三木たかし作曲の歌詞一覧リスト 797曲中 1-200曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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夜桜お七村上巴(花井美春) | 村上巴(花井美春) | 林あまり | 三木たかし | 赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪 口紅をつけて ティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり 熱い唇あしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃなかったと すくめる肩に風が吹く さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳(はたち)の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかきり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪 | |
夜明けの仲間たち麻生しおり | 麻生しおり | 山川啓介 | 三木たかし | 川村栄二 | 心の中に 道がある 未来へつづく 道がある 瞳の中には地平線 いつも新しい夢がある 走ろうじゃないか もっと遠くへ 運ぼうじゃないか 豊かな今日を 陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち 誰かと今日もめぐり逢う 心の道が またのびる 力が笑顔が幸福が 腕を組み合ってふえてゆく めざそうじゃないか もっと遠くを 作ろうじゃないか 大きな明日を いつだって生まれたての あこがれ かかえて 生きているのさ 生きているのさ 夜明けの仲間たち 陽が昇る 空が燃える 世界がめざめる 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち 元気にゆこう 元気にゆこう 夜明けの仲間たち |
赤い運命大竹佑季 | 大竹佑季 | 千家和也 | 三木たかし | 藤谷一郎 | 誰かが私を呼んでいる 小さく淋しく そしてなつかしく 生まれた時から この胸の どこかで知らない 声が聞こえてる この広い空 あの流れ星 いつか見たような 気がするの もうひとりの私が 何処かにいます もうひとりのあなたを 捜しています 誰かが私を 見つめてる 大きくやさしく そしてあたたかく どんなに泣いても 悲しみは 私の中から 消えてくれない この陽の光 あの長い影 側にいたような 気がするの もうひとりの私が 何処かにいます もうひとりのあなたを 捜しています もうひとりの私が 何処かにいます もうひとりのあなたを 捜しています |
さすらいの列島(台詞入り)小野由紀子 | 小野由紀子 | 杉紀彦 | 三木たかし | 斉藤恒夫 | あなたにいのちを 預けて死ねるなら 悔いはしません 私のあした 二人きりでおちて行く 暗がり人生… 背中を突き刺すうしろ指 耐えるだけ耐えるだけ さすらい列島どこまでも 世間が許さぬ 恋ゆえなおさらに 結ぶ心に 想いが通う 春が幾度(いくど)めぐろうと 真冬の人生… いのちが愛したぬくもりを 消さないで消さないで さすらい列島どこまでも お願いします… 私が泣いたらぶって下さい 私が笑ったら抱いて下さい ……恋に生きれば棲み家をなくす それが二人の世界ですものね 咲いても咲かない さだめの恋だけど 散りはしません 散らせはしない 町も家も遠ざかる 吹雪の人生 つぶてのいたみを二人して 分けあって分けあって さすらい列島どこまでも |
雲の流れ 風のゆくえ石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | 奥慶一 | 雲の流れ 風のゆくえ 追いかけて はや何年 立ち止まれば ふり返りたくなる どのくらい 歩いたかと 道みちに 私がいる さまざまな顔をして うなだれて よろめく時代の いくじなさも 今はいとしい 雲は高く 明日(あす)に向い 風もまた 前を行き 生きることに素直になる 私は ただ歩く 雲のように 風のように 雲の流れ 風のゆくえ 人はみな 夢追いびと 思わぬ道 迷いこむことなど いくたびも あったけれど 時どきに 誰かがいる 愛したり 憎んだり 傷ついて 涙を流した つらい過去も 生きたあかしか 雲は光り ゆらりゆらり 風の歌 やさしくて 知らず知らず ほほえみつつ 私は ただ歩く 雲のように 風のように 雲は高く 明日(あす)に向い 風もまた 前を行き 生きることに素直になる 私は ただ歩く 雲のように 風のように |
別れの予感田中あいみ | 田中あいみ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない | |
つぐない立花らん | 立花らん | 荒木とよひさ | 三木たかし | 前田俊明 | 窓に西陽が あたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志になるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど |
風の盆恋歌梓夕子 | 梓夕子 | なかにし礼 | 三木たかし | 蚊帳の中から花を見る 咲いてはかない酔芙蓉 若い日の 美しい 私を抱いてほしかった しのび逢う恋 風の盆 私あなたの 腕の中 跳ねてはじけて鮎になる この命ほしいなら いつでも死んでみせますわ 夜に泣いてる 三味(しゃみ)の音 生きて添えない二人なら 旅に出ましょう幻の 遅すぎた恋だから 命をかけてくつがえす おわら恋唄 道連れに | |
夜桜お七中西りえ | 中西りえ | 林あまり | 三木たかし | 渡辺博史 | 赤い鼻緒がぷつりと切れた すげてくれる手ありゃしない 置いてけ堀をけとばして 駆けだす指に血がにじむ さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 燃えて燃やした肌より白い花 浴びてわたしは 夜桜お七 さくら さくら 弥生の空に さくら さくら はな吹雪 口紅つけて ティッシュをくわえたら 涙が ぽろり もひとつ ぽろり 熱い唇おしあててきた あの日のあんたもういない たいした恋じゃ なかったと すくめる肩に風が吹く さくら さくら いつまで待っても来ぬひとと 死んだひととは おなじこと さくら さくら はな吹雪 抱いて抱かれた 二十歳(はたち)の夢のあと おぼろ月夜の 夜桜お七 さくら さくら 見渡すかぎり さくら さくら はな吹雪 さくら さくら さよならあんた さくら さくら はな吹雪 |
時の流れに身をまかせ原田波人 | 原田波人 | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
つぐない林部智史 | 林部智史 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 西村真吾 | 窓に西陽が あたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志になるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど |
ケンカのあとは高瀬“makoring”麻里子 | 高瀬“makoring”麻里子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 塚山エリコ | ケンカのあとは かなしいな なみだがいっぱい こぼれちゃう ほんとうは とっても すきなのに きらいだなんて いっちゃって ほっぺに Chu ケンカの あとは ほっぺに Chu ケンカの あとは ほっぺに Chu でも ちょっと はずかしい ほっぺに Chu おひさまが みてるから ほっぺに Chu おひさまが みてるから ほっぺに Chu でも ちょっと はずかしい ケンカの あとは さみしいな なんだか むねが いたくなる ごめんなさいが いえなくて ひとりぼっちって さみしいな ほっぺに Chu ケンカの あとは ほっぺに Chu ケンカの あとは ほっぺに Chu でも ちょっと はずかしい ほっぺに Chu タンポポが みてるから ほっぺに Chu タンポポが みてるから ほっぺに Chu でも ちょっと はずかしい ほっぺに Chu ケンカの あとは ほっぺに Chu ケンカの あとは ほっぺに Chu でも ちょっと はずかしい ほっぺに Chu ほんとうは すきだから ほっぺに Chu ほんとうは すきだから ほっぺに Chu でも ちょっと はずかしい |
ごきげん如何伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 久々に手紙書きます ごきげん如何です きっとお元気のことと思いますが 何故か心にかかり ペンなどとりました 変りないですね 変りなどないですね 信じているつもりだけど 不安になる はなれているからね 季節は早や冬から春 あなたはいつ来るのですか 折り返し返事下さい 毎日待ってます もしも出来るなら愛の言葉そえて 少し不安に思う私に下さいね 変りないですね 変りなどないですね 約束したあの日のこと はっきりまだ覚えているのです あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか |
思秋期ClariS | ClariS | 阿久悠 | 三木たかし | ha-j | 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 |
花の時・愛の時華MEN組 | 華MEN組 | なかにし礼 | 三木たかし | 森田友梨 | 君が部屋を出たあと ぼくはじっと動かない あたりにただよう君の残り香を 胸に吸い込み酔いしれる 君の弾いたギターの 細い弦(いと)は切れたまま 読みかけの本は投げだされたまま そんなすべてがいとしい 時には花のやさしさで つつんでみたいと思う 時には愛のはげしさで 泣かせてみたいと思う また逢えるのに今すぐに逢いたくて 切なくなる海の底で二人 貝になりたい 君がもたれかかったあとの のこるクッションに 額をうずめて移り香をさがし 夢のつづきを追いかける 胸にさわぐ想いを 口で言えぬもどかしさ 恋はため息か恋はときめきか 恋は愚かな悩みか 時には花のやさしさで つつんでほしいと思う 時には愛のはげしさで 泣かせてほしいと思う この世のすべて限りある命なら 君と行こう青い空で二人 雲になりたい この世のすべて限りある命なら 君と行こう青い空で二人 雲になりたい |
紅い花伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 胸までしみる はげしい雨に うたれて私は 立ちつくす あなたが来ない 乗りかえ駅の ホームに咲いてる 紅い花 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 あなたに約束破られて 死にたい程に つらいけど つらいけど 今にも折れて 流されそうな 私に似ている 紅い花 あきらめましょう あなたのことは やっぱりうそつく 人だった 私は泣かない びしょぬれだけれど 私は泣かない 涙じゃないわ あなたのかわりに この花を ひそかに抱いて 帰ります 帰ります 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 |
白い灯台伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | バスが着くたび来るかと思い あなた待ってる岬のはずれ 白い灯台きらきら光り どこも楽しい恋人ばかり あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます 午後になったら北風吹いて 少し不安に思えてきます 白い灯台のぼっておりて 時間つぶして 歩いています あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます |
赤ちゃんみたいな女の子伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 突然こんな手紙が あなたにとどいたなら おどろくことでしょう 私からだから いつでも頬にくちづけ 赤ちゃんみたいな子と からかいつづけてた あなただったから いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません ただひたむきに あなたを愛していると 伝えたくて 伝えたくて書いています おさない部屋の飾りも 片づけ終りました シックなよそおいを 考えています 今度の休みの日には お招き出来るように 毎日そればかり考えています いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません このままいたら 赤ちゃんみたいなままで 終りそうで 終りそうで つらいのです |
街はおしゃべり鯨井ゆかり・オパ | 鯨井ゆかり・オパ | クニ河内 | 三木たかし | 三木たかし | 思われるよりも 思うほうがいいのさ 愛されるよりも 愛するほうが似合うのさ 夜空は星の 宝石でいっぱい さむいくらいの 裸ん坊 心のカベを ぬりかえてさっぱり 私の愛のやりなおし 風が吹いたら ルルルララ 雨が降ったら ルールララ 街はおしゃべり ルルルララ 幸せ話が得意 こんな素敵な 街だから ハンカチに包んで いつまでも とっておきたい とっておきたい いつもの街に 微笑みがいっぱい 歩く心は 裸ん坊 未来はどんな 人にでもあるから も一度愛の やりなおし 風が吹いたら ルルルララ 雨が降ったら ルールララ 街はおしゃべり ルルルララ 想い出話が得意 こんな素敵な 街だから ハンカチに包んで いつまでも とっておきたい とっておきたい ララ ララ、ラララ…… |
小雪しんしん孔雀町清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 私は真赤な櫛をさし 風呂敷づつみを一つ持ち きれいな名前のこの町へ 涙を一粒つれて来た 小雪しんしん孔雀町 窓からつき出た風車 いつしかすっかり色あせて この世を思うも思わぬも ただただ真冬の風まかせ 小雪しんしん孔雀町 あんたも女になったなら 爪切る音にも気をつかう そういう女が皮をむく みかんの匂いがたちこめる 小雪しんしん孔雀町 年上 花江の吸う煙草 私は風邪ひき 咳が出る 煙がにがいか 煙たいか それとも寒いか さびしいか 小雪しんしん孔雀町 | |
女鳴き砂日本海水森かおり | 水森かおり | 阿久悠 | 三木たかし | 伊戸のりお | 宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの 旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い こころ揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです |
口紅草紙清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 口紅さすのは何故でしょう 悲しいしぐさに思えます 心にかげりを知った日に 泣き泣き唇ぬりました 十五の娘が帯を変え 十六娘が髪を変え 十七娘が眉を変え 十八おんなが紅をぬる きれいになるのは何故でしょう 悲しい気持に思えます あなたの心を読めなくて お芝居つづけているのです 十五の娘が帯を変え 十六娘が髪を変え 十七娘が眉を変え 十八おんなが紅をぬる | |
白い羽根柴葉子 | 柴葉子 | 川口文 | 三木たかし | 三木たかし | 白い羽根がついたペンで書く はじめての手紙 口でいえぬ胸の中を書いて出すわ 貴方のためなら 冒険したいの 熱い胸に抱かれて 夢をみたいの 白い羽根のように きれいな私を 貴方の好きな色に かえてほしいのよ きれいな涙なら悔いはないのよ 燃えるおもい胸に 白い羽根をみつめ泣きそうな 気持ちになるの 鳩がゆくわ彼の家に鳩がゆくわ 私が鳩なら 貴方のものなの 髪をなでて抱かれて 甘えられるわ くちづけされたら めまいがするのよ 貴方の顔みえずに ゆれているでしょう きれいな涙なら悔いはないのよ 燃えるおもい胸に |
陽は昇り 陽は沈み研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 三木たかし | 松井忠重 | 何というさびしい生き方なんだと あなたは私を笑うでしょう さびしいといえばさびしい 悲しいといえば悲しい そうね そうでしょうね 馬鹿な女の見本のように たった一人を想いつづけて 私の中では想い出が 重たい荷物になるのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 それほどの恋ではなかったはずだと あなたはしらけてしまうでしょう ありがちなことといえるし あやまちといえばいえるし そうね そうでしょうね たった一度の主役のドラマ それを道化と笑われたって 私の心が傷ついて こわれることなどないのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 |
自画像清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 冬の色が窓から消えて 春の色に染まっています みんな想いコートを脱いで 街の中へ出て行きました さて 私はどうかといいますと 小さなストーブ横に置き 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です はしゃぎたいと思っていても なぜか急に出来ないのです きっとそれは心に出来た 恋の傷がとめるのでしょう さて どうするつもりといいますと 鏡をにらんでほほえんで 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です | |
