | 徳久広司 | 前田俊明 | いくつもの夢があり いくつかの花が咲いた 私も一人の旅人 この道でよかったと いつの日か言えるように 笑顔で生きてゆく 愛する人よ 悲しい夜は 抱きしめてほしい 私を 心の道は 果てないけれど 今日と言(ゆ)う日を 歩いてゆくだけ 心の道に 季節はめぐる 遠い青空 探しつづけて 移りゆく時の中 ふりむけば風が変わる 私の歩いてきた道 父からは優しさを 母からは愛の強さ 学んだ気がします それでも誰か 知らないうちに 傷つけてしまう 人生 心の道は 見えないけれど 人のふれあい 信じてゆくだけ 心の道に こぼれる陽ざし 春の足音 祈りつづけて 心の道は 果てないけれど 今日と言う日を 歩いてゆくだけ 心の道に 季節はめぐる 遠い青空 探しつづけて |
泣かないでくれ和田青児 | 和田青児 | 窪田万梨 | 徳久広司 | 前田俊明 | AH 甘いリズムが流れ AH 夜に身体をあずけ AH 影がかなしく揺れる きらめきが まぶしくて まぶたを閉じた 泣かないでくれ 心残して 今夜終わる ふたりだけれど 泣かないでくれ 燃える出逢いを 振り返って 微笑んで AH 薄いガラスのような AH 恋のかけらを拾い AH 今も愛してるのに ざわめきに 声さえも まぎれて消える 泣かないでくれ 抱きしめそうな 腕に残る はかない重み 泣かないでくれ 過ぎたときめき 胸の中に 閉じ込めて 泣かないでくれ 心残して 今夜終わる ふたりだけれど 泣かないでくれ 燃える出逢いを 振り返って 微笑んで |
雪の花和田青児 | 和田青児 | 里村龍一 | 徳久広司 | 川村栄二 | いつも自分を あとまわし 俺に尽くして くれたやつ いつになったら 言えるやら 苦労かけたと 言えるやら 風花 風花 雪の花 なんでお前は 俺に咲く 生まれ故郷の 手料理で 晩のテーブル 飾るやつ 俺に逢わなきゃ 倖せを とうにつかめた はずなのに 風花 風花 なみだ花 他にいいやつ いるものを あの日お前に 逢わなけりゃ 俺は今でも 酒びたり 惚れていながら お前には 返しきれない 借りがある 風花 風花 俺の花 いつか倖せ くれてやる |
夢さすらい和田青児 | 和田青児 | 里村龍一 | 徳久広司 | 川村栄二 | 津軽じょんがら 背中で聞いて ひとり上りの 列車に乗った あれは十八 吹雪の夜更け 今もこの胸 熱い涙がビンビとふぶく 捨てはしないさ エエ… あの日の夢は 故里を出るとき こころに決めた 夢は東京で 咲かせてみせる 泣いて戻れる 夜汽車は来ない 意地のかけらか 星のひとつにおふくろさんの 面影がまたたく エエ… 冬空夜空 道を一本 表と裏で 昇る朝日も 景色も違う 負けちゃ終わりさ 都会の海に 右に左に 揺れて揺られて夢漕ぎ返す やればやれるさ エエ… 男じゃないか |
忘れ風鈴和田青児 | 和田青児 | 里村龍一 | 徳久広司 | 南郷達也 | 窓の風鈴 鳴る音わびし 呼んでみたって 返らぬ女(ひと)よ 雨よ降れ降れ 想い出川に 倖せひとつ やれないで ごめんね ごめんよ 忘れ風鈴 もう泣くな 俺は今でも ひとりでいるよ 遠くなるほど 逢いたさつのる 風よ吹け吹け 散らした花に あの頃二人 若すぎた ごめんね ごめんよ 忘れ風鈴 雨ん中 酒に心が 旅する夜は いつもはじめに お前を思う 星よ散れ散れ 帰らぬ夢に 気がかりひとつ 残るけど ごめんね ごめんよ 忘れ風鈴 いつはずす |
アカシアの涙吉村明紘 | 吉村明紘 | 土田有紀 | 徳久広司 | 猪股義周 | さがせば他に いくつかあった 二人くらせる 道ならば 哀愁の北の空港 霧がふる もしもあいつが 幸せならば 少し淋しい ひとり旅 アカシアの花よ あいつに言ってくれ もう二度と我慢は するじゃない… 未練にけむる 夜霧に抱かれ そっとタバコに 火をつける 哀愁の北の四馬路(すまろ)は 別れ街 頬の涙を 忘れはしない 拭いてやりたい この指で アカシアの花と 飲みたい夜明けまで 夢のあとなぞれば 君がいた… アカシアの花よ あいつに言ってくれ もう二度と我慢は するじゃない… |
あなたの女吉村明紘 | 吉村明紘 | たかたかし | 徳久広司 | 伊戸のりお | 世間のひとは 陰口で 悪いひとだと いうけれど だけど私に やさしいひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ おまえがそばに いてくれる だから明日も 生きられる いって私を いたわるあなた 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 捧げる女の 女のまごころ 短気はやめて ぜったいに 生きてくことが 下手なひと どこか私に 似ているひとよ 愛して愛して あなたに つくしてつくして つくして 悔いない女の 女のまごころ |
女心のブルース吉村明紘 | 吉村明紘 | たかたかし | 徳久広司 | 伊戸のりお | 暮れてさみしい 港町 行けばせつなく 明かりが灯る 北の港で見たという あなたをひとり 追いかけて 噂たずねる 相馬 塩釜 石巻 窓のガラスが 曇るのは 恋のみれんか ため息なのか 北の港はふるさとか あなたをさがし 追いかけて 噂たずねる 雄勝(おがつ) 陸前 大船渡 何処へ行ったら 逢えるのか カモメみたいな やさしい瞳 北の港を流れてる あなたを今日も 追いかけて 噂たずねる 宮古 釜石 気仙沼 |
北のたずねびと吉村明紘 | 吉村明紘 | 土田有紀 | 徳久広司 | 南郷達也 | 今でもひとりで 暮らしていると 聞けば気になる 旅の空 結ばれなくても 小樽の夜を 忘れたことなど なかったよ 霧の十字路あの涙 拭いてやりたい この指で… 二人で生きてく 道ならきっと 他をさがせば あったのに 若さの奢(おご)り すヽきの辺り 悔やんで詫びても もう遅い 風にきヽたいたずねびと そして泣いてる 俺がいる… 誰より優しい お前のことを おとぎばなしに したくない あてなどないけど 釧路の酒場 たどればよく似た 細い肩 もしも幸せだったらなら 少し淋しい 北の旅… |
そばにいるから吉村明紘 | 吉村明紘 | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | 雨のしずくを 目で追いながら おまえはかすかに 涙ぐむ そんなに泣くなよ 自分を責(せ)めて つらい過去(むかし)は 忘れろ捨てろ 今日から二度と 離しはしない 細い肩先 優しく抱けば かすかに微笑(ほほえ)む いじらしさ 心の傷なら 誰にもあるよ 今のおまえの すべてが好きさ この手を二度と 離しはしない まわり道した 月日はいつか 必ず二人で 取り戻す 安らぎあげたい おまえの胸に 会えて良かった 信じて欲しい 今日から二度と 離しはしない |
門前仲町ブルース吉村明紘 | 吉村明紘 | 土田有紀 | 徳久広司 | 南郷達也 | 夜の門仲 なみだ雨 弱い女の 恋なんて 見てはいけない 夢なのね あれからどこに 行ったやら ゆれる暖簾に ふりむけば 風のいたずら 風のいたずら 門仲ブルース 嘘でいいから そばに居て 嘘につかまり 生きられた 酒に負けては いないかと うわさに泣いて 居ないかと わるい人ほど 優しくて ホロリ来るのよ ホロリ来るのよ 門仲ブルース どうせ私(あたし)を 捨てるなら なぜにぬくもり 置いて行く 泣けて来るほど 惚れたのは ささいな事に 目をつむり 許す男の 恰好よさ そっと溜息 そっと溜息 門仲ブルース |
門仲・ブルース吉村明紘 | 吉村明紘 | 土田有紀 | 徳久広司 | 南郷達也 | 夜の門仲 酒の海 弱い女の 恋なんて 見てはいけない 夢なのね あれからどこに 行ったやら ゆれる暖簾に ふりむけば 風のいたずら 風のいたずら 門仲ブルース 嘘でいいから そばに居て 嘘につかまり 生きられた 酒に負けては いないかと うわさに泣いて 居ないかと わるい男(ひと)ほど 優しくて ホロリ来るのよ ホロリ来るのよ 門仲ブルース どうせ私を 捨てるなら なぜにぬくもり 置いて行く 泣けて来るほど 惚れたのは ささいな事に 目をつむり 許す男の 格好よさ そっと溜息 そっと溜息 門仲ブルース |
やっぱり女です…吉村明紘 | 吉村明紘 | 土田有紀 | 徳久広司 | 南郷達也 | 耐える忍ぶは 古いのね 愛とは奪う ものなのね ものなのね 今ならば身をひくなんて 出来ないわ 女だかれて おんなです… 他人どうしに なったけど アヽヽ別れても あなたの女 ひとりぼっちが 好きなのと 重荷になっちゃ いけないと いけないと 今ならば強がりなんて 言わないわ お酒ばかりが つよくなり… 酔えば心が 弱くなる アヽヽ別れても あなたの女 高い敷居が 通せんぼ 親さえ遠い 夢ん中 夢ん中 今ならばふるさと捨てヽ 行かないわ 思い出すさえ つらいのに… 窓の夜雨(よさめ)が 聞きたがる アヽヽ別れても あなたの女 |
再会酒~デュエットバージョン~湯原昌幸&西崎緑 | 湯原昌幸&西崎緑 | 夜美まこと | 徳久広司 | 石倉重信 | 雨の降らせた 偶然なのか 別れたあなたと 会うなんて あれから十年 ひと昔 ちょっと痩せたね 濡れる肩 雨がやむまで 居酒屋あかり 思い出そそぎ 再会酒を 今じゃ笑って 話せるけれど 若すぎたんだわ お互いに ぶつかり合っては 傷ついた 遠いあの日が 懐かしい 外はしとしと やらずの雨か あとひきそうな 再会酒よ 不意にうつむき どうして泣くの おでんの辛子(からし)が しみただけ 過ぎゆく季節と 消したのに 胸にふたたび 炎(ひ)が点(とも)る 雨がやんでも このまま二人 思い出そそぎ 再会酒を |
再会酒湯原昌幸 | 湯原昌幸 | 夜美まこと | 徳久広司 | 石倉重信 | 雨の降らせた 偶然なのか 別れたお前と 会うなんて あれから十年 ひと昔 ちょっと痩せたね かたえくぼ 雨がやむまで 居酒屋あかり 呑もうじゃないか 再会酒を 今じゃ笑って 話せるけれど 若すぎたんだね お互いに ぶつかり合っては 傷ついた 遠いあの日が 懐かしい 外はしとしと やらずの雨か あとひきそうな 再会酒よ 少し辛子(からし)を つけすぎたわと おでんをつまんで 涙ぐむ お前はすっかり 大人だね 胸にほのかな 炎(ひ)が点(とも)る 雨がやんでも このまま二人 呑もうじゃないか 再会酒を |
恋やつれ結城和也 | 結城和也 | かず翼 | 徳久広司 | 川村栄二 | あなたに逢うために 生まれて来た私 泣きたいくらいに 好きなのよ 愛され上手じゃ ないけれど 女のおねがい ただひとつ この恋をこの恋を 終わらせないで 私なんだか 今日も恋やつれ あなたの過去だから 妬いたりしないけど 男は振り向く 想い出に 愛しているから 分かるのよ あなたの心が 遠い日は この恋をこの恋を 見つめて欲しい 私せつなく 今日も恋やつれ あなたの温もりに 包まれ眠るたび 女の幸せ 感じるの 愛したがりやの 悪い癖 命の限りに 尽くしたい この恋とこの恋と 死んでもいいの 私やっぱり 今日も恋やつれ |
二人のともし火結城和也 | 結城和也 | かず翼 | 徳久広司 | 川村栄二 | 肩にもたれて 眠ってる おまえと何処まで 列車旅 一度はぐれた 恋だけど なぜか運命(さだめ)が 引き寄せた もう二度と 離さない もう二度と 消さないで 二人のともし火を 思い出させて やりたいよ おまえが忘れた 幸せを 少しやつれた 横顔が つらい過去(むかし)を 偲ばせる おまえには 俺がいる 悲しみに 振り向かず 二人で歩こうよ 日暮れ間近に 降り立てば 粉雪舞い散る 北の駅 誰も知らない この町で 心寄せ合い 出直そう もう二度と 泣かさない もう二度と 消さないで 二人のともし火を |
15のBの指定席山本リンダ | 山本リンダ | たにはら伸 | 徳久広司 | 川村栄二 | 許してください 女の裏切りを やはり あなたと旅立つことは 出来ません 見てはならない夢から覚めて… 一つポツンと空いている 15のBの指定席 あなたは戸惑い待つけれど お別れします ホームの影から… 忘れてください 二人のめぐり逢い 超えちゃいけない 垣根を越えて この日まで わたし一途に愛してくれた… ゆうべ この手に渡された 15のBの指定席 大事なあのひと座らせて あなたが好きよ 別れて行っても… 見てはならない夢から覚めて… ドアが閉まって動き出す 15のBの指定席 あなたが戸惑う 窓ごしに お別れします ホームの影から… |
俺がいるじゃないか山本譲二 | 山本譲二 | 建石一 | 徳久広司 | 初めて逢った あの日から きっとこうなる 気がしていたよ 恋の嵐が こわいのと 俺の背中で 涙ぐむ 負けはしないさ もう泣かないで おまえのそばには 俺がいるじゃないか 信じるたびに 裏切られ 泣いて来たのと つぶやくおまえ 苦い思い出 傷あとは すべてこの掌に うけとめる 生まれ変われよ もう今日かぎり おまえのそばには 俺がいるじゃないか 夢などないと 言う街で 逢えただけでも 素敵なことさ 言うな言うなよ せつなさは 道はどこかへ たどり着く 抱いた指さき もう離さない おまえのそばには 俺がいるじゃないか | |
黄昏だより山本譲二 | 山本譲二 | 日野浦かなで | 徳久広司 | 猪股義周 | 私もいつか 星になるのと か弱く笑ってた お袋へ 苦労ばかりの 旅を終え ようやくゆっくり 眠れるな 俺の人生 黄昏すぎて あなたに伝えたい ありがとう 今でも古い 夢を追いかけ 明日を酌み交わす 相棒へ 男同士で 飲む酒は いつでも淋しさ 分け合えた 俺の人生 黄昏すぎて あなたに伝えたい ありがとう 今年も無事に 年を越せると 心に寄り添った 女房へ 愚痴もこぼさず 微笑んで 尽くしてくれたね いつの日も 俺の人生 黄昏すぎて あなたに伝えたい ありがとう |
東京流れ雨山本譲二 | 山本譲二 | 志賀大介 | 徳久広司 | 相合傘で よかったら そこの駅まで お送りします 紅い雨傘 あの笑くぼ ひと夜の温もり 忘れない 渋谷 赤坂 六本木 噂たずねて 東京流れ雨 北国訛り ふるさとは 寒いところと 笑っていたよ 白い衿あし おくれ髪 無性にあの娘に 逢いたくて 上野 新宿 錦糸町 噂たずねて 東京流れ雨 都会の風に 馴染めず ひとり故郷に 帰っただろか ひだり目元の 泣きぼくろ 泣いてはせぬかと 気に掛かる 銀座 青山 池袋 噂たずねて 東京流れ雨 | |
比翼の鳥山本譲二 | 山本譲二 | 日野浦かなで | 徳久広司 | 猪股義周 | 思えば人生 半分は お前と苦労を 越えてきた 山あり谷あり 夫婦道 比翼の 比翼の鳥のように 命 重ねて 生きてゆく 背中を合わせて 眠る日は お前の辛さが 身に沁みる 泣かせてばかりの 俺だけど 比翼の 比翼の鳥のように 心 重ねて 生きてゆく 互いに瞳(め)となり 翼(はね)となり いたわり合う身の 真心よ 嵐が来ようと 離れない 比翼の 比翼の鳥のように 命 重ねて 生きてゆく |
海峡花火山本さと子 | 山本さと子 | たきのえいじ | 徳久広司 | 南郷達也 | 波の衣を かき分けて 船は港を 後にする 残る私は かごの鳥 飛び立つカモメが 憎らしい 恋はうたかた 海峡花火 からむ はじける 涙がおちる 咲いて 舞い散る 海峡花火 あなた恋しと 胸が泣く もしもこのまま 逢わなけりゃ 誰にすがれば いいのです 追って行こうか 見送ろか あの日に戻れる 船もない 燃えてひと夜の 海峡花火 きしむ くだける 心が縮む 夢も束の間 海峡花火 あなた浮かべて 指をかむ 恋は うたかた 海峡花火 からむ はじける 涙がおちる 咲いて舞い散る 海峡花火 あなた恋しと 胸が泣く |
北鴎山本さと子 | 山本さと子 | たきのえいじ | 徳久広司 | 南郷達也 | 海岸伝いの 岩肌を 波がからんで かけ登る まして山背の吹くたそがれは 心も細る きりきりと あなた あなた そばに来て 寒がる肌を 抱きにきて 辛い私の 身がわりに 鳴いてふるえる 北鴎 焦がれる思いを 断ち切れと 風が心に 突き刺さる 奇麗ごとでは 愛せはしない 判っています この私 あなた あなた 連れて来て なり振り捨てて ついて行く せめて私に その翼 分けておくれよ 北鴎 あなた あなた そばに来て 寒がる肌を 抱きにきて 辛い私の 身がわりに 鳴いてふるえる 北鴎 |
迷い橋山本さと子 | 山本さと子 | たきのえいじ | 徳久広司 | 南郷達也 | 川面に流れる 花筏 咲いて悲しい 一年草 あなた私が 見えますか 見えますか くちびるかみしめ 立ち尽くす 逢える逢えない 迷い橋 路地から聞こえる 風鈴の 音が涙を また誘う 弥生 五月雨 蝉しぐれ 蝉しぐれ あれから暦も ひとまわり ひとり淋しい 迷い橋 水かさ増してる 川を染め 街の灯りが 帯になる いつかあなたと 行けますか 行けますか 明日と云う日の 向こう岸 風が身に沁む 迷い橋 |
大阪さみしがり山本あき | 山本あき | 田久保真見 | 徳久広司 | 石倉重信 | …女はあほや 哀しいあほや… 人間なんて ひとりで生まれ ひとりで死ぬのが さだめでも 心の隙間 ぬくもりで 埋めてごまかす さみしがり 泣いたらあかん あんたも男なら 泣いたらあかん 笑って捨てて 迷路のような 大阪の歓楽街(まち) 夢もなみだも 迷子や 男はみんな 野良猫やもん 甘えたあとには 爪立てる 年上だから こんな日が 来るとわかって 暮らしてた 泣いたらあかん あたしも女なら 泣いたらあかん 最後の意地や 夢を飲み込む 大阪の歓楽街(まち) はしゃぐネオンが 綺麗や 泣いたらあかん あんたも男なら 泣いたらあかん 笑って捨てて 迷路のような 大阪の歓楽街(まち) 夢もなみだも 迷子や |
想い出トランプ山本あき | 山本あき | 田久保真見 | 徳久広司 | 石倉重信 | さよならバイバイ 今夜でおしまいよ あんたなんて 捨ててやると 背を向けたけど 想い出を トランプみたいに 並べながら 未練ごころ うらなうの ああ 男と女って ねえ 一枚のカードね そう 背中合わせだけど ふたりでひとつね 土下座をしたって 許してあげないわ あんたなんて 浮気者と うそぶくけれど ばらまいた トランプみたいに 笑い顔が 胸の中に 散らばるの ああ あんたと私って ねえ 一枚のカードね そう 背中合わせだけど 離れられないの ああ 男と女って ねえ 一枚のカードね そう 背中合わせだけど ふたりでひとつね |
砂の橋山本あき | 山本あき | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 前田俊明 | 恋をなくした 女にとって この世は涙の 流れ川 赤い絆の 細糸を 信じていたけれど… あなたの愛に渡れない ひとり 砂の橋 人眼しのんで 噂をさけて 歩いたあの日の ふたり傘 触れたぬくもり やさしさは この手に残るのに… 想い出さえも風になる ひとり 砂の橋 水の行(ゆ)くえと いのちの恋は ふたたび元には 戻れない そばで暮らせる 倖(しあわ)せは そこまで来てたのに… おんなの夢が遠ざかる ひとり 砂の橋 |
