浜圭介作曲の歌詞一覧リスト  760曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
女狐和田弘とマヒナスターズ和田弘とマヒナスターズ荒木とよひさ浜圭介あなたの膝の上 仔猫みたいに じゃれあう日々が もしもなかったら こんなに泣き疲れ 心泣きはらし 口紅折るほど 憎みはしない  私の中の 白い女狐よ 悪い女に もうさせないで 惚れて惚れて 生命より惚れて あなたを 許しているのに  あなたが可愛いくて 子供みたいで 楽しい暮らし もしもなかったら こんなにやせ細り 心やせ細り この髪切るほど 惚れたりしない  私の中の 白い女狐よ 馬鹿な女に もうさせないで 好きで好きで 涙より好きで あなたを 許しているのに  私の中の 白い女狐よ 悪い女に もうさせないで 惚れて惚れて 生命より惚れて あなたを 許しているのに
花あかり渡哲也・牧村三枝子渡哲也・牧村三枝子水木かおる浜圭介前田俊明待たせるだけで あの日から いくつの季節が 流れたろ 夜が寒いと 花冷えの 肩があまえる めぐり逢い  思えば長い 冬の日も 色づきそだてた 夢ひとつ 逢いたかったと すがりつく しだれ桜の 花あかり  あふれる愛を そそぐよ 空ければグラスに 充たす酒 酔って怨みを こめた目が 胸にせつない 花の宿  吐息もからむ 襟あしに 花びらふたつの こぼれ紅 恋に生きたい 死にたいと むせぶおぼろ夜 雨になる
花あかり ソロバージョン渡哲也渡哲也水木かおる浜圭介前田俊明待たせるだけで あの日から いくつの季節が 流れたろ 夜が寒いと 花冷えの 肩があまえる めぐり逢い  思えば長い 冬の日も 色づきそだてた 夢ひとつ 逢いたかったと すがりつく しだれ桜の 花あかり  あふれる愛を そそぐよ 空ければグラスに 充たす酒 酔って怨みを こめた目が 胸にせつない 花の宿  吐息もからむ 襟あしに 花びらふたつの こぼれ紅 恋に生きたい 死にたいと むせぶおぼろ夜 雨になる 
アカシヤ列車若原一郎若原一郎石本美由起浜圭介今日かぎり 泣いた日に さよならしたら 愛という 大切な 荷物をまとめ 明日への 明日への 汽車に乗ろうよ 愛ひとつあればいい 好きなのはお前だけ 二人して 旅に発つ 夢は北へ 走れ ブルートレイン 夢を乗せて走れ  淋しさに うつ向いた 昨日と別れ 幸せの 町へ行く 切符を買って 明日への 明日への 汽車に乗ろうよ 信じ合い 頼り合う 新しい 出発さ ふだん着のままでいい 夢は北へ 走れ ブルートレイン 恋を乗せて走れ  北国は アカシヤの 季節だろうか 誰よりも 幸せに なる日を尋ね 明日への 明日への 汽車に乗ろうよ 爽やかに 野を渡り 駆け抜ける 海の底 まどろめば 星が呼ぶ 夢は北へ 走れ ブルートレイン 歌を乗せて走れ 走れ ブルートレイン 歌を乗せて走れ
今夜だけはロス・インディオスロス・インディオス水木れいじ浜圭介(男女)せめてお別れの夜なら (男女)強く抱きしめてほしいの (女)明日のことなんかわすれて (女)ほほ寄せ踊りましょう (男)一度消えた愛の灯は (男)泣いても帰らない (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)恋人のままで (女)踊りたいの (男)踊りたいの (男女)想い出 たどりながら  (男女)せめてお別れの煙草に (男女)そっと火をつけてあげたい (女)だけど淋しげな横顔 (女)見るのはとても辛い (男)胸にしみたささやきも (男)だれかに あげるのね (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)私だけのもの (女)離さないで (男)離さないで (男女)涙がこぼれるから  (男女)一度消えた幸福は (男女)呼んでも届かない (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)恋人のままで (女)踊りたいの (男)踊りたいの (男女)想い出 たどりながら  (女)今夜だけは (男)今夜だけは (男女)恋人のままで (女)踊りたいの (男)踊りたいの (男女)想い出 たどりながら  
さよならの向うでロス・インディオスロス・インディオス喜多條忠浜圭介きっとあなたは 知らないでしょう 小さな声で さよならと  言って閉ざした 扉の向こう 私がどんな顔してるか 鉄の階段コツコツと 靴音ひびかせ あなたは帰る タバコの 煙が 残った部屋で あなたのための化粧と涙 洗い落として 眠ります  きっと私は 知らないでしょう 背中を向けてさよならと  言って閉ざした 扉の向こう あなたが どんな顔してるか そうよ あなたは帰ったら 優しくむかえて 待つひとがいる 悲しい想いを させてはだめよ 私の事は 私の事よ わかりすぎてる ことなのに  鉄の階段コツコツと 靴音ひびかせ あなたは帰る タバコの 煙が 残った部屋で あなたのための化粧と涙 洗い落として 眠ります
こんな時代の片隅で連以久摩連以久摩田久保真見浜圭介こんな時代の片隅で 疲れた肩を寄せあって 今夜はグッと飲みたいね 裏腹の裏は真実かい? やってられない ちょっと切ないことばかり  あの頃二人は若かった 涙の数だけ笑ってた 昔は良かったね… なんだ坂 こんな坂 人生は なんだ坂 こんな坂 苦しいネ イヤな時代だね…  人の流れに逆らって 行くあてもなく歩く街 涙を捨てる場所がない 優しさの裏で舌を出す やってられない ちょっと切ないことばかり  拳にかくした情熱で 時代を相手にケンカした 昔はよかったね パッと咲いてパッと散って人生は パッと咲いてパッと散って短いネ 夢をみたいよね…  あの頃二人は若かった 涙の数だけ笑ってた 昔は良かったね… なんだ坂 こんな坂 人生は なんだ坂 こんな坂 苦しいネ イヤな時代だね…  パッと咲いてパッと散って人生は パッと咲いてパッと散って短いネ 夢をみたいよね… 
猫のファド~あしたも生きるあさっても~リンダ・コラソンリンダ・コラソン阿久悠浜圭介桜庭伸幸迷(ま)い子の子猫を 片手で拾い上げて 私の部屋へ 連れてきたのは 三年も 暮らしてた 男に去られた夜でした 形のくずれた 帽子の中へ入れて あいつの匂い ついているけど しばらくは がまんして ベッドにしてねと 言いきかす  さびしい同士だね 都会にありがちの 哀しい瞳(め)の色に たがいをうつしましょう だから いいわね いいわね あしたも生きる あさっても  小皿のミルクを ピチャピチャ舐めて飲んで 私のことを じっと見るのは もしかして 母親と 思っているからなんでしょか 気まぐれついでに しばらく猫と暮らす 不実な男 思いきるには 愛情を 空っぽに するしかないわと 苦笑い  おかしい二人だね よくあるコンビだね 手枕 膝枕 ゆっくり眠りましょう だから いいわね いいわね あしたも生きる あさっても  さびしい同士だね 都会にありがちの 哀しい瞳(め)の色に たがいをうつしましょう だから いいわね いいわね あしたも生きる あさっても あしたも生きる あさっても
舟唄りりィ&洋士りりィ&洋士阿久悠浜圭介齋藤洋士お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌い出すのさ 舟唄を  沖のかもめに 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌い出すのさ 舟唄を ルルル・・・・・・・
石狩挽歌吉村明紘吉村明紘なかにし礼浜圭介海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれてオンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古体文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
おんな道吉幾三吉幾三浜圭介浜圭介京建輔生まれた時から みなし子で 親の顔さえ わからずに 夜に生れて 夜に育った 女の姿 いやなお客に せがまれて 男の枕に されながら つくる笑顔も 生きるため  顔もわからぬ 親ならば いっそ生まずに いてくれりゃ 夜に生れて 夜に育った 女じゃないさ 強く生きても 逆もどり だれが私を こうさせた 飲めぬお酒も 心のささえ  いっそこのまま地の底で そっと静かに ねむりたい 夜に生まれて 夜につかれた 女の姿 夢に見ました 幸せを 夢にさめれば むなしさが 強く生きよう 女の道を
舟唄吉幾三吉幾三阿久悠浜圭介吉幾三お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯(あか)りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌い出すのさ 舟唄を  沖のかもめに 深酒(ふかざけ)させてヨ いとしあの娘(こ)とヨ 朝寝するダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛(むてき)が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌い出すのさ 舟唄を  ルルル…
愛はルビーのきらめきでYou&You(島津ゆたか&くにさきゆみ)You&You(島津ゆたか&くにさきゆみ)大津あきら浜圭介(女)“今すぐに逢いたい” 留守電の声に (女)心乱されてゆくの  (男)“今すぐに逢いたい” ただ一言で (男)君を奪い返したい  (女)笑いも消えたこの部屋で もう一度 (男女)二人の瞬間を重ねあえたら  (男女)愛はルビーのきらめきで (男女)涙まであたためる  (男女)あなたしかないと 今気付いた  (女)愛はルビーのきらめきで (男女)哀しみを溶かしてく  (男)君を抱きしめて 暮せるなら (男女)何もいらない  (男)“今すぐに逢いたい” ずっと呼んでる (男)今夜 受話器の中で  (女)“今すぐに逢いたい” 何も飾らない (女)声があなたらしいから  (男)雨降る街をすり抜けて もう一度 (男女)二人の瞬間を重ねあえたら  (男女)愛はルビーのきらめきで (男女)口唇を踊らせる  (男女)あなただけそばにいればいいの  (女)愛はルビーのきらめきで (男女)ときめきも魅かれあう  (男)君だけがそばにいればいいさ  (男女)何もいらない  (男)君を抱きしめて 暮せるなら (男女)何もいらない  
さよならの走り書き由紀さおり由紀さおり千家和也浜圭介一枚の便箋に さよならの走り書き 悲しくて読みやすい あのひとの文字の癖 小鳥の世話も 花びんの水も 今日から先は 私の仕事 いつでもそこに 服かけた 柱のくぎを 見つめて泣いた 別れはこんなものと 理屈では分かるけど こみあげる淋しさは どうすればいいのやら  ライターで火をつけた さよならの走り書き 灰皿で燃えている あのひとの愛や夢 枕もひとつ 毛布もひとつ 添い寝の味を 忘れましょうね 小びんの底の 残り酒 コップに空けて 寝酒にするわ 別れはこんなものと 理屈では分かるけど つきまとう想い出を どう消せばいいのやら
挽歌GOLD LYLIC由紀さおりGOLD LYLIC由紀さおり千家和也浜圭介やはりあの人は 私を送りに来なかった にぎわう夕暮れ人ごみの中 私はただバスを待つ 悲しみだけを道案内に 想い出色の洋服を着て 辛くないと言えば嘘だわ あのひとのことが気がかりだけど 私は今バスに乗る  たぶんあのひとは 私を恨んでいるでしょう 冷たい女と思われながら 私はただバスを待つ ひとりで朝は起きられますか ハンカチの場所分かるでしょうか あとの女とうまくやってね うしろ髪ひかれ涙に濡れて 私は今バスに乗る
街の灯り由紀さおり由紀さおり阿久悠浜圭介坂本昌之そばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの 暗い海のように ふれる肩のぬくもり 感じながら話を もっともっと出来るならば 今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ  好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ
ロビーの隅に由紀さおり由紀さおり千家和也浜圭介時刻は丁度 午後十時 回転ドアが 廻わってる 空港からの バスが着く 知らない国の 話し声  ロビーの隅に 立つ私 人待ち顔な 影法師 今日こそ彼と 結ばれる 心の準備 して来たの  私の顔を 知っている 誰かに逢うと 嫌だから 煙草を喫って ふしだらな 女のふりを 女のふりを しているの  ガラスの外の 大通り こまかい雨が 降っている 子供を連れた 人がいる 恋人らしい 人もいる  ロビーの隅に 立つ私 人待ち顔な 影法師 電話の彼の 約束に 私は愛を 賭けてみる  ちょっぴり派手な 服を着て 人眼につくと 恐いから こういう場所に 慣れている 女のふりを 女のふりを しているの
Bye Bye 横浜ユウエンユウエン渡辺なつみ浜圭介岩本正樹さよなら揺れる波に 一人つぶやいた 顔をみればきっと 言えなくなるから 今でも愛してます 多分悔やみます 優しすぎる人 どうぞ変わらないで  Bye Bye 横浜 いいことなんて Bye Bye 横浜 なかったけれど Bye Bye 横浜 あなたに会えた それだけがしあわせ  いまならまだ間に合う 部屋で待つあなた 日曜日の海は 夕陽がきれいよ このままでよかったなど 一生言えないわ 誰を泣かせても 奪い去りたかった  Bye Bye 横浜 泣かないなんて Bye Bye 横浜 できないけれど Bye Bye 横浜 あなたと生きた 愛ならばしあわせ  Bye Bye 横浜 いいことなんて Bye Bye 横浜 なかったけれど Bye Bye 横浜 あなたに会えた それだけがしあわせ
この星の上で山本百合子山本百合子山上路夫浜圭介あかのたちおあなたを見ていたい 時間が許すかぎり ほかのものは 目に入らない 流れるこの時を 今止められるならば このままあなたと 二人でいたい 小さなこの星に 二人は生まれ そうしてあの日 めぐり逢った 回る回る この星の上で 二人のこの愛 だいじにしたい 回る回る この星の上で 二人のこの愛 だいじにしたい  あなたと話したい ただ声を聞いていれば ほかの音は どこかに消える 心を見る窓を もしも持っていれば 私の心を 見せてあげたい 心に咲いている 一つの花が あなたの為に 愛の花が 回る回る この星の上で 二人のこの愛 だいじにしたい 回る回る この星の上で 二人のこの愛 だいじにしたい  小さなこの星に 二人は生まれ そうしてあの日 めぐり逢った 回る回る この星の上で 二人のこの愛 だいじにしたい 回る回る この星の上で 二人のこの愛 だいじにしたい
だから…そうね山本譲二&やや山本譲二&やや荒木とよひさ浜圭介今泉敏郎だから… 哀しみが似合う 女性(おんな)よりも 靴のヒール 少し 短くすれば そうね… 口紅も 髪も 変えてみたら また ちがう生き方 あるかも あなたの指さきに おまえの指さきに 愛がいま いま走りだす 幸せに ならなきゃ嘘だよ 長い夢を 観てるだけなら 幸せに ならなきゃ損だよ 遠い めぐり逢いだから 遠い めぐり逢いだから  だから… 想い出を固く 守るよりも 胸のボタン ひとつ はずしてみたら そうね… 夢の中 躯(からだ) まかせたなら また ちがう人生 ありそう あなたのその肌に おまえのその肌に 愛がいま いま溶けている 幸せに ならなきゃ嘘だよ 一度ぐらい いい籤(くじ)引いて 幸せに ならなきゃ損だよ 遠い めぐり逢いだから 遠い めぐり逢いだから  幸せに ならなきゃ嘘だよ 長い夢を 観てるだけなら 幸せに ならなきゃ損だよ 遠い めぐり逢いだから 遠い めぐり逢いだから
あなたしかいらない山本譲二山本譲二大津あきら浜圭介今泉敏郎消し忘れの煙草をひねり “忘れないよ”と呟くあなた 夜明け前のホテルの部屋は 哀しいほどさよならの香り 愛した記憶さえボロボロに もう他人より冷たい顔だけど  あなたしかいらない 背中に駈け寄り 涙を埋めたら あなたしか見えない あなたしかいらない あなたしかいらない  呼び慣れてる名前をそっと 胸の中で呼びかける私 薄明かりのルームライトに 揺らめくのはしあわせの破片 抱かれた温もりがヒラヒラと もう魂まで舞い堕ちてゆくけど  あなたしかいらない 誰かを愛して 邪魔だと解っても あなたしか見えない あなたしかいらない 背中に駈け寄り 涙を埋めたら あなたしか見えない あなたしかいらない あなたしかいらない
石狩挽歌山本譲二山本譲二なかにし礼浜圭介丸山雅仁海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋(う)もれた 番屋(ばんや)の隅(すみ)で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問(と)い刺(さ)し網(あみ)か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
俺の花山本譲二山本譲二渡辺なつみ浜圭介矢野立美真っ赤なバラに こぼれる雨 泣かない女の 涙のようさ 不器用過ぎる こんな俺に 何にも言わずに ついて来た  バラと拳 おまえに 詫びて済まない 男さ 握り締める 刺も痛みも 後生可愛い 俺の花  茨の道に 絡めた指 微笑み浮かべて 背中を押した 臆病なのか 勝手なのか どっちも貴方と 笑う奴  バラと拳 おまえは 惚れて足りない 女さ 肩を濡らす 雨はブルース 咲いて散らない 俺の花  バラと拳 おまえに 詫びて済まない 男さ 握り締める 刺も痛みも 後生可愛い 俺の花 咲いて散らない 俺の花
君の歌になろう山本譲二山本譲二やしろよう浜圭介川村栄二君が遠くへ 飛び立つ鳥なら 君がくちずさむ 歌になろう 君が夜空を 流れる星なら 君が抱きしめる 空になろう  どうして人には 別れがあるの 約束したのに もう泣かないと 瞼を閉じたなら 逢えるから 想い出がこの胸に 熱いから  風に揺られて 微笑む花たち やがてその花も 枯れるだろう 雨が上がれば 生まれる虹たち やがてあの虹も 消えるだろう  どうして人には 別れがあるの 過ぎゆく季節は もう還らない いつでもそばにいて あげるから 想い出がとめどなく 熱いから  君が遠くへ 飛び立つ鳥なら 君がくちずさむ 歌になろう
