岡千秋作曲の歌詞一覧リスト 1236曲中 1-200曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ありがとう あなたに桜井けい | 桜井けい | 大久保與志雄 | 岡千秋 | 伊戸のりお | お世話になった あなたに 真心(まごころ)込めて ありがとう あなたにあの日 励まされ あなたがいたから ここまで来れました 愛するあなたの 笑顔が浮かびます いつも心は ふるさとに 父さん 母さん ありがとう そして あなたに ありがとう お世話になった あなたに 感謝をします ありがとう 明日がもしも 晴れたなら あなたの笑顔が こころに届きます 愛するあなたと 手と手をいつまでも いつも心は ふるさとに 兄さん 姉さん ありがとう そして あなたに ありがとう また逢う時まで みなさんお元気で いつも心は ふるさとに 絆を 拡げて ありがとう そして あなたに ありがとう そして あなたに ありがとう |
夫婦有情姿憲子 | 姿憲子 | 野村耕三 | 岡千秋 | 南郷達也 | 妻は夫をいたわりつ 夫は妻に慕いつつ 咲かす命の夫婦花… 出合いふれ合い 赤い糸 絆を結んだ 二人じゃないか あなたと歩く 道ならば たとえ火の中 水の中 ついて ついて ついて行きます どこまでも どこまでも… いつも心に 夢を抱き あしたの灯(あか)りを 念じて生きる お百度(ひゃくど)ふんで 願(がん)かけて 祈るおんなの まごころを あなた あなた あなた分かって くれますか くれますか… 「嘘もかくしも無いのが夫婦 夫のあんたが妻の私に何の気がね 何の遠慮がいると云うの… あんたひとりで悩んだり 背負いこんだりせずに 私にも少し分けて持たせて下さい…」 紅も飾りも 用なしで あなたの命は 私の命 ずしりと重い 肩の荷も 妻という名が 軽くする きっと きっと きっと倖せ つかみたい つかみたい… |
三味線酒場岸千恵子 | 岸千恵子 | 星野哲郎 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 奴踊(やっこおど)りの 花笠被(き)ても 姿(しな)のよい娘(こ)は すぐわかる おいら、あの娘に 一目惚れ 嘉瀬(かせ)と金木(かなぎ)の 間の川コ 石コ流れて 木の葉コ沈む 三味線惚れした 親子の絆 切れたらほんとに バチ当り 親父の命令 絶対で 酒場の二代目引き受けた よされ じょんから 小原節 噂きいたら 訪ねておくれ 三味線酒場と 言やすぐわかる お酒で酔わせて 唄コで酔わす 二段仕込みの この酒場(みせ)の 親父の子供で 良がったよ おまえが倅で 良がったよ おけさ 船唄 あいや節 三味線サンバで 調子をあげりゃ サンバとサンバで バサマが六人 太棹三味線 小粋に抱いて 何でもやるよが 合言葉 千両箱に 腰かけて 親父はすっかり 眠り猫 十三(とさ)の砂山 流行歌(はやりうた) |
東京シャボン玉松原みほ | 松原みほ | 円香乃 | 岡千秋 | 猪股義周 | 男の心にゃ 空がある 飛べない 空がある たった一人の 女しか 飛べぬ 空がある 何度熱く 抱かれても 心をあげても シャボンみたいに 弾けて消える そんな恋だけど フワフワとフワフワと せめて消えるまで 東京シャボン玉 女の心にゃ 花がある 見えない 花がある 夜にまみれた 女にも 咲かす 花がある 馬鹿な恋と 言われても 心が 走るの あなた一人が 気付いてくれる そんな花でいい 紅々と紅々と そっと胸の奥 東京シャボン玉 何度熱く 抱かれても 心をあげても シャボンみたいに 弾けて消える そんな恋だけど フワフワとフワフワと せめて消えるまで 東京シャボン玉 |
赫い棘戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 高橋美菜子 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 砕け散った心 バッグに詰めて 出てゆく私を ひきとめないで このドアを開けて 過去に戻れるのなら 愛を知らない女に 帰りたい 私の涙が 赫い棘(あかいとげ)のように 愛をあなたに 刻みこむの 悲しむあなたも 嘘じゃないけど 裏切るあなたも 本当のあなた タイをはずしながら 繕(つくろ)う言葉 不実なあなたに 疲れ果てたわ あの甘い時間(とき)も ここに置いて行くけど 愛を知らない男は 気付かない 涙のしずくが 薔薇の棘のように あなた傷つけ 血を流すの 優しいあなたも 嘘じゃないけど 冷たいあなたも 本当のあなた 愛しい涙の 棘が心刺すの 好きよあなたが 今も好きよ 別れの言葉は 嘘じゃないけど まだ愛してるの 本当の私 |
春夏秋冬おかげさま節戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 春は曙 根雪も溶けて 心躍るよ おかげさま 秋は夕焼け 茜の空に 恋しい故郷が また浮かぶ 泣かないぞ 泣かないぞ 空を見上げりゃ トンビが一羽 明日は晴れると 鳴いている 春夏秋冬 おかげさま おかげさま 夏は祭りの 太鼓の音に そぞろ歩きも ヤレ嬉し 冬は鍋から 流れる湯気が しゃっこい懐(ふところ)あっためる ありがとう ありがとう 人の情けを 忘れはしない 恩をこの手で 返すまで 感謝感激 おかげさま おかげさま 感謝のこころで おかげさま 輪になって 輪になって パンと叩いた 手拍子ひとつ 笑顔満開 花ざかり 日本全国 おかげさま おかげさま |
空を見上げて徳永ゆうき | 徳永ゆうき | 原文彦 | 岡千秋 | 若草恵 | 両手を広げ 空を見上げて 輪になって高らかに 歌おうよ 今この時を 共に感じるままに 瞳かがやかせて 自分を信じて 名前すらない 小さな種だけど そうさ大きな花を 心に咲かせよう 恋(こい)しい人を 想う時には 星空にその気持ち 伝えよう 今悲しみが 君を包み込むなら 涙流せばいい 心に素直に そして笑おう 季節はめぐるから そうさまぶしく光る 明日(あした)を迎えよう 今僕たちの 夢を叶えるために 遥(はる)か遠くたって 歩いていこうよ 行(ゆ)く手遮(さえぎ)る 壁なら乗り越えて そうさまだ見ぬ世界 未来(みらい)が待っている |
たそがれ挽歌三本木智子 | 三本木智子 | 一葉よう子 | 岡千秋 | 松井タツオ | 窓の向うは さびれた港 波打つ海原 想い出酒場 ひとり注ぐ酒 ほろほろと 酔うほど心に 沁みてくる 馬鹿だね 馬鹿だよ 忘れたはずの あいつの名前 なぞる指 あの頃は 還らぬ遠い日 夕陽の彼方 たそがれ挽歌 沖のかもめと 男と出船 追うほど逃げてく さよなら港 風の哭き笛 ひゅるひゅると 硝子戸たたいて 呼ぶ過去(むかし) 逢いたい 逢えない 愛しい胸に 抱かれて聴いた わらべ唄 あの歌も 還らぬエレジー 夕焼け小焼け たそがれ挽歌 逢いたい 逢えない 愛しい胸に 抱かれて聴いた わらべ唄 あの歌も 還らぬエレジー 夕焼け小焼け たそがれ挽歌 |
そばの花滝すい子 | 滝すい子 | すいこ | 岡千秋 | 伊戸のりお | あなたと訪ねた 常陸(ひたち)の郷は 秋の陽やさしい そばの路 小さな花びら 身を寄せながら 揺れる姿の 愛らしさ 届かぬ恋の 夢を見た また来る季節に ときめく心 秋風揺らして そばの花 あなたのお傍に 居る幸せに ほほのほてりを 感じても 言葉に出ない もどかしさ もも色 夕映え 私の胸に 葉づれ音 風唄 そばの路 小さな花びら 抱きしめながら 愛しいあなたを 想い出し 叶わぬ恋の 夢を見た |
生々流転それでいい天童よしみ | 天童よしみ | 上田紅葉 | 岡千秋 | 池多孝春 | 惚れてたなんて 云わないで 花まで買って 照れるじゃないの お店たたんだ 私より 見送る人の 涙がつらい 出逢っては 別れゆく 行き交う船だよ 人生は 生々流転 それでいい 笑顔で またいつか またいつか 逢おうね 強気が売りの 女でも 強がりだけじゃ 暮らせなかった 人の心の ぬくもりが 小さな店を 支えてくれた 最後までありがとう お客という名の 恋人よ 生々流転 それでいい 何処かで またいつか またいつか 飲もうね 転んでも立ち上がり 生き抜く心に 明日が来る 生々流転 それでいい 夜明けを 待ちながら 待ちながら 歩こう |
居酒屋ばなし中村美律子 | 中村美律子 | 水木れいじ | 岡千秋 | 南郷達也 | なんやその顔 なあ源(げん)さん 阿呆(あほ)な相手にゃ 負けるが勝ちや 呑んで捨てたら もうええやんか 男値打ちは 銭やない… うちも一杯 付き合いまっせ 今夜はトコトン 浮かれ酒 ~暖簾おろして看板(ひ)を消せば ポツリ涙か 雨しずく 意地っぱりでも 女は女 沁みてせつない 道頓堀(とんぼり)あかり 久しぶりやな なあケンちゃん 苦労したやろ 東京ぐらし 夢も砕(くだ)けて あの娘(こ)にゃふられ さぞや辛(つら)かろ くやしかろ… 水に流して あんじょうやりや 今夜はトコトン 忘れ酒 あれを歌おか なあ加代ちゃん 女どうしで 兄弟仁義 がまん辛抱(しんぼう) なんぼのもんや 待てば来る来る 春は来る… さあさ笑って 花いちもんめ 今夜はトコトン 夢見酒 |
忘れられない ぬくもりが…滝すい子 | 滝すい子 | 辻正司 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 泣いて別れた 愛しきひとよ いつもそばに 居てくれた この胸に… ただひとり… なぜかあなたの ぬくもりが 忘れられない せつなさよ まぶた閉じれば やさしい笑顔 いつもそばに 居てくれた 淋しさに… 泣けてくる… そんなあなたの ぬくもりが 忘れられない この想い 遠い思い出 帰らぬ夢よ いつもそばに 居てくれた 誰よりも… 好きだった… そんなあなたの ぬくもりが 忘れられない あのひとよ |
北海漁歌福島はじめ | 福島はじめ | 万城たかし | 岡千秋 | 南郷達也 | 無事を祈って あの娘(こ)がくれた にぎり飯だよ やん衆船だ 秋刀魚(さんま)たかだか 二年の寿命(いのち) 詫びる気持ちで 網をひく ソーリャ ヨイショ ヨイショとナー 根室沖から オホーツク 合羽びしょ濡れ もうすぐ夜明け ここが戦場(いくさば) やん衆船だ 海も生きもの 喰われちゃならぬ もやい結びを 締めなおせ ソーリャ ヨイショ ヨイショとナー 先方(さき)は歯舞(はぼまい) 面舵(おもかじ)だ 時化たぐらいで じたばたするな さんま漁場よ やん衆船だ 度胸ひとつを 秤にかけりゃ おとこ千両 土性っ骨(どしょうっぽね) ソーリャ ヨイショ ヨイショとナー あの娘(こ)待ってる 北の海 |
そのわけは旭川岡千秋 | 岡千秋 | 水木れいじ | 岡千秋 | そのわけは…途中下車した そのわけは 北の故郷(こきょう)の あの町と 同じ文字 綴(つづ)るこの川 旭川(あさひがわ) 抱きよせる 人もないけど どこか優しい あゝ岡山… 雨も泣いてる 城下町 そのわけは…ふたり別れた そのわけは いくら答を 探しても 探しても 涙涙で 見えないの しあわせな 愛のくらしは いつか来ますか あゝ岡山… 問わず語りの 月見橋(つきみばし) そのわけは…北へまた帰(ゆ)く そのわけは きっと今なら あの人と 出直せる 生れ育った 旭川(あさひかわ) ふり向けば 日限地蔵尊(ひぎりじぞう)が 春を呼ぶよな あゝ岡山… 明日(あす)へ旅立つ 始発駅 | |
流氷酒場桜ちかこ | 桜ちかこ | 海老原秀元 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 風が暖簾(のれん)を たたくたび 蟹を焼く手が 止まります みれんなんです 三ヶ月(みつき)もたって いまも待ってる あのひとを 北の最果て 流氷酒場 カモメお前も さみしいか 店(ここ)のお客は みなおなじ つらい過去(むかし)を 捨てに来る そんななかでも あのひとだけが なぜか気になる ひとでした 窓の向こうは 流氷原野 海が夜通し 哭(な)きじゃくる 奴はこの頃 来ないねと いつもお客に 言われます だれのことだと わらってみせて そっとなみだを 噛むのです 北の最果て 流氷酒場 どこで何して いるのやら |
あじさい二年坂三本木智子 | 三本木智子 | 一葉よう子 | 岡千秋 | 松井タツオ | 千本格子に 灯がともりゃ 諦めみたいに 日が落ちる 哀しいほどに 愛しいあなた 待つより他には ないのでしょうか 淋しく咲いて 色変える なみだ七色 紫陽花二年坂 忘れてしまえる 人ならば こんなに心が 痛まない 愛したはずが 重荷になって あなたを縛って いたのでしょうか もどらぬ人の 恋しさを 花にささやく 紫陽花二年坂 よく似たお人を 見かけたと 噂にすがって 今宮へ やすらい祭り 囃子の笛に ひかれて尋ねて 来たのでしょうか 逢えないひとの 面影に 生きる女の 紫陽花二年坂 |
愛する子へのメッセージ滝すい子 | 滝すい子 | すいこ | 岡千秋 | あなたの声が 嬉しくて 涙が一筋 伝うほほ 注ぐ愛の 深さと意味に 右も左も 分からずに 人生預けて 生きてきた 若さと夢が 溢れてた どの子も皆(わたし)の 宝物 注ぐ愛の 行方に迷い 悩み重さに 涙して それでも向き合い 生きている 我が子よ道に 迷ったら しっかり向き合い 逃げないで 壁を越えて 進んで欲しい 強く優しく たくましく いつでも兄弟 母願う | |
枯葉の涙松原みほ | 松原みほ | 円香乃 | 岡千秋 | 猪股義周 | 夕暮れの街角に たたずむ私 足早に人混みを 消えてくあなた ハラリハラリ枯葉が 風に散る 恋の終わりを 知るように ハラリハラリ枯葉が 肩に散る 涙みたいに… 夕暮れの街角に 私は一人 華やかなウインドウ 明かりが灯る 泣きそうな顔をした 私が映る ハラリハラリ枯葉が 夜に舞う いないあなたを 探すよに ハラリハラリ枯葉が 追い掛ける すがりつくよに… 想い出の街角に 私は一人 ポツリポツリ小雨が 降り出した 心預ける 店も無い ポロリポロリ涙が 溢れ出す どこへ行こうか… 午前2時街角に 私は一人 私は一人 |
ゆみちゃん音頭桜ゆみ | 桜ゆみ | 磯部よしのぶ | 岡千秋 | 伊戸のりお | ハァー 木曽の清水で この身を清め 流れ流れて 馬籠宿 歴史刻んだ 宿場町 ソレ たたく太鼓が 鳴り響く ゆみちゃん音頭に 酔いしれて いつのまにやら いつのまにやら 踊り出す ハァー 昔遊んだ 小牧の山は 夢を語った 古戦場 今日は私の 出番だと ソレ 歌う心が 熱くなる ゆみちゃん音頭に 酔いしれて こんな私に こんな私に 手拍子を ハァー 赤い夕陽に 犬山城が 川面に映る すばらしさ 春は桜が 咲き乱れ ソレ 夜の鵜飼いは 屋形船 ゆみちゃん音頭に 酔いしれて みんな仲良く みんな仲良く 踊り出す |
寒い国から来た手紙戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 冬告げる風が 小窓を叩く頃 枯葉が散るように 舞い込んだ手紙 封筒の裏には イニシャルがひとつ 居場所を知らせない あなたの企みか? 遠い記憶が 千里を駆ける 思い出の破片(かけら)が 胸にふりつもる 見慣れたあなたの 優しい丸い文字 未練も哀しみも 似合わない文字だ 便箋に挟んだ カンパニュラの花 暮らしたあの部屋の 匂いと同じだね 古い季節が 面影運ぶ 硝子を砕くよに 心しめつける 今でもあなたは ひとりのままだろか もうすぐこの町も 真っ白な世界 ふるえていないか 幸せだろうか 出逢ったあの日から 変わらぬこの想い ああ…鳥たちよ 届けておくれ あなたが住んでいる 寒い北国へ この町よりずっと 寒い北国へ |
春待ちしぐれ岡千秋 | 岡千秋 | かず翼 | 岡千秋 | これから先の 人生すべて 俺にあずけて みないかなんて… 外は遣らずの 春待ちしぐれ こんな私で こんな私でいいですか 何にも言えずに 涙があふれ 思わずむせんだ あなたのお酒 あきらめかけた 倖わせなのに まるで出逢いは ドラマのようね… 胸に沁みます 春待ちしぐれ こんな私で こんな私でいいですか 過去ならたっぷり 俺にもあると 私を気づかう やさしいお酒 夢でもいいの 覚めずにいてと 頬をつねれば あなたが笑う… 根雪溶かして 春待ちしぐれ こんな私で こんな私でいいですか 尽くしてみたいの 命の限り 最後の人です ふたりのお酒 | |
二人の巡り逢い小桜舞子 | 小桜舞子 | 麻こよみ | 岡千秋 | 猪股義周 | ひとりぼっちの 淋しさに 泣いた夜さえ 懐かしく 懐かしく こんな私が もう一度 幸せ夢見て いいですか 回り道した 巡り逢い 生きて行きます あなたと二人 女心の 裏側に そっと隠した 恋の傷 恋の傷 つらい過去(むかし)は 忘れます 幸せ夢見て いいですか 縁が嬉しい 巡り逢い 泣くも笑うも あなたと二人 つらい時には この胸を 貸してあげると 言うあなた 言うあなた そっと寄り添う 肩の先 幸せ夢見て いいですか 通うぬくもり 巡り逢い 生きて行きます あなたと二人 |
ふるさと山河岡千秋 | 岡千秋 | 万城たかし | 岡千秋 | 花よ 鳥よ 青い空 根雪(ねゆき)残した 北の春 友よ 友よ… 男なら 母の大地の 峠(とうげ)を越えて でっかくなれと 笑って泣いた 奥羽山脈(おううさんみゃく) ふるさと山河 愚痴(ぐち)も 恋も 泣き言も 聞いてくれたよ この山々(やま)が 友よ 友よ… ありがとう 帰るところが お前にゃあると 背中を押して 勇気をくれた 奥羽山脈 ふるさと山河 風よ 雲よ 秋嵐(あきあらし) 岩手山から 冬になる 友よ 友よ… 会いたいナ 雪よ荒れるな 吹雪いちゃならぬ 達者かみんな 変わりはないか 奥羽山脈 ふるさと山河 | |
ギンザ・サニーサイド・ストリート五十川ゆき | 五十川ゆき | 冬弓ちひろ | 岡千秋 | 猪股義周 | この花を あげましょ しょんぼりした あなたへ ハッピーが てんこもり ウキウキ エヴリデイ 笑って歩けば 神様笑う にぎわう街の 柳は緑 歌いましょ 踊りましょ 銀座でスウィング ダダダ ドゥビ・ドゥビ・ドゥビ・ドゥビ・ドゥダーン ダバダ ドゥビドゥ ドゥビ ドゥビドゥ ドゥビ ドゥビ・ドゥダーン シャバダ ダバダ・ドゥビドゥ ダバダ・ドゥビドゥ ダバダ・ドゥビドゥ ドゥダ・ダーン 【HEY!!】 この空を 見上げよ 淋(さみ)しい瞳(め)の あなたと いつだって どこだって ワクワク エヴリデイ 会えない時でも ひとりじゃないわ 明日はきっと 素敵なことが はじけましょ 恋しましょ 銀座でランデブー この歌を あげましょ 大事な…そう あなたへ ハッピーが てんこもり キラキラ エヴリデイ うしろを見たって 幸せこない 一晩寝たら お日様でるよ 歌いましょ 踊りましょ 銀座でブギウギ 歌いましょ【歌いましょ】 踊りましょ【踊りましょ】 銀座でスウィング はじけましょ【はじけましょ】 恋しましょ【恋しましょ】 踊れ 銀座で ブギウギ Yeah~ |
