坂本冬美の歌詞一覧リスト  264曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
出逢い酒明日(あす)という日が 辛くても おまえの笑顔で 越えられる 花を飾って 今夜は飲もう 苦労つづきの 暮らしでも  逢えて良かった 二人の出逢い酒 帰る故郷も 家もない 浮草(うきぐさ)どうしの めぐり逢い あの日お前と 逢えずにいたら 俺は今でも 酒びたり 今日で一年 二人の出逢い酒  おまえ居るから 明日(あす)がある いつでも出直す 夢がある この手離すな 死ぬまで一緒 寒いこの冬 越えたなら 風が春呼ぶ 二人の出逢い酒坂本冬美里村龍一猪俣公章小杉仁三明日(あす)という日が 辛くても おまえの笑顔で 越えられる 花を飾って 今夜は飲もう 苦労つづきの 暮らしでも  逢えて良かった 二人の出逢い酒 帰る故郷も 家もない 浮草(うきぐさ)どうしの めぐり逢い あの日お前と 逢えずにいたら 俺は今でも 酒びたり 今日で一年 二人の出逢い酒  おまえ居るから 明日(あす)がある いつでも出直す 夢がある この手離すな 死ぬまで一緒 寒いこの冬 越えたなら 風が春呼ぶ 二人の出逢い酒
沓掛時次郎合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねえ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしに 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎  三蔵さん、やくざ渡世の因果な掟、一宿一飯の恩義から、 恨みもつらみも無え、おめえさんを刃にかけた時次郎は、 やくざにホトホト愛想が尽きやした。 おめえさんが身重のかみさんと、幼い坊やを残して、 あの世へは未練が残って行けなかろう。 逆さま事じゃァござんすが、及ばずながら二人りゃあ、 命に代えてもこの沓掛が引き受けた。 三蔵さん、安心して成仏しておくんなさい。  そのまま母子と時次郎、月の武蔵を一筋に 今宵、塒(ねぐら)も中山道… 二月、三月と旅の空、見る影もなく落ちぶれて、 せめて坊やに握り飯、身重に玉子の一つでも、 買ってやりたいばっかりに、人の軒端や町々を  小諸出て見よ 浅間の山に 今朝も煙が 三筋立つ  時さん、去年の秋、下総を出てから今日までの旅空でも どうという仲ではなく 流しまでして、私たち母子の面倒を見てくれた 私は、あなたの親身に手を合わせています。 足を洗って堅気になって、やれ嬉しやも束の間で、 生まれて来る子供のためにもと、一両の礼金欲しさに 又もやくざに逆戻り、命をかけて下さった… 時さん、堪忍しておくんなさい… 赤ん坊は、赤ん坊は、死んで生まれてきました 私は、もう…時さんが帰ってくれるまで待つ力が無い。 時さん…元をただせば仇同士。 所詮、不縁の仲だけど… もし出来る事なら、雲の陰でも、地の底へでも、 そっと二人で住みたかった…  時さん、私は…私はあなたが好きでした。 でも時さん…  いくら好きでも やくざの仁義(おきて) この世じゃ 世間が許さない あの世じゃ 義理が添わせない せめてあの世へ 行く前に 燃えて消えても 命をかけりゃ 女冥利に つきましょう  お絹さんッ、何てえこッた 一両ありゃァ太郎坊に、うめえ物が喰わしてやれる 生まれてくる子供にも、新しい産衣が買ってやれる 縁のうすい母と子が、せめて一両あったなら、 何とかここは乗り切れる… そればっかりを楽しみに、 やっと喧嘩場から帰って来たのに おそかった… おそかった お絹さんッ、俺もお前が好きだった  赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間の煙 これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎  さ、太郎坊、その小せえ白い箱を、お前の胸に下げるんだ お前も小せえけど、 おッ母ァもこんなに小さくなってしまった これから先きァ、お絹さんの故郷へ帰って、 鋤鍬持って暮らそうよ… さ、行こう、泣くんじゃねえ あの空を見な 浅間山が、又、火を吹いてらァ…坂本冬美松井由利夫岡千秋京建輔合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねえ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしに 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎  三蔵さん、やくざ渡世の因果な掟、一宿一飯の恩義から、 恨みもつらみも無え、おめえさんを刃にかけた時次郎は、 やくざにホトホト愛想が尽きやした。 おめえさんが身重のかみさんと、幼い坊やを残して、 あの世へは未練が残って行けなかろう。 逆さま事じゃァござんすが、及ばずながら二人りゃあ、 命に代えてもこの沓掛が引き受けた。 三蔵さん、安心して成仏しておくんなさい。  そのまま母子と時次郎、月の武蔵を一筋に 今宵、塒(ねぐら)も中山道… 二月、三月と旅の空、見る影もなく落ちぶれて、 せめて坊やに握り飯、身重に玉子の一つでも、 買ってやりたいばっかりに、人の軒端や町々を  小諸出て見よ 浅間の山に 今朝も煙が 三筋立つ  時さん、去年の秋、下総を出てから今日までの旅空でも どうという仲ではなく 流しまでして、私たち母子の面倒を見てくれた 私は、あなたの親身に手を合わせています。 足を洗って堅気になって、やれ嬉しやも束の間で、 生まれて来る子供のためにもと、一両の礼金欲しさに 又もやくざに逆戻り、命をかけて下さった… 時さん、堪忍しておくんなさい… 赤ん坊は、赤ん坊は、死んで生まれてきました 私は、もう…時さんが帰ってくれるまで待つ力が無い。 時さん…元をただせば仇同士。 所詮、不縁の仲だけど… もし出来る事なら、雲の陰でも、地の底へでも、 そっと二人で住みたかった…  時さん、私は…私はあなたが好きでした。 でも時さん…  いくら好きでも やくざの仁義(おきて) この世じゃ 世間が許さない あの世じゃ 義理が添わせない せめてあの世へ 行く前に 燃えて消えても 命をかけりゃ 女冥利に つきましょう  お絹さんッ、何てえこッた 一両ありゃァ太郎坊に、うめえ物が喰わしてやれる 生まれてくる子供にも、新しい産衣が買ってやれる 縁のうすい母と子が、せめて一両あったなら、 何とかここは乗り切れる… そればっかりを楽しみに、 やっと喧嘩場から帰って来たのに おそかった… おそかった お絹さんッ、俺もお前が好きだった  赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間の煙 これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな おとこ 沓掛時次郎  さ、太郎坊、その小せえ白い箱を、お前の胸に下げるんだ お前も小せえけど、 おッ母ァもこんなに小さくなってしまった これから先きァ、お絹さんの故郷へ帰って、 鋤鍬持って暮らそうよ… さ、行こう、泣くんじゃねえ あの空を見な 浅間山が、又、火を吹いてらァ…
梅川忠兵衛雪のふるさと 落ちゆく影は 死出の晴れ着の 梅川忠兵衛 恋と意気地の 封印切りに 夢も散り散り エー 追われ旅  「梅川ッー わしはえらいことをしてしまった…。 さっきお前の身請けといって 耳をそろえて出した小判の百五十両‥‥ あの金は、あの金は、お上からお預かりした金なのだ」 「エエーッ」 「それは、あの古物買いの八右衛門、 お前の身請けをするという。 金はそろえてあるという。 このままでは命をかけたお前が、八右衛門のものになる。 口惜しいッと 思わずふところで小判をにぎりしめたそのときに、 梅川ッ、お上の判の押してある五十両包みの封印を、 わしのこの手が、切ってしまったッ‥‥」 「エーッ…どうしょう、どうしょう」 「使ったからには、お仕置きはまぬがれぬ…。 この上は未練のようだがいまわの際に、 生まれ在所の大和の国、 新口村にござらっしゃる、 親父様にひと目逢い死んでお詫びをする覚悟、 お前も達者で…」「なんてことを‥‥、もとはといえば私ゆえ、 あなたばかりはやりませぬ。死ぬならいっしょに大和路へ」 「行ってくれるか」 「行きますとも、お梅はあなたの女房です。 せめて人目につかぬよう‥‥」  隠せど色香 梅川が なお忍び路を 駕籠の中 越える峠路 渡る船 奈良の旅籠や 三輪の茶屋 うれしいはずの 初旅が 死出の旅路で あったとは  ようやく着いた 大和路の 雪降りしきる 新口村  「いまさら云うても詮ないが、たとえ遊女なればとて、 こんなによい女子じゃから嫁にする。 金がいるとは、なぜ云うては来ないんじゃ。 人の金を盗んで高飛びし、オメオメ逃げ隠れるとは…。」 「親父様、そりゃ違います。金ゆえ大事な忠兵衛さん。 とがにんにしましたのも、もとはといえば、私から…」 「嫁御よッ、もうええわい‥‥。 サ、この財布に金がある。 わずかじゃがたしにして、追っ手の来ぬ間に、雪降るうちに、 行けるとこまで走るのじゃ」 「すんまへん。さかさまながら頂きます。こちの人」 「親父様ッ、お達者で」 「親父様、さらばでござんす」 「おお、お前らも気いつけやァ…熊野灘なら姿は見えぬ。 潔ようのう…おお、そこじゃ、 その辻堂の裏の土手から竹藪を突き抜けて、 裏街道を道なりに、行けばほどなく御所街道、 峠の難所を越えたなら、紀州熊野は一本道じゃ。 あっ、あぶない、雪に足を取られるなや‥‥。 あの世でお婆に逢うたなら、きっと孝養つくすんじゃぞう。 わしもすぐ行く。気いつけやァ‥」  これが親と子 嫁舅 一世の別れと 伸び上がり 声を限りに 叫ぶなら 親父さまよと 手を振って 雪のかなたへ 消えてゆく あの世へ急ぐ 夫婦旅  見送る影も行く影も、いつしか雪に消えてゆく。 恋の飛脚の大和路に、冥土の飛脚の大和路に、アア、雪は降る、消えてゆく坂本冬美横井弘白石十四男京建輔雪のふるさと 落ちゆく影は 死出の晴れ着の 梅川忠兵衛 恋と意気地の 封印切りに 夢も散り散り エー 追われ旅  「梅川ッー わしはえらいことをしてしまった…。 さっきお前の身請けといって 耳をそろえて出した小判の百五十両‥‥ あの金は、あの金は、お上からお預かりした金なのだ」 「エエーッ」 「それは、あの古物買いの八右衛門、 お前の身請けをするという。 金はそろえてあるという。 このままでは命をかけたお前が、八右衛門のものになる。 口惜しいッと 思わずふところで小判をにぎりしめたそのときに、 梅川ッ、お上の判の押してある五十両包みの封印を、 わしのこの手が、切ってしまったッ‥‥」 「エーッ…どうしょう、どうしょう」 「使ったからには、お仕置きはまぬがれぬ…。 この上は未練のようだがいまわの際に、 生まれ在所の大和の国、 新口村にござらっしゃる、 親父様にひと目逢い死んでお詫びをする覚悟、 お前も達者で…」「なんてことを‥‥、もとはといえば私ゆえ、 あなたばかりはやりませぬ。死ぬならいっしょに大和路へ」 「行ってくれるか」 「行きますとも、お梅はあなたの女房です。 せめて人目につかぬよう‥‥」  隠せど色香 梅川が なお忍び路を 駕籠の中 越える峠路 渡る船 奈良の旅籠や 三輪の茶屋 うれしいはずの 初旅が 死出の旅路で あったとは  ようやく着いた 大和路の 雪降りしきる 新口村  「いまさら云うても詮ないが、たとえ遊女なればとて、 こんなによい女子じゃから嫁にする。 金がいるとは、なぜ云うては来ないんじゃ。 人の金を盗んで高飛びし、オメオメ逃げ隠れるとは…。」 「親父様、そりゃ違います。金ゆえ大事な忠兵衛さん。 とがにんにしましたのも、もとはといえば、私から…」 「嫁御よッ、もうええわい‥‥。 サ、この財布に金がある。 わずかじゃがたしにして、追っ手の来ぬ間に、雪降るうちに、 行けるとこまで走るのじゃ」 「すんまへん。さかさまながら頂きます。こちの人」 「親父様ッ、お達者で」 「親父様、さらばでござんす」 「おお、お前らも気いつけやァ…熊野灘なら姿は見えぬ。 潔ようのう…おお、そこじゃ、 その辻堂の裏の土手から竹藪を突き抜けて、 裏街道を道なりに、行けばほどなく御所街道、 峠の難所を越えたなら、紀州熊野は一本道じゃ。 あっ、あぶない、雪に足を取られるなや‥‥。 あの世でお婆に逢うたなら、きっと孝養つくすんじゃぞう。 わしもすぐ行く。気いつけやァ‥」  これが親と子 嫁舅 一世の別れと 伸び上がり 声を限りに 叫ぶなら 親父さまよと 手を振って 雪のかなたへ 消えてゆく あの世へ急ぐ 夫婦旅  見送る影も行く影も、いつしか雪に消えてゆく。 恋の飛脚の大和路に、冥土の飛脚の大和路に、アア、雪は降る、消えてゆく
明治一代女浮いた浮いたと 浜町河岸に 浮かれ柳の 恥ずかしや 人目しのんで 小舟を出せば すねた夜風が 邪魔をする  アラ、お月さま。この梅雨空で、 うっとうしゅうござんしょう 私もねえ、旦那も持たずに芸一本で、 この柳橋での辛い芸者稼業… でもねえ、この叶家お梅にも、 やっと春が来たのよねえ。 新富町の蔦吉姐さんと、深い訳ありの 今、人気絶頂の花形役者 津の国屋の太夫さんと、ひょんな事から駒が出て、 想い想われ… あら嫌だ、ごめんなさい。 太夫さん、お待たせしました。  すがりついたか 屋形船 揺らぐ灯りも 消えたそな 後は両国 新大橋か 中洲岬の 漁り火か 風に瞬きゃ 照る月が 風流じゃないか 船べりで 十三七ツに 揺れている  姐さん、それじゃ約束が違います。 津の国屋の太夫さんが、四代目銀之助の襲名は 役者にとって一世一代の晴れ舞台。 名披露目千両というくらいだから、莫大な金が要る。 姐さんが太夫のために、 金の工面に苦しんでいるのを見て、 あっしが何とか役に立ちたい。 こんな箱屋風情でも、故郷へ帰れば地主の伜。 今は亡え父親が、あっしのために残してくれた 田畑を売り払い 姐さんに千円という金を、お渡しいたしました。  それというのも、この名披露目を最後に、 あっしと一緒になって 堅気の商売をしてくれるというから… 姐さん…あっしは命がけで惚れているんです。  峯吉さん、頼むから待っておくれでないか。 今は太夫も披露目の準備で寝る間も無いくらい… 今、別れ話を持ち出したら、 手切れの金で名披露目をしたと 世間様にいわれて、津の国屋の男が廃る… 峯さん、お前さんの親切には、 この通り、手を合わせています。 どうか、察しておくんなさい。  いいや、名披露目がすんだら、女房にすると、 津の国屋さんが云っているとか、いないとか。  そ、それは  じゃあ、その噂は本当なんでござんすね。 あっしを、あっしを欺していたんだ。  そうじゃない、堪忍しておくれよ。 きっと約束は守ります。 今すぐに、太夫と切れるという事は…  峯さん。お前さん何をするんだよ。  姐さん、太夫と別れないのなら… あっしと、あっしと一緒に死んでくれ。  あぶない。峯さん、そんな物を持って 待って、峯さん、峯さん、止めて、峯さん。 あ、あぶない。峯さん、峯さん、止めて。 待って、峯さん、峯さん… 峯吉さん、 私は、私はとんでもないことを…  恨みますまい この世の事は 仕掛け花火に 似た命 燃えて散る間に 舞台が変わる まして女は なおさらに  あれから、十六年もたってしまった。 今日ようやく、市ヶ谷の監獄から、出所出来ました。 これからは、峯吉さんのお墓守りをして、 あなたの供養に、一生償い続けます。 あれも夢、これも夢、一寸先は闇の浮世なのねえ。  空眺むれば 一点の 雲無き果ての ほの白き 月の光に 浮き出でた 桧舞台の 両花道に 許してくれと 手を合わせ 女の誠を 見せましょう坂本冬美藤田まさと大村能章京建輔浮いた浮いたと 浜町河岸に 浮かれ柳の 恥ずかしや 人目しのんで 小舟を出せば すねた夜風が 邪魔をする  アラ、お月さま。この梅雨空で、 うっとうしゅうござんしょう 私もねえ、旦那も持たずに芸一本で、 この柳橋での辛い芸者稼業… でもねえ、この叶家お梅にも、 やっと春が来たのよねえ。 新富町の蔦吉姐さんと、深い訳ありの 今、人気絶頂の花形役者 津の国屋の太夫さんと、ひょんな事から駒が出て、 想い想われ… あら嫌だ、ごめんなさい。 太夫さん、お待たせしました。  すがりついたか 屋形船 揺らぐ灯りも 消えたそな 後は両国 新大橋か 中洲岬の 漁り火か 風に瞬きゃ 照る月が 風流じゃないか 船べりで 十三七ツに 揺れている  姐さん、それじゃ約束が違います。 津の国屋の太夫さんが、四代目銀之助の襲名は 役者にとって一世一代の晴れ舞台。 名披露目千両というくらいだから、莫大な金が要る。 姐さんが太夫のために、 金の工面に苦しんでいるのを見て、 あっしが何とか役に立ちたい。 こんな箱屋風情でも、故郷へ帰れば地主の伜。 今は亡え父親が、あっしのために残してくれた 田畑を売り払い 姐さんに千円という金を、お渡しいたしました。  それというのも、この名披露目を最後に、 あっしと一緒になって 堅気の商売をしてくれるというから… 姐さん…あっしは命がけで惚れているんです。  峯吉さん、頼むから待っておくれでないか。 今は太夫も披露目の準備で寝る間も無いくらい… 今、別れ話を持ち出したら、 手切れの金で名披露目をしたと 世間様にいわれて、津の国屋の男が廃る… 峯さん、お前さんの親切には、 この通り、手を合わせています。 どうか、察しておくんなさい。  いいや、名披露目がすんだら、女房にすると、 津の国屋さんが云っているとか、いないとか。  そ、それは  じゃあ、その噂は本当なんでござんすね。 あっしを、あっしを欺していたんだ。  そうじゃない、堪忍しておくれよ。 きっと約束は守ります。 今すぐに、太夫と切れるという事は…  峯さん。お前さん何をするんだよ。  姐さん、太夫と別れないのなら… あっしと、あっしと一緒に死んでくれ。  あぶない。峯さん、そんな物を持って 待って、峯さん、峯さん、止めて、峯さん。 あ、あぶない。峯さん、峯さん、止めて。 待って、峯さん、峯さん… 峯吉さん、 私は、私はとんでもないことを…  恨みますまい この世の事は 仕掛け花火に 似た命 燃えて散る間に 舞台が変わる まして女は なおさらに  あれから、十六年もたってしまった。 今日ようやく、市ヶ谷の監獄から、出所出来ました。 これからは、峯吉さんのお墓守りをして、 あなたの供養に、一生償い続けます。 あれも夢、これも夢、一寸先は闇の浮世なのねえ。  空眺むれば 一点の 雲無き果ての ほの白き 月の光に 浮き出でた 桧舞台の 両花道に 許してくれと 手を合わせ 女の誠を 見せましょう
難破船たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛がみえてくるかもしれないと そんな強がりを言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい  ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ 選ぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい  あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船坂本冬美加藤登紀子加藤登紀子坂本昌之たかが恋なんて 忘れればいい 泣きたいだけ 泣いたら 目の前に違う愛がみえてくるかもしれないと そんな強がりを言ってみせるのは あなたを忘れるため さびしすぎて こわれそうなの 私は愛の難破船 折れた翼 広げたまま あなたの上に 落ちて行きたい 海の底へ 沈んだなら 泣きたいだけ 抱いてほしい  ほかの誰かを 愛したのなら 追いかけては 行けない みじめな恋つづけるより 別れの苦しさ 選ぶわ そんなひとことで ふりむきもせず 別れたあの朝には この淋しさ 知りもしない 私は愛の難破船 おろかだよと 笑われても あなたを追いかけ 抱きしめたい つむじ風に身をまかせて あなたを海に沈めたい  あなたに逢えない この街を 今夜ひとり歩いた 誰もかれも知らんぷりで 無口なまま 通りすぎる たかが恋人を なくしただけで 何もかもが消えたわ ひとりぼっち 誰もいない 私は愛の難破船
淋しがり突然 夜中の電話 起こされて 黙っているのは あなたでしょう 忘れて 忘れて 忘れられないまま… 遊び好きで 自分勝手なくせに 誰よりも 淋しがり 私じゃなきゃ 駄目なあなただけれど 戻れば また また くりかえす  突然 名前を呼ばれ 揺らめくの あの日のカウンター 待ってると 逢いたい 逢いたい 逢わない方がいい… 冷たすぎる ダブルベッドでひとり 膝を抱く 淋しがり あなたじゃなきゃ 駄目な私だけれど 今さら もう もう 戻れない  遊び好きで 自分勝手なくせに 誰よりも 淋しがり 私じゃなきゃ 駄目なあなただけれど 戻れば また また くりかえす坂本冬美田久保真見杉本眞人佐藤和豊突然 夜中の電話 起こされて 黙っているのは あなたでしょう 忘れて 忘れて 忘れられないまま… 遊び好きで 自分勝手なくせに 誰よりも 淋しがり 私じゃなきゃ 駄目なあなただけれど 戻れば また また くりかえす  突然 名前を呼ばれ 揺らめくの あの日のカウンター 待ってると 逢いたい 逢いたい 逢わない方がいい… 冷たすぎる ダブルベッドでひとり 膝を抱く 淋しがり あなたじゃなきゃ 駄目な私だけれど 今さら もう もう 戻れない  遊び好きで 自分勝手なくせに 誰よりも 淋しがり 私じゃなきゃ 駄目なあなただけれど 戻れば また また くりかえす
ヒナギク行きたい 踏み外す道さえも ただ追い掛けて行きたい 触れれば 淡く舞う口づけも ただ連れ去って行きたい  足りない情熱が 心に傷をと責め立てる 貴方は蝶になれぬ羽根 蛹の涙が落ちる  風よ煽り立てるがままに 私を迷子にさせないで 一縷に覚める夢かのように 楽園に火をつけて 愛は今も燃え続くヒナギク 運命色の花びら 運命色の花びら  越えたい 鬩ぎ合う舟さえも ただ追い越して行きたい 微かで 千切れ吹く温もりも さあ抱き締めて越えたい 消せない感覚は 弓には矢をと喘ぐだけ 二人は明けを知らぬ日々 夜露の願いが伝う  雨よ語り果てるがままに 貴方を遠くへやらないで 言葉はまるで乾き立つ砂漠 その一途へ火をつけて 愛は今も燃え続くヒナギク 呪文に似た花びら 呪文に似た花びら  風よ煽り立てるがままに 私を迷子にさせないで 一縷に覚める夢かのように 楽園に火をつけて 愛は今も燃え続くヒナギク 運命色の花びら 運命色の花びら  呪文に似た花びら 呪文に似た花びら坂本冬美鬼束ちひろ鬼束ちひろ坂本昌之行きたい 踏み外す道さえも ただ追い掛けて行きたい 触れれば 淡く舞う口づけも ただ連れ去って行きたい  足りない情熱が 心に傷をと責め立てる 貴方は蝶になれぬ羽根 蛹の涙が落ちる  風よ煽り立てるがままに 私を迷子にさせないで 一縷に覚める夢かのように 楽園に火をつけて 愛は今も燃え続くヒナギク 運命色の花びら 運命色の花びら  越えたい 鬩ぎ合う舟さえも ただ追い越して行きたい 微かで 千切れ吹く温もりも さあ抱き締めて越えたい 消せない感覚は 弓には矢をと喘ぐだけ 二人は明けを知らぬ日々 夜露の願いが伝う  雨よ語り果てるがままに 貴方を遠くへやらないで 言葉はまるで乾き立つ砂漠 その一途へ火をつけて 愛は今も燃え続くヒナギク 呪文に似た花びら 呪文に似た花びら  風よ煽り立てるがままに 私を迷子にさせないで 一縷に覚める夢かのように 楽園に火をつけて 愛は今も燃え続くヒナギク 運命色の花びら 運命色の花びら  呪文に似た花びら 呪文に似た花びら
恋人よ枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない  恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい  砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘ってる  恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ  恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい坂本冬美五輪真弓五輪真弓若草恵枯葉散る夕暮れは 来る日の寒さをものがたり 雨に壊れたベンチには 愛をささやく歌もない  恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい  砂利路を駆け足で マラソン人が行き過ぎる まるで忘却のぞむように 止まる私を 誘ってる  恋人よ さようなら 季節はめぐってくるけど あの日の二人 宵の流れ星 光っては消える 無情の夢よ  恋人よ そばにいて こごえる私のそばにいてよ そしてひとこと この別ればなしが 冗談だよと 笑ってほしい
メロディーあんなにも 好きだった きみがいた この町に いまもまだ 大好きな あの歌は 聞こえてるよ いつも やさしくて 少し さみしくて  あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー 泣きながら ぼくたちは 幸せを 見つめてたよ  なつかしい この店の すみっこに 置いてある 寄せ書きの はじのほう きみと書いた ピースマーク みんな 集まって 泣いて 歌ってたね  あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー いつのまに 大切な ものなくした  あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー 泣きながら 遠い空 流されても  きみのこと 忘れないよ いつだって 楽しくやったよ メロディー 泣かないで あの歌は 心から 聞こえてるよ坂本冬美玉置浩二玉置浩二坂本昌之あんなにも 好きだった きみがいた この町に いまもまだ 大好きな あの歌は 聞こえてるよ いつも やさしくて 少し さみしくて  あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー 泣きながら ぼくたちは 幸せを 見つめてたよ  なつかしい この店の すみっこに 置いてある 寄せ書きの はじのほう きみと書いた ピースマーク みんな 集まって 泣いて 歌ってたね  あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー いつのまに 大切な ものなくした  あの頃は なにもなくて それだって 楽しくやったよ メロディー 泣きながら 遠い空 流されても  きみのこと 忘れないよ いつだって 楽しくやったよ メロディー 泣かないで あの歌は 心から 聞こえてるよ
真夏の夜の夢骨まで溶けるような テキーラみたいなキスをして 夜空もむせかえる 激しいダンスを踊りましょう  私 遠い夢は待てなかった  最後は もっと私を見て 燃えつくすように さよなら ずっと忘れないわ 今夜の二人のこと  花火は舞い上がり スコールみたいに降りそそぐ きらきら思い出が いつしか終って消えるまで  あなたの影 私だけのものよ  最後は もっと抱いて抱いて 息もできぬほど さよなら ずっとアモーレ・アモーレ この世であなたひとり  踊るライト まわるダンスフロア  カリビアン・ナイト もっと私を見て 燃えつくすように さよなら ずっと忘れないわ 今夜の二人のこと  最後は もっと抱いて抱いて 息もできぬほど さよなら ずっとアモーレ・アモーレ この世であなたひとり  カリビアン・ナイト ああふけてゆくわ もり上がるリズム さよなら ずっと忘れないわ 今夜の二人のこと坂本冬美松任谷由実松任谷由実船山基紀骨まで溶けるような テキーラみたいなキスをして 夜空もむせかえる 激しいダンスを踊りましょう  私 遠い夢は待てなかった  最後は もっと私を見て 燃えつくすように さよなら ずっと忘れないわ 今夜の二人のこと  花火は舞い上がり スコールみたいに降りそそぐ きらきら思い出が いつしか終って消えるまで  あなたの影 私だけのものよ  最後は もっと抱いて抱いて 息もできぬほど さよなら ずっとアモーレ・アモーレ この世であなたひとり  踊るライト まわるダンスフロア  カリビアン・ナイト もっと私を見て 燃えつくすように さよなら ずっと忘れないわ 今夜の二人のこと  最後は もっと抱いて抱いて 息もできぬほど さよなら ずっとアモーレ・アモーレ この世であなたひとり  カリビアン・ナイト ああふけてゆくわ もり上がるリズム さよなら ずっと忘れないわ 今夜の二人のこと
哀歌<エレジー>しがみついた背中に そっと爪を立てて 私を刻み込んだ もっと 夢の中へ  ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ ゆらゆら 彷徨い 逝き場を無くした  その手で その手で 私を 汚して 何度も 何度も 私を壊して 汗ばむ淋しさを 重ね合わせ 眩しくて見えない 闇に落ちてく いつか滅び逝くこのカラダならば 蝕まれたい あなたの愛で  この病に名前が あれば楽になれる はみ出すことが怖い どうか 群れの中へ ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ ゆらゆら 彷徨い あなたを見つけた  この手で この手で あなたを 汚して 何度も 何度も あなたに溺れて 背中合わせの 不安と悦び 波打ちながら 私を突き刺す いつか消えて逝くこの想いならば 今引き裂いて あなたの愛で  その手で その手で 私を 汚して 何度も 何度も 私を壊して 汗ばむ淋しさを 重ね合わせ 眩しくて見えない 闇に落ちてく いつか滅び逝くこのカラダならば 蝕まれたい あなたの愛で 私を 汚して その手で その手で坂本冬美平井堅平井堅船山基紀しがみついた背中に そっと爪を立てて 私を刻み込んだ もっと 夢の中へ  ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ ゆらゆら 彷徨い 逝き場を無くした  その手で その手で 私を 汚して 何度も 何度も 私を壊して 汗ばむ淋しさを 重ね合わせ 眩しくて見えない 闇に落ちてく いつか滅び逝くこのカラダならば 蝕まれたい あなたの愛で  この病に名前が あれば楽になれる はみ出すことが怖い どうか 群れの中へ ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ ゆらゆら 彷徨い あなたを見つけた  この手で この手で あなたを 汚して 何度も 何度も あなたに溺れて 背中合わせの 不安と悦び 波打ちながら 私を突き刺す いつか消えて逝くこの想いならば 今引き裂いて あなたの愛で  その手で その手で 私を 汚して 何度も 何度も 私を壊して 汗ばむ淋しさを 重ね合わせ 眩しくて見えない 闇に落ちてく いつか滅び逝くこのカラダならば 蝕まれたい あなたの愛で 私を 汚して その手で その手で
私のベイビー忘れられない ひとみ はなれられない その魅力 だから 愛して うんと 愛して もっと 愛して ほしいのよ  わかって ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW  思い切れない きずな 別れられない あなたなの だから 愛して うんと 愛して もっと 愛して ほしいのよ  わかって ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW  ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW  ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW坂本冬美Philip Spector・Ellie Greenwich・Jeff Barry・日本語詞:漣健児Philip Spector・Ellie Greenwich・Jeff Barry忘れられない ひとみ はなれられない その魅力 だから 愛して うんと 愛して もっと 愛して ほしいのよ  わかって ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW  思い切れない きずな 別れられない あなたなの だから 愛して うんと 愛して もっと 愛して ほしいのよ  わかって ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW  ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW  ビー マイ リトル ベイビー わたしのベイビー いつまでも WOW WOW WOW WOW
木蘭の涙逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している あなたを呼んでいる  いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた あなたは嘘つきだね 心は置き去りに  いとしさの花篭 抱えては 微笑んだ あなたを見つめてた 遠い春の日々  やさしさを紡いで 織りあげた 恋の羽根 緑の風が吹く 丘によりそって  やがて 時はゆき過ぎ 幾度目かの春の日 あなたは眠る様に 空へと旅立った  いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた あなたは嘘つきだね わたしを 置き去りに  木蘭のつぼみが 開くのを見るたびに あふれだす涙は 夢のあとさきに  あなたが 来たがってた この丘にひとりきり さよならと言いかけて 何度も振り返る  逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している あなたを呼んでいる  いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた あなたは嘘つきだね わたしを 置き去りに坂本冬美山田ひろし柿沼清史萩田光雄逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している あなたを呼んでいる  いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた あなたは嘘つきだね 心は置き去りに  いとしさの花篭 抱えては 微笑んだ あなたを見つめてた 遠い春の日々  やさしさを紡いで 織りあげた 恋の羽根 緑の風が吹く 丘によりそって  やがて 時はゆき過ぎ 幾度目かの春の日 あなたは眠る様に 空へと旅立った  いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた あなたは嘘つきだね わたしを 置き去りに  木蘭のつぼみが 開くのを見るたびに あふれだす涙は 夢のあとさきに  あなたが 来たがってた この丘にひとりきり さよならと言いかけて 何度も振り返る  逢いたくて 逢いたくて この胸のささやきが あなたを探している あなたを呼んでいる  いつまでも いつまでも 側にいると 言ってた あなたは嘘つきだね わたしを 置き去りに
再会酒場 (セリフ入り)明けて巣ごもり 達者でいたか 先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ 人生(たび)につかれた 俺達にゃ 此処(ここ)は心の 船着場 おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で  長かったよなぁ…三年半か もう凹んでばかりいられねぇ なぁ!! 皆さん!!  まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて 立っているよな おかみの笑顔 ふっと遥かな おふくろを 重ねあわせて ホロリ酒 よせよ! いつまで あゝ ガキのまま  日本人なら 演歌でしょ!! カラオケ大好物の あの親父さん 泣かせてくれるよね  泣いているよな てるてる坊主 紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど おかみ頑張れ 頑張ろや 呑ン兵(のんべ)仲間も ついている おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒  乾杯!坂本冬美吉田旺徳久広司南郷達也明けて巣ごもり 達者でいたか 先(ま)ずは乾杯! 再会酒(さいかいざけ)だ 人生(たび)につかれた 俺達にゃ 此処(ここ)は心の 船着場 おかみ! 酒だよ あゝ 人肌(ひとはだ)で  長かったよなぁ…三年半か もう凹んでばかりいられねぇ なぁ!! 皆さん!!  まるで昭和が 割烹着(エプロン)つけて 立っているよな おかみの笑顔 ふっと遥かな おふくろを 重ねあわせて ホロリ酒 よせよ! いつまで あゝ ガキのまま  日本人なら 演歌でしょ!! カラオケ大好物の あの親父さん 泣かせてくれるよね  泣いているよな てるてる坊主 紺の暖簾(のれん)も くたびれたけど おかみ頑張れ 頑張ろや 呑ン兵(のんべ)仲間も ついている おかみ! 酒だよ あゝ 勇み酒  乾杯!
