西村幸輔編曲の歌詞一覧リスト  59曲中 1-59曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛してルンバ川神あい川神あい北原三千代西村幸輔西村幸輔もう若くないから きれいごとは言わないで 最後の恋の予感を 感じているから あの日出会った事は きっと意味があるはずよ 輝く時をふたり 重ねてゆく為に 見つめあったらルンバ 燃えるステップ love you again 朝が来るまで 踊っていたいの そうよ人生なんて 何とかなるものよ 瞳を閉じて 口づけを  そう昔の事は 古いドラマのひとコマ 季節は戻って来ない 未来に乾杯 甘く切ない愛を 私に与えてくれた もう離れられない 二度と離さないわ 指をからめてルンバ もっと酔わせて fall in love 私だけを見つめて誘って たった一度の人生 後悔の文字はない 熱い吐息を 耳元で  何もいらない今は あなたがそばにいれば 悲しみさえも泡と消えてゆく そうよ人生なんて 愛を求めて One life time 燃え尽きるまで 抱きしめて
夜空の星を抱きしめて川神あい川神あい北原三千代北原三千代西村幸輔かあさん 寂しい思いをさせてごめんね あなたを置いて一足先に 夜空の星になった事 どうか許して下さいね あなたと過ごした歳月(としつき)は とても短かったけど 僕はたくさん愛されて 幸せな日々でした あなたが空を見る時は 僕はあなたの温もりに 包まれて抱きしめられて 嬉しいよ だから今夜も夜空の星を抱きしめて 僕はいつでもあなたの傍にいるから  かあさん 悲しい思いをさせてごめんね あなたは何も悪くないから 運命(さだめ)の星になった事 どうか自分を責めないで あなたの笑顔が好きだから いつも笑っていてほしい あなたの子供に生まれて 感謝をしているんだよ あなたが空を見る時は 僕はあなたの優しさに 包まれて抱きしめられて 嬉しいよ だから今夜も夜空の星を抱きしめて 僕はいつでもあなたを守っているから  あなたを置いて星になった事 許してくださいね かあさん僕のかあさん愛しているから 愛しているから
懐古 ~ノスタルジア~三浦わたる三浦わたる本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔錆びた画鋲で留められた ノスタルジックなポスターと 咲かずじまいの夢跡を ひとり肴に酒をくむ 人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 遠い昔のおれを見る  ラッパ型した蓄音機 聞こえてくるのはプリテンド つらいときには幸せの ふりをしようと歌ってる 人生追い風向かい風 時には恥かき馬鹿もやり とことん世間と付き合って どうにかここまでやってきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだまだか レトロに酔いしれ煙草をけして それもひとつと苦わらい  人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 影と光の明日を見る
氷川きよし氷川きよしたきのえいじ宮下健治西村幸輔先を急ぐな あわてるな 花が咲かなきゃ 実(み)も成(な)らぬ 人の一生 まわり道 行く手さえぎる 雨や風 汗水(あせみず)たらし 歩く度(たび) 道は後(あと)から ついてくる  見えるものなら つかめるが 見えぬもの程 奥がある 人の一生 いばら道 夢の積荷(つみに)の 荷(に)の重さ 足跡(あしあと)つけて 生きていく 道と云う名の 夢がある  ならぬ堪忍(かんにん) する堪忍 我慢重ねて 仰(あお)ぐ空 人の一生 登り道 超える節目(ふしめ)の 峠道(とうげみち) 心に染(し)みる 曙(あけぼの)が 今日も己(おの)れの 道しるべ
清水次郎長外伝~お蝶川神あい川神あい一葉よう子西村幸輔西村幸輔この世でひとつのめぐり逢い 切れた鼻緒が縁をむすぶ 荒くれ男の 次郎長に 苦労覚悟でついて行く おんな一途の命をかける  あれ こんな夜中にどうしたんだい? ああ石松か まああがれや どうしたんだ 実は親分 子分達のケンカ沙汰で とうとう役人沙汰に 親分の顔に泥を塗るような真似をして 申し訳ありやせん  なあに子分の不始末は親の責任よ~ ほとぼりが冷めるまで しばらく清水を離れるとするか そうと決まれば旅支度だね おまえさん  追われ千里の長旅に 連れて来るんじゃ なかったものを 無理を重ねて壊した体 お蝶 許せや すまぬと 手をあわす  お蝶しっかりしろい ああ お前さん 俺みたいなもんと 出会わなきゃきっと 日の差す暮らしが待っていたろうになあ お蝶堪忍してくれ お前さん涙なんか見せないでおくれよ 惚れたお前さんの傍にいられて心底幸せだったんだよ お蝶 いつの日か街道一の大親分になって 故郷清水に戻れる事を祈ってますよ お前さん  お蝶しっかりしろい 死ぬんじゃねえぞお蝶 目を開けてくれ お蝶  苦労 数えりゃ手にあまる 尽くすお前の笑顔が浮かぶ こんなやくざに何故惚れた 陰で支えた恋女房 お蝶しのんで 泣くのか明け鳥
真の夢川神あい川神あい北原三千代北原三千代西村幸輔人に見せない涙の数を 知って照らすかおぼろ月 真の夢を追いかけて 幾度も奥歯を噛みしめた 必ず咲くさ きっと咲く 募る思いの 月見酒  命の限り歩いた道で 出逢えた温もり情けがしみる 真の夢を 掴むため 苦労も笑顔で生きてきた 必ず来るさ きっと来る 華の舞台の 幕が開く  夜明けの来ない 朝はない 信じてくれた 愛いくつ 真の夢を 実らせて 熱い涙の ありがとう 必ず咲くさ きっと咲く 幸せ灯す 愛の花
情艶恋歌川神あい川神あい内田りま西村幸輔西村幸輔火鉢のあかい火で 映した白い肌 あなたの腕に 抱かれた夜の 血潮が また燃える 焦がれてこの身を ちぎるなら あのまま殺して 欲しかった この乳房 突き刺して あなたの熱い手で 帰りゃんせ 風が鳴く 涙も 凍り付く 眠りゃんせ この胸で 赤子が 眠るように  最後の恋だから あなたを奪いたい すべて捨てても 命果てても 欲しいと 燃え盛る 真っ赤な契りの 爪あとを あなたの背中に 引きながら 堕ちてゆく ふたりして ぬくもり道連れに 焦がれてこの身を ちぎるなら あのまま殺して 欲しかった この乳房 突き刺して あなたの熱い手で 戻りゃんせ 雪が呼ぶ 恋しと 乱れ舞う 抱かしゃんせ 永遠(とこしえ)に 夢夜(ゆめよ)が 覚めぬように
お蝶川神あい川神あい一葉よう子西村幸輔西村幸輔この世でひとつのめぐり逢い 切れた鼻緒が縁をむすぶ 荒くれ男の 次郎長に 苦労覚悟でついて行く おんな一途の命をかける  あれ こんな夜中にどうしたんだい? ああ石松か まああがれや どうしたんだ 実は親分 子分達のケンカ沙汰で とうとう役人沙汰に 親分の顔に泥を塗るような真似をして 申し訳ありやせん  なあに子分の不始末は親の責任よ~ ほとぼりが冷めるまで しばらく清水を離れるとするか そうと決まれば旅支度だね おまえさん  追われ千里の長旅に 連れて来るんじゃ なかったものを 無理を重ねて壊した体 お蝶 許せや すまぬと 手をあわす  お蝶しっかりしろい ああ お前さん 俺みたいなもんと 出会わなきゃきっと 日の差す暮らしが待っていたろうになあ お蝶堪忍してくれ お前さん涙なんか見せないでおくれよ 惚れたお前さんの傍にいられて心底幸せだったんだよ お蝶 いつの日か街道一の大親分になって 故郷清水に戻れる事を祈ってますよ お前さん  お蝶しっかりしろい 死ぬんじゃねえぞお蝶 目を開けてくれ お蝶  苦労 数えりゃ手にあまる 尽くすお前の笑顔が浮かぶ こんなやくざに何故惚れた 陰で支えた恋女房 お蝶しのんで 泣くのか明け烏
