矢田部正編曲の歌詞一覧リスト  480曲中 1-200曲を表示

全3ページ中 1ページを表示
480曲中 1-200曲を表示
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月の舟愛本健二愛本健二伊藤美和松原英二矢田部正分かっていても 哀しくなるの 逢えない夜は 永すぎて 夢の中では 許してほしい 罪な女の わがままを 私一人の あなたを探し 闇を漂う 月の舟  昨夜(ゆうべ)の名残 抱きしめながら 心にたぎる 恋炎 何度背中に 私の名前 刻み付けても 叶わない どんな世間の 冷たい風も 耐えて沈まぬ 月の舟  傷つくことも 怖くはないの 誰より愛しい 人だから もしもあるなら 許してほしい 二人添いたい 次の世で 私一人の あなたを探し 闇を彷徨(さまよ)う 月の舟
岡崎旅情葵かを里葵かを里麻こよみ影山時則矢田部正朱(あか)い神橋(しんきょう) たたずめば 揺れる水面(みなも)の 龍城堀(たつきぼり) いにしえ人の 面影を 胸に浮かべる 天守閣 歴史を彩る 岡崎の町  春は桜の 並木道 夏は花火の にぎやかさ 月日をたどる 乙川(おとがわ)の 流れ変わらぬ せせらぎよ むかしを訪ねる 岡崎の町  続く黒板(くろいた) 白い壁 歩く八丁(はっちょう) 蔵通り 石段のぼり 大樹寺(だいじゅじ)の 陽射(ひざ)し優しい 城下町 葵の風吹く 岡崎の町
淋しい雨葵かを里葵かを里麻こよみ影山時則矢田部正どんなに心を 閉ざしても あなたの面影 忍び込む 私をひとり 置いたまま 小雨の中に 消えた人‥‥ ばかですあなたに 冷たくされて 今夜も泣いてる 私です ひとりの部屋に しとしとと 淋しさばかり 降りしきる  離れた心も 気づかずに 幸せ続くと 信じてた 優しい腕の ぬくもりで 包んで欲しい もう一度 ばかですあなたの いいことばかり 今夜も数える 私です ひとりの部屋に しとしとと 思い出ばかり 降りしきる  ばかですあなたに 冷たくされて 今夜も泣いてる 私です ひとりの部屋に しとしとと 淋しさばかり 降りしきる
友禅流し葵かを里葵かを里水木かおる乙田修三矢田部正雪はまだ 河原に白く 指を切る 水のつめたさ 加賀の金沢 浅野(ふた)・犀(つ)の流れ 明日(あす)をさがして さまよう恋に いのち華やぐ 夢染めて 春を呼ぶ 春を呼ぶ 友禅流し  露草で 描いた恋の 行くすえは 水に流れる これがさだめか 紅殻格子(べにがらごうし) 慕う女の こころのように ゆれて揉(も)まれる 絵模様の かなしくも 美しい 友禅流し  城下町 肩先さむく ひとり行く 水のたそがれ かすむ白山(はくさん) 夕山(ゆうやま)ざくら 夢も望みも ぼかした恋に せめて小さな 幸福(しあわせ)の 春を呼ぶ 春を呼ぶ 友禅流し
