昔も今も…女別れましょうかそれとも耐えて あなたの許へ 帰りましょうか 女がひとり 迷いを抱いて 日暮れを背中に径をゆく 嵯峨野 野宮さらさらと 風がなきます竹林 男の愛をあきらめた 女の嘆きが 聞こえます 一つの屋根にくらしていても こころ寂しい 他人のくらし 抱かれもせずに むなしく過ぎる 月日にいつしかなれてゆく 嵯峨野 祇王寺はらはらと 桜ちります音もなく 昔も今もかわらない 女のこころが 風になる 嵯峨野 細道迷い坂 つらい女のなみだ坂 あなたをもしも嫌いなら 別れもたやすく できるのに | 島倉千代子 | たかたかし | 幸耕平 | | 別れましょうかそれとも耐えて あなたの許へ 帰りましょうか 女がひとり 迷いを抱いて 日暮れを背中に径をゆく 嵯峨野 野宮さらさらと 風がなきます竹林 男の愛をあきらめた 女の嘆きが 聞こえます 一つの屋根にくらしていても こころ寂しい 他人のくらし 抱かれもせずに むなしく過ぎる 月日にいつしかなれてゆく 嵯峨野 祇王寺はらはらと 桜ちります音もなく 昔も今もかわらない 女のこころが 風になる 嵯峨野 細道迷い坂 つらい女のなみだ坂 あなたをもしも嫌いなら 別れもたやすく できるのに |
それいけGo Goトビラを開けて進もう ワクワクしながら行こう 初めの一歩 最初は一歩 そこから始まる 必ず道を開こう ドキドキするのもいいさ 二度目も一歩 小さな一歩 それが大きい まだあきらめないで まだすてないで 勇気を出してと 自分を盛り上げる 夢を見て歩きたい 気持ちしだいで心に花が咲く 夢がある毎日を 追いかけながら それいけ Go Go ナミダをふいて進もう クヨクヨするのはやめよ 始めの一歩 最初の一歩 頑張ったよね 必ず道は開ける ワクワクするのもいいさ 二度目も一歩 大事な一歩 これが大きい いまあきらめたら まだもったいない 小さな奇跡を 感じていたいから 夢を見て歩こうよ 渇いた世界の 心に花よ咲け 夢がある毎日を みんなで作ろう それいけ Go Go 夢がある毎日を みんなで作ろう それいけ Go Go | 島倉千代子 | 山崎ハコ | 山崎ハコ | 安田裕美 | トビラを開けて進もう ワクワクしながら行こう 初めの一歩 最初は一歩 そこから始まる 必ず道を開こう ドキドキするのもいいさ 二度目も一歩 小さな一歩 それが大きい まだあきらめないで まだすてないで 勇気を出してと 自分を盛り上げる 夢を見て歩きたい 気持ちしだいで心に花が咲く 夢がある毎日を 追いかけながら それいけ Go Go ナミダをふいて進もう クヨクヨするのはやめよ 始めの一歩 最初の一歩 頑張ったよね 必ず道は開ける ワクワクするのもいいさ 二度目も一歩 大事な一歩 これが大きい いまあきらめたら まだもったいない 小さな奇跡を 感じていたいから 夢を見て歩こうよ 渇いた世界の 心に花よ咲け 夢がある毎日を みんなで作ろう それいけ Go Go 夢がある毎日を みんなで作ろう それいけ Go Go |
結婚しようよ僕の髪が 肩までのびて 君と同じに なったら 約束どおり 町の教会で 結婚しようよ Whm… 古いギターをポロンと鳴らそう 白いチャペルが 見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ Whm… もうすぐ春が ペンキを肩に お花畑の中を 散歩にくるよ そしたら君は 窓をあけて エクボを見せる 僕のために 僕は君を さらいにくるよ 結婚しようよ Whm… 雨が上がって 雲のきれ間に お陽様さんが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ Whm… 二人で買った緑のシャツを 僕のおうちの ベランダに 並べて干そう 結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ | 島倉千代子 | 吉田拓郎 | 竜崎孝路 | | 僕の髪が 肩までのびて 君と同じに なったら 約束どおり 町の教会で 結婚しようよ Whm… 古いギターをポロンと鳴らそう 白いチャペルが 見えたら 仲間を呼んで 花をもらおう 結婚しようよ Whm… もうすぐ春が ペンキを肩に お花畑の中を 散歩にくるよ そしたら君は 窓をあけて エクボを見せる 僕のために 僕は君を さらいにくるよ 結婚しようよ Whm… 雨が上がって 雲のきれ間に お陽様さんが 見えたら ひざっこぞうを たたいてみるよ 結婚しようよ Whm… 二人で買った緑のシャツを 僕のおうちの ベランダに 並べて干そう 結婚しようよ 僕の髪は もうすぐ肩まで とどくよ |
かわいい女になろうと決めた吸い殻二本と 百円ライター 競馬の新聞 赤い鉛筆 それだけ残して 夜明けに消えた 大きな背中を ふと想い出す 別れて一人 旅に出て 泣くだけ泣いて かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったから きれいになったと 言われるたびに 化粧のせいよと 答えたけれど 寂しそうだねと 言われたようで 心にコートを そっと着せかける 別れて北へ 旅に出て 湯けむりの宿 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって あいつの心が 寂しい時に 相槌ひとつも 打てなかったよ かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね | 島倉千代子 | 喜多條忠 | 杉本真人 | 南郷達也 | 吸い殻二本と 百円ライター 競馬の新聞 赤い鉛筆 それだけ残して 夜明けに消えた 大きな背中を ふと想い出す 別れて一人 旅に出て 泣くだけ泣いて かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったから きれいになったと 言われるたびに 化粧のせいよと 答えたけれど 寂しそうだねと 言われたようで 心にコートを そっと着せかける 別れて北へ 旅に出て 湯けむりの宿 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって 酔えば酔うほど切なくて 酔えば酔うほど一人になって あいつの心が 寂しい時に 相槌ひとつも 打てなかったよ かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね かわいい女になろうと決めた かわいい女じゃなかったからね |
