鰺ヶ沢甚句西の八幡 港を守る(ア ヤットセ) 主の留守居は ノォー嬶守る ソリャ嬶守る 留守居は ノォー嬶守る (ヤーアトセー ヤーアトセー) 鯵ヶ沢育ちで 色こそ黒いが 味は大和の ノォー吊し柿 ソリャ吊し柿 大和の ノォー吊し柿 七里長浜 高山稲荷 松の屏風に ノォー潮煙 ソリャ潮煙 屏風に ノォー潮煙 浜は大漁で 陸また繁盛 出船入船 ノォー賑やかさ ソリャ賑やかさ 入船 ノォー賑やかさ | 福田こうへい | 岩手県民謡 | 岩手県民謡 | | 西の八幡 港を守る(ア ヤットセ) 主の留守居は ノォー嬶守る ソリャ嬶守る 留守居は ノォー嬶守る (ヤーアトセー ヤーアトセー) 鯵ヶ沢育ちで 色こそ黒いが 味は大和の ノォー吊し柿 ソリャ吊し柿 大和の ノォー吊し柿 七里長浜 高山稲荷 松の屏風に ノォー潮煙 ソリャ潮煙 屏風に ノォー潮煙 浜は大漁で 陸また繁盛 出船入船 ノォー賑やかさ ソリャ賑やかさ 入船 ノォー賑やかさ |
古城松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣 いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し | 福田こうへい | 高橋掬太郎 | 細川潤一 | | 松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣 いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し |
帰ってこいよきっと帰って くるんだと お岩木山で 手を振れば あの娘(こ)は小さく うなずいた 茜(あかね)の空で 誓(ちか)った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ 白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘(こ)だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ 可愛(かわ)いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日も又 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ | 福田こうへい | 平山忠夫 | 一代のぼる | 山田年秋 | きっと帰って くるんだと お岩木山で 手を振れば あの娘(こ)は小さく うなずいた 茜(あかね)の空で 誓(ちか)った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ 白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘(こ)だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ 可愛(かわ)いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日も又 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ |
望郷じょんから津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア 爺さまが叩くじょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中 明りを消して東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を 吹雪にさらし夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘(こ)は夢ん中 涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里 恋しや 花いちもんめ アア…ア 小泊港お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 | 福田こうへい | 里村龍一 | 浜圭介 | 山田年秋 | 津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア 爺さまが叩くじょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中 明りを消して東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を 吹雪にさらし夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘(こ)は夢ん中 涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里 恋しや 花いちもんめ アア…ア 小泊港お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 |
津軽じょんから節アー春は弘前 桜の名所 それに続いて りんごの花も いずれ劣らぬ 見事なものよ アー夏は浅虫 海辺の町よ 音に聞こゆる いで湯の町よ 我も我もと 出入の激し アー秋は中野か 十和田の紅葉 水にうつるよ お山の陰は 錦見るような 見事なものよ | 福田こうへい | 青森県民謡 | 青森県民謡 | | アー春は弘前 桜の名所 それに続いて りんごの花も いずれ劣らぬ 見事なものよ アー夏は浅虫 海辺の町よ 音に聞こゆる いで湯の町よ 我も我もと 出入の激し アー秋は中野か 十和田の紅葉 水にうつるよ お山の陰は 錦見るような 見事なものよ |
あれが沓掛時次郎一宿一飯 渡世の義理で 斬った相手に 頼まれやした 鴻巣宿(こうのすじゅく)から 熊谷(くまがや)へ 送る道中 母子(ははこ)の旅は 涙隠しの 三度笠 あれが沓掛 時次郎 好いちゃあいけねえ 好かれちゃならぬ しょせんこの世じゃ 結ばれやせん 嫌いなふりする しかめつら 義理と人情 天秤(てんびん)はかりゃ 義理が重たい 渡世人(とせいにん) あれが沓掛 時次郎 助っ人(すけっと)稼業は 長脇差(ながどす)頼(だよ)り 斬って稼いだ 命の綱を 韋駄天(いだてん)走(ばし)りも 間に合わず なぜにおいらを 待っててくれぬ おきぬ亡骸(なきがら) ひしと抱く あれが沓掛 時次郎 | 福田こうへい | 松岡弘一 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 一宿一飯 渡世の義理で 斬った相手に 頼まれやした 鴻巣宿(こうのすじゅく)から 熊谷(くまがや)へ 送る道中 母子(ははこ)の旅は 涙隠しの 三度笠 あれが沓掛 時次郎 好いちゃあいけねえ 好かれちゃならぬ しょせんこの世じゃ 結ばれやせん 嫌いなふりする しかめつら 義理と人情 天秤(てんびん)はかりゃ 義理が重たい 渡世人(とせいにん) あれが沓掛 時次郎 助っ人(すけっと)稼業は 長脇差(ながどす)頼(だよ)り 斬って稼いだ 命の綱を 韋駄天(いだてん)走(ばし)りも 間に合わず なぜにおいらを 待っててくれぬ おきぬ亡骸(なきがら) ひしと抱く あれが沓掛 時次郎 |
門出男の暦(こよみ)を めくってみれば 生きるか 死ぬかの 二つだけ 生きていながら 死ぬよりも 死んだつもりで 跳(と)びかかる 夢が 夢が 夢が 門出の 攻め太鼓 嵐は花粉(かふん)を はこんでくれる 吹雪はリンゴを 赤くする つらい運命(さだめ)を 踏(ふ)み台(だい)に 泥をつかんで 起(た)ちあがる 意地が 意地が 意地が 男の 松飾(まつかざ)り 仕事の怨(うら)みは 仕事で晴らせ 酒や女に ふりこむな 希望 辛棒(しんぼう) きかんぼう 三つ揃えた この棒で 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない | 福田こうへい | 星野哲郎 | 吉幾三 | 山田年秋 | 男の暦(こよみ)を めくってみれば 生きるか 死ぬかの 二つだけ 生きていながら 死ぬよりも 死んだつもりで 跳(と)びかかる 夢が 夢が 夢が 門出の 攻め太鼓 嵐は花粉(かふん)を はこんでくれる 吹雪はリンゴを 赤くする つらい運命(さだめ)を 踏(ふ)み台(だい)に 泥をつかんで 起(た)ちあがる 意地が 意地が 意地が 男の 松飾(まつかざ)り 仕事の怨(うら)みは 仕事で晴らせ 酒や女に ふりこむな 希望 辛棒(しんぼう) きかんぼう 三つ揃えた この棒で 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない |
津軽平野津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出稼ぎ仕度 春にゃかならず 親父(おどう)は帰る みやげいっぱい ぶらさげてよ 淋(さび)しくなるけど 馴(な)れたや親父(おどう) 十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父(おどう) 山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするね いつもじょんがら 大きな声で 親父(おどう)うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父(おどう) | 福田こうへい | 吉幾三 | 吉幾三 | 山田年秋 | 津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出稼ぎ仕度 春にゃかならず 親父(おどう)は帰る みやげいっぱい ぶらさげてよ 淋(さび)しくなるけど 馴(な)れたや親父(おどう) 十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父(おどう) 山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするね いつもじょんがら 大きな声で 親父(おどう)うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父(おどう) |
南部酒酒を飲むなら 肴(さかな)はいらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 惚れた女は かすりの着物 ひざの枕がヨ あればいい しぐれ雨なら 瞼(まぶた)を閉じて 故郷(くに)に おふくろ あればいい 胸が痛けりゃ 両手を合わせ 熱い涙が あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 二合三合じゃ まだガキの酒 懐(むね)のかたまりヨ 溶かすまで 酒を飲むなら 肴は(さかn)いらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい | 福田こうへい | 荒木とよひさ | 浜圭介 | 佐野博美 | 酒を飲むなら 肴(さかな)はいらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 惚れた女は かすりの着物 ひざの枕がヨ あればいい しぐれ雨なら 瞼(まぶた)を閉じて 故郷(くに)に おふくろ あればいい 胸が痛けりゃ 両手を合わせ 熱い涙が あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 二合三合じゃ まだガキの酒 懐(むね)のかたまりヨ 溶かすまで 酒を飲むなら 肴は(さかn)いらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい |
越後平野秋はナー 八十八(はちじゅうはち)の 手間暇(てまひま)かけて 米は黄金(こがね)の 穂(ほ)が実る わが子手塩(てしお)に 掛(か)けてはみても さすが倅(せがれ)だ なじょにもならぬ ハァー遥(はる)か見えるは 佐渡(さど)の島 赤い夕陽の 越後平野 里はナー 名もない川に どじょっコふなっコ 谷を下れば 信濃川(しなのがわ) 俺の嫁コは 雪より白い こころ美人が 自慢(じまん)のひとつ ハァー爺(じ)さま婆(ば)さまも 夢ン中 風もうたた寝 越後平野 北国(きた)はナー 秋から冬へ 季節は近い 雪よお米に なって降れ 天日干(てんぴぼ)しした 塩鮭(しおじゃけ)噛(か)んで 親父 熱燗(あつかん) 囲炉裏(いろり)でちびり ハァー遠くそびえる 弥彦山(やひこやま) おらがふる里 越後平野 | 福田こうへい | 万城たかし | 岡千秋 | 伊戸のりお | 秋はナー 八十八(はちじゅうはち)の 手間暇(てまひま)かけて 米は黄金(こがね)の 穂(ほ)が実る わが子手塩(てしお)に 掛(か)けてはみても さすが倅(せがれ)だ なじょにもならぬ ハァー遥(はる)か見えるは 佐渡(さど)の島 赤い夕陽の 越後平野 里はナー 名もない川に どじょっコふなっコ 谷を下れば 信濃川(しなのがわ) 俺の嫁コは 雪より白い こころ美人が 自慢(じまん)のひとつ ハァー爺(じ)さま婆(ば)さまも 夢ン中 風もうたた寝 越後平野 北国(きた)はナー 秋から冬へ 季節は近い 雪よお米に なって降れ 天日干(てんぴぼ)しした 塩鮭(しおじゃけ)噛(か)んで 親父 熱燗(あつかん) 囲炉裏(いろり)でちびり ハァー遠くそびえる 弥彦山(やひこやま) おらがふる里 越後平野 |
炭焼き甚句ハァー 沢の仮橋 おやじが渡る 朝の出掛けに 向山見ればナー ハァー 朝葱の煙がみすじ立つ 窯が呼んでるよ おやじ早く来いヨ 今なら出し時 赤ダイヤー (ハァ炭焼き稼業はヤメラレネー ハァードッサリドッサリ) ハァー 沢の仮橋 嬶も渡る 米と味噌背負って 今日は来る日だナー ハァー カキ出すカダスに力がこもる 窯が呼んでるよ 嬶ヨ早く来いヨ ニ人で交わす にごり酒 ハァー 沢の仮橋 わらしゃど渡る 荷縄で炭スゴ背負って 登って来るナー ハァー 髭のおどうに逢いたさに 窯が呼んでるよ わらしゃど早く来いヨ 帰りの土産は 黒ダイヤー ハァー 沢の仮橋 親子が渡る 七日七夜の 俵を積んでナー ハァー 笹ぶき小屋から運び出す 窯が呼んでるよ 早く背負いだせヨ 炭のダイヤが 札の束 | 福田こうへい | 細川吉登 | 細川チエ子 | | ハァー 沢の仮橋 おやじが渡る 朝の出掛けに 向山見ればナー ハァー 朝葱の煙がみすじ立つ 窯が呼んでるよ おやじ早く来いヨ 今なら出し時 赤ダイヤー (ハァ炭焼き稼業はヤメラレネー ハァードッサリドッサリ) ハァー 沢の仮橋 嬶も渡る 米と味噌背負って 今日は来る日だナー ハァー カキ出すカダスに力がこもる 窯が呼んでるよ 嬶ヨ早く来いヨ ニ人で交わす にごり酒 ハァー 沢の仮橋 わらしゃど渡る 荷縄で炭スゴ背負って 登って来るナー ハァー 髭のおどうに逢いたさに 窯が呼んでるよ わらしゃど早く来いヨ 帰りの土産は 黒ダイヤー ハァー 沢の仮橋 親子が渡る 七日七夜の 俵を積んでナー ハァー 笹ぶき小屋から運び出す 窯が呼んでるよ 早く背負いだせヨ 炭のダイヤが 札の束 |
おゆき持って生まれた 運命(さだめ)まで 変えることなど 出来ないと 肩に置いた手 ふりきるように 俺の背中に まわって泣いた あれは… おゆきという女 少しおくれて 歩く癖(くせ) それを叱(しか)って 抱きよせた つづく坂道 陽(ひ)の射(さ)す場所に 連れて行(ゆ)きたい このままそっと あれは… おゆきという女 湯気に浮かんだ 茶柱(ちゃばしら)で 明日を占う 細い指 どこか不幸が とりつきやすい そんな気がする ほくろがひとつ あれは… おゆきという女 | 福田こうへい | 関根浩子 | 弦哲也 | 伊藤雪彦 | 持って生まれた 運命(さだめ)まで 変えることなど 出来ないと 肩に置いた手 ふりきるように 俺の背中に まわって泣いた あれは… おゆきという女 少しおくれて 歩く癖(くせ) それを叱(しか)って 抱きよせた つづく坂道 陽(ひ)の射(さ)す場所に 連れて行(ゆ)きたい このままそっと あれは… おゆきという女 湯気に浮かんだ 茶柱(ちゃばしら)で 明日を占う 細い指 どこか不幸が とりつきやすい そんな気がする ほくろがひとつ あれは… おゆきという女 |
祝い船晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船 今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船 いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日(あした)へ 祝い船 | 福田こうへい | 千葉幸雄 | 中村典正 | 山田年秋 | 晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船 今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船 いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日(あした)へ 祝い船 |