別れの雨音山本あき | 山本あき | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 前田俊明 | 雨があがるまで 傍(そば)にいさせて 明日(あした)から逢えない あなただから いつもと同じ コロンの香り 最後だと思えば 涙でそうよ この部屋をでたら その腕で 今度は誰を 愛するつもり 責めることさえも 今は忘れ あなたの冷(さ)めた 横顔をみてる 雨があがったら 他人同士ね 街角で逢っても 知らぬ素振(そぶ)り あなた窓辺で 雨音(あまおと)聴いて 想い出をわたしは 指で数える この部屋をでたら その胸で 今夜は誰が 眠るのかしら 何ももう聞けず 何も言えず 寂しく背中 見つめてるだけね この部屋をでたら その胸で 今夜は誰が 眠るのかしら 何ももう聞けず 何も言えず 寂しく背中 見つめてるだけね |
夕月夜山下ひろみ | 山下ひろみ | 坂口照幸 | 徳久広司 | 前田俊明 | 明日を探して みようじゃないか 微笑うその目が 苦労を飛ばす いつもしあわせ 遠まわり これまで縁の ない女 肩を抱かれて 涙ぐむ ひと春遅れの 夕月夜 まるでここだけ しあわせぶりに 浮かれ舞台の ひと幕みたい これが固めの 盃よ 一口つけて 咳込んで 手もと乱して こぼれ酒 嫌われそうです 夕月夜 いずれその内 帰ろじゃないか どこか生まれも 似ているふたり 長くなるのね 故郷より 都会で暮らす 歳と月 花はあなたに 根を下ろす ついてくだけです 夕月夜 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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男と女 -東京25時-山崎ていじ | 山崎ていじ | たかたかし | 徳久広司 | 南郷達也 | グラスの酒を 飲みほせば ふたりに別れが 待っている いつかまた 逢えるなんて そんな気休め 言ったけど おまえの涙から あわてて俺は 目をそらす 男と女 東京25時 おまえがわるい わけじゃない そんなに自分を せめるなよ たかだかの 二年ちょっと 愛をきどった やさしさで 心の寂しさを 温めあって 来ただけさ 男と女 東京25時 それじゃ行くよと 別れつげ 深夜の酒場の カウンター 振り向けば 俺をめがけ 指のピストル 弾いたね おまえは悲しみの 引き鉄弾いて 狙い撃ち 男と女 東京25時 振り向けば 俺をめがけ 指のピストル 弾いたね おまえは悲しみの 引き鉄弾いて 狙い撃ち 男と女 東京25時 |
サンセット浜田山崎ていじ | 山崎ていじ | たかたかし | 徳久広司 | 南郷達也 | この愛を 止めないで 石見(いわみ)の海よ 甘い潮のかおりに 魅(ひ)きよせられて出会った ここは港町 サンセット浜田 夕日が溶けてゆく サンセット浜田 海が燃えている あなたと踊ろう 熱いくちびるに 夢をかさねて ――あなたと踊ろう 神楽舞い かがり火が 棚田を照らす 時を超えてはるかな 歴史がこころを癒やす ここは夢の里 サンセット浜田 やさしい人が住む サンセット浜田 星が降る町よ あなたと踊ろう 心つなぎあい 朝がくるまで ――あなたと踊ろう サンセット浜田 夕日が溶けてゆく サンセット浜田 海が燃えている あなたと踊ろう 熱いくちびるに 夢をかさねて ――あなたと踊ろう |
海蛍山口瑠美 | 山口瑠美 | 麻こよみ | 徳久広司 | 宮崎慎二 | 暗い波間に 漂(ただよ)いながら 誰をさがすか 海蛍 砂に消え行く 波音が 女の心を また泣かす… あなたにあなたに 愛されてると 信じていたのは 私だけ 涙ほろほろ 哀しみ抱いて ひとりたたずむ 夜の海 恋にはぐれた 涙の色か 青くきらめく 海蛍 戻るあてさえ ない人を 待つのは愚かな ことですか… 二人に二人に 別れが来ると 知らずにいたのは 私だけ 潮風(かぜ)にゆらゆら 乱れる心 少しあなたを 怨みます あなたにあなたに 愛されてると 信じていたのは 私だけ 夢も散り散り こぼれて落ちて ひとりぼっちの 夜の海 |
さくら草山口瑠美 | 山口瑠美 | 麻こよみ | 徳久広司 | 宮崎慎二 | 泣くなと言われ なおさらに 嬉し涙が こぼれます お願いあなた もう二度と どこへもどこへも 行かないで きっと帰ると 信じて待って 咲いて薄紅 さくら草 あなたが二度と 戻らない そんな夢みて 泣いた夜 お願いあなた もう一度 私を私を 抱きしめて つらい思い出 心にしまい かわす笑顔の さくら草 あなたの好きな 長い髪 ずっと切らずに おきました お願いあなた もう二度と どこへもどこへも 行かないで きっと二人が 離れぬように 咲いて寄り添う さくら草 |
いぶし銀山口ひろみ | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 人眼ひくよな 派手さはないが 裡(うち)にかくれた 技(わざ)がある 夢に向かって 一心不乱 我慢・辛抱の 歳月(つきひ)に耐えて 輝(ひか)りを放つ… いぶし銀 今の世の中 見せ掛けばかり それが誰にも わからない 年季・根気は 伊達(だて)ではないさ いざという時 初めてわかる おとこの値打ち… いぶし銀 時代遅れと 嗤(わら)われようと これが生きざま 生きる道 急(せ)くな焦(あせ)るな ちからを抜くな 希望(のぞみ)ひとすじ 明日(あした)の為に 魂(こころ)を磨く… いぶし銀 |
縁~えん~山口ひろみ | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 縁という名の 出逢いがなけりゃ 夢も咲かずに 枯れるだろ 人はひとりじゃ 何にも出来ぬ 扶けられ… 支えられ… でかくなるのさ 人間は 恋だ愛だと 理屈を云うが 縁があるから 結ばれた 不足ならべりゃ きりないけれど いたわりと… 思いやり… それが倖せ 招くのさ 縁と縁とが その手をつなぎ 生きる世間に 輪をつくる 人の値打ちは 誰でも平等 称えあい… 譲りあう… 真心なくして 明日はない |
お米と野菜の祝い唄山口ひろみ | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | ハアー 天のめぐみの 陽をあびて ハアー 田んぼ畑は 生きている 生きている 爺さまいつも 言(ゆ)うとるよ 米のひとつぶ ありがたや ハァーアア… 嬉しいね (独白)「田んぼさん 田んぼさん 昨日はありがとうございました。 今日もよろしくお願い致しますね。 こうやって今は、田んぼや畑仕事を始める前にちゃんと言えるけど、 お嫁に来た頃は何にも言えなくて、よくじっちゃんやばっちゃんに 叱られたわ。 都会で暮らすもんは、もののありがたみがわからんで困る。 でも、そんなときあんたがかばってくれた。 一つ一つ野良仕事の手順や使う道具の名前もね… 田んぼも畑も生きものだから、 イヤイヤやったら不味いもんしか出来ん。 真心こめて種の時から一生懸命声掛けしてゆくんだ。 お米さん、お米さん、 美味しく育ってね。皆に元気を与えてね。 最初は何でそんなことをって思ったけど、段々年を重ねて ゆくうちに、あたしにもそれがわかって来たの。 優しい気持ちで声かけすることが大切だと… 家族みんなで力を合わせて、それが絆だってね。」 (夫)「俺たち結婚して何年だ、十年すぎたのか。 いや、おまえの働く姿をみて、ふっと思ったんだけどさ…」 (妻)「そうですよ、十年目に子供が産まれて、今あの子が二つ半 ですからね。」 (夫)「そうか、おまえもよく辛抱してくれたね…ありがとう… 都会育ちのおまえがさ、俺んところへ嫁に来てくれたと思うとな… 見合いのような出会いから始まったからなぁ。」 (妻)「あたしもね、 はじめはなんか躊躇(ちゅうちょ)するものがあったけど、 農作業体験のあと、あんたの土にまみれた太くておいものような指を 思い出したら笑っちゃって… 結婚してもいいかなって、ふと思ったのよ…真面目そうだしね。」 (夫)「何だそれって、俺が好きって言う告白か。」 (妻)「やだ、違うわよ。田んぼがいいな、 お陽さまがいいなって話…(笑)」 ハアー 四月五月は 田植えどき ハアー 九月十月 稲を刈る 稲を刈る 婆さま楽が したいとよ 籠の孫見て ひと踊り ハァーアア… 嬉しいね (妻)「ねえあんた、あの桜の木の下でお昼にしましょ。」 (夫)「なんだ、もうそんな時間か。」 (妻)「はい、おにぎりと浅漬のお新香。 今日はばっちゃんが家で子守してるから、早く帰らないとね。 ばっちゃんやじっちゃんはすぐ抱っこするから、抱きぐせが もうついちゃって、あの子も泣けば抱っこしてくれると思って…」 (夫)「いいじゃないか、じっちゃんとばっちゃんがいるから こうやって田んぼにいられるんだ。昔の農家と今は違う。」 (妻)「そうね、あの頃は専業農家が多かったけど、今は兼業だもんね。 子供も少なくなっているし… でも、誰かがお米や野菜をつくってゆかないと。 今は家庭菜園が流行っているけど、 苗をつくるったって、ハウスの空気の入れかえや、水をやったり 芽が出て来てやっと苗だからねぇ…それを田んぼに植える。 今はトレーラーがあるけど はじっこの隅の差し根植えは手作業 だからね。水の量だって毎日見ないといけないし。」 (夫)「俺たち農家が無くなったら、 一体この国はどうなるんだろうなぁ。」 (妻)「子供達の為に私達が一生懸命やらないと、 田んぼも畑も泣いてますよ。 あたしらの苦労は 未来の子供たちの為なんですね。」 一つとせ 一人じゃさみしい 野良仕事 野良仕事 夫婦(ふうふ)でありゃこそ 楽しけれ ララ 楽しけれ ハアー 人が喜ぶ 美味しいと ハアー それが明日の 夢ぢから 夢ぢから 苦労と感謝 支え合い 祈る豊作 青い空 ハァーアア… うれしいね (夫)「おーい この大根見てみろ。おまえの白い足のように ぷっくらよう出来とるぞ。」 (妻)「こっちの大根だって、あんたの顔みたいにまんまるですよぉ。 …おあいにく様。」 (独白)「畑に鍬(くわ)を入れて、サクサクサク。 土を耕して種をまいてゆく。 お陽さまの陽差し、雨のうるおい。 みんな神様の贈りものです。 森にホタルが帰ってくるのはいつでしょう。 田んぼに糸とんぼが帰ってくるのはいつでしょう。 子供たちに見せてあげたい。」 「お爺ちゃんお婆ちゃんも、夫婦(ふうふ)で苦労つんで来た。 あたしたち夫婦(ふうふ)も、一緒に苦労しょって行きたい。 ふたりで力あわせて 夢を一つ一つ叶えてゆきましょう… ねぇあんた。 それが夫婦(めおと)夢ぢからよ!」 |
おんなの嘘山口ひろみ | 山口ひろみ | 伊藤美和 | 徳久広司 | 前田俊明 | さよならすると 決めたから どうか忘れて 私のことは そうよ嫌いに なっただけ 他に理由(わけ)など あるはずないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 滲んでる 一人で生きる 覚悟なら 出来ていました いつの日からか だから私は 大丈夫 そんなか弱い 女じゃないわ 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 煙のせいなの 泣いてない 男はきっと 見抜けない 命燃やした おんなの嘘を せめてあなたは 幸せに なってほしいの お願いだから 嘘じゃない 嘘じゃない 嘘じゃない 愛しい背中が 遠ざかる |
女の波止場山口ひろみ | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 男と出会って 愛するたびに 最後の人と 女は想う なのに今度も あのひとは わたしを残し 海峡越える 行かないで… 行かないで… 波止場はおんなの 泣くところ おまえと呼ばれて 女房きどり 女の夢に 酔いしれていた 厚い胸板 腕まくら やさしさ今も 信じているの 淋しくて… 淋しくて… 波止場の灯りが また潤む 季節を忘れた 鴎のように 女は今日も 海みて暮らす 三ヶ月(みつき)足らずの 倖せと わかっていても おんなは駄目ね 帰ってよ… 帰ってよ… 波止場は今夜も 風と波 |
女の夜雨山口ひろみ | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | あなたに傘を 差しかけられて 胸が震える 裏通り 逢えてよかった あなた…嬉しいわ このままふたり 何処までも 歩いてゆきたい… 女の夜雨(よさめ) 今日までひとり 苦労をかけた 詫びてお酒を 酌(つ)ぐあなた 待っていたのよ こんな…めぐり逢い むかしと同じ やさしさに 甘えて酔いたい… 女の夜雨(よさめ) 痩せてる身体 気づかうように 濡れた肩先 抱き寄せる 離れたくない あなた…もう二度と 小降りになった 水たまり 明日(あした)がみえます… 女の夜雨(よさめ) |
おんな神輿歌山口ひろみ | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 「さあさあさあ 道をあけておくれ おんな神輿のお通りだよ。 このおまつりのために一年三百六十五日 女をつとめているんだよ。 花のお江戸 火消しの親分 め組の辰五郎さんじゃないけれど、 いまのご時世、女は度胸 男は愛嬌… 今年のまつりに 花そえるため お役にたてばとやってまいりましたおんな衆。 おっと出しゃ張り女じゃございません。」 ?遠い神代の昔から 女ならでは夜も明けぬ(デモネ) 粋な男にゃ 粋な男にゃ 乙にすました女でも(アチョイト) 一目惚れ 「前口上はこれくらいにして、さあ皆さまのかけ声お手拍子いただいて おんな神輿の出番とまいりましょう。」 まつり太鼓に 浮かれ山車(だし) 母のお胎内(なか)を ポンと出た 氏神様の 産湯を使い 巻いたさらしは 伊達じゃない おんな神輿は エ~ 心意気 サーエ 格子作りに 御神灯下げて 兄きゃ宅(うち)かと 姉御に問えば 兄きゃ二階で 木遣りの稽古 音頭とるのは ありゃ内の人 エンヤラヤ サノ ヨーイサ エンヤラヤ エンヤラヤレコノセ サノセー アレワサ エンヤラヤ (女)「じれったいねぇ…もう…あんたも男のはしくれだろう。 あたしに惚れてるなら惚れてると言っちまいなよ。」 (男)「馬鹿言え!そんなことたやすく言えるもんじゃない。 惚れてるってことはなぁ…こうなんか胸の中が熱くなって… 言葉じゃ言えないもんなんだ。」 (女)「それでそれでどうなるの。」 (男)「ほら、見てみろ お月さんをよ。 月にむら雲 花に風って言うだろう 半分見えない所が未曽なのさ。 俺なんて大した男じゃないけど、 古い男だからうまく言葉に出来ないのさ…自分の気持ちがさ おまえわかんないのか。」 (女)「わかってるよ、あんたの良さはあたしが一番知ってるよ。 だけど だけどね心配なんだよ、あんたもてるだろう。 それに まだ夫婦(めおと)じゃないから。」 (男)「まつりの好きな女が俺は好きなんだ。 五穀豊穣や大漁の祈りと感謝をこめる それがまつりだ。 俺とおまえの夫婦(めおと)まつりは後回し。 まずは他人様の縁結びだ。 …じゃ 今夜は帰るぜ」 (女)「やっぱりあんたはいい男だねぇ。 理屈じゃないんだよ。 惚れるってことはさ…恋はあたしの負けさ。」 お声かかれば 参じます めでためでたの 花の宴 人生まつり よいしょとかつぎ 旅がはじまる 夫婦(めおと)みち おんな神輿の エ~ 祝い歌 「あんたと夫婦(めおと)になれたなら あたしは ともに白髪の生えるまで 幸せいっぱい生きていきたいのさ。 親と子、人と人、男と女、心に流れる情感こそが大事だと、 子供の頃から父母に言われておりました。 私もやっとこの年になって情愛というものがわかりはじめました。 時代は百年に一度の寒い風が吹いておりますが、寒い時代だからこそ 人情のあたたかさが身にしみてわかるのでしょう… 明るく元気に皆で励ましささえ合って 共に生命(いのち)いっぱい生きてまいりましょう。 疲れたら叫びましょう大声で”笑顔万歳”とね。」 寒い時代で あればこそ 熱い人情(なさけ)が 宝もの 大地をふんで 荒海こえて 生きる男を ささえたい おんな神輿は エ~ 春を呼ぶ |
海峡酒場山口ひろみ | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 南郷達也 | 世話になったと 他人の顔で 別れのお酒 注ぐあなた 海の匂いの する男(ひと)だもの この港町(まち)なんかじゃ 暮らせない 泣いてみたって 馬鹿だよね… 明日(あす)は出船の 海峡酒場 店の二階で 漁火みつめ 故郷のはなし してくれた 少し無口で 照れ屋だけれど 誰よりやさしい ひとだった みんな女の 未練よね… 霧が流れる 海峡酒場 今度みなとに 入港(はい)ったときは 訪ねて来てよ この店を 心づくしの 手料理ならべ あなたの帰りを 待ってるわ 酔ってみたって 辛(つら)いよね… 明日(あす)は出船の 海峡酒場 |
柿の実の詩山口ひろみ | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 枝葉の落ちた 柿の木は 静かに来る春 待っている 桃栗三年 柿八年 わたし努力が 足りないですか 頬をよせれば 聞こえてきます 頑張りなさいと 柿の実の詩 汗ばむ頃に 柿の木に ちいさな黄色の 花が咲く 逢う人去る人 めぐる季節 つらい別れを 心の糧に 住めばこの街 優しさ匂う 私をささえる 柿の実の詩 子供がのぼる 柿の木を 見てたらあげると 朱(あか)い実を 甘柿渋柿 夢の味 こんなところに 幸せひとつ どんなときでも 一人じゃないわ 夕焼けうれしい 柿の実の詩 |
さくら川山口ひろみ | 山口ひろみ | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 生まれた時から 女には 背負った苦労が 男とちがう 母から学ぶ 笑顔と我慢 恋が教える せつなさつらさ 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 泣いちゃ駄目 花咲く日は来る さくら川 流れる落葉を 今日も見た 自分を棄てたら 希望(のぞみ)も消える 故郷(ふるさと)呼んで 励ますこころ 寒い風にも 負けたりしない 明るくね 明るくね 明るくね 花咲く日は来る さくら川 二人をぬらして 日照り雨 喜び悲しみ 水面(みなも)にゆれる あなたとならば 歩いてゆける 愛の明日に 嵐が来ても 夢がある 夢がある 夢がある 花咲く日は来る さくら川 |
三陸風みなと山口ひろみ | 山口ひろみ | 坂口照幸 | 徳久広司 | 駅を下りれば 海峡が ここまで迫(せま)って 来るようで ひとり立たずむ 湾(いりうみ)は 群れ翔ぶカモメに 息を呑む 三陸女川(おながわ) ここへ来た あなたを忘れる 旅路です いつか港に 夕闇が 海からかぶさり 始まって 旅の寂(さび)しさ つのります 遠くの町まで 来たものと 三陸断崖(きりぎし) 風の音 身を引く女の 胸の内 漁船(ふね)を出す人 送る人 港のしあわせ ここにある そんな暮らしに ふと触れて 灯りがともるわ 私にも 三陸釜石 北へ行(ゆ)く 明日へ出直す 旅路です | |
大漁恋唄山口ひろみ | 山口ひろみ | 松井由利夫 | 徳久広司 | 池多孝春 | 船は男の 度胸で捌(さば)く 浜は女の 根性で仕切る 留守の番屋は 任せておきな 千島親潮(ちしまおやしお) 海明(うみあ)け夜明(よあ)け 無事と大漁を シャシャンと〆(し)めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲(はなさ)き港(みなと)だよ 惚れて惚れぬき 押しかけ女房 苦労承知で あずけた命 情け手作り 龍神さまの 赤(あか)い共布(ともぎ)れ お守り袋 無事と大漁を シャシャンと〆めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲き港だよ 海が結んだ つがいの鴎 波のまくらで みる夢ひとつ 帰るその日を 指折りかぞえ 三月辛抱(みつきしんぼう) 半年我慢(はんとしがまん) 無事と大漁を シャシャンと〆めて エンやドット ドドンとドット ソレ 花咲き港だよ |