あなたを紡いで手毬唄ひとつ ふたつ みっつとせ しあわせの破片 数えながら… 愛をほおばる ひな鳥のように やさしい胸で すごした日々 笑顔はひとりじゃ つくれないさと 口移しに 教えてくれた人 あなたの面影 たて糸に あなたのぬくもり よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない 袖を通さぬ 花嫁衣裳に くやし涙の 染みのあと 命をとるなら 運命よなんで この私の 命をとらなかったの あなたのくちぐせ たて糸に あなたの残り香 よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない あなたの面影 たて糸に あなたのぬくもり よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない | 島倉千代子 | 島倉千代子 | 南こうせつ | | ひとつ ふたつ みっつとせ しあわせの破片 数えながら… 愛をほおばる ひな鳥のように やさしい胸で すごした日々 笑顔はひとりじゃ つくれないさと 口移しに 教えてくれた人 あなたの面影 たて糸に あなたのぬくもり よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない 袖を通さぬ 花嫁衣裳に くやし涙の 染みのあと 命をとるなら 運命よなんで この私の 命をとらなかったの あなたのくちぐせ たて糸に あなたの残り香 よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない あなたの面影 たて糸に あなたのぬくもり よこ糸に 紡いで唄う 手毬唄 あんなに誰かを もう愛せない |
愛ひとひらしまい忘れた 風鈴が 秋の夜風に 泣いてます あなたは 夏のせいにして 想い出だけを 置いてゆく もう何も言わないで わたし以外の 女のために 夢に咲いて 咲いては散る さだめなら 時をこえて 生まれ変わり いつの日か あなたの胸で咲かせて 離さないで 沈む夕日に せかされて 人は家路を 急ぐけど わたしのもとへ 訪れる あの足音は 聞こえない ひと夏の まぼろしに 笑い方さえ 奪われたまま めぐり逢いの いたずらよと 恨みつつ 赤い絆 たぐり寄せて もう一度 あなたの胸で散らせて 眠らせて 夢に咲いて 咲いては散る さだめなら 時をこえて 生まれ変わり いつの日か あなたの胸で咲かせて 離さないで | 島倉千代子 | 島倉千代子 | 平松愛理 | 竜崎孝路 | しまい忘れた 風鈴が 秋の夜風に 泣いてます あなたは 夏のせいにして 想い出だけを 置いてゆく もう何も言わないで わたし以外の 女のために 夢に咲いて 咲いては散る さだめなら 時をこえて 生まれ変わり いつの日か あなたの胸で咲かせて 離さないで 沈む夕日に せかされて 人は家路を 急ぐけど わたしのもとへ 訪れる あの足音は 聞こえない ひと夏の まぼろしに 笑い方さえ 奪われたまま めぐり逢いの いたずらよと 恨みつつ 赤い絆 たぐり寄せて もう一度 あなたの胸で散らせて 眠らせて 夢に咲いて 咲いては散る さだめなら 時をこえて 生まれ変わり いつの日か あなたの胸で咲かせて 離さないで |
逢いたいよ~酒は涙か溜息から~あんた 今夜もお酒なの 酔えばいつもの 演歌ぶし 古い歌だが しみてきて わたしも泣けます 想い出す 酒は涙か 溜息か 心の憂さの 捨てどころ そうよ 今でも一人身よ 春をみついだ 酒場街 うその情けと 知りながら 女の身体は 火と燃える 忘れたはずの 彼の人に 残る心を 何としよう あの人は どこにいる 逢いたいよ | 島倉千代子 | 山本豊・高橋掬太郎 | 遠藤実・古賀政男 | | あんた 今夜もお酒なの 酔えばいつもの 演歌ぶし 古い歌だが しみてきて わたしも泣けます 想い出す 酒は涙か 溜息か 心の憂さの 捨てどころ そうよ 今でも一人身よ 春をみついだ 酒場街 うその情けと 知りながら 女の身体は 火と燃える 忘れたはずの 彼の人に 残る心を 何としよう あの人は どこにいる 逢いたいよ |
夢おまもり子供のままで 大きくなった そんなあんたが 好きだから 隣で 夢のお手つだい 少し出来れば いいの 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから お酒を飲めば 涙もろくて なにも出来ない 人だから いつでも そばで見守って 少し叱ってあげる 泣かんときな 泣かんときな 涙なんか どこかへ飛んでゆけ 泣かんときな 泣かんときな あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから | 島倉千代子 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | 子供のままで 大きくなった そんなあんたが 好きだから 隣で 夢のお手つだい 少し出来れば いいの 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから お酒を飲めば 涙もろくて なにも出来ない 人だから いつでも そばで見守って 少し叱ってあげる 泣かんときな 泣かんときな 涙なんか どこかへ飛んでゆけ 泣かんときな 泣かんときな あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから 昨日なんか どこかへ飛んでゆけ 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから 惚れたんやから 惚れたんやから あんたは 心の お守りだから |
