三木たかし作曲の歌詞一覧リスト  783曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
時の流れに身をまかせ桂銀淑桂銀淑荒木とよひさ三木たかしもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
乙女のワルツ中森明菜中森明菜阿久悠三木たかし千住明好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月が上る小道を 泣いて帰った 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ 愛があなたにとどくようにと  好きなひとはいつしか 他のひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで 愛が悲しく消えてしまった  小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ
懐しきlove-song坂本九坂本九荒木とよひさ三木たかし川口真懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない 流れる雲のゆくえ ふたり探して 夢だけかじりながら いつも生きてた 君がなぜか眩しくて 胸の中の言葉は いまも 置きざりのまま 時の流れは 人の心も 街の様子も変えたけど 懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない  過ぎし日の love song 君を想い出す 過ぎし日の love song いまでも忘れない 恋に悩み あしたを見失っても 若さだけでなんにも 恐くなかった 君がそばにいるだけで つらい日々があっても いつも 陽だまりだった 時のふりこは めぐる季節を 遠い昔に変えたけど 過ぎし日の love song 君を想い出す 過ぎし日の love song いまでも忘れない  時の流れは 人の心も 街の様子も変えたけど 懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない  懐しき love song 君を想い出す 懐しき love song いまでも忘れない
それなりに青い鳥村上幸子村上幸子阿久悠三木たかし爪を噛む 女にだけ 聴こえる あの歌は 裏切りの哀しみか 男の呼びかけか ひゅる ひゅると鳴るのは 真冬のあらしでも 泣いたら駄目 死んだら駄目 それなりに青い鳥  膝かけの 上で読む 破れた手紙には いいころの想い出や 未練の数々が 哀しげな演歌(はやりうた) 遠くで 聴こえても 泣いたら駄目 死んだら駄目 それなりに青い鳥  窓ごしの漁火は はかなく搖れてても 泣いたら駄目 死んだら駄目 それなりに青い鳥
時の流れに身をまかせ~パート2~紫レイ紫レイ荒木とよひさ三木たかし竹内弘一あなたのことは 忘れはしない 今のわたしは 倖せだけれど 若いあの頃 想いだすたび 心の隅が 切なくなるの 時の流れに 身をまかせ あなたと同じ この空 ちがった人生 歩いて 逢えることも ないけれど せめてお願い 忘れないでね 遠いさよならを していても  あなたもきっと どこかの街で 愛する人と 暮らしていますか 元気でいれば それだけでいい 過去(むかし)のままの あなたでいれば 時の流れに 身をまかせ あなたと同じ 黄昏 二つの人生 染めても 帰る家庭(ばしょ)が あるけれど せめてお願い 忘れないでね 遠いさよならを していても  時の流れに 身をまかせ あなたと同じ この空 ちがった人生 歩いて 逢えることも ないけれど せめてお願い 忘れないでね 遠いさよならを していても
想いで遊び島津亜矢島津亜矢荒木とよひさ三木たかし西陽のあたる アパートで あなたは誰と 暮らしているの それともひとり あのままで あれから二年 早いものね それを愛だと 言わないけれど それを返せと 言わないけれど 可愛いい女が いたことだけは 想いで遊びを 今もしてるから  窓から見える 坂道を あなたは誰と 歩いているの それとも白い 乳母車 倖せ押して いるのかしら それと妬(ねた)みは しないけれど それを恨みは しないけれど 淋しい女が いたことだけは 想いで探しを 今もしてるから  それを愛だと 言わないけれど それを返せと 言わないけれど 可愛いい女が いたことだけは 想いで遊びを 今もしてるから  想いで遊びを 今もしてるから
花供養石川さゆり石川さゆり阿久悠三木たかし花のいのちが 一日のびれば 恋のいのちも 一日のびる 花供養を 知っていますか あなたと二人 行ってみたいのです  (セリフ)何かにすがらなければいられない 私の気持をくんで下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね  花のいのちの みじかい一日 恋のいのちの 一日もまた 花供養の庭で誓えば さだめもきっと 変わるはずなのです  (セリフ)何かを信じなければ つら過ぎる 私をしっかり 抱いて下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね  花供養を 知っていますか あなたと二人 行ってみたいのです  (セリフ)はかない夢と 笑われてもいいの 私の願いをきいて下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね
想い出の余白テレサ・テンテレサ・テン羽岡仁三木たかし虹を散りばめる 夕日の色 静かな海 凍える指に 息を吹きかけ 見つめているの 肩寄せて歩く恋人達 しあわせそう 気づかないふり してる私が とても寂しい  もう一度だけ あなたの全てを 感じていたいの 涙の跡埋ずめて 奇蹟のように よみがえらせて 想い出の余白 暖めて  港を出てゆく外国船 何処へ行くの 出来る事なら 私の心 乗せて下さい  もう一度だけ 私の全てを 愛して欲しいの 昨日までを 忘れて あなたのもとへ 辿り着いたら 想い出の余白 抱きしめて
風の盆恋歌水森かおり水森かおりなかにし礼三木たかし竹内弘一蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙容(すいふよう) 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった しのび逢う恋 風の盆  私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて 鮎になる この命 ほしいなら いつでも死んで みせますわ 夜に泣いてる 三味の音  生きて添えない 二人なら 旅に出ましょう 幻の 遅すぎた 恋だから 命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに
引き潮石原裕次郎石原裕次郎杉紀彦三木たかし三木たかし男はいつでも何処かへ行く 多分 男の故郷は漂白だろう だからどんなに愛しあっていても その為に旅をやめることはしない どうか こんな夜明けを 別れだと思わないで欲しい…さよなら  ありがとう あなた すてきな思い出 二人で暮らした日々は もう帰らないわ  ありがとう あなた あなたのぬくもり 忘れず生きて行きます 淋しい時でも  白い船にのり 夜明けの旅に出る 鳥のように気ままな 海に生きる人よ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  青い砂浜の 名もない花びらが 風のようにはかない 恋をした明け暮れ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  泪あふれて名前叫ぶ 海辺にまた陽がのぼる 
時の流れに身をまかせ(鹿児島弁ver)西田あい西田あい荒木とよひさ・鹿児島弁:西田あい三木たかしリクオもしも おまんさぁとおわんかったら あたいやないを しっちょたたろかい 平凡じゃっどん だいかを愛し 普通ん暮らし しちょったたろかい  時ん流れに 身をまかせ おまんさぁんいろい そめられ いっどん人生そいさえ うっすいこんもかまいもはん じゃっで たのんみゃげもんで そばいおらせてくいやんせ いまは おまんさぁしか すきぃにならなん  もしもおまんさぁに 嫌われちょったら 明日っちゅう日 ねごなっしもがよ やっそっなんち いらんけれど 想い出ばっかじゃ 生きちょやならん  時ん流れに 身をまかせ おまんさぁん胸い よい添い みごちなれたそしこで いのちじゃっでんいりもはん じゃっで たのんみゃげもんで そばいおらせてくいやんせ いまは おまんさぁしか 見ぃがならん  時ん流れに 身をまかせ おまんさぁんいろい そめられ いっどん人生そいさえ うっすいこんもかまいもはん じゃっで たのんみゃげもんで そばいおらせてくいやんせ いまは おまんさぁしか すきぃにならなん
約束の月石川さゆり石川さゆりKinuyo三木たかし若草恵あれこれと思う事 夜空を見上げて冬の月 忘れない 約束は 百年たって逢いましょう 逢いたくって 逢えなくて 心が破れて 叫びます 紅く月が染まる 1250の満月に 春・夏・秋・冬 また逢いましょう  見えますかこの月が 遠くで一緒と言ったひと 約束の指切りは おとぎ話のようですか 逢いたくって 逢えなくて 心は満ちても 欠けてゆく 蒼く月が遠のいて あなたも遠くになりそうで 春・夏・秋・冬 きっと逢えますね  逢いたくって 逢えなくて 心が破れて 叫びます 紅く月が染まる 1250の満月に 春・夏・秋・冬 約束の月
忘れないで~time to say goodbye~アグネス・チャンアグネス・チャン荒木とよひさ三木たかし若草恵あなたの愛情(あい)の 深さに溺れたら あしたが見えなく なってしまうから このままそっと 自由に泳がせて あなたは他にも 守るものがある たとえ この恋が 哀しく終わっても 忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから  あなたの懐(むね)に とび込む勇気より 普通の人生 いつか選ぶから 想い出だけじゃ 若さは続かない 悲しくなるほど 愛が見えてきた たとえ ちがう女性(ひと)恋しているときも 忘れないで わたしのことを どんな未来を あなたが探しても 忘れないで 最後の約束 もう あなたのそばに いられないから  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから
津軽海峡・冬景色坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし坂本昌之上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラスふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色
津軽海峡・冬景色あがた森魚あがた森魚阿久悠三木たかし松延耕資上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡 冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色
夢立ちぬテレサ・テンテレサ・テン荒木とよひさ三木たかしあなたの愛が 悲しくて この胸 こんなに 痛いから 眠れぬ夜の 恋枕 涙を叱って あげましょうか  夢立ちぬ この世のかた隅で 抱(いだ)かれる 切なさ いとおしさ あなたの愛が 悲しくて  あなたの愛の ひとかけら この胸 こんなに 抱きしめて 月影草の 恋唄を 涙に唄って あげましょうか  夢立ちぬ 一夜のせせらぎで 抱(いだ)かれる 嬉しさ いとおしさ あなたの愛の ひとかけら  夢立ちぬ この世のかた隅で 抱(いだ)かれる 切なさ いとおしさ あなたの愛が 悲しくて あなたの愛が 悲しくて
砂になりたい石川さゆり石川さゆり阿久悠三木たかし心がこなごな こわれた私 体もさらさら 砂になりたい 春になっても まだ寒い 北の砂丘を ただひとり 日本海から 吹く風で 砂のつぶてが 頬をうつ うらんでいうのじゃ ありません 恋でこの身が 燃えつきました 山陰本線 夜の汽車 明けて砂丘の 砂もよう  指の間を 音もなく 砂がこぼれて 行きました まるで私の しあわせと 同じようねと つぶやいた あなた以上の いいひとに 会えるのぞみが 持てないのです 山陰本線 夜の汽車 明けて砂丘の 砂もよう 心がこなごな こわれた私 体もさらさら 砂になりたい…
23才風吹ジュン風吹ジュン安井かずみ三木たかし三木たかし昨日は昨日 今日は今日だと つられて 暮らします ふと 手をとめて 心をのぞく ごはんも 炊けてます 何んだか 幸せが わたしを ダメにする そんな 気がして いつか わたしも この家(うち) でていくの そんな 気がして いつか わたしも この家(うち) でていくの  自分は自分 他人(ひと)は他人(ひと)だと 思えばいいのです ふと 気がついた 母さん もっとおしゃれをして欲しい 何んだか 暖かい 気持に甘えてる そんな 気がして 皆んなの話す声が 遠ざかる そんな 気がして 皆んなの話す声が 遠ざかる
道化師テレサ・テンテレサ・テン荒木とよひさ三木たかし優しい嘘が淋しく 胸の中で渦をまいているわ 終りの近い恋なら 枯れた花のように 捨てて 大人同志なら 傷つけあうより 切なさの裏側で 許しあえば もう悲しくない  涙なんかこぼさないと 心に約束 昨日だけに しがみつけば あしたが見えなくなるわ ピエロよりも おどけてみる ふられ役をして 本当は悲しいくせに  逃げ足だけの言葉は 罪を作るだけと 知って欲しい 気付かうよりも 正直に 心縛るヒモはないの 同じ夢を見て 過ごした昨日を 取りもどすことなんか 出来はしないもう ふりむかない 追いかけたら みじめだよと 心に約束 わたしだけに 似合う人がどこかで待っているはず ピエロだって 素顔のまま 愛されたいのに 本当は悲しいくせに  涙なんかこぼさないと 心に約束 昨日だけに しがみつけば あしたが見えなくなるわ ピエロよりも おどけてみる ふられ役をして 本当は悲しいくせに
女房よ…野村克也野村克也野村沙知代・補作詞:坂口照幸三木たかし若草恵女房よ わしはいまだに おまえの涙 見たことないわ わしが上に行くまで 大事にふくろへ入れておけよ 時の終わるまで 青春や 老いることのない この夢や 女房よ 夫婦の絆は強い まだくたばらないぞ 俺達  女房よ わしは思うわ 手綱(たづな)のさばき 見事なもんや 誰もいない この世のどこにも おまえを超えるひとは 時の終わるまで 青春や 老いることのない この夢や 女房よ 誠実(まこと)と云う字が光る まだ負けられないぞ 俺達  女房よ わしの分まで 残りものは 使ってくれや もしも先におまえが眠れば すぐにもそばへ行くよ 時の終わるまで 青春や 老いることのない この夢や 女房よ お礼の言葉は云わぬ まだくたばらないぞ 俺達  世界で一番や 女房よ
陽だまりの恋片平なぎさ片平なぎさ有馬三恵子三木たかし三木たかしどうぞ 私のこと 認めて どうぞ 私のこのすべてを 悩ませてよ あなた 何故か ウフフと笑うの 私 じれったい気分 こんな 出逢い知ってた気がして あなた 知らん顔しても しあわせなの 出来るならば 今日の このときを 恋の日を とじこめたい 人を好きになると云うことは 体中しみるものね  どうぞ 私のこと 愛して どうぞ 私のこのすべてを うけとめてよ あなた 空をみつめているだけ 私 馳けだしたくなる 次に なにか云いだす言葉を 息を つめて待つ気持 ふるえそうよ どこの誰にしても この上の しあわせは 思えないの 人を好きになると云うことは 体中しみるものね
セクシーロックンローラー西城秀樹西城秀樹阿久悠三木たかしああ からだが熱い ああ こころが熱い 常識じゃとても とめられない  君は君はどうする 俺と燃えるかい 涙流して 俺とゆれるかい  甘いバラの匂い 肌につけて来いよ 罪な思いをしよう 刺激的にやろう  アアア アアア アアア アアア 髪を乱し 汗を流し 踊り狂え 君は天使になれ 俺は悪魔になる  ああ からだが熱い ああ こころが熱い 無茶をしてみたいと 思わないか  そんな そんな夜だよ 俺を見てみろよ よそみしないで 俺にしがみつけ  光るルージュつけた 君にキスをしたら こんな気分になる 悪いことをしよう  アアア アアア アアア アアア 俺の肩に爪を立てて 好きといえよ 君は天使になれ 俺は悪魔になる  アアア アアア アアア アアア 俺の肩に爪を立てて 好きといえよ 君は天使になれ 俺は悪魔になる
山河のむこうに故郷が芦屋雁之助芦屋雁之助荒木とよひさ三木たかし夕陽に追われ あの友と 白線帽子 投げながら あすは桧か あすなろか 語った夢の 大きさよ 幾年月日が 流れても 山河のむこうに あの友が…  野菊の花を あの野辺で ふたりで摘んだ 淡き恋 いつか都へ 旅立つと 話せば さみし浮雲よ 幾年月日が 流れても 山河のむこうに あの人が…  桜の花散る あの驛舎で 別れに泣いた 若き日よ いまも瞼の うらがわで 手をふる母よ あの人よ 幾年月日が 流れても 山河のむこうに 故郷が…
会いたくて井上芳雄井上芳雄覚和歌子三木たかしはじめて会えた日の まぶしさを忘れない はじめて会えたのに うれしくてなつかしくて  うたがうことなく あたりまえのように いとしみあって 時は過ぎたね 指をこぼれる 砂のはやさで 近づくさよならに ふたり気づかぬふりして 会いたい いつだって 君だけ思ってる  言葉にするたびに 少しだけ こわれてしまう 言葉になるまえの あふれるようなあの思い  手をつないで見た あの真冬の花火 未来のために旅立つ君に 離さないよと言えない僕に 思い切りやさしく 君は微笑んで見せた 会いたい あの日から 悔やみ続けたまま  あきらめながら なやみながら 僕も夢見て 歩いていくよ 褪せない思い出を 君と生きた証にして 会いたい 君もそう どこかで思っていて
Yes, 愛につつまれテレサ・テンテレサ・テン荒木とよひさ三木たかしGodfrey Wang・Phil ChenYes, このまま私は あなたになりたい その瞳の中に 溶けてしまい 同じ喜びも どんな哀しみも わかち合えるなら  あなたの身体(からだ)になり 感じること出来る 朝の光も 空の青さも 愛につつまれ 輝くから  Yes, 私のすべてを あなたにあげたい その腕に抱かれて 息を止めて 時の過ぎるまま 恋をしたままで ひとつになれたら  あなたの心になり ときめくこと出来る 夜の深さも 夢の不思議も 愛につつまれ 輝くから  あなたの身体(からだ)になり 感じること出来る 朝の光も 空の青さも 愛につつまれ 輝くから
あんたが一番 好きやねん片岡鶴太郎片岡鶴太郎秋元康三木たかしあんたにもろた指輪を 橋から捨てた夜 キャバレーのネオンが 安い石のように 川面でこわれた  あたしの誕生石を 覚えてくれたんは 愛しさというより 昔のいい人と 同じ 生まれ月  しあわせに 縁がなかった 生まれたこの街で 左の薬指は 一年も 夢を見ていた  好きや 好きや 好きやねん ひどい男やって 思うけど 好きや 好きや 好きやねん あんたが一番 好きやねん  あんたになつき始めた 仔犬が鳴いている いつの日か 一緒に くらそうと言うてた 間取り 覚えてる  ふしあわせ 慣れてしまった 育ったこの街で 新しい下着とか 髭剃りは 捨てんとおくわ  アホや アホや アホやねん 何度 騙されても あかんねん アホや アホや アホやねん あたしが一番 アホやねん  好きや 好きや 好きやねん ひどい男やけど かまわへん 好きや 好きや 好きやねん あんたが一番 好きやねん  好きや 好きや 好きやねん あんたが一番 好きやねん あんたを今でも 好きやねん
思秋期森山直太朗森山直太朗阿久悠三木たかし佐藤準足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
不思議な太陽黛ジュン黛ジュンなかにし礼三木たかし淋しかったから くちづけしたの 花の香りに つつまれたのよ 素敵なあなたは どこから来たの 不思議な太陽 不思議な太陽 もえたせいかしら あなたといると 背中があつい 愛がまぶしくて ふりむけないの  恋が消えたから 思い出してるの カナリヤのように 泣きつづけるの どうしてこんなに あなたが好きなの 不思議な太陽 不思議な太陽 もえるせいかしら 初めてなのよ 好きになったのよ いつもあなたが 忘れられないの