ごめんよ山本譲二山本譲二山田孝雄浜圭介もいちど お前に逢いたい 今でも 淋しくひとりかと 男なんて 強がりながら 自分の弱さを 知ってるものさ  ごめんよ ごめんよ お前を泣かせたままで ごめんよ ごめんよ 許しておくれ あれから一年過ぎたね 心の痛みに振り向けば 今年も又 山茶花 こぼれ お前の好きな 春がやってくる  幸せ少ないものだよ 愚かな 安らぎ 振り捨てて 明日からは 気遣う人を 自分のためだよ 探すがいいさ  ごめんよ ごめんよ お前を泣かせたままで ごめんよ ごめんよ 許しておくれ お酒におぼれて ないかい いけない噂も 聞いたけど それでもいい 元気でいれば 何処かにあるさ 心のやすらぎが  ごめんよ ごめんよ お前を泣かせたままで ごめんよ ごめんよ 許しておくれ あれから一年過ぎたね 心の痛みに振り向けば 今年も又 山茶花 こぼれ お前の好きな 春がやってくる
放浪う…ままに山本譲二山本譲二田久保真見浜圭介望郷が空(むな)しさを連れて 一杯の酒に涙ぐむ 放浪(さすら)うは風のいたずらか 燃え尽きた夢の抜け殻よ 誰のため 生きてゆくのか 誰のため 死ねと言うのか 希望があれば生きる力は 誰にも負けない 酒よ今夜も 俺の痛みを いやしておくれよ  故郷は帰らない今も 靴をぬぐ場所があけてある おふくろがあの日泣いていた 思い出が胸をしめつける 人として 情けは深く 人として 涙は熱く 愛した女(ひと)の傷跡さえも 抱いて生きてゆく 星よ今夜も 俺の心を 照らしておくれよ  誰のため 生きてゆくのか 誰のため 死ねと言うのか 行く先よりもふり向いた時 道はそこにある 風よ今夜も 俺の涙を かくしておくれよ
ザンゲの酒がしょっぱくて山本譲二山本譲二数丘夕彦浜圭介伊戸のりおいろんな人が 両手あわせて 俺を残して 帰っていった 写真のお前 花にかこまれ そんなに明るく 笑うなよ  俺がいちばん 愛した女 そしていちばん 泣かせた女  何もお前にしてやれず なんで俺より先に逝く ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて  悔やんで詫びて 詫びて悔やんで 飲んで飲みほす 涙か酒か お前にすべて 家をまかせて わがまま勝手に 生きてきた  俺がいちばん 愛した女 そしていちばん 泣かせた女  違う人生あったのに 俺と一緒でよかったか ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて  俺がいちばん 愛した女 そしていちばん 泣かせた女  心やさしく咲いた花 それがお前という花さ ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて  ザンゲの酒が ザンゲの酒が あぁ しょっぱくて
外は雨が…山本譲二山本譲二大津あきら浜圭介どじな恋だったね せめて逢えたなら ふたつ みっつ俺の 頬を殴らせる ダメだね ほろ酔いの胸に今夜 あの女(こ)のしわくちゃな泣き顔が 外は雨が… 外は雨が… ふたりの別れ歌のように みだれながら… さけびながら… 哀しく今 降りしきるよ  純な女(ひと)だったね それが重荷でも 惚れて 抱いた俺が 何故か いとおしい ダメだね ひとりきりこんな夜は コップで飲む酒は切なくて 外は雨が… 外は雨が… あの女(こ)の幸せ夢見てる いるように… さそうように… 限りもなく 降りしきるよ  外は雨が… 外は雨が… ふたりの別れ歌のように みだれながら… さけびながら… 哀しく今 降りしきるよ 哀しく今 降りしきるよ
舟唄山本譲二山本譲二阿久悠浜圭介丸山雅仁お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に 深酒させてヨ いとしあの娘(こ)とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘(こ)を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル………
夜明け前山本譲二山本譲二ちあき哲也浜圭介伊戸のりお咲いた、桜が咲いた 咲いた桜なら やがて静かに散って行く 風に潔(いさぎよ)く…  ここからはじまる 第二の人生 舞台はまわって 幕が上がり 今こそ出番だと 夢が言う  俺が己(おのれ)の明日(あす)に 出遭う夜明け前 咲いた、桜が咲いた 俺の心にも  越えたこの歳月(としつき)を 酒にふり向けば 下手は下手なりやって来た いつも一向(ひたすら)に…  時には連れ合い 嘆(な)かせもしたが 不実はひとつも してはいない 黙って生き様を 見てほしい  抑(おさ)え抑えた胸を 放(はな)つ夜明け前 俺が真実(まこと)の俺を 歩む夜明け前  咲いた、桜が咲いた 俺の心にも…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夜霧のあなた山本譲二山本譲二千家和也浜圭介寄り添う影を 夜霧がつつむ ふたりの吐息が ひとつにとける 眼もと 小さなホクロ こぼす泪に赤い 何かいいたいけれど 言葉にはならない 明日も逢える あなただけれど 今夜はこのまま 帰したくない  つないだ指を 夜霧が濡らす ふたりの気持が ひとつに通う すべて 甘える仕草 いじらしいほど 可愛い 抱いてやりたいけれど 人の眼が気になる 大事にしたい あなただけれど 今夜はこのまま 帰したくない 帰したくない
夜桜哀歌山本譲二山本譲二田久保真見浜圭介矢野立美産まれた時代が 悪いのか はぐれた自分の 性分か 俺にゃ 夜風のちょうちんが お天道様だと 苦笑い 汗も涙も 泥水さえも 飲み干し酔えれば 酒だろう 夜桜ハラハラ 背に受けて 意地は男の 命火よ  一夜(ひとよ)のまくらに されていた あいつを救った つもりでも 惚れた女と 生きるのを 許しちゃくれない 古い疵(きず) 連れて逃げてと すがった声が 奈落の底まで ついてくる 夜桜ハラハラ ふり向けば 痩せたあいつが 泣いている  崩れるしかない 泥船を それでも漕ぐのが さだめだろ 二度と帰らぬ ふるさとは こころの根雪に うめたのさ 石が浮かんで 木の葉が沈む この世が俺には 似合いだろう 夜桜ハラハラ 見上げれば 夢は男の かがり火よ
二人の世界山口かおる&浜圭介山口かおる&浜圭介岡田冨美子浜圭介若草恵忘れられなくて逢いに来たんだよ ひとめ見たあの日から 私の方こそ 今何時か 気にしないで ゆられながら 夜明けのない街さがしに行こうか 映画みたいだね 夜霧がせつない 二人きりの世界へ歩いていこうよ  表通りから裏道へそれる 人に見られてもいい 抱いてほしいのよ 言葉さえも 忘れていく 胸の奥に 話したいことは沢山あるのに このままいっしょに 付いてこれるかい 二人きりの世界へ歩いていこうよ  今何時か 気にしないで ゆられながら 夜明けのない街さがしに行こうか こころ寄せ合って 夜霧の向こうの 二人きりの世界へ歩いていこうよ
あなたを奪いたい山口かおる山口かおる森下玲可浜圭介坂本昌之坂の上から見た街は 輝く宝石が滲んでた あなたの全てを 奪いたくて 抱かれた あの日  この身が朽ちても あなたが好き 耳元で囁くの  愛をねだり 心をねだり 魔性の夜に あなたを落としたい 夢をねだり 指の先まで  このままずっと 離さない  雨で霞んだハーバーライト 上手(うま)く歩けない振りをして 濡れた唇 重ねたまま 目覚めた あの日  行方の見えない 恋でもいい 情熱は消せなくて  愛を奪い 心を奪い 魔性の恋で あなたを酔わせたい 夢をさがし 夜明けの海に あなたを沈め 眠りたい  愛をねだり 心をねだり 魔性の夜に あなたを落としたい 夢をねだり 指の先まで このままずっと 離さない
あの日の愛に帰りたい山口かおる山口かおる岡田冨美子浜圭介若草恵あふれる想いに溺れそうな 悲しいからだ 淋しいこころ 別れてもまだ好きと 窓辺の小鳥にささやいてみた あなたが消えたこのお部屋  一輪バラを飾るたび きれいな涙がやってきて 二人の写真を破ろうとする あの日の愛に帰りたい  思い出が生きがいだなんて つらすぎる  あなたのやさしさ裏返すと 別れの朝が 冷たく凍る 死んでも離れないと 何度も何度も指を切ったね あなたが消えたこのお部屋  さよならしても愛情が からだのどこかに残るから 良かったことしか思い出せない あの日の愛に帰りたい  泣くことが生きがいだなんて つらすぎる
大阪暮色山口かおる山口かおる浜圭介浜圭介DCO西陽でやけた たゝみの上 あの人がくれた花瓶 別離(わかれ)た日から花も飾らずに 淋しくおいてある あの人が好きやねん くるうほど好きやねん 北の新地に雨が降ります 悲しい歌が 聞こえる あほやねん あほやねん 騙された私が あほやねん  大阪の夜は 悲しくて ネオンに季節かんじる 明日があると信じ逢える日を 指おりかぞえてる あの人が好きやねん 誰よりも好きやねん 涙色した淀川の水 思い出すのは まぼろし 忘れへん 忘れへん 私はあなたを 忘れへん  あの人が好きやねん くるうほど好きやねん 北の新地に雨が降ります 悲しい歌が 聞こえる あほやねん あほやねん 騙された私が あほやねん
ガラスの薔薇山口かおる山口かおる渡辺なつみ浜圭介若草恵恋は赤い ガラスの薔薇 儚く 砕け散って 消えた愛を 探すけれど 零れ落ちる 涙もない 雨よどうか あの人を返して 低い雲よ あの月を どうぞ隠してよ  雨に散った ガラスの薔薇 差し出す 棘も無くし 色褪せずに 眠るのです 咲いたままの 心抱いて 愛に泣いて 死ねたなら幸せ 二度と触れぬ 温もりが 雨に砕けても  雨よどうか あの人を返して 低い雲よ あの月を どうぞ隠してよ
ジェラシー山口かおる山口かおる岡田冨美子浜圭介若草恵もう少しだけこの私 引き寄せて確かめて あなたを知って 過ぎてゆく瞬間が愛おしくて 約束を信じても ジェラシーは続くから ふたり 愛・さがしびと 指をからめて眠り つらい日々を熱く生きて 最後に結ばれたいの  傷つきながら輝くの 大空を飛ぶ鳥も 二人の過去は違うけど 願いごとはひとつだから あなたから教わった ジェラシーの美しさ ふたり 愛・さがしびと いつか別れがきても 赤い糸は切れないから このまま燃えつづけるの  あなたを知って 過ぎてゆく瞬間が愛おしくて  ふたり 愛・さがしびと 指をからめて眠り つらい日々を熱く生きて 最後に結ばれたいの
すずめの涙山口かおる山口かおる荒木とよひさ浜圭介丸山雅仁世の中であんたが 一番好きだったけれど 追いかけてすがりつき 泣いてもみじめになるだけ 幸福(しあわせ)を窓に閉じこめて 飼いならしてみても 悲しみが胸のすき間から 忍び込んでくる たかが人生 なりゆきまかせ 男なんかは 星の数ほど 泥んこになるまえに 綺麗にあばよ 好きでいるうちに 許してあばよ  もし…今度 生まれてくるなら 孔雀よりすずめ 口紅も香水もつけないで 誰かと暮すわ 色づいた夢を見るよりも ささやかでもいいの あたしだけ飛べる青空を 持ってる人ならば たかが人生 綺麗なときは 花よりもっと 短いはずね 酔いどれになるまえに 背中にあばよ 好きでいるうちに 許してあばよ  たかが人生 なりゆきまかせ 男なんかは 星の数ほど 泥んこになるまえに 綺麗にあばよ 好きでいるうちに 許してあばよ 許してあばよ
旅立ちの街山口かおる山口かおる渡辺なつみ浜圭介矢田部正手のひら止まる 雪の花 溶けてゆくのが 悲しくて ひとひら小雪 捕まえる 線路づたいの 細い道 愛は雪のように 消えてゆくけど 優しい人の温もりは ひと駅ごとに積もるでしょう 明日へ あなたの声が聴こえる 旅立ちの街  淋しさつのる 冬景色 遠い灯りが 恋しくて 窓辺に身体 投げ出して 夢であなたを 抱きしめる やがて春が来れば 花は咲くけど 想い出よりも美しく 咲く花なんてないでしょう さよなら 言わない愛を許して 旅立ちの街  愛は雪のように 消えてゆくけど 優しい人の温もりは ひと駅ごとに積もるでしょう 明日へ あなたの声が聴こえる 旅立ちの街
ふた情け山口かおる山口かおる荒木とよひさ浜圭介西村真吾あんたの優しさが また罪つくり 心の棲み処は わたしじゃないはず 別れがいつの日か 待ち伏せしても 一途に惚れぬけば それでいいから いいこといっぱい あったけど 落ち逢う夢が なかっただけさ あんたが好きで あんたが嫌い もっと嫌いは ふた情け  男のずるさなど 解ってたけど うす眼で知らん顔 演じていただけ 女は咲き時と 散り時がある いつかは返り咲き すればいいから 悲しみいろいろ あったけど 出逢えたことが 人生なのさ あんたのそばで あんたが遠い もっと遠いは ふた運命(さだめ)  いいこといっぱい あったけど 落ち逢う夢が なかっただけさ あんたが好きで あんたが嫌い もっと嫌いは ふた情け
真夜中のシャワー山口かおる山口かおる岡田冨美子浜圭介DCO真夜中に熱いシャワーを浴びて 夏がくれたワンナイトラブ しずくにしてみたけど… それはむなしい努力みたい 鏡の中で逢いたい心がときめく FEELING 瞳閉じて FEELING あなたを呼び FEELING 拒みながら FEELING 求めてゆく 淋しい私が眠りにつくまで FEELING 愛に酔わせて  ベイサイドのドライブ思い出すと バスタオルを巻いた胸に 聞こえてくるメロディー… 街であなたと同じ車 見かけるたびに時間が止まってしまうの FEELING あのやさしさ FEELING 私のもの FEELING 背中向けて FEELING 抱かれてゆく 涙が乾いて遠くへ行くまで FEELING 愛に酔わせて  FEELING 瞳閉じて FEELING あなたを呼び FEELING 拒みながら FEELING 求めてゆく 淋しい私が眠りにつくまで FEELING 愛に酔わせて
三行半のブルース山口かおる山口かおる朝比奈京仔浜圭介西村真吾二人暮らしたアパートに ほかのだれかの残り香と しどろもどろの言い訳に 三行半のブルースよ  生まれたばかりのあたしさえ 捨ててもいいと思うほど 恋に値打ちがありますか 教えて欲しい お母さん  苦労知らなきゃ やわになる やわじゃ世間で苦労する 合わせ鏡の人生に 三行半のブルースよ  別れ話を突きつけて 心ためしたバチでしょうか 抜け殻なのよあの日から 戻ってきてよ ねぇあんた
許して山口かおる山口かおる岡田冨美子浜圭介若草恵秘密だから他人(ひと)に言えなくて はりさけそうな毎日が続いてる 許して私を 夢の中で罠(わな)に落ちたの  許して 私を 出逢いは運命だから....... 許して 二人を 今夜もまたあなたが来る しあわせよ こわれないで  もっと熱い未来(あす)が欲しいのに 抱きしめあうと瞬間(いま)だけがいとおしい 許して私を あなたなしで生きて行けない  許して 私を 求めて傷つきながら 許して 二人を 今夜もまたずっとずっと しあわせよ こわれないで  許して 私を 出逢いは運命だから....... 許して 二人を 今夜もまたあなたが来る しあわせよ こわれないで
酔いどれて山口かおる山口かおる吉岡治浜圭介DCOひとり口紅 拭きとりながら 鏡のわたしに 声かける 上手に生きたね 昨日も今日も 褒(ほ)めてみたって むしょうに淋しい 泣かせてよ 泣かせてよ 氷雨が窓うつ こんな夜は 酔わせて 死なせて 火の酒で ららばい ららばい ららばい 酔いどれて 夢のつづきを見ないよう  どうぞあなたも わたしと同じ 不幸なまんまで 居て欲しい 想い出相手に 酒場の隅で 暗い瞳(め)をして うつろに酔ってね 泣かせてよ 泣かせてよ 涙でこの身が 沈むほど 溺(おぼ)れて 忘れて 火の酒で ららばい ららばい ららばい 酔いどれて やがて夜明けの鳥になれ  泣かせてよ 泣かせてよ 氷雨が窓うつ こんな夜は 酔わせて 死なせて 火の酒で ららばい ららばい ららばい 酔いどれて 夢のつづきを見ないよう
夜は眠れなくて山口かおる山口かおる数丘夕彦浜圭介坂本昌之女は世話焼く 幸せ夢を見て あんたはいつでも アホな夢を見る ついていけへん もうあんたには ほなね もうエエ 知らんがな  なんや夜は眠れなくて あかん夜は眠れなくて あの日別れた あんたが浮かぶんや  どろどろなるまで 飲むほかしゃあないね どろどろなって 今夜も眠るんよ  強気で生きても 女は弱いもの 最後はあんたが きっと笑うやろ しんどなっても もう負けへんで あたし意地でも 忘れたる  なんや夜は眠れなくて あかん夜は眠れなくて ほんまハラたつ あんたがジャマすんねん  ぐだぐだなるまで 酔うほかしゃあないね ぐだぐだなって 朝まで眠るんよ  なんや夜は眠れなくて あかん夜は眠れなくて やっぱいまでも あんたが好きやねん  ほろほろ負けたわ あんたの面影を ほろほろ抱いて 朝まで眠るんよ ほろほろ抱いて 朝まで眠るんよ
ふるさと山川豊&桂銀淑山川豊&桂銀淑やしろよう浜圭介ビルの谷間に夢が沈む おまえどうしているだろか 岬を染めて 恋が燃える 私今でも 待ってます 黄昏に手紙を書きたいひとがいる ふるさとはおまえ ふるさとはあなた  ネオン海峡 泳ぐよりも あなたカモメでいて欲しい ひとりで酒に 酔えば辛い そばにおまえがいて欲しい 逢いたくて 心が名を呼ぶひとがいる ふるさとはおまえ ふるさとはあなた  忘れな草の花のように おまえ咲いてる港町 時雨が雪に変わる前に きっと帰ってくれますね この胸に ぬくもりやさしいひとがいる ふるさとはおまえ ふるさとはあなた
酒ごころ山川豊山川豊水木れいじ浜圭介表紙のちぎれた 歌本ひらき しんみり演歌 うたう奴 小窓にそぼ降る 夜更けの雨に はるかな故郷 恋うる奴 めぐる想い出 違っていても 同じだよ 酒をくむ心 淋しすぎるぜ ひとりってことが 男ってやつは…  煙草のけむりを 目で追いながら 帰らぬ友を しのぶ奴 別れた女の 面影うかべ 不幸にしたと わびる奴 いたむ古傷 違っていても 同じだよ 酒に泣く心 淋しすぎるぜ 逢えないってことが 男ってやつは…  にじんだ灯かげに 掌かざし 昔の夢を ともす奴 グラスに浮かんだ 氷を見つめ 明日の夢を 探す奴 たどる人生 違っていても 同じだよ 酒に酔う心 淋しすぎるぜ 生きるってことが 男ってやつは…  