そろそろり冷たい風が吹いてきて寂しい時は きれいな景色を思うのさ たとえば青空を ちょっぴり努力しなければ 大きくなれないね 不器用だけど そろそろり 歩いてゆくのです その心に 花が咲くでしょう 夢も生まれる 歌もある 忘れかけてた 愛もあるでしょう 何だか小さな事なのに 傷つく時は 昔の景色を思うのさ たとえば野の花を ちょっぴり泣いていたけれど もう大丈夫だと 微笑みながら そろそろり 歩いてゆくのです その心に 花が咲くでしょう 夢も生まれる 歌もある そして大切な 愛があるでしょう けなげに今を生きている 明日を待ちながら 素直になれば そろそろり 元気になるのです その心に 花が咲くでしょう 夢も生まれる 歌もある 忘れかけてた 愛もあるでしょう | 島倉千代子 | 山崎ハコ | 山崎ハコ | 安田裕美 | 冷たい風が吹いてきて寂しい時は きれいな景色を思うのさ たとえば青空を ちょっぴり努力しなければ 大きくなれないね 不器用だけど そろそろり 歩いてゆくのです その心に 花が咲くでしょう 夢も生まれる 歌もある 忘れかけてた 愛もあるでしょう 何だか小さな事なのに 傷つく時は 昔の景色を思うのさ たとえば野の花を ちょっぴり泣いていたけれど もう大丈夫だと 微笑みながら そろそろり 歩いてゆくのです その心に 花が咲くでしょう 夢も生まれる 歌もある そして大切な 愛があるでしょう けなげに今を生きている 明日を待ちながら 素直になれば そろそろり 元気になるのです その心に 花が咲くでしょう 夢も生まれる 歌もある 忘れかけてた 愛もあるでしょう |
小雨の丘雨がしずかに降る 日暮れの街はずれ そぼ降る 小雨に 濡れゆくわが胸 夢のようなこぬか雨 亡き母のささやき ひとりきくひとりきく さみしき胸に ああ お母さん あなたが死んで三年 私はこの雨にあなたを想う 雨 雨 泣きぬれる雨 木の葉も草も そして私も つらいこの世の雨 悲しきたそがれよ そぼ降る小雨に 浮かぶは想い出 うつり行く日を数え 亡き母を偲べば ともしびがともしびが 彼方の丘に ともしび ともしび 母さんの瞳によく似た ともしび 私は歌おう 私の好きなあの丘で 母さんを想う心からの歌 丘に静かに降る 今宵のさみしさよ そぼ降る小雨と 心の涙よ ただ一人たたずめば 亡き母のおもかげ 雨の中雨の中 けむりて浮かぶ | 島倉千代子 | サトウハチロー | 服部良一 | | 雨がしずかに降る 日暮れの街はずれ そぼ降る 小雨に 濡れゆくわが胸 夢のようなこぬか雨 亡き母のささやき ひとりきくひとりきく さみしき胸に ああ お母さん あなたが死んで三年 私はこの雨にあなたを想う 雨 雨 泣きぬれる雨 木の葉も草も そして私も つらいこの世の雨 悲しきたそがれよ そぼ降る小雨に 浮かぶは想い出 うつり行く日を数え 亡き母を偲べば ともしびがともしびが 彼方の丘に ともしび ともしび 母さんの瞳によく似た ともしび 私は歌おう 私の好きなあの丘で 母さんを想う心からの歌 丘に静かに降る 今宵のさみしさよ そぼ降る小雨と 心の涙よ ただ一人たたずめば 亡き母のおもかげ 雨の中雨の中 けむりて浮かぶ |
酒は涙か溜息か酒は涙か ためいきか こゝろのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎のゆめの 切なさよ 酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう | 島倉千代子 | 高橋掬太郎 | 古賀政男 | 佐伯亮 | 酒は涙か ためいきか こゝろのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎のゆめの 切なさよ 酒は涙か ためいきか かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう |
悲恋宿あの人を 信じて昨日まで 愛に生き つくした私 なのに何故 背を向けた この胸キリキリ 痛ませて 忘れる旅を あてもなく 死にたい思いの 雪の宿 命かけ 燃やした恋の火が いつまでも この身をこがす これからが つらすぎる 人生キレギレ きざまれて 湯船に落ちた 涙つぶ うつして悲しい 洗い髪 生きがいを なくした女には 時が過ぎ 消え去ることが せめてもの 願いだと 想い出チリヂリ ちりばめて 明日の夢を 追いながら やすらぎひととき 悲恋宿 | 島倉千代子 | 五十川天夢 | 五十川天夢 | 南郷達也 | あの人を 信じて昨日まで 愛に生き つくした私 なのに何故 背を向けた この胸キリキリ 痛ませて 忘れる旅を あてもなく 死にたい思いの 雪の宿 命かけ 燃やした恋の火が いつまでも この身をこがす これからが つらすぎる 人生キレギレ きざまれて 湯船に落ちた 涙つぶ うつして悲しい 洗い髪 生きがいを なくした女には 時が過ぎ 消え去ることが せめてもの 願いだと 想い出チリヂリ ちりばめて 明日の夢を 追いながら やすらぎひととき 悲恋宿 |
銀の舟素肌に残る 昨夜の波が 見知らぬ海へと 二人をさらう 誰が漕ぐのか 銀の舟 愛のしぶきが 月夜を濡らす どうぞこのまま このままもっと せつない吐息が 涸れるまで…… はかなく哀しい この命 まだ半分も 生きてない あなたとならば 異国へ行ける ときめく私を しっかり抱いて まるで木の葉ね 銀の舟 命懸けさと 言われて泣いた どうぞこのまま このままもっと きれいな涙よ 涸れないで…… 移ろい流れる この命 まだ半分も 生きてない どうぞこのまま このままもっと せつない吐息が 涸れるまで…… はかなく哀しい この命 まだ半分も 生きてない | 島倉千代子 | 岡田冨美子 | 都志見隆 | 伊戸のりお | 素肌に残る 昨夜の波が 見知らぬ海へと 二人をさらう 誰が漕ぐのか 銀の舟 愛のしぶきが 月夜を濡らす どうぞこのまま このままもっと せつない吐息が 涸れるまで…… はかなく哀しい この命 まだ半分も 生きてない あなたとならば 異国へ行ける ときめく私を しっかり抱いて まるで木の葉ね 銀の舟 命懸けさと 言われて泣いた どうぞこのまま このままもっと きれいな涙よ 涸れないで…… 移ろい流れる この命 まだ半分も 生きてない どうぞこのまま このままもっと せつない吐息が 涸れるまで…… はかなく哀しい この命 まだ半分も 生きてない |
