故郷よ~夢はるかに~小林金雄 | 小林金雄 | 山本茉莉 | 井上善日居 | 井上善日居 | 山よ川よ 空のかなたに呼びかける 父よ母よ 恋し故郷 野蒜(のびる)を摘んだ 春の山 歌に芝居の 秋の夜 逢いたいなぁ故郷よ 雪の会津よ 懐かしい思い出が 胸に沁みてくる 寒い冬も 休むことなく野良仕事 まるい背中 今も浮かぶよ 手作りの味 つめこんだ 荷物届けば 嬉しくて 逢いたいなぁおふくろよ 優し面影 ありがとうつぶやけば ほろり泣けてくる 時は流れ 故郷(くに)の訛りは薄れたが 忘れ難き 愛し故郷 夢を抱いた あの頃の 友よ変わりは ないだろか 逢いたいなぁ故郷よ きっと帰るよ 盃をかたむけて 語り明かそうよ |
ふるさと列車青木光一 | 青木光一 | 小山敬三 | 船村徹 | | ふるさとへ ふるさとへ 汽笛鳴らして 汽車はゆく 恋ものぞみも あこがれも みんなあきらめ ふり捨てて 故郷へ帰る 汽車の窓 赤い夕日が さみしいぜ さようなら さようなら 駅のホームで 手を振って 名残り惜しんで くれたひと 濡れた瞳が おもかげが なぜかせつなく 目にうかび 男ごころも 泣けるのさ 汽車はゆく 汽車はゆく 青い月夜を 汽車はゆく 捨てていくとせ 帰らない 母が待つだろ ふるさとを 夜汽車の窓に しみじみと 思い出すのさ 偲ぶのさ |
ふるさと列車美里里美 | 美里里美 | 円香乃 | 清水アキラ | 伊戸のりお | あふれる涙 発車のベルが鳴る 汽車の窓から 遠く消えてく 故郷(ふるさと)のホーム あぁ…大きな 夢を抱きしめ 東京へ さよなら列車が 走り出す 私 これきり 泣いたりしない 届いた小包 野菜の隙間から 寒くないかと 痩せてないかと 母からの手紙 あぁ…今でも 夢に出てくる あの町へ ふるさと列車は 走るけど 私 頑張る 見ていてほしい 唄ってみせて も一度おじいちゃん 膝に座って いつも聴いてた 大好きな歌を あぁ…笑顔と 土産一杯 詰め込んで ふるさと列車で 帰るから どうか元気で 待っててほしい |
故郷恋々走裕介 | 走裕介 | 峰崎林二郎 | 蔦将包 | | かあさん田舎は もう雪ですか 今年は足が 痛みませんか 勤めて帰る 秋の夜に 風にめくれる 駅のポスター 帰りそびれた ふるさとの文字 母を思って 何度も詫びる あのひと変わらず 元気でしょうか 一人で今も いるのでしょうか 吹雪に濡れた 黒髪の 香り懐かし 甘くやさしく もしかそれとも 静かな夜は 子守唄など 歌ってますか とうさん働き 過ぎてませんか 無口な酒は 変わりませんか いつもの店で とうさんの 地酒見つけて 酔ったしみじみ 親に背いて 出て来たはずの 北のふるさと 恋しい今は |
故郷わかれ津田文彦 | 津田文彦 | 荒川利夫 | 野崎真一 | 伊戸のりお | 親がおまえを 叱っても 腕に縋って 悔いはないのか 俺に頷く 笑顔を見せて たまらないほど 好きにする 故郷を…離れての この世の嵐を 受けて立つ… どんな明日が 待ってるか それはそのとき おまえをかばう 前にぶつかる 覚悟を抱いて 桜吹雪を 浴びるとも 山川に…背を向けて 二人の旅路の 始まりだ… 親の心配 きっと消す そうじゃなければ 笑われ者よ いつも涙を 拭かせるような そんな道には するものか 故郷に…遠くなる 心に錦を 飾りたい… |
ふるさと忘れな草氷川きよし | 氷川きよし | 佐々木勉 | 佐々木勉 | | 涙で別れた女(ひと)もいた 笑って別れた女(ひと)もいた ひとり飲む酒には 面影 浮ぶ 故郷はなれてひと昔 今頃どうしているのかな 夜空を見上げれば泣けてくるよ あゝゝお前にもう一度逢いたいよ あゝ か細いうなじが恋しいよ あした 帰ろうかなお前の故郷へ あした 帰ろうかなお前の故郷へ 淋しさまぎらす恋もした ふられてやけ酒飲みもした だけど忘れないさ忘れはしない 都会の風は冷たくて 渇いた心が行き交うよ つのる想いだけを胸に抱いて あゝゝお前ともう一度飲みたいよ あゝ やさしい瞳が恋しいよ あした 帰ろうかなお前の故郷へ あした 帰ろうかなお前の故郷へ あゝゝお前にもう一度逢いたいよ あゝ か細いうなじが恋しいよ あした 帰ろうかなお前の故郷へ あした 帰ろうかなお前の故郷へ |
ふるさとワルツ吉幾三 | 吉幾三 | 吉幾三 | 吉幾三 | 原田良一 | ふるさとは今年も遠く 帰れそうもない この街で夜空眺めて 思いでたどる せめてものなぐさめに 駅まで行けば 聞こえるよ 故郷(くに)ことば ふるさとワルツ 夕焼けの色は違えど ふるさとへ続く 忘れない忘れはしない あの日のことは 逢いたいなお前にも まだひとり身だろうか 四畳半 コップ酒 ふるさとワルツ 渡り鳥ビルの谷間を ふるさとへ帰る 母に似た女(ひと)をみつけて 駆け寄ってみたよ 年老いて髪の毛も 白く染まっただろ 夕暮れの 街角で ふるさとワルツ せめてものなぐさめに 駅まで行けば 聞こえるよ 故郷(くに)ことば ふるさとワルツ |
