阿久悠作詞の歌詞一覧リスト 1745曲中 1201-1400曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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何も死ぬことはないだろうに北原ミレイ | 北原ミレイ | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 汚れてしまった おもいでに きれいな雪が 降りかかる あなたは悔やみは しませんか こうしてふたり 死ぬことを 雪が降る 雪が降る 涙こおらせ 雪が降る 後できっとみんなは こう云うだろう 何も死ぬことはないだろうに ふたりで送った あの手紙 今頃そっと とどくだろう はじめてあなたに 抱(いだ)かれて 眠れる今は しあわせよ 雪が降る 雪が降る さよならと 雪が降る 後できっとみんなは こう云うだろう 何も死ぬことはないだろうに |
東京物語近田春夫&ハルヲフォン | 近田春夫&ハルヲフォン | 阿久悠 | 川口真 | 今日からは赤い爪 あなたに見せない すき透る桜貝 あなたの好きな色 一日に二本だけ 煙草を吸わせて 珈琲の昼下がり あなたを待つ夜ふけ 群れからはなれた 男と女が 小羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 夏が過ぎ秋が来て もうすぐ木枯し この冬はあたたかい あなたがいてくれる 何もまだ約束は したわけじゃないが 春まではこのままで くらしていましょうね どこにもいるよな 男と女が ふとしたはずみで 声かけ合って たがいに似ている さびしげな目の色を 見つめているような 東京物語 | |
きりきり舞い近田春夫&ハルヲフォン | 近田春夫&ハルヲフォン | 阿久悠 | 都倉俊一 | はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね 浮気ぐせはなおらないのよ 夜風が甘いだけでも 祭が近いだけでも からだ中が燃えてしまうの たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いであなたの 人生さえも狂わせ 悪いことをしたと思うわ はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね だけどそれが魅力なのかも 油断をしたらするりと どこかへとんで行きそう だから強くつなぎとめてよ たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いをしている あなたがかわいそうだわ だから駄目といったじゃないの | |
サーシャわが愛島倉千代子、フィーリング・フリー | 島倉千代子、フィーリング・フリー | 阿久悠 | 宮川泰 | 宮川泰 | サーシャ サーシャ 私の娘 サーシャ サーシャ おやすみなさい あどけない笑顔で みつめないで 私の心が にぶるから あなたの心に 花の種を 涙のしずくで 植えました いつしか芽をふき 花を咲かせ やさしい娘に なるでしょう 愛される喜び知る娘 愛するときめき知る娘 サーシャ 私の幸せ あなたにあるの サーシャ サーシャ 私の娘 サーシャ サーシャ 私の命 永遠に平和が つづくように 私は祈っているのです くちびるひらけば 愛に満ちて 瞳をこらせば 夢あふれ 緑の季節に 咲きにおう やさしい娘に なるのです 愛される喜び知る娘 愛するときめき知る娘 サーシャ 私の幸せ あなたにあるの |
ふぁど(Fado)伊東ゆかり | 伊東ゆかり | 阿久悠 | 三木たかし | 大村憲司 | 秋風が笛を吹くと 女がセーターを着る やめていた煙草を 一本二本と喫う 黄昏が酒をくむと 女が靴下をぬぐ 行き過ぎた男を 指おり数えてみる 人生はいつも哀しいファドばかり 波音をまじえて聴こえて来る Lai Lai Lai 海よ 鴎よ 運命よ 酒よ ナイフよ 花束よ 人生は哀しいファドばかり Lai Lai Lai…… 海鳴りが耳を噛むと 女が寝返りを打つ はじかれた小猫が 窓辺であくびをする ともしびが花になると 女が口紅をひく 空耳を信じて 二三歩走ってみる 人生はいつも哀しいファドばかり 影法師ひきずり流れてくる Lai Lai Lai 海よ 鴎よ 運命よ 酒よ ナイフよ 花束よ 人生は哀しいファドばかり Lai Lai Lai…… |
夢中がいちばん美しいピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | 井上鑑 | あなた 私はありふれた女 何の取柄もないけれど だけど あなた いつかいってくれたわね 夢中がいちばん美しいって 美しいって 鏡を見ても自信はないけど 夢中な想いなら誰にも負けない I love you 夢中がいちばん美しい I love you 夢中がいちばん美しい I love you, I love you I love you, more and more ハートは紅い ハートは熱い 如何 あなた 今でもそうでしょう あなた 私にだまされてみてよ やけどしそうな この恋に いいえ あなた きっと好きにさせるわよ 夢中がいちばん美しいって 美しいって 近頃 夢もきれいに色づいて いつでも音楽がきこえてくるのよ I love you 夢中がいちばん美しい I love you 夢中がいちばん美しい I love you, I love you I love you, more and more ハートが揺れる ハートが燃える 如何 あなた 恋してみましょうよ |
純情吉田拓郎・加藤和彦 | 吉田拓郎・加藤和彦 | 阿久悠 | 加藤和彦 | 瀬尾一三 | 永遠のたずねびと それは きみだろ 追いかけて 追いかけて 心ぶつける つれないそぶりに一から出直し この胸に 眠らない ガキが住んでて いつの日も いつの日も きみを求める とどかぬ想いも 明日のたのしみ おれたちの とんだ失敗は 純情だけ Only you ずっと Only you… 不器用だね 不細工だね Only you もっと Only you… 真実には 流行りはない ただひとりを想う 澄んだ瞳で 生きたのは きみがいたから 変わりなく 変わりなく 恋を伝える 未練と情熱 表と裏でも おとなしく いい子では 死んだ気になる かき立てて かき立てて 熱く迫って ここまで来たなら 一生しごとさ おれたちの とんだ失敗は 純情だけ Only you やはり Only you… もういいだろ もういいだろ Only you さらに Only you… まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い (Only you Only you Only you Only you) Only you さらに Only you… まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い Only you さらに Only you… まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い |
So long 想 longH2O | H2O | 阿久悠 | 赤塩正樹 | 色あせた写真が笑う 季節は二度と戻って来ない 想い出のレコードさえも 歪んでしまいもう歌えない うつろな胸の隙間を 風が咲いて過ぎて行く こわれたあとで気がつく So long So long 愛の日よ すり切れたデニムの膝を 両手でかかえもの想う時 あのひとの結婚通知 ナイフのようにとび込んで来た 溺れるものがあるなら 馬鹿になってしまいたい 遠くへ去って気がつく So long So long 愛の日よ 窓をあければ景色が変って 誰もいない 悲しいわけは誰にも わかる筈はないけれど 見えなくなって気がつく So long So long 愛の日よ うつろな胸の隙間を 風が吹いて過ぎて行く こわれたあとで気がつく | |
スキャンドール朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 阿久悠 | 小杉仁三 | 小杉仁三 | スキャンドール AH! スキャンドール NO NO… スキャンドール AH! スキャンドール NO NO… いやいや指を だめだめ噛んじゃ 好き好き髪を まだまだなでて 知らない 知らない 知らない 夢中になっても 知らないから なぜなぜ夜は すぐすぐ行くの いやいやお酒 だめだめのんじゃ 好き好きキスを まだまだしてね 知らない 知らない 知らない 噂になっても 知らないから なぜなぜふたり すぐすぐとける いやいやあなた だめだめ泣いちゃ 好き好きもえて まだまだふたり 知らない 知らない 知らない つらくなっても 知らないから なぜなぜ朝は すぐすぐ来るの |
コーヒーショップで国仲涼子 | 国仲涼子 | 阿久悠 | 三木たかし | Haya10 | 古くから学生の街だった 数々の青春を知っていた 城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる 服装や髪型が変っても 若いこはいつの日もいいものだ 人生の悲しみや愛のこと うち明けて誰もみな旅立った そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターの かれた似顔絵 私は描いて なぜか心を安めてる そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる |
夢光年下川みくに | 下川みくに | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 華原大輔 | 星屑の宇宙(うみ)の中 漂う 夢求め 時を越えて 遙か 人の世で見失い 今ではもう 遠い 夢を探す人よ もしも どこかで見つけたなら 欠片だけでも 持って 帰れよ ああ、夢見る喜び 再び ああ、夢見る幸せ 再び 夢光年 手を出せば 逃げてゆく 姿を変え消える 人が捨てた 夢よ 失って気がついて 尋ねる夢 何処(いずこ) やがて、人の胸に もしも 何処かで出会ったなら 二度と手放すことは 無いだろう ああ、夢見る喜び 再び ああ、夢見る幸せ 再び 夢光年 |
もしもピアノが弾けたなら岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 坂田晃一 | 大江千里 | もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけどぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる もしもピアノが弾けたなら |
五番街のマリーへ岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 平野義久 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い街で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい |
青春挽歌小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 筒美京平 | 萩田光雄 | 春は乙女の柔肌に かげろうゆれて恋を知り 片手の書物投げ捨てて ふみ書く我や花の下 夏は裸のこの胸を 嵐にさらし夢を知り 旅立つ船はようようと 舵とる我や波の上 秋ははかない虫の音(ね)に 別れのつらさ涙知り 去り行(ゆ)く人のうしろ影 みおくる我や風の中 ああー 冬は女の黒髪に 初雪かかり情け知り さし出す傘は相合の 手を取る我や雪の中 手を取る我や雪の中 |
ハーモニカの詩小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 吉田拓郎 | 若草恵 | 夕やけに 鉄棒の影がのび オルガンの 七つの子 遠く聞こえる 留守番のいやな子が ブランコを 鳥になれ 雲になれ 強くこいでる ガラス窓 光らせて 陽が沈む 黒板の白い文字 赤く色づく 赤く色づく 砂場には いろいろの忘れ物 ペシャンコのボールだけ 砂にうもれる 赤とんぼ 追いかける子のあとを コロコロと柴犬が 追って転がる ただひとり 赤い靴 はいた子は さよならも 云わないで 町をはなれる 泣きながら ハーモニカ 吹く日ぐれ 校庭の日もかげり 誰か呼んでる 誰か呼んでる 星空を 見上げつつ 歩いたら くちびるに 塩からい 涙ながれる くちびるに 塩からい 涙ながれる |
勝手にしやがれTAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志 | TAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志 | 阿久悠 | 大野克夫 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は 出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア | |
ぼくらのパパは空手の先生フィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 三枝伸 | 深町純 | 君は見たかい パパのすごい技を つる、へび、さる、とら、くまの五獣拳 (イエ!)パパが空を飛んだら (カンフー・ファイト)鳥が落ちたよ イエイ イエイ しびれてる人をあとに残し 何も言わず去って行くぞ 教えてよ まぼろし ドラゴン・キック パパ 空手の先生 イエイ イエイ パパ 空手の先生 イエイ イエイ イエイ (セリフ) 五獣拳つるの型 五獣拳へびの型 五獣拳さるの型 むらがる敵に あの娘が一人 行くぞ まっていろ ブルース・リーが (イエ!)うなる ぼくの鉄拳 (カンフー・ファイト)すがるあの娘 イエイ イエイ おじょうさん これでだいじょうぶと 肩をだきしめ もえるキッス 教えてよ まぼろしの ドラゴン・キック パパ 空手の先生 イエイ イエイ パパ 空手の先生 イエイ イエイ イエイ パパ 空手の先生 イエイ イエイ |
101人ガールフレンドフィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 都倉俊一 | どうしてだろう 愛されてしまう どうしてだろう 昔からそうさ どうしてだろう 女の子だらけ もう外さえ歩けやしない 女の子はうんざりだよ チラチラするなよ 悩ましげなそぶりをして ジロジロ見るなよ 101ワンサカ そんなには愛せやしないよ 101ワンサカ ぼくはたまらない 愛するひとだけどうして 知らん顔をしているのだろう どうしてだろう 他の子にもてて どうしてだろう あの娘には駄目だよ どうしてだろう 101の中に あの娘だけは入っていない 女の子は一人でいい ウロウロするなよ さわられてもうれしくない ベタベタするなよ 101ワンサカ さわいだりしないでおくれよ 101ワンサカ ぼくはしらけちゃう 愛するひとだけどうして 知らん顔をしているのだろう | |
モンローウォークのお嬢さんフィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | ちょいと そこを行くお嬢さん (アイヤイ モンローウォークで) あまりセクシーで目の毒さ (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) 春に浮かれた蝶々が ついて行きたいそぶり 丸いヒップが ホウラゆれてる ちょいと そこを行くお嬢さん (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) あまりこの辺じゃ見かけない (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) シャナリ シャナリと歩いて 誰のところへ行くの すこし流し目がきまってる 刺激が少し強過ぎて とても手が出ない じっと見てるだけ 負けそう 腰はヘアピンの曲線で (アイヤイ モンローウォークで) 胸はアルプスの谷のよう ちょいと そこを行くお嬢さん (アイヤイ モンローウォークで) あまり大胆で気にかかる (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) こんな平和な田舎へ 何のつもりで来たの 嫌な予感が ホウラして来る 何かが起りそうだから すぐに調べたよ あれは何者か 死にそう 何てことだろうそのひとは (アイヤイ モンローウォークで) ぼくの新しい先生さ 先生さ 先生さ |
夏女ソニアもんた&ブラザーズ・大橋純子 | もんた&ブラザーズ・大橋純子 | 阿久悠 | 芳野藤丸 | 佐藤準 | 季節という名の絵の具を使って いつも違った人で生きたい 女は鏡で何度も生れる 心が自由である限り 魅せられた心は だましちゃいけないよ 素直に言葉に変えたらいいさ WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE 出会いという名のドラマはまぶしい 揺れる瞳に愛をうつして 女の腕には時計はいらない 夢中になるのに邪魔になる 過ぎ去った恋など 気にしちゃおかしいよ 魅惑の季節が 似合えばいいさ WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE |
水中花チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 線香花火チリチリと 松葉模様描いてる 金魚鉢では ポトリ紙の花咲く 水の中で開く花 外に出せば ただの紙 そうよ私は ここで生きているだけ あなたには 二度と逢えないわ お互いに 不幸になるだけよ さよなら あー さよなら お酒でも 飲みます 針の音がシャラシャラと 歌のすき間うずめてる 古いレコードかけて 酒を飲むのよ 辞書を開き 知らぬ文字 さがしながら 書く手紙 頬に流れる 涙ふきもしないで あなたには 二度と逢えないわ お互いに 不幸になるだけよ さよなら あー さよなら 夜明けでも 待ちます あなたには 二度と逢えないわ お互いに 不幸になるだけよ さよなら あー さよなら 夜明けでも 待ちます | |
若い!先生チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 筒美京平 | それはあなたよ 若い先生 風の中を駆けて行ったの あなた 君の涙は 熱いはずだと 泣いた私にほほえみ くれたわ 若い季節の 変りめは 誰も心が ゆらいで そんな言葉の 一つでも 生きる望みに 変えるの それはあなたよ 若い先生 風の中で待ってくれたの あなた 同じ旅路の 同じ旅人 だから一緒にいるよと いったわ 若い季節の 変りめは 誰も心が ゆらいで 青い果実の つぶやきを きいてほしいと 思うの | |
かあさんの四季チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 冨田勲 | 目ざめた時の 窓の白さが やさしく見えて なにより好きだ 今日また誰に あえるだろうか さよならだけが 人生じゃない いい事がおとずれる 晴れてる日に 新しい出来事を 両手にさげて 悲しみのあと なげきのあとに 晴れてる朝が なにより好きだ 何かを話す 午後のひととき 希望にみちて なにより好きだ 日だまり見つけ 肩をよせ合い 時間を忘れ あれこれ話す いい事がおとずれる 晴れてる日に 新しい出来事を 両手にさげて 誰でもみんな なかみうちあけ すなおな顔が なにより好きだ | |
寒い夏ですねチェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 穂口雄右 | 梅雨(つゆ)があけたのに 寒い夏ですね サマーセーターを はおっています 何か心から 笑えない日々が 今日で半月も つづいています 一日だけ抱きしめに来てくれませんか 寒くて寒くて 仕方がないのです ルル…… 変な奴だと笑いますか 入道雲が出る季節(とき)に はしゃぎ過ぎたから 後がつらいのね 甘い想い出に ひたっています 別に約束は 何もしないけど きっとあなたには 通じるでしょう 一日だけ抱きしめに来てくれませんか 寒くて寒くて 仕方がないのです ルル…… 太い両手がほしいのです 真夏の嵐吹く夜に | |