津軽恋つづり山口ひろみ | 山口ひろみ | 松井由利夫 | 徳久広司 | 池多孝春 | 雪の匂いは 津軽の匂い 情けぬくもり ストーブ列車 胸のいたみを 絶ち切るために 涙 海ぞい 鯵ヶ沢(あじがさわ) …せめてひととき 傘踊り 姉っこ どこさ行く いそいそと 波の花散る 小泊岬 なぜに溶けない 心の氷柱(つらら) 風にじょんがら 背中を押され 十三(とさ)の砂山 五所川原(ごしょがわら) …和(なご)む花茣蓙(はなござ) 傘踊り 旅の終わりは 十和田と決めて 雪の津軽を 西から東 リンゴ畑も お岩木山も 冬を忍んで 待つ春の …夢がほころぶ 傘踊り |
浪花ごころ山口ひろみ | 山口ひろみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | すがた形じゃ 好きにはならん うちはあんたの 心に惚れた 浪花人情 曽根崎ごころ 生きる苦労は 買(こ)うてもするが 承知せえへん あゝ泣かしたら あんな男と 世間の噂 ひとり歩きの 八百八橋 浪花人情 土佐堀ごころ 他人(ひと)の知らない あんたの夢に うちは賭けます あゝ信じます 情(じょう)の深さは 誰にも負けん イヤと云う程 尽くしてみせる 浪花人情 道頓堀(とんぼり)ごころ 浮世しぐれに 傘さし合(お)うて ついて行(ゆ)きます あゝ離れずに | |
夕咲きの恋山口ひろみ | 山口ひろみ | 坂口照幸 | 徳久広司 | 今、来たばかりと あなたが微笑(わら)う 息を切らして 駆け寄る私 片目つむって 「ごめんね…」と そうよ人待つ 生き方を いつか忘れて いた女 うしろ姿も はずむのよ あなた止まり木 夕咲きの恋 ひとりの時なら 素通りしてる 知らぬままです 赤提灯も 二人づれって 素敵よね 酔って背中に 負ぶさって ふいに黙って 涙ぐむ こんな私で いいですか あなた止まり木 夕咲きの恋 しずかに抱かれて 眠りに沈む 先(さき)の約束 したのも同じ 広いその胸 その中に つらい昔は もう過去と 叫ぶ私が ここにいる 今は夢にも 色がある あなた止まり木 夕咲きの恋 | |
哀愁フラメンコ山口かおる | 山口かおる | かず翼 | 徳久広司 | 桜庭伸幸 | 私から言えずに さよならが言えずに あなたに捨てられる その日待つなんて 恋の終わりを 知りながら 気づかぬ振りした 罪ですか ララバイ ララバイ 溜息のギターラ ララバイ ララバイ 忘れさせてよ 聞き分けのない 未練が胸で 愛をかき鳴らす 哀愁フラメンコ 泣かないと決めてた 追わないと決めてた 愚かなプライドと 分かっているけど 恋の終わりは 出逢いから ひそかに始まる ものなのね ララバイ ララバイ 想い出のフィエスタ ララバイ ララバイ 迷子のように 陽ざかりの街 めまいの中で あなた見失う 哀愁フラメンコ ララバイ ララバイ 悲しみのシエスタ ララバイ ララバイ 眠りたいのに 聞き分けのない 未練が胸で 愛をかき鳴らす 哀愁フラメンコ |
愛と憎しみの間に山口かおる | 山口かおる | 麻こよみ | 徳久広司 | 矢野立美 | 駅まで続いた 別れの坂道 二人の靴音 冷たく響く あなたの電話を 待つ暮らし いつしか心が 錆(さび)ついて… 誰より誰より あなたを愛して 誰より誰より 憎んだあの日 明日も見えない 優しさよりも 別れを選んだ 私です そんなに哀しい 瞳(め)をして見ないで 男の狡(ずる)さが にじんで見える 一緒に暮らせる 夢なんて 見なけりゃ良かった はじめから… 誰より誰より あなたを信じて 誰より誰より 疑いながら 返してもらった 心の鍵は 涙に包んで 捨てましょう 誰より誰より あなたを愛して 誰より誰より 憎んだあの日 明日も見えない 優しさよりも 別れを選んだ 私です |
愛は瞳の中に山口かおる | 山口かおる | かず翼 | 徳久広司 | 桜庭伸幸 | 理由(わけ)もなく独りきり 泣きたい夜がある ベッドを抜け出して テラスで月を見る あなたがいつしか 寄り添って 抱きしめてくれたの 何も聞かずに あぁ幸せは 日ごと紡いだ 時間の かけらたち 言葉などいらないの ただ見つめ合う それだけで分かるの 愛は瞳の中に 少しだけ疲れてた 平和な毎日に 夢さえ輝きを 失くしてしまいそう あなたにもたれて 目を閉じる 気づかせてくれたの 胸の切なさ あぁ幸せは 指にからめた 小さな ときめきね 畏れずに明日(あした)へと また歩き出す 振り向けば見つかる 愛は瞳の中に あぁ幸せは 日ごと紡いだ 時間の かけらたち 終わらないラブソング いま捧げるわ ありがとういつでも 愛は瞳の中に 愛は瞳の中に |
悪女のララバイ山口かおる | 山口かおる | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 矢田部正 | 天使よりあどけなく 悪魔より気まぐれ その胸に二人の お前がいるのなら 俺に勝ち目はないさ 部屋を出てった あなた ララバイララバイ ラララバイ ララバイララバイ ラララバイ ララバイは子守唄じゃない 眠れやしないもの あなただけなのに 投げつけたため息は 濡れてナミダ色 何もかも忘れたい 過去なんかきっぱり 木枯らしに吹かれて 迷子になってたの いつかあなたの胸に帰り着いたの わたし ララバイララバイ ラララバイ ララバイララバイ ラララバイ ララバイは子守唄じゃない 抱いてもくれないね あなただけなのよ 運命のゆりかごが ゆれてナミダ色 ララバイララバイ ラララバイ ララバイララバイ ラララバイ ララバイは子守唄じゃない 心が痛むから あなただけなのよ その胸で眠らせて 夜はナミダ色 |
哀しい夜山口かおる | 山口かおる | 麻こよみ | 徳久広司 | 矢野立美 | 振り向くことも ないままに 夜更けに消えた うしろ影 あなたの噂が 聞こえるたびに せつなくなります この胸が… 私よりも 綺麗な女(ひと)なんですか 恋は哀しいものね わかっていたのに あなたのものは 何もかも あきらめ捨てた はずなのに 素肌に沁みてる あなたの匂い 拭いても拭いても 消せなくて… 少しだけは 怨んでみていいですか 恋は虚しいものね 信じていたのに 化粧もせずに あの日から 手鏡(かがみ)もいつか 伏せたまま 乾いた唇 ため息つけば 会いたくなります なおさらに… 私よりも 綺麗な女なんですか 恋は儚いものね わかっていたのに |
悲しきカルメン山口かおる | 山口かおる | かず翼 | 徳久広司 | 桜庭伸幸 | 思い出の街で あなた探してる さよならも言わずに 消えた人なのに 届かない愛ほど 欲しいものはない 自分の心に 嘘はつけない ケ・セラ・セラ ケ・セラ・セラ 運命(さだめ)のままに ケ・セラ・セラ ケ・セラ・セラ 生きては来たけれど この愛だけは あなただけは あきらめきれないの 黄昏のアンダルシア 悲しきカルメン 教会の影が 落ちる石だたみ ひざまずき思わず わたし祈ってた 穏やかな生活(くらし)に 未練なんてない 命が輝く 瞬間(とき)を下さい ケ・セラ・セラ ケ・セラ・セラ 自由が今は ケ・セラ・セラ ケ・セラ・セラ なぜか淋しくなる 不幸になると 知っていても このまま終われない 面影のバルセロナ 悲しきカルメン ケ・セラ・セラ ケ・セラ・セラ 真っ赤なバラは ケ・セラ・セラ ケ・セラ・セラ 今が見頃のはず この愛だけは あなただけは あきらめきれないの 幻想(まぼろし)のアルハンブラ 悲しきカルメン |
献身山口かおる | 山口かおる | 山口あかり | 徳久広司 | 前田俊明 | どしゃ降り雨に 傘もなく あなたを探して 歩いてた 浮気な風に 誘われて 今夜もきっと 帰らない あんな男と いわれても この世で一人 ただ一人 尽くして 尽くして みたいから 諦らめないわ 愛したい 女って男で 変わるのよ 照れくさそうな 朝帰り 黙ってあなたに しがみつく お疲れでしょう お茶いかが 事故ではないかと 気にしてた 信じることも 生甲斐よ この世で一人 ただ一人 尽くして 尽くして みたいから 諦らめないわ 愛したい 女って男で 変わるのよ 戦いすめば 子どもみたい いばった顔して 眠ってる 男は夢を 追うものよ 自由に大空 飛べばいい 躰にだけは 気をつけて この世で一人 ただ一人 尽くして 尽くして みたいから 諦らめないわ 愛したい 女って男で 変わるのよ |
三軒茶屋で…山口かおる | 山口かおる | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 矢田部正 | 駅前の交差点 商店街を抜けて 裏道のアパートも 今は白いカフェ 思い出は風の中 激しい恋心 若さゆえといえばそれまでだけど あゝあてのない足音を 待ちわびて暮らした 世田谷(せたがや)線の電車の音に かき消されたさようなら 夜明けまで泣いていた 三軒茶屋で… 眩(くら)むよな昼下がり ひとりで産むと決めて ドアを閉めアパートの鍵を返したの もう二度と恋なんてしないとつぶやいた 若さゆえといえばそれまでだけど あゝいくつもの時がゆき 咲く花も変わって 世田谷(せたがや)線の電車の音が あの日のまま聞こえてる 哀しみを閉じ込めた 三軒茶屋で… あゝいくつもの時がゆき 淋しさになれても 世田谷(せたがや)線の電車の音に なぜ涙が流れるの ゆうぐれの白いカフェ 三軒茶屋で… |
泣かせて大阪山口かおる | 山口かおる | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 前田俊明 | 夢と玩具(オモチャ)が あったなら 周囲(まわり)が見えない 男(ひと)やから ままごと遊びに あゝ飽きたなら 行ってもええよ 若いあの娘(こ)に 阿呆がつくほど 惚れたから 許すことしか でけへんわ 泣かせて大阪 こころの悲しみ流すよに 新地の雨に 濡れたいの ちょっとやんちゃで 我がままで 半分子供の ままやから 貢いでばかりの あゝ貯金箱 それでもいいと 思ってた 阿呆がつくほど 惚れたから まるではぐれた ノラ猫や 泣かせて大阪 なぐさめられるの嫌やから ミナミで飲むわ ひとりきり 阿呆がつくほど 惚れたから 忘れられへん 本当や 泣かせて大阪 幸せ色した想い出は 捨てよか夜の 淀川に |
ホーリー・ナイト山口かおる | 山口かおる | かず翼 | 徳久広司 | 桜庭伸幸 | 雨音が いつしか消えて 音もなく 雪が降る 今夜は ホーリー・ナイト 恋を 解きはなつ夜 尽くしただけの 日々じゃなかった 私も貰った 大切なもの… あなたのその顔 そのくちぴる この手がこの目が この心が いつまでも忘れない いついつまでも 街角の 思い出たちよ その場所で 輝いて 今夜は ホーリー・ナイト 恋を 見送った夜 出逢ったことを 悔やんでいない こんなに誰かを 愛せたなんて… あなたのその声 そのぬくもり この耳この髪 この体が いつまでも忘れない いついつまでも 尽くしただけの 日々じゃなかった 私も貰った 大切なもの… あなたのその夢 そのやさしさ 一緒に過ごした この月日を いつまでも忘れない いついつまでも |
海峡本線山川豊 | 山川豊 | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | 海峡越えれば しらじらと 汽笛がひと声 夜が明ける と切れと切れの 噂の糸を つなぎ合わせて 乗った汽車… 逢わせて下さい 今度こそ あなたを捜す 海峡本線 理由(わけ)も聞かせて もらえずに 女は恋を あきらめきれない あなたが誰かと 暮らすなら 何(なんに)も言わずに 帰ります 膝に広げた コートの下で 薄い切符に すがる指… 逢わせて下さい 今度こそ 涙に染まる 海峡本線 手紙ひとつも ない人を 女は待って 暮らして行けない 逢わせて下さい 今度こそ 涙に染まる 海峡本線 手紙ひとつも ない人を 女は待って 暮らして行けない |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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今日という日に感謝して![]() ![]() | 山川豊 | 麻こよみ | 徳久広司 | 前田俊明 | 女の願いを ひとつだけ かなえてくれる 石神(いしがみ)さんに やっと一緒に 来れました 森の木洩(こも)れ陽(び) 優しく揺れる… 今日という日に 感謝して 感謝して 寄せ来る さざ波 真珠島(しんじゅしま) 飛び交うカモメ 遊覧船の 時の流れの おだやかさ 海女(あま)の磯笛 心にしみる… 今日という日に 感謝して 感謝して 夕陽にきらめく 夫婦岩 日暮れの浜で 肩寄せ合えば 遥(はる)か かなたの 水平線に 香る潮風 こぼれる笑顔… 今日という日に 感謝して 感謝して |
最後のおんな山川豊 | 山川豊 | 吉田旺 | 徳久広司 | こんな私でも ほんとにいいの この俺みつめて また訊(き)きかえす おまえひとりを みつけるために 生まれて来たよな 気がするよ おまえが最後 最後のおんなだよ 他人(ひと)がどう云(い)おうと かまいはしない 素顔のおまえは かわいいおんな 少女(こども)みたいに 夜店(よみせ)の指輪 よろこびはしゃいで くれるやつ おまえが最後 最後のおんなだよ 涕(な)いちゃ見えなかろ ふたりの明日(あす)が 泪(なみだ)はそこまで 微笑(わら)っておくれ 照る日くもる日 嵐もあろが ひとりにゃしないよ もう二度と おまえが最後 最後のおんなだよ | |
しぐれ川![]() ![]() | 山川豊 | 吉田旺 | 徳久広司 | 春にそむいて しぐれ川 ふたりこぎ出す 情け舟 抜いた指輪を 川面に投げて これでわたしは あなたのものと すがるおまえを 離しはしない 着のみ着のまま ほつれ髪(げ)に せめてひとひら 花吹雪 明日の夢さえ 見えないけれど こころ通わす ぬくもりあれば 生きて行けると ほほえむおまえ にごり川でも いつの日か 陽光(ひかり)きらめく 海に出る 死ぬも生きるも ふたりと決めた 恋のさだめが 指さすままに ゆれて流れる あゝ しぐれ川 | |
せせらぎの宿山川豊 | 山川豊 | 杉紀彦 | 徳久広司 | 暗い 暗い 眼をしてた お前 お前 ひとり旅 だめな だめな 人生を おれも おれも ひとり旅 一人と一人が出逢えば二人 夜霧に灯りも消えそうな せせらぎの宿 たゞ寒く 旅の 旅の つれづれに 抱いた 抱いた 迷い道 捨てた 捨てた 人生を 誰が 誰が 拾うのか 一人と一人が出逢えば二人 名のらず語らず肩よせる せせらぎの宿 たゞ哀し 一人と一人が出逢えば二人 飲んでも酔えずにみつめあう せせらぎの宿 夜(よ)はあけず | |
氷雨海峡山川豊 | 山川豊 | 吉田旺 | 徳久広司 | 夢を灯しに 来た都会(まち)は 情け冷え冷え 冬の海 あなた今夜は つきあわせてと 赤いちょうちん 指さすやつよ 氷雨海峡 おまえとふたりづれ ついて来いよと 云いながら ついて来たのは 俺の方 ごめん器用にゃ 生きられないと いえばそれでも 好きよとすがる 氷雨海峡 おまえとふたりきり やつれごころに しみわたる すぎた昭和の 演歌ぶし いきるせつなさ 注がれて注いで おまえ呑もうよ 春待ち酒を 氷雨海峡 おまえとふたりづれ | |
夜桜![]() ![]() | 山川豊 | 吉田旺 | 徳久広司 | 夜桜舞い散る 春なのに ふたりの夢よ いつまで かくれんぼ あなたの傍(そば)に いるだけで こんなに幸福(しあわせ)と 背中(せな)に甘える いとおしさ 泣かすやつだよ おまえってやつは つめたい世間の 無情より 骨身(ほねみ)にしみる おまえのやつれ貌(がお) あなたと生きて 行けるなら 苦労も愉(たの)しいと おれを気づかう 片えくぼ 可愛いやつだよ おまえってやつは ふたりを掠(かす)めて はらはらと 散りゆく春よ 不幸(かなしみ)つれて行け わかれる時は 死ぬ時よ おぼえていてよねと 小指からめる 泣き笑顔 ばかなやつだよ おまえってやつは | |
春の足音矢吹春佳 | 矢吹春佳 | 鈴木紀代 | 徳久広司 | 伊戸のりお | やっと見つけた あなたの笑顔 心のみぞれも やみました みかけだおしの 倖せ花に 迷ったことなど ありません ほらね ほらね もうすぐ もうそこに 聞こえてくるくる 春の足音 やっとかなった あなたの夢が 心の雲さえ 晴れました 寄せて返して 砕ける波を 乗り切りましたね 信じ合い ほらね ほらね あなたと 行く道に 聞こえてくるのは 春の足音 やっと来ました 二人の明日 心に灯りが つきました どんな時でも 絆は強く 手と手を結んで くれました ほらね ほらね 小枝の つぼみにも 聞こえてくるでしょ 春の足音 |
愛の曲矢吹健 | 矢吹健 | なかにし礼 | 徳久広司 | 愛されようとは 思わない 愛することが 生きること 悲しみつづく 人生の たった一つの 光です 風が吹く 雨が降る 雪がふるふる 花が散る 涙の種は つきない どんな時でも 母さんは お前を抱いて はなさない 幸せなんかは ほしくない 幸せになって ほしいのよ 果たせなかった 人生の たった一つの 希(のぞ)みです 壁がある 坂がある 山があるある 崖(がけ)がある 涙の種は つきない どんな時でも 母さんは お前に夢を かけている 風が吹く 雨が降る 雪がふるふる 花が散る 涙の種は つきない どんな時でも 母さんは お前を抱いて はなさない | |
残り火矢吹健 | 矢吹健 | 東海林良 | 徳久広司 | 妻よ 消さないでくれ この残り火を 我が子のぬくもりを 父親らしいことは 何もしてやれず すまないと思う ああ 今想えば おまえと 一杯の盃も 交したことがない 妻よ あの子だけは あのちぎれ雲みたいに ひとりぼっちにするなよ 妻よ 幾度めの夏 燈籠流し 盂蘭盆会(うらぼんえ)はらはら 祭り囃子に聞いたよ 再婚したってね 遠慮はいらない ああ 今想えば おまえと 長旅のひとつさえ 付き合えなかったね 妻よ あの子だけは あのちぎれ雲みたいに ひとりぼっちにするなよ ああ 今想えば おまえと 長旅のひとつさえ 付き合えなかったね 妻よ あの子だけは あのちぎれ雲みたいに ひとりぼっちにするなよ | |
女の予感八代亜紀 | 八代亜紀 | 岡田冨美子 | 徳久広司 | この世に生まれた不思議 あなたを愛した奇跡 傷ついても忘れてしまえば 生まれ変われる 何度でも… change my life 涙をすてて 私もっときれいになるね change my days 知らない道を 歩いている私が好き 誰にも言えないことを 沢山かかえ込むより この世なんて夢うつつだから 桜吹雪になればいい change my life 涙をすてて 恋の予感胸に秘める change my days 星空を見る 夜明け前の私が好き change my life 涙をすてて 私もっときれいになるね change my days 知らない道を 歩いている私が好き | |