子守唄をもう一度逢えなくなって 幾年か 腕白ざかりになったろか わたしのことを 悪いママだと 今も恨んでるだろうか 夕焼け小焼けで 日が暮れて ねんねん坊やの 夢に泣く 唄ってあげたい もう一度 しあわせ願う 子守唄 風邪などひいて いないかと どんなに心配してみても 買った玩具を 送る以外に 今は何もしてやれない 夕焼け小焼けで 日が暮れて ねんねん坊やの 夢に泣く この手に抱いて もう一度 しあわせ析る 子守唄 指祈りかぞえ いつの日か 逢いたい 逢えない この運命 無邪気な笑顔 思い出すたび 強く生きると 誓うの 夕焼け小焼けで 日が暮れて ねんねん坊やの 夢に泣く 唄ってあげたい もう一度 しあわせ願う 子守唄 しあわせ願う 子守唄 | 島倉千代子 | 島倉千代子 | 永井龍雲 | 中西康晴 | 逢えなくなって 幾年か 腕白ざかりになったろか わたしのことを 悪いママだと 今も恨んでるだろうか 夕焼け小焼けで 日が暮れて ねんねん坊やの 夢に泣く 唄ってあげたい もう一度 しあわせ願う 子守唄 風邪などひいて いないかと どんなに心配してみても 買った玩具を 送る以外に 今は何もしてやれない 夕焼け小焼けで 日が暮れて ねんねん坊やの 夢に泣く この手に抱いて もう一度 しあわせ析る 子守唄 指祈りかぞえ いつの日か 逢いたい 逢えない この運命 無邪気な笑顔 思い出すたび 強く生きると 誓うの 夕焼け小焼けで 日が暮れて ねんねん坊やの 夢に泣く 唄ってあげたい もう一度 しあわせ願う 子守唄 しあわせ願う 子守唄 |
ときめきよ こんにちは春でもないのに 胸がときめく 見るものすべてが 微笑み返す 口紅の色も この髪形も 知らないあいだに 変えてたわたし 傷つくのが 怖いから もう恋など しないと決めた 昔の私に さようなら あなたの笑顔に こんにちは お互い様だよ 過去があるのは やさしく呟く あなたとならば 地図さえ持たない この旅立ちに 一歩を踏み出す 勇気が持てる 明日へつづく 架け橋を ひとりきりじゃ 渡れなかった 昔の私に さようなら ふたりの季節に こんにちは 傷つくのが 怖いから もう恋など しないと決めた 昔の私に さようなら あなたの笑顔に こんにちは | 島倉千代子 | 島倉千代子 | 平松愛理 | 矢野立美 | 春でもないのに 胸がときめく 見るものすべてが 微笑み返す 口紅の色も この髪形も 知らないあいだに 変えてたわたし 傷つくのが 怖いから もう恋など しないと決めた 昔の私に さようなら あなたの笑顔に こんにちは お互い様だよ 過去があるのは やさしく呟く あなたとならば 地図さえ持たない この旅立ちに 一歩を踏み出す 勇気が持てる 明日へつづく 架け橋を ひとりきりじゃ 渡れなかった 昔の私に さようなら ふたりの季節に こんにちは 傷つくのが 怖いから もう恋など しないと決めた 昔の私に さようなら あなたの笑顔に こんにちは |
この生命を授かって恋に傷つき 生きることに つまずき 悲しみに 泣き濡れた 若き日も 今はすべてが 懐かしさに 変わって 振りむけば 想い出が そこにある あゝ この生命が ある限り 愛する歌と 生きてゆけたなら せめて美しく そして清らかに この人生は 私のものだから 夢を掴んで また何かを なくして 幸せは 涙にも きっとある 母は小さく その背中を 丸めて 老いてゆく 生き方も それもいい あゝ この生命を 授かって 愛する人達と 歩きつづけたら せめて愛おしく そして穏やかに この人生は 私のものだから あゝ この生命が ある限り 愛する歌と 生きてゆけたなら せめて美しく そして清らかに この人生は 私のものだから この人生は 私のものだから | 島倉千代子 | 荒木とよひさ | 浜圭介 | 今泉敏郎 | 恋に傷つき 生きることに つまずき 悲しみに 泣き濡れた 若き日も 今はすべてが 懐かしさに 変わって 振りむけば 想い出が そこにある あゝ この生命が ある限り 愛する歌と 生きてゆけたなら せめて美しく そして清らかに この人生は 私のものだから 夢を掴んで また何かを なくして 幸せは 涙にも きっとある 母は小さく その背中を 丸めて 老いてゆく 生き方も それもいい あゝ この生命を 授かって 愛する人達と 歩きつづけたら せめて愛おしく そして穏やかに この人生は 私のものだから あゝ この生命が ある限り 愛する歌と 生きてゆけたなら せめて美しく そして清らかに この人生は 私のものだから この人生は 私のものだから |
心燃えさせて頬につめたい みぞれが落ちる あなた追いかけ来た ここは泣き場所 今も死ぬほど 好きなのに 嘘にしないで 約束を あなたひとりに 尽くしたい 心燃えさせて 命燃えさせて 女やめるまで 明日に飛べない 傷つき鴎 北の港宿 いま酒と泣きたい 女ひとり寝 うす化粧 燃えて抱かれた 愛の日を 肌にとめてる この指輪 心燃えさせて 命燃えさせて 女やめるまで あなたひとりに 尽くしたい 心燃えさせて 命燃えさせて 女やめるまで | 島倉千代子 | 石本美由起 | 遠藤実 | 池多孝春 | 頬につめたい みぞれが落ちる あなた追いかけ来た ここは泣き場所 今も死ぬほど 好きなのに 嘘にしないで 約束を あなたひとりに 尽くしたい 心燃えさせて 命燃えさせて 女やめるまで 明日に飛べない 傷つき鴎 北の港宿 いま酒と泣きたい 女ひとり寝 うす化粧 燃えて抱かれた 愛の日を 肌にとめてる この指輪 心燃えさせて 命燃えさせて 女やめるまで あなたひとりに 尽くしたい 心燃えさせて 命燃えさせて 女やめるまで |