南部馬方節(ハーイハイ) ハァー(ハーイ) 朝の出がけに(ハーイ) ハァー山々(ハーイ) ハァー見ればヨー(ハーイハイ) ハァー霧の(ハーイ) ハァーかからぬ(ハーイ) ハァー山は無い(ハーイハイ) ハァー 南部片富士 ハァー裾野の ハァー原はヨー ハァー西も ハァー東も ハァー馬ばかり | 福田こうへい | 岩手県民謡 | 岩手県民謡 | | (ハーイハイ) ハァー(ハーイ) 朝の出がけに(ハーイ) ハァー山々(ハーイ) ハァー見ればヨー(ハーイハイ) ハァー霧の(ハーイ) ハァーかからぬ(ハーイ) ハァー山は無い(ハーイハイ) ハァー 南部片富士 ハァー裾野の ハァー原はヨー ハァー西も ハァー東も ハァー馬ばかり |
南部木挽唄ハァー木挽いたよだ ハァーあの沢奥にョー(ハァーゴスリン) ハァー今朝もやすりの オヤサ ハァー音がするョー(ハァーゴスリン) (ハァーゴスリン ゴスリン) ハァー親方金貸せ ハァー鋸(のこ)の目が欠けたョー ハァー鋸(のこ)は嘘だよ オヤサ ハァー逢いに行くョー | 福田こうへい | 岩手県民謡 | 岩手県民謡 | | ハァー木挽いたよだ ハァーあの沢奥にョー(ハァーゴスリン) ハァー今朝もやすりの オヤサ ハァー音がするョー(ハァーゴスリン) (ハァーゴスリン ゴスリン) ハァー親方金貸せ ハァー鋸(のこ)の目が欠けたョー ハァー鋸(のこ)は嘘だよ オヤサ ハァー逢いに行くョー |
おやじの海(ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 海はヨー 海はヨー でっかい海はヨー 俺を育てた おやじの海だ 沖で苦労の シラガもふえて 汐(しお)のにおいが はだ身に しみた そんな おやじが いとおしい (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 今はヨー 今はヨー 静かな海もヨー 一度荒れたら 岩をも砕(くだ)く しぶきたちこめ 打ち寄す波に 右にてぐすを 左でろこぎ つらい漁師(りょうし)に たえてきた (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 空のヨー 空のヨー 入道雲がヨー どこか似ている おやじの顔に つらいときには 入道雲を じっとにらんで おやじの苦労 想い出しては たえて行(ゆ)く (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) | 福田こうへい | 佐義達雄 | 佐義達雄 | 伊藤雪彦 | (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 海はヨー 海はヨー でっかい海はヨー 俺を育てた おやじの海だ 沖で苦労の シラガもふえて 汐(しお)のにおいが はだ身に しみた そんな おやじが いとおしい (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 今はヨー 今はヨー 静かな海もヨー 一度荒れたら 岩をも砕(くだ)く しぶきたちこめ 打ち寄す波に 右にてぐすを 左でろこぎ つらい漁師(りょうし)に たえてきた (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 空のヨー 空のヨー 入道雲がヨー どこか似ている おやじの顔に つらいときには 入道雲を じっとにらんで おやじの苦労 想い出しては たえて行(ゆ)く (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) |
望郷酒場おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ 田舎なれどもサーエ 南部の国はヨー 風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘(こ)の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ 酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ | 福田こうへい | 里村龍一 | 櫻田誠一 | 山田年秋 | おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ 田舎なれどもサーエ 南部の国はヨー 風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘(こ)の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ 酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ |
母恋酒寒さ気になる 季節が来れば 遠きふるさと あの山 小川 白髪頭の 母ひとり 待っているかと 思えば泣けてくる 風よ…ヤマセよ あぁ…ゆるんでおくれ 母恋酒よ チラリ雪舞う 小さな酒場 田舎料理に ふるさと訛り 今夜はどうして 酔えないか 故郷(くに)が気になる ひとりで居る母よ 雪よ… 地吹雪 あぁ 何日 続く… 母恋酒よ 背中震わせ 夜明けの都会 電話したいが 明日にするョ 父親(おやじ)亡くして 淋しいな 春になったら 帰って話そうな 一緒に 暮らそう… あぁ 田舎で一緒 母恋酒よ | 福田こうへい | 吉幾三 | 吉幾三 | 野村豊 | 寒さ気になる 季節が来れば 遠きふるさと あの山 小川 白髪頭の 母ひとり 待っているかと 思えば泣けてくる 風よ…ヤマセよ あぁ…ゆるんでおくれ 母恋酒よ チラリ雪舞う 小さな酒場 田舎料理に ふるさと訛り 今夜はどうして 酔えないか 故郷(くに)が気になる ひとりで居る母よ 雪よ… 地吹雪 あぁ 何日 続く… 母恋酒よ 背中震わせ 夜明けの都会 電話したいが 明日にするョ 父親(おやじ)亡くして 淋しいな 春になったら 帰って話そうな 一緒に 暮らそう… あぁ 田舎で一緒 母恋酒よ |
北限海峡見えるものとは 地平線と 遥(はる)か彼方を 行き交う船と 吹雪その中 身をかがめ 海を見つめる 寒立馬(かんだちめ) 風を遮るものさえなくて 尻屋灯台 北限海峡 春にゃまた来る 下北半島 津軽海峡 左手に見て 右の凪海 仲なのに 仲なのに 何処から着いた 流木よ 春を知らせる 寒立馬(かんだちめ) 親馬仔馬を囲むように 尻屋の岬 北限海峡 夢も溶けだす 下北半島 潮の香りと 草原岬 海に浮かんだ 北海道よ 羽を広げた 海鳥を じっと見ている 寒立馬(かんだちめ) そっと聞こえる 夏の波 尻屋崎とは 北限海峡 景色つまみに 下北半島 | 福田こうへい | 吉幾三 | 吉幾三 | 佐野博美 | 見えるものとは 地平線と 遥(はる)か彼方を 行き交う船と 吹雪その中 身をかがめ 海を見つめる 寒立馬(かんだちめ) 風を遮るものさえなくて 尻屋灯台 北限海峡 春にゃまた来る 下北半島 津軽海峡 左手に見て 右の凪海 仲なのに 仲なのに 何処から着いた 流木よ 春を知らせる 寒立馬(かんだちめ) 親馬仔馬を囲むように 尻屋の岬 北限海峡 夢も溶けだす 下北半島 潮の香りと 草原岬 海に浮かんだ 北海道よ 羽を広げた 海鳥を じっと見ている 寒立馬(かんだちめ) そっと聞こえる 夏の波 尻屋崎とは 北限海峡 景色つまみに 下北半島 |