故郷をあげたい岩本公水 | 岩本公水 | 東海林良 | 三枝成彰 | | 春の菜の花 朧月 夏は花火と アセチレン 秋の紅葉 十三夜 冬は雪原に 針葉樹 あゝ好きです 北国の四季 あゝ好きです 東京の人 君は故郷 忘れてないか 夢を紡いで 生きていますか 故郷をあげたい あの人にあげたい 春弟と 川魚 夏妹と 盆踊り 秋父母と 葡萄狩り 冬は家族で 鍋囲む あゝ嬉しい 北国の四季 あゝ愛しい 東京の人 君は故郷 忘れてないか 心渇いて 生きていないか 故郷をあげたい あの人にあげたい あゝ好きです 北国の四季 あゝ好きです 東京の人 故郷をあげたい あの人にあげたい |
ふるさとをあげる岡田奈々 | 岡田奈々 | 松本隆 | 実川俊 | 高田弘 | あなたにふる里を見せてあげたい 小さな柿の実を手にのせて 都会で生きて来た淋しがりやに 囲炉のあたたかさあげたいの ほら汽車の窓は雪化粧ね あの鉄橋わたれば もうすぐ駅よ 迎えに来た母さんに あなたのこと恋人と 白い息を弾ませて 紹介するでしょう 晴れたら裏山に二人で登り 遠くの山や川 見ましょうね あなたが木枯らしにふるえてたなら 私のくちびるであたためて ふる里知らない寒いあなた 私の両手で包んであげたい 幼なじみに会っても あなたのこと恋人と 頬を紅に染めながら あいさつするでしょう |
ふるさとをはなれてソルティー・シュガー | ソルティー・シュガー | やまべとしつな | 山本厚太郎 | | 白い野菊が 枯れる頃 ふるさとはなれ 旅に出た 黒い瞳の 若者に 風がささやきかけてゆく 子供の頃に 咲いていた 川辺に一つ 咲いていた 小さな花は 今はない だから若者は 旅に出る 一番星が出る頃に 澄んだ夜空に出る頃に 愛しい人を 思い出す だけど若者は 旅をゆく 冷たい木枯し 吹く頃に ふるさとはなれ 旅に出た 黒い瞳の 若者は 歩み速めて 旅を行く |
ふるさとを見せてあげたいシモンズ | シモンズ | 落合武司 | 玉井妙子 | | 春はかげろう麦畑 夏はひでりのせみしぐれ 秋はおまつり笛太鼓 冬はよなべのいろりばた あの人にふるさとを見せてあげたいの あの人はふるさとのない人だから 春はなの花あげひばり 夏は川風ほたるがり 秋は夕焼け赤とんぼ 冬はこな雪山の音 あの人にふるさとを見せてあげたいの あの人はふるさともみよりもないの 裏のお山の柿の実が 真っ赤に真っ赤にうれるころ あの人連れて帰ります 会って下さい お母さん |
Who will know - furusato高橋洋子 | 高橋洋子 | 鷺巣詩郎・Mike Wyzgowski・高橋洋子 | 鷺巣詩郎 | Shiro Sagisu | 蒼い空の涙 何処へ 君の今は 流れ彷徨う 影は靡く 音の間に間に 光る街の静かな世界 死の国 破壊は 明日に 消え行く 安らぐ Fu ru sa to 遮り 日出る 目覚め生きる命 刹那に.... 憶い 祈る涙 一粒 影をなぞる君の 指先 母と書いて消した 便箋 蒼い空の涙 何処へ いつか出逢うその日の為に 流れ観えた私の世界 |
平成日本ふる里音頭大潟八郎・桂葉子 | 大潟八郎・桂葉子 | 大潟八郎 | 大潟八郎 | | 山で咲く花 山で散れ また咲く花の 土となる 唄い継がれた 郷土の心 やさしさ輝き 母の里 平成日本 日本ふる里 ふる里音頭 花も実もある 人生は 蒔けよ未来の 夢の種 やがて実となる 郷土の心 離れて想うよ 父の里 平成日本 日本ふる里 ふる里音頭 受け継ぐ世代 自然に愛を 白神山地 屋久島は 世界の遺産よ 郷土の心 祝いたたえよ 比の大地 平成日本 日本ふる里 ふる里音頭 弾むリズムに 微笑(ほほえ)む町よ 響き渡る 唄声は 風よ伝えて 郷土の心 人に幸せ 平和の願い 平成日本 日本ふる里 ふる里音頭 |
星のふる郷あがた森魚 | あがた森魚 | 松本隆・あがた森魚 | あがた森魚 | | 破れ空から降る星に 何の願いをかけましょか くるりくるくる ほうき星 寒い心に灯をともせ いえいえあちらは暗い街 空にまたたくネオンがひとつ ゆらゆら涙で遠い街 空にまたたくネオンが揺れる アンドロメダかカシオペア せめてあなたが来ぬのなら オリオン座で待ち呆気 淋しい星とランデブウ いえいえあちらは暗い街 空にまたたくネオンがひとつ ゆらゆら涙で遠い街 空にまたたくネオンが揺れる いえいえそれでもわたくしは 星に涙をにじませましょう いえいえそれよりあなたへの 恋文そっと認めましょう あの娘 どこの娘 おさげ髪 あんなに長い影法師 せめてマッチで夢灯し 寒い心も暖まれ いえいえあちらは暗い街 空にまたたくネオンがひとつ いえいえあちらは暗い街 空にまたたくネオンがひとつ ゆらゆら涙で遠い街 空にまたたくネオンが揺れる いえいえそれでもわたくしは 星に涙をにじませましょう いえいえそれよりあなたへの 恋文そっと認めましょう |