津軽の女よ寺本圭佑寺本圭佑高島じゅん悠生ありさ西村幸輔鳴かないで… 鳴かないで… 山の鳥よ 津軽海峡 桜並木の 岩木山(いわきやま) 好きと言われてその気になった 女(おなご)はじょっぱり 桜はよされ 青森・津軽で 会えてよかった いとしい 津軽の女よ  責めないで… 責めないで… ねぶた祭り じょっぱり歩く 縁があるよに 願かけて 夢をみさせて女(おんな)咲かせて 女はじょっぱり ねぶたはよされ 青森・夜店で 会えてよかった いとしい 津軽の女よ  飲みたいね… 飲みたいね… ほほが赤い りんごめんこい 恥らう笑顔 忘れない 一人で生きる東北女(おなご) 女はじょっぱり りんごはよされ 青森・居酒屋 会えてよかった いとしい 津軽の女よ
大阿蘇寺本圭佑寺本圭佑古家建雄古家建雄西村幸輔雄々(ゆうゆう)と草むす 大地 聞けよ 駿馬(しゅんば)の いななきを 聖(ひじり)と湧き出づる 生命(いのち)の水よ 絶ゆることなき 脈々と あゝ 大阿蘇 万人(まんにん)の山よ  壮厳(そうごん)に轟く 地鳴り あれよ 魂 炎(ひ)と燃ゆる 涯(は)てなく脈打つ マグマの鼓動 心ゆさぶる 血が交よう あゝ 大阿蘇 世界の山よ  凛々(りんりん)と 太古の雄姿 見れよ 外輪 山の脈(なみ) 自然が教える 絆よ愛よ 友よ 家族よ 恋人よ あゝ 大阿蘇 永劫(えいごう)の山よ
女の酒場寺本圭佑寺本圭佑永井龍雲永井龍雲西村幸輔今にも降りそな 空のよう 溜まった涙、あふれ出す 人が見るのも 構わずに 思い切り 泣いた 優しい貴方の 面影を この唄聞けば 思い出す 傷つくことは 初めから 知っていたけど 恋しいよ 恋しいよ 背中が 恋しいよ 逢いたいよ 逢いたいよ もう一度 逢いたい 倚りかかる 背凭(もた)れもない 女の止まり木  心に残った 未練酒 時間が行けば 苦くなる 強がり足して 薄めても 辛さに 噎(む)せた どこかに貴方の 残り香が 残っていそうな あの部屋に ひとりぼっちが 寒いから 帰りたくない 寂しいよ 寂しいよ 身体が 寂しいよ 飲みたいよ 飲みたいよ 忘れて 飲みたい 酔うほどに 想い乱れる 女の酒場  恋しいよ 恋しいよ 背中が 恋しいよ 逢いたいよ 逢いたいよ もう一度 逢いたい 酔うほどに 想い乱れる 女の酒場
永久に…HaruyoHaruyo南部淑子大谷明裕西村幸輔花は散り空を舞い 流れる雲にといかける この想いかなうなら 私は何もほしくない さみしさがやさしさが 二人をつなぐきずなだと いわれつつ追いかけた 心の内のやるせなさ  風に乗り空遠く 貴方はいってしまったの さみしくて夜明けまで 涙のお酒飲みました もう一度一目だけ 私の胸にもう一度 つつみこむ幸せが 心のなかで泣いてます  雨よ降れみぞれ舞え 時間を止めてこのままに 吹き抜ける風の中 消えぬ面影永久に
あすなろ峠山本ゆき山本ゆき高橋直人宮下健治西村幸輔寒さ残した暦(こよみ)の裏で 春が出番を待っている がまん辛抱(しんぼう) 時節(じせつ)が来れば わたしの人生夢の花も咲く あせらず一歩一日一歩 あ…挫けずに 上(のぼ)るこの坂あすなろ峠  苦労くの字に仰(の)け反(ぞ)る背中 人の情けが突(つ)っかい棒 胸に感謝の気持ちを抱いて 二度ない人生強く生きて行く 心に沁みる励ます言葉 あ…母の声 陰で後押しあすなろ峠  岩に弾かれ七滝(ななたき)落ちて 川も海へと辿り着く 照る日雨の日吹雪に堪えて わたしの人生今が正念場 輝く星を希望の歌を あ…道づれに 越えるこの坂あすなろ峠
二人だけの愛はやしみりい・西小路一葉はやしみりい・西小路一葉多手石松観深野義和西村幸輔探していたのよ 出逢いの奇跡 心のドラマは あの日から 赤いときめき 恋の炎にゆれて 吐息に酔えば やすらぐお店 二人だけの愛 二人だけの時間(とき)  信じてみましょう 小指の糸を みつめるその瞳(め)は あたたかい 甘いワインと 恋にゆらめきながら 海辺の部屋で すごしてみたい 二人だけの愛 二人だけの朝  似た者同士ね あなたと私 今夜も笑顔に 逢いたくて これが幸せ 夢のきらめき抱いて 明日のために 寄り添い歌う 二人だけの愛 二人だけの歌 二人だけの愛 二人だけの歌  “I LOVE YOU”
もう一度夢を見て藤堂あきこ藤堂あきこかず翼幸耕平西村幸輔黄昏(たそがれ)が淋しくてお酒を飲むのね あなたが恋しくて灯(あか)りがうるむから 誰だってみんな手さぐりで 幸せを探しているけれど 男の数だけ嘘があるから 女の数だけ別れがあるのね だけどもう一度 せめてもう一度 夢を見たいの女の夢を  思い出が切なくて小指を噛むのね 運命(さだめ)が悲しくて夜風(よかぜ)が沁みるから 誰だってみんな傷ついて 泣きながら眠った夜がある あなたを愛して生きた月日を 思えば吐息(といき)がこぼれてしまうわ だから振り向かず 二度と振り向かず 明日(あす)を信じて歩いて行くわ  男の数だけ罪があるから 女の数だけ涙があるのね だけどもう一度 せめてもう一度 夢を見たいの女の夢を
浅野川…藤堂あきこ藤堂あきこ本橋夏蘭深野義和西村幸輔耳を澄ませば 雪解けの 音が聞こえる 浅野川 冷たさ染みた 友禅は どんなお方が 纏(まと)うやら ふっと目をやる 向こう岸 旅のひとかしら そっと見つめ合う  柳 木虫籠(こうしど) 石畳み 今も昔の ひがし茶屋 どこかで会って いたような 心惹(ひ)かれる 懐かしさ 時間(とき)を忘れて 日が暮れて 想い通(かよ)うよに 影が重(かさ)なった  ひと夜情けを 合わせれば 別れせつない 浅野川 天神橋は 村時雨(むらしぐれ) きっともいちど 会えますね 涙拭(ぬぐ)って くれる手に 小指絡(から)ませて どうか約束(やくそく)を
月下美人は恋の花川神あい川神あい星野哲郎岡千秋西村幸輔とても離れちゃ いられないのに さめたふりして あなたをじらす 女ごころを やさしく包む あなたに酔って ひざ枕 一年一度の 夜に咲く 月下美人は 恋の花 恋の花  逢えば逢うほど 愛は足りない なのに一夜で 終りだなんて 夏の背広に こぼれる秋を 抱きしめながら 泣きました この恋 たとえ 一夜でも 私 一生 忘れない 忘れない  儚なけりゃこそ 花は花よと 別れの汽笛が 天城をぬらす もしも あなたに 散る日があれば 私もつれて いってねと かもめを 呼んで くり返す 月下美人の花言葉 花言葉
女の幸福川神あい川神あいたかたかし弦哲也西村幸輔あなたに めぐり逢うために この世に 生まれてきたわたし 裏道 泥道 日照り道 つらさに泣いた 日もあるわ 今なら見えます 女の幸福  おまえの過去は おれの過去 いってわたしを 目でつつむ やけ酒 ぐち酒 なみだ酒 むかしを捨てて 今日からは あなたに咲きます 女の幸福  あなたがくれた やさしさに 甘えてすがって いいですね 雨の日 風の日 吹雪の日 あなたとおなじ 夢をみて 歩いてゆきます 女の幸福