北風よ…明日(あした)は 明日(あした)の 風が また吹くけれど ふる里で 待つお袋が 呼んでいる 呼んでいる 帰って来いと 風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒(すすき)を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中 つまずき 悲しみ それは 生きてる証し 夢なかば 帰れぬままに 陽は沈み 陽は沈み また朝が来る 風よ…風よ… 北風よ… 疾風(はやて)のように 時代は変わり 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 俺は行(ゆ)く あ…風の中 風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中 | 福田こうへい | 万城たかし | 弦哲也 | 野村豊 | 明日(あした)は 明日(あした)の 風が また吹くけれど ふる里で 待つお袋が 呼んでいる 呼んでいる 帰って来いと 風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒(すすき)を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中 つまずき 悲しみ それは 生きてる証し 夢なかば 帰れぬままに 陽は沈み 陽は沈み また朝が来る 風よ…風よ… 北風よ… 疾風(はやて)のように 時代は変わり 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 俺は行(ゆ)く あ…風の中 風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中 |
秋田草刈唄朝の出がけに どの山見ても(ホー) 霧のかからぬ アリャ山はない (ホー ホー) 俺とお前は 草刈り仲間 草もないない アリャ七めぐり 田舎なれども 俺がョ里は 西も東も アリャ金の山 | 福田こうへい | 秋田県民謡 | 秋田県民謡 | | 朝の出がけに どの山見ても(ホー) 霧のかからぬ アリャ山はない (ホー ホー) 俺とお前は 草刈り仲間 草もないない アリャ七めぐり 田舎なれども 俺がョ里は 西も東も アリャ金の山 |
南部よしゃれ節(チョイサノサーサト チョイサノサーサ) ハアー よしゃれ茶屋の嬶(かがあ)サア 花染のたすき サァーハーヨー (チョイサノサーサ) 肩にかからねでサーア 気にかかるよしゃれサァーハーヨー ハアー よしゃれおかしゃれサァ その手はくわぬ サァーハーヨー その手くうようなサーア 野暮(やぼ)じゃないよしゃれサァーハーヨー ハアー 南部南部とサァ 皆様おしゃる サァーハーヨー 南部姉コとサーア 馬がよいよしゃれサァーハーヨー ハアー この家座敷はサァ 目出度い座敷 サァーハーヨー 四ツの隅からサーア 黄金わくよしゃれサァーハーヨー (チョイサノサーサト チョイサノサーサ) | 福田こうへい | 岩手県民謡 | 岩手県民謡 | | (チョイサノサーサト チョイサノサーサ) ハアー よしゃれ茶屋の嬶(かがあ)サア 花染のたすき サァーハーヨー (チョイサノサーサ) 肩にかからねでサーア 気にかかるよしゃれサァーハーヨー ハアー よしゃれおかしゃれサァ その手はくわぬ サァーハーヨー その手くうようなサーア 野暮(やぼ)じゃないよしゃれサァーハーヨー ハアー 南部南部とサァ 皆様おしゃる サァーハーヨー 南部姉コとサーア 馬がよいよしゃれサァーハーヨー ハアー この家座敷はサァ 目出度い座敷 サァーハーヨー 四ツの隅からサーア 黄金わくよしゃれサァーハーヨー (チョイサノサーサト チョイサノサーサ) |
最上川舟唄(ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセ エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー) 酒田さ行ぐさげ 達者でろちゃ ヨイトコラサノセー 流行風邪など ひかねよに (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー) 『股大根の 塩汁煮 塩がしょっぱくて 食らわいね ちゃ』 (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー) 山背風だよ あきらめしゃんせ ヨイトコラサノセー おれをうらむな 風うらめ 『あの女ためだ なんぼ取っても 足らんこたんだ』 | 福田こうへい | 山形県民謡 | 山形県民謡 | | (ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセ エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー) 酒田さ行ぐさげ 達者でろちゃ ヨイトコラサノセー 流行風邪など ひかねよに (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー) 『股大根の 塩汁煮 塩がしょっぱくて 食らわいね ちゃ』 (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー) 山背風だよ あきらめしゃんせ ヨイトコラサノセー おれをうらむな 風うらめ 『あの女ためだ なんぼ取っても 足らんこたんだ』 |
津軽よされ節アー調子変わりのよされ節 ヨサレソラヨイヤ アー恋いしなつかし我が家を離れ アーわたしゃ深山で炭を焼く 山小屋暮らしも幾月ぞ 指折り数えてはや六月 アー空ゆく雲の色見ても 谷間流れる水見ても 秋の深さを思わせる アー里は今ごろ何してる 稲やりんごのとり入れか 我子思えば寝もやらず 一人眺める峰の月 ヨサレソウラヨイヤ | 福田こうへい | 青森県民謡 | 青森県民謡 | | アー調子変わりのよされ節 ヨサレソラヨイヤ アー恋いしなつかし我が家を離れ アーわたしゃ深山で炭を焼く 山小屋暮らしも幾月ぞ 指折り数えてはや六月 アー空ゆく雲の色見ても 谷間流れる水見ても 秋の深さを思わせる アー里は今ごろ何してる 稲やりんごのとり入れか 我子思えば寝もやらず 一人眺める峰の月 ヨサレソウラヨイヤ |
田名部おしまこ田名部おしまこの 音頭とる声は (ドッコイショ ドッコイショ) 大安寺柳のノー 蝉の声 (ドッコイショ ドッコイショ) 田名部横町の 川の水の飲めば 八十婆さまもノー 若くなる 裏の畑さ キビと粟めだぎゃ ソバ通ってあわなきゃノー キビ悪い 今年ゃ豊年 世の中繁盛 米は一石ノー 粟二石 南部名所は 数々あれど 中で名高いノー 恐山 | 福田こうへい | 青森県民謡 | 青森県民謡 | | 田名部おしまこの 音頭とる声は (ドッコイショ ドッコイショ) 大安寺柳のノー 蝉の声 (ドッコイショ ドッコイショ) 田名部横町の 川の水の飲めば 八十婆さまもノー 若くなる 裏の畑さ キビと粟めだぎゃ ソバ通ってあわなきゃノー キビ悪い 今年ゃ豊年 世の中繁盛 米は一石ノー 粟二石 南部名所は 数々あれど 中で名高いノー 恐山 |
ああ上野駅どこかに故郷の 香をのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった 「父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうなあ、 今度の休みには必ず帰るから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまでたたいてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな」 就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ 配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢がある | 福田こうへい | 関口義明 | 荒井英一 | 山田年秋 | どこかに故郷の 香をのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった 「父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうなあ、 今度の休みには必ず帰るから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまでたたいてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな」 就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ 配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢がある |
宮城長持唄ハァー今日はナー 日もよし ハァー天気も良いし 結びナー 合わせてよ ハァー 縁となるナーエー 蝶よ花よと 育てた娘 今日は晴れての お嫁入りダーエー | 福田こうへい | 宮城県民謡 | 宮城県民謡 | | ハァー今日はナー 日もよし ハァー天気も良いし 結びナー 合わせてよ ハァー 縁となるナーエー 蝶よ花よと 育てた娘 今日は晴れての お嫁入りダーエー |
夫婦かたぎ俺とお前の 夫婦(めおと)の道は 両手に余る 苦労があった 星の相性(あいしょ)が 悪いよと 酒で何度も 泣いた日よ 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 思いやり 惚(ほ)れて結んだ 夫婦の絆(きずな) この愛大事に 生きてゆく 俺とお前の 人生は 何がなくとも 夢がある 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 泣き笑い 人に踏まれる 小草(おぐさ)でさえも 花咲く春は 来るものを 照る日曇る日 雨の日を 一生賭けて 添いとげる 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは いつまでも | 福田こうへい | 浅沼肇 | 黒川たけし | 前田俊明 | 俺とお前の 夫婦(めおと)の道は 両手に余る 苦労があった 星の相性(あいしょ)が 悪いよと 酒で何度も 泣いた日よ 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 思いやり 惚(ほ)れて結んだ 夫婦の絆(きずな) この愛大事に 生きてゆく 俺とお前の 人生は 何がなくとも 夢がある 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 泣き笑い 人に踏まれる 小草(おぐさ)でさえも 花咲く春は 来るものを 照る日曇る日 雨の日を 一生賭けて 添いとげる 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは いつまでも |
筑波の寛太郎筑波颪(つくばおろし)を 合羽(かっぱ)でよけて 肌でぬくめた お六櫛(ろくぐし) 笠に一輪 竜胆(りんどう)挿(さ)して 赤い夕陽に 背を向ける ツンツン筑波の寛太郎 エエー 忍び泣き 筑波山(つくばやま)にも 男体女体(なんたいにょたい) 凛と流れる 男女川(みなのがわ) 福来(ふくれ)みかんの 酸っぱさ甘さ 愛しおみよの 味がする ツンツン筑波の寛太郎 エエー 月しぐれ 西に富士なら 東に筑波(つくば) 頬(ほほ)に風花(かざはな) 三度笠 ガマの油で なおらぬものは 脛(すね)に傷持つ 親不孝 ツンツン筑波の寛太郎 エエー どこへ行く | 福田こうへい | 松岡弘一 | 水森英夫 | 伊戸のりお | 筑波颪(つくばおろし)を 合羽(かっぱ)でよけて 肌でぬくめた お六櫛(ろくぐし) 笠に一輪 竜胆(りんどう)挿(さ)して 赤い夕陽に 背を向ける ツンツン筑波の寛太郎 エエー 忍び泣き 筑波山(つくばやま)にも 男体女体(なんたいにょたい) 凛と流れる 男女川(みなのがわ) 福来(ふくれ)みかんの 酸っぱさ甘さ 愛しおみよの 味がする ツンツン筑波の寛太郎 エエー 月しぐれ 西に富士なら 東に筑波(つくば) 頬(ほほ)に風花(かざはな) 三度笠 ガマの油で なおらぬものは 脛(すね)に傷持つ 親不孝 ツンツン筑波の寛太郎 エエー どこへ行く |
ひとりじゃないから(ライブバージョン)どんな未来が来るのかと 誰でも夢みて生きている どんなあしたが明けるかと 誰でも寝るのさ夢をみて どんな悲しく辛い日も 泪をふきふき歩きだせ どんな淋しく寒い日も 望みを捨てずに動きだせ 幼い頃に戻ろう 何んにも無かった頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町 手と手をつなぎ寄り添って 昔のように生きようよ あしたは皆んなで明けるのさ 天気が良ければそれでいい 生まれて 暮らした街だから どこより すてきな街だから 苦労は買ってもしろという 父親(おやじ)が言ってたあの夜も 幼い頃に戻ろう 風と遊んだあの頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町 幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町 幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町 | 福田こうへい | 吉幾三 | 吉幾三 | 伊戸のりお | どんな未来が来るのかと 誰でも夢みて生きている どんなあしたが明けるかと 誰でも寝るのさ夢をみて どんな悲しく辛い日も 泪をふきふき歩きだせ どんな淋しく寒い日も 望みを捨てずに動きだせ 幼い頃に戻ろう 何んにも無かった頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町 手と手をつなぎ寄り添って 昔のように生きようよ あしたは皆んなで明けるのさ 天気が良ければそれでいい 生まれて 暮らした街だから どこより すてきな街だから 苦労は買ってもしろという 父親(おやじ)が言ってたあの夜も 幼い頃に戻ろう 風と遊んだあの頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町 幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町 幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町 |
男道(ライブバージョン)やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く 怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く | 福田こうへい | 浅沼肇 | 山田倫久 | 中川英治 | やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く 怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く |
ふるさと山河花よ 鳥よ 青い空 根雪(ねゆき)残した 北の春 友よ 友よ… 男なら 母の大地の 峠(とうげ)を越えて でっかくなれと 笑って泣いた 奥羽山脈(おううさんみゃく) ふるさと山河 愚痴(ぐち)も 恋も 泣き言も 聞いてくれたよ この山々(やま)が 友よ 友よ… ありがとう 帰るところが お前にゃあると 背中を押して 勇気をくれた 奥羽山脈 ふるさと山河 風よ 雲よ 秋嵐(あきあらし) 岩手山から 冬になる 友よ 友よ… 会いたいナ 雪よ荒れるな 吹雪いちゃならぬ 達者かみんな 変わりはないか 奥羽山脈 ふるさと山河 | 福田こうへい | 万城たかし | 岡千秋 | 伊戸のりお | 花よ 鳥よ 青い空 根雪(ねゆき)残した 北の春 友よ 友よ… 男なら 母の大地の 峠(とうげ)を越えて でっかくなれと 笑って泣いた 奥羽山脈(おううさんみゃく) ふるさと山河 愚痴(ぐち)も 恋も 泣き言も 聞いてくれたよ この山々(やま)が 友よ 友よ… ありがとう 帰るところが お前にゃあると 背中を押して 勇気をくれた 奥羽山脈 ふるさと山河 風よ 雲よ 秋嵐(あきあらし) 岩手山から 冬になる 友よ 友よ… 会いたいナ 雪よ荒れるな 吹雪いちゃならぬ 達者かみんな 変わりはないか 奥羽山脈 ふるさと山河 |
天空の城天にもらった この命 洗いざらしの ままでいい 時代遅れと 言われても 生きざまひとつ 腰に差し 仰ぐ心の あぁ 天空の城 櫻ひと春 何語る 無情儚き 花咲かせ 道の小石は 踏まれても 石垣支え 逃げはせぬ 熱き涙の あぁ 天空の城 遥か遠けき 海を抱き 膝に幼き 孫を抱き 生きた証しか ここに有り 血潮のしぶき 拭きはせぬ それが男の あぁ 天空の城 | 福田こうへい | 荒木とよひさ | 水森英夫 | 南郷達也 | 天にもらった この命 洗いざらしの ままでいい 時代遅れと 言われても 生きざまひとつ 腰に差し 仰ぐ心の あぁ 天空の城 櫻ひと春 何語る 無情儚き 花咲かせ 道の小石は 踏まれても 石垣支え 逃げはせぬ 熱き涙の あぁ 天空の城 遥か遠けき 海を抱き 膝に幼き 孫を抱き 生きた証しか ここに有り 血潮のしぶき 拭きはせぬ それが男の あぁ 天空の城 |
