福田こうへいの歌詞一覧リスト  174曲中 1-174曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
南部蝉しぐれPLATINA LYLIC南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ  駄目なときには ふりだしに 戻ればわたし そこにいる 出世するのも 人生だけど 夢のまんまも いいものですと… 惚れてるんだよ 待ってておくれ 浮世小路の 五合酒  負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれPLATINA LYLIC福田こうへい久仁京介四方章人前田俊明南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ  駄目なときには ふりだしに 戻ればわたし そこにいる 出世するのも 人生だけど 夢のまんまも いいものですと… 惚れてるんだよ 待ってておくれ 浮世小路の 五合酒  負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれ
峠越えPLATINA LYLIC先へ出すぎりゃ 世間が叩く 遅れて歩けば 笑われる あとに戻れぬ 人生は 苦労がまんの いばら道 義理はきっちり 命は熱く 夢がささえの 峠越え  ひとつ違えば 次から次と 待ってはくれない 向かい風 情(じょう)にほだされ ながされる 惚れたはれたは 今はなし つらさこらえて 見上げる空の 月も泣いてる 十三夜  そこが山なら 山より高く 鳥は怖れず 飛び越える 明日をめざして 生きてゆく それが男の 心意気 燃える思いを ひとすじ抱けば 夢が背を押す 峠越えPLATINA LYLIC福田こうへい久仁京介四方章人前田俊明先へ出すぎりゃ 世間が叩く 遅れて歩けば 笑われる あとに戻れぬ 人生は 苦労がまんの いばら道 義理はきっちり 命は熱く 夢がささえの 峠越え  ひとつ違えば 次から次と 待ってはくれない 向かい風 情(じょう)にほだされ ながされる 惚れたはれたは 今はなし つらさこらえて 見上げる空の 月も泣いてる 十三夜  そこが山なら 山より高く 鳥は怖れず 飛び越える 明日をめざして 生きてゆく それが男の 心意気 燃える思いを ひとすじ抱けば 夢が背を押す 峠越え
津軽慕情GOLD LYLIC北へ流れる あの雲が 津軽野(の)づらで 雪になる 俺の分まで 働き終えて 親父(おやじ)いまごろ 囲炉裏酒(いろりざけ) ああ 帰りたい 帰れない 酔えば恋しい イヤーイー ふる里が  背中まるめて おふくろが 榾火(ほたひ)もやして 夜業(よなべ)する 俺の野良着(のらぎ)を また縫(ぬ)いながら 待っているとの 夢便り ああ 帰りたい 帰れない 唄でしのぼか イヤーイー ふる里を  手豆(てまめ)こらえた 山仕事 遠い町から 思い出す わたし津軽で 暮らすと言った 幼馴染(おさななじみ)は どうしてる ああ 帰りたい 帰れない 想い届けよ イヤーイー ふる里へGOLD LYLIC福田こうへい平山忠夫遠藤実佐伯亮北へ流れる あの雲が 津軽野(の)づらで 雪になる 俺の分まで 働き終えて 親父(おやじ)いまごろ 囲炉裏酒(いろりざけ) ああ 帰りたい 帰れない 酔えば恋しい イヤーイー ふる里が  背中まるめて おふくろが 榾火(ほたひ)もやして 夜業(よなべ)する 俺の野良着(のらぎ)を また縫(ぬ)いながら 待っているとの 夢便り ああ 帰りたい 帰れない 唄でしのぼか イヤーイー ふる里を  手豆(てまめ)こらえた 山仕事 遠い町から 思い出す わたし津軽で 暮らすと言った 幼馴染(おさななじみ)は どうしてる ああ 帰りたい 帰れない 想い届けよ イヤーイー ふる里へ
風やまずGOLD LYLIC岩手山から のぞめば遥(はる)か 南部盛岡 おれの郷(さと) 裸ひとつで この世に生まれ 夢に向かえば 苦労が荷物 決めた道でも 迷うけど 行(ゆ)けばわかるさ その先は  馬鹿をする時ゃ 死ぬ気でやって 悔いを残さず 歩きたい 丸くなるほど 揉(も)まれた命 意地を捨てずに ここまできたが 惚れていながら つらくする 女房(おまえ)ひとりが 気にかかる  街をうるおす 北上川も 流れ果てない 幾(いく)十里(じゅうり) 腹をくくった 男の値打ち 歩き終れば その時決まる 今日もあしたも この人生 南部おろしの 風やまずGOLD LYLIC福田こうへい久仁京介徳久広司前田俊明岩手山から のぞめば遥(はる)か 南部盛岡 おれの郷(さと) 裸ひとつで この世に生まれ 夢に向かえば 苦労が荷物 決めた道でも 迷うけど 行(ゆ)けばわかるさ その先は  馬鹿をする時ゃ 死ぬ気でやって 悔いを残さず 歩きたい 丸くなるほど 揉(も)まれた命 意地を捨てずに ここまできたが 惚れていながら つらくする 女房(おまえ)ひとりが 気にかかる  街をうるおす 北上川も 流れ果てない 幾(いく)十里(じゅうり) 腹をくくった 男の値打ち 歩き終れば その時決まる 今日もあしたも この人生 南部おろしの 風やまず
天竜流しGOLD LYLIC雨のしずくが 川になり やがて遠州 駿河湾 惚れたお前にゃヨー 済まないけれど 暴れ天竜 波まかせ ヨイショ 筏流しにゃヨ…おなごは乗せぬ  汗と涙が こぼれたら それが生きてく 心意気 勝つも負けるもヨー 情けは要らぬ 暴れ天竜 おとこ川 ヨイショ 舟は櫓まかせヨ…度胸で越える  峠七坂 七曲がり 山は夕焼け あかね空 浮くも沈むもヨー 笑うも泣くも 暴れ天竜 お見通し ヨイショ 男なみだはヨ…おなごにゃ見せぬGOLD LYLIC福田こうへい万城たかし四方章人前田俊明雨のしずくが 川になり やがて遠州 駿河湾 惚れたお前にゃヨー 済まないけれど 暴れ天竜 波まかせ ヨイショ 筏流しにゃヨ…おなごは乗せぬ  汗と涙が こぼれたら それが生きてく 心意気 勝つも負けるもヨー 情けは要らぬ 暴れ天竜 おとこ川 ヨイショ 舟は櫓まかせヨ…度胸で越える  峠七坂 七曲がり 山は夕焼け あかね空 浮くも沈むもヨー 笑うも泣くも 暴れ天竜 お見通し ヨイショ 男なみだはヨ…おなごにゃ見せぬ
北の出世船GOLD LYLIC霧がヨー 霧がほどけた 夜明けの港 波を蹴散(けち)らし 突き進む 親父の後継(つ)ぐ 津軽の海で 俺はでっかい 獲物(ゆめ)を釣る 男度胸のヨー 北の出世船  風のヨー 風の動きと 潮目を読んで 舵(かじ)をきるのさ 竜飛(たっぴ)沖 陸(おか)では気のあう 飲んべえ仲間 沖に出たなら 負けられぬ 男勝負のヨー 北の出世船  意地とヨー 意地と我慢で ひたすら待てば 来たぞ逃(に)がすな 大物だ 大漁祝いの 清めの酒を 撒(ま)けば夕陽に 染まる海 男門出のヨー 北の出世船GOLD LYLIC福田こうへい仁井谷俊也四方章人前田俊明霧がヨー 霧がほどけた 夜明けの港 波を蹴散(けち)らし 突き進む 親父の後継(つ)ぐ 津軽の海で 俺はでっかい 獲物(ゆめ)を釣る 男度胸のヨー 北の出世船  風のヨー 風の動きと 潮目を読んで 舵(かじ)をきるのさ 竜飛(たっぴ)沖 陸(おか)では気のあう 飲んべえ仲間 沖に出たなら 負けられぬ 男勝負のヨー 北の出世船  意地とヨー 意地と我慢で ひたすら待てば 来たぞ逃(に)がすな 大物だ 大漁祝いの 清めの酒を 撒(ま)けば夕陽に 染まる海 男門出のヨー 北の出世船
道ひとすじGOLD LYLIC人は天から 生命(いのち)を授(もら)い 歩きだすのさ 明日(あした)へと 百の苦労を 乗り越えて 我慢・辛抱の 道をゆく そうさ男は… 一つの笑顔に 出会うまで  人のぬくもり 寄り添うこころ それを教えて くれた妻(ひと) 傍でいたわり ささえあう そんなおまえが いればこそ そうさ男は… 夢でも一生(いのち)が 賭けられる  人と生まれて この世に生きて 受けた情けの 有難さ 縁(えん)の一文字 胸に抱き 花と嵐の 道をゆく そうさ男は… この手で大志(のぞみ)を 掴むのさGOLD LYLIC福田こうへい仁井谷俊也四方章人前田俊明人は天から 生命(いのち)を授(もら)い 歩きだすのさ 明日(あした)へと 百の苦労を 乗り越えて 我慢・辛抱の 道をゆく そうさ男は… 一つの笑顔に 出会うまで  人のぬくもり 寄り添うこころ それを教えて くれた妻(ひと) 傍でいたわり ささえあう そんなおまえが いればこそ そうさ男は… 夢でも一生(いのち)が 賭けられる  人と生まれて この世に生きて 受けた情けの 有難さ 縁(えん)の一文字 胸に抱き 花と嵐の 道をゆく そうさ男は… この手で大志(のぞみ)を 掴むのさ
南部のふるさとGOLD LYLICよく来てくれたな 南部の故郷(くに)へ こんな雪ん子 散らつく頃に 炉端かこんで 牛追い唄を 聞けばしみじみ 夜がふける 人情ぬくもり 里の秋  ぐい呑みかわして 南部の訛り 可愛い姉っこの お酌もよかろ やがて墨絵の 景色になって 凍りついたら 小半年 あの山この町 夢ん中  春には雪解け 北上川の 瀬音はやせば 桜を咲かす 錦かざりも 欲しがらないが 人は寄り添い 水いらず 田舎の暮らしが いいところGOLD LYLIC福田こうへい久仁京介四方章人前田俊明よく来てくれたな 南部の故郷(くに)へ こんな雪ん子 散らつく頃に 炉端かこんで 牛追い唄を 聞けばしみじみ 夜がふける 人情ぬくもり 里の秋  ぐい呑みかわして 南部の訛り 可愛い姉っこの お酌もよかろ やがて墨絵の 景色になって 凍りついたら 小半年 あの山この町 夢ん中  春には雪解け 北上川の 瀬音はやせば 桜を咲かす 錦かざりも 欲しがらないが 人は寄り添い 水いらず 田舎の暮らしが いいところ
母ちゃんの浜唄夜がしらじら 明ける頃 姉(あね)さんかぶりで 浜仕事 投げ捨てられた イワシを拾い 背中丸めて 指で割(さ)く 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 夢で母ちゃんの 声が聞こえるよ  色足袋脱いで 横座り 手拭いはずした 母ちゃんの 汗びっしょりの 横顔見つめ チクリ痛んだ 胸の奥 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 今も母ちゃんの 声が聞こえるよ  今じゃ俺(おい)らも いっぱしの 魚河岸(いちば)の仲卸人(おろし)さ 魚売り 真水(まみず)で洗った イワシを並べ 思い出すのさ あの唄を 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 俺の母ちゃんの 浜唄(うた)が聞こえるよ福田こうへいさわだすずこ弦哲也南郷達也夜がしらじら 明ける頃 姉(あね)さんかぶりで 浜仕事 投げ捨てられた イワシを拾い 背中丸めて 指で割(さ)く 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 夢で母ちゃんの 声が聞こえるよ  色足袋脱いで 横座り 手拭いはずした 母ちゃんの 汗びっしょりの 横顔見つめ チクリ痛んだ 胸の奥 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 今も母ちゃんの 声が聞こえるよ  今じゃ俺(おい)らも いっぱしの 魚河岸(いちば)の仲卸人(おろし)さ 魚売り 真水(まみず)で洗った イワシを並べ 思い出すのさ あの唄を 『小イワシは いらんかね 七日(なのか)経ったら 鯛になるよ』 俺の母ちゃんの 浜唄(うた)が聞こえるよ
男川流れる川は 生きている 何も語らず 堂々と 裸一貫 男の値打ち 義理と人情と がまん酒(ざけ) 空は真赤な 男川  山瀬(やませ)が吹けば 荒れる川 海に流れるこの川は 負けたままでは 終わりはしない 何処(どこ)で散ろうと 悔(く)やまない 雨が冷たい 男川  帰らぬ過去を 振りかえりゃ 浮かぶ故郷(ふるさと) 懐(なつ)かしく 意地を支える一本道(いっぽんみち)だ 風の歌聴く 夜もある 帰れないのさ 男川福田こうへい里村龍一岡千秋伊戸のりお流れる川は 生きている 何も語らず 堂々と 裸一貫 男の値打ち 義理と人情と がまん酒(ざけ) 空は真赤な 男川  山瀬(やませ)が吹けば 荒れる川 海に流れるこの川は 負けたままでは 終わりはしない 何処(どこ)で散ろうと 悔(く)やまない 雨が冷たい 男川  帰らぬ過去を 振りかえりゃ 浮かぶ故郷(ふるさと) 懐(なつ)かしく 意地を支える一本道(いっぽんみち)だ 風の歌聴く 夜もある 帰れないのさ 男川
一番マグロの謳闇に浮かんだ 航海灯(こうかいとう)は 漁場(りょうば)の取り合い せめぎ合い 一つ当てれば 億千の 一番マグロを 狙うのさ 凍(しば)れ 気嵐(けあらし) かいくぐり 孫に見せたや 大物を  夢じゃ食えぬと 女房がこぼす 漁師育ちの 意地ひとつ 海の魔物に 魅せられて 一番マグロを 狙うのさ 陸(おか)で待ってる 子供らの 笑顔写真が お守りさ  釣れば天国 釣らぬは地獄 命張っての 大間崎 波を枕に 鬼となり 一番マグロを 狙うのさ 龍神様に 手を合わせ 男度胸の マグロ船福田こうへい熊谷義宣四方章人南郷達也闇に浮かんだ 航海灯(こうかいとう)は 漁場(りょうば)の取り合い せめぎ合い 一つ当てれば 億千の 一番マグロを 狙うのさ 凍(しば)れ 気嵐(けあらし) かいくぐり 孫に見せたや 大物を  夢じゃ食えぬと 女房がこぼす 漁師育ちの 意地ひとつ 海の魔物に 魅せられて 一番マグロを 狙うのさ 陸(おか)で待ってる 子供らの 笑顔写真が お守りさ  釣れば天国 釣らぬは地獄 命張っての 大間崎 波を枕に 鬼となり 一番マグロを 狙うのさ 龍神様に 手を合わせ 男度胸の マグロ船
南部牛追唄田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー (パーパーパーパーパ) 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー (キャラホー パーパーパーパーパ)  今度来る時 サーハーエー 持て来てたもれヤー 奥の深山の サーハーエー なぎの葉を コラサンサエー福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー (パーパーパーパーパ) 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー (キャラホー パーパーパーパーパ)  今度来る時 サーハーエー 持て来てたもれヤー 奥の深山の サーハーエー なぎの葉を コラサンサエー
アイヤ子守唄アイーヤー アー  ねぶたが自慢の 津軽の里を 一人夢追い 都の空へ しばれる峠は 雪の道 濡れたまつ毛が 凍りつく アイヤ節 アイヤ節 今も聞こえる 母の 母の 子守唄  寒さや辛さは 我慢の季節 教え見護る 岩木山(いわきさん) 急ぐな焦る(あせ)な 俯く(うつむ)な 迷い心(ごころ)は 吹き流せ アイヤ節 アイヤ節 お国訛(なま)りは 母の 母の 子守唄  太棹(ふとざお) 三味(しゃみ)の音(ね) 道連れに 明日に望みの 花よ咲け アイヤ節 アイヤ節 抱いた願いは 母の 母の 子守唄福田こうへい原譲二原譲二伊戸のりおアイーヤー アー  ねぶたが自慢の 津軽の里を 一人夢追い 都の空へ しばれる峠は 雪の道 濡れたまつ毛が 凍りつく アイヤ節 アイヤ節 今も聞こえる 母の 母の 子守唄  寒さや辛さは 我慢の季節 教え見護る 岩木山(いわきさん) 急ぐな焦る(あせ)な 俯く(うつむ)な 迷い心(ごころ)は 吹き流せ アイヤ節 アイヤ節 お国訛(なま)りは 母の 母の 子守唄  太棹(ふとざお) 三味(しゃみ)の音(ね) 道連れに 明日に望みの 花よ咲け アイヤ節 アイヤ節 抱いた願いは 母の 母の 子守唄
南部蝉しぐれ(南部牛追唄入り)南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ  田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー  負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれ福田こうへい久仁京介・岩手県民謡四方章人・岩手県民謡前田俊明南部 盛岡 雫石 思えば遠い ふるさとよ 夢がこぼれた 都会の谷間 呼んでみたって 山彦ばかり 弱音をはくな 強気になれよ 酒に聞いてる 蝉しぐれ  田舎なれども サーハーエー 南部の国はサー 西も東も サーハーエー 金の山 コラサンサエー  負けて泣くより 勝って泣け 時節は来ると 風がいう あれをご覧よ 真っ赤な夕陽 落ちてゆくのに まだ燃えている とがって生きろ 丸くはなるな 胸に聞こえる 蝉しぐれ
父子鷹竜(りゅう)は雲呼ぶ 虎は風逆巻(ま)く 俺と親父(おやじ)は 竜(りゅう)と虎(とら) 屏風(びょうぶ)に描(か)いた 絵のように 睨(にら)む眼と眼が 火花を散らし 喧嘩しながら 離れない いつも仇(かたき)の 父子(おやこ)鷹(だか)  百里千里も 先(ま)ずは一歩さ 己(おのれ)選んだ 道だから 時には嵐 吹こうとも 後(うし)ろ向いたら 負けたも同じ 明日を信じて 生きてゆけ 声が聞こえる 冬の夜  花を咲かそう 大きな花を 俺と親父(おやじ)の 運命(さだめ)花(ばな) 故郷(こきょう)の山の 岩手富士 歌うこの声 届いているか 親父(おやじ)ゆずりの この節(ふし)が 空で煌(きらめ)く 二つ星(ぼし)福田こうへいさわだすずこ弦哲也南郷達也竜(りゅう)は雲呼ぶ 虎は風逆巻(ま)く 俺と親父(おやじ)は 竜(りゅう)と虎(とら) 屏風(びょうぶ)に描(か)いた 絵のように 睨(にら)む眼と眼が 火花を散らし 喧嘩しながら 離れない いつも仇(かたき)の 父子(おやこ)鷹(だか)  百里千里も 先(ま)ずは一歩さ 己(おのれ)選んだ 道だから 時には嵐 吹こうとも 後(うし)ろ向いたら 負けたも同じ 明日を信じて 生きてゆけ 声が聞こえる 冬の夜  花を咲かそう 大きな花を 俺と親父(おやじ)の 運命(さだめ)花(ばな) 故郷(こきょう)の山の 岩手富士 歌うこの声 届いているか 親父(おやじ)ゆずりの この節(ふし)が 空で煌(きらめ)く 二つ星(ぼし)
秋田おはら節ハァーサーサダシタガ アヨーエ  ハァー野越え山越え 深山越え あの山越えれば紅葉山 紅葉の下には鹿がおる 鹿がホロホロ 泣いておる 鹿さん鹿さん 何故なくの  ハァー私の泣くのは ほかじゃない はるか向こうの 木の陰に 六尺あまりの狩人が 五尺二寸の鉄砲かつぎ 前には赤毛の 犬をつれ 後ろに黒毛の 犬つれて  ハァーあれにうたれて 死んだなら 死ぬるこの身はいとはねど 後に残りし 妻や子が どうして月日を送るやら  思えば涙が おはら先にたつ福田こうへい秋田県民謡秋田県民謡ハァーサーサダシタガ アヨーエ  ハァー野越え山越え 深山越え あの山越えれば紅葉山 紅葉の下には鹿がおる 鹿がホロホロ 泣いておる 鹿さん鹿さん 何故なくの  ハァー私の泣くのは ほかじゃない はるか向こうの 木の陰に 六尺あまりの狩人が 五尺二寸の鉄砲かつぎ 前には赤毛の 犬をつれ 後ろに黒毛の 犬つれて  ハァーあれにうたれて 死んだなら 死ぬるこの身はいとはねど 後に残りし 妻や子が どうして月日を送るやら  思えば涙が おはら先にたつ
男の残雪百里千里も 一里の道へ 以心伝心 おまえと俺は 苦労くの坂 浮世坂 おまえに楽を させたくて 雪を背負って 足跡残す あぁあぁ 男の残雪  耐えてしのべば いい日もくるさ 急(せ)くな焦るな 目先のことに 見せちゃいけない 舞台裏 不器用なりに 意地もある 肩を並べて 空ふり仰ぐ あぁあぁ 男の残雪  バカじゃできない 利巧(りこう)はやらぬ 人の情けの この架け橋は 一つ越えても また一つ まだ見ぬ山は つづこうと 明日もおまえと いっしょに越える あぁあぁ 男の残雪福田こうへい坂口照幸四方章人南郷達也百里千里も 一里の道へ 以心伝心 おまえと俺は 苦労くの坂 浮世坂 おまえに楽を させたくて 雪を背負って 足跡残す あぁあぁ 男の残雪  耐えてしのべば いい日もくるさ 急(せ)くな焦るな 目先のことに 見せちゃいけない 舞台裏 不器用なりに 意地もある 肩を並べて 空ふり仰ぐ あぁあぁ 男の残雪  バカじゃできない 利巧(りこう)はやらぬ 人の情けの この架け橋は 一つ越えても また一つ まだ見ぬ山は つづこうと 明日もおまえと いっしょに越える あぁあぁ 男の残雪
おとこ傘噂の雨か 通り雨 肩に背中に 降りかかる いいさ…いいんだ… おまえ入れよ 濡れるから つらい世間の 雨風は 俺が守るさ おとこ傘  運命(さだめ)の恋か あやまちか 決めたこころに 嘘はない 降れよ…降れ降れ… 頬にあふれる その涙 俺が止めるさ いつの日か 命ひとつの おとこ傘  あしたが見えぬ 暗い夜 戻る道など ないふたり いいさ…いいんだ… 惚れたおまえにゃ 雨あがり 虹をみせるさ 倖せの ついておいでよ おとこ傘福田こうへい仁井谷俊也四方章人前田俊明噂の雨か 通り雨 肩に背中に 降りかかる いいさ…いいんだ… おまえ入れよ 濡れるから つらい世間の 雨風は 俺が守るさ おとこ傘  運命(さだめ)の恋か あやまちか 決めたこころに 嘘はない 降れよ…降れ降れ… 頬にあふれる その涙 俺が止めるさ いつの日か 命ひとつの おとこ傘  あしたが見えぬ 暗い夜 戻る道など ないふたり いいさ…いいんだ… 惚れたおまえにゃ 雨あがり 虹をみせるさ 倖せの ついておいでよ おとこ傘
かんべんナおやじ元気かい 夕餉(ゆうげ)の頃か 寒(さむ)さしのぎに 晩酌(ばんしゃく)だろか たった一人の 倅(せがれ)のおれが 家(いえ)を飛びだし 早(は)や五年 雪の津軽は 吹雪いてか かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ  雪がしんしんと 炉端(ろばた)を囲(かこ)む 両親(おや)の背中が この目に浮かぶ 夢の途中じゃ まだ帰れない 待っていてくれ もう少し 雪の津軽が なつかしい かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ  馬鹿な息子だと 叱(しか)ってみても お腹(なか)痛めた かわいい子だと 母の手紙を 抱きしめながら 涙ふきふき 読み返す 雪の津軽は 夢ン中 かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ福田こうへい万城たかし岡千秋伊戸のりおおやじ元気かい 夕餉(ゆうげ)の頃か 寒(さむ)さしのぎに 晩酌(ばんしゃく)だろか たった一人の 倅(せがれ)のおれが 家(いえ)を飛びだし 早(は)や五年 雪の津軽は 吹雪いてか かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ  雪がしんしんと 炉端(ろばた)を囲(かこ)む 両親(おや)の背中が この目に浮かぶ 夢の途中じゃ まだ帰れない 待っていてくれ もう少し 雪の津軽が なつかしい かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ  馬鹿な息子だと 叱(しか)ってみても お腹(なか)痛めた かわいい子だと 母の手紙を 抱きしめながら 涙ふきふき 読み返す 雪の津軽は 夢ン中 かんべんナ… かんべんナ あぁ…かんべんナ
外山節わたしゃ外山の 日陰のわらび (ハイハイ) 誰も折らぬで ほだとなる (コラサーノサンサ コラサーノサンサ)  わたしゃ外山の 野に咲く桔梗 折らば折らんせ 今のうち  南部外山は 山中なれど 駒コ買うなら 外山に  外山街道に 金コ無(ね)ぇとはうそよ 馬のくつわも みな金だ福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡わたしゃ外山の 日陰のわらび (ハイハイ) 誰も折らぬで ほだとなる (コラサーノサンサ コラサーノサンサ)  わたしゃ外山の 野に咲く桔梗 折らば折らんせ 今のうち  南部外山は 山中なれど 駒コ買うなら 外山に  外山街道に 金コ無(ね)ぇとはうそよ 馬のくつわも みな金だ
男道やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く  惚れてくれるな 後追うな 可愛いあの娘よ 花咲く枝に 人は人なり 俺は俺 真一字を 貫いて 男一生 この道を行く  怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く福田こうへい浅沼肇山田倫久前田俊明やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く  惚れてくれるな 後追うな 可愛いあの娘よ 花咲く枝に 人は人なり 俺は俺 真一字を 貫いて 男一生 この道を行く  怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く
天空の城天にもらった この命 洗いざらしの ままでいい 時代遅れと 言われても 生きざまひとつ 腰に差し 仰ぐ心の あぁ 天空の城  櫻ひと春 何語る 無情儚き 花咲かせ 道の小石は 踏まれても 石垣支え 逃げはせぬ 熱き涙の あぁ 天空の城  遥か遠けき 海を抱き 膝に幼き 孫を抱き 生きた証しか ここに有り 血潮のしぶき 拭きはせぬ それが男の あぁ 天空の城福田こうへい荒木とよひさ水森英夫南郷達也天にもらった この命 洗いざらしの ままでいい 時代遅れと 言われても 生きざまひとつ 腰に差し 仰ぐ心の あぁ 天空の城  櫻ひと春 何語る 無情儚き 花咲かせ 道の小石は 踏まれても 石垣支え 逃げはせぬ 熱き涙の あぁ 天空の城  遥か遠けき 海を抱き 膝に幼き 孫を抱き 生きた証しか ここに有り 血潮のしぶき 拭きはせぬ それが男の あぁ 天空の城
ふるさと山河花よ 鳥よ 青い空 根雪(ねゆき)残した 北の春 友よ 友よ… 男なら 母の大地の 峠(とうげ)を越えて でっかくなれと 笑って泣いた 奥羽山脈(おううさんみゃく) ふるさと山河  愚痴(ぐち)も 恋も 泣き言も 聞いてくれたよ この山々(やま)が 友よ 友よ… ありがとう 帰るところが お前にゃあると 背中を押して 勇気をくれた 奥羽山脈 ふるさと山河  風よ 雲よ 秋嵐(あきあらし) 岩手山から 冬になる 友よ 友よ… 会いたいナ 雪よ荒れるな 吹雪いちゃならぬ 達者かみんな 変わりはないか 奥羽山脈 ふるさと山河福田こうへい万城たかし岡千秋伊戸のりお花よ 鳥よ 青い空 根雪(ねゆき)残した 北の春 友よ 友よ… 男なら 母の大地の 峠(とうげ)を越えて でっかくなれと 笑って泣いた 奥羽山脈(おううさんみゃく) ふるさと山河  愚痴(ぐち)も 恋も 泣き言も 聞いてくれたよ この山々(やま)が 友よ 友よ… ありがとう 帰るところが お前にゃあると 背中を押して 勇気をくれた 奥羽山脈 ふるさと山河  風よ 雲よ 秋嵐(あきあらし) 岩手山から 冬になる 友よ 友よ… 会いたいナ 雪よ荒れるな 吹雪いちゃならぬ 達者かみんな 変わりはないか 奥羽山脈 ふるさと山河