わかれうた途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃ ありません  別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ  だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ  恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて焦がれて 泣き狂う  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ坂本冬美中島みゆき中島みゆき若草恵途に倒れて だれかの名を 呼び続けたことが ありますか 人ごとに言うほど たそがれは 優しい人好しじゃ ありません  別れの気分に 味を占めて あなたは 私の戸を叩いた 私は別れを 忘れたくて あなたの眼を見ずに 戸を開けた  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ  だれが名付けたか 私には 別れうた唄いの 影がある 好きで別れ唄う 筈もない 他に知らないから 口ずさむ  恋の終わりは いつもいつも 立ち去る者だけが 美しい 残されて 戸惑う者たちは 追いかけて焦がれて 泣き狂う  わかれはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り  あなたは愁いを身につけて うかれ街あたりで 名をあげる 眠れない私は つれづれに わかれうた 今夜も 口ずさむ
私は泣いています私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたに逢えて 幸せだった 昼も夜も帰らない あなたがいたから どんなことでも なりふりかまわず 歩いてきたの  私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたにとって 愛のくらしは とても厭なことばかり あなたに云われて 気付いたことも そんなところは 直してみます  私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたは云うの もう終わりだと まさかそれは 嘘でしょう あなたの言葉が 私のまわりで 嵐のように 渦まいているの  私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたの幸せ 願っているわ 私だけは いつまでも  あなたの幸せ 願っているわ 私だけは いつまでも坂本冬美りりィりりィ萩田光雄私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたに逢えて 幸せだった 昼も夜も帰らない あなたがいたから どんなことでも なりふりかまわず 歩いてきたの  私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたにとって 愛のくらしは とても厭なことばかり あなたに云われて 気付いたことも そんなところは 直してみます  私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたは云うの もう終わりだと まさかそれは 嘘でしょう あなたの言葉が 私のまわりで 嵐のように 渦まいているの  私は泣いています ベッドの上で 私は泣いています ベッドの上で あなたの幸せ 願っているわ 私だけは いつまでも  あなたの幸せ 願っているわ 私だけは いつまでも
傷心貴方の後姿 だんだん小さくなる 一度も振リ返らずに 去って行くのね サヨナラも 言えないまま こうして立っているだけ 今更 呼びとめたって どうにもならない  同じベッドで 眠って 同じ朝を 迎えた だけど 互いに 違う事 考えていた 今まで 何度も 恋をした だけど 貴方となら 死んでも いいと 思った  貴方の後を追いかけ うしろから抱きしめたい 貴方の背中にもう一度 顔をうずめたい 瞳をとじてみれば 貴方のやさしい顔 二人で やってゆこうと 言った貴方のコトバ  同じ夢を 追いかけ 同じ風に 吹かれた だけど 互いに 違う事 考えていた 何にも してやれなかった だけど 貴方となら 死んでも いいと 思った 貴方となら 二人なら 死んでも いいと 思った坂本冬美大友裕子大友裕子坂本昌之貴方の後姿 だんだん小さくなる 一度も振リ返らずに 去って行くのね サヨナラも 言えないまま こうして立っているだけ 今更 呼びとめたって どうにもならない  同じベッドで 眠って 同じ朝を 迎えた だけど 互いに 違う事 考えていた 今まで 何度も 恋をした だけど 貴方となら 死んでも いいと 思った  貴方の後を追いかけ うしろから抱きしめたい 貴方の背中にもう一度 顔をうずめたい 瞳をとじてみれば 貴方のやさしい顔 二人で やってゆこうと 言った貴方のコトバ  同じ夢を 追いかけ 同じ風に 吹かれた だけど 互いに 違う事 考えていた 何にも してやれなかった だけど 貴方となら 死んでも いいと 思った 貴方となら 二人なら 死んでも いいと 思った
鳳凰の町ほっかり桜が 咲いてます 校舎の空を 染めてます ここは学びの 上富田 笑顔とみどりに つつまれて 人のやさしさ 育つ町  ゆったり時間が 流れます みそぎの川も 澄んでます ここは神代(かみよ)の 口熊野 歴史と祈りの 通い道 熊野古道は 木の根道  ゆっさり稲穂が そよぎます コスモス風に 揺れてます ここは実りの 上富田 あかねの空には 笛の音(ね)と 祭り太鼓が 響きます  伝説の鳥 鳳凰の 姿に町は 似ています なぜかうれしく なりますね 大きな翼で 悠々と 明日にはばたく 上富田坂本冬美石井和子・喜多條忠叶弦大若草恵ほっかり桜が 咲いてます 校舎の空を 染めてます ここは学びの 上富田 笑顔とみどりに つつまれて 人のやさしさ 育つ町  ゆったり時間が 流れます みそぎの川も 澄んでます ここは神代(かみよ)の 口熊野 歴史と祈りの 通い道 熊野古道は 木の根道  ゆっさり稲穂が そよぎます コスモス風に 揺れてます ここは実りの 上富田 あかねの空には 笛の音(ね)と 祭り太鼓が 響きます  伝説の鳥 鳳凰の 姿に町は 似ています なぜかうれしく なりますね 大きな翼で 悠々と 明日にはばたく 上富田
君こそわが命あなたをほんとは さがしてた 汚れ汚れて 傷ついて 死ぬまで逢えぬと 思っていたが けれどもようやく 虹を見た あなたのひとみに 虹を見た 君こそ命 君こそ命 わが命  あなたをほんとは さがしてた この世にいないと 思ってた 信じるこころを なくしていたが けれどもあなたに 愛を見て 生まれてはじめて 気がついた 君こそ命 君こそ命 わが命  あなたをほんとは さがしてた その時すでに おそかった どんなにどんなに 愛していても あなたをきっと 傷つける だからはなれて 行くけれど 君こそ命 君こそ命 わが命坂本冬美川内康範猪俣公章坂本昌之あなたをほんとは さがしてた 汚れ汚れて 傷ついて 死ぬまで逢えぬと 思っていたが けれどもようやく 虹を見た あなたのひとみに 虹を見た 君こそ命 君こそ命 わが命  あなたをほんとは さがしてた この世にいないと 思ってた 信じるこころを なくしていたが けれどもあなたに 愛を見て 生まれてはじめて 気がついた 君こそ命 君こそ命 わが命  あなたをほんとは さがしてた その時すでに おそかった どんなにどんなに 愛していても あなたをきっと 傷つける だからはなれて 行くけれど 君こそ命 君こそ命 わが命
月影のナポリティンタレラ ディ ルナ 蒼いお月様 あの人に云って 「キスして欲しい」って そしてお月様 ねェ 彼を返して  ティンタレラ ディ ルナ あの人を街で 初めてみたとき 月が出ていたっけ あのとき私は ねェ 恋をしたのよ  ティン ティン ティン と胸の鳴る ティン ティン ティン あまい恋よ お月様その光で あの人みつけて 「愛しているわ」って 「とても淋しい」って 伝えて頂戴な あなたの光で ねェ 彼をみつけて  ティン ティン ティン と胸の鳴る ティン ティン ティン あまい恋よ お月様その光で あの人みつけて 「愛しているわ」って 「とても淋しい」って 伝えて頂戴な あなたの光で ねェ 彼をみつけて  あなたの光で ねェ 彼をみつけて あなたの光で ねェ 彼をみつけて  みつけて… みつけて…坂本冬美Francesco Migliacci・Bruno De Filippi・日本語詞:岩谷時子Bruno De Filippi船山基紀ティンタレラ ディ ルナ 蒼いお月様 あの人に云って 「キスして欲しい」って そしてお月様 ねェ 彼を返して  ティンタレラ ディ ルナ あの人を街で 初めてみたとき 月が出ていたっけ あのとき私は ねェ 恋をしたのよ  ティン ティン ティン と胸の鳴る ティン ティン ティン あまい恋よ お月様その光で あの人みつけて 「愛しているわ」って 「とても淋しい」って 伝えて頂戴な あなたの光で ねェ 彼をみつけて  ティン ティン ティン と胸の鳴る ティン ティン ティン あまい恋よ お月様その光で あの人みつけて 「愛しているわ」って 「とても淋しい」って 伝えて頂戴な あなたの光で ねェ 彼をみつけて  あなたの光で ねェ 彼をみつけて あなたの光で ねェ 彼をみつけて  みつけて… みつけて…
ボーイハント私の大好きな やさしい面影 夢見るひとみよ 今頃あの人は 町から町へと さまよい歩くのか  恋は 知らず知らず 心に咲く 恋は 赤く赤く 楽しく咲く  待ちましょう めぐり逢える その日を 静かに 静かに 待ちましょう  待ちましょう めぐり逢える その日を 静かに 静かに 待ちましょう坂本冬美Neil Sedaka・Howard Greenfield・日本語詞:漣健児Neil Sedaka・Howard Greenfield船山基紀私の大好きな やさしい面影 夢見るひとみよ 今頃あの人は 町から町へと さまよい歩くのか  恋は 知らず知らず 心に咲く 恋は 赤く赤く 楽しく咲く  待ちましょう めぐり逢える その日を 静かに 静かに 待ちましょう  待ちましょう めぐり逢える その日を 静かに 静かに 待ちましょう
L-O-V-E duet with トータス松本L と書いたら Look at me O と続けて O.K. V はやさしい文字 Very good E と結べば 愛の字L-O-V-E LOVE は世界の言葉 LOVE は二人の宝 愛し合えば明日も明るい LOVE LOVE, You love I love you  L と書いたら Look at me O と続けて O.K. V はやさしい文字 Very good E と結べば 愛の字L-O-V-E LOVE は世界の言葉 LOVE は二人の宝 愛し合えば明日も明るい LOVE LOVE, You love I love you  LOVE LOVE, You love I love you LOVE LOVE, You love I love you坂本冬美Milt Gabler・日本語詞:漣健児Bert KaempfertL と書いたら Look at me O と続けて O.K. V はやさしい文字 Very good E と結べば 愛の字L-O-V-E LOVE は世界の言葉 LOVE は二人の宝 愛し合えば明日も明るい LOVE LOVE, You love I love you  L と書いたら Look at me O と続けて O.K. V はやさしい文字 Very good E と結べば 愛の字L-O-V-E LOVE は世界の言葉 LOVE は二人の宝 愛し合えば明日も明るい LOVE LOVE, You love I love you  LOVE LOVE, You love I love you LOVE LOVE, You love I love you
豊後水道背のびした恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ 春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢(お)う瀬(せ)もあるけれど 近くて 遥(はる)かね あなたと私には 岬巡れば また入江 人の情に出会えそう 辛口の地(ぢ)の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道坂本冬美阿久悠三木たかし薗広昭背のびした恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ 春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道  この海が 銀河なら 逢(お)う瀬(せ)もあるけれど 近くて 遥(はる)かね あなたと私には 岬巡れば また入江 人の情に出会えそう 辛口の地(ぢ)の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道  爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道
ロコモーション~バケーションさァ さァ ダンスのニュー・モード だれでも一度で 好きになる 小さい子供も OK ABC 習うより やさしい Come on, come on, Do the Loco-motion with me  お尻を ピョンとはね スイングして そう そう そう それで いいのよ くさりのように つながって 汽車とおんなじにシュポッポ もうお上手に なりました リズムに合わせて 楽しく Come on, come on, Do the Loco-motion with me  手と手をつないで ロコモーション グルグル回って ロコモーション こんなにやさしいダンス ゆううつなんか 吹っ飛ばせ Come on, come on, Do the Loco-motion with me Come on, come on, Do the Loco-motion with me  V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな ギラギラと輝く太陽背に受けて 青い海 泳ぎましょう 待ちどうしいのは 夏休み  山に行くこともすてきな事よ 山びこが呼んでいる 待ちどうしいのは 秋休み  冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの Go Go Go Go  マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も呼んでいる  待ちどうしいのは 春休み  待ちどうしいのは 冬休み  冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの Go Go Go Go  マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も呼んでいる  V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな坂本冬美Gerald Goffin・Carole King・Hank Hunter・Gary Knight・Connie Francis・日本語詞:音羽たかし・漣健児Gerald Goffin・Carole King・Hank Hunter・Gary Knight・Connie Francisさァ さァ ダンスのニュー・モード だれでも一度で 好きになる 小さい子供も OK ABC 習うより やさしい Come on, come on, Do the Loco-motion with me  お尻を ピョンとはね スイングして そう そう そう それで いいのよ くさりのように つながって 汽車とおんなじにシュポッポ もうお上手に なりました リズムに合わせて 楽しく Come on, come on, Do the Loco-motion with me  手と手をつないで ロコモーション グルグル回って ロコモーション こんなにやさしいダンス ゆううつなんか 吹っ飛ばせ Come on, come on, Do the Loco-motion with me Come on, come on, Do the Loco-motion with me  V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな ギラギラと輝く太陽背に受けて 青い海 泳ぎましょう 待ちどうしいのは 夏休み  山に行くこともすてきな事よ 山びこが呼んでいる 待ちどうしいのは 秋休み  冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの Go Go Go Go  マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も呼んでいる  待ちどうしいのは 春休み  待ちどうしいのは 冬休み  冬は楽しいスキーに行きましょう 白い雪けり 寒さなんか忘れ すべるの Go Go Go Go  マッシュポテトを水辺で あの人と踊ろう 湖も呼んでいる  V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな V-A-C-A-T-I-O-N 楽しいな
可愛い花プティット・フルール 可愛い花 その花のように いつも愛らしい プティット・フルール お前のその 花びらのような 紅い唇 黒い瞳が 男心を なぜか迷わせる プティット・フルール 天使のように 可愛い この世の花よ  小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ  小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ  プティット・フルール プティット・フルール……坂本冬美Fernand Lucien Bonifay・日本語詞:音羽たかしSidney Loseph Bechet若草恵プティット・フルール 可愛い花 その花のように いつも愛らしい プティット・フルール お前のその 花びらのような 紅い唇 黒い瞳が 男心を なぜか迷わせる プティット・フルール 天使のように 可愛い この世の花よ  小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ  小鳩のような その胸に いつか恋も 芽ばえて プティット・フルール その名のように 可愛い この世の花よ  プティット・フルール プティット・フルール……
ふりむけばヨコハマ夢の続きはおしまいですか 全て白紙にかえるのですか もしも叶うなら この体投げだして ついて行きたい 閉じたまぶたにあなたが映る 別れ話を打ち消すように 汗がにじむ程 もう1度抱きしめて 映画のように 恋はいつも 背中合わせ 追えば追うほど 手の平返す ふりむけばヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけばヨコハマ 置いてきぼりね  港離れる外国船を ひとり見送るホテルのロビー あなたここに来て おもいではいらないわ 悲しすぎるわ めぐり逢わせのいたずらなんて それで終わりにしないで欲しい そばに居るだけで 華やかなひとときを 生きてゆけるわ 窓を叩く 雨のしずく たぶんあなたも 旅人なのね ふりむけばヨコハマ あなたしか見えない ふりむけばヨコハマ 肌が恋しい  ふりむけばヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけばヨコハマ 置いてきぼりね坂本冬美たきのえいじ猪俣公章坂本昌之夢の続きはおしまいですか 全て白紙にかえるのですか もしも叶うなら この体投げだして ついて行きたい 閉じたまぶたにあなたが映る 別れ話を打ち消すように 汗がにじむ程 もう1度抱きしめて 映画のように 恋はいつも 背中合わせ 追えば追うほど 手の平返す ふりむけばヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけばヨコハマ 置いてきぼりね  港離れる外国船を ひとり見送るホテルのロビー あなたここに来て おもいではいらないわ 悲しすぎるわ めぐり逢わせのいたずらなんて それで終わりにしないで欲しい そばに居るだけで 華やかなひとときを 生きてゆけるわ 窓を叩く 雨のしずく たぶんあなたも 旅人なのね ふりむけばヨコハマ あなたしか見えない ふりむけばヨコハマ 肌が恋しい  ふりむけばヨコハマ くちびるが淋しい ふりむけばヨコハマ 置いてきぼりね
矢切の渡し「つれて逃げてよ……」 「ついておいでよ……」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね……」 「捨てはしないよ……」 北風が泣いて吹く 矢切りの渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ……」 「知らぬ土地だよ……」 揺れながら艪(ろ)が咽(むせ)ぶ 矢切りの渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日(あす)へ漕ぎだす 別れです坂本冬美石本美由起船村徹薗広昭「つれて逃げてよ……」 「ついておいでよ……」 夕ぐれの雨が降る 矢切の渡し 親のこころに そむいてまでも 恋に生きたい 二人です  「見すてないでね……」 「捨てはしないよ……」 北風が泣いて吹く 矢切りの渡し 噂かなしい 柴又すてて 舟にまかせる さだめです  「どこへ行くのよ……」 「知らぬ土地だよ……」 揺れながら艪(ろ)が咽(むせ)ぶ 矢切りの渡し 息を殺して 身を寄せながら 明日(あす)へ漕ぎだす 別れです
京都から博多まで肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女坂本冬美阿久悠猪俣公章桜庭伸幸肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女
女房気質夢を担いだ 天秤棒を 酔って今夜も 杖がわり 酒に勝てない あなたの弱さ 今日は愛想が 尽きました 実家(さと)へ明日は 暇(いとま)を取ると 女房なりゃこそ 嘘をつく  心にもない 憎まれ口を 女房利(き)かずに アァ 誰が利(き)く  薬効いたか 金比羅さまに 酒を断つとの 願い事 持って生まれた 商売(あきない)上手 日毎増えてく 得意先 夜明け前から 精出す背中(せな)に 女房なりゃこそ 手を合わす  苦労三年 店まで持てた 今日は納めの 大晦日 祝い酒よと 一本付けりゃ あなた懲(こ)りたと 苦笑い みんなお前の お陰の声に 女房なりゃこそ うれし泣き坂本冬美木下龍太郎花笠薫佐伯亮夢を担いだ 天秤棒を 酔って今夜も 杖がわり 酒に勝てない あなたの弱さ 今日は愛想が 尽きました 実家(さと)へ明日は 暇(いとま)を取ると 女房なりゃこそ 嘘をつく  心にもない 憎まれ口を 女房利(き)かずに アァ 誰が利(き)く  薬効いたか 金比羅さまに 酒を断つとの 願い事 持って生まれた 商売(あきない)上手 日毎増えてく 得意先 夜明け前から 精出す背中(せな)に 女房なりゃこそ 手を合わす  苦労三年 店まで持てた 今日は納めの 大晦日 祝い酒よと 一本付けりゃ あなた懲(こ)りたと 苦笑い みんなお前の お陰の声に 女房なりゃこそ うれし泣き
俺の出番はきっと来る (デモバージョン)花の舞台の幕が開く  筋は一本 根性だけは どこの誰にも 負けないが やる木 咲かす木 男の花は 生命いろどる 夢の花 俺の出番は 俺の出番はきっと来る  好きと好きなら 噛み合う縁談(はなし) 下駄を預けりゃ いいものを いじらしいほどに 素直なあの娘 辛抱してくれ もう少し 俺の出番は 俺の出番はきっと来る坂本冬美はぞのなな首藤正毅花の舞台の幕が開く  筋は一本 根性だけは どこの誰にも 負けないが やる木 咲かす木 男の花は 生命いろどる 夢の花 俺の出番は 俺の出番はきっと来る  好きと好きなら 噛み合う縁談(はなし) 下駄を預けりゃ いいものを いじらしいほどに 素直なあの娘 辛抱してくれ もう少し 俺の出番は 俺の出番はきっと来る
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ただいま故郷ひと目百万 香りは十里 梅の花咲く 紀の国の なつかしい駅に 降り立てば 春が手招き してくれる 初恋 想い出 友の顔 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷  夢を追いかけ 遠くにいても 想い出します 沈下橋 どんな嵐にも 負けないよ 泣いちゃいけない くじけない 明日のちからを くれる橋 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷  ここで生まれて 育った町は 熱くこころを 抱きしめる 生きてゆくことは 素晴らしい そっと見守る 山と川 ぬくもり やさしさ 父と母 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷 ありがとう故郷(ふるさと) あゝ故郷坂本冬美喜多條忠叶弦大若草恵ひと目百万 香りは十里 梅の花咲く 紀の国の なつかしい駅に 降り立てば 春が手招き してくれる 初恋 想い出 友の顔 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷  夢を追いかけ 遠くにいても 想い出します 沈下橋 どんな嵐にも 負けないよ 泣いちゃいけない くじけない 明日のちからを くれる橋 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷  ここで生まれて 育った町は 熱くこころを 抱きしめる 生きてゆくことは 素晴らしい そっと見守る 山と川 ぬくもり やさしさ 父と母 ただいま故郷(ふるさと) あゝ故郷 ありがとう故郷(ふるさと) あゝ故郷
シバテン小唄ひとりでするのが 片想い さんにんするのが みつどもえ よにんでするのが ババヌキで ふたりでするのが おすもうさん  なんども なんども とりかえて それでも コリずに またかえて 真実求める 旅なのに ひとは浮気と 指をさす  力を力で 押さえても かえって怨みが たまるだけ 押さえていいのは ただひとつ 愡れた女の 泣きどころ  ビールをのむ人 浮気もの ウイスキーのむ人 尻軽で 日本酒のむ人 遊び人 こんな話は きいたことない  だめだめ だめだめ してはだめ のみすぎ ためすぎ あそびすぎ やりすぎ仕事に はげみすぎ してもよいのは つくしすぎ坂本冬美星野哲郎猪俣公章ひとりでするのが 片想い さんにんするのが みつどもえ よにんでするのが ババヌキで ふたりでするのが おすもうさん  なんども なんども とりかえて それでも コリずに またかえて 真実求める 旅なのに ひとは浮気と 指をさす  力を力で 押さえても かえって怨みが たまるだけ 押さえていいのは ただひとつ 愡れた女の 泣きどころ  ビールをのむ人 浮気もの ウイスキーのむ人 尻軽で 日本酒のむ人 遊び人 こんな話は きいたことない  だめだめ だめだめ してはだめ のみすぎ ためすぎ あそびすぎ やりすぎ仕事に はげみすぎ してもよいのは つくしすぎ
オホーツク恋唄おやじさんは パタパタと うちわで火を熾(おこ)す 焼けたホタテを 並べて わたしはほろり酒 ここは知床 男の漁港 憎いあんちきしょうを 追って来た ばかだよ ばかだよ 可愛いわたしを 放ったらかして 稼ぎで浮寝の オホーツク  おやじさんは ブツブツと うつむきひとり言 やん衆なんかにゃ 惚れるな 惚れたら泣きをみる 羅臼 網走 紋別 宇登呂 憎いあんちきしょうは 浮気どり ばかだよ ばかだよ 可愛いわたしと 魚の群れと どっちにするのよ あんたはさ  鴎(ごめ)よ ゆくなら 伝えておくれ 憎いあんちきしょうは 波枕 ばかだよ ばかだよ 可愛いわたしを 抱きたいならば 上(あが)って 来い 来い オホーツク坂本冬美坂本冬美池田充男小杉仁三おやじさんは パタパタと うちわで火を熾(おこ)す 焼けたホタテを 並べて わたしはほろり酒 ここは知床 男の漁港 憎いあんちきしょうを 追って来た ばかだよ ばかだよ 可愛いわたしを 放ったらかして 稼ぎで浮寝の オホーツク  おやじさんは ブツブツと うつむきひとり言 やん衆なんかにゃ 惚れるな 惚れたら泣きをみる 羅臼 網走 紋別 宇登呂 憎いあんちきしょうは 浮気どり ばかだよ ばかだよ 可愛いわたしと 魚の群れと どっちにするのよ あんたはさ  鴎(ごめ)よ ゆくなら 伝えておくれ 憎いあんちきしょうは 波枕 ばかだよ ばかだよ 可愛いわたしを 抱きたいならば 上(あが)って 来い 来い オホーツク
サンシャイン上海上り下りの船の汽笛が 空にひびき波をすべる きみと語る川辺(バンド) 春うらら ランプシェードを走る自転車 プラタナスは風にそよぎ きみの頬にゆれる こもれ陽  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  古い上着はぬいでサヨナラ 二度と来ない若い季節 外へ出よう 今が、青春 きみの瞳は青い稲妻 見つめあえば恋の奇蹟 燃えるこころ それが、青春  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして坂本冬美たかたかし猪俣公章上り下りの船の汽笛が 空にひびき波をすべる きみと語る川辺(バンド) 春うらら ランプシェードを走る自転車 プラタナスは風にそよぎ きみの頬にゆれる こもれ陽  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  古い上着はぬいでサヨナラ 二度と来ない若い季節 外へ出よう 今が、青春 きみの瞳は青い稲妻 見つめあえば恋の奇蹟 燃えるこころ それが、青春  Sunshine 上海 We Love 上海 黄浦河(かわ)は流れる 若いふたりの 愛と希望をのせて Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして  Sunshine 上海 We Love 上海 街は微笑む 若いふたりに 夢と未来をさして
アカシアの雨がやむときアカシアの雨に打たれて このまゝ死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷めたくなった私を見つけて あのひとは 涙を流してくれるでしょうか  アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷めたい眼をして 何処かへ消えた  アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷めたくなった私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ坂本冬美水木かおる藤原秀行坂本昌之アカシアの雨に打たれて このまゝ死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷めたくなった私を見つけて あのひとは 涙を流してくれるでしょうか  アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷めたい眼をして 何処かへ消えた  アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷めたくなった私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ
望郷女心の 故郷(ふるさと)は 忘れたはずの 男の胸よ 爪をかむのは 誰のため しのび泣くのは 誰のため 永遠(とわ)に愛して 離さずに あなたに会いたい 遠い遠い ひとだけど  夜汽車にゆられ 幾時間 あなたみたくて 帰ってゆくの 甘えたいのよ いつの日も 見てて欲しいの いつだって 泣いて別れた 北国の 離ればなれの 遠い遠い ひとのため  幸せ薄い 私にも いつかくるのね 女の春が じっとこらえて 耐えるのも あなたがいると すがるのも 私ひとりを 待っている 涙の故郷(ふるさと) 夢に夢に うかぶから坂本冬美橋本淳猪俣公章若草恵女心の 故郷(ふるさと)は 忘れたはずの 男の胸よ 爪をかむのは 誰のため しのび泣くのは 誰のため 永遠(とわ)に愛して 離さずに あなたに会いたい 遠い遠い ひとだけど  夜汽車にゆられ 幾時間 あなたみたくて 帰ってゆくの 甘えたいのよ いつの日も 見てて欲しいの いつだって 泣いて別れた 北国の 離ればなれの 遠い遠い ひとのため  幸せ薄い 私にも いつかくるのね 女の春が じっとこらえて 耐えるのも あなたがいると すがるのも 私ひとりを 待っている 涙の故郷(ふるさと) 夢に夢に うかぶから
圭子の夢は夜ひらく赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく  十五、十六、十七と 私の人生暗かった 過去はどんなに暗くとも 夢は夜ひらく  昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージかケン坊か 恋ははかなく過ぎて行き 夢は夜ひらく  夜咲くネオンは 嘘の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく  前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく  一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練はないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく坂本冬美石坂まさを曾根幸明坂本昌之赤く咲くのは けしの花 白く咲くのは 百合の花 どう咲きゃいいのさ この私 夢は夜ひらく  十五、十六、十七と 私の人生暗かった 過去はどんなに暗くとも 夢は夜ひらく  昨日マー坊 今日トミー 明日はジョージかケン坊か 恋ははかなく過ぎて行き 夢は夜ひらく  夜咲くネオンは 嘘の花 夜飛ぶ蝶々も 嘘の花 嘘を肴に 酒をくみゃ 夢は夜ひらく  前を見るよな 柄じゃない うしろ向くよな 柄じゃない よそ見してたら 泣きを見た 夢は夜ひらく  一から十まで 馬鹿でした 馬鹿にゃ未練はないけれど 忘れられない 奴ばかり 夢は夜ひらく 夢は夜ひらく
女のブルース女ですもの 恋をする 女ですもの 夢に酔う 女ですもの ただ一人 女ですもの 生きて行く  あなた一人に すがりたい あなた一人に 甘えたい あなた一人に この命 あなた一人に ささげたい  ここは東京 ネオン町 ここは東京 なみだ町 ここは東京 なにもかも ここは東京 嘘の町  何処で生きても 風が吹く 何処で生きても 雨が降る 何処で生きても ひとり花 何処で生きても いつか散る坂本冬美石坂まさを猪俣公章若草恵女ですもの 恋をする 女ですもの 夢に酔う 女ですもの ただ一人 女ですもの 生きて行く  あなた一人に すがりたい あなた一人に 甘えたい あなた一人に この命 あなた一人に ささげたい  ここは東京 ネオン町 ここは東京 なみだ町 ここは東京 なにもかも ここは東京 嘘の町  何処で生きても 風が吹く 何処で生きても 雨が降る 何処で生きても ひとり花 何処で生きても いつか散る
若者たち君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか そんなにしてまで  君のあの人は 今はもういない だのになぜ なにをさがして 君は行くのか あてもないのに  君の行く道は 希望へと続く 空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩き始める  空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩き始める坂本冬美藤田敏雄佐藤勝若草恵君の行く道は 果てしなく遠い だのになぜ 歯をくいしばり 君は行くのか そんなにしてまで  君のあの人は 今はもういない だのになぜ なにをさがして 君は行くのか あてもないのに  君の行く道は 希望へと続く 空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩き始める  空にまた 陽がのぼるとき 若者はまた 歩き始める
砂に消えた涙青い月の光を浴びながら 私は砂の中に 愛のかたみをみんなうずめて 泣いたの ひとりきりで ア、ア、ア、 あなたが私にくれた 愛の手紙 恋の日記 それのひとつひとつのものが いつわりのプレゼント  白い波の打ちよせる 海辺で 私は砂の中に恋の思い出 みんなうずめて 泣いたの ひとりきりで ア、ア、ア、 あなたが私にくれた甘い言葉 熱いキスそれのひとつひとつのものが いつわりのプレゼント  青い月の光を浴びながら 私は砂の中に 愛のかたみをみんなうずめて 泣いたの ひとりきりで  泣いたの ひとりきりで  泣いたの ひとりきりで坂本冬美Alberto Testa・日本語詞:漣健児Piero Soffici船山基紀青い月の光を浴びながら 私は砂の中に 愛のかたみをみんなうずめて 泣いたの ひとりきりで ア、ア、ア、 あなたが私にくれた 愛の手紙 恋の日記 それのひとつひとつのものが いつわりのプレゼント  白い波の打ちよせる 海辺で 私は砂の中に恋の思い出 みんなうずめて 泣いたの ひとりきりで ア、ア、ア、 あなたが私にくれた甘い言葉 熱いキスそれのひとつひとつのものが いつわりのプレゼント  青い月の光を浴びながら 私は砂の中に 愛のかたみをみんなうずめて 泣いたの ひとりきりで  泣いたの ひとりきりで  泣いたの ひとりきりで