夕月由紀さおり&ピンク・マルティーニ由紀さおり&ピンク・マルティーニなかにし礼三木たかしおしえてほしいの 涙のわけを 見るもののすべてが 悲しく見えるの 夕月うたう 恋の終りを 今でもあなたを 愛しているのに  おしえてほしいの 私の罪を 許されるものなら あやまりたいの 夕月さえて 心はいたむ あまりにいちずに 愛しすぎたの  おしえてほしいの 忘れるすべを つきまとう幻影(まぼろし) あなたの面影 夕月だけに 愁いを語る 涙をあなたに ふいてもらいたい
冬の星伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしつめたく凍(こご)える 冬の星座を 汽車の窓から見つめ 私は旅に出る からだがふるえる 胸の不安を 強く抱きしめながら あなたの住む町へ もしも迎えてくれたなら 私はきっと泣くでしょう 心のはりが なくなって そのまま たおれてしまうでしょう  だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない  うしろにとび去る町の灯りを じっと見つめて想う ほんとはこわいのと 一生一度の恋にしたいの 涙流れてばかり 夜汽車は眠れない もしも愛してくれたなら 私はもっと愛します 心の中の すみずみも あなたを感じて 生きるでしょう  だから今度だけは わがまま許して 私の恋はもう戻れない 戻れない
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
嗚呼谷村新司谷村新司谷村新司三木たかし瀬戸谷芳治風はうたう 遠い夢を いのちかけ 旅の途上 倒れた人の 心つたう 消えぬ思い 形ある 儚さゆえ 祈りをそえて  嗚呼(ああ) 嗚呼(ああ) 聴こえくる ふるえる 指の先から 嗚呼(ああ) 嗚呼(ああ) とこしえの 涙にかわる  砂の道よ 凍てる星よ 形あるものを 許せ 伝えることを 小さきもの 短かきもの 取るに足りぬ 一粒の 願いのかけら  嗚呼(ああ) 嗚呼(ああ) 聴こえくる 闇夜の静寂(しじま)をさいて 嗚呼(ああ) 嗚呼(ああ) とこしえの 光にかわる  嗚呼(ああ) 嗚呼(ああ) 終りなく 鳴(な)き 呼(よ)び 星は煌めく 嗚呼(ああ) 嗚呼(ああ) とこしえは 心の様よ
昔、むかしは…わらべわらべ荒木とよひさ三木たかし昔むかしは アヒルだって 昔むかしは 空を飛べた だから お池に映した青空を 綿雲みたいに 浮んでる Blue Sky woo Blue Sky Blue Blue Blue Blue Blue 空を飛べた 昔むかしは アヒルだって 昔むかしは 空を飛べた 空を飛べた  昔むかしは ピアノだって 昔むかしは 空を飛べた だから ドレミの階段のぼったら ソラシド空が みえてくる Blue Sky woo Blue Sky Blue Blue Blue Blue Blue 空を飛べた 昔むかしは ピアノだって 昔むかしは 空を飛べた 空を飛べた  昔むかしは キャベツだって 昔むかしは 空を飛べた だから からだいっぱい羽根つけて 青空畑に 咲いている Blue Sky woo Blue Sky Blue Blue Blue Blue Blue 空を飛べた 昔むかしは キャベツだって 昔むかしは 空を飛べた 空を飛べた  昔むかしは アヒルだって 昔むかしは 空を飛べた 空を飛べた  昔むかしは ピアノだって 昔むかしは 空を飛べた 空を飛べた  昔むかしは キャベツだって 昔むかしは 空を飛べた 空を飛べた
恋すみれ菅原洋一菅原洋一杉紀彦三木たかし胸を ゆするこのいとしさ 寒い 夜の さよなら… あなた 送るちらちら雪 曇り 窓の 花びら 女は 愛を 残されて どんな 生き方 すればいいの 冬ごころ 暖めて 恋すみれ 育てながら  息を ひそめ愛しあった 二人 だけの さよなら… 夢のような春夏秋 すごした罪 受けつつ 女は 夢を 残されて どんな 眠りに つけばいいの 冬ごころ 暖めて 恋すみれ 育てながら  女は 愛を 残されて どんな 生き方 すればいいの 冬ごころ 暖めて 恋すみれ 育てながら
濡れた情熱しばたはつみしばたはつみ橋本淳三木たかし熟れた果実を 二人で分けた 恋の夜をうらまないわ 全てあげた私 オリーブの花 髪に飾って あなただけを 待ちわびたの 甘いしのびあい 濡れたあの砂 悪いのはあなたじゃない 肌をよせた私のせい 男の心 今はわかるの  うれいにみちた 恋のまなざし 甘い過去がつらい私 暗い夏の終わり あなたがいれば 楽しいはずの 海の夜明け にがいワイン 悪いのはあなたじゃない 肌をよせた私のせい 男の心 今はわかるの 男の心 今はわかるの
止まり木のブルース森進一森進一阿久悠三木たかしだますつもりがだまされて 本気になった 恋の道 遊びに慣れてるふりしても 惚れたら最初の初心になる ひとに知られて困るのは 私の方じゃないけれど 他人の顔して すれ違い ひそかに小指をからませる 男と女の とまり木は 一幕芝居 夢芝居 しゃがれた声のブルースよ  逃げるつもりの 男なら 逃がしておやり追わないで 愛したつもりが嘘ならば ふられたことさえ嘘になる 化粧変えたり濃くしたり 自慢の髪も カットして 昨日の私は 姉なのと くわえ煙草に火をつける 男と女の とまり木は 一幕芝居 夢芝居 しゃがれた声のブルースよ  男と女の とまり木は 一幕芝居 夢芝居 しゃがれた声のブルースよ
恋慕日野美歌日野美歌荒木とよひさ三木たかし落葉が窓から また秋を わたしの部屋に 連れてくるけど 編みかけの セーターだけが 何も知らずに そっとそのまま 愛してはいけない 人だけど つのる想いは 悲しくなるだけ 泣かせてよ もう一度 あなたの胸で 逢えないことが こんなにも 苦しいものなら 泣かせてよ おもいきり あの日のように 淋しい 秋が こんなに 切ないものなら  窓辺の鉢植 また枯れて 冷たい冬が すぐにくるけど 書きかけの 便箋だけが 風にめくれて いまも そのまま すがってはいけない 人だけど 忘れきれない あなたのぬくもり 泣かせてよ もう一度 わたしの部屋で 別れることが こんなにも 苦しいものなら 泣かせてよ 声をあげ 子供のように 死にたいくらい あなたを したっているから  泣かせてよ おもいきり あの日のように 淋しい 秋が こんなに 切ないものなら
港町ふたりづれ石原裕次郎石原裕次郎杉紀彦三木たかし竜崎孝路おまえのいとしさを 連れて旅に出たが 二人で暮す場所なら 港がいゝさ 波止場の夕陽は 胸にしみるだろう 傷あとをあたためる おれのふるさと 涙をこぼすなら うれしい時がいゝ やつれた肩を抱きしめ おれも泣こうか 波止場は今日から おまえのふるさと ちぎれ雲 かもめどり みんなあげよう  重ねた悲しみは 銅羅がはこんで行く 昨日をなげく くちびる おれがふさごう 波止場のぬくもり 今にわかるだろう 船が行く 船が来る 愛が息ずく
そばに置いて岩崎宏美岩崎宏美荒木とよひさ三木たかしあなたの心の かた隅でもいいの そばに置いて 邪魔は決してしないわ 優しい言葉を かけてくれなくても 見つめるだけならば いいでしょう  愛の深さが 測れるものならば 息を止めたまま 眠り続けて 死んでも かまわない 私の魂は あなたなしでは 生きては ゆけないから あなた そばに置いて そばに置いて  あなたの心の 荷物になるのなら そっと後ろ 歩くだけでもいいの ふりむかなくても 背中が見えていれば 声かけて 呼んだりしないわ  愛のわがままが それでも重いなら 胸を切りさいて この命さえ すてても かまわない 私の魂は あなたの為に 生まれたものだから  息を止めたまま 眠り続けて
突然の愛あべ静江あべ静江阿久悠三木たかし私はあなたに恋をしました 涙が出るほど好きなのです いけないことだと思いましたが 心を素直に打ち明けます  突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしてふるえています あなたの腕がほしいのです  三日もつづけて夢をみました 不安なめざめが気になります あなたの言葉を思い出しては あれこれ占う毎日です  突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしておびえています あなたの胸がほしいのです
女の一生大川栄策大川栄策荒木とよひさ三木たかしもしも悲しみにめぐり逢い あしたに はぐれたときは あなたがいつも 心の道しるべ この限りない 愛に生きて 尽くせることが 女の一生 手のひらの ひと粒の そんな幸福を ふたりの 涙で 濡らさぬように  いつか若き日を 語りあう 優しい陽だまりの中 あなたはいつも 隣にいてくれる この穏やかな 愛に生きて 年老うことも 女の幸福 いつまでも 重ね合う そんな思い出を ふたりの 涙で 濡らさぬように  この限りない 愛に生きて 尽くせることが 女の一生 手のひらの ひと粒の そんな幸福を ふたりの 涙で 濡らさぬように
青い鳥逃げても伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし昨日までこの部屋にいたはずの 青い鳥窓から逃げて行った むらさきのたそがれがたちこめて 悲しみにそまって泣いた私 こがらしの時が過ぎ春が近いのに ほがらかになれなくて ごめんなさい 青い鳥逃げても もう泣かないわ 青い鳥逃げても もう泣かないわ  少しだけ夢にみたしあわせが こなごなにこわれて散って行った てのひらにかき集め見つめても 昨日の形に戻らないわ こもれ日がキラキラと光る窓ガラス 美しく見えなくて ごめんなさい 青い鳥逃げても もう泣かないわ 青い鳥逃げても もう泣かないわ
北の螢丘みどり丘みどり阿久悠三木たかし山田年秋山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 恋しい男の 胸へ行(い)け ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行(ゆ)け  雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け
しあわせワルツ城之内早苗城之内早苗たかたかし三木たかし若草恵雨のふる日はさみしくて おもいだすのよ あなたのmemory 時が過ぎれば涙さえ 頬にやさしい あの日のmemory うそで泣かされたけど 想いだすのは楽しいことばかり ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ さめたくちびる こころのすきま あなたに抱かれて しあわせワルツ  誰とあなたはとまり木で グラスかさねる 今夜はjealousy ひとりぽっちの唇が 火傷しそうな 悲しいjealousy 求めあうほど疲れ いつかふたりは無口になっていた ゆらゆら酔って 夢ん中 誘ってください しあわせワルツ 腰にまわした その手がすべる あなたに抱かれて しあわせワルツ  ゆらゆら酔って もう一度 踊ってください しあわせワルツ 季節かわれど 男と女 ないものねだりの しあわせワルツ
ガラスの心ヤン・スギョンヤン・スギョン荒木とよひさ三木たかしひび割れてる ガラスの心 こなごなに とび散ってしまいそう 愛の終り 綺麗なものと 思うほどもう私 若くない 少しだけの あなたの愛 つなぎ止めてみても みじめになるだけ  別れは胸の中の 時の扉をしめるだけで あなたから自由に なれると 思うけれど  朝がきても 不安な心 青空にいまはもう 染らない 昨日だけを 恋しがっても 想い出の距離だけが 遠くなる 優しすぎた あなたの愛 しがみついていれば 悲しくなるだけ 涙の忘れ方を せめて 教えてくれるだけで あなたから卒業出来ると 思うけれど  別れは胸の中の 時の扉をしめるだけで あなたから自由に なれると 思うけれど
いい娘に逢ったらドキッ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしいい娘に逢ったらドキッ それは普通の感情なんだ だから私は怒らない 怒らない  まぶしい季節だもの きれいに見えるでしょう すれ違いのオーデコロン ツンときくでしょう  時々だったらいい だけどいつもじゃ話は別よ 少しいやみもいいたいわ いいたいわ  あなたの心は今 私を忘れている 手をつないでいても それがわかる お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ  ゆらめく季節だもの すべてがカラフルだわ さくらんぼのくちびるには ふれてみたいでしょう  いい娘に逢ったらドキッ それは普通の感情なんだ だけど私は許せない 許せない  あなたのその目は今 私とくらべている なやましげな色で それがわかる お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ  お願いよ お願いよ お願いよ お願いよ このままじゃ私も誰かにドキッとするわ
悲しい歌が流行ります森進一森進一阿久悠三木たかしどうしたことでしょう この頃さびしい 悲しい歌が流行りそうです また 泣くのでしょうか ほろほろと 夜啼き鳥の 身悶える 夜ふけに ああ 私は女です どなたの手紙を読むのでしょうか 泣きぼくろ かくして  何でもないのよ 気持ちのせいでしょう 悲しい歌が流行りそうです ただ思うだけです カタカタと 窓を揺する 夜嵐に 怯えて ああ 私は女です どなたのノックを待つのでしょうか 膝小僧 かかえて  ヒタヒタと 通り過ぎる しあわせを 追いかけ ああ 私は女です どなたと夜明けを見るのでしょうか 微笑みを うかべて
愛人吉幾三吉幾三荒木とよひさ三木たかし野村豊あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明(あ)日(す)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明(あ)日(す)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
アンパンマンのマーチ~演歌バージョン~さくらまやさくらまややなせたかし三木たかしそうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも  なんのために生まれて なにをして 生きるのか こたえられないなんて そんなのは いやだ! 今を生きる ことで 熱い こころ 燃える だから 君は いくんだ ほほえんで そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため  なにが君の しあわせ なにをして よろこぶ わからないまま おわる そんなのは いやだ! 忘れないで 夢を こぼさないで 涙 だから 君は とぶんだ どこまでも そうだ おそれないで みんなのために 愛と 勇気だけが ともだちさ ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため  時は はやく すぎる 光る 星は 消える だから 君は いくんだ ほほえんで そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ どんな敵が あいてでも ああ アンパンマン やさしい 君は いけ! みんなの夢 まもるため
想いで迷子三木たかし三木たかし荒木とよひさ三木たかし愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる  夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何にも いらない だから鏡に映るわたしに 想い出ばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから  こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる
恋やどり尾鷲義人尾鷲義人里村龍一三木たかし夜更けの雨があがるまで 今夜はここで飲んでいたい 明かりも消えたあの部屋に ひとりで帰る勇気もないし 酔えるほど飲めぬお酒でも 淋しいこころが急がせる  もう一度逢いたくて 想い出川を渡ります 別れても愛してる 未練が寒い恋やどり  クラスをなぞる手を止めて 冷たい雨の窓を見る 哀しみひとつ飲みほせば あなたに今日もたどり着きます 淋しさがドアの開くたびに あなたを探して振り返る  もう一度逢いたくて いつもの酒場で飲んでます あなたから逢いにきて 涙が雨になるまえに  もう一度逢いたくて 想い出川を渡ります 別れても愛してる 未練が寒い恋やどり
水色の季節浅丘ルリ子浅丘ルリ子安井かずみ三木たかしあなたがいて わたしがいる そこにもある涙 心がゆれ動く 水色の季節 あなたがきく わたしがきく 夜のひとり言を 喜こびかみしめる 水色の季節 とても不思議な 事があるのネ 愛のせいなの あなたのためなの あなたがみて わたしがみた 明日へ続く道 二人手をとりあう 水色の季節  とても不思議な 事があるのネ 愛のせいなの あなたのためなの あなたがみて わたしがみた 明日へ続く道 二人手をとりあう 水色の季節
別れの予感 Duet with テレサ・テン夏川りみ夏川りみ荒木とよひさ三木たかし小野澤篤泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを  教えて 悲しくなる その理由 あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く  あなたを これ以上 愛するなんて わたしには出来ない  もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない  教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く  あなたを これ以上 愛するなんて わたしには出来ない  あなたを これ以上 愛するなんて わたしには出来ない
愁止符保科有里保科有里荒木とよひさ三木たかし村松充昭もう終りにしましょう 疲れきったふたりなら 寂しさを慰めあうだけの そんな関係は そばにいれば本当の 別れなんか出来ないわ 戯れで呼びださないで 私を また負けてしまうから ひび割れた 愛情(あい)のすき間に うずくまるよりも 想い出から逃げだして 心のままに輝いて 昔のあなたらしく 悲しくなるほど 今でも好きだけど …あなたひとりを  ふるえる指を拒めば 涙だけがこぼれるわ 冷えきった空気の中で ふたりにもう言葉ないから 明日のない 愛情(あい)のかけらに しがみつくよりも この部屋から出ていけば 素敵な女性(ひと)に 恋をして いつものあなたらしく 泣きたくなるほど 今でも好きだけど …あなたひとりを  心のままに輝いて 昔のあなたらしく 悲しくなるほど 今でも好きだけど …あなたひとりを
異性片平なぎさ片平なぎさ山上路夫三木たかし三木たかし友だちにも 相談はできません どうしたらば 人を愛してゆけるのか 思い悩み 日暮れの街ただ一人 あの人のことを想い 歩きました 泣きたい時も私 野の花のように 清らかな心を持って 待つことだけです ただひたむきに 生きること ただひたむきに 愛すること  涙ぐむの すぐ私 この頃は どうしたのと 人に聞かれてうつむくわ 少し早く 愛すること おぼえたの こんなにも 胸がみだれ つらいのです 泣きたい時も私 野の花のように 悲しみを 願いに変えて祈ってゆきます ただ ひたむきに 生きること ただ ひたむきに 愛すること
豊後水道水森かおり水森かおり阿久悠三木たかし竹内弘一背のびした恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ 春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢(お)う瀬もあるけれど 近くて 遥かね あなたと私には 岬巡れば また入江 人の情に出会えそう 辛口の地の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
らんぷの宿で川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし馬飼野俊一らんぷの宿は 海のそば 波を枕に 眠ります 心きずつけ やせ細り 恋にやつれた 女にも 眠れと歌う 子守唄 能登は冬です  手酌で酒を 飲みほして 海の幸にも 箸をつけ あとはランプを ひき寄せて 長い手紙を書きましょう 泣くなと歌う 子守唄 能登は冬です  抱かれた夜の 想い出を 波に語って 夢見ます 細いランプの 灯の下で 流す涙は何のため 恋せと歌う 子守唄 能登は冬です
思秋期中森明菜中森明菜阿久悠三木たかし足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちずけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
