吉田拓郎作曲の歌詞一覧リスト  434曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
アゲインアグネス・チャンアグネス・チャン松本隆吉田拓郎お帰り! ただいま! 何処に行って来たの レンガの色の学生街よ よそゆきの都会で暮らして来たの  皮張りの旅行鞄は 青春のスーベニールよ 点になる蒸気機関車 霧晴れてあなたが見えた  お帰り! ただいま! 軽い会釈のあと つきない話 微笑み話 でもひとつ聞けない言葉があるの アゲイン・アゲインもう一度 愛の靴をはいて 走る私を アゲイン・アゲインもう一度 あなた両手広げ受けとめてくれますか あなた両手広げ受けとめてくれますか  埃(ほこり)舞うふるさとの部屋 塗り替えてレースのカーテン おかしいわ鼻のあたまに 赤ペンキ ピエロの真似ね  お帰り! ただいま! 旧い友人たち 窓から笑う あなたも笑う でもひとつ気がかり心にあるの アゲイン・アゲインもう一度 花の指輪はめて君を待つよと アゲイン・アゲインもう一度 あの日あなた言った約束は生きてるの あの日あなた言った約束は生きてるの  アゲイン・アゲインもう一度 時の河に愛の舟を浮かべて アゲイン・アゲインもう一度 私たちの心 振り出しに戻りたい 私たちの心 振り出しに戻りたい
じゃあ またね浅田美代子浅田美代子安井かずみ吉田拓郎じゃあまたね あの人は 手をふる 夕暮れの人ごみに もう姿が見えない じゃあまたね ひとり言 くり返すあの人は それ以上 私に近づいてくれない たとえ突然 くちづけされても あの人なら あの人なら こわくないのに じゃあまたね 気をつけて帰れよと やさしく見送って 電車は 動き出したの  じゃあまたね しかたなく うなずけば肩を ポンとたたかれて また明日も 会いたい じゃあまたね 好きだよと 言うけれど それよりも 恋してる 私をわかって欲しいのに たとえ初めて 帰らなくても あなたとなら あなたとなら かまわないのに じゃあまたね ふりかえる わたしは この恋が つづくのを 胸に祈るしかないの
ハーモニカの詩あさみちゆきあさみちゆき阿久悠吉田拓郎夕やけに 鉄棒の影がのび オルガンの 七つの子 遠く聞こえる  留守番のいやな子が ブランコを 鳥になれ 雲になれ 強くこいでる  ガラス窓 光らせて 陽が沈む 黒板の白い文字 赤く色づく 赤く色づく  砂場には いろいろの忘れ物 ペシャンコのボールだけ 砂にうもれる  赤とんぼ 追いかける子のあとを コロコロと 柴犬が 追って転がる  ただひとり 赤い靴 はいた子は さよならも 云わないで 町をはなれる  泣きながら ハーモニカ 吹く日ぐれ 校庭の日もかげり 誰か呼んでる 誰か呼んでる  星空を見上げつつ 歩いたら くちびるに 塩からい 涙ながれる  くちびるに 塩からい 涙ながれる
銀河系まで飛んでいけ梓みちよ梓みちよ喜多條忠吉田拓郎あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 悲しみより遠くから とどけられる 星のきらめき  始めたばかりの 二人の恋は 夜空にまかれた銀のバラ ちかづく想いは 傷つけられて 涙をふくたび きれいになった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに にげても にげても まぶしいまなざし あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 失なうこと恐がって 愛するのは うまくいかない  ゆくえを知らない 二人の恋は 夜空に旅立つ銀の舟 想いをはらめば 嵐にあって 沈んでいくほど やさしくなった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに にげても にげても まぶしいまなざし にげても にげても まぶしいまなざし まぶしいまなざし まぶしいまなざし
メランコリーGOLD LYLIC梓みちよGOLD LYLIC梓みちよ喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋にすべてを 賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
横恋慕 YOKORENBO梓みちよ梓みちよ阿久悠吉田拓郎真実が 悪者に されてしまって いいものか 横恋慕 そう呼んで 他人はわたしを また責める  火のからだ もてあまし 水のシャワーを 浴びたって おとなしい女には 戻れそうにもありません  あぁ フランスの香水は 強過ぎますか あぁ ますます悪女に 思えますか 恋い焦がれ 恋い焦がれ 純情 ひとすじ 恋い焦がれ  少し遅れて あなたに逢っただけ 少し遅れて 横恋慕 運命の いたずらに 負けてしまって いいものか  しあわせを 半分に 分けてしまえば ゼロになる  あぁ スペインのリキュールは 酔い過ぎますか あぁ いけないことまで 話しますか 恋い焦がれ 恋い焦がれ 純情 ひとすじ 恋い焦がれ  少し遅れて あなたに逢っただけ 少し遅れて 横恋慕 恋い焦がれ 恋い焦がれ
ある雨の日の情景天地真理天地真理伊庭啓子吉田拓郎バスが止まって 外は雨がふっている ガラス窓に いっぱい並んだ雨だれの むこうで誰かが タバコに火をつけた  それから人は 皆 傘をさして まるで心を 傘でかくせるみたいに そして黙って 雨の中を歩いてる  それから雨は どこかの風と一緒に 茶色のハッパを 一枚落としていった それから 皆 雨にぬれて歩いてる  雨の中を バスは動きだした
人生を語らずTHE ALFEETHE ALFEE吉田拓郎吉田拓郎高見沢俊彦朝日が 昇るから 起きるんじゃなくて 目覚める時だから 旅をする 教えられるものに 別れを告げて 届かないものを 身近に感じて 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  嵐の中に 人の姿を見たら 消えいる様な 叫びをきこう わかり合うよりは たしかめ合う事だ 季節のめぐる中で 今日をたしかめる 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  あの人のための 自分などと言わず あの人のために 去り行く事だ 空を飛ぶ事よりは 地をはうために 口を閉ざすんだ 臆病者として 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  おそすぎる事はない 早すぎる冬よりも 始発電車は行け 風を切ってすすめ 目の前のコップの水を ひと息にのみほせば 傷もいえるし それからでもおそくない 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  今はまだまだ 人生を語らず 目の前にも まだ道はなし 越えるものは すべて手さぐりの中で 見知らぬ旅人に 夢よ多かれ 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず
えとらんぜ五十嵐夕紀五十嵐夕紀松本隆吉田拓郎北国 朝焼け 飛行機雲は 羽田をめざして 街をかすめる タオルを巻きつけ マンションの窓 冷たい空気に私が凍る  翼のあなたは 東京の人 私の背中に 札幌の彼 罪ね 二人の人を愛して 行きあたり 行きあたりばったり えとらんぜ あなたはフラリと えとらんぜ 旅の気分で えとらんぜ 私を横切り えとらんぜ 都会へ戻る都会へ戻る  夏風 マロニエ 時計の下で 二人を絵にした 季節が終る 許して私を 縛る北国 一緒に行けない訳があるのよ  すずしく言い寄る 東京の人 奥手で優しい 札幌の彼 罪ね 二人の人を選んで 行きあたり 行きあたりばったり えとらんぜ この恋無かった えとらんぜ 事にしましょう えとらんぜ 傷あとふやして えとらんぜ 大人を気取る やっぱり私は もとのもくあみ やっぱりあなたは ただの異邦人 ただの異邦人
月の盃石川さゆり石川さゆり阿久悠吉田拓郎吉田建ほろほろと 泣きあかし 空見上げれば 青々と 澄みわたる 夜に 月の盃  おもいで 肴に 飲みましょうか みれんに 酌 を させましょうか  恋に破れて まだまだ三月 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる  ほんのりとあからんで 陽気になって 手をのばし 取りに行く 光る 月の盃  いい夢 つまみに 酔いましょうか さだめに お囃子 させましょうか  心細いわ ひとり寝は 女は しゃっくり くり返す 女は しゃっくり くり返す  おもいで 肴に 飲みましょうか みれんに 酌 を させましょうか  恋に破れて まだ三月 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる
ハート通信石川ひとみ石川ひとみ松本隆吉田拓郎舞いちる落葉が 街をつつむと あなたの嫌いな 冬はもうじき かびんのコスモス コトリと散った 不安な夜明けを バスにのせたの  HEART TO HEART 逢えない時が長すぎて HEART TO HEART あなたの声が聞こえない ふるえる指で 電話をかけたの 呼び出し音の 肩すかしだけ 心を走る 胸さわぎ ハート通信ヒュルル ハート通信ヒュルル  あなたの気持は いつもよめたわ ぬれてる瞳で 会話も出来た 誰かとあなたが 海に行ったって 悲しいうわさも うそと笑えた  HEART TO HEART 心がじかに感じたの HEART TO HEART あなたに何か起きたのね 第六感と人は言うけれど 愛は言葉のない ラブ・レター 心を走る 胸さわぎ ハート通信ヒュルル ハート通信ヒュルル  ガラスに枯枝 映したバスで 私をブルーに そめる青空 あなたの車の灰皿でみた ルージュのしみてた 誰のシガレット  HEART TO HEART 予感がはずれますように HEART TO HEART 祈る私のテレパシー 飛びたつ想い もしもとどいたら カーテンあけて 微笑なげて 心を走る 胸さわぎ ハート通信ヒュルル ハート通信ヒュルル
今夜は星空いしだあゆみいしだあゆみ喜多條忠吉田拓郎恋は愚かな 傷口と 誰が決めたの 名づけたの 今夜は星空 あなたと二人 ひとつ残らず 星くずを ドレスにぬいつけ 踊りましょうか ヘッドライトや 港のあかり きらめくものは 何もかも ワイングラスに投げ込んで あなたと二人 Mu…踊りましょうか 頬と頬寄せ Mu…踊りましょうか  おあいにくさま 今夜だけ 何があっても 帰さない 今夜は星空 やさしい香り そっと指先 押しあてて めかくししたまゝ 踊りましょうか 深い闇には ローソクひとつ 淋しい恋を 浮き出せば 金のブレスをからませて あなたと二人 Mu…踊りましょうか 涙のなかで Mu…踊りましょうか  ヘッドライトや 港のあかり きらめくものは 何もかも ワイングラスに投げ込んで あなたと二人 Mu…踊りましょうか 頬と頬寄せ Mu…踊りましょうか
いたずら石野真子石野真子阿久悠吉田拓郎悲しみに挨拶(あいさつ)を しなければ 大人の恋は 出来ないのでしょうか 最初からしあわせと 会うことは 奇跡(きせき)のような ことだったのですか こんな気持でいることを あなたはまるで 知らないでしょう 私の愛の 告白(こくはく)も いたずらぐらいに 思うのでしょう  おさらいもしないまま 恋をして 不幸の鍵(かぎ)を 持たされたようです 捨て場所を教えても もらえずに 悲しい夢を 見つづけるのでしょう いつも涙で寝ることを あなたはまるで 知らないでしょう 私の愛の 告白も いらずらぐらいに 思うのでしょう  私の愛の 告白も いらずらぐらいに 思うのでしょう 思うのでしょう
狼なんか怖くないGOLD LYLIC石野真子GOLD LYLIC石野真子阿久悠吉田拓郎あなたも狼に変りますか  はじめてのルージュの色は 紅過ぎてはいけない 大人の匂いがするだけでいい 唇をすぼめたままで くちづけは出来ない 鏡に向かってあれこれ思う 鼻が邪魔だと誰かがいってたわ 古い映画の台詞だったかしら あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない  ハイヒール両手に下げて 逃げたりしちゃいけない 片目をつぶって見るだけでいい あのひとはいいひとだから 傷つけたり出来ない その日を思ってあれこれ悩む 熱が出るわと誰かがいってたわ ヒットソングの言葉だったかしら あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない
ひとり娘石野真子石野真子阿久悠吉田拓郎あじさいの花を見て うつり行く恋の色しのぶ……ひとり娘 いいひととわかっても なぜかしらふみきれず 雨を見つめて ためいきをふっともらした 私おさない ひとり娘 おさない ひとり娘  秋の日のたそがれに 打ち明けも出来ないで悩む……ひとり娘 恋人が出来たのと 一言(ひとこと)がいえなくて 枯葉目で追い ためいきをふっともらした 私おさない ひとり娘 おさない ひとり娘  こがらしの窓を見て あたたかいこの部屋を思う……ひとり娘 この私出て行けば 父さんはどうするの 風の音にも ためいきふっともらした 私おさない ひとり娘 おさない ひとり娘 私おさない ひとり娘 おさない ひとり娘
わたしの首領石野真子石野真子阿久悠吉田拓郎わたしの首領(ドン)と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい  いたずらで口にした ビールのように 出会いのあなたは にがかった にがかった はじめての香水も 迷惑そうに 自然がいいよと 横向いた 横向いた 野蛮な人だと 思ったけれど あなたは一味 違ってた わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と 呼ばせて下さい  竜巻がこの胸で 吹き荒れるよう 夢みる恋など こわされた こわされた 人生という言葉 考えながら 私は両手を あげました あげました 変わった奴だと いわれるけれど あなたが一人と きめました わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と 呼ばせて下さい  わたしの首領と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい
メランコリー伊藤咲子伊藤咲子喜多条忠吉田拓郎前田俊明緑のインクで 手紙を書けば それはサヨナラの合図になると 誰かが言ってた 女は愚かでかわいくて 恋にすべてを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 腕から時計をはずすように 男とさよなら出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉をしゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも乃木坂あたりでは 私はいい女なんだってね 恋人つれてるあの人に 平気で挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
イメージの詩稲垣来泉稲垣来泉吉田拓郎吉田拓郎これこそはと 信じれるものが この世にあるだろうか 信じる者ものがあったとしても 信じないそぶり 悲しい涙を流している人は きれいなものでしょうね 涙をこらえて笑っている人は きれいなものでしょうね  男はどうして 女を求めて さまよっているんだろう 女はどうして 男を求めて 着飾っているんだろう いいかげんな奴らと 口をあわせて 俺は歩いていたい いいかげんな奴らも 口をあわせて 俺と歩くだろう  たたかい続ける人の心を 誰もがわかってるなら たたかい続ける人の心は あんなには燃えないだろう 傷つけあうのがこわかった昔は 遠い過去のこと 人には人を傷つける力があったんだろう  吹き抜ける風のような 俺の住む世界へ 一度はおいでよ 荒れ果てた大地にチッポケな花を一つ 咲かせておこう 俺もきっと君のいる太陽のあるところへ 行ってみるよ そして きっと言うだろう 来てみてよかった 君がいるから  長い長い坂を登って 後ろを見てごらん 誰もいないだろう 長い長い坂をおりて 後ろを見てごらん 皆が上で手をふるさ きどったしぐさがしたかったあんた 鏡を見てごらん きどったあんたが映ってるじゃないか あんたは立派な人さ  激しい激しい恋をしている俺は いったい誰のもの 自分じゃ 言いたいのさ 君だけの俺だと 君だけのものだと 裏切りの恋の中で 俺は一人もがいている はじめから だますつもりでいたのかい 僕の恋人よ  古い船には新しい水夫が 乗り込んで行くだろう 古い船をいま 動かせるのは 古い水夫じゃないだろう なぜなら古い船も 新しい船のように 新しい海へ出る 古い水夫は知っているのさ 新しい海のこわさを  いったい 俺たちの魂のふるさとってのは どこにあるんだろうか 自然に帰れっていうことは どういうことなんだろうか 誰かが言ってたぜ 俺は人間として 自然に生きてるんだと 自然に生きてるって わかるなんて 何て不自然なんだろう  孤独をいつの間にか 淋しがり屋と かんちがいして キザなセリフをならべたてる そんな自分を見た 悲しい男と 悲しい女の いつものひとりごと それでもいつかは いつものように 慰めあっている
旅の宿入山アキ子入山アキ子岡本おさみ吉田拓郎寺田正彦浴衣のきみは尾花の簪 熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくで趺坐をかいて きみの頬と耳はまっかっか あゝ風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯をすっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね月見るなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
くじらのスーさん空を行くイルカイルカかんべかずお吉田拓郎石川鷹彦西の空に赤い雨さんが降った時 クジラのスーさん お空を泳いできた 北の旅で 風邪をひいたクジラのスーさん 大きな クシャミを二つ三つ すると スモッグ灰色のお空は 青い青いお空になりました  北の空にキラキラ星さん降った時 クジラのスーさん お空を泳いできた 南の旅で のどのかわいたクジラのスーさん 海のお水を ゴクリとのんだ すると ヘドロ ウヨウヨの海は きれいな きれいな海になりました  西の空に真赤なお陽様沈んだ時 クジラのスーさん お空に消えた あてない旅さ いつまで続くクジラのスーさん 今日もよごれた町へとんでゆく
クジラのスーさん空をゆくイルカ・神部冬馬イルカ・神部冬馬神部和夫吉田拓郎イルカ・常富喜雄西の空に赤い雨さんが降った時 クジラのスーさんお空を泳いできた 北の旅で風邪ひいたクジラのスーさん 大きなくしゃみを2つ3つ するとスモッグ灰色のお空は 青い青いお空になりました  北の空にキラキラ星さん降った時 クジラのスーさんお空を泳いできた 南の旅でのどかわいたクジラのスーさん 海のお水をゴクリと飲んだ するとヘドロウヨウヨの海は きれいなきれいな海になりました  西の空に真っ赤なお日様沈んだ時 クジラのスーさんお空に消えた 果てない旅さいつまで続くクジラのスーさん 今日も汚れた街へ飛んで行く
メランコリー大石円大石円喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが言ってた 女は愚(おろ)かで かわいくて 恋に全てを 賭(か)けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂(のぎざか)あたりでは 私(あたし)は いい女なんだってね 腕から時計を はずすように 男とさよなら 出来るんだって 淋(さみ)しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男はどこかへ 旅立(たびだ)てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で挨拶(あいさつ) しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
朝、春になあれ太田裕美太田裕美小林倫博吉田拓郎人に踏まれて ゆうべの雪が かたいかたい氷になった 手を赤くして 溶かしてみたのは あの子のあの子の為ならなんでも  あの子 私の名前呼びながら 瞳を閉じて追いかけた 峠を越えた夢の向うは 眩しい眩しい菜の花の海です  今夜 あの子がひとりでは 北風の歌にさらわれそうなんです 私のぬくもり あの子に注いで 冬を溶かしてるんです 冬を溶かしてるんです  廊下の長椅子 震えました 窓の外は今日も雪 ベッドの上のあの子の横顔 そっとそっと覗いてみました  今夜 あの子がひとりでは 北風の歌にさらわれそうなんです 私のぬくもり あの子に注いで 冬を溶かしてるんです 冬を溶かしてるんです  ふっと いねむり気が付く頃 空の色が明るく見えた あの子の胸の音が聞える きっときっと待ってた朝です
太田裕美太田裕美松本隆吉田拓郎ポケットにしまい忘れた 鍵ひとつ指にふれたよ マンションのたしか三階 角を曲がってオレンジのドア 勝手知ったる 他人の部屋ね 瞳閉じれば 景色が浮ぶ ロッキング・チェアー 壁のスピーカー あなたが貼った 世界地図 フッと淋しい ため息ひとつ この鍵で開くのは 不倖せだけだもの  日曜は昼近くまで 眠る人起こしに行ったの テーブルのとびきり苦い 珈琲に愛を浮べて 勝手知ったる 他人の心 時折夢で 訪ねてゆくわ 雑誌の束と カセット・テープ 片目つぶった ミス・モンロー フッと淋しい ため息ふたつ この鍵で開くのは 帰らない過去ばかり  今頃はこれと同じ 合鍵を誰か持ってる その人もリンゴの袋 手に抱えドアを叩くの 勝手知ったる 他人の夢ね 哀しい鍵の 捨て場所がない 集めたマッチ ブリキのコップ ハワイみやげの アロハ・シャツ フッと淋しい ため息みっつ この鍵じゃ倖せの 鍵穴にはいらない
失恋魔術師太田裕美太田裕美松本隆吉田拓郎バスは今 ひまわり畑を 横切ってあなたの街へ 隣から だぶだぶ背広の 知らぬ人 声かけるのよ お嬢さん 何処ゆくんだね 待ち人は来やしないのに いえいえ 聞こえぬ振りをして 知らん顔して 無視してるのよ その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師  バスを降り 夕映えの町 人波に足を速める 追(つ)いてくる 足なが伯父さん ステッキを招くよに振る お嬢さん 逃げても無駄さ 不幸とは追うものだから いえいえ 後ろを向いちゃだめ 恋を失くすと 見かけるという その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師  こみあった 珈琲ハウスに こわごわとあなたを探す 空の椅子 西陽が射す中 さよならを物語ってる お嬢さん 言ったじゃないか 愛なんて虚ろな夢さ いえいえ 電車の遅れだわ あっちへ行って そばに来ないで その人の名は アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師  遅れたね ごめんごめんと 息をつき駆け寄るあなた お嬢さん 私の負けさ また今度迎えに来るよ いえいえ 死ぬまで逢わないわ おあいにくさま 恋は続くの 早く消えてね アー失恋 失恋魔術師 失恋魔術師
花吹雪太田裕美太田裕美松本隆吉田拓郎桜吹雪が散っています 心の画面一杯に 卒業式で泣く人が この頃ちょっと少しね 淋しい顔であなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう 心くだける時は何度も その一言が支えてくれた 友だちでいようよ  桜吹雪の次の春 涙が頬に散りいそぐ 嫌いになった訳じゃない ただ初恋のいろどりが 褪せただけさとあなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう ふと気が付けばたった一度も ああ恋人と呼ばないあなた 友だちでいようよ  桜吹雪が二度舞って 三度目の春逢ったわね 他人の顔を装って あなたは腕を組む人に 友だちさって紹介したわ 友だちでいようよ 友だちでいましょう めぐる季節の向う側から その一言が今も響くわ 友だちでいようよ