三日月まいご美貴じゅん子 | 美貴じゅん子 | 石原信一 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 夜明けの窓に 三日月 この胸うずく 傷の形 あなた見送り ひとりの部屋で 肌のほてりを 抱きしめ ワイングラスを 飲み干す なぜ涙が出るの ただ待つだけの 三日月まいご 人目を避けて 逢う毎(たび) 離れられない 傷が燃える あなた別れを 切り出さないで ガラス細工の はかない 風にふるえる 恋です なぜ出逢ったふたり さだめのような 三日月まいご 朝には消える 三日月 どこへ行くのよ 傷のままで あなた苦しい 想いを残す だけど死ぬほど 好きなの 愛をささげた 人なの なぜ振り向かないの さまようだけの 三日月まいご 三日月まいご |
桜吹雪桜ちかこ | 桜ちかこ | 海老原秀元 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 桜吹雪はこの世を変える 居座る冬を追い払う まだまだ夜風は冷たいでしょう それでも心は華になる さくらさくら夢ざくら 叶わぬ時は何(どう)すれば 天神様に詣(まい)ります チョイと教えてくだしゃんせ 桜さくら満願ざくら…咲かせます 桜吹雪がながれに散れば ひととき川は花化粧 いえいえ最期(さいご)の輝きでしょう 命のはかなさ想います さくらさくら散りざくら 弥生(やよい)の風は罪つくり 天神様に頼みます チョイと叱ってくだしゃんせ 桜さくら倖せざくら…咲かせます 桜吹雪のたそがれどきは 寂(さび)しさ胸に溢れます そろそろ遊びはお終いでしょう 添いたい男が一人いる さくらさくら恋ざくら 恋しい人は何(どう)すれば 天神様に詣ります チョイと教えてくだしゃんせ 桜さくら満願ざくら…咲かせます |
桜色のオ・ヴォワ岡千秋 | 岡千秋 | 柚木由柚 | 岡千秋 | サテン纏う夕映えに 誘(いざな)われた 長い影 私のタブリエを着て 絵を描くあなたへと 今は胸の中で 手を振るのよ 恋の花はいま 枯れて オ・ヴォワ 桜色に暮れる街 ゆくあてなき まぼろしよ 星のみえる丘のもと ほほえんでるあなた 今は夢の中で 語らうだけ 二人が暮らした 部屋に オ・ヴォワ 恋の月はすみれ色 みちびかれた 絵の二人 はじまりの駅に降りて あなたもそこにいた いまは時の中で 見つめるだけ 新しい夜明け 街に オ・ヴォワ 街に オ・ヴォワ | |
あぁ故郷よ福島はじめ | 福島はじめ | 万城たかし | 岡千秋 | 南郷達也 | あの山あの川 茜空 俺のふる里 晩秋しぐれ じっちゃん熱かん 酒呑む頃は ばっちゃん囲炉裏で こっくりこ 音もたてずに 夜がくる 山の向こうに あぁ故郷が あの時あの友 ガキのころ 惚れたあの娘(こ)は あいつと一緒 むかし悪ガキ 暴れん坊が 別れ間際の 男泣き あれは汽笛か 風の音(ね)か 山の向こうに あぁ故郷が あの月あの雲 流れ星 遠いふる里 雪降るころか 母の吊るした 干し柿ゆれて 帰る田舎の あたたかさ 俺を呼んでる 待っている 山の向こうに あぁ故郷が |
北の果て…岡千秋 | 岡千秋 | さわだすずこ | 岡千秋 | 暖めて… 胸の芯まで 凍えた身体(からだ) ここは最果て 港町 宗谷岬の 海鳥が 泣くだけ泣けと 諭(さと)すように 逢えるはずない あなた あなた あなたを追って ひとり来ました 北の果て… 彷徨(さまよ)って… 叩く寒さに 頬震わせて ここは最果て 稚内 想い断ち切る 旅でした 忘れるはずの 旅なのに 瞼(まぶた)閉じれば あなた あなた あなたの顔が 闇に浮かんで 離れない どこへゆく… 寄せる流氷 はぐれた心 ここは最果て オホーツク 宗谷岬の 灯台が 沖ゆく船を 守るように 明日(あす)の灯(あか)りを あなた あなた あなた灯して 女ひとりの 北の果て… | |
浮き世舟愛川まみ | 愛川まみ | 麻こよみ | 岡千秋 | 猪股義周 | 望みを捨てずに 生きてたら いい日が来ますね 二人にも 苦労せせらぎ この世川 生きて行きます はぐれぬように 心ひとつの 浮き世舟 世間を上手に 渡れない よく似たあなたと 私です 曲がりくねった なみだ川 生きて行きます 後ろを向かず どこへ流れる 浮き世舟 あなたの隣に いるだけで 心が安らぐ 路地の裏 通うぬくもり 情け川 生きて行きます 離れぬように 心ひとつの 浮き世舟 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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ビードロ恋歌北岡ひろし | 北岡ひろし | 城岡れい | 岡千秋 | 伊戸のりお | はじめ小さな ひび割れが いつか弾ける 硝子と嘘は あなたと愛の すれちがい 戻す手立てが 見つからないの ポッペン ポッペン ポッペン 歯がゆいと ポッペン ポッペン ポッペン さみしいと グラスも泣いてる ビードロの恋 そっと吹いたら 音が出ず きつく吹いたら 砕けてしまう 遊びじゃ恋は できないの 恋の駆け引き おんなは弱い ポッペン ポッペン ポッペン 爪をかむ ポッペン ポッペン ポッペン 涙ぐむ にじんだ口紅 ビードロの恋 こわれ物ほど いとしくて つよい物ほど なぜだか飽きる 終わった恋に やせるより ちがうお相手 見つけりゃいいわ ポッペン ポッペン ポッペン 意地張って ポッペン ポッペン ポッペン つよがって 浮世絵まねする ビードロの恋 ビードロの恋 |
紅の舟唄羽山みずき | 羽山みずき | 松井由利夫 | 岡千秋 | 伊戸のりお | この舟が 酒田港に 着くまでは わたしはあなたの こころ妻 紅花とかした 恋化粧 エンヤコラマカセの 舟唄に 捨てて涙の 最上川 最上川 少しでも 長く一緒に いたいから 汽車には乗らずに 川下り あの山向うは 情け宿 エンヤコラマカセの 舟唄に せめて濡らすな 別れ風 別れ風 泣きません 泣けばあなたを つらくする みちのく短い 春の夜 ふたりで刻んだ 夢こけし エンヤコラマカセの 舟唄に ゆれてゆられて 最上川 最上川 |
憂愁海峡岡千秋 | 岡千秋 | いとう彩 | 岡千秋 | ひと月待てれば ふた月待てる つらい言いわけ 泣くばかり 逢いたいよ あの人に 波よ 風よ 伝えてよ 愛だけが 命なの …憂愁海峡 俺だと思えと この簪(かんざし)を そっとわたしに 握らせた その声が 離れない 港 夕陽 しずむ夢 愛だけが 命なの …憂愁海峡 何度も恋など 出来ない女 せめてカモメよ 伝えてよ 波止場にも 春は来る 暗い 遠い その先は 愛だけが 命なの …憂愁海峡 | |
愛がほしい高島レイラ | 高島レイラ | 合田道人 | 岡千秋 | 石倉重信 | 濡羽色(からすばいろ)の雨が降る 涙みたいに 慣れすぎた時間を 流すよに いろんなことがありました だけど限界 食卓(テーブル)に合鍵 置いておきました 何がわるいのか 何が足りない たぶん…私… 愛がほしい 想い出にするにはまだ 早すぎるけど 薄紅(うすくれない)の夢が散る 音も立てずに 愛されたぬくもり 消えてゆく 大人の恋と決めていた だけど限界 強がりじゃないのよ 二年ありがとう 胸のすきま風 胸のざわめき たぶん…私… 愛がほしい ふり向くのはやめにして ひとりこのまま 何がこうさせた 胸が痛むの たぶん…私… 愛がほしい 想い出にするにはまだ 早すぎるけど 想い出にするにはまだ 早すぎるから |
群青の弦岡千秋 | 岡千秋 | 原文彦 | 岡千秋 | 風に流れるヨー 霧の音 静寂(しじま)に開く 花の香(か)に 心かたむけ 群青の 夜に沁(し)み入る 箏の音(ね)は 何を偲びて すすり泣く 凍るその手にヨー 水をかけ 千遍(せんべん)弾(び)きの 荒修行 朝は朝星 夜(よ)は夜星(よぼし) 母の温(ぬく)みを 胸に抱き 意地で弾(はじ)いた なみだ弦(いと) 百や二百のヨー 理屈より ひとつの真実(まこと) こころざし 守り通して 天命(さだめ)を生きる 誰に聴かせる 永久(とこしえ)の 月に謳うは 春の海 | |
雪国恋人形岡千秋 | 岡千秋 | 万城たかし | 岡千秋 | 藍染めぼかしの 雪のれん 加賀友禅の 衿に降る 冬の金沢… おんながひとり 夢にさまよう 恋人形 汚(けが)れを知らぬ 花の我が身は 愛しい人と あぁ咲くいのち 日めくり暦は 春なのに こおろぎ橋は ぼたん雪 冬の金沢… おんながひとり 夢もおぼろな 恋人形 一途に燃える 片恋(こい)の灯りが なみだの宿で あぁ細くなる 紅がら格子に 九十九路(つづらみち) 雪降りやまず 足袋(たび)を凍(さ)す 冬の金沢… おんながひとり 夢にはぐれた 恋人形 寒さを凌(しの)ぐ 旅の衣は 恋ひとすじの あぁこころ糸 | |
真道戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 上に行くヤツ 出来るヤツ どうせ一(はな)から 決まってる 四の五の言い訳 するよりも 捨て身で当たれよ 男なら 己 信じて 歩いた先に たった一つの あぁ 道は出来る 人が誇れる 生き様に 今も昔も あるもんか 男が覚悟を 決めたなら 怯(ひる)むな止まるな 投げ出すな 意地と涙で 伸ばした指が たった一つの あぁ 道に届く 為せば良いのに 為さぬヤツ 無駄な時間の 穀つぶし 天からもらった 人生は 一生一度の 砂時計 宝物だと 分かった時に たった一つの あぁ 道が見える |
河内おとこ節水森かおり | 水森かおり | 石本美由起 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 河内(かわち)生れの 風来坊は 生きのいいのが 売りもんや サテモ皆様 おそまつながら ここが男の 舞台なら 太鼓叩いて 見栄を切る 喧嘩囃子の 河内ぶし 一に度胸や 二に人情や 後は腕づく 腕しだい サテモ皆様 悪声ながら 坂田三吉 物語り 派手な掛声 頂いて 唸る男の 河内ぶし 馬鹿な息子と 叱ってくれる 俺(わい)の親父は 生駒山 サテモ皆様 おおそれながら 肌は鉄火の 勇み肌 グイと冷酒 飲みほして 仁義(じんぎ)がわりの 河内ぶし |
おんなの青空岡ゆう子 | 岡ゆう子 | 荒木とよひさ | 岡千秋 | 猪股義周 | 過去を捨てたい 男がいれば 明日につまずく 女もいるよ 酒場という名の 人生港 酔いどれカモメと 迷子のカモメ そんなに誰かが 恋しいならば 最後の青空 探せばいいさ 探せばいいさ 夢を見捨てた 男がいれば 愛に溺れた 女もいるよ 酒場という名の 人生波止場 切ないカモメと 愛しいカモメ そんなに何処かに 行きたいならば もう一度青空 飛んだらいいさ 飛んだらいいさ そんなに誰かが 恋しいならば 最後の青空 探せばいいさ 探せばいいさ |
なごみ小路で…~2023年バージョン~戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 泣いちゃ男が すたる夜は そうさ深酒 したくなる 右から一(ひい)、二(ふう)… 三軒目 涙代わりの 浮き世の水で 酔いたいネ 酔いたいネ やっぱり 酔いたいネ 凍(しば)れた心と 胃ぶくろにゃ 馴染みの灯りが ああ あったかい 暖簾ヒラリと くぐったら 毎度お馴染み 顔馴染み 焼酎五、六… 七杯目 トバに枝豆 演歌がひとつ 嬉しいネ 嬉しいネ やっぱり 嬉しいネ 軒先飾った ビニールの ピンクの桜が ああ また笑う 嘘かホントか 知らないが あの娘オイラに 気があると その気で九つ… 十年目 誘うつもりが 酔わされつぶれ 懲りないネ 懲りないネ やっぱり 懲りないネ 変わらぬ笑顔が 咲いている 和(なご)みと言う名の ああ 春小路 |
女の涙雨愛川まみ | 愛川まみ | 麻こよみ | 岡千秋 | 猪股義周 | 傘も差さずに 雨の中 消え行くあなたの 後ろ影 ふたり暮らした 三年は 二度と返らぬ 夢ですか 冷たく降ります 女の涙雨 理由(わけ)もおしえて もらえずに あなたと別れる 哀しさよ やっと見つけた 幸せを どうぞ返して 取らないで 淋しく降ります 女の涙雨 泣いて見送る 恋ならば 会わなきゃ良かった はじめから あなたの名前 叫んでも 雨のしずくが 消して行く 冷たく降ります 女の涙雨 |
ふるさと恋唄石原詢子 | 石原詢子 | 麻こよみ | 岡千秋 | 石倉重信 | 冷や酒 徳利 耳もとで 揺らせば聞こえる 波の音… 女ひとりの 淋しさよ 帰るその日は いつになる ハ~ 故郷が 酔えばなおさら 近くなる 指折り数えりゃ 母の年令(とし) 越してまだみる 母の夢… 膝のぬくもり 優しさよ 胸に面影 また浮かぶ ハ~ 故郷が 酔えばなおさら 近くなる お酒にむせた ふりをして こぼれる涙を 指で拭く 鰹取る船 出る頃か 帰るその日は いつになる ハ~ 故郷が 酔えばなおさら 近くなる |
姫島月夜大木綾子 | 大木綾子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 男ごころと玄海しぶき 濡らす ばかりで 掴めば逃げる この人 ひとりと 尽くして燃えた 夢を 残して あんたの船は 船は 今ごろ アン・アン…… 月の出潮の 姫島辺り 小倉育ちの女のいのち 死ぬも 生きるも 前しか見えぬ 嬉しか思い出 切なか思い 酔えぬ 地酒に まぎらす酒 涙 頬づえ アン・アン…… すがる波間の 姫島灯り 博多 献上 筑前しぼり 帯に結んだ 女の真実(まこと) 半年 一年 待たされようと いつか かならず あんたを連れて 連れて 満潮 アン・アン…… 情け花咲く 姫島月夜 | |
故郷の風になれ金沢賢一 | 金沢賢一 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 潮風が髪を揺らす おかえりと頬をなでる 傷ついた心抱いて ただ一人汽車に乗りここに来た 恋は燃えたらいつか消えると 子供みたいに泣けばきっと涙も乾く だから泣くだけ泣いて 今はただ故郷(ふるさと)の風になれ キラキラと光る海を 海鳥が渡ってゆく 変わらない景色たちが 穏やかなあの頃を連れてくる 人を愛して人を信じて 笑って暮らしていた 子猫みたいに眠りゃきっと心も晴れる だから昨日は捨てて 今はただ故郷(ふるさと)の風になれ 朝になったら違う明日(あした)が 私を待ってるから カモメみたいにきっと高く大空飛べる だから涙は拭いて 今はただ故郷(ふるさと)の風になれ |
水の炎美貴じゅん子 | 美貴じゅん子 | 石原信一 | 岡千秋 | 猪股義周 | 約束なんて もらわなくても いいのよ二人 寄り添いあえば あなたの寝息 一時間でも 感じていれば 幸せだから どんなに愛しても 報われない愛は 涙の水の底 炎になるのです 誰にも知られずに 心に閉じ込めて 涙の水の底 静かに燃えながら 激しい恋は あこがれるけど 壊れてしまう 明日が怖い あなたの指に つかまりながら 行くあてもなく 流れて行くの どんなに愛しても 報われない愛は 涙の水の底 炎になるのです 夢見ることよりも ぬくもりだけ信じ 涙の水の底 密かに揺れながら どんなに愛しても 報われない愛は 涙の水の底 炎になるのです わたしの生き方と 心に言い聞かせ 涙の水の底 ひとりで燃えながら ひとりで燃えながら |
母子草HONEST・辻 | HONEST・辻 | 辻正司 | 岡千秋 | 高島政晴 | 縁側の 片隅で うとうとと 年老いた 後ろ背の 眠ってる 母を見た 子供の頃の ひとり…静かに 夢の中 人生の 荒波越えた 母子草 陽溜まりの 母は今 何想い 今はない 故郷を 懐かしみ 音のない 想い出夢に 過ぎし…人生 振り向けば 何故か 木の葉のような 母子草 母さんの 好きだった 花を見た 旅立って 今はただ 想い出す あの笑顔 一途に生きた あなた…会いたい つぶやきの もう一度 いつ咲く花よ 母子草 |
紅葉恋路三本木智子 | 三本木智子 | 一葉よう子 | 岡千秋 | 松井タツオ | あなたの面影(かげ)が あと追いかけて みれん重たい おんな旅 おんな旅 別れ言葉が 身を切るように 胸に冷たく ささります 愛がこぼれて… 涙こぼれて… 紅葉大和路 秋しぐれ よりそう肩も 失くしてひとり たどる長谷寺 登廊(のぼりろう) 登廊 あなた赦して 歩けなかった 恋の階段 一歩ずつ 叶うことなら… 二人も一度… 紅葉大和路 訪ねたい あなたに逢えて 幸せでした たとえ終わりが 涙でも 涙でも はらり病葉(わくらば) この手に受けて 時の流れを かみしめる 愛はそのまま… 胸にこのまま… 紅葉大和路 深い秋 |
花嫁情話水元やよい | 水元やよい | さとの深花 | 岡千秋 | 前田俊明 | 晴れてうれしい 花嫁衣裳 胸に涙が こみ上げる 我がまま娘を 育ててくれた 両親様よ ありがとう 情愛こぼれる 祝い酒 言葉少なに 意は深く 父の口ぐせ 抱いて嫁く 働き過ぎるの 心配なのよ 両親様よ いつまでも 祈る心の 金屏風 別れ花束 百代の願い 母が涙の 手を握る 離れちゃ駄目よと 瞳でくり返す 両親様よ さようなら 声も名残りの 祝い唄 |
恋愛シネマ戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 夜の帳が降りれば 恋愛シネマの始まりさ ネオンサインに誘われて 並木柳が浮かれだす 飲んでフワリ 酔ってユラリ 薔薇は夜匂う ここじゃみんな ただのオンナ 朝まで踊ろうよ ここじゃみんな ただのオトコ 夜通し踊ろうよ いつも無口な男が 恋愛シネマじゃ立役者 ジンのロックを彼女にも 洒落た台詞がお似合いさ 飲んでフワリ 酔ってユラリ 月はまだ高い ここじゃみんな ただのオンナ 朝まで踊ろうよ ここじゃみんな ただのオトコ 夜通し踊ろうよ 飲んでフワリ 酔ってユラリ 薔薇は夜匂う ここじゃみんな ただのオンナ 朝まで踊ろうよ ここじゃみんな ただのオトコ 夜通し踊ろうよ |
歌だよ!人生中村美律子 | 中村美律子 | 水木れいじ | 岡千秋 | 南郷達也 | 時代遅れの 流行歌(りゅうこうか) そんなふたりで えやないか あんた辛抱 わたしは我慢 浮世七坂 越えてきた… 何は無くても 歌だよ 歌だよ 歌だよ 歌だよ 歌で支える ヨイショ! ド根性 誰か泣いてりゃ 手を貸して いつもうちらは あとまわし 丸い七輪(しちりん) メザシを焼いた それも今では 語り草… 何は無くても 歌だよ 歌だよ 歌だよ 歌だよ 歌で毎度の ヨイショ! 憂(う)さ晴らし あんたごらんよ あの松葉 散って逝(い)くまで ふたりづれ 下手でかまへん 世渡りなんか 明日(あす)も勝ち抜く 心意気… 何は無くても 歌だよ 歌だよ 歌だよ 歌だよ 歌で人生 ヨイショ! 綱渡り |