泣かないで山川豊山川豊たきのえいじ浜圭介恋する度に 化粧を変えて 生きてきたと 云うけど 黙っていても 隠せはしない 流した涙の数は  泣かないで 泣かないで 過ぎたことは 置き去りにして 泣かないで 泣かないで あしたが逃げて行くから  言葉で愛を 縫(つくろ)うよりも 感じ合える 心で 無邪気になって 甘えていいよ 男と女になって  泣かないで 泣かないで 切ってあげる 涙の糸は 泣かないで 泣かないで いつでもそばにいるから  泣かないで 泣かないで 過ぎたことは 置き去りにして 泣かないで 泣かないで あしたが逃げて行くから
北斗星山川豊山川豊やしろよう浜圭介馬飼野俊一街の灯りは天の川 泣いて女の 未練が走る 別れの涙が乾くその日を 待てと言うの できないわ あなたできないわ 噂のかけら 追いかけて 北へ北へ北へひとすじ 北斗星  霧にけむった 途中駅 車窓に映して口紅をひく さよならでもいい何かひとこと もうひとこと 聞かせてよ あなた聞かせてよ 引き返せない 戻れない 恋に恋に恋にひとずじ 北斗星  夜の向こうは 冬景色 燃える想いが 海峡越える 熱いその胸に溶けて行きたい 雪のように もう一度 あなたもう一度 最後の夢を 抱きしめて 北へ北へ北へひとすじ 北斗星
雨の慕情山内惠介山内惠介阿久悠浜圭介心が忘れた あのひとも 膝が重さを 覚えてる 長い月日の 膝まくら 煙草プカリと ふかしてた にくい 恋しい にくい 恋しい めぐりめぐって 今は恋しい 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い  ひとりで覚えた 手料理を なぜか味見が させたくて すきまだらけの テーブルを 皿でうずめて いる私 きらい 逢(あ)いたい きらい 逢いたい くもり空なら いつも逢いたい 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い  雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い
舟唄山内惠介山内惠介阿久悠浜圭介上杉洋史お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてョ いとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りがないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけて さびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル‥‥
元気でいてね柳澤純子柳澤純子杉紀彦浜圭介川口真やっと会えたわ 元気でよかった つらい季節を のりこえて 少し重ねた 歳月が 思えば何だか なつかしい  会ったら別れる 人生だけど 元気で元気で 元気でいてね こんど会える日 待ってるからね  つもる話は 次から次へ しゃべり足りない 夜が更ける 今度いい人 出来たなら 必ず教えて 頂戴ね  女はいつでも女でいたい 元気で元気で 元気でいてね 花になりましょ お互いいつか  会ったら別れる 人生だけど 元気で元気で 元気でいてね こんど会える日 待ってるからね こんど会える日 待ってるからね
雨の慕情PLATINA LYLIC八代亜紀PLATINA LYLIC八代亜紀阿久悠浜圭介心が忘れたあのひとも 膝が重さを覚えてる 長い月日の膝まくら 煙草プカリとふかしてた 憎い 恋しい 憎い 恋しい めぐりめぐって 今は恋しい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い  一人で覚えた手料理を なぜか味見がさせたくて すきまだらけのテーブルを 皿でうずめている私 きらい 逢いたい きらい 逢いたい くもり空なら いつも逢いたい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い  雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い
石狩挽歌八代亜紀八代亜紀なかにし礼浜圭介伊藤雪彦海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯(めし)を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
命火八代亜紀八代亜紀石原信一浜圭介手縫いの浴衣 あん男はおりゃ 夫婦みたいと てれていた ほおずきそえて 置き手紙 「ろくでなしさ」と なぜ消えた 好いとるばい 好いとるばい ほくろにちりちり 親火 盛火 好いとるばい 好いとるばい 螢と添い寝の 不知火の女  松明かざす あらくれどもの 祭り太鼓が 突き刺さる くやしまぎれに 浜木綿を 「あん男ばか」と踏んだけど 逢いたかね 逢いたかね 訪ねてこいこい 飛火 流火 逢いたかね 逢いたかね 命火 燃える 不知火の女  好いとるばい 好いとるばい 素肌を寄せ合う 合わせ火 離れ火 好いとるばい 好いとるばい あん男呼んでる 不知火の女
男と女・酒と歌八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介竜崎孝路他人同志の 肩と肩 ふれて飲む酒 歌う歌 縁もゆかりもない人と 胸の重さの計りっこ 皆んなさびしい 体が寒い 男、女・酒と歌  せめて五つも 子供なら もっと無邪気に 誘い合う 大人同志の不便さは 歌のきれまに酒をつぐ 皆んな悲しい その目がつらい 男、女・酒と歌  たった三分 歌う間の 息の通いが 気にかかる だけどいくらか酔いどれて 夜にまぎれて帰るだけ 皆んなせつない 心が重い 男、女・酒と歌
かもめの歌八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介注(つ)ぐひとと 飲むひとと だんまりで むかい合い 別れた男に 似てるとか 会いたい女に 似てるとか 胸のうちでは 思いながらも 窓打つあらしを 気にしてる あんたも 鴎だね 時化だけ 愛敬(あいきょう)だね 姿よいのを 鼻にかけ どこか薄情な ふりをする スイーッ スイーッ  不器用な 箸さばき 塩辛が はさめない 可愛い男に 見えるとか やさしい女に 見えるとか 云ってしまえば 楽になるのに 店の飾りを たずねてる あんたも 鴎だね お白粉(しろい) 上手だね 色の白いを エサにして 人の心を 誘ってる  あんたも鴎だね 別れの 役者だね 心がわりを 知らさずに 追って行くよな 真似をする スイーッ スイーッ スイーッ スイーッ
カラス八代亜紀八代亜紀岡田冨美子浜圭介恋し恋しと羽を噛み 夜明けの晩に啼くカラス わたしゃ素肌に赤襦袢(あかじゅばん) ふとんをかぶって枕抱く  逃げるあんたは夢ん中 両手を延ばしてまぼろし掴む ここじゃ男は盆暮れに 御神酒飲みほし女を替える  つらい想いに身を焼いて あんたの空を飛ぶカラス 冷えた背中を丸めても 過ぎたぬくもり戻りゃせぬ  今夜あんたは誰の家 憎さがあまれば欲しさに変わる あの日むつんでされっきり 女所帯にゃ酔う酒もない  逃げるあんたは夢ん中 両手を延ばしてまぼろし掴む ここじゃ男は盆暮れに 御神酒飲みほし女を替える
残心八代亜紀八代亜紀渡辺淳一浜圭介竜崎孝路あなたを 愛してはいるの 気持ちは まだ残っているの でもこのあたりで 去ってゆくわ あなたがはっきりしないから  これまでひたすら 待ってきたけど かぎりなく 待つわけにいかないの わたしも わたしが大事なの  あなたを 恨んではないわ 心は まだ揺れているのよ でもこのあたりで 終わりにしましょう あなたの優しさわかるけど  女が待つにもかぎりがあるの はてしなく 愛にとどまれないの わたしも わたしが大事なの  迷っているのは わかっているの 心より 体は忘れないわ わたしも わたしが大事なの わたしも わたしが大事なの
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
花水仙八代亜紀八代亜紀池田充男浜圭介伊藤雪彦鉢植えの水仙を 買ったのは お風呂がえりの ゆうぐれ時です このゆかしさが おまえに似てると あなたに言われて 嬉しかった 新妻みたいに エプロンかけて あなたを世話した 愛の明け暮れ 一年のみじかいくらしを 懐しみ 水をあげてる 私です  花売りのリヤカーが 露地うらに 春を今年も はこんで来ました このアパートを 出る気はしません あなたが戻って くるかも知れない お揃いで買った コーヒーカップ 戸棚にひとつ ふせてあります 思い出が淋しい気持に変るとき なみだこぼれる 私です  一年のみじかいくらしを 懐しみ なみだこぼれる 私です
舟唄PLATINA LYLIC八代亜紀PLATINA LYLIC八代亜紀阿久悠浜圭介お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしのあの娘(こ)とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りがないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛(むてき)が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル‥‥
冬の恋歌八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介ヘッドライトが 大橋わたる あとは暗闇 真の闇 風は西から 北へと変わる やがて季節は 冬になる わたし 今日から ああ ひとりで眠り からだ からだ からだばかりを 熱くする  窓を叩けば 風でも起きる 風と知ってて 外を見る 手紙みたいな 枯葉が舞って 涙みたいな 雨が降る わたしあれから ああ ひとりで生きて 心 心 心なおさら つのらせる  時雨(しぐれ)過ぎたら 小さな星が 空のかなたで またたいて やがて消えそな 儚(はかな)い色が 恋の行方を 占って わたし それでも ああ ひとりで想い つらい つらい つらい恋歌 くり返す
ブルーレイン 大阪八代亜紀八代亜紀荒木とよひさ浜圭介泣いて大阪 御堂筋 別れ上手な人がいる 女ごころを本気にさせ 追いかければ 逃げてゆくわ ああだけど憎めない  恋灯り ぬれる街 だれか似た人さがすだけ めぐり逢えば 別れがくる 追いかければ 逃げてゆくわ ブルーレイン 雨の大阪  ゆれて大阪 北新地 浮気上手な人がいる 女ごころを酔わせてみて やさしくされ つめたくされ ああ離れられないわ  恋灯り ゆれる夜 夢の続きとわかっても めぐり逢えば 別れがくる やさしくされ つめたくされ ブルーレイン 雨の大阪  恋灯り ぬれる街 だれか似た人さがすだけ めぐり逢えば 別れがくる 追いかければ 逃げてゆくわ ブルーレイン 雨の大阪
頬づえついてブルースを八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介仲の良いマリーが死んだ 電話を握ったまま 誰に別れを 云うつもりだったのか あくる朝 鴎が翔んだ 翼を赤く染めて まるで祭に打ち上げた 花火だね いいことなんか それほどないのに いいことばかり 探して生きたから マリーは馬鹿さ ほんとに馬鹿さ わたし ひとりで口ずさむ 頬づえついてブルースを…  この場所は港が見える 春には桜も咲く 寂しがりやの マリーにはちょうどいい 何だって黙(だま)って死んだ それほどつらいのなら 話し相手になることも 出来たのに いのちと同じ 愛などないのに いのちを賭けて 心を伝えたり マリーは馬鹿さ ほんとに馬鹿さ わたし ひとりで口ずさむ 頬づえついてブルースを…
港町絶唱八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介こんな私も 春には都会で 笑いころげて くらしてた せまい部屋でも 小鳥を飼って 好きな男に もたれてた 北国行きの 列車に乗って 流れる景色に 泣いたのは 夏から 秋の境い目で すべてがかげる頃のこと ああ 海峡に 日が落ちる  そして私は 無口になって 波の音きき 生きている 鴎ばかりが にぎわう海を 日がな一日 見つめてる 落ち着き場所も まだ決めかねて 荷物もとかずに 部屋の隅 秋から冬へ 日が移り 死にたくなれば それもよい ああ 海峡に 雪が舞う  浮灯台が 身をもみながら 港のはずれに かすむのは 冬から春へとかけ足で 女の胸も とける頃 ああ 海峡に 風が吹く
野暮八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介軒の提燈(ちょうちん) 灯ともし頃に 沖の匂いを プンプンさせて 髭はいつ剃る あしたの朝か それとも私を 抱く前か 酒は強いが はしゃぎはしない 愛敬者では ないけれど 嘘をつかない 野暮さが好きで 私 いそいそ 店じまい  障子あければ 港が見える 漁に出る船 エンジンふかす たまの休みは 鯨のように 大きな鼾を かくもよい 腕の力は 死ぬほど強く やさしい感じじゃ ないけれど 妙にまじめな ウブさに魅(ひ)かれ 私 世話やく ふりをする  眠れないなら はやばや起きて ふたりそろって 朝市めぐり 下駄の音など カラコロさせて 両手に蟹など ぶら下げる もっと器用に 愛する人は 他にも大勢 いるけれど なぜかあんたが 安心出来て 私 すっかり いい気持ち
雪の華八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介吹雪いたら アア 道がない 遠い 近いも わからない かかと もとより 膝までも 雪にもぐらせ 行く女 アアア アア アアア 風がバチ打つ かき鳴らす  乱れ散る アア 雪の華 頬に まぶたに 受けながら 夏の祭の 想い出を 冬に返しに 来た女 アアア アア アアア 風がバチ打つ かき鳴らす  凍えたら アア 夢を見て 腕に抱かれた 心地して 心だけでも とどいたら それでいいのと 云う女 アアア アア アアア 風がバチ打つ かき鳴らす
酔恋森本英世森本英世荒木とよひさ浜圭介ひとり暮しにもなれたけど お酒を飲む癖がつきました 叱って下さい こんな私を 可愛い女になれず  しあわせの匂いを運んでくれた あなたの青い背広は いまごろ誰が ぬがせてくれてるかしら 酔わせて下さい 泣かせて下さい 今夜は おもいきり  せめて電話でもくれたなら 三日はそれだけで生きれます 恨んでいないわ こんな私に あなたはいい人すぎたわ  黄昏の匂いが 秋になる頃 あなたはだれと思い出の 落ち葉の道を 肩よせ歩くのかしら 帰って下さい 待たせて下さい あなたをこの部屋で  しあわせの匂いを運んでくれた あなたの青い背広は いまごろ誰が ぬがせてくれてるかしら 酔わせて下さい 泣かせて下さい 今夜は おもいきり
もみがら枕の子守唄森光子森光子荒木とよひさ浜圭介日暮れになったらよ 心が寒くってさ わたしが惚れた 夕やけとんぼ どこかへ行ったきり 日暮れになったらよ カラスが泣くからよ 七つの子供へ帰っておやり わたしはいいからさ  早よう寝れや 早よう寝れや 今夜も蒲団を かぶってさ 早よう寝れや 早よう寝れや もみがら枕の 子守唄  日暮れになったらよ あの頃みたいにさ 桐下駄つっかけ お風呂屋さんに ふたりで行きたいね 日暮れになったらよ あんたが大好きな ライスカレーでも こさえてるから 灯りをともしてさ  早よう寝れや 早よう寝れや ひとりで一杯 ひっかけて 早よう寝れや 早よう寝れや もみがら枕の 子守唄  早よう寝れや 早よう寝れや 今夜も蒲団を かぶってさ 早よう寝れや 早よう寝れや もみがら枕の 子守唄
夕顔のうた森光子森光子荒木とよひさ浜圭介生れたことを 恨みもしない 生れたことを 倖せともいわない 夕顔の花よ お前と似てる 路地裏に咲いて この世に咲いて…咲いて  おんなに生れ 母にもなれず おんなに生れ 故郷にも帰れず 夕顔の花よ 短い夏に 誰(た)が為に咲いて この世に咲いて…咲いて  夕日が沈む 儚い人生(いのち) 夕日が沈む 思い出だけ残して 夕顔の花よ あしたもそこに 真白きに咲いて この世に咲いて …咲いて
愛は流れる森昌子森昌子なかにし礼浜圭介若草恵もしもあなたと 逢わなかったら たぶん私 死んでいたわ 不幸を背負ったままで 愛の出会いは まるで奇跡ね あなたの目を みつめながら 神に感謝してます すべては移りゆく 無情に残酷に 握りしめた砂のように 愛は流れる  もしも夢なら 夢でいいから いだきあった私たちを きつくきつく 紐でしばって もしもあなたが 逃げていったら たぶん私 生きてないわ この世に望みはないわ 針をはずした 柱時計は 歌うことを 止めたけれど 花は咲いて枯れゆく すべては移りゆく この世も人生も 走る汽車の窓の景色 愛は流れる  もしも夢なら 夢でいいから いだきあった姿のまま 死んで死んで 石になりたい すべては移りゆく この世も人生も 走る汽車の窓の景色 愛は流れる もしも夢なら 夢でいいから いだきあった姿のまま 死んで死んで 石になりたい
あなたから歩いて森昌子森昌子山上路夫浜圭介田代修二わたし話すことは 何もなくなった 想い出なら街灯りほど あるけれど 悲しみはまだ こみあげて来ない どうしてって ただ思うだけ あなたから歩いて 黄昏の街を 消えてゆく姿 見送りたいの あなたから歩いて あなたの道を わたしも探しましょう わたしの道を  あなた止める愛を わたし持ってない 二年ばかり若い夢ごと 見てただけ 君ならばすぐ 恋人が出来る 慰めなら もう言わないで あなたから歩いて サヨナラを言って けして泣かないで 手をふりましょう あなたから歩いて 人波の中 わたしは街角に たたずんでるわ  あなたから歩いて あなたの道を わたしも探しましょう わたしの道を