忘れないで ~time to say goodbye~オルリコオルリコ荒木とよひさ三木たかしあなたの愛情(あい)の 深さに溺れたら あしたが見えなく なってしまうから  このままそっと 自由に泳がせて あなたは他にも 守るものがある  たとえこの恋が 哀しく終わっても  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから  あなたの懐(むね)に とび込む勇気より 普通の人生 いつか選ぶから  想い出だけじゃ 若さは続かない 悲しくなるほど 愛が見えてきた  たとえちがう女性(ひと) 恋しているときも  忘れないで わたしのことを どんな未来を あなたが探しても 忘れないで 最後の約束 もう あなたのそばに いられないから  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから
愛のいさかい三善英史三善英史阿久悠三木たかし安物でいいからと 指環をねだり 今朝も小さな いさかいをした そんなものつまらない 見栄だと叱り ぷいとどこかへ あなたは消えた もしもこのまま 帰って来なければ それはそれで 仕方ないでしょう 寝転んで見渡した ガラス窓の隅に めずらしく青空が 小さく見える  指環など本当は ほしくはないが なぜか一言 からんでみたの こんなにももつれ合う 結果になると 誰があの時 考えたでしょう もしもこのまま 終わってしまうなら 愛はなんて もろいものでしょう 寝転んで見渡した ガラス窓の隅に めずらしく青空が 小さく見える
恋の免許証(ライセンス)麻生真美子&キャプテン麻生真美子&キャプテン荒木とよひさ三木たかしPlease show me 恋の免許証(ライセンス) ここのベンチは 15じゃ早すぎる Please show me 恋の免許証(ライセンス) 駐車禁止の 大人の場所よ  5分だけなら おお目にみるわ 気持ちはわかるの でも駄目よ 夏の日暮れは お話しだけじゃ きっとすまなく なるはずよ  Uターン Uターン 幼い恋だから Uターン Uターン 駐車禁止  Please show me 恋の免許証(ライセンス) 夜の渚は 危険が多すぎる Please show me 恋の免許証(ライセンス) 駐車禁止よ 日暮れになれば  映画みたいな 大人の恋は 3年早いわ まだ駄目よ プラトニックな ときめきだけじゃ きっと我慢が 出来ないわ  Uターン Uターン 幼い恋だから Uターン Uターン 駐車禁止  Uターン Uターン 幼い恋だから Uターン Uターン 駐車禁止 Uターン!!
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
パラレル・ガール岩井小百合岩井小百合とり・みき三木たかしUP! DOWN! STRANGE!! UP! DOWN! STRANGE!!  昨日あなたと出逢った時は 心しっとり淑女の顔で 何にも云えずに見つめていたけど ぶりっ娘 ちゃめっ娘 悪魔っ娘 なめちゃ困るよ シュガーボーイ ビートきかせて RIDE ON!!  POPPIN'! SHOCKIN'! DOCKIN'!! クルクル MIRACLE LADY LOOKIN'! ROLLIN'! FLASHIN'!! クルクル MAGICAL LADY わたしは噂の PARALLEL GIRL  昨晩はあなたに熱愛少女 ハートの瞳に ☆がまたたく 銀河の果てまで ハイパードライブ ぶりっ娘 ちゃめっ娘 悪魔っ娘 わたしはだれ? ここはどこ? うそよあなたは知っているの  POPPIN'! SHOCKIN'! DOCKIN'!! クルクル SPARK LADY LOOKIN'! ROLLIN'! FLASHIN'!! クルクル COLORFUL LADY わたしは噂の S(サイ)F(ファイ) GIRL  ぶりっ娘 ちゃめっ娘 悪魔っ娘 ぶりっ娘 ちゃめっ娘 悪魔っ娘 ぶりっ娘 ちゃめっ娘 悪魔っ娘  POPPIN'! SHOCKIN'! DOCKIN'!! クルクル MIRACLE LADY LOOKIN'! ROLLIN'! FLASHIN'!! クルクル MAGICAL LADY わたしは噂の PARALLEL GIRL  (UP! DOWN! STRANGE!!)
悲しみの証明イルカイルカ荒木とよひさ三木たかし夜更けの電話 あなたの声も いまは聴きたくない あきらめかけた 私の心 もて遊ばないで ちがう誰かに 淋しくされて 懐しいだけなら 終ったはずよ 悲しいけれど 昨日にもどれないの もう恋人じゃない 心があなたを好きでも 可哀想ね ふたり友だちにも なれないなんて あなたも自由 私も自由 追いかけないで これ以上  あなたがくれた 手紙と写真 いまもしまってある 送りかえせば 想い出までも 傷つけるようで いつか月日が 埃をかぶり 遠い日になっても 輝きながら 生きてたことを 忘れはしないと思う もう恋人じゃない しばらく悩んでいたけど 可哀想ね 涙こぼすことも 出来ないなんて あなたは空ね 私は雲ね あしたがいまは ちがうから  あなたも自由 私も自由 追いかけないで これ以上
グッバイ・ソウル保科有里保科有里うえだもみじ三木たかし若草恵最終便に間に合うように タクシーを拾いましょう 夜の市場の 人ごみの中 あなたにはぐれた フリで  南大門で見つめた最後の背中 許してほしい こんな我儘な別れを  グッバイ・ソウル めぐり逢えた この美しいアジアの街 グッバイ・ソウル 忘れないわ さよならあなた  このままずっと あなたとふたり この街で 暮らせたら 夢を見るほど 幸せだった 別れを言えない くらい  優しい腕に も一度抱かれたならば 引き返せない きっと何もかも捨てたわ  グッバイ・ソウル 握りしめた この指先が覚えている グッバイ・ソウル 忘れないわ 愛した人よ  グッバイ・ソウル めぐり逢えた この美しいアジアの街 グッバイ・ソウル 忘れないわ さよならあなた さよならあなた
最後のI LOVE YOU谷村新司谷村新司秋元康三木たかし僕は窓の近くで そして 君はソファーに座り 今日まで暮した2人の部屋を もう1度 見ている 君が最後に入れた 僕の好きな薄いコーヒー 黄昏の床に ふたつのカップが 並ばない その距離  I LOVE YOU 抱きしめたら 君のことを 引き止めてしまう I LOVE YOU もう これ以上 僕のせいで ふしあわせにできない  君は泣いちゃいけない だって 素敵なことじゃないか 彼に贈られたリングが きっと これからの味方さ それが後悔なのか 1人きりが淋しいだけか 愛はいつだって 信じる人を 傷つけるシーソー  I LOVE YOU 声に出せば 君のことを 引き止めてしまう I LOVE YOU 声に出さぬ 分かれ際の愛はいつも 美しい  I LOVE YOU 声に出せば 君のことを 引き止めてしまう I LOVE YOU 声に出さぬ 別れ際の愛はいつも 美しい 微笑みを 微笑みで 見送ろう
頬にかかる涙片平なぎさ片平なぎさ千家和也三木たかし三木たかしあなたが死んだ 悲しい通知(しらせ) 信じるなんてこと とても無理です こんな非道(ひど)いことがあるのですか 私 何をすればいいのですか あれほど愛したふたりです 炎くべた手紙 燃えています 灰になった写真 ゆがんでます 教えて下さい 私のすべきことを  あなたのあとを 私も追うと 心に決めたけど 許されません 誰の胸で泣けというのですか あなた以外誰がいるのですか あれほど愛したふたりです 悪いことは何も していません これが神の下(くだ)す 裁きですか 教えて下さい 私のすべきことを  こんな非道(ひど)いことがあるのですか 私 何をすればいいのですか 教えて下さい 私のすべきことを
バースデイの唄堀江美都子堀江美都子阿久悠三木たかしおめでとう おめでとう 誕生日 おめでとう ろうそくが一本 ふえましたね  おめでとう おめでとう 心から おめでとう 友だちが大勢 ふえましたね  シャンペンひとつ ケーキがひとつ ほほえみひとつ 涙がひとつ ラララ……… 想い出ひとつ 希望がひとつ  いくつでも いくつでも おめでとう いくつでも 今日の日はあなたの 特別の日  何度でも 何度でも 照れないで 何度でも 去年よりうれしさ ふえてますね  リボンがひとつ 花束ひとつ 握手がひとつ くちづけひとつ ラララ……… おめでとうひとつ ありがとうひとつ …………………………
心のきず香田晋香田晋阿久悠三木たかし夜にまぎれて 船が出る 傷をかくした 人が乗る 惚れた惚れたお前を 抱けもせず 意地で身をひく 馬鹿も乗る 北の海峡 ひゅるひゅると 風が泣き泣き 別れ唄  夢に何度か 起こされる 胸のいたみに 責められる たったたった一度の 想い出を 酒にうかべて 朝を待つ 北の海峡 海鳥が 一羽はぐれて しのび唄  赤い夕日が とろとろと 溶けて真近(まぢか)に 夜が来る 抱いて抱いて寝たいと この腕が 捨てたお前を 恋しがる 北の海峡 口笛が 未練ひきずり 恋の唄
心の瞳つるの剛士つるの剛士荒木とよひさ三木たかし楊慶豪心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた  言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは  愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える  たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 足あとが あるからさ  いつか 若さを 失くしても 心だけは 決して 変らない 絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も永遠のものだから  長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら  愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ 過去を 懐しみ ふり向いても それは 歩いてた 人生が あるだけさ  いつか 若さを 失くしても 心だけは 決して 変らない 絆で 結ばれてる  愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた  愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える  心の瞳で 君を見つめれば……
昔のように港町川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし昔なら 船が出て 見送る人もいた 別れは悲しいものだった 待つと云うのも生命がけ さだめまでもを敵にして 唇を噛みしめた 女が生きていた あゝ 昔のように 港町  行く人も 来る人も 何かを背負ってた 身軽な人などいなかった せまいながらも海峡は 心ひき裂く壁になり ときおりの噂だけ 信じて待つばかり あゝ 昔のように 港町  桟橋は 水びたし 涙も混らせて はぐれた鴎も泣いていた 心変りを責めるのも 逢えて全てを許すのも それぞれに人生と 思えるものばかり あゝ 昔のように 港町
母人よ五木ひろし五木ひろし荒木とよひさ三木たかし海が母なれば この空は父のごとく この世に授かった わが身の尊さよ めぐる四季だけが 生きている道標ならば せめて夢に咲き 老いて星に散れ  母人よ いまも恋しく 花に似た 優しき あなたの匂い 時よ つれて帰れ あなたのあたたかき胸に  人の儚さは 朝露に生まれ落ちて 夕べは悲しみの 涙に暮れてゆく 熱きこの胸も いつの日か雪に凍り 今日を何故急ぎ どこへ帰るのか  父人よ いまだ未熟で 盛夏の日の 青雲より あなたは高く 時よ 語りかけて あなたの教えのように…  母人よ いまも恋しく 花に似た 優しき あなたの匂い 時よ つれて帰れ あなたのあたたかき胸に  あなたのあたたかき胸に
博多情話細川たかし細川たかしなかにし礼三木たかし竜崎孝路博多女が 花ならば 落ちる手前の 紅椿 帯を解く手も もどかしく 肌をよせあう ひとときだけは この世の外へ 逃(のが)れてゆける だから人の 妻と思わず 名前で呼んで 呼びつけて 呼びつけて  泣くな嘆くな 死ぬなよと 博多人形が みつめてる 糸を引くよな くちづけを 交わす二人に 明日(あした)はないが 引き裂いたって 二つの命 闇の中で 求め合います だから今夜も しのび逢う しのび逢う  博多山笠 追う声が 朝のしじまを 破ります はなればなれに 生きたけど せめて私が 死ぬときだけは お前が俺の 妻だと言って ひしと胸に 抱いて下さい その夢だけは 叶えてね 叶えてね
愛の言葉よりくちづけを石川さゆり石川さゆり岩谷時子三木たかし若草恵ブーゲンビリア 咲き乱れて その向こうは 海ばかり そっと肩を 抱いてくれる バンダナが 似合う子 若すぎる 十七の黒い瞳が 私の心を まどわせる 昨日まで耐えてきた 哀しみを どうぞ 忘れさせてね どうして知ってるの 恋の手くだ 私にはわかる 可愛いわ 笑う声が どこか淋しい メランコリー なのですか 君も愛に 傷ついたのね 答えなくて いいのよ  陽が昇り陽が沈む 空の下 明日のことさえ わからない 砂に寝て束の間の 幸せを せめて 感じあえたら 波の音だけが きこえてくる 愛の言葉より くちづけを  陽が昇り陽が沈む 空の下 明日のことさえ わからない 砂に寝て束の間の 幸せを せめて 感じあえたら 波の音だけが きこえてくる 愛の言葉より くちづけを  愛の言葉より くちづけを
ありふれたシャンソン五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかし他人ごとじゃ ないみたい あのひとが 別れたって あんなにも愛し あんなにも尽し うらやんでいたのに  笑わない女になり 疲れたと溜息つき もうふたたび 男には 夢見たりはしないって  わからないものね 男と女 とてもありふれたシャンソン 時のいたずらに遊ばれて 不幸になるなんて  あのひとは ご存知ね いい女 だったから 誰からも好かれ 目立ってたけれど 面影もないのよ  酔いどれになりそうだと 似合わない言葉を吐き 指環のない手を見せて 軽過ぎると云ってたわ  罪なものね 男と女 作りものめいたシャンソン 純ないいひとを いじめたり 道化にするなんて  わからないものね 男と女 とてもありふれたシャンソン 時のいたずらに遊ばれて 不幸になるなんて
虹の彼方秋元順子秋元順子上田紅葉三木たかし若草恵あなたを傷つけた分だけ 私も血を流したわ 上手に愛を語れない 似た者同士だから 激しく憎み合いながらも 心で求め続けたわ 壊れるほどの胸の痛み それも愛のかたち… 散りゆく花の命でも 光りを浴びて生きた 雨の後に光る虹は どんな罪でも過去に還す to love again もう一度 涙を捨てて あの日のように to love again 運命(さだめ)の糸をたぐり寄せて 最後の愛を あなたに…  気づいていたはずよ あなたも 心をもしも開いたら 誰より二人解り合える 仲間だってきっと… 生まれた意味のきらめきが 織りなす愛のパズル 夜の闇が深いほどに 星は瞬き闇を照らす to love again 抱きしめて 別れを例(たと)え 止められぬとも to love again 本当の事を伝えたくて 愛していると 一言…  散りゆく花の命でも 光りを浴びて生きた 雨の後に光る虹は どんな罪でも過去に還す to love again もう一度 涙を捨てて あの日のように to love again 運命(さだめ)の糸をたぐり寄せて 最後の愛を あなたに…
夕月徳永英明徳永英明なかにし礼三木たかし坂本昌之おしえてほしいの 涙のわけを 見るもののすべてが 悲しく見えるの 夕月うたう 恋の終りを 今でもあなたを 愛しているのに  おしえてほしいの 私の罪を 許されるものなら あやまりたいの 夕月さえて 心はいたむ あまりにいちずに 愛しすぎたのね  おしえてほしいの 忘れるすべを つきまとう幻影 あなたの面影 夕月だけに 愁いを語る 涙をあなたに ふいてもらいたい
めざめ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかしささやかれ ささやかれ どうしていいのか わからない あのひとの あのひとの 言葉は私を困らせる  高校二年なら 大人のはずだから わかってくれるね とあなたはいうけれど 愛しているなんて 余りに恐すぎて 真赤なスカートを 思わずひるがえす  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや  さそわれて さそわれて ことわる言葉もさがせない あのひとの あのひとの まなざし 私をなやませる  返事をすることが 大人の礼儀だと あなたは少しだけ 怒った顔をする 何かを言いたいと 答えをさがすけど 髪の毛かみながら 私はふるえてる  いじめちゃいやいや 急いじゃいやいや 怒っちゃいやいや いやいや
ふりふり叶和貴子&五木ひろし叶和貴子&五木ひろし阿久悠三木たかし若草恵たぶん ふたりのシナリオは 次のページが破れてる ラストシーンの書きなおし あなた どう書くの  ハッピーエンドになる筈が にがい味付けしたものさ 愛のヤマ場のその後を きみは どうするの  だましたふり 信じたふり 愛したふり 妬いてたふり やさしいふり つめたいふり 激しいふり ふりふり  ふりで書けない真実に あなたと私 私とあなた いま 心を迷わせる  いつか頬杖つく癖が きまりポーズになっている セリフ忘れた人のよう あなた どうしたの  恋が遊びで終るなら 洒落たラストに出来るけど エンドマークのその先を きみは どう思う  嬉しいふり 悲しいふり 淋しいふり せつないふり 夢見たふり 焦がれたふり 溺れたふり ふりふり  ふりで書けない真実に あなたと私 私とあなた いま 心を迷わせる  だましたふり 信じたふり 愛したふり 妬いてたふり やさしいふり つめたいふり 激しいふり ふりふり  いま 心を迷わせる
君が野に咲くバラなら和田アキ子和田アキ子荒木とよひさ三木たかし君が野に咲く バラなら 風に心揺らしてごらんよ 恋をしたなら 切なくなるけれど もう子供じゃないよ  めぐり逢いは タミー 季節の贈り物さ いつも誰かの胸に搖れてておくれ 赤い野バラよ いついつまでも 咲いてておくれ タミー 君は野バラよ  君が野に咲くバラなら 風の言葉話してごらんよ 恋をしたなら 淋しくなるけれど もう一人じゃないよ  めぐり逢いは タミー 明日の贈り物さ いつも誰かの胸に 搖れてておくれ 赤い野バラよ いついつまでも 咲いてておくれ タミー 君は野バラよ  めぐり逢いは タミー 季節の贈り物さ いつも誰かの胸に搖れてておくれ 赤い野バラよ いついつまでも 咲いてておくれ タミー 君は野バラよ いついつまでも 咲いてておくれ タミー 君は野バラよ
驛舎テレサ・テンテレサ・テン荒木とよひさ三木たかし落葉がホームに音もなく舞い散る まるで私の心のように 人影とだえたベンチで 過去から逃げだす汽車を待つ 愛にそむかれても心だけは あなたの部屋に置いてゆくわ あの暮らしも想い出もこの驛舎に残して あの暮らしも想い出もこの驛舎に残して  コートの襟たてうつむけば黄昏 まるで映画の場面のように 小さなトランクひとつが なおさら悲しい旅だけど 愛にそむかれても死にはしない たとえつめたい冬が来ても あの暮らしが想い出がこの驛舎にあるから あの暮らしが想い出がこの驛舎にあるから  愛にそむかれても死にはしない たとえつめたい冬が来ても あの暮らしが想い出がこの驛舎にあるから あの暮らしが想い出がこの驛舎にあるから
夏の花よ内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠三木たかしお前を抱いたら 軽い 軽い こんなにも 泣いてくらす時が長過ぎて やせてしまったか 花園に 戻したら 咲くかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  いつでも お前が 損な役を引き受けて 笑うことが苦手だったのと いってくれたけど 微笑めば しあわせが 来るかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に  背中を見たなら 細い 細い あんなにも 雨とまじる影がはかなくて 消えて行きそうだ この部屋に 忘れもの あるかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に