高知 いの町 仁淀川岡千秋 | 岡千秋 | 紺野あずさ | 岡千秋 | 帰ってきたよ おまえの胸に ごめんごめんよ 待たせたね 普段(むかし)のままに 「おかえり」なんて 言われりゃ「オッス」と うなづけただけ もう離さんよ そばにおるよ いいね 高知 いの町(ちょう) 仁淀川(によどがわ) こんなに痩せて 小さくなって ひとりそれでも 耐えてきた カゲロウよりも 儚(はかな)く薄い 土佐和紙(とさわし)生まれた 俺たちの町 もう行かんから どっこも行かん いいね 沁みる 青さよ 仁淀川 帰ってきたよ おまえの愛に ごめんごめんよ 待たせたね 大事なひとは 泣かせちゃいかん こころに流れる せせらぎが言う もう離さんよ そばにおるよ いいね 高知 いの町 仁淀川 | |
人生一本〆め大木綾子 | 大木綾子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | そこの にいさん おねえさん 昔は 美人の おばあちゃん 今日は 雨でも 明日の空は 夜が 明けなきゃ わからない 取りこし 苦労は 体に悪い 背骨を のばして しゃんとして 一本〆めで 締めましょう サノエ・エンヤラヤ そこの にいさん おねえさん 赤ちゃん 抱いてる おかあさん 右か 左か 二つに 一つ 恋に 迷えば 紅とんぼ くよくよしてたら 飛ぶにも 飛べぬ 涙で たちきる 夢もある 一本〆めで 締めましょう サノエ・エンヤラヤ そこの にいさん おねえさん まだまだ お若い おじいちゃん 指を濡らして 風向きみても 浮世きままな つむじ風 一生 一度に かけましょう 一本〆めで 締めましょう サノエ・エンヤラヤ サノエ・エンヤラヤ | |
高瀬川慕情岡千秋 | 岡千秋 | 竹之内日海 | 岡千秋 | 鴨川(かも)の流れと 高瀬の桜 ふたりで歩いた 木屋町で 行き交う人に あなたを重ね ひとりたたずむ 古都の町 今日も静かに 夜(よ)が更ける 心さみしい 高瀬川 涙あふれて 流れる川も いつかは本流(もと)へと もどるのに もどるあてない 運命(さだめ)の悲恋(こい)か 逢瀬重ねた 古都の町 想いつのらせ 夜が更ける ひとりぼっちの 高瀬川 つらい涙が 川面をゆらす 乗せてはくれない 高瀬舟 明日(あす)を待ってる この月さえも 浮いてせつない 古都の町 紅葉(もみじ)照らして 夜が更ける 夢もいとしや 高瀬川 | |
しぐれ宿眞千賀子 | 眞千賀子 | かず翼 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 傘を差しても 裳裾が濡れる あなたに見せよと 選んだ着物 すすり すすり泣くよな せせらぎに 迷いながらも 渡る橋 今宵一夜(ひとよ)の 切ない逢瀬 隠してください しぐれ宿 ひとり飲んでた あなたの胸に 何にも言わずに 抱き寄せられて いつか いつか迷いも 消えてゆく 罪は私が 背負います 今宵一夜に 女の命 尽くして悔いない しぐれ宿 離れられなく したのはあなた 抱かれた余韻に 雨音しみる ほんの ほんの束の間 まどろめば 時は無情に 過ぎてゆく 今宵一夜の 短い夢は 哀しい幸せ しぐれ宿 |
明日への翼徳永ゆうき | 徳永ゆうき | 原文彦 | 岡千秋 | 若草恵 | 満天を飾る 星たちに あなたは何を 願うのでしょう 悠久の 淡き明かりに あなたは何を 誓うのでしょう 私は翔(と)びたい 群青の天空(てんくう)を 鳳(おおとり)のように 明日への翼広げて 気高き人生の 生命(いのち)謳(うた)いたい 海原を渡る 風たちに あなたは何を 語るのでしょう 姿なき 潮のかおりに あなたは何を 託(たく)すのでしょう 私は詫(わ)びたい あの時苦しみに 背を向けたことを 明日への翼広げて あなたと寄り添って 生きてゆくために 私は翔びたい 群青の天空を 鳳のように 明日への翼広げて 気高き人生の 生命謳いたい |
すばらしき奄美HONEST・辻 | HONEST・辻 | 辻正司 | 岡千秋 | 高島政晴 | 瀬戸内の大空を 海峡の吹き渡る 風よ雲よ 父の生まれた 母の生まれた すばらしきふるさと 奄美よ 幼いころに 手をひかれ 想いでのあの道 ああ… 奄美大島 瀬戸内のにし風が 海峡を吹き渡る 風よ雲よ 浜を走った 友今いずこ すばらしきふるさと 奄美よ 子供のころの なつかしい 野山をかけめぐり ああ… 奄美大島 瀬戸内の海原を 海峡を吹き渡る 風よ雲よ 共にあそんだ 兄妹(あにいもうと)よ すばらしきふるさと 奄美よ 風のたよりが なつかしく 想えば青春の ああ… 奄美大島 |
噂の湘南漁師町岡千秋 | 岡千秋 | はまだゆうこう | 岡千秋 | サーファー娘の 潮焼け素顔 海の仲間は 誰もが好きさ あの娘(こ)泣かせば 時化(しけ)になる そんな噂の湘南漁師町 ソーナンダ ソーナンダ それじゃ一丁 守ってやろうぜ あの娘(こ)を見かけりゃ 波立つこころ 誰と結ぶか 舫(もや)いの綱を 白いヨットか 漁船(さかなぶね) そんな噂の湘南漁師町 ソーナンダ ソーナンダ それじゃ一丁 名乗りを上げるぜ カモメがまり 騒いでいるよ 漁船(ふね)にあの娘が 乗るんだなんて どこの誰だよ にくい男(やつ) そんな噂の湘南漁師町 ソーナンダ ソーナンダ それじゃ一丁 祝ってやろうぜ | |
おとこの挽歌司建二郎 | 司建二郎 | 本橋夏蘭 | 岡千秋 | 川端マモル | 燕が低く 空を飛ぶ 雨が未練を 連れてくる 何年おとこを 生きてても 払いきれない 寂しさだけは 背中を丸め 裏通り くぐる酒場の 縄暖簾 誰にも見せない 古傷が 飲めば今夜も あゝまた疼(うず)く おとこの胸の 奥の奥 なぜか消せない 女(ひと)がいる 今頃どうして いるのやら おまえ浮かべる コップの底に 小さな店に 流れるは やけに昭和の 恋歌(うた)ばかり 帰れやしないさ あの頃に 過ぎた昔は あゝもう遠い 吹く風沁みる 雨あがり これでいいだろ これでいい 見上げる明日(あした)に 聞いてみりゃ 笑う三日月 あゝ夜(よ)が更ける |
加那恋しHONEST・辻 | HONEST・辻 | 辻正司 | 岡千秋 | 高島政晴 | 海峡の灯(ひ)よ 夕暮れに 汐風(しおかぜ)さわぐ サンゴ島(しま) 遠く離れて 会いたくて 出船入船 便りをのせて 古仁屋(こにや)港 ふるさとの海よ 黒髪の 加那恋し デイゴの並木 青い海 汐路が白い ヤドリ浜 加計呂麻島(かけろまじま)が なつかしや 出船入船 魚(うお)釣り船が 実久(さねく)の沖よ ふるさとの岬 紅い花 加那恋し 島唄うたう ルリカケス 浜辺であそぶ 加那たちよ 夕陽がしずむ つむぎ島(じま) 出船入船 しばしの別れ 真珠の海よ ふるさとの島よ 初恋の 加那恋し |
居酒屋 薩摩大川ゆり | 大川ゆり | 麻こよみ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 「私でよければ お願いします」 わざとおどけて 言う私 お湯割りゆらゆら グラスの湯気に 浮かぶ笑顔の 居酒屋薩摩(さつま) 出会って嬉しい 幸せの恋灯り あなたの指先 かすかに触れて 胸にあふれる あたたかさ 夜風が優しく のれんを揺らし 今日も賑わう 居酒屋薩摩(さつま) ふたりの心が 通い合う裏通り あなたに会うため 今日まで一人 回り道して 来た私 つまみの「つけあげ」分け合いながら 肩に寄り添う 居酒屋薩摩(さつま) 消したりしません 幸せの夢灯り |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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道頓堀川岡千秋 | 岡千秋 | たかたかし | 岡千秋 | 小雨がそぼ降る 道頓堀に 涙でともる 恋の灯よ あの人が あの人が 呼んでいるような 揺れる面影 夜の爪あと 今夜も泣かせる ネオン川 ちいさなお店で 仔犬とくらす 女の過去は きかないで 咲いたとて 咲いたとて 浮いて流される どうせ浮草 夢のもろさよ 涙をしずめた 夜の川 相合橋から 戎橋 往く人来る人 もどる人 この川で この川で ひとり春を待つ 燃えてさみしい 紅い唇 明日も流れる さだめ川 | |
命の花道岡千秋 | 岡千秋 | たきのえいじ | 岡千秋 | 渡る世間の 身を切る寒さ 弱音吐いたら 苦労が笑う 苦労が笑う 夢は夢でも 叶わぬ夢を エンヤコラ ドッコイショ 叶えてみせる いつの日か 飾る 飾る 命の花を 花道を 言葉なくても 目を見りゃ判る 惚れりゃ尚更 心が見える 心が見える あれは祭りの 太鼓の音か エンヤコラ ドッコイショ 路地から路地に 鳴り響く 続く 続く 命の花が 花道が 雨に明日が 隠れていても やがて日が照る 朝日が昇る 朝日が昇る 生きて一生 無駄にはしない エンヤコラ ドッコイショ 飛び散る汗が 華になる 歩く 歩く 命の花を 花道を | |
星空のむこう側岡千秋 | 岡千秋 | 円香乃 | 岡千秋 | 星を見上げれば 笑顔が見える 僕のこの胸を 優しく照らす 両手に溢れる この想い消えずに 届いて いるだろうか 君が君が君が 好きだよ ずっと… 星を見上げれば 笑顔が見える 街に灯(ひ)がともる 景色を二人 時間(とき)を止めたように 見つめていたね 「灯りの数だけ 人生があるのね」 寄り添い あの日言った 君の君の君の 横顔 綺麗… 夢の中でいい 逢いたい僕さ 離れていたって 一人ではないから 星空 駆け抜けたら 君が君が君が いるから ずっと… 星を見上げれば 笑顔が見える …笑顔が見える | |
日本一やで桜ゆみ | 桜ゆみ | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 惚れたハレたは 蚊帳の外 いなけりゃ淋しい 女房どの 右目つぶった それだけじゃ 足りずにつぶった 左目で 許す器量は 許す器量は 日本一やで これが俺(おい)らの カミさんや 口じゃ女にゃ かなわない 相手が娘じゃ 尚更だ だけどやっぱり 親子だな 生意気放題 その後で 見せる笑顔は 見せる笑顔は 日本一やで そうさ俺(おい)らの 宝物 安い酒でも 肴でも 仲間が集まりゃ 旨くなる 一人欠けても 灯(ひ)が消える 変わらぬ気持ちで 酌み交わす 酒も心も 酒も心も 日本一やで これが俺(おい)らの 友垣(ともがき)や |
祝い節石原詢子 | 石原詢子 | 水木れいじ | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 嬉し涙で 樽酒あける 今日のふたりの 晴れ姿 惚れて惚れぬけ 夫婦(めおと)なら…… 花の人生 情で結ぶ 歌はめでたい 祝い節 夢を積み荷の 木の葉の船で 我慢くらべの 永い旅 惚れて惚れぬけ 心から…… 浮き世荒波 笑顔で越えりゃ 枝も栄える 祝い節 過ぎてしまえば 幾春秋(いくはるあき)の 苦労ばなしも 語り草 惚れて惚れぬけ いつまでも…… 晴れの門出に 手拍子そえて これが餞(はなむけ) 祝い節 |
長崎夢ざかり茜つばき | 茜つばき | 茜つばき | 岡千秋 | 伊戸のりお | むらさき月 夜宵の街 心のランタン 揺らめいて 触れる肩先 恥じらいながら おちょこ眺めて 夢見酒 恋こい来いこい 長崎 あぁ 恋ざかり 夢ざかり あじさい香る 雨の街 寄り添い歩くは 石だたみ 祈り教会 鐘の音(ね)聴けば 目と目合わせて つないだ手 恋こい来いこい 長崎 あぁ 花ざかり 夢ざかり あふれるロマン みなと街 星降る水面は 恋灯り 頬に椿の 紅色さして 今宵あなたに 酔いしれる 恋こい来いこい 長崎 あぁ 夢ざかり 夢ざかり |
母ありき二葉百合子 | 二葉百合子 | 荒木とよひさ | 岡千秋 | 佐伯亮 | 母ありき 野菊の人よ 帰らない 帰らない 心の人よ 夕やけ小径(こみち)を 歩いたね 一緒に童謡(うた)を 歌ったね 「おかあさん おかあさん…」 そっと呼んでも あゝ…故郷(ふるさと)の 風にちぎれる 母ありき 涙の人よ 会いたくて 会いたくて 悲しい人よ ふたりで東京へ 行ったよね 一緒に汽車に 乗ったよね 「おかあさん おかあさん…」 そっと呼んでも あゝ…故郷(ふるさと)の 風にちぎれる 母ありき 瞼の人よ いつまでも いつまでも 優しい人よ 苦労いっぱい したんだね 一緒に涙 こぼしたね 「おかあさん おかあさん…」 そっと呼んでも あゝ…故郷(ふるさと)の 風にちぎれる あゝ…故郷(ふるさと)の 風にちぎれる |
愛の架け橋金沢賢一 | 金沢賢一 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 雨に打たれ咲く花がある 風に打たれ咲く花がある 人を愛して人を信じ 運命(さだめ)を恨むのは止めよう 空と大地を渡る虹のように それが小さなそれが小さな始まりでも 父と母二つの祖国(くに)をあぁ…つなぐ 愛の架け橋になりたい 生きることがただ苦しくて 生きることがただ哀しくて 僕は僕だとそれでいいと 知らずに生きていたあの頃 風が遠くへ種を運ぶように やがて大きなやがて大きな絵(みの)りになり 人と人涙の糸をあぁ…つなぐ 強い架け橋になりたい 空と大地を渡る虹のように それが小さなそれが小さな始まりでも 父と母二つの祖国(くに)をあぁ…つなぐ 愛の架け橋になりたい |
港・ナイトストーリー夏川あざみ | 夏川あざみ | 冬夏 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 赤い夕日沈む 港の酒場 路地でいつもあいつ わたし誘うの 誘惑のジャズ喫茶 甘いバーボン ショットグラス透かし 腰をくねらせ 赤い夕日沈む 恋の夜よ 霧にかすむ街の なじみのお店 なぜかわたし今夜 胸がときめく さしむかい口説くのは 赤いワインで 恋の魔法かけて そっと唱える 霧にかすむ街の 夜は長い 誘惑のジャズ喫茶 甘いバーボン ショットグラス透かし 腰をくねらせ 赤い夕日沈む 恋の夜よ |
とちのきロマンえひめ憲一 | えひめ憲一 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 南郷達也 | 栃木自慢は 数々あれど 一に日光 華厳ノ滝よ 若いふたりは いちご狩り 栃の木 栃の実 栃の国 可愛いあの娘(こ)は とちおとめ 色の白さは 干瓢(かんぴょう)ゆずり あの娘ほろ酔い 足利ワイン おっと忘れちゃ 困るんだ 栃の木 栃の実 栃の国 孝子桜(はな)と餃子の 宇都宮 湯の香 湯けむり いで湯の里は 那須に鬼怒川 平家(へいけ)の宿よ 秋の紅葉(もみじ)も いいけれど 栃の木 栃の実 栃の国 冬はかまくら 雪灯里(あかり) 君に似合うよ 結城の紬(つむぎ) 品の良さなら 日本一だ だけど時々 角(ツノ)をだす 栃の木 栃の実 栃の国 ちょいと焼きもち 益子(ましこ)焼 |
父と母滝すい子 | 滝すい子 | すいこ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 指さす峠の ふるさとに 一人で父さん 住んでいた 時どき 心が 旅をする 今ならあなたの 親ごころ しみじみ心に 届きます 指先向こうの あの道は 想い出積み木と 絆坂 時どき 心が 旅をする 雲間に浮かんだ 母さんの あったか笑顔に 手を伸ばす 茅ぶき屋根の あの家に 野の花一輪 咲いていた 時どき 心が 旅をする 今でもあなたに 会えそうで 心に秘めては 手を合わす |
備前だより野中さおり | 野中さおり | 水木れいじ | 岡千秋 | 杉山ユカリ | 朝日に映(は)える 瀬戸の海 島影はるか 船が行(ゆ)く 船が行く かわす笑顔と 潮風が 訪ねる旅人(ひと)に 夢を呼ぶ… ふれあう心 あたたかく 四季美(うる)わしき 備前市よ 炎の赤は 情熱を 木立ちの緑 やすらぎを やすらぎを 空と波間の その青は いのちを癒す おくりもの… 世代を越えて 若人へ 歴史をつなぐ 備前市よ 八塔寺(はっとうじ)から 閑谷黌(しずたにこう) 日生(ひなせ)をあとに 島めぐり 島めぐり きっと心の 忘れもの 見つけて帰る 旅になる… 明るい陽差し 燦燦(さんさん)と 未来(あした)を拓(ひら)く 備前市よ |
KAWASAKI吉村明紘 | 吉村明紘 | 兼上佳子 | 岡千秋 | 猪股義周 | コンビナートの赤い灯(ひ)が まぶたに沈んで消えてゆく さよならさえも不器用ね そんなあなたが愛おしい 涙で終わらせたくないの 涙でひき止めたくないの 独り 独り また独り この街で私生きてゆくから 緩いカーブの川崎線 肩にもたれて夢見てた 助手席という指定席 ずっと隣にいたかった 涙で困らせたくないの 涙で諦(あきら)めたくないの いつも いつも いつの日も あなただけ私に思い出くれた 夜空飛び立つ最終便 やがて瞬く星になる 暗い小窓を見つめては こんなにあなたを探してる 涙で終わらせたくないの 涙で見送りたくないの 遠く 遠く 遠ざかる この街で私生きてゆくから |
哀しいピエロ三里ゆうじ | 三里ゆうじ | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | ひとつふたつと 夜の中 街のネオンが 消える 来ない電話を 握りしめ 待っているのよ いけない男だと 浮気な男だと 知っていても私 あぁ…バカよね 最終電車なら まだ間に合うけれど あの人が来そうで 哀しいピエロ きっと今頃 温かい 部屋のベッドで 寝てる とうに私の ことなんて 忘れているわ 嫌いになりたくて 嫌いになれなくて だけどとても好きで あぁ…バカよね 耳で揺れるピアス ひとつきりのピアス あの人がくれたの 哀しいピエロ いけない男だと 浮気な男だと 知っていても私 あぁ…バカよね 携帯に残った あの人の伝言 頬に落ちた涙 哀しいピエロ |
おんな夢変化~女世直し口伝小野和子 | 小野和子 | 野沢冬子 | 岡千秋 | 丸山雅仁 | お上の風は 冷たくて いとしい人を 苦しめる むごい仕打ちだ 解き放さねば やるぞ この身を 銭にすればいい… おんなが命を賭けたとき 夜霧にまぎれて ふるさと棄てた… (セリフ)「お役人さま。それは最後の喰い物です。 それまで取りたてないで下さい。お願いです。」 …あれから水ばかり…もう、死ぬしかない。 わが子の首に手をかけたとき、 「かあちゃん 死ぬのいやだ。」 オオ、ごめんよ。許しておくれ。 こうなれば生きる道は、ただひとつ。 わたしが、旅篭で女郎になればよい… 身を刺す風が 吹き荒び 貧しい人を 凍えさす またも鞭うち 稗まで奪う むごい 地獄だ 死なせてなるものか 乳房に晒布を ぎゅっとまき 夜霧にまぎれて ふるさと還える (セリフ)五尺五寸を一間にして検地だと。一間は六尺だ。 五寸もごまかし、年貢米を、しぼりとるのか。 弱い者をどこまでもいびる役人ども、もう許さねえ。 こんな事になろうとおもい、やくざ武芸を仕込んでおいた。 お命頂戴。必殺献上。 はんぱな風となめるなよ 抜いた長脇差 一ッ二ッ三ッ 百姓の恨みを晴らす 覚悟 根っこを追い詰めとどめ刺す おんなが命を賭けたとき 夜霧にまぎれて ふるさと永遠ば |
