阿久悠作詞の歌詞一覧リスト 1734曲中 401-600曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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わたしの恋歌~水の流れに花びらが~菅原やすのり | 菅原やすのり | 阿久悠 | 浜圭介 | 街を流れる 那賀川の 岸にのこした おもいでは 過去という日の グラビアの セピア色した 初恋よ 水の流れに花びらが 浮いて沈んで 万華鏡 人の心を思わせて 逃げて招いて 消えてゆく ああ ふるさとの川 肩にこぼれる白梅や 髪を彩る 紅梅や 春の季節に 頬染めた 純なあの人 どこにいる 人はそぞろに 歩きつつ あの日あの頃 思い出す 風はつめたく なぶっても 寒さ知らない 日もあった ああ ふるさとの町 山は緑に 海碧く 道は真白に 陽に映えて 歴史たずねる 街道を 歌をうたって 歩いてた 時の流れに 旅人が 昔恋しと 揺れて行く 古い家並も 松の木も 今は逢えない 人に似て ああ ふるさとの道 | |
D・51菅原やすのり | 菅原やすのり | 阿久悠 | 浜圭介 | 鉄路のあとに 草群れて 旅情をたどる すべもなく いま夏ざかり まっさかり 地平に雲が わくばかり 走れD51 汗かいて あの日この俺運んだように いま夢破れ 帰り来て 幼き日々に 身をひたし 希望をつなぐ 二筋の 鉄路をたずね さ迷える 走れD51 わなないて あの日この俺さらったように 草かき分けて つき進む 鉄さび色の 石を踏む 枕木くちて 土になり 大草原に 風が吹く 走れD51 火を噴いて あの日この俺誘ったように 走れD51 汗かいて あの日この俺運んだように | |
朧月夜八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 弦哲也 | 朧月夜は 男に似合う 影が泣いても 顔まで見えない ほろ酔いの ふりをして 一歩二歩と よろめいて ひとの視線が なくなれば 背骨シャンとして 歩き出す こんな男がいたらいい 昔はちょっといた筈の… おほろ おぼろ おぼろ おぼろ 朧月夜のいい男 朧月夜は 女を磨く 瞼はれても 涙は出さない 純愛に 傷ついて 一つ二つ 酒を飲み 肩が斜めに くずれたら 瞳キラリとさせ あとを追う こんな女がいたらいい 昔はちょっといた筈の… おほろ おぼろ おぼろ おぼろ 朧月夜のいい女 こんな二人がいたらいい 昔はちょっといた筈の… おほろ おぼろ おぼろ おぼろ 朧月夜のいい景色 朧月夜のいい景色 | |
あなたの背中に八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 杉本眞人 | ふともの想う 横顔や ズシンと響く 低音や ひとりの酒の 静かさや それらのすべて 好きでした 自分を捨てて 生きつづけ みんなのために 燃えつきる そういう人が 世の中で 寂しく沈む はずがない あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります お酒を少し 控え目に 色気もちょっと おさえ目に こころの憂さに 縛られず 昔の笑顔 想い出し 世間の風に 追われても 値打ちが消えた わけじゃない 風邪ひくことの ないように 元気な声で歌ってね あなたは まだまだ 男ざかり その気にさせたい 応援歌 あなたの背中に送ります あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります | |
未知という名の船に乗り![]() ![]() | 合唱 | 阿久悠 | 小林亜星 | 未知という名の船に乗り 希望という名の地図を見て 夢という名のコンパスで 未来を訪ねる冒険者 心に鍵はかからない いつでもいっぱい開いておけば はるか銀河の彼方から 未知という名の船が着く ちょっと不思議も ちょっと疑問も ちょっと悩みも 訪れる 未知という名の船に乗り 勇気という名の帆をはって 愛という名の舵をとり ぼくらはこぎ出す冒険者 心はいつもパノラマだ 楽しい世界を描いていれば どんな小さい窓辺にも 未知という名の船が着く ちょっと不思議も ちょっと疑問も ちょっと悩みも 訪れる | |
夢光年影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 影山ヒロノブ・こおろぎ'73 | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 星屑の 海の中 ただよう夢求め 時を超えて はるか 人の世で 見失い 今ではもう遠い 夢を探す人よ もしもどこかで 見つけたなら かけらだけでも 持って帰れよ ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年 手を出せば 逃げて行く 姿を変え 消える 人が捨てた夢よ 失って 気がついて たずねる夢 いずこ やがて人の胸に もしもどこかで 出逢ったなら 二度と手放すことはないだろう ああ夢みるよろこび ふたたび ああ夢みるしあわせ ふたたび……夢光年 | |
MAY BEシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | SHEENA & THE ROKKETS | いつの日か人間が人間を信じ 愛もかけひきではなく 他人のために自分を傷つけることだと わかり合える世の中が 戻ってくるだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく戻ってくるさ いつの日か少年と少女らのために 夢を語って聞かせて きれいなままでこの世は生きられるものだと 胸を張れる世の中が 普通にあるだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく普通にあるさ Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく普通にあるだろう いつの日か恋人が恋人を抱き 愛の生命を作って 大きくなったお腹をいとおしむ二人を 祝い合える世の中が 残っているだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく残っているさ Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく残っているだろう Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく メイビー |
天国はあるけれど天国には誰もいないシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | SHEENA & THE ROKKETS | どうせなら天国へ行きたいじゃないの 地獄の責苦なんて マッピラだから いいことしようと考える 笑うけど誰だって そうなんじゃないの はぐれた猫を抱いて 連れて帰るのも 天国めあてのことだって 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て そんなものあるわけが ないじゃんなんて 強がる奴に限り うろたえるのよ 地獄でキッチリ苦しみな たっぷりと人間を 愛している限り さびしい思いなんて しなくて済むわ 花から花へと翔びまわる 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て だけどある時気がついたの 天国はあるけれど 天国には誰もいない きれいな花ときれいな風 わたし一人でどうしよう 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て 神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て 神さまお願い神さまお願い 神さまお願い...... |
ムーンライト・エクスプレスチェウニ | チェウニ | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | 喧嘩のあとに 激しく愛しあい また わがままばかり 云い合い 愛することと 甘えて 生きるのが いつしか一諸に なっていた ほんの二年 だけど二年 もう 今は子供じゃない キスの数をかぞえ 嬉しがって これから先 生きられない さよなら あなた 私ひとりになるわ 失恋列車と呼ばれる 汽車に乗って 行くあてなしの ちょっと心の旅路 ほんとに これで さよなら 流れる街は はんぶん 灯も消えて ただ 涙の中を かすめる フランス料理 ひとりで食べたあと 小さなベットで 横になる たった二年 長い二年 目を見ても ときめかない テレビドラマ 真似たような恋は くやしいけど 出来なくなる さよなら あなた 私ひとりになるわ 涙と未練はホームに 置いてきたわ 窓から入る 月の光に濡れて 手を振りながら さよなら 明日は明日 昨日はもう来ない この私は 二度と泣かない 思い出だけが 一駅過ぎる度 だんだん 遠くになって行く |
港町絶唱八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 浜圭介 | こんな私も 春には都会で 笑いころげて くらしてた せまい部屋でも 小鳥を飼って 好きな男に もたれてた 北国行きの 列車に乗って 流れる景色に 泣いたのは 夏から 秋の境い目で すべてがかげる頃のこと ああ 海峡に 日が落ちる そして私は 無口になって 波の音きき 生きている 鴎ばかりが にぎわう海を 日がな一日 見つめてる 落ち着き場所も まだ決めかねて 荷物もとかずに 部屋の隅 秋から冬へ 日が移り 死にたくなれば それもよい ああ 海峡に 雪が舞う 浮灯台が 身をもみながら 港のはずれに かすむのは 冬から春へとかけ足で 女の胸も とける頃 ああ 海峡に 風が吹く | |
流転の詩ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | 若い男に 惚れたら駄目と 貢ぐ気持に なったら駄目と あれほどみんなに いわれていたのに あなたは こうしてここにいる 私にもたれて ここにいる 馬鹿な女と いわれる前に そっとどこかへ 流れて行くわ やっぱり裸に むかれてしまって 私は手荷物 一つだけ 涙のたまった 一つだけ 風のうわさは よくないうわさ 死んだ話しも 一つや二つ 時々お酒の さかなにされてる だけども 私は生きている 流転の巷で 生きている | |
私は死にたいちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 筒美京平 | 涙がかわきません 三日も過ぎて あれからぬれたまま 私の頬は あなたが背中でしめたドアの音が 今でも耳の底に のこっています 抱かれたベッドで こんなに泣くなんて 皮肉なことだと うらんでいます 明日の朝には 笑えるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょう 電話がかかりません あなたの部屋へ 何度もかけたけど お話し中で モンローみたいに 死んでみたい気持 別れのことばを 伝えたいのよ それでも結局 死んだりはしないで いつもと同じに ふるまうでしょう あなたに戻って もらえるかしら いえいえやっぱり 駄目でしょう | |
お酒の味ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 小林亜星 | 来るか来ないか半々の 賭けにあずけたしのび逢い そっとホテルの窓をあけ 山の音きく夜ふけ頃 ……ひとり慣れない酒をのむ きっと来るわといいきかせ 来ない時にも嘆くなと 胸をおさえてつぶやいて 過ぎる時間を見つめてる ……ひとりうつろに酒をのむ 冬が静かにしのび寄る 不意にみぞれの音がする これではかない夢も消え 後は未練を捨てるだけ ……ひとりふるえて酒をのむ | |
波止場通りちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 川口真 | 波止場通りの朝 流れる白い霧 よろめくように急ぐ あなた 私 好きにならなきゃいい 最初はそう思い 重ねた愛がいつか 傷をつける もっとゆっくり歩いて 別れ道だから からだから逃げて行く しあわせのぬくもり 誰も乗らない船 あなたがひとりだけ 悲しいドラマみたい あなた 私 波止場通りの朝 まばらな人の影 鼻唄まじり帰る つらい私 どうせいつものよう 終りが来ただけと 強がる頬をぬらす 白い涙 もっとしっかり歩いて みじめ過ぎるから 燃えるだけ燃えたから 後悔はないはず 船の汽笛が鳴る 鴎がとんでいる 波止場の朝があけて それで終り | |
お別れ記念ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 及川恒平 | 出来るなら 三日後の午後七時 坂上のレストランで お逢いしたいのです お別れしてちょうど二年 その時間 同じ場所同じように お逢いしたいのです なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです お天気は当分は くずれません そのように天気予報 今朝もいってました あなたはまだ 雨が降れば怒りっぽく 傘をさし出かけるなど きっとしないでしょう なぜかしら 理由がなければ 声がかけられません お別れ記念というのは 変ですか 正直にいえば 愛してるのです | |
風の吹く日と一日はちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 川口真 | 風の吹く日と 一日(ついたち)は なぜか心が ゆれ動く 遠い昔に 別れたひとを 思い出したり しのんだり このままで のんびりいることが 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女 風の吹く日と 一日(ついたち)は 肌が乾いた 気がするの ひとり鏡に 顔をうつして 長い時間を 過してる 何ごとも起きない 毎日が 女にとって しあわせでしょうか そんなつぶやき くり返す 私は女 ゆれる女 | |
雪の宿ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | しんと沈まる 雪の夜 腕を枕に 泣く女 今夜かぎりの 恋の旅 かわす言葉も とぎれがち ほんのつかのま まどろんで 肩を押されて めざめたら 窓にとどいた 大雪で 帰るバスさえ ないという どうせ降るなら うまるほど 降ってほしいと 駄々をこね 指のつめたさ 口にして 頬に涙の 雪の宿 | |
二泊三日ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 小林亜星 | 永過ぎる春に 終りを告げるため 私はあなたと 旅に出ました 何ごともなくて 毎日過ぎて行き ふたりの心は 死んでいたから 二泊三日の旅に すべてを 賭けるつもりで やって来ました あなたはまるで 子供のように 景色見つめて はしゃいでいるけど 旅の宿へ着き ゆかたに着がえたら なぜだか 涙があふれ出ました 悲しみじゃないと わかっているけれど よろこびでもない 涙だったわ 二泊三日の旅は ふたりを どんなふたりに 変えて行くでしょう あなたはずっと 煙草をふかし 妙に無口で すわっているけど | |
ひき語りちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 及川恒平 | 外は雨ですか 土砂降りですか 妙に気分が 沈んで来ます こんな夜には 身の上話を 問わず語りに したくなります 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 真夜中に 女ひとり 目をとじて しみじみ歌う ひき語り 雨はやみますか 長雨ですか ぬれて帰れば 風邪をひきます こんな機会は めったにないから 朝が来るまで 歌いましょうか 半分はつくり話と思って下さい おひまなら 真実を見つけて下さい 暗がりに 女ひとり ギター抱き しみじみ歌う ひき語り | |
ふたり自身ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 筒美京平 | 朝のコーヒーは にがい悲しみが そしてたばこは 白いはかなさが 窓の外には 細い雨が降り ぬれた小鳥が 迷いこんで来る ふたりはだまって たがいの肩を抱き そんな景色に 心をひたしてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身 好きなポピュラーを そっとくちずさみ 胸の思いを 伝えているけど 白いYシャツ 黒いタイをしめ そしてスーツを 肩にかけている ふたりはそれぞれ 思いをしのばせて そんな時間を 静かに見つめてる 逢えば同じ数だけ 別れを味う ふたり自身 | |
ステーションホテル24時八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 杉本眞人 | さびしさの あまりに いたずらの 煙草 立ちのぼる けむりに 涙ぐむ 実りなく 終わった 恋の日を 思い むなしさの 真夜中 ひとりきり くるおしい抱擁 信じたい言葉 すべて 投げ捨てて わたしは 旅へ… ああ ああ ステーションホテル 24時 口紅を 落として 爪の色 変えて 出来るだけ 素顔で 眠りましょう 明日の朝 始発で 旅に出る時は けだるさの かけらも ないように 華やかな 毎日 にぎやかな くらし 今は もう忘れ わたしは 他人… ああ ああ ステーションホテル 24時 ああ ああ ステーションホテル 24時 | |
あの鐘を鳴らすのはあなた (New Version)和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | 森田公一 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた | |
横恋慕 YOKORENBO梓みちよ | 梓みちよ | 阿久悠 | 吉田拓郎 | 真実が 悪者に されてしまって いいものか 横恋慕 そう呼んで 他人はわたしを また責める 火のからだ もてあまし 水のシャワーを 浴びたって おとなしい女には 戻れそうにもありません あぁ フランスの香水は 強過ぎますか あぁ ますます悪女に 思えますか 恋い焦がれ 恋い焦がれ 純情 ひとすじ 恋い焦がれ 少し遅れて あなたに逢っただけ 少し遅れて 横恋慕 運命の いたずらに 負けてしまって いいものか しあわせを 半分に 分けてしまえば ゼロになる あぁ スペインのリキュールは 酔い過ぎますか あぁ いけないことまで 話しますか 恋い焦がれ 恋い焦がれ 純情 ひとすじ 恋い焦がれ 少し遅れて あなたに逢っただけ 少し遅れて 横恋慕 恋い焦がれ 恋い焦がれ | |
おまえさん木の実ナナ | 木の実ナナ | 阿久悠 | 丹羽応樹 | おまえさん 雨だよ 淋しいよ 日の暮に ポツンと たまらないよ おまえさんが持っていったきり傘もないし おまえさん 雨だよ 淋しいよ 今夜は休もうかと思うんだよ あの頃は 笑い上戸で この頃は 泣き酒だって おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ おまえさん 夜だよ せつないよ 真白な枕が 憎らしいよ おまえさんが忘れていったセーター着て おまえさん 夜だよ せつないよ 今夜は眠ろうかと思うんだよ お酒まで 空(から)になって ごろごろと ころがっているよ おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ おまえさん 帰っておくれよ あたしが あたしが 悪かったよ | |
愛の勇者たち (テレビサイズ)ささきいさお | ささきいさお | 阿久悠 | 宮内国郎 | 心を砂漠にしてはいけない かわいた心に夢はわかない ぼくらが胸に飾る勲章は 愛と夢と男のロマン 銀河は今日も美しく 誰もが眠りにつく時に ひた走る ひた走る 愛の勇者たち | |