もしもピアノが弾けたならPlastic Tree | Plastic Tree | 阿久悠 | 坂田晃一 | プラスティックトゥリー | もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…残される もしもピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけど ぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア…遠ざかる だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…残される 残される 残される 残される |
時間ですよ~東京下町あたり森光子 | 森光子 | 阿久悠 | 山下毅雄 | 曲がりくねった露地に 人のこころが流れ 忘れかけてたものを 誰もが不意に想い出して行く 東京下町あたり 時の流れの中で 泣くも笑うもはだか 何もかも人間は生きている なじみばかりの顔は 胸の中までわかる 悩みあるならそっと 耳うちしてよ遠慮はしないで 東京下町あたり 雨の降る日も風も 人のこころは同じ 何もかも人間は生きている 東京下町あたり 雨の降る日も風も 人のこころは同じ 何もかも人間は生きている | |
人間模様![]() ![]() | 石川さゆり | 阿久悠 | 杉本眞人 | 川村栄二 | 上手に口説いて くれたなら 今すぐ返事が 出来るのに 大事な時には うつむいて お酒の匂い 嗅いでいる ジョークもいわずに 歌わずに 静かに笑って いるけれど 少ない言葉は すべてみな 真実なのは わかってる 蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ 少しはきれいに 飾ったら 結構もてると 思うのに かまわぬ身なりで 野暮をする もてない方が 気楽だと 何かがあったら 手をひろげ 私を守ってくれそうな 何かがあったら 抱き上げて 私を運びそうなひと 蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ |
別れましょう浅丘ルリ子 | 浅丘ルリ子 | 阿久悠 | 三木たかし | 忘れてほしいの 二人のことは 愛の夢は いつかさめる時が来るわ おさない顔して まどろむあなた 鍵をおいて 私ひとり部屋を出るわ 別れましょう 別れましょう 泣かずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた 忘れてほしいの 二人のことは 蜜もやがて 苦い味に変わるものよ はだしで帰るわ ヒールを下げて 白い夜明け 涙こらえ街を行くわ 別れましょう 別れましょう 追わずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた | |
愛は燃えているか西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか 一度燃えた胸は 誰にも消せない たとえ遠くはなれ 月日が過ぎても 夜明けにくちづけを 日ぐれに抱きしめて 変らぬはげしさで 愛したいの 熱い胸を重ね すきまをうずめて 細い指をからめ あしたを誓って ひとりのむなしさを ふたりでかみしめて 変らぬはげしさで 愛したいの 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか ララララ ラララララ ララララ ラララララ 変らぬはげしさで 愛したいの |
マッハバロンすぎうらよしひろ | すぎうらよしひろ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 悪の天才が 時に野心を抱き 世界征服を 夢みた時に 君はどうする 君はどうするか 君は じゅうりんされて 黙っているか 今だ出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハコレダー ぶっ放せ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む頼む 頼む頼む マッハバロン 悪のサイボーグ 悪のロボットの群れ それを操って 挑んで来たら 君はどうする 君はどうするか 君は 悪魔の前に ひざまずくのか 今だ出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハトリガー 決まったぞ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む頼む 頼む頼む マッハバロン |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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星空のバラード真夏竜 | 真夏竜 | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 窓をあけ星空を見つめてみても 帰るふるさとはもう見えない 今はもうおもいでに過ぎないことが 俺の心ではまだ生きている 青い夜空に歌うこのうた とどけ とどけよ 愛したひとに ただひとりさすらう男の頬を ぬらすさびしい星空のバラード 明け方の流れ星見つめて思う あれはふるさとへとどく便り 美しいあの星は二度とは見えぬ 暗い彼方へと消えて行った 青い夜空に歌うこのうた とどけ とどけよ 愛したひとに 出来るならあのころあの日のように 歌いたいのさ星空のバラード |
リンゴがひとつ小林亜星・いけだももこ | 小林亜星・いけだももこ | 阿久悠 | 小林亜星 | 渋谷毅 | リンゴがひとつ リンゴがひとつ 照れくさそうに リンゴがひとつ ゴツゴツしている 指から落ちて 私のてのひら 真赤にそめた あなたの心が わかったようで やさしい心が わかったようで きれいにみがいて 顔をうつしたら 笑顔に涙が光って見えた リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ リンゴがひとつ 少ししなびた リンゴがひとつ 食べたりなんか 出来ないくらい うれしい想い出 のこしたままで あなたはどこかへ 出かけて行って 私にだまって 出かけて行って きれいにみがいて 顔をうつしたが なぜだかぼんやり ぼやけて見えた リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった |
冬は悲しい夢を西崎緑 | 西崎緑 | 阿久悠 | 沖田宗丸 | 雪降る町 雪積む町 旅人が似合う北の駅は 誰もみな無口になり 顔をうつむけ 何か占う この私も 手を重ねて 乗りかえの汽車を待っていたわ 無茶はいけないよと 声をかけられ そっとうなずく 冬は悲しい夢を いつも見させるのです だからこうして ただひとり私は 逢いに来ました 窓ガラスに 雪の花が はりついて外は吹雪いている 高い靴ではもう 歩けないほど 雪は降りつむ 冬は悲しい夢を いつも見させるのです だからこうして ただひとり私は 逢いに来ました | |
貴方をひとりじめ和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | 羽根田武邦 | あなたを誰にも 渡しはしないわ 抱いて抱かれ 夢みて あなたあなただけなの ばかな私だけど 仕方がないわ 他の誰かにとられたら 殺したいようなあなた だから あなたあなた ひとりじめなの あなたと二人で いつでもいたいの 朝も昼も夜でも あなたあなただけなの こんな私 あきてしまうかしら 他の誰かにとられたら 殺したいようなあなた だから あなたあなた ひとりじめなの 他の誰かにとられたら 殺したいようなあなた だから あなたあなた ひとりじめなの | |
インスピレーションピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | いしだかつのり | 特別好きなタイプでも ないひとなのに 最初からなぜか こころひかれたの 電気のようにビリビリと からだがふるえ 愛してしまった私 あなたが好きよ 好きなのよ 何から何まで 好きなのよ 楽しいひとがいいなんて いってたくせに 無口なあなたのとりこ 不思議なものね 恋なんて 理くつじゃないの 説明も出来ない気持 このひとだろうと 思ったの 目と目が会って 昔からそれを 知っていたみたい 今まで 会った誰もかも 煙のように その時 きれいに消えた あなたが好きよ 好きなのよ 何から何まで 好きなのよ 運命なのよ そうなのよ あなたに会って すべてが変った私 不思議なものね 恋なんて 理くつじゃないの 説明も出来ない気持 |
望郷の詩五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 五木ひろし | 前田俊明 | 海鳥よ ここに来て こんやは眠れ 子守唄きかせる 波もやさしい 水平線に陽は昇る そしたら旅立つこともいい いつの日かつばさを休めにおいで あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも 咲く椿 潮風に ふるえて歌え 乙女らがやがては髪に飾るよ 船から見えるあで姿 ひとめで恋することもいい 島の唄二人で歌ってごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも とび魚よ 波の上 光って急げ それぞれの心の便り運べよ 都会の隅で 生きながら おもいでたっぷり抱きしめて 逢いたさや恋しさ 託してごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも |
ピンポンパン体操 (*第2ヴァージョン)東京荒川少年少女合唱隊 | 東京荒川少年少女合唱隊 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | そっくり そっくり そっくり ピンポンパン そっくり そっくり そっくり ピンポンパン ゴリラがにまた おこりんぼ はなはペチャンコ 歯は出っ歯 むねをたたいて どんどこどん ブスはブスでも 大迫力 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう 一リラ 二リラ 三リラ 四リラ もひとつおまけで ゴリラのおんど ちょいとわになり リラリラおどり アチョイナ みんな仲よし ゴリラのおどり ヨイヨイ ラインダンスがはじまった やってくれたぜ フラミンゴ かいじゅう一番 へんしん二番 三時のおやつは ぬきにしよう かいじゅう一番 へんしん二番 三時のおやつは ぬきにしよう トラはのんべで ちどり足 右や左へ フラフラ シマのパンツをよっこらしょ アタマトラガリ 大失敗 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう ソソラ トラトラ トラトラおどり ソソラ トラトラ ダンダラおどり トラや トラや トラトラや トラや トラや トラトラや ひげがびんびん はねてます ぴんこぴんこと はねてます モンキー モンキー モンキーダンス モンキー モンキー モンキーダンス キャッキャッ それそれ キッキッキッ キャッキャッ それそれ それそれ キッキッキッ レッドスネーク こんにちは グリーンスネーク こんにちは イエロースネーク こんにちは 三匹そろって こんにちは ぞうのヒップは アドバルン 赤いパンタロンが入りません 美容体操 一、二、三 家はメリハリ 大損害 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう わにの背中でおせんたく ぞうのおはなは すべりだい ライオン たてがみ かくれんぼ カンガルーのふくろは 貯金箱 やったァー 大成功 |
げんこつくん石毛恭子、東京荒川少年少女合唱隊 | 石毛恭子、東京荒川少年少女合唱隊 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | おらはげんこつだ おらはげんこつだ きみのげんこつだ でっかいげんこつだ おらはおこりんぼう おらはあばれんぼう おらのひょうばんは いつでもわるものだ そいつもこいつも おらのせいではなかったべな げんこつつくった きみのせいだとおもうべな おらはげんこつだ だけどやさしいだ おらをふりまわす けんかやめてくれ こつんとやるなら いいだっぺ ポコンとやるのも いいだっぺ ガツンとやるのは かんがえものだ ドカンとやったら いかんどな おらはげんこつだ おらはげんこつだ きみのげんこつだ でっかいげんこつだ なんでもかんでも おらのせいではなかったべな げんこつつくった きみのせいだとおもうべな |
Jerichoオノ・アヤコ | オノ・アヤコ | 阿久悠 | 一木弘行 | 上杉洋史・山田廣作 | 生き方が変わったら 電話をくださいね そんな言葉のこし 消えて行ったあのひと 古い街には想い出があるだけ しあわせと同じだけ 悲しみを与えてた Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 生き方は今も変えられず ごめんよといいたくなるばかり 似たひとに会った夜は 電話をかけてみる 今は住むひともなく 響く音が悲しい 白い壁には約束の言葉が こわれない愛のため 語られていたけれど Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 知るすべはないと思っても しあわせは本気で祈りたい やさしさに甘え傷をつけた くやんでも 時代は もどって来ない過ぎたまま Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 想い出の街をさすらって 青春の一コマしのぶだけ |
本牧メルヘン鹿内孝 | 鹿内孝 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 本牧(ほんもく)で死んだ娘(こ)は鴎(かもめ)になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う | |
時の過ぎゆくままに鳥羽一郎 | 鳥羽一郎 | 阿久悠 | 大野克夫 | 宇崎竜童 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
時代おくれ吉幾三 | 吉幾三 | 阿久悠 | 森田公一 | 一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ 妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きはほろ酔いで 酒場の隅に置いて行く 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい 不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を飲みながら 一年一度 酔っぱらう 昔の友には やさしくて 変わらぬ友と信じ込み あれこれ仕事もあるくせに 自分のことは後にする ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず 好きな誰かを思い続ける 時代おくれの男になりたい 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい | |
テレビが来た日ピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | (セリフ)テレビが来たぞ やったー! テレビが来た日 このぼくは 学校を休んだ ご近所の人も集まって 到着を待った 電器屋さんの通る道に 赤い絨毯敷いて 電器屋さんのくぐる門に クス玉さげたい気持ちさ (気持ちさ) テレビが来た日 テレビが来た日 それは家族が増えた日 テレビはなぜか床の間に ドンと座った (座った) (セリフ)テレビが来た テレビが来たよ テレビが来たぞ やったー!バンザーイ! テレビが来た日 ぼくんちは 劇場に変わった 八畳の部屋はスシヅメで 立ち見さえあった 誰もが口を開けて見てる すぐに笑ってしまう 誰もが肩を叩き合って いいわね いいわねといった (皆いった) テレビが来た日 テレビが来た日 それは歴史にのこる日 テレビはきっと父さんの 役をするだろう テレビが来た日 見た夢は 大相撲だった 横綱とともに重ねモチ 悲鳴をあげた 今夜はきっと野球だろう 次は愉快な漫画 起きてもテレビ 寝てもテレビ 授業の時だけ眠った (眠った) テレビが来た日 テレビが来た日 家に笑いが満ちた日 窓から見える月さえも ゲラと笑った テレビが来た日 テレビが来た日 それは家族が増えた日 テレビはなぜか床の間に ドンと座った (座った) (セリフ) テレビが来た 嬉しい! |
菜の花情歌永井裕子 | 永井裕子 | 阿久悠 | 四方章人 | 前田俊明 | 三日つづいた 西風が 夜の終わりに ふと止んで 窓を開けたら 一面に 菜の花咲いて 春でした これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしがきれいになったのが 陸を黄色に 染めたのは わたし迎えて ほしいから 千も万もの ハンカチを 並べたような つもりです これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしが本気になったのが 朧月夜の 菜の花は 恋のしとねに なるでしょうか そんな想いに 頬そめて 夢みて暮らす わたしです これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしの涙が光るのが |
ある日・出逢いペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | 思えばささいなことで 背中向けた二人だった あれから二年が過ぎて 町の中で不意に逢った 変わりはないかとたずねるあなたは あの日のまま あの日のまま 急ぎでなければ お話をしたいと 思ったけれども ただ見つめるだけ ただ見つめるだけ 二年のすき間を埋めて 愛し合える道はないの 想い出ばかりの店で 好きなお茶を二人飲んだ 今でもあなたが大好きなのよと いいたいけど いいたいけど あなたの指には 気にかかる指環が 何でもないよに また別れて行く また別れて行く ラララ… | |
わが町は…ペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | ママからいわれてた 急いで帰るように… お前はここでくらすことが 一番いいよと… 夢やぶれ傷ついて 悲しみにとざされ 生きていた昨日までが まるで嘘みたい 空に雲があり 丘に花があり 人に愛があるこの町 今日からは この私 生まれ変るわ パパからいわれてた やさしさ忘れるなと…… お前に残す一つだけの 言葉なんだよと…… あの人にいつかは 手紙など書きましょう もう二度と戻らないと 書いて出しましょう 明日はどうなるか 誰もわからない だけどこの町にいたなら おだやかな人間で きっといられる 明日はどうなるか 誰も | |
時の過ぎゆくままに真琴つばさ | 真琴つばさ | 阿久悠 | 大野克夫 | TATOO | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたパアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
パジャマ マンのうた石毛恭子、東京ちびっこ合唱団 | 石毛恭子、東京ちびっこ合唱団 | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | パジャパジャ パジャパジャ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン 夜になったらやってくる 9時になったらやってくる 正義の味方 かっこいい仲間 その名はみんなの パジャママン いつもはふつうの男の子 だけどもパジャマを 着たならば パジャママン パジャママン 変身したんだ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン ねむくなったらやってくる 夢の中でもやってくる どこのだれでも なれるけれど その名は高いぞ パジャママン いつもはふつうの男の子 だけどもパジャマを 着たならば パジャママン パジャママン 変身したんだ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン |
ハイハイ・ロックコロムビアゆりかご会、グリーン・ピース | コロムビアゆりかご会、グリーン・ピース | 阿久悠 | 小林亜星 | 小林亜星 | ハーイ ハーイ ハーイ ハーイ ハイハイハイハイ ハイハイハイハイ おとながなんだ おとながなんだ おとながなんだ なんだ なんだ なんだ! ネス湖の怪獣 こなにして ネッシ パラリコ ネッシッシ 呪文をとなえて 飲みましょう 一日三回 飲みましょう モリモリ ポキポキ ちからこぶ 頭脳は ビンビン 大天才 くちから ヒューヒュー 火をふいて マント ひらひら 空をとぶ ハーイ ハーイ ハーイ ハーイ ハイハイハイハイ ハイハイハイハイ おとながなんだ おとながなんだ おとながなんだ なんだ なんだ なんだ! ガミガミ おとなは ムシ歯のクジラ きどっと おとなは しりふり アヒル ケチンボ おとなは のみとり ゴリラ うそつき おとなは かぜひきタヌキ なんでもいいから 変えちゃおう 反省するまで 変えちゃおう ヨコハマたそがれ またあう日まで こぬか 雨ふる 悪魔がにくい 格子戸をくぐりぬけ 夜汽車にのって ここは北国 お金ちょうだい なんでもいいから 歌っちゃおう 反省するまで 歌っちゃおう ハーイ ハーイ ハーイ ハーイ ハイハイハイハイ ハイハイハイハイ おとながなんだ おとながなんだ おとながなんだ なんだ なんだ なんだ! ネス湖の怪獣 こなにして ネッシ パラリコ ネッシッシ 呪文をとなえて 飲みましょう 一日三回 飲みましょう |
ツンツン ソング嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 阿久悠 | 小林亜星 | 小林亜星 | ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン なぜときいたら どやされる どしてときいたら 逃げられる オセーテ オセーテ オセーテと せまれば お尻をたたかれる いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか そんな時ゃ 電話できいてみよう ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ヌードとムードは どうちがう デッパとジッパは どうちがう ズボンとザボンは どうちがう ボインとナインは どうちがう 禿げてるオバさん 見たことない 蛙のオヘソも 見たことない 漢字の電報 見たことない 自分のツムジは 見たことない なぜ なぜ なぜ なぜ この世はみんな なぜばかり なぜときいたら どやされる どしてときいたら 逃げられる オセーテ オセーテ オセーテと せまれば お尻をたたかれる いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか そんな時ゃ 電話できいてみよう ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン |
モシモシ123嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー パパに電話で ゴザイマス お風呂の中から とんで来て こんな姿で 失礼ですが ペコペコペコペコ いってます ママが電話で ゴザイマス 口から あぶくを ふきながら お肉いったい いつまで待つの イライライライラ いってます 泥棒ニャンコ 110番 目玉の火花は 119 おやつの時間は 117 あしたの天気は 177 正しくダイヤル まわしましょう 故障の時には 113 兄さん 電話で ゴザイマス 中村 渡辺 佐々木君 何かおもろい はなしはないか ペラペラペラペラ いってます 姉さん 電話で ゴザイマス 2時間ペタリと すわりこみ 好きになったの あなたのことが モジモジモジモジ いってます 公衆電話は お早めに 間違い電話は ごめんなさい 夜中の電話は ご迷惑 長距離電話は みじかめに 赤ちゃん電話で ゴザイマス バブバブ ダバダバ アカパピプ アババババババ ウタウマダババ バブバブバブバブ いってます 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー おかけになった 電話番号は 現在つかわれておりません。 もう一度番号を、お確めの上 おかけ直し下さい。 |
ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタパイン・ストーンズ、杉並児童合唱団 | パイン・ストーンズ、杉並児童合唱団 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ おれたちゃ よごれの 三きょうだい てにつけ やれつけ それよごせ ワンパク坊主にぶらさがれ 手をよごそう 手をよごそう どんどん よごそう ベッタララ よごしてしまえば ウッヒッヒ だけどドロンチョ気をつけろ ワンパク タロちゃんは かっこいいもん いたずら前にゃ 手を洗う 証拠の指紋を つけぬよう 石けんごしごし手を洗う だけど ドロドロ 気をつけろ カッコいいジュンちゃんは おしゃれだもん デイトの前にゃ 手を洗う あくしゅがちゃんとできるよう 石けんごしごし 手を洗う ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ おれたちゃ よごれの 三きょうだい 手につけ やれつけ それよごせ ワンパク坊主に ぶらさがれ 手をよごそう 手をよごそう どんどん よごそう ベッタララ よごしてしまえば ウッヒッヒ だけど ヨゴラッタ 気をつけろ おしゃれなミヨちゃんは りこうだもん おやつの前にゃ 手を洗う いいもの たくさんもらうよう 石けんごしごし手を洗う |
古城の月小椋佳 | 小椋佳 | 阿久悠 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり 夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る 花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり |
夢ん中![]() ![]() | 小林旭 | 阿久悠 | 森田公一 | 指のつめたさ うなじの細さ 肩のはかなさ まつ毛の長さ すべて重たい悲しみつれて ひとりお前は生きている 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい だけど泣くなよ 泣くじゃない 酸いも甘いも 夢ん中 酒はにがいし 煙草はからい 紅はとけるし 寝床は寒い そんなお前の肩抱き寄せて 惚れたようだと俺はいう 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 | |
早春五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 蔦将包 | 生きてきたから 朝がある 朝に春まで 重なって やっと心の おもたさが とけていったと 嬉しがる あなた こちらは 春よ春 風がいくらか のこっても みどり芽をふく 春よ春 ああ あなた恋しい ひゅるる ひゅるるの 風の音 夜半にぴたりと 止んだあと ひとり 乾杯したくなり 冷めた盃 上げてみる あなた こちらは 春よ春 胸がいくらか 疼いても 小鳥さえずる 春よ春 ああ あなた恋しい 春に始まる 人生が 巡り巡って 何度目が 嘘をつかない ご褒美に 花と一緒に 訪れる あなた こちらは 春よ春 涙 ひと粒 こぼれても 歌が流れる 春よ春 ああ あなた恋しい |
北物語五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 川村栄二 | 愛の切符を捨ててしまって 女ひとりが迷います やさしさに負けそうな 頼りなさ 両の手に 荷物では 重過ぎる 重過ぎる どうして 北へ来たのでしょう 心が冷えて 泣きながら 風が運ぶ 遠い汽笛に はるか昔を 想います しあわせにつつまれて いた頃を こんな夜 ひとりでは 凍えそう 凍えそう どうして北へ来たのでしょう 日ぐれが早く つらいのに 窓が鏡に すぐに変わって 寒い泣き顔 うつします 巡礼をするようにたずねても あのひとに 二度ともう 逢えないわ 逢えないわ どうして北へ来たのでしょう やさしいひとが 声かける |
マイ・チャンプおぼたけし・森みどり | おぼたけし・森みどり | 阿久悠 | 渡辺岳夫 | もしもその道で ぼくにぼくに出会ったら 見つめるだけにしてほしい 君のやさしさに ふれてふれてしまったら 獣の道は 獣の道は歩けない オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった いつかこの胸に 君を君を抱きしめて 心のすべてを話すだろう 今は目を閉じて 何も何も語らずに 乾いた風の 乾いた風の中にいる オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった 夢を見つめれば 愛は愛は遠ざかり 愛する時に夢は去る 喉の乾きには 水が水があるけれど 心の飢えに 心の飢えに水はない オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ | |
白いサンゴ礁![]() ![]() | ズー・ニー・ヴー | 阿久悠 | 村井邦彦 | 村井邦彦 | 青い海原 群れ飛ぶ鴎 心ひかれた 白い珊瑚礁 いつか愛する 人ができたら きっと二人で 訪(おとづ)れるだろう 南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白い珊瑚礁 まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう 南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白い珊瑚礁 まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう |
ムカシ都はるみ | 都はるみ | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 櫻庭伸幸 | ムカシ ムカシ そのムカシ いいことばかりがあったそな ほんとに ほんとに いいことばかりで ムカシって凄いんだな きみの部屋に オバケが住みついていないかい ほんの小さな 掌(てのひら)にのるくらい 可愛いオバケで 名前はムカシという こいつにうっかり住みつかれたら きみも駄目になってしまうぞ 何故って そいつは ムカシ話で いい気持ちにさせるオバケなんだ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 気をつけなよ ムカシって奴だよ きみはとうに ムカシをあの部屋に入れてるね きっと毎晩 いい酒を飲みながら 可愛いオバケと 愉快に話してるのだろ 今からでもいい 追い出してしまえ 君は明日を捨ててしまうぞ 何故って そいつは 俺のところに この前までおったオバケなんだ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 追い出しなよ ムカシって奴をよ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 追い出しなよ ムカシって奴をよ ムカシ ムカシ そのムカシ いいことばかりがあったそな |
明日晴れるか加藤和彦 | 加藤和彦 | 阿久悠 | 加藤和彦 | 通わぬ心が いつの日も この世に小雨を 降らすのさ 明日は晴れるか 今日は雨でも 鳩がとぶ 青空よ ほゝえみ忘れた 雨の日に こころの歌まで 忘れたか 明日は晴れるか 今日は雨でも 鐘が鳴る 青空よ 誰かがどこかで ぬれている おしえてあげたい 陽のひかり 明日は晴れるか 今日は雨でも 虹が出る 青空よ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ザ・サンシャイン・ボーイズ川島恵 | 川島恵 | 阿久悠 | 大野克夫 | THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS 麦わら帽子を追いかけて 舗道を駆けていたら ローラースケート走らせた 誰かとからみあった その日は夏のはじめ もうまぶしい光があふれ 運命のくじ引きみたい 頬と頬とが 胸と胸とが 肩と肩とがからむ THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS 麦わら帽子で顔かくし うとうと昼寝したら 夢みた通りのくちづけを 誰かにされていたわ その日は海の音が ただやさしいララバイのよう 運命のくじ引きみたい 頬と頬とが 胸と胸とが 肩と肩とがからむ THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS | |
思秋期中森明菜 | 中森明菜 | 阿久悠 | 三木たかし | 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちずけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 | |
愛のメリークリスマス五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。 | 五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。 | 阿久悠 | 船村徹 | 若草恵 | 髪を飾る小雪を そっと指ではらって 夜になればもっと降るね 朝は白くなるね やせた肩を引き寄せ きつくきつく抱きしめ 二分待てば ふるえないね 胸も熱くなるね メリー メリークリスマス メリー メリークリスマス 今夜逢えてよかった 人は愛のためにいきて 愛は人を生かす 過去をつつむ 雪の街を 踊るように 歩きながら 逢えた時が聖夜なのと ともに信じた 笑いそうなくちびる しゃべりそうな瞳は 若い時の君のままで とてもうれしかった メリー メリークリスマス メリー メリークリスマス 今夜逢えてよかった 人は愛のためにいきて 愛は人を生かす 過去をつつむ 雪の街を 踊るように 歩きつづけ 逢えた時が聖夜なのと ともに信じた メリー メリークリスマス メリー メリークリスマス 今夜逢えてよかった 人は愛のためにいきて 愛は人を生かす |
また逢う日まで新垣勉 | 新垣勉 | 阿久悠 | 筒美京平 | 上柴はじめ | また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう |
やせがまん唐木淳 | 唐木淳 | 阿久悠 | 吉田正 | ほんのはずみから 愛の真似ごとを 春 夏 秋と 重ねて来たけど きみはこのままで いいと思わない ほんとの愛を いつかは求める きみに好きなひと 出来た時には いつだってきれいに 身をひくつもりさ そうさ やせがまん 酔って歌うのが 癖になったのか 今夜も涙 ほろりと流して きみの心には ぼくはもういない 悲しいけれど そいつが真実 嘘でこれ以上 悩みつづけて 憎み合う別れに したくはないのさ そうさ やせがまん 少し微笑んで 少しはにかんで 楽しい日々を 話しているけど きみはもう此処を 去って行くがいい 真似ごとなんて しょせんはいつわり きみがしあわせに なると云うなら いいふりをしてでも 見送るつもりさ そうさ やせがまん | |
おまえのための恋唄新沼謙治 | 新沼謙治 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 杉村俊博 | 若かったあの日の誓い 今になって果たしてみたい 旅先で絵葉書買って 照れながら 書き綴る おまえのための恋唄 とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない ある時は疲れてしまい ちぎれそうになってもいたが 悲しみの時代が過ぎて 窓をあけ 呼びかける おまえのための恋唄 夢は自分に似合いで ほんのささやかだった それを大事に抱きしめ 今も捨てはしない 捨てはしない とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない |
また逢う日まで朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 阿久悠 | 筒美京平 | また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう | |
オリーブの華麗な青春片平なぎさ | 片平なぎさ | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい あなたを抱きしめるには 充分すぎる 長い腕 私は オリーブ オリーブオイル あなたを追いかけるには 余裕が持てる 長い脚 私は オリーブ オリーブオイル 青春はセンチメンタルなミュージカル はしゃいでいるまに 悲しくなるわ あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい あなたが 眠たくなれば 手枕させる 長い腕 私は オリーブ オリーブオイル あなたと キスする時も 背のびをしない 長い脚 私は オリーブ オリーブオイル 青春はセンチメンタルなミュージカル はしゃいでいるまに 悲しくなるわ あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい |
自分のことをどのくらい知ってますか河島英五 | 河島英五 | 阿久悠 | 水谷公生 | 自分のことをどのくらい 知ってますか 他人のことはいい 時代のこともいい 世の中のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか たとえば 突然必要になる勇気のこと がまんの限界について 愛情の深さは何キロか 卑怯のパーセンテージ 好みのポピュラリティ 自信があるのか ないのか 暗いのか 明るいのか ETC… 自分は何 自分は 自分のことをどのくらい知ってますか 政治のことはいい 仕事のこともいい 流行のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか たとえば どういう仕事をすれば幸福とか 生きると 生活について 人のため 何かが出来るか 道化のパーセンテージ 主張のポピュラリティ 心が広いか せまいか いい人か 悪い人か ETC… 自分は何 自分は 自分のことをどのくらい知ってますか 他人のことはいい 時代のこともいい 世の中のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか | |
時代おくれ![]() ![]() | 河島英五 | 阿久悠 | 森田公一 | 一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ 妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きは ほろ酔いで 酒場の隅に置いて行く 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい 不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を 飲みながら 一年一度 酔っぱらう 昔の友には やさしくて 変わらぬ友と信じ込み あれこれ仕事もあるくせに 自分のことは後にする ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず 好きな誰かを思いつづける 時代おくれの男になりたい 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい | |
記念樹森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 森田公一 | 馬飼野俊一 | ひゅるひゅると風が吹く校庭に 若い日の記念樹を植えました あの人もこの人も見つめるうちに なぜかしらその胸を 熱くする さよなら初恋 さよならともだち また逢いましょう この樹の下で そっとその目で話します そっと約束かわします ひゅるひゅると風が舞う校門で 今植えた記念樹を見つめます 指きりをかわしたりサインをしたり 手をふって急ぎ足 帰ります さよなら初恋 さよならともだち また逢いましょう この樹の下で そして別れて行くのです そしてひとりになるのです |
夕顔の雨森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 遠藤実 | 只野通泰 | 夕顔つんだら 雨になる 雨が降ったら また逢える あのひとよそから来たひとか 小雨の灯台見てたけど 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました 夕顔咲いてた 雨の道 声をかけられ ふりむいた 名前をきかれたそれだけで その日は別れて来たけれど 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました 休みが終われば もう逢えぬ 心を伝えるすべがない 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました |
時の過ぎゆくままに中西圭三 | 中西圭三 | 阿久悠 | 大野克夫 | 斉藤恒芳 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
カサブランカ・ダンディ工藤静香 | 工藤静香 | 阿久悠 | 大野克夫 | 佐々木章 | ききわけのない女の頬を 一つ二つはりたおして 背中を向けて煙草をすえば それで何もいうことはない うれしい頃のピアノのメロディ 苦しい顔できかないふりして 男と女は流れのままに パントマイムを演じていたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた しゃべりが過ぎる女の口を さめたキスでふさぎながら 背中のジッパーつまんでおろす 他に何もすることはない 想い出ばかり積み重ねても 明日を生きる夢にはならない 男と女は承知の上で つらい芝居をつづけていたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋に見えたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋に見えたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた |
東京物語チェウニ | チェウニ | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 今日からは赤い爪 あなたに見せない すき透る桜貝 あなたの好きな色 一日に二本だけ 煙草を吸わせて 珈琲の昼下がり あなたを待つ夜ふけ 群れからはなれた 男と女が 子羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 夏が過ぎ秋が来て もうすぐ木枯し この冬はあたたかい あなたがいてくれる 何もまだ約束は したわけじゃないが 春まではこのままで くらしていましょうね どこにもいるよな 男と女が ふとしたはずみで 声かけ合って たがいに似ている さびしげな目の色を 見つめているような 東京物語 群れからはなれた 男と女が 子羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 |
angel −天使を見つけた−伍代夏子・ソル・ウンド | 伍代夏子・ソル・ウンド | 阿久悠 | 弦哲也 | 竜崎孝路 | 都会に天使は 棲めないけれど わたしは天使の 心で生きる ときには汚れて 傷つくけれど やさしい笑顔で また立ち直る そういうおまえが ほんとの天使 目立たぬ姿で 生きてはいるが 誰にも清らな 心を見せて 元気でいてねと ささやきかける 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう ふとした出会いで 世界は変わる 愛なきこの世と 嘆いちゃ駄目よ 無邪気に微笑む 心があれば あしたを夢みる 二人になれる 隙間をうずめに こちらへおいで 天使の歌など 歌っておくれ 翼がなくても おまえはやはり しあわせ運んで 来たひとらしい 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう |
夏の花よ前川清 | 前川清 | 阿久悠 | 三木たかし | お前を抱いたら 軽い 軽い こんなにも 泣いてくらす時が長過ぎて やせてしまったか 花園に戻したら 咲くかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に いつでも お前が 損な役を引き受けて 笑うことが苦手だったのと いってくれたけど 微笑めばしあわせが 来るかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に 背中を見たなら 細い 細い あんなにも 雨とまじる影がはかなくて 消えて行きそうだ この部屋に 忘れもの あるかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に | |
何処へ香田晋 | 香田晋 | 阿久悠 | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 旅の鴎が 探す港は 北の風が吹くところ 岬のはずれ 噂ばかりが 耳に届いて 追えば まぼろしのように かき消えている 何処へ 何処へ向う 紅いくちびる噛んで 何処へ 何処へつづく この旅のはては アアア アアア 何処へ 海は日ぐれて 漁火ゆれて 今宵夢を見る宿は 波音ばかり 胸を焦がした恋の想い出 抱けば ほろほろと泣けて 枕を濡らす 何処へ 何処へ向う 黒い瞳を燃やし 何処へ 何処へつづく この恋のみちは アアア アアア 何処へ 何処へ 何処へ向う 黒い瞳を燃やし 何処へ 何処へつづく この恋のみちは アアア アアア 何処へ |
絹の靴下![]() ![]() | 夏木マリ | 阿久悠 | 川口真 | 間違いはあの時生まれた 私はがまんできない 上流の気どった生活 退屈すぎる毎日 もういや 絹の靴下は 私を駄目にする ああ抱いて 獣(けもの)のように 裸の私に火をつけて 情熱をむりやりとじこめ 私はがまんできない 砂の上ころがる女が 何より似合う私よ もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを | |
お手やわらかに夏木マリ | 夏木マリ | 阿久悠 | 川口真 | 私の負けよ お手やわらかに 今夜は逃げないわ 悪魔のような あなたの腕に 抱かれるつもりなの 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう 落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは ふるえているわ お手やわらかに 気持を察してよ 遊んだふりを していただけで ほんとは 初心(うぶ)なの 見せかけだけの可愛いあばずれが 今夜こそ正体見られるの こけにして二年も来たけど こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう 落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは | |
わたしは旅人ペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | もう話すことは さよならしかない 互いに口を閉ざし 長いホーム端まで歩いて行く 白く光る線路見て たった二年だが 情熱燃やして あなたと生きられたわ まだぬけがらみたいな私だけど きっと大丈夫 駆け寄って あなたといおうと したけど 足がとまった それをしたら 泣くわ あのシャラララ しあわせは もうシャラララ かえらない でも うつむく女はやめて 私は行くわ 私は行くわ シャラララララ シャラララララ 上りの列車があのひとを乗せる 私は下りに乗る すれ違いにホームをはなれて行き その時からはじまるの まぶしい景色が 何故だか悲しい のどかな駅の声も もう二度とは逢えぬ人になった これで この場所で さよならと 心で叫んで 私はもとの旅人 ひとり窓を見てる あのシャラララ しあわせは もうシャラララ かえらない でも うつむく女はやめて 私は行くわ 私は行くわ シャラララララ シャラララララ |
教会へ行くペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで あのひとはいいひとだった 私だけ知っている 可哀想な人生だと ひとはいうけど 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる どんよりとあの雲がたれ 坂道は急だけど 涙こらえ私は行く 丘の教会 しあわせな人たちが行く やすらかな日曜日 公園のあのベンチで 話す人々 そんな絵がもうかすんでる 遠い日のことのように 涙が出てとまらないの とても悲しい 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる 坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで |
ペッパー警部GO!GO!7188 | GO!GO!7188 | 阿久悠 | 都倉俊一 | ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私のこころにしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ 愛してるよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ 都会の空では 奇跡のような 星空ひろがる夏の夜 ああ 夢みたい その時なの もしもし君たち帰りなさいと 夢からうつつに戻されたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ | |
二行半の恋文五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 若草恵 | えり足に黄昏ゆれて きみ恋し ふり向くまでの みじかき時間 狂おしく見る いつの間に 乙女の殻を 脱ぎ捨てて 静かが似合う 大人となりぬ 紅うすくつけ 何色のインキで書くが 艶くや 色にあらずと 知りつつ選ぶ 恋文なれば おずおずと 唇よせる ひとの顔 目を見開いて たしかめており いとしさあふれ このままに 赤く燃えたら 灰になる 清らなひとは 清らなままに 夜ふけに帰す もう恋は 神に委ねし 年齢なりと 佳人の爪の 光るを思う 吐息とともに |
傘ん中五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 蔦将包 | 雨は野暮だし 日暮れは薄情 道はひとりで 靴まで重い 笑い上手は うわべのはなし 芯は一日 泣いている 都会はからくり 見せかけ芝居 男も女も 水びたし せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 夜はこわいし ひとりは寒い 夢はみじかい 眠りは浅い 化粧する日は 孤独が責めて やせた素顔が 蒼ざめる 雨まで色づく 巷に立てば 男も女も 迷いびと せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 くちびる震わせ 転がす小節(こぶし) 男も女も 泣き上手 せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 せめてこちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 |
勝手にしやがれ福山雅治 | 福山雅治 | 阿久悠 | 大野克夫 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア | |
おもちゃ石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 都志見隆 | 若草恵 | 固いベッドに 身を横たえて 息も細々 夢をみる 死ぬ気 生きる気 どちらが勝つか 朝が来るころ 決められる 人生をめんどくさいと思ったら そこから先のページは開かない 恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ 窓のカーテン 斜めに開けて 体あずけて 空を見る 名前隠して 年齢までかたり 友の一人も ないという 傷ついてそれを辛いと嘆いたら ふたたび夢の人には出会えない 転んで おもちゃ 滑って おもちゃ 拗ねて お道化て また おもちゃ 神様ならば 遊んでくれる ああ 気がついた ああ いい景色 ああ やっぱり わたし 生きますよ 恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ |
笑って許して![]() ![]() | 和田アキ子 | 阿久悠 | 羽根田武邦 | 笑って許して ちいさなことと 笑って許して こんな私を 抱きしめて 許すといってよ いまはあなたひとり あなたひとり 命ときめ 命ときめ 愛してるの 愛してるの しんじてほしい 笑って許して 恋のあやまち 笑って許して おねがいよ たったひとこと ほゝえみ見せて たったひとこと ことばがほしい いじめても 許すといってよ いまはあなたひとり あなたひとり 命ときめ 命ときめ 愛してるの 愛してるの しんじてほしい 笑って許して なんでもないと 笑って許して おねがいよ | |
あの鐘を鳴らすのはあなた![]() ![]() | 和田アキ子 | 阿久悠 | 森田公一 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた | |
乙女のワルツ中森明菜 | 中森明菜 | 阿久悠 | 三木たかし | 千住明 | 好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月が上る小道を 泣いて帰った 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ 愛があなたにとどくようにと 好きなひとはいつしか 他のひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで 愛が悲しく消えてしまった 小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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あの鐘を鳴らすのはあなたWhat's Love?と横山剣 | What's Love?と横山剣 | 阿久悠 | 森田公一 | What's Love? | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた |
約束フォーリーブス | フォーリーブス | 阿久悠 | 筒美京平 | 指から指へ 胸から胸へ 熱いおもいが 流れて行くよ 今日から明日へ 明日から永遠(とわ)へ 君の心で 育って行くだろう 今は小さな約束も いつかふたりをつないでくれる だから 別れが 少しもつらくない 小雨にうたれ 散らずにのこる あの花のように 残していたい たとえどんなに 変って行っても このひとときは 忘れずにいたい 今は小さな約束も いつかふたりをつないでくれる だから 別れが 明日をつれてくる | |
アンサーソングは哀愁早見優 | 早見優 | 阿久悠 | 馬飼野康二 | 無邪気な顔の微笑みを 仲間のうちで見せながら 一人になると心がうずく毎日 鏡の中で大人びて ルージュを薄くぬりながら おさない愛のあれこれ想う真夜中 奪われる 奪えない 奪うもの 奪え 奪ってよ 奪わせて 私を あなたを 愛の歌を送りつづけて一年 アンサーソングは いつも いつも いつも 哀愁 All our precious memories have finally come to an end But I'll always remember you 真赤なバイク走らせて 想い出残る海に来て 三角波の季節に涙ながした ガラスのような夏の陽が 二人をいつもつつんでた 素肌を寄せたあの日も遠い出来事 抱(いだ)かれる 抱けない 抱くもの 抱け 抱いてよ 抱かせて 私をあなたを 愛の歌を送りつづけて一年 アンサーソングは いつも いつも いつも 哀愁 奪われる 奪えない 奪うもの 奪え 奪ってよ 奪わせて 私をあなたを 愛の歌を送りつづけて一年 アンサーソングは いつも いつも いつも 哀愁 | |
北から南から島津ゆたか | 島津ゆたか | 阿久悠 | 三木たかし | 雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生れさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという 雨の東京 女がひとり いつも素顔で訪れて 鳩がふるえる境内で 恋のざんげをするという あなたみたいな渡り鳥 夢と思えばいいという 雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという 雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという 雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという 雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという | |
突然の愛あべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | 私はあなたに恋をしました 涙が出るほど好きなのです いけないことだと思いましたが 心を素直に打ち明けます 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしてふるえています あなたの腕がほしいのです 三日もつづけて夢をみました 不安なめざめが気になります あなたの言葉を思い出しては あれこれ占う毎日です 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしておびえています あなたの胸がほしいのです | |
秋日和あべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | 秋のセーターを編みあげました 多分気にいると思います 好きな果物を買っておきます 鍵はともだちにあずけます 私は行かなければなりません 話が出来なくてごめんなさい 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい 窓のカーテンをとりかえました すぐに気がついてくれるでしょう 爪を伸ばしては危いのです 棚に爪切りを置きました 私は行かなければなりません あなたにさよならをいうのです 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい | |
もの想いあべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | 時にはひとりで もの想いに沈みたい 海辺のテラスで 人生など思いたい 貝がらを耳にあて波のうらないを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はしあわせか あのひとはいいひとか そんな時にきっとわかるわ 誰にも逢わずに もの想いに沈みたい 季節が終った 海辺に来て過ごしたい 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ | |
甲子園の詩~ぼくはヒーローになれなかったよ~水前寺清子 | 水前寺清子 | 阿久悠 | 三木たかし | 狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く ぼくはヒーローに なれなかったよ 突然 球場は静かになった 呆然とふり仰ぐ 真夏の空に秋によく見る 雲が流れた あいつはぼくより上だった 凄いボールを投げてきた 一打逆転 晴れの場面が 瞳の奥で 消えていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園 ぼくはヒーローに なれなかったよ 大きな溜息が 拍手に変わる 鳴り渡るサイレンに ふと気がついて くやし涙が 頬にこぼれた あいつは 大きく見えていた 強い心を持っていた 夢のかけらの砂を集めて ぼくらの夏は 去っていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園 狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く また来いよ(また来いよ) きっと 来年も(きっと 来年も) 六万人の(六万人の) 声が湧く | |