三幕芝居ひと幕芝居の はじめはいつも たそがれ時間に 幕があく 男は冷めた 気のない返事 女はついて行くと言う 小雨の舖道に 女を残し 男はくるりと背中を向けた  ふた幕芝居の 途中はいつも おもいでばかりが 後をひく 断ち切ることが 出来たとしても 女は急に 変われない いさかいばかりが 続いた暮らし しあわせだったと 女は思う  さん幕芝居の 終わりはいつも 涙のしずくで 閉じられる 出逢いと別れ いつでも同じ 命をけずる ことばかり 男のぬけがら 散らばる部屋で スポットライトが 女を照らす坂本冬美たきのえいじ猪俣公章ひと幕芝居の はじめはいつも たそがれ時間に 幕があく 男は冷めた 気のない返事 女はついて行くと言う 小雨の舖道に 女を残し 男はくるりと背中を向けた  ふた幕芝居の 途中はいつも おもいでばかりが 後をひく 断ち切ることが 出来たとしても 女は急に 変われない いさかいばかりが 続いた暮らし しあわせだったと 女は思う  さん幕芝居の 終わりはいつも 涙のしずくで 閉じられる 出逢いと別れ いつでも同じ 命をけずる ことばかり 男のぬけがら 散らばる部屋で スポットライトが 女を照らす
港町愛歌函館は 出船 入船わかれ町 りらという娘が 泣いている 船の汽笛を 聞かない素ぶり すてられて酔いどれて うなだれて なみだ酒  横浜は 霧が似合いのみれん町 ぬれてネオンの 灯も赤い 吐息ふきかけ おまえの胸は かもめだと言いながら 抱いたひと どこにいる  長崎は 石のたゝみとおんな町 きょうも下ります この坂を 船を待ってる つらさでしょうか 赤い傘ひとつさえ 手に重い 恋しぐれ坂本冬美池田充男猪俣公章函館は 出船 入船わかれ町 りらという娘が 泣いている 船の汽笛を 聞かない素ぶり すてられて酔いどれて うなだれて なみだ酒  横浜は 霧が似合いのみれん町 ぬれてネオンの 灯も赤い 吐息ふきかけ おまえの胸は かもめだと言いながら 抱いたひと どこにいる  長崎は 石のたゝみとおんな町 きょうも下ります この坂を 船を待ってる つらさでしょうか 赤い傘ひとつさえ 手に重い 恋しぐれ
海岸通あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく坂本冬美伊勢正三伊勢正三船山基紀あなたが船を選んだのは 私への思いやりだったのでしょうか 別れのテープは切れるものだとなぜ 気づかなかったのでしょうか 港に沈む夕陽がとてもきれいですね あなたをのせた船が小さくなってゆく  夜明けの海が悲しいことを あなたから教えられた海岸通 あなたの言うとうり妹のままで いたほうがよかったかもしれない あなたがいつかこの街離れてしまうことを やさしい腕の中で聞きたくはなかった  まるで昨日と同じ海に波を残して あなたをのせた船が小さくなってゆく
情熱の花ララララ…… ララララ…… 私の胸に 今日もひらく 情熱の花 あなたを求めて 初めて会った 雨のあの夜 その想い出が 涙を呼ぶの  恋は気ままな 青い風よ そっと知らぬ間に 心をくすぐる  あなたの愛を求めて 今宵も 情熱の花 胸を焦がす  あなたの愛を求めて 今宵も 情熱の花 胸を焦がす  ララララ…… ララララ……坂本冬美Bunny Botkin・Gilbert A Garfield・Pat Murtagh・日本語詞:音羽たかしLudwig van Beethoven(P.D.)萩田光雄ララララ…… ララララ…… 私の胸に 今日もひらく 情熱の花 あなたを求めて 初めて会った 雨のあの夜 その想い出が 涙を呼ぶの  恋は気ままな 青い風よ そっと知らぬ間に 心をくすぐる  あなたの愛を求めて 今宵も 情熱の花 胸を焦がす  あなたの愛を求めて 今宵も 情熱の花 胸を焦がす  ララララ…… ララララ……
北の宿からあなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿坂本冬美阿久悠小林亜星坂本昌之あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい北の宿
かもめの街やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~坂本冬美ちあき哲也杉本眞人坂本昌之やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
星花火シャワーのしずく くすぐった 夕暮れの風 おくれ髪 あなたは来ると 賭けをする 海はお祭り 星花火 焦がれて灼けつく この胸は 12の少女か蛇か鬼か  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ  浴衣を広げ 見る空は うっとりにじむ 夢模様 聞くことなんてありゃしない だって あなたは星花火 夜空で咲いたら その後は 夜明けのジャンボで消えるひと  私をだれも止められない 一度きりの夏いいでしょう あぁ 指まで燃えているよ あぁ あなたが恋しいよ  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ坂本冬美真名杏樹三木たかし岸村正実シャワーのしずく くすぐった 夕暮れの風 おくれ髪 あなたは来ると 賭けをする 海はお祭り 星花火 焦がれて灼けつく この胸は 12の少女か蛇か鬼か  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ  浴衣を広げ 見る空は うっとりにじむ 夢模様 聞くことなんてありゃしない だって あなたは星花火 夜空で咲いたら その後は 夜明けのジャンボで消えるひと  私をだれも止められない 一度きりの夏いいでしょう あぁ 指まで燃えているよ あぁ あなたが恋しいよ  あなたが 誰かのものだって 知らないうちなら いいでしょう あぁ キレイと言わせたいよ あぁ あなたがいとしいよ
星影のワルツ別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影の ワルツを歌おう 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬほどに  一緒になれる しあわせを 二人で夢みた ほほえんだ 別れに星影の ワルツを歌おう あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓  さよならなんて どうしても 言えないだろうな 泣くだろうな 別れに星影の ワルツを歌おう 遠くで祈ろう 幸せを 遠くで祈ろう 幸せを 今夜も星が 降るようだ坂本冬美白鳥園枝遠藤実坂本昌之別れることは つらいけど 仕方がないんだ 君のため 別れに星影の ワルツを歌おう 冷たい心じゃ ないんだよ 冷たい心じゃ ないんだよ 今でも好きだ 死ぬほどに  一緒になれる しあわせを 二人で夢みた ほほえんだ 別れに星影の ワルツを歌おう あんなに愛した 仲なのに あんなに愛した 仲なのに 涙がにじむ 夜の窓  さよならなんて どうしても 言えないだろうな 泣くだろうな 別れに星影の ワルツを歌おう 遠くで祈ろう 幸せを 遠くで祈ろう 幸せを 今夜も星が 降るようだ
仁吉劇場人は一代 笑うも泣くも 苦労手酌の 短い命 時代遅れと そしらばそしれ 意地を貫き 義理人情に 生きた仁吉の 仁吉の潔さ  惚れたあの娘(こ)と 所帯も持てず 噛んだ未練が 奥歯にしみる 義理を通せば 情けの花が 枯れて涙の 盛り場しぐれ 愚痴につまずく つまずく一人酒  誰に陰口 叩かれようと 筋を通して 生きたい俺さ 喧嘩お御輿(みこし) 祭りの渦に 決めた覚悟を 太鼓でしめりゃ 男劇場 劇場日本晴れ坂本冬美石本美由起岡千秋人は一代 笑うも泣くも 苦労手酌の 短い命 時代遅れと そしらばそしれ 意地を貫き 義理人情に 生きた仁吉の 仁吉の潔さ  惚れたあの娘(こ)と 所帯も持てず 噛んだ未練が 奥歯にしみる 義理を通せば 情けの花が 枯れて涙の 盛り場しぐれ 愚痴につまずく つまずく一人酒  誰に陰口 叩かれようと 筋を通して 生きたい俺さ 喧嘩お御輿(みこし) 祭りの渦に 決めた覚悟を 太鼓でしめりゃ 男劇場 劇場日本晴れ
舟唄お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル……坂本冬美阿久悠浜圭介坂本昌之お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル……
秋桜淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くり返す ひとりごとみたいに 小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください坂本冬美さだまさしさだまさし船山基紀淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃 涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする 縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くり返す ひとりごとみたいに 小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に 苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら わがままな私に 唇かんでいます 明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし 元気でと 何度も 何度も くりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます 私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの 子供でいさせてください
雪が降る雪は降る あなたは来ない 雪は降る 重い心に  むなしい夢 白い涙 鳥はあそぶ 夜は更ける  あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり ラ…  雪は降る あなたの来ない夜 雪は降る すべては消えた  この悲しみ このさびしさ 涙の夜 ひとりの夜  あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり 白い雪が ただ降るばかり ラ… ラ…坂本冬美Salvatore Adamo・日本語詞:安井かずみSalvatore Adamo雪は降る あなたは来ない 雪は降る 重い心に  むなしい夢 白い涙 鳥はあそぶ 夜は更ける  あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり ラ…  雪は降る あなたの来ない夜 雪は降る すべては消えた  この悲しみ このさびしさ 涙の夜 ひとりの夜  あなたは来ない いくら呼んでも 白い雪が ただ降るばかり 白い雪が ただ降るばかり ラ… ラ…
好きです日本―四季の絵本―日本には四季があり 四季にはそれぞれ色があり 色に似合いの生活があって それを誰もが 楽しんだり 愛したりしてたんだと おばあちゃんかな おじいちゃんかな 聞かされたことがあるのです わたしは 心が乾くと そんな話の一つ一つを 絵本をめくるように 思い出すことにしているのです  桜前線 北へと上り 三日したなら 花開く 春はうれしい 日本の春は 人の心をあたたかくする  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したところ  線香花火に 額を寄せて 語る小さな夢の数 夏はうれしい 日本の夏は 照る日曇る日 想い出づくり  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  山の紅葉が下までおりて 帰る子供の背中を染める 秋はうれしい 日本の秋は 窓のあかりが 恋しく見える  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  瓦屋根には朝日に映(は)える 十日遅れの初雪が 冬はうれしい 日本の冬は 頬の真赤な娘(こ)が走る  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ坂本冬美阿久悠宇崎竜童日本には四季があり 四季にはそれぞれ色があり 色に似合いの生活があって それを誰もが 楽しんだり 愛したりしてたんだと おばあちゃんかな おじいちゃんかな 聞かされたことがあるのです わたしは 心が乾くと そんな話の一つ一つを 絵本をめくるように 思い出すことにしているのです  桜前線 北へと上り 三日したなら 花開く 春はうれしい 日本の春は 人の心をあたたかくする  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したところ  線香花火に 額を寄せて 語る小さな夢の数 夏はうれしい 日本の夏は 照る日曇る日 想い出づくり  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  山の紅葉が下までおりて 帰る子供の背中を染める 秋はうれしい 日本の秋は 窓のあかりが 恋しく見える  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  瓦屋根には朝日に映(は)える 十日遅れの初雪が 冬はうれしい 日本の冬は 頬の真赤な娘(こ)が走る  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ  好きです 好きです 好きです 日本 わたしが生まれて愛したとこ
精霊流し去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか空の上から 約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう 私の小さな弟が 何にも知らずに はしゃぎ廻って 精霊流しが華やかに始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏(ひ)いてみました いつの間にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです 約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう 人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生をかばうみたいに坂本冬美さだまさしさだまさし若草恵去年のあなたの想い出が テープレコーダーから こぼれています あなたのためにお友達も 集まってくれました 二人でこさえたおそろいの 浴衣も今夜は一人で着ます 線香花火が見えますか空の上から 約束通りに あなたの愛した レコードも一緒に流しましょう そしてあなたの 舟のあとを ついてゆきましょう 私の小さな弟が 何にも知らずに はしゃぎ廻って 精霊流しが華やかに始まるのです  あの頃あなたがつま弾いた ギターを私が奏(ひ)いてみました いつの間にさびついた糸で くすり指を切りました あなたの愛した母さんの 今夜の着物は浅黄色 わずかの間に年老いて 寂しそうです 約束通りに あなたの嫌いな 涙は見せずに 過ごしましょう そして黙って 舟のあとを ついてゆきましょう 人ごみの中を縫う様に 静かに時間が通り過ぎます あなたと私の人生をかばうみたいに
雨の別れ道(ソロバージョン)人もまばらな裏通り ひとつ差す傘 影ふたつ 今夜最後のつもりでしょう それで涙も終わるなら  恋になるとは 気づかずに 空のグラス 寄せ合って 時を 時を 止めた  忘れましょうか… 忘れられるかい… 訊いて 頷き また訊いて 雨の別れ道  かけた言葉が優しくて 肩をもたれたカウンター ドアの向こうで覚める夢 あの日二人はもてあそび  逢えば逢うほど つらくなる 傷が深く なるのなら 嘘は 嘘で いいと  忘れましょうか… 忘れられるかい… 抱いて 抱かれて さみしくて 雨の別れ道  忘れましょうか… 忘れられるかい… 訊いて 頷き また訊いて 雨の別れ道 坂本冬美松井五郎水野良樹人もまばらな裏通り ひとつ差す傘 影ふたつ 今夜最後のつもりでしょう それで涙も終わるなら  恋になるとは 気づかずに 空のグラス 寄せ合って 時を 時を 止めた  忘れましょうか… 忘れられるかい… 訊いて 頷き また訊いて 雨の別れ道  かけた言葉が優しくて 肩をもたれたカウンター ドアの向こうで覚める夢 あの日二人はもてあそび  逢えば逢うほど つらくなる 傷が深く なるのなら 嘘は 嘘で いいと  忘れましょうか… 忘れられるかい… 抱いて 抱かれて さみしくて 雨の別れ道  忘れましょうか… 忘れられるかい… 訊いて 頷き また訊いて 雨の別れ道 
千すじの黒髪行ってしまった……  書きかけの原稿を 投げつけるほど 女の一途は うるさいですか…  愛することは 燃えること 食卓(テェブル)を転げ落ちて ひび割れた 薩摩切子(きりこ)の紅玉(ルビィ)の色に…  あなたの心が 桜なら ちらりほらり 誰にでも 散ればいい  千すじの 黒髪が 夜道を追いかけ 夜叉(やしゃ)になり 褥(しとね)を邪魔する 幻惑(ゆめ)を見る あなたは私の ものだから  二三日すればまた 悪びれもせず 猫なで声させ 帰れる人よ…  愛することは 許すこと へ理屈も癇(かん)に障(さわ)る おまえだと 銀の洋杖(ステッキ) ぶったらいいわ…  あなたを選んだ 罰なのか 泣いてみても 様になる 年じゃない  千すじの 黒髪の 一すじ 一すじ くちづけて 詠(うた)えば今夜も 耐えられる あなたの気配の ない家も 千すじの 黒髪は 紅蓮(ぐれん)に身悶え 待つでしょう 不甲斐がなくても 仕方ない あなたが宿命(さだめ)の 男なら坂本冬美ちあき哲也徳久広司桜庭伸幸行ってしまった……  書きかけの原稿を 投げつけるほど 女の一途は うるさいですか…  愛することは 燃えること 食卓(テェブル)を転げ落ちて ひび割れた 薩摩切子(きりこ)の紅玉(ルビィ)の色に…  あなたの心が 桜なら ちらりほらり 誰にでも 散ればいい  千すじの 黒髪が 夜道を追いかけ 夜叉(やしゃ)になり 褥(しとね)を邪魔する 幻惑(ゆめ)を見る あなたは私の ものだから  二三日すればまた 悪びれもせず 猫なで声させ 帰れる人よ…  愛することは 許すこと へ理屈も癇(かん)に障(さわ)る おまえだと 銀の洋杖(ステッキ) ぶったらいいわ…  あなたを選んだ 罰なのか 泣いてみても 様になる 年じゃない  千すじの 黒髪の 一すじ 一すじ くちづけて 詠(うた)えば今夜も 耐えられる あなたの気配の ない家も 千すじの 黒髪は 紅蓮(ぐれん)に身悶え 待つでしょう 不甲斐がなくても 仕方ない あなたが宿命(さだめ)の 男なら
白い蝶のサンバあなたに 抱かれて わたしは 蝶になる あなたの胸 あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 涙をため くちづけ 受けるのよ あふれる蜜に 酔いながらおぼれるの  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 気ままな夢 忘れて 苦しむの はかないいのち 恋のため散らせるの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる あなたの胸 あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる ふるえる羽 はげしい 恋に灼く 二度とは空に 帰れない夜に泣く  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 朝日の中 うつろな 蝶は死ぬ はかないいのち 恋の火を抱きしめて坂本冬美阿久悠井上かつお若草恵あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる あなたの胸 あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 涙をため くちづけ 受けるのよ あふれる蜜に 酔いながらおぼれるの  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 気ままな夢 忘れて 苦しむの はかないいのち 恋のため散らせるの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる あなたの胸 あやしい くもの糸 はかないいのち さだめなの  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる ふるえる羽 はげしい 恋に灼く 二度とは空に 帰れない夜に泣く  恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで  あなたに 抱かれて わたしは 蝶になる 朝日の中 うつろな 蝶は死ぬ はかないいのち 恋の火を抱きしめて
港祭の夜は更けて夏を見送る 港祭りの夜は更けて 誰もみな 心の波に光る夜光虫 今夜だけなら 今夜だけなら 破目をはずして いいからと 少しだけ淫らな顔で 踊り明かして 燃えたが最後 とめられなくて とめられなくて 海の花火を散らした秋風 知らずに 知らずに 熱くなる あんなこと 一生に一度 もう わたし 今年はただの 見るだけの人  とても 夢中になれそうにない それでも ここへやって来たのは あなた あなた あなたなんです 百万人の人の中から あなたを探す つもりなのです 百万人の人の中から あなたを探す  探す つもりなのです  三日つづいた 港祭りの夜は更けて 運命のいたずらだけが 胸に残される 残り少ない 残り少ない 夏の嵐に身をまかせ 汗ばんだ素肌を寄せて 朝待つ気分 いつしか街の サンバも終わり 道で酔いどれ 夢見ているのも 知らずに 知らずに 熱くなる ああ 馬鹿みたい ああ 馬鹿みたい 必ず来るとも云えないし 来ても会える 筈もないのに ワタ菓子とヨーヨーを 手にして歩いて いるなんて 何のつもりかしらね ………  あッ あんた 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 夜は更けて 坂本冬美阿久悠三木たかし若草恵夏を見送る 港祭りの夜は更けて 誰もみな 心の波に光る夜光虫 今夜だけなら 今夜だけなら 破目をはずして いいからと 少しだけ淫らな顔で 踊り明かして 燃えたが最後 とめられなくて とめられなくて 海の花火を散らした秋風 知らずに 知らずに 熱くなる あんなこと 一生に一度 もう わたし 今年はただの 見るだけの人  とても 夢中になれそうにない それでも ここへやって来たのは あなた あなた あなたなんです 百万人の人の中から あなたを探す つもりなのです 百万人の人の中から あなたを探す  探す つもりなのです  三日つづいた 港祭りの夜は更けて 運命のいたずらだけが 胸に残される 残り少ない 残り少ない 夏の嵐に身をまかせ 汗ばんだ素肌を寄せて 朝待つ気分 いつしか街の サンバも終わり 道で酔いどれ 夢見ているのも 知らずに 知らずに 熱くなる ああ 馬鹿みたい ああ 馬鹿みたい 必ず来るとも云えないし 来ても会える 筈もないのに ワタ菓子とヨーヨーを 手にして歩いて いるなんて 何のつもりかしらね ………  あッ あんた 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 港祭りの夜は更けて 夜は更けて 
空港何も知らずに あなたは言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私(わたし)は一人 去ってゆく  いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく  愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく坂本冬美山上路夫猪俣公章坂本昌之何も知らずに あなたは言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私(わたし)は一人 去ってゆく  いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく  愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく
遠い波音覚えてる? あの日のこと ほら 遠い波音 さよならも言えなくて 背中向けた  一度は終わった恋とあきらめていた 思い出だけで生きてゆけるなんて  からめる指 かさねる想い 深まるほど感じる このからだに爪痕つけて あなただけの痛みを愛させて  どんなに離れていても ほら あなたの声が きみは強いひとだと 支えてくれた  あなたは誰かのものとあきらめていた 望むことさえ罪と思っていた  初めて知る甘い哀しみ こんな想いがあると 命さえももう惜しくない あなただけを見つめて愛させて  あなたは誰かのものとあきらめていた 望んでいいの? もう罪じゃないの?  からめる指 かさねる想い 深まるほど感じる このからだに爪痕つけて あなただけの痛みを愛させて  私だけを見つめて抱きしめて坂本冬美村山由佳森正明萩田光雄覚えてる? あの日のこと ほら 遠い波音 さよならも言えなくて 背中向けた  一度は終わった恋とあきらめていた 思い出だけで生きてゆけるなんて  からめる指 かさねる想い 深まるほど感じる このからだに爪痕つけて あなただけの痛みを愛させて  どんなに離れていても ほら あなたの声が きみは強いひとだと 支えてくれた  あなたは誰かのものとあきらめていた 望むことさえ罪と思っていた  初めて知る甘い哀しみ こんな想いがあると 命さえももう惜しくない あなただけを見つめて愛させて  あなたは誰かのものとあきらめていた 望んでいいの? もう罪じゃないの?  からめる指 かさねる想い 深まるほど感じる このからだに爪痕つけて あなただけの痛みを愛させて  私だけを見つめて抱きしめて
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
雨ふり小夜曲男なんて いくらでもいる もてない女じゃなし 悲しくもない 寂しくもない  (セリフ)不幸だなんて 思ったこともないよ だけど 黄昏に雨が来ると いけないなあ これは 胸が痛くなって 咳が出る  日が昏れて ポツリ そして セレナーデ 誰かが窓の下で歌う もしかして あなた そんな筈はない 未練が胸をふいによぎる  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた 罪ある恋でも きれいに思える 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  鳥肌の立った 胸を抱きしめて 雨音だけを聞いて過す 化粧でもしましょう どうせ あの歌は あなたじゃないと 知っていても  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた びしょ濡れ男を もう一度抱きたい 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  雨の日だけよ 思い出すのは 晴れたら消えてなくなるの あなたなんか 雨ふり 雨ふり セレナーデ坂本冬美阿久悠三木たかし若草恵男なんて いくらでもいる もてない女じゃなし 悲しくもない 寂しくもない  (セリフ)不幸だなんて 思ったこともないよ だけど 黄昏に雨が来ると いけないなあ これは 胸が痛くなって 咳が出る  日が昏れて ポツリ そして セレナーデ 誰かが窓の下で歌う もしかして あなた そんな筈はない 未練が胸をふいによぎる  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた 罪ある恋でも きれいに思える 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  鳥肌の立った 胸を抱きしめて 雨音だけを聞いて過す 化粧でもしましょう どうせ あの歌は あなたじゃないと 知っていても  しのんで来るなら 雨夜にかぎる いつかあなたが 云っていた びしょ濡れ男を もう一度抱きたい 雨ふり 雨ふり セレナーデ 雨ふり 雨ふり セレナーデ  雨の日だけよ 思い出すのは 晴れたら消えてなくなるの あなたなんか 雨ふり 雨ふり セレナーデ
朧月夜に死にましょうあんた そこまで惚れてくれたのならば わたしに 生命を下さいな  朧(おぼろ)月夜に死にましょう 菜の花 しとねに 目を閉じて 桜の季節を待ったなら 未練が 気弱にさせるから  月が東に昇る頃 小指と小指を絡ませて この世で一つの愛のため 夢見る思いの 酒を飲む  きっと笑顔で 死ねるでしょう 菜の花心中と 騒ぐでしょう このまま生きたら いいものを どうして死ぬのと 云うでしょう  惚れるってことは そういうことなのよ あんた あんた坂本冬美阿久悠三木たかしあんた そこまで惚れてくれたのならば わたしに 生命を下さいな  朧(おぼろ)月夜に死にましょう 菜の花 しとねに 目を閉じて 桜の季節を待ったなら 未練が 気弱にさせるから  月が東に昇る頃 小指と小指を絡ませて この世で一つの愛のため 夢見る思いの 酒を飲む  きっと笑顔で 死ねるでしょう 菜の花心中と 騒ぐでしょう このまま生きたら いいものを どうして死ぬのと 云うでしょう  惚れるってことは そういうことなのよ あんた あんた
雪椿やさしさと かいしょのなさが 裏と表に ついている そんな男に 惚れたのだから 私がその分 がんばりますと 背(せな)をかがめて 微笑み返す 花は越後の 花は越後の 雪椿  夢にみた 乙女の頃の 玉の輿(こし)には 遠いけど まるで苦労を 楽しむように 寝顔を誰にも 見せないあなた 雪の谷間に 紅さす母の 愛は越後の 愛は越後の 雪椿  つらくても がまんをすれば きっと来ますよ 春の日が 命なげすて 育ててくれた あなたの口癖 あなたの涙 子供ごころに 香りを残す 花は越後の 花は越後の 雪椿坂本冬美星野哲郎遠藤実薗広昭やさしさと かいしょのなさが 裏と表に ついている そんな男に 惚れたのだから 私がその分 がんばりますと 背(せな)をかがめて 微笑み返す 花は越後の 花は越後の 雪椿  夢にみた 乙女の頃の 玉の輿(こし)には 遠いけど まるで苦労を 楽しむように 寝顔を誰にも 見せないあなた 雪の谷間に 紅さす母の 愛は越後の 愛は越後の 雪椿  つらくても がまんをすれば きっと来ますよ 春の日が 命なげすて 育ててくれた あなたの口癖 あなたの涙 子供ごころに 香りを残す 花は越後の 花は越後の 雪椿
北国行きでつぎの北国行きが 来たら乗るの スーツケースをひとつ 下げて乗るの ああ 何もあなたは知らないの この町と別れるの 明日あなたにお別れの 手紙がとどくわ きっと いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの  つぎの北国行きで 消えてゆくの 二人愛した街を 去ってゆくの ああ 愛に疲れた二人なら このままで身を引くの にくみあわないその前に 私は消えてゆくの いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの  ああ 電話かけてもベルだけが 空き部屋にひびくだけ 明日私のいないこと その時に気づくでしょう いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの坂本冬美山上路夫鈴木邦彦若草恵つぎの北国行きが 来たら乗るの スーツケースをひとつ 下げて乗るの ああ 何もあなたは知らないの この町と別れるの 明日あなたにお別れの 手紙がとどくわ きっと いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの  つぎの北国行きで 消えてゆくの 二人愛した街を 去ってゆくの ああ 愛に疲れた二人なら このままで身を引くの にくみあわないその前に 私は消えてゆくの いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの  ああ 電話かけてもベルだけが 空き部屋にひびくだけ 明日私のいないこと その時に気づくでしょう いつも別れましょうと言ったけれど そうよ今度だけは ほんとのことなの
妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たててる妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ……坂本冬美喜多條忠南こうせつ若草恵妹よ ふすま一枚 隔てて今 小さな寝息を たててる妹よ お前は夜が 夜が明けると 雪のような 花嫁衣裳を着るのか  妹よ お前は器量が悪いのだから 俺はずい分 心配していたんだ あいつは俺の友達だから たまには三人で 酒でも飲もうや  妹よ 父が死に母が死に お前ひとり お前ひとりだけが 心のきがかり 明朝お前が 出ていく前に あの味噌汁の 作り方を書いてゆけ  妹よ あいつは とってもいい奴だから どんなことが あっても我慢しなさい そしてどうしても どうしても どうしてもだめだったら 帰っておいで 妹よ……
夢一途窓に漁火 イカ釣り船か あんた想えば闇夜の海に つらい別れのドラマが浮かぶ  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途  熱い素肌を しっかり合わせ あんた最後に心をくれた ジンと感じて 一緒に泣いた  「お姉さん きれいだね」 軽いお世辞に 微笑んだけれど 浜辺歩けば 未練が夜風に乱れて… ああ あそこ いないあんたの声がする 忘れてあげない 夢一途  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途坂本冬美岡田冨美子浜圭介若草恵窓に漁火 イカ釣り船か あんた想えば闇夜の海に つらい別れのドラマが浮かぶ  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途  熱い素肌を しっかり合わせ あんた最後に心をくれた ジンと感じて 一緒に泣いた  「お姉さん きれいだね」 軽いお世辞に 微笑んだけれど 浜辺歩けば 未練が夜風に乱れて… ああ あそこ いないあんたの声がする 忘れてあげない 夢一途  「お姉さん 東京かい?」 酔った男が くだ巻いてからむ 知らぬ顔すりゃ 一人のお酒が淋しい… ああ あそこ 今夜 枕を借りる宿 思い出抱きます 夢一途
虹色の湖幸せが 住むという 虹色の湖 幸せに 会いたくて 旅に出た 私よ ふるさとの 村にある 歓びも 忘れて あてもなく 呼びかけた 虹色の湖  さよならが 言えないで うつむいた あの人 ふるさとの 星くずも 濡れていた あの夜 それなのに ただひとり ふりむきも しないで あてもなく 呼びかけた 虹色の湖  虹色の 湖は まぼろしの湖 ふるさとの 思い出を かみしめる 私よ 帰るには おそすぎて あの人も 遠くて 泣きながら 呼んでいる まぼろしの湖坂本冬美横井弘小川寛興萩田光雄幸せが 住むという 虹色の湖 幸せに 会いたくて 旅に出た 私よ ふるさとの 村にある 歓びも 忘れて あてもなく 呼びかけた 虹色の湖  さよならが 言えないで うつむいた あの人 ふるさとの 星くずも 濡れていた あの夜 それなのに ただひとり ふりむきも しないで あてもなく 呼びかけた 虹色の湖  虹色の 湖は まぼろしの湖 ふるさとの 思い出を かみしめる 私よ 帰るには おそすぎて あの人も 遠くて 泣きながら 呼んでいる まぼろしの湖
蛍草俺でいいのか 悔やんでないか つぶしのきかない 男でも つらい時ほど 陽気に流す いつもおまえにゃ 借りばかり 蛍草 蛍草 何を迷って ここで咲く  酔えば近くに 見えてた夢が 醒めたらどうして 遠去かる 長い足踏み 続いたけれど それもおまえと 出逢うまで 蛍草 蛍草 花の素顔が 目に泌みる  渡しそびれた 指輪を見つめ 寝ているおまえの 手に飾る 何もないから いたわり合える ほほにひとすじ 夜の露 蛍草 蛍草 俺と一生ここで咲け坂本冬美坂口照幸猪俣公章俺でいいのか 悔やんでないか つぶしのきかない 男でも つらい時ほど 陽気に流す いつもおまえにゃ 借りばかり 蛍草 蛍草 何を迷って ここで咲く  酔えば近くに 見えてた夢が 醒めたらどうして 遠去かる 長い足踏み 続いたけれど それもおまえと 出逢うまで 蛍草 蛍草 花の素顔が 目に泌みる  渡しそびれた 指輪を見つめ 寝ているおまえの 手に飾る 何もないから いたわり合える ほほにひとすじ 夜の露 蛍草 蛍草 俺と一生ここで咲け