あなたの愛に包まれながら森昌子森昌子紙中礼子浜圭介萩田光雄雨の日も 風の日も 色々あって つづく道 そして今 あたらしい 扉をひとつ 開けましょう 振り向けば いつだって こころ支えた 歌があり 哀しみの向こうには 巡り逢う 明日(あした)がある あの頃よりも 自由になって 広い空 見上げている 今日は もう一度 生まれる記念日 あなたの愛に 包まれながら うれしくて…  悩んだり 悔やんだり 翼を折った 夜もある 傷ついて わかるのよ あなたの痛み 少しは 誰もみな 限りある 時を旅して いるけれど 優しさや 情熱に ふれるたび 明日(あす)が見える あの頃よりも 素直になって 人生を 楽しみたい 今日は もう一度 生まれる記念日 あなたと共に 笑える今が 愛しくて…  あの頃よりも 自由になって 広い空 見上げている 今日は もう一度 生まれる記念日 あなたの愛に 包まれながら うれしくて… あなたの愛に 包まれながら うれしくて…
美しき大地森昌子森昌子なかにし礼浜圭介萩田光雄もしもあなたの中に 弱虫がいた時は 母の笑顔を思い 涙をふきなさい。  どんな寂しい時も あなたは一人じゃない 母は寄り添うように あなたのそばにいる。  ああ、人生は美しいはず 生きてみてそれを確かめなさい。  涙のあとには歓びがくる。 それを見守る母は大地よ。  たとえ夢破れても それで終わりじゃないわ 母はあなたの胸に 光をあげましょう。  人は優しくないと 幸せになれないわ それは強がるよりも 勇気のいることよ。  ああ、人生は美しいはず 悲しみもなぜかつきまとうけど。  涙のあとには歓びがくる それを見守る母は大地よ。  ああ、人生は美しいはず 生きてみてそれを確かめなさい。  涙のあとには歓びがくる それを見守る母は大地よ。  母は大地よ。
森昌子森昌子たかたかし浜圭介涙がとめどなくあふれ ふたりの愛を押しながす 私ひとりを残して あなたは 夜の汽車に乗る 儚ないものね 男と女 信じていたの あなただけ  旅ゆく人はうつ向いて 改札口をぬけてゆく あなたこれでお別れね 止めても無駄なことなのね 一つの部屋で暮した日々を 私はきっと 忘れない  あなたこれでお別れね 見送るわ 悲しみをこらえ 今日からひとり ふりむかないで 私は生きる この街で
家族写真森昌子森昌子渡辺なつみ浜圭介萩田光雄久しぶり集まった 良く似た顔と顔 みんなが揃うことなど 何年振りのこと 手を止めて母さんが 膝の上孫を抱き 「ホントに嬉しそうだ」と 兄さん耳打ちをする 気兼ねいらずの笑い顔 ここに父さんいたならと 笑顔の写真 話しかける 一緒にいるよね お父さん ふるさと我が家の 家族写真  忙しく過ぎる日々 離れて知った苦労 生意気盛り ずいぶん心配かけたでしょう 日に焼けた畳には あのころの椅子の跡 並んで食べる夕げの 優しい母さんの味 やがて私も歳を取り いつか子供も手を離れ 巣立つのでしょう 淋しいでしょう 長生きしてよね お母さん 愛する我が家の 家族写真  気兼ねいらずの笑い顔 ここに父さんいたならと 笑顔の写真 話しかける 一緒にいるよね お父さん ふるさと我が家の 家族写真
悲しみの終着駅森昌子森昌子荒木とよひさ浜圭介幼い頃から あなたのことを 探していたよな 気がします それは北の港町でも そして凍てつく冬の岬で…  あゝ 生きてさえいれば めぐり逢えると あゝ 涙をぬぐってくれる人に あなたは 悲しみの終着駅だから  手鏡を見るたび 涙がいつも 似合っていたよな 気がします それは窓に雪が降る夜 そして海鳴り旅の宿でも…  あゝ あしたにはきっと 春に逢えると あゝ わたしを支えてくれる人に あなたは 悲しみの終着駅だから  あゝ 生きてさえいれば めぐり逢えると あゝ 涙をぬぐってくれる人に あなたは 悲しみの終着駅だから
哀しみ本線日本海GOLD LYLIC森昌子GOLD LYLIC森昌子荒木とよひさ浜圭介何処へ帰るの 海鳥たちよ シベリアおろしの 北の海 私には 戻る 胸もない 戻る 戻る 胸もない もしも死んだら あなた あなた泣いてくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海  細い汽笛が こころに刺さる 星屑ばかりの 北の空 涙さえ 凍る こんな夜 吠える 風に ふるえてる 胸の痛みを あなた あなた聞いてくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海  入り江沿(づた)いに 灯りがゆれる 名前も知らない 北の町 凍りつく指に 息をかけ 旅の重さ 筆(ペン)をとる 綴る便りを あなた あなた読んでくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海
北寒港森昌子森昌子さいとう大三浜圭介泣いてみようか 笑おうか それとも 死んでしまいましょうか どうせ 拭いてしまうのだから 涙なんかは 流さない 淋しいけれど 悲しいけれど あなた乗る乗る 船に乗る わたしはこころ 凍らせる  船を見ようか 帰ろうか それとも 誰かにすがりましょうか どうせ 涙止まらないから お化粧なんかは 直さない くやしいけれど むなしいけれど あなた出る出る 旅に出る わたしは鴎 見つめてる  酔ってみようか 唄おうか それとも 想い出数えましょうか どうせ ひとり泣くだけだから 家になんかは 帰らない 恋しいけれど 未練だけれど あなた行く行く 西へ行く わたしは寒い 夜に哭く
恋は女の命の華よ森昌子森昌子たかたかし浜圭介海鳴りないて 荒れる夜は 時計の針が むかしにもどる 恋は女の命の華よ この指も 唇も 今もあなたのものなのに 波が波が 波が二人を あゝ…… ひきはなす  ガラスの窓に 口紅を うつして 頬の薄さに泣ける 恋は女の命の華よ あの夜を やさしさを あなた返してもう一度 呼んで呼んで 呼んでとどかぬ あゝ…… 遠い人  あなたに待てと 言われたら 死んでも 生きて私は待つわ 恋は女の命の華よ 春がゆき 夏がゆき 秋と一緒に冬が来る 海の海の 海の暗さよ あゝ…… 抱きしめて
心は哀しいものですね森昌子森昌子松井五郎浜圭介若草恵あの日の海へ 続く道 二人の足跡 消すように 誰にも見せず しまってた 古い写真は 破きます 逢いに行けばなにかが きっと変わりましたね 叶わないこと わかっていても 好きでした 泣くだけ 泣いたら あなたの心は 見えますか ひとつになれない 心は哀しいものですね  凍てつく指が 覚えてる そのとき本気の 約束を 女になんか 生まれたら 幸も不幸も 紙一重 すがることで壊れる 幸せもあるけれど 悔やみたくない たったひとつの 夢でした 泣かせて 泣かせて わたしの心は 見えますか ひとりになれない 心は哀しいものですね  泣くだけ 泣いたら あなたの心は 見えますか ひとつになれない 心は哀しいものですね
こころ雪森昌子森昌子なかにし礼浜圭介萩田光雄人は誰も生きていれば 知らぬ間に汚れていく。 心ならずも嘘をついたり 愛する人に背いてみたり。  ああ、初雪が降りかかる すべてを白紙にもどしていく 初雪が降りかかる 昨日の私をかき消していく なにかが始まる予感の中で。  人は誰も胸のうちで ごめんねとつぶやいてる。 その一言を言いたいけれど 言えないままに時を過ごして。  ああ、初雪が降りかかる 誰かが私を愛している 初雪が降りかかる 私もあなたを好きになりそう 一から命を始めるために。  初雪が降りかかる 昨日の私をかき消していく なにかが始まる予感の中で。
最後の乾杯森昌子森昌子紙中礼子浜圭介田代修二ありがとう これ以上言葉にできないわ 海にしずむ 夕陽を見つめて 最後に乾杯しましょう いつもお互いを そっとかばいあい 愛の強がり言ったけど そうよあなたなら きっとわかるでしょ 今日でさよならするけれど  まぶしいわ 想い出が心を支えるの たったひとつ 確かなこの愛 夕陽に乾杯しましょう 広いこの空も 碧(あお)いこの海も ずっと終わりがないように そうよあなたなら きっとわかるでしょ 今日でさよならするけれど  いつか振り返り そして立ち止まる 愛は何度も 何度でも そうよあなたなら きっとわかるでしょ 今日でさよならするけれど  そうよあなたなら きっとわかるでしょ ラララ わかっていてほしい
花暦(シクラメン)森昌子森昌子荒木とよひさ浜圭介シクラメン シクラメン あなたは花ね シクラメン シクラメン わたしは女  いくつも 捨てられ上手の女でいれば 泣くことなんかないものを 少しのお酒 少しの恨み 涙の数ほど きれいになれる  泣いて 笑って また泣いて 演歌うたなど お似合いね シクラメン シクラメン わたしは女  別れ話に 慣れてる女でいれば 強がりだけで生きられる 鏡のお前 昨日の私 明日になっても 変わりはしない  泣いて 笑って また泣いて 演歌うたなど お似合いね シクラメン シクラメン わたしは女  シクラメン シクラメン わたしは女
人生に乾杯森昌子森昌子浜圭介浜圭介竜崎孝路誰かが誰かを 愛してる 私も誰かを 愛してる ひとりは心が 寒いよに 私の心が ふるえてる いろいろあるわ 人生は きれいな服着て 出かけましょう 赤・青・黄色 どの色も 心に花を 咲かせてる ロマンティックな 人生に 乾杯しましょう 笑いましょう  誰かが誰かに 涙して 私も誰かに 涙して 誰でも昔を なつかしみ 心に思い出 しまってる いろいろあるわ 人生は 不思議な出逢いを さがしましょう 少し軽めの 靴はいて 緑の街に 出かけましょう ロマンティックな 人生に 乾杯しましょう 笑いましょう  いろいろあるわ 人生は きれいな服着て 出かけましょう 赤・青・黄色 どの色も 心に花を 咲かせてる ロマンティックな 人生に 乾杯しましょう 笑いましょう
たそがれ三番地森昌子森昌子松井五郎浜圭介田代修二落ち葉が溜まる 路地の裏 軋(きし)む階段 駆け上がる 手書きの文字の 表札に ふたりの名前 並んでた 風にふりむくたそがれは いまもあなたがいるようで あゝ元気にしてますか たそがれ三番地 覚えています いつまでも  西日の当たる カーテンは 過ぎた歳月(としつき) 滲(にじ)んでく 貯金もできない 暮らしでも 優しい笑顔 好きだった 耳をすませばたそがれに いまもあなたの声がする あゝ元気にしてますか たそがれ三番地 忘れはしない いつまでも  もうすぐそこも ビルが建ち 思い出までが 塵(ちり)になる あなたの帰り 待っていた あの日の月を 置き去りに 風に吹かれるたそがれは いまもあなたを探してる あゝ元気にしてますか たそがれ三番地 逢いたくなれば さみしくて
立待岬GOLD LYLIC森昌子GOLD LYLIC森昌子吉田旺浜圭介北の岬に 咲く浜茄子(はまなす)の 花は紅(くれない) 未練の色よ 夢を追いかけ この海越えた あなた恋しと 背伸びする  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 涸れ果てるまで  霧笛かすめて 飛び交(か)う海猫(ごめ)よ もらい泣きする 情があれば 北のおんなの 一途(いちず)なおもい どうかつたえて あのひとに  哭いて 哭いて 泣きぬれて 立待岬の 石になっても 悔いは悔いは しません ひとすじの この恋かけて  待って待って 待ちわびて 立待岬の 花になろうと あなたあなた 待ちます この命 涸れ果てるまで
涙暦森昌子森昌子荒木とよひさ浜圭介あなたの手のひらに 頬を寄せたら 込みあげる想いが 言葉にならない 泣かないと 泣かないと 心に決めたのに 「ごめんね」あなた 涙をこぼして  あなたと暮らせたら 何処かの町で ささやかな倖せ ほかにはいらない 指さきに 指さきに 夕陽が沈むから 「ごめんね」あなた 涙をこぼして  あなたの淋しさを 分けて下さい この胸の片隅に しまってあげます この愛が この愛が あなたに届くまで 「ごめんね」あなた 涙をこぼして
はぐれどり森昌子森昌子さわだすずこ浜圭介蔦将包海に浮かべた 笹舟さえも 水に背を向け 戻るのに 帰るあてない あなたを待って 諦めきれない 恋に泣く 拳(こぶし)で胸を 叩いても この愛消せない 消えてくれない 北へ帰る 鳥の群れに ついていきたい あぁ あぁ 私 はぐれ鳥  濡れた砂浜 人影も無く 鳥の足跡 目で追って 指でなぞった あなたの名前 寄せ来る さざ波 消していく 許せないこと 数えても この愛消せない 消えてくれない 震える肩 冷たい風 降り積もる雪 あぁ あぁ 私 はぐれ鳥  拳で胸を 叩いても この愛消せない 消えてくれない 北へ帰る 鳥の群れに ついていきたい あぁ あぁ 私 はぐれ鳥
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
バラ色の未来森昌子森昌子なかにし礼浜圭介萩田光雄バラ色の 未来があるから 別れの時に 私は泣かない 幸せな 思い出抱きしめ ありがとうと ひとこと言うだけ  人生は 絶えまなく なにかが終わり なにかが始まる それが生きるということ  バラ色の 未来の空へ 私は飛び立つ 青い鳥になる  バラ色の 未来があるから あなたの後を 私は追わない あなたこそ 私の生きがい 私のすべて いのちあるかぎり  また今度 生まれたら あなたと恋を するかもしれない 愛は終わりのない夢  バラ色の 未来の空で 私はうたう 青い鳥の歌  バラ色の 未来の空へ 私は飛び立つ 青い鳥になる
港の月森昌子森昌子紙中礼子浜圭介田代修二晴れのち曇りよ 人生は 色々あるでしょう さよなら恋人 しあわせありがとう Ah…ha… Ah…ha… 途方に暮れちゃうわ Ah…ha… Ah…ha… カモメも泣いている 横浜 本牧 昼の月  女のまごころ 無駄にして あなたは どこへゆく 涙の数だけ 灯りがともる町 Ah…ha… Ah…ha… 風邪などひかないで Ah…ha… Ah…ha… 坂道のぼったら 函館 夜景に おぼろ月  想い出かさねた 石畳 祈りの鐘が鳴る あなたと夢見た 明日は雨模様 Ah…ha… Ah…ha… 心はしばれない Ah…ha… Ah…ha… わかっているけれど 長崎 エレジー 赤い月
メモ用紙森昌子森昌子胡沙まりも浜圭介蔦将包一人暮らしも 慣れたよなんて 便りを何度も 書いてみたけど 小さなカバンに 明日(ゆめ)をつめ 来た街そんなに 甘くない 辛さに心が 折れそうになり けれどこのままじゃ 帰れない  一人淋(さび)しさ 忘れたなんて そんな強がりを 云っては泣いた 瞼(まぶた)閉じれば 故郷(ふるさと)の 山並み恋しい 夢をみる 駅のホームで 頑張れと 母が手を振る なみだ顔  届いた小包み そのなかに カタカナ混じりの メモ用紙 込み上げる思いに 空を見る 明日もう一度 歩いてみよう 明日もう一度 歩いてみよう
私の愛し方森昌子森昌子なかにし礼浜圭介萩田光雄たとえあなたの愛が終わり 二人が別れようと 私にとっては どうでもいいの。 たとえあなたがほかの人を 愛して結ばれようと 私にとっては どうでも どうでもいいの。  あなたを愛することは 私が私自身と 約束したことだから 私はその約束を 守りつづける それが私の愛し方なの。  愛という名の燃える意志は たやすく消えはしない この世に愛ほど 強いものはない たぶん命がつきたあとも 夜空をこがすでしょう この世に愛ほど 強い 強いものはない。  あなたを愛することは 私が私自身と 約束したことだから 私はその約束を 守りつづける それが私の愛し方なの。  あなたを愛することは 私が私自身と 約束したことだから 私はその約束を 守りつづける それが私の愛し方なの。
銀河の約束森田健作森田健作小谷夏浜圭介竜崎孝路銀河の架け橋が 空にかかるころ また違う約束を ふたりは交(かわ)したね 八月の濡れた砂浜 来年は 大人になって来ると 言って 海に消えた 君はいまどこに あの日のままでいい 変って欲しくない 銀河の約束を 覚えているのなら  震えていたんだね 指をかみしめて 大人の階段で おびえていたんだね 八月の 揺れてる小舟 一年の 時間をかけてみると 言って 少し泣いた 君を忘れない あの日の君がいい 変って欲しくない 銀河の約束を 夜空に結ぶまで
あゝ人恋し森進一森進一阿久悠浜圭介夜は誰でも みなし子で みかんむく手が 染まります 窓にかさかさ 舞い落ち葉 私いくつに なったのか あゝ人恋し 人恋し こころが すすり泣く  ぽたりぽたりと 便箋に 涙落として 書いてます 左手に持つ 赤い酒 私あいつに 惚れたのか あゝ人恋し 人恋し こころが しのび泣く  夏に抱かれた ひとこまも 秋の別れも 浮かびます 白い枕は びしょぬれで 私見る夢 どんな夢 あゝ人恋し 人恋し こころが むせび泣く
劇場の前森進一森進一野口雨情浜圭介うちだしの 太鼓が響く 初秋の 街の甍に 赤い月  「あの月を御覧なさい」と 二人はただうつむいて涙ぐむ  帯の模様も 苅萱の はかなき草の浅黄染  軒の灯も初秋の 恋ゆえ かなし 薄あかり  「若くいましょう」と 二人は またうつむいて涙ぐむ  恋は「廓の明烏」 「泣かされました」と 云って泣く  帯の模様も 苅萱の はかなき草の浅黄染  軒の灯も初秋の 恋ゆえ かなし 薄あかり  うちだしの 太鼓が響く 初秋の 街の甍に 赤い月  うちだしの 太鼓が響く 初秋の 街の甍に 赤い月
挽歌の街から森進一森進一売野雅勇浜圭介若草恵返せない指輪を そっと抱き あなたの知らない人と 旅に出ました 絵葉書にやっと 一行だけ 淋しい季節ですね…と 綴って泣いた 恨んで下さい 憎んで下さい あきらめさせてください さよなら…あゝさよなら 裏切るしか さよならが言えません  これきりと 逢うたびこれきりと 思って一年が過ぎ そして一年… 抱きしめて一緒に行こうねと 約束した北の街 憶えてますか 叱って下さい 笑って下さい 哀しい女だと 私を さよなら…あゝさよなら 裏切るしか さよならが言えません  恨んで下さい 憎んで下さい あきらめさせてください さよなら…あゝさよなら 裏切るしか さよならが言えません