夜桜お七ジェロジェロ林あまり三木たかし鈴木豪赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆け出す指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪  口紅をつけてティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり  熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪
私のしあわせ石野真子石野真子石野真子・補作詞:荒木とよひさ三木たかし「誰もが幸せを夢見ているのです 私だって もっと幸せになりたい それは 唄うことですか それは 踊ることですか」  春には二人でお花を つみに行きましょう 夏には太陽の下で おどけて踊りましょう 秋には大人びたドレスでも 着てみましょう そして冬には私の誕生日 祝ってほしいわ いつまでも可愛い女でいたい あなたの心に沿うような 瞳の中にあなただけ映し 歩いて行く時 それが私のしあわせだから  春にはエプロン姿で あなたを待ちましょう 夏にはベランダの椅子で オレンジかじりましょう 秋にはおそろいのセーターでも 編みましょう そして冬には私の誕生日 祝ってほしいわ いつまでも可愛い女でいたい あなたの笑顔にふさわしい 瞳の中にあなただけ映し 暮せるその時 それが私のしあわせだから
愛人川上大輔川上大輔荒木とよひさ三木たかしあなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽して 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そしてだきしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽して 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて、恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽して 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて、恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
秋日和あべ静江あべ静江阿久悠三木たかし秋のセーターを編みあげました 多分気にいると思います 好きな果物を買っておきます 鍵はともだちにあずけます  私は行かなければなりません 話が出来なくてごめんなさい 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい  窓のカーテンをとりかえました すぐに気がついてくれるでしょう 爪を伸ばしては危いのです 棚に爪切りを置きました  私は行かなければなりません あなたにさよならをいうのです 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい
みちのく雪灯り原田悠里原田悠里やしろよう三木たかし前田俊明雪また雪にみちのくは 暮れてわらべのはしゃぐ声 帰りたいあの頃に かまくらのともしびは 故郷の恋あかり夢あかり  花くれないにくちびるを 染めて恥じらう綿帽子 帰りたいあのひとに 嫁ぐ日を待ちわびた 遠い日のぬくもりは今どこに  風凍てついて哭く夜も 春は心の中にいる 帰りたいあの町に 哀しみを埋めながら 故郷に雪が降る夢が降る
死んでもいい五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしこころの中で かき抱き 逢わない間は 夢だけど ふとした運命(さだめ)のいたずらで 逢ってしまえば地獄にも 嬉し涙の熱さだけ 頬に感じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  ちぎれた糸をたぐり寄せ 思いを託して結ぶのは 世間の人から見たならば 道にはずれた罪になる 夢もうつつも まぼろしも すべて信じて 愛したい うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい  うしろ指さされても 転げ落ちたい二人して 死んでもいい
東京白夜内山田洋とクール・ファイブ内山田洋とクール・ファイブ阿久悠三木たかしらせん階段 裸足でおりながら 恋と酒との 酔いざまし 耳のピアスを 忘れて来たけれど 取りに戻れば 帰れない 今日で終わりと しっかり云いきかせ 辛い恋など 切り捨てる だけど心は未練にひきずられ 足の運びも遅くなる もう私 つかれたわ あれこれ めんどうで  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜  くせのない髪 何度もかき上げて うしろ見たさを 我慢する きれいごとでは 済まないさよならを 私きれいに 云って来た 薄荷煙草を一口喫ったけど おとは指先 焦がすだけ 揺れるからだを 支える人の手が ここにあったら 抱かれそう でも私 ならないわ すっかり臆病で  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜  眠りたい 眠れない かくれる夜がない 東京白夜
悪い噂矢吹健矢吹健千家和也三木たかし昨夜(ゆうべ)もあなたの 悪い噂を聞きました 泣くまいと思いつつ 泣いていた私なの ああ戻れは しないけど 夢が夢が夢が あとひく いい人すぎて 損をする性質(たち) あなたという人は  近くであなたの 悪い噂を聞きました 逢うまいと思いつつ 捜してた私なの ああどうなる ものじゃない 傷が傷が傷が 痛むの いい人すぎて 損をする性質 あなたという人は  つい今あなたの 悪い噂を聞きました 思わず薄化粧 つけていた私なの ああ何にも しないけど 胸が胸が胸が 熱いの いい人すぎて 損をする性質 あなたという人は
今度生まれたら因幡晃因幡晃上田紅葉三木たかし塩入俊哉さよならを言うその度に 心が泣いてたわ あなたと別れたあとで 椅子に寄せたこの頬 切なさと恋しさが今 涙になってこぼれ落ちる こんなにもあなたを好きな私がいるなんて…  お願いよ 夢の中までは どうか逢いに来ないでね たとえ罪でも 出逢えたことを 愛しむならば お願いよ 夢の中までは どうか逢いに来ないでね いつかこのまま逢えなくなる その日のために…  懐かしいそのぬくもりに 触れたら迷いそう 今日こそ最後と胸に ひとり決めた私よ それぞれに家路をいそぐ 駅前人の群れにまぎれ 振り向けば小さくなるわ 愛したその背中  お願いよ 今度生まれたら どうか忘れないでいて 次は必ず ずっとあなたと 離れずにいるわ お願いよ 今度産まれたら どうか忘れないでいて 今は心に鍵をかけて 終わりにしても…  お願いよ 夢の中までは どうか逢いに来ないでね いつかこのまま逢えなくなる その日のために…
この身がちぎれるほどに~Lovin' you is killin' meアグネス・チャンアグネス・チャン荒木とよひさ三木たかし泣きだしそう… あなたが好きになって すべてを投げすて 愛に走りたい 燃えるままに 堕ちてゆけるなら 踏みだす勇気 それだけなのに あなたの心に 閉じこめられたら 他に何も 見えなくなるわ 抱きしめられて 生まれ変わるの Lovin' you is killin' me この身がちぎれるほどに  綺麗かしら… あなたのそばにいれば 苦しくなるほど 胸がときめいて 熱い指が ふれるそれだけで 時間(とき)の流れも 止まってしまう あなたの瞳に 映してくれたら 他の暮し 出来なくなるわ 抱きしめられて 変わっていくの Lovin' you is killin' me この身がちぎれるほどに  あなたの心に 閉じこめられたら 他に何も 見えなくなるわ 抱きしめられて 生まれ変わるの Lovin' you is killin' me この身がちぎれるほどに …この身が ちぎれるほどに
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
さくらの花よ 泣きなさい黛ジュン黛ジュン荒木とよひさ三木たかし坂本昌之逢いたくて瞼(め)を閉じて この胸の寂しさを 人は誰も幼いと きっと笑うだろう 心まで嘘をつき また人を傷つけて 生きることの恥ずかしさ 自分だけに問えば… さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣でボクも 泣いてあげるから  この慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら 時はすべて灰色に 変えてしまうだろう また生れ変れると 言葉だけ捜しても 死ねるほどの潔(いさぎよ)さ 心の中なくて… さくらの花よ 散りなさい そんなに何処(どこ)かに 行きたいならば さくらの花よ 散りなさい 隣でボクも 泣いてあげるから  さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣でボクも 泣いてあげるから 隣でボクも 泣いてあげるから
おまえの夢中条きよし中条きよし杉紀彦三木たかし小杉仁三おんなの夢を こわす男に 出会ってばかり 来たんだろう 冷たい手だね 細い指先 おれでよければ 抱いて眠ろう 何にもやれない やれないけれど すきな様に 夢でも見なよ…… だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ  淋しい夢が めぐる枯野に いつかは花も 開くだろう ひきずる宿命(さだめ) うすい幸せ 遠い昔の ことにするのさ 何にもやれない やれないけれど 子守唄を うたってやろう…… だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ  何にもやれない やれないけれど すきな様に 夢でもみなよ だからもう 涙なんか捨てゝ そっと眠れよ 夢はおまえのものさ おまえのものさ
みずいろの手紙BUZZBUZZ阿久悠三木たかしBUZZ“お元気ですか? そして 今でも 愛しているといって下さいますか”  みずいろは涙いろ そんな便箋に 泣きそうな心を たくします あれこれと楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす私です 逢えなくなって二月過ぎて なおさらつのる恋心 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい  みずいろは涙いろ それを知りながら あなたへの手紙を 書いてます 誰からも恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛していると言われた時が だんだん遠くなるみたい 手紙読んだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい
さくらの唄香西かおり香西かおりなかにし礼三木たかし薗広昭何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら 友達に ひきょうなやつと わらわれるだろう わらわれるだろう  今の僕は何を したらいいの こたえておくれ 別れた人よ これで皆んないいんだ 悲しみも 君と見た夢も おわったことさ おわったことさ  愛した君も 今頃は 僕のことを忘れて 幸福だろう おやすみをいわず ねむろうか やさしく匂う さくらの下で さくらの下で さくらの下で
別れの予感岩崎宏美岩崎宏美荒木とよひさ三木たかし泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなる その理由 あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには出来ない  もう少し奇麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのちできるなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることの すべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには出来ない  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには出来ない
別れの予感ハナレグミハナレグミ荒木とよひさ三木たかし鈴木正人泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを  教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない  もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない  教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない
ここへおいでよわらべわらべ荒木とよひさ三木たかし佐藤準淋しくなったら ここへおいでよ 涙を連れて わたしのそばへ 心が迷子に なった時は うしろを見ないで 歩いておいで ルルル ルルル… 淋しくなったら ルルル ルルル… ここへおいでよ  せつなくなったら ここへおいでよ 涙の理由(わけ)を 話してごらん 心が風邪を ひいた時は わたしがよりそい 眠っていいから ルルル ルルル… せつなくなったら ルルル ルルル… ここへおいでよ  悲しくなったら ここへおいでよ 涙をふいて いつでもあげる 心のハンカチ さがす時は 何んにも言わずに 隣りにおいで ルルル ルルル… 悲しくなったら ルルル ルルル… ここへおいでよ  ルルル ルルル… 悲しくなったら ルルル ルルル… ここへおいでよ
時代屋の女房小林幸子小林幸子村松友視三木たかし時代を売るから 時代屋と どこかの誰かが 言っていた 売ってください わたしにも あなたの心の 炎まで ふれもせで 色は匂へど 散りぬるを 花に嵐の その中を ふわりふわふわ ゆらゆらり ゆらりゆらゆら ふわふわり 陽炎みたいな このわたし だから抱きしめて あなた  時代を買うから 時代屋と どこかの誰かが ささやいた 買ってください わたしから あなたを愛する 炎まで ふれもせで 色は匂へど 散りぬるを もののあはれが 風に舞う ふわりふわふわ ゆらゆらり ゆらりゆらゆら ふわふわり 陽炎みたいな このわたし だから抱きしめて あなた  陽炎みたいな このわたし だから抱きしめて あなた
時の流れに身をまかせ夏川りみ夏川りみ荒木とよひさ三木たかし知念輝行もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれた それだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
旅路五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしあのひとは 今はもう 名前も変り しあわせに 訪ねることも ためらわれ 噂を聞いて 遠ざかる  この旅は いつ終わる 悲しみだけを 道づれの 愛するひとの 一人さえ この手に抱いて やれなくて  ふるさとは いつの日も 見つめるだけの ほろ苦さ 旅路の宿で 酒をくみ 一人で思い 眠るだけ
さくらの花よ 泣きなさい大下香奈大下香奈荒木とよひさ三木たかし若草恵逢いたくて瞼(め)を閉じて この胸の寂しさを 人は誰も幼いと きっと笑うだろう 心まで嘘をつき また人を傷つけて 生きることの 恥ずかしさ 自分だけに問えば…  さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣でボクも 泣いてあげるから  この慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら 時はすべて灰色に 変えてしまうだろう また生れ変れると 言葉だけ捜しても 死ねるほどの潔さ 心の中なくて…  さくらの花よ 散りなさい そんなに何処かに 行きたいならば さくらの花よ 散りなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから  さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから
哀しみの予感坂本冬美坂本冬美林あまり三木たかし脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる  これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ  脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる
寝物語を聴かせてテレサ・テンテレサ・テン荒木とよひさ三木たかし飛澤宏元・平野孝幸あなたしか愛せない 誰かと恋をしても 最後はいつも 何かがちがう どんなにいい人だって 悲しみの見がわりに あしたを 選ぶよりも 心の中に あなたがいれば それで いいはずよ 愛されたこと それも夢なら 想い出だけで いいから あの日のように 優しく抱いて そして 寝物語を わたしに聴かせて  昨日しか愛せない 涙がかれたいまも うぬぼれだけど あなたのことは 一番知ってるつもり 悲しみと幸せを 仲良しにできるなら 涙の中の あなたと暮らす それで いいはずよ 生きていること それも夢なら 振り向くだけで いいから あの日のように 優しく抱いて そして 寝物語を わたしに聴かせて  あの日のように 優しく抱いて そして 寝物語を わたしに聴かせて
万華鏡五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしあなたが 男で そして 私が女なら 色づく花になりそうなの このまま終わらないわ  たがいに 大人で 酸いも甘いも 知っていて 今さら若いこどものように 夢うつつもないけれど  たび重ねればいとしさが増し もう何もかも捨ててもいい 落着いた恋なんて ないわ ないわ ない アアア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡  本気にならずに 好きとすましていられたら 火傷もせずに 生きられるのに それでは つまらないわ  静かに飲んだり 時に抱かれて踊ったり こういう仲でいるのがいいと 云いきかせていたけれど  このしあわせが苦しさを呼び 火の激しさを求めている 何げない恋なんて ないわ ないわ ない アア アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡 アア  はかなく崩れ 崩れて結び またきれいに咲く アア こぼれて散って 色どり変えて 恋 万華鏡
涙の果てに北原ミレイ北原ミレイ下地亜記子三木たかし若草恵ひと冬を泣き暮らし 涙も枯れた頃 友達がからかうの 綺麗(きれい)になったよと 徒(いたずら)に戯(たわむ)れに 恋したのじゃないから 悔やまない恨まない 熱い日々が愛しい 涙の中から 探し出したのは それは感謝(こころ) それは笑顔 あなたに出逢えて……よかった  幸福(しあわせ)は優しさが 運んでくるものと 昔なら気付かずに 誰かを傷つけた この世には無駄な事 ひとつだってないのね 哀しみも苦しみも 恋の終わり別れも 涙の向こうに 揺れてる想い出 愛の深さ 愛の真実(まこと) あなたに出逢えて……よかった  涙のしずくが 教えてくれたの 明日の希望 明日の勇気 あなたに出逢えて……よかった
酔ったほうが勝ち鳥羽一郎・キムヨンジャ鳥羽一郎・キムヨンジャ千家和也三木たかし若草恵先に帰ればいいじゃない 無理につきあうくらいなら 先に帰ればいいじゃない べつにとめたりしないから 今日は変だよおかしいよ 今日はちがうわあやしいわ 恋とお酒はどこかよく似てる はじめ恐々やがてずるずる 酔ったほうが勝ち 酔ったほうが勝ち AH AH AH AH ひとつ聞きたいことがある ひとつ言いたいことがある 帰っていいの? 帰っていいの? 帰っていいの?  先に帰ればいいじゃない そばにいるのが厭ならば 先に帰ればいいじゃない 口を聞くのも厭ならば 今日はご機嫌ななめなの 今日はからんでくるんだね 恋とお酒はまるでよく似てる 急にやさしく不意につめたく 酔ったほうが勝ち 酔ったほうが勝ち AH AH AH AH ひとつ言いたいことがある ひとつ聞きたいことがある 帰っていいの? 帰っていいの? 帰っていいの?  恋とお酒はどこかよく似てる はじめ恐々やがてずるずる 酔ったほうが勝ち 酔ったほうが勝ち AH AH AH AH ひとつ聞きたいことがある ひとつ言いたいことがある 帰っていいの? 帰っていいの? 帰っていいの? 帰っていいの?