ザ・ウルトラマン (テレビサイズ)ささきいさお・コロムビアゆりかご会 | ささきいさお・コロムビアゆりかご会 | 阿久悠 | 宮内国郎 | 誰もが知ってる ウルトラの戦士 光か はやてか 音か 今 燃える 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン | |
真赤なスカーフ (テレビサイズ)ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | 阿久悠 | 宮川泰 | あの娘がふっていた 真赤なスカーフ 誰のためだと 思っているか 誰のためでも いいじゃないか みんな その気で いればいい 旅立つ 男の胸には ロマンの かけらが欲しいのさ ラララ… ラララ… ラララ…… 真赤なスカーフ | |
宇宙戦艦ヤマト (テレビサイズ)ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | ささきいさお、ロイヤル・ナイツ | 阿久悠 | 宮川泰 | さらば地球よ 旅立つ船は 宇宙戦艦ヤマト 宇宙の彼方 イスカンダルへ 運命背負い 今 飛び立つ 必ずここへ 帰って来ると 手をふる人に 笑顔で答へ 銀河をはなれ イスカンダルへ はるばるのぞむ 宇宙戦艦ヤマト | |
お元気ですか![]() ![]() | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | お元気ですか 幸福ですか お返事下さい 気にしています 夜ふかしぐせはいけないのです 若さがどんどんなくなるのです 私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい お元気ですね 幸福ですね お返事ないのはそうなのですね 毎日何か夢中になって 手紙を書くまがなくなるのでしょう 私はだけどちょっぴり不幸 不幸感じて 悩んでいます お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい 私にとって あなたはとても とても大事なひとですから お願いです お願いです お元気で そしてまた逢いに来て下さい | |
流されて桂銀淑 | 桂銀淑 | 阿久悠 | 金起杓 | 荻田光雄 | 腕に爪の傷あとを 胸に愛の傷あとを 過去は夢もひび割れて 暗い歌をうたう なぜに人はしあわせを つなぐことが出来ないの 綱が切れた舟のよう 遠く消えてしまう 流されて 流れ流れ 今はもう逢えないけど たゞひとつ胸の奥で 枯れない花がある 時はいつも悪戯(いたずら)を 人に仕掛けてばかりで 夏の夜が明けるよう すぐに夢をさます 流されて 流れ流れ 哀しみも忘れたけど たゞひとつふれただけで 泣きたい傷がある 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる 流されて 流れ流れ 今はもう逢えないけど たゞひとつ胸の奥で 枯れない花がある 流されて 流れ流れ 哀しみも忘れたけど たゞひとつふれただけで 泣きたい傷がある 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる 流されて 流れ流れ 想い出も見えないけど たゞひとつまぶた閉じて たずねる人がいる |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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お前に惚れた萩原健一 | 萩原健一 | 阿久悠 | 井上尭之 | (セリフ)20何年 生きてきて いろいろな女もみてきたけど その…おまえのような女に 出会ったことなかったよ いや 本当 惚れたよ 惚れたんだよ お前に うぶな心に負けたんだよ あん時ゃ小娘だと思ったが おふくろみたいな気持でいてくれた 無理に笑いながら俺をなぐさめる 可愛い奴さ 馬鹿なんだよ 俺は 夢が何度もこわれるんだよ あん時ゃ哭く気もない負け犬で 誰もが背中を向けてた時だった 弱いひとでいいと俺を追って来た 負けたよ 馬鹿なんだよ お前は 馬鹿がやたらにしみるんだよ あん時ゃどうしようもない土砂降りで まさかと思ったお前が立っていた 家も親も捨てて俺のふところへ ふびんな奴さ | |
こころの叫び野口五郎 | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 傷つくのがこわいからといって このままにはしたくはない 何かが今ぼくの胸ではじけ 生きるために走れという なぜ あなたを捨てるのか なぜ しあわせ捨てるのか 真実の愛に気づくまで この愛は忘れたい 形だけの愛や夢がこわい このからだでつかまえたい 若いことはなやむことと知って 明日もまたさすらうだろう あの やさしい毎日も あの あなたのささやきも 人生の意味にふれるまで しばらくは忘れたい |
本牧メルヘン門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 本牧で死んだ娘(こ)は鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う そう思う | |
世迷い言![]() ![]() | 中島みゆき | 阿久悠 | 中島みゆき | 戸塚修 | 窓打つ木枯しみぞれがまじる カタリとデジタル時計が変わる もしやあんたが帰って来たのかと ベッドをおりたら出るくしゃみ 変なくせだよ男にふられたその後(あと)は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ 蜜柑をむく指黄色く染まる 忘れたマニキュアはがれて落ちる とてもあんたにゃついて行けないわと 無理して笑えば出るくしゃみ いやなくせだよせいせいしている筈なのに 背中を寒気が駆けぬける 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ 変なくせだよ男にふられたその後は なぜだかきまって風邪をひく 真夜中 世の中 世迷い言 上から読んでも下から読んでも ヨノナカバカナノヨ |
星のペンダントささきいさお | ささきいさお | 阿久悠 | 宮川泰 | 宮川泰 | あの娘がくれた星のペンダント この胸できらめく瞳のように 旅立てば銀河 旅立てば宇宙 遥かの彼方 時の彼方 さらば さらば さらば さらば Good-bye Good-bye,my darling. 今 ここに男が旅立ちの歌を 唇を震わせ歌う 歌う 愛する人よ また会う日まで 愛する地球よ また会う日まで 心をつなぐ星のペンダント 手のひらで温め あの娘を想う いつの日か錆びて いつの日かちぎれ それでも胸で永久に輝く さらば さらば さらば さらば Good-bye Good-bye,my darling. 背伸びして見送る人々の中で 美しいあの娘が踊る 踊る 愛する人よ また会う日まで 愛する地球よ また会う日まで 愛する人よ また会う日まで 愛する地球よ また会う日まで |
愛よその日まで布施明 | 布施明 | 阿久悠 | 布施明 | 宮川泰 | もしも今から百年が過ぎ ぼくらによく似た子供たちが 微笑みと歌とを忘れない時 人はみな愛せるかもしれない その頃には緑が地にしたたり やわらかな陽ざしが花を咲かせる その日まで その日まで その日まで 愛よ 枯れるな 傷つくな もしも今から百年が過ぎ ぼくらが夢みた時になれば 美しい裸に何もまとわず 人はみな愛せるかもしれない その頃にはきらめく星が戻り 心にはやさしい歌が芽ばえる その日まで その日まで その日まで 愛よ しぼむな こわれるな あなたは誰かを愛してますか それは近くにいる人ですか あなたは誰かを愛してますか それは近くにいる人ですか |
てふてふダ・カーポ | ダ・カーポ | 阿久悠 | 榊原政敏 | 夏ざかり 恋に身を灼(や)く 昼さがり 眩(まぶ)しき窓を 蝶がかすめる あなた お手紙 どうされました 寂しいじゃ 寂しいじゃありませんか 夕立が 月を待つ気の 花を打つ その陰あたり 蝶が隠れる あなた 夢にも現われません 冷たいじゃ 冷たいじゃありませんか 春から夏へ 夏から秋へ 風もか細く思える頃に 私はひとり からだもやせて 蝶のお墓をつくりました 額縁に 羽をひろげて 鮮やかに 姿よけれど 蝶は飛べない あなた お返事いただきました 短いじゃ 短いじゃありませんか 縁談を 話す人らの 声響き 秋桜(コスモス)の庭 蝶をたずねる あなた どうやら お別れですね 悲しいじゃ 悲しいじゃありませんか 夏から秋へ 秋から冬へ 弱い陽(ひ)ざしが恋しい頃に 私はひとり 思い出抱いて 蝶のまぼろし追いかけました 春から夏へ 夏から秋へ 風もか細く思える頃に 私はひとり からだもやせて 蝶のお墓をつくりました | |
昭和恋唄小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 谷村新司 | 萩田光雄 | いのちあるなら 恋に生き 花の桜と 競いたい たとえみじかい 春だって 思いとげれば 悔いはない おとめ十八 おとこははたち おとな こどもの境なく ともにこの世に 生れたことを 花と信じて 咲いていた あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも ときは昭和の 真中で 吹いた嵐も 過ぎたころ 飢えた心も 満たされて めぐり逢う日を 待っていた おとめ十八 おとこははたち 人の情けを 知りそめて 熱い涙を 流せることを 恋と信じて 抱いていた あああ あああ 一日 一日 遠くなる わたしの時代が遠くなる そして あのこも あのひとも |
慎吾ママの学園天国-校門篇-慎吾ママ | 慎吾ママ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 小西康陽 | 悩みのある子も 眠い子も このママに おっはーしてごらん もうモヤモヤ 晴れていき 走っていけるよ おっはー 朝の校門を おっはー エイッと駆けぬけて Yeah Yeah Yeah ヒーローは きみときみと ヒロインは きみときみ みんな主役さ 勉強してても しなくても 友だちにかわりはないんだよ また帰りに この門で 投げチュッチュ あげましょう 失敗した子も 負けた子も このママに サヨナラしてごらん 泣きたいなら この胸で ワンワン泣きなよ おっつー 午後の校門で おっつー ピョンと跳び上がり Yeah Yeah Yeah ヒーローは きみときみと ヒロインは きみときみ みんな主役さ 花マルついても なくっても ピカピカの子どももいるんだよ また明日も この門で 投げチュッチュ あげましょう |
京の石段渚ゆう子 | 渚ゆう子 | 阿久悠 | 中村泰士 | 高田弘 | 京の石段 女が一人 日傘くるくる 回して下りる 初恋のあの人は 今は何処にいる 逢いたくて 逢いたくて おみくじ引いて 願かけました 強い女になりますと 京の石段 女が一人 涙ほろほろ 流して下りる 諦めはいけないと 胸に言い聞かせ 好きだから 好きだから せつないほどに 苦しみました 泣かぬ女になりたいの 京の石段 女が一人 恋をしみじみ 感じて下りる この命一度だけ 賭けてみたいから 追いかけて 追いかけていきたい心 打ち明けました 生きた女になるために |
お前のすべてをザ・モップス | ザ・モップス | 阿久悠 | 村井邦彦 | いやだ いやだ いやだよ… もうもどれない ああ もうお前をはなせない お前なしでは… もう もう もう いやだ この手を俺のために この香りを俺のために このぬくもりを俺のために もしお前がいなくなったら 俺は 俺は 暗い闇に沈んでしまう だから しっかり しっかり俺の手を お願い ああ I LOVE YOU… バカだと言うのかい クレージィだと言うのかい いいのさ 何と思われても だから しっかり しっかり俺の手を お願い ああ I LOVE YOU… | |
みちゆきチョー・ヨンピル | チョー・ヨンピル | 阿久悠 | 叶弦大 | 十日も早い 冬のおとずれ 波しぶく海の 嘆き歌 この世に二人の 恋のみちゆき 寄りそえば あたたかい 肌の熱さが なぐさめる 海猫だけが さわぐ岸壁 立ちつくす船が 身もだえる 北行くさだめの 恋のみちゆき 風に鳴る 窓をあけ 行くに行けない 海を見る 都を捨てて 夢を残して さまよえば 既に 冬景色 愛して生きたい 恋のみちゆき くちびるに ふれたまま 思いあふれて 涙ぐむ | |
もしもピアノが弾けたなら![]() ![]() | 西田敏行 | 阿久悠 | 坂田晃一 | 坂田晃一 | もしも ピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに 伝えることだろう 雨が降る日は雨のように 風吹く夜には風のように 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア… 残される もしも ピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ きみに 聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけど ぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空(から)まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア… 遠ざかる |
いい夢みろよ西田敏行 | 西田敏行 | 阿久悠 | 坂田晃一 | 坂田晃一 | きみは今日 はじめての悲しみに 人を信じることを忘れてしまった この世に裏切りもあるけれど それとおんなじ数の誠意もあるのさ つめたい水で 顔を洗い 唇に紅でも薄くさして 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 愛するきみよ いい夢みろよ きみの手は しあわせを取り落し 人を愛することを忘れてしまった 傷ついたその胸を抱くよりも 熱い心の人にさわってごらんよ パジャマのボタン 一つはずし やわらかい枕に頬をうずめ 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 眠れ 愛するきみよ いい夢みろよ |
ルネッサンス西田敏行・桃井かおり | 西田敏行・桃井かおり | 阿久悠 | 坂田晃一 | 坂田晃一 | 幻の鳥は あなたの胸で 飢えて 渇いて 身悶えている ある日 それに気づいた うつむかない詩人のように 勇気と道化(どうけ)は紙一重 誠意と愚かも紙一重 だけど僕ならば あなたがわかる 月の光があれば手紙が読める 雨のしずくがあればピアノが聴ける 愛はRENAISSANCE 男と女はRENAISSANCE 砂山の砂に 埋(うず)めた夢を いつか女は確かめに行く ある日 それを見つけた あきらめない子供のように 自由と孤独は紙一重 微笑(びしょう)と嘆きも紙一重 だけど私には あなたがわかる あなたがわかる わかる 部屋にマッチがあれば希望を照らす 紙の飛行機あれば未来へ翔(と)べる 愛はRENAISSANCE 男と女はRENAISSANCE |
ナザレの舟唄門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 浜圭介 | 女はみんな黒を着て 浜で網をつくろう 寄せる波の荒さよ 晴れた空の眩(まぶ)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波の中から戻るあんたを 十年待つよ わたしの心 女が後家(ごけ)と思うなら とうに浜を捨てるよ 焦(こ)げて匂う鰯よ 赤い酒の美味(おい)しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 波を拍子に歌うあんたを 覚えているよ わたしの心 女は時に石を蹴り 神を呪い 踊るよ 風がなぶる黒髪 灼けた肌の悲しさよ 天までとどけ ナザレの舟唄 天までとどけ 舟唄 濡れた体で走るあんたを 抱く気でいるよ わたしの心 抱く気でいるよ わたしの心 | |
嘆き節はやめにして門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 浜圭介 | 港町やら 雪降る町や 遠いばかりの 故郷の町や 涙まじりの 想い出ばなしは 千日だって 語れるが 歌うなら 嘘でいいから 嘆き節はやめにして 一人二人と寄りそえる 歌を一緒に歌いたい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい 十九、二十歳(はたち)の 色恋沙汰や 二十二、三の 悲しみもよう セピア色した 憂(うれ)いの過去など アルバム一つ あればいい 歌うなら 夢を承知で 嘆き節はやめにして 生きる元気が満ちて来る 歌を一緒に歌いたい 人間だから しあわせがいい そっと抱ければ さらにいい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい | |
もの想いあべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | 時にはひとりで もの想いに沈みたい 海辺のテラスで 人生など思いたい 貝がらを耳にあて波のうらないを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はしあわせか あのひとはいいひとか そんな時にきっとわかるわ 誰にも逢わずに もの想いに沈みたい 季節が終った 海辺に来て過ごしたい 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ 色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ | |
秋日和あべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | 秋のセーターを編みあげました 多分気にいると思います 好きな果物を買っておきます 鍵はともだちにあずけます 私は行かなければなりません 話が出来なくてごめんなさい 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい 窓のカーテンをとりかえました すぐに気がついてくれるでしょう 爪を伸ばしては危いのです 棚に爪切りを置きました 私は行かなければなりません あなたにさよならをいうのです 私をさがさないで下さい 私をさがさないで下さい | |
突然の愛あべ静江 | あべ静江 | 阿久悠 | 三木たかし | 私はあなたに恋をしました 涙が出るほど好きなのです いけないことだと思いましたが 心を素直に打ち明けます 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしてふるえています あなたの腕がほしいのです 三日もつづけて夢をみました 不安なめざめが気になります あなたの言葉を思い出しては あれこれ占う毎日です 突然の愛は迷惑でしょうか もっと時間をとおっしゃるのでしょうか 私はこうしておびえています あなたの胸がほしいのです | |
甲子園の詩~ぼくはヒーローになれなかったよ~水前寺清子 | 水前寺清子 | 阿久悠 | 三木たかし | 狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く ぼくはヒーローに なれなかったよ 突然 球場は静かになった 呆然とふり仰ぐ 真夏の空に秋によく見る 雲が流れた あいつはぼくより上だった 凄いボールを投げてきた 一打逆転 晴れの場面が 瞳の奥で 消えていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園 ぼくはヒーローに なれなかったよ 大きな溜息が 拍手に変わる 鳴り渡るサイレンに ふと気がついて くやし涙が 頬にこぼれた あいつは 大きく見えていた 強い心を持っていた 夢のかけらの砂を集めて ぼくらの夏は 去っていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園 狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く また来いよ(また来いよ) きっと 来年も(きっと 来年も) 六万人の(六万人の) 声が湧く | |