ためらいの秋秋は恋の 影の部分が 少し浮き立ち しのび寄る季節 長く伸びた 木立の影に 記憶いくつも ひとり歩きする いとしいけど 過ぎたことだと 言い聞かせて 陽ざしを選ぶ 自由という名の さよならを 私いつも 投げかけてきた 自由を貫くため いくつ 未練悔いなく 風に散らしたか 青い炎 時にざわめく 悪い季節ね 秋はいつだって 枯れ葉の中 思い出も舞う ため息さえ 気づかず深く 愛したひとの 面影さえ 急に襲い 立ち止まるけど 愛した 日々の重なりなら 今も心を 揺るがせてくけど 自由という名の さよならを いつも選んだ 私 悔いはない | 島倉千代子 | 来生えつこ | 来生たかお | 伊戸のりお | 秋は恋の 影の部分が 少し浮き立ち しのび寄る季節 長く伸びた 木立の影に 記憶いくつも ひとり歩きする いとしいけど 過ぎたことだと 言い聞かせて 陽ざしを選ぶ 自由という名の さよならを 私いつも 投げかけてきた 自由を貫くため いくつ 未練悔いなく 風に散らしたか 青い炎 時にざわめく 悪い季節ね 秋はいつだって 枯れ葉の中 思い出も舞う ため息さえ 気づかず深く 愛したひとの 面影さえ 急に襲い 立ち止まるけど 愛した 日々の重なりなら 今も心を 揺るがせてくけど 自由という名の さよならを いつも選んだ 私 悔いはない |
ハッピーバースデー覚えててくれて ありがとうあなた とてもうれしいわ 女に生まれた しあわせをいつも おしえてくれた人ね 何もほしくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない 今も私 ずっと夢の中 あなたがくれた 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 覚えていたのね ありがとうあなた 少し照れるけど つまづきながらも 二人で歩いた 今日までをありがとう 何もこわくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない だから私 ずっと夢の中 あなたと生きる 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 私いつも ハッピーバースデー 二人のために ハッピーバースデー | 島倉千代子 | 島倉千代子 | 根本要 | 矢野立美 | 覚えててくれて ありがとうあなた とてもうれしいわ 女に生まれた しあわせをいつも おしえてくれた人ね 何もほしくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない 今も私 ずっと夢の中 あなたがくれた 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 覚えていたのね ありがとうあなた 少し照れるけど つまづきながらも 二人で歩いた 今日までをありがとう 何もこわくはないの あなたがいれば… 愛されすぎて 息もできない だから私 ずっと夢の中 あなたと生きる 愛のすべてに 私からも ハッピーバースデー 私いつも ハッピーバースデー 二人のために ハッピーバースデー |
きらめきの瞬間夕暮れの人ごみに まぎれ込む あなたの影 お待たせと駆け寄れば 街中がきらめきだす どんな夜も ふたりでなら 越えてゆけるはずと 信じていた 心までが 今ははぐれて あなたなしでは 見慣れた景色も 淋しさばかり 目にうつるの できることなら すべてが冗談と 笑顔 見せてほしい 週末にひとりきり 過ごしてる 部屋の窓辺 穏やかなこもれ陽が 想い出をはこんでくる 手をのばせば そこにいつも しあわせがあったの 重ね合った 愛も夢も 今はまぼろし もしもあなたに めぐり逢わなけりゃ 生きるよろこび 知らずにいたわ できることなら もう一度あの日に 時よ 連れ戻して あなたなしでは 見慣れた景色も 淋しさばかり 目にうつるの できることなら すべてが冗談と 笑顔 見せてほしい | 島倉千代子 | 島倉千代子 | 根本要 | 矢野立美 | 夕暮れの人ごみに まぎれ込む あなたの影 お待たせと駆け寄れば 街中がきらめきだす どんな夜も ふたりでなら 越えてゆけるはずと 信じていた 心までが 今ははぐれて あなたなしでは 見慣れた景色も 淋しさばかり 目にうつるの できることなら すべてが冗談と 笑顔 見せてほしい 週末にひとりきり 過ごしてる 部屋の窓辺 穏やかなこもれ陽が 想い出をはこんでくる 手をのばせば そこにいつも しあわせがあったの 重ね合った 愛も夢も 今はまぼろし もしもあなたに めぐり逢わなけりゃ 生きるよろこび 知らずにいたわ できることなら もう一度あの日に 時よ 連れ戻して あなたなしでは 見慣れた景色も 淋しさばかり 目にうつるの できることなら すべてが冗談と 笑顔 見せてほしい |
京おんな・みなこ悲しいことは あらしまへん うちはもう 泣かしまへん 加茂の河原の せせらぎに 夢をひとつ 流します 頬づえをついては ため息 夢まじり 待ちくたびれても 待ちこがれていた 待ち暮らすことも 女の幸福と 北一乗寺 下がり松 おみくじは 吉どした 恨む気持ちは あらしまへん うちはもう 泣かしまへん 流し友禅 あでやかに 恋の色に 染め上げる 黒髪をとかして 朧月の夜 読み返す手紙 読み取れるまでは 心の炎を 消さずに暮らします 大原女のあと ついてゆく ひとり渡る 渡月橋 | 島倉千代子 | 美樹克彦 | 美樹克彦 | 前田俊明 | 悲しいことは あらしまへん うちはもう 泣かしまへん 加茂の河原の せせらぎに 夢をひとつ 流します 頬づえをついては ため息 夢まじり 待ちくたびれても 待ちこがれていた 待ち暮らすことも 女の幸福と 北一乗寺 下がり松 おみくじは 吉どした 恨む気持ちは あらしまへん うちはもう 泣かしまへん 流し友禅 あでやかに 恋の色に 染め上げる 黒髪をとかして 朧月の夜 読み返す手紙 読み取れるまでは 心の炎を 消さずに暮らします 大原女のあと ついてゆく ひとり渡る 渡月橋 |