嘆き節はやめにして門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 浜圭介 | 港町やら 雪降る町や 遠いばかりの 故郷の町や 涙まじりの 想い出ばなしは 千日だって 語れるが 歌うなら 嘘でいいから 嘆き節はやめにして 一人二人と寄りそえる 歌を一緒に歌いたい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい 十九、二十歳(はたち)の 色恋沙汰や 二十二、三の 悲しみもよう セピア色した 憂(うれ)いの過去など アルバム一つ あればいい 歌うなら 夢を承知で 嘆き節はやめにして 生きる元気が満ちて来る 歌を一緒に歌いたい 人間だから しあわせがいい そっと抱ければ さらにいい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい | |
ナザレの舟唄門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 浜圭介 | 女はみんな黒を着て 浜で網をつくろう 寄せる波の荒さよ 晴れた空の眩(まぶ)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波の中から戻るあんたを 十年待つよ わたしの心 女が後家(ごけ)と思うなら とうに浜を捨てるよ 焦(こ)げて匂う鰯よ 赤い酒の美味(おい)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波を拍子に歌うあんたを 覚えているよ わたしの心 女は時に石を蹴り 神を呪い 踊るよ 風がなぶる黒髪 灼けた肌の悲しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 濡れた体で走るあんたを 抱く気でいるよ わたしの心 抱く気でいるよ わたしの心 | |
みちゆきチョー・ヨンピル | チョー・ヨンピル | 阿久悠 | 叶弦大 | 十日も早い 冬のおとずれ 波しぶく海の 嘆き歌 この世に二人の 恋のみちゆき 寄りそえば あたたかい 肌の熱さが なぐさめる 海猫だけが さわぐ岸壁 立ちつくす船が 身もだえる 北行くさだめの 恋のみちゆき 風に鳴る 窓をあけ 行くに行けない 海を見る 都を捨てて 夢を残して さまよえば 既に 冬景色 愛して生きたい 恋のみちゆき くちびるに ふれたまま 思いあふれて 涙ぐむ | |
いい夢みろよ西田敏行 | 西田敏行 | 阿久悠 | 坂田晃一 | 坂田晃一 | きみは今日 はじめての悲しみに 人を信じることを忘れてしまった この世に裏切りもあるけれど それとおんなじ数の誠意もあるのさ つめたい水で 顔を洗い 唇に紅でも薄くさして 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 愛するきみよ いい夢みろよ きみの手は しあわせを取り落し 人を愛することを忘れてしまった 傷ついたその胸を抱くよりも 熱い心の人にさわってごらんよ パジャマのボタン 一つはずし やわらかい枕に頬をうずめ 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 愛するきみよ いい夢みろよ |
もしもピアノが弾けたなら![]() ![]() | 西田敏行 | 阿久悠 | 坂田晃一 | 坂田晃一 | もしも ピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに 伝えることだろう 雨が降る日は雨のように 風吹く夜には風のように 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア… 残される もしも ピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ きみに 聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけど ぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空(から)まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア… 遠ざかる |
ルネッサンス西田敏行・桃井かおり | 西田敏行・桃井かおり | 阿久悠 | 坂田晃一 | 坂田晃一 | 幻の鳥は あなたの胸で 飢えて 渇いて 身悶えている ある日 それに気づいた うつむかない詩人のように 勇気と道化(どうけ)は紙一重 誠意と愚かも紙一重 だけど僕ならば あなたがわかる 月の光があれば手紙が読める 雨のしずくがあればピアノが聴ける 愛はRENAISSANCE 男と女はRENAISSANCE 砂山の砂に 埋(うず)めた夢を いつか女は確かめに行く ある日 それを見つけた あきらめない子供のように 自由と孤独は紙一重 微笑(びしょう)と嘆きも紙一重 だけど私には あなたがわかる あなたがわかる わかる 部屋にマッチがあれば希望を照らす 紙の飛行機あれば未来へ翔(と)べる 愛はRENAISSANCE 男と女はRENAISSANCE |
お前のすべてをザ・モップス | ザ・モップス | 阿久悠 | 村井邦彦 | いやだ いやだ いやだよ… もうもどれない ああ もうお前をはなせない お前なしでは… もう もう もう いやだ この手を俺のために この香りを俺のために このぬくもりを俺のために もしお前がいなくなったら 俺は 俺は 暗い闇に沈んでしまう だから しっかり しっかり俺の手を お願い ああ I LOVE YOU… バカだと言うのかい クレージィだと言うのかい いいのさ 何と思われても だから しっかり しっかり俺の手を お願い ああ I LOVE YOU… | |
慎吾ママの学園天国-校門篇-慎吾ママ | 慎吾ママ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 小西康陽 | 悩みのある子も 眠い子も このママに おっはーしてごらん もうモヤモヤ 晴れていき 走っていけるよ おっはー 朝の校門を おっはー エイッと駆けぬけて Yeah Yeah Yeah ヒーローは きみときみと ヒロインは きみときみ みんな主役さ 勉強してても しなくても 友だちにかわりはないんだよ また帰りに この門で 投げチュッチュ あげましょう 失敗した子も 負けた子も このママに サヨナラしてごらん 泣きたいなら この胸で ワンワン泣きなよ おっつー 午後の校門で おっつー ピョンと跳び上がり Yeah Yeah Yeah ヒーローは きみときみと ヒロインは きみときみ みんな主役さ 花マルついても なくっても ピカピカの子どももいるんだよ また明日も この門で 投げチュッチュ あげましょう |
京の石段渚ゆう子 | 渚ゆう子 | 阿久悠 | 中村泰士 | 高田弘 | 京の石段 女が一人 日傘くるくる 回して下りる 初恋のあの人は 今は何処にいる 逢いたくて 逢いたくて おみくじ引いて 願かけました 強い女になりますと 京の石段 女が一人 涙ほろほろ 流して下りる 諦めはいけないと 胸に言い聞かせ 好きだから 好きだから せつないほどに 苦しみました 泣かぬ女になりたいの 京の石段 女が一人 恋をしみじみ 感じて下りる この命一度だけ 賭けてみたいから 追いかけて 追いかけていきたい心 打ち明けました 生きた女になるために |
昭和恋唄小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 谷村新司 | 萩田光雄 | いのちあるなら 恋に生き 花の桜と 競いたい たとえみじかい 春だって 思いとげれば 悔いはない おとめ十八 おとこははたち おとな こどもの境なく ともにこの世に 生れたことを 花と信じて 咲いていた あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも ときは昭和の 真中で 吹いた嵐も 過ぎたころ 飢えた心も 満たされて めぐり逢う日を 待っていた おとめ十八 おとこははたち 人の情けを 知りそめて 熱い涙を 流せることを 恋と信じて 抱いていた あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも |
てふてふダ・カーポ | ダ・カーポ | 阿久悠 | 榊原政敏 | 夏ざかり 恋に身を灼(や)く 昼さがり 眩(まぶ)しき窓を 蝶がかすめる あなた お手紙 どうされました 寂しいじゃ 寂しいじゃありませんか 夕立が 月を待つ気の 花を打つ その陰あたり 蝶が隠れる あなた 夢にも現われません 冷たいじゃ 冷たいじゃありませんか 春から夏へ 夏から秋へ 風もか細く思える頃に 私はひとり からだもやせて 蝶のお墓をつくりました 額縁に 羽をひろげて 鮮やかに 姿よけれど 蝶は飛べない あなた お返事いただきました 短いじゃ 短いじゃありませんか 縁談を 話す人らの 声響き 秋桜(コスモス)の庭 蝶をたずねる あなた どうやら お別れですね 悲しいじゃ 悲しいじゃありませんか 夏から秋へ 秋から冬へ 弱い陽(ひ)ざしが恋しい頃に 私はひとり 思い出抱いて 蝶のまぼろし追いかけました 春から夏へ 夏から秋へ 風もか細く思える頃に 私はひとり からだもやせて 蝶のお墓をつくりました | |
星のペンダントささきいさお | ささきいさお | 阿久悠 | 宮川泰 | 宮川泰 | あの娘がくれた星のペンダント この胸できらめく瞳のように 旅立てば銀河 旅立てば宇宙 遥かの彼方 時の彼方 さらば さらば さらば さらば Good-bye Good-bye,my darling. 今 ここに男が旅立ちの歌を 唇を震わせ歌う 歌う 愛する人よ また会う日まで 愛する地球よ また会う日まで 心をつなぐ星のペンダント 手のひらで温め あの娘を想う いつの日か錆びて いつの日かちぎれ それでも胸で永久に輝く さらば さらば さらば さらば Good-bye Good-bye,my darling. 背伸びして見送る人々の中で 美しいあの娘が踊る 踊る 愛する人よ また会う日まで 愛する地球よ また会う日まで 愛する人よ また会う日まで 愛する地球よ また会う日まで |
愛よその日まで布施明 | 布施明 | 阿久悠 | 布施明 | 宮川泰 | もしも今から百年が過ぎ ぼくらによく似た子供たちが 微笑みと歌とを忘れない時 人はみな愛せるかもしれない その頃には緑が地にしたたり やわらかな陽ざしが花を咲かせる その日まで その日まで その日まで 愛よ 枯れるな 傷つくな もしも今から百年が過ぎ ぼくらが夢みた時になれば 美しい裸に何もまとわず 人はみな愛せるかもしれない その頃にはきらめく星が戻り 心にはやさしい歌が芽ばえる その日まで その日まで その日まで 愛よ しぼむな こわれるな あなたは誰かを愛してますか それは近くにいる人ですか あなたは誰かを愛してますか それは近くにいる人ですか |
世迷い言![]() ![]() | 中島みゆき | 阿久悠 | 中島みゆき | 戸塚修 | 窓打つ木枯しみぞれがまじる カタリとデジタル時計が変わる もしやあんたが帰って来たのかと ベッドをおりたら出るくしゃみ 変なくせだよ男にふられたその後(あと)は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ 蜜柑をむく指黄色く染まる 忘れたマニキュアはがれて落ちる とてもあんたにゃついて行けないわと 無理して笑えば出るくしゃみ いやなくせだよせいせいしている筈なのに 背中を寒気が駆けぬける 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ 変なくせだよ男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ |
本牧メルヘン門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 本牧で死んだ娘(こ)は鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う そう思う | |
こころの叫び野口五郎 | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 傷つくのがこわいからといって このままにはしたくはない 何かが今ぼくの胸ではじけ 生きるために走れという なぜ あなたを捨てるのか なぜ しあわせ捨てるのか 真実の愛に気づくまで この愛は忘れたい 形だけの愛や夢がこわい このからだでつかまえたい 若いことはなやむことと知って 明日もまたさすらうだろう あの やさしい毎日も あの あなたのささやきも 人生の意味にふれるまで しばらくは忘れたい |
お前に惚れた萩原健一 | 萩原健一 | 阿久悠 | 井上尭之 | (セリフ)20何年 生きてきて いろいろな女もみてきたけど その…おまえのような女に 出会ったことなかったよ いや 本当 惚れたよ 惚れたんだよ お前に うぶな心に負けたんだよ あん時ゃ小娘だと思ったが おふくろみたいな気持でいてくれた 無理に笑いながら俺をなぐさめる 可愛い奴さ 馬鹿なんだよ 俺は 夢が何度もこわれるんだよ あん時ゃ哭く気もない負け犬で 誰もが背中を向けてた時だった 弱いひとでいいと俺を追って来た 負けたよ 馬鹿なんだよ お前は 馬鹿がやたらにしみるんだよ あん時ゃどうしようもない土砂降りで まさかと思ったお前が立っていた 家も親も捨てて俺のふところへ ふびんな奴さ | |
流されて桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 金起杓 | 荻田光雄 | 腕に爪の傷あとを 胸に愛の傷あとを 過去は夢もひび割れて 暗い歌をうたう なぜに人はしあわせを つなぐことが出来ないの 綱が切れた舟のよう 遠く消えてしまう 流されて 流れ流れ 今はもう逢えないけど たゞひとつ胸の奥で 枯れない花がある 時はいつも悪戯(いたずら)を 人に仕掛けてばかりで 夏の夜が明けるよう すぐに夢をさます 流されて 流れ流れ 哀しみも忘れたけど たゞひとつふれただけで 泣きたい傷がある 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる 流されて 流れ流れ 今はもう逢えないけど たゞひとつ胸の奥で 枯れない花がある 流されて 流れ流れ 哀しみも忘れたけど たゞひとつふれただけで 泣きたい傷がある 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる |
お元気ですか![]() ![]() | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | お元気ですか 幸福ですか お返事下さい 気にしています 夜ふかしぐせはいけないのです 若さがどんどんなくなるのです 私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい お元気ですね 幸福ですね お返事ないのはそうなのですね 毎日何か夢中になって 手紙を書くまがなくなるのでしょう 私はだけどちょっぴり不幸 不幸感じて 悩んでいます お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい 私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい | |
愛の勇者たち (テレビサイズ)ささきいさお | ささきいさお | 阿久悠 | 宮内国郎 | 心を砂漠にしてはいけない かわいた心に夢はわかない ぼくらが胸に飾る勲章は 愛と夢と男のロマン 銀河は今日も美しく 誰もが眠りにつく時に ひた走る ひた走る 愛の勇者たち | |
ザ・ウルトラマン (テレビサイズ)ささきいさお・コロムビアゆりかご会 | ささきいさお・コロムビアゆりかご会 | 阿久悠 | 宮内国郎 | 誰もが知ってる ウルトラの戦士 光か はやてか 音か 今 燃える 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン | |
宇宙戦艦ヤマト (テレビサイズ)ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | 阿久悠 | 宮川泰 | さらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦ヤマト 宇宙の彼方 イスカンダルへ 運命背負い 今 飛び立つ 必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔で答へ 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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真赤なスカーフ (テレビサイズ)ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | 阿久悠 | 宮川泰 | あの娘がふっていた 真赤なスカーフ 誰のためだと 思っているか 誰のためでも いいじゃないか みんな その気で いればいい 旅立つ 男の胸には ロマンの かけらが欲しいのさ ラララ… ラララ… ラララ…… 真赤なスカーフ | |
横恋慕 YOKORENBO梓みちよ | 梓みちよ | 阿久悠 | 吉田拓郎 | 真実が 悪者に されてしまって いいものか 横恋慕 そう呼んで 他人はわたしを また責める 火のからだ もてあまし 水のシャワーを 浴びたって おとなしい女には 戻れそうにもありません あぁ フランスの香水は 強過ぎますか あぁ ますます悪女に 思えますか 恋い焦がれ 恋い焦がれ 純情 ひとすじ 恋い焦がれ 少し遅れて あなたに逢っただけ 少し遅れて 横恋慕 運命の いたずらに 負けてしまって いいものか しあわせを 半分に 分けてしまえば ゼロになる あぁ スペインのリキュールは 酔い過ぎますか あぁ いけないことまで 話しますか 恋い焦がれ 恋い焦がれ 純情 ひとすじ 恋い焦がれ 少し遅れて あなたに逢っただけ 少し遅れて 横恋慕 恋い焦がれ 恋い焦がれ | |
おまえさん木の実ナナ | 木の実ナナ | 阿久悠 | 丹羽応樹 | おまえさん 雨だよ 淋しいよ 日の暮に ポツンと たまらないよ おまえさんが持っていったきり傘もないし おまえさん 雨だよ 淋しいよ 今夜は休もうかと思うんだよ あの頃は 笑い上戸で この頃は 泣き酒だって おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ おまえさん 夜だよ せつないよ 真白な枕が 憎らしいよ おまえさんが忘れていったセーター着て おまえさん 夜だよ せつないよ 今夜は眠ろうかと思うんだよ お酒まで 空(から)になって ごろごろと ころがっているよ おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ | |
あの鐘を鳴らすのはあなた (New Version)和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | 森田公一 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた | |
ふたり自身ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 筒美京平 | 朝のコーヒーは にがい悲しみが そしてたばこは 白いはかなさが 窓の外には 細い雨が降り ぬれた小鳥が 迷いこんで来る ふたりはだまって たがいの肩を抱き そんな景色に 心をひたしてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身 好きなポピュラーを そっとくちずさみ 胸の思いを 伝えているけど 白いYシャツ 黒いタイをしめ そしてスーツを 肩にかけている ふたりはそれぞれ 思いをしのばせて そんな時間を 静かに見つめてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身 | |
ひき語りちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 及川恒平 | 外は雨ですか 土砂降りですか 妙に気分が 沈んで来ます こんな夜には 身の上話を 問わず語りに したくなります 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 真夜中に 女ひとり 目をとじて しみじみ歌う ひき語り 雨はやみますか 長雨ですか ぬれて帰れば 風邪をひきます こんな機会は めったにないから 朝が来るまで 歌いましょうか 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 暗がりに 女ひとり ギター抱き しみじみ歌う ひき語り | |