星の降る里水田竜子 | 水田竜子 | 石原信一 | 水森英夫 | 前田俊明 | 闇が深まる いで湯の里は 星が輝き 降りそそぐ ここは阿智(あち)村 昼神(ひるがみ)の宿 ひとり来ました せつなさに 今は逢えない あの人が 夜空いっぱい 微笑みかける 川の瀬音を 湯船で聴けば 痛む心が 癒(いや)される ここは阿智村 やすらぎの里 涙静かに こぼれます 朝が訪れ 出直せと 花桃街道 どこまで続く つらい世間に うつむくよりも 空を見上げて 祈るのよ ここは阿智村 満天の星 強く生きます ひとりでも 山の彼方の あの星が 胸を励ます 明かりをくれる |
螢の飛ぶ故郷三波春夫 | 三波春夫 | 大久保まこと | 八幡幸夫 | | 幼ななじみの 一番星が 今日も峠の 上に出た ホ ホ ほたる来い こっちの水は あまいぞ 瞼閉じれば 故郷はるか いまも聞こえる あの童唄 夢もほのぼの 初恋同士 嫁ぐあの娘は 泣いていた ホ ホ ほたる来い あっちの水は 辛いぞ 声を限りに 呼んではみたが 風は涙を 散らして吹いた 幼ななじみと 手を取り合って ほたる狩りした 川の岸 ホ ホ ほたる来い こっちの水は あまいぞ 濡れて帰って 叱られ乍ら 母に抱かれた 昔が恋し |
ほたるのふる里石原詢子 | 石原詢子 | 里村龍一・挿入詩吟:良寛 | 叶弦大 | 石倉重信 | 白い花びら 木曽揖斐(いび)川に 咲けばふる里 池田は春よ 淋しいねえって 思う夜は むかし恋しい なつかしい 花のかんざし 頭に飾り 家族総出の ああ村まつり 何ごとも 移りのみゆく世の中に 花は昔の 春にかわらず ほたる祭りの 季節が来ても 何かたりない 父母(ちちはは)の顔 帰ろかなあって 思っても 生まれ育った 家もない 今日も列車の 灯りの帯が なみだ残して ああ遠去かる 濃尾平野の 木枯しよりも 夢がつめたい 都会の暮らし 逢いたいなあって 思う夜は 母の面影 胸に抱き 父の真似して ひと節唄う 秋葉祭りの ああ故郷(くに)の歌 |
ホームグラウンド ~ふるさとへ~熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 熊木杏里 | 清水俊也 | 誰かに想いを伝えるには 言葉じゃなくてもいい時がある どんなときでも強く夢を あきらめないで生きている その姿 胸のホームは それぞれ違うけど きっと あるべき場所へ向かう 皆ランナー 君しか出来ないことが 広がってゆく力を そう 真ん中にして信じてほしいな どうやって進んでいいのか 分からなくなったその時は ほら大切な人がいる 君はいつでもひとりじゃない このグラウンドがひとつだから 灼熱の空を覚えてる 注ぎ足したように 鼓動が高鳴れば 今 一瞬の時は永遠 忘れられないエールが聞こえてくる 声をあげたり 思いきり走ったり ルールではない絆が起こす その奇跡 君のためにあることが いつだって輪の中で 繰り返し訪れ めぐっている 最後なんて決めないで 何度でも追いかけてゆこうよ 苦しさに慣れないで 虹の向こうに行けるかな たどり着いたら分かるかな 君しか出来ないことが 広がってゆく力を そう 真ん中にして信じてほしいな どうやって進んでいいのか 分からなくなった その時は ほら大切な人がいる 君はいつでもひとりじゃない 遠く離れているとしても ここが君のホームグラウンド |
望郷列車~ふるさとを訪ねて~美月優 | 美月優 | 原文彦 | 大船わたる | 伊戸のりお | 誰も心には ふるさとがある 忘れられない 思い出もある あの山も あの川も きっと変わらない ひとり訪ねる 懐かしの町 あ~あ~ 望郷列車 いつも寄り添い 支えてくれた 駄目な時には 叱ってくれた 友だちも 父母(ちちはは)も 待っているだろう 窓にちらちら 面影ゆれる あ~あ~ 列車よ走れ 好きと言えぬまま 別れた人よ 今も元気で 幸せですか あの顔も あの声も 胸に残ってる ちょっと切ない 想いを乗せて あ~あ~ 望郷列車 |
僕を呼ぶ故郷加藤和彦・北山修 | 加藤和彦・北山修 | 北山修 | 加藤和彦 | | 僕を呼ぶよ あの故郷が 帰っておいでよと 僕を呼ぶよ あの娘の声が 帰っておいでよと 春になったら 戻っておいでよ 手紙だけでも 書いてほしいのよ 風が吹いたら 君は歌ったね おぼえているだろ あの日のことを 僕を呼ぶよ あの故郷が 帰っておいでよと 僕を呼ぶよ あの娘の声が 帰っておいでよと 夏になったら 海に続く丘 二人の足あと 待っているからね あの日のように 駈けておいでよ あの日のままに みんなあるから |