哀しみよ隣りで眠れ八代亜紀 | 八代亜紀 | 荒木とよひさ | 徳久広司 | 伊戸のりお | 誰もいないこの部屋に 忍びこんだ悲しみが 声をひそめ うずくまり わたしを見ている… 憐れむ顔はしないで 同情なんて まっぴらよ… ひとりぼっちが ひとりぼっちが 好きなのよ あなたの心身(こころ)に わたしはいない 空のベッド 割れた鏡 すべてむなしい 涙が涸れても あなたを恨む 傷の深さ 一途な慕い 愛の裏切りだけは 哀しみよ 隣りで眠れ あなたが 不幸になる日まで 哀しみよ 隣りで眠れ だれかに この身を 許すまで あなたにすがって 連れもどせたら 薔薇の花瓶 白いソファー すべて息づく 今では心も 砂漠のように 胸の渇き 虚ろな暮し 愛の爪あとだけが 追憶(おもいで)よ 隣りで眠れ あなたが 煙りになる日まで 追憶よ 隣りで眠れ わたしが 自由に なれるまで 哀しみよ 隣りで眠れ あなたが 不幸になる日まで 哀しみよ 隣りで眠れ だれかに この身を 許すまで |
恋は火の川八代亜紀 | 八代亜紀 | 池田充男 | 徳久広司 | 抱いてください 命も息も ああ とまるほど これがおんなの しあわせならば 地獄を見たって かまわない 恋は 火の川 ゆれる川 あなたください 身も世もわたし ああ 捨てました 花のさかりを みじかい春を 散るなら嬉しい その胸で 恋は 火の川 しのぶ川 夢をください 明日を生きる ああ 目じるしに 浮いて沈んで からんで燃えて あなた一緒に どこまでも 恋は 火の川 ふたり川 | |
昭和の歌など聴きながら![]() ![]() | 八代亜紀 | 荒木とよひさ | 徳久広司 | 他人を妬(ねた)まず 羨(うらや)まず 心を豊かに 朗らかに そんな人生 送れよと 父さんあなたは 云っていた 熊蝉(くまぜみ)しぐれが 終ればまた秋が 今年の彼岸は 帰ります 会いたいね 飲みたいね 昭和の歌など 聴きながら 自分を奢(おご)らず 慎(つつ)ましく 涙は静かに 清らかに そんな女で 暮せよと 酔うたびあなたは 云っていた 秋桜(コスモス)咲く頃 主人(あのひと)また連れて ふたりで彼岸は 帰ります 会いたいね もう一度 昭和の歌など 聴きながら 熊蝉(くまぜみ)しぐれが 終ればまた秋が 今年の彼岸は 帰ります 会いたいね 飲みたいね 昭和の歌など 聴きながら | |
純情カプチーノ八代亜紀 | 八代亜紀 | 岡田冨美子 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | 待たせてごめんと手をあわせ あなたはいつでもカプチーノ あの日のまんまのテーブルに 夢が残ってる 恋に堕ちていると気づいた 雨にぬれた舗道歩きながら… だけどなぜか結ばれなかった 純情すぎたあの青春に ちょっと悔いあり 右手を差しだし元気か?と オーダーしたのはカプチーノ 窓辺の枯葉が歌うから 過去が踊りだす 逢わなくなり色々あった 迷いながら生きてきたんだけど… 急に笑顔みたくなったのよ 純情すぎたあの青春に ちょっと悔いあり 恋に堕ちていると気づいた 雨にぬれた舗道歩きながら… だけどなぜか結ばれなかった 純情すぎたあの青春に ちょっと悔いあり |
デスティニーラブ ~運命の人~八代亜紀 | 八代亜紀 | 石原信一 | 徳久広司 | 矢野立美 | デスティニーラブ デスティニーラブ いまこの瞬間(とき)に めぐり逢う 運命の人よ こんな奇跡(いたずら) 神様かしら 思いがけない 胸のざわめき 花開く予感 恋なら何度もした せつない終わりもみた ひとりが一番だと 心に決めてたのに いじわる あなた デスティニーラブ デスティニーラブ いまこの瞬間(とき)に めぐり逢う 運命の人よ 古い酒場が 似合うわふたり どこか不器用 照れた横顔 魅せられてしまう 遅れてきた愛なら 急がないで行きましょう 強がりみせてるけど ほんとは怖がりなの ときめく あなた 涙はうれしくても 溢れるのねこんなに あきらめずにいたから 未来がはじまるのね これから あなた デスティニーラブ デスティニーラブ いまこの瞬間(とき)に めぐり逢う 運命の人よ |
漢江の月八代亜紀 | 八代亜紀 | 荒木とよひさ | 徳久広司 | 前田俊明 | 漢江(ハンガン)の赤い月 伝えてあの人に 心の叫び声 風にちぎれます サランウン トナガッチマン この胸を 何故(なぜ)に 何故(なぜ)に 悲しくさせるの 月よりも遠い人 涙こぼしても ウェイルッカヨ ウェイルッカヨ 今でも逢いたい 漢江(ハンガン)に浮かぶ月 冷たいあの人に 今でもひとりです ここで待ってます サランウン トナガッチマン いつまでも 何故(なぜ)に 何故(なぜ)に 苦しくさせるの もう二度と愛せない 他の男(ひと)なんて ウェイルッカヨ ウェイルッカヨ 今でも逢いたい サランウン トナガッチマン この胸を 何故(なぜ)に 何故(なぜ)に 悲しくさせるの 月よりも遠い人 涙こぼしても ウェイルッカヨ ウェイルッカヨ 今でも逢いたい |
紅歌八代亜紀 | 八代亜紀 | 石原信一 | 徳久広司 | 今日も紅(べに)さし くちずさむ いとしい人の 恋歌を 海鳴りが まだ耳を突く 港宿 死ぬも生きるも さだめあずけた 熱い肌 誰も悪くは ないよねと グラスの底に しのぶ歌 雨の日は まだあの人が 帰るかと 未練心で 鍵をはずして 眠るくせ 歌に流行(はやり)が あるのなら 流行の恋も できたのに 別れても まだ憶えてる くちびるが いのち紅々(あかあか) かわることない 恋歌を | |
夢の約束八代亜紀 | 八代亜紀 | 菅麻貴子 | 徳久広司 | 煙草持つ手が 似てたから 思わず隣りの 客を見る ひとり 駅裏 居酒屋で 想い出数えて 飲むお酒 何処にいるのよ ねぇ あんた 夢の約束 したじゃない 何処にいるのよ ねぇ あんた おまえが命と 言ったじゃないの あんた飲んでる そのそばで いつでもわがまま 聞いていた それが 私の 幸せと 今さら遅いわ 気付いても 何処にいるのよ ねぇ あんた 夢の約束 したじゃない 何処にいるのよ ねぇ あんた 必ず帰ると 言ったじゃないの 涙拭くのは 嫌だから 頬づえついたら 手が濡れる どうぞ 戻って この胸に も一度しあわせ 探そうよ 何処にいるのよ ねぇ あんた 夢の約束 したじゃない 何処にいるのよ ねぇ あんた 死ぬまで一緒と 言ったじゃないの | |
回り舞台さ人生は八木裕子 | 八木裕子 | 下地亜記子 | 徳久広司 | 石倉重信 | よい日 悪い日 くりかえし 浮世からくり 夢芝居 今日は雨でも 嵐でも いつか陽のさす 春が来る まわって まわって まわって まわって 回り舞台さ アンアアンアンアン 人生は 他人(ひと)の倖せ 妬(ねた)んでも 飛んでこないわ 青い鳥 胸の弱気を 振り切って 決めたこの道 まっしぐら まわって まわって まわって まわって 回り舞台さ アンアアンアンアン 人生は 苦労我慢の 積み重ね 夢は涙で 磨かれる 待てば大きな 花が咲く きっと出番の 幕が開く まわって まわって まわって まわって 回り舞台さ アンアアンアンアン 人生は |
若狭の海八木裕子 | 八木裕子 | 下地亜記子 | 徳久広司 | 石倉重信 | 罪な恋です 地獄を見ても いいえ泣かない 悔やまない あなたひとりの ためだけに 生きているよな 女です くいなく生きたい どこまでも 若狭哀しい 日本海 胸に抱かれて 優しくされりゃ みんな忘れる 苦労など 通う情けの しのび酒 白い水仙 揺れて咲く あなた恋しと 泣く海が 若狭せつない 日本海 せめて今夜は 楽しい夢を 見せて下さい 夜明けまで いくら逢瀬(おうせ)を 重ねても 添えるあてない やるせなさ あなたひとすじ いつまでも 若狭淋しい 日本海 |
赤い枯葉モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 石倉重信 | 赤い 枯葉 窓ごしに ため息 こぼれる 幸せね 枯れていても 綺麗なままなのね どうぞ あなた 迷うなら 私 捨てていいのよ 別れは こわくない あなたを失えば 悲しむ暇もなく 狂うと 知っているから 針のような 雨に濡れ 横顔 かじかむ こんなにも 愛したけど それでも足りなくて いいえ あなた 私には 戻り道は 要らない 棄てたわ 何もかも あなたが欲しいから 人生 妻の名も 惜しくはないと思った どうぞ あなた 迷うなら 私 捨てていいのよ 別れは こわくない あなたを失えば 悲しむ暇もなく 狂うと 知っているから |
大阪ロックナイトモングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 矢田部正 | ふられたくらいで 泣いたらあかん 夜空を見上げた 御堂筋 やさしすぎると背を向けた おまえの顔がうかんできえる 今夜三日月ムーンライト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト 女と男じゃどっちが悪い 眠れなくなる難波橋 あおるグラスの丸い底 おまえの顔がうかんできえる 負けちゃ終われぬロンリーナイト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト 今夜三日月ムーンライト 悪い男になってやる ロックな男になってやる 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト… 大阪ロックナイト 大阪ロックナイト 大阪 ガンガン ロックナイト… |
おまえに惚れたモングン | モングン | たかたかし | 徳久広司 | 矢田部正 | 俺にきめろよ まよわずに 言って振り向きゃ ついてくる 惚れた(惚れた)惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた(惚れた)惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた 金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと指さす おまえに惚れた |
おんな 恋風・港町モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 矢田部正 | カモメ泣け泣け 夜明け前 船が出る あとは半年 別れ波 追って行きたい すがりたい 海を走って 逢いにゆく 声を枯らして おんながうたう So long... So long... おんな 恋風 港町 待っていますよ 淋しさに 泣ける夜は どうぞ許して 手酌酒 追って行きたい 恋しいよ 海を走って 逢いにゆく お前無事にと おんながうたう So long... So long... ここは 恋風 港町 海を走って 逢いに行く お前無事にと おんながうたう So long... So long... おんな 恋風 港町 |
黒の漁歌モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 石倉重信 | 打ち上げられたか 砂の上 浜に寝そべる 大漁旗は 褪せてやぶれてちぎれちゃいるけど 知っているのさ あの時代(ころ)を ヨーソロー ヨーソロー うたうぜ夜祭 響灘 ヨーソロー ヨーソロー 撒(ま)いて呑ませる 一升酒は 海に 振舞う祝い酒 赤い襦袢の端っ切れ どこのどいつの お守り代わり 命知らずに命を賭けて 泣いた女の声がする ヨーソロー ヨーソロー 玄界灘を吹き上げる ヨーソロー ヨーソロー 潮風(かぜ)が昔を呼んでる夜は ちゃわん いっぱい なみだ酒 ヨーソロー ヨーソロー 玄界灘を吹き上げる ヨーソロー ヨーソロー 潮風が昔を呼んでる夜は ぐらり 男の あおり酒 |
蜩モングン | モングン | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 矢田部正 | 生命(いのち)を燃やす 季節は短い まして女の 綺麗な時期(とき)は 夏の夕暮れ 人恋しさに 焦(こ)がれ鳴きする 蜩(せみ)のようです 言葉で愛を 語れたら 手紙に愛を 綴れたら ああ あなた 死んだら涙 流してくれますか 冷たい躰(からだ) 抱きしめてくれますか こんなにあなた 愛しているのに 運命(こい)の垣根が 越えられません 夏の終わりを 惜しんで鳴いて 愛が掠(かす)れた 蜩(せみ)のようです ふたりで夢を 探せたら こころに夢を 描けたら ああ あなた 見つめることも 叶わぬ恋ですか 忘れることが 真実(ほんとう)の愛ですか 言葉で愛を 語れたら 手紙に愛を 綴れたら ああ あなた 死んだら涙 流してくれますか 冷たい躰(からだ) 抱きしめてくれますか |
秘恋モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 矢田部正 | 契(ちぎ)る 咽(むせ)ぶ 嘆く ふるえる 女心秘めて霧笛よ 先に着いた北のホテル 濡れた 髪を拭いてあなた待っている 逢わないままで 別れられない 逢えばもっと 別れられない 今度こそさようなら 決めてきたのに それなのに 夜をたたく雨の滴(しずく)が ガラス窓に 涙這わせて そばで眠る北のホテル あなた わたしだけのものにできないの 逢わないままで 暮らしていたら 恋を知らず生きていたのね こんなにも倖せを 知っているのに それなのに 逢わないままで 別れられない 逢えばもっと別れられない 今度こそさようなら 決めてきたのに それなのに |
ぶっつけ本番!モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 遠山敦 | ぶっつけ本番 男の出番 俺がやらなきゃ誰がやる ここが修行と度胸の見せ場 緞帳(どんちょう)上がれば 湧かせてみせる 千客万来 ぶっつけ本番 ぶっつけ本番 女の出番 ついてゆきます どこまでも 赤いタスキを咥(くわ)えて巻いて 二つの命を一つに括(くく)る 似たもの同士さ 相惚れ女房 ぶっつけ本番 あなたの出番 何をくよくよ くやんでも 人生 山川 谷また峠 笑顔と度胸が通行手形 浮き世の舞台は ぶっつけ本番 |
紅夕月モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 矢田部正 | こんなにも 私を なぜ こんなにまでも 深く愛してくれたのか なぜ 私など あゝ紅夕月が あゝ空にかかる 泣き濡れた瞳浮かべて 瞳浮かべて けれどどうか忘れないで 今も今も今も 私はあなたのものだから おずおずと 触れ合う 指 その冷たさを 息を吹きかけ みつめてる ただ 寄り添って あゝ紅夕月が あゝ連れてゆく日 身体ごと心のすべて 心のすべて けれどどうか忘れないで 時のかなたまでも 私はあなたのものだから あゝ紅夕月が あゝ空にかかる 泣き濡れた瞳浮かべて 瞳浮かべて けれどどうか忘れないで 命果てた今も 私はあなたのものだから |
北海じゃんじゃん節モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 石倉重信 | じゃんじゃんじゃんと鳴る 船が出る なんでゆかずにいられよか 年齢(とし)も病(やま)いも どこ吹く風の はやる親父を押し止めて 俺がのる 俺がゆく 赤いタオルはもらってゆくと 船乗り二代のにらみ合い ほえる 北海 男節 じゃんじゃんじゃんと泣く 胸が泣く なんで抱かずにいられよか 都会暮らしを今日から捨てて ここで生きるというおまえ 俺のもの 俺のもの 船の帰りを待っててくれと 涙をこらえて契る夜 燃えろ 北海 命節 俺がのる 俺がゆく 技術(うで)も度胸もあんたがくれた 親と子二代の じゃんが鳴る 響け 北海 男節 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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昔のひとモングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 矢田部正 | 一度目はあやまちでおわっても めぐり逢えば なおさら 罪ぶかく 身も心も 愛の底に堕ちてゆく あゝあやまちの償いは 身を切るような 別れでした だめよ あなた 愛称(なまえ)など呼ばないで 昔のひとの ままでいて 純愛もあやまちも火遊びも 通り過ぎた恋なら同じよに 昔のひと そんなふうに呼ぶけれど あゝあれほどに溺れあい 血の出るような 別れでした だめよ あなた 見られたらこまるでしょ 昔の女 それでいい あゝあやまちの償いは 身を切るような 別れでした だめよ あなた くちびるに触れないで 昔のひとで おわれない |
雪の音色モングン | モングン | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 石倉重信 | いつかしら なぜかしら 二人にはガラスの壁 窓の雪 みつめて ため息が凍る 何もかも 知っている だからこそ 聞けない あなたの その愛は今 誰にあるのでしょう わたしには わかるの 悲しい 雪の音色(ねいろ)が 聞こえるの あゝ 粉雪の泣き声が ダンシンエ サランウン チグム ヌグエゲ イッナヨ? ナヌン アルゴ イッソヨ! グスルプゲ トロヂヌン ガルヌン ソリカジ ア~ チョクマッカン ハンキョウルバメ ヌンネリヌン ソリガ…! 降りつもる あの雪が この胸の思いならば 夜明けまで このまま やみそうもないわ 別れずに 生きること きめたから なおさら 行き場のない愛は今 身悶えるのでしょう わたしには わかるの 激しい 雪の音色が 聞こえるの あゝ 冬の夜(よ)の 泣き声が あなたの その愛は今 誰にあるのでしょう わたしには わかるの 激しい 雪の音色が 聞こえるの あゝ 冬の夜の 泣き声が |
愛のエトランゼ森まどか | 森まどか | 田久保真見 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 涙も枯れたこころは砂漠 砂のように崩れ落ちた恋のかけら ざわめく街はねむらない白夜 きっと誰も夢を見るのがこわいのね 抱かれるために洗った髪が泣いているみたい エトランゼエトランゼ 愛からはぐれてさすらうの あのひとは蜃気楼 追いかけて抱きしめたら消えていた 想い出うめたこころは砂漠 砂のように焼けて熱い恋のかけら 平気だなんて強がりな呪文 きっと誰も自分のことをだますのね 別れるために出逢ったひとを愛してしまった エトランゼエトランゼ 夢からはぐれてさすらうの 三日月を胸に投げ あのひとに行かないでと叫びたい エトランゼエトランゼ 愛からはぐれてさすらうの あのひとは蜃気楼 追いかけて抱きしめたら消えていた |
夜明けのタクシー森まどか | 森まどか | 田久保真見 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 背中でドアを閉めれば 息をひそめた蒼い街 サヨナラは言わないわこわれそうだから 夜明けのタクシーひとり去ってゆく それが私にお似合いね 夜明けのタクシー手をあげるけど これからどこへ行けばいいの 空車の赤いランプを また一台と見送るの 追いかけて来ないことわかっているくせに 夜明けのタクシーもしも泣いたなら 愛は続いていたかしら 夜明けのタクシーねぇ遠くまで 私をはやく連れて行って 夜明けのタクシーひとり去ってゆく それが私にお似合いね 夜明けのタクシー手をあげるけど これからどこへ行けばいいの |