男道やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く 惚れてくれるな 後追うな 可愛いあの娘よ 花咲く枝に 人は人なり 俺は俺 真一字を 貫いて 男一生 この道を行く 怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く | 福田こうへい | 浅沼肇 | 山田倫久 | 前田俊明 | やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く 惚れてくれるな 後追うな 可愛いあの娘よ 花咲く枝に 人は人なり 俺は俺 真一字を 貫いて 男一生 この道を行く 怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く |
外山節わたしゃ外山の 日陰のわらび (ハイハイ) 誰も折らぬで ほだとなる (コラサーノサンサ コラサーノサンサ) わたしゃ外山の 野に咲く桔梗 折らば折らんせ 今のうち 南部外山は 山中なれど 駒コ買うなら 外山に 外山街道に 金コ無(ね)ぇとはうそよ 馬のくつわも みな金だ | 福田こうへい | 岩手県民謡 | 岩手県民謡 | | わたしゃ外山の 日陰のわらび (ハイハイ) 誰も折らぬで ほだとなる (コラサーノサンサ コラサーノサンサ) わたしゃ外山の 野に咲く桔梗 折らば折らんせ 今のうち 南部外山は 山中なれど 駒コ買うなら 外山に 外山街道に 金コ無(ね)ぇとはうそよ 馬のくつわも みな金だ |
かんべんナおやじ元気かい 夕餉(ゆうげ)の頃か 寒(さむ)さしのぎに 晩酌(ばんしゃく)だろか たった一人の 倅(せがれ)のおれが 家(いえ)を飛びだし 早(は)や五年 雪の津軽は 吹雪いてか かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ 雪がしんしんと 炉端(ろばた)を囲(かこ)む 両親(おや)の背中が この目に浮かぶ 夢の途中じゃ まだ帰れない 待っていてくれ もう少し 雪の津軽が なつかしい かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ 馬鹿な息子だと 叱(しか)ってみても お腹(なか)痛めた かわいい子だと 母の手紙を 抱きしめながら 涙ふきふき 読み返す 雪の津軽は 夢ン中 かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ | 福田こうへい | 万城たかし | 岡千秋 | 伊戸のりお | おやじ元気かい 夕餉(ゆうげ)の頃か 寒(さむ)さしのぎに 晩酌(ばんしゃく)だろか たった一人の 倅(せがれ)のおれが 家(いえ)を飛びだし 早(は)や五年 雪の津軽は 吹雪いてか かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ 雪がしんしんと 炉端(ろばた)を囲(かこ)む 両親(おや)の背中が この目に浮かぶ 夢の途中じゃ まだ帰れない 待っていてくれ もう少し 雪の津軽が なつかしい かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ 馬鹿な息子だと 叱(しか)ってみても お腹(なか)痛めた かわいい子だと 母の手紙を 抱きしめながら 涙ふきふき 読み返す 雪の津軽は 夢ン中 かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ |
おとこ傘噂の雨か 通り雨 肩に背中に 降りかかる いいさ…いいんだ… おまえ入れよ 濡れるから つらい世間の 雨風は 俺が守るさ おとこ傘 運命(さだめ)の恋か あやまちか 決めたこころに 嘘はない 降れよ…降れ降れ… 頬にあふれる その涙 俺が止めるさ いつの日か 命ひとつの おとこ傘 あしたが見えぬ 暗い夜 戻る道など ないふたり いいさ…いいんだ… 惚れたおまえにゃ 雨あがり 虹をみせるさ 倖せの ついておいでよ おとこ傘 | 福田こうへい | 仁井谷俊也 | 四方章人 | 前田俊明 | 噂の雨か 通り雨 肩に背中に 降りかかる いいさ…いいんだ… おまえ入れよ 濡れるから つらい世間の 雨風は 俺が守るさ おとこ傘 運命(さだめ)の恋か あやまちか 決めたこころに 嘘はない 降れよ…降れ降れ… 頬にあふれる その涙 俺が止めるさ いつの日か 命ひとつの おとこ傘 あしたが見えぬ 暗い夜 戻る道など ないふたり いいさ…いいんだ… 惚れたおまえにゃ 雨あがり 虹をみせるさ 倖せの ついておいでよ おとこ傘 |
男の残雪百里千里も 一里の道へ 以心伝心 おまえと俺は 苦労くの坂 浮世坂 おまえに楽を させたくて 雪を背負って 足跡残す あぁあぁ 男の残雪 耐えてしのべば いい日もくるさ 急(せ)くな焦るな 目先のことに 見せちゃいけない 舞台裏 不器用なりに 意地もある 肩を並べて 空ふり仰ぐ あぁあぁ 男の残雪 バカじゃできない 利巧(りこう)はやらぬ 人の情けの この架け橋は 一つ越えても また一つ まだ見ぬ山は つづこうと 明日もおまえと いっしょに越える あぁあぁ 男の残雪 | 福田こうへい | 坂口照幸 | 四方章人 | 南郷達也 | 百里千里も 一里の道へ 以心伝心 おまえと俺は 苦労くの坂 浮世坂 おまえに楽を させたくて 雪を背負って 足跡残す あぁあぁ 男の残雪 耐えてしのべば いい日もくるさ 急(せ)くな焦るな 目先のことに 見せちゃいけない 舞台裏 不器用なりに 意地もある 肩を並べて 空ふり仰ぐ あぁあぁ 男の残雪 バカじゃできない 利巧(りこう)はやらぬ 人の情けの この架け橋は 一つ越えても また一つ まだ見ぬ山は つづこうと 明日もおまえと いっしょに越える あぁあぁ 男の残雪 |
父子鷹竜(りゅう)は雲呼ぶ 虎は風逆巻(ま)く 俺と親父(おやじ)は 竜(りゅう)と虎(とら) 屏風(びょうぶ)に描(か)いた 絵のように 睨(にら)む眼と眼が 火花を散らし 喧嘩しながら 離れない いつも仇(かたき)の 父子(おやこ)鷹(だか) 百里千里も 先(ま)ずは一歩さ 己(おのれ)選んだ 道だから 時には嵐 吹こうとも 後(うし)ろ向いたら 負けたも同じ 明日を信じて 生きてゆけ 声が聞こえる 冬の夜 花を咲かそう 大きな花を 俺と親父(おやじ)の 運命(さだめ)花(ばな) 故郷(こきょう)の山の 岩手富士 歌うこの声 届いているか 親父(おやじ)ゆずりの この節(ふし)が 空で煌(きらめ)く 二つ星(ぼし) | 福田こうへい | さわだすずこ | 弦哲也 | 南郷達也 | 竜(りゅう)は雲呼ぶ 虎は風逆巻(ま)く 俺と親父(おやじ)は 竜(りゅう)と虎(とら) 屏風(びょうぶ)に描(か)いた 絵のように 睨(にら)む眼と眼が 火花を散らし 喧嘩しながら 離れない いつも仇(かたき)の 父子(おやこ)鷹(だか) 百里千里も 先(ま)ずは一歩さ 己(おのれ)選んだ 道だから 時には嵐 吹こうとも 後(うし)ろ向いたら 負けたも同じ 明日を信じて 生きてゆけ 声が聞こえる 冬の夜 花を咲かそう 大きな花を 俺と親父(おやじ)の 運命(さだめ)花(ばな) 故郷(こきょう)の山の 岩手富士 歌うこの声 届いているか 親父(おやじ)ゆずりの この節(ふし)が 空で煌(きらめ)く 二つ星(ぼし) |
秋田おはら節ハァーサーサダシタガ アヨーエ ハァー野越え山越え 深山越え あの山越えれば紅葉山 紅葉の下には鹿がおる 鹿がホロホロ 泣いておる 鹿さん鹿さん 何故なくの ハァー私の泣くのは ほかじゃない はるか向こうの 木の陰に 六尺あまりの狩人が 五尺二寸の鉄砲かつぎ 前には赤毛の 犬をつれ 後ろに黒毛の 犬つれて ハァーあれにうたれて 死んだなら 死ぬるこの身はいとはねど 後に残りし 妻や子が どうして月日を送るやら 思えば涙が おはら先にたつ | 福田こうへい | 秋田県民謡 | 秋田県民謡 | | ハァーサーサダシタガ アヨーエ ハァー野越え山越え 深山越え あの山越えれば紅葉山 紅葉の下には鹿がおる 鹿がホロホロ 泣いておる 鹿さん鹿さん 何故なくの ハァー私の泣くのは ほかじゃない はるか向こうの 木の陰に 六尺あまりの狩人が 五尺二寸の鉄砲かつぎ 前には赤毛の 犬をつれ 後ろに黒毛の 犬つれて ハァーあれにうたれて 死んだなら 死ぬるこの身はいとはねど 後に残りし 妻や子が どうして月日を送るやら 思えば涙が おはら先にたつ |