ONE MORE CHANCE太田裕美太田裕美小林倫博吉田拓郎急に冷たくなったのは 誰かを愛したからでしょうか 何もないこんな街にも 出逢いと別れはくり返す 私をさけるように 一つ先の角で曲がる 追いかけて 声をかけて もう一度逢いたい  言わなきゃよかった後悔と 言えばよかった心残りは なぜかふるえる心で ラブレターみたいなさよならの手紙 こんな手紙出せば あなた私を見失う まだどこか夢をかけて 手紙を破いた  ONE MORE CHANCE もう一度逢えたら すぐにあなたのものになる ONE MORE CHANCE もう一度逢えたら 愛してるって言えるのに  私をすぐに忘れる事が できるなんて思えないのです ひとりよがりの片想い なんて私はおひとよし ゆうべ見た夢の中 あなた誰かと手をつないで 振り向いてうでをのばして もう一度逢いたい  ONE MORE CHANCE もう一度逢えたら すぐにあなたのものになる ONE MORE CHANCE もう一度逢えたら 愛してるって言えるのに
リンゴ岡平健治岡平健治岡本おさみ吉田拓郎ひとつのリンゴを 君がふたつに切る ぼくの方が少し大きく切ってある そして二人で仲良くかじる  こんなことはなかった 少し前までは 薄汚れた喫茶店のバネの壊れた椅子で 長い話に相槌うって そしていつも右と左に別れて  このリンゴは昨日 二人で買ったもの ぼくの方がお金を出して おつりは君がもらって こんなことはなかった 少し前までは コーヒーカップはいつだってふたつ運ばれてきて 向こうとこちらに ウェイトレスは さりげなくカップをわけて  ふたつめのリンゴの皮を君が剥く ぼくの方がうまく剥けるのを 君はよく知ってるけど リンゴを強くかじる 甘い汁が唇をぬらす 左の頬を君はぷくんとふくらませて 欲張ってほおばると ほら ほら 話せなくなっちまうだろう
今日までそして明日から奥田民生奥田民生吉田拓郎吉田拓郎奥田民生わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかの力をかりて 時にはだれかにしがみついて わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと  わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかをあざ笑って 時にはだれかにおびやかされて わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと  わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかにうらぎられて 時にはだれかと手をとりあって わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと  わたしにはわたしの生き方がある それはおそらく 自分というものを知るところから 始まるものでしょう けれど それにしたって どこで どう変わってしまうか そうです わからないまま生きてゆく 明日からの そんなわたしです  わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました  そして今 わたしは思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと
唇をかみしめて奥田民生奥田民生吉田拓郎吉田拓郎ええかげんな奴じゃけ ほっといて くれんさい アンタと一緒に 泣きとうは ありません  どこへ行くんネ 何かエエ事あったんネ 住む気になったら 手紙でも 出しんさいや  季節もいくつか 訪ねて来たろうが 時が行くのもワカラン位に 目まぐるしかったんじゃ 人が好きやけネー 人が好きやけネー  さばくもさばかんも 空に任したんヨー  人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー  何かはワカラン 足りんものがあったけん 生きてみたんも 許される事じゃろう  自分の明日さえ 目に写りもせんけれど おせっかいな奴やと 笑わんといてくれ  理屈で愛など 手にできるもんならば この身をかけても すべてを捨てても 幸福になってやる 人が泣くんヨネー 人が泣くんヨネー  選ぶも選ばれんも 風に任したんよ  人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー  心が寒すぎて 旅にも出れなんだ アンタは行きんさい 遠くへ行きんさい 何もなかったんじゃけん 人が呼びよるネー 人が呼びよるネー  行くんもとどまるも それぞれの道なんヨ  人が生きとるネー 人がそこで生きとるネー  人がおるんヨネー 人がそこにおるんヨネー
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おきざりにした悲しみは織田哲郎織田哲郎岡本おさみ吉田拓郎織田哲郎生きてゆくのは ああ みっともないさ あいつが死んだ時も おいらは飲んだくれてた そうさ おいらも罪人のひとりさ ああ また あの悲しみを おきざりにしたまま  まつりごとなど もう問わないさ 気になることといえば 今をどうするかだ そうさ あいつとうまくやらなければ ああ また あの悲しみを おきざりにしたまま  おまえだけは もう裏切らないさ 激しさが色褪せても やさしさだけ抱きしめて そうさ おまえは女だからね ああ また あの悲しみを おきざりにしたまま  おきざりにした あの悲しみは 葬るところ どこにもないさ  おきざりにした あの生きざまは 夜の寝床に抱いてゆくさ  おきざりにした あの生きざまは 夜の寝床に抱いてゆくさ
夏休み鬼束ちひろ鬼束ちひろ吉田拓郎吉田拓郎坂本昌之麦わら帽子は もう消えた たんぼの蛙は もう消えた それでも待っている 夏休み  姉さん先生 もういない きれいな先生 もういない それでも待っている 夏休み  絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた 夏休み 指おり待ってた 夏休み  畑のとんぼはどこ行った あの時逃してあげたのに ひとり待ってた 夏休み  西瓜を食べてた 夏休み 水まきしたっけ 夏休み ひまわり 夕立 せみの声
やさしい悪魔ORANGE CARAMELORANGE CARAMEL喜多條忠吉田拓郎Jun Suyamaあの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔  レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない  ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔  バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの  鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  やさしい悪魔 やさしい悪魔
僕笑っちゃいます風見しんご風見しんご欽ちゃんバンド・森雪之丞吉田拓郎電車の扉が 閉まる瞬間 急に君だけ 飛び降りたんだ 叩いた窓には 濡れた瞳が 声にならない Sayonaraを 告げてた  夏になったら 砂浜で 君を「おまえ」って 呼びたかったよ  僕、僕 笑っちゃいます…君の笑顔を 勝手に 恋だと 決めてたなんて 僕、僕 笑っちゃいます…おさえきれずに アーア 笑っちゃって アーア 笑っちゃって 涙なんかこぼします アーア  「でも…」って口ぐせ 言うと尖った 君の唇 素敵だったね 真夜中 写真に そっとキスした あのせつなさも 今じゃもうコメディ  秋に落葉が舞う道で 君と物語 綴りたかったよ  僕、僕 笑っちゃいます…好きになるほど 君を困らせていたんだなんて 僕、僕 笑っちゃいます…想い出すたび アーア 笑っちゃって アーア 笑っちゃって 涙なんかこぼします  冬に心が 凍えたら 僕が抱きしめて あげたかったよ  僕、僕 笑っちゃいます…君の笑顔を 勝手に 恋だと 決めてたなんて 僕、僕 笑っちゃいます…おさえきれずに アーア 笑っちゃって アーア 笑っちゃって 涙なんかこぼします アーア
今日までそして明日から加藤いづみ加藤いづみ吉田拓郎吉田拓郎私は 今日まで 生きてみました 時には誰かの 力を借りて 時には誰かに しがみついて 私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと  私は 今日まで 生きてみました 時には誰かを あざ笑って 時には誰かに おびやかされて 私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと  私は 今日まで 生きてみました 時には誰かに 裏切られて 時には誰かと 手をとり合って 私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと  私には 私の生き方がある それは おそらく 自分というものを 知るところから 始まるものでしょう  けれど それにしたって どこで どう変わってしまうか そうです わからないまま 生きて行く 明日からの そんな私です  私は 今日まで 生きてみました 私は 今日まで 生きてみました 私は 今日まで 生きてみました  私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと
歩け歩けかまやつひろしかまやつひろし吉田拓郎吉田拓郎アー 歩け歩け 太陽の道を 汗が 汗が光る 焼けた肌 しずめ 陽よしずめ くるめく太陽よ 何も何もかもが 目にしみる  アー 歩け歩け 白い砂の道 風が 風が吹くと 前が見えぬ お前 砂ぼこり しずまれ砂ぼこり 白い白い砂の 長い道  アー 歩け歩け アナボコ田舎道 雨が 雨が降ると 出来る水たまり 上がれ 降る雨よ どしゃぶり雨よ 傘も傘も持たずに 雨の道  アー 歩け歩け 足が痛くても 町も 村も山も 歩いて行こう 歩け どこまでも お前のその足で 歩け歩け夢を つかむまで 歩け…
我が良き友よGOLD LYLICかまやつひろしGOLD LYLICかまやつひろし吉田拓郎吉田拓郎下駄を鳴らして奴が来る 腰に手ぬぐいぶらさげて 学生服にしみ込んだ 男の臭いがやってくる ああ 夢よ 良き友よ おまえ今頃 どの空の下で 俺とおんなじ あの星みつめて 何想う  可愛いあの娘(こ)に声かけられて 頬を染めてたうぶな奴 語り明かせば下宿屋の おばさん酒持ってやってくる ああ 恋よ 良き友よ 俺は今でも この町に住んで 女房子供に 手を焼きながらも 生きている  男らしさと人が言う おまえの顔が目に浮かぶ 力ずくだと言いながら 女郎屋通いを自慢する ああ 夢よ 良き友よ 時の流れを恨むじゃないぞ 男らしいは やさしいことだと 言ってくれ  家庭教師のガラじゃない 金のためだと言いながら 子供相手に人の道 人生などを説く男 ああ 夢よ 良き友よ 便りしたため 探してみたけど 暑中見舞が返ってきたのは 秋だった  古き時代と人が言う 今も昔と俺は言う バンカラなどと口走る 古き言葉と悔みつつ ああ 友と 良き酒を 時を憂いて 飲み明かしたい 今も昔も この酒つげば 心地よし  学生達が通りゆく あいつ程ではないにしろ まじめなのさと言いたげに 肩で風切って飛んでゆく ああ 友よ 良き奴よ 今の暮らしに あきたら二人で 夢を抱えて 旅でもしないか あの頃へ
襟裳岬佳山明生佳山明生岡本おさみ吉田拓郎馬飼野俊一北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
証明ガガガSPガガガSP吉田拓郎吉田拓郎ガガガSP暗い暗い路地が見える、野良犬さえも臆病がって どこへ続く道かはしらぬ行ってみようおのれの足で 生まれてきたんだ何故かは言わぬ 生きねばならないとやかく言うな はいつくばって、そして踏みにじられて だけどおのれの証を生きてる証を確かめてみたいから  裏切りなどと悔やむな命、優しさなどとおごるな暮らし 言葉が嫌でわらさえつかむ、みじめが嫌なら語るな人を 愛するだけではもの足りぬだろう、愛されたいとは言わないけれど むきだしの心それに許せない瞳 そんな乱れた足音を歩んでいる事を責めるなどできるかい  太陽に背を向けて走れ、風に向かって逃げるもいいさ 今を今と感じるならば、光も闇も狂おしい程だ 戦えるだけで全てを燃やせ 負け犬になったら路地へともぐり込め 消え入るようなそんな生き方もある それも自分の何かだ、見えない何かだ、確かめて見るがいい  暗い暗い路地が見える、野良犬さえも臆病がって どこへ続く道かはしらぬ行ってみようおのれの足で
人生を語らずガガガSPガガガSP吉田拓郎吉田拓郎朝日が 昇るから 起きるんじゃなくて 目覚める時だから 旅をする 教えられるものに 別れを告げて 届かないものを 身近に感じて 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  嵐の中に 人の姿を見たら 消えいる様な 叫びをきこう わかり合うよりは たしかめ合う事だ 季節のめぐる中で 今日をたしかめる 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  あの人のための 自分などと言わず あの人のために 去り行く事だ 空を飛ぶ事よりは 地をはうために 口を閉ざすんだ 臆病者として 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  おそすぎる事はない 早すぎる冬よりも 始発電車は行け 風を切ってすすめ 目の前のコップの水を ひと息にのみほせば 傷もいえるし それからでもおそくない 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  今はまだまだ 人生を語らず 目の前にも まだ道はなし 越えるものは すべて手さぐりの中で 見知らぬ旅人に 夢よ多かれ 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず
たべちゃうぞガチャピンガチャピン北村恒子・補作詞:岡本おさみ吉田拓郎たべちゃうぞ たべちゃうぞ いたずらするこは たべちゃうぞ バターたっぷり ぬりつけて おさとうパラパラ ふりかけて おおきなおおきな くちあけて たべるこどのこ どのこにしようか ジャンケンポンよ かったらたべろ まけたらにげろ  たべちゃうぞ たべちゃうぞ おなべでゆでて たべちゃうぞ あたまのほうから なげこんで まだかなグラグラ グッツグツ おいしいスープの できあがり たべるこどのこ どのこにしようか ジャンケンポンよ かったらたべろ まけたらにげろ  たべちゃうぞ たべちゃうぞ ねむってるまに たべちゃうぞ おもちゃだいじに しないこは こわれたじどうしゃ きしゃかいじゅう しかえしやってくる ゆめのなか たべるこどのこ どのこにしようか ジャンケンポンよ かったらたべろ まけたらにげろ  ジャンケンポンよ かったらたべろ まけたらにげろ
東京メルヘン木之内みどり木之内みどり松本隆吉田拓郎もうじきに もうじきに春が来るんですね もうじきに もうじきに春が来るんですね  あなたにとって私など ただの心の道草でしょう 寒いポッケで二人の手 あたためたのもおとぎ噺ね  つめたい人ね くちづけてても あー肩ごしに遠くを見てる どこか渇いたあなたの胸を 涙でそっと濡らしましょうか  もうじきに もうじきに春が来るんですね  恋人たちの街角を 耳を押えてただすり抜ける あなたの腕に抱かれてた 想い出だけにおびえる私  つめたい人ね サングラスへと あー街翳を映したあなた 古いブーツを投げ出すように 私の心 捨てるのでしょう  つめたい人ね 冬のコートを あー着せかける無口なあなた 見せかけだけの春が来たって 風が身体を吹き抜けるでしょう  もうじきに もうじきに春が来るんですね
あなたのイエスタデイキャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎春だと言うのに私には 心のコートがぬげません 菜の花畑を吹き来る風は あなたの窓にも届くでしょうか 今でもあなたの口笛は ビートルズから変わりませんか 心許した郵便受けに 手紙も来なくなったから 恋もかわいた頃だから イエスタデイでも歌いましょうか  小さなわがまま言いあって いつしか夕陽が落ちてった 今でもあなたの二階の部屋は 銀色電車が見えるでしょうか 楽しい季節のおわりには きまって寒い風が吹きます いつか見なれたイニシャル入りの 手紙も来なくなったから 恋もかわいた頃だから イエスタデイでも歌いましょうか イエスタデイでも歌いましょうか
アン・ドゥ・トロワキャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳をあてれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめくこころ 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・トロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜がくる アン・ドゥ・トロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・トロワ 今がその時ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終り 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発(たびだち)だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・トロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・トロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・トロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない もう戻れない
アン・ドゥ・トロワ パートIIキャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳を当てれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめく心 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終わり 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・トロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない もう戻れない……
銀河系まで飛んで行け!キャンディーズキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎馬飼野康二あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに  悲しみより遠くから 届けられる星のきらめき 始めたばかりの二人の恋は 夜空にまかれた 銀のバラ 近づく想いは 傷つけられて 涙をふくたび 綺麗になった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに  失うこと恐がって 愛するのはうまくゆかない 行方を知らない 二人の恋は 夜空に旅立つ銀の船 想いを運べば 嵐に逢って 沈んでゆくほど やさしくなった  あいつなんか あいつなんか 銀河系まで 飛んできゃいいのに 逃げても逃げても まぶしいまなざし 逃げても逃げても まぶしいまなざし まぶしいまなざし
やさしい悪魔GOLD LYLICキャンディーズGOLD LYLICキャンディーズ喜多條忠吉田拓郎あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo…… やさしい悪魔  やさしい悪魔 やさしい悪魔
アン・ドゥ・トロワC-androidC-android喜多條忠吉田拓郎あなたの胸に耳を当てれば それは真夜中の時計の響き こきざみに ときめく心 時のたつのも忘れなさいと 寒い国から駈けてきた 恋という名のピエロが踊る アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 炎のように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・トロワ 今がその時ためらわないで アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時ためらわないで  やさしい言葉聞いた気がする それが淋しさの季節の終わり 今日からは あなたと二人 だれも知らない出発(たびだち)だから 夢の中から駈けてきた 愛という名のお酒に酔って アン・ドゥ・卜ロワ 踊りましょうか アン・ドゥ・卜ロワ 流れるように 人は誰でも一度だけ すべてを燃やす夜が来る アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない アン・ドゥ・卜ロワ 今がその時もう戻れない もう戻れない
やさしい悪魔C-androidC-android喜多條忠吉田拓郎あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M…… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M……  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M…… やさしい悪魔 やさしい悪魔
危険な関係KinKi KidsKinKi Kids吉田拓郎吉田拓郎CHOKKAKU僕は その日 映画を みていた そんなに ステキな話じゃ なかったけど ふと 君の事を 思い出してしまった  いつも 君の事を 気にしながら 生きているわけじゃ ないし 君だって 僕が 淋しい夜に 一緒に 泣いたりは しないだろう  どうして 今日は 涙が 出たんだろう 愛に少しだけ 手が届いたような 君と僕とのストーリー そんな気がしたよ  映画が終わり 渋谷を歩いた 長い時を 二人で過ごしたから ふと 恋人の ように思える時がある  たとえば 君がカゼを ひいたとしても 僕は 気にとめないと思う 君だって 僕が 落ちこんだ時に 他の 誰かと 会ってるだろう  何故だか 今日は それでも 良くなった しばり合うよりも ゆるやかでいい 君と僕とのストーリー そんな気がするよ  大きな事は 言えない 僕だけど 君の そばにいる それが出来るんだ  わかり合えない事が あったとしても 届かない 愛の 形もあるからね  君と僕との映画は もう少し続けよう 君と僕との映画は もう少し続けよう
全部だきしめてPLATINA LYLICKinKi KidsPLATINA LYLICKinKi Kids康珍化吉田拓郎武部聡志きみのすべてを ぼくの自由にしたくて ずっと大切にしていたわけじゃない だからなにも 信じられなくなっても ぼくを試したりしなくて いいんだよ  いいさ 落ち込んでだれかを傷つけたいなら 迷うことなく ぼくを選べばいい さびしさの嵐のあとで きみの笑顔を さがしてあげるよ  きみがいたから 勇気を覚えて 知らない場所も 目をつぶって走れた きみのために できることを あれからずっと 探してる  全部だきしめて きみと歩いて行こう きみが泣くのなら きみの涙まで 全部だきしめて きみと歩いて行こう 君が笑うなら きみの笑顔まで  ひとりになるのは 誰だって恐いから つまづいた夢に 罰を与えるけど 間抜けなことも 人生の一部だと 今日のおろかさを 笑い飛ばしたい  なにかをひとつ 失した時に 人は知らずに なにかを手にする きみのために できることを あれからずっと 探してる  全部だきしめて きみの近くにいよう 星になった歌も 過ぎた想い出も 全部だきしめて きみの近くにいよう きみが黙るなら きみにささやいて  全部だきしめて きみと歩いて行こう きみが泣くのなら きみの涙まで 全部だきしめて きみの近くにいよう 星になった歌も 過ぎた想い出も  全部抱きしめて きみと歩いて行こう きみが笑うなら きみの笑顔まで