眠れない夜を数えてヤン・スギョンヤン・スギョン荒木とよひさ三木たかし眠れない あの人と 喧嘩したから 出逢いから 今日までの 月日 ならべてみる 愛することって心細い きっと迷路 ふりむいて淋しく 遠くが見えない  泣きだしそう 好きで好きで もっと好きで もしもずっと 逢えないなら 涙よりも悲しくなる あしたが そばに来てよ いつもみたい ふざけ合って いまは私 悪かったと あやまること もう出来るから  眠れない あの人の 電話くるまで 友だちと 長話し 今日はやめてるのに 心の心配 渦を巻いて 胸が痛い 長すぎる時間は 急いでくれない  泣きだしそう 抱いて抱いて すぐに抱いて こんな思い するのならば 強がるより素直なまま 逢いたい そばに来てよ いつもみたい ふざけ合って いまは私 悪かったと あやまること もう出来るから  泣きだしそう 好きで好きで もっと好きで もしもずっと 逢えないなら 涙よりも悲しくなる あしたが そばに来てよ いつもみたい ふざけ合って いまは私 悪かったと あやまること もう出来るから
時の流れに身をまかせ上沼恵美子上沼恵美子荒木とよひさ三木たかしもしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれた それだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
北斗七星-乙女の神話-石原裕次郎石原裕次郎阿久悠三木たかし若草恵まだくちびるに 紅もなく 前髪さえも 切りそろえ 頬をうぶ毛で光らせて はじらう乙女よ 乙女よ…  うなじは細く うつ向いて おさない肩は ふるえがち といたリボンを 投げすてて 夢見る乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  瞳は濡れて かげりなく 耳たぶ薄く 貝に似て 花の香りの 肌白く ほほえむ乙女よ 乙女よ…  無邪気なまでに明るくて 素足で草を 踏みつけて 渡る小川に春の色 まぶしい乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ
NE-KO保科有里保科有里荒木とよひさ三木たかしミャーン ミャーン 泣いてすり寄ってくる あんたはいいね あたしがいるから ミャーン ミャーン それでも 悲しいこともあろう 誰かに 恋した こともあろう  猫に生まれりゃ 猫の人生 不幸もあれば 幸福も 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に  ミャーン ミャーン 泣いて心配してる あんただけだよ 解っているのは ミャーン ミャーン 今夜も隣りで 眠ろうか ぬくもり 借りて 眠ろうか  猫に生まれりゃ どんな夢見て 枕を濡らし 泣くだろか 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に  猫に生まれりゃ 猫の人生 不幸もあれば 幸福も 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に
渡り鳥 …北から南から…香田晋香田晋阿久悠三木たかし雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生まれさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという  雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという  雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという  雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという  雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという
津軽海峡・冬景色八代亜紀八代亜紀阿久悠三木たかし伊藤雪彦上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色  ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色
想い出のセンチメンタル・シティ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしもうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった  ベージュ色した枯れ葉が舞う 赤いコートのひとが通る そうね 季節が秋になったのね 心細いと思ったら  ぼくらはあまりに若過ぎた だからこんなに傷ついた ポツンと話すあのひとに 霧が降る 霧が降る センチメンタル・シティイ  もうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった  銀杏(いちょう)並木がはだかになり 笛の音のような秋風吹き そうね すべてが終るころなのね 私ひとりと思ったら  たのしいことだけ想い出に 泣いた日のこと忘れよう 笑顔で話すあのひとに 霧が降る 霧が降る センチメンタル・シティイ  もうここで別れようと あのひとがいった もう少し歩いてよと 私がいった
小柳ルミ子小柳ルミ子荒木とよひさ三木たかし冷たくされて 今は飽きられ あなたのことを恨めば 淋しい女性 どこにもいると 人は笑うだけ 傷つくことが 愛だと知って すべてを水に逃がせば 死にたいなんて 愚かなことと きっと解るはず あなたの青空を 飛んでた 一羽の鳩が いたよと  胸の奥に いいきかせて 慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る 黄昏の この裏窓に  心走らせ 髪を乱して あなたの腕にすがれば 嫌われるより みじめになると 人は止めるだけ 涙がいつも 人生ならば  この世はすべて寂しい 幸福だけで 生きてることは きっと出来なくて あなたの青空に 溺れた 悲しい鳩が いたよと  話し相手 誰かいたら 別れ歌唄うけど 泣きだしたら ひとりがいい  黄昏の この都会は  胸の奥に いいきかせて  慕情をたちきれば いつか そうね いい日も来る  黄昏の この裏窓に 黄昏の この裏窓に
スポットライトしばたはつみしばたはつみ阿久悠三木たかし誰でも一度くらい スポットライトが当るでしょう ねえ それが 人生というものでしょう  あなたとくらすときまった時に 私はそうかと思ったけれど そんなの夢だと三日でわかり 一日過ぎたらこわれていたわ タクシードライバー 朝のコーヒーすする横で 私は汽車の時間表を見ている  やり直しだわ もう一度 やり直しだわ もう一度 どこかで楽しげにくらしてみるわ くらしてみるわ  くやんで泣いたり決してしない あきらめやすさが取り得だけれど 踊り子ぐらしも限りがあるし そろそろいい目に当ってみたい 人生ルーレット はってみる気になった時に 私はいつもドジを踏んでしまうの  やり直しだわ もう一度 やり直しだわ もう一度 どこかで楽しげにくらしてみるわ くらしてみるわ  誰でも一度くらい スポットライトが当るでしょう ねえ それが 人生というものでしょう
届かなかったラヴレタークミコクミコ覚和歌子三木たかし若草恵あの日とおなじ 空に出会うたび 泣きそうになる 私がいる よく晴れた 坂の途中 振り向いて 微笑んだ人  それは他愛もないくせに かわりのきかない日々でした 一粒の勇気 それさえあったら こんなに悔やまないのでしょう  ごめんなさい ありがとう ずっとあなたを 愛していました 声を枯らして叫んでも もう届かない言葉たち もう届かないラヴレター  残されたのは からっぽのからだ 取り戻せない あなたのぬくもり ガラス越しの 日だまりの中 ここから先は ひとりの明日  それは他愛もないくせに 抱きしめたいよな日々でした こんなに悔やんで 悔やみきれぬまま それでも 生きていくのでしょう  ごめんなさい ありがとう ずっとあなたを 愛しています 声を枯らして叫んでも もう届かない言葉たち もう届かないラヴレター
愛の暮色山口百恵山口百恵千家和也三木たかし街は夕闇の中にとけて行く 人は賑わいをおいてさって行く  あの日の身なりで あの日の心で 私はひとりここにここに来ました 自分のこの目で 自分のこの手で あなたの愛をたしかめに来ました 街に思い出の風が吹いている 人が悲しみを胸にだいている  心は変りやすいものだと聞いてます 切れた糸は結べないと私知っています  街は夕闇の中にとけて行く 人は賑わいをおいてさって行く  あんなにたくさんこぼした涙も 乾いた頬に跡が残るだけです 嫌われたのならあきらめつけます あなたに愛をすべて返しましょう 街に思い出の風が吹いている 人が悲しみを胸に抱いている  街は夕闇の中にとけて行く 人は賑わいをおいてさって行く ラララ…
心の瞳紫レイ紫レイ荒木とよひさ三木たかし心の瞳で 君をみつめれば 愛することそれが どんなことだか わかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠回りをしてた 人生だけど 君だけがいまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える たとえあしたが少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 足あとがあるからさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ過去(きのう)を懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 人生が あるだけさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  愛することそれが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える  心の瞳で 君をみつめれば……
愛を切り札にして由紀さおり由紀さおり阿久悠三木たかしバスを降りたら そこは 海辺の町だった 少し早めの季節につつまれてる  今日のホテルを探し 通りを歩いたら 人の視線が私にそそがれる  愛を切り札にして しばり合ってた日々は 胸に見えない傷を 数知れず刻んだけれど  今は私はひとり この孤独とひきかえに 思うまま翼をひろげる 自由を手に入れた  窓をあけたら 海に いさり火またたいて 遠いところへ来たわと思えて来る  酒と男と夢と 過ぎ行く歳月と そして心の寒さを思い出す  くわえ煙草のままで 上げる水割りグラス 遠くはなれて あなた さよならの乾杯しましょ  今は私はひとり この孤独とひきかえに 思うまま翼をひろげる 自由を手に入れた
火の鳥美川憲一美川憲一秋元康三木たかしあたしから 切り出して 御破算にしたのに あの女(ひと)と 別れたと 噂を聞いて また燃える  火の鳥みたいな あなた 炎の翼を広げ 思い出から 今甦る 火の鳥みたいな あなた あたしの心の空を 昔みたく 飛び始めたわ  チャンポンで 飲み続け 悪酔いをした日は さみしくて 眠れずに 「もしも」ばかりを繰り返す  残り火みたいな 未練 愛し合ってた日々は 忘れかけた あなたの住み処(か) 残り火みたいな 未練 あれから くすぶり続け 消せやしない 命になった  火の鳥みたいな あなた 炎の翼を広げ 思い出から 今甦る 火の鳥みたいな あなた 触れば 火傷(やけど)をすると 知っていても そばに行きたい
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
空はこんなに青い山口百恵山口百恵千家和也三木たかし人の眼も恐れずに 倖せに酔いながら 眼を閉じた昼下がり 今はもう帰らない あなた私は 間違っていました 愛はいつでも 与えられるものと どうぞ許して 遅すぎるでしょうか 出来るならあの胸に もう一度 泣いていることが 恥かしいくらい 気がつくと 空はこんなに青い  何事もないように 花の咲く春が来て つきまとう幻を 泣きながら抱きしめる あなた私は 間違っていました 愛の尊さ 少しも知らないで 時の流れは 戻らぬものですか 出来るならあの胸に もう一度 命あることも 忘れそうなほど 気がつくと 空はこんなに青い
哀歌森進一森進一五木寛之三木たかし人を愛しては 傷ついてきたけど こんどだけは きっとちがうと感じた この世は愛だけで 生きてはゆけないと わかっていても やっぱり夢を見ていた だけど季節は過ぎ 愛がこわれてゆく なぜかこわれてゆく 心ただ うつろに  人はそれぞれに 生きるものだけれど あなたのいない 明日(あした)なんていらない 哀しみを笑顔で ごまかしたりせずに 泣いて後を追うわ 子供のように だけど いつかはきっと 愛は還(かえ)ってくる きっと還ってくる 待つわ ただ信じて  だけど いつかはきっと 愛は還ってくる きっと還ってくる 待つわ ただ信じて 待つわ ただ信じて
愛人森進一森進一荒木とよひさ三木たかしあなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
あした悪魔になあれ木之内みどり木之内みどり阿久悠三木たかし今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  おとなし過ぎる 私がつまらない 時にははめをはずせるといいのだけれど とってもそれは出来そうにもないの あなたがじれていることは知ってるけれど  くちづけしそうな 顔を私に寄せて あなたは強く抱きしめてささやくの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ  内気なだけじゃ 駄目だと知ってても いい子になってしまうのはどうしてかしら 頭の中で考えてることは 驚くほどに大胆な 女の子なの  からだのふるえを知られたくない私 あなたはそれを感じていじめるの  今日は可愛い 君でいいから あしたはあしたは 悪魔に悪魔に悪魔に悪魔になあれ
愛の鎖谷本憲彦谷本憲彦岡田冨美子三木たかし私の胸に愛の火の手が まわる抱いて強く やさしく 好きよ あなたの匂いが 寄せては返す波にさらわれそうよ だから もっと溺れて死んで いっしょに生きかえりたいの 愛の牢屋に閉じ込められて このまま あなたと二人 燃える吐息は 鎖をとかす 何も言わないで言わないで 哀しいくらい夜が素肌を包む 強いあなたにすべてを預けて 確かめあいたいの  まぶたの裏で愛のしずくが光る 夢の中で このまま生きてゆけたらいいのに お願いあなた心が逃げないように 時をとめて忘れて揺れる わたしをつかまえていてね 愛の牢屋に閉じ込められて このまま あなたと二人 熱くせつなくやさしく甘く 何も言わないで言わないで 私の胸に愛の火の手がまわる 今が欲しいの明日がなくても しあわせになるから 強いあなたにすべてを預けて 確かめあいたいの
黄色いボタンわらべわらべ荒木とよひさ三木たかし鈴木慶一迷子になった 迷子になった 黄色いボタン お部屋のどこに お部屋のどこに かくれているの かくれんぼなら 今日はダメ お出かけするの お出かけするもの この指とまれ この指とまって 花になれ お気に入りの お気に入りの ワンピース 迷子になった 迷子になった 黄色いボタン  タンポポ色した タンポポ色した ちっちゃなボタン ひとりぼっちで ひとりぼっちで どこにいるの にらめっこなら 今日はダメ いそいでいるの いそいでいるもの この指とまれ この指とまって 花になれ お気に入りの お気に入りの ワンピース 迷子になった 迷子になった 黄色いボタン
市民の歌「WE LOVE ZAMA!」市町村歌市町村歌岡田冨美子三木たかし太陽に吹かれて ひまわりが咲いている つばさ光らせて翔ぶ しあわせを運ぶ鳥 LET'S JOIN US WE LOVE ZAMA! YES, WE LOVE ZAMA! 泉に願いを掛けたなら…… 明るい明日(あす)が来て 夢がまたひとつかなうでしょう  坂道の途中で 木犀(もくせい)が揺れている 新しく吹く風が なんとなくなつかしい LET'S JOIN US WE LOVE ZAMA! YES, WE LOVE ZAMA! 夜明けに希望の星が降り…… みんなの歌声が 元気よく座間をかけめぐる  LET'S JOIN US WE LOVE ZAMA! YES, WE LOVE ZAMA! 泉に願いを掛けたなら…… 明るい明日(あす)が来て 夢がまたひとつかなうでしょう
禁じられた恋香西かおり香西かおり山上路夫三木たかし薗広昭禁じられても 逢いたいの 見えない糸に ひかれるの 恋はいのちと同じ ただ一つのもの だれも二人の愛を こわせないのよ あなたに逢いに 夜を越えて 駈けてゆきたい 私なのよ  禁じられても 胸の炎 燃えたつばかり 消えないの 恋をすてろと言うの むごい言葉よ それは私にとって 死ぬことなのよ あなたを求め 闇の中を 駈けてゆきたい 私なのよ  こんなきれいな恋を なぜわからないの 愛し合う美しさ わかってほしい あなたの胸に 愛をこめて 駆けてゆきたい 私なのよ 私なのよ 私なのよ
悲しみは女だけに浅丘ルリ子浅丘ルリ子なかにし礼三木たかし都会の鐘の音が 聞こえるこの部屋で あてもなく髪をとく 悲しい女ひとり 指先でたどるのは 帰らぬ思い出 風のように波のように 消え果てた夢よ  悲しみはいつも女だけに つきまとうものでしょうか そして、その悲しみを抱いて生きるのが 女の運命なのでしょうか 私はイヤ これ以上泣くのはイヤ ね、行かないで! 行かないで!  ひび割れた鏡さへ あなたを映すの 傷ついたこの胸に 渦を巻く涙  愛することしか知らない女だと 言って笑わないで 私が生きてゆくにはどうしても あなたが必要なのよ この指でこの手のひらで一体 誰を抱けと言うの?  ああ 愛に叛くほど 私は不実な女じゃないの あなたにはわからない 別れの痛みさへ いつの日も悲しみは 女だけのものね  行かないで、ね、あなた、行かないで 行かないで 行かないで!