男道(ライブバージョン)やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く  怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く福田こうへい浅沼肇山田倫久中川英治やると決めたら 悔はない 浮世苦楽の じょっぱり人生 何んの夢なき この世なら 度胸千両の 命坂 男一生 この道を行く  怨みつらみは 誰もある 負けりゃ地獄の じょっぱり人生 敵は自分だ この俺だ 己磨いて 何処までも 男一生 この道を行く
ひとりじゃないから(ライブバージョン)どんな未来が来るのかと 誰でも夢みて生きている どんなあしたが明けるかと 誰でも寝るのさ夢をみて  どんな悲しく辛い日も 泪をふきふき歩きだせ どんな淋しく寒い日も 望みを捨てずに動きだせ  幼い頃に戻ろう 何んにも無かった頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町  手と手をつなぎ寄り添って 昔のように生きようよ あしたは皆んなで明けるのさ 天気が良ければそれでいい  生まれて 暮らした街だから どこより すてきな街だから 苦労は買ってもしろという 父親(おやじ)が言ってたあの夜も  幼い頃に戻ろう 風と遊んだあの頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町  幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町  幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町福田こうへい吉幾三吉幾三伊戸のりおどんな未来が来るのかと 誰でも夢みて生きている どんなあしたが明けるかと 誰でも寝るのさ夢をみて  どんな悲しく辛い日も 泪をふきふき歩きだせ どんな淋しく寒い日も 望みを捨てずに動きだせ  幼い頃に戻ろう 何んにも無かった頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町  手と手をつなぎ寄り添って 昔のように生きようよ あしたは皆んなで明けるのさ 天気が良ければそれでいい  生まれて 暮らした街だから どこより すてきな街だから 苦労は買ってもしろという 父親(おやじ)が言ってたあの夜も  幼い頃に戻ろう 風と遊んだあの頃に ひとりじゃないから岩手 語りあかして…みなと町  幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町  幼い頃に戻ろう 夢を見つづけた頃に ひとりじゃないから岩手 明日もがんばれ…みなと町
筑波の寛太郎筑波颪(つくばおろし)を 合羽(かっぱ)でよけて 肌でぬくめた お六櫛(ろくぐし) 笠に一輪 竜胆(りんどう)挿(さ)して 赤い夕陽に 背を向ける ツンツン筑波の寛太郎 エエー 忍び泣き  筑波山(つくばやま)にも 男体女体(なんたいにょたい) 凛と流れる 男女川(みなのがわ) 福来(ふくれ)みかんの 酸っぱさ甘さ 愛しおみよの 味がする ツンツン筑波の寛太郎 エエー 月しぐれ  西に富士なら 東に筑波(つくば) 頬(ほほ)に風花(かざはな) 三度笠 ガマの油で なおらぬものは 脛(すね)に傷持つ 親不孝 ツンツン筑波の寛太郎 エエー どこへ行く福田こうへい松岡弘一水森英夫伊戸のりお筑波颪(つくばおろし)を 合羽(かっぱ)でよけて 肌でぬくめた お六櫛(ろくぐし) 笠に一輪 竜胆(りんどう)挿(さ)して 赤い夕陽に 背を向ける ツンツン筑波の寛太郎 エエー 忍び泣き  筑波山(つくばやま)にも 男体女体(なんたいにょたい) 凛と流れる 男女川(みなのがわ) 福来(ふくれ)みかんの 酸っぱさ甘さ 愛しおみよの 味がする ツンツン筑波の寛太郎 エエー 月しぐれ  西に富士なら 東に筑波(つくば) 頬(ほほ)に風花(かざはな) 三度笠 ガマの油で なおらぬものは 脛(すね)に傷持つ 親不孝 ツンツン筑波の寛太郎 エエー どこへ行く
夫婦かたぎ俺とお前の 夫婦(めおと)の道は 両手に余る 苦労があった 星の相性(あいしょ)が 悪いよと 酒で何度も 泣いた日よ 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 思いやり  惚(ほ)れて結んだ 夫婦の絆(きずな) この愛大事に 生きてゆく 俺とお前の 人生は 何がなくとも 夢がある 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 泣き笑い  人に踏まれる 小草(おぐさ)でさえも 花咲く春は 来るものを 照る日曇る日 雨の日を 一生賭けて 添いとげる 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは いつまでも福田こうへい浅沼肇黒川たけし前田俊明俺とお前の 夫婦(めおと)の道は 両手に余る 苦労があった 星の相性(あいしょ)が 悪いよと 酒で何度も 泣いた日よ 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 思いやり  惚(ほ)れて結んだ 夫婦の絆(きずな) この愛大事に 生きてゆく 俺とお前の 人生は 何がなくとも 夢がある 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは 泣き笑い  人に踏まれる 小草(おぐさ)でさえも 花咲く春は 来るものを 照る日曇る日 雨の日を 一生賭けて 添いとげる 夫婦かたぎは あぁ…あぁ… 夫婦かたぎは いつまでも
宮城長持唄ハァー今日はナー 日もよし ハァー天気も良いし 結びナー 合わせてよ ハァー 縁となるナーエー  蝶よ花よと 育てた娘 今日は晴れての お嫁入りダーエー福田こうへい宮城県民謡宮城県民謡ハァー今日はナー 日もよし ハァー天気も良いし 結びナー 合わせてよ ハァー 縁となるナーエー  蝶よ花よと 育てた娘 今日は晴れての お嫁入りダーエー
ああ上野駅どこかに故郷の 香をのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった  「父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうなあ、 今度の休みには必ず帰るから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまでたたいてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな」  就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ 配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり  ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢がある福田こうへい関口義明荒井英一山田年秋どこかに故郷の 香をのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった  「父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうなあ、 今度の休みには必ず帰るから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまでたたいてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな」  就職列車に ゆられて着いた 遠いあの夜を 思い出す 上野は俺らの 心の駅だ 配達帰りの 自転車を とめて聞いてる 国なまり  ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢がある
田名部おしまこ田名部おしまこの 音頭とる声は (ドッコイショ ドッコイショ) 大安寺柳のノー 蝉の声 (ドッコイショ ドッコイショ)  田名部横町の 川の水の飲めば 八十婆さまもノー 若くなる  裏の畑さ キビと粟めだぎゃ ソバ通ってあわなきゃノー キビ悪い  今年ゃ豊年 世の中繁盛 米は一石ノー 粟二石  南部名所は 数々あれど 中で名高いノー 恐山福田こうへい青森県民謡青森県民謡田名部おしまこの 音頭とる声は (ドッコイショ ドッコイショ) 大安寺柳のノー 蝉の声 (ドッコイショ ドッコイショ)  田名部横町の 川の水の飲めば 八十婆さまもノー 若くなる  裏の畑さ キビと粟めだぎゃ ソバ通ってあわなきゃノー キビ悪い  今年ゃ豊年 世の中繁盛 米は一石ノー 粟二石  南部名所は 数々あれど 中で名高いノー 恐山
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
津軽よされ節アー調子変わりのよされ節 ヨサレソラヨイヤ  アー恋いしなつかし我が家を離れ  アーわたしゃ深山で炭を焼く 山小屋暮らしも幾月ぞ 指折り数えてはや六月  アー空ゆく雲の色見ても 谷間流れる水見ても 秋の深さを思わせる  アー里は今ごろ何してる 稲やりんごのとり入れか 我子思えば寝もやらず  一人眺める峰の月 ヨサレソウラヨイヤ福田こうへい青森県民謡青森県民謡アー調子変わりのよされ節 ヨサレソラヨイヤ  アー恋いしなつかし我が家を離れ  アーわたしゃ深山で炭を焼く 山小屋暮らしも幾月ぞ 指折り数えてはや六月  アー空ゆく雲の色見ても 谷間流れる水見ても 秋の深さを思わせる  アー里は今ごろ何してる 稲やりんごのとり入れか 我子思えば寝もやらず  一人眺める峰の月 ヨサレソウラヨイヤ
最上川舟唄(ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセ エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー)  酒田さ行ぐさげ 達者でろちゃ ヨイトコラサノセー 流行風邪など ひかねよに (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー)  『股大根の 塩汁煮 塩がしょっぱくて 食らわいね ちゃ』 (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー)  山背風だよ あきらめしゃんせ ヨイトコラサノセー おれをうらむな 風うらめ 『あの女ためだ なんぼ取っても 足らんこたんだ』福田こうへい山形県民謡山形県民謡(ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセ エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー)  酒田さ行ぐさげ 達者でろちゃ ヨイトコラサノセー 流行風邪など ひかねよに (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー)  『股大根の 塩汁煮 塩がしょっぱくて 食らわいね ちゃ』 (エーエンヤーエーエンヤーエーエ エーエンヤーエード ヨーエ サノ マガーショ エンーヤ コラ マーガセー)  山背風だよ あきらめしゃんせ ヨイトコラサノセー おれをうらむな 風うらめ 『あの女ためだ なんぼ取っても 足らんこたんだ』
南部よしゃれ節(チョイサノサーサト チョイサノサーサ) ハアー よしゃれ茶屋の嬶(かがあ)サア 花染のたすき サァーハーヨー (チョイサノサーサ) 肩にかからねでサーア 気にかかるよしゃれサァーハーヨー  ハアー よしゃれおかしゃれサァ その手はくわぬ サァーハーヨー その手くうようなサーア 野暮(やぼ)じゃないよしゃれサァーハーヨー  ハアー 南部南部とサァ 皆様おしゃる サァーハーヨー 南部姉コとサーア 馬がよいよしゃれサァーハーヨー  ハアー この家座敷はサァ 目出度い座敷 サァーハーヨー 四ツの隅からサーア 黄金わくよしゃれサァーハーヨー (チョイサノサーサト チョイサノサーサ)福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡(チョイサノサーサト チョイサノサーサ) ハアー よしゃれ茶屋の嬶(かがあ)サア 花染のたすき サァーハーヨー (チョイサノサーサ) 肩にかからねでサーア 気にかかるよしゃれサァーハーヨー  ハアー よしゃれおかしゃれサァ その手はくわぬ サァーハーヨー その手くうようなサーア 野暮(やぼ)じゃないよしゃれサァーハーヨー  ハアー 南部南部とサァ 皆様おしゃる サァーハーヨー 南部姉コとサーア 馬がよいよしゃれサァーハーヨー  ハアー この家座敷はサァ 目出度い座敷 サァーハーヨー 四ツの隅からサーア 黄金わくよしゃれサァーハーヨー (チョイサノサーサト チョイサノサーサ)
秋田草刈唄朝の出がけに どの山見ても(ホー) 霧のかからぬ アリャ山はない (ホー ホー)  俺とお前は 草刈り仲間 草もないない アリャ七めぐり  田舎なれども 俺がョ里は 西も東も アリャ金の山福田こうへい秋田県民謡秋田県民謡朝の出がけに どの山見ても(ホー) 霧のかからぬ アリャ山はない (ホー ホー)  俺とお前は 草刈り仲間 草もないない アリャ七めぐり  田舎なれども 俺がョ里は 西も東も アリャ金の山
北風よ…明日(あした)は 明日(あした)の 風が また吹くけれど ふる里で 待つお袋が 呼んでいる 呼んでいる 帰って来いと 風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒(すすき)を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中  つまずき 悲しみ それは 生きてる証し 夢なかば 帰れぬままに 陽は沈み 陽は沈み また朝が来る 風よ…風よ… 北風よ… 疾風(はやて)のように 時代は変わり 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 俺は行(ゆ)く あ…風の中  風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中福田こうへい万城たかし弦哲也野村豊明日(あした)は 明日(あした)の 風が また吹くけれど ふる里で 待つお袋が 呼んでいる 呼んでいる 帰って来いと 風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒(すすき)を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中  つまずき 悲しみ それは 生きてる証し 夢なかば 帰れぬままに 陽は沈み 陽は沈み また朝が来る 風よ…風よ… 北風よ… 疾風(はやて)のように 時代は変わり 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 俺は行(ゆ)く あ…風の中  風よ…風よ… 北風よ… 荒野でひとり 芒を噛んで 歩いて 歩いて 歩き疲れても 明日(あした)は続く 流れ旅 あ…風の中
北限海峡見えるものとは 地平線と 遥(はる)か彼方を 行き交う船と 吹雪その中 身をかがめ 海を見つめる 寒立馬(かんだちめ) 風を遮るものさえなくて 尻屋灯台 北限海峡 春にゃまた来る 下北半島  津軽海峡 左手に見て 右の凪海 仲なのに 仲なのに 何処から着いた 流木よ 春を知らせる 寒立馬(かんだちめ) 親馬仔馬を囲むように 尻屋の岬 北限海峡 夢も溶けだす 下北半島  潮の香りと 草原岬 海に浮かんだ 北海道よ 羽を広げた 海鳥を じっと見ている 寒立馬(かんだちめ) そっと聞こえる 夏の波 尻屋崎とは 北限海峡 景色つまみに 下北半島福田こうへい吉幾三吉幾三佐野博美見えるものとは 地平線と 遥(はる)か彼方を 行き交う船と 吹雪その中 身をかがめ 海を見つめる 寒立馬(かんだちめ) 風を遮るものさえなくて 尻屋灯台 北限海峡 春にゃまた来る 下北半島  津軽海峡 左手に見て 右の凪海 仲なのに 仲なのに 何処から着いた 流木よ 春を知らせる 寒立馬(かんだちめ) 親馬仔馬を囲むように 尻屋の岬 北限海峡 夢も溶けだす 下北半島  潮の香りと 草原岬 海に浮かんだ 北海道よ 羽を広げた 海鳥を じっと見ている 寒立馬(かんだちめ) そっと聞こえる 夏の波 尻屋崎とは 北限海峡 景色つまみに 下北半島
母恋酒寒さ気になる 季節が来れば 遠きふるさと あの山 小川 白髪頭の 母ひとり 待っているかと 思えば泣けてくる 風よ…ヤマセよ あぁ…ゆるんでおくれ 母恋酒よ  チラリ雪舞う 小さな酒場 田舎料理に ふるさと訛り 今夜はどうして 酔えないか 故郷(くに)が気になる ひとりで居る母よ 雪よ… 地吹雪 あぁ 何日 続く… 母恋酒よ  背中震わせ 夜明けの都会 電話したいが 明日にするョ 父親(おやじ)亡くして 淋しいな 春になったら 帰って話そうな 一緒に 暮らそう… あぁ 田舎で一緒 母恋酒よ福田こうへい吉幾三吉幾三野村豊寒さ気になる 季節が来れば 遠きふるさと あの山 小川 白髪頭の 母ひとり 待っているかと 思えば泣けてくる 風よ…ヤマセよ あぁ…ゆるんでおくれ 母恋酒よ  チラリ雪舞う 小さな酒場 田舎料理に ふるさと訛り 今夜はどうして 酔えないか 故郷(くに)が気になる ひとりで居る母よ 雪よ… 地吹雪 あぁ 何日 続く… 母恋酒よ  背中震わせ 夜明けの都会 電話したいが 明日にするョ 父親(おやじ)亡くして 淋しいな 春になったら 帰って話そうな 一緒に 暮らそう… あぁ 田舎で一緒 母恋酒よ
望郷酒場おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ  田舎なれどもサーエ 南部の国はヨー  風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘(こ)の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ  酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ福田こうへい里村龍一櫻田誠一山田年秋おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ  田舎なれどもサーエ 南部の国はヨー  風にちぎれてヨー のれんの裾を 汽車がひと泣き 北へ行く 呼べばせつない あの娘(こ)の面影(かお)が 酒のむこうに 揺れるのさ ハーヤイ  酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ
おやじの海(ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 海はヨー 海はヨー でっかい海はヨー 俺を育てた おやじの海だ 沖で苦労の シラガもふえて 汐(しお)のにおいが はだ身に しみた そんな おやじが いとおしい (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ)  今はヨー 今はヨー 静かな海もヨー 一度荒れたら 岩をも砕(くだ)く しぶきたちこめ 打ち寄す波に 右にてぐすを 左でろこぎ つらい漁師(りょうし)に たえてきた (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ)  空のヨー 空のヨー 入道雲がヨー どこか似ている おやじの顔に つらいときには 入道雲を じっとにらんで おやじの苦労 想い出しては たえて行(ゆ)く (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ)福田こうへい佐義達雄佐義達雄伊藤雪彦(ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ) 海はヨー 海はヨー でっかい海はヨー 俺を育てた おやじの海だ 沖で苦労の シラガもふえて 汐(しお)のにおいが はだ身に しみた そんな おやじが いとおしい (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ)  今はヨー 今はヨー 静かな海もヨー 一度荒れたら 岩をも砕(くだ)く しぶきたちこめ 打ち寄す波に 右にてぐすを 左でろこぎ つらい漁師(りょうし)に たえてきた (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ)  空のヨー 空のヨー 入道雲がヨー どこか似ている おやじの顔に つらいときには 入道雲を じっとにらんで おやじの苦労 想い出しては たえて行(ゆ)く (ヨイショヨイショ ヨイショヨイショ)
南部木挽唄ハァー木挽いたよだ ハァーあの沢奥にョー(ハァーゴスリン) ハァー今朝もやすりの オヤサ ハァー音がするョー(ハァーゴスリン) (ハァーゴスリン ゴスリン)  ハァー親方金貸せ ハァー鋸(のこ)の目が欠けたョー ハァー鋸(のこ)は嘘だよ オヤサ ハァー逢いに行くョー福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡ハァー木挽いたよだ ハァーあの沢奥にョー(ハァーゴスリン) ハァー今朝もやすりの オヤサ ハァー音がするョー(ハァーゴスリン) (ハァーゴスリン ゴスリン)  ハァー親方金貸せ ハァー鋸(のこ)の目が欠けたョー ハァー鋸(のこ)は嘘だよ オヤサ ハァー逢いに行くョー
南部馬方節(ハーイハイ) ハァー(ハーイ) 朝の出がけに(ハーイ) ハァー山々(ハーイ) ハァー見ればヨー(ハーイハイ) ハァー霧の(ハーイ) ハァーかからぬ(ハーイ) ハァー山は無い(ハーイハイ)  ハァー 南部片富士 ハァー裾野の ハァー原はヨー ハァー西も ハァー東も ハァー馬ばかり福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡(ハーイハイ) ハァー(ハーイ) 朝の出がけに(ハーイ) ハァー山々(ハーイ) ハァー見ればヨー(ハーイハイ) ハァー霧の(ハーイ) ハァーかからぬ(ハーイ) ハァー山は無い(ハーイハイ)  ハァー 南部片富士 ハァー裾野の ハァー原はヨー ハァー西も ハァー東も ハァー馬ばかり
祝い船晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日(あした)へ 祝い船福田こうへい千葉幸雄中村典正山田年秋晴れの門出の はなむけに 唄に踊りに 手拍子を 今日はめでたい 心の船出 辛いこの世の 荒波越えて ドンと漕ぎ出す 祝い船  今度港に 着くときは 子舟孫舟 連れて来い 今日はめでたい 二人の船出 愛の積荷と しあわせ乗せて 鶴と亀との 祝い船  いまは名もない 舟だけど いつかなります 宝船 今日はめでたい 希望の船出 夢の帆柱 天までとどけ 舵を明日(あした)へ 祝い船
おゆき持って生まれた 運命(さだめ)まで 変えることなど 出来ないと 肩に置いた手 ふりきるように 俺の背中に まわって泣いた あれは… おゆきという女  少しおくれて 歩く癖(くせ) それを叱(しか)って 抱きよせた つづく坂道 陽(ひ)の射(さ)す場所に 連れて行(ゆ)きたい このままそっと あれは… おゆきという女  湯気に浮かんだ 茶柱(ちゃばしら)で 明日を占う 細い指 どこか不幸が とりつきやすい そんな気がする ほくろがひとつ あれは… おゆきという女福田こうへい関根浩子弦哲也伊藤雪彦持って生まれた 運命(さだめ)まで 変えることなど 出来ないと 肩に置いた手 ふりきるように 俺の背中に まわって泣いた あれは… おゆきという女  少しおくれて 歩く癖(くせ) それを叱(しか)って 抱きよせた つづく坂道 陽(ひ)の射(さ)す場所に 連れて行(ゆ)きたい このままそっと あれは… おゆきという女  湯気に浮かんだ 茶柱(ちゃばしら)で 明日を占う 細い指 どこか不幸が とりつきやすい そんな気がする ほくろがひとつ あれは… おゆきという女
炭焼き甚句ハァー 沢の仮橋 おやじが渡る 朝の出掛けに 向山見ればナー ハァー 朝葱の煙がみすじ立つ 窯が呼んでるよ おやじ早く来いヨ 今なら出し時 赤ダイヤー (ハァ炭焼き稼業はヤメラレネー ハァードッサリドッサリ)  ハァー 沢の仮橋 嬶も渡る 米と味噌背負って 今日は来る日だナー ハァー カキ出すカダスに力がこもる 窯が呼んでるよ 嬶ヨ早く来いヨ ニ人で交わす にごり酒  ハァー 沢の仮橋 わらしゃど渡る 荷縄で炭スゴ背負って 登って来るナー ハァー 髭のおどうに逢いたさに 窯が呼んでるよ わらしゃど早く来いヨ 帰りの土産は 黒ダイヤー  ハァー 沢の仮橋 親子が渡る 七日七夜の 俵を積んでナー ハァー 笹ぶき小屋から運び出す 窯が呼んでるよ 早く背負いだせヨ 炭のダイヤが 札の束福田こうへい細川吉登細川チエ子ハァー 沢の仮橋 おやじが渡る 朝の出掛けに 向山見ればナー ハァー 朝葱の煙がみすじ立つ 窯が呼んでるよ おやじ早く来いヨ 今なら出し時 赤ダイヤー (ハァ炭焼き稼業はヤメラレネー ハァードッサリドッサリ)  ハァー 沢の仮橋 嬶も渡る 米と味噌背負って 今日は来る日だナー ハァー カキ出すカダスに力がこもる 窯が呼んでるよ 嬶ヨ早く来いヨ ニ人で交わす にごり酒  ハァー 沢の仮橋 わらしゃど渡る 荷縄で炭スゴ背負って 登って来るナー ハァー 髭のおどうに逢いたさに 窯が呼んでるよ わらしゃど早く来いヨ 帰りの土産は 黒ダイヤー  ハァー 沢の仮橋 親子が渡る 七日七夜の 俵を積んでナー ハァー 笹ぶき小屋から運び出す 窯が呼んでるよ 早く背負いだせヨ 炭のダイヤが 札の束