望郷じょんから杜このみ杜このみ里村龍一浜圭介津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  爺いさまが叩く じょんから節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば 故郷が浮かぶ 淋(さみ)しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して 東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を 吹雪にさらし 夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不幸 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  小泊港 お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中
家族写真望月琉叶望月琉叶売野雅勇浜圭介坂本昌之新しい家族ですと 笑顔が3つ並んだカードが 雨の午後に不意に届いた  あの街に帰ったのね 案内されて あなたと歩いた 一度きりの夏から風が吹く  別々の幸せがあるなんて あの時 知らなかった 運命がすれ違う十字路が 煙って揺れてる 優しい 優しい家族写真  クリスマスツリーの下 小さな命 抱いたあなたの シャツの色で暮らしも見える  家路へと急ぐ影が 夕陽の橋を肩寄せて行くね あれはまるであの日の私たち  別々の未来へとたどり着く 淋しい心たちが めぐり逢い ひたむきに 愛しあい もがいて 生きてる さよならの さよならの街角で  別々の幸せがあるなんて あの時 知らなかった 運命が隠してた悲しみが ツリーできらめく まぶしい まぶしい家族写真
百年の冬望月琉叶望月琉叶渡辺なつみ浜圭介若草恵この悲しみに 名前を下さい 止まぬ雪に 明日を下さい 桜眠る 若宮大路 段葛 つむじ風 恋が舞う 静や静 しずしずと この身に降りる 百年の冬 静や静 帰って来てよ あなた あなた あなた呼んでる 百年の冬  男はみんな 女の敵 憎い憎い 女の敵  この愛しさに 終わりを下さい 低い空に 光を下さい 遥か遠い あの胸目掛け 由比ヶ浜 波の音 恋が翔ぶ 静や静 しずしずと この身を焦がす 百年の冬 静や静 聞かせて声を 春を 春を 春を待ってる 百年の冬  静や静 しずしずと この身に降りる 百年の冬 静や静 帰って来てよ あなた あなた あなた呼んでる 百年の冬  あなた呼んでる 百年の冬
ピンクのダイヤモンド望月琉叶望月琉叶売野雅勇浜圭介坂本昌之ザワザワと憧れで 夜が騒いでる 行きずりみたいな 恋の予感  キラキラと夜空には 桜吹雪降る 2丁目のキスは 切なし ヤらしい  恋は ピンクのダイヤモンド いなせに輝くが花 私 ピンクのダイヤモンド ダイヤモンド 惚れてもらいます あなたには あなたには  仁義なら通します 見かけと違って 曲がったことだけ 許しません  人情にほだされて 痛い目みたって 泣きごと言うのは 女々しし ヤらしい  恋は ピンクのダイヤモンド 小粋に光る真心 私 ピンクのダイヤモンド ダイヤモンド 泣いてもらいます あなたには あなたには  恋は ピンクのダイヤモンド いなせに輝くが花 私 ピンクのダイヤモンド ダイヤモンド 惚れてもらいます あなたには あなたには
望郷じょんから最上川司最上川司里村龍一浜圭介伊平友樹津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  爺いさまが叩く じょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば 故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して 東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を吹雪にさらし 夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里 恋しや 花いちもんめ アア…ア  小泊港 お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中
心凍らせて紫レイ紫レイ荒木とよひさ浜圭介竹内弘一あなたの愛だけは 今度の愛だけは 他の男(ひと)とはちがうと 思っていたけど 抱かれるその度に 背中が悲しくて いつか切り出す 別れの言葉が恐くて  心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように  綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく 生命(いのち)すててもいいほど 慕(おも)っていたけど あなたのその胸は いつでも遠すぎて きっと理想の誰かを 宿して生きてる  心 流されて 愛に流されて 今も想い出 つかまりながら 心 流されて 夢に流されて あなたの右手と はぐれぬように  心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように
心凍らせて未来まゆみ未来まゆみ荒木とよひさ浜圭介あなたの愛だけは 今度の愛だけは 他の男とはちがうと 思っていたけど 抱かれるその度に 背中が悲しくて いつか切り出す 別れの言葉が恐くて  心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように  綺麗な愛じゃなく 子供の愛じゃなく 生命すててもいいほど 慕っていたけど あなたのその胸は いつでも遠すぎて きっと理想の誰かを 宿して生きてる  心 流されて 愛に流されて 今も想い出 つかまりながら 心 流されて 夢に流されて あなたの右手と はぐれぬように  心 凍らせて 愛を凍らせて 今がどこへも 行かないように 心 凍らせて 夢を凍らせて 涙の終りに ならないように
遠い約束三貴哲成三貴哲成田久保真見浜圭介川村栄二いつかふたりで 暮らしても おまえの誕生日は あの店の あの席で 乾杯しよう なんて…話したね  遠い約束を 今もやぶれずに ここに来てしまう ふいにおまえが そっとおまえが 扉を開けそうで  ハッピィ・バースディ・トゥ・ユゥ 幸せでいるのか? 誰にも聞けないから 心で想っている 心で想ってる  俺の心を 置き去りに ちいさな窓を閉めて あの頃の あの店が ビルに変わるよ 時が…流れたね  遠い約束は 今もかなわずに 胸をしめつける 何があっても きっと今なら 離しはしないのに  ハッピィ・バースディ・トゥ・ユゥ 幸せでいて欲しい 誰にも言わないまま 死ぬまで愛している 死ぬまで愛してる  ハッピィ・バースディ・トゥ・ユゥ 幸せでいるのか? 誰にも聞けないから 心で想っている 心で想ってる 心で想ってる…
涙のラーメン三貴哲成三貴哲成田久保真見浜圭介川村栄二降りしきる 降りしきる こんな雨の夜は ふたり暮らした この部屋が やけに広くて さみしい  あんなに愛しあった仲なのに あんなに信じあった仲なのに あなたはもういない  泣いた分だけ 水をいれて 愛を燃やして沸かしましょう ねぎを刻み 心も刻む 涙のラーメン  ふたりで食べたラーメン あの日と同じラーメン だけど あの日よりも しょっぱい涙のラーメン  愛しても 愛しても 結ばれない恋が あると知らずに 生きていた 若かったのね 二人は  どんなに哀しすぎる夜だって どんなにさみしすぎる夜だって 明日がやって来る  こわれた夢や 想い出たち 隠し味だと 思いましょう めんをほぐし 心もほぐす 涙のラーメン  ひとりで食べるラーメン 元気になれるラーメン 少し塩のきいた しょっぱい涙のラーメン  ふたりで食べたラーメン あの日と同じラーメン だけど あの日よりも しょっぱい涙のラーメン  涙のラーメン
あなたが帰る時三善英史三善英史千家和也浜圭介近藤進あなたが帰る時 船を選ぶのなら 私は名も知らぬ 港で待つわ 冷たい霧雨に 躰を濡らし 両手を すり合わせ 時間を待つわ あなたの乗る船が 港に着いた時 我身を ふりかえり 初めて泣くでしょう  あなたが帰る時 汽車を選ぶのなら 私は人気ない ホームで待つわ 一番鳥が泣く 柱の影で 心の準備して 時間を待つわ あなたの乗る汽車が ホームに着いた時 我身を ふりかえり 初めて泣くでしょう  悲しい 待ち呆気 もうじき終る まっすぐ前を見て 時間を待つわ あなたの乗る姿 この眼に見えた時 我身を ふりかえり 初めて泣くでしょう
PLATINA LYLIC三善英史PLATINA LYLIC三善英史千家和也浜圭介近藤進雨に濡れながら 立たずむ女(ひと)がいる 傘の花が咲く 土曜の昼下がり 約束した時間だけが 躰(からだ)をすり抜ける 道行く人は 誰ひとりも見向きもしない 恋はいつの日も 捧げるものだから じっと耐えるのが 務めと信じてる  雨に打たれても まだ待つ人がいる 人の数が減る 土曜の昼下がり 約束した言葉だけを 幾度も噛みしめて 追い越す人に こずかれても身動きしない 恋はいつの日も はかないものだから じっと耐えるのが 務めと信じてる  約束した心だけが 泪によみがえる 見知らぬ人が哀(あわ)れんでも 答えもしない 恋はいつの日も 悲しいものだから じっと耐えるのが 務めと信じてる
薄化粧三善英史三善英史たかたかし浜圭介昨日買った水差しを ベッドに置いて 枕カバーもとりかえて 湯かげんもみたわ 鏡にむかって 香水ふりかけ あなたをむかえる 夜のうす化粧 時計の針ばかりを 見つめては 息をひそめ あなたを待つの  ドアの外に足音が 聞こえるたびに すねた顔をつくるけど 通りすぎてゆく ワインにほんのり 染まったこの目で あなたに抱かれる 夜のうす化粧 今夜は乱れそうな 気がするの 髪をとけば 紅さえにおう  氷もとけたわ スープも冷めたわ あなたにじれてる 夜のうす化粧 小窓を叩く風の 音にさえ 胸をつかれ 駈けだす私
おんな道三善英史三善英史浜圭介浜圭介生れた時から みなし子で 親の顔さえ わからずに 夜に生まれて 夜に育った 女の姿 嫌なお客に せがまれて 男の枕に されながら つくる笑顔も 生きるため  顔もわからぬ 親ならば いっそ生まずに いてくれりゃ 夜に生まれて 夜に育った 女じゃないさ 強く生きても 逆もどり 誰が私を こうさせた 飲めぬお酒も 心のささえ  いっそこのまま 地の底で そっと静かに ねむりたい 夜に生まれて 夜につかれた 女の姿 夢に見ました しあわせを 夢にさめれば むなしさが 強く生きよう 女の道を
母さんの涙歌三善英史三善英史神坂薫浜圭介母さんの好きな歌 涙の味がする 幼い日 子守唄 明るくやさしい 声枯れた 僕を育てる 苦労にそまり 母さんの 好きな歌 涙色して 悲しいなあ  母さんの笑う顔 淋しい影がある 幼ない日 頼よせた きらきら輝やく 目が消えた 僕を守って 力がつきて 母さんの 笑う顔 泣いている様で つらいんだ  母さんの明日(あす)の夢 必ず咲かせよう 幼ない日 胸の中 話した幸福(しあわせ) 叶えよう 僕にすがって いついつ迄も 母さんの 明日の夢 きっと咲かせて あげたいな
君だけに恋をした三善英史三善英史千家和也浜圭介ふるえる胸を 君だけに 触らせたいの 恋ごころ 君の心がほしいのさ 愛のささえがほしいのさ 花には水が いるように 僕は結ばれる 時を待つ  あふれる泪 君だけに 飲ませてみたい 恋ごころ 君の命がほしいのさ 愛の力がほしいのさ 鳥には羽根が いるように 僕は結ばれる 時を待つ  君の全てがほしいのさ 愛の光がほしいのさ 夜明けの陽の出 待つように 僕は結ばれる 時を待つ
細雪三善英史三善英史谷昭志浜圭介死ぬほど好きと 今はただ 叫んでみたい あなた 過ぎ去る人は もう白く 冷たさだけが光る 雪よ降れ降れ 想い出連れて 幸せ薄い私でも 泣くことだけは辛い 雪が そして過去が 哀しみを 連れてくる  愛していたと 今さらに こぼれて落ちる涙 かすかな希望(のぞみ) 抱きしめた 私も悪いけれど 雪よ降れ降れ 想い出連れて あなたのために生きてきた 私に死ねと言うの 雪が溶けて 春が すぐそこまで やってくる  雪が溶けて 春が すぐそこまで やってくる
白い想い出三善英史三善英史谷昭志浜圭介白いから 好きでした 野菊の花が似合うから 好きでした 見えるでしょうか あの頃が わかるでしょうか 今のあなたに 覚えています 名付けています あなたと過ごした青春を 白い時代と 名付けています 笑顔と涙の青春を 白いから 好きでした 野菊の花が誰よりも 好きでした  白いから 消えました 野菊の花は雨の日に 消えました あるのでしょうか あの頃が ないのでしょうか 今のあなたに 覚えています 名付けています あなたと震えた青春を 白い時代と 名付けています 笑顔と涙を織り混ぜて 白いから 夢でした 野菊の花はいつの日も 夢でした  覚えています 名付けています あなたと震えた青春を 白い時代と 名付けています 笑顔と涙を織り混ぜて 白いから 消えました 野菊の花は雨の日に 消えました
円山・花町・母の町GOLD LYLIC三善英史GOLD LYLIC三善英史神坂薫浜圭介母になれても 妻にはなれず 小さな僕を 抱きしめて 明日におびえる 細い腕 円山 花町 母さんの 涙がしみた 日陰町  母の姿を 島田で隠し 病気の僕を 家におき 作り笑顔で 夜に咲く 円山 花町 母さんの 苦労がしみた 日陰町  母と言う名の 喜びさがし 静かに僕を 見る目には 縋りつくよな 夢がある 円山 花町 母さんの 願いがしみた 日陰町
わかれの夜道三善英史三善英史千家和也浜圭介渡された傘の柄(え)に 温もりが少し残る 送られて外に出たら 今夜も雨模様 泊まっておゆきの ひとことを 聞きたい私の 気も知らず 肩を押す~ 好きなひと  振りむけば物陰で 白煙(しろけむり)タバコひとつ 送られて足が重い 巷の灯が赤い 今にも泣きたい この心 耐えてる私の 気も知らず 指を振る~ 好きなひと  すれ違う人はみな 倖せな顔をしてる 送られて独り帰る 夜道はまだ長い も一度お側に 廻れ右 したがる私の 気も知らず 背を向ける~ 好きなひと
酒無情宮路オサム宮路オサムたきのえいじ浜圭介今泉敏郎声を殺して 涙をしぼる 未練たためぬ 身が辛い 浮世 木枯らし 裏通り 酔わせておくれ こんな夜は 燃えてはかない 酒無情  飲めば飲む程 心が痛む 痛む心が やせ細る 忘れられよか あの人を 面影ばかり またからむ 運命悲しい 酒無情  女ひとりの この淋しさを 知るや知らずや 路地明かり 募る思いに ひとしずく こぼれて沁みる 雨の糸 何故に泣かせる 酒無情
ふるさとよ都はるみ都はるみ荒木とよひさ浜圭介遥かなる 山よ河よ この瞳 閉じれば 心の中に 故郷を 遠く離れ ひとり たたずむ 夕やけ空に こみあげる想いよ 愛しさよ 北国 浮き雲 母の顔 いつの日か帰ろう 星降る町へ いつの日か帰ろう 心を連れて  涯しなき 時の流れ 胸に宿した 歳月の早さ 故郷をひとり離れ 歩き続けた 寂しい街で こみあげる涙よ 切なさよ 雪国 せせらぎ 母の唄 いつの日か帰ろう 花咲く町へ いつの日か帰ろう 心を連れて  こみあげる想いよ 愛しさよ 北国 浮き雲 母の顔 いつの日か帰ろう 星降る町へ いつの日か帰ろう 心を連れて  いつの日か帰ろう あの故郷へ いつの日か帰ろう 心を連れて
あゝ北前船三波春夫三波春夫北村桃児浜圭介馬飼野俊一男命の 北前船は 宝運びの 心意気 心意気よ 海が時化たと弱音を吐くな 沖のかもめが笑うじゃないか 風は追風 帆を捲き上げろ 屋号染め抜くソレソレソレ 自慢船  春の海ゆく 北前船は 歌が流れて 帆が揺れる 帆が揺れるよ ハイヤ節でも 越後へ来れば あの娘見染めて おさけに変わる 信濃追分け 港で仕入れ 江差 松前ソレソレソレ 蔵が建つ  冬の海ゆく 北前船は 可愛い女子も 乗せられぬ 乗せられぬよ お主ァ東か 儂ァ西廻り 北の海幸 南へ運びゃ やがて 花咲く嬉しい春だ おっとドッコイ ソレソレソレ 面舵よ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
OKOME ROCK港アケミ港アケミ渡辺なつみ浜圭介三浦一年オコメ オコメ オコメ オコメ  真心コメコメ 丹誠コメコメ あっぱれあっぱれ 日本の宝さ ロックンロール!オコメロック! 母なる大地に祈る 立派に育てと祈る Oh コメ ナンバーワン! コメコメよ 噛みしめる 幸せ一粒 オコメ オコメ オコメ オコメ 陽気に食べれば 明日も元気 力が湧く湧く オコメロック モリモリロック ロックンロール ロックンロール オコメ ロックンロール Ah Ah Ah Ah  感謝をコメコメ 愛情コメコメ にっこりにっこり お箸の国だよ ロックンロール!オコメロック! 雨にも負けずに実る 一生懸命実る 手間も ナンバーワン! コメコメよ 黄金色 稲穂も夢見る オコメ オコメ オコメ オコメ 夢中で食べれば 心も晴れる 勇気が湧く湧く オコメロック モリモリロック ロックンロール ロックンロール オコメ ロックンロール  オコメ オコメ オコメ オコメ 陽気に食べれば 明日も元気 力が湧く湧く オコメロック モリモリロック ロックンロール ロックンロール オコメ ロックンロール ロックンロール ロックンロール オコメ ロックンロール ロックンロール ロックンロール オコメ ロックンロール
独鈷の鉄五郎港アケミ港アケミ星野哲郎浜圭介丸山雅仁おーい信公 口紅のついた上衣は 脱ぎすてて船に乗れ 竜神さまは やきもちやきじゃけんのう… やい辰 いつまで女の尻ば追いかけちょるんじゃ 祭りは終ったど 早よう船首(おもて)を放さんかい…  人のつくった 人の世を 好きではみだす あほう鳥 裸祭りの 温もりを 潮で清めて 船を出す つきんぼ稼業は 一代かぎり せがれ真似るな 縄の帯  ああ俺(わし)ですか わしゃあ 鉄五郎というマグロ突きの漁師ですがの… 一年三百六十五日 カジキを追うて暮らしております 銛が一本 それに酒がありゃあ 喜んで沖へ出よります 女? そりゃあもう 嫌いじゃないわのう…ハハハ…  金華山とか 呼ばれても 銭にならない 岩の山 似てやせんかい この俺に 惚れちゃいけない 磯千鳥 つきんぼ稼業に 明日はないぞ 青い墓場に 浪の花  土佐で生まれた このわしが 惚れたお方は 万次郎 ちょいと隣りの アメリカへ 一升ぶらさげ 散歩する つきんぼ稼業に 情けはないが 赤い夕陽が 目にしみる