街はふるさとeastern youth | eastern youth | 吉野寿 | 吉野寿 | イースタンユース | 「何がどうなっているんだろう?」 見えぬ眼で睨むれば 「何がどうだって言うんだろう?」 縺れながらも走るだけ 悲しいなら泣けよ 泣けば世界は土砂降りの雨だろう 泣き飽きて 泣き飽きて夕焼けがくすぐったい くすぐったくて 笑い転げて涙出た 涙拭いたら、もう行くぜ 冷めて張り付いた横顔のままで 彷徨えば 足許、今日もフラフラ 歌は今日も涙と風の その声だ 人間万事グラグラ 地平の果て 決して届かぬ虹が 架かっている まるで陽炎のように 水に映る空が それを見ている俺の 眼鏡に映る 人並み縫うように 風は吹く |
瞼のふるさと千葉げん太 | 千葉げん太 | 千葉幸雄 | 宮迫はじめ | 南郷達也 | 瞼の中の ふるさとは 山がある 川がある 道があり 橋がある 春には白い 花が咲き 秋には赤い もみじ散る 夢路をたどり 泣くところ 瞼の中の ふるさとは 海がある 島がある 船があり 岸がある 父母兄弟(おやきょうだい)や 友がいる 手をふりながら 見送った あの日のままの 顔もある 瞼の中の ふるさとは 空がある 雲がある 夕陽あり 月もある 遠くにあれば 想うもの 涙に濡れて 浮かぶもの 変らぬ景色 いつまでも |
みかんの故郷大江裕 | 大江裕 | 奥田龍司 | 原譲二 | 南郷達也 | みかんの故郷(ふるさと) 今頃は 春風が吹き 白い花が咲く 磯の香りの 四国路(しこくじ)旅情 瀬戸の島々 ポンポン船が 明日の夢を 運ぶのさ みかんの故郷 訪ねたら 波止場桟橋 群れ飛ぶ海鳥 伊方(いかた) 瀬戸町(せとちょう) 三崎の浜辺 波がやさしく 打ち寄せ返す 夕焼けこやけ 赤々と みかんの故郷 懐かしく 宇和海(うわかい)列車 昔のまんまで 友と遊んだ 段々畑 生まれ育った 山 川 海は 忘れはしないさ いつまでも |
みちのくふくしまふるさと音頭 北川裕二 | 北川裕二 | つつみりゅうじ | 弦哲也 | 南郷達也 | おらが会津(あいづ)で 自慢のものは 蔵と お酒と 宝山(たからやま) 踊るおなごの きれいどこ みちのくふくしまふるさと音頭 雪を解(と)かして 一度に咲いた 梅と 桜と ももの花 ちゃぐちゃぐ馬っ子 三春駒(みはるごま) みちのくふくしまふるさと音頭 相馬野馬(そうまのま)追い 男の祭り 燃える陣羽(じんば)に 清め酒 手綱(たづな)さばきに 汗吹雪(あせふぶき) みちのくふくしまふるさと音頭 熱海 湯の町 紅葉(もみじ)もきれい 滝の瀬音(せおと)か 虫の鳴声(ね)か 三味(しゃみ)の音色の 程のよさ みちのくふくしまふるさと音頭 七つ転んで 八ッつで起きる 口はへの字に 目はまるく 白河(しらかわ)ダルマは 福だるま みちのくふくしまふるさと音頭 のぼる朝日の 磐城(いわき)の浜に 寄せる銀色 うろこ波 どんとしぶきは 黄金色(こがねいろ) みちのくふくしまふるさと音頭 |
道~ふるさとから遠く離れて~神園さやか | 神園さやか | 及川眠子 | 多々納好夫 | 佐孝康夫 | 幼い夢をカバンに詰めて 優しい瞳 振り切るように 「もう帰らない」 勝手な言葉 投げつけてバスに乗り込む バカな娘に だけど微笑んで ずっと手を振る 朝もやの道 あなたの胸の痛みに ごめんなさいと言いたい ビルの隙間を吹く風が ふるさとに届いてるなら 本気で泣いて叱ってくれた それが愛だと気付かないまま 自分の道を見つけるために 寂しさを選んだあの日 独りよがりの季節くりかえし やっと素直に振り向けるいま かけがえのない想いに ありがとうだけ言わせて たとえどんなに離れても この道はあなたへ続く あなたの胸の痛みに ごめんなさいと言いたい ビルの隙間を吹く風が ふるさとに届いてるなら いつも心で抱きしめる この愛はあなたへ続く |
MI TIERRA NATAL~私のふるさと~渡辺真知子 | 渡辺真知子 | 渡辺真知子 | 中路英明 | 中路英明 | 季節の風が駆け抜けた 砂を舞いあげて 潮風にキラめいた Amor 悠久の時を経て今年も 桜咲く坂道 幼い私 遠い記憶 時は 容赦なく流れて街並みも 人の 心もうつろい行く 自分自身さえ だけど私の心と 身体は MI TIERRA NATAL あなたのもの どれほどに 時が過ぎて どれほどに 離れようと (Mi Tierra un Paraiso Para mi) 生まれた家はこの辺り 見知らぬ人ばかり 交わす言葉もない Sin Amor 父母 穏やかな人々 やわらかな陽射し あの故郷は もう昔 ひとり 都会の喧騒に叫ぶ時 水も空気も違うこと 思い知ったから いつか別れのその日 私は MI TIERRA NATAL 帰って行く どれほどに 時が過ぎて どれほどに 離れようと 駆け巡る あの空を 夕暮れに 染まりながら MI TIERRA NATAL |