二人づれ森昌子 | 森昌子 | 石本美由起 | 徳久広司 | 私のいのちは あなたと決めた 女のこゝろを 信じてほしい 燃えて寄り添う 明日(あした)があるのなら 苦労七坂(ななさか) 越えてもいいわ 道づれ あなたと あゝ二人づれ なぐさめ励(はげ)まし いたわり合えば 涙の道でも 耐えられるのよ 春の陽射しは どんなに遠くても 胸に咲かせる 幸せ「すみれ」 道づれ この世は あゝ二人づれ 一緒に生きてと 見つめる私 笑ってうなづく あなたが好きよ 冬の北風 一人じゃ寒いから 夢も宿命(さだめ)も あずけて生きる 道づれ いつでも あゝ二人づれ | |
こころの雫森進一 | 森進一 | 五木寛之 | 徳久広司 | 風の吹く日も 雨の日も がんばれ がんばれ がんばれと 自分をはげまし 生きてきました そんなわたしの 乾いた胸に あなたの 言葉がしみる 人はだれでも 泣きながら この世に生まれて きたんだよ たまには涙も ながしてごらん いつもひとりで かたくなに 頼るな 頼るな 頼るなと 突っぱりとおして 生きてきました なのにいまごろ こころの奥に あなたの 言葉がしみる 花もいつかは 散るんだよ みんな還って 往くんだよ たまにはその手を 合わせてごらん ながい冬にも 嵐にも 負けるな 負けるな 負けるなと こころを逆立て 生きてきました なぜか今夜は お酒のせいか あなたの 言葉がしみる とおい春でも いつかくる きっと待ってる 人もいる たまには笑顔で 甘えてごらん | |
切なくて森進一 | 森進一 | 五木寛之 | 徳久広司 | こころに木枯らし 吹くような さびしい夜には 手枕で むかしのアルバム かけてます いつか一緒に きいた歌 小節(こぶし)のくせまで あざやかに おぼえているのが ああ また 切なくて 別れて三年 すぎたけど ふたりで暮らした あの部屋に 無口な女で 住んでます 髪を染めたり したけれど こころはすこしも 晴れません 変れぬ自分が ああ また 切なくて 朝だけ日のさす ベランダに あなたが育てた こでまりが 今年もきれいに 咲きました 白いちいさな 花影に あなたの笑顔が 揺れてます 月日のたつのが ああ また 切なくて | |
紫陽花みれん杜このみ | 杜このみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | 優しい瞳(め)をした あなたに負けて みんな許した 私です やっと見つけた 幸せを 雨よ返して 今すぐに 涙の色か うす紫の しずく哀しい 紫陽花みれん 濡れるじゃないかと 抱き寄せられて あの日あなたと ひとつ傘 恋の痛みを 思い出を 雨よ流して 今すぐに ため息つけば 花びら揺れて つのる逢いたさ 紫陽花みれん あきらめ切れない 愚かさ弱さ 花に浮かべる 面影よ つらい別れの その訳を 雨よおしえて 今すぐに 日暮れて淋し 女の胸に 今日もしぐれる 紫陽花みれん |
残んの月杜このみ | 杜このみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | あてにならない 約束なのに あなたを今夜も 待つ私 来る来ない 来る来ない なぜなぜ来ない 夜明けに浮かぶ 残んの月よ 心細さに 震えます ひとつため息 こぼれるたびに 口紅淋しく 色褪(いろあ)せる 来る来ない 来る来ない やっぱり来ない ぽつんと浮かぶ 残んの月よ いっそこの恋 捨てましょか 今日で十日(とおか)も 逢えないままで 女の心が 痩(や)せて行く 来る来ない 来る来ない なぜなぜ来ない 涙でにじむ 残んの月よ どこで今頃 誰といる |
風のゆりかご森川つくし | 森川つくし | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 伊戸のりお | あなたとふたり 旅にでたい 地図にも載(の)らない 遥かな町へ 生まれたばかりの ちいさな愛を 心の鞄(カバン)に 大事にしまって 季節という名の ゆりかごに ゆらりゆられて… 信じあうやさしさ 思いやり 風の中で 確かめあいたい あなたとふたり 夢をみたい 着飾る言葉も 昨日も忘れ やすらぐその腕 頬を埋(うず)めて 微笑み浮かべて 眠りにつきたい 涙という河 越えてゆく そんな夜にも… かよいあう心の ぬくもりが 明日(あす)に生きる 勇気をくれるわ 季節という名の ゆりかごに ゆらりゆられて… 信じあうやさしさ 思いやり 風の中で 確かめあいたい |
明日へ手拍子村木弾 | 村木弾 | 舟木一夫 | 徳久広司 | 杉村俊博 | (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ パパンがパンとくりゃ またあした オレはオレなりに 気張って生きては いるがサ ついて行けない 雨・風も あれこれあって 酒にもたれてサ 今日も ちょいと手拍子サ (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ パパンがパンとくりゃ またあした オレはオレなりに オカ惚れしている あの女(こ)サ 口説きゼリフも 宙に浮き 目と目も合わず ダレてしらけてサ 今日も ちょいと手拍子サ (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ パパンがパンとくりゃ またあした オレはオレなりに 正直ほしいよ 金もサ だから仕事を ぶらさげて テコテコ歩く おつかれさんでサ 今日も ちょいと手拍子サ (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ (ヨイショ、)パパンがパン、 (ヨイショ、)パパンがパンときて ググイのグイ パパンがパンとくりゃ またあした パパンがパンとくりゃ またあした |
暴れ船村木弾 | 村木弾 | 原文彦 | 徳久広司 | 西村真吾 | 波が噛みつく 牙を剥く 負けてなるかよ 受けてやる 怒涛逆巻く 男の漁場 度胸一番 命を張った 喧嘩覚悟の 暴れ船 無事を祈ってくれる娘が 海の土産を 待っている 見せてやりたい 男の意地を 鴎卍に 飛び交うなかを 夢と戦の 暴れ船 木の葉みたいな 船だけど 親父ゆずりの 根性船だ 時化で磨いた 男の仕事 銀の鱗が 板子で踊りゃ 海の華だよ 暴れ船 |
男さすらい村木弾 | 村木弾 | 高田ひろお | 徳久広司 | 杉村俊博 | 俺の生まれた あの山脈(やまなみ)は 星を背負って かがやいている 世間すねても 暗闇(くらやみ)ばかり 旅の 旅の空 俺はさすらう 夜は深いよ 心細いよ 夢や希望は 今どこにある いつになったら 明日(あした)がみえる 掴(つか)む あてもない 俺の星屑 流れ流れて さまよい生きる 心凍(こご)える 遥(はる)かな旅よ すべて無情か あの灯火(ともしび)は 遠く うるんでる 俺のゆく道 |
お前に逢いたい村木弾 | 村木弾 | 原文彦 | 徳久広司 | 杉村俊博 | 男ごころの傷あとに 今夜の酒は辛すぎる 遠くなるほどまた近くなる あの日の涙に詫びたくて お前に逢いたい お前に逢いたい たった一人の女さえ 守れずその手振り切った 馬鹿な男が溺れた夢を 叩いて流れる路地の雨 お前に逢いたい お前に逢いたい 過ぎた時間が戻るなら お前の胸に戻りたい 背中(せな)で聴いてる船村演歌 かくした涙に春が逝く お前に逢いたい お前に逢いたい |
俺のMAX村木弾 | 村木弾 | 森林檎 | 徳久広司 | 杉村俊博 | 言葉を選ぶ こともなく 場面を作る こともせず 惚れたあの娘(こ)の ハートをめがけ 俺のMAX ストレート ズドンと投げて 返り討ち 人生どうにも いばら道 ズキンと胸が 疼(うず)いたら 馴染みの店の ドアを押す 流行り歌など 背中で聞いて 沁みるバーボン ストレート グイッと飲んで 三日酔い 人生なにかと 修行中 (DON DON DON…) 熱い拳に 力を込めて 俺のMAX ストレート バチッと決めて ド真ん中 人生どっこい これからさ |
さんざし恋歌村木弾 | 村木弾 | 舟木一夫 | 徳久広司 | 杉村俊博 | ひとりが寒すぎる 木枯らしの夜更けには おまえの置き手紙 なみだ文字 思い出す 夢を追うのを あきらめる あなたにはしたくない 白い便箋 さんざしの 花びらが 泣いていた 愛してくれていた 待つことで この俺を あの時 あの部屋を 飛び出せば 間にあった どんな想いを 噛みしめた 終列車(さいしゅう)のベルの音 凍る夜空に さんざしの 散りぎわを 見てたのか たとえ小さな 暮らしでも 倖せでいるのなら うわさ届けよ さんざしの 花の咲く 季節には |
ほろろん演歌村木弾 | 村木弾 | 菅麻貴子 | 徳久広司 | 杉村俊博 | 遠いあの日の この歌が 俺の涙を 誘うのさ 店に流れる 昭和のギター ぼろろん ほろろん… 泣くんじゃないよ 心に沁みる なさけ この歌 路地づたい 都会ぐらしに 慣れたって 故郷(くに)が恋しい 時もある 知らぬ同士が 肩寄せあって ぼろろん ほろろん… 酒つぎ合えば 暖簾をくぐり 遠い 汽笛が 胸をうつ 肩を叩いて 笑い合う そうさみんなで 生きてきた 店に流れる 昭和のこころ ぼろろん ほろろん… ひとりじゃないよ 今夜も沁みる なさけ あの歌 路地づたい 今夜も沁みる なさけ あの歌 路地づたい |
あぁ地平線~君の待つ街へ~椋忠治郎 | 椋忠治郎 | 菅麻貴子 | 徳久広司 | 猪股義周 | 追って来たけど 男の夢を 辿り着くには あまりに遠い…北原野 旅の仕度に 手を貸して あの日涙を こらえていたね ごめんよ 苦労を ねぎらうような 笑顔ひとつが 瞼(め)に浮かぶ 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 泣いているよな 夕焼け空が 男ごころを 真っ赤に染める…地平線 北の最果て 身に沁みる 忘れられない ぬくもりひとつ ごめんよ も一度 出直す俺を 強く励ます 向かい風 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ 詫びてすまない この俺だけど 君とこれから 二人で生きる…人生を つらい雨風 吹く日にも この手離さず 歩いて行こう ごめんよ 男の 我儘だった 真心(こころ)ひとつを ふところに 帰ろうか 明日は 君の待つ街へ |
おまえに惚れた三山ひろし | 三山ひろし | たかたかし | 徳久広司 | 伊戸のりお | 俺にきめろよ まよわずに 言って振り向きゃ ついてくる 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた 金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた(惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと指さす おまえに惚れた |
ほろり酒宮史郎 | 宮史郎 | 浅木しゅん | 徳久広司 | 何軒はしご 重ねて来たの これから先は ひとりじゃないわ 雨が降ります ほろり酒 偉くなるだけが 人生じゃないわ 私もそうよ 忘れたはずの しんどい過去が 心をよぎる 夜が更けます 縄のれん 偉くなるだけが 人生じゃないわ お銚子みんな 倒したままで あなたはいつか 寝息をたてる 風が吹きます ほろり酒 偉くなるだけが 人生じゃないわ | |
酔町情話宮史郎 | 宮史郎 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 素面じゃなんにも 言えなくて 酔ったふりして 口説くひと 照れ屋なあなたの その真心 わかっています 痛いほど いいのねあなた… いいのねあなた 私のような おんなでも 誰にも過去は あるんだと 夢をお猪口に 注ぐあなた やさしい情けが 嬉しくて 思わず涙 溢れます いいのねあなた… いいのねあなた 苦労が沁みた おんなでも 寄り添い甘える 倖せを そっと映した 夜の川 明日から世間を 気にせずに 歩いてゆける 日向みち いいのねあなた… いいのねあなた 私のような おんなでも | |
雨の大阪宗右衛門町都はるみ&朝田のぼる | 都はるみ&朝田のぼる | たかたかし | 徳久広司 | 斎藤恒夫 | アー 胸のしんまで 酔わされた アー 雨も素敵だ こんな夜は 帰さない 帰らない 色つきネオンも ピッカピカ 恋するふたりにゃ 宵の口 雨の大阪 宗右衛門町 アー 男らしさが たまらない アー すがる瞳が かわいいぜ じらそうか すねようか 一つのコートに 頬よせて 歩けばせつなく 燃えてくる 雨の大阪 宗右衛門町 アー 右に曲れば 裏通り アー 誘うホテルの 灯も濡れる 愛してる 愛してる 泣きたくなるほど 愛してる 触れあうこころの 交差点 雨の大阪 宗右衛門町 |
草枕都はるみ | 都はるみ | 吉田旺 | 徳久広司 | 前田俊明 | 人の世の 夢にはぐれて 行きくれて 孤りつぐ酒 ひりひりと やつれた胸に 傷口に 泣けよとばかりに しみわたる 振りむけば 咲かず終いの 恋いくつ みれんほろほろ 盃に おもかげ浮かべ のみほせば やるせぬ想いよ とめどなく 歳月の 流れ行くまま 流れ去る 人の旅路の 儚さを 身にしみじみと 抱くとき 侘しや夜雨の 草枕 |
散華都はるみ | 都はるみ | 吉田旺 | 徳久広司 | 桜庭伸幸 | 櫻 れんぎょう 藤の花 芙蓉 睡蓮 夾竹桃 野菊 りんどう 金木犀 桔梗 侘助 寒牡丹 女雛 矢車 村祭り 螢 水無月 野辺送り 父よ 恩師よ ともがきよ 母よ 山河よ わだつみよ あの人を 悼むように 咲き匂う めぐる季節の花々 燃えたぎる命 いのち懸けてまで 掴もうとした 未来よいずこ…いずこへ せめて空に舞え 見果てぬ想いのせて あゝ海に降れ 散華の花弁 せめて虹になれ 還らぬ青春を染めて あゝ風に乗れ 散華の恋歌 せめて空に舞え 見果てぬ想いのせて あゝ海に降れ 散華の花弁 |
新宿海峡都はるみ | 都はるみ | 吉田旺 | 徳久広司 | もどってきてよと さけんでも あなた情(つれ)ない 別れ船 ネオン海峡 新宿の 霧にかくれて 泣き暮らす わたしを忘れて 行かないで いちどはこの肌 この胸に 錨おろして くれたひと ネオン海峡 新宿に よせるみれんの 片瀬波 酔えないこころを ぶたないで あなたの夢みて 目をさます くせがかなしい きのう今日 ネオン海峡 新宿は しょせん明日へ 行く船を 見送るさだめの 恋ばかり | |
小さな春都はるみ | 都はるみ | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 前田俊明 | あなたが春なら わたしは桜 咲かせてください その胸で やっと見つけた 陽だまりの中 こころも身体も あたたかい これが…これが… 幸せなんですね 小さな 小さな 春ひとつ あなたに寄り添い わたしは生きる 出逢えた喜び 噛みしめて 背伸びしないで 今日から明日へ あふれる涙も あたたかい これが…これが… 幸せなんですね 小さな 小さな 春ひとつ わたしの心に あなたの笑顔 映せば元気に なれるから おなじ歩幅で 歩いてくれる 強くてやさしい ひとが好き これが…これが… 幸せなんですね 小さな 小さな 春ひとつ |
この冬すぎれば春が来る三船和子 | 三船和子 | 木未野奈 | 徳久広司 | 石倉重信 | 二つの心を つないだ糸も 無理やり引いたら すぐ切れる 一日一歩 ふたりで歩く 人生坂も 折り返し この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る いいえとハイとを 上手に使う 可愛い女房で 生きたいの 喧嘩のたびに 背中を向けて あなたに泣いた 夜もある この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る あかぎれだらけの この指だけど 指輪が似合った 頃もある 明日を信じ 笑顔に苦労 隠して越えた 山や川 この冬すぎれば 春が来る あゝ春が来る |
むかしの男三船和子 | 三船和子 | 瑳川温子 | 徳久広司 | 桜庭伸幸 | 恋をするよろこび 恋のなみだ あの人のためなら 死んでもいいと 八分咲きの君が 綺麗だよと わたしを抱きしめた むかしの男 甘い誘いに 惑わされ 悲しいことばに 傷ついた あの日があって 今がある 乾杯 色とりどりの むかしの男 忘れない花よ 幸せはいつでも 突然終る 愛の形見さえも 残さないまま 涙から人生 教えられて やさしさ身に着けた 女よわたし 逢ってみたいの もう一度 逢ってはいけない もう二度と グラスを揺らす 想い出に 乾杯 過ぎ去りし日の むかしの男 忘れない夢よ 逢ってみたいの もう一度 逢ってはいけない もう二度と グラスを揺らす 想い出に 乾杯 過ぎ去りし日の むかしの男 忘れない夢よ |
おまえに惚れた嶺陽子 | 嶺陽子 | たかたかし | 徳久広司 | 斉藤恒夫 | 俺にきめろよ まよわずに 言って振り向きゃ ついてくる 惚れた (惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた (惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた 金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた (惚れた) 惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと指さす おまえに惚れた |
命つきるとも美月はるか | 美月はるか | 下地亜記子 | 徳久広司 | 矢野立美 | 海峡(うみ)を渡れます 宇宙(そら)さえ飛べるのよ あなた奇跡を 信じられますか たとえば引き裂かれ 離れ離れでも 心すぐそばに いつも感じるの 女の恋は 涙とひきかえ だけど女に 生まれたことを 悲しいなんて 思わない こんなにも 幸せだから FOREVER FOREVER 命つきるとも FOREVER FOREVER 愛は永遠(とこしえ)に 満ちては欠けてゆく 欠けてはまた満つる 月の輪廻(りんね)の めぐる不思議さよ たとえばもう一度 生まれ変わっても きっと出逢えるわ きっと見つけてね こんなに辛い 哀しい恋でも 私あなたを 愛したことを 不幸だなんて 思わない 何度でも めぐり逢いたい FOREVER FOREVER 命つきるとも FOREVER FOREVER 愛は永遠(とこしえ)に FOREVER FOREVER 愛は永遠(とこしえ)に |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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昭和も遠くになりました水田かおり | 水田かおり | かず翼 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 幸せ探せと 言い残し 別れて行った 後ろ影を 追えば冷たい 雨降る路地で 傘も差さずに 見送りました それでも待とうと 決めた日は 時代もそろそろ 代わる頃 あれから何年 経ったのかしら 昭和も遠くになりました あれほど愛した 人はない 時々恋は したけれども 今も心は あなたのものと こんな夜更けは しみじみ思う 思い出呼ぶよな 雨音は 淋しい女の 子守唄 今ごろどうして いるのでしょうか 昭和も遠くになりました 未練というのじゃ ないけれど も一度あの日に 戻りたい あれから何年 経ったのかしら 昭和も遠くになりました |
