石川さゆりの歌詞一覧リスト  290曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
恋のためなら雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸を ぬらすように  恋のためならどこまでも 純になれるの女って やさしくなれるのよ 来ない電話を待ちつづけ 無駄に一日 過ごしても あなたを恨まない  雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸をぬらすように だから雨の音で ベルの音を聞き逃がした そんな気もするのよ  恋のためなら なんだって 出来てしまうの 女って もちろん 死ぬことも もしもあなたが これっきり 逢ってくれない つもりなら 本当にどうしょう  雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸を ぬらすように だけど ベルが鳴ると 寝呆け声で 寝ていたわと きっと強がるでしょう  人生なんて 涙のつづき 明日こそは 天気になあれ  雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸を ぬらすように だけど ベルが鳴ると 寝呆け声で 寝ていたわと きっと強がるでしょう石川さゆりなかにし礼筒美京平雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸を ぬらすように  恋のためならどこまでも 純になれるの女って やさしくなれるのよ 来ない電話を待ちつづけ 無駄に一日 過ごしても あなたを恨まない  雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸をぬらすように だから雨の音で ベルの音を聞き逃がした そんな気もするのよ  恋のためなら なんだって 出来てしまうの 女って もちろん 死ぬことも もしもあなたが これっきり 逢ってくれない つもりなら 本当にどうしょう  雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸を ぬらすように だけど ベルが鳴ると 寝呆け声で 寝ていたわと きっと強がるでしょう  人生なんて 涙のつづき 明日こそは 天気になあれ  雨が降るわ 窓をぬらし この私の胸を ぬらすように だけど ベルが鳴ると 寝呆け声で 寝ていたわと きっと強がるでしょう
東京かくれんぼ強い化粧が くせになり 派手な衣装が くせになり 夜の名前を 何度もかえて 本当の自分が 見えなくなった 銀座 赤坂 六本木 私 東京かくれんぼ  酒に溺れた ふりをして 客に甘えた ふりをして あなた恋しい 思いを殺し 面白おかしく 流れて生きる 上野 浅草 池袋 私 東京かくれんぼ  どこで生きても 夢に見る 何をしてても 夢に見る あなた愛して いてくれますか 花嫁姿は もう無理だけど 渋谷 新宿 吉祥寺 私 東京かくれんぼ石川さゆりなかにし礼猪俣公章強い化粧が くせになり 派手な衣装が くせになり 夜の名前を 何度もかえて 本当の自分が 見えなくなった 銀座 赤坂 六本木 私 東京かくれんぼ  酒に溺れた ふりをして 客に甘えた ふりをして あなた恋しい 思いを殺し 面白おかしく 流れて生きる 上野 浅草 池袋 私 東京かくれんぼ  どこで生きても 夢に見る 何をしてても 夢に見る あなた愛して いてくれますか 花嫁姿は もう無理だけど 渋谷 新宿 吉祥寺 私 東京かくれんぼ
フラワー&グリーン(花の輪音頭)花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 水の都に 世界の花が 咲いて幸せ染めあげりゃ 花が輪になる 花が輪になる歌になる いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ  花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 植えた苗木に 微笑む「つぼみ」 開け 地球を 飾る花 踊る笑顔の 踊る笑顔の 和やかさ いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ  花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 西へ東へ 星まで届け 飛ばす風船 花の種 花に託そう 花に託そう 愛と夢 いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ  花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 城を櫓に 世界の友と 踊る 日本の 晴れ姿 花のエキスポ 花のエキスポ 花の波 いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ 石川さゆり三上務・石本美由起遠藤実花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 水の都に 世界の花が 咲いて幸せ染めあげりゃ 花が輪になる 花が輪になる歌になる いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ  花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 植えた苗木に 微笑む「つぼみ」 開け 地球を 飾る花 踊る笑顔の 踊る笑顔の 和やかさ いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ  花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 西へ東へ 星まで届け 飛ばす風船 花の種 花に託そう 花に託そう 愛と夢 いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ  花は見るもの薫るもの パット 踊りは踊るもの 城を櫓に 世界の友と 踊る 日本の 晴れ姿 花のエキスポ 花のエキスポ 花の波 いきいき 浮きうき ハーイ ハーイ ハーイ 囃して 踊って ハイハーイ ハイハイハイ 
あなたのためならあなたが帰る その淋しさに 情けかけあう 橋がない 今は他人で ないのに他人 ひとりぼっちは つらすぎる おんな おんな おんなですもの あなたのためなら 命ささげます  逢うたびふえる おもいでなのに それが悲しい 身をせめる 帰したくない はなれたくない 夢の中でも あなただけ おんな おんな おんなですもの あなたのためなら 悔いはありません  あなたの妻と 一度でいいわ 呼んでください 心から 散ってゆくのが さだめの花よ せめてあげたい まごころを おんな おんな おんなですもの あなたのためなら 涙こらえます石川さゆりたかたかし叶弦大あなたが帰る その淋しさに 情けかけあう 橋がない 今は他人で ないのに他人 ひとりぼっちは つらすぎる おんな おんな おんなですもの あなたのためなら 命ささげます  逢うたびふえる おもいでなのに それが悲しい 身をせめる 帰したくない はなれたくない 夢の中でも あなただけ おんな おんな おんなですもの あなたのためなら 悔いはありません  あなたの妻と 一度でいいわ 呼んでください 心から 散ってゆくのが さだめの花よ せめてあげたい まごころを おんな おんな おんなですもの あなたのためなら 涙こらえます
お酒をダブルで酔ったみたいと 揺れながら ガラスの街の とまり木で おとぎばなしも いいですね 千年万年一億年 あなたの女と 呼ばれたい 夢ですか…… 夢ですか お酒をダブルで もう一杯  まるで演歌の うたみたい ネオン泣いてる 片隅で 苦労添い寝も いいですね 千年万年一億年 人生夜汽車で 旅したい 夢ですか…… 夢ですか お酒をダブルで もう一杯  外はどうやら 雨もよう ガラスの街の とまり木で あなたまかせも いいですね 千年万年一億年 しっぽり濡れたい 恋がある 夢ですか…… 夢ですか お酒をダブルで もう一杯石川さゆり吉岡治弦哲也酔ったみたいと 揺れながら ガラスの街の とまり木で おとぎばなしも いいですね 千年万年一億年 あなたの女と 呼ばれたい 夢ですか…… 夢ですか お酒をダブルで もう一杯  まるで演歌の うたみたい ネオン泣いてる 片隅で 苦労添い寝も いいですね 千年万年一億年 人生夜汽車で 旅したい 夢ですか…… 夢ですか お酒をダブルで もう一杯  外はどうやら 雨もよう ガラスの街の とまり木で あなたまかせも いいですね 千年万年一億年 しっぽり濡れたい 恋がある 夢ですか…… 夢ですか お酒をダブルで もう一杯
大人でしょう秋の長雨に くさくさしますね 寒くはないけど 心がふるえます  しまい忘れてた 風鈴かたづけ ためいきつきながら 手紙を書いてます  大人でしょう 大人でしょう 心ぼそさによろめいて ふいに涙をこぼしても  大人でしょう 大人でしょう 見たい逢いたい それだけで 雨に濡れては行けません  急に冷え込んで 楓が色づき くちびる染めてる 紅より あざやかに  二年前かしら 激しく恋した そのとき この胸は 何より紅かった  大人でしょう 大人でしょう 酒のうまさを覚えても 誰も責めたりしないでしょう  大人でしょう 大人でしょう 腕の枕を夢見ても 酔って もつれも 出来ません  大人でしょう 大人でしょう 心ぼそさによろめいて ふいに涙をこぼしても  大人でしょう 大人でしょう 見たい逢いたい それだけで 雨に濡れては行けません石川さゆり阿久悠弦哲也秋の長雨に くさくさしますね 寒くはないけど 心がふるえます  しまい忘れてた 風鈴かたづけ ためいきつきながら 手紙を書いてます  大人でしょう 大人でしょう 心ぼそさによろめいて ふいに涙をこぼしても  大人でしょう 大人でしょう 見たい逢いたい それだけで 雨に濡れては行けません  急に冷え込んで 楓が色づき くちびる染めてる 紅より あざやかに  二年前かしら 激しく恋した そのとき この胸は 何より紅かった  大人でしょう 大人でしょう 酒のうまさを覚えても 誰も責めたりしないでしょう  大人でしょう 大人でしょう 腕の枕を夢見ても 酔って もつれも 出来ません  大人でしょう 大人でしょう 心ぼそさによろめいて ふいに涙をこぼしても  大人でしょう 大人でしょう 見たい逢いたい それだけで 雨に濡れては行けません
ちいさな秘密あなたに逢った その日のうちに あげてもいいと 思ってた いいじゃない いいじゃない 結果は どうだって 終ってしまった ことじゃない だから その人の名は 言えないわ その人の名は 死んでも 死んでも 死んでも 言えないわ  恋してそうして 棄てられたって 悔んでないの 運命なら いいじゃない いいじゃない 大人に なれたから 嫌いでえらんだ 道じゃない だから その人の名は 言えないわ その人の名は 死んでも 死んでも 死んでも 言えないわ  短いようで 長かったのね 夢中ですぎた 愛の日々 いいじゃない いいじゃない しあわせ だったなら 明日は涙で おぼれても だから その人の名は 言えないわ その人の名は 死んでも 死んでも 死んでも 言えないわ石川さゆり吉岡治市川昭介あなたに逢った その日のうちに あげてもいいと 思ってた いいじゃない いいじゃない 結果は どうだって 終ってしまった ことじゃない だから その人の名は 言えないわ その人の名は 死んでも 死んでも 死んでも 言えないわ  恋してそうして 棄てられたって 悔んでないの 運命なら いいじゃない いいじゃない 大人に なれたから 嫌いでえらんだ 道じゃない だから その人の名は 言えないわ その人の名は 死んでも 死んでも 死んでも 言えないわ  短いようで 長かったのね 夢中ですぎた 愛の日々 いいじゃない いいじゃない しあわせ だったなら 明日は涙で おぼれても だから その人の名は 言えないわ その人の名は 死んでも 死んでも 死んでも 言えないわ
青い月夜の散歩道青い月夜の 散歩道 二人の影が ゆれている ゆれてこのまま どこまでも あなたと歩いて ゆきたいの 心が甘く ぬれる夜 ぬれる夜  乙女ごころを くすぐるの そよ風香る 夏の夜 好きよあなたが 大好きよ 今夜はいいの 遅くても さよならなんて 言わないで 言わないで  青い月夜の 散歩道 あなたにもたれ 目を閉じる 夢にしないで この恋を 夜空の月が 沈んでも 二人の想い 消えないで 消えないで石川さゆり山上路夫猪俣公章青い月夜の 散歩道 二人の影が ゆれている ゆれてこのまま どこまでも あなたと歩いて ゆきたいの 心が甘く ぬれる夜 ぬれる夜  乙女ごころを くすぐるの そよ風香る 夏の夜 好きよあなたが 大好きよ 今夜はいいの 遅くても さよならなんて 言わないで 言わないで  青い月夜の 散歩道 あなたにもたれ 目を閉じる 夢にしないで この恋を 夜空の月が 沈んでも 二人の想い 消えないで 消えないで
私でよければ私にいけない ところがあれば 直してみせます 望むまま 愛する人に つくすのは 女としての よろこびよ 生きるも一緒 死ぬのも一緒 私でよければ あなたと共に  どなたも触れない 乙女の肌に しるしをつけます 秘やかに 愛する人と 緒ばれて 女の夢は 叶うのよ 泣くのも一緒 笑うも一緒 私でよければ あなたと共に  あなたが重荷に 感じるならば この身をひきます 喜んで 愛する人を 守るのは 女にとって つとめなの 祈るも一緒 耐えるも一緒 私でよければ あなたと共に石川さゆり千家和也市川昭介私にいけない ところがあれば 直してみせます 望むまま 愛する人に つくすのは 女としての よろこびよ 生きるも一緒 死ぬのも一緒 私でよければ あなたと共に  どなたも触れない 乙女の肌に しるしをつけます 秘やかに 愛する人と 緒ばれて 女の夢は 叶うのよ 泣くのも一緒 笑うも一緒 私でよければ あなたと共に  あなたが重荷に 感じるならば この身をひきます 喜んで 愛する人を 守るのは 女にとって つとめなの 祈るも一緒 耐えるも一緒 私でよければ あなたと共に
あなたに帰りたい汽車が出るまで わずか五分よ どうしてあなた 来てくれないの あなたのせいよ あなたのせいよ 別れの駅に ただ立ちつくす いっそ切符を 破りすて もう一度 帰りたい あなたの胸に  女がひとり 旅立つときは あきらめ一つ 未練が一つ あなたのために あなたのために 燃やしたこころ 燃やしたいのち ゆれて悲しい この胸に 思い出が とめどなく 浮かんで消える  夜更けの街で あそんでやるわ あなたが嫌う女になるわ あなたのせいよ あなたのせいよ あなたのせいよ そうつぶやいて いいえやっぱり できないわ ひたすらに ひたむきに あなたと生きる石川さゆり中山大三郎浜圭介汽車が出るまで わずか五分よ どうしてあなた 来てくれないの あなたのせいよ あなたのせいよ 別れの駅に ただ立ちつくす いっそ切符を 破りすて もう一度 帰りたい あなたの胸に  女がひとり 旅立つときは あきらめ一つ 未練が一つ あなたのために あなたのために 燃やしたこころ 燃やしたいのち ゆれて悲しい この胸に 思い出が とめどなく 浮かんで消える  夜更けの街で あそんでやるわ あなたが嫌う女になるわ あなたのせいよ あなたのせいよ あなたのせいよ そうつぶやいて いいえやっぱり できないわ ひたすらに ひたむきに あなたと生きる
春一輪南の風に 誘われて 旅立つ私を 許して下さい  愛に疲れた 訳ではないけれど 二人の行方を 見つめるつもりです 海風 坂道 異人館 ここは長崎 春一輪  見知らぬ誰かに 道を聞かれて 心がなごむ ひとりです 海風 坂道 異人館 ここは長崎 春らんまん  桜がひとつ 落とされて 心の扉に 忍んでゆきます  人をはじめて 愛した切なさで 少しは大人に なれたと思います 木洩れ陽 すじ雲 花吹・瘁・ここは大和路 春一輪  いつでも心が 遠まわりして あなたに帰る 私です 木洩れ陽 すじ雲 花吹・瘁・ここは大和路 春らんまん  あなたの心も 変わらずいたら 怒らず 待っていて下さい 黄昏 夕凪 水明り ここは瀬戸内 春らんまん石川さゆり東海林良大野克夫南の風に 誘われて 旅立つ私を 許して下さい  愛に疲れた 訳ではないけれど 二人の行方を 見つめるつもりです 海風 坂道 異人館 ここは長崎 春一輪  見知らぬ誰かに 道を聞かれて 心がなごむ ひとりです 海風 坂道 異人館 ここは長崎 春らんまん  桜がひとつ 落とされて 心の扉に 忍んでゆきます  人をはじめて 愛した切なさで 少しは大人に なれたと思います 木洩れ陽 すじ雲 花吹・瘁・ここは大和路 春一輪  いつでも心が 遠まわりして あなたに帰る 私です 木洩れ陽 すじ雲 花吹・瘁・ここは大和路 春らんまん  あなたの心も 変わらずいたら 怒らず 待っていて下さい 黄昏 夕凪 水明り ここは瀬戸内 春らんまん
花供養花のいのちが 一日のびれば 恋のいのちも 一日のびる 花供養を 知っていますか あなたと二人 行ってみたいのです  (セリフ)何かにすがらなければいられない 私の気持をくんで下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね  花のいのちの みじかい一日 恋のいのちの 一日もまた 花供養の庭で誓えば さだめもきっと 変わるはずなのです  (セリフ)何かを信じなければ つら過ぎる 私をしっかり 抱いて下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね  花供養を 知っていますか あなたと二人 行ってみたいのです  (セリフ)はかない夢と 笑われてもいいの 私の願いをきいて下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね石川さゆり阿久悠三木たかし花のいのちが 一日のびれば 恋のいのちも 一日のびる 花供養を 知っていますか あなたと二人 行ってみたいのです  (セリフ)何かにすがらなければいられない 私の気持をくんで下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね  花のいのちの みじかい一日 恋のいのちの 一日もまた 花供養の庭で誓えば さだめもきっと 変わるはずなのです  (セリフ)何かを信じなければ つら過ぎる 私をしっかり 抱いて下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね  花供養を 知っていますか あなたと二人 行ってみたいのです  (セリフ)はかない夢と 笑われてもいいの 私の願いをきいて下さい もう終りですか いえまだですね 恋は明日もありますね
流氷一年 そして 二年 三年越しの 恋は重い 捨てきれず 踏みきれず 流れのままに 過ぎて ガラス窓の外は 雪に昏れて 人の影も 渡り鳥に見える 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます  あかあか 燃える 暖炉 両手を かざしながら想う 死にもせず 生きもせず やつれた 影のように 風の音にまじる 船の霧笛 心細い 演歌ばかり歌う 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます  きびしい 冬が 似合う しあわせ薄い 恋であれば 抱かれても 別れても 春待つ あてもなくて 夜がふけて 海が泣いて氷る まるで胸が きしむような音で 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます石川さゆり阿久悠中村泰士一年 そして 二年 三年越しの 恋は重い 捨てきれず 踏みきれず 流れのままに 過ぎて ガラス窓の外は 雪に昏れて 人の影も 渡り鳥に見える 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます  あかあか 燃える 暖炉 両手を かざしながら想う 死にもせず 生きもせず やつれた 影のように 風の音にまじる 船の霧笛 心細い 演歌ばかり歌う 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます  きびしい 冬が 似合う しあわせ薄い 恋であれば 抱かれても 別れても 春待つ あてもなくて 夜がふけて 海が泣いて氷る まるで胸が きしむような音で 寒い あなた 寒い 今のままでは 凍えます
東京の屋根の下東京の 屋根の下に住む 若い僕等は しあわせもの 日比谷は 恋のプロムナード 上野は 花のアベック なんにも なくてもよい 口笛吹いて ゆこうよ 希望の街 憧れの都 二人の夢の 東京  東京の 屋根の下に住む 若い僕等は しあわせもの 銀座は 宵のセレナーデ 新宿は 夜のタンゴ なんにも なくてもよい 青い月の 光に ギターを弾き 甘い恋の唄 二人の夢の 東京  東京の 屋根の下に住む 若い僕等は しあわせもの 浅草 夢のパラダイス 映画にレビューに ブギウギ なつかし 江戸の名残り 神田 日本橋 キャピタル東京 世界のあこがれ 楽しい夢の 東京石川さゆり佐伯孝夫服部良一東京の 屋根の下に住む 若い僕等は しあわせもの 日比谷は 恋のプロムナード 上野は 花のアベック なんにも なくてもよい 口笛吹いて ゆこうよ 希望の街 憧れの都 二人の夢の 東京  東京の 屋根の下に住む 若い僕等は しあわせもの 銀座は 宵のセレナーデ 新宿は 夜のタンゴ なんにも なくてもよい 青い月の 光に ギターを弾き 甘い恋の唄 二人の夢の 東京  東京の 屋根の下に住む 若い僕等は しあわせもの 浅草 夢のパラダイス 映画にレビューに ブギウギ なつかし 江戸の名残り 神田 日本橋 キャピタル東京 世界のあこがれ 楽しい夢の 東京
三味線ブギウギ三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ浮き浮き 浮いた浮いたよ シャシャリツシャンシャン 踊る阿呆(あほう)に 踊らぬ阿呆だよ 同じ阿呆なら 踊らにゃそんだよ さあさ 猫も杓子もブギウギ ハチョイトブギウギ  三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ好き好き ハローベビー シャシャリツシャンシャン 飲んだ酒なら 酔わずにいらりょか 酔えばお前に 惚れずにいらりょか さあさ 花も実もあるブギウギ ハチョイトブギウギ  三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ浮き浮き 派手に陽気に シャシャリツシャンシャン 踊りゃよくなる ますます良くなる 茄子(なす)もカボチャも 景気も良くなる さあさ 粋(すい)も無粋(ぶすい)もブギウギ ハチョイトブギウギ  三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ好き好き パッと踊って シャシャリツシャンシャン 花と名がつきゃ なんでも好きだよ 物を言う花 いちばん好きだよ さあさ 鳥も蝶々もブギウギ ハチョイトブギウギ石川さゆり佐伯孝夫服部良一三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ浮き浮き 浮いた浮いたよ シャシャリツシャンシャン 踊る阿呆(あほう)に 踊らぬ阿呆だよ 同じ阿呆なら 踊らにゃそんだよ さあさ 猫も杓子もブギウギ ハチョイトブギウギ  三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ好き好き ハローベビー シャシャリツシャンシャン 飲んだ酒なら 酔わずにいらりょか 酔えばお前に 惚れずにいらりょか さあさ 花も実もあるブギウギ ハチョイトブギウギ  三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ浮き浮き 派手に陽気に シャシャリツシャンシャン 踊りゃよくなる ますます良くなる 茄子(なす)もカボチャも 景気も良くなる さあさ 粋(すい)も無粋(ぶすい)もブギウギ ハチョイトブギウギ  三味線ブギーで シャシャリツシャンシャン さあさ 踊ろよブギウギ好き好き パッと踊って シャシャリツシャンシャン 花と名がつきゃ なんでも好きだよ 物を言う花 いちばん好きだよ さあさ 鳥も蝶々もブギウギ ハチョイトブギウギ
合縁坂赤い糸が 見えますか 女と男の 針仕事 もつれてからんで 切れますか…  合縁坂に 眉の月 痩せたお前のようだねと 呟く人 どうしてどうして どうしてよ 男あっての 女です 心も身もあなた命 命 なにか隠して いませんか やさしすぎます 今夜の あなた  合縁坂の コンビニで 酒の肴をさがすとき 仕合せです いいのよいいのよ いいんです 人は誰でも 綱渡り 心も身も あなた命 命 春を隠した 冬木立 風に吹かれて 待ちます あなた 石川さゆり吉岡治弦哲也赤い糸が 見えますか 女と男の 針仕事 もつれてからんで 切れますか…  合縁坂に 眉の月 痩せたお前のようだねと 呟く人 どうしてどうして どうしてよ 男あっての 女です 心も身もあなた命 命 なにか隠して いませんか やさしすぎます 今夜の あなた  合縁坂の コンビニで 酒の肴をさがすとき 仕合せです いいのよいいのよ いいんです 人は誰でも 綱渡り 心も身も あなた命 命 春を隠した 冬木立 風に吹かれて 待ちます あなた 
暖流私これで帰りますと席を立った 急にたずねすみませんと頭下げた いいのここで一人にして下されば 後はぶらり海を見つめ過します これで心が晴れました あなたなしで生きることに決めました 沖を走る潮の流れ見つめながら 私しんみり南国土佐の昼さがり  バスの窓にキラリキラリ 波が光り 岬までの道がつづく うねりながら 季節はずれ風がさわぐ海べりを 私ひとり乗せただけのバスが行く これで心が晴れました あなたなしで生きることに決めました かもめつれて西へ走るフェリーボート 私ぼんやり南国土佐の昼さがり  これで心が晴れました あなたなしで生きることに決めました ふり向いては駄目よ駄目よ戻っちゃ駄目 私はらはら 南国土佐の昼ざかり石川さゆり阿久悠三木たかし私これで帰りますと席を立った 急にたずねすみませんと頭下げた いいのここで一人にして下されば 後はぶらり海を見つめ過します これで心が晴れました あなたなしで生きることに決めました 沖を走る潮の流れ見つめながら 私しんみり南国土佐の昼さがり  バスの窓にキラリキラリ 波が光り 岬までの道がつづく うねりながら 季節はずれ風がさわぐ海べりを 私ひとり乗せただけのバスが行く これで心が晴れました あなたなしで生きることに決めました かもめつれて西へ走るフェリーボート 私ぼんやり南国土佐の昼さがり  これで心が晴れました あなたなしで生きることに決めました ふり向いては駄目よ駄目よ戻っちゃ駄目 私はらはら 南国土佐の昼ざかり
砂になりたい心がこなごな こわれた私 体もさらさら 砂になりたい 春になっても まだ寒い 北の砂丘を ただひとり 日本海から 吹く風で 砂のつぶてが 頬をうつ うらんでいうのじゃ ありません 恋でこの身が 燃えつきました 山陰本線 夜の汽車 明けて砂丘の 砂もよう  指の間を 音もなく 砂がこぼれて 行きました まるで私の しあわせと 同じようねと つぶやいた あなた以上の いいひとに 会えるのぞみが 持てないのです 山陰本線 夜の汽車 明けて砂丘の 砂もよう 心がこなごな こわれた私 体もさらさら 砂になりたい…石川さゆり阿久悠三木たかし心がこなごな こわれた私 体もさらさら 砂になりたい 春になっても まだ寒い 北の砂丘を ただひとり 日本海から 吹く風で 砂のつぶてが 頬をうつ うらんでいうのじゃ ありません 恋でこの身が 燃えつきました 山陰本線 夜の汽車 明けて砂丘の 砂もよう  指の間を 音もなく 砂がこぼれて 行きました まるで私の しあわせと 同じようねと つぶやいた あなた以上の いいひとに 会えるのぞみが 持てないのです 山陰本線 夜の汽車 明けて砂丘の 砂もよう 心がこなごな こわれた私 体もさらさら 砂になりたい…
故郷兎おいし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川 夢は今も めぐりて 忘れがたき 故郷(ふるさと)  如何(いか)にいます 父母 恙(つつが)なしや 友がき 雨に風に つけても 思ひ出(い)づる 故郷  志を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷 水は清き 故郷石川さゆり高野辰之岡野貞一ジョー・クリエル兎おいし かの山 小鮒(こぶな)釣りし かの川 夢は今も めぐりて 忘れがたき 故郷(ふるさと)  如何(いか)にいます 父母 恙(つつが)なしや 友がき 雨に風に つけても 思ひ出(い)づる 故郷  志を はたして いつの日にか 帰らん 山は青き 故郷 水は清き 故郷
俵はごろごろ俵はごろごろ お倉に どっさりこ お米が ざっくりこで ちゅうちゅうねずみは にっこにこ お星さま ぴっかりこ 夜のお空に ぴっかりこ  いねむりごろごろ 舟こぎ ぎっちんこ こげこげ こっくりこで おやおや お目目は ぱっちりこ ちょうちん ぽっかりこ 鼻のちょうちん ぽっかりこ  雷ごろごろ いなずま ぴっかりこ 夕立ち ざんぶりこで 洗濯 びっしょりこ お庭も びっしょりこ 雨でお庭も びっしょりこ石川さゆり野口雨情本居長世喜多嶋修俵はごろごろ お倉に どっさりこ お米が ざっくりこで ちゅうちゅうねずみは にっこにこ お星さま ぴっかりこ 夜のお空に ぴっかりこ  いねむりごろごろ 舟こぎ ぎっちんこ こげこげ こっくりこで おやおや お目目は ぱっちりこ ちょうちん ぽっかりこ 鼻のちょうちん ぽっかりこ  雷ごろごろ いなずま ぴっかりこ 夕立ち ざんぶりこで 洗濯 びっしょりこ お庭も びっしょりこ 雨でお庭も びっしょりこ
証城寺の狸囃子しょ しょ しょうじょうじ しょうじょうじの 庭は つ つ 月よだ みんなでて こいこいこい おいらの 友だちゃ ポンポコポンノ ポン  まけるな まけるな おしょうさんに まけるな こいこいこい こいこいこい みんなでて こいこいこい  しょ しょ しょうじょうじ しょうじょうじの 萩(はぎ)は つ つ 月よに 花かざり おいらも うかれて ポンポコポンノ ポン石川さゆり野口雨情中山晋平喜多嶋修しょ しょ しょうじょうじ しょうじょうじの 庭は つ つ 月よだ みんなでて こいこいこい おいらの 友だちゃ ポンポコポンノ ポン  まけるな まけるな おしょうさんに まけるな こいこいこい こいこいこい みんなでて こいこいこい  しょ しょ しょうじょうじ しょうじょうじの 萩(はぎ)は つ つ 月よに 花かざり おいらも うかれて ポンポコポンノ ポン
雨降りお月雨降りお月さん 雲の蔭 お嫁に行くときゃ 誰とゆく 一人で傘(からかさ) さしてゆく 傘無いときゃ 誰とゆく シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた お馬にゆられて ぬれてゆく  いそがにゃお馬よ 夜があけよう 手綱(たづな)の下から チョイと見たりゃ お袖でお顔(かお)を かくしてる お袖はぬれても 乾(ほ)しゃかわく 雨降りお月さん 雲の蔭 お馬にゆられて ぬれてゆく石川さゆり野口雨情中山晋平ジョー・クリエル雨降りお月さん 雲の蔭 お嫁に行くときゃ 誰とゆく 一人で傘(からかさ) さしてゆく 傘無いときゃ 誰とゆく シャラシャラ シャンシャン 鈴つけた お馬にゆられて ぬれてゆく  いそがにゃお馬よ 夜があけよう 手綱(たづな)の下から チョイと見たりゃ お袖でお顔(かお)を かくしてる お袖はぬれても 乾(ほ)しゃかわく 雨降りお月さん 雲の蔭 お馬にゆられて ぬれてゆく
カラスの赤ちゃんカラスの赤ちゃん なぜなくの こけこっこの おばさんに あかいおぼうし ほしいよ あかいおくつも ほしいよ と かあかあ なくのね  めえめえやぎさん なぜなくの おさとの かあさんに おねむに なったのよ あまいおっぱい ちょうだいね と めえめえなくのね  まいごの鳩さん なぜなくの みみずく おじさんに 夜道は こわいよ ほおずきちょうちん かしとくれ と ほろほろなくのね石川さゆり海沼実海沼実喜多嶋修、デビッド・ベンワカラスの赤ちゃん なぜなくの こけこっこの おばさんに あかいおぼうし ほしいよ あかいおくつも ほしいよ と かあかあ なくのね  めえめえやぎさん なぜなくの おさとの かあさんに おねむに なったのよ あまいおっぱい ちょうだいね と めえめえなくのね  まいごの鳩さん なぜなくの みみずく おじさんに 夜道は こわいよ ほおずきちょうちん かしとくれ と ほろほろなくのね
花嫁人形金襴緞子(きんらんどんず)の 帯(おび)しめながら 花嫁御寮(ごりょう)は なぜ泣くのだろう  文金(ぶんきん)島田に 髪結(かみゆ)いながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろう  あねさんごっこの 花嫁人形は 赤い鹿(か)の子の 振袖着てる  泣けば鹿(か)の子の たもとが切れる 涙で鹿(か)の子の 赤い紅(べに)にじむ  泣くに泣かれぬ 花嫁人形は 赤い鹿(か)の子の 千代紙衣装(いしょう)石川さゆり蕗谷虹児杉山長谷夫喜多嶋修金襴緞子(きんらんどんず)の 帯(おび)しめながら 花嫁御寮(ごりょう)は なぜ泣くのだろう  文金(ぶんきん)島田に 髪結(かみゆ)いながら 花嫁御寮は なぜ泣くのだろう  あねさんごっこの 花嫁人形は 赤い鹿(か)の子の 振袖着てる  泣けば鹿(か)の子の たもとが切れる 涙で鹿(か)の子の 赤い紅(べに)にじむ  泣くに泣かれぬ 花嫁人形は 赤い鹿(か)の子の 千代紙衣装(いしょう)
春のうららの 隅田(すみだ)川 のぼりくだりの 船人(ふなびと)が 櫂(かい)のしずくも 花と散る 眺(なが)めを何に 喩(たと)うべき  見ずやあけぼの 露浴(あ)びて われにもの言う 桜木を 見ずや夕ぐれ 手をのべて われさしまねく 青柳を  錦織(お)りなす 長堤(ちょうてい)に 暮るればのぼる おぼろ月 げに一刻も 千金の 眺(なが)めを何に 喩(たと)うべき石川さゆり武島羽衣滝廉太郎デビッド・ベンワ、喜多嶋修春のうららの 隅田(すみだ)川 のぼりくだりの 船人(ふなびと)が 櫂(かい)のしずくも 花と散る 眺(なが)めを何に 喩(たと)うべき  見ずやあけぼの 露浴(あ)びて われにもの言う 桜木を 見ずや夕ぐれ 手をのべて われさしまねく 青柳を  錦織(お)りなす 長堤(ちょうてい)に 暮るればのぼる おぼろ月 げに一刻も 千金の 眺(なが)めを何に 喩(たと)うべき
朧月夜菜の花畠に 入日薄れ 見渡す山の端(は) 霞深し 春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し  里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小道を 辿る人も 蛙(かわず)の鳴く音(ね)も 鐘の音(おと)も さながら霞める 朧(おぼろ)月夜石川さゆり高野辰之岡野貞一デビッド・ベンワ菜の花畠に 入日薄れ 見渡す山の端(は) 霞深し 春風そよ吹く 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し  里わの火影(ほかげ)も 森の色も 田中の小道を 辿る人も 蛙(かわず)の鳴く音(ね)も 鐘の音(おと)も さながら霞める 朧(おぼろ)月夜
花かげ十五夜お月さま 一人ぼち 桜吹雪の 花かげに 花嫁すがたの お姉さま くるまに揺られて 行きました  十五夜お月さま 見てたでしょう 桜吹雪の 花かげに 花嫁すがたの 姉さまと お別れおしんで 泣きました  十五夜お月さま 一人ぼち 桜吹雪の 花かげに 遠いお里の お姉さま わたしは一人に なりました石川さゆり大村主計豊田義一喜多嶋修、ジョー・クリエル十五夜お月さま 一人ぼち 桜吹雪の 花かげに 花嫁すがたの お姉さま くるまに揺られて 行きました  十五夜お月さま 見てたでしょう 桜吹雪の 花かげに 花嫁すがたの 姉さまと お別れおしんで 泣きました  十五夜お月さま 一人ぼち 桜吹雪の 花かげに 遠いお里の お姉さま わたしは一人に なりました
ずいずいずっころばしずいずい ずっころばし 胡麻味噌(ごまみそ) ずい 茶壷に追われて トッピンシャン 抜けたァら ドンドコショ 俵の鼠(ねずみ)が 米食(こめく)って チュウ チュウ チュウ チュウ お父(と)さんが 呼んでも お母(か)さんが 呼んでも 行(い)きっこなァしよ 井戸の周(まわ)りで お茶碗欠(か)いたの誰(だァれ)  ずいずい ずっころばし 胡麻味噌(ごまみそ) ずい 茶壷に追われて トッピンシャン 抜けたァら ドンドコショ 俵の鼠(ねずみ)が 米食(こめく)って チュウ チュウ チュウ チュウ お父(と)さんが 呼んでも お母(か)さんが 呼んでも 行(い)きっこなァしよ 井戸の周(まわ)りで お茶碗欠(か)いたの誰(だァれ)石川さゆりわらべうたわらべうたデビッド・ベンワずいずい ずっころばし 胡麻味噌(ごまみそ) ずい 茶壷に追われて トッピンシャン 抜けたァら ドンドコショ 俵の鼠(ねずみ)が 米食(こめく)って チュウ チュウ チュウ チュウ お父(と)さんが 呼んでも お母(か)さんが 呼んでも 行(い)きっこなァしよ 井戸の周(まわ)りで お茶碗欠(か)いたの誰(だァれ)  ずいずい ずっころばし 胡麻味噌(ごまみそ) ずい 茶壷に追われて トッピンシャン 抜けたァら ドンドコショ 俵の鼠(ねずみ)が 米食(こめく)って チュウ チュウ チュウ チュウ お父(と)さんが 呼んでも お母(か)さんが 呼んでも 行(い)きっこなァしよ 井戸の周(まわ)りで お茶碗欠(か)いたの誰(だァれ)
みかんの花咲く丘みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船がとおく 霞んでる  黒い煙を はきながら お船はどこへ 行くのでしょう 波に揺られて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました  何時か来た丘 母さんと 一緒に眺めた あの島よ 今日もひとりで 見ていると やさしい母さん 思われる石川さゆり加藤省吾海沼実ジョー・クリエル、喜多嶋修みかんの花が 咲いている 思い出の道 丘の道 はるかに見える 青い海 お船がとおく 霞んでる  黒い煙を はきながら お船はどこへ 行くのでしょう 波に揺られて 島のかげ 汽笛がぼうと 鳴りました  何時か来た丘 母さんと 一緒に眺めた あの島よ 今日もひとりで 見ていると やさしい母さん 思われる
赤とんぼ夕焼け小焼けの赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か  山の畑の 桑の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか  十五でねえやは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた  夕焼け小焼けの 赤とんぼ 止まっているよ 竿の先石川さゆり三木露風山田耕筰喜多嶋修夕焼け小焼けの赤とんぼ 負われて見たのは いつの日か  山の畑の 桑の実を 小籠(こかご)に摘んだは まぼろしか  十五でねえやは 嫁に行き お里のたよりも 絶えはてた  夕焼け小焼けの 赤とんぼ 止まっているよ 竿の先
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
叱られて叱られて 叱られて あの子は町まで お使いに この子は坊やを ねんねしな 夕べさみしい 村はずれ コンときつねが なきゃせぬか  叱られて 叱られて 口には出さねど 目になみだ 二人のお里は あの山を 越えてあなたの 花のむら ほんに花見は いつのこと石川さゆり清水かつら弘田龍太郎デビッド・ベンワ、喜多嶋修叱られて 叱られて あの子は町まで お使いに この子は坊やを ねんねしな 夕べさみしい 村はずれ コンときつねが なきゃせぬか  叱られて 叱られて 口には出さねど 目になみだ 二人のお里は あの山を 越えてあなたの 花のむら ほんに花見は いつのこと
村祭村の鎮守(ちんじゅ)の神様の 今日はめでたい 御祭日(おまつりび) ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 朝から聞える 笛太鼓  年も豊年 満作で 村は総出の 大祭 ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 夜まで賑(にぎわ)う 宮の森  稔(みのり)の秋に 神様の めぐみたたえる 村祭 ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 聞いても心が 勇み立つ  聞いても心が 勇み立つ石川さゆり葛原しげる南能衛デビッド・ベンワ、喜多嶋修村の鎮守(ちんじゅ)の神様の 今日はめでたい 御祭日(おまつりび) ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 朝から聞える 笛太鼓  年も豊年 満作で 村は総出の 大祭 ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 夜まで賑(にぎわ)う 宮の森  稔(みのり)の秋に 神様の めぐみたたえる 村祭 ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 聞いても心が 勇み立つ  聞いても心が 勇み立つ
里の秋静かな 静かな 里の秋 お背戸に木の実の 落ちる夜は ああ母さんと ただ二人 栗の実煮てます いろりばた  あかるい あかるい 星の空 鳴き鳴き夜鴨の わたる夜は ああ父さんの あの笑顔 栗の実たべては 思い出す  さよなら さよなら 椰子の島 おふねにゆられて 帰られる ああ父さんよ ごぶじでと 今夜も母さんと 祈ります石川さゆり斎藤信夫海沼実ジョー・クリエル静かな 静かな 里の秋 お背戸に木の実の 落ちる夜は ああ母さんと ただ二人 栗の実煮てます いろりばた  あかるい あかるい 星の空 鳴き鳴き夜鴨の わたる夜は ああ父さんの あの笑顔 栗の実たべては 思い出す  さよなら さよなら 椰子の島 おふねにゆられて 帰られる ああ父さんよ ごぶじでと 今夜も母さんと 祈ります
うれしい雛まつり燈火(あかり)を點(つ)けましょ ぼんぼりに お花を 上(あ)げましょ 桃の花 五人囃子(ばやし)の 笛 太鼓 今日は楽しい 雛まつり  お内裏(だいり)さまと お雛さま 二人ならんで すまし顔 お嫁にいらした 姉さまに よく似た官女(かんじょ)の 白い顔  金の屏風(びょうぶ)に 映る灯を かすかにゆする 春の風 すこし白酒 召めされたか 赤いお顔の 右大臣(うだいじん)  着物を着かえて 帯(おび)しめて 今日は私も 晴姿 春の弥生(やよい)の このよき日 何より嬉しい 雛まつり石川さゆりサトウハチロー河村光陽喜多嶋修、デビッド・ベンワ燈火(あかり)を點(つ)けましょ ぼんぼりに お花を 上(あ)げましょ 桃の花 五人囃子(ばやし)の 笛 太鼓 今日は楽しい 雛まつり  お内裏(だいり)さまと お雛さま 二人ならんで すまし顔 お嫁にいらした 姉さまに よく似た官女(かんじょ)の 白い顔  金の屏風(びょうぶ)に 映る灯を かすかにゆする 春の風 すこし白酒 召めされたか 赤いお顔の 右大臣(うだいじん)  着物を着かえて 帯(おび)しめて 今日は私も 晴姿 春の弥生(やよい)の このよき日 何より嬉しい 雛まつり
冬の夜燈火ちかく 衣縫(きぬぬ)う母は 春の遊の 楽しさを語る 居並(いなら)ぶ子どもは 指を折りつつ 日数(ひかず)かぞえて 喜び勇む 囲炉裏火(いろりび)は とろ とろ 外は吹雪  囲炉裏(いろり)のはたに 繩(なわ)なう父は 過ぎし昔しの おもいで語る 居並ぶ子どもは ねむさ忘れて 耳を傾け こぶしを握る 囲炉裏火は とろ とろ 外は吹雪石川さゆり文部省唱歌文部省唱歌ジョー・クリエル燈火ちかく 衣縫(きぬぬ)う母は 春の遊の 楽しさを語る 居並(いなら)ぶ子どもは 指を折りつつ 日数(ひかず)かぞえて 喜び勇む 囲炉裏火(いろりび)は とろ とろ 外は吹雪  囲炉裏(いろり)のはたに 繩(なわ)なう父は 過ぎし昔しの おもいで語る 居並ぶ子どもは ねむさ忘れて 耳を傾け こぶしを握る 囲炉裏火は とろ とろ 外は吹雪
砂山海は荒海 向うは佐渡よ すずめなけなけ もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり すずめちりぢり 又風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  かえろかえろよ ぐみ原わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした石川さゆり北原白秋中山晋平喜多嶋修海は荒海 向うは佐渡よ すずめなけなけ もう日は暮れた みんな呼べ呼べ お星さま出たぞ  暮れりゃ砂山 汐鳴りばかり すずめちりぢり 又風荒れる みんなちりぢり もう誰も見えぬ  かえろかえろよ ぐみ原わけて すずめさよなら さよならあした 海よさよなら さよならあした
天城越えMILLION LYLIC隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを 殺していいですか  寝乱れて 隠れ宿 九十九(つづら)折り 浄蓮(じょうれん)の滝  舞い上がり 揺れ墜ちる 肩のむこうに あなた……山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え  口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子 ふたりで居たって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい  わさび沢 隠れ径 小夜時雨 寒天橋  恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え  走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧道(ずいどう)  恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越えMILLION LYLIC石川さゆり吉岡治弦哲也隠しきれない 移り香が いつしかあなたに 浸みついた 誰かに盗られる くらいなら あなたを 殺していいですか  寝乱れて 隠れ宿 九十九(つづら)折り 浄蓮(じょうれん)の滝  舞い上がり 揺れ墜ちる 肩のむこうに あなた……山が燃える 何があっても もういいの くらくら燃える 火をくぐり あなたと越えたい 天城越え  口を開けば 別れると 刺さったまんまの 割れ硝子 ふたりで居たって 寒いけど 嘘でも抱かれりゃ あたたかい  わさび沢 隠れ径 小夜時雨 寒天橋  恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え  走り水 迷い恋 風の群れ 天城隧道(ずいどう)  恨んでも 恨んでも 躯うらはら あなた……山が燃える 戻れなくても もういいの くらくら燃える 地を這って あなたと越えたい 天城越え
津軽海峡・冬景色MILLION LYLIC上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラスふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色MILLION LYLIC石川さゆり阿久悠三木たかし上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラスふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色
波止場町シネマ小雨が小雪に 変る夜は 忘れた誰かを 思い出す 迷い鳥よと それだけ言って あとは黙って 飲んでいた メトロの匂いが あんた ふっとした それだけの話なの 古い映画を 見るような セピア色した 波止場町シネマ  店なら今日でも 閉められる 無口な笑顔に 逢えるなら 躰ひとつで 身寄りもないし いつも出来てる 夢仕度 抱かれた熱さが あんた 残るよな それだけの話なの 海が時化れば おんなは痩せる 時代おくれの 波止場町シネマ  時代おくれの 波止場町シネマ石川さゆり吉岡治弦哲也桜庭伸幸小雨が小雪に 変る夜は 忘れた誰かを 思い出す 迷い鳥よと それだけ言って あとは黙って 飲んでいた メトロの匂いが あんた ふっとした それだけの話なの 古い映画を 見るような セピア色した 波止場町シネマ  店なら今日でも 閉められる 無口な笑顔に 逢えるなら 躰ひとつで 身寄りもないし いつも出来てる 夢仕度 抱かれた熱さが あんた 残るよな それだけの話なの 海が時化れば おんなは痩せる 時代おくれの 波止場町シネマ  時代おくれの 波止場町シネマ
越前竹舞い白山(はくさん)おろしの 風にのり 雪ふり虫がきたという 愛しい人の その胸に 私もすがって すがってみたかった 唇に触れもせぬ それも恋 躯だけ求めても それも恋 きしむ はじける 反(そ)りかえる たたく 震える 波を打つ 障子あければ あゝいちめん 竹の海  命の終りが そこにある あなたと生きていたいのに はじめて握る 手のぬくみ ようやく女に 女になれました 報われぬ愛ですが それも恋 心だけひとすじに 恋は恋 まだけ くれたけ はこねだけ やだけ くろたけ おなごだけ 瞼とじれば あゝ越前 竹の舞い  きしむ はじける 反(そ)りかえる たたく 震える 波を打つ 障子あければ あゝいちめん 竹の海石川さゆり吉岡治弦哲也白山(はくさん)おろしの 風にのり 雪ふり虫がきたという 愛しい人の その胸に 私もすがって すがってみたかった 唇に触れもせぬ それも恋 躯だけ求めても それも恋 きしむ はじける 反(そ)りかえる たたく 震える 波を打つ 障子あければ あゝいちめん 竹の海  命の終りが そこにある あなたと生きていたいのに はじめて握る 手のぬくみ ようやく女に 女になれました 報われぬ愛ですが それも恋 心だけひとすじに 恋は恋 まだけ くれたけ はこねだけ やだけ くろたけ おなごだけ 瞼とじれば あゝ越前 竹の舞い  きしむ はじける 反(そ)りかえる たたく 震える 波を打つ 障子あければ あゝいちめん 竹の海
風の盆恋歌PLATINA LYLIC蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙容 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった しのび逢う恋 風の盆  私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて 鮎になる この命 ほしいなら いつでも死んで みせますわ 夜に泣いてる 三味の音  生きて添えない 二人なら 旅に出ましょう 幻の 遅すぎた 恋だから 命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れにPLATINA LYLIC石川さゆりなかにし礼三木たかし蚊帳の中から 花を見る 咲いてはかない 酔芙容 若い日の 美しい 私を抱いて ほしかった しのび逢う恋 風の盆  私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて 鮎になる この命 ほしいなら いつでも死んで みせますわ 夜に泣いてる 三味の音  生きて添えない 二人なら 旅に出ましょう 幻の 遅すぎた 恋だから 命をかけて くつがえす おわら恋唄 道連れに
恋は天下のまわりもの内緒ばなしよ 占いさん 恋をしてます 私の恋を占って 彼が本気か ただの遊びか そこのところが わからないの 生きてるだけでも 女はせつない まして恋すりゃ ため息ばかり  紐でしばって 鳥籠に入れて 鍵をかけたい うちの人  でもねぇ 占いさん 恋は天下のまわりもの えゝ  手相人相 占いさん 今年来年 私の運を占って 誰と出逢って 誰と恋して 誰と幸せ つかむかしら 人生芝居は ぶっつけ本番 逢うも別れも 稽古が出来ぬ  何処にいるのよ 未来の夫 たぐり寄せたい 赤い糸  でもねえ 占いさん 恋は天下のまわりもの えゝ石川さゆりなかにし礼杉本眞人内緒ばなしよ 占いさん 恋をしてます 私の恋を占って 彼が本気か ただの遊びか そこのところが わからないの 生きてるだけでも 女はせつない まして恋すりゃ ため息ばかり  紐でしばって 鳥籠に入れて 鍵をかけたい うちの人  でもねぇ 占いさん 恋は天下のまわりもの えゝ  手相人相 占いさん 今年来年 私の運を占って 誰と出逢って 誰と恋して 誰と幸せ つかむかしら 人生芝居は ぶっつけ本番 逢うも別れも 稽古が出来ぬ  何処にいるのよ 未来の夫 たぐり寄せたい 赤い糸  でもねえ 占いさん 恋は天下のまわりもの えゝ
純・情歌これが最後と知りながら 深くあなたと結ばれて あの日から愛せない あなた以外だれも  ふいのあなたは通り雨 濡れて私は雨宿り 心まで濡れました 溺れるほどに  不埒な恋と 呼ばれようと恋は恋  人生もう一度だけあれば あなたのため 祈りを込めて唄う 純・情歌  恋に焦がれて鳴く蝉は どうせ七日の流れ星 短くも激しくも 女のようですね  きっとあの時あの橋を いっそ二人で渡れたら ゆきずりが一生の 絆に変わる  逢いたいあなた せめて夢その中で  人生もう一度だけあれば あなたのため 祈りを愛を込めて 迷わず唄う 純・情歌石川さゆり伊藤薫彩目映これが最後と知りながら 深くあなたと結ばれて あの日から愛せない あなた以外だれも  ふいのあなたは通り雨 濡れて私は雨宿り 心まで濡れました 溺れるほどに  不埒な恋と 呼ばれようと恋は恋  人生もう一度だけあれば あなたのため 祈りを込めて唄う 純・情歌  恋に焦がれて鳴く蝉は どうせ七日の流れ星 短くも激しくも 女のようですね  きっとあの時あの橋を いっそ二人で渡れたら ゆきずりが一生の 絆に変わる  逢いたいあなた せめて夢その中で  人生もう一度だけあれば あなたのため 祈りを愛を込めて 迷わず唄う 純・情歌
能登半島PLATINA LYLIC夜明け間近北の海は波も荒く 心細い旅の女泣かせるよう ほつれ髪を指に巻いてためいきつき 通り過ぎる景色ばかり見つめていた 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島  ここにいると旅の葉書もらった時 胸の奥で何か急にはじけたよう 一夜だけの旅の仕度すぐにつくり 熱い胸にとびこみたい私だった 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り すべてすべて投げ出し駈けつける 夏から秋への能登半島  あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島PLATINA LYLIC石川さゆり阿久悠三木たかし夜明け間近北の海は波も荒く 心細い旅の女泣かせるよう ほつれ髪を指に巻いてためいきつき 通り過ぎる景色ばかり見つめていた 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島  ここにいると旅の葉書もらった時 胸の奥で何か急にはじけたよう 一夜だけの旅の仕度すぐにつくり 熱い胸にとびこみたい私だった 十九なかばの恋知らず 十九なかばで恋を知り すべてすべて投げ出し駈けつける 夏から秋への能登半島  あなたあなたたずねて行く旅は 夏から秋への能登半島
波止場しぐれGOLD LYLIC波止場しぐれが 降る夜は 雨のむこうに 故郷が見える ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 一夜泊りの かさね着が いつかなじんだ ネオン町  肩に重たい 苦労なら 捨てていいのよ 拾ってあげる ここは瀬戸内 土庄港 のんでおゆきよ もう一杯 浮世小路の ネオン酒  あれは高松 最終便 グラス持つ手に 汽笛がからむ ここは瀬戸内 土庄港 恋も着きます 夢もゆく 春の紅さす ネオン町GOLD LYLIC石川さゆり吉岡治岡千秋波止場しぐれが 降る夜は 雨のむこうに 故郷が見える ここは瀬戸内 土庄港(とのしょうみなと) 一夜泊りの かさね着が いつかなじんだ ネオン町  肩に重たい 苦労なら 捨てていいのよ 拾ってあげる ここは瀬戸内 土庄港 のんでおゆきよ もう一杯 浮世小路の ネオン酒  あれは高松 最終便 グラス持つ手に 汽笛がからむ ここは瀬戸内 土庄港 恋も着きます 夢もゆく 春の紅さす ネオン町
飢餓海峡GOLD LYLICちり紙(し)につつんだ 足の爪 後生大事に 持ってます あんたに逢いたくなったなら 頬っぺにチクチク 刺してみる 愛して 愛して 身を束ね たとえ地獄のはてまでも 連れてって あゝ この舟は 木の葉舟… 漕いでも 漕いでも たどる岸ない 飢餓海峡  一夜(ひとよ)の逢瀬(おうせ)で わかります 口は重いが いい人と 遣らずの雨なら よいけれど 泣いてるみたいな 恐山(おそれざん) 殺して 殺して 爪たてて 首にあんたの手を巻いて 連れてって あゝ この海は 赤い海… 漕いでも 漕いでも 戻る道ない 飢餓海峡  愛して 愛して 身を束ね たとえ地獄のはてまでも 連れてって あゝ この舟は 木の葉舟… 漕いでも 漕いでも たどる岸ない 飢餓海峡GOLD LYLIC石川さゆり吉岡治弦哲也ちり紙(し)につつんだ 足の爪 後生大事に 持ってます あんたに逢いたくなったなら 頬っぺにチクチク 刺してみる 愛して 愛して 身を束ね たとえ地獄のはてまでも 連れてって あゝ この舟は 木の葉舟… 漕いでも 漕いでも たどる岸ない 飢餓海峡  一夜(ひとよ)の逢瀬(おうせ)で わかります 口は重いが いい人と 遣らずの雨なら よいけれど 泣いてるみたいな 恐山(おそれざん) 殺して 殺して 爪たてて 首にあんたの手を巻いて 連れてって あゝ この海は 赤い海… 漕いでも 漕いでも 戻る道ない 飢餓海峡  愛して 愛して 身を束ね たとえ地獄のはてまでも 連れてって あゝ この舟は 木の葉舟… 漕いでも 漕いでも たどる岸ない 飢餓海峡
心の酒楚々と飲む 心づくしの酒もあり ぐいと飲む 心満たしの酒もある 思い出を 温めたいと 思う日に 思い出を 捨てて去りたいと 思う日に  友と飲む 心重ねの酒もあり 旅と飲む 心訪ねの酒もある 二人して 出逢いの不思議 讃えたり 独りいて まだ見ぬ自分 見付けたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き  恋と飲む 心火照りの酒もあり 夢と飲む 心かざりの酒もある 微笑みを 花盃(はなさかずき)に見つめたり 眼差しを 遠い地平に 浮かべたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き 石川さゆり小椋佳小椋佳楚々と飲む 心づくしの酒もあり ぐいと飲む 心満たしの酒もある 思い出を 温めたいと 思う日に 思い出を 捨てて去りたいと 思う日に  友と飲む 心重ねの酒もあり 旅と飲む 心訪ねの酒もある 二人して 出逢いの不思議 讃えたり 独りいて まだ見ぬ自分 見付けたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き  恋と飲む 心火照りの酒もあり 夢と飲む 心かざりの酒もある 微笑みを 花盃(はなさかずき)に見つめたり 眼差しを 遠い地平に 浮かべたり  ひたすらな人生ゆえに 時に惑いの 揺らめき ひたむきな人生ゆえに 時に和みの さざめき ほどよき酔いよ 心の酒 煌めき 芳しき夢よ 心の酒 輝き 
北の女房海が時化れば 眠りも浅い ましてオンボロ オンボロ船だよ 帰れば いいっしょ しばれていたら 熱いからだで 抱いてやる ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港  銭の重さが やん衆の甲斐性 命張っての あらくれ海だよ 帰れば いいっしょ 無事がなにより 髭の痛さが 恋しいよ ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港  ゴメとあんたと 帰りの船は 何度見たって 惚れぼれさせるよ 帰れば いいっしょ 死ぬほど飲めて 潮まつりの 深なさけ ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港  ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港石川さゆり吉岡治岡千秋海が時化れば 眠りも浅い ましてオンボロ オンボロ船だよ 帰れば いいっしょ しばれていたら 熱いからだで 抱いてやる ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港  銭の重さが やん衆の甲斐性 命張っての あらくれ海だよ 帰れば いいっしょ 無事がなにより 髭の痛さが 恋しいよ ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港  ゴメとあんたと 帰りの船は 何度見たって 惚れぼれさせるよ 帰れば いいっしょ 死ぬほど飲めて 潮まつりの 深なさけ ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港  ヤンレーヤンレー ヨイトヨイトマカショ 北の女房はヨー あんたの港
大阪のおんなお酒飲まなきゃ いい人なのに いい人なのに 酒があんたを また変える 死ぬほど泣いて 泣いて 泣いて それでも好きなら 帰れない 難儀(なんぎ)なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな  お酒飲ませる 商売(あきない)なのに 商売なのに 酒をやめてと 願(がん)かける 死ぬほど寒い 寒い 寒い お百度参りの 冬の朝 難儀なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな  橋の下から 鴎がとんだ 鴎がとんだ あれは切ない おんな橋 死ぬほど抱いて 抱いて 抱いて あんたと添いたい 情け花 難儀なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな石川さゆり吉岡治岡千秋お酒飲まなきゃ いい人なのに いい人なのに 酒があんたを また変える 死ぬほど泣いて 泣いて 泣いて それでも好きなら 帰れない 難儀(なんぎ)なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな  お酒飲ませる 商売(あきない)なのに 商売なのに 酒をやめてと 願(がん)かける 死ぬほど寒い 寒い 寒い お百度参りの 冬の朝 難儀なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな  橋の下から 鴎がとんだ 鴎がとんだ あれは切ない おんな橋 死ぬほど抱いて 抱いて 抱いて あんたと添いたい 情け花 難儀なもんや 難儀なもんやね 大阪のおんな
夏、うれしいね夏は あまくすっぱい 林檎飴 赤い鼻緒で駆けてきた 私の額をひとさし指で あなたぬぐって 知らん顔 てれてうれしいね 笑顔がやさしいね 来い来い夏来い 恋つれて くるくるくるりと 想い出が ひとり巡って 灯を燈す  涙ほろり にがいわ 夏の味 赤い口紅塗りなおす 私のほっぺの スイカの種を あなたつまんで 星をみた ちょっとうれしいね 夜風もやさしいね 来い来い夏来い 恋つれて くるくるくるりと 腕の中 抱かれてきいてた 遠花火  ふたり急に黙って みつめてる 片手うちわで赤い糸 天までとどけと おっきな声で あなたひとりで はしゃいでる それがうれしいね ひとみがやさしいね 来い来い夏来い 恋つれて くるくるくるりと 夢ばかり どこへもいくなと 追いかける石川さゆり垂水佐敏杉本眞人夏は あまくすっぱい 林檎飴 赤い鼻緒で駆けてきた 私の額をひとさし指で あなたぬぐって 知らん顔 てれてうれしいね 笑顔がやさしいね 来い来い夏来い 恋つれて くるくるくるりと 想い出が ひとり巡って 灯を燈す  涙ほろり にがいわ 夏の味 赤い口紅塗りなおす 私のほっぺの スイカの種を あなたつまんで 星をみた ちょっとうれしいね 夜風もやさしいね 来い来い夏来い 恋つれて くるくるくるりと 腕の中 抱かれてきいてた 遠花火  ふたり急に黙って みつめてる 片手うちわで赤い糸 天までとどけと おっきな声で あなたひとりで はしゃいでる それがうれしいね ひとみがやさしいね 来い来い夏来い 恋つれて くるくるくるりと 夢ばかり どこへもいくなと 追いかける
ホテル港や三日三晩の 祭ばやしがふと止んで 秋風身にしむ夜に 最後の花火 これでもう 何の未練も なくなったわと うつむいて つぶやいて 涙ぐむ ブリキのランタン 薄あかり 不幸が似合いの ひとり酒 死ぬ気はないけど 生きるもつらくて 波止場町 ホテル港や  出船入船 人でにぎわう桟橋に 見送り鴎が 低く 輪(わ)を描く景色 此処を出て 何処へ行くのも 切ないからと 薄い胸 抱きしめて 身をよじる 昔を夢みる 人がいて 舟唄ばかりを 口ずさむ 酔う気もないけど 素面(しらふ)もつらくて 波止場町 ホテル港や  一生一度の 恋と信じたばっかりに 北国の海見て過し 無口になった 泣き癖は やっとなおって 嬉しいけれど 真夜中に うずくまり 爪を切る ひと荒れふた荒れ 海鳴りに 霧笛が引き裂く 静けさに 泣く気はないけど 笑うもつらくて 波止場町 ホテル港や石川さゆり阿久悠弦哲也三日三晩の 祭ばやしがふと止んで 秋風身にしむ夜に 最後の花火 これでもう 何の未練も なくなったわと うつむいて つぶやいて 涙ぐむ ブリキのランタン 薄あかり 不幸が似合いの ひとり酒 死ぬ気はないけど 生きるもつらくて 波止場町 ホテル港や  出船入船 人でにぎわう桟橋に 見送り鴎が 低く 輪(わ)を描く景色 此処を出て 何処へ行くのも 切ないからと 薄い胸 抱きしめて 身をよじる 昔を夢みる 人がいて 舟唄ばかりを 口ずさむ 酔う気もないけど 素面(しらふ)もつらくて 波止場町 ホテル港や  一生一度の 恋と信じたばっかりに 北国の海見て過し 無口になった 泣き癖は やっとなおって 嬉しいけれど 真夜中に うずくまり 爪を切る ひと荒れふた荒れ 海鳴りに 霧笛が引き裂く 静けさに 泣く気はないけど 笑うもつらくて 波止場町 ホテル港や
惚れて候−北のどこかへ−咲いていいですか 北の街で 咲いていいですか 赤い浜なす 恋はしないと 決めたのに 愛しちゃいました トコトンまで バカやってこい 渡り鳥だと わかっちゃいても 好きになったら とまらない 二度目の恋でも アアア チョイトおんなです 凍えちゃいますね つらい恋に 夢見ちゃいますね 北のどこかへ あなたと食べたい とても 好きだから トコ一生 苦労したって 惚れて候  咲いていいですね 雪の街で 咲いていいですね 遅い春です 夢はいつかは さめるのに 愛しちゃいました トコトンまで バカやってこい 甲斐性なしなら わたしが背負って 明日の照り降り ふたり傘 泣いたりしません アアア チョィトおんなです 叫んじゃいますね あなた好きと まとめちゃいますね 所帯まるごと あなたにとまれ とても好きだから トコ一生 悔いはしません 惚れて候石川さゆり吉岡治杉本真人咲いていいですか 北の街で 咲いていいですか 赤い浜なす 恋はしないと 決めたのに 愛しちゃいました トコトンまで バカやってこい 渡り鳥だと わかっちゃいても 好きになったら とまらない 二度目の恋でも アアア チョイトおんなです 凍えちゃいますね つらい恋に 夢見ちゃいますね 北のどこかへ あなたと食べたい とても 好きだから トコ一生 苦労したって 惚れて候  咲いていいですね 雪の街で 咲いていいですね 遅い春です 夢はいつかは さめるのに 愛しちゃいました トコトンまで バカやってこい 甲斐性なしなら わたしが背負って 明日の照り降り ふたり傘 泣いたりしません アアア チョィトおんなです 叫んじゃいますね あなた好きと まとめちゃいますね 所帯まるごと あなたにとまれ とても好きだから トコ一生 悔いはしません 惚れて候
日本海の詩帰りましょう 日本海を背負って 帰りましょう わたしの想いの 憂いも 淀みも 洗った日本海を  あなたへの 想い溢れて 想い乱れて 日本海に来ました はかりしれない 歴史を歌って ザンザの波が 心に響く  強くあれ 優しくあれと 恋の惑いも 他愛ないこと 抱かれるよりも 抱きしめること 海が教えてくれました  あなたとの 道の危うさ 絆の細さ 日本海に嘆けば 母なる風か 微笑み乗せて 甘く厳しい 海鳴り届く  幸せを 感じなさいと 愛せる人に 出逢えたことに 辛さも包む 深い悦び 海が教えてくれました  帰りましょう 日本海を背負って 帰りましょう わたしの想いの 憂いも 淀みも 洗った日本海を  帰りましょう 日本海に染まって 帰りましょう 人のいとなみの 甲斐無さ 愛しさ 見つめた 日本海に  抱かれるよりも 抱きしめること 海が教えてくれました  抱かれるよりも 抱きしめること 海が教えてくれました石川さゆり小椋桂宇崎竜童帰りましょう 日本海を背負って 帰りましょう わたしの想いの 憂いも 淀みも 洗った日本海を  あなたへの 想い溢れて 想い乱れて 日本海に来ました はかりしれない 歴史を歌って ザンザの波が 心に響く  強くあれ 優しくあれと 恋の惑いも 他愛ないこと 抱かれるよりも 抱きしめること 海が教えてくれました  あなたとの 道の危うさ 絆の細さ 日本海に嘆けば 母なる風か 微笑み乗せて 甘く厳しい 海鳴り届く  幸せを 感じなさいと 愛せる人に 出逢えたことに 辛さも包む 深い悦び 海が教えてくれました  帰りましょう 日本海を背負って 帰りましょう わたしの想いの 憂いも 淀みも 洗った日本海を  帰りましょう 日本海に染まって 帰りましょう 人のいとなみの 甲斐無さ 愛しさ 見つめた 日本海に  抱かれるよりも 抱きしめること 海が教えてくれました  抱かれるよりも 抱きしめること 海が教えてくれました
昭和夢つばめ私たち 昭和から飛んできたつばめなのね  こんな都会の 路地裏だって ふたりで生きてりゃ 寒くない 昭和 昭和二桁 夢つばめ あなたの うしろを ついてゆく たとえ 幸福 遠くても  雨の降る日は 肩よせあって こうして 飲んでりゃ 暖かい 昭和 昭和二桁 夢つばめ 想い出 焚き火に 手をそえて きっと 最後の 人だから  何処で生きても 暮らしてみても 小さな窓さえ あればいい 昭和 昭和二桁 夢つばめ 生命が 縁を 奪うまで いつも 隣りに いて欲しい 石川さゆり荒木とよひさ市川昭介私たち 昭和から飛んできたつばめなのね  こんな都会の 路地裏だって ふたりで生きてりゃ 寒くない 昭和 昭和二桁 夢つばめ あなたの うしろを ついてゆく たとえ 幸福 遠くても  雨の降る日は 肩よせあって こうして 飲んでりゃ 暖かい 昭和 昭和二桁 夢つばめ 想い出 焚き火に 手をそえて きっと 最後の 人だから  何処で生きても 暮らしてみても 小さな窓さえ あればいい 昭和 昭和二桁 夢つばめ 生命が 縁を 奪うまで いつも 隣りに いて欲しい 
滝の白糸GOLD LYLIC心だけ 下されば 倖せだから どうぞ どうぞ 行って下さい 東京へ 夢があなたに 叶うなら 苦労もかえって 愉しいと 滝の白糸 水に咲かせる 恋舞台  好きだけで 一筋に 生きられるなら 明日も 明日も なんの憂いは あるまいに 金に憂き世に 負けました せかれて立つ瀬も ないままに 滝の白糸 月も痩せます 卯辰橋  恨まない 悔やまない この世のことは みんな みんな おんな心の 愚か故 好いた御方に 裁かれて 生命を生命を 断とうとも 滝の白糸 末は夫婦の ふたりづれGOLD LYLIC石川さゆり吉岡治市川昭介心だけ 下されば 倖せだから どうぞ どうぞ 行って下さい 東京へ 夢があなたに 叶うなら 苦労もかえって 愉しいと 滝の白糸 水に咲かせる 恋舞台  好きだけで 一筋に 生きられるなら 明日も 明日も なんの憂いは あるまいに 金に憂き世に 負けました せかれて立つ瀬も ないままに 滝の白糸 月も痩せます 卯辰橋  恨まない 悔やまない この世のことは みんな みんな おんな心の 愚か故 好いた御方に 裁かれて 生命を生命を 断とうとも 滝の白糸 末は夫婦の ふたりづれ
夏娘あなたの隣に くっついて ひまわり色の シャツを着て 無口なヒトねと まとわりついて 祭りばやしが 聞きたいな 紫煙(むらさきけむり)に 影したう この恋 ジリジリ 夏娘 こげてゆくほど じれったい あなたといると あなたといると 私、私、私 夏娘  うるさいくらいに 仲良しで 日焼けの顔を ほころばせ 純な人ねと 唇よせて 勝手に頬が 染まります 熱い心に 香り立つ この恋 ユラユラ 夏娘 ゆれてこの手に 愛しい あなたといると あなたといると 私、私、私 夏娘  本気で愛して くださいね のばした髪を かきあげて やさしい人ねと 背中にもたれ 仕掛け花火に てらされる すんだ瞳に 胸さわぐ この恋 ドキドキ 夏娘 とけてはじけて 夢をみる あなたといると あなたといると 私、私、私 夏娘 石川さゆり垂水佐敏杉本眞人あなたの隣に くっついて ひまわり色の シャツを着て 無口なヒトねと まとわりついて 祭りばやしが 聞きたいな 紫煙(むらさきけむり)に 影したう この恋 ジリジリ 夏娘 こげてゆくほど じれったい あなたといると あなたといると 私、私、私 夏娘  うるさいくらいに 仲良しで 日焼けの顔を ほころばせ 純な人ねと 唇よせて 勝手に頬が 染まります 熱い心に 香り立つ この恋 ユラユラ 夏娘 ゆれてこの手に 愛しい あなたといると あなたといると 私、私、私 夏娘  本気で愛して くださいね のばした髪を かきあげて やさしい人ねと 背中にもたれ 仕掛け花火に てらされる すんだ瞳に 胸さわぐ この恋 ドキドキ 夏娘 とけてはじけて 夢をみる あなたといると あなたといると 私、私、私 夏娘 
酔って候笑っちゃいますか 浮気されて 笑っちゃいますか 涙ウルウル 許しちゃうのが女だと? 笑っちゃいますネ トコ兄さん 冷酒(ひや)持ってこい  星の数ほど 男はいても 当り外れが 多すぎる それでも懲りずに アアア チョイト好きになり  怒っちゃいますか 浮気されて 殴っちゃいますか 涙ウルウル この指とまれ…… 笑っちゃいますネ トコ姉さん 今宵ふられて 酔って候  笑っちゃいますか けじめつけて 笑っちゃいますか 未練タラタラ 待っているのが女だと? 笑っちゃいますネ トコ兄さん 冷酒持ってこい  一度抱かれりゃ 二度目を待って 春の逃げ水 蜃気楼 それでも飽きずに アアア チョイト夢を見る  からんじゃいますか けじめつけて 捨(すて)っちゃいますか 未練タラタラ この指とまれ…… 笑っちゃいますネ トコ姉さん 今宵したたか 酔って候石川さゆり吉岡治杉本真人笑っちゃいますか 浮気されて 笑っちゃいますか 涙ウルウル 許しちゃうのが女だと? 笑っちゃいますネ トコ兄さん 冷酒(ひや)持ってこい  星の数ほど 男はいても 当り外れが 多すぎる それでも懲りずに アアア チョイト好きになり  怒っちゃいますか 浮気されて 殴っちゃいますか 涙ウルウル この指とまれ…… 笑っちゃいますネ トコ姉さん 今宵ふられて 酔って候  笑っちゃいますか けじめつけて 笑っちゃいますか 未練タラタラ 待っているのが女だと? 笑っちゃいますネ トコ兄さん 冷酒持ってこい  一度抱かれりゃ 二度目を待って 春の逃げ水 蜃気楼 それでも飽きずに アアア チョイト夢を見る  からんじゃいますか けじめつけて 捨(すて)っちゃいますか 未練タラタラ この指とまれ…… 笑っちゃいますネ トコ姉さん 今宵したたか 酔って候
恋路どこへ行けばいいの 胸に雪が刺さる 恋路の行方はどこ 心とじこめて波も凍りつく 騒ぎたてるカモメが二羽三羽 息を殺しあなたを また忍ぶ いくじなしと 笑われますか 涙をみせたなら  恋の幕をおろし あなたどこにいるの 忘れるなんて無理なこと 夢を返して  あなたそばに来てよ 何か話をして 船も錨おろし 沖を見つめてはじっと春を待つ 日毎夜毎重ねたおもいでを 握りつぶすことなどできません 心細い私の体 激しく 抱きしめて 胸に頬をうずめ すがりつきたいけど 窓辺をゆする虎落笛 聴いているだけ  恋の幕をおろし あなたどこにいるの 忘れるなんて無理なこと 夢を返して  夢を返して石川さゆりたきのえいじ叶弦大今泉敏郎どこへ行けばいいの 胸に雪が刺さる 恋路の行方はどこ 心とじこめて波も凍りつく 騒ぎたてるカモメが二羽三羽 息を殺しあなたを また忍ぶ いくじなしと 笑われますか 涙をみせたなら  恋の幕をおろし あなたどこにいるの 忘れるなんて無理なこと 夢を返して  あなたそばに来てよ 何か話をして 船も錨おろし 沖を見つめてはじっと春を待つ 日毎夜毎重ねたおもいでを 握りつぶすことなどできません 心細い私の体 激しく 抱きしめて 胸に頬をうずめ すがりつきたいけど 窓辺をゆする虎落笛 聴いているだけ  恋の幕をおろし あなたどこにいるの 忘れるなんて無理なこと 夢を返して  夢を返して
歌磨 -UTAMARO-火を抱いて 闇の中 月の出を 待っている 恋しさに 総毛だつ 夜の河のさざ波 Ah 愛に形があるのですか 教えて欲しい 刃を渡るきつい恋だから 逢わない 逢わない 逢えないわ どうする どうする どうなるの 嘘の雲母刷り 仕掛け花火の 私 まるでまるごと 歌麿  唇を吸い 腕の中 咲く花は みなみだら 散りいそぐ 激しさに 夜の髪は荒波 Ah 恋に生きたい綺麗ないま 今しかないの 滅びるだけのつらい恋だって 逢わない 逢わない 逢えないわ どうする どうする どうなるの 見立人形 ほんにほの字の 私 まるで浮世絵 歌麿  愛に形があるのですか 教えて欲しい 刃を渡るきつい恋だから 逢わない 逢わない 逢えないわ どうする どうする どうなるの 私 まるでまるごと 歌麿石川さゆり吉岡治弦哲也若草恵火を抱いて 闇の中 月の出を 待っている 恋しさに 総毛だつ 夜の河のさざ波 Ah 愛に形があるのですか 教えて欲しい 刃を渡るきつい恋だから 逢わない 逢わない 逢えないわ どうする どうする どうなるの 嘘の雲母刷り 仕掛け花火の 私 まるでまるごと 歌麿  唇を吸い 腕の中 咲く花は みなみだら 散りいそぐ 激しさに 夜の髪は荒波 Ah 恋に生きたい綺麗ないま 今しかないの 滅びるだけのつらい恋だって 逢わない 逢わない 逢えないわ どうする どうする どうなるの 見立人形 ほんにほの字の 私 まるで浮世絵 歌麿  愛に形があるのですか 教えて欲しい 刃を渡るきつい恋だから 逢わない 逢わない 逢えないわ どうする どうする どうなるの 私 まるでまるごと 歌麿
愛の言葉よりくちづけをブーゲンビリア 咲き乱れて その向こうは 海ばかり そっと肩を 抱いてくれる バンダナが 似合う子 若すぎる 十七の黒い瞳が 私の心を まどわせる 昨日まで耐えてきた 哀しみを どうぞ 忘れさせてね どうして知ってるの 恋の手くだ 私にはわかる 可愛いわ 笑う声が どこか淋しい メランコリー なのですか 君も愛に 傷ついたのね 答えなくて いいのよ  陽が昇り陽が沈む 空の下 明日のことさえ わからない 砂に寝て束の間の 幸せを せめて 感じあえたら 波の音だけが きこえてくる 愛の言葉より くちづけを  陽が昇り陽が沈む 空の下 明日のことさえ わからない 砂に寝て束の間の 幸せを せめて 感じあえたら 波の音だけが きこえてくる 愛の言葉より くちづけを  愛の言葉より くちづけを石川さゆり岩谷時子三木たかし若草恵ブーゲンビリア 咲き乱れて その向こうは 海ばかり そっと肩を 抱いてくれる バンダナが 似合う子 若すぎる 十七の黒い瞳が 私の心を まどわせる 昨日まで耐えてきた 哀しみを どうぞ 忘れさせてね どうして知ってるの 恋の手くだ 私にはわかる 可愛いわ 笑う声が どこか淋しい メランコリー なのですか 君も愛に 傷ついたのね 答えなくて いいのよ  陽が昇り陽が沈む 空の下 明日のことさえ わからない 砂に寝て束の間の 幸せを せめて 感じあえたら 波の音だけが きこえてくる 愛の言葉より くちづけを  陽が昇り陽が沈む 空の下 明日のことさえ わからない 砂に寝て束の間の 幸せを せめて 感じあえたら 波の音だけが きこえてくる 愛の言葉より くちづけを  愛の言葉より くちづけを
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
たんぽぽこんな哀しい 別れでも 恨みはしません 好きだから たんぽぽの たんぽぽの 綿毛みたいな 恋でした 風に吹かれて 飛ばされて 着いたところは 涙町  人を裏切り 泣かすより 信じて傷つく 方がいい たんぽぽの たんぽぽの 花の可愛さ あたたかさ つらい時ほど 微笑を 胸に飾って 夢を抱く  凍る根雪の その下に 私の倖せ かくれんぼ たんぽぽの たんぽぽの 花の咲く日は もう間近 歌を忘れた 唇 に いつか染めたい 春の紅石川さゆり下地亜記子加藤将貫南郷達也こんな哀しい 別れでも 恨みはしません 好きだから たんぽぽの たんぽぽの 綿毛みたいな 恋でした 風に吹かれて 飛ばされて 着いたところは 涙町  人を裏切り 泣かすより 信じて傷つく 方がいい たんぽぽの たんぽぽの 花の可愛さ あたたかさ つらい時ほど 微笑を 胸に飾って 夢を抱く  凍る根雪の その下に 私の倖せ かくれんぼ たんぽぽの たんぽぽの 花の咲く日は もう間近 歌を忘れた 唇 に いつか染めたい 春の紅
愛告鳥添い遂げようと 決めたのだから どんなささいな 秘密も嫌なの どこもここもが ぴったり合って あなたとひとつの 夢を見たいの 運命を信じて 待ってて 良かった 寝顔に見とれては そっと吐息を聞く そんなことさえ嬉しくて 笑みが零れる 季節外れの春告鳥が 腕枕の耳元で ホッホケキョ  触れるあなたの髪一筋も 涙ぐむほど愛しく思えて 肩に落ちれば 小指に巻いて 私のものよと おどけてみせる あなたに出逢えて ほんとに 良かった 寝顔を見ていると 心が安らぐの 雪解けのよう 少しずつ 優しくなれる 番のはずの愛告鳥が 膝枕に嫉妬して ホッホケキョ  番のはずの愛告鳥が 膝枕に嫉妬して ホッホケキョ石川さゆり阿木燿子南こうせつ今泉敏郎添い遂げようと 決めたのだから どんなささいな 秘密も嫌なの どこもここもが ぴったり合って あなたとひとつの 夢を見たいの 運命を信じて 待ってて 良かった 寝顔に見とれては そっと吐息を聞く そんなことさえ嬉しくて 笑みが零れる 季節外れの春告鳥が 腕枕の耳元で ホッホケキョ  触れるあなたの髪一筋も 涙ぐむほど愛しく思えて 肩に落ちれば 小指に巻いて 私のものよと おどけてみせる あなたに出逢えて ほんとに 良かった 寝顔を見ていると 心が安らぐの 雪解けのよう 少しずつ 優しくなれる 番のはずの愛告鳥が 膝枕に嫉妬して ホッホケキョ  番のはずの愛告鳥が 膝枕に嫉妬して ホッホケキョ
残照恋鏡手のひらに 書く度ごとの 愛の文字 あなた一人に 飛んでいく 遊ぶ心の 欠片(かけら)も無くて 一途に熱い 長旅だもの 泣きません 泣くもんですか 西へ行く太陽も 憂い見せずに 遠ざかる  いたずらな 聞き分け悪い 天邪鬼 あなたは夢の 旅に飛ぶ 挑む心に 深く魅かれて 胸に根づいた 恋花だもの 散りません 散るもんですか 雲染める夕焼けが 励まし顔で 燃え盛る  ひたすらな あなたにかかる 虹の影 見果てぬ夢が 匂い立つ 睦む心を 力に変えて 遠く見つめる 憧れだもの 消しません 消すもんですか 残照は恋鏡 誓い映して 映え渡る  泣きません 泣くもんですか 散りません 散るもんですか石川さゆり小椋佳宇崎竜童川村栄二手のひらに 書く度ごとの 愛の文字 あなた一人に 飛んでいく 遊ぶ心の 欠片(かけら)も無くて 一途に熱い 長旅だもの 泣きません 泣くもんですか 西へ行く太陽も 憂い見せずに 遠ざかる  いたずらな 聞き分け悪い 天邪鬼 あなたは夢の 旅に飛ぶ 挑む心に 深く魅かれて 胸に根づいた 恋花だもの 散りません 散るもんですか 雲染める夕焼けが 励まし顔で 燃え盛る  ひたすらな あなたにかかる 虹の影 見果てぬ夢が 匂い立つ 睦む心を 力に変えて 遠く見つめる 憧れだもの 消しません 消すもんですか 残照は恋鏡 誓い映して 映え渡る  泣きません 泣くもんですか 散りません 散るもんですか
朱夏美しい国の季節は 彩・彩 色深く 繰り返す 愛しい人のやすらぎとおなじ ゆだねし この身のさだめ 朱く 朱く照らしてくれる ああ 日本の夏 神さまが笑った ああ 日本のの夏  美しい愛の色は 彩・彩 罪深く 輝いて 抱かれた人のぬくもりに溶けて あずけし心の行方 朱く 朱く焦がしてくれる ああ 日本の夏 神さまが笑った ああ 日本の夏  美しい時の舞は 彩・彩 1000年の夢の前 生きゆく人の咲きほこる命 流れし 光のように石川さゆり垂水佐敏大野克夫今泉敏郎美しい国の季節は 彩・彩 色深く 繰り返す 愛しい人のやすらぎとおなじ ゆだねし この身のさだめ 朱く 朱く照らしてくれる ああ 日本の夏 神さまが笑った ああ 日本のの夏  美しい愛の色は 彩・彩 罪深く 輝いて 抱かれた人のぬくもりに溶けて あずけし心の行方 朱く 朱く焦がしてくれる ああ 日本の夏 神さまが笑った ああ 日本の夏  美しい時の舞は 彩・彩 1000年の夢の前 生きゆく人の咲きほこる命 流れし 光のように
漁火挽歌波が鳴くのか 海が鳴る こころのなかも 闇になる 惚れた挙句の 幕切れは 岬がくれの 旅の宿 漁火ちらり ちらり ちらり 涙がほろり ほろり ほろり 愛しつづけて いたいのに あなたは過去の人になる 人になる  舟は流れる 波に揺れ 人はさだめに 流される 抱いて下さい もう少し 明日の別れを 忘れたい 漁火ちらり ちらり ちらり 未練がほろり ほろり ほろり 残り少ない時刻をさす 時計の針のにくらしさ にくらしさ  漁火ちらり ちらり ちらり 溜息ほろり ほろり ほろり 崩れるように 身を寄せりゃ 夜明けを怨む雨が降る 雨が降る石川さゆり石本美由起三木たかし波が鳴くのか 海が鳴る こころのなかも 闇になる 惚れた挙句の 幕切れは 岬がくれの 旅の宿 漁火ちらり ちらり ちらり 涙がほろり ほろり ほろり 愛しつづけて いたいのに あなたは過去の人になる 人になる  舟は流れる 波に揺れ 人はさだめに 流される 抱いて下さい もう少し 明日の別れを 忘れたい 漁火ちらり ちらり ちらり 未練がほろり ほろり ほろり 残り少ない時刻をさす 時計の針のにくらしさ にくらしさ  漁火ちらり ちらり ちらり 溜息ほろり ほろり ほろり 崩れるように 身を寄せりゃ 夜明けを怨む雨が降る 雨が降る
命燃やして連れて逃げてよ 地の果てまでも ふたり一から 出直しましょう 親が認めて くれない恋を 悪くいうのよ まわりの人は あなたが泣くとき 私も泣くわ 私の命は あなたの命  指輪なんかは 無くてもいいの 妻になるのは あとでもいいの とれたボタンを やさしくつける 心くばりの 暮しがしたい あなたの笑顔が 私の笑顔 私の命は あなたの命  離れ離れで 呼び合うよりも 側で辛さを 分け合いましょう たとえ言葉を 交わさなくても 愛は肌身で 感じるものよ あなたが死ぬなら 私も死ぬわ 私の命は あなたの命石川さゆり千家和也徳久広司連れて逃げてよ 地の果てまでも ふたり一から 出直しましょう 親が認めて くれない恋を 悪くいうのよ まわりの人は あなたが泣くとき 私も泣くわ 私の命は あなたの命  指輪なんかは 無くてもいいの 妻になるのは あとでもいいの とれたボタンを やさしくつける 心くばりの 暮しがしたい あなたの笑顔が 私の笑顔 私の命は あなたの命  離れ離れで 呼び合うよりも 側で辛さを 分け合いましょう たとえ言葉を 交わさなくても 愛は肌身で 感じるものよ あなたが死ぬなら 私も死ぬわ 私の命は あなたの命
うたかたのれんしまって あなたのそばで お酒をつぎたい つがれたい どうかしてます 今夜のわたし 唐紅[からくれない]の血がさわぐ きっと雨降るせいですね 痩せた女が せめてうたかた めくる夢ごよみ  問わず語りの 身の上ばなし 古傷さらして どうなるの どうかしてます 今夜のわたし 何年ぶりに 泣きました きっとあなたのせいですね 寒い心が せめてうたかた 人を恋しがる  雨が凍れて 小雪となって 泊まっていってと 云えないで どうかしてます 今夜のわたし 切なさつらさ 叱ります きっとお酒のせいですね せめてうたかた せめてうたかた 灯す夢あかり石川さゆり吉岡治岡千秋のれんしまって あなたのそばで お酒をつぎたい つがれたい どうかしてます 今夜のわたし 唐紅[からくれない]の血がさわぐ きっと雨降るせいですね 痩せた女が せめてうたかた めくる夢ごよみ  問わず語りの 身の上ばなし 古傷さらして どうなるの どうかしてます 今夜のわたし 何年ぶりに 泣きました きっとあなたのせいですね 寒い心が せめてうたかた 人を恋しがる  雨が凍れて 小雪となって 泊まっていってと 云えないで どうかしてます 今夜のわたし 切なさつらさ 叱ります きっとお酒のせいですね せめてうたかた せめてうたかた 灯す夢あかり
大阪つばめGOLD LYLIC雨の降る夜は 人恋しくて 夢がぬれます ネオンがしみる とんでゆきたい 抱かれたい 大阪つばめ 縁を切る橋 つなぐ橋 渡りきれない 淀屋橋  声をかければ 他人の空似 うしろ姿の しあわせばかり あなた逢いたい もう一度 大阪つばめ たとえかなわぬ 夢でいい 両手合わせる 法善寺  にごり水でも 青空うつす 越えてゆけます あなたがいれば ふたりとびたい 春の空 大阪つばめ つたい歩きの とまり木は 浮いて流れて 北新地GOLD LYLIC石川さゆり吉岡治岡千秋雨の降る夜は 人恋しくて 夢がぬれます ネオンがしみる とんでゆきたい 抱かれたい 大阪つばめ 縁を切る橋 つなぐ橋 渡りきれない 淀屋橋  声をかければ 他人の空似 うしろ姿の しあわせばかり あなた逢いたい もう一度 大阪つばめ たとえかなわぬ 夢でいい 両手合わせる 法善寺  にごり水でも 青空うつす 越えてゆけます あなたがいれば ふたりとびたい 春の空 大阪つばめ つたい歩きの とまり木は 浮いて流れて 北新地
鴎という名の酒場黒地に白く 染めぬいた つばさをひろげた 鴎の絵 翔んで行きたい 行かれない 私の心と 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海  海鳴りだけが 空オケで 歌えば悲しい 歌になる とてもあなたは この町で くらせはしないと 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海  昔の男(ひと)と 思うから 言葉もなんだか つまりがち 只の男と 女なら 気楽にのめると 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海石川さゆり阿久悠中村泰士黒地に白く 染めぬいた つばさをひろげた 鴎の絵 翔んで行きたい 行かれない 私の心と 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海  海鳴りだけが 空オケで 歌えば悲しい 歌になる とてもあなたは この町で くらせはしないと 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海  昔の男(ひと)と 思うから 言葉もなんだか つまりがち 只の男と 女なら 気楽にのめると 笑うひと 鴎という名の 小さな酒場 窓をあけたら海 北の海 海 海
さよならの翼蒼く光る滑走路 星に向って飛び立つ 窓の外を見下ろせば 街の灯が遠のく わたしにすれば若い日 あなたにとれば苦い日 わたしの中の宝石 あなたの中で瓦落多 二人でいる淋しさに耐えられなくて 愛の砂漠越えるさよならの翼  眠る積りで閉じれば ふいに涙が零れる シートベルトのサインが 消えて暫くしたあと わたしにすれば若い日 あなたにとれば苦い日 わたしにとって真実 あなたにしたら誤ち 粉々にしたくないの もうこれ以上 硝子細工の日々 さよならの翼  わたしにすれば若い日 あなたにとれば苦い日 わたしの中の宝石 あなたの中で瓦落多 粉々にしたくないの もうこれ以上 硝子細工の日々 さよならの翼石川さゆり阿木燿子弦哲也蒼く光る滑走路 星に向って飛び立つ 窓の外を見下ろせば 街の灯が遠のく わたしにすれば若い日 あなたにとれば苦い日 わたしの中の宝石 あなたの中で瓦落多 二人でいる淋しさに耐えられなくて 愛の砂漠越えるさよならの翼  眠る積りで閉じれば ふいに涙が零れる シートベルトのサインが 消えて暫くしたあと わたしにすれば若い日 あなたにとれば苦い日 わたしにとって真実 あなたにしたら誤ち 粉々にしたくないの もうこれ以上 硝子細工の日々 さよならの翼  わたしにすれば若い日 あなたにとれば苦い日 わたしの中の宝石 あなたの中で瓦落多 粉々にしたくないの もうこれ以上 硝子細工の日々 さよならの翼
沈丁花降りしきる 雨の吐息に 濡れて傾く 沈丁花[じんちょうげ] 許されぬ あの人と二人 忍びあるく 坂道 思い切れない 人だから 思い切れない 恋だから ひたむきに 燃える心 二人でいても 何故か淋しい 夜明けの 裏通り  港まで つづく舗道に 白くこぼれる 沈丁花 こんなこと していたら駄目と 熱い胸を 抱いてる 忘れられない 人だから 忘れられない 恋だから なおさらに つのる心 雨が止んだら 春の風吹く 夜明けの 裏通り  終わりかけてる 人だから 終わりかけてる 恋だから ひとときに 賭ける心 雲の切れ間に 陽ざしが見える 夜明けの 裏通り石川さゆり東海林良大野克夫降りしきる 雨の吐息に 濡れて傾く 沈丁花[じんちょうげ] 許されぬ あの人と二人 忍びあるく 坂道 思い切れない 人だから 思い切れない 恋だから ひたむきに 燃える心 二人でいても 何故か淋しい 夜明けの 裏通り  港まで つづく舗道に 白くこぼれる 沈丁花 こんなこと していたら駄目と 熱い胸を 抱いてる 忘れられない 人だから 忘れられない 恋だから なおさらに つのる心 雨が止んだら 春の風吹く 夜明けの 裏通り  終わりかけてる 人だから 終わりかけてる 恋だから ひとときに 賭ける心 雲の切れ間に 陽ざしが見える 夜明けの 裏通り
春夏秋秋ああ 私 もう 冬に生きたくありません 春夏秋秋 そんな一年 あなたと過ごしたい  ここへ来て 泣けました 日の入りや 月の出に 素直さが 美しく お化粧も 紅(べに)少し 見る夢も 懐しく よく笑う あなただけ  来ませんか 来ませんか しあわせになりに 来ませんか  悲しみを 捨てました 朝焼けに 夕立に やさしさを 思い出し 過ぎた日も ほのぼのと よく濡れた 枕さえ 今はもう 乾いてる  来ませんか 来ませんか しあわせになりに 来ませんか  来ませんか 来ませんか しあわせになりに 来ませんか  ああ 私 もう 冬に生きたくありません 春夏秋秋 そんな一年 あなたと過ごしたい 石川さゆり阿久悠三木たかしああ 私 もう 冬に生きたくありません 春夏秋秋 そんな一年 あなたと過ごしたい  ここへ来て 泣けました 日の入りや 月の出に 素直さが 美しく お化粧も 紅(べに)少し 見る夢も 懐しく よく笑う あなただけ  来ませんか 来ませんか しあわせになりに 来ませんか  悲しみを 捨てました 朝焼けに 夕立に やさしさを 思い出し 過ぎた日も ほのぼのと よく濡れた 枕さえ 今はもう 乾いてる  来ませんか 来ませんか しあわせになりに 来ませんか  来ませんか 来ませんか しあわせになりに 来ませんか  ああ 私 もう 冬に生きたくありません 春夏秋秋 そんな一年 あなたと過ごしたい 
春の雪愛してなくて よかったと たたく背中の いとしさ憎さ こぶしのなかで はらはらと 泣く雪は 夢のなごりか 想い出か つかんではかない ああ 春の雪  抱かれていたい 甘えたい 雪があなたの あと追いかける 飲めない酒に ほろほろと 酔いしれて みれんでしょうか ひとり酒 あきらめきれない ああ 春の雪  からだを独り もてあます みんなあなたの あなたのせいよ 寝がえりうてば はらはらと 雪が舞う 夜に人恋う 花になる あなたに逢いたい ああ 春の雪石川さゆり吉岡治岡千秋愛してなくて よかったと たたく背中の いとしさ憎さ こぶしのなかで はらはらと 泣く雪は 夢のなごりか 想い出か つかんではかない ああ 春の雪  抱かれていたい 甘えたい 雪があなたの あと追いかける 飲めない酒に ほろほろと 酔いしれて みれんでしょうか ひとり酒 あきらめきれない ああ 春の雪  からだを独り もてあます みんなあなたの あなたのせいよ 寝がえりうてば はらはらと 雪が舞う 夜に人恋う 花になる あなたに逢いたい ああ 春の雪
みちゆき博多発右に街の灯 左に玄海 夜をひき裂く 汽車が行く 顔をかくして 関門くぐれば やっとあなたと同じ席 ああ ひとり旅する 女のふりして 窓を見つめて いたけれど みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました  瀬戸のいさり火 山手のともしび みかんむく手が ふるえます 誰も知らない 恋ゆえ悩んで 過ぎた一年 想い出す ああ こんな私を 許して下さい きっとしあわせ つかみます みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました  ああ こんな私を 許して下さい きっとしあわせ つかみます みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました石川さゆり阿久悠川口真右に街の灯 左に玄海 夜をひき裂く 汽車が行く 顔をかくして 関門くぐれば やっとあなたと同じ席 ああ ひとり旅する 女のふりして 窓を見つめて いたけれど みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました  瀬戸のいさり火 山手のともしび みかんむく手が ふるえます 誰も知らない 恋ゆえ悩んで 過ぎた一年 想い出す ああ こんな私を 許して下さい きっとしあわせ つかみます みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました  ああ こんな私を 許して下さい きっとしあわせ つかみます みちゆき 博多発 ふたりづれ とべない女がとびました
港唄貼り紙ひとつで 港の酒場に 荷物をほどいて もう六月 小雪がちらちら 降る夜は こころもいつしか 雪になる 飲ませてよ 飲ませてよ 飲まなきゃ こころが寒すぎる あなた、そばにいて むかしのように 泣き虫と叱ってよ  東京ことばと 指輪をすてて 地元の女に なってます あなたが一度は 抱きしめた しあわせ知らずの 薄い胸 飲ませてよ 飲ませてよ 飲まなきゃ 誰かにまたすがる あなた、そばにいて 冷たい足を 眠るまで暖めてよ  夜更けの酒場は 男も女も 過去からのがれて 酒を飲む 岬に流氷 去るころは 時計も明日へ うごきだす 飲ませてよ 飲ませてよ 飲まなきゃ こころははぐれ鳥 あなた、そばにいて 髪など撫でて 子守歌うたってよ石川さゆりたかたかし猪俣公章貼り紙ひとつで 港の酒場に 荷物をほどいて もう六月 小雪がちらちら 降る夜は こころもいつしか 雪になる 飲ませてよ 飲ませてよ 飲まなきゃ こころが寒すぎる あなた、そばにいて むかしのように 泣き虫と叱ってよ  東京ことばと 指輪をすてて 地元の女に なってます あなたが一度は 抱きしめた しあわせ知らずの 薄い胸 飲ませてよ 飲ませてよ 飲まなきゃ 誰かにまたすがる あなた、そばにいて 冷たい足を 眠るまで暖めてよ  夜更けの酒場は 男も女も 過去からのがれて 酒を飲む 岬に流氷 去るころは 時計も明日へ うごきだす 飲ませてよ 飲ませてよ 飲まなきゃ こころははぐれ鳥 あなた、そばにいて 髪など撫でて 子守歌うたってよ
夫婦善哉GOLD LYLIC浮草ぐらしと あなたが笑う 肩に舞うよな 露地しぐれ なにもなくても こころは錦 ついてゆきます… 夫婦善哉 あなたの背中が 道しるべ  他人(ひと)には見えない 亭主(おとこ)の値打ち 惚れた女にゃ よく見える 寒い夜には 相合い酒で 憂き世七坂… 夫婦善哉 今日も可愛い 馬鹿になる  ないないづくしも 才覚ひとつ 辛抱がまんの 花が咲く 旅は道づれ 夫婦は情け なにがあっても… 夫婦善哉 笑顔千両で 生きてゆくGOLD LYLIC石川さゆり吉岡治弦哲也浮草ぐらしと あなたが笑う 肩に舞うよな 露地しぐれ なにもなくても こころは錦 ついてゆきます… 夫婦善哉 あなたの背中が 道しるべ  他人(ひと)には見えない 亭主(おとこ)の値打ち 惚れた女にゃ よく見える 寒い夜には 相合い酒で 憂き世七坂… 夫婦善哉 今日も可愛い 馬鹿になる  ないないづくしも 才覚ひとつ 辛抱がまんの 花が咲く 旅は道づれ 夫婦は情け なにがあっても… 夫婦善哉 笑顔千両で 生きてゆく
なみだの宿小雨にけむる 山あいの ほのかにゆれる 湯の町あかり 思い出のこる なみだの宿で ひとりお酒を飲んでます どこにいるのよ あなた この胸 ほそります  おまえと呼ばれた あの夜が 夢なら泣いて 忘れもしよう ほどけた髪に ふれたあなたの 指の重さのいとしさよ どこにいるのよ あなた 面影ゆれてます  想いはつきぬ せせらぎの 流れにうかぶ 淋しい花よ あなたの妻と 心にきめて 燃えた一夜の湯けむりよ どこにいるのよ あなた 恋しさつのります石川さゆりたかたかし鈴木淳小雨にけむる 山あいの ほのかにゆれる 湯の町あかり 思い出のこる なみだの宿で ひとりお酒を飲んでます どこにいるのよ あなた この胸 ほそります  おまえと呼ばれた あの夜が 夢なら泣いて 忘れもしよう ほどけた髪に ふれたあなたの 指の重さのいとしさよ どこにいるのよ あなた 面影ゆれてます  想いはつきぬ せせらぎの 流れにうかぶ 淋しい花よ あなたの妻と 心にきめて 燃えた一夜の湯けむりよ どこにいるのよ あなた 恋しさつのります
ほととぎす街を一緒に 行くときは 三歩さがって 歩きます あなたのどんな わがままも ハイと素直に 答えます ほととぎすは ほととぎす 白い鶴には なれないけれど あなたひとすじ 身をつくし 女命を 女命を ささげます  あなた帰って 来たときは 三つ指ついて 迎えます あなたが夢を 見るまでは そっと背中を さすります ほととぎすは ほととぎす 白い鶴には なれないけれど 眠るあなたの 耳もとで 愛の言葉を 愛の言葉を うたいます  ほととぎすは ほととぎす 白い鶴には なれないけれど 今度生まれて 来るときも あなたのそばで あなたのそばで くらしたい石川さゆりなかにし礼三木たかし街を一緒に 行くときは 三歩さがって 歩きます あなたのどんな わがままも ハイと素直に 答えます ほととぎすは ほととぎす 白い鶴には なれないけれど あなたひとすじ 身をつくし 女命を 女命を ささげます  あなた帰って 来たときは 三つ指ついて 迎えます あなたが夢を 見るまでは そっと背中を さすります ほととぎすは ほととぎす 白い鶴には なれないけれど 眠るあなたの 耳もとで 愛の言葉を 愛の言葉を うたいます  ほととぎすは ほととぎす 白い鶴には なれないけれど 今度生まれて 来るときも あなたのそばで あなたのそばで くらしたい
火の国へあなたなしでも生きられる そんな女になりたいと 熱い思いの火の国へ 生れ変りに参ります 東京駅から西へ向け  泣かぬ女の 泣かぬ女の ひとり旅  雨の降る日はしのび逢い それが似合いの恋なんて 甘く見えても真実は 若い私をやせさせた 三年三月は重過ぎて  とても背負って とても背負って 行けません  肥後の火の山 阿蘇の山 私むかえてくれる山 明日はあなたの想い出も すべて燃やしてしまいます 未練が眠りをさまたげる  そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ  そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ 石川さゆり阿久悠三木たかしあなたなしでも生きられる そんな女になりたいと 熱い思いの火の国へ 生れ変りに参ります 東京駅から西へ向け  泣かぬ女の 泣かぬ女の ひとり旅  雨の降る日はしのび逢い それが似合いの恋なんて 甘く見えても真実は 若い私をやせさせた 三年三月は重過ぎて  とても背負って とても背負って 行けません  肥後の火の山 阿蘇の山 私むかえてくれる山 明日はあなたの想い出も すべて燃やしてしまいます 未練が眠りをさまたげる  そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ  そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ 
あいあい傘壁に描いたいたずら書き あいあい傘の 下に並ぶ 金釘文字 二人の名前 忘れはしません あなたはあの時に 私のことを 好きじゃないと にらみつけたのよ  それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから にわか雨は はげし過ぎる お寄りなさいな  私とても おませだった あなたのことが 好きで好きで 本気だった おさないあの日 おぼえていますか 小さな出来事を あなたはいつも 赤くなって 逃げていたものよ  それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから よしずばりの 茶店あたり 休みましょうか  それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから 雨のしずく ポタリポタリ もう晴れですね石川さゆり阿久悠三木たかし壁に描いたいたずら書き あいあい傘の 下に並ぶ 金釘文字 二人の名前 忘れはしません あなたはあの時に 私のことを 好きじゃないと にらみつけたのよ  それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから にわか雨は はげし過ぎる お寄りなさいな  私とても おませだった あなたのことが 好きで好きで 本気だった おさないあの日 おぼえていますか 小さな出来事を あなたはいつも 赤くなって 逃げていたものよ  それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから よしずばりの 茶店あたり 休みましょうか  それでも 許してあげるわ 二人は傘の中 今はこんなに 好きといって くれるから 雨のしずく ポタリポタリ もう晴れですね
あなたの私あなたのことを いろいろ悪く 聞かせる人が いるけれど 疑うことは 悲しいことよ この耳ふさいで 信じてる  愛したために 世間の人が 冷たく石を 投げるなら ふたりで分けましょ おんなじ痛み あなたと私に この先もしも 別れがあるなら 死ぬ時でしょう  あなたについて 知らないことは まだまだうんと あるけれど 私の肌に 小指も触れぬ 綺麗な気持ちが うれしいの  愛したために 友達さえも 離れて行って しまうなら ふたりで耐えましょ おんなじ辛さ あなたと私に この先もしも 別れがあるなら 死ぬ時でしょう  愛したために 世間の人が 冷たく石を 投げるなら ふたりで分けましょ おんなじ痛み あなたと私に この先もしも 別れがあるなら 死ぬ時でしょう石川さゆり千家和也市川昭介高田弘あなたのことを いろいろ悪く 聞かせる人が いるけれど 疑うことは 悲しいことよ この耳ふさいで 信じてる  愛したために 世間の人が 冷たく石を 投げるなら ふたりで分けましょ おんなじ痛み あなたと私に この先もしも 別れがあるなら 死ぬ時でしょう  あなたについて 知らないことは まだまだうんと あるけれど 私の肌に 小指も触れぬ 綺麗な気持ちが うれしいの  愛したために 友達さえも 離れて行って しまうなら ふたりで耐えましょ おんなじ辛さ あなたと私に この先もしも 別れがあるなら 死ぬ時でしょう  愛したために 世間の人が 冷たく石を 投げるなら ふたりで分けましょ おんなじ痛み あなたと私に この先もしも 別れがあるなら 死ぬ時でしょう
天の川情話出雲崎から 荒海見れば 遠くにかすむ 佐渡ヶ島 今ごろあなたは 手紙をよんで 別れに気づいて いるでしょう 佐渡は 佐渡はいよいか住みよいか せまい町ゆえ 島ゆえに 私の恋には つらすぎた  この身のぞまれ 嫁ぐのならば あなたと決めて いたけれど 私の願いは 叶わぬ願い 女が泣いたら それですむ 佐渡は 佐渡はいよいか住みよいか 両津みなとで 船にのり 私はふるさと 棄ててきた  涙こらえて 唇かんで 見上げりゃ 空に天の川 このままあなたと 続いていたら 父母世間を せまくする 佐渡は 佐渡はいよいか 住みよいか つらい運命の 恋ゆえに 私は帰らぬ 旅に出た石川さゆりなかにし礼弦哲也出雲崎から 荒海見れば 遠くにかすむ 佐渡ヶ島 今ごろあなたは 手紙をよんで 別れに気づいて いるでしょう 佐渡は 佐渡はいよいか住みよいか せまい町ゆえ 島ゆえに 私の恋には つらすぎた  この身のぞまれ 嫁ぐのならば あなたと決めて いたけれど 私の願いは 叶わぬ願い 女が泣いたら それですむ 佐渡は 佐渡はいよいか住みよいか 両津みなとで 船にのり 私はふるさと 棄ててきた  涙こらえて 唇かんで 見上げりゃ 空に天の川 このままあなたと 続いていたら 父母世間を せまくする 佐渡は 佐渡はいよいか 住みよいか つらい運命の 恋ゆえに 私は帰らぬ 旅に出た
十九の純情頬をそめたのは あなたのせいなの ゆうべを思えば はじらう私よ 指にきざまれた 愛の傷あとを そっとつつんだ 白いハンカチ 誰にもいえない いえないわ 十九の純情  髪をあげたのは あなたのためなの 綺麗に咲くのも あなたのためなの 愛のしるしだと ふれたくちびるに 今朝は口紅 さしてみました 誰にも見せない 見せないわ 十九の純情  たとえこの花に 嵐が吹いても 散らずに咲きましょ 二人のこの愛 今の私には 何も見えないの たった一つの 夢があるだけ 誰にもあげない あげないわ 十九の純情石川さゆり阿久悠三木たかし頬をそめたのは あなたのせいなの ゆうべを思えば はじらう私よ 指にきざまれた 愛の傷あとを そっとつつんだ 白いハンカチ 誰にもいえない いえないわ 十九の純情  髪をあげたのは あなたのためなの 綺麗に咲くのも あなたのためなの 愛のしるしだと ふれたくちびるに 今朝は口紅 さしてみました 誰にも見せない 見せないわ 十九の純情  たとえこの花に 嵐が吹いても 散らずに咲きましょ 二人のこの愛 今の私には 何も見えないの たった一つの 夢があるだけ 誰にもあげない あげないわ 十九の純情
かくれんぼ想い出します かくれんぼ 日暮れ 近づく露路の道 好きなあなたが 鬼のとき 早く見つけて ほしくって 生垣のそば 顔のぞかせて 私は待っていた 待っていた  忘れられない かくれんぼ あれは幼い 初恋ね 好きなあなたが見つからず 鬼の私は さがしてた あなたの姿 どこにも見えず 私は泣いていた 泣いていた  今はできない かくれんぼ いつか 大人になったのよ 好きなあなたは 遠い町 越してしまって もういない 夕焼けの中 あなたをしのび 私はただひとり ただひとり石川さゆり山上路夫猪俣公章想い出します かくれんぼ 日暮れ 近づく露路の道 好きなあなたが 鬼のとき 早く見つけて ほしくって 生垣のそば 顔のぞかせて 私は待っていた 待っていた  忘れられない かくれんぼ あれは幼い 初恋ね 好きなあなたが見つからず 鬼の私は さがしてた あなたの姿 どこにも見えず 私は泣いていた 泣いていた  今はできない かくれんぼ いつか 大人になったのよ 好きなあなたは 遠い町 越してしまって もういない 夕焼けの中 あなたをしのび 私はただひとり ただひとり
月の盃ほろほろと 泣きあかし 空見上げれば 青々と 澄みわたる 夜に 月の盃  おもいで 肴に 飲みましょうか みれんに 酌 を させましょうか  恋に破れて まだまだ三月 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる  ほんのりとあからんで 陽気になって 手をのばし 取りに行く 光る 月の盃  いい夢 つまみに 酔いましょうか さだめに お囃子 させましょうか  心細いわ ひとり寝は 女は しゃっくり くり返す 女は しゃっくり くり返す  おもいで 肴に 飲みましょうか みれんに 酌 を させましょうか  恋に破れて まだ三月 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる石川さゆり阿久悠吉田拓郎吉田建ほろほろと 泣きあかし 空見上げれば 青々と 澄みわたる 夜に 月の盃  おもいで 肴に 飲みましょうか みれんに 酌 を させましょうか  恋に破れて まだまだ三月 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる  ほんのりとあからんで 陽気になって 手をのばし 取りに行く 光る 月の盃  いい夢 つまみに 酔いましょうか さだめに お囃子 させましょうか  心細いわ ひとり寝は 女は しゃっくり くり返す 女は しゃっくり くり返す  おもいで 肴に 飲みましょうか みれんに 酌 を させましょうか  恋に破れて まだ三月 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる 女は おくれ毛 かき上げる
夏恋囃子暑いから離れて歩けよと あんたの背中が ふくれっ面してる だめですよ そんなふりしても お天道様も お見通し ヤンヤと囃して 笑ってる チャンチキ チャンチキ 桃色パラソル 二人に咲いた 夏恋囃子が きこえてきます 夏恋囃子が ほらその気にさせた 愛しい夏の 恋囃子  夜風道遠まわりをしましょか 線香花火が ジュっとはじけたら カラコロと そろいの下駄ならし 祭り太鼓も 鳴りやまぬ しんそこ惚れたと 囃してる チャンチキ チャンチキ 紅さす小指が 夢みています 夏恋囃子が きこえてきます 夏恋囃子が ほらクラクラさせる 愛しい夏の 恋囃子  ヤンヤと囃して 笑ってる チャンチキ チャンチキ 桃色パラソル 二人に咲いた 夏恋囃子が きこえてきます 夏恋囃子が 夜空を染める 夏恋囃子が ほらその気にさせた 愛しい夏の 恋囃子石川さゆり垂水佐敏後藤次利後藤次利暑いから離れて歩けよと あんたの背中が ふくれっ面してる だめですよ そんなふりしても お天道様も お見通し ヤンヤと囃して 笑ってる チャンチキ チャンチキ 桃色パラソル 二人に咲いた 夏恋囃子が きこえてきます 夏恋囃子が ほらその気にさせた 愛しい夏の 恋囃子  夜風道遠まわりをしましょか 線香花火が ジュっとはじけたら カラコロと そろいの下駄ならし 祭り太鼓も 鳴りやまぬ しんそこ惚れたと 囃してる チャンチキ チャンチキ 紅さす小指が 夢みています 夏恋囃子が きこえてきます 夏恋囃子が ほらクラクラさせる 愛しい夏の 恋囃子  ヤンヤと囃して 笑ってる チャンチキ チャンチキ 桃色パラソル 二人に咲いた 夏恋囃子が きこえてきます 夏恋囃子が 夜空を染める 夏恋囃子が ほらその気にさせた 愛しい夏の 恋囃子
長良の萬サ出がけ半升 上がって二升 長良の萬サの 仕事酒 土手のさくらが ほころぶ頃は 春にこがれる 五月鱒 夜明け間近の 一番川に 胸までつかって 胸までつかって  エイ! 竿を振る 竿を振る  (セリフ)「生まれついての 川漁師や 川の顔みりゃなんでもわかる 川の自然のまんまがええんや なぶるとあぶのうなるんや なぶるとあかん なぶるとあかん」  二間四尺 段巻竿は 長良の萬サの 夢を釣る 釣れば暴れる 世話など焼かす 鮎はおなごと よく似てる きつい雪水 船などいらぬ 無理と竿とが 無理と竿とが  エイ!あればいい あればいい  川の獲物は 授かりものよ 縁と運との 宝もの 女房おまえに 釣られた俺が 長良ひとすじ いのちひとすじ  エイ!さかな釣る 夢を釣る 石川さゆり峰崎林二郎石田光輝馬場良出がけ半升 上がって二升 長良の萬サの 仕事酒 土手のさくらが ほころぶ頃は 春にこがれる 五月鱒 夜明け間近の 一番川に 胸までつかって 胸までつかって  エイ! 竿を振る 竿を振る  (セリフ)「生まれついての 川漁師や 川の顔みりゃなんでもわかる 川の自然のまんまがええんや なぶるとあぶのうなるんや なぶるとあかん なぶるとあかん」  二間四尺 段巻竿は 長良の萬サの 夢を釣る 釣れば暴れる 世話など焼かす 鮎はおなごと よく似てる きつい雪水 船などいらぬ 無理と竿とが 無理と竿とが  エイ!あればいい あればいい  川の獲物は 授かりものよ 縁と運との 宝もの 女房おまえに 釣られた俺が 長良ひとすじ いのちひとすじ  エイ!さかな釣る 夢を釣る 
昭和名勝負 炎の村山実篇コロリあっさり ころころ負けて おでんやないねん タイガーでんねん 六甲おろしが 嵐を呼べば 飛んでゆきたい 飛んでゆきたい 甲子園  虎々々々虎々々々 虎やーや なんぼのもんじゃ 東京が 虎々々々虎々々々 虎やーや 村山実が アーアーいてもーたる  (セリフ)「あの六甲おろしに励まされて、 俺はマウンドで燃えつきたんや。 背番号11番、俺の人生は野球と同じや、 いつも全力投球の真っ向勝負や… 天国から見てるで、虎の大暴れを、 村山実は天国から見てるでエ!」  倒す相手は 長嶋ひとり マウンド人生 炎と燃えた 天覧試合の あのホームラン あれはほんまは あれはほんまはファールやで  虎々々々虎々々々 虎やーや なんぼのもんじゃ ホームラン 虎々々々虎々々々 虎やーや 村山実は アーアー泣いとるで  西の村山 炎のエース 東の長嶋 ひまわりの花 勝負師一代 戦いぬいて 痛む手足が 痛む手足が勲章や  虎々々々虎々々々 虎やーや なんぼのもんじゃ 東京が 虎々々々虎々々々 虎やーや 村山実が アーアーいてもーたる  (セリフ)「今年こそ猛虎復活、優勝や。 そやろ野村はん、あとはあんじょう頼んまっせ!」 石川さゆり吉岡治岡千秋船山基紀コロリあっさり ころころ負けて おでんやないねん タイガーでんねん 六甲おろしが 嵐を呼べば 飛んでゆきたい 飛んでゆきたい 甲子園  虎々々々虎々々々 虎やーや なんぼのもんじゃ 東京が 虎々々々虎々々々 虎やーや 村山実が アーアーいてもーたる  (セリフ)「あの六甲おろしに励まされて、 俺はマウンドで燃えつきたんや。 背番号11番、俺の人生は野球と同じや、 いつも全力投球の真っ向勝負や… 天国から見てるで、虎の大暴れを、 村山実は天国から見てるでエ!」  倒す相手は 長嶋ひとり マウンド人生 炎と燃えた 天覧試合の あのホームラン あれはほんまは あれはほんまはファールやで  虎々々々虎々々々 虎やーや なんぼのもんじゃ ホームラン 虎々々々虎々々々 虎やーや 村山実は アーアー泣いとるで  西の村山 炎のエース 東の長嶋 ひまわりの花 勝負師一代 戦いぬいて 痛む手足が 痛む手足が勲章や  虎々々々虎々々々 虎やーや なんぼのもんじゃ 東京が 虎々々々虎々々々 虎やーや 村山実が アーアーいてもーたる  (セリフ)「今年こそ猛虎復活、優勝や。 そやろ野村はん、あとはあんじょう頼んまっせ!」 
ほたる言葉に出したら 心が逃げる 逢って下さい 夕顔どきに 一度だけ 一度だけ 世間に背いた 恋だから 綺麗な わたしに しておくれ ねえ あなた 螢に螢にしておくれ  心に住んでる 可愛い鬼が あなた欲しがる 恋しくさせる これっきり これっきり 抱かれちゃいけない 人なのに 乳房の 中まで 痛いから ねえ あなた 螢に螢にしておくれ  この世のむこうに 小舟をだして 生まれ変わって 暮せるならば 裏切らず 裏切らず この身にあなたを 宿すから わたしを 螢に しておくれ ねえ あなた 螢に螢にしておくれ 石川さゆり荒木とよひさ水森英夫馬場亮言葉に出したら 心が逃げる 逢って下さい 夕顔どきに 一度だけ 一度だけ 世間に背いた 恋だから 綺麗な わたしに しておくれ ねえ あなた 螢に螢にしておくれ  心に住んでる 可愛い鬼が あなた欲しがる 恋しくさせる これっきり これっきり 抱かれちゃいけない 人なのに 乳房の 中まで 痛いから ねえ あなた 螢に螢にしておくれ  この世のむこうに 小舟をだして 生まれ変わって 暮せるならば 裏切らず 裏切らず この身にあなたを 宿すから わたしを 螢に しておくれ ねえ あなた 螢に螢にしておくれ 
人生情け舟渡る世間の 冷たさつらさ こぼす涙の しょっぱさにがさ なんのかんのと ノの字がふたつ 人という字で 支えあう 揺れてゆらゆら ねえあなた 漕いでゆきましょ 人生情け舟  おんなごころに リボンをかけて 惚れたあなたに まるごとあげる 紅はさしても 心は美人 ふたり水棹に 手を重ね 風にひゅるひゅる ねえあなた 今日も吹かれて 人生舫(もや)い舟  曲がりくねった 恋の瀬こえりゃ 岸のむこうに 灯りが見える 真菰がくれに 連れ添いあえば 明日はいいこと ありそうな 揺れてゆらゆら ねえあなた 生きてゆきましょ 人生情け舟石川さゆり吉岡治弦哲也前田俊明渡る世間の 冷たさつらさ こぼす涙の しょっぱさにがさ なんのかんのと ノの字がふたつ 人という字で 支えあう 揺れてゆらゆら ねえあなた 漕いでゆきましょ 人生情け舟  おんなごころに リボンをかけて 惚れたあなたに まるごとあげる 紅はさしても 心は美人 ふたり水棹に 手を重ね 風にひゅるひゅる ねえあなた 今日も吹かれて 人生舫(もや)い舟  曲がりくねった 恋の瀬こえりゃ 岸のむこうに 灯りが見える 真菰がくれに 連れ添いあえば 明日はいいこと ありそうな 揺れてゆらゆら ねえあなた 生きてゆきましょ 人生情け舟
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夏の夜の夢さりげないほほ笑みに 心ときめき ふりむく季節の 風がうれしい しあわせの形は 見えないけれど あなたを感じる 今が永遠 夏の女は 恋女 愛されるより 愛したい 華やいで 若やいで いのち燃やして  平凡な日々の中 わすれかけてた 息苦しいほど 熱いまなざし 愛しあうひととき 短くたって 抱きしめられれば 生まれ変われる 夏の女は 恋女 愛されるより 愛したい しあわせの はかなさに 涙ながしても  夏の女は 恋女 愛されるより 愛したい しあわせの はかなさに 涙 ながしても石川さゆりたかたかし伊藤薫矢野立美さりげないほほ笑みに 心ときめき ふりむく季節の 風がうれしい しあわせの形は 見えないけれど あなたを感じる 今が永遠 夏の女は 恋女 愛されるより 愛したい 華やいで 若やいで いのち燃やして  平凡な日々の中 わすれかけてた 息苦しいほど 熱いまなざし 愛しあうひととき 短くたって 抱きしめられれば 生まれ変われる 夏の女は 恋女 愛されるより 愛したい しあわせの はかなさに 涙ながしても  夏の女は 恋女 愛されるより 愛したい しあわせの はかなさに 涙 ながしても
好きだった好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら  好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 言っちゃならない 「さよなら」を 言ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔をそむけた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに  好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見たせつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど石川さゆり宮川哲夫吉田正矢野立美好きだった 好きだった 嘘じゃなかった 好きだった こんな一言 あの時に 言えばよかった 胸にすがって 泣きじゃくる 肩のふるえを ぬくもりを 忘れられずに いるのなら  好きだった 好きだった 俺は死ぬ程 好きだった 言っちゃならない 「さよなら」を 言ったあの日よ 笑うつもりが 笑えずに 顔をそむけた 悲しみを 今も捨てずに いるくせに  好きだった 好きだった 口にゃ出さぬが 好きだった 夢にまで見たせつなさを 知っていたやら 馬鹿な男の 強がりを せめて恨まず いておくれ 逢える明日は ないけれど
ルイジアナ・ママあの娘は ルイジアナ・ママ やってきたのは ニューオリンズ 髪は金色 目は青く ほんものだよ ディキシークィーン マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  みんなが チョッカイだしたけど 誰にもよろめかぬ 誰があの娘を 射止めるか 町中の うわさ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  祭りがあった 或る晩に あの娘 誘って二人きり ダンスに 行ったのさ  そしたら あの娘は そっと 打ちあけた ぼくが 好きだって ビックリギョーテン ウチョーテン コロリといかれたよ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  みんながチョッカイ だしたのに 誰にもよろめかぬ あの娘をどうして 射止めたか 町中の うわさ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  恋のてくだに かけたなら 誰にも負けない ぼくだもの アタリキシャリキ  さぁさ 陽気に騒いで踊ろう ジルバに マンボ スクスク・ドドンパ・チャチャチャ 踊ろよ ロックン・ロール マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ………石川さゆりG.Pitney・日本語詞:漣健児G.Pitneyあの娘は ルイジアナ・ママ やってきたのは ニューオリンズ 髪は金色 目は青く ほんものだよ ディキシークィーン マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  みんなが チョッカイだしたけど 誰にもよろめかぬ 誰があの娘を 射止めるか 町中の うわさ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  祭りがあった 或る晩に あの娘 誘って二人きり ダンスに 行ったのさ  そしたら あの娘は そっと 打ちあけた ぼくが 好きだって ビックリギョーテン ウチョーテン コロリといかれたよ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  みんながチョッカイ だしたのに 誰にもよろめかぬ あの娘をどうして 射止めたか 町中の うわさ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ  恋のてくだに かけたなら 誰にも負けない ぼくだもの アタリキシャリキ  さぁさ 陽気に騒いで踊ろう ジルバに マンボ スクスク・ドドンパ・チャチャチャ 踊ろよ ロックン・ロール マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ マイ・ルイジアナ・ママ フロム・ニューオリンズ………
人形の家顔も見たくない程 あなたに嫌われるなんて とても信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた 人形みたい 愛されて 捨てられて 忘れられた 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた  あれはかりそめの恋 心のたわむれだなんて なぜか思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた 人形みたい 待ちわびて 待ちわびて 泣きぬれる 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた 私はあなたに 命をあずけた石川さゆりなかにし礼川口真奥慶一顔も見たくない程 あなたに嫌われるなんて とても信じられない 愛が消えたいまも ほこりにまみれた 人形みたい 愛されて 捨てられて 忘れられた 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた  あれはかりそめの恋 心のたわむれだなんて なぜか思いたくない 胸がいたみすぎて ほこりにまみれた 人形みたい 待ちわびて 待ちわびて 泣きぬれる 部屋のかたすみ 私はあなたに 命をあずけた 私はあなたに 命をあずけた
旅笠道中夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ 俺等(おいら)の旅は 風のまにまに 吹きさらし  風が変われば 俺等も変わる 仁義双六(すごろく) 丁半かけて 渡るやくざの たよりなさ  亭主もつなら 堅気をおもち とかくやくざは 苦労の種よ 恋も人情も 旅の空石川さゆり藤田まさと大村能章若草恵夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ 俺等(おいら)の旅は 風のまにまに 吹きさらし  風が変われば 俺等も変わる 仁義双六(すごろく) 丁半かけて 渡るやくざの たよりなさ  亭主もつなら 堅気をおもち とかくやくざは 苦労の種よ 恋も人情も 旅の空
粋な別れ生命に終りがある 恋にも終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ  生命に終りがある 恋にも終りがくる はかない生命は 切なくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜ石川さゆり浜口庫之助浜口庫之助南郷達也生命に終りがある 恋にも終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ  生命に終りがある 恋にも終りがくる はかない生命は 切なくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜ
岸壁の母~浪曲入り~昭和二十五年一月の半ばもやがて過ぎる頃 雪と氷に閉ざされたソ連の港ナホトカから 祖国の為に命をかけた同胞を乗せ 第一次引揚船高砂丸が還ってくるッ 父が夫が兄弟が舞鶴の港に還って来る 日本中の神経はこの港にそそがれた 狂わんばかりの喜びはルツボの様に沸き返った。  母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  ああその夢があればこそ 引揚船の着く度に この舞鶴へ来るのです なのにあの子は還らない と言てどうして忘らりょう 姿の見えぬ岸壁に 涙こらえてとぼとぼと すがった枝を筆にして わが子よ端野新二よと 泣いて書いたも幾度か  呼んで下さい おがみます ああ おっ母さんよく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風より つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  ああ風よ、心あらば伝えてよ。 愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる岸壁に立つ母の姿を…石川さゆり藤田まさと平川浪竜若草恵昭和二十五年一月の半ばもやがて過ぎる頃 雪と氷に閉ざされたソ連の港ナホトカから 祖国の為に命をかけた同胞を乗せ 第一次引揚船高砂丸が還ってくるッ 父が夫が兄弟が舞鶴の港に還って来る 日本中の神経はこの港にそそがれた 狂わんばかりの喜びはルツボの様に沸き返った。  母は来ました 今日も来た この岸壁に 今日も来た とどかぬ願いと 知りながら もしやもしやに もしやもしやに ひかされて  ああその夢があればこそ 引揚船の着く度に この舞鶴へ来るのです なのにあの子は還らない と言てどうして忘らりょう 姿の見えぬ岸壁に 涙こらえてとぼとぼと すがった枝を筆にして わが子よ端野新二よと 泣いて書いたも幾度か  呼んで下さい おがみます ああ おっ母さんよく来たと 海山千里と言うけれど なんで遠かろ なんで遠かろ 母と子に  悲願十年 この祈り 神様だけが 知っている 流れる雲より 風より つらいさだめの つらいさだめの 杖ひとつ  ああ風よ、心あらば伝えてよ。 愛し子待ちて今日も又、 怒涛砕くる岸壁に立つ母の姿を…
黄昏のビギン雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うつる星かげ  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰の 初めてのキス 初めてのキス石川さゆり永六輔中村八大若草恵雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うつる星かげ  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の陰の 初めてのキス 初めてのキス
シクラメンのかほり真綿色したシクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました  うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう  うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう石川さゆり小椋佳小椋佳矢野立美真綿色したシクラメンほど 清しいものはない 出逢いの時の 君のようです ためらいがちに かけた言葉に 驚いたように ふりむく君に 季節が頬をそめて 過ぎてゆきました  うす紅色の シクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の 君のようです 木もれ陽あびた 君を抱けば 淋しささえも おきざりにして 愛がいつのまにか 歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう  うす紫の シクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の 君のようです 暮れ惑う街の 別れ道には シクラメンのかほり むなしくゆれて 季節が知らん顔して 過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう
真夜中のギター街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね ここへおいでよ 夜はつめたく永い 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ  空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ  愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ石川さゆり吉岡治河村利夫奥慶一街のどこかに 淋しがり屋がひとり いまにも泣きそうに ギターを奏いている 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね ここへおいでよ 夜はつめたく永い 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ  空をごらんよ 淋しがり屋の星が なみだの尾をひいて どこかへ旅に立つ 愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ  愛を失くして なにかを求めて さまよう 似たもの同士なのね そっとしときよ みんな孤独でつらい 黙って夜明けまで ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ ギターを奏こうよ
再会逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋心 こんなにあなたを 愛してるなんて ああ ああ 鴎には わかりはしない  みんなは悪い 人だと云うが 私にゃいつも 良(い)い人だった ちっちゃな青空 監獄の壁を ああ ああ 見つめつつ ないてるあなた  仲良く二人 およいだ海へ 一人で今日は 来た私 再び逢える日 指おり数える ああ ああ 指さきに 夕陽がしずむ石川さゆり佐伯孝夫吉田正若草恵逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋心 こんなにあなたを 愛してるなんて ああ ああ 鴎には わかりはしない  みんなは悪い 人だと云うが 私にゃいつも 良(い)い人だった ちっちゃな青空 監獄の壁を ああ ああ 見つめつつ ないてるあなた  仲良く二人 およいだ海へ 一人で今日は 来た私 再び逢える日 指おり数える ああ ああ 指さきに 夕陽がしずむ
人生の並木路泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けばおさない 二人して 故郷をすてた かいがない  遠いさびしい 日暮の路(みち)で 泣いてしかった 兄さんの 涙の声を 忘れたか  雪も降れ降れ 夜路(よみち)の果ても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路石川さゆり佐藤惣之助古賀政男若草恵泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けばおさない 二人して 故郷をすてた かいがない  遠いさびしい 日暮の路(みち)で 泣いてしかった 兄さんの 涙の声を 忘れたか  雪も降れ降れ 夜路(よみち)の果ても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路
傷だらけの恋愛の歓び 花にして かぎりを知らぬ 夢を編み 天のおくつき しあわせ求めて 舞い上がり 燃える燃える 燃えながら 落ちる落ちる 涯もなく あぁ おどろおどろな 傷だらけの恋  おんなの涙 あなただけ しあわせ まどろみ 抱きしめて 永遠にこわさぬ 誓いを交わした 人なのに 変わる変わる 色あせて 朽ちる朽ちる とめどなく あぁ 夢も虚しい 傷だらけの恋  別れ哀しみ しりぞけて ひとりで生きるも 寂しくて 旅のつれづれ ゆきずり またもや 恋をして 燃える燃える 燃えつきる 冷める冷める ふりかえる あぁ 過去にたじろぐ 傷だらけの恋石川さゆり川内康範北原じゅん愛の歓び 花にして かぎりを知らぬ 夢を編み 天のおくつき しあわせ求めて 舞い上がり 燃える燃える 燃えながら 落ちる落ちる 涯もなく あぁ おどろおどろな 傷だらけの恋  おんなの涙 あなただけ しあわせ まどろみ 抱きしめて 永遠にこわさぬ 誓いを交わした 人なのに 変わる変わる 色あせて 朽ちる朽ちる とめどなく あぁ 夢も虚しい 傷だらけの恋  別れ哀しみ しりぞけて ひとりで生きるも 寂しくて 旅のつれづれ ゆきずり またもや 恋をして 燃える燃える 燃えつきる 冷める冷める ふりかえる あぁ 過去にたじろぐ 傷だらけの恋
涙つづりだまされましたと 私が言えば 似た者どうしと あなたが笑う 借りもの世帯が 始まりで くの字 登りの 坂ばかり がんばって 越えてきた 涙つづりの 夫婦(ふたり)の道よ  いまさら帰れる 故郷はなくて 瞼にうかべた 夜汽車の灯り 書いてもたりない 詫びごとを 書いてどれほど すてたやら その先は 話せない 涙つづりの 夫婦の愛よ  苦労のかずだけ 蕾をつけて 今年は咲きます しあわせざくら 人生ここから 折り返し のこり半分 あるけれど きょうだけは 泣かせてね 涙つづりの 夫婦の春よ石川さゆり池田充男水森英夫佐伯亮だまされましたと 私が言えば 似た者どうしと あなたが笑う 借りもの世帯が 始まりで くの字 登りの 坂ばかり がんばって 越えてきた 涙つづりの 夫婦(ふたり)の道よ  いまさら帰れる 故郷はなくて 瞼にうかべた 夜汽車の灯り 書いてもたりない 詫びごとを 書いてどれほど すてたやら その先は 話せない 涙つづりの 夫婦の愛よ  苦労のかずだけ 蕾をつけて 今年は咲きます しあわせざくら 人生ここから 折り返し のこり半分 あるけれど きょうだけは 泣かせてね 涙つづりの 夫婦の春よ
夢の浮橋契らぬ恋でも 罪ですか 比叡おろしの 吹きさらし つれて行ってよ ああ つれて逃げてよ 運命のままに 冬の鳴かない こおろぎのよに 闇にすがって 泣くおさん  この世で生き恥 晒すなら いっそあの世で 二世三世 抱いてください ああ 抱いて崩して 束ねた髪を 帯は裂けても 心は裂けぬ 早く行かせて 浄土まで  一日一生 それでいい 生きて嬉しい 夫婦(めおと)なら 明日は丹波か ああ 明日は雪降る 近江路あたり 夢の浮橋 ふたりで渡る おさん茂兵衛の 恋すがた石川さゆり吉岡治弦哲也若草恵契らぬ恋でも 罪ですか 比叡おろしの 吹きさらし つれて行ってよ ああ つれて逃げてよ 運命のままに 冬の鳴かない こおろぎのよに 闇にすがって 泣くおさん  この世で生き恥 晒すなら いっそあの世で 二世三世 抱いてください ああ 抱いて崩して 束ねた髪を 帯は裂けても 心は裂けぬ 早く行かせて 浄土まで  一日一生 それでいい 生きて嬉しい 夫婦(めおと)なら 明日は丹波か ああ 明日は雪降る 近江路あたり 夢の浮橋 ふたりで渡る おさん茂兵衛の 恋すがた
湯の花KOUTAひとつコタツに 情けのふとん ふたつ違いの 妻ある人と 三月三年 待つ気でいても よっつ嫁菜にゃ なれぬ花 お湯に咲く花 湯けむり芸者 三味や踊りは 負けないけれど 恋は苦の種 しゃくの種 いつついいでしょ 甘えて泣いて あとの未練は湯に流す  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄  むっつむっつり 陰気なお酒 ななつながなが 居すわるお酒 やっつやけくそ 陽気なお酒 きゅうに手をだす あぶないお酒 お湯に咲く花 湯けむり芸者 今日も明るく 手拍子そえて さばく座敷に 春がくる とおでトコトン 尽くして痩せて あとの苦労は湯に流す  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄石川さゆり吉岡治杉本眞人矢野立美ひとつコタツに 情けのふとん ふたつ違いの 妻ある人と 三月三年 待つ気でいても よっつ嫁菜にゃ なれぬ花 お湯に咲く花 湯けむり芸者 三味や踊りは 負けないけれど 恋は苦の種 しゃくの種 いつついいでしょ 甘えて泣いて あとの未練は湯に流す  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄  むっつむっつり 陰気なお酒 ななつながなが 居すわるお酒 やっつやけくそ 陽気なお酒 きゅうに手をだす あぶないお酒 お湯に咲く花 湯けむり芸者 今日も明るく 手拍子そえて さばく座敷に 春がくる とおでトコトン 尽くして痩せて あとの苦労は湯に流す  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄  チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん チリシャン チリシャン Wow Wow Wow 鶴さん亀さん 手足のばして湯の花小唄
おもちゃ固いベッドに 身を横たえて 息も細々 夢をみる 死ぬ気 生きる気 どちらが勝つか 朝が来るころ 決められる 人生をめんどくさいと思ったら そこから先のページは開かない 恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ  窓のカーテン 斜めに開けて 体あずけて 空を見る 名前隠して 年齢までかたり 友の一人も ないという 傷ついてそれを辛いと嘆いたら ふたたび夢の人には出会えない 転んで おもちゃ 滑って おもちゃ 拗ねて お道化て また おもちゃ 神様ならば 遊んでくれる ああ 気がついた ああ いい景色 ああ やっぱり わたし 生きますよ  恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ石川さゆり阿久悠都志見隆若草恵固いベッドに 身を横たえて 息も細々 夢をみる 死ぬ気 生きる気 どちらが勝つか 朝が来るころ 決められる 人生をめんどくさいと思ったら そこから先のページは開かない 恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ  窓のカーテン 斜めに開けて 体あずけて 空を見る 名前隠して 年齢までかたり 友の一人も ないという 傷ついてそれを辛いと嘆いたら ふたたび夢の人には出会えない 転んで おもちゃ 滑って おもちゃ 拗ねて お道化て また おもちゃ 神様ならば 遊んでくれる ああ 気がついた ああ いい景色 ああ やっぱり わたし 生きますよ  恋して おもちゃ 愛して おもちゃ 泣いて 笑って また おもちゃ 運命なんて そういうものさ ああ 目が覚めた ああ いい天気 ああ それなら わたし 生きますよ
風帰行風よ 風よ あゝゝ…  島影が見えたのは 蜃気楼 心の迷いのせいですね 鈍色(にびいろ)の海峡は不機嫌で 海鳥一羽も飛ばせない 風よ泣け泣け しぶけよ波よ 雪のつぶてを投げりゃいい 愛しさをつらぬいて 二人の思い届くなら  風よ… 風よ… 吹くだけ吹いて 帰る場所もない 風帰行  優しさと憎しみを ない交ぜて あの時二人は 季節風 紺碧(こんぺき)の海峡はきらめいて 奇跡が起きそな気がしたわ 風よ泣け泣け しぶけよ波よ 雪のつぶてを投げりゃいい 寂しさが荒ぶれて いまではわたし 砂の舟  風よ… 風よ… 吹くだけ吹いて 帰る場所もない 風帰行石川さゆり吉岡治ソン・ミンホ若草恵風よ 風よ あゝゝ…  島影が見えたのは 蜃気楼 心の迷いのせいですね 鈍色(にびいろ)の海峡は不機嫌で 海鳥一羽も飛ばせない 風よ泣け泣け しぶけよ波よ 雪のつぶてを投げりゃいい 愛しさをつらぬいて 二人の思い届くなら  風よ… 風よ… 吹くだけ吹いて 帰る場所もない 風帰行  優しさと憎しみを ない交ぜて あの時二人は 季節風 紺碧(こんぺき)の海峡はきらめいて 奇跡が起きそな気がしたわ 風よ泣け泣け しぶけよ波よ 雪のつぶてを投げりゃいい 寂しさが荒ぶれて いまではわたし 砂の舟  風よ… 風よ… 吹くだけ吹いて 帰る場所もない 風帰行
風ゆらら風の歌聴こえる この街を歩いて 季節をいくつ 数えたの 夕暮れ空見上げた 深い愛に気づいた あなたの歩幅 うれしくて 恋をしたきらめきは 今もまだあの日のまま  ゆりゆれゆらら 風の中に ふたりの姿が映ります ゆりゆれゆらら 幸せなら あなたと見つかる気がします  少し酔ったみたいね 頬が紅く染まった 夜更けの空に 声あげて 縁側から見上げた 天秤座を見つけた あなたの肩を 借りながら 暖かい歌声が 夏の空に響いたら  ゆりゆれゆらら 風の中に あなたの優しさ 浮かびます ゆりゆれゆらら 小さいけど 心に灯りをともします  夏草のすべり台 朝露がこぼれおちた  ゆりゆれゆらら 風の中に ふたりの姿が映ります ゆりゆれゆらら 幸せなら あなたと見つかる気がします石川さゆり阿閉真琴日比野信午宮崎慎二風の歌聴こえる この街を歩いて 季節をいくつ 数えたの 夕暮れ空見上げた 深い愛に気づいた あなたの歩幅 うれしくて 恋をしたきらめきは 今もまだあの日のまま  ゆりゆれゆらら 風の中に ふたりの姿が映ります ゆりゆれゆらら 幸せなら あなたと見つかる気がします  少し酔ったみたいね 頬が紅く染まった 夜更けの空に 声あげて 縁側から見上げた 天秤座を見つけた あなたの肩を 借りながら 暖かい歌声が 夏の空に響いたら  ゆりゆれゆらら 風の中に あなたの優しさ 浮かびます ゆりゆれゆらら 小さいけど 心に灯りをともします  夏草のすべり台 朝露がこぼれおちた  ゆりゆれゆらら 風の中に ふたりの姿が映ります ゆりゆれゆらら 幸せなら あなたと見つかる気がします
陽だまりの詩頼りないのと しっかり女房 水と油で あぁ… もちはしないと 噂です なんと云わりょと あんたに惚れた 冬の陽だまり 甲斐性なしの 苦労をまるごと 背負(しょ)ってゆく  酒をのまなきゃ 青菜に塩で ちょっと入れば あぁ… 夢と希望の ちから水 目もとやさしい あんたに惚れた 冬の陽だまり 寄り添い合って おんなじくの字で 眠りましょ  夜の明けない 朝などないわ 袋小路に あぁ… いつかあんたの 風が吹く 誰が笑おと あんたに惚れた 冬の陽だまり ぬくもり抱いて 唄っているよな 流れ雲石川さゆり吉岡治聖川湧南郷達也頼りないのと しっかり女房 水と油で あぁ… もちはしないと 噂です なんと云わりょと あんたに惚れた 冬の陽だまり 甲斐性なしの 苦労をまるごと 背負(しょ)ってゆく  酒をのまなきゃ 青菜に塩で ちょっと入れば あぁ… 夢と希望の ちから水 目もとやさしい あんたに惚れた 冬の陽だまり 寄り添い合って おんなじくの字で 眠りましょ  夜の明けない 朝などないわ 袋小路に あぁ… いつかあんたの 風が吹く 誰が笑おと あんたに惚れた 冬の陽だまり ぬくもり抱いて 唄っているよな 流れ雲
人間模様GOLD LYLIC上手に口説いて くれたなら 今すぐ返事が 出来るのに 大事な時には うつむいて お酒の匂い 嗅いでいる  ジョークもいわずに 歌わずに 静かに笑って いるけれど 少ない言葉は すべてみな 真実なのは わかってる  蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ  少しはきれいに 飾ったら 結構もてると 思うのに かまわぬ身なりで 野暮をする もてない方が 気楽だと  何かがあったら 手をひろげ 私を守ってくれそうな 何かがあったら 抱き上げて 私を運びそうなひと  蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ  ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさGOLD LYLIC石川さゆり阿久悠杉本眞人川村栄二上手に口説いて くれたなら 今すぐ返事が 出来るのに 大事な時には うつむいて お酒の匂い 嗅いでいる  ジョークもいわずに 歌わずに 静かに笑って いるけれど 少ない言葉は すべてみな 真実なのは わかってる  蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ  少しはきれいに 飾ったら 結構もてると 思うのに かまわぬ身なりで 野暮をする もてない方が 気楽だと  何かがあったら 手をひろげ 私を守ってくれそうな 何かがあったら 抱き上げて 私を運びそうなひと  蝶々でないし 孔雀でないし 香り自慢の 花でなし ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ  ただの人間 ただの男の そんなあんたが 大好きなのさ
星の旅びとやさしさを求めて この町まできたの ほんとの自分を さがすため 鳥や風の歌に 疲れたこころも いつか忘れて 歩きだす  幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ あなたと とびたい  この坂をのぼったら あなたに 会えますか  西の空 夕焼け 遠くで鐘の音 なくした わたしの子守唄 生まれかわるために 素直な気持ちで そっと 両手を合わせます  幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ ふたりで とびたい  あの空を見あげたら あなたが見えますか  幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ いっしょに とびたい  この坂をのぼったら あなたに 会えますか あなたに 会えますか石川さゆり五木寛之幸耕平竜崎孝路やさしさを求めて この町まできたの ほんとの自分を さがすため 鳥や風の歌に 疲れたこころも いつか忘れて 歩きだす  幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ あなたと とびたい  この坂をのぼったら あなたに 会えますか  西の空 夕焼け 遠くで鐘の音 なくした わたしの子守唄 生まれかわるために 素直な気持ちで そっと 両手を合わせます  幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ ふたりで とびたい  あの空を見あげたら あなたが見えますか  幾千年の星のかなたへ 幾千年の愛の世界へ いっしょに とびたい  この坂をのぼったら あなたに 会えますか あなたに 会えますか
一葉恋歌闇にさえ 桜は咲いて 散らして散らない恋ごころ 慕(した)ってははげしく厭(いと)い 火のような通り魔がゆく ぼんやりと紅灯(あんどん)ながめ 文綴(ふみつづ)る 一葉―――丸山福山町  その身体 任せてくれと 露骨(ろこつ)に言い寄る人がいた 貧しさに明けくれ泣いて 身を削りこの世を生きる 塵(ちり)の中賑(にぎ)わい哀し 花街の 本郷丸山福山町  いつの日か みどりの野辺を そぞろに歩いておいでなら その袖にまつわる蝶は まだ慕(した)う化身(けしん)のわたし 微笑みもやつれて病んで 絶えだえに 一葉―――丸山福山町石川さゆり吉岡治弦哲也若草恵闇にさえ 桜は咲いて 散らして散らない恋ごころ 慕(した)ってははげしく厭(いと)い 火のような通り魔がゆく ぼんやりと紅灯(あんどん)ながめ 文綴(ふみつづ)る 一葉―――丸山福山町  その身体 任せてくれと 露骨(ろこつ)に言い寄る人がいた 貧しさに明けくれ泣いて 身を削りこの世を生きる 塵(ちり)の中賑(にぎ)わい哀し 花街の 本郷丸山福山町  いつの日か みどりの野辺を そぞろに歩いておいでなら その袖にまつわる蝶は まだ慕(した)う化身(けしん)のわたし 微笑みもやつれて病んで 絶えだえに 一葉―――丸山福山町
やねせん小唄谷中銀座の 石段に 点る灯りの あたたかさ 裸の付き合い 泣き笑い 下町人情 ここにあり 根津の神社の 境内で 遠い昔に かくれんぼ あなたと噂になった日の 相合傘が 今もある エエ…  千駄木この坂 団子坂 乱歩鴎外 散歩みち 初恋実らず お互いは 違う相手と 暮らしてる 谷中千駄木 そして根津 それがやねせん 小唄です どんなに時代が変ろうと 変らぬ良さの 昔町 エエ…石川さゆり浅木しゅん新井利昌竜崎孝路谷中銀座の 石段に 点る灯りの あたたかさ 裸の付き合い 泣き笑い 下町人情 ここにあり 根津の神社の 境内で 遠い昔に かくれんぼ あなたと噂になった日の 相合傘が 今もある エエ…  千駄木この坂 団子坂 乱歩鴎外 散歩みち 初恋実らず お互いは 違う相手と 暮らしてる 谷中千駄木 そして根津 それがやねせん 小唄です どんなに時代が変ろうと 変らぬ良さの 昔町 エエ…
酒供養ふったふられたのって ぐちゃぐちゃ言っても切ないし ここでしょげてちゃ 日本の明日はどうなるの 飲んじゃえ 飲んじゃえ 陽気に飲んじゃえ 経験豊富が 迂闊千万 ほんにあいつは テクニシャン  ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 熱さすぎたら 音色侘びしい 音色侘びしい 酒供養 エーエー お通夜はつらいネ  ぶったぶたれたのって 他人の不幸は蜜の味 酒場すずめの ピーチク パーチク 松竹梅  酔っちゃえ 酔っちゃえ 陽気に酔っちゃえ ふられ上手が 捲土重来 いっそ誰かと 屋形舟  ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 縁があったら 朧月夜の 朧月夜の 酒供養 エーエー 美人はつらいネ  ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 熱さすぎたら 音色侘びしい 音色侘びしい 酒供養 エーエー 美人はつらいネ石川さゆり吉岡治杉本眞人若草恵ふったふられたのって ぐちゃぐちゃ言っても切ないし ここでしょげてちゃ 日本の明日はどうなるの 飲んじゃえ 飲んじゃえ 陽気に飲んじゃえ 経験豊富が 迂闊千万 ほんにあいつは テクニシャン  ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 熱さすぎたら 音色侘びしい 音色侘びしい 酒供養 エーエー お通夜はつらいネ  ぶったぶたれたのって 他人の不幸は蜜の味 酒場すずめの ピーチク パーチク 松竹梅  酔っちゃえ 酔っちゃえ 陽気に酔っちゃえ ふられ上手が 捲土重来 いっそ誰かと 屋形舟  ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 縁があったら 朧月夜の 朧月夜の 酒供養 エーエー 美人はつらいネ  ふふふ ふりん ふうりん チリチリと ふふふ ふりん ふうりん 熱さすぎたら 音色侘びしい 音色侘びしい 酒供養 エーエー 美人はつらいネ
砂の椅子寂れた町の 浜辺にたたずみ 砂遊びする 子供をみていた 波に さらわれて 崩れる 砂の椅子 哀しいほど青い空を 見上げて あなたを 想い出す 逢えなくなった あの日から ひたすらに愛した 私を あなたは 知らない  数えきれない 手紙を千切った 指の先から 羽ばたく海鳥 心が 重すぎて 崩れた 砂の椅子 忘れたい忘れられない どうして あなたが 消えないの 裸足のまま 歩き出せば とめどなく あふれる 涙は こんなに 熱いの  哀しいほど青い空を 見上げて あなたを 想い出す 逢えなくなった あの日から ひたすらに愛した あなたに もう一度 逢いたい石川さゆり田久保真見千代正行千代正行寂れた町の 浜辺にたたずみ 砂遊びする 子供をみていた 波に さらわれて 崩れる 砂の椅子 哀しいほど青い空を 見上げて あなたを 想い出す 逢えなくなった あの日から ひたすらに愛した 私を あなたは 知らない  数えきれない 手紙を千切った 指の先から 羽ばたく海鳥 心が 重すぎて 崩れた 砂の椅子 忘れたい忘れられない どうして あなたが 消えないの 裸足のまま 歩き出せば とめどなく あふれる 涙は こんなに 熱いの  哀しいほど青い空を 見上げて あなたを 想い出す 逢えなくなった あの日から ひたすらに愛した あなたに もう一度 逢いたい
涙岬髪に飾った あやめの花の 青が似合うと 言ったひと 涙岬に 来てみれば 熱い思い出 忍び寄る 秋がひとしお 身にしみる  細い私を 両手でかかえ 草の褥に 放り出す 涙岬は 霧の中 燃える心を 秘めたまま 何処を見つめる 乙女岩  しがみついても 思いを遂げる 強いおんなに なりたいの ここであなたと 切れたなら 悔いを残すわ 一生の 涙岬に 夕陽が落ちる石川さゆり星野哲郎船村徹蔦将包髪に飾った あやめの花の 青が似合うと 言ったひと 涙岬に 来てみれば 熱い思い出 忍び寄る 秋がひとしお 身にしみる  細い私を 両手でかかえ 草の褥に 放り出す 涙岬は 霧の中 燃える心を 秘めたまま 何処を見つめる 乙女岩  しがみついても 思いを遂げる 強いおんなに なりたいの ここであなたと 切れたなら 悔いを残すわ 一生の 涙岬に 夕陽が落ちる
夢の海峡水と空が 夕陽に溶け合う 赤い海原 舟は行くよ この身をきしませ 夜のとばりを 夢を信じて ここまで来たか 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡   エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  引き返すにや あまりに遠くへ 来たこの舟は 行くしかない もう振り返るな 夜の海原 夢は力の 深き源 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡   エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  陸に置かれ 風にさらされて 朽ちゆく舟は 夢を持たぬ 命の亡骸 打ち捨てられて 夢は命の 炎を燃やし 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡   エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー石川さゆり岡林信康岡林信康平野融水と空が 夕陽に溶け合う 赤い海原 舟は行くよ この身をきしませ 夜のとばりを 夢を信じて ここまで来たか 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡   エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  引き返すにや あまりに遠くへ 来たこの舟は 行くしかない もう振り返るな 夜の海原 夢は力の 深き源 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡   エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  陸に置かれ 風にさらされて 朽ちゆく舟は 夢を持たぬ 命の亡骸 打ち捨てられて 夢は命の 炎を燃やし 夢よ 夢よ ああ お前が連れてゆく いつか明けの輝く明星 夢の海峡   エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー  エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー エンヤラヤーノーヤー
昔美しゃ 今美しゃ昔おじいがよ サバニにゆられてよ 渡るこの海の 海の美(かい)しゃよ  昔おばあがよ パインの畑をよ 歩く姿のよ 姿の美しゃよ  ゆらゆらと白い波が 遠くに消えたよ おじいとおばあのよ 景色も消えたよ  昔おとうがよ 鳴らした三線(さんしん)と 唄った島唄の 唄の美しゃよ  昔おかあがよ つむいだ糸でよ 織った上布(じょうふ)のよ 上布の美しゃよ  夜が更け祭りのあとが かすかに残るよ 上布も島唄も かすかに残るよ  昔ぬ美しゃや 忘れてゆくけれど 忘んな心ぬ 心ぬ美しゃよ  昔ぬ美しゃや 今も美しゃよ 共に語らな 浮世ぬ美しゃよ 共に渡らな 浮世ぬ美しゃよ石川さゆりBEGINBEGIN千代正行昔おじいがよ サバニにゆられてよ 渡るこの海の 海の美(かい)しゃよ  昔おばあがよ パインの畑をよ 歩く姿のよ 姿の美しゃよ  ゆらゆらと白い波が 遠くに消えたよ おじいとおばあのよ 景色も消えたよ  昔おとうがよ 鳴らした三線(さんしん)と 唄った島唄の 唄の美しゃよ  昔おかあがよ つむいだ糸でよ 織った上布(じょうふ)のよ 上布の美しゃよ  夜が更け祭りのあとが かすかに残るよ 上布も島唄も かすかに残るよ  昔ぬ美しゃや 忘れてゆくけれど 忘んな心ぬ 心ぬ美しゃよ  昔ぬ美しゃや 今も美しゃよ 共に語らな 浮世ぬ美しゃよ 共に渡らな 浮世ぬ美しゃよ
春夏秋冬・酒ありて春はあなたと 花見酒 夜桜の下 寝そべって あなたとまったり したいもの 日本に生まれて ああ よかったわ  夏はあなたと 星見酒 ゆるやか浴衣 膝くずし あなたにお酌の もう一杯 日本が好きです ああ 愛してる  秋はあなたと 月見酒 露天のお風呂 おちょこ浮かべ あなたに寄り添う お湯の中 日本のこころ ああ 忘れない  冬はあなたと 雪見酒 あなたの胸に 抱かれて 熱々湯豆腐 外は雪 日本に生まれて ああ よかったわ石川さゆり浅木しゅん新井利昌宮崎慎二春はあなたと 花見酒 夜桜の下 寝そべって あなたとまったり したいもの 日本に生まれて ああ よかったわ  夏はあなたと 星見酒 ゆるやか浴衣 膝くずし あなたにお酌の もう一杯 日本が好きです ああ 愛してる  秋はあなたと 月見酒 露天のお風呂 おちょこ浮かべ あなたに寄り添う お湯の中 日本のこころ ああ 忘れない  冬はあなたと 雪見酒 あなたの胸に 抱かれて 熱々湯豆腐 外は雪 日本に生まれて ああ よかったわ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
秋のメルヘン白いシャツ 麦わら帽 海の轟き もう一度 遠花火 出逢った夏が 甦るなら  かけがえのない大事な日々と 過ぎた季節に感じるなんて まるで童話(メルヘン)  ちゃんと食事はしてますか 野菜も嫌わず食べますか 約束した  携帯に灼きつけた あなたの笑顔が眩しくて メール打ちます天国へ  逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて  渡り鳥 満ちる月 風のざわめき いつの間に 笛太鼓 終わった夏が 甦るなら  恋しい夜にせつない朝に 胸の振り子が 決まって鳴った 秋の童話  ちゃんとジョギングしてますか 煙草の本数減らすよう 約束した  眼差しが伝わるの 夢見るチカラがある限り メール打ちます天国へ  逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて石川さゆり吉岡治大野克夫萩田光雄白いシャツ 麦わら帽 海の轟き もう一度 遠花火 出逢った夏が 甦るなら  かけがえのない大事な日々と 過ぎた季節に感じるなんて まるで童話(メルヘン)  ちゃんと食事はしてますか 野菜も嫌わず食べますか 約束した  携帯に灼きつけた あなたの笑顔が眩しくて メール打ちます天国へ  逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて  渡り鳥 満ちる月 風のざわめき いつの間に 笛太鼓 終わった夏が 甦るなら  恋しい夜にせつない朝に 胸の振り子が 決まって鳴った 秋の童話  ちゃんとジョギングしてますか 煙草の本数減らすよう 約束した  眼差しが伝わるの 夢見るチカラがある限り メール打ちます天国へ  逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて
居酒屋「花いちもんめ」言いたいことがあるからと あんた一升 からにした 北の居酒屋「花いちもんめ」 酔ってつぶれる その前に おまえが欲しいと 吠えてみな  いろいろ過去に訳ありで いまは素直に すがれない 北の居酒屋「花いちもんめ」 忘れられない 傷があり 性根を据えなきゃ 抱かれない  流れて運命(いと)で手繰(たぐ)られて 日本海から オホーツク 北の居酒屋「花いちもんめ」 歌を唄えば 風が打つ 泣かせてくれるな 縄のれん石川さゆり吉岡治岡千秋言いたいことがあるからと あんた一升 からにした 北の居酒屋「花いちもんめ」 酔ってつぶれる その前に おまえが欲しいと 吠えてみな  いろいろ過去に訳ありで いまは素直に すがれない 北の居酒屋「花いちもんめ」 忘れられない 傷があり 性根を据えなきゃ 抱かれない  流れて運命(いと)で手繰(たぐ)られて 日本海から オホーツク 北の居酒屋「花いちもんめ」 歌を唄えば 風が打つ 泣かせてくれるな 縄のれん
紫陽花ばなし港のはずれの “紫陽花”は 今夜かぎりで 店じまい ありがと新ちゃん 頑張れママと 世渡り下手の 口下手が 酔いにまかせる 演歌ぶし  いつでも船出は おとこだけ たまにゃわたしも 見送って ありがと玄さん 土産だなんて 二度惚れしたと 手をおいて 肩に隠れて しのび泣き  上りも下りも 日本海 どこへゆこうか かもめどり ごめんね文ちゃん 夫がいます 他人(ひと)には云えぬ 過去がある 雨も吐息の こぬか雨石川さゆり吉岡治岡千秋若草恵港のはずれの “紫陽花”は 今夜かぎりで 店じまい ありがと新ちゃん 頑張れママと 世渡り下手の 口下手が 酔いにまかせる 演歌ぶし  いつでも船出は おとこだけ たまにゃわたしも 見送って ありがと玄さん 土産だなんて 二度惚れしたと 手をおいて 肩に隠れて しのび泣き  上りも下りも 日本海 どこへゆこうか かもめどり ごめんね文ちゃん 夫がいます 他人(ひと)には云えぬ 過去がある 雨も吐息の こぬか雨
裏町夫婦草雨の屋台の 三三九度が あなたとわたしの 振り出しでした 苦労くの字に あなた 寄り添って 踏まれて伸びる 草のよに いつか咲きましょ 裏町夫婦草  口に出せない 男のにがさ かわりに背負えぬ おんなのつらさ せめて熱燗 あなた つけますか ぬくもり一つ わけ合えば 春がきそうな 裏町夫婦草  今日の涙は 明日の笑顔 明日がだめなら いい日を待つわ ついてゆきます あなた 惚れてます 見上げる路地の 細い空 星もうなずく 裏町夫婦草石川さゆり吉岡治岡千秋若草恵雨の屋台の 三三九度が あなたとわたしの 振り出しでした 苦労くの字に あなた 寄り添って 踏まれて伸びる 草のよに いつか咲きましょ 裏町夫婦草  口に出せない 男のにがさ かわりに背負えぬ おんなのつらさ せめて熱燗 あなた つけますか ぬくもり一つ わけ合えば 春がきそうな 裏町夫婦草  今日の涙は 明日の笑顔 明日がだめなら いい日を待つわ ついてゆきます あなた 惚れてます 見上げる路地の 細い空 星もうなずく 裏町夫婦草
歌、この不思議なもの幼い頃からふりむけば いつでもそばに歌があった ひとりぼっちで泣いた日も 別れ話の旅の夜も ああ この世に歌があればこそ 私は今も 生きている  歌、この不思議なもの どこから来て どこへ行くのか 歌、この不思議なもの あなたを愛し 愛して死にたい 花が蝶々に恋するように  思えば私の人生は 歌道連れの旅路だった 歌は私の影であり 白い私の吐息だった ああ この世に歌があればこそ 地上に花は 咲いている  歌、この不思議なもの 泣いてもなお 微笑むものよ 歌、この不思議なもの あなたを信じ 信じて悔いない 花がまた来る春待つように  歌、この不思議なもの どこから来て どこへ行くのか 歌、この不思議なもの あなたを愛し 愛して死にたい 花が蝶々に恋するように石川さゆりなかにし礼小六禮次郎若草恵幼い頃からふりむけば いつでもそばに歌があった ひとりぼっちで泣いた日も 別れ話の旅の夜も ああ この世に歌があればこそ 私は今も 生きている  歌、この不思議なもの どこから来て どこへ行くのか 歌、この不思議なもの あなたを愛し 愛して死にたい 花が蝶々に恋するように  思えば私の人生は 歌道連れの旅路だった 歌は私の影であり 白い私の吐息だった ああ この世に歌があればこそ 地上に花は 咲いている  歌、この不思議なもの 泣いてもなお 微笑むものよ 歌、この不思議なもの あなたを信じ 信じて悔いない 花がまた来る春待つように  歌、この不思議なもの どこから来て どこへ行くのか 歌、この不思議なもの あなたを愛し 愛して死にたい 花が蝶々に恋するように
長崎ぶらぶら節長崎名物 はた揚げ 盆まつり 秋はお諏訪のシャギリで 氏子がぶうらぶら ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう  遊(あそ)びに行(ゆ)くなら 花月(かげつ)か中(なか)の茶屋(ちゃや) 梅園裏門(うめぞのうらもん)叩(たた)いて 丸山(まるやま)ぶうらぶら ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう  梅園太鼓(うめぞのたいこ)に びっくり目(め)を覚(さ)まし 必(かなら)ず忘(わす)れぬ様に 又来(またき)て下(くだ)しゃんせ しゃんせしゃんせと言(ゆ)うたもんだいちゅう  嘉永七年(かえいしちねん) 甲(きのえ)の寅の年 先(ま)ず明けまして 年頭(ねんと)の御祝儀(ごしゅうぎ) 一杯屠蘇機嫌(いっぱいとそきげん) 酔うた酔うたと言(ゆ)うたもんだいちゅう  今年(ことし)ゃ十三月(じゅうさんつき) 肥前(ひぜん)さんの番替(ばんがわ)り 四郎(しろう)ケ島(しま)に見物がてらに オロシャがぶうらぶら ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう石川さゆり長崎県民謡長崎県民謡若草恵長崎名物 はた揚げ 盆まつり 秋はお諏訪のシャギリで 氏子がぶうらぶら ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう  遊(あそ)びに行(ゆ)くなら 花月(かげつ)か中(なか)の茶屋(ちゃや) 梅園裏門(うめぞのうらもん)叩(たた)いて 丸山(まるやま)ぶうらぶら ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう  梅園太鼓(うめぞのたいこ)に びっくり目(め)を覚(さ)まし 必(かなら)ず忘(わす)れぬ様に 又来(またき)て下(くだ)しゃんせ しゃんせしゃんせと言(ゆ)うたもんだいちゅう  嘉永七年(かえいしちねん) 甲(きのえ)の寅の年 先(ま)ず明けまして 年頭(ねんと)の御祝儀(ごしゅうぎ) 一杯屠蘇機嫌(いっぱいとそきげん) 酔うた酔うたと言(ゆ)うたもんだいちゅう  今年(ことし)ゃ十三月(じゅうさんつき) 肥前(ひぜん)さんの番替(ばんがわ)り 四郎(しろう)ケ島(しま)に見物がてらに オロシャがぶうらぶら ぶらりぶらりと言(ゆ)うたもんだいちゅう
かもめの女房白い牙(きば)むき出して 大波が砕け散る 哭(な)きつのる海風(うみかぜ)と 降りしきる雪 無邪気(むじゃき)なような 思いつめてるような かもめをおおぜい引(ひ)き連れて 埠頭(はとば)で死ぬ気の女(やつ)がいた 俺(おれ)とあいつの 出会いを かもめの女房(にょうぼう)と人は呼ぶ 何があったか あいつも言わね こっちも訊(き)かね 心の傷(きず)も あああ 背中の傷も… それだけのはなしだ  あの冬が嘘のよう 穏やかな春の海 遠くにはサハリンが 霞(かす)んで見える 仕付(しつ)けの糸は あなた着るとき取って 仕立てた着物と置手紙(おきてがみ) 人の眼盗んで縫(ぬ)ってたか お伽噺(とぎばなし)の 恩返し かもめの女房(にょうぼう)と人は呼ぶ 何処(どこ)へいったか あいつも言わね こっちも知らね しあわせならば あああ 吐息(といき)をひとつ… それだけのはなしだ  かもめの女房(にょうぼう)と人は呼ぶ 何があったか あいつも言わね こっちも訊(き)かね 心の傷(きず)も あああ 背中の傷も… それだけのはなしだ石川さゆり吉岡治浜圭介秦カナミ・若草恵白い牙(きば)むき出して 大波が砕け散る 哭(な)きつのる海風(うみかぜ)と 降りしきる雪 無邪気(むじゃき)なような 思いつめてるような かもめをおおぜい引(ひ)き連れて 埠頭(はとば)で死ぬ気の女(やつ)がいた 俺(おれ)とあいつの 出会いを かもめの女房(にょうぼう)と人は呼ぶ 何があったか あいつも言わね こっちも訊(き)かね 心の傷(きず)も あああ 背中の傷も… それだけのはなしだ  あの冬が嘘のよう 穏やかな春の海 遠くにはサハリンが 霞(かす)んで見える 仕付(しつ)けの糸は あなた着るとき取って 仕立てた着物と置手紙(おきてがみ) 人の眼盗んで縫(ぬ)ってたか お伽噺(とぎばなし)の 恩返し かもめの女房(にょうぼう)と人は呼ぶ 何処(どこ)へいったか あいつも言わね こっちも知らね しあわせならば あああ 吐息(といき)をひとつ… それだけのはなしだ  かもめの女房(にょうぼう)と人は呼ぶ 何があったか あいつも言わね こっちも訊(き)かね 心の傷(きず)も あああ 背中の傷も… それだけのはなしだ
男の祭り酒斜めに構えて 見得をきる 憂き世という名の 花道で 筋書きどおりにいく筈が よろけてトチった 夢芝居 ダチ公だから よくわかる 固く握る その拳 あああ 今夜は薄月夜 五臓六腑で 泣きじゃくれ 涙に乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 男の辛酒を  答えがないのが 人生と 分かっていながら 望んでた 生きても死んだ 生き方は 死ぬまでしないと 誓ったぜ ダチ公どうし よくわかる 熱く燃える こころざし あああ 祭りは派手がいい 俺は一生 付き合うぜ みんなに乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 男の祭り酒  あああ 今夜は薄月夜 五臓六腑に 染みわたれ 涙に乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 みんなに乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 男の祭り酒 男の祭り酒 乾杯石川さゆり吉岡治浜圭介川村栄二斜めに構えて 見得をきる 憂き世という名の 花道で 筋書きどおりにいく筈が よろけてトチった 夢芝居 ダチ公だから よくわかる 固く握る その拳 あああ 今夜は薄月夜 五臓六腑で 泣きじゃくれ 涙に乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 男の辛酒を  答えがないのが 人生と 分かっていながら 望んでた 生きても死んだ 生き方は 死ぬまでしないと 誓ったぜ ダチ公どうし よくわかる 熱く燃える こころざし あああ 祭りは派手がいい 俺は一生 付き合うぜ みんなに乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 男の祭り酒  あああ 今夜は薄月夜 五臓六腑に 染みわたれ 涙に乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 みんなに乾杯 冷酒で乾杯 勝手に乾杯 グイッと乾杯 男の祭り酒 男の祭り酒 乾杯
狭霧の宿枕あかりに身を灼(や)いて どこへ飛びたい 糸とんぼ 二度も三度も諦めた つらい恋なのに… ああ…逢えば夢を追う 狭霧の宿  月が宿るという湯舟 できることなら 掬(すく)いたい 肩にうっすらなごり紅 指でなぞれば… ああ…揺れておぼろな 狭霧の宿  怖いものなど何もない 明日の別れが 怖いだけ いつか答えが出る日まで つらい恋だから… ああ…霧よ隠して 狭霧の宿石川さゆり吉岡治岡千秋南郷達也枕あかりに身を灼(や)いて どこへ飛びたい 糸とんぼ 二度も三度も諦めた つらい恋なのに… ああ…逢えば夢を追う 狭霧の宿  月が宿るという湯舟 できることなら 掬(すく)いたい 肩にうっすらなごり紅 指でなぞれば… ああ…揺れておぼろな 狭霧の宿  怖いものなど何もない 明日の別れが 怖いだけ いつか答えが出る日まで つらい恋だから… ああ…霧よ隠して 狭霧の宿
憂愁平野 ~おもかげ~二百十日の 嵐が過ぎて 鰯雲いろづく 空になる 遠く聞こえる 祭りの囃子 哀しみの風になる 憂愁平野  こんな時代に 愛ひとすじは 笑いばなしになりますか おもかげ迫って 旅するなんて 滑稽ですか おかしいですか  日暮れ過ぎたら 突然寒く 満天を飾って星月夜 純な恋して 一生捨てて ただひとり生きている 憂愁平野  縁があっても ことわりつづけ 変わり者だといいますか おもかげだけと 連れそうなんて 悲しげですか 嫌われますか  やがて風花 舞い散る頃に 忘れずにおもかげ抱きに来る たった一度の きれいな旅を この胸に焼きつける 憂愁平野 憂愁平野石川さゆり阿久悠三木たかし若草恵二百十日の 嵐が過ぎて 鰯雲いろづく 空になる 遠く聞こえる 祭りの囃子 哀しみの風になる 憂愁平野  こんな時代に 愛ひとすじは 笑いばなしになりますか おもかげ迫って 旅するなんて 滑稽ですか おかしいですか  日暮れ過ぎたら 突然寒く 満天を飾って星月夜 純な恋して 一生捨てて ただひとり生きている 憂愁平野  縁があっても ことわりつづけ 変わり者だといいますか おもかげだけと 連れそうなんて 悲しげですか 嫌われますか  やがて風花 舞い散る頃に 忘れずにおもかげ抱きに来る たった一度の きれいな旅を この胸に焼きつける 憂愁平野 憂愁平野
風の歌 波の歌風は何を歌うのでしょう 生まれた山の悲しみか 流れる雲のはかなさか 風は心があるように いつも歌っているのです  少女の時は 耳たぶで 女になって 胸で聴き わたしは今日まで 生きてきました 喜びも悲しみも 風とともに これから先も 風とともに これから先も 風とともに  波は何を歌うのでしょう 砕けて散った せつなさか 見知らぬ岸の 寂しさか 波は旅する人のよに 寄せて 返して 消えて行く  遠くのことが知りたくて 波乱も夢に思われて わたしはザンザと泣いてきました 歌うのも 恋するも 波のように 一生かけて 波のように 一生けけて 波のように アアア…石川さゆり阿久悠鈴木キサブロー若草恵風は何を歌うのでしょう 生まれた山の悲しみか 流れる雲のはかなさか 風は心があるように いつも歌っているのです  少女の時は 耳たぶで 女になって 胸で聴き わたしは今日まで 生きてきました 喜びも悲しみも 風とともに これから先も 風とともに これから先も 風とともに  波は何を歌うのでしょう 砕けて散った せつなさか 見知らぬ岸の 寂しさか 波は旅する人のよに 寄せて 返して 消えて行く  遠くのことが知りたくて 波乱も夢に思われて わたしはザンザと泣いてきました 歌うのも 恋するも 波のように 一生かけて 波のように 一生けけて 波のように アアア…
微笑みだけで充分です登り坂だけ見たら 心は重い だけどその先必ず 明日が見える 恋につまずきながら 道にも迷い 少し弱気になった 日々もあったけど  けなげな少女が 涙につつまれ やがて涙を ちぎって捨てて ようやく女の値打ちを覚えて わたし わたし 生きます 形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  うまくいかないことも 時にはあるわ いいえこの世はすべてがそういうものよ だけどがっかりしない 希望も少し きっとわたしの分が 残されているわ  誰かを恨んで 生きても切ない 人は愛して はじめてわかる 女に生まれて ほんとによかった わたし わたし 生きます 飾りのあるもの 値段のあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です石川さゆり阿久悠鈴木キサブロー矢野立美登り坂だけ見たら 心は重い だけどその先必ず 明日が見える 恋につまずきながら 道にも迷い 少し弱気になった 日々もあったけど  けなげな少女が 涙につつまれ やがて涙を ちぎって捨てて ようやく女の値打ちを覚えて わたし わたし 生きます 形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  うまくいかないことも 時にはあるわ いいえこの世はすべてがそういうものよ だけどがっかりしない 希望も少し きっとわたしの分が 残されているわ  誰かを恨んで 生きても切ない 人は愛して はじめてわかる 女に生まれて ほんとによかった わたし わたし 生きます 飾りのあるもの 値段のあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です  形のあるもの 重さのあるもの 何にもいらない 微笑みだけで充分です
風の島うた月の出を待ちながら 君のことぼんやりと想ってる 人はなぜ恋をして 哀しみを知るんだろ  香りたつ花々に ちっぽけな諍(いさかい)が恥ずかしい 君もおいで すぐに 心ひらいて 裸足で 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  うす雲を剥(は)ぐたびに 冴えざえと満天に龍骨座(りゅうこつざ) 三線(さんしん)も唄ってる 夜もすがら愛しなと  白金(しろがね)に満ちる海 ちっぽけなこの心恥ずかしい 君もおいで 此処に 身体ひとつで 無邪気に 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  君もおいで 此処に 身体ひとつで 無邪気に 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  この世(くぬゆ)とあの世(ぬゆ)の 祭りにようこそ この世(くぬゆ)とあの世(ぬゆ)の 祭りにようこそ石川さゆり吉岡治弦哲也千代正行月の出を待ちながら 君のことぼんやりと想ってる 人はなぜ恋をして 哀しみを知るんだろ  香りたつ花々に ちっぽけな諍(いさかい)が恥ずかしい 君もおいで すぐに 心ひらいて 裸足で 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  うす雲を剥(は)ぐたびに 冴えざえと満天に龍骨座(りゅうこつざ) 三線(さんしん)も唄ってる 夜もすがら愛しなと  白金(しろがね)に満ちる海 ちっぽけなこの心恥ずかしい 君もおいで 此処に 身体ひとつで 無邪気に 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  君もおいで 此処に 身体ひとつで 無邪気に 風の子ども生むこの島の 祭りにようこそ  この世(くぬゆ)とあの世(ぬゆ)の 祭りにようこそ この世(くぬゆ)とあの世(ぬゆ)の 祭りにようこそ
雪幻花まるで千年 降りつむような 雪は未練の 繰り言か 夜汽車の窓に 投げた雪の玉 ただの男の横顔が 憎い愛しい 雪国の恋  春になったら 迎えに行くと 何度手紙が 雪になる 寝がえり打てば 細い風の笛 たかが一夜のまぼろしが 胸を突き刺す 雪国の恋  赤い角巻 夜更けに羽織り 雪を掴めば 花になる 鏡にうつす ひとり夢芝居 情けないほど女です 憎い恋しい 雪国の恋石川さゆり吉岡治弦哲也南郷達也まるで千年 降りつむような 雪は未練の 繰り言か 夜汽車の窓に 投げた雪の玉 ただの男の横顔が 憎い愛しい 雪国の恋  春になったら 迎えに行くと 何度手紙が 雪になる 寝がえり打てば 細い風の笛 たかが一夜のまぼろしが 胸を突き刺す 雪国の恋  赤い角巻 夜更けに羽織り 雪を掴めば 花になる 鏡にうつす ひとり夢芝居 情けないほど女です 憎い恋しい 雪国の恋
京の覚え唄春は壬生寺(みぶでら) 念仏狂言 夏は送り火 孟蘭盆会(うらぼんえ) 殼を背負ってる まいまいつんぶり 千夜待っても 来ない人 しんどかったら うちぃかめへん 夜もすがら うちの肌を染めたのに 染めたのに ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん  丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき)  京の夜寒に せかれるように 秋は紅葉の 真如堂(しんにょどう) 思いばかりで 翔ぶに翔べない 冬の鴨川 百合鴎 どないなっても うちぃかめへん 露地ぬらす 愛想なしの霧しぐれ 霧しぐれ ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん  丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき)  あの人が見えへん あの人が見えへん石川さゆり吉岡治岡林信康千代正行春は壬生寺(みぶでら) 念仏狂言 夏は送り火 孟蘭盆会(うらぼんえ) 殼を背負ってる まいまいつんぶり 千夜待っても 来ない人 しんどかったら うちぃかめへん 夜もすがら うちの肌を染めたのに 染めたのに ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん  丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき)  京の夜寒に せかれるように 秋は紅葉の 真如堂(しんにょどう) 思いばかりで 翔ぶに翔べない 冬の鴨川 百合鴎 どないなっても うちぃかめへん 露地ぬらす 愛想なしの霧しぐれ 霧しぐれ ああ… あの人が見えへん あの人が見えへん  丸太町通(まる) 竹屋町通(たけ) 夷川通(えびす) 二条通(に) 押小路通(おし) 御池通(おいけ) 姉小路通(あね) 三条通(さん) 六角通(ろっかく) 蛸薬師通(たこ) 錦小路通(にしき)  あの人が見えへん あの人が見えへん
女 春雨破れ傘一歩踏みだし もつれる足に カラコロ カラコロ カラコロ 転がる 東下駄(あずまげた) チッと唇(くちびる) 尖(とが)らせて ついてないわと ひとり言 情け深川 情け雨 女 春雨 破れ傘  嘘もだましも なんでもありの 男と女の 男と女の この浮世 風は柳を なびかせる なびく気のない 恋もある 絆ほどいて 泣き枕 女 春雨 破れ傘  活きのいいのが とりえじゃないか 色恋なんかに 色恋なんかに 負けちゃだめ 男まさりと 呼ばれるが 辰巳女(たつみおんな)の 意地がある 木遣(きや)りくずしの 流れ花 女 春雨 破れ傘石川さゆり高田ひろお岡千秋宮崎慎二一歩踏みだし もつれる足に カラコロ カラコロ カラコロ 転がる 東下駄(あずまげた) チッと唇(くちびる) 尖(とが)らせて ついてないわと ひとり言 情け深川 情け雨 女 春雨 破れ傘  嘘もだましも なんでもありの 男と女の 男と女の この浮世 風は柳を なびかせる なびく気のない 恋もある 絆ほどいて 泣き枕 女 春雨 破れ傘  活きのいいのが とりえじゃないか 色恋なんかに 色恋なんかに 負けちゃだめ 男まさりと 呼ばれるが 辰巳女(たつみおんな)の 意地がある 木遣(きや)りくずしの 流れ花 女 春雨 破れ傘
惚れ神惚れ神にあったの そりゃもう突然だったわ 倒れたわたしを抱き起こし 凍えた耳に息を吹き込む  惚れなさい 自分を捨てて 惚れなさい 誰かのために 生きなさい 惚れなさい ただ切なさに 惚れなさい 一生一度 泣きなさい  ああ 惚れ神をわたしは信じたの ああ 惚れ神にあえて目が覚めた  惚れ神がいたのよ この世が明るくなったわ 孤独なわたしに寄り添って 夜が明けるまで 歌をうたった  惚れなさい 心をこめて 惚れなさい 捨てられたって いいじゃない 惚れなさい 目立たぬように 惚れなさい 身をふるわせて 耐えなさい  ああ 惚れ神がわたしを見てくれる ああ 惚れ神と生きる気になった  惚れなさい 涙とともに 惚れなさい いとしさだけを 守りつつ 惚れなさい 去り行く人も 惚れなさい しあわせ祈り 酔いなさい  ああ 惚れ神にわたしを預けたわ ああ 惚れ神が夢でささやいた石川さゆり阿久悠杉本眞人矢野立美惚れ神にあったの そりゃもう突然だったわ 倒れたわたしを抱き起こし 凍えた耳に息を吹き込む  惚れなさい 自分を捨てて 惚れなさい 誰かのために 生きなさい 惚れなさい ただ切なさに 惚れなさい 一生一度 泣きなさい  ああ 惚れ神をわたしは信じたの ああ 惚れ神にあえて目が覚めた  惚れ神がいたのよ この世が明るくなったわ 孤独なわたしに寄り添って 夜が明けるまで 歌をうたった  惚れなさい 心をこめて 惚れなさい 捨てられたって いいじゃない 惚れなさい 目立たぬように 惚れなさい 身をふるわせて 耐えなさい  ああ 惚れ神がわたしを見てくれる ああ 惚れ神と生きる気になった  惚れなさい 涙とともに 惚れなさい いとしさだけを 守りつつ 惚れなさい 去り行く人も 惚れなさい しあわせ祈り 酔いなさい  ああ 惚れ神にわたしを預けたわ ああ 惚れ神が夢でささやいた
宵待ち歌待ちくだびれて 宵おぼろ あの娘の顔も わからない 俺がこれほど 純だとは 涙こぼして 気がついた  はじめて親に さからって この愛ひとつ つらぬくと 若い娘が きつい目で 俺をにらんだ ことがある  息せききって 駆けて来て このまま連れて 逃げてよと 重い鞄を さし出して わたしあなたのものと言う  くちべにつけて 爪を塗り 女の匂い 少しつけ 急に大人のふりをして なのに涙を流してる  いつしか宵は 夜になり 月見る花も 影になり 俺はこの娘の一生を 抱いて歩くと手をつなぐ石川さゆり阿久悠岡千秋若草恵待ちくだびれて 宵おぼろ あの娘の顔も わからない 俺がこれほど 純だとは 涙こぼして 気がついた  はじめて親に さからって この愛ひとつ つらぬくと 若い娘が きつい目で 俺をにらんだ ことがある  息せききって 駆けて来て このまま連れて 逃げてよと 重い鞄を さし出して わたしあなたのものと言う  くちべにつけて 爪を塗り 女の匂い 少しつけ 急に大人のふりをして なのに涙を流してる  いつしか宵は 夜になり 月見る花も 影になり 俺はこの娘の一生を 抱いて歩くと手をつなぐ
朝花夏は過ぎ 胸に残る唄ひとつ あのひとと 唄った 唄がひとつ 悲しく 悲しく 響いた時 優しく 優しく 包まれた時  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてきました  子は育ち やがて子の親となり この唄を 集い 唄うのだろう 楽しい 楽しい 時に唄え 苦しい 苦しい 時こそ唄え  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 泣いて 泣いてみました  瞬きの 間に過ぎていった この生を 悔やむ 曇りはあらず いつしか いつしか カモメになり あのひとの あのひとの 胸に帰るまで  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と あなたを 想い  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてゆきます石川さゆり樋口了一樋口了一森俊之夏は過ぎ 胸に残る唄ひとつ あのひとと 唄った 唄がひとつ 悲しく 悲しく 響いた時 優しく 優しく 包まれた時  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてきました  子は育ち やがて子の親となり この唄を 集い 唄うのだろう 楽しい 楽しい 時に唄え 苦しい 苦しい 時こそ唄え  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 泣いて 泣いてみました  瞬きの 間に過ぎていった この生を 悔やむ 曇りはあらず いつしか いつしか カモメになり あのひとの あのひとの 胸に帰るまで  あの朝花の 調べに寄り添い ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と あなたを 想い  あの朝花の 調べに抱かれて ハイハイ ハ~レイ ヨイサヨイ と 生きて 生きてゆきます
肥後の盆唄 ~炎~襦袢(じゅばん)の裾(すそ)に 蛍が止まる 止まる蛍が 盆を呼ぶ 抱かれて熱い 熱いこの身を あんたもいちど 抱き締めて 惚れちょるばい 惚れちょるばい あの世へ逝っても 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 盆に来い  おどま盆ぎり 盆ぎり 盆からさきゃ 居らんど  早よ来ておくれ 八代湾(やっちろわん)の 波にきらめく 不知火は 迎え火なのか 夢幻か 生きる女の 命火か 惚れちょるばい 惚れちょるばい 情も焦がれて 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 逢いに来い  惚れちょるばい 惚れちょるばい あの世へ逝っても 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 盆に来い  あ…あんた あ…あんた 逢いに来い石川さゆり高田ひろお三木たかし若草恵襦袢(じゅばん)の裾(すそ)に 蛍が止まる 止まる蛍が 盆を呼ぶ 抱かれて熱い 熱いこの身を あんたもいちど 抱き締めて 惚れちょるばい 惚れちょるばい あの世へ逝っても 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 盆に来い  おどま盆ぎり 盆ぎり 盆からさきゃ 居らんど  早よ来ておくれ 八代湾(やっちろわん)の 波にきらめく 不知火は 迎え火なのか 夢幻か 生きる女の 命火か 惚れちょるばい 惚れちょるばい 情も焦がれて 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 逢いに来い  惚れちょるばい 惚れちょるばい あの世へ逝っても 惚れちょるけんね あ…あんた あ…あんた 盆に来い  あ…あんた あ…あんた 逢いに来い
転がる石十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす  十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所  怒りを持てば 胸破れ 昂(たかぶ)りさえも 鎮(しず)めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた  迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所石川さゆり阿久悠杉本眞人川村栄二十五は 胸を患って 咳きこむたびに 血を吐いた 十六 父の夢こわし 軟派の道を こころざす  十七 本を読むばかり 愛することも 臆病で 十八 家出の夢をみて こっそり手紙 書きつづけ  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所  怒りを持てば 胸破れ 昂(たかぶ)りさえも 鎮(しず)めつつ はしゃいで生きる 青春は 俺にはないと 思ってた  迷わぬけれど このままじゃ 苔にまみれた 石になる 石なら石で 思いきり 転げてみると 考えた  ああ ああ ああ ああ…  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所  転がる石は どこへ行く 転がる石は 坂まかせ どうせ転げて 行くのなら 親の知らない 遠い場所
ちょいと…こんなところで逢うなんて嘘みたい 熱い運命感じて… 仕舞い込んでた恋心さぐりあう 元気そうだねと…  悲しいくらいにきらめく街の灯 すれ違うともう逢えなくなるね  今宵はあなたと ちょいと恋人みたいに a ha~n あの日の気分にそっとなれるまで…  遠い過去(むかし)へ置き去りにしたものが 胸にせつなく浮かんで… 言葉以上のやさしさが欲しくなる もっと酔わせてよ…  悲しいくらいに笑顔がうれしい ためらってた心がゆれている  好きなら好きだと ちょいと素直になりましょ a ha~n あの日の二人にきっとなれるから…  今宵はあなたと ちょいと恋人みたいに a ha~n あの日の二人にきっとなれるから…石川さゆり岡田冨美子鈴木キサブロー宮崎慎二こんなところで逢うなんて嘘みたい 熱い運命感じて… 仕舞い込んでた恋心さぐりあう 元気そうだねと…  悲しいくらいにきらめく街の灯 すれ違うともう逢えなくなるね  今宵はあなたと ちょいと恋人みたいに a ha~n あの日の気分にそっとなれるまで…  遠い過去(むかし)へ置き去りにしたものが 胸にせつなく浮かんで… 言葉以上のやさしさが欲しくなる もっと酔わせてよ…  悲しいくらいに笑顔がうれしい ためらってた心がゆれている  好きなら好きだと ちょいと素直になりましょ a ha~n あの日の二人にきっとなれるから…  今宵はあなたと ちょいと恋人みたいに a ha~n あの日の二人にきっとなれるから…
頬よせて頬(ほほ)よせて あなたと 沈む夕日を 見つめていたい ルルルルルル… 今でも 心に 住んでいる あなたと もいちど 逢(あ)えたなら  肩ならべ あなたと 森の小径(こみち)を 歩いていたい ルルルルルルー あの頃(ころ) 言えない ひとことも 今なら きっと 言えるでしょう  出逢いと別れ 繰り返し 再び逢える日 来ればいい  頬よせて あなたと 月の光に 揺られていたい ルルルルルル… 一度も 忘れた ことのない あなたと もいちど 逢えたなら  あなたと もいちど 逢えたなら石川さゆり浅木しゅん網倉一也宮崎慎二頬(ほほ)よせて あなたと 沈む夕日を 見つめていたい ルルルルルル… 今でも 心に 住んでいる あなたと もいちど 逢(あ)えたなら  肩ならべ あなたと 森の小径(こみち)を 歩いていたい ルルルルルルー あの頃(ころ) 言えない ひとことも 今なら きっと 言えるでしょう  出逢いと別れ 繰り返し 再び逢える日 来ればいい  頬よせて あなたと 月の光に 揺られていたい ルルルルルル… 一度も 忘れた ことのない あなたと もいちど 逢えたなら  あなたと もいちど 逢えたなら
ペッパー警部ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私のこころにしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ  ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ 愛しているよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ 都会の空では 奇跡のような 星空ひろがる夏の夜 ああ 夢みたい その時なの もしもし君たち帰りなさいと 夢からうつつに戻されたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ石川さゆり阿久悠都倉俊一ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私のこころにしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ  ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ 愛しているよと 連発銃が 私を殺してしまいそう ああ 負けそうよ 都会の空では 奇跡のような 星空ひろがる夏の夜 ああ 夢みたい その時なの もしもし君たち帰りなさいと 夢からうつつに戻されたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ
ジェラシージェラシー 愛の言葉は 愛の裏側 ジェラシー  窓辺にたたずんでる君を見てると 永い年月に触れたような気がする 夕焼けの空のどこかで 忘れた愛が忍び込む 流れるのは 涙ではなく汗  君によせる愛はジェラシー 春風吹き 秋風が吹き さみしいと言いながら 君によせる愛はジェラシー ジェラシー  はまゆりが咲いているところをみると どうやら僕等は海に来ているらしい ハンドバッグのとめがねが はずれて化粧が散らばる 波がそれを海の底へ引き込む  ジェラシー 愛の言葉は 愛の裏側 ジェラシー  ワンピースを重ね着する君の心は 不思議な世界をさまよい歩いていたんだ 誰にも云えない事がある 泣く泣く僕も空を見る むなさわぎで夏が来るのが恐い  君によせる愛はジェラシー 春風吹き 秋風が吹き 悲しみに暮れながら 君によせる愛はジェラシー 君によせる愛はジェラシー ジェラシー Oh- ジェラシー石川さゆり井上陽水井上陽水ジェラシー 愛の言葉は 愛の裏側 ジェラシー  窓辺にたたずんでる君を見てると 永い年月に触れたような気がする 夕焼けの空のどこかで 忘れた愛が忍び込む 流れるのは 涙ではなく汗  君によせる愛はジェラシー 春風吹き 秋風が吹き さみしいと言いながら 君によせる愛はジェラシー ジェラシー  はまゆりが咲いているところをみると どうやら僕等は海に来ているらしい ハンドバッグのとめがねが はずれて化粧が散らばる 波がそれを海の底へ引き込む  ジェラシー 愛の言葉は 愛の裏側 ジェラシー  ワンピースを重ね着する君の心は 不思議な世界をさまよい歩いていたんだ 誰にも云えない事がある 泣く泣く僕も空を見る むなさわぎで夏が来るのが恐い  君によせる愛はジェラシー 春風吹き 秋風が吹き 悲しみに暮れながら 君によせる愛はジェラシー 君によせる愛はジェラシー ジェラシー Oh- ジェラシー
十日の菊浮かぶも沈むも ふたりは一つ あなたの言葉に 泣きました 日陰の庭にも 十日の菊が ひっそり咲いて 立ち枯れる 添えるなら 添えるなら 隠れ妻でも わたしはいいの  夜明けの茜が 色増す空に ご出世祈って 手を合わす わたしのせいです 家門を捨てて 掛け小屋芝居に 身をやつす あの人に あの人に 病んでとどかぬ 心が痛い  瞼を閉じても 滲んで見える 初春芽出度い 顔見世が お役目ご免ね 黒衣の役は これから彼岸へ 旅にでる 賑やかに 賑やかに 三味や太鼓に 囃されながら石川さゆり吉岡治弦哲也南郷達也浮かぶも沈むも ふたりは一つ あなたの言葉に 泣きました 日陰の庭にも 十日の菊が ひっそり咲いて 立ち枯れる 添えるなら 添えるなら 隠れ妻でも わたしはいいの  夜明けの茜が 色増す空に ご出世祈って 手を合わす わたしのせいです 家門を捨てて 掛け小屋芝居に 身をやつす あの人に あの人に 病んでとどかぬ 心が痛い  瞼を閉じても 滲んで見える 初春芽出度い 顔見世が お役目ご免ね 黒衣の役は これから彼岸へ 旅にでる 賑やかに 賑やかに 三味や太鼓に 囃されながら
惚れたが悪いか唐紅(からくれない)の 彼岸花 簪(かんざし)にして 風流だねと 笑う男(ひと) 今宵限りの 艶姿(あですがた) いとしいよ いとしいよ ああ いとしいよ 誰にも触らす もんかいな 命を手放す もんかいな 惚れたが悪いか どんな罪  浮気の恋は 涼しくて 真(まこと)の愛は 幸せよりも 燃え上がり ふたり堕ちてく 闇の中 くやしいよ くやしいよ ああ くやしいよ しらじら夜明けが 幕を引く 芝居は跳ねたと 幕を引く 惚れたが悪いか 戻れない  鏡に映る 三日月は やせ細り 人目を忍ぶ 道行きは 袋小路で 往き止まり せつないよ せつないよ ああ せつないよ あの世にさらえば よいかいな すべてを棄てれば よいかいな 惚れたが悪いか このさだめ  惚れたが悪いか どんな罪石川さゆり石原信一岡千秋川村栄二唐紅(からくれない)の 彼岸花 簪(かんざし)にして 風流だねと 笑う男(ひと) 今宵限りの 艶姿(あですがた) いとしいよ いとしいよ ああ いとしいよ 誰にも触らす もんかいな 命を手放す もんかいな 惚れたが悪いか どんな罪  浮気の恋は 涼しくて 真(まこと)の愛は 幸せよりも 燃え上がり ふたり堕ちてく 闇の中 くやしいよ くやしいよ ああ くやしいよ しらじら夜明けが 幕を引く 芝居は跳ねたと 幕を引く 惚れたが悪いか 戻れない  鏡に映る 三日月は やせ細り 人目を忍ぶ 道行きは 袋小路で 往き止まり せつないよ せつないよ ああ せつないよ あの世にさらえば よいかいな すべてを棄てれば よいかいな 惚れたが悪いか このさだめ  惚れたが悪いか どんな罪
魅せられて南に向いてる窓を明け 一人で見ている 海の色 美しすぎると 怖くなる 若さによく似た真昼の蜃気楼  Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh- Ah- Uh- Ah- 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋  昨夜(ゆうべ)の余韻が隅々(すみずみ)に 気怠(けだる)い甘さを 残してる レースのカーテン ひきちぎり 体に巻きつけ 踊ってみたくなる Wind is blowing from the Aegean 女は海 やさしい人に抱(だ)かれながらも 強い男にひかれてく Uh- Ah- Uh- Ah- 私の中でお眠りなさい  Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh- Ah- Uh- Ah- 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋石川さゆり阿木燿子筒美京平南に向いてる窓を明け 一人で見ている 海の色 美しすぎると 怖くなる 若さによく似た真昼の蜃気楼  Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh- Ah- Uh- Ah- 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋  昨夜(ゆうべ)の余韻が隅々(すみずみ)に 気怠(けだる)い甘さを 残してる レースのカーテン ひきちぎり 体に巻きつけ 踊ってみたくなる Wind is blowing from the Aegean 女は海 やさしい人に抱(だ)かれながらも 強い男にひかれてく Uh- Ah- Uh- Ah- 私の中でお眠りなさい  Wind is blowing from the Aegean 女は海 好きな男の腕の中でも 違う男の夢を見る Uh- Ah- Uh- Ah- 私の中でお眠りなさい Wind is blowing from the Aegean 女は恋
会いたいビルが見える教室で ふたりは机、並べて 同じ月日を過ごした 少しの英語と、バスケット、そして 私はあなたと恋を覚えた 卒業しても私を 子供扱いしたよね 「遠くへ行くなよ」と 半分笑って 半分 真顔で 抱き寄せた 低い雲を広げた 冬の夜 あなた 夢のように 死んでしまったの 今年も海へ行くって いっぱい映画も観るって 約束したじゃない あなた 約束したじゃない 会いたいUh…  波打ち際 すすんでは 不意にあきらめて戻る 海辺をただ独り 怒りたいのか、泣きたいのか わからずに 歩いてる 声をかける人を つい見つめる 彼があなただったら あなただったなら 強がる肩をつかんで バカだなって叱って 優しくKissをして 嘘だよって抱きしめていて 会いたいUh…  遠くへ行くなと言って お願い一人にしないで 強く 抱き締めて 私のそばで生きていて  今年も海へ行くって いっぱい映画も観るって 約束したじゃない あなた 約束したじゃない 会いたいUh…石川さゆり沢ちひろ財津和夫ビルが見える教室で ふたりは机、並べて 同じ月日を過ごした 少しの英語と、バスケット、そして 私はあなたと恋を覚えた 卒業しても私を 子供扱いしたよね 「遠くへ行くなよ」と 半分笑って 半分 真顔で 抱き寄せた 低い雲を広げた 冬の夜 あなた 夢のように 死んでしまったの 今年も海へ行くって いっぱい映画も観るって 約束したじゃない あなた 約束したじゃない 会いたいUh…  波打ち際 すすんでは 不意にあきらめて戻る 海辺をただ独り 怒りたいのか、泣きたいのか わからずに 歩いてる 声をかける人を つい見つめる 彼があなただったら あなただったなら 強がる肩をつかんで バカだなって叱って 優しくKissをして 嘘だよって抱きしめていて 会いたいUh…  遠くへ行くなと言って お願い一人にしないで 強く 抱き締めて 私のそばで生きていて  今年も海へ行くって いっぱい映画も観るって 約束したじゃない あなた 約束したじゃない 会いたいUh…
夕焼けだんだんいちばんお好きな 場所は何処です? わたしの答えを あなたは待たずに 谷中というか 西日暮里の とにかく駅の すぐそばという 何度もお見合いしてきたけれど 違う星からきたような こんな相手ははじめてでした 十人十色というけれど 夕焼けだんだん 猫だまり なにより好きと 猫を抱く 夕焼けだんだん その空は 藍と茜の 浮世絵でした 夕焼けだんだん 富士見荘 富士も昔は 見えたとか  結婚しました 迷い迷って この世の枠から はみ出た人と 苦労もしたが 過ごした日々は 笑顔がたえず しあわせでした 写真立てには亭主と猫が 頬を寄せ合い写ってる こんないい人なくしたあとは 泣くより笑って暮らします 夕焼けだんだん 猫だまり あなたの好きな 猫だらけ 夕焼けだんだん その空は 藍と茜の 浮世絵でした 夕焼けだんだん 富士見坂 富士も昔は 見えたとか  そこからだんだん 見えますか 猫よりわたしが 見えますか そこからだんだん 見えますか 猫よりわたしが 見えますか石川さゆり吉岡治岡林信康いちばんお好きな 場所は何処です? わたしの答えを あなたは待たずに 谷中というか 西日暮里の とにかく駅の すぐそばという 何度もお見合いしてきたけれど 違う星からきたような こんな相手ははじめてでした 十人十色というけれど 夕焼けだんだん 猫だまり なにより好きと 猫を抱く 夕焼けだんだん その空は 藍と茜の 浮世絵でした 夕焼けだんだん 富士見荘 富士も昔は 見えたとか  結婚しました 迷い迷って この世の枠から はみ出た人と 苦労もしたが 過ごした日々は 笑顔がたえず しあわせでした 写真立てには亭主と猫が 頬を寄せ合い写ってる こんないい人なくしたあとは 泣くより笑って暮らします 夕焼けだんだん 猫だまり あなたの好きな 猫だらけ 夕焼けだんだん その空は 藍と茜の 浮世絵でした 夕焼けだんだん 富士見坂 富士も昔は 見えたとか  そこからだんだん 見えますか 猫よりわたしが 見えますか そこからだんだん 見えますか 猫よりわたしが 見えますか
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
侘助侘助は白い花 雪よりも かなしみよりも 白い花 あなたを あなたを 待ち侘びて 他の誰にも 咲かぬ花  帯の解き目に 手がゆくたびに 心がキュッと 泣くのです  たった一輪 あなたに抱かれ 花びら凍る侘助を 燃える椿にしてほしい  侘助は灯り花 薄明かり 集めて光る 灯り花 あなたに あなたに 染められて 他の色すら 知らぬ花  想うばかりで 逢えない人は さびしい夢と 同じです  恋に迷った 手さぐり坂で 闇夜に煌(ひか)る侘助は あなた一途の命花  たった一輪 あなたに抱かれ 花びら凍る侘助を 燃える椿にしてほしい石川さゆり喜多條忠弦哲也若草恵侘助は白い花 雪よりも かなしみよりも 白い花 あなたを あなたを 待ち侘びて 他の誰にも 咲かぬ花  帯の解き目に 手がゆくたびに 心がキュッと 泣くのです  たった一輪 あなたに抱かれ 花びら凍る侘助を 燃える椿にしてほしい  侘助は灯り花 薄明かり 集めて光る 灯り花 あなたに あなたに 染められて 他の色すら 知らぬ花  想うばかりで 逢えない人は さびしい夢と 同じです  恋に迷った 手さぐり坂で 闇夜に煌(ひか)る侘助は あなた一途の命花  たった一輪 あなたに抱かれ 花びら凍る侘助を 燃える椿にしてほしい
桜夜銀河を砕くように桜散る ひとひら盃に浮かばせて 映る月日を飲み干すように 不意にあなたは去ってゆく しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいまでもあなたが好きです  微かな恋ならば忘れましょう 夢ならいつの日か醒めましょう けれどまごころ懸けた愛ゆえ 永遠に忘れられない しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 海に向かい 風に向かい いつもいつまでもあなたの名を呼ぶ  しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいつまでもあなたが好きです石川さゆりさだまさし三木たかし奥慶一銀河を砕くように桜散る ひとひら盃に浮かばせて 映る月日を飲み干すように 不意にあなたは去ってゆく しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいまでもあなたが好きです  微かな恋ならば忘れましょう 夢ならいつの日か醒めましょう けれどまごころ懸けた愛ゆえ 永遠に忘れられない しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 海に向かい 風に向かい いつもいつまでもあなたの名を呼ぶ  しあわせか ふしあわせか それくらいわたしが決めてもいいでしょう 花は咲き 花は散り いつもいつまでもあなたが好きです
飛んでイスタンブールいつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ…  おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけのパラダイス  胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐり逢い 描(えが)いてる…  おいでイスタンブール 人の気持はシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス  飛んでイスタンブール  光る砂漠でロール 夜だけのパラダイス石川さゆりちあき哲也筒美京平いつか忘れていった こんなジタンの空箱(からばこ) ひねり捨てるだけで あきらめきれるひと そうよ みんなと同じ ただのものめずらしさで あの日しゃれたグラス 目の前にすべらせて くれただけ…  おいでイスタンブール うらまないのがルール だから愛したことも ひと踊り風の藻屑 飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール 夜だけのパラダイス  胸にかすかにしみた 低い電話のさよなら かすり傷のひとつ 残せもしないひと そしてしょうこりもなく すぐにいたみもぼやけて 今日は今日の顔で 描(か)きあきためぐり逢い 描(えが)いてる…  おいでイスタンブール 人の気持はシュール だからであったことも 蜃気楼 真昼の夢 好きよイスタンブール どうせフェアリー・テール 夜だけの パラダイス  飛んでイスタンブール  光る砂漠でロール 夜だけのパラダイス
見覚えのある レインコート 黄昏(たそがれ)の駅で 胸が震えた はやい足どり まぎれもなく 昔愛してた あの人なのね 懐かしさの一歩手前で こみあげる 苦い思い出に 言葉がとても見つからないわ あなたがいなくても こうして 元気で暮らしていることを さり気なく 告げたかったのに…  二年の時が 変えたものは 彼のまなざしと 私のこの髪 それぞれに待つ人のもとへ 戻ってゆくのね 気づきもせずに ひとつ隣の車両に乗り うつむく横顔 見ていたら 思わず涙 あふれてきそう 今になって あなたの気持ち 初めてわかるの 痛いほど 私だけ 愛してたことも  ラッシュの人波にのまれて 消えてゆく 後ろ姿が やけに哀しく心に残る 改札口を出る頃には 雨もやみかけた この街に ありふれた夜が やって来る ラララ ラララ ラララ……石川さゆり竹内まりや竹内まりや見覚えのある レインコート 黄昏(たそがれ)の駅で 胸が震えた はやい足どり まぎれもなく 昔愛してた あの人なのね 懐かしさの一歩手前で こみあげる 苦い思い出に 言葉がとても見つからないわ あなたがいなくても こうして 元気で暮らしていることを さり気なく 告げたかったのに…  二年の時が 変えたものは 彼のまなざしと 私のこの髪 それぞれに待つ人のもとへ 戻ってゆくのね 気づきもせずに ひとつ隣の車両に乗り うつむく横顔 見ていたら 思わず涙 あふれてきそう 今になって あなたの気持ち 初めてわかるの 痛いほど 私だけ 愛してたことも  ラッシュの人波にのまれて 消えてゆく 後ろ姿が やけに哀しく心に残る 改札口を出る頃には 雨もやみかけた この街に ありふれた夜が やって来る ラララ ラララ ラララ……
霧のわかれ別れの しるしに あなたの 手のひらに 白いハンカチ のせました もうなにも 言うことはありません さよならを するのに 似合います 冬枯れの 街の木立に ひえびえと 霧が 霧がふります  可愛い ひとなの あなたの 好きなひと だけど 聞くのは 悲しくて もうなにも 言うことはありません 愛してた あなたを ただみつめ まばたきを しない私の 目の中に 霧が 霧がふります  思い出 半分 あなたに 返します ひとり 抱くのは 重すぎる もうなにも 言うことはありません 追いかけて すがって みたいけど あの影は あとも見ないで 私だけ 霧が 霧がふります石川さゆり西沢爽浜圭介武沢豊別れの しるしに あなたの 手のひらに 白いハンカチ のせました もうなにも 言うことはありません さよならを するのに 似合います 冬枯れの 街の木立に ひえびえと 霧が 霧がふります  可愛い ひとなの あなたの 好きなひと だけど 聞くのは 悲しくて もうなにも 言うことはありません 愛してた あなたを ただみつめ まばたきを しない私の 目の中に 霧が 霧がふります  思い出 半分 あなたに 返します ひとり 抱くのは 重すぎる もうなにも 言うことはありません 追いかけて すがって みたいけど あの影は あとも見ないで 私だけ 霧が 霧がふります
続・夕焼けだんだん谷中銀座のお店屋さんに 買物ついでに寄り道したと 練馬の叔母ちゃん いつだって ちょんまげ芋と見合いの写真 ふたつセットでやって来て 掘り出しものと 彼女はいうが その気はないの 再婚ばなし 何度わたしは断ったやら それでも叔母ちゃん怯(ひる)まない  (猫屋)は 冬模様 春の日差しを待ち侘びている 暇すぎて 思い込み 仏壇眺めてへたり込む 三回忌が済んだからって あなたと始めたこの店閉めて 再婚なんて…… あり得ない  ああ 夕焼けだんだん 寒すずめ ずり落ちそうだよ 空の雲 夕焼けだんだん 北風に 猫もどこかで 冬ごもり  会っても嫌なら断りゃいいし 立場もわかって 仲人口の 練馬の叔母ちゃん 拝むから いい人だけに無碍(むげ)にも出来ず 遊びごころと言訳づきで いざいざ往かむ 中華のお店 緊張している相手と違い 酢豚・ピータン 盆まわし 気がつきゃわたしが仕切ってた  見合いなれとは恐ろしい なんだか不思議な気持ち 忘れてた 充実感 生きてる自分を感じたの 三回忌が済んだからって あなたと始めたあの店閉めて 再婚なんて…… したなんて  ああ 夕焼けだんだん あの人も 許してくれそな 茜空 夕焼けだんだん 猫たちも 富士の尻っぽを見ています  ああ 夕焼けだんだん あの人も 許してくれそな 茜空 夕焼けだんだん 猫たちも 富士の尻っぽを見ています石川さゆり吉岡治杉本眞人川村栄二谷中銀座のお店屋さんに 買物ついでに寄り道したと 練馬の叔母ちゃん いつだって ちょんまげ芋と見合いの写真 ふたつセットでやって来て 掘り出しものと 彼女はいうが その気はないの 再婚ばなし 何度わたしは断ったやら それでも叔母ちゃん怯(ひる)まない  (猫屋)は 冬模様 春の日差しを待ち侘びている 暇すぎて 思い込み 仏壇眺めてへたり込む 三回忌が済んだからって あなたと始めたこの店閉めて 再婚なんて…… あり得ない  ああ 夕焼けだんだん 寒すずめ ずり落ちそうだよ 空の雲 夕焼けだんだん 北風に 猫もどこかで 冬ごもり  会っても嫌なら断りゃいいし 立場もわかって 仲人口の 練馬の叔母ちゃん 拝むから いい人だけに無碍(むげ)にも出来ず 遊びごころと言訳づきで いざいざ往かむ 中華のお店 緊張している相手と違い 酢豚・ピータン 盆まわし 気がつきゃわたしが仕切ってた  見合いなれとは恐ろしい なんだか不思議な気持ち 忘れてた 充実感 生きてる自分を感じたの 三回忌が済んだからって あなたと始めたあの店閉めて 再婚なんて…… したなんて  ああ 夕焼けだんだん あの人も 許してくれそな 茜空 夕焼けだんだん 猫たちも 富士の尻っぽを見ています  ああ 夕焼けだんだん あの人も 許してくれそな 茜空 夕焼けだんだん 猫たちも 富士の尻っぽを見ています
だいこんの花賑やかに 笑って一生 泣くのも一生 どちらかというなら 笑って暮らす 寒さにふるえて 初めて知ったの お天道さまの あたたかさ 人生って 人生って 人がいうほど悪くない  しあわせは 翼があります 突然現われ サヨナラもいわずに 突然消える ときどき心に 留まっていたけど しあわせだけを 縛れない 人生って 人生って 思いがけないことばかり  誰だって せつなさ背負った 孤独な旅びと 遠くても 道があるなら歩け 健気に咲いてる だいこんの花も 明日は明日の 陽が昇る 人生って 人生って 棄てたもんでもないですね石川さゆり吉岡治岡千秋南郷達也賑やかに 笑って一生 泣くのも一生 どちらかというなら 笑って暮らす 寒さにふるえて 初めて知ったの お天道さまの あたたかさ 人生って 人生って 人がいうほど悪くない  しあわせは 翼があります 突然現われ サヨナラもいわずに 突然消える ときどき心に 留まっていたけど しあわせだけを 縛れない 人生って 人生って 思いがけないことばかり  誰だって せつなさ背負った 孤独な旅びと 遠くても 道があるなら歩け 健気に咲いてる だいこんの花も 明日は明日の 陽が昇る 人生って 人生って 棄てたもんでもないですね
心のこり私バカよね おバカさんよね うしろ指うしろ指 さされても あなた一人に命をかけて 耐えてきたのよ今日まで 秋風が吹く港の町を 船が出てゆくように 私も旅に出るわ 明日の朝早く  私バカよね おバカさんよね 大切な大切な純情を わるい人だと知っていながら 上げてしまったあなたに 秋風の中枯葉がひとつ 枝をはなれるように 私も旅に出るわ あてもないままに  私バカよね おバカさんよね あきらめがあきらめが 悪いのね 一度はなれた心は二度と もどらないのよもとには 秋風が吹くつめたい空に 鳥が飛びたつように 私も旅に出るわ 一人泣きながら石川さゆりなかにし礼中村泰士私バカよね おバカさんよね うしろ指うしろ指 さされても あなた一人に命をかけて 耐えてきたのよ今日まで 秋風が吹く港の町を 船が出てゆくように 私も旅に出るわ 明日の朝早く  私バカよね おバカさんよね 大切な大切な純情を わるい人だと知っていながら 上げてしまったあなたに 秋風の中枯葉がひとつ 枝をはなれるように 私も旅に出るわ あてもないままに  私バカよね おバカさんよね あきらめがあきらめが 悪いのね 一度はなれた心は二度と もどらないのよもとには 秋風が吹くつめたい空に 鳥が飛びたつように 私も旅に出るわ 一人泣きながら
空港何も知らずに あなたは言ったわ たまにはひとりの 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手をふるあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去って行く  いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨に煙った ジェットの窓から 涙こらえ さよなら言うの どうぞ戻って あの人のもとへ 私は遠い 町へ行く  愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去って行く石川さゆり山上路夫猪俣公章何も知らずに あなたは言ったわ たまにはひとりの 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手をふるあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去って行く  いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨に煙った ジェットの窓から 涙こらえ さよなら言うの どうぞ戻って あの人のもとへ 私は遠い 町へ行く  愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私はひとり 去って行く
夕風あなたの髪の 哀しさを 青い夕風が 吹きあげる 虹色の 砂山に いつか陽は落ち さよならは さよならは みんなぬれていた  つないだ指を はなしたら 海もあの船も 死んでいた つかのまの しあわせを そっと抱きしめ はまゆうの はまゆうの 花がこぼれてた  悲しい恋を この胸を 風はひっそりと 吹きぬけた 思い出の さくら貝 砂に埋めたら 海沿いの 海沿いの 街はたそがれた石川さゆり冬野卓新井利昌あなたの髪の 哀しさを 青い夕風が 吹きあげる 虹色の 砂山に いつか陽は落ち さよならは さよならは みんなぬれていた  つないだ指を はなしたら 海もあの船も 死んでいた つかのまの しあわせを そっと抱きしめ はまゆうの はまゆうの 花がこぼれてた  悲しい恋を この胸を 風はひっそりと 吹きぬけた 思い出の さくら貝 砂に埋めたら 海沿いの 海沿いの 街はたそがれた
小指のいたみ心はとうに 忘れてるはずなのに 私の小指 あのひとを覚えてる 約束したあと 噛んだあのいたみ 夜ふけに不意に思い出し 枕をぬらしている  悲しいものね 恋というこの病い 忘れるだけで 何もかもいいものを 夢みて目ざめて 心さびしくて 夜ふけにあてのない手紙 書いては破いている  未練という字 私には古いけど おんなじことね こんなにも泣いたなら 小指に唇あてて 見つめてる 夜ふけの月は三日月で なおさら悲しくなる石川さゆり阿久悠三木たかし心はとうに 忘れてるはずなのに 私の小指 あのひとを覚えてる 約束したあと 噛んだあのいたみ 夜ふけに不意に思い出し 枕をぬらしている  悲しいものね 恋というこの病い 忘れるだけで 何もかもいいものを 夢みて目ざめて 心さびしくて 夜ふけにあてのない手紙 書いては破いている  未練という字 私には古いけど おんなじことね こんなにも泣いたなら 小指に唇あてて 見つめてる 夜ふけの月は三日月で なおさら悲しくなる
ひとりぼっちの旅夜汽車の窓から 逃げてゆく ふたりの想い出 街灯り ごめんなさいの ことづけを 他人に頼んで 出た私 自分勝手な 娘だと あなたは怒って いるでしょう  どこまで行くかと 聞くひとに 涙が答える 遠くまで 愛されたくて 嘘ついて 嫌われるのが こわかった 眠れないまま 目を閉じりゃ あなたが夢にも 出てきます  私が近くに いるかぎり あなたの不幸は つづいたわ 泣いて姿を 消すことが せめて私に できること ときが過ぎれば その訳を あなたも分って くれるはず石川さゆり千家和也市川昭介夜汽車の窓から 逃げてゆく ふたりの想い出 街灯り ごめんなさいの ことづけを 他人に頼んで 出た私 自分勝手な 娘だと あなたは怒って いるでしょう  どこまで行くかと 聞くひとに 涙が答える 遠くまで 愛されたくて 嘘ついて 嫌われるのが こわかった 眠れないまま 目を閉じりゃ あなたが夢にも 出てきます  私が近くに いるかぎり あなたの不幸は つづいたわ 泣いて姿を 消すことが せめて私に できること ときが過ぎれば その訳を あなたも分って くれるはず
心の手紙ごめんなさいね 泪をみせて 私はさっき びっくりしたの 前ぶれもなく くちづけされて 倖せすぎて とりみだしたの 心の中に 湖がある あなたの愛の 湖がある 小舟のように 私は揺れて やがてあなたの 岸に着く  ごめんなさいね 初めてなのよ 私の気持ち 疑わないで 生まれた時の 約束かしら ふたりが固く 結ばれるのは 心の中に 夕暮れが来る あなたの愛の 夕暮れが来る 口紅色の 明りがひとつ 暗いあなたの 窓につく  心の中に お手紙がある あなたの愛の お手紙がある 流れる文字を 幾度も読んで そして静かに 封をする石川さゆり千家和也市川昭介ごめんなさいね 泪をみせて 私はさっき びっくりしたの 前ぶれもなく くちづけされて 倖せすぎて とりみだしたの 心の中に 湖がある あなたの愛の 湖がある 小舟のように 私は揺れて やがてあなたの 岸に着く  ごめんなさいね 初めてなのよ 私の気持ち 疑わないで 生まれた時の 約束かしら ふたりが固く 結ばれるのは 心の中に 夕暮れが来る あなたの愛の 夕暮れが来る 口紅色の 明りがひとつ 暗いあなたの 窓につく  心の中に お手紙がある あなたの愛の お手紙がある 流れる文字を 幾度も読んで そして静かに 封をする
朝顔荘アパートシベリア・ケーキ あなたが好きで お風呂の帰りに いつも入った ミルク・ホール 内緒で片身の 指輪を売って あなたの絵具や お米を買った 入谷 朝顔荘 四畳半  よなべで縫った 千鳥格子の 揃いの浴衣で 二人でかけた 朝顔市 いまでもときどき 浴衣を着ては 似合うといわれて 涙が出そう 入谷 朝顔荘 四畳半  田舎の母に 二人のことを 認めてもらうと 冬の初めに 帰ったきり 手紙を出しても 返事がなくて 弾き手がないから ギターも錆びた 入谷 朝顔荘 四畳半石川さゆり吉岡オサム市川昭介シベリア・ケーキ あなたが好きで お風呂の帰りに いつも入った ミルク・ホール 内緒で片身の 指輪を売って あなたの絵具や お米を買った 入谷 朝顔荘 四畳半  よなべで縫った 千鳥格子の 揃いの浴衣で 二人でかけた 朝顔市 いまでもときどき 浴衣を着ては 似合うといわれて 涙が出そう 入谷 朝顔荘 四畳半  田舎の母に 二人のことを 認めてもらうと 冬の初めに 帰ったきり 手紙を出しても 返事がなくて 弾き手がないから ギターも錆びた 入谷 朝顔荘 四畳半
としごろ陽に焼けた あなたの胸に 眼を閉じて もたれてみたい 潮風が 鼻をくすぐる 訳もなく 泣き出す私 あなたにすべてを 見せるのは ちょっぴり恐くて 恥かしい 私が私でなくなるの くちびるを やさしく噛んで めざめてくる としごろよ  乱れてる あなたの髪を やわらかく とかしてみたい ふりそそぐ 陽ざしの中で 感じるの 大人を私 ふたりの間に 美しい 何かが生まれて 来るみたい 私が私でなくなるの 手のひらに 泪をためて めざめてくる としごろよ石川さゆり千家和也都倉俊一陽に焼けた あなたの胸に 眼を閉じて もたれてみたい 潮風が 鼻をくすぐる 訳もなく 泣き出す私 あなたにすべてを 見せるのは ちょっぴり恐くて 恥かしい 私が私でなくなるの くちびるを やさしく噛んで めざめてくる としごろよ  乱れてる あなたの髪を やわらかく とかしてみたい ふりそそぐ 陽ざしの中で 感じるの 大人を私 ふたりの間に 美しい 何かが生まれて 来るみたい 私が私でなくなるの 手のひらに 泪をためて めざめてくる としごろよ
天使も夢みる私の胸に 恋のめばえを感じる季節 白い風が 耳にやさしくささやいて行く しあわせ少し わけてあげると誰かがくれた だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから  私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園みたいになった しあわせすぎて 何かあげたい気持になるの だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから  私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園みたいになった しあわせすぎて 何かあげたい気持になるの だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから  もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから石川さゆり阿久悠中村泰士私の胸に 恋のめばえを感じる季節 白い風が 耳にやさしくささやいて行く しあわせ少し わけてあげると誰かがくれた だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから  私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園みたいになった しあわせすぎて 何かあげたい気持になるの だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから  私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園みたいになった しあわせすぎて 何かあげたい気持になるの だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから  もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから
赤い風船あの娘はどこの娘 こんな夕暮れ しっかり握りしめた 赤い風船よ なぜだかこの手を するりとぬけた 小さな夢がしぼむ どこか遠い空  こんな時 誰かがほら もうじきあの あの人が来てくれる きっとまた 小さな夢 もって  この娘はどこの娘 もう陽が暮れる 隣の屋根に飛んだ 赤い風船よ なぜだかこの手に 涙がひかる しょんぼりよその家に 灯りともる頃  こんな時 誰かがほら もうじきあの あの人が来てくれる 優しい歌 うたってくれる あの人が 優しい歌 歌ってくれる石川さゆり安井かずみ筒美京平あの娘はどこの娘 こんな夕暮れ しっかり握りしめた 赤い風船よ なぜだかこの手を するりとぬけた 小さな夢がしぼむ どこか遠い空  こんな時 誰かがほら もうじきあの あの人が来てくれる きっとまた 小さな夢 もって  この娘はどこの娘 もう陽が暮れる 隣の屋根に飛んだ 赤い風船よ なぜだかこの手に 涙がひかる しょんぼりよその家に 灯りともる頃  こんな時 誰かがほら もうじきあの あの人が来てくれる 優しい歌 うたってくれる あの人が 優しい歌 歌ってくれる
せんせい淡い初恋 消えた日は 雨がしとしと 降っていた 傘にかくれて 桟橋で ひとり見つめて 泣いていた おさない私が 胸こがし 慕いつづけた ひとの名は せんせい せんせい それはせんせい  声を限りに 叫んでも 遠くはなれる 連絡船 白い灯台 絵のように 雨にうたれて 浮かんでた 誰にも言えない 悲しみに 胸をいためた ひとの名は せんせい せんせい それはせんせい  恋する心のしあわせを そっと教えた ひとの名は せんせい せんせい それはせんせい石川さゆり阿久悠遠藤実淡い初恋 消えた日は 雨がしとしと 降っていた 傘にかくれて 桟橋で ひとり見つめて 泣いていた おさない私が 胸こがし 慕いつづけた ひとの名は せんせい せんせい それはせんせい  声を限りに 叫んでも 遠くはなれる 連絡船 白い灯台 絵のように 雨にうたれて 浮かんでた 誰にも言えない 悲しみに 胸をいためた ひとの名は せんせい せんせい それはせんせい  恋する心のしあわせを そっと教えた ひとの名は せんせい せんせい それはせんせい
おめでとう思いがけない 思いがけない 悲しい噂を 聞きました 兄貴みたいな あの人が 誰れかと結婚 するという 恋じゃなかった 筈なのに 泪が出るのは ああ何故なのでしょう だけど今では もう遅すぎる 妹らしく 私も言うわ おめでとう おめでとう おめでとう  あの日あの時 あの日あの時 やさしく抱かれて みたかった 兄貴みたいな あの人は 気づいて気づかぬ ふりをした もしも私が あの人と 結婚できたら ああ幸せなのに そんな夢など 見るのはやめて 妹らしく 私も言うわ おめでとう おめでとう おめでとう石川さゆりなかにし礼司啓介思いがけない 思いがけない 悲しい噂を 聞きました 兄貴みたいな あの人が 誰れかと結婚 するという 恋じゃなかった 筈なのに 泪が出るのは ああ何故なのでしょう だけど今では もう遅すぎる 妹らしく 私も言うわ おめでとう おめでとう おめでとう  あの日あの時 あの日あの時 やさしく抱かれて みたかった 兄貴みたいな あの人は 気づいて気づかぬ ふりをした もしも私が あの人と 結婚できたら ああ幸せなのに そんな夢など 見るのはやめて 妹らしく 私も言うわ おめでとう おめでとう おめでとう
白い手袋ささの舟初雪の駅に 馬車をとめて 白い手袋を 泣いてとどけた 汽車にのる あの人に ねむらずに昨晩(ゆうべ) 私が編んだ 白い手袋を 両手にはめて 涙をふいてくれたあの人 汽車は煙をはきながら 町から出ていった 私はあぜ道を走った 小さく 消えてゆく あの人も 白い手袋を ふりながら 泣いてた  初雪がとける 川の岸で ひとり笹舟を 水に浮かべた あの人に逢いたくて あの人の舟と 私の舟と ふたつ浮かべたら 水にさかれて 小さく悲しそうに 輪をかいた 離れ離れで笹舟は 水面を流れゆく 私は川岸を走った つらいさよならの北風を 背中の帆にうけて 泣きながら 走った石川さゆりなかにし礼司啓介初雪の駅に 馬車をとめて 白い手袋を 泣いてとどけた 汽車にのる あの人に ねむらずに昨晩(ゆうべ) 私が編んだ 白い手袋を 両手にはめて 涙をふいてくれたあの人 汽車は煙をはきながら 町から出ていった 私はあぜ道を走った 小さく 消えてゆく あの人も 白い手袋を ふりながら 泣いてた  初雪がとける 川の岸で ひとり笹舟を 水に浮かべた あの人に逢いたくて あの人の舟と 私の舟と ふたつ浮かべたら 水にさかれて 小さく悲しそうに 輪をかいた 離れ離れで笹舟は 水面を流れゆく 私は川岸を走った つらいさよならの北風を 背中の帆にうけて 泣きながら 走った
あなたのみなと小雨に 小雨に ぬれながら あなたとふたりで きたみなと どうしてどうして ここでお別れするの 涙かくした 小さな傘に 白い花が散る 泣かすつもりか 遠いあの汽笛  別れの 別れの 波止場みち 思い出ばかりが 錆ていた どうしてどうして ひとり黙っているの 赤いコートの 襟たてながら 海をみつめてる うしろ姿が とても哀しいの  霧笛を 霧笛を 聞きながら 始めてあなたに 抱かれたの どうしてどうして 泣いちゃ駄目なのかしら しあわせなんかは いらないけれど 恋に死にたいの つらい気持ちは 誰もわからない石川さゆり冬野卓林あきら小雨に 小雨に ぬれながら あなたとふたりで きたみなと どうしてどうして ここでお別れするの 涙かくした 小さな傘に 白い花が散る 泣かすつもりか 遠いあの汽笛  別れの 別れの 波止場みち 思い出ばかりが 錆ていた どうしてどうして ひとり黙っているの 赤いコートの 襟たてながら 海をみつめてる うしろ姿が とても哀しいの  霧笛を 霧笛を 聞きながら 始めてあなたに 抱かれたの どうしてどうして 泣いちゃ駄目なのかしら しあわせなんかは いらないけれど 恋に死にたいの つらい気持ちは 誰もわからない
泣き虫列車あのひとが 摘んできた なでしこを 抱きしめて さよならと言ったら 泣けちゃった 動きはじめた 汽車の窓から ポー ポッポッポー ああ ポッポッポ ポロ ポロ 投げたハンカチは 届かない  海沿いの あの街に おいてきた 初恋は つぼみのまんまで 終わったの 呼んでいるよな 白い鴎も ポー ポッポッポー ああ ポッポッポ ポロ ポロ いつか消えちゃった あかね空  しあわせに なるんだと 手をふった あのひとの 麦藁帽子が まだ浮かぶ 泣いているよな 汽笛ならして ポー ポッポッポー ああ ポッポッポ ポロ ポロ 汽車はあのひとを 遠くする石川さゆり冬野卓林あきらあのひとが 摘んできた なでしこを 抱きしめて さよならと言ったら 泣けちゃった 動きはじめた 汽車の窓から ポー ポッポッポー ああ ポッポッポ ポロ ポロ 投げたハンカチは 届かない  海沿いの あの街に おいてきた 初恋は つぼみのまんまで 終わったの 呼んでいるよな 白い鴎も ポー ポッポッポー ああ ポッポッポ ポロ ポロ いつか消えちゃった あかね空  しあわせに なるんだと 手をふった あのひとの 麦藁帽子が まだ浮かぶ 泣いているよな 汽笛ならして ポー ポッポッポー ああ ポッポッポ ポロ ポロ 汽車はあのひとを 遠くする
花燃え明日も逢えるくせに 淋しそうなの 罪な事したかしら ここでさよなら 噂がたつのこわい 噂されたいの だめなのだめなの 傷つきそう せつないほどの胸騒ぎ 恋するこころ  胸の奥の奥で さわぐ花びら うち明けてほしいのに はにかみやなのね 夜露をみても思う あの人を思う 好きなの好きなの このままでも 私にさえもわからない 恋するこころ  風もない日なのに ユリがこぼれる あの人と待ち合わす この町はずれ 小指がなぜか燃える 片頬が燃える つらいのつらいの 泣きたいほど 着物の中で抱きしめる 恋するこころ石川さゆり有馬三恵子遠藤実明日も逢えるくせに 淋しそうなの 罪な事したかしら ここでさよなら 噂がたつのこわい 噂されたいの だめなのだめなの 傷つきそう せつないほどの胸騒ぎ 恋するこころ  胸の奥の奥で さわぐ花びら うち明けてほしいのに はにかみやなのね 夜露をみても思う あの人を思う 好きなの好きなの このままでも 私にさえもわからない 恋するこころ  風もない日なのに ユリがこぼれる あの人と待ち合わす この町はずれ 小指がなぜか燃える 片頬が燃える つらいのつらいの 泣きたいほど 着物の中で抱きしめる 恋するこころ
いつでも初恋目をふせて 別れたひと 去年の海辺 忘れたい思い出には さよならする日よ 今は素敵なあなたがいる 泣いた私が遠くなる 愛するそのたび 私には はじめての恋なのよ  名前さえ 忘れたひと おさない手紙 過ぎてゆく月日が好き 心は自由よ 今はあなたと 二人なの そして何かがはじまるの 愛するそのたび 私には はじめての恋なのよ  今はあなたと 二人なの そして何かがはじまるの 愛するそのたび 私には はじめての恋なのよ石川さゆり有馬三恵子遠藤実目をふせて 別れたひと 去年の海辺 忘れたい思い出には さよならする日よ 今は素敵なあなたがいる 泣いた私が遠くなる 愛するそのたび 私には はじめての恋なのよ  名前さえ 忘れたひと おさない手紙 過ぎてゆく月日が好き 心は自由よ 今はあなたと 二人なの そして何かがはじまるの 愛するそのたび 私には はじめての恋なのよ  今はあなたと 二人なの そして何かがはじまるの 愛するそのたび 私には はじめての恋なのよ
淋しがりやのあの人淋しがりやの人が 好きよ 恋の話を してみたいの 風に飛んだ 私の帽子 どこまでも 追ってくれたあの人 きっとあの人 淋しがりや そして 私もひとりぼっち 恋の話を してみたい人  淋しがりやの人が 好きよ 夢の続きを 聞いてほしい おしゃべりしに 遊びに行くと プラモデルなんて 見せてあの人 きっとあの人 てれやさんね そして 私もはずかしがり 夢の続きを 聞かせたい人  昨日貸した ノートの中に 旅先の しおりなんてあの人 きっとあの人 やさしいのね そして私も 旅を思う つきぬ思い出 つくりたい人石川さゆり有馬三恵子遠藤実淋しがりやの人が 好きよ 恋の話を してみたいの 風に飛んだ 私の帽子 どこまでも 追ってくれたあの人 きっとあの人 淋しがりや そして 私もひとりぼっち 恋の話を してみたい人  淋しがりやの人が 好きよ 夢の続きを 聞いてほしい おしゃべりしに 遊びに行くと プラモデルなんて 見せてあの人 きっとあの人 てれやさんね そして 私もはずかしがり 夢の続きを 聞かせたい人  昨日貸した ノートの中に 旅先の しおりなんてあの人 きっとあの人 やさしいのね そして私も 旅を思う つきぬ思い出 つくりたい人
おもいでまたひとつ 恋が終ったみたい 今私とても 大人びた気持 お砂糖なしの コーヒーを 飲みながら 飲みながら 貴方を思い 遠い雲見つめてる 愛したり別れたり 別れたり愛したり 思い出は ふえてもいいと思うの  その恋は そこで終っていいわ また誰かいつか めぐり逢うために 吹き過ぎてゆく そよ風は 仕方ない 仕方ない 貴方はそうよ 手にふれた風なのよ 恋をして傷ついて 傷ついて恋をして 思い出は ふえてもいいと思うの  窓から外へ あてもなく 出てみたい 出てみたい 二人のことを どのようにしのぶのか 夢をみてとまどって とまどって夢をみて 思い出は ふえてもいいと思うの石川さゆり有馬三恵子遠藤実またひとつ 恋が終ったみたい 今私とても 大人びた気持 お砂糖なしの コーヒーを 飲みながら 飲みながら 貴方を思い 遠い雲見つめてる 愛したり別れたり 別れたり愛したり 思い出は ふえてもいいと思うの  その恋は そこで終っていいわ また誰かいつか めぐり逢うために 吹き過ぎてゆく そよ風は 仕方ない 仕方ない 貴方はそうよ 手にふれた風なのよ 恋をして傷ついて 傷ついて恋をして 思い出は ふえてもいいと思うの  窓から外へ あてもなく 出てみたい 出てみたい 二人のことを どのようにしのぶのか 夢をみてとまどって とまどって夢をみて 思い出は ふえてもいいと思うの
あなたと私の村祭りゆかたに紅い 帯しめて あなたと歩く 村祭り お宮の前で 手をうって 祈った言葉は 内緒です 好きな好きな好きな あなたにも言えないの  あなたの肩に 寄りそって 大人になった 気持です 金魚をすくい 手にさげて 歩けば縁日 人の波 とてもとてもとても 幸せな 私たち  知らないどうし 去年まで 今年は違う 村祭り 夕風の中 お囃子が 私の心を ゆらします 愛と愛と愛と まだ口で言えないの石川さゆり山上路夫猪俣公章ゆかたに紅い 帯しめて あなたと歩く 村祭り お宮の前で 手をうって 祈った言葉は 内緒です 好きな好きな好きな あなたにも言えないの  あなたの肩に 寄りそって 大人になった 気持です 金魚をすくい 手にさげて 歩けば縁日 人の波 とてもとてもとても 幸せな 私たち  知らないどうし 去年まで 今年は違う 村祭り 夕風の中 お囃子が 私の心を ゆらします 愛と愛と愛と まだ口で言えないの
津軽の里何を話すか 父さんの 声で私は 目がさめた 家を忘れた 姉さんの うわさ話を耳にした 津軽の春は まだ寒い  白いリンゴの 花が咲く あれも今頃 同じ頃 汽車の窓から 手を振った そんな姉さん 夢に見る 津軽の夜は まだ長い  風が雨戸を たたいてる 何処にいるのか 姉さんは 泣いて 暮しているならば 意地を張らずに お帰りよ 津軽の里を 忘れたか石川さゆり山上路夫猪俣公章何を話すか 父さんの 声で私は 目がさめた 家を忘れた 姉さんの うわさ話を耳にした 津軽の春は まだ寒い  白いリンゴの 花が咲く あれも今頃 同じ頃 汽車の窓から 手を振った そんな姉さん 夢に見る 津軽の夜は まだ長い  風が雨戸を たたいてる 何処にいるのか 姉さんは 泣いて 暮しているならば 意地を張らずに お帰りよ 津軽の里を 忘れたか
はじめてのお酒赤い櫛がぽとりと落ちて 私はじめて酔いました 窓から見えるおぼろの月を 鏡に見たてみつめます 愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか  洗い髪にそよ吹く風に 私しんみりなりました 一本だけのお酒の徳利 畳の上を転(ころ)げます やさしい言葉かけられるより 武骨な腕がほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか  愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか石川さゆり阿久悠三木たかし赤い櫛がぽとりと落ちて 私はじめて酔いました 窓から見えるおぼろの月を 鏡に見たてみつめます 愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか  洗い髪にそよ吹く風に 私しんみりなりました 一本だけのお酒の徳利 畳の上を転(ころ)げます やさしい言葉かけられるより 武骨な腕がほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか  愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか
わたしの町わたしの町は ひなびた海辺 網ひく舟の 小さな港 旅の宿した ある人と 燃えるいさり火 恋をして 訳も分からず 飛び出した わたしの町は 近くて遠い 帰りたいけど 帰れない町  わたしの町は 潮騒日暮れ 波ひく砂に 夕餉の煙 手紙幾度も 書きかけて いつも出せずに 破り捨て みんな私を 忘れたか わたしの町は 近くて遠い 帰りたいけど 帰れない町  白いはまなす 咲いたやら 春の祭りも 近い頃 泪こらえて 空を見る わたしの町は 近くて遠い 帰りたいけど 帰れない町石川さゆり千家和也市川昭介わたしの町は ひなびた海辺 網ひく舟の 小さな港 旅の宿した ある人と 燃えるいさり火 恋をして 訳も分からず 飛び出した わたしの町は 近くて遠い 帰りたいけど 帰れない町  わたしの町は 潮騒日暮れ 波ひく砂に 夕餉の煙 手紙幾度も 書きかけて いつも出せずに 破り捨て みんな私を 忘れたか わたしの町は 近くて遠い 帰りたいけど 帰れない町  白いはまなす 咲いたやら 春の祭りも 近い頃 泪こらえて 空を見る わたしの町は 近くて遠い 帰りたいけど 帰れない町
天の夕顔夕顔の花影に  あなたを見たその日から わたしは恋に落ちました あなたを思い 心は乱れ 生きてることさえ幻でした 結ばれてはいけない 純愛こそが真(まこと)の恋 ああ、唇も触れもせで あなたを泣かせた女でした。 咲け 咲け 花火よ花火 咲け 咲け 天の夕顔 あなたはもういない 燃えて 燃えて 燃えつきたかった私の魂を 夜空のあなたに捧げましょう。  抱かせてあげたかったわ あなたの腕に深々と 私の胸は 真っ赤に火照り 夜毎に身悶え濡れていました 結ばれてはいけない 純愛こそが真の恋 ああ、恍惚の時よ来い 後悔ばかりの女でした。 咲け 咲け 花火よ花火 咲け 咲け 天の夕顔 あなたはもういない 燃えて 燃えて 燃えつきたかった私の魂を 夜空のあなたに捧げましょう。 捧げましょう。石川さゆりなかにし礼浜圭介若草恵夕顔の花影に  あなたを見たその日から わたしは恋に落ちました あなたを思い 心は乱れ 生きてることさえ幻でした 結ばれてはいけない 純愛こそが真(まこと)の恋 ああ、唇も触れもせで あなたを泣かせた女でした。 咲け 咲け 花火よ花火 咲け 咲け 天の夕顔 あなたはもういない 燃えて 燃えて 燃えつきたかった私の魂を 夜空のあなたに捧げましょう。  抱かせてあげたかったわ あなたの腕に深々と 私の胸は 真っ赤に火照り 夜毎に身悶え濡れていました 結ばれてはいけない 純愛こそが真の恋 ああ、恍惚の時よ来い 後悔ばかりの女でした。 咲け 咲け 花火よ花火 咲け 咲け 天の夕顔 あなたはもういない 燃えて 燃えて 燃えつきたかった私の魂を 夜空のあなたに捧げましょう。 捧げましょう。
メランコリックラブメランコリックラブ 今夜はひとり ホテルのバーで飲んでます あなたとよく飲んだ 薄めのハイボール 別れ涙で 君はひとりで生きていけるなんて なにを証拠に言うのよ。 泣かないわ 泣かないわ あんな人 忘れましょう 泣かないわ 人生は まだつづく 忘れましょう 忘れましょう あんな人 忘れましょう 泣かないわ 泣かないわ。  メランコリックラブ 二人はいつも ホテルのバーで飲んでいた 瞳を輝やかせ 話をする時の あなた素敵よ そうよ男は星の数だけれど あなた以外は見えない。 せつないわ せつないわ あんな人 追わないわ せつないわ 人生は なぜつづく 追わないわ 追わないわ あんな人 追わないわ 泣かないわ 泣かないわ。  泣かないわ 泣かないわ あんな人 忘れましょう 泣かないわ 人生は まだつづく 忘れましょう 忘れましょう あんな人 忘れましょう 泣かないわ 泣かないわ。石川さゆりなかにし礼浜圭介若草恵メランコリックラブ 今夜はひとり ホテルのバーで飲んでます あなたとよく飲んだ 薄めのハイボール 別れ涙で 君はひとりで生きていけるなんて なにを証拠に言うのよ。 泣かないわ 泣かないわ あんな人 忘れましょう 泣かないわ 人生は まだつづく 忘れましょう 忘れましょう あんな人 忘れましょう 泣かないわ 泣かないわ。  メランコリックラブ 二人はいつも ホテルのバーで飲んでいた 瞳を輝やかせ 話をする時の あなた素敵よ そうよ男は星の数だけれど あなた以外は見えない。 せつないわ せつないわ あんな人 追わないわ せつないわ 人生は なぜつづく 追わないわ 追わないわ あんな人 追わないわ 泣かないわ 泣かないわ。  泣かないわ 泣かないわ あんな人 忘れましょう 泣かないわ 人生は まだつづく 忘れましょう 忘れましょう あんな人 忘れましょう 泣かないわ 泣かないわ。
待っていてください待っていてください 今しばらく おいて行かないでください あなたと私が一つなら。 歌もとどかないような 深い悲しみがある もしもあなたに 愛があるなら 待っていてください 今しばらく。 歌える日が来たら あなたと手をとりあい ともに歩きだす その日まで その日まで 待っていてください 待っていてください。 それだけが 私の 私の希望。  待っていてください ただ優しく 先に行かないでください 本当の絆があるのなら。 励まされることでさえ つらい痛みがある もしもあなたに 愛があるなら 待っていてください ただ優しく。 歌える日が来たら あなたと手をとりあい ともに歩きだす その日まで その日まで 待っていてください 待っていてください。 それだけが 私の 私の希望。  待っていてください 待っていてください。 それだけが 私の 私の希望。石川さゆりなかにし礼浜圭介若草恵待っていてください 今しばらく おいて行かないでください あなたと私が一つなら。 歌もとどかないような 深い悲しみがある もしもあなたに 愛があるなら 待っていてください 今しばらく。 歌える日が来たら あなたと手をとりあい ともに歩きだす その日まで その日まで 待っていてください 待っていてください。 それだけが 私の 私の希望。  待っていてください ただ優しく 先に行かないでください 本当の絆があるのなら。 励まされることでさえ つらい痛みがある もしもあなたに 愛があるなら 待っていてください ただ優しく。 歌える日が来たら あなたと手をとりあい ともに歩きだす その日まで その日まで 待っていてください 待っていてください。 それだけが 私の 私の希望。  待っていてください 待っていてください。 それだけが 私の 私の希望。
緑のふるさと我は海の子 大地の子 嵐に耐えて 凛(りん)と咲く 緑のふるさと 水仙の花 奮(ふる)い立つ 若い我らの 夢はるか  忘れられない 悲しみも 忘れられない 面影(おもかげ)も 緑のふるさと あなたとともに 永遠に 胸に刻んで 抱きしめる  夜の大地に 雨が降る 夜明けの海に 雪が舞う 緑のふるさと いつの日我に 悔しさを 愛と勇気に 変えて行く  若い仲間と 肩を組み 明るい歌を 歌いつつ 緑のふるさと 帰りなんいざ ふり仰ぐ 空に希望の 陽が昇る石川さゆりなかにし礼浜圭介若草恵我は海の子 大地の子 嵐に耐えて 凛(りん)と咲く 緑のふるさと 水仙の花 奮(ふる)い立つ 若い我らの 夢はるか  忘れられない 悲しみも 忘れられない 面影(おもかげ)も 緑のふるさと あなたとともに 永遠に 胸に刻んで 抱きしめる  夜の大地に 雨が降る 夜明けの海に 雪が舞う 緑のふるさと いつの日我に 悔しさを 愛と勇気に 変えて行く  若い仲間と 肩を組み 明るい歌を 歌いつつ 緑のふるさと 帰りなんいざ ふり仰ぐ 空に希望の 陽が昇る
もういいかいもういいかい……まぁだだよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  いつもと青さが 違ってる 空は高くて いわし雲 風もなんだか よそよそしくて すすきの穂さきを 撫でてゆく もういいかい……まぁだだよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  熟して落ちたか 沢胡桃 栗鼠がせっせと はこんでた 雑木林の 椋鳥たちは 辛夷(こぶし)の赤い実 つついてる もういいかい……まぁだだよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  浴衣を着た子が 嬉しさに 日暮れまえから はしゃいでた 夏のおわりの お祭りだもの 駒下駄ならせば 遠花火 もういいかい……もういいよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  もういいかい……もういいよ石川さゆり吉岡治平井夏美もういいかい……まぁだだよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  いつもと青さが 違ってる 空は高くて いわし雲 風もなんだか よそよそしくて すすきの穂さきを 撫でてゆく もういいかい……まぁだだよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  熟して落ちたか 沢胡桃 栗鼠がせっせと はこんでた 雑木林の 椋鳥たちは 辛夷(こぶし)の赤い実 つついてる もういいかい……まぁだだよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  浴衣を着た子が 嬉しさに 日暮れまえから はしゃいでた 夏のおわりの お祭りだもの 駒下駄ならせば 遠花火 もういいかい……もういいよ 夏と秋と 夏と秋が 隠れんぼしてる  もういいかい……もういいよ
貞奴 世界を翔るボート一つで 太平洋を 渡るつもりで 海に出た。 築地港から 大海へ あんた船漕ぎ 梶とる私 嵐をついて まっしぐら 世界へ世界へ あんたを男に 世界へ世界へ してみせる 命知らずの ゆめ夢でした。  芸の力で 戦いぬいて 勝ってくるぞと 国を出た。 神戸港から アメリカへ 食うや食わずで 舞台に立って 倒れたことも いくたびか 世界へ世界へ あんたを男に 世界へ世界へ してみせる もはやうわ言 ひと独り言。  花の巴里(パリー)の 万国博で 真の女優に なりました。 私マダム サダヤッコ 派手なドレスに 日傘をさして 馬車に揺られて 劇場へ 世界へ世界へ あんたを男に 世界へ世界へ してみせる 夢のまた夢 ゆめ夢を見る  世界へ世界へ ラララ… 世界へ世界へ ラララ…石川さゆりなかにし礼浜圭介川村栄二ボート一つで 太平洋を 渡るつもりで 海に出た。 築地港から 大海へ あんた船漕ぎ 梶とる私 嵐をついて まっしぐら 世界へ世界へ あんたを男に 世界へ世界へ してみせる 命知らずの ゆめ夢でした。  芸の力で 戦いぬいて 勝ってくるぞと 国を出た。 神戸港から アメリカへ 食うや食わずで 舞台に立って 倒れたことも いくたびか 世界へ世界へ あんたを男に 世界へ世界へ してみせる もはやうわ言 ひと独り言。  花の巴里(パリー)の 万国博で 真の女優に なりました。 私マダム サダヤッコ 派手なドレスに 日傘をさして 馬車に揺られて 劇場へ 世界へ世界へ あんたを男に 世界へ世界へ してみせる 夢のまた夢 ゆめ夢を見る  世界へ世界へ ラララ… 世界へ世界へ ラララ…
浜唄朝だ船出だ 錨を上げろ 沖じゃ秋刀魚(さんま)が 待っている。 陸(おか)で手をふる 恋女房に 照れて笑って 綱を巻く。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  船は出て行く 朝日が昇る かもめ飛び立つ にぎやかさ。(東松島・浜甚句)  漁に出る日は 素肌と素肌 あたためあって 送り出す。 無精髭なの 私の亭主 ちくりちくりと 痛かった。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  引けよ網引け 大漁網を 月に秋刀魚の 群れ踊り。 船を飾った 五色の旗で 海の風切る 心地よさ。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。 生きてきた。石川さゆりなかにし礼弦哲也川村栄二朝だ船出だ 錨を上げろ 沖じゃ秋刀魚(さんま)が 待っている。 陸(おか)で手をふる 恋女房に 照れて笑って 綱を巻く。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  船は出て行く 朝日が昇る かもめ飛び立つ にぎやかさ。(東松島・浜甚句)  漁に出る日は 素肌と素肌 あたためあって 送り出す。 無精髭なの 私の亭主 ちくりちくりと 痛かった。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  引けよ網引け 大漁網を 月に秋刀魚の 群れ踊り。 船を飾った 五色の旗で 海の風切る 心地よさ。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。 生きてきた。
浜唄~ギターバージョン~朝だ船出だ 錨を上げろ 沖じゃ秋刀魚(さんま)が 待っている。 陸(おか)で手をふる 恋女房に 照れて笑って 綱を巻く。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  船は出て行く 朝日が昇る かもめ飛び立つ にぎやかさ。(東松島・浜甚句)  漁に出る日は 素肌と素肌 あたためあって 送り出す。 無精髭なの 私の亭主 ちくりちくりと 痛かった。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  引けよ網引け 大漁網を 月に秋刀魚の 群れ踊り。 船を飾った 五色の旗で 海の風切る 心地よさ。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  三十五反の帆を巻き上げて 行くよ 仙台 石巻。石川さゆりなかにし礼弦哲也朝だ船出だ 錨を上げろ 沖じゃ秋刀魚(さんま)が 待っている。 陸(おか)で手をふる 恋女房に 照れて笑って 綱を巻く。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  船は出て行く 朝日が昇る かもめ飛び立つ にぎやかさ。(東松島・浜甚句)  漁に出る日は 素肌と素肌 あたためあって 送り出す。 無精髭なの 私の亭主 ちくりちくりと 痛かった。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  引けよ網引け 大漁網を 月に秋刀魚の 群れ踊り。 船を飾った 五色の旗で 海の風切る 心地よさ。 二千年 二万年 浜じゃこうして 浜じゃこうして 生きてきた。  三十五反の帆を巻き上げて 行くよ 仙台 石巻。
商売やめた船が港に 着いた夜は 街に立つ女には 書き入れ時なの ミンクを襟に ふわりと巻いて タバコ持つ指先で 男を誘う そこの小粋な マドロスさんよ 遊びませんか 私と 一晩寝ると すぐに男に 惚れる癖 悪い癖 台詞(セリフ)はひとつ…… 「商売やめた」  男はどんな醜男でも 可愛いとこが あるものさ 愛する男の 両手に抱かれて 夢みる恋が 生き甲斐  お茶も食事も ベッドへ運び 愛し合う私たち 小鳥のようなの 外が天気か 雨降りなのか 鎧戸は閉めたまま 分かりはしない あんたみたいな 人は初めて 私を連れて逃げてよ 後でたっぷり 傷つくくせに 愛したら ひとすじよ 台詞(セリフ)はひとつ…… 「商売やめた」  男はみんな船乗りさ 女はしょせん港街 男は出て行く そのまま帰らぬ 背中をいくつ見たやら  波止場暮らしで いつのまにやら 皺もふえ 髪も抜け 五十歳(ゴジュウ)は過ぎたわ 壁のように お白粉塗って 手袋をはめた手で 男を誘う そこの小粋な マドロスさんよ 遊びませんか 私と ひと晩寝ると すぐに男に 惚れる癖 直らない 台詞(セリフ)はひとつ…… 「商売やめた」  男はどんな醜男でも 可愛いとこが あるものさ 愛する男の 両手に抱かれて 夢みる恋が 生き甲斐  男はどんな醜男でも 可愛いとこが あるものさ 愛する男の 両手に抱かれて 夢みる恋が 生き甲斐石川さゆりなかにし礼なかにし礼船が港に 着いた夜は 街に立つ女には 書き入れ時なの ミンクを襟に ふわりと巻いて タバコ持つ指先で 男を誘う そこの小粋な マドロスさんよ 遊びませんか 私と 一晩寝ると すぐに男に 惚れる癖 悪い癖 台詞(セリフ)はひとつ…… 「商売やめた」  男はどんな醜男でも 可愛いとこが あるものさ 愛する男の 両手に抱かれて 夢みる恋が 生き甲斐  お茶も食事も ベッドへ運び 愛し合う私たち 小鳥のようなの 外が天気か 雨降りなのか 鎧戸は閉めたまま 分かりはしない あんたみたいな 人は初めて 私を連れて逃げてよ 後でたっぷり 傷つくくせに 愛したら ひとすじよ 台詞(セリフ)はひとつ…… 「商売やめた」  男はみんな船乗りさ 女はしょせん港街 男は出て行く そのまま帰らぬ 背中をいくつ見たやら  波止場暮らしで いつのまにやら 皺もふえ 髪も抜け 五十歳(ゴジュウ)は過ぎたわ 壁のように お白粉塗って 手袋をはめた手で 男を誘う そこの小粋な マドロスさんよ 遊びませんか 私と ひと晩寝ると すぐに男に 惚れる癖 直らない 台詞(セリフ)はひとつ…… 「商売やめた」  男はどんな醜男でも 可愛いとこが あるものさ 愛する男の 両手に抱かれて 夢みる恋が 生き甲斐  男はどんな醜男でも 可愛いとこが あるものさ 愛する男の 両手に抱かれて 夢みる恋が 生き甲斐
石狩挽歌海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋(う)もれた 番屋(ばんや)の隅(すみ)で わたしゃ夜通し 飯(めし)を炊(た)く あれからニシンは どこへ行ったやら 破(やぶ)れた網(あみ)は 問(と)い刺(さ)し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇(ぐも)りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬(ほほ)そめながら わたしゃ大漁の 網(あみ)を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬(みさき)の ニシン御殿(ごてん)も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る石川さゆりなかにし礼浜圭介海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋(う)もれた 番屋(ばんや)の隅(すみ)で わたしゃ夜通し 飯(めし)を炊(た)く あれからニシンは どこへ行ったやら 破(やぶ)れた網(あみ)は 問(と)い刺(さ)し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇(ぐも)りの 空を見る  燃えろ篝火(かがりび) 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬(ほほ)そめながら わたしゃ大漁の 網(あみ)を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬(みさき)の ニシン御殿(ごてん)も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
さがり花幾重(いくえ)にも着重(きかさ)ねて 色づく夏に 嵐に散る花の 今宵のしどけなさ 歌うは海猫か 波の霧笛(むてき)か 何処(いづこ)へ流れ着く 月夜のさがり花  どうせいつものように 夜明けを前に ひとり枝を離れて 涙に濡れるだけ 笑うは月桃(げっとう)か テッポウ百合(ゆり)か 水面に咲く花火 一夜(ひとよ)のさがり花  歌うは夏至南風(カーチベー)か 海人(あま)の小舟(おぶね)か 銀河を流れゆく 一夜のさがり花 何処へ流れ着く 一夜のさがり花石川さゆり宮沢和史宮沢和史福井峻幾重(いくえ)にも着重(きかさ)ねて 色づく夏に 嵐に散る花の 今宵のしどけなさ 歌うは海猫か 波の霧笛(むてき)か 何処(いづこ)へ流れ着く 月夜のさがり花  どうせいつものように 夜明けを前に ひとり枝を離れて 涙に濡れるだけ 笑うは月桃(げっとう)か テッポウ百合(ゆり)か 水面に咲く花火 一夜(ひとよ)のさがり花  歌うは夏至南風(カーチベー)か 海人(あま)の小舟(おぶね)か 銀河を流れゆく 一夜のさがり花 何処へ流れ着く 一夜のさがり花
生まれ変わるよりもたどり着けば そこは いつか来た道 同じ雨に打たれて 同じ石につまずく  転がることに 疲れたけれど 夢見た場所は ここじゃないはず  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 汗を拭って 雲を見上げて 風を引き連れて 今を嘆くよりも 明日を歌いたい 虹が出たなら この人生も七色に染まる  愛し合えば そこは いつか来た道 同じ夢にときめき 同じ嘘につまずく  信じることに 疲れたけれど これで最後なら 騙されていたい  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 土を払って 空を見上げて 川を遡る 過去を悔やむよりも 明日を探したい 雨が止んだら 今来た道を歩き出すだけ  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 汗を拭って 雲を見上げて 風を引き連れて 今を嘆くよりも 明日を歌いたい 虹が出たなら この人生も七色に染まる石川さゆり宮沢和史宮沢和史福井峻たどり着けば そこは いつか来た道 同じ雨に打たれて 同じ石につまずく  転がることに 疲れたけれど 夢見た場所は ここじゃないはず  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 汗を拭って 雲を見上げて 風を引き連れて 今を嘆くよりも 明日を歌いたい 虹が出たなら この人生も七色に染まる  愛し合えば そこは いつか来た道 同じ夢にときめき 同じ嘘につまずく  信じることに 疲れたけれど これで最後なら 騙されていたい  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 土を払って 空を見上げて 川を遡る 過去を悔やむよりも 明日を探したい 雨が止んだら 今来た道を歩き出すだけ  生まれ変わるよりも 生まれなおしたい 汗を拭って 雲を見上げて 風を引き連れて 今を嘆くよりも 明日を歌いたい 虹が出たなら この人生も七色に染まる
少女糸のほつれた人形や 色とりどりのガラス玉 畳の上に並べては ひとり遊びする幼い子  わたしの胸の奥の奥 いつも住んでるその少女 時の流れに色あせず 風の寒さにも凍えずに  悲しみに心が つぶれそうな時 泣かないで ここにいるよと あの子の声がする  無邪気な指で縁側の 雀を差して笑ってる あの子はわたし 遠い過去の あの子はわたし 今もここに  女の人の心には ひとりの少女が住んでいる どんな暮らしをしていても 疲れ果てて 夜に沈んでも  命もいらないと 思いつめた時 陽だまりにとろけるように あの子があくびする  両手で猫を抱きしめて 空ゆく雲に見とれてる あの子はわたし 遠い過去の あの子はわたし 今もここに  だからわたしは 大丈夫 生きてゆける 大丈夫石川さゆり谷山浩子谷山浩子斎藤ネコ糸のほつれた人形や 色とりどりのガラス玉 畳の上に並べては ひとり遊びする幼い子  わたしの胸の奥の奥 いつも住んでるその少女 時の流れに色あせず 風の寒さにも凍えずに  悲しみに心が つぶれそうな時 泣かないで ここにいるよと あの子の声がする  無邪気な指で縁側の 雀を差して笑ってる あの子はわたし 遠い過去の あの子はわたし 今もここに  女の人の心には ひとりの少女が住んでいる どんな暮らしをしていても 疲れ果てて 夜に沈んでも  命もいらないと 思いつめた時 陽だまりにとろけるように あの子があくびする  両手で猫を抱きしめて 空ゆく雲に見とれてる あの子はわたし 遠い過去の あの子はわたし 今もここに  だからわたしは 大丈夫 生きてゆける 大丈夫
花火夏の終わりの花火 遠い昔を思い出す 街の外れで二人で見たね 兄貴みたいな幼なじみ あれからあなたは何処に行き どんな風に過ごしたの 生きていれば いつか会える でも会えないね 夏の花火 浴衣 金魚 好きで 好きで 泣いた夜  夏が終われば二人 遠い所に離れるね ちっちゃな頃から二人でいつも 花火見たよね手をつないで あれからあなたは何処にいる 世間とぶつかりながら 生きているよ 私ここに でも届かない 夏の花火 ふわり 蛍 好きと 言えず 泣いた夜  生きていると 言って欲しい そうこの場所で 夏の花火 頬が 光る 好きで 好きで 泣いた夜石川さゆり山崎ハコ山崎ハコ安田裕美夏の終わりの花火 遠い昔を思い出す 街の外れで二人で見たね 兄貴みたいな幼なじみ あれからあなたは何処に行き どんな風に過ごしたの 生きていれば いつか会える でも会えないね 夏の花火 浴衣 金魚 好きで 好きで 泣いた夜  夏が終われば二人 遠い所に離れるね ちっちゃな頃から二人でいつも 花火見たよね手をつないで あれからあなたは何処にいる 世間とぶつかりながら 生きているよ 私ここに でも届かない 夏の花火 ふわり 蛍 好きと 言えず 泣いた夜  生きていると 言って欲しい そうこの場所で 夏の花火 頬が 光る 好きで 好きで 泣いた夜
石巻復興節若さあふれる元気者 仮設団地の見守り隊 ひとりでいないで集うこと やっぺす石巻 ここにあり  仮設団地に集まれば 初めまして今日からは ここから皆で声合わせ やっぺす石巻 始めましょ  みんなで作ったこの歌を みんなで楽しく歌いましょう 楽しく歌えば元気だよ やっぺす石巻 ここにあり  ばあちゃん淋しくないですか じいちゃん酒を飲みますか 手拍子合わせて声出せば やっぺす石巻 大漁節  屋根に落ちる雨音も イッペ コッペあるさと聞こえます ぐちもあるけど負けないぞ やっぺす石巻 ここにあり  となりと となりと そのとなり 夕げの匂いも流れます おひとついかがと声かけりゃ 今夜は一品ごちそうだ!  生かされている喜びを 笑顔に変えてこんにちは 心が広がり友の手を とれば幸せ ここにあり  ここは故郷 石巻 日本のどこより青い海 おっかねごどねとへたばらず 今こそがんばっちゃ 石巻  日和大橋 行き交う人々 風の吹く先 港へと 風見鶏がささやいた やっぺす今日も 元気でと  日和山から見下ろせば 空のみんなと見下ろせば 津波押し寄せ 悲しめば やっぺす石巻 がんばっちゃ  おだずなよ 負けでらいね 天災だからとへたばらず 遊びにおいでよ石巻 希望の光とともにあれ  渡り鳥さえ一羽じゃないよ これが俺(おい)らの心の支え ボランティアさんありがとう やっぺす石巻 取り戻そう  万石浦の潮の香り ほっとするのは皆同じ 風は冷たい 人はあたたかい やっぺす石巻 ここにあり  いつか笑えるその日まで ゆっくりゆっくり歩いてゆこう 渡波 サンファン 雲雀野の海 やっぺす石巻 ここにあり  宮城 三陸 金華山 親潮 黒潮 ぶつかるところ 日本一の大漁昇る やっぺす石巻 港町  負けるもんかの合い言葉 老いも若きも こころはひとつ 集いて笑顔を作り出す やっぺす石巻 ここにあり  負けるもんかのすぐそばに 友の絆が生まれます 笑顔で話す 被災にも やっぺす石巻 がんばっちゃ  痛み悲しみわけあって 嬉び皆で倍にして ここが自慢のふるさとだ やっぺす石巻 明日がある やっぺす石巻 ここにあり!石川さゆり石巻のみなさん・岸田繁・Sayuri岸田繁佐野博美若さあふれる元気者 仮設団地の見守り隊 ひとりでいないで集うこと やっぺす石巻 ここにあり  仮設団地に集まれば 初めまして今日からは ここから皆で声合わせ やっぺす石巻 始めましょ  みんなで作ったこの歌を みんなで楽しく歌いましょう 楽しく歌えば元気だよ やっぺす石巻 ここにあり  ばあちゃん淋しくないですか じいちゃん酒を飲みますか 手拍子合わせて声出せば やっぺす石巻 大漁節  屋根に落ちる雨音も イッペ コッペあるさと聞こえます ぐちもあるけど負けないぞ やっぺす石巻 ここにあり  となりと となりと そのとなり 夕げの匂いも流れます おひとついかがと声かけりゃ 今夜は一品ごちそうだ!  生かされている喜びを 笑顔に変えてこんにちは 心が広がり友の手を とれば幸せ ここにあり  ここは故郷 石巻 日本のどこより青い海 おっかねごどねとへたばらず 今こそがんばっちゃ 石巻  日和大橋 行き交う人々 風の吹く先 港へと 風見鶏がささやいた やっぺす今日も 元気でと  日和山から見下ろせば 空のみんなと見下ろせば 津波押し寄せ 悲しめば やっぺす石巻 がんばっちゃ  おだずなよ 負けでらいね 天災だからとへたばらず 遊びにおいでよ石巻 希望の光とともにあれ  渡り鳥さえ一羽じゃないよ これが俺(おい)らの心の支え ボランティアさんありがとう やっぺす石巻 取り戻そう  万石浦の潮の香り ほっとするのは皆同じ 風は冷たい 人はあたたかい やっぺす石巻 ここにあり  いつか笑えるその日まで ゆっくりゆっくり歩いてゆこう 渡波 サンファン 雲雀野の海 やっぺす石巻 ここにあり  宮城 三陸 金華山 親潮 黒潮 ぶつかるところ 日本一の大漁昇る やっぺす石巻 港町  負けるもんかの合い言葉 老いも若きも こころはひとつ 集いて笑顔を作り出す やっぺす石巻 ここにあり  負けるもんかのすぐそばに 友の絆が生まれます 笑顔で話す 被災にも やっぺす石巻 がんばっちゃ  痛み悲しみわけあって 嬉び皆で倍にして ここが自慢のふるさとだ やっぺす石巻 明日がある やっぺす石巻 ここにあり!
花は咲く真っ白な 雪道に 春風香る わたしは なつかしい あの街を 思い出す  叶えたい 夢もあった 変わりたい 自分もいた 今はただ なつかしい あの人を 思い出す  誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましてる 誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう側に  花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう  夜空の 向こうの 朝の気配に わたしは なつかしい あの日々を 思い出す  傷ついて 傷つけて 報われず 泣いたりして 今はただ 愛おしい あの人を 思い出す  誰かの想いが見える 誰かと結ばれてる 誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に  花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう  花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く いつか恋する君のために  いつか恋する君のために石川さゆり岩井俊二菅野よう子未知瑠真っ白な 雪道に 春風香る わたしは なつかしい あの街を 思い出す  叶えたい 夢もあった 変わりたい 自分もいた 今はただ なつかしい あの人を 思い出す  誰かの歌が聞こえる 誰かを励ましてる 誰かの笑顔が見える 悲しみの向こう側に  花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう  夜空の 向こうの 朝の気配に わたしは なつかしい あの日々を 思い出す  傷ついて 傷つけて 報われず 泣いたりして 今はただ 愛おしい あの人を 思い出す  誰かの想いが見える 誰かと結ばれてる 誰かの未来が見える 悲しみの向こう側に  花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く わたしは何を残しただろう  花は 花は 花は咲く いつか生まれる君に 花は 花は 花は咲く いつか恋する君のために  いつか恋する君のために
あふれる涙空見上げ 歩いたら涙 頬をつたってる あなたには境界線なぜか 越えて行けたの  風の向こうで 懐かしい声 呼ばれた様な気がしたの  ah 逢いたいあなたに 逢えなくなって 声が聴きたくなって いつのまにか あふれる涙 遠くの空で 月が滲む  星の数 いつまでも数え あなたを待ったの いつまでも いつだってそばに いるはずだった  もう逢えないの わかっていたら ありがとうって言いたかった  ah 小さな声で 名前を呼んだ あの日繋いだ手と手 離さないで あふれる涙 遠くの空で 月が滲む  ah 逢いたいあなたに 逢えなくなって 声が聴きたくなって いつのまにか あふれる涙 遠くの空で 月が滲む石川さゆり上田健司・Sayuri奥田民生芳野藤丸空見上げ 歩いたら涙 頬をつたってる あなたには境界線なぜか 越えて行けたの  風の向こうで 懐かしい声 呼ばれた様な気がしたの  ah 逢いたいあなたに 逢えなくなって 声が聴きたくなって いつのまにか あふれる涙 遠くの空で 月が滲む  星の数 いつまでも数え あなたを待ったの いつまでも いつだってそばに いるはずだった  もう逢えないの わかっていたら ありがとうって言いたかった  ah 小さな声で 名前を呼んだ あの日繋いだ手と手 離さないで あふれる涙 遠くの空で 月が滲む  ah 逢いたいあなたに 逢えなくなって 声が聴きたくなって いつのまにか あふれる涙 遠くの空で 月が滲む
山査子思い出の 故郷は 風に運ばれてく花びらの 恋心 巡る季節 窓辺に咲く花は 白い色  時は流れ いくつもの 出会い そして別離 繰り返し 花は咲く 夢を彩る 窓辺に咲く花は 白い色  いつのまにか 雨は止んで 遠くの空まで見える 咲く花も 散る夢も 同じ朝を迎えて  山査子の花のいろ 窓辺に咲く花は 白い色 思い出の故郷の 風に運ばれてく 白い花  窓辺に咲く花は 白い色石川さゆり岸田繁岸田繁田代耕一郎思い出の 故郷は 風に運ばれてく花びらの 恋心 巡る季節 窓辺に咲く花は 白い色  時は流れ いくつもの 出会い そして別離 繰り返し 花は咲く 夢を彩る 窓辺に咲く花は 白い色  いつのまにか 雨は止んで 遠くの空まで見える 咲く花も 散る夢も 同じ朝を迎えて  山査子の花のいろ 窓辺に咲く花は 白い色 思い出の故郷の 風に運ばれてく 白い花  窓辺に咲く花は 白い色
愛がいちばんなんじゃもんじゃの 弱虫キノコ こころの日蔭に すぐはえる レシピはいらない 愛がいちばん そばにいてあげる ドロンパ ドロンパ ニンニンニンニン 痛いの 痛いの とんでゆけ  天に手裏剣 地面にゃ炎 人生涙の てんこ盛り 汗かきベソかき 道もひらける いいことがあるさ ドロンパ ドロンパ ニンニンニンニン かゆいの かゆいの とんでゆけ  時代おくれと 笑われたって のんびりゆこうよ 4ビート ギザギザハートに 空の浮雲 春風をあげる ドロンパ ドロンパ ニンニンニンニン 辛いの 辛いの とんでゆけ石川さゆり吉岡治杉本眞人船山基紀なんじゃもんじゃの 弱虫キノコ こころの日蔭に すぐはえる レシピはいらない 愛がいちばん そばにいてあげる ドロンパ ドロンパ ニンニンニンニン 痛いの 痛いの とんでゆけ  天に手裏剣 地面にゃ炎 人生涙の てんこ盛り 汗かきベソかき 道もひらける いいことがあるさ ドロンパ ドロンパ ニンニンニンニン かゆいの かゆいの とんでゆけ  時代おくれと 笑われたって のんびりゆこうよ 4ビート ギザギザハートに 空の浮雲 春風をあげる ドロンパ ドロンパ ニンニンニンニン 辛いの 辛いの とんでゆけ
憂忌世ぶし咲くも花なら 散るのも花よ 散った私が 馬鹿みただけで 涙ながした 十五の春の キラリ光った 遠賀川  家出したのが そのすぐ後で 別に当てなど さらさらないが どうせ貧乏で おやじは酒乱 母が泣くのが 可哀相  はじめ中州で 茶店に勤め 金につられて キャバレー勤め あれはヤクザと わかって惚れて いつか売られて 汚されて  いいさ酒場の 酔いどれ草に かけてくれるな なまじの情け つくり話と きちがい水に 逃げてすがって 生きてゆく  その後はなしを 聞きたい方は 去年ムショから でてきたはずの 東京町田市 中村チヨが 一部始終を 聞かせましょう 一部始終を 聞かせましょう  涙流した 他人の不幸 酒の肴に 聞かせましょう 優しい言葉を 信じたことが 事の始まり 身の終わり  恨みつらみは 夢路の後よ 惚れた女が 馬鹿をみた キラリ光った 刃物の先に 愛しいまことを 探してた 愛しいまことを 探してた石川さゆり吉岡治岡林信康川村栄二咲くも花なら 散るのも花よ 散った私が 馬鹿みただけで 涙ながした 十五の春の キラリ光った 遠賀川  家出したのが そのすぐ後で 別に当てなど さらさらないが どうせ貧乏で おやじは酒乱 母が泣くのが 可哀相  はじめ中州で 茶店に勤め 金につられて キャバレー勤め あれはヤクザと わかって惚れて いつか売られて 汚されて  いいさ酒場の 酔いどれ草に かけてくれるな なまじの情け つくり話と きちがい水に 逃げてすがって 生きてゆく  その後はなしを 聞きたい方は 去年ムショから でてきたはずの 東京町田市 中村チヨが 一部始終を 聞かせましょう 一部始終を 聞かせましょう  涙流した 他人の不幸 酒の肴に 聞かせましょう 優しい言葉を 信じたことが 事の始まり 身の終わり  恨みつらみは 夢路の後よ 惚れた女が 馬鹿をみた キラリ光った 刃物の先に 愛しいまことを 探してた 愛しいまことを 探してた
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