演歌みたいな夜ですね三田明三田明喜多條忠浜圭介萩田光雄演歌みたいな夜ですね 路地に一(ひと)文字 消えたネオン ちいさな酒場の片隅で 久しぶりよね飲みたいわ 外の雨は もうどしゃぶりで 酔ったふたりを とじ込めた どうぞ どうぞ 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯  演歌みたいな夜ですね 街も灯りを 消したみたい ひとりの部屋には帰れない 胸にぬくもり欲しいから そうねどこか 旅でもしない 切符2枚を 買いたいわ どうぞ どうぞ 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯  演歌みたいなふたりよね 逢えば振られた 話ばかり あなたも懲(こ)りない恋をして なぜか似た者同士よね 浪花節ね 人生なんて 同じ小石に また転ぶ どうぞ どうぞ 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯 もっと もっと 酔わせてね 水割り一杯 もう一杯
美空ひばり美空ひばり千家和也浜圭介雨にぬれながら たたずむ人がいる 傘の花が咲く 土曜の昼さがり 約束した時間だけが 体をすりぬける 道行く人は誰一人も 見向きもしない 恋はいつの日も 捧げるものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる  雨にうたれても まだ待つ人がいる 人の数が減る 土曜の昼さがり 約束した言葉だけを 幾度もかみしめて 追い越す人にこずかれても 身動きしない 恋はいつの日も はかないものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる  約束した心だけが 涙によみがえる 見知らぬ人が あわれんでも答えもしない 恋はいつの日も 悲しいものだから じっと耐えるのが つとめと信じてる
祖谷のむすめ美空ひばり美空ひばり西沢爽浜圭介山の娘が 別れに泣いたよ 祖谷のつりはし ゆらゆらかずら橋 霧がふる 霧がふる 谷の瀬がむせぶ 粗朶刈りと 言って家を出た さよならを せめて言いたくて 旅のあなたに 旅のあなたに なんでこうまで ひかされた  山の娘は 二十と一だよ 花を一枝 ゆらゆらかずら橋 紅がちる 紅がちる 祖谷の岩つつじ 恋はいや あとがつらいもの 咲いたとて わしも むだの花 峠こえたら 峠こえたら 思いだすまい だされまい  山の娘は さみしい娘よ 帰るつりはし ゆらゆらかずら橋 あとをむく あとをむく 影に日がかげる 粉引き唄うまい 娘だったよ いい嫁になって お暮らしよ 平家かなしや 平家かなしや 祖谷は谷間の かくれ里
終着駅美空ひばり美空ひばり千家和也浜圭介青木望落葉の舞い散る停車場は 悲しい女の吹きだまり だから今日もひとり明日もひとり 涙を捨てにくる 真冬に裸足は冷たかろう 大きな荷物は重たかろう なのに今日もひとり明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名のあたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よくにた女が降りてくる そして今日もひとり明日もひとり 過去から逃げてくる  肩抱く夜風のなぐさめは 忘れる努力の邪魔になる だから今日もひとり明日もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名のあたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よくにた女が降りてくる そして今日もひとり明日もひとり 過去から逃げてくる そして今日もひとり明日もひとり 過去から逃げてくる
舟唄美空ひばり美空ひばり阿久悠浜圭介お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝するダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルルル…
石狩挽歌水森かおり水森かおりなかにし礼浜圭介馬飼野俊一海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の ヤン衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
終着駅水森かおり水森かおり千家和也浜圭介伊戸のりお落葉の舞い散る 停車場は 悲しい女の吹きだまり だから今日もひとり 明日(あす)もひとり 涙を捨てにくる 真冬に裸足は 冷たかろう 大きな荷物は 重たかろう なのに今日もひとり 明日(あす)もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日(あす)もひとり 過去から逃げてくる  肩抱く夜風の なぐさめは 忘れる努力の邪魔になる だから今日もひとり 明日(あす)もひとり 過去から逃げてくる 一度離したら 二度とつかめない 愛という名の あたたかい心の鍵は 最終列車が着く度に よく似た女が 降りてくる そして今日もひとり 明日(あす)もひとり 過去から逃げてくる そして今日もひとり 明日(あす)もひとり 過去から逃げてくる
ずっと君を想ってた水田竜子&浜圭介水田竜子&浜圭介水木れいじ浜圭介若草恵たそがれの駅で 別れたあの日から 幾度 桜を見たことだろう うす紅色の 花散る道で また逢える日を 祈って生きた ずっと君を 想ってた おもいでの 桜貝 心の中で 握りしめ ずっと君を 想ってた めぐる季節に 追いこされても  傷ついたことは 淋しい瞳(め)でわかる 何も言わずに 抱かれればいい 木もれ陽揺れる ふたりの朝に 恋物語り 続きを書こう ずっと君を 想ってた この髪の この香り 心に深く 忘れずに ずっと君を 想ってた ひとり静かに 時をかさねて  ずっと君を 想ってた おもいでの 桜貝 心の中で 握りしめ ずっと君を 想ってた めぐる季節に 追いこされても  追いこされても
舟唄水田竜子水田竜子阿久悠浜圭介山田年秋お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルル ルルル......
みちのくの花水田竜子水田竜子水木れいじ浜圭介若草恵逢いたさに 逢いたさに 影もやせます 夕月の あれは 女の恋姿 なみだ 九月(ながつき) 仲ノ瀬橋(なかのせばし)で お別れしてから 秋いくつ… 風の便りを 信じて生きる あなた あなた あなた ひとすじ みちのくの花  忘れない 忘れない あの日 約束した 小指(ゆび)に しみて泣かせる 雁渡(かりわた)し 遠くうるんだ 蔵王山(ざおう)の峰の 灯りを かぞえて涙ぐむ… 雪の肌しか とりえもないが あなた あなた あなた ひとすじ みちのくの花  待ち暮れて 待ち暮れて いつか覚えた ひとり酒 さんさ時雨の 縄のれん 今度逢えたら 帰って来たら 綺麗になったと 抱かれたい… 夢を叶えて 女の夢を あなた あなた あなた ひとすじ みちのくの花
酔っぱらっちゃった水田竜子水田竜子千家和也浜圭介飲めるわよ 酒ぐらい たかが色つき 水じゃない 聞いてるわ サヨナラを まわりくどいわ 言い方が 酔っ払っちゃった 振りしているわ 泣き上戸だと 廻りに見えるよに ここまで女に 惚れられる 男はめったに 居ないから あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり  送るわよ 表まで いいの私に 送らせて 知らないわ あとのこと 誘われるまま 飲むつもり 酔っ払っちゃった 振りしているわ ただ行きずりに 口説かれたい気分 これほど女を 駄目にする 男が果して いるかしら あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり  酔っぱらっちゃった 振りしているわ もうボロボロよ 心は空っぽよ こんなに女を まいらせる 男にこの先 会えるやら あなたひとこと言わせてよ 罪つくり 罪つくり
石狩挽歌水城なつみ水城なつみなかにし礼浜圭介海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
哀しみ本線日本海水城なつみ水城なつみ荒木とよひさ浜圭介何処(どこ)へ帰るの 海鳥たちよ シベリアおろしの 北の海 私には戻る 胸もない 戻る 戻る 胸もない もしも死んだら あなた あなた泣いてくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海  細い汽笛が こころに刺さる 星屑ばかりの 北の空 涙さえ凍る こんな夜 吠(ほ)える 風に ふるえてる 胸の痛みを あなた あなた聞いてくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海  入り江沿(づた)いに 灯(あか)りがゆれる 名前も知らない 北の町 凍りつく指に 息をかけ 旅の重さ 筆(ペン)をとる 綴る便りを あなた あなた読んでくれますか 寒い こころ 寒い 哀しみ本線 日本海
ムーへ飛べ水木一郎・杉並児童合唱団水木一郎・杉並児童合唱団山川啓介浜圭介そんなに寂しい顔で君は何を待ってる しっかり抱いてた夢はどこへ落とした 一度で負けちゃいけない 遠い空を見ろよ 苦しみの雲からのぞく日のきらめき フライ・トゥー・ザ・ムー あこがれへ飛びたて フライ・トゥー・ザ・ムー 君は飛べるんだ  どこかできっと出合うさ君を呼ぶ仲間に 力を夢を合わせろ愛をわけ合え みんながなくしたものをとりもどしに行こう  美しいあしたがあの海の彼方に フライ・トゥー・ザ・ムー 新しい世界へ フライ・トゥー・ザ・ムー 君は飛べるんだ  フライ・トゥー・ザ・ムー あこがれへ飛びたて フライ・トゥー・ザ・ムー 君は飛べるんだ 
女の翼美川憲一美川憲一岡田冨美子浜圭介今泉敏郎命燃やせば涙が残り 濡れた鏡がひび割れる あなたに染まったからだには 何色ルージュが似合いますか  愛に溺れるけだるさと 愛が終わったはかなさと… ああ 死にたいとも言えなくて 折れた翼がまだたためない  夢に揺られて暮らした部屋は 細い迷路のつきあたり ベッドがきしんだ夜更けには 永遠契って眠りあった  そんなあなたの気まぐれと こんな私のわがままと… ああ 物語は続くから 折れた翼がまだたためない  愛に溺れるけだるさと 愛が終わったはかなさと… ああ 死にたいとも言えなくて 折れた翼がまだたためない  折れた翼がまだたためない
大変ね美川憲一美川憲一岡田冨美子浜圭介若草恵西へ東へ 風が吹くから あたし今夜も 眠れない  だって 次々 色々あるから 下手すりゃ 一晩ひとむかし 天涯孤独と 言いながら お祭り騒ぎで 生きてきた 男も大変 女も大変 この年歳になると わかるのよ…  いらっしゃい  あんたは頑固で こけないタイプ 死ぬまで長生き それが幸福  そうよ惚れたり はれたりするから いくつになっても 迷うのよ 上手な人ほど 冷たくて 淋しい思いを してきたわ 男も大変 女も大変  帳じりは合っても いなくても…  もう行っちゃうの  あたしは損して 得取るタイプ 最後に笑えば それが幸福  男も大変 女も大変 この年歳になると わかるのよ…  またきなさい  あんたは頑固で こけないタイプ 死ぬまで長生き それが幸福 
涙のアクアリウムマリオネットマリオネット田久保真見浜圭介矢田部正あなただけは違うと 思っていたのに あなたも同じね 行ってしまうのね 泣いたら困らせるから 微笑みながら 口に出せない 行かないで 行かないで 行かないで  流せない涙で こころは アクアリウム Lu Lu Lu 想い出たちが そっと 泳いでる  あなただけを愛して 生きていたかった あなたのそばでは 弱虫になれた 泣かずに生きてゆくのね これから私 自分だまして ひとりきり ひとりきり ひとりきり  流せない涙で こころは アクアリウム Lu Lu Lu あなたの笑顔 ひらり 逃げてゆく  流せない涙で こころは アクアリウム Lu Lu Lu 想い出たちが ひらり 逃げてゆく  Lu LU Lu 想い出たちが ひらり 逃げてゆく
マリオネットの恋マリオネットマリオネット田久保真見浜圭介矢田部正運命(さだめ)の赤い糸に がんじがらめに からまって 身動きが 出来ないの あなた あなた あなた 助けてね  マリオネット 私 あなたのお人形 マリオネット 手取り足取り 教えてね マリオネット 私 あなたのお人形 Kissは甘いの? どうなの? しょっぱいの?  運命(さだめ)の細い指に するりするりと 脱がされて 心まで 裸なの あなた あなた あなた 助けてね  マリオネット 私 あなたのお人形 マリオネット 好きなドレスを 選んでね マリオネット 私 あなたのお人形 もっと 教えて 優しく 悪いこと  マリオネット 私 あなたのお人形 マリオネット 手取り足取り 教えてね マリオネット 私 あなたのお人形 Kissで 落として ピンクの 口紅を
母と娘松原のぶえ松原のぶえたかたかし浜圭介針もつ姿がちいさく見えます 白髪もこの頃 めだってきましたね 子供を育てるためにだけ 生きてきたよなあなたです ほんとにありがとう …おかあさん あなたが好きです …おかあさん  父から襟巻もらった誕生日の あなたがながした 涙をわすれない 女でなければわからない あなたの苦労が少しずつ わかってきました …おかあさん あなたが好きです …おかあさん  母から娘へ 娘はその子へ 伝えてゆくのは 日本の心です この娘が大きくなるまでに あなたの味付けおしえます わたしの大事な …おかあさん あなたが好きです …おかあさん  ほんとにありがとう …おかあさん 長生きしてよね …おかあさん 
悲しみの旅人よ松原健之松原健之石原信一浜圭介猪俣義周やまない雨は ないけれど いつまで続く 悲しみは 心の中の こぬか雨 いつの日晴れる 雨あがる 悲しみの 旅人よ 嘆くまい ひとりじゃない やさしさに めぐり逢い 生きる意味 知るだろう  小雨に濡れる あじさいも 身を寄せ合って 耐え忍ぶ 光を浴びて きらめいて 微笑むその日 信じてる 悲しみの 旅人よ 路はまだ 遥か遠く やさしさよ 壊れるな 痛み知る 君ならば  悲しみの 旅人よ それぞれに 荷物背負い やさしさの 虹架かる 明日の空 夢に見て
あなたのそばに松永ひとみ松永ひとみ渡辺なつみ浜圭介全てを捨ててもいいと 思った恋に破れて 抜け殻みたいに 生きてた私 寄り添い歩くことだけ 愛だと信じていたわ 臆病だった  それでも女は 恋を夢見る 男は夢に生きる 人は愛し合う  空より鮮やかに 海よりも深く輝く この胸届く 愛はただひとつだけ あなたのそばにいたい  花の命は短い 星の光りは儚い それでもあなたを 愛していたい ふたりで暮らしていても 全てにわかり合うこと 出来ないけれど  たとえば女は 淋しいカモメ あなたの風の中で 時を渡るから  空より果てしなく 海を越え愛をあなたに 遠くにいても 夢は変わらないから あなたのそばにいたい  それでも女は 恋を夢見る 男は夢に生きる 人は愛し合う  空より鮮やかに 海よりも深く輝く この胸届く 愛はただひとつだけ あなたのそばにいたい あなたのそばにいたい
うずしお松永ひとみ松永ひとみ岡田冨美子浜圭介まるで異国へ旅立つような 重い鞄を小雨が濡らす 船が港を離れたとたん 見送るあなたと他人になるの  どこで荷物をほどいたらいいの 愛にはぐれりゃみんなみなし児 止めるあなたを捨てたのに 未練が 未練が 荒波燃やし渦を巻く  かすむ岬の灯りがつらい 昨夜(ゆうべ)最後のなぐさめをした もっと私に意気地(いきじ)があれば あなたが立派になるまで待てた  死んだつもりで追いかけた男(ひと) 一緒になったら泣かされ通し 止めるあなたを捨てたのに 霧笛が 霧笛が 過去へと船を呼び戻す  どこで荷物をほどいたらいいの 愛にはぐれりゃみんなみなし児 止めるあなたを捨てたのに 未練が 未練が 荒波燃やし渦を巻く
大阪海峡松永ひとみ松永ひとみ山田孝雄浜圭介石倉重信六時ちょうどの 宮崎行きは 夕日に送られ わかれの時刻 今も好きやねん わたし忘れへん もっとあしたは 好きやねん だめよひとりで 行かないで ほろほろ船が ほろほろ旅立つ 指の先まで 恋しくて  都会(まち)が哭いてる 明かりの帯に あなたとわたしの おもいでなみだ 今も好きやねん わたし忘れへん きっと死んでも 好きやねん だめよひとりに させないで ほろほろ船が ほろほろ旅立つ 髪の先まで 恋しくて  わたし阿呆やねん 弱音吐かれへん ほんま寂しい 阿呆やねん 赤いかもめを つれながら ほろほろ船が ほろほろ旅立つ 胸の奥まで 恋しくて
愛ある人生松平健松平健なかにし礼浜圭介岸村正実人を愛することの 本当の意味を お前は若いから まだ分からないだろう。 人を傷つけそして 傷ついた時に 初めて気付くのさ 愛のかけがえのなさに。 愛はつづけること 迷わずに ひたむきにー。 愛ある人生を お前に贈りたい 愛ある人生を お前とともに生きよう。  ぼくの胸にはもはや お前しかいない お前の心にも ぼくしかいないはずさ。 命終わる時まで 片時もそばを 離れず育てよう 愛という名の宝を。 愛はつづけること 年月(としつき)を 乗り越えてー。 愛ある人生を 二人で歌いたい 愛ある人生を お前とともに生きよう。
星空のハネムーン松平健松平健なかにし礼浜圭介服部隆之愛する人よ 星空よ 輝く瞳で みつめておくれ。 今宵はハネムーン 二人はひとつ 波がよせ返す渚で。 心がほしい 身体がほしい 君のなにもかも ぼくのもの。 愛する人よ 星空よ 優しい口づけ あたえておくれ。  (セリフ) さあ、もっと心を開いて ぼくに身をまかせるんだ。 君がまだ見たこともない 素晴らしい世界へ 連れていってあげるから。 愛する人よ 可愛い君よ もうこの先は ハイ、としか言ってはいけないよ。  今宵はハネムーン 二人はひとつ 花が咲き匂う木陰で。 どこからぼくで どこまで君か 甘く溶けあって 結ばれる。 愛する人よ 星空よ 二人の幸せ いついつまでも。 愛する人よ 星空よ 二人の幸せ いついつまでも。