捧げる愛は捧げるものは 愛だけなのに あなたはいつも そうよあなたは いじわるね 小指の先で 私の心 あなたの今日も ふれるだけ 花は散っても せつない恋の 想い出だけは だきしめて だきしめて 私一人の 秘密にするの 捧げる愛は 愛は消えない 花は散っても せつない恋の 想い出だけは だきしめて だきしめて 私一人の 秘密にするの 捧げる愛は 愛は消えない | 島倉千代子 | 橋本淳 | 筒美京平 | 筒美京平 | 捧げるものは 愛だけなのに あなたはいつも そうよあなたは いじわるね 小指の先で 私の心 あなたの今日も ふれるだけ 花は散っても せつない恋の 想い出だけは だきしめて だきしめて 私一人の 秘密にするの 捧げる愛は 愛は消えない 花は散っても せつない恋の 想い出だけは だきしめて だきしめて 私一人の 秘密にするの 捧げる愛は 愛は消えない |
雨の日ぐれ別れたあの人は 心から 雨の日ぐれが 好きでした 一つ蛇の目に 二人して 仲よく歩いた 灯ともし頃を思い出す 別れたあの人は 心から雨の日ぐれが 好きでした 別れたあの人は 左の眼 右はわたしの 泣きぼくろ ひとつジョッキに 頬寄せて 涙をビールの 泡に落としたたそがれを 別れたあの人は しみじみと雨の日ぐれが 好きでした 別れたあの人は なによりも 雨の日ぐれが 好きでした 雨の小路を 今日ひとり 歩めばむかしの 思い出ゆれて 泣けて来た 別れたあの人は なによりも雨の日ぐれが 好きでした | 島倉千代子 | サトウハチロー | 服部良一 | 水谷良一 | 別れたあの人は 心から 雨の日ぐれが 好きでした 一つ蛇の目に 二人して 仲よく歩いた 灯ともし頃を思い出す 別れたあの人は 心から雨の日ぐれが 好きでした 別れたあの人は 左の眼 右はわたしの 泣きぼくろ ひとつジョッキに 頬寄せて 涙をビールの 泡に落としたたそがれを 別れたあの人は しみじみと雨の日ぐれが 好きでした 別れたあの人は なによりも 雨の日ぐれが 好きでした 雨の小路を 今日ひとり 歩めばむかしの 思い出ゆれて 泣けて来た 別れたあの人は なによりも雨の日ぐれが 好きでした |
銀座カンカン娘あの娘可愛いやカンカン娘 赤いブラウス、サンダルはいて 誰れを待つやら銀座の街角 時計ながめてそわそわにやにや これが銀座のカンカン娘 雨に降られてカンカン娘 傘もささずに靴までぬいで ままよ、銀座は私のジャングル 虎や狼恐くはないのよ これが銀座のカンカン娘 指をさされてカンカン娘 ちょいと啖呵も切りたくなるわ 家がなくてもお金がなくても 男なんかにゃだまされないのよ これが銀座のカンカン娘 カルピス飲んでカンカン娘 一つグラスにストローが二本 初恋の味、忘れちゃいやよ 顔を見合わせチュウチュウチュウチュウ これが銀座のカンカン娘 | 島倉千代子 | 佐伯孝夫 | 服部良一 | 永作幸男 | あの娘可愛いやカンカン娘 赤いブラウス、サンダルはいて 誰れを待つやら銀座の街角 時計ながめてそわそわにやにや これが銀座のカンカン娘 雨に降られてカンカン娘 傘もささずに靴までぬいで ままよ、銀座は私のジャングル 虎や狼恐くはないのよ これが銀座のカンカン娘 指をさされてカンカン娘 ちょいと啖呵も切りたくなるわ 家がなくてもお金がなくても 男なんかにゃだまされないのよ これが銀座のカンカン娘 カルピス飲んでカンカン娘 一つグラスにストローが二本 初恋の味、忘れちゃいやよ 顔を見合わせチュウチュウチュウチュウ これが銀座のカンカン娘 |
花の素顔恋のかなりや 籠から逃げて こよいいずこの 小枝に眠る 絵筆抱いて 君の名呼べば 花の素顔も 見える月 すねてかなしく あなたと別れ 白い雲見る 十国峠 若い女の 涙よ乾け 旅のみどりの そよ風に 愛すればこそ 憎さもつのる 恋はくるしい 男と女 強く別れて 涙でよごす 花の素顔を 誰が知る | 島倉千代子 | 西條八十 | 服部良一 | 永作幸男 | 恋のかなりや 籠から逃げて こよいいずこの 小枝に眠る 絵筆抱いて 君の名呼べば 花の素顔も 見える月 すねてかなしく あなたと別れ 白い雲見る 十国峠 若い女の 涙よ乾け 旅のみどりの そよ風に 愛すればこそ 憎さもつのる 恋はくるしい 男と女 強く別れて 涙でよごす 花の素顔を 誰が知る |
あじさい旅情あじさいの花 咲く頃が好き あなたの長崎 むらさきの雨 静かに濡れた めがね橋 ふたりで聞けば 中島川の 水音さえも ああ旅情を唄う あじさいの花 こころを染める ふたりの長崎 むらさきの愛 抱かれるように 身を寄せて 歩いた雨の シーボルト邸 敷石道にも ああ幸せ匂う あじさいの花 日暮れに咽ぶ さよなら長崎 むらさきの街 また逢うことの やくそくを あなたと誓う 私の胸に 泣くなと響く ああ大浦の鐘 | 島倉千代子 | 石本美由起 | 服部良一 | 佐伯亮 | あじさいの花 咲く頃が好き あなたの長崎 むらさきの雨 静かに濡れた めがね橋 ふたりで聞けば 中島川の 水音さえも ああ旅情を唄う あじさいの花 こころを染める ふたりの長崎 むらさきの愛 抱かれるように 身を寄せて 歩いた雨の シーボルト邸 敷石道にも ああ幸せ匂う あじさいの花 日暮れに咽ぶ さよなら長崎 むらさきの街 また逢うことの やくそくを あなたと誓う 私の胸に 泣くなと響く ああ大浦の鐘 |
胸の振子柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空をながめりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ くらいこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 | 島倉千代子 | サトウハチロー | 服部良一 | 永作幸男 | 柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空をながめりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたに わたし 胸の振子が 鳴る鳴る 朝から今日も 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ くらいこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子が つぶやく やさしきその名 |