夏休み熊木杏里熊木杏里吉田拓郎吉田拓郎岩瀬聡志麦わら帽子は もうきえた たんぼの蛙は もうきえた それでも待っている 夏休み  姉さん先生 もういない きれいな先生 もういない それでも待っている 夏休み  絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた 夏休み 指おり待ってた 夏休み  畑のとんぼはどこ行った あの時逃してあげたのに ひとりで待ってた 夏休み  西瓜を食べてた 夏休み 水まきしたっけ 夏休み ひまわり 夕立 せみの声
今日までそして明日からクミコクミコ吉田拓郎吉田拓郎関淳二郎私は今日まで生きてみました 時には誰かの力を借りて 時には誰かにしがみついて 私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと  私は今日まで生きてみました 時には誰かをあざ笑って 時には誰かにおびやかされて 私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと  私は今日まで生きてみました 時には誰かに裏切られて 時には誰かと手をとり合って 私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと  私には私の生き方がある それは おそらく自分というものを 知るところから始まるものでしょう けれど それにしたって どこでどう変わってしまうか そうです わからないまま生きて行く 明日からの そんな私です  私は今日まで生きてみました 私は今日まで生きてみました 私は今日まで生きてみました 私は今日まで生きてみました  そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと
旅の宿研ナオコ研ナオコ岡本おさみ吉田拓郎浴衣(ゆかた)のきみは 尾花(すすき)の簪(かんざし) 熱燗徳利(あつかんとっくり)の首 つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくで 跌坐(あぐら)をかいて きみの頬(ほほ)と耳は まっかっか あゝ風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯を すっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくはすっかり 酔っちまって きみの膝枕に うっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
メランコリー研ナオコ研ナオコ喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋に全てを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それで なんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
六本木レイン研ナオコ研ナオコ売野雅勇吉田拓郎背中に指文字 好きだと書いて 名前が変わると 嘘をついたわ 唇が冷たいね あなたより正直ね ありがとうって 言えなくなるのよ 笑っちゃうほど 哀しい嘘は せめて明るさ 救いになるでしょ  六本木レイン… いい女でいさせてよ 私のかわりに 泣いておくれよ 六本木レイン… いい女になりたけりゃ 振られ上手になることね あゝ …私 泣いてないよ 泣いてないよ  負け札 自分で引いたようだね 最後の賭けだと思っていたの ブラウスが膝の上 淋しいと言いそびれ 引き止められる1秒が永い 嘘でいいから やり直そうと お人好しだね まだ待っているわ  六本木レイン… 最後のマッチ すらないで あなたも 涙を見たくないでしょ 六本木レイン… 次の誰か 逢うまでは あなたのことを 好きでいいわね あゝ……すぐに忘れるけど  六本木レイン… 最後のマッチ すらないで あなたも 涙を見たくないでしょ 六本木レイン… 次の誰か 逢うまでは あなたのことを 好きでいいわね あゝ……すぐに忘れるけど忘れるけど
やさしい悪魔小泉今日子小泉今日子喜多条忠吉田拓郎あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない  ふたりの影はやがて 一つの燃える シルエット  Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔 Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 葡萄酒に花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの  鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔 Ah! Ah! Devil, My Sweet Little Devil Woo Woo Woo やさしい悪魔  やさしい悪魔 やさしい悪魔
新しい空小出正則小出正則山川啓介吉田拓郎木森敏之地図にない道を 走って行くんだ 心のすり傷は 承知の上だよ 右手に抱えた 魂のボールを 新しい空深く 蹴り上げてやるのさ Movin' On! あばよ 昨日までの Movin' On! よどんだ 安らぎ ヘッド・ホーンで ふさぎ続けた耳には 風切る音さえ 美しい 追いかけようぜ 若さの蜃気楼 ああ生きてる 生きてるんだ おれたち  右はどこへ出る 左には何が 青春の交差点 道しるべもない どっちにしたって 明日は明日さ 立ちどまる時間など 残されてないはず Movin' On! あばよ 昨日までの Movin' On! 湿った 夢たち コミックブックを 眺め続けたこの目に 寂しい荒野も 美しい 追いかけようぜ 見えない飛行船 ああ生きてる 生きてるんだ おれたち  Movin' On! あばよ 昨日までの Movin' On! よどんだ 安らぎ ヘッド・ホーンで ふさぎ続けた耳には 風切る音さえ 美しい 追いかけようぜ 若さの蜃気楼 ああ生きてる 生きてるんだ おれたち
襟裳岬香西かおり香西かおり岡本おさみ吉田拓郎薗広昭北の街ではもう悲しみを暖炉で もやしはじめてるらしい 理由のわからないことで 悩んでいるうち老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月を ひろい集めて暖めあおう 襟裳の春は何もない春です  君は二杯めだよねコーヒーカップに 角砂糖ひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけをくるくるかきまわして 通りすぎた夏の匂い 想い出して懐かしいね 襟裳の春は何もない春です  日々の暮しはいやでもやってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと飼い馴らしすぎたので 身構えながら話すなんて あゝおくびょうなんだよね えりもの春は何もない春です 寒い友だちが訪ねてきたよ 遠慮はいらないから暖まってゆきなよ
襟裳岬越山元貴越山元貴岡本おさみ吉田拓郎三沢またろう北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨ててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い慣らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょうなんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ハーモニカの詩小林旭小林旭阿久悠吉田拓郎若草恵夕やけに 鉄棒の影がのび オルガンの 七つの子 遠く聞こえる 留守番のいやな子が ブランコを 鳥になれ 雲になれ 強くこいでる ガラス窓 光らせて 陽が沈む 黒板の白い文字 赤く色づく 赤く色づく 砂場には いろいろの忘れ物 ペシャンコのボールだけ 砂にうもれる  赤とんぼ 追いかける子のあとを コロコロと柴犬が 追って転がる ただひとり 赤い靴 はいた子は さよならも 云わないで 町をはなれる 泣きながら ハーモニカ 吹く日ぐれ 校庭の日もかげり 誰か呼んでる 誰か呼んでる 星空を 見上げつつ 歩いたら くちびるに 塩からい 涙ながれる くちびるに 塩からい 涙ながれる
今日までそして明日から小室等小室等吉田拓郎吉田拓郎わたしは今日まで 生きてみました 時にはだれかの力をかりて 時にはだれかにしがみついて わたしは今日まで 生きてみました そして今わたしは思っています 明日からもこうして 生きて行くだろうと  わたしは今日まで 生きてみました 時にはだれかをあざ笑って 時にはだれかにおびやかされて わたしは今日まで 生きてみました そして今わたしは思っています 明日からもこうして 生きて行くだろうと わたしは今日まで 生きてみました 時にはだれかにうらぎられて 時にはだれかと手をとりあって わたしは今日まで 生きてみました  そして今わたしは思っています 明日からもこうして 生きて行くだろうと  わたしにはわたしの 生き方があるでしょう それはおそらく 自分というものを 知ることから 始まるものでしょう けれどそれにしたって どこでどう変わってしまうか そうですわからないまま 生きてゆく 明日からのそんなわたしです
赤い燈台小柳ルミ子小柳ルミ子岡本おさみ吉田拓郎森岡賢一郎かもめ群がる 防波堤の先には 胴長ふとっちょの 赤燈台 波しぶきあびて あなたと走れば かもめがいちどに 翔びたつよ  見ているつもりが 見られてるようで とてもとても 恥かしいんです  知人町の あけっぱなしの玄関で 耳の遠い おばあさん 幾歳月も おんなじところで 遠い霧笛を 聞いてきた  潮の香りに 洗われた顔が とてもとても やさしいんです  カメラをむける 私は旅人 カメラにむかって おばあさん しわの深い 顔でにっこり とても懐しく 笑うんです  おふたりさん けんかしても 時がたてば 時がたてば 楽しくなるよ  見ているつもりが 見られてるようで とてもとても 恥かしいんです
ああ、グッとGOLD LYLIC近藤真彦GOLD LYLIC近藤真彦康珍化吉田拓郎風かバタバタ鳴っている 街のはずれのちょうちんで おれとお前はまん中にボトルを置いて酒を飲む あぁグッとグッと飲もうぜのんだくれ 夢しか知らないろくでなし あぁグッとグッと飲もうぜ夜明けまで 夢のラッパを吹き鳴らせ  恋は破れて傷になる 人とぶつかり人を知る そんな時代を通り過ぎ男はやさしくなるんだろ あぁグッとグッと飲もうぜのんだくれ 親の意見も聞かないで あぁグッとグッと飲もうぜ生きてきた だれに説教のガラじゃない  たとえば海が酒ならばお前は魚になるという おれは渚の貝になる波が来るたび酒を飲む あぁグッとグッと飲もうぜのんだくれ それじゃまたなと手を握るが あぁキッとキッと飲もうぜまたここで 勝手気ままの旗たてて あぁグッとグッと飲もうぜ夜明けまで 夢のラッパを吹き鳴らせ 
聖・少女西城秀樹西城秀樹松本隆吉田拓郎瀬尾一三八月の波を水鏡にして お前はルージュを海に投げるのさ 最後のタバコに火をつけてくれよ 海猫みたいに淋しい瞳で  とまどいランデブー 時計の針で傷つけあえばなお悲しいぜ Say it 少女 愛しているわと Say it 少女 振りむいてくれよ  空も海も夏のエメラルド お前の気持が読みきれないよ  夏色の雲がとばりをあげれば 濡れたTシャツに若さが透けるよ 1人が好きよと 強がってみても 投げやりな涙かくしきれないさ  とまどいランデブー 生き方までも変えちまうほど 危険な香り Say it 少女 お前の身体を Say it 少女 軽く抱き上げて  何処へ何処へ流れてゆこうか お前の気持が読みきれないよ 読みきれないよ  Say it 少女 愛しているわと Say it 少女 振りむいてくれよ 空も海も夏のエメラルド お前の気持が読みきれないよ お前の気持が読みきれないよ 読みきれないよ  Say it 少女 愛しているわと Say it 少女 振りむいてくれよ Say it 少女 お前の身体を Say it 少女 軽く抱き上げて
明日の前に堺正章堺正章吉田拓郎吉田拓郎瀬尾一三どれだけ歩いたのか覚えていません 気づいた時は風の中 涙がひとしずく ほほをつたう頃 淋しい夜だけが むかえに来ました あーあ人生は流れ星 いつ果てるともなくさまようだけです  いろんな言葉にまどわされました 枯葉の舞う音も覚えています 一人でいてさえも 悲しい町で 愛をみつけても 言葉がないんです あーあ人生は一人芝居 いつ終るともなく続けるだけです  貧しい心で生きてみます こわれた夢も抱きしめて 傷つけあうよりも たしかめあって やさしい鳥になり 空へむかいます あーあ人生ははぐれ雲 いつ消えるともなく流れて行きます  時には自分をふりかえります 話しかけます涙のままで あふれる悲しみを 笑いに変えて さすらう心根(こころね)を 歌にたくして あーあ人生はめぐりめぐる いつ安らぐのかも夢の彼方へ あーあ人生はめぐりめぐる いつ安らぐのかも夢の彼方へ
祭りのあと堺正章堺正章岡本おさみ吉田拓郎瀬尾一三祭りのあとの淋しさが いやでもやってくるのなら 祭りの後の淋しさは たとえば女でまぎらわし もう帰ろう もう帰ってしまおう 寝静まった街を抜けて  人を怨むも恥しく 人をほめるも恥しく なんのために憎むのか なんの怨みで憎むのか もう眠ろう もう眠ってしまおう 臥待(ふしまち)月の出るまでは  日々を慰安が吹き荒れて 帰ってゆける場所がない 日々を慰安が吹きぬけて 死んでしまうに早すぎる もう笑おう もう笑ってしまおう 昨日の夢は冗談だったんだと  祭りのあとの淋しさは 死んだ女にくれてやろ 祭りのあとの淋しさは 死んだ男にくれてやろ もう怨むまい もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて もう怨むまい もう怨むのはよそう 今宵の酒に酔いしれて
ELIMO(襟裳岬)坂本九坂本九岡本おさみ・英語詞:くわじまひろし吉田拓郎Come on in, little brother, come on in Have some coffee, boy you look good, Just how long, has it been, if you would  Have a chair, come get warm, have a seat Please forget, the cars on the street Sit and talk, take the load, off your feet  Have a look, at my place Can you see by my face That I'm well and glad to see you It's a joyful day for me ELIMO NO HARU WA NANI MO NAI HARU DESU,  You look tired, has your work been that hard, I see it written, all over you Do you smile when you're sad, tell me true  I'm your brother not the city, can't you see It's OK, to talk freely with me I can give you so much more than sympathy  Telling me there's, nothing wrong talking big, acting strong That's coward's way of living oh my brother You can open up with me ELIMO NO HARU WA NANI MO NAI HARU DESU,  “This is ELIMO my brother, This is my brother” …
旅の宿さだまさしさだまさし岡本おさみ吉田拓郎田代耕一郎浴衣のきみは 尾花(すすき)の簪(かんざし) 熱燗徳利の 首つまんで もういっぱい いかがなんて みょうに 色っぽいね  ぼくは ぼくで 趺坐(あぐら)をかいて きみの頬と耳は まっかっか あゝ 風流だなんて ひとつ俳句でも ひねって  部屋の灯を すっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の 月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくは すっかり 酔っちまって きみの膝枕に うっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にも なれないみたい
砂漠の都会(まち)に真田広之真田広之喜多條忠吉田拓郎もしも淋しさに 名前があるなら 君の名前をつけて呼ぼうか 今、君は、哀しみのさなか 誰の指でも 振り払うだろう 今夜はこのまま 君を置きざり 人は誰でも 独りぽっちさ 砂漠の都会(まち)に 君を置きざり ほんとは きっと愛しているから ほんとは きっと愛しているから 愛しているから  いつもやさしさに 甘えているから いつもしあわせ名付けられない 今、君の瞳には、何も 何も映っていないだろうし 今夜はこのまま 君を置きざり 寒い心を 抱(かか)えたままで 砂漠の都会(まち)に 君を置きざり 明日は きっとかわいくなれるさ 明日は きっとかわいくなれるさ  ほんとは きっと愛しているから ほんとは きっと愛しているから 愛しているから 愛しているから
潮騒の詩沢口靖子沢口靖子武田鉄矢吉田拓郎さびしがりやほど ひとりが好きだと 誰かが私を 笑っているけど 男の子みたいに あぐらをかいて 海から吹く風と 話してるのが好き  わたしの髪の分け方変えて こっちが似合うと 潮風が吹いてくる  私 今まだ真珠 私 今まだ真珠 海から吹く風と 話してるのが好き  うつむいたら 足元しか見えないもん だからわたし 泣きながらでも 泣きながらでも 前を見るの  泣いてるひとほど 海を見たがると 誰かが私を からかうけれど 涙をこっそり ふいたりしないで 海から吹く風に 抱かれてるのが好き  海の底では 小さな貝が 涙をあつめて 真珠を育てるの  私 いつかは真珠 私いつかは真珠 海から吹く風に 抱かれてるのが好き  夏の星座が 海に落ちて 船の灯りが 遠くをすぎてゆく  私 今まだ真珠 私 今まだ真珠 海から吹く風と 話してるのが好き
風になりたい沢田聖子沢田聖子吉田拓郎吉田拓郎勝又隆一白い雨が 街中濡して もうすぐ朝です 少し寒い 長い髪を伝わる雫が 頬をかすめて 手のひらに落ちた 愛されたいから ふるえていました 抱きしめられても あなたをつかめない 覚えているのは 煙草の香りと 私を離した時の すきま風 通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい 私も今すぐ 風になりたい  どうぞ誰か 私のからだを 包んで下さい 一人はきらい 傘を棄てて かくしてほしい 冷えた心を あなたにあげます やさしくされたら ゆれてしまいそう 追いかけたくても 一人で残ります 悲しむことより 想い出作りに 私は今でも 時を送りたい 通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい 私も今すぐ 風になりたい  通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい 私も今すぐ 風になりたい
紅葉島倉千代子島倉千代子島倉千代子・石原信一吉田拓郎荻田光雄笑われますか まるで初恋 頬のほてりが 止められないの 花咲く春も まばゆい夏も 目をふせながら 生きてきたけど 見渡せば紅葉 赤々と紅葉 私を女と 知らせるの きれいと言って くれますか 芯まで抱いて くれますか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え  臆病なのよ 若くないから 昔傷つき 泣いたりしたわ ひとさし指で 唇ふさぎ しゃべりすぎだと あなたは叱る 見渡せば紅葉 赤々と紅葉 今更女を ざわめかす 遅れた恋で いいですか すなおに信じて いいですか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え  きれいと言って くれますか 芯まで抱いて くれますか はらはらと ほろほろと 秋に燃え はらはらと ほろほろと 秋に燃え
襟裳岬島津亜矢島津亜矢岡本おさみ吉田拓郎北の街ではもう 悲しみを暖炉(だんろ)で もやしはじめてるらしい わけのわからないことで 悩んでいるうち おいぼれてしまうから だまりとおした歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう えりもの春は何もない春です  君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね すててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた夏のにおい 想い出して なつかしいね えりもの春は何もない春です  日々のくらしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと かいならしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょうなんだよね えりもの春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ
落陽島津亜矢島津亜矢岡本おさみ吉田拓郎田代修二しぼったばかりの 夕陽の赤が 水平線からもれている 苫小牧発 仙台行きフェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒より サイコロ好きで すってんてんの あのじいさん あんたこそが 正直者さ この国ときたら 賭けるものなどないさ だから こうして漂うだけ みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがし あり金なくし フーテン暮しの あのじいさん どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話を聞かせてよ サイコロころがして みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
我が良き友よ島津亜矢島津亜矢吉田拓郎吉田拓郎田代修二下駄をならして 奴が来る 腰に手ぬぐい ぶらさげて 学生服に しみこんだ 男の臭いが やってくる アー 夢よ よき友よ おまえ今頃 どの空の下で 俺とおんなじ あの星みつめて 何想う  可愛いあの娘(こ)に 声かけられて 頬をそめてた うぶな奴 語り明かせば 下宿屋の おばさん酒持って やってくる アー 恋よ よき友よ 俺は今でも この町に住んで 女房子供に 手をやきながらも 生きている  男らしさと 人がいう おまえの顔が 目に浮かぶ 力ずくだと 言いながら 女郎屋通いを 自慢する アー 夢よ よき友よ 時の流れを うらむじゃないぞ 男らしいは やさしいことだと 言ってくれ  家庭教師の ガラじゃない 金のためだと 言いながら 子供相手に 人の道 人生などを 説く男 アー 夢よ よき友よ 便りしたため 探してみたけど 暑中見舞いが 返ってきたのは 秋だった  古き時代と 人が言う 今も昔と 俺は言う バンカラなどと 口走る 古き言葉と 悔みつつ アー 友と よき酒を 時を憂いて 飲みあかしたい 今も昔も この酒つげば 心地よし  学生達が 通りゆく あいつ程では ないにしろ まじめなのさと 言いたげに 肩で風切って 飛んでゆく アー 友よ よき奴よ 今の暮らしに あきたら二人で 夢をかかえて 旅でもしないか あの頃へ