漁火しぐれ椋忠治郎 | 椋忠治郎 | 志賀大介 | 岡千秋 | 松井タツオ | お湯が六分で 焼酎が四分 つまみは雑魚天 薩摩揚げ 静かなお酒で いい人だった 切れたきずなの 古傷が 痛みます 疼きます 漁火しぐれ 海の匂いが しぐれに溶けて わたしの心で 貝になる 花より儚い 一会の恋が なんでなみだの 種になる 切ないわ 淋しいわ 漁火しぐれ 束ね黒髪 えりあし寒い 解けばあの夜が 絡みつく 一合のお酒を 持て余してる おんな思い出 しのび酒 恋しいよ 逢いたいよ 漁火しぐれ |
沓掛時次郎坂本冬美 | 坂本冬美 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 京建輔 | 合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねえ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしに 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎 三蔵さん、やくざ渡世の因果な掟、一宿一飯の恩義から、 恨みもつらみも無え、おめえさんを刃にかけた時次郎は、 やくざにホトホト愛想が尽きやした。 おめえさんが身重のかみさんと、幼い坊やを残して、 あの世へは未練が残って行けなかろう。 逆さま事じゃァござんすが、及ばずながら二人りゃあ、 命に代えてもこの沓掛が引き受けた。 三蔵さん、安心して成仏しておくんなさい。 そのまま母子と時次郎、月の武蔵を一筋に 今宵、塒(ねぐら)も中山道… 二月、三月と旅の空、見る影もなく落ちぶれて、 せめて坊やに握り飯、身重に玉子の一つでも、 買ってやりたいばっかりに、人の軒端や町々を 小諸出て見よ 浅間の山に 今朝も煙が 三筋立つ 時さん、去年の秋、下総を出てから今日までの旅空でも どうという仲ではなく 流しまでして、私たち母子の面倒を見てくれた 私は、あなたの親身に手を合わせています。 足を洗って堅気になって、やれ嬉しやも束の間で、 生まれて来る子供のためにもと、一両の礼金欲しさに 又もやくざに逆戻り、命をかけて下さった… 時さん、堪忍しておくんなさい… 赤ん坊は、赤ん坊は、死んで生まれてきました 私は、もう…時さんが帰ってくれるまで待つ力が無い。 時さん…元をただせば仇同士。 所詮、不縁の仲だけど… もし出来る事なら、雲の陰でも、地の底へでも、 そっと二人で住みたかった… 時さん、私は…私はあなたが好きでした。 でも時さん… いくら好きでも やくざの仁義(おきて) この世じゃ 世間が許さない あの世じゃ 義理が添わせない せめてあの世へ 行く前に 燃えて消えても 命をかけりゃ 女冥利に つきましょう お絹さんッ、何てえこッた 一両ありゃァ太郎坊に、うめえ物が喰わしてやれる 生まれてくる子供にも、新しい産衣が買ってやれる 縁のうすい母と子が、せめて一両あったなら、 何とかここは乗り切れる… そればっかりを楽しみに、 やっと喧嘩場から帰って来たのに おそかった… おそかった お絹さんッ、俺もお前が好きだった 赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間の煙 これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎 さ、太郎坊、その小せえ白い箱を、お前の胸に下げるんだ お前も小せえけど、 おッ母ァもこんなに小さくなってしまった これから先きァ、お絹さんの故郷へ帰って、 鋤鍬持って暮らそうよ… さ、行こう、泣くんじゃねえ あの空を見な 浅間山が、又、火を吹いてらァ… |
花ぼうろ椋忠治郎 | 椋忠治郎 | 志賀大介 | 岡千秋 | 松井タツオ | 霧氷よ おまえのまたの名は 花は花でも 花ぼうろ 恋の亡きがら 引き裂いて 空に投げれば 雪になりますか 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 あしたのいらない 私には ここが似合いの 冬の宿 夢の続きを 見る気なら 寝酒一合 あればすむけれど 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 おんなの意地です 別れです これでいいのよ この恋は 上り列車の 笛が泣く 春にいちばん 遠い山の駅 花ぼうろ 花ぼうろ ひとり北国 あなた忘れ旅 |
新宿しぐれ岡千秋 | 岡千秋 | 石原信一 | 岡千秋 | ぽつり手のひら 雨しずく それとも涙 男と女のにじむ歌舞伎町 ひとりでも平気よと 強がり見せて あの日別れた 後ろ影 なんで なんで なんで悔やむか 想い出がそぼ降る 新宿しぐれ 淋しがり屋が 肩寄せて グラスを合わせ 今夜もどこかで 恋の花が咲く 爪を噛む甘え癖 覚えているさ 古いアパート 合鍵も とうに とうに とうにないけど 雨音がせつない 新宿しぐれ 誰もこの街 ぬくもりを さがして歩く はかない夢でも 夢に逢いたくて 花園で振り向けば よく似た女(ひと)が 馬鹿なヤツだと 苦笑い 今度 今度 今度逢えたら 幻もいとしい 新宿しぐれ | |
センチメンタル横浜千花有黄 | 千花有黄 | かず翼 | 岡千秋 | 猪股義周 | 港灯りが ちらちら ひとつ二つと 瞬く にじむ涙を そっと隠すの あなたに 寄りそって歩く 幸せが なぜ哀しいの いつか別離(わかれ)が 来るのなら センチメンタル横浜 帰したくない 夢はいつでも とぎれて ふたり明日(あす)へは 着けない 揺れて伊勢佐木(いせざき) 夜が切ない 今だけ 今だけでいいの 永遠の 愛に酔わせて いつか別離が 来るのなら センチメンタル横浜 離れたくない 迷子カモメが 哭いてる 遠く霧笛が むせぶの 雨の馬車道 心濡らすの あなたの ぬくもりを胸に いつまでも 覚えていたい いつか別離が 来るのなら センチメンタル横浜 時を止(と)めたい |
なみだ唄岡ゆう子 | 岡ゆう子 | 竹之内日海 | 岡千秋 | 猪股義周 | 夕焼け空見て 泣いていた あれは十五の 寒い春 今日も涙が 夕陽に染まる 郷里(くに)を離れた この身には 心に沁みる 子守唄 母に会いたい夜ばかり 高嶺の花でも 野の花も 陰に咲いても 花は花 母の励ます 便りを胸に 今日も堪えた 目に涙 優しさ恋し 黄昏(たそがれ)は ひとり寂しい 離れ雲 都の水にも いつか慣れ 夜の切なさ 越えてきた 明日の光を 夢見て一人 今日も舞台の 花と咲く 心でいつも 手を合わせ 母に捧げる なみだ唄 |
南部の風鈴大塚浩太朗 | 大塚浩太朗 | 大久保よしお | 岡千秋 | 伊戸のりお | 狭い一人寝(ひとりね) 寂しい夜は 遠い過去(むかし)を 呼び起こす 俺の生き方は ふらふらと浮草暮らし おまえが悪い 訳じゃない こんなに早く 別れるなんて 今ごろ怨んで いるだろう おまえが愛した 南部の風鈴 悲しい音色が 鳴り響く ポツリ ポツリと 小雨に濡れる 二人の戻る 道はもうないから 夏が過ぎ去り 季節はすでに 秋の気配を 告げている 俺の我が儘で この街を出て行くけれど おまえが悪い 訳じゃない 涙がぽろり 心にしみる 幸せ見つけて 生きてくれ おまえが愛した 南部の風鈴 悲しい音色が 鳴り響く ヒラリ ヒラリと 初雪落ちる 二人の戻る 道はもうないから おまえが愛した 南部の風鈴 悲しい音色が 鳴り響く ポツリ ポツリと 小雨に濡れる 二人の戻る 道はもうないから |
大阪つばめ岡千秋 | 岡千秋 | 吉岡治 | 岡千秋 | 雨の降る夜は 人恋しくて 夢がぬれます ネオンがしみる とんでゆきたい 抱かれたい 大阪つばめ 縁を切る橋 つなぐ橋 渡りきれない 淀屋橋 声をかければ 他人の空似 うしろ姿の しあわせばかり あなた逢いたい もう一度 大阪つばめ たとえかなわぬ 夢でいい 両手合わせる 法善寺 にごり水でも 青空うつす 越えてゆけます あなたがいれば ふたりとびたい 春の空 大阪つばめ つたい歩きの とまり木は 浮いて流れて 北新地 | |
女の情話中村美律子 | 中村美律子 | いとう彩 | 岡千秋 | 伊戸のりお | そうよ 泣き濡れて 恋は終わったの 抱いてと言えば 言えたのに 馬鹿ね わたしって… 結ばれなかった人生が 今はせつない あの時もっと素直になれば 明日(あした)も逢えたのに 立てないくらい 酔いたいの まぶた閉じれば あなたが浮かぶ …女の情話 そうよ いつまでも 指が憶えてる あなたの名前 窓に書く 馬鹿ね わたしって… 結ばれなかった人生が 今はせつない 悔やんだ日々もかけがえの無い 倖せだったのに あとから気づく ほろ苦さ 噛(か)んだ唇 未練が悲し …女の情話 結ばれなかった人生が 今はせつない あの時もっと素直になれば 明日も逢えたのに 寂(さび)しい夜に 飲む酒は これが運命(さだめ)と おしえてくれる …女の情話 |
二人はいつでも 歌日和西川ひとみ&三里ゆうじ | 西川ひとみ&三里ゆうじ | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | いつものカラオケ スナックの いつもの席で 待っててね 5時には必ず 行けるから ユックリおいでよ あわてずに あの曲(うた)も この曲(うた)も 今すぐすぐに 覚えたい 唄っていれば ハッピー ハッピー ハッピー ハッピー 二人はいつでも 歌日和 約束していた 大好きな デュエットソング 付き合って 覚えてきたけど もう少し 酔わせて欲しいな 照れるから 雨の日も 晴れの日も 昨日も今日も 唄いたい マイクがあれば ハッピー ハッピー ハッピー ハッピー 二人はいつでも 歌日和 あの曲(うた)も この曲(うた)も 今すぐすぐに 覚えたい 唄っていれば ハッピー ハッピー ハッピー ハッピー 二人はいつでも 歌日和 二人はいつでも 歌日和 |
篝火草杉田愛子 | 杉田愛子 | 吉田旺 | 岡千秋 | 冬のつらさに 負けないで 灯りけなげに 点す花 どこかおまえに 似ていると 抱いたあなたは もういない 見えるでしょうか わたしの泪 夢もやつれた 篝火草 ひとつコートに くるまって 耐えた憂き世の 氷雨 ひとりぼっちの おんなには あなたしみます 刺さります どうか今すぐ 迎えに来てよ 笑顔わすれた 篝火草 うしろ姿の しあわせに 寒さつのらす 浮かれ街 あなた あなたが恋しくて 呑めぬお酒に 抱かれてる 弱いわたしを 叱りに来てよ 咲いてせつない 篝火草 | |
伊勢参宮道宮崎武 | 宮崎武 | 宮崎武 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 悠久の 彼方から 清き流れの 五十鈴川(いすずがわ) あゝ 伊勢参宮道を 一人来て 禊(みそぎ)祓(はら)えし 男の人生(こころ) 明日へ生きなん 無心の旅路 天津神(あまつかみ) 国津神(くにつかみ) 奇(あや)に畏(かしこ)き .(いの)り祝詞(うた) あゝ 伊勢参宮道は 二千年 今も昔も 日本の聖地 両手合わせる 孤高の旅路 あゝ 伊勢参宮道に 陽は昇り 照らし給(たま)える 男の人生(こころ) 大神(かみ)を称(たた)える 瑞穂国(みずほ)の旅路 |
湯島天神おんな坂岡千秋 | 岡千秋 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 風もないのに 散り急ぐ 白梅(はな)の生命(いのち)の 哀(あわ)れさよ 情けに生きよか 諦(あきら)めようか 恋の思案に 日も昏(く)れる 湯島 天神 おんな坂 義理の袂(たもと)を 振りきって ついて来いよと 云われたら 男は誰でも 将来(あした)が大事 陰で女が 泣きをみる お蔦(つた) 主税(ちから)の 物語 宵の本郷 薄化粧 ゆれる面影 切通(きりとお)し あなたとこの世で 結ばれたいの 祈る想いで 手をあわす 湯島 天神 おんな坂 | |
那智の恋滝岡千秋 | 岡千秋 | 円香乃 | 岡千秋 | この世にあなたが いないのならば 生きる意味など ないのです 白い野菊の 花嫁衣裳 一人深山(みやま)へ 入ります 熊野 龍神 小森谷(こもりだに) 身丈(みたけ)に合わぬ恋でも あなた… 闇(やみ)も静寂(しじま)も 蛇(じゃ)の道も 恐れはしません お万のことを 夢であなたが 待つのなら お側(そば)にあなたが いないのならば 見せるお方も ないのです 残る白粉(おしろい) 川面(かわも)に流し 紅も一緒に 溶かしましょう 熊野 龍神 那智の滝 きれいと言ってくれたら あなた… これが最後の 化粧でも 悔やみはしません お万はいつも あなた一人の 女です 熊野 龍神 那智の滝 瀬音が遠くなります あなた… たとえこの身は 沈んでも はぐれはしません お万の心 すぐにお側(そば)に 参ります | |
有明の月小桜舞子 | 小桜舞子 | 麻こよみ | 岡千秋 | 猪股義周 | あなたに十日も 逢えなくて 痩せて行きます この胸が 人目に隠れる つらい恋 あなたにとって 遊びでしょうか 来ないあなたを 待つ私 西へ西へ傾く 有明の月 ため息つくたび 淋しくて ひとり口紅 引き直す 噂に脅える つらい恋 今夜の私 綺麗でしょうか 別れられない 今はまだ 滲む滲む涙の 有明の月 手を取り二人で 逃げましょか 夢と知りつつ 夢を見る 人目に隠れる つらい恋 いつかは終わる 運命(さだめ)でしょうか 甘い吐息を 待つ私 西へ西へ傾く 有明の月 |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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あきらめながら岡千秋 with 辻正司 | 岡千秋 with 辻正司 | 辻正司 | 岡千秋 | 岡千秋 | 心の奥に しのばせて いつも元気を よそおっているけれど 本当の私の (FuFu) 気持ちは わかるはずなどないわ わかってくれる…この想い あきらめながら 心をかくし 言えないで もっと泣きたい 泣きたいわかってよ 何にもないよに (FuFu) ひとりで 涙こらえているわ わかってくれる…恋焦がれ あきらめながら こんなに想い つのらせて あんた会いたい 会いたい待ってるの 笑顔のあんたに (FuFu) 夢でも 会えるあてなどないわ わかってくれる…さみしいの あきらめながら |
波止場のカモメ谷川さと美 | 谷川さと美 | 酒井智雄 | 岡千秋 | 川端まもる | 出船の霧笛が あの人連れて 雨の中へと 消えていく 別れの理由(わけ)を 知りながら さよならいえずに背をむけた 鴎よ かもめ わたしを責めないで 羽根があるなら… 涙をふいて 追ってゆきたい 波止場のカモメ あの日の入り船 うわさを袖に 日暮れ冷たく 逃げてゆく 何時(いつ)かはきっと 帰るよね 恋しさ憎さが渦をまく 鴎よ かもめ 待つ身がつらいのよ 沖をみつめて… 泣き叫んでも 汐風(かぜ)にちぎれる 波止場のカモメ 鴎よ かもめ つたえて逢いたいと 抱いて下さい… 涙もかれた わたし羽根なし 波止場のカモメ |
不知火情話西川ひとみ | 西川ひとみ | 荒木とよひさ | 岡千秋 | 南郷達也 | 不知火(しらぬい)ともしに 帰らんね 死んでもよかよ 今でもあんた 生まれ火の国 女は熱か 心は他人(だれ)にも 許してないの 「あんた 逢いたか…」 乳房(むね)の芯まで 乳房(むね)の芯まで ああ…逢いたかね 不知火(しらぬい)ゆらして 飲みたかね 嘘でもよかよ もう一度あんた 惚れてこぼした 女の涙 球磨(かわ)川に流して あしたに生きる 「あんた 切なか…」 酔えば今でも 酔えば今でも ああ…切なかね 不知火(しらぬい)枕に 眠らんね 夢でもよかよ 隣であんた 抱けば昔に 女はもどる 右手の匂いも 忘れてないの 「あんた 淋しか…」 小指(ゆび)の先まで 小指(ゆび)の先まで ああ…淋しかね |
化粧雪三船和子 | 三船和子 | 石本美由起 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 添えないこの世の 恋ならば 涙の花か 化粧雪 忍び逢う夜の 酒をつぐ 酒をつぐ 許し合う身の 情け宿 明日の別れを 忘れたい どんなに待っても 来ない春 運命(さだめ)を泣くか 化粧雪 これでいいのよ 怨まない 怨まない 酔ってささやく 夢もある 想い出枕の 暖かさ どんなに愛され 愛しても 幸せ薄い 化粧雪 燃えて甘える 腕の中 腕の中 解いて結んだ 帯だけが 夜明けの切なさ 知っている |
人生旅愁米倉ますみ | 米倉ますみ | 水木かおる | 岡千秋 | 男と生まれて でっかい夢を もたずに何の 青春ぞ 怒涛の人生 俺は行くぜと 踏み出しながら いくつの季節が 流れたことか いつでも背中を 見送るだけと 怨みをこめた あの涙 流れの浮草 めぐり逢えても はかないだけの 別れのさだめが あわれでならぬ 人生、どこまで 傷つきながら 残りの夢を 追いかける 夜ふけの居酒屋 うごく時代に とり残された 男の姿が ほろりとゆれる | |
まぁ おんびんにHONEST・辻 | HONEST・辻 | 辻正司 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 泣いて 笑って また泣いてさ 人生いろいろ あったのさ やっちまったこたァ やっちまったこたァ しかたがないサ ごめんなよぉ かんべんな なくんじゃない なくんじゃない まぁ まぁ おんびんに おれの なみだの そのわけは 人生いろいろ あったのさ やっちまったこたァ やっちまったこたァ しかたがないサ すんだこと すんだこと ゆるしてなぁ わるかったよ まぁ まぁ おんびんに 元気だしてさ 泣くんじゃない 人生いろいろ あったのさ やっちまったこたァ やっちまったこたァ しかたがないサ あきらめて ふり向くな やるっきゃない やるっきゃない まぁ まぁ おんびんに まぁ まぁ おんびんに |
追憶の街男石宜隆 | 男石宜隆 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 駅に降りたら 改札を抜け 左に曲がれば 想い出の道 角の花屋も あの日のまま 今もあなたが 立っていそうで 愛は優しくて 愛は重たくて 若さは身勝手で 恐さ知らずで 言えなかった 言葉が 風に…通り過ぎてゆく 二人暮らした アパートの窓 見上げて小さく ため息をつく 坂の途中の 馴染みの店 いつもあなたを 待たせていたわ 愛は優しくて 愛はバラ色で 二人は一緒だと 信じられてた 壊したのは 私ね 馬鹿ね…今じゃ遅いけど 愛は優しくて 愛は哀しくて あなたの淋しさに 何も気づかず 言いたかった 言葉が 風に…揺れて消えてゆく |
