酒場にて好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家にひとり 帰る時が こわい私よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 どうぞお店が 終わる時まで ここにおいて ひとりだけで 飲んでいるから 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 | 坂本冬美 | 山上路夫 | 鈴木邦彦 | 船山基紀 | 好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家にひとり 帰る時が こわい私よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 どうぞお店が 終わる時まで ここにおいて ひとりだけで 飲んでいるから 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋 |
再会酒場 (セリフ入り)明けて巣ごもり 達者でいたか 先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ 人生(たび)につかれた 俺達にゃ 此処(ここ)は心の 船着場 おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で 長かったよなぁ…三年半か もう凹んでばかりいられねぇ なぁ!! 皆さん!! まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて 立っているよな おかみの笑顔 ふっと遥かな おふくろを 重ねあわせて ホロリ酒 よせよ! いつまで あゝ ガキのまま 日本人なら 演歌でしょ!! カラオケ大好物の あの親父さん 泣かせてくれるよね 泣いているよな てるてる坊主 紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど おかみ頑張れ 頑張ろや 呑ン兵(のんべ)仲間も ついている おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒 乾杯! | 坂本冬美 | 吉田旺 | 徳久広司 | 南郷達也 | 明けて巣ごもり 達者でいたか 先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ 人生(たび)につかれた 俺達にゃ 此処(ここ)は心の 船着場 おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で 長かったよなぁ…三年半か もう凹んでばかりいられねぇ なぁ!! 皆さん!! まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて 立っているよな おかみの笑顔 ふっと遥かな おふくろを 重ねあわせて ホロリ酒 よせよ! いつまで あゝ ガキのまま 日本人なら 演歌でしょ!! カラオケ大好物の あの親父さん 泣かせてくれるよね 泣いているよな てるてる坊主 紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど おかみ頑張れ 頑張ろや 呑ン兵(のんべ)仲間も ついている おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒 乾杯! |
再会酒場明けて巣ごもり 達者でいたか 先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ 人生(たび)につかれた 俺達にゃ 此処(ここ)は心の 船着場 おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて 立っているよな おかみの笑顔 ふっと遥かな おふくろを 重ねあわせて ホロリ酒 よせよ! いつまで あゝ ガキのまま 泣いているよな てるてる坊主 紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど おかみ頑張れ 頑張ろや 呑ン兵(のんべ)仲間も ついている おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒 | 坂本冬美 | 吉田旺 | 徳久広司 | 南郷達也 | 明けて巣ごもり 達者でいたか 先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ 人生(たび)につかれた 俺達にゃ 此処(ここ)は心の 船着場 おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて 立っているよな おかみの笑顔 ふっと遥かな おふくろを 重ねあわせて ホロリ酒 よせよ! いつまで あゝ ガキのまま 泣いているよな てるてる坊主 紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど おかみ頑張れ 頑張ろや 呑ン兵(のんべ)仲間も ついている おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒 |
コーヒー・ルンバ昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ 昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ…… | 坂本冬美 | Jose Manzo Perroni・日本語詞:中沢清二・駿河あきら | Jose Manzo Perroni | 若草恵 | 昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ 昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ…… |
COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-くちびるが乾くまえに やさしく接吻を サヨナラはため息で 聞こえないふりをした 抱き合うだけで許せる そんな恋じゃなかったけど いつわりの微笑みに 心奪われてた だけど 行かないで 行かないで 痛いほど好きだから あなたを信じて待ちつづけた 愛だけ哀しすぎて いつか何処かで逢えたなら 知らん顔してもいい でも今夜 そばにいさせて あの女(ひと)と同じように 見つめるだけで ジェラシー… すべてを求めすぎた恋 あてのない約束に心縛られてた 愛よ 泣かないで 泣かないで すがりつく訳じゃない あなたが欲しがったぬくもりは 私だけじゃなかった あなたに出逢った夜に もう一度帰れるなら もつれた糸をほどいて 想い出を静かに殺したい 重ね合う指先から心がすれ違う だけど 行かないで 行かないで どうしても好きだから あなたを信じて待ちつづけた 愛だけ哀しすぎて だけど 愛してる 愛してる あきらめきれないほど 愛だけ哀しすぎて | 坂本冬美 | 高見沢俊彦 | 高見沢俊彦 | 坂本昌之 | くちびるが乾くまえに やさしく接吻を サヨナラはため息で 聞こえないふりをした 抱き合うだけで許せる そんな恋じゃなかったけど いつわりの微笑みに 心奪われてた だけど 行かないで 行かないで 痛いほど好きだから あなたを信じて待ちつづけた 愛だけ哀しすぎて いつか何処かで逢えたなら 知らん顔してもいい でも今夜 そばにいさせて あの女(ひと)と同じように 見つめるだけで ジェラシー… すべてを求めすぎた恋 あてのない約束に心縛られてた 愛よ 泣かないで 泣かないで すがりつく訳じゃない あなたが欲しがったぬくもりは 私だけじゃなかった あなたに出逢った夜に もう一度帰れるなら もつれた糸をほどいて 想い出を静かに殺したい 重ね合う指先から心がすれ違う だけど 行かないで 行かないで どうしても好きだから あなたを信じて待ちつづけた 愛だけ哀しすぎて だけど 愛してる 愛してる あきらめきれないほど 愛だけ哀しすぎて |
言葉にできない終わる筈のない愛が途絶えた いのち尽きてゆくように ちがう きっとちがう 心が叫んでる ひとりでは生きてゆけなくて また誰かを愛している こころ哀しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない せつない嘘をついては いいわけをのみこんで 果たせぬ あの頃の夢は もう消えた 誰れのせいでもない 自分がちいさすぎるから それが くやしくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない あなたに会えて ほんとうによかった 嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない | 坂本冬美 | 小田和正 | 小田和正 | 萩田光雄 | 終わる筈のない愛が途絶えた いのち尽きてゆくように ちがう きっとちがう 心が叫んでる ひとりでは生きてゆけなくて また誰かを愛している こころ哀しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない せつない嘘をついては いいわけをのみこんで 果たせぬ あの頃の夢は もう消えた 誰れのせいでもない 自分がちいさすぎるから それが くやしくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない あなたに会えて ほんとうによかった 嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない |
秋桜淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くり返す ひとりごとみたいに 小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください | 坂本冬美 | さだまさし | さだまさし | 船山基紀 | 淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くり返す ひとりごとみたいに 小さな声で こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母 ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください |
心もようさみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに 黒いインクがきれいでしょう?! 青い便箋が悲しいでしょう?! あなたの笑い顔を不思議な事に 今日は覚えていました 19才になったお祝いに 作った唄も忘れたのに―― さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう 遠くで暮らす事が 二人によくないのはわかっていました くもりガラスの外は雨 私の気持は書けません さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう あざやか色の春はかげろう まぶしい夏の光は強く 秋風の後雪が追いかけ 季節はめぐりあなたを変える | 坂本冬美 | 井上陽水 | 井上陽水 | 船山基紀 | さみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに 黒いインクがきれいでしょう?! 青い便箋が悲しいでしょう?! あなたの笑い顔を不思議な事に 今日は覚えていました 19才になったお祝いに 作った唄も忘れたのに―― さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう 遠くで暮らす事が 二人によくないのはわかっていました くもりガラスの外は雨 私の気持は書けません さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう あざやか色の春はかげろう まぶしい夏の光は強く 秋風の後雪が追いかけ 季節はめぐりあなたを変える |
心 はなれて出会って 愛して ふたりだけはこんなふうに…… ああ あの頃 まだ 若かったね あなたが いたから 立ち上がれたこともあった もう 遅すぎる そこへは 戻れない いちばん 哀しかった あの日さえもう かがやいている やがて ひとり 窓の外は冬 ふたりで追いかけた 青い日々がこぼれてゆく やがて ひとり 窓のそとは冬 心 はなれて あなたのこと 見えなくなる もう ここから 先へは ゆけないね | 坂本冬美 | 小田和正 | 小田和正 | 佐々木博史 | 出会って 愛して ふたりだけはこんなふうに…… ああ あの頃 まだ 若かったね あなたが いたから 立ち上がれたこともあった もう 遅すぎる そこへは 戻れない いちばん 哀しかった あの日さえもう かがやいている やがて ひとり 窓の外は冬 ふたりで追いかけた 青い日々がこぼれてゆく やがて ひとり 窓のそとは冬 心 はなれて あなたのこと 見えなくなる もう ここから 先へは ゆけないね |
大志(こころざし)男ふりだし ないないづくし 汗水ながして 道はつく 人に頼るな ぐちるな泣くな 今日の苦労を 積み上げて 明日(あす)はでっかい 山になれ あぁ、山になれ ほれた女に 一度でいいさ 抱かせてやりたい しあわせを 決めた道なら 迷いはすてろ 悔し涙を 胸に溜め 明日(あす)は大きな 川になれ あぁ、川になれ 桜吹雪の 舞う坂道を 行くも男の 心意気 人生(みち)はひとすじ 希望(のぞみ)は一つ はるか大地に 根を張って (あす)は実のなる 華になれ あぁ、華になれ | 坂本冬美 | たかたかし | 市川昭介 | 南郷達也 | 男ふりだし ないないづくし 汗水ながして 道はつく 人に頼るな ぐちるな泣くな 今日の苦労を 積み上げて 明日(あす)はでっかい 山になれ あぁ、山になれ ほれた女に 一度でいいさ 抱かせてやりたい しあわせを 決めた道なら 迷いはすてろ 悔し涙を 胸に溜め 明日(あす)は大きな 川になれ あぁ、川になれ 桜吹雪の 舞う坂道を 行くも男の 心意気 人生(みち)はひとすじ 希望(のぞみ)は一つ はるか大地に 根を張って (あす)は実のなる 華になれ あぁ、華になれ |
こころが私の泣き声さえ きっと知らないでしょう いままで笑顔だけを ずっと見てきたから あなたの秘密 気づいていたわ 出会ってすぐに 嘘をつくのが下手なひとね 去年の今日と同じよ こころが こころが いま叫んでる 声にできない想い こころが こころが まだ忘れない 胸を熱くした日々 いつもとちがう気配 ごまかすように あなたは 私にまわす腕に ちから込めるけど どうかその手を ほどいて欲しい もう帰って 男のひとが守るものは この部屋の中にはない こころが こころが いまふるえてる やすい強がり言って こころが こころが まだしがみつく 愛と信じた何か 子猫みたいにじゃれあっていた はるかな夏のまぼろし こころが こころが いま叫んでる 声にできない想い こころが こころが まだ忘れない 胸を熱くした日々 こころが こころが いまふるえてる やすい強がり言って こころが こころが まだ憶えてる 愛と信じた何か | 坂本冬美 | 松尾潔 | 松尾潔・豊島吉宏 | 船山基紀 | 私の泣き声さえ きっと知らないでしょう いままで笑顔だけを ずっと見てきたから あなたの秘密 気づいていたわ 出会ってすぐに 嘘をつくのが下手なひとね 去年の今日と同じよ こころが こころが いま叫んでる 声にできない想い こころが こころが まだ忘れない 胸を熱くした日々 いつもとちがう気配 ごまかすように あなたは 私にまわす腕に ちから込めるけど どうかその手を ほどいて欲しい もう帰って 男のひとが守るものは この部屋の中にはない こころが こころが いまふるえてる やすい強がり言って こころが こころが まだしがみつく 愛と信じた何か 子猫みたいにじゃれあっていた はるかな夏のまぼろし こころが こころが いま叫んでる 声にできない想い こころが こころが まだ忘れない 胸を熱くした日々 こころが こころが いまふるえてる やすい強がり言って こころが こころが まだ憶えてる 愛と信じた何か |
恋日和ひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている 場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも 長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる 今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく 鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから いくらか嘘が混じるから | 坂本冬美 | 阿久悠 | 三木たかし | | ひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている 場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも 長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる 今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく 鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから いくらか嘘が混じるから |
恋人よ枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい 砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘ってる 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい | 坂本冬美 | 五輪真弓 | 五輪真弓 | 若草恵 | 枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい 砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘ってる 恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ 恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい |
恋花花は誰の為に ひとりで咲くの 悲しいことも 悩んだことも あったはずなのに 上手な恋を羨(うらや)まず 青空だけを見上げずに わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい 花は生きることを 選びはしない 綺麗なときの 儚ない身体 見つめられるだけ 心の奥の淋しさも 短い生命の切なさも わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 未来も過去も捨てるほど 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生きてることから 解放(ときはな)されて 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい | 坂本冬美 | 荒木とよひさ | 弦哲也 | 川村栄二 | 花は誰の為に ひとりで咲くの 悲しいことも 悩んだことも あったはずなのに 上手な恋を羨(うらや)まず 青空だけを見上げずに わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい 花は生きることを 選びはしない 綺麗なときの 儚ない身体 見つめられるだけ 心の奥の淋しさも 短い生命の切なさも わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 未来も過去も捨てるほど 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生きてることから 解放(ときはな)されて 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい |
恋は火の舞 剣の舞好きだから 好きだから ほかに言葉があるでしょうか 白い素肌が色づくほどの 恋の病に取り憑かれ 野火が走れば山が燃え 暗い夜空をあかあかと 私 そういう女です 恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる 見せましょう 見せましょう 胸を開いて まごころを うわべだけでは 愛せはしない からだ流れる血潮まで 月が落ちれば闇になり やがて朝日を連れて来る 私 そういう女です 恋は火の舞 剣の舞 ないてばかりじゃありません 花のいのちのはかなさを 知りつつ心に 火をつける 恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる | 坂本冬美 | 多夢星人 | 堀内孝雄 | 川口真 | 好きだから 好きだから ほかに言葉があるでしょうか 白い素肌が色づくほどの 恋の病に取り憑かれ 野火が走れば山が燃え 暗い夜空をあかあかと 私 そういう女です 恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる 見せましょう 見せましょう 胸を開いて まごころを うわべだけでは 愛せはしない からだ流れる血潮まで 月が落ちれば闇になり やがて朝日を連れて来る 私 そういう女です 恋は火の舞 剣の舞 ないてばかりじゃありません 花のいのちのはかなさを 知りつつ心に 火をつける 恋は火の舞 剣の舞 夢もうつつもありません たとえ みじかい何日も 一生分だけ 生きてみる |
恋の予感なぜ なぜ あなたは きれいに なりたいの? その目を誰もが 見つめて くれないの? 夜は気ままに あなたを躍らせるだけ 恋の予感が ただかけぬけるだけ なぜ なぜ あなたは 「好きだ」と 言えないの? 届かぬ 想いが 夜空に ゆれたまま 風は気まぐれ あなたを惑わせるだけ 恋の予感が ただかけぬけるだけ 誰かを待っても どんなに待っても あなたは今夜も 星のあいだをさまよい流されるだけ 夢のつづきを またみせられるだけ 風は気まぐれ あなたを惑わせるだけ 恋の予感が ただかけぬけるだけ | 坂本冬美 | 井上陽水 | 玉置浩二 | 佐々木博史 | なぜ なぜ あなたは きれいに なりたいの? その目を誰もが 見つめて くれないの? 夜は気ままに あなたを躍らせるだけ 恋の予感が ただかけぬけるだけ なぜ なぜ あなたは 「好きだ」と 言えないの? 届かぬ 想いが 夜空に ゆれたまま 風は気まぐれ あなたを惑わせるだけ 恋の予感が ただかけぬけるだけ 誰かを待っても どんなに待っても あなたは今夜も 星のあいだをさまよい流されるだけ 夢のつづきを またみせられるだけ 風は気まぐれ あなたを惑わせるだけ 恋の予感が ただかけぬけるだけ |
恋鼓(こいつづみ)外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように 恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ 約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ | 坂本冬美 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように 恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ 約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように 恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く 静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ |
恋しくて恋しくて泣き出した 日々などもう 忘れたの 今さらは もどれない キズつけあった日々が長すぎたの もどる気は ないなんて ウソをついて 笑ってても 信じてた もう一度 もう一度 あの頃の夢の中 かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった I remember. Do you remember わけもなくて笑った頃 I remember. Wow Wow かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった せつなくて 悲しくて 恋しくて 泣きたくなる そんな夜は OH ブルース OH ブルース | 坂本冬美 | BEGIN | BEGIN | 船山基紀 | 恋しくて泣き出した 日々などもう 忘れたの 今さらは もどれない キズつけあった日々が長すぎたの もどる気は ないなんて ウソをついて 笑ってても 信じてた もう一度 もう一度 あの頃の夢の中 かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった I remember. Do you remember わけもなくて笑った頃 I remember. Wow Wow かわす言葉 ゆきづまりのウソ 好きなら好きと Say again 言えばよかった せつなくて 悲しくて 恋しくて 泣きたくなる そんな夜は OH ブルース OH ブルース |
恋霞かすみか雲か この恋は 逢っているのに 逢いたくて 面と向い言うことなんてないの そばにいれば ただ 嬉しすぎるかァら… 花吹雪 この頬に 三月前 あの時 あの場所で 風が流れて はらはら 涙 あんたの前でだけよ てのひらの上の 花びらを ふっと 飛ばせば 人生ね ロミオ、ジュリエット そんな一瞬の続き 春のままで 二人いたいと願う いつまでも 眩を閉じて 聞いている あたしを呼ぶ声を 雲が流れて ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ 花吹雪 背中向けて うっすらと 唇噛みしめる 月が明るい ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ | 坂本冬美 | 三浦徳子 | 杉本眞人 | 矢野立美 | かすみか雲か この恋は 逢っているのに 逢いたくて 面と向い言うことなんてないの そばにいれば ただ 嬉しすぎるかァら… 花吹雪 この頬に 三月前 あの時 あの場所で 風が流れて はらはら 涙 あんたの前でだけよ てのひらの上の 花びらを ふっと 飛ばせば 人生ね ロミオ、ジュリエット そんな一瞬の続き 春のままで 二人いたいと願う いつまでも 眩を閉じて 聞いている あたしを呼ぶ声を 雲が流れて ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ 花吹雪 背中向けて うっすらと 唇噛みしめる 月が明るい ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ |
恋愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中 きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ 今度生まれてくるとしたなら やっぱり女で生まれてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 それでも恋は恋 | 坂本冬美 | 松山千春 | 松山千春 | 若草恵 | 愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中 きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ 今度生まれてくるとしたなら やっぱり女で生まれてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 それでも恋は恋 |