越後平野秋はナー 八十八(はちじゅうはち)の 手間暇(てまひま)かけて 米は黄金(こがね)の 穂(ほ)が実る わが子手塩(てしお)に 掛(か)けてはみても さすが倅(せがれ)だ なじょにもならぬ ハァー遥(はる)か見えるは 佐渡(さど)の島 赤い夕陽の 越後平野  里はナー 名もない川に どじょっコふなっコ 谷を下れば 信濃川(しなのがわ) 俺の嫁コは 雪より白い こころ美人が 自慢(じまん)のひとつ ハァー爺(じ)さま婆(ば)さまも 夢ン中 風もうたた寝 越後平野  北国(きた)はナー 秋から冬へ 季節は近い 雪よお米に なって降れ 天日干(てんぴぼ)しした 塩鮭(しおじゃけ)噛(か)んで 親父 熱燗(あつかん) 囲炉裏(いろり)でちびり ハァー遠くそびえる 弥彦山(やひこやま) おらがふる里 越後平野福田こうへい万城たかし岡千秋伊戸のりお秋はナー 八十八(はちじゅうはち)の 手間暇(てまひま)かけて 米は黄金(こがね)の 穂(ほ)が実る わが子手塩(てしお)に 掛(か)けてはみても さすが倅(せがれ)だ なじょにもならぬ ハァー遥(はる)か見えるは 佐渡(さど)の島 赤い夕陽の 越後平野  里はナー 名もない川に どじょっコふなっコ 谷を下れば 信濃川(しなのがわ) 俺の嫁コは 雪より白い こころ美人が 自慢(じまん)のひとつ ハァー爺(じ)さま婆(ば)さまも 夢ン中 風もうたた寝 越後平野  北国(きた)はナー 秋から冬へ 季節は近い 雪よお米に なって降れ 天日干(てんぴぼ)しした 塩鮭(しおじゃけ)噛(か)んで 親父 熱燗(あつかん) 囲炉裏(いろり)でちびり ハァー遠くそびえる 弥彦山(やひこやま) おらがふる里 越後平野
南部酒酒を飲むなら 肴(さかな)はいらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 惚れた女は かすりの着物 ひざの枕がヨ あればいい  しぐれ雨なら 瞼(まぶた)を閉じて 故郷(くに)に おふくろ あればいい 胸が痛けりゃ 両手を合わせ 熱い涙が あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 二合三合じゃ まだガキの酒 懐(むね)のかたまりヨ 溶かすまで  酒を飲むなら 肴は(さかn)いらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい福田こうへい荒木とよひさ浜圭介佐野博美酒を飲むなら 肴(さかな)はいらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 惚れた女は かすりの着物 ひざの枕がヨ あればいい  しぐれ雨なら 瞼(まぶた)を閉じて 故郷(くに)に おふくろ あればいい 胸が痛けりゃ 両手を合わせ 熱い涙が あればいい 酔えば 南部の牛追い歌か そろり そろりと また夢ん中 二合三合じゃ まだガキの酒 懐(むね)のかたまりヨ 溶かすまで  酒を飲むなら 肴は(さかn)いらぬ 茶わん ひとつが あればいい 地酒一本 右手において 畳一枚 あればいい
津軽平野津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出稼ぎ仕度 春にゃかならず 親父(おどう)は帰る みやげいっぱい ぶらさげてよ 淋(さび)しくなるけど 馴(な)れたや親父(おどう)  十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父(おどう)  山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするね いつもじょんがら 大きな声で 親父(おどう)うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父(おどう)福田こうへい吉幾三吉幾三山田年秋津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出稼ぎ仕度 春にゃかならず 親父(おどう)は帰る みやげいっぱい ぶらさげてよ 淋(さび)しくなるけど 馴(な)れたや親父(おどう)  十三みなとは 西風強くて 夢もしばれる 吹雪の夜更け ふるなふるなよ 津軽の雪よ 春が今年も 遅くなるよ ストーブ列車よ 逢いたや親父(おどう)  山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするね いつもじょんがら 大きな声で 親父(おどう)うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父(おどう)
門出男の暦(こよみ)を めくってみれば 生きるか 死ぬかの 二つだけ 生きていながら 死ぬよりも 死んだつもりで 跳(と)びかかる 夢が 夢が 夢が 門出の 攻め太鼓  嵐は花粉(かふん)を はこんでくれる 吹雪はリンゴを 赤くする つらい運命(さだめ)を 踏(ふ)み台(だい)に 泥をつかんで 起(た)ちあがる 意地が 意地が 意地が 男の 松飾(まつかざ)り  仕事の怨(うら)みは 仕事で晴らせ 酒や女に ふりこむな 希望 辛棒(しんぼう) きかんぼう 三つ揃えた この棒で 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない福田こうへい星野哲郎吉幾三山田年秋男の暦(こよみ)を めくってみれば 生きるか 死ぬかの 二つだけ 生きていながら 死ぬよりも 死んだつもりで 跳(と)びかかる 夢が 夢が 夢が 門出の 攻め太鼓  嵐は花粉(かふん)を はこんでくれる 吹雪はリンゴを 赤くする つらい運命(さだめ)を 踏(ふ)み台(だい)に 泥をつかんで 起(た)ちあがる 意地が 意地が 意地が 男の 松飾(まつかざ)り  仕事の怨(うら)みは 仕事で晴らせ 酒や女に ふりこむな 希望 辛棒(しんぼう) きかんぼう 三つ揃えた この棒で 押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない  押して 押して 押して 開(あ)かない 明日はない
あれが沓掛時次郎一宿一飯 渡世の義理で 斬った相手に 頼まれやした 鴻巣宿(こうのすじゅく)から 熊谷(くまがや)へ 送る道中 母子(ははこ)の旅は 涙隠しの 三度笠 あれが沓掛 時次郎  好いちゃあいけねえ 好かれちゃならぬ しょせんこの世じゃ 結ばれやせん 嫌いなふりする しかめつら 義理と人情 天秤(てんびん)はかりゃ 義理が重たい 渡世人(とせいにん) あれが沓掛 時次郎  助っ人(すけっと)稼業は 長脇差(ながどす)頼(だよ)り 斬って稼いだ 命の綱を 韋駄天(いだてん)走(ばし)りも 間に合わず なぜにおいらを 待っててくれぬ おきぬ亡骸(なきがら) ひしと抱く あれが沓掛 時次郎福田こうへい松岡弘一水森英夫伊戸のりお一宿一飯 渡世の義理で 斬った相手に 頼まれやした 鴻巣宿(こうのすじゅく)から 熊谷(くまがや)へ 送る道中 母子(ははこ)の旅は 涙隠しの 三度笠 あれが沓掛 時次郎  好いちゃあいけねえ 好かれちゃならぬ しょせんこの世じゃ 結ばれやせん 嫌いなふりする しかめつら 義理と人情 天秤(てんびん)はかりゃ 義理が重たい 渡世人(とせいにん) あれが沓掛 時次郎  助っ人(すけっと)稼業は 長脇差(ながどす)頼(だよ)り 斬って稼いだ 命の綱を 韋駄天(いだてん)走(ばし)りも 間に合わず なぜにおいらを 待っててくれぬ おきぬ亡骸(なきがら) ひしと抱く あれが沓掛 時次郎
津軽じょんから節アー春は弘前 桜の名所 それに続いて りんごの花も いずれ劣らぬ 見事なものよ  アー夏は浅虫 海辺の町よ 音に聞こゆる いで湯の町よ 我も我もと 出入の激し  アー秋は中野か 十和田の紅葉 水にうつるよ お山の陰は 錦見るような 見事なものよ福田こうへい青森県民謡青森県民謡アー春は弘前 桜の名所 それに続いて りんごの花も いずれ劣らぬ 見事なものよ  アー夏は浅虫 海辺の町よ 音に聞こゆる いで湯の町よ 我も我もと 出入の激し  アー秋は中野か 十和田の紅葉 水にうつるよ お山の陰は 錦見るような 見事なものよ
望郷じょんから津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  爺さまが叩くじょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を 吹雪にさらし夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘(こ)は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里 恋しや 花いちもんめ アア…ア  小泊港お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中福田こうへい里村龍一浜圭介山田年秋津軽は雪ん子 舞い飛ぶ頃よ みんなは達者か 変わりはないか ふる里恋しや 花いちもんめ アア…ア  爺さまが叩くじょんがら節の 泣き三味線が 風にちぎれて 聞こえてくるよ 湯呑みの酒に ぐらりと酔えば故郷が浮かぶ 淋しさひとつ 涙が落ちる 逢いたいよ 逢いたいね 津軽は夢ん中  明りを消して東京の空に 叫んでみたよ 星が流れる こころも寒い 十九の青春(はる)を 吹雪にさらし夜行に乗った 遠い昔の 夜空が恋し せつないよ せつないね あの娘(こ)は夢ん中  涙で詫びてる かさねた不孝 帰るに帰れぬ 土産もなしに ふる里 恋しや 花いちもんめ アア…ア  小泊港お岩木山よ 花咲く頃は 船は夢漕ぐ 鴎は騒ぐ 辛さを堪え いい事ばかり 手紙に書いて あれから幾つ 何年過ぎた 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中 帰ろかな 帰りたい ふる里夢ん中
帰ってこいよきっと帰って くるんだと お岩木山で 手を振れば あの娘(こ)は小さく うなずいた 茜(あかね)の空で 誓(ちか)った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘(こ)だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  可愛(かわ)いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日も又 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ福田こうへい平山忠夫一代のぼる山田年秋きっと帰って くるんだと お岩木山で 手を振れば あの娘(こ)は小さく うなずいた 茜(あかね)の空で 誓(ちか)った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘(こ)だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  可愛(かわ)いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日も又 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
古城松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣  いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し福田こうへい高橋掬太郎細川潤一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独り 何偲ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘し 天守閣  いらかは青く こけむして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁の 声悲し
鰺ヶ沢甚句西の八幡 港を守る(ア ヤットセ) 主の留守居は ノォー嬶守る ソリャ嬶守る 留守居は ノォー嬶守る (ヤーアトセー ヤーアトセー)  鯵ヶ沢育ちで 色こそ黒いが 味は大和の ノォー吊し柿 ソリャ吊し柿 大和の ノォー吊し柿  七里長浜 高山稲荷 松の屏風に ノォー潮煙 ソリャ潮煙 屏風に ノォー潮煙  浜は大漁で 陸また繁盛 出船入船 ノォー賑やかさ ソリャ賑やかさ 入船 ノォー賑やかさ福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡西の八幡 港を守る(ア ヤットセ) 主の留守居は ノォー嬶守る ソリャ嬶守る 留守居は ノォー嬶守る (ヤーアトセー ヤーアトセー)  鯵ヶ沢育ちで 色こそ黒いが 味は大和の ノォー吊し柿 ソリャ吊し柿 大和の ノォー吊し柿  七里長浜 高山稲荷 松の屏風に ノォー潮煙 ソリャ潮煙 屏風に ノォー潮煙  浜は大漁で 陸また繁盛 出船入船 ノォー賑やかさ ソリャ賑やかさ 入船 ノォー賑やかさ
酒よ涙には幾つもの 想い出がある 心にも幾つかの 傷もある ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら ホロリ酒 そんな夜も たまにゃ なァいいさ  飲みたいよ浴びるほど 眠りつくまで 男には明日(あす)がある わかるだろう 詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ  詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ  詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ わかるよ なァ酒よ福田こうへい吉幾三吉幾三涙には幾つもの 想い出がある 心にも幾つかの 傷もある ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら ホロリ酒 そんな夜も たまにゃ なァいいさ  飲みたいよ浴びるほど 眠りつくまで 男には明日(あす)がある わかるだろう 詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ  詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ  詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ わかるよ なァ酒よ
祝い酒浮世荒波 ヨイショと越える 今日はおまえの 晴れの門出だよ 親が咲かせた 命の花が ふたつ並んだ 鶴と亀 笑顔うれしい 祝い酒  五臓六腑(ごぞうろっぷ)に 樽酒しみる 酔うてめでたい 唄のはなむけさ 七つ転んで 八つで起きろ 明日(あす)は苦労の ふたり坂 縁がうれしい 祝い酒  花も嵐も 人生航路 愛が舵とる 若い二人だよ 吹けばとぶよな 小さな木でも 枝は栄える 葉もしげる 門出うれしい 祝い酒福田こうへいたかたかし猪俣公章山田年秋浮世荒波 ヨイショと越える 今日はおまえの 晴れの門出だよ 親が咲かせた 命の花が ふたつ並んだ 鶴と亀 笑顔うれしい 祝い酒  五臓六腑(ごぞうろっぷ)に 樽酒しみる 酔うてめでたい 唄のはなむけさ 七つ転んで 八つで起きろ 明日(あす)は苦労の ふたり坂 縁がうれしい 祝い酒  花も嵐も 人生航路 愛が舵とる 若い二人だよ 吹けばとぶよな 小さな木でも 枝は栄える 葉もしげる 門出うれしい 祝い酒
酒は男の隠れ宿駅裏酒場は ガード下 風はなき なき 吹きぬける お前も楽じゃ ないだろに 俺におごって くれた奴(やつ) 情(なさ)けがしみる 心がいたむ 酒は男の 隠れ宿  女と暮らした 事もある 若い昔の頃だけど 今では一人 俺達は 話し相手は 酒だけさ 淋(さび)しくなれば ぽつりと涙 酒は明日(あした)の 子守歌  生きても死んでる 奴(やつ)がいる 死んで輝(かがや)く 人もいる 流れて人は ゆくだけさ 星も見えない この町(まち)に 何があるんだ この先二人 酒は男の 隠れ宿福田こうへい里村龍一岡千秋伊戸のりお駅裏酒場は ガード下 風はなき なき 吹きぬける お前も楽じゃ ないだろに 俺におごって くれた奴(やつ) 情(なさ)けがしみる 心がいたむ 酒は男の 隠れ宿  女と暮らした 事もある 若い昔の頃だけど 今では一人 俺達は 話し相手は 酒だけさ 淋(さび)しくなれば ぽつりと涙 酒は明日(あした)の 子守歌  生きても死んでる 奴(やつ)がいる 死んで輝(かがや)く 人もいる 流れて人は ゆくだけさ 星も見えない この町(まち)に 何があるんだ この先二人 酒は男の 隠れ宿
武田節甲斐の山々 陽に映えて われ出陣に 憂いなし おのおの馬は 飼いたるや 妻子(つまこ)に恙(つつが) あらざるや あらざるや  祖霊(それい)まします この山河 敵にふませて なるものか 人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵 仇は敵  疾 如 風(ときことかぜのごとく) 徐 如 林(しずかなることはやしのごとし) 侵 掠 如 火(しんりゃくすることひのごとく) 不 動 如 山(うごかざることやまのごとし)  つつじヶ崎の 月さやか うたげをつくせ あすよりは おのおの京を 目ざしつつ 雲と興れや 武田武士 武田武士福田こうへい米山愛紫明本京静川上英一甲斐の山々 陽に映えて われ出陣に 憂いなし おのおの馬は 飼いたるや 妻子(つまこ)に恙(つつが) あらざるや あらざるや  祖霊(それい)まします この山河 敵にふませて なるものか 人は石垣 人は城 情けは味方 仇は敵 仇は敵  疾 如 風(ときことかぜのごとく) 徐 如 林(しずかなることはやしのごとし) 侵 掠 如 火(しんりゃくすることひのごとく) 不 動 如 山(うごかざることやまのごとし)  つつじヶ崎の 月さやか うたげをつくせ あすよりは おのおの京を 目ざしつつ 雲と興れや 武田武士 武田武士
雫石よしゃれ節(チョイサノサーサ チョイサノサーサ)  一ツ出しますサー はばかりながらサーハーヨー (チョイサノサーサ) 唄のちがいはサー ごめんなされよしゃれサァーハーヨー (チョイサノサーサ)  のめや大黒サー 唄えや恵比寿サーハーヨー 中で酌とるサー 福の神よしゃれサァーハーヨー  目出度うれしやサー 思うこと叶たサーハーヨー 末は鶴亀サー 五葉の松よしゃれサァーハーヨー  よしゃれよしゃれとサー 何処ではやるサーハーヨー まして南部でサー 西山よよしゃれサァーハーヨー  目出度目出度のサー 重なる時はサーハーヨー 天の岩戸もサー 押し開くよしゃれサァーハーヨー福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡(チョイサノサーサ チョイサノサーサ)  一ツ出しますサー はばかりながらサーハーヨー (チョイサノサーサ) 唄のちがいはサー ごめんなされよしゃれサァーハーヨー (チョイサノサーサ)  のめや大黒サー 唄えや恵比寿サーハーヨー 中で酌とるサー 福の神よしゃれサァーハーヨー  目出度うれしやサー 思うこと叶たサーハーヨー 末は鶴亀サー 五葉の松よしゃれサァーハーヨー  よしゃれよしゃれとサー 何処ではやるサーハーヨー まして南部でサー 西山よよしゃれサァーハーヨー  目出度目出度のサー 重なる時はサーハーヨー 天の岩戸もサー 押し開くよしゃれサァーハーヨー
女舟尽くして 尽くして 嫌われた みんな裏目の 深情け 女の愚かさ 笑うよに 鳴いて飛び交う 川千鳥 ひとり流れる 女舟  この手を この手を 振りほどき 消えた夜更けの 後ろ影 思い出ばかりが 重すぎて 沈みそうです 恋の川 しみる せせらぎ 女舟  女の 女の 幸せは しょせん泡沫 水の泡 抱かれりゃ一夜は あたたかい 追って行きたい 向こう岸 涙 積み荷の 女舟福田こうへい麻こよみ花笠薫南郷達也尽くして 尽くして 嫌われた みんな裏目の 深情け 女の愚かさ 笑うよに 鳴いて飛び交う 川千鳥 ひとり流れる 女舟  この手を この手を 振りほどき 消えた夜更けの 後ろ影 思い出ばかりが 重すぎて 沈みそうです 恋の川 しみる せせらぎ 女舟  女の 女の 幸せは しょせん泡沫 水の泡 抱かれりゃ一夜は あたたかい 追って行きたい 向こう岸 涙 積み荷の 女舟
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
無法松の一生 (度胸千両入り)小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯(あかし)にゆれて行く 今日は祇園の 夏祭 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄界灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波福田こうへい吉野夫二郎古賀政男伊戸のりお小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い 無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の 男一代 無法松  空にひびいた あの音は たたく太鼓の 勇駒 山車の竹笹 堤灯は 赤い灯(あかし)にゆれて行く 今日は祇園の 夏祭 揃いの浴衣の 若い衆は 綱を引出し 音頭とる 玄海灘の 風うけて ばちがはげしく 右左 小倉名代は 無法松 度胸千両の あばれうち  泣くな嘆くな 男じゃないか どうせ実らぬ 恋じゃもの 愚痴や未練は 玄界灘に 捨てて太鼓の 乱れ打ち 夢も通えよ 女男波
風雪ながれ旅破れ単衣(ひとえ)に 三味線(しゃみせん)だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に 息をふきかけ 越えて来た アイヤー アイヤー 津軽 八戸(はちのへ) 大湊(おおみなと)  鍋(なべ)のコゲ飯(めし) 袂(たもと)でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通(かよ)い妻だと 笑ったひとの 髪の匂(にお)いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌(るもい) 滝川 稚内(わっかない)福田こうへい星野哲郎船村徹破れ単衣(ひとえ)に 三味線(しゃみせん)だけば よされよされと 雪が降る 泣きの十六 短い指に 息をふきかけ 越えて来た アイヤー アイヤー 津軽 八戸(はちのへ) 大湊(おおみなと)  鍋(なべ)のコゲ飯(めし) 袂(たもと)でかくし 抜けてきたのか 親の目を 通(かよ)い妻だと 笑ったひとの 髪の匂(にお)いも なつかしい アイヤー アイヤー 留萌(るもい) 滝川 稚内(わっかない)
奥飛騨慕情風の噂(うわさ)に ひとり来て 湯の香(か)恋しい 奥飛騨路(おくひだじ) 水の流れも そのままに 君はいでゆの ネオン花 ああ 奥飛騨に 雨がふる  情けの渕(ふち)に 咲いたとて 運命(さだめ)悲しい 流れ花 未練残(みれんのこ)した 盃(さかずき)に 面影(おもかげ)ゆれて また浮かぶ ああ 奥飛騨に 雨がふる  抱いたのぞみの はかなさを 知るや谷間の 白百合よ 泣いてまた呼ぶ 雷鳥(らいちょう)の 声もかなしく 消えてゆく ああ 奥飛騨に 雨がふる福田こうへい竜鉄也竜鉄也山田年秋風の噂(うわさ)に ひとり来て 湯の香(か)恋しい 奥飛騨路(おくひだじ) 水の流れも そのままに 君はいでゆの ネオン花 ああ 奥飛騨に 雨がふる  情けの渕(ふち)に 咲いたとて 運命(さだめ)悲しい 流れ花 未練残(みれんのこ)した 盃(さかずき)に 面影(おもかげ)ゆれて また浮かぶ ああ 奥飛騨に 雨がふる  抱いたのぞみの はかなさを 知るや谷間の 白百合よ 泣いてまた呼ぶ 雷鳥(らいちょう)の 声もかなしく 消えてゆく ああ 奥飛騨に 雨がふる
北緯五十度(ライブバーション・ナレーション入り)涙 黒髪 えりあし おくれ毛 小指 くちびる 思えばつらい 波はデッキの 上から落ちる 北緯五十度 カムチャッカ沖だ こんな時にも 心の中で 紅く燃えてる 命の恋よ  夕陽 棧橋 引き波 人影 夢で毎晩 帰っているよ 今度逢ったら 打ちあけるのさ 北緯五十度 もう見おさめだ 船をおりるぜ 千島の千鳥 さらばさよなら ロパトカ岬福田こうへい中山大三郎望月吾郎涙 黒髪 えりあし おくれ毛 小指 くちびる 思えばつらい 波はデッキの 上から落ちる 北緯五十度 カムチャッカ沖だ こんな時にも 心の中で 紅く燃えてる 命の恋よ  夕陽 棧橋 引き波 人影 夢で毎晩 帰っているよ 今度逢ったら 打ちあけるのさ 北緯五十度 もう見おさめだ 船をおりるぜ 千島の千鳥 さらばさよなら ロパトカ岬
ああ田原坂雨は降る降る 人馬は進む かわい稚児どんが 濡(ぬ)れてゆく あゝ 散るが花かよ 田原(たばる)坂  下(さ)げた血刀 笑うて振れば 風に飛ぶ飛ぶ 乱れ雲 あゝ かばねさらすか 田原坂  我が胸の 燃ゆる思ひに くらぶれば けむりはうすし 桜島山  どこで散ろうと 男の生命(いのち) 鳴くな雲間の ほととぎす あゝ つきぬ恨みの 田原坂福田こうへい高橋掬太郎山口俊郎高田弘雨は降る降る 人馬は進む かわい稚児どんが 濡(ぬ)れてゆく あゝ 散るが花かよ 田原(たばる)坂  下(さ)げた血刀 笑うて振れば 風に飛ぶ飛ぶ 乱れ雲 あゝ かばねさらすか 田原坂  我が胸の 燃ゆる思ひに くらぶれば けむりはうすし 桜島山  どこで散ろうと 男の生命(いのち) 鳴くな雲間の ほととぎす あゝ つきぬ恨みの 田原坂
北の旅人たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う福田こうへい山口洋子弦哲也山田年秋たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしい おまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う
夫婦春秋ついて来いとは 言わぬのに だまってあとから ついて来た 俺が二十(はたち)で お前が十九 さげた手鍋の その中にゃ 明日(あす)のめしさえ なかったな おまえ  ぐちも涙も こぼさずに 貧乏おはこと 笑ってた そんな強気の お前がいちど やっと俺(おい)らに 陽がさした あの日なみだを こぼしたな おまえ  九尺二間(くしゃくにけん)が 振り出しで 胸(むな)つき八丁の 道ばかり それが夫婦(めおと)と 軽くは言うが 俺とお前で 苦労した 花は大事に 咲かそうな おまえ福田こうへい福田こうへい市川昭介ついて来いとは 言わぬのに だまってあとから ついて来た 俺が二十(はたち)で お前が十九 さげた手鍋の その中にゃ 明日(あす)のめしさえ なかったな おまえ  ぐちも涙も こぼさずに 貧乏おはこと 笑ってた そんな強気の お前がいちど やっと俺(おい)らに 陽がさした あの日なみだを こぼしたな おまえ  九尺二間(くしゃくにけん)が 振り出しで 胸(むな)つき八丁の 道ばかり それが夫婦(めおと)と 軽くは言うが 俺とお前で 苦労した 花は大事に 咲かそうな おまえ