花乱舞 新曲青山ひかる 新曲青山ひかるHANZOHANZO矢田部正花が乱舞し 人は手をかざし 酔いしれてる 美酒の宴 男と女の 踊りと 歌が 悟りを 求め 奏で合う ゆっくりと 私は 目を開ける 全ての 願い 受け止めて 眩しい未来に 手を合わせ 雪がちらつく 歩道を歩き 浮世の 中で 戻らない過去に 音を見る 慈しむ そして 人は 幸を呼ぶ  心折れる 音が聞こえたら 落ち込んでる 君の横へ 男と女は 刹那の中で 真を求め 許し合う ゆっくりと 命が 走り出す ブレーキアクセル 踏みながら 眩しい未来に 手を合わせ 思いうごめく 坂を登り 私は知ってる 戻れない過去に 前を向く 胸を張る そして 人は 夢を恋う  眩しい未来に 手を合わせ 雪がちらつく 歩道を歩き 浮世の 中で 戻らない過去に 音を見る 慈しむ そして 人は 幸を呼ぶ
光る君に 新曲青山ひかる 新曲青山ひかるHANZOHANZO矢田部正生きる事に ただひたすらに そして手にしたものにすがるのは 寂しい事だと知った 這い上がるこの思いは道標を求めてた そんな時 貴方が現れて 全ての祈りをここに集めて 漕ぎだす舟を 押し出してあげるの 光る君に 捧げる  生きて来た 時間の開き そして夢みた景色も違う せつないことと覚えた 燃えたぎる この思いは道標を見つけた そして今 貴方に注いで 全ての光を体に浴びて 大きな試練に 負けない舟になれ 今が貴方の折り返しの旅よ 最後の力で私を震わせて 光る君を見たい 光る君に捧げる
かくれんぼ秋元順子秋元順子花岡美奈子小田純平矢田部正勢い余って 出て来たけれど やっぱりお前が 気にかかる おんぼろアパート 狭い部屋 隅っこ丸まり 泣いてるか… きっかけなしじゃ 戻れやしない 傘がないから 出て来いよ… もういいかい まぁだだよ お前に逢いたい  何度も行った 近所の角へ 出て来たお前の 後ろ髪 あれから一度も 切ってない 俺の好みか? 自惚(うぬぼ)れか… 待っているのさ 今でもずっと 煙草(たばこ)切らして 自販機(じはんき)で もういいかい まぁだだよ お前に逢いたい  惚れているのさ 今でもずっと 一人ブランコ 忘れもの もういいかい もういいよ お前に逢いたい
愛するものを守るために浅岡雄也浅岡雄也天河晶・全国カラオケ事業者協会アレクサンドル・ボロディン矢田部正何が出来るの 僕に 手を伸ばしても 虚空の彼方 いつか 一歩 踏み出せるなら... 勇気が欲しい 世界を変える  広い海の底には 深く沈んだ 裏切りの砂漠 光求め 彷徨うけれど 黒い闇は この世の奈落  海よ 全ての母よ 哀しみ 何故 果てないのか 何時か 溶けゆく日まで その胸には 眠れない  ほんの 微かな灯火(あかり) 僕も誰かを 照らすのだろうか? きっと I can try 守りたいモノ 在る時 人は強くなれる...  そして 命は輝き 希望の朝は 来ると信じてる だけど 消える それは宿命 愛のカタチと 僕の存在を  海よ 静かに貴方は 気付く事を 願い続け 光れ 胸の奥には 秘めた想い 滾(たぎ)るよ  今日も 善なる波動は 何処かでまた うねり続け もっと We can try 守るべきモノ 探して人は 時を駆ける  何が出来るの 僕に 手を伸ばしても 虚空の彼方 いつか 一歩 踏み出せるなら... 勇気が欲しい 世界を変える  さあ行こう 未来を創ろう 愛するものを 守るために..
生きる星浅岡雄也浅岡雄也石森ひろゆき・全国カラオケ事業者協会矢田部正・全国カラオケ事業者協会矢田部正蒼い風が吹く この星に 僕らは包まれ 生きて来た やわらかな この大地 ゆりかご 揺れていた  なのに人が見た 夢の跡 傷つけた 地球に やりきれず 出来ること 何かを探す  生きる星 人がほら 手と手を繋ぐ 今出来る ことがある みどりの星と 未来へ  地球の涙が 乾くなら やさしさ伝える 歌うたおう ちっぽけな 命さえ 永遠の歴史さえ  この星に 起きること全て 僕達の問題 だからいま この星を 見つめていたい  生きる星 傷が癒え 微笑む日まで 今出来る ことがある みどりの星と 未来へ  僕達がいままで 少し急いだ道 振り向いた時にも 子供への明日に この空と大地を 手渡してゆくから  生きる星 この大地 生きる命を 大切に いつまでも みどりに光る 未来へ
他人船朝花美穂朝花美穂遠藤実遠藤実矢田部正別れてくれと 云う前に 死ねよと云って ほしかった ああ この黒髪の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船  背中を向けた 桟橋で さよなら云えず 濡らす頬 ああ この指切の 先までが あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船  いつか逢えると それだけを のぞみにかけて 生きてゆく ああ この目の下の ホクロさえ あなたを愛しているものを 引離す 引離す 他人船
紅とんぼ梓夕子梓夕子吉田旺船村徹矢田部正空(から)にしてって 酒も肴も 今日でおしまい 店仕舞(みせじまい) 五年ありがとう 楽しかったわ いろいろお世話になりました しんみりしないでよ…ケンさん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は  いいのいいから ツケは帳消(ちょうけ)し みつぐ相手も いないもの だけどみなさん 飽きもしないで よくよく通ってくれました 唄ってよ騒いでよ…しんちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は  だからほんとよ 故郷(くに)へ帰るの 誰も貰っちゃ くれないし みんなありがとう うれしかったわ あふれてきちゃった想い出が 笑ってよ涕(な)かないで…チーちゃん 新宿駅裏 紅とんぼ 想いだしてね…時々は
池上線梓夕子梓夕子佐藤順英西島三重子矢田部正古い電車のドアのそば 二人は黙って立っていた 話す言葉をさがしながら すきま風に震えて いくつ駅を過ぎたのか 忘れてあなたに聞いたのに じっと私を見つめながら ごめんねなんて言ったわ  泣いてはダメだと 胸にきかせて 白いハンカチを握りしめたの  池上線が走る町に あなたは二度と来ないのね 池上線に揺られながら 今日も帰る私なの  終電時刻を確かめて あなたは私と駅を出た 角のフルーツショップだけが 灯りともす夜更けに 商店街を通り抜け 踏切渡った時だわね 待っていますとつぶやいたら 突然抱いてくれたわ  あとからあとから 涙あふれて 後ろ姿さえ見えなかったの  池上線が走る町に あなたは二度と来ないのね 池上線に揺られながら 今日も帰る私なの
女とお酒のぶるーす梓夕子梓夕子仁井谷俊也宮下健治矢田部正お酒に逃げなきゃ 耐(た)えられないほど 辛(つら)かったのよ あの時は 酔って溺れて この世の中の 裏と表を 知りました  寂しいこころを ささえて欲しくて あの夜(よる)すべて 許したの 嘘で繕(つくろ)う おとこの狡猾(ずるさ) 百も承知で いたのです  飲んで呑まれて 呑まれて飲んで 酒(あなた)とふたりで 生きる人生(みち) なぐさめられては また泣かされる 女とお酒の ぶるーすよ  おんなの倖せ 何かと聞いたら 愛することと 答えるわ 儘(まま)にならない 憂き世だけれど 人のまごころ 信じます  飲んで呑まれて 呑まれて飲んで 酒(あなた)とふたりで 生きる人生(みち) なぐさめられては また泣かされる 女とお酒の ぶるーすよ 女とお酒の ぶるーすよ
恋月夜梓夕子梓夕子伊藤美和小田純平矢田部正どうして忘れられるでしょうか あなたと逢う為 生まれた私 女の心の 奥ひだに 刻みこまれた 熱い時間(とき) 深まる闇に 身を隠し 今日も逢いたい ああ恋月夜  涙で溶いた 紅をひいたら あなたをさがして 命が騒ぐ 罪の重さに 耐えながら 夢の重さを 噛みしめる くちびる肩に 押し当てて 寝息聞きたい ああ恋まくら  別れて暮らす 人生ならば あなたのその手で 殺してほしい 女は心の 揺りかごに 愛を宿して 生きている 深まる闇に 身をまかせ 明日(あす)も逢いたい ああ恋月夜