瞼の母川神あい川神あい坂口ふみ緒沢しげと西村幸輔軒下三寸 借り受けまして 申し上げます おっかさん たった一言 忠太郎と 呼んでくだせえ 呼んでくだせえ 頼みやす  それじゃ どうあっても このあっしには見覚えがねえと あ~うるさいね~ 何処の風来坊か知らないが さっきからやけに 芝居が上手いじゃないか そりゃあたしゃ 番場の宿に忠太郎という子供は残しちゃ来たよ でもまあ 可愛そうなことに 忠太郎は五つの時に病で死んだって 聞かされているんだ 死んだ子供が今頃になって、此処へ訪ねてくるような事があるもんかね その忠太郎ってのが あっしでござんす 女将さん たった一言でいい 忠太郎と呼んでおくんなせえ あ~ とんだ猿芝居は止しておくれよ あっ それとも何かい お前さんこのあたしを ゆすりにでも来たのかい あたしが貧乏だったら だ~れも尋ねてなんか来ないもんを ちょいとばかり小銭がたまったと見たら やれ親戚だの 倅だのと あ~うるさいこったよ それにだ 旅の 仮にお前さんが忠太郎だとしてもだよ そんな姿で尋ねてきて おっかさんと名乗られたところで 誰が喜んで 迎えるもんかね 母を尋ねて来るのなら なぜ 堅気の姿で尋ねてこないんだよ それじゃ どうあっても あっしには 見覚えがねえとおっしゃるんですか あ~そうだよ 早く帰っておくれ 帰っておくれよ よしやがれお浜 さっきから黙って聞いてりゃ 何て面してやがる 外は冷てえみぞれが降ってら あかの他人のおめえなら お浜で十分だ こんな板の間まっぴらごめんだ 畳の上で話をつけようじゃねえか 女将さん 今何とか言いなすったねえ 親子の名乗りがしたかったら 堅気の姿で尋ねて来いと 言いなすったが 笑わしちゃいけねえぜ 親にはぐれた小雀が ぐれたを叱るは 無理な話よ 愚痴じゃねえ 未練じゃねえんだ 女将さん 俺の話をよ~く聞きなせえ 尋ね尋ねた母親に 倅とも呼んでもらえぬような こんなやくざに 誰がしたんでえ  世間の噂が 気になるならば こんなやくざを なぜ生んだ つれのうござんす おっかさん 月も雲間で 月も雲間で もらい泣き  女将さん さっきおいらの事を ゆすりと 言いなすったが 冗談言っちゃいけねえぜ おいら ゆすりでもなけりゃ たかりでもねえぜ 見ておくんなせえ この百両 尋ね尋ねたおっかさん 無事な暮らしをしてりゃいいが もし万が一 みじめな暮らしをしていたら ちったあ 足しになりゃいいと思って 汗水流して貯めたきれいな金だ 決して博打で貯めた金じゃねえぜ 寂しくて 渡世に足を染めた 半とはれば丁と出て 丁とはれば半と出る すっからかんになっちまった時は 何度この金に手をかけようと思ったことか 知らねえぜ でもだめだ おっかさんに巡り合うまでは 指一本触れちゃならねえと 今日の今日まで温め温めて来た金だ でもそれもこれもみんな 何の役にもたたなかったようだ こんな薄情な人だと知ってたら おいら 尋ねて来るんじゃなかった いつもこうやって 瞼を閉じりゃ 逢わねえ昔の優しいおっかさんの面影が 浮んでくるものを わざわざ 骨折って来て つぶしちまった 女将さん くれぐれも お体には お気を付けなすって それじゃ それじゃ ごめんなすって おっかさん おっかさんただいま あ~おっかさん ねえおっかさん 今表に出て行った旅の人 目にいっぱい涙をためて出ていったけど あの人 いつもおっかさんが 私に話しをしてくれてる 番場に置いてきた 忠太郎兄さんじゃないの ねえ おっかさんどうなの 泣いてたんじゃわかんないわよ どうなのよ やっぱり やっぱり あの人が忠太郎兄さんだったのね 何 あんなみそぼらしい 格好で訪ねて来たから この水熊の暖簾とか 私なんかに気をつかって もしかして 追い返してしまったとでも言うの おっかさん それじゃあ せっかく此処へ尋ねてきてくれた忠太郎兄さんがあまりにも 可哀そうよ おっかさん それでも母親なの おこぜ 許しておくれ おっかさんが悪かった おっかさんが悪かったんだよ つい 水熊の暖簾とお前ばっかりが可愛くて あの子を冷たく帰してしまった 今からでも間に合う 忠太郎を迎えに行く お前も一緒に来ておくれ ちょいと 誰かいるかい 籠を三丁 籠を三丁 用意しておくれ 忠太郎~ にいさ~ん あの声は おっかさんに 妹の声じゃねえか 何を言ってやんでえ 何が今さら忠太郎だ 何が倅でえ 俺にゃ おかあはいねえんでえ 俺のおっかさんは 俺の心の底にいるんだ 上と下との瞼閉じりゃ 逢わねえ昔の 優しい おっかさんの面影が 浮かんでくらあ 逢いたくなったら 逢いたくなったら おいら 瞼をつむるんだ  逢わなきゃよかった 泣かずにすんだ これが浮き世と 言うものか 水熊横丁は 遠灯り 縞の合羽に 縞の合羽に 雪が散る  おっかさん
九段の母川神あい川神あい花岡優平花岡優平西村幸輔上野駅から 九段まで 勝手知らない じれったさ 杖を頼りに 一日がかり せがれ来たぞや 逢いに来た  空を突くよな 大鳥居 こんな立派な お社に 神とまつられ もったいなさよ 母は泣けます 嬉しさに  倅や とうとう来ただよ やっと来ただよ この命があるうちに 足腰が動くうちに 一度は参らんと 死ぬにも 死ねん そんな思いじゃった 病気で ず~っと寝たきりだった父ちゃんも 去年の冬 とうとう おめえの倅さ いってしもうて かあちゃん ひとりぼっちになっちまったよ 倅や 父ちゃんには 逢えたかや 父ちゃん逢ったら 一緒に酒でも飲んでえ 昔話やら 戦地の話なんぞ してやってくんろ おめえに先立たれて とうちゃん 心の支えをなくしたようじゃった 戦死の話を聞かされた時もな 握りこぶし 床さ 叩き付けて 涙こぼしてたよ その日の夜は 布団さかぶって 背中震わせて ず~っと ず~っと 泣いていただよ  両手合わせて ひざまずき 拝むはずみの お念仏 はっときずいて うろたえました せがれ許せや 田舎者  鳶が鷹の子 うんだよで 今じゃ果報が 身にあまる 金鵄勲章 見せたいばかり 逢いに来たぞや 九段坂  おめえのお陰で 国さから ぎょうさんご褒美もろうてなあ ああ そうじゃ そうじゃ ほれ こんな立派な 勲章までもろてえ ああ それにな 村の役場のお偉い人にもな かあちゃん頭下げてもらったよ ありがてえな もったいねえよ でもな でもな お金や勲章いくらもらっても かあちゃんちっとも嬉しい事なんかない こんな触ったって冷てえ勲章より おらあ おめえの温ったけえ手に触りてえ お国の為じゃ お国の為じゃと おめえは勇んで行ったが 帰って来たときゃ あんな小せえ箱ん中で あんな姿で あんまりだ あんまりだよ 弾が当たって さぞや痛かったろう つらかったろう 寂しく死んでいった おめえの背中 かあちゃん さすってやりてえ 抱きしめてやりてえ かあちゃんの作った芋の煮っ転がし 食わしてやりてえ 倅や おらあ おめえに逢いてえ たった一目だけでもええ 夢んなかでもええ このかあちゃんさ 逢いに来てくんろ~ なあ倅や 倅や 倅や~
一本の道川神あい川神あい野村瞳西村幸輔西村幸輔雲の上には 青空が いつか陽がさす 時がくる 熱い想いを 胸に抱き この手の温もり 忘れずに 力のかぎりに 力のかぎりに わたしは 歩き続けたい 夢に続く 一本の道を  あの日背中で 聞いていた こぶしまじりの 子守唄 悔し涙で 泣いた日も あなたがいたから 越えられた 心を込めて 心を込めて わたしは 歌い続けたい 愛に続く 一本の道を  人生かけても 貫くと 決めた心に うそはない たとえ石ころ道だって 歩けば私の道になる 凛と前だけ 前だけ見つめ わたしは 歩き続けたい 明日に続く 一本の道を  あなたと 歩き続けたい 夢に続く 一本の道を
帰ろう我が家へ徳永ゆうき徳永ゆうき森坂とも西村幸輔西村幸輔じぐざぐ坂道 登って行こう 雲が呼んでる 夕焼け小焼け よろこびが一つ 悲しみはいくつ ともりはじめた 灯かり数えて 帰ろう我が家へ たそがれおれんぢ  きのうの涙に さよなら告げて みんな一人で 旅しているね それぞれの場所で 見上げてる空に 今日も夕陽が 語りかけるよ 帰ろう我が家へ たそがれおれんぢ  淋しさを隠し 口笛を吹いて そっと笑おう 歩き続けよう 帰ろう我が家へ たそがれおれんぢ
空からの手紙葉月ミチル葉月ミチル建石一深野義和西村幸輔今夜 逢いたくなって 名前を呼んでくれたら 龍(りゅう)の背中(せなか)に 乗ってあなたの 心へ翔(と)んでゆく 風は愛 雨は恋 空からの 空からの手紙 私を感じて 抱きしめて  いつか ふりむく時に ふたりでみつめ合えたら きっと幸せ たとへ涙と 一緒(いっしょ)に 歩いても 雪は愛 星は恋 空からの 空からの手紙 あなたを感じる 朝がすき  風は愛 雨は恋 空からの 空からの手紙 私を感じて 抱きしめて 私を感じて 抱きしめて