制服下地勇下地勇岡本おさみ吉田拓郎ラッシュアワーが疲れを吐き出してる 人の多さまでが ものめずらしげに見えて 東京駅地下道の 人ごみの中 ひと群れの制服の娘たちがいる  真新しいスーツ・ケースを提げて 集団就職で今着いたらしい 妙に腰の低い男が先頭にたって 何とか会社の旗など振り回している  家を出る前の晩は赤飯など食べて 家族揃って泣き笑いしたのかい 里心だけはまだ田舎の家に置き それでも家を出てくる 魅力に負けて  どうですか東京って奴に会ってみて どうですか東京って奴の御挨拶の仕方は みんな押し黙ったままの この人ごみは そうこれが都会って奴の御挨拶の仕方なんだよ  初めから都会に出て行かなければ いつまでも都会でなくてすんだのに きれいに暮らしてゆける土地(ところ)は どこか他のところのような気もするよ  今はまだ驚いてることだけですむけれど もうすぐ判るさ驚かなくてすむさ 駆け引きのうまい男ばかり出世して きれいな腹の男はもう拗ねてしまってる  これからきみは日曜日だけを待つんだね 悲しみの唄がなぜ街に流れるかも判ってきて 使うのに容易く稼ぐのに辛い そんな給料の苦さも知ってしまうんだろうね  今度きみが故郷に帰ってゆくまでには 親に語れない秘密のひとつやふたつは できてしまって嘘もついてしまうんだね 騙された男のことはきっと話さないだろうね  ぼくはこれから大阪へ行くところ いちばんきれいだった女の子の顔など思い出し 制服が人ごみの中に消えてゆくのを 振り返りながら僕は見送っている
旅の宿神野美伽神野美伽岡本おさみ吉田拓郎後藤次利浴衣(ゆかた)のきみは 尾花のかんざし 熱燗徳利(あつかんとっくり)の首 つまんで もういっぱい いかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくで 胡坐をかいて きみの頬(ほほ)と耳は まっかっか ああ 風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯(あかり)を すっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦(じょうげん)の月だったけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくはすっかり 酔(よ)っちまって きみの膝枕(ひざまくら)に うっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にも なれないみたい
旅の宿神野美伽+後藤次利神野美伽+後藤次利岡本おさみ吉田拓郎浴衣(ゆかた)のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし) 熱燗徳利(あつかんとっくり)の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくであぐらをかいて きみの頬と耳はまっかっか ああ 風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯をすっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にも なれないみたい
大いなるジェイク・シマブクロジェイク・シマブクロ吉田拓郎吉田拓郎ロックンロールの 響きがいい あの娘しびれて くれるはず つっぱれ 意地はれ はりとおせ かまうじゃないぞ 風の音  雨にぬれぬれ 君と歩く 久しぶりだね こんな夜 送ってやろう 君の家まで 昔のように 肩よせて  いずれの道も 避けるな いつでも 自分を 確かめろ 大いなる人生 手助け無用  言葉多くて 振り返る 人の笑顔に 恋焦がれ 涙流した 日のことが 今はどこかの酒のつま  立ち上がる時 噛みしめた ころんだ傷が 癒える時 男の夢を かなわさん 小さな声で 叫んだよ
春だったねGTPGTP田口淑子吉田拓郎GTP・友森昭一僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく  くもりガラスの窓をたたいて 君の時計をとめてみたい あゝ僕の時計はあの時のまま 風に吹き上げられたほこりの中 二人の声も消えてしまった あゝ あれは春だったね  僕が思い出になる頃に 君を思い出にできない そんな僕の手紙がつく  風に揺れるタンポポをそえて 君の涙をふいてあげたい あゝ僕の涙はあの時のまま 広い河原の土手の上を ふり返りながら走った あゝ あれは春だったね  僕を忘れた頃に 君を忘れられない そんな僕の手紙がつく  くもりガラスの窓をたたいて 君の時計をとめてみたい あゝ僕の時計はあの時のまま 風に吹き上げられたほこりの中 二人の声も消えてしまった あゝ あれは春だったね
君住む街杉田二郎杉田二郎吉田拓郎吉田拓郎萩田光雄やさしい言葉に ふれたくて あの街さよなら もう帰れない  両手で君の 頬のしずくを 受けとめる 日が来るまで 一人で暮らすよ  この道 雨の中 歩けばつらい 誰かの言葉も もう風の中  やさしく生きて いつか帰るさ 心だけは 置いてきたよ 君の暮らす街  小さな君の肩 つらくはないか 寒さを知ったら もう春になる  静かな夜を 君に贈ろう 僕の街が 眠った頃 届けてあげるよ  僕の街が 眠った頃 届けてあげるよ  僕の街が 眠った頃 届けてあげるよ
いつか街で会ったなら鈴木雅之鈴木雅之喜多条忠吉田拓郎服部隆之何気ない毎日が 風のように過ぎてゆく この街で君と出会い この街で君と過ごす  この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう  それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑んでおくれ  さりげないやさしさが 僕の胸をしめつけた この街で僕を愛し この街で僕を憎み  この街で夢を壊したことも 君はきっと忘れるだろう  それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑みあおう  それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑みあおう  それでもいつか どこかの街で 会ったなら 肩を叩いて 微笑みあおう
僕の大好きな場所高木ブー高木ブー篠原ともえ吉田拓郎黄色いアロハに着替えたら パイナップルも一緒に歌おう もうすぐ沈む太陽に ありがとうMAHALO さよならSee Ya!  お天気雨の白い空 憂鬱な気分になるなら ゆらりゆられた雲の上 僕のおしゃべりで晴れるだろう  心をくすぐる波の音 甘い風の窓を開けようよ やわい夏のあとを探したら ふわり浮かんだ素敵なメロディー  うれしい時には太陽と手を取って あふれる喜び 皆にくばってあげる  ビーチサンダルで 浜辺を散歩すれば 何だかいいこと 今日もありそうだよ 波打ち際届く 切手などない手紙 まだ見たこともない君に返事を書くよ  僕をのせてく小さな船 不思議な夢見せてくれたよ ゆっくり流れる時間(とき)の中 居眠りしてた長い旅  深い海の色のぞいたら 青い世界が踊っていたよ 気ままに泳ぐ魚たちに 教えてあげる今日の出来事  雨が降った日はこの島の空見上げ 大きく手をふれば 虹が笑ってくれる  悲しい夜でも 月の光を浴びて せつない想いを溶かしてもらうのさ 金色に輝く 南の星たちと ウクレレ弾きながら 唄い続けるのさ  うれしい時には太陽と手を取って あふれる喜び 皆にくばってあげる 雨が降った日はこの島の空見上げ 大きく手を振れば 虹が笑ってくれる  幸せなときも 寂しいときでも ずっとこの島で笑っていたいのさ どんなことだって忘れられるこの場所で いつでもいつまでも笑っていたいのさ
襟裳岬高橋真梨子高橋真梨子岡本おさみ吉田拓郎林有三北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮しはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
旅の宿高橋真梨子高橋真梨子岡本おさみ吉田拓郎林有三浴衣のきみは尾花の簪 熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくで胡坐をかいて きみの頬と耳はまっかっか ああ風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯をすっかり消して 風呂あがりの髪いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月みるなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
落陽谷村新司谷村新司岡本おさみ吉田拓郎石坂慶彦・瀬戸谷芳治しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線から もれている 苫小牧発・仙台行きフェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん あんたこそが正直ものさ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして 漂うだけ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがしあり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話を聞かせてよ サイコロころがして  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  戻る旅に 陽が沈んでゆく
外は白い雪の夜ダイアモンド☆ユカイダイアモンド☆ユカイ松本隆吉田拓郎原一博大事な話が君にあるんだ 本など読まずに今聞いてくれ オレたち何年つきあったろうか 最初に出逢った場所もここだね 感のするどい君だから 何を話すか わかっているね 傷つけあって生きるより なぐさめあって 別れよう だからBye-bye Love 外は白い雪の夜 Bye-bye Love 外は白い雪の夜  あなたが電話でこの店の名を 教えた時からわかっていたの 今夜で 別れと知っていながら シャワーを浴びたの哀しいでしょう サヨナラの文字を作るのに 煙草何本並べればいい せめて最後の一本を あなた喫うまで 居させてね だけどBye-bye Love 外は白い雪の夜 Bye-bye Love 外は白い雪の夜  客さえまばらなテーブルの椅子 昔はあんなににぎわったのに ぼくたち知らない人から見れば 仲のいい恋人みたいじゃないか 女はいつでも ふた通りさ 男を縛る強い女と 男にすがる弱虫と 君は両方だったよね だけどBye-bye Love 外は白い雪の夜 Bye-bye Love 外は白い雪の夜  あなたの瞳に私が映る 涙で汚れてひどい顔でしょう 最後の最後の化粧するから 私を綺麗な想い出にして 席を立つのは あなたから 後姿を見たいから いつもあなたの影を踏み 歩いた癖が直らない だけどBye-bye Love 外は白い雪の夜 Bye-bye Love 外は白い雪の夜  Bye-bye Love 外は白い雪の夜 Bye-bye Love 外は白い雪の夜 
落陽ダイアモンド☆ユカイダイアモンド☆ユカイ岡本おさみ吉田拓郎しぼったばかりのタ陽の赤が 水平線からもれている 苫小牧発・仙台行きフェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ  おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん あんたこそが正直者さ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして 漂うだけ みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがしあり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった  男の話を聞かせてよ サイコロころがして みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく 戻る旅に陽が沈んでゆく 戻る旅に陽が沈んでゆく
結婚しようよchaychay吉田拓郎吉田拓郎武部聡志僕の髪が 肩までのびて 君と同じになったら 約束どおり 町の教会で 結婚しようよ mmm  古いギターをボロンと鳴らそう 白いチャペルが見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ mmm  もうすぐ春が ペンキを肩に お花畑の中を 散歩にくるよ  そしたら君は窓をあけて エクボを見せる僕のために 僕は君をさらいにくるよ 結婚しようよ mmm  雨が上がって 雲のきれ間に お陽様さんが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ mmm  二人で買った 緑のシャツを 僕のおうちのベランダにならべて干そう  結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
加川良の手紙つじあやのつじあやの加川良吉田拓郎拝啓 僕はとっても残念でした あの日、君がホワイト・ジーンでなかった事が スカートもいいけれど、ホワイト・ジーンなら もっと、かっこよかったと思います  あの日の映画“ダーティ・ハリー”はどうでした 君はニュースの方が楽しそうだったけれど クリント・イーストウッドっていいでしょう こんども学割で見られたらと思います  帰りに飲んだコーヒーはおいしくなかったね たっぷりミルクを入れた方がよかったみたい 昨日、インスタント・コーヒーを一ビン買いました 家で飲むコーヒーってなぜまずいんでしょう  今度お金がはいったら、テレビを買おうと思います 隣りの田中さんが、カラー・テレビなので 深夜劇場まで見せてもらっています でも、いつまでもそうしてはいられないでしょう  田中さんの奥さんがとってもいい人で 今朝もベーコン・エッグをごちそうになりました おかげで、僕は元気です この手紙、おお急ぎでポストに入れて来ます  そうそう、まだ思い出した事がありました 僕と映画に行って、コーヒーを飲んだ事を もうお母さんは知っているのでしょうか もう僕の事も話したのでしょうか  バス停まで送って、帰り道に考えました お母さんは君の話しに微笑んでくれたでしょうか まあいいや、紙が残り少なくなりました 田中さんからもよろしくとの事でした  ごきげんよう、ごきげんよう
結婚しようよつじあやのつじあやの吉田拓郎吉田拓郎つじあやの僕の髪が肩までのびて 君と同じになったら 約束どおり 町の教会で 結婚しようよ whm…  古いギターをボロンと鳴らそう 白いチャペルが見えたら 仲間を呼んで花をもらおう 結婚しようよ whm…  もうすぐ春がペンキを肩に お花畑の中を散歩にくるよ  そしたら君は窓をあけて エクボを見せる 僕のために 僕は君をさらいにくるよ 結婚しようよ whm…  雨が上がって 雲のきれ間に お陽様さんが見えたら ひざっこぞうをたたいてみるよ 結婚しようよ whm…  二人で買った緑のシャツを 僕のおうちのベランダに並べて干そう 結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩までとどくよ
流星手嶌葵手嶌葵吉田拓郎吉田拓郎たとえば僕が まちがっていても 正直だった 悲しさがあるから ……流れて行く  静けさにまさる 強さは無くて 言葉の中では 何を待てばいい ……流れて行く  たしかな事など 何も無く ただひたすらに 君が好き 夢はまぶしく 木もれ陽透かす 少女の黒髪 もどかしく 君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか  さりげない日々に つまずいた僕は 星を数える 男になったよ ……流れて行く  遠い人からの 誘いはあでやかで だけど訪ねさまよう 風にも乗り遅れ ……流れて行く  心をどこか 忘れもの ただそれだけで つまはじき 幸福だとは 言わないが 不幸ぶるのは がらじゃない 君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか  流れる星は 今がきれいで ただそれだけに 悲しくて 流れる星は かすかに消える 思い出なんか  残さないで 君の欲しいものは何ですか 僕の欲しかったものは何ですか
落陽寺岡呼人feat. 竹原ピストル寺岡呼人feat. 竹原ピストル岡本おさみ吉田拓郎寺岡呼人しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線からもれている 苫小牧発・仙台行きフェリー あのじいさんときたらわざわざ見送ってくれたよ おまけにテープを拾ってね 女の子みたいにさ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば またふり出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん あんたこそが正直者さ この国ときたら賭けるものなどないさ だからこうして漂うだけ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば またふり出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがし あり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話をきかせてよ サイコロころがして  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば またふり出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく 戻る旅に 陽が沈んでゆく
襟裳岬テレサ・テンテレサ・テン岡本おさみ吉田拓郎森岡賢一郎北の街ではもう 悲しみを暖炉で もやしはじめてるらしい 理由のわからないことで 悩んでいるうち おいぼれてしまうから だまりとおした歳月を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖ひとつだったね すてきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏のにおい 想い出して なつかしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々のくらしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと かいならしすぎたので 身構えながら 話すなんて アー臆病なんだよね 襟裳の春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ
襟裳岬天童よしみ天童よしみ岡本おさみ吉田拓郎北の街ではもう 悲しみを暖炉で もやしはじめてるらしい わけのわからないことで 悩んでいるうち おいぼれてしまうから だまりとおした歳月を ひろい集めて暖めあおう えりもの春は何もない春です  君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね すててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた夏のにおい 想い出してなつかしいね えりもの春は何もない春です  日々のくらしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと かいならしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょうなんだよね えりもの春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ
我が良き友よ天童よしみ天童よしみ吉田拓郎吉田拓郎下駄をならして奴がくる 腰に手ぬぐいぶらさげて 学生服にしみこんだ 男の臭いがやってくる アー夢よ よき友よ おまえ今頃どの空の下で 俺とおんなじあの星みつめて何想う  可愛いあの娘に声かけられて 頬をそめてたうぶな奴 語りあかせば下宿屋の おばさん酒持ってやってくる アー恋よ よき友よ 俺は今でもこの町に住んで 女房、子供に手を焼きながらも生きている  男らしさと人が言う おまえの顔が目に浮かぶ 力ずくだと言いながら 女郎屋通いを自慢する アー夢よ よき友よ 時の流れをうらむじゃないぞ 男らしいはやさしいことだと言ってくれ  家庭教師のガラじゃない 金のためだと言いながら 子供相手に人の道 人生などを説く男 アー夢よ よき友よ 便りしたため探してみたけど 暑中見舞が返ってきたのは秋だった  古き時代と人が言う 今も昔と俺は言う バンカラなどと口走る 古き言葉と悔やみつつ アー友と よき酒を 時を憂いて飲みあかしたい 今も昔もこの酒つげば心地よし  学生たちが通りゆく あいつ程ではないにしろ まじめなのさと言いたげに 肩で風切って飛んでゆく アー友よ よき奴よ 今の暮らしにあきたら二人で 夢をかかえて旅でもしないかあの頃へ
やさしい悪魔徳永英明徳永英明喜多条忠吉田拓郎坂本昌之あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの ウォーウォー 燃える シルエット Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 イエイエイエ グッドダーリン ドゥドゥ  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色ぶどう酒に 花びら浮かべばあの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の ウォーウォー 恋のエトランゼ Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 Ah Ah Devil, My sweet little Devil Mm やさしい悪魔 Mm やさしい悪魔 やさしい悪魔 やさしい悪魔
恋の唄所ジョージ所ジョージ所ジョージ吉田拓郎坂崎幸之助あついあつい涙が 君のほほをぬらして 僕のくちびるに ひとしずくおちてきた 僕は僕は知ってる 悲しいからじゃないんだ 君のくちびるが 僕を好きとささやいた  思い出せば遠いあの日 冬がすぎて 僕たちにも あたたかい太陽が このうでの中にあった  夏もすぎてゆくころ 赤い夕日が消えた 君にさよならも 言えないで 僕はないた  若い若い涙は 君と僕をつつんで 心の片隅に 恋が少し微笑んだ 君は君は知ってる 終わりかけているのを 僕にさよならを言えないで 君は泣いた  思い出せば遠いあの日 冬がすぎて 僕たちにも あたたかい太陽が このうでの中にあった  夏もすぎてゆくころ 赤い夕日が消えた 僕にさよならも 言えないで 君はないた
我が良き友よ鳥羽一郎鳥羽一郎吉田拓郎吉田拓郎下駄をならして奴がくる 腰に手ぬぐいぶらさげて 学生服にしみこんだ 男の臭いがやってくる アー夢よ よき友よ おまえ今頃どの空の下で 俺とおんなじあの星みつめて何想う  可愛いあの娘に声かけられて 頬をそめてたうぶな奴 語り明かせば下宿屋の おばさん酒持ってやってくる アー恋よ よき友よ 俺は今でもこの町に住んで 女房子供に手を焼きながらも生きている  古き時代と人が言う 今も昔と俺は言う バンカラなどと口走る 古き言葉と悔みつつ アー友と よき酒を 時を憂いて飲みあかしたい 今も昔もこの酒つげば心地よし  学生達が通りゆく あいつ程ではないにしろ まじめなのさと言いたげに 肩で風切って飛んでゆく アー友よ よき奴よ 今のくらしにあきたら二人で 夢をかかえて旅でもしないかあの頃へ
流星豊崎愛生豊崎愛生吉田拓郎吉田拓郎たとえば僕が まちがっていても 正直だった 悲しさがあるから……流れて行く 静けさにまさる 強さは無くて 言葉の中では何を 待てばいい……流れて行く たしかな事など 何も無く ただひたすらに 君が好き 夢はまぶしく 木もれ陽透かす 少女の黒髪 もどかしく 君の欲しいものは何ですか 君のほしいものは何ですか  さりげない日々に つまづいた僕は 星を数える 男になったよ……流れて行く 遠い人からの 誘いはあでやかで だけど訪ねさまよう風にも 乗り遅れ……流れて行く  心をどこか 忘れもの ただそれだけで つまはじき 幸福だとは 言わないが 不幸ぶるのは がらじゃない 君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか  流れる星は 今がきれいで ただそれだけに 悲しくて 流れる星は かすかに消える 思い出なんか 残さないで 君の欲しいものは何ですか 僕の欲しかったものは何ですか