二泊三日ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 小林亜星 | 永過ぎる春に 終りを告げるため 私はあなたと 旅に出ました 何ごともなくて 毎日過ぎて行き ふたりの心は 死んでいたから 二泊三日の旅に すべてを 賭けるつもりで やって来ました あなたはまるで 子供のように 景色見つめて はしゃいでいるけど 旅の宿へ着き ゆかたに着がえたら なぜだか 涙があふれ出ました 悲しみじゃないと わかっているけれど よろこびでもない 涙だったわ 二泊三日の旅は ふたりを どんなふたりに 変えて行くでしょう あなたはずっと 煙草をふかし 妙に無口で すわっているけど | |
雪の宿ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | しんと沈まる 雪の夜 腕を枕に 泣く女 今夜かぎりの 恋の旅 かわす言葉も とぎれがち ほんのつかのま まどろんで 肩を押されて めざめたら 窓にとどいた 大雪で 帰るバスさえ ないという どうせ降るなら うまるほど 降ってほしいと 駄々をこね 指のつめたさ 口にして 頬に涙の 雪の宿 | |
風の吹く日と一日はちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 川口真 | 風の吹く日と 一日(ついたち)は なぜか心が ゆれ動く 遠い昔に 別れたひとを 思い出したり しのんだり このままで のんびりいることが 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女 風の吹く日と 一日(ついたち)は 肌が乾いた 気がするの ひとり鏡に 顔をうつして 長い時間を 過してる 何ごとも起きない 毎日が 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女 | |
お別れ記念ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 及川恒平 | 出来るなら 三日後の午後七時 坂上のレストランで お逢いしたいのです お別れしてちょうど二年 その時間 同じ場所同じように お逢いしたいのです なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです お天気は当分は くずれません そのように天気予報 今朝もいってました あなたはまだ 雨が降れば怒りっぽく 傘をさし出かけるなど きっとしないでしょう なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです | |
波止場通りちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 川口真 | 波止場通りの朝 流れる白い霧 よろめくように急ぐ あなた 私 好きにならなきゃいい 最初はそう思い 重ねた愛がいつか 傷をつける もっとゆっくり歩いて 別れ道だから からだから逃げて行く しあわせのぬくもり 誰も乗らない船 あなたがひとりだけ 悲しいドラマみたい あなた 私 波止場通りの朝 まばらな人の影 鼻唄まじり帰る つらい私 どうせいつものよう 終りが来ただけと 強がる頬をぬらす 白い涙 もっとしっかり歩いて みじめ過ぎるから 燃えるだけ燃えたから 後悔はないはず 船の汽笛が鳴る 鴎がとんでいる 波止場の朝があけて それで終り | |
お酒の味ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 小林亜星 | 来るか来ないか半々の 賭けにあずけたしのび逢い そっとホテルの窓をあけ 山の音きく夜ふけ頃 ……ひとり慣れない酒をのむ きっと来るわといいきかせ 来ない時にも嘆くなと 胸をおさえてつぶやいて 過ぎる時間を見つめてる ……ひとりうつろに酒をのむ 冬が静かにしのび寄る 不意にみぞれの音がする これではかない夢も消え 後は未練を捨てるだけ ……ひとりふるえて酒をのむ | |
私は死にたいちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 筒美京平 | 涙がかわきません 三日も過ぎて あれからぬれたまま 私の頬は あなたが背中でしめたドアの音が 今でも耳の底に のこっています 抱かれたベッドで こんなに泣くなんて 皮肉なことだと うらんでいます 明日の朝には 笑えるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょう 電話がかかりません あなたの部屋へ 何度もかけたけど お話し中で モンローみたいに 死んでみたい気持 別れのことばを 伝えたいのよ それでも結局 死んだりはしないで いつもと同じに ふるまうでしょう あなたに戻って もらえるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょう | |
流転の詩ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | 若い男に 惚れたら駄目と 貢ぐ気持に なったら駄目と あれほどみんなに いわれていたのに あなたは こうしてここにいる 私にもたれて ここにいる 馬鹿な女と いわれる前に そっとどこかへ 流れて行くわ やっぱり裸に むかれてしまって 私は手荷物 一つだけ 涙のたまった 一つだけ 風のうわさは よくないうわさ 死んだ話しも 一つや二つ 時々お酒の さかなにされてる だけども 私は生きている 流転の巷で 生きている | |
ステーションホテル24時八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 杉本眞人 | さびしさの あまりに いたずらの 煙草 立ちのぼる けむりに 涙ぐむ 実りなく 終わった 恋の日を 思い むなしさの 真夜中 ひとりきり くるおしい抱擁 信じたい言葉 すべて 投げ捨てて わたしは 旅へ… ああ ああ ステーションホテル 24時 口紅を 落として 爪の色 変えて 出来るだけ 素顔で 眠りましょう 明日の朝 始発で 旅に出る時は けだるさの かけらも ないように 華やかな 毎日 にぎやかな くらし 今は もう忘れ わたしは 他人… ああ ああ ステーションホテル 24時 ああ ああ ステーションホテル 24時 | |
ムーンライト・エクスプレスチェウニ | チェウニ | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | 喧嘩のあとに 激しく愛しあい また わがままばかり 云い合い 愛することと 甘えて 生きるのが いつしか一諸に なっていた ほんの二年 だけど二年 もう 今は子供じゃない キスの数をかぞえ 嬉しがって これから先 生きられない さよなら あなた 私ひとりになるわ 失恋列車と呼ばれる 汽車に乗って 行くあてなしの ちょっと心の旅路 ほんとに これで さよなら 流れる街は はんぶん 灯も消えて ただ 涙の中を かすめる フランス料理 ひとりで食べたあと 小さなベットで 横になる たった二年 長い二年 目を見ても ときめかない テレビドラマ 真似たような恋は くやしいけど 出来なくなる さよなら あなた 私ひとりになるわ 涙と未練はホームに 置いてきたわ 窓から入る 月の光に濡れて 手を振りながら さよなら 明日は明日 昨日はもう来ない この私は 二度と泣かない 思い出だけが 一駅過ぎる度 だんだん 遠くになって行く |
港町絶唱八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 浜圭介 | こんな私も 春には都会で 笑いころげて くらしてた せまい部屋でも 小鳥を飼って 好きな男に もたれてた 北国行きの 列車に乗って 流れる景色に 泣いたのは 夏から 秋の境い目で すべてがかげる頃のこと ああ 海峡に 日が落ちる そして私は 無口になって 波の音きき 生きている 鴎ばかりが にぎわう海を 日がな一日 見つめてる 落ち着き場所も まだ決めかねて 荷物もとかずに 部屋の隅 秋から冬へ 日が移り 死にたくなれば それもよい ああ 海峡に 雪が舞う 浮灯台が 身をもみながら 港のはずれに かすむのは 冬から春へとかけ足で 女の胸も とける頃 ああ 海峡に 風が吹く | |
天国はあるけれど天国には誰もいないシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | SHEENA & THE ROKKETS | どうせなら天国へ行きたいじゃないの 地獄の責苦なんて マッピラだから いいことしようと考える 笑うけど誰だって そうなんじゃないの はぐれた猫を抱いて 連れて帰るのも 天国めあてのことだって 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て そんなものあるわけが ないじゃんなんて 強がる奴に限り うろたえるのよ 地獄でキッチリ苦しみな たっぷりと人間を 愛している限り さびしい思いなんて しなくて済むわ 花から花へと翔びまわる 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て だけどある時気がついたの 天国はあるけれど 天国には誰もいない きれいな花ときれいな風 わたし一人でどうしよう 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て 神さまお願い神さまお願い 神さまお願い...... |
MAY BEシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | SHEENA & THE ROKKETS | いつの日か人間が人間を信じ 愛もかけひきではなく 他人のために自分を傷つけることだと わかり合える世の中が 戻ってくるだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく戻ってくるさ いつの日か少年と少女らのために 夢を語って聞かせて きれいなままでこの世は生きられるものだと 胸を張れる世の中が 普通にあるだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく普通にあるさ Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく普通にあるだろう いつの日か恋人が恋人を抱き 愛の生命を作って 大きくなったお腹をいとおしむ二人を 祝い合える世の中が 残っているだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく残っているさ Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく残っているだろう Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく メイビー |
夢光年影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 星屑の 海の中 ただよう夢求め 時を超えて はるか 人の世で 見失い 今ではもう遠い 夢を探す人よ もしもどこかで 見つけたなら かけらだけでも 持って帰れよ ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年 手を出せば 逃げて行く 姿を変え 消える 人が捨てた夢よ 失って 気がついて たずねる夢 いずこ やがて人の胸に もしもどこかで 出逢ったなら 二度と手放すことはないだろう ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年 | |
未知という名の船に乗り![]() ![]() | 合唱 | 阿久悠 | 小林亜星 | 未知という名の船に乗り 希望という名の地図を見て 夢という名のコンパスで 未来を訪ねる冒険者 心に鍵はかからない いつでもいっぱい開いておけば はるか銀河の彼方から 未知という名の船が着く ちょっと不思議も ちょっと疑問も ちょっと悩みも 訪れる 未知という名の船に乗り 勇気という名の帆をはって 愛という名の舵をとり ぼくらはこぎ出す冒険者 心はいつもパノラマだ 楽しい世界を描いていれば どんな小さい窓辺にも 未知という名の船が着く ちょっと不思議も ちょっと疑問も ちょっと悩みも 訪れる | |
D・51菅原やすのり | 菅原やすのり | 阿久悠 | 浜圭介 | 鉄路のあとに 草群れて 旅情をたどる すべもなく いま夏ざかり まっさかり 地平に雲が わくばかり 走れD51 汗かいて あの日この俺運んだように いま夢破れ 帰り来て 幼き日々に 身をひたし 希望をつなぐ 二筋の 鉄路をたずね さ迷える 走れD51 わなないて あの日この俺さらったように 草かき分けて つき進む 鉄さび色の 石を踏む 枕木くちて 土になり 大草原に 風が吹く 走れD51 火を噴いて あの日この俺誘ったように 走れD51 汗かいて あの日この俺運んだように | |
わたしの恋歌~水の流れに花びらが~菅原やすのり | 菅原やすのり | 阿久悠 | 浜圭介 | 街を流れる 那賀川の 岸にのこした おもいでは 過去という日の グラビアの セピア色した 初恋よ 水の流れに花びらが 浮いて沈んで 万華鏡 人の心を思わせて 逃げて招いて 消えてゆく ああ ふるさとの川 肩にこぼれる白梅や 髪を彩る 紅梅や 春の季節に 頬染めた 純なあの人 どこにいる 人はそぞろに 歩きつつ あの日あの頃 思い出す 風はつめたく なぶっても 寒さ知らない 日もあった ああ ふるさとの町 山は緑に 海碧く 道は真白に 陽に映えて 歴史たずねる 街道を 歌をうたって 歩いてた 時の流れに 旅人が 昔恋しと 揺れて行く 古い家並も 松の木も 今は逢えない 人に似て ああ ふるさとの道 | |
あなたの背中に八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 杉本眞人 | ふともの想う 横顔や ズシンと響く 低音や ひとりの酒の 静かさや それらのすべて 好きでした 自分を捨てて 生きつづけ みんなのために 燃えつきる そういう人が 世の中で 寂しく沈む はずがない あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります お酒を少し 控え目に 色気もちょっと おさえ目に こころの憂さに 縛られず 昔の笑顔 想い出し 世間の風に 追われても 値打ちが消えた わけじゃない 風邪ひくことの ないように 元気な声で歌ってね あなたは まだまだ 男ざかり その気にさせたい 応援歌 あなたの背中に送ります あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります | |
朧月夜八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 弦哲也 | 朧月夜は 男に似合う 影が泣いても 顔まで見えない ほろ酔いの ふりをして 一歩二歩と よろめいて ひとの視線が なくなれば 背骨シャンとして 歩き出す こんな男がいたらいい 昔はちょっといた筈の… おほろ おぼろ おぼろ おぼろ 朧月夜のいい男 朧月夜は 女を磨く 瞼はれても 涙は出さない 純愛に 傷ついて 一つ二つ 酒を飲み 肩が斜めに くずれたら 瞳キラリとさせ あとを追う こんな女がいたらいい 昔はちょっといた筈の… おほろ おぼろ おぼろ おぼろ 朧月夜のいい女 こんな二人がいたらいい 昔はちょっといた筈の… おほろ おぼろ おぼろ おぼろ 朧月夜のいい景色 朧月夜のいい景色 | |
デビルマンのうた水木一郎 | 水木一郎 | 阿久悠 | 三沢郷 | 勝又隆一 | あれは誰だ 誰だ 誰だ あれはデビル デビルマン デビルマン 裏切り者の 名を受けて すべてを捨てて たたかう男 デビルアローは 超音波 デビルイヤーは 地獄耳 デビルウィングは 空をとび デビルビームは 熱光線 悪魔の力 身につけた 正義のヒーロー デビルマン デビルマン はじめて知った人の愛 そのやさしさに めざめた男 デビルチョップは パンチ力 デビルキックは破壊力 デビルアイなら 透視力 デビルカッターは 岩くだく 悪魔の力 身につけた 正義のヒーロー デビルマン デビルマン あれは誰だ 誰だ 誰だ あれはデビル デビルマン デビルマン 裏切り者の 名を受けて すべてを捨てて たたかう男 デビルアローは 超音波 デビルイヤーは 地獄耳 デビルウィングは 空をとび デビルビームは 熱光線 悪魔の力 身につけた 正義のヒーロー デビルマン デビルマン |
珊瑚礁に何を見た上條恒彦 | 上條恒彦 | 阿久悠 | 小林亜星 | あるひとは この海に まぼろしの大魚を求め あるひとは この海に 伝説の宝をさがす 今ひとり コバルトの海原にからだをそめて 朝やけの赤い帆は失ったロマンの旗か 鴎よ 目をさませ あれは奇跡か 突然あらわれた 遠い世界は 珊瑚礁に何を見た 珊瑚礁に何を見た 東には この胸を ときめかす何かがあるか 南には この胸を 打ち鳴らす何かがあるか いつもより輝いて 夜が明ける水平線に 人間であることを しみじみと感じる時よ 鴎よ 目をさませ あれは奇跡か 突然あらわれた 遠い世界は 珊瑚礁に何を見た 珊瑚礁に何を見た | |
蒼空上條恒彦 | 上條恒彦 | 阿久悠 | 曾根孝明 | もしも何かで 俺が死んでも 遠い誰かに しらせを出すな 花をかざって 泣いたりするな 長い話で 時間をとるな 出来るものなら 蒼空の下へ 俺のからだを そっとおいてくれ 忘れかけてた 蒼空の色を 思い出しながら そっと眠りたい 出来るものなら 蒼空の下へ 俺のからだを そっとおいてくれ 忘れかけてた 蒼空の色を 思い出しながら そっと眠りたい | |
男と女・酒と歌八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 他人同志の 肩と肩 ふれて飲む酒 歌う歌 縁もゆかりもない人と 胸の重さの計りっこ 皆んなさびしい 体が寒い 男、女・酒と歌 せめて五つも 子供なら もっと無邪気に 誘い合う 大人同志の不便さは 歌のきれまに酒をつぐ 皆んな悲しい その目がつらい 男、女・酒と歌 たった三分 歌う間の 息の通いが 気にかかる だけどいくらか酔いどれて 夜にまぎれて帰るだけ 皆んなせつない 心が重い 男、女・酒と歌 |
ジョニィへの伝言ペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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五番街のマリーへ![]() ![]() | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | |
タブー小出広美 | 小出広美 | 阿久悠 | 井上大輔 | 誘われて 愛されて そして いつしか未来を語り合い 寄りそって 触れ合って 胸の孤独を薄めていたの なぜかよく笑う日々が訪れて おしゃべりする時でも 揺れて 揺れて 揺れていたわ ただそれだけで 愛しただけで なのに すべてが すべてがタブー 夢みるのも 苦しむのも なぜか すべてが すべてがタブー 悪いひとと 悪いことを したとささやく ささやく 叱られて とび出して 鳥になりたい気持で さまよって さとされて 落着いて 腕の太さに安らいでいたの 急にだんまりの癖がよみがえり やさしくされてるのに きらい きらい きらいばかり ただ彼だけ 甘えただけ なのに すべてが すべてがタブー 呼び合うのも 手をふるのも なぜか すべてが すべてがタブー 悪い夢を 悪い時に 見たとささやく ささやく | |
クライ・アンド・クライ(泣いて 泣いて)ザ・スパイダース | ザ・スパイダース | 阿久悠 | 脇野光司 | こわれちまって こわれちまって こわれちまって かえってこない 恋が 恋が 逃げて行く 見知らぬ誰かを呼び止めて 涙のわけを きかせたい Cry and Cry 泣いてもいいさ 今だけなのさ Cry and Cry Cry and Cry 未練な奴だと言われても 今夜だけは Cry and Cry Cry and Cry Cry and Cry アアアアー かれてしまって かれてしまって かれてしまって 涙も出ない 夜が 夜が 逃げて行く 見知らぬ誰か肩たたき 一緒になって 笑いたい Cry and Cry もう泣かないさ 朝日の中じゃ | |
熱風王子沖田浩之 | 沖田浩之 | 阿久悠 | 大野克夫 | ア・バ・バ・ババ ルージュが不慣(ふな)れで はみ出していても それなりに可愛く見えるもの カーリーヘヤーで スパンコールが ピカピカ光れば 美人だぜ やけどする気で 胸までつかれよ 恋なんて決心しだいだよ ふくらむバストが イミテーションで ビクビクしてたら 遅れるぜ ムンムンしている all night ジンジンしている everybody 今夜だけは俺がプリンス have a nice summer have a nice dream have a nice summer have a nice dream ア・バ・バ・ババ シュガーをまぶした可愛い関係 そのあとは刺激の強いやつ いい子の時間は さっき過ぎたよ モジモジしてたら 噛みつくぜ ダンスがうまけりゃ とびきり上等 誰でもがスッキリ きまるもの 土曜の夜から 踊りつづけて クラクラするころ キスするぜ ムンムンしている all night ジンジンしている everybody 今夜だけは俺がプリンス have a nice summer have a nice dream have a nice summer have a nice dream ア・バ・バ・ババ ア・バ・バ・ババ ア・バ・バ・ババ | |
気絶するほど悩ましい沖田浩之 | 沖田浩之 | 阿久悠 | 梅垣達志 | 鏡の中で口紅をぬりながら どんな嘘をついてやろうかと考えるあなたは 気絶するほど悩ましい ふり向きながら唇をちょっとなめ 今日の私はとてもさびしいと目を伏せるあなたは 気絶するほど悩ましい ああまただまされると思いながら ぼくはどんどん堕(お)ちて行く うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない まつ毛に涙いっぱいにためながら あなただけはわかる筈なのと訴えるあなたは 気絶するほど悩ましい ああ嘘つき女と怒りながら 僕は人生かたむける うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない ああまただまされると思いながら ぼくはどんどん堕(お)ちて行く | |
みずいろの手紙浜田朱里 | 浜田朱里 | 阿久悠 | 三木たかし | “お元気ですか そして今でも愛していると言って下さいますか” みずいろは涙色 そんな便箋に 泣きそうな心をかくします あれこれと 楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす 私です 会えなくなってふた月 過ぎてなおさらつのる恋心 手紙よんだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい みずいろは涙色 それを知りながら あなたへの手紙を書いてます 誰からも 恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛していると言われた 時がだんだん遠くなるみたい 手紙よんだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい | |
洒落にしましょう安寿ミラ | 安寿ミラ | 阿久悠 | 内藤法美 | 宮川泰 | 男がひとり 女がひとり ふと結ばれて 明日は他人 愛してなんて せがんだけれど その時だけで 忘れていいわ 洒落にしましょう 深刻ぶらず 洒落にしましょう おたがいさまで たばこのけむり 水割りグラス ころげて落ちる 小さなルージュ 男がひとり 女がひとり いとおしくなる 心が危険 年下だよと 打ち明けられて 気にすることが 間違いなのよ 洒落にしましょう 深入りせずに 洒落にしましょう 何にもきかず たばこのけむり 忘れた時計 破ってすてる 二行の手紙 ムム……… |
夏八景麻丘めぐみ | 麻丘めぐみ | 阿久悠 | 筒美京平 | 夏です どなたもうきうき夏です 夕立ちあとの 蝉しぐれ 虹です 突然大きな 虹です 相合傘の終りです 花火がポンとはじけた時 くちびる盗んで行ったひと ビキニの胸をかくした時 キュートでいいよといったひと 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに 夏です いたずら気分の夏です 気楽に泳ぐ熱帯魚 恋です 夜明けにゆれてる 恋です つめたい海ではしゃぎます 危険にさせるお酒に酔い サンダルぬぎすて 千鳥足 踊りに熱が入った時 フレアのスカート舞い上る 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに いきなり誰か肩を抱いて やさしくささやく 色っぽいね 何度か逢って ポツンという 心の底から ほれちゃった 夏はいろいろです ほんとに 夏はいろいろです ほんとに | |
プリティー・プリティー石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 筒美京平 | 少しぐらいうまく行かないことがあったって そんなにふくれることはないじゃないか 去年よりも みんな大人になって行ったから だからすんなり通らぬこともあるものだよ ごきげんなおせよ Pretty Pretty Pretty 笑ってみせろよ Pretty Pretty Pretty わかってないのね ほんとうにわかってないのね 私の悩みは そんなことじゃ そんなことじゃない わかってないのね 暗い窓にひとりぼんやり立っているなんて いつもとずいぶん違う君じゃないか 奴のことは 別に何でもないといったのに なのにやっぱり気になるひとになってたのか 化粧をなおせよ Pretty Pretty Pretty 踊ってごらんよ Pretty Pretty Pretty わかってないのね ほんとうにわかってないのね 私の悩みは そんなことじゃ そんなことじゃない わかってないのね ごきげんなおせよ Pretty Pretty Pretty 笑ってみせろよ Pretty Pretty Pretty わかってないのね ほんとうにわかってないのね 私の悩みは そんなことじゃ そんなことじゃない わかってないのね | |
わたしの首領石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 吉田拓郎 | わたしの首領(ドン)と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい いたずらで口にした ビールのように 出会いのあなたは にがかった にがかった はじめての香水も 迷惑そうに 自然がいいよと 横向いた 横向いた 野蛮な人だと 思ったけれど あなたは一味 違ってた わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と 呼ばせて下さい 竜巻がこの胸で 吹き荒れるよう 夢みる恋など こわされた こわされた 人生という言葉 考えながら 私は両手を あげました あげました 変わった奴だと いわれるけれど あなたが一人と きめました わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と 呼ばせて下さい わたしの首領と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい わたしの わたしの首領と呼ばせて下さい | |
狼なんか怖くない![]() ![]() | 石野真子 | 阿久悠 | 吉田拓郎 | あなたも狼に変りますか はじめてのルージュの色は 紅過ぎてはいけない 大人の匂いがするだけでいい 唇をすぼめたままで くちづけは出来ない 鏡に向かってあれこれ思う 鼻が邪魔だと誰かがいってたわ 古い映画の台詞だったかしら あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない ハイヒール両手に下げて 逃げたりしちゃいけない 片目をつぶって見るだけでいい あのひとはいいひとだから 傷つけたり出来ない その日を思ってあれこれ悩む 熱が出るわと誰かがいってたわ ヒットソングの言葉だったかしら あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない あなたも狼に変りますか あなたが狼なら怖くない | |
ワンダー・ブギ石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 馬飼野康二 | ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー 真夏はユカイ (真夏はユカイ) ワンダー ワンダー・ブギウギ 鯨(くじら)の背中の上で ビキニの娘が踊る ゆらゆら揺れてる胸に 鴎(かもめ)が見とれて落ちる 仲間の鴎が怒(おこ)り 娘のビキニをはずす パパイヤみたいな胸に 鴎は真赤に染(そ)まる ただよう鯨に 真赤な鴎 セクシー娘のきりきり舞い ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー 真夏はユカイ (真夏はユカイ) ワンダー ワンダー・ブギウギ アルプスみたいな波を サーフィン野郎が滑(すべ)る 浜辺のパラソル娘 ふわりと浮かんでしまう コバルト色した空に ピンクの花びら開く ハラハラポーズの娘 空から波間に落ちる 波のり野郎に パラソル娘 セクシービーチのきりきり舞い ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー ブギウギ・シュワッチ ブギ・ドゥワー 真夏はユカイ (真夏はユカイ) ワンダー ワンダー・ブギウギ…… | |
失恋記念日石野真子 | 石野真子 | 阿久悠 | 穂口雄右 | Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です 私の心をレントゲンでみたら 恋の傷あとがポッチリあるはずです 小さいけれどもとても深い傷が 胸の真中に残っているはずです あの日はブルーのカクテル飲んで びしょぬれ気分でロックを踊り 泣いたっけ 泣いたっけ 忘れたい 忘れない 忘れたい 忘れない Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です 誰にも知らせることは出来ないけど ひとりしみじみと想ってみたいのです ハッピーエンドが夢と消えた時の スローモーションの記憶をたどるのです あの日はすべてがフワフワ見えて 涙も音なし花火のようで 泣いたっけ 泣いたっけ 忘れたい 忘れない 忘れたい 忘れない Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です Non No No Non…… 今日は私の失恋記念日です | |
未来岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は私と同じ あなたの甘いくちづけが 私の 未来を決めるのよ 愛されて しまったの 小さいけれど しあわせを あげると あなたは抱きしめる うなづいて しまったの まぶしさにおぼれて 悲しみも 見えない 二人だけ 白い部屋 あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は私と同じ 小指が話す約束が 私を 夢中にさせるのよ 酔わされて しまったの 何もかも あずけて その腕に ぶらさがり 二人だけ 青い径(みち) あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は 私と同じ あゝ私の未来はあなたと同じ あゝあなたの未来は 私と同じ | |
センチメンタル![]() ![]() | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | 夢のようね今の私 しあわせ あの日 めぐり逢えたあなた 恋のめばえ ときめく胸を あなたに伝えたいの 好きよ 好きよ 好きよ ブルーの服を バラ色に 私は変えてみたの そんな気分よ 十七才 もしもあの日 逢えなければ 私は 恋の夢も 知らぬままに 生きていたわ 予期せぬことが 二人を結びつけた 好きよ 好きよ 好きよ かかとの高い しゃれた靴 私ははいてみたの そんな気分よ 十七才 明日はきっと あなたが逢いに来るわ 好きよ 好きよ 好きよ 素敵な髪を カールして 私は見とれている そんな気分よ 十七才 ラ…… ラ…… | |
ロマンス![]() ![]() | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい あなたが 好きなんです ひとりでいるのが こわくなる このまま逢えなく なりそうで くちづけさえ 知らないけど これが愛なのね もしもとべるなら とんでついて行く たとえ嵐でも たとえ遠くでも あなたが 好きなんです まるで今の私 迷い子のようね あなたが 好きなんです 生まれて始めて 愛されて 私はきれいに なって行く 甘い甘い ロマンスなの しあわせな私 こんな私だから 抱きしめていてね あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい あなたお願いよ 席を立たないで 息がかかるほど そばにいてほしい | |
二重唱![]() ![]() | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | 萩田光雄 | あなたがいて 私がいて ほかに何もない ただ秘密の匂い たちこめるだけ あなたが好き ほんとに好き 二人それだけを ただ小鳥のように くり返すだけ くちづけするのなら 素早く盗んで 返事などさせないで 泣いてしまう 誰かに少し ねたまれそうな あなたと私の 恋の時 あなたの手が 私の手を 強くにぎりしめ もうはなさないよと ささやいている あなたのため 心をみな 見せてあげたいと 今せつないほどに 私は思う ふるえているけれど おびえていないわ しあわせがかけめぐり とまらないの 何かをいうと 涙になるの あなたと私の 恋の時 あなたがいて 私がいて ほかに何もない ただ秘密の匂い たちこめるだけ あなたが好き ほんとに好き 二人それだけを ただ小鳥のように くり返すだけ |
シンデレラ・ハネムーン![]() ![]() | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | いつでも二人は シンデレラ・ハネムーン 時計に追われる シンデレラ・ハネムーン 好(この)みの煙草(タバコ)あと一本になり あなたはやるせない目をして見てる 肩でもいいわ しっかり抱いてよ ルージュもいつか乾(かわ)いた色になり 言葉は一つおやすみ残すだけ 日ぐれにはじまる シンデレラ・ハネムーン 夜ふけに別れる シンデレラ・ハネムーン このまま朝が訪れそうだけど 重(かさ)ねたくちびるがつめたくなって せつなさなんか 教えてくれるの シャッターおろすばかりの店先で 花など買ってふざけたふりをする いつまでつづくの シンデレラ・ハネムーン あなたと私は シンデレラ・ハネムーン シャンプーした髪を夜風にさらし あなたの口ぐせを思い出してる しあわせだから いいじゃないかなの 私はひとり爪など切りながら なぜだか重いためいきついている ルルル…… 私はひとり爪など切りながら なぜだか重いためいきついている | |
思秋期![]() ![]() | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 三木たかし | 足音もなく行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 | |
花物語桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 中村泰士 | この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 誰よりも先に あなたに見せたかったのです 窓辺に置きます 知らない間に そっと置いて帰って来ます 気がついてくれるでしょうか 手にとって あゝ綺麗だといってくれるでしょうか それとも………… おぼえていますあの日のこと 小雨の中のすれ違いを 胸が熱くふるえたときめきに これが恋と知らされたあの日を あれからずっとあれからずっと あなたを想って泣いてた この花は私です やっと綺麗に咲いたのです 初恋なのです どうしても あなたの胸にとどけたいのです 明日の朝 窓の外に立ってみます もしも私の花が枯れていたら あきらめます そのかわり 私のことが好きなら………… 私の気持わかるのなら 可愛い花といってほしい それをそれを信じて待っている 涙もろい近ごろの私よ 窓辺の花は窓辺の花は あなたを想って咲いてる | |
黄色いリボン桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 森田公一 | 風になびく 黄色いリボン 丘を駆ける 麦わら帽子 きっとあなた 窓辺にもたれ こんな私 見ていてくれる 急いで行きたいの あなたの腕に とびこみたいのよ このリボン 見えるでしょう ラブサインなの 待っててね 水にうつる 黄色いリボン ふたりボート 湖の上 向いあって 顔見あわせて 恋の夢に ゆられているの このまま 行きたいの 知らない島へ 流されたいのよ このリボン 素敵でしょう ラブサインなの 感じてね 大きな 木の下で あなたにふいに 口づけされたの このリボン 忘れないで ラブサインなの 信じてね | |
天使も夢みる桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 中村泰士 | 私の胸に 恋のめばえを感じる季節 白い風が 耳にやさしく ささやいて行く しあわせ少し わけてあげると 誰かがくれた だから恋って すばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから 私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園 みたいになった しあわせ過ぎて 何かあげたい 気持になるの だから恋って すばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから | |
わたしの青い鳥![]() ![]() | 桜田淳子 | 阿久悠 | 中村泰士 | ようこそここへ クック クック わたしの青い鳥 恋をした心にとまります そよ風吹いて クック クック 便りがとどけられ 誰よりもしあわせ感じます どうぞ行かないで このままずっと わたしのこの胸で しあわせ歌っていてね クック クック クック クック 青い鳥 ようこそここへ クック クック わたしの青い鳥 夢のような心に誘います くちづけされた クック クック 木の実のなる下は 天国の花園の香りです どうぞとばないで このてのひらで しあわせ抱きしめて わたしを見つめていてね クック クック クック クック 青い鳥 どうぞ行かないで このままずっと わたしのこの胸で しあわせ歌っていてね クック クック クック クック 青い鳥 | |
夏にご用心![]() ![]() | 桜田淳子 | 阿久悠 | 森田公一 | 夏は心の鍵を甘くするわ ご用心 恋がドレスの裾をくすぐるのよ ご用心 それでもがまんなど 出来なくなる なやましげな なやましげな そよ風吹けば 誰かと不意に くちづけするかも あぶない あぶない 夏はほんとに ご用心 白い水着のあとが まぶしく見える 夏の午後 夏はいけない夢を見たくなるわ ご用心 恋がくちびる寄せてささやくのよ ご用心 それでもがまんなど 出来なくなる キラキラした キラキラした 太陽の下 すてきなひとに誘惑されそう あぶない あぶない 夏はほんとに ご用心 焼けたからだの砂が こぼれて落ちる 夏の午後 焼けたからだの砂が こぼれて落ちる 夏の午後 | |
サンタモニカの風桜田淳子 | 桜田淳子 | 阿久悠 | 萩田光雄 | 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 夜のホテルの窓に もたれかかってぼんやり 風に吹かれていたら 不意に電話が鳴った きっと あなたと思い 白い受話器を握れば 只の友だちからの 妙にはしゃいだ電話 あなたが来たらハネムーン あなたなしではメランコリー 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 来て 来て 来て 来て サンタモニカ サンタモニカから愛をこめて 風の言葉を送ります 浅い眠りの果てに ひとり夜明けの珈琲 シュガー落してのめば 朝の光がさした 時の流れの早さ 昇る朝日に思えば 愛の残り時間 後はわずかになった 二人でいればハネムーン 一人きりならメランコリー 来て 来て 来て 来て サンタモニカ 来て 来て 来て 来て サンタモニカ サンタモニカから愛をこめて 風の言葉を送ります | |