娑羅双樹~夏椿~葉月ミチル葉月ミチル本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔沙羅双樹 沙羅双樹 雪より白く 咲く花よ 愛する人に 染められたいと 祈るおんなの 恋の彩(いろ) 朝に生まれし 散りゆく夕べ あなたへ匂(にお)う 沙羅双樹 逢いに来ました 待ちました 春の夜の 夢ひとつ 運命(さだめ)のままに 身をまかす  沙羅双樹 沙羅双樹 想いを秘めて 咲く花よ 愛する人に 捧げるすべて  一期一会の 恋ゆえに 無垢(むく)な姿は 真実(まこと)のこころ あなたの胸へ 沙羅双樹 抱いてください 折れるほど 春の夜の 夢まくら 命のかぎり 愛します  朝に生まれし 散りゆく夕べ あなたへ咲いた 沙羅双樹 憂き世うたかた あゝ 春の夜の 夢もよう 千年分も 燃え尽きる 燃え尽きる
昭和人生ひとり歌越前二郎越前二郎星野哲郎影山時則西村幸輔風にゆれてる 赤ちょうちんを 嘲うネオンにゃ きこえまい 外れ酒のむ あの人も 忍び酒くむ あの人も みんな一節 もっている 人にゃゆずれぬ 人生ひとり歌  芸は売り物 心は自前 好きに生きなよ 人生は 花を咲かせて 帰る日を 母を迎えに 帰る日を 胸の灯りと 抱きしめて 生きる姿が 人生ひとり歌  行けど届かぬ 灯りがひとつ 今日も呼んでる ビルの谷 人を泣かせて 上るより 人にゆずって 下る坂 それでいいんだ それでこそ うたう男の 人生ひとり歌
永遠のひとHaruyoHaruyo本橋夏蘭大谷明裕西村幸輔背中に翼が あったなら 今すぐ羽ばたき 会いに行く 夢の中なら いつだって この手伸ばしたら 届くから 空より高く 海より広く 果てしないほど 愛したわ 微笑みも 囁きも 胸の奥 永遠のひと  目覚めの景色は 薄曇り あの日をぼんやり 浮かべてる 巡る季節に 見守られ やっと想い出に できたから 心をあずけ 命をあずけ 運命(さだめ)それさえ 託したわ わたしには あなただけ 二度とない 永遠のひと  空より青く 海より深く 限りないほど 愛したわ 今はただ 幸せを 祈るのよ 永遠のひと  今はただ 幸せを 祈るのよ 永遠のひと
夢の中みなみりさみなみりさ本橋夏蘭大谷明裕西村幸輔旅行カバンを 背にしょって あなた消えてく 夢の中 何処へ行くのと この手を伸ばし 涙がこぼれ 目覚めたの 会えない日には 不安がつのり 愛(いと)しさ込み上げ 震えるばかり こんな気持ちは 初めてだから あなた 早く早く 声を聞かせて  頬(ほほ)に蝶々(ちょうちょ)が 止まるよに あなたキスした 夢の中 きっともうすぐ 蕾(つぼみ)の花が その胸抱かれ 咲くでしょう 大人に一歩 近づくたびに 恋する喜び 切なさを知る 淡(あわ)い口紅 似合うでしょうか あなた どうかどうか すぐに会いたい  ふたつの心 ひとつに重ね 明日(あした)を夢見て 眠りつきたい こんな気持ちは 初めてだから あなた ずっとずっと そばにいたいの
懐古~ノスタルジア~宮川たかし宮川たかし本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔錆びた画鋲で留められた ノスタルジックなポスターと 咲かずじまいの夢跡を ひとり肴に酒をくむ 人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 遠い昔のおれを見る  ラッパ型した蓄音機 聞こえてくるのはプリテンド つらいときには幸せの ふりをしようと歌ってる 人生追い風向かい風 時には恥かき馬鹿もやり とことん世間と付き合って どうにかここまでやってきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだまだか レトロに酔いしれ煙草をけして それもひとつと苦わらい  人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 影と光の明日を見る
PENANG~愛の小島MELI LINMELI LIN建石一深野義和西村幸輔そうよめぐり逢いは不思議な惹かれ合い 二人で選んだ旅は南の小島 あぁ動かないで窓辺のそばにいて あなたと大紅花(ハイビスカス)の写真を撮りたい  PENANG PENANG 静かな愛に抱かれて PENANG PENANG 夕陽のように燃えて  あなたのささやきやさしいまなざし あなたのすべてが好きなの  そうね二人ならば何かが始まるわ 小さな人生だけど光がみえる あぁ急がないで幸せこぼれるわ 私のこの手にのせた小石と貝殻  PENANG PENANG 静かな愛に抱かれて PENANG PENANG 夕陽のように燃えて  男と女は傷つき合うけど それでもあなたが好きなの  PENANG PENANG 静かな愛に抱かれて PENANG PENANG 夕陽のように燃えて
私だけの愛MELI LINMELI LIN建石一深野義和西村幸輔あなたのその声笑顔が好きよ 初めて出逢ったあの日から 何故かこころに恋は突然燃えた 今夜もひとりお店で待つの 私だけの愛 私だけの人  知らない間にあなたの色に ルージュもピンクにさりげなく いつも人生恋の魔法でかわる 電話が鳴ればあなたと想う 私だけの愛 私だけの朝  他人のふりして街角歩く かくしているのも幸せね 夢でいいからそばで眠ってみたい あなたのために今宵も歌う 私だけの愛私だけの歌 私だけの愛 私だけの歌 ~~Good Night
東京だョおっ母さん(セリフ入り)石原詢子石原詢子野村俊夫船村徹西村幸輔おっ母さん ねえ おっ母さん 久し振りに こうして手をつないで おっ母さんと一緒に 東京見物出来るなんて ああ…とっても嬉しいわ ホラ おっ母さん 見てごらんなさい ここが宮城(きゅうじょう) 二重橋よ  久し振りに 手を引いて 親子で歩ける 嬉しさに 小さい頃が 浮んで来ますよ おっ母さん ここが ここが 二重橋 記念の写真を とりましょね  ねえ おっ母さん 戦争でなくなった 兄さん ここに ねむってるのよ  やさしかった 兄さんが 田舎の話を 聞きたいと 桜の下で さぞかし待つだろ おっ母さん あれが あれが 九段坂(くだんざか) 逢ったら泣くでしょ 兄さんも  ねえ お兄ちゃん お兄ちゃんが 登って遊んだ 庭の柿の木も そのままよ 見せて あげたいわ  さあさ着いた 着きました 達者で永生き するように お参りしましょよ 観音様です おっ母さん ここが ここが 浅草よ お祭りみたいに 賑(にぎや)かね
見上げてごらん夜の星を石原詢子石原詢子永六輔いずみたく西村幸輔見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる  手をつなごうボクと おいかけよう夢を 二人なら 苦しくなんかないさ  見上げてごらん夜の星を 小さな星の 小さな光が ささやかな幸せをうたってる 見上げてごらん夜の星を ボクらのように名もない星が ささやかな幸せを祈ってる
真赤な太陽石原詢子石原詢子吉岡治原信夫西村幸輔まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼(や)けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠を誓った 愛の孤独 海にながして はげしく身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの  恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの
ブルー・ライト・ヨコハマ石原詢子石原詢子橋本淳筒美京平西村幸輔街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ あなたと二人 幸せよ いつものように 愛の言葉を ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 私にください あなたから  歩いても 歩いても 小舟(こぶね)のように わたしはゆれて ゆれてあなた の腕の中  足音だけが ついてくるのよ ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もういちど  歩いても 歩いても 小舟のように わたしはゆれて ゆれてあなたの 腕の中  あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルー・ライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも
強い女~WOMAN宇野美香子宇野美香子南郷才彦・補詞:忍坂美由紀南郷才彦・補曲:竜崎孝路西村幸輔そうよ わたしは WOMAN 胸張(は)って生きてる 誰にも頼(たよ)らず 自分の力で そうよ わたしは WOMAN 自信に溢(あふ)れてる 男なんかに 任(まか)せてられない  見上げれば 泣いた分(ぶん)だけ 喜びが待ってる 雨にうたれても 風に吹かれても 歩きつづける 勇気があれば  そうよ わたしは WOMAN ジタバタなんてしない どんな時でも 微笑(ほほえ)んでいられる そうよ わたしは WOMAN プライドどこまでも高く 優しくて 強い女  そうよ あなたは WOMAN 颯爽(さっそう)と歩いて さわやかな風に その髪なびかせ そうよ あなたは WOMAN しり込みしないで 顔を上げて 背筋を伸ばして  輝いた 自分になって 新しい明日(あした)を 女だからこそ 出来ることがある 迷(まよ)うだけでは 始まらないわ  そうよ あなたは WOMAN どんなに苦しくても 愚痴(ぐち)ったり 投げ出したりしない そうよ あなたは WOMAN 何でもやり遂(と)げてみせる 諦めない タフな女  そうよ わたしは WOMAN ジタバタなんてしない どんな時でも 微笑(ほほえ)んでいられる そうよ わたしは WOMAN プライドどこまでも高く 優しくて 強い女
わたしの彼は左きき宇野美香子宇野美香子千家和也筒美京平西村幸輔小さく投げキッス するときもするときも こちらにおいでと 呼ぶときも呼ぶときも いつでも いつでも彼は 左きき あふれる涙を ぬぐうのもぬぐうのも やさしく小指を つなぐのもつなぐのも いつでも いつでも彼は 左きき あなたにあわせて みたいけど わたしは右きき すれちがい 意地悪 意地悪なの 別れに片手を 振るときも振るときも 横目で時計を みるときもみるときも わたしの わたしの彼は 左きき  背中にいたずら するときもするときも ブラック・コーヒー 飲むときも飲むときも いつでも いつでも彼は 左きき あなたの真似して みるけれど わたしの右きき 直せない 意地悪 意地悪なの 短い手紙を 書くときも書くときも 誰かに電話を するときもするときも わたしの わたしの彼は 左きき  わたしの わたしの彼は 左きき
あなた宇野美香子宇野美香子小坂明子小坂明子西村幸輔もしも私が家を建てたなら 小さな家を建てたでしょう 大きな窓と小さなドアーと 部屋には古い暖炉があるのよ 真赤なバラと白いパンジー 子犬のよこにはあなたあなた あなたがいてほしい それが私の夢だったのよ いとしいあなたは今どこに  ブルーのじゅうたん敷きつめて 楽しく笑って暮らすのよ 家の外では坊やが遊び 坊やのよこにはあなたあなた あなたがいてほしい それが二人の望みだったのよ いとしいあなたは今どこに  そして私はレースを編むのよ わたしのよこには わたしのよこには あなたあなた あなたがいてほしい  そして私はレースを編むのよ わたしのよこには わたしのよこには あなたあなた あなたがいてほしい
四つのお願い宇野美香子宇野美香子白鳥朝詠鈴木淳西村幸輔たとえば私が恋を 恋をするなら 四つのお願い聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく 愛して 二つ わがまま 言わせて 三つ さみしく させないで 四つ 誰にも 秘密にしてネ 四つのお願い聞いて 聞いてくれたら あなたに私は夢中 恋をしちゃうわ  それからあなたが恋を 恋をするなら 四つのお願い聞いて 聞いてほしいの 一つ やさしく キスして 二つ こっそり 教えて 三つ あなたの 好きなこと 四つ そのあと わたしにしてネ 四つのお願い聞いて 聞いてくれたら あなたに私は夢中 恋をしちゃうわ  一つ やさしく いつでも 二つ ふたりは しあわせ 三つ いつしか 結ばれて 四つ あなたと わたしは一つ 四つのお願い聞いて 聞いてくれたら あなたに私は夢中 恋をしちゃうわ
恋の奴隷宇野美香子宇野美香子なかにし礼鈴木邦彦西村幸輔あなたと逢った その日から 恋の奴隷に なりました あなたの膝に からみつく 小犬のように だからいつも そばにおいてね 邪魔しないから 悪い時は どうぞぶってね あなた好みの あなた好みの 女になりたい  あなたを知った その日から 恋の奴隷に なりました 右と言われりゃ 右むいて とても幸せ 影のように ついてゆくわ 気にしないでね 好きな時に 思い出してね あなた好みの あなた好みの 女になりたい  あなただけに 言われたいの 可愛い奴と 好きなように 私をかえて あなた好みの あなた好みの 女になりたい
まちぶせ宇野美香子宇野美香子荒井由実荒井由実西村幸輔夕暮れの街角 のぞいた喫茶店 微笑み見つめ合う 見覚えある二人 あの娘が急になぜか きれいになったのは あなたとこんなふうに 会ってるからなのね 好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる 気のないそぶりして 仲間に加わった テーブルをはさんで あなたを熱く見た  あの娘がふられたと 噂にきいたけど わたしは自分から 云いよったりしない 別の人がくれた ラヴ・レター見せたり 偶然をよそおい 帰り道で待つわ 好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる  好きだったのよあなた 胸の奥でずっと もうすぐわたしきっと あなたをふりむかせる あなたをふりむかせる
ブルーライト・ヨコハマ宇野美香子宇野美香子橋本淳筒美京平西村幸輔街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ あなたとふたり 幸せよ いつものように 愛の言葉を ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 私にください あなたから  歩いても歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中 足音だけが ついて来るのよ ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ やさしいくちづけ もう一度  歩いても歩いても 小舟のように 私はゆれて ゆれて あなたの腕の中 あなたの好きな タバコの香り ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ 二人の世界 いつまでも
狙いうち宇野美香子宇野美香子阿久悠都倉俊一西村幸輔ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 見ててごらんこの私 今にのるわ玉のこし みがきかけたこのからだ そうなる値打ちがあるはずよ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 神がくれたこの美貌 無駄にしては罪になる 世界一の男だけ この手にふれてもかまわない  ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 女ひとりとるために いくさしてもいいじゃない それで夢が買えるなら お安いものだと思うでしょ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 世界中のぜいたくを どれもこれも身にまとい 飾りたてた王宮で かしずく男を見ていたい