あゝ青春トランザムトランザム松本隆吉田拓郎ひとつひとりじゃ淋しすぎる ふたりじゃ息さえもつまる部屋 みっつ見果てぬ夢に破れ酔いつぶれ 夜風と踊る街 哀しみばかりかぞえて今日も暮れてゆく あゝ青春は燃える陽炎か あゝ青春は燃える陽炎か  いつつ生きてる後味悪さ 胸に噛みしめれば泣ける海 やっつやめるさ抱きあっても 心は遠ざかる安い宿 眠れぬ夜をかぞえて日々は過ぎてゆく あゝ青春は燃える陽炎か  あゝ青春は燃える陽炎か
人生を語らず堂本剛堂本剛吉田拓郎吉田拓郎十川ともじ朝日が 昇るから 起きるんじゃなくて 目覚める時だから 旅をする 教えられるものに 別れを告げて 届かないものを 身近に感じて 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  嵐の中に 人の姿を見たら 消えいる様な 叫びをきこう わかり合うよりは たしかめ合う事だ 季節のめぐる中で 今日をたしかめる 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  あの人のための 自分などと言わず あの人のために 去り行く事だ 空を飛ぶ事よりは 地をはうために 口を閉ざすんだ 臆病者として 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  おそすぎる事はない 早すぎる冬よりも 始発電車は行け 風を切ってすすめ 目の前のコップの水を ひと息にのみほせば 傷もいえるし それからでもおそくない 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  今はまだまだ 人生を語らず 目の前にも まだ道はなし 越えるものは すべて手さぐりの中で 見知らぬ旅人に 夢よ多かれ 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず
落陽怒髪天怒髪天岡本おさみ吉田拓郎しぼったばかりの夕陽の赤が 水平線からもれている 苫小牧発 仙台行きフェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん あんたこそが正直者さ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして 漂うだけ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがしあり金なくし フーテン暮しのあのじいさん どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話を聞かせてよ サイコロころがして  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく 戻る旅に 陽が沈んでゆく
風になりたい中ノ森BAND中ノ森BAND吉田拓郎吉田拓郎小高光太郎・中ノ森BAND白い雨が 街中濡して もうすぐ朝です 少し寒い 長い髪を 伝わる雫が 頬をかすめて 手のひらに落ちた 愛されたいから ふるえていました 抱きしめられても あなたをつかめない 覚えているのは 煙草の香りと 私を離した時の すきま風 通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい  どうぞ誰か 私のからだを 包んで下さい 一人はきらい 傘を棄てて かくしてほしい 冷えた心を あなたにあげます やさしくされたら ゆれてしまいそう 追いかけたくても 一人で残ります 悲しむことより 想い出作りに 私は今でも 時を送りたい 通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい  通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい 私も今すぐ 風になりたい
結婚しようよ中ノ森BAND中ノ森BAND吉田拓郎吉田拓郎Koma2 Kaz・中ノ森BAND僕の髪が肩までのびて 君と同じになったら 約束どうり 町の教会で 結婚しようよ whm…  古いギターをポロンと鳴らそう 白いチャペルが見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ whm…  もうすぐ春がペンキを肩に お花畑の中を 散歩にくるよ  そしたら君は窓をあけて エクボを見せる僕のために 僕は君を さらいにくるよ 結婚しようよ whm…  雨が上がって 雲のきれ間に お陽様サンが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ whm…  二人で買った緑のシャツを 僕のおうちの ベランダに並べて干そう  結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ
人間なんて中ノ森BAND中ノ森BAND吉田拓郎吉田拓郎佐野貴幸・中ノ森BAND何かが欲しい オイラ それが何だかは わからない だけど 何かが たりないよ いまの 自分もおかしいよ  空に浮かぶ雲は いつかどこかへ 飛んでゆく そこに 何かが あるんだろうか それは誰にも わからない
今日までそして明日から中村あゆみ中村あゆみ吉田拓郎吉田拓郎私は今日まで生きてみました 時には誰かの力を借りて 時には誰かにしがみついて  私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと  私は今日まで生きてみました 時には誰かをあざ笑って 時には誰かにおびやかされて  私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと  私は今日まで生きてみました 時には誰かに裏切られて 時には誰かと手をとり合って  私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと  私には 私の生き方がある それは おそらく自分というものを 知るところから始まるものでしょう  けれど それにしたって どこで どう変わってしまうか そうです わからないまま生きて行く 明日からの そんな私です  私は今日まで生きてみました 私は今日まで生きてみました 私は今日まで生きてみました  私は今日まで生きてみました そして今私は思っています 明日からもこうして生きて行くだろうと
人生を語らず中村あゆみ中村あゆみ吉田拓郎吉田拓郎朝日が昇るから 起きるんじゃなくて 目覚める時だから 旅をする 教えられるものに 別れを告げて 届かないものを 身近に感じて 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  嵐の中に 人の姿を見たら 消え入る様な 叫びをきこう わかり合うよりは たしかめ合う事だ 季節のめぐる中で 今日をたしかめる 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  あの人のための 自分などと言わず あの人のために 去り行く事だ 空を飛ぶ事よりは 地をはうために 口を閉ざすんだ 臆病者として 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  おそすぎる事はない 早すぎる冬よりも 始発電車は行け 風を切ってすすめ 目の前のコップの水を ひと息にのみほせば 傷もいえるし それからでもおそくない 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  今はまだまだ 人生を語らず 目の前にも まだ道はなし 越えるものは すべて手さぐりの中で 見知らぬ旅人に 夢よ多かれ 越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず  越えて行け そこを 越えて行け それを 今はまだ 人生を 人生を語らず
あゝ青春中村雅俊中村雅俊松本隆吉田拓郎富田素弘ひとつ ひとりじゃ淋しすぎる ふたりじゃ 息さえもつまる部屋 みっつ 見果てぬ夢に破れ 酔いつぶれ 夜風と踊る街 哀しみばかりかぞえて 今日も暮れてゆく  あゝ青春は 燃える陽炎か あゝ青春は 燃える陽炎か  いつつ 生きてる後味悪さ 胸に噛みしめれば 泣ける海 やっつ やめるさ抱きあっても こころは遠ざかる 安い宿 眠れぬ夜をかぞえて 日々は過ぎてゆく  あゝ青春は 燃える陽炎か あゝ青春は 燃える陽炎か  あゝ青春は 燃える陽炎か あゝ青春は 燃える陽炎か……
いつか街で会ったならGOLD LYLIC中村雅俊GOLD LYLIC中村雅俊喜多條忠吉田拓郎何気ない毎日が 風のように過ぎてゆく この街で君と出会い この街で君と過ごす この街で君と別れたことも 僕はきっと忘れるだろう  それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑んでおくれ  さりげないやさしさが 僕の胸をしめつけた この街で僕を愛し この街で僕を憎み この街で夢を壊したことも 君はきっと忘れるだろう  それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑みあおう  それでもいつか どこかの街で会ったなら 肩を叩いて微笑みあおう
青春試考中村雅俊中村雅俊松本隆吉田拓郎水すましみたいに すいすいと 東京の空を渡る やつもいる だけど ぶきっちょに 肩よせて 明日への道を捜すのも いいさ 俺たち やさしい 友達だった 片手で 愛など 遊べないはず あの娘の心を氷にかえて 微笑(わら)った お前が 今 許せない 見えるかい 青空の果てが わかるかい 俺たちは誰も 青春に背中を向けて 生きてゆけない 青春に背中を向けて 生きてゆけない  あの娘が涙で染めるから 東京の空は恐いほど青い まるで叱られた 少女だよ 窓辺でおまえの 帰り待ってるよ お前は 俺よりやさしさ知らず あの娘を きれいな 服で飾った 歯の浮く せりふで 酔わせたら 石ころみたいに 心を すてた しみたかい 俺のこぶしが わかるかい 俺たちは誰も 青春に裁かれる 日がきっとくるだろう 青春に裁かれる 日がきっとくるだろう
旅の宿中森明菜中森明菜岡本おさみ吉田拓郎鳥山雄司浴衣のきみは尾花の簪 熱燗徳利の首 つまんで もういっぱい いかがなんて みょうに 色っぽいね  ぼくは ぼくで 胡坐をかいて きみの頬と耳は まっかっか あゝ風流だなんて ひとつ俳句でも ひねって  部屋の灯を すっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだねェ 月見るなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕に うっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
美少女エレジー長江健次長江健次松本隆吉田拓郎鈴木慶一髪からピンクのリボンほどいて ぼくの小指にそっと結んだ どういう意味なの もう逢えないの 問いかけたけど謎の微笑さ  Good-bye Girl 青い電車のドアが Good-bye Girl 閉まる瞬間に サヨナラって言葉が 風にちぎれたよ  Be-少女 Be-少女 八重歯がとても 可愛かったよ 可愛かったんだよ  混んでる映画で靴をふまれて 飛び上がったね それが出逢いさ 帰りにソフトをおごってくれた その横顔に一目ぼれだよ  Good-bye Girl 愁(うれ)い顔みるたびに Good-bye Girl ときめいてしまう 君以上の人には 二度と逢えないさ  Be-少女 Be-少女 女の子って 永遠の謎 永遠の謎  Good-bye Girl 次の彼に振られて Good-bye Girl 泣く時が来たら ぼくに電話をしなよ なぐさめに行くよ  Be-少女 Be-少女 八重歯がとても 可愛かったよ 可愛かったんだよ  可愛かったんだよ
ふざけんなよ名倉七海名倉七海吉田拓郎吉田拓郎岩崎誠司信じる何かが見つかるまでは走ってみたいのさ 若さが時にはじれったいけれどくよくよしたくない 人それぞれが毎日を 精一杯に感じれば 街で踊り狂うのも 美しい想い出じゃないか  無礼な奴です あいすみません 情に背を向け 悲しみません 世の中のん気な平和より 真実の自由が欲しいだけ アッハハハハ  淋しさこらえて涙をかくしてそれでも進みたい 正しい事だけ話してくれるな息がつまりそう 月日が経てば誰だって 人生の文字にしがみつく 間違う事はこわいけど 現在を止めれる者はない  やさしさ売る奴 出しゃばるなよ 愛にうえた時 甘えるなよ 自分でこの道選んだら 手助け無用にしておくれ アッハハハハ  流れる川に逆らう時でも 怒りを海に捨てる時でも オイラ話せない 誰にも話さない 黙りこむ事を卑怯と呼ぶのかい ふざけんなよ ふざけんなよ ふざけんなよ ふざけんなよ 赤い血が見えないか  おもむく心を 裏切りません素直な気持ちを 捨てられません あなたのためなら 消え入りましょう むなしい時には そばにいましょう 小さな勇気を一つだけ 胸の奥にしまってあるから アッハハハハ
マークII名倉七海名倉七海吉田拓郎吉田拓郎さよならが言えないで どこまでも歩いたね 街あかりさえ消えて 足音がさみしいよ  わかってくれる ただ一人の君を はなしたくないのに 冷たいこの世界  みつめたら 泣いていた いとおしい君だった 悲しみをこらえてる 傷ついた若い恋  また会うときは 大人になっているだろう 別れたくないのに 冷たいこの世界  年老いた男が 川面を見つめて 時の流れを 知る日が 来るだろうか
結婚しようよ夏川りみ夏川りみ吉田拓郎吉田拓郎田上陽一僕の髪が肩までのびて 君と同じになったら 約束どおり 町の教会で 結婚しようよ whm…  古いギターをボロンと鳴らそう 白いチャペルが見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ whm…  もうすぐ春がペンキを肩に お花畑の中を 散歩にくるよ  そしたら君は窓をあけて エクボを見せる僕のために 僕は君を さらいにくるよ 結婚しようよ whm…  雨が上って 雲のきれ間に お陽様さんが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ whm…  二人で買った緑のシャツを 僕のおうちの ベランダに並べて干そう  結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ
落陽ニューロティカニューロティカ岡本おさみ吉田拓郎しぼったばかりの夕日の赤が 水平線から もれている 苫小牧発・仙台行きフェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ おまけにテープをひろってね女の子みたいにさ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん あんたこそが正直ものさ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして漂うだけ  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがしあり金なくし フーテン暮らしのあのじいさん どこかで会おう生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話を聞かせてよサイコロころがして  みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  戻る旅に陽が沈んでゆく
地下鉄にのって岡本おさみ吉田拓郎ねえ君何話してるの だからさ聞きとれないよ  もっと大きな声でもっと大きな声で でなけりゃ次の駅にとまったら 走り出すまでの あのわずかな静けさに話そうか 今赤坂見附をすぎたばかり 新宿まではまだまだね  そう君とってもよかったの 今日の映画はとても もっとそばにおいでもっとそばにおいで 車輪の悲鳴が何もかも こなごなに立ち切ってしまう もうおだやかな静けさにもどれない 今四谷を通りすぎたばかり もううんざりするほどいやだよ  ねえ君もう降りてしまおう だからさ次の駅でさ ここはどこの駅かなここはどこの駅かな いいさ次の駅にとまったら 何かを始めるようにそこから歩いてみよう 次で降りるよ 君ももちろん降りるんだろうね でも君はそのまま行ってもいいよ
吉田拓郎吉田拓郎雪でした あなたのあとを なんとなく ついて行きたかった  ふりむいた あなたの瞳は はやくおかえり ぼうやっていってた  ああ あの人は みしらぬ街の みしらぬ人  雪国の 小さな街に そんなわたしの 思い出がある  夢でしょうか あの日のことは 雪をみるたびに 思い出す  雪国を たずねてみたい そこは わたしの 小さな あこがれ  ああ 今日もまた 窓にもたれ 想う 冬の旅を  雪でした あなたのあとを なんとなく ついて行きたかった
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
襟裳岬野口五郎野口五郎岡本おさみ吉田拓郎北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い 友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
この街林部智史林部智史阿久悠吉田拓郎武部聡志この街は 眠らない もの想う 時間(とき)がない 立ちどまって 人生を ふり返れない あなたもまた 愛をたずねて歩き 知らないまに 悲しみにつつまれる  人間は夢みて生きるもの 空っぽの心に 夢はない 人間は夢みて生きるもの 誰かの心に 入りたいから  誰もみな 滑稽で 悲しげな ピエロになる 大都会の 雑踏は 立ちどまれない 最初はみな 人を探していたが 泣いてるまに 顔さえも忘れてる  人間は夢みて生きるもの 愛さない人には夢はない 人間は夢みて生きるもの 眠れる暗がりを 見つけたいから  この街は 黙らない しんみりと つぶやけない 見つめ合って 真実を たずねられない それでもまだ 人の笑顔を信じ 明日もまた この場所で歌ってる  人間は夢みて生きるもの 空っぽの心に 夢はない 人間は夢みて生きるもの 誰かの心に 入りたいから
結婚しようよハンバート ハンバートハンバート ハンバート吉田拓郎吉田拓郎僕の髪が肩までのびて 君と同じになったら 約束どうり 町の教会で 結婚しようよ whm…  古いギターをポロンと鳴らそう 白いチャペルが見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ whm…  もうすぐ春がペンキを肩に お花畑の中を 散歩に来るよ  そしたら君は窓をあけて エクボを見せる僕のために 僕は君を さらいにくるよ 結婚しようよ whm…  雨が上がって 雲のきれ間に お陽様サンが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ whm…  二人で買った緑のシャツを 僕のおうちの ベランダに並べて干そう  結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ
襟裳岬パク・ジュニョンパク・ジュニョン岡本おさみ吉田拓郎伊戸のりお北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟(えり)裳(も)の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨ててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょうなんだよね 襟裳の春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
襟裳岬氷川きよし氷川きよし岡本おさみ吉田拓郎矢田部正北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮しはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
メランコリー一青窈一青窈喜多條忠吉田拓郎武部聡志緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋に全てを賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
夏休み平川地一丁目平川地一丁目吉田拓郎吉田拓郎平川地一丁目麦わら帽子は もう消えた たんぼの蛙は もう消えた それでも待ってる 夏休み  姉さん先生 もういない きれいな先生 もういない それでも待ってる 夏休み  絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた 夏休み 指おり待ってた 夏休み  畑のとんぼは どこ行った あの時逃がして あげたのに ひとりで待ってた 夏休み  西瓜を食べてた 夏休み 水まきしたっけ 夏休み ひまわり 夕立 せみの声
リンゴ平川地一丁目平川地一丁目岡本おさみ吉田拓郎ひとつのリンゴを君がふたつに切る ぼくの方が少し大きく切ってある そして二人で仲良くかじる こんなことはなかった少し前までは 薄汚れた喫茶店のバネの壊れた椅子で 長い話に相槌うって そしていつも右と左に別れて  このリンゴは昨日二人で買ったもの ぼくの方がお金を出して おつりは君がもらって こんなことはなかった少し前までは コーヒーカップはいつだって二つ運ばれてきて 向うとこちらに、ウエイトレスは さりげなくカップをわけて  ふたつめのリンゴの皮を君が剥く ぼくの方が巧く剥けるのを君はよく知ってるけど リンゴを強く齧る、甘い汁が唇をぬらす 左の頬を君はぷくんとふくらませて 欲張ってほおばると ほらほら 話せなくなっちまうだろう
たどりついたらいつも雨降り平田隆夫とセルスターズ平田隆夫とセルスターズ吉田拓郎吉田拓郎疲れ果てていることは 誰にもかくせはしないだろう ところがおいらはなんのために こんなに疲れてしまったのか 今日という日がそんなにも 大きな一日とは思わないが それでもやっぱり考えてしまう アーこのけだるさは何だ  いつかはどこかへおちつこうと 心の置き場を捜すだけ たどりついたらいつも雨ふり そんなことの繰り返し やっとこれでオイラの旅も 終わったのかと思ったら いつものことではあるけれど アーここもやっぱりどしゃぶりさ  心の中に傘をさして はだしで歩いてる自分が見える  人の言葉が右の耳から 左の耳へと通りすぎる それほどおいらの頭の中は カラッポになっちまってる  今日は何故かおだやかで 知らん顔してる自分が見える
結婚しようよビリケンビリケン吉田拓郎・オクダケン吉田拓郎BUGGY DOG僕の髪が 肩までのびて 君と同じに なったら 約束どおり街の教会で 結婚しようよ  古いギターをボロンと鳴らそう 白いチャペルが見えたら 仲間を呼んで花を貰おう 結婚しようよ  もうすぐ春がペンキを肩に お花畑の中を散歩にくるよ そしたら君は窓をあけて エクボを見せる 僕のために 僕は君をさらいにくるよ 結婚しようよ  雨が上って 雲のきれ間に お陽様さんが見えたら ひざっこぞうをたたいてみるよ 結婚しようよ  二人が買った緑のシャツを 僕のおうちのベランダに並べて干そう  結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩までとどくよ  Can you celebrate? What do you decorate? 君が心細く思うとき 君が笑顔で話してるとき 君が夜空を見上げてるとき 君が哀しくて泣いてるとき 君が怖い夢を見てるとき ずっと僕がとなりで唄を歌うから Can you kiss me tonight?  Can you celebrate? Can you kiss me tonight?
シンシア藤井敬之(音速ライン)藤井敬之(音速ライン)吉田拓郎吉田拓郎なつかしい人や 町をたずねて 汽車を降りてみても 目に映るものは 時の流れだけ 心がくだけてゆく 帰ってゆく場所もないのなら 行きずりのふれあいで なぐさめあうのもいいさ シンシア そんな時 シンシア 君の声が 戻っておいでよと唄ってる 君の部屋のカーテンやカーペットは 色あせてはいないかい  人ごみにかくれて 肩をすぼめて 自分を見つめた時 過ぎ去った夢が くずれ落ちる 長い旅が終わる 夜空は町に落ち 人々が 笑いながら通りすぎる あの日とおんなじ所を シンシア そんな時 シンシア 君の声が 戻っておいでよと唄ってる 君の部屋にぼく一人居てもいいかい 朝を待つのがこわいから  シンシア 帰る場所も シンシア ないのなら シンシア 君の腕で シンシア 眠りたい
となりの町のお嬢さんホフディランホフディラン吉田拓郎吉田拓郎となりの町のお嬢さんが 僕の故郷(くに)へやって来た 都会の香りふりまいて 夢を見させてくれたんだ 好きになっちまったんだョ 初めて知った口紅の味 僕の胸は はりさけそう 月夜の晩にさそわれて 大人になると 決めたんだ 長い髪は 夜露にぬれて 青い月が可愛い女(ひと)の エクボの上でゆれてるよ  となりの町のお嬢さんに 僕は心も ささげたい 忘れる事は出来ないよ 白い胸で 眠りたい 好きになっちまったんだョ ステキな君は町の人だ いつか帰ると知ってるさ 切符を二枚 買っちまえばいい 二人で恋の汽車ポッポ 夜風が君のうなじを見せる おもわず僕は可愛い女(ひと)の くびれた腰を抱きしめる  となりの町のお嬢さんは 僕を残して行っちゃった 約束よりも早い汽車で 何も言わずに帰ったよ キライになっちまったのかョ となりの町の風に乗って そんなウワサを耳にした お嫁に行って しまったんだネ 娘心と秋の空 海辺の町は夏の終わりと すっぱい恋で ミカン色に 知らんふりして 暮れて行く となりの町のお嬢さんは 今年の夏の忘れ物
結婚しようよ本田路津子本田路津子吉田拓郎吉田拓郎深町純僕の髪が肩までのびて 君と同じになったら 約束どおり 町の教会で 結婚しようよ whm……  古いギターをボロンと鳴らそう 白いチャペルが見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ whm……  もうすぐ春がペンキを肩に お花畑の中を 散歩にくるよ  そしたら君は 窓をあけてエクボを見せる 僕のために 僕は君を さらいにくるよ 結婚しようよ whm……  雨があがって 雲のきれ間に お陽様サンが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ whm……  二人で買った 緑のシャツを 僕のおうちの ベランダに 並べて干そう  結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ
襟裳岬ボニージャックスボニージャックス岡本おさみ吉田拓郎北の街ではもう 悲しみを暖炉で もやしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから だまりとうした歳月(としつき)を ひろい集めて暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖ひとつだったね すててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた夏のにおい 思い出してなつかしいね 襟裳の春は 何もない春です 日々のくらしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと かいならしすぎたので 身構えながら話すなんて アーおくびょうなんだよね 襟裳の春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ
風になりたい真心ブラザーズ真心ブラザーズ吉田拓郎吉田拓郎真心ブラザーズ白い雨が 街中濡して もうすぐ朝です 少し寒い 長い髪を伝わる 雫が 頬をかすめて 手のひらに落ちた 愛されたいから ふるえていました 抱きしめられても あなたをつかめない 覚えているのは 煙草の香りと 私を離した時の すきま風 通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい  どうぞ誰か 私のからだを 包んで下さい 一人はきらい 傘を棄てて かくしてほしい 冷えた心を あなたにあげます やさしくされたら ゆれてしまいそう 追いかけたくても 一人で残ります 悲しむことより 想い出作りに 私は今でも 時を送りたい 通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい  通り過ぎる あなたが風なら 私も今すぐ 風になりたい 私も今すぐ 風になりたい
流星真心ブラザーズ真心ブラザーズ吉田拓郎吉田拓郎たとえば 僕がまちがっていても 正直だった 悲しさがあるから ……流れて行く  静けさにまさる 強さは無くて 言葉の中では 何を待てばいい ……流れて行く  たしかな事など 何も無く ただひたすらに 君が好き 夢はまぶしく 木もれ陽透かす 少女の黒髪 もどかしく  君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか  さりげない日々に つまづいた僕は 星を数える 男になったよ ……流れて行く  遠い人からの 誘いはあでやかで だけど 訪ねさまよう風にも 乗り遅れ ……流れて行く  心をどこか 忘れもの ただそれだけで つまはじき 幸福だとは 言わないが 不幸ぶるのは がらじゃない  君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか  流れる星は 今がきれいで ただそれだけに 悲しくて 流れる星は かすかに消える 思い出なんか 残さないで  君の欲しいものは何ですか 僕の欲しかったものは何ですか
ソファーのくぼみ増田惠子増田惠子白石ありす吉田拓郎アネモネ色のカーテン 少し揺れて ふたりの時間が 過ぎてしまったから あなたはもう帰るのね  はずしたままの腕時計 忘れないで 誰かに聞かれたら おしえてしまいそうよ なんにも言わなくても  あなたのつけた ソファーのくぼみ ぬくもり消えないうちは  Kiss me もういちど Kiss me again ひとりにしないでね  Kiss me もういちど Kiss me again ひとりにしないでね  さよならになるといつも そっ気ないのは 優しさからでしょう 知っているのに ドアを背中にして  あなたの広い肩越し みつめた部屋も もうすぐ黄昏 わがまますぎるかしら 涙で引きとめるのは  愛されたいの このままずっと 今夜は約束よりも  Kiss me もういちど Kiss me again ひとりにしないでね
もっと下さい増田惠子増田惠子白石ありす吉田拓郎もっと もっと下さい 優しい言葉 もっと もっと下さい シェリーの香り もっと もっと下さい 燃える指先 もっと もっと下さい 灯りを消して  肌に感じる 音楽が 部屋中 満ちたりているのに ダンスも 今夜はじょうずに 踊れるようになったのに  あなたは 人が変ったように 真面目なそぶりで 突然わたしを 遠ざける またここまでと 子供あつかい する気ですね NO NO NO ……… もっと下さい もたれる肩を もっと下さい 愛のしぐさを  もっと もっと下さい 甘いささやき もっと もっと下さい 二人の秘密 もっと もっと下さい ためらわないで もっと もっと下さい 想いどおりに  時計の針は 12時 過ぎたばかりの 夜です 床にころがる ハイヒール ガラスの靴じゃないのに  煙草の煙りで かくせないほど 熱い視線が ドアの向こうと 倖せの 世界を分ける あとで誰か 来るのでしょうか NO NO NO ……… もっと下さい 口づけよりも もっと下さい あなたの心を
メモワール松尾久美子松尾久美子松本隆吉田拓郎瀬尾一三あんまりね あんまりね あんまりじゃない あんまりね あんまりね あんまりじゃない 知らず知らずに海岸通り 突きあたりは海ね もう もう独りにして  泣きたいのか泣けないのか 自分でもよくわからない その人ともここに来たの? リゾートの小さなテラス  彩りさえ失くしかけた 風景はガラスの向う もう誰も信じられない あなたしかいなかったから  あんまりね あんまりね あんまりじゃない あんまりね あんまりね あんまりじゃない つかず離れず夕暮れる海 行止りの時間 もう もう独りにして … 独りにして  ストレートで珈琲飲む 習慣もあなたの真似ね 失恋する苦さだけは しっかりと覚えておくわ  必死でいまこらえてるの 泣き顔の一歩手前で 明るかった私だけを まなざしに縫い止めていて  あんまりね あんまりね あんまりじゃない あんまりね あんまりね あんまりじゃない 知らず知らずに海岸通り 突きあたりは海ね もう もう独りにして … 独りにして
ステラ松本明子松本明子松本明子吉田拓郎眠れない こんな夜 コンビニの 帰り道 一人ぼっちの背中は みんな 淋しさ かくせない  ラッシュアワーに のまれて 気持ちまでも 揺られて 叶わない夢だと また あきらめそうになる  何にもいい事ないねと 見上げた星がまぶしい 見えない明日を探した あの日は 少し遠い 欲張りになる程 悲しいね 幸せは いつでも ほほえみかけてるのに  放課後の校庭で やっと出来た 逆上がり その嬉しさを なぜだか 忘れてしまいそうになる  大人になるたび なぜか ダメな自分 イヤになる これから 何処へ行くのか まだわからないけど たいくつな 毎日あせらなくても とり戻せるいつかは あの頃の夢を  何にもいい事ないねと 見上げた星がまぶしい 見えない明日を探した あの日は 少し遠い いつか来る幸せ 見逃さない様に 輝き続けよう 夢をだきしめて 幸せは いつでも ほほえみかけてるから  LA LA LA… LA LA LA… LA LA LA…
恋のバイオリズム松本伊代松本伊代来生えつこ吉田拓郎恋をすると 嘘つきになる 夢の上に 夢を重ねて 自分の心がわからなくなる  あなたがただ 熱い存在 見つめられて うわずる言葉 無理して大人の女の仕草  あなたは笑っているのでしょう 心の中で あなたは見抜いているのでしょう いい子ぶってる おろかな私 細すぎる私の 私の腰にあなたは とまどいながら手を回す とまどいながら手を回す 手を回す  恋をすると 病気のようで 不安定な バイオリズムね 心の目盛りもバランスくずす  帰り道の 夜の舗道で ふざけながら くちびる盗み そのあとあなたは無口になった  あなたはやさしいひとなのですか そう思いたい それとも冷たいひとなのですか 恋人ですと言ってもいいの 愛なんてむずかしい むずかしすぎるわきっと 心で針が痛むだけ 心で針が痛むだけ 痛むだけ  愛なんてむずかしい むずかしすぎるわきっと 心で針が痛むだけ 心で針が痛むだけ 痛むだけ
やさしい悪魔茉奈佳奈茉奈佳奈喜多條忠吉田拓郎華原大輔あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo… やさしい悪魔  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL Woo… やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう数えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL やさしい悪魔 やさしい悪魔…
今日までそして明日から丸本莉子丸本莉子吉田拓郎吉田拓郎西海孝私は 今日まで 生きてみました 時には誰かの 力を借りて 時には誰かに しがみついて 私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと  私は 今日まで 生きてみました 時には誰かを あざ笑って 時には誰かに おびやかされて  私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと  私は 今日まで 生きてみました 時には誰かに 裏切られて 時には誰かと 手をとり合って  私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと  私には 私の生き方がある それは おそらく 自分というものを 知るところから 始まるものでしょう  けれど それにしたって どこで どう変わってしまうか そうです わからないまま 生きてゆく 明日からの そんな私です  私は 今日まで 生きてみました 私は 今日まで 生きてみました 私は 今日まで 生きてみました  私は 今日まで 生きてみました そして 今 私は思っています 明日からも こうして 生きて行くだろうと
人間なんてMICAMICA吉田拓郎吉田拓郎岩井誠人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー  何かが欲しい オイラ それが何だか わからない だけど 何かが たりないよ いまの 自分がおかしいよ  空に浮ぶ 雲は いつかどこかへ 飛んでゆく そこに 何かが あるだろうか それは誰にも わからない  人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー  人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー  きいてよ オイラの話を 何が こうさせたのか いつの間にやら 今ここで 歌を うたっている オイラ  人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー 人間なんて ララララララララー  
夏休み水越紗季(高垣彩陽)水越紗季(高垣彩陽)吉田拓郎吉田拓郎麦わら帽子は もう消えた たんぼの蛙は もう消えた それでも待ってる 夏休み  姉さん先生 もういない きれいな先生 もういない それでも待ってる 夏休み  絵日記つけてた 夏休み 花火を買ってた 夏休み 指おり待ってた 夏休み  畑のとんぼは どこ行った あの時逃がして あげたのに ひとりで待ってた 夏休み  すいかを食べてた 夏休み 水まきしたっけ 夏休み ひまわり 夕立 せみの声
やさしい悪魔水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-喜多條忠吉田拓郎多田三洋あの人は悪魔 私をとりこにする やさしい悪魔 レースのカーテンに あの人の影が映ったら 私の心は もう動けない ふたりの影はやがて ひとつの 燃えるシルエット  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔 AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔  あの人は悪魔 私を夢中にする やさしい悪魔 バラ色 ぶどう酒に 花びら浮かべば あの人よ ふるえる小指が そう教えるの 鏡に映る 長いまつ毛の 恋のエトランゼ  AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔 AH! AH! DEVIL MY SWEET LITTLE DEVIL M.......... やさしい悪魔 やさしい悪魔 やさしい悪魔
襟裳岬水森かおり水森かおり岡本おさみ吉田拓郎若草恵北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした歳月を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖ひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた夏の匂い 想い出して懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮しはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
流星GOLD LYLICMrs. GREEN APPLEGOLD LYLICMrs. GREEN APPLE吉田拓郎吉田拓郎伊藤賢・Mrs.GREEN APPLEたとえば僕が まちがっていても 正直だった 悲しさがあるから ……流れて行く  静けさにまさる 強さは無くて 言葉の中では何を 待てばいい ……流れて行く  たしかな事など 何も無く ただひたすらに 君が好き 夢はまぶしく 木もれ陽透かす 少女の黒髪 もどかしく 君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか  さりげない日々に つまづいた僕は 星を数える 男になったよ ……流れて行く  遠い人からの 誘いはあでやかで だけど訪ねさまよう風にも 乗り遅れ ……流れて行く  心をどこか 忘れもの ただそれだけで つまはじき 幸福だとは 言わないが 不幸ぶるのは がらじゃない 君の欲しいものは何ですか 君の欲しいものは何ですか  流れる星は 今がきれいで ただそれだけに 悲しくて 流れる星は かすかに消える 思い出なんか 残さないで 君の欲しいものは何ですか 僕の欲しかったものは何ですか
襟裳岬美空ひばり美空ひばり岡本おさみ吉田拓郎丸山雅仁北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい わけのわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから だまりとおした歳月を ひろい集めて暖めあおう えりもの春は 何もない春です  君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね すててきてしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた夏のにおい 想い出してなつかしいね えりもの春は 何もない春です  日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと かいならしすぎたので 身構えながら話すなんて アー おくびょうなんだよね えりもの春は 何もない春です 寒い友だちが 訪ねてきたよ えんりょはいらないから 暖まってゆきなよ
旅の宿美空ひばり美空ひばり岡本おさみ吉田拓郎浴衣のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし) 熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくで趺坐(あぐら)をかいて きみの頬と耳はまっかっか ああ風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯(あかり)をすっかり消して 風呂あがりの髪いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
僕は何をやってもだめな男です南こうせつとかぐや姫南こうせつとかぐや姫伊勢正三吉田拓郎吉田拓郎僕は何をやってもだめな男です 昨日歩いてて犬におしっこをかけられました ガムをかんでも舌をかんでしまうし トイレに入ってチャックがしまらず オロオロしたこともありました  僕は何をやってもだめな男です 電話で彼女の母親に愛を告白しました パチンコやってもチューリップが開いたためしなし 電車のドアにコートをはさんで 一緒に走ったこともありました  僕は何をやってもだめな男です エレベーターがとまらず一日上がったり下がったり 何もしないのに機動隊にはこずかれて こわいおばさんに囲まれじわじわ いじめられたこともありました
結婚しようよ南沙織南沙織吉田拓郎吉田拓郎僕の髪が 肩までのびて 君と同じに なったら 約束どおり 町の教会で 結婚しようよ Whm…  古いギターをボロンと鳴らそう 白いチャペルが 見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ Whm…  もうすぐ春が ペンキを肩に お花畑の中を 散歩にくるよ  そしたら君は 窓をあけて エクボを見せる 僕のために 僕は君を さらいにくるよ 結婚しようよ Whm…  雨が上がって 雲のきれ間に お陽様さんが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ Whm…  二人で買った緑のシャツを 僕のおうちの ベランダに 並べて干そう  結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ
旅の宿都はるみ都はるみ岡本おさみ吉田拓郎浴衣のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし) 熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくであぐらをかいて きみの頬と 耳はまっかっか ああ 風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯をすっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕にうっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にも なれないみたい
シンシアムッシュかまやつムッシュかまやつ吉田拓郎吉田拓郎佐藤準なつかしい人や 町をたずねて 汽車を降りてみても 目に写るものは 時の流れだけ 心がくだけてゆく  帰ってゆく場所もないのなら 行きずりのふれあいで なぐさめあうのもいいさ  シンシア そんな時 シンシア 君の声が 戻っておいでよと唄ってる  君の部屋のカーテンやカーペットは 色あせてはいないかい  人ごみにかくれて 肩をすぼめて 自分を見つめた時 過ぎ去った夢が くずれ落ちる 長い旅が終る  夜空は町に落ち 人々が 笑いながら通りすぎる あの日とおんなじ所を  シンシア そんな時 シンシア 君の声が 戻っておいでよと唄ってる  君の部屋に僕一人居てもいいかい 朝を待つのがこわいから  シンシア 帰る場所も シンシア ないのなら シンシア 君の腕で シンシア 眠りたい
旅の宿メロン記念日メロン記念日岡本おさみ吉田拓郎高橋諭一浴衣のきみは 尾花の簪 熱燗徳利の首 つまんで もういっぱい いかがなんて みょうに 色っぽいね  ぼくは ぼくで 趺坐をかいて きみの頬と耳はまっかっか あゝ 風流だなんて ひとつ俳句でも ひねって  部屋の灯りを すっかり消して ふろあがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくは すっかり 酔っちまって きみの膝枕に うっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にも なれないみたい
たどりついたらいつも雨ふりGOLD LYLICザ・モップスGOLD LYLICザ・モップス吉田拓郎吉田拓郎疲れ果てていることは 誰にもかくせはしないだろう ところがオイラは 何のために こんなに疲れて しまったのか 今日という日がそんなにも 大きな一日とは思わないが それでもやっぱり考えてしまう アー このけだるさは何だ  いつかはどこかへ 落ちつこうと 心の置場を捜すだけ たどりついたら いつも雨ふり そんなことのくり返し やっとこれでオイラの旅も 終ったのかと思ったら  いつものことではあるけれど アー ここもやっぱりどしゃぶりさ  心の中に傘をさして はだしで歩いている自分が見える 人の言葉が 右の耳から左の耳へと 通りすぎる それ程オイラの 頭の中はカラッポになっちまってる 今日は何故かおだやかで 知らん顔してる自分が見える
襟裳岬PLATINA LYLIC森進一PLATINA LYLIC森進一岡本おさみ吉田拓郎馬飼野俊一北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯めだよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮しはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
夜行列車森進一森進一喜多條忠吉田拓郎ほんとにひと駅だけだぜ 夜行列車に君を乗せたよ 手のひらの冷たさは 君の生きてた街の冷たさ そんなそんな淋しげな 瞳(め)をするな わかったよ 兄貴づらなんか 似合わないっていうんだろ  ほんとは今でも分らない ここにいるのが自分なんだろかも 夏みかんむく指に 涙ひとつぶ落ちて光った いつかいつかくやんでも しらないぜ わかったよ もう泣くんじゃない みんなこっちを見ているよ  まだまだ遅くはないんだぜ 次の駅でもきっと帰れるさ 何もかも振り捨てた 君はとっても綺麗だけどさ そんなそんないじわるじゃ ないんだよ わかったよ 僕のひざ枕 朝まで眠っていいんだから 朝まで眠っていいんだから
落陽森恵森恵岡本おさみ吉田拓郎しぼったばかりの 夕陽の赤が 水平線からもれている 苫小牧発 仙台行きフェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ おまけにテープをひろってね 女の子みたいにさ  みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒より サイコロ好きで すってんてんの あのじいさん あんたこそが 正直者さ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして漂うだけ  みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがし あり金なくし フーテン暮しの あのじいさん どこかで逢おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話をきかせてよ サイコロころがして  みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
歌ってよ夕陽の歌を森山良子森山良子岡本おさみ吉田拓郎歌ってよ 夕陽の歌を 歌ってよ 心やさしく  あなたは坂を登ってゆく 私はあとからついてゆく 影は私達をへだてるので やさしい夕陽は 時々雲にかくれてくれる 歌ってよ夕陽の歌を 歌ってよ心やさしく 歌ってよ夕陽の歌を 歌ってよ心やさしく  あなたは夏をおりて行く 私は秋に登って行く 心を季節がへだてるので すばやい風は こうして二人を寒くさせる 歌ってよ夕陽の歌を 歌ってよ心やさしく 歌ってよ夕陽の歌を 歌ってよ心やさしく  歌ってよ夕陽の歌を 歌ってよ心やさしく 歌ってよ夕陽の歌を 歌ってよ心やさしく
今日までそして明日から森山良子森山良子吉田拓郎吉田拓郎小倉博和わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと  わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかの力をかりて 時にはだれかにしがみついて わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと  わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかをあざ笑って 時にはだれかにおびやかされて わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと  わたしは今日まで生きてみました 時にはだれかにうらぎられて 時にはだれかと手をとりあって わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと  わたしにはわたしの生き方がある それはおそらく自分というものを 知るところから始まるものでしょう  けれど それにしたって どこで どう変ってしまうか そうです わからないまま生きてゆく  明日からの そんなわたしです  わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました わたしは今日まで生きてみました そして今 わたしは思っています 明日からも こうして生きて行くだろうと
襟裳岬八代亜紀八代亜紀岡本おさみ吉田拓郎伊藤雪彦北の町ではもう 悲しみを暖炉(だんろ)で 燃やしはじめてるらしい 理由のわからないことで 悩んでいるうちに おいぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖を一つだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 思い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮しはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて あゝおくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖ってゆきなよ
メランコリー八代亜紀八代亜紀喜多條忠吉田拓郎緑のインクで 手紙を書けば それは さよならの 合図になると 誰かが 言ってた 女は 愚かで かわいくて 恋に全てを 賭けられるのに 秋だというのに 恋も出来ない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 腕から 時計を はずすように 男と さよなら 出来るんだって 淋しい 淋しいもんだね  人の言葉を しゃべれる鳥が 昔の男(ひと)の 名前を呼んだ にくらしいわね 男は どこかへ 旅立てば それでなんとか 絵になるけれど 秋だというのに 旅もできない メランコリー メランコリー  それでも 乃木坂あたりでは 私は いい女なんだってね 恋人つれてる あの人に 平気で 挨拶しているなんて 淋しい 淋しいもんだね 淋しい 淋しいもんだね
風の街山田パンダ山田パンダ喜多條忠吉田拓郎瀬尾一三道のむこうで手を振った 大きな声でさよなら言った あいつをふと思い出す 今も元気でいるだろか 白い仔犬を抱きあげる 君はちょっぴり幼く見える 表参道 原宿は なつかしすぎる友達や 人に言えない悲しみすら 風が運んでしまう街  空に昇って消えてゆく 子供の赤い風船一つ 遠い昔の思い出が 空にポツンと消えてゆく 僕の名前を呼ぶ時の 君はちょっぴり大人に見える 表参道 原宿は なつかしすぎる友達や 人に言えない悲しみすら 風が運んでしまう街
落陽山田パンダ山田パンダ岡本おさみ吉田拓郎瀬尾一三しぼったぼかりの夕陽の赤が 水平線からもれている 苫小牧発・仙台行きフェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ おまけにテープひろってね 女の子みたいにさ みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に陽が沈んでゆく  女や酒よりサイコロ好きで すってんてんのあのじいさん あんたこそ正直者さ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして漂うだけ みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがしあり金なくし フーテン暮しのあのじいさん どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話をきかせてよ サイコロころがして みやげにもらったサイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに戻る旅に 陽が沈んでゆく
我が良き友よ山本リンダ山本リンダ吉田拓郎吉田拓郎下駄を鳴らして 奴が来る 腰に手ぬぐい ぶらさげて 学生服に しみ込んだ 男の臭いが やってくる  ああ 夢よ 良き友よ おまえ今頃 どの空の下で 俺とおんなじ あの星みつめて何想う  可愛いあの娘に 声かけられて 頬を染めてた うぶな奴 語り明かせば 下宿屋の おばさん酒持って やってくる  ああ 恋よ 良き友よ 俺は今でも この町に住んで 女房子供に 手を焼きながらも生きている  家庭教師の ガラじゃない 金のためだと 言いながら 子供相手に 人の道 人生などを 説く男  ああ 夢よ 良き友よ 便りしたため 探してみたけど 暑中見舞が 返ってきたのは秋だった  学生達が 通りゆく あいつ程では ないにしろ まじめなのさと 言いたげに 肩で風切って 飛んでゆく  ああ 友よ 良き奴よ 今の暮らしに あきたら二人で 夢をかかえて 旅でもしないかあの頃へ
旅の宿やもり(森山良子と矢野顕子)やもり(森山良子と矢野顕子)岡本おさみ吉田拓郎浴衣のきみは 尾花の簪 熱燗徳利の首 つまんで もういっぱい いかがなんて みょうに 色っぽいね  ぼくは ぼくで 胡坐をかいて きみの頬と耳は まっかっか あゝ 風流だなんて ひとつ俳句でも ひねって  部屋の灯を すっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕に うっとり もう飲みすぎちまって きみを抱く気にもなれないみたい
カンパリソーダとフライドポテト由紀さおり由紀さおり吉田拓郎吉田拓郎坂本昌之両手には 小さな愛と こぼれない程の 満たされた気持ち くずれかけた 砂の家で 男と女が暮しを 始めた 幸福だよねと 笑みを絶やさず 懐かしい歌を 二人で口ずさむ  ささやかな夢は あくまで遠く 傷つきあう日は あくまで近く 淋しさ寄り添い 温めあえば 人と人とは ひとつと信じて 壊される前に 二人で出発て 昔の友より 明日の二人  心を開く 隙間をもちたい 閉ざしたままで 時をおくるな 一人がいやで 肩よせた筈 子供のように はしゃいだ日々もいい 風にまかれる 人生がある たくましさだけで 疲れるよりはいい  心はふたつ 身体もふたつ ひとつになりたい 願いは同じ 青い空見て はぐれた雲の 行方を追えば 涙も乾く 運命があると 思えるならば 寒さをしのぐ 寝ぐらはひとつ  君の身体は 心を癒し 僕の心は 君を突きさす くずれかけた 砂の家で 木の葉のように 舞うだけ舞えばいい 朝陽を見たかい 嵐の中にも 懐かしい歌が 聞こえてくるだろう
両国橋由紀さおり由紀さおり喜多條忠吉田拓郎他人(ひと)から聞いた話だけれど 小雨にぬれてる両国橋で あなたに偶然出会ったら 長い髪した女の人と腕組み 歩いていたそうね  何にも言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから あそこは二人の思い出を 川に流した場所だから  あれから一度も行かないけれど 銭湯帰りの両国橋で あなたは私のイニシャルを ピカピカ光った十円玉に 書いて投げたわ 隅田川  本当は言いたくないけれど 新しい恋始めるならば 両国橋はいけないわ 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの 次の女(ひと)も同じような 運命(さだめ)になるような気がするの
ルーム・ライト(室内灯)由紀さおり由紀さおり岡本おさみ吉田拓郎あなたが運転手に道を教えはじめたから 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにボンヤリ あなたの横顔がみえる そのせいじゃなく 疲れてるみたい  車はこのままずっと走りつづけてはくれない 私の家に近づいてしまった あの薬屋の角を左に曲ると 車はスピードゆるめ私はおりる 忙しさがすっかり あなたを疲れさせてしまい もう話すことさえ 辛いんだなんて  あなたが私の手を軽くにぎってくれる頃 私の家が近くなった この薬屋の角を何回曲っただろう 車はもうすぐ止まり私はおりる ルームライトにぼんやり あなたの横顔がみえる もう送られることにも なれてしまった
襟裳岬吉井和哉吉井和哉岡本おさみ吉田拓郎Kazuya Yoshii北の街ではもう 悲しみを暖炉で 燃やしはじめてるらしい 理由(わけ)のわからないことで 悩んでいるうち 老いぼれてしまうから 黙りとおした 歳月(としつき)を ひろい集めて 暖めあおう 襟裳の春は 何もない春です  君は二杯目だよね コーヒーカップに 角砂糖をひとつだったね 捨てて来てしまった わずらわしさだけを くるくるかきまわして 通りすぎた 夏の匂い 想い出して 懐かしいね 襟裳の春は 何もない春です  日々の暮らしはいやでも やってくるけど 静かに笑ってしまおう いじけることだけが 生きることだと 飼い馴らしすぎたので 身構えながら 話すなんて ああ おくびょう なんだよね 襟裳の春は 何もない春です  寒い友だちが 訪ねてきたよ 遠慮はいらないから 暖まってゆきなよ
旅の宿吉幾三吉幾三岡本おさみ吉田拓郎野村豊浴衣のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし) 熱燗徳利の首つまんで もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね  ぼくはぼくであぐらをかいて きみの頬と耳はまっかっか ああ 風流だなんて ひとつ俳句でもひねって  部屋の灯をすっかり消して 風呂あがりの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて  ぼくはすっかり酔っちまって きみの膝枕に うっとり もう飲みすぎちまって 君を抱く気にも なれないみたい
落陽吉幾三吉幾三岡本おさみ吉田拓郎野村豊しぼったばかりの 夕陽の赤が 水平線から もれている 苫小牧発 仙台行フェリー あのじいさんときたら わざわざ見送ってくれたよ おまけにテープを拾ってね 女の子みたいにさ みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに 戻る旅に 陽が沈んでゆく  女や酒より サイコロ好きで すってんてんの あのじいさん あんたこそが 正直者さ この国ときたら 賭けるものなどないさ だからこうして ただようだけ みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに 戻る旅に 陽が沈んでゆく  サイコロころがし あり金なくし フーテン暮しの あのじいさん どこかで会おう 生きていてくれ ろくでなしの男たち 身を持ちくずしちまった 男の話をきかせてよ サイコロころがして みやげにもらった サイコロふたつ 手の中でふれば また振り出しに 戻る旅に 陽が沈んでゆく
我が良き友よ吉幾三吉幾三吉田拓郎吉田拓郎野村豊下駄をならして 奴がくる 腰にてぬぐい ぶらさげて 学生服に しみこんだ 男の臭いが やってくる アー夢よ よき友よ おまえ今頃 どの空の下で 俺とおんなじ あの星みつめて 何想う  可愛いあの娘に 声かけられて 頬をそめてた うぶな奴 語り明かせば 下宿屋の おばさん酒持って やってくる アー恋よ よき友よ 俺は今でも この町に住んで 女房子供に 手を焼きながらも 生きている  男らしさと 人が言う おまえの顔が 目に浮かぶ 力ずくだと 言いながら 女郎屋通いを 自慢する アー夢よ よき友よ 時の流れを うらむじゃないぞ 男らしいは やさしいことだと 言ってくれ  家庭教師の ガラじゃない 金のためだと 言いながら 子供相手に 人の道 人生などを 説く男 アー夢よ よき友よ 便りしたため 探してみたけど 暑中見舞が 返ってきたのは 秋だった  古き時代と 人が言う 今も昔と 俺は言う バンカラなどと 口走る 古き言葉と 悔みつつ アー友と よき酒を 時に憂いて 飲みあかしたい 今も昔も この酒つげば 心地よし  学生達が 通りゆく あいつ程では ないにしろ まじめなのさと 言いたげに  肩で風切って 飛んでゆく アー友よ よき奴よ 今の暮らしに あきたら二人で 夢をかかえて 旅でもしないか あの頃へ
あゝ青春吉田拓郎吉田拓郎松本隆吉田拓郎ひとつひとりじゃ淋しすぎる ふたりじゃ息さえもつまる部屋 みっつ見果てぬ夢に破れ 酔いつぶれ夜風と踊る街 哀しみばかりかぞえて 今日も暮れてゆく  あゝ青春は 燃える陽炎か あゝ青春は 燃える陽炎か  いつつ生きてる後味悪さ 胸に噛みしめれば泣ける海 やっつやめるさ抱きあっても こころは遠ざかる安い宿 眠れぬ夜をかぞえて 日々は過ぎてゆく  あゝ青春は 燃える陽炎か あゝ青春は 燃える陽炎か…
愛してるよ吉田拓郎吉田拓郎松本隆吉田拓郎吉田拓郎光と影があるなら 光になりたい 涙と微笑み選ぶなら 微笑んで生きよう 星のない夜なら 朝を待ちたい 鎖につながれるより 空を舞う鳥が好きだよ 愛してるよ 君を一瞬 そして永遠に 愛してるよ 偽り だけど真実さ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ  心の中を探るより 君を信じたい 誰かを悪く言うより 友達になりたい 利口に責めるよりも 愚かに許したい 夢に頬づえつくより 夢を両手で支えたい 愛してるよ 君を心と 身体で 愛してるよ 幻だけど現実さ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ 愛してるよ
あいつの部屋には男がいる吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎彼女と初めて 口づけしたのは 去年の夏だった 体は熱いし 心が燃えるし 人影まばらだし 次の日青山通りを曲がった 彼女のマンションへ 女の一人暮らしは それなりに甘くてとけちまう  今夜のあいつは変だぜ 返事がうわの空だぜ 電話ごしに音がする 煙草は吸わない筈だぜ  誰かが居るから 二人の男に 心がまどわされ おまえは受話器を早く おきたがる サヨナラを急ぐ Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる  男と女の関係ができて 半年が経ち 好みのレコード 好みのシャンプー 好みのティーカップ 俺らのにおいが ふとした気分で ただよう425号 気持ちが少しは ゆるんでいたかも 恋に落ちていたし  今夜のあいつは変だぜ 知らない曲が 聞こえるぜ 電話ごしに音がする シャワーが つけっぱなしだぜ  誰かを気づかう おまえの心は 確かにうわの空 「今日は遅いから 明日また」なんて サヨナラを急ぐ Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる  青山通りを曲がった所で 車を降りてみた 彼女の部屋から 灯りがもれてる このまま帰ろう 合鍵がやけに まとわりつくから 気分も白い 明日になれば 新しいKeyの#425  Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる  Oh あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる あいつの部屋には あいつの部屋には 男がいる…
愛の絆を吉田拓郎吉田拓郎岡本おさみ吉田拓郎Booker T.Jones静かな夜のけはいが ベッドのそばに訪れてる ぬれた髪をとかしたら ぼくのそばにおいで  なだらかな海の唄が 窓の外にきこえる 遠い国にふたりで 愛するために来た  朝までの短い時間を しっかり確かめよう 躰と躰 心と心 確かめよう  語り合う一日が終って みつめる夜がやってくる きみ躰が冷えてるよ もっとそばにおいで  愛しいきみの声が 闇の中でつぶやく 遠い国にふたりで 愛するために来た  断ち切れぬ愛の絆を 幾度も結び合おう 躰と躰 心と心 確かめよう  愛するすべてのものを 二人で分かち合おう 躰と躰 心と心 確かめよう
I'm In Love吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎恋は素敵だね 何も考えず ただ時に身をゆだねて いればいい 僕は自分の 過去を忘れて 今 ありのままの姿で君に逢える  このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever  君といると 穏やかな気分で もう明日をどうして生きるか どうでもよくて 雨が降っても 風が吹いても いつも僕は君を抱きしめ 全てから守ろう  このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever  指をからませて 口びるを寄せて この愛するよろこびを わかちあおう 君が居れば もう何もいらない この世でただ一人の 心を許す人  このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever  このまま世界の終わりが来てもかまわない 君と一緒に死んで行けるなら 全てを許そう You never とめられない Nobody You never Forever