南部蝉しぐれ(南部牛追唄入り)南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ 田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー 負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれ | 福田こうへい | 久仁京介・岩手県民謡 | 四方章人・岩手県民謡 | 前田俊明 | 南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ 田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー 負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれ |
アイヤ子守唄アイーヤー アー ねぶたが自慢の 津軽の里を 一人夢追い 都の空へ しばれる峠は 雪の道 濡れたまつ毛が 凍りつく アイヤ節 アイヤ節 今も聞こえる 母の 母の 子守唄 寒さや辛さは 我慢の季節 教え見護る 岩木山(いわきさん) 急ぐな焦る(あせ)な 俯く(うつむ)な 迷い心(ごころ)は 吹き流せ アイヤ節 アイヤ節 お国訛(なま)りは 母の 母の 子守唄 太棹(ふとざお) 三味(しゃみ)の音(ね) 道連れに 明日に望みの 花よ咲け アイヤ節 アイヤ節 抱いた願いは 母の 母の 子守唄 | 福田こうへい | 原譲二 | 原譲二 | 伊戸のりお | アイーヤー アー ねぶたが自慢の 津軽の里を 一人夢追い 都の空へ しばれる峠は 雪の道 濡れたまつ毛が 凍りつく アイヤ節 アイヤ節 今も聞こえる 母の 母の 子守唄 寒さや辛さは 我慢の季節 教え見護る 岩木山(いわきさん) 急ぐな焦る(あせ)な 俯く(うつむ)な 迷い心(ごころ)は 吹き流せ アイヤ節 アイヤ節 お国訛(なま)りは 母の 母の 子守唄 太棹(ふとざお) 三味(しゃみ)の音(ね) 道連れに 明日に望みの 花よ咲け アイヤ節 アイヤ節 抱いた願いは 母の 母の 子守唄 |
南部牛追唄田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー (パーパーパーパーパ) 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー (キャラホー パーパーパーパーパ) 今度来る時 サーハーエー 持て来てたもれヤー 奥の深山の サーハーエー なぎの葉を コラサンサエー | 福田こうへい | 岩手県民謡 | 岩手県民謡 | | 田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー (パーパーパーパーパ) 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー (キャラホー パーパーパーパーパ) 今度来る時 サーハーエー 持て来てたもれヤー 奥の深山の サーハーエー なぎの葉を コラサンサエー |
一番マグロの謳闇に浮かんだ 航海灯(こうかいとう)は 漁場(りょうば)の取り合い せめぎ合い 一つ当てれば 億千の 一番マグロを 狙うのさ 凍(しば)れ 気嵐(けあらし) かいくぐり 孫に見せたや 大物を 夢じゃ食えぬと 女房がこぼす 漁師育ちの 意地ひとつ 海の魔物に 魅せられて 一番マグロを 狙うのさ 陸(おか)で待ってる 子供らの 笑顔写真が お守りさ 釣れば天国 釣らぬは地獄 命張っての 大間崎 波を枕に 鬼となり 一番マグロを 狙うのさ 龍神様に 手を合わせ 男度胸の マグロ船 | 福田こうへい | 熊谷義宣 | 四方章人 | 南郷達也 | 闇に浮かんだ 航海灯(こうかいとう)は 漁場(りょうば)の取り合い せめぎ合い 一つ当てれば 億千の 一番マグロを 狙うのさ 凍(しば)れ 気嵐(けあらし) かいくぐり 孫に見せたや 大物を 夢じゃ食えぬと 女房がこぼす 漁師育ちの 意地ひとつ 海の魔物に 魅せられて 一番マグロを 狙うのさ 陸(おか)で待ってる 子供らの 笑顔写真が お守りさ 釣れば天国 釣らぬは地獄 命張っての 大間崎 波を枕に 鬼となり 一番マグロを 狙うのさ 龍神様に 手を合わせ 男度胸の マグロ船 |
男川流れる川は 生きている 何も語らず 堂々と 裸一貫 男の値打ち 義理と人情と がまん酒(ざけ) 空は真赤な 男川 山瀬(やませ)が吹けば 荒れる川 海に流れるこの川は 負けたままでは 終わりはしない 何処(どこ)で散ろうと 悔(く)やまない 雨が冷たい 男川 帰らぬ過去を 振りかえりゃ 浮かぶ故郷(ふるさと) 懐(なつ)かしく 意地を支える一本道(いっぽんみち)だ 風の歌聴く 夜もある 帰れないのさ 男川 | 福田こうへい | 里村龍一 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 流れる川は 生きている 何も語らず 堂々と 裸一貫 男の値打ち 義理と人情と がまん酒(ざけ) 空は真赤な 男川 山瀬(やませ)が吹けば 荒れる川 海に流れるこの川は 負けたままでは 終わりはしない 何処(どこ)で散ろうと 悔(く)やまない 雨が冷たい 男川 帰らぬ過去を 振りかえりゃ 浮かぶ故郷(ふるさと) 懐(なつ)かしく 意地を支える一本道(いっぽんみち)だ 風の歌聴く 夜もある 帰れないのさ 男川 |
母ちゃんの浜唄夜がしらじら 明ける頃 姉(あね)さんかぶりで 浜仕事 投げ捨てられた イワシを拾い 背中丸めて 指で割(さ)く 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 夢で母ちゃんの 声が聞こえるよ 色足袋脱いで 横座り 手拭いはずした 母ちゃんの 汗びっしょりの 横顔見つめ チクリ痛んだ 胸の奥 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 今も母ちゃんの 声が聞こえるよ 今じゃ俺(おい)らも いっぱしの 魚河岸(いちば)の仲卸人(おろし)さ 魚売り 真水(まみず)で洗った イワシを並べ 思い出すのさ あの唄を 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 俺の母ちゃんの 浜唄(うた)が聞こえるよ | 福田こうへい | さわだすずこ | 弦哲也 | 南郷達也 | 夜がしらじら 明ける頃 姉(あね)さんかぶりで 浜仕事 投げ捨てられた イワシを拾い 背中丸めて 指で割(さ)く 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 夢で母ちゃんの 声が聞こえるよ 色足袋脱いで 横座り 手拭いはずした 母ちゃんの 汗びっしょりの 横顔見つめ チクリ痛んだ 胸の奥 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 今も母ちゃんの 声が聞こえるよ 今じゃ俺(おい)らも いっぱしの 魚河岸(いちば)の仲卸人(おろし)さ 魚売り 真水(まみず)で洗った イワシを並べ 思い出すのさ あの唄を 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 俺の母ちゃんの 浜唄(うた)が聞こえるよ |
南部のふるさとよく来てくれたな 南部の故郷(くに)へ こんな雪ん子 散らつく頃に 炉端かこんで 牛追い唄を 聞けばしみじみ 夜がふける 人情ぬくもり 里の秋 ぐい呑みかわして 南部の訛り 可愛い姉っこの お酌もよかろ やがて墨絵の 景色になって 凍りついたら 小半年 あの山この町 夢ん中 春には雪解け 北上川の 瀬音はやせば 桜を咲かす 錦かざりも 欲しがらないが 人は寄り添い 水いらず 田舎の暮らしが いいところ | 福田こうへい | 久仁京介 | 四方章人 | 前田俊明 | よく来てくれたな 南部の故郷(くに)へ こんな雪ん子 散らつく頃に 炉端かこんで 牛追い唄を 聞けばしみじみ 夜がふける 人情ぬくもり 里の秋 ぐい呑みかわして 南部の訛り 可愛い姉っこの お酌もよかろ やがて墨絵の 景色になって 凍りついたら 小半年 あの山この町 夢ん中 春には雪解け 北上川の 瀬音はやせば 桜を咲かす 錦かざりも 欲しがらないが 人は寄り添い 水いらず 田舎の暮らしが いいところ |