緑のふるさと石川さゆり | 石川さゆり | なかにし礼 | 浜圭介 | 若草恵 | 我は海の子 大地の子 嵐に耐えて 凛(りん)と咲く 緑のふるさと 水仙の花 奮(ふる)い立つ 若い我らの 夢はるか 忘れられない 悲しみも 忘れられない 面影(おもかげ)も 緑のふるさと あなたとともに 永遠に 胸に刻んで 抱きしめる 夜の大地に 雨が降る 夜明けの海に 雪が舞う 緑のふるさと いつの日我に 悔しさを 愛と勇気に 変えて行く 若い仲間と 肩を組み 明るい歌を 歌いつつ 緑のふるさと 帰りなんいざ ふり仰ぐ 空に希望の 陽が昇る |
桃のふる里笛吹もも香 | 笛吹もも香 | 南風あきら | 花笠薫 | 隼トシヒデ | 甲州路 峠七坂 越えて勝沼 一宮 桃のふる里 幸せ運ぶ 桃のふる里 そよ風わたる 夢をかなえる 母の町 残雪が 作る雪形 緑さやけき 山の里 桃のふる里 幸せ運ぶ 桃のふる里 小鳥が遊ぶ 花の香りも なつかしい 北岳が 朝日に映えて 春のアルプス 花ざかり 桃のふる里 幸せ運ぶ 桃のふる里 浮雲走る 夢があふれる 愛の町 |
八重のふるさと比嘉栄昇 | 比嘉栄昇 | 比嘉栄昇 | 比嘉栄昇 | 萩田光雄 | 於茂登山に遊ぶサシバの群れ 新北の風に身を委ね 二度と戻らない夏は過ぎて ツワブキの花は里に揺れ さよなら さよなら 八重のふるさと 御神崎に立てば白波は 涙の代りにほほに落ち テッポウ百合の花咲く頃は 願いは祈りに変わるだろう さよなら さよなら 八重のふるさと 鳥よ花よ海よ山々よ いつの日か帰るその日まで 絶え間なく唄を捧げよう 白浜に月は十三日 さよなら さよなら 八重のふるさと さよなら さよなら 八重のふるさと |
山は心のふるさと芹洋子 | 芹洋子 | 赤星正明 | 赤星正明 | | 山は山は山は 心のふるさとよ 山は山は山は 仲間のふるさとよ 雪と岩と森に 生命(いのち)を燃やし 明日のために 行こう山へ行こう 山は山は山は きみらのふるさとよ 山は山は山は みんなのふるさとよ 花は鳥と星に 親しみながら みんなとともに 行こう山へ行こう みんなとともに 行こう山へ行こう |
山はふるさと加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 吉井省一 | 都倉俊一 | 服部隆之 | 山はわたしに教えてくれる 森の緑のやさしさを 山はみんなに話してくれる 強く生きてく喜びを 街の暮らしを遠く見て きらめく風の子になろう 夢のつぼみを咲かせた花に 微笑みかけて 歩こうよ 山はふるさと 山は父 「よく来た」の声 こだまする 誰がつくったものでもないし 誰のものでもないけれど 山はみんなをつつんでくれる 愛も涙もその胸で 時代(とき)の流れにはぐれたら かがやく星の子になろう 天空(そら)が奏でる星座の歌に 明日(あす)へのちから もらおうよ 山はふるさと 山は母 「おかえり」の声 呼んでいる 山はふるさと 山は父 「よく来た」の声 こだまする |
八女のふるさと氷川きよし | 氷川きよし | 永井龍雲 | 永井龍雲 | 野中"まさ"雄一 | 旅の途中にて 思い出すのは 風爽やかに お茶の葉香る 八女のふるさとよ 矢部川べりで じいちゃんと フナ釣りをした 「いっちょん釣れん」と笑ってた じいちゃんの声が 懐かしい 懐かしい 自転車連ねて 星野村まで 山の棚田の プラネタリウム 星のふるさとよ 兄さん従兄弟が 叱られて 釣られて泣いた 「どげんしたとね」と笑ってた ばあちゃんの顔が 懐かしい 懐かしい 白壁通りを 一人歩けば 匠匠の 技誇らしい 夢のふるさとよ 都会暮らしで 忘れてた 命の根っ子 「そげなこつよか」と笑ってた ふるさとの心 温かい 温かい |
勇士のふるさとヤング101 | ヤング101 | 寺山修司 | 加藤ヒロシ | 奥村貢 | さみしい納屋の 暗がりで わらをたたいて いる父よ 夜明けのまきを 割りながら 軍歌唄って いる父よ はるか はるかに雲のゆくところ 戦士の墓が並んでる 満州よりも せまいけど 麦の青さを 踏む父よ ここがあなたの ふるさとだ ここが勇士の ふるさとだ はるか はるか夕日の沈むところ あれが明日の 地平線 |
~ゆき美のわらべ歌~ふるさと慕情花咲ゆき美 | 花咲ゆき美 | 池田充男 | 新井利昌 | 萩田光雄 | 叱られて 遠い野辺の小径(こみち) 泣きながら 歩いた 弟と わたしよ… 夕やけにながい 影ふたつ 赤く染められて ふるさとが ふるさとが 浮かぶあの空 ハンカチに 包むなみだごころ 手渡して 別れた あのひとが 初恋… 十六の春の 旅だちを いまも忘れない ふるさとの ふるさとの 古いあの駅 月みれば ひびく祭りばやし ひとり住む 東京 かあさんの 呼ぶ声… おしゃれ着の服は ないけれど 一度かえりたい ふるさとの ふるさとの あまいあの膝(ひざ) |
夢桜~ふるさとバージョン~紅晴美 | 紅晴美 | ひとみけい | 紅晴美 | 松井タツオ | 翼ひろげて 沖ゆくカモメ ひとりたたずむ 塩屋崎 よせては返す 波の音 くじけちゃダメよと いわき浜 つかんでみせます この手に夢を 咲けよ 咲け咲け 華ひらけ くれない燃ゆる 夢桜 ぽっかり浮かんだ 綿雲ひとつ ひとりぼっちで 流れてる 安達太良山に 春くれば 桜のつぼみを この胸に つかんでみせます この手に夢を 咲けよ 咲け咲け 華ひらけ くれない燃ゆる 夢桜 沈む夕日に 両の手広げ 負けるものかと 猪苗代 磐梯の峰 空たかく 明日にむかって 舞うわたし つかんでみせます この手に夢を 咲けよ 咲け咲け 華ひらけ くれない燃ゆる 夢桜 |
夢遠きふるさと桐山純一 | 桐山純一 | 緒方愛 | 飯田譲 | 川村栄二 | 夢をのせた 列車は 街の明かり 見えない 望み遠くなるほどに 浮かぶあの幼児(ころ) 今はただすがりたい 一人残した母へ 帰りたい ふるさとへ 涙こらえて願う 帰りたい ふるさとへ 夢遠きふるさと 遠い空から 見守り 愛をくれた ゆりかご 忘れないでいつまでも 母の笑顔を 今はただ抱きしめて 数えきれない愛に いつの日か また帰る 明日(あす)に夕暮れ染めて いつの日か また帰る 流れ星見つめて 今はただすがりたい 一人残した母へ 帰りたい ふるさとへ 涙こらえて願う 帰りたい ふるさとへ 夢遠きふるさと 夢遠きふるさと |
夢のふるさと伊豆田洋之 | 伊豆田洋之 | 伊藤アキラ | 杉真理 | | 夢見るひとのふるさと それは遥か胸の奥 希望をひとつ抱いて 育てつづける 記憶の中のひとよ 君だけは今 未来で重なる道 探していてくれ 都会(まち)では風も陽炎 時の色も変わるけど 心はあの日のまま 変わることなく 離れても まだ まぶしい愛 離れれば なお 近寄る愛 荒野を駆ける星よ 消えないでくれ 私の命すべて おまえに預けた 夢見るひとのふるさと それは遥か胸の奥 希望をひとつ抱いて 大地にひとり 必ず いつかは… 必ず いつかは… |
夢のふるさと鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 鶴岡雅義と東京ロマンチカ | 松島敬之 | 鶴岡雅義 | | ばら色の 浮き雲ひとつ 空の果て たそがれの その姿 悲しみのいろにもえ この胸を 染めてゆく ああ 夢のふるさと 想い出は 夕陽にむせる 丘の上 清らかな 愛に泣き ぼくの手に ふるえてた あの指が 忘られぬ ああ 夢のふるさと 今ならば 好きだと呼べる きみのこと 何時(いつ)の日か めぐり逢い 七色に つつまれて 倖せを 育てたい ああ 夢のふるさと |
夢故郷~セリフ入り~天童よしみ | 天童よしみ | 佐々木俊郎 | 木村好夫 | | 峠を越えれば きらきら光る きれいな海が ひろがる故郷(こきょう) 可愛いい ミカンの花が 瞼を閉じれば 浮かぶのさ 祭りの頃には いつかはヨー 帰ろかなアー 「嬉しい時 おちこんだ時 いつでも何故か 故郷(ふるさと)を想い出す でも… でもそれで 又明日が見えて 来るんだョなァー」 石ころだらけの 山道小道 お地蔵さんも あのままだろか とし月 重ねるたびに 近づく遥かな ふるさとよ 幼な馴染みの あの娘にヨー 逢いたいなァー 「故郷(ふるさと)に 帰る時には オフクロにはヨーカン… おやじには酒… そして… そして又 一緒にのみたいなァー」 街にもツバメが 姿をみせりゃ 故郷(こきょう)の空が 恋しくなるよ 明日の 夢だけ抱いて くじけず 生きては いるけれど 心の支えは いまでもヨー あの空さァー |
洋子の…ふるさと長山洋子 | 長山洋子 | 鈴木紀代 | 大谷明裕 | 伊戸のりお | バスを降りると 一本の 我が家に続く 細い道 心の中の アルバムを めくればいつでも よみがえる ふるさとは ふるさとは 泣きたい時に 行くところ 日差しいっぱい 浴びながら 渋柿むいて ぶらさげる いつも変わらぬ 父母の 笑顔が心を なごませる ふるさとは ふるさとは 逢いたい人の いるところ 桜吹雪の 木の下で 又逢う約束 してた男 胸を焦がした 初恋は 戻って来ないが 懐かしい ふるさとは ふるさとは 想い出話 咲くところ |
よしきりの故郷川島一成 | 川島一成 | 平山忠夫 | 木村好夫 | 池多孝春 | あの娘(こ)の流した 笹舟が 夢で今夜も 呼びにくる 泣いて焦がれる 可愛い肩を ひとり偲べば 涙で遠い ああ帰りたい ああ帰りたい よしきり啼(な)く 故郷へ 二人で舟唄 ききながら 名残り惜んだ 舟着場(ふなつきば) 二年待てよと 言ってた春が いくど来たやら もうすぎたやら ああ帰りたい ああ帰りたい よしきり啼(な)く 故郷へ 夕餉(ゆうげ)の灯りが なつかしく 胸にちらつく 里ごころ きっと今度は あの娘(こ)のために 俺は倖せ 探してあげる ああ帰りたい ああ帰りたい よしきり啼(な)く 故郷へ |
リンゴのふる里へ和田青児 | 和田青児 | 原譲二 | 原譲二 | 丸山雅仁 | 親の意見も あの日のまんま 不幸重ねて 便りも出さず いまだ夢追う 昨日 今日 帰りたい 帰りたい 帰れない リンゴの花咲く ふる里へ 誰が唄うか 情けの歌が やけにあの娘の 想いは募る 駆けた坂道 まわり道 帰りたい 帰りたい 帰れない 忘れちゃいないさ 達者かい 北へ北へと 流れる雲に のせて誓いの 男の真誠(こころ) 固い約束 嘘はない 帰りたい 帰りたい 帰れない でっかい人生 飾りたい リンゴの花咲く ふる里へ |
リンゴ花咲く故郷へ三橋美智也 | 三橋美智也 | 矢野亮 | 林伊佐緒 | | 生れ故郷を 何で忘れてなるもんか 昨夜(ゆんべ)も夢見て しみじみ泣いた そろそろお山の 雪さえ溶けて 白いリンゴの 花がちらほら あゝ 咲くだろな いとしお前を 何で忘れてなるもんか 木立も芽をふく 鎮守の小路 好きよ好きだと 手をとりあった 紅のたすきが 今も揺れてる あゝ 目の中に 遠く離りょと 何で忘れてなるもんか 待ってておくれよ 必ず帰る 俺とお前と あの日のように 歌をうたって リンゴもぎする あゝ それまでは |
ROCK'N ROLLふるさと舟木一夫 | 舟木一夫 | 上田成幸 | 上田成幸 | | 春の風ふわり 蝶の羽ひらり 花の影ゆらり 昼寝の雲とろり 迷い子のオタマジャクシ そろり…そろり ヒバリのラブシーン ピィロロ ピィロロ ピィロロ ピィロロ 俺のふるさと愛知県 濃尾平野のド真ン中 学校サボって れんげの畑 ハモニカ ピップッポー 俺のふるさと愛知県 一ノ宮からのりかえて 単線電車で十二・三分 その名も荻原町 駅の正面 右折して 徒歩で六分 つきあたり これこそオギャアと このオレ様が お産まれになった 長屋 春はつくしのおひたし 夏はキュウリの生かじり 秋空トンビも 年末(くれ)には夜逃げ ふるさと――ROCK'N ROLL 俺のふるさと愛知県 濃尾平野のド真ン中 恋しさちらほら 想い出きらり ふるさと――ROCK'N ROLL ふるさと――ROCK'N ROLL ふるさと――ROCK'N ROLL |
わが故郷は心のふるさと森進一 | 森進一 | たかたかし | 彩木雅夫 | | 友よ達者か 無事でくらすのか 炭鉱をおりても 元気でいるか 遠き都で ひとり見る夢は みどり色濃き 谷間の町よ わが故郷は 心のふるさと わが故郷は 心のふるさと 橋を渡れば 軒に紅い灯が ゆれて誘った 雪どけの道 北へ流れた あの娘夜の花 今もやさしき瞳よ 君よ わが故郷は 心のふるさと わが故郷は 心のふるさと 瞼とじれば 涙あふれくる 過ぎし歳月 変わらぬ町よ 花は咲いたか 鳥は囀るか 帰りつきたい 旅路の果てに わが故郷は 心のふるさと わが故郷は 心のふるさと |
わたしのふる里入山アキ子 | 入山アキ子 | 水谷公生 | 水谷公生 | 水谷公生 | 田植えは父ちゃんの 毎年自慢だね 母ちゃん そばにいて せっせと野良仕事 神々が宿る 大切な国 力を合わせた 苦労も実ったね やっと やっと そーれ 豊年満作 皆んなの笑顔 お天とさまも ありがとう 踊れや満月 うさぎもはねる ドンと 太鼓が響く 花火 きれい 色づく稲の色 そろそろ刈り入れだ 婆ちゃん もみ殻で いつもご飯炊く 山からの水は 研ぎ澄まされて 命を育くむ 恵に手を合わせ 感謝 感謝 そーれ 満願享受は 皆んなの願い 鳥居をくぐり 願掛けて 踊れや満月 ポンポコたぬき 今日も 大吉でたよ めでたいなー そーれ 豊年満作 皆んなの笑顔 お天とさまも ありがとう 踊れや満月 うさぎもはねる ドンと 太鼓が響く 花火 きれい |
わたしのふるさと楳図かずお | 楳図かずお | 楳図かずお | 楳図かずお | 多田三洋 | わたしの わたしの ふるさとは 遠くはなれた 山のまち 水と森とに かこまれた 今も昔に つづくまち さあ 帰ろう あのまちへ さあ 帰ろう いますぐ 指おりかぞえて 待っている 父と母とが 暮らすまち 古い手紙を とり出して 何度 何度も よむだろか わたしの わたしの ふるさとは 江戸の家なみ のこるまち ほそい 路地みち 板のかべ 広い河原へ 抜けるまち さあ 帰ろう あのころへ さあ 帰ろう いますぐ ひとりで遊んだ 思い出は 河童 ツチノコ 山ん婆 よるは 天狗が飲みにくる 水は清らかなままだろうか |
わたしのふるさと田中美久(HKT48) | 田中美久(HKT48) | 田中美久 | 井上トモノリ | 外山大輔 | ただいま ただいま あの街並みと この風景 懐かしいって感じる 帰って来たよって 心がワクワク弾んでいる 空を見上げて ホッとして 「やっぱ よかとこばい」って思う 育ててくれた街へ恩返しをしよう 十年後の四月 自分は何をしてるかな 泡沫(うたかた)のように 忘れてしまっていないかな 悲しみがあれば 喜びもある 「がまだすばい」って 前を向いて みんなで力を合わせれば きっとこの先も 乗り越えていけると思うから Step by step 日焼けした夏 遊びに行った 江津湖や熊本城 まだ傷跡が残って悲しいけど 負けたくない あなたと私一緒に 手と手繋いで見つめ合おう 未来のために 何かできることを 十年前の四月 自分は何をしてたかな あの日の笑顔を 今も変わらずできてるかな 躓きそうでも 立ち止まっても 「がまだすばい」って 歩いて行こう ひとりで抱え込んだりせず その手を伸ばせば 支え合えるはずと信じてる ただいま ただいま 大切なものを失う怖さを 知ったとき 人はきっと強くなれる 帰って来たその日には 前よりも大きく輝いていたい 十年後の四月 自分は何をしてるかな 泡沫(うたかた)のように 忘れてしまっていないかな 悲しみがあれば 喜びもある 「がまだすばい」って 前を向いて みんなで力を合わせれば きっとこの先も 乗り越えていけると思うから Step by step |
わたしのふるさと氷川きよし | 氷川きよし | 藤井宏一 | グッチ裕三 | 澤近泰輔 | 夕焼け雲 西の空に やがて消えて 星ひとつ 空 雲 夜 星 明日も晴れる 岬の影 風が渡る やがて凪いで 陽が差した 海 山 光 風 遠い思い出 君と歩く道 重ねてゆくとき この町とともに とわにあれと願う ここがわたしのふるさと ああ、ふるさと 花が匂い 緑萌えて やがて枯れて 雪化粧 春 夏 秋 冬 いのちはめぐる 君がえがく夢 誰とつながり 美しく強く 輝けよと願う ここがわたしのふるさと ああ、ふるさと ここがわたしのふるさと ああ、ふるさと ここがみんなのふるさと ああ、ふるさと |
わたしの故郷四万十金田たつえ | 金田たつえ | 高橋直人 | 池田八声 | 石倉重信 | 河原(かわら)も爛漫(らんまん) 菜の花つつじ 藤に夜桜 花絵巻 ふるさと 四万十(しまんと) 春風薫(かお)り 上(のぼ)る若鮎 はじけて踊る こんな良い所(とこ) 他にはないわ 幸せを胸に抱きしめ あなたと生きてゆく 夏でも秋でも 祭のお酒 冬は寄り添い 雪見酒(ゆきみざけ) ふるさと 四万十(しまんと) 大河(おおかわ)暮れて 澄んだ水面(みなも)に 月影浮かぶ 岸のカワセミ まどろむ頃は やすらぎの灯(あか)り点(とも)して ふたりの明日を待つ 嵐が荒れても 切れない絆 愛の架け橋 沈下橋(ちんかばし) ふるさと 四万十(しまんと) やさしい流れ 注ぐ土佐湾 遙かな旅路 希望(のぞみ)ひとすじ 命の限り この街の人とふれあい 夢みて生きてゆく |
私のふるさと(主人は眠る)堀江美都子 | 堀江美都子 | 伊藤アキラ | フォスター | | 汚れはててる 空だけど 星を見る夜も 少いけれど それでも私は 忘れない 七色の虹が かかる日もある この道を どこまでも 私がそだった ふるさとだから 光もささない 川だけど 魚もすまなく なったけれど それでも私は 忘れない 木の葉が流れて 行くこともある この道を どこまでも 私がそだった ふるさとだから ひばりも鳴かなく なったけど 千草も咲かなく なったけれど はなれることなど できないの 私がそだった ふるさとだから この道を どこまでも 私がそだった ふるさとだから |
私のふるさと福島紅晴美 | 紅晴美 | 紅晴美 | 紅晴美 | 松井タツオ | 私のふるさと福島は どこにも負けないうつくしま 宝の島だよ守るんだ サァサー みんなで 立ちあがれ 私が育った 浜通り 黒いダイヤで 栄えたよ 常夏気分で ハワイもあるよ オバちゃんだって フラガール ハァ~~ 沖のカモメが さわいだら 宝の島へと 船を出せ ハァ~~ 相馬恋しや なつかしや お盆になったら みな帰れ じゃんがら踊りで みな帰れ 手と手をつないでがんばろう サァサ~ みんなで 立ちあがれ 吾妻おろしの 風がふく 強い心と やさしさで 春を待って 梅桃桜 果物王国 花ざかり ハァ~~ ほんとの空がここにある すんだ心が宝物 ハァ~~ 雨が上がれば 虹の橋 わらじまつりで みな帰れ うねめまつりで みな帰れ 手と手をつないでがんばろう サァサ~ みんなで 立ちあがれ 会津磐梯山は 宝の山よ 雪どけ水で 米っこもうまい 小原庄助さんも 赤べこも 地酒をのんでおどりだす ハァ~~ 清らかに咲く 水芭蕉 人の心を育てます ハァ~~ 会津だましい ここにある 百虎まつりで みな帰れ はだかまつりで みな帰れ 手と手をつないでがんばろう サァサ~ みんなで 立ちあがれ 立ちあがれ |