時の流れに身をまかせビビアン・スービビアン・スー荒木とよひさ三木たかしもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか  平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ  約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない  だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
約束黛ジュン黛ジュン荒木とよひさ三木たかし堀江眞美わたしが死んでも 悲しまないで そうよ楽しい 人生だったから 笑い話よ 遠い昔は 歌手になろうと 夢見たこともある 時は素敵よ 愛の絆で あなたたちと 結ばれている 約束してね お別れしても そばで悲しい歌は 唄わないでね  わたしが死んだら 雲になるのよ いつもどこかで 見つめていてあげる 寂しくなったら みんなでお酒を 綺麗だったと 冗談言いながら 時は素敵よ 夢じゃないの あなたたちは 子供のままよ 約束してね お別れしても いつも心の中に 生きているから  時は素敵よ 愛の絆で あなたたちと 結ばれている 約束してね お別れしても そばで悲しい歌は 唄わないでね そばで悲しい歌は 唄わないでね
忘れないわ菅原洋一菅原洋一山上路夫三木たかし大貫祐一郎忘れないわ あなたを 別れたあとも 胸に生きるわ もしも ふたたび 恋をしても あなたに 似てる ひとでしょう 忘れないわ I'll Never Forget You 愛したひとよ 忘れないわ  忘れないわ いつまでも 初めての恋 心に抱くわ たとえ ひとときの 喜びでも 愛してくれた あなただから 忘れないわ I'll Never Forget You 愛したひとよ 忘れないわ 忘れないわ
お元気ですか岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかしお元気ですか 幸福(しあわせ)ですか お返事下さい 気にしています 夜ふかしぐせはいけないのです 若さがどんどんなくなるのです 私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  お元気ですね 幸福ですね お返事ないのはそうなのですね 毎日何か夢中になって 手紙を書くまがなくなるのでしょう 私はだけどちょっぴり不幸 不幸感じて 悩んでいます お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい  私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい
ときめきをさがしに島倉千代子島倉千代子島倉千代子・津城ひかる三木たかし若草恵ひとに言えない 悩みを抱えて ため息ばかり あなたらしくないわ 昔のように 自慢の笑顔で 悩み事など 吹き飛ばしてよ 子供の(子供の)頃に話した夢(あの夢) さがしに行こう(行きましょう) 涙をふいて 扉の向こうへ さぁ出かけましょう ときめく胸の 指さす方へ きっとなくした 夢に出逢える  仕方がないと あきらめ続けて また自分に 嘘をついてゆくの しあわせのフリ 演じてみたって 心はいつも 擦り切れてゆく 夢中に(夢中に) なれるものがあれば(そうあれば) 昨日と違う(また違う)あなたに逢える おしゃれをしたなら さぁ出かけましょう ときめく胸の 指さす方へ きっと笑顔を 取り戻せるわ  不思議ね(不思議ね) 二人こうしていると (不思議だわ) 少女の頃に(あの頃に) すぐ戻れる 明日がくる前に さぁ出かけましょう ときめく胸の 指さす方へ 生まれ変わった あなたに逢える
つぐないジュディ・オングジュディ・オング荒木とよひさ三木たかし窓に西陽があたる部屋は いつものあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ  愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた 明日は他人同士になるけれど  心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ  愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり 明日は他人同士になるけれど  愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた 明日は他人同士になるけれど
若き獅子たち野口五郎野口五郎阿久悠三木たかし太陽に向い歩いてるかぎり 影を踏むことはないそう信じて生きている あなたにもそれを わからせたいけど 今は何にも告げず ただほほえみのこすだけ  甘いくちづけだけに おぼれそうな今 ぼくはふりきって さらばあなた  風よなぶるな獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば  闇よかくすな獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に  太陽が昇り落ちて行くまでの ほんの短い間何をしたらいいのだろう 愛だけに生きてほしいのとすがる 黒い瞳のあなた もう何にもいわないで  熱い抱擁だけに 時を忘れそう ぼくは目をあげて さらばあなた  風よなぶるな獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば  闇よかくすな獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に  風よなぶるな獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば
愛人川中美幸川中美幸荒木とよひさ三木たかしあなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
未成年岩崎宏美岩崎宏美山川啓介三木たかし名前が変わると あなたに知らせた 手紙が戻る 木枯しのポスト 今でも背中を 丸めていますか 少年の夢 いっしょですか  私たちが この地球を 回していたなんて ふり向けば 嘘みたい  ねえみんな いくつになっても未成年 友達だもの ”幸せになれよ”って まぶしい声 聞こえるわ  若さを残らず 走りぬけたから 静かな愛へ 迷わずに行ける 私の弱さを 叱ってくれるの あの夏の海 みんなの顔が  またこの世に 生まれて来ても いっしょに 生きようね すばらしい仲間たち  ねえみんな いくつになっても未成年 さみしさのぶん 幸せになるからね 思い出に 負けないで  幸せになるからね ありがとう いい旅を
若い人桜田淳子桜田淳子阿久悠三木たかし君はまだ青い 青い木の実 だから枝を はなれてはいけない あのひとはいつも そんな言葉を 残して行く くちづけもしないで 制服の胸に吹く風よりも その方が私にはつらいのに 初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  もうすぐに赤い 赤い木の実 その時から 何もかもはじまる 恋だってきっと 変るはずだと 見つめながら 肩に手を置くひと あたたかいてのひらが何よりも 泣きそうな私にはつらいのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに  初恋はとどかない 若過ぎてとどかない こんなにも好きなのに 好きなのに
寄り道由紀さおり由紀さおり秋元康三木たかしちょいと そこ行くお兄さん そんなに急いで どちらまで 人を押しのけ走るほど 大事なことなどありゃしない  ここでしばらく休みませんか? 頃合いよ 恋のひとつも楽しみなさい  どうせ 人生 長丁場 今の調子じゃ続かない  亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど……  あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと………  ちょいと そこ行くお兄さん 抱える荷物が多すぎる 何をお持ちか知らないが すべてが大事じゃ重いだけ  ここでどれかを選びませんか? 楽になる 何が一番大切なのか?  どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様  きっと 世の中どこかには 亀やうさぎの足よりも 走るだけなら 走るだけなら 速い奴など ざらにいる  あ~あ 粋な寄り道 してみたい あなたと………  道に咲いてる名もない花に 気づかずに 生きた証を見過ごすつもり?  どうせ 人生 一度きり 早く着いても仏様  亀とうさぎのかけっこで 足が自慢のうさぎより 歩き続けた 歩き続けた 亀が勝ったと 言うけれど……  あ~あ 枠な寄り道 してみたい あなたと………
ひとりぼっちの誕生日浅田美代子浅田美代子林春生三木たかしわたしの部屋の キャンドルに 灯りをつけて待ちましょう あのひとが帰って 来そうだから  天国のあのひとは 小さな胸を たたくけれど もうこれ以上泣かないわ ひとりぼっちの誕生日  グラスもふたつ だしました 一年前と同じように あのひとは覚えて いるのかしら  あのひとはお星様 遠い国から 光りをくれる もうこれ以上泣かないわ ひとりぼっちの誕生日  天国のあのひとは 小さな胸を たたくけれど もうこれ以上泣かないわ ひとりぼっちの誕生日
叱ってあげるキム・ヨンジャキム・ヨンジャ荒木とよひさ三木たかし傷つかなければ わかりはしない あなたに心の苦しみは 男の人は夢に憧れ 生きてゆくこと 出来るけど 愛を玩具に するなんて 淋しい罪を 作るだけよ 叱ってあげる わたしの胸で あなたがいい子で いるように 叱ってあげる 子供のように どこか遠くへ 行かないように  抱かれるだけなら 仔猫と同じ 黙ってこの身を まかせたら あなたはきっと 理想の人を いつも探して いるけれど 愛を飾りにするなんて 疲れた過去を 残すだけよ 叱ってあげる わたしの胸で あなたが眠って しまうまで 叱ってあげる わがままだから ひとりぼっちに ならないように  叱ってあげる わたしの胸で あなたがいい子で いるように 叱ってあげる 子供のように どこか遠くへ 行かないように
海ほたる高山厳高山厳荒木とよひさ三木たかし今泉敏郎霧笛ひとつ聴けば 別れがひとつふえて 昨日にはぐれた 女が鴎なら 誰かが言っていた 男は海のほたる おいしい女だけ 追いかけてると 時代遅れの 悲しいJAZZは わたしのことを 捨てたり しないけど 夜霧よ…馬鹿ね  海鳴り聴こえてる 波止場が止まり木なら 淋しい背中の 女で終るから わたしの籠の中 暮らせるそんなほたる どこかにいるはずよ この世のどこか 時代遅れの カード占い いいことばかり 話して くれるけど 夜霧よ…馬鹿ね  時代遅れの 悲しいJAZZは わたしのことを 捨てたり しないけど 夜霧よ…馬鹿ね 
木枯らしのクリスマス島倉千代子・片岡鶴太郎島倉千代子・片岡鶴太郎秋元康三木たかし若草恵シャッターが閉まってる 商店街を 手を繋いで歩いた 歳末のポスターが 目に入るのは 若くはない2人さ  “一年って 早いわね” 去年と同じ 白い息でつぶやく 安物のコートには もう 夢なんて 隠せないと 知ってる  あなたの指が 冷たいから せめて 今は そっと ポケットの中  メリークリスマス 木枯らしよ 愛する人を 悲しませないで メリークリスマス 木枯らしよ これが 最後のイブに  有線が歌ってる ジングルベルが スナックから聞こえる 暖かい向こう側 にぎやかなほど 裏通りは淋しい  しあわせって プレゼント あげられなくて 手持ち無沙汰の俺さ 一生の分くらい ただ 抱きしめて 長いキスであやまる  どんなに月日(とき)が 過ぎ去っても 今日の夜をきっと 忘れられない  メリークリスマス もみの木よ 2人の涙 雪に変えてくれ メリークリスマス もみの木よ 愛が美しいまま  メリークリスマス 木枯らしよ 愛する人を 悲しませないで メリークリスマス 木枯らしよ これが 最後のイブに
時の流れに身をまかせ吉幾三吉幾三荒木とよひさ三木たかし野村豊もしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生 それさえ 捨てることもかまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか愛せない  もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれた それだけで いのちさえもいらないわ だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生 それさえ 捨てることもかまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか愛せない
心の瞳KK荒木とよひさ三木たかしK・設楽博臣・真藤敬利・notch心の瞳で 君をみつめれば 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた  言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけがいまでは  愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える  たとえあしたが少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 足あとがあるからさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠のものだから  長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら  愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える  たとえ過去を懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 人生が あるだけさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える  心の瞳で 君をみつめれば……
手のひらの愛林あさ美林あさ美あかぎてるや三木たかし咲かぬなら 咲くまでと 待つもよし 咲けぬなら これまでと 泣くもよし 見えぬなら 見えるまで 待つもよし 見ぬのなら 何もかも 捨ててよし  月の夜に ひとりほす コップ酒 望むのは ひとときの ぬくもりと  我知らず かき抱く 手のひらの夢 ひたすらに いとおしき 手のひらの愛  翔べぬなら 羽根休め 待つもよし 翔ばぬなら 岩となり 伏すもよし 云えぬなら 云えるまで 待つもよし 云わぬなら いつまでも 耐えてよし  風の啼(な)く 野の果ての 草枕 重ねれば 露宿す 汝(な)が瞳  探(さぐ)りても なお深く 手のひらの闇 ひたすらに いとおしき 手のひらの愛  我知らず かき抱く 手のひらの夢 ひたすらに いとおしき 手のひらの愛
わたしは青空クミコクミコ覚和歌子三木たかし島健思いもよらない 別れの午後は ありがとうも さよならも 何ひとつ 言えずじまい ふいに途切れる 人生だったら もっとやさしく すればよかった  強いふりして こらえるあなた こんな ときぐらい 声上げて 泣いたらいい やつれた頬を はさんだ両手 名残のキスぐらい 気づいてよ  青空 祈りの言葉に 私はほどけて溶けてく 青空 あきらめきれない気持ちのままで  笑って泣いた ふたりの暮らしは あまりにも ささやかで いとおしむ 間もなくて 一秒ごとが 宝石だったと なくしてはじめて 気づくのね  見果てぬ夢を 数えたままで そよ風 揺れたら 梢から 旅立つの また会えたら そのときはもう 抱きしめてはなさずに いてほしい  青空 過ごした時間の長さじゃ はかれぬ仕合せ 青空 あなたに出会えて ほんとによかった  青空 祈りの言葉に 私はほどけて溶けてく 青空 いつでもここから あなたを見てる  青空 いつでもここから あなたを見てる
ひとり旅細川たかし細川たかし橋本淳三木たかし高田弘あなたを訪ねて 急ぐ旅の汽車の窓から バカだな 夜明けの海 私は見つめていました  希望という名の重い荷物 私は背負っています 冷たく指差す 人の影に つらい想いをしてます  あなたは 悪い人と 知っていながら  秋風の中 旅に出ました 胸の傷をいやすつもりで あなたに逢えなきゃ 女心も枯れます  私の行く手を拒むような 哀しい噂 聞きます 見知らぬ女と部屋をかまえ あなた 苦労をしていると  私をせめて一度 抱いて下さい  弱い女が耐えてきました 夢がかなうこともあるわと… あなたに逢えなきゃ 女心も枯れます  あなたは 悪い人と 知っていながら  秋風の中 旅に出ました 胸の傷をいやすつもりで 淋しく私が 指輪見つめる秋です
夢うた北原ミレイ北原ミレイ杉紀彦三木たかし若草恵どこかに淋しい人がいる 思い出ばかりが見えていて あしたが見えない人がいる 私もたいして違わない それでもどうにか 生きて来た 愛した男が いたからね 笑って 眠って 夢をみて 夢をみて…  どこかに哀しい人がいる 上手くは行かない人生を 恨んでばかりの人がいる 私もあの頃同じ路 暗さにおびえて 生きていた わずかなぬくもり あてにして 泪で 眠って 夢をみて 夢をみて…  春夏秋冬 耐えながら ほのかな幸せ 探すのよ 笑って 眠って 夢をみて 夢をみて… 夢をみて…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