江差恋しや江差(えさし)恋しや 別れて三月 夢もあの娘(こ)の ことばかり 沖の鴎(かもめ)の 鳴く声聞けば 逢えぬつらさが エー 身にしみる  影は瞼(まぶた)に 思いは胸に ひとりはるばる 波の上 月が傾く 高島忍路(おしょろ) せめて聞きたや エー 風だより  飛んで行きたい 心はあれど 船頭する身は 船まかせ 無事でいるかと 鴎に問えば 泣いているよな エー 声がする福田こうへい高橋掬太郎飯田三郎白石十四男江差(えさし)恋しや 別れて三月 夢もあの娘(こ)の ことばかり 沖の鴎(かもめ)の 鳴く声聞けば 逢えぬつらさが エー 身にしみる  影は瞼(まぶた)に 思いは胸に ひとりはるばる 波の上 月が傾く 高島忍路(おしょろ) せめて聞きたや エー 風だより  飛んで行きたい 心はあれど 船頭する身は 船まかせ 無事でいるかと 鴎に問えば 泣いているよな エー 声がする
別れの一本杉泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに 山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ  呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の 帰りひたすら 待っている あの娘(こ)はいくつ とうに二十(はたち)はよ 過ぎたろに福田こうへい高野公男船村徹泣けた 泣けた こらえきれずに 泣けたっけ あの娘と別れた 哀しさに 山のかけすも 鳴いていた 一本杉の 石の地蔵さんのよ 村はずれ  呼んで 呼んで そっと月夜にゃ 呼んでみた 嫁にもゆかずに この俺の 帰りひたすら 待っている あの娘(こ)はいくつ とうに二十(はたち)はよ 過ぎたろに
王将吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え うまれ浪花の 八百八橋 月も知ってる 俺らの意気地  あの手この手の 思案を胸に やぶれ長屋で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房の小春 つくる笑顔が いじらしい  明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく 通天閣に おれの闘志が また燃える福田こうへい西條八十船村徹山田年秋吹けば飛ぶよな 将棋の駒に 賭けた命を 笑わば笑え うまれ浪花の 八百八橋 月も知ってる 俺らの意気地  あの手この手の 思案を胸に やぶれ長屋で 今年も暮れた 愚痴も言わずに 女房の小春 つくる笑顔が いじらしい  明日は東京に 出て行くからは なにがなんでも 勝たねばならぬ 空に灯がつく 通天閣に おれの闘志が また燃える
柿の木坂の家春には 柿の花が咲き 秋には 柿の実が熟(う)れる 柿の木坂は 駅まで三里 思い出すなァ ふる里のョ 乗合バスの 悲しい別れ  春には 青いめじろ追い 秋には 赤いとんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなァ しみじみとョ こころに返る 幼ない夢が  春くりゃ 偲ぶ馬の市 秋くりゃ 恋し村祭り 柿の木坂の あの娘(こ)の家よ 逢ってみたいなァ 今も尚ョ 機織りながら 暮していてか福田こうへい石本美由起船村徹春には 柿の花が咲き 秋には 柿の実が熟(う)れる 柿の木坂は 駅まで三里 思い出すなァ ふる里のョ 乗合バスの 悲しい別れ  春には 青いめじろ追い 秋には 赤いとんぼとり 柿の木坂で 遊んだ昔 懐しいなァ しみじみとョ こころに返る 幼ない夢が  春くりゃ 偲ぶ馬の市 秋くりゃ 恋し村祭り 柿の木坂の あの娘(こ)の家よ 逢ってみたいなァ 今も尚ョ 機織りながら 暮していてか
庄内しぐれ酒庄内恋しや 歳とる度に 酔えば目頭 凍(しば)れる波の花 ふるさと売って 幾年(なんねん)だろか 詫びる冷酒 この身に染みる 帰りたいよ 帰れない 胸の根っ子が 意地を張る 庄内しぐれ酒  庄内達者か 親父も婆(ばば)も 写真一枚 心の守り札 湊のネオン 都会の浜は カモメ一羽も 迎えにゃ来ない 帰りたいよ 帰れない いつか坊主と 呑める日が 庄内しぐれ酒  庄内平野に 雪ん子降れば 鳥海山(やま)も夏まで 綿ぼうし雪化粧 盆には土産 ぶらさげながら 電話のおふくろ 涙をすする 帰りたいよ 帰れない 駅舎(えき)で手をふる あの姿 庄内しぐれ酒福田こうへい荒木とよひさ徳久広司南郷達也庄内恋しや 歳とる度に 酔えば目頭 凍(しば)れる波の花 ふるさと売って 幾年(なんねん)だろか 詫びる冷酒 この身に染みる 帰りたいよ 帰れない 胸の根っ子が 意地を張る 庄内しぐれ酒  庄内達者か 親父も婆(ばば)も 写真一枚 心の守り札 湊のネオン 都会の浜は カモメ一羽も 迎えにゃ来ない 帰りたいよ 帰れない いつか坊主と 呑める日が 庄内しぐれ酒  庄内平野に 雪ん子降れば 鳥海山(やま)も夏まで 綿ぼうし雪化粧 盆には土産 ぶらさげながら 電話のおふくろ 涙をすする 帰りたいよ 帰れない 駅舎(えき)で手をふる あの姿 庄内しぐれ酒
十六夜鴉夕陽沈むか 急ぎ足 岩手富士(いわてふじ)から 奥州路(おうしゅうじ) 歩くだけでは 半端者ン どうか達者で おっ母さん 月も泣いてる… 月も泣いてる 十六夜鴉  知らぬ他国の 空の下 草鞋(わらじ)西向きゃ 背は東 好きなあの娘は 嫁いだか 風よ噂を 連れてこい 故郷ふり出し… 故郷ふり出し 十六夜鴉  奥の細道 宵しぐれ 無宿(むしゅく) 小太郎 旅まくら 切れた糸目の 喧嘩凧 義理と人情 抱き寝して 明日はどこやら… 明日はどこやら 十六夜鴉福田こうへい万城たかし宮下健治野村豊夕陽沈むか 急ぎ足 岩手富士(いわてふじ)から 奥州路(おうしゅうじ) 歩くだけでは 半端者ン どうか達者で おっ母さん 月も泣いてる… 月も泣いてる 十六夜鴉  知らぬ他国の 空の下 草鞋(わらじ)西向きゃ 背は東 好きなあの娘は 嫁いだか 風よ噂を 連れてこい 故郷ふり出し… 故郷ふり出し 十六夜鴉  奥の細道 宵しぐれ 無宿(むしゅく) 小太郎 旅まくら 切れた糸目の 喧嘩凧 義理と人情 抱き寝して 明日はどこやら… 明日はどこやら 十六夜鴉
あの娘が泣いてる波止場思い出したんだとさ 逢いたく なったんだとさ いくらすれても 女はおんな 男心にゃ 分るもんかと 沖の煙を 見ながら ああ あの娘が泣いてる 波止場  呼んでみたんだとさ 淋しく なったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜どまりの 旅の鴎と 遠い汽笛を しょんぼり ああ あの娘は聞いてる 波止場  なみだ捨てたんだとさ 待つ気に なったんだとさ 海の鳥でも 月夜にゃきっと 飛んでくるだろ 夢ではろばろ それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場福田こうへい高野公男船村徹山田年秋思い出したんだとさ 逢いたく なったんだとさ いくらすれても 女はおんな 男心にゃ 分るもんかと 沖の煙を 見ながら ああ あの娘が泣いてる 波止場  呼んでみたんだとさ 淋しく なったんだとさ どうせカーゴの マドロスさんは 一夜どまりの 旅の鴎と 遠い汽笛を しょんぼり ああ あの娘は聞いてる 波止場  なみだ捨てたんだとさ 待つ気に なったんだとさ 海の鳥でも 月夜にゃきっと 飛んでくるだろ 夢ではろばろ それを頼りに いつまで ああ あの娘がたたずむ 波止場
一本刀土俵入り角力名乗りを やくざに代えて 今じゃ抱寝の 一本刀 利根の川風 まともに吹けば 人の情けを 人の情けを 思い出す  忘れられよか 十年前を 胸にきざんだ あのあねさんを 惚れたはれたと 言うてはすまぬ 義理が負い目の 義理が負い目の 旅合羽  見せてあげたい 男の夢も いつか崩れた 一本刀 悪い奴なら 抑えて投げて 行くがおいらの 行くがおいらの 土俵入り福田こうへい高橋掬太郎細川潤一白石十四男角力名乗りを やくざに代えて 今じゃ抱寝の 一本刀 利根の川風 まともに吹けば 人の情けを 人の情けを 思い出す  忘れられよか 十年前を 胸にきざんだ あのあねさんを 惚れたはれたと 言うてはすまぬ 義理が負い目の 義理が負い目の 旅合羽  見せてあげたい 男の夢も いつか崩れた 一本刀 悪い奴なら 抑えて投げて 行くがおいらの 行くがおいらの 土俵入り
あの娘たずねて花の東京の どまン中 ぐるり廻るは 山手線 皇居丸ビル 右に見て とんと一(ひと)駅 下(くだ)ります そこが初恋 有楽町 いつもあの娘(こ)と 逢(あ)った町 ところが世間 ままならず 別れ別れの 西東 どこであの娘は ああ 泣いてやら  水の都の 大阪は 僕にゃあんまり 広すぎて 昨日(きのう)ミナミに 今日キタへ 足も重たく なりまする 一つ噂(うわさ)を 追いかけりゃ いやになります さみしさで 涙が泳ぐ この胸が いつになったら すっきりと 誰かあの娘を ああ 知らないか  船が着く街 高松に 今日のとまりは 決めました たとえ三年 五年でも 逢えるつもりの 逢うつもり 瀬戸の夕陽に 手を合わす 僕の心は せつないに あの娘(こ)はどこへ かくれんぼ 僕の呼ぶ声 聞えたら 顔をも一度 ああ 見せとくれ福田こうへい永井浩桜田誠一土持城夫花の東京の どまン中 ぐるり廻るは 山手線 皇居丸ビル 右に見て とんと一(ひと)駅 下(くだ)ります そこが初恋 有楽町 いつもあの娘(こ)と 逢(あ)った町 ところが世間 ままならず 別れ別れの 西東 どこであの娘は ああ 泣いてやら  水の都の 大阪は 僕にゃあんまり 広すぎて 昨日(きのう)ミナミに 今日キタへ 足も重たく なりまする 一つ噂(うわさ)を 追いかけりゃ いやになります さみしさで 涙が泳ぐ この胸が いつになったら すっきりと 誰かあの娘を ああ 知らないか  船が着く街 高松に 今日のとまりは 決めました たとえ三年 五年でも 逢えるつもりの 逢うつもり 瀬戸の夕陽に 手を合わす 僕の心は せつないに あの娘(こ)はどこへ かくれんぼ 僕の呼ぶ声 聞えたら 顔をも一度 ああ 見せとくれ
おんな船頭唄嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ えにしの恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかな灯り 濡れた水棹が 手に重い  利根で生まれて 十三七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなしごどうし 今日もお前と つなぐ船福田こうへい藤間哲郎山口俊郎小町昭嬉しがらせて 泣かせて消えた 憎いあの夜の 旅の風 思い出すさえ ざんざら真菰 鳴るなうつろな この胸に  所詮かなわぬ えにしの恋が なぜにこうまで 身を責める 呼んでみたとて はるかな灯り 濡れた水棹が 手に重い  利根で生まれて 十三七つ 月よわたしも 同じ年 かわいそうなは みなしごどうし 今日もお前と つなぐ船
海の匂いのお母さん海の匂いが しみこんだ 太い毛糸の チャンチャンコ 背なかをまるめて カキを打つ 母さん 母さん お元気ですか 案じております 兄貴とふたり  海が時化れば 時化るほど カキはおいしく なるという 母さん あなたの口癖が 土鍋を囲めば きこえてきます やさしい笑顔が 浮かんできます  遠く離れた 子供らに 海の匂いを くれた母 わたしは 手紙が下手じゃけと 母さん 母さん 黙っていても 伝わりますとも あなたのこころ福田こうへい田村和男船村徹伊戸のりお海の匂いが しみこんだ 太い毛糸の チャンチャンコ 背なかをまるめて カキを打つ 母さん 母さん お元気ですか 案じております 兄貴とふたり  海が時化れば 時化るほど カキはおいしく なるという 母さん あなたの口癖が 土鍋を囲めば きこえてきます やさしい笑顔が 浮かんできます  遠く離れた 子供らに 海の匂いを くれた母 わたしは 手紙が下手じゃけと 母さん 母さん 黙っていても 伝わりますとも あなたのこころ
赤いランプの終列車白い夜霧の 灯りに濡れて 別れ切ない プラットホーム ベルが鳴る ベルが鳴る さらばと告げて 手を振る君は 赤いランプの 終列車  涙かくして 微笑み合うて 窓に残した 心の温み あの人は あの人は 何日また逢える 旅路の人か 赤いランプの 終列車  遠い汽笛に うすれる影に 一人佇(たたず)む プラットホーム さようなら さようなら 瞼の奥に 哀しく消える 赤いランプの 終列車福田こうへい大倉芳郎江口夜詩高田弘白い夜霧の 灯りに濡れて 別れ切ない プラットホーム ベルが鳴る ベルが鳴る さらばと告げて 手を振る君は 赤いランプの 終列車  涙かくして 微笑み合うて 窓に残した 心の温み あの人は あの人は 何日また逢える 旅路の人か 赤いランプの 終列車  遠い汽笛に うすれる影に 一人佇(たたず)む プラットホーム さようなら さようなら 瞼の奥に 哀しく消える 赤いランプの 終列車
長崎の女恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただ一人 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが 幸せと 遠く囁やく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)福田こうへいたなかゆきを林伊佐緒恋の涙か 蘇鉄(そてつ)の花が 風にこぼれる 石畳 噂にすがり ただ一人 尋ねあぐんだ 港町 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)  夢をまさぐる オランダ坂に しのび泣くよな 夜が来る 忘れることが 幸せと 遠く囁やく 鐘の音 ああ 長崎の 長崎の女(ひと)
哀愁列車惚れて 惚れて 惚れていながら 行く俺に 旅をせかせる ベルの音 つらいホームに 来は来たが 未練心に つまづいて 落とす涙の 哀愁列車  燃えて 燃えて 燃えて過ごした 湯の宿に うしろ髪ひく 灯(ひ)がひとつ 今宵逢瀬(おうせ)を 待ち詫(わ)びる 君の幸せ 祈りつつ 旅にのがれる 哀愁列車  泣いて 泣いて 泣いているのを 知らぬげに 窓はふたりを 遠くする こらえきれずに 見返れば すがるせつない 瞳(め)のような 星が飛ぶ飛ぶ 哀愁列車福田こうへい横井弘鎌多俊与小町昭惚れて 惚れて 惚れていながら 行く俺に 旅をせかせる ベルの音 つらいホームに 来は来たが 未練心に つまづいて 落とす涙の 哀愁列車  燃えて 燃えて 燃えて過ごした 湯の宿に うしろ髪ひく 灯(ひ)がひとつ 今宵逢瀬(おうせ)を 待ち詫(わ)びる 君の幸せ 祈りつつ 旅にのがれる 哀愁列車  泣いて 泣いて 泣いているのを 知らぬげに 窓はふたりを 遠くする こらえきれずに 見返れば すがるせつない 瞳(め)のような 星が飛ぶ飛ぶ 哀愁列車
大利根無情利根の利根の川風 よしきりの 声が冷たく 身をせめる これが浮世か 見てはいけない 西空見れば 江戸へ江戸へひと刷毛 あかね雲  『佐原囃子が聴こえてくらァー、思い出すなァ……、 御玉ケ池の千葉道場か。 うふ……平手造酒(ひらてみき)も、今じゃやくざの用心棒、 人生裏街道の枯落葉か。』  義理の義理の夜風に さらされて 月よお前も 泣きたかろ こころみだれて 抜いたすすきを 奥歯で噛んだ 男男泪の 落し差し  『止めて下さるな、妙心殿。落ちぶれ果てても平手は武士じゃ。 男の散りぎわだけは知って居り申す。 行かねばならぬ。そこをどいて下され、行かねばならぬのだ。』  瞼瞼ぬらして 大利根の 水に流した 夢いくつ 息をころして 地獄まいりの 冷酒のめば 鐘が鐘が鳴る鳴る 妙円寺福田こうへい猪又良長津義司伊戸のりお利根の利根の川風 よしきりの 声が冷たく 身をせめる これが浮世か 見てはいけない 西空見れば 江戸へ江戸へひと刷毛 あかね雲  『佐原囃子が聴こえてくらァー、思い出すなァ……、 御玉ケ池の千葉道場か。 うふ……平手造酒(ひらてみき)も、今じゃやくざの用心棒、 人生裏街道の枯落葉か。』  義理の義理の夜風に さらされて 月よお前も 泣きたかろ こころみだれて 抜いたすすきを 奥歯で噛んだ 男男泪の 落し差し  『止めて下さるな、妙心殿。落ちぶれ果てても平手は武士じゃ。 男の散りぎわだけは知って居り申す。 行かねばならぬ。そこをどいて下され、行かねばならぬのだ。』  瞼瞼ぬらして 大利根の 水に流した 夢いくつ 息をころして 地獄まいりの 冷酒のめば 鐘が鐘が鳴る鳴る 妙円寺
津軽平野(ライブバージョン)津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出稼ぎ仕度 春にゃかならず 親父(おどう)は帰る みやげいっぱい ぶらさげてよ 淋(さび)しくなるけど 馴(な)れたや親父(おどう)  山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするね いつもじょんがら 大きな声で 親父(おどう)うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父(おどう)福田こうへい吉幾三吉幾三津軽平野に 雪降る頃はよ 親父(おどう)ひとりで 出稼ぎ仕度 春にゃかならず 親父(おどう)は帰る みやげいっぱい ぶらさげてよ 淋(さび)しくなるけど 馴(な)れたや親父(おどう)  山の雪どけ 花咲く頃はよ かあちゃんやけによ そわそわするね いつもじょんがら 大きな声で 親父(おどう)うたって 汽車から降りる お岩木山よ 見えたか親父(おどう)
はぐれ花人の幸せ ふしあわせ 乗せて流れる 浮き世川 無理に笑えば 涙がにじむ ままにならない ことばかり ひとり浮草 ひとり浮草 はぐれ花  愛し過ぎたら 背を向ける 夢は儚(はかな)い おんな川 胸にしまった 面影そっと 写す夜更けの 路地灯り 女哀しい 女哀しい はぐれ花  逢うも別れも 運命(さだめ)です 情け通わぬ 恋の川 たった一度の 人生ならば せめて笑顔で 春を待つ 明日(あす)に咲きます 明日に咲きます はぐれ花福田こうへい麻こよみ徳久広司斉藤功人の幸せ ふしあわせ 乗せて流れる 浮き世川 無理に笑えば 涙がにじむ ままにならない ことばかり ひとり浮草 ひとり浮草 はぐれ花  愛し過ぎたら 背を向ける 夢は儚(はかな)い おんな川 胸にしまった 面影そっと 写す夜更けの 路地灯り 女哀しい 女哀しい はぐれ花  逢うも別れも 運命(さだめ)です 情け通わぬ 恋の川 たった一度の 人生ならば せめて笑顔で 春を待つ 明日(あす)に咲きます 明日に咲きます はぐれ花
リンゴ追分リンゴの花びらが 風にちったよな 月夜に 月夜に そっと えええ…… つがる娘は ないたとさ つらい別れを ないたとさ リンゴの花びらが 風に散ったよな あああ……  『お岩木山のてっぺんを 綿みてえな白い雲が ポッカリポッカリながれてゆき 桃の花が咲き 桜が咲き そいから早咲きのリンゴの花ッコが咲く頃は おら達の一番たのしい季節だなやー だどもじっぱり無情の雨っこさ降って 白い花びらを散らすころ おらあのころ東京さで 死んだお母ちゃんのことを思い出して…… おら……おら……』  つがる娘は ないたとさ つらい別れを ないたとさ りんごの花びらが 風に散ったよな あああ……福田こうへい小沢不二夫米山正夫リンゴの花びらが 風にちったよな 月夜に 月夜に そっと えええ…… つがる娘は ないたとさ つらい別れを ないたとさ リンゴの花びらが 風に散ったよな あああ……  『お岩木山のてっぺんを 綿みてえな白い雲が ポッカリポッカリながれてゆき 桃の花が咲き 桜が咲き そいから早咲きのリンゴの花ッコが咲く頃は おら達の一番たのしい季節だなやー だどもじっぱり無情の雨っこさ降って 白い花びらを散らすころ おらあのころ東京さで 死んだお母ちゃんのことを思い出して…… おら……おら……』  つがる娘は ないたとさ つらい別れを ないたとさ りんごの花びらが 風に散ったよな あああ……
夕焼け雲夕焼け雲に 誘(さそ)われて 別れの橋を越えてきた 帰らない 花が咲くまで帰らない 帰らない 誓(ちか)いのあとの せつなさが 杏(あんず)の幹(みき)に 残る町  二人の家の 白壁が ならんで浮かぶ堀の水 忘れない どこへ行っても忘れない 忘れない 小指でとかす 黒髪の かおりに甘く 揺れた町  あれから春が また秋が 流れていまは遠い町 帰れない 帰りたいけど帰れない 帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲(しの)ぶ町福田こうへい横井弘一代のぼる近藤俊一夕焼け雲に 誘(さそ)われて 別れの橋を越えてきた 帰らない 花が咲くまで帰らない 帰らない 誓(ちか)いのあとの せつなさが 杏(あんず)の幹(みき)に 残る町  二人の家の 白壁が ならんで浮かぶ堀の水 忘れない どこへ行っても忘れない 忘れない 小指でとかす 黒髪の かおりに甘く 揺れた町  あれから春が また秋が 流れていまは遠い町 帰れない 帰りたいけど帰れない 帰れない 夕焼け雲の その下で ひとりの酒に 偲(しの)ぶ町
ああ上野駅(ライブバージョン)どこかに故郷の 香りをのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった  『父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうなあ、 今度の休みには必ずかえるから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまでたたいてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな』  ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢がある福田こうへい関口義明荒井英一どこかに故郷の 香りをのせて 入る列車の なつかしさ 上野は俺らの 心の駅だ くじけちゃならない 人生が あの日ここから 始まった  『父ちゃん 僕がいなくなったんで 母ちゃんの畑仕事も大変だろうなあ、 今度の休みには必ずかえるから、 そのときは父ちゃんの肩も母ちゃんの肩も、 もういやだっていうまでたたいてやるぞ、 それまで元気で待っていてくれよな』  ホームの時計を 見つめていたら 母の笑顔に なってきた 上野は俺らの 心の駅だ お店の仕事は 辛いけど 胸にゃでっかい 夢がある
旅鴉百里千里を 歩いても 歩くだけでは 能がない ましてやくざな 仁義沙汰(じんぎざた) 広い世間を 狭(せま)くして どこに男の どこに男の 明日(あす)がある  はなればなれに 散る雲に 訊(き)いて答えが 出るものか 一つしかない 命なら 一つしかない ふるさとの せめて畳の せめて畳の 上で死ね  意地と情けは 垣根(かきね)越し それが道理と 知りながら 知った道理の 裏をゆく 野暮(やぼ)な野郎の 意地っ張り 今日も草鞋(わらじ)の 今日も草鞋の 紐(ひも)が泣く福田こうへい藤田まさと遠藤実丸山雅仁百里千里を 歩いても 歩くだけでは 能がない ましてやくざな 仁義沙汰(じんぎざた) 広い世間を 狭(せま)くして どこに男の どこに男の 明日(あす)がある  はなればなれに 散る雲に 訊(き)いて答えが 出るものか 一つしかない 命なら 一つしかない ふるさとの せめて畳の せめて畳の 上で死ね  意地と情けは 垣根(かきね)越し それが道理と 知りながら 知った道理の 裏をゆく 野暮(やぼ)な野郎の 意地っ張り 今日も草鞋(わらじ)の 今日も草鞋の 紐(ひも)が泣く
石狩挽歌海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖の ヤン衆がさわぐ 雪に埋(う)もれた 番屋(ばんや)の隅(すみ)で わたしゃ夜通し 飯(めし)を炊(た)く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網(あみ)は 問(と)い刺(さ)し網か 今じゃ 浜辺でオンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で にしん曇(ぐも)りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 にしんの色よ ソーラン節に 頬(ほほ)そめながら わたしゃ大漁(たいりょう)の 網を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る福田こうへいなかにし礼浜圭介若草恵海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖の ヤン衆がさわぐ 雪に埋(う)もれた 番屋(ばんや)の隅(すみ)で わたしゃ夜通し 飯(めし)を炊(た)く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網(あみ)は 問(と)い刺(さ)し網か 今じゃ 浜辺でオンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で にしん曇(ぐも)りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 にしんの色よ ソーラン節に 頬(ほほ)そめながら わたしゃ大漁(たいりょう)の 網を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
北の漁場いのち温(ぬく)めて 酔いながら 酒をまわし飲む 明日(あす)の稼ぎを 夢にみて 腹にさらし巻く 海の男にゃヨ 凍る波しぶき 北の漁場(りょうば)はヨ 男の仕事場サ  沖は魔物だ 吠えながら 牙をむいてくる 風にさらした 右腕の 傷は守り札 海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ 北の漁場はヨ 男の遊び場サ  銭のおもさを 数えても 帰るあてはない 二百海里を ぎりぎりに 網をかけてゆく 海の男にゃヨ 怒濤(なみ)が華になる 北の漁場はヨ 男の死に場所サ福田こうへい新條カオル櫻田誠一山田年秋いのち温(ぬく)めて 酔いながら 酒をまわし飲む 明日(あす)の稼ぎを 夢にみて 腹にさらし巻く 海の男にゃヨ 凍る波しぶき 北の漁場(りょうば)はヨ 男の仕事場サ  沖は魔物だ 吠えながら 牙をむいてくる 風にさらした 右腕の 傷は守り札 海の男にゃヨ 雪が巻いて飛ぶ 北の漁場はヨ 男の遊び場サ  銭のおもさを 数えても 帰るあてはない 二百海里を ぎりぎりに 網をかけてゆく 海の男にゃヨ 怒濤(なみ)が華になる 北の漁場はヨ 男の死に場所サ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
花と竜波も荒けりゃ 心も荒い 度胸ひとつの 玄海(げんかい)男 恋も未練(みれん)も 波間に捨てる それが男さ それが男さ 花と竜(りゅう)  ごんぞ稼業(かぎょう)で 生きぬく俺は どんな苦労も 承知の上だ 胸を叩(たた)いて 青空にらむ それが男さ それが男さ 花と竜  竜の彫(ほ)りもの 伊達(だて)ではないぞ 命すて身の 若松みなと 俺の死に場所 ここだと決めた それが男さ それが男さ 花と竜福田こうへい二階堂伸北くすを土持城夫波も荒けりゃ 心も荒い 度胸ひとつの 玄海(げんかい)男 恋も未練(みれん)も 波間に捨てる それが男さ それが男さ 花と竜(りゅう)  ごんぞ稼業(かぎょう)で 生きぬく俺は どんな苦労も 承知の上だ 胸を叩(たた)いて 青空にらむ それが男さ それが男さ 花と竜  竜の彫(ほ)りもの 伊達(だて)ではないぞ 命すて身の 若松みなと 俺の死に場所 ここだと決めた それが男さ それが男さ 花と竜
船方さんよおーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめておくれよ船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すすきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで来ておくれ 来ておくれ福田こうへい門井八郎春川一夫山田年秋おーい船方さん 船方さんよ 土手で呼ぶ声 きこえぬか 姉サかぶりが 見えないか エンヤサーと まわして とめておくれよ船脚を 船脚を  おーい船方さん 船方さんよ 昨夜(ゆうべ)一節 きかせたは 河原すすきの つなぎ船 エンヤサーと 帆をあげ あとは白波つれなかろ つれなかろ  おーい船方さん 船方さんよ 月の出汐を 忘れずに 早寝千鳥を 起さずに エンヤサーと 流して 人目忍んで来ておくれ 来ておくれ
潮来笠潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ あの移り気な 風が吹くまま 西東 なのにヨー なぜに眼に浮く 潮来笠  旅空夜空で いまさら知った 女の胸の 底の底 ここは関宿 大利根川へ 人にかくして 流す花 だってヨー あの娘川下 潮来笠福田こうへい佐伯孝夫吉田正潮来の伊太郎 ちょっと見なれば 薄情そうな 渡り鳥 それでいいのさ あの移り気な 風が吹くまま 西東 なのにヨー なぜに眼に浮く 潮来笠  旅空夜空で いまさら知った 女の胸の 底の底 ここは関宿 大利根川へ 人にかくして 流す花 だってヨー あの娘川下 潮来笠
岸壁の母母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「又引き揚げ船が帰って来たに、今度もあの子は帰らない。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか……。 港の名前は舞鶴なのに何故飛んで来てはくれぬのじゃ……。 帰れないなら大きな声で……。 お願い……せめて、せめて一言……」  呼んで下さい おがみます ああおっ母さん よく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あれから十年…あの子はどうしているじゃろう。 雪と風のシベリアは寒いじゃろう…… つらかったじゃろうと命の限り抱きしめて…… この肌で温めてやりたい……。 その日の来るまで死にはせん。 いつまでも待っている……」  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ。 愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる岸壁に立つ母の姿を……」福田こうへい藤田まさと平川浪竜白石十四男母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「又引き揚げ船が帰って来たに、今度もあの子は帰らない。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか……。 港の名前は舞鶴なのに何故飛んで来てはくれぬのじゃ……。 帰れないなら大きな声で……。 お願い……せめて、せめて一言……」  呼んで下さい おがみます ああおっ母さん よく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あれから十年…あの子はどうしているじゃろう。 雪と風のシベリアは寒いじゃろう…… つらかったじゃろうと命の限り抱きしめて…… この肌で温めてやりたい……。 その日の来るまで死にはせん。 いつまでも待っている……」  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風よりも つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ。 愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる岸壁に立つ母の姿を……」
望郷酒場(ライブバージョン)おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ  田舎なれども サーエ 南部の国はヨー  酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ福田こうへい里村龍一櫻田誠一おやじみたいなヨー 酒呑みなどに ならぬつもりが なっていた 酔えば恋しい 牛追い唄が 口に出るのさ こんな夜は ハーヤイ  田舎なれども サーエ 南部の国はヨー  酒に溺(おぼ)れてヨー やつれてやせた 故里(くに)へ土産(みやげ)の 夢ひとつ 北はみぞれか しぐれる頃か やけにおふくろ 気にかかる ハーヤイ
渋民荷方節ハァーさても 目出度い ハァこの家の座敷 四つの隅から ハァー黄金わく  ハァーさすぞ盃 ハァー中見てあがれ 中にゃ鶴亀 ハァー五葉の松福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡ハァーさても 目出度い ハァこの家の座敷 四つの隅から ハァー黄金わく  ハァーさすぞ盃 ハァー中見てあがれ 中にゃ鶴亀 ハァー五葉の松
母恋吹雪酔ってくだまく 父(とと)さの声を 逃げて飛び出しゃ 吹雪(ふぶき)の夜道 つらい気持は わかっちゃいるが 俺(おい)らばかりに あゝ なぜあたる  こんなときには 母(かか)さが恋し なんで俺らを 残して死んだ 呼んでみたって ちぎれて消える 星のかけらも あゝ 見えぬ空  徳利(とくり)かこった 凍(しば)れる指に 岩手おろしが じんじとしみる たったふたりの 親子であれば 涙ぬぐって あゝ もどる道福田こうへい矢野亮林伊佐緒川上英一酔ってくだまく 父(とと)さの声を 逃げて飛び出しゃ 吹雪(ふぶき)の夜道 つらい気持は わかっちゃいるが 俺(おい)らばかりに あゝ なぜあたる  こんなときには 母(かか)さが恋し なんで俺らを 残して死んだ 呼んでみたって ちぎれて消える 星のかけらも あゝ 見えぬ空  徳利(とくり)かこった 凍(しば)れる指に 岩手おろしが じんじとしみる たったふたりの 親子であれば 涙ぬぐって あゝ もどる道
星影のワルツ別れることは つらいけど しかたがないんだ 君のため 別れに星影の ワルツをうたおう… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ な義理が負い目のいんだよ 今でも好きだ 死ぬほどに  一緒になれる 倖せを 二人で夢見た 微笑んだ 別れに星影の ワルツをうたおう… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓  さよならなんて どうしても 言えないだろうな 泣くだろうな 別れに星影の ワルツを歌おう 遠くで祈ろう 倖せを 遠くで祈ろう 倖せを 今夜も星が 降(お)るようだ福田こうへい白鳥園枝遠藤実小町昭別れることは つらいけど しかたがないんだ 君のため 別れに星影の ワルツをうたおう… 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ な義理が負い目のいんだよ 今でも好きだ 死ぬほどに  一緒になれる 倖せを 二人で夢見た 微笑んだ 別れに星影の ワルツをうたおう… あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓  さよならなんて どうしても 言えないだろうな 泣くだろうな 別れに星影の ワルツを歌おう 遠くで祈ろう 倖せを 遠くで祈ろう 倖せを 今夜も星が 降(お)るようだ
東京五輪音頭ハアー あの日ローマでながめた月が ソレ トトントネ 今日は都の 空照らす ア チョイトネ 四年たったら また会いましょと かたい約束 夢じゃない ヨイショ コーリャ 夢じゃない オリンピックの 顔と顔 ソレトトント トトント 顔と顔  ハアー 待ちにまってた 世界の祭り ソレ トトントネ 西の国から 東から ア チョイトネ 北の空から 南の海も こえて日本ヘ どんときた ヨイショ コーリャ どんときた オリンピックの 晴れ姿 ソレトトント トトント 晴れ姿  ハアー 色もうれしや かぞえりゃ五つ ソレ トトントネ 仰(あお)ぐ旗みりゃ はずむ胸 ア チョイトネ すがた形は ちがっていても いずれおとらぬ 若い花 ヨイショ コーリャ 若い花 オリンピックの 庭に咲く ソレトトント トトント 庭に咲く  ハアー きみがはやせば わたしはおどる ソレ トトントネ 菊の香りの 秋の空 ア チョイトネ 羽(はね)をそろえて 拍手の音に とんでくるくる 赤とんぼ ヨイショ コーリャ 赤とんぼ オリンピックの きょうのうた ソレトトント トトント きょうのうた福田こうへい宮田隆古賀政男佐野博美ハアー あの日ローマでながめた月が ソレ トトントネ 今日は都の 空照らす ア チョイトネ 四年たったら また会いましょと かたい約束 夢じゃない ヨイショ コーリャ 夢じゃない オリンピックの 顔と顔 ソレトトント トトント 顔と顔  ハアー 待ちにまってた 世界の祭り ソレ トトントネ 西の国から 東から ア チョイトネ 北の空から 南の海も こえて日本ヘ どんときた ヨイショ コーリャ どんときた オリンピックの 晴れ姿 ソレトトント トトント 晴れ姿  ハアー 色もうれしや かぞえりゃ五つ ソレ トトントネ 仰(あお)ぐ旗みりゃ はずむ胸 ア チョイトネ すがた形は ちがっていても いずれおとらぬ 若い花 ヨイショ コーリャ 若い花 オリンピックの 庭に咲く ソレトトント トトント 庭に咲く  ハアー きみがはやせば わたしはおどる ソレ トトントネ 菊の香りの 秋の空 ア チョイトネ 羽(はね)をそろえて 拍手の音に とんでくるくる 赤とんぼ ヨイショ コーリャ 赤とんぼ オリンピックの きょうのうた ソレトトント トトント きょうのうた
矢切の渡し「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです福田こうへい石本美由起船村徹山田年秋「つれて逃げてよ…」 「ついておいでよ…」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね…」 「捨てはしないよ…」 北風が泣いて吹く 矢切の渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ…」 「知らぬ土地だよ…」 揺れながら艪が咽ぶ 矢切の渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日へ漕ぎだす 別れです
酔歌ぽつり ぽつりと 降りだした雨に 男は何故か 女を想う ひとり ひとりで 飲みだした酒に 夢を浮かべて この胸に流す ヤーレン ソーランヨ 都会の隅で ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  風に 風にヨ 暖簾巻く風にヨ 遠い故郷(くに)のヨ 親父(おやじ)を想う ふらり ふらりと 居酒屋を出れば 冬の近さが 心に吹くよ ヤーレン ソーランヨ 雨から霙(みぞれ) ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ふわり ふわりと 降りだした雪に この手当てれば おふくろを想う 詫びて 合わせる 右の手と左 酒が降らせた 男の涙 ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を福田こうへい吉幾三吉幾三山田年秋ぽつり ぽつりと 降りだした雨に 男は何故か 女を想う ひとり ひとりで 飲みだした酒に 夢を浮かべて この胸に流す ヤーレン ソーランヨ 都会の隅で ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  風に 風にヨ 暖簾巻く風にヨ 遠い故郷(くに)のヨ 親父(おやじ)を想う ふらり ふらりと 居酒屋を出れば 冬の近さが 心に吹くよ ヤーレン ソーランヨ 雨から霙(みぞれ) ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ふわり ふわりと 降りだした雪に この手当てれば おふくろを想う 詫びて 合わせる 右の手と左 酒が降らせた 男の涙 ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を  ヤーレン ソーランヨ 積もり行く雪に ヤーレン ソーランヨ 今夜も酒を
女のみち私(わたし)がささげた その人に あなただけよと すがって泣いた うぶな私が いけないの 二度としないわ 恋なんか これが 女のみちならば  ぬれたひとみに またうかぶ 捨てたあなたの 面影(おもかげ)が どうしてこんなに いじめるの 二度と来ないで つらいから これが 女のみちならば  暗い坂道 一筋に 行(ゆ)けば心の 灯(ひ)がともる きっとつかむわ 幸せを 二度とあかりを けさないで これが 女のみちならば福田こうへい宮史郎並木ひろし高田弘私(わたし)がささげた その人に あなただけよと すがって泣いた うぶな私が いけないの 二度としないわ 恋なんか これが 女のみちならば  ぬれたひとみに またうかぶ 捨てたあなたの 面影(おもかげ)が どうしてこんなに いじめるの 二度と来ないで つらいから これが 女のみちならば  暗い坂道 一筋に 行(ゆ)けば心の 灯(ひ)がともる きっとつかむわ 幸せを 二度とあかりを けさないで これが 女のみちならば
旅笠道中夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ 俺等の旅は 風のまにまに 吹きさらし  風が変われば 俺等も変わる 仁義双六(じんぎすごろく) 丁半かけて 渡るやくざの たよりなさ  亭主もつなら 堅気をおもち とかくやくざは 苦労の種(たね)よ 恋も人情も 旅の空福田こうへい藤田まさと大村能章白石十四男夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ 俺等の旅は 風のまにまに 吹きさらし  風が変われば 俺等も変わる 仁義双六(じんぎすごろく) 丁半かけて 渡るやくざの たよりなさ  亭主もつなら 堅気をおもち とかくやくざは 苦労の種(たね)よ 恋も人情も 旅の空
兄弟船波の谷間に 命の花が ふたつ並んで 咲いている 兄弟船は 親父のかたみ 型は古いが しけにはつよい おれと兄貴のヨ 夢の揺り籠さ  陸に上って 酒のむときは いつもはりあう 恋仇 けれども沖の 漁場に着けば やけに気の合う 兄弟鴎 力合わせてヨ 網を捲きあげる  たったひとりの おふくろさんに 楽な暮らしを させたくて 兄弟船は 真冬の海へ 雪の簾を くぐって進む 熱いこの血はヨ おやじゆずりだぜ福田こうへい星野哲郎船村徹山田年秋波の谷間に 命の花が ふたつ並んで 咲いている 兄弟船は 親父のかたみ 型は古いが しけにはつよい おれと兄貴のヨ 夢の揺り籠さ  陸に上って 酒のむときは いつもはりあう 恋仇 けれども沖の 漁場に着けば やけに気の合う 兄弟鴎 力合わせてヨ 網を捲きあげる  たったひとりの おふくろさんに 楽な暮らしを させたくて 兄弟船は 真冬の海へ 雪の簾を くぐって進む 熱いこの血はヨ おやじゆずりだぜ
達者でナわらにまみれてヨー 育てた栗毛 きょうは買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者(たっしゃ)でナ オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮らしがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ福田こうへい横井弘中野忠晴小町昭わらにまみれてヨー 育てた栗毛 きょうは買われてヨー 町へ行く オーラ オーラ 達者(たっしゃ)でナ オーラ オーラ かぜひくな あゝかぜひくな 離す手綱が ふるえふるえるぜ  俺が泣くときゃヨー お前も泣いて ともに走ったヨー 丘の道 オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ 忘れるな あゝ忘れるな 月の河原を 思い思い出を  町のお人はヨー よい人だろうが 変わる暮らしがヨー 気にかかる オーラ オーラ 達者でナ オーラ オーラ また逢おな あゝまた逢おな かわいたてがみ なでてなでてやろ
雪の渡り鳥合羽からげて 三度笠 どこを塒の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し  意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている  払い除(の)けても 降りかかる 何を恨の 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(ながどす) ぬけば白刃に 血の吹雪福田こうへい清水みのる陸奥明山田年秋合羽からげて 三度笠 どこを塒の 渡り鳥 愚痴じゃなけれど この俺にゃ 帰る瀬もない 伊豆の下田の 灯が恋し  意地に生きるが 男だと 胸にきかせて 旅ぐらし 三月三年 今もなお 思い切れずに 残る未練が 泣いている  払い除(の)けても 降りかかる 何を恨の 雪しぐれ 俺も鯉名の 銀平さ 抜くか長脇差(ながどす) ぬけば白刃に 血の吹雪
夢追い酒悲しさまぎらす この酒を 誰が名付けた 夢追い酒と あなたなぜなぜ わたしを捨てた みんなあげて つくしたその果てに 夜の酒場で ひとり泣く  死ぬまで一緒と 信じてた わたしバカです バカでした あなたなぜなぜ わたしを捨てた 指をからめ 眠った幸せを 思いださせる 流し唄  おまえと呼ばれた 気がしたの 雨ににじんだ 酒場の小窓 あなたなぜなぜ わたしを捨てた じんとお酒 心にもえさせて 夢を追いましょ もう一度福田こうへい星野栄一遠藤実白石十四男悲しさまぎらす この酒を 誰が名付けた 夢追い酒と あなたなぜなぜ わたしを捨てた みんなあげて つくしたその果てに 夜の酒場で ひとり泣く  死ぬまで一緒と 信じてた わたしバカです バカでした あなたなぜなぜ わたしを捨てた 指をからめ 眠った幸せを 思いださせる 流し唄  おまえと呼ばれた 気がしたの 雨ににじんだ 酒場の小窓 あなたなぜなぜ わたしを捨てた じんとお酒 心にもえさせて 夢を追いましょ もう一度
東京の灯よいつまでも雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろうか ああ 東京の灯よ いつまでも  すぐ忘れる 昨日(きのう)もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若いこころの アルバムに ああ 東京の灯よ いつまでも  花の唇 涙の笑顔 淡(あわ)い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー ああ 東京の灯よ いつまでも福田こうへい藤間哲郎佐伯としを山田年秋雨の外苑 夜霧の日比谷 今もこの目に やさしく浮かぶ 君はどうして いるだろうか ああ 東京の灯よ いつまでも  すぐ忘れる 昨日(きのう)もあろう あすを夢みる 昨日もあろう 若いこころの アルバムに ああ 東京の灯よ いつまでも  花の唇 涙の笑顔 淡(あわ)い別れに ことさら泣けた いとし羽田の あのロビー ああ 東京の灯よ いつまでも
赤いハンカチアカシアの 花の下で あの娘(こ)がそっと 瞼(まぶた)を拭(ふ)いた 赤いハンカチよ 怨みに濡れた 目がしらに それでも泪は こぼれて 落ちた  北国の 春も逝(ゆ)く日 俺たちだけが しょんぼり見てた 遠い浮雲よ 死ぬ気になれば ふたりとも 霞(かすみ)の彼方に 行かれたものを  アカシアの 花も散って あの娘はどこか 俤(おもかげ)匂(にお)う 赤いハンカチよ 背広の胸に この俺の 心に遺(のこ)るよ 切ない影が福田こうへい萩原四朗上原賢六山田年秋アカシアの 花の下で あの娘(こ)がそっと 瞼(まぶた)を拭(ふ)いた 赤いハンカチよ 怨みに濡れた 目がしらに それでも泪は こぼれて 落ちた  北国の 春も逝(ゆ)く日 俺たちだけが しょんぼり見てた 遠い浮雲よ 死ぬ気になれば ふたりとも 霞(かすみ)の彼方に 行かれたものを  アカシアの 花も散って あの娘はどこか 俤(おもかげ)匂(にお)う 赤いハンカチよ 背広の胸に この俺の 心に遺(のこ)るよ 切ない影が
赤い夕陽の故郷(おーい) 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が うらぶれの 旅をゆく 渡り鳥を 呼んでいる 馬鹿な俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おーい きこえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 懐かしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畑は 二人の夢を ひそめているか おーい 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おーい 乗せて行け (おーい)福田こうへい横井弘中野忠晴小町昭(おーい) 呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が うらぶれの 旅をゆく 渡り鳥を 呼んでいる 馬鹿な俺だが あの山川の 呼ぶ声だけは おーい きこえるぜ  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 懐かしい 面影の ひとつ星も またたくよ 小麦畑は 二人の夢を ひそめているか おーい 今もなお  呼んでいる 呼んでいる 赤い夕陽の 故郷が 涙ぐみ 背伸びする 渡り鳥を 呼んでいる 雲よ行くなら おふくろさんに 思いをせめて おーい 乗せて行け (おーい)
さざんかの宿くもりガラスを 手で拭いて あなた明日(あした)が 見えますか 愛しても 愛しても ああ 他人(ひと)の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさぴしい さざんかの宿  ぬいた指輪の 罪のあと かんでください 思いきり 燃えたって燃えたって ああ 他人(ひと)の妻 運命(さだめ)かなしい 冬の花 明日(あす)はいらない さざんかの宿  せめて朝まで 腕の中 夢を見させて くれますか つくしてもつくしても ああ 他人(ひと)の妻 ふたり咲いても 冬の花 春はいつくる さざんかの宿福田こうへい吉岡治市川昭介山田年秋くもりガラスを 手で拭いて あなた明日(あした)が 見えますか 愛しても 愛しても ああ 他人(ひと)の妻 赤く咲いても 冬の花 咲いてさぴしい さざんかの宿  ぬいた指輪の 罪のあと かんでください 思いきり 燃えたって燃えたって ああ 他人(ひと)の妻 運命(さだめ)かなしい 冬の花 明日(あす)はいらない さざんかの宿  せめて朝まで 腕の中 夢を見させて くれますか つくしてもつくしても ああ 他人(ひと)の妻 ふたり咲いても 冬の花 春はいつくる さざんかの宿
かあさんへあなたの背中で… かあさん あなたの腕で… かあさん あなたの笑顔で… かあさん あなたへ愛しさ… 知った  寒くはないかい… かあさん つらくはないかい… かあさん この歳になって… かあさん あなたの強さを知りました 旅先の町で 降り立った駅で あなたに似た背中 あなたに似た女(ひと)が  幸せでしたか… かあさん 心配かけたね… かあさん 淋しくないかい… かあさん あなたの尊さ知った  何かにつけては… かあさん 泪が出ますね… かあさん 泣く暇なかった… かあさん あなたに昔を… 学びます 電話では言えぬ 手紙では遅い ふるさとに残る 母への書いた詞(うた)  時々手紙を… かあさん 気遣い 泣き言… かあさん 分かるヨ そうだネ… かあさん あなたの弱さも知った  そのうち近々… かあさん 仕事もほどほど… かあさん 必ず帰るよ… かあさん あなたは独りじゃありません 夜空見て都会 住みついた街で 老いてゆく母に 泣き泣き書く手紙福田こうへい吉幾三吉幾三伊戸のりおあなたの背中で… かあさん あなたの腕で… かあさん あなたの笑顔で… かあさん あなたへ愛しさ… 知った  寒くはないかい… かあさん つらくはないかい… かあさん この歳になって… かあさん あなたの強さを知りました 旅先の町で 降り立った駅で あなたに似た背中 あなたに似た女(ひと)が  幸せでしたか… かあさん 心配かけたね… かあさん 淋しくないかい… かあさん あなたの尊さ知った  何かにつけては… かあさん 泪が出ますね… かあさん 泣く暇なかった… かあさん あなたに昔を… 学びます 電話では言えぬ 手紙では遅い ふるさとに残る 母への書いた詞(うた)  時々手紙を… かあさん 気遣い 泣き言… かあさん 分かるヨ そうだネ… かあさん あなたの弱さも知った  そのうち近々… かあさん 仕事もほどほど… かあさん 必ず帰るよ… かあさん あなたは独りじゃありません 夜空見て都会 住みついた街で 老いてゆく母に 泣き泣き書く手紙
長良川艶歌水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら あなた あなたやさしい 旅の人 逢(お)うたひと夜の 情けを乗せて こころまかせの 鵜(う)飼い舟  好きと言われた 嬉しさに 酔うて私は 燃えたのよ あなた あなたすがって みたい人 肌を寄せても 明日(あした)は別れ 窓に夜明けの 風が泣く  添えぬさだめと 知りながら いまは他人じゃ ない二人 あなた あなた私を 泣かす人 枕淋さみしや 鵜飼いの宿は 朝が白々(しらじら) 長良(ながら)川福田こうへい石本美由起岡千秋山田年秋水にきらめく かがり火は 誰に想いを 燃やすやら あなた あなたやさしい 旅の人 逢(お)うたひと夜の 情けを乗せて こころまかせの 鵜(う)飼い舟  好きと言われた 嬉しさに 酔うて私は 燃えたのよ あなた あなたすがって みたい人 肌を寄せても 明日(あした)は別れ 窓に夜明けの 風が泣く  添えぬさだめと 知りながら いまは他人じゃ ない二人 あなた あなた私を 泣かす人 枕淋さみしや 鵜飼いの宿は 朝が白々(しらじら) 長良(ながら)川
おふくろさんおふくろさんよ おふくろさん 空を見上げりゃ 空にある 雨の降る日は 傘になり お前もいつかは 世の中の 傘になれよと 教えてくれた あなたの あなたの真実 忘れはしない  おふくろさんよ おふくろさん 花を見つめりゃ 花にある 花のいのちは 短いが 花のこころの 潔(いさ)ぎよさ 強く生きよと 教えてくれた あなたの あなたの真実 忘れはしない  おふくろさんよ おふくろさん 山を見上げりゃ 山にある 雪が降る日は ぬくもりを お前もいつかは 世の中に 愛をともせと 教えてくれた あなたの あなたの真実 忘れはしない福田こうへい川内康範猪俣公章斉藤恒夫おふくろさんよ おふくろさん 空を見上げりゃ 空にある 雨の降る日は 傘になり お前もいつかは 世の中の 傘になれよと 教えてくれた あなたの あなたの真実 忘れはしない  おふくろさんよ おふくろさん 花を見つめりゃ 花にある 花のいのちは 短いが 花のこころの 潔(いさ)ぎよさ 強く生きよと 教えてくれた あなたの あなたの真実 忘れはしない  おふくろさんよ おふくろさん 山を見上げりゃ 山にある 雪が降る日は ぬくもりを お前もいつかは 世の中に 愛をともせと 教えてくれた あなたの あなたの真実 忘れはしない
雪國好きよあなた 今でも今でも 暦はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國福田こうへい吉幾三吉幾三山田年秋好きよあなた 今でも今でも 暦はもう少しで 今年も終りですね 逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  窓に落ちる 風と雪は 女ひとりの部屋には 悲しすぎるわあなた 酔いたくて泣きたくて ふるえるくちびる そばに来て少しでも わがまま聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  好きな人はいるの あなた バカねバカな女ね 意地をはってた私 逢いたくて夜汽車乗る デッキの窓に とめどなく頬つたう 涙のあとを 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國  逢いたくて恋しくて 泣きたくなる夜 そばにいて少しでも 話を聞いて 追いかけて 追いかけて 追いかけて…雪國
涙のお立ち酒峠七坂 気仙坂 越えてあしたはお嫁入り せめて今夜は水入らず 語り明かそう 幼い頃を  縁がありゃこそ 結ばれる 嫁ぎゆく娘の晴れ姿 山よ小川よ野の花よ 泣いてくれるな 未練が残る  又も来るから身を大切に はやり風邪などひかぬように  めでためでたの 盃に 晴れてうれしや夫婦びな 娘達者で幸せに 祈る心で お立ち酒福田こうへい秋月信望月ひろむ山田年秋峠七坂 気仙坂 越えてあしたはお嫁入り せめて今夜は水入らず 語り明かそう 幼い頃を  縁がありゃこそ 結ばれる 嫁ぎゆく娘の晴れ姿 山よ小川よ野の花よ 泣いてくれるな 未練が残る  又も来るから身を大切に はやり風邪などひかぬように  めでためでたの 盃に 晴れてうれしや夫婦びな 娘達者で幸せに 祈る心で お立ち酒
リンゴ村からおぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺(おい)らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 せつなく揺するよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山・小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に福田こうへい矢野亮林伊佐緒川上英一おぼえているかい 故郷の村を たよりもとだえて 幾年(いくとせ)過ぎた 都へ積み出す まっかなリンゴ 見るたびつらいよ 俺(おい)らのナ 俺らの胸が  おぼえているかい 別れたあの夜 泣き泣き走った 小雨のホーム 上りの夜汽車の にじんだ汽笛 せつなく揺するよ 俺らのナ 俺らの胸を  おぼえているかい 子供の頃に 二人で遊んだ あの山・小川 昔とちっとも 変わっちゃいない 帰っておくれよ 俺らのナ 俺らの胸に
おさげと花と地蔵さんと指をまるめて のぞいたら 黙ってみんな 泣いていた 日昏(ひぐ)れの空の その向こう さようなら 呼べば遠くで さようなら おさげと 花と 地蔵さんと  あれから三年 もう三月 変らず今も あのままで 空見て立って いるのやら さようなら 耳をすませば さようなら おさげと 花と 地蔵さんと  なんにもいわずに 手を上げて 爪(つま)立ちながら 見てたっけ 思いはめぐる 茜(あかね)空 さようなら 呼べばどこかで さようなら おさげと 花と 地蔵さんと福田こうへい東條寿三郎細川潤一小町昭指をまるめて のぞいたら 黙ってみんな 泣いていた 日昏(ひぐ)れの空の その向こう さようなら 呼べば遠くで さようなら おさげと 花と 地蔵さんと  あれから三年 もう三月 変らず今も あのままで 空見て立って いるのやら さようなら 耳をすませば さようなら おさげと 花と 地蔵さんと  なんにもいわずに 手を上げて 爪(つま)立ちながら 見てたっけ 思いはめぐる 茜(あかね)空 さようなら 呼べばどこかで さようなら おさげと 花と 地蔵さんと
北酒場北の酒場通りには 長い髪の女が似合う ちょっとお人よしがいい くどかれ上手な方がいい 今夜の恋はタバコの先に 火をつけてくれた人 からめた指が運命(さだめ)のように 心を許す 北の酒場通りには 女を酔(よ)わせる恋がある  北の酒場通りには 涙もろい男が似合う ちょっと女好きがいい 瞳(ひとみ)でくどける方がいい 夢追い人はグラスの酒と 思い出を飲みほして やぶれた恋の数だけ 人にやさしくできる 北の酒場通りには 男を泣かせる歌がある  今夜の恋はタバコの先に 火をつけてくれた人 からめた指が運命(さだめ)のように 心を許す 北の酒場通りには 女を酔(よ)わせる恋がある福田こうへいなかにし礼中村泰士山田年秋北の酒場通りには 長い髪の女が似合う ちょっとお人よしがいい くどかれ上手な方がいい 今夜の恋はタバコの先に 火をつけてくれた人 からめた指が運命(さだめ)のように 心を許す 北の酒場通りには 女を酔(よ)わせる恋がある  北の酒場通りには 涙もろい男が似合う ちょっと女好きがいい 瞳(ひとみ)でくどける方がいい 夢追い人はグラスの酒と 思い出を飲みほして やぶれた恋の数だけ 人にやさしくできる 北の酒場通りには 男を泣かせる歌がある  今夜の恋はタバコの先に 火をつけてくれた人 からめた指が運命(さだめ)のように 心を許す 北の酒場通りには 女を酔(よ)わせる恋がある
憧れのハワイ航路晴れた空 そよぐ風 港出船の ドラの音愉(たの)し 別れテープを 笑顔で切れば 希望(のぞみ)はてない 遥かな潮路 あゝ 憧れの ハワイ航路  波の背を バラ色に 染めて真赤な 夕陽が沈む 一人デッキで ウクレレ弾けば 歌もなつかし あのアロハオエ あゝ 憧れの ハワイ航路  常夏の 黄金月 夜のキャビンの 小窓を照す 夢も通うよ あのホノルルの 椰子の並木路 ホワイトホテル あゝ 憧れの ハワイ航路福田こうへい石本美由起江口夜詩白石十四男晴れた空 そよぐ風 港出船の ドラの音愉(たの)し 別れテープを 笑顔で切れば 希望(のぞみ)はてない 遥かな潮路 あゝ 憧れの ハワイ航路  波の背を バラ色に 染めて真赤な 夕陽が沈む 一人デッキで ウクレレ弾けば 歌もなつかし あのアロハオエ あゝ 憧れの ハワイ航路  常夏の 黄金月 夜のキャビンの 小窓を照す 夢も通うよ あのホノルルの 椰子の並木路 ホワイトホテル あゝ 憧れの ハワイ航路
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
みちづれ水にただよう 浮草に おなじさだめと 指をさす 言葉少なに 目をうるませて 俺を見つめて うなずくおまえ きめた きめた おまえとみちづれに  花の咲かない 浮草に いつか実のなる ときをまつ 寒い夜ふけは お酒を買って たまのおごりと はしゃぐ姿に きめた きめた おまえとみちづれに  根なし明日(あす)なし 浮草に 月のしずくの やどるころ 夢の中でも この手をもとめ さぐりあてれば 小さな寝息 きめた きめた おまえとみちづれに福田こうへい水木かおる遠藤実山田年秋水にただよう 浮草に おなじさだめと 指をさす 言葉少なに 目をうるませて 俺を見つめて うなずくおまえ きめた きめた おまえとみちづれに  花の咲かない 浮草に いつか実のなる ときをまつ 寒い夜ふけは お酒を買って たまのおごりと はしゃぐ姿に きめた きめた おまえとみちづれに  根なし明日(あす)なし 浮草に 月のしずくの やどるころ 夢の中でも この手をもとめ さぐりあてれば 小さな寝息 きめた きめた おまえとみちづれに
雨の影法師雨の酒場で 耳にする うしろ髪ひく おまえの噂 腹におさめた 笑いもどこへ 酔って切ない 手酌酒  十にひとつの 思いやり 十を越えての 不義理の多さ バカな奴にも 面子はあって なんで今さら 逢えるやら  青い落ち葉の 散りいそぎ 春を無駄には しないでおくれ しずく払って 駆け出す露地に 肩も寂しい 影法師福田こうへい坂口照幸四方章人南郷達也雨の酒場で 耳にする うしろ髪ひく おまえの噂 腹におさめた 笑いもどこへ 酔って切ない 手酌酒  十にひとつの 思いやり 十を越えての 不義理の多さ バカな奴にも 面子はあって なんで今さら 逢えるやら  青い落ち葉の 散りいそぎ 春を無駄には しないでおくれ しずく払って 駆け出す露地に 肩も寂しい 影法師
瞼の母軒下三寸 借りうけまして 申しあげます おっ母さん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやす  「おかみさん、今何とか言いなすったね 親子の名のりが したかったら 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが 笑わしちゃいけねえぜ 親にはぐれた子雀が ぐれたを叱るは 無理な話よ 愚痴じゃねぇ 未練じゃねぇ おかみさん 俺の言うことを よく聞きなせぇ 尋ね 尋ねた母親に 倅と呼んで もらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでぇ」  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっ母さん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  「何を言ってやんでぇ 何が今更、忠太郎だ 何が倅でぇ 俺にゃおっ母さんは、いねぇんでぇ おっ母さんは、俺の心の底に居るんだ 上と下の瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔の やさしい おっ母の面影が浮かんでくらぁ 逢いたくなったら 逢いたくなったら 俺ァ瞼をつむるんだ」  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮世と いうものか 水熊横丁は 遠灯り 縞(しま)の合羽に 縞の合羽に 雪が散る  おっ母さん……福田こうへい坂口ふみ緒沢しげと山田年秋軒下三寸 借りうけまして 申しあげます おっ母さん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせぇ 呼んでくだせぇ たのみやす  「おかみさん、今何とか言いなすったね 親子の名のりが したかったら 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが 笑わしちゃいけねえぜ 親にはぐれた子雀が ぐれたを叱るは 無理な話よ 愚痴じゃねぇ 未練じゃねぇ おかみさん 俺の言うことを よく聞きなせぇ 尋ね 尋ねた母親に 倅と呼んで もらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでぇ」  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっ母さん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  「何を言ってやんでぇ 何が今更、忠太郎だ 何が倅でぇ 俺にゃおっ母さんは、いねぇんでぇ おっ母さんは、俺の心の底に居るんだ 上と下の瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔の やさしい おっ母の面影が浮かんでくらぁ 逢いたくなったら 逢いたくなったら 俺ァ瞼をつむるんだ」  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮世と いうものか 水熊横丁は 遠灯り 縞(しま)の合羽に 縞の合羽に 雪が散る  おっ母さん……
鱈釣り節(北海道民謡)オイヤサアエー (ハーキタコラサッサ) 上で言うなら神威(かむい)の岬よ 次に美国(びくに)に丸山岬 下で言うならオタモイ様よ 登り一丁に下りも一丁 (ハーキタコラサッサ) ハー都合あわせて二丁の山よ おりとおりとに参詣(さんけ)を致し 参詣致したその折柄(おりから)に おさごまいては 拍手たたく (ハーキタコラサッサ) わしの願いを 叶うたならば (ハーキタコラサッサ)  オイヤサアエー サアサ船頭さん支度はよいか 飯をたべたら 帆をまきあげて 今朝の嵐にせみ元詰めて 表若い衆に漁夫を頼む ハー胴(ど)の間(ま)若い衆に帆足を頼む 艫(とも)の船頭さんに舵前頼む 舵をだまして きりきりねじる 指して行くのは雄冬(おふゆ)の沖よ とろりとろりと厚苫前(あとまえ)通れば福田こうへい北海道民謡北海道民謡オイヤサアエー (ハーキタコラサッサ) 上で言うなら神威(かむい)の岬よ 次に美国(びくに)に丸山岬 下で言うならオタモイ様よ 登り一丁に下りも一丁 (ハーキタコラサッサ) ハー都合あわせて二丁の山よ おりとおりとに参詣(さんけ)を致し 参詣致したその折柄(おりから)に おさごまいては 拍手たたく (ハーキタコラサッサ) わしの願いを 叶うたならば (ハーキタコラサッサ)  オイヤサアエー サアサ船頭さん支度はよいか 飯をたべたら 帆をまきあげて 今朝の嵐にせみ元詰めて 表若い衆に漁夫を頼む ハー胴(ど)の間(ま)若い衆に帆足を頼む 艫(とも)の船頭さんに舵前頼む 舵をだまして きりきりねじる 指して行くのは雄冬(おふゆ)の沖よ とろりとろりと厚苫前(あとまえ)通れば
星屑の町両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たったひとりで やさしかった 夢にはぐれず 瞼(まぶた)を閉じて 帰ろ まだ遠い 赤いともしび  指笛吹いて 帰ろ 揺れながら 星屑(ほしくず)わけて 町を離れて 忘れない 花のかずかず 瞼を閉じて 帰ろ 思い出の 道をひとすじ  両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たったひとりで福田こうへい東條寿三郎安部芳明川上英一両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たったひとりで やさしかった 夢にはぐれず 瞼(まぶた)を閉じて 帰ろ まだ遠い 赤いともしび  指笛吹いて 帰ろ 揺れながら 星屑(ほしくず)わけて 町を離れて 忘れない 花のかずかず 瞼を閉じて 帰ろ 思い出の 道をひとすじ  両手を回して 帰ろ 揺れながら 涙の中を たったひとりで
娘に…幸せに なるんだよ 二人してきっと 涙拭き 笑い顔 絶やさず いいな 母さんと話したか 女ゆえ努め 甘えたか ありがとう さようなら言ったか 寒い北の はずれ町 体こわさず 達者でな みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい  晩酌に 注がれたし 別れの杯 染みてきたその酒に こぼれし想い 父親(おやじ)とは情けなく 意地っ張り者よ おまえにも分かるだろう 子を持ち老いたら 月の明りに 庭に出て 二人の幸せ 願っておいたよ みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい  背中より でかかった 赤いランドセル 雨の中 泣いていた 学校帰りよ 夢だった二十年 ありがとう我が娘(こ) 長い旅 疲れたら 時々帰れ 明日(あす)の朝まで 飲んでるよ 別れの朝だ 起こしてくれよ みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい 写真一枚 あればいい…福田こうへい吉幾三吉幾三伊戸のりお幸せに なるんだよ 二人してきっと 涙拭き 笑い顔 絶やさず いいな 母さんと話したか 女ゆえ努め 甘えたか ありがとう さようなら言ったか 寒い北の はずれ町 体こわさず 達者でな みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい  晩酌に 注がれたし 別れの杯 染みてきたその酒に こぼれし想い 父親(おやじ)とは情けなく 意地っ張り者よ おまえにも分かるだろう 子を持ち老いたら 月の明りに 庭に出て 二人の幸せ 願っておいたよ みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい  背中より でかかった 赤いランドセル 雨の中 泣いていた 学校帰りよ 夢だった二十年 ありがとう我が娘(こ) 長い旅 疲れたら 時々帰れ 明日(あす)の朝まで 飲んでるよ 別れの朝だ 起こしてくれよ みんな想い出 持って行け 写真一枚 あればいい 写真一枚 あればいい…
おさらば東京死ぬほどつらい 恋に破れた この心 泣き泣き行くんだ ただひとり 思い出消える ところまで あばよ 東京 おさらばだ  やりきれないよ 胸にやきつく あの瞳(ひとみ) この世に生れて ただ一度 真実ほれた 夜も夢 あばよ 東京 おさらばだ  どうともなれさ 汽笛ひと声 闇(やみ)の中 あてさえ知らない 旅の空 傷(いた)みを風に さらしつつ あばよ 東京 おさらばだ福田こうへい横井弘中野忠晴川上英一死ぬほどつらい 恋に破れた この心 泣き泣き行くんだ ただひとり 思い出消える ところまで あばよ 東京 おさらばだ  やりきれないよ 胸にやきつく あの瞳(ひとみ) この世に生れて ただ一度 真実ほれた 夜も夢 あばよ 東京 おさらばだ  どうともなれさ 汽笛ひと声 闇(やみ)の中 あてさえ知らない 旅の空 傷(いた)みを風に さらしつつ あばよ 東京 おさらばだ
関東春雨傘関東一円 雨降るときは さして行(い)こうよ 蛇の目傘(かさ) どうせこっちは ぶん流し エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬(き)れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ あとにゃ引かない 女伊達(だて)  花が散(ち)ります 桜の花が 太く短い 命なら 派手に行こうよ この啖呵(たんか) エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ こわいものなし 女伊達  女だてらに朱鞘(しゅざや)を差して 罪でござんす ご時世(じせい)が やくざ渡世(とせい)の 身の辛(つら)さ エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ 恋も知らない 女伊達福田こうへい米山正夫米山正夫高田弘関東一円 雨降るときは さして行(い)こうよ 蛇の目傘(かさ) どうせこっちは ぶん流し エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬(き)れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ あとにゃ引かない 女伊達(だて)  花が散(ち)ります 桜の花が 太く短い 命なら 派手に行こうよ この啖呵(たんか) エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ こわいものなし 女伊達  女だてらに朱鞘(しゅざや)を差して 罪でござんす ご時世(じせい)が やくざ渡世(とせい)の 身の辛(つら)さ エー エー… エー 抜けるもんなら 抜いてみな 斬れるもんなら 斬ってみな さあ さあ さあさあさあさあ 恋も知らない 女伊達
チャンチキおけさ月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろにがさ 知らぬ同志が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  ひとり残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさおけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 もって来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月福田こうへい門井八郎長津義司山田年秋月がわびしい 露地裏の 屋台の酒の ほろにがさ 知らぬ同志が 小皿叩いて チャンチキおけさ おけさせつなや やるせなや  ひとり残した あの娘 達者で居てか おふくろは すまぬすまぬと 詫びて今夜も チャンチキおけさ おけさおけさで 身をせめる  故郷(くに)を出る時 もって来た 大きな夢を 盃に そっと浮べて もらす溜息 チャンチキおけさ おけさ泪で 曇る月
お富さん粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪 死んだ筈だよ お富さん 生きていたとは お釈迦さまでも 知らぬ仏の お富さん エッサオー 源治店(げんやだな)  過ぎた昔を 恨むじゃないが 風もしみるよ 傷の跡 久しぶりだな お富さん 今じゃ異名も 切られの与三よ これで一分(いちぶ)じゃ お富さん エッサオー すまされめえ  かけちゃいけない 他人の花に 情かけたが 身の運命(さだめ) 愚痴はよそうぜ お富さん せめて今夜は さしつさされつ 飲んで明かそよ お富さん エッサオー 茶わん酒  逢えばなつかし 語るも夢さ だれが弾くやら 明烏(あけがらす) ついて来る気か お富さん 命短く 渡る浮世は 雨もつらいぜ お富さん エッサオー 地獄雨福田こうへい山崎正渡久地政信高田弘粋な黒塀 見越しの松に 仇な姿の 洗い髪 死んだ筈だよ お富さん 生きていたとは お釈迦さまでも 知らぬ仏の お富さん エッサオー 源治店(げんやだな)  過ぎた昔を 恨むじゃないが 風もしみるよ 傷の跡 久しぶりだな お富さん 今じゃ異名も 切られの与三よ これで一分(いちぶ)じゃ お富さん エッサオー すまされめえ  かけちゃいけない 他人の花に 情かけたが 身の運命(さだめ) 愚痴はよそうぜ お富さん せめて今夜は さしつさされつ 飲んで明かそよ お富さん エッサオー 茶わん酒  逢えばなつかし 語るも夢さ だれが弾くやら 明烏(あけがらす) ついて来る気か お富さん 命短く 渡る浮世は 雨もつらいぜ お富さん エッサオー 地獄雨
兄弟仁義親の血をひく 兄弟よりも かたいちぎりの 義兄弟 こんな小さな 盃だけど 男いのちを かけてのむ  義理だ恩だと 並べてみたら 恋の出てくる すきがない あとはたのむと かけ出す露路に ふるはあの娘の なみだ雨  俺の目をみろ 何んにもゆうな 男同志の 腹のうち ひとりぐらいは こういう馬鹿が 居なきゃ世間の 目はさめぬ福田こうへい星野哲郎北原じゅん斉藤恒夫親の血をひく 兄弟よりも かたいちぎりの 義兄弟 こんな小さな 盃だけど 男いのちを かけてのむ  義理だ恩だと 並べてみたら 恋の出てくる すきがない あとはたのむと かけ出す露路に ふるはあの娘の なみだ雨  俺の目をみろ 何んにもゆうな 男同志の 腹のうち ひとりぐらいは こういう馬鹿が 居なきゃ世間の 目はさめぬ
山の吊橋山の吊橋ァ どなたが通る せがれなくした 鉄砲うちが 話相手の 犬つれて 熊のおやじを みやげにすると 鉄砲ひとなで して通る ホレ ユーラユラ  山の吊橋ァ どなたが通る 遠い都へ はなれた人を そっとしのびに 村娘 谷の瀬音が 心にしむか 涙ひとふき して通る ホレ ユーラユラ  山の吊橋ァ どなたが通る 酒がきれたか 背中をまるめ のんべェ炭やき 急ぎ足 月をたよりに 枯れ葉のように くしゃみ続けて して通る ホレ ユーラユラ福田こうへい横井弘吉田矢健治高田ヒロシ山の吊橋ァ どなたが通る せがれなくした 鉄砲うちが 話相手の 犬つれて 熊のおやじを みやげにすると 鉄砲ひとなで して通る ホレ ユーラユラ  山の吊橋ァ どなたが通る 遠い都へ はなれた人を そっとしのびに 村娘 谷の瀬音が 心にしむか 涙ひとふき して通る ホレ ユーラユラ  山の吊橋ァ どなたが通る 酒がきれたか 背中をまるめ のんべェ炭やき 急ぎ足 月をたよりに 枯れ葉のように くしゃみ続けて して通る ホレ ユーラユラ
娘よ嫁に行く日が 来なけりゃいいと おとこ親なら 誰でも思う 早いもんだね 二十才(はたち)を過ぎて 今日はお前の 花嫁姿 贈る言葉は ないけれど 風邪をひかずに 達者で暮らせ  花嫁さんが泣いたらあかん 父さんの事は心配せんでええ きれいや 今日のお前ほんまにきれいや なあ母さん  夕べ娘が 酌(しゃく)してくれた 酒の味さえ おぼえていない 古い写真を 指さしながら ここが父さん そっくりなのと 頬(ほほ)のあたりを なでながら 涙ぐんでは はしゃいでくれた  笑い話で すませるけれど 口じゃ云えない 苦労もあった 嫁に行ったら わがまゝ云わず 可愛(かわ)い女房と 云われて欲しい いつも笑顔を 忘れずに ついて行くんだ 信じた人に福田こうへい鳥井実松浦孝之山田年秋嫁に行く日が 来なけりゃいいと おとこ親なら 誰でも思う 早いもんだね 二十才(はたち)を過ぎて 今日はお前の 花嫁姿 贈る言葉は ないけれど 風邪をひかずに 達者で暮らせ  花嫁さんが泣いたらあかん 父さんの事は心配せんでええ きれいや 今日のお前ほんまにきれいや なあ母さん  夕べ娘が 酌(しゃく)してくれた 酒の味さえ おぼえていない 古い写真を 指さしながら ここが父さん そっくりなのと 頬(ほほ)のあたりを なでながら 涙ぐんでは はしゃいでくれた  笑い話で すませるけれど 口じゃ云えない 苦労もあった 嫁に行ったら わがまゝ云わず 可愛(かわ)い女房と 云われて欲しい いつも笑顔を 忘れずに ついて行くんだ 信じた人に
帰ろかな淋(さみ)しくて 言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷(くに)のおふくろ 便りじゃ元気 だけど気になる やっぱり親子 帰ろかな 帰るのよそうかな  恋しくて 言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 村のあの娘(こ)は 数えて十九 そぞろ気になる やっぱりほの字 帰ろかな 帰るのよそうかな  嬉(うれ)しくて 言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな やればやれそな 東京暮し 嫁も貰(もら)って おふくろ孝行 帰ろかな 迎えに行こうかな福田こうへい永六輔中村八大近藤俊一淋(さみ)しくて 言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 故郷(くに)のおふくろ 便りじゃ元気 だけど気になる やっぱり親子 帰ろかな 帰るのよそうかな  恋しくて 言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな 村のあの娘(こ)は 数えて十九 そぞろ気になる やっぱりほの字 帰ろかな 帰るのよそうかな  嬉(うれ)しくて 言うんじゃないが 帰ろかな 帰ろかな やればやれそな 東京暮し 嫁も貰(もら)って おふくろ孝行 帰ろかな 迎えに行こうかな
おんなの一生~汗の花~負けちゃ駄目だと 手紙の中に 皺くちゃお札が 入ってた 晴れ着一枚 自分じゃ買わず 頑張る姿が 目に浮かぶ お母ちゃん…苦労を苦労と思わない あなたの笑顔が 支えです  俄か雨なら なおさらのこと 自分が濡れても 傘を貸す 人のやさしさ 教えてくれた 背すじを伸ばした 生き方も お母ちゃん…煮豆も根性で花咲かす あなたの言葉を 忘れない  歳をとっても 働きどおし おんなの一生 すり減った 楽になってと 頼んでみても いつでも笑って 首を振る お母ちゃん…一生懸命生きている あなたの背中が 道しるべ福田こうへい吉岡治弦哲也伊戸のりお負けちゃ駄目だと 手紙の中に 皺くちゃお札が 入ってた 晴れ着一枚 自分じゃ買わず 頑張る姿が 目に浮かぶ お母ちゃん…苦労を苦労と思わない あなたの笑顔が 支えです  俄か雨なら なおさらのこと 自分が濡れても 傘を貸す 人のやさしさ 教えてくれた 背すじを伸ばした 生き方も お母ちゃん…煮豆も根性で花咲かす あなたの言葉を 忘れない  歳をとっても 働きどおし おんなの一生 すり減った 楽になってと 頼んでみても いつでも笑って 首を振る お母ちゃん…一生懸命生きている あなたの背中が 道しるべ
箱根八里の半次郎廻(まわ)し合羽も 三年がらす 意地の縞目(しまめ)も ほつれがち 夕陽背にして 薄(すすき)を噛めば 湯の香しみじみ 里ごころ やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎  寄木細工よ 色恋沙汰は つぼを外せば くいちがう 宿場むすめと 一本刀 情けからめば 錆(さび)がつく やだねったら やだね やだねったら やだね まして半端な 三度笠  杉の木立を 三尺よけて 生まれ在所(ざいしょ)を しのび笠 おっ母(かあ)すまねぇ 顔さえ出せぬ 積る不幸は 倍返し やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎福田こうへい松井由利夫水森英夫伊戸のりお廻(まわ)し合羽も 三年がらす 意地の縞目(しまめ)も ほつれがち 夕陽背にして 薄(すすき)を噛めば 湯の香しみじみ 里ごころ やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎  寄木細工よ 色恋沙汰は つぼを外せば くいちがう 宿場むすめと 一本刀 情けからめば 錆(さび)がつく やだねったら やだね やだねったら やだね まして半端な 三度笠  杉の木立を 三尺よけて 生まれ在所(ざいしょ)を しのび笠 おっ母(かあ)すまねぇ 顔さえ出せぬ 積る不幸は 倍返し やだねったら やだね やだねったら やだね 箱根八里の 半次郎
父娘坂山に山風 野原に野風 親の心に 別れ風 蝶よ花よと 育てた娘 今日は嫁入り つのかくし 越えて行くのか 峠道 送る涙の イヤー 父娘坂 父娘坂  誰が唄うか 娘の為に じんと身にしむ 祝い唄 細い目もとは 母さんゆずり とてもきれいな 晴れ姿 鈴を鳴らして 馬の背に ゆれて越えるか イヤー 父娘坂 父娘坂  親が許した やさしい人に やっともらわれ となり村 何もお前に やれないけれど せめて自慢の お立ち酒 無事で倖(しあわ)せ つかみなと 祈りつづける イヤー 父娘坂 父娘坂福田こうへい臼井ひさし稲毛康人山田年秋山に山風 野原に野風 親の心に 別れ風 蝶よ花よと 育てた娘 今日は嫁入り つのかくし 越えて行くのか 峠道 送る涙の イヤー 父娘坂 父娘坂  誰が唄うか 娘の為に じんと身にしむ 祝い唄 細い目もとは 母さんゆずり とてもきれいな 晴れ姿 鈴を鳴らして 馬の背に ゆれて越えるか イヤー 父娘坂 父娘坂  親が許した やさしい人に やっともらわれ となり村 何もお前に やれないけれど せめて自慢の お立ち酒 無事で倖(しあわ)せ つかみなと 祈りつづける イヤー 父娘坂 父娘坂
旅姿三人男清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵(たんか) 粋な小政の 粋な小政の旅姿  富士の高嶺(たかね)の 白雪が 溶けて流れる 真清水(ましみず)で 男磨いた 勇み肌 なんで大政 なんで大政国を売る  腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松よい男福田こうへい宮本旅人鈴木哲夫白石十四男清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵(たんか) 粋な小政の 粋な小政の旅姿  富士の高嶺(たかね)の 白雪が 溶けて流れる 真清水(ましみず)で 男磨いた 勇み肌 なんで大政 なんで大政国を売る  腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松よい男
あん時ゃどしゃ降りあん時ゃどしゃ降り 雨ン中 胸をはずませ 濡れて待ってた 街の角 アーアー 初恋ってゆう奴ァ すばらしいもんさ 遠い日のこと みんな夢 ひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中  あん時ゃどしゃ降り 雨ン中 離れられずに 濡れて歩いた どこまでも アーアー 別れるってゆう奴ァ たまんないもんさ つらい運命(さだめ)を 恨んだよ ひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中  あん時ゃどしゃ降り 雨ン中 やけのやん八 濡れて泣いたぜ 思いきり アーアー 想い出ってゆう奴ァ ほろ苦いもんさ 今じゃあの娘も どうしてか ひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中福田こうへい矢野亮佐伯としを高田弘あん時ゃどしゃ降り 雨ン中 胸をはずませ 濡れて待ってた 街の角 アーアー 初恋ってゆう奴ァ すばらしいもんさ 遠い日のこと みんな夢 ひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中  あん時ゃどしゃ降り 雨ン中 離れられずに 濡れて歩いた どこまでも アーアー 別れるってゆう奴ァ たまんないもんさ つらい運命(さだめ)を 恨んだよ ひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中  あん時ゃどしゃ降り 雨ン中 やけのやん八 濡れて泣いたぜ 思いきり アーアー 想い出ってゆう奴ァ ほろ苦いもんさ 今じゃあの娘も どうしてか ひとりしみじみ 思い出してる 雨ン中
いっぽんどっこの唄ぼろは着てても こころの錦 どんな花より きれいだぜ 若いときゃ 二度とない どんとやれ 男なら 人のやれない ことをやれ  涙かくして 男が笑う それがあの娘にゃ わからない 恋だなんて そんなもの いいじゃないか 男なら なげた笑顔を みておくれ  何にはなくても 根性だけは 俺の自慢の ひとつだぜ 春が来りゃ 夢の木に 花が咲く 男なら 行くぜこの道 どこまでも福田こうへい星野哲郎安藤実親高田弘ぼろは着てても こころの錦 どんな花より きれいだぜ 若いときゃ 二度とない どんとやれ 男なら 人のやれない ことをやれ  涙かくして 男が笑う それがあの娘にゃ わからない 恋だなんて そんなもの いいじゃないか 男なら なげた笑顔を みておくれ  何にはなくても 根性だけは 俺の自慢の ひとつだぜ 春が来りゃ 夢の木に 花が咲く 男なら 行くぜこの道 どこまでも
名月赤城山男ごころに 男が惚れて 意気がとけ合う 赤城山 澄んだ夜空の まんまる月に 今宵横笛 誰(たれ)が吹く  意地の筋金 度胸のよさも いつか落目の 三度笠 云われまいぞえ やくざの果てと さとるわらじに 散る落葉  渡る雁がね 乱れてないて 明日はいずこの ねぐらやら 心しみじみ 吹く横笛に またも騒ぐか 夜半(よわ)の風福田こうへい矢島寵児菊地博川上英一男ごころに 男が惚れて 意気がとけ合う 赤城山 澄んだ夜空の まんまる月に 今宵横笛 誰(たれ)が吹く  意地の筋金 度胸のよさも いつか落目の 三度笠 云われまいぞえ やくざの果てと さとるわらじに 散る落葉  渡る雁がね 乱れてないて 明日はいずこの ねぐらやら 心しみじみ 吹く横笛に またも騒ぐか 夜半(よわ)の風
祝いしぐれ鯛の刺身の わさびの辛さ 怒るあなたの 目に涙 夫婦ですもの わかります 娘を嫁に 出す心 せめて今夜は せめて今夜は 水いらず 明日の祝いの 門出酒  嫁ぐ娘が 畳に座り 両手ついての あいさつを わざと聞こえぬふりをして 天井向いて いるあなた 扇ひらいて 扇ひらいて かくしても 祝いしぐれが ひざに降る  親という字を よく見てご覧 立って木を見る それが親 苦労しながら 育てた木 今日咲く花が 実になって 孫という名の 孫という名の 芽を出せと 祈る幸せ祝い唄福田こうへい千葉幸雄山口ひろし山田年秋鯛の刺身の わさびの辛さ 怒るあなたの 目に涙 夫婦ですもの わかります 娘を嫁に 出す心 せめて今夜は せめて今夜は 水いらず 明日の祝いの 門出酒  嫁ぐ娘が 畳に座り 両手ついての あいさつを わざと聞こえぬふりをして 天井向いて いるあなた 扇ひらいて 扇ひらいて かくしても 祝いしぐれが ひざに降る  親という字を よく見てご覧 立って木を見る それが親 苦労しながら 育てた木 今日咲く花が 実になって 孫という名の 孫という名の 芽を出せと 祈る幸せ祝い唄
夕焼とんび夕焼け空が マッカッカ とんびがくるりと 輪を描(か)いた ホーイのホイ そこから東京が 見えるかい 見えたらここまで 降りて来な 火傷(やけど)をせぬうち 早くこヨ ホーイホイ  上りの汽車が ピーポッポ とんびもつられて 笛吹いた ホーイのホイ 兄(あん)ちゃはどうして いるんだい ちょっぴり教えて くんないか 油揚げ一丁 進上(しんじょう)ヨ ホーイホイ  一番星が チーカチカ とんびは意地悪 知らぬ顔 ホーイのホイ 祭りにゃ必ず 帰るって 俺(おい)らをだまして 置いてった 兄ちゃもおまえも ばかっちょヨ ホーイホイ福田こうへい矢野亮吉田矢健治小町昭夕焼け空が マッカッカ とんびがくるりと 輪を描(か)いた ホーイのホイ そこから東京が 見えるかい 見えたらここまで 降りて来な 火傷(やけど)をせぬうち 早くこヨ ホーイホイ  上りの汽車が ピーポッポ とんびもつられて 笛吹いた ホーイのホイ 兄(あん)ちゃはどうして いるんだい ちょっぴり教えて くんないか 油揚げ一丁 進上(しんじょう)ヨ ホーイホイ  一番星が チーカチカ とんびは意地悪 知らぬ顔 ホーイのホイ 祭りにゃ必ず 帰るって 俺(おい)らをだまして 置いてった 兄ちゃもおまえも ばかっちょヨ ホーイホイ
男の海峡風がちぎれる 海峡は 女が泣く様な 声がする かけた茶わんで 飲む酒は ため息まじりの 波になる 海で生まれりゃ 海しか知らず それで一生 終っても そばで眠る 坊主よ お前 どんな夢を 見てるやら  春は遅かろ この吹雪 あしたも荒海 漁に出る おやじ舵とる ニシン船 酔えば大漁の 唄になる おやじみたいな おやじになって そんな男で 終わっても そばで眠る 坊主よ お前 どんな男に なるのやら  海で生まれりゃ 海しか知らず それで一生 終っても そばで眠る 坊主よ お前 どんな夢を 見てるやら福田こうへい荒木とよひさ弦哲也伊戸のりお風がちぎれる 海峡は 女が泣く様な 声がする かけた茶わんで 飲む酒は ため息まじりの 波になる 海で生まれりゃ 海しか知らず それで一生 終っても そばで眠る 坊主よ お前 どんな夢を 見てるやら  春は遅かろ この吹雪 あしたも荒海 漁に出る おやじ舵とる ニシン船 酔えば大漁の 唄になる おやじみたいな おやじになって そんな男で 終わっても そばで眠る 坊主よ お前 どんな男に なるのやら  海で生まれりゃ 海しか知らず それで一生 終っても そばで眠る 坊主よ お前 どんな夢を 見てるやら
親友よ葉音(はおと)に都会の 風を聴き 夜空(そら)に浮かべる ふるさとを 変わりないかい 元気かい あれからずっと 会えてない  やんちゃをしては 叱られて その度(たび)かばって くれたやつ  親友(とも)よ親友よ 離れても 声は互いに 届いてる 固く結んだ おとこの絆 それが明日(あす)への それが明日への 道しるべ  いつもの暖簾の あの席に 熱い想い出 染みている 次の盆こそ 帰るから 飲もうぜ 語り明かそうぜ  思いもよらぬ 悲しみに 涙を流して くれたやつ  親友よ親友よ ありがとう お前いたから 今がある それがおいらの 不器用なりの 伝えきれない 伝えきれない メッセージ  止まない雨は ないさって あの日の言葉は お守りさ  親友よ親友よ 見ててくれ いつか誓った 夢の道 きっと約束 果たしてみせる それが親友への それが親友への 恩返し福田こうへい本橋夏蘭大谷明裕野村豊葉音(はおと)に都会の 風を聴き 夜空(そら)に浮かべる ふるさとを 変わりないかい 元気かい あれからずっと 会えてない  やんちゃをしては 叱られて その度(たび)かばって くれたやつ  親友(とも)よ親友よ 離れても 声は互いに 届いてる 固く結んだ おとこの絆 それが明日(あす)への それが明日への 道しるべ  いつもの暖簾の あの席に 熱い想い出 染みている 次の盆こそ 帰るから 飲もうぜ 語り明かそうぜ  思いもよらぬ 悲しみに 涙を流して くれたやつ  親友よ親友よ ありがとう お前いたから 今がある それがおいらの 不器用なりの 伝えきれない 伝えきれない メッセージ  止まない雨は ないさって あの日の言葉は お守りさ  親友よ親友よ 見ててくれ いつか誓った 夢の道 きっと約束 果たしてみせる それが親友への それが親友への 恩返し
関東一本〆やると決めたら どこまでも いのち一つの 筋一つ 関東気質(かたぎ)の 意地一つ お受けしました 〆の手も 一本〆で参ります お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  酒は千樽 万の樽 お山颪(おろ)しも そよろ風 阪東太郎は 男です お受けしました ニッコリと 一本〆でつとめます お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  祝いごとなら 数あれど 夫婦契(めおとちぎ)りの 上はない 二人が一つに なる祝い お受けしました 仲だちを 一本〆で願います お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆福田こうへい藤間哲郎千木良政明池多孝春やると決めたら どこまでも いのち一つの 筋一つ 関東気質(かたぎ)の 意地一つ お受けしました 〆の手も 一本〆で参ります お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  酒は千樽 万の樽 お山颪(おろ)しも そよろ風 阪東太郎は 男です お受けしました ニッコリと 一本〆でつとめます お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆  祝いごとなら 数あれど 夫婦契(めおとちぎ)りの 上はない 二人が一つに なる祝い お受けしました 仲だちを 一本〆で願います お手を拝借 「お手を拝借 ヨーオ!」(ポン!) 祝い〆
舟漕ぎ流し唄(北海道民謡)「ヤアーセーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーサーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーセーエーホー (キタカホイサ)」  あの岬越えればナー 又岬出てくるナー 囃子を揃えてナー 櫂先(かいさき)揃えてナー 揃えてホーオーエー (キタカホイサ)  「ヤアーセーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーサーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーセーエーホー (キタカホイサ)」  やませに雨だろナー 鰊の大漁だナー 親方喜ぶナー ヤン衆は疲れるナー 疲れるホーオーエー  「ヤアーセーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーサーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーセーエーホー (キタカホイサ)」  鰊の大漁でナー 沖揚げおわればナー 荷廻し忙しい ヤン衆の舟漕ぎだ 舟漕ぎホーオーエ福田こうへい金沢与一金沢与一「ヤアーセーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーサーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーセーエーホー (キタカホイサ)」  あの岬越えればナー 又岬出てくるナー 囃子を揃えてナー 櫂先(かいさき)揃えてナー 揃えてホーオーエー (キタカホイサ)  「ヤアーセーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーサーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーセーエーホー (キタカホイサ)」  やませに雨だろナー 鰊の大漁だナー 親方喜ぶナー ヤン衆は疲れるナー 疲れるホーオーエー  「ヤアーセーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーサーノ ヤーセーエー (ホヤッセ) ヤアーセーエーホー (キタカホイサ)」  鰊の大漁でナー 沖揚げおわればナー 荷廻し忙しい ヤン衆の舟漕ぎだ 舟漕ぎホーオーエ
寿三杯船一番船には 親が乗り 三番船には 孫が乗り 中の船には おまえとおれが 紋付き 留袖 晴れ姿 よーいさよいこら よーいとさっさ めでためでたの 寿上り船  一番船には 富士の山 三番船には こもかぶり 中の船には 鶴亀乗せて 七福神も ほろ酔いで よーいさよいこら よーいとさっさ 飲めや歌えの 寿揃い船  一番船には 夢を乗せ 三番船には ど根性 中の船には 度胸を乗せて ジャンジャカしぶきを かき分けて よーいさよいこら よーいとさっさ 明日へ旅立つ 寿祝い船福田こうへい星野哲郎安藤実親伊戸のりお一番船には 親が乗り 三番船には 孫が乗り 中の船には おまえとおれが 紋付き 留袖 晴れ姿 よーいさよいこら よーいとさっさ めでためでたの 寿上り船  一番船には 富士の山 三番船には こもかぶり 中の船には 鶴亀乗せて 七福神も ほろ酔いで よーいさよいこら よーいとさっさ 飲めや歌えの 寿揃い船  一番船には 夢を乗せ 三番船には ど根性 中の船には 度胸を乗せて ジャンジャカしぶきを かき分けて よーいさよいこら よーいとさっさ 明日へ旅立つ 寿祝い船
南部大黒舞(南部地方民謡)春の初めに 福大黒は 金どっさり持って 舞い込んだナー  コラ一つとせ (チョイ サッサー) 日柄を選んで 参らるる 七福神のや お酒盛り 身上(しんしょう)は上がりて のびまわす  コラ二つとせ (チョイ サッサー) 福神祭りや この家に 次第に身上が 上がります 宝の山へと 登らるる  コラ三つとせ (チョイ サッサー) みごとみごとに 重なりて 今年は豊年 万作だ 恵比須舞うやら 踊るやら  コラ四つとせ (チョイ サッサー) 世にも知らるる 弁天様 妻もつ亭主は 果報となる 大俵(おだわら) 小俵(こだわら) 積み重ね  コラ五つとせ (チョイ サッサー) 粋な姿の 毘沙門様(びしゃもんさま) かぶと頭巾を かぶらせて 大鯛 小鯛 釣り上げて  コラお重ね上げます お喜び サァ 何よりも めでたいとナー (ハァーメデタイ メデタイ)福田こうへい南部地方民謡南部地方民謡春の初めに 福大黒は 金どっさり持って 舞い込んだナー  コラ一つとせ (チョイ サッサー) 日柄を選んで 参らるる 七福神のや お酒盛り 身上(しんしょう)は上がりて のびまわす  コラ二つとせ (チョイ サッサー) 福神祭りや この家に 次第に身上が 上がります 宝の山へと 登らるる  コラ三つとせ (チョイ サッサー) みごとみごとに 重なりて 今年は豊年 万作だ 恵比須舞うやら 踊るやら  コラ四つとせ (チョイ サッサー) 世にも知らるる 弁天様 妻もつ亭主は 果報となる 大俵(おだわら) 小俵(こだわら) 積み重ね  コラ五つとせ (チョイ サッサー) 粋な姿の 毘沙門様(びしゃもんさま) かぶと頭巾を かぶらせて 大鯛 小鯛 釣り上げて  コラお重ね上げます お喜び サァ 何よりも めでたいとナー (ハァーメデタイ メデタイ)
南部餅つき唄(青森県民謡)奥州サーハェー (ハーエヤコラ エヤコラ エヤコラ ハイハイ) 奥州南部の大畑なれや 出船入船 繁華の港 陸は豊年 瑞穂(みずほ)の宝 (ハーキタコラサッサ) 揃た揃たよ 餅つき揃うた 秋の出穂より 色は良く揃うた ヨイヨホホーイ ヨイヨホホーイ ヨーイトナ よいはよい娘の舞を舞って よせて よせたら ヨホノホーイ ヨホホーイノホイ (ハッ搗(つ)けたか 搗けたか 搗けたかナ サッと仕上れ ユンガオメ サッと仕上れ カンボチャメ トコサッサ コラサノサ)  臼は新し 餅搗きゃ若い 赤いたすきに 鉢巻をしめて 搗けた御供え 神々様へ 家内揃うて 笑い顔揃うた福田こうへい青森県民謡青森県民謡奥州サーハェー (ハーエヤコラ エヤコラ エヤコラ ハイハイ) 奥州南部の大畑なれや 出船入船 繁華の港 陸は豊年 瑞穂(みずほ)の宝 (ハーキタコラサッサ) 揃た揃たよ 餅つき揃うた 秋の出穂より 色は良く揃うた ヨイヨホホーイ ヨイヨホホーイ ヨーイトナ よいはよい娘の舞を舞って よせて よせたら ヨホノホーイ ヨホホーイノホイ (ハッ搗(つ)けたか 搗けたか 搗けたかナ サッと仕上れ ユンガオメ サッと仕上れ カンボチャメ トコサッサ コラサノサ)  臼は新し 餅搗きゃ若い 赤いたすきに 鉢巻をしめて 搗けた御供え 神々様へ 家内揃うて 笑い顔揃うた
蟹工船蟹を網から むしりとる 腕にしぶきの 牙が立つ 船は木の葉だ 川崎舟だ どうせ稼ぎは 知れてるが ドッコイドッコイ 度胸は千両だ  女子土くれ 青畳 グッと生つば のみこんで がまんしようぜ カムチャッカ月夜 蟹を肴に どぶを飲みゃ ドッコイドッコイ つららの花が咲く  おッかねえのは 海じゃない みれん心と いう奴さ 地獄廻りの 蟹工船だ 赤い夕日よ 呼ぶじゃない ドッコイドッコイ 覚悟はできている福田こうへい星野哲郎遠藤実鈴木英明蟹を網から むしりとる 腕にしぶきの 牙が立つ 船は木の葉だ 川崎舟だ どうせ稼ぎは 知れてるが ドッコイドッコイ 度胸は千両だ  女子土くれ 青畳 グッと生つば のみこんで がまんしようぜ カムチャッカ月夜 蟹を肴に どぶを飲みゃ ドッコイドッコイ つららの花が咲く  おッかねえのは 海じゃない みれん心と いう奴さ 地獄廻りの 蟹工船だ 赤い夕日よ 呼ぶじゃない ドッコイドッコイ 覚悟はできている
男の祭り唄風よ吹け(ソイヤ) 雨よ降れ  赤い夕陽が 大地を染めて 黄金色した 稲穂が揺れる 土の匂いをヨ(ソイヤ) 浴びる体でヨ(ソイヤ) 夢を耕せ 熱く熱く エンヤコラ(ドッコイドッコイ) ドントコラ(ドッコイドッコイ) 涙を飛ばせ 豊年満作 男の祭り唄  北の海峡 命をかけて 一番船だヨ 男の出船 板子一枚で(ソイヤ) 波を蹴散らして(ソイヤ) 海と勝負だ 熱く熱く ソレ引け(ドッコイドッコイ)ヤレ引け(ドッコイドッコイ) 血の汗流せ 今日も大漁(だいりょう)だ 男の祭り唄  風よ吹け(ソイヤ) 雨よ降れ 男の男の 男の男の祭り唄 風よ吹け(ソイヤ) 雨よ降れ福田こうへい石原信一弦哲也南郷達也風よ吹け(ソイヤ) 雨よ降れ  赤い夕陽が 大地を染めて 黄金色した 稲穂が揺れる 土の匂いをヨ(ソイヤ) 浴びる体でヨ(ソイヤ) 夢を耕せ 熱く熱く エンヤコラ(ドッコイドッコイ) ドントコラ(ドッコイドッコイ) 涙を飛ばせ 豊年満作 男の祭り唄  北の海峡 命をかけて 一番船だヨ 男の出船 板子一枚で(ソイヤ) 波を蹴散らして(ソイヤ) 海と勝負だ 熱く熱く ソレ引け(ドッコイドッコイ)ヤレ引け(ドッコイドッコイ) 血の汗流せ 今日も大漁(だいりょう)だ 男の祭り唄  風よ吹け(ソイヤ) 雨よ降れ 男の男の 男の男の祭り唄 風よ吹け(ソイヤ) 雨よ降れ
祝い節さあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を 好きな同志が いっしょになった めでためでたの 高砂や これでせがれも 社会人 若い若い 若い門出を 祝っておくれ  さあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を かわいい初孫 あと取り出来た めでためでたの こいのぼり 登れ天まで 元気よく あすのあすの あすの日本を 背負っておくれ  さあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を おじじおばばの 喜の字の祝い めでためでたの 祝い酒 酒は百薬 月の夜 飲んで飲んで 飲んでさわいで 祝っておくれ  さあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を 老いも若きも 気持はひとつ めでためでたの 祝い節 苦労したこと 泣いたこと みんなみんな みんな忘れて 歌っておくれ福田こうへい大矢弘子和田香苗伊戸のりおさあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を 好きな同志が いっしょになった めでためでたの 高砂や これでせがれも 社会人 若い若い 若い門出を 祝っておくれ  さあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を かわいい初孫 あと取り出来た めでためでたの こいのぼり 登れ天まで 元気よく あすのあすの あすの日本を 背負っておくれ  さあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を おじじおばばの 喜の字の祝い めでためでたの 祝い酒 酒は百薬 月の夜 飲んで飲んで 飲んでさわいで 祝っておくれ  さあさ みなさん 手拍子手拍子 手拍子を 老いも若きも 気持はひとつ めでためでたの 祝い節 苦労したこと 泣いたこと みんなみんな みんな忘れて 歌っておくれ
秋田港の唄(秋田県民謡)ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー 沖の鴎に父(とと)さん聞けばよ 私しゃ立つ鳥波に聞け ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー 男鹿の山だよ港の浜だよ 春を迎える鰊船 ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー 赤い浜なすこがるる色によ 染めて着せたや黄八丈(きはちじょう) ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー福田こうへい金子洋文金子洋文ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー 沖の鴎に父(とと)さん聞けばよ 私しゃ立つ鳥波に聞け ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー 男鹿の山だよ港の浜だよ 春を迎える鰊船 ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー 赤い浜なすこがるる色によ 染めて着せたや黄八丈(きはちじょう) ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー ホーラホーサーノサエンヤラホーエンヤー
気仙坂(岩手県民謡)気仙坂(けせんざか)ヤーハーエー 七坂(ななさか) 八坂(やさか) 九(ここ)の坂(さか) 十坂目(とさかめ)にヤーハーエー 鉋(かんな)をかけて平めた それはうそよヤーハーエー 御人足(ごにんそく)をかけて平めた (ヨイトソーリャ サノナーヨーホーエ-) 何処の旦那様(えなさま)ヤーハーエー 今朝のしばれに何処さ行く 娘子(あねこ)だましの帯買いに 帯コ買うならばヤーハーエー 地よく巾よく丈長く 結ぶところは鶴と亀 鶴と亀ヤーハーエー 下るところは下り藤 目出度(めでた)いところは 祝い松 (ヨイトソーリャ サノナーヨーホーエ-)福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡気仙坂(けせんざか)ヤーハーエー 七坂(ななさか) 八坂(やさか) 九(ここ)の坂(さか) 十坂目(とさかめ)にヤーハーエー 鉋(かんな)をかけて平めた それはうそよヤーハーエー 御人足(ごにんそく)をかけて平めた (ヨイトソーリャ サノナーヨーホーエ-) 何処の旦那様(えなさま)ヤーハーエー 今朝のしばれに何処さ行く 娘子(あねこ)だましの帯買いに 帯コ買うならばヤーハーエー 地よく巾よく丈長く 結ぶところは鶴と亀 鶴と亀ヤーハーエー 下るところは下り藤 目出度(めでた)いところは 祝い松 (ヨイトソーリャ サノナーヨーホーエ-)
長者の山(秋田県民謡)盛る盛ると (ハイハイ) 長者の山盛るナー (ハイハイ) 盛る長者の山 サアサ末永くナー (ハイーキターサッサーキタサ)  山さ野火つく 沢まで焼けたナー なんぼかわらびコ サアサほけるやらナー (ハイーキターサッサーキタサ)  さんか深山(みやま)の さなづらぶどうもナー わけのない木に サアサからまらぬナー (ハイーキターサッサーキタサ)  山で切る木は いくらもあれどナー 思い切る気は サアサ更にないナー (ハイーキターサッサーキタサ)福田こうへい秋田県民謡秋田県民謡盛る盛ると (ハイハイ) 長者の山盛るナー (ハイハイ) 盛る長者の山 サアサ末永くナー (ハイーキターサッサーキタサ)  山さ野火つく 沢まで焼けたナー なんぼかわらびコ サアサほけるやらナー (ハイーキターサッサーキタサ)  さんか深山(みやま)の さなづらぶどうもナー わけのない木に サアサからまらぬナー (ハイーキターサッサーキタサ)  山で切る木は いくらもあれどナー 思い切る気は サアサ更にないナー (ハイーキターサッサーキタサ)
男の港板子一枚 生命をはった 男度胸の 海が呼ぶ 競う船出を 送ってくれる ありがとう 浜千鳥の群れよ 豊後 鶴御崎 男の港  踊る銀鱗 しぶきの華に 親父ゆずりの 腕がなる 照らせ男の この晴れ舞台 ありがとう 水の子の灯台 豊後 鶴御崎 男の港  高くかかげた 大漁旗を 待っているだろう 紅椿 松浦港は もうすぐ近い ありがとう 黒潮の幸よ 豊後 鶴御崎 男の港福田こうへい穂積淳・結城忍中村典正山田年秋板子一枚 生命をはった 男度胸の 海が呼ぶ 競う船出を 送ってくれる ありがとう 浜千鳥の群れよ 豊後 鶴御崎 男の港  踊る銀鱗 しぶきの華に 親父ゆずりの 腕がなる 照らせ男の この晴れ舞台 ありがとう 水の子の灯台 豊後 鶴御崎 男の港  高くかかげた 大漁旗を 待っているだろう 紅椿 松浦港は もうすぐ近い ありがとう 黒潮の幸よ 豊後 鶴御崎 男の港
田植踊り唄(岩手県民謡)サーサヤッサノサー コリャヤーハエ朝や折に一の水口(みのぐち)に咲いたる花はなに花 コリャヤーハエ銭の花か米の花か咲いて長者となる花 コリャヤーハエ鎌倉殿の御所の庭に臼を立てて米(よね)を搗く コリャヤーハエ臼は八柄杵(ぎぎ)は十六女の数は三十三人 コリャヤーハエ三十三人その中でどれは長者の嫁御だ ハーヨイコノヤッセ福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡サーサヤッサノサー コリャヤーハエ朝や折に一の水口(みのぐち)に咲いたる花はなに花 コリャヤーハエ銭の花か米の花か咲いて長者となる花 コリャヤーハエ鎌倉殿の御所の庭に臼を立てて米(よね)を搗く コリャヤーハエ臼は八柄杵(ぎぎ)は十六女の数は三十三人 コリャヤーハエ三十三人その中でどれは長者の嫁御だ ハーヨイコノヤッセ
沢内甚句(岩手県民謡)沢内三千石(さわうちさんぜんごく) お米(こめ)の出どこ (ハイハイトーキターサ) つけて納めた コリャお蔵米 (ハイハイトーキターサ)  大志田歯朶(おしだしだ)の中 貝沢野中(かいざわのなか) まして大木原(おぎわら) コリャ嶽(だけ)の下(した) 沢内三千石 お米(よね)の出どこ 桝で計らねで コリャ箕(み)で計る 月の夜でさえ 送られました 一人帰さりょか コリャこの闇に福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡沢内三千石(さわうちさんぜんごく) お米(こめ)の出どこ (ハイハイトーキターサ) つけて納めた コリャお蔵米 (ハイハイトーキターサ)  大志田歯朶(おしだしだ)の中 貝沢野中(かいざわのなか) まして大木原(おぎわら) コリャ嶽(だけ)の下(した) 沢内三千石 お米(よね)の出どこ 桝で計らねで コリャ箕(み)で計る 月の夜でさえ 送られました 一人帰さりょか コリャこの闇に
黒石じょんから節(青森県民謡)国は津軽の岩木の川原 三日続きの大雨降りで その夜雨にて大川にごる  国の殿様馬に乗りかけて 川原近くにお出ましなさる 里の娘は 大根洗う  これを見てとる 馬上(ばじょう)の殿は 無理な難題娘にかけた そこで娘の言うこときけば  国の殿様なに言わしゃんす 川がせまいたて後ばね出来(なら)ぬ 石が小さいとて歯が立つもんだな  山が低いたてしょわれたもんだな 針が細いたて のまれたもんだな 裸で野原さ 寝られたもんだな  ここの道理を良く聞きわけて おらが領分(りょうぶん)よく見てまわれ 水の出ないよに百姓まもれ  これに殿様 感心してか 娘ほしさに もらいをかけて 奥の御殿にアリャおさまった福田こうへい青森県民謡青森県民謡国は津軽の岩木の川原 三日続きの大雨降りで その夜雨にて大川にごる  国の殿様馬に乗りかけて 川原近くにお出ましなさる 里の娘は 大根洗う  これを見てとる 馬上(ばじょう)の殿は 無理な難題娘にかけた そこで娘の言うこときけば  国の殿様なに言わしゃんす 川がせまいたて後ばね出来(なら)ぬ 石が小さいとて歯が立つもんだな  山が低いたてしょわれたもんだな 針が細いたて のまれたもんだな 裸で野原さ 寝られたもんだな  ここの道理を良く聞きわけて おらが領分(りょうぶん)よく見てまわれ 水の出ないよに百姓まもれ  これに殿様 感心してか 娘ほしさに もらいをかけて 奥の御殿にアリャおさまった
いやさか節(北海道民謡)久しぶりだよ 故郷(こきょう)の月に (ハァ イヤサカ サッサ) 二人並んでノウ 踊るのも ソリャ踊るのも 並んでノウ 踊るのも (ハァ イヤサカ サッサ)  キリリ鉢巻 板子の上に からだ任せのノウ 北南 ソリャ北南 任せのノウ 北南  今年ゃ豊年 いやさか踊り 結ぶ心にノウ 手も揃う ソリャ手も揃う 心にノウ 手も揃う福田こうへい北海道民謡北海道民謡久しぶりだよ 故郷(こきょう)の月に (ハァ イヤサカ サッサ) 二人並んでノウ 踊るのも ソリャ踊るのも 並んでノウ 踊るのも (ハァ イヤサカ サッサ)  キリリ鉢巻 板子の上に からだ任せのノウ 北南 ソリャ北南 任せのノウ 北南  今年ゃ豊年 いやさか踊り 結ぶ心にノウ 手も揃う ソリャ手も揃う 心にノウ 手も揃う
男船荒れて 荒れて牙むく北海しぶき 来るなら来てみろ 吠えてみろ 沖へ出たなら 自慢の船さ 意地と度胸は 半端じゃないぜ 命 命 命知らずの 男船  きっと きっと あの娘に海鳴り便り 届けておくれよ 渡り鳥 陸にゃ住めない さすらい船さ 未練きっぱり 波間に捨てる 情 情 情乗せない 男船  網を 網を引く手に血潮がたぎる 根性ひとつが 宝だよ 辛さこらえる 我慢の船さ ここが一番 男の勝負 夢は 夢は 夢は大漁の 男船福田こうへいやしろよう市川昭介山田年秋荒れて 荒れて牙むく北海しぶき 来るなら来てみろ 吠えてみろ 沖へ出たなら 自慢の船さ 意地と度胸は 半端じゃないぜ 命 命 命知らずの 男船  きっと きっと あの娘に海鳴り便り 届けておくれよ 渡り鳥 陸にゃ住めない さすらい船さ 未練きっぱり 波間に捨てる 情 情 情乗せない 男船  網を 網を引く手に血潮がたぎる 根性ひとつが 宝だよ 辛さこらえる 我慢の船さ ここが一番 男の勝負 夢は 夢は 夢は大漁の 男船
北緯五十度涙 黒髪 えりあし おくれ毛 小指 くちびる 思えばつらい 波はデッキの 上から落ちる 北緯五十度 カムチャッカ沖だ こんな時にも 心の中で 紅く燃えてる 命の恋よ  海がなくても 私がいるわと 泣いてすがった あのぬくもりよ ちょっと待ちなよ 海鳥たちが 鳩やすずめと 暮らせるものか ばかなたとえで 強がり言って 沖で泣いてる 男の恋よ  夕陽 桟橋 引き波 人影 夢で毎晩 帰っているよ 今度逢ったら 打ちあけるのさ 北緯五十度 もう見おさめだ 船をおりるぜ 千島の千鳥 さらばさよなら ロパトカ岬福田こうへい中山大三郎望月吾郎山田年秋涙 黒髪 えりあし おくれ毛 小指 くちびる 思えばつらい 波はデッキの 上から落ちる 北緯五十度 カムチャッカ沖だ こんな時にも 心の中で 紅く燃えてる 命の恋よ  海がなくても 私がいるわと 泣いてすがった あのぬくもりよ ちょっと待ちなよ 海鳥たちが 鳩やすずめと 暮らせるものか ばかなたとえで 強がり言って 沖で泣いてる 男の恋よ  夕陽 桟橋 引き波 人影 夢で毎晩 帰っているよ 今度逢ったら 打ちあけるのさ 北緯五十度 もう見おさめだ 船をおりるぜ 千島の千鳥 さらばさよなら ロパトカ岬
かえり船波の背の背に 揺られて揺れて 月の潮路の かえり船 霞む故国よ 小島の沖じゃ 夢もわびしく よみがえる  捨てた未練が 未練となって 今も昔の 切なさよ 瞼合わせりゃ 瞼ににじむ 霧の波止場の 銅鑼の音  熱いなみだも 故国に着けば うれしい涙と 変るだろ 鴎ゆくなら 男のこころ せめてあの娘に つたえてよ福田こうへい清水みのる倉若晴生川上英一波の背の背に 揺られて揺れて 月の潮路の かえり船 霞む故国よ 小島の沖じゃ 夢もわびしく よみがえる  捨てた未練が 未練となって 今も昔の 切なさよ 瞼合わせりゃ 瞼ににじむ 霧の波止場の 銅鑼の音  熱いなみだも 故国に着けば うれしい涙と 変るだろ 鴎ゆくなら 男のこころ せめてあの娘に つたえてよ
萩刈唄(岩手県民謡)おれと行かねかナーハー あの山越えて (ホー) わらと鎌持ってナーハー アリャ萩刈りに (ホーホ-)  萩を刈り刈り ナーハー お山の上で (ホー) 里の馬ッコを ナーハー アリャ思い出す (ホーホ-)福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡おれと行かねかナーハー あの山越えて (ホー) わらと鎌持ってナーハー アリャ萩刈りに (ホーホ-)  萩を刈り刈り ナーハー お山の上で (ホー) 里の馬ッコを ナーハー アリャ思い出す (ホーホ-)
南部トンコ節(青森県民謡)南部姉コの なされ節一つヨート なにやと なされのヨー なにやとやらヨートンコヨー  南部姉コの なされ節踊りょート 可愛い姉コがヨー 音頭とるヨートンコヨー  姉コどごさ行く かこべこさげてヨー 猫コ腹コやんでヨー どじょう取りにヨートンコヨー  姉コどごさ行く 赤いくしさしてヨート かまどたてべとヨー ごでめけにヨートンコヨー  姉コちょっちょうらめで けこ鍋まけたヨート 杓子をよばねでヨー 手でさらたヨートンコヨー  姉コなぼになる 花なら盛りヨート 山のお月さんとヨー 同じ年ヨートンコヨー福田こうへい青森県民謡青森県民謡南部姉コの なされ節一つヨート なにやと なされのヨー なにやとやらヨートンコヨー  南部姉コの なされ節踊りょート 可愛い姉コがヨー 音頭とるヨートンコヨー  姉コどごさ行く かこべこさげてヨー 猫コ腹コやんでヨー どじょう取りにヨートンコヨー  姉コどごさ行く 赤いくしさしてヨート かまどたてべとヨー ごでめけにヨートンコヨー  姉コちょっちょうらめで けこ鍋まけたヨート 杓子をよばねでヨー 手でさらたヨートンコヨー  姉コなぼになる 花なら盛りヨート 山のお月さんとヨー 同じ年ヨートンコヨー
一寸きま(岩手県民謡)おでえるおでるても ぜってぇなもおでぇねぇ じゃじゃもえねはんで お入れえんせ コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)  誰だんべそんたなとこ こちょがす人は おれだって十六だも オショスダベヤ コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)  しばれる朝まだぢゃ 隣の婆様 オガワッコぶら下げ されぇおっけったや コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)  ドベコに酔ったぐれて キドコロ寝して 寝ぼけてキスネさ シッコたれたや コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)福田こうへい岩手県民謡岩手県民謡おでえるおでるても ぜってぇなもおでぇねぇ じゃじゃもえねはんで お入れえんせ コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)  誰だんべそんたなとこ こちょがす人は おれだって十六だも オショスダベヤ コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)  しばれる朝まだぢゃ 隣の婆様 オガワッコぶら下げ されぇおっけったや コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)  ドベコに酔ったぐれて キドコロ寝して 寝ぼけてキスネさ シッコたれたや コレチョットキマーヨ アヤオショスダヤ (アヤオショスダヤ)
酒きずな一度結んだ 命のきずな 結び通して どこまでも これが二人の 生甲斐ですと 決めた心に…エエエ…嘘はない  晴れて添えない この世の運命(さだめ) 怨む気持ちは ないものを 私独りを 残して逝った あなたあの世は…エエエ…遠すぎる  古い女と 笑われようと 肌は誰にも 許さない 月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯…エエエ…酒きずな福田こうへい石本美由起水森英夫山田年秋一度結んだ 命のきずな 結び通して どこまでも これが二人の 生甲斐ですと 決めた心に…エエエ…嘘はない  晴れて添えない この世の運命(さだめ) 怨む気持ちは ないものを 私独りを 残して逝った あなたあの世は…エエエ…遠すぎる  古い女と 笑われようと 肌は誰にも 許さない 月に淋しさ 打ち明けながら なみだ杯…エエエ…酒きずな
北国の春白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春 季節が都会では わからないだろうと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽がふく北国の ああ北国の春 好きだとおたがいに 言いだせないまま 別れてもう五年 あの娘はどうしてる あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  山吹き 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞こえる北国の ああ北国の春 あにきもおやじ似で 無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな福田こうへいいではく遠藤実山田年秋白樺 青空 南風 こぶし咲くあの丘北国の ああ北国の春 季節が都会では わからないだろうと 届いたおふくろの 小さな包み あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  雪どけ せせらぎ 丸木橋 落葉松の芽がふく北国の ああ北国の春 好きだとおたがいに 言いだせないまま 別れてもう五年 あの娘はどうしてる あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな  山吹き 朝霧 水車小屋 わらべ唄聞こえる北国の ああ北国の春 あにきもおやじ似で 無口なふたりが たまには酒でも 飲んでるだろか あの故郷へ 帰ろかな 帰ろかな
暖簾心にポツンと 寂しさの明りが灯る やさしい人に逢いたい こんな夜には 温かな言葉に ふれたい  暖簾を潜って 立ち上る湯気の行方にも ささやかな人生謳うものがある 明日を信じて生きたい 馬鹿な 生き方しか どうせできないけれど お前らしくていいさと 今夜も 酒が笑う  死ぬほど本気で 惚れて 惚れて 惚れて 惚れ貫いた あの女に逢いたい こんな夜には 気取った夢など いらない 酔って 男が涙 流せば見苦しいね すべて胸にしまえと 今夜も 酒が叱る  馬鹿な 生き方しか どうせできないけれど お前らしくていいさと 今夜も 酒が笑う福田こうへい永井龍雲永井龍雲山田年秋心にポツンと 寂しさの明りが灯る やさしい人に逢いたい こんな夜には 温かな言葉に ふれたい  暖簾を潜って 立ち上る湯気の行方にも ささやかな人生謳うものがある 明日を信じて生きたい 馬鹿な 生き方しか どうせできないけれど お前らしくていいさと 今夜も 酒が笑う  死ぬほど本気で 惚れて 惚れて 惚れて 惚れ貫いた あの女に逢いたい こんな夜には 気取った夢など いらない 酔って 男が涙 流せば見苦しいね すべて胸にしまえと 今夜も 酒が叱る  馬鹿な 生き方しか どうせできないけれど お前らしくていいさと 今夜も 酒が笑う
なみだ船涙の終わりの ひと滴 ゴムのかっぱに しみとおる どうせおいらは ヤン衆かもめ 泣くな怨むな 北海の 海に芽をふく 恋の花  クルクル帆綱を 巻きあげて 暁の千島を 忍び立ち あてにゃすまいぞ ヤン衆かもめ 舵であやつる 舟のよに 女心は ままならぬ  惚れたら遠慮は できまいが いやというなら ぜひもない 夢をみるなよ ヤン衆かもめ にしん枕に 北海の 月に哀しや 泪船福田こうへい星野哲郎船村徹山田年秋涙の終わりの ひと滴 ゴムのかっぱに しみとおる どうせおいらは ヤン衆かもめ 泣くな怨むな 北海の 海に芽をふく 恋の花  クルクル帆綱を 巻きあげて 暁の千島を 忍び立ち あてにゃすまいぞ ヤン衆かもめ 舵であやつる 舟のよに 女心は ままならぬ  惚れたら遠慮は できまいが いやというなら ぜひもない 夢をみるなよ ヤン衆かもめ にしん枕に 北海の 月に哀しや 泪船
あんたコップ一杯 飲む酒も なぜか淋しい 今日の酒 外は冷たい 雨が降る 飲めば飲むほど 哀しくなるわ 涙流れる グラスの中に 悪い私を 叱ってあんた どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた  別れましょうと 強がりを 言ったつもりじゃ なかったわ 濡れて帰るわ 雨の街 弱い私に 冷たい雨が 音もたてずにただ降りしきる もっと叱って 私をもっと どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた  眠りたくない 一人では 帰りたくない 一人では 私悪いわ 馬鹿でした 傘もささずに 夜更けの街を 雨よつつんで 朝までずっと 酔うに酔えない 今夜の酒は どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた福田こうへい吉幾三吉幾三山田年秋コップ一杯 飲む酒も なぜか淋しい 今日の酒 外は冷たい 雨が降る 飲めば飲むほど 哀しくなるわ 涙流れる グラスの中に 悪い私を 叱ってあんた どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた  別れましょうと 強がりを 言ったつもりじゃ なかったわ 濡れて帰るわ 雨の街 弱い私に 冷たい雨が 音もたてずにただ降りしきる もっと叱って 私をもっと どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた  眠りたくない 一人では 帰りたくない 一人では 私悪いわ 馬鹿でした 傘もささずに 夜更けの街を 雨よつつんで 朝までずっと 酔うに酔えない 今夜の酒は どこへ行ったのよ 戻って来てよ ねえあんた
夫婦舟この川がどこへ 流れて行こうとも 岸をはなれた 夫婦舟 愛し合う ふたりに嵐が 吹こうとも 一緒に生きてく あなたがいるわ  浮草に似ても いいのよかまわない 夢が積荷の 夫婦舟 ふるさとに 戻れるその日が なくっても 涙を拭きあう あなたがいるわ  幸せをつなぐ どこかに橋がある そこへ着きたい 夫婦舟 この人の 明日に私の 明日がある 一緒に生きてく あなたがいるわ福田こうへい荒川利夫聖川湧山田年秋この川がどこへ 流れて行こうとも 岸をはなれた 夫婦舟 愛し合う ふたりに嵐が 吹こうとも 一緒に生きてく あなたがいるわ  浮草に似ても いいのよかまわない 夢が積荷の 夫婦舟 ふるさとに 戻れるその日が なくっても 涙を拭きあう あなたがいるわ  幸せをつなぐ どこかに橋がある そこへ着きたい 夫婦舟 この人の 明日に私の 明日がある 一緒に生きてく あなたがいるわ
古城松風騒ぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘(わ)びし 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ ああ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔(こけ)むして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁(かり)の 声悲し福田こうへい高橋掬太郎細川潤一川上英一松風騒ぐ 丘の上 古城よ独(ひと)り 何偲(しの)ぶ 栄華の夢を 胸に追い ああ 仰げば侘(わ)びし 天守閣  崩れしままの 石垣に 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ ああ 往古(むかし)を語る 大手門  甍(いらか)は青く 苔(こけ)むして 古城よ独り 何偲ぶ たたずみおれば 身にしみて ああ 空行く雁(かり)の 声悲し
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