たそがれの駅水田かおり | 水田かおり | かず翼 | 徳久広司 | 伊戸のりお | たそがれの駅の 人混みで あなたを探すのが 好きでした 灯りのともる 街角で 一緒に買い物 しましたね あぁ 青春は なぜか急ぎ足 面影染めて 夕陽が落ちる あの頃なにも迷わず あぁ 信じてた あなたとあなたと生きてくと 信じてた たそがれの駅に 降り立てば 心に思い出が 暮れなずむ 帰りの道は いつだって バス停三つを 歩いたね あぁ 青春の 遠い忘れ物 探してみたい アカシア通り 失くした夢を見つけて あぁ もう一度 あなたとあなたと生きたくてもう一度 あぁ 青春も 今はセピア色 きれいな季節(とき)は 短いけれど あの頃なにも迷わず あぁ 信じてた あなたとあなたと生きてくと信じてた |
おまえに惚れた![]() ![]() | 美空ひばり | たかたかし | 徳久広司 | 俺にきめろよ まよわずに 言って振り向きゃ ついてくる 惚れた(惚れた)惚れたよ おまえに惚れた 肩を抱きよせ 眸(め)をのぞきゃ 頬に紅さす おまえに惚れた あなた躰(からだ)に 悪いわと 水でお酒を 割ってだす 惚れた(惚れた)惚れたよ おまえに惚れた 言葉づかいも 女房を きどる今夜の おまえに惚れた 金じゃ幸せ 買えないと 俺を泣かせる 憎いやつ 惚れた(惚れた)惚れたよ おまえに惚れた 空を見上げりゃ 星ひとつ そっと指さす おまえに惚れた | |
KANPAI!!美空ひばり | 美空ひばり | 吉田旺 | 徳久広司 | 何年ぶりでしょう お元気そうね…… いいのよそんなに あやまらないで 時効にしましょう 過去(むかし)のことは おたがいあの頃 若かったもの KANPAI KANPAIしましょう 再会祝って (ウォウ ウォウ) KANPAI KANPAIしましょう 小粋な偶然に わたしも今では 人妻なんて…… ジョークよあれから 独身(ひとりみ)つづき ちがうのあなたの せいではないわ 気楽なくらしが 気に入ってるの KANPAI KANPAIしましょう 生きててよかった (ウォウ ウォウ) KANPAI KANPAIしましょう うれしい人生に KANPAI KANPAIしましょう 再会祝って (ウォウ ウォウ) KANPAI KANPAIしましょう うれしい人生に KANPAI!! (ウォウ ウォウ) KANPAI!! (ウォウ ウォウ) KANPAI!! KANPAIしましょう | |
恋女房美空ひばり | 美空ひばり | たかたかし | 徳久広司 | くらしの涙を 笑ってかくし いいの男は わがままに 生きてほしいと 言うおまえ すまないね すまないね 苦労をかけて すまないね 傍にめだたず いてくれる 俺にゃすぎた 女だよ 着物の一枚 ねだりもせずに 惚れた男に つくすのが 妻のつとめと 言うおまえ あの頃は あの頃は 幼なじみの 夫婦雛(びな) 口にゃ出さぬが 心では 末は一緒と きめたいた 弱きになったら あんたの負けよ 男だったら さいごまで 意地をとおせと 言うおまえ うれしいね うれしいね 今夜は一本 つけるわと 俺の気持ちを ひきたてる 俺にゃすぎた 女だよ | |
人恋酒美空ひばり | 美空ひばり | たかたかし | 徳久広司 | 人に教わる こともなく いつかおぼえた 酒の味 生きてくつらさ 心の傷を 酔ってわすれる 裏通り 酒よ 今夜もおまえとさしむかい 人に踏まれて 泣きもした 恋にいのちを 賭けもした 忘れたはずの 面影ひとつ おもいださせる 通り雨 酒よ 今夜もおまえとさしむかい 人が恋しく 飲む酒か 夢がほしくて 飲む酒か 沈むも浮くも 人の世ならば 悔いを残さず 歩きたい 酒よ 今夜もおまえとさしむかい | |
恋情美空ひばり | 美空ひばり | 吉田旺 | 徳久広司 | 忘れえぬ きみの面影 抱(いだ)く夜(よ)は 干(ほ)せども酔えぬ 炎(ひ)の酒よ とまり木づたい さ迷えど 甲斐なく燃ゆる わが恋よ 狂おしく 素肌かさねし おもひでの ゆらぎてよぎる 夜の川 かえらぬ夢と 知りながら 片恋ごころ とめどなく 人の世の 旅に行き暮れ 見かえれば いのちと燃えし 恋ひとつ いとしきひとよ 今もなお きみこそ永遠(とわ)の わが青春(はる)よ | |
駅水森かおり&徳久広司 | 水森かおり&徳久広司 | 麻こよみ | 徳久広司 | 人目をさけて 寄りそう肩に 星が震える 北の駅 心細さに すがる指先 二度と戻れぬ この町よ… 離れられない 恋なら なおさら すべてを捨てても かまわない おまえだけ あなただけ 明日へ旅立つ 今 ふたりです 見送る人も ない寂しさに せめて口紅(ルージュ)を 買い換えて 泣いた数より 幸せあげたい 薄い切符に かける夢… 噂悲しい 恋なら なおさら この手を離さず どこまでも 今日からは 泣かないわ 明日を信じる 今 ふたりです 離れられない 恋なら なおさら すべてを捨てても かまわない おまえだけ あなただけ 明日へ旅立つ 今 ふたりです 明日へ旅立つ 今 ふたりです | |
伊良湖岬水森かおり | 水森かおり | 麻こよみ | 徳久広司 | 捨てて下さい 私をここで あなたを諭(さと)して 背を向ける このままどこかへ 逃(のが)れても きっと世間が 許さない… かすむ島影 伊良湖岬は 風がひゅるひゅる 涙ひゅるひゅる あなた思えば なおさら 泣いて身を引く 片瀬波 抱いて下さい 震える肩を ぬくもり残して 欲しいから どんなに好きでも この世には 見てはいけない 夢がある… 名残り尽きない 伊良湖岬は 心ひゅるひゅる 涙ひゅるひゅる そっとあなたの 両手に 乗せる形見の さくら貝 夕陽哀しい 伊良湖岬は 風がひゅるひゅる 涙ひゅるひゅる 二人旅した 思い出 抱いて見送る 片瀬波 | |
大阪ひとりぼっち水森かおり | 水森かおり | 麻こよみ | 徳久広司 | 伊戸のりお | ネオンがきらめく 道頓堀の 川風沁みます この胸に あなたの優しさ 退屈なのと 冷たく別れて 来たけれど… ばかね ばかね わたし この手の中の 幸せ捨てた にぎわう大阪 戎橋(えびすばし) ひとりぼっちが なおさらつらい あなたと別れて かれこれ二年 楽しい事など なかったわ あなたの背中に 寄り添いながら も一度朝まで 眠りたい… ばかね ばかね わたし この手の中の やすらぎ捨てた 夜更けの大阪 新世界 ひとりぼっちの 淋しさつのる ばかね ばかね わたし この手の中の 夢さえ捨てた 涙の大阪 御堂筋 ひとりぼっちの 心が寒い |
かりそめの花水森かおり | 水森かおり | 麻こよみ | 徳久広司 | 前田俊明 | 来るか来ないか わからぬ人を 待てば吐息が こぼれます どうにもならない 恋なのに どうにもできない 人なのに 尽すことさえ 許されず 咲いて儚い かりそめの花 あんな淋しい 瞳をされなけりゃ 抱かれなかった あなたには いつかは散り行く 恋だから いつかは消え行く 夢だから これが最後と 決めたって 逢えば崩れる かりそめの花 胸の空き間に あなたが匂う にじむ涙の ひとしずく どうにもならない 恋だけど どうにもできない 人だけど 今はいいのよ このままで 女哀しい かりそめの花 |
雁渡し水森かおり | 水森かおり | 木下龍太郎 | 徳久広司 | 南郷達也 | 愛を失くした 女の部屋は どっちを向いても すきま風 雁が来る頃 吹くと言う 風は北風 雁渡し 心に衣は 着せられなくて 重ね着しても まだ寒い 二本並んだ レールのように 二人の心は 離れてた 辛い別れを 決めた夜(よ)も 空に鳴ってた 雁渡し 月日を重ねて 築いてみても 崩れりゃもろい しあわせは 空を見上げりゃ 女の胸の 涙を映すか 鏡月 雁が来るとき 冬までも 連れて来たのか 雁渡し 悲しい思い出 暖炉にくべて 遅れる春を 一人待つ |
氷見の旅水森かおり | 水森かおり | 菅麻貴子 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 冬の番屋に 降る雪に 涙を凍らせ 歩きます ふたり倖せ 夢見てた あの頃が 恋しくて 海の色も 変えないで 雪は波に 消えて行く 心変わりを したのはあなた 泣いてひとりの… 氷見の旅 白い息して 過ぎる旅人(ひと) あなたに空似の 背中(せな)を追う ふたつ寄り添う 虻(あぶ)が島 思い出が 空に舞う 波の華よ 届けてよ 寒い胸に 春の日を 雪の立山 遠くに眺め 過去に別れの… 氷見の旅 暮れて宿へ 辿る道 咲いた椿 紅の色 今はあなたの 倖せだけを 願う北陸… 氷見の旅 願う北陸… 氷見の旅 |
メープル街道水森かおり | 水森かおり | 円香乃 | 徳久広司 | 西村真吾 | 私を乗せて 列車は走る 紅いカエデが 風に散る 車窓(まど)から見える メープル街道 秋に染まって 絵葉書みたい 紅(くれない)緑 黄色に変わる 人の心も 変わってゆくわ この手紙 書き終えたら あなたを 忘れます… 異国の町で 一人になれば 迷う心を 決められる カバンに落ちた カエデが一葉 風の旅人 私と同じ 紅(くれない)緑 黄色に変わる 永遠(とわ)の誓いも 変わってゆくわ この手紙 読み終えたら 私を 忘れてね… 紅(くれない)緑 黄色に染まる 時も流れて 染まってゆくわ 列車から 降りたら そう 明日を 生きてゆく 明日を 生きてゆく |
女はおんな…水元亜紀 | 水元亜紀 | 土田有紀 | 徳久広司 | 南郷達也 | 夏の日中を 焦がれ啼く 蝉も抜け殻 残すのに 私に何が 残るでしょうか 夜毎あなたの より道は 長すぎた 春のせい… 生きる別れる どちらもつらい… 二度も三度も 傷ついて 自分ばかりを 責めていた 待ちますあなた 戻って欲しい あなただけしか 愛せない 冷たさに 尚もえる… 過ぎてしまえば いい事ばかり… そうよ男は 鳥になる 飛んで疲れて ねむるまで 優しい嘘に つかまりながら 夢で抱かれて すがりつく 負けたのね 惚れたのね… 惚れてしまえば 女はおんな… |
哀しみのエアポート水田竜子 | 水田竜子 | 菅麻貴子 | 徳久広司 | あなたの出ない 留守電に 「サヨナラ」ひと言 告げたなら 人影まばらな 出発ロビー 想いで背にして 歩き出す 北国ゆきの 最終便 ふたり旅した あの街へ ひとりで飛び立つ ひとりで飛び立つ 北空路 「嫌い」と口で つぶやいた 「好きよ」と心が言い返す 時計の針だけ 戻してみても 愛した過去に 帰れない 北国ゆきの 最終便 指輪はずした くすり指 涙に濡れてる 涙に濡れてる ひとり旅 北国ゆきの 最終便 翼傷めて 舞い降りる 別れに似合いの 別れに似合いの 北空路 | |
帰りゃんせみずき舞 | みずき舞 | 石川勝 | 徳久広司 | 池多孝春 | しぐれの音に 目が覚めて 手探り隣りに あなたはいない 過去を断ち切り このおれと 生きていこうと 口説いたひとよ どこにいる どこにいる も一度わたしに 帰りゃんせ つくして惚れた その姿 しあわせ笑顔と 云われてみたい 明日に望みを もてるのに 愛がはぐれて 迷っているの 好きなのよ 好きなのよ も一度わたしに 帰りゃんせ 冬の寒さに 耐えたなら 桜の春が 待っている 強くなります 花のように 女心の 一途な夢よ どこにいる どこにいる も一度わたしに 帰りゃんせ |
知床恋文みずき舞 | みずき舞 | 池田充男 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 流氷原野(りゅうひょうげんや)の オホーツクを いち輌だけの 赤いディゼル きょうも別れを 乗せてゆく あれからあなた どうしてますか 知床に… 春は来ましたか 私のこころは 冬のまゝ あぁゝ 霧笛(むてき)がきこえる アパートの あの角部屋が 好きでした ハマナス咲いてる 無人駅で 出合った夏が 恋のはじまり これが運命(さだめ)と いうのでしょう 約束もない 男と女 愛しあい… すこし照れながら くらした百日 ものがたり あぁゝ むくちなあなたの 肩まくら あの転(うた)た寝が 好きでした 海峡わたって 北に生きる 私にとって これも人生 ゆめのクリオネ さがしたい いまでもあなた 独(ひと)り身(み)ですか 東京の… 荷物かたづけて ゆきます最果 知床へ あぁゝ 岬を見ながら パン焼いて あの朝模様(あさもよう) いまいちど |
のぞみ坂から明日坂みずき舞 | みずき舞 | 麻こよみ | 徳久広司 | 池多孝春 | ひとつため息 つくたびに 遠くなります 幸せが 苦労背筋を 伸ばしたら きっと明日が 見えてくる 我慢くらべの のぞみ坂 会えば別れる 人の縁 なぜに心の すれ違い 泣いて見送(おく)った うしろ影 そっと思い出 抱きしめる 道はそれぞれ のぞみ坂 夢という名の 落し物 拾い直して 春を呼ぶ にじむ涙の 悔しさを 耐えて明日へ 一歩づつ 胸に陽が射す のぞみ坂 |
陽だまりみたいな人だからみずき舞 | みずき舞 | 麻こよみ | 徳久広司 | 池多孝春 | 陽だまりみたいな その胸が 私の住む場所 これからは きっとあなたに 逢うために 何度も寄り道 まわり道 願いはひとつ あなたと離れずに 哀しい時ほど なおさらに 涙をこらえて 生きてきた やっと見つけた 幸せを 焦らず大事に 育てます 願いはひとつ あなたといつまでも 遅れる私を 振り向いて 笑顔で待ってて くれる人 心気遣う 優しさに 思わず駆け寄り つなぐ指 願いはひとつ あなたと離れず |
二人静みずき舞 | みずき舞 | 藤野美代 | 徳久広司 | 池多孝春 | 惚れ合うふたりの しあわせに ぬくもり奪う すきま風 苦労させない 人よりも 苦労一緒に できる人 ふたりはひとつ 力をあわす 二人静(ふたりしずか)の 二人静の 花のように 世渡り下手だと 云いながら 自分をいつも 責めている 無駄といわれる つみ重ね 無駄があしたの 糧になる けわしい道も つらくはないわ 二人静は 二人静は 夢をみて 足もとしっかり 地につけて やってりゃいつか でる答え 涙ふたりで 分け合って 涙笑顔に 変えるのよ 咲かせるための 楽しい苦労 二人静は 二人静は 愛の花 |
ふたりだけの艶歌みずき舞 | みずき舞 | 池田充男 | 徳久広司 | 伊戸のりお | わたしが惚(ほ)れた あなた 人生、世わたり 真(ま)っ直(すぐ)で 見た目もやんちゃな あなたです わたしはきょうも あなたの愛に 抱きしめられて 生きている たしかに たしかに 生きているのよ なみだにもろい わたし 他人を信じて うらぎられ くやしさやつれの わたしです かしこくなって 頑張りますと 一生懸命 生きている たしかに たしかに 生きているのよ お金にだめな ふたり ひろった仔猫に 鈴つけて しあわせ艶歌な ふたりです 暮らしも部屋も ちいさいけれど 青空みあげ 生きている たしかに たしかに 生きているのよ |
女のゆきどけ三沢あけみ | 三沢あけみ | 吉田旺 | 徳久広司 | 水割り一気に 呑みほして 出直さないかと 聞くあなた あなたあなたの 真情(まごころ)に 頬を泪が 走ります ほんとに私で いいのでしょうか 淋しさまぎれに 死にたいと 思った夜更けも 二度三度 あなたあなたに 寄り添えば 明日という字が 見えてくる ほんとに私で いいのでしょうか 涕(な)くため生まれて きたような おまえと倖せ みつけたい あなたあなたと ふり仰ぐ 朝はゆきどけ 春間近 ほんとに私で いいのでしょうか | |
片恋おんな三沢あけみ | 三沢あけみ | 徳久広司 | 徳久広司 | つらい恋です 灯りがほしい 足もと照らしてください ねえ あなた 尽すことしかできないけれど わたしのどこが いけないの あゝ ポツリ涙の 片恋おんな お酒下さい 今夜はひとり 飲めないけれども 酔います ねえ あなた うらむそばから また恋しがる わたしをなぜに いじめるの あゝ つのる想いの 片恋おんな 忘れたいのよ 忘れてみせる いつまで待っても むりです ねえ あなた そんなせりふで けりつけましょか どこかにいい人 いるはずよ あゝ ゆれる心の 片恋おんな | |
幸せの足音三沢あけみ | 三沢あけみ | さわだすずこ | 徳久広司 | 伊戸のりお | 雪をかきわけ 顔を出す 黄色い小さな 福寿草 春なのね もう 春なのね しゃがんで触れた 指先に 幸せ近づく 音がする 雨の 雫(しずく)に 色変えて 梅雨間(つゆま)に咲いてる 紫陽花(あじさい)が 泣かないの もう 泣かないの あなたの明日(あす)を 葉陰(はかげ)から そぉっと見守る 人がいる 空に重なる 虹の橋 見上げた青空 雨上がり しあわせが ほら しあわせが 涙を拭いて 手を出せば あなたが近づく 音がする |
赤い鴎美川憲一 | 美川憲一 | 里村龍一 | 徳久広司 | 前田俊明 | 嘘じゃない 愛してた 信じて 背(そむ)かれる 女を悪いと 何故言うのです 海をみつめて 日が暮れる 赤い鴎は 何処へ飛ぶ …ただ一羽 夢はみないと 哭いていた …波の上 しあわせは 飾り花 わたしは 縁がない お酒の向こうへ また旅に出る 酔えば今夜も 想い出に 赤い涙が こぼれます …恋しくて 羽を濡らして 飛べないの …あなたから 赤い鴎の みる夢は 灯り揺れてる 故郷(ふるさと)の …みなと町 いつかふたりで 帰りたい …藍(あお)い海 |
女王蜂美川憲一 | 美川憲一 | 及川眠子 | 徳久広司 | 川村栄二 | 淫らな香りの羽根をひらめかせ あなたを誘うの 愛の巣箱へ 甘い蜜はジュモン入り すべて忘れていいのよ La abella reina むさぼるように La abella reina 抱いてあげるわ 淋しい夜はここに来て La abella reina あなたの心 La abella reina 虜にするの 私は愛の女王蜂よ 命の炎が燃え尽きる日まで 恋によろめいて それも運命(さだめ)ね ありきたりな幸せは 遠い昔に捨てたの La abella reina 優しい夢を La abella reina 見せてあげるわ 夜明けが窓を染めるまで La abella reina あなたのために La abella reina 花をまとって 独りぼっちの女王蜂よ La abella reina むさぼるように La abella reina 抱いてあげるわ 淋しい夜はここに来て La abella reina あなたの心 La abella reina 虜にするの 私は愛の女王蜂よ |
じゃれ猫松本明子 with 杉岡弦徳 | 松本明子 with 杉岡弦徳 | 喜多條忠 | 徳久広司 | 南郷達也 | 「あの人言ってたんだ「似た者同士」だって。」 「そうかい。じゃあ俺も一杯つき合うか。」 「猫と話してもさ、今さら愚痴なんだけどねえ…。」 ねぇ お前 お前さん あたいのどこが 悪かったのさ ねぇ お前 あたいなりには 筒いっぱいに 愛したつもりさ 違うかい? 今夜もお風呂に つきあって 涙もこころも 洗うから 涙もこころも 洗うから |
お加代ちゃん松村和子 | 松村和子 | 吉田旺 | 徳久広司 | 達者でいるかヨー お加代ちゃん ごぶさた続きで かんべんな 山鳩デデポッポ 啼く里の ひとりの日暮れは さぞつらかろが 待ってておくれ お加代ちゃん 待ってておくれ お加代ちゃん 指きり 菜の花 水車小屋 ゆんべもおまえの 夢みたよ 嫁入り話も あるだろが 俺らがもらいに 行くまできっと 待ってておくれ お加代ちゃん 待ってておくれ お加代ちゃん きれいな顔した 東京も 来てみりゃ情なし 他人街 ただいま苦労の ど真中 ひと花咲くまで 咲かせる日まで 待ってておくれ お加代ちゃん 待ってておくれ お加代ちゃん | |