薄荷煙草腰までのびた長い髪 両手でけだるくかき上げて 時に悲しい口笛を 吹いたあの娘はもういない  なんてこの世はさびしいと 季節はずれの波の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  あんな無口なやせた娘が 酔って朝まで踊ってた わけをきく間もないうちに 姿見せなくなっていた  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ坂本冬美阿久悠大野克夫腰までのびた長い髪 両手でけだるくかき上げて 時に悲しい口笛を 吹いたあの娘はもういない  なんてこの世はさびしいと 季節はずれの波の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  あんな無口なやせた娘が 酔って朝まで踊ってた わけをきく間もないうちに 姿見せなくなっていた  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ  なんてこの世はさびしいと 背中たたいて風の音 なんてこの世はさびしいと 薄荷煙草のうそ寒さ
港町ブルース背のびして見る海峡を 今日も汽笛が遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港、港 函館 通り雨  流す涙で割る酒は だました男の味がする あなたの影を ひきずりながら 港、宮古 釜石 気仙沼  出船 入船 別れ船 あなた乗せない帰り船 うしろ姿も 他人のそら似 港、三崎 焼津に 御前崎  別れりゃ三月 待ちわびる 女心のやるせなさ 明日はいらない 今夜が欲しい 港、高知 高松 八幡浜  呼んでとどかぬ人の名を こぼれた酒と指で書く 海に涙の ああ愚痴ばかり 港、別府 長崎 枕崎  女心の残り火は 燃えて身をやく桜島 ここは鹿児島 旅路の果てか 港、港町ブルースよ坂本冬美深津武志・補作詞:なかにし礼猪俣公章坂本昌之背のびして見る海峡を 今日も汽笛が遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港、港 函館 通り雨  流す涙で割る酒は だました男の味がする あなたの影を ひきずりながら 港、宮古 釜石 気仙沼  出船 入船 別れ船 あなた乗せない帰り船 うしろ姿も 他人のそら似 港、三崎 焼津に 御前崎  別れりゃ三月 待ちわびる 女心のやるせなさ 明日はいらない 今夜が欲しい 港、高知 高松 八幡浜  呼んでとどかぬ人の名を こぼれた酒と指で書く 海に涙の ああ愚痴ばかり 港、別府 長崎 枕崎  女心の残り火は 燃えて身をやく桜島 ここは鹿児島 旅路の果てか 港、港町ブルースよ
丹後雨情港をぬらして 降り出すしぐれ やらずの雨なら いいものを きっと今頃 あのひとの 船は岬の 先の先 あとも追わずに 手酌酒 港 丹後の 別れ雨  私もしょせんは 砂丘の花よ 根下ろすことさえ ままならず ましてあなたは 旅のひと いつか譲り寝 その癖も うれしかったわ 仮りの宿 港 丹後の 別れ雨  みれんは捨てても 傘忘れずに 鏡につぶやく 送り紅 海は時化ぬか 荒らさぬか どうぞご無事で いて欲しい 女 素顔が 覗く夜 港 丹後の 別れ雨坂本冬美坂口照幸花笠薫前田俊明港をぬらして 降り出すしぐれ やらずの雨なら いいものを きっと今頃 あのひとの 船は岬の 先の先 あとも追わずに 手酌酒 港 丹後の 別れ雨  私もしょせんは 砂丘の花よ 根下ろすことさえ ままならず ましてあなたは 旅のひと いつか譲り寝 その癖も うれしかったわ 仮りの宿 港 丹後の 別れ雨  みれんは捨てても 傘忘れずに 鏡につぶやく 送り紅 海は時化ぬか 荒らさぬか どうぞご無事で いて欲しい 女 素顔が 覗く夜 港 丹後の 別れ雨
ジェラシーの織り糸夢の終わりが 近い夜空に 残った 星が滲んだ  どんな指にも 似合う指環が 少しだけ さみしかった  思い出だけ 遠くに置いて 時を何処へ 連れてゆくの  あなただけでいい あなただけがいい 涙が心を あふれてくる  愛されてもなぜ 抱かれててもなぜ からまった ジェラシーの織り糸  ひとかけらだけ 手にしていれば 美しい 幸せもある  傷つくのは 怖くないけど 嘘はきっと 苦しむだけ  あなただけでいい あなただけがいい 心はことばを 責めてばかり  愛されてもまだ 抱かれててもまだ 欲しがった ジェラシーの織り糸  あなただけでいい あなただけがいい 涙が心を あふれてくる  愛されてもなぜ 抱かれててもなぜ からまった ジェラシーの織り糸坂本冬美松井五郎松本俊明萩田光雄夢の終わりが 近い夜空に 残った 星が滲んだ  どんな指にも 似合う指環が 少しだけ さみしかった  思い出だけ 遠くに置いて 時を何処へ 連れてゆくの  あなただけでいい あなただけがいい 涙が心を あふれてくる  愛されてもなぜ 抱かれててもなぜ からまった ジェラシーの織り糸  ひとかけらだけ 手にしていれば 美しい 幸せもある  傷つくのは 怖くないけど 嘘はきっと 苦しむだけ  あなただけでいい あなただけがいい 心はことばを 責めてばかり  愛されてもまだ 抱かれててもまだ 欲しがった ジェラシーの織り糸  あなただけでいい あなただけがいい 涙が心を あふれてくる  愛されてもなぜ 抱かれててもなぜ からまった ジェラシーの織り糸
ひとり寝女の泣き枕逢いに来ないで 夢はいや ほんとのあなたに 逢わせてと 両手あわせる 花園あたり 六帖一間が 広すぎて 今夜もしっとり 泣き枕  濡れた枕に 口紅で 愛しい似顔を かきました うらみつらみを 拳にこめて 叩いてつねって 呼んでみる 浪花は遠い 夜の涯て  故郷の訛りが 消えるころ 涙ぼくろが 増えました 誰に弱音は 見せないけれど あなたのつもりで 抱きしめる ひとり寝女の 泣き枕坂本冬美星野哲郎猪俣公章逢いに来ないで 夢はいや ほんとのあなたに 逢わせてと 両手あわせる 花園あたり 六帖一間が 広すぎて 今夜もしっとり 泣き枕  濡れた枕に 口紅で 愛しい似顔を かきました うらみつらみを 拳にこめて 叩いてつねって 呼んでみる 浪花は遠い 夜の涯て  故郷の訛りが 消えるころ 涙ぼくろが 増えました 誰に弱音は 見せないけれど あなたのつもりで 抱きしめる ひとり寝女の 泣き枕
たそがれマイ・ラブ今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど 夕立が 白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない  凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛坂本冬美阿久悠筒美京平今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢におぼれていたけれど 夕立が 白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った  しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛  今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない  凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛
天地無用幾つあっても 足りない命 バカを言うなよ 命はひとつ 明石(あかし) 荒塩(あらじお) ひとつまみ 酒の肴(さかな)に 酌(く)みかわす 俺とお前の この盃(さかづき)は 天にも地にも ただひとつ  箍(たが)が緩(ゆる)んだ 手桶(ておけ)の水は いくら注(つ)ごうと たまりはしない 人のこころも 同じこと 女ごころは なおのこと 胸にきざんだ 男の夢は 天にも地にも ただひとつ  辛(つら)いときほど 値打ちがわかる 南部鉄(てつ)びん 男の絆 意地は立てても こめかみに 筋を立てれば勇み足 勝負どころで 打つ手はひとつ  天にも地にも ただひとつ坂本冬美松井由利夫岡千秋伊戸のりお幾つあっても 足りない命 バカを言うなよ 命はひとつ 明石(あかし) 荒塩(あらじお) ひとつまみ 酒の肴(さかな)に 酌(く)みかわす 俺とお前の この盃(さかづき)は 天にも地にも ただひとつ  箍(たが)が緩(ゆる)んだ 手桶(ておけ)の水は いくら注(つ)ごうと たまりはしない 人のこころも 同じこと 女ごころは なおのこと 胸にきざんだ 男の夢は 天にも地にも ただひとつ  辛(つら)いときほど 値打ちがわかる 南部鉄(てつ)びん 男の絆 意地は立てても こめかみに 筋を立てれば勇み足 勝負どころで 打つ手はひとつ  天にも地にも ただひとつ
雨の慕情心が忘れたあのひとも 膝が重さを覚えてる 長い月日の膝まくら 煙草プカリとふかしてた 憎い 恋しい 憎い 恋しい めぐりめぐって 今は恋しい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い  一人で覚えた手料理を なぜか味見がさせたくて すきまだらけのテーブルを 皿でうずめている私 きらい 逢いたい きらい 逢いたい くもり空なら いつも逢いたい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い  雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い坂本冬美阿久悠浜圭介坂本昌之心が忘れたあのひとも 膝が重さを覚えてる 長い月日の膝まくら 煙草プカリとふかしてた 憎い 恋しい 憎い 恋しい めぐりめぐって 今は恋しい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い  一人で覚えた手料理を なぜか味見がさせたくて すきまだらけのテーブルを 皿でうずめている私 きらい 逢いたい きらい 逢いたい くもり空なら いつも逢いたい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い  雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い
ふたりの旅路つらい別離が あるのなら いっそ死にたい この海で 窓をふるわす さい果ての 船の汽笛を ききながら 泣いて 泣いて 泣いて どうなる 旅に出た ふたり  他人は噂を するけれど わたしばかりが なぜわるい 甘い言葉も つい愚痴に かわる女の 涙ぐせ 明日は 明日は 明日は どこやら あてもない ふたり  ひとつななめに 流れ星 恋の闇夜に 消えてゆく 燃えてみじかい 人生を 落ちてゆくのが 運命なら いのち いのち いのち あずけて どこまでも ふたり坂本冬美山口洋子猪俣公章若草恵つらい別離が あるのなら いっそ死にたい この海で 窓をふるわす さい果ての 船の汽笛を ききながら 泣いて 泣いて 泣いて どうなる 旅に出た ふたり  他人は噂を するけれど わたしばかりが なぜわるい 甘い言葉も つい愚痴に かわる女の 涙ぐせ 明日は 明日は 明日は どこやら あてもない ふたり  ひとつななめに 流れ星 恋の闇夜に 消えてゆく 燃えてみじかい 人生を 落ちてゆくのが 運命なら いのち いのち いのち あずけて どこまでも ふたり
真赤な太陽まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠を誓った 愛の孤独 海にながして はげしく身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの坂本冬美吉岡治原信夫萩田光雄まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠を誓った 愛の孤独 海にながして はげしく身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの
思秋期足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日坂本冬美阿久悠三木たかし足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八  無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に  心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない  卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた  誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
帰りの連絡船海峡に降る雪を ひとり見つめてる 幸福なひとつれて 帰るはずでした こんな小さな鞄がひとつ なみだのぶんだけ手に重い ああ さよなら恋よ 連絡船よ  呼ぶ母を振り切った あれは二年前 紫のライラック 町にゆれていた ばかな私を 迎えるように デッキにとまった 海猫よ ああ さよなら恋よ 連絡船よ  夢を抱き恋を抱き 北へ東京へ どれだけの人達が 海峡を越えたやら ゆれて四時間 吹雪がやめば 私の明日も 見えてくる ああ さよなら恋よ 連絡船よ坂本冬美池田充男猪俣公章海峡に降る雪を ひとり見つめてる 幸福なひとつれて 帰るはずでした こんな小さな鞄がひとつ なみだのぶんだけ手に重い ああ さよなら恋よ 連絡船よ  呼ぶ母を振り切った あれは二年前 紫のライラック 町にゆれていた ばかな私を 迎えるように デッキにとまった 海猫よ ああ さよなら恋よ 連絡船よ  夢を抱き恋を抱き 北へ東京へ どれだけの人達が 海峡を越えたやら ゆれて四時間 吹雪がやめば 私の明日も 見えてくる ああ さよなら恋よ 連絡船よ
風花の駅白いコートの 襟をたて そっと人目を 避けて立つ 来てくれる きっと来る 祈る心で あなた待ちます… 涙こぼれて 雪になる 夜明け切ない 風花の駅  過去を断ち切り 出直すと 言った言葉を 信じたわ 馬鹿でした 夢でした 寒い心を 抱いて下さい… いっそ逢わなきゃ 良かったと 揺れる思いの 風花の駅  渡すつもりの この切符 泣いてカバンに 仕舞い込む 未練です 別れです うしろ髪引く 雪よ降るなよ… 心半分 置いたまま 汽車に飛び乗る 風花の駅坂本冬美麻こよみ猪俣公章白いコートの 襟をたて そっと人目を 避けて立つ 来てくれる きっと来る 祈る心で あなた待ちます… 涙こぼれて 雪になる 夜明け切ない 風花の駅  過去を断ち切り 出直すと 言った言葉を 信じたわ 馬鹿でした 夢でした 寒い心を 抱いて下さい… いっそ逢わなきゃ 良かったと 揺れる思いの 風花の駅  渡すつもりの この切符 泣いてカバンに 仕舞い込む 未練です 別れです うしろ髪引く 雪よ降るなよ… 心半分 置いたまま 汽車に飛び乗る 風花の駅
「いちご白書」をもう一度いつか君と行った 映画がまた来る 授業を抜け出して 二人で出かけた 哀しい場面では 涙ぐんでた 素直な横顔が 今も恋しい 雨に破れかけた 街角のポスターに 過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる 君もみるだろうか 「いちご白書」を 二人だけのメモリー どこかでもう一度  僕は無精ヒゲと 髪をのばして 学生集会へも 時々出かけた 就職が決まって 髪を切って来た時 もう若くないさと 君に言い訳したね 君もみるだろうか 「いちご白書」を 二人だけのメモリー どこかでもう一度 二人だけのメモリー どこかでもう一度坂本冬美荒井由実荒井由実萩田光雄いつか君と行った 映画がまた来る 授業を抜け出して 二人で出かけた 哀しい場面では 涙ぐんでた 素直な横顔が 今も恋しい 雨に破れかけた 街角のポスターに 過ぎ去った昔が 鮮やかによみがえる 君もみるだろうか 「いちご白書」を 二人だけのメモリー どこかでもう一度  僕は無精ヒゲと 髪をのばして 学生集会へも 時々出かけた 就職が決まって 髪を切って来た時 もう若くないさと 君に言い訳したね 君もみるだろうか 「いちご白書」を 二人だけのメモリー どこかでもう一度 二人だけのメモリー どこかでもう一度
噂の女女心の悲しさなんて わかりゃしないわ世間の人に 止して止してよなぐさめなんか 嘘と泪のしみついた どうせ私は噂の女  はなさないでと甘える指に 男心はいつでも遠い そうよそうなの昨日の夜も すがりつきたいあの人に 夢を消された噂の女  街の噂に追われて泣けば 褪せてみえますくちびるさえも つらいつらいわつめたい青春(はる)を 怨むことさえあきらめた 弱い私は噂の女坂本冬美山口洋子猪俣公章若草恵女心の悲しさなんて わかりゃしないわ世間の人に 止して止してよなぐさめなんか 嘘と泪のしみついた どうせ私は噂の女  はなさないでと甘える指に 男心はいつでも遠い そうよそうなの昨日の夜も すがりつきたいあの人に 夢を消された噂の女  街の噂に追われて泣けば 褪せてみえますくちびるさえも つらいつらいわつめたい青春(はる)を 怨むことさえあきらめた 弱い私は噂の女
ひとり咲きとぎれとぎれの話はやめてよ あんたの心にしがみついた ままの終りじゃしょうがない あたいは恋花 散ればいいのよ あたいはあんたに夢中だった 心からあんたにほれていた  燃えつきてしまった恋花は 静かに別れ唄歌うの 疲れたまんまで 二人で心あわせたけれど 大きな夢を咲かせすぎた 燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋 ひとり咲き  あたい恋花 実は結べないわ あたい恋花 枯れてもまた咲くだけ あんたと心重ねたけれど ずれてゆく ずれてゆく こわれてゆく  燃えつきてしまった恋花は 静かに別れ唄歌うの 疲れたまんまで 二人で心あわせたけれど 大きな夢を咲かせすぎた 燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋 ひとり咲き  燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋  燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋 ひとり咲き坂本冬美飛鳥涼飛鳥涼萩田光雄とぎれとぎれの話はやめてよ あんたの心にしがみついた ままの終りじゃしょうがない あたいは恋花 散ればいいのよ あたいはあんたに夢中だった 心からあんたにほれていた  燃えつきてしまった恋花は 静かに別れ唄歌うの 疲れたまんまで 二人で心あわせたけれど 大きな夢を咲かせすぎた 燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋 ひとり咲き  あたい恋花 実は結べないわ あたい恋花 枯れてもまた咲くだけ あんたと心重ねたけれど ずれてゆく ずれてゆく こわれてゆく  燃えつきてしまった恋花は 静かに別れ唄歌うの 疲れたまんまで 二人で心あわせたけれど 大きな夢を咲かせすぎた 燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋 ひとり咲き  燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋  燃えて散るのが花 夢で咲くのが恋 ひとり咲き
すすき川愛愁枯れたすすきも いちどは咲いた わたしにだって あったわ春が おんなの肌を 夕映えいろに 染めて抱かれた それは恋  川よ きらり水の すすき川よ しあわせ何処(どこ)へ 押し流す 川よ 濁(にご)り水の 浮世川よ おんなは所詮 笹小舟  年をかぞえりゃ 指先さむい 瞼にのこる 男の背中 世帯を持って おちつきたいと わたし泣かせた それは愛  川よきらり水の すすき川よ さびしさ何故(なぜ)に 連れてくる 川よ濁り水の 浮世川よ おんなは いつも 流れ舟  川よきらり水の すすき川よ わたしは何処(どこ)へ 行けばいい 川よ濁り水の 浮世川よ わたしにゃ櫓(ろ)を漕ぐ 術(すべ)もない坂本冬美池田充男猪俣公章前田俊明枯れたすすきも いちどは咲いた わたしにだって あったわ春が おんなの肌を 夕映えいろに 染めて抱かれた それは恋  川よ きらり水の すすき川よ しあわせ何処(どこ)へ 押し流す 川よ 濁(にご)り水の 浮世川よ おんなは所詮 笹小舟  年をかぞえりゃ 指先さむい 瞼にのこる 男の背中 世帯を持って おちつきたいと わたし泣かせた それは愛  川よきらり水の すすき川よ さびしさ何故(なぜ)に 連れてくる 川よ濁り水の 浮世川よ おんなは いつも 流れ舟  川よきらり水の すすき川よ わたしは何処(どこ)へ 行けばいい 川よ濁り水の 浮世川よ わたしにゃ櫓(ろ)を漕ぐ 術(すべ)もない
帰ってこいよきっと帰って くるんだと お岩木山で 手をふれば あの娘は小さく うなずいた 茜の空で 誓った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  可愛いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日もまた 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ坂本冬美平山忠夫一代のぼる坂本昌之きっと帰って くるんだと お岩木山で 手をふれば あの娘は小さく うなずいた 茜の空で 誓った恋を 東京ぐらしで 忘れたか 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  白いリンゴの 花かげで 遊んだ頃が なつかしい 気立てのやさしい 娘だったよ お前の嫁に 欲しかったねと おふくろ今夜も ひとりごと 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ  可愛いあの娘の 帰る日を お岩木山で 今日もまた 津軽の風と 待っている 忘れはしまい あの約束の こんなにきれいな 茜空 帰ってこいよ 帰ってこいよ 帰ってこいよ
酒と泪と男と女忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は 酒を飲むのでしょう 飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで 飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう  忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は 泪みせるのでしょう 泣いて 泣いてひとり泣いて 泣いて 泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう  又ひとつ女の方が偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた 俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ 俺は男 なみだは見せられないもの  飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで 飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう坂本冬美河島英五河島英五萩田光雄忘れてしまいたい事や どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は 酒を飲むのでしょう 飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで 飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう  忘れてしまいたい事や どうしようもない悲しさに 包まれた時に女は 泪みせるのでしょう 泣いて 泣いてひとり泣いて 泣いて 泣きつかれて寝むるまで泣いて やがて女は静かに寝むるのでしょう  又ひとつ女の方が偉く思えてきた 又ひとつ男のずるさが見えてきた 俺は男 泣きとおすなんて出来ないよ 今夜も酒を煽って寝むってしまうのさ 俺は男 なみだは見せられないもの  飲んで 飲んで 飲まれて飲んで 飲んで 飲み潰れて寝むるまで飲んで やがて男は静かに寝むるのでしょう
夢ほたる青春のいのちを無駄にして 俺に埋れて 生きるやつ 路地裏二階の間借りの部屋で 遅い帰りの 俺を待つ お前は俺の お前は俺の こころの奥に やすらぎ点す 夢ほたる  肩身せばめて ただ一人 寒い世間に 耐えている おまえが命の半分だよと 抱けば涙で すがりつく お前は俺の お前は俺の こころの冬を 温めてくれる 夢ほたる  裏街の花屋にベゴニアの 色がこぼれて 春日和 返らぬ昔を振り向くよりも ふたり飛ぼうかもう一度 お前は俺の お前は俺の こころの空に 明日を運ぶ 夢ほたる坂本冬美里村龍一猪俣公章青春のいのちを無駄にして 俺に埋れて 生きるやつ 路地裏二階の間借りの部屋で 遅い帰りの 俺を待つ お前は俺の お前は俺の こころの奥に やすらぎ点す 夢ほたる  肩身せばめて ただ一人 寒い世間に 耐えている おまえが命の半分だよと 抱けば涙で すがりつく お前は俺の お前は俺の こころの冬を 温めてくれる 夢ほたる  裏街の花屋にベゴニアの 色がこぼれて 春日和 返らぬ昔を振り向くよりも ふたり飛ぼうかもう一度 お前は俺の お前は俺の こころの空に 明日を運ぶ 夢ほたる
コーヒー・ルンバ昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました  やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした  コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ  昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました  やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした  コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ  コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ  みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ……坂本冬美Jose Manzo Perroni・日本語詞:中沢清二・駿河あきらJose Manzo Perroni若草恵昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました  やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした  コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ  昔アラブの偉いお坊さんが 恋を忘れた あわれな男に しびれるような 香りいっぱいの こはく色した 飲み物を 教えてあげました  やがて心うきうき とっても不思議 このムード たちまち 男は 若い娘に 恋をした  コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ  コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム 南の国の情熱のアロマ それは 素敵な 飲み物 コーヒー・モカマタリ みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ  みんな陽気に飲んで踊ろう 愛のコーヒー・ルンバ……
恋日和ひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと  (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている  場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも  長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる  今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく  鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから  いくらか嘘が混じるから坂本冬美阿久悠三木たかしひとりがいいなんて 五日思って 一日悔やみ あとの一日 短歌を詠んで ああ それが何のこと  (セリフ)ひとりがいいなんて ほんとのところ 一日思って 五日悔やみ あとの一日 あなたを待っている  場違いな花に見えても 曼珠沙華 赤はあざやか 他の何より もしかして 花にたとえてみるならば 咲いて寂しい この私かも  長雨が朝にあがって 恋日和 素顔であなたを迎えましょう 化粧の顔で口説かれたのが 秋風吹けば気にかかる  今日かぎり 生命はてるか赤とんぼ 空の青さに染まることなく だからとて つらい寂しい一生と 赤いとんぼが 云う筈もなく  鰯雲 空に浮かんで 恋日和 冬来る前には 抱かれましょう 心が寒く感じてからは いくらか嘘が混じるから  いくらか嘘が混じるから
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
さがの路だよりその後お変わり ございませんか お身を案じて おりますと 他人行儀な 言葉をつらね 涙で絵葉書 出す女 ここは さがの路 旅の宿 どこの お寺の 鐘なのか 人恋しさに 鳴りまする  あなた様には二年と三月 世話を焼かせる ことばかり 何のお礼も 出来ないままに お暇乞(いとまご)いのみ 申します 秋のさがの路 なぜ悲し 恋にはぐれて 女郎化 はらはら風に 散りまする  所番地も差し出し人も 名さえ書かない 便りなら きっとお宅じゃ 間抜けな人と 嘲(わら)ってすませて くれるでしょ 時雨さがの路 ひとり旅 明日(あした)発とうか やめようか うつろな心 揺れまする坂本冬美もず唱平猪俣公章その後お変わり ございませんか お身を案じて おりますと 他人行儀な 言葉をつらね 涙で絵葉書 出す女 ここは さがの路 旅の宿 どこの お寺の 鐘なのか 人恋しさに 鳴りまする  あなた様には二年と三月 世話を焼かせる ことばかり 何のお礼も 出来ないままに お暇乞(いとまご)いのみ 申します 秋のさがの路 なぜ悲し 恋にはぐれて 女郎化 はらはら風に 散りまする  所番地も差し出し人も 名さえ書かない 便りなら きっとお宅じゃ 間抜けな人と 嘲(わら)ってすませて くれるでしょ 時雨さがの路 ひとり旅 明日(あした)発とうか やめようか うつろな心 揺れまする
心もようさみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに 黒いインクがきれいでしょう?! 青い便箋が悲しいでしょう?!  あなたの笑い顔を不思議な事に 今日は覚えていました 19才になったお祝いに 作った唄も忘れたのに――  さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう  遠くで暮らす事が 二人によくないのはわかっていました くもりガラスの外は雨 私の気持は書けません  さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう  あざやか色の春はかげろう まぶしい夏の光は強く 秋風の後雪が追いかけ 季節はめぐりあなたを変える坂本冬美井上陽水井上陽水船山基紀さみしさのつれづれに 手紙をしたためています あなたに 黒いインクがきれいでしょう?! 青い便箋が悲しいでしょう?!  あなたの笑い顔を不思議な事に 今日は覚えていました 19才になったお祝いに 作った唄も忘れたのに――  さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう  遠くで暮らす事が 二人によくないのはわかっていました くもりガラスの外は雨 私の気持は書けません  さみしさだけを手紙につめて ふるさとに住むあなたに送る あなたにとって見飽きた文字が 季節の中で埋もれてしまう  あざやか色の春はかげろう まぶしい夏の光は強く 秋風の後雪が追いかけ 季節はめぐりあなたを変える
恋花花は誰の為に ひとりで咲くの 悲しいことも 悩んだことも あったはずなのに 上手な恋を羨(うらや)まず 青空だけを見上げずに わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい  花は生きることを 選びはしない 綺麗なときの 儚ない身体 見つめられるだけ 心の奥の淋しさも 短い生命の切なさも わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 未来も過去も捨てるほど 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生きてることから 解放(ときはな)されて  咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい坂本冬美荒木とよひさ弦哲也川村栄二花は誰の為に ひとりで咲くの 悲しいことも 悩んだことも あったはずなのに 上手な恋を羨(うらや)まず 青空だけを見上げずに わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい  花は生きることを 選びはしない 綺麗なときの 儚ない身体 見つめられるだけ 心の奥の淋しさも 短い生命の切なさも わたしはわたし わたしの恋花よ 咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 未来も過去も捨てるほど 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生きてることから 解放(ときはな)されて  咲きなさい 咲きなさい そして泣きなさい 咲きなさい 咲きなさい 倖せなんか考えず 咲きなさい 咲きなさい もっと泣きなさい 生れてこなけりゃ 良かったくらい
夢屋あんたが「夢屋」と名付けた部屋は 窓に波止場の 灯が見えた フラリと来る日は 機嫌が良くて 缶のビールを 一気に空けた すねて抱かれりゃ 私が子供 眠くなったら あんたが子供  今から思えば ままごとだけど 結婚夢見て じゃれていた 小さな嘘なら つかせてあげた けなげな女にあこがれて そばにいてよと 困らせながら バラを一輪 グラスにさした  やんちゃ坊主が 大人になると 惚れた女にめっぽう弱い 心もからだも 馴染んだ頃に 妻ある男だと知りました 膝の枕に残った夢が 消えたあんたを 恋しがるのよ  思い出たどれば せつないけれど 大きなしあわせ くれたよね坂本冬美岡田冨美子徳久広司あんたが「夢屋」と名付けた部屋は 窓に波止場の 灯が見えた フラリと来る日は 機嫌が良くて 缶のビールを 一気に空けた すねて抱かれりゃ 私が子供 眠くなったら あんたが子供  今から思えば ままごとだけど 結婚夢見て じゃれていた 小さな嘘なら つかせてあげた けなげな女にあこがれて そばにいてよと 困らせながら バラを一輪 グラスにさした  やんちゃ坊主が 大人になると 惚れた女にめっぽう弱い 心もからだも 馴染んだ頃に 妻ある男だと知りました 膝の枕に残った夢が 消えたあんたを 恋しがるのよ  思い出たどれば せつないけれど 大きなしあわせ くれたよね
一二三(ひふみ)小唄柳がくれの 大川に 紅い灯りが 一、二、三 水にこぼれて ゆらゆらと ちょいと気になる 舟の中 くわえ煙管の チョイト 船頭さん 見張りはしっかり エー たのんだよ  三味線は二上り 三下り 粋な音〆が 一、二、三 唄にさそわれ 河岸づたい 窓に影絵の 恋千鳥 野暮はおよしよ チョイト おにいさん なりゆきまかせで エー いいじゃないか  なさけ頬杖 酒しずく もらすため息 一、二、三 もののはずみと 言うけれど 胸に飛び火の 川開き なぜに逢わせた チョイト お月さん こうなりゃ後へは エー 引くもんか坂本冬美松井由利夫聖川湧柳がくれの 大川に 紅い灯りが 一、二、三 水にこぼれて ゆらゆらと ちょいと気になる 舟の中 くわえ煙管の チョイト 船頭さん 見張りはしっかり エー たのんだよ  三味線は二上り 三下り 粋な音〆が 一、二、三 唄にさそわれ 河岸づたい 窓に影絵の 恋千鳥 野暮はおよしよ チョイト おにいさん なりゆきまかせで エー いいじゃないか  なさけ頬杖 酒しずく もらすため息 一、二、三 もののはずみと 言うけれど 胸に飛び火の 川開き なぜに逢わせた チョイト お月さん こうなりゃ後へは エー 引くもんか