ゆうべの秘密宇野美香子宇野美香子タマイチコ中洲朗西村幸輔ゆうべのことは もう聞かないで あなたにあげた わたしの秘密 幸せすぎて 幸せすぎて あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのことは もう聞かないで このままそっと 抱いててほしい  ゆうべのことは もう云わないで 甘えていじわる しただけなのよ 幸せなのに 涙がでるの あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのことは もう云わないで やさしくそっと 見つめてほしい  幸せだから 何んだかこわい あなたにすべてを かけたのだから ゆうべのように もう泣かないわ 今夜もそっと 愛してほしい
東京ららばい宇野美香子宇野美香子松本隆筒美京平西村幸輔午前三時の 東京湾(ベイ)は 港の店の ライトで揺れる 誘うあなたは 奥のカウンター まるで人生 飲み干すように にがい瞳をして ブランデーあけた 名前は? そう 仇名ならあるわ 生まれは? もう とうに忘れたの ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 地下がある ビルがある 星に手が届くけど 東京ららばい ふれあう愛がない だから朝まで ないものねだりの子守歌  午前六時の 山の手通り シャワーの水で 涙を洗う 鏡のわたし 二重映しに レースの服の 少女が映る 愛をうばった 二年が映る 愛した? そう 数知れないわね 別れた? もう なれっこみたいよ ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 夢がない 明日がない 人生はもどれない 東京ららばい あなたもついてない だからお互い ないものねだりの子守歌  孤独さ そう みんなおなじよ 送るよ いい 車をひろうわ ねんねんころり ねころんで 眠りましょうか 東京ららばい 部屋がある 窓がある タワーも見えるけど 東京ららばい 幸せが見えない だから死ぬまで ないものねだりの子守歌
小指の思い出宇野美香子宇野美香子有馬三恵子鈴木淳西村幸輔あなたが噛んだ 小指が痛い きのうの夜の 小指が痛い そっとくちびる 押しあてて あなたのことを しのんでみるの 私をどうぞ ひとりにしてね きのうの夜の 小指が痛い  あなたが噛んだ 小指がもえる ひとりでいると 小指がもえる そんな秘密を 知ったのは あなたのせいよ いけない人ね そのくせすぐに 逢いたくなるの ひとりでいると 小指がもえる  あなたが噛んだ 小指が好きよ かくしていたい 小指が好きよ 誰でもいいの 何もかも 私の恋を おしえてみたい ほんとにだけど 言えないものね かくしていたい 小指が好きよ
いまでもアイドル宇野美香子宇野美香子本橋夏蘭大谷明裕西村幸輔服を着替えたなら 鏡に向かって 今朝(けさ)もとびっきりの 笑顔をつくるわ どんなつらいときも 涙は見せない 見かけよりそんなに 甘くはないのよ  夢ならば まだ途中 熱い想いは いくつになっても 変わらない  だからいまでもアイドル 私はアイドル 肌をみがいて 心をみがいて だからいまでもアイドル 私はアイドル ミニも水着(ビキニ)も 目をそらさないで お・ね・が・い  耳を澄ましたなら どこから聞こえる 風が運んできた いつかのメロディ おなじ空を見上げ 過ごした仲間は 胸に刻まれてる 確かなメモリー  夢ならば 終わらない 自分らしさで みんなに幸せ 届けたい  だけどいつでもアイドル 私はアイドル 恋もしたいし デイトもしたいの だけどいつでもアイドル 私はアイドル 乙女心は ちょっぴり気まぐれ ご・め・ん・ね  だからいまでもアイドル 私はアイドル 明日(あす)は今日より 輝いていたい だからいまでもアイドル 私はアイドル きっと誰かが 見ていてくれると し・ん・じ・て
下町男唄谷本知美谷本知美麻こよみ西村幸輔西村幸輔負けてたまるか ガツンと行くぜ 我慢 我慢の 蝸牛(かたつむり) 長さ二寸の 小さな螺子(ねじ)で きっと天下を 取ってやる 工場(こうば)の屋根には 赤い月 この腕ひとつで 勝ちに行く  今にみていろ バシッと決める 徹夜つづきの 一里塚 油まみれの 帽子を被りゃ やる気満々 敵はなし 路地には子供の はしゃぐ声 後には引かない 前に出る  男だったら ドカンとやるぞ 頑固一徹 父親(おや)ゆずり 家庭(うち)のことなら まかせっぱなし 女房いりゃこそ 闘える 人情下町 夢舞台 この腕ひとつで 生きて行く
風の浜谷本知美谷本知美麻こよみ市川昭介西村幸輔風がヒュルヒュル 誰をさがすか 一羽の鴎が 鳴いて飛ぶ 凍える心に 波が砕け散るばかり… 名前呼んで みたって 声さえ千切れて 風に舞う あぁ 浮かぶ面影 あぁ 砂を掬えば 涙 涙 胸にこぼれて…あなたに逢いたい  いつか日暮れて 誰を待つのか ハマナス一輪 未練咲き 小さな花びら 触れる指先が寒い… 髪が千々(ちぢ)に 乱れて あなたの噂も 風に散る あぁ 白い灯台 あぁ 道も途絶えて 明日は 明日は ひとりどこまで…あなたに逢いたい  髪が千々に 乱れて あなたの噂も 風に散る あぁ 白い灯台 あぁ 道も途絶えて 明日は 明日は ひとりどこまで…あなたに逢いたい
横浜カモメ町吉永しげる吉永しげる東海林良杉本眞人西村幸輔君の置いてったペルシャンブルー 昨夜(ゆうべ)静かに息絶えた あれから二年待ち侘びて 子猫のような無邪気さで 横浜裏町花咲町 赤いパンプス履いていた 横浜裏町花咲町 ハマのジョークはシャレにもならず 港出る船気にしてる 幸福ならばそれでいい  君の置いてったダイアリー 優しさだけで生きていた 強い男のおもいやり もっと捧げてみたかった 横浜裏町羽衣町 戻るおんなと行(ゆ)くおんな 横浜裏町羽衣町 この街のあたりよくある話 籠(かご)で飼(か)えない海鳥よ 生きてりゃいいさそれでいい  横浜裏町花咲町 もしもひょっこり帰ったら 横浜裏町花咲町 ハマの男のイキガリ捨てて 君を抱きしめ離さない その日がくるさきっと来る
すみだ川通り雨吉永しげる吉永しげる本橋夏蘭麻未敬周西村幸輔都しぐれがひき逢わす 霞(かす)む水面(みなも)の橋のうえ 涙まじりのこの頬に 傘をかざしてくれたひと すみだ川通り雨 冷えた心に灯りがともり ゆらり浮かんだ 恋は恋は恋はかりそめ  あなた鞄(かばん)は大きめで きのう辰巳にいたという 笑顔やさしいその瞳 ふっと寂しさ見せたひと 吾妻(あずま)橋走り雨 どこか似たよな思いをかさね あの日愛した 恋は恋は恋はうたかた  背中丸めて靴ひもを かたく結んだ長いゆび 生きていたなら幸せが きっと来るよと云ったひと すみだ川通り雨 せめてもいちど逢いたいけれど 胸にしまった 恋は恋は恋はまぼろし
抱かれ迷子はまのまいはまのまい伊丹れい深野義和西村幸輔愛に眠りたい 今を閉じ込めて 優しさをねだれば 別れの予感 背中にまわる 優しい腕を 私のものと 信じていたい 真夜中にひとり 涙あふれて 夢の続きが 終わらぬように 淋しさに揺れて 涙あふれて 抱かれ迷子の 幸せのかたち  愛は残酷ね 恋はマジックね あなたしか見えない この空の下 誰かの影に 盗られた笑顔 おまえのものと も一度見せて 黄昏の窓に 涙あふれて そばにいたいの 哀しいけれど 想い出をなぞり 涙あふれて 胸に刺さった 幸せの破片(かけら)  真夜中にひとり 涙あふれて 夢の続きが 終わらぬように 淋しさに揺れて 涙あふれて 抱かれ迷子の 幸せのかたち