アウトロ吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎鳥山雄二こんな気分は説明不要 誰にひもとくすべなど無いし 言葉なんかに 変えてみても 伝わる何かあるじゃない  君が何処から来たのか興味ない 何処へ向かって消えるのかさえも 知らないし 聞きたくもない 何か意味なんて感じない  人は何故に 理由ありげに ふるまう夢に恋をする 見つからない 遠い橋を 渡る気もない人が好き  らしい心で生きて 出逢えた事にひるまず 1人ぼっちに飽きたら 黙って闇にまぎれよう  UZAI(うざい)願いをいつまで歌う 独り言ならなおさらMIZIME(みじめ) 他人の心 わかりもせず 明日の事なんて語れない  古い話は捨てちゃえばいいさ 今が好きなら愛しちゃえばいいさ 真実の影 孤独の空 そこを居場所にすればいいさ  自分だから 1人だから 季節はずれも似合うじゃない 風が吹いて 振り返れば すべて願いが見えるはず  らしい心で生きて 流れる川と一緒に 1人ぼっちで泣いたら 星降る空にまぎれよう  らしい言葉があるさ らしい明日も来るさ らしい気持ちで歩く らしい自分が見える  らしい心で生きる らしい明日に逢える らしい心が似合う らしい自分に逢える らしい心で生きる らしい明日に逢える らしい心が似合う らしい自分に逢える
蒼い夏吉田拓郎吉田拓郎岡本おさみ吉田拓郎村岡建・柳田ヒロ・吉田拓郎浜日傘 ゆらゆら すらりとのびた 長い脚 蒼い夏が 駆けてゆく ぼくは昼寝を口実に 泳げないのを幸いに 女の子って やっぱりいいな  裸の子 じゃぶじゃぶ おちんちんさえかわいくて 蒼い夏が はしゃいでる きみは夏みかん剥きながら 早く子供が欲しいなぁ わざと言って 溜息ひとつ  孟蘭盆会(うらぼんえ)ちらちら 燈籠流し 水明り 蒼い夏に 祈りあり いつか亡びる この海が 肌をじりじり こがすので 今夜きっと寝つかれぬでしょう  老夫婦 はらはら すごした日々が朽(く)ちてゆく 蒼い夏に淋しさあり ぼくは平凡な愛妻家 もうなにも考えまい 愛することのわずらわしささえ
赤い燈台吉田拓郎吉田拓郎岡本おさみ吉田拓郎Takuro Yoshidaかもめ群がる 防波堤の先には 胴長ふとっちょの 赤燈台 波しぶきあびて あなたと走れば かもめがいちどに 翔びたつよ 見ているつもりが 見られてるようで とてもとても 恥かしいんです  知人町の あけっぱなしの玄関で 耳の遠い おばあさん 幾歳月も おんなじところで 遠い霧笛を聞いてきた 潮の香りに洗われた顔が とてもとても やさしいんです  カメラをむける 私は旅人 カメラにむかって おばあさん しわの深い顔で にっこり とても懐しく 笑うんです おふたりさん けんかしても 時がたてば時がたてば楽しくなるよ 見ているつもりが 見られてるようで とてもとても 恥ずかしいんです
AKIRA吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎夕焼けに向かって走って行く あいつの姿が忘られぬ カッコ悪い事が大嫌いで 自分に信念をもっていた えらい大人になんかなりたくない 強い男をめざすと言い切った その時AKIRAの頼りがいのある 背中でいなずまが光った  いつまでも 友達でいよう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下で かげろうが ゆれている  どこへ行くのもあいつが守ってくれる ひっこみ思案の僕が変わる 時々サイフからくすねられても 友情のあかしと言う事になる AKIRAはYOKOが好きらしい YOKOは頭の悪いやつがキライ しょせん女は愚かだと呟いて トイレで悩んでいる姿を見た  いつまでも 友達でいよう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下を 風が吹いている  AKIRAは男の中の男 だからオチンチンも大きくてかっこいい でもある日皆で見せっこをしたら JOEの方が大きくなってしまった JOEはYOKOのヒモだとの噂 どうやら二人は出来てるみたいで AKIRAはふてくされて百日咳になる オチンチンもますますしぼんでいく  いつまでも 友達でいよう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下で かげろうが ゆれている  お父さんは何をスル人なんだろう 陽にやけた広いおでこがこわい 謎にみちたAKIRAんちの家族 大きなオッパイの姉さんも気にかかる あいつは姉さんともお風呂に入るらしい 僕が「変だよ」と言うと 「オヤジと入るお前が変なんだ」と 言われて何となく納得できた  いつまでも 友達でいよう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下を 風が吹いている  弱虫な僕をかばって AKIRAがいつも身がわりになる 倒されて にらみつけると YUJIROの映画のようだった  来年は僕等も小学生になる でも 同じ学校へは行かないだろう 「俺はもっと男をみがくから お前は勉強にはげめ」と言われた  尊敬するAKIRAとも お別れだ 自信は無いけど 一人でやってみよう 夕陽に向かって走って行く あいつの姿を 忘れない  生きて行く事に とまどう時 夢に破れ さすらう時 明日を照らす 灯りが欲しい時 信じる事を また始める時  AKIRAがついているさ AKIRAはそこにいるさ シュロの木は今も 風にゆれている シュロの木は今も 風にゆれている
アキラ吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎武部聡志夕焼けに向かって走って行く あいつの姿が忘られぬ カッコ悪い事が大嫌いで 自分に信念をもっていた えらい大人になんかなりたくない 強い男をめざすと言い切った その時アキラの頼りがいのある 背中でいなずまが光った いつまでも 友達でいよう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下で かげろうが ゆれている  どこへ行くのもあいつが守ってくれる ひっこみ思案の僕が変わる 時々サイフからくすねられても 友情のあかしと言う事になる アキラはサユリが好きらしい サユリは頭の悪いやつがキライ しょせん女は愚かだと呟いて トイレで悩んでいる姿を見た いつまでも 友達でいよう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下を 風が吹いている  アキラは男の中の男 だからオチンチンも大きくてかっこいい でもある日皆で見せっこをしたら ジョーの方が大きくなってしまった ジョーはサユリのヒモだとの噂 どうやら二人は出来てるみたいで アキラはふてくされて百日咳になる オチンチンもますますしぼんでいく いつまでも 友達でいよう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下で かげろうが ゆれている  お父さんは何をスル人なんだろう 陽にやけた広いおでこがこわい 謎にみちたアキラんちの家族 大きなオッパイの姉さんも気にかかる あいつは姉さんともお風呂に入るらしい 僕が「変だよ」と言うと 「オヤジと入るお前が変なんだ」と 言われて何となく納得できた いつまでも 友達でいよう そう 大きくなっても 親友でいよう シュロの木の下を 風が吹いている  弱虫な僕をかばって アキラがいつも身がわりになる 倒されて にらみつけると ユウジロウの映画のようだった  来年は僕等も小学生になる でも 同じ学校へは行かないだろう 「俺はもっと男をみがくから お前は勉強にはげめ」と言われた  尊敬するアキラとも お別れだ 自信は無いけど 一人でやってみよう 夕陽に向かって走って行く あいつの姿を 忘れない  生きて行く事に とまどう時 夢に破れ さすらう時 明日を照らす 灯りが欲しい時 信じる事を また始める時  アキラがついているさ アキラはそこにいるさ シュロの木は今も 風にゆれている シュロの木は今も 風にゆれている
アゲイン(未完)吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎武部聡志・鳥山雄司若かった頃の 事をきかせて どんな事でも 覚えてるなら 思い出たちは すげなく消える  その時君は 何を思って どこへ行こうと してたのだろう 何かを信じて 歩いてたのか  心は安らいで いたでしょうか 希望の光を 浴びていたでしょうか  街を流れる 人にまぎれて たった1人で 空を見上げる あなたの事を 考えている
朝陽がサン吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎・福岡英典吉田拓郎吉田拓郎朝日がサン おはようサン 社会の皆サマ おはようサン 君のおはようは元気ですか How are you 今日は新しい一日であります 最初のステップ 気合いのステップ 大事なステップ 踏み出す時がきた  朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン  朝日がサン おはようサン 地球は輝く おはようサン 晴ればれ空気吸って胸張って Up to you 今日の主役は君なのであります 小さなステップ でも気合いのステップ 記念のステップ 踏み出す時がきた  朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン  今日のステップを 怒濤の一歩を 君のステップを 渾身の一歩を まっさらな大地に 新しい一歩を 昨日とは違う はじまりの一歩を  朝日がサン おはようサン 朝日がサン おはようサンサン 朝日がサン おはようサン 朝日がサンサン おはようサン
明日の前に吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎松任谷正隆どれだけ歩いたのか 覚えていません 気づいた時は 風の中 涙がひとしずく 頬をつたう頃 淋しい夜だけが むかえに来ました あ~あ人生は 流れ星 いつ果てるともなく さまようだけです  いろんな言葉にまどわされました 枯葉の舞う音も 覚えています 一人でいてさえも 悲しい町で 愛をみつけても 言葉がないんです あ~あ人生は 一人芝居 いつ終るともなく 続けるだけです  貧しい心で生きてみます こわれた夢も抱きしめて 傷つけあうよりも たしかめあって やさしい鳥になり 空へむかいます あ~あ人生は はぐれ雲 いつ消えるともなく 流れて行きます  時には自分をふりかえります 話しかけます 涙のままで あふれる悲しみを 笑いに変えて さすらう心根を 歌にたくして あ~あ人生は めぐりめぐる いつ安らぐのかも 夢の彼方へ  あ~あ人生は めぐりめぐる いつ安らぐのかも 夢の彼方へ
アジアの片隅で吉田拓郎吉田拓郎岡本おさみ吉田拓郎ひと晩たてば 政治家の首がすげかわり 子分共は慌てふためくだろう 闇で動いた金を 新聞は書きたてるだろう ひと晩たてば 国境を戦火が燃えつくし 子供達を飢えが襲うだろう むき出しのあばら骨は 戦争を憎みつづけるだろう アジアの片隅で 狂い酒飲みほせば アジアの片隅で このままずっと 生きていくのかと思うのだか  ひと晩たてば 街並は汚れ続けるだろう 車は人を轢き続けるだろう 退屈な仕事は 野性の魂を老けさせるだろう ひと晩たてば チャンピオンはリングに転がり セールスマンは道路に坐りこむだろう 年寄りと放浪者は 乾杯の朝を迎えないだろう アジアの片隅で 狂い酒飲みほせば アジアの片隅で このままずっと 生きていくのかと思うのだか  ひと晩たてば 秘密の恋があばかれて 女たちは噂の鳥を放つだろう 古いアパートの部屋で 幸せな恋も実るだろう ひと晩たてば 頭に彫った誓いがくずれ落ちて 暮らしの荒野が待ち受けるだろう 甘ったれた子供達は 権利ばかり主張するだろう アジアの片隅で 狂い酒飲みほせば アジアの片隅で このままずっと 生きていくのかと思うのだか  ひと晩たてば 働いて働きづくめの男が 借りた金にほろぼされるだろう それでも男は 政治などをあてにしないだろう ひと晩たてば 女まがいの唄があふれだして やさしさがたたき売られる事だろう 悩む者と飢えた者は 両手で耳をふさぐだろう アジアの片隅で お前もおれもこのままずっと アジアの片隅で このままずっと生きていくのかと アジアの片隅で アジアの片隅で アジアの片隅で ああ アジアの片隅で 俺もおまえも …………
明日に向って走れ吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎流れる雲を追いかけながら 本当のことを話してみたい いつか失った怒りを胸に 別れを祝おう 通りすがりに微笑みを持ち 一人である事を忘れた時 ノアの箱舟が笑って消えた 誰のせいじゃなく もう君に逢うこともない 心はゆれても だから 明日に向って走れ こぶしを握りしめて  扉を開けたら いつもの笑顔 約束だから 散歩もしよう 夢は消えたんだ そよ吹く風よ 人は悲しいね 求めあう愛は いつも届かず 残り火だけに体を寄せて つかれた横顔いつもの唄 さよならだけだと ほらおなじみの友が来たよ 何か話せよと だけど 明日に向って走れ 言葉をつくろう前に  季節が僕をはこぶ 一日を抱きしめながら この肩の重き罪を 明日はとき放て  だから 明日に向って走れ こぶしを握りしめて
新しい朝(あした)吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎僕等の事を知らない人も 僕等の声に耳をすましてる ホラ ごらんよ かたくなに 口を閉ざしていた 君  僕等の声は自由な小鳥 雲と一緒に 飛んで行くのさ ホラ 明日が呼んでるよ 顔を上げてごらんよ 君  今は涙をふいて 歩く事から始めよう 僕等が去ったあとには 小さな広場が又ひとつ生まれるさ  僕等の足音だけを 今は信じて生きよう 広場と広場を結ぶ 小さな道が又ひとつ生まれるさ  僕の肩をかそう 歩き疲れた君に  新しい夜明けが来る 小鳥たちがはばたくさ 古いカラを突き破り 今こそ唄おう 自由だよ 夜明けだよ
熱き想いをこめて吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎Booker T.Jones窓から見える景色はいつもと変りなく 行きかう人や車が 何故か急ぎ足に見える 人それぞれの肩には 人生の重みが 夢多き若者には 青春の痛みが  ゆるやかな坂を一人の働き者が行く 帰り道なのか それとも旅立ちなのか 影を踏みながら 彼は ふと立ち止まり 私の姿に気づいて 生きてるよと笑った  どこで自由を手にすればいい 何を求めて歩いて行けばいい あなたの悲しみよ 雲をつらぬいて 銀河の彼方へ 突きさされ  そこに居るのは何故かと問う人あれば たしかめるためなんですよと ほほえむだけさ 誰かを愛し傷ついて 我にかえった時 おまえもそれで人間さと 木の葉が語りかける  若いから何かが出来るものでもなく 見果てぬ夢を追うほど 自分を燃やすのさ 人の心はそれでも弱くてもろいものだ だからこうして今日も あなたに話しかけている  生きてる証が見つかったかい 去り行く時が何かをくれたかい やさしい人々よ 孤独から解き放たれ この世の果てまでも かけめぐれ  まぶたをとじて 想いをこめて 自分の心に叫んでごらん 生命のあるかぎり 自分を捨てるな 正直者達よ 可愛いウソをつけ  心のあるままに 足の向くままに 疲れ果てても旅はまだ続く
a day吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎こんなにつらい日があるんだネ 朝から意味も無く泣けてくる  どうせ私の心なんてわからないでしょう どんなに考えてるか知らないんでしょう  フザケンじゃないよって憤り あっち向いて歩くしかないじゃないの   世の中いやな奴いるんだネ 人生生き甲斐を見失い  きっと私の何もかもイヤなんでしょう 顔を見るだけで腹が立つんでしょう  どこかへ消えちまえってやつあたり 世界はアンタなんか欲しくない  こんなにヤバイ日はしかたない ここまで頑張って来たじゃない  今日の私はちっぽけなイモの花 夢はあるけれど言わないんだよ  ほっといておくれってうそぶいて ひとりぼっちそれなりに生きてやる  どんな事があろうと私らしく どんな事が起こっても負けるもんか
あの娘といい気分吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎俺の電話で 夜の夜中に あの娘いつもの笑顔で 今晩は 今日も可愛い 右のエクボと あの娘 髪の毛 サラサラフワフワ 店をかえて 飲み直そうぜ 行きつけの場所 ツケでツケツケ となりへおいで 肩抱いてあげる ロックにするかい ちょいとチュチュチュチュ チュラチュラ  黒い瞳で 見つめられたら 今夜ちょっともっと 悪い事しよか お酒ちょうだいよ もっと酔わせて あの娘可愛いくて それだけで死にそう おれの小指に ほんのちょっと ウス Kiss 唄ってよと おねだり誰々 こいつが俺の恋人なのさ まだまだ子供 そいで ムチムチムチ夢中  車かしてと キーも横取り あの娘 煙で フカフカ フラフラ 捨てていこうぜ こんなオンボロ 二人歩けば 街中お祭 かたい話が みんなみんな好きさ 二人バカバカ 男と女 愛してますか 大好きですョ こっちへおいで スコシ オヤオヤ オヤスミ
あの娘を待ってる街角吉田拓郎吉田拓郎岡本おさみ吉田拓郎Booker T.Jonesあの娘の待ってる ビルの彼方に 風が散らした いわし雲 タバコを一本 ひねりつぶして かわいい泣き虫 おもいだしてる  ふとくちずさむ 遠い港町の唄 耳鳴りだろうか 遠い霧笛聞こえたような あの娘どうしているんだろうか 蒼い空に貨物船が どこに行こうというんじゃないが ロスアンゼルスなら ロスアンゼルスならいいね  あの娘を待ってる 街角には 待ちぼうけが 三人四人 小春日和にあくびがひとつ 隣りにうつって 顔みあわせて  ふとおもいだす 旅人たちの唄 貸車にゆられて みんなどこか行っちまったけど あの娘いつまで待たせる気だろうか ビルの谷間を飛行船が どこに行こうというんじゃないが ロスアンゼルスなら ロスアンゼルスならいいね
雨の中で歌った吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎鳥山雄二雨の中を一人歌いながら 歩いているんだけれど 心の色消えそうな瞬間が来て この胸張り裂けそうだよ  雲のすき間から 君みたいな星が 夜空の向こうで 手を振った 僕のこの気持ちまっすぐそのままに そこまで届いておくれ  少し雨がやんだら もう一度 あの日に戻りたい  いつもの街多くの想い出が シトシト濡れていくよ あの夜二人笑って走ったね 永遠は無いって知ってた  そこに居るだけで 風みたいになれた 信じるものは 現在だから 街の景色さえいつか変わってしまう 僕らはわかっていたよ  少し雨がやんだら もう一度 この道を走りたい  君と二人笑いながら走ったように  もうすぐ雨がやんだら 表参道 歩いてみようか
ありがとう吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 多くの勇気と多くの夢と 生きてく力と出会う喜びを 少しテレながら君は教えてくれました  この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 新しい生命がうまれる事や まだ見ぬ未来を恐れない言葉を さりげない笑顔で君はささやいてくれました  いつか時が流れついに 別れの時がきたら 心はりさけそうで 僕は苦しむでしょう  この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ その時偶然は運命に変わり その時運命が力を与えた 何よりも輝く今を感じさせてくれました  共に笑いあった時を ずっと忘れたりはしない 命燃えつきるまで 僕は幸福でしょう  この胸いっぱいのありがとうよ 君に届いておくれ 多くの勇気と多くの夢と 生きてく力と出会う喜びを やさしいしぐさで君は伝えてくれました
ありふれた街に雪が降る吉田拓郎吉田拓郎石原信一吉田拓郎吉田拓郎目を覚まし 外をごらんよ めずらしく 雪が降ってる ふたりとも 深刻ぶった 真夜中は うずもれたのさ  君はまだ ベッドの中で 猫の真似 いじいじしてる むりやりに 抱きよせたなら ひっかくと 僕をおどすよ  ありふれたこの街に いたずらな雪が降る クラクション響かせる あの車 おかしいね おどけ芝居と 笑いとばして 恋人をやりなおそう  不思議だね 雪を見てると なつかしい 子供にもどる 昨日まで 暮らした君が 初恋の女(ひと)に思える  ありふれたこの街に いたずらな雪が降る ニュースでは足もとに 気をつけてと呼びかける 僕たち少し すべったみたい 恋人をやりなおそう  おどけ芝居と 笑いとばして 恋人をやりなおそう 恋人をやりなおそう
ある雨の日の情景吉田拓郎吉田拓郎伊庭啓子・補作詞:吉田拓郎吉田拓郎バスが止まって 外は雨がふっている ガラス窓に いっぱい並んだ雨だれの むこうで誰かが タバコに 火をつけた  それから人は 皆 傘をさして まるで心を 傘でかくせるみたいに そして 黙って 雨の中を歩いてる  それから雨は どこかの風と一緒に 茶色のハッパを一枚 落としていった それから 皆 雨にぬれて歩いてる  雨の中を バスは動き出した
ah-面白かった吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎鳥山雄二いつも履いてる シューズを脱ぎ捨て 何も言わずに部屋へ逃げる 何か言葉にして 触れ合う事も 運命の中に消えて行った  別れの季節が訪れた夜 嵐に向かって あなたがそっと心を寄せた ドアの灯が見えた  何も言わずに 知らぬふりのまま 黙って私を迎えてくれた いつもあなたが 灯す光が 時を超えて今も  喧嘩ばっかり したいわけじゃない あなたを好きだからだった 自分が愛された 真実を胸に どんな未来の丘も越える  旅立つ駅に遅れた私を 笑顔で待ってた 苦しみの日々を語ることなく 「面白かった」とささやく  明日の行く先は ケ・セ・ラ・セ・ラよねと その日その時が大切だからと いつもテレたような あなたの笑顔が 命の中で生きる  愛はこの世にありました 形を変えながら風に吹かれて 心と心が出逢った季節は ah-面白かった  心と心が出逢った季節は ah-面白かった
生きていなけりゃ吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎吉田拓郎すべてのものが思い通りに いくなんて事はないだろう 誰にしたって多かれ少なかれ 苦い水の味を知っているよネ  どこまで走り続ければいい 答えは今は ここにないから  くいしばるしかないじゃないか 頑張ってみるしかないじゃないか  心 くだけても涙がつきても 生きていなけりゃ そう 生きていかなけりゃ 生きていなけりゃ そう 生きていかなけりゃ  人の想いははかなくゆれて 出逢いと別れをくり返す 命をかけた恋が終っても 夢の続きひとつ胸に抱いたまま  淋しい夜につまずく者よ くやんでないで歩いてみよう  激しすぎてもいいじゃないか 愛し過ぎてもいいじゃないか  顔を そむけずに恥かしがらずに 生きていなけりゃ そう 生きていかなけりゃ 生きていなけりゃ そう 生きていかなけりゃ
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