TOKYOかくれんぼ「それじゃ元気でね…」 そっけなくドアを閉め 深夜バスはあなたを 明日へつれてゆく  はしゃぎすぎてたね 好きだと言われたけど ショートカットのままじゃ うなじがやるせない  どうして行くのなんて 聞けない私だから 今度の恋はずっと褪めないでほしかった  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  あなたを見送る くちびる熱い  雪が降ってたね ベッドだけ買い替えて 暮らしだしたあの頃 ふたりは信じてた  「離さないからね…」そう言ってくれたのは ひとりしかいなかった あなたが好きだった  どうしていいのかさえ わからない夜だけど この街だからきっと逢えたって思うから  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛しあえるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO シルバーピンクの三日月憎い  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  サヨナラ言えない くちびる熱い坂本冬美真名杏樹三木たかし岸村正実「それじゃ元気でね…」 そっけなくドアを閉め 深夜バスはあなたを 明日へつれてゆく  はしゃぎすぎてたね 好きだと言われたけど ショートカットのままじゃ うなじがやるせない  どうして行くのなんて 聞けない私だから 今度の恋はずっと褪めないでほしかった  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  あなたを見送る くちびる熱い  雪が降ってたね ベッドだけ買い替えて 暮らしだしたあの頃 ふたりは信じてた  「離さないからね…」そう言ってくれたのは ひとりしかいなかった あなたが好きだった  どうしていいのかさえ わからない夜だけど この街だからきっと逢えたって思うから  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛しあえるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO シルバーピンクの三日月憎い  もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO 泣くだけ泣いたら 愛が見えるさ もういいかい TOKYO まだだよ TOKYO  サヨナラ言えない くちびる熱い
恋鼓(こいつづみ)外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように  恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ  約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ坂本冬美小椋佳小椋佳外に篠突く 雨音続く 燃え立つ心 諌めるように  恋をしました 激しい恋を 寝ても覚めても あなたのことで 雁字搦めの この身です 夜に蠢く 誘い妖しく 逢いたい心 嘲るように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ  約束もなく また恋仕度 ときめく心 なだめるように  恋をしました 激しい恋を 夜叉の姿で あなたのもとへ 飛んで行きたい この身です 病いかと 狂うかと 思えるほどに 心乱れ 心熱く  静めよう 静めようとして 恋鼓 澄んだ音色に 打つほどに さらに 火照り増す 愛おしさ
天使の誘惑好きなのに あの人はいない 話相手は 涙だけなの 幸せは オレンジ色の 雲の流れに 流れて消えた 私の唇に 人さし指で くちづけして あきらめた人 ごめんなさいね あの日の事は 恋の意味さえ 知らずにいたの  砂浜で 泣きまねすると やさしい声が 流れてくるの 思い出は オレンジ色の 雲のかなたに 浮んでいるの 私の唇に 人さし指で くちづけして あきらめた人 今 此処に あの人がいたら 陽にやけた胸に 飛び込むでしょう……坂本冬美なかにし礼鈴木邦彦萩田光雄好きなのに あの人はいない 話相手は 涙だけなの 幸せは オレンジ色の 雲の流れに 流れて消えた 私の唇に 人さし指で くちづけして あきらめた人 ごめんなさいね あの日の事は 恋の意味さえ 知らずにいたの  砂浜で 泣きまねすると やさしい声が 流れてくるの 思い出は オレンジ色の 雲のかなたに 浮んでいるの 私の唇に 人さし指で くちづけして あきらめた人 今 此処に あの人がいたら 陽にやけた胸に 飛び込むでしょう……
安曇野大糸線(おおいとせん)に 揺られて着いた ここは松本 信州路 安雲野は安雲野は 想い出ばかり どの道行(ゆ)けば この恋を 忘れることが できますか せめて教えて 道祖神(どうそじん)  湧き水清く ただ一面の 山葵(わさび)畑が 目にしみる 安雲野は安雲野は 想い出ばかり あの日と同じ 春なのに あなたはそばに もういない 恋は浮雲 流れ雲  なごりの雪の 北アルプスを 染めて朝陽が 今昇る 安雲野は安雲野は 想い出ばかり あなたを今も 愛してる 恋しさつのる 旅路です 揺れる面影 梓川(あずさがわ)坂本冬美やしろよう伊藤雪彦薗広昭大糸線(おおいとせん)に 揺られて着いた ここは松本 信州路 安雲野は安雲野は 想い出ばかり どの道行(ゆ)けば この恋を 忘れることが できますか せめて教えて 道祖神(どうそじん)  湧き水清く ただ一面の 山葵(わさび)畑が 目にしみる 安雲野は安雲野は 想い出ばかり あの日と同じ 春なのに あなたはそばに もういない 恋は浮雲 流れ雲  なごりの雪の 北アルプスを 染めて朝陽が 今昇る 安雲野は安雲野は 想い出ばかり あなたを今も 愛してる 恋しさつのる 旅路です 揺れる面影 梓川(あずさがわ)
乱~らん~(セリフ)恋なんて乱れてナンボのものでございます  花一輪 散らしたら いのちを奪うと同じこと そんな心も持たないで 恋を玩具にしている男  髪が逆立つ ルージュが溶ける 胸の嵐を吹き出すように 恋は一途と身をよじる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  夢うつつの日々の果て 男と女の恋地獄 それが運命と知ったなら ともに堕ちてもいいじゃない  外は夜桜 二十日の月が 蒼く照らして舞台を作り 恋の女を待ちわびる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい坂本冬美阿久悠宇崎竜童若草恵(セリフ)恋なんて乱れてナンボのものでございます  花一輪 散らしたら いのちを奪うと同じこと そんな心も持たないで 恋を玩具にしている男  髪が逆立つ ルージュが溶ける 胸の嵐を吹き出すように 恋は一途と身をよじる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  夢うつつの日々の果て 男と女の恋地獄 それが運命と知ったなら ともに堕ちてもいいじゃない  外は夜桜 二十日の月が 蒼く照らして舞台を作り 恋の女を待ちわびる  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい  乱れ 乱れて あなたが欲しい 乱れ 乱れて あなたが欲しい
越冬つばめ娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ寒かろに  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です  絵に描いたよな幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分けあえますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい  ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です坂本冬美石原信一篠原義彦坂本昌之娘盛りを 無駄にするなと 時雨の宿で 背を向ける人 報われないと 知りつつ抱かれ 飛び立つ鳥を 見送る私 季節そむいた 冬のつばめよ 吹雪に打たれりゃ寒かろに  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です  絵に描いたよな幸せなんて 爪の先ほども 望んでません からめた小指 互いに噛めば あなたと痛み 分けあえますか 燃えて燃えつき 冬のつばめよ なきがらになるなら それもいい  ヒュルリ ヒュルリララ 忘れてしまえと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ 古い恋ですか 女です  ヒュルリ ヒュルリララ ついておいでと 啼いてます ヒュルリ ヒュルリララ ききわけのない 女です
明日へと昨日今日そして明日へと 夢のバトン繋いで未来へ 綺麗な言葉だけれど そんなに容易(たやす)くなくて でも辛(つら)い時こそ近くに 幸せの入口隠れてる 飛びこめるか見逃すかは 君の気持ち次第さ  青い海 青い空 心に吹き込む潮風が 明日へと 走り出す 君を待ってます おいでよ悠久(はるか)な国へ  もし描いた想い届かず たとえ夢に破れたとしても 流した汗と涙は 未来への貯金なのさ 苦しさ乗り越えた分だけ きっと喜びが待ってるから どんな時も忘れないで 描いた志を  空と海 赤く染め 波間に輝く太陽も 明日へと 駆け抜ける 君を照らします ようこそ悠久(はるか)な国へ  青い海 青い空 心に吹き込む潮風が 明日へと 駆け抜ける 力をくれるよ さあ今(いま)悠久(はるか)な国へ坂本冬美ウインズ平阪ウインズ平阪萩田光雄昨日今日そして明日へと 夢のバトン繋いで未来へ 綺麗な言葉だけれど そんなに容易(たやす)くなくて でも辛(つら)い時こそ近くに 幸せの入口隠れてる 飛びこめるか見逃すかは 君の気持ち次第さ  青い海 青い空 心に吹き込む潮風が 明日へと 走り出す 君を待ってます おいでよ悠久(はるか)な国へ  もし描いた想い届かず たとえ夢に破れたとしても 流した汗と涙は 未来への貯金なのさ 苦しさ乗り越えた分だけ きっと喜びが待ってるから どんな時も忘れないで 描いた志を  空と海 赤く染め 波間に輝く太陽も 明日へと 駆け抜ける 君を照らします ようこそ悠久(はるか)な国へ  青い海 青い空 心に吹き込む潮風が 明日へと 駆け抜ける 力をくれるよ さあ今(いま)悠久(はるか)な国へ
雨がやんだら雨がやんだら お別れなのね 二人の思い出 水に流して 二度と開けない 南の窓に ブルーのカーテン 引きましょう 濡れたコートで 濡れた身体で あなたは あなたは 誰に誰に 逢いに行くのかしら 雨がやんだら 私はひとり ドアにもたれて 涙にむせぶ  雨がやんだら 出て行くあなた 冷たい靴音 耳に残して あなたがつくった インクのしみを 花瓶(かびん)をずらして 隠しましょう 濡れたコートを 濡れた身体を あなたは あなたは 誰に誰に あたためてもらうの 雨がやんだら 私はひとり あなたのガウンを まとってねむる坂本冬美なかにし礼筒美京平船山基紀雨がやんだら お別れなのね 二人の思い出 水に流して 二度と開けない 南の窓に ブルーのカーテン 引きましょう 濡れたコートで 濡れた身体で あなたは あなたは 誰に誰に 逢いに行くのかしら 雨がやんだら 私はひとり ドアにもたれて 涙にむせぶ  雨がやんだら 出て行くあなた 冷たい靴音 耳に残して あなたがつくった インクのしみを 花瓶(かびん)をずらして 隠しましょう 濡れたコートを 濡れた身体を あなたは あなたは 誰に誰に あたためてもらうの 雨がやんだら 私はひとり あなたのガウンを まとってねむる
花は知っていたあなたがもう いない部屋に 季節の風が香る  段ボールに しまったシャツは 思い出の匂いがした  春にはさくら 夏にひまわり 時はどれだけ 思い繋げる  いつだってあの花は 幸せを 知ってた いつまでも変わらない 愛があると 知ってた  心だけが 散らかるから 一日を留めたくて  秋のコスモス 冬にはつばき 色を渡して いのち繋げる  いつだってあの花は 幸せを 知ってた いつまでも変わらない 愛があると 知ってた  ありがとうそれだけを くりかえし 伝えて いつまでも変わらない 愛があると 伝えて坂本冬美松井五郎松本俊明若草恵あなたがもう いない部屋に 季節の風が香る  段ボールに しまったシャツは 思い出の匂いがした  春にはさくら 夏にひまわり 時はどれだけ 思い繋げる  いつだってあの花は 幸せを 知ってた いつまでも変わらない 愛があると 知ってた  心だけが 散らかるから 一日を留めたくて  秋のコスモス 冬にはつばき 色を渡して いのち繋げる  いつだってあの花は 幸せを 知ってた いつまでも変わらない 愛があると 知ってた  ありがとうそれだけを くりかえし 伝えて いつまでも変わらない 愛があると 伝えて
おもいで酒無理して飲んじゃ いけないと 肩をやさしく 抱きよせた あの人 どうしているかしら 噂をきけば あいたくて おもいで酒に 酔うばかり  ボトルに別れた 日を書いて そっと涙の 小指かむ あの人 どうしているかしら 出船の汽笛 ききながら おもいで酒に 酔うばかり  いつかは忘れる 人なのに 飲めば未練が またつのる あの人 どうしているかしら くらしも荒れた このごろは おもいで酒に 酔うばかり坂本冬美高田直和梅谷忠洋坂本昌之無理して飲んじゃ いけないと 肩をやさしく 抱きよせた あの人 どうしているかしら 噂をきけば あいたくて おもいで酒に 酔うばかり  ボトルに別れた 日を書いて そっと涙の 小指かむ あの人 どうしているかしら 出船の汽笛 ききながら おもいで酒に 酔うばかり  いつかは忘れる 人なのに 飲めば未練が またつのる あの人 どうしているかしら くらしも荒れた このごろは おもいで酒に 酔うばかり
人生いろいろ死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり つよく小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねぇ おかしいでしょ 若いころ ねぇ 滑稽でしょ 若いころ 笑いばなしに 涙がいっぱい 涙の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ 私たち いまとびたつのよ 私たち 笑いばなしに 希望がいっぱい 希望の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの坂本冬美中山大三郎浜口庫之助坂本昌之死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪をみじかくしたり つよく小指をかんだり 自分ばかりを責めて 泣いてすごしたわ ねぇ おかしいでしょ 若いころ ねぇ 滑稽でしょ 若いころ 笑いばなしに 涙がいっぱい 涙の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ 私たち いまとびたつのよ 私たち 笑いばなしに 希望がいっぱい 希望の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの
石狩挽歌海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の ヤン衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く  あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で にしん曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く  あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る坂本冬美なかにし礼浜圭介坂本昌之海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の ヤン衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く  あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で にしん曇りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く  あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
沓掛時次郎合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねぇ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしよ 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな 侠(おとこ) 沓掛時次郎  風に落ち葉の 追分がらす はじめて しみたぜ 人の味 好きと一言 本音を言えば 胸のつかえも 取れるのに …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎  赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間のけむり これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎坂本冬美松井由利夫岡千秋合わぬ辻褄 無理矢理合わせ 着けなきゃならねぇ おとしまえ 野暮な渡世の 罪ほろぼしよ 仇を情けの 子連れ旅 …いいってことよ まかせておきな 侠(おとこ) 沓掛時次郎  風に落ち葉の 追分がらす はじめて しみたぜ 人の味 好きと一言 本音を言えば 胸のつかえも 取れるのに …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎  赤い紙縒(こより)で 結んだ長脇差(どす)を 二度とは抜かぬと 決めたのに 小諸馬子唄 浅間のけむり これが見おさめ 聞きおさめ …いいってことよ まかせておきな 侠 沓掛時次郎
時をこえて夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて  雷は鳴り響き 宿命は深くとも 我は進み続ける 涙見せずに 桜 炎に散り 心砕けても 永久の光射し 歩み続ける  闇を抜け 雲に乗って 光射す 愛の国へ 夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて  竜巻は龍になり 静寂は遠くとも 友情は固く強く 心合わせて やがて花々から 命湧き上がり 金の翼あげ 空に羽ばたく  闇を抜け 雲に乗って 光射す 愛の国へ 夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて  闇を抜け 雲に乗って 光射す 愛の国へ 夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて坂本冬美安田善巳・服部敬子新田高史夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて  雷は鳴り響き 宿命は深くとも 我は進み続ける 涙見せずに 桜 炎に散り 心砕けても 永久の光射し 歩み続ける  闇を抜け 雲に乗って 光射す 愛の国へ 夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて  竜巻は龍になり 静寂は遠くとも 友情は固く強く 心合わせて やがて花々から 命湧き上がり 金の翼あげ 空に羽ばたく  闇を抜け 雲に乗って 光射す 愛の国へ 夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて  闇を抜け 雲に乗って 光射す 愛の国へ 夢と命をかけて空を駆け抜ける 時をこえて
あなたしか見えない今まで つきあって来た 女のひとに較べたら 私は真面目すぎて あなた つまらないでしょう 私 不器用なの キスも 上手くないわ  愛さずに いられない それは真実(ほんと)よ 愛さずに いられない あなたしか 見えない  あなたの前で 私は 只 オロオロするばかり 何か失敗しそうで 脚がもつれる感じよ 大胆に なれないの 艶(いろ)っぽく ないでしょう  愛さずに いられない 悲しいほどよ 愛さずに いられない あなたしか 見えない  愛さずに いられない それは真実(ほんと)よ 愛さずに いられない あなたしか 見えない  愛さずに いられない 悲しいほどよ 愛さずに いられない あなたしか 見えない坂本冬美Peter W.Allen・Carole Bayer Sager・日本語詞:なかにし礼Peter W.Allen・Carole Bayer Sager若草恵今まで つきあって来た 女のひとに較べたら 私は真面目すぎて あなた つまらないでしょう 私 不器用なの キスも 上手くないわ  愛さずに いられない それは真実(ほんと)よ 愛さずに いられない あなたしか 見えない  あなたの前で 私は 只 オロオロするばかり 何か失敗しそうで 脚がもつれる感じよ 大胆に なれないの 艶(いろ)っぽく ないでしょう  愛さずに いられない 悲しいほどよ 愛さずに いられない あなたしか 見えない  愛さずに いられない それは真実(ほんと)よ 愛さずに いられない あなたしか 見えない  愛さずに いられない 悲しいほどよ 愛さずに いられない あなたしか 見えない
浜っ娘一代男と女 惚れたなら 別れる時も 五分と五分 海猫さわぐな 涙じゃないよ 波のしぶきが かかっただけさ ひとり桟橋 あの人に ア どっこい あばよと 声かける 浜の育ちはよ いい女  命を賭けた 相手なら だましも嘘も あるもんか はんぱな未練じゃ 女がすたる 港灯りが ひやかすからさ 酔ったふりして はしゃぎ酒 ア どっこい 演歌を うなろうか 浜が故郷の いい女  喧嘩もどきの 荒海で 産湯をつかった ド根性 色恋なんかに しょげたら負けさ 活きのいいのが とりえじゃないか 男まさりと 呼ばれても ア どっこい 浮世を 乗り越える 浜で噂のよ いい女坂本冬美石原信一猪俣公章小杉仁三男と女 惚れたなら 別れる時も 五分と五分 海猫さわぐな 涙じゃないよ 波のしぶきが かかっただけさ ひとり桟橋 あの人に ア どっこい あばよと 声かける 浜の育ちはよ いい女  命を賭けた 相手なら だましも嘘も あるもんか はんぱな未練じゃ 女がすたる 港灯りが ひやかすからさ 酔ったふりして はしゃぎ酒 ア どっこい 演歌を うなろうか 浜が故郷の いい女  喧嘩もどきの 荒海で 産湯をつかった ド根性 色恋なんかに しょげたら負けさ 活きのいいのが とりえじゃないか 男まさりと 呼ばれても ア どっこい 浮世を 乗り越える 浜で噂のよ いい女
さよならもう 終わりだね 君が小さく見える 僕は思わず 君を抱きしめたくなる  「私は泣かないから このままひとりにして」 君のほほを涙が 流れては落ちる  「僕らは自由だね」いつかそう話したね まるで今日のことなんて 思いもしないで  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  愛は哀しいね 僕のかわりに君が 今日は誰かの胸に 眠るかも知れない  僕がてれるから 誰も見ていない道を 寄りそい歩ける寒い日が 君は好きだった  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  外は今日も雨 やがて雪になって 僕らの心のなかに 降り積もるだろう 降り積もるだろう坂本冬美小田和正小田和正萩田光雄・船山基紀・若草恵もう 終わりだね 君が小さく見える 僕は思わず 君を抱きしめたくなる  「私は泣かないから このままひとりにして」 君のほほを涙が 流れては落ちる  「僕らは自由だね」いつかそう話したね まるで今日のことなんて 思いもしないで  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  愛は哀しいね 僕のかわりに君が 今日は誰かの胸に 眠るかも知れない  僕がてれるから 誰も見ていない道を 寄りそい歩ける寒い日が 君は好きだった  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ  外は今日も雨 やがて雪になって 僕らの心のなかに 降り積もるだろう 降り積もるだろう
花嫁花嫁は 夜汽車にのって とついでゆくの あの人の 写真を胸に 海辺の街へ 命かけて 燃えた 恋が結ばれる 帰れない 何があっても 心に誓うの  小さな カバンにつめた 花嫁衣裳は ふるさとの 丘に咲いてた 野菊の花束 命かけて 燃えた 恋が結ばれる 何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって  命かけて 燃えた 恋が結ばれる 何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって 夜汽車にのって坂本冬美北山修端田宣彦・坂庭省悟萩田光雄花嫁は 夜汽車にのって とついでゆくの あの人の 写真を胸に 海辺の街へ 命かけて 燃えた 恋が結ばれる 帰れない 何があっても 心に誓うの  小さな カバンにつめた 花嫁衣裳は ふるさとの 丘に咲いてた 野菊の花束 命かけて 燃えた 恋が結ばれる 何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって  命かけて 燃えた 恋が結ばれる 何もかも 捨てた花嫁 夜汽車にのって 夜汽車にのって
紅とんぼ空(から)にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞(みせじまい) 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話になりました しんみりしないでよ…ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は  いいのいいから ツケは帳消(ちょうけ)し みつぐ相手も いないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通ってくれました 唄ってよ騒いでよ…しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は  だからほんとよ 故郷(くに)へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった想い出が 笑ってよ涕(な)かないで…チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は坂本冬美吉田旺船村徹坂本昌之空(から)にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞(みせじまい) 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話になりました しんみりしないでよ…ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は  いいのいいから ツケは帳消(ちょうけ)し みつぐ相手も いないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通ってくれました 唄ってよ騒いでよ…しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は  だからほんとよ 故郷(くに)へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった想い出が 笑ってよ涕(な)かないで…チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は
骨まで愛して生きてるかぎりは どこまでも 探しつづける 恋ねぐら 傷つきよごれた わたしでも 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ  やさしい言葉に まどわされ このひとだけはと 信じてる 女をなぜに 泣かすのよ 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ  なんにもいらない 欲しくない あなたがあれば しあわせよ わたしの願いは ただひとつ 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ坂本冬美川内康範北原じゅん坂本昌之生きてるかぎりは どこまでも 探しつづける 恋ねぐら 傷つきよごれた わたしでも 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ  やさしい言葉に まどわされ このひとだけはと 信じてる 女をなぜに 泣かすのよ 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ  なんにもいらない 欲しくない あなたがあれば しあわせよ わたしの願いは ただひとつ 骨まで 骨まで 骨まで愛してほしいのよ
涙そうそう古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ探して よみがえる日は 涙そうそう  一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく  晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう坂本冬美森山良子BEGIN宮崎慎二古いアルバムめくり ありがとうってつぶやいた いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ 晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても おもかげ探して よみがえる日は 涙そうそう  一番星に祈る それが私のくせになり 夕暮れに見上げる空 心いっぱいあなた探す 悲しみにも 喜びにも おもうあの笑顔 あなたの場所から私が 見えたら きっといつか 会えると信じ 生きてゆく  晴れ渡る日も 雨の日も 浮かぶあの笑顔 想い出遠くあせても さみしくて 恋しくて 君への想い 涙そうそう 会いたくて 会いたくて 君への想い 涙そうそう
秘恋~松五郎の恋~小春日和の 愛縁坂を 今年もあなたに 逢いたくて 日傘をさしていそいそと 寺詣り 姓は富島 名は松五郎 実らぬ恋を 胸に秘め 黙ってわたしを あゝささえてくれた人  秘めた想いは わたしもおなじ 許されぬ夢と あきらめて 心に鍵をかけたまま あの夏の ふたり眺めた 海峡花火 あなたの情(こころ) 知りながら 女になれない あゝこの身がつらかった  白い蝶々が お墓のまえに どこから来たのか ひらひらと 手向けた花に愛しげに まといつく きっとあなたね 松五郎さんね わたしの胸に とまってよ この世で叶わぬ あゝ想いをとげましょう ―とげましょう坂本冬美たかたかし岡千秋川村栄二小春日和の 愛縁坂を 今年もあなたに 逢いたくて 日傘をさしていそいそと 寺詣り 姓は富島 名は松五郎 実らぬ恋を 胸に秘め 黙ってわたしを あゝささえてくれた人  秘めた想いは わたしもおなじ 許されぬ夢と あきらめて 心に鍵をかけたまま あの夏の ふたり眺めた 海峡花火 あなたの情(こころ) 知りながら 女になれない あゝこの身がつらかった  白い蝶々が お墓のまえに どこから来たのか ひらひらと 手向けた花に愛しげに まといつく きっとあなたね 松五郎さんね わたしの胸に とまってよ この世で叶わぬ あゝ想いをとげましょう ―とげましょう
日本海ブルースざんざざんざと 浪が散る ひゅるるひゅるると 風が泣く 岬越前 日本海 はぐれ鴎か 俺はひとり旅  灯りともした 花街で 赤い蛇の目の 女を見た しのぶおまえの 面影よ 宵の金沢 細雪(さゝめゆき)が舞う  ホタテ肴(さかな)の 熱爛が じんとしみたぜ 輪島では 酔ってうつろに 見る地図の 魚津 直江津 あとは夢ん中  おけさ踊りで 俺を待つ 佐渡は荒海 なさけ島 一と夜添寝の ぬくもりを 抱いて夜明けの わかれ船にのる  宿にころがり まくら酒 汽車にゆられて 憂(うれ)い酒 ながれ男が 目になみだ 男鹿の彼方に 赤い陽がしずむ  だれが願いを かけたやら 化粧地蔵(けしょうぢぞう)に 花一輪 歌もせつない 十三湖(じゅうさんこ) 旅の終りが 果てがもう近い  津軽海峡 竜飛崎 沖で夜どおし 呼ぶ霧笛 海も明日は 晴れるだろ さらば乾杯 俺の日本海坂本冬美池田充男猪俣公章ざんざざんざと 浪が散る ひゅるるひゅるると 風が泣く 岬越前 日本海 はぐれ鴎か 俺はひとり旅  灯りともした 花街で 赤い蛇の目の 女を見た しのぶおまえの 面影よ 宵の金沢 細雪(さゝめゆき)が舞う  ホタテ肴(さかな)の 熱爛が じんとしみたぜ 輪島では 酔ってうつろに 見る地図の 魚津 直江津 あとは夢ん中  おけさ踊りで 俺を待つ 佐渡は荒海 なさけ島 一と夜添寝の ぬくもりを 抱いて夜明けの わかれ船にのる  宿にころがり まくら酒 汽車にゆられて 憂(うれ)い酒 ながれ男が 目になみだ 男鹿の彼方に 赤い陽がしずむ  だれが願いを かけたやら 化粧地蔵(けしょうぢぞう)に 花一輪 歌もせつない 十三湖(じゅうさんこ) 旅の終りが 果てがもう近い  津軽海峡 竜飛崎 沖で夜どおし 呼ぶ霧笛 海も明日は 晴れるだろ さらば乾杯 俺の日本海
Oh, My Love ~ラジオから愛のうた~朝が来て 目が覚めて 今日を生きます 花が咲く 風が吹く この町で  ありがとう いつの日も 愛しい人よ 夢はるか 道はるか どこまでも  聞こえるよ ほら あの歌が ほら ラジオから 流れだす 愛のうた Oh, My Love おいで、みなさん おいでよ、ここに  寒い日も 暑い日も 苦しい時も 忘れない 忘れない その笑顔  聞こえるよ ほら あの声が ほら ラジオから 流れだす 愛のうた Oh, My Love おいで、みなさん おいでよ、ここに おいで、みなさん おいでよ、ここに坂本冬美忌野清志郎細野晴臣細野晴臣朝が来て 目が覚めて 今日を生きます 花が咲く 風が吹く この町で  ありがとう いつの日も 愛しい人よ 夢はるか 道はるか どこまでも  聞こえるよ ほら あの歌が ほら ラジオから 流れだす 愛のうた Oh, My Love おいで、みなさん おいでよ、ここに  寒い日も 暑い日も 苦しい時も 忘れない 忘れない その笑顔  聞こえるよ ほら あの声が ほら ラジオから 流れだす 愛のうた Oh, My Love おいで、みなさん おいでよ、ここに おいで、みなさん おいでよ、ここに
万祝(まいわい)十年一度の 大漁を 待ってこの道 三十年 きたぞきました 万祝舟が 神輿かついで 港へ入る 今日は万祝 浜祭り ハァ マダイ クロダイ アコウダイ コブダイ マツダイ キンメダイ メデタイ ノミタイ イワイタイ  網元さんより 贈られた 大漁祝いの この晴れ着 藍の木綿に 鶴亀染めた 仕立ておろしの 万祝着れば 乙姫さまも ひと目惚れ ハァ キタイ ミセタイ キカセタイ アイタイ アゲタイ アマエタイ メデタイ ヨイタイ オドリタイ  楽して笑えば あとで泣く 苦労して待つ 宝船 どんときました 笑顔の花が 三つ重ねた この盃に 映す男の 晴れ姿 ハァ チダイ アオダイ サクラダイ ヒメダイ ハマダイ クルマダイ メデタイ アゲタイ ウタイタイ坂本冬美星野哲郎猪俣公章十年一度の 大漁を 待ってこの道 三十年 きたぞきました 万祝舟が 神輿かついで 港へ入る 今日は万祝 浜祭り ハァ マダイ クロダイ アコウダイ コブダイ マツダイ キンメダイ メデタイ ノミタイ イワイタイ  網元さんより 贈られた 大漁祝いの この晴れ着 藍の木綿に 鶴亀染めた 仕立ておろしの 万祝着れば 乙姫さまも ひと目惚れ ハァ キタイ ミセタイ キカセタイ アイタイ アゲタイ アマエタイ メデタイ ヨイタイ オドリタイ  楽して笑えば あとで泣く 苦労して待つ 宝船 どんときました 笑顔の花が 三つ重ねた この盃に 映す男の 晴れ姿 ハァ チダイ アオダイ サクラダイ ヒメダイ ハマダイ クルマダイ メデタイ アゲタイ ウタイタイ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
千曲川水の流れに 花びらを そっと浮かべて 泣いたひと 忘れな草に かえらぬ初恋を 想い出させる 信濃の旅路よ  明日はいずこか 浮き雲に 煙りたなびく 浅間山 呼べどはるかに 都は遠く 秋の風立つ すすきの径よ  一人たどれば 草笛の 音いろ哀しき 千曲川 よせるさざ波 くれゆく岸に 里の灯ともる 信濃の旅路よ坂本冬美山口洋子猪俣公章坂本昌之水の流れに 花びらを そっと浮かべて 泣いたひと 忘れな草に かえらぬ初恋を 想い出させる 信濃の旅路よ  明日はいずこか 浮き雲に 煙りたなびく 浅間山 呼べどはるかに 都は遠く 秋の風立つ すすきの径よ  一人たどれば 草笛の 音いろ哀しき 千曲川 よせるさざ波 くれゆく岸に 里の灯ともる 信濃の旅路よ
忘却最後の夜も 同じ街角で 思い出はもう 増やさないように  胸に 残るような言葉 お願い 言わないでね 言わないでね  いつかこの雪が とける頃には あたたかい日差しが さす頃には なにもかも夢だったように ひとりこの道を 歩いてるでしょう しろい足あと またひとつ消えた  一緒にいたから 輝いた季節 一緒にいたから 越えられた涙  すべてを 記憶に変えてまで ほしい 明日なんて なかったのに  いつかこの雪も 手のぬくもりも 小さくなって行く コートの背中も なにもかも夢だったように ひとりこの道を 歩いてるでしょう しろい足あと ひとつずつ消して  いつかこの雪が とける頃には あたたかい日差しが さす頃には なにもかも夢だったように ひとりこの道を 歩いてるでしょう しろい足あと またひとつ消えた坂本冬美川村結花川村結花船山基紀最後の夜も 同じ街角で 思い出はもう 増やさないように  胸に 残るような言葉 お願い 言わないでね 言わないでね  いつかこの雪が とける頃には あたたかい日差しが さす頃には なにもかも夢だったように ひとりこの道を 歩いてるでしょう しろい足あと またひとつ消えた  一緒にいたから 輝いた季節 一緒にいたから 越えられた涙  すべてを 記憶に変えてまで ほしい 明日なんて なかったのに  いつかこの雪も 手のぬくもりも 小さくなって行く コートの背中も なにもかも夢だったように ひとりこの道を 歩いてるでしょう しろい足あと ひとつずつ消して  いつかこの雪が とける頃には あたたかい日差しが さす頃には なにもかも夢だったように ひとりこの道を 歩いてるでしょう しろい足あと またひとつ消えた