愛のくらしはまのまいはまのまい本橋夏蘭西つよし西村幸輔雨のしずくが 窓つたい 私の頬を 濡らすの 終わりはないと 信じてた あなたと暮らした 愛の日々 ひとりきり この部屋は 広すぎて 眠れない 嘘だといって夢だといって 会いたいあなた  羽をなくした 鳥のよに 今日もベッドに もたれる 名前を呼べば いつだって 振り向くあなたが そばにいた ありふれた 毎日が 愛(いと)しくて 恋しくて 嘘だといって夢だといって 会いたいあなた  もう一度 そばにきて この身体 抱きしめて 嘘だといって夢だといって 会いたいあなた
七転八起菊地まどか菊地まどか水本忠男西村幸輔西村幸輔転んで転んで転んで 痛みを知った 痛い分だけ 優しくなれた 寒冬(まふゆ)の紀の川 水草だって 流れに揉(も)まれ 春を待つ 七転八起(しちてんはっき)で 負けるなと 野良着(のらぎ)姿の 母の顔  踏まれて踏まれて踏まれて 我慢に耐えて 耐えた分だけ 強くもなれた 古道(こどう)を彩(いろど)る 草花だって 岩間(いわ)の中から 芽を出して 七転八起(しちてんはっき)で たくましく 夕げ支度の 母の顔  泣かされ泣かされ泣かされ 悲しみ越えて 人を愛して 笑顔になれた 短い命を 真っ赤に染めて 紀州熊野の 赤とんぼ 七転八起(しちてんはっき)で 天高く やさしく見守(みまも)る 母の顔
哀しみのルフラン吉永しげる吉永しげる礼恭司西村幸輔西村幸輔想い出を 置き去りに 旅立った 北ウイング ふたり暮した あの街も 雲の下 みえなくなるわ あなたを過去に できるでしょうか 心の糸を 切れるでしょうか こんなに遠い ミラノの空まで ついてくる面影 ゆれて切なく ルフラン 哀しみのルフラン  教会の 鐘がなる 夕暮れの サンタマリア もしもあなたが 一緒なら 胸おどる 異国の街よ 二人の恋は 終わりでしょうか さよならだけが 答えでしょうか こんなに今も 愛しているのに 過ぎ去った時間は 風に彷徨(さまよ)い ルフラン 哀しみのルフラン  あなたを過去に できるでしょうか 心の糸を 切れるでしょうか こんなに遠い ミラノの空まで ついてくる面影 ゆれて切なく ルフラン 哀しみのルフラン
センチメンタル輪舞曲(ロンド)吉永しげる吉永しげる礼恭司西村幸輔西村幸輔レトロの煉瓦の 小さな酒場 ドアを開ければ そこに眠る過去 くゆらす煙草の 煙のむこう 哀しく別れた あなたが浮ぶ シャイニングシャドー 心横切る シャイニングシャドー 切ない影よ 廻れ 廻れ 想い出つれて 帰らぬむかし センチメンタル輪舞曲  ピアノが流れる あの日のように 歌はダミアの 暗い日曜日 愛していたから 傷つけあって 傷つくことさえ 幸せだった シャイニングシャドー 今も眩しく シャイニングシャドー ひきずる影よ 踊れ 踊れ 面影ゆらし バラ色の日々 センチメンタル輪舞曲  シャイニングシャドー 今もあなたに シャイニングシャドー 生きてるわたし 廻れ 廻れ 想い出つれて 帰らぬむかし センチメンタル輪舞曲
晩春歌山口瑠美山口瑠美中里はる中里はる西村幸輔一足遅れで 来た春に 旅人泣かせの こぬか雨 蝶よ蝶よ 側へ来い 二人で雨宿り 水に流した十年は 口では軽い 一昔 ああ面影の 忘れな人よ 逢いたい 逢えない 戻れない あの日の胸に  素足で地面(じべた)を 駆けてみる 裾に絡んだ 母子草 花よ花よ 凜と咲け 儚い夢の間に 悲しい程に 愛しても 越えては行けぬ 運命(さだめ)川 ああ流されて ゆらゆら揺れて 溺れて 沈んで 泥になる 名残の花よ  春とは名のみの 肌寒さ 一雨上がって 朧月 うさぎうさぎ なぜ跳ねる 淋しい宵なのに 恋しさ募り 名を呼べば 廂(ひさし)を抜ける 風の音 ああはらはらと 窓辺に散った 一片 二片 迷い花 心の花よ
歌謡物語 山内一豊と妻千代山口瑠美山口瑠美中里はる中里はる西村幸輔北に四国の山地を控え 眼下にうねる外堀は 江ノ口、潮江(うしおえ)流れを分かち 浦戸の海に注ぐ川 間(あい)の大高坂山に 聳(そび)える天主は高知城  武士は駿馬で駈けてこそ 徒歩の功名成り難し 織田に豊臣、徳川と 主代えての御奉公 賢才、才女の妻千代に 支えられたる功名で 見事戦国乱世に 掴み取ったる一国一城 土佐は二十四万石よ 山内一豊と妻千代の 立身出世の物語  「千代、儂はどうしてもあの馬が欲しい。褐色、赤、黄の差毛に 白毛(しろげ)が混じった見事な葦毛雲雀(あしげひばり)。 たてがみは焦茶色(こげちゃいろ)で、尾までもが黄味を帯びておった。 肩は怒るが如く股も逞(たくま)しく張り、四足は力強く大地を踏みしめ、 山鹿のよに軽やかに儂の目の前を駈けて行きおったわ。 誠(まっこと)日本一の名馬じゃ!儂はあの馬に跨り、縦横無人に 戦場(いくさば)を駈け巡って、この槍一本で功名を立てるのじゃ。 だがのう…、ついた値段が金十両。貧乏侍のこの一豊にはとうてい 手が出せぬ、土台無理な話よ。所詮叶わぬ願い、夢のまた夢じゃ…」 「一豊様、その馬お買いなさいませ。 その名馬に打ち跨り見事功名お上げなされませ。」 「何を痴れた事を!千代、十両といえばこの長浜の屋敷が幾つも 手に入れられるという金子。例え二千石取りといえども身代以上に 家人を扶持するこの山内の屋敷のどこにそんな金子があろうか…」 「一豊様、私はこの家に嫁いで来た夜、あなた様とお約束を致しました。 私は武士の妻として、かならずあなた様を一国一城の主にして見せますと。 お待ちくださりませ…。さあ、ここに金十両が御座います。 これで日本一の名馬とやらを、お買い求めくださいませ。」 「なな、何と。そなたそのような大金を如何にして…」 「この金子は私が嫁いで来た折り、婿殿の一大事に用立てるようにと、 私の伯父上様が密かに鏡箱の底に遣(つか)わせてくださったもの。 さあ、今がその山内家の一大事、どうぞ存分にお使いあそばせませ。」 「千代、そなたという女子は…。合い分かった、儂はそなたの為にも 武士の本懐を遂げ、一国一城の主になってみせるぞ!」 「一豊様……。」  天正九年は二月も末の 京の内裏の東方 南北八丁の大広場 天子出御は織田信長の 史上名高き馬揃え  空に響いた大太鼓 馬揃え告げる辰の刻 一陣二陣三陣と 並足打たせる馬印 あれは先駆の大名達よ 過ぎりゃ織田家の家紋が通る 再び続く諸大名 羽柴秀吉十騎の後に 馬蹄戛戛(かつかつ)響かせて 葦毛雲雀が現れた時 あっと響動(どよめ)く十万の民 桟敷に起こる賞賛の 声割って立ち上がる 頼朝越えた右大臣 天下に命ずる織田信長は 軍扇真直ぐ指し示し  「おおっ、あれこそは馬で知れたる伊右衛門か、誠(まっこと)見事な 葦毛雲雀じゃ。いやはや、良き武者振りかな。伊右衛門めに 馬代(うましろ)として二百石を加増してやれい。」  戦国の世の倣いとて 天下は十日で塗り変わる 織田は明智に討ち取られ 明智は転がる天王山 稀代の英雄筑前も つゆと消えにしなにわの夢か 御膳に盛られた天下餅 食する徳川家康の 天下分け目の関が原  「徳川殿に申し上げまする。某にも先陣の役お与えくださりますよう。 居城と遠江(おとうみ)掛川を明渡し、兵糧・武器・知行地の一切合財を 徳川殿に進上致しました上、我が掛川六万石の全兵力を持って西に向かい、 謀叛人石田治部少輔(じぶしょうゆう)を、何卒討たせてくださりませ。」 「おおつ、かたじけなや対馬守殿。よくぞ申された、 我に生死お預けなさるとな。これで軍(いくさ)には勝ったも同然。 これぞ古来に例を見ぬ、合戦に先駆けた大きな功名よな。」  慶長五年九月十五日、 夜を籠めて降り続いた雨で濃い霧に包まれた関が原一帯 先鋒・福島正則、黒田長政、細川忠興、藤堂高虎、京極高知、加藤嘉明、 筒井定次、松平忠政・忠吉、井伊直政の前線部隊。 