化粧化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでもきれいになりたい 今夜あたしはあんたに逢いにゆくから 最後の最後に逢いにゆくから あたしが出した手紙の束を返してよ 誰かと二人で読むのはやめてよ 放り出された昔を胸に抱えたら 見慣れた夜道を走って帰る 流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて 化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでもいいからきれいになりたい こんなことならあいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後にあんたに思われたい 流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて 流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて | 坂本冬美 | 中島みゆき | 中島みゆき | 高野寛 | 化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど せめて今夜だけでもきれいになりたい 今夜あたしはあんたに逢いにゆくから 最後の最後に逢いにゆくから あたしが出した手紙の束を返してよ 誰かと二人で読むのはやめてよ 放り出された昔を胸に抱えたら 見慣れた夜道を走って帰る 流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて 化粧なんてどうでもいいと思ってきたけれど 今夜死んでもいいからきれいになりたい こんなことならあいつを捨てなきゃよかったと 最後の最後にあんたに思われたい 流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて 流れるな涙心でとまれ 流れるな涙バスが出るまで バカだねバカだねバカだねあたし 愛してほしいと思ったなんて バカだねバカだねバカのくせに 愛してもらえるつもりでいたなんて |
圭子の夢は夜ひらく赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく 十五、十六、十七と 私の人生暗かった 過去はどんなに暗くとも 夢は夜ひらく 昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージかケン坊か 恋ははかなく過ぎて行き 夢は夜ひらく 夜咲くネオンは 嘘の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく 前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく 一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練はないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく | 坂本冬美 | 石坂まさを | 曾根幸明 | 坂本昌之 | 赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく 十五、十六、十七と 私の人生暗かった 過去はどんなに暗くとも 夢は夜ひらく 昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージかケン坊か 恋ははかなく過ぎて行き 夢は夜ひらく 夜咲くネオンは 嘘の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく 前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく 一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練はないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく |
グラスの氷がとけるまで (duet with 五木ひろし)カラリ 音立て 氷が揺れる クラリ あなたに 心が揺れる 帰りたくない 夜がある 帰したくない 夜がある ひと夜の恋でも 恋は恋 ああ グラスの 氷がとけるまで 熱い 熱い 恋をしましょうか サラリ お前は 身の上話 ホロリ あなたの 言葉が沁みる 愛と云う名の 夢がある 夢と云う名の 嘘がある 夜明けに散っても 花は花 ああ ふたりの 心がとけるほど 熱い 熱い 恋をしましょうか 熱い 熱い 恋をしましょうか | 坂本冬美 | 田久保真見 | 五木ひろし | | カラリ 音立て 氷が揺れる クラリ あなたに 心が揺れる 帰りたくない 夜がある 帰したくない 夜がある ひと夜の恋でも 恋は恋 ああ グラスの 氷がとけるまで 熱い 熱い 恋をしましょうか サラリ お前は 身の上話 ホロリ あなたの 言葉が沁みる 愛と云う名の 夢がある 夢と云う名の 嘘がある 夜明けに散っても 花は花 ああ ふたりの 心がとけるほど 熱い 熱い 恋をしましょうか 熱い 熱い 恋をしましょうか |
暮六ツ小町ワクワクキラキラ 暮六ツ小町 泣いて笑って 花になれ 暮六ツ 流行の色の紅をさし 逢瀬はいつも晴れ舞台 シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 恋に生きるも 心はひといろ 小町の純情 雪より白い 夜四ツ ほろ酔い加減で聞かされた 別れのセリフ 初舞台 ホロホロ ホロホロ 暮六ツ小町 あふれる涙 心でこらえる 小町の純情 水より清い 明六ツ 夜明けが来れば 幕があく もうすぐ さがす 花道を シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 着飾りながら 心はまっすぐ 小町の純情 岩をも通す | 坂本冬美 | 遊なおこ | さくらなな | 宮崎慎二 | ワクワクキラキラ 暮六ツ小町 泣いて笑って 花になれ 暮六ツ 流行の色の紅をさし 逢瀬はいつも晴れ舞台 シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 恋に生きるも 心はひといろ 小町の純情 雪より白い 夜四ツ ほろ酔い加減で聞かされた 別れのセリフ 初舞台 ホロホロ ホロホロ 暮六ツ小町 あふれる涙 心でこらえる 小町の純情 水より清い 明六ツ 夜明けが来れば 幕があく もうすぐ さがす 花道を シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 着飾りながら 心はまっすぐ 小町の純情 岩をも通す |
クリスマス・イブ雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう Silent night, Holy night きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ Silent night, Holy night 心深く 秘めた想い 叶えられそうもない 必ず今夜なら 言えそうな気がした Silent night, Holy night まだ消え残る 君への想い 夜へと降り続く 街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき Silent night, Holy night | 坂本冬美 | 山下達郎 | 山下達郎 | 萩田光雄・船山基紀・若草恵 | 雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう Silent night, Holy night きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ Silent night, Holy night 心深く 秘めた想い 叶えられそうもない 必ず今夜なら 言えそうな気がした Silent night, Holy night まだ消え残る 君への想い 夜へと降り続く 街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき Silent night, Holy night |
熊野路へあなたといつか 歩いた道を 今はひとりで行く 熊野古道を 那智の滝へと 想い出 辿(たど)る旅 木漏れ日 石畳の道 溢れる泪 拭きもせずに 行けば いにしえの この道が 泪で溢れては 行き止まり 春の香りに 鳴く小鳥たち 誘われ 一休み 熊野古道を 那智を目指して あの日を探し旅 田辺と熊野三山(くまのさんざん)へ あなたと昔 辿(たど)った中遍路(なかへち)よ いにしえの この道が 想いで溢れては 行き止まり 沈みかけてる 夕陽の中を 湯ノ口まで少し あなたにこの手 引かれて歩く あの日の 夕焼けが 何年 経てど今もなお 忘れぬ あなた聞かされた熊野 6本の この古道 いにしえ溢れては 行き止まり | 坂本冬美 | 吉幾三 | 吉幾三 | 若草恵 | あなたといつか 歩いた道を 今はひとりで行く 熊野古道を 那智の滝へと 想い出 辿(たど)る旅 木漏れ日 石畳の道 溢れる泪 拭きもせずに 行けば いにしえの この道が 泪で溢れては 行き止まり 春の香りに 鳴く小鳥たち 誘われ 一休み 熊野古道を 那智を目指して あの日を探し旅 田辺と熊野三山(くまのさんざん)へ あなたと昔 辿(たど)った中遍路(なかへち)よ いにしえの この道が 想いで溢れては 行き止まり 沈みかけてる 夕陽の中を 湯ノ口まで少し あなたにこの手 引かれて歩く あの日の 夕焼けが 何年 経てど今もなお 忘れぬ あなた聞かされた熊野 6本の この古道 いにしえ溢れては 行き止まり |
沓掛時次郎合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねぇ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしよ 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな 侠(おとこ) 沓掛時次郎 風に落ち葉の 追分がらす はじめて しみたぜ 人の味 好きと一言 本音を言えば 胸のつかえも 取れるのに …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎 赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間のけむり これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎 | 坂本冬美 | 松井由利夫 | 岡千秋 | | 合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねぇ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしよ 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな 侠(おとこ) 沓掛時次郎 風に落ち葉の 追分がらす はじめて しみたぜ 人の味 好きと一言 本音を言えば 胸のつかえも 取れるのに …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎 赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間のけむり これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎 |
沓掛時次郎合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねえ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしに 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎 三蔵さん、やくざ渡世の因果な掟、一宿一飯の恩義から、 恨みもつらみも無え、おめえさんを刃にかけた時次郎は、 やくざにホトホト愛想が尽きやした。 おめえさんが身重のかみさんと、幼い坊やを残して、 あの世へは未練が残って行けなかろう。 逆さま事じゃァござんすが、及ばずながら二人りゃあ、 命に代えてもこの沓掛が引き受けた。 三蔵さん、安心して成仏しておくんなさい。 そのまま母子と時次郎、月の武蔵を一筋に 今宵、塒(ねぐら)も中山道… 二月、三月と旅の空、見る影もなく落ちぶれて、 せめて坊やに握り飯、身重に玉子の一つでも、 買ってやりたいばっかりに、人の軒端や町々を 小諸出て見よ 浅間の山に 今朝も煙が 三筋立つ 時さん、去年の秋、下総を出てから今日までの旅空でも どうという仲ではなく 流しまでして、私たち母子の面倒を見てくれた 私は、あなたの親身に手を合わせています。 足を洗って堅気になって、やれ嬉しやも束の間で、 生まれて来る子供のためにもと、一両の礼金欲しさに 又もやくざに逆戻り、命をかけて下さった… 時さん、堪忍しておくんなさい… 赤ん坊は、赤ん坊は、死んで生まれてきました 私は、もう…時さんが帰ってくれるまで待つ力が無い。 時さん…元をただせば仇同士。 所詮、不縁の仲だけど… もし出来る事なら、雲の陰でも、地の底へでも、 そっと二人で住みたかった… 時さん、私は…私はあなたが好きでした。 でも時さん… いくら好きでも やくざの仁義(おきて) この世じゃ 世間が許さない あの世じゃ 義理が添わせない せめてあの世へ 行く前に 燃えて消えても 命をかけりゃ 女冥利に つきましょう お絹さんッ、何てえこッた 一両ありゃァ太郎坊に、うめえ物が喰わしてやれる 生まれてくる子供にも、新しい産衣が買ってやれる 縁のうすい母と子が、せめて一両あったなら、 何とかここは乗り切れる… そればっかりを楽しみに、 やっと喧嘩場から帰って来たのに おそかった… おそかった お絹さんッ、俺もお前が好きだった 赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間の煙 これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎 さ、太郎坊、その小せえ白い箱を、お前の胸に下げるんだ お前も小せえけど、 おッ母ァもこんなに小さくなってしまった これから先きァ、お絹さんの故郷へ帰って、 鋤鍬持って暮らそうよ… さ、行こう、泣くんじゃねえ あの空を見な 浅間山が、又、火を吹いてらァ… | 坂本冬美 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 京建輔 | 合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねえ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしに 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎 三蔵さん、やくざ渡世の因果な掟、一宿一飯の恩義から、 恨みもつらみも無え、おめえさんを刃にかけた時次郎は、 やくざにホトホト愛想が尽きやした。 おめえさんが身重のかみさんと、幼い坊やを残して、 あの世へは未練が残って行けなかろう。 逆さま事じゃァござんすが、及ばずながら二人りゃあ、 命に代えてもこの沓掛が引き受けた。 三蔵さん、安心して成仏しておくんなさい。 そのまま母子と時次郎、月の武蔵を一筋に 今宵、塒(ねぐら)も中山道… 二月、三月と旅の空、見る影もなく落ちぶれて、 せめて坊やに握り飯、身重に玉子の一つでも、 買ってやりたいばっかりに、人の軒端や町々を 小諸出て見よ 浅間の山に 今朝も煙が 三筋立つ 時さん、去年の秋、下総を出てから今日までの旅空でも どうという仲ではなく 流しまでして、私たち母子の面倒を見てくれた 私は、あなたの親身に手を合わせています。 足を洗って堅気になって、やれ嬉しやも束の間で、 生まれて来る子供のためにもと、一両の礼金欲しさに 又もやくざに逆戻り、命をかけて下さった… 時さん、堪忍しておくんなさい… 赤ん坊は、赤ん坊は、死んで生まれてきました 私は、もう…時さんが帰ってくれるまで待つ力が無い。 時さん…元をただせば仇同士。 所詮、不縁の仲だけど… もし出来る事なら、雲の陰でも、地の底へでも、 そっと二人で住みたかった… 時さん、私は…私はあなたが好きでした。 でも時さん… いくら好きでも やくざの仁義(おきて) この世じゃ 世間が許さない あの世じゃ 義理が添わせない せめてあの世へ 行く前に 燃えて消えても 命をかけりゃ 女冥利に つきましょう お絹さんッ、何てえこッた 一両ありゃァ太郎坊に、うめえ物が喰わしてやれる 生まれてくる子供にも、新しい産衣が買ってやれる 縁のうすい母と子が、せめて一両あったなら、 何とかここは乗り切れる… そればっかりを楽しみに、 やっと喧嘩場から帰って来たのに おそかった… おそかった お絹さんッ、俺もお前が好きだった 赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間の煙 これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎 さ、太郎坊、その小せえ白い箱を、お前の胸に下げるんだ お前も小せえけど、 おッ母ァもこんなに小さくなってしまった これから先きァ、お絹さんの故郷へ帰って、 鋤鍬持って暮らそうよ… さ、行こう、泣くんじゃねえ あの空を見な 浅間山が、又、火を吹いてらァ… |
空港何も知らずに あなたは言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私(わたし)は一人 去ってゆく いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく 愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく | 坂本冬美 | 山上路夫 | 猪俣公章 | 坂本昌之 | 何も知らずに あなたは言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私(わたし)は一人 去ってゆく いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく 愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく |
京都慕情あの人の姿 懐しい 黄昏の 河原町 恋は 恋は 弱い女を どうして 泣かせるの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら あの人の言葉 想い出す 夕焼けの高瀬川 遠い日の愛の 残り火が 燃えてる 嵐山 すべて すべて あなたのことが どうして 消せないの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの東山 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの桂川 | 坂本冬美 | 日本語詞:林春生 | ベンチャーズ | 若草恵 | あの人の姿 懐しい 黄昏の 河原町 恋は 恋は 弱い女を どうして 泣かせるの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら あの人の言葉 想い出す 夕焼けの高瀬川 遠い日の愛の 残り火が 燃えてる 嵐山 すべて すべて あなたのことが どうして 消せないの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの東山 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの桂川 |
京都から博多まで肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女 二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女 京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女 | 坂本冬美 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 桜庭伸幸 | 肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女 二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女 京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女 |
君こそわが命あなたをほんとは さがしてた 汚れ汚れて 傷ついて 死ぬまで逢えぬと 思っていたが けれどもようやく 虹を見た あなたのひとみに 虹を見た 君こそ命 君こそ命 わが命 あなたをほんとは さがしてた この世にいないと 思ってた 信じるこころを なくしていたが けれどもあなたに 愛を見て 生まれてはじめて 気がついた 君こそ命 君こそ命 わが命 あなたをほんとは さがしてた その時すでに おそかった どんなにどんなに 愛していても あなたをきっと 傷つける だからはなれて 行くけれど 君こそ命 君こそ命 わが命 | 坂本冬美 | 川内康範 | 猪俣公章 | 坂本昌之 | あなたをほんとは さがしてた 汚れ汚れて 傷ついて 死ぬまで逢えぬと 思っていたが けれどもようやく 虹を見た あなたのひとみに 虹を見た 君こそ命 君こそ命 わが命 あなたをほんとは さがしてた この世にいないと 思ってた 信じるこころを なくしていたが けれどもあなたに 愛を見て 生まれてはじめて 気がついた 君こそ命 君こそ命 わが命 あなたをほんとは さがしてた その時すでに おそかった どんなにどんなに 愛していても あなたをきっと 傷つける だからはなれて 行くけれど 君こそ命 君こそ命 わが命 |
気まぐれ道中なんだどうした じたばたするな 傘がないなら 濡れてゆけ 風は気まぐれ 旅空夜空 いつか上がるさ この雨も 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある 星の数ほど 女がいても ほれた女は おまえだけ 旅はみちづれ この世は情け ついておいでよ あかね雲 縁は異なもの 縁は異なもの ア… 味なもの 泣きたかったら 泣いたらいいさ そんな日もあろ 人生は ならぬ堪忍 するのが我慢 野暮は承知の 捨てぜりふ 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある | 坂本冬美 | たかたかし | 岡千秋 | 南郷達也 | なんだどうした じたばたするな 傘がないなら 濡れてゆけ 風は気まぐれ 旅空夜空 いつか上がるさ この雨も 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある 星の数ほど 女がいても ほれた女は おまえだけ 旅はみちづれ この世は情け ついておいでよ あかね雲 縁は異なもの 縁は異なもの ア… 味なもの 泣きたかったら 泣いたらいいさ そんな日もあろ 人生は ならぬ堪忍 するのが我慢 野暮は承知の 捨てぜりふ 今日がだめでも 今日がだめでも ア… 明日がある |
紀ノ川次の世の 我が子の幸(さち)を 祈って流れる 川がある 逆らわず 生きるが善(よ)しと 両手合わせて 立ち尽くす 母の願いが 叶うなら せめて届けて 紀ノ川よ (台詞) 川と同じや 人の世も 流れに逆ろうてはならんのやえ いつの世も 変わらぬ川よ どんなに時代が 変わろうと 燃え盛る この血を誰に 受けてもらおか 渡そうか どうか親子の いさかいを 洗い流して 紀ノ川よ 人の世の 澱(よど)みに沈み 早瀬に運命(さだめ)を 流される 惜しむ春 桜の情(なさけ) 散って又くる 春はくる 花の命は 尽きるとも 今も流れる 紀ノ川よ | 坂本冬美 | たきのえいじ | 弦哲也 | 前田俊明 | 次の世の 我が子の幸(さち)を 祈って流れる 川がある 逆らわず 生きるが善(よ)しと 両手合わせて 立ち尽くす 母の願いが 叶うなら せめて届けて 紀ノ川よ (台詞) 川と同じや 人の世も 流れに逆ろうてはならんのやえ いつの世も 変わらぬ川よ どんなに時代が 変わろうと 燃え盛る この血を誰に 受けてもらおか 渡そうか どうか親子の いさかいを 洗い流して 紀ノ川よ 人の世の 澱(よど)みに沈み 早瀬に運命(さだめ)を 流される 惜しむ春 桜の情(なさけ) 散って又くる 春はくる 花の命は 尽きるとも 今も流れる 紀ノ川よ |
北の宿からあなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 | 坂本冬美 | 阿久悠 | 小林亜星 | 坂本昌之 | あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿 |
北の挽歌吹雪がやんで 雲間が切れて 海風にまかれて 海猫(ごめ)が啼く オショロマ岬 番屋では 夜通し 焚火たく 浜の女がよー 今日も沖を見る かわいい男衆(ヤンシュウ)の 漁船(ふね)を待つ あんたが無事で もどって来たら 死ぬほどあんたを 抱いてやる この子を膝に 遊ばせながら 髭面(ひげづら)をゆるめて 呑んでいた 真冬の海は 寒かろに 涙が 頬つたう 浜の女がよー 今日も沖を見る こどもを抱きしめ 背伸びする あんたを今も 死ぬほど好きと 風吹く浜辺で 呼んでみる 浜の女がよー 今日も沖を見る かわいい男衆(ヤンシュウ)の 漁船(ふね)を待つ あんたが無事で もどって来たら 死ぬほどあんたを 抱いてやる | 坂本冬美 | たかたかし | 浜圭介 | | 吹雪がやんで 雲間が切れて 海風にまかれて 海猫(ごめ)が啼く オショロマ岬 番屋では 夜通し 焚火たく 浜の女がよー 今日も沖を見る かわいい男衆(ヤンシュウ)の 漁船(ふね)を待つ あんたが無事で もどって来たら 死ぬほどあんたを 抱いてやる この子を膝に 遊ばせながら 髭面(ひげづら)をゆるめて 呑んでいた 真冬の海は 寒かろに 涙が 頬つたう 浜の女がよー 今日も沖を見る こどもを抱きしめ 背伸びする あんたを今も 死ぬほど好きと 風吹く浜辺で 呼んでみる 浜の女がよー 今日も沖を見る かわいい男衆(ヤンシュウ)の 漁船(ふね)を待つ あんたが無事で もどって来たら 死ぬほどあんたを 抱いてやる |
北の海峡北へ行く船に乗る 港桟橋は 寒さこらえる 人ばかり あなたから 出来るだけ 遠くと決めた 旅なのに いたい いたい 血がにじむ 夜の海峡 あゝせつない わかれ雪 海鳴りが窓ゆする さびれ港宿 屋根が歯ぎしり 夜泣きする 酔うほどに さみしさが 氷柱(つらら)になって 恋しがる つらい つらい やるせない 爪のさきまで あゝ泣いてる 未練です 海峡に雪が舞う ここは港町 鉛色した 空と海 捨てきれぬ 恋だけど 死ぬ気になれば 生きられる 風よ 波よ ぶたないで 北の海峡 あゝせつない わかれ旅 | 坂本冬美 | たかたかし | 岡千秋 | 南郷達也 | 北へ行く船に乗る 港桟橋は 寒さこらえる 人ばかり あなたから 出来るだけ 遠くと決めた 旅なのに いたい いたい 血がにじむ 夜の海峡 あゝせつない わかれ雪 海鳴りが窓ゆする さびれ港宿 屋根が歯ぎしり 夜泣きする 酔うほどに さみしさが 氷柱(つらら)になって 恋しがる つらい つらい やるせない 爪のさきまで あゝ泣いてる 未練です 海峡に雪が舞う ここは港町 鉛色した 空と海 捨てきれぬ 恋だけど 死ぬ気になれば 生きられる 風よ 波よ ぶたないで 北の海峡 あゝせつない わかれ旅 |
北国行きでつぎの北国行きが 来たら乗るの スーツケースをひとつ 下げて乗るの ああ 何もあなたは知らないの この町と別れるの 明日あなたにお別れの 手紙がとどくわ きっと いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの つぎの北国行きで 消えてゆくの 二人愛した街を 去ってゆくの ああ 愛に疲れた二人なら このままで身を引くの にくみあわないその前に 私は消えてゆくの いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの ああ 電話かけてもベルだけが 空き部屋にひびくだけ 明日私のいないこと その時に気づくでしょう いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの | 坂本冬美 | 山上路夫 | 鈴木邦彦 | 若草恵 | つぎの北国行きが 来たら乗るの スーツケースをひとつ 下げて乗るの ああ 何もあなたは知らないの この町と別れるの 明日あなたにお別れの 手紙がとどくわ きっと いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの つぎの北国行きで 消えてゆくの 二人愛した街を 去ってゆくの ああ 愛に疲れた二人なら このままで身を引くの にくみあわないその前に 私は消えてゆくの いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの ああ 電話かけてもベルだけが 空き部屋にひびくだけ 明日私のいないこと その時に気づくでしょう いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの |
岸壁の母 ~歌謡浪曲~昭和二十五年一月の半ばもやがて過ぎる頃…。 雪と氷に閉ざされたソ連の港ナホトカから、 祖国の為に命をかけた同胞を乗せ、 引き揚げ船 高砂丸が帰ってくるッ 父が夫が兄弟が舞鶴の港に帰ってくるッ、 日本中の神経はこの港にそそがれた…。 狂わんばかりの喜びはルツボの様に沸き返った。 母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて 「また引き揚げ船が帰って来たのに、今度もあの子は帰らない。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか…。 港の名前は舞鶴なのに何故飛んで来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で…。」 呼んで下さい おがみます ああ おっ母さんよく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に 「あの子が戦死したなんて、私は信じておりません。 満州の牡丹江に近い磨刀石で、新二の部隊が行軍中、敵の戦車に遭遇した! 十二人は散り散りに身を伏せた。新二はドブの中へ飛び込んだ…。 それっきり、後は判らないと知りました…。 でも、敵弾に倒れたとかハッキリしていれば 諦めもつきますがこのままでは思い切れないそれがどうでございましょう。 八月十五日の午後三時半頃だとは……。 その日こそ終戦の日なのでございます…。」 たった一人の 愛し子の 国に捧げた 命でも 戦さ終れば 母の手に 「返して下さい… どうぞ、返して下さい… 親の身で、わが子の生き死にも分からない、 こんなむごいことがあるのでしょうか。」 と云うてあの子が 死んだとは 何で思えよ 母として せめてお金が あったなら この岸壁に 小屋を建て ソ連の港 ナホトカの 空へ向かって 声あげて 新ちゃん早く 母さんの 胸にすがって おくれよと 呼んで叫んで その日まで 生きて行きとうございます 空を飛び行く 鳥でさえ きっと帰って 来るものを 「あの子は今頃どうしているでしょう。 雪と風のシベリアは寒かろう、 つらかっただろうと命の限り抱きしめて、暖めてやりたい。」 悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風より つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ 「ああ風よ、心あらば伝えてよ、愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる、岸壁に立つ母の姿を…。」 | 坂本冬美 | 藤田まさと | 平川浪竜 | 吉田邦夫 | 昭和二十五年一月の半ばもやがて過ぎる頃…。 雪と氷に閉ざされたソ連の港ナホトカから、 祖国の為に命をかけた同胞を乗せ、 引き揚げ船 高砂丸が帰ってくるッ 父が夫が兄弟が舞鶴の港に帰ってくるッ、 日本中の神経はこの港にそそがれた…。 狂わんばかりの喜びはルツボの様に沸き返った。 母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて 「また引き揚げ船が帰って来たのに、今度もあの子は帰らない。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか…。 港の名前は舞鶴なのに何故飛んで来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で…。」 呼んで下さい おがみます ああ おっ母さんよく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に 「あの子が戦死したなんて、私は信じておりません。 満州の牡丹江に近い磨刀石で、新二の部隊が行軍中、敵の戦車に遭遇した! 十二人は散り散りに身を伏せた。新二はドブの中へ飛び込んだ…。 それっきり、後は判らないと知りました…。 でも、敵弾に倒れたとかハッキリしていれば 諦めもつきますがこのままでは思い切れないそれがどうでございましょう。 八月十五日の午後三時半頃だとは……。 その日こそ終戦の日なのでございます…。」 たった一人の 愛し子の 国に捧げた 命でも 戦さ終れば 母の手に 「返して下さい… どうぞ、返して下さい… 親の身で、わが子の生き死にも分からない、 こんなむごいことがあるのでしょうか。」 と云うてあの子が 死んだとは 何で思えよ 母として せめてお金が あったなら この岸壁に 小屋を建て ソ連の港 ナホトカの 空へ向かって 声あげて 新ちゃん早く 母さんの 胸にすがって おくれよと 呼んで叫んで その日まで 生きて行きとうございます 空を飛び行く 鳥でさえ きっと帰って 来るものを 「あの子は今頃どうしているでしょう。 雪と風のシベリアは寒かろう、 つらかっただろうと命の限り抱きしめて、暖めてやりたい。」 悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風より つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ 「ああ風よ、心あらば伝えてよ、愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる、岸壁に立つ母の姿を…。」 |
神田川貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった 貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く書いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった | 坂本冬美 | 喜多條忠 | 南こうせつ | 萩田光雄・船山基紀・若草恵 | 貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった 貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く書いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった |
可愛い花プティット・フルール 可愛い花 その花のように いつも愛らしい プティット・フルール お前のその 花びらのような 紅い唇 黒い瞳が 男心を なぜか迷わせる プティット・フルール 天使のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ プティット・フルール プティット・フルール…… | 坂本冬美 | Fernand Lucien Bonifay・日本語詞:音羽たかし | Sidney Loseph Bechet | 若草恵 | プティット・フルール 可愛い花 その花のように いつも愛らしい プティット・フルール お前のその 花びらのような 紅い唇 黒い瞳が 男心を なぜか迷わせる プティット・フルール 天使のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ 小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ プティット・フルール プティット・フルール…… |
かもめの街やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ | 坂本冬美 | ちあき哲也 | 杉本眞人 | 坂本昌之 | やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~ |
花瓶の花君が花瓶にくれた花が しおれちゃわないように 永遠という名前の水を 幸せという名前の光を あげるよあげるよ 君に全部あげるよ こんな僕が誇れる事 君を愛している事 何年も何十年も何百年も君を探していたんだ どこにいる どこへいこう どこまでも どこにある どこにもないよ 何年も何十年も何百年も何万年も前からずっと探していたんだ 君と生きていきたいんだ 君が花瓶にくれた花を 二人で持って旅に出よう 天国には君の母さん いつか辿りつく時まで 歩もう歩もう 僕がその手を握ろう だから別になにも言わず ただ笑っていてほしい 何年も何十年も何百年も僕は1人ぼっちで ビルの影、路地の裏、雲の上、海の底 夢の中でも 何年も何十年も何百年も何万年も前からずっと探していたんだ 君の声が聞こえたんだ あげるよあげるよ 君に全部あげるよ こんな僕が誇れる事 君を愛している事 何年も何十年も何百年も君を探していたんだ どこにいる どこへいこう どこまでも どこにある どこにもないよ 何年も何十年も何百年も何万年も前からずっと探していたんだ 君と生きていきたいんだ 何人も何十人も何百人も人を傷つけたんだ すみません、ごめんなさい、ありがとう、また明日 繰り返すんだ 何人も何十人も何百人も何万人もの中で君は輝いてたんだ 君をやっとみつけたんだ | 坂本冬美 | 石崎ひゅーい | 石崎ひゅーい | 宮野幸子 | 君が花瓶にくれた花が しおれちゃわないように 永遠という名前の水を 幸せという名前の光を あげるよあげるよ 君に全部あげるよ こんな僕が誇れる事 君を愛している事 何年も何十年も何百年も君を探していたんだ どこにいる どこへいこう どこまでも どこにある どこにもないよ 何年も何十年も何百年も何万年も前からずっと探していたんだ 君と生きていきたいんだ 君が花瓶にくれた花を 二人で持って旅に出よう 天国には君の母さん いつか辿りつく時まで 歩もう歩もう 僕がその手を握ろう だから別になにも言わず ただ笑っていてほしい 何年も何十年も何百年も僕は1人ぼっちで ビルの影、路地の裏、雲の上、海の底 夢の中でも 何年も何十年も何百年も何万年も前からずっと探していたんだ 君の声が聞こえたんだ あげるよあげるよ 君に全部あげるよ こんな僕が誇れる事 君を愛している事 何年も何十年も何百年も君を探していたんだ どこにいる どこへいこう どこまでも どこにある どこにもないよ 何年も何十年も何百年も何万年も前からずっと探していたんだ 君と生きていきたいんだ 何人も何十人も何百人も人を傷つけたんだ すみません、ごめんなさい、ありがとう、また明日 繰り返すんだ 何人も何十人も何百人も何万人もの中で君は輝いてたんだ 君をやっとみつけたんだ |