あなたの水中花松原のぶえ | 松原のぶえ | たかたかし | 徳久広司 | 石倉重信 | 独りマンション 暮れなずむ街の 空を眺めて今日もまた 逢いたくて 水をください 命の水を 私、あなたの水中花 愛されて 守られて 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと 待っているよと あなたからメール 看板(あかり)おとして化粧して いそいそと 肩を寄せれば 二人の夜空 私、やっぱり 水中花 馴染みあい いたわって 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと 二人の自由に このままでいいの 長く短い七年と 七か月 きっと縁で 結ばれていた 私、あなたの水中花 ひとすじに 華やいで 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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新宿みなと演歌松原のぶえ | 松原のぶえ | 吉田旺 | 徳久広司 | 俺のみなとは おまえの胸と 抱いて泣かせて 旅立つあなた 行かないで 行かないで すがりことばは 奥歯でかめば とけてこぼれる 新宿灯り あなたわたしの いのち船 ネオン花園 コマ裏あたり 浮かれ恋歌 あなたの噂 せつなくて せつなくて 弱音おとした グラスの底に 揺れるあなたの やさしさにくさ あなたどこまで 流れ船 雨の新宿 しぶきに濡れて 咽ぶわたしは 片恋みなと つらくても つらくても 夢にはぐれた あなたがいつか 錨おろして くれる日待つわ あなたわたしの 明日船 | |
赤提灯の女松原のぶえ | 松原のぶえ | たかたかし | 徳久広司 | 袖のボタンがとれてるなんて そっと肩よせ 針さすおまえ 胸のすきまにこぼれてしみる 冬の日だまり 女の笑顔 旅の途中の 縄のれん あてがないなら二階の部屋に 泊めてあげると 背中でつげる うすいしあわせ 女の過去が 匂うみたいな うなじの細さ 能登の港は にわか雨 泣いてきたのか男のうそに 眠るおまえのめじりに涙 おれの旅路の終着駅か そんな気がしてねがえりうてば 闇に夜汽車の汽笛がなる | |
十勝厳冬松原のぶえ | 松原のぶえ | 幸田りえ | 徳久広司 | 蔦将包 | 一夜でやつれる 別れのつらさ あなたはきっと わからない どんなに涙を こらえていても からだがこんなに ふるえます 何処まで行っても 逢いたくて 哀しみからは 逃げられません 行く手が見えない 根室本線 十勝厳冬 雪の中… ひとりに戻った それだけなのに 心がわかって くれません この手に残った ぬくもりまでも 私をこんなに 泣かせます 明日も暮らして 行けるよに 諦めかたを 教えて欲しい 川は蒸気霧(けあらし) 根室本線 十勝厳冬 雪ばかり… あなたに一生 逢わないで この世を過ごせと 言うのでしょうか 行く手が凍える 根室本線 十勝厳冬 雪の中… |
涙の海峡松原のぶえ | 松原のぶえ | たかたかし | 徳久広司 | あなた叱って よわむしと むかしのように 髪を撫で 宿の二階で 海鳴りを 枕抱きしめ 聞いてます あなた恋しい わたしは女 帰りたい 帰れない あなたの胸に 北の海峡 ああ なごり雪 闇に汽笛が 糸ひけば 涙が膝を 濡らします 捨てるつもりの 思い出が 酒にからんで 呼びもどす あなた恋しい わたしは女 倖せが 欲しいのよ あなたのそばで 北の海峡 ああ なごり雪 あなた明日が 見えません 窓には白い 雪すだれ 群れをはぐれた 海鳥が 西へ西へと 泣いて翔ぶ あなた恋しい わたしは女 抱かれたい あまえたい 心が寒い 北の海峡 ああ なごり雪 | |
ふたりきり松原のぶえ | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 徳久広司 | 石倉重信 | 雨が降るたび 思い出す 二度と会えない あの人を ひとつの傘に 寄り添って 離しはしないと 誓ったくせに 私を置いて 逝った人 胸に木枯らし 吹く夜は 肌のぬくもり よみがえる すべてを忘れ 抱かれたわ 幸せあげると 言ってたけれど あなたは一人 行ったきり めぐり逢いから 別れまで つづる縁(えにし)は 儚くて… 想い出だけで 生きられる 女になるわと 心に決めて 今夜も夢で ふたりきり |
哀愁ナイト松かおり | 松かおり | かず翼 | 徳久広司 | 伊戸のりお | いくら遊びの恋でも 心揺れるでしょう 最後の夜と決めたら 女は迷わない 恋にルールがあるなら 別れ際 追わない責めない 泣いたりしない 哀愁ナイト 五十五階のビル灯り 都会(まち)じゃ星より 輝くけれど… あなた私の 星じゃなかったの 愛を知らない人だもの あぁ あぁ あぁ あなたって いつか私を選んで くれる日がくると 儚い夢も見たけど あなたは気づかない 恋に未来がないなら 待たないわ 若くはないもの 終わりにするわ 哀愁ナイト 五十五階のフロアから 降りる速さで 去りゆくあなた… 振り向くやさしさ せめて欲しいの 愛を知らない人だもの あぁ あぁ あぁ あなたって 哀愁ナイト 五十五階のラウンジで ひとり飲み干す カクテルグラス… ふたり思い出 今じゃほろ苦い 愛を知らない人だもの あぁ あぁ あぁ あなたって |
小雨情話松かおり | 松かおり | かず翼 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 音も立てずに 降る雨は 忘れたつもりの 未練でしょうか いつか濡れます 心まで 振り向く女の 目に涙 くちづけ ぬくもり あなたの匂い 思い出させる 小雨の町よ 傘を差す度 面影が やさしく寄り添う 切なさ連れて あなた今夜は どのあたり 深酒してなきゃ いいけれど 駅裏 停車場 酒場の灯り ふたり歩いた 小雨の町よ もしやあなた…と 立ち止まる 哀しい癖です 別れた日から いつか帰って 行く人と 分かっていながら 愛したの 指先 黒髪 女の吐息 あなた恋しい 小雨の町よ |
男と女のオルゴール増位山太志郎&松居直美 | 増位山太志郎&松居直美 | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 酒場でやすらぐ 夜もある グラスに生まれる 夢もある 男は上手な 酒がいい 自然な仕草の 人がいい 心ふるわす メロディーよ 誰が仕掛けて 誰が仕掛けて 鳴らすやら 男と女の 男と女の オルゴール 女の笑顔に 影がある 似た者同士の 傷がある 強がり忘れて 飲めばいい 素直な自分に なればいい 心かさねる メロディーよ 同じ歌なら 同じ歌なら いいけれど 男と女の 男と女の オルゴール 名前を知らない 花もある 恋とは呼べない 恋もある 窓辺で迎える 朝がいい 語らい明かせる 仲がいい 心よわせる メロディーよ そっと涙を そっと涙を 抱くような 男と女の 男と女の オルゴール |
だから今夜は…増位山太志郎&松居直美 | 増位山太志郎&松居直美 | 初信之介 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | お前のような 優しい女 探していたんだ この俺は あなたの知らない この私 もっと見せて あげたいわ その髪のその長さ とっても似合う だから (だから) 今夜は (今夜は) 帰さない あなたのために 生まれて来たと 思っていいのね いつまでも お前の笑顔に ふれる時 俺の気持は やすらぐよ その言葉その心 涙がでるわ だから (だから) 今夜は (今夜は) 帰さない はじめて何が 生きがいなのか お前と出逢って 気がついた あなたを愛して 良かったわ 生きる夢を 知ったから その指にこの恋を 飾ってみたい だから (だから) 今夜は (今夜は) 帰さない |
秘そやかに華やかに増位山太志郎&松居直美 | 増位山太志郎&松居直美 | 建石一 | 徳久広司 | 池多孝春 | 夜がふたりをかくす 大人の夜を 秘密のこの恋 見守るように 「出逢いが変えたね 俺たちを…」 「あの日の言葉を 信じた男と女…」 熱い指先き 甘いささやき 秘(ひ)そやかに華(はな)やかに 恋の物語り 逢えるその日を待てば かならず逢える 離れているから 心はゆれる 「外国船だね あの船は…」 「ふたりで行けたら しあわせ男と女…」 白い砂浜 青い海原 秘そやかに華やかに 恋の物語り 夢をつないで生きる ふたりの夢を 涙は見せない 約束だけど 「駅まで来るかい ホームまで…」 「このまま一緒に 行きたい男と女…」 ぬれる眼差(まなざ)し よせるくちびる 秘そやかに華やかに 恋の物語り |
夜の恋の物語増位山太志郎・長沢薫 | 増位山太志郎・長沢薫 | 吉法かずさ | 徳久広司 | 冷(ひ)えた指して どうして泣くの いいえあなたが やさしいからよ 吹雪舞う夜 すすきのへ 来たから舞子と つけました ああ……札幌に 恋の花咲け そっと咲け 七時土橋で待ってておくれ かまわないのよ 遅刻をしても 紅を濃いめに また引いて わたしは紅子に 変わります ああ……東京の 夜の銀座は 恋化粧 だれがうたうか 演歌のふしが そうね今夜は 身にしみるわね キタの酒場に きてからは ゆめみる夢子に なりました ああ……大阪は 泣いた昔の 捨てどころ 博多献上は どなたの見立て やいているのね おかしな人ね 東中洲の 灯も消えた あなたは純子を 送ってね ああ……福岡の 空におんなの さだめ星 | |
赤提灯の女増位山太志郎 | 増位山太志郎 | たかたかし | 徳久広司 | 袖のボタンがとれてるなんて そっと肩よせ 針さすおまえ 胸のすきまにこぼれてしみる 冬の日だまり 女の笑顔 旅の途中の 縄のれん あてがないなら二階の部屋に 泊めてあげると 背中でつげる うすいしあわせ 女の過去が 匂うみたいな うなじの細さ 能登の港は にわか雨 泣いてきたのか男のうそに 眠るおまえのめじりに涙 おれの旅路の終着駅か そんな気がしてねがえりうてば 闇に夜汽車の汽笛(ふえ)がなる | |
あき子慕情![]() ![]() | 増位山太志郎 | 池田充男 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | 雨が霙(みぞれ)に かわる夜 呑めば涙が あふれだす そうだよ、あき子 おまえのせいさ 何処へ行くとも 言わないで いのちまるごと 消えたやつ ここは北国 あき子の酒場 ほそい冬子と いう女 船で他国へ 出た噂 そうだよ、あき子 おまえじゃないか 俺にかくした 身のうえに どんな運命(さだめ)が あるのやら 忘れられない あき子の笑顔 純白(しろ)いドレスを 手に入れて 俺は迎えに 飛んで来た そうだよ、あき子 おまえと二人 生きてこれから やりなおす 熱い思いが 届くなら 歌に乗せよう あき子の慕情 |
奥能登しぐれ増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 下地亜記子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 行くも帰るも 日本海 輪島 千里浜(ちりはま) 波しぶき 泣いていないか 倖せだろか… おまえ思えば 逢いたくて 胸に冷たい 奥能登しぐれ 愛し合っても 添えぬ女(ひと) なぜに結べぬ 紅い糸 泣いていないか 倖せだろか… 窓に愛しい 面影が 揺れて哀しい 奥能登しぐれ 恋が残した 傷あとは いつになったら 消えるやら 泣いていないか 倖せだろか… 恋路海岸 湯の宿で 飲めば未練の 奥能登しぐれ |
お店ばなし![]() ![]() | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 徳久広司 | 昨夜(きのう)かわった この店に 北国育ちが 二人いる 色白の… アキさんも そうだって ママに聞いたわ 入る時 だからお酒が 強いのね 演歌好みの まりさんが カラオケまわして うたうのは 有線で… よく聞いた 淋しげな 丁度私の 身の上に にてる流行(はやり)の うたばかり いつか小さな パブだけど 持つのが私の 今の夢 順という… この名前 占いじゃ 恋をするより 商売に 向いた字画と いわれたわ おそい時間に 少しだけ 車でよる人 まだこない 手作りの… おにぎりが 好きだって… どこか彼女に にてるって… かげのあるよな 指輪して | |
想い出さがし増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 建石一 | 徳久広司 | 前田俊明 | 淋(さび)しい女に したのは誰と 風に聞いてる 港町 幸せかしら あの人は 船の汽笛が 酔わせた恋よ ひとり今夜は 想い出さがし 優しさくれたわ 悲しい傷に 同じ痛みと おんな花 出逢えるかしら いつかまた 噂きいたら たずねてみたい ひとり今夜は 想い出さがし 迎えに来たよと 口説いてほしい 雨にため息 ネオン町 忘れたかしら あの人は 愛の言葉と ふたりの涙 ひとり今夜は 想い出さがし |
おもいで話し増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 徳久広司 | 暗さを背負った お前には 更紗(さらさ)の着物が よくにあう 久しぶりだね 逢うなんて お茶でもいかがと 出す指に 今でも指輪を はなさない …おもいで話し 団扇(うちわ)を片手に もちながら 二人で花火を みにいった 両国橋の ゆきかえり こわさを知らずに 倖せで 酔ってた あの日に もどりたい …おもいで話し お酒にしますか 辛口の さよりが口には あうみたい 男の人に 手作りの 料理を出すのは 二年ぶり ほほえみなだらも 涙ぐむ …おもいで話し | |
今日からふたり増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 徳久広司 | 徳久広司 | 南郷達也 | 一度や二度のつまずきなんて 誰にもあるさ 忘れろ忘れろよ 泣いて昔を 振り返るよりも 明日の倖せ 見つけりゃいいさ 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ おまえが差し出すその指先に 伝わる温もり 信じろ信じろよ どんな小さな 花でもいいから 咲かせてみようよ 何処かできっと 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ 似たよな傷もつふたりじゃないか いたわりあえば いいんだいいんだよ 寒い北風 耐えてしのんだら 季節もめぐって 春を運ぶよ 今日からふたり おまえとふたり 生きてゆくんだよ |
ごめんよ麗子増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | 窓に小雨が そぼ降る夜は 過去(むかし)の女を 思い出す あんなに尽くして くれたのに 冷たく背中を 向けて来た ごめんよ麗子 おまえに会いたい 長い黒髪 エプロン姿 離してしまった 安らぎを 二人で暮らした アパートは 今でも残って いるだろか ごめんよ麗子 おまえに会いたい せめて一言(ひとこと) 謝りたくて 泣いてはいないか 今頃は 幸せ見つけて いるのなら 心をかすめる ほろ苦さ ごめんよ麗子 おまえに会いたい |
白雪草![]() ![]() | 増位山太志郎 | 下地亜記子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 抱けばはかなく 散りそうな 細い襟足 涙ぐせ こんな男に 根を下ろし ついてくるのか どこまでも 白雪草 白雪草 俺にもたれて 咲く花よ もっと器用に 生きれたら らくな暮らしも できるのに 今日の苦労の つぐないに きっとやりたい こもれ陽を 白雪草 白雪草 路地のかたすみ 咲く花よ 雨が降るから 伸びる草 闇があるから 開く花 つらい暮らしの その先に 春が来るわと 笑うやつ 白雪草 白雪草 明日(あす)を信じて 咲く花よ |
そんな女のひとりごと![]() ![]() | 増位山太志郎 | 木未野奈 | 徳久広司 | 伊藤雪彦 | お店のつとめは はじめてだけど 真樹さんの 紹介で あなたの隣りに 坐ったの あそびなれてる 人みたい ボトルの名前で わかるのよ そんな女の ひとりごと 身体(からだ)に毒だわ つづけて飲んじゃ ユミさんは こないけど 十時に電話が 入るわよ あなた歌でも 唄ったら 少しは気持ちも はれるでしょ そんな女の ひとりごと 車でおくると いわれたけれど 奈美さんに 叱られる あなたの浮気は 有名よ ジンのにおいで 私まで 酔わせるつもりね 今夜また そんな女の ひとりごと グレーの背広に ラークのタバコ ママさんの いい人ね 身の上ばなしを したいけど 渋い笑顔に どことなく かなしい昔が あるみたい そんな女の ひとりごと |
そんなナイト・パブ増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 水木怜 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | あなたのマネして タバコをふかし わざとわるさを してみせる シャララ…… トシオ だからお前が 可愛いと ホホを押えて くれた人 このごろ来ない 札幌 そんなナイト・パブ 濃い目のブルーの 背広ににあう カルダン仕立ての ネクタイを シャララ…… ミツル 買ってあるのに それっきり きっと浮気を してるのね このごろ来ない 東京 そんなナイト・パブ 私のこころに にたよな唄が あればカラオケ かけてみる シャララ…… イサオ 君は好きでは ないんだと いつもやかせる にくい奴 このごろ来ない 大阪 そんなナイト・パブ あなたのボトルが あくころそっと 車をとばして 来てくれる シャララ…… タカシ 酔ったみたいで なんかへん 今日は甘えて みたいのに このごろ来ない 博多も そんなナイト・パブ |
本気で惚れた人増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 麻こよみ | 徳久広司 | 南郷達也 | もしも私が 見捨てたら きっとあなたは 駄目になる 決めたのよ 決めたのよ 何があろうと 支えます 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 髪を切ったら 似合うよと 嬉しがらせを いうあなた 決めたのよ 決めたのよ あんな男と 言わないで 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 そっとあなたの お財布に 足しておきます お小遣い 決めたのよ 決めたのよ 覚悟してます 苦労なら 女泣かせの 人でもいいの だって本気で本気で 本気で惚れた人 |
港です 女です 涙です増位山太志郎 | 増位山太志郎 | 山口洋子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 港です 女です 涙です あなた行くのね どうしても 春が来たのに さよならね いまさら好きと 好きと好きとすがっても 汽笛です 夜風です 波しぶき 港です 女です 涙です 肩をすぼめて 嘘つきと 泣けば ぽつんと 岬の灯 いつかは きっと きっときっと帰ってね かもめです 月夜です 赤い花 港です 女です 涙です 忘れたいのと 云いながら そっとかいてる 頭文字(かしらもじ) 未練はないと ないとないと強がって お酒です ひとりです 別れ唄 |