波止場しぐれ波止場しぐれが 降る夜は 雨のむこうに 故郷が見える ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 一夜泊(いちやどま)りの かさね着が いつかなじんだ ネオン町  肩に重たい 苦労なら 捨てていいのよ 拾ってあげる ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 飲んでおゆきよ もう一杯 浮世小路の ネオン酒  あれは高松 最終便 グラス持つ手に 汽笛がからむ ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 恋も着きます 夢も行く 春の紅さす ネオン町坂本冬美吉岡治岡千秋薗広昭波止場しぐれが 降る夜は 雨のむこうに 故郷が見える ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 一夜泊(いちやどま)りの かさね着が いつかなじんだ ネオン町  肩に重たい 苦労なら 捨てていいのよ 拾ってあげる ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 飲んでおゆきよ もう一杯 浮世小路の ネオン酒  あれは高松 最終便 グラス持つ手に 汽笛がからむ ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 恋も着きます 夢も行く 春の紅さす ネオン町
酒場にて好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家にひとり 帰る時が こわい私よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  どうぞお店が 終わる時まで ここにおいて ひとりだけで 飲んでいるから 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋坂本冬美山上路夫鈴木邦彦船山基紀好きでお酒を 飲んじゃいないわ 家にひとり 帰る時が こわい私よ あのドアを開けてみたって あなたはいない 暗い闇が私を 待ってるだけよ また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  どうぞお店が 終わる時まで ここにおいて ひとりだけで 飲んでいるから 死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋  死ぬことも出来ず今でも あなたを想い 今日もひとり酒場で 泣いてる私 また長い夜をどうしてすごしましょう 愛の香りも 消えたあの部屋
秋まつり、お月さま茜にそまる西の空に 家路をいそぐ はぐれ鳥 今宵、まちは秋祭り たそがれに胸騒ぎ  夜店のならぶ参道に なつかしい顔ちらほら、ら いつのまにか探してる 誰かさんの面影  遠くにひびく鐘の音に「ただいま」とつぶやけば あのひと どうしているのかな 声をききたいな  見上げる空には おつきさま 君のいない里にも 季節はめぐり 時は流れ たまには、ぶらり おかえりよ  町のにぎわいに手をふって 内緒の小径そろ、そぞろ ほほに涼風 憧れ 思い出と待ち合わせ  境内見おろす丘の上 すすきの原からよせる波 鈴虫のうたに耳すまし そっとまぶたを閉じる  ひとりにひとつのゆめ抱いて つないだ指先の ぬくもり 今でも忘れずに 覚えているかしら  見上げる空には おつきさま 君のいない里にも 季節はめぐり 時は流れ たまには、ぶらり おかえりよ坂本冬美グディングス利奈 & G.SATOグディングス利奈権藤知彦茜にそまる西の空に 家路をいそぐ はぐれ鳥 今宵、まちは秋祭り たそがれに胸騒ぎ  夜店のならぶ参道に なつかしい顔ちらほら、ら いつのまにか探してる 誰かさんの面影  遠くにひびく鐘の音に「ただいま」とつぶやけば あのひと どうしているのかな 声をききたいな  見上げる空には おつきさま 君のいない里にも 季節はめぐり 時は流れ たまには、ぶらり おかえりよ  町のにぎわいに手をふって 内緒の小径そろ、そぞろ ほほに涼風 憧れ 思い出と待ち合わせ  境内見おろす丘の上 すすきの原からよせる波 鈴虫のうたに耳すまし そっとまぶたを閉じる  ひとりにひとつのゆめ抱いて つないだ指先の ぬくもり 今でも忘れずに 覚えているかしら  見上げる空には おつきさま 君のいない里にも 季節はめぐり 時は流れ たまには、ぶらり おかえりよ
大阪しぐれひとりで 生きてくなんて できないと 泣いてすがればネオンが ネオンがしみる 北の新地は おもいでばかり 雨もよう 夢もぬれます あゝ大阪しぐれ  ひとつや ふたつじゃないの ふるきずは 噂並木の堂島 堂島すずめ こんなわたしで いいならあげる なにもかも 抱いてください あゝ大阪しぐれ  しあわせ それともいまは 不しあわせ 酔ってあなたは曽根崎 曽根崎あたり つくし足りない わたしが悪い あのひとを 雨よ帰して あゝ大阪しぐれ坂本冬美吉岡治市川昭介坂本昌之ひとりで 生きてくなんて できないと 泣いてすがればネオンが ネオンがしみる 北の新地は おもいでばかり 雨もよう 夢もぬれます あゝ大阪しぐれ  ひとつや ふたつじゃないの ふるきずは 噂並木の堂島 堂島すずめ こんなわたしで いいならあげる なにもかも 抱いてください あゝ大阪しぐれ  しあわせ それともいまは 不しあわせ 酔ってあなたは曽根崎 曽根崎あたり つくし足りない わたしが悪い あのひとを 雨よ帰して あゝ大阪しぐれ
酒よ涙には幾つもの 想い出がある心にも幾つかの 傷もある ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら ホロリ酒 そんな夜も たまにゃ なァいいさ  あの頃を振り返りゃ 夢積む船で 荒波に向かってた 二人して 男酒 手酌酒 演歌を聞きながら なぁ酒よ お前には わかるか なァ酒よ  飲みたいよ浴(あ)びるほど 眠りつくまで 男には明日(あす)がある わかるだろう 詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ  詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ わかるよ なァ酒よ坂本冬美吉幾三吉幾三坂本昌之涙には幾つもの 想い出がある心にも幾つかの 傷もある ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら ホロリ酒 そんな夜も たまにゃ なァいいさ  あの頃を振り返りゃ 夢積む船で 荒波に向かってた 二人して 男酒 手酌酒 演歌を聞きながら なぁ酒よ お前には わかるか なァ酒よ  飲みたいよ浴(あ)びるほど 眠りつくまで 男には明日(あす)がある わかるだろう 詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ  詫びながら 手酌酒 演歌を聞きながら 愛してる これからも わかるよ なァ酒よ わかるよ なァ酒よ
表ばかりじゃ 世間は見えぬ 言葉だけでは 心は読めぬ 拗(す)ねる気持は さらさらないが 意地と情けの 合わせ貝 夢を鳴らすにゃ 重すぎる  握りこぶしを 血の出るほどに 噛んで見上げる 片割(かたわ)れ月に 消したつもりの 浅黄(あさぎ)の単衣(ひとえ) 揺れる小柳(こやなぎ) 袋小路(ふくろこじ) せめて怨(うら)むな この俺を  浮世花道 汚れる役が いなきゃ泣かせる 芝居にゃならぬ 「忍(にん)」の一(ひと)文字 背中に刻(きざ)み 時の流れに 棹(さお)さして 俺は男で 生きて行く坂本冬美松井由利夫猪俣公章表ばかりじゃ 世間は見えぬ 言葉だけでは 心は読めぬ 拗(す)ねる気持は さらさらないが 意地と情けの 合わせ貝 夢を鳴らすにゃ 重すぎる  握りこぶしを 血の出るほどに 噛んで見上げる 片割(かたわ)れ月に 消したつもりの 浅黄(あさぎ)の単衣(ひとえ) 揺れる小柳(こやなぎ) 袋小路(ふくろこじ) せめて怨(うら)むな この俺を  浮世花道 汚れる役が いなきゃ泣かせる 芝居にゃならぬ 「忍(にん)」の一(ひと)文字 背中に刻(きざ)み 時の流れに 棹(さお)さして 俺は男で 生きて行く
沈丁花の女紅い沈丁花 グラスに活けて 淋しさまぎらす ひとり酒 ひと雨ごとに 春匂う こんな夜は… あなたの腕まくら欲しくなる  ひとり暮しが気楽でいいと つよがり言わせた わかれ酒 我儘ばかりで 困らせた わたしが悪い… あなたの優しさをおもいだす  明日の夢より 男の胸の ぬくもり欲しがる おんな酒 とんではじけた 倖せを お酒が泣かす… あなたを連れてきて 春の雨坂本冬美たかたかし猪俣公章紅い沈丁花 グラスに活けて 淋しさまぎらす ひとり酒 ひと雨ごとに 春匂う こんな夜は… あなたの腕まくら欲しくなる  ひとり暮しが気楽でいいと つよがり言わせた わかれ酒 我儘ばかりで 困らせた わたしが悪い… あなたの優しさをおもいだす  明日の夢より 男の胸の ぬくもり欲しがる おんな酒 とんではじけた 倖せを お酒が泣かす… あなたを連れてきて 春の雨
白鷺物語(ニューヴォーカルヴァージョン)あなたの影を 踏まないように わざと遅れて 二足三足 ひと目を気にする 哀しいくせが いつか いつしか 沁みついた なさけ深川 流れ月 ゆれて くずれる 水鏡  逢うのもさだめ 別れもさだめ 粋がいのちの 江戸友禅に おんなの一分を さらしてみても 花も咲かない つりしのぶ なさけ深川 それも愚痴 好きで選んだ 人だもの  木の香が匂う あなたの背中 木遣くずしが こぼれる路地を いいのよ こうして 歩けるだけで こころ辰巳の 東下駄 なさけ深川 白鷺が 啼いて ひと声 飛んでゆく坂本冬美松井由利夫猪俣公章あなたの影を 踏まないように わざと遅れて 二足三足 ひと目を気にする 哀しいくせが いつか いつしか 沁みついた なさけ深川 流れ月 ゆれて くずれる 水鏡  逢うのもさだめ 別れもさだめ 粋がいのちの 江戸友禅に おんなの一分を さらしてみても 花も咲かない つりしのぶ なさけ深川 それも愚痴 好きで選んだ 人だもの  木の香が匂う あなたの背中 木遣くずしが こぼれる路地を いいのよ こうして 歩けるだけで こころ辰巳の 東下駄 なさけ深川 白鷺が 啼いて ひと声 飛んでゆく
愛は祈りのようだね遥か昔 瞬いてた 小さな星が 夜空 埋める  命の果てを 知ることもない 僕らはなんて はかない光  だから僕が 生きた証は きっと君の 幸せなんだ  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は願いではなく 愛は祈りのようだね  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は望みではなく 愛は祈りのようだね  満ちたことば あふれるほど ことばはふいに 思い 分かつ  抱きしめながら ただ瞳(め)を閉じて ぬくもりだけを 信じていたい  だから君が 泣きたいときは きっと僕が 必要なんだ  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は願いではなく 愛は祈りのようだね  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は望みではなく 愛は祈りのようだね坂本冬美松井五郎菅原進若草恵遥か昔 瞬いてた 小さな星が 夜空 埋める  命の果てを 知ることもない 僕らはなんて はかない光  だから僕が 生きた証は きっと君の 幸せなんだ  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は願いではなく 愛は祈りのようだね  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は望みではなく 愛は祈りのようだね  満ちたことば あふれるほど ことばはふいに 思い 分かつ  抱きしめながら ただ瞳(め)を閉じて ぬくもりだけを 信じていたい  だから君が 泣きたいときは きっと僕が 必要なんだ  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は願いではなく 愛は祈りのようだね  愛しても愛しても 愛しつくせやしない 愛は望みではなく 愛は祈りのようだね
そしてまた会いましょうそしてまた会いましょう 花咲く野道で いつか、また、会いましょう なつかしの海で  みんな 今となっては きらめく思い出 かなしみも涙さえも まばゆいひかりに  あなたのぶんまで なんて思いません あなたはあなたを つらぬき通したから  そしてまた会いましょう 月影の下で いつかまた会う日まで すこしだけサヨウナラ  あなたのぶんまで なんて思いません あなたはあなたを つらぬき通したから  そしてまた会いましょう 花咲く野道で いつかまた会う日まで すこしだけサヨウナラ坂本冬美川村結花川村結花船山基紀そしてまた会いましょう 花咲く野道で いつか、また、会いましょう なつかしの海で  みんな 今となっては きらめく思い出 かなしみも涙さえも まばゆいひかりに  あなたのぶんまで なんて思いません あなたはあなたを つらぬき通したから  そしてまた会いましょう 月影の下で いつかまた会う日まで すこしだけサヨウナラ  あなたのぶんまで なんて思いません あなたはあなたを つらぬき通したから  そしてまた会いましょう 花咲く野道で いつかまた会う日まで すこしだけサヨウナラ
愛燦燦雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね  それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね  それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね  愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね  ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね坂本冬美小椋佳小椋佳坂本昌之雨 潸潸(さんさん)と この身に落ちて わずかばかりの運の悪さを 恨んだりして 人は哀しい 哀しいものですね  それでも過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  風 散散(さんざん)と この身に荒れて 思いどおりにならない夢を 失くしたりして 人はかよわい かよわいものですね  それでも未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね  愛 燦燦(さんさん)と この身に降って 心秘そかな嬉し涙を 流したりして 人はかわいい かわいいものですね  ああ 過去達は 優しく睫毛に憩う 人生って 不思議なものですね  ああ 未来達は 人待ち顔して微笑む 人生って 嬉しいものですね
姉妹妹よ 夜ふけにそっと 何処へ行くの 重い鞄 二つ提げて  子供だと思っていたが いつの間にか 内緒ごとを 持っていたのね  私のことを 責めて 泣いてたくせに あなたも恋をしたの  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ  妹よ 夜明けの雨は きっと寒い 傘を持って行くがいいわ  びしょ濡れのからだのままで すがりついちゃ 恋の夢も 冷めてしまうわ  背中を向けていても 足音だけは しっかり聞いているわ  いいわ 信じてあげる 私より何倍も 真面目なあなたを だから 落着き先は 知らせるのよ 妹よ  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ坂本冬美多夢星人堀内孝雄妹よ 夜ふけにそっと 何処へ行くの 重い鞄 二つ提げて  子供だと思っていたが いつの間にか 内緒ごとを 持っていたのね  私のことを 責めて 泣いてたくせに あなたも恋をしたの  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ  妹よ 夜明けの雨は きっと寒い 傘を持って行くがいいわ  びしょ濡れのからだのままで すがりついちゃ 恋の夢も 冷めてしまうわ  背中を向けていても 足音だけは しっかり聞いているわ  いいわ 信じてあげる 私より何倍も 真面目なあなたを だから 落着き先は 知らせるのよ 妹よ  馬鹿ね 私と同じ 悲しげな恋をして どうするつもりよ だけど あなたはきっと 泣かないわね 妹よ
哀しみの予感脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる  これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ  脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる坂本冬美林あまり三木たかし脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる  これが最後のくちづけと 心に決めたはずなのに ルージュの色も選べない あんたの指がいとしくて 海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず 来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  あしたあんたを離れよう ほんとうに あした別れよう このままふたり堕ちてゆく 夢物語わすれよう 渡り鳥空に帰る翼がなくても 飛べと言うように  だめだなァ あたし あたし だめだなァ あの夜 この夜 幾千の夜 くちづけはいつも 最後から二番目  海鳴りは とおく揺れて 別れが必ず来るというのに  だめだなァ あたし あたし だめだなァ  脱がされた靴の ころがる行方を たしかめてから 乳房抱かれる
愛に乾杯私 酔ったみたい ひとりじゃ ずるいわ 世界が バラ色に 染まる 染まる 染まる  ピアニストみたいに髪を 掻き上げる仕草が セクシー いたずらな目で見られると 溜息が 出ちゃうわ  愛に 乾杯! 辛く 苦しい日々に 愛に 乾杯! 貴方の胸で泣いた 愛に 乾杯! 人生は美しい 恋する乙女のままで 生きたいの  今夜は記念日 甘えて酔えるわ 世界はバラ色に 踊る 踊る 踊る  むずかしく眉根を寄せて 考える貴方が 好きよ 優しいKissで 溶けちゃうの 神様 ありがとう!  愛に 乾杯! 疲れ 傷つけ合った 愛に 乾杯! 取り返しがつくのね 愛に 乾杯! 生きていて良かったね 恋する二人のままで いつまでも坂本冬美湯川れい子羽場仁志若草恵私 酔ったみたい ひとりじゃ ずるいわ 世界が バラ色に 染まる 染まる 染まる  ピアニストみたいに髪を 掻き上げる仕草が セクシー いたずらな目で見られると 溜息が 出ちゃうわ  愛に 乾杯! 辛く 苦しい日々に 愛に 乾杯! 貴方の胸で泣いた 愛に 乾杯! 人生は美しい 恋する乙女のままで 生きたいの  今夜は記念日 甘えて酔えるわ 世界はバラ色に 踊る 踊る 踊る  むずかしく眉根を寄せて 考える貴方が 好きよ 優しいKissで 溶けちゃうの 神様 ありがとう!  愛に 乾杯! 疲れ 傷つけ合った 愛に 乾杯! 取り返しがつくのね 愛に 乾杯! 生きていて良かったね 恋する二人のままで いつまでも
クリスマス・イブ雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう Silent night, Holy night  きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ Silent night, Holy night  心深く 秘めた想い 叶えられそうもない  必ず今夜なら 言えそうな気がした Silent night, Holy night  まだ消え残る 君への想い 夜へと降り続く  街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき Silent night, Holy night坂本冬美山下達郎山下達郎萩田光雄・船山基紀・若草恵雨は夜更け過ぎに 雪へと変わるだろう Silent night, Holy night  きっと君は来ない ひとりきりのクリスマス・イブ Silent night, Holy night  心深く 秘めた想い 叶えられそうもない  必ず今夜なら 言えそうな気がした Silent night, Holy night  まだ消え残る 君への想い 夜へと降り続く  街角にはクリスマス・トゥリー 銀色のきらめき Silent night, Holy night
おんな傘俺にさしだす 傘のしずくが おまえの肩先 ポツリと濡らす ほれていりゃこそ この手に抱けぬ ばかな男の つよがりを 泣いてうらむか 泣いてうらむか おんな傘  酒でながせぬ 過去をせおった 男のゆく道 灯りは遠い 汚れしらない おまえの瞳 せめてきれいに おいてゆく 背中あわせの 背中あわせの おんな傘  これが浮世と いうものなのか おまえに見つけた やすらぎなのに それじゃ行くぜと 別れの涙 肩でふりきり 飛びだせば 雨に流れる 雨に流れる おんな傘坂本冬美たかたかし市川昭介前田俊明俺にさしだす 傘のしずくが おまえの肩先 ポツリと濡らす ほれていりゃこそ この手に抱けぬ ばかな男の つよがりを 泣いてうらむか 泣いてうらむか おんな傘  酒でながせぬ 過去をせおった 男のゆく道 灯りは遠い 汚れしらない おまえの瞳 せめてきれいに おいてゆく 背中あわせの 背中あわせの おんな傘  これが浮世と いうものなのか おまえに見つけた やすらぎなのに それじゃ行くぜと 別れの涙 肩でふりきり 飛びだせば 雨に流れる 雨に流れる おんな傘
男節一度担(かつ)いだ 苦労の荷物 放り出せるか 半端のままで 男・いのちはヨー 一枚札(ふだ)だ 愚痴をこぼせば 汚点(しみ)になる えん歌一代ハァーッ 男節  指が触れれば その手を肩に 廻したいのが 人情なのに 憎かないからヨー 始末にこまる 女ごころの ひとしずく えん歌一代ハァーッ 男節  口はたてまえ 涙は本音 浮世しがらみ 切紙細工(きりかみさいく) どうせ後へはヨー 引く気はないが 腹にしみるぜ 向い風 えん歌一代ハァーッ 男節坂本冬美松井由利夫猪俣公章京建輔一度担(かつ)いだ 苦労の荷物 放り出せるか 半端のままで 男・いのちはヨー 一枚札(ふだ)だ 愚痴をこぼせば 汚点(しみ)になる えん歌一代ハァーッ 男節  指が触れれば その手を肩に 廻したいのが 人情なのに 憎かないからヨー 始末にこまる 女ごころの ひとしずく えん歌一代ハァーッ 男節  口はたてまえ 涙は本音 浮世しがらみ 切紙細工(きりかみさいく) どうせ後へはヨー 引く気はないが 腹にしみるぜ 向い風 えん歌一代ハァーッ 男節
岸壁の母 ~歌謡浪曲~昭和二十五年一月の半ばもやがて過ぎる頃…。 雪と氷に閉ざされたソ連の港ナホトカから、 祖国の為に命をかけた同胞を乗せ、 引き揚げ船 高砂丸が帰ってくるッ 父が夫が兄弟が舞鶴の港に帰ってくるッ、 日本中の神経はこの港にそそがれた…。 狂わんばかりの喜びはルツボの様に沸き返った。  母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「また引き揚げ船が帰って来たのに、今度もあの子は帰らない。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか…。 港の名前は舞鶴なのに何故飛んで来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で…。」  呼んで下さい おがみます ああ おっ母さんよく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あの子が戦死したなんて、私は信じておりません。 満州の牡丹江に近い磨刀石で、新二の部隊が行軍中、敵の戦車に遭遇した! 十二人は散り散りに身を伏せた。新二はドブの中へ飛び込んだ…。 それっきり、後は判らないと知りました…。 でも、敵弾に倒れたとかハッキリしていれば 諦めもつきますがこのままでは思い切れないそれがどうでございましょう。 八月十五日の午後三時半頃だとは……。 その日こそ終戦の日なのでございます…。」  たった一人の 愛し子の 国に捧げた 命でも 戦さ終れば 母の手に  「返して下さい… どうぞ、返して下さい… 親の身で、わが子の生き死にも分からない、 こんなむごいことがあるのでしょうか。」  と云うてあの子が 死んだとは 何で思えよ 母として せめてお金が あったなら この岸壁に 小屋を建て ソ連の港 ナホトカの 空へ向かって 声あげて 新ちゃん早く 母さんの 胸にすがって おくれよと 呼んで叫んで その日まで 生きて行きとうございます 空を飛び行く 鳥でさえ きっと帰って 来るものを  「あの子は今頃どうしているでしょう。 雪と風のシベリアは寒かろう、 つらかっただろうと命の限り抱きしめて、暖めてやりたい。」  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風より つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ、愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる、岸壁に立つ母の姿を…。」坂本冬美藤田まさと平川浪竜吉田邦夫昭和二十五年一月の半ばもやがて過ぎる頃…。 雪と氷に閉ざされたソ連の港ナホトカから、 祖国の為に命をかけた同胞を乗せ、 引き揚げ船 高砂丸が帰ってくるッ 父が夫が兄弟が舞鶴の港に帰ってくるッ、 日本中の神経はこの港にそそがれた…。 狂わんばかりの喜びはルツボの様に沸き返った。  母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  「また引き揚げ船が帰って来たのに、今度もあの子は帰らない。 この岸壁で待っているわしの姿が見えんのか…。 港の名前は舞鶴なのに何故飛んで来てはくれぬのじゃ…。 帰れないなら大きな声で…。」  呼んで下さい おがみます ああ おっ母さんよく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  「あの子が戦死したなんて、私は信じておりません。 満州の牡丹江に近い磨刀石で、新二の部隊が行軍中、敵の戦車に遭遇した! 十二人は散り散りに身を伏せた。新二はドブの中へ飛び込んだ…。 それっきり、後は判らないと知りました…。 でも、敵弾に倒れたとかハッキリしていれば 諦めもつきますがこのままでは思い切れないそれがどうでございましょう。 八月十五日の午後三時半頃だとは……。 その日こそ終戦の日なのでございます…。」  たった一人の 愛し子の 国に捧げた 命でも 戦さ終れば 母の手に  「返して下さい… どうぞ、返して下さい… 親の身で、わが子の生き死にも分からない、 こんなむごいことがあるのでしょうか。」  と云うてあの子が 死んだとは 何で思えよ 母として せめてお金が あったなら この岸壁に 小屋を建て ソ連の港 ナホトカの 空へ向かって 声あげて 新ちゃん早く 母さんの 胸にすがって おくれよと 呼んで叫んで その日まで 生きて行きとうございます 空を飛び行く 鳥でさえ きっと帰って 来るものを  「あの子は今頃どうしているでしょう。 雪と風のシベリアは寒かろう、 つらかっただろうと命の限り抱きしめて、暖めてやりたい。」  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風より つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  「ああ風よ、心あらば伝えてよ、愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる、岸壁に立つ母の姿を…。」
お菊(歌謡節入り)何があろうと嫁いだ先の 土に咲くのが 女花  やくざ渡世を承知の上で 固く結んだ 絆糸  実家へ戻れの三下り半は 死ねと読めますお菊には  義理だ意地だは男の世界 陰で泣くのは 女だけ 吉良の仁吉に嫁いだいまは たとえ兄でも 同じ敵 死ぬを覚悟で 荒神山へ どうでも行くなら 女房で 切り火切らせて ねえ あんた  たった三月の夫婦だけれど 生きた気がする 十年も 二度とこの世で逢えない時は 次という世で添い遂げる 喧嘩支度の 晒の中へ どうぞお菊のこの髪を坂本冬美木下龍太郎市川昭介何があろうと嫁いだ先の 土に咲くのが 女花  やくざ渡世を承知の上で 固く結んだ 絆糸  実家へ戻れの三下り半は 死ねと読めますお菊には  義理だ意地だは男の世界 陰で泣くのは 女だけ 吉良の仁吉に嫁いだいまは たとえ兄でも 同じ敵 死ぬを覚悟で 荒神山へ どうでも行くなら 女房で 切り火切らせて ねえ あんた  たった三月の夫婦だけれど 生きた気がする 十年も 二度とこの世で逢えない時は 次という世で添い遂げる 喧嘩支度の 晒の中へ どうぞお菊のこの髪を
予感逢いたいほど 泣いて 泣きながら 信じて いつかなにが変わるの  夕闇に溶けだす にぎやかな人影 ふいに握られた手が 揺れる気持ちを許す  好きだった あなたを 気づいてた ほんとは だけどその先にある さみしさを怖れた  涙に流れてゆく 心も知ってるわ  逢えないほど 泣いて 泣きながら 愛して 二人なにが変わるの  ためらうのは そこに ほんとうがあるから 夢を漂いながら  唇はどれだけ さみしさを伝える ふれているぬくもりは 幻じゃないのに  はかない言葉ばかり 心は選んでる  逢いたいほど 泣いて 泣きながら 信じて いつかなにが変わるの  苦しくても それが 幸せと言うなら 恋はせつなすぎるわ 恋はせつなすぎるわ坂本冬美松井五郎松本俊明萩田光雄逢いたいほど 泣いて 泣きながら 信じて いつかなにが変わるの  夕闇に溶けだす にぎやかな人影 ふいに握られた手が 揺れる気持ちを許す  好きだった あなたを 気づいてた ほんとは だけどその先にある さみしさを怖れた  涙に流れてゆく 心も知ってるわ  逢えないほど 泣いて 泣きながら 愛して 二人なにが変わるの  ためらうのは そこに ほんとうがあるから 夢を漂いながら  唇はどれだけ さみしさを伝える ふれているぬくもりは 幻じゃないのに  はかない言葉ばかり 心は選んでる  逢いたいほど 泣いて 泣きながら 信じて いつかなにが変わるの  苦しくても それが 幸せと言うなら 恋はせつなすぎるわ 恋はせつなすぎるわ
喝采いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ失くしてた  つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる坂本冬美吉田旺中村泰士若草恵いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報らせは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ失くしてた  つたがからまる白い壁 細いかげ長く落として ひとりのわたしは こぼす涙さえ忘れてた 暗い待合室 話すひともないわたしの 耳に私のうたが 通りすぎてゆく いつものように幕が開く 降りそそぐライトのその中 それでもわたしは 今日も恋の歌 うたってる
想い出まくらこんな日は あの人の まねをして けむたそうな 顔をして 煙草をすうヮ そういえば いたずらに 煙草をすうと やめろよと 取り上げて くれたっけ  ねェあなた ここに来て 楽しかった ことなんか 話してよ 話してよ  こんな日は あの人の 小さな癖も ひとつずつ ひとつずつ 想い出しそう  こんな日は 少しだけ お酒をのんで あの人が 好きだった 詩をうたうヮ ゆらゆらと 酔ったら うでに抱かれて 髪なんか なでられて 眠りたい  ねェあなた ここに来て 楽しかった ことなんか 話してよ 話してよ  こんな日は あの人の 想い出まくら 眠りましょ 眠りましょ 今夜も一人  ねェあなた ここに来て 楽しかった ことなんか 話してよ 話してよ  こんな日は あの人の 想い出まくら 眠るのが 眠るのが いいでしょう 眠るのが 眠るのが いいでしょう坂本冬美小坂恭子小坂恭子萩田光雄・船山基紀・若草恵こんな日は あの人の まねをして けむたそうな 顔をして 煙草をすうヮ そういえば いたずらに 煙草をすうと やめろよと 取り上げて くれたっけ  ねェあなた ここに来て 楽しかった ことなんか 話してよ 話してよ  こんな日は あの人の 小さな癖も ひとつずつ ひとつずつ 想い出しそう  こんな日は 少しだけ お酒をのんで あの人が 好きだった 詩をうたうヮ ゆらゆらと 酔ったら うでに抱かれて 髪なんか なでられて 眠りたい  ねェあなた ここに来て 楽しかった ことなんか 話してよ 話してよ  こんな日は あの人の 想い出まくら 眠りましょ 眠りましょ 今夜も一人  ねェあなた ここに来て 楽しかった ことなんか 話してよ 話してよ  こんな日は あの人の 想い出まくら 眠るのが 眠るのが いいでしょう 眠るのが 眠るのが いいでしょう
船で帰るあなた(さようなら)船で帰るあなた (さようなら)愛をくれたあなた さようなら むせぶ霧の笛 両手さし出す ふたりの間に 別れが砕ける 波が泣く 今度いつの日 ここで逢えるの さようなら さようなら 鴎はひとりぼっちよ  (さようなら)海を越えるあなた (さようなら)どうぞご無事であなた さようなら 叫ぶ泪声 長い黒髪 この一筋にも あなたの香が のこってる 泣いて幾月 待てば逢えるの さようなら さようなら 波止場はひとりぼっちよ  指にからんで 千切れたテープを あなたのかわりに 抱きしめる 熱いくちずけ いまもほしいの さようなら さようなら 私はひとりぼっちよ 坂本冬美池田充男猪俣公章(さようなら)船で帰るあなた (さようなら)愛をくれたあなた さようなら むせぶ霧の笛 両手さし出す ふたりの間に 別れが砕ける 波が泣く 今度いつの日 ここで逢えるの さようなら さようなら 鴎はひとりぼっちよ  (さようなら)海を越えるあなた (さようなら)どうぞご無事であなた さようなら 叫ぶ泪声 長い黒髪 この一筋にも あなたの香が のこってる 泣いて幾月 待てば逢えるの さようなら さようなら 波止場はひとりぼっちよ  指にからんで 千切れたテープを あなたのかわりに 抱きしめる 熱いくちずけ いまもほしいの さようなら さようなら 私はひとりぼっちよ 
さよなら小町別れっぷりが おとなだなんて おだてられちゃあ 泣き顔ひとつ 見せられないじゃない  真赤なカンザシ きりりと差して  粋だね 粋だね さよなら小町 ジャズほども 悲しくないさ 帰るべき家を持つ人 見送るキッス  強情っぱりが 可愛いなんて 口説いたつもり はなからあんた お調子もんだった  残りのお酒を グイッとほして  粋だね 粋だね さよなら小町 遠ざかる バイクの音を聞いている つらいもんだね 桜散る夜  粋だね 粋だね さよなら小町 背中から そっと毛布をかけられて 目覚めるなんて 夢のまた夢 坂本冬美林あまり四方章人あかのたちお別れっぷりが おとなだなんて おだてられちゃあ 泣き顔ひとつ 見せられないじゃない  真赤なカンザシ きりりと差して  粋だね 粋だね さよなら小町 ジャズほども 悲しくないさ 帰るべき家を持つ人 見送るキッス  強情っぱりが 可愛いなんて 口説いたつもり はなからあんた お調子もんだった  残りのお酒を グイッとほして  粋だね 粋だね さよなら小町 遠ざかる バイクの音を聞いている つらいもんだね 桜散る夜  粋だね 粋だね さよなら小町 背中から そっと毛布をかけられて 目覚めるなんて 夢のまた夢 
男意気負けて 拗(す)ねるなよ 世間 怨(うら)むなよ そうさそうだよ 男じゃないか ここが我慢の のぼり坂 破れ障子を カラリと開けて 満月(つき)を仰いで ちゃわん酒  女 泣かすなよ 未練 残すなよ いいさいいのさ 男じゃないか 胸におさめた 恋ひとつ 浮き世木枯し 身にしむ夜は 酔って借りたい 膝まくら  夢を 捨てるなよ 命 惜しむなよ そうさそうだよ男じゃないか 風もいつかは 俺に吹く ここが勝負と 出て行く時は 出来ているのさ 散る覚悟坂本冬美麻こよみ猪俣公章前田俊明負けて 拗(す)ねるなよ 世間 怨(うら)むなよ そうさそうだよ 男じゃないか ここが我慢の のぼり坂 破れ障子を カラリと開けて 満月(つき)を仰いで ちゃわん酒  女 泣かすなよ 未練 残すなよ いいさいいのさ 男じゃないか 胸におさめた 恋ひとつ 浮き世木枯し 身にしむ夜は 酔って借りたい 膝まくら  夢を 捨てるなよ 命 惜しむなよ そうさそうだよ男じゃないか 風もいつかは 俺に吹く ここが勝負と 出て行く時は 出来ているのさ 散る覚悟