夫婦げんかも愛なのね三船和子 | 三船和子 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 夫婦げんかの ひとつやふたつ きっとするでしょ おしどりも 黙っていれば 良いものを 隠したトゲが ついポロリ 言い過ぎたわね 許してね ねぇあなた 夫婦げんかの 始まりなんて 虫の居どころ それ次第 話を聞いて 欲しいのに いつでもあなた 空(から)返事 女房だって 女です ねぇあなた 夫婦げんかの 勝ち負けなんて 野暮なことです 言わないで お天道様が 昇ったら 忘れたフリを するだけよ 仲良くしてね これからも ねぇあなた |
四季の風唄HONEST・辻 | HONEST・辻 | 辻正司 | 岡千秋 | 高島政晴 | 楚(そそ)として 咲きし 優しき 花のよに 清(さや)かなる 君想い 山深く せせらぎの 川のほとりの 百千鳥(ももちどり) 風のたよりに 人恋し 天の川 渡り 尋ねて めぐりあい 天に咲く 星の恋 夏の夜 七夕に 星のきらめく 山そびえ 風のたよりに 人恋し 十六夜(いざよい)に はるか 想いは なつかしく 金色の ふるさとよ 紅葉(もみじ)川 いろりばた ほのかに香る 月の夜 風のたよりに 人恋し |
湯の宿ばなし茜つばき | 茜つばき | 山本安輝 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 不倫湯の宿 そぼ降る雨に ひと目しのんで 逢う夜は 人妻(つま)という名も ありながら ありながら 燃えて乱れる 華になる 女はかない 舞い姿 山の湯の宿 虫の音(ね)聴いて 少しばかりの 酒に酔い ほてる身体(からだ)を 抱くあなた 抱くあなた いいのいいのよ 好きにして バカな私は 女なの 隠れ湯の宿 障子に映る 浴衣湯上り 紅つばき 私いいのよ 遊びでも 遊びでも 千夜一夜の 花が散る 女せつない 乱れ舞い |
涙猫松本明子 with 杉岡弦徳 | 松本明子 with 杉岡弦徳 | 喜多條忠 | 岡千秋 | 南郷達也 | 「ねえさん、屋台の酒だよ。そんなに飲んじゃいけないよ。」 「猫と抱き合ってさ、思い切り泣いて来たのよ。 私ってさぁ、そんなに悪い女?」 なんで涙が出てるかだって? 猫に言っても始まらないが こっちへおいで 聞かせてあげる あの人は出て行った あたいの方を 振り向きもせず 猫のお前に サヨナラ言って そんな眼をして見るんじゃないよ 人間やってりゃいろいろあるさ |
ラララ…マンボ高島レイラ | 高島レイラ | 合田道人 | 岡千秋 | 猪股義周 | ときめきなんて言葉 とうに忘れたわ 毎日を何となく 生きてきたのよ だけど今夜はマンボ むかしみたいに マンボ 夢に抱かれてマンボ 遅くなるまで… ふたりの世界 寄せてはまた返す さざ波みたいに 少しずつ距離感が 近づいてくわ だから今夜はマンボ 浮かれ気分で マンボ 夢にふるえてマンボ 素直になれる… ふたりの世界 出せないメールばかり 書いては消してる もう一度あの頃に 今夜はかえる ずっとこのままマンボ 忘れかけてた マンボ 夢で燃やしてマンボ 離れられない… ふたりの世界 |
二度惚れ小唄野中さおり | 野中さおり | 松井由利夫 | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 花の隅田(すみだ)の 川風に 河岸(かし)の柳もネー ゆれてゆらゆら ふたり連れ 人の恋路をネー 邪魔をしたくは ないけれど したくなるよな おぼろの月に うつす俤(おもかげ) ただひとつ 女ごころの 黄八丈(きはちじょう) 帯をほどいて 欲しいのに エー きっと きっと きっと きっと きっと きっと 逢いに来て 好きと言いたい すがりたい そればできればネー 胸のつかえも おりるのに 羽(はね)を濡らしてネー 都鳥(みやこどり)さえ しっぽりと 粋(いき)で勇肌(いなせ)で ちょいとつめたくて うしろ姿が また良くて 寝てはまぼろし 夢うつつ こんな想いに させた人 エー きっと きっと きっと きっと きっと きっと 逢いに来て どこのお人か 知らないが 野暮はおよしよネー 石を投げれば 波が立つ 土手を八丁ネー まわり道して 馬道(うまみち)へ 格子造(こうしづく)りの 二階を見れば 渋いあの声 木遣(きや)り節 わたしゃ二度惚れ 三度惚れ いつかいいこと 待乳山(まっちやま) エー きっと きっと きっと きっと きっと きっと 逢いに来て |
カサブランカホテル椎名佐千子 | 椎名佐千子 | 日野浦かなで | 岡千秋 | 南郷達也 | 市場へ行く 人の群れ 石畳 迷路のような 古いメディナよ いつかあなたが くれた絵ハガキ 異国の街に ひとりきり カサブランカホテル あなたの面影 ゆらりゆらり 揺れている 砂風(かぜ)が消してゆく 白いモスク 染めてゆく 黄昏に 迷子のような わたし 旅びと あの日あなたが 見てた景色を わたしも一緒に 見たかった カサブランカホテル あなたの匂いが ふわりふわり 甦(よみがえ)る 時空(とき)を戻すように カサブランカホテル あなたの温もり ふわりふわり 包まれて 夜が明けてゆく |
母あかり桜ゆみ | 桜ゆみ | いのうえ佳世 | 岡千秋 | 南郷達也 | 母鳥(おや)が開い 水の尾に 守られながら 進む雛(ひな) 強く優しく 包み込み 照らしてくれた 母あかり 私の根っこは あなたです 何が好きとか ほしいとか 口には出さず 生きた人 寒い夜でも 温かく 支えてくれた 母あかり 私の根っこは あなたです 母と娘の 幸せは おんなじ道じゃ なくていい 夢を追うこと 喜んで 許してくれた 母あかり 私の根っこは あなたです |
緋牡丹慕情北見恭子 | 北見恭子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 蔦将包 | 一枚二枚と はじらいながら 夢の重ね着 脱ぎ捨てる ここまで来たなら 戻れない あなたと墜ちます 罪の渕 燃えて乱れて 緋牡丹は いのちを咲かせる おんな花 枕のあかりを 吐息で消して 閉じた睫毛に やどる露 針ふむ思いの しのび宿 身も世も失くした 闇の中 泣いてすがって 緋牡丹は いのちをいろどる おんな花 こがれて待つ夜は 死ぬほど長く 逢えば束の間 白む朝 こころと体は うらはらに あなた情けを またせがむ 濡れて抱かれて 緋牡丹は いのちを散らせる おんな花 |
涙のロードショー上杉香緒里 | 上杉香緒里 | 円香乃 | 岡千秋 | 灯りきらめく 映画館 待ち合わせの 恋人たち 昔はいつも あんな風に 笑っていたのに… 一人ぽっちのロードショー 始まりの ベルの音が 待つなんて 無駄なことだと 耳に冷たく あぁ 突き刺さる いつも映画の ヒロインは 愛も夢も 一人占めで 私がもしも 綺麗ならば 幸せあったの… 一人ぽっちのロードショー 今はまだ 暗いままで 泣くなんて バカと知りつつ 字幕(もじ)が涙で あぁ うるみます 一人ぽっちのロードショー 降り出した 白い雪が 恋なんて 消えるものだと そっとコートに あぁ 舞い落ちる | |
風桜ちかこ | 桜ちかこ | 海老原秀元 | 岡千秋 | 石倉重信 | 娘ですもの 知ってます 母の涙も がんばりも 小さな身体(からだ)を 折りまげて 折りまげて 半端ない 世間の風を やり過ごす 母さんあなたを 幸せに 木の葉散らしの 木枯しは 春の芽吹きの 為に吹く あなたが歩いた この道を この道を 半端ない 世間の風を 木枯しと 読んでわたしも 歩きます 母に唄って みたくなる 背(せな)でおぼえた 子守唄 おんなが女を 捨ててまで 捨ててまで 半端ない 世間の風に 耐えてきた 母さんあなたに 幸せを |
夕時雨三里ゆうじ | 三里ゆうじ | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 泣いたら別れが つらいから 涙こらえて 雨の中 愛しても 明日がない そんな二人でも 折れるほど 軋(きし)むほど 夢を抱きしめた こぼれる溜め息… 夕時雨 最初にこの世で 逢えたなら 違う暮らしが あったのか 身勝手な 恋でいい いっそ二人して 身を焦がし 燃え尽くす そんな夢も見た 未練を叩くか… 夕時雨 そろそろ行かなきゃ きりがない 知っているけど 動けない 背を向けて 歩いたら 終わる二人でも これからも 変わらない 夢で抱きしめる 優しく見送る… 夕時雨 |
夢無錫大木綾子 | 大木綾子 | いではく | 岡千秋 | 緑の風が 運河を渡り 往き交うジャンク 眺めていれば 流れる時刻(とき)も ふたりを包む あなたを愛して 愛されいつか 心の中に ふるさとふたつ 夢と夢と浪漫(ロマン) 無錫の街 夕陽が赤く 太湖を染めて 水面に落ちた 山影ゆれる 漂う舟は 絵葉書のように あなたにもらった 樹の実の紅豆(ルビー) 幸福(しあわせ)つかむ 誓いの印 夢と夢と浪漫(ロマン) 無錫の街 寄鴨(きよう)の園や 蠡園(れいえん)めぐる 笑顔で人は 楽しく憩う 麗しい花 江南(こうなん)のはる あなたと過ごした バラ色の日々 忘れはしない 水の都を 夢と夢と浪漫(ロマン) 無錫の街 | |
望郷熊本城天竜大 | 天竜大 | 松本英祐 | 岡千秋 | 伊戸のりお | ふるさと出てから 三十余年 あの日誓った 夢ひとつ 夢ひとつ 嘘と真実(まこと)が 渦を巻く 夜の東京(とうきょ)に 泣かされて 何度帰ろと 思ったことか 熊本城が 目に浮かぶ 惚れてはいたけど 口には出さず 今は我慢と あきらめた あきらめた 遠いあの日の 馬追いの 祭り囃子の なつかしさ 闇にさまよう 寂しい心 熊本城に すがる夜 涙でうすめた コップの酒を 一気呑みした 夜もある 夜もある 死ぬか生きるか 追分の 人生街道 ただひとり 想い一筋 男の灯り 熊本城に 燈(とも)すのさ |
走れ!桃太郎一条貫太 | 一条貫太 | 万城たかし | 岡千秋 | 伊戸のりお | 私ゃー 昭和生まれの 桃太郎 ア 桃太郎 坂道逃げたら 明日は来ない 見ろよ あの空 夢がある まわり道にも 陽は昇る 里を離れて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるん走れ 走れ!桃太郎 若さはー 歳じゃないんだ 心だよ ア 心だよ 猿・雉・犬でも 地球の仲間 実り豊かな 思いやり 町は色づく 生きている 里を離れて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるん走れ 走れ!桃太郎 わんさかー 渡る世間に 鬼がいる ア 鬼がいる 咲かせて見せたい 幸せの花 みんな平和に 暮らすよに 窓にまごころ 運びたい 里を離れて…どんぶらこっこ どんぶらこ るんるん走れ 走れ!桃太郎 |
お別れ波止場華乃美幸 | 華乃美幸 | 大久保よしお | 岡千秋 | 伊戸のりお | 二人で暮らした 港町 やっと掴んだ 幸せなのに ひとり旅する 冷たいあなた 私を置いて 何処へゆく 船が出て行く 夜霧を連れて 涙こぼれる お別れ波止場 雲間に隠れる 月明かり ひとり飲んでは 涙に暮れて 遠い他国の 夜風に吹かれ 心は寒く ないですか 霧に霞(かす)んだ 連絡船に 乗せて下さい お願いだから 遥かな旅路を 追いかけて 辿り着いたら 小泊港 好きで添えない 女の辛さ 未練が残る 桟橋で 沈む夕日が 心に沁みて これでさよなら お別れ波止場 |
港の夢草紙山本譲二 | 山本譲二 | 里村龍一 | 岡千秋 | 丸山雅仁 | 棄てて行くのなら 仕方がないと 火の酒あおって 背中を向けた 波止場の灯(ひ)が消えて 窓辺に積る雪 泣かれても 追われても 連れては行けない 最後の夜だよ 港の恋は 所詮は夢草紙 遠いふる里に よく似た町を 見つけたみたいに 暮らした二人 男の気まぐれか 女の身勝手か つらいけど 悪いけど いい夢見たのさ 鴎よ哭くなよ 港の恋は ゆきずり夢草紙 男の優しさが 女を傷つける 別れても 離れても 未練は残すな 二度とは逢えない 港の恋は さすらい夢草紙 |
もののふの花岡千秋 | 岡千秋 | 石原信一 | 岡千秋 | 春まだ浅い 磐梯に 気(け)高く開け 石割桜(いしわりざくら) 時代がいくつ 変わっても 弱い女と 言われても ああ 武士(もののふ)の 武士の 心をまとい 岩に咲く 無骨な父は 語らずに 静かな母が 会津の姿 けなげに生きる 人の道 娘ながらも 受け継いで ああ 武士の 武士の 心を結ぶ 紅の帯 「明日(あした)」と書いた その文字を 「希望」と読めと 無言の教え 昔を偲ぶ 城跡に 夢に黒髪 なびかせて ああ 武士の 武士の 心を抱いて 風に立つ | |
嫁がせた日に笹みどり・門脇陸男 | 笹みどり・門脇陸男 | たかたかし | 岡千秋 | きれいでしたね あの娘の晴れ姿 嫁いで来た日の おまえに瓜二つ あなたと連れ添った いばらの道を ささえて今日まで 来たふたり 「ありがとう」 「ありがとう」 越えた苦労の 夫婦酒 ついて来いよと あなたに抱かれた日 朝顔みたいな おまえが好きだった 平らな道だけじゃ なかったけれど 雨の日 風の日 曇る日も 信じあい 肩よせて 耐えて咲かせた 夫婦花 決めてよかった あなたとみちづれに よろしく頼むよ 今日からまたふたり 女のしあわせは 男できまる いたわりあって 女房どの 離れずに 離さずに おれとおまえの 夫婦みち | |
明日を信じて杜このみ | 杜このみ | 円香乃 | 岡千秋 | 南郷達也 | 雨が降る日も 星がある 陰った日にも 月がある 今は何にも 見えなくたって 明日(あした)を信じて 踏み出せば やがて大きな 陽が昇る 陽が昇る ちょっとまわりを 見てごらん 一人じゃないよ いつだって 何も持たない 手のひらだって 誰かとつなげば 温かい きっとも一度 出直せる 出直せる 荒れた大地の 隙間から 花が芽を出し 揺れている 何度嵐が 吹き荒れたって 明日(あした)を信じて 立ち上がる そうさ明けない 夜はない 夜はない |
ひとり淋代桜ちかこ | 桜ちかこ | 海老原秀元 | 岡千秋 | 伊戸のりお | わかれの淋しさ 代ってほしい すがる思いで ひとり来た 秋も晩(おわ)りの 淋代(さびしろ)は その名に違(たが)わぬ 海のいろ 女のなみだで 染めたでしょうか 風が風が騒(ざわ)めく 淋代海岸 浜辺にこぼれた 小枝をだいて 鳥は渡って 来たという 命がけなど 私には 後悔ばかりが 身をせめる 私におちどが あったでしょうか 逸(はぐ)れ逸れ鳥啼く 淋代海岸 ひとりで来たのに 忘れたいのに うしろ髪引く 影法師 人を愛した 倖せは 淋しさ消えても 消え残る 心のささえに なるのでしょうか 波が波が煌(きら)めく 淋代海岸 |
もう一度喧嘩まいて高橋孝志 | 高橋孝志 | 荒木とよひさ | 岡千秋 | 竹内弘一 | 背中にかついだ 看板を 心の井戸に ぶん投げりゃ 忘れかけてた 根性と 裸の俺が 浮いてくる あヽあヽ もう一度 喧嘩(ごろ)まこうぜ あヽあヽ もう一度 喧嘩(ごろ)まこうぜ 人生語るにゃ まだ早い まだ早い 天秤(はかり)にかけてた 生き方に 心の岩を 乗っけたら 失くしかけてた 純情が ただのおやじと 笑ってる あヽあヽ もう一度 喧嘩(ごろ)まこうぜ あヽあヽ もう一度 喧嘩(ごろ)まこうぜ 背中を見せるにゃ まだ早い まだ早い あヽあヽ もう一度 喧嘩(ごろ)まこうぜ あヽあヽ もう一度 喧嘩(ごろ)まこうぜ 人生語るにゃ まだ早い まだ早い 人生語るにゃ まだ早い まだ早い |
Tokyoの窓福冨莉袈 | 福冨莉袈 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 都会の隅の 小さな部屋で 愛をついばみ 生きてきた 窓のガラスは 傷ついて 心も少し ひび割れた Ah Ah 淋しくなかよ だってうちには あんたがおるけんね 淋しくなかよ 淋しくなんかなかばい どうして 涙 止まらない 西日が入る サッシの窓は 夢を見るには 小さくて 愛の言葉も 少しずつ あんたの口から 消えてった Ah Ah 悲しくなかよ だって今でも あんたが好きやけん 悲しくなかよ 悲しくなんかなかばい 今夜は うちを 抱いていて 淋しくなかよ だってうちには あんたがおるけんね 淋しくなかよ 淋しくなんかなかばい どうして 涙 止まらない どうして 涙 止まらない…… |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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花結び大川ゆり | 大川ゆり | 麻こよみ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 巡る季節の 日だまりに 揺れて咲きます 秋桜(あきざくら) 秋桜 ないない尽くしで 始めた暮らし あなたを信じて 生きて来た 心寄せ合い これからも あなたと私は 花・花…花結び 好いて好かれて 連れ添って いろんな事が ありました ありました お酒にほろ酔い 夜更けに帰る あなたに焼きもち 口喧嘩(くちげんか) 月日重ねて 何度でも あなたと私は 花・花…花結び 脆(もろ)いものです 幸せは 些細な事で 崩れ散る 崩れ散る 残りの人生 これから先も 元気で行きましょ ねぇあなた 情け寄せ合い これからも あなたと私は 花・花…花結び |
KAKU恋慕遠藤さと美 | 遠藤さと美 | 音絵千ょ糸 | 岡千秋 | 花岡優平 | ジンと 染みたのあなたの言葉 好きよあなたのその優しさが Fum 私一人のあなたでいてね なんでこんなに愛しいの Mnh 愛しいの 恋の溜息 霧になる 幸せは Ah 幸せは どこですか… どこですか Ah どこですか 幸せは… Ah…Ah…KAKU恋慕 歌う 恋歌心の叫び 何もいらないあなたが欲しい Fum あなたの好みの口紅ひけば 女心がときめいて Muh ときめいて 恋の溜息 蜃気楼 温もりは Ah 温もりはどこですか… どこですか Ah どこですか 温もりは… Ah…Ah…KAKU恋慕 幸せは Ah 幸せは どこですか… どこですか Ah どこですか 幸せは… Ah…Ah…KAKU恋慕 |