北から南から島津ゆたか | 島津ゆたか | 阿久悠 | 三木たかし | 雨の札幌 女がひとり つららみたいに冷えた指 生れさいはて稚内 十九過ぎから来たという あなたみたいな渡り鳥 惚れて苦労をしたという 雨の東京 女がひとり いつも素顔で訪れて 鳩がふるえる境内で 恋のざんげをするという あなたみたいな渡り鳥 夢と思えばいいという 雨の金沢 女がひとり 能登の匂いの汽車を待つ 輪島旅したあのひとが きっと帰りに寄るという あなたみたいな渡り鳥 だけど心があるという 雨の大阪 女がひとり 橋を渡って店に出る 雨の降る日は化粧して 紅も濃いめにひくという あなたみたいな渡り鳥 たまに惚れてもいいという 雨の倉敷 女がひとり 傘を斜めに川づたい はねの上った裾あげて 古い女とそっという あなたみたいな渡り鳥 泣いて待つのはいやという 雨の長崎 女がひとり 恋の迷路の石だたみ 白いコートの肩さえも ぬれて重たくなるという あなたみたいな渡り鳥 ついて行ってもいいという | |
アンサーソングは哀愁早見優 | 早見優 | 阿久悠 | 馬飼野康二 | 無邪気な顔の微笑みを 仲間のうちで見せながら 一人になると心がうずく毎日 鏡の中で大人びて ルージュを薄くぬりながら おさない愛のあれこれ想う真夜中 奪われる 奪えない 奪うもの 奪え 奪ってよ 奪わせて 私を あなたを 愛の歌を送りつづけて一年 アンサーソングは いつも いつも いつも 哀愁 All our precious memories have finally come to an end But I'll always remember you 真赤なバイク走らせて 想い出残る海に来て 三角波の季節に涙ながした ガラスのような夏の陽が 二人をいつもつつんでた 素肌を寄せたあの日も遠い出来事 抱(いだ)かれる 抱けない 抱くもの 抱け 抱いてよ 抱かせて 私をあなたを 愛の歌を送りつづけて一年 アンサーソングは いつも いつも いつも 哀愁 奪われる 奪えない 奪うもの 奪え 奪ってよ 奪わせて 私をあなたを 愛の歌を送りつづけて一年 アンサーソングは いつも いつも いつも 哀愁 | |
約束フォーリーブス | フォーリーブス | 阿久悠 | 筒美京平 | 指から指へ 胸から胸へ 熱いおもいが 流れて行くよ 今日から明日へ 明日から永遠(とわ)へ 君の心で 育って行くだろう 今は小さな約束も いつかふたりをつないでくれる だから 別れが 少しもつらくない 小雨にうたれ 散らずにのこる あの花のように 残していたい たとえどんなに 変って行っても このひとときは 忘れずにいたい 今は小さな約束も いつかふたりをつないでくれる だから 別れが 明日をつれてくる | |
あの鐘を鳴らすのはあなたWhat's Love?と横山剣 | What's Love?と横山剣 | 阿久悠 | 森田公一 | What's Love? | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた |
乙女のワルツ中森明菜 | 中森明菜 | 阿久悠 | 三木たかし | 千住明 | 好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月が上る小道を 泣いて帰った 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ 愛があなたにとどくようにと 好きなひとはいつしか 他のひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで 愛が悲しく消えてしまった 小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ |
あの鐘を鳴らすのはあなた![]() ![]() | 和田アキ子 | 阿久悠 | 森田公一 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた | |
笑って許して![]() ![]() | 和田アキ子 | 阿久悠 | 羽根田武邦 | 笑って許して ちいさなことと 笑って許して こんな私を 抱きしめて 許すといってよ いまはあなたひとり あなたひとり 命ときめ 命ときめ 愛してるの 愛してるの しんじてほしい 笑って許して 恋のあやまち 笑って許して おねがいよ たったひとこと ほゝえみ見せて たったひとこと ことばがほしい いじめても 許すといってよ いまはあなたひとり あなたひとり 命ときめ 命ときめ 愛してるの 愛してるの しんじてほしい 笑って許して なんでもないと 笑って許して おねがいよ | |
おもちゃ石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 都志見隆 | 若草恵 | 固いベッドに 身を横たえて 息も細々 夢をみる 死ぬ気 生きる気 どちらが勝つか 朝が来るころ 決められる 人生をめんどくさいと思ったら そこから先のページは開かない 恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ 窓のカーテン 斜めに開けて 体あずけて 空を見る 名前隠して 年齢までかたり 友の一人も ないという 傷ついてそれを辛いと嘆いたら ふたたび夢の人には出会えない 転んで おもちゃ 滑って おもちゃ 拗ねて お道化て また おもちゃ 神様ならば 遊んでくれる ああ 気がついた ああ いい景色 ああ やっぱり わたし 生きますよ 恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ |
傘ん中五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 蔦将包 | 雨は野暮だし 日暮れは薄情 道はひとりで 靴まで重い 笑い上手は うわべのはなし 芯は一日 泣いている 都会はからくり 見せかけ芝居 男も女も 水びたし せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 夜はこわいし ひとりは寒い 夢はみじかい 眠りは浅い 化粧する日は 孤独が責めて やせた素顔が 蒼ざめる 雨まで色づく 巷に立てば 男も女も 迷いびと せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 くちびる震わせ 転がす小節(こぶし) 男も女も 泣き上手 せめて こちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 せめてこちらへ 傘ん中 縁があるなら 傘ん中 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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二行半の恋文五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 若草恵 | えり足に黄昏ゆれて きみ恋し ふり向くまでの みじかき時間 狂おしく見る いつの間に 乙女の殻を 脱ぎ捨てて 静かが似合う 大人となりぬ 紅うすくつけ 何色のインキで書くが 艶くや 色にあらずと 知りつつ選ぶ 恋文なれば おずおずと 唇よせる ひとの顔 目を見開いて たしかめており いとしさあふれ このままに 赤く燃えたら 灰になる 清らなひとは 清らなままに 夜ふけに帰す もう恋は 神に委ねし 年齢なりと 佳人の爪の 光るを思う 吐息とともに |
勝手にしやがれ福山雅治 | 福山雅治 | 阿久悠 | 大野克夫 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア | |
ペッパー警部GO!GO!7188 | GO!GO!7188 | 阿久悠 | 都倉俊一 | ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私のこころにしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ 愛してるよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ 都会の空では 奇跡のような 星空ひろがる夏の夜 ああ 夢みたい その時なの もしもし君たち帰りなさいと 夢からうつつに戻されたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ | |
何処へ香田晋 | 香田晋 | 阿久悠 | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 旅の鴎が 探す港は 北の風が吹くところ 岬のはずれ 噂ばかりが 耳に届いて 追えば まぼろしのように かき消えている 何処へ 何処へ向う 紅いくちびる噛んで 何処へ 何処へつづく この旅のはては アアア アアア 何処へ 海は日ぐれて 漁火ゆれて 今宵夢を見る宿は 波音ばかり 胸を焦がした恋の想い出 抱けば ほろほろと泣けて 枕を濡らす 何処へ 何処へ向う 黒い瞳を燃やし 何処へ 何処へつづく この恋のみちは アアア アアア 何処へ 何処へ 何処へ向う 黒い瞳を燃やし 何処へ 何処へつづく この恋のみちは アアア アアア 何処へ |
お手やわらかに夏木マリ | 夏木マリ | 阿久悠 | 川口真 | 私の負けよ お手やわらかに 今夜は逃げないわ 悪魔のような あなたの腕に 抱かれるつもりなの 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう 落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは ふるえているわ お手やわらかに 気持を察してよ 遊んだふりを していただけで ほんとは 初心(うぶ)なの 見せかけだけの可愛いあばずれが 今夜こそ正体見られるの こけにして二年も来たけど こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは 少々くやしい気もするけど あなたには とうとう 落された 一年も二年もふったのに こうしてつかまった お手やわらかに お手やわらかに 泥棒よあなたは | |
絹の靴下![]() ![]() | 夏木マリ | 阿久悠 | 川口真 | 間違いはあの時生まれた 私はがまんできない 上流の気どった生活 退屈すぎる毎日 もういや 絹の靴下は 私を駄目にする ああ抱いて 獣(けもの)のように 裸の私に火をつけて 情熱をむりやりとじこめ 私はがまんできない 砂の上ころがる女が 何より似合う私よ もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを | |
教会へ行くペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで あのひとはいいひとだった 私だけ知っている 可哀想な人生だと ひとはいうけど 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる どんよりとあの雲がたれ 坂道は急だけど 涙こらえ私は行く 丘の教会 しあわせな人たちが行く やすらかな日曜日 公園のあのベンチで 話す人々 そんな絵がもうかすんでる 遠い日のことのように 涙が出てとまらないの とても悲しい 誰も来なくて 私だけでいい ひそかな祈りを捧げてあげる 坂道を教会へ行く 真黒なドレス着て 好きなひとが死んだ朝に たったひとりで |
わたしは旅人ペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | もう話すことは さよならしかない 互いに口を閉ざし 長いホーム端まで歩いて行く 白く光る線路見て たった二年だが 情熱燃やして あなたと生きられたわ まだぬけがらみたいな私だけど きっと大丈夫 駆け寄って あなたといおうと したけど 足がとまった それをしたら 泣くわ あのシャラララ しあわせは もうシャラララ かえらない でも うつむく女はやめて 私は行くわ 私は行くわ シャラララララ シャラララララ 上りの列車があのひとを乗せる 私は下りに乗る すれ違いにホームをはなれて行き その時からはじまるの まぶしい景色が 何故だか悲しい のどかな駅の声も もう二度とは逢えぬ人になった これで この場所で さよならと 心で叫んで 私はもとの旅人 ひとり窓を見てる あのシャラララ しあわせは もうシャラララ かえらない でも うつむく女はやめて 私は行くわ 私は行くわ シャラララララ シャラララララ |
夏の花よ前川清 | 前川清 | 阿久悠 | 三木たかし | お前を抱いたら 軽い 軽い こんなにも 泣いてくらす時が長過ぎて やせてしまったか 花園に戻したら 咲くかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に いつでも お前が 損な役を引き受けて 笑うことが苦手だったのと いってくれたけど 微笑めばしあわせが 来るかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に 背中を見たなら 細い 細い あんなにも 雨とまじる影がはかなくて 消えて行きそうだ この部屋に 忘れもの あるかもしれない 別れるなら この季節 もいちど咲ける 夏に | |
angel −天使を見つけた−伍代夏子・ソル・ウンド | 伍代夏子・ソル・ウンド | 阿久悠 | 弦哲也 | 竜崎孝路 | 都会に天使は 棲めないけれど わたしは天使の 心で生きる ときには汚れて 傷つくけれど やさしい笑顔で また立ち直る そういうおまえが ほんとの天使 目立たぬ姿で 生きてはいるが 誰にも清らな 心を見せて 元気でいてねと ささやきかける 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう ふとした出会いで 世界は変わる 愛なきこの世と 嘆いちゃ駄目よ 無邪気に微笑む 心があれば あしたを夢みる 二人になれる 隙間をうずめに こちらへおいで 天使の歌など 歌っておくれ 翼がなくても おまえはやはり しあわせ運んで 来たひとらしい 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう |
東京物語チェウニ | チェウニ | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 今日からは赤い爪 あなたに見せない すき透る桜貝 あなたの好きな色 一日に二本だけ 煙草を吸わせて 珈琲の昼下がり あなたを待つ夜ふけ 群れからはなれた 男と女が 子羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 夏が過ぎ秋が来て もうすぐ木枯し この冬はあたたかい あなたがいてくれる 何もまだ約束は したわけじゃないが 春まではこのままで くらしていましょうね どこにもいるよな 男と女が ふとしたはずみで 声かけ合って たがいに似ている さびしげな目の色を 見つめているような 東京物語 群れからはなれた 男と女が 子羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 |
カサブランカ・ダンディ工藤静香 | 工藤静香 | 阿久悠 | 大野克夫 | 佐々木章 | ききわけのない女の頬を 一つ二つはりたおして 背中を向けて煙草をすえば それで何もいうことはない うれしい頃のピアノのメロディ 苦しい顔できかないふりして 男と女は流れのままに パントマイムを演じていたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた しゃべりが過ぎる女の口を さめたキスでふさぎながら 背中のジッパーつまんでおろす 他に何もすることはない 想い出ばかり積み重ねても 明日を生きる夢にはならない 男と女は承知の上で つらい芝居をつづけていたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋に見えたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋に見えたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた |
時の過ぎゆくままに中西圭三 | 中西圭三 | 阿久悠 | 大野克夫 | 斉藤恒芳 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
また逢う日まで朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 阿久悠 | 筒美京平 | また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう | |
オリーブの華麗な青春片平なぎさ | 片平なぎさ | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい あなたを抱きしめるには 充分すぎる 長い腕 私は オリーブ オリーブオイル あなたを追いかけるには 余裕が持てる 長い脚 私は オリーブ オリーブオイル 青春はセンチメンタルなミュージカル はしゃいでいるまに 悲しくなるわ あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい あなたが 眠たくなれば 手枕させる 長い腕 私は オリーブ オリーブオイル あなたと キスする時も 背のびをしない 長い脚 私は オリーブ オリーブオイル 青春はセンチメンタルなミュージカル はしゃいでいるまに 悲しくなるわ あなたがほしい あなたがほしい あなたがポパイであればいい あればいい |
時代おくれ![]() ![]() | 河島英五 | 阿久悠 | 森田公一 | 一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ 妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きは ほろ酔いで 酒場の隅に置いて行く 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい 不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を 飲みながら 一年一度 酔っぱらう 昔の友には やさしくて 変わらぬ友と信じ込み あれこれ仕事もあるくせに 自分のことは後にする ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず 好きな誰かを思いつづける 時代おくれの男になりたい 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい | |
自分のことをどのくらい知ってますか河島英五 | 河島英五 | 阿久悠 | 水谷公生 | 自分のことをどのくらい 知ってますか 他人のことはいい 時代のこともいい 世の中のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか たとえば 突然必要になる勇気のこと がまんの限界について 愛情の深さは何キロか 卑怯のパーセンテージ 好みのポピュラリティ 自信があるのか ないのか 暗いのか 明るいのか ETC… 自分は何 自分は 自分のことをどのくらい知ってますか 政治のことはいい 仕事のこともいい 流行のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか たとえば どういう仕事をすれば幸福とか 生きると 生活について 人のため 何かが出来るか 道化のパーセンテージ 主張のポピュラリティ 心が広いか せまいか いい人か 悪い人か ETC… 自分は何 自分は 自分のことをどのくらい知ってますか 他人のことはいい 時代のこともいい 世の中のことも どうでもいい 自分のことを 自分のことが答えられますか | |