いとしいひとAhh はじめて会った時から Ahh 微笑みに惹かれてた Umm-Ahh それだけじゃ物足りず 声かけたのは僕  夢を見てもせつないだけ 薬指の鈍いかがやきで ときめく胸の鍵をしめようとしたのに  誰にも知られずふたりで会って 誰にも言えない秘密をふやす それだけでよかったはずのゲームのような恋  Ahh さみしげなその横顔 Ahh いとおしく感じてた Umm-Ahh あなたを信じたから すべてをあずけたの  未来(あした)なんて知りたくない ちがう空の下 想い焦がし 抱きしめられるたびに孤独の意味を知る  誰にも見せたことない自分を あなたにだけは見せてよかったわ ふたりで迎える朝日のまぶしさにふるえて  どうせ人生なんて 哀しいバケーション  誰にも知られずふたりで会って 誰にも言えない秘密をふやす それだけでよかったはずのゲームのような恋 恋の灯は北風にゆれるけど 愛には終わりは来ないと知った 残り火をただ見つめてる 幼い子どもみたいに それでもいとしいひとよ坂本冬美松尾潔松尾潔・豊島吉宏船山基紀Ahh はじめて会った時から Ahh 微笑みに惹かれてた Umm-Ahh それだけじゃ物足りず 声かけたのは僕  夢を見てもせつないだけ 薬指の鈍いかがやきで ときめく胸の鍵をしめようとしたのに  誰にも知られずふたりで会って 誰にも言えない秘密をふやす それだけでよかったはずのゲームのような恋  Ahh さみしげなその横顔 Ahh いとおしく感じてた Umm-Ahh あなたを信じたから すべてをあずけたの  未来(あした)なんて知りたくない ちがう空の下 想い焦がし 抱きしめられるたびに孤独の意味を知る  誰にも見せたことない自分を あなたにだけは見せてよかったわ ふたりで迎える朝日のまぶしさにふるえて  どうせ人生なんて 哀しいバケーション  誰にも知られずふたりで会って 誰にも言えない秘密をふやす それだけでよかったはずのゲームのような恋 恋の灯は北風にゆれるけど 愛には終わりは来ないと知った 残り火をただ見つめてる 幼い子どもみたいに それでもいとしいひとよ
京都慕情あの人の姿 懐しい 黄昏の 河原町 恋は 恋は 弱い女を どうして 泣かせるの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら あの人の言葉 想い出す 夕焼けの高瀬川  遠い日の愛の 残り火が 燃えてる 嵐山 すべて すべて あなたのことが どうして 消せないの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの東山  苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの桂川坂本冬美日本語詞:林春生ベンチャーズ若草恵あの人の姿 懐しい 黄昏の 河原町 恋は 恋は 弱い女を どうして 泣かせるの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら あの人の言葉 想い出す 夕焼けの高瀬川  遠い日の愛の 残り火が 燃えてる 嵐山 すべて すべて あなたのことが どうして 消せないの 苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの東山  苦しめないで ああ 責めないで 別れのつらさ 知りながら 遠い日は 二度と帰らない 夕やみの桂川
春の雪ついて行けないわたしの過去を 許してほしいと路地で泣く 抱けばそのままこの手にとける そんなおまえの肩先に 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  旅の途中のさびれた町で 見つけたおまえは 風の花 ふれたグラスのさびしい音が どこか似たよなおれたちの 胸にこぼれて 咲いた夢 咲いた夢  右の目尻に とまった涙 不幸なじみの 泣きぼくろ つれてゆきたい おまえをひとり 俺の旅路のその果てに 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  春とは名ばかり 雪が舞う坂本冬美たかたかし市川昭介ついて行けないわたしの過去を 許してほしいと路地で泣く 抱けばそのままこの手にとける そんなおまえの肩先に 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  旅の途中のさびれた町で 見つけたおまえは 風の花 ふれたグラスのさびしい音が どこか似たよなおれたちの 胸にこぼれて 咲いた夢 咲いた夢  右の目尻に とまった涙 不幸なじみの 泣きぼくろ つれてゆきたい おまえをひとり 俺の旅路のその果てに 春とは名ばかり 雪が舞う 雪が舞う  春とは名ばかり 雪が舞う
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
浮世草紙おとぎ噺じゃ 日も夜も明けぬ 抱いて私を ねじ伏せて 今も心は あなたに走る 千々に乱れて 舞いあがる  浮世草紙は 悲しみ草紙 夢と現つの恋絵巻き せめても一度 逢いにきて 燃えて 暮れ六 鐘が鳴る  涙流すに 稽古はいらぬ 待てど心は 籠の鳥 すがりつきたい なり振り捨てて 熱いあなたの その胸に  浮世草紙は 夢追い草紙 恋の続きが 綴れない ひとり枕を 抱きしめて 夢であなたに 逢いに行く  浮世草紙は 悲しみ草紙 夢と現つの恋絵巻き せめても一度 逢いにきて 燃えて 暮れ六 鐘が鳴る坂本冬美たきのえいじ杉本眞人おとぎ噺じゃ 日も夜も明けぬ 抱いて私を ねじ伏せて 今も心は あなたに走る 千々に乱れて 舞いあがる  浮世草紙は 悲しみ草紙 夢と現つの恋絵巻き せめても一度 逢いにきて 燃えて 暮れ六 鐘が鳴る  涙流すに 稽古はいらぬ 待てど心は 籠の鳥 すがりつきたい なり振り捨てて 熱いあなたの その胸に  浮世草紙は 夢追い草紙 恋の続きが 綴れない ひとり枕を 抱きしめて 夢であなたに 逢いに行く  浮世草紙は 悲しみ草紙 夢と現つの恋絵巻き せめても一度 逢いにきて 燃えて 暮れ六 鐘が鳴る
神田川貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く書いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった坂本冬美喜多條忠南こうせつ萩田光雄・船山基紀・若草恵貴方は もう忘れたかしら 赤い手拭 マフラーにして 二人で行った 横丁の風呂屋 一緒に出ようねって 言ったのに いつも私が 待たされた 洗い髪が 芯まで冷えて 小さな石鹸 カタカタ鳴った 貴方は私の 身体を抱いて 冷たいねって 言ったのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった  貴方は もう捨てたのかしら 二十四色の クレパス買って 貴方が描いた 私の似顔絵 巧く書いてねって 言ったのに いつもちっとも 似てないの 窓の下には 神田川 三畳一間の 小さな下宿 貴方は私の 指先見つめ 悲しいかいって きいたのよ 若かったあの頃 何も怖くなかった ただ貴方のやさしさが 怖かった
雪の花雪のひとひらがわたし もうひとひらがあなた はるかな空から 舞い降りて めぐり逢えた不思議  命のひとひらがあなた もうひとひらがわたし この世でたった一度だけ ひとつになれた奇跡  抱き合えば地獄 それとも夢 燃えつきて何処へ行くの  ああキラキラと 眩しいほど 美しい雪の花 キラキラと哀しいほど 美しい雪の花  雪のひとひらは独り もうひとひらも独り 見知らぬ国へ舞い降りて 命の行方を探す  雪の温もりがわたし その優しさがあなた 夜の谷間に降り積もり ふたつの身体 つなぐ  悲しみのわけを いわないで今は なんにも知らずにいたい  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花坂本冬美笹倉明加藤登紀子若草恵雪のひとひらがわたし もうひとひらがあなた はるかな空から 舞い降りて めぐり逢えた不思議  命のひとひらがあなた もうひとひらがわたし この世でたった一度だけ ひとつになれた奇跡  抱き合えば地獄 それとも夢 燃えつきて何処へ行くの  ああキラキラと 眩しいほど 美しい雪の花 キラキラと哀しいほど 美しい雪の花  雪のひとひらは独り もうひとひらも独り 見知らぬ国へ舞い降りて 命の行方を探す  雪の温もりがわたし その優しさがあなた 夜の谷間に降り積もり ふたつの身体 つなぐ  悲しみのわけを いわないで今は なんにも知らずにいたい  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花  ああクルクルと風に舞い はじけ散る雪の花 クルクルと夢に舞い はじけ散る雪の花
うずしおまるで異国へ旅立つような 重い鞄を小雨が濡らす 船が港を離れたとたん 見送るあなたと他人になるの  *どこで荷物をほどいたらいいの 愛にはぐれりゃみんなみなし児 止めるあなたを捨てたのに 未練が 未練が 荒波燃やし渦を巻く*  かすむ岬の灯りがつらい 昨夜最後のなぐさめをした もっと私に意気地があれば あなたが立派になるまで待てた  死んだつもりで追いかけた男 一緒になったら泣かされ通し 止めるあなたを捨てたのに 霧笛が 霧笛が 過去へと船を呼び戻す  (*くり返し) 坂本冬美岡田冨美子浜圭介若草恵まるで異国へ旅立つような 重い鞄を小雨が濡らす 船が港を離れたとたん 見送るあなたと他人になるの  *どこで荷物をほどいたらいいの 愛にはぐれりゃみんなみなし児 止めるあなたを捨てたのに 未練が 未練が 荒波燃やし渦を巻く*  かすむ岬の灯りがつらい 昨夜最後のなぐさめをした もっと私に意気地があれば あなたが立派になるまで待てた  死んだつもりで追いかけた男 一緒になったら泣かされ通し 止めるあなたを捨てたのに 霧笛が 霧笛が 過去へと船を呼び戻す  (*くり返し) 
悲しくてやりきれない胸にしみる 空のかがやき 今日も遠くながめ 涙をながす 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせないモヤモヤを だれかに告げようか  白い雲は 流れ流れて 今日も夢はもつれ わびしくゆれる 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない この限りないむなしさの 救いはないだろうか  深い森の みどりにだかれ 今日も風の唄に しみじみ嘆く 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このもえたぎる苦しさは あしたもつづくのか坂本冬美サトウハチロー加藤和彦若草恵胸にしみる 空のかがやき 今日も遠くながめ 涙をながす 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このやるせないモヤモヤを だれかに告げようか  白い雲は 流れ流れて 今日も夢はもつれ わびしくゆれる 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない この限りないむなしさの 救いはないだろうか  深い森の みどりにだかれ 今日も風の唄に しみじみ嘆く 悲しくて 悲しくて とてもやりきれない このもえたぎる苦しさは あしたもつづくのか
宗谷ぼんぎり生まれた故郷も おふくろの名も 忘れたふりすりゃ カモメが騒ぐ 港の数だけ 修羅場をくぐり 命拾って 流れて来たが…  ここから先はオホーツク 宗谷岬の観音様よ おどまぼんぎり 歌って詫びりゃ 不知火育ちのきまぐれを 許してくれるかい 許してくれるかい  おどまぼんぎりぼんぎり 盆からさきゃおらんど 盆がはよ来りゃはよ戻る  一升酒に 酔いつぶれても 一人で眠れば夢見が悪い あの娘のかわりに 流氷 抱いて 凍え死んだら 名無しの仏…  男を泣かすオホーツク 宗谷岬の観音様よ ケンカ太鼓を たたいてやろか 若くもなければ強がりも 寂しいもんだね 寂しいもんだね  春まだ遠いオホーツク 宗谷岬の観音様よ 金も欲しいが 色気も欲しい やさぐれ男の欲張りを 笑ってくれるかい 笑ってくれるかい  花は何の花 つんつん椿 惚れたしるしの髪飾り坂本冬美岡田冨美子浜圭介生まれた故郷も おふくろの名も 忘れたふりすりゃ カモメが騒ぐ 港の数だけ 修羅場をくぐり 命拾って 流れて来たが…  ここから先はオホーツク 宗谷岬の観音様よ おどまぼんぎり 歌って詫びりゃ 不知火育ちのきまぐれを 許してくれるかい 許してくれるかい  おどまぼんぎりぼんぎり 盆からさきゃおらんど 盆がはよ来りゃはよ戻る  一升酒に 酔いつぶれても 一人で眠れば夢見が悪い あの娘のかわりに 流氷 抱いて 凍え死んだら 名無しの仏…  男を泣かすオホーツク 宗谷岬の観音様よ ケンカ太鼓を たたいてやろか 若くもなければ強がりも 寂しいもんだね 寂しいもんだね  春まだ遠いオホーツク 宗谷岬の観音様よ 金も欲しいが 色気も欲しい やさぐれ男の欲張りを 笑ってくれるかい 笑ってくれるかい  花は何の花 つんつん椿 惚れたしるしの髪飾り
夢一夜素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海  着てゆく服が まだ決まらない 苛立(いらだ)たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに会う日のときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡みれば 灯(あかり)の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに会う日のときめきは 歓(よろこ)びよりも 切なさばかり  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りと 言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りで 醒めてく夢に 身をまかす坂本冬美阿木燿子南こうせつ船山基紀素肌に片袖 通しただけで 色とりどりに 脱ぎ散らかした 床に広がる 絹の海  着てゆく服が まだ決まらない 苛立(いらだ)たしさに 口唇かんで 私ほんのり 涙ぐむ  あなたに会う日のときめきは 憧憬(あこがれ)よりも 苦しみめいて  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りに 咲く花のよう 匂い立つ  恋するなんて 無駄な事だと 例えば人に 言ってはみても あなたの誘い 拒めない  最後の仕上げに 手鏡みれば 灯(あかり)の下で 笑ったはずが 影を集める 泣きぼくろ  あなたに会う日のときめきは 歓(よろこ)びよりも 切なさばかり  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りと 言い聞かせては 紅をひく  あなたを愛した はかなさで 私はひとつ大人になった  あゝ 夢一夜(ゆめひとよ) 一夜(ひとよ)限りで 醒めてく夢に 身をまかす
大阪の女まるで私を 責めるよに 北の新地に 風が吹く もっと尽くせば よかったわ わがまま言って 困らせず 泣いて別れる 人ならば  とても上手に 誘われて ことのおこりは このお酒 がまんできずに 愛したの 悪いうわさも 聞いたけど やさしかったわ 私には  あなたのそばで 眠れたら 幸せそれとも 不幸せ 夢を信じちゃ いけないと 言った私が 夢を見た 可愛い女は あかへんわ  きっと良(い)いこと おきるから 京都あたりへ 行きたいわ 酔ったふりして 名を呼べば 急にあなたが 来るようで 離れられない 大阪を坂本冬美橋本淳中村泰士船山基紀まるで私を 責めるよに 北の新地に 風が吹く もっと尽くせば よかったわ わがまま言って 困らせず 泣いて別れる 人ならば  とても上手に 誘われて ことのおこりは このお酒 がまんできずに 愛したの 悪いうわさも 聞いたけど やさしかったわ 私には  あなたのそばで 眠れたら 幸せそれとも 不幸せ 夢を信じちゃ いけないと 言った私が 夢を見た 可愛い女は あかへんわ  きっと良(い)いこと おきるから 京都あたりへ 行きたいわ 酔ったふりして 名を呼べば 急にあなたが 来るようで 離れられない 大阪を
あんちくしょう女にゃ見えない 夢追いかけて あんちくしょう この手を振り切り 夜汽車に乗った 待って待って 待ちくたびれて あんたを怨んでしまいそう ギュッとこの肩を抱きしめて あんた  凍えたつま先 夜ふけにそっと あんちくしょう 足をからませ温めてくれた 待って待って 待ちくたびれて 声さえ忘れてしまいそう 弱いこの心 叱ってよ あんた  今夜の夢にも笑顔をきっと あんちくしょう やさしくのぞかせ私を泣かす 待って待って 待ちくたびれて 誰かにすがってしまいそう せめて噂でも 届けてよ あんた坂本冬美麻こよみ猪俣公章女にゃ見えない 夢追いかけて あんちくしょう この手を振り切り 夜汽車に乗った 待って待って 待ちくたびれて あんたを怨んでしまいそう ギュッとこの肩を抱きしめて あんた  凍えたつま先 夜ふけにそっと あんちくしょう 足をからませ温めてくれた 待って待って 待ちくたびれて 声さえ忘れてしまいそう 弱いこの心 叱ってよ あんた  今夜の夢にも笑顔をきっと あんちくしょう やさしくのぞかせ私を泣かす 待って待って 待ちくたびれて 誰かにすがってしまいそう せめて噂でも 届けてよ あんた
呼人駅あれは二月 真冬で 流氷だけで 最果ては… なんにも無かった 凍(しば)れてた  待っているのが 愛の証(あかし)と 信じてよかった 呼人駅(よびとえき) やつれていないか あのひとは 高まるこの胸に 三秒 一秒 近づく列車の 汽笛がしみる  鏡橋(かがみばし)を渡って 笑顔になって あのひとが… わたしのところに いま帰る  好きなすずらん 袖(そで)にかくして 迎えに佇む 呼人駅(よびとえき) 線路のむこうは オホーツク ご苦労さまでした お帰りなさいと かもめよおまえも 迎えに来たのね  呼人(よびと)はちいさな 無人駅 死んでもこの命 離しちゃ嫌だと すがって泣きたい 涙のままに坂本冬美池田充男船村徹蔦将包あれは二月 真冬で 流氷だけで 最果ては… なんにも無かった 凍(しば)れてた  待っているのが 愛の証(あかし)と 信じてよかった 呼人駅(よびとえき) やつれていないか あのひとは 高まるこの胸に 三秒 一秒 近づく列車の 汽笛がしみる  鏡橋(かがみばし)を渡って 笑顔になって あのひとが… わたしのところに いま帰る  好きなすずらん 袖(そで)にかくして 迎えに佇む 呼人駅(よびとえき) 線路のむこうは オホーツク ご苦労さまでした お帰りなさいと かもめよおまえも 迎えに来たのね  呼人(よびと)はちいさな 無人駅 死んでもこの命 離しちゃ嫌だと すがって泣きたい 涙のままに
おとこの劇場縦に割ろうと 斜めに斬ろと 俺のいのちは 山吹いろだ 口にゃ出せずに 呑みこむだけの 下手な世渡り 風当り 俺には俺の 夢がある  見ても見ぬふり 人情も義理も 今の御時勢 かけらもないが 春の雨より やさしく沁(し)みた 可愛いあの娘(こ)の 袖しぐれ 俺には俺の 夢がある  右を選ぶか 左をとるか 曲げちゃならない 筋道だけは 意地が男の 背骨じゃないか 涙けじめの 蝶つがい 俺には俺の 夢がある坂本冬美松井由利夫猪俣公章縦に割ろうと 斜めに斬ろと 俺のいのちは 山吹いろだ 口にゃ出せずに 呑みこむだけの 下手な世渡り 風当り 俺には俺の 夢がある  見ても見ぬふり 人情も義理も 今の御時勢 かけらもないが 春の雨より やさしく沁(し)みた 可愛いあの娘(こ)の 袖しぐれ 俺には俺の 夢がある  右を選ぶか 左をとるか 曲げちゃならない 筋道だけは 意地が男の 背骨じゃないか 涙けじめの 蝶つがい 俺には俺の 夢がある
逢いたくて 逢いたくて愛したひとは あなただけ わかっているのに 心の糸がむすべない ふたりは恋人 好きなのよ 好きなのよ くちづけをしてほしかったの だけど せつなくて なみだが出てきちゃう  愛の言葉も 知らないで さよならした人 たった一人のなつかしい 私の恋人 耳もとで 耳もとで 大好きと云いたかったの だけど はずかしくて 笑っていたあたし  愛されたいと くちびるに 指を噛みながら 眠った夜の夢にいる こころの恋人 逢いたくて 逢いたくて 星空に呼んでみるの だけど 淋しくて 死にたくなっちゃうわ坂本冬美岩谷時子宮川泰船山基紀愛したひとは あなただけ わかっているのに 心の糸がむすべない ふたりは恋人 好きなのよ 好きなのよ くちづけをしてほしかったの だけど せつなくて なみだが出てきちゃう  愛の言葉も 知らないで さよならした人 たった一人のなつかしい 私の恋人 耳もとで 耳もとで 大好きと云いたかったの だけど はずかしくて 笑っていたあたし  愛されたいと くちびるに 指を噛みながら 眠った夜の夢にいる こころの恋人 逢いたくて 逢いたくて 星空に呼んでみるの だけど 淋しくて 死にたくなっちゃうわ
大阪ラプソディーあの人もこの人も そぞろ歩く宵(よい)の街 どこへ行(ゆ)く二人づれ 御堂筋(みどうすじ)は恋の道 映画を見ましょうか それともこのまま 道頓堀(どうとんぼり)まで 歩きましょうか 七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる 宵闇(よいやみ)の大阪は 二人づれ恋の街  昨日(きのう)よりまた今日は 別れ辛(つら)くなりそうよ 戎(えびす)橋法善寺(ほうぜんじ) どこも好きよ二人なら 嬉(うれ)しいはずでも あなたといる時 なぜかこの胸 痛んでくるの 店灯(あか)り懐(なつ)かしく 甘い夜(よる)を呼んでいる 宵闇の大阪は 二人づれ恋の街  覚えておきます 小さなことまで あなたとすごした 大事な夜は 七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる 宵闇の大阪は 二人づれ恋の街坂本冬美山上路夫猪俣公章宮川泰あの人もこの人も そぞろ歩く宵(よい)の街 どこへ行(ゆ)く二人づれ 御堂筋(みどうすじ)は恋の道 映画を見ましょうか それともこのまま 道頓堀(どうとんぼり)まで 歩きましょうか 七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる 宵闇(よいやみ)の大阪は 二人づれ恋の街  昨日(きのう)よりまた今日は 別れ辛(つら)くなりそうよ 戎(えびす)橋法善寺(ほうぜんじ) どこも好きよ二人なら 嬉(うれ)しいはずでも あなたといる時 なぜかこの胸 痛んでくるの 店灯(あか)り懐(なつ)かしく 甘い夜(よる)を呼んでいる 宵闇の大阪は 二人づれ恋の街  覚えておきます 小さなことまで あなたとすごした 大事な夜は 七色のネオンさえ 甘い夢を唄ってる 宵闇の大阪は 二人づれ恋の街
暮六ツ小町ワクワクキラキラ 暮六ツ小町 泣いて笑って 花になれ  暮六ツ 流行の色の紅をさし 逢瀬はいつも晴れ舞台 シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 恋に生きるも 心はひといろ 小町の純情 雪より白い  夜四ツ ほろ酔い加減で聞かされた 別れのセリフ 初舞台 ホロホロ ホロホロ 暮六ツ小町 あふれる涙 心でこらえる 小町の純情 水より清い  明六ツ 夜明けが来れば 幕があく もうすぐ さがす 花道を シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 着飾りながら 心はまっすぐ 小町の純情 岩をも通す坂本冬美遊なおこさくらなな宮崎慎二ワクワクキラキラ 暮六ツ小町 泣いて笑って 花になれ  暮六ツ 流行の色の紅をさし 逢瀬はいつも晴れ舞台 シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 恋に生きるも 心はひといろ 小町の純情 雪より白い  夜四ツ ほろ酔い加減で聞かされた 別れのセリフ 初舞台 ホロホロ ホロホロ 暮六ツ小町 あふれる涙 心でこらえる 小町の純情 水より清い  明六ツ 夜明けが来れば 幕があく もうすぐ さがす 花道を シャラシャラ シャラシャラ 暮六ツ小町 着飾りながら 心はまっすぐ 小町の純情 岩をも通す
ワインレッドの心もっと勝手に恋したり もっとKissを楽しんだり 忘れそうな想い出を そっと抱いているより 忘れてしまえば  今以上、それ以上、愛されるのに あなたはその透き通った瞳のままで あの消えそうに燃えそうなワインレッドの 心を持つあなたの願いが かなうのに  もっと何度も抱き合ったり ずーっと今夜をゆれ合ったり 哀しそうな言葉に 酔って泣いているより ワインをあけたら  今以上、それ以上、愛されるのに あなたはただ恥らうよりてだてがなくて あの消えそうに燃えそうなワインレッドの 心をまだもてあましているのさ この夜も  今以上、それ以上、愛されるまで あなたのその透き通った瞳の中に あの消えそうに燃えそうなワインレッドの 心を写しだしてみせてよ ゆれながら坂本冬美井上陽水玉置浩二萩田光雄・船山基紀・若草恵もっと勝手に恋したり もっとKissを楽しんだり 忘れそうな想い出を そっと抱いているより 忘れてしまえば  今以上、それ以上、愛されるのに あなたはその透き通った瞳のままで あの消えそうに燃えそうなワインレッドの 心を持つあなたの願いが かなうのに  もっと何度も抱き合ったり ずーっと今夜をゆれ合ったり 哀しそうな言葉に 酔って泣いているより ワインをあけたら  今以上、それ以上、愛されるのに あなたはただ恥らうよりてだてがなくて あの消えそうに燃えそうなワインレッドの 心をまだもてあましているのさ この夜も  今以上、それ以上、愛されるまで あなたのその透き通った瞳の中に あの消えそうに燃えそうなワインレッドの 心を写しだしてみせてよ ゆれながら
グラスの氷がとけるまで (duet with 五木ひろし)カラリ 音立て 氷が揺れる クラリ あなたに 心が揺れる 帰りたくない 夜がある 帰したくない 夜がある  ひと夜の恋でも 恋は恋 ああ グラスの 氷がとけるまで 熱い 熱い 恋をしましょうか  サラリ お前は 身の上話 ホロリ あなたの 言葉が沁みる 愛と云う名の 夢がある 夢と云う名の 嘘がある  夜明けに散っても 花は花 ああ ふたりの 心がとけるほど 熱い 熱い 恋をしましょうか 熱い 熱い 恋をしましょうか坂本冬美田久保真見五木ひろしカラリ 音立て 氷が揺れる クラリ あなたに 心が揺れる 帰りたくない 夜がある 帰したくない 夜がある  ひと夜の恋でも 恋は恋 ああ グラスの 氷がとけるまで 熱い 熱い 恋をしましょうか  サラリ お前は 身の上話 ホロリ あなたの 言葉が沁みる 愛と云う名の 夢がある 夢と云う名の 嘘がある  夜明けに散っても 花は花 ああ ふたりの 心がとけるほど 熱い 熱い 恋をしましょうか 熱い 熱い 恋をしましょうか
人生花吹雪春の嵐に 降りこめられて 借りた庇(ひさし)が こと始め 意地が売りもの 男の胸にゃ しょせん抱けない 乱れ花 咲いてこぼれる 路地灯り  鉄火肌(てっかはだ)でも 苦労の水に 染まりゃ いつかは 泣きをみる 酒の力で 袖ひく未練 思い切る気が 切れもせず 愚痴をならべる 風屋台  筋目けじめは 男のいのち 道をはずせば 後がない 情け一つを 二つにたたみ せめてぬくもり 懐中(ふところ)に くぐる浮世の 花吹雪坂本冬美松井由利夫猪俣公章前田俊明春の嵐に 降りこめられて 借りた庇(ひさし)が こと始め 意地が売りもの 男の胸にゃ しょせん抱けない 乱れ花 咲いてこぼれる 路地灯り  鉄火肌(てっかはだ)でも 苦労の水に 染まりゃ いつかは 泣きをみる 酒の力で 袖ひく未練 思い切る気が 切れもせず 愚痴をならべる 風屋台  筋目けじめは 男のいのち 道をはずせば 後がない 情け一つを 二つにたたみ せめてぬくもり 懐中(ふところ)に くぐる浮世の 花吹雪
愛のさざなみこの世に神様が 本当にいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ああ湖に 小舟がただひとつ やさしくやさしく くちづけしてね くり返すくり返す さざ波のように  あなたが私を きらいになったら 静かに静かに いなくなってほしい ああ湖に 小舟がただひとつ 別れを思うと 涙があふれる くり返すくり返す さざ波のように  どんなに遠くに 離れていたって あなたのふるさとは 私ひとりなの ああ湖に 小舟がただひとつ いつでもいつでも 思い出してね くり返すくり返す さざ波のように さざ波のように坂本冬美なかにし礼浜口庫之助萩田光雄この世に神様が 本当にいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ああ湖に 小舟がただひとつ やさしくやさしく くちづけしてね くり返すくり返す さざ波のように  あなたが私を きらいになったら 静かに静かに いなくなってほしい ああ湖に 小舟がただひとつ 別れを思うと 涙があふれる くり返すくり返す さざ波のように  どんなに遠くに 離れていたって あなたのふるさとは 私ひとりなの ああ湖に 小舟がただひとつ いつでもいつでも 思い出してね くり返すくり返す さざ波のように さざ波のように
白い冬一人で想う 秋はもう深く 過ぎ去れば むなしく消えた日々 あなたに逢えた 秋はもう遠く 迎えつつあるは 悲しい白い冬  一人で暮らす 冬は早なみだ 想い出せば むなしく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬  もう忘れた すべてあなたのことは 秋の枯れ葉の中に捨てた  一人で暮らす 冬は早なみだ 想い出せば むなしく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬  もう忘れた すべてあなたのことは 秋の枯れ葉の中に捨てた  もう忘れた すべてあなたのことは 秋の枯れ葉の中に捨てた坂本冬美工藤忠行山本康世萩田光雄・船山基紀・若草恵一人で想う 秋はもう深く 過ぎ去れば むなしく消えた日々 あなたに逢えた 秋はもう遠く 迎えつつあるは 悲しい白い冬  一人で暮らす 冬は早なみだ 想い出せば むなしく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬  もう忘れた すべてあなたのことは 秋の枯れ葉の中に捨てた  一人で暮らす 冬は早なみだ 想い出せば むなしく消えた日々 あなたを愛した 秋はもう去って 感じるものは 悲しい白い冬  もう忘れた すべてあなたのことは 秋の枯れ葉の中に捨てた  もう忘れた すべてあなたのことは 秋の枯れ葉の中に捨てた
オリビアを聴きながらお気に入りの唄 一人聴いてみるの オリビアは淋しい心 なぐさめてくれるから ジャスミン茶は 眠り誘う薬 私らしく一日を 終えたい こんな夜  出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた Making good things better いいえ すんだこと 時を重ねただけ 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの  眠れぬ夜は 星を数えてみる 光の糸をたどれば 浮かぶあなたの顔 誕生日には カトレアを忘れない 優しい人だったみたい けれどおしまい  夜更けの電話 あなたでしょ 話すことなど 何もない Making good things better 愛は消えたのよ 二度とかけてこないで 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの  出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた Making good things better いいえ すんだこと 時を重ねただけ 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの坂本冬美尾崎亜美尾崎亜美萩田光雄・船山基紀・若草恵お気に入りの唄 一人聴いてみるの オリビアは淋しい心 なぐさめてくれるから ジャスミン茶は 眠り誘う薬 私らしく一日を 終えたい こんな夜  出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた Making good things better いいえ すんだこと 時を重ねただけ 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの  眠れぬ夜は 星を数えてみる 光の糸をたどれば 浮かぶあなたの顔 誕生日には カトレアを忘れない 優しい人だったみたい けれどおしまい  夜更けの電話 あなたでしょ 話すことなど 何もない Making good things better 愛は消えたのよ 二度とかけてこないで 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの  出逢った頃は こんな日が 来るとは思わずにいた Making good things better いいえ すんだこと 時を重ねただけ 疲れ果てたあなた 私の幻を愛したの
おかえりがおまもり「よくかえったね ごはんできてるよ」 なつかしいその笑顔 なにひとつ 言わなくても わかっててくれるひと  うまくいかず 明日が見えず 一度はすべてを 投げ出しそうになったけど  おかえり その言葉が おまもり どんなときも だいじょうぶって だいじょうぶって わたしをささえてくれたから どうしてもダメなときは いつでもかえっておいで あたたかい声にまもられ きっと歩いて来れたんだと  こんなにも小さかったの なつかしいこの川 こんなにもいつのまに 時は流れてたの  変わらないものはただ 岸辺の匂いと どこまでも続く空  ただいま 幼い頃の わたしに 戻って行く 夢を見つけて 夢に向かって 未来しか見つめてなかったけど いちばん近くにあった あの日は気づかなかった この場所があったからこそ きっと歩いて来れたんだと  ただいま 声に出せば 涙が あふれてくる 何度でも 何度でも ありがとうってこころ伝えたいよ おかえり いつの日にか わたしも あなたにとって さびしさも涙も全部 包む場所になれますよう  あたたかな この場所に今 心から ありがとう坂本冬美川村結花川村結花若草恵「よくかえったね ごはんできてるよ」 なつかしいその笑顔 なにひとつ 言わなくても わかっててくれるひと  うまくいかず 明日が見えず 一度はすべてを 投げ出しそうになったけど  おかえり その言葉が おまもり どんなときも だいじょうぶって だいじょうぶって わたしをささえてくれたから どうしてもダメなときは いつでもかえっておいで あたたかい声にまもられ きっと歩いて来れたんだと  こんなにも小さかったの なつかしいこの川 こんなにもいつのまに 時は流れてたの  変わらないものはただ 岸辺の匂いと どこまでも続く空  ただいま 幼い頃の わたしに 戻って行く 夢を見つけて 夢に向かって 未来しか見つめてなかったけど いちばん近くにあった あの日は気づかなかった この場所があったからこそ きっと歩いて来れたんだと  ただいま 声に出せば 涙が あふれてくる 何度でも 何度でも ありがとうってこころ伝えたいよ おかえり いつの日にか わたしも あなたにとって さびしさも涙も全部 包む場所になれますよう  あたたかな この場所に今 心から ありがとう
冬の蝶かじかむ指に 息をかけ 寒くはないかと抱きしめた 探していたのです 小さな日だまりを 胸にとまっていいですか 一度燃えたい 一度燃えたい 冬の蝶  みじかい恋の 命でも けなげに生きたい 尽きるまで 口紅塗りました きれいに見えますか 好きになるほどたよりない ばかと叱って ばかと叱って 冬の蝶  さざんか散らす 北風も あなたがいたなら耐えられる しあわせふしあわせ まだまだ遠い春 せめてぬくもりくれますか 女はいつも 女はいつも 冬の蝶坂本冬美石原信一猪俣公章かじかむ指に 息をかけ 寒くはないかと抱きしめた 探していたのです 小さな日だまりを 胸にとまっていいですか 一度燃えたい 一度燃えたい 冬の蝶  みじかい恋の 命でも けなげに生きたい 尽きるまで 口紅塗りました きれいに見えますか 好きになるほどたよりない ばかと叱って ばかと叱って 冬の蝶  さざんか散らす 北風も あなたがいたなら耐えられる しあわせふしあわせ まだまだ遠い春 せめてぬくもりくれますか 女はいつも 女はいつも 冬の蝶
愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中  きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ  男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋  多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ  今度生まれてくるとしたなら やっぱり女で生まれてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ  男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋  それでも恋は恋坂本冬美松山千春松山千春若草恵愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中  きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ  男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋  多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ  今度生まれてくるとしたなら やっぱり女で生まれてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ  男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋  それでも恋は恋