三歩下がってついて行く三船和子 | 三船和子 | 麻こよみ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 世間知らずの この私 今まであなたに 迷惑ばかり 優しく叱って かばってくれた 感謝してます いつだって 古い女で いいのです 三歩下がってついて行く ついて行く そばにあなたが いればこそ 苦労の坂道 越えられました あなたの真面目さ 心の広さ 感謝してます いつだって そんなあなたが 好きだから 三歩下がってついて行く ついて行く 今日は飲みましょ 差し向かい 酔ったら介抱 してくれますか 笑顔が素敵で 働き者で 感謝してます いつだって 長い人生 これからも 三歩下がってついて行く ついて行く |
みそぎ池黒木美佳 | 黒木美佳 | 田久保真見 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 愛と云う名の 見えないものに いのちを賭けたい 女がひとり 女がひとり 江田神社から 左へゆけば ここはここは ここはここは みそぎ池 愛することが いけないことなら 私はずっと 穢(けが)れた ままでいい 黄色睡蓮 咲き乱れてる 水面に心を 映してみます 映してみます 瞳を閉じた 白鷲一羽 ここはここは ここはここは みそぎ池 私にできる 禊(みそぎ)があるなら 涙でそっと 心を あらうこと 黄泉(よみ)の国へと 行くことさえも あなたのためなら 怖くはないの 怖くはないの 江田神社から 左へゆけば ここはここは ここはここは みそぎ池 愛することが いけないことでも 私はずっと あなたを 愛します |
越前おんな舞い~竹ものがたり編野中さおり | 野中さおり | 松井由利夫 | 岡千秋 | 雪がとぎれた 東の空に 涙ひと刷毛(はけ) 眉(まゆ)の月 捨ててしまえば 忘れるはずの 恋の影絵が 袂(たもと)に重い いいえ 昔は昔 今は今 越前恋舞い おんな舞い ~竹の人形 ゆうぜん着せて 月の夜道を里帰り さて里帰り~ 竹の香りに 胸つまらせて 風は紫 雪紬(ゆきつむぎ) 愛(いと)し糸ひく 若狭(わかさ)の里は 今は瞼(まぶた)に 住むだけなのに いいえ 昔は昔 今は今 越前風舞い おんな舞い 「風が泣きながら 竹の林を走るたび 身を切るような この淋しさ… その昔 紫式部も 二度と帰るすべもない 都の空に 想いを馳(は)せながら この風の音に 涙の袂を 噛みしめたことでしょう。 恋に生きるか 芸に死ぬか わたしも 竹の葉が身をよじるように 幾夜も 幾夜も なやみました 苦しみました。 そして知りました ひとつの心に ふたつの夢は、抱けないことを…」 竹の一節(ひとふし) 女の三月(みつき) つなぎ合わせて 春を待つ 縋(すが)りつくほど 遠のくものを なぜに消えない こころの根雪 いいえ 昔は昔 今は今 越前竹舞い おんな舞い | |
阿波の鳴門米倉ますみ | 米倉ますみ | 水木かおる | 岡千秋 | 淋しかったろ どんなにか おさないおまえを ひとりにさせて あれから十年 北・南 娘さがしの 放浪記 風の便りの めぐり逢い 阿波の鳴門の 汐鳴り高し どこでどうして 暮らしても 曲ったことだけ しないでおくれ いえいえ、元気で いてくれりゃ 罪は背負います この母が 犇(ひし)と抱きあう 母と子に 阿波の鳴門の 夕汐(ゆうしお)かなし 親は無くとも子は育つ 海の夕陽におまえの無事を祈りながら 母さんには悔いと涙の日々でした。 どんな気持で こんな夜は み寺の鐘の音 聞いてたことか 許しておくれよ 母らしい ことも出来ずに 来た女 今は御禊(みそぎ)を あゝふたり 阿波の鳴門の しぶきを浴びて | |
海鳴り情話瑞ゆかり | 瑞ゆかり | 木下龍太郎 | 岡千秋 | 南郷達也 | 蒼い糸引く 水平線が あなたの船を 消して行く 未練ごころを 海猫は 知って啼くのか 日御碕 追って来たけど 出雲路は 行く手遮る 日本海 何度 手櫛で まとめてみても 風吹くたびに ほつれ髪 答え返らぬ 海鳴りに 愚痴を聴かせる なみだ岬 忘れたいのに 女って 憎い人ほど 後を引く 夢を抱かずに 生きてくことは 死ぬより辛い 私には 待っていますと 海風に 託す言伝て 日御碕 遅れようとも 女にも 春を届ける 日本海 |
東京ケ丘沖田真早美 | 沖田真早美 | 幸田りえ | 岡千秋 | 猪股義周 | 涙拭いてみても いつも心が泣いている 愛するひとをなくし 今は哀しみだけです 街の灯り ふたりして 見てるだけで しあわせでした 手を伸ばせば その先に いつだってあなたが いてくれた 何もかも 消え去った ひとり 東京ケ丘 眠れなくてひとり 空を今夜も見上げれば 優しい顔が浮かび 今も笑ってくれます 何故にふたり 突然に こんな別離(わか)れ 来るのでしょうか 愛してると 飽きるほど 何度でも言ったら よかったわ もう二度と 戻れない あの日 東京ケ丘 あなたどうか もう一度 わたしのこと 見つめて欲しい どんなふうに ひとり切り これからを生きたら いいですか 想い出と 暮らしてる ひとり 東京ケ丘 |
えにし酒夏川あざみ | 夏川あざみ | 冬夏 | 岡千秋 | 南郷達也 | 酒は飲むもの飲ますもの酔って酔わせて 思惑賭けて おちょこで双六 出たとこ勝負 女手踊り 男はふて寝 縁にもいろいろありまして 男と女の えにし酒 夢は見るもの 描くもの ひとり手酌の 百薬(ひゃくやく)の酒 枡酒(ますざけ)願掛け 満願成就 お百度踏み踏み お神酒(みき)に願い 願いもいろいろありまして お酒がお供の えにし酒 隣り合わせの 居酒屋で 男同士の 出会いのお酒 顔つきあわせて 小言もポロリ 酔って酔わされ ゆるんだ笑顔 縁にもいろいろありまして 男と男の えにし酒 |
月下美人は恋の花川神あい | 川神あい | 星野哲郎 | 岡千秋 | 西村幸輔 | とても離れちゃ いられないのに さめたふりして あなたをじらす 女ごころを やさしく包む あなたに酔って ひざ枕 一年一度の 夜に咲く 月下美人は 恋の花 恋の花 逢えば逢うほど 愛は足りない なのに一夜で 終りだなんて 夏の背広に こぼれる秋を 抱きしめながら 泣きました この恋 たとえ 一夜でも 私 一生 忘れない 忘れない 儚なけりゃこそ 花は花よと 別れの汽笛が 天城をぬらす もしも あなたに 散る日があれば 私もつれて いってねと かもめを 呼んで くり返す 月下美人の花言葉 花言葉 |
新潟みれん大倉修吾 | 大倉修吾 | たかたかし | 岡千秋 | 池多孝春 | うしろ姿で泣いていた 肩の細さよ うなじの白さ 夜の新潟 路地裏づたい 人の妻だよ妻だよと 飲めばせつない ああ 面影よ 酔えばかなしく また浮かぶ 花の笑顔よ やさしい瞳 夜の新潟 路地裏づたい 想いこがれてただひとり 街のネオンに ああ むせび泣く 惚れているのにあの女を 抱けぬつらさよ 胸の火ひとつ 夜の新潟 路地裏づたい 酒をもとめて今日もまた ゆけば背中に ああ 雪が降る |
涙のフィーネ佳山明生 | 佳山明生 | 川英雄 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 公衆電話の 2回切り それが合図だなんて 全く以って 勝手だわ あなたを愛して いないと言えば 嘘になるけれど ずっとずっと 秘密でいたいから いやよ 愛にピリオド 涙のフィーネ 無茶は言わないで 今は壊したくない 暮らしがあるから お酒に飲まれりゃ お人好し それがどうしたなんて 大人の子ども 馬鹿じゃない あなたの優しさ 誰より好きよ 私淋しいの もっともっと 想い出欲しいから いやよ 愛にピリオド 涙のフィーネ 愛は変わらない 今は邪魔をしないで 時間をください ずっとずっと 秘密でいたいから いやよ 愛にピリオド 涙のフィーネ 無茶は言わないで 今は壊したくない 暮らしがあるから |
ミッドナイト・グラス島津悦子 | 島津悦子 | 麻こよみ | 岡千秋 | 猪股義周 | もしかして今夜は あなたに逢える そんな気がしていた 小さな酒場 肩を並べて二人カウンター 揺れるジンソーダ キャンドルの灯りの ぬくもりが そっとふたりを包む 夜の街 一人きり静かに 飲んでるあなた 見るたびにため息 こぼれておちる きっと運命かしら真夜中の こんな巡り会い もう少しあなたを 知りたくて 交わす夜更けのグラス 恋の夜 あなたには好(い)い人 いるのでしょうか 聞きたくてやっぱり 聞くだけヤボね 酔ったふりして私 寄り添えば 心ときめいて ゆっくりと時間が 過ぎて行く 帰りたくない今は 夜の街 |
大阪春秋柿本純子 | 柿本純子 | 高畠じゅん子 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 朝日が のぼれば 両手を 合わす 夕日は 感謝を ささげます この世の 春を また秋を 越えるたび いくつ 涙を 流すやら ひとの 幸福 掛ける 秤(はかり)は ないのです 野菊も 咲かねば 人目につかぬ ひと花 咲きたい おんなです 世間の 河の 濁流(だくりゅう)に 呑まれずに 石の上にも 三年と ここは 大阪 意地と辛抱 かけどころ あしたが 来るとは 限らぬものを 嵐も 吹きます 仇(あだ)桜 つづらの 坂を 木の根道 つまづいて 人の 情の 有り難さ 夢の 恩返し できる ときまで 夢を抱く |
大阪のおんな水沢明美 | 水沢明美 | 吉岡治 | 岡千秋 | お酒飲まなきゃ いい人なのに いい人なのに 酒があんたを また変える 死ぬほど泣いて 泣いて 泣いて それでも好きなら 帰れない 難儀なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな お酒飲ませる 商売(あきない)なのに 商売なのに 酒をやめてと 願かける 死ぬほど寒い 寒い 寒い お百度参りの 冬の朝 難儀なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな 橋の下から 鴎がとんだ 鴎がとんだ あれは切ない おんな橋 死ぬほど抱いて 抱いて 抱いて あんたと添いたい 情け花 難儀なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな | |
哀秋の宿遠藤さと美 | 遠藤さと美 | 音絵千ょ糸 | 岡千秋 | 南郷達也 | 何もいらないこの私 妻ある貴方に尽くします それが生き甲斐 おんな宿 おんな宿 明日は木枯らし吹く運命 うしろ姿の幸福に 溺れた私が悪いのね 命燃やした かくれ宿 かくれ宿 季節はずれの雪が降る 心変わりを恨んでも 貴方のやさしさ消えません 忘れられない なごり宿 なごり宿 うしろ髪ひく湯の香り |
ほろり酒平浜ひろし | 平浜ひろし | 小椋善弘 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 夜風が沁みる 路地裏の 灯(あか)りが誘う 縄のれん 今でも気になる おまえのことが その横顔が… 酔えば切ない 恋の味 北の… 北の酒場の ひとり酒 あの時俺に 少しでも 優しい気持ちが あったなら ふたりは離れず またあの部屋で 暮らせたものを… おまえすまぬと 今夜また 北の… 北の酒場で 詫びる酒 漁火揺れる 港町 思いが灯(とも)る 裏通り 今更あわせる 顔などないが 逢いたさつのる… 何故かおまえが 恋しくて 北の… 北の酒場の ほろり酒 |
瀬戸の舟宿野中さおり | 野中さおり | 水木れいじ | 岡千秋 | 杉山ユカリ | はばたく翼を 持ちながら 誰を待つのか 浜千鳥 帰るあてない 人恋し そうよ私も 波まくら… やさしく抱きよせて 夢でもいいの 瀬戸の舟宿 女がひとり 心でどんなに 憎んでも 憎むそばから 燃える肌 酒のしずくで 濡れた指 そっと噛みしめ 涙ぐむ… 小窓の三日月(みかづき)も みれんに痩せて 瀬戸の舟宿 くちびる淋し 他人になりたい 忘れたい いいえ今さら もう遅い 風にひとひら うす紅の 花が舞い込む 夜明け前… ひとりじゃ眠れない あなたが欲しい 瀬戸の舟宿 命が寒い |
浪花恋しぐれ水谷千重子&Chage | 水谷千重子&Chage | たかたかし | 岡千秋 | 米田直之 | 芸のためなら 女房も泣かす それがどうした 文句があるか 雨の横丁 法善寺 浪花しぐれか 寄席囃子 今日も呼んでる 今日も呼んでる ど阿呆春団治 「そりゃわいはアホや 酒もあおるし 女も泣かす せやかて それもこれも みんな芸のためや 今にみてみい! わいは日本一になったるんや 日本一やで わかってるやろ お浜 なんやそのしんき臭い顔は 酒や! 酒や! 酒買うてこい!」 そばに私が ついてなければ なにも出来ない この人やから 泣きはしません つらくとも いつか中座の華になる 惚れた男の 惚れた男の でっかい夢がある 「好きおうて一緒になった仲やない あなた遊びなはれ 酒も飲みなはれ あんたが日本一の落語家(はなしか)になるためやったら うちはどんな苦労にも耐えてみせます」 凍りつくよな 浮世の裏で 耐えて花咲く 夫婦花 これが俺らの 恋女房 あなたわたしの 生き甲斐と 笑うふたりに 笑うふたりに 浪花の春がくる |
女の夢草紙田川寿美 | 田川寿美 | 里村龍一 | 岡千秋 | 想い出の 河に舟だせば あなたの心の 海へ着く おとぎ話の 倖せなのに 追えば夢路の 涙に溶ける 恋ははかない 紙の船 凍(い)てついた 指に息をかけ 両手で温(ぬく)めて くれたひと 遠くなるほど 命と知った 胸にあなたの いろり火ともりゃ 夢でひと夜の 旅をゆく 恋しさに 耐えるほほづえを 揺さぶる冷たい 風の音 忘れられても 忘れはしない 星の一つに あなたを思う みれん悲しい 夢落葉 | |
ひとり酔いたくて岡千秋 | 岡千秋 | 吉井省一 | 岡千秋 | はぐれ鴎が 涙浮かべて 北へ飛ぶ 夢で も一度 抱かれたい 恋に終わりが あったって 愛に終わりは ないのです 酔いたくて 酔いたくて ひとり酔いたくて あなたのすべて 消せるまで 酔いたくて 飲んで忘れる つもりでも 苦いお酒に 浮かぶのは 甘いむかしの ことばかり 酔いたくて 酔いたくて ひとり酔いたくて 温もりいつか 冷めるまで 酔いたくて 女ごころを 燃やすよに 花は咲くから 美しく 花は散るから 愛おしい 酔いたくて 酔いたくて ひとり酔いたくて 最後の炎 尽きるまで 酔いたくて | |
エサホイ女節水元亜紀 | 水元亜紀 | 岡田冨美子 | 岡千秋 | 伊戸のりお | ハアー シベリヤから来た鳥が あんた捜して宙を舞う あたしゃ泣きながら でんぐり返し ハアー 冬っこ近づくと 男は逃げる ぬくい女のいる方へ エッサエッサ ホイサッサ 追いかけて行けば 嫌われる ハアー しけた海に思い出を 四つ 八つに 十六に ちぎって棄てても 未練がつらい ハアー 波止場で背伸びすりゃ あんたが見える 朝寝 朝酒させたげる エッサエッサ ホイサッサ 帰っておいでよ 今すぐに ハアー 命がけで惚れたから 死んでもそばにいてくれと 小声で言われりゃ 女は燃える ハアー 夜更けの三日月に 向かって吠えた あんな男のどこがいい エッサエッサ ホイサッサ くやしいけれども 上手だった |
丹後なみだ駅岡千秋 | 岡千秋 | 麻こよみ | 岡千秋 | ねぇ 連れてって ねぇ 行かないで 私だけ 置いたまま どこへ行く… 雪が舞い散る 雪が舞い散る 冬の空 すがりつく 指の先まで 凍(こご)えて白い 丹後半島 なみだ駅 ねぇ なぜですか ねぇ おしえてよ 何もかも 捨てて行く その理由(わけ)を… 涙ちぎれて 涙ちぎれて 雪になる その胸に 誰かいい人 いるのでしょうか 心 寒々(さむざむ) 宮津(みやづ)駅 ねぇ いつの日か ねぇ 逢えますか 答さえ 返らない 二番線… 汽笛ひと声 汽笛ひと声 遠ざかる 愛された 夜は幻 気まぐれですか 丹後半島 なみだ駅 | |
涙川岡千秋 | 岡千秋 | 田久保真見 | 岡千秋 | 女がひとり 許して泣いて 流す涙が 川になる 髪が 指が 肩が泣いてる 逢いたいの… ねえ あなた… 夢を浮かべて 涙川 落とした紅を も一度ひいて 夜の長さを わすれたい 誰も 誰も 誰もかわりに なれないの… ねえ あなた… 夢で逢わせて 涙川 別れる運命(さだめ) それでもいいの 逢えて尽くして 悔いはない 夜よ 風よ どうか心を 連れてって… ねえ あなた… 夢にすがって 涙川 | |
淡雪情話大川ゆり | 大川ゆり | さくらちさと | 岡千秋 | 石倉重信 | いいの 私は しあわせでした お目にかかれた だけでいい はらり はらはら 舞い落ちる 白い淡雪 浴びながら 忍び傘して 立ち尽くす 運命(さだめ)かなしい ひとの妻 越えてしまえば なおさら辛い どうぞ行(ゆ)かせて このままで はらり はらはら ひそやかに 燃える淡雪 紅の色 いっそ忘れて しまえたら にじむ涙の やるせなさ めぐり逢いたい 次の世ならば ふたり命を 結びたい はらり はらはら 背を向けて 泣いて淡雪 踏みしめる にどと逢えない あのひとを 追ってゆくのか おぼろ月 |
能登の恋唄水元やよい | 水元やよい | 水木れいじ | 岡千秋 | 前田俊明 | 悲しい恋を 捨てたくて 手荷物膝に 七尾線 島影はるか 黄昏れて 淋しさつのる 日本海 あゝあなた 呼ぶように 風が泣きじゃくる あゝあなた 追いかけて 抱いてくれますか 寒い 寒い 寒い 寒い心が寒い 女ひとりの 能登の能登の旅です 窓うつ雨が 雪になり 輪島の港 冬化粧 お酒にいくら すがっても 想い出ひとつ 消えません あゝあなた この海で わたし死んだなら あゝあなた もういちど 抱いてくれますか 好きよ 好きよ 好きよ 好きよいまでも好きよ 涙ばかりの 能登の能登の旅です あゝあなた 呼ぶように 風が泣きじゃくる あゝあなた 追いかけて 抱いてくれますか 寒い 寒い 寒い 寒い心が寒い 女ひとりの 能登の能登の旅です |
なるようになるんだ この人生岡千秋&大城バネサ | 岡千秋&大城バネサ | 青山るみ | 岡千秋 | 矢野立美 | 泣いて悔やんで 叫んでも どうにもならない この人生 なるようにしか ならないんだから 明るく楽しく 行こうじゃないか その日が来るのを 信じて行こう いつかは輝く いつかは輝く なるようになるんだ この人生 辛く悲しく 落ち込んで どうにもならない この人生 そんな事など 誰にもあるのさ いつかは必ず 笑える時が その日が来るのを 信じて行こう いつかは輝く いつかは輝く なるようになるんだ この人生 涙流して 強くなる あの日の私が うそみたい いつも前向き 歩いて来れたね あせらず笑って 行こうじゃないか その日が来るのを 信じて行こう いつかは輝く いつかは輝く なるようになるんだ この人生 |
夜の虹香田晋 | 香田晋 | 吉岡治 | 岡千秋 | 馬場良 | 嘘でかざった やさしさだって 女にしたら いのち恋 憎めない 憎めない あなたのことは 信じたいのよあの夜の 火の恋を 胸から胸へ 胸から胸へ かけた女の あゝ夜の虹 背中あわせの ぬくもりだって あなたがいれば しあわせよ 忘れても 忘れても 恋しさつのる 泣いて甘えた腕まくら 夢ですか 秋から冬へ 秋から冬へ かけた女の あゝ夜の虹 遊びつかれた 子どものように 帰ればいいわ この胸に 生き甲斐よ 生き甲斐よ あなたのために つくしたいのよもう一度 愛いちず 胸から胸へ 胸から胸へ かけた女の あゝ夜の虹 |
河内おとこ節かつき奈々 | かつき奈々 | 石本美由起 | 岡千秋 | 河内(かわち)生れの 風来坊は 生きのいゝのが あゝ… 売りもんや サテモ 皆さま おそまつながら こゝが男の 舞台なら 太鼓叩いて 見栄(みえ)を切る 喧嘩囃子(けんかばやし)の 河内ぶし 一に度胸や 二に人情や 後は腕ずく あゝ… 腕しだい サテモ 皆さま 悪声(あくせい)ながら 坂田三吉 物語り 派手な掛声 頂いて 唸る男の 河内ぶし 馬鹿な息子と 叱ってくれる 俺(わい)の親父(おやじ)は あゝ… 生駒山(いこまやま) サテモ 皆さま おゝそれながら 肌は鉄火の 勇み肌 グイと冷酒 飲みほして 仁義がわりの 河内ぶし | |
忘れ花篁沙をり | 篁沙をり | 水木れいじ | 岡千秋 | 丸山雅仁 | あなたと最後に旅をして 泣かずに身をひくはずでした 愛しても 愛しても さだめ哀しい 忘れ花 今夜かぎりの逢瀬の宿で 別れ化粧の 口紅をひく わたしを女にしてくれた あなたがいまでは憎らしい 尽しても 尽しても 真心とどかぬ 忘れ花 可哀相だとおもうのならば 何も言わずに抱きしめて 添い寝のまくらに忍びこむ つめたい憂き世のすきま風 縋っても 縋っても たどる明日ない 忘れ花 せめて遠くで あなたの苗字 そっと名乗って暮らしたい |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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つくしんぼ高木和也 | 高木和也 | 里村龍一 | 岡千秋 | 前田俊明 | 重い荷物を ひとりで背負い 涙みせずに 笑う奴 人生に疲れた 男の胸を 励まし癒して くれた奴 つくしんぼ つくしんぼ おまえは俺の いのち草 何が欲しいと 手を取り聞けば 俺のこころを くれと言う 帰る所は 何処にもなくて 俺だけ頼りに 生きる奴 つくしんぼ つくしんぼ 離せはしない おまえだけ 夜空見上げる おまえの肩に 泣いているよな 星が降る 夢も遙かな 故郷の町へ いつかは錦を 飾ろうな つくしんぼ つくしんぼ ふたりで越える 明日坂 |
おはん谷龍介 | 谷龍介 | たかたかし | 岡千秋 | だましてください さいごまで 信じるわたしを ぶたないで おんな おんな わたしはおんな 髪のひとすじ くちびるさえも あなたの女で いたいのよ どんなにつめたく されたって 抱かれりゃあなたを ゆるしてる おんな おんな わたしはおんな 声をころして すがれば熱い 死んでもあなたに つくしたい 流れてゆくのが 浮き世なら 流れてゆきます この人と おんな おんな わたしはおんな 灰になるまで 男の胸に おんなは抱かれて 夢をみる | |
よかろうもん福冨莉袈 | 福冨莉袈 | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 運の行方は 悩んでみても どこへ 飛ぶか 風まかせ 人生 山坂 なれとるけん なんも心配 いらんけん 好きに呑んでも よかよかばってん よかろうもん くだを巻くのも 悪くなか ぐでんぐでんで よかろうもん あんたが 心底 つらか夜は 誰にもらった 縁でもないが 今も うちは 恋・ほの字 人生 やきもち なれとるけん なんも言い訳 いらんけん 上を向いてて よかよかばってん よかろうもん 空(から)の元気も 悪くなか 胸を張ってて よかろうもん あんたに 夜明けが 見えるまで 好きに呑んでも よかよかばってん よかろうもん 酒と寝るのも 悪くなか ぐでんぐでんで よかろうもん あんたに お日様 射すまでは |
瀬戸の恋唄えひめ憲一 | えひめ憲一 | 仁井谷俊也 | 岡千秋 | 南郷達也 | 君と出逢った 尾道は 桟橋みれんの 雨が降る 愛していながら 身をひいた 青いミカンの 恋だった 噂追いかけ ひとり旅 しまなみ街道 伊予みなと 君と訪ねた 松山は いで湯の香りの 城下町 あの時勇気が あったなら 悔やんでいるさ 燧(ひうち)灘 どうかも一度 逢わせてと 金比羅(こんぴら)参りの 恋願い 君と別れた 高松は 霧笛が遠くで むせび哭く 今なら幸せ やれるのに 瀬戸大橋(はし)を渡れば 鷲羽山(わしゅうざん) 今日も逢えずに 陽(ひ)が沈む 明日(あした)は日生(ひなせ)か 倉敷か |
花桔梗西方裕之 | 西方裕之 | 竜はじめ | 岡千秋 | 猪股義周 | 花桔梗 花桔梗 ふたりで歩いた ふるさとの すすきが揺れてる 丘の径 あの日の倖せ 探しても 原野の隅に 青むらさきの 愛しいばかりの 花桔梗 花桔梗 花桔梗 桔梗の花咲く 秋のころ あなたは帰ると 云いました どんなに遠くに 離れても こころの中に 浮かんできます 忘れはしません あの笑顔 花桔梗 花桔梗 過ぎゆく季節を 惜しむよに 日陰にいちりん 花桔梗 淋しさ堪えた わたしでも ふたたび逢える その日が来たら こころに咲かせる 花桔梗 |
天王寺詣り水沢明美 | 水沢明美 | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 鐘が鳴ります 愛染坂(あいぜんざか)で 西の空から 日も暮れる 天王寺さんへ お詣りしましょ 手をつなぎ… 幼い頃を 想いだす ねぇ…お母さん 石の鳥居へ 小さな歩幅 久しぶりだね 親子して 天王寺さんへ お詣りしましょ 手を合わせ… 背中が丸く なったわね ねぇ…お母さん 亀の池にも 秋風吹いて すぎた初盆 しのびます 天王寺さんへ お詣りしましょ 手を振れば… 父さんきっと 見ています ねぇ…お母さん |
つぐみ永井みゆき | 永井みゆき | いとう彩 | 岡千秋 | 宮崎慎二 | 夏至(げし)を過ぎれば 鳴かなくなるから… そんな名前の 鳥がいる 別れ話しに 声さえ出せずに 拒んだ わたしみたいね つぐみ つぐみ 重たかろ 北へ帰るにゃ 寒かろう つぐみ つぐみ 置いて行け 辛(つら)さ 無念さ あるのなら 投げてごらんよ わたしのこの胸に 心ときめき 待ち続けたもの… それは さよならだったのね 恋は激しい 夕立ちのようね しばらく 許せなかった つぐみ つぐみ 振り向くな 濡れた翼は また乾く つぐみ つぐみ 翔(と)んで行け 海の夕焼け 越えたなら 鳴いてごらんよ 明日(あした)へおもいきり つぐみ つぐみ 重たかろ 北へ帰るにゃ 寒かろう つぐみ つぐみ 置いて行け 辛(つら)さ 無念さ あるのなら 投げてごらんよ わたしのこの胸に |
馬籠宿 (木曽節入り)谷龍介 | 谷龍介 | 木下龍太郎 | 岡千秋 | 木曽のナーなかのりさん 木曽の御嶽さんは ナンジャラホイ 夏でも寒い ヨイヨイヨイ ヨイヨイヨイのヨイヨイヨイ 思い切る気で 来たものを またも未練が 先回り あなたの手枕 恋しくて いつまでも眠れない ひとり寝は 木曽は山中 馬籠宿 なんで聴こえる 足音に 更けて降り出す 時雨まで あんなに泣き目を 見たくせに 裏切りを憎めない 意気地なし 女ひとりの 馬籠宿 恋に区切りを 付けなけりゃ ひとり歩きは 先の先 あなたと作った 想い出を 置き去りに発(た)つつもり 夜明けには 木曽は山中 馬籠宿 | |
竹の花岡千秋 | 岡千秋 | 円香乃 | 岡千秋 | 竹がざわめく 好きとざわめく あなた逢いたさに 焦がれ散る 一葉二葉(ひとはふたは)と 泣くように 夕風に舞う ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 好きになるのが 罪ですか 命さめざめ 竹が泣く 一夜(ひとよ)契れば 心一生 かけて生きるのは 女ゆえ どうせ咲くなら 竹の花 枯れ果てるまで ヒュルリ ヒュルリ 袂(たもと)を乱し ヒュルリ 風が… 夜の静寂(しじま)を 裂くように 命散らして 竹が舞う ハラリ ハラリ 涙が落ちる ハラリ 頬に… 声を殺して 狂おしく 命さめざめ 竹が泣く | |
恋は夢の中高島レイラ | 高島レイラ | 久仁京介 | 岡千秋 | 石倉重信 | 帰る場所はもう ここだけなの あなたと二人の 今がすべて 性懲(しょうこ)りもなく 愛されたいの あなたと触れあい 恋を知ったの 答えなんかない 男と女 甘い恋はみな 夢の中 背中をなぞれば 深い傷が 指先にふれる 愛のあとね 何をさがして 何を求めた あなたの過去にも 吐息もらすの 嘘がからみ合う 男と女 ふれる恋はみな 夢の中 いのち捧げる 愛もあるけど 深くなるほどに 罪が芽生える どこにたどり着く 男と女 そうよ恋はみな 夢の中 |
北へ…流れ川伊東みゆき | 伊東みゆき | 茂木けんじ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 東京そだちの あなたには 雪の新潟 つらいはず 小指の先まで 溶けたって 妻にはなれない わたしです 北へ流れる 川ならば 明日は見えない 日本海 あなたが耳もと ささやいた 熱い吐息(といき)が 身を責める 思い出ばかりの 罪つくり 泣き虫よわ虫 おんなです 上(のぼ)り夜汽車が また啼(な)けば 夢も凍てつく 日本海 ひと冬ふた冬 み冬すぎ 風の噂で 知りました あんなにいい男(ひと) いなかった あなたの温もり 抱きしめて 北へ流れる 川ならば 春を待ちます 日本海 |
紅椿沖田真早美 | 沖田真早美 | 伊藤美和 | 岡千秋 | 猪股義周 | あなたと出逢った 瞬間に 女に生まれた 理由(わけ)を知ったの 添えない運命(さだめ)の 二人でも 愛が 愛が 止まらない 許されなくても いいのです 地獄に堕ちても いいのです たとえ罪な 恋だとしても もう離れない 離れられない 咲いて哀しい 紅椿 三途の川なら はぐれずに 一緒に流れて ゆけるでしょうか 他人目(ひとめ)を忍んで 逢う夜は 月も 月も かくれんぼ すべてを捨てても いいのです あなたがいるなら いいのです たとえ泣いて 傷ついたって もう戻れない 悔やみはしない いのち燃やした 紅椿 許されなくても いいのです 地獄に堕ちても いいのです たとえ罪な 恋だとしても もう離れない 離れられない 咲いて哀しい 紅椿 |
飛ばせ昭和のシャボン玉高橋孝志&岩波理恵 | 高橋孝志&岩波理恵 | 荒木とよひさ | 岡千秋 | 竹内弘一 | 男はお酒で 心をゆらし 女はお酒で 涙をゆらす (シュワー) 若くはないけど 寄り添いながら 倖せだったら いいじゃない ああ 飛ばせ シャボン玉 昭和生まれの シャボン玉 ああ 飛ばせ 飛ばせ シャボン玉 男と女の シャボン玉 女は抱かれて 菜の花になり 男は抱きしめ 浮雲になる (シュワー) 身体とこころが ひとつになれば 明日は明日 いいじゃない ああ 飛ばせ シャボン玉 時代遅れの シャボン玉 ああ 飛ばせ 飛ばせ シャボン玉 男と女の シャボン玉 ああ 飛ばせ シャボン玉 昭和生まれの シャボン玉 ああ 飛ばせ 飛ばせ シャボン玉 男と女の シャボン玉 |
浪花恋しぐれ北島三郎・篠路圭子 | 北島三郎・篠路圭子 | たかたかし | 岡千秋 | 芸のためなら 女房も泣かす それがどうした 文句があるか 雨の横丁 法善寺 浪花しぐれか 寄席囃子 今日も呼んでる 今日も呼んでる ど阿呆春団治 そりゃわいはアホや。酒もあおるし、女も泣かす。 せやかて、それもこれもみんな芸のためや。 今にみてみい!わいは日本一になったるんや。 日本一やで。わかってるやろ、お浜 なんや、そのしんき臭い顔は。酒や!酒や! 酒買うてこい!! そばに私が ついてなければ なにも出来ない この人やから 泣きはしません つらくとも いつか中座の 華になる 惚れた男の 惚れた男の でっかい夢がある 好きおうて一緒になった仲やない。 あんた、遊びなはれ。酒も飲みなはれ。 あんたが日本一の落語家(はなしか)になるためやったら、 うちはどんな苦労にも耐えてみせます。 凍りつくよな 浮世の裏で 耐えて花咲く 夫婦花 これが俺らの 恋女房 あなたわたしの 生き甲斐と 笑うふたりに 笑うふたりに 浪花の春が来る | |
玄界灘に春がくる岡千秋 | 岡千秋 | 円香乃 | 岡千秋 | 波がドンと来りゃ 玄界灘に 春が来る きっと私にも 春が来る 十九 二十歳の 恋じゃなか 一生一度の 命恋 アンタ アンタに 逢いたかね… ウチは信じて 春を待つ 風がパッと止みゃ 玄界灘に 春が来る 暗い港にも 春が来る 頬にこぼれた この涙 冬の海より しょっぱかね アンタ アンタに 甘えたか… 波が泣かせる 子守唄 花がポンと咲きゃ 玄界灘に 春が来る 海の向こうから 春が来る 白い鴎を 引き連れて 笑顔みやげに かえり船 アンタ アンタ 恋しかね… ウチを迎えに 春が来る | |
命のかぎり桜ちかこ | 桜ちかこ | 海老原秀元 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 遠い星空 見上げて思う 私の星は あるのかと あゝ歌を唄って ゆく道に ほんの小さな 希望があれば 私は唄う 命のかぎり 憂き世荒波 試練の道を 一緒に歩く 母がいる あゝ風の寒さは 堪えても 人の情けに 情けに泣いた 私は唄う 心をこめて 淡い星影 名もない星が 私の道を 照らしてる あゝ今も哀しみ 抱く人が せめてひと時 忘れるように 私は唄う 命のかぎり 私は唄う 命のかぎり |
桜橋北新地三門忠司&永井みゆき | 三門忠司&永井みゆき | もず唱平 | 岡千秋 | 南郷達也 | 名前さえまだ知らないけれど この胸のときめきを伝えたい 前から知っているみたい 縁(えにし)の深さを感じているよ 出逢いの朝の桜橋 誘ってみたい北新地 あゝ二人の桜橋北新地 久しぶりまだおひとり?なんて 声かけて初めてのデートした お酒を飲んだ勢いで 打ち明けたいのよ 大好きですと あぶない宵の桜橋 灯(あかり)の濡れる北新地 あゝ二人の桜橋北新地 幸せがすぐ傍(そば)まで来てる そんな気がするのです昨日今日 ひとつの傘に身を寄せて 時雨を幸(さいわい)口説いてみたい 夢みる街の桜橋 ほろ酔い気分北新地 あゝ二人の桜橋北新地 |
茶摘歌竹川美子・岡千秋 | 竹川美子・岡千秋 | たかたかし | 岡千秋 | 池多孝春 | (女)茶摘みごろには 藪うぐいすが (女)裏の里山 たんと啼く (男)おれもお前っちゃに 一目で惚れて (男)ホーホケキョと 胸こがす (二人)ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ (二人)蛙(きゃある)が啼くんで 雨ずらよ (男)声がしたなら 顔見せてくれ (男)見せて損する ものじゃなし (女)損はしねえども 父(とと)さが恐い (女)薪を片手に 寝ずの番 (二人)ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ (二人)蛙(きゃある)が啼くんで 雨ずらよ (女)鬼も十八 番茶も出花 (女)茶摘鋏の 音のよさ (男)世帯もつなら お前っちゃにきめた (男)恋のうぐいす ホーホケキョ (二人)ちゃっきり ちゃっきり ちゃっきりよ (二人)蛙(きゃある)が啼くんで 雨ずらよ |
夢ぽろぽろ高島レイラ | 高島レイラ | 合田道人 | 岡千秋 | 猪股義周 | 雨がそぼ降る夜は 淋しくて ひとりベッドの中で ぬくもりを探すわ まさか突然に あの人が いなくなるなんて… 信じられない 夢ぽろぽろ 人は哀しみで 大人になると言う 枯葉舞い散る道を 歩きながら まるで少女みたいに 少しセンチになる 心の扉に 鍵をかけ 生きてゆくなんて… 切なすぎるわ 夢ぽろぽろ あなた好きだった ワインを飲んでます 夏から秋へと また冬へ 季節巡っても… 忘れられない 夢ぽろぽろ だからもういちど あなたに帰りたい |
松宮崎武 | 宮崎武 | 宮崎武 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 苦労と呼ばずに 試練と詩(うた)う 人生山河の 険しさよ 熱い息吹がヨー 五体を炎(も)やす 「松」の盆栽 奥深さ 生命(いのち)刻んだ 年輪が 威風堂々 男の夢遥か 「松」「梅」「桜」の盆栽は あゝ人生の 宝なり 厳冬(まふゆ)の風雪(つぶて)に 怯(ひる)まず逃げず 二人で歩いた 夫婦道(めおとみち) 雪を溌(は)ね除けヨー 膨らむ蕾 「梅」の盆栽 凛々(りり)しさよ 気丈(つよ)さ似ている 恋女房 俺を支えた おまえの笑顔だよ 男の涙は 祝いの雫(しずく) 赤児(あかご)の産声 春の風 あれもこれもがヨー 想い出月夜 「桜」盆栽 花の宴 嫁ぐ我が子に 香る愛 永久(とわ)に幸あれ 娘へ門出唄 「松」「梅」「桜」の盆栽は あゝ人生の 宝なり |
三つの氷北岡ひろし | 北岡ひろし | 南波洸 | 岡千秋 | 竹内弘一 | いつもお酒を 飲むときは 氷三つと 決めていた そんなあなたの こだわりも とても愛しい日々だった 三つの氷が 溶けるころ 私はあなたの腕の中 腕の中… 今もぬくもり 消えなくて ひとり淋しい 想い酒 想い酒 ひとつふたつと 積み重ね 夢がはじけた 三年目 今もあなたの 面影を 暮れゆく街に 探してる 三つの氷が 溶けるころ 私はあなたの腕の中 腕の中… 涙ポロポロ ポロポロリ こころ淋しい 想い酒 想い酒 三つの氷が 溶けるころ 私はあなたの腕の中 腕の中… 今もぬくもり 消えなくて ひとり淋しい 想い酒 想い酒 |
月待ちの恋伊東みゆき | 伊東みゆき | 茂木けんじ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 女の胸に 灯りをともし 宵の蛍は あゝ… また消える 燃えるかがり火 薪能 あなたは心で 私を抱いた 逢えばせつない 逢えばせつない 月待ちの恋 この世でたとえ 謗(そし)られようと 解かぬ帯なら あゝ… 結ばない 花を濡らして 情け雨 あなたの惑わす 言葉が憎い 雲間隠れに 雲間隠れに 月待ちの恋 契れば命 終わると知らず 舞うか蜉蝣(かげろう) あゝ… 蝉しぐれ 添えぬえにしの 女でも あなたに想いの すべてを捧げ ひと夜限りの ひと夜限りの 月待ちの恋 |