哀しみの予感脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目 あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに だめだなァ あたし あたし だめだなァ 脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる | 坂本冬美 | 林あまり | 三木たかし | | 脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目 あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに だめだなァ あたし あたし だめだなァ 脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる |
悲しくてやりきれない胸にしみる 空のかがやき 今日も遠くながめ 涙をながす 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせないモヤモヤを だれかに告げようか 白い雲は 流れ流れて 今日も夢はもつれ わびしくゆれる 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない この限りないむなしさの 救いはないだろうか 深い森の みどりにだかれ 今日も風の唄に しみじみ嘆く 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このもえたぎる苦しさは あしたもつづくのか | 坂本冬美 | サトウハチロー | 加藤和彦 | 若草恵 | 胸にしみる 空のかがやき 今日も遠くながめ 涙をながす 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせないモヤモヤを だれかに告げようか 白い雲は 流れ流れて 今日も夢はもつれ わびしくゆれる 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない この限りないむなしさの 救いはないだろうか 深い森の みどりにだかれ 今日も風の唄に しみじみ嘆く 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このもえたぎる苦しさは あしたもつづくのか |
悲しき雨音彼を待ってる窓辺に さみしい雨の音 ひとりぼっちのため息か こぼれる涙か 彼はあたしが愛した ただひとりの男 なのに 彼にはわからない あたしの心が 雨よ 彼に伝えて ふたりの悲しい恋も いつかはよみがえるでしょうと そうさ 雨のあとは天気 彼も気が変わるわ 急いであたしのところへ 涙を吸いにくる あたしが彼を こんなに愛しているのをどういおう 胸に抱かれたらどういおう ため息ついて聞いている さみしい雨の音 ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か | 坂本冬美 | John C Gummoe・日本語詞:岩谷時子 | John C Gummoe | 萩田光雄 | 彼を待ってる窓辺に さみしい雨の音 ひとりぼっちのため息か こぼれる涙か 彼はあたしが愛した ただひとりの男 なのに 彼にはわからない あたしの心が 雨よ 彼に伝えて ふたりの悲しい恋も いつかはよみがえるでしょうと そうさ 雨のあとは天気 彼も気が変わるわ 急いであたしのところへ 涙を吸いにくる あたしが彼を こんなに愛しているのをどういおう 胸に抱かれたらどういおう ため息ついて聞いている さみしい雨の音 ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か |
角番一度つまずきゃ 人生勝負 打つ手 打つ手が また裏目 男の角番 待ったなし ぐっとこらえろ 崖っぷち 負けりゃ世間が あ……うれしがる 義理だ恩だと 並べたやつが 俺に真っ先 背を向ける 男の角番 待ったなし あてにするなよ 他人など 意地でささえる あ……夢ひとつ 負けてたまるか 人生勝負 女房子供が 泣きをみる 男の角番 待ったなし みせてやろうか ど根性 明日(あす)は笑顔の あ……晴れ姿 | 坂本冬美 | 麻こよみ | 猪俣公章 | | 一度つまずきゃ 人生勝負 打つ手 打つ手が また裏目 男の角番 待ったなし ぐっとこらえろ 崖っぷち 負けりゃ世間が あ……うれしがる 義理だ恩だと 並べたやつが 俺に真っ先 背を向ける 男の角番 待ったなし あてにするなよ 他人など 意地でささえる あ……夢ひとつ 負けてたまるか 人生勝負 女房子供が 泣きをみる 男の角番 待ったなし みせてやろうか ど根性 明日(あす)は笑顔の あ……晴れ姿 |
喝采いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ失くしてた つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる | 坂本冬美 | 吉田旺 | 中村泰士 | 若草恵 | いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ失くしてた つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる |
片想いでいい顔が好みとか そんなんじゃないの いつからか君が この胸を満たした 変わりゆく表情 揺れる髪の毛 ここから見られれば それだけでいい 片想いでいい 彼の隣りでいい もしかして、なんて無いほど 好きだとわかるから 辛くはないよ こんなに誰かを 見ているだけで 満ち足りるなんて 大きめの耳も 細い指も 見ているだけでいい ここから 片想いでいい 彼の隣りでいい もしかして、なんて無いほど 好きだとわかるから 片想いでいい 僕を嫌いでいい 夢など見させないで 覚めたら嫌だから 僕の気持ちなど 知らないでいい ぶつけたところで 病むから 片想いでいい 今のままでいい 変な動きをしなければ 全てが丸になる 片想いでいい 見れるだけでいい 何よりも怖いのは 嫌われてしまうこと 愛し合う彼女と彼の姿なんてもの 想像すりゃ血反吐吐くくらいそりゃあね憎いよ だけど何ができる?僕に何ができる? 彼女の心に僕は居ない 今のままがいいだろう?これ以上は無いよ 無理矢理他の誰かを好きになれるか? 憐れんだらいいよ 辛くないと言ってるだろう 片想いでいい今のままで いいから | 坂本冬美 | 鬼龍院翔 | 鬼龍院翔 | 坂本昌之 | 顔が好みとか そんなんじゃないの いつからか君が この胸を満たした 変わりゆく表情 揺れる髪の毛 ここから見られれば それだけでいい 片想いでいい 彼の隣りでいい もしかして、なんて無いほど 好きだとわかるから 辛くはないよ こんなに誰かを 見ているだけで 満ち足りるなんて 大きめの耳も 細い指も 見ているだけでいい ここから 片想いでいい 彼の隣りでいい もしかして、なんて無いほど 好きだとわかるから 片想いでいい 僕を嫌いでいい 夢など見させないで 覚めたら嫌だから 僕の気持ちなど 知らないでいい ぶつけたところで 病むから 片想いでいい 今のままでいい 変な動きをしなければ 全てが丸になる 片想いでいい 見れるだけでいい 何よりも怖いのは 嫌われてしまうこと 愛し合う彼女と彼の姿なんてもの 想像すりゃ血反吐吐くくらいそりゃあね憎いよ だけど何ができる?僕に何ができる? 彼女の心に僕は居ない 今のままがいいだろう?これ以上は無いよ 無理矢理他の誰かを好きになれるか? 憐れんだらいいよ 辛くないと言ってるだろう 片想いでいい今のままで いいから |
片想いあの人のことなど もう忘れたいよ だって どんなに想いを寄せても 遠く叶わぬ恋なら 気がついた時には もう愛していた もっと早く「さよなら…」言えたなら こんなに辛くは なかったのに せめて一度だけでも その愛しい腕の中で 「このまま 傍に居て 夜が明けるまで」と 泣けたなら… 肩寄せ歩く恋人達 すれ違う 帰り道 寂しさ風のように いやされぬ心を もて遊ぶ あの人の微笑 やさしさだけだと 知っていたのに それだけでいいはずなのに 愛を求めた 片想い | 坂本冬美 | 浜田省吾 | 浜田省吾 | 若草恵 | あの人のことなど もう忘れたいよ だって どんなに想いを寄せても 遠く叶わぬ恋なら 気がついた時には もう愛していた もっと早く「さよなら…」言えたなら こんなに辛くは なかったのに せめて一度だけでも その愛しい腕の中で 「このまま 傍に居て 夜が明けるまで」と 泣けたなら… 肩寄せ歩く恋人達 すれ違う 帰り道 寂しさ風のように いやされぬ心を もて遊ぶ あの人の微笑 やさしさだけだと 知っていたのに それだけでいいはずなのに 愛を求めた 片想い |