中軍には徳川本隊、後衛には池田輝政、浅野幸長、山内一豊、有馬豊氏 合わせて十万余の東軍が陣取れば、対峙するは、西軍本隊石田、島津、 小西、宇喜多の隊。早々と布陣したる大谷、小早川、毛利、吉川、 長束(つか)、安国寺、長曽我部隊、合わせて八万五千なり。 雲は東に流れて辰の刻、突如静寂(しじま)を破る陣貝の音。 先ず先鋒・福島隊が天満山の山裾に向かって切り込めば、突き崩されたる 宇喜多隊ハッシと陣を立て直し、突き返す事四丁五丁。 さらに石田の本隊が、迎える東軍主力を真っ二つ、 徳川本陣近くに突き寄せば、西軍優勢との物見の報告。  「馬引け、馬引け、馬引け。もはや裏手の敵は動かぬ。皆の者、 咆えろや、唸れや、武者声をあげよ。この一豊に続け、いざ出陣じゃ!」  振り返り見れば徳川本陣より鳴り渡る陣貝・陣鼓の音。 されど石田騎馬隊の勇悍(ようかん)決死の突撃に、 もろくも崩れ去る徳川兵団。 その時、松尾山の頂から突如湧き起こった鬨の声。 自軍大谷吉継の陣地に襲い掛からんとする、西軍小早川秀秋一万六千余の 裏切りの旗幟は明らかなり。  「おおっ、動いた動いた動いた、松尾山が動いたぞ。 さてこそは金吾の裏切りぞ。皆の者、この機を外すな。 押せや押せや押せや…」  轟き渡る武者声に 東軍全軍奮い立ち 突き返したる敵陣に 怒涛の如く雪崩れ込む 歴史に残る大戦(おおいくさ) 関が原の合戦も ついには西軍総崩れ  「千代、浦戸の海がキラキラと、鏡の如く煌いて光っておる。 この一幅の絵のような見事な景色までもが、我が山内家の領土であろうか。 土佐二十四万石、一国一城を手に成す為、儂はこれまで 幾多の戦場(いくさば)を駈け巡ってまいった。首坂の戦では 三段崎(みたざき)勘右衛門の放った矢が儂の左頬を射抜き、 口を貫いて右の奥歯の根元に突き刺さった。それを吉兵衛めが儂の顔を 草鞋で踏みつけ、力まかせに引き抜きおったわ。だがのう、その吉兵衛も 伊勢亀山の城攻めで亡くしてしもうた。吉兵衛だけではない、多くの家来が 儂の武功の陰で散って逝きおった。天正の大(おお)地震では 長浜の城の下敷きになって、よね姫までもがあの世へ逝ってしもうた。 儂は土佐二十四万石と引き換えに、多くのものを失った。 儂の掲げた功名に何の意味があったであろうか。 儂にはもう何も残ってはおらぬ、そなた以外もう何も残ってはおらぬ。 千代、そなたのこの手の温もりが、凍えた戦場での儂の心を暖めてくれた。 儂だけではない、儂の家来までもが、そなたの笑顔見たさに 我に功名を上げさせてくれたのじゃ。 千代!そなた、生涯この手を放すでないぞ。」  土佐の高知は 一領具足 死をも恐れぬ いごっそう 寛厳自在の 苦労苦心で 鎮撫平定いたします 山内家は十六代と 二百七十年間の 基礎を固めて 揺るぎなく 国は安泰 栄えあれ
ガッツ人生 ワッショイ祭り~OK牧場~ガッツ石松ガッツ石松宇川確サトウ進一・西村幸輔西村幸輔ガッツ・ガッツの お通りだい(ワッショイ ワッショイ) 笛と太鼓の 田舎の祭り(ソレ ソレ ソレ ソレ) 夕焼け小焼けに 殿様バッタ ガッツ神社のワッショイ祭り 口にくわえた キャンディーの よだれすすって ほっかぶり(ハッ) 祭りだ(ソレ)祭りだ(ソレ)お祭りだ(ソレ ソレ ソレ ソレ) ガッツ人生・ガッツが歌う ワッショイ祭りで ワッショイワッショイ(ワッショイ ワッショイ) お祭りだ(ソレ ソレ ソレ ソレ)  ガッツ・ガッツの お通りだい(ワッショイ ワッショイ) ここは東京 銀座の祭り(ソレ ソレ ソレ ソレ) ビルの谷間に ネオンの明り ガッツ神社のワッショイ祭り 金も無ければ 知恵もない 負けてたまるか 若者が(ハッ) 祭りだ(ソレ)祭りだ(ソレ)お祭りだ(ソレ ソレ ソレ ソレ) ガッツ人生・ガッツが踊る ワッショイ祭りで ワッショイワッショイ(ワッショイ ワッショイ) お祭りだ(ソレ ソレ ソレ ソレ)  ガッツ・ガッツの お通りだい(ワッショイ ワッショイ) 四角四面の やぐらの祭り(ソレ ソレ ソレ ソレ) カッパからげて 男がひとり ガッツ神社のワッショイ祭り 試合終わって 天を突く 愛の娘も 天に舞う(ハッ) 祭りだ(ソレ)祭りだ(ソレ)お祭りだ(ソレ ソレ ソレ ソレ) ガッツ人生・ガッツが語る ワッショイ祭りで ワッショイワッショイ(ワッショイ ワッショイ) お祭りだ(ソレ ソレ ソレ ソレ)  
さかなdeラップさかなクン with 山口瑠美さかなクン with 山口瑠美さかなクン西村幸輔西村幸輔フィッシュ!フィッシュ!さかなです! 今日も大漁です! フィッシュ!フィッシュ!さかなです! いつも大漁です!  ハコフグが ヒレをバタバタ ヘリコプター遊泳(遊泳) 海の中で飛んでるよ これまたかわいいね(イェイ)  エビスダイ いつもニコニコえびす顔 今日もニコニコいってみよう! (いってみよう)  イェ! イェ! タイタイタイ! イェ! イェ! タイタイタイ!  「うちの家族は さかな好き、 刺身に 煮付け 焼き魚!」  カツカツカツカ カツオはね 止まることが出来ない魚でね(でね) 24時間営業中 泳ぐことで 呼吸をしている 忙し~い さ・か・な!  ヒラメとカレイの違いはね 目の付きどころが違います 左ヒラメで右カレイ 左ヒラメで右カレイ  フィッシュ!フィッシュ!さかなです! おいしいです! フィッシュ!フィッシュ!さかなです! ヒラメ ひらひら ヒラメいた!  「うちの家族は さかな好き、 刺身に 煮付け 焼き魚!」  へい!へい!へい!へいらっしゃい!! へい!へい!へい!毎度ありっ!!  イザリウオ エスカー振って がぶりっちょ 海のそこの釣り名人! イェ! イェ! イェーッ!  ハリセンボン 嘘をついたら 針1000本飲おーます! うわぁ! トゲと針は トゲと針は 1000本なくて 400本くらい あっ あっ これって?誰が嘘つき? 嘘つき?嘘つき?  フィッシュ!フィッシュ!さかなです! ギョギョっとびっくりです! フィッシュ!フィッシュ!さかなです! ありがとうございます!  サンマ(ウィッス) サンマ(ウィッス) さんまさん!(ウィッス) スリムなスタイルピカピカボディで 黄色い口先食べ頃サイン おっとっとっと 気を付けて (おっとっとっと 気を付けて) 骨が多くて 骨がチクチク ひっかかったら 大変だあ 刺身にしても絶品だあ! いつもほんとに どうも サンマせーん!!  うー マンボウ! (マンボウ!) ウー マンボウ! (マンボウ!) マンボウの タマゴは何と 3億粒もあるそうだ (そうだ) たまげた数だ うー 生め生めマンボウ (マンボウ マンボウ) ウー マンボウ! (マンボウ!) うー マンボウ! (マンボウ!)  ブリブリ ブリは ぶりっ子どころか出世魚 関東じゃあ ワカシでイナダでワラサでブリ 関西は ツバスにハマチでメジロになってブリ ブリブリブリ ブリの名前は ブリの名前は 油っこいので あぶら→ブラ→ブリでブリブリ  「うちの家族は さかな好き、 刺身に 煮付け 焼き魚!」  へい!へい!へい!へいらっしゃい!! へい!へい!へい!毎度ありっ!!  タイっていうのは いろいろあるけど 本当の日本のタイは13種類 まずは赤系 マダイにチダイにヒレコダイ タイワンダイ・ホシレンコ・キダイに キビレアカレンコ  そして お次は黒系ですよ クロダイ・キチヌにナンヨウチヌ ミナミクロダイ・オキナワキチヌ 最後はブーッ!ヘダイ! 以上 すべてで13種類  イェ! イェ! タイタイタイ! イェ! イェ! タイタイタイ! イェ! イェ! タイタイタイ! イェ! イェ! タイタイタイ!  フィッシュ!フィッシュ!さかなです! 今日も大漁です! フィッシュ!フィッシュ!さかなです! それではごきげんよう!  北風に 吹かれて干物はうまくなる ウィッス!‥‥
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