はじめての出来事![]() ![]() | 桜田淳子 | 阿久悠 | 森田公一 | くちづけのその後で おしゃべりはしないで 泣き出してしまうかも それほど心はゆれている あゝあなたには何気ない 事件でも私は 世の中が変るほど 大きな出来事だったのよ 大人びたふりをして ここまでついて来たが はりさけるときめきで めまいがしそうよ 好きよ 好きだから怒れない あなたのことを 声かけて呼ぶまでは この場所に来ないで このふるえなおるまで 私をひとりにしておいて あゝ悲しくはないけれど あまりにも突然 くちづけをされたから どうしていいのかわからない 大人びたふりをして ここまでついて来たが 耳たぶも熱くなる はげしいはじらい 好きよ 好きだから帰れない あなたをのこし 大人びたふりをして ここまでついて来たが 耳たぶも熱くなる はげしいはじらい 好きよ 好きだから帰れない あなたをのこし | |
渚のシンドバッド![]() ![]() | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | アアア アアア…… アアア アアア…… 渚のシンドバッド ここかと思えば またまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード 小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとっても お似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ くちびる盗む早わざは うわさ通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる 波乗りあざやか 拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソル こちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったら あなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる | |
ラスト・シーン![]() ![]() | 西城秀樹 | 阿久悠 | 三木たかし | 何年でも待つよといったら あなたはさびしく微笑みながら そんなことをしたら不幸になるわ 忘れた方がいいという ありがとう しあわせだったわ 一緒に歩けなくてごめんなさい あたたかい春の陽ざしの中で 熱があるように ぼくはふるえてた もう恋などしないといったら あなたは馬鹿ねとつぶやきながら そんなことをいって困らせないで 無邪気な方がいいという ありがとう しあわせだったわ 出来ればもっと早く逢いたかった にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように 僕は泣いていた にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように 僕は泣いていた | |
炎![]() ![]() | 西城秀樹 | 阿久悠 | 馬飼野康二 | あなたのからだはあまりにつめたい 心の熱さを探せやしない それともガラスの細工のような キラキラきらめく氷のハートが あなたに出会った 不幸を思えば この先 悲しむことなどないさ きりきり舞いする男を見つめ こころのどこかで笑っているのか アアア…… 一生一度なら ピエロも主役さ あなたの心を溶かしてみせる アアア…… 恋とは戦いと知らされたからは 炎で氷を溶かしてみせる あなたの言葉ですべてを失い 迷路をさまよう男になった 真っ赤な唇ナイフのように 恋する男につき立てるのか あなたをいつか この手で抱きしめ この日を待ったといわせてみせる それまでつめたい孔雀のように 翼をひろげて踊っているか アアア…… 一生一度なら ピエロも主役さ あなたの心を溶かしてみせる アアア…… 恋とは戦いと知らされたからは 炎で氷を溶かしてみせる | |
ブルースカイ ブルー![]() ![]() | 西城秀樹 | 阿久悠 | 馬飼野康二 | あのひとの指にからんでいた ゴールドの指輪をひきぬき このぼくとともに歩いてと 無茶をいったあの日 おそれなどまるで感じないで はげしさが愛と信じた 立ちどまることも許さずに 傷をつけたあの日 ふり向けば あの時の 目にしみる空の青さ思う 悲しみの旅だちに まぶし過ぎた空 思い出した いたずらで人を泣かせるなと 大人から頬を打たれた あのひとも遠く連れ去られ 愛が消えたあの日 少しだけ時が行き もう過去といえる恋の日々を 青空が連れて来た もう二度と逢えぬあのひとだろう 悲しみの旅だちに まぶし過ぎた空 思い出した ラララ… 青空よ 心を伝えてよ 悲しみは余りにも大きい 青空よ 遠い人に伝えて さよならと 青空よ 心を伝えてよ 悲しみは余りにも大きい 青空よ 遠い人に伝えて さよならと | |
ブーツをぬいで朝食を![]() ![]() | 西城秀樹 | 阿久悠 | 大野克夫 | 帰らなきゃいけないと それがあなたの口ぐせ 熱くなるこの僕を まるで焦らすよう その気もなしに髪をなぜて その気もなしに ルージュなおす このままで いたならば とても危険なことだと 今度こそさよならと 握手求めてる つめたい指は胸の熱さ かすれた声は迷う心教える 愛するためにだまし合うなどよそう 裸の胸と胸を合わせて 後は流れ行く時のままにまかせ 波間にゆれている舟のように 夜明けまで踊るのも 悪いことではないけど さわやかな陽がさせば キスをしておくれ ブーツをぬいで白い部屋へ ブーツをぬいで二人だけの朝食 愛するためにまわり道などよそう 互いにほしいものを求めて 後は流れゆく時のままにまかせ 波間にゆれている舟のように 後は流れゆく時のままにまかせ 波間にゆれている舟のように | |
君よ抱かれて熱くなれ![]() ![]() | 西城秀樹 | 阿久悠 | 三木たかし | 君は今ぼくの胸で蝶に変るよ 蒼ざめたその羽を薔薇色にそめ これがしあわせと泣きながら飛んで行ける 唇は使えないよ ぼくがふさいだ ためらいの言葉など無駄になるから 君は目をとじて美しく熱くなれよ 愛とは勇気なんだと こうして知った今では 君は熱くなれ熱くなれ抱きしめられて そして身につけた悲しみを焼きつくせよ 愛は人の前を流れて行く川だよ 思い悩む前に裸になり跳ぶのさ 川の流れははげしく遠いけれども 抱きたい君がいるなら 君は今ぼくの胸で蝶に変るよ 蒼ざめたその羽を薔薇色にそめ これがしあわせと泣きながら飛んで行ける 愛は人の前を流れて行く川だよ 思い悩む前に裸になり跳ぶのさ 川の流れははげしく遠いけれども 抱きたい君がいるなら 愛は人の前を流れて行く川だよ 思い悩む前に裸になり跳ぶのさ 川の流れははげしく遠いけれども 抱きたい君がいるなら 跳べるのさ | |
昭和最後の秋のこと桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 浜圭介 | 川村栄二 | 貧しさもつらくない 四畳半にも夢がある 嘘をつかない約束で 肌を寄せあう二人なら 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 互いに巡り会えただけ この世の神に感謝して 昭和最後の秋のこと 雨にうたれる彼岸花 震える愛が 震える愛がまだあった 飢えた日を忘れない 痩せて目だけをひからせた そんな時代の子であれば 心だけでも満たしたい 死にましょうか 生きましょうか 生きましょう 生きましょう 笑える事がある限り 値うちがあると信じつつ 昭和最後の秋のこと 時に晴れ間が広がって 眩しい恋が 眩しい恋がまだあった 昭和最後の秋のこと 山の紅葉に照りはえて 色づく夢が 色づく夢がまだあった 震える愛が 震える愛がまだあった |
あんぶれら桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 浜圭介 | 川村栄二 | 都会はいつでも悪戯(いたずら)ばかりが満ちて 小指の糸も 時にもつれて たそがれのにわか雨 見知らぬ二人を寄りそわす お困りでしょうとうっかり傘さしかけて 不幸なくじを引いてしまった 運命(うんめい)と思うには あまりにささいな出来事で あなたが濡(ぬ)れて わたしが濡れて どちらの肩も びっしょりと あなたが男 わたしが女 ふとその時に感じてた レースのカーテン斜めにめくって覗(のぞ)く 季節が春に変わる夜明けを 腹ばいで 吸う煙草 何だか空(むな)しくなりました テラスにひろげた水玉模様の傘が 春一番の風に吹かれて 笑いたくなるように くるくるどこかへ消えました あなたが揺れて わたしが揺れて 出来ごころから まごころへ あなたが男 わたしが女 あの時あの夜(よ) そうでした 晴れてもいない 降ってもいない あなたはここに もういない 晴れてもつらい 降ってもつらい 用なし傘は とんで行け 用なし傘は とんで行け |
道化の恋桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 浜圭介 | 川村栄二 | 今がいちばん つらい時 心もからだも ぼろぼろで それをはしゃいで笑わせて 悲しい芸にしてしまう 泣けたらいいね うんと素直に 泣けたら なぐさめられて 抱(いだ)かれて 死ねたらいいね 笑い転げて 死ねたら いっぱい花を飾られて 涙も手品の仕掛けの一つ 過去に何度も 傷ついて 不幸な女に 慣れたから 思いなおして 悪ふざけ 自分を馬鹿にしてしまう 酔えたらいいね みんな忘れて 酔えたら ララバイなんか 聴かされて ウケたらいいね 拍手喝采 ウケたら 踊りも歌も褒められて 悲恋の始末もジョークの一つ 泣けたらいいね うんと素直に 泣けたら なぐさめられて 抱かれて 死ねたらいいね 笑い転げて 死ねたら いっぱい花を 飾られて 涙も手品の仕掛けの一つ |
終電車桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 浜圭介 | 若草恵 | 酔ったふりで あなた 云わないで あなた お芝居はこれっきりにしましょうよ 長い月日 愛し 同じだけ 憎み 離れずにいたけれど もう駄目ね 化粧なおし 微笑みをうかべ 今度は他人で逢いましょう 憎らしいひとと思うより いいひとと思いたい 送らなくて いいわ 立たなくて いいわ 今ならば間に合うわ 終電車 弱いひとね あなた それじゃ駄目 あなた さよならは男から云うものよ 甘い酒を どうぞ 苦(にが)くして どうぞ 乾杯の真似事もせつないわ 話すことがなくなって来たら たばこを一本吸いましょう 想い出を燃やすようにして 灰皿に残しましょう 送らなくて いいわ 立たなくて いいわ 今ならば間に合うわ 終電車 憎らしいひとと思うより いいひとと思いたい 送らなくて いいわ 立たなくて いいわ 今ならば間に合うわ 終電車 |
セクシーロックンローラー西城秀樹 | 西城秀樹 | 阿久悠 | 三木たかし | ああ からだが熱い ああ こころが熱い 常識じゃとても とめられない 君は君はどうする 俺と燃えるかい 涙流して 俺とゆれるかい 甘いバラの匂い 肌につけて来いよ 罪な思いをしよう 刺激的にやろう アアア アアア アアア アアア 髪を乱し 汗を流し 踊り狂え 君は天使になれ 俺は悪魔になる ああ からだが熱い ああ こころが熱い 無茶をしてみたいと 思わないか そんな そんな夜だよ 俺を見てみろよ よそみしないで 俺にしがみつけ 光るルージュつけた 君にキスをしたら こんな気分になる 悪いことをしよう アアア アアア アアア アアア 俺の肩に爪を立てて 好きといえよ 君は天使になれ 俺は悪魔になる アアア アアア アアア アアア 俺の肩に爪を立てて 好きといえよ 君は天使になれ 俺は悪魔になる | |
おんなの一生島倉千代子 | 島倉千代子 | 阿久悠 | 弦哲也 | 女に生まれ 女で生きて このまま女で死ねたらいいと 鏡の中の自分と話す 乾いたくちびる紅で染めて この身を焦がして あなたを焼いて 悔いないいのちを感じてみたい わたしが選んだ生き方は 散る咲くのもわたしのものよ 抱かれて夢を見るのもいいし 誰かと一緒に堕ちるもいいし 季節が変る日ぐれに思う 小指をカリッと強く噛んで 波打つ胸には 真赤なアザが 心のときめきしるして燃える わたしが見つけた愛の日々 泣くも笑うもわたしのものよ 女の一生 色づく春を 何度も何度もくり返すのね わたしが手にするしあわせは 夢もうつつもわたしのものよ | |
もう秋だ新沼謙治 | 新沼謙治 | 阿久悠 | 川口真 | 洗いざらしのデニムの上下で ぼくは君を誘いに行くよ 君も君で 石けんの匂いだけ 他の香水はなしで来ておくれ 日あたりのいい公園で 一日しゃべっていたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう 紙の袋にリンゴをつめこみ ぼくは君をたずねていくよ 君は君で カリカリと音をたて 白い歯を見せてくれるだけでいい 季節の過ぎた貸しボート うかべてのんびりしたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう… | |
波止場町天童よしみ | 天童よしみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | 肩で泣くよな別れなど したくないわと言ったのに 海峡ひとつに 心を裂かれ カモメ死ぬよに 恋も死ぬ 函館 函館 波止場町 夜の伊勢崎ブルースに にがい酒飲む人もいる あなたひとりが 男じゃないと 酔った女が 泣く町は 横浜 横浜 波止場町 瀬戸は凪(な)いでも この胸は つらい未練の 風が吹く あなたがつけた あの夜の傷が 消える頃には 忘れましょう 高松 高松 波止場町 函館 横浜 高松 鹿児島 恋と涙の 波止場町 | |
別れの旅天童よしみ | 天童よしみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | 夜空は暗く 心も暗く 淋しい手と手 重ねて汽車に乗る 北は晴れかしら それとも雨か 愛の終わりの 旅に出る二人 指さすあなた 見つめる私 流れる町は 消えてゆく想い出 何か話してよ 話してほしい 愛のくらしが やがて終わるのに 終着駅の 改札ぬけて それから後は 他人になるという 二年ありがとう 幸せでした うしろを見ないで 生きてゆくでしょう 生きてゆくでしょう | |
五番街のマリーへ門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | |
津軽海峡冬景色テレサ・テン | テレサ・テン | 阿久悠 | 三木たかし | 上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り 凍(こご)えそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡 冬景色 ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡 冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡 冬景色 | |
北の宿からテレサ・テン | テレサ・テン | 阿久悠 | 小林亜星 | あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 | |
舟唄テレサ・テン | テレサ・テン | 阿久悠 | 浜圭介 | お酒はぬるめの燗がいい 肴はあぶったイカでいい 女は無口なひとがいい 灯りはぼんやり灯(とも)りゃいい しみじみ飲めばしみじみと 想い出だけが行き過ぎる 涙がポロリとこぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 「沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝するダンチョネ」 店には飾りがないがいい 窓から港が見えりゃいい はやりの歌などなくていい 時々霧笛が鳴ればいい ほろほろ飲めばほろほろと 心がすすり泣いている あの頃あの娘を思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めばぽつぽつと 未練が胸に舞い戻る 夜ふけてさびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル ルルル ルルルルルル | |
いつか誰かザ・ジャガーズ | ザ・ジャガーズ | 阿久悠 | すぎやまこういち | いつか誰か 悲しみわけあって 愛をかよわせる 胸から胸へ いつか何処か 迎える夜と朝 一人で持つには 孤独は重い どうして気づかずに 今まで来たのか 誰もが許される ひとつの胸があること いつか誰か 幸福わけあって 言葉かよわせる 胸から胸へ いつか何処か 目覚める愛の朝 新しい世界 見つめあえるさ どうして気づかずに 今まで来たのか 誰もが許される ひとつの胸があること いつか誰か 悲しみ分けあって いつか何処か 迎える朝と夜 いつか誰か 幸福わけあって | |
おもいやり![]() ![]() | 黒木憲 | 阿久悠 | 三佳令二 | 泣いてくらすなよ 酒もほどほどに やせたりして体を 悪くするじゃない せめて別れの握手に 心こめながら お前にささやく胸のうちを じっときいてくれ すねて泣くじゃない 惚れて転ぶなよ 恋におぼれるな 一途になり自分を 捨ててけがするな 別れまぎわによけいな ことと思うけど お前を愛した男だから これがはなむけさ 思い出してくれ 五年過ぎたかな ここの愛の巣も 気づかないでいたけど みんな想い出さ 大人どうしのくらしに 幕を下ろす時 お前が行くまでしゃれていたい 肩で泣くじゃない 胸で泣くじゃない | |
花のようにひそやかに小柳ルミ子 | 小柳ルミ子 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 通りすぎたら その後に 花の香りが 残るような そんな娘に なりたいと いつも心で 思ってた 同じことばを あのひとに 不意にいわれて うつむいた 頬の熱さが 気にかかり 三歩小走り 立ちどまる この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 傘を持たない あのひとに 何げないように さしかけて もしもおんなじ 道ならば 送りますわと 歩き出す 頬をぬらした 雨しずく 指でぬぐって くれるひと 何かいおうと 思っても 胸のふるえが 邪魔をする この恋を かなえてと いちずに 思いつめ 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い 花のように ひそやかに 待ちわびる 想い | |
スターダスト ボーイズ影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | どこから見ても スーパーマンじゃない スペースオペラの主役になれない 危機一髪も救えない ご期待通りに現われない ためいきつく程イキじゃない 拍手をする程働かない 子供の夢にも出て来ない 大人が懐かしがることもない だからと云って駄目じゃない 駄目じゃない スターダスト ボーイズ 駄目じゃない 星くずの俺たち 結構いいとこあるんだぜ スターダスト ボーイズ くらべて見たら ヒーローらしくない 空とぶマントも役には立たない ヘルプもたまに聞こえない その気になっても間に合わない うっとりする程強くない さらばと手を振るムードじゃない 途中で会っても気がつかない サインをねだって並びもしない だからと云って駄目じゃない 駄目じゃない スターダスト ボーイズ 駄目じゃない 星くずの俺たち 結構いいとこあるんだぜ スターダスト ボーイズ スターダスト ボーイズ | |
夜叉のように山本譲二 | 山本譲二 | 阿久悠 | 幸耕平 | 馬飼野俊一 | 海を渡った蝶もいる 冬にまたたく螢さえ… ましてや女の情念は いちずな愛を追いつづけ からだがやせても あかあかと 燃えるいのちに赤く染まって ああこの胸に激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま 便りみたいに花が飛び 夢が運んで風が吹く… ひとり寝する夜の呼びかけは あなたの胸につき刺さり 言葉は涸れても ひたひたと 満ちる想いに 心ひたして ああひとすじの悲しい鬼がいる きめた運命(さだめ)に出会う時まで 色ずく肌のまま ああこの胸に激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま |