松本隆作詞の歌詞一覧リスト 1384曲中 601-800曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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木綿のハンカチーフ井上芳雄 | 井上芳雄 | 松本隆 | 筒美京平 | 恋人よ 僕は旅立つ 東へと 向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ 都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが 泣かないでくれ 都会で流行の 指輪を送るよ 君に 君に 似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ いまも素顔で 口紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい | |
君をずっと想っていたよThe 東南西北 | The 東南西北 | 松本隆 | 久保田洋司 | 逢えなくて苦しい日々が ぼくの心を引き裂いてゆく 何もかも忘れちまえば 楽になるのに それが出来ずに 春夏秋冬 螺旋階段 離れ離れにのぼってくんだね 君をずっと想っていたよ 世界一 自分勝手な女の子でも 君をずっと想っていたよ もういちどぼくの両手に取り返したい わかってる 可愛い顔で チヤホヤされて生きたいんだね 偽りの夢を追うため ぼくのまなざし わざと避けたね 不幸へ降りるエスカレーター ぼくは逆さに駆け上がってゆく 君をずっと想っていたよ 世界一 大切な人 ぼくを見つめて 君をずっと想っていたよ ささやいた言葉の重さ 今も信じて 君をずっと想っていたよ 世界一 自分勝手な女の子でも 君をずっと想っていたよ もういちどぼくの両手に取り返したい | |
気分はハートブレイク小泉今日子 | 小泉今日子 | 松本隆 | 筒美京平 | 白い車飛ばせば 海は金色 夕なぎね 帰れない理由は波にでも聞いて うるさいわねクラクション 若葉マ−クが見えないの? 涙ぐむ 瞳 ラインさえにじむ 恋の初心者(しょしんしゃ)慣れない手つきで ただアクセルとブレ−キ間違えた 悔やんでも仕方無いこと 気分はまるでHeartbreak そんなにも辛い別れじゃない 感傷(かんしょう)よ ただの 免許証の写真を 君 思い切り笑ったね 気にしてたことよ 傷ついてしまう 悪い人じゃないけど 血液型が合わないの 繊細なとこがかけらさえないの 恋の初心者(しょしんしゃ)哀しみの方に ハンドル少しきりそこねただけ 向かい風 頬に痛いわ 気分はまるでHeartbreak そんなにも辛い別れじゃない 感傷(かんしょう)よ ただの 気分はまるでHeartbreak そんなにも辛い別れじゃない 感傷(かんしょう)よ ただの | |
ジェラシー北村優子 | 北村優子 | 松本隆 | 穂口雄右 | ジェラシー 色づく木(こ)の葉に (ジェラシー) 胸が騒ぐのは ジェラシー 心のすきまに (ジェラシー) あなたがいるせいよ テニス・コートで ボール打つ手に キラリと光る ハートの指輪 それは誰から もらったのでしょう ささいな事が 気にかかるのよ フフンと 笑って拗(す)ねてみたり クスンと 涙をふいてみたり こんなに 心が揺れているのは やっぱりあなたを 好きな証拠ね ジェラシー 素敵な誰かを (ジェラシー) ひとり占めしたい ジェラシー 女の子ならば (ジェラシー) 自然な感情よ バス・ストップで「あなた さよなら」 公園さえも 素通りにして 半年たって 手も握らない 何か訳でも あるのでしょうか クルリと 背中を向けてみたり ムッツリ くちびるとがらせたり こんなに 心が悩ましいのは やっぱりあなたを 好きな証拠ね ジェラシー 素直になれない (ジェラシー) 私を許して ジェラシー わがまま言う子は (ジェラシー) 淋(さみ)しがりやなのよ | |
瞳のかげり中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 財津和夫 | みんな辛いの みんな悩んでいるの あなた一人が苦しいわけじゃないわ 負けないで 好きな人失くした 哀しみをはねのけて生きて 鏡の中をじっと見つめてごらん 涙を拭いてそっと微笑ってごらん 空っぽの心にも探せば あるはずよ明日への扉 さあ髪をとかしなさい 青い空見上げながら みんな背中に重い荷物を背負い 先の見えない長い坂道のぼる あきらめて投げだせばいいけど 弱虫のすることよそれは さあ髪をとかしなさい 青い空見上げながら みんな辛いの みんな悩んでいるの あなた一人が苦しいわけじゃないわ 負けないで 好きな人失くした 哀しみをはねのけて生きて | |
口約束山口百恵 | 山口百恵 | 松本隆 | 平尾昌晃 | 川口真 | 雪の野に月の絵筆が あなたの列車を描き出す 白い窓ひとすじ拭けば 氷った涙が見えますか 「何も言うなよ」…そう呟いて 粉雪降りつむ私の肩に 青いブレザー投げたあなた 涙が千切れる 吐息が千切れる だけど切れないものがある 二人の熱い血が結ぶ糸 これが愛ね 町へゆき居場所決めたら 必ずお前を呼ぶという 守れない口約束と 知ってる心がうなずくわ 「何も言うなよ」…そうてれながら まぶたをこすって苦笑いする 男泣きっていいわあなた 指切りほどける 言葉がほどける だけどほどけぬものがある 瞳と瞳を外(そ)らさずにつなぐ糸 これが愛ね 動き出す車輪の火花 硝子にすがって追う私 「何も言うなよ」…それが口癖 汚れた雪へと転ぶ私を 心配顔で振り向くあなた 季節が途切れる 夢さえ終わるわ だけどはじまるものがある 心で廻り出す糸車 これが愛ね |
Kiss小泉今日子 | 小泉今日子 | 松本隆 | 筒美京平 | シーツの海に身体を浮かべて 朝日の岸に流れついたの わざと飾った あなたの写真 もう見つめても 胸痛まない ウーン 心の傷あと ウーン もうじき消える 哀しい恋だったけどね 想い出にKiss あなたの匂い しみたセーター 捨てたくて でも 途中で手が止まるわ 想い出にKiss 自分に強く ならなければと想うのに Never fall in love 机の隅に消しゴムのくず 別れの手紙書いた時のね 出来ることなら 私の記憶 全部消せたら そうしたいのに ウーン あきらめ悪いね ウーン 溜め息ひとつ 楽しい恋だったからね 想い出にKiss 瞳閉じれば あのめまいが よみがえる そう くちびる そっとなぞって 想い出にKiss あなたのいない 部屋は広くて淋しいの Never fall in love 想い出にKiss 頭を振って 過去の夢を 追い出すの まだ 昨日に縛られてる 想い出にKiss 自分に強く ならなければと思うのに 想い出にKiss | |
小麦色のマーメイド土岐麻子 | 土岐麻子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 涼しげなデッキ・チェアー ひとくちの林檎酒 プールに飛び込むあなた 小指で投げkiss wink wink wink 常夏色の夢追いかけて あなたをつかまえて泳ぐの わたし裸足のメーメイド 小麦色なの 灼けた素肌にキラキラ 冷たい水しぶき ひどいわまどろむわたし しっかり狙ったの wink wink wink すねて怒る君も可愛いよ 急にまじめ顔でつぶやく 嫌い あなたが大好きなの 嘘よ 本気よ 常夏色の風追いかけて あなたをつかまえて生きるの わたし裸足のメーメイド 小麦色なの 好きよ 嫌いよ | |
空いろのくれよん渡辺満里奈 | 渡辺満里奈 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 川辺浩志 | 空いろのクレヨンできみを描いたんです そっぽを向いた真昼の遊園地で 花模様のドレスがとても良く似合うんで ぼくのポケットにはいりきらないんです ぼくは きっと風邪をひいてるんです きみの眸のなかで雲が急に雪崩れると おもて通りはブランコのように揺れるんです 画用紙のなかのきみはとても綺麗すぎるんで 透き徹った冬に帰ってしまうんです ぼくは きっと風邪をひいてるんです |
風の谷のナウシカDaoko | Daoko | 松本隆 | 細野晴臣 | 亀田誠治 | 金色の花びら散らして 振り向けば まばゆい草原 雲間から光が射せば 身体ごと宙に浮かぶの やさしさは見えない翼ね 遠くからあなたが呼んでる 愛しあう人は誰でも 飛び方を知ってるものよ 風の谷のナウシカ 髪を軽くなびかせ 風の谷のナウシカ 眠る樹海(もり)を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしくつかまえて 花や木や小鳥の言葉を あなたにも教えてあげたい 何故人は傷つけあうの 倖せに小石を投げて 風の谷のナウシカ 白い霧が晴れたら 風の谷のナウシカ 手と手固く握って 大地けって翔び立つのよ はるかな地平線 風の谷のナウシカ 眠る樹海を飛び超え 青空から舞い降りたら やさしく抱きしめて |
君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-安藤裕子 | 安藤裕子 | 松本隆 | YMO | 山本隆二 | 君に胸キュンキュン 浮気な夏が 僕の肩に手をかけて 君に胸キュンキュン 気があるの?って こわいくらい読まれてる さざ波のラインダンス 時間だけこわれてく まなざしのボルテージ 熱くしながら 君に胸キュンキュン 夏の印画紙 太陽だけ焼きつけて 君に胸キュンキュン ぼくはと言えば 柄にもなく プラトニック 心の距離を量る 罪つくりな潮風 眼を伏せた一瞬の せつなさがいい 君に胸キュンキュン 愛してるって 簡単には言えないよ 伊太利亜の映画でもみてるようだね 君に胸キュンキュン 浮気な夏が 僕の肩に手をかけて 君に胸キュンキュン 気があるの?って こわいくらい読まれてる 君に胸キュンキュン 愛してるって 簡単には言えないよ 君に胸キュンキュン 渚を走る 雲の陰に包まれて 君に胸キュンキュン 浮気な夏が 僕の肩に手をかけて |
チューリップの蕾大西結花 | 大西結花 | 松本隆 | 南佳孝 | 泣かないでBabyあと5秒 あなたのつれなさが 人ごみに消えるまで 泣かないでBaby あと5秒 涙を閉じこめて 街角に揺れていて チューリップの蕾みたいに 春の絵の具の街に 心は白く切り抜かれたまま たぶん飽きただけなの キスもさせない私に 泣かないでBabyあと5秒 背中で我慢して 弱みなど見せないで チューリップの蕾みたいに いつか綺麗に咲いて あなたの前に 現れてみせる そして他人みたいに 知らん顔してあげたい 泣かないでBabyあと5秒 自分を抱きしめて わかってる最初から 目的は心じゃないわ くちびる強く噛んで 私は一人で 生きてく 泣かないでBabyあと5秒 あなたのつれなさが 人ごみに消えるまで 泣かないでBaby あと5秒 涙を閉じこめて 街角に揺れていて チューリップの蕾みたいに | |
元気?太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 彼女はビールを右手にかざし ここ空いてる?と小首かしげる あなたはテラスの椅子をひきずり ひざのえくぼに眼を走らせる ねえ しばらく! 元気? 元気よ 私 虚ろにくちびるのはし きゅっとかんでる センチメンタルパーティー 尖る椰子 白い月 瞳のすみで二人を見てた センチメンタルパーティー 淋しさのつまはじき からかい半分ね どういうつもり 彼女はトランプ切る振りをして あなたのひじに指を滑らす からだをずらして 火のまなざしを 巻きつけながら ふくみ笑いね ねえ 静かね!元気? 元気よ 私 一人で黙りこくって きっとおかしいわ センチメンタルパーティー 光る街 青い芝 頭の中で夜が渦巻く センチメンタルパーティー おちこんでしまいそう からかい半分ね どういうつもり 彼女はとうとうあけすけな眼で あなたの心をたぐりはじめる 見えない壁にはじかれたよう 私 額に手をあて翳る ねえ どうしたの!元気? 元気よ 私 ちょっぴり疲れてるだけ 風邪ひいたかな センチメンタルパーティー 暗い庭 踊る影 楽しかったわ 先に帰るわ センチメンタルパーティー あとはもう涙だけ からかい半分ね どういうつもり | |
茉莉の結婚太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 最初のスピーチは小夜子 ちょっぴり翳のある小夜子 あの頃名うてのおしゃれぐるいで グッチのバッグを粋に抱いていた 男は毎日変えるのよって 眩暈(めまい)がする程美しかった それなのに小夜子 笑わなくなったね 逢えない二年に何があったの オルガンに導かれ 花嫁がやって来る おめでとう 茉莉 羨やむ程今夜綺麗ね 二番目のスピーチは繭子 眼鏡がよく似合う繭子 哀しいくらいに秀才だった 原書を斜めに読み飛ばしていた 雑誌のページを抜け出たように 女の生き方リブの走りね 変わらずね繭子 今でも独身(ひとり)? 心の裏では淋しいはずよ ケーキへとナイフ入れ 花嫁が微笑むの おめでとう 茉莉 羨やむ程素敵な彼ね 最後のスピーチは私 ちょっぴり皮肉言う私 「どちらが最初に結婚するか 競争しようって指切りしたのに 人は流されて光と影に…… 私は今でも失恋上手」 仲良しの四人 あの頃の友情 こんなに遠くに離れるなんて 拍手へと囲まれて 花嫁が花を抱く おめでとう 茉莉 羨やむ程倖せそうね | |
カモメの舞う岬松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 島野聡 | 石川鉄男 | 藍色の空がひび割れて 金色の陽が射すのよ 無限の世界に無限の時間 ここにこうして二人でいるの 不思議じゃない? 海風 北風 抱かれてると あんまり寒さを感じないの 氷のような胸の孤独 あなたの吐く息で溶かして 心の垣根をひとつひとつ あなたは優しく越えて来たわ 怖い夢見て飛び起きた日が 遠い昔のようなの カモメが急降下して舞い上がる 舞うようにあなたと生きたい カメラ手にあなた後ずさる やめて後ろは断崖 身震いしながらあなたが笑う あなたなしでどう生きろと言うの 藍色の空がひび割れて 金色の陽が射すのよ 無限の世界に無限の時間 ここにこうして二人でいるの 不思議じゃない? 出逢った時から感じてたの あなたは私を変えてくれる たった一人で戦っていた 寂しい日々が消え去る あなたのゆっくり歩くシルエット いつまでも記憶していたい 打ち寄せる波の轟きが 下の方から聴こえる 真冬の岬の風に逆らい あなたの背にそっと頬を寄せる 藍色の空がひび割れて 金色の陽が射すのよ 無限の世界に無限の時間 ここにこうして二人でいるの 不思議じゃない? 魔法瓶の熱い珈琲 肩を寄せて二人で飲む 同じ時 同じ空気を呼吸しながら 生きているのね 打ち寄せる波の轟きが 下の方から聴こえる 真冬の岬の風に逆らい あなたの背にそっと頬を寄せる 藍色の空がひび割れて 金色の陽が射すのよ 無限の世界に無限の時間 ここにこうして二人でいるの 不思議じゃない? |
俺たちに明日はない桑名正博 | 桑名正博 | 松本隆 | 筒美京平 | 絹の靴下 指を滑らせ おまえは 心がこわれたと言う 返事がわりに ビール飲み干し 右手で空罐 握りつぶした 昨日おまえは 折れたルージュで 愛しているわと 鏡に書いた 今日のおまえは 硝子の窓に もたれてつぶやく 「明日が見えない」 そうさ 俺たちに明日はない NO NO NO NO 若さがある 命があるぜ そうさ 俺たちに明日はない NO NO NO NO 今日限り おまえを離さない 俺のシャツから ちぎれたボタン おまえは縫い針 指傷つけた くちびる寄せる 俺を抑えて そんなに 優しくしないでと言う 昨日おまえは この手の中で 未来をあげると 誓ったはずさ 今日のおまえは そしらぬ顔で 別れをささやく 「明日が見えない」 そうさ 俺たちに明日はない NO NO NO NO 心がある 真夏があるぜ そうさ 俺たちに明日はない NO NO NO NO 今日限り おまえを離さない そうさ 俺たちに明日はない NO NO NO NO 若さがある 命があるぜ そうさ 俺たちに明日はない NO NO NO NO 今日限り おまえを離さない | |
愛染橋水森かおり | 水森かおり | 松本隆 | 堀内孝雄 | 竹内弘一 | 春一番が吹き荒れた後 花を敷いた路地へ 今日こそ返事聞かせてくれと 問いつめられそうで あなた以上にやさしい人は いそうにもないけど 結婚なんて旧(ふる)い言葉に 縛られたくなくて 橋の名は愛染橋 ほほえんで渡れば恋がかなう うつむけばそれきりとまどい橋 うちは淋しい女やからね 愛なんてよう知らん 時の流れも春のうららに 渡りたい 渡れない 髪の芯まで飽きられる日が 来ないとも限らず そしたらすぐに別れる勇気 ありそうでなさそで 橋の名は愛染橋 ただ一度渡ればもう戻れぬ 振り向けばそこから想い出橋 うちは愚かな女やからね 人生もよう知らん けれどあなたに手招きされて 渡りたい 渡れない |
ペーパードライバー松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 千沢仁 | 岡本更輝 | やだ ハンドルが 掌の汗で滑りそうよ まだアクセルと ブレーキを踏み間違えるかも うるさいわね 話しかけないで 右折なんて出来ない 永遠に直進よ 私 坂道と踏切 生まれつきの苦手 怖いなら降りて 私うわさのペーパードライバー 助手席だけなんてうんざり 海に行きたいのペーパードライバー もう誰の力も借りずに いや いじわるな ワゴン車が幅寄せしてくるの 可愛い娘に道ゆずりなさい 赤いクーペの新車 こすったら泣いちゃうわ ローン払いきる日までは 誰も触らせない 怖いなら降りて 私美人のペーパードライバー 無事故無違反なの 免許証 一人で平気よペーパードライバー 縦列駐車さえ出来るわ 怖いなら降りて 怖いなら降りて 私うわさのペーパードライバー 助手席だけなんてうんざり 海に行きたいのペーパードライバー もう誰の力も借りずに 私はうわさのペーパードライバー 助手席だけなんてうんざり 海に着いたならペーパードライバー エンジンのキー切って優しいキスをあげる |
あやか市の動物園くるり | くるり | 松本隆 | 細野晴臣 | あやか市 おそろ市や わび市では ないのです ぽくらのげんじゅうしょは ひとご都 なのです こおちゃをすするおまえ ぼくのどが からからだぜ からから ぱいろっとの からから わらいです からだをまさぐり つながろうとしたんだ ふれあえないこと しっているくせの あやかし おまえとぼくがいる けど ぼくら はいないのです じゆうをかたりあい かべにぬりこめあう ぼくら です | |
えんだん五つの赤い風船 | 五つの赤い風船 | 松本隆 | 西岡たかし | みたらしだんご屋のおばあさんは 80になるというのに とっても元気 日がな一日 日なたぼっこ ちょっと手がふるえてます ララララ ララララ ララララ…… 孫のきょうちゃんは幼馴じみ 赤いはな緒の下駄をつっかけ カラコロ カラコロロ 日がな一日 忙しそうに ちょっと女っぽくなりました ララララ ララララ ララララ…… 今日の御飯はとびきり上等 きょうちゃんの縁談が決まったからです 鯵の干物に高野豆腐 ちょっと豪勢なものです ララララ ララララ ララララ…… みたらしだんご屋のおばあさんは とにかくこの辺じゃ 家は老舗だからね 日がな一日 お店番 ちょっと寂しくなりそうです ララララ ララララ ララララ…… | |
真夜中のスウィング水谷豊 | 水谷豊 | 松本隆 | 山梨鐐平 | 佐藤準 | 青い港にすねた瞳が 気にかかるのさ ルージュを指で落としたら まだTeen Age ベンチの上でしどけなくすりゃ こんな俺でも 妙な気分になっちまう 家は何処なの 失恋したの 泣いてるの もうまいったな 俺の部屋まで連いてくる気さ まぶいぜまぶいぜ 君はベッドで まずいぜまずいぜ 俺はソファで 男にはつらいシチュエーション 抱こうか抱くまいか ここが思案の真夜中のスウィング ちょっと眠りな 朝になったら家まで送る 静かすぎたらラジオでも流せばいいさ 後ろ向くから俺のワイシャツ パジャマがわりに 長い素足(あし)が目の毒さ 名前はあるの 落ちこんでるの どうしたの もうよわったな あとは涙のなしのつぶてさ まぶいぜまぶいぜ 君はベッドで まずいぜまずいぜ 俺はソファで 天井を眺めどぎまぎさ 手を出すか出すまいか ここが思案の真夜中のスウィング まぶいぜまぶいぜ 君はベッドで まずいぜまずいぜ 俺はソファで 眠れぬ夜を過ごしそう 抱こうか抱くまいか ここが思案の真夜中のスウィング |
青空のサングラス太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | ZORROと二人きり 車に乗り込み出かけよう バックミラーに映る都会は 白黒映画の摩天楼 友だちはみんないい人ばかりよ でも私立ち止まってたら 自分を見失いそうなの サングラスを外したら 心に飛び込むハイウェイ 生きてるまぶしさ 太陽に向ってまっすぐに咲いた ひまわりの素直な心で 私に明日に駆けてくわ 草原の中のドライブ・インから 電話して あなたにGood-by 言おうとしたの ベルを12回数えたわ トラック野郎がジューク・ボックス 鳴らしてる 流れ出す歌は 二人の「木綿のハンカチーフ」 サングラスを外したら 私は素顔に戻るのよ 生きてるまぶしさ ZORROは尾を振って 蝶々を追いかけはしゃいでる 空が青すぎて 不思議ね 涙があふれたわ | |
鍵はかけない水谷豊 | 水谷豊 | 松本隆 | 井上陽水 | 壁のミラーに Who am I? 低く流れる BGM 冷えたグラスに“Primo Beer” 俺の気持ちは City Life 予告もなしに Said good-bye 君の視線は Blue blue-eyes 別れはいつも Slippin' Slide 嘆きもせずに City Life Take care babe 追いかけもしないし Take care babe 拒みもしないはず 行方知らずの… 君の電話は Nothing More しけた涙は No No Thanks 肩ひじはらず What's goin' on 時の背中で City Life 青く静まる Swimming Pool 瞳閉じれば Sleeping Cool 愛の痛みは Treatin' me bad 顔に出さずに City Life Take care babe 戻ってくる気なら Take care babe 鍵はかけてないぜ 行方知らずの… かすかに揺れる Rocking Chair にがいレモンと Rock-n-roll 部屋の隅には Palm Trees 流れてゆくよ City Life Take care babe 追いかけもしないし Take care babe 拒みもしないはず Take care babe 戻ってくる気なら Take care babe 鍵はかけてないぜ Take care babe… | |
愛の千羽鶴三善英史 | 三善英史 | 松本隆 | 竜崎孝路 | この千羽鶴は 千粒の涙…… 愛の願いも途絶えた今 北の海に流します さよならそえて 流します 潮騒かすかにひびく 暗い夏の海で 一人泣きその悲しみを 一片(ひとひら)また一片(ひとひら) たたんで作った 千羽鶴 つのる想いをこたえて泣き 北の空に飛ばします さよならそえて 飛ばします あなたをお慕(した)いすれば ほほに紅がさして しまうのに そのほほ紅も 一粒また一粒 こぼれる涙に 消されます 夕凪静まる浜で あなたの想い出を 抱きしめて そのさみしさを 一片また一片 たたんで作った 千羽鶴 | |
ジュ・テーム木之内みどり | 木之内みどり | 松本隆 | 佐藤健 | 南の海じゃもう半袖の 恋人たちがあふれてるって あなたの腕でまどろんでいると ひと足早い夏が広がる ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム あなたの胸にまごころ重ね ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム 捧げるものはそれしかないの ギターの弦が震えだすように 響き合うのよ 揺れる 揺れる 揺れる 愛の調べ 哀しく響く電話のベルが 夢の後ろに遠のいてゆく 臆病だった昨日までの私 あなたの色で塗り替えて欲しい ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム あなたを知って変わる私を ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム 時はやさしく見守るでしょう 愛はそよ風手に掴めないもの 漂うふたり 揺れる 揺れる 揺れる 愛の調べ ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム 愛の言葉は不確かだから ジュ・テーム ジュ・テーム ジュ・テーム このぬくもりを信じたいのよ 炎のように美しく燃えて 感じあうのよ 揺れる 揺れる 揺れる 愛の調べ | |
水いらずの午後THE ALFEE | THE ALFEE | 松本隆 | 筒美京平 | 水いらずの午後に きみは 頬に涙 つたえる 風も凪いでしまったのに 吹き抜けるよ 哀しみ 何故 きみは 愛のこと話すたびに 淋しい笑顔 はぐらかすの せめて 今夜だけは きみと 寄りそいたい 肌が寒い季節だから 熱い紅茶 啜りながら きみの気持ち 読みとる 雪のように舞う言葉に 何をたくし 話そう 何故 愛は手にのせた雪のように こんなにせつなく 消えてしまう せめて 今夜だけは きみと 寄りそいたい 肌が寒い季節だから | |
You Can't Find Me松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | Jay Graydon & David Foster | 迷宮の町 聳えるBuilding ガラスの谷に響くサイレン 今夜もファースト・フード また孤独なディナー いやよ 不倫の恋 忘れさせて あなたを You can't find me 探さないで You can't find me wow You can't find me いじめないで You can't find me You can't find me 永遠に You can't find me wow You can't find me 逢えないわ You can't find me wow ネクタイほどくマニキュアの指 瞼のスクリーン せつなく映る 不幸になると言い聞かせてたのに 夢は倒れ込んで 夜の斜面滑った You can't find me 探さないで You can't find me wow You can't find me いじめないで You can't find me You can't find me 永遠に You can't find me wow You can't find me 逢えないわ You can't find me wow 彼女より先に もし出逢っていたら だめね いけない夢 忘れさせてあなたを You can't find me 探さないで You can't find me wow You can't find me いじめないで You can't find me You can't find me 永遠に You can't find me wow You can't find me 逢えないわ You can't find me wow | |
夏なんですキリンジ | キリンジ | 松本隆 | 細野晴臣 | 田舎の白い畦道で 埃っぽい風が立ち止る 地べたにペタンとしゃがみこみ 奴らがビー玉はじいてる ギンギンギラギラの 太陽なんです ギンギンギラギラの 夏なんです 鎮守の森はふかみどり 舞い降りてきた静けさが 古い茶屋の店先に 誰かさんとぶらさがる ホーシーツクツクの 蝉の声です ホーシーツクツクの 夏なんです 空模様の縫い目を辿って 石畳を駆け抜けると 夏は通り雨と一緒に 連れ立って行ってしまうのです モンモンモコモコの 入道雲です モンモンモコモコの 夏なんです 日傘くるくる ぼくはたいくつ 日傘くるくる ぼくはたいくつ | |
心さわぎ太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 木の葉がその色変えるように あなたの気持ちも動きそう 秋の色に染まりながら心さわぐ毎日です 逢えない月日が流れます 待つことだけではだめですね 涙はもう流しません 逢える日には幼すぎる 長い髪も切りましょう あの時くちづけ許せずに 気まずい別れをしましたね 子供じみたためらいだと 今ではただ悔やんでます くち紅はじめてつけました 不思議に自分じゃないみたい 恋してると感じてます 逢える日には幼すぎる 長い髪も切りましょう | |
冬のリヴィエラ中西圭三 | 中西圭三 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 中村タイチ | 彼女によろしく伝えてくれよ 今ならホテルで寝ているはずさ 泣いたら窓辺のラジオをつけて 陽気な唄でも聞かせてやれよ アメリカの貨物船が 桟橋で待ってるよ 冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね 彼女は俺には過ぎた女さ 別れの気配をちゃんと読んでて 上手にかくした旅行鞄に 外した指輪と酒の小壜さ やさしさが霧のように シュロの樹を濡らしてる 冬のリヴィエラ 人生って奴は 思い通りにならないものさ 愛しければ 愛しいほど 背中合わせになる 皮のコートのボタンひとつ とれかけて サマにならない 冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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雨の予感太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 眠れないの風が騒ぐから あなたからの電話こないから 心が変わったのね 明日逢う約束したのに 嘘で埋めてしまう日記なの あまり悲しいことが多すぎて 明日もきっと雨ね 泣かないと指切りしたのに ひとりゆらゆら涙の海へ 小舟のようにさまようの あなたのやさしい胸だけが小さな魂の港よ 早く早く夜が明けて 風よ雨雲を飛ばしてね 朝がくれば今夜のことも想い出して笑える 毎日 雨ね 心にまで凍みる雨ね 眠れないの風が騒ぐから 眠れないの夢がこわいから | |
制服今陽子 | 今陽子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | Naoki Itai・pw.a | 卒業証書抱いた 傘の波にまぎれながら 自然にあなたの横 並ぶように歩いてたの 四月からは都会に 行ってしまうあなたに 打ち明けたい気持が…… でもこのままでいいの ただのクラスメイトだから 失うとき はじめて まぶしかった時を知るの 真っ赤な定期入れと かくしていた小さな写真(フォト) セーラー服着るのも そうね 今日が最後なのね テスト前にノートを 貸してくれと言われて ぬけがけだとみんなに 責められた日もあるわ ただのクラスメイトなのに 失うとき はじめて まぶしかった時を知るの 桜が枝に咲く頃は 違う世界でひとりぼっちひとりぼっち生きてる 雨に濡れたメモには 東京での住所が…… 握りしめて泣いたの そう このままでいいの ただのクラスメイトだけで 失うとき はじめて まぶしかった時を知るの |
浮気なジルC-C-B | C-C-B | 松本隆 | 筒美京平 | C-C-B・船山基紀 | ジル 赤いドレスが素敵さ ジル 声をかけようとしたら 白いスポーツ・カー 誰かと消えたね 友達が見てて 振られたと騒ぐ ゆうべ親密になれたのも夢さ どうなってんだろう 勝手にしてくれ ラグビー・ボール パスするように 男を変える 君はロンリー・ロンリー・ガール ジル 君は愛っていうのを ジル かなり勘違いしてる かわいそうな女の子なのさ 銀色のリング 贈ったね昨日 指輪を集める意味だとは知らず 空回りした心が哀しい ラグビー・ボール 空に飛ばして 忘れてやるよ 僕はロンリー・ロンリー・ボーイ ラグビー・ボール パスするように 男を変える 君はロンリー・ロンリー・ガール ジル いくら顔が綺麗でも ジル ほんとに大事なのは愛 それを君に教えてあげたい |
木綿のハンカチーフMay J. | May J. | 松本隆 | 筒美京平 | 坂本昌之 | 恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を送るよ 君に君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯らしのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい |
Blue松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | Tom Keane・Michael Landau & David Foster | Blue 渚は もう明るい 煙る空と海を 小鳥が切り取る あなたの身体 無意識に探した 私の指が孤独に触れる 戻ってきて 青い部屋は 寒いの 戻ってきて あなたなしで 生きられないの Blue 一番 淋しい色ね でもね この壁紙 変えないつもりよ 昔の鍵でドアだって開くはず 家具もベッドも あの日のままよ 戻ってきて 髪を撫でて 優しく 戻ってきて 冷たい手を 暖めてね あなたの顔 忘れそうで こわいの 何もかもが青い闇に 溶けそうだから 戻ってきて 青い部屋は 寒いの 戻ってきて あなたなしで 生きられないの 戻ってきて 髪を撫でて 優しく 戻ってきて 冷たい手を 暖めてね 青い影に抱かれて… 青い影に抱かれて… | |
あなたに夢中太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 水色のカーテンに春の光遊んでいるわ いつもよりまぶしい朝は恋のせいかしら はじめての待ち合わせ映画を見る約束の日よ よそゆきのマキシえらんで ちょっぴり背伸びしてみたの あなたに夢中 夢中なの 瞳(め)に映(うつ)るもの何もかもまぶしいわ 珈琲にお砂糖を一杯半くるくるまぜて 倖せをスプーンにのせて飲んでしまいたい 夢かしら夢じゃない そわそわ見る時計の針よ 心には愛がいっぱい気球のように浮かびそう あなたに夢中 夢中なの 手にふれるもの何もかも素敵だわ | |
リサの妖精伝説 - BE-BOP HIGHSCHOOL -立花理佐 | 立花理佐 | 松本隆 | 筒美京平 | Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall 港の桟橋 海を見ながら 俺達 時代に流されてるな Ah ポツリという横顔が素敵ね Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall 大人は誰でも汚れてるから 心の白さがわからないのよ Ah 仕方ないじゃん 夢は捨てないでね おいでリサのBe・Bop Highschool 火傷しそうな情熱がある おいでリサのBe・Bop Highschool 真剣(マジ)な生き方教えてあげる Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall 失うものなど何もないのよ すねたら負けなの 胸を張ってね Ah そんじょそこらの男じゃないはずよ 傷つけたいなら傷つけていい 見かけと違って芯は強いの Ah 受けとめるわ あなたの愛全部 おいでリサのBe・Bop Highschool ハンパな奴は一人もいない おいでリサのBe・Bop Highschool 本気の恋を教えてあげる Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall おいでリサのBe・Bop Highschool 火傷しそうな情熱がある おいでリサのBe・Bop Highschool 真剣(マジ)な生き方教えてあげる Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall Oh Be・Bop Rock'n'rall | |
熱い夜中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | 指さきでつまびく鍵盤 グラスはひび割れてる 熱帯夜汗ばむ肌から 麝香(しゃこう)の香りがする 火傷しそうな熱い夜 遠く響くわスティールドラム こんな夜には 誰か欲しい 小麦色に磨きあげた足を広げれば 男たちの無数の眼が肌をくすぐるの なまぬるい潮風下着も 素肌にはりついてる 夜明けまで長いわ 手首に こわれた銀の時計 火傷しそうな熱い夜 港あたりはカルナバル こんな夜には 誰か欲しい 扇風機のまわる羽の影に誘われて シャツのボタンはだけながら私踊るのよ 小麦色に磨きあげた足を広げれば 男たちの無数の眼が肌をくすぐるの | |
仁義なき戦いかまやつひろし | かまやつひろし | 松本隆 | 細野晴臣 | 只今 彼女と冷戦中 にらんで見合って そっぽを向いて 乱れ飛ぶよ火花 嵐まえは静か おこった彼女も 魅力的だね 泣くのはいつもの奥の手 負けるなガンバレ涙は手強い 仁義なき戦い 誤解でやきもち無実の罪 うたぐり深くて 手に負えない 黙りこくる背中 噴火まえの火山 一触即発 乞う御期待 切り札するどい爪だよ 負けるなガンバレ油断は禁物 かよわき男よ 泣くのは奥の手 負けるなガンバレ … | |
スピード・ウェイ中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 林哲司 | スピード・ウェイ 夏を切り裂いて スピード・ウェイ 走るのよ 瞬間(とき)だけを抱いて 銀のバイク もっと飛ばして あなたの背中しがみつくから 揺れるカーブ うなるエンジン いま地球ごと傾くみたい 危険なことに魅せられるのは 若いからなのね 風になりたい スピード・ウェイ あなたとだったら 死んでもたぶん悔やまない スピード・ウェイ 花火みたいにね 命燃やしきる それも素敵だわ ヘルメットごしに何か言ってる 風の響きで聞こえないのに 君が好きと叫んでいるの? ちょっぴり照れてギュッと抱きつく 地平線までたどり着くまで 止めないで心 風になりたい スピード・ウェイ 過去から未来へ 景色 塗り替えてゆくの スピード・ウェイ シールドに映る 光まぶしくて 涙がでそうよ | |
ハートじかけのオレンジナイアガラ・トライアングル | ナイアガラ・トライアングル | 松本隆 | 大瀧詠一 | CHELSEA | テキーラの 夢のあと ベッドに君がいた オレンジの ペティコート 記憶もあやふやさ タイムスリップで 現われたの? まどろみの美女に ときめいて 気もそぞろ 時限爆弾 抱くみたい ハートは舞い上がる 時報通りに 目覚しベル つぶらな瞳あけて Baby 接近遭遇 あどけない ほほえみに 教えて! 君は誰 出逢いは七不思議 奇跡のKISSのアーチェリー 四次元の 夢のあと ベッドに君がいた ハートは空中戦 レーザー・ガン パニックさ |
瑠璃色の地球中孝介 | 中孝介 | 松本隆 | 平井夏美 | 羽毛田丈史 | 夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた 悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい 争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人 ひとつしかない 私たちの星を守りたい 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 |
心のキャッチボール松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 福士健太郎 | 笹路正徳 | 河川敷の日溜まりで 野球ボール拾ったの あなたへと投げたけど 届かぬままワン・バウンド 出逢いの頃のモーション 忘れちゃったみたい 何故か最近クールな日々 仕事が忙しい 口実ばかり キャッチボールをして 変化球を投げて 揺れる視線を読みたいから キャッチボールして 心を投げてみて サインは愛の直球よ 天使も空振りしそうね 12月のバーゲンで あなたの着るセーター買う 絡んでる毛糸だけ 引っ張ったらほどけちゃった 二人の生きてる距離は ただの平行線 女性雑誌わざと置いた 結婚特集の ページ開いて キャッチボールして 野球帽目深に 泣いても涙見えないよう キャッチボールして 言葉がすれ違う 私の愛 投げ返して もうじき9回裏だわ ヴァレンタイン 鞄の奥 いくつもチョコレート 誰のかしらね? キャッチボールをして 変化球を投げて 揺れる視線を読みたいから キャッチボールして 心を投げてみて サインは愛の直球よ 天使も空振りしそうね |
青い旅人南こうせつ | 南こうせつ | 松本隆 | 南こうせつ | 人知れぬぶどう畑に ゆく夏の影を求めて もう一度生きてみようと 道だけを探しに来たよ 青銅の裸像を抱きしめるように あなたの冷たさを胸が覚えてる みつばちが風に舞ってる 手を出せばさされるけど もう一度夢に向かって このうでをさしのべたくて 青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ 人生を知り尽くしたと 笑うのは思い違いさ 峠へとつづれおれてる 山道の先は見えない 青銅の時代を渡る旅人は ありったけのやさしい瞳をしてるさ ありったけのやさしい瞳をしてるさ | |
ForeverC-C-B | C-C-B | 松本隆 | 筒美京平 | C-C-B | 星屑の海 旅立つ小舟 今日からもう恋人だね 夢見る時間 この一瞬は二度と無いから めぐり逢えたときめきだけ 大切にして Forever I Love You 神様に言うよ この気持ちは永遠 |
Tシャツに口紅ハナレグミ | ハナレグミ | 松本隆 | 大瀧詠一 | 鈴木正人 | 夜明けだね 青から赤へ 色うつろう空 お前を抱きしめて 別れるの?って 真剣に聞くなよ でも波の音が やけに静かすぎるね 色褪(いろあ)せたTシャツに口紅 泣かない君が 泣けない俺を 見つめる 鴎(かもめ)が驚いたように 埠頭から翔び立つ つきあって長いんだから もうかくせないね 心に射した影 みんな夢だよ 今を生きるだけで ほら息が切れて 明日なんか見えない 色褪せたTシャツに口紅 黙った君が 黙った俺を 叩いた 仔犬が不思議な眼をして 振り向いて見てたよ 朝陽が星を塗りつぶす 俺たちを残して これ以上君を不幸に 俺 出来ないよと ボツリと呟けば 不幸の意味を知っているの?なんて ふと顔をあげて なじるように言ったね 色褪せたTシャツに口紅 泣かない君が 泣けない俺を 見つめる 鴎が空へ 翔び立つ 動かない俺たちを 俺たちを 残して |
氷壁あべ静江 | あべ静江 | 松本隆 | ボブ佐久間 | あなたが最後に書いた 日記を読ませてもらい 乱れた鉛筆の文字を見て泣きました 吹雪に埋れたあなた さぞ冷たかったでしょう あんなに愛してた雪山なのに 切れたザイルはふたりの心をつないだ絆ね ひとりしみじみ結びなおしてみます 雪がとけたらあの山 私も登ってみましょう 想い出のケルンをたどって 穂高に谷川 槍と 写真のアルバムめくり あなたの陽に灼けた微笑みを探します この頃 誰彼なしに 忘れなさいねと言うの あなたのお母さんまでも そう言うの 瞳濡らした涙は 心の雪どけ水です この哀しみもいつか薄れるかしら 雪がとけたらあの山 私も登ってみましょう 想い出のヒュッテをたずねて | |
放課後中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | 逢えない午後は独り 街角をぶらつくわ そうクレープでも かじりながら歩く 約束したロードショー 違う映画に変わり もう嘘つきだわ 誘われたって知らないから Cryin' 何故こんなに Cryin' 泣きたいほど 好き どうかしてるわ 哀しい気持ち Cryin' 胸の中は Cryin' あなただけよ 好き 仕方無いわ 逢いに来て今すぐに 今すぐに あなたの前に出ると 素直じゃなくなるのよ そう そんなとこが 誤解されてる原因なの Cryin' 私とても Cryin' 普通の子よ 好き 淋しい時は涙も出るわ Cryin' 胸の中は Cryin' あなただけよ 逢いに来て今すぐに 逢いに来て今すぐに 今すぐに | |
サンシャイン・スーパーマンBIBI | BIBI | 松本隆 | 筒美京平 | It's a cloudy sky 曇りがちな 心抱いては歩けないわ It's a cloudy sky Tシャツにも フラレ言葉の雨がいたい そして I call your name あなたの名を I call your name となえたのよ 光る雲の渦の中を ほら 舞い降りてくる人は Ha…… Sunshine shine Superman 強い腕で Sunshine shine Superman 抱きあげてね(抱きしめてね) 夢から醒めれば ただの人でも 今ひと時の Superman You're only my friend やさしさすら 忘れた人が多すぎるわ You're only my friend あなただけが 愛と言う意味知ってる人 いつも I call your name 淋しい時 I call your name つぶやくのよ 銀河系の果てからでも ほら 飛び越えてくる人は Ha…… Sunshine shine Superman 甘い陽差し Sunshine shine Superman 投げかけてね たとえば明日は 遠い人でも 今あなただけ Superman あなたは不思議な 不思議なあなたは Sunshine Superman あなたは不思議な 不思議なあなたは Sunshine Superman Sunshine shine Superman 強い腕で Sunshine shine Superman 抱きあげてね(抱きしめてね) 夢から醒めれば ただの人でも 今ひと時の Superman | |
夏風通信太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 眠たげな波の気配に 描(えが)き込む人影も無い 太陽は雲を透かして 鈍(にび)色に私を包む 朝な夕なに想っています シルキー・サマー、シルキー・シャドウ 晴れた日はひな菊の波に心を踊らせ くもり空 髪を梳(す)く風に便りは届かず 通り雨 一文字でいいと海鳴り見つめて あー待ちくたびれてます カーブする湾内道路に 犬連れたあなたが浮かぶ 心なしうるむ瞳に 八月が通り過ぎてた 朝な夕なにただ待ってます アンニュイ・サマー、アンニュイ・シャドウ 晴れた日は水弾(は)ねて遊ぶ子供を追いかけ くもり空 葉書を待つ吐息 帽子に浮かべて 通り雨 一目でもいいと貝殻投げても あー待ちくたびれてます | |
哀愁小町小泉今日子 | 小泉今日子 | 松本隆 | 馬飼野康二 | Hey! Hey! Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu 夢中 Hey! Hey! Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu 夢中 花吹雪舞う町角 あなたは来ない 銀色真珠の涙 睫毛に揺れる いい線いってた ロマンスなのに 最後のところでしくじっちゃったの 蝶々ひらり ご機嫌斜め 情緒不安 あなたなんか嫌い あやとりの赤い糸切れた 愛しのセンチメンタル小町 綺麗に咲かせましょ涙を Fu! 愛しのセンチメンタル小町 ほんのり匂うでしょ哀愁 Hey! Hey! Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu 途中 Hey! Hey! Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu 途中 キリッとくちびる噛んで カッコつけるわ 別れを教えてくれて ありがとうって あなた嘘つき 針千本ね 素直ぶるだけ損しちゃったわ 投げキッスひらり身をかわしたながら 不意にあなた走って来そうで 影踏みの黄昏を見てた 愛しのセンチメンタル小町 こんなにいい女振るのね Fu! 愛しのセンチメンタル小町 あなたも相当の役者ね 愛しのセンチメンタル小町 綺麗に咲かせましょ涙を Fu! 愛しのセンチメンタル小町 ほんのり匂うでしょ哀愁 Hey! Hey! Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu 夢中 Hey! Hey! Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu Chu 夢中 | |
ミッドナイト急行あいざき進也 | あいざき進也 | 松本隆 | 三木たかし | カバンをにぎった 指先が白い 悔んでるのって 聞いたら 君は首を ふっておくれ 友達も恋もおいて来た君だ 最後に残ったギターも キップ2枚にかえた あゝ 青春は闇のトンネルだ 誰でも一度は希望に目かくし 明日の光 見失う あゝ そんな時 君はそばにいて くじけちゃだめだと ささえてくれるね 走れ ミッドナイト急行 口びるが寒い 夜ふけの汽車だね 人が見てもいい ガラスに君と 口づけうつそう あゝ 青春は 闇のトンネルだ 誰れでも つまづき 手さぐりでさがす 倖せへの長い道 あゝ そんな時 君はほほえみで 僕の行先をてらしてくれるね 走れ ミッドナイト急行 | |
さらばシベリア鉄道瀬口侑希 | 瀬口侑希 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 西村真吾 | 哀しみの裏側に何があるの? 涙さえも凍りつく白い氷原 誰でも心に冬を かくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない 君の手紙読み終えて切手を見た スタンプにはロシア語の小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると この線路の向こうには何があるの? 雪に迷うトナカイの哀しい瞳 答えを出さない人に 連いてゆくのに疲れて 行き先さえ無い明日に飛び乗ったの ぼくは照れて愛という言葉が言えず 君は近視まなざしを読みとれない 疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら 不意に愛の意味を知る 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ…いつまでも待っていると |
究極キュート藤井隆 | 藤井隆 | 松本隆 | 筒美京平 | CHOKKAKU | 指で作った双眼鏡で 君の泣き顔いつも探した ガードレールにつま先立って ねえ危ないよ 海に落ちそう 波が怒ってるみたい 生きているだけで痛いよね 究極キュート じゃっまたね 冬の渚をスキップしてた 究極キュート 可愛く笑う 君の瞳が怖かった 缶のビールを回しのみして その空き缶を蹴って歩いた 怪獣ごっこして遊んだね 君は悲劇の美女の真似して 紺のソックスにミニで ジェーン・バーキンを気取ってた 究極キュート 電話する そう言ったきり音信不通 究極キュート 愛と言ったら 困ったように茶化したね 時をまたいでる陸橋 走る君の絵が見えるよう 究極キュート 結局ね 楽しかったわ それでいいじゃない 究極キュート 無邪気な声が ぼくの心臓つらぬいた |
KISS近藤真彦 | 近藤真彦 | 松本隆 | 筒美京平 | 信号待ちの Yellow Cab 俺のクーペを並べて 顔を外らすお前を見た あの娘はただの Girl Friend 軽く踊っただけだよ ドアで見てたお前の影 女はお前一人 もう迷わないさ 車の窓身をのりだし 肩を抱いてそう叫びたい Kiss You くちびるに Kiss You ゆびさきに Need You, Hold You これは特別な深い意味のあるKissだぜ Kiss You 呼吸さえ Kiss You 出来ないよ Need You, Hold You 街中クラクション鳴らしているけど見せてやるさ Kiss You, Kiss You, Kiss You Oh, Yes I Did もう長いことお前を 不安にさせてきたけど 悪い夢が醒めたようさ 本気と遊び今夜で 境界線をひきたい お前だけが真実だよ 最後の逆転勝ち 今心決めた 腕に抱いて車の屋根 よじのぼってクルクル踊る Kiss You まなざしに Kiss You ため息に Feel Me, Touch Me 世界で一番長く果てしないKissして Kiss You 星空を Kiss You 飛ぶようさ Feel Me Touch Me 世界中敵にまわしても二度と離さないよ Kiss You, Kiss You, Kiss You Oh, Yes I Did 風に吹かれてもお前は俺のもの Kiss You くちびるに Kiss You ゆびさきに Need You, Hold You これは特別な深い意味のあるKissだぜ Kiss You 呼吸さえ Kiss You 出来ないよ Need You, Hold You 街中クラクション鳴らしているけど見せてやるさ Kiss You, Kiss You, Kiss You Oh, Yes I Did | |
DUNK(男区)小泉今日子 | 小泉今日子 | 松本隆 | 筒美京平 | 長い学ランひきずり 硬派振るのもいいけど もう二人でいるだけでも 目立ち過ぎ ずっと前から自分は 好きですなんて 待ってよ そう大声張らなくても 聞こえるわ ハードなLooking いがいにToo shy 純情ね Baby バンカラな恋に Baby わりと弱いのよ 男らしく 口説きなさい Dunk Dunk 押忍 押忍 I Love You ケンカはヘビー級なの 負けを知らない チャンプよ でも私が視線投げると あがっちゃう ひさしみたいな髪型 雨宿りさえ出来そう でも Kissをする時には 邪魔かもね 言葉はNothing 想いはToo Much 純情ね Baby 直立不動で Baby 夕陽を見ている まるで花の応援団 Dunk Dunk 押忍 押忍 It' OK Baby バンカラな恋に Baby わりと弱いのよ 男らしく 口説きなさい Dunk Dunk 押忍 押忍 I Love You Dunk Dunk 押忍 押忍 I Love You | |
銀河急行に乗って太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 眠りにつくと迎えに来るの 白い煙を吐く機関車が 窓から空へ銀のレールが 夢の世界へ誘ってくれる ジュエルの箱を散りばめながら 街の灯遠く飛び去ってゆく 綿菓子雲のホームのはじで 手を振るあなたもうすぐ見える 銀河急行に乗って 銀河急行に乗って はたちという駅まで 夢のように過ぎたの もしもあなたがアルタイルなら 離ればなれの私はヴェガね 雨が降ったら逢えない二人 さあ飛んでゆけ天の川まで 銀河急行に乗って 銀河急行に乗って はたちという駅まで 夢のように過ぎたの はたちという切符で どこへ行けばいいの 眠りにつくと迎えに来るの 白い煙を吐く機関車が 窓から空へ銀のレールが 夢の世界へ誘ってくれる | |
赤いスイートピーClariS | ClariS | 松本隆 | 呉田軽穂 | 丸山真由子 | 春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから 何故 知りあった日から半年過ぎても あなたって手も握らない I will follow you あなたについてゆきたい I will follow you ちょっぴり気が弱いけど 素敵な人だから 心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー 四月の雨に降られて駅のベンチで二人 他に人影もなくて不意に気まずくなる 何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの? I will follow you 翼の生えたブーツで I will follow you あなたと同じ青春 走ってゆきたいの 線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー 好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの生き方が好き このまま帰れない 帰れない 心に春が来た日は 赤いスイートピー |
影絵岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 松本隆 | 鈴木キサブロー | あなたの好みにあわせて ブルーの服が多くなる 無口なあなたの隣りで 私も もの静かになる 鏡の内側で変わってゆく私 仕草まで似てきたわ あなたに シルエット 夕陽にあたる 窓際であなたを待つのが好きなのよ シルエット 願いはひとつ 愛してる人の 影になりたい 叱られてもいいわ いつでもそばにいたい 気持ちだけ溶けてゆく あなたに シルエット あなたと私 生まれる前からの絆があるみたい シルエット 恋人よりも 妹のような 影になりたい シルエット 夕陽にあたる 窓際であなたを待つのが好きなのよ シルエット 願いはひとつ 愛してる人の 影になりたい | |
真珠のピリオド岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 松本隆 | 筒美京平 | (シャバダバダ シャバダバダ) (シャバダバダ シャバダバダ) 肩が冷えてしまうわ 海のコテージ 蛍のように光る 波がきれいね あなたの手のグラスを指ではじいて 私たちの 短い夏に乾杯 ハイヒールを脱いで 渚へ歩いても 心配しないでね そんなに弱くない ah… 真珠のピリオド (ピリオド) まるで糸の切れた ネックレス 真珠のピリオド (ピリオド) 白い砂の上で 光るだけ 光るだけ Lu… 君とめぐり逢うのが 遅かったねと わざと明るく笑う やさしい人ね 何か言えばなおさら 傷つきそうで 黙りこくれば 海が騒ぎ出すだけ あなたの煙草へと マッチをするけれど 風に吹き消されて 最後に泣き笑い ah… 真珠のピリオド (ピリオド) 過ぎた夏に 点を打つように 真珠のピリオド (ピリオド) 濡れた砂の上に 飛び散るの 真珠のピリオド (ピリオド) まるで糸の切れた ネックレス 真珠のピリオド (ピリオド) 白い砂の上で 光るだけ 光るだけ (シャバダバダ シャバダバダ) (シャバダバダ シャバダバダ) |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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魔法のウインク少年隊 | 少年隊 | 松本隆 | 筒美京平 | One More Kiss まるで手錠をかけられてるようだよ Ah, One More Night ガラス越しに 君を一人見送る 動けない 話せない 胸に刺さる 黒い瞳 忘れられない Pa-ti Pa-ti 弾けるハートに 100万ワットの誘惑 Pa-ti Pa-ti しびれて I'm in love 魔法の魔法のウインク Ah やばい… Pa-ti Pa-ti きらめくCity Lights 1億ドルだね Body Line Pa-ti Pa-ti 揺られて Midnight 魔法の魔法のウインク Ah 好きだよ One More Kiss 触れてみたい イチゴに似たくちびる Ah, One More Night 霧に煙る摩天楼をさまよう 謎めいたまなざしで いつかきっと 逢えると言う 嘘を信じた Pa-ti Pa-ti 拍手でCurtain Call 哀しい恋なら Encore(アンコール) Pa-ti Pa-ti 気取って Bye-bye Girl 魔法の魔法のウインク Ah きつい… Pa-ti Pa-ti 孤独のShotgun 心にかくして Downtown Pa-ti Pa-ti 一人で探すよ 魔法の魔法のウインク Ah 好きだよ 別れぎわの謎のウインク あれから胸はジグソー・パズルさ Pa-ti Pa-ti 弾けるハートに 100万ワットの誘惑 Pa-ti Pa-ti しびれて I'm in love 魔法の魔法のウインク Ah やばい… Pa-ti Pa-ti きらめく City Lights 1億ドルだね Body Line Pa-ti Pa-ti 揺られて Midnight 魔法の魔法のウインク Ah 好きだよ | |
瞳はダイアモンドMs.OOJA | Ms.OOJA | 松本隆 | 呉田軽穂 | 福田貴史 | 愛してたって言わないで… 映画色の街 美しい日々が 切れ切れに映る いつ過去形に変わったの?… あなたの傘から飛びだしたシグナル 背中に感じた 追いかけてくれる優しさも無い Ah 泣かないで MEMORIES 幾千粒の雨の矢たち 見上げながら うるんだ 瞳はダイアモンド 哀しいうわさも微笑(わら)い飛ばしたの あなたに限って 裏切ることはないわって… でもあなたの眼を覗きこんだ時 黒い雨雲が 二人の青空 消すのが見えた Ah 揺れないで MEMORIES 時の流れが傷つけても 傷つかない心は 小さなダイアモンド Ah 泣かないで MEMORIES 私はもっと強いはずよ でもあふれて止まらぬ 涙はダイアモンド |
リラックス藤井隆 | 藤井隆 | 松本隆 | 田島貴男 | CHOKKAKU | ハンモックに寝ころび 身体の力を抜く どこか遠くラジオが 古い恋歌を歌っていたっけ リラックスしようよ 緩やかな 時間の波に漂い ひりひり痛い日々を忘れて リラックスしようよ すましてる 美少女 目で追いかけて 声はかけずに目蓋を閉じる 気持ちがいいね 優しい風吸ったら 緊張を吐き出そう 時計なんていらない ニュースもファックスも 全部捨ててくれ リラックスしようよ 誰だって 長距離ランナーだもの 息を休める時が必要 リラックスしようよ 忙しい 仕事で固まりかけた ぼくの心をリセットして ソーダの泡と薄荷煙草 海に吹く風 波の音が 歌っていたっけ リラックスしようよ 緩やかな 時間の波に漂い ひりひり痛い日々を忘れて リラックスしようよ すましてる 美少女 目で追いかけて 声はかけずに目蓋閉じる 気持ちがいいね |
さすらい人のバラード水谷豊 | 水谷豊 | 松本隆 | 筒美京平 | 屋根に石のせた古い漁師町 窓を飛び去って消えたよ ひとり旅ですか?? ぼくも退屈で話し相手が欲しくて 無口ですね さっきから海ばかリ 見ている頬づえついた顔の 淋しい影が気にかかる 実はぼくも 意味のない旅ばかり 最後に恋人にも振られた まあ さすらい人で‥‥ 野球中継のラジオだけが 青い汽車に流れてる 生きているだけで辛いこともある 笑い飛ばすのが一番 波が高いよね 暗い眼をすれば 景色も暗く見えるさ 次は何て名前の駅だろうか 不幸という駅なら降りずに 希望という町へ行こう 雨が降れば傘をさせばいいのさ 哀しいことは忘れちまえよ すぐ瞳も渇く ゴメン ついぼくの悪い癖で 説教じみてしまった 微笑んだね それでいいよいいのさ ほんとは君を一目見た時 心をひかれていたのさ 人ってのは 時の汽車に偶然 乗りあわせたみずしらずの乗客 ただ それだけのこと 手のひらのミカンひとついかが? 青い汽車に揺れながら | |
白いハイウェイTHE ALFEE | THE ALFEE | 松本隆 | 筒美京平 | 白い国道 歩いていた バラを胸に 抱きしめて 田舎の町を めざしてぼくは 歩いていたんだ ルルル……… 長い旅路の その果てで 風にただよう 幸わせは 見ないふりして 歩いていた 白い白い ハイウェイハイウェイ いつか行きたい ニューヨークへ ネオンの中を さまようの 鎖をとかれた 若者たちと 話をしたいのさ ルルル……… 長い旅路に つかれても ミルク色した 霧の中 ぼくはなぜだか 歩いている 白い白い ハイウェイハイウェイ | |
炎の舞中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | 赤、青、紫、山吹色 絹の糸、琴の絃(いと)、夢の繭(まゆ) 手が切れそうな若葉の緑 陽射し映して乱反射 あなたは少しはにかんだ眼で 晴れ着の私ぼんやり見てる 娘、生娘、十七の春 火のない炎が心で舞っている うす目、切れ長、十七の紅 気のある素振りを心で待っている 何も知らない私の耳に 生きてる意味を吹き込んで まだ新しい畳(たたみ)の青を 人さし指の爪で千切った 娘、生娘、十七の春 火のない炎が心で舞っている うす目、切れ長、十七の紅 気のある素振りを心で待っている | |
風立ちぬ麻生よう子 | 麻生よう子 | 松本隆 | 穂口雄右 | 映画の幕が降りて あなたは無口なまま 腕も組まずただ先を行くの 私の気も知らず 何故こんなにぎこちないの 前はこんなじゃなかったわ はなやいだ人波に見失いそうなあなた 風が不意に吹き抜けるわ 無視させているみたい 根はとても優しいのに さめてゆくわ愛だけが 週刊誌の占いが今日は不思議にあたる 「恋人はもう切り上げどき…」 気になるのよ何故か 心ばかりあせる時間が過ぎてゆくのよ悪戯に 地下鉄の入口のあたたかい風のなかで 告げられたの「じゃあ、さよなら」 気のきいた返事さえ喉の奥凍えてるの さめてゆくわ愛だけが | |
家なき子天地真理 | 天地真理 | 松本隆 | 筒美京平 | あなたの腕に帰れない 小さな事で喧嘩して 地下鉄の駅に 普段着のままとびだした 行くあてもない私 追いかけてこない あなたのつめたさ 人波に押され つまずいた私 戻れない道 駅から電話しているの 十円硬貨すくないし ねえ許してって 人が見るから小声なの たそがれのこわい街 私のことなど心配しないの まるで家のない まいごのようだわ 戻れない道 | |
雨色オトナモード | オトナモード | 松本隆 | 高橋啓太 | 中也の詩集借りてく 紙の匂い いつか返しに来るかもね 寝顔にごめんと言った 乾きすぎて 喉の途中で言葉が貼りついた ぼくのかたちにベッドに空白がある 空気のように無視して生きてた 君も哀しむかな ビニールの傘 透明な雨 新品のナイキなのに 煙草探して あー半年前 君が嫌がるから禁煙したね 渋谷のスタバで珈琲 硝子の向こうの 水の斜線が皮膚の下に滲みる 自由はいつも孤独と紙一重だね 君が望んだ男になれない ぼくが悪いだけさ ビニール傘 女子高生が 怪訝顔 じっと見てる あのまなざしはどういう意味か そんな暗い顔で歩いてたかな はじめて逢った あの日も雨さ バス停で横顔見た 長い睫に釘付けのぼく 気付いて微笑んだ ビニールの傘 ステッキにして 雨色の電車を待つ 置手紙など柄じゃないから オレンジを枕にそっと置いたよ | |
探偵物語杏里 | 杏里 | 松本隆 | 大瀧詠一 | パパダイスケ | あんなに激しい潮騒が あなたの背後(うしろ)で黙りこむ 身動きも出来ないの 見つめられて 夢で叫んだように くちびるは動くけれど 言葉は風になる 好きよ……でもね…… たぶん……きっと…… 話を外らして歩いても 心はそのまま置き去りね 昨日からはみ出した 私がいる 波の頁をめくる 時の見えない指さき 自信はないけれど 好きよ……でもね…… たぶん……きっと…… まだ早い夏の陽が あとずさるわ 透明な水の底 硝子の破片(かけら)が光る だから気をつけてね 好きよ……でもね…… たぶん……きっと…… 夢で叫んだように くちびるは動くけれど 言葉は風になる 好きよ……でもね…… たぶん……きっと…… 離れて見つめないで |
さよなら通り3番地はっぴいえんど | はっぴいえんど | 松本隆 | 鈴木茂 | 知らない空が ぐるりとまわり 冬の絵の具が 淋しく流れる どの通りにも さよならなんて 淋しい言葉が 滲んでいるだけ こうしてぼくは待っていよう きみが微笑みを想い出すまでは | |
木綿のハンカチーフ上白石萌音 | 上白石萌音 | 松本隆 | 筒美京平 | 鳥山雄司 | 恋人よ ぼくは旅立つ 東へと向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた 私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行りの指輪を送るよ 君に君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ いまも素顔で くち紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも 木枯らしのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ 涙拭く 木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい |
ルビーの指環鳥羽一郎 | 鳥羽一郎 | 松本隆 | 寺尾聰 | 宇崎竜童 | くもり硝子の向こうは風の街 問わず語りの心が切ないね 枯葉ひとつの重さもない命 貴女を失ってから 背中を丸めながら 指のリング抜き取ったね 俺に返すつもりならば 捨ててくれ そうね誕生石ならルビーなの そんな言葉が頭に渦巻くよ あれは八月目映い陽の中で 誓った愛の幻 孤独が好きな俺さ 気にしないで行っていいよ 気が変わらぬうちに早く 消えてくれ くもり硝子の向こうは風の街 さめた紅茶が残ったテーブルで 衿を合わせて日暮れの人波に まぎれる貴女を見てた そして二年の月日が流れ去り 街でベージュのコートを見かけると 指にルビーのリングを探すのさ 貴女を失ってから 貴女を失ってから |
心象風景太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | ぽっかりと心の虚ろに 草花が咲き乱れる 小枝踏む音に振り向けば 走り去るあなたの影がふるえてた ディ・ライト・ドリーム 追いかけたいのに手や足が 陽射しに縫われて動けない そんな白日夢を見るのは 愛見失ったせいです 夏風の水彩絵の具が 描き出すあなたの顔 立ちすくむ二人の間に ひとすじの小川の水の境界線 ディ・ライト・ドリーム 小鳥が飛び立つざわめきに あなたの言葉が届かない 夢は人の心そのまま 映し出す鏡なのです 肩をふと誰かに叩かれ 気が付けばもとの街です | |
SWITCH ON中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | 冬色のコートの人たち 哀しげな瞳で歩く 反対に駆け出す私は 一人だけ自由な小鳥 アレしちゃダメ コレしちゃダメ ガラスの箱に閉じ込めないで 機械仕掛けの人形じゃない ハートのスイッチを押して あなたの優しい指で ハートのスイッチを入れて 時の歯車錆びる前に Oh please, light up my heart 優しい指で 深呼吸 両手広げ 青空を抱きしめてみる 未来への切符を握って 改札であなた待ってる アレしちゃダメ マダしちゃダメ がんじがらめの規則の糸を ひきちぎったら明日が見えた ハートのスイッチを押して 心のボタンを押して ハートのスイッチを入れて 指の先まであたためて Oh please, light up my heart 優しい指で ハートのスイッチを押して あなたの優しい指で ハートのスイッチを入れて 時の歯車錆びる前に Oh please, light up my heart 優しい指で | |
バス通り裏森山良子 | 森山良子 | 松本隆 | 財津和夫 | 瀬尾一三 | 紙芝居屋が帰った町に 豆腐屋さんの笛が響いた 夕飯刻きは近所の人が テレビヂョンに集まったのよ 力道山が空手チョップで 画面の中で暴れすぎると 故障をしちゃう白黒テレビ 父はげんこで叩いたものよ 遠足へゆく前の日だから 母はカタコト ミシンを踏んだ いつも姉貴のおさがりばかり 私は頬をふくらませてた まだ暖いコロッケメンチ そんな貧しいおかずだけれど 父の駄洒落に母が笑って そんな楽しい団欒だった 月日は流れ姉は嫁いで 父はそれから無口になった 明日は私の結婚式ね 佳み慣れたこの家を出る番 母の自慢の御馳走まえに ありがとうって頭をさげた 頬の涙を見せたくなくて 私は顔をあげられないの 裸電球揺れる茶の間に もう一度だけ戻りたいのよ 時代は移り変わったけれど あの暖さ忘れられない 時代は移り変わったけれど 心に残るバス通り裏… |
無人島で…。吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | スコールの黒雲が 海を渡って 近づいてくる 5分後は雨だわ と 物知り顔の君がつぶやいた さびついた砲台が 砂に埋もれて 空を向いてる 水着着た少女達 カメラかまえて 想い出がひとつ 無人島で 無人島で 無人島で 君を抱きたい スコールは大つぶで 肌にびしびし つぶてを投げる 逃げるより手をひろげ 乾いたのどうるおしたいね 船が出る時間まで 島を二人でまわってみようよ 裏側のビーチなら 口説く言葉を思いつくはずさ 無人島で 無人島で 無人島で 君を抱きたい スコールが去った後 びしょぬれの服 脱いじゃおって 僕に目を閉じさせて 君は裸になっちまったよ 青い波とび込むと もう目をあけていいよと呼んでる 照り出した太陽が めまいのように瞳を灼いた 無人島で 無人島で 無人島で 君を抱きたい |
リボン太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | リボン あなたが海に出かけた夜は 私 朝までお喋りの渦 リボン 電話の横のメモを見たけど ワインに浮かれ読まず仕舞いで… ごめんねリボン 天国はいいところ? ごめんねリボン 海の底は寒かったでしょう? 変わった娘だったよ 友だちは声をそろえて 写真見ながら首ひねったわ リボン そうね ほんとは この街中で あなた独りが まともだったの リボン いつも無口で 隅に座って 空気みたいに目立たなかった リボン スカートたけの話題の外で ランボーの詩に閉じこもってた ごめんねリボン やさしさがすくなくて ごめんねリボン 話相手欲しかったでしょう? 変わった娘だったわ 突然におしゃれになって あれは恋だと ひそひそ話 リボン 蝶のかたちに愛を結んで 心を誰に 贈っていたの リボン あなたの部屋の隣の人は 顔も知らない そう首振った リボン でも二週間 うすい壁から 泣き声だけが洩れていたって… ごめんねリボン 冷やかな都会だね ごめんねリボン 独りぼっち 身寄りもないのね 変わった娘だったよ 勤めてた事務所の机 もう違う娘が計算機手に リボン 人の心のはぎれのリボン 何故こんなにも ほどけやすいの リボン 仇名通りの白いリボンを 明日は海に 投げにゆきます | |
はいからはくちやくしまるえつこ | やくしまるえつこ | 松本隆 | 大瀧詠一 | 鈴木正人・やくしまるえつこ | はいから はいから はいから はいから ぼくははいから血塗(ちまみ)れの空を 玩(もてあそ)ぶきみと こかこおらを飲んでいる きみははいから裳裾(もすそ)をからげ 賑やかな都市を飾る 女郎花(おみなえし) ぼくは ぼくははいからはくち はいから はいから はいから はいから ぼくははいから血を吐きながら きみののおにただ夕まぐれ きみははいから唐紅(からくれない)の 蜜柑(みかん)色したひっぴーみたい ぼくは ぼくははいからはくち はいから はいから はいから ら ら |
プライベート・レッスン芳本美代子 | 芳本美代子 | 松本隆 | 井上大輔 | 海のシグナル並んで車に いやよ 負けないでネってせがんだ 勝てばごほうびの Kiss おでこにChu Chu Chu ちょっと勝ち気な私の性格 だめね ついつい表にでちゃうの 内気で可愛い娘と 誤解されてるのに Teach Me 愛の意味を教えて Teach Me 辞書に書いてない本当のこと Lesson1 何故こんなに胸が せつないビート打つの? 何故瞳を見ると 気持ちがショートするの? 恋のプライベート・レッスン 波のシンバル 背中にまわした ぎこちない手がほんのりうれしい 映画のシーンみたいね ハートが キュン キュン キュン 本で仕入れた 知識じゃそろそろ Kissを迫られる頃よ 不思議ね その気の無いポーズで 小石投げるだけ Teach Me 誰も教えてくれない Teach Me 愛は自分で学ぶものなの Lesson2 何故砂に名前を しるせば せつないのよ 何故指が 触れても 心が痛くなるの? 恋のプライベート・レッスン 赤い夕陽が波間に沈んで 星のシャンデリアだけがきらめく このまま帰るつもり? どうするつもりなの? 誰か恋の 誰か恋の 参考書を貸して | |
雨のスタジアム少年隊 | 少年隊 | 松本隆 | 筒美京平 | 空に舞うボール 汗ばむユニフォーム ゴールめがけて命を蹴った あの日試合中に君を見付けたよ フェンスにしがみつき声を張り上げてた あー雨のスタジアムへと来たのさ あー君の座った椅子も濡れてるよ ロッカー・ルーム 廊下に出ると 壁にもたれて待っている影 そっと肩を抱くと少し照れていたね 時間が君を変え 今はひとりぼっち あー雨のスタジアムへと来たのさ あー君の幻だけを追いかけて 泥のにじんだユニフォーム 目には見えない胸の傷 そいつが若さの証明さ 誰もいない雨のグラウンドで ずぶ濡れのボール空にシュートしたよ あー雨のスタジアムへと来たのさ あー君の座った椅子も濡れてるよ ボタンのとれたシャツの胸 こぶしをギュッと握り締め そいつが若さの証明さ あー雨のスタジアムへと来たのさ あー君の座った椅子も濡れてるよ あー雨のスタジアムへと来たのさ あー君の幻だけを追いかけて | |
雨模様アグネス・チャン | アグネス・チャン | 松本隆 | 穂口雄右 | あなたはどのくらい 待ったのかしら 窓を濡らしてる 雨を見ながら となりの椅子にかけ 話しかけても わたしのほうも見ず 聞こえないふり いつものほほえみは どこに消えたの わたし「ごめんね」も 言い出せないわ 午後の図書館は ひっそり静か ためいき ひとつだけ ひびいたの 外はまだ雨 降りやまない わたしのむねも 雨模様よ 髪をとかしても お喋りしても とても気になるの さっきのことが 電話しようかな ダイヤルしても 指がふるえちゃう ちょっぴりこわい あなたは今でも おこってるかな 返事もなかったら 泣いちゃいそうよ 何て言おうかな わからないのよ 電話前にして にらめっこ 外はまだ雨 降りやまない わたしのむねも 雨模様よ 明日の放課後の 図書館に行き いつもの椅子にかけ 待っていましょう もしもまだあなた 知らんふりでも だんまり背中だけ くるり向けても わたし決めたのよ あしたはきっと きっとほほえんで いえると思う そうよ「ごめんね」と 小さな声で あなたゆるして くれるかな 外はまだ雨 降りやまない わたしのむねも 雨模様よ 外はまだ雨 降りやまない わたしのむねも 雨模様よ | |
めぐり逢い石野真子 | 石野真子 | 松本隆 | 上田知華 | 週末のカフェの隅で 懐かしい顔が見えた 相変らず陽気そうに 話してたわ 私に気付いた時に グラスが宙へと止まる 記憶の糸たぐるように wow 泣き笑いしてた Je T'aime Je T'aime 一度は愛してた 心の熱さがよみがえる Je T'aime Je T'aime 瞳があうだけで あの頃へと時が逆さに戻る あなたはざわめき避けて 近付いて来るの 一人 ふと最初に声をかけた 夜のように 何故別れたのかなんて そうよ想い出さないで 元気そうね そう微笑む wow 大人になったわ Je T'aime Je T'aime 楽しい夜だから 涙は見せない努力する Je T'aime Je T'aime あなたの薬指 まだ指輪をはめる人はいないの? Je T'aime Je T'aime 私も憶えたわ 恋ってゲームのルールなら Je T'aime Je T'aime 遠慮はしないでね 手を重ねるだけで うなずくから Je T'aime Je T'aime 一度は愛してた 心の熱さがよみがえる Je T'aime Je T'aime 瞳があうだけで あの頃へと時が逆さに戻る | |
Tシャツに口紅ゴスペラーズ | ゴスペラーズ | 松本隆 | 大瀧詠一 | 夜明けだね 青から赤へ 色うつろう空 お前を抱きしめて 別れるの?って 真剣に聞くなよ でも波の音が やけに静かすぎるね 色褪せたTシャツに口紅 泣かない君が 泣けない俺を 見つめる 鴎が驚いたように 埠頭から翔び立つ つきあって長いんだから もうかくせないね 心に射した影 みんな夢だよ 今を生きるだけで ほら息が切れて 明日なんか見えない 色褪せたTシャツに口紅 黙った君が 黙った俺を 叩いた 仔犬が不思議な眼をして 振り向いて見てたよ 朝陽が星を塗りつぶす 俺たちを残して これ以上君を不幸に 俺 出来ないよと ボツリと呟けば 不幸の意味を知っているの?なんて ふと顔をあげて なじるように言ったね 色褪せたTシャツに口紅 泣かない君が 泣けない俺を 見つめる 鴎が空へ 翔び立つ 動かない俺たちを 俺たちを 残して | |
木綿のハンカチーフ三宅由佳莉 | 三宅由佳莉 | 松本隆 | 筒美京平 | 福田洋介 | 恋人よ 僕は旅立つ 東へと 向う列車で はなやいだ街で 君への贈り物 探す 探すつもりだ いいえ あなた私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが泣かないでくれ 都会で流行の 指輪を送るよ 君に 君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっと あなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ いまも素顔で 口紅もつけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってくぼくを許して 毎日 愉快に 過ごす街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねぇ 涙拭く木綿の ハンカチーフ下さい ハンカチーフ下さい |
風をあつめてMy Little Lover | My Little Lover | 松本隆 | 細野晴臣 | 街のはずれの 背のびした路地を 散歩してたら 汚点だらけの 靄ごしに 起きぬけの路面電車が 海を渡るのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を とても素敵な 昧爽どきを 通り抜けてたら 伽藍とした 防波堤ごしに 緋色の帆を掲げた都市が 碇泊しているのが 見えたんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を 人気のない 朝の珈琲屋で 暇をつぶしてたら ひび割れた 玻璃ごしに 摩天楼の衣擦れが 舗道をひたすのを見たんです それで ぼくも 風をあつめて 風をあつめて 蒼空を翔けたいんです 蒼空を | |
ブルー・ベイビー・ブルー太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 元気だせよ Baby Blue 淋しそうな Baby Blue もしかすると Baby Blue まだ君のこと……過ぎた事だね 別れた日から 君なんて忘れようと 胸を痛めて来たよ 昔のように寄りそって歩きたい たとえ その道が行き止まりでも 雨がふるよ Baby Blue 風がふくよ Baby Blue もしかすると Baby Blue まだ君のこと……過ぎた事だね 線路の上に縛られているようさ ぼくを救けてくれ 誰かと君が 結婚をしてくれりや たぶん今よりも 楽になれるさ 流れ去った時を恨んで 君の冷い仕打ち みんな許せる 独り言さ Baby Blue 忘れてくれ Baby Blue もしかすると Baby Blue まだ君のこと……過ぎた事だね 元気だせよ Baby Blue 淋しそうな Baby Blue ………… | |
Cat-Walk DancingWink | Wink | 松本隆 | 羽場仁志 | 船山基紀 | 三日月よりも蒼い夜 真珠の靴で踊るSidewalk 二つの鼓動重ねれば ゆらめく波のリズムになる 好きなのにDon't you know 冷たいねWhat you want そっと忍び足後ろから目隠し Step シャム猫みたい Step つま先立って Cat-Walk 首にKissをあげる Step 天国までの Step 長い階段 Cat-Walk 探しながらDance with me この星空を切り取って ドレスを縫って着飾りたい あなたが吐息つくような 笑顔で私誘うから 惑わせてLet me know 優しさでI wonder why みんな人見知り淋しさに目隠し Step 銀河がまわる Step 都会がまわる Cat-Walk 月のシャワー浴びて Step 大人の世界 Step はみ出した靴 Cat-Walk 夢のようにDance with you Step シャム猫みたい Step つま先立って Cat-Walk 首にKissをあげる Step 天国までの Step 長い階段 Cat-Walk 探しながらDance with me |
君の名前を呼びたいThe 東南西北 | The 東南西北 | 松本隆 | 久保田洋司 | 風のクレヨンがあれば 街角に君を描くよ はにかんだ目のかわいい子 出ておいで 絵の中から ぼくは砂時計の砂 零れて行くよ心が ほら君の中 満たしてく 逆さに振ってごらんよ 君の名前を呼びたい 君の名前を呼びたい つぶやくだけでときめく 君の名前を呼びたい ふくらむ胸 弾む息 生きてるって素敵だね 生まれた日から君のこと ずっと探していたのさ 君の名前を呼びたい 君の名前を呼びたい 淋しい時は何度も 君の名前を呼びたい 君の名前を呼びたい 君の名前を呼びたい つぶやくだけでときめく 君の名前を呼びたい | |
制服上白石萌音 | 上白石萌音 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 河野伸 | 卒業証書抱いた 傘の波にまぎれながら 自然にあなたの横 並ぶように歩いてたの 四月からは都会に 行ってしまうあなたに 打ち明けたい気持が… でもこのままでいいの ただのクラスメイトだから 失うとき はじめて まぶしかった時を知るの 真っ赤な定期入れと かくしていた小さな写真(フォト) セーラー服着るのも そうね 今日が最後なのね テスト前にノートを 貸してくれと言われて ぬけがけだとみんなに 責められた日もあるわ ただのクラスメイトなのに 失うとき はじめて まぶしかった時を知るの 桜が枝に咲く頃は 違う世界でひとりぼっちひとりぼっち生きてる 雨に濡れたメモには 東京での住所が… 握りしめて泣いたの そう このままでいいの ただのクラスメイトだけで 失うとき はじめて まぶしかった時を知るの |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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花のささやき薬師丸ひろ子 | 薬師丸ひろ子 | 松本隆 | Wolfgang Amadeus Mozart | 解き放ってあげたい その胸の苦しみを そっと包んであげる 時の海に身体を横たえて 眼を閉じて心を自由にして 天国の扉が 静かに開いて 天使たちが歌う ようこそここへ ささやきたいあなたに この愛は永遠よ 白い光を浴びて 今二人はひとつに溶けてゆく 眼に見えぬ翼をひろげながら 優しい瞳の 女神が誘(いざな)う 百合の花の園 ようこそここへ | |
代官山エレジー藤井隆 | 藤井隆 | 松本隆 | 堀込高樹 | CHOKKAKU | ニットのマフラー寒そうに 君は何かを口ごもる 風の木の葉が見つめ合う 視線断ち切る 泣き言をつぶやくな 空模様 毎日君だけ見つめて生きてたから 胸の切り抜きは 君のかたちさ くすぐったいキスをした さっきの洋梨タルト 甘酸っぱい息がした 最後の最後のキスさ 赤いバスが今 君をさらうまで 落ち込む顔は見せたくない ジャンケンしたの覚えてる? 勝ったら未来あげるって あせってチョキをだしたから 愛も破けた 性格は天の邪鬼 だったから 哀しい夜にはふざけてお道化たけど 今夜限りだね 君のわがまま くすぐったい時が過ぎ 心はこんがらがった 甘酸っぱい日々のあと こんなに痛いさよなら わざと邪険にね 背中向けたのは 涙を誤魔化していただけ くすぐったいキスをした 別れの洋梨タルト 甘酸っぱい夢を見た 通りに面したカフェで ぼくは死ぬ日まで君を忘れない 電話のメモリーは消しても |
マギーへの手紙中原理恵 | 中原理恵 | 松本隆 | 筒美京平 | 梅垣達志・鈴木茂 | マギー俺は出てゆくよ お遊びは終わりさ マギー君の下手くそな 唄にも疲れた あばよマギー 寝顔が可愛いあばずれ 今夜も服のままで ベッドに転がりこんだ 夜ごと違う男たちの 香り酔いどれるんだな グッバイ・マギー やさしさも グッバイ・マギー やれないよ グッバイ・マギー ただ君の 荒んだ涙が心のこり マギー君が寝呆気声 俺の名を呼んでも マギー風の返事だけ 「手遅れだよ」ってね あばよマギー 愚痴にも愛想がつきたよ 男をだめにしてく 女は猫のようだよ 浮気顔とすがり泣きと その手にもう乗れないさ グッバイ・マギー つきあって グッバイ・マギー やれないよ グッバイ・マギー 俺はもう まともな暮しにとんぼがえり |
心の三叉路五木ひろし | 五木ひろし | 松本隆 | 金子隆博 | 青い日々が自転車をこいで 夢のほとりを横切ってゆく 名も知らない隣町の娘が 何故か心に浮かぶこの頃 声をかけてれば違う運命を 歩いたかも知れぬ あの日 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ もしもあの時 ああすれば 悔やんでみても戻れない 時の三叉路 坂を上がりまた下がってゆく 人生なんて その繰り返し 長い橋の半分まで来て 向こう岸には何も見えない 本当は別の女性と生きてる 確率もあったと思う 人は数え切れない三叉路で 悩み悩んで道を選ぶ ただひとつだけ言えるのは 生き方だけはつらぬいた 時の三叉路 | |
オリーブの午后ナイアガラ・トライアングル | ナイアガラ・トライアングル | 松本隆 | 大瀧詠一 | 青い葡萄を口に投げ入れたら 海に浮かぶ岬まで走ろう これで二人きり うるさい奴等をまいて 君は葉陰で水着に着換えるし 灼けた肌を太陽が見てるよ 夏の妖精が ビーチへ駆けおりてゆく いい景色だね 泳ぎ疲れたら 海の見渡せる丘で ちょっと うたたね オリーブの樹にもたれたら 空を見ながら うとうとと… 何もいらないよ 君が横にいればいい 丘の斜面には ライムの花とクローバー 時を抱き寄せて 海はコバルトに光り 君を照らした 何もいらないよ 君がそばにいればいい 丘の斜面には ライムの花とクローバー 雲の帆船が空をゆっくりと滑る 君の寝顔にみとれてもいいだろう | |
赤いスイートピー茉奈佳奈 | 茉奈佳奈 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 華原大輔 | 春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから 何故 知り合った日から半年過ぎても あなたって手も握らない I will follow you あなたに ついてゆきたい I will follow you ちょっぴり 気が弱いけど 素敵な人だから 心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー 四月の雨に降られて駅のベンチで二人 他に人影もなくて不意に気まずくなる 何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの? I will follow you 翼の 生えたブーツで I will follow you あなたと 同じ青春 走ってゆきたいの 線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー 好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの 生き方が好き このまま帰れない 帰れない 心に春が来た日は 赤いスイートピー |
流星都市小坂忠 | 小坂忠 | 松本隆 | 細野晴臣 | 月灯りきみの肌が青白く炎える ひるがえるスカートから街が広がるよ いつも首ったけ きみに首ったけ 朝まで膝まくら うとうとさせて この巻き毛このくちびるが夢を紡(つむ)いでる 窓の外 H・G・ウェルズのサブマリン浮かぶよ いつも首ったけ きみに首ったけ キャプテン・ネモの弾くハモンドの調べ 流れ星 雨のように降りそそぐ都市に ふるえてるきみを抱いて夜を渡りゆく いつも首ったけ きみに首ったけ あたたか胸の中 うとうとさせて いつも首ったけ きみに首ったけ 朝まで膝まくら うとうとさせて | |
茶いろの鞄太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 路面電車でガタゴト走り 橋を渡れば校庭がある のばした髪に帽子をのせた あいつの影がねえ見えるようだわ 人は誰でも振り返るのよ 机の奥の茶色の鞄 埃をそっと指でぬぐうと よみがえるのよ 懐しい日々 学生服に煙草かくして 代返させてサボったあいつ 人間らしく生きたいんだと 私にだけは ねえやさしかったわ もう帰らない遠い日なのに あの日のままね茶色の鞄 大人になって変わる私を 恥ずかしいよな気持にさせる 運ぶ夢などもう何もない 中は空っぽ茶色の鞄 誰も自分の倖せはかる ものさしなんて持ってなかった 誰かが描いた相合傘を 黒板消しでおこって拭いた あいつも今は色褪せてゆく 写真の中で ねえ逢えるだけなの | |
ペニンシュラ・モーニング中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | Peninsula Peninsula Peninsula Peninsula シルクのタイトなドレス ヒップまで切れこむスリット 妖しい瞳の魔力 あなたはもう虜だわ ポットにジャスミン茶(ティー) まだゆうべの記憶だけ ゆらゆらと消え残る Ah 植民地風のホテル 水いらずの朝に二人 フォーチュン・クッキー割って 未来を占っていいわ 吉ならば永遠をあげる Peninsula Peninsula Peninsula Peninsula あなたはイギリスの情報部員(スパイ) 私はロシアの情報部員(スパイ) ダイヤの髪飾りには 無線がしこんであるの はじめは芝居で 途中からは本気なの 残酷なゲームだわ Ah 植民地風のホテル 水いらずの朝に二人 フォーチュン・クッキー割って 未来を占っていいわ 凶ならば弾丸をあげる Ah 植民地風のホテル 水いらずの朝に二人 フォーチュン・クッキー割って 未来を占っていいわ 吉ならば永遠をあげる | |
瞳はダイアモンドChara | Chara | 松本隆 | 呉田軽穂 | Chara | 愛してたって 言わないで… 映画色の街 美しい日々が 切れ切れに映る いつ過去形に変わったの? あなたの傘から飛びだしたシグナル 背中に感じた 追いかけてくれる 優しさも無い ああ 泣かないで MEMORIES 幾千粒の雨の矢たち 見上げながら うるんだ 瞳はダイアモンド 哀しいうわさも 微笑い飛ばしたの あなたに限って 裏切ることはないわって でもあなたの眼を覗きこんだ時 黒い雨雲が 二人の青空 消すのが見えた ああ 揺れないで MEMORIES 時の流れが 傷つけても 傷つかない心は 小さなダイアモンド ああ 泣かないで MEMORIES 私はもっと 強いはずよ でもあふれて止まらぬ 涙はダイアモンド |
レモンティーで乾杯水谷豊 | 水谷豊 | 松本隆 | 松宮恭子 | 石川鷹彦 | ちょっと困るよテーブルで 失くした愛を並べ換えてる そんな切ない視線(まなざし)の 雨を浴びたら何も言えない 愛することと憎むこと 紙一重だと知ってはいるさ やさしすぎればなお哀しいね 責めるそばから許しすぎてる ぼくは別れ上手じゃないし 君は愛し上手じゃないし さよならひとつスプーンに乗せて レモンティーで乾杯 ぼくがいなけりゃ地下鉄の乗り換えさえもとまどう君が 見知らぬ愛の乗客に 想像さえもつかない話 待つ女にはなれないと 女性雑誌の見出しみたいさ 君も大人の顔になったね 言葉のはしに棘(とげ)があるもの ぼくは別れ上手じゃないし 君は愛し上手じゃないし 肩をおとして立ち去る君に レモンティーで乾杯 ぼくは別れ上手じゃないし 君は愛し上手じゃないし 二人で生きた月日を祝って レモンティーで乾杯 |
急接近C-C-B | C-C-B | 松本隆 | 渡辺英樹 | C-C-B・船山基紀 | 冷えたワインにコイン沈めて こぼせば負けだぜ 賭けないかAll Of You クールに口説く言葉をシュールにかわすまなざし ルールは無視しながらくちびるに急接近 モダンな都会 Standin' In The Night 夢 Night セダンの車 Parkin' In The Light もう帰さない 君の瞳に乾杯 乾杯 俺の負けだよ完敗 完敗 乾杯 渋いセリフでも決めてみたいのに ハートは爆発する秒読みさAll Of Me 細い手首の時計そっと外したあと バッグにしまうんだね 瞳を閉じて急接近 スリルな美貌 Shadow In Your Smile 君 Smile フリルのドレス Dancin' In The Sky もうじれったい 君の瞳に乾杯 乾杯 俺の負けだよ完敗 完敗 乾杯 |
昼下がりのテーブル南佳孝 | 南佳孝 | 松本隆 | 南佳孝 | 静かに見つめてくれ 午後のテーブル 失くしたやさしさを並べながら ディランの歌だっけね 知りあった頃 歌詞の意味も知らず ハミングした 時代が変わるのを 窓から見ていたよ でも何にも変わってない そんな気もするのさ 一人の相手だけを 愛し続ける 難しさも知った二人だけど 綺麗になってゆく お前を見て来たよ でも何も変わってない そんな気もするのさ | |
ミスター・スマイル大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 遠藤健 | ミスター・スマイル あなたは何故 微笑み忘れないの 街で振り向く背中は淋しそうなのに ミスター・スマイル あなたの事 からかう人もいるわ 何をされても静かに笑うだけだから 心やさしい人ばかり 損をする世の中だもの さあ傷ついた魂を いまそばに来て横たえて そうなぐさめる やさしさは ひとつだけ知っています ミスター・スマイル ごめんなさい あなたからの手紙に 字が下手ねって 思わず口を滑らして きっと知らぬ間にあなたの 胸を靴で歩いてたの さあ折れそうなロウソクに いま愛の灯を点しましょう そう木枯らしに吹かれても 手のひらで守るのです いまそばにきて微笑んで そのお返しにくちずけを いまそばにきて微笑んで そのお返しにくちずけを | |
赤い傘BIBI | BIBI | 松本隆 | 穂口雄右 | 私から彼を奪って 友達が今 旅に出る 雨色の Bus station 駈け寄れる勇気もなくて 「三人で海に出かけた あの日から時はいたずら」 「許してね 彼の住所をそれとなく聞き出した事」 Red umbrella ブルーの街に赤い傘 Red umbrella もし気付いたら振り向いて それが私ひとつの哀しみだから あの街で暮すつもりね 噂だけ流れてたけど 信じてた友情と愛 二つとも今 背を向けて 「ひどい人 何を信じて明日から生きろと言うの」 「許してね 頬打たれても仕方ない私だけれど」 Red umbrella 頬をつたわる銀の粒 Red umbrella 顔を隠して見送るわ それが私ひとつのやさしさだから 「幸せが Bus に乗るのね 不幸だけ置き去りにして」 「許してね 傷つくよりも傷つけるいたみの深さ」 Red umbrella ブルーの街に赤い傘 Red umbrella そっとたたんで捨ててくわ それが私ひとつの想い出だから | |
レイン・ステイション天地真理 | 天地真理 | 松本隆 | 筒美京平 | 揺れるガラス 流れる雨粒 こんな日はあの人が駅まで迎えに来た 山手線で原宿すぎれば 傘を持つあの人が見えるような雨の街 休日の午後には通った街角も あなたに違うのがこわくて行けない 哀しみさえ想い出になれば かけがえのない青春 そうよ私生きている 揺れる電車 見て来た映画を 熱っぽく話してる恋人たちの会話 私たちもあんな日があった 訳もなく微笑んだ私はもう帰らない 線路の向うのイチョウの坂道は 昨日と少しも変わってないのに 辛いことも振り向いてみれば かけがえのない青春 そうよ私生きている | |
コスモス通信斉藤由貴 | 斉藤由貴 | 松本隆 | 来生たかお | 白い雲に飛行船が 風に追われてく 遠い街のあの人に 元気と伝えて 格子縞の綿のシャツを 今も着てるかな? 翳りひとつ無い眼は 昔のままかな? もしもまだ 私の写真飾ってたら その横に コスモス添えて来てね もうじき冬が 雪のペンキですべて消してく でも私の心まで消せない 背は同じ位だけど 今はノッポかも 二人乗せた自転車も 小さくなったわ 地平線に続く線路 そっと立ち止まり 汽車の汽笛聞くたび 胸が熱くなる リンゴの木の下に 埋めたブリキの箱 ビーズでこしらえた 指輪ふたつ もうじき冬が 雪のペンキですべて消してく でも私の心まで消せない でもね 彼がきれいな娘と 腕を組んでたら 遠い街にいないと そっと嘘ついて 雲の飛行船 La La La La…… | |
小麦色のマーメイド原田知世 | 原田知世 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 伊藤ゴロー | 涼しげなデッキ・チェアー ひとくちの林檎酒 プールに飛び込むあなた 小指で投げ KISS WINK WINK WINK 常夏色の夢 追いかけて あなたをつかまえて泳ぐの わたし裸足のマーメイド 小麦色なの 灼けた素肌にキラキラ 冷たい水しぶき ひどいわ まどろむわたし しっかり狙ったの WINK WINK WINK すねて怒る君も 可愛いよ 急にまじめ顔でつぶやく 嫌い あなたが大好きなの 嘘よ 本気よ 常夏色の風 追いかけて あなたをつかまえて生きるの わたし裸足のマーメイド 小麦色なの 好きよ 嫌いよ |
抱きしめられて山口百恵 | 山口百恵 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鈴木茂 | 暮れない街の壁にもたれて 音を消したTV黙って見てる 無口を通り過ぎて せつなさだけ今はあなたに 男と女を足しても引いても 0(ゼロ)になる答えが哀しい 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを 泣かされたあと薔薇を手折って 月の床に赤い花びら散らす 若さは意味もなしに 軽い罪を犯すものなの 歓び哀しみ足しても引いても 0(ゼロ)になる二人が淋しい 抱きしめて……息が切れるほど 私の胸の吹雪で今凍らせたいの あなたを 抱きしめて……ひび割れるほど 硝子の若さ その破片で傷つけたいの あなたを |
不器用なラブソング岡田浩暉 | 岡田浩暉 | 松本隆 | 佐久間正英 | 佐久間正英 | Ah 降りしきる孤独にずぶぬれの都会 淋しさの水位が首のあたりまで そんな時君が差し出した傘 未来が濡れないようにねってね Ah 心の片隅でスイッチが入る 愛の電流たち 身体もきらめく 夢の話など苦手な俺が 時間を忘れて語り合ったね 不器用なラブソングだけど君にあげる 今 風の音符を集めて ギターを弾く真似して歌ってあげる 不器用なラブソングだけど君にあげる もう君は不幸にならない だって俺がそうさせない 二人をつないだ 心の五線紙 不器用なラブソングだけど君にあげる もう君の世界の真ん中 俺は椅子に座って生き続けるよ 不器用なラブソングだけど君にあげる もう君は不幸にならない だって俺がそうさせない だって俺がそうさせない |
冬のリヴィエラクレイジーケンバンド | クレイジーケンバンド | 松本隆 | 大瀧詠一 | Masao Onose・Park・Ken Yokoyama | 彼女(あいつ)によろしく伝えてくれよ 今ならホテルで寝ているはずさ 泣いたら窓辺のラジオをつけて 陽気な唄でも聞かせてやれよ アメリカの貨物船が 桟橋で待ってるよ 冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね 彼女(あいつ)は俺には過ぎた女さ 別れの気配をちゃんと読んでて 上手にかくした旅行鞄に 外した指輪と酒の小壜さ やさしさが霧のように シュロの樹を濡らしてる 冬のリヴィエラ 人生って奴は 思い通りにならないものさ 愛しければ 愛しいほど 背中合わせになる 皮のコートのボタンひとつ とれかけて サマにならない 冬のリヴィエラ 男って奴は 港を出てゆく船のようだね 哀しければ 哀しいほど 黙りこむもんだね |
スカイピクニックBIBI | BIBI | 松本隆 | 穂口雄右 | 風はおぼろに色とりどりの花をのせ 金の魚が小川の水にはねてます 草原を渡るマシュマロの雲 下に見て 傘を片手に私は空を飛んでます スカイ・ハイ スカイ・ピクニック そして私は夢の中 あなたは背中に翼をつけて やさしいささやき そっと投げるの エデンの園にようこそ ここでは誰もがイブになれます エデンの園にようこそ エデンの園にようこそ 裸の人が泉で水を浴びてます 誰もが一度行きたいと言うエルドラド 椰子(やし)の葉陰(はかげ)とはすの咲く池 その上を 蝶を追いかけ私は空を飛んでます スカイ・ハイ スカイ・ピクニック そして私は夢の中 あなたは雲間(くもま)に靴をすべらせ くちびるすぼめて キスを投げるの エデンの園に ようこそ ここでは誰もがイブになれます エデンの園にようこそ エデンの園にようこそ スカイ・ハイ スカイ・ピクニック そして私は夢の中 あなたは背中に翼をつけて やさしいささやき そっと投げるの エデンの園にようこそ ここでは誰もがイブになれます エデンの園にようこそ エデンの園にようこそ | |
赤いスイートピーToshl | Toshl | 松本隆 | 呉田軽穂 | 松浦晃久 | 春色の汽車に乗って海に連れて行ってよ 煙草の匂いのシャツにそっと寄りそうから 何故 知りあった日から半年過ぎても あなたって手も握らない I will follow you あなたに ついてゆきたい I will follow you ちょっぴり 気が弱いけど 素敵な人だから 心の岸辺に咲いた 赤いスイートピー 四月の雨に降られて駅のベンチで二人 他に人影もなくて不意に気まずくなる 何故 あなたが時計をチラッと見るたび 泣きそうな気分になるの? I will follow you 翼の 生えたブーツで I will follow you あなたと 同じ青春 走ってゆきたいの 線路の脇のつぼみは 赤いスイートピー 好きよ 今日まで 逢った誰より I will follow you あなたの 生き方が好き このまま帰れない 帰れない 心に春が来た日は 赤いスイートピー |
ウィンク・キラー小泉今日子 | 小泉今日子 | 松本隆 | 和泉宏隆 | 秘密のドライブに誘うわ 月を追いかけて 波間でスカートを濡らして あなたに振り向く 生きている意味 見つけたの いま一瞬 愛してると言いだすまで 何秒かかるかな キスを賭けていい 投げてウインク ときめく胸を 止めてあげる 魔法の瞳 投げてウインク 愛は流星 白いシャツを いま貫いた 胸を押さえ砂に倒れてくの 私もう死んでもいい 私 ウインク・キラー 狙ったら外さない あなたの名をつぶやくたび 夢は銀河を飛ぶ 飛行船みたい 投げてウインク 心はカメラ シャッター切れは笑顔のクローズ・アップ 投げてウインク見つめられると 頬に微熱 息も出来ない 強い腕の中に倒れてくわ 私もう死んでもいい 投げてウインク ときめく胸を 止めてあげる 魔法の瞳 投げてウインク 愛は流星 | |
サゥザンド・ナイツ原田真二 | 原田真二 | 松本隆 | 原田真二 | 眠れぬ夜はいつも君が昔話聞かせた 紫色沈む都会(まち)はまるでアラビアン・ナイト 今さらまだ君の声が耳のそばでうず巻く 空飛ぶ絨毯があればすぐに飛んでくのに Ah お願いだ 戻って 二人きり Ah 魔法の舟 ユラ ユラ 愛に浮かべよう Thousand Nights 「君が」 Thousand Nights 「欲しい」 Thousand Nights Yes, Yeah! 言いたい事わかるだろう離れ離れ不幸さ 月の砂漠 銀の鞍で君は渡って来い Ah お願いだ 扉は 開いてるさ Ah 魔法の炎 ユラ ユラ 愛を照らしてよ Thousand Nights 「君が」 Thousand Nights 「欲しい」 Thousand Nights Yes, Yeah! | |
SENTIMENTAL HOTEL中原理恵 | 中原理恵 | 松本隆 | 筒美京平 | 筒美京平 | ワインのグラス越しに崩れる液のかたち あなたと愛したあとぼんやり海見るのが好き Killing me サラサラとこわれてゆく愛ね Killing me さよならがナイフなら 優しくつらぬいて わかってるわ あなたは ひと夏の陽炎 窓の外はリーフの海 Room number“909”(ナイン・オー・ナイン) 沖縄 モノクロームのフィルムのようなホテル シーツの襞(ひだ)を指でたどれば死にたくなる朝 Killing me ユラユラと揺れる珊瑚礁 Killing me 朝焼けの紅の色 心が流す血ね わかってるわ 痛みは よろこびとうらはら 瞳の中 海鳥飛ぶ Room number“909” Killing me 抱きあって石になる二人 Killing me 愛してた深さぶん 傷あとも深いわ わかってるわ 私が 眠(ね)てるまに消えてね 椰子の下に蒼いプール Room number“909” |
八月の匂い鈴木茂 | 鈴木茂 | 松本隆 | 鈴木茂 | 鄙びた停車場に立ち 影の中に身を置き ラムネ飲みほすおまえを見てる 「空しいね」おまえの「淋しいね」うなじに 「哀しいね」ひとすじ「空しいね」流れる 「淋しいね」冷や汗 蒼いラムネの空壜 陽に灼けた肌にあて ああ冷いとあまえは笑う 白茶けた陽射し浴びて揺れるおまえの胸が 50マイルも遠くに見える 「空しいね」左の「淋しいね」小指が 「哀しいね」痛むよ「空しいね」おまえの 「淋しいね」歯の跡 手垢のついた客車に身をゆだねて座れば ぶつかる膝の交流電気 「空しいね」飛び去る「淋しいね」景色に 「哀しいね」吹かれて 「空しいね」ふたりの「淋しいね」笑顔が 「哀しいね」崩れる | |
風立ちぬ徳永英明 | 徳永英明 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 坂本昌之 | 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 涙顔見せたくなくて すみれ ひまわり フリージア 高原のテラスで手紙 風のインクで したためています サヨナラ サヨナラ サヨナラ 振りむけば色づく草原 ひとりで生きて ゆけそうね 首に巻く赤いバンダナ もう泣くなよと あなたがくれた サヨナラ サヨナラ サヨナラ 風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 性格は明るいはずよ すみれ ひまわり フリージア 心配はしないでほしい 別れはひとつの 旅立ちだから サヨナラ サヨナラ サヨナラ 草の葉にくちづけて 忘れたい 忘れない あなたの笑顔 想い出に眼を伏せて 夏から秋への 不思議な旅です 風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 |
ペイパー・ムーン大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 筒美京平 | もっと酔わせてね あなたの胸で 生きる辛さをね 忘れさせてね ペイパー・ムーンは裏町のパブ ペイパー・ムーンは別れ話にお似合いね 心配しないで私なら 明日の行方もヒラヒラ 紙切れのような青春だわ ついてないのよね あなたと私 星のめぐりがね 合わなかったの でもいつか やるせない日に ペイパー・ムーンでたまに逢えればいいじゃない ペイパー・ムーンは裏町のパブ ペイパー・ムーンは淋しがりやの吹きだまり いつわりだらけの都会でも もしも愛が真実なら 銀紙の月も輝くはず 生きていようよね 駄洒落のように いつか涙流して笑う日も来る 淋しくて眠れぬ夜は ペイパー・ムーンでたまに逢えればいいじゃない | |
君は天然色大貫妙子 | 大貫妙子 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 井上鑑 | くちびるつんと尖らせて 何かたくらむ表情は 別れの気配をポケットに匿していたから 机の端のポラロイド 写真に話しかけてたら 過ぎ去った過去(とき)しゃくだけど今より眩しい 想い出はモノクローム 色を点(つ)けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美(うるわ)しの Color Girl 夜明けまで長電話して 受話器持つ手がしびれたね 耳もとに触れたささやきは 今も忘れない 想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl 開いた雑誌(ほん)を顔に乗せ 一人うとうと眠るのさ 今夢まくらに 君と会うトキメキを願う 渚を滑るディンギーで 手を振る君の小指から 流れ出す虹の幻で 空を染めてくれ 想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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A面で恋をして(CM Version)ナイアガラ・トライアングル 2 | ナイアガラ・トライアングル 2 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 大瀧詠一 | A面で恋をして ウィンクのマシンガンで ぼくの胸打ち抜いて 花束を抱えて 今夜 君をさらいにゆく A面で恋をして |
スウェーデンの城中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | 林檎酒ひと口に飲み干せば もう素肌は野バラの色に浮き上がる 宴のあとおいで美少年 長い髪を少女のようになびかせて 月明かりに薄い絹の服 いいわひきちぎって 狼になりなさい 森の奥の古い城 青い月も眠ってる そばにおいで禁断の 赤いイチゴ君にあげるわ 寄宿舎から逃げて来たようね 金ボタンの青いブレザー半ズボン 天使の爪お姉さんの手で エデンの園のドア 連れてってあげるから 森の奥の古い城 誰も来ない秘密の小部屋 長いまつげふるわせて 抱かれなさい羊のように 森の奥の古い城 青い月も眠ってる そばにおいで禁断の 赤いイチゴ君にあげるわ 森の奥の古い城 誰も来ない秘密の小部屋 長いまつげふるわせて 抱かれなさい羊のように | |
パーフェクトブルー吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 目覚めれば遅い朝 冷たいシャワーで二日酔いざまし アフターシェイブをぶちまけて 心の傷口にヒリヒリすりこむ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう でたらめな人生さ 地下鉄みたいに真暗闇だし タクシーの運ちゃん 俺らを未来に連れてってくれよ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう 傷ついた鳩がいた やさしく抱いたらくちばしで突いた 驚いて投げ捨てた それっきりあいつは動かなくなったよ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう 女の子女の子 俺らとどこかへつきあってくれよ ショーウインドウすましこむ マネキン相手に馬鹿だネ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう 口説いたらマンションヘ あの娘は扉を細目に開いて 彼の靴見つけたら ゴメンネ サヨナラひどい話サ 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう くたびれて戻る部屋 今夜もしっかり独りで眠るよ 明日の朝目覚めたら 少しは風向き変わってるだろう 気分は ぶるう とにかく ぶるう ありったけ ぶるう |
Love holic薬師丸ひろ子 | 薬師丸ひろ子 | 松本隆 | 宇徳敬子 | 西平彰 | 人を好きにならないと決めてた 迷路の森へと迷うのはもういや 心に鍵かけ生きてきたのにね その静けさをあなたが引き裂いてゆく 揺れ動いてる 振り子のよう 誰にももう止められないの 深入りした波打ち際 痛いほど好きよ 雨の歌を窓越しに聴くたび 私が見知らぬ私に変わってゆく あなたのかたちに切り抜いた空気 そっと抱いたならせつなさの重みを知る 揺れ動いてるワイパー越し あなたの家の窓見上げる 何してるの 笑っちゃうわ 痛いほど好きよ 空も海も遠のいてく あとにあなたの息づかいと鼓動 生きてるって感じね 揺れ動いてるグラスの波 あなたの飲みかけの水割り 溶けた氷 口にふくみ 痛いほど好きよ 揺れてる 振り子のよう 誰にももう止められないの 深入りした波打ち際 痛いほど好きよ 揺れてる 振り子のよう 痛いほど好きよ |
スコーピオン桑名正博 | 桑名正博 | 松本隆 | 筒美京平 | 砂丘のうねりに 沈む夕陽が お前の涙を赤く染めてゆく ナイルを旅する 船のデッキで 別れが辛いと お前は泣いた メラメラ 燃える妖しい瞳 心に まっすぐ火を走らせ 別れるならば 一緒に死んで 泣かせる 言葉を口走る スコーピオン スコーピオン スコーピオン スコーピオン お前の涙に 俺は負けたよ スコーピオン スコーピオン 蠍座 生まれの炎の女 地球の裏側 地の果てまでも 不幸を背負って 追いかけて来る 虫さえ殺せぬ かよわい顔で 芯から お前は女なんだよ メラメラ 燃える太陽の国 汗さえ にじんだシャツに頬寄せ 柔かな髪 女の匂い 酔わせる仕草を 知っている スコーピオン スコーピオン スコーピオン スコーピオン 火傷をしそうに 熱い情熱 スコーピオン スコーピオン 蠍座 生まれの炎の女 メラメラ 燃える ああピラミッド 神秘な光に 縫い止められて うす絹 そっとひもといてゆく 水晶みたいに 細い指 スコーピオン スコーピオン スコーピオン スコーピオン お前の涙に 俺は負けたよ スコーピオン スコーピオン 蠍座 生まれの炎の女 | |
Party's Queen松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 来生たかお | Candle Lights みんな私を見てるわ そうあなたの パートナーだからだわ Party's Queen どんな手で射止めたのと 友だちは首をかしげてるの Party's Queen 誰もが気をひいたわ 私は黙って待ってただけなのにね まるで雲の上歩くようよ | |
恩師よ吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 蝶ネクタイに銀縁眼鏡 チョークの染みた指を振り上げ お前は何をしているのかと 雲を突く声が聞こえる しんと静かな記憶の廊下 悪たれ小僧 立たされ坊主 野球ボールを手に握り見た 硝子越し 光る青空 恩師よ 時計の針は戻りはしない 進むだけだと教わりました 恩師よ 背筋正して生きて行けよと 惑う心に鉄の拳を もう一度 もう一度 髪に霜降る年齢になっても 夢にまで見る白い答案 答の出ない俺の人生 土埃 風のグランド 恩師よ 忘れた頃の同窓会で みんなの名前 まだ憶えてた 恩師よ 流れる雲のように生きろと 瞳細めて優しい声で もう一度 もう一度 |
心の扉THE ALFEE | THE ALFEE | 松本隆 | 筒美京平 | 話すとき眼をそらす きみは何か かくしているね くちべにかえたね 気になるよ 些細なことが 愛はいつのまにか 扉とざしていた いまのくちづけさえ 何故か悲しすぎるよ くちびるの つめたさが 愛の終わり 告げる 何気ないためいきが ぼくの胸に 傷をつけるよ 愛した日々さえ 想い出に なれば淋しい 愛はいつのまにか 扉とざしていた いまの指切りさえ いつか心変わるよ 指さきの つめたさが 愛の終わり 告げる 愛はいつのまにか 扉とざしていた いまのくちづけさえ 何故か悲しすぎるよ くちびるの つめたさが 愛の終わり 告げる | |
ジェラシー中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | 何か不思議 あなたの電話の声かたいわ そらみみかな 誰かの息遣いが聞こえる 心にモヤモヤ そう疑惑の霧がかかる Ah 証拠がないから責められない Ah 考えすぎだと笑うだけね 青い夜…ジェラシー あなたの部屋訪ねて その現場を見たいわ だけど無理ね 私にそんな勇気ないから 頭が痛いわ その浮気なとこが困る Ah 我慢をするのも今度だけよ Ah 別れは最後の奥の手なの 青い夜…ジェラシー Ah 証拠がないから責められない Ah 考えすぎだと笑うだけね 青い夜…ジェラシー Ah 考えすぎだと笑うだけね 青い夜…ジェラシー | |
君は天然色ISEKI | ISEKI | 松本隆 | 大瀧詠一 | Shunsuke Suzuki | くちびるつんと尖らせて 何かたくらむ表情は 別れの気配をポケットに匿していたから 机の端のポラロイド 写真に話しかけてたら 過ぎ去った過去しゃくだけど今より眩しい 想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl 夜明けまで長電話して 受話器持つ手がしびれたね 耳もとに触れたささやきは 今も忘れない 想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl 開いた雑誌を顔に乗せ 一人うとうと眠るのさ 今夢まくらに 君と会うトキメキを願う 渚を滑るディンギーで 手を振る君の小指から 流れ出す虹の幻で 空を染めてくれ 想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl |
愛なき世代南沙織 | 南沙織 | 松本隆 | 木戸一成 | ああ許してあげる 何もかも 心の傷跡のこるけど ああ許してあげる 悪い人 あなたをせめても かえらない青春 パーラーのガラス越し 窓際にすわるあなた あの人の細い手に 指環をはめてたわ 歩道のポストにかくれ 私は見たの 彩(いろど)りなくした春に 背中が凍る ああ許してあげる そのひとこと 手帳を破いて走り書く ああ許してあげる そのメモを あなたに手渡す 方法がないの いつもなら喧嘩すりゃ ごめんねと電話がきた ふた月も音沙汰(おとさた)がないわけわかったわ 涙にまみれて歩く 駅までのアーケード街 水彩絵具のような 小雨にぬれた ああ許してあげる かなしみも いつかは季節にうすれるわ ああ許してあげる それはうそ ほんとは死ぬほど うらんでる私 ああ許してあげる 何もかも 心の傷跡のこるけど ああ許してあげる 悪い人 あなたをせめても かえらない青春 | |
FUN×4植木等 | 植木等 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 手に入れてしまったよ お目当てのあの娘を コテージをさまよい出て 星の降る Starry, Starry Night 夜を抱きしめた 今宵もギター抱いて眠るつもりだったのに 「散歩しない?」って呼び出されて 暗がりで Kissn' In The Dark とんとんとん拍子さ さあ ポーカーなら Aのフォー・カード 今つきまくった ぼくに 賭けなよ 踊りながら カレッジの名前を聞き出した 二日目のプロポーズに 三月目に Wedding bells are ringing 四人の子供さ 手に入れてしまったよ お目当てのあの娘を もし君がぼくのように 楽しみを 四倍にしたいと言うのなら 月に吠えるのさ | |
Shining StarWink | Wink | 松本隆 | 尾関昌也 | 波の五線紙にほら 星は銀の音符 人さし指だけ結んで歩いて 話さないで 黙っていて 風が髪をとかすたびに 不思議 あなたになびく だからわかるの 好きだって 普通すぎる人でいいの 地味なポロ・シャツの胸 私一人の星座なの Fu Fu, 瞳に Shining Star Fu, きらめく Shining Star Fu, Fu, まぶた閉じてるまに Kissして Fu Fu ため息の船が今 月に漕ぎ出してく 誘ってくれないあなただけ乗せて 私岸を走って追う 同じ夢を抱いてるのに それを見せあうことが 何故か怖くてふるえてる 千のバラの花の束を もらうよりも嬉しい そんなあなたの真面目さが Fu Fu, 夜明けの Shining Star Fu, 微かな Shining Star Fu Fu, 朝陽が消す前に Kissして Fu Fu 波が洗った真珠のように眠りたい 優しさにくるまって 風が髪をとかすたびに 不思議あなたになびく だからわかるの好きだって 甘い息を吸ってみたい 誰も知らない海で 星に抱かれて横たわる Fu Fu, 瞳に Shining Star Fu, きらめく Shining Star Fu Fu, まぶた閉じてるまに Kissして Fu Fu | |
鍵太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 吉田拓郎 | ポケットにしまい忘れた 鍵ひとつ指にふれたよ マンションのたしか三階 角を曲がってオレンジのドア 勝手知ったる 他人の部屋ね 瞳閉じれば 景色が浮ぶ ロッキング・チェアー 壁のスピーカー あなたが貼った 世界地図 フッと淋しい ため息ひとつ この鍵で開くのは 不倖せだけだもの 日曜は昼近くまで 眠る人起こしに行ったの テーブルのとびきり苦い 珈琲に愛を浮べて 勝手知ったる 他人の心 時折夢で 訪ねてゆくわ 雑誌の束と カセット・テープ 片目つぶった ミス・モンロー フッと淋しい ため息ふたつ この鍵で開くのは 帰らない過去ばかり 今頃はこれと同じ 合鍵を誰か持ってる その人もリンゴの袋 手に抱えドアを叩くの 勝手知ったる 他人の夢ね 哀しい鍵の 捨て場所がない 集めたマッチ ブリキのコップ ハワイみやげの アロハ・シャツ フッと淋しい ため息みっつ この鍵じゃ倖せの 鍵穴にはいらない | |
君は天然色つじあやの | つじあやの | 松本隆 | 大瀧詠一 | つじあやの | くちびるつんと尖らせて 何かたくらむ表情は 別れの気配をポケットに匿していたから 机の端のポラロイド 写真に話しかけてたら 過ぎ去った過去(とき)しゃくだけど今より眩しい 想い出はモノクローム 色を点(つ)けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美(うるわ)しの Color Girl 夜明けまで長電話して 受話器持つ手がしびれたね 耳もとに触れたささやきは 今も忘れない 想い出はモノクローム 色を点(つ)けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美(うるわ)しの Color Girl 開いた雑誌(ほん)を顔に乗せ 一人うとうと眠るのさ 今夢まくらに 君と会うトキメキを願う 渚を滑るディンギーで 手を振る君の小指から 流れ出す虹の幻で 空を染めてくれ 想い出はモノクローム 色を点(つ)けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美(うるわ)しの Color Girl |
ときめきのリズム川村結花 | 川村結花 | 松本隆 | 川村結花 | 川村結花・深澤秀行 | うれしいと君の名を呼ぶ それだけで不思議に胸がキュンとなる 優しさの色は何色 君の瞳(め)の奥に光った空の色 楽しい瞬間(とき)のフォトグラフ そっと重ねてぼくたちの物語(ストーリー) ときめきのリズム 夢中な気持ちが ビーズ玉のように飛び散るよ ときめきのリズム 言葉より先に 心が踊り出す 聴いて 愛の鼓動 雨の日は傘に入れてよ 風の日は僕の背中に隠れなよ 「君が好き」 そんな普通の 言葉でも必死に言えば伝わるね 同じ時代に生きている その運命の偶然に感謝して ときめきのリズム 幸福(しあわせ)の涙 そっと指で拭い微笑んで ときめきのリズム 身体(からだ)より先に 心が踊り出す 聴いて 愛の鼓動 |
Please Don't Go松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 南佳孝 | Please Don't Go 冬の駅に粉雪 レースの手袋外し あなたの手包んだ Please Don't Go ゆうべ飲んだ白ワイン 今は涙に変わって 想い出を酔わせる 動いた列車のデッキで 腕時計外すのね 同じ時代(とき)生きた記念にと 私に投げて最後に微笑んだ Please Don't Go 雪のように白いと ほめてくれた私を 忘れずに生きて 動いた列車を見ながら 動けないハイヒール 抱きあって出逢いを喜ぶ 人をすり抜け一人で帰るのよ Please Don't Go いいわ私待ってる 同じ夢を刻んだ 時計へと頬寄せて | |
心に翼を下さいアグネス・チャン | アグネス・チャン | 松本隆 | 加瀬邦彦 | 船山基紀 | 朝を運ぶ小鳥たちは 涙なんか知らないはず 影を踏んでうつむいたら 青空さえも見えない 好きな人とはぐれた日も 今思えばめぐりあえる 生きることの大切さが わかりかけたみたい もしも心に翼があったら 明日をめざして飛ぶわ もしも心に太陽あるなら 淋しい時でも微笑すぐにうかぶわ 雨に濡れて歩く町も 歌があれば楽しくなる 歌う事の大切さが わかりかけたみたい もしも心に翼があったら 今すぐあなたに会える もしも心に太陽あるなら 悲しい時でも涙はすぐにかわくわ もしも心に翼があったら 明日をめざして飛ぶわ もしも心に太陽あるなら 淋しい時でも微笑すぐにうかぶわ |
エメラルド海岸松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 柴草玲 | 大平太一 | 冷え冷えと鏡のプール もう泳ぐ人もいなくて 秋服の衿を立てれば 鳴り響く夕陽のオルガン 太陽が海に溶けてく 一瞬の静寂が好き 予知夢ってほんとにあるのね 夢で見た景色そのまま エメラルド海岸にひとり 季節はずれの避暑地には エメラルド海岸にひとり 恋のかけらも落ちてない 入り江には家路を急ぐ ヨットたち 島が掠める カタログの写真通りの ピンク色 可愛いホテル 予約した時は一緒に 来るはずのあなたがいない 予知夢ってほんとにあるの? 壊れてく時が哀しい 打ち寄せる想い出の 水際にしゃがみこんで泣いた エメラルド海岸にひとり 季節はずれの避暑地には エメラルド海岸にひとり 恋のかけらも落ちてない |
初恋宣言香坂みゆき | 香坂みゆき | 松本隆 | 馬飼野康二 | ハロー ハローアイラブユー ハロー ハローアイニードユー 簡単なひと言を 口ごもってる私です ハロー ハローアイラブユー ハロー ハローアイニードユー まなざしが会うだけで 恥らう頬が炎えてきます そばにおいでと呼ばれて背を向けた ひっこみ思案です 光るレモンひと口 噛んだようなキッス きっとこれが初恋 もう決まりです ハロー ハローアイラブユー ハロー ハローアイニードユー ささやいてささやかれ 薄いブラウス弾みます ふるえてるねと言われてうつ向いた はにかむ心です 夏の部屋はカラフル 風のようなキッス きっとこれが初恋 もう決まりです 夏の部屋はカラフル 風のようなキッス きっとこれが初恋 もう決まりです | |
人間は何て悲しいんだろうあのねのね | あのねのね | 松本隆 | 加藤和彦 | 瀬尾一三 | 今日と明日のすきまへと 横たわるのは辛いよね 二人の朝が来ないのに 君を抱くのは辛いよね 人間は何て悲しいんだろう 人間は何て悲しいんだろう 天井の木目を数えては 泣いてる君は不倖せ 君から先にさよならを 言わせたいから黙りこむ 君のきれいな爪がはう 青いたたみが黙りこむ 人間は何て悲しいんだろう 人間は何て悲しいんだろう 傷つけられるのが こわいから その前に君を傷つけた 人間は何て悲しいんだろう 人間は何て悲しいんだろう 今、別れるために出逢うより めぐり逢うために別れよう |
星間飛行marble | marble | 松本隆 | 菅野よう子 | 水面が揺らぐ 風の輪が拡がる 触れ合った指先の 青い電流 見つめあうだけで 孤独な加速度が 一瞬に砕け散る あなたが好きよ 透明な真珠のように 宙に浮く涙 悲劇だってかまわない あなたと生きたい キラッ! 流星にまたがって あなたに急降下 ah ah 濃紺の星空に 私たち花火みたい 心が光の矢を放つ 会話などなしに 内側に潜って 考えが読み取れる 不思議な夜 あなたの名 呪文みたいに 無限のリピート 憎らしくて手の甲に 爪をたててみる キラッ! 身体ごと透き通り 絵のように漂う uh uh けし粒の生命でも 私たち瞬いてる 魂に銀河 雪崩れてく 流星にまたがって あなたは急上昇 oh oh 濃紺の星空に 私たち花火みたい 心が光の矢を放つ けし粒の生命でも 私たち瞬いてる 魂に銀河 雪崩れてく 魂に銀河 雪崩れてく | |
瑠璃色の地球澤田知可子 | 澤田知可子 | 松本隆 | 平井夏美 | 小野澤篤 | 夜明けの来ない夜は無いさ あなたがポツリ言う 燈台の立つ岬で 暗い海を見ていた 悩んだ日もある 哀しみに くじけそうな時も あなたがそこにいたから 生きて来られた 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 泣き顔が微笑みに変わる 瞬間の涙を 世界中の人たちに そっとわけてあげたい 争って傷つけあったり 人は弱いものね だけど愛する力も きっとあるはず ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河 地球という名の船の 誰もが旅人 ひとつしかない 私たちの星を守りたい 朝陽が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 瑠璃色の地球 |
スローなブギにしてくれ(I want you)CHEMISTRY | CHEMISTRY | 松本隆 | 南佳孝 | Want you 俺の肩を抱きしめてくれ 生き急いだ男の 夢を憐れんで Want you 焦らずに知り合いたいね マッチひとつ摺って 顔を見せてくれ 人生はゲーム 誰れも自分を 愛しているだけの 悲しいゲームさ Want you 弱いとこを見せちまったね 強いジンのせいさ おまえが欲しい 人生はゲーム 互いの傷を 慰め合えれば 答えはいらない Want you I want you 俺の肩を抱きしめてくれ 理由なんかないさ おまえが欲しい おまえが欲しい | |
ハロー・サンシャイン北村優子 | 北村優子 | 松本隆 | 穂口雄右 | ハロー サンシャイン ありふれた言葉だけれど ハロー サンシャイン あなたは私の太陽みたい くすぐったいわ 私の胸に 砂をこぼして 好きと書くのね ビキニを着てる 他の誰かに 瞳(め)うつりしたら つねるかもね アイスクリームとけないうちに 瞳(め)をつむるから 優しいキスで私の胸を バラ色に 染めて ハロー サンシャイン 真夏の光を浴(あ)びると ハロー サンシャイン 見えない気持ちがはっきり読める くすぐったいわ 熱い背中に オイル塗ってる あなたの指が 空の青さが 海にとけたら ボート浮かべて 漂ようのよ コーラがひとつストローふたつ おでこを寄せて あなたの瞳 くらくらゆれる まぶしくてこわい ハロー サンシャイン 真夏の光を浴びると ハロー サンシャイン 裸の心をぶつけたくなる | |
Blue Christmas松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 財津和夫 | 大村雅朗 | 青いキャンドル 火をともして 夢をひとつずつ 消してゆくの ひとさし指で ピアノ鳴らし 破けたハートで歌うSilent Night 自分で自分に Merry Christmas ひとりぼっちなの イブのパーティー もみの木肩にかつぎながら あなたが今にもあらわれそう 長いくつ下 吊したけど 今夜はサンタも来ないでしょう 雪は白いのに Blue Christmas 待ちくたびれたわ イブのパーティー |
雨だれ岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 松本隆 | 筒美京平 | 上杉洋史 | ひとり雨だれは淋しすぎて あなた呼びだしたりしてみたの ふたりに傘がひとつ 冬の街をはしゃぐ風のように 寒くはないかと気づかうあなたの さりげない仕草に気持ちがときめく 淋しがりやどうし肩よせあって つたえあうのよ弾む恋の芽ばえ 何故かあなたに甘えたくなって そっと腕を組んだ街角よ ふたりの影はひとつ いつか愛に優しく包まれて 見つめる瞳にふれあい探すの 心がほのかに高まってゆくのよ 淋しがりやどうしそっと寄りそい 感じあうのよ熱い恋の芽ばえ |
真夏の夢THE ALFEE | THE ALFEE | 松本隆 | 筒美京平 | そんな悲しげな 微笑を 君はいつの間におぼえたの きれいだったのに 長い髪 誰のために切ってしまったの 二十才になる日を待って 嫁ぐ君に思い出は じゃまなだけだね 涙がひとすじ僕のため 泣いてくれるのかありがとう 君と過ごした最後の夏が 海に沈むよ 夕陽のようにもえる心と うらはらに まずしくてもいい幸せと 誓った言葉も夢だった Tシャツをぬいで 花嫁衣装を着れば 君は手のとどかないひと 学生の僕は今はただ 幸せにというしかないよ 真夏の夢はさめてしまった さみしい海辺で 波もしずまるこの悲しみと うらはらに 卒業するまで待ってると 約束したのに嘘だった | |
妖精たちのTea Party松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 鈴木康博 | 魔法の絵本をあなたにも見せてあげる さあ表紙開けてごらん リンゴの馬車で眠りの森へいかが リスの道案内で 子供の頃にはダイヤより光る石を 胸の奥かくしていた 大人になると天使の園へ続く 道を忘れてしまう 妖精のTea Party 照れずに椅子に座って 真っ白なTea Party 永遠の愛を今ひと息に飲み干して 果てしない緑 花園の甘い香り 青空に浮かぶ扉 嘘や妬みを背負った人は誰も 鍵を持ってないはず 妖精のTea Party 不思議なお茶の時間よ 純粋な気持だけ 抱いてる人だけ招待するわ 私の中の永遠の少女 あどけないままいつまでも 生きたい 妖精のTea Party 童話の顔なじみたち 手作りのクッキーで 大事なあなたを招待するわ 妖精のTea Party 時間も止まるテーブル 真っ白なTea Cup 永遠の命 今ひと息に飲み干して | |
Woman“Wの悲劇”より池田エライザ | 池田エライザ | 松本隆 | 呉田軽穂 | 亀田誠治 | もう行かないで そばにいて 窓のそばで腕を組んで 雪のような星が降るわ 素敵ね もう愛せないと言うのなら 友だちでもかまわないわ 強がってもふるえるのよ 声が…… ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく 横たわった髪に胸に 降りつもるわ星の破片(かけら) もう一瞬で燃えつきて あとは灰になってもいい わがままだと叱らないで 今は…… ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく やさしい眼で見つめ返す 二人きりの星降る町 行かないで そばにいて おとなしくしてるから せめて朝の陽が射すまで ここにいて 眠り顔を 見ていたいの |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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地上に降りた天使水谷麻里 | 水谷麻里 | 松本隆 | 筒美京平 | 大谷和夫 | やわらかな メロディーのように やさしさを降りそそぐ星よ 屋根にのぼって 私祈るわ みんな幸福 つかめるように ああ 風が聞きます 愛は何処にあるの? 私自分の 胸を指すのよ 地上に降りた天使 地上に降りた天使 この掌で翼のように あなたの涙 包んであげる 地上に降りた天使 地上に降りた天使 ありがとう 絵のように過ぎる 時の中すれ違うあなた 心に抱いた その哀しみを そっと投げ出し 微笑(わら)ってごらん ああ 花が聞きます 夢は何処にあるの? それはあなたの 瞳の中にある 地上に降りた天使 地上に降りた天使 そしてあなたの手をにぎりしめ 風に向かって 走ってゆくの 地上に降りた天使 地上に降りた天使 |
さらばシベリア鉄道吉井和哉 | 吉井和哉 | 松本隆 | 大瀧詠一 | Kazuya Yoshii | 哀しみの裏側に何があるの? 涙さえも氷りつく白い氷原 誰でも心に冬を かくしてると言うけど あなた以上冷ややかな人はいない 君の手紙読み終えて切手を見た スタンプにはロシア語の小さな文字 独りで決めた別れを 責める言葉探して 不意に北の空を追う 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると この線路の向うには何があるの? 雪に迷うトナカイの哀しい瞳 答えを出さない人に 連いてゆくのに疲れて 行き先さえ無い明日(あす)に飛び乗ったの ぼくは照れて愛という言葉が言えず 君は近視まなざしを読みとれない 疑うことを覚えて 人は生きてゆくなら 不意に愛の意味を知る 伝えておくれ 十二月の旅人よ いつ……いつまでも待っていると |
猫ちあきなおみ | ちあきなおみ | 松本隆 | 筒美京平 | 雨の日曜日は受話器をもてあそぴ あの人じゃなけりゃすぐに切る 何も言わないまま あきらめきれない恋の境界線 行ったり来たりの時間だけ 鏡を横切る 遠い町へ引っ越そうかな 何もかもを投げ捨てて 泣いてる 泣いてる ひざの子猫 よしよしいい子 お前もひとりぽっち 泣いてる 泣いてる 甘え声で お前を捨てて行けやしないね ほんと 音を消したテレビ 女子バレーの試合 透き通る汗が目に痛い 今の私には 遠い国へ旅しようかな 誰もいない異国へ 泣いてる 泣いてる 甘え声で よしよしいい子 お前もひとりぽっち 泣いてる 泣いてる 目を細めて おいでよおいで 撫でてあげるよ ほんと 泣いてる 泣いてる ひざの子猫 お前を捨てて行けやしないね ほんと | |
時の流れのように中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | あなたと生きるしか 他に方法はないみたい 月夜のバルコニー 川面を渡る風の色 Like a boat on the river in lndia もう運命に逆らいもせず Like a boat on the river in lndia あなたのそばに身を横たえる つぼみを閉じた花 古い寺院の塔の影 淋しいこんな夜 とても一人じゃ眠れない Like a boat on the river in lndia そう悪戯に愛することを Like a boat on the river in lndia 人の歴史は繰り返すだけ Like a boat on the river in lndia もう運命に逆らいもせず Like a boat on the river in lndia あなたのそばに身を横たえる | |
16粒の角砂糖西村知美 | 西村知美 | 松本隆 | 辻畑鉄也 | 萩田光雄 | I'm Sixteen うす紅色の夕陽 灯台 Fall in Love ひざ抱いて あなたは海を見てる 黙って 夢はすれ違い 好きだよ一言 ささやいて もう はっきりしないひと 16粒の角砂糖を 涙色の海に沈めて 哀しみを甘くして I'm Sixteen もう恋を知っていい年頃 Fall in Love さりげない 表情の裏側で ほんとは Kissも知りたいの 海風大きく深呼吸 もう心は春一杯 自然なポーズ 肩を寄せて 話をして ほしかったのに 泣きそうな 気分だわ 嫌いってきいたら うつむいた もう心も読めないわ 16粒の角砂糖を 涙色の海に沈めて 哀しみを甘くして 甘くして 甘くして |
ハイティーン・ブギPUFFY | PUFFY | 松本隆 | 山下達郎 | 海辺にバイクを止めて 一瞬マジにお前を 抱いた Lovely Night 俺たち傷だらけでも やさしさだけは捨てずに 生きて 来たぜ お前が望むなら ツッパリも止めていいぜ 俺はこわいもの知らず ケンカなら負けないけど この愛を失すことだけ こわいのさ ハイティーン・ブギ 未来を俺にくれ ハイティーン・ブギ 明日こそお前を 倖せにしてやる これで決まりさ 皮のツナギの背中に 頬寄せて泣くお前が 好きさ Lonely Girl 黒いRay-ban 外す 俺の眼に嘘は無いさ 若さはいつでも One Way Road 誰も引き返せないさ 昨日とは違う生き方 見せてやる ハイティーン・ブギ 風を切って走れ ハイティーン・ブギ 自分の人生は 自分で決めてやる それがサイコー 突っ走る愛に ブレーキはないぜ ハイティーン・ブギ 未来を俺にくれ ハイティーン・ブギ 明日こそお前を 倖せにしてやる これで決まりさ | |
ベージュの手帖太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 陽子はクラスで一番 無邪気な娘なの 誰でもウィンクひとつで友だちだった 翳りひとつない笑顔 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち 寝静まる家のドア ひっそりと閉めた陽子 机にベージュの手帖 残る言葉は 「自由になりたい」 陽子はほんの子供とおこる父親 手塩にかけ育てたと泣いた母親 ガラス箱の人形ね 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち ありふれた倖せに背を向けて消えた陽子 心の裏側なんて 誰も読めない 「自由になりたい」 十月の雨の朝 トランクをひとつ持ち 背の高い青年と手をつなぎ消えた陽子 ほんとの倖せなんて 誰も知らない 「自由になりたい」 | |
かざらない青春岡田奈々 | 岡田奈々 | 松本隆 | 佐藤健 | 逢いたさばかり つのるから あなたの街に 飛んで来た たった半年 離れても あなたは違う 人みたい 街の灯りに 染まって見える 冷たい人は 誰ですか? 生きてることが ぶきっちょだから 愛の言葉も 言えないけれど 頬に涙が 煌めいてたら 私の気持 察して下さい あなたにとって 私はもう 置き忘れてた 想い出なの かざりけのない まごころも きっとあなたに 通わない 胸のリボンは 似合いませんか? このスカートは 長すぎますか? 生きてることが ぶきっちょだから 愛の仕草も 出来ないけれど 頬に涙が 煌めいてたら 私の気持 察して下さい 頬に涙が 煌めいてたら 私の気持 察して下さい | |
サマータイムブルースが聴こえる(セルフカバー)吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 鳥山雄司 | かなりやばい線になってきた 防波堤の上に 朝陽が射すよ 朝まで眠らないと頑張った 君も猫のように 寝息たててる サマータイム・ブルース 手当り次第に声かけて サマータイム・ブルース みんな振られたよ 君も淋しかったんだね 砂浜のキャンプで抱きあった 君もぼくも それが初めてだった 何もかも終わった星の夜 誰かが P.P.M 歌っていたよ サマータイム・ブルース 手当り次第に声かけて サマータイム・ブルース みんな振られたよ 君も淋しかったんだね 愛なんて言葉 使えずに さらりと手を振って別れたはずさ 帰りのバスの中で 気付いたよ Tシャツの背中に 口紅の文字 サマータイム・ブルース 手当り次第に声かけて サマータイム・ブルース みんな振られたよ 君も淋しかったんだね ギターケース抱えて歩いたよ 何故かバスにのるより 自由な気がして こんな馬鹿なことが出来るのも 20才になるまでさ それでいいよね サマータイム・ブルース 手当り次第に声かけて サマータイム・ブルース みんな振られたよ 君も淋しかったんだね 僕も淋しかったんだよ |
幸福なんてほしくないわ酒井法子 | 酒井法子 | 松本隆 | 入江剣 | いつもかわいい女だった 海に行こうと 言われれば 水着を買って 助手席に乗り 泳げないことを かくしていたわ キスをされても NOと言えずに これが愛だと 自分の胸に 嘘をついてる いつもかわいい女だった いつも素直な女だった 巻き毛が好きと 言われれば その日のうちに 髪を切ったし ルージュの色も 派手に変えたわ プロポーズする あなたの瞳 そっとのぞいて 私の未来 見てしまうまで とても素直な女だった 幸福なんてほしくない みせかけの 幸福なんていらないわ 退屈な 今は自由な風に 今は 風に吹かれていたい いつも明るい女だった 心の奥は 見せないで さよならと言う その時も 微笑みだけは 絶やさなかった あなたの車 見送った後 涙ふいたら 靴を両手に スキップしてる いつも明るい女だった 幸福なんてほしくない 偽りの 幸福なんていらないわ ちっぽけな 今は本当の愛を 今は 愛をさがしてみたい | |
セクシャルバイオレット No.1中森明菜 | 中森明菜 | 松本隆 | 筒美京平 | うすい生麻に 着換えた女は くびれたラインがなお悲しいね ファッション雑誌を膝から落として 駆けよる心が たまらないほど フッ・フッ・フッ 色っぽいぜ 男と女の長い道程 もう俺は迷わない You make me feel good Sexual Violet, Sexual Violet Sexual Violet No.1 情熱の朱 哀愁の青 今、混ぜながら 夢の世界へ あー そこから先は You make me feel good Sexual Violet, Sexual Violet Sexual Violet No.1 他の女を抱くより淋しい もらい泣きしても愛に溺れる フッ・フッ・フッ 色っぽいぜ 女と男の回り道なら もう俺は迷わない You make me feel good Sexual Violet, Sexual Violet Sexual Violet No.1 ときめきの赤 吐息の青 今、溶け出した夢の世界へ あー そこから先は You make me feel good Sexual Violet, Sexual Violet Sexual Violet No.1 You make me feel good Sexual Violet, Sexual Violet Sexual Violet No.1 | |
君は天然色豊崎愛生 | 豊崎愛生 | 松本隆 | 大瀧詠一 | くちびるつんと尖らせて 何かたくらむ表情は 別れの気配をポケットに匿していたから 机の端のポラロイド 写真に話しかけてたら 過ぎ去った過去(とき)しゃくだけど今より眩しい 想い出はモノクローム 色を点(つ)けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美(うるわ)しの Color Girl 夜明けまで長電話して 受話器持つ手がしびれたね 耳もとに触れたささやきは 今も忘れない 想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl 開いた雑誌(ほん)を顔に乗せ 一人うとうと眠るのさ 今夢まくらに 君と会うトキメキを願う 渚を滑るディンギーで 手を振る君の小指から 流れ出す虹の幻で 空を染めてくれ 想い出はモノクローム 色を点けてくれ もう一度そばに来て はなやいで 美しの Color Girl | |
ロンリー・ロンリーもんた&ブラザーズ | もんた&ブラザーズ | 松本隆 | もんたよしのり | Lonely Lonely 熱い砂を Lonely Lonely スキップしてる Lonely Lonely 人見知りの横顔 パラソルから飛び出し 声をかけた瞬間に Lonely Lonely 白い夏が振り向く 淋しい男なのさ つぶやくたびに わかるって うなずいてたね Lonely Lonely お前の影 Lonely Lonely 包んでやるよ Lonely Lonely お前になら Lonely Lonely 俺の孤独を Lonely Lonely 見せてもいい気がして 生きることにちょっぴり 退屈してたところさ Lonely Lonely もっとそばにおいでよ 傷つくのがこわいと 波に言ったね 似ているね 俺も同じさ Lonely Lonely お前の影 Lohely Lonely 包んでやるよ | |
グッバイ・サマー香坂みゆき | 香坂みゆき | 松本隆 | 馬飼野康二 | 少し肌寒い風 海をすべってゆく船の灯り たわむれにあなたが投げた 石が白く波をはねる 広い背中めがけて 涙を投げてみたい あなたに会えた夏が遠くなる 淋しさ抱いてグッバイ・サマー 貝をひろいあつめて 砂にハートの絵を一人かいた 目を閉じて夏のにぎわい 夜を渡る風に聞いた 背中向けているから 静かにきえていいわ あなたに会えた夏にさようなら ぬくもり抱いてグッバイ・サマー 夜は波をただよい 涙は思い出をさすらうのよ 初めての恋だったのに 夢のようにさめてゆくのね 明日はまた 明るい私にもどりたいの | |
グッド・フィーリング木之内みどり | 木之内みどり | 松本隆 | 財津和夫 | Good Feelin' Good 空が晴れたら Good Good Feelin' Good 旅に出ようよ! Good Feelin' Good コインは表 Good Good Feelin' Good 今日はツイてる! あなたは駅で待っててほしい 頑固なパパを撤いてゆくから ホット・ドッグと漫画を買って 郊外電車 飛びのっちゃうわ 授業サボってあなたと二人 すれ違うのはラッシュの電車 たった一度の青春なのに ねえ 灰色に塗りたくないわ Good Feelin' Good 打ち明けちゃうわ Good Good Feelin' Good あなたが好きよ! あなたの肩でいねむりしたら 東海道はもうひとっ飛び トンネル抜ける闇にドキドキ ずるいあなたはキスをぬすんだ 名前も知らぬ駅で降りれば ホームの風に揺れるスカート マリリン・モンローみたいだよって ねえ ひやかしたあなたは嫌い たった一度の青春だから ねえ 自由にね生きてみたいの Good Feelin' Good 空が晴れたら Good Good Feelin' Good 旅に出ようよ! Good Feelin' Good コインは表 Good Good Feelin' Good 今日はツイてる! Good Feelin' Good 打ち明けちゃうわ Good Good Feelin' Good あなたが好きよ! Good Feelin' Good 打ち明けちゃうわ Good Good Feelin' Good あなたが好きよ! | |
夏の扉太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 灼けた肌の色がうすらいでゆく 風も秋の匂いがするわ 眩しかった夏を見送るの あなたと―― 熱い砂は冷えてしまったけれど 海に沈む夕陽のような 愛の炎 胸の奥で燃えるのよ あなたがそばにいてくれるから 渡り鳥のように羽撃(はばた)きたいの 秋も冬も春も渡って めぐる夏にまた海に来たい あなたと―― 愛は日記みたい この新しい 白いページめくってゆくの 海がくれたあなたとの夏の日々は 心にきっと残るはずだわ 夏の海がくれた倖せを胸に秘めて 季節の扉 開けてゆくのよ | |
薄荷キャンディーオトナモード | オトナモード | 松本隆 | Oystein Grindheim・Henning Hartung・Fredrik Hult・Ola Lars Larsson | オトナモード | 静かに満ちてくる 波のつづれ織り 何度も泣かせたね ごめん 飴玉 持ってないかな? これが最後なの 白い歯 舌見せて 微笑(わら)う 君しか You're the one 見えない For love and one ほんとだよ 薄荷(はっか)の匂いの運命のひとさ ぼくの瞳(め)は 君しか映らない ごらんよ あの光る星 北極星だよ 横には三日月の 小舟 心の計算機 そんなものないわ 無邪気に言い切った 君 I found my way 可愛い You're the one くせして For love and one 芯がある 未来を預ける価値のあるひとさ 嘘じゃない 君しか映らない 涼しい海風に このまま抱かれて 君だけ… You're the one For love and one 君だけがぼくが選ぶひと 竜巻みたいな時代に生きても 君となら 上手にやれるさ 君しか You're the one 見えない For love and one ほんとだよ 薄荷(はっか)の匂いの運命のひとさ ぼくの瞳(め)は 君しか映らない 君しか映らない |
フィジーにおいで加山雄三 | 加山雄三 | 松本隆 | 弾厚作 | フィジーにおいで 空色の海 透き通る雲 風に乗る小鳥 フィジーにおいで 熱帯樹の 浜辺の砂も 待ってるぜ きみは素足を 波で洗って 真赤な花を 髪にかざるよ 浜に集まる 恋人たちは 夕陽に影に 静かに踊る フィジーにおいで ここでは誰も 倖せな顔 縛るものはない フィジーにおいで 熱帯樹の 葉陰も 君を待ってるぜ きみはうっとり 眼を細くして カヌーに揺られ そうさ愛の歌 ここは最後の 楽園なのさ 愛の世界を 見せてあげたい | |
冒険者たち加山雄三 | 加山雄三 | 松本隆 | 弾厚作 | 萩田光雄 | 朝の渚は憂いに満ちた乙女 波が天鵞絨(ビロード)眠むる少女の髪だ 旅立つ男は自由な鳥だよ 俺は小舟で海峡を渡り 愛の入江に錨をおろすだろう 午後の草原太陽が燃えあがる 灼けた原野を縞馬が馳けめぐる 旅立つ男は自由な鳥だよ 君が悲しいまなざしで止めても 俺の心を縛る鎖はないさ (セリフ) 「旅はいいなあ 旅をしようぜ 心をひろげるためにさ みんなで」 旅立つ男は自由な鳥だよ たとえ孤独が背に重く泌みても 君の笑顔が明日を照らすだろう |
愛・つづれ織り天地真理 | 天地真理 | 松本隆 | 森田公一 | 2月10日 晴れ トレンチ・コートきゅっと絞って 行方知らずが帰って来たわ 久し振りねと憎まれ口の 言葉の裏で駆け寄りたくて You're the One Boy あなただけしか One Boy 愛せなかった One Boy あなただけしか愛せなかった カシミアのセーターを編むように 淋しさを織り上げたら愛 笑って下さい 一人よがりのつづれ織り 3月15日 曇り 会うのが恐い軽い理由で そばに日暮れの部屋を借りたの 噂の糸を手に集めれば 今も独身(ひとり)と風がささやく You're the One Boy あなただけしか One Boy 愛せなかった One Boy あなただけしか愛せなかった ペーソスが人生にしみついて 悲しみを 染め上げれば 愛 包んで下さい 一人よがりのつづれ織り 4月5日 雨ところにより涙 その日から真っ白なページです こうなるとおそれてた矢先 ほどいて下さい 一人よがりのつづれ織り | |
風立ちぬ(CM Version)太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 三宅一徳 | 風立ちぬ 今は秋 帰りたい 帰れない あなたの胸に 風立ちぬ 今は秋 今日から私は 心の旅人 |
「生きる」alan | alan | 松本隆 | 菊池一仁 | 十川ともじ | 夕映え 天と地との 透き間で膝抱いて見る 静まりかえる海 綺麗ね 心は塵になって 何度も砕かれたけど 立ち上がる元気もあるから 新しい価値観があの日から わたしの中 目覚めてく 未来ってどこにあるの? 神さまは無言のまま 今日と明日をつなぐ糸を 綱渡りするように 未来って死語じゃないね 私たち生きてる 喜怒哀楽そのすべてを 両手に抱いて生きる 不幸に目隠しされ 孤独に棄てられたって 星は靴の先を照らすよ 旧い自我脱ぎ捨てて 顔あげて 胸も少し張りながら 未来ってどこにあるの? 探しても見つからない 私たちの心の目が 描いたり造るもの 未来って死語じゃないね 私たち生きてる 喜怒哀楽そのすべてを 両手に抱いて生きる 未来ってどこにあるの? 迷っても歩き出そう 目くばせして笑みかわして 腕組んでスキップして 未来ってどこにあるの? 探しても見つからない 私たちの心の目が 描いたり造るもの 未来って死語じゃないよ 私たち生きてる 喜怒哀楽そのすべてを 両手に抱いて生きる |
星間飛行堀江美都子 | 堀江美都子 | 松本隆 | 菅野よう子 | 武部聡志 | 水面が揺らぐ 風の輪が拡がる 触れ合った指先の 青い電流 見つめあうだけで 孤独な加速度が 一瞬に砕け散る あなたが好きよ 透明な真珠のように 宙に浮く涙 悲劇だってかまわない あなたと生きたい キラッ! 流星にまたがって あなたに急降下 ah ah 濃紺の星空に 私たち花火みたい 心が光の矢を放つ 会話などなしに 内側に潜って 考えが読み取れる 不思議な夜 あなたの名 呪文みたいに 無限のリピート 憎らしくて手の甲に 爪をたててみる キラッ! 身体ごと透き通り 絵のように漂う uh uh けし粒の生命でも 私たち瞬いてる 魂に銀河 雪崩れてく 流星にまたがって あなたは急上昇 oh oh 濃紺の星空に 私たち花火みたい 心が光の矢を放つ けし粒の生命でも 私たち瞬いてる 魂に銀河 雪崩れてく 魂に銀河 雪崩れてく |
Romanticが止まらない太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 長いキスの途中で (さりげなく) 首飾りを外した (指さきで) 友だちの領域(エリア)から はみだした 君の青いハイヒール 誰か Romantic 止めて Romantic 胸が 胸が苦しくなる 惑う瞳に 甘く溺れて Hold me tight せつなさは止まらない 壁のラジオ絞って (しどけなく) 遊びなのと聞いたね (ささやいて) 言葉では答えない 抱いた手に力こめる Tonight 誰か Romantic 止めて Romantic 息が 息が燃えるようさ 同じ孤独を 抱いて生きたね 今夜 一人では眠れない 誰か Romantic 止めて Romantic 胸が 胸が苦しくなる 走る涙に 背中押されて Hold me tight せつなさは止まらない | |
割れたグラスもんた&ブラザーズ | もんた&ブラザーズ | 松本隆 | もんたよしのり | 話しだす スピードで せつなさまで わかる 本音まで 抱いてれば 口も重くなるよ 変ったね 生き方に 自信があるようさ 女って 弱いもの そんな歌も時代遅れさ 君はひび割れたグラスだね こなごなに割れて 傷つけた俺の手も 見えない血を流しているよ お前って 呼べないよ 遠い人になったね 俺たちの国境は バラの棘でさえぎられてる 君はひび割れたグラスだね こなごなに割れて やさしさも いたわりも みんな床に零れてゆくよ | |
be with YOUPSY・S | PSY・S | 松本隆 | 松浦雅也 | PSYCHIC 風の粒子に姿を変えて いつもあなたのそばにいる 不思議な感じ PSYCHIC 愛は見えない電気の火花 いつもあなたの指先に 感電してる 何故 離れてても 同じ痛みを 心は受信出来るのかな 今 悩んでいる あなたの背中 私のオーラが抱きしめる 恋を知ると誰もみな 超能力使いなの PSYCHIC ゆらり身体を離れた私 いつもあなたのそばにいる 幽体離脱 ほら あなたの眼の 水晶体が私を月の女神にする そう 想うだけで 汚れた街も 綺麗な天空の楽園 恋を知ると誰もみな 超能力使いなの 不思議な感じ… 二人の素粒子 渦を描いてる 生まれる新星のように 身体も心も意味を失って 空中に輝きだす PSYCHIC さあ 受け止めてね あなたの胸に 瞬間テレポートするから 恋を知ると誰もみな 超能力使いなの PSYCHIC | |
花吹雪太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 吉田拓郎 | 桜吹雪が散っています 心の画面一杯に 卒業式で泣く人が この頃ちょっと少しね 淋しい顔であなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう 心くだける時は何度も その一言が支えてくれた 友だちでいようよ 桜吹雪の次の春 涙が頬に散りいそぐ 嫌いになった訳じゃない ただ初恋のいろどりが 褪せただけさとあなたが言った 友だちでいようよ 友だちでいましょう ふと気が付けばたった一度も ああ恋人と呼ばないあなた 友だちでいようよ 桜吹雪が二度舞って 三度目の春逢ったわね 他人の顔を装って あなたは腕を組む人に 友だちさって紹介したわ 友だちでいようよ 友だちでいましょう めぐる季節の向う側から その一言が今も響くわ 友だちでいようよ | |
都忘れ太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | 真っ赤なポストに手紙を入れて 帰りに市場で林檎かったわ 青くてすっぱいふるさとの味 言葉と一緒に送りたかった 風なびく麦畑 走り去る雲の影 なつかしい横顔に よく似てる雲だった 祭りの準備に忙しそうな 太鼓の響きが夏を知らせる 今年はあなたも帰って来てね 昔の仲間も集まるはずよ 風なびく麦畑 走り去る雲の影 工場の青い屋根 この街も変わったわ 今年も咲いたわ都忘れが あなたを忘れてしまいなさいと こわいの 私うなづきそうよ お願い返事は必ず書いて 風なびく麦畑 走り去る雲の影 流れゆく年月を 見送って泣いたのよ | |
タイムトラベル鈴木雅之 | 鈴木雅之 | 松本隆 | 原田真二 | 服部隆之 | 街の外れの 古い館が 君の家 日の暮れる頃 呼び鈴 押した 暗い廊下で 君は無言の手招きさ 蕃紅花色のドアを開けたよ スフィンクスが眠る 砂漠に 君は立ち 下弦の月に 照らされてたよ 北極星の真下に 尖がるピラミッド 光の船を君はさす 時間旅行のツアーはいかが いかがなもの? クレオパトラの衣裳の君が 時間旅行のツアーはいかが いかがなもの? そうささやいた ああ夢の中 ああ夢の中 黒い自動車 すれ違いざま マシンガン ニューヨークでは お祭りさわぎ 古いラジオが奏でだすのは チャールストン FBIもタップダンス 時間旅行のツアーはいかが いかがなもの? ハリウッドクイーンまがいの君が 時間旅行のツアーはいかが いかがなもの? 甘い吐息さ ああ夢の中 ああ夢の中 最後の部屋は 星降りそそぐ 時の果て 幾千万の船が旅立つ 住めなくなった 青い地球は 窓の外 やがて小さな点に消えたよ 時間旅行のツアーはいかが いかがなもの? 突然 夢がそこで途切れた 時間旅行のツアーはいかが いかがなもの? ここは東京 君の手の中 君の手の中 時間旅行のツアーはいかが? |
ビートルズはもう聞かないガロ | ガロ | 松本隆 | 佐藤健 | ビートルズはもう聞かないなんて きみは言ってたね 吸えない煙草に火を点けて 涙もこぼさずに 出て行ったきみと 入れ違いに訪れた孤独 涙さえ見せてくれれば 引きとめられたのに さよならきみと過した日々よ 燃えつきた愛の重さ ただそれがふたりの真実さ ビートルズはもう聞かないなんて きみは言ってたね すりきれたレコードだけが 悲しみ廻してる 素顔のきみがああ好きだったのに くち紅つけてたね 過ぎゆく季節がきみを変え ぼくをも変えたのか さよならぼくの短い春よ ポスターのあとも今はただ壁の白さが眼に沁みる ビートルズはもう聞かないなんて きみは言ってたね すりきれたレコードだけが 悲しみ廻してる | |
ハートのスイッチを押して中山美穂 | 中山美穂 | 松本隆 | 筒美京平 | 冬色のコートの人たち 哀しげな瞳で歩く 反対に駆け出す私は 一人だけ自由な小鳥 アレしちゃダメ コレしちゃダメ ガラスの箱に閉じ込めないで 機械仕掛けの人形じゃない ハートのスイッチを押して あなたの優しい指で ハートのスイッチを入れて 時に歯車錆びる前に Oh please, light up my heart 優しい指で 深呼吸 両手広げ 青空を抱きしめてみる 未来への切符を握って 改札であなた待ってる アレしちゃダメ マダしちゃダメ がんじがらめの規則の糸を ひきちぎったら明日が見えた ハートのスイッチを押して 心のボタンを押して ハートのスイッチを入れて 指の先まであたためて Oh please, light up my heart 優しい指で ハートのスイッチを押して あなたの優しい指で ハートのスイッチを入れて 時の歯車錆びる前に Oh please, light up my heart 優しい指で | |
海の絵葉書斉藤由貴 | 斉藤由貴 | 松本隆 | 筒美京平 | 水色の細いクレヨン 透き通る波を描いたの その横に涙のかけら 小麦色した自画像添えて あなただけ置き去りにして ひどい娘と思うでしょうね でも他の誰かの翳に 気付かないほど鈍くないから 海の絵葉書 別の未来へ 私は一人旅立つわ 海の絵葉書 読んだ瞳を 淋しい青で染めたい P.S. Good-bye With Love ネックレス あなたがくれた 十字架がまだ外せない 嫌いだともしも言ったら 嘘が下手だと笑うでしょうね 海の絵葉書 長袖のシャツ 欲しくなる頃 忘れるわ 海の絵葉書 読み終わったら あなたの岸に捨ててね 海の絵葉書 別の未来へ 私は一人旅立つわ 海の絵葉書 読んだ瞳を 淋しい青で染めたい P.S. Good-bye With Love | |
好きにして....大西結花 | 大西結花 | 松本隆 | JoeyCarbone | ソーダ水にレモン ギュッとしぼれば 指が濡れる 光に透けそうな薄いブラウス 風とじゃれてる 二人きりの海のテラス 知りたいのよ それから先が Ah 好きにさせて あなたのこと 好きにしてね 私のこと 生きることなんて みんなうたかたの夢 自由にして これが最後の恋 嘘でもいいわ ささやいてみて いま一瞬だけが 真実ならば それでいいのよ 風が飛ばす夏の帽子 追うあなたが かわいらしくて Ah 思うままに 生きたいから 思うままに キスしてみて 瞳を閉じたままで ずっと 待っているから 自由にして 自由にして この心の鍵 外して 解き放って 動かしてみて Ah 好きにさせて あなたのこと 好きにしてね 私のこと 生きることなんて みんなうたかたの夢 自由にして 好きにさせて あなたのこと 好きにしてね 私のこと 生きることなんて みんなうたかたの夢 自由にして Do what you want Do what you want I don’t care 好きにして Do what you want Do what you want I don’t care 好きにして | |
やさしい人大橋純子 | 大橋純子 | 松本隆 | 筒美京平 | 林哲司 | あなたは いい人ね 友達を紹介してくれる 困った時は相談しろと 救いの手 さしのべてくれた ちがうの(好きなのに)あなたは 心を(好きなのに)読めないの あなたは とても 残酷な人 あなたは 親切ね 遠くから見守ってくれるわ 他の誰かに捨てられた日も 肩を抱き 慰めてくれた やきもち(淋しいのに)やかせて おこられ(淋しいのに)たかったの あなたは とても 残酷な人 |
月下美人松本伊代 | 松本伊代 | 松本隆 | 細野晴臣 | 星の小舟だけ空を漕いでゆく 人気ない島の海は黒水晶 少しずつ肩が距離を縮めるの 心が1mm あなたへと動く ガラスのラム酒が きいてくる 寝椅子にもたれ 夢もうつつね Moonlight 天女のように 舞う 風に身体を浮かべて Moonlight シャツをはだけて 飛ぶ きっと天女の羽衣 青白く光る波が綺麗だね 髪をなでながら あなたがささやく 心を縛った何かがほどけて 気持ごと急に傾いてしまう 時間の流れに 身を投げて 未来も過去も みんな幻 Moonlight 天女のように 舞う 長い髪で誘うのよ Moonlight 二人っきりの 神話 きっと天女の羽衣 Moonlight 天女のように 舞う 風に身体を浮かべて Moonlight シャツをはだけて 飛ぶ きっと天女の羽衣 | |
セントラル パーク桑名正博 | 桑名正博 | 松本隆 | 桑名正博 | 桑名正博&ティアー・ドロップス | そう8時に 逢って欲しい 人のざわめく 原宿セントラルパーク 珈琲皿の 音と影に 時をスプーンで混ぜて 俺は待つだろう 光る文字は カサブランカ 暗くて淋しい 胸にまたたくよ 遠く流れる アメリカン・チューン あの頃君が好きな イーグルスかい 空っぽだよね 俺たちは 何もないから愛だった ビルの谷間から 青空がのぞく ポッカリあいた 俺の心に似合いだね 騒がしいよね この店は 祭りみたいな 恋だった ピンボールマシーンの子守唄 転がるように 生きた心に似合いだね 転がるように 生きた心に似合いだね そう8時に 待っているよ あの隅の椅子 原宿セントラルパーク |
LOVE松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 辻畑鉄也 | 湖の水面掠める燕 矢のような強さがうらやましいの 私は弱いの あなたの胸を 貫くことさえも出来ないでいる 愛されなくても人は愛せるの? 愛されなくては難しいわ だけど自分より大事な人に 出逢った時が「愛」それがほんとね 愛は奪うより与えるものなの さざ波をたてる風のように 降り注ぐ木洩れ陽 水にきらめく光たち そんな風に私 あなたのまわりで生きたい そうよ自分より大事な人に 出逢った時が「愛」それがほんとね ほんとの愛ね | |
昭和モダン山崎まさよし | 山崎まさよし | 松本隆 | 服部隆之 | 服部隆之 | 君の乗る船の汽笛を 粉雪のささやきが消す 波止場へといそぐ君の背 舗道へと影が伸びてく 柔らかなベッドのくぼみ 透明な君の輪郭 珈琲は冷めてしまった ぼくたちの愛のようにね 上海で仕事があるの クラブでね ジャズを歌うの 2つの瞳 きらきらさせて 過去はみな捨ててくつもり 中国語 喋れないのに 無謀だと止めても無駄さ チャイナ服 似合うだろうね 細身だし脚も長いし 前向きで芯が強くて 絶対に涙見せない 新しいその生き方を 理解する努力はしたさ 上海で名前を変えて 別人になってもいいわ あなたとの3年間は ほんとうに重かったから 上海へ旅立つ船が 水平線 点になったよ それきりさ それきり2度と 君に逢うことはなかった |
パラレル feat.秦基博冨田ラボ | 冨田ラボ | 松本隆 | 冨田恵一 | 冨田恵一 | ああ まだ感じとれる その柔らかな息遣い 逢えない日々は流れ でも一瞬で巻き戻る ずっとそばにいてあげたい だけど無理な夢さ 遠い地平線 君の横顔 交差する未来はないと知って 平行線たどる 後悔なんてしない 愛しあって別れたこと 子供が生まれたって 幸福ならそれでいいよ 街で偶然に逢っても 世間話だけさ 胸にしまったほんとのことが 針先みたいにチクリ痛む 君も同じだよね 夕映えが綺麗だね 君の影絵が踊ってる 遠い地平線 君の横顔 遠い地平線 君の横顔 交差する未来はないと知って そうぼくらは永遠に続く 平行線たどる |
Woman~Wの悲劇より~安藤裕子 | 安藤裕子 | 松本隆 | 呉田軽穂 | 山本隆二 | もう行かないで そばにいて 窓のそばで 腕を組んで 雪のような星が降るわ 素敵ね もう愛せないと言うのなら 友だちでも かまわないわ 強がってもふるえるのよ 声が… ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく 横たわった髪に胸に 降りつもるわ 星の破片 もう一瞬で燃えつきて あとは灰になってもいい わがままだと叱らないで 今は… ああ時の河を渡る船に オールはない 流されてく やさしい眼で見つめ返す 二人きりの星降る町 行かないで そばにいて おとなしくしてるから せめて朝の陽が射すまで ここにいて 眠り顔を 見ていたいの |
木綿のハンカチーフ柴田淳 | 柴田淳 | 松本隆 | 筒美京平 | 羽毛田丈史 | 恋人よ 僕は旅立つ 東へと 向う列車で はなやいだ街で 君への贈りもの 探す 探すつもりだ いいえ あなた私は 欲しいものはないのよ ただ都会の絵の具に 染まらないで帰って 染まらないで帰って 恋人よ 半年が過ぎ 逢えないが 泣かないでくれ 都会で流行の 指輪を送るよ 君に 君に似合うはずだ いいえ 星のダイヤも 海に眠る真珠も きっとあなたのキスほど きらめくはずないもの きらめくはずないもの 恋人よ いまも素顔で 口紅も つけないままか 見間違うような スーツ着たぼくの 写真 写真を見てくれ いいえ 草にねころぶ あなたが好きだったの でも木枯しのビル街 からだに気をつけてね からだに気をつけてね 恋人よ 君を忘れて 変わってく ぼくを許して 毎日 愉快に過す街角 ぼくは ぼくは帰れない あなた 最後のわがまま 贈りものをねだるわ ねえ涙拭く木綿の ハンカチーフください ハンカチーフください |
トパーズ色の月安部恭弘 | 安部恭弘 | 松本隆 | 安部恭弘 | CHARLIE CALELO | トパーズ色に輝く月が 波のカールを照らしているよ 抱き寄せる右手を君がさえぎる もうこれ以上 哀しみを増やさないで さよなら言って ひとおもいに傷つけるなよ 優しい振りで 黙り込んで爪を見てる 辛いね 車のエンジン止めてと言った 海の響きが聞きたいからと ヒーターが切れると まだ寒い夜 ぼくのブルゾンをかけなよ胸の上に 振られるよりも 振った方が痛いのねと 君は不思議な言い方して 泣きくずれた さよなら言って ひとおもいに傷つけなよ 流れる雲が 月の上を滑ってゆく 辛いね |
そよ風のフェイント松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 矢野顕子 | 春の港 貨物船の影 桟橋は白い陽だまり プロポーズは考えさせてと そよ風のフェイント いい気持ち いい気持ち 青空のような気分よ 待ち疲れた言葉だから 今日あたりと予感してたから 明るめの服を選んだ ルージュの色 決めるのに5分 そんなとこ微妙ね いい気持ち いい気持ち あなたの背中に頬寄せ 動かないで じっとしてて ときめく速度だけを 心が感じてる 離れて両手広げ 大きな○(マル)を作る いい気持ち いい気持ち 青空のような気分よ 待ち疲れた言葉だから 動かないで | |
瞳で話して薬師丸ひろ子 | 薬師丸ひろ子 | 松本隆 | 辻畑鉄也 | 愛していると言えぬまま黙った 言葉に出来ない光と影 異国のカフェの隅の椅子 私は 汽車の出る時間気にする トランクを投げ出し別れを取り消せば 抱きしめてくれるの? それは無理でしょう 千の囁きかわしたけれど 一番大事なことは 心に秘めたままなの 瞳でサヨナラと言ってね 謎めいたまま旅立つわ一人で 本当の自分を探すために 言いそびれてた気持だけ時間の ゴンドラに乗せて流して あなたにはあなたの生き方があるのね 私にも私の 違う道があるわ 千の囁きかわしたけれど 一番大事なことは 心に秘めたままなの 瞳でサヨナラと言ってね 見つめたままで 見つめたままで | |
カントリー・ロード太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | いつか私が20才になって ブルーのダットサン手に入れたら ふるさとの町 飛んでゆくから ラララ 私をお嫁にしてね 青い空と緑の丘 こんな処であなたと 小さな家たてたい Country Road 手をつなぎなさいな いついつまでもはぐれないよう Country Road さあ歩きなさいな 愛は果てない一本道だから もしも私が傷つきながら グレイの都会逃げて来たら グリーンの草の指輪をはめて ラララ 私をお嫁にしてね 風の香り 土の匂い こんな処であなたと 小さな家たてたい Country Road 涙、お拭きなさいな 昨日の夢は振り向かないで Country Road さあ走りなさいな 愛は果てない一本道だから | |
はだしの冒険アグネス・チャン | アグネス・チャン | 松本隆 | 平尾昌晃 | 馬飼野俊一 | 水しぶきをあげて ほほえむあなたに 波に沈むふりをして 今しがみついた うそじゃないほんとよ 手がはなれてたら 私ひとり 悲しみにさらわれそうなの 愛は水の中に きらめいてる太陽よ ふたりぶんの手のひらなら すくいとれるのに はだしで熱い砂 駆けてゆく私 早く早くつかまえて ふるえる気持を ふりむかなくたって 背中でわかるの ほらもうすぐ 幸せが私に追いつく 愛は水の中に きらめいてる太陽よ ふたりぶんの手のひらなら すくいとれるのに |
水いらずの午後オフコース | オフコース | 松本隆 | 筒美京平 | 水いらずの午後にきみは頬に涙つたえる 風も凪いでしまったのに吹き抜けるよ哀しみ 何故きみは愛のこと話すたびに 淋しい笑顔はぐらかすの せめて今夜だけはきみと寄りそいたい 肌が寒い季節だから 熱い紅茶啜(すす)りながらきみの気持読みとる 雪のように舞う言葉に何をたくし話そう 何故愛は手にのせた雪のように こんなにせつなく消えてしまう せめて今夜だけはきみと寄りそいたい 肌が寒い季節だから | |
Girl南佳孝 | 南佳孝 | 松本隆 | 南佳孝 | 抱きしめたい ガラスのような君を 黒い瞳に月の小船 心の糸を蝶のように結んで 君のためならたぶん死ねる ほんとの愛を失ったこの世界に 叫びたいのさ 俺だけは君を愛してる 瞳閉じて ただそれだけでいいよ たった一人だけの You're my only girl 偽りの日々 戯れに過ぎる時間 もう生き方を変えたのさ 君を愛してる 眠らせてよ 絹の胸に抱かれて 夢を見させてくれ You're my only girl | |
水曜日の約束太田裕美 | 太田裕美 | 松本隆 | 筒美京平 | あなたを待っていたの 映画街でひとり ロードショーの切符を手のひらに握りしめ はなやぐ人の波に笑顔を探したの 来ないと知ってても私は待つの ああ うつむいて愛つげられた日々が 涙の中に揺れるの 真っ赤なレイン・コートに悲しみをかくして いま待つことだけが私の愛なの 辛い時にはぼくを想い出せと言った やさしい嘘なのね 忘れはしない ああ その腕に甘えた夏の午後が 涙の中に揺れるの いつまでも妹のように振るまえたら こんな愛の終わりなかったでしょうか | |
上海倶楽部松田聖子 | 松田聖子 | 松本隆 | 南佳孝 | ピアノにあわせて Sing-a-song Clap Your Hands 今夜も楽しい Show Time シルクのドレスに回る Mirror Ball ライトがきらめくの ほろ酔いの水夫がジョッキ手に 騒いで暴れても ほら私の歌声が 響くだけでシーンと静まる 上海倶楽部 小鳥のように 私歌うわ 上海倶楽部 音符に乗って 踊る歌姫 朝まで陽気にクラリネット トロンボーン 口笛鳴らしてアンコール 柱にもたれて見てるあなた 好みの美形だわ 正体は誰も知らないけど 異国のスパイかも でもスリルはつきものよ 恋はいつでも危険な火遊び 上海倶楽部 ささやく歌は 催眠術なの 上海倶楽部 もう逃がさない 甘いメロディー 上海倶楽部 小鳥のように 私歌うわ 上海倶楽部 音符に乗って 踊る歌姫 | |