涙をかえして浅野順子 | 浅野順子 | 並木六郎 | 三木たかし | 三木たかし | 悲しみを 抱きしめて あふれる涙を かみしめたいの いつわりの 誓いでも 夢にすがって しまっていたい あなただけは あなただけは あなただけは あなただけは はなしたくない 命の限り だきしめた 思い出を 心の中で 祈りたいの あなただけは あなただけは あなただけは あなただけは はなしたくない 命の限り だきしめた 思い出を 心の中で 祈りたいの |
霧のエトランゼシルビア・リー | シルビア・リー | 阿久悠 | 三木たかし | 馬飼野俊一 | あなたをたずねてひとり さすらうエトランゼ 夜霧につつまれている この町も悲しみが待つばかり あれは遠い昔のしあわせ 今は夢をさがす女よ どうしてこんなに忘れられない どうしてこんなに忘れられない 女のしあわせ求め 旅するエトランゼ 夜霧にかくされている おもいでをたどりつつ歩きだす 心細い涙があふれて いたむ胸をぬらす女よ どうしてこんなに忘れられない どうしてこんなに忘れられない |
すてきな雨の日西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 喜多条忠 | 三木たかし | 青木望 | 水溜りをさけながら君は 少し遅れて僕について来たね 濡れて剥がれたポスターは いつか見に行った映画だったね 青い歩道橋の上で 君は「さよなら」と小さく言って 消えて行ったね なんて なんてすてきな雨の日 君が一番 きれいだった雨の日 なんて なんてすてきな雨の日 僕が一番 悲しかった雨の日 雨上がりの夕日にはどこか 心ゆする色がとけているね 白いスカーフ投げたら まるで雲のように飛んで行ったね 君のうわさ聞いているよ 海がキラキラと輝く街で 生きていると なんて なんてすてきな雨の日 君が一番 きれいだった雨の日 なんて なんてすてきな雨の日 僕が一番 悲しかった雨の日 |
キラリ・涙水谷絵津子 | 水谷絵津子 | 伊藤アキラ | 三木たかし | 矢野立美 | キラリ ほろり 涙 ひとつ ひかる 涙 キラリ 落ちて 涙 恋に変わる 涙 ビーナスは海の泡から 生まれたんだって 涙から何が生まれて くるのかしら? あなたから2日電話が こないだけで さみしいの ちょっと日暮れの ひとりぼっち 誰にも見せたく ないけれど あなたにだけは 見せたい キラリ ほろり 涙 ひとつ ひかる 涙 キラリ 落ちて 涙 恋に変わる 涙 こんな日は何をやっても うまくいかなくて 髪の毛をもっと短く したい気分 突然にここへあなたが 現われたら げんこつで叩くふりして しがみつくわ 私が涙に なれるなら あなたの胸に しみたい キラリ ほろり 涙 ひとつ ひかる 涙 キラリ 落ちて 涙 恋に変わる 涙 キラリ ほろり 涙 ひとつ ひかる 涙 キラリ 落ちて 涙 恋に変わる 涙 |
想い出に眠らせて日野美歌 | 日野美歌 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 終りにしましょう もうこれ以上 あなたのことを 追いかけるのは わたしの知らない 誰かがいつも あなたの心に 住んでいるのなら この恋を 明日まで 連れて行っても 哀しみをまたひとつ 増やすだけなら このままそっと このままそっと いまは想い出に眠らせて 終りにしましょう もう済んだこと 昨日のことを 話し合うのは あなたの未来に わたしがいたら 切ない慕いを させてしまうから この恋をいつまでも 胸にしまって ささやかな幸福を 探してみるけど このままそっと このままそっと いまは想い出に 眠らせて この恋を 明日まで 連れて行っても 哀しみをまたひとつ 増やすだけなら このままそっと このままそっと いまは想い出に眠らせて |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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この身がちぎれるほどに~Lovin' you is killin' me歌佳 | 歌佳 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 泣きだしそう あなたが好きになって すべてを投げすて 愛に走りたい 燃えるままに 墜ちてゆけるなら 踏みだす勇気 それだけなのに あなたの心に 閉じこめられたら 他に何も 見えなくなるわ 抱きしめられて 生まれ変わるの Lovin' you is killin' me この身がちぎれるほどに 綺麗かしら あなたのそばにいれば 苦しくなるほど 胸がときめいて あつい指が ふれるそれだけで 時間の流れも 止まってしまう あなたの瞳に 映してくれたら 他の暮し 出来なくなるわ 抱きしめられて 変わってゆくの Lovin' you is killin' me この身がちぎれるほどに あなたの心に 閉じこめられたら 他に何も 見えなくなるわ 抱きしめられて 生まれ変わるの Lovin' you is killin' me この身がちぎれるほどに この身がちぎれるほどに | |
心のきず稲葉やすひろ | 稲葉やすひろ | 阿久悠 | 三木たかし | 竹内弘一 | 夜にまぎれて 船が出る 傷をかくした 人が乗る 惚れた惚れたお前を 抱けもせず 意地で身をひく 馬鹿も乗る 北の海峡 ひゅるひゅると 風が泣き泣き 別れ唄 夢に何度か 起される 胸のいたみに 責められる たったたった一度の 想い出を 酒にうかべて 朝を待つ 北の海峡 海鳥が 一羽はぐれて しのび唄 赤い夕日が とろとろと 溶けて間近に 夜が来る 抱いて抱いて寝たいと この腕が 捨てたお前を 恋しがる 北の海峡 口笛が 未練ひきずり 恋の唄 |
心の瞳神野美伽&岩崎宏美 | 神野美伽&岩崎宏美 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 小原孝 | 心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだかわかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える たとえ あしたが 少しずつ 見えてきても それは 生きてきた 足跡が あるからさ いつか 若さを 失くしても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ 昨日を 懐かしみ ふり向いても それは 歩いてた 人生が あるだけさ いつか 若さを 失しても 心だけは 決して 変わらない 絆で 結ばれてる 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつも そばで わかち合える... 心の瞳で 君を見つめれば |
女 泣き砂 日本海こおり健太 | こおり健太 | 阿久悠 | 三木たかし | 猪股義周 | 宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの 旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い 心揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです |
時の流れに身をまかせ大江裕 | 大江裕 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 森脇哲 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
月夜の出来事木之内みどり | 木之内みどり | 阿久悠 | 三木たかし | そっと窓からぬけ出し私は駈けて行く 月の光がほのかに私をてらしてる 家のひとにおやすみをいった後 なぜか夢に誘われて目をさます あのひとがひくギターきこえて来るようで あのひとが歌ううたきこえて来るようで 私は裸足で駈けて行く 月夜にスカート花みたい 舟にもたれてあなたは一人で立っている まるで約束していたみたいに待っている きっと来ると思ってたとそういって 白いシャツをぬぎ捨てて駈けて来る あのひとがひくギターやっぱり本当ね あのひとが歌ううたやっぱり本当ね 私を抱きあげまわり出す 月夜にスタート花みたい | |
暖炉とゆり椅子伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 暖炉の前で手紙を書いています 木枯し吹く夜さびしくて さびしくて 泣いてしまいそう 窓から見える灯りも凍えている あなたとすぐに逢いたくて 逢いたくて セーターももう出来ました 着せてあげたいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ 時計の音がコチコチ響いてます 私の胸の鼓動です 鼓動です 死んでしまいそう チラチラ雪が舞いおちて来たようで 暖炉に薪をもやしましょう もやしましょう この手紙つくその前に 逢いに来てほしいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ | |
さくらの唄山田邦子 | 山田邦子 | なかにし礼 | 三木たかし | 伊戸のりお | 何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら 友達に ひきょうなやつと わらわれるだろう わらわれるだろう 今の僕は何を したらいいの こたえておくれ 別れた人よ これで皆んないいんだ 悲しみも 君と見た夢も おわったことさ おわったことさ 愛した君も 今頃は 僕のことを忘れて 幸福だろう おやすみをいわず ねむろうか やさしく匂う さくらの下で さくらの下で さくらの下で |
時の流れに身をまかせ早見優 | 早見優 | 荒木とよひさ | 三木たかし | H(Eichi) | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
愛々時代岡崎友紀 | 岡崎友紀 | 阿久悠 | 三木たかし | あなたが何で 悩んでいるか 近ごろやっと わかって来たの あなたが何を のぞんでいるか いわれる前に 感じて来たの わたしがあなたに 似て来たのかしら 段々言葉がいらなくなるの 愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛 愛愛愛愛愛愛 あなたとわたしの あなたとわたしの あなたとわたしの 愛々時代 このまま行けば しあわせだけど 時々胸が 不安になるの 今すぐついて おいでといえば 何にもいわずに 従うけれど あなたはなぜだか いってはくれない 毎日同じで いらいらさせる 愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛 愛愛愛愛愛愛 あなたとわたしの あなたとわたしの あなたとわたしの 愛々時代 | |
北の螢男石宜隆 | 男石宜隆 | 阿久悠 | 三木たかし | 伊藤雪彦 | 山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け 雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け |
不幸な秋清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | ガラスで指先を傷つけてしまった 何かしら不安な予感 親しいあのひとがこの世を去ったのは わたしがおろおろしていた頃だわ 誰もが楽しくしてるのに 悲しい便りがとどけられ 夏は…… 突然 不幸な季節に変った 私はハーモニカさびしく吹いている 台風が来そうな日暮れ 大事なお話を残しておきながら どうしてあのひと死んだりしたのか はげしくちぎれる夏の雲 木の葉が枯れ葉に変りそう 夏は…… 突然 不幸な季節に変った | |
その目がこわい木之内みどり | 木之内みどり | 阿久悠 | 三木たかし | その目がこわい その目がこわい その目が私の心を見すかすの 小さなうそを話したために あなたの顔を見つめられない なにげなく誘われて お茶など飲んで それだけの友達を 秘密にしたの けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ その目がこわい その目がこわい その目が私の体をふるわせる あなたのことを忘れたわけじゃないのに なぜか悪い気がする そよ風のいたずらに ついだまされて あんなことした私 許して欲しい けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ | |
木陰でもやもや伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 珈琲をのみながら 見つめてる水平線 南へ向う白い船が行く 夏の日の昼下り のんびりとあくびして 私はひとり 彼を待っている うかうかとしていたら 適齢期が過ぎる この辺でしっかりとつかまえておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で アメリカの煙草など 生意気に口にして 木陰の椅子でひとり考える ねえあなた 男なら抱きしめてごらんよと 追ってみたら 何ていうだろう もごもごといいながら尻ごみするんだろう 私からしがみつきキスをしておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で 本当にあの彼でいいのだろうか …………………………………… | |
昨日はもうYesterday上田正樹 | 上田正樹 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 窓のむこうで 背のびをしている ビルを西陽が 染めている この都会(まち)が 淋しいなんて「きっと疲れてる」 優しすぎてた あなたがいつか 心の中を 出てゆけば ひとりでも ちがう生き方 多分さがせるはず 昨日はもうYesterday 帰らない 思い出だけふえる それも愛なら 悲しいままに 泣きたいままに 時のゆくえ見つめ… また一日が 終りを告げて 四角い空を 連れてゆく この胸が晴れる日なんて 遠いあしたのこと 昨日はもうYesterday おきざりの さよならだけ残す それも愛なら 傷つくままに 泣きたいままに 今日のゆくえ見つめ… 昨日はもうYesterday 帰らない 思い出だけふえる それも愛なら 悲しいままに 泣きたいままに 時のゆくえ見つめ… 昨日はもうYesterday おきざりの さよならだけ残す それも愛なら 傷つくままに 泣きたいままに 今日のゆくえ見つめ… | |
ケンカのあとは子門真人・ぬまくらまき | 子門真人・ぬまくらまき | 荒木とよひさ | 三木たかし | ケンカのあとは 悲しいな 涙がいっぱい こぼれちゃう 本当はとっても好きなのに 嫌いだなんて 言っちゃって ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu お陽さまが見てるから ほっぺに Chu お陽さまが見てるから ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ケンカのあとは 淋しいな なんだか 胸がいたくなる ごめんなさいが 言えなくて ひとりぼっちって 淋しいな ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu タンポポが見てるから ほっぺに Chu タンポポが見てるから ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu ケンカのあとは ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい ほっぺに Chu 本当は好きだから ほっぺに Chu 本当は好きだから ほっぺに Chu でもちょっとはずかしい | |
いかないで木之内みどり | 木之内みどり | 宮下康仁 | 三木たかし | 悲しい別れだと 言うのはやめて あなたの微笑 またほしくなる 日暮れの街に 二つの影法師 思い出だけを抱きしめて 涙を隠し いい人だから きっと別れるのね くちづけさえも ためらうの そんなあなたは 無邪気な子供の遊びに 似ている二人 私はなにか みたされないのあなた 今はなんにも言わずに どうぞ 私の前から 消えてください 背中を向けて 黙って別れましょう あなたの愛のひとことが 涙をさそう いい人だから きっと別れるのね 抱きしめてくれないなんて そんなあなたは こわれるくらいの 強いあなたの愛を 私はいつも 夢みていたのあなた 悲しい別れだと 言うのはやめて 私の前から 消えて下さい | |
思秋期サエラ | サエラ | 阿久悠 | 三木たかし | 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 | |
思秋期春野寿美礼 | 春野寿美礼 | 阿久悠 | 三木たかし | 飯田俊明 | 足音もなく 行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれど あたたかい 心を持った あのひとの 別れの言葉 抱きしめ やがて十九に 心ゆれる 秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことで はじめての くちづけをした あのひとは ごめんといった それっきり 声もかけない 卒業式の 前の日に 心を告げに 来たひとは 私の悩む 顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も 通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで 紅茶のみながら 絵葉書なんか 書いている お元気ですか みなさん いつか 逢いましょう 無邪気な 春の語らいや はなやぐ 夏のいたずらや 笑いころげた あれこれ 思う秋の日 |
時の流れに身をまかせJUJU | JUJU | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
おんなの西銀座フランク赤木 | フランク赤木 | 高原としお | 三木たかし | 三木たかし | 夜の谷間に いのちを張って 生きてる女が 泣かされる たかが一人の 男だと 思い切れない 恋無情 銀座の隅に ああ… 女はしのび泣く 夢がなければ どうしてこんな 火のようなお酒を 飲むものか 誰を うらみもしないのに またも 泣かせの通り雨 銀座の雨は ああ… 女の胸に降る 紅い灯も泣く やつれた影に 非恋を語る 数寄屋橋 どこに流れる 流される 羽をとられた 夜の蝶 銀座の川は ああ… 女の涙川 |
つぐない紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 竹内弘一 | 窓に西陽が あたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒飲むのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志になるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど |
時の流れに身をまかせMs.OOJA | Ms.OOJA | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない | |
君の青春は輝いているか南条光(神谷早矢佳) | 南条光(神谷早矢佳) | ジェームス三木 | 三木たかし | 君の青春は輝いているか ほんとうの自分を 隠してはいないか 君の人生は 満たされているか ちっぽけな幸せに 妥協していないか 宇宙全体よりも 広くて深いもの それはひとりの 人間のこころ 愛が欲しければ 誤解を恐れずに ありのままの自分を 太陽にさらすのだ 夢を果たすまで 一歩もしりぞくな 負けたと思うまで 人間は負けない ひとの運命は 誰にも見えない 自分で切りひらけ 甘えてはいけない 宇宙全体よりも 広くて深いもの それはひとりの 人間のこころ 友を裏切るな 自分をごまかすな 魂をぶつけあい 真実を語るのだ 宇宙全体よりも 広くて深いもの それはひとりの 人間のこころ 愛が欲しければ 誤解を恐れずに ありのままの自分を 太陽にさらすのだ | |
ひまわりの円舞曲菅原洋一 | 菅原洋一 | 阿久悠 | 三木たかし | ひまわりが咲いていた 空を染めるほど ひまわりが咲いていた 溺れそうなほど 約束の日がきても 帰らない人を ただひとり想うには ここで夢を見る こんな夏だった 暑い午後だった ひまわりは泣かない 別れのワルツを踊っても ラララ‥‥ ここで夢を見る ひまわりが咲いていた 何も知らないで ひまわりが咲いていた みんな泣いたのに 人生の哀しみを おおい隠すほど あざやかに咲き誇れ 何も云わぬなら こんな夏だった 暑い午後だった ひまわりは泣かない 別れのワルツを踊っても ラララ‥‥ ここで夢を見る こんな夏だった 暑い午後だった ひまわりは泣かない 別れのワルツを踊っても ラララ‥‥ ここで夢を見る | |
男嫌いのバラード中村晃子 | 中村晃子 | 福田陽一郎 | 三木たかし | はねつけてやりたい 図々しいおとこ ムシッてやりたい 弱気なおとこ からかってやりたい マジメなおとこ つまんでやりたい うぬぼれおとこ 怒らせてやりたい 威張ったおとこ ふり廻してやりたい 意地悪なおとこ 居直ってやりたい 逃げてくおとこ そそのかしてやりたい 堅気のおとこ どこかにいるのか あたしのおとこ 見果てぬユメを 追いかけている アア 誘ってやりたい あたしのおとこ ひとり酔いしれ 口ずさむのは ああー 男嫌いのバラード 男嫌いのバラード ころしてやりたい 憎らしいおとこ ひき裂いてやりたい 家つきおとこ ねじ曲げてやりたい 素直なおとこ 落っことしてやりたい 無礼なおとこ ふんだくってやりたい しみったれおとこ さげすんでやりたい 嘘つきおとこ けっとばしてやりたい ガサツなおとこ おどかしてやりたい 臆病なおとこ どこかにいるのか あたしのおとこ 見果てぬユメを 追いかけている アア 誘ってやりたい あたしのおとこ ひとり酔いしれ 口ずさむのは ああー 男嫌いのバラード 男嫌いのバラード | |
思秋期おかゆ | おかゆ | 阿久悠 | 三木たかし | 斉藤真也 | 足音もなく行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 |
秋桜街道広畑あつみ | 広畑あつみ | 木下龍太郎 | 三木たかし | 恋は綾取り もつれたら 解(ほど)けぬ赤い 糸ですか いちど千切れて しまったら 結べぬ細い 縁ですか あなたの顔が 花陰に 浮かんで来ます 秋桜街道 いつからか 迷子の愛を 見付けておくれ……道祖神(どうそじん) 元の二人に 戻る日が いつかは来ると 思います 愛の糸口(いとぐち) 捜すまで このまま歩き 続けます あの日のように この髪を やさしく撫でて 秋桜街道 お互いに 恋なき子なら この指止まれ……赤蜻蛉(あかとんぼ) あなたの顔が 花陰に 浮かんで来ます 秋桜街道 あの頃に 戻れる道を 見付けておくれ……無縁塚(むえんづか) | |
月の舟清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 風の砂山は さらさらと音ばかり 鳥のなき声も今はなく 暗い冬の日ぐれ ひとりうずくまり 指先を走らせて 描いた名前まで消して行く 風が走りながら さびしいな さびしいな またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ つきが海の上にかかっているけど 誰が歌うのか 悲しげなハーモニカ 日ぐれ遠ざかり夜の闇 青く包む中で 浜にあげられた釣舟の影ばかり 人の姿などまぼろしね やはり風の音ね さびしいな さびしいな またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ 月に舟を出して何処かへ行きたい またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ 月に舟を出して何処かへ行きたい | |
時の流れに身をまかせ朝倉さや | 朝倉さや | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに身をまかせ あなたの色に染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか愛せない もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに身をまかせ あなたの胸により添い 綺麗になれた それだけで いのちさえもいらないわ だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 見えないの 時の流れに身をまかせ あなたの色に染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか愛せない |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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時の流れに身をまかせ花見桜こうき | 花見桜こうき | 荒木とよひさ | 三木たかし | イイジマケン | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
ハマナスの眠り唄 (アコースティックver.)木村徹二 | 木村徹二 | 内館牧子 | 三木たかし | 矢田部正 | 早く眠ってしまえよ 悲しいことがあった日は きっと明日(あした)が 早く来る お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 笑えるように 笑えるように 早く目を閉じて 膝を抱(かか)えてしまえよ 立ちあがれない そんな日は がんばることは ないんだよ お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 心配せずに 心配せずに 早く目を閉じて 愚痴をこぼしてしまえよ すべてがうまく いかぬ日は 楽になって 眠れるから お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 明日のために 明日のために 早く目を閉じて 明日のために 明日のために 早く目を閉じて |
泣かないでリィ・ヘンヘン | リィ・ヘンヘン | 荒木とよひさ | 三木たかし | 林有三 | あなたの愛情の深さに溺れたら あしたが見えなくなってしまうから このままそっと自由に泳がせて あなたは他にも守るものがある たとえ この恋が哀しく終わっても 泣かないでわたしのために 男の人が涙をだすなんて 泣かないで子供のように もう あなたのそばにいられないから あなたの懐にとび込む勇気より 普通の人生いつか選ぶから 想い出だけじゃ若さは続かない 悲しくなるほど愛が見えてきた たとえ この夢の夜明けが近くても 泣かないで 心をいじめ 煙草とお酒身体に良くないわ 泣かないで 最後の約束 もう あなたのそばにいられないから 泣かないでわたしのために 男の人が涙をだすなんて 泣かないで子供のように もう あなたのそばにいられないから |
小指のいたみ石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | 心はとうに 忘れてるはずなのに 私の小指 あのひとを覚えてる 約束したあと 噛んだあのいたみ 夜ふけに不意に思い出し 枕をぬらしている 悲しいものね 恋というこの病い 忘れるだけで 何もかもいいものを 夢みて目ざめて 心さびしくて 夜ふけにあてのない手紙 書いては破いている 未練という字 私には古いけど おんなじことね こんなにも泣いたなら 小指に唇あてて 見つめてる 夜ふけの月は三日月で なおさら悲しくなる | |
少女のメルヘン清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | ここにこんな娘ひとり 夢をさがして泣いています 忘れないで 見捨てないで 愛の光を そっと当てて そっと当てて 目立たない娘にも 一つだけ おとぎ話 つくらせてほしいのよ この胸の片隅で まだ これをぜいたくと 叱りますか たしなめますか 私は愛がほしい たった一つでいいの いいの 一つだけで 誰にでも やさしさを 忘れずにつき合います 美しく生きたいと ほほえんでいるのです もうやがて少女から 悩み深い大人になるわ 私は愛がほしい たった一つでいいの いいの 一つだけど ここにこんな娘ひとり 夢をさがして泣いています 忘れないで 見捨てないで 愛の光を そっと当てて そっと当てて | |
別れの予感門倉有希 | 門倉有希 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない | |
つぐない山口かおる | 山口かおる | 荒木とよひさ | 三木たかし | CRO | 窓に西陽があたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒飲むのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志になるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど |
晩秋テレサ・テン | テレサ・テン | 水木かおる | 三木たかし | 川口真 | コートなしでは 寒い日ぐれ 風に枯葉が 舞いちる 霧にしめった 肩を抱かれ さまよう 白い街角 忘れないわ あなたのこと 私 泣いてなんかいないわ 忘れないわ とても楽しい きれいな 夢をくれたひとだもの 私 あなたに めぐり逢えて ほんとによかった ありがとう 春はむらさき 花をこぼし リラが咲いてた この径(みち) 細い爪先 そっと伸ばし ひそかに かわす接吻(くちづけ) 探さないで わたしのこと やっと 迷うこころきめたの 探さないで どこか遠くで しばらく 一人そっと生きるのよ どんな淋しい ときもきっと あの日が わたしの慰め あの日が わたしの恋人 |
愛人紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 竹内弘一 | あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に 街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい |
時の流れに身をまかせ五条哲也 | 五条哲也 | 荒木とよひさ | 三木たかし | D.C.O | もしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることも かまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんかいらないけれど 想い出だけじゃ生きてゆけない 時の流れに身をまかせ あなたの胸により添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることも かまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない |
時の流れに身をまかせ紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 竹内弘一 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
シャム猫を抱いて高岡早紀 | 高岡早紀 | 阿久悠 | 三木たかし | 吉田智 | ララララララララ…… バラ色の夜は シャム猫を 抱きしめてひとり 待つのね ララララララララ…… まだ来ないあなた シャム猫に 涙ぐむわけを 話すの ララララララララ…… |
あじさい村から清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | ひと雨降ればあじさいの花が いろあざやかに 咲くでしょう 咲くでしょう 指折り数え 待っていた季節(とき)が もうかけ足で 来るでしょう 来るでしょう ねえ急いで 帰って来てね 寄り道しないでね お土産はあのブティックの 何か安いものでいい あじさい村から 愛するあなたへ まごころをそえました あゝ あなたに逢いたい あゝ あなたに逢いたい まだにがい顔しながらも 街でくらすつもりで いますか いますか いえ悪口のつもりなどないの ただ たしかめて みただけ みただけ 今私はそろいのシャツに 刺しゅうを入れながら 照れるよというあの声と 顔を思いうかべてる あじさい村から 愛するあなたへ まごころをそえました あゝ あなたに逢いたい あゝ あなたに逢いたい | |
ゆりかごリン・ユミ | リン・ユミ | 建石一 | 三木たかし | 神尾修 | 淋しがり屋ね 私がいても あなたは誰かに 優しさ求めていたわ うたたねしてる あなたの背中 ひざかけくるんで 涙ふいたあの日 時間(とき)は過去を 美しく飾る 笑いかける 想い出よ あなたの腕 私だけの ゆりかご 今も 好きだから…… あなたがのぞむ 女は何か わかった気がする 別れの痛みを知って 私を抱いて 好きかと聞いた あなたの心は ひとり泣いていたの 良(い)い子ならば 神様がくれる めぐり逢いの 贈り物 私の胸 あなただけの ゆりかご 今も 好きだから…… あなたの腕 私だけの ゆりかご 今も 好きだから…… |
まわり道落合博満 | 落合博満 | なかにし礼 | 三木たかし | 桜の花のような 小雪がふりかかる お前のおくれ髪(げ)を この手で なでつける まわり道を したけれど めぐり逢えたら いいさ いいさ 遅れてやって来た 二人の春に 乾杯(かんぱい)を あ… 川辺で子供たちが 無邪気(むじゃき)に遊んでる お前はそれを見て かすかに 涙ぐむ まわり道を したけれど 夢が叶(かな)えば いいさ いいさ 苦労の分だけは お前もなれよ 幸せに あ… まわり道を したけれど これが最后(さいご)の 恋さ 恋さ 二人であたたかな ねぐらを きっと つくろうよ あ… | |
時の流れに身をまかせ ~パート2~春野寿美礼 | 春野寿美礼 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 飛澤宏元 | あなたのことは 忘れはしない 今のわたしは 倖せだけれど 若いあの頃 想いだすたび 心の隅が 切なくなるの 時の流れに 身をまかせ あなたと同じ この空 ちがった人生 歩いて 逢えることも ないけれど せめてお願い 忘れないでね 遠いさよならを していても あなたもきっと どこかの街で 愛する人と 暮らしていますか 元気でいれば それだけでいい 過去(むかし)のままの あなたでいれば 時の流れに 身をまかせ あなたと同じ 黄昏 二つの人生 染めても 帰る家庭(ばしょ)が あるけれど せめてお願い 忘れないでね 遠いさよならを していても 時の流れに 身をまかせ あなたと同じ この空 ちがった人生 歩いて 逢えることも ないけれど せめてお願い 忘れないでね 遠いさよならを していても |
乙女のワルツサエラ | サエラ | 阿久悠 | 三木たかし | 好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月がのぼる小道を 泣いてかえった 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ愛があなたに とどくようにと 好きなひとはいつしか ほかのひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで愛が悲しく 消えてしまった 小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ | |
スキャンダル紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 竹内弘一 | あなたの背広の移り香は きっとどこかの綺麗な人でしょう 三茶 下北 それとも 吉祥寺 子供のように はしゃいでいたのね スキャンダルなら 男の勲章 迷子にならずに 帰ってきてね お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないなら あなたの好みのお相手は 髪を肩まで伸ばした人でしょう 恵比寿 十番 それとも 西麻布 夢人みたいに 時間を忘れて スキャンダルなら 男のロマンス 夜明けの前には 帰ってきてね お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないなら スキャンダルなら 男の勲章 迷子にならずに 帰ってきてね お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないなら |
時の流れに身をまかせ立樹みか | 立樹みか | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
旅路からダ・カーポ | ダ・カーポ | 阿久悠 | 三木たかし | 歌を忘れた唇にルージュ走らせ 色をなくした物語 思い出してる 私はこうして今 ひとり旅です 心のおもりを捨て鳥になるのです あざやか色の景色の中で 愛も染まります あなたに逢える時が近づきました あなたに逢える時が近づきました やせてしまった心では愛も乾いて とぎれとぎれのメロディになっていたけど 季節の流れの中 風と話して やさしく微笑む目になって来ました 旅路の宿の小さな部屋で 手紙書いてます あなたに逢える時が近づきました あなたに逢える時が近づきました…… | |
時の流れに身をまかせ伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 山田良夫 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
はじめてのお酒石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | 赤い櫛がぽとりと落ちて 私はじめて酔いました 窓から見えるおぼろの月を 鏡に見たてみつめます 愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか 洗い髪にそよ吹く風に 私しんみりなりました 一本だけのお酒の徳利 畳の上を転(ころ)げます やさしい言葉かけられるより 武骨な腕がほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか 愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか | |
多感日記清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 春に別れたひとが 今日 たずねて来たわ 愛は早い者勝ちでは 決してないのよと 暗い笑いを浮かべてた クラスメート しとしと小雨が降る 日暮れの窓に さびしい横顔だけうつしてた あのひとは悲しそう 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね 春に別れたひとが 今日 たずねて来たわ もしかしたらお別れかも しれないわといって 夜になるまで遊んでた クラスメート 泊っていったらいい お話しましょう そういう私の手をふりきって あのひとは帰ったわ 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね しとしと小雨が降る 日暮れの窓に さびしい横顔だけうつしてた あのひとは悲しそう 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね | |
微笑みになるまでリュ・シウォン | リュ・シウォン | 小竹正人 | 三木たかし | PIPELINE PROJECT | 銀色の雨 君は打たれて 失くした恋に 濡れてる 深く愛したときほど 痛みは ひとりじゃ癒せぬものだよ 絶対に傷付くって 解っていて 彼を選んだ君 逢うたび 哀しい瞳(め)をしてた もう我慢しなくていい この胸で 泣きなよ 深い傷痕 残らぬように 僕が優しく 撫でるさ 温もりの無い孤独な夜には これ以上迷っちゃいけない 一途に想っていた その分だけ 涙を 流したら 忘れてしまえるから きっと 僕ならば 側にいるよ 微笑みになるまで もうすぐ雨が止んで 星が降るよ 少し眠ったなら 明日は 悲しみ脱ぎ捨てて もう我慢しなくていい この愛で 泣きなよ |
時の流れに身をまかせ土佐拓也 | 土佐拓也 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 秋元直也 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
時の流れに身をまかせ仲田まさえ | 仲田まさえ | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしもあなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
しばらくあなた淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 阿久悠 | 三木たかし | しばらくあなた ごきげんよう 変りもなくて よかったわ 昔の軽さがなくなって 渋味が増して来たようね 一年 二年 三年と 月日が二人をこう変えた ワインはやはり白かしら 煙草もやはり細巻きね 覚えているのが しゃくだけど 惚れてた時もあったから 一年 二年 三年の 月日も消せないものがある それでは あなた さようなら たまには顔を見せに来て 今度は酔わずに迎えるわ お酒も少しつつしむわ 一年 二年 三年と 月日が二人をこう変えた | |
時の流れに身をまかせ日野美歌 | 日野美歌 | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに 嫌われたなら 明日という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
赤いマント清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | かあさん とうとう買いました 大きな赤いマントです 子供の時から夢だった 大きな赤いマントです 不幸が私を追いかける かくれて眠るマントです 孤独が私にしのび寄る はおって逃げるマントです 風吹く夜は風をたち 雨降る朝は雨をさけ 陽ざしの午後には日をよけて 私はとてもしあわせよ かあさん いつかは見せましょうね 大きな赤いマントです かあさん 駄目だといったけど 私の好きなマントです | |
東京ムーンライト門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ) | 門倉有希と宮本隆治(ユキ&リュウジ) | 冬弓ちひろ | 三木たかし | 塚田剛 | あなたはいいひとね 今夜も月のように わたしを優しく包むから 泣きたくなってくる あなたは悪いひと 今夜も月のように 心の窓からしのび込み 愛しさ盗むのさ もう何も 言わないで 聞かないで これからふたり 目と目でキスしたら 運命信じさせて あなたなら 最後の恋になるかも 東京ムーンライト 大人になれなくて 時には月を見上げ 子供に戻って思いきり 泣きたい夜もある 可愛くなれなくて 時には月を見上げ 失くしたぬくもり思いだし 泣きたい夜もある せつなくて 揺らめいて 恋しくて このままふたり 手と手を重ねたら 運命信じさせて あなたなら 最後の人に出来そう 東京ムーンライト もう何も 言わないで 聞かないで これからふたり 目と目でキスしたら 運命信じさせて あなたなら 最後の恋になるかも 東京ムーンライト |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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裏切り人形美保純 | 美保純 | 橋本淳 | 三木たかし | 戸塚修 | 男たちよ 乳房を離し 乳のみ児のように 眠る時間よ 疲れ切った 兵士のように みだらなことばで 甘えておくれ 愛する人を 裏切りましょう 弱い男は 生き残れないわ 哀しい顔を 抱いてあげたい うずうずと 心痛むばかり ああ 少女のように 雨が恋しい 男たちよ 乳房をかんで ゆりかごの中で 困らせないで 長い髪の 子供のように やさしい寝息を 聞かせておくれ やさしい腕に 抱かれた朝は 私は何も 覚えていないわ 哀しい顔の 人形みたい ずきずきと 心痛むばかり ああ 少女のように 雨が恋しい 愛する人を 裏切りましょう 弱い男は 生き残れないわ 哀しい顔を 抱いてあげたい うずうずと 心痛むばかり ああ 少女のように 雨が恋しい |
悲しみのゆくえチョン・テフ | チョン・テフ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 中島慶久 | 愛を投げやりに あなたは何処かへ 部屋のかた隅に わたしを残したまま まるで飽きられた 人形みたいに ほこりにまみれたまま 今では捨てられて この世に願いが ひとつ叶えば 時を止めたままで あなたの胸を返して この生命 引き換えに したっていいから 悲しみはいつか 薄らぐけれども 心の傷あと 涙が沁みて痛い 鏡のむこうに 閉じこめた日々は 幸福すぎたけれど 今ではうつせない この世の何処かに 昨日があるなら 胸の糸をたぐり あなたのそばに行きたい この生命 やせ細り 死んでもいいから この世に願いが ひとつ叶えば 時を止めたままで あなたの胸を返して この生命 引き換えに したっていいから この生命 引き換えに したっていいから |
さくらの唄門松みゆき | 門松みゆき | なかにし礼 | 三木たかし | 西村真吾 | 何もかも僕は なくしたの 生きてることが つらくてならぬ もしも僕が死んだら 友達に ひきょうなやつと わらわれるだろう わらわれるだろう 今の僕は何を したらいいの こたえておくれ 別れた人よ これで皆んないいんだ 悲しみも 君と見た夢も おわったことさ おわったことさ 愛した君も 今頃は 僕のことを忘れて 幸福だろう おやすみをいわず ねむろうか やさしく匂う さくらの下で さくらの下で さくらの下で |
遣らずの雨ハン・ジナ | ハン・ジナ | 山上路夫 | 三木たかし | 元気で暮らせよなんて 優しい言葉 言って欲しくなかったわ あなたへの想いを それじゃ たち切る力も 弱まるわ 差し出した傘も 傘も受けとらず 雨の中へと消えた人 見送れば もう小さな影ばかり 私も濡れる 遣(や)らずの雨 幸せ掴めぬように 生まれて来たと 飲んであなたは笑ってた 二人して探してみれば 見つけることも 出来たはず その胸に泣いて 泣いてくずれ落ち あれが最後の夜でした 追ったって もう今では無駄なこと 私の涙 遣らずの雨 追いかける夢に 夢に疲れたら どうか帰ってこの町に 見送れば もう遥かに消えてゆく 私も濡れる 遣らずの雨 | |
津軽海峡・冬景色花見桜こうき | 花見桜こうき | 阿久悠 | 三木たかし | イイジマケン | 上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣とばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 |
天使ぼろぼろ清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 春一番が吹いた朝 あの娘は行ってしまったよ ちぎれた紙が舞うように ふわりと街を出て行った さびしいパブの片隅に ぽっかり穴があいている あの娘が膝を抱きながら ほほえみ投げたあの場所が 天使ぼろぼろ 泣きくずれ さよならさえも なかったよ アアア…… アアア…… 百円玉の占いで あの娘の行方たずねたよ 表になれば又来るし 裏ならこれで終りだよ にぎあう街の裏通り 誰もがたずね歩いたが あの娘はまるで夢のよう 心に影を落すだけ 天使ぼろぼろ 泣きくずれ さよならさえもなかったよ アアア…… アアア…… 天使ぼろぼろ 泣きくずれ さよならさえもなかったよ アアア…… アアア…… | |
時の流れに身をまかせ加納ひろし | 加納ひろし | 荒木とよひさ | 三木たかし | 飛澤宏元 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
あざやかな場面蜜 | 蜜 | 阿久悠 | 三木たかし | 目を閉じていれば いくつも あざやかな場面が なつかしい歌につつまれ 色とりどり よみがえる あの時は春の終りの 息づまる青葉に おしゃべりの癖も忘れて あなたの手に抱かれてた そんな愛の真似事も 忘れられない 今になれば何もない おさない愛でも あの時は夏の嵐が ちぎれ雲はこんで しあわせの夢にかげりが さしたように思ってた 若い日なら何もかも 許されるもの そんな無茶を信じてた 涙を流して そして時が少しだけ うつり変って すべて過去の想い出に 変ってしまった | |
冬のひまわり紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 竹内弘一 | 冬に咲かない ひまわりの花 きっと かなわぬ 恋を見すぎていた くもり空なら グレーのコート それが私に 似合っているけれど もういまは 愛がない この手のひらの中 陽だまりのかけらさえ 何も残さず 冬のひまわり 冬に咲かせる 花があるなら それは 帰らぬ 想い出のかた隅 いつかあなたの そばで住めると 心弾ませ 夢を見てたけど もうここに 愛がない あなたの胸の中 ぬくもりのかけらさえ 何も残さず 冬のひまわり もういまは 愛がない この手のひらの中 陽だまりのかけらさえ 何も残さず 冬のひまわり |
時の流れに身をまかせ鈴木聖美 | 鈴木聖美 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 小松秀行 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
昭和たずねびと金児憲史 | 金児憲史 | 杉紀彦 | 三木たかし | 竜崎孝路 | 男と女の つきあいは 燃えたら終りが 直ぐに来る ひと晩かぎりで 灰になり 風に消えるも いいだろう… あゝ あいつ昭和のたずねびと 男と酒場の つきあいは 昨日とあしたの 曲り角 夢追う季節は 酔いしれて 枯れる季節は 酔いどれる… あゝ おれも昭和のたずねびと おとことおとこの つきあいは 学生時代の ままで行く 未果てぬ望みに 胸こがす 遠い時代の ままで行く… あゝ あいつ昭和のたずねびと 心と心の つきあいは 結んでほどいて また結ぶ 悲しみまみれの 束の間に みえるまぶしい 青空さ あゝ おれも昭和のたずねびと |
津軽海峡・冬景色吉幾三 | 吉幾三 | 阿久悠 | 三木たかし | 野村豊 | 上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 |
時の流れに身をまかせ畠山美由紀 | 畠山美由紀 | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
時の流れに身をまかせ春野寿美礼 | 春野寿美礼 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 飛澤宏元 | もしも あなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに 嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
ピクニック伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | もう今年はいい もう子供じゃない すてきな誰かを見つけに来ていい 待ちこがれてた この一日を 大人の顔で 今出かける ピクニック ピクニック 誰もがうきうき ダンスに狂って 丘から森へと つれだって行くの おやつは如何がと すすめてくれても ダンスは如何がと 誘ってくれない 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック 今年も子供 大人じゃないの 緑の丘で 泣きべそかく ピクニック ピクニック | |
破れハートに風が吹く榎本健一 | 榎本健一 | 阿久悠 | 三木たかし | とろとろ 夕陽(ゆうひ)が こぼれて落ちる 空(むな)しい ひとりの カーニバル 踊るリズムは ドラムカン 破れハートに風が吹く 泣きたい 泣きたい 心のままに 悲しみ 忘れて 眠るまで くらくら 夜空が かたむき落ちる いつまで ひとりで 踊るのか 足につめたい アスファルト 破れハートに風が吹く 見えない 見えない 心の灯(あか)り 夜明けが そこまで 来てるのに | |
星から金の粉キララ…大下香奈 | 大下香奈 | 大下香奈 | 三木たかし | 若草恵 | あなたは今ごろ何をしてるの あなたで頭がいっぱいになる 私はどうして生まれてきたの 見つからないままここまできた 星から金の粉 惜しみなく降りそそぐ 風から銀の粉 優しく手をひく導きの糸 あなたの愛は生きる希望をつのらせる光 どこにいても 守られる 星から金の粉 キララキララキラキラキラキララ 私深い息空を見上げる あなたが遠くでささやきかける 大丈夫 僕はここにいるから 見つけられるはず生まれた意味を 星から金の粉 静かに道を示す 風から銀の粉 愛しい香りを運んでくれる 無償の愛は心に命を吹き込む奇跡 輝き放つ 永遠に 星から金の粉 キララキララキラキラキラキララ あなたの愛は生きる希望をつのらせる光 どこにいても 守られる 星から金の粉 キララキララキラキラキラキララ |
みずいろの手紙水城なつみ | 水城なつみ | 阿久悠 | 三木たかし | 「お元気ですか そして 今でも 愛していると 言って下さいますか」 みずいろは 涙いろ そんな便箋に 泣きそうな 心を たくします あれこれと 楽しげなことを書きならべ さびしさを まぎらす わたしです 逢えなくなって二月(ふたつき) 過ぎて なおさらつのる恋心 手紙読んだら 少しでいいから 私のもとへ来て 下さい みずいろは 涙いろ それを知りながら あなたへの 手紙を 書いてます 誰からも 恋をしているとからかわれ それだけが うれしい わたしです 愛していると言われた 時が だんだん遠くなるみたい 手紙読んだら 少しでいいから 私のもとへ来て 下さい 私のもとへ来て 下さい | |