夕顔の雨森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 遠藤実 | 只野通泰 | 夕顔つんだら 雨になる 雨が降ったら また逢える あのひとよそから来たひとか 小雨の灯台見てたけど 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました 夕顔咲いてた 雨の道 声をかけられ ふりむいた 名前をきかれたそれだけで その日は別れて来たけれど 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました 休みが終われば もう逢えぬ 心を伝えるすべがない 夕顔ひとつ 指につまんで そっと願いをかけてみました |
記念樹森昌子 | 森昌子 | 阿久悠 | 森田公一 | 馬飼野俊一 | ひゅるひゅると風が吹く校庭に 若い日の記念樹を植えました あの人もこの人も見つめるうちに なぜかしらその胸を 熱くする さよなら初恋 さよならともだち また逢いましょう この樹の下で そっとその目で話します そっと約束かわします ひゅるひゅると風が舞う校門で 今植えた記念樹を見つめます 指きりをかわしたりサインをしたり 手をふって急ぎ足 帰ります さよなら初恋 さよならともだち また逢いましょう この樹の下で そして別れて行くのです そしてひとりになるのです |
また逢う日まで新垣勉 | 新垣勉 | 阿久悠 | 筒美京平 | 上柴はじめ | また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう |
やせがまん唐木淳 | 唐木淳 | 阿久悠 | 吉田正 | ほんのはずみから 愛の真似ごとを 春 夏 秋と 重ねて来たけど きみはこのままで いいと思わない ほんとの愛を いつかは求める きみに好きなひと 出来た時には いつだってきれいに 身をひくつもりさ そうさ やせがまん 酔って歌うのが 癖になったのか 今夜も涙 ほろりと流して きみの心には ぼくはもういない 悲しいけれど そいつが真実 嘘でこれ以上 悩みつづけて 憎み合う別れに したくはないのさ そうさ やせがまん 少し微笑んで 少しはにかんで 楽しい日々を 話しているけど きみはもう此処を 去って行くがいい 真似ごとなんて しょせんはいつわり きみがしあわせに なると云うなら いいふりをしてでも 見送るつもりさ そうさ やせがまん | |
おまえのための恋唄新沼謙治 | 新沼謙治 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 杉村俊博 | 若かったあの日の誓い 今になって果たしてみたい 旅先で絵葉書買って 照れながら 書き綴る おまえのための恋唄 とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない ある時は疲れてしまい ちぎれそうになってもいたが 悲しみの時代が過ぎて 窓をあけ 呼びかける おまえのための恋唄 夢は自分に似合いで ほんのささやかだった それを大事に抱きしめ 今も捨てはしない 捨てはしない とても不器用だったね 愛の言葉もなくて だけどまごころだけなら 誰も負けはしない 負けはしない |
愛のメリークリスマス五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。 | 五木・孝雄+ハロー!プロジェクト聖歌隊。 | 阿久悠 | 船村徹 | 若草恵 | 髪を飾る小雪を そっと指ではらって 夜になればもっと降るね 朝は白くなるね やせた肩を引き寄せ きつくきつく抱きしめ 二分待てば ふるえないね 胸も熱くなるね メリー メリークリスマス メリー メリークリスマス 今夜逢えてよかった 人は愛のためにいきて 愛は人を生かす 過去をつつむ 雪の街を 踊るように 歩きながら 逢えた時が聖夜なのと ともに信じた 笑いそうなくちびる しゃべりそうな瞳は 若い時の君のままで とてもうれしかった メリー メリークリスマス メリー メリークリスマス 今夜逢えてよかった 人は愛のためにいきて 愛は人を生かす 過去をつつむ 雪の街を 踊るように 歩きつづけ 逢えた時が聖夜なのと ともに信じた メリー メリークリスマス メリー メリークリスマス 今夜逢えてよかった 人は愛のためにいきて 愛は人を生かす |
ザ・サンシャイン・ボーイズ川島恵 | 川島恵 | 阿久悠 | 大野克夫 | THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS 麦わら帽子を追いかけて 舗道を駆けていたら ローラースケート走らせた 誰かとからみあった その日は夏のはじめ もうまぶしい光があふれ 運命のくじ引きみたい 頬と頬とが 胸と胸とが 肩と肩とがからむ THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS 麦わら帽子で顔かくし うとうと昼寝したら 夢みた通りのくちづけを 誰かにされていたわ その日は海の音が ただやさしいララバイのよう 運命のくじ引きみたい 頬と頬とが 胸と胸とが 肩と肩とがからむ THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS | |
思秋期中森明菜 | 中森明菜 | 阿久悠 | 三木たかし | 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちずけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 | |
明日晴れるか加藤和彦 | 加藤和彦 | 阿久悠 | 加藤和彦 | 通わぬ心が いつの日も この世に小雨を 降らすのさ 明日は晴れるか 今日は雨でも 鳩がとぶ 青空よ ほゝえみ忘れた 雨の日に こころの歌まで 忘れたか 明日は晴れるか 今日は雨でも 鐘が鳴る 青空よ 誰かがどこかで ぬれている おしえてあげたい 陽のひかり 明日は晴れるか 今日は雨でも 虹が出る 青空よ | |
白いサンゴ礁![]() ![]() | ズー・ニー・ヴー | 阿久悠 | 村井邦彦 | 村井邦彦 | 青い海原 群れ飛ぶ鴎 心ひかれた 白い珊瑚礁 いつか愛する 人ができたら きっと二人で 訪(おとづ)れるだろう 南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白い珊瑚礁 まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう 南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白い珊瑚礁 まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう |
ムカシ都はるみ | 都はるみ | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 櫻庭伸幸 | ムカシ ムカシ そのムカシ いいことばかりがあったそな ほんとに ほんとに いいことばかりで ムカシって凄いんだな きみの部屋に オバケが住みついていないかい ほんの小さな 掌(てのひら)にのるくらい 可愛いオバケで 名前はムカシという こいつにうっかり住みつかれたら きみも駄目になってしまうぞ 何故って そいつは ムカシ話で いい気持ちにさせるオバケなんだ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 気をつけなよ ムカシって奴だよ きみはとうに ムカシをあの部屋に入れてるね きっと毎晩 いい酒を飲みながら 可愛いオバケと 愉快に話してるのだろ 今からでもいい 追い出してしまえ 君は明日を捨ててしまうぞ 何故って そいつは 俺のところに この前までおったオバケなんだ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 追い出しなよ ムカシって奴をよ “あの日あなたは強かった” “あの日あなたは偉かった” “あの日あなたは華だった” あの日 あの日で うっとりさせ 駄目にする 追い出しなよ ムカシって奴をよ ムカシ ムカシ そのムカシ いいことばかりがあったそな |
北物語五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 川村栄二 | 愛の切符を捨ててしまって 女ひとりが迷います やさしさに負けそうな 頼りなさ 両の手に 荷物では 重過ぎる 重過ぎる どうして 北へ来たのでしょう 心が冷えて 泣きながら 風が運ぶ 遠い汽笛に はるか昔を 想います しあわせにつつまれて いた頃を こんな夜 ひとりでは 凍えそう 凍えそう どうして北へ来たのでしょう 日ぐれが早く つらいのに 窓が鏡に すぐに変わって 寒い泣き顔 うつします 巡礼をするようにたずねても あのひとに 二度ともう 逢えないわ 逢えないわ どうして北へ来たのでしょう やさしいひとが 声かける |
早春五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 船村徹 | 蔦将包 | 生きてきたから 朝がある 朝に春まで 重なって やっと心の おもたさが とけていったと 嬉しがる あなた こちらは 春よ春 風がいくらか のこっても みどり芽をふく 春よ春 ああ あなた恋しい ひゅるる ひゅるるの 風の音 夜半にぴたりと 止んだあと ひとり 乾杯したくなり 冷めた盃 上げてみる あなた こちらは 春よ春 胸がいくらか 疼いても 小鳥さえずる 春よ春 ああ あなた恋しい 春に始まる 人生が 巡り巡って 何度目が 嘘をつかない ご褒美に 花と一緒に 訪れる あなた こちらは 春よ春 涙 ひと粒 こぼれても 歌が流れる 春よ春 ああ あなた恋しい |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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マイ・チャンプおぼたけし・森みどり | おぼたけし・森みどり | 阿久悠 | 渡辺岳夫 | もしもその道で ぼくにぼくに出会ったら 見つめるだけにしてほしい 君のやさしさに ふれてふれてしまったら 獣の道は 獣の道は歩けない オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった いつかこの胸に 君を君を抱きしめて 心のすべてを話すだろう 今は目を閉じて 何も何も語らずに 乾いた風の 乾いた風の中にいる オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった 夢を見つめれば 愛は愛は遠ざかり 愛する時に夢は去る 喉の乾きには 水が水があるけれど 心の飢えに 心の飢えに水はない オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ マイ・ボーイ よそ見をするなと 誰かが誰かがいった オー・マイ・チャンプ | |
夢ん中![]() ![]() | 小林旭 | 阿久悠 | 森田公一 | 指のつめたさ うなじの細さ 肩のはかなさ まつ毛の長さ すべて重たい悲しみつれて ひとりお前は生きている 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい だけど泣くなよ 泣くじゃない 酸いも甘いも 夢ん中 酒はにがいし 煙草はからい 紅はとけるし 寝床は寒い そんなお前の肩抱き寄せて 惚れたようだと俺はいう 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 男もつらいし 女もつらい 男と女は なおつらい それでいいのさ いいんだよ 逢うも別れも 夢ん中 | |
古城の月小椋佳 | 小椋佳 | 阿久悠 | 小椋佳 | 小野崎孝輔 | ひとり 古城にたたずめば 時の流れの音がする むかし詩を読む人がいて 哀れといった月の影 酒くみかわせ 若者よ 琴つまびけよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり 夢は砕けて夢と知り 愛は破れて愛と知り 時は流れて時と知り 友は別れて友と知る 花に見とれる日もあれば 松のそよぎに泣く時も 思いたどれば幾年の 姿が胸によみがえる 文読みかえせ 若者よ 恋抱きしめよ 乙女ごよ 古城は風と月ばかり |
時の過ぎゆくままに真琴つばさ | 真琴つばさ | 阿久悠 | 大野克夫 | TATOO | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたパアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
菜の花情歌永井裕子 | 永井裕子 | 阿久悠 | 四方章人 | 前田俊明 | 三日つづいた 西風が 夜の終わりに ふと止んで 窓を開けたら 一面に 菜の花咲いて 春でした これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしがきれいになったのが 陸を黄色に 染めたのは わたし迎えて ほしいから 千も万もの ハンカチを 並べたような つもりです これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしが本気になったのが 朧月夜の 菜の花は 恋のしとねに なるでしょうか そんな想いに 頬そめて 夢みて暮らす わたしです これなら沖から見えるでしょう 沖の舟からわかるでしょう わたしの涙が光るのが |
わが町は…ペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | ママからいわれてた 急いで帰るように… お前はここでくらすことが 一番いいよと… 夢やぶれ傷ついて 悲しみにとざされ 生きていた昨日までが まるで嘘みたい 空に雲があり 丘に花があり 人に愛があるこの町 今日からは この私 生まれ変るわ パパからいわれてた やさしさ忘れるなと…… お前に残す一つだけの 言葉なんだよと…… あの人にいつかは 手紙など書きましょう もう二度と戻らないと 書いて出しましょう 明日はどうなるか 誰もわからない だけどこの町にいたなら おだやかな人間で きっといられる 明日はどうなるか 誰も | |
ある日・出逢いペドロ&カプリシャス | ペドロ&カプリシャス | 阿久悠 | 都倉俊一 | 思えばささいなことで 背中向けた二人だった あれから二年が過ぎて 町の中で不意に逢った 変わりはないかとたずねるあなたは あの日のまま あの日のまま 急ぎでなければ お話をしたいと 思ったけれども ただ見つめるだけ ただ見つめるだけ 二年のすき間を埋めて 愛し合える道はないの 想い出ばかりの店で 好きなお茶を二人飲んだ 今でもあなたが大好きなのよと いいたいけど いいたいけど あなたの指には 気にかかる指環が 何でもないよに また別れて行く また別れて行く ラララ… | |
テレビが来た日ピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | (セリフ)テレビが来たぞ やったー! テレビが来た日 このぼくは 学校を休んだ ご近所の人も集まって 到着を待った 電器屋さんの通る道に 赤い絨毯敷いて 電器屋さんのくぐる門に クス玉さげたい気持ちさ (気持ちさ) テレビが来た日 テレビが来た日 それは家族が増えた日 テレビはなぜか床の間に ドンと座った (座った) (セリフ)テレビが来た テレビが来たよ テレビが来たぞ やったー!バンザーイ! テレビが来た日 ぼくんちは 劇場に変わった 八畳の部屋はスシヅメで 立ち見さえあった 誰もが口を開けて見てる すぐに笑ってしまう 誰もが肩を叩き合って いいわね いいわねといった (皆いった) テレビが来た日 テレビが来た日 それは歴史にのこる日 テレビはきっと父さんの 役をするだろう テレビが来た日 見た夢は 大相撲だった 横綱とともに重ねモチ 悲鳴をあげた 今夜はきっと野球だろう 次は愉快な漫画 起きてもテレビ 寝てもテレビ 授業の時だけ眠った (眠った) テレビが来た日 テレビが来た日 家に笑いが満ちた日 窓から見える月さえも ゲラと笑った テレビが来た日 テレビが来た日 それは家族が増えた日 テレビはなぜか床の間に ドンと座った (座った) (セリフ) テレビが来た 嬉しい! |
ピンポンパン体操 (*第2ヴァージョン)東京荒川少年少女合唱隊 | 東京荒川少年少女合唱隊 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | そっくり そっくり そっくり ピンポンパン そっくり そっくり そっくり ピンポンパン ゴリラがにまた おこりんぼ はなはペチャンコ 歯は出っ歯 むねをたたいて どんどこどん ブスはブスでも 大迫力 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう 一リラ 二リラ 三リラ 四リラ もひとつおまけで ゴリラのおんど ちょいとわになり リラリラおどり アチョイナ みんな仲よし ゴリラのおどり ヨイヨイ ラインダンスがはじまった やってくれたぜ フラミンゴ かいじゅう一番 へんしん二番 三時のおやつは ぬきにしよう かいじゅう一番 へんしん二番 三時のおやつは ぬきにしよう トラはのんべで ちどり足 右や左へ フラフラ シマのパンツをよっこらしょ アタマトラガリ 大失敗 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう ソソラ トラトラ トラトラおどり ソソラ トラトラ ダンダラおどり トラや トラや トラトラや トラや トラや トラトラや ひげがびんびん はねてます ぴんこぴんこと はねてます モンキー モンキー モンキーダンス モンキー モンキー モンキーダンス キャッキャッ それそれ キッキッキッ キャッキャッ それそれ それそれ キッキッキッ レッドスネーク こんにちは グリーンスネーク こんにちは イエロースネーク こんにちは 三匹そろって こんにちは ぞうのヒップは アドバルン 赤いパンタロンが入りません 美容体操 一、二、三 家はメリハリ 大損害 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう わにの背中でおせんたく ぞうのおはなは すべりだい ライオン たてがみ かくれんぼ カンガルーのふくろは 貯金箱 やったァー 大成功 |
げんこつくん石毛恭子、東京荒川少年少女合唱隊 | 石毛恭子、東京荒川少年少女合唱隊 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | おらはげんこつだ おらはげんこつだ きみのげんこつだ でっかいげんこつだ おらはおこりんぼう おらはあばれんぼう おらのひょうばんは いつでもわるものだ そいつもこいつも おらのせいではなかったべな げんこつつくった きみのせいだとおもうべな おらはげんこつだ だけどやさしいだ おらをふりまわす けんかやめてくれ こつんとやるなら いいだっぺ ポコンとやるのも いいだっぺ ガツンとやるのは かんがえものだ ドカンとやったら いかんどな おらはげんこつだ おらはげんこつだ きみのげんこつだ でっかいげんこつだ なんでもかんでも おらのせいではなかったべな げんこつつくった きみのせいだとおもうべな |
Jerichoオノ・アヤコ | オノ・アヤコ | 阿久悠 | 一木弘行 | 上杉洋史・山田廣作 | 生き方が変わったら 電話をくださいね そんな言葉のこし 消えて行ったあのひと 古い街には想い出があるだけ しあわせと同じだけ 悲しみを与えてた Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 生き方は今も変えられず ごめんよといいたくなるばかり 似たひとに会った夜は 電話をかけてみる 今は住むひともなく 響く音が悲しい 白い壁には約束の言葉が こわれない愛のため 語られていたけれど Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 知るすべはないと思っても しあわせは本気で祈りたい やさしさに甘え傷をつけた くやんでも 時代は もどって来ない過ぎたまま Jericho Jericho 愛しい Jericho あれからどうしているか 想い出の街をさすらって 青春の一コマしのぶだけ |
本牧メルヘン鹿内孝 | 鹿内孝 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 本牧(ほんもく)で死んだ娘(こ)は鴎(かもめ)になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う | |
時の過ぎゆくままに鳥羽一郎 | 鳥羽一郎 | 阿久悠 | 大野克夫 | 宇崎竜童 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
時代おくれ吉幾三 | 吉幾三 | 阿久悠 | 森田公一 | 一日二杯の酒を飲み さかなは特にこだわらず マイクが来たなら 微笑んで 十八番(おはこ)を一つ 歌うだけ 妻には涙を見せないで 子供に愚痴をきかせずに 男の嘆きはほろ酔いで 酒場の隅に置いて行く 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい 不器用だけれど しらけずに 純粋だけど 野暮じゃなく 上手なお酒を飲みながら 一年一度 酔っぱらう 昔の友には やさしくて 変わらぬ友と信じ込み あれこれ仕事もあるくせに 自分のことは後にする ねたまぬように あせらぬように 飾った世界に流されず 好きな誰かを思い続ける 時代おくれの男になりたい 目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず 人の心を見つめつづける 時代おくれの男になりたい | |
望郷の詩五木ひろし | 五木ひろし | 阿久悠 | 五木ひろし | 前田俊明 | 海鳥よ ここに来て こんやは眠れ 子守唄きかせる 波もやさしい 水平線に陽は昇る そしたら旅立つこともいい いつの日かつばさを休めにおいで あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも 咲く椿 潮風に ふるえて歌え 乙女らがやがては髪に飾るよ 船から見えるあで姿 ひとめで恋することもいい 島の唄二人で歌ってごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも とび魚よ 波の上 光って急げ それぞれの心の便り運べよ 都会の隅で 生きながら おもいでたっぷり抱きしめて 逢いたさや恋しさ 託してごらん あぁ 望郷の島 三宅よいつまでも |
インスピレーションピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | いしだかつのり | 特別好きなタイプでも ないひとなのに 最初からなぜか こころひかれたの 電気のようにビリビリと からだがふるえ 愛してしまった私 あなたが好きよ 好きなのよ 何から何まで 好きなのよ 楽しいひとがいいなんて いってたくせに 無口なあなたのとりこ 不思議なものね 恋なんて 理くつじゃないの 説明も出来ない気持 このひとだろうと 思ったの 目と目が会って 昔からそれを 知っていたみたい 今まで 会った誰もかも 煙のように その時 きれいに消えた あなたが好きよ 好きなのよ 何から何まで 好きなのよ 運命なのよ そうなのよ あなたに会って すべてが変った私 不思議なものね 恋なんて 理くつじゃないの 説明も出来ない気持 |
貴方をひとりじめ和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | 羽根田武邦 | あなたを誰にも 渡しはしないわ 抱いて抱かれ 夢みて あなたあなただけなの ばかな私だけど 仕方がないわ 他の誰かにとられたら 殺したいようなあなた だから あなたあなた ひとりじめなの あなたと二人で いつでもいたいの 朝も昼も夜でも あなたあなただけなの こんな私 あきてしまうかしら 他の誰かにとられたら 殺したいようなあなた だから あなたあなた ひとりじめなの 他の誰かにとられたら 殺したいようなあなた だから あなたあなた ひとりじめなの | |
リンゴがひとつ小林亜星・いけだももこ | 小林亜星・いけだももこ | 阿久悠 | 小林亜星 | 渋谷毅 | リンゴがひとつ リンゴがひとつ 照れくさそうに リンゴがひとつ ゴツゴツしている 指から落ちて 私のてのひら 真赤にそめた あなたの心が わかったようで やさしい心が わかったようで きれいにみがいて 顔をうつしたら 笑顔に涙が光って見えた リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ リンゴがひとつ 少ししなびた リンゴがひとつ 食べたりなんか 出来ないくらい うれしい想い出 のこしたままで あなたはどこかへ 出かけて行って 私にだまって 出かけて行って きれいにみがいて 顔をうつしたが なぜだかぼんやり ぼやけて見えた リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ アップル リンゴがふたつ アップルプル リンゴがみっつ アップルプルプル リンゴがよっつ アップルプルプルプル リンゴがひとつ 何かをいった リンゴがひとつ 何かをいった |
冬は悲しい夢を西崎緑 | 西崎緑 | 阿久悠 | 沖田宗丸 | 雪降る町 雪積む町 旅人が似合う北の駅は 誰もみな無口になり 顔をうつむけ 何か占う この私も 手を重ねて 乗りかえの汽車を待っていたわ 無茶はいけないよと 声をかけられ そっとうなずく 冬は悲しい夢を いつも見させるのです だからこうして ただひとり私は 逢いに来ました 窓ガラスに 雪の花が はりついて外は吹雪いている 高い靴ではもう 歩けないほど 雪は降りつむ 冬は悲しい夢を いつも見させるのです だからこうして ただひとり私は 逢いに来ました | |
マッハバロンすぎうらよしひろ | すぎうらよしひろ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 悪の天才が 時に野心を抱き 世界征服を 夢みた時に 君はどうする 君はどうするか 君は じゅうりんされて 黙っているか 今だ出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハコレダー ぶっ放せ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む頼む 頼む頼む マッハバロン 悪のサイボーグ 悪のロボットの群れ それを操って 挑んで来たら 君はどうする 君はどうするか 君は 悪魔の前に ひざまずくのか 今だ出撃 マッハバロン スーパーロボット マッハバロン マッハトリガー 決まったぞ 来たぞ ララーシュタインのロボット軍団 頼む頼む 頼む頼む マッハバロン | |
星空のバラード真夏竜 | 真夏竜 | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 窓をあけ星空を見つめてみても 帰るふるさとはもう見えない 今はもうおもいでに過ぎないことが 俺の心ではまだ生きている 青い夜空に歌うこのうた とどけ とどけよ 愛したひとに ただひとりさすらう男の頬を ぬらすさびしい星空のバラード 明け方の流れ星見つめて思う あれはふるさとへとどく便り 美しいあの星は二度とは見えぬ 暗い彼方へと消えて行った 青い夜空に歌うこのうた とどけ とどけよ 愛したひとに 出来るならあのころあの日のように 歌いたいのさ星空のバラード |
別れましょう浅丘ルリ子 | 浅丘ルリ子 | 阿久悠 | 三木たかし | 忘れてほしいの 二人のことは 愛の夢は いつかさめる時が来るわ おさない顔して まどろむあなた 鍵をおいて 私ひとり部屋を出るわ 別れましょう 別れましょう 泣かずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた 忘れてほしいの 二人のことは 蜜もやがて 苦い味に変わるものよ はだしで帰るわ ヒールを下げて 白い夜明け 涙こらえ街を行くわ 別れましょう 別れましょう 追わずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた | |
愛は燃えているか西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか 一度燃えた胸は 誰にも消せない たとえ遠くはなれ 月日が過ぎても 夜明けにくちづけを 日ぐれに抱きしめて 変らぬはげしさで 愛したいの 熱い胸を重ね すきまをうずめて 細い指をからめ あしたを誓って ひとりのむなしさを ふたりでかみしめて 変らぬはげしさで 愛したいの 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか ララララ ラララララ ララララ ラララララ 変らぬはげしさで 愛したいの |
人間模様![]() ![]() | 石川さゆり | 阿久悠 | 杉本眞人 | 川村栄二 | 上手に口説いて くれたなら 今すぐ返事が 出来るのに 大事な時には うつむいて お酒の匂い 嗅いでいる ジョークもいわずに 歌わずに 静かに笑って いるけれど 少ない言葉は すべてみな 真実なのは わかってる 蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ 少しはきれいに 飾ったら 結構もてると 思うのに かまわぬ身なりで 野暮をする もてない方が 気楽だと 何かがあったら 手をひろげ 私を守ってくれそうな 何かがあったら 抱き上げて 私を運びそうなひと 蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ |
寒い夏ですねチェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 穂口雄右 | 梅雨(つゆ)があけたのに 寒い夏ですね サマーセーターを はおっています 何か心から 笑えない日々が 今日で半月も つづいています 一日だけ抱きしめに来てくれませんか 寒くて寒くて 仕方がないのです ルル…… 変な奴だと笑いますか 入道雲が出る季節(とき)に はしゃぎ過ぎたから 後がつらいのね 甘い想い出に ひたっています 別に約束は 何もしないけど きっとあなたには 通じるでしょう 一日だけ抱きしめに来てくれませんか 寒くて寒くて 仕方がないのです ルル…… 太い両手がほしいのです 真夏の嵐吹く夜に | |
かあさんの四季チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 冨田勲 | 目ざめた時の 窓の白さが やさしく見えて なにより好きだ 今日また誰に あえるだろうか さよならだけが 人生じゃない いい事がおとずれる 晴れてる日に 新しい出来事を 両手にさげて 悲しみのあと なげきのあとに 晴れてる朝が なにより好きだ 何かを話す 午後のひととき 希望にみちて なにより好きだ 日だまり見つけ 肩をよせ合い 時間を忘れ あれこれ話す いい事がおとずれる 晴れてる日に 新しい出来事を 両手にさげて 誰でもみんな なかみうちあけ すなおな顔が なにより好きだ | |
若い!先生チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 筒美京平 | それはあなたよ 若い先生 風の中を駆けて行ったの あなた 君の涙は 熱いはずだと 泣いた私にほほえみ くれたわ 若い季節の 変りめは 誰も心が ゆらいで そんな言葉の 一つでも 生きる望みに 変えるの それはあなたよ 若い先生 風の中で待ってくれたの あなた 同じ旅路の 同じ旅人 だから一緒にいるよと いったわ 若い季節の 変りめは 誰も心が ゆらいで 青い果実の つぶやきを きいてほしいと 思うの | |
水中花チェリッシュ | チェリッシュ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 線香花火チリチリと 松葉模様描いてる 金魚鉢では ポトリ紙の花咲く 水の中で開く花 外に出せば ただの紙 そうよ私は ここで生きているだけ あなたには 二度と逢えないわ お互いに 不幸になるだけよ さよなら あー さよなら お酒でも 飲みます 針の音がシャラシャラと 歌のすき間うずめてる 古いレコードかけて 酒を飲むのよ 辞書を開き 知らぬ文字 さがしながら 書く手紙 頬に流れる 涙ふきもしないで あなたには 二度と逢えないわ お互いに 不幸になるだけよ さよなら あー さよなら 夜明けでも 待ちます あなたには 二度と逢えないわ お互いに 不幸になるだけよ さよなら あー さよなら 夜明けでも 待ちます | |
もしもピアノが弾けたならPlastic Tree | Plastic Tree | 阿久悠 | 坂田晃一 | プラスティックトゥリー | もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…残される もしもピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけど ぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア…遠ざかる だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア…残される 残される 残される 残される |
時間ですよ~東京下町あたり森光子 | 森光子 | 阿久悠 | 山下毅雄 | 曲がりくねった露地に 人のこころが流れ 忘れかけてたものを 誰もが不意に想い出して行く 東京下町あたり 時の流れの中で 泣くも笑うもはだか 何もかも人間は生きている なじみばかりの顔は 胸の中までわかる 悩みあるならそっと 耳うちしてよ遠慮はしないで 東京下町あたり 雨の降る日も風も 人のこころは同じ 何もかも人間は生きている 東京下町あたり 雨の降る日も風も 人のこころは同じ 何もかも人間は生きている |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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五番街のマリーへ岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 平野義久 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い街で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい |
もしもピアノが弾けたなら岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 坂田晃一 | 大江千里 | もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア ……… 残される もしもピアノが弾けたなら 小さな灯を一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけどぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる アア アー アア ……… 遠ざかる もしもピアノが弾けたなら |
ハーモニカの詩小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 吉田拓郎 | 若草恵 | 夕やけに 鉄棒の影がのび オルガンの 七つの子 遠く聞こえる 留守番のいやな子が ブランコを 鳥になれ 雲になれ 強くこいでる ガラス窓 光らせて 陽が沈む 黒板の白い文字 赤く色づく 赤く色づく 砂場には いろいろの忘れ物 ペシャンコのボールだけ 砂にうもれる 赤とんぼ 追いかける子のあとを コロコロと柴犬が 追って転がる ただひとり 赤い靴 はいた子は さよならも 云わないで 町をはなれる 泣きながら ハーモニカ 吹く日ぐれ 校庭の日もかげり 誰か呼んでる 誰か呼んでる 星空を 見上げつつ 歩いたら くちびるに 塩からい 涙ながれる くちびるに 塩からい 涙ながれる |
青春挽歌小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 筒美京平 | 萩田光雄 | 春は乙女の柔肌に かげろうゆれて恋を知り 片手の書物投げ捨てて ふみ書く我や花の下 夏は裸のこの胸を 嵐にさらし夢を知り 旅立つ船はようようと 舵とる我や波の上 秋ははかない虫の音(ね)に 別れのつらさ涙知り 去り行(ゆ)く人のうしろ影 みおくる我や風の中 ああー 冬は女の黒髪に 初雪かかり情け知り さし出す傘は相合の 手を取る我や雪の中 手を取る我や雪の中 |
勝手にしやがれTAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志 | TAK MATSUMOTO featuring 稲葉浩志 | 阿久悠 | 大野克夫 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は 出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア | |
モンローウォークのお嬢さんフィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | ちょいと そこを行くお嬢さん (アイヤイ モンローウォークで) あまりセクシーで目の毒さ (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) 春に浮かれた蝶々が ついて行きたいそぶり 丸いヒップが ホウラゆれてる ちょいと そこを行くお嬢さん (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) あまりこの辺じゃ見かけない (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) シャナリ シャナリと歩いて 誰のところへ行くの すこし流し目がきまってる 刺激が少し強過ぎて とても手が出ない じっと見てるだけ 負けそう 腰はヘアピンの曲線で (アイヤイ モンローウォークで) 胸はアルプスの谷のよう ちょいと そこを行くお嬢さん (アイヤイ モンローウォークで) あまり大胆で気にかかる (アイヤイ ヤーヤヤヤヤイ) こんな平和な田舎へ 何のつもりで来たの 嫌な予感が ホウラして来る 何かが起りそうだから すぐに調べたよ あれは何者か 死にそう 何てことだろうそのひとは (アイヤイ モンローウォークで) ぼくの新しい先生さ 先生さ 先生さ |
101人ガールフレンドフィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 都倉俊一 | どうしてだろう 愛されてしまう どうしてだろう 昔からそうさ どうしてだろう 女の子だらけ もう外さえ歩けやしない 女の子はうんざりだよ チラチラするなよ 悩ましげなそぶりをして ジロジロ見るなよ 101ワンサカ そんなには愛せやしないよ 101ワンサカ ぼくはたまらない 愛するひとだけどうして 知らん顔をしているのだろう どうしてだろう 他の子にもてて どうしてだろう あの娘には駄目だよ どうしてだろう 101の中に あの娘だけは入っていない 女の子は一人でいい ウロウロするなよ さわられてもうれしくない ベタベタするなよ 101ワンサカ さわいだりしないでおくれよ 101ワンサカ ぼくはしらけちゃう 愛するひとだけどうして 知らん顔をしているのだろう | |