そして出逢い山口百恵山口百恵千家和也三木たかしひとり泣かせて そっとしておいて サヨナラのひとことを 告げにあなたの前に来たの 恋が終って みんな失(な)くなって 陽だまりに悲しみが 影を落しています  確か此処でした 雨の日の小さな出逢い 男ものの傘 差し出したあなたです 忘れましたか  あゝお願いあなたまで 泣いて欲しくありません 愛はたとえ離れても 胸に宿るものです  ひとり泣かせて そっとしておいて ありふれた言葉では 伝えきれない今の気持 恋が終って みんな失くなって 想い出が灰色に 街を塗り変えてます  確か此処でした くちづけを交したあとで いつまでも空を みつめてたあなたです 忘れましたか  あゝお願いあなたまで 泣いて欲しくありません 愛はたとえ離れても 胸に宿るものです  あゝお願いあなたまで 泣いて欲しくありません 愛はたとえ離れても 胸に宿るものです
心ボロボロチョー・ヨンピルチョー・ヨンピル荒木とよひさ三木たかし馬飼野俊一またひとつ 恋をして またひとつ 涙のおまけ お人好しの癖なんて なおりはしない 女に生まれて よかったけれど 誰かがいなけりゃ 生きてゆけない 憎まない あの人を なたまない しあわせを 憎まない あの人を いまは心 ボロボロだけど  またわたし 身なし子に またわたし 涙の名札 悲しみには慣れっこに なってしまった 夢だけ食べてりゃ 生きれるけれど 淋しさだけなら 明日はいらない  忘れたい あの人を すがらない しあわせを 忘れたい あの人を いまは心 ボロボロだけど  忘れたい あの人を すがらない しあわせを 忘れたい あの人を いまは心 ボロボロだけど
ラスト・シーン岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし何年でも待つよといったら あなたは さびしく微笑みながら そんなことをしたら不幸になるわ 忘れた方がいいという ありがとう しあわせだったわ 一緒に歩けなくてごめんなさい あたたかい春の陽ざしの中で 熱があるように ぼくはふるえてた  もう恋などしないといったら あなたは 馬鹿ねとつぶやきながら そんなことをいって困らせないで 無邪気な方がいいという ありがとう しあわせだったわ 出来ればもっと早く逢いたかった にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた  にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた
港町のうたが聴こえる石原裕次郎石原裕次郎杉紀彦三木たかしあかのたちお言葉にならない 淋しさ抱きすくめ 心はいつでも 港へ還る 愛した人々 別れた人々 思い出すそのたびに 見つける安らぎ 寒い吹雪のなか 俺におとずれて来る 遠い 海の夜明け いつか港町のうたが 聴こえる  過ぎ去る月日が 残した淋しさは 真冬のかもめに 似ているだろう 愛した人々 別れた人々 誰もみな哀しみを かかえているだろう 海が凍る夜も 人は生きて行くのさ やがてのぼる朝日 そして港町のうたが 聴こえる  海をおもうことは 心てらすともしび おれの夢のように 今日も港町のうたが 聴こえる
津軽海峡・冬景色歌恋歌恋阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりたときから 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色
冬の舞五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかし雪が降る からだ凍えたままで 消えそうな胸の炎を抱きしめて 立ちつくす女の姿 白鷺に似て 悲しい冬の舞  あなたにそれが見えますか いちずな胸の激しさが 吹雪の彼方で揺れるのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……  雪が降る やはりあなたは遠い かじかんだ指を吐息であたためて 蒼ざめた肌の女のいのち 風花に似て はかない冬の舞  あなたにそれが見えますか やがては紅く色づいて 真白な景色に踊るのが  雪が舞えば 鳥になり 風が吹けば 花になり 川が凍れば駈け渡り あなた恋しと思うのが……
Good-bye あばよ辺見マリ辺見マリ荒木とよひさ三木たかし楽しかった ふたりの恋に 最後の乾杯 お酒であばよ 忘れないわ あなたのことは 元気をだしてよ男だったら 「女と男 夢が終われば 悲しいくらい他人になるの」 それも恋 あれも恋 みんな人生 友達でいたいけど 笑ってあばよ  二年少し ふたりの暮らし 綺麗にさよなら お酒であばよ 心配なの あなたのことが 思い出なんかは窓からすてて 「女と男 知りすぎたなら こころの中に秋風が吹く」 それも恋 あれも恋 みんな人生 恋人でいたいけど 笑ってあばよ  それも恋 あれも恋 みんな人生 友達でいたいけど 笑ってあばよ 友達でいたいけど 笑ってあばよ
まわり道細川たかし細川たかしなかにし礼三木たかし桜の花のような 小雪がふりかかる お前のおくれ髪(げ)を この手で なでつける まわり道を したけれど めぐり逢えたら いいさ いいさ 遅れてやって来た 二人の春に 乾杯を あ…  川辺で子供たちが  無邪気に遊んでる お前はそれを見て かすかに 涙ぐむ まわり道を したけれど 夢が叶えば いいさ いいさ 苦労の分だけは お前もなれよ 幸せに あ……  まわり道を したけれど これが最后の 恋さ 恋さ 二人であたたかな ねぐらを きっとつくろうよ あ……
酔挽歌渡哲也渡哲也荒木とよひさ三木たかし泣きたくなったら 泣くだけ泣けばいい 心のつっかえ棒 はずしてさ 酔いたくなったら 酔うだけ酔えばいい 涙をつかまえて 喧嘩して 男の胸ん中に 夕陽が沈めば そろり そろそろ 子守唄  今夜もどこかで 縄暖簾 手酌で 男の名をあげて 今夜もどこかで 酔いつぶれ 淋しい男の名をあげて  抱きたくなったら 抱くだけ抱けばいい 心の淋しさが 消えるまで 酔いたくなったら 酔うだけ酔えばいい 誰かの膝枕 眠るまで 男の胸ん中に 一番星が キラリ キラキラ 子守唄  今夜もどこかで 縄暖簾 手酌で 男の名をあげて 今夜もどこかで 酔いつぶれ 淋しい男の名をあげて  今夜もどこかで 縄暖簾 手酌で 男の名をあげて 今夜もどこかで 酔いつぶれ 淋しい男の名をあげて
ソウル物語り中川トオル中川トオル荒木とよひさ三木たかし小雨の空港 見送る背中 別れの言葉が 涙でかすむ このまま私を 連れてって 海のむこうの あの国へ いつまた逢えるの 恋のゆくへ 秋から冬へと ソウル物語り  時間をもどせば あなたの隣り 季節がすぎれば 想い出の人 あなたに小さな 夢を見て いつかは行きたい あの都会へ 心のぬくもり 消えぬように 秋から冬へと ソウル物語り  落葉が終れば 冷たい雪が 心に窓辺に また降るでしょう 最後に交した 約束を 忘れず届けて あの人へ その日が来るのを 胸にしまい 秋から冬へと ソウル物語り 秋から冬へと ソウル物語り
お水取り原田悠里原田悠里木下龍太郎三木たかし馬飼野俊一いつかあなたに 着せたいのです 母の形見の 結城(ゆうき)つむぎを 裄(ゆき)も着丈(きたけ)も 同じなら きっと似合うと 思います 笑顔のきれいな あなたのように それはやさしい 母でした 寒がりだった この僕に 母はきまって 言ったものです 二月堂の お水取りが 済んだから 春はそこまで 来ていると  いつもあなたに 見つけるのです 若いあの日の 母の姿を 小首かしげて ものを聴く 何気ないよな しぐさにも きっとあなたと 並んだならば 姉妹(しまい)みたいに 見えたでしょう 母が愛した 大和(やまと)路(じ)を 一緒に歩いて くれませんか 二月堂の お水取りが 済んだから 春をさがしに そこらまで 春をさがしに そこらまで
ハマナスの眠り唄鳥羽一郎鳥羽一郎内館牧子三木たかし早く眠ってしまえよ 悲しいことがあった日は きっと明日(あした)が 早く来る お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 笑えるように 笑えるように 早く目を閉じて  膝を抱(かか)えてしまえよ 立ちあがれない そんな日は がんばることは ないんだよ お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 心配せずに 心配せずに 早く目を閉じて  愚痴をこぼしてしまえよ すべてがうまく いかぬ日は 楽になって 眠れるから お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 明日のために 明日のために 早く目を閉じて 明日のために 明日のために 早く目を閉じて
とべない雀小金沢昇司小金沢昇司二宮康栄三木たかし若草恵追えば逃げてく あなたの空を とべない雀が 夜啼きしてます 吐息からめて さえずる声は 届かぬあなたを 探しています 羽根を休める 場所もなく 雨に打たれて 震えています 恋しいよ 逢いたいよ 帰らぬあなたは夢の中 淋しいよ 切ないよ 枕を濡らして泣いてます  見上げる空を はばたけなくて とべない雀は 痩せてゆきます くちばしさえも 愛が欲しいと あなたの背中を つついています 胸に埋もれて 泣けるなら ずぶ濡れだって とんで行けます 苦しいよ 逢いたいよ 凍えた身体は動かない 悲しいよ 切ないよ 心に涙が宿ります  恋しいよ 逢いたいよ 帰らぬあなたは夢の中 淋しいよ 切ないよ 枕を濡らして泣いてます 
今日子堤大二郎堤大二郎大津あきら三木たかし伏せ目がちに 歩く君の 頬に光る一露の雫 妹よ今 その輝きだけ 忘れずに愛を守ってゆけ 君に贈る 言葉はただ ”おめでとう”の一言しかない 恋に恥じらい 夢を抱き止めた 今の全てが眩しいから  今日子…… 今日のために 流す涙は 君の人生の宝だから 今日子…… 今日のかぎり ただ泣けばいい 幸せにせいいっぱい願いを込めて 願いを込めて……  光りが舞う 宴の中 君の旅立ち見守っていたい あどけなささえ 消えた横顔は きっと誰より綺麗だから  今日子…… 今日のために 流す涙は 君の人生の宝だから 今日子…… 今日のかぎり ただ泣けばいい 幸せにせいいっぱい願いを込めて 願いを込めて……
この場所から五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかしこの場所から 何処へ どんな姿で 行こうとするのか見ていてほしい 別れも云わず 愛想も見せず ただ自然に旅立つ 僕の心を見ていてほしい  今だから歌える歌があり 今だから語れる夢があり 明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から  この場所から 何を どんな想いを 感じているのかわかってほしい 気負いもなくて 飾りもなくて ただ素直にふるえる 僕の心をわかってほしい  愛あれば時代の風を知り 愛あれば季節の色を知り 涙を知れば もっともっと この胸が波立つようになる  アア この場所から この場所から  明日になれば もっともっと 唇に花咲くようになる  アア この場所から この場所から
愛人野口五郎野口五郎荒木とよひさ三木たかしあなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そしてだきしめて このまま あなたの胸で暮らしたい  めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい  尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい
さすらい譜保科有里保科有里里村龍一三木たかし果てなき夢を 追いかけて 流れゆく町 風さみし 遠い他国の 夕暮れに 思う故郷の なつかしき 女は秋の ちぎれ雲 ひとつ所に 何故住めぬuh~ めぐる旅路の つれづれに しのぶ心の やるせなさ  愛しき人の 面影を 抱く夜更けの 肌寒さ 呼べど届かぬ 恋なれど 散れば切なく 痛む胸 さすらいながら 訪ねゆく 夢のみちのり 長すぎてuh~ つけた煙草の 火も細る 雨の日暮れの 港駅  女は秋の ちぎれ雲 ひとつ所に 何故住めぬuh~ つけた煙草の 火も細る 雨の日暮れの 港駅
時の流れに身をまかせTiaraTiara荒木とよひさ三木たかしもしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない  もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない  時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの  時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない
忘れないで~time to say goodbye~紫レイ紫レイ荒木とよひさ三木たかしあなたの愛情(あい)の 深さに溺れたら あしたが見えなく なってしまうから このままそっと 自由に泳がせて あなたは他にも 守るものがある たとえこの恋が 哀しく終わっても 忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても Time to say goodbye 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから  あなたの懐(むね)に とび込む勇気より 普通の人生 いつか選ぶから 想い出だけじゃ 若さは続かない 悲しくなるほど 愛が見えてきた たとえちがう女性(ひと) 恋しているときも 忘れないで わたしのことを どんな未来を あなたが探しても Time to say goodbye 最後の約束 もう あなたのそばに いられないから  忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても Time to say goodbye 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから
私小説~my love story~アグネス・チャンアグネス・チャン荒木とよひさ三木たかし若草恵突然 あなたから 別れの言葉を聞いて wine glass落とすほど 取り乱したけれども 理由(わけ)などなにもない「ただ疲れただけだよ」と 哀れむ瞳(め)で 言われたなら 諦めしかない 街をさまよい 人ごみの中 わたしは踏まれる落葉 地下鉄に逃げこめば すべてEND(おわり)になる 嫌いになれ 泣くだけ泣け 負けたくないけど 嫌いになれ 泣くだけ泣け 私の恋よ  明日は あなたから 携帯(でんわ)もmail(メール)も消えて からっぽの毎日が また始まるけれども わたしの小説は 今度も読みかけのまま この涙が 長びいても 忘れるしかない 街へ出かける そんな日きたら 少し派手な服選び ちがう人誘い出し もっと綺麗に咲く 嫌いになれ 元気になれ 強くはないけど 嫌いになれ 元気になれ 私の恋よ  嫌いになれ 泣くだけ泣け 負けたくないけど 嫌いになれ 泣くだけ泣け 私の恋よ  嫌いになれ 元気になれ 私の恋よ
ミッドナイト急行あいざき進也あいざき進也松本隆三木たかしカバンをにぎった 指先が白い 悔んでるのって 聞いたら 君は首を ふっておくれ 友達も恋もおいて来た君だ 最後に残ったギターも キップ2枚にかえた  あゝ 青春は闇のトンネルだ 誰でも一度は希望に目かくし 明日の光 見失う あゝ そんな時 君はそばにいて くじけちゃだめだと ささえてくれるね 走れ ミッドナイト急行  口びるが寒い 夜ふけの汽車だね 人が見てもいい ガラスに君と 口づけうつそう  あゝ 青春は 闇のトンネルだ 誰れでも つまづき 手さぐりでさがす 倖せへの長い道 あゝ そんな時 君はほほえみで 僕の行先をてらしてくれるね 走れ ミッドナイト急行
TOKYOかくれんぼ坂本冬美坂本冬美真名杏樹三木たかし岸村正実「それじゃ元気でね…」 そっけなくドアを閉め 深夜バスはあなたを 明日へつれてゆく  はしゃぎすぎてたね 好きだと言われたけど ショートカットのままじゃ うなじがやるせない  どうして行くのなんて 聞けない私だから 今度の恋はずっと褪めないでほしかった  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  あなたを見送る くちびる熱い  雪が降ってたね ベッドだけ買い替えて 暮らしだしたあの頃 ふたりは信じてた  「離さないからね…」そう言ってくれたのは ひとりしかいなかった あなたが好きだった  どうしていいのかさえ わからない夜だけど この街だからきっと逢えたって思うから  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛しあえるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO シルバーピンクの三日月憎い  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  サヨナラ言えない くちびる熱い
涙が迎えに来てるから小柳ルミ子小柳ルミ子荒木とよひさ三木たかしあなたの情愛だけで身体を包めたら 心がこんなにも寒くふるえない  抱かれているときも本当は淋しくて 拒めば その背中冷たい壁になる  夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるからそっと出て行って  別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから  あなたの爪までも嫌いになる前に 上手な幕切れですべて終らせて  女は胸の中 憎しみ隠してる いまなら想い出を綺麗に出来るから  時は不幸な生き物 ちがう明日が好きなら 足音を忍ばせてそっと出て行って  心を取り乱し みじめになるよりも あなたを許せたら 涙がそこまで迎えに来てるから  夢は悲しい生き物 ちがう匂いが好きなら 寝たふりをしてるから そっと出て行って  別れを延してもあしたがないのなら 二人が可哀想(かわいそう)涙がそこまで迎えに来てるから 涙がそこまで迎えに来てるから 