小鳥売の歌お買いなさいな お買いなさいよ 可愛い小鳥 小鳥はいかゞ 青い鳥も 白い鳥も みんなよい声 召しませ あの娘に この娘 お一ついかゞ 幸福になる 森の小鳥を 朝の窓で聞けば 楽し 恋の小唄も 歌うよ お買いなさいな お買いなさいな 可愛い小鳥 小鳥はいかゞ 丘の木蔭 昼のテラス うれし二人の この鳥 お若いお方 お一ついかゞ 可愛い人へ さゝげるものに 小さい枝に 籠を吊るし 鳴けば心も おどるよ お買いなさいな お買いなさいな 可愛い小鳥 小鳥はいかゞ 西の空に 入日落ちて 誰が弾くやら あのギター 綺麗なマダム お一ついかゞ 宵闇せまり 星も見えたぞ 夜の部屋に 小鳥置いて 眠りゃ夢さえ 楽しや | 島倉千代子 | サトウハチロー | 服部良一 | 永作幸男 | お買いなさいな お買いなさいよ 可愛い小鳥 小鳥はいかゞ 青い鳥も 白い鳥も みんなよい声 召しませ あの娘に この娘 お一ついかゞ 幸福になる 森の小鳥を 朝の窓で聞けば 楽し 恋の小唄も 歌うよ お買いなさいな お買いなさいな 可愛い小鳥 小鳥はいかゞ 丘の木蔭 昼のテラス うれし二人の この鳥 お若いお方 お一ついかゞ 可愛い人へ さゝげるものに 小さい枝に 籠を吊るし 鳴けば心も おどるよ お買いなさいな お買いなさいな 可愛い小鳥 小鳥はいかゞ 西の空に 入日落ちて 誰が弾くやら あのギター 綺麗なマダム お一ついかゞ 宵闇せまり 星も見えたぞ 夜の部屋に 小鳥置いて 眠りゃ夢さえ 楽しや |
風は海から風は海から 吹いてくる 沖のジャンクの 帆を吹く風よ 情けあるなら 教えておくれ 私の姉さん 何処で待つ 青い南の 空見たさ 姉と妹で 幾山越えた 花の広東 夕陽の街で 悲しく別れて 泣こうとは 風は海から 吹いてくる 暮れる港の 柳の枝で 啼いているのは 目のない鳥か 私も目のない 旅の鳥 | 島倉千代子 | 西條八十 | 服部良一 | 永作幸男 | 風は海から 吹いてくる 沖のジャンクの 帆を吹く風よ 情けあるなら 教えておくれ 私の姉さん 何処で待つ 青い南の 空見たさ 姉と妹で 幾山越えた 花の広東 夕陽の街で 悲しく別れて 泣こうとは 風は海から 吹いてくる 暮れる港の 柳の枝で 啼いているのは 目のない鳥か 私も目のない 旅の鳥 |
私は待つ夢を探しに 旅へでる それで あなたは 幸福(しあわせ)ね だけど 私は どうなるの ひとりぼっちに なっちゃうの いつの日か かえる あてもない あなたを ひとりぼっちで 待ってるの そっと心に 想い出の 灯りをつけて 待ちましょう とおく どんなに 離れても いつもあなたが 見えるよに 目をとじて 遠い 人の名を 呼びましょう いつも心に 通うよに | 島倉千代子 | 西沢爽 | 服部良一 | 服部良一 | 夢を探しに 旅へでる それで あなたは 幸福(しあわせ)ね だけど 私は どうなるの ひとりぼっちに なっちゃうの いつの日か かえる あてもない あなたを ひとりぼっちで 待ってるの そっと心に 想い出の 灯りをつけて 待ちましょう とおく どんなに 離れても いつもあなたが 見えるよに 目をとじて 遠い 人の名を 呼びましょう いつも心に 通うよに |
一杯のコーヒーから一杯の コーヒーから 夢の花咲く こともある 街のテラスの 夕暮れに 二人の夢の 灯が ちらりほらりと つきました 一杯の コーヒーから モカの姫君 ジャバ娘 歌は南の セレナーデ あなたと二人 朗らかに 肩をならべて 歌いましょう 一杯の コーヒーから 夢はほのかに 香ります 赤い模様の アラベスク あそこの窓の カーテンが ゆらりゆらりと ゆれてます 一杯の コーヒーから 小鳥さえずる 春も来る 今宵二人の ほろにがさ 角砂糖二つ 入れましょか 月の出ぬ間に 冷えぬ間に | 島倉千代子 | 藤浦洸 | 服部良一 | 千秋夢二 | 一杯の コーヒーから 夢の花咲く こともある 街のテラスの 夕暮れに 二人の夢の 灯が ちらりほらりと つきました 一杯の コーヒーから モカの姫君 ジャバ娘 歌は南の セレナーデ あなたと二人 朗らかに 肩をならべて 歌いましょう 一杯の コーヒーから 夢はほのかに 香ります 赤い模様の アラベスク あそこの窓の カーテンが ゆらりゆらりと ゆれてます 一杯の コーヒーから 小鳥さえずる 春も来る 今宵二人の ほろにがさ 角砂糖二つ 入れましょか 月の出ぬ間に 冷えぬ間に |
夜のプラットホーム星はまたたき 夜ふかく 鳴りわたる 鳴りわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつかえる 女ってどうして最後まで 希みを捨てきれないのでしょう あなたが 今 目の前で さよならを言っているのに 私には未だ それが信じられない あなたは私のほつれ毛を なおしてくれたりして…… そんな あなたの優しさが 優しさが 悲しい 人は散りはて たゞひとり いつまでも いつまでも 柱によりそい たゝずむわたし さよなら さよなら 君いつかえる 君いつかえる | 島倉千代子 | 奥野椰子夫 | 服部良一 | 服部克久 | 星はまたたき 夜ふかく 鳴りわたる 鳴りわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつかえる 女ってどうして最後まで 希みを捨てきれないのでしょう あなたが 今 目の前で さよならを言っているのに 私には未だ それが信じられない あなたは私のほつれ毛を なおしてくれたりして…… そんな あなたの優しさが 優しさが 悲しい 人は散りはて たゞひとり いつまでも いつまでも 柱によりそい たゝずむわたし さよなら さよなら 君いつかえる 君いつかえる |
雨のブルース雨よ降れ降れ 悩みを流すまで どうせ涙にぬれつつ 夜毎嘆く身は ああ 帰り来ぬ 心の青空 すすり泣く 夜の雨よ やがてまた 明日になることを 私は知っている そして何ひとつ この世に変りのないことも 私は知っている 指先からこぼれ落ちる雨よ お前は 私の 命のしずくなのかもしれない 私は一体何を待っているのだろう 暗いさだめに うらぶれ果てし身は 雨の夜道をとぼとぼ 一人さまよえど ああ 帰り来ぬ 心の青空 降りしきる 夜の雨よ | 島倉千代子 | 野川香文 | 服部良一 | 服部克久 | 雨よ降れ降れ 悩みを流すまで どうせ涙にぬれつつ 夜毎嘆く身は ああ 帰り来ぬ 心の青空 すすり泣く 夜の雨よ やがてまた 明日になることを 私は知っている そして何ひとつ この世に変りのないことも 私は知っている 指先からこぼれ落ちる雨よ お前は 私の 命のしずくなのかもしれない 私は一体何を待っているのだろう 暗いさだめに うらぶれ果てし身は 雨の夜道をとぼとぼ 一人さまよえど ああ 帰り来ぬ 心の青空 降りしきる 夜の雨よ |
別れのブルース窓を開ければ 港が見える メリケン波止場の 灯が見える 夜風汐風 恋風のせて 今日の出船は どこへ行く むせぶ心よ はかない恋よ 踊るブルースの せつなさよ 腕に錨の いれずみ彫って やくざに強い マドロスも お国言葉は 違っていても 恋には弱い すすり泣き 二度と逢えない 心と心 踊るブルースの せつなさよ | 島倉千代子 | 藤浦洸 | 服部良一 | 水谷良一 | 窓を開ければ 港が見える メリケン波止場の 灯が見える 夜風汐風 恋風のせて 今日の出船は どこへ行く むせぶ心よ はかない恋よ 踊るブルースの せつなさよ 腕に錨の いれずみ彫って やくざに強い マドロスも お国言葉は 違っていても 恋には弱い すすり泣き 二度と逢えない 心と心 踊るブルースの せつなさよ |
アデュー上海アデュー上海 ガーデンブリッジよ スマローの灯よ アデュー上海 霧の雨 忍び泣く夜空 灯影浮かべて 水の上に とけて流れる 想い出の アデュー上海 又会うは 何時の日ぞ 何時の日 アデュー上海 パブリックガーデン 緑の木蔭 アデュー上海 只一人 立てる人いとし 涙も見せず 小雨に濡れ 旅の情の かわきもせず アデュー上海 又会うは 何時の日ぞ 何時の日 | 島倉千代子 | 藤浦洸 | 服部良一 | 永作幸男 | アデュー上海 ガーデンブリッジよ スマローの灯よ アデュー上海 霧の雨 忍び泣く夜空 灯影浮かべて 水の上に とけて流れる 想い出の アデュー上海 又会うは 何時の日ぞ 何時の日 アデュー上海 パブリックガーデン 緑の木蔭 アデュー上海 只一人 立てる人いとし 涙も見せず 小雨に濡れ 旅の情の かわきもせず アデュー上海 又会うは 何時の日ぞ 何時の日 |
セコハン娘皆さん誰方も 私の事を セコハン娘と 誰でも言います 私のこのドレスも 着物も ハンドバッグも このハイヒールも 何一つあれもこれも 私の姉さんの お古ばかり だから私は セコハン娘 やっと見つけた 私の恋人 とっても スマート素敵な人なの これがまたまた 姉さんのお古よ はかない恋 悲しいさだめよ 私はママの 連れっ子だから 大事なパパさんも 二度目のパパ だから私は セコハン娘 何日になったら お嫁に行けるか セコハン娘で 終るのかしら もしもお嫁に 行ったとしても 二度目の花嫁と 人は言うでしょう だけど私 唯一つ お古でない 乙女の純潔は 神様だけが ご存知なのよ | 島倉千代子 | 結城雄二郎 | 服部良一 | 水谷良一 | 皆さん誰方も 私の事を セコハン娘と 誰でも言います 私のこのドレスも 着物も ハンドバッグも このハイヒールも 何一つあれもこれも 私の姉さんの お古ばかり だから私は セコハン娘 やっと見つけた 私の恋人 とっても スマート素敵な人なの これがまたまた 姉さんのお古よ はかない恋 悲しいさだめよ 私はママの 連れっ子だから 大事なパパさんも 二度目のパパ だから私は セコハン娘 何日になったら お嫁に行けるか セコハン娘で 終るのかしら もしもお嫁に 行ったとしても 二度目の花嫁と 人は言うでしょう だけど私 唯一つ お古でない 乙女の純潔は 神様だけが ご存知なのよ |
しんらんさまそよかぜわたる あさのまど はたらくてのひら あわせつつ なむあみだぶつ となえれば しんらんさまは にこやかに わたしのとなりに いらっしゃる きらめく夜空 星のかげ あらしに消えても かくれても なむあみだぶつ となえれば しんらんさまは ともしびを わたしのゆくてに かざされる この世の旅の あけくれに さびしいいのちを なげくとき なむあみだぶつ となえれば しんらんさまは よりそって わたしの手をとり あゆまれる | 島倉千代子 | 滝田常晴 | 古関裕而 | | そよかぜわたる あさのまど はたらくてのひら あわせつつ なむあみだぶつ となえれば しんらんさまは にこやかに わたしのとなりに いらっしゃる きらめく夜空 星のかげ あらしに消えても かくれても なむあみだぶつ となえれば しんらんさまは ともしびを わたしのゆくてに かざされる この世の旅の あけくれに さびしいいのちを なげくとき なむあみだぶつ となえれば しんらんさまは よりそって わたしの手をとり あゆまれる |
フルート春はとんびが とんびが一羽 空に輪をかき 笛を吹く 春の旅人 それを聞く 峠であおいで それを聞く 秋はかもめが かもめが一羽 砂にしみこむ 笛を吹く 秋の旅人 それを聞く 海辺でたたずみ それを聞く | 島倉千代子 | サトウハチロー | 古関裕而 | | 春はとんびが とんびが一羽 空に輪をかき 笛を吹く 春の旅人 それを聞く 峠であおいで それを聞く 秋はかもめが かもめが一羽 砂にしみこむ 笛を吹く 秋の旅人 それを聞く 海辺でたたずみ それを聞く |