優しい風松平健松平健松本一起浜圭介にわか雨が上がり木漏れ日がひろがる ざわめく人が時間を輝かせる  一人じゃないんだとこんな時に思う すれ違っても同じ明日に向かう  力づけたい泣く人に 伝う涙に虹をかけて  優しい風を感じながら 時間(とき)の流れを聴いてる  坂を駆け抜けてく子供たちが歌う きらめく声に幼い自分と逢う  どんな時代だって思う心があり 思われるのも姿さえない心  星が奇麗な夜のまま 押してあげたい迷う人に  優しい風が聴こえたなら きっと誰かが待ってる  優しい風を感じながら 時間(とき)の流れを聴いてる
俺の空松阪ゆうき松阪ゆうきやしろよう浜圭介伊戸のりお遠く果てない 夢追いかけて 人生旅する 雲になれ ありがとう ありがとう 男の魂(こころ)を 育ててくれた 俺の空だよ あゝ、あゝ俺の空  泣くも笑うも 一生ならば 苦労も笑って 越えてゆけ ありがとう ありがとう 男の涙を 叱ってくれた 俺の川だよ あゝ、あゝ俺の川  雨や風には びくともしない ふところでっかい 奴になれ ありがとう ありがとう 男の明日を 教えてくれた 俺の山だよ あゝ、あゝ俺の山 あゝ、あゝ俺の空
千年駅松阪ゆうき松阪ゆうき渡辺なつみ浜圭介伊戸のりお津軽恋しや もうすぐ春が 白い雪んこ 溶けるころだよ  お岩木山に 積もった雪が りんごの花に 姿変えたよ ひだまりに 寄り添うように 笑うあなたが 春になる 結ばれて 嬉しかったよ もう一度 逢いたかったよ 愛千年 風よ伝えて この愛は この愛は 消したりしないと  降り立つ駅は 待つ人もない 津軽を駈ける 風の音だけ それでいい 心と話す 時が一時(いっとき) あればいい 忘れたり 出来なかったよ 残されて 寂(さみ)しかったよ 愛千年 今もあなたが 恋しいと 恋しいと 伝えに来ました  結ばれて 嬉しかったよ その全て 愛しかったよ 愛千年 風よ伝えて この愛は この愛は 消したりしないと この愛は この愛は 消したりしないと
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
黄昏のシルエット松阪ゆうき松阪ゆうき松井五郎浜圭介安部潤ゆびの先が ふれただけ 心までは まだ遠い ふいに黙る くちびるが 言葉よりも 近くなる  もうすぐ 愛しさが 二人を変えてしまうから  もう止められない もう止められない 黄昏のシルエット ただ溶けるように 君を好きに 君を好きになる  どんな恋を してきたの 夢はいくつ 見られるの 甘く香る 思い出は 二人だけで 守りたい  どこかに 幸せが 答えを隠してしまうなら  もう止められない もう止められない 黄昏のシルエット ただ溶けるように 君を好きに 君を好きになる  もう止められない もう止められない 黄昏のシルエット ただ溶けるように 君を好きに 君を好きになる 君を好きに 君を好きになる
遠い空松阪ゆうき松阪ゆうきやしろよう浜圭介田代修二まぶた閉じてみても 涙こぼれおちて 過ぎし日々をぬらす 果てしなき旅路 描いていたよ 未来はどこへ 汽笛むなしく鳴り響くだけさ 春の嵐夏の日差しうけて 翼ちぎれようと飛べる鳥よ 帰りたいと願う空があるか アーアーアー 遠い空  心だましきれず 思い溢れ出して 夕日みつめ一人 しるべなき明日(あす)よ 伝えられるか 言葉もなくて 声を限りに名前呼ぶだけさ 秋のごとく冬の吐息たえて 凍えながら咲いてみせる花よ 永久(とわ)に愛を誓う人がいるか アーアーアー 遠い空  月は欠けて闇の中で迷い 仰(あお)ぎみればやがて明ける空よ 人は何故に尽きぬ夢に酔うか アーアーアー 遠い空
母なる大地の子守唄松阪ゆうき松阪ゆうき渡辺なつみ浜圭介若草めぐみもう泣くのはおよし ふるさとが あるじゃないか 緑なす山 川のせせらぎ おまえが産まれた 美しい町 ここにいるよ 憶(おぼ)えておけ あたし何処(どこ)にも 行きはしないさ 眠れぬ夜に 聴こえて来るよ 母なる大地の子守唄  もう眠ってしまえ  ふるさとが 見えるだろう 時代が変わり 人も移ろい それでもあたしは 変わりはしない ここにいるよ 憶(おぼ)えておけ 止まらぬ涙 あたしにおくれ 悲しい夜に 聴こえて来るよ 母なる大地の子守唄  ただ歩いてゆけよ ふるさとを 振り返るな 悪さをしたら 叱ってやるさ 小さな奴だと 笑ってやるさ ここにいるよ 憶(おぼ)えておけ 人間なんて 偉くないのさ 泣きたい夜に 聴こえて来るよ 母なる大地の子守唄 眠れぬ夜に 聴こえて来るよ 母なる大地の子守唄
遥かな人よ松阪ゆうき松阪ゆうき友利歩未浜圭介若草恵根尾(ねお)に咲くのは 淡墨桜(うすずみざくら) 強く優しく そこに在(あ)る 咲いて散りゆく それでいい 泣いて笑って 生きてきた 彼の人の 彼の人の 面影遥か  川の瀬音(せおと)に 耳をすませば 夢に誘(いざな)う 声がした 今も変わらぬ 長良川 揺れるかがり火 鵜飼船 あの夏の あの夏の 思い出遥か  君の名前を 口にするたび 熱い想いが あふれだす 明日に流れる 瀬戸川の 続く白壁土蔵街(しらかべどぞうがい) 美しき 美しき 町並み遥か 彼の人の 彼の人の 面影遥か
遥かな人よ ~孝行編~松阪ゆうき松阪ゆうき友利歩未浜圭介若草恵二層瓦(にそうがわら)の 養老駅に 滝を 訪ねる 人の声 語り継がれる 伝説に 父の 姿を 重ねては いつまでも いつまでも 祈りは遥か  母の笑顔を 胸に灯(とも)して 冬の坂道 石畳 人生(たび)の途中の 馬籠宿(まごめじゅく) 思い新たに 夜明け前 どこまでも どこまでも 目指すは遥か  久瀬(くぜ)に いび川(がわ) 湯の華めぐり 下呂(げろ)に 白川(しらかわ) 新穂高(しんほたか) 生きる歓び 悲しみを 親の背中に 教えられ 離れても 離れても 絆は遥か  いつまでも いつまでも 祈りは遥か
遥かな人よ ~情熱編~松阪ゆうき松阪ゆうき友利歩未浜圭介若草恵夏の終わりを 彩(いろど)るように 美山(みやま) 武儀川(むぎがわ) 恋花火 あの日 あのとき 君は居た 胸にさざ波 寄せてくる 忘れえぬ 忘れえぬ 想いは遥か  美濃(みの)の器(うつわ)の 土のぬくもり 究(きわ)め続ける その人は 「へうげもの」だと 言われると どこか嬉しい 顔をした 燃えあがる 燃えあがる 情熱遥か  寒(かん)に晒(さら)され いつか心は 空を翔けてく 風になる 郡上八幡(ぐじょうはちまん) 天空(てんくう)の 城は霞(かすみ)に そびえ立つ あしたへの あしたへの 想いは遥か 忘れえぬ 忘れえぬ 想いは遥か
真実の愛松阪ゆうき松阪ゆうき石原信一浜圭介若草恵星になった人 風になった人 姿を探して なにも見えなくて 涙抱きしめて 過ごすことだけが あなたを愛した 証(あかし)なのですか 眼がしらに浮かぶ 微笑む顔が 思い出があれば いつでも会える 「もう泣かないで」「泣かないで」 あなたの声が 見えない愛が 真実(ほんとう)の愛 真実(ほんとう)の愛  海になった人 砂になった人 季節は記憶を 奪いがちだけど けして忘れない 命あるかぎり あなたを愛した 日々は鮮やかに 青春の夢を 夜更けに語り 朝焼けの空に 未来を投げた あの約束が 約束が あなたへ続く 明日へ続く 真実(ほんとう)の愛 真実(ほんとう)の愛  「もう泣かないで」 「泣かないで」 あなたの声が 見えない愛が 真実(ほんとう)の愛 真実(ほんとう)の愛
望郷じょんから松阪ゆうき松阪ゆうき里村龍一浜圭介矢田部正津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  爺さまが叩くじょんから節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒にぐらりと酔えば 故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明かりを消して東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を吹雪にさらし 夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  小泊港お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中
令和夢追い太鼓松阪ゆうき松阪ゆうき渡辺なつみ浜圭介伊戸のりお西か東か 南か北か 俺の明日(あした)は 何処にある 夢の神輿(みこし)を肩に担(かつ)げば 待ったなしさと血潮(ちしお)が騒ぐ どんと、どどんと どんと、どどんと 打ち鳴らせ 打ち鳴らせ 挫けるな 男度胸の 夢追い太鼓 男度胸の 夢追い太鼓  可愛(かわ)いあの娘に ひと目で惚れて 口に出せない やるせない 交わす目と目に言葉は要らぬ 打てば響くよ尋(き)くだけ野暮さ どんと、どどんと どんと、どどんと その笑顔 その笑顔 守りたい 合わす二人の 夢追い太鼓 合わす二人の 夢追い太鼓  時代時代の櫓(やぐら)の上で 人は前向き 生きて来た 望み果てないこの道だけど 足を止めれば祭りは終わり どんと、どどんと どんと、どどんと 振り向くな 振り向くな 胸を張れ 届け天まで 夢追い太鼓 届け天まで 夢追い太鼓 男度胸の 夢追い太鼓
哀愁の札幌松坂慶子&浜圭介松坂慶子&浜圭介渡辺なつみ浜圭介伊戸のりお時計台の鐘が 包む夕暮れは あなたがくれた 優しさに似てる 泣いたっていいのさ 全部抱きしめる おまえを二度と ひとりにはしない 愛よ急げ 時よ迷うな ためらう心 飛んで飛んで飛んで行(ゆ)け あゝ哀愁の あゝ札幌 恋が似合う街  泣きたいとき泣ける そんな幸せに 戸惑いながら 甘えてしまうの アカシアに透けた 淡い夕月が 触れ合う指の 愛(いと)しさを照らす 合わすグラス 星よ今夜も 愛する人は あなたあなたあなただけ あゝ哀愁の あゝ札幌 恋が灯(とも)る街  愛よ急げ 時よ迷うな ためらう心 飛んで飛んで飛んで行け あゝ哀愁の あゝ札幌 恋が似合う街
愛の法則松坂慶子&浜圭介松坂慶子&浜圭介岡田冨美子浜圭介若草恵夜更け過ぎに ひとり 泣いたことがあります 泣いてるうちに女(ひと)は 涙の理由(わけ)を忘れる Ah 抱かれると 心もからだも宙に浮く 疑えばきりがない つらいしあわせもあるけど… Ah 微笑んで すべてを許して染められて あなたしかいないこと 確かめたあの日から… ときめくほど寂しくなる 嫌いになるほど逢いたくなる  Ah 欲しいのは この目に見えないものばかり 神様に教わった 赤いルビーは嘘つきと… Ah これ以上 二人はどこまで流される 約束は破れても 人生は続くから… ときめくほど寂しくなる 嫌いになるほど逢いたくなる  ベルの音でわかる あなたからのテレフォン 1回 2回 3回 数えて愛を信じる
舟唄松浦百美子松浦百美子阿久悠浜圭介木藤義一お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯(あか)りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしのあの娘(こ)とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛(むてき)が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を
もくれんの花松井誠松井誠新本創子浜圭介前田俊明酔いにまかせて 抱き寄せた 罪な男の 燃える背中に ひやりと散りこむ もくれんの花 おぼろ月夜の 泪かい… 何も言わずに しがみつく おまえも瞳に 俺を映して うれしいのかい 怨んでるのかい おまえは命の もくれんの花  胸のふる傷 正直に ぜんぶお前に 晒す俺だよ 甘えてくれたら 死んでもいいぜ けちな野郎に 渡すかよ… 遠い世間の 海鳴りも ふたりの枕にゃ 追っちゃ来ないさ 泣いてるのかい 怨んでるのかい おまえは命の もくれんの花  たったひとりの 女だと 身も世もないほど 逢いたかったぜ うれしいのかい 怨んでるのかい おまえは命の もくれんの花
矢車草松井誠松井誠麻こよみ浜圭介前田俊明男心の片隅に 忘れられない 女(やつ)がいる 薄紅色の花びらに おまえの姿が見え隠れ… 花の香りを 唇を 思い出させる 矢車の花  眠りつくまで 腕枕 かして欲しいと 甘えてた 名前をそっと呼んでみる こぼれる吐息の やるせなさ… 花に手を添え 詫びたって 咲いて儚い 矢車の花  そばの幸せ 捨ててまで ばかな男さ はぐれ癖 おまえのつらさ 哀しみを 今ならわかってやれるのに… 嘘じゃなかった 惚れていた 胸にこぼれる 矢車の花
おとなの春に…増位山太志郎増位山太志郎石原信一浜圭介猪股義周髪の匂いも なつかしい 古いピアノの カウンター 倖(しあわ)せなのか 独(ひと)りでいるか ただいとしくて きけなくて も一度愛が 愛が 芽生えそう 俺とおまえの おとなの春に…  爪もきれいな 桜色 涙ぐむ癖 変わらない どちらのせいで 別れたなんて 窓打つ雨が 流すから さがした愛が 愛が 芽生えそう 冬を過ごして おとなの春に…  酔って甘えて いいんだよ 街の灯りが 消えて行く からめた指と かすかな吐息 瞳を交(か)わし すがりつく 遅れた愛が 愛が 芽生えそう 俺とおまえの おとなの春に… 俺とおまえの おとなの春に…
桜よ散るがいい増位山太志郎増位山太志郎数丘夕彦浜圭介猪股義周欲を持たなきゃ よく見える 人の心も この世のなかも 桜よはらはら 桜よはかなく 散るがいい 孤独がみがいた 魂が 教えてくれる 行く道を ああ夜があける  どこへこの国 向かおうと おのれ信念 つらぬくだけさ 桜よ無情を 桜よ嘆いて 散るがいい 男の誇りが あるならば 誰かのあとを のこのこと ああ歩くなよ  心さだめて 生き抜いて 死んでゆくのさ 無冠のままで 桜よ嵐に 桜よみごとに 散るがいい この世に生まれた この命 やらねばならぬ ことがある ああ夢がある
大阪暮色真咲よう子真咲よう子浜圭介浜圭介西陽でやけた たゝみの上 あの人がくれた花瓶 別離(わかれ)た日から花も飾らずに 淋しくおいてある あの人が好きやねんくるうほど好きやねん 北の新地に雨が降ります 悲しい歌が聞こえる あほやねん あほやねん 騙された私が あほやねん  大阪の夜は 悲しくて ネオンに季節かんじる 明日があると信じ逢える日を 指おりかぞえてる あの人が好きやねん誰よりも好きやねん 涙色した淀川の水 思い出すのは まぼろし 忘れへん 忘れへん 私はあなたを 忘れへん  あの人が好きやねんくるうほど好きやねん 北の新地に雨が降ります 悲しい歌が聞こえる あほやねん あほやねん 騙された私が あほやねん
月洩るる窓の下で牧村三枝子牧村三枝子荒木とよひさ浜圭介月洩るる窓の下であなたを待てば 愛しても 愛しても心は遠く TAXI の止まる音が裏切るたびに ひとつずつ ひとつずつ涙がふえる ああ 何故 恋に ああ 何故 女に ああ 何故 人の世に 抱かれても 抱かれても また抱かれたい あなた あなたあなたに…  花冷えの 指の寒さあなたは何処に 逢いたくて 逢いたくて心が走る 電話さえ せめて鳴れば着替えも出来る 口紅を 口紅をときめく色に ああ 何故 愛に ああ 何故 男に ああ 何故 まぼろしに 抱かれても 抱かれても また抱かれたい あなた あなたあなたに…  ああ 何故 恋に ああ 何故 女に ああ 何故 人の世に 抱かれても 抱かれても また抱かれたい あなた あなた あなたに… 
悪夢の街真木ひでと真木ひでと山口洋子浜圭介許してよ 許してよ 愛が 愛が 愛が ないならば はなしてよ はなしてよ もつれあって倒れる 影ぼうし 何がいい こんなこと 束の間のぬくもりを追うだけ 愛もなく抱きあう ゆきずりホテル 誰れもがみんな さめるまで狂いたい 悪夢の街  たすけてよ たすけてよ 夢が 夢が 夢が ないならば 逃がしてよ 逃がしてよ 踊りつかれ倒れて 一晩中 何がいい こんなこと 一時のやさしさにおぼれて 朝のない止まり木 まぼろし酒場 誰れもがみんな さめるまで狂いたい 悪夢の街  誰れもがみんな さめるまで狂いたい 悪夢の街
石狩挽歌真木ひでと真木ひでとなかにし礼浜圭介海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の ヤン衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問(と)い刺(さ)し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の網を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
片想い真木ひでと真木ひでと山口洋子浜圭介だめよ 未練がつのるから もうこれ以上 逢えないわ 恋に乱れた おくれ毛が ぬれて 冷たい しのび逢い 好きで 好きで別れます つらいけど  いいえ 本気じゃなかったわ あんたと同じ 気まぐれよ 咲けば散るのが 運命だと 知って ひらいた 恋の花 炎(も)えて 炎(も)えて身をまかす おんな街  夢よ わたしを捨てないで 忘れられない あの夜が 惚(ほ)れたぶんだけ 泣かされた あかい くちびる かみしめて おもい おもいこがれます 片想い
恋におぼれて真木ひでと真木ひでと山口洋子浜圭介ひきとめないわ帰るなら いちばんきれいな笑顔をみせて さよならひとことそう云うだけよ 平気なふりして別れて行くの サンタマリアの鐘が鳴る 許して 許して たすけてと たそがれ街の並木道 風におされてただ歩く  思いあがりねわたしだけ 愛されていたと信じていたの 軽蔑(けいべつ)したでしょあなたはきっと 一生懸命尽したことを 街の灯りに身を投げて 酔いたい 酔いたい 忘れたい 誰れかに夜をあずけたら ちがう明日になりそうよ  サンタマリアの鐘が鳴る 許して 許して たすけてと 春まだあさい星空で 恋におぼれてひとり泣く
夢よもういちど真木ひでと真木ひでと山口洋子浜圭介あなただけを とても 好きよ 好きよいまでも こころがわりきいた夜も 愛は あかく炎(も)えてる あゝ たとえ誰かが あゝ 指をさそうと 私だけの ひとと決めて 生きてきたのに 死なせて 今 愛に 明日も 夢もないなら つらい夜明けこない前に ひとり消えて行きたい  いちどだけよ 恋に くるう くるうことなど 肌をよせてきいた言葉 信じきっていたのに あゝ 波が引くよに あゝ 逃げて行くのね 呼んでみても 泣いてみても 愛はまぼろし せめて 夢よ 夢よ かえれ かえれこの手に ほゝをぬらすあつい涙 遠いひとにつたえて  死なせて 今 愛に 明日も 夢もないなら つらい夜明けこない前に ひとり消えて行きたい
舟唄真木ことみ真木ことみ阿久悠浜圭介矢田部正お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル…
思い切り橋前川清前川清山田孝雄浜圭介大嶋吾郎(ここは長崎長崎 思い切り橋)  男が一人 女が一人 たった二人の 愛なのに ささいなことで 別れてしまう 難し過ぎます 大人の恋は あ…あ…あ夜が泣かせる ここは長崎長崎 思い切り橋  小さな河が 一つになって 海に流れて 行くように あなたと二人 手を取り合って 愛されたかった 海より深く あ…あ…あ夜にさまよう ここは長崎長崎 思い切り橋  見返り橋から あなたを呼べば 泣いて答える サヨナラが 思い切るわ 未練の糸は たぐれば痛むの 傷跡だけが あ…あ…あ夜に流れる ここは長崎長崎 思い切り橋
そして、神戸GOLD LYLIC前川清GOLD LYLIC前川清千家和也浜圭介神戸 泣いて どうなるのか 捨てられた我身が みじめになるだけ 神戸 船の灯うつす 濁り水の中に 靴を投げ落す そして ひとつが 終わり そして ひとつが 生まれ 夢の続き 見せてくれる 相手 捜すのよ  神戸 呼んで帰る人か 傷ついた心が みにくくなるだけ 神戸 無理に足を運び 眼についた名もない 花を踏みにじる そして ひとつが 終わり そして ひとつが 生まれ 誰か うまい 嘘のつける 相手 捜すのよ  誰か うまい 嘘のつける 相手 捜すのよ
抱きしめて前川清前川清大津あきら浜圭介別れの前にもいちど あなたの笑顔 見させて それで戯(はしゃ)いだ季節を 忘れてしまいたいから  今日が一番つらくて あなたが優し過ぎて 離れられない 手を振れない 切ない後ろ姿にきっと…  抱きしめて 抱きしめて 哀しみがこわれるほど さよならまで さよならまで 想い出にしたくない  あなたの肩にもたれて 夜明けを見てたあの頃 いつも心の何処(どこ)かで さよならに怯(おび)えていた  今日が一番つらくて 心が震え過ぎて こぼれる涙 止められない あなたが背中向けたらきっと…  抱きしめて 抱きしめて 恋人のままで抱いて さよならへと さよならへと 歩き出す二人でも  抱きしめて 抱きしめて 哀しみがこわれるほど さよならまで さよならまで 想い出にしたくない 想い出にしたくない
舟唄前川清前川清阿久悠浜圭介伊戸のりおお酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてョ いとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル………
絵になる夜の物語堀内孝雄&桂銀淑堀内孝雄&桂銀淑岡田冨美子浜圭介川村栄二最終の地下鉄が星空へ 消えると時刻は25時 私はいいの あなた次第 歩くだけで吐息も濡れて…… この街を棄てようか 流されて 遠くで溺れようか 絵になる夜を求めて 二人は恋をした どこへも帰りたくない きれいに乱れたい 抱きしめられるとなぜか 涙がにじむ LOVE YOU TONIGHT  交差点 もつれあう人波が まぼろし見つけて散って行く 感じるままに今がすべて 明日逢えば明日がすべて…… しあわせが欲しくなる この気持ち 言葉にできないけど いつかと同じあやまち繰り返したくない 過去も未来も忘れて愛しあいたいから 傷あとルージュで染めて ほほえみ返す LOVE YOU TONIGHT  絵になる夜を求めて 二人は恋をした どこへも帰りたくない きれいに乱れたい 抱きしめられるとなぜか 涙がにじむ LOVE YOU TONIGHT LOVE YOU TONIGHT
あした君の許へ細川俊之細川俊之杉紀彦浜圭介いつでも君のところへ行けるはずだったのに、 ぼくにはまだ勇気がない でも、あしたには 多分…… あしたには  眼をとじる 君がみえる 君の吐息 感じる 眼をあける ひとりだけの 部屋も心もからっぽ ああ…… なけなしのあしたを語りあって 今は時代がわるいのさと なぐさめあってようやく眠れ それだけの愛だったけれど 眼をとじる 君がみえる 君がわらう 君が眠る 君が沈む 君がくるしむ そして……君が死んだ  またあした 君に逢おう 君の優しさ 思い出 それだけが 今のぼくの とりとめもない生きざま ああ…… 生きてゆく証しは何もなくて 今は涙なくしたまま ひとりで今日も酒場におぼれ 心にもない歌をうたい 眼をとじる 君がみえる  君がわらう 君が眠る 君が沈む 君がくるしむ そして……君が死んだ  眼をとじる 君がみえる 君がわらう 君が眠る 君が沈む 君がくるしむ そして……君が死んだ
海辺の画廊細川俊之細川俊之杉紀彦浜圭介北の海辺の小さな町は あなたが最後に生きた場所 愛の座折に耐えられるほど 強くはなかったあなたの海辺 懐かしさとは哀しいものさ 水にとかれて髪は藻になり 白いからだにまつわりついた 日暮れの海は絵にかける……  流木をひろいあつめて 朽ち果てた船のキャビンに あなたのための画廊を作る 風と浪のうたをきき乍ら あなたをえがいた絵と一緒に ある日砂のまぼろしになりたい。 砂のまぼろしに……  北の海辺をさすらい乍ら あなたをしのんで立ち止まる 寒いしぶきと灰色かもめ もう年おいた夕映えの雲 懐かしさとは哀しいものさ どんな嘆きも言葉にならず 長いまつ毛をとざしたままで 死んだあなたを絵にかこう……  あなたの終りえがいた絵だけ 拾いあつめた海辺の画廊 ほろびる愛は砂のまぼろし 風の向うに消えて行く……
男の火祭り細川たかし細川たかし池田充男浜圭介燃える松明 裸でかつぎ 闇の石段 かけのぼる あばれ太鼓の 唸りをきけば 漁師そだちの 血が躍る これが本当の 俺の生きざま 男の祭りだよ 火の粉とぶとぶ 夜空をこがす 男の荒らくれ 火の祭り  時化も喰らった 地獄もみたぜ 波浪の底から 這いあがり いのち捨てるな 粗末にするな 神が授けたこの体 これが本当の 俺の生きざま 男の祭りだよ 伊達にゃ〆ない 褌一本 酒をあおるぜ 火の祭り  これが本当の 俺の生きざま 男の祭りだよ 火の粉とぶとぶ 夜空をこがす 汗がとびちる 火の祭り
女の十字路細川たかし細川たかし中山大三郎浜圭介だめよそこまで 近づいちゃ あなただけにあげる 恋だけど 過去があります 悲しい傷が だからあなた急がないで 少し待ってよ あー 女の十字路で あなたに迷いそうな夜  止めて止まらぬ 二人なら 行ける所までも 行くけれど 心変わりに 泣かされたから 信じたくて信じられず 胸が痛いの あー 女の合鍵を あなたにわたしそうな夜  ここであなたを 帰したら 一人眠る夢が 寒いでしょう だけどあなたを ひき止めたなら 同じような傷がひとつ ふえるだけなの あー どうすりゃいいんでしょう あなたにくずれそうな夜
女の十字路 ~あなたに迷いそうな夜~細川たかし細川たかし中山大三郎浜圭介馬飼野俊一だめよそこまで 近づいちゃ あなただけにあげる 恋だけど 過去があります 悲しい傷が だからあなた いそがないで 少し待ってよ ああ…… 女の十字路で あなたに 迷いそうな夜  とめてとまらぬ ふたりなら 行(い)けるところまでも 行(ゆ)くけれど こころ変(が)わりに 泣かされたから 信じたくて 信じられず 胸がいたいの ああ…… 女の合鍵(あいかぎ)を あなたに 渡しそうな夜  ここであなたを 帰したら ひとり眠る夢が 寒いでしょう だけどあなたを 引きとめたなら 同じような傷が一つ ふえるだけなの ああ…… 女の十字路で あなたに 迷いそうな夜 あなたに 迷いそうな夜
北岬細川たかし細川たかし千家和也浜圭介ふところふかく おまえを抱いて なんにも言うなと ふさいだ唇よ 躰をメスで 切り裂くような つらい別れ して来たよ 波散る岬は さいはてか 運命を嘆いて 海まで荒れている 恋にやぶれ 北へ 北へ そうさ おまえを振りきって  一度は妻の 約束をして ほのかな幸せ おまえに夢見させ ふくらみかけた 風船玉に 針を刺した 俺だった 風舞う岬は さいはてか 流れにさからう 海鳥声もなく 恋にやぶれ 北へ 北へ そうさ おまえを振りきって  波散る岬は さいはてか 運命を嘆いて 海まで荒れている 恋にやぶれ 北へ 北へ そうさ おまえを振りきって
そして、神戸細川たかし細川たかし千家和也浜圭介馬飼野俊一神戸 泣いてどうなるのか 捨てられた我身が みじめに なるだけ 神戸 船の灯うつす 濁り水の中に 靴を投げ落す そして ひとつが終わり そして ひとつが生まれ 夢の続き 見せてくれる 相手 捜すのよ  神戸 呼んで帰る人か 傷ついた心が みにくく なるだけ 神戸 無理に足を運び 眼についた名もない 花を踏みにじる そして ひとつが終わり そして ひとつが生まれ 誰かうまい 嘘のつける 相手 捜すのよ  誰かうまい 嘘のつける 相手 捜すのよ
津軽へ細川たかし細川たかしなかにし礼浜圭介若草恵都会暮らしに ほとほと疲れ 故郷(くに)へ帰ると 心を決めた むかしなかった新幹線が 北へむかって ひた走る 津軽へ 津軽へ 津軽へ 稲妻よりも なお速く。 夢をなくしたわけじゃない 夢は津軽でやりなおす  お岩木山の ふもとの村で 母は今でも リンゴを作る 死んでしまった 親父の分も 俺がやさしく してやるべ 津軽へ 津軽へ 津軽へ 親孝行を手土産に。 雪の降りつむ冬の夜は 母とこたつで語ろうか  駅で止まって お客が乗って お国訛りの ああ懐かしさ 俺の居場所は もう迷わない 生まれ故郷の 空の下 津軽へ 津軽へ 津軽へ 夢もあらたに 生きてやる。 汽車よはばたけ 闇を抜け 行こう 銀河のかなたまで  津軽へ 津軽へ 津軽へ 夢は津軽でやりなおす
ねぶた細川たかし細川たかしなかにし礼浜圭介若草恵津軽平野の短い夏を 惜しむ心が踊らせる 天下無敵の夏祭り ねぶた祭りだよ。 ラッセラー ラッセラー 人生は なぜこうも つらいのか それを忘れて 跳ねるのさ ラッセラー ラッセラー ラッセラッセラッセラー いのち万歳 ねぶただよ  汗をぬぐえば この指先に 秋の気配がふと匂う 空と大地と人間の ねぶた祭りだよ。 ラッセラー ラッセラー 人生は なぜこうも 美しい だから喜び 跳ねるのさ ラッセラー ラッセラー ラッセラッセラッセラー いのち万歳 ねぶただよ 人生は なぜこうも つらいのか それを忘れて 跳ねるのさ ラッセラー ラッセラー ラッセラッセラッセラー いのち万歳 ねぶただよ
能登の女細川たかし細川たかし石原信一浜圭介西村真吾荒ぶる波は 雪まじり 時化(しけ)て沖には 船もない 能登の女は 泣き女 おまえと出会いの 輪島の祭り まぶた閉じれば 篝火(かがりび)揺れて 御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ) 鳴り響く  名前を呼んだ 日本海 馬鹿と海風 横なぐり 能登の女は 泣き女 おまえがこぼした 和倉の涙 岬はずれの 一夜(いちや)の宿に 御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ) 沁(し)みわたる  故郷(こきょう)を捨てて 行けないと 俺に背を向け ふるえてた 能登の女は 泣き女 おまえの情けは 七尾の夢か 胸の面影 飛び散るしぶき 御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ) 鳴り響く
望郷じょんからPLATINA LYLIC細川たかしPLATINA LYLIC細川たかし里村龍一浜圭介櫻庭伸幸津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア…  爺(じ)さまが叩く じょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば 故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して 東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を 吹雪にさらし 夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘(こ)は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア…  小泊港(こどまりみなと) お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中
風の香り舟木一夫舟木一夫喜多条忠浜圭介君が出て行った部屋には からっぽの心が残った 冷たい言葉を言ったのは 僕の方だったけれど 今日も郵便ポストに 君からの手紙をさがしに行く 窓辺に届く秋風は 君のとかした髪の香りさ  君が出て行った朝には トーストの香りがしていた 冷たいコーヒーを飲みながら 君のカップを見ていた うっすら赤い口紅が まっ白なカップの端についていた コスモス揺らす秋風は 君の残した紅の香りさ
恋唄舟木一夫舟木一夫すずきじろう浜圭介おもいでつもる ふるさとに 昔あずけた 恋ひとつ ただなつかしく たずねれば 涙のあとを 見るばかり  あなたがとても 好きだった 竹の葉末の 露の色 ふるえながらも この腕に こぼれて落ちた 夢のいろ  しみじみ胸に よみがえる 忘れたはずの うたのふし 今ははるかな 恋唄の おぼろにけぶる うしろ影
舟唄舟木一夫舟木一夫阿久悠浜圭介お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルル…
木津の流れ橋藤田まこと藤田まこともず唱平浜圭介葭切(よしきり)さわぐ朝まだき 生まれ在所を振りかえり なんで今更あの娘(こ)を想う 赦しておくれと男が泣いた こゝは涙の捨てどころ 京まで三里 たった三里の 木津の流れ橋  十方暮れの秋の宵 祭囃子をきゝながら 明日嫁ぐという日になって 五年も待ったと女が泣いた こゝは涙の捨てどころ 京まで三里 たった三里の 木津の流れ橋  団平船(だんぺいぶね)に乗せられて 昨夜(ゆうべ) 帰って来た仏 花を手向(たむ)ける後家さえ持てず 不憫じゃないかとすゝきが泣いた こゝは涙の捨てどころ 京まで三里 たった三里の 木津の流れ橋
石狩挽歌藤田恵美藤田恵美なかにし礼浜圭介周防泰臣海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の ヤン衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で にしん曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 にしんの色よ ソ-ラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る 
街の灯り藤田恵美藤田恵美阿久悠浜圭介木原健太郎そばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮が ひいたあとの 暗い海のように  ふれる肩の ぬくもり 感じながら 話を もっともっと 出来るならば 今はそれでいいさ  息でくもる窓に書いた 君の名前 指でたどり あとの言葉 迷いながら そっといった  街の灯り ちらちら あれは何を ささやく 愛が一つ めばえそうな 胸がはずむ時よ  好きな唄を 耳のそばで 君のために 低く歌い あまい涙 さそいながら そして待った  街の灯り ちらちら あれは何を ささやく 愛が一つ めばえそうな 胸がはずむ時よ  胸がはずむ時よ
舟唄藤圭子藤圭子阿久悠浜圭介竜崎孝路お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしのあの娘とヨ 朝寝するダンチョネ  店には飾りがないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル………
薄幸花藤あや子藤あや子石本美由起浜圭介捨てて逃れた 故郷でも 離れてみれば 恋しいものよ 生きる のぞみを 分けあった あなた今では 遠い 遠い人  人を待つのは 辛いもの 待たれているのは 尚、辛い 待ちも 待たれも しない身の ひとりぼっちは 泣ける 泣けるだけ  野辺の名もない 花よりも 幸せ薄い 私のいのち どうせ この世の 旅路には こゝろ休める 宿も 宿も無い
街の灯り藤あや子藤あや子阿久悠浜圭介小倉良そばに誰かいないと沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの暗い海のように ふれる肩のぬくもり感じながら話を もっともっと出来るならば今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ  好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ
港恋うれば藤あや子藤あや子大津あきら浜圭介流された男の記憶の隅に 港町が浮かぶ おぼろげに揺れる女がそこで 海を見つめてる 濁り波かすめ 海猫飛べば 俺に抱かれて 人恋唄を  誰に溢るる この涙 岬の春は 遠き夢 寒い…寒い…と束風(たばかぜ)に 来る人 去(ゆ)く人 恋うるだけ  ひからびた酒場で女が咽(な)いた 港町が浮かぶ “出発(たびだち)はいつ?”と とっくりを差す 指が震えてる 海鳴りが吠えて 背中を打(ぶ)てば 俺に抱かれて 人恋唄を  いとし面影 さがしても 儚(はかな)き恋は たおれ花 されど…されど…と山茶花(さざんか)に 来る人 去く人 恋うるだけ  誰に溢るる この涙 岬の春は 遠き夢 寒い…寒い…と束風(たばかぜ)に 来る人 去(ゆ)く人 恋うるだけ
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