忘れないわ八反安未果八反安未果山上路夫三木たかし忘れないわあなたを 別れたあとも胸に生きるわ もしもふたたび恋をしても あなたに似てるひとでしょう 忘れないわ I'll Never Forget You 愛したひとよ忘れないわ  忘れないわいつまでも 初めての恋こころに抱くわ たとえひとときの喜びでも 愛してくれたあなただから 忘れないわ I'll Never Forget You 愛したひとよ忘れないわ 忘れないわ
恋日和坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかしひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと  (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている  場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも  長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる  今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく  鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから  いくらか嘘が混じるから
別れ愛若山かずさ若山かずさ荒川利夫三木たかしこんなに惚れても さよならね あなたが涙に またゆれる 別れても 別れても 夢見て逢いたい 女でいたい 失くしたくない おもいでひとつ ああ 抱いて泣いてる 女でいたい  あなたと離れて これからの 明日をどうして 生きてゆく だれよりも だれよりも この胸寄せたい 女でいたい 指でさわれぬ おもかげつれて ああ いつも恋する 女でいたい  こんなに泣くほど 好きにした 終りになんかは したくない 別れても 別れても あなたのことしか 思っていない ここに私が いることだけは ああ 忘れられても 忘れはしない
恋人たちがいる舗道あべ静江あべ静江阿久悠三木たかし音もなく風に散る街路樹は しのびよる秋のいろ教えます お茶をのみ手紙書きおもい出す あのひとと散歩したこの道を  また逢いましょう あの日のように さりげなく そしてうつくしく 恋人たちが行きかう舗道 私はひとり 見つめてる  ウィンドウのファッションも入れかわり 行き過ぎたあの季節教えます おしゃべりで笑いこけ歩いた この道を歌もなく行く私  また逢いましょう あの日のように 今度こそ 恋と気がついて 恋人たちが行きかう舗道 私はひとり 歩いてる
心の旅人アグネス・チャンアグネス・チャン荒木とよひさ三木たかし夕やけ 麦笛 すすきの小径 家路を急ぐ 子供たち 遠くの山脈(やまなみ) ちぎれる汽笛 幼い頃のわたしが そこに立っている 愛する人が 隣りにいたら 泣いてしまう 心のままに さよなら想い出 さよなら故郷(ふるさと) 今わたしは 心の旅人  北風 山びこ 小さな駅舎(えき)に 足音残す 影法師 見上げる夜空の 一番星に 涙こらえて歌うの 母の子守唄 愛する人が 隣りにいたら 胸の寒さ 忘れるけれど さよなら想い出 さよなら故郷 今わたしは 心の旅人   さよなら想い出 さよなら故郷 今わたしは 心の旅人
京都つれづれ香西かおり香西かおり秋浩二三木たかし春は午後(ひる) ほのかに薫(かおる) 山里(やまざと)の坂路(さか) 櫻(はな)びら吹雪く雨あがり 東の天(そら)に丸い月 涙で霞(かす)む 嵐山  夏は夜 コンチキチンと祇園囃子(ぎおんばやし)が 四条河原(しじょうがわら)にとどろけば 祭りが引いて夜が更ける 窓辺に見える流れ星  秋は夕暮(くれ) 紅く色づくカエデの参道(みち)を 靴音ひそめ辿りゆく あのひと恋しい嵯峨野にて 木漏(こも)れ陽淋しくほほ濡らす  冬は朝 冷たい雨が霙(みぞれ)に変わり 砂盛り淡く雪化粧 水面(みのも)にひとひら寒椿 あなたが恋しい銀閣寺
川中美幸川中美幸阿久悠三木たかし春よ 花よ ひばりよ かすみが晴れて来たならば 人の胸の憂いを すぐに晴らしておくれ  そうよ みんな つらいの うわべは何もなさそうに 生きるふりをしてても 夜にひとりで泣くの  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  春よ 夜よ 小雨よ 静かな時刻になったなら そっともらす願いに 耳をすましておくれ  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの  明るい春よ やすらぐ春よ 胸ふくらむ季節の中で どうぞ しあわせにして  男 女 誰でも同じ 恋に 愛に 信じることに 迷い 悩み 傷つきながら 夢を探しているの 夢を探しているの
夜霧の舗道石原裕次郎石原裕次郎山上路夫三木たかし三木たかし寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている  おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている
涙 涙のカラオケボックス忍者忍者秋元康三木たかしチャオ! 人生なんて チャオ! うたかたの夢 チャオ! あぶくのような チャオ! 男と女  街の灯り 点灯る頃は なぜか 人恋しい アスファルトに伸びる影は どれも 孤独さ 家へ帰る 群れにはぐれ 今日も 1人きり 忘れられぬ 未練心 おまえに逢いたい  傷ついた この胸を 癒すには 歌うだけ  涙 涙の カラオケボックス 誰が この悲しみ 聞いてくれるのだろう  誰もいない 真夜中過ぎ 月も眠ってる 愛の意味も知らなかった 遠い反省 人はなぜに 後になって 真実に気づく? 近すぎては わかりにくい おまえに惚れてる  聴くのなら ロックでも 歌うのは 演歌だね  哀愁 哀愁の カラオケボックス 俺ののど自慢は 宝の持ちぐされ  涙 涙の カラオケボックス 誰が この悲しみ 聞いてくれるのだろう  チャオ! 人生なんて チャオ! うたかたの夢 チャオ! あぶくのような チャオ! 男と女  チャオ! 人生なんて チャオ! うたかたの夢 チャオ! あぶくのような チャオ! 男と女
USAGI内藤やす子内藤やす子阿久悠三木たかし時代遅れの純な愛が 妙にキラリキラリ光る 吐息ばかりくもる部屋で わたし 沈黙  祈る心もなしに愛し 熱くなってみても つらい 胸の中で迷ううさぎ 哀しみのうさぎ  そんな真夜中は 頬杖つくばかり 恋を信じる少女の 青い目になって  心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる  部屋の扉に鍵をかけて ほんの二分たてばわかる なぜか少し不幸なのと 心が波立つ  もしも何かに膝をついて 願うような日々であれば 出口さがすうさぎなんか 考えもしない  日付変わるころ 素肌を抱きしめて 痛い痛いと感じる 愛をさがしてる  心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる  心が軽過ぎる やはり 軽過ぎる
女の出発斎藤恵子斎藤恵子一倉宏三木たかし肩にまわした 男の腕を ごめんなさいと 振りほどく 結婚話は うれしいけれど 甘えられない 意地もある ほれてほれぬく 仕事がしたい いちど生まれて きたからは  なんどコケても すぐ立ちあがる どうせ女のかすり傷 きれいと言われて よろこぶような 蝶よ花よのひとじゃない 生かす殺すも 自分のいのち 賭けて知りたい 可能性  それじゃさらばと 髪かき上げて ひとり出てゆく エレベーター はたらくだけなら 誰でもできる 燃やすいいのちは 何のため 現代社会の嵐にたえて 生きる手ごたえ つかむまで 
水色の空へ島本須美島本須美荒木とよひさ三木たかし入江純ひとりぼっちは いつも淋しい 窓に頬づえ 見つめる綿雲 風よ言葉が わかるのならば 遠い異国の 話をきかせて 水色の広い空へ 小鳥のように 飛べたならば 悲しみを想い出にかえて 涙から さよならができる  唄をうたえば せつなくなるし 長い手紙は 涙でにじむわ 風よわたしの 髪をゆらして どこへ帰るの 置きざりにして 水色に澄んだ空も たそがれ時に なったならば 淋しさをまたつれてくるわ 哀しみ色に染めた胸に  水色の広い空へ 小鳥のように飛べたならば 悲しみを想い出にかえて 涙から さよならができる
三人姉妹大川栄策大川栄策阿久悠三木たかし末の妹の秋子も二十才 とうに覚えた お酒になじみ 上の二人と 似たような道を 歩みそうだと 気をもんでます なぜかそろって 男の運が 三人姉妹に 裏と出る 裏と出る  中の夏子は みかけによらず 古い心の 女のようで 姉にかくれて 別れたひとと 逢っているよで あきらめてます なぜかそろって 男の運が 三人姉妹に 裏と出る 裏と出る  そして私は 冬子の名前 きらいながらも 変えられもせず 浮いた話の 一つもなしに 店を大事に はげんでいます なぜかそろって 男の運が 三人姉妹に 裏と出る 裏と出る
花も嵐の放浪記五木ひろし五木ひろし阿久悠三木たかし啼くは 霧笛か 海鳥か 酔って眠った かの女か 枕かかえて 喫う煙草 旅の夜更けの四畳半  土地の訛りの無い言葉 店になじまぬ 薄化粧 喧嘩売るよな話しぶり なぜか魅かれて 飲み明かす  酔って笑えば 花になり 眠りこければ あどけない いいさ このまま 膝まくら これも縁だと 貸してやる  逢えば別れの一幕を 重ね重ね 生きている 人に似あいの それぞれの 花も嵐の放浪記 花も嵐の放浪記
別れの予感紫レイ紫レイ荒木とよひさ三木たかし泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを  教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない  もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない  教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついていくこと それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く  あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない
さくらの唄加藤登紀子加藤登紀子なかにし礼三木たかし桑野聖何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら 友達に ひきょうなやつと わらわれるだろう わらわれるだろう  今の僕は何を したらいいの こたえておくれ 別れた人よ これで皆んないいんだ 悲しみも 君と見た夢も おわったことさ おわったことさ  愛した君も 今頃は 僕のことを忘れて 幸福だろう おやすみをいわず ねむろうか やさしく匂う さくらの下で さくらの下で さくらの下で
つぐないつるの剛士つるの剛士荒木とよひさ三木たかし中村圭作窓に西陽があたる部屋は いつもあなたの匂いがするわ ひとり暮せば想い出すから 壁の傷も残したままおいてゆくわ 愛をつぐなえば別れになるけど こんな女でも忘れないでね 優しすぎたのあなた 子供みたいなあなた あすは他人同志になるけれど  心残りはあなたのこと 少し煙草もひかえめにして 過去に縛られ暮らすことより わたしよりも可愛い人探すことよ 愛をつぐなえば重荷になるから この町を離れ暮らしてみるわ お酒のむのもひとり 夢を見るのもひとり あすは他人同志になるけれど  愛をつぐなえば別れになるけど こんな女でも忘れないでね 優しすぎたのあなた 子供みたいなあなた あすは他人同志になるけれど
思秋期坂本冬美坂本冬美阿久悠三木たかし足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
坂の上のレストラン菅原洋一菅原洋一伊丹恵三木たかし大貫祐一郎レストランの片隅 ピアノ弾く 私の目に あざやかな その姿 髪を切っても 見慣れたしぐさ やさしげな 人連れて 楽しそうに スープ飲んでる どうぞあなた こちら見ないで この曲が終わるまでに 胸の乱れ しずめたいから  レストランの片隅 ピアノ弾く 私の指で 不幸ばかり かぞえると 思いつめた 事もあるけど 目の前に あなたには 可愛らしく 坊やが笑う どうぞあなた こちら見ないで この曲が終わるまでは ほほの涙 ぬぐいたいから
シャム猫を抱いて浅丘ルリ子浅丘ルリ子阿久悠三木たかしララララララララ…… バラ色の夜は シャム猫を 抱きしめてひとり 待つのね 抱きしめてひとり ララララララララ……  まだ来ないあなた シャム猫に 涙ぐむわけを 話すの ララララララララ……
ひまわりあべ静江あべ静江阿久悠三木たかしひまわりが咲いている 窓の外 夏の日がまぶしくて 目に痛い 私 あなた 恋をして なぜか 今は しゃべれない  足音もたてないで さようならが しのびよる悲しみに つつまれて 愛している 愛している 愛してる 愛している 愛してる  ひまわりが咲いている 別れ道 手をつなぎ歩いてる 泣きながら 私 あなた 立ちどまり 何か もっと 話したい  くちづけもただ一度 ふれただけ 大切な忘れもの したようで 愛している 愛している 愛してる 愛している 愛してる
恋きずな森昌子森昌子石本美由起三木たかしすがりたい すがりたい それが女の願いなら はなさない はなさない それが男の真実です あゝ 明日を信じ さだめ あずける 人がいる めぐり逢い 胸の合鍵を 好きな あなたに 渡したの 燃えて 悔ない いのち 誓う こころの 恋きずな  つくしたい つくしたい それが女の心なら 杖となる 杖となる それが男の強さです あゝ 冬を越せば 花を届けに 春がくる その腕の なかに 抱かれて 生きる幸せを 知りたいの 泣いた過去から 逃れ 結ぶ 二人の 恋きずな  あゝ 夢を求め 羽を寄せ合う 迷い鳥 これからは そうよ どこまでも 愛の道づれに なりたいの つらい苦労に 耐えて 守り抜きたい 恋きずな
涙のブランコわらべわらべ荒木とよひさ三木たかし後藤次利涙のすべり台 ぬれたホッペ 悲しくなるのは だれのせいかしら チューリップの咲く頃に 恋しても コスモスの咲く頃に さよならしても 心にノック あしたにノック 想い出メモリー 心にノック あしたにノック 昨日に good-bye-bye  涙のブランコは ゆれるハート 淋しくなるのは だれのせいかしら ストロベリーの 甘ずっぱい夢見ても 虹色のしゃぼん玉 たとえ消えても 心にノック あしたにノック 想い出メモリー 心にノック あしたにノック 昨日に good-bye-bye  涙のシーソーは ひとりぼっち せつなくなるのは だれのせいかしら 風のスニーカー 肩よせて歩いても 麦わら帽子 あの場所に忘れてきても 心にノック あしたにノック 想い出メモリー 心にノック あしたにノック 昨日に good-bye-bye
もしも明日が…。坂本冬美&藤あや子坂本冬美&藤あや子荒木とよひさ三木たかしもしも 明日が 晴れならば 愛する人よ あの場所で もしも 明日が 雨ならば 愛する人よ そばにいて 今日の日よ さよなら 夢で逢いましょう そして 心の窓辺に灯 ともしましょう もしも 明日が 風ならば 愛する人よ 呼びにきて  もしも 季節が 変ったら 愛する人よ あの歌を もしも 手紙を 書いたなら 愛する人よ 逢いにきて 今日の日を 想い出に そっと残しましょう そして 心の垣根に 花を咲かせましょう もしも 涙が こぼれたら 愛する人よ なぐさめて  もしも 明日が 晴れならば 愛する人よ あの場所で もしも 明日が 雨ならば 愛する人よ そばにいて  愛する人よ そばにいて
能登半島市川由紀乃市川由紀乃阿久悠三木たかし近藤俊一夜明け間近か 北の海は波も荒く 心細い旅の女 泣かせるよう ほつれ髪(がみ)を指に巻いて ためいきつき 通り過ぎる景色ばかり 見つめていた 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り あなた あなたたずねて 行(ゆ)く旅は 夏から秋への 能登半島  ここにいると 旅の葉書もらった時 胸の奥で何か急に はじけたよう 一夜(いちや)だけの旅の仕度 すぐにつくり 熱い胸にとびこみたい 私だった 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り すべて すべて投げ出し 馳(か)けつける 夏から秋への 能登半島  あなた あなたたずねて 行(ゆ)く旅は 夏から秋への 能登半島
離さないで真奈尚子真奈尚子松本礼児三木たかし大島ミチル激しい愛の嵐がすぎて 私はゆらゆらと 漂う舫い舟 離さないで離さないで いつまでもそばにいて 髪の先から爪の先まで あなた色に 染められてゆくわ 愛を求め愛に生きる女です  一秒ごとに一呼吸(ひといき)ごとに あなたを感じたい からだに沁みるまで 離さないで離さないで いつまでもそばにいて 思うとおりに変えていいのよ こころ溶かす熱い吐息で 愛を求め愛に生きる女です  離さないで離さないで いつまでもそばにいて 同じ時間を生きてゆけたら 他に何も欲しくないから 愛を求め愛に生きる女です
いちご讃歌岩崎宏美岩崎宏美阿久悠三木たかし胸につけた 赤いいちごのしみは 何かとても しあわせな日のメダルみたい そう やさしさのしるしね 青春の日ざかりの中で 愛し合う二人が ほほえめば 夏がかけ足で 肌をやきに来て裸にするの 私はただの ただの娘だったけど 愛を知ることは出来ました この時をいつまでも どうぞ 消さないで お願いだから  胸につけた 赤いいちごのしみは 何かとても しあわせな日のメダルみたい そう やさしさのしるしね この胸のときめきの音は 何よりもはげしい音楽ね 歌いつづけてね 時がうつっても美しいままに 私たち 色あせぬように 私たち いちごのように 私たち 色あせぬように 私たち いちごのように 私たち 色あせぬように 私たち いちごのように
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