道ひとすじ人は天から 生命(いのち)を授(もら)い 歩きだすのさ 明日(あした)へと 百の苦労を 乗り越えて 我慢・辛抱の 道をゆく そうさ男は… 一つの笑顔に 出会うまで 人のぬくもり 寄り添うこころ それを教えて くれた妻(ひと) 傍でいたわり ささえあう そんなおまえが いればこそ そうさ男は… 夢でも一生(いのち)が 賭けられる 人と生まれて この世に生きて 受けた情けの 有難さ 縁(えん)の一文字 胸に抱き 花と嵐の 道をゆく そうさ男は… この手で大志(のぞみ)を 掴むのさ | 福田こうへい | 仁井谷俊也 | 四方章人 | 前田俊明 | 人は天から 生命(いのち)を授(もら)い 歩きだすのさ 明日(あした)へと 百の苦労を 乗り越えて 我慢・辛抱の 道をゆく そうさ男は… 一つの笑顔に 出会うまで 人のぬくもり 寄り添うこころ それを教えて くれた妻(ひと) 傍でいたわり ささえあう そんなおまえが いればこそ そうさ男は… 夢でも一生(いのち)が 賭けられる 人と生まれて この世に生きて 受けた情けの 有難さ 縁(えん)の一文字 胸に抱き 花と嵐の 道をゆく そうさ男は… この手で大志(のぞみ)を 掴むのさ |
北の出世船霧がヨー 霧がほどけた 夜明けの港 波を蹴散(けち)らし 突き進む 親父の後継(つ)ぐ 津軽の海で 俺はでっかい 獲物(ゆめ)を釣る 男度胸のヨー 北の出世船 風のヨー 風の動きと 潮目を読んで 舵(かじ)をきるのさ 竜飛(たっぴ)沖 陸(おか)では気のあう 飲んべえ仲間 沖に出たなら 負けられぬ 男勝負のヨー 北の出世船 意地とヨー 意地と我慢で ひたすら待てば 来たぞ逃(に)がすな 大物だ 大漁祝いの 清めの酒を 撒(ま)けば夕陽に 染まる海 男門出のヨー 北の出世船 | 福田こうへい | 仁井谷俊也 | 四方章人 | 前田俊明 | 霧がヨー 霧がほどけた 夜明けの港 波を蹴散(けち)らし 突き進む 親父の後継(つ)ぐ 津軽の海で 俺はでっかい 獲物(ゆめ)を釣る 男度胸のヨー 北の出世船 風のヨー 風の動きと 潮目を読んで 舵(かじ)をきるのさ 竜飛(たっぴ)沖 陸(おか)では気のあう 飲んべえ仲間 沖に出たなら 負けられぬ 男勝負のヨー 北の出世船 意地とヨー 意地と我慢で ひたすら待てば 来たぞ逃(に)がすな 大物だ 大漁祝いの 清めの酒を 撒(ま)けば夕陽に 染まる海 男門出のヨー 北の出世船 |
天竜流し雨のしずくが 川になり やがて遠州 駿河湾 惚れたお前にゃヨー 済まないけれど 暴れ天竜 波まかせ ヨイショ 筏流しにゃヨ…おなごは乗せぬ 汗と涙が こぼれたら それが生きてく 心意気 勝つも負けるもヨー 情けは要らぬ 暴れ天竜 おとこ川 ヨイショ 舟は櫓まかせヨ…度胸で越える 峠七坂 七曲がり 山は夕焼け あかね空 浮くも沈むもヨー 笑うも泣くも 暴れ天竜 お見通し ヨイショ 男なみだはヨ…おなごにゃ見せぬ | 福田こうへい | 万城たかし | 四方章人 | 前田俊明 | 雨のしずくが 川になり やがて遠州 駿河湾 惚れたお前にゃヨー 済まないけれど 暴れ天竜 波まかせ ヨイショ 筏流しにゃヨ…おなごは乗せぬ 汗と涙が こぼれたら それが生きてく 心意気 勝つも負けるもヨー 情けは要らぬ 暴れ天竜 おとこ川 ヨイショ 舟は櫓まかせヨ…度胸で越える 峠七坂 七曲がり 山は夕焼け あかね空 浮くも沈むもヨー 笑うも泣くも 暴れ天竜 お見通し ヨイショ 男なみだはヨ…おなごにゃ見せぬ |
風やまず岩手山から のぞめば遥(はる)か 南部盛岡 おれの郷(さと) 裸ひとつで この世に生まれ 夢に向かえば 苦労が荷物 決めた道でも 迷うけど 行(ゆ)けばわかるさ その先は 馬鹿をする時ゃ 死ぬ気でやって 悔いを残さず 歩きたい 丸くなるほど 揉(も)まれた命 意地を捨てずに ここまできたが 惚れていながら つらくする 女房(おまえ)ひとりが 気にかかる 街をうるおす 北上川も 流れ果てない 幾(いく)十里(じゅうり) 腹をくくった 男の値打ち 歩き終れば その時決まる 今日もあしたも この人生 南部おろしの 風やまず | 福田こうへい | 久仁京介 | 徳久広司 | 前田俊明 | 岩手山から のぞめば遥(はる)か 南部盛岡 おれの郷(さと) 裸ひとつで この世に生まれ 夢に向かえば 苦労が荷物 決めた道でも 迷うけど 行(ゆ)けばわかるさ その先は 馬鹿をする時ゃ 死ぬ気でやって 悔いを残さず 歩きたい 丸くなるほど 揉(も)まれた命 意地を捨てずに ここまできたが 惚れていながら つらくする 女房(おまえ)ひとりが 気にかかる 街をうるおす 北上川も 流れ果てない 幾(いく)十里(じゅうり) 腹をくくった 男の値打ち 歩き終れば その時決まる 今日もあしたも この人生 南部おろしの 風やまず |
津軽慕情北へ流れる あの雲が 津軽野(の)づらで 雪になる 俺の分まで 働き終えて 親父(おやじ)いまごろ 囲炉裏酒(いろりざけ) ああ 帰りたい 帰れない 酔えば恋しい イヤーイー ふる里が 背中まるめて おふくろが 榾火(ほたひ)もやして 夜業(よなべ)する 俺の野良着(のらぎ)を また縫(ぬ)いながら 待っているとの 夢便り ああ 帰りたい 帰れない 唄でしのぼか イヤーイー ふる里を 手豆(てまめ)こらえた 山仕事 遠い町から 思い出す わたし津軽で 暮らすと言った 幼馴染(おさななじみ)は どうしてる ああ 帰りたい 帰れない 想い届けよ イヤーイー ふる里へ | 福田こうへい | 平山忠夫 | 遠藤実 | 佐伯亮 | 北へ流れる あの雲が 津軽野(の)づらで 雪になる 俺の分まで 働き終えて 親父(おやじ)いまごろ 囲炉裏酒(いろりざけ) ああ 帰りたい 帰れない 酔えば恋しい イヤーイー ふる里が 背中まるめて おふくろが 榾火(ほたひ)もやして 夜業(よなべ)する 俺の野良着(のらぎ)を また縫(ぬ)いながら 待っているとの 夢便り ああ 帰りたい 帰れない 唄でしのぼか イヤーイー ふる里を 手豆(てまめ)こらえた 山仕事 遠い町から 思い出す わたし津軽で 暮らすと言った 幼馴染(おさななじみ)は どうしてる ああ 帰りたい 帰れない 想い届けよ イヤーイー ふる里へ |
峠越え先へ出すぎりゃ 世間が叩く 遅れて歩けば 笑われる あとに戻れぬ 人生は 苦労がまんの いばら道 義理はきっちり 命は熱く 夢がささえの 峠越え ひとつ違えば 次から次と 待ってはくれない 向かい風 情(じょう)にほだされ ながされる 惚れたはれたは 今はなし つらさこらえて 見上げる空の 月も泣いてる 十三夜 そこが山なら 山より高く 鳥は怖れず 飛び越える 明日をめざして 生きてゆく それが男の 心意気 燃える思いを ひとすじ抱けば 夢が背を押す 峠越え | 福田こうへい | 久仁京介 | 四方章人 | 前田俊明 | 先へ出すぎりゃ 世間が叩く 遅れて歩けば 笑われる あとに戻れぬ 人生は 苦労がまんの いばら道 義理はきっちり 命は熱く 夢がささえの 峠越え ひとつ違えば 次から次と 待ってはくれない 向かい風 情(じょう)にほだされ ながされる 惚れたはれたは 今はなし つらさこらえて 見上げる空の 月も泣いてる 十三夜 そこが山なら 山より高く 鳥は怖れず 飛び越える 明日をめざして 生きてゆく それが男の 心意気 燃える思いを ひとすじ抱けば 夢が背を押す 峠越え |
南部蝉しぐれ南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ 駄目なときには ふりだしに 戻ればわたし そこにいる 出世するのも 人生だけど 夢のまんまも いいものですと… 惚れてるんだよ 待ってておくれ 浮世小路の 五合酒 負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれ | 福田こうへい | 久仁京介 | 四方章人 | 前田俊明 | 南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ 駄目なときには ふりだしに 戻ればわたし そこにいる 出世するのも 人生だけど 夢のまんまも いいものですと… 惚れてるんだよ 待ってておくれ 浮世小路の 五合酒 負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれ |