川中美幸の歌詞一覧リスト  189曲中 1-189曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛人あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい川中美幸荒木とよひさ三木たかしあなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
愛は別離恋だって命だって 終わる時が来る あなたとの幸せも 終わる時が来る 時間(とき)の流れに 勝てるものはいない 別れましょう 諦めましょう 忘れましょう 愛(いと)しくてたまらない今 愛したりないうちが花  神かけた誓いだって 破る時がある あなたとの約束も 破る時がある 永遠なんて 何処にあるというの 別れましょう 諦めましょう 忘れましょう 泣きながら抱きあった今 愛したりないうちが花  時間の流れに 勝てるものはいない 別れましょう 諦めましょう 忘れましょう 愛しくてたまらない今 愛したりないうちが花川中美幸なかにし礼浜圭介櫻庭伸幸恋だって命だって 終わる時が来る あなたとの幸せも 終わる時が来る 時間(とき)の流れに 勝てるものはいない 別れましょう 諦めましょう 忘れましょう 愛(いと)しくてたまらない今 愛したりないうちが花  神かけた誓いだって 破る時がある あなたとの約束も 破る時がある 永遠なんて 何処にあるというの 別れましょう 諦めましょう 忘れましょう 泣きながら抱きあった今 愛したりないうちが花  時間の流れに 勝てるものはいない 別れましょう 諦めましょう 忘れましょう 愛しくてたまらない今 愛したりないうちが花
あなたと生きるも一度あなたに 逢いたいと つぶやきながら 朝餉の支度 桜がいちりん 描かれた あなたと揃いの 夫婦箸 ひとりきりりと 生きてます だって あなたの 女房です  幾つの坂道 越えたのか 幾つの冬を 乗り越えたのか 心が飛ぶよな 嵐にも ふたりでいたから 耐えられた そばにあなたが 居るようで そうね 今夜は 飲みましょか  苦労もなみだも 宝物 あなたのそばで 倖せでした 淋しくなるたび 見つめます ふたりで選んだ 夫婦箸 ひとりぼっちじゃ ないものね 私 あなたと 生きてます川中美幸田久保真見弦哲也前田俊明も一度あなたに 逢いたいと つぶやきながら 朝餉の支度 桜がいちりん 描かれた あなたと揃いの 夫婦箸 ひとりきりりと 生きてます だって あなたの 女房です  幾つの坂道 越えたのか 幾つの冬を 乗り越えたのか 心が飛ぶよな 嵐にも ふたりでいたから 耐えられた そばにあなたが 居るようで そうね 今夜は 飲みましょか  苦労もなみだも 宝物 あなたのそばで 倖せでした 淋しくなるたび 見つめます ふたりで選んだ 夫婦箸 ひとりぼっちじゃ ないものね 私 あなたと 生きてます
あなたに命がけ死ねと言われりゃ 死んでもいいわ 待てと言われりゃ 待ってもいいわ だけどあなたは ふりむかないで いやな人には 誘われる あー この私 夢で夢でうばって あなたに命がけ  ダイヤなんかは 欲しくはないわ ガラス玉でも あなたが好きよ 何もあなたは してくれないが 胸のシンまで 燃えてます あー お願いよ そっとそっと支えて あなたに命がけ  夜が来るたび 夜明けを待つわ 朝が来るたび ゆうべを想う いつもあなたの おそばにおいて 悪い人には したくない あー 時々は 思い思いだしてね あなたに命がけ川中美幸石坂まさを伊藤雪彦馬場良死ねと言われりゃ 死んでもいいわ 待てと言われりゃ 待ってもいいわ だけどあなたは ふりむかないで いやな人には 誘われる あー この私 夢で夢でうばって あなたに命がけ  ダイヤなんかは 欲しくはないわ ガラス玉でも あなたが好きよ 何もあなたは してくれないが 胸のシンまで 燃えてます あー お願いよ そっとそっと支えて あなたに命がけ  夜が来るたび 夜明けを待つわ 朝が来るたび ゆうべを想う いつもあなたの おそばにおいて 悪い人には したくない あー 時々は 思い思いだしてね あなたに命がけ
あなたに惚れましたあなたどんなに 愛しているか 胸を開いて 見せたいぐらい 女ごころの湖に 石を投げて 石を投げて 波が乱れて広がって 沈んでゆくの あなたに惚れました  可哀想でしょ 女がひとり 泪うかべて 苦しむなんて もしも重荷に なるのなら 雪のように 雪のように 溶けて流れて 身を引いて 消えてもいいの あなたに惚れました  きっとあなたの 気に入るように 変えてゆきたい 生き方さえも 眼には見えない 細糸を たぐり寄せて たぐり寄せて 愛でひとつに 結ばれて 離れはしない あなたに惚れました川中美幸千家和也伊藤雪彦あなたどんなに 愛しているか 胸を開いて 見せたいぐらい 女ごころの湖に 石を投げて 石を投げて 波が乱れて広がって 沈んでゆくの あなたに惚れました  可哀想でしょ 女がひとり 泪うかべて 苦しむなんて もしも重荷に なるのなら 雪のように 雪のように 溶けて流れて 身を引いて 消えてもいいの あなたに惚れました  きっとあなたの 気に入るように 変えてゆきたい 生き方さえも 眼には見えない 細糸を たぐり寄せて たぐり寄せて 愛でひとつに 結ばれて 離れはしない あなたに惚れました
あなたひとすじGOLD LYLICあなたのそばで 暮らせるならば なにもいらない 欲しくない 抱いてください おんなの夢を 寒い北風 吹く道を 愛を探して 歩いて来たの  涙でやけを おこしもしたわ 飲めぬお酒も おぼえたわ 抱いてください おんなの夢を そっといたわる 仕草にも とけてゆきます こゝろの傷が  あなたが胸に ともした灯り 生きるのぞみを くれました 抱いてください おんなの夢を なんのとりえも ないけれど あなたひとすじ つくしてゆくわGOLD LYLIC川中美幸たかたかし弦哲也斉藤恒夫あなたのそばで 暮らせるならば なにもいらない 欲しくない 抱いてください おんなの夢を 寒い北風 吹く道を 愛を探して 歩いて来たの  涙でやけを おこしもしたわ 飲めぬお酒も おぼえたわ 抱いてください おんなの夢を そっといたわる 仕草にも とけてゆきます こゝろの傷が  あなたが胸に ともした灯り 生きるのぞみを くれました 抱いてください おんなの夢を なんのとりえも ないけれど あなたひとすじ つくしてゆくわ
雨の止まり木人の心の 裏側を なぜに映さぬ 露地灯り 生きるつらさに 負けそうで にじむため息 ひとり酒 雨がそぼ降る こんな夜 誰かにそばに いて欲しい  雨とお酒、嫌いじゃないわ。 でも一人ってやっぱり寂しい…。  恋もしました 人並みに いつも見送る 役ばかり 消したつもりの 傷の跡 なんで今さら また痛む 飲んで酔えない こんな夜 誰かの胸で 眠りたい  もう帰っちゃうの? 誰か待ってるんでしょ! いいなァ…。  いつも強がり 見せてきた そっとつぶやく ひとり言 無理に笑えば 寂しくて グラス持つ手が 震えます 涙そぼ降る こんな夜 誰かにそばに いて欲しい川中美幸麻こよみ弦哲也南郷達也人の心の 裏側を なぜに映さぬ 露地灯り 生きるつらさに 負けそうで にじむため息 ひとり酒 雨がそぼ降る こんな夜 誰かにそばに いて欲しい  雨とお酒、嫌いじゃないわ。 でも一人ってやっぱり寂しい…。  恋もしました 人並みに いつも見送る 役ばかり 消したつもりの 傷の跡 なんで今さら また痛む 飲んで酔えない こんな夜 誰かの胸で 眠りたい  もう帰っちゃうの? 誰か待ってるんでしょ! いいなァ…。  いつも強がり 見せてきた そっとつぶやく ひとり言 無理に笑えば 寂しくて グラス持つ手が 震えます 涙そぼ降る こんな夜 誰かにそばに いて欲しい
雨の街 恋の街濡れてゆきましょあなた 心はずむ 夜だから 肩をならべてふたり 信じたいの いつまでも 赤い灯 青い灯 あの花 この花 想いかよわせ 雨も 雨も 唄ってる 七色の傘の波 夢さそうふたりづれ 雨の街 恋の街  店のあかりが 揺れて ふたりだけの 夜だから 指の先まで なぜか 涙もろく なりそうよ 赤い灯 青い灯 あの人 この人 寄りそいながら 雨に 雨に消えてゆく 並木道 まわり道 夢さそうふたりづれ 雨の街 恋の街  どんな小さな ことも わすれられぬ 夜だから 別れたくない ふたり 頬に光る 銀の雨 赤い灯 青い灯 あの夜 この夜 愛のしるしを 胸に 胸に抱きしめて 明日また 逢いましょう 夢さそうふたりづれ 雨の街 恋の街川中美幸たかたかし岡千秋濡れてゆきましょあなた 心はずむ 夜だから 肩をならべてふたり 信じたいの いつまでも 赤い灯 青い灯 あの花 この花 想いかよわせ 雨も 雨も 唄ってる 七色の傘の波 夢さそうふたりづれ 雨の街 恋の街  店のあかりが 揺れて ふたりだけの 夜だから 指の先まで なぜか 涙もろく なりそうよ 赤い灯 青い灯 あの人 この人 寄りそいながら 雨に 雨に消えてゆく 並木道 まわり道 夢さそうふたりづれ 雨の街 恋の街  どんな小さな ことも わすれられぬ 夜だから 別れたくない ふたり 頬に光る 銀の雨 赤い灯 青い灯 あの夜 この夜 愛のしるしを 胸に 胸に抱きしめて 明日また 逢いましょう 夢さそうふたりづれ 雨の街 恋の街
雨の御堂筋小ぬか雨降る 御堂筋 こころ変わりな 夜の雨 あなた… あなたは何処よ あなたをたずねて 南へ歩く  本町あたりに あなたはいると 風の知らせを 背中で聞いて こんな… 女がひとり 探していたことを 誰かつたえて  ああ 降る雨に 泣きながら 肌(み)をよせて 傘もささず 濡れて… 夜の  いちょう並木は 枯葉をおとし 雨の舗道は 淋しく光る あなた… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く  ああ 降る雨に 泣きながら 肌(み)をよせて 傘もささず 濡れて… 夜の  梅田新道 心斎橋と 雨の舗道は 淋しく光る あなた… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く川中美幸林春生B・ボーグル・M・テイラー・D・ウイルソン・G・マギー・J・ダリル小ぬか雨降る 御堂筋 こころ変わりな 夜の雨 あなた… あなたは何処よ あなたをたずねて 南へ歩く  本町あたりに あなたはいると 風の知らせを 背中で聞いて こんな… 女がひとり 探していたことを 誰かつたえて  ああ 降る雨に 泣きながら 肌(み)をよせて 傘もささず 濡れて… 夜の  いちょう並木は 枯葉をおとし 雨の舗道は 淋しく光る あなた… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く  ああ 降る雨に 泣きながら 肌(み)をよせて 傘もささず 濡れて… 夜の  梅田新道 心斎橋と 雨の舗道は 淋しく光る あなた… あなたのかげを あなたを偲んで 南へ歩く
嵐が丘たれこめた空の 紗幕(しゃまく)が光る おぼろおぼろの夢のよう 確かこんな景色を見たことあるわ 失うものなどなんにもないと 茫(ぼう) 茫 茫 嵐が丘に火を放ち 茫 茫 茫 髪ふり乱して あぁ 日も月も 色を失した恋があり  遠雷が峯を 伝って帰る おどろおどろの雲つれて まるで解けてとけない謎々みたい 男と女のせつなさごっこ 渺(びょう) 渺 渺 嵐が丘に白銀(しろがね)の 渺 渺 渺 涙が枯れれば あぁ 地に天に 鈴を鳴らした恋があり  茫 茫 茫 嵐が丘に火を放ち 茫 茫 茫 髪ふり乱して あぁ 日も月も 色を失した恋があり川中美幸吉岡治弦哲也若草恵たれこめた空の 紗幕(しゃまく)が光る おぼろおぼろの夢のよう 確かこんな景色を見たことあるわ 失うものなどなんにもないと 茫(ぼう) 茫 茫 嵐が丘に火を放ち 茫 茫 茫 髪ふり乱して あぁ 日も月も 色を失した恋があり  遠雷が峯を 伝って帰る おどろおどろの雲つれて まるで解けてとけない謎々みたい 男と女のせつなさごっこ 渺(びょう) 渺 渺 嵐が丘に白銀(しろがね)の 渺 渺 渺 涙が枯れれば あぁ 地に天に 鈴を鳴らした恋があり  茫 茫 茫 嵐が丘に火を放ち 茫 茫 茫 髪ふり乱して あぁ 日も月も 色を失した恋があり
あんたの春あんたの春は 嘘ばっかりや 春には帰ると いいながら 帰って来た試(ためし)が あるかいな 尻無川(しりなしがわ)の 川尻(かわじり)で ポンポン船の 音聞きながら 好きや 好きやというたのも あれもやっぱり 嘘やろう もう待てへんで 待つかいな  通天閣の 灯(ひ)を忘れたか 千日前やら 中の島 歩いたこと おぼえてへんのやろ あの子ら末(すえ)は 女夫(めおと)やと 噂を立てた 嫌われもんの 角(かど)の酒屋の 後家(ごけ)はんが 可哀そうやと 親切に 縁談もって 来てくれた  いつまで阿呆な 夢みてる気や ジェームス・ディーンに 憧(あこ)がれて 笑わせるで 荒野(こうや)を目指すやて 吉三郎(きっさぶろう)の おっちゃんが そろそろ歳(とし)や 夜店もつらい ワイの得意の 淡呵売(たんかばい) アイツだけには 仕込みたい 帰って来いと いうてはる川中美幸もず唱平浜圭介あんたの春は 嘘ばっかりや 春には帰ると いいながら 帰って来た試(ためし)が あるかいな 尻無川(しりなしがわ)の 川尻(かわじり)で ポンポン船の 音聞きながら 好きや 好きやというたのも あれもやっぱり 嘘やろう もう待てへんで 待つかいな  通天閣の 灯(ひ)を忘れたか 千日前やら 中の島 歩いたこと おぼえてへんのやろ あの子ら末(すえ)は 女夫(めおと)やと 噂を立てた 嫌われもんの 角(かど)の酒屋の 後家(ごけ)はんが 可哀そうやと 親切に 縁談もって 来てくれた  いつまで阿呆な 夢みてる気や ジェームス・ディーンに 憧(あこ)がれて 笑わせるで 荒野(こうや)を目指すやて 吉三郎(きっさぶろう)の おっちゃんが そろそろ歳(とし)や 夜店もつらい ワイの得意の 淡呵売(たんかばい) アイツだけには 仕込みたい 帰って来いと いうてはる
一路一生海より深い 母の愛 はげます父の 声がする 今宵も集う ひとの和に この身をそっと おきかえて わが来し方を ほめて呑む  なみだをすする 酒よりも よろこび語る 酒がいい 人生川を 漂って 生きねばならぬ せつなさよ 湯ぶねで癒す 旅のやど  いのちの限り 恋もした 信じたみちを ひとすじに さだめでしょうか さだめなら 艶よく咲いて ふたたびの 歌うしあわせ ありがとう川中美幸池田充男弦哲也前田俊明海より深い 母の愛 はげます父の 声がする 今宵も集う ひとの和に この身をそっと おきかえて わが来し方を ほめて呑む  なみだをすする 酒よりも よろこび語る 酒がいい 人生川を 漂って 生きねばならぬ せつなさよ 湯ぶねで癒す 旅のやど  いのちの限り 恋もした 信じたみちを ひとすじに さだめでしょうか さだめなら 艶よく咲いて ふたたびの 歌うしあわせ ありがとう
いとしい人へ悲しみを知っている いとしい人よ あなたと出合ってから どれくらい経つのでしょう 泣き顔や 笑い顔 怒った顔も 私の歴史をいちばん 近くで見ていた  あなたをあたためてあげたいのよ 北の街めぐり逢えた 大切な愛だから 心をあたためてあげたいのよ 淋しさにひとりで凍える夜が 二度と来ないように  遠い夢もっている いとしい人よ あなたのその強さは やさしさに溢れてる 雨の日も 晴れの日も 嵐の時も 私をこれからもずっと 守ってください  あなたと幸せになりたいのよ 過ぎ去りし日のあやまち 想い出を抱きしめて 涙にくちずけてあげたいのよ 懐かしの我が家の 小さな部屋に 明かり灯すように  ひとつだけあるわ 本当の愛が その愛掴んだなら 放してはいけない  あなたをあたためてあげたいのよ 変わらない熱い想い いつの日も いつまでも 心をあたためてあげたいのよ 淋しさにひとりで 凍える夜が 二度と来ないように  あたためてあげたい…川中美幸帆刈伸子都志見隆川村栄二悲しみを知っている いとしい人よ あなたと出合ってから どれくらい経つのでしょう 泣き顔や 笑い顔 怒った顔も 私の歴史をいちばん 近くで見ていた  あなたをあたためてあげたいのよ 北の街めぐり逢えた 大切な愛だから 心をあたためてあげたいのよ 淋しさにひとりで凍える夜が 二度と来ないように  遠い夢もっている いとしい人よ あなたのその強さは やさしさに溢れてる 雨の日も 晴れの日も 嵐の時も 私をこれからもずっと 守ってください  あなたと幸せになりたいのよ 過ぎ去りし日のあやまち 想い出を抱きしめて 涙にくちずけてあげたいのよ 懐かしの我が家の 小さな部屋に 明かり灯すように  ひとつだけあるわ 本当の愛が その愛掴んだなら 放してはいけない  あなたをあたためてあげたいのよ 変わらない熱い想い いつの日も いつまでも 心をあたためてあげたいのよ 淋しさにひとりで 凍える夜が 二度と来ないように  あたためてあげたい…
いなか侍ふるさと捨てゝ 悔いてると 悲しい便りをくれたひと 馬鹿ね 帰っておいでよ 意地張らず ヤケ酒 呑んでる場合じゃないわ 祭りの仕度に 要る男 いなか侍 いばっていゝよ  躓(つまず)きどうし 振り向けば 何にも無いよと 悔いたひと 馬鹿ね 私がいるのを忘れたの 縁談話がいくつもあるが どこにも行かずに待ってます いなか侍 泣くんじゃないよ  だんだん夢が 遠くなる 愚かさ知ったと 嘆くひと 馬鹿ね そろそろ 雲雀が騒ぎ出す この身に朝日をいっぱいあびて 二人でしようよ深呼吸 いなか侍 元気を出せよ 元気を出せよ川中美幸もず唱平聖川湧伊戸のりおふるさと捨てゝ 悔いてると 悲しい便りをくれたひと 馬鹿ね 帰っておいでよ 意地張らず ヤケ酒 呑んでる場合じゃないわ 祭りの仕度に 要る男 いなか侍 いばっていゝよ  躓(つまず)きどうし 振り向けば 何にも無いよと 悔いたひと 馬鹿ね 私がいるのを忘れたの 縁談話がいくつもあるが どこにも行かずに待ってます いなか侍 泣くんじゃないよ  だんだん夢が 遠くなる 愚かさ知ったと 嘆くひと 馬鹿ね そろそろ 雲雀が騒ぎ出す この身に朝日をいっぱいあびて 二人でしようよ深呼吸 いなか侍 元気を出せよ 元気を出せよ
命くれない生まれる前から 結ばれていた そんな気がする 紅の糸 だから死ぬまで ふたりは一緒 「あなた」「おまえ」夫婦みち 命くれない 命くれない ふたりづれ  人目をしのんで 隠れて泣いた そんな日もある 傷もある 苦労積荷の 木の葉の舟で 「あなた」「おまえ」あぶな川 命くれない 命くれない ふたりづれ  なんにもいらない あなたがいれば 笑顔ひとつで 生きられる 泣く日笑う日 花咲く日まで 「あなた」「おまえ」手をかさね 命くれない 命くれない ふたりづれ川中美幸吉岡治北原じゅん生まれる前から 結ばれていた そんな気がする 紅の糸 だから死ぬまで ふたりは一緒 「あなた」「おまえ」夫婦みち 命くれない 命くれない ふたりづれ  人目をしのんで 隠れて泣いた そんな日もある 傷もある 苦労積荷の 木の葉の舟で 「あなた」「おまえ」あぶな川 命くれない 命くれない ふたりづれ  なんにもいらない あなたがいれば 笑顔ひとつで 生きられる 泣く日笑う日 花咲く日まで 「あなた」「おまえ」手をかさね 命くれない 命くれない ふたりづれ
祝い酒浮世荒波 ヨイショと越える 今日はおまえの 晴れの門出だよ 親が咲かせた 命の花が 二つ並んだ 鶴と亀 笑顔うれしい 祝い酒  五臓六腑に 樽酒しみる 酔うてめでたい 唄のはなむけさ 七つ転んで 八つで起きろ 明日は苦労の ふたり坂 縁がうれしい 祝い酒  花も嵐も 人生船路 愛が舵とる 若い二人だよ 吹けばとぶよな 小さな木でも 枝は栄える 葉もしげる 門出うれしい 祝い酒川中美幸たかたかし猪俣公章浮世荒波 ヨイショと越える 今日はおまえの 晴れの門出だよ 親が咲かせた 命の花が 二つ並んだ 鶴と亀 笑顔うれしい 祝い酒  五臓六腑に 樽酒しみる 酔うてめでたい 唄のはなむけさ 七つ転んで 八つで起きろ 明日は苦労の ふたり坂 縁がうれしい 祝い酒  花も嵐も 人生船路 愛が舵とる 若い二人だよ 吹けばとぶよな 小さな木でも 枝は栄える 葉もしげる 門出うれしい 祝い酒
雨情歌雨がしとしと 降る夜は 心の芯まで 濡れてくる あなたの熱い その胸で 泣いた日も 泣いた日も そうよあの日も 雨でした  軒に吊した 赤ちょうちん 今夜もポツンと 闇に浮く 別れて遠く 離れても 消えもせず 消えもせず 今もやさしい ほゝ笑みよ  人と別れる 哀しみに この世の無常を 知りました お酒に夢を 注ぎたして 飲んだ日の 飲んだ日の 一期一会に 涙して川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明雨がしとしと 降る夜は 心の芯まで 濡れてくる あなたの熱い その胸で 泣いた日も 泣いた日も そうよあの日も 雨でした  軒に吊した 赤ちょうちん 今夜もポツンと 闇に浮く 別れて遠く 離れても 消えもせず 消えもせず 今もやさしい ほゝ笑みよ  人と別れる 哀しみに この世の無常を 知りました お酒に夢を 注ぎたして 飲んだ日の 飲んだ日の 一期一会に 涙して
うすゆき草おなじ歩幅で これからも ふたり歩いて 行けたらいいね 北風(かぜ)に吹かれて 咲いている 可憐な花だよ うすゆき草は 夢を信じて ついて来る 抱けばいとしい おれの花  まわり道でも ふたりなら 心いたわり 愛してゆける 細いからだを しならせて けなげに咲く花 うすゆき草よ 無理をするなよ つらければ 泣いていいんだ おれの胸  冬のきびしさ 耐えぬいて 花は大地に 命を咲かす 今日という日を せいいっぱい 希望(きぼう)の花だよ うすゆき草は にごり水でも 空映す 虹のかけ橋 ふたりづれ川中美幸たかたかし弦哲也おなじ歩幅で これからも ふたり歩いて 行けたらいいね 北風(かぜ)に吹かれて 咲いている 可憐な花だよ うすゆき草は 夢を信じて ついて来る 抱けばいとしい おれの花  まわり道でも ふたりなら 心いたわり 愛してゆける 細いからだを しならせて けなげに咲く花 うすゆき草よ 無理をするなよ つらければ 泣いていいんだ おれの胸  冬のきびしさ 耐えぬいて 花は大地に 命を咲かす 今日という日を せいいっぱい 希望(きぼう)の花だよ うすゆき草は にごり水でも 空映す 虹のかけ橋 ふたりづれ
歌手紙忘れられない あなたの笑顔 寝返りうっても あなたはいない 今夜も愛の かけらを集め 遠いあの日を 想い出す あなたに逢いたい もう一度逢いたい 届かない哀しみは 立ちどまる 恋うた 夢うた 歌ってつづる あなたに贈る 歌手紙  そばにいるとき 気づかなかった あなたの優しさ せつないこころ 恋しいひとよ 離れたいまも なぜか涙が あふれだす あなたに逢いたい もう一度逢いたい 追いかけた夢だけは 胸のなか 艶うた 旅うた おもかげ抱いて あなたに贈る 歌手紙  あなたに逢いたい もう一度逢いたい 届かない哀しみは 立ちどまる 恋うた 夢うた 歌ってつづる あなたに贈る 歌手紙 あなたに贈る 歌手紙川中美幸建石一弦哲也田村武也忘れられない あなたの笑顔 寝返りうっても あなたはいない 今夜も愛の かけらを集め 遠いあの日を 想い出す あなたに逢いたい もう一度逢いたい 届かない哀しみは 立ちどまる 恋うた 夢うた 歌ってつづる あなたに贈る 歌手紙  そばにいるとき 気づかなかった あなたの優しさ せつないこころ 恋しいひとよ 離れたいまも なぜか涙が あふれだす あなたに逢いたい もう一度逢いたい 追いかけた夢だけは 胸のなか 艶うた 旅うた おもかげ抱いて あなたに贈る 歌手紙  あなたに逢いたい もう一度逢いたい 届かない哀しみは 立ちどまる 恋うた 夢うた 歌ってつづる あなたに贈る 歌手紙 あなたに贈る 歌手紙
歌ひとすじ冬の寒さを 日照りの夏を 歩きつづけた 歌の道 人の心と 流れる水の 行方嘆いて なんになる 私は唄うわ 明日のために 歌ひとすじの ひとすじの道  恋を捨てれば 涙がさわぐ 歌に生きれば また迷う 死ぬも生きるも 二つに一つ 芸の深さは 計れない 闘う相手は いつでも自分 歌ひとすじの ひとすじの道  真一文字に 唄いつづけて 終わることない この旅は 夢を託して 命のかぎり 人の情けを 世の憂さを 私は唄うわ 心をこめて 歌ひとすじの ひとすじの道川中美幸吉岡治弦哲也冬の寒さを 日照りの夏を 歩きつづけた 歌の道 人の心と 流れる水の 行方嘆いて なんになる 私は唄うわ 明日のために 歌ひとすじの ひとすじの道  恋を捨てれば 涙がさわぐ 歌に生きれば また迷う 死ぬも生きるも 二つに一つ 芸の深さは 計れない 闘う相手は いつでも自分 歌ひとすじの ひとすじの道  真一文字に 唄いつづけて 終わることない この旅は 夢を託して 命のかぎり 人の情けを 世の憂さを 私は唄うわ 心をこめて 歌ひとすじの ひとすじの道
うたびと地球という美しい星 こゝにわたしは住む 生きるという暖かくて 強い言葉が好き 笑顔があれば しあわせになれる 信じながら 迷いながら 虹のふもと尋ねるような それが人生 おわりのない夢をゆく あゝわたしうたびと  女というかけがえのない いのち いとしむとき 故郷(こきょう)の空あおぎ見れば 父が母がうかぶ 野に吹く風を ふりつもる雪を こらえながら 愛しながら ありがとうを探す旅が それが人生 おわりのない夢をゆく あゝわたしうたびと  野に吹く風を ふりつもる雪を こらえながら 愛しながら ありがとうを探す旅が それが人生 おわりのない夢をゆく あゝわたしうたびと川中美幸池田充男都志見隆若草恵地球という美しい星 こゝにわたしは住む 生きるという暖かくて 強い言葉が好き 笑顔があれば しあわせになれる 信じながら 迷いながら 虹のふもと尋ねるような それが人生 おわりのない夢をゆく あゝわたしうたびと  女というかけがえのない いのち いとしむとき 故郷(こきょう)の空あおぎ見れば 父が母がうかぶ 野に吹く風を ふりつもる雪を こらえながら 愛しながら ありがとうを探す旅が それが人生 おわりのない夢をゆく あゝわたしうたびと  野に吹く風を ふりつもる雪を こらえながら 愛しながら ありがとうを探す旅が それが人生 おわりのない夢をゆく あゝわたしうたびと
越前岬GOLD LYLICきこえるはずない 汽笛を聴いて 飲めば泣きそな ひとり酒 ついてゆきたい ついてゆけない 燃やす切符の 残り火が あなた消えます あなた消えます 越前岬  しあわせ欲しがる 女の夢が いつかあなたを 駄目にする これでいいのね 悔いはないのね 遠くなるほど 逢いたくて あなた恋しい あなた恋しい 越前岬  おまえの明日は ふたりの明日 そんなあの夜の 腕まくら 忘れたいのに 忘れられない ひとり紅ひく とまり木で 春を待ちます 春を待ちます 越前岬GOLD LYLIC川中美幸吉岡治岸本健介きこえるはずない 汽笛を聴いて 飲めば泣きそな ひとり酒 ついてゆきたい ついてゆけない 燃やす切符の 残り火が あなた消えます あなた消えます 越前岬  しあわせ欲しがる 女の夢が いつかあなたを 駄目にする これでいいのね 悔いはないのね 遠くなるほど 逢いたくて あなた恋しい あなた恋しい 越前岬  おまえの明日は ふたりの明日 そんなあの夜の 腕まくら 忘れたいのに 忘れられない ひとり紅ひく とまり木で 春を待ちます 春を待ちます 越前岬
炎情歌風に抱かれて 雲は揺れ 花に抱かれて 鳥は啼く 愛に抱かれて 女は震え いつか重ねる 夢まくら 夢が燃える ひとつに燃える こゝろ炎情 あーめらめらと 恋の花火は 恋の花火は 命がけ  夏が終われば 死ぬ螢 どんな怨みを 残すやら 愛の吐息が 素肌を染める もっとあなたに 染まりたい みんなあげる 私をあげる こゝろ炎情 あーあかあかと 恋は血のいろ 恋は血のいろ ただ紅い  夜が燃える 命が燃える こゝろ炎情 あーめらめらと 恋の花火は 恋の花火は 命がけ川中美幸石本美由起弦哲也櫻庭伸幸風に抱かれて 雲は揺れ 花に抱かれて 鳥は啼く 愛に抱かれて 女は震え いつか重ねる 夢まくら 夢が燃える ひとつに燃える こゝろ炎情 あーめらめらと 恋の花火は 恋の花火は 命がけ  夏が終われば 死ぬ螢 どんな怨みを 残すやら 愛の吐息が 素肌を染める もっとあなたに 染まりたい みんなあげる 私をあげる こゝろ炎情 あーあかあかと 恋は血のいろ 恋は血のいろ ただ紅い  夜が燃える 命が燃える こゝろ炎情 あーめらめらと 恋の花火は 恋の花火は 命がけ
艶冶な気分猫はあなたになついてて 呼んでみたって知らん顔 三日三晩のあらしなら 四日たったら収まるわ 三日月は薄情け 満月は艶冶な気分 なにがあろうと好きなんだから ずっとふたりで生きようね  お酒一滴のめないで こんな時にはどうするの? 時の氏神待ちながら きっと明日が始まるわ 三日月は傷の跡 満月はしあわせ気分 おなじ歩幅で選んだ道を ずっとふたりで生きようね  三日月は薄情け 満月は艶冶な気分 なにがあろうと好きなんだから ずっとふたりで生きようね川中美幸吉岡治弦哲也猫はあなたになついてて 呼んでみたって知らん顔 三日三晩のあらしなら 四日たったら収まるわ 三日月は薄情け 満月は艶冶な気分 なにがあろうと好きなんだから ずっとふたりで生きようね  お酒一滴のめないで こんな時にはどうするの? 時の氏神待ちながら きっと明日が始まるわ 三日月は傷の跡 満月はしあわせ気分 おなじ歩幅で選んだ道を ずっとふたりで生きようね  三日月は薄情け 満月は艶冶な気分 なにがあろうと好きなんだから ずっとふたりで生きようね
桜桃忌死ぬことばかりを 思いつめ なんで生きよと しないのですか 玉川上水 梅雨(つゆ)にごり 繁みの道を さまよえば ふたつのいのち 呑みこんだ 水に無情の 風が吹く  お金も出世も 縁ないが 守り通すよ この家だけは 人間失格 云いながら こころはいつも 燃えていた 斜陽のひとの 悲しさを 水に蛍の 灯(ひ)がうつす  別れて悔いない ひとだけど どうぞ死んでも 一緒にいたい 一蓮托生 桜桃(おうとう)の つながるいのち しのばせて かばいあうよに かさなって 水にさくらの 花がゆく川中美幸水木かおる弦哲也前田俊明死ぬことばかりを 思いつめ なんで生きよと しないのですか 玉川上水 梅雨(つゆ)にごり 繁みの道を さまよえば ふたつのいのち 呑みこんだ 水に無情の 風が吹く  お金も出世も 縁ないが 守り通すよ この家だけは 人間失格 云いながら こころはいつも 燃えていた 斜陽のひとの 悲しさを 水に蛍の 灯(ひ)がうつす  別れて悔いない ひとだけど どうぞ死んでも 一緒にいたい 一蓮托生 桜桃(おうとう)の つながるいのち しのばせて かばいあうよに かさなって 水にさくらの 花がゆく
大阪しぐれひとりで 生きてくなんて できないと 泣いてすがればネオンが ネオンがしみる 北の新地は おもいでばかり 雨もよう 夢もぬれます ああ大阪しぐれ  ひとつや ふたつじゃないの ふるきずは 噂並木の堂島 堂島すずめ こんなわたしで いいならあげる なにもかも 抱いてください ああ大阪しぐれ  しあわせ それともいまは 不しあわせ 酔ってあなたは曽根崎 曽根崎あたり つくし足りない わたしが悪い あのひとを 雨よ帰して ああ大阪しぐれ川中美幸吉岡治市川昭介ひとりで 生きてくなんて できないと 泣いてすがればネオンが ネオンがしみる 北の新地は おもいでばかり 雨もよう 夢もぬれます ああ大阪しぐれ  ひとつや ふたつじゃないの ふるきずは 噂並木の堂島 堂島すずめ こんなわたしで いいならあげる なにもかも 抱いてください ああ大阪しぐれ  しあわせ それともいまは 不しあわせ 酔ってあなたは曽根崎 曽根崎あたり つくし足りない わたしが悪い あのひとを 雨よ帰して ああ大阪しぐれ
大利根月夜あれを御覧と 指差すかたに 利根の流れを ながれ月 昔笑うて 眺めた月も 今日は今日は 涙の顔で見る  愚痴じゃなけれど 世が世であれば 殿の招きの 月見酒 男平手と もてはやされて 今じゃ今じゃ 浮世を三度笠  もとをただせば 侍そだち 腕は自慢の 千葉仕込み 何が不足で 大利根ぐらし 故郷(くに)じゃ故郷じゃ 妹が待つものを川中美幸藤田まさと長津義司伊戸のりおあれを御覧と 指差すかたに 利根の流れを ながれ月 昔笑うて 眺めた月も 今日は今日は 涙の顔で見る  愚痴じゃなけれど 世が世であれば 殿の招きの 月見酒 男平手と もてはやされて 今じゃ今じゃ 浮世を三度笠  もとをただせば 侍そだち 腕は自慢の 千葉仕込み 何が不足で 大利根ぐらし 故郷(くに)じゃ故郷じゃ 妹が待つものを
丘は花ざかり若い生命の カレンダーを 今日もひらけば 君の顔 呼びかける あのひとみ モナリザの 謎のいとしさ ああ若い日の 丘は花ざかり ああ若い日の 丘は花ざかり  青いホールのシャンデリヤ 抱いて踊れば 黒髪の なやましい 移り香に 春はゆく 涙ながして ああ若い日の 丘は花ざかり ああ若い日の 丘は花ざかり  想い想われ 散ってゆく 恋は真紅な 天竺葵(ゼラニアム) あのひとも このひとも ながれゆく 淡い白雲 ああ若い日の 丘は花ざかり ああ若い日の 丘は花ざかり川中美幸西條八十服部良一若い生命の カレンダーを 今日もひらけば 君の顔 呼びかける あのひとみ モナリザの 謎のいとしさ ああ若い日の 丘は花ざかり ああ若い日の 丘は花ざかり  青いホールのシャンデリヤ 抱いて踊れば 黒髪の なやましい 移り香に 春はゆく 涙ながして ああ若い日の 丘は花ざかり ああ若い日の 丘は花ざかり  想い想われ 散ってゆく 恋は真紅な 天竺葵(ゼラニアム) あのひとも このひとも ながれゆく 淡い白雲 ああ若い日の 丘は花ざかり ああ若い日の 丘は花ざかり
お吉情話下田港の 寝姿山(ねすがたやま)は まるで鶴さん 寝ているようね 沖の黒船 おぼろ月 そうよわたしは 一夜妻(いちやづま) ひとは指さす ラシャメンと お吉はお吉は 哀しゅうございます  鶴さんは腕の立つ船大工 鶴さんの造った船で 祝言をあげたかった お吉は それが夢でした いまでも そうさ いまでもさ……  ひとの噂は 七十五日 いいえ五年 十年すぎた 恨みつらみの 石つぶて 元を正せば ハリスさん 酒よはなしを きいとくれ お吉はお吉は ひとりで生きてきた  伊豆は雨ふる 下田は荒れる 女ひとりじゃ 暮らせぬこの世 紅い着物で 稲生沢川(いのうざわ) これが見おさめ 夜桜の 燃ゆるくれない 宝福寺 お吉はお吉は あの世で結ばれる川中美幸高田ひろお弦哲也前田俊明下田港の 寝姿山(ねすがたやま)は まるで鶴さん 寝ているようね 沖の黒船 おぼろ月 そうよわたしは 一夜妻(いちやづま) ひとは指さす ラシャメンと お吉はお吉は 哀しゅうございます  鶴さんは腕の立つ船大工 鶴さんの造った船で 祝言をあげたかった お吉は それが夢でした いまでも そうさ いまでもさ……  ひとの噂は 七十五日 いいえ五年 十年すぎた 恨みつらみの 石つぶて 元を正せば ハリスさん 酒よはなしを きいとくれ お吉はお吉は ひとりで生きてきた  伊豆は雨ふる 下田は荒れる 女ひとりじゃ 暮らせぬこの世 紅い着物で 稲生沢川(いのうざわ) これが見おさめ 夜桜の 燃ゆるくれない 宝福寺 お吉はお吉は あの世で結ばれる
奥飛騨の女霧にかすんだ奥飛騨(おくひだ)の なぜか侘(わび)しい 湯のけむり すすり泣くよな 虫の音(ね)聞けば 捨てた故郷(こきょう)が なつかしい なつかしい ああ哀愁の 奥飛騨(おくひだ)の女(ひと)  逢えば別れが 来るものと 知っていながら なぜ泣かす かたくにぎった 手のぬくもりに うしろ髪ひく この思い この思い ああ哀愁の 奥飛騨(おくひだ)の女(ひと)  清き流れの 飛騨川(ひだがわ)の 水に映(うつ)した 影ふたつ 別れ切ない あの横顔に いつか来るだろ 幸せが 幸せが ああ哀愁の 奥飛騨(おくひだ)の女(ひと)川中美幸竜鉄也竜鉄也霧にかすんだ奥飛騨(おくひだ)の なぜか侘(わび)しい 湯のけむり すすり泣くよな 虫の音(ね)聞けば 捨てた故郷(こきょう)が なつかしい なつかしい ああ哀愁の 奥飛騨(おくひだ)の女(ひと)  逢えば別れが 来るものと 知っていながら なぜ泣かす かたくにぎった 手のぬくもりに うしろ髪ひく この思い この思い ああ哀愁の 奥飛騨(おくひだ)の女(ひと)  清き流れの 飛騨川(ひだがわ)の 水に映(うつ)した 影ふたつ 別れ切ない あの横顔に いつか来るだろ 幸せが 幸せが ああ哀愁の 奥飛騨(おくひだ)の女(ひと)
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
奥飛騨慕情風の噂さに 一人来て 湯の香恋しい 奥飛騨路 水の流れも そのままに 君はいでゆの ネオン花 ああ奥飛騨に 雨がふる  情けの淵(ふち)に 咲いたとて 運命(さだめ)悲しい 流れ花 未練残した 盃に 面影揺れて また浮かぶ ああ奥飛騨に 雨がふる  抱(だ)いたのぞみの はかなさを 知るや谷間の 白百合よ 泣いてまた呼ぶ 雷鳥の 声もかなしく 消えてゆく ああ奥飛騨に 雨がふる川中美幸竜鉄也竜鉄也風の噂さに 一人来て 湯の香恋しい 奥飛騨路 水の流れも そのままに 君はいでゆの ネオン花 ああ奥飛騨に 雨がふる  情けの淵(ふち)に 咲いたとて 運命(さだめ)悲しい 流れ花 未練残した 盃に 面影揺れて また浮かぶ ああ奥飛騨に 雨がふる  抱(だ)いたのぞみの はかなさを 知るや谷間の 白百合よ 泣いてまた呼ぶ 雷鳥の 声もかなしく 消えてゆく ああ奥飛騨に 雨がふる
おけいいくさに傷つき 敗れても 魂までは 穢(よご)さない 海峡こえて 米国(アメリカ)で 築く会津の 理想郷(ユートピア) 夢の種子まく 開拓団 おけいも小さな開拓民 ねんね 子守りの開拓民  描いた思いと ほど遠い 荒地が鍬を はね返す その日の糧も しのげずに 山を去る者 抜ける者 人の心も 散りじりに おけいは泣かない開拓民 ねんね 子守りの開拓民  おけいよ見えるか 鶴ヶ城 ゴールド・ヒルの 墓石から 祖国の声が 聞こえるか せめて紅差せ あかね空 乙女ごころに くちびるに おけいは行年(ぎょうねん)十九才 ねんね 子守りの開拓民  ねんね 子守りの開拓民川中美幸吉岡治弦哲也萩田光雄いくさに傷つき 敗れても 魂までは 穢(よご)さない 海峡こえて 米国(アメリカ)で 築く会津の 理想郷(ユートピア) 夢の種子まく 開拓団 おけいも小さな開拓民 ねんね 子守りの開拓民  描いた思いと ほど遠い 荒地が鍬を はね返す その日の糧も しのげずに 山を去る者 抜ける者 人の心も 散りじりに おけいは泣かない開拓民 ねんね 子守りの開拓民  おけいよ見えるか 鶴ヶ城 ゴールド・ヒルの 墓石から 祖国の声が 聞こえるか せめて紅差せ あかね空 乙女ごころに くちびるに おけいは行年(ぎょうねん)十九才 ねんね 子守りの開拓民  ねんね 子守りの開拓民
忍路海岸わかれ雪鉛色した 冬の海 風がヒュルヒュル 空になる ひとり身を引く 女の胸に ひとひらふたひら 雪が舞う あなたさよなら 忍路海岸 わかれ旅  逢えば抱かれて しまうから 手紙ひとつで 伝えます 筆が走れば 乱れる文字に 思い出ばかりが にじみます あなたさよなら 忍路海岸 ひとり宿  恋をするのも 女ゆえ 恋に泣くのも 女ゆえ 抱けばいとしい 乳房の重み 明日はどの人 好きになる あなたさよなら 忍路海岸 わかれ雪川中美幸たかたかし弦哲也鉛色した 冬の海 風がヒュルヒュル 空になる ひとり身を引く 女の胸に ひとひらふたひら 雪が舞う あなたさよなら 忍路海岸 わかれ旅  逢えば抱かれて しまうから 手紙ひとつで 伝えます 筆が走れば 乱れる文字に 思い出ばかりが にじみます あなたさよなら 忍路海岸 ひとり宿  恋をするのも 女ゆえ 恋に泣くのも 女ゆえ 抱けばいとしい 乳房の重み 明日はどの人 好きになる あなたさよなら 忍路海岸 わかれ雪
遅い春おまえになんにも してやれないと 握ったわたしの 手を離す 春よこいこい 一足おくれの遅い春 別れ話も あったねと ふたりで笑える 明日をつれてこい  お酒を飲んでも 飲まれちゃだめと わかって酔ってる 憂き世酒 春よこいこい 一足おくれの遅い春 子どもみたいに 水中花 咲かせたあの夜の あなたをつれてこい  はじけた夢なら はじけたなりに ちいさな暮らしを まもりたい 春よこいこい 一足おくれの遅い春 薄い陽ざしの 街うらに 短かい春でも しあわせつれてこい川中美幸吉岡治岸本健介おまえになんにも してやれないと 握ったわたしの 手を離す 春よこいこい 一足おくれの遅い春 別れ話も あったねと ふたりで笑える 明日をつれてこい  お酒を飲んでも 飲まれちゃだめと わかって酔ってる 憂き世酒 春よこいこい 一足おくれの遅い春 子どもみたいに 水中花 咲かせたあの夜の あなたをつれてこい  はじけた夢なら はじけたなりに ちいさな暮らしを まもりたい 春よこいこい 一足おくれの遅い春 薄い陽ざしの 街うらに 短かい春でも しあわせつれてこい
小樽まで二人暮らしたマンションだけど 愛がこわれて寒々と 夢を開いた小さな鍵を わたし どこかへ捨てに行く 日ぐれに混る小雨に打たれ 行く先探して駅の中 小樽はきっと わたしに似合う ほろほろ泣いて 小樽まで そう 横顔を凍らせて  鍵があるから こころも残る 小樽運河に捨てましょう そして 海鳥 舞飛ぶ海を 二日見つめて 帰りましょう 北行く列車 秋から冬へ 季節を一気に走ります 小樽はきっと わたしに似合う うつむきがちに 小樽まで そう 掌に字を描いて川中美幸阿久悠花岡優平矢野立美二人暮らしたマンションだけど 愛がこわれて寒々と 夢を開いた小さな鍵を わたし どこかへ捨てに行く 日ぐれに混る小雨に打たれ 行く先探して駅の中 小樽はきっと わたしに似合う ほろほろ泣いて 小樽まで そう 横顔を凍らせて  鍵があるから こころも残る 小樽運河に捨てましょう そして 海鳥 舞飛ぶ海を 二日見つめて 帰りましょう 北行く列車 秋から冬へ 季節を一気に走ります 小樽はきっと わたしに似合う うつむきがちに 小樽まで そう 掌に字を描いて
男じゃないか俺もおまえも灯がともりゃ 飲まずにいられぬ浮世のつらさ 男じゃないか ぐちはよせ 夢が散ろうと 枯れようと 未練のこすな 明日があるさ  あんな女といいながら 酔えば涙がながれてやまぬ 男じゃないか ぐちはよせ 捨てた恋なら 情なら 酒と一緒に ながそじゃないか  男いのちの燃える火は 暗い夜空にかがやく星さ 男じゃないか ぐちはよせ いつかおまえの 時代(とき)が来る のぞみ捨てずに 歩いてゆこう川中美幸たかたかし弦哲也俺もおまえも灯がともりゃ 飲まずにいられぬ浮世のつらさ 男じゃないか ぐちはよせ 夢が散ろうと 枯れようと 未練のこすな 明日があるさ  あんな女といいながら 酔えば涙がながれてやまぬ 男じゃないか ぐちはよせ 捨てた恋なら 情なら 酒と一緒に ながそじゃないか  男いのちの燃える火は 暗い夜空にかがやく星さ 男じゃないか ぐちはよせ いつかおまえの 時代(とき)が来る のぞみ捨てずに 歩いてゆこう
男の背中男の肩と 背中には むかしの影が ゆれている 恋も 涙も 悲しみも だれにも言えない 傷あとも ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど  男の胸の おくのおく そのときどきの 夢がある 過去も 未来も ぼんやりと 忘れてしまう ときがある ゆらゆらゆら タバコのけむり 見つめて愛に ゆれながら おまえのあまい かおりの中で 休む日もある  ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど川中美幸中山大三郎中山大三郎伊戸のりお男の肩と 背中には むかしの影が ゆれている 恋も 涙も 悲しみも だれにも言えない 傷あとも ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど  男の胸の おくのおく そのときどきの 夢がある 過去も 未来も ぼんやりと 忘れてしまう ときがある ゆらゆらゆら タバコのけむり 見つめて愛に ゆれながら おまえのあまい かおりの中で 休む日もある  ゆらゆらゆら とまり木ゆれて グラスの底に 明日(あす)をみる おまえはそんな 男の姿 気付かないけど
男の値打ち今は雑魚(ざこ)でも 心に錦(にしき) きっと出番は まわって来るさ 大海原(おおうなばら)に 潮吹く日まで 男を磨いて 機会(とき)を待つ そうさ、男の 男の人生 心意気  ついてないなと 溜息つくな 明日を信じて 飲もうじゃないか 山より高い 野心(のぞみ)があれば 女は黙って ついて来る そうさ、男は 男は中身だ 顔じゃない  金だ地位だと 目の色かえりゃ 人の情けが 見えなくなるぞ 人生楽な 近道はない 千里の道でも 一歩から そうさ、男は 男は苦労で 花が咲く川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明今は雑魚(ざこ)でも 心に錦(にしき) きっと出番は まわって来るさ 大海原(おおうなばら)に 潮吹く日まで 男を磨いて 機会(とき)を待つ そうさ、男の 男の人生 心意気  ついてないなと 溜息つくな 明日を信じて 飲もうじゃないか 山より高い 野心(のぞみ)があれば 女は黙って ついて来る そうさ、男は 男は中身だ 顔じゃない  金だ地位だと 目の色かえりゃ 人の情けが 見えなくなるぞ 人生楽な 近道はない 千里の道でも 一歩から そうさ、男は 男は苦労で 花が咲く
思い櫻涙の道をたどったら 帰らぬ過去に巡り会う こころ変わりを責めるより 添うて嬉しい花明り 比翼連理(ひよくれんり)の春があり はらはらと 遠櫻(とおざくら) 思いの数だけ 花は咲く  こころの綾の糸ぐるま 手繰(たぐ)れば哀しい声がする 忘れ物でもしたようで 眠れないまま寝返れば 夏の終わりもゆき暮れる はらはらと 遠櫻 思いの丈だけ 身は細る  盛りの花も移ろえば 冬木(ふゆき)の櫻の返り花 色もほのかな薄紅に 雪よ積もるな枝折るな 命ふたつが生きている はらはらと 遠櫻 夢見た数だけ 花は散る川中美幸吉岡治弦哲也涙の道をたどったら 帰らぬ過去に巡り会う こころ変わりを責めるより 添うて嬉しい花明り 比翼連理(ひよくれんり)の春があり はらはらと 遠櫻(とおざくら) 思いの数だけ 花は咲く  こころの綾の糸ぐるま 手繰(たぐ)れば哀しい声がする 忘れ物でもしたようで 眠れないまま寝返れば 夏の終わりもゆき暮れる はらはらと 遠櫻 思いの丈だけ 身は細る  盛りの花も移ろえば 冬木(ふゆき)の櫻の返り花 色もほのかな薄紅に 雪よ積もるな枝折るな 命ふたつが生きている はらはらと 遠櫻 夢見た数だけ 花は散る
想いで迷子愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる  夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何んにも いらない だから鏡に映るわたしに 想いでばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから  こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる川中美幸荒木とよひさ三木たかし愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる  夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何んにも いらない だから鏡に映るわたしに 想いでばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから  こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマあなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
おもろい女好かれているのは わたしだと 今日の今日まで 信じてた 友達よしみに 打ち明けられた あんたはあの娘が 好きやって 泣かせて 泣かせてェな むちゃくちゃアチャコでごじゃります 泣かせて 泣かせてェな 内気なあんたを励ましながら 顔で笑って 泣いている うちはほんまに あゝおもろい女  いまさら誰かを 好きなんて いえるわけない 戎橋 タコ焼きたべてる うわ唇の あんたの青海苔 とっている 泣かせて 泣かせてェな むちゃくちゃ尽くしてあげるのに 泣かせて 泣かせてェな 涙の国から生まれたような 笑顔千両の 惚れたがり うちはほんまに あゝおもろい女  泣かせて 泣かせてェな むちゃくちゃアチャコでごじゃります 泣かせて 泣かせてェな 内気なあんたを励ましながら 顔で笑って 泣いている うちはほんまに あゝおもろい女 うちはほんまに あゝおもろい女川中美幸吉岡治弦哲也前田俊明好かれているのは わたしだと 今日の今日まで 信じてた 友達よしみに 打ち明けられた あんたはあの娘が 好きやって 泣かせて 泣かせてェな むちゃくちゃアチャコでごじゃります 泣かせて 泣かせてェな 内気なあんたを励ましながら 顔で笑って 泣いている うちはほんまに あゝおもろい女  いまさら誰かを 好きなんて いえるわけない 戎橋 タコ焼きたべてる うわ唇の あんたの青海苔 とっている 泣かせて 泣かせてェな むちゃくちゃ尽くしてあげるのに 泣かせて 泣かせてェな 涙の国から生まれたような 笑顔千両の 惚れたがり うちはほんまに あゝおもろい女  泣かせて 泣かせてェな むちゃくちゃアチャコでごじゃります 泣かせて 泣かせてェな 内気なあんたを励ましながら 顔で笑って 泣いている うちはほんまに あゝおもろい女 うちはほんまに あゝおもろい女
折鶴誰が教えて くれたのか 忘れたけれど 折鶴を 無邪気だったあの頃 今は願いごと 折ってたたんで 裏がえし まだおぼえてた 折鶴を 今のあの人の胸に とばす夕暮れどき 「わたしは待っています」と伝えて いつでも きれいな夢を いろんなことが あるけれど それは誰でも そうだけど 悔いのない青春を うたって歩きたい  誰に教わった(おさーった)わけじゃなく 忘れられない面影を これが恋と気づいた そよ風の季節 会って別れて 会いたくて 白い指先 折鶴に 人に言えない想い 託す夕暮れどき 「わたしは大好きです」と伝えて 小さな夢が 燃えてる 泣いて笑って 明日また それはいつでも そうだけど 青い空の心で あなたを愛したい川中美幸安井かずみ浜圭介誰が教えて くれたのか 忘れたけれど 折鶴を 無邪気だったあの頃 今は願いごと 折ってたたんで 裏がえし まだおぼえてた 折鶴を 今のあの人の胸に とばす夕暮れどき 「わたしは待っています」と伝えて いつでも きれいな夢を いろんなことが あるけれど それは誰でも そうだけど 悔いのない青春を うたって歩きたい  誰に教わった(おさーった)わけじゃなく 忘れられない面影を これが恋と気づいた そよ風の季節 会って別れて 会いたくて 白い指先 折鶴に 人に言えない想い 託す夕暮れどき 「わたしは大好きです」と伝えて 小さな夢が 燃えてる 泣いて笑って 明日また それはいつでも そうだけど 青い空の心で あなたを愛したい
おれとおまえおれとお前は 惚れたってことよ 白いお前の 襟にふる 雪をはらった あの夜は 死んでいいわと すがってくれた 思いだすなぁ… 酒にひとつぶ あゝ涙つぶ  苦労三年 しがない暮らし 泣きもしただろ 心では だけど笑顔で いてくれた やつれさせたと お前の髪を 撫でてこらえる… おれの気持ちも あゝつらかった  たったひとこと 言わせておくれ おれにゃすぎるぜ 恋女房 すこし酔うわと 盃に ほろり紅さす お前の目もと 惚れて 惚れぬく… 酒がうれしい あゝさしむかい川中美幸西沢爽叶弦大おれとお前は 惚れたってことよ 白いお前の 襟にふる 雪をはらった あの夜は 死んでいいわと すがってくれた 思いだすなぁ… 酒にひとつぶ あゝ涙つぶ  苦労三年 しがない暮らし 泣きもしただろ 心では だけど笑顔で いてくれた やつれさせたと お前の髪を 撫でてこらえる… おれの気持ちも あゝつらかった  たったひとこと 言わせておくれ おれにゃすぎるぜ 恋女房 すこし酔うわと 盃に ほろり紅さす お前の目もと 惚れて 惚れぬく… 酒がうれしい あゝさしむかい
俺の花だよ駅のあかりに 人目をそらし 旅の支度で 待ってたおまえ 俺とおんなじ 人生を おまえも歩いて くれるのか 細い手を伸べ からみつく 夕がおは 夕がおは 俺の花だよ  ここはどこだろ コトンとゆれて 汽車がとまった 山峡(やまあい)の駅 弱いからだに 無理をさせ 化粧も乗らなく なったのか 白い寝顔も いじらしい 夕がおは 夕がおは 俺の花だよ  空は晴れても 雨降りの花の 花のかげりも いとしい女 つらい昨日を つぐなって おまえにやりたい 幸せを どんなときにも 胸に咲く 夕がおは 夕がおは 俺の花だよ川中美幸水木かおる弦哲也南郷達也駅のあかりに 人目をそらし 旅の支度で 待ってたおまえ 俺とおんなじ 人生を おまえも歩いて くれるのか 細い手を伸べ からみつく 夕がおは 夕がおは 俺の花だよ  ここはどこだろ コトンとゆれて 汽車がとまった 山峡(やまあい)の駅 弱いからだに 無理をさせ 化粧も乗らなく なったのか 白い寝顔も いじらしい 夕がおは 夕がおは 俺の花だよ  空は晴れても 雨降りの花の 花のかげりも いとしい女 つらい昨日を つぐなって おまえにやりたい 幸せを どんなときにも 胸に咲く 夕がおは 夕がおは 俺の花だよ
音頭 とうふ天国折り目正しい 季節がめぐる 日本よいとこ 味な国 冬は寄せ鍋 夏冷奴(なつひややっこ) 春は田楽 秋おでん  四季折々の 楽しさくれる 白いとうふの 白いとうふの 愛らしさ ドントビバユバ 愛らしさ ドントビバユバ 愛らしさ  雪が結んだ 思い出とうふ 桜の季節に 裏返し 箸を入れれば ウエディングどうふ 噂どおりの 二人に なれて嬉しい 新婚旅行 もみじおろしの もみじおろしの 月もでる ドントビバユバ 月も出る ドントビバユバ 月も出る  人は苦労で 形ができる とうふはにがりで ものになる 義理にこだわる 厚焼どうふ そんな男が 白あえの 情にほだされ とろりとなって いまじゃゆず入り いまじゃゆず入り 寄席どうふ ドントビバユバ 寄席どうふ ドントビバユバ 寄席どうふ川中美幸星野哲郎弦哲也折り目正しい 季節がめぐる 日本よいとこ 味な国 冬は寄せ鍋 夏冷奴(なつひややっこ) 春は田楽 秋おでん  四季折々の 楽しさくれる 白いとうふの 白いとうふの 愛らしさ ドントビバユバ 愛らしさ ドントビバユバ 愛らしさ  雪が結んだ 思い出とうふ 桜の季節に 裏返し 箸を入れれば ウエディングどうふ 噂どおりの 二人に なれて嬉しい 新婚旅行 もみじおろしの もみじおろしの 月もでる ドントビバユバ 月も出る ドントビバユバ 月も出る  人は苦労で 形ができる とうふはにがりで ものになる 義理にこだわる 厚焼どうふ そんな男が 白あえの 情にほだされ とろりとなって いまじゃゆず入り いまじゃゆず入り 寄席どうふ ドントビバユバ 寄席どうふ ドントビバユバ 寄席どうふ
女 泣き砂 日本海宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと呼ぶのです  海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い こころ揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです  砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです川中美幸阿久悠三木たかし宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと呼ぶのです  海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い こころ揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです  砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです
おんなの一生~汗の花~負けちゃ駄目だと 手紙の中に 皺(しわ)くちゃお札が 入ってた 晴れ着一枚 自分じゃ買わず 頑張る姿が 目に浮かぶ お母ちゃん……苦労を苦労と思わない あなたの笑顔が 支えです  俄か雨なら なおさらのこと 自分が濡れても 傘を貸す 人のやさしさ 教えてくれた 背すじを伸ばした 生き方も お母ちゃん……煮豆も根性で花咲かす あなたの言葉を 忘れない  歳をとっても 働きどおし おんなの一生 すり減った 楽になってと 頼んでみても いつでも笑って 首を振る お母ちゃん……一生懸命生きている あなたの背中が 道しるべ川中美幸吉岡治弦哲也負けちゃ駄目だと 手紙の中に 皺(しわ)くちゃお札が 入ってた 晴れ着一枚 自分じゃ買わず 頑張る姿が 目に浮かぶ お母ちゃん……苦労を苦労と思わない あなたの笑顔が 支えです  俄か雨なら なおさらのこと 自分が濡れても 傘を貸す 人のやさしさ 教えてくれた 背すじを伸ばした 生き方も お母ちゃん……煮豆も根性で花咲かす あなたの言葉を 忘れない  歳をとっても 働きどおし おんなの一生 すり減った 楽になってと 頼んでみても いつでも笑って 首を振る お母ちゃん……一生懸命生きている あなたの背中が 道しるべ
おんなの夢舞台桜彩(いろど)る 季節もあれば 寒さ耐えてる 冬もある 泣くな 逃げるな 試練を越えて 抱いた望みを 果そじゃないか 花になれ 艶やかに おんなの人生 夢舞台  流れ花火か 出逢いと別れ 浮いている間に 様(さま)がわり 恋は 知ってる つもりの筈が 稽古未熟と 涙が叱る 花になれ 艶やかに おんなの人生 夢舞台  人は自分を 演じて生きる 主役(やく)は誰にも かわれない 今日のいのちを 明日へつなげ 晴れの笑顔で 歌花(うたはな)咲かす 花になれ 艶やかに おんなの人生 夢舞台川中美幸建石一徳久広司池多孝春桜彩(いろど)る 季節もあれば 寒さ耐えてる 冬もある 泣くな 逃げるな 試練を越えて 抱いた望みを 果そじゃないか 花になれ 艶やかに おんなの人生 夢舞台  流れ花火か 出逢いと別れ 浮いている間に 様(さま)がわり 恋は 知ってる つもりの筈が 稽古未熟と 涙が叱る 花になれ 艶やかに おんなの人生 夢舞台  人は自分を 演じて生きる 主役(やく)は誰にも かわれない 今日のいのちを 明日へつなげ 晴れの笑顔で 歌花(うたはな)咲かす 花になれ 艶やかに おんなの人生 夢舞台
おんな橋これっきり 逢えないなんて 馬鹿な二人と 氷雨が嗤(わら)う もう少し せめて次の 橋までと いくつ渡った 堂島川の あゝ浪花の おんな橋  コップ酒 ふたりであけた あれは固(かた)めの 盃だった この縁(えにし) こわさないで 下さいと そっと拝んだ 道頓堀の あゝ浪花の おんな橋  訳(わけ)ありの 浮名じゃないか 水に流せと 鴎がせかす 死ぬよりも もっと辛い 胸の中(うち) 知るや知らずや 横堀川の あゝ浪花の おんな橋川中美幸ゆうじ誠石田光輝南郷達也これっきり 逢えないなんて 馬鹿な二人と 氷雨が嗤(わら)う もう少し せめて次の 橋までと いくつ渡った 堂島川の あゝ浪花の おんな橋  コップ酒 ふたりであけた あれは固(かた)めの 盃だった この縁(えにし) こわさないで 下さいと そっと拝んだ 道頓堀の あゝ浪花の おんな橋  訳(わけ)ありの 浮名じゃないか 水に流せと 鴎がせかす 死ぬよりも もっと辛い 胸の中(うち) 知るや知らずや 横堀川の あゝ浪花の おんな橋
おんな花雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花  人の世はいつの日も 涙がつきまとう 出逢いも別離(わかれ)も運命(さだめ)が 運命が糸を引く 想い出のかけらも あなたのぬくもりも 時の流れに委(ゆだ)ねます 雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花  人の世は駆け足で 過ぎゆく走馬燈 ふたりで重ねた月日が 月日が遠去かる 死ぬまで一緒と 信じてきたけれど あなたどうして愛したの 雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花  人の世は空蝉(うつせみ)の 生命(いのち)に似ています 愛するこころも儚(はかな)い 儚いまぼろしね 恋唄が聞こえる 夜更けの交差点 酔った笑いが追いかける 雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花川中美幸松本礼児平尾昌晃雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花  人の世はいつの日も 涙がつきまとう 出逢いも別離(わかれ)も運命(さだめ)が 運命が糸を引く 想い出のかけらも あなたのぬくもりも 時の流れに委(ゆだ)ねます 雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花  人の世は駆け足で 過ぎゆく走馬燈 ふたりで重ねた月日が 月日が遠去かる 死ぬまで一緒と 信じてきたけれど あなたどうして愛したの 雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花  人の世は空蝉(うつせみ)の 生命(いのち)に似ています 愛するこころも儚(はかな)い 儚いまぼろしね 恋唄が聞こえる 夜更けの交差点 酔った笑いが追いかける 雨に泣いて風に泣いて 咲いて哀しいおんな花
かあさんの歌かあさんは夜なべをして 手袋あんでくれた 木枯らし吹いちゃ冷たかろうて せっせとあんだだよ ふるさとの便りはとどく いろりのにおいがした  かあさんは麻糸つむぐ 一日つむぐ おとうは土間でわら打ち仕事 お前も がんばれよ ふるさとの冬はさみしい せめてラジオ聞かせたい  かあさんのあかぎれ痛い 生みそを すりこむ 根雪もとけりゃもうすぐ春だで 畑が待ってるよ 小川のせせらぎが聞こえる なつかしさがしみとおる なつかしさがしみとおる川中美幸窪田聡窪田聡田代修二かあさんは夜なべをして 手袋あんでくれた 木枯らし吹いちゃ冷たかろうて せっせとあんだだよ ふるさとの便りはとどく いろりのにおいがした  かあさんは麻糸つむぐ 一日つむぐ おとうは土間でわら打ち仕事 お前も がんばれよ ふるさとの冬はさみしい せめてラジオ聞かせたい  かあさんのあかぎれ痛い 生みそを すりこむ 根雪もとけりゃもうすぐ春だで 畑が待ってるよ 小川のせせらぎが聞こえる なつかしさがしみとおる なつかしさがしみとおる
かあさんへ愛を求めて 故郷をすてたのに 季節を伝える あなたでしたね 「はやくかえれ…」と 何度もくり返す ひらがなばかりの 便りもあった 父さんなくして ひとりきり あなたの 寂しさ 気がかりでした あーかあさん お母さん 最後に旅した 写真ありますか あーかあさん お母さん 父さん 微笑ってる きっときっとあなたに 感謝してます  荷物まとめて 手紙を読み返す 私のしあわせ 祈り続けた 何も云わずに 働くかあさんの 小さな姿が にじんで来ます 疲れてませんか ひとりきり あなたが私の 故郷ですね あーかあさん お母さん そこまで来ている 冬は温かい あーかあさん お母さん 小言を 云われても 今は今は愛しい 春のようです  あーかあさん お母さん 花が咲く頃 旅をしませんか あーかあさん お母さん 今まで ありがとう ずっとずっとあなたに 感謝してます川中美幸井上輝彦三木たかし若草恵愛を求めて 故郷をすてたのに 季節を伝える あなたでしたね 「はやくかえれ…」と 何度もくり返す ひらがなばかりの 便りもあった 父さんなくして ひとりきり あなたの 寂しさ 気がかりでした あーかあさん お母さん 最後に旅した 写真ありますか あーかあさん お母さん 父さん 微笑ってる きっときっとあなたに 感謝してます  荷物まとめて 手紙を読み返す 私のしあわせ 祈り続けた 何も云わずに 働くかあさんの 小さな姿が にじんで来ます 疲れてませんか ひとりきり あなたが私の 故郷ですね あーかあさん お母さん そこまで来ている 冬は温かい あーかあさん お母さん 小言を 云われても 今は今は愛しい 春のようです  あーかあさん お母さん 花が咲く頃 旅をしませんか あーかあさん お母さん 今まで ありがとう ずっとずっとあなたに 感謝してます
海峡雪しぐれ外は吹雪か 窓打つ音が わたしの心の しんまで響く あなたがくれた命 抱きしめながら 生きる女の 風港 いまひとたびの 春よ 春 今日も、海峡雪しぐれ  一夜明けても 波風荒く かもめは寝不足 姿も見せぬ あなたがいない夜の わびしさつらさ いつか泣きぐせ つきました いまひとたびの 春を恋う 今日も、海峡雪しぐれ  寒さこらえて 入り江を照らす 岬のはずれの 燈台あかり 泣いたらだめとあなた 叱ってほしい 生きる女の 風港 いまひとたびの 春よ 来い 今日も、海峡雪しぐれ川中美幸たかたかし弦哲也南郷達也外は吹雪か 窓打つ音が わたしの心の しんまで響く あなたがくれた命 抱きしめながら 生きる女の 風港 いまひとたびの 春よ 春 今日も、海峡雪しぐれ  一夜明けても 波風荒く かもめは寝不足 姿も見せぬ あなたがいない夜の わびしさつらさ いつか泣きぐせ つきました いまひとたびの 春を恋う 今日も、海峡雪しぐれ  寒さこらえて 入り江を照らす 岬のはずれの 燈台あかり 泣いたらだめとあなた 叱ってほしい 生きる女の 風港 いまひとたびの 春よ 来い 今日も、海峡雪しぐれ
神楽坂ごよみ雪ですべると 聞こえた気がする 放っておいてと 千鳥足 芸者新道 敷石道で 切れた鼻緒が縁となり エー妙な仲… 春のはじめの 神楽坂  意地はあっても 踊りに足りない それが悔しい 芸の虫 ほおずき市でも 覗いてみるか ポツリ隣りでつぶやいた エー渋いひと… 夏のまつりの 神楽坂  数が多くて 迷惑でしょうと 両手合わせる 毘沙門天 願いはじめの いの一番は 夫婦きどりじゃない夫婦 エー叶えてよ… 秋のこよみの 神楽坂川中美幸吉岡治弦哲也竜崎孝路雪ですべると 聞こえた気がする 放っておいてと 千鳥足 芸者新道 敷石道で 切れた鼻緒が縁となり エー妙な仲… 春のはじめの 神楽坂  意地はあっても 踊りに足りない それが悔しい 芸の虫 ほおずき市でも 覗いてみるか ポツリ隣りでつぶやいた エー渋いひと… 夏のまつりの 神楽坂  数が多くて 迷惑でしょうと 両手合わせる 毘沙門天 願いはじめの いの一番は 夫婦きどりじゃない夫婦 エー叶えてよ… 秋のこよみの 神楽坂
風の異邦人居心地がよすぎて 潮どきですと 走り書きした置手紙 運河沿いの倉庫 センチメンタルブルース 霧もでてきて ガラスショップの灯が滲む 根なし草でも 恋は恋 風に吹かれた エトランゼ  やすらいだ歳月 感謝している 伝えられずに悔しいね ソーダ割りのバーボン センチメンタルジャーニー 泣くな海猫 霧にまぎれて飛ぶがいい 波の花でも 恋は恋 風に吹かれた エトランゼ 風に吹かれた エトランゼ川中美幸吉岡治弦哲也佐野博美居心地がよすぎて 潮どきですと 走り書きした置手紙 運河沿いの倉庫 センチメンタルブルース 霧もでてきて ガラスショップの灯が滲む 根なし草でも 恋は恋 風に吹かれた エトランゼ  やすらいだ歳月 感謝している 伝えられずに悔しいね ソーダ割りのバーボン センチメンタルジャーニー 泣くな海猫 霧にまぎれて飛ぶがいい 波の花でも 恋は恋 風に吹かれた エトランゼ 風に吹かれた エトランゼ
金沢の雨東京ことばと 加賀なまり 愛するこころに 違いはないわ 合縁奇縁のこの恋を 咲かせてみせます あなたと出会った 片町あたり 相々傘です 金沢の雨  影笛きこえる 茶屋街の 灯りがぼんやり 滲(にじ)んで揺れた 男の甲斐性と意地張らず わたしにください 石段坂道 苦労を背負って ふたりで濡れましょ 金沢の雨  川なら犀川 浅野川 春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 水面に写す 友禅流しの緋の色は 絆の色です 雨の日晴れの日 寄り添いあって 相々傘です 金沢の雨川中美幸吉岡治弦哲也東京ことばと 加賀なまり 愛するこころに 違いはないわ 合縁奇縁のこの恋を 咲かせてみせます あなたと出会った 片町あたり 相々傘です 金沢の雨  影笛きこえる 茶屋街の 灯りがぼんやり 滲(にじ)んで揺れた 男の甲斐性と意地張らず わたしにください 石段坂道 苦労を背負って ふたりで濡れましょ 金沢の雨  川なら犀川 浅野川 春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 水面に写す 友禅流しの緋の色は 絆の色です 雨の日晴れの日 寄り添いあって 相々傘です 金沢の雨
鴎が啼く酒場雨に叩かれ 風に追われて 恋の地獄も 二度三度 泣かないおんなの つよがりが 唇ひとつで 変わってく あなた やさしすぎるの あなた 抱かれりゃ 鴎が啼く酒場  朝に夕べに きっといつかは こころ離れを するようで 愚かなおんなと 知りながら 背中にはしらす 紅い爪 あなた わたし独りの あなた すがれば 鴎が啼く酒場  指の先から 髪のひとすじ あなた想って 生きている 迷子のおんなの ゆく先は 氷を浮かべた 酒港 あなた バカなわたしと あなた 夜明けに 鴎が啼く酒場川中美幸吉岡治弦哲也前田俊明雨に叩かれ 風に追われて 恋の地獄も 二度三度 泣かないおんなの つよがりが 唇ひとつで 変わってく あなた やさしすぎるの あなた 抱かれりゃ 鴎が啼く酒場  朝に夕べに きっといつかは こころ離れを するようで 愚かなおんなと 知りながら 背中にはしらす 紅い爪 あなた わたし独りの あなた すがれば 鴎が啼く酒場  指の先から 髪のひとすじ あなた想って 生きている 迷子のおんなの ゆく先は 氷を浮かべた 酒港 あなた バカなわたしと あなた 夜明けに 鴎が啼く酒場
川の流れのように知らず知らず 歩いて来た 細く長い この道 振り返れば 遥か遠く 故郷が見える  でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生  ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつも 時代は過ぎて ああ 川の流れのように とめどなく 空が黄昏に 染まるだけ  生きることは 旅すること 終わりのない この道 愛する人 そばに連れて 夢探しながら  雨に降られて ぬかるんだ道でも いつかはまた 晴れる日が来るから  ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように 移りゆく 季節 雪どけを待ちながら  ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように いつまでも 青いせせらぎを 聞きながら川中美幸秋元康見岳章知らず知らず 歩いて来た 細く長い この道 振り返れば 遥か遠く 故郷が見える  でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生  ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつも 時代は過ぎて ああ 川の流れのように とめどなく 空が黄昏に 染まるだけ  生きることは 旅すること 終わりのない この道 愛する人 そばに連れて 夢探しながら  雨に降られて ぬかるんだ道でも いつかはまた 晴れる日が来るから  ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように 移りゆく 季節 雪どけを待ちながら  ああ 川の流れのように おだやかに この身を まかせていたい ああ 川の流れのように いつまでも 青いせせらぎを 聞きながら
岸壁の母母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た 届かぬ希いと 知りながら 若(もし)や 若(もし)やに 若(もし)や 若(もし)やに ひかされて  呼んで下さい 拝みます ああ おっ母さん よく来たと 海山千里(うみやませんり)と 言(ゆ)うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ川中美幸藤田まさと平川浪竜山田年秋母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た 届かぬ希いと 知りながら 若(もし)や 若(もし)やに 若(もし)や 若(もし)やに ひかされて  呼んで下さい 拝みます ああ おっ母さん よく来たと 海山千里(うみやませんり)と 言(ゆ)うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ
菊日和庭先で 鋏とる背が丸くなる 母さんごめんね 心配させて いいのよ何にも 云わないで 小さくつむりを ふるあなた しみじみと しみじみと 母娘(おやこ)のぬくみ 菊日和  今ごろは 山は紅葉できれいでしょ 母さん一緒に 旅しませんか 何年ぶりでしょ 水入らず 背中を流して あげたいの これからは これからは あなたとふたり 菊日和  からだには 無理はだめだめ気をつけて 母さん髪にも 薄霜(うすじも)おいた 月日をかさねて 咲く花に 明日(あした)のわたしを 夢みてか 赤とんぼ 赤とんぼ しあわせはこべ 菊日和川中美幸水木かおる弦哲也南郷達也庭先で 鋏とる背が丸くなる 母さんごめんね 心配させて いいのよ何にも 云わないで 小さくつむりを ふるあなた しみじみと しみじみと 母娘(おやこ)のぬくみ 菊日和  今ごろは 山は紅葉できれいでしょ 母さん一緒に 旅しませんか 何年ぶりでしょ 水入らず 背中を流して あげたいの これからは これからは あなたとふたり 菊日和  からだには 無理はだめだめ気をつけて 母さん髪にも 薄霜(うすじも)おいた 月日をかさねて 咲く花に 明日(あした)のわたしを 夢みてか 赤とんぼ 赤とんぼ しあわせはこべ 菊日和
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
木曽川しぐれ旅に身をひく 女の肩に 俄か雨ふる 馬籠の峠 さだめという名の この橋渡り 強く生きると 決めたのに…… 憎い恋しい 面影ゆれて 今日も 今日も泣かせる 木曽川しぐれ  鳥居峠も ふたりで来れば つげの櫛など 買ったでしょうね 別れのまぎわに 笑って見せた あれは女の 意地でした…… すがりたい手を なぜ離したと 責めて 責めているよな 木曽川しぐれ  ひとり泊りの 妻籠の宿に 咲いて哀しい ゆうすげの花 酔うほどせつない あなたが欲しい 夢で逢うのも 罪ですね…… みれん灯りか 千本格子 濡れて 濡れて誰待つ 木曽川しぐれ川中美幸水木れいじ弦哲也旅に身をひく 女の肩に 俄か雨ふる 馬籠の峠 さだめという名の この橋渡り 強く生きると 決めたのに…… 憎い恋しい 面影ゆれて 今日も 今日も泣かせる 木曽川しぐれ  鳥居峠も ふたりで来れば つげの櫛など 買ったでしょうね 別れのまぎわに 笑って見せた あれは女の 意地でした…… すがりたい手を なぜ離したと 責めて 責めているよな 木曽川しぐれ  ひとり泊りの 妻籠の宿に 咲いて哀しい ゆうすげの花 酔うほどせつない あなたが欲しい 夢で逢うのも 罪ですね…… みれん灯りか 千本格子 濡れて 濡れて誰待つ 木曽川しぐれ
北の想いあなたがここにいて 私がここにいて そんなことがあまりにもあたりまえだったから 何も言わなくてもわかる 心が通じ合っている そんな瞬間があったことも 忘れてみたいけど ああ いつだって 都会に疲れた夜 思い出すの ああ どんな人より…どんな場所よりも… 北の愛が今熱い  北の冬が燃えてゆく 泣きたいくらい あなたひとり思い続けています 一度はあきらめたけれど 何度か恋もしたけど みんなあなたとは違うことに 今さらまた気付く ああ 夢を見た 誰かと楽しそうに暮らすあなた ああ こんな気持ちも…こんな切なさも… 遠く遠く離れても  愛しさだけそばにある 今でも私 あなたひとり思い続けています 北の愛が今熱い 北の冬が燃えてゆく 泣きたいくらい あなたひとり 思い続けています 思い続けています 川中美幸原真弓久保田安紀川村栄二あなたがここにいて 私がここにいて そんなことがあまりにもあたりまえだったから 何も言わなくてもわかる 心が通じ合っている そんな瞬間があったことも 忘れてみたいけど ああ いつだって 都会に疲れた夜 思い出すの ああ どんな人より…どんな場所よりも… 北の愛が今熱い  北の冬が燃えてゆく 泣きたいくらい あなたひとり思い続けています 一度はあきらめたけれど 何度か恋もしたけど みんなあなたとは違うことに 今さらまた気付く ああ 夢を見た 誰かと楽しそうに暮らすあなた ああ こんな気持ちも…こんな切なさも… 遠く遠く離れても  愛しさだけそばにある 今でも私 あなたひとり思い続けています 北の愛が今熱い 北の冬が燃えてゆく 泣きたいくらい あなたひとり 思い続けています 思い続けています 
北の旅人たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う川中美幸山口洋子弦哲也伊戸のりおたどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う
北の宿からあなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただ一人 涙唄など歌います 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿川中美幸阿久悠小林亜星あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよに聞こえます お酒ならべてただ一人 涙唄など歌います 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
北山しぐれ何もかも 捨ててくれとは 死ぬほど好きでも 云えません くちびる寒い 古都(こと)の秋 杉の木立ちに あなたは消えて 音もなく降る 北山しぐれ  さりげなく 後すがたで 泣き泣きさよなら 云いました 別れに貸した 女傘 捨ててください また陽がさせば 邪魔になるでしょ 北山しぐれ  夢なのね みんな夢だと こころに淋しく 云いきかす 恋紅(こいべに)ふいた 白い指 そっとお酒に 持ちかえながら ひとり聞く夜の 北山しぐれ川中美幸水木かおる岸本健介何もかも 捨ててくれとは 死ぬほど好きでも 云えません くちびる寒い 古都(こと)の秋 杉の木立ちに あなたは消えて 音もなく降る 北山しぐれ  さりげなく 後すがたで 泣き泣きさよなら 云いました 別れに貸した 女傘 捨ててください また陽がさせば 邪魔になるでしょ 北山しぐれ  夢なのね みんな夢だと こころに淋しく 云いきかす 恋紅(こいべに)ふいた 白い指 そっとお酒に 持ちかえながら ひとり聞く夜の 北山しぐれ
きぬぎぬ川おかえりください あなたが先に 忍ぶ人目も ありましょう わたしは冷たい 真水をかぶり 熱い焔(ほむら)を 鎮めます 紅しごき ほつれ髪 汗のつぶ 夜半(よわ)の月 織りまぜて きぬぎぬ川は…… 明け方の 明け方の ふたりを泣かせる 恋の川   逢いたいときだけ 呼ばれるわたし それも嬉しい 夢一夜(ゆめひとよ) 別れろ切れろは 芝居の台詞 いっそ死にたい ときもある 憎らしさ 愛おしさ 狂おしさ 情念を 織りまぜて きぬぎぬ川は…… どこへ往く どこへ往く あなたへ流れる うらみ川 ふたりを泣かせる 恋の川川中美幸池田充男弦哲也川村栄二おかえりください あなたが先に 忍ぶ人目も ありましょう わたしは冷たい 真水をかぶり 熱い焔(ほむら)を 鎮めます 紅しごき ほつれ髪 汗のつぶ 夜半(よわ)の月 織りまぜて きぬぎぬ川は…… 明け方の 明け方の ふたりを泣かせる 恋の川   逢いたいときだけ 呼ばれるわたし それも嬉しい 夢一夜(ゆめひとよ) 別れろ切れろは 芝居の台詞 いっそ死にたい ときもある 憎らしさ 愛おしさ 狂おしさ 情念を 織りまぜて きぬぎぬ川は…… どこへ往く どこへ往く あなたへ流れる うらみ川 ふたりを泣かせる 恋の川
貴船の宿はじめから 身丈に合わない 恋ですが 結べる縁(えにし)は ありますか 雨をあつめて 流れる川と たぎる心は 拒(こば)めない 京都 北山 ―― 時雨かなしい 貴船の宿  逢うたびに 抱かれてしまえば 負けてゆく つもった恨みも 望みさえ 月の光に さらした肌を 責めているよな 小夜あらし 京都 草風呂 ―― 髪も冷たい 貴船の宿  何処までも 九十九(つづら)に折れてく 木の根みち ふたりの明日に 似てますね 風に打たれて 添えない恋が 落ちて点々 紅椿 京都 朝霧 ―― 夢もおぼろな 貴船の宿川中美幸吉岡治弦哲也はじめから 身丈に合わない 恋ですが 結べる縁(えにし)は ありますか 雨をあつめて 流れる川と たぎる心は 拒(こば)めない 京都 北山 ―― 時雨かなしい 貴船の宿  逢うたびに 抱かれてしまえば 負けてゆく つもった恨みも 望みさえ 月の光に さらした肌を 責めているよな 小夜あらし 京都 草風呂 ―― 髪も冷たい 貴船の宿  何処までも 九十九(つづら)に折れてく 木の根みち ふたりの明日に 似てますね 風に打たれて 添えない恋が 落ちて点々 紅椿 京都 朝霧 ―― 夢もおぼろな 貴船の宿
祇園のおんな柳芽をふく 石畳 花見小路に 灯がともる 髪をおふくに 襟足しろく 心ばかりの おもてなし 京都祇園の おんなは身をこがす  夏は宵山 大文字 惚れた弱みの 夕涼み もやい恋です かなわぬ願い 涙かくして おもてなし 京都祇園の おんなは深情け  霧にかすんだ 花灯路 いまも面影 また浮かぶ 強く生きなきゃ この花街で 笑顔はんなり おもてなし 京都祇園の おんなは夢を抱く川中美幸高田ひろお弦哲也前田俊明柳芽をふく 石畳 花見小路に 灯がともる 髪をおふくに 襟足しろく 心ばかりの おもてなし 京都祇園の おんなは身をこがす  夏は宵山 大文字 惚れた弱みの 夕涼み もやい恋です かなわぬ願い 涙かくして おもてなし 京都祇園の おんなは深情け  霧にかすんだ 花灯路 いまも面影 また浮かぶ 強く生きなきゃ この花街で 笑顔はんなり おもてなし 京都祇園の おんなは夢を抱く
九段の母上野駅から 九段まで 勝手知らない 焦(じ)れったさ 杖を頼りに一日がかり 悴(せがれ)来たぞや 逢いに来た  空を衝くよな 大鳥居 こんな立派な 御社(おやしろ)に 神と祀(まつ)られ 勿体なさよ 母は泣けます 嬉しさに  両手合わせて 跪(ひざまず)き 拝むはずみの 御念仏(おねんぶつ) ハッと気付いて うろたえました 悴(せがれ)許せよ 田舎者  鳶が鷹の子 生んだ様で 今じゃ果報が 身に余る 金鵄勲章(きんしくんしょう)が 見せたいばかり 逢いに来たぞや 九段坂川中美幸石松秋二能代八郎蔦将包上野駅から 九段まで 勝手知らない 焦(じ)れったさ 杖を頼りに一日がかり 悴(せがれ)来たぞや 逢いに来た  空を衝くよな 大鳥居 こんな立派な 御社(おやしろ)に 神と祀(まつ)られ 勿体なさよ 母は泣けます 嬉しさに  両手合わせて 跪(ひざまず)き 拝むはずみの 御念仏(おねんぶつ) ハッと気付いて うろたえました 悴(せがれ)許せよ 田舎者  鳶が鷹の子 生んだ様で 今じゃ果報が 身に余る 金鵄勲章(きんしくんしょう)が 見せたいばかり 逢いに来たぞや 九段坂
ぐい呑み酒好きで一緒に なったのだから 側においてね 死ぬ日まで 苦労吹雪の 寒さに耐えて 凍る心を 温める 嬉しいわ 幸せよ ぐい呑み酒は 燃える酒  噂雀が おしゃべりしよと 人眼(ひとめ)怖(こわ)がる ことはない 寄って行きましょ 居酒屋のれん あなた一杯 はいどうぞ 甘えても いゝかしら ぐい呑み酒は 情け酒  生きる辛さに 泣きたい時も 顔で笑って 寄せる頬 二人三脚(ににんさんきゃく) 持たれつ持ちつ 愛は二人の 命綱 今日の日を ありがとう ぐい呑み酒は 契り酒川中美幸石本美由起聖川湧好きで一緒に なったのだから 側においてね 死ぬ日まで 苦労吹雪の 寒さに耐えて 凍る心を 温める 嬉しいわ 幸せよ ぐい呑み酒は 燃える酒  噂雀が おしゃべりしよと 人眼(ひとめ)怖(こわ)がる ことはない 寄って行きましょ 居酒屋のれん あなた一杯 はいどうぞ 甘えても いゝかしら ぐい呑み酒は 情け酒  生きる辛さに 泣きたい時も 顔で笑って 寄せる頬 二人三脚(ににんさんきゃく) 持たれつ持ちつ 愛は二人の 命綱 今日の日を ありがとう ぐい呑み酒は 契り酒
郡上夢うた襖一枚へだてても あなたの寝息がきこえます 郡上のナー 郡上おどりの盂蘭盆会 心の火照りをもて余し わたし… わたし… 寝返りをうつ  帰り仕度をいそいでる あなたの姿は見たくない 泣いてナー 泣いて明かした仮の宿 一年一度を待ち佗びて わたし… わたし… 溜息をつく  水路めぐって秋の風 御霊(みたま)を送ればうろこ雲 別れナー 別れせつない夢のあと ふたりで一緒に暮らしたい わたし… わたし… 呟いてみる川中美幸吉岡治弦哲也襖一枚へだてても あなたの寝息がきこえます 郡上のナー 郡上おどりの盂蘭盆会 心の火照りをもて余し わたし… わたし… 寝返りをうつ  帰り仕度をいそいでる あなたの姿は見たくない 泣いてナー 泣いて明かした仮の宿 一年一度を待ち佗びて わたし… わたし… 溜息をつく  水路めぐって秋の風 御霊(みたま)を送ればうろこ雲 別れナー 別れせつない夢のあと ふたりで一緒に暮らしたい わたし… わたし… 呟いてみる
恋唄ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついていきたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄川中美幸阿久悠鈴木邦彦田代修二ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついていきたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
恋歌ふたたびめまいがしたなら 転げて落ちるような 苔むした 寺の石段 危なげな 足どりで 傘さす女が おりて行く  女の盛りを からだにまといながら うつむいた 顔の哀しさ なにゆえの 寺まいり くちびるきりりと 噛みしめて  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を 女を捨ててはいけないと 誰か歌ってあげておくれ  黄昏せまれば 背中で鐘が響き 小雨降る 寺の茶店で 二度三度 ためいきを お茶飲む間に もらしてる  はるかな昔の 激しい恋のために 情熱を 使い果たして 今はもう 過去ばかり 夢みているよに 見えている  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を その身を縛っちゃいけないと 誰か歌ってあげておくれ  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を 女を捨ててはいけないと 誰か歌ってあげておくれ 誰か歌ってあげておくれ川中美幸阿久悠藤竜之介めまいがしたなら 転げて落ちるような 苔むした 寺の石段 危なげな 足どりで 傘さす女が おりて行く  女の盛りを からだにまといながら うつむいた 顔の哀しさ なにゆえの 寺まいり くちびるきりりと 噛みしめて  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を 女を捨ててはいけないと 誰か歌ってあげておくれ  黄昏せまれば 背中で鐘が響き 小雨降る 寺の茶店で 二度三度 ためいきを お茶飲む間に もらしてる  はるかな昔の 激しい恋のために 情熱を 使い果たして 今はもう 過去ばかり 夢みているよに 見えている  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を その身を縛っちゃいけないと 誰か歌ってあげておくれ  あのひとに 恋歌を ふたたび 恋歌を 女を捨ててはいけないと 誰か歌ってあげておくれ 誰か歌ってあげておくれ
恋しくて恋しくて泣き出した 日々などもう 忘れたの 今さらは もどれない キズつけあった日々が長すぎたの もどる気は ないなんて ウソをついて 笑ってても 信じてた もう一度 もう一度 あの頃の夢の中  かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった  I remember. Do you remember. わけもなくて笑った頃 I remember. Wow Wow  かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった  せつなくて 悲しくて 恋しくて 泣きたくなる そんな夜は OH ブルース OH ブルース川中美幸BEGINBEGIN田代修二恋しくて泣き出した 日々などもう 忘れたの 今さらは もどれない キズつけあった日々が長すぎたの もどる気は ないなんて ウソをついて 笑ってても 信じてた もう一度 もう一度 あの頃の夢の中  かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった  I remember. Do you remember. わけもなくて笑った頃 I remember. Wow Wow  かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった  せつなくて 悲しくて 恋しくて 泣きたくなる そんな夜は OH ブルース OH ブルース
恋情歌あなたに戻れる 小船があるのなら 海が荒れても 恐れず越える たとえ地の果て 逃(のが)れても あきらめ切れない 恋ひとつ 夢ならば 夢を見させて 最後まで 思い届かぬ 恋情歌  信じたあなたの 悲しい裏切りを 許せなかった あの時私 熱い吐息の 優しさは 見知らぬ誰かの ものですか 嘘ならば 嘘で通して 最後まで ひと目逢いたい 恋情歌  恋しさ憎さが 心に絡(から)みつく 波の飛沫(しぶき)が 無情に沁みて 二度と泣かぬと 決めたのに 涙が溢れて 海に散る 夢ならば 夢を見させて 最後まで 命震える 恋情歌川中美幸麻こよみ弦哲也南郷達也あなたに戻れる 小船があるのなら 海が荒れても 恐れず越える たとえ地の果て 逃(のが)れても あきらめ切れない 恋ひとつ 夢ならば 夢を見させて 最後まで 思い届かぬ 恋情歌  信じたあなたの 悲しい裏切りを 許せなかった あの時私 熱い吐息の 優しさは 見知らぬ誰かの ものですか 嘘ならば 嘘で通して 最後まで ひと目逢いたい 恋情歌  恋しさ憎さが 心に絡(から)みつく 波の飛沫(しぶき)が 無情に沁みて 二度と泣かぬと 決めたのに 涙が溢れて 海に散る 夢ならば 夢を見させて 最後まで 命震える 恋情歌
恋舟いくら好きでも 運命の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は 哭かないで 口紅忘れた くちびるが あなた恨んで 恋しがる 忘れたくない 恋は悲しい 未練のつくり花  木の葉舟でも あなたとならば 夢ではなかった 倖せも 窓の陽がさす 夜明けごろ あなたを探して 肩が泣く いつか慣れてた 腕枕 覚めて流れる 酒は悲しい 涙のさそい水  雨よ想い出 呼ばないで あなたのパジャマも 歯ぶらしも 捨てる勇気の 邪魔になる 今も燃えてる 愛が悲しい おんなの 恋艶歌川中美幸里村龍一聖川湧いくら好きでも 運命の川に 想いを通わす 舟がない 風よ今夜は 哭かないで 口紅忘れた くちびるが あなた恨んで 恋しがる 忘れたくない 恋は悲しい 未練のつくり花  木の葉舟でも あなたとならば 夢ではなかった 倖せも 窓の陽がさす 夜明けごろ あなたを探して 肩が泣く いつか慣れてた 腕枕 覚めて流れる 酒は悲しい 涙のさそい水  雨よ想い出 呼ばないで あなたのパジャマも 歯ぶらしも 捨てる勇気の 邪魔になる 今も燃えてる 愛が悲しい おんなの 恋艶歌
ここに幸あり嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果(はて)に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲川中美幸高橋掬太郎飯田三郎山田年秋嵐も吹けば 雨も降る 女の道よ なぜ険し 君を頼りに 私は生きる ここに幸あり 青い空  誰にも言えぬ 爪のあと 心にうけた 恋の鳥 ないてのがれて さまよい行けば 夜の巷の 風かなし  命のかぎり 呼びかける 谺(こだま)の果(はて)に 待つは誰 君によりそい 明るく仰ぐ ここに幸あり 白い雲
小雨の丘雨がしずかに降る 日暮れの 街はずれ そぼ降る小雨に 濡れゆくわが胸 夢のような こぬか雨 亡き母の ささやき ひとりきく ひとりきく さびしき胸に  つらいこの世の雨 悲しき たそがれよ そぼ降る小雨に 浮かぶは想い出 うつり行く 日を数え 亡き母を 偲べば ともしびが ともしびが 彼方の丘に  丘に静かに降る 今宵の さみしさよ そぼ降る小雨と 心の涙よ ただ一人 たたずめば 亡き母の おもかげ 雨の中 雨の中 けむりて浮かぶ川中美幸サトウハチロー服部良一雨がしずかに降る 日暮れの 街はずれ そぼ降る小雨に 濡れゆくわが胸 夢のような こぬか雨 亡き母の ささやき ひとりきく ひとりきく さびしき胸に  つらいこの世の雨 悲しき たそがれよ そぼ降る小雨に 浮かぶは想い出 うつり行く 日を数え 亡き母を 偲べば ともしびが ともしびが 彼方の丘に  丘に静かに降る 今宵の さみしさよ そぼ降る小雨と 心の涙よ ただ一人 たたずめば 亡き母の おもかげ 雨の中 雨の中 けむりて浮かぶ
秋桜淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 比頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを聞いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさがしみてくる 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もうすこしあなたの 子供でいさせてください川中美幸さだまさしさだまさし田代修二淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 比頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを聞いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす ひとりごとみたいに 小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさがしみてくる 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もうすこしあなたの 子供でいさせてください
盛り場渡し舟死ぬも生きるも あなたと信じ ネオンの川に 身を映す 添えぬ二人の 宿命(いのち)なら いっそこのまま 逃げたいと 渡りたい 渡れない 盛り場渡し舟  苦いお酒を ひとりでつげば 涙の川に 竿をさす 一夜(ひとよ)情けを くれたなら 明日はいらない 欲しくない 渡りたい 渡れない 盛り場渡し舟  この手とどかぬ あなたはいつも 運命(さだめ)の川の むこう岸 嘘でいいから 耳もとで 夢を下さい もうひとつ 渡りたい 渡れない 盛り場渡し舟川中美幸荒木とよひさ浜圭介死ぬも生きるも あなたと信じ ネオンの川に 身を映す 添えぬ二人の 宿命(いのち)なら いっそこのまま 逃げたいと 渡りたい 渡れない 盛り場渡し舟  苦いお酒を ひとりでつげば 涙の川に 竿をさす 一夜(ひとよ)情けを くれたなら 明日はいらない 欲しくない 渡りたい 渡れない 盛り場渡し舟  この手とどかぬ あなたはいつも 運命(さだめ)の川の むこう岸 嘘でいいから 耳もとで 夢を下さい もうひとつ 渡りたい 渡れない 盛り場渡し舟
忍ぶ川凍えた両手に 息ふきかけて ぬくもりくれる 人がいる ありがとうあなた あゝ この雪も ふたりに咲いた 冬の花 耐えてゆけます 忍ぶ川  ないないづくしの わたしだけれど 笑顔があれば いいという ありがとうあなた あゝ つくします 遅まきながら この命 すてて悔ない 忍ぶ川  ひとりで見てきた 心のなかの しあわせ薄い 春と冬 ありがとうあなた あゝ ふたりなら 木の葉のような 舟だって 明日へ流れる 忍ぶ川川中美幸吉岡治市川昭介凍えた両手に 息ふきかけて ぬくもりくれる 人がいる ありがとうあなた あゝ この雪も ふたりに咲いた 冬の花 耐えてゆけます 忍ぶ川  ないないづくしの わたしだけれど 笑顔があれば いいという ありがとうあなた あゝ つくします 遅まきながら この命 すてて悔ない 忍ぶ川  ひとりで見てきた 心のなかの しあわせ薄い 春と冬 ありがとうあなた あゝ ふたりなら 木の葉のような 舟だって 明日へ流れる 忍ぶ川
上海摩登姑娘紹興酒(おさけ)を積み出す手を休め 別れを惜んだ 母の顔 想えば涙が こぼれます 摩登姑娘と呼ばれても やっぱり恋しい ふるさとが  外灘(バンド)に灯りが点(とも)る頃 明日の倖せ語りあう 二人を夜霧が濡らします 摩登姑娘と呼ばれても 恋には揺れます人並みに  赦るして貰えば この秋に 結婚したいと思うひと 見つかりましたと書く便り 摩登姑娘と呼ばれても 父さんゆずりの筆の跡川中美幸もず唱平商易紹興酒(おさけ)を積み出す手を休め 別れを惜んだ 母の顔 想えば涙が こぼれます 摩登姑娘と呼ばれても やっぱり恋しい ふるさとが  外灘(バンド)に灯りが点(とも)る頃 明日の倖せ語りあう 二人を夜霧が濡らします 摩登姑娘と呼ばれても 恋には揺れます人並みに  赦るして貰えば この秋に 結婚したいと思うひと 見つかりましたと書く便り 摩登姑娘と呼ばれても 父さんゆずりの筆の跡
春花秋灯夢てもいいから 逢わせてと 枕をずらして 眠っても あなたは来ない あなたは来ない 寝ざめの床に 散り敷く梅の 花びらは 恋しさを 哀しさを 包んで香る 忘れ雪  螢が見たいと 言ったのは 二人になりたい 謎でした 灯を消して 灯を消して たしかめ合った 胸から胸へ とんでいた 愛の火が 青い火が 甘懐かしい 螢舟  捨てろと言われて 捨てられる そんな恋など 恋じゃない 何時迄草(いつまでぐさ)と 何時迄草と 指さされても 叶わぬ恋を 身に刻み 憧れの 真実の 小鈴を鳴らす 軒しのぶ  寝酒を分けあう 友もない 女はひとりで はしご酒 あなたに代る あなたに代る 男のいない 自分の胸の 風穴に ふりそそぐ 恋雨の 痛みで傾ぐ 時雨傘川中美幸星野哲郎小林亜星夢てもいいから 逢わせてと 枕をずらして 眠っても あなたは来ない あなたは来ない 寝ざめの床に 散り敷く梅の 花びらは 恋しさを 哀しさを 包んで香る 忘れ雪  螢が見たいと 言ったのは 二人になりたい 謎でした 灯を消して 灯を消して たしかめ合った 胸から胸へ とんでいた 愛の火が 青い火が 甘懐かしい 螢舟  捨てろと言われて 捨てられる そんな恋など 恋じゃない 何時迄草(いつまでぐさ)と 何時迄草と 指さされても 叶わぬ恋を 身に刻み 憧れの 真実の 小鈴を鳴らす 軒しのぶ  寝酒を分けあう 友もない 女はひとりで はしご酒 あなたに代る あなたに代る 男のいない 自分の胸の 風穴に ふりそそぐ 恋雨の 痛みで傾ぐ 時雨傘
春夏秋冬人は喜び 哀しみ怒(おこ)り あとで楽しい 酒を飲む 甲斐性無くても あんたには 夢があるわと 泣かす奴 人生は 春夏秋冬 その日その日の 顔を持つ  ほかの奴なら 辛抱できず 愛想つかして 逃げただろ いつも単衣の 着物きて そっと微笑む いじらしさ 人生は 春夏秋冬 きっと二人の 花が咲く  一つ山越しゃ 今度は川が 照る日曇る日 雨の日が 傘になってね 寄り添って 月が雲間に 見えるまで 人生は 春夏秋冬 心重ねて 生きるもの川中美幸石坂まさを石坂まさを人は喜び 哀しみ怒(おこ)り あとで楽しい 酒を飲む 甲斐性無くても あんたには 夢があるわと 泣かす奴 人生は 春夏秋冬 その日その日の 顔を持つ  ほかの奴なら 辛抱できず 愛想つかして 逃げただろ いつも単衣の 着物きて そっと微笑む いじらしさ 人生は 春夏秋冬 きっと二人の 花が咲く  一つ山越しゃ 今度は川が 照る日曇る日 雨の日が 傘になってね 寄り添って 月が雲間に 見えるまで 人生は 春夏秋冬 心重ねて 生きるもの
笑売繁昌人間には悲しいことが多いさかい神様が笑うことを教えてくれはったんや 泣いたあとは笑うて帳消しにせなあかん  ひとりぼっちになった時 笑わなあかんと“時うどん” 汗を掻き掻き聴かせてくれた 笑売繁昌 今度はうちが あんたの為に あんたの為に 願かける  ワイが一人前になったら嫁に貰ろたろやなんて…? あんたの夢、ウチの夢、二つ合わせたら夢も早よ現(うつつ)になる 早よ貰ろて…!!  今日はアベノの仕舞(しもた)屋で 十人ちょっとの 落語会 俄か寄席でも心が躍る 笑売繁昌 二人の夢に 小さい花が 小さい花が 咲きました  何にも心配せんでええ、うちがついてるやないか 芸ひとすじに頑張りや!  笑う門には福来たる その福逃さず盛り上げて 涙封じて世間を渡る 笑売繁昌 人気が支え ご贔屓様が ご贔屓様が 頼りです川中美幸もず唱平弦哲也南郷達也人間には悲しいことが多いさかい神様が笑うことを教えてくれはったんや 泣いたあとは笑うて帳消しにせなあかん  ひとりぼっちになった時 笑わなあかんと“時うどん” 汗を掻き掻き聴かせてくれた 笑売繁昌 今度はうちが あんたの為に あんたの為に 願かける  ワイが一人前になったら嫁に貰ろたろやなんて…? あんたの夢、ウチの夢、二つ合わせたら夢も早よ現(うつつ)になる 早よ貰ろて…!!  今日はアベノの仕舞(しもた)屋で 十人ちょっとの 落語会 俄か寄席でも心が躍る 笑売繁昌 二人の夢に 小さい花が 小さい花が 咲きました  何にも心配せんでええ、うちがついてるやないか 芸ひとすじに頑張りや!  笑う門には福来たる その福逃さず盛り上げて 涙封じて世間を渡る 笑売繁昌 人気が支え ご贔屓様が ご贔屓様が 頼りです
寝台特急北斗星お休みをいただきました 五泊六日の旅に出ます 夜が明けたら 北国の 雪の景色がのぞみです 金で縁どる招待状 捨てもしないで読みかえし 眠れば夢を見るかしら 寝台特急“北斗星”  つらいねと云われるよりは 北の寒さの方がいいわ なみだ流した海峡も 今は知らない間です 掴みそこねたしあわせも ほんの小さな傷だよと 窓にはりつく冬の色 寝台特急“北斗星”  お土産を考えました ふられ記念と笑えますね やがて終着札幌で 化粧なおして待ってます 旅と涙は不似合で 誰も笑顔で話し合い それがちょっぴり辛かった 寝台特急“北斗星”川中美幸阿久悠三木たかしお休みをいただきました 五泊六日の旅に出ます 夜が明けたら 北国の 雪の景色がのぞみです 金で縁どる招待状 捨てもしないで読みかえし 眠れば夢を見るかしら 寝台特急“北斗星”  つらいねと云われるよりは 北の寒さの方がいいわ なみだ流した海峡も 今は知らない間です 掴みそこねたしあわせも ほんの小さな傷だよと 窓にはりつく冬の色 寝台特急“北斗星”  お土産を考えました ふられ記念と笑えますね やがて終着札幌で 化粧なおして待ってます 旅と涙は不似合で 誰も笑顔で話し合い それがちょっぴり辛かった 寝台特急“北斗星”
心配している私です一人でボトルを 半分も あけちゃ身体に よくないわ いつもは飲めない 人なのに 悲しいことが あったのね 女は泣けば すむけれど 泣けないあなたが かわいそう  今では私も この店の ママの代りを してるけど 酔ってるお客に からまれて かくれて泣いた 時もある はた目じゃ楽に みえたって 誰でもあるのよ やなことは  一昨夜(おととい)はいった 背の高い ルミと歌でも うたったら あなたも気嫌も なおるわよ 秋田で生まれ 水戸育ち さすがにうまい 節廻し 心配している 私です川中美幸木未野奈北原じゅん高田弘一人でボトルを 半分も あけちゃ身体に よくないわ いつもは飲めない 人なのに 悲しいことが あったのね 女は泣けば すむけれど 泣けないあなたが かわいそう  今では私も この店の ママの代りを してるけど 酔ってるお客に からまれて かくれて泣いた 時もある はた目じゃ楽に みえたって 誰でもあるのよ やなことは  一昨夜(おととい)はいった 背の高い ルミと歌でも うたったら あなたも気嫌も なおるわよ 秋田で生まれ 水戸育ち さすがにうまい 節廻し 心配している 私です
人生いろいろ死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり つよく小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねぇおかしいでしょ 若いころ ねぇ滑稽でしょ 若いころ 笑いばなしに 涙がいっぱい 涙の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ 私たち いまとびたつのよ 私たち 笑いばなしに 希望がいっぱい 希望の中に 若さがいっぱい  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの川中美幸中山大三郎浜口庫之助死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり つよく小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねぇおかしいでしょ 若いころ ねぇ滑稽でしょ 若いころ 笑いばなしに 涙がいっぱい 涙の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ 私たち いまとびたつのよ 私たち 笑いばなしに 希望がいっぱい 希望の中に 若さがいっぱい  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの
人生賭けてます人の数だけ夢がある 誰でも叶う物じゃない 本気で手に入れたいのなら やるしかないよ 急がば廻れ  チャンス チャンス チャンスゲットして 一発夢をつかんでちょうだい ぱっと ぱっと ぱっと花咲く かっこいいトコみせてちょうだい 惚れてよかった そう思いたい 人生賭けてます あなた一筋  毎晩決まって夢を見る 将来二人の青写真 あたしの左の薬指 落ちそうなくらい でっかいダイヤモンド  買って 買って 買ってちょうだい 苦労も涙もこれでチャラだわ やっぱ やっぱ やっぱ大成功 昔の彼女悔しいはずよ こんな未来に しませんか 人生賭けてます あなた一筋  女も一生一度はダメモト 勝負して 失敗したって地獄の果てまで ついて行きます  チャンス チャンス チャンスゲットして 一発夢をつかんでちょうだい ぱっと ぱっと ぱっと花咲く かっこいいトコみせてちょうだい 惚れてよかった そう思いたい 人生賭けてます あなた一筋川中美幸広瀬香美広瀬香美人の数だけ夢がある 誰でも叶う物じゃない 本気で手に入れたいのなら やるしかないよ 急がば廻れ  チャンス チャンス チャンスゲットして 一発夢をつかんでちょうだい ぱっと ぱっと ぱっと花咲く かっこいいトコみせてちょうだい 惚れてよかった そう思いたい 人生賭けてます あなた一筋  毎晩決まって夢を見る 将来二人の青写真 あたしの左の薬指 落ちそうなくらい でっかいダイヤモンド  買って 買って 買ってちょうだい 苦労も涙もこれでチャラだわ やっぱ やっぱ やっぱ大成功 昔の彼女悔しいはずよ こんな未来に しませんか 人生賭けてます あなた一筋  女も一生一度はダメモト 勝負して 失敗したって地獄の果てまで ついて行きます  チャンス チャンス チャンスゲットして 一発夢をつかんでちょうだい ぱっと ぱっと ぱっと花咲く かっこいいトコみせてちょうだい 惚れてよかった そう思いたい 人生賭けてます あなた一筋
人生ごよみ長い道のり 雨風しのぎ 越えて来ました 七坂峠 貧しさ嘆く 暇もなく 苦労涙で ささえあい かわす笑顔で めくるふたりの 人生ごよみ  起きて働く この世の果報 そんな言葉で 励ましあった でこぼこ道を たがやして 何とか越えて 今日がある 親に感謝の めくるふたりの 人生ごよみ  丸い卵も 切りよで四角 小唄(うた)の文句も 今ならわかる 悲しみ多い 人の世で よくぞ耐えぬき がんばった 褒(ほ)めてあげたい めくるふたりの 人生ごよみ川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明長い道のり 雨風しのぎ 越えて来ました 七坂峠 貧しさ嘆く 暇もなく 苦労涙で ささえあい かわす笑顔で めくるふたりの 人生ごよみ  起きて働く この世の果報 そんな言葉で 励ましあった でこぼこ道を たがやして 何とか越えて 今日がある 親に感謝の めくるふたりの 人生ごよみ  丸い卵も 切りよで四角 小唄(うた)の文句も 今ならわかる 悲しみ多い 人の世で よくぞ耐えぬき がんばった 褒(ほ)めてあげたい めくるふたりの 人生ごよみ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
人生日和今日の苦労を 笑顔で躱(かわ)し ひとつ大きく 深呼吸 胸に隠した 意地もある ここが男の 頑張りどころ 心晴れ晴れ 人生日和(びより) 変わる風向き 待てばいい  こんな俺より あいつの方が そうさあの娘(こ)にゃ お似合いさ 涙こらえて 背を向ける ここが一番 頑張りどころ 心晴れ晴れ 人生日和(びより) なまじ未練は ヤボなだけ  捨てた夢なら 拾えばいいさ 消しちゃいないさ 夢灯り たとえ人より 遅れても ここはじっくり 頑張りどころ 心晴れ晴れ 人生日和(びより) 俺の時代は きっと来る川中美幸麻こよみ弦哲也猪股義周今日の苦労を 笑顔で躱(かわ)し ひとつ大きく 深呼吸 胸に隠した 意地もある ここが男の 頑張りどころ 心晴れ晴れ 人生日和(びより) 変わる風向き 待てばいい  こんな俺より あいつの方が そうさあの娘(こ)にゃ お似合いさ 涙こらえて 背を向ける ここが一番 頑張りどころ 心晴れ晴れ 人生日和(びより) なまじ未練は ヤボなだけ  捨てた夢なら 拾えばいいさ 消しちゃいないさ 夢灯り たとえ人より 遅れても ここはじっくり 頑張りどころ 心晴れ晴れ 人生日和(びより) 俺の時代は きっと来る
少しサヨナラ子供みたいに泣いてるあなたが 見えていますよ だれにも最初の朝があり 最後の夜がある もう泣かないで もう泣かないで 私は幸せでした もう泣かないで もう泣かないで 寂しくなんかない 少しサヨナラ また会うために 巡り会うときまで 少しサヨナラ  恋もしました夢も挫折も 辛く悩んだ日々 どんな出来事もみんな置いて行く 新たな未来のため もう笑ってね もう笑ってね あなたは今を生きて もう笑ってね もう笑ってね 優しさ ありがとう 少しサヨナラ また会いましょう 生まれ変わるために 少しサヨナラ  見上げた夜空(そら)には 輝く星が あなたを見ている ずっとずっと一緒だよ 少しサヨナラ また会いましょう 巡り会う日が来る それが約束 生まれ変わっても またあなたと生きる川中美幸板橋かずゆき板橋かずゆき原洋一子供みたいに泣いてるあなたが 見えていますよ だれにも最初の朝があり 最後の夜がある もう泣かないで もう泣かないで 私は幸せでした もう泣かないで もう泣かないで 寂しくなんかない 少しサヨナラ また会うために 巡り会うときまで 少しサヨナラ  恋もしました夢も挫折も 辛く悩んだ日々 どんな出来事もみんな置いて行く 新たな未来のため もう笑ってね もう笑ってね あなたは今を生きて もう笑ってね もう笑ってね 優しさ ありがとう 少しサヨナラ また会いましょう 生まれ変わるために 少しサヨナラ  見上げた夜空(そら)には 輝く星が あなたを見ている ずっとずっと一緒だよ 少しサヨナラ また会いましょう 巡り会う日が来る それが約束 生まれ変わっても またあなたと生きる
君影草 -すずらん-白い小鈴(こすゞ)を ふるように 君影草の 花が咲く どうして人は 別れてゆくの しあわせくれた あの人が 私を泣かす 北の国  細くかなしい 指先に 君影草の 花を摘む 待つことだけが 生きがいでした あの日の虹の 七いろは はかない恋の まぼろしか  夢のつゞきは どうなるの 君影草の 花よ花 このまゝ旅を さまよいながら 湖畔の宿の 明け暮れに こころをきめて 帰りたい川中美幸水木かおる弦哲也白い小鈴(こすゞ)を ふるように 君影草の 花が咲く どうして人は 別れてゆくの しあわせくれた あの人が 私を泣かす 北の国  細くかなしい 指先に 君影草の 花を摘む 待つことだけが 生きがいでした あの日の虹の 七いろは はかない恋の まぼろしか  夢のつゞきは どうなるの 君影草の 花よ花 このまゝ旅を さまよいながら 湖畔の宿の 明け暮れに こころをきめて 帰りたい
瀬戸の恋歌しあわせしている 影絵を見ても みれんの捨て場は ないのです さようなら さようなら 逢わずに帰ります 雨の弓削島(ゆげしま) あとにして うしろ髪ひく 燧灘(ひうちなだ)  翡翠(ひすい)の波敷(し)く 瀬戸内海の 小島は女の 千社札 忘れたい 忘れたい 心に泣かされて 涙ぬぐった その指が 添えぬ宿命の 夢を貼る  女の意地より 大事なものを 離れて知ったの おばかさん 遅いのよ 遅いのよ あなたはよその人 私みたいな いさり火が 雨に砕ける 鞆(とも)の浦川中美幸星野哲郎岡千秋斉藤恒夫しあわせしている 影絵を見ても みれんの捨て場は ないのです さようなら さようなら 逢わずに帰ります 雨の弓削島(ゆげしま) あとにして うしろ髪ひく 燧灘(ひうちなだ)  翡翠(ひすい)の波敷(し)く 瀬戸内海の 小島は女の 千社札 忘れたい 忘れたい 心に泣かされて 涙ぬぐった その指が 添えぬ宿命の 夢を貼る  女の意地より 大事なものを 離れて知ったの おばかさん 遅いのよ 遅いのよ あなたはよその人 私みたいな いさり火が 雨に砕ける 鞆(とも)の浦
千の風になって私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています  秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのように きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あなたを見守る  私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています  千の風に 千の風になって あの 大きな空を 吹きわたっています  あの 大きな空を 吹きわたっています川中美幸不詳新井満田代修二私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 眠ってなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています  秋には光になって 畑にふりそそぐ 冬はダイヤのように きらめく雪になる 朝は鳥になって あなたを目覚めさせる 夜は星になって あなたを見守る  私のお墓の前で 泣かないでください そこに私はいません 死んでなんかいません 千の風に 千の風になって あの大きな空を 吹きわたっています  千の風に 千の風になって あの 大きな空を 吹きわたっています  あの 大きな空を 吹きわたっています
大河の流れ大河の流れも 水源(みなもと)たどりゃ 天からしたたる ひと滴 立つ瀬沈む瀬 早瀬を越えて それも それも人生 あゝ人を磨いて 旅を往く  今さら振りむき 留(とど)まれないし 行方は果てなく 限りない 砂を噛むよな 寂しさだって ままよ ままよ人生 あゝ夢が一途に あるならば  出会いと別離(わかれ)を 川面にうつし 明日は何処(いづこ)の 水の駅 清き流れも 濁世(じょくせ)の水も これも これも人生 あゝ花を浮かべて 海に着く川中美幸吉岡治弦哲也大河の流れも 水源(みなもと)たどりゃ 天からしたたる ひと滴 立つ瀬沈む瀬 早瀬を越えて それも それも人生 あゝ人を磨いて 旅を往く  今さら振りむき 留(とど)まれないし 行方は果てなく 限りない 砂を噛むよな 寂しさだって ままよ ままよ人生 あゝ夢が一途に あるならば  出会いと別離(わかれ)を 川面にうつし 明日は何処(いづこ)の 水の駅 清き流れも 濁世(じょくせ)の水も これも これも人生 あゝ花を浮かべて 海に着く
高千穂旅情国見ヶ丘に ひとり来て 望めば遥かな 山脈よ あなたのおもかげ 抱きしめて 別れつげれば 高千穂は 雲の海  くしふる岩戸 高千穂峡  たどれば瞳は 秋の色 あなたにもらった 倖せを 今日は涙で おいてゆく わかれ駅  山峡ぬって 走る汽車 五ヶ瀬の流れが ついて来る 瞼をとじれば あの夜の 夜神楽のせり唄 風にのり 聞こえます川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明国見ヶ丘に ひとり来て 望めば遥かな 山脈よ あなたのおもかげ 抱きしめて 別れつげれば 高千穂は 雲の海  くしふる岩戸 高千穂峡  たどれば瞳は 秋の色 あなたにもらった 倖せを 今日は涙で おいてゆく わかれ駅  山峡ぬって 走る汽車 五ヶ瀬の流れが ついて来る 瞼をとじれば あの夜の 夜神楽のせり唄 風にのり 聞こえます
蛸焼き人生浪速がなんぼの 根性かけて 味が 切札 蛸焼き稼業 丸く おもろく 手玉に取って 蛸が はみ出す 勝負どこ 俺と お前で お前と俺で でんと 仕上げる 千両味  蛸に あんたも よく似てきたと 笑顔 浮かべて 粉とく女房 そんな お前が 弁天さんと 長い苦労が はじけ飛ぶ 水の浪花で 一皮むけた 人情しみこむ 心意気  雨の淀川 茜の生駒 みんな 想い出 蛸焼き稼業 空で 胸張る 大阪城に いつか なったる 天下取り 誓う ふたりの ふたりの春へ 蛸が 絵になる 紺のれん  俺と お前で お前と俺で でんと 仕上げる 千両味川中美幸瀬戸千秋河島英五浪速がなんぼの 根性かけて 味が 切札 蛸焼き稼業 丸く おもろく 手玉に取って 蛸が はみ出す 勝負どこ 俺と お前で お前と俺で でんと 仕上げる 千両味  蛸に あんたも よく似てきたと 笑顔 浮かべて 粉とく女房 そんな お前が 弁天さんと 長い苦労が はじけ飛ぶ 水の浪花で 一皮むけた 人情しみこむ 心意気  雨の淀川 茜の生駒 みんな 想い出 蛸焼き稼業 空で 胸張る 大阪城に いつか なったる 天下取り 誓う ふたりの ふたりの春へ 蛸が 絵になる 紺のれん  俺と お前で お前と俺で でんと 仕上げる 千両味
旅しない?うつむいて 飲む酒は うつむいた 酔いになる 思い出してはいけないひとを 思い出すよなことになる あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?  悲しみを 背負ったり 淋しさに 好かれたり はしゃぐぐらいじゃ消えないものを 胸のどこかに抱いている あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?  何かしら 空っぽに おたがいが 真白に 好きも嫌いも それからのこと 少し身軽になってから あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?川中美幸阿久悠三木たかしうつむいて 飲む酒は うつむいた 酔いになる 思い出してはいけないひとを 思い出すよなことになる あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?  悲しみを 背負ったり 淋しさに 好かれたり はしゃぐぐらいじゃ消えないものを 胸のどこかに抱いている あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?  何かしら 空っぽに おたがいが 真白に 好きも嫌いも それからのこと 少し身軽になってから あんた わたしと 旅しない? 三日一緒にいてみない?
ダイナおゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝ君よ ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ  おゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 Oh Baby ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ オーマイダイナリー川中美幸H.AKST・S.M.LEWIS・J.YOUNG・訳詩:三根徳一H.AKST・S.M.LEWIS・J.YOUNGおゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝ君よ ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ  おゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 Oh Baby ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ オーマイダイナリー
ちゃんちき小町きりり 美形(いなせ)な 兄貴(あに)さんに あたしちょっぴり はひふへほの字 小袖ふりふり 裾などみだし そっと 付け文 お渡し しよか 夜ふけこっそり 水天宮で お百度 踏みましょ 賽銭チャラリ  夢はふくらむ おぼろ月 小指からませ さしすせそっと なんて お色気 わたしにゃ むりね あたし せっかち ちゃんちき小町 すぐに 今すぐ 早駕籠 お茶屋 ああらら ひじ鉄 痛いよパッチン  あたしゃ ちゃんちき 江戸小町 胸の炎は まみむめもえる めんどくさいね 色恋沙汰は ええい ストトン とびつきましょか 星の数ほど おとこはいるし 草津のお湯でも 惚れた病は こりゃ 直りゃせぬ川中美幸ゆうじ誠石田光輝伊戸のりおきりり 美形(いなせ)な 兄貴(あに)さんに あたしちょっぴり はひふへほの字 小袖ふりふり 裾などみだし そっと 付け文 お渡し しよか 夜ふけこっそり 水天宮で お百度 踏みましょ 賽銭チャラリ  夢はふくらむ おぼろ月 小指からませ さしすせそっと なんて お色気 わたしにゃ むりね あたし せっかち ちゃんちき小町 すぐに 今すぐ 早駕籠 お茶屋 ああらら ひじ鉄 痛いよパッチン  あたしゃ ちゃんちき 江戸小町 胸の炎は まみむめもえる めんどくさいね 色恋沙汰は ええい ストトン とびつきましょか 星の数ほど おとこはいるし 草津のお湯でも 惚れた病は こりゃ 直りゃせぬ
ちょうちんの花ちょうちん一つ 椅子五つ 他人の肩も 気にならぬ どちらの誰と 知らぬのに 人生ばなし して帰る  うなずき上手 のせ上手 お酒の酌の あいの手に だけどどこかで貰い泣き ポロリと涙 こぼす夜も  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  なまえを描いた ちょうちんが そろそろ少し くたびれて 浮き名を流す あてもなく 夢見る場所にも なりにくい  はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイと こなしつつ だけどわたしが誰よりも 酔いたい時も あるという  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと川中美幸阿久悠円広志ちょうちん一つ 椅子五つ 他人の肩も 気にならぬ どちらの誰と 知らぬのに 人生ばなし して帰る  うなずき上手 のせ上手 お酒の酌の あいの手に だけどどこかで貰い泣き ポロリと涙 こぼす夜も  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  なまえを描いた ちょうちんが そろそろ少し くたびれて 浮き名を流す あてもなく 夢見る場所にも なりにくい  はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイと こなしつつ だけどわたしが誰よりも 酔いたい時も あるという  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと
津軽海峡冬景色上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色  ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色川中美幸阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色  ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色
津軽さくら物語冬から生まれた春訪ね 夜汽車に揺られて 桜の故郷(くに)へ 降りたホームに君を探す 三味(しゃみ)の音(ね) 懐かし笑い声 城下町 なごり酒 あの日があの日が浮かぶ  桜が咲いたよ 君の好きな 降りて来い 降りて来い 桜羽(さくらばね)で降りて来い もう一度逢いたいよ 津軽さくら物語  桜の街には愛がある そう言う君は 頬そめる ひらりひらひら舞う桜 そっと手にして 口づける 長勝寺 弘前城 街が 街が染上(もえ)る  桜が咲いたよ 君の好きな 降りて来い 降りて来い 桜羽(さくらばね)で降りて来い この想い花束に 津軽さくら物語  城下町 なごり酒 あの日があの日が浮かぶ 桜が咲いたよ 君の好きな 降りて来い 降りて来い 桜羽(さくらばね)で降りて来い もう一度逢いたいよ 津軽さくら物語  もう一度逢いたいよ 津軽さくら物語川中美幸齋藤千恵子板橋かずゆき田代修二冬から生まれた春訪ね 夜汽車に揺られて 桜の故郷(くに)へ 降りたホームに君を探す 三味(しゃみ)の音(ね) 懐かし笑い声 城下町 なごり酒 あの日があの日が浮かぶ  桜が咲いたよ 君の好きな 降りて来い 降りて来い 桜羽(さくらばね)で降りて来い もう一度逢いたいよ 津軽さくら物語  桜の街には愛がある そう言う君は 頬そめる ひらりひらひら舞う桜 そっと手にして 口づける 長勝寺 弘前城 街が 街が染上(もえ)る  桜が咲いたよ 君の好きな 降りて来い 降りて来い 桜羽(さくらばね)で降りて来い この想い花束に 津軽さくら物語  城下町 なごり酒 あの日があの日が浮かぶ 桜が咲いたよ 君の好きな 降りて来い 降りて来い 桜羽(さくらばね)で降りて来い もう一度逢いたいよ 津軽さくら物語  もう一度逢いたいよ 津軽さくら物語
月の砂漠あなたの瞳はなんの色 月の裏側の海の色 夜ごとに抱かれてのぞいても 見知らぬ砂漠を映すだけ  あなたは気まぐれ家なき子 私の乳房をにぎりしめ 誰かを慕って夢の中 私もトロトロ添い寝して 灼熱地獄の夢を見る  ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な真っ赤な 乱れ雪 真っ赤な真っ赤な 乱れ雪  あんまり誰かを愛すると ほんとの答えが身を隠す 嫉妬でもつれた長い髪 ブラシで梳(すか)かせば泣けてくる  男は女を知り尽くし 身体を脱け出て旅に出る 私は今頃トボトボと あなたの心にたどり着き くすぶる自分の影を見る  ねんねんころり ねんころり 恋の地獄に積む雪は 真っ赤な真っ赤な 恨み雪 真っ赤な真っ赤な 恨み雪  ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な真っ赤な 凍れ雪 真っ赤な真っ赤な 凍れ雪川中美幸湯川れい子弦哲也前田俊明あなたの瞳はなんの色 月の裏側の海の色 夜ごとに抱かれてのぞいても 見知らぬ砂漠を映すだけ  あなたは気まぐれ家なき子 私の乳房をにぎりしめ 誰かを慕って夢の中 私もトロトロ添い寝して 灼熱地獄の夢を見る  ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な真っ赤な 乱れ雪 真っ赤な真っ赤な 乱れ雪  あんまり誰かを愛すると ほんとの答えが身を隠す 嫉妬でもつれた長い髪 ブラシで梳(すか)かせば泣けてくる  男は女を知り尽くし 身体を脱け出て旅に出る 私は今頃トボトボと あなたの心にたどり着き くすぶる自分の影を見る  ねんねんころり ねんころり 恋の地獄に積む雪は 真っ赤な真っ赤な 恨み雪 真っ赤な真っ赤な 恨み雪  ねんねんころり ねんころり 月の砂漠に降る雪は 真っ赤な真っ赤な 凍れ雪 真っ赤な真っ赤な 凍れ雪
月夜だね路地のあかりが チラチラと 夜を待てずに 灯を点す 酒場通りの片隅で さし向かい 指の先まで しみてくる お酒のしずく 久し振りなら なおのこと せめて今夜は水いらず 月夜だね 月夜だね 燃える 恋心  誰が唄うか 演歌節 なぜか目頭 熱くなる どこか似ている身の上を 聞くようで 今は添えない ふたりでも 私はいいの 夢が心の 道しるべ あなた酔っても いいかしら 月夜だね 月夜だね あなた 月夜だね  指の先まで しみてくる お酒のしずく 久し振りなら なおのこと せめて今夜は 水いらず 月夜だね 月夜だね 燃える 恋心川中美幸たきのえいじ叶弦大竜崎孝路路地のあかりが チラチラと 夜を待てずに 灯を点す 酒場通りの片隅で さし向かい 指の先まで しみてくる お酒のしずく 久し振りなら なおのこと せめて今夜は水いらず 月夜だね 月夜だね 燃える 恋心  誰が唄うか 演歌節 なぜか目頭 熱くなる どこか似ている身の上を 聞くようで 今は添えない ふたりでも 私はいいの 夢が心の 道しるべ あなた酔っても いいかしら 月夜だね 月夜だね あなた 月夜だね  指の先まで しみてくる お酒のしずく 久し振りなら なおのこと せめて今夜は 水いらず 月夜だね 月夜だね 燃える 恋心
停車場季節に似合いの停車場に 都会の女がおりて来る 霙でかすんだ広場には 小犬が一匹遊ぶだけ 行ったり来たりの人生は 誰にもあるにはあるけれど 二人で出かけたあのひとが 一人で来るのは 哀しいね  やがてはなくなる停車場の 待合室には人もなく 何年前かの消し忘れ 伝言板には さよならと 泣くのも笑うも人生と 思えば何でもないけれど それさえ見つめることもなく 終わりになるのは 淋しいね  小雪が降りつむ停車場を 都会の女がまた帰る川中美幸阿久悠三木たかし季節に似合いの停車場に 都会の女がおりて来る 霙でかすんだ広場には 小犬が一匹遊ぶだけ 行ったり来たりの人生は 誰にもあるにはあるけれど 二人で出かけたあのひとが 一人で来るのは 哀しいね  やがてはなくなる停車場の 待合室には人もなく 何年前かの消し忘れ 伝言板には さよならと 泣くのも笑うも人生と 思えば何でもないけれど それさえ見つめることもなく 終わりになるのは 淋しいね  小雪が降りつむ停車場を 都会の女がまた帰る
手取川恋歌白山の 雪の多さと冷たさで 鮎は大きく育つとか たわいなく頷(うなず)いた 鶴来の宿のひとり膳 手取川 うねうねと 星を誘って流れてく 恋するからだが くびれるように 私もいつか辿りつきたい… 人がいる 恋がある 旅がある  紫陽花が 雨に打たれて目に映える 今日の想いを綴ります ほろ酔いの懸想文(けそうぶみ) 浴衣の裾も乱れがち 手取川 うねうねと 日本海へと流れてく 漁火飾って 呼んでるような 私もいつか辿りつきたい… 人がいる 恋がある 旅がある 旅がある川中美幸吉岡治弦哲也川村栄二白山の 雪の多さと冷たさで 鮎は大きく育つとか たわいなく頷(うなず)いた 鶴来の宿のひとり膳 手取川 うねうねと 星を誘って流れてく 恋するからだが くびれるように 私もいつか辿りつきたい… 人がいる 恋がある 旅がある  紫陽花が 雨に打たれて目に映える 今日の想いを綴ります ほろ酔いの懸想文(けそうぶみ) 浴衣の裾も乱れがち 手取川 うねうねと 日本海へと流れてく 漁火飾って 呼んでるような 私もいつか辿りつきたい… 人がいる 恋がある 旅がある 旅がある
天空のペガサス北にかがやく 星を見て 祈り合うのが 二人の約束 昨日はくもり 今夜は小雨 それでも見上げて 天空の夢 あゝあなたに 逢えてよかった この広い 宇宙の中で 天翔(あまかけ)る 天翔る 白馬(ペガサス)よ 私の私のこの愛 とどけておくれ  離ればなれは つらいけど 誓うあの星 希望の光りよ 明日になれば 陽はまた昇る 指おり数えて 待ちわびる人 あゝあなたと 愛し愛され 生きてゆく この世は一つ 天翔(あまかけ)る 天翔る 白馬(ペガサス)よ 二人の二人の願いを 叶えておくれ  あゝあなたに 逢えてよかった この広い 宇宙の中で 天翔(あまかけ)る 天翔る 白馬(ペガサス)よ 私の私のこの愛 とどけておくれ 二人の二人の願いを 叶えておくれ川中美幸建石一弦哲也川村栄二北にかがやく 星を見て 祈り合うのが 二人の約束 昨日はくもり 今夜は小雨 それでも見上げて 天空の夢 あゝあなたに 逢えてよかった この広い 宇宙の中で 天翔(あまかけ)る 天翔る 白馬(ペガサス)よ 私の私のこの愛 とどけておくれ  離ればなれは つらいけど 誓うあの星 希望の光りよ 明日になれば 陽はまた昇る 指おり数えて 待ちわびる人 あゝあなたと 愛し愛され 生きてゆく この世は一つ 天翔(あまかけ)る 天翔る 白馬(ペガサス)よ 二人の二人の願いを 叶えておくれ  あゝあなたに 逢えてよかった この広い 宇宙の中で 天翔(あまかけ)る 天翔る 白馬(ペガサス)よ 私の私のこの愛 とどけておくれ 二人の二人の願いを 叶えておくれ
DEAR...again元気でやってますか? 電話も最近かかって来ないけど 私と同じくらい あなたも毎日に追われてるのでしょう そうね 中途半端に あなたの声 聞いちゃったりしたら きっと 淋しいなんて 泣いちゃいそうで 迷惑かけたくはないから ラジオからのクリスマスソング あなたもどこかで聞いてますか? あなたの知らない私 確かめたくないですか? 待っているから 待っているから 二人で過ごしたいから  クリスマスまでには 間に合うように 私のもとへ帰って来てね ずっと遠く すごく遠く 離れているけど いつも私を感じていてね 泣かせないでね 見つめていてね 遠い遠いこの距離に 心 止まらないでね  平気 あなたなしでも 私はちゃんと暮らしてますなんて 戻って来たら 目と目合ったら バレちゃう強がり言ったりして 積もり積もったおしゃべりは ゆっくり雪を解かすように あなたのあったかい微笑みで 心に春が来るように 早く会いたい あとどれくらい 一人の夜を越えるの  クリスマスまでには 間に合うように 私のもとへ帰ってきてね プレゼントなんていらない あなたがいればいい サンタクロースが来るわ 私の街に 私のために 明日のために 世界一の幸福の時を運んでくれる  クリスマスまでには 間に合うように 私のもとへ帰って来てね ずっと遠く すごく遠く 離れているけど いつも私を感じていてね 泣かせないでね 見つめていてね 遠い遠いこの距離に 心 止まらないでね  今すぐにも 愛するあなたの胸の中へ川中美幸広瀬香美広瀬香美元気でやってますか? 電話も最近かかって来ないけど 私と同じくらい あなたも毎日に追われてるのでしょう そうね 中途半端に あなたの声 聞いちゃったりしたら きっと 淋しいなんて 泣いちゃいそうで 迷惑かけたくはないから ラジオからのクリスマスソング あなたもどこかで聞いてますか? あなたの知らない私 確かめたくないですか? 待っているから 待っているから 二人で過ごしたいから  クリスマスまでには 間に合うように 私のもとへ帰って来てね ずっと遠く すごく遠く 離れているけど いつも私を感じていてね 泣かせないでね 見つめていてね 遠い遠いこの距離に 心 止まらないでね  平気 あなたなしでも 私はちゃんと暮らしてますなんて 戻って来たら 目と目合ったら バレちゃう強がり言ったりして 積もり積もったおしゃべりは ゆっくり雪を解かすように あなたのあったかい微笑みで 心に春が来るように 早く会いたい あとどれくらい 一人の夜を越えるの  クリスマスまでには 間に合うように 私のもとへ帰ってきてね プレゼントなんていらない あなたがいればいい サンタクロースが来るわ 私の街に 私のために 明日のために 世界一の幸福の時を運んでくれる  クリスマスまでには 間に合うように 私のもとへ帰って来てね ずっと遠く すごく遠く 離れているけど いつも私を感じていてね 泣かせないでね 見つめていてね 遠い遠いこの距離に 心 止まらないでね  今すぐにも 愛するあなたの胸の中へ
灯籠流し波にきらめく 送り火が 揺れてさみしい 夏がゆく めぐり逢わせの 不幸に泣いて 水に流した わたしの恋よ めぐるめぐる 季節はめぐる 行く人送る人 想いをのせて めぐるめぐる 悲しみはめぐる あなたをいまでも 愛します  髪を束ねた 襟あしを あなたきれいと 腕の中 一夜(ひとよ)かぎりで あきらめきれる 人じゃないのに 抱かれたかった めぐるめぐる 季節はめぐる ふたたび逢うことも ない人なのに めぐるめぐる 想い出はめぐる あなたを忘れる 日は来ない  めぐるめぐる 季節はめぐる 波間に瞬(まばた)いて 消えゆく光り めぐるめぐる 悲しみはめぐる あなたはまぼろし 夢ですか あなたはまぼろし 夢ですか…川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明波にきらめく 送り火が 揺れてさみしい 夏がゆく めぐり逢わせの 不幸に泣いて 水に流した わたしの恋よ めぐるめぐる 季節はめぐる 行く人送る人 想いをのせて めぐるめぐる 悲しみはめぐる あなたをいまでも 愛します  髪を束ねた 襟あしを あなたきれいと 腕の中 一夜(ひとよ)かぎりで あきらめきれる 人じゃないのに 抱かれたかった めぐるめぐる 季節はめぐる ふたたび逢うことも ない人なのに めぐるめぐる 想い出はめぐる あなたを忘れる 日は来ない  めぐるめぐる 季節はめぐる 波間に瞬(まばた)いて 消えゆく光り めぐるめぐる 悲しみはめぐる あなたはまぼろし 夢ですか あなたはまぼろし 夢ですか…
時の流れに身をまかせもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない川中美幸荒木とよひさ三木たかし池多孝春もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
どうぞこのままこの確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです  ふれあうことの 喜びを あなたのぬくもりに 感じて そうして 生きているのです くもりガラスを伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに  それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと降り続く くもりガラスをたたく 雨の音かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで  さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーの ようなもの だから いつまでも このまま どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで川中美幸丸山圭子丸山圭子この確かな 時間だけが 今の二人に 与えられた 唯一の あかしなのです  ふれあうことの 喜びを あなたのぬくもりに 感じて そうして 生きているのです くもりガラスを伝わる 雨のしずくのように ただひとすじに ただひとすじに ただひたむきに  それは ばかげたあこがれか 気まぐれな 恋だとしても 雨は きっと降り続く くもりガラスをたたく 雨の音かぞえながら どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで  さよならは 涙とうらはら さめたコーヒーの ようなもの だから いつまでも このまま どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで どうぞこのまま どうぞこのまま どうぞやまないで
長崎の雨狭霧にかすんだ 外国船の 汽笛が出島の 空に鳴る 坂の長崎 石だたみ あなたを偲び オランダ坂を そぞろ歩けば 肩先に ポツリポツリと 俄か雨がふる  一年一度の 「くんち」の逢瀬 後へはもどれぬ 恋でした 秋の長崎 蛍茶屋 南京花火 はじけるように 三日三晩の 熱をもち 燃えてあなたの 強い腕の中  ふたたび逢えない 悲しみ抱いて 唐人屋敷の 路地を行く 雨の長崎 思案橋 中島川に 面影ゆれて あなた恋しと 泣く胸に 遠くマリアの 鐘が鳴り響く川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明狭霧にかすんだ 外国船の 汽笛が出島の 空に鳴る 坂の長崎 石だたみ あなたを偲び オランダ坂を そぞろ歩けば 肩先に ポツリポツリと 俄か雨がふる  一年一度の 「くんち」の逢瀬 後へはもどれぬ 恋でした 秋の長崎 蛍茶屋 南京花火 はじけるように 三日三晩の 熱をもち 燃えてあなたの 強い腕の中  ふたたび逢えない 悲しみ抱いて 唐人屋敷の 路地を行く 雨の長崎 思案橋 中島川に 面影ゆれて あなた恋しと 泣く胸に 遠くマリアの 鐘が鳴り響く
夏銀河鯵の小骨を 器用にとって 猫に餌やる おんなが一人 窓に腰かけ 地酒をのんで 潮風(かぜ)に吹かれる おとこが一人 波をまくらの 海鳥が 人の情けに とまる夜 しみじみと仮寝の宿は しみじみと 佐渡によこたう 夏銀河  時がこのまま 停まればいいと 猫に呟く おんなが一人 土地の言葉に 馴染んだ頃に 遠く目をやる おとこが一人 旅の途中か 果てなのか 心まかせの 笛太鼓 ほのぼのとやすらぐ宿は 束の間の 佐渡によこたう 夏銀河 ルルル… ルルル… 佐渡によこたう 夏銀河川中美幸吉岡治弦哲也鯵の小骨を 器用にとって 猫に餌やる おんなが一人 窓に腰かけ 地酒をのんで 潮風(かぜ)に吹かれる おとこが一人 波をまくらの 海鳥が 人の情けに とまる夜 しみじみと仮寝の宿は しみじみと 佐渡によこたう 夏銀河  時がこのまま 停まればいいと 猫に呟く おんなが一人 土地の言葉に 馴染んだ頃に 遠く目をやる おとこが一人 旅の途中か 果てなのか 心まかせの 笛太鼓 ほのぼのとやすらぐ宿は 束の間の 佐渡によこたう 夏銀河 ルルル… ルルル… 佐渡によこたう 夏銀河
浪花灯り誰を待つやら 赤ちょうちんが あほな顔して 揺れている 浮かれ囃子の どこがええねん 言われても つくして仇に なるやなし あんたはうちの 浪花灯りや 春灯り  虫を封じて 浮気の虫を 両手合わせる 法善寺 愚痴をならべて 並べきれずに 泣き笑い なんぼのもんや 苦労など あんたはうちの 浪花灯りや 恋灯り  ふたり寄せても 一人前や 背のびしたって きりがない にごり水でも こまんじゃこさえ 生きてゆく 気ばればいつか 夢も咲く あんたはうちの 浪花灯りや 春灯り川中美幸吉岡治岸本健介誰を待つやら 赤ちょうちんが あほな顔して 揺れている 浮かれ囃子の どこがええねん 言われても つくして仇に なるやなし あんたはうちの 浪花灯りや 春灯り  虫を封じて 浮気の虫を 両手合わせる 法善寺 愚痴をならべて 並べきれずに 泣き笑い なんぼのもんや 苦労など あんたはうちの 浪花灯りや 恋灯り  ふたり寄せても 一人前や 背のびしたって きりがない にごり水でも こまんじゃこさえ 生きてゆく 気ばればいつか 夢も咲く あんたはうちの 浪花灯りや 春灯り
なにわの女ひょんなことから 小店を持った なにわ女と 流れ板 祭りのあとの エーエー あとはよくある 艶ばなし あんたいいなら あんたいいなら 捌(さば)いておくれ 女房に  今夜は早めに のれんをしまい たまにゃ「お好み」いきましょか さされつさしつ エーエー 問わず語りの 遠い日に あんた泣かせて あんた泣かせて 生姜の紅が またにじむ  苦労半身に 寄り添い逢うて 夫婦善哉 夢ごよみ 惚れたらあとは エーエー あとは見えへん 悪い癖 あんたひとすじ あんたひとすじ なにわの女 灯をともす川中美幸吉岡治弦哲也ひょんなことから 小店を持った なにわ女と 流れ板 祭りのあとの エーエー あとはよくある 艶ばなし あんたいいなら あんたいいなら 捌(さば)いておくれ 女房に  今夜は早めに のれんをしまい たまにゃ「お好み」いきましょか さされつさしつ エーエー 問わず語りの 遠い日に あんた泣かせて あんた泣かせて 生姜の紅が またにじむ  苦労半身に 寄り添い逢うて 夫婦善哉 夢ごよみ 惚れたらあとは エーエー あとは見えへん 悪い癖 あんたひとすじ あんたひとすじ なにわの女 灯をともす
浪花節だよ人生は飲めと言われて 素直に飲んだ 肩を抱かれて その気になった 馬鹿な出逢いが 利口に化けて よせばいいのに 一目惚れ 浪花節だよ 女の女の人生は  嘘は誰かが 教えてくれる 恋も誰かが 見つけてくれる そんな誰かに 振り廻されて 消えた女が またひとり 浪花節だよ 女の女の人生は  咲いて萎んで 捨てられました 逢って別れて 諦めました 人の情けに つかまりながら 折れた情けの 枝で死ぬ 浪花節だよ 女の女の人生は川中美幸藤田まさと四方章人飲めと言われて 素直に飲んだ 肩を抱かれて その気になった 馬鹿な出逢いが 利口に化けて よせばいいのに 一目惚れ 浪花節だよ 女の女の人生は  嘘は誰かが 教えてくれる 恋も誰かが 見つけてくれる そんな誰かに 振り廻されて 消えた女が またひとり 浪花節だよ 女の女の人生は  咲いて萎んで 捨てられました 逢って別れて 諦めました 人の情けに つかまりながら 折れた情けの 枝で死ぬ 浪花節だよ 女の女の人生は
浪花夜曲すがるこの手を ふりきって あなたも泣いた 周防町 好きもきらいも 裏町なさけ 道頓堀の 灯がうるむ 好きになっては いけないと わかっていても とまらない  肩を並べた 相合橋に おんなを泣かす 通り雨 酒に逃げても おもかげは 浮んで消える 泣かされる 難波新地を さまよいながら 涙にくれた 法善寺  あなた死ぬなら 死にますと あの日の言葉 嘘じゃない 浪花そだちは 情けと意地を かくしてひとり 生きてゆく 川中美幸いではく遠藤実すがるこの手を ふりきって あなたも泣いた 周防町 好きもきらいも 裏町なさけ 道頓堀の 灯がうるむ 好きになっては いけないと わかっていても とまらない  肩を並べた 相合橋に おんなを泣かす 通り雨 酒に逃げても おもかげは 浮んで消える 泣かされる 難波新地を さまよいながら 涙にくれた 法善寺  あなた死ぬなら 死にますと あの日の言葉 嘘じゃない 浪花そだちは 情けと意地を かくしてひとり 生きてゆく 
涙の海を、渡るよに男が船なら 女は港 古い女と 言われても あなたの帰り 待ってます 想い出抱いて お守りに 涙の海を 渡るよに 道なき道よ 人生は  行く手を遮る さだめの渦も 度胸だめしと 笑うひと 雨風嵐 たのしんで ため息ひとつ おみやげに お帰りなさい 疲れたら 道なき道に 星が降る  男の夢こそ 女のねがい そっと支える かげぼうし ふたりは一つ 離れない ちいさな願い ともしびに 涙の海を つき進む 道なき道よ 人生は川中美幸田久保真見弦哲也前田俊明男が船なら 女は港 古い女と 言われても あなたの帰り 待ってます 想い出抱いて お守りに 涙の海を 渡るよに 道なき道よ 人生は  行く手を遮る さだめの渦も 度胸だめしと 笑うひと 雨風嵐 たのしんで ため息ひとつ おみやげに お帰りなさい 疲れたら 道なき道に 星が降る  男の夢こそ 女のねがい そっと支える かげぼうし ふたりは一つ 離れない ちいさな願い ともしびに 涙の海を つき進む 道なき道よ 人生は
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ニッポン・ワッショイナンだカンだと世知辛い世の中も 笑い飛ばして景気良くいきましょう  ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! ご一緒に万々歳! ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! フジヤマに陽が昇る!  粋で鯔背な男衆も撫子も 唄い踊れば毎日が祭りだよ  ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! ご一緒に万々歳! ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! フジヤマに陽が昇る!  ヒョイと生まれてきたならば儲けモノ 一度きりだヨ人生は 楽しもう  ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! ご一緒に万々歳! ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! フジヤマに陽が昇る!川中美幸増子直純上原子友康田代修二ナンだカンだと世知辛い世の中も 笑い飛ばして景気良くいきましょう  ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! ご一緒に万々歳! ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! フジヤマに陽が昇る!  粋で鯔背な男衆も撫子も 唄い踊れば毎日が祭りだよ  ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! ご一緒に万々歳! ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! フジヤマに陽が昇る!  ヒョイと生まれてきたならば儲けモノ 一度きりだヨ人生は 楽しもう  ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! ご一緒に万々歳! ニッポン・ワッショイ! ニッポン・ワッショイ! フジヤマに陽が昇る!
二度目の春「昨日より今日、今日より明日がいい日になる」 そう信じて生きて来たのよ…。 もういいよね、幸せになっても!!  星を見上げて 面影を そっと偲(しの)んで 泣いてた月日 ぽっかり空(あ)いた 心の隙間 笑顔で埋(う)めて くれた人 春が来ました 二度目の春が 私 幸せに なってもいいですか  泣いてばかりの私、心配してたでしょ…。もう大丈夫よ。 そう、あなたの好きな歌だって唄えるようになったんだから!!  後ろばかりを 見ていたら つらいだけです 生きてく事が 記念の写真 アルバムそっと 心の奥に しまいます 春が来ました 二度目の春が 私 もう一度 夢見ていいですか  ねえ、ねえ、怒ってない? 焼き餅焼かないでね!!  ひとり暮らしも 楽しいと いつも強がり 見せてた私 未来も過去も 引き受けるよと 優しく言って くれた人 春が来ました 二度目の春が 私 幸せに なってもいいですか川中美幸麻こよみ弦哲也南郷達也「昨日より今日、今日より明日がいい日になる」 そう信じて生きて来たのよ…。 もういいよね、幸せになっても!!  星を見上げて 面影を そっと偲(しの)んで 泣いてた月日 ぽっかり空(あ)いた 心の隙間 笑顔で埋(う)めて くれた人 春が来ました 二度目の春が 私 幸せに なってもいいですか  泣いてばかりの私、心配してたでしょ…。もう大丈夫よ。 そう、あなたの好きな歌だって唄えるようになったんだから!!  後ろばかりを 見ていたら つらいだけです 生きてく事が 記念の写真 アルバムそっと 心の奥に しまいます 春が来ました 二度目の春が 私 もう一度 夢見ていいですか  ねえ、ねえ、怒ってない? 焼き餅焼かないでね!!  ひとり暮らしも 楽しいと いつも強がり 見せてた私 未来も過去も 引き受けるよと 優しく言って くれた人 春が来ました 二度目の春が 私 幸せに なってもいいですか
二輪草PLATINA LYLICあなた おまえ 呼んで呼ばれて 寄り添って やさしくわたしを いたわって…… 好きで一緒に なった仲 喧嘩したって 背中あわせの ぬくもりが かようふたりは ふたりは二輪草  ほうら ごらん 少しおくれて 咲く花を いとしく思って くれますか…… 咲いて清らな 白い花 生きてゆくのに 下手なふたりが さゝやかな 夢をかさねる ふたりは二輪草  おまえ あなた 春がそこまで 来たようだ よかった一緒に ついて来て…… 雨よ降れ降れ 風も吹け つらいときにも 生きる力を くれるひと どこに咲いても ふたりは二輪草PLATINA LYLIC川中美幸水木かおる弦哲也あなた おまえ 呼んで呼ばれて 寄り添って やさしくわたしを いたわって…… 好きで一緒に なった仲 喧嘩したって 背中あわせの ぬくもりが かようふたりは ふたりは二輪草  ほうら ごらん 少しおくれて 咲く花を いとしく思って くれますか…… 咲いて清らな 白い花 生きてゆくのに 下手なふたりが さゝやかな 夢をかさねる ふたりは二輪草  おまえ あなた 春がそこまで 来たようだ よかった一緒に ついて来て…… 雨よ降れ降れ 風も吹け つらいときにも 生きる力を くれるひと どこに咲いても ふたりは二輪草
能登はやさしや神のみやしろ タブの杜 千年の風 吹いている  花も 草木も 人もみな いのちのもとは ただひとつ  えにしの糸に 紡がれて 出逢えた今日の 嬉しさよ  母のぬくもり そのままに 能登はやさしや つちまでも  きりこ祭りに 燃ゆる空 まれびと迎え 祝い酒  海の恵みと 山の幸 ひとの情けの あたたかさ  哀しみひとつ 癒されて 明日を笑顔で 生きてゆく  父のまなざし そのままに 能登はやさしや いつの日も  えにしの糸に 紡がれて 出逢えた今日の 嬉しさよ  母のぬくもり そのままに 能登はやさしや いつの日も  能登はやさしや つちまでも川中美幸椿れい梶原茂人伊戸のりお神のみやしろ タブの杜 千年の風 吹いている  花も 草木も 人もみな いのちのもとは ただひとつ  えにしの糸に 紡がれて 出逢えた今日の 嬉しさよ  母のぬくもり そのままに 能登はやさしや つちまでも  きりこ祭りに 燃ゆる空 まれびと迎え 祝い酒  海の恵みと 山の幸 ひとの情けの あたたかさ  哀しみひとつ 癒されて 明日を笑顔で 生きてゆく  父のまなざし そのままに 能登はやさしや いつの日も  えにしの糸に 紡がれて 出逢えた今日の 嬉しさよ  母のぬくもり そのままに 能登はやさしや いつの日も  能登はやさしや つちまでも
能登半島夜明け間近か北の海は波も荒く 心細い旅の女泣かせるよう ほつれ髪(がみ)を指に巻いてためいきつき 通り過ぎる景色ばかり見つめていた 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島  ここにいると旅の葉書もらった時 胸の奥で何か急にはじけたよう 一夜だけの旅の仕度すぐにつくり 熱い胸にとびこみたい私だった 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り すべてすべて投げ出し馳けつける 夏から秋への能登半島 あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島川中美幸阿久悠三木たかし夜明け間近か北の海は波も荒く 心細い旅の女泣かせるよう ほつれ髪(がみ)を指に巻いてためいきつき 通り過ぎる景色ばかり見つめていた 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島  ここにいると旅の葉書もらった時 胸の奥で何か急にはじけたよう 一夜だけの旅の仕度すぐにつくり 熱い胸にとびこみたい私だった 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り すべてすべて投げ出し馳けつける 夏から秋への能登半島 あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島
白梅抄(はくばいしょう) 泉鏡花原作「婦系図」より花も三分の 白梅に 念じてせつない 結び文 別れろ切れろ いうよりも 死ねならあいと 返事をします あたしは命は 惜しくない  「学問を捨てるか、女を捨てるかって…… もしかしたら、大恩受けた真砂町の先生が、 そう仰有るのね」  そぞろ歩きに 瓦斯燈の 灯りがこぼした 影法師 命をふたつ 合わせても それより重い 大事なお方 背けぬつらさを なんとしょう  「あなた……せ、先生が、逢ってもいいって。 嬉しいわ」  主税ごのみの 着物きて やつれたからだで 待ち佗びる 叶うことなら お薬を あなたの手から 飲ませてほしい 彼岸へ旅立つ その前に川中美幸吉岡治弦哲也南郷達也花も三分の 白梅に 念じてせつない 結び文 別れろ切れろ いうよりも 死ねならあいと 返事をします あたしは命は 惜しくない  「学問を捨てるか、女を捨てるかって…… もしかしたら、大恩受けた真砂町の先生が、 そう仰有るのね」  そぞろ歩きに 瓦斯燈の 灯りがこぼした 影法師 命をふたつ 合わせても それより重い 大事なお方 背けぬつらさを なんとしょう  「あなた……せ、先生が、逢ってもいいって。 嬉しいわ」  主税ごのみの 着物きて やつれたからだで 待ち佗びる 叶うことなら お薬を あなたの手から 飲ませてほしい 彼岸へ旅立つ その前に
花ある人生旅立ちの朝のこと 駅のプラットホームで 列車の窓越しに 母が 手をのばしバラの花を 差し出してくれた 勢(せい)いっぱい 花ある人生を 歩んでおくれと いってくれた 私は忘れない 今も忘れない  来た道を振り返り 悔(くい)はないかと問われて まだまだ これからがあると いつだって笑いながら いうことにしている ひとそれぞれ 花ある人生は 遣(や)りよう次第で きっとあると 私は信じたい いつも信じたい  喝采(かっさい)はなくても おりる訳にはゆかない 主役はいつだって 自分 生きてることはドラマ 二度はないドラマ 夢捨てずに 花ある人生を この手で掴む こころ意気を 私はあたためる 胸であたためる川中美幸もず唱平浜圭介旅立ちの朝のこと 駅のプラットホームで 列車の窓越しに 母が 手をのばしバラの花を 差し出してくれた 勢(せい)いっぱい 花ある人生を 歩んでおくれと いってくれた 私は忘れない 今も忘れない  来た道を振り返り 悔(くい)はないかと問われて まだまだ これからがあると いつだって笑いながら いうことにしている ひとそれぞれ 花ある人生は 遣(や)りよう次第で きっとあると 私は信じたい いつも信じたい  喝采(かっさい)はなくても おりる訳にはゆかない 主役はいつだって 自分 生きてることはドラマ 二度はないドラマ 夢捨てずに 花ある人生を この手で掴む こころ意気を 私はあたためる 胸であたためる
花咲港ふたりで灯した 心のあかり 消しはしません 別れたあとも あなたの重荷に なりたくないと ひとり身をひく この恋を 雨よたたくな 花咲港  どなたの想い出 七色テープ 風に身をもみ 泣いてるみたい 別れて気づいた あなたの重さ つくし足りない 口惜しさを 雨にわびます 花咲港  あなたにわたしが 必要ならば 呼んでください 飛びこんでゆく いまでもあなたの 心の妻と 北のはずれの とまり木で 夢を待ってる 花咲港川中美幸吉岡治市川昭介ふたりで灯した 心のあかり 消しはしません 別れたあとも あなたの重荷に なりたくないと ひとり身をひく この恋を 雨よたたくな 花咲港  どなたの想い出 七色テープ 風に身をもみ 泣いてるみたい 別れて気づいた あなたの重さ つくし足りない 口惜しさを 雨にわびます 花咲港  あなたにわたしが 必要ならば 呼んでください 飛びこんでゆく いまでもあなたの 心の妻と 北のはずれの とまり木で 夢を待ってる 花咲港
花のあとさき明日の見えない 憂き世でも 恋は命を はこんでる 花でいうなら 桜の花の 大樹いっぽん 男気通す 凛とした あのひとに わたしは惚れました  雨に濡れてる 紫陽花は 色をかえては 艶を増す 酒のちからで 勢いつけて 言ってしまおか 心のうちを 恋しさに せつなさに なんども泣きました  所帯もてたら 朽ちるまで 情が濃いめの おんなです どちらともなく 寄り添いあえば 長くなります ふたつの影が あかね空 赤とんぼ あなたに惚れました川中美幸吉岡治弦哲也前田俊明明日の見えない 憂き世でも 恋は命を はこんでる 花でいうなら 桜の花の 大樹いっぽん 男気通す 凛とした あのひとに わたしは惚れました  雨に濡れてる 紫陽花は 色をかえては 艶を増す 酒のちからで 勢いつけて 言ってしまおか 心のうちを 恋しさに せつなさに なんども泣きました  所帯もてたら 朽ちるまで 情が濃いめの おんなです どちらともなく 寄り添いあえば 長くなります ふたつの影が あかね空 赤とんぼ あなたに惚れました
花の美らさよユウナの花を 髪に飾って あなたとしのび逢う 珊瑚の岬 黄色い花びら ほぐれるように ひらけば臙脂(えんじ)の 花の奥 恋に 恋にふるえてる 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ  ユウナの花の 甘い香りに かさなりたゞよって 蛇皮線(じゃびせん)の唄 あなたの云うまま 膝貸しながら 歌えば転(うた)た寝 憎いひと 好きと 好きと云いなやむ 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ  ユウナの花は いつか涙の 血の色にじませて 夕日にしぼむ 女の盛りの 情熱すべて かけても悔いない ひとだもの あなた あなたすがりつく 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ  恋に 恋にふるえてる 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ川中美幸水木かおる弦哲也前田俊明ユウナの花を 髪に飾って あなたとしのび逢う 珊瑚の岬 黄色い花びら ほぐれるように ひらけば臙脂(えんじ)の 花の奥 恋に 恋にふるえてる 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ  ユウナの花の 甘い香りに かさなりたゞよって 蛇皮線(じゃびせん)の唄 あなたの云うまま 膝貸しながら 歌えば転(うた)た寝 憎いひと 好きと 好きと云いなやむ 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ  ユウナの花は いつか涙の 血の色にじませて 夕日にしぼむ 女の盛りの 情熱すべて かけても悔いない ひとだもの あなた あなたすがりつく 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ  恋に 恋にふるえてる 花の美(チュ)らさよ 女童(みやらび)ごころ
花ぼうろ~霧氷の宿~深山(みやま)の霧の 冬化粧 誰が名付けた 花ぼうろ あなたを愛した 歳月(としつき)を 涙と一緒に 氷らせて 明日は別れる 霧氷の宿よ  さいごの旅に しましょうと 決めているから なおつらい 女のよろこび 悲しみを あなたは教えて くれました 誓う忘却 霧氷の宿よ  眠れぬままに 刻(とき)がすぎ 白い吐息の 朝まだき あなたを忘れる ことなんて やっぱりむりです わたしには うしろ髪ひく 霧氷の宿よ川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明深山(みやま)の霧の 冬化粧 誰が名付けた 花ぼうろ あなたを愛した 歳月(としつき)を 涙と一緒に 氷らせて 明日は別れる 霧氷の宿よ  さいごの旅に しましょうと 決めているから なおつらい 女のよろこび 悲しみを あなたは教えて くれました 誓う忘却 霧氷の宿よ  眠れぬままに 刻(とき)がすぎ 白い吐息の 朝まだき あなたを忘れる ことなんて やっぱりむりです わたしには うしろ髪ひく 霧氷の宿よ
花も嵐も泣いちゃいけない 涙をおふき 泣けば見えない 俺の目が 花も嵐も ふたりの旅路 過去をわすれて 出直そう おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  薄い背中を ふるわせながら 俺のこの胸 すがる女(やつ) 夢も涙も ふたりの旅路 命かけても 守りたい おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  窓をあければ 春告げ鳥が 生きてゆこうと 歌ってる 花も嵐も ふたりの旅路 きっとなろうよ しあわせに おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの川中美幸たかたかし弦哲也伊戸のりお泣いちゃいけない 涙をおふき 泣けば見えない 俺の目が 花も嵐も ふたりの旅路 過去をわすれて 出直そう おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  薄い背中を ふるわせながら 俺のこの胸 すがる女(やつ) 夢も涙も ふたりの旅路 命かけても 守りたい おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの  窓をあければ 春告げ鳥が 生きてゆこうと 歌ってる 花も嵐も ふたりの旅路 きっとなろうよ しあわせに おまえは俺の おまえは俺の 俺の宝もの
母日和むかし… 母は… 遠い故郷の 話をしてた この胸に しまっておいた 宝物だと  あんたもさあ そういう景色 抱いて抱いて 生きなさい いいひとに いいひとに なれるから  若い… 母は… どこを旅して いたのでしょうか いっぱいの きれいなものを 話し上手に  あんたもさあ こどものうちに 花に風に ふれなさい そんなこと そんなこと いっていた  そんな… 母を… なぜか近頃 よく夢にみる 貧しくも 豊かな顔で 生きていたなと  わたしももう あの母の年齢(とし) 鳥に 鳥に なりたいわ いい景色 いい景色 見えるよう川中美幸亜久悠弦哲也むかし… 母は… 遠い故郷の 話をしてた この胸に しまっておいた 宝物だと  あんたもさあ そういう景色 抱いて抱いて 生きなさい いいひとに いいひとに なれるから  若い… 母は… どこを旅して いたのでしょうか いっぱいの きれいなものを 話し上手に  あんたもさあ こどものうちに 花に風に ふれなさい そんなこと そんなこと いっていた  そんな… 母を… なぜか近頃 よく夢にみる 貧しくも 豊かな顔で 生きていたなと  わたしももう あの母の年齢(とし) 鳥に 鳥に なりたいわ いい景色 いい景色 見えるよう
春隣帰らぬ人の名指で書く 外は吹雪のガラス窓 冷たすぎます こたえます これが十八番(おはこ)といっていた 森繁節の『枯れすすき』 挽歌(ばんか)がわりに歌おうか ………おれは河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき どうせ二人はこの世では 花の咲かない枯れすすき  祝福されない恋ゆえに じっと宿命(さだめ)に耐えながら 心燃やした二人です 親や世間に背を向けた 報(むく)いでしょうか 倖せは たったひと冬あっただけ  大事な命を宿(やど)す身で 後を追ってはいけないと きっとあなたに叱られる 全て失(な)くしたわけじゃない まだまだ春は遠いけど 今が我慢ね 春隣川中美幸もず唱平浜圭介帰らぬ人の名指で書く 外は吹雪のガラス窓 冷たすぎます こたえます これが十八番(おはこ)といっていた 森繁節の『枯れすすき』 挽歌(ばんか)がわりに歌おうか ………おれは河原の枯れすすき 同じお前も枯れすすき どうせ二人はこの世では 花の咲かない枯れすすき  祝福されない恋ゆえに じっと宿命(さだめ)に耐えながら 心燃やした二人です 親や世間に背を向けた 報(むく)いでしょうか 倖せは たったひと冬あっただけ  大事な命を宿(やど)す身で 後を追ってはいけないと きっとあなたに叱られる 全て失(な)くしたわけじゃない まだまだ春は遠いけど 今が我慢ね 春隣
春の朝白い朝もや くぐって走る 夜明けの汽車は ふるさとへ 私きめたわ このひとと 苦労いっしょにしてみます いじっぱりな父が こわいけど あともどりできないと 誓う春の朝  駅や街なみ 昔が残る 小さな古い 城下町 たとえだめだと 言われても 嫁にもらうというあなた うまく話してねと 心では 祈るように目をふせて 歩く春の朝  庭の桜が はじけるように うすべに色を みせてます 奥の部屋では あのひとと 父の大きな笑い声 お酒をつけながら 涙ふく 私見てかあさんも 笑う春の朝川中美幸いではく三木たかし若草恵白い朝もや くぐって走る 夜明けの汽車は ふるさとへ 私きめたわ このひとと 苦労いっしょにしてみます いじっぱりな父が こわいけど あともどりできないと 誓う春の朝  駅や街なみ 昔が残る 小さな古い 城下町 たとえだめだと 言われても 嫁にもらうというあなた うまく話してねと 心では 祈るように目をふせて 歩く春の朝  庭の桜が はじけるように うすべに色を みせてます 奥の部屋では あのひとと 父の大きな笑い声 お酒をつけながら 涙ふく 私見てかあさんも 笑う春の朝
哈爾濱慕情さわやかな夏の日の宵 肩組んで歌った友よ 石の舗道のアカシヤ並木 ロマンチックな中央大街 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ  松花江 ソリで渡った おとめごの瞳に涙 胸の痛みは 別れか恋か 誰れが心を射止めたのだろう 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ  牡丹江 そして佳木斯(ちゃむす)へ なぜ急ぐ感傷列車 赤い夕陽よ無辺の大地 何を目指せと教えておくれよ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ川中美幸もず唱平張梅果さわやかな夏の日の宵 肩組んで歌った友よ 石の舗道のアカシヤ並木 ロマンチックな中央大街 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ  松花江 ソリで渡った おとめごの瞳に涙 胸の痛みは 別れか恋か 誰れが心を射止めたのだろう 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ  牡丹江 そして佳木斯(ちゃむす)へ なぜ急ぐ感傷列車 赤い夕陽よ無辺の大地 何を目指せと教えておくれよ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ 哈爾濱 哈爾濱 忘れじの街よ
春ふたり惚れてあなたに 寄り添って 幾年月(いくとしつき)の 夫婦みち 雨降れば 傘をさしかけ 風吹けば たがいに励まし 夢のかけ橋 あなたと …離れはしません  おまえいたから 今日がある あなたに逢えて よかったわ 花咲けば 花のかおりに 星みれば きらめく命に 心かよわせ 明日へ …離れはしません  冬を知るから 春を知る 涙もとけて 今ふたり 日は移り 時は流れて しみじみと かさねる幸福(しあわせ) 月も微笑む ふたりに …離れはしません川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明惚れてあなたに 寄り添って 幾年月(いくとしつき)の 夫婦みち 雨降れば 傘をさしかけ 風吹けば たがいに励まし 夢のかけ橋 あなたと …離れはしません  おまえいたから 今日がある あなたに逢えて よかったわ 花咲けば 花のかおりに 星みれば きらめく命に 心かよわせ 明日へ …離れはしません  冬を知るから 春を知る 涙もとけて 今ふたり 日は移り 時は流れて しみじみと かさねる幸福(しあわせ) 月も微笑む ふたりに …離れはしません
春待ち便り苦労を苦労と 思わない かあさんゆずりの 女のまごころ あの人本当は 弱虫だから 惚れたぶんだけ 惚れたぶんだけ 優しくなれる かあさん かあさん 心配しないでね きっと春には 春には帰るから  くちびる噛むより 笑いましょう しあわせいつでも 心にあるはず あの人ひとりじゃ 気がかりだから 尽くすだけでも 尽くすだけでも 後悔しない かあさん かあさん 遠くで見ていてね きっと春には 春には帰るから  手紙に泣きごと 書いたのは 心のどこかで 甘えていました あの人お酒も ぷっつりやめて 生まれ変わって 生まれ変わって 仕事もしてる かあさん かあさん も少し待っててね きっと春には 春には帰るから川中美幸荒木とよひさ岸本健介斉藤恒夫苦労を苦労と 思わない かあさんゆずりの 女のまごころ あの人本当は 弱虫だから 惚れたぶんだけ 惚れたぶんだけ 優しくなれる かあさん かあさん 心配しないでね きっと春には 春には帰るから  くちびる噛むより 笑いましょう しあわせいつでも 心にあるはず あの人ひとりじゃ 気がかりだから 尽くすだけでも 尽くすだけでも 後悔しない かあさん かあさん 遠くで見ていてね きっと春には 春には帰るから  手紙に泣きごと 書いたのは 心のどこかで 甘えていました あの人お酒も ぷっつりやめて 生まれ変わって 生まれ変わって 仕事もしてる かあさん かあさん も少し待っててね きっと春には 春には帰るから
半分のれんお客はあなた ひとりだけ お銚子はさんでさし向かい 残り物だと 言いながら 作っておいた きんぴらごぼう のれんしまえば あなたは帰る 出したままでは 誰かくる 店の灯りは つけたまま ふたりでいたい 半分のれん  雨でも降って くれたなら やむまでひきとめられるのに あなたが時計 見ないよう 問わず語りの 身の上話 外の看板 こっそり消して 商(あきな)い札を 裏返す 風もないのに ひらひらと おもいがゆれる 半分のれん  のれんしまえば あなたは帰る 出したままでは 誰かくる 店の灯りは つけたまま ふたりでいたい 半分のれん川中美幸岸かいせい左峰捨比古伊戸のりおお客はあなた ひとりだけ お銚子はさんでさし向かい 残り物だと 言いながら 作っておいた きんぴらごぼう のれんしまえば あなたは帰る 出したままでは 誰かくる 店の灯りは つけたまま ふたりでいたい 半分のれん  雨でも降って くれたなら やむまでひきとめられるのに あなたが時計 見ないよう 問わず語りの 身の上話 外の看板 こっそり消して 商(あきな)い札を 裏返す 風もないのに ひらひらと おもいがゆれる 半分のれん  のれんしまえば あなたは帰る 出したままでは 誰かくる 店の灯りは つけたまま ふたりでいたい 半分のれん
火のように恋しい人がいて捨て猫のように 愛に飢えた孤児(こ)が 踏切りの町で 今夜も酔ってます 心の夜叉は 抱いたまま 恋もあれから 二度三度 泣いたって 泣いたって 駄目ね 冬去れの雨 脚の隙間に 傾ぐ夜 火のように恋しい人がいて  稲妻が走る 空を引き裂いて 闇雲に逃げる 男を追いかける やさしさなんて うたた寝の 夢とおなじに すぐ醒める 追ったって 追ったって 無駄ね 花冷えの雨 追えば追うほど 遠去かる 火のように恋しい人がいて  火のように恋しい人がいて川中美幸吉岡治弦哲也川村栄二捨て猫のように 愛に飢えた孤児(こ)が 踏切りの町で 今夜も酔ってます 心の夜叉は 抱いたまま 恋もあれから 二度三度 泣いたって 泣いたって 駄目ね 冬去れの雨 脚の隙間に 傾ぐ夜 火のように恋しい人がいて  稲妻が走る 空を引き裂いて 闇雲に逃げる 男を追いかける やさしさなんて うたた寝の 夢とおなじに すぐ醒める 追ったって 追ったって 無駄ね 花冷えの雨 追えば追うほど 遠去かる 火のように恋しい人がいて  火のように恋しい人がいて
夫婦ちゃんりん惚れあって… 愛が道づれ 笑顔のふたり ほろり酔わせる なさけ酒 亭主の好きな 何とやら… バカになります 可愛いバカに 夫婦ちゃんりん 軒端(のきば)にふたつ 揺れて寄り添う 夢風鈴  しあわせは… 肩にまわした 手のぬくもりね 浮くも沈むも 一緒です こころで磨く 宝もの 他人(ひと)にゃ分らぬ あなたの値打ち 夫婦ちゃんりん 水面にふたつ 落ちて流れる 恋紅葉  人生は… なみだ七坂 いばらの道も ついて行きます どこまでも あなたに尽くす 嬉しさは 苦労重ね着 昭和のおんな 夫婦ちゃんりん 小枝にふたつ 春へ飛び立つ 寒すずめ川中美幸かず翼弦哲也惚れあって… 愛が道づれ 笑顔のふたり ほろり酔わせる なさけ酒 亭主の好きな 何とやら… バカになります 可愛いバカに 夫婦ちゃんりん 軒端(のきば)にふたつ 揺れて寄り添う 夢風鈴  しあわせは… 肩にまわした 手のぬくもりね 浮くも沈むも 一緒です こころで磨く 宝もの 他人(ひと)にゃ分らぬ あなたの値打ち 夫婦ちゃんりん 水面にふたつ 落ちて流れる 恋紅葉  人生は… なみだ七坂 いばらの道も ついて行きます どこまでも あなたに尽くす 嬉しさは 苦労重ね着 昭和のおんな 夫婦ちゃんりん 小枝にふたつ 春へ飛び立つ 寒すずめ
深川浪花物語浪花の生まれ お転婆が もう駄目なんていうんじゃないよ 深川不動 ご利益通り 年寄り 若い衆 世話焼き揃い 甘えてご覧よ 遠慮せず 悲しい時は相身互(あいみたが)いさ  正直なのは いゝけれど みなまでいうな 解っているよ 思案の外(ほか)の色恋沙汰に 誰でも一度は躓(つまず)くものさ 任せてみないか このオレに 何とかなるさ 一息つけよ  夕闇迫る隅田川 泪の種を流してやれよ 揃いの浴衣 二人で作り 来年夏には お江戸の祭り みんなでワッショイ 観に行こう 笑顔をみせろ 泣くのはおよし川中美幸もず唱平聖川湧伊戸のりお浪花の生まれ お転婆が もう駄目なんていうんじゃないよ 深川不動 ご利益通り 年寄り 若い衆 世話焼き揃い 甘えてご覧よ 遠慮せず 悲しい時は相身互(あいみたが)いさ  正直なのは いゝけれど みなまでいうな 解っているよ 思案の外(ほか)の色恋沙汰に 誰でも一度は躓(つまず)くものさ 任せてみないか このオレに 何とかなるさ 一息つけよ  夕闇迫る隅田川 泪の種を流してやれよ 揃いの浴衣 二人で作り 来年夏には お江戸の祭り みんなでワッショイ 観に行こう 笑顔をみせろ 泣くのはおよし
ふたりぐらしやっとみつけた しあわせと おまえは涙で この胸ぬらす あまえておくれ 今日からは きっと苦労したんだね ふたりで暮らそう 決めたよおまえに  いいさ昔の ことなんか おまえの瞳は 汚れちゃいない こころの傷は 俺もある 酒におぼれた日もあるさ ふたりで暮らそう 可愛いおまえと  夢がふたりに あるかぎり 花咲く季節も めぐって来るさ ごらんよおまえ 窓の外 あれが希望の夫婦星 ふたりで暮らそう しあわせおまえに川中美幸たかたかし弦哲也やっとみつけた しあわせと おまえは涙で この胸ぬらす あまえておくれ 今日からは きっと苦労したんだね ふたりで暮らそう 決めたよおまえに  いいさ昔の ことなんか おまえの瞳は 汚れちゃいない こころの傷は 俺もある 酒におぼれた日もあるさ ふたりで暮らそう 可愛いおまえと  夢がふたりに あるかぎり 花咲く季節も めぐって来るさ ごらんよおまえ 窓の外 あれが希望の夫婦星 ふたりで暮らそう しあわせおまえに
ふたり酒PLATINA LYLIC生きてゆくのが つらい日は おまえと酒があればいい 飲もうよ 俺とふたりきり 誰に遠慮がいるものか 惚れたどうしさ おまえとふたり酒  苦労ばっかり かけるけど 黙ってついて来てくれる 心に笑顔 たやさない 今もおまえはきれいだよ 俺の自慢さ おまえとふたり酒  雪がとければ 花も咲く おまえにゃきっとしあわせを おいでよ もっと俺のそば つらい涙にくじけずに 春の来る日を おまえとふたり酒PLATINA LYLIC川中美幸たかたかし弦哲也生きてゆくのが つらい日は おまえと酒があればいい 飲もうよ 俺とふたりきり 誰に遠慮がいるものか 惚れたどうしさ おまえとふたり酒  苦労ばっかり かけるけど 黙ってついて来てくれる 心に笑顔 たやさない 今もおまえはきれいだよ 俺の自慢さ おまえとふたり酒  雪がとければ 花も咲く おまえにゃきっとしあわせを おいでよ もっと俺のそば つらい涙にくじけずに 春の来る日を おまえとふたり酒
二人でお酒をうらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して 心配しないで ひとりっきりは 子供のころから 慣れているのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね  いたわり合って 別れましょうね こうなったのも お互いのせい あなたと私は 似たもの同志 欠点ばかりが 目立つ二人よ どちらか急に 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね  どうにかなるでしょ ここの町の どこかで私は 生きてゆくのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね川中美幸山上路夫平尾昌晃うらみっこなしで 別れましょうね さらりと水に すべて流して 心配しないで ひとりっきりは 子供のころから 慣れているのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね  いたわり合って 別れましょうね こうなったのも お互いのせい あなたと私は 似たもの同志 欠点ばかりが 目立つ二人よ どちらか急に 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね  どうにかなるでしょ ここの町の どこかで私は 生きてゆくのよ それでもたまに 淋しくなったら 二人でお酒を 飲みましょうね 飲みましょうね
ふたりの海峡死ぬも生きるも あなたと決めて 夜ふけに出てゆく 船に乗る 恋の試練か 身を切るような 風が横顔 たたきます ああ 波も荒れてる ふたりの海峡  おんな一筋 しあわせほしい 許して下さい ふる里よ 咽び泣きする 汽笛を聞けば まつ毛濡らして 散るなみだ ああ 肩をよせ合う ふたりの海峡  こんな小さな 鞄がひとつ 私のすべてを つめました 船が揺れれば こころも揺れて 強くあなたに また縋る ああ 愛の旅ゆく ふたりの海峡川中美幸池田充男徳久広司死ぬも生きるも あなたと決めて 夜ふけに出てゆく 船に乗る 恋の試練か 身を切るような 風が横顔 たたきます ああ 波も荒れてる ふたりの海峡  おんな一筋 しあわせほしい 許して下さい ふる里よ 咽び泣きする 汽笛を聞けば まつ毛濡らして 散るなみだ ああ 肩をよせ合う ふたりの海峡  こんな小さな 鞄がひとつ 私のすべてを つめました 船が揺れれば こころも揺れて 強くあなたに また縋る ああ 愛の旅ゆく ふたりの海峡
ふたりの絆はなればなれは 淋しいけれど こころひとつで 結びあう それがふたりの 絆です あなたもつらい 私もつらい あなたひとりの からだじゃないわ 無茶のみしないで ねぇあなた  あなた思って 夕餉(ゆうげ)の仕度 なにがなくても あたたかい 作る手料理 届けたい あなたのわたし 私のあなた 馴れぬ暮らしの 冷たい部屋で 風邪などひかずに ねぇあなた  遠くはなれて 暮らしたことが きっとなります 思い出に それがふたりの 夢あかり あなたも待って 私も待って 苦労涙が 笑顔に変わる 幸せ来る日を ねぇあなた川中美幸鳥井実聖川湧はなればなれは 淋しいけれど こころひとつで 結びあう それがふたりの 絆です あなたもつらい 私もつらい あなたひとりの からだじゃないわ 無茶のみしないで ねぇあなた  あなた思って 夕餉(ゆうげ)の仕度 なにがなくても あたたかい 作る手料理 届けたい あなたのわたし 私のあなた 馴れぬ暮らしの 冷たい部屋で 風邪などひかずに ねぇあなた  遠くはなれて 暮らしたことが きっとなります 思い出に それがふたりの 夢あかり あなたも待って 私も待って 苦労涙が 笑顔に変わる 幸せ来る日を ねぇあなた
ふたりの春なにもいらない あなたが欲しい いのち重ねて くださいね… 夜更けの街を 裸足で駆けて 旅立つわたしに 雨が降る あなた強く強く 抱いてくれますか  夜が明ければ かけおちしたと きっと噂に なるでしょう あなたとふたり 暮らせるならば いばらの道さえ 歩きます あなた強く強く 抱いてくれますか  悪い女と 呼ばれていいの 耐えてゆきます この愛で… 貧しさなんて 泣いたりしない 心が変わる日 怖いだけ あなた強く強く 抱いてくれますか川中美幸いではく遠藤実斉藤恒夫なにもいらない あなたが欲しい いのち重ねて くださいね… 夜更けの街を 裸足で駆けて 旅立つわたしに 雨が降る あなた強く強く 抱いてくれますか  夜が明ければ かけおちしたと きっと噂に なるでしょう あなたとふたり 暮らせるならば いばらの道さえ 歩きます あなた強く強く 抱いてくれますか  悪い女と 呼ばれていいの 耐えてゆきます この愛で… 貧しさなんて 泣いたりしない 心が変わる日 怖いだけ あなた強く強く 抱いてくれますか
ふたりの窓あなただけあなただけ この世にひとり 迷わずについてきて ほんとによかったわ ついでつがれて 飲むお酒 あなたうれしい うれしいわ 苦労がまんで 咲いた花 春が来たわ 春が来た ふたりの窓に  しあわせはしあわせは 歩いちゃこない あの言葉わすれずに 雨の日風の日も 夢をすてずに 来たわたし かわす笑顔の ぬくもりに あなた今夜は 泣けてくる 春が来たわ 春が来た ふたりの窓に  いつまでもいつまでも あなたとふたり 寄り添っていたわって 暮らしてゆきましょね 腕をからめば 照れながら そっとあなたが 指をさす 夜空(そら)にかがやく 二つ星 春が来たわ 春が来た ふたりの窓に川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明あなただけあなただけ この世にひとり 迷わずについてきて ほんとによかったわ ついでつがれて 飲むお酒 あなたうれしい うれしいわ 苦労がまんで 咲いた花 春が来たわ 春が来た ふたりの窓に  しあわせはしあわせは 歩いちゃこない あの言葉わすれずに 雨の日風の日も 夢をすてずに 来たわたし かわす笑顔の ぬくもりに あなた今夜は 泣けてくる 春が来たわ 春が来た ふたりの窓に  いつまでもいつまでも あなたとふたり 寄り添っていたわって 暮らしてゆきましょね 腕をからめば 照れながら そっとあなたが 指をさす 夜空(そら)にかがやく 二つ星 春が来たわ 春が来た ふたりの窓に
ふたり花かわす目と目で 話ができる それが夫婦(めおと)と いうけれど 暗い夜道を 手をとりあって 越えたなみだの 水溜まり ありがとう… おまえは 俺の おれの恋女房  好きと好きとが 六畳一間 明日(あす)を夢見て 生きてたね 苦労ばっかり おまえにかけて 折れて消えそな うすい肩 ごめんな… おまえは 俺の おれの命だよ  長い歳月(としつき) いろいろあって やっとふたりに 陽がさした おまえいたから 歩いてこれた 今度うまれて 来るときも 一緒だよ… おまえは 俺の おれの恋女房川中美幸たかたかし弦哲也前田俊明かわす目と目で 話ができる それが夫婦(めおと)と いうけれど 暗い夜道を 手をとりあって 越えたなみだの 水溜まり ありがとう… おまえは 俺の おれの恋女房  好きと好きとが 六畳一間 明日(あす)を夢見て 生きてたね 苦労ばっかり おまえにかけて 折れて消えそな うすい肩 ごめんな… おまえは 俺の おれの命だよ  長い歳月(としつき) いろいろあって やっとふたりに 陽がさした おまえいたから 歩いてこれた 今度うまれて 来るときも 一緒だよ… おまえは 俺の おれの恋女房
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
船方さんよおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ川中美幸門井八郎春川一夫伊戸のりおおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめてお呉れよ 船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すゝきの つなぎ船 エンヤサーと 帆を上げ あとは白波 つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで 来てお呉れ 来てお呉れ
冬の華涙まじりの 霙(みぞれ)か雪か 頬(ほほ)を掠(かす)めて この襟(えり)濡らす 行方(ゆくえ)預けて 解(ほど)いた帯は 何を知るのか 冬の華 ひとつ想い出 あればいい 人の 人の儚(はかな)さ 知ればこそ  別れなみだは 化粧に隠す 隠せないのは 情念(こころ)の乱れ 見えぬ縁(えにし)に 縋(すが)ってみれば 口紅(べに)もせつない 冬の華 咲いて散りゆく ひとひらに 人の 人の哀しさ 知ればこそ  冬の寒さの 隣りは春よ 情愛(なさけ)・ぬくもり 袂(たもと)に包む 積もることない 消えゆく雪に わが身重ねる 冬の華 ひとつ想い出 あればいい 人の 人の優しさ 知ればこそ川中美幸小野田洋子弦哲也杉山ユカリ涙まじりの 霙(みぞれ)か雪か 頬(ほほ)を掠(かす)めて この襟(えり)濡らす 行方(ゆくえ)預けて 解(ほど)いた帯は 何を知るのか 冬の華 ひとつ想い出 あればいい 人の 人の儚(はかな)さ 知ればこそ  別れなみだは 化粧に隠す 隠せないのは 情念(こころ)の乱れ 見えぬ縁(えにし)に 縋(すが)ってみれば 口紅(べに)もせつない 冬の華 咲いて散りゆく ひとひらに 人の 人の哀しさ 知ればこそ  冬の寒さの 隣りは春よ 情愛(なさけ)・ぬくもり 袂(たもと)に包む 積もることない 消えゆく雪に わが身重ねる 冬の華 ひとつ想い出 あればいい 人の 人の優しさ 知ればこそ
冬列車もうどのくらい眠っていたかしら カタカタ揺れる窓が冷たい  暗い海の底深く線路は続いていく あなたの温もり確かめるように 顔を埋めた  離さないで 離さないで 行方しれずの冬の列車 いつになれば たどり着くの 誰もいない 愛の果て  あなたはきっとやさしい人だから 何も言わずにいてくれるのね  過去(きのう)へ戻る乗車券(きっぷ)をそっと破り捨てた 平気なフリしたのに泣いてる私が 窓に映ってた  離さないで 離さないで このままずっといられるなら どんな夜も 寒い夜も 越えていける 愛の果て  離さないで 離さないで 行方しれずの冬の列車 いつになれば たどり着くの 誰もいない 愛の果て  離さないで川中美幸田村武也田村武也田村武也もうどのくらい眠っていたかしら カタカタ揺れる窓が冷たい  暗い海の底深く線路は続いていく あなたの温もり確かめるように 顔を埋めた  離さないで 離さないで 行方しれずの冬の列車 いつになれば たどり着くの 誰もいない 愛の果て  あなたはきっとやさしい人だから 何も言わずにいてくれるのね  過去(きのう)へ戻る乗車券(きっぷ)をそっと破り捨てた 平気なフリしたのに泣いてる私が 窓に映ってた  離さないで 離さないで このままずっといられるなら どんな夜も 寒い夜も 越えていける 愛の果て  離さないで 離さないで 行方しれずの冬の列車 いつになれば たどり着くの 誰もいない 愛の果て  離さないで
ブルーライト・ヨコハマ街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ あなたとふたり 幸せよ いつものように 愛の言葉を ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 私にください あなたから  歩いても歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中  足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もう一度  歩いても歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも川中美幸橋本淳筒美京平街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ あなたとふたり 幸せよ いつものように 愛の言葉を ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 私にください あなたから  歩いても歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中  足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もう一度  歩いても歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも
豊後水道背のびした 恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢う瀬もあるけれど 近くて遥かね あなたと私には 岬巡ればまた入江 人の情(なさけ)に出会えそう 辛口(からくち)の地(じ)の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道川中美幸阿久悠三木たかし背のびした 恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢う瀬もあるけれど 近くて遥かね あなたと私には 岬巡ればまた入江 人の情(なさけ)に出会えそう 辛口(からくち)の地(じ)の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
紅(べに)の雪足音を待てば 雪になります あなた 今日で最後と 決めて紅を引く 袖を通した着物は あなたの好きな色 竹が…はねる… 音もたてずに 降り積もる雪は 忍ぶこの恋に 似ています ひらひら ひらひら 夢が舞う くれないに 燃えて ひらひら ひらひら 雪が舞う 運命が哀しい 紅の雪  溜め息をつけば 風のようです あなた 髪をほどいて のぞく姫鏡 せめて別れの時には 綺麗でいたいから たった…ひとつ… 忘れられない 想い出があれば 生きてゆけるのが 女です はらはら はらはら 夢が泣く 抱きしめて あなた はらはら はらはら 雪が泣く 未練が哀しい 紅の雪  ひらひら ひらひら 夢が舞う くれないに 燃えて ひらひら ひらひら 雪が舞う 運命が哀しい 紅の雪川中美幸田久保真見弦哲也南郷達也足音を待てば 雪になります あなた 今日で最後と 決めて紅を引く 袖を通した着物は あなたの好きな色 竹が…はねる… 音もたてずに 降り積もる雪は 忍ぶこの恋に 似ています ひらひら ひらひら 夢が舞う くれないに 燃えて ひらひら ひらひら 雪が舞う 運命が哀しい 紅の雪  溜め息をつけば 風のようです あなた 髪をほどいて のぞく姫鏡 せめて別れの時には 綺麗でいたいから たった…ひとつ… 忘れられない 想い出があれば 生きてゆけるのが 女です はらはら はらはら 夢が泣く 抱きしめて あなた はらはら はらはら 雪が泣く 未練が哀しい 紅の雪  ひらひら ひらひら 夢が舞う くれないに 燃えて ひらひら ひらひら 雪が舞う 運命が哀しい 紅の雪
北京に夢中(情滿北京)盃(さかずき)あげた老北京 一緒に遊んだ少女よ子らよ 誰れも彼もが優しくて 想い出残る胡同(ふうとん)広場 訪ねてみたい もう一度 私は夢中 北京に夢中  春にはぼたん 秋には紅葉(もみじ) 粧(よそお)い彩(いろど)り季節が巡る 青い甍(いらか)の天壇(てんだん)に レンガの壁の家並(やなみ)が似合う はるかに望む ゴビ砂漠 私は夢中 北京に夢中  「再見(さいちえん)」なんて素敵な言葉 サヨナラよりも 心がかよう 北へ飛び立つ 渡り鳥 伝えておくれ親しい人に お変りその後ないですか 私は夢中 北京に夢中川中美幸もず唱平楊鴻年盃(さかずき)あげた老北京 一緒に遊んだ少女よ子らよ 誰れも彼もが優しくて 想い出残る胡同(ふうとん)広場 訪ねてみたい もう一度 私は夢中 北京に夢中  春にはぼたん 秋には紅葉(もみじ) 粧(よそお)い彩(いろど)り季節が巡る 青い甍(いらか)の天壇(てんだん)に レンガの壁の家並(やなみ)が似合う はるかに望む ゴビ砂漠 私は夢中 北京に夢中  「再見(さいちえん)」なんて素敵な言葉 サヨナラよりも 心がかよう 北へ飛び立つ 渡り鳥 伝えておくれ親しい人に お変りその後ないですか 私は夢中 北京に夢中
ほうずき情話みぞれが降る夜 ふらりと寄って ひとり手酌で のんでたあなた ついてこいとは 云われぬままに 抱かれたあの日の 酉の市 どこにいるの 逢いたい 逢いたいあなた なみだ花 ひとり咲き  夜店で買った 紅ほうずきを おとこのくせに 上手に鳴らす いまも誰かに 鳴らしているの しあわせだったら いいけれど 噂さえも とどきは とどきはしない みれん花 ひとり咲き  小さな小さな お店だけれど 露地の細みち 灯りをともす 三社祭で 賑わう頃に あなたの木遣いも 帰るわね どこにいるの 逢いたい 逢いたいあなた 別れ花 ひとり咲き川中美幸吉岡治市川昭介南郷達也みぞれが降る夜 ふらりと寄って ひとり手酌で のんでたあなた ついてこいとは 云われぬままに 抱かれたあの日の 酉の市 どこにいるの 逢いたい 逢いたいあなた なみだ花 ひとり咲き  夜店で買った 紅ほうずきを おとこのくせに 上手に鳴らす いまも誰かに 鳴らしているの しあわせだったら いいけれど 噂さえも とどきは とどきはしない みれん花 ひとり咲き  小さな小さな お店だけれど 露地の細みち 灯りをともす 三社祭で 賑わう頃に あなたの木遣いも 帰るわね どこにいるの 逢いたい 逢いたいあなた 別れ花 ひとり咲き
ほんまもんやからコテコテ看板に 夕日がおちる頃 やんちゃな背中 気づけば捜してしまう あんな男は やめとけと 新世界のカラスが嗤(わら)う 上っ面しか 見てへん奴に マジな マジな マジな愛は わからへん 世界中があんたを あかんというても あんたはうちの ほんまもんやから  ギラギラ日が暮れて 涙がこぼれたよ 晴れでも胸は いつでも雨降りばかり 重い女に なるなよと あべの橋のスズメが嗤(わら)う 崖っぷちまで しんそこ惚れた 純(うぶ)な 純な 純な愛が わかるんか 抜け殻になっても あきらめきれへん あんたはうちの ほんまもんやから  上っ面しか 見てへん奴に マジな マジな マジな愛を 見せてやる 世界中があんたを あかんというても あんたはうちの ほんまもんやから川中美幸紙中礼子南乃星太田代修二コテコテ看板に 夕日がおちる頃 やんちゃな背中 気づけば捜してしまう あんな男は やめとけと 新世界のカラスが嗤(わら)う 上っ面しか 見てへん奴に マジな マジな マジな愛は わからへん 世界中があんたを あかんというても あんたはうちの ほんまもんやから  ギラギラ日が暮れて 涙がこぼれたよ 晴れでも胸は いつでも雨降りばかり 重い女に なるなよと あべの橋のスズメが嗤(わら)う 崖っぷちまで しんそこ惚れた 純(うぶ)な 純な 純な愛が わかるんか 抜け殻になっても あきらめきれへん あんたはうちの ほんまもんやから  上っ面しか 見てへん奴に マジな マジな マジな愛を 見せてやる 世界中があんたを あかんというても あんたはうちの ほんまもんやから
忘帰行冬の海辺を走る列車は 思い出さえも とじこめて ひざのコートを 胸にあげても こころの寒さは とまらない あなたのもとへ帰りたい 女がひとりで 行く先は 粉雪 ちらちら 舞う街か  空と海とが 色もないまま とけてる中に とぶ鴎 未練がらみの こころさすよに 汽笛が長めの 糸をひく あなたのもとへ帰りたい 昨日にさよなら するために あしたは 見知らぬ 港町  街のはずれに にじむ灯りの 小さな酒場で きく霧笛 雪がとければ 傷もいえると 誰もがだまって 酒をのむ あなたのもとへ帰りたい こごえる指先 ほゝにあて つかのま 忘れる 酒に酔う川中美幸いではく弦哲也冬の海辺を走る列車は 思い出さえも とじこめて ひざのコートを 胸にあげても こころの寒さは とまらない あなたのもとへ帰りたい 女がひとりで 行く先は 粉雪 ちらちら 舞う街か  空と海とが 色もないまま とけてる中に とぶ鴎 未練がらみの こころさすよに 汽笛が長めの 糸をひく あなたのもとへ帰りたい 昨日にさよなら するために あしたは 見知らぬ 港町  街のはずれに にじむ灯りの 小さな酒場で きく霧笛 雪がとければ 傷もいえると 誰もがだまって 酒をのむ あなたのもとへ帰りたい こごえる指先 ほゝにあて つかのま 忘れる 酒に酔う
まいどおおきにお金はないけど でっかい夢ならあるさ やる気その気で ひとりでガンバってきた 人生は 手強(てごわ)すぎるよ まるでじゃじゃ馬 みたいだね 気分なおしに ちょいと一杯 今日がだめなら 明日があるさ 歌えば 幸福(しあわせ)が ランランランラン駈けてくる あきらめず あせらずに 明日も元気で「まいどおおきに」  男は度胸で 女は愛嬌だって だから何度も 転んでまた這いあがる 人生は 晴れて曇って そして涙で ワンセット 気分なおしに ちょいと一杯 店の女将の 笑顔にのせられ 歌えば 幸福(しあわせ)が ランランランラン駈けてくる あきらめず あせらずに 明日も元気で「まいどおおきに」  星空に 手を振って 明日も元気で「まいどおおきに」川中美幸たかたかし弦哲也伊戸のりおお金はないけど でっかい夢ならあるさ やる気その気で ひとりでガンバってきた 人生は 手強(てごわ)すぎるよ まるでじゃじゃ馬 みたいだね 気分なおしに ちょいと一杯 今日がだめなら 明日があるさ 歌えば 幸福(しあわせ)が ランランランラン駈けてくる あきらめず あせらずに 明日も元気で「まいどおおきに」  男は度胸で 女は愛嬌だって だから何度も 転んでまた這いあがる 人生は 晴れて曇って そして涙で ワンセット 気分なおしに ちょいと一杯 店の女将の 笑顔にのせられ 歌えば 幸福(しあわせ)が ランランランラン駈けてくる あきらめず あせらずに 明日も元気で「まいどおおきに」  星空に 手を振って 明日も元気で「まいどおおきに」
魔風恋風終わった恋なら なおさらのこと 出会った街さえ 忘れたくらい それがなぜだか サヨナラできず あぶない あぶない 魔風恋風 えゝ なんてこったい 三年ぶりなら仕方がないわ めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく  あれからしばらく 虚ろなままで 心の闇路を 迷ったわたし 何で今更 時計をもどす 切ない 切ない 魔風恋風 えゝ なんてこったい 夢ならうつつよ仕方がないわ めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく  背伸びをしていた あの頃のこと 今では素直に 笑える二人 命まるごと あなたにあずけ も一度 も一度 魔風恋風 えゝ なんてこったい 燃えたらひとすじ仕方がないわ めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく  めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく川中美幸吉岡治弦哲也竜崎孝路終わった恋なら なおさらのこと 出会った街さえ 忘れたくらい それがなぜだか サヨナラできず あぶない あぶない 魔風恋風 えゝ なんてこったい 三年ぶりなら仕方がないわ めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく  あれからしばらく 虚ろなままで 心の闇路を 迷ったわたし 何で今更 時計をもどす 切ない 切ない 魔風恋風 えゝ なんてこったい 夢ならうつつよ仕方がないわ めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく  背伸びをしていた あの頃のこと 今では素直に 笑える二人 命まるごと あなたにあずけ も一度 も一度 魔風恋風 えゝ なんてこったい 燃えたらひとすじ仕方がないわ めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく  めぐり逢い美しく 思い出は懐かしく
なんでこんなに 可愛いのかよ 孫という名の 宝もの じいちゃんあんたに そっくりだよと 人に言われりゃ 嬉しくなって 下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔  もみじみたいな 小さな手でも いまにつかむよ 幸せを 仕事いちずで 果たせなかった 親の役割 代わりの孫に 今は返して 今は返して いるところ  つよく育てよ おお空泳ぐ 五月節句の 鯉のよに 親の背よりも 大きくなって 一人立ちする 二十才が来たら 祝い言葉を 祝い言葉を かけてやろ川中美幸荒木良治大泉逸郎伊戸のりおなんでこんなに 可愛いのかよ 孫という名の 宝もの じいちゃんあんたに そっくりだよと 人に言われりゃ 嬉しくなって 下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔  もみじみたいな 小さな手でも いまにつかむよ 幸せを 仕事いちずで 果たせなかった 親の役割 代わりの孫に 今は返して 今は返して いるところ  つよく育てよ おお空泳ぐ 五月節句の 鯉のよに 親の背よりも 大きくなって 一人立ちする 二十才が来たら 祝い言葉を 祝い言葉を かけてやろ
街の灯心の闇に明りが 明りがともる 寄り添うだけで 素直になれる あなたの灯(ともしび)… 演歌しますか ガラスの街で 今夜は辛めな 男酒女酒 ありがとう グッドラック せつなさ背負って 三叉路 街の灯ちらちら  失したものを拾える 拾えるような 各駅停車 できたらいいと あなたの口癖… ちょっと背中が 疲れています 強がりばかりの 男みち女みち ありがとう グッドラック せつなさ慰め ララバイ 街の灯ゆらゆら  はしごしますか 夜霧の街で 思い出浮かべて 男酒女酒 ありがとう グッドラック せつなさ背負って 三叉路 街の灯ちらちら川中美幸吉岡治弦哲也萩田光雄心の闇に明りが 明りがともる 寄り添うだけで 素直になれる あなたの灯(ともしび)… 演歌しますか ガラスの街で 今夜は辛めな 男酒女酒 ありがとう グッドラック せつなさ背負って 三叉路 街の灯ちらちら  失したものを拾える 拾えるような 各駅停車 できたらいいと あなたの口癖… ちょっと背中が 疲れています 強がりばかりの 男みち女みち ありがとう グッドラック せつなさ慰め ララバイ 街の灯ゆらゆら  はしごしますか 夜霧の街で 思い出浮かべて 男酒女酒 ありがとう グッドラック せつなさ背負って 三叉路 街の灯ちらちら
真赤な太陽まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠を誓った 愛の孤独 海にながして はげしく身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの川中美幸吉岡治原信夫まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠を誓った 愛の孤独 海にながして はげしく身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの
まるやまブルース女心をこなごなに 誰が尽くした 尽くさせた いいのだまって 身を引くわ 夜に幸福(しあわせ) すてた街 あゝ札幌 あゝ札幌 まるやまブルース  憎いあなたを 知ったのは 道玄坂の 夜でした 嘘にしないで いつまでも 酒の上での あやまちと あゝ渋谷は あゝ渋谷は まるやまブルース  逢いに来てねと 言うわたし きっと来るよと 言うあなた 恋も未練も 思い出も ながす涙の 高瀬川 あゝ京都は あゝ京都は まるやまブルース  夜の港は 船の灯に ゆれてザボンの 花も散る 泣いちゃダメよと 言うように 鐘が鳴ります 石だたみ あゝ長崎 あゝ長崎 まるやまブルース川中美幸石坂まさを内山田洋森岡賢一郎女心をこなごなに 誰が尽くした 尽くさせた いいのだまって 身を引くわ 夜に幸福(しあわせ) すてた街 あゝ札幌 あゝ札幌 まるやまブルース  憎いあなたを 知ったのは 道玄坂の 夜でした 嘘にしないで いつまでも 酒の上での あやまちと あゝ渋谷は あゝ渋谷は まるやまブルース  逢いに来てねと 言うわたし きっと来るよと 言うあなた 恋も未練も 思い出も ながす涙の 高瀬川 あゝ京都は あゝ京都は まるやまブルース  夜の港は 船の灯に ゆれてザボンの 花も散る 泣いちゃダメよと 言うように 鐘が鳴ります 石だたみ あゝ長崎 あゝ長崎 まるやまブルース
見上げてごらん夜の星を見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せを うたってる  見上げてごらん 夜の星を ボクらのように 名もない星が ささやかな幸せを 祈ってる  手をつなごう ボクと おいかけよう 夢を 二人なら 苦しくなんか ないさ  見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せを うたってる  見上げてごらん 夜の星を ボクらのように 名もない星が ささやかな幸せを 祈ってる川中美幸永六輔いずみたく見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せを うたってる  見上げてごらん 夜の星を ボクらのように 名もない星が ささやかな幸せを 祈ってる  手をつなごう ボクと おいかけよう 夢を 二人なら 苦しくなんか ないさ  見上げてごらん 夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せを うたってる  見上げてごらん 夜の星を ボクらのように 名もない星が ささやかな幸せを 祈ってる
みだれ髪髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性かなし 辛らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳き網の 舟にのせたい この片情け  春は二重に 巻いた帯 三重に巻いても 余る秋 暗や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぽっちに しないでおくれ川中美幸星野哲郎船村徹髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性かなし 辛らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳き網の 舟にのせたい この片情け  春は二重に 巻いた帯 三重に巻いても 余る秋 暗や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぽっちに しないでおくれ
南へ旅しませんか探し続けて ウン十年 やっと見つけた 本当の男 人を見る目はこえてます 人並みに涙も流して来ました  淋しい日々を 埋めたくて 趣味で英会話 習ってます 今日の未来を占うよう 貯金もわりとたくさん貯めてます  南へ旅しませんか 私と 北の国はちょっと苦手です 沖縄でも香港でも まかせて下さい  失恋ごとに 一人旅 心のきずを癒してました あなたの役に立てそうで 悲しい思い出これで報われます  南へ旅しませんか 私と 正月は向こうで過ごしましょう 台湾でもシンガポールでも 行ってみませんか  南へ旅しませんか 私と ボーナスごとに長期で旅行 だから仕事もつらい残業も がんばってちょうだい  次のお休み楽しみだわ I LOVE YOU 何処へでも 連れてってちょうだい川中美幸広瀬香美広瀬香美探し続けて ウン十年 やっと見つけた 本当の男 人を見る目はこえてます 人並みに涙も流して来ました  淋しい日々を 埋めたくて 趣味で英会話 習ってます 今日の未来を占うよう 貯金もわりとたくさん貯めてます  南へ旅しませんか 私と 北の国はちょっと苦手です 沖縄でも香港でも まかせて下さい  失恋ごとに 一人旅 心のきずを癒してました あなたの役に立てそうで 悲しい思い出これで報われます  南へ旅しませんか 私と 正月は向こうで過ごしましょう 台湾でもシンガポールでも 行ってみませんか  南へ旅しませんか 私と ボーナスごとに長期で旅行 だから仕事もつらい残業も がんばってちょうだい  次のお休み楽しみだわ I LOVE YOU 何処へでも 連れてってちょうだい
美幸のお願い数え唄お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな  1つ 一日3日キスしてネ 2つ 週末デートは絶対外食ね 3つ しっかり稼いで貯金して 4つ 10年後は都内に一戸建て  お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな  5つ そのうち今の会社をさっさとやめて 6つ あなたの会社を作って社長になって 7つ がっちり儲けて投資して 8つ 南の島でも買いたいわ  あなたはラッキー あたしもハッピー 二人は運命 男なんてさ 女次第さ あなたの人生 まかせなさい  9つ 50才で息子に事業を譲ったら 10で めでたく老後はあそんで暮らしましょう  あなたはラッキー あたしもハッピー 二人は運命 男なんてさ 女次第さ だまってあたしに ついてらっしゃい  お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな  お願いお願い 美幸のお願い ささえているから はりきってちょうだいな  お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな川中美幸広瀬香美広瀬香美飯田高広・広瀬香美お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな  1つ 一日3日キスしてネ 2つ 週末デートは絶対外食ね 3つ しっかり稼いで貯金して 4つ 10年後は都内に一戸建て  お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな  5つ そのうち今の会社をさっさとやめて 6つ あなたの会社を作って社長になって 7つ がっちり儲けて投資して 8つ 南の島でも買いたいわ  あなたはラッキー あたしもハッピー 二人は運命 男なんてさ 女次第さ あなたの人生 まかせなさい  9つ 50才で息子に事業を譲ったら 10で めでたく老後はあそんで暮らしましょう  あなたはラッキー あたしもハッピー 二人は運命 男なんてさ 女次第さ だまってあたしに ついてらっしゃい  お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな  お願いお願い 美幸のお願い ささえているから はりきってちょうだいな  お願いお願い 美幸のお願い 愛しているなら 叶えてちょうだいな
無縁坂母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登るたび いつもため息をついた ため息つけば それで済む うしろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって 確かにあると あなたをみてて そう思う 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦にきざんで 流してきたんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で 漂い乍ら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生川中美幸さだまさしさだまさし田代修二母がまだ若い頃 僕の手をひいて この坂を登るたび いつもため息をついた ため息つけば それで済む うしろだけは見ちゃだめと 笑ってた白い手は とてもやわらかだった 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど そういうことって 確かにあると あなたをみてて そう思う 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生  いつかしら僕よりも 母は小さくなった 知らぬまに白い手は とても小さくなった 母はすべてを暦にきざんで 流してきたんだろう 悲しさや苦しさは きっとあったはずなのに 運がいいとか 悪いとか 人は時々 口にするけど めぐる暦は 季節の中で 漂い乍ら 過ぎてゆく 忍ぶ 不忍 無縁坂 かみしめる様な ささやかな 僕の母の人生
昔のように港町昔なら 船が出て 見送る人もいた 別れは悲しいものだった 待つと云うのも生命がけ さだめまでもを敵にして 唇を噛みしめた 女が生きていた あゝ 昔のように 港町  行く人も 来る人も 何かを背負ってた 身軽な人などいなかった せまいながらも海峡は 心ひき裂く壁になり ときおりの噂だけ 信じて待つばかり あゝ 昔のように 港町  桟橋は 水びたし 涙も混らせて はぐれた鴎も泣いていた 心変りを責めるのも 逢えて全てを許すのも それぞれに人生と 思えるものばかり あゝ 昔のように 港町川中美幸阿久悠三木たかし昔なら 船が出て 見送る人もいた 別れは悲しいものだった 待つと云うのも生命がけ さだめまでもを敵にして 唇を噛みしめた 女が生きていた あゝ 昔のように 港町  行く人も 来る人も 何かを背負ってた 身軽な人などいなかった せまいながらも海峡は 心ひき裂く壁になり ときおりの噂だけ 信じて待つばかり あゝ 昔のように 港町  桟橋は 水びたし 涙も混らせて はぐれた鴎も泣いていた 心変りを責めるのも 逢えて全てを許すのも それぞれに人生と 思えるものばかり あゝ 昔のように 港町
無錫旅情君の知らない 異国の街で 君を想えば 泣けてくる おれなど忘れて しあわせつかめと チャイナの旅路を 行くおれさ 上海 蘇州と 汽車に乗り 太湖のほとり 無錫の街へ  船にゆられて 運河を行けば ばかな別れが くやしいよ あんなに愛した あんなにもえてた いのちを賭けたら できたのに 涙の横顔 ちらついて 歴史の街も ぼやけて見える  むかしながらの ジャンクが走る はるか小島は 三山か 鹿頂山から 太湖をのぞめば 心の中まで 広くなる ごめんよ も一度 出直そう 今度は君を はなしはしない川中美幸中山大三郎中山大三郎君の知らない 異国の街で 君を想えば 泣けてくる おれなど忘れて しあわせつかめと チャイナの旅路を 行くおれさ 上海 蘇州と 汽車に乗り 太湖のほとり 無錫の街へ  船にゆられて 運河を行けば ばかな別れが くやしいよ あんなに愛した あんなにもえてた いのちを賭けたら できたのに 涙の横顔 ちらついて 歴史の街も ぼやけて見える  むかしながらの ジャンクが走る はるか小島は 三山か 鹿頂山から 太湖をのぞめば 心の中まで 広くなる ごめんよ も一度 出直そう 今度は君を はなしはしない
無明坂ひと色濃い 寒紅を 人刺すように 唇(くち)に指す あかつきに きりきりと 登って懲りない この坂は 華やぐいのちの 無明坂  反る指先に 花が散る はるかな空で 鳥になる 抱きとめて やわらかく 吐息の合い間に 虫が鳴く 愛しさあふれる 無明坂  くずれた髪を 手で梳いて 答えは出ずに 坐り込む 薄闇に しらじらと 三日月のこした この坂は 何処まで転がる 無明坂川中美幸吉岡治弦哲也南郷達也ひと色濃い 寒紅を 人刺すように 唇(くち)に指す あかつきに きりきりと 登って懲りない この坂は 華やぐいのちの 無明坂  反る指先に 花が散る はるかな空で 鳥になる 抱きとめて やわらかく 吐息の合い間に 虫が鳴く 愛しさあふれる 無明坂  くずれた髪を 手で梳いて 答えは出ずに 坐り込む 薄闇に しらじらと 三日月のこした この坂は 何処まで転がる 無明坂
めおと桜一と一とが 寄り添いあえば 合縁奇縁の めおと花 嵐の中でも 月日は過ぎる ついて行きます あなたの夢に しあわせ探して 歩くふたり道  もうすぐですね…桜が咲くのも 今年もあなたと花見酒…なんてね  母の言葉は 心のささえ おんなの生き方 道しるべ 幼いわたしに 歌ってくれた 遠い昔の あの子守唄 ぬくもり重ねて 渡るきずな橋  三十路苦労を なみだで越えて 五十路を迎えて 知る情け ふたりで咲かせる 人生桜 祝い酒です 今夜のお酒 あなたと一緒に 登るめおと坂川中美幸建石一弦哲也前田俊明一と一とが 寄り添いあえば 合縁奇縁の めおと花 嵐の中でも 月日は過ぎる ついて行きます あなたの夢に しあわせ探して 歩くふたり道  もうすぐですね…桜が咲くのも 今年もあなたと花見酒…なんてね  母の言葉は 心のささえ おんなの生き方 道しるべ 幼いわたしに 歌ってくれた 遠い昔の あの子守唄 ぬくもり重ねて 渡るきずな橋  三十路苦労を なみだで越えて 五十路を迎えて 知る情け ふたりで咲かせる 人生桜 祝い酒です 今夜のお酒 あなたと一緒に 登るめおと坂
矢切の渡し「つれて逃げてよ……」 「ついて おいでよ……」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね……」 「捨てはしないよ……」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ……」 「知らぬ土地だよ……」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです川中美幸石本美由起船村徹「つれて逃げてよ……」 「ついて おいでよ……」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね……」 「捨てはしないよ……」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ……」 「知らぬ土地だよ……」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
遣らずの雨GOLD LYLIC元気で暮らせよなんて 優しい言葉 言って欲しくなかったわ あなたへの想いを それじゃ たち切る力も 弱まるわ 差し出した傘も 傘も受けとらず 雨の中へと消えた人 見送れば もう小さな影ばかり 私も濡れる やらずの雨  幸せ掴めぬように 生まれて来たと 飲んであなたは笑ってた 二人して探してみれば 見つけることも 出来たはず その胸に泣いて 泣いてくずれ落ち あれが最後の夜でした 追ったって もう今では無駄なこと 私の涙 やらずの雨  追いかける夢に 夢に疲れたら どうか帰ってこの町に 見送れば もう遥かに消えてゆく 私も濡れる やらずの雨GOLD LYLIC川中美幸山上路夫三木たかし元気で暮らせよなんて 優しい言葉 言って欲しくなかったわ あなたへの想いを それじゃ たち切る力も 弱まるわ 差し出した傘も 傘も受けとらず 雨の中へと消えた人 見送れば もう小さな影ばかり 私も濡れる やらずの雨  幸せ掴めぬように 生まれて来たと 飲んであなたは笑ってた 二人して探してみれば 見つけることも 出来たはず その胸に泣いて 泣いてくずれ落ち あれが最後の夜でした 追ったって もう今では無駄なこと 私の涙 やらずの雨  追いかける夢に 夢に疲れたら どうか帰ってこの町に 見送れば もう遥かに消えてゆく 私も濡れる やらずの雨
雪國好きよあなた 今でも今でも 暦はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國川中美幸吉幾三吉幾三池多孝春好きよあなた 今でも今でも 暦はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國
雪女郎転んでも 凍えても 道に迷って 眠っても 死んで消えない女の愛を 抱いて一途に逢いに行く 歩きながらに夢を見る 忘れられないしあわせの 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする  逢えたなら 抱かれたら 熱い吐息にふれたなら とけてしまうと女は思い 遠い灯りを追って行く 夢とうつつの真中で 心ばかりが走り出す 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする  戸をたたき 声からし 恋し名前を 呼びつづけ いるかいないか いら立ちながら 軒のつららを 折っている こんな姿を 見られたら 人のうわさの 雪女郎 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする川中美幸阿久悠三木たかし転んでも 凍えても 道に迷って 眠っても 死んで消えない女の愛を 抱いて一途に逢いに行く 歩きながらに夢を見る 忘れられないしあわせの 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする  逢えたなら 抱かれたら 熱い吐息にふれたなら とけてしまうと女は思い 遠い灯りを追って行く 夢とうつつの真中で 心ばかりが走り出す 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする  戸をたたき 声からし 恋し名前を 呼びつづけ いるかいないか いら立ちながら 軒のつららを 折っている こんな姿を 見られたら 人のうわさの 雪女郎 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする
春よ 花よ ひばりよ かすみが晴れて来たならば 人の胸の憂いを すぐに晴らしておくれ  そうよ みんな つらいの うわべは何もなさそうに 生きるふりをしてても 夜にひとりで泣くの  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  春よ 夜よ 小雨よ 静かな時刻になったなら そっともらす願いに 耳をすましておくれ  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの 夢を探しているの川中美幸阿久悠三木たかし春よ 花よ ひばりよ かすみが晴れて来たならば 人の胸の憂いを すぐに晴らしておくれ  そうよ みんな つらいの うわべは何もなさそうに 生きるふりをしてても 夜にひとりで泣くの  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  春よ 夜よ 小雨よ 静かな時刻になったなら そっともらす願いに 耳をすましておくれ  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの 夢を探しているの
夢追い酒悲しさまぎらす この酒を 誰が名付けた 夢追い酒と あなたなぜなぜ わたしを捨てた みんなあげてつくした その果てに 夜の酒場で ひとり泣く  死ぬまで一緒と 信じてた わたし馬鹿です 馬鹿でした あなたなぜなぜ わたしを捨てた 指をからめ 眠った幸せを 思いださせる 流し唄  おまえと呼ばれた 気がしたの 雨ににじんだ 酒場の小窓 あなたなぜなぜ わたしを捨てた じんとお酒 心に燃えさせて 夢を追いましょ もう一度川中美幸星野栄一遠藤実悲しさまぎらす この酒を 誰が名付けた 夢追い酒と あなたなぜなぜ わたしを捨てた みんなあげてつくした その果てに 夜の酒場で ひとり泣く  死ぬまで一緒と 信じてた わたし馬鹿です 馬鹿でした あなたなぜなぜ わたしを捨てた 指をからめ 眠った幸せを 思いださせる 流し唄  おまえと呼ばれた 気がしたの 雨ににじんだ 酒場の小窓 あなたなぜなぜ わたしを捨てた じんとお酒 心に燃えさせて 夢を追いましょ もう一度
夢追い女明日が見えない この世でも 夢があるから 生きられる 寄り添いながら 飲む酒は 幸せ探り 夢探り あなたと生きる 夢を追う 愛してる…愛してね… くどくつもりが くどかれて いまじゃ大好き あなただけ  もしも願いが 叶うなら おなじ運命を 歩きたい 心をあずけ 飲む酒は 幸せ気分 夢気分 酔うほど甘い 味がする 愛してる…愛してね… 胸にきらめく 思い出を 星の数ほど 飾りたい  いつもあなたと 一緒なら どんなことにも くじけない 夢追い乍ら 飲む酒は 幸せグラス 夢グラス 笑顔も咲いて 花になる 愛してる…愛してね… 一度燃やした 恋の灯を どうか一生 消さないで川中美幸石本美由起聖川湧前田俊明明日が見えない この世でも 夢があるから 生きられる 寄り添いながら 飲む酒は 幸せ探り 夢探り あなたと生きる 夢を追う 愛してる…愛してね… くどくつもりが くどかれて いまじゃ大好き あなただけ  もしも願いが 叶うなら おなじ運命を 歩きたい 心をあずけ 飲む酒は 幸せ気分 夢気分 酔うほど甘い 味がする 愛してる…愛してね… 胸にきらめく 思い出を 星の数ほど 飾りたい  いつもあなたと 一緒なら どんなことにも くじけない 夢追い乍ら 飲む酒は 幸せグラス 夢グラス 笑顔も咲いて 花になる 愛してる…愛してね… 一度燃やした 恋の灯を どうか一生 消さないで
夢前川湯の香が誘う夢灯り なんで私を泣かすのか 教えて欲しい 夢前川よ 少こし倖せ 先送り 想い断ち切れ 諦らめと 水面(みのも)騒がせ 鳥がたつ  はかない恋の夢枕 濡らす女の この涙 流しておくれ 夢前川よ 出来ることなら もう一度 あれが雪彦(ゆきひこ) 城山(しろやま)と 肩を並べて 見上げたい  螢が結ぶ夢模様 ひと夜限りの命でも あやかりたいわ 夢前川よ 家路忘れた あのひとに 待てば逢わせて くれますか 両手合わせる 満願寺川中美幸もず唱平浜圭介湯の香が誘う夢灯り なんで私を泣かすのか 教えて欲しい 夢前川よ 少こし倖せ 先送り 想い断ち切れ 諦らめと 水面(みのも)騒がせ 鳥がたつ  はかない恋の夢枕 濡らす女の この涙 流しておくれ 夢前川よ 出来ることなら もう一度 あれが雪彦(ゆきひこ) 城山(しろやま)と 肩を並べて 見上げたい  螢が結ぶ夢模様 ひと夜限りの命でも あやかりたいわ 夢前川よ 家路忘れた あのひとに 待てば逢わせて くれますか 両手合わせる 満願寺
宵待しぐれ何ひとつ 欲しくはないと 云いながら 背中にそっと 指で書く ほの字の次の字 しの字といの字 道頓堀の 恋灯り 降って濡らせよ 宵待しぐれ  幸せに してやれないと 弱音吐く あなたを撲(ぶ)った 細い腕 しっかり掴んで 離しちゃ駄目よ 新地の雨の 深情け 涙さそうな 宵待しぐれ  誰ひとり 一緒になれと いわぬのに それでもついて 行くという 男の意地さえ 通ればいいの 願掛け詣る 法善寺 褒めておやりよ 宵待しぐれ川中美幸もず唱平聖川湧何ひとつ 欲しくはないと 云いながら 背中にそっと 指で書く ほの字の次の字 しの字といの字 道頓堀の 恋灯り 降って濡らせよ 宵待しぐれ  幸せに してやれないと 弱音吐く あなたを撲(ぶ)った 細い腕 しっかり掴んで 離しちゃ駄目よ 新地の雨の 深情け 涙さそうな 宵待しぐれ  誰ひとり 一緒になれと いわぬのに それでもついて 行くという 男の意地さえ 通ればいいの 願掛け詣る 法善寺 褒めておやりよ 宵待しぐれ
酔わせてあなたのそばにいるだけで 浮世のつらさを わすれます ついでください 私にも 今夜のお酒はおいしいわ 酔ってあなたに あまえたい  あなたに逢ったその日から 笑える女に なりました ついで下さい 私にも 捨てずによかった夢ひとつ あなたしっかり 受けとめて  あなたとふたり飲む酒は 明日を生きてく 虹になる ついで下さい 私にも ようやく掴んだ倖せを 離したくない いつまでも川中美幸たかたかし弦哲也あなたのそばにいるだけで 浮世のつらさを わすれます ついでください 私にも 今夜のお酒はおいしいわ 酔ってあなたに あまえたい  あなたに逢ったその日から 笑える女に なりました ついで下さい 私にも 捨てずによかった夢ひとつ あなたしっかり 受けとめて  あなたとふたり飲む酒は 明日を生きてく 虹になる ついで下さい 私にも ようやく掴んだ倖せを 離したくない いつまでも
らんぷの宿でらんぷの宿は 海のそば 波を枕に 眠ります 心きずつけ やせ細り 恋にやつれた 女にも 眠れと歌う 子守唄 能登は冬です  手酌で酒を 飲みほして 海の幸にも 箸をつけ あとはランプを ひき寄せて 長い手紙を書きましょう 泣くなと歌う 子守唄 能登は冬です  抱かれた夜の 想い出を 波に語って 夢見ます 細いランプの 灯の下で 流す涙は何のため 恋せと歌う 子守唄 能登は冬です川中美幸阿久悠三木たかし馬飼野俊一らんぷの宿は 海のそば 波を枕に 眠ります 心きずつけ やせ細り 恋にやつれた 女にも 眠れと歌う 子守唄 能登は冬です  手酌で酒を 飲みほして 海の幸にも 箸をつけ あとはランプを ひき寄せて 長い手紙を書きましょう 泣くなと歌う 子守唄 能登は冬です  抱かれた夜の 想い出を 波に語って 夢見ます 細いランプの 灯の下で 流す涙は何のため 恋せと歌う 子守唄 能登は冬です
麗人麗歌謎の微笑みに 憂(うれ)いつつみこみ 今宵も歌う 美(うる)わしの歌  熱い手をたぐり ふれるくちびるに 揺れる男 惑う男  夜は海に似て 踊る夜光虫 妖しいまでに 輝き満ちて 溺れる心は 夜明けまで流され行き いとしいお方の 胸には行けない  花に埋(うず)もれて 眠るしあわせを 今宵ふり捨て ひとり漂う  青いカクテルを 飲んで見る夢は 愛の真実(まこと) 恋の嘆き  夜はいたずらに 人をもてあそび さだめの糸を 絡(から)めて結ぶ 迷える心は いつわりに酔いつぶされ いとしいお方の 思いを知らない  迷える心は いつわりに酔いつぶされ いとしいお方の 思いを知らない 思いを知らない川中美幸阿久悠三木たかし若草恵謎の微笑みに 憂(うれ)いつつみこみ 今宵も歌う 美(うる)わしの歌  熱い手をたぐり ふれるくちびるに 揺れる男 惑う男  夜は海に似て 踊る夜光虫 妖しいまでに 輝き満ちて 溺れる心は 夜明けまで流され行き いとしいお方の 胸には行けない  花に埋(うず)もれて 眠るしあわせを 今宵ふり捨て ひとり漂う  青いカクテルを 飲んで見る夢は 愛の真実(まこと) 恋の嘆き  夜はいたずらに 人をもてあそび さだめの糸を 絡(から)めて結ぶ 迷える心は いつわりに酔いつぶされ いとしいお方の 思いを知らない  迷える心は いつわりに酔いつぶされ いとしいお方の 思いを知らない 思いを知らない
吾亦紅マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆(なげ)いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…川中美幸ちあき哲也杉本眞人田代修二マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆(なげ)いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
吾亦紅~移りゆく日々~秋草の 淋しい花です 人の目を ひくような 派手さは何も ありません でも せいいっぱいに 咲いてます あなたへの深い 思いをこめて 吾亦紅 われもまた くれない 吾亦紅 われもまた くれない  朝霧が しずかに霽(は)れます ぬれ色の くちびるの 妖しさそっと 忍ばせて いま 花ひとときの いのちです やるせない思い 閉じこめながら 吾亦紅 われもまた くれない 吾亦紅 われもまた くれない  片恋の 淋しい花です 崩れそな このこころ 叱ってしゃんと 立ってます でも 聞かせてほしい 愛の言葉 けなげな花よと 云われるよりも 吾亦紅 われもまた くれない 吾亦紅 われもまた くれない川中美幸水木かおる弦哲也前田俊明秋草の 淋しい花です 人の目を ひくような 派手さは何も ありません でも せいいっぱいに 咲いてます あなたへの深い 思いをこめて 吾亦紅 われもまた くれない 吾亦紅 われもまた くれない  朝霧が しずかに霽(は)れます ぬれ色の くちびるの 妖しさそっと 忍ばせて いま 花ひとときの いのちです やるせない思い 閉じこめながら 吾亦紅 われもまた くれない 吾亦紅 われもまた くれない  片恋の 淋しい花です 崩れそな このこころ 叱ってしゃんと 立ってます でも 聞かせてほしい 愛の言葉 けなげな花よと 云われるよりも 吾亦紅 われもまた くれない 吾亦紅 われもまた くれない
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