そんな…ススキノ六丁目戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 「はじめまして」と ほほえんだ 雪が舞うように 寄り添った 好きだ 好きだよ あの日から あの娘目当ての 金曜日 逢いに来ました 三丁目 酔ってすすきの 三丁目 「きっと忘れず 来てよね」と 言って笑って それっきり 好きだ 好きだよ どこ行った 胸にしまった ペンダント あの娘探して 四丁目 ネオン淋しい 四丁目 髪の長さは 違うけど ちょっと似ている娘(こ) 見つけたよ 好きだ 好きだよ 今だって 噂頼りに 西東 雪のすすきの 六丁目 そんなこんなで 六丁目 |
霧の情歌(こいうた)梶哲也 | 梶哲也 | 竜はじめ | 岡千秋 | あの日と同じ 帯締めて すこし濃いめの 口紅をひく 遠い汽笛に…あなたあなた 燃える想いを 朝霧が 隠してくれる 山峡の駅 夕陽に映える 由布の嶺 ふたりで歩く 金鱗湖 いいの今日から…あなたあなた 都会ぐらしの 古傷は 昨日に流す 木の葉舟 町を見おろす 狭霧台 ひとつふたつと 夢あかり 抱いて下さい…あなたあなた 胸の温もり 沁みるほど 生命を重ねる 霧の夜 | |
浪花慕情田川裕之 | 田川裕之 | 茜まさお | 岡千秋 | 池多孝春 | 呑ン兵衛横丁の 屋台でひとり 酒におぼれた お前の噂 聞いて探した 道頓堀に 呼べば響くぜ 中座の太鼓 ひとめ見たさに 逢いに来た ああ 浪花慕情の 命のおんな すねてはせばめた 世間の隅で 俺とお前の ど阿呆暮し 赤いネオンに 身を染めおうて 泣いて別れた 宗右衛門町の 運命指折りゃ 早や五年 ああ 浪花慕情の 思い出ばなし ひと足ちがいの 小さな春を 待てなかったか この俺さえも 苦労させたと 肩抱きおうて お礼まいりの 水掛不動 夫婦善哉 夢に見た ああ 浪花慕情は 春呼ぶ灯り |
名もなき純情松川未樹 | 松川未樹 | 石原信一 | 岡千秋 | 若草恵 | 爪の先まで 娘(おんな)のすべて あなたひとりに 捧げます この世に生れて 来たわけを くもりのない目に 知らされた ああ こんな名もない純情だけど 純情だけど 受けてください 真っ赤な命 めぐり逢うまで 道草ばかり いいえあなたを さがす旅 お酒も涙も 半分こ 泣かせる言葉を かけないで ああ 風にふるえる 純情だけど 純情だけど 抱いてください 芯まで熱く 夢は願えば 必ず叶う 苦労七坂 夢の坂 ふるさとみたいな 陽だまりが あなたの背中に 見えるから ああ 時代遅れの 純情だけど 純情だけど 惚れてください 一生かけて ……一生かけて |
気がつけばいつでも夕陽城之内早苗 | 城之内早苗 | 喜多條忠 | 岡千秋 | 蔦将包 | 気がつけば いつでも夕陽 出逢いの数だけ 別れがあると 知ってはいるのに 淋しいですね 渚の足跡 夕波千鳥 淋しくないか 泣きたくないか 気がつけば いつでも夕陽 海辺のお店の 苦めのコーヒー ふたりの暮らしの 残り香のよう 金色小道が 夕陽に続く 渡ってゆこか もうひとりきり 気がつけば いつでも夕陽 悲しみ数えりゃ この手じゃ足りぬ 幸せ数えりゃ この手に余る 岬の灯台 もうすぐ灯る つらくはないか この長い夜 |
北浜恋唄北見恭子 | 北見恭子 | 松井由利夫 | 岡千秋 | 北浜おんなにゃ 化粧はいらぬ 銀のうろこで 肌ひかる べんちゃら言われて 嫁こにきたが 漁に出たなら 三月(みつき)はおろか 長けりゃ ふた冬 待つ苦労 それでも嬉しい 漁師の女房 膝っこかかえて ため息ついて 他人(ひと)にゃこの態(ざま) 見せられぬ 男の生き甲斐 海原千里(うなばらせんり) 女の支えは 泣かせる情け ひとりじゃ蒲団が ひろすぎる それでも嬉しい 漁師の女房 無線で届いた 大漁の知らせ 強いつもりが ついほろり 浜唄 恋唄 鴎の唄に 赤いゴム長靴(なが) 前掛けしめて 迎えるその日を 夢に見る それでも嬉しい 漁師の女房 | |
人情横丁西村亜希子 | 西村亜希子 | たきのえいじ | 岡千秋 | 前田俊明 | 昔気質で 極楽とんぼ 涙もろくてお人好し 人情横丁 裏通り 持ちつ持ちれつ 袖すり合わせ 縁を結んで 灯が灯る 喧嘩神輿は男がかつぐ ばちは女の情で打つ 人情横丁 夢舞台 撥をさばけど色恋沙汰は 後の祭りの 役ばかり 世話を焼かせりゃ 四の五の云わぬ 意気が売りもの 見せどころ 人情横丁 泣き笑い 住めば都の 合縁奇縁 肩を寄せ合う 軒伝い |
さすらいの途中駅戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 二人このまま 暮らしたら 辛くなるから 街を出た 二人このまま 続けたら 駄目になるから 街を出た 流れ流れて 二度目の雪か 夜のホームに ベルが鳴る 男さすらい 旅半(なか)ば… 野辺に咲いてる 鈴蘭(すずらん)を 見ればお前を 想い出す 風に鳴いてる 海鳴りを 聞けばお前を 想い出す 胸に降り積む 未練の破片(かけら) いつになったら 棄(す)てられる 男さすらい 旅半ば… 今朝もお前の 夢を見た 肩をふるわせ 泣いていた 一人ぼっちは 淋(さび)しいと 声を殺して 泣いていた 呼んでいるようで 見上げた空に 涙みたいな 流れ星 男さすらい 旅半ば… |
夢づくし真木ことみ | 真木ことみ | 坂口照幸 | 岡千秋 | しあわせ一番 生きてることよ ましてあなたと 一緒なら 情けを拾って 情けを返す 浮世の底の 暖かさ そうよこれから これからは あなたと人生 夢づくし 遅れた縁ほど きずなも固い 同じ風吹く この人と 相惚れ酒なら 苦労を飛ばす あなたの側が 道しるべ そうよこれから これからは あなたと人生 夢づくし あなたの支えが 力となって 弾み車も廻るのよ 明日へあと押し 灯りも見える 命を飾る その日まで そうよこれから これからは あなたと人生 夢づくし | |
想い花HONEST・辻 | HONEST・辻 | 辻正司 | 岡千秋 | 高島政晴・高島政晴 | 雪国の君を 想って尋ねて来たよ やさしい面影 愛しくて 霧笛に 薫る青春の エリカ花咲く 想い出よ なつかしく君を 想って尋ねて来たよ ひとり故郷 かみしめて ほのかに 薫る青春の すみれ花咲く 想い出よ やさしさの君を 想って尋ねて来たよ 二人歩いた あの小道 かすみに 薫る青春の あざみ花咲く 想い出よ 忘れいし君を 想って尋ねて来たよ 遠く別れて 会いたくて 思えば 薫る青春の 野菊花咲く 想い出よ |
夫婦遙々平浜ひろし | 平浜ひろし | 円香乃 | 岡千秋 | 伊戸のりお | ひと山越えりゃ また山の 苦労の峠を 越えてきた 夫婦遙々(めおとようよう) 夫婦遙々 四十と余年 頬にこぼれた 一粒の 嬉し涙が 宝物 「おまえ」と呼べば 「はい」と言う 変わらぬ笑顔の ありがたさ 夫婦遙々 夫婦遙々 結んだ縁(えにし) 二つ違いの 姉女房(あね)さんに 背中押されて 今日がある こいつが俺の 恋女房 今なら言えるさ 照れもせず 夫婦遙々 夫婦遙々 はるかな旅路 煮ても食えない 俺だけど どうか頼むな よろしくな |
通天閣人情 新編叶麗子 | 叶麗子 | いではく | 岡千秋 | 南郷達也 | 苦労二文字を笑顔に変えて 生きてゆきます今日からは そうは言っても女はおんな そばに誰かのぬくもりほしい 抱いて抱いて下さい 通天閣の街灯り 人情 根性 ふり分け荷物 新地育ちの心意気 支えあっての人の世だから 嵐 荒波 のりこえ生きる 見てて見てて下さい 通天閣の月灯り つらさ九つ うれしさ一つ それが人生 いつの世も たとえ小さな夢でも分けて 好きなひとには背負ってほしい こころこころ下さい 通天閣の夢灯り |
あの駅に戻れたら天音さとみ | 天音さとみ | 伊藤美和 | 岡千秋 | 椿拓也 | 別れの言葉 止めるよに 寒いくちびる 北の駅 覚悟を決めた 恋なのに あふれる涙 止まらない もしもあの時に 戻れたら そばにいてくれますか もしもあの駅に 戻れたら 私を選んでくれますか 駅へと続く 坂道に いまも面影 探してる 二本のレール その先に 愛しい日々が よみがえる もしもあの時に 戻れたら あたためてくれますか もしもあの駅に 戻れたら 私を選んでくれますか もしもあの時に 戻れたら そばにいてくれますか もしもあの駅に 戻れたら 私を選んでくれますか くれますか… |
赫い棘竹中ただし | 竹中ただし | 高橋美菜子 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 砕け散った心 バッグに詰めて 出てゆく私を ひきとめないで このドアを開けて 過去に戻れるのなら 愛を知らない女に 帰りたい 私の涙が 赫(あか)い棘(とげ)のように 愛をあなたに 刻みこむの 悲しむあなたも 嘘じゃないけど 裏切るあなたも 本当のあなた タイをはずしながら 繕(つくろ)う言葉 不実なあなたに 疲れ果てたわ あの甘い時間(とき)も ここに置いて行くけど 愛を知らない男は 気付かない 涙のしずくが 薔薇の棘のように あなた傷つけ 血を流すの 優しいあなたも 嘘じゃないけど 冷たいあなたも 本当のあなた 愛しい涙の 棘が心刺すの 好きよあなたが 今も好きよ 別れの言葉は 嘘じゃないけど まだ愛してるの 本当の私 |
リラを知ってるかい千花有黄 | 千花有黄 | かず翼 | 岡千秋 | 矢野立美 | どこか港町 リラを見かけたら 戻っておいでよと 伝えてよ なぜか儚げな 花に似ていたね 不幸ばかり拾うと 微笑っていたね 小さな嘘で 傷つけた 俺には今も おまえだけなのに も一度逢えたなら 離さない リラ リラ リラ 今どこに 雨の降る朝に 海を渡ったと 涙を拭いてたと 聞いたのさ 風に飛ばされて 着いた港町 バッグ一つ身軽な 踊り子暮らし 幸せひとつ やれないで 悔やんでいるよ おまえだけなのに 許してくれるなら 出直そう リラ リラ リラ 今どこに 海が好きなのと 遠い目をしてた カモメになりたいと 言ってたね どこか港町 リラは踊ってる つらい過去を脱ぎ捨て 踊っているよ さよならさえも 言わないで 俺には今も おまえだけなのに も一度逢えたなら 離さない リラ リラ リラ 今どこに |
用心棒沢竜二 | 沢竜二 | 星野哲郎 | 岡千秋 | 腕はたつのに 世渡り下手で 群れをはずれた素浪人 素浪人 癪が積もって 曲がったままの 意地が酒手を 買うてでる 用心棒は 世捨て棒 今日はあっても 明日はない 女抱いても 心底酔えぬ 酒も白けの誘い水 誘い水 男三十路の 身の振りどころ 翳り落として 無精ひげ 用心棒は 闇の棒 風に散り逝く 名が惜しい 出世街道 裏から見れば 仁義無用の獣道 獣道 ここらあたりで 大だんびらを 抜かな世間が許さない 用心棒は 怒り棒 誰もやらなきゃ 俺がやる | |
夢かんざし野中さおり | 野中さおり | 里村龍一 | 岡千秋 | 南郷達也 | 桜吹雪が 十和田の湖(うみ)に 舞えばみちのく 故郷(こきょう)は春だ 帰ろうかなあって 思う夜(よ)は 都会の暮らしに 泣けてくる 父母(おや)も知らない やつれた胸に しのぶ津軽の あかね空 ハァ~アア… 花は咲いても 悲しいものは 人の別れと エエ…風の笛 寒さしのぎに 覚えたお酒 何度飲んだか 涙でうめて 逢いたいなあって 思う日が 瞼に吹雪いて 積もるけど 涙みやげに 帰れはしない 桜花咲く ふる里へ 淋しいなあって 思う夜(よ)は 枕にまつりの 音がする いつになったら 夜汽車に乗れる 夢を一輪 かんざしに |
ブルースを歌う女窪田みゆき | 窪田みゆき | 川島いく子 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 冬も間近の 夜更けの波止場 暗い沖見て 女がひとり すすり泣くよに つぶやくように 歌うブルース 波間でぐずる ねえ あんた… つらいのかい? 女の涙がしみついた この場所に 私も来たよ 若い頃 泣きにきた 心ボロボロ ボロボロ ボロボロ 怨み歌 風にふるえる 未練歌 聞いてあげるよ 夜明けまで はぐれカモメも どこかへ消えて 港灯りが 寂しく揺れる 肩でため息 何度もついて 歌うブルース とぎれてかすむ ねえ あんた… こっち来な 一緒に波間のランプでも 数えよか あんたの涙 涸(か)れるまで つきあうよ 涙ポロポロ ポロポロ ポロポロ 怨み歌 風にふるえる 未練歌 聞いてあげるよ 夜明けまで …聞いてあげるよ 夜明けまで |
風にさそわれて美貴じゅん子 | 美貴じゅん子 | 柳田直史 | 岡千秋 | 坂本昌之 | 北風 氷雪 広がる荒野に 生れながらの阿呆一筋 むずかしい事は あとまわし やれるものから やればよし 風にさそわれ 人に流されて いい事 欲しけりゃ まわり道 流氷 寒流 しばれる海原 思いどおりにならぬ この世に 父親(おやじ)の教えは ただひとつ 損を承知の徳をつめ 月の灯りに 見えることもある 最後に 拾える こともある 風にさそわれ 人に流されて いい事 欲しけりゃ まわり道 いい事 欲しけりゃ まわり道 |
桜色のオ・ヴォワ美貴じゅん子 | 美貴じゅん子 | 柚木由柚 | 岡千秋 | 若草恵 | サテン纏う夕映えに 誘(いざな)われた 長い影 私のタブリエを着て 絵を描くあなたへと 今は胸の中で 手を振るのよ 恋の花は 枯れて オ・ヴォワ 桜色に暮れる街 ゆくあてなき まぼろしよ 星のみえる丘のもと ほほえんでるあなた 今は夢の中で 語らうだけ 二人が暮らした 部屋に オ・ヴォワ 恋の月はすみれ色 みちびかれた 絵の二人 はじまりの駅に降りて あなたもそこにいた いまは時の中で 見つめるだけ 新しい夜明け 街にオ・ヴォワ |
厳美渓水森かおり | 水森かおり | 麻こよみ | 岡千秋 | 矢田部正 | 約束ばかりを 欲しがって 愛する事が 下手な私です あなたが告げた 別れの言葉 今もこの胸 こだまする 沁みるせせらぎ 厳美渓 水の青さに また涙 誰よりあなたの そばにいて 離れた心 なんで気付かない 寄り添い二人 暮らした月日 流れ戻らぬ 磐井川(いわいがわ) しぶき飛び散る 厳美渓 心濡れます 恋の淵 木洩れ日滝の音(ね) 遊歩道 どこまで続く ひとり迷い道 あなたをいっそ 憎めたならば 明日(あす)の一歩を 踏み出せる 渡る吊り橋 厳美渓 紅葉(もみじ)せつない 秋が行く |
神無月の頃に森川つくし | 森川つくし | 水木れいじ | 岡千秋 | 伊戸のりお | 矢車草に 夕月淡(あわ)く 暮れゆく秋の 縁側で 言葉少なに 晩酌をする 父の背中が ちいさく見える 覚えていますか 幼い昔 飛ばしてくれた 紙風船・・・・・ あの掌(てのひら)を 思い出し あぁ…泣けてきちゃったの お父さん! 神無月の頃に 柱に残る ちいさな釘(くぎ)に 揺(ゆ)れてた 赤いランドセル 夢でいっぱい ふくらむように 言った笑顔が 瞳(め)に浮かびます 心配ばかりで ごめんなさいね わがまま気まま 意地っぱり・・・・・ 大事にしたい 嫁ぐまで あぁ…優(やさ)しかったなぁ お父さん! 神無月の頃に 月日の速(はや)さに ため息ついて 見上げる軒の 走馬灯・・・・・ なにがあっても 父娘(おやこ)です あぁ…元気だしてね お父さん! 神無月の頃に 神無月の頃に |
越後平野真木ことみ | 真木ことみ | たきのえいじ | 岡千秋 | あなたのいない 春から夏も 私にすれば 真冬(まふゆ)です 寒がる肌と 裏腹(うらはら)に 心は火照(ほて)る 血が騒ぐ 抱いてください もう一度 どこにも行くなと そばに来て 越後平野は 岬でとぎれ あとは荒海 日本海 聞き分けのない 涙の粒を ふいても心 晴れません 急いで詰めた 手荷物も ほどかず胸に抱くばかり あなた振り切る 旅なのに なおさら思いは 舞い戻る 越後平野は 薄絹(うすぎぬ)模様 闇を灯りが 織りあげる 抱いてください もう一度 どこにも行くなと そばに来て 越後平野は 岬でとぎれ あとは荒海 日本海 | |
女あっての男じゃないの嶺陽子 | 嶺陽子 | 星野哲郎 | 岡千秋 | 男に勇気を 出させる女 それがほんとの いい女 愛が勝つ日を 信じましょう 信じましょう 天の岩戸の 昔から もちつもたれつ 生きてきた 女あっての 男じゃないの 人は死ぬまで 修行だけれど 私どうやら 未熟者 つくし上手で 苦労下手 苦労下手 荒れた両手を 嫌われて いつも出てくる 口癖は 男次第で 女は変わる 言葉は無くても 心は通う それは男の 思い込み 花を一輪 咲かせても 咲かせても ありがとうよの 一言を いつも女は 待っている 女あっての 男じゃないか | |
母ちゃん待ってる終列車福田こうへい | 福田こうへい | 万城たかし | 岡千秋 | 南郷達也 | ふるさとは ふるさとは 何年ぶりか 数えてみたら もう五年 遠い 遠い なぜ遠い 見上げる夜空(そら)には 天の川 銀河鉄道 みたいにさ 走れよ 走れ… 母ちゃん待ってろ もう少し 母ちゃん待ってる 終列車 十八才(じゅうはち)に 十八才(じゅうはち)に 旅立つ俺を 涙で送る 母がいた 今も 今も 忘れない 足踏みしたって 途中駅 闇夜(よる)を引き裂く この汽笛 走れよ 走れ… 母ちゃん待ってろ いま少し 母ちゃん待ってる 終列車 心でずっと 詫(わ)びていた 星が降る町 故郷(ふるさと)へ 走れよ 走れ… 母ちゃん待ってろ もう帰る 母ちゃん待ってる 終列車 |
日本一やで岡千秋 | 岡千秋 | 円香乃 | 岡千秋 | 惚れたハレたは 蚊帳の外 いなけりゃ淋しい 女房どの 右目つぶった それだけじゃ 足りずにつぶった 左目で 許す器量は 許す器量は 日本一やで これが俺らの カミさんや 口じゃ女にゃ かなわない 相手が娘じゃ 尚更だ だけどやっぱり 親子だな 生意気放題 その後で 見せる笑顔は 見せる笑顔は 日本一やで そうさ俺らの 宝物 安い酒でも 肴でも 仲間が集まりゃ 旨くなる 一人欠けても 灯が消える 変わらぬ気持ちで 酌み交わす 酒も心も 酒も心も 日本一やで これが俺らの 友垣(ともがき)や | |
母恋仁義沢竜二 | 沢竜二 | 沢竜二 | 岡千秋 | 親に不孝の 故郷へ 帰るこの身の この姿 山の緑も 小川の水も 何も変わっちゃ いないのに ああ この姿 死んだ親御の 石塔に 絹の布団を 着せたとて なんで喜ぶ 許されようか 生きている間の 親孝行 ああ なぜできぬ 祭りばやしの 笛の音が なぜか聞こえる 遠い空 せめて長生き して欲しかった 詫びておりやす 三度笠 ああ 三度笠 | |
おふくろ青戸健 | 青戸健 | いではく | 岡千秋 | おふくろの涙を初めて見たのは 十五の時の冬の夜 ふるさと離れる 身仕度荷造りの 手の上ぽたりと 落ちたしずく 思い出したら つらくても がまんができた おふくろの匂いに初めて気づいた 二十才もすぎた 秋の宵 届いた小包み 綿入れ半てんに 添えてた手紙の かなくぎ文字 ひざをかかえて 泣いたけど 元気がわいた おふくろの背中が小さくなってた ふるさと帰った 歳の暮れ 苦労ばかりの 人生だったけど 長生きしてくれ できる限り おれがこれから 親孝行 願いはひとつ | |