別れたそうね増位山太志郎 | 増位山太志郎 | たかたかし | 徳久広司 | 別れたそうねと 和服のママが やさしい目をして 迎えてくれる あなたは おぼえているかしら はじめて誘われ 飲んだ店 ふたりの名前で ボトルをいれました 電話でいいから むかしのように 元気をだせよと 叱ってほしい あなたを信じて いたわたし こよりの指輪を こしらえて はしゃいだあの日の しあわせとおい夢 あなたの匂いを 忘れる日まで 誰にも抱かれる その気はないわ あなたはいい人 みつけたの 路地うらあたりの 手相見が さみしい顔だと わたしを呼びとめる | |
だから今夜は…増位山太志郎・沢田嘉津枝 | 増位山太志郎・沢田嘉津枝 | 初信之介 | 徳久広司 | お前のような 優しい女 探していたんだ この俺は あなたの知らない この私 もっと見せて あげたいわ その髪のその長さ とっても似合う だから今夜は 帰さない あなたのために 生まれて来たと 思っていいのね いつまでも お前の笑顔に ふれる時 俺の気持は やすらぐよ その言葉その心 涙がでるわ だから今夜は 帰さない はじめて何が 生きがいなのか お前と出逢って 気がついた あなたを愛して 良かったわ 生きる夢を 知ったから その指にこの恋を 飾ってみたい だから今夜は 帰さない | |
愛をありがとう真木柚布子 | 真木柚布子 | 市原まい子 | 徳久広司 | 前田俊明 | 幼い頃の夢を 追いかけて ここまで来たの 苦しいことも今は 笑い話になるわ 涙溢れたら 月明かりの下で キラキラと照らされる 星に変わるの 私には歌があるから 大切な人がいるから 生きてゆく喜びを ありがとう 遥かに続く道は 果てしなく 遠いけれど 楽しみながら歩く 道を探して行くわ 心疲れたら 野に咲く花を摘み 温かな陽のあたる 窓に飾るの 私には歌があるから 愛される人になるから いつまでも これからも ありがとう 私には歌があるから 大切な人がいるから 生きてゆく喜びを ありがとう 生きてゆく喜びを ありがとう |
逢瀬橋真木柚布子 | 真木柚布子 | 池田さとし | 徳久広司 | もみじが紅を まだ残すのに 粉雪ちらつく 逢瀬橋 傷つき泣くのも かくごの上よ してはいけない 恋だけど わたしなりたい あゝ しあわせに 生きるか死ぬか 苦しむ恋を 映して思案の 逢瀬橋 すべてが欲しいの 少しじゃ嫌よ 無理を云ってる くちびるを 指でふさいで あゝ 抱くあなた もつれるように あなたにすがりゃ 裾がみだれる 逢瀬橋 明日はいらない 今日だけ欲しい 燃える火のよに 花のよに 女いちりん あゝ 咲かせたい | |
北上川真木柚布子 | 真木柚布子 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | ふる里みちのく 北上川の 岸辺で育った あなたと私 がんばりましょうね 寄り添い尽くし 生きてゆくのよ この町で こころ清らかな 白百合と 肩抱くあなたが ささえです 遙かな奥羽山脈(やまなみ) 浮雲ひとつ あなたがいつでも 隣にいるわ がんばりましょうね 雨にも負けず 苦労くの字の のぼり坂 南部木挽唄(なんぶこびきうた) 口ずさむ やさしいあなたに 惚れてます 幸せ雪解け 北上川が 運んでくれます ふたりの春を がんばりましょうね これから先も 杖になります 傘になる 遠く仰ぎみる あの銀河 叶えてください 夢ひとつ | |
ここは日本海 浜坂の駅真木柚布子 | 真木柚布子 | 堂園なを子 | 徳久広司 | 大阪発の はまかぜで 私ひとりの旅に出る 優しい面影 恋しくて 北の街へと向かいます 車窓に映ゆるは 日本海 余部鉄橋 涙で越える ねえ! あなた 淋しすぎます ひとり佇む 浜坂の駅 ここは日本海 思い出さがしの 一人旅です 帰らぬ夏が よみがえる 白い砂浜 よりそって 諸寄海岸 居組まで こころ焼きつく 日差しより 愛を あなたを 約束を 忘れることさえ むなしくつらい ねえ! あなた 淋しすぎます ひとり佇む 浜坂の駅 ここは日本海 思い出さがしの 一人旅です 余部鉄橋 涙で越える ねえ! あなた 淋しすぎます ひとり佇む 浜坂の駅 ここは日本海 思い出さがしの 一人旅です | |
桜は桜 ![]() ![]() | 真木柚布子 | 市原まい子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 私が花に生まれたら 咲いてみせます艶(あで)やかに 桜隠(さくらがく)しのその日にも 女は明日(あした)を夢見ます 蕾(つぼみ)のままでも桜は桜 花になりたい女も桜 あなたの傍(そば)で咲けますか 私が花になれるなら 風に舞いますゆらゆらと 桜紅葉(さくらもみじ)に染まる日に 女は全(すべ)てを飾ります 枯葉(かれは)になっても桜は桜 恋を重ねる女も桜 あなたの為に添えますか 私が花を生きるなら 時の移ろい儚(はかな)さに 冬木桜(ふゆきざくら)の立ち姿 女は弱さを隠(かく)します 寒さに枯れても桜は桜 思いこらえる女も桜 あなたの胸で泣けますか |
別離の雨真木柚布子 | 真木柚布子 | 三浦康照 | 徳久広司 | 前田俊明 | あなたと暮らした この部屋で 思い出グラスに ついだワインを ひとり飲むのよ 淋しさが 胸をかすめ 逃げてゆく みず色の 涙雨 窓辺を濡らすのよ あのひとは 今はもう 忘れているかしら 別れても 別れても この愛は変わらない あなたは今頃 誰といる 別れてみたけど 何故か気になる 雨の夕暮れ 好きなのね 今も私 あの人を 酔いたいの 面影を お酒に流したい この想い この愛を わかっているかしら 恋しさが 恋しさが この雨につのるのよ 小雨の舗道に 散る落葉 あなたの吐息が ふたりの傘で 熱く燃えるの なつかしい ふたりだけの このクラブ 外は雨 あのひとと 幸せ語り合い 夜更けまで いたことを 覚えているかしら 別れても 別れても この愛は変わらない |
男ごころ牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 水木かおる | 徳久広司 | 抱けばこの手を すり抜けながら あの日の私じゃないと云う たとえ生活は変っていても 元気でよかった ネオン街 逢いたかったよ おまえ おまえ どこへも行くな 長い旅から帰ったような 疲れがにじんだ 化粧顔 おれもずいぶん探したけれど やつれた姿が 目に痛い 逢いたかったよ おまえ おまえ どこへも行くな むせび泣く肩 しずかに撫でて 泣きやむとき待つ 雨の夜 苦労させたが ふたりっきりの 幸せこれからさがそうよ 逢いたかったよ おまえ おまえ どこへも行くな | |
北のかもめ牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 杉紀彦 | 徳久広司 | 竹村次郎 | 海は荒れてもョ… かもめは飛べるよ 私ゃとべない身の上だから 涙ながして海をみる あゝ…いつになったら 春が来る 寒い北風 便りをはこべ 北のかもめよ 便りをはこべ にしん来たからョ… 男がさわぐよ どこに建つやら 金ぴか御殿 女泣かせの 馬鹿さわぎ あゝ…いつになったら 眠られる 沖の漁火 涙をはこべ 北のかもめよ 涙をはこべ 生きているけどョ… あたいは死んだよ 死んで稼いだ 銭コを抱いて お父 お母は生きとくれ あゝ…いつになったら 夜があける 津軽海峡 心をはこべ 北のかもめよ 心をはこべ |
夢おんな牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 水木かおる | 徳久広司 | 男らしさの あるひとならば だまって女房に してほしかった あれが死ぬほど 愛したひとか 世間の噂に 負けたひと 夢に泣いても 夢に生きたい 夢おんな 雨の夜更けを さまよいながら あなたの居そうな 酒場をのぞく 愛のかたちは どうでもいいの 別れちゃいけない ひとだった 夢は散っても 夢をまた抱く 夢おんな たとえこのまま 逢えなくたって わたしは一生 あなたを待つわ 愛のぬくもり 分けあえるよな ふたりの生活(くらし)が ただ欲しい 夢を欺して 生きてゆけない 夢おんな | |
赤いすずらん真木ことみ | 真木ことみ | 池田充男 | 徳久広司 | 石倉重信 | わたしが あなたを うらぎるか あなたが わたしを みすてるか そんな話も しましたね 愛を契った あのときの あのすずらんが 赤い実つけて 降りつむ雪に 泣いている どうして わかれて しまったの だれかに よこから とられたの いいえ すべてが 運命(さだめ)でしょう 花は枯れても なお生きる このすずらんの 赤い実だけは わたしの涙を 知ってます 可愛いおしゃれな 服を着て 訪ねてきたのよ 知床へ これが出直す ひとり旅 きっと わたしを 待っていた そのすずらんの 赤い実ひとつ つまんで そっと くちづける |
いさり火本線真木ことみ | 真木ことみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 丸山雅仁 | 北へひたすら 夜汽車は走る 噂を頼りに 女の旅路 心細さに いさり火揺れて 今度はあなたに 逢えますか 窓に面影 また浮かぶ 雨に消え行く あなたの姿 あの日の別れを 思えばつらい 白いハンカチ 涙に染まる あなたを待てずに 逢いに行く 岬回れば 町灯り ばかな女と わかっています 汽笛がひと声 せつなく沁みる もしもあなたが 幸せならば 声さえかけない 怨まない 薄い切符を 抱きしめる |
オランダの海真木ことみ | 真木ことみ | 浦千鶴子 | 徳久広司 | 石倉重信 | ふたりで過ごした 部屋のかたすみ 青いサーフボード あの頃のまま オランダの街に 旅立つ背中(せな)に 強がりを言って 泣いてたあの日 青空に溶けてゆく あの白い雲のよに あなたの心に 寄り添って眠りたい 夢をみて 朝がきて 時は過ぎても 切なさつのり ただ会いたくて 今も愛してる 肩寄せ歩いた この帰り道 今年もそっと 咲き誇る花 オランダの海と あなたの笑顔 届いた絵ハガキ 涙でぬれて こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海 こんなに哀しすぎる さよならがあることを 知らなかった私を どうか許してほしい 春がすぎ 夏がきて めぐる季節も あなたのそばに オランダの海 遥か遠い海 |
恋散らしの雨真木ことみ | 真木ことみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 石倉重信 | 遠ざかる あなたの背中 ひとり見送る 雨の中 些細(ささい)なことで 笑い合い ふたり寄り添い 暮らした月日 雨 雨 雨 雨 恋を散らせて 雨が降る 追いかけて すがってみても 今は他人の 薄情け あなたの胸の 片隅に どうぞ私を 残して欲しい 雨 雨 雨 雨 涙しずくか 雨が降る 逢いたくて あなたの名前 何度これから 呼ぶでしょう 最後の恋と 決めたから 他の人など 愛せはしない 雨 雨 雨 雨 恋を散らせて 雨が降る |
すずらん食堂真木ことみ | 真木ことみ | 池田充男 | 徳久広司 | 石倉重信 | すずらん食堂は 踏切のそばで かんかん音聞く めし処 おかみさん 親父さん すこし お話 いいかしら 私はじめて 最果てあたり ひとり旅する おんなです すずらん食堂に あのひとの面影(かげ)を 探せば おどけて 見え隠れ おかみさん 親父さん たしか一昨年(おととし) 秋のころ 海を背にして 三人ならび これが自慢の 写真です すずらん食堂は まごころが沁みる 温かお膳に ついほろり おかみさん 親父さん お酒ひとくち いただくわ いまは逢うこと できない方へ 旅の盃 ささげたい |
東京しぐれ真木ことみ | 真木ことみ | 朝比奈京仔 | 徳久広司 | 石倉重信 | おまえ残して 三十路で逝った おふくろさんの心残りは 俺が果たすと決めたのさ 小窓をたたく 東京しぐれ その瞳(め)の中に あゝ からだの中に 面影宿した いちず花 白く咲くのも ためらうように 俯きながら咲く百合の花 恥じらうお前 抱きよせた あの日と同じ 東京しぐれ 今さら惚れて あゝ なおさら惚れて さだめを重ねる いちず花 イヤというのは ただ一度だけ 別れてくれと言われたときよ 俺を見上げる目が潤む 二人を濡らす 東京しぐれ 尽くせる今が あゝ 倖せですと 寄り添い甘える いちず花 |
雪の華真木ことみ | 真木ことみ | 麻こよみ | 徳久広司 | 丸山雅仁 | なんで女に 生まれたか 泣くことばかり 多すぎる 終わった恋の 抜け殻を 捨てに来ました 日本海 海にチラチラ 降っては消える 恋は悲しい 雪の華 今も二人は 続いてた あなたの嘘が 許せたら 海鳥一羽 波の上 寒さこらえて 誰を待つ 抱かれていても 淋しいなんて 恋はせつない 雪の華 未練心の 重たさに 思わず砂に 膝をつく あなたともしも 逢えるなら くれてやります この命 うなじに髪に 降っては消える 恋は儚い 雪の華 |
愛と戯れの隣りに…前川清 | 前川清 | 荒木とよひさ | 徳久広司 | 竜崎孝路 | 悲しい女は 涙が本当は友達 あなたに飛び込み 心開いても… それが愛なら 時を止めたままで 過去も未来も すべてたち切り あなたひとりに 肌を守りとおし きっと最後の 恋にするのに 男のずるい 戯れにされても この涙 別れても 裏切りはしない 賢い女の 生き方出来たらいいけど 優しい嘘にも 身体また許す… それも愛なら 息を殺しながら 夢の毛布で 右手からませ あなたひとりを 縛りつけてしまい これで最後の 人にするのに 男のずるい 戯れにされても この不幸 別れても 捨てたりはしない それが愛なら 時を止めたままで 過去も未来も すべてたち切り あなたひとりに 肌を守りとおし きっと最後の 恋にするのに 男のずるい 戯れにされても この涙 別れても 裏切りはしない |
帰って来た女前川清 | 前川清 | 池田充男 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | 夜霧の桟橋 泊まり船 ゆめが幾つも ゆれてるわ 深い都会の ネオンの海を 泳ぎつかれた かなしい魚 そうよ そうなの わたし港に 帰って来た女 駆け落ちみたいな 恋をして いつかやつれた 白い頬 男・うそつき 東京無情 だから解った 故郷のよさが そうよ そうなの わたし港に 帰って来た女 昔のチャペルの 鐘の音を 聞けばこころが 癒される なみだぼろぼろ 泣く夜もあるが 春に抱かれて 出なおすつもり そうよ そうなの わたし港に 帰って来た女 |
窓前川清 | 前川清 | 荒木とよひさ | 徳久広司 | 杉山正明 | 女性(おんな)ひとりで 生きることより もっと淋しく させるのは 窓に差し込む 寒い黄昏 急に涙こぼれる 声かける人が そばにいて 平凡な暮らし していたら… 胸の渇きも やせた身体も あなたしか知らない 愛は綺麗な ずるい生き物 飼い慣らすそれだけ Ah…ありふれた恋話(はなし) それも人生 林檎剥(りんごむ)く指 怪我をするより もっと痛みが 走るのは 服を着換える 寒いこの部屋 灯かり点(つ)けて出かける 置き手紙書いて 残しても 紙屑になって しまうだけ… 都会(まち)のネオンに 泳ぐ気持ちは あなたしか知らない 愛はいつでも ただの借り物 返す日がくるだけ Ah…ありふれた終幕(おわり) それも人生 胸の渇きも やせた身体も あなたしか知らない 愛は綺麗な ずるい生き物 飼い慣らすそれだけ Ah…ありふれた恋話(はなし) それも人生 |
置き手紙細川たかし | 細川たかし | 徳久広司 | 徳久広司 | 許してください ごめんなさい 鍵はかえして おきました 忘れてください サヨナラと 走り書きのこし 旅にでる 私の最後の お願いきいてね お酒にのまれちゃ いけないわ 寝ながらタバコは吸わないで そんなことの ひとつひとつが 気にかかります 許してください ごめんなさい わがまますぎた 私でした 気づいてください このままじゃ どちらかがだめに なりそうよ 私の最後の お願いきいてね ベランダの鉢植えは 枯らさないで 小鳥のえさも 忘れないで そんなことの ひとつひとつが 気にかかります 私の最後の お願いきいてね 私なんか忘れていい人を はやく見つけて幸せに そんなことの ひとつひとつが 気にかかります | |
そんな女のひとりごと細川たかし | 細川たかし | 木未野奈 | 徳久広司 | 伊藤雪彦 | お店のつとめは はじめてだけど 真樹さんの 紹介で あなたの隣りに 坐ったの あそびなれてる 人みたい ボトルの名前で わかるのよ そんな女の ひとりごと 身体に毒だわ つづけて飲んじゃ ユミさんは こないけど 十時に電話が 入るわよ あなた歌でも 唄ったら 少しは気持ちも はれるでしょ そんな女の ひとりごと 車でおくると いわれたけれど 奈美さんに しかられる あなたの浮気は 有名よ ジンのにおいで 私まで 酔わせるつもりね 今夜また そんな女の ひとりごと グレーの背広に ラークのタバコ ママさんの いい人ね 身の上ばなしを したいけど 渋い笑顔に どことなく かなしい昔が あるみたい そんな女の ひとりごと |
遠い灯り細川たかし | 細川たかし | 東海林良 | 徳久広司 | 馬飼野俊一 | 夜汽車にゆられ 深酒してる 何処行くあてない 旅ふたり もうすぐ消えそうな 愛だと知っても 思いきれない 私です 窓の外には 日本海 遠く見つめる あなた見て ああ このまま あなたを 離したくない 風の音にも 心が濡れる おそらく最後の 旅ふたり わがまま許してと 今さら詫びる 馬鹿な私が 哀れです あれは烏賊釣り 漁火か 瓦の屋根も 染まります ああ このまま あなたを 離したくない 佐渡が見えれば 越後線 乗換えなしで 北へ行く ああ このまま あなたを 離したくない |
ヘッドライトフランク永井 | フランク永井 | 阿久悠 | 徳久広司 | 寺岡真三 | 北へ走ろう お前と二人 北は雪どけごろだろう 春もあるだろう そんなに泣くなよ 今夜からは二人だけだよ ふり向けば つらいことばかりの 東京は捨てたよ 夜霧にゆれてる 悲しみのヘッドライト 夜が明けたら ドライブインで からだあたためてくれる お茶をのもうよ もたれて眠れよ 俺に遠慮なんかするなよ もう二度と 戻らない町には 未練など持つなよ 二人でたずねる しあわせのヘッドライト もたれて眠れよ 俺に遠慮なんかするなよ もう二度と 戻らない町には 未練など持つなよ 二人でたずねる しあわせのヘッドライト |
あなたが終着駅藤原浩 | 藤原浩 | 久仁京介 | 徳久広司 | 南郷達也 | わがままでした 馬鹿でした 長い月日の 回り道 黙ってわたしに 微笑くれて 待っていたよと 抱きしめる 女ごころの 終着駅は あなたの胸と 知りました ふたりでいれば 苦労など つらくなんかは ないという あなたのやさしさ 心にしみて 愛の深さを 噛みしめる 戻り道ない 人生なのに あなたは待って くれました 遅れた春は あたたかい そんな気持ちに させるひと 今度はあなたに つくして生きる きっとふたりで しあわせを 女ごころの 終着駅は あなたの胸と 知りました |