雪舞い津軽連れにはぐれた 鴎が一羽 風にこごえる 北岬 憎さ恋しさ たよりなさ 〆(し)めて三筋の 三味線抱いて 津軽じょんから 流れ旅  女ごころを 凍らせながら いつか霙(みぞれ)が 雪になる よされよされの 怨(うら)み節 きいて涙を こぼしてくれた 津軽じょんから 旅の人  春の足音 しのんで耐えて つなぐかぼそい 夢あかり 情け深浦 情け船 沖をみつめて 角巻(かくまき)噛めば 津軽じょんから 雪が舞う坂本冬美松井由利夫猪俣公章京建輔連れにはぐれた 鴎が一羽 風にこごえる 北岬 憎さ恋しさ たよりなさ 〆(し)めて三筋の 三味線抱いて 津軽じょんから 流れ旅  女ごころを 凍らせながら いつか霙(みぞれ)が 雪になる よされよされの 怨(うら)み節 きいて涙を こぼしてくれた 津軽じょんから 旅の人  春の足音 しのんで耐えて つなぐかぼそい 夢あかり 情け深浦 情け船 沖をみつめて 角巻(かくまき)噛めば 津軽じょんから 雪が舞う
言葉にできない終わる筈のない愛が途絶えた いのち尽きてゆくように ちがう きっとちがう 心が叫んでる  ひとりでは生きてゆけなくて また誰かを愛している こころ哀しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない  せつない嘘をついては いいわけをのみこんで 果たせぬ あの頃の夢は もう消えた  誰れのせいでもない 自分がちいさすぎるから それが くやしくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない  あなたに会えて ほんとうによかった 嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない坂本冬美小田和正小田和正萩田光雄終わる筈のない愛が途絶えた いのち尽きてゆくように ちがう きっとちがう 心が叫んでる  ひとりでは生きてゆけなくて また誰かを愛している こころ哀しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない  せつない嘘をついては いいわけをのみこんで 果たせぬ あの頃の夢は もう消えた  誰れのせいでもない 自分がちいさすぎるから それが くやしくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない  あなたに会えて ほんとうによかった 嬉しくて 嬉しくて 言葉にできない la la la…… 言葉にできない
恋霞かすみか雲か この恋は 逢っているのに 逢いたくて 面と向い言うことなんてないの そばにいれば ただ 嬉しすぎるかァら…  花吹雪 この頬に 三月前 あの時 あの場所で  風が流れて はらはら 涙 あんたの前でだけよ  てのひらの上の 花びらを ふっと 飛ばせば 人生ね ロミオ、ジュリエット そんな一瞬の続き 春のままで 二人いたいと願う  いつまでも 眩を閉じて 聞いている あたしを呼ぶ声を  雲が流れて ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ  花吹雪 背中向けて うっすらと 唇噛みしめる  月が明るい ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ坂本冬美三浦徳子杉本眞人矢野立美かすみか雲か この恋は 逢っているのに 逢いたくて 面と向い言うことなんてないの そばにいれば ただ 嬉しすぎるかァら…  花吹雪 この頬に 三月前 あの時 あの場所で  風が流れて はらはら 涙 あんたの前でだけよ  てのひらの上の 花びらを ふっと 飛ばせば 人生ね ロミオ、ジュリエット そんな一瞬の続き 春のままで 二人いたいと願う  いつまでも 眩を閉じて 聞いている あたしを呼ぶ声を  雲が流れて ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ  花吹雪 背中向けて うっすらと 唇噛みしめる  月が明るい ほろほろ 涙 あんたの前でだけよ
あゝ 女たちよ星のない夜がさみしくて 何度名前を呼んだでしょう 涙はきりがなく 夜明けまで渇かない  いつまでも待てと言いながら よその薔薇にも水をやる 男は優しさを いつだって弄ぶ  千里の道へ 風を誘(いざな)い 眠れぬ夜など いっそ捨ててしまおう  あゝ女たちよ 歩き出そうか いま遥か 旅立つには いい日だから  逢いたいとねだる言葉ほど 時に絡まる紐になる 男はぎりぎりで 幸せに後退る  千切れた雲に 心あずけて 尽きせぬ願いは 胸に埋めてしまおう  あゝ女たちよ 空を見ようか あゝ女たちよ 歩き出そうか いま遥か 旅立つには いい日だから いい日だから坂本冬美松井五郎宇崎竜童萩田光雄星のない夜がさみしくて 何度名前を呼んだでしょう 涙はきりがなく 夜明けまで渇かない  いつまでも待てと言いながら よその薔薇にも水をやる 男は優しさを いつだって弄ぶ  千里の道へ 風を誘(いざな)い 眠れぬ夜など いっそ捨ててしまおう  あゝ女たちよ 歩き出そうか いま遥か 旅立つには いい日だから  逢いたいとねだる言葉ほど 時に絡まる紐になる 男はぎりぎりで 幸せに後退る  千切れた雲に 心あずけて 尽きせぬ願いは 胸に埋めてしまおう  あゝ女たちよ 空を見ようか あゝ女たちよ 歩き出そうか いま遥か 旅立つには いい日だから いい日だから
すっぴんおんな盛りさ 化粧はしても 嘘も騙しも あるもんか 心はすっぴん まっさらさらよ 涙もろさが たまに傷 ぐっと冷酒 飲みほせば 目元ほんのり さくら色 切った啖呵は だてじゃない  姿・形にゃ なびかぬけれど 熱い情にゃ 身をまかす 心はすっぴん まっさらさらよ 惚れっぽいのが たまに傷 こんな女の 心意気 わかる人なら 惚れてやる ちょいと自慢の この笑顔  心はすっぴん まっさらさらよ 負けず嫌いが たまに傷 媚は売らない 愚痴らない 下手ないい訳 野暮なだけ 生気のいいのが 売りもんさ坂本冬美麻こよみ佐瀬寿一桜庭伸幸おんな盛りさ 化粧はしても 嘘も騙しも あるもんか 心はすっぴん まっさらさらよ 涙もろさが たまに傷 ぐっと冷酒 飲みほせば 目元ほんのり さくら色 切った啖呵は だてじゃない  姿・形にゃ なびかぬけれど 熱い情にゃ 身をまかす 心はすっぴん まっさらさらよ 惚れっぽいのが たまに傷 こんな女の 心意気 わかる人なら 惚れてやる ちょいと自慢の この笑顔  心はすっぴん まっさらさらよ 負けず嫌いが たまに傷 媚は売らない 愚痴らない 下手ないい訳 野暮なだけ 生気のいいのが 売りもんさ
艶花恋よせと言われりゃ なおさら燃える 恋はいのちの 揚花火 どうせみじかい おんなの春を 咲いて散るなら 悔いはない  胸を揺さぶる 情けに負けた 押しの一手に ぐらついた ほれてあなたに ついてくからは 浮世このみち 泣きはせぬ  可愛がられて 綺麗になって ゆめを見るのも おんなゆえ こんな私で 役立つならば 咲いてみせます 艶花恋  坂本冬美池田充男猪俣公章よせと言われりゃ なおさら燃える 恋はいのちの 揚花火 どうせみじかい おんなの春を 咲いて散るなら 悔いはない  胸を揺さぶる 情けに負けた 押しの一手に ぐらついた ほれてあなたに ついてくからは 浮世このみち 泣きはせぬ  可愛がられて 綺麗になって ゆめを見るのも おんなゆえ こんな私で 役立つならば 咲いてみせます 艶花恋  
想夫恋もしもお前が男だったら 天下取るよな 器量の男 そんな言葉の溜め息ついた 貴方の 辛さ弱さ解るけど 私が一生賭けて 惚れた人だから 愚痴る酒より 夢見る酒を 大きな男でいてほしい  強く見えても 女は女 口で言うのと 心は違う 些細な気持ちに躓く夜は 震える 身体ずっと抱いていて 親の反対押して惚れた人だから 責める酒より 許せる酒を 優しい男でいてほしい  男三十路は 小僧と同じ 女三十路に 咲く情け花 他人を踏むよな 出世なら要らぬ 言い切る 潔さが いとおしい この人ならと信じ 惚れた人だから 食らう酒より 味わう酒を 粋な男でいてほしい  粋な男でいてほしい坂本冬美永井龍雲永井龍雲もしもお前が男だったら 天下取るよな 器量の男 そんな言葉の溜め息ついた 貴方の 辛さ弱さ解るけど 私が一生賭けて 惚れた人だから 愚痴る酒より 夢見る酒を 大きな男でいてほしい  強く見えても 女は女 口で言うのと 心は違う 些細な気持ちに躓く夜は 震える 身体ずっと抱いていて 親の反対押して惚れた人だから 責める酒より 許せる酒を 優しい男でいてほしい  男三十路は 小僧と同じ 女三十路に 咲く情け花 他人を踏むよな 出世なら要らぬ 言い切る 潔さが いとおしい この人ならと信じ 惚れた人だから 食らう酒より 味わう酒を 粋な男でいてほしい  粋な男でいてほしい
角番一度つまずきゃ 人生勝負 打つ手 打つ手が また裏目 男の角番 待ったなし ぐっとこらえろ 崖っぷち 負けりゃ世間が あ……うれしがる  義理だ恩だと 並べたやつが 俺に真っ先 背を向ける 男の角番 待ったなし あてにするなよ 他人など 意地でささえる あ……夢ひとつ  負けてたまるか 人生勝負 女房子供が 泣きをみる 男の角番 待ったなし みせてやろうか ど根性 明日(あす)は笑顔の あ……晴れ姿坂本冬美麻こよみ猪俣公章一度つまずきゃ 人生勝負 打つ手 打つ手が また裏目 男の角番 待ったなし ぐっとこらえろ 崖っぷち 負けりゃ世間が あ……うれしがる  義理だ恩だと 並べたやつが 俺に真っ先 背を向ける 男の角番 待ったなし あてにするなよ 他人など 意地でささえる あ……夢ひとつ  負けてたまるか 人生勝負 女房子供が 泣きをみる 男の角番 待ったなし みせてやろうか ど根性 明日(あす)は笑顔の あ……晴れ姿
津軽海峡・冬景色上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラスふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色坂本冬美阿久悠三木たかし坂本昌之上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラスふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色
弁天小僧牡丹の様な お嬢さん シッポ出すぜと 浜松屋 二の腕かけた 彫物の 桜にからむ 緋縮緬 しらざァいって 聞かせやしょう オット俺らァ 弁天小僧菊之助  以前をいやァ 江の島で 年期づとめの お稚児さん くすねる銭も だんだんに とうとう島を 追われ鳥 噂に高い 白波の オット俺らァ 五人男のきれはしさ  着なれた花の 振袖で 髪も島田に 由比ヶ浜 だましてとった 百両も 男とばれちゃ 仕方がねえ つき出しなせえ どこへなと オットどっこい サラシは一本切ってきた  素肌に燃える 長襦袢 縞の羽織を 南郷に 着せかけられて 帰りしな にっこり被る 豆しぼり 鎌倉無宿 島育ち オットどっこい 女にしたい菊之助坂本冬美佐伯孝夫吉田正牡丹の様な お嬢さん シッポ出すぜと 浜松屋 二の腕かけた 彫物の 桜にからむ 緋縮緬 しらざァいって 聞かせやしょう オット俺らァ 弁天小僧菊之助  以前をいやァ 江の島で 年期づとめの お稚児さん くすねる銭も だんだんに とうとう島を 追われ鳥 噂に高い 白波の オット俺らァ 五人男のきれはしさ  着なれた花の 振袖で 髪も島田に 由比ヶ浜 だましてとった 百両も 男とばれちゃ 仕方がねえ つき出しなせえ どこへなと オットどっこい サラシは一本切ってきた  素肌に燃える 長襦袢 縞の羽織を 南郷に 着せかけられて 帰りしな にっこり被る 豆しぼり 鎌倉無宿 島育ち オットどっこい 女にしたい菊之助
地上の星風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく 草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った 見守られることもなく 地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  崖の上のジュピター 水底のシリウス みんな何処へ行った 見守られることもなく 名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む 風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう坂本冬美中島みゆき中島みゆき宮崎慎二風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく 草原のペガサス 街角のヴィーナス みんな何処へ行った 見守られることもなく 地上にある星を誰も覚えていない 人は空ばかり見てる つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  崖の上のジュピター 水底のシリウス みんな何処へ行った 見守られることもなく 名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう  名立たるものを追って 輝くものを追って 人は氷ばかり掴む 風の中のすばる 砂の中の銀河 みんな何処へ行った 見送られることもなく つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
幸せハッピー大切なものは何だと 聞かれて考えた よくよく考えたけど やっぱりこれだろう 幸せだ ハッピーだ これがすべてだろう 金があっても不幸せじゃ どーにもなりゃしねえ 幸せハッピー 誰も文句は言えねえ 幸せハッピー それこそが 人生のすべてさ  どうだ どうよ 幸せハッピー そうさ 今日も 幸せハッピー  幸せを手に入れた ある朝手に入れた どうしよう ハッピーだ こいつは素晴らしい 昨日までの あの涙 いったい何だったんだ あの暗い人生は いったい何なんだ 幸せ ハッピー それこそがすべて 幸せ ハッピー 誰もがそう 幸せハッピー  どうよ どうよ 幸せハッピー そうさ いつも 幸せハッピー  どうだ どうだ 幸せハッピー そうさ 今日も 幸せハッピー坂本冬美忌野清志郎細野晴臣細野晴臣大切なものは何だと 聞かれて考えた よくよく考えたけど やっぱりこれだろう 幸せだ ハッピーだ これがすべてだろう 金があっても不幸せじゃ どーにもなりゃしねえ 幸せハッピー 誰も文句は言えねえ 幸せハッピー それこそが 人生のすべてさ  どうだ どうよ 幸せハッピー そうさ 今日も 幸せハッピー  幸せを手に入れた ある朝手に入れた どうしよう ハッピーだ こいつは素晴らしい 昨日までの あの涙 いったい何だったんだ あの暗い人生は いったい何なんだ 幸せ ハッピー それこそがすべて 幸せ ハッピー 誰もがそう 幸せハッピー  どうよ どうよ 幸せハッピー そうさ いつも 幸せハッピー  どうだ どうだ 幸せハッピー そうさ 今日も 幸せハッピー
ほろ酔い満月赤く火照っているよな 満月のせいで ちょっと不埒な気分よ 酔わせてくださいな 何も言わずに飲んでる あなた憎いひと こんな夜更けに呼びだし 口説きもしないでさ  流し目から したたる色気 憂いのある背中は 悪さしてきた 残り香  ちゃらんぽらんで ほら 満月が 覗き見してます ちゃらんぽらんな ふり 二人して 雲隠れしましょ 惚れたが負け 負けるが勝ち 危うい夜が更けます  こらえ切れずに吐息の 花火打ち上げて 不意に乱れてみたくて 咲かせてくださいな 指も触れずに飲んでる あなた野暮なひと 追えば逃げてく恋でも 逃(のが)しはしないから  断捨離した 空っぽな胸 下心もいいじゃない まごころよりも 艶やか  ちゃらんぽらんで ほら 満月が 目隠ししてます ちゃらんぽらんな ふり 二人して 浮き名流しましょ 夢うつつで 惚れた腫れた 妖しい夜が更けます  ちゃらんぽらんで ほら 満月が 覗き見してます ちゃらんぽらんな ふり 二人して 雲隠れしましょ 惚れたが負け 負けるが勝ち 危うい夜が更けます坂本冬美田久保真見杉本眞人佐藤和豊赤く火照っているよな 満月のせいで ちょっと不埒な気分よ 酔わせてくださいな 何も言わずに飲んでる あなた憎いひと こんな夜更けに呼びだし 口説きもしないでさ  流し目から したたる色気 憂いのある背中は 悪さしてきた 残り香  ちゃらんぽらんで ほら 満月が 覗き見してます ちゃらんぽらんな ふり 二人して 雲隠れしましょ 惚れたが負け 負けるが勝ち 危うい夜が更けます  こらえ切れずに吐息の 花火打ち上げて 不意に乱れてみたくて 咲かせてくださいな 指も触れずに飲んでる あなた野暮なひと 追えば逃げてく恋でも 逃(のが)しはしないから  断捨離した 空っぽな胸 下心もいいじゃない まごころよりも 艶やか  ちゃらんぽらんで ほら 満月が 目隠ししてます ちゃらんぽらんな ふり 二人して 浮き名流しましょ 夢うつつで 惚れた腫れた 妖しい夜が更けます  ちゃらんぽらんで ほら 満月が 覗き見してます ちゃらんぽらんな ふり 二人して 雲隠れしましょ 惚れたが負け 負けるが勝ち 危うい夜が更けます
お酒と一緒に女がひとり お酒を飲むときの 悲しいこころが わかるなら どうぞお願い そっとこのまま 泣かせておいて  一つ、季節が おわれば 街の景色咲く花も かわるけど 恋しくて 恋しくて あなたが恋しくて お酒と一緒に 酔ってるわたし  愚かなわたし あなたのやさしさを 別れてはじめて 知るなんて どうぞ許して きっとあなたを 苦しめたのね  うしろ髪ひく あなたに 追えばもっと 傷ついてしまうけど 会いたくて 会いたくて 死ぬほど会いたくて お酒と一緒に 酔ってるわたし  一つ、季節が おわれば 街の景色咲く花も かわるけど 恋しくて 恋しくて あなたが恋しくて お酒と一緒に 酔ってるわたし坂本冬美たかたかし杉本眞人矢野立美女がひとり お酒を飲むときの 悲しいこころが わかるなら どうぞお願い そっとこのまま 泣かせておいて  一つ、季節が おわれば 街の景色咲く花も かわるけど 恋しくて 恋しくて あなたが恋しくて お酒と一緒に 酔ってるわたし  愚かなわたし あなたのやさしさを 別れてはじめて 知るなんて どうぞ許して きっとあなたを 苦しめたのね  うしろ髪ひく あなたに 追えばもっと 傷ついてしまうけど 会いたくて 会いたくて 死ぬほど会いたくて お酒と一緒に 酔ってるわたし  一つ、季節が おわれば 街の景色咲く花も かわるけど 恋しくて 恋しくて あなたが恋しくて お酒と一緒に 酔ってるわたし
忍冬淋しい女なんて言わせない 私はひとり冬をこらえて 花を咲かせる忍冬だから  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね  悲しい女なんて言わせない 私は胸で夢を転がし 花を咲かせる忍冬だから  雲をちぎり 荒波殴れよ 凍る日々が女を きれいにする 白い花をつけたら あなた 私をほめてね かたく抱いてね  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね坂本冬美内館牧子平尾昌晃若草恵淋しい女なんて言わせない 私はひとり冬をこらえて 花を咲かせる忍冬だから  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね  悲しい女なんて言わせない 私は胸で夢を転がし 花を咲かせる忍冬だから  雲をちぎり 荒波殴れよ 凍る日々が女を きれいにする 白い花をつけたら あなた 私をほめてね かたく抱いてね  雪よ 風よ 嵐よ 暴れろ つらい日々が女を やさしくする 白い花をつけたら あなた 私を泣かせて 髪を撫でてね
シルエット・ロマンス恋する女は夢みたがりの いつもヒロイン つかの間の 鏡に向かって アイペンシルの 色を並べて 迷うだけ  窓辺の憂い顔は 装う女心 茜色のシルエット  あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっとロマンス ときめきを止めないで  あなたのくちびる 首すじかすめ 私の声も かすれてた  無意識にイヤリング 気づいたらはずしてた 重なりあうシルエット  あぁ 抱きしめて 身動き出来ないほど もっとロマンス 甘くだましてほしい あぁ 抱きしめて 鼓動がひびくほどに もっとロマンス 激しく感じさせて  あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっとロマンス ときめきを止めないで坂本冬美来生えつこ来生たかお船山基紀恋する女は夢みたがりの いつもヒロイン つかの間の 鏡に向かって アイペンシルの 色を並べて 迷うだけ  窓辺の憂い顔は 装う女心 茜色のシルエット  あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっとロマンス ときめきを止めないで  あなたのくちびる 首すじかすめ 私の声も かすれてた  無意識にイヤリング 気づいたらはずしてた 重なりあうシルエット  あぁ 抱きしめて 身動き出来ないほど もっとロマンス 甘くだましてほしい あぁ 抱きしめて 鼓動がひびくほどに もっとロマンス 激しく感じさせて  あぁ あなたに 恋心ぬすまれて もっとロマンス 私に仕掛けてきて あぁ あなたに 恋模様染められて もっとロマンス ときめきを止めないで
どんでんがえし淋しがりやの男はみんな 女泣かせの旅役者 惚れた はれたの ひと芝居 緞帳下がれば 舞台は終わる  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  もっと聞きたい 別れの訳を せりふまわしで はぐらかす 見栄を切ってよ色男 あんときゃ本気と 叫んで逃げた  あれから化粧も したくない 一人でぼんやり 生きている 見事に決まった どんでんがえし すがりついたら 女がすたる 意地がキシキシ 意地がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ坂本冬美岡田冨美子四方章人淋しがりやの男はみんな 女泣かせの旅役者 惚れた はれたの ひと芝居 緞帳下がれば 舞台は終わる  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  もっと聞きたい 別れの訳を せりふまわしで はぐらかす 見栄を切ってよ色男 あんときゃ本気と 叫んで逃げた  あれから化粧も したくない 一人でぼんやり 生きている 見事に決まった どんでんがえし すがりついたら 女がすたる 意地がキシキシ 意地がキシキシ ah~ 涙ハラハラ  しんじちゃ だめだめ 赤い糸 結べばちぎれる 運命なの 尽くして捧げて どんでんがえし うらみ つらみに 未練が混ざりゃ 胸がキシキシ 胸がキシキシ ah~ 涙ハラハラ
どどいつ笑顔千両 おんなは器量 男ごころは 湯の煙 裏も表も 煙は煙 頼りないのが チョイト 憎らしい 壁に耳あり 障子に目あり 雨に隠れて 忍び傘  なんの寒かろ みぞれが降ろと 添えて嬉しい チョイト 肩と肩 エ~ エ~ エ~ エ~ 女はつらいよね  誘い上手に 誘われ上手 呑めば殿様 お姫様 跡の付く程 結んだ帯も 酒の力で チョイト またゆるむ すがりつきたい すがれば切れる 暖簾たためば 店じまい  お気をつけてと 言うだけやぼよ うしろ姿は チョイト ちどり足 エ~ エ~ エ~ エ~ 女はつらいよね坂本冬美たきのえいじ杉本眞人笑顔千両 おんなは器量 男ごころは 湯の煙 裏も表も 煙は煙 頼りないのが チョイト 憎らしい 壁に耳あり 障子に目あり 雨に隠れて 忍び傘  なんの寒かろ みぞれが降ろと 添えて嬉しい チョイト 肩と肩 エ~ エ~ エ~ エ~ 女はつらいよね  誘い上手に 誘われ上手 呑めば殿様 お姫様 跡の付く程 結んだ帯も 酒の力で チョイト またゆるむ すがりつきたい すがれば切れる 暖簾たためば 店じまい  お気をつけてと 言うだけやぼよ うしろ姿は チョイト ちどり足 エ~ エ~ エ~ エ~ 女はつらいよね
待ったなしだよ人生は弱音はいたら 勝ち目はないさ ここは一番 ふんばりどころ やると決めたら どこまでも 曲げてなるかよ この道を 待ったなしだよ 人生は そうだその気で やってみろ  二度や三度の つまづきなどに 負けて泣いたら 世間が笑う 何をくよくよ してなさる よそ見している 時じゃない 待ったなしだよ 人生は いいさ苦労も おつなもの  向かい風でも 後ろは向くな いつかお前の 時代が来るぞ ぐっと唇 かみしめて なげた笑顔が 華になる 待ったなしだよ 人生は くぐる浮世の 九十九折り坂本冬美多野亮四方章人南郷達也弱音はいたら 勝ち目はないさ ここは一番 ふんばりどころ やると決めたら どこまでも 曲げてなるかよ この道を 待ったなしだよ 人生は そうだその気で やってみろ  二度や三度の つまづきなどに 負けて泣いたら 世間が笑う 何をくよくよ してなさる よそ見している 時じゃない 待ったなしだよ 人生は いいさ苦労も おつなもの  向かい風でも 後ろは向くな いつかお前の 時代が来るぞ ぐっと唇 かみしめて なげた笑顔が 華になる 待ったなしだよ 人生は くぐる浮世の 九十九折り
おとうさんへ躰は大丈夫かい 元気で暮らせよと 電話の向こうの やせた姿が浮かびます いつも照れては 目をそらす そんなあなたの横顔が 懐かしい もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  いつもは無口な父が いい男性見つけろよ ポツリと一言 お酒飲み干しつぶやいた ふっと涙が頬つたう 心配かけてた 娘でごめんね もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  せめて「ありがとう」の言葉 言いたかった坂本冬美さくらななさくらなな宮崎慎二躰は大丈夫かい 元気で暮らせよと 電話の向こうの やせた姿が浮かびます いつも照れては 目をそらす そんなあなたの横顔が 懐かしい もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  いつもは無口な父が いい男性見つけろよ ポツリと一言 お酒飲み干しつぶやいた ふっと涙が頬つたう 心配かけてた 娘でごめんね もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  もう会いたくても 会えないのですね もう声を聞くことも ないのですね  せめて「ありがとう」の言葉 言いたかった
なごり雪汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった坂本冬美伊勢正三伊勢正三船山基紀汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 「東京で見る雪はこれが最後ね」と さみしそうに君がつぶやく なごり雪も降る時を知り ふざけすぎた季節のあとで 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  動き始めた汽車の窓に顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるが「さようなら」と動くことが こわくて下をむいてた 時がゆけば幼い君も 大人になると気づかないまま 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった  君が去ったホームにのこり 落ちてはとける雪を見ていた 今春が来て君はきれいになった 去年よりずっときれいになった
日々是好日心に響けば すべて景色は絵葉書 短い言葉を添え つい誰かに自慢したくなる 子猫の欠伸も 風と雲のマラソンも 見慣れてるはずなのに 今日は何故か輝いてる お元気ですか 逢いたいですね 一押しの話題ならば 素敵でしょう 明け方にあなたの夢 見たことかしら 照る日 曇る日 あなた想う日 日々是好日  小さな優しさ それに偶然出逢うと オレンジ色に胸がほんのりして得をした気分 誰かの親切 別に私にじゃなくても 有り難うと言いたい そんな気持ちにさせてくれて お元気ですか 嬉しいですね たった今信じ合える そのことが あなたとは例え遠く 離れていても 照る日 曇る日 愛が芽吹く日 日々是好日  照る日 曇る日 心弾む日 日々是好日坂本冬美阿木燿子宇崎竜童萩田光雄心に響けば すべて景色は絵葉書 短い言葉を添え つい誰かに自慢したくなる 子猫の欠伸も 風と雲のマラソンも 見慣れてるはずなのに 今日は何故か輝いてる お元気ですか 逢いたいですね 一押しの話題ならば 素敵でしょう 明け方にあなたの夢 見たことかしら 照る日 曇る日 あなた想う日 日々是好日  小さな優しさ それに偶然出逢うと オレンジ色に胸がほんのりして得をした気分 誰かの親切 別に私にじゃなくても 有り難うと言いたい そんな気持ちにさせてくれて お元気ですか 嬉しいですね たった今信じ合える そのことが あなたとは例え遠く 離れていても 照る日 曇る日 愛が芽吹く日 日々是好日  照る日 曇る日 心弾む日 日々是好日
安奈安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい  寒い夜だった 苛く悲しい 一人きりの長い夜だった 北へ向う夜汽車は 俺の中の心のようにすすり泣いてた そんな時おまえがよこした便り ただ一言だけ“淋しい”って綴ってた 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい  眠れぬ夜を いくつも数えた おまえのことを 忘れはしなかった それでも一人で 生きてゆこうと のばせば届く愛を こわがってた 安奈 寒くはないかい おまえを包むコートはないけど この手で暖めてあげたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい  二人で泣いた夜を 覚えているかい わかち合った夢も 虹のように消えたけど  おまえのもとに今 帰ろうとして 今夜 俺は旅を始める クリスマス・ツリーに灯りがともり みんなの笑い声が聞える頃 安奈 おまえに会いたい 燃えつきたろうそくに もう一度 二人だけの愛の灯をともしたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい坂本冬美甲斐よしひろ甲斐よしひろ萩田光雄・船山基紀・若草恵安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい  寒い夜だった 苛く悲しい 一人きりの長い夜だった 北へ向う夜汽車は 俺の中の心のようにすすり泣いてた そんな時おまえがよこした便り ただ一言だけ“淋しい”って綴ってた 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい  眠れぬ夜を いくつも数えた おまえのことを 忘れはしなかった それでも一人で 生きてゆこうと のばせば届く愛を こわがってた 安奈 寒くはないかい おまえを包むコートはないけど この手で暖めてあげたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい  二人で泣いた夜を 覚えているかい わかち合った夢も 虹のように消えたけど  おまえのもとに今 帰ろうとして 今夜 俺は旅を始める クリスマス・ツリーに灯りがともり みんなの笑い声が聞える頃 安奈 おまえに会いたい 燃えつきたろうそくに もう一度 二人だけの愛の灯をともしたい 安奈 クリスマス・キャンドルの灯は ゆれているかい 安奈 おまえの愛の灯は まだ燃えているかい
星に祈りを窓に ひとすじの光り 夢にうかぶ ふるさとよ 熱き涙 頬をぬらす 遥か遠き ふるさとよ  母よ つよく抱きしめて 道に迷った わが子を 昔 抱いてくれたように ひとりぼっちの わが子を  空に光る 星たちよ どうぞ 導いてほしい 果てもしれず 続く道を 永遠に 導いてほしい  いつか ふたたび帰らん 母よ ふるさとの海よ 今日もひとり 星に祈る いつか 帰りつくその日を ― 今日もひとり 星に祈る ― 母よ ふるさとの海よ坂本冬美たかたかし猪俣公章若草恵窓に ひとすじの光り 夢にうかぶ ふるさとよ 熱き涙 頬をぬらす 遥か遠き ふるさとよ  母よ つよく抱きしめて 道に迷った わが子を 昔 抱いてくれたように ひとりぼっちの わが子を  空に光る 星たちよ どうぞ 導いてほしい 果てもしれず 続く道を 永遠に 導いてほしい  いつか ふたたび帰らん 母よ ふるさとの海よ 今日もひとり 星に祈る いつか 帰りつくその日を ― 今日もひとり 星に祈る ― 母よ ふるさとの海よ
百年先も手をとりながら流れる川の 水面に映る 葉影の色は じきに 次の季節を渡す  留まることを 許さぬ風は 漂う心 何処へ 連れてゆきますか  はじめて逢った日から どれだけ経ったのでしょう  百年先も あなたの手をとりながら どんなときも そばにいてください  過ぎゆく日々を 見送る空に 翳した花は決して 枯れることはない  ただありがとうとだけ 伝えられたらいいのに  百年先も あなたの手をとりながら どんなときも そばにいてください  百年先も 変わらず手をとりながら どこまでも 行く舟に乗りたい  百年先も あなたの手をとりながら どんなときも そばにいてください坂本冬美松井五郎山川恵津子若草恵流れる川の 水面に映る 葉影の色は じきに 次の季節を渡す  留まることを 許さぬ風は 漂う心 何処へ 連れてゆきますか  はじめて逢った日から どれだけ経ったのでしょう  百年先も あなたの手をとりながら どんなときも そばにいてください  過ぎゆく日々を 見送る空に 翳した花は決して 枯れることはない  ただありがとうとだけ 伝えられたらいいのに  百年先も あなたの手をとりながら どんなときも そばにいてください  百年先も 変わらず手をとりながら どこまでも 行く舟に乗りたい  百年先も あなたの手をとりながら どんなときも そばにいてください
夏をあきらめて波音が響けば雨雲が近づく 二人で思いきり遊ぶはずの On the beach きっと誰かが恋に破れ 噂のタネに邪魔する 君の身体も濡れたまま 乾く間もなくて 胸元が揺れたら しずくが砂に舞い 言葉も無いままに あきらめの夏  Darlin' can't you see? I'll try to make it shine Darlin' be with me! Let's get to be so fine  潮風が騒げばやがて雨の合図 悔しげな彼女とかけこむ Pacific hotel うらめしげにガラスごしに 背中で見てる渚よ 腰のあたりまで切れ込む 水着も見れない 熱めのお茶を飲み意味シンなシャワーで 恋人も泣いてる あきらめの夏  Darlin' can't you see? I'll try to make it shine Darlin' be with me! Let's get to be so fine  岩陰にまぼろしが見えりゃ虹が出る 江の島が遠くにボンヤリ寝てる このまま君と あきらめの夏坂本冬美桑田佳祐桑田佳祐若草恵波音が響けば雨雲が近づく 二人で思いきり遊ぶはずの On the beach きっと誰かが恋に破れ 噂のタネに邪魔する 君の身体も濡れたまま 乾く間もなくて 胸元が揺れたら しずくが砂に舞い 言葉も無いままに あきらめの夏  Darlin' can't you see? I'll try to make it shine Darlin' be with me! Let's get to be so fine  潮風が騒げばやがて雨の合図 悔しげな彼女とかけこむ Pacific hotel うらめしげにガラスごしに 背中で見てる渚よ 腰のあたりまで切れ込む 水着も見れない 熱めのお茶を飲み意味シンなシャワーで 恋人も泣いてる あきらめの夏  Darlin' can't you see? I'll try to make it shine Darlin' be with me! Let's get to be so fine  岩陰にまぼろしが見えりゃ虹が出る 江の島が遠くにボンヤリ寝てる このまま君と あきらめの夏
悲しき雨音彼を待ってる窓辺に さみしい雨の音 ひとりぼっちのため息か こぼれる涙か 彼はあたしが愛した ただひとりの男 なのに 彼にはわからない あたしの心が 雨よ 彼に伝えて ふたりの悲しい恋も いつかはよみがえるでしょうと  そうさ 雨のあとは天気 彼も気が変わるわ 急いであたしのところへ 涙を吸いにくる あたしが彼を こんなに愛しているのをどういおう 胸に抱かれたらどういおう ため息ついて聞いている さみしい雨の音 ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か坂本冬美John C Gummoe・日本語詞:岩谷時子John C Gummoe萩田光雄彼を待ってる窓辺に さみしい雨の音 ひとりぼっちのため息か こぼれる涙か 彼はあたしが愛した ただひとりの男 なのに 彼にはわからない あたしの心が 雨よ 彼に伝えて ふたりの悲しい恋も いつかはよみがえるでしょうと  そうさ 雨のあとは天気 彼も気が変わるわ 急いであたしのところへ 涙を吸いにくる あたしが彼を こんなに愛しているのをどういおう 胸に抱かれたらどういおう ため息ついて聞いている さみしい雨の音 ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か ひとりぼっちのガラス窓 ぬらすは涙か
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