シャボン玉フワリ香田晋 | 香田晋 | 青島幸男 | 三木たかし | フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 プゥーッとふくれて フワフワ パチンと消える 軽く 高く 丸く 明るく やさしく 七色に輝く時がある フワリ フワ フワ フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 スゥーッと流れて フワフワ フワリと止まる 軽く 高く 丸く 明るく やさしく 華やかに輝く時が来る フワリ フワ フワ フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワーッと浮かんで フワフワ ふるえて光る 軽く 高く 丸く 明るく やさしく 美しく輝く時のため フワリ フワ フワ フワフワ フワリ フワ フワ フワフワ シャボン玉 フワフワ | |
心の瞳(独唱)SAWA | SAWA | 荒木とよひさ | 三木たかし | 心の瞳で 君をみつめれば 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 言葉で言えない 胸の温かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばでわかち合える たとえ明日が少しずつ みえてきても それは生きてきた足跡があるからさ いつか若さを失くしても心だけは 決して変わらない絆で結ばれてる 夢のまた夢を人はみてるけど 愛することだけはいつの時代も 永遠のものだから 長い年月を歩き疲れたら 微笑なげかけて手を差しのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ過去を懐かしみ振り向いても それは歩いてた足跡があるだけさ いつか若さを失くしても心だけは 決して変わらない絆で結ばれてる 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばでわかち合える 心の瞳で君をみつめれば | |
明日なき愛伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 雨が降れば 恋しく 風が吹けば 逢いたい ひかり窓に かかれば 夢がかなう気がする やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない 紅をさせば 悲しく 爪をぬれば さびしい ひとり髪を切る日は 悪くなれる気がする やがて二十才という秋の 部屋はなぜだか つめたくて 悲しいだけの愛だといわれ 顔をかくし泣いている やがて二十才(はたち)という秋の ゆれる心は はかなくて 明日(あす)なき愛と 知ってはいても 熱い想いは かくせない | |
風はこんやも北々西 −西海恋絶唱−原田ゆかり | 原田ゆかり | 阿久悠 | 三木たかし | あなたが忘れた故郷は あなたを忘れていませんと 書いた手紙の重たさに 女はため息つくのです 風はこんやも北々西 九十九島に星あかり 過ぎた恋など抱きしめて 夢を頼りに眠ります 三日に一度の恋便り 十日に一度に間があいて やがて一年何もなく 女は待つ身を覚えます 風は今夜も北々西 九十九島すすり泣き カタリカタリと恋幻灯 胸に映しているのです 黄金に色づく夕映えの 景色が何より好きでした そんなあなたが何故に 女を残して行くのです 風はこんやも北々西 九十九島に波が散る ここで逢いたい暮らしたい 思い一つで生きてます | |
人生に四季があるなら村上幸子 | 村上幸子 | 落合純子 | 三木たかし | 人生に 春があるなら 私は あなたに咲く 花になりたい ひそかに あざやかに 咲きつづけて いつも あなたの やすらぎになりたい 人生に 夏があるなら 私は あなたを呼ぶ 海になりたい 漂よい ゆらめき 波をよせて いつか あなたの 港になりたい 人生に 秋があるなら 私は あなたに吹く 風になりたい ほほえみ しあわせ 愛を連れて いつも あなたに 青空を運ぶの 人生に 冬があるなら 私は あなたに降る 雪になりたい 静かに 静かに 降り積もって 春が 来た日の ぬくもりに溶けたい | |
愛人チョン・テフ | チョン・テフ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 中島慶久 | あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい |
つぐない真咲よう子 | 真咲よう子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 窓に西陽が あたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したままおいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも 可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志に なるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど | |
長すぎた恋人高山厳 | 高山厳 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 今泉敏郎 | 心からあなたが 出て行ってくれるなら きっと生き方 変えること 出来る あしたから 住みなれた この街 最後のバスに乗って そうね ぶらっと 旅にでも出るわ いい人演じるのは 疲れるだけよ あなたに ふさわしい人と やり直して欲しい 長すぎた恋人 友だちになれない 悲しいけれど 追いかけないわ …あなたは あなた 若かったあの頃 あなたしか見えなくて いつも別れに 怯えていたけれど 心がひび割れたら もどせはしない わたしの 人生はきっと わたしのものだから 長すぎた恋人 友だちになれない 泣きたいけれど 呼び止めないわ …あなたは あなた …あなたは あなた |
つぐない鮎川麻弥 | 鮎川麻弥 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 窓に西陽があたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去にしばられ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志に なるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志に なるけれど | |
思秋期北原ミレイ | 北原ミレイ | 阿久悠 | 三木たかし | 猪股義周 | 足音もなく 行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 |
若き獅子たちはやぶさ | はやぶさ | 阿久悠 | 三木たかし | 阿部靖広 | 太陽に向かい 歩いてるかぎり 影を踏むことはない そう信じて生きている あなたにもそれを わからせたいけど 今は何にも告げず ただほほえみのこすだけ 甘いくちづけだけに おぼれそうな今 ぼくはふりきって さらばあなた 風よなぶるな 獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば 闇よかくすな 獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に 太陽が昇り 落ちて行くまでの ほんの短い間 何をしたらいいのだろう 愛だけに生きて ほしいのとすがる 黒い瞳のあなた もう何にも言わないで 熱い抱擁だけに 時を忘れそう ぼくは目をあげて さらばあなた 風よなぶるな 獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば 闇よかくすな 獅子のたて髪を 若さを誇らしく思う時に 風よなぶるな 獅子のたて髪を 涙をかざれない時であれば |
愛の振り子小林幸子・北大路欣也 | 小林幸子・北大路欣也 | 荒木とよひさ | 三木たかし | あしたから二人 二人 出直せるはずだよ 若かった二人 二人 子供すぎていた そばにいるだけで 愛より深い優しさ 時が流れて やっと気付いた 生きることの意味を まわり道をしたけど ふたつの心が あしたから二人 二人 恋人にもどれる 想い出が二人 二人 大人にしてくれた いつも傷つけて 淋しい思いさせてた 時は両手で 包み続けた めぐり逢えたあの日 喧嘩ばかりしたけど そばにいるだけで 愛より深い優しさ 時が流れて やっと気付いた 生きることの意味を まわり道をしたけど ふたつの心が… |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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豊後水道野村美菜 | 野村美菜 | 阿久悠 | 三木たかし | 安形和巳 | 背のびした 恋破れ なぐさめる人もなく 信じていたのに あなたはもう来ない やせた女の旅路には やさし過ぎるわ春の海 こぼれ散る紅椿 流れにひきこんで 何を急ぐか 豊後水道 この海が 銀河なら 逢(お)う瀬もあるけれど 近くて遥かね あなたと私には 岬巡ればまた入江 人の情(なさけ)に出会えそう 辛口の地の酒を 海辺の宿で飲み 何を歌うか 豊後水道 爪の色 変えたのも 心が晴れたから 一人の旅でも 泣かないひとになる 春は何日早かった 風もうららで甘かった 海猫の棲(す)む島を ぐるりと一まわり 何を想うか 豊後水道 |
パーティの夜伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | あなたがあの娘(こ)と踊ったら 私の心はいたむでしょう お願い あっちへ行かないで おしゃべりだけならいいけれど はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 フリルで飾ったドレス着て 私はあなたを見ています あなたの背中を見ていたら なぜだか不安になるのです どういう話をしてるのか 楽しさあふれているようで はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 きれいにみがいたこの爪を 知らない間に噛んでます | |
地下鉄の涙つんく♂ | つんく♂ | 上田紅葉 | 三木たかし | 鈴木俊介 | 地下鉄のドアにもたれて 止まらずに溢れる涙よ 突然に背中を抱くのは過ぎし日の愛の記憶 本当は今もあなたを 忘れずに生きてる私よ… 忙しい振りして自分を裏切っていただけ 泣きたい時に わざと笑って迷子にさせた涙たち もういいから… 素直な愛の海へ流れなさい ごめんね ごめんね 私の切ない恋ごころ 今夜はいいから 我慢しないで 泣きなよ… 地下鉄の闇と光りは 良く似てる人生模様に 悲しみが無ければ喜びそれさえも感じないわ 抑えてた胸のつかえを 流し去る魔法の涙よ 幼子に今だけ戻って柔らかくなりたい 淋しいくせに 無理に強がり氷にさせた涙たち もういいから… 優しい愛の空へ流れなさい ごめんね ごめんね 絵になる女じゃないけれど それでもいいから 気が晴れるまで 泣きなよ… ごめんね ごめんね 私の切ない恋ごころ 今夜はいいから 我慢しないで 泣きなよ… |
卒業ダ・カーポ | ダ・カーポ | 宮下康仁 | 三木たかし | あなたと暮らした日は 傷つけあうガラスの愛 別れの涙さえも 今は何故か美しく 今ちがう人の 愛の中に生きる私 幸せな日々に 不満などはないけれど 時計の針をまわし 夢の中に戻れるなら 青春のきらめきを この胸にもう一度 すきとおった愛の日は 美しさだけみつめすぎて しのびよるさよならは 口づけさえ残せずに 今ちがう人の 愛の中に生きる私 幸せな日々に 不満などはないけれど あなたはどんな人の 腕をとって歩いてるの 青春のキャンパスに 秋の風が吹く頃に 今ちがう人の 愛の中に生きる私 幸せな日々に 不満などはないけれど 二人の愛のメモリー セピア色の秋にうもれ 卒業のわかれ道もう 二度とは戻れない | |
心の瞳川上大輔 | 川上大輔 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 矢田部正 | 心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それがどんな事だか わかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠回りをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える たとえ明日が 少しずつ 見えてきても それは生きてきた 足あとがあるからさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる 夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠(とわ)のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ過去(きのう)を 懐かしみ ふり向いても それは歩いてた 人生があるだけさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる 愛すること それがどんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える 心の瞳で 君を見つめれば… |
シンガポール・スリリング麻生真美子&キャプテン | 麻生真美子&キャプテン | 荒木とよひさ | 三木たかし | シルクのドレスに 切れこむライン 斜めの視線が カーブを描く 朝まで待てない ONNAの夢は 中途半端に とぎれる言葉 シンガポール スリリング でもさ マジに 心だけを酔わせて シンガポール スリリング でもさ マジに 淋しくさせないなら 夜明けの海 捜してもいい 都会砂漠に あきてたところ ヒールのかかとが 背のびをさせる うなじに落した 吐息に酔えば 眠りの時計を はずした右手 夢の背中に うずめているわ シンガポール スリリング あのさ マジに 心だけを愛して シンガポール スリリング あのさ マジに 優しくしてくれたら 夜更けの街 逃げ出していい 都会砂漠に あきてたところ 夜明けの海 捜してもいい 都会砂漠に あきてたところ | |
北の螢岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 阿久悠 | 三木たかし | 伊戸のりお | 山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け 雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け |
NE-KO秋元順子 | 秋元順子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 中村力哉 | ミャーン ミャーン 泣いてすり寄ってくる あんたはいいね あたしがいるから ミャーン ミャーン それでも悲しいこともあろう 誰かに 恋した こともあろう 猫に生まれりゃ 猫の人生 不幸もあれば 幸福(しあわせ)も 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に ミャーン ミャーン 泣いて心配してる あんただけだよ 解っているのは ミャーン ミャーン 今夜も隣りで 眠ろうか ぬくもり 借りて 眠ろうか 猫に生まれりゃ どんな夢見て 枕を濡らし 泣くだろか 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 猫に生まれりゃ 猫の人生 不幸もあれば 幸福(しあわせ)も 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に 淋しいね 逢いたいね ふたりを捨てた あの人に |
ワインカラーの記憶紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | ワインカラーに染めてる 暮れなずむこの都会(まち)の どこかであなたも住んでいるはず きっと誰かと めぐり逢いそして別れ 涙も枯れたいまは 悲しみそれさえ懐かしくなる 愛の面影 季節がひとつ変わるたびに 誰かと 遊びの恋をしてみるけど わたしは まだ愛してる あなたのことだけを まだ愛してる せつないくらい 硝子(ガラス)窓のむこうには しあわせそうなふたり 眩しいぐらいに若さふりまき 語り合ってる 季節が人の心の中 変えても 並木の様子変えてみても わたしは まだ信じてる あの日の愛だけは まだ信じてる いじらしいほど まだ愛してる あなたのことだけを まだ愛してる せつないくらい | |
想いで迷子ハン・ジナ | ハン・ジナ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 涙の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる 夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何にも いらない だから鏡に映る わたしに 想いでばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから こんな夜には 少しお酒で 涙の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる | |
時の流れに身をまかせティーナ・カリーナ | ティーナ・カリーナ | 荒木とよひさ | 三木たかし | Tomoki Kikuya | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに 嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
愛人増田惠子 | 増田惠子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に 街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そして抱きしめて このまま あなたの胸で暮らしたい めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい 尽くして 泣きぬれて そして愛されて 明日がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい | |
まわり道朱鷺あかり | 朱鷺あかり | なかにし礼 | 三木たかし | 前田俊明 | 桜の花のような 小雪が ふりかかる お前のおくれ髪(げ)を この手で なでつける まわり道を したけれど めぐり逢えたら いいさ いいさ 遅れてやって来た 二人の春に 乾杯(かんぱい)を あ… 川辺で子供たちが 無邪気(むじゃき)に遊んでる お前はそれを見て かすかに 涙ぐむ まわり道を したけれど 夢が叶(かな)えば いいさ いいさ 苦労の分だけは お前もなれよ 幸せに あ… まわり道を したけれど これが最后(さいご)の 恋さ 恋さ 二人であたたかな ねぐらをきっと つくろうよ あ… |
愛人井上昌己 | 井上昌己 | 荒木とよひさ | 三木たかし | あなたが好きだから それでいいのよ たとえ一緒に街を 歩けなくても この部屋にいつも 帰ってくれたら わたしは待つ身の 女でいいの 尽して 泣きぬれて そして愛されて 時がふたりを 離さぬように 見つめて 寄りそって そしてだきしめて このまま あなたの胸で暮らしたい めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの 何も言わずいてね わかっているわ 心だけせめて 残してくれたら わたしは見送る 女でいいの 尽して 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で眠りたい 尽して 泣きぬれて そして愛されて 明日(あす)がふたりを こわさぬように 離れて 恋しくて そして会いたくて このまま あなたの胸で暮らしたい | |
愁恋歌大津美子 | 大津美子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 哀しみが窓辺濡らせば あしたが見えなくなるけど 過ぎゆく季節は 涙も 想いでに変えてゆく 心から愛した人も 駆けぬけた若き日も 黄昏は何も知らず 昨日に染めてゆく 人は夢から生れ いつか夢の中へ帰るけど ふりむくよりも 歩くことが それが人生 幸福は空のむこうの 遠いところにはないから この胸の中のかた隅 いつでも宿している 泣きながら別れた人も 美しく燃えた日も 想いでは何も言わず 心に問いかける 人は夢から生れ いつか夢の中へ帰るけど 悲しむよりも 生きることが それが人生 人は夢から生れ いつか夢の中へ帰るけど ふりむくよりも 歩くことが それが人生 | |
ふたごのバースデードリーミング | ドリーミング | ドリーミング | 三木たかし | 近藤浩章 | きょうは 私のバースデー きょうは 私もバースデー おとぎの国の魔女だって こんな魔法は使えない きょうは私がプリンセス きょうは私もプリンセス ケーキの上のキャンドルも同じ数だけ 鏡よ鏡 不思議な鏡 どっちがきれい? おしえて こたえたいけど どっちが どっち 見わけられない きょうはふたりのバースデー ふたりぶんの夢かなうように キャンドル 消すの おめでとう きょうは私のバースデー きょうは私もバースデー 同じママから いっしょに 生まれてきたの 私たち きょうは私がプリンセス きょうは私もプリンセス おそろいのプレゼントも同じ数だけ ふたりでいれば喜びだって 二倍ふくらむ 不思議ね ふたりで歌えば涙だって すぐにかわくの きょうはふたりのバースデー あなたから私 私からあなたに贈るの ありがとう きょうはふたりのバースデー きょうはふたりのバースデー |
つぐないハン・ジナ | ハン・ジナ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 窓に西陽が あたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同士に なるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同士に なるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同士に なるけれど | |
肌寒い雨片平なぎさ | 片平なぎさ | 千家和也 | 三木たかし | 三木たかし | 昨日の雨で 最後の花も 残らず散って しまうでしょ ふたりの恋が 終りだなんて 今でも信じられません 冷たい指をさし出して 最後の握手求めるの 私が泣くと困るから 冗談ばかり言うあなた 別れはすべて 私のせいよ あなたを誰も とがめない チラホラ街に コートが目立つ 寒さが近い 知らせでしょ 時間がたてば 悲しみなんて まぎれてしまうものかしら 綺麗な息をはきながら サヨナラ空にふりまいて 私が可哀そうだから 走って逃げてゆくあなた 別れはすべて 私のせいよ あなたを誰も とがめない |
さよなら前夜大美ひろし | 大美ひろし | 松本隆 | 三木たかし | 矢野立美 | 恋に終わりを告げる言葉は 数えりゃきりがないのに 夕立ちを見る君の背中に ひとつも言えない 「ねえ 悩まないでね あなた ねえ どこかの本の 男が女棄てる科白(せりふ)を 想い出して言えばいいじゃないの」 さよなら前夜 君を抱くのも 今日で最後だね ほくにかくれて拭いた涙が 小指に光っているよ 二年続いた恋のかげりは 誰も消せないさ 「ねえ 悩まないでね あなた ねえ 簡単なこと 男が女棄てる場面は いつも涙さそうものじゃないの」 さよなら前夜 はじめて逢った 春に戻りたい 「ねえ せめて今夜は あなた ねえ 離さないでね 男が女棄てる言葉を 二人額(ひたい)寄せて探しましょう」 さよなら前夜 こころを結ぶ 糸がほどけない |
股旅ブルース香田晋 | 香田晋 | 阿久悠 | 三木たかし | 若草恵 | 待って 待ってと 追いすがる 初心(うぶ)な娘を ふりきって 風と一緒に 走ったら 野暮なとんびに 笑われた 何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース 二年ぶりなら 湯の宿で 無精髭など 剃り落とし 少しカタギの なりをして 村のはずれに 行ってみる 顔は見たいし 見ちゃならぬ あたりまえだよ 人の妻 三歩 歩いて 立ちどまり 空を仰げば 月も泣く 股旅ブルース (MATATABI MATATABI MATATABI) 花の季節も 笑わずに 月の見頃も 知らんふり 雪が舞い散る 時になり 人の情けを 思い出す 夜の冷たさ 身の寒さ 心凍らす 日の暮に 誰が歌うか 子守唄 せめて今夜は 夢を見る 股旅ブルース 何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース (MATATABI MATATABI) |
時の流れに身をまかせ杜このみ | 杜このみ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 田代修二 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通のくらし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失してしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
心の瞳鈴木タカオ | 鈴木タカオ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それがどんな事だか わかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠回りをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える たとえ明日が 少しずつ 見えてきても それは生きてきた 足あとがあるからさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる 夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠(とわ)のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑(ほほえみ)なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ過去(きのう)を 懐かしみ ふり向いても それは歩いてた 人生があるだけさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる 愛すること それがどんな事だか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える 心の瞳で 君を見つめれば… | |
ワン・ニャン物語キンキン・ケロンパ | キンキン・ケロンパ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 大谷和夫 | むかしぼくは むく犬だったんだ 野原をねぐらに 星を枕に むかしわたし 三毛猫だったの 白いテラスの 大きな家の それでも 君を好きに あなたを好きに ふたりでいれば いつも暖かい ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語 むかしぼくは やせ犬だったんだ お腹をすかして いつも淋しく むかしわたし 泣き猫だったの ひとりぼっちで 友だちもない それでも 君に逢えて あなたに逢えて 見つめていれば いつも優しくて ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語 それでも 君を好きに あなたを好きに ふたりでいれば いつも暖かい ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語 ワン ワン ワン I love you ワン ワン ニャン ニャン ニャン I love you ニャン ニャン そんなふたりの ワンニャン物語 |
想いで迷子北川大介 | 北川大介 | 荒木とよひさ | 三木たかし | D・C・O | 愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 涙の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる 夢のつづきを 誰かに見ても 若くないから あしたが恐い 綺麗ごとなら 愛するだけで 本当は何にも いらない だから鏡に映る わたしに 想いでばなし しましょう そして枕を抱いて あなたのかわりに 時はあなたの移り香だけを 今もこの部屋残しているから こんな夜には 少しお酒で 涙の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる |
ささやきの首飾り中村晃子 | 中村晃子 | 福田陽一郎 | 三木たかし | 抱いて 抱いて こころおきなく 今 サヨナラを 言ってきたばかり ワインをひとくち飲ませて 年令(とし)があまりに近すぎて このまま暮らしに入れない おさない夢を語られて 握られた手もほどけたの だから 抱いて 抱いて 抱いて 震える耳への熱いささやきと 白いうなじへのキスで だから 抱いて 抱いて 抱いて わたしの喉に 歓びの首飾りをつけて 抱いて 抱いて 何も言わずに 今 お互いに 背をむけてきたの どうしてなどと聞かないで 怒りの顔がみにくくて 今更わたしは戻れない 押しつけられた約束を 握られた手に返したの だから 抱いて 抱いて 抱いて 震える耳への熱いささやきと 白いうなじへのキスで だから 抱いて 抱いて 抱いて わたしの喉に 歓びの首飾りをつけて だから 抱いて 抱いて 抱いて 震える耳への熱いささやきと 白いうなじへのキスで だから 抱いて 抱いて 抱いて わたしの喉に 歓びの首飾りをつけて | |
みずいろの手紙浜田朱里 | 浜田朱里 | 阿久悠 | 三木たかし | “お元気ですか そして今でも愛していると言って下さいますか” みずいろは涙色 そんな便箋に 泣きそうな心をかくします あれこれと 楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす 私です 会えなくなってふた月 過ぎてなおさらつのる恋心 手紙よんだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい みずいろは涙色 それを知りながら あなたへの手紙を書いてます 誰からも 恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛していると言われた 時がだんだん遠くなるみたい 手紙よんだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい | |
恋はふりむかないキノコホテル | キノコホテル | 阿久悠 | 三木たかし | 別れのくちづけに 恋はふりむかない つめたいくちびる かえらないあの日 苦しい闇の中 君はふりむかない 夜明けに向って 歩いて行く君 通り過ぎて行く はげしい恋は 戻って来ない 二度と 二度と 孤独の心に 恋はふりむかない レンガの舗道の 別れはむなしい こんなに抱きしめて 恋はふりむかない はなれた心は 今は結べない 悲しい雨の中 君はふりむかない 苦しみにじませ ふけて行く街 通り過ぎて行く はげしい恋は 戻って来ない 二度と 二度と 涙で叫んでも 恋はふりむかない 何もすがれない 恋の終わる時 | |
アイツと私堀江美都子 | 堀江美都子 | 田中のぶ | 三木たかし | バッチリ 目と目があったのに アイツは あわてて 目をそらす いくじなし ハートが ラヴラヴ 感じてたのに わかってないわ 女の子の気持ち もう… キライよ アイツ! アイツと私 まるで ボタンのかけちがい アイツと私 いつまでたっても ちぐはぐいきちがい 私が デートをしてるのに アイツは 見てても 知らんぷり いくじなし パチンと ほっぺた たたいてほしい わかってないわ 女の子の気持ち もう… キライよ アイツ! アイツと私 まるで メリーゴーラウンド アイツと私 おんなじ所を くるくる回るだけ このまま 帰りたくないのに アイツは 無理して 手をはなす いくじなし 朝まで くちづけ くりかえしたい わかってないわ 女の子の気持ち もう… キライよ アイツ! アイツと私 まるで レールの二本線 アイツと私 どこまでいっても まだまだ平行よ | |
雨月夜牧村三枝子 | 牧村三枝子 | 水木かおる | 三木たかし | ひとりぼっちと 思うなと この手に残した 部屋の鍵 あなたのこころが 今しみる 迷い悩んだ 季節のはてに やっと迎えた 雨月夜 男ごころが とけないで 手さぐりしていた 長い春 日蔭になじんだ 一輪草 すぐに日向(ひなた)に 咲けないわけが 眉をくもらす 雨月夜 いいの? 私で いいのねと 追いかけ追いつき 問い返す 恋紅ほのかな 薄明り せめて幸せ 逃げないように 祈る思いの 雨月夜 | |
甲子園の詩~ぼくはヒーローになれなかったよ~水前寺清子 | 水前寺清子 | 阿久悠 | 三木たかし | 狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く ぼくはヒーローに なれなかったよ 突然 球場は静かになった 呆然とふり仰ぐ 真夏の空に秋によく見る 雲が流れた あいつはぼくより上だった 凄いボールを投げてきた 一打逆転 晴れの場面が 瞳の奥で 消えていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園 ぼくはヒーローに なれなかったよ 大きな溜息が 拍手に変わる 鳴り渡るサイレンに ふと気がついて くやし涙が 頬にこぼれた あいつは 大きく見えていた 強い心を持っていた 夢のかけらの砂を集めて ぼくらの夏は 去っていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園 狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く また来いよ(また来いよ) きっと 来年も(きっと 来年も) 六万人の(六万人の) 声が湧く |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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時の流れに身をまかせ平山みき | 平山みき | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えない いまは あなたしか 愛せない | |
ラスト・シーンはやぶさ | はやぶさ | 阿久悠 | 三木たかし | 工藤恭彦 | 何年でも待つよといったら あなたはさびしく微笑みながら そんなことをしたら不幸になるわ 忘れた方がいいという ありがとう しあわせだったわ 一緒に歩けなくてごめんなさい あたたかい春の陽ざしの中で 熱があるように ぼくはふるえてた もう恋などしないといったら あなたは馬鹿ねとつぶやきながら そんなことをいって困らせないで 無邪気な方がいいという ありがとう しあわせだったわ 出来ればもっと早く逢いたかった にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた |
明日草清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 雨が降る 雨が降る 私の心は涙と一緒に流されそう なぜかしら なぜかしら この頃涙もろいの 十六 十七 笑いも出来ず 悲しい想いで暮してばかり 明日という日は遠過ぎる 明日になればまた明日 私の咲く日はいつになる それでも それでも私は待っている 風が吹く 風が吹く 私の体は知らないどこかへとばされそう つかまえて つかまえて とっても心細いの 十六 十七 楽しいさかり 不安におびえてしゃがんでばかり 明日を心に描いてる 明日になればまた一つ 明日を山ほど積みあげて それでも それでも私は信じてる 愛されて 愛されて 私の嘆きが水玉みたいにはじけそう 明日草 明日草 私はやがて咲くでしょう | |
別れの予感岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 泣きだしてしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりも まだ深く 空よりも まだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには出来ない | |
時の流れに身をまかせ岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
スキャンダル由紀さおり | 由紀さおり | 荒木とよひさ | 三木たかし | 川口大輔 | あなたの背広の移り香は きっとどこかの綺麗な人でしょう 三茶 下北 それとも 吉祥寺 子供のように はしゃいでいたのね スキャンダルなら 男の勲章 迷子にならずに 帰ってきてね お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないなら あなたの好みのお相手は 髪を肩まで伸ばした人でしょう 恵比寿 十番 それとも 西麻布 夢人みたいに 時間を忘れて スキャンダルなら 男のロマンス 夜明けの前には 帰ってきてね お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないなら スキャンダルなら 男の勲章 迷子にならずに 帰ってきてね お酒もいいの 噂もいいの 私のことを忘れていないなら |
皿山情話嶺陽子 | 嶺陽子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 鞍富誠三 | 小雪をひとひら この手にのせりゃ 短い命が 消える様に 私が死んだら 泣いてくれるでしょうか 恋しいあの人 愛しても 添えぬ人だと 言いきかせ 運命(さだめ)を恨(うら)めば 切ない この世を妬(ねた)めば 悲しい はらはらと降る雪よ なんにも知らないで ああ佐々皿山は ああ雪化粧 椿のつぼみは 冬でも咲ける 冷たくされても 美しく 私のことなど 忘れているでしょうか 逢えないあの人 別れても 錐(きり)で刺す様な この痛み 面影恨めば 切ない しあわせ妬めば 悲しい はらはらと降る雪よ 私を捨てたまま ああ佐々皿山は ああ雪化粧 |
時の流れに身をまかせ内藤やす子 | 内藤やす子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮らし してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない | |
紅の酒神野美伽 | 神野美伽 | 吉田旺 | 三木たかし | 襟(えり)の乱れに すべりこむ 花は夜桜 春なのに もどれない もどらない 身も世も捨てた 恋だから 噫(あゝ)…あなた のませてください 紅の酒 合(あ)わせ鏡 寝煙草(ねたばこ)の 蛍(ほたる)いとしい 闇の中 うしろ指 さされても いのちと決めた ひとだから 噫(あゝ)…あなた 溺れてください 紅の酒 ふたり墜ち行く奈落なら 墜ちて行きたい 悔やまない 離れずに 離さずに あの世の果ての 果てまでも 噫(あゝ)…あなた そそいでください 紅の酒 | |
彼と…青江三奈 | 青江三奈 | 阿久悠 | 三木たかし | たそがれが あの窓におりて来て カーテンをむらさきに そめている 坂道の あたりまで出迎えに 行こうかと手を休め ふと思う 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか カタカタとサンダルを 踏みならし バスが着く時間見て 走り出す 街の灯を 肩寄せて見ていたら この人は何だろうと 感じるの 一年が 過ぎたのにまだ彼は 誰にでも妹だと 話してる 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか ポロポロとわけもなく 泣けて来る しあわせで頼りない 夜ふけごろ | |
スペインの絵の中でヤン・スギョン | ヤン・スギョン | 荒木とよひさ | 三木たかし | 黄昏の海岸が スペインの グラビアみたい 綺麗ごとそれよりも 本当は悲しいくせに 別れて気付いた孤独 きっと恋人の ふりしてた 昨日までは 愛は深い この海だと 信じたけど いまは涙の捨て場所 それだけ 想い出は黄金色 指さきにこぼれる砂時計 いいことは続かない 終りが待ち伏せしている 別れを知ってた予感 いつも心が おびえていた まぼろしより 愛はもろく 青い海が 悲しいけど いまは涙のひとコマ それだけ 昨日までは 愛は深い この海だと 信じたけど いまは涙の捨て場所 それだけ | |
オロロン酒場中条きよし | 中条きよし | 水木かおる | 三木たかし | 竜崎孝路 | 一年も放ったらかして 何しに来たの 雪と風とに 明け暮れて 夢もさびつく オロロン酒場 ようやく忘れた ひとなのに 帰ってよ もう帰ってよ つらくなるから あなたって勝手なひとね でも好きだった 今は他人の ふたりでも ひとつあげましょ 盃ぐらい 凍(しば)れるからだを 温(ぬく)めたら 帰ってよ もう帰ってよ つらくなるから もう二度と逢う日もないわ さいはて暮らし それを思えば 意地さえも 消えてくずれる オロロン酒場 むしゃぶりつきたい その背中 帰ってよ もう帰ってよ つらくなるから |
恋人たちの神話由紀さおり | 由紀さおり | 荒木とよひさ | 三木たかし | 坂本昌之 | 子供たちがベッドで 夢の箱舟に乗るころ 時は悲しみだけを 脱ぎすてて 明日(あす)に 着換えるけど もしも生れ変って ちがう人生があるなら 青い空を自由に泳いでる 鳥になってみるけど 愛されて傷ついて 死にたくなるほど 泣きぬれても この世に私を 授けてくれただけで 涙を連れ添う そんな生き方もある 硝子窓に夜明けの やわらかな陽ざしが差せば 時は小さな未来 用意して 今日に 目覚めるけど めぐり逢って別れる それが人の宿命(さだめ)ならば 花のように綺麗なときだけを 過去に残すそれだけ 愛されて傷ついて 死にたくなるほど 泣きぬれても 心と身体は 切り離せないけれど 昨日を見捨てる そんな生き方もある この世に私を 授けてくれただけで 涙を連れ添う そんな生き方もある |
かあさんへ川中美幸 | 川中美幸 | 井上輝彦 | 三木たかし | 若草恵 | 愛を求めて 故郷をすてたのに 季節を伝える あなたでしたね 「はやくかえれ…」と 何度もくり返す ひらがなばかりの 便りもあった 父さんなくして ひとりきり あなたの 寂しさ 気がかりでした あーかあさん お母さん 最後に旅した 写真ありますか あーかあさん お母さん 父さん 微笑ってる きっときっとあなたに 感謝してます 荷物まとめて 手紙を読み返す 私のしあわせ 祈り続けた 何も云わずに 働くかあさんの 小さな姿が にじんで来ます 疲れてませんか ひとりきり あなたが私の 故郷ですね あーかあさん お母さん そこまで来ている 冬は温かい あーかあさん お母さん 小言を 云われても 今は今は愛しい 春のようです あーかあさん お母さん 花が咲く頃 旅をしませんか あーかあさん お母さん 今まで ありがとう ずっとずっとあなたに 感謝してます |
積木の森森村まり | 森村まり | 荒木とよひさ | 三木たかし | 都会の積木の森の様ね 淋しさで造った 迷路 人は空さえも 心に閉じこめ 長い夢だけを 見てる せめて愛だけは 誰もふれずに あなたの胸で いつも泳がせて たとえ遠すぎる 未来よりも いまがこんなに 切ないから 時間は哀しい 生き物なの 今日だけの 短い生命 ほんのひとコマの 幸福投げても みんな夢の中へ帰る せめて愛だけは 変らずにいて あなたのために わたし生まれたの たとえ永遠の 約束より いまがこんなに まぶしいから せめて愛だけは 誰もふれずに あなたの胸で いつも泳がせて たとえ遠すぎる 未来よりも いまがこんなに 切ないから いまがこんなに まぶしいから | |
うぬぼれ鏡八代亜紀 | 八代亜紀 | 吉岡治 | 三木たかし | 電話をくれよと 言ったから だからわたしも かけただけ 誰が出たって 不思議じゃないが なにも喋らず…… 切ったよ 裏切り者よと 責めたって あんたとデキてた 訳でもないし 好きだと一度は 言われたが あの夜はみんなが 酔ってたわ うぬぼれ鏡 うつしてよ 可愛いおんなは どこの誰 うぬぼれ鏡 うつしてよ 憂いタバコが 目に沁みる マスター相手に とまり木で 待つとはなしに 待っただけ 酔ったふりして 一番電車 ひとり座席で…… 眠るわ 裏切り者よと 泣いたって あんたにしてみりゃ 迷惑なだけ いまさら好きだと すがっても 昨日の風など 吹くじゃなし うぬぼれ鏡 うつしてよ 可愛いおんなは どこの誰 うぬぼれ鏡 うつしてよ ひとり芝居の 指鉄砲 うぬぼれ鏡 うつしてよ 可愛いおんなは どこの誰 うぬぼれ鏡 うつしてよ 憂いタバコが 目に沁みる | |
火の国へ北原ミレイ | 北原ミレイ | 阿久悠 | 三木たかし | 猪股義周 | あなたなしでも 生きられる そんな女に なりたいと 熱い想いの 火の国へ 生れ変りに 参ります 東京駅から 西へ向け 泣かぬ女の 泣かぬ女の ひとり旅 雨の降る日は しのび逢い それが似合いの 恋なんて 甘く見えても 真実は 若い私を やせさせた 三年三月は 重過ぎて とても背負って とても背負って 行けません 肥後の火の山 阿蘇の山 私むかえて くれる山 明日はあなたの 想い出も すべて燃やして しまいます 未練が眠りを さまたげる そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ |
わたしのフェアリーテールクミコ | クミコ | 長谷川孝水 | 三木たかし | 少女の頃に夢みたものは お伽話のあのハッピーエンド 憧れの王子様が いつかわたしを迎えに来てくれる 恋に恋したあの夏の日 ぎこちなくくちづけ交わした 夢のかけらが現れ消えて 時間はすべて溶けていった わたし言ったの 100年たっても 繋いだこの手を きっとね 離さないで 出会った人も別れた人も すべての人が記憶の中で 懐かしい光湛え 星屑のように瞬き続けてる 恋に傷付き打ちのめされ 漂う瞳は震えて 声にならない声で叫んだ 言葉にできないその想いを 時が過ぎても 100年たっても 忘れないでね きっとね 覚えていて 時はいつでも通り過ぎてく お伽話を紡ぎながら 時はいつしか苦しみさえも 美しく変えるよ わたしのフェアリーテール | |
愛に守られて春野寿美礼 | 春野寿美礼 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 若草恵 | 悲しみより辛いこと 人生にはあるけれど 傷ついても 泣き濡れても 若さだけで生きてた 恋をしてもこの心 別れをまた急ぎだし 友だちにもなれないまま いつも終り告げたけれど 子供の頃 憧れてた 父のような恋人に… どこか似ている 今度の人は 優しい笑顔も 肩の匂いも ただそばで寄り添うだけで 愛に守られて 花も鳥も生きる意味 考えてはいないはず 悩まないで 嬉しがって 遊んでいる自由に 一度だけの生き方に 悔いを残すことがなく わたしらしく わたしのまま 愛されたらいいと思う 子供の頃 夜空見上げ 父と星の旅人に… 遠い約束 今度は出来る ただそばで寄り添うだけで 愛に守られて 子供の頃 憧れてた 父のような恋人に… どこか似ている 今度の人は 優しい笑顔も 肩の匂いも ただそばで寄り添うだけで 愛に守られて |
恋人たちの神話紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | この世に私を 授けてくれただけで 涙を連れ添う そんな生き方もある 子供たちがベッドで 夢の箱舟に乗るころ 時は悲しみだけを 脱ぎすてて 明日(あす)に 着換えるけど もしも生れ変って ちがう人生があるなら 青い空を自由に泳いでる 鳥になってみるけど 愛されて傷ついて 死にたくなるほど 泣きぬれても この世に私を 授けてくれただけで 涙を連れ添う そんな生き方もある 硝子窓に夜明けの やわらかな陽ざしが差せば 時は小さな未来 用意して 今日に 目覚めるけど めぐり逢って別れる それが人の宿命(さだめ)ならば 花のように綺麗なときだけを 過去に残すそれだけ 愛されて傷ついて 死にたくなるほど 泣きぬれても 心と身体は切り離せないけれど 昨日を見捨てる そんな生き方もある この世に私を 授けてくれただけで 涙を連れ添う そんな生き方もある | |
昨日までの顔山口百恵 | 山口百恵 | 千家和也 | 三木たかし | あかのたちお | 風が冷たく吹き抜ける 人がまばらに歩いてる 赤いレンガ道 あの人が好きでした お別れも愛の形です 私の足もとに 少女の抜け殻が ポツンとひとつ 転がってます 雨がひときわ強くなる 街が背中を見せている 暗い曲がり角 美しい恋でした 誇らしく人に話せます 私の足もとに 少女の抜け殻が 昨日の顔で 転がってます 幾日も泣きました 今日からは街を歩けます 私の足もとに 少女の抜け殻が 眠ったように 転がってます |
思秋期宇都宮隆 | 宇都宮隆 | 阿久悠 | 三木たかし | nishi-ken | 足音もなく 行き過ぎた 季節をひとり 見送って はらはら涙 あふれる 私十八 無口だけれど あたたかい 心を持った あのひとの 別れの言葉 抱きしめ やがて十九に 心ゆれる 秋になって 涙もろい 私 青春は こわれもの 愛しても 傷つき 青春は 忘れもの 過ぎてから 気がつく ふとしたことで はじめての くちづけをした あのひとは ごめんといった それっきり 声も かけない 卒業式の 前の日に 心を告げに 来たひとは 私の悩む 顔見て 肩を すぼめた 誰も彼も 通り過ぎて 二度とここへ 来ない 青春は こわれもの 愛しても 傷つき 青春は 忘れもの 過ぎてから 気がつく ひとりで紅茶 のみながら 絵葉書なんか 書いている お元気ですか みなさん いつか 逢いましょう 無邪気な春の 語らいや はなやぐ 夏の いたずらや 笑いころげた あれこれ 思う秋の日 |
白い街に花が山本リンダ | 山本リンダ | 山上路夫 | 三木たかし | あなたが消えた街 季節が流れるわ もうじき雪が降り 白い街になる これからただ独りで 生きてく私 二人の春はもう 二度と来ないのよ いつでも肩寄せて 歩いた河岸に 今では見えないの 月見草の花 愉しい時はすぐに どうして消える 花咲く春はもう 二度と来ないのよ あなたが住む街へ 行くのねあの汽車は 消えてく窓灯り ひとり見つめるの 生きてく哀しみだけ のこしたあなた 私の春はもう 二度と来ないのよ | |
さくらの花よ泣きなさい加納ひろし | 加納ひろし | 荒木とよひさ | 三木たかし | 西村信吾 | 逢いたくて眸(め)を閉じて この胸の寂しさを 人は誰も幼いと きっと笑うだろう 心まで嘘をつき また人を傷つけて 生きることの恥ずかしさ 自分だけに問えば さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから この慕(おも)い秘めたまま さよならが出来るなら 時はすべて灰色に 変えてしまうだろう また生まれ変れると 言葉だけ捜しても 死ねるほどの潔さ 心の中なくて さくらの花よ 散りなさい そんなに何処かに 行きたいならば さくらの花よ 散りなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから さくらの花よ 泣きなさい そんなに誰かが 恋しいならば さくらの花よ 泣きなさい 隣りでボクも 泣いてあげるから 隣りでボクも 泣いてあげるから |
つぐない内田あかり | 内田あかり | 荒木とよひさ | 三木たかし | 窓に西陽が あたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも 可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒飲むのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志になるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど | |
津軽海峡・冬景色阿部真央 | 阿部真央 | 阿久悠 | 三木たかし | 笹路正徳 | 上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ津軽海峡・冬景色 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色 |
時の流れに身をまかせ細川たかし | 細川たかし | 荒木とよひさ | 三木たかし | もしもあなたと 逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の 人生 それさえ 捨てることも かまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない もしもあなたに 嫌われたなら 明日(あした)という日 失(な)くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗(きれい)になれた それだけで いのちさえも いらないわ だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の 人生 それさえ 捨てることも かまわない だからお願い そばに置いてね いまはあなたしか 愛せない | |
背中の氷河松下里美 | 松下里美 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 今泉敏郎 | 指先に刺さった 見知らぬピアス あなたの隣り 涙殺し 寝返りうつけど 気付いてたあなたと ちがう匂いを 背中の氷河 温め合うこと わたしには出来ない 愛が… 暗闇の中で 身体が… 凍えるままなら あなたなぜに わたしを抱くの もう最後ね あなたの人形にならないわ 窓あかり探して 洋服を着換える あなたの寝顔 それさえもう 見る気になれない いい人をあなたは 演じてたけど 今度の彼女 きっとそれさえ 泣く日がくるはず 愛が… 夜明けの前に 心が… ひび割れるのなら あなたなぜに ふたりを抱くの もう終りね あなたの仔猫にならないわ 愛が… 暗闇の中で 身体が… 凍えるままなら あなたなぜに わたしを抱くの もう最後ね あなたの人形にならないわ |
愛の陽差し~アモーレ・ミオ~紫レイ | 紫レイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | あなたの愛の陽差しは 心の奥まで照らす 朝も昼も そして 夜も 逢えない日でも あなたを感じて 涙が出るの 胸の中で あふれだして アモーレ・ミオ 愛は生命(いのち) あなたに 私は 溶けて この心 たとえ 涙に傷ついても アモーレ・アモーレ 愛は光 アモーレ・アモーレ 愛は希望 あなたの愛は 悲しい心も 包んでくれる 青く澄んだ 空のように 生きてる事が こんなにうれしく 輝いている そばに少し いれるだけで アモーレ・ミオ 愛は生命(いのち) あなたは 私のすべて この瞬間(とき)が たとえ 昨日に変っても アモーレ・アモーレ 愛は光 アモーレ・アモーレ 愛は希望 あなたは人生 そのもの アモーレ・アモーレ 愛はすべて | |
心の瞳鶫真衣 | 鶫真衣 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠まわりをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える たとえ あしたが 少しずつ見えてきても それは生きてきた 足跡があるからさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない 絆で結ばれてる 夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠(トワ)のものだから 長い年月(としつき)を 歩き疲れたら 微笑(ほほえみ)なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ昨日を懐かしみ ふり向いても それは歩いてた 人生があるだけさ いつか若さを失くしても 心だけは 決して変わらない 絆で結ばれてる 愛すること それが どんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える 心の瞳で 君を見つめれば | |
想いで迷子君夕子 | 君夕子 | 荒木とよひさ | 三木たかし | 愛に溺れて あなたに疲れ 生きることにも ため息ついて ひとり口紅 ふきとるだけの 生き方だけなら 淋しい こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを 連れてくるけど 過去のどこかで 迷子になってる こんな夜には 少しお酒で 泪の相手しましょう そしてぬけがらパジャマ あなたのかわりに 時はあしたを連れてくるけど 過去のどこかで迷子になってる | |
菜の花心中三木たかし | 三木たかし | 阿久悠 | 三木たかし | 菜の花の黄色に 染って死ねたら 愛の終わりにふさわしいと いつも いつでも 考えつづけて ともに眠る相手を探した ふるさとは生れた場所じゃない ふるさとは死にたい場所をいう あなたに それを求めても 冗談にしかならないわ わたしの愛は わたしの愛は 菜の花心中 音楽が流れて うたた寝みたいに 好きな誰かと死にたいもの 夢を見るよに 憧れつづけて 心ゆれる出会いを待ってた しあわせは楽しいことじゃない しあわせは切ないことをいう あなたの胸にもたれても 涙の一つ流れない わたしの愛は わたしの愛は 菜の花心中 あなたの胸にもたれても 涙の一つ流れない わたしの愛は わたしの愛は 菜の花心中 | |
時の流れに身をまかせ由紀さおり | 由紀さおり | 荒木とよひさ | 三木たかし | 坂本昌之 | もしも あなたと逢えずにいたら わたしは何を してたでしょうか 平凡だけど 誰かを愛し 普通の暮し してたでしょうか 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない もしも あなたに嫌われたなら 明日(あした)という日 失くしてしまうわ 約束なんか いらないけれど 想い出だけじゃ 生きてゆけない 時の流れに 身をまかせ あなたの胸に より添い 綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 見えないの 時の流れに 身をまかせ あなたの色に 染められ 一度の人生それさえ 捨てることもかまわない だから お願い そばに置いてね いまは あなたしか 愛せない |
夕月白く林寛子 | 林寛子 | 阿久悠 | 三木たかし | さよならばかりを見つめて来たの 悲しみにふるえるうしろ姿を 夜明けの橋は別れ橋 泣いては駄目だとささやく声を きいた気がするどこか近くで 愛したばかりに悲しくなって まごころを傷つけ誰も泣いてる ふり向く坂は別れ坂 小さなともしびこころにともし 生きてほしいとそっとふり向く さびしい思いは誰でも同じ うつむいて歩けば先が見えない 日ぐれの道は別れ道 涙をふくのを忘れちゃ駄目と いえば夕月白くほほえむ | |
ふり向くな君は美しいイカロス(早見沙織)・ニンフ(野水伊織)・見月そはら(美名)・五月田根美香子(高垣彩陽)・桜井智樹(保志総一朗)・守形英四郎(鈴木達央) | イカロス(早見沙織)・ニンフ(野水伊織)・見月そはら(美名)・五月田根美香子(高垣彩陽)・桜井智樹(保志総一朗)・守形英四郎(鈴木達央) | 阿久悠 | 三木たかし | うつ向くなよふり向くなよ 君は美しい 戦いに敗れても 君は美しい 今ここに青春を刻んだと グランドの土を手にとれば 誰も涙を笑わないだろう 誰も拍手を惜しまないだろう また逢おう いつの日か また逢おう いつの日か 君のその顔を忘れない うつ向くなよふり向くなよ 君は美しい くやしさにふるえても 君は美しい ただ一度めぐり来る青春に 火と燃えて生きて来たのなら 誰の心もうてるはずだろう 誰の涙も誘うはずだろう また逢おう いつの日か また逢おう いつの日か 君のその顔を忘れない | |
孤愁人山本あき | 山本あき | 石本美由起 | 三木たかし | 大久保明 | 祭りが過ぎたら 町に 残るものは 淋しさよ 花火が消えたら 空に 残るものは 淋しさよ 愛は風さ 激しく吹いて 何処かへ 消えるよ だから 人のこころは孤独 涙の愁(うれ)い人 花は咲いて 小鳥は啼いて その命 終るのさ みんな独(ひと)り 私も独り これが生きる さだめ ときめきうすれた胸に 残るものは 切なさよ 信じて別れた 恋に 残るものは 切なさよ 愛は星よ ひと夜を誓い 夜明けに果てるよ だから いつも この世は無情 寄り添う 人もない 夢は醒めて 願いは途切れ 肩に降る 枯れ落葉 みんな独り 私も独り これが生きる さだめ 愛は風さ 傷跡残し 何処かへ 去ったよ だから胸に 悲しみまとう 私は愁い人 花は咲いて 小鳥は啼いて その命 終るのさ みんな独り 私も独り これが生きる さだめ |
愛しいひとよ(デュエット:深尾桜)菅原洋一 | 菅原洋一 | 阿久悠 | 三木たかし | ことば少いひとは 愛があふれていると あの日気づいていたら きっと違ってた 思い返せばいつも にがいあやまちばかり とても大事なものを 失っていたようだ わが青春の日々を心に並べ ふたたび飾ることが出来るのならば いとしいひとに いとしいひとに 微笑みを浮かべて会いに行くだろう それがどんなに重い それがどんなに強い 愛であったか ついに 知らず生きて来た 黒い瞳のひとよ 長い髪したひとよ どこか内気なひとよ さよならも言わないで わが青春の日々を心に並べ ふたたび飾ることが出来るのならば いとしいひとよ いとしいひとよ 今一度まごころ見せに来ておくれ わが青春の日々を心に並べ ふたたび飾ることが出来るのならば いとしいひとに いとしいひとに 微笑みを浮かべて会いに行くだろう | |
つぐない中条きよし | 中条きよし | 荒木とよひさ | 三木たかし | 薗広昭 | 窓に西陽があたる部屋は いつもあなたの 匂いがするわ ひとり暮らせば 想い出すから 壁の傷も 残したまま おいてゆくわ 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど 心残りは あなたのこと 少し煙草も ひかえめにして 過去に縛られ 暮らすことより わたしよりも可愛い人 探すことよ 愛をつぐなえば 重荷になるから この町を離れ 暮らしてみるわ お酒のむのも ひとり 夢を見るのも ひとり あすは他人同志になるけれど 愛をつぐなえば 別れになるけど こんな女でも 忘れないでね 優しすぎたの あなた 子供みたいな あなた あすは他人同志になるけれど |
夢夜舟大月みやこ | 大月みやこ | 荒木とよひさ | 三木たかし | 夢の運河をgondola(こぶね)で 漕ぎだせば 月の光が 果実酒を ゆらす 甘い吐息を ベッドにこぼしたら 夜の深さに 溺れてしまう 男と女 漂いながら まだ見ぬ国へ 流れてゆく 過去も未来も 抱いて 抱いてしまえば 寂しいだけの まぼろし 愛は不思議なきっと 生きものだから 飼いならすこと 出来ない 夢のどこかで はぐれてしまったら やがて他人に またもどるだけ 浅い眠りを 背中で数えても やせたRadio(ラジオ)が 喋べり続ける 男と女 辿(たど)り着いても ひとつになんか なれないのに 時をさまよい そして そして 覚めれば つかめぬままの かげろう 愛は自由が好きな 生きものだから 手なずけること 出来ない 過去も未来も 抱いて 抱いてしまえば 寂しいだけの まぼろし 愛は不思議なきっと 生きものだから 飼いならすこと 出来ない | |
北の螢水雲-MIZMO- | 水雲-MIZMO- | 阿久悠 | 三木たかし | 周防泰臣 | 山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)が とける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房を つき破り 赤い螢が 翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け 雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちが つきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを 追いながら 恋の螢が 翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け |
夏の少年伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 名前も知らない真夏の少年に 心を奪われ見つめていた私 サーフボード脇にかかえ行ったよ ぎらぎら燃えてる太陽背に受けて 沖から岸へと波のりあざやかに 黒い顔に白い笑みを浮べた つかのまの季節に燃えあがる恋 砂より熱い 思いを焦がし 私はじっと見つめていたよ 麦わら帽子のやさしいこの匂い 浜辺でうとうと昼寝をしていたら 不意に肩をポンと叩き来てたよ 波のり教えてあげるといったけど あなたの姿を見ている方がいい そんなことを赤くなっていったよ つかのまの季節に燃えあがる恋 もうすぐ終る 真夏を惜しみ 二人はいつも見つめていたよ | |
別れの予感五十川ゆき | 五十川ゆき | 荒木とよひさ | 三木たかし | 泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから どこへも行かないで 息を止めてそばにいて 身体からこの心 取り出してくれるなら あなたに見せたいの この胸の想いを 教えて 悲しくなるその理由(わけ) あなたに触れていても 信じること それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない もう少し綺麗なら 心配はしないけど わたしのことだけを 見つめていて欲しいから 悲しさと引き換えに このいのち出来るなら わたしの人生に あなたしかいらない 教えて 生きることのすべてを あなたの言うがままに ついてくこと それだけだから 海よりもまだ深く 空よりもまだ青く あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない あなたをこれ以上 愛するなんて わたしには 出来ない | |
今日は想い出森田健作 | 森田健作 | 有馬三恵子 | 三木たかし | 三木たかし | ひとり吹く口笛の 消えゆくそのあたり もの言わず透けてゆく 心のあれこれ 何かをしのこして今日も終る その胸を支えてる君へのいとしさ 腕ぐみをしてみれば はてない空がある 悲しみもとどめずに 輝く夕焼け 明日を思うから心迷う あてどない憧れのそこには想い出 何かをしのこして今日も終る その胸を支えてる君へのいとしさ |
サマー・ラヴ黛ジュン | 黛ジュン | なかにし礼 | 三木たかし | 高見弘 | サマー・ラヴ みじかく燃えて きれいな夢を 残していった サマー・ラヴ 夕焼け色の 愛の思い出 私にくれた 太陽が海に たとえ消えても 涙は涙は 見せないの サマー・ラヴ また来る夏を 待つことだけが 生きることなの サマー・ラヴ 忘れはしない 肌にしみこむ あついため息 サマー・ラヴ 握りしめても 指の間を こぼれて落ちた 思い出の砂に くちづけしても あなたはあなたは 帰らない サマー・ラヴ また来る夏を 待つことだけが 生きることなの |
雪女郎川中美幸 | 川中美幸 | 阿久悠 | 三木たかし | 転んでも 凍えても 道に迷って 眠っても 死んで消えない女の愛を 抱いて一途に逢いに行く 歩きながらに夢を見る 忘れられないしあわせの 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする 逢えたなら 抱かれたら 熱い吐息にふれたなら とけてしまうと女は思い 遠い灯りを追って行く 夢とうつつの真中で 心ばかりが走り出す 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする 戸をたたき 声からし 恋し名前を 呼びつづけ いるかいないか いら立ちながら 軒のつららを 折っている こんな姿を 見られたら 人のうわさの 雪女郎 雪はしんしん 降り積む中で 白い女が涙を赤くする | |
停車場川中美幸 | 川中美幸 | 阿久悠 | 三木たかし | 季節に似合いの停車場に 都会の女がおりて来る 霙でかすんだ広場には 小犬が一匹遊ぶだけ 行ったり来たりの人生は 誰にもあるにはあるけれど 二人で出かけたあのひとが 一人で来るのは 哀しいね やがてはなくなる停車場の 待合室には人もなく 何年前かの消し忘れ 伝言板には さよならと 泣くのも笑うも人生と 思えば何でもないけれど それさえ見つめることもなく 終わりになるのは 淋しいね 小雪が降りつむ停車場を 都会の女がまた帰る | |
悲しい恋人松本梨香 | 松本梨香 | 荒木とよひさ | 三木たかし | あなただけが 悲しい恋人 電話のむこうで 誰か声がしてる 嘘が下手で 心読みとれる 涙が渦巻く 胸の中の嫉妬(ジェラシー) 長すぎた時間が 友だちにしている 愛じゃない 寂しさに 疲れきった そんな想い出よりも いまは ひとりに していて 好きでいても 悲しい恋人 あの頃みたいに過ごす 夜の街も ガラス箱に みんな閉じ込めて あなたの笑顔も いまはかすみかけてる 悲しみの予感が お別れになったら もう電話も しないで 綺麗じゃない きっと 心の中は 少しあなたを 恨んで 長すぎた時間が 友だちにしている 愛じゃない 寂しさに 疲れきった そんな想い出よりも いまは ひとりに していて 綺麗じゃない きっと 心の中は 少しあなたを 恨んで | |
しあわせかいあらき淳一 | あらき淳一 | 高田直和 | 三木たかし | 二年三月も 逢わないが きれいになったね 一段と 飲めばはしゃいで 笑うくせ 笑うとえくぼが ゆれるくせ 昔のままだね よく夢みたよ 変わりはないかい しあわせかい 誰かいい人 出来たかい かくさなくても いいんだよ 目もとを見れば 書いてある 小指かむくせ 甘えぐせ 甘えてふくれて 怒るくせ 昔のままだね 抱きたくなるよ あれからずっと しあわせかい たまにこうして 飲みたいね 昔のままだね 手のぬくもりも いつかのように しあわせかい 君を今でも 愛してる | |
別れましょう浅丘ルリ子 | 浅丘ルリ子 | 阿久悠 | 三木たかし | 忘れてほしいの 二人のことは 愛の夢は いつかさめる時が来るわ おさない顔して まどろむあなた 鍵をおいて 私ひとり部屋を出るわ 別れましょう 別れましょう 泣かずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた 忘れてほしいの 二人のことは 蜜もやがて 苦い味に変わるものよ はだしで帰るわ ヒールを下げて 白い夜明け 涙こらえ街を行くわ 別れましょう 別れましょう 追わずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた | |
想い出まつり伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 想い出を火にくべる お祭りがあったなら 私はすぐにも行きたいのです たくさんの想い出は 私には重過ぎて うつむきかげんに歩いています 想い出を一つ燃やせば 楽しい日が一日ふえる 想い出を二つ燃やせば 楽しい日が二日ふえる とどかない恋ばかり 悲しみの忘れもの 私の心にたまっています お祭りがいいのです にぎやかがいいのです 私は明るくなりたいのです 想い出は一つ燃やせば 楽しい日が一日ふえる 想い出を二つ燃やせば 楽しい日が二日ふえる | |