ぼくらのパパは空手の先生フィンガー5 | フィンガー5 | 阿久悠 | 三枝伸 | 深町純 | 君は見たかい パパのすごい技を つる、へび、さる、とら、くまの五獣拳 (イエ!)パパが空を飛んだら (カンフー・ファイト)鳥が落ちたよ イエイ イエイ しびれてる人をあとに残し 何も言わず去って行くぞ 教えてよ まぼろし ドラゴン・キック パパ 空手の先生 イエイ イエイ パパ 空手の先生 イエイ イエイ イエイ (セリフ) 五獣拳つるの型 五獣拳へびの型 五獣拳さるの型 むらがる敵に あの娘が一人 行くぞ まっていろ ブルース・リーが (イエ!)うなる ぼくの鉄拳 (カンフー・ファイト)すがるあの娘 イエイ イエイ おじょうさん これでだいじょうぶと 肩をだきしめ もえるキッス 教えてよ まぼろしの ドラゴン・キック パパ 空手の先生 イエイ イエイ パパ 空手の先生 イエイ イエイ イエイ パパ 空手の先生 イエイ イエイ |
夏女ソニアもんた&ブラザーズ・大橋純子 | もんた&ブラザーズ・大橋純子 | 阿久悠 | 芳野藤丸 | 佐藤準 | 季節という名の絵の具を使って いつも違った人で生きたい 女は鏡で何度も生れる 心が自由である限り 魅せられた心は だましちゃいけないよ 素直に言葉に変えたらいいさ WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE 出会いという名のドラマはまぶしい 揺れる瞳に愛をうつして 女の腕には時計はいらない 夢中になるのに邪魔になる 過ぎ去った恋など 気にしちゃおかしいよ 魅惑の季節が 似合えばいいさ WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE WOW WOW WOW… 熱い視線がからみつく 夏女 ソニア ソニア My LOVE |
夢光年下川みくに | 下川みくに | 阿久悠 | 鈴木キサブロー | 華原大輔 | 星屑の宇宙(うみ)の中 漂う 夢求め 時を越えて 遙か 人の世で見失い 今ではもう 遠い 夢を探す人よ もしも どこかで見つけたなら 欠片だけでも 持って 帰れよ ああ、夢見る喜び 再び ああ、夢見る幸せ 再び 夢光年 手を出せば 逃げてゆく 姿を変え消える 人が捨てた 夢よ 失って気がついて 尋ねる夢 何処(いずこ) やがて、人の胸に もしも 何処かで出会ったなら 二度と手放すことは 無いだろう ああ、夢見る喜び 再び ああ、夢見る幸せ 再び 夢光年 |
スキャンドール朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 阿久悠 | 小杉仁三 | 小杉仁三 | スキャンドール AH! スキャンドール NO NO… スキャンドール AH! スキャンドール NO NO… いやいや指を だめだめ噛んじゃ 好き好き髪を まだまだなでて 知らない 知らない 知らない 夢中になっても 知らないから なぜなぜ夜は すぐすぐ行くの いやいやお酒 だめだめのんじゃ 好き好きキスを まだまだしてね 知らない 知らない 知らない 噂になっても 知らないから なぜなぜふたり すぐすぐとける いやいやあなた だめだめ泣いちゃ 好き好きもえて まだまだふたり 知らない 知らない 知らない つらくなっても 知らないから なぜなぜ朝は すぐすぐ来るの |
コーヒーショップで国仲涼子 | 国仲涼子 | 阿久悠 | 三木たかし | Haya10 | 古くから学生の街だった 数々の青春を知っていた 城跡の石段に腰おろし 本を読み涙する人もいた そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる 服装や髪型が変っても 若いこはいつの日もいいものだ 人生の悲しみや愛のこと うち明けて誰もみな旅立った そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターの かれた似顔絵 私は描いて なぜか心を安めてる そんな話をしてくれる コーヒーショップのマスターも 今はフォークのギターをひいて 時の流れを見つめてる |
So long 想 longH2O | H2O | 阿久悠 | 赤塩正樹 | 色あせた写真が笑う 季節は二度と戻って来ない 想い出のレコードさえも 歪んでしまいもう歌えない うつろな胸の隙間を 風が咲いて過ぎて行く こわれたあとで気がつく So long So long 愛の日よ すり切れたデニムの膝を 両手でかかえもの想う時 あのひとの結婚通知 ナイフのようにとび込んで来た 溺れるものがあるなら 馬鹿になってしまいたい 遠くへ去って気がつく So long So long 愛の日よ 窓をあければ景色が変って 誰もいない 悲しいわけは誰にも わかる筈はないけれど 見えなくなって気がつく So long So long 愛の日よ うつろな胸の隙間を 風が吹いて過ぎて行く こわれたあとで気がつく | |
夢中がいちばん美しいピンク・レディー | ピンク・レディー | 阿久悠 | 都倉俊一 | 井上鑑 | あなた 私はありふれた女 何の取柄もないけれど だけど あなた いつかいってくれたわね 夢中がいちばん美しいって 美しいって 鏡を見ても自信はないけど 夢中な想いなら誰にも負けない I love you 夢中がいちばん美しい I love you 夢中がいちばん美しい I love you, I love you I love you, more and more ハートは紅い ハートは熱い 如何 あなた 今でもそうでしょう あなた 私にだまされてみてよ やけどしそうな この恋に いいえ あなた きっと好きにさせるわよ 夢中がいちばん美しいって 美しいって 近頃 夢もきれいに色づいて いつでも音楽がきこえてくるのよ I love you 夢中がいちばん美しい I love you 夢中がいちばん美しい I love you, I love you I love you, more and more ハートが揺れる ハートが燃える 如何 あなた 恋してみましょうよ |
純情吉田拓郎・加藤和彦 | 吉田拓郎・加藤和彦 | 阿久悠 | 加藤和彦 | 瀬尾一三 | 永遠のたずねびと それは きみだろ 追いかけて 追いかけて 心ぶつける つれないそぶりに一から出直し この胸に 眠らない ガキが住んでて いつの日も いつの日も きみを求める とどかぬ想いも 明日のたのしみ おれたちの とんだ失敗は 純情だけ Only you ずっと Only you… 不器用だね 不細工だね Only you もっと Only you… 真実には 流行りはない ただひとりを想う 澄んだ瞳で 生きたのは きみがいたから 変わりなく 変わりなく 恋を伝える 未練と情熱 表と裏でも おとなしく いい子では 死んだ気になる かき立てて かき立てて 熱く迫って ここまで来たなら 一生しごとさ おれたちの とんだ失敗は 純情だけ Only you やはり Only you… もういいだろ もういいだろ Only you さらに Only you… まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い (Only you Only you Only you Only you) Only you さらに Only you… まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い Only you さらに Only you… まだ足りない まだ足りない まだ心が軽い |
サーシャわが愛島倉千代子、フィーリング・フリー | 島倉千代子、フィーリング・フリー | 阿久悠 | 宮川泰 | 宮川泰 | サーシャ サーシャ 私の娘 サーシャ サーシャ おやすみなさい あどけない笑顔で みつめないで 私の心が にぶるから あなたの心に 花の種を 涙のしずくで 植えました いつしか芽をふき 花を咲かせ やさしい娘に なるでしょう 愛される喜び知る娘 愛するときめき知る娘 サーシャ 私の幸せ あなたにあるの サーシャ サーシャ 私の娘 サーシャ サーシャ 私の命 永遠に平和が つづくように 私は祈っているのです くちびるひらけば 愛に満ちて 瞳をこらせば 夢あふれ 緑の季節に 咲きにおう やさしい娘に なるのです 愛される喜び知る娘 愛するときめき知る娘 サーシャ 私の幸せ あなたにあるの |
きりきり舞い近田春夫&ハルヲフォン | 近田春夫&ハルヲフォン | 阿久悠 | 都倉俊一 | はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね 浮気ぐせはなおらないのよ 夜風が甘いだけでも 祭が近いだけでも からだ中が燃えてしまうの たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いであなたの 人生さえも狂わせ 悪いことをしたと思うわ はらはらさせてごめんね いいこでなくてごめんね だけどそれが魅力なのかも 油断をしたらするりと どこかへとんで行きそう だから強くつなぎとめてよ たいくつな時は死にそうになるのよ 突然悪いささやききこえ 私はあなたを 捨てて 捨ててしまう きりきり舞いをしている あなたがかわいそうだわ だから駄目といったじゃないの | |
東京物語近田春夫&ハルヲフォン | 近田春夫&ハルヲフォン | 阿久悠 | 川口真 | 今日からは赤い爪 あなたに見せない すき透る桜貝 あなたの好きな色 一日に二本だけ 煙草を吸わせて 珈琲の昼下がり あなたを待つ夜ふけ 群れからはなれた 男と女が 小羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 夏が過ぎ秋が来て もうすぐ木枯し この冬はあたたかい あなたがいてくれる 何もまだ約束は したわけじゃないが 春まではこのままで くらしていましょうね どこにもいるよな 男と女が ふとしたはずみで 声かけ合って たがいに似ている さびしげな目の色を 見つめているような 東京物語 | |
何も死ぬことはないだろうに北原ミレイ | 北原ミレイ | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 汚れてしまった おもいでに きれいな雪が 降りかかる あなたは悔やみは しませんか こうしてふたり 死ぬことを 雪が降る 雪が降る 涙こおらせ 雪が降る 後できっとみんなは こう云うだろう 何も死ぬことはないだろうに ふたりで送った あの手紙 今頃そっと とどくだろう はじめてあなたに 抱(いだ)かれて 眠れる今は しあわせよ 雪が降る 雪が降る さよならと 雪が降る 後できっとみんなは こう云うだろう 何も死ぬことはないだろうに |
愛の氷河いしだあゆみ | いしだあゆみ | 阿久悠 | 井上忠夫 | 高田弘 | 「あなた とても悲しい噂が私の耳に入って 来るのです それは まるで氷のナイフのように 眠ってしまった 私の心を切り裂く のです 人人は 私を信じることの愚かさを 私に教えます 待つということのむなしさを 私に教えます 透明な しかし うすくなった 空気の中で 季節の終った 蝶のように 私は 生きているのです」 しあわせ過ぎた 月のあとの 涙の海に おぼれる私 髪をとかして 爪みがいて 好きなドレスを 鏡にうつす 「あなたに抱かれて海の音をきき 空いっぱいの鴎の群を見た時 死んでもいいとさえ 感じたしあわせが やはり 忘れられないのです」 二度とは人を 愛さないでしょう 一度の愛で ぬけがらのよう 帰らぬ人と知っているのに なぜ さよならいえずにいるの 「突然の別れは こわくないのです 耐えて 行けるのです でもなぜか 段段遠く 段段遠くなって行く感じが つらいのです 多分 私が 女だからでしょう」 |
悲しい歌はきらいですか田川寿美 | 田川寿美 | 阿久悠 | 大島ミチル | 若草恵 | ゆるやかな水の流れに おもいでを重ねて 抱きしめる胸の熱さを あのひとは知らない くるくると渦を描いて もてあそぶ花びら かき消えて ときに 現われ そしてまた 流れる ああ たそがれに ああ お似合いの 悲しい歌はきらいですか 歌っちゃいけませんか しあわせと背中合わせに ふしあわせひそんで いたずらを いつも仕掛ける あのひととわたしに 泣いた日の次の朝には 笑わせて下さい それだけで たぶんわたしは ご機嫌になるでしょう ああ 夜もふけて ああ 胸ゆする 悲しい歌はきらいですか 歌っちゃいけませんか ああ たそがれに ああ お似合いの 悲しい歌はきらいですか 歌っちゃいけませんか |
中学三年生山口百恵 | 山口百恵 | 阿久悠 | 遠藤実 | 馬飼野康二 | 別れの季節の悲しみを 生れてはじめて知りました しるしをつけたカレンダー もうすぐそこに来ています 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの めそめそしていちゃいけないわ 私も中学三年生 明日からやさしいあの声も とってもすてきなあの顔も 逢えないなんて思えない そこまで春が来てるのに 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら云えなきゃいけないわ 私も中学三年生 |
個人授業山口百恵 | 山口百恵 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 神保正明 | いけないひとねといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは なぜかうっとりしてしまう あなたはせんせい 授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたはせんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハ 学校帰リの道で じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ 場所でただこうしているよ あなたはせんせい せんせい はやりのドレスをいつも しゃれて着こなしてるひとよ けっこうグラマなことも ぼくは気がついているんだよ あなたはせんせい 今度の休みになれぱ 部屋へたずねることにしよう ちょっぴり大人のふりで 愛のことばなど持って あなたはせんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハ ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このままつづいて行けば きっと死んでしまうだろう あなたはせんせい せんせい |
LOVE (抱きしめたい)櫻井敦司 | 櫻井敦司 | 阿久悠 | 大野克夫 | 會田茂一 | 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 皮のコート 袖も通さず 風に吹かれ 出て行く あの人を 色褪せた絵のような 黄昏がつつみ ヒールの音だけ コツコツ響く あなたは帰る 家がある 優しくつつむ 人がいる 指輪はずして 愛し合う いけない女と 呼ばせたくない 秋に枯れ葉が 冬に風花 つらく悲しく 舞い踊る さよなら さよなら さよなら さよなら 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 僕は今夜 少しばかりの 酒を飲んで 眠ればいいけれど 灰色の冬の町 駆け抜けた人の 心はどうして暖めるのか あなたは帰る 家がある 優しくつつむ 人がいる 顔を隠して 生きていく 不幸な女と 呼ばせたくない 街にみぞれが 人に涙が 暗くさびしく 凍らせる さよなら さよなら さよなら さよなら 街にみぞれが 人に涙が 暗くさびしく 凍らせる さよなら さよなら さよなら さよなら |
渚のシンドバッドW(ダブルユー) | W(ダブルユー) | 阿久悠 | 都倉俊一 | 朝井泰生 | アアア アアア…… アアア アアア…… 渚のシンドバッド ここかと思えばまたまたあちら 浮気な人ね サーフィンボード小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとってもお似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ くちびる盗む早わざは うわさ通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もう あなたにあなたにおぼれる 波乗りあざやか拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソルこちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったらあなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる |
サウスポーW(ダブルユー) | W(ダブルユー) | 阿久悠 | 都倉俊一 | 渡部チェル | 背番号1のすごいやつが相手 フラミンゴみたい ひょいと一本足で スーパースターのお出ましに ベンチのサインは敬遠だけど 逃げはいやだわ 男ならここで逃げの一手だけど 女にはそんなことは出来はしない 弱気なサインに首をふり 得意の魔球をなげこむだけよ そうよ勝負よ しんと静まったスタジアム 世紀の一瞬よ 熱い勝負は恋の気分よ 胸の鼓動がどきどき 目先はくらくら 負けそう 負けそう 私ピンクのサウスポー 私ピンクのサウスポー きりきり舞いよ きりきり舞いよ 魔球は魔球はハリケーン 背番号1のすごいやつが笑う お嬢ちゃん投げてみろとやつが笑う しばらくお色気さようなら でっかい相手をしとめるまでは ちょいとおあずけ さっと駈けぬけるサスペンス スリルの瞬間よ 熱い視線が からみ合ったら 白い火花がパチパチ 心はめらめら 燃えそう 燃えそう 私ピンクのサウスポー 私ピンクのサウスポー きりきり舞いよ きりきり舞いよ 魔球は魔球はハリケーン |
いつも二人で石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 阿久悠 | 曽根幸明 | 山倉たかし | いつも二人で 幸せだけを 探しつづけて 来たけれど それもはかない 夢だと知った つらいだろうが 別れよう ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ 甘い想い出 残したままで 何も言わずに 出て行こう 俺もお前も あまりに若く 甘い夢だけ みたけれど それも何時しか 色あせてゆき 知らぬあいだに 傷ついた ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ いつも二人で 暮らした部屋を 何も言わずに 出て行こう |
花になれ -うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな-田川寿美 | 田川寿美 | 阿久悠 | 堀内孝雄 | 若草恵 | 夢見て生きた はたちのように わたしは花だと いわれたい 時代の風に さらされながら 心もカサカサ 乾きがち 流されて 流されて 生かされて 生かされて うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ 死ぬほどひとを 愛したからは 人肌匂わせ 光りたい 純情ぶりを おとなにかえて 愛しさ抱きしめ 歩きたい 散らされて 散らされて 忘れられ 忘れられ うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ 芽をふいて 芽をふいて 愛されて 愛されて うめ さくら あやめ あじさい ひがんばな 好きな季節に ああ 花になれ |
女鳴き砂日本海水森かおり | 水森かおり | 阿久悠 | 三木たかし | 伊戸のりお | 宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの 旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い こころ揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです |
ダーリング紫苑 | 紫苑 | 阿久悠 | 大野克夫 | 紫苑 | ここへすわってくれ 足を組んでくれ 黄昏に顔を向けてくれ その指で髪をかきあげてくれ ダーリング ダーリング ダーリング これからいうことをきいてくれ 笑わないと約束してくれ あなたがほしい あなたがほしい あなたがほしい ダーリング ダーリング ダーリング ぼくにはもうあなたしかない 夜が来ても 朝が来ても 春が来ても 夏が来ても 秋が来ても 冬が来ても ぼくにはもうあなたしかない ダーリング 声をきかせてくれ キスをかわしてくれ あたたかい涙わけてくれ その声で熱くささやいてくれ ダーリング ダーリング ダーリング すべてがわかったといってくれ 世界中に発表してくれ あなたがほしい あなたがほしい あなたがほしい ダーリング ダーリング ダーリング ぼくにはもうあなたしかない 夜が来ても 朝が来ても 春が来ても 夏が来ても 秋が来ても 冬が来ても ぼくにはもうあなたしかない ダーリング |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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掠奪西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 愛はうばうもの あきらめないもの ほんの小さな 悔いも持たぬもの あなたは今 ウェディングドレス あなたは今 なぜか泣いている 幸せの顔 つくろうとして 幸せの顔 出来ずにいる あゝ 嘘だよ そんな幸せは 来るんだ そのままかけて あなたをさらう さらって逃げる それでなければ この愛は 愛は 愛は 嘘になる あなたは今 破れたドレス あなたは今 ベールを捨てた ひたむきな愛 心に感じ ひたむきな愛 求めて走る あゝ いいんだ たとえつらくても 来るんだ 情熱のまま あなたをさらう さらって逃げる それでなければ この愛は 愛は 愛は 嘘になる | |
愛したいなら今西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 愛したいなら今 信じたいなら今 与えたいなら今だよ その心 何がほしいと云う 何がつらいと云う 何がのぞみと云うのか 君は今 こうして抱きしめて 一つに溶けあえば すべてすべて 満たされる 誰の許しもない 愛は二人のもの もっと裸の心になることさ 愛したいなら俺 信じたいなら俺 与えたいなら俺だよ その心 羽をいためている 声もかすれている そんな小鳥の君には 俺がいる からだのぬくもりで 何かが見えて来る それがそれが わかるだろう 長い月日で今 生きているのは今 信じられるも今だよ 今なのさ | |
魅惑西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 川口真 | あなたは心に 罪の甘さを のこしてひとりで 帰るのですね 朝まだ早い 霧の空港 ひそかに見送る せつない思い 美しいと云うことは 罪なものですね それがそれがあなた 憎い憎いのです 去り行くあなたの 胸の中には あの日の恋など ないのでしょうか やがてこの霧 雨にかわって すべてを流して しまうのでしょう 美しいと云うことは 罪なものですね それがそれがあなた つらいつらいのです 美しいと云うことは 罪なものですね それがそれがあなた つらいつらいのです | |
情熱西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 川口真 | 今日から誰のために 生きてゆくのか たったひとり 思いがけない 愛の終りに 何をどうして いればいいのか 炎のように 燃えたあとで 抱いて 思いきり 抱いて 愛を確めて 誓ったはずなのに どうして愛は こんなにもろいのか この想い 誰の心にぶつける 今日から誰のために 生きてゆくのか たったひとり 愛に狂った 熱いこの胸 いつになったら さめるだろうか 悲しみさえも 消せはしない 泣いて 思いきり 泣いて それで何もかも 忘れられるなら どうして胸は こんなに熱いのか この想い 誰の心にぶつける | |
街の灯り![]() ![]() | 堺正章 | 阿久悠 | 浜圭介 | 森岡賢一郎 | そばに誰かいないと沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの暗い海のように ふれる肩のぬくもり感じながら話を もっともっと出来るならば今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ 好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ |
早春の便り堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 竜崎孝路 | 窓から見える港のいろも 何やら少しはなやいでます 季節は春に移ったのでしょう 突然君をおもい出しました お元気ですか 変わりはないですか 今でも花が大好きですか 大事なことを書かせて下さい ぼくには君が必要なんだと…… 市場(いちば)に花がたくさん入り そよ吹く風も香っています 逢いたいひとに逢えそうな季節 今こそ君を迎えに行きます お元気ですか 変わりはないですか 明るい声で歌ってますか 大事なことを書かせて下さい ぼくには君が必要なんだと…… |
枯葉の宿堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 森岡賢一郎 | 手紙を書くしかすることがない 枯葉が舞いちる山あいの宿 一にぎりの悲しみに追いたてられて 言葉もかけずに旅に出たけれど ぼくには何もすることがない あなたを想っているしかない枯葉の宿 あなたがあいつを好きだと知って ひそかに身をひき別れて来たよ らしくもないことだよと笑われるけど あなたを泣かせることは出来なかった ぼくには何もすることがない あの日をしのんでいるしかない枯葉の宿 たとえばひょっこり あなたがここへ たずねて来るなど望めぬ夢か 枯葉の道ふみしめて現われるような 予感にひかれて窓を見つめてる ぼくには何にもすることがない 未練をくやんでいるしかない枯葉の宿 |
夜ふけの街堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 街もいつか夜ふけて 駅も灯り消した 帰るあなた送りながら 暗い道を歩いた まだ少し何かいい足りないようで 胸の奥がなぜか重たい 君が好きと素直にいえばいいのだけど 指にそっとふれるだけで 夜の町を歩いた ここでいいとあなたは僕の指をはなし 暗い道の奥の家(うち)へ ひとり駈けて行ったよ また明日(あした)逢えるひとだと知ってても 戻る足はとても重たい やがて朝が来そうな空の色を見つめ 指の熱さ思い出して 君が好きとつぶやく |
あじさいの詩堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 雨の中おさななじみが嫁に行く しあわせになってほしいと手をふった あじさいの花がゆれてる窓ぎわで なぜかしら不意に感じた胸さわぎ だんだん遠くへ行くひとに 心をとどけるすべがない ただ しあわせを祈るだけ ただ しあわせを祈るだけ あじさいの色が変わって日がくれる 灯りさえつける気持ちにまだなれぬ おもいでといってしまえばそれまでの ささやかな胸の炎が今消える 名前も変わって行くひとに 今さらどうするすべもない ただ しあわせを祈るだけ ただ しあわせを祈るだけ |
永遠にさよなら堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 竜崎孝路 | あなたはそのまま 椅子から立たずに どこかへ消えるのは このぼくの方 すぐに戻るような 笑顔をのこして 軽やかな足どりで ぼくはここを出るよ あなたの涙は見たくない そして永遠(とわ)に 永遠にさよなら 小雨になったと 教えてあげたい けれどもそうしたら 出来ない別れ 無理に楽しそうな そぶりを示して 人ごみにまぎれこみ ぼくは駈けて行くよ あなたの涙は見たくない そして永遠に 永遠にさよなら………… |
自由なふたり堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 森岡賢一郎 | しばり合うことが恋だと信じ 何にをする時も二人でいたが それが傷つくもとだと知って 今は自由に生きてる二人 あなたはあなたで誰かと遊び 楽しい話をきかせてくれる そしてどちらかが逢いたくなれば 燃えて抱き合う初めてのように 甘いくちづけに危険な匂い なぜか気がかりでたずねてみたが それはきかない約束なのと 背中向けてるいとしいひとよ あなたは益々きれいになって 近ごろ心がおびえてしまう だけどいつまでも愛するために こんな関係をつづけたい二人 |
僕の可愛い人堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | この胸にいる あのひとは誰 ぼくの可愛いひと 忘れはしない 信じやすく 涙もろく 鼻のそばかすを 気にしてたひと それがいいのさ ぼくの人生 君と歩きたい 心にきめた 何もない今 見つめてるだけ ぼくの可愛いひと そよ風みたい せまい部屋を 君のために つくり変えては ひとりで眠る だけどいつかは ぼくの人生 君としあわせに なれるときめた |
愛情堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | あのひとは今 ウェディングドレス 晴れやかな顔見せて しあわせの鐘 鳴り響く中 午後の陽をあびる さようならしか 云ってはいけない それはあまりにも つらいつらい 愛していたと 云うのは遅い しあわせは逃げた 遠くからしか 見つめちゃいけない それはあまりにも つらいつらい 何かが今終り 何かが今消えた 大事なものが 涙とともに 何かが今遠く 何かが今去った 呼びもどせない 時のかなたへ あの人は今 上りの汽車で どの辺を走る 想い出でしか 逢ってはいけない それはあまりにも つらいつらい それはあまりにも つらいつらい |
地下鉄の駅で堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 山下毅雄 | 竜崎孝路 | 地下鉄の駅であのひとを待った 人ごみの中で背のびをしてた 今日こそはきっとお茶にでも誘い この気持ちだけは伝えておこう ずっと以前から好きでした いつも遠くから見てました 地下鉄の駅は帰りの時間 誰もかも 急ぎ足 通り過ぎる 地下鉄をおりたあのひとが見えた ぼくのことすぐに目にしてくれた 洪水のような人波が流れ どうしてもそばに近よれないよ 好きと叫んでもいいですか みんな見ててもいいですか 地下鉄の駅は帰りの時間 誰もかも 急ぎ足 通り過ぎる |
帰らざる季節堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 鈴木邦彦 | 高田弘 | 恋したひとが 泣いているという そんなうわさ聞かされた 秋のたそがれに ギターの弦(いと)が 切れた前ぶれに なぜか胸がさわいでた そんな時だった しあわせなんて はかないものか あんな笑顔を見せたひとが つらいなんて 冷たい雨が 落ちて来るような 重い空を見つめてる とても悲しくて 恋したひとが 待っているという そんな便り渡された 秋が終るころ 思い出のこる 海の見える丘 そこで待っておりますと 書いてあったけど しあわせなんて はかないものか あんな笑顔を見せたひとが つらいなんて 行くのはよそう あれは想い出さ 今は遠い 帰らない季節の出来ごと |
誰でも愛を求めてる堺正章 | 堺正章 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 君だけが さみしいわけじゃない 誰だって ひとりはつらいのさ あてのない 手紙はもうやめて 人ごみを 歩いてみることさ 誰でも 愛を求めている こころの 底から求める 誰でも 愛を求めている やさしく ふれあうその日を みんな 待ってる たそがれが いけないわけじゃない ふたをした こころが悪いのさ しあわせが ほしいと思うなら そのせまい 窓から出ることさ 誰でも 愛を求めている こころの 底から求める 誰でも 愛を求めている やさしく ふれあうその日を みんな 待ってる 悲しみに 逢いたいわけじゃない できるなら 別れを言いたいさ 君だって 今からほほえもう もう二度と 涙はいやなのさ 誰でも 愛を求めている こころの 底から求める 誰でも 愛を求めている やさしく ふれあうその日を みんな 待ってる |
デビルマンのうた![]() ![]() | 十田敬三 | 阿久悠 | 三沢郷 | あれは誰だ 誰だ 誰だ あれはデビル デビルマン デビルマン 裏切り者の 名を受けて すべてを捨てて たたかう男 デビルアローは 超音波 デビルイヤーは 地獄耳 デビルウィングは 空をとび デビルビームは 熱光線 悪魔の力 身につけた 正義のヒーロー デビルマン デビルマン はじめて知った人の愛 そのやさしさに めざめた男 デビルチョップは パンチ力 デビルキックは 破壊力 デビルアイなら 透視力 デビルカッターは 岩くだく 悪魔の力 身につけた 正義のヒーロー デビルマン デビルマン あれは誰だ 誰だ 誰だ あれはデビル デビルマン デビルマン 裏切り者の 名を受けて すべてを捨てて たたかう男 デビルアローは 超音波 デビルイヤーは 地獄耳 デビルウィングは 空をとび デビルビームは 熱光線 悪魔の力 身につけた 正義のヒーロー デビルマン デビルマン | |
地平を駈ける獅子を見た![]() ![]() | 松崎しげる | 阿久悠 | 小林亜星 | 高田弘 | 陽は昇り 風熱く 空燃えて 地平を駈ける獅子を見た 激しく 雄々しく 美しく たて髪 虹の尾をひいて アアア ライオンズ ライオンズ ライオンズ ミラクル元年 奇跡を呼んで 獅子よ 吠えろよ 限りなく ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ライオンズ 空青く 風白く 地は緑 炎の色の獅子を見た 誰もが情熱抱く時 心に響く雄叫びが アアア ライオンズ ライオンズ ライオンズ ミラクル元年 奇跡を呼んで 獅子よ 駈けろよ 果てしなく ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ライオンズ アアア ライオンズ ライオンズ ライオンズ ミラクル元年 奇跡を呼んで 獅子よ 駈けろよ 果てしなく ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ライオンズ ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ウォウォウォ ライオンズ ライオンズ |
黎明石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 阿久悠 | 三木たかし | 若草恵 | 旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る 時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る |
北斗七星-乙女の神話-石原裕次郎 | 石原裕次郎 | 阿久悠 | 三木たかし | 若草恵 | まだくちびるに 紅もなく 前髪さえも 切りそろえ 頬をうぶ毛で光らせて はじらう乙女よ 乙女よ… うなじは細く うつ向いて おさない肩は ふるえがち といたリボンを 投げすてて 夢見る乙女よ 乙女よ… きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ 瞳は濡れて かげりなく 耳たぶ薄く 貝に似て 花の香りの 肌白く ほほえむ乙女よ 乙女よ… 無邪気なまでに明るくて 素足で草を 踏みつけて 渡る小川に春の色 まぶしい乙女よ 乙女よ… きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ |
雨じゃんじゃん香田晋 | 香田晋 | 阿久悠 | 船村徹 | 丸山雅仁 | 雨じゃんじゃん 雨じゃんじゃん この肩に この胸に また嘆きの激しい雨が降る たそがれの街灯り 横顔にゆらめいて演歌が歌う いくじなしの男の子守歌 あのひとは今どこに たずねても探しても 夢のつづきはプツンと途切れて 今夜も雨の中 雨じゃんじゃん 雨じゃんじゃん 涸れるまで降るがいい 身も心もいつしかびしょ濡れて 傘がない宿がない あたためる 胸がない 女がさそう 寝ぐらのない男の子守唄 あのひとは ほろ苦い 想い出の中にだけ たとえどんなに恋して呼んでも 今夜も雨の中 雨じゃんじゃん 雨じゃんじゃん 傷ついた胸の底 もう涙があふれる水たまり 酔いどれて雨やどり 火の消えた 煙草すう ネオンが笑う 行くあてない男の子守唄 あのひとに捨てられて 未練でも 愚かでも ひとの気持はわかりはしないと 今夜も雨の中 |
翔歌小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 宮崎慎二 | この歌は…父の背中で聞いたのか それとも母の腕の中 いずれにしても この俺を 育ててくれた 歌だった あれから何年 何十年 乾いた都会の 真中で 疲れた人の ためにだけ 俺は ときどき 歌っている 影法師 影法師 ひきつれて行く帰り道 ともしび三つ わが家が一つ この歌は…恋がいのちであった頃 男の友に惚れた頃 いずれにしても 人生を 照らしてくれた 歌だった 貧しさ苦しさ 乗り越えて 花咲く都に ひとり立ち 未来はどこと 睨みつつ 俺は ときどき 歌っている 初恋の 初恋の 言葉をそえて桃の花 あなたに三つ こちらに一つ 初恋の 初恋の 言葉をそえて桃の花 あなたに三つ こちらに一つ |
野性よもどれ小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 宮崎慎二 | 蒼白い顔の 弟たちよ 心まで 蒼ざめるな 男であることに 恥じて 生きることを ためらうな 野性よ もどれ 駆け巡る 血をたぎらせ 野性よ もどれ 愛するひとのために使えよ 大都会の屋根の上で 月の光 浴びていたら 風の匂いも 波のさわぎも 感じることが出来る 蒼白い顔の 弟たちよ 未来まで 閉じ込めるな 時代の落し子になって 背中向けて うろつくな 野性よ もどれ おおらかに 息吸い込み 野性よ もどれ 愛するひとを抱いて歌えよ 大都会のビルの谷を 靴をぬいで 走りながら 川の流れや 海のうねりに ときめくことが出来る 野性よ もどれ 駆け巡る 血をたぎらせ 野性よ もどれ 愛するひとのために使えよ 大都会の屋根の上で 月の光 浴びていたら 風の匂いも 波のさわぎも 感じることが出来る |
銀座の雨の物語小西博之・清水由貴子 | 小西博之・清水由貴子 | 阿久悠 | 南こうせつ | お前が好きさ 誰よりも お前でなければ 愛さない 今度はきっと はなさない 別れたあの日は つらかった 銀座にシトシト 雨が降る そこらのパブでも 入ろうか 水割りだけでは 酔えないけれど ささやきくれたら すぐ酔える 雨 雨 雨 ギンザ 愛 愛 ギンザ あの頃 あの日と 変わらない 心はぴったり 寄りそって こういう出逢い めぐり逢い 二人に書かれた ドラマなの 銀座に小粒の 雨が降る 雨傘一つに 寄りそって 映画のポスター 見上げた時に やさしい 口づけ くれたのね 雨 雨 雨 ギンザ 愛 愛 ギンザ 銀座に小粒の 雨が降る 雨傘一つに 寄りそって 映画のポスター 見上げた時に やさしい 口づけ くれたのね 雨 雨 雨 ギンザ 愛 愛 ギンザ | |
もう忘れましょうちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 彩木雅夫 | 小杉仁三 | 今さら 今さら何さ こぼれた酒はそのまま 昔よ昨日も昔 楽しい夢も終りよ たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう 未練はきらいなはずよ 涙じゃないわ違うわ たがいに忘れましょう 忘れましょうよ 東と西へ 消えて消えて行きましょう さようならくちづけさえも しないでおくわさようなら |
恋した女ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 彩木雅夫 | 小杉仁三 | 恋した女が 悪いと言うのなら 抱いたあなたは どうなるの うらみじゃないけど 教えてほしい あれはあなたにとっては ささいな気まぐれ 今は遠い昔の話 消えそうな想い出なのね どうにもならない 想いを抱きしめて ひとり泣いてる 女なの 明日まで生きてる 値打ちもないわ 恋した女が ためいきつく時に 消えたあなたは どうするの 未練じゃないけど 教えてほしい しゃれた言葉を並べて 誰かを抱きしめ 罪な恋のある夜の秘密 気軽に重ねているの 窓辺にもたれて せつなくあきらめて 飲めぬお酒を飲んでいる 明日まで生きてる 値打ちもないわ |
今日で終ってちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 彩木雅夫 | 小杉仁三 | さよならが終ったら うらむのはやめましょう そんな寒いことしたくないしたくない いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ やせがまんしなくても しあわせが祈れそう 二度とこんな恋しないでねしないでね しないでね さよならが終ったら 何もかも捨てましょう いやなことならばなおのことなおのこと いい人はいい人よどうなって別れても 愛されたあの頃のあなたがほんとなのよ 男なら似たあなた 女なら似た私 いつかそんな人見つけそう見つけそう 見つけそう |
しゃれた生活ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | あなたの嘘は 嘘で楽しいわ 今日も何度か笑ってしまったわ しゃれた人生は宝石にうもれ くらしてるようで 私は好きよ 愛してると口ぐせみたいに いうひとに抱かれてくらす しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知る あなたのしゃれが通じなくなって 妙に本気になったら困るのよ 出来るものならば 昼顔のように はかなげに咲いてみたいと思う 愛してるとよそ見しながら いえたなら楽しいはずよ しゃれた私の生活 ああ だけど本当を誰が知る 誰が知る |
女の旅ちあきなおみ | ちあきなおみ | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | お別れをいうため 泣きながら来ました 幸せに背を向け 愛を捨てるのです 愚かな道だと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです わかって下さい 私はひとり 傷つくために 歩きはじめます ボロボロになるのも 考えた上です 生きている証が とても欲しいのです 悲しいやつだと いわれるでしょうが 女でも旅に 出たいことがあるのです 今日からこうして 私はひとり 傷つくために 歩きはじめます |
赤い糸の伝説前川清 | 前川清 | 阿久悠 | 都志見隆 | 川村栄二 | 観覧車 仰ぎながら 未来を語り合った 都会は真夜中も 時に虹がかかるの 赤い糸がからみ合っても なぜか本気になれぬままに 夜のピエロを気どりながら 消えてしまった きっと今ごろ 悔いているでしょう まごころをなくし 恋文を燃やす日ぐれ すべての過去は消えて やがては迫りくる 夜の闇に涙を 赤い糸をたぐり寄せても 二度とあなたはここに来ない 人はいつしか恋を捨てて 生きるものなの これでいいのね こんな毎日 寂しくはないの 赤い糸はとうにちぎれて 胸のいたみも癒(い)えたけれど 暗い目をした人に会うと じっと見つめる あなた おはよう あなた おやすみ そんな日があった あなた おはよう あなた おやすみ そんな日があった |
勝手にしやがれ椎名純平 | 椎名純平 | 阿久悠 | 大野克夫 | Evil Vibrations・椎名純平 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 思い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア |
誰もいない朝和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | とざされたあの窓 ふりかえり見あげて 去って行く私に 朝はつめたい しあわせはみじかく 悲しみは突然 今もなお私は 信じられない もしも誰かに出逢ったら 何か話してみたいけど 誰もいない 誰もいない 白い朝 誰もいない 誰もいない 雨の朝 今何がほしいと 云われたらこう云う あたたかいコーヒー すぐにのませて 霧に似た小雨に 鳥のようにふるえて あてもなく歩いて 今は死にたい もしも誰かに出逢ったら 何か話してみたいけど 誰もいない 誰もいない 白い朝 誰もいない 誰もいない 雨の朝 |
ひとめ惚れ和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | ロビー和田 | 山木幸三郎 | 好きなら 好きなら 理くつじゃないわ 一度で 一度で あなたにあげる だから 抱いてよ だから好きだと 気楽に云って それを私 待っているの お願い 一目で 一目で あなたにもえて 駄目でも 駄目でも 悔やみはしない それも恋なの あなたが あなたが ほんとに好きよ どうにも どうにも ならないほどよ だから もえてよ だから死ぬほど 愛してほしい それを私 待っているの お願い いけない いけない ことではないわ 素直に 素直に 生きてるだけよ それも恋なの |
ハート・ブレーク・ドール和田アキ子 | 和田アキ子 | 阿久悠 | かまやつひろし | 村井邦彦 | Heart Break Doll 黒い肌に光る涙 わたしのかわりに 泣いてくれる Heart Break Doll こなごなの ハートを手のひらに 涙でつないで 呼びかえすのか Heart Break Doll おろかなほどに Heart Break Doll ひたむきな愛 Heart Break Doll Heart Break Doll 黒いほどに うちすてられ わたしのかわりに 死んでくれる Heart Break Doll こなごなの ハートはつないでも 涙のかけらで こわれてしまう Heart Break Doll おろかなほどに Heart Break Doll ひたむきな愛 Heart Break Doll |
でんでん虫氷川きよし | 氷川きよし | 阿久悠 | 坂田晃一 | 坂田晃一 | 午後に少し雨が降って 過しやすくなる 胸をはだけ 風を入れて ほっと息をもらす 庭の八つ手 枝をつたい 歩く かたつむり 人は誰もあんなもので 地道に生きるだけさ いそげ いそげ いそげ まいまい おまえ でんでん虫よ どっこい どっこい 生きているぞ こうして 派手に生きてみたいけれど そうもならなくて 野暮な日々を 重ねながら 初心なひとを探す ごらんあれを 雨に濡れて 滑る かたつむり 俺の姿見てるようで ちょっぴり泣けてくるよ いそげ いそげ いそげ まいまい おまえ でんでん虫よ どっこい どっこい 生きているぞ こうして いそげ いそげ いそげ まいまい おまえ でんでん虫よ どっこい どっこい 生きているぞ こうして |
リンダの接吻本木雅弘 | 本木雅弘 | 阿久悠 | 芹沢ヒロ | 唇に少しだけ ジンリッキー 香りを残しくちづける 可愛いね 可愛いね ソバカスが気まぐれに とびちって 少女の顔をのこしてる 可愛いね かわいいね リンダ リンダ どこかで浮気を リンダ して来たことを リンダ 君はどうやら アア 知ってるようだ もつれ合い からみ合い アスファルト 夜ふけの風が 熱くなる 可愛いね 可愛いね 唇のつめたさが 溶けて行き いつしか涙あふれてる 可愛いね 可愛いね リンダ リンダ こういう浮気は リンダ もうやめにする リンダ 君のそぶりは アア いじらしすぎる リンダ こういう浮気は リンダ もうやめにする リンダ 君のそぶりは アア いじらしすぎる リンダ リンダ リンダ | |
猫のファド~あしたも生きるあさっても~リンダ・コラソン | リンダ・コラソン | 阿久悠 | 浜圭介 | 桜庭伸幸 | 迷(ま)い子の子猫を 片手で拾い上げて 私の部屋へ 連れてきたのは 三年も 暮らしてた 男に去られた夜でした 形のくずれた 帽子の中へ入れて あいつの匂い ついているけど しばらくは がまんして ベッドにしてねと 言いきかす さびしい同士だね 都会にありがちの 哀しい瞳(め)の色に たがいをうつしましょう だから いいわね いいわね あしたも生きる あさっても 小皿のミルクを ピチャピチャ舐めて飲んで 私のことを じっと見るのは もしかして 母親と 思っているからなんでしょか 気まぐれついでに しばらく猫と暮らす 不実な男 思いきるには 愛情を 空っぽに するしかないわと 苦笑い おかしい二人だね よくあるコンビだね 手枕 膝枕 ゆっくり眠りましょう だから いいわね いいわね あしたも生きる あさっても さびしい同士だね 都会にありがちの 哀しい瞳(め)の色に たがいをうつしましょう だから いいわね いいわね あしたも生きる あさっても あしたも生きる あさっても |
火の鳥![]() ![]() | 渡辺典子 | 阿久悠 | 宮下冨実夫 | 瀬尾一三 | You Carry Us On Your Silver Wings To The Far Reaches Of The Universe 愛したら 火の鳥 時を越えて めぐり逢う そうよ 愛は永遠よ 生きて 死んで よみがえる 仮の姿は たとえほろんでも もう泣かないわ いえ笑えるわ また逢えるから あぁあなたと You Carry Us On Your Silver Wings To The Far Reaches Of The Universe いろづいた素肌に 赤く揺れる火が見える ずっと過去に愛された そして はるか未来でも そんな二人と信じ合えたなら さあ抱きしめて また光らせて このたましいを あぁ彼方へ You Carry Us On Your Silver Wings To The Far Reaches Of The Universe キラキラときらめく あれは何の影かしら You Carry Us On Your Silver Wings To The Far Reaches Of The Universe 愛したら 火の鳥 時を越えて めぐり逢う |
ヤマトより愛をこめてささきいさお | ささきいさお | 阿久悠 | 大野克夫 | 宮川泰 | その人の優しさが花に勝るなら その人の美しさが星に勝るなら 君は手を広げて守るがいい 身体を投げ出す値打ちがある 一人一人が想うことは 愛する人のためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかも知らない 今はさらばと言わせないでくれ 今はさらばと言わせないでくれ いつの日か唇に歌が甦り いつの日か人の胸に愛が甦り 君は手を広げて抱くがいい 確かに愛した証がある 遠い明日を想うことは 愛する人のためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかも知れない 今はさらばと言わせないでくれ 今はさらばと言わせないでくれ |
こんな女に俺がした植木等 | 植木等 | 阿久悠 | 鈴木邦彦 | 森岡賢一郎 | たばこふかして 肌まで出して 酒の匂いも 身につけて これが女か これでも女 責めてみたとて しょうがない こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした 抱けば柳の 小枝のように やせてしなった お前だが これが女か これでも女 柳いつしか 松の幹 こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした 男ぎらいで 知られたお前 今じゃうわさの たねばかり これが女か これでも女 少し薬が ききすぎた こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした だれて今頃 女房は昼寝 馬鹿なさだめの 身のつらさ これが女か これでも女 やさしい言葉の かげもない こんな女に 誰がした 誰がした 誰がした 誰がした 俺がした |
熱き心にキンモクセイ | キンモクセイ | 阿久悠 | 大瀧詠一 | キンモクセイ | 北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女 いずこ 胸は焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想いつれてもどれよ ああ 春には花咲く日が ああ 夏には星降る日が 夢を誘う 愛を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ ああ 秋には色づく日が ああ 冬には真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに |
勝手にしやがれ![]() ![]() | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア |
サムライ![]() ![]() | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | 片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アアア アアア ありがとう ジェニー お前はいい女だった はんぱなワインより酔わせてくれたよ だけど ジェニー あばよ ジェニー 俺は行かなくちゃいけないんだよ 寝顔にキスでもしてあげたいけど そしたら一日 旅立ちが延びるだろう 男は誰でも 不幸なサムライ 花園で眠れぬこともあるんだよ 片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アアア アアア ありがとう ジェニー お前はいい女だった お前とくらすのが しあわせだろうな だけど ジェニー あばよ ジェニー それが男には出来ないのだよ 部屋から出たならつめたい木枯し お前の体のぬくもりが消えて行く 男はいつでも 悲しいサムライ しあわせに照れてることもあるんだよ 片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アアア アアア 片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アアア アアア |
さよならをいう気もない沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | ハイヒールのかかとが折れて歩けない ああ この先へは進めない 歩けない はしゃぎ過ぎた子供がベソをかくように ああ なんて私 ついてない 運がない 男と女はいつも悲しい手さぐりで 心のやすらぎ求め合うけれど 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて ハイヒールを両手に下げ歩き出す ああ この場所へはとまれない いたくない ミュージカルの場面のようにおかしくて ああ だけど私 歌えない 踊れない 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて 男と女はみんな孤独に気がついて 不幸を忘れてしまいたくなるが 季節を見送る詩人のように さよならをいう気もない 悲し過ぎて |
時の過ぎゆくままに![]() ![]() | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 大野克夫 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
憎みきれないろくでなし![]() ![]() | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | 昨日は昨日で どこかで浮かれて 過ごした筈だが 忘れてしまったよ ……気障な台詞だね 明日は明日で 楽しいだろうが 余りに遠くて 予想も出来ないよ ……使い古しだね 傷つけ合うのが嫌いだからと ずるずるみんなをひきずって 最後にあなたはあなたは どうするどうするつもり 恋に埋もれ死ぬ気でいるの 憎みきれないろくでなし こんなに真面目に 愛しているのに 昨日や明日は関係ないだろう ……きまり文句だね 女は不思議だ くちずけするより 綺麗な約束ほしがるものなのか ……破れかぶれだね ひとりも不幸にしたくはないと 天使の気分でいるけれど 最後は疲れて疲れて私の私の胸で 眠るつもりでいるでしょうね 憎みきれないろくでなし 憎みきれないろくでなし |
あなたに今夜はワインをふりかけ![]() ![]() | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | あなたに今夜はワインをふりかけ 心まで 酔わせたい 酔わせたい アア あなたを 何か悪いことでもしている顔して 愛してはいけない ぼくの胸に抱かれて夢みる時には 何もかも忘れて 悪ぶるくらい はしゃいでくれよ 酒も少し飲んでみたっていいさ あなたがそれでおそれを捨てて 愛の言葉をいえるのならば あなたに今夜はワインをふりかけ 心まで 酔わせたい 酔わせたい アア あなたを 蒼い肌を転がる 涙の真珠を くちびるですくって 何で泣いているのと たずねてみたけど 爪を噛むばかりさ はすっぱな口きいてもいいよ 好きと一度くらいいわせてみたい 仮面をぬいであなたの素顔 ぼくにはそっと見せておくれよ あなたに今夜はワインをふりかけ 心まで 酔わせたい 酔わせたい アア あなたを あなたに今夜はワインをふりかけ 心まで 酔わせたい 酔わせたい あなたに今夜はワインをふりかけ 心まで 酔わせたい 酔わせたい ラララ 心まで 酔わせたい 酔わせたい アア あなたを |
再会沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | あなたが背負った 不幸の重さは どんなに愛しても わからない あなたは心を 開いてくれない 心配しないでと横を向く それぞれが生きて来た 人生は違うから さわれない想い出も 心にはあるだろう あなたを愛するなら 不幸も想い出も すべて愛するのが まごころだろう 忘れてほしいと いってはいけない あなたを傷つける ことになる 何にもいわずに やさしく抱きしめ 体のぬくもりを伝えよう 待つことが何よりの やさしさと思うなら かたくなな扉でも 開く日があるだろう あなたを愛するなら 不幸も想い出も すべて愛するのが まごころだろう あなたを愛するなら 不幸も想い出も すべて愛するのが まごころだろう |
思いきり気障な人生沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | たとえひとの目に愚かに見えても 思いきり気障(きざ)な人生をおくりたい あなたはぼくを 愛する資格がない あなたの心に洒落っけがない あんなに粋な女に 見えたのに いつしか只の女になって行く あなたもぼくをしばりたいのか たったひとりの男にしたいのか いやだよ そんな 面白くもない 毎日同じ服着ているみたい 蝶々は空をとんでる時が蝶々さ カゴに入れたら只の虫なんだよ アアア …… アアア …… やさしくなけりゃ生きてる資格がない 悲しみしらなきゃ よろこびもない あなたは気障を悪いというけれど 心に気障をなくしちゃつら過ぎる 毎日嘘でかためたいのか 愛を汚してくらしてみたいのか いやだよ そんな 見てくればかりの しあわせなんか 悪酔いしそうだよ お酒は酔うと思える時がお酒さ 酔ってしまえば いやな毒なんだよ アアア …… アアア …… |
ナイフをとれよ沢田研二 | 沢田研二 | 阿久悠 | 大野克夫 | 船山基紀 | レモンをしぼり テキーラを飲め さあ酔ってしまえ 何にもいうな ごろりと寝ろ 朝まで死んだように 女の愛に傷つけられて あゝ暗い目をするな 俺に何をしてほしい なぐさめてほしいのかい めそめそ話など らしくないぜ ボトルが今日の枕さ 裸になれよ シャワーでも浴び さあ洗い流せ それから先は ケロリとしろ 昔のお前らしく ゆうべは酔って しまったなんて あゝその顔がいいよ 迎え酒なんかどうだ 一息に飲んでみろよ あばよといいながら 消えて行けよ 煙草の煙のこして 悲しいのなら ナイフをとれよ あゝ泣き言はいうな 俺は夜明けまで見たよ 泣きながら眠るお前 あれからうわささえ 消えたけれど お前はどこにいるのか |