秋桜梓夕子梓夕子さだまさしさだまさし矢田部正淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃涙脆くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くり返す 独言みたいに小さな声で  こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさが浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくり返す母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もう少しあなたの子供で いさせてください
冬恋かなし梓夕子梓夕子リーシャウロン小田純平矢田部正指の痛みに 慣れたよな つらら遊びは せつなくて キツいお酒を心(むね)に抱き 一人ホロホロ 流し込む  ああ このぬくもりは あなたのあなたの接吻(くちづけ)に似て 今夜もたどりつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん もう一杯(ひとつ)  ここにあなたが いるのなら 歌のひとつや ふたつなど きっと陽気に なぞるのに 悲恋(ひれん)みれんをリクエスト  ああ このなぐさめは いつかのいつかのやさしさに似て こんなに憎む気持ちさえ 凍える路地に 消えてゆく おねがい誰か もう一曲(ひとつ)  ああ この空間(ひととき)は あなたのあなたの胸元に似て 今夜もしがみつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん 看板(ラスト)まで  おねがいママさん もう一杯(ひとつ)…
惚れてずぶ濡れ梓夕子梓夕子和多田勝宮下健治矢田部正雪駄(せきだ)のまんま どしゃぶりを 駆けた青春 賭けた恋 男いのちの こころねは 意地と情でともしてみせる 恋の彩火(いろび)や奇席提灯 惚れてずぶ濡れ 惚れてずぶ濡れ ああ 大阪 松鶴(しょかく) 泣いてへん  「え、何だ? また振られよったて… ほっといとくんなはれ、 それがわたいの人生だ」  涙のまんま 戎橋 さすらう青春 さだめ川 行き暮れ思案 立ち往生 どこで人生どう間違うた いつになったら来る出番 夢でずぶ濡れ 夢でずぶ濡れ ああ 大阪 松鶴 泣いてへん  「どぶっきょなやっちゃて、 何抜かしてけつかんねん それがわたいの人生だ」  裸のまんま なにもかも 打ちあけばなし 恋噺し あげて浪花の大看板 もう一寸の辛抱やさかい 堪忍してやと泣き上戸 呑んでずぶ濡れ 呑んでずぶ濡れ ああ 大阪 松鶴 泣いてへん
永遠鉄道渥美二郎渥美二郎岩渕まこと岩渕まこと矢田部正車輪は踊りだし レールは歌い出すよ この列車は走る 永遠鉄道  生まれたこの街に 長くとどまり過ぎた 愛という言葉にかけて旅立つ  人は心満たすものを探し 嬉し悲し繰り返し数え 行くあて知らずに走り続ける  悲しみの谷間も喜びの草原も 何も変わらない恵みの大地 君の心にある誰もいないホームに この列車の音が聞こえてないか  目指す街は永遠(とこしえ)の都 君の家もそこにはあるさ さあ扉を開けて永遠鉄道  目指す街は永遠(とこしえ)の都 君の家もそこにはあるさ さあ扉を開けて永遠鉄道 さあ扉を開けて永遠鉄道
Still you...有花有花CHINOCHINO・Tadashi Yatabe矢田部正どこで眠るかも 誰と眠るかも 聞けずに わからずに 一人きりを耐えてみた 逃げられない寂しさ 覚えた  あれからいくつの 季節が過ぎたかな すれ違う空に あなたの微笑みまだ浮かべてる  重ね合って 暖めた指先も 誓い合って 描いた夢の続きも  二人の思い出は あの日から 途切れたまま 閉じれないままで…  あなたが もう一度 そばにいてくれたら 繋いだ思い 二度と離さない  ただ 逢いたくて その手に触れたくて 溢れてゆく 気持ちだけが  愛し合えた時間は ただ一つ 真実 何よりも 守り続ける  どこへ歩いても 誰と歩いても 消えずに 離れずに 平気な顔して とにかく前だけ見てるの 少し疲れた…  今度出逢えたら 素直に笑えるかな 行き交う人に あなたの背中まだ探してる  寂しくて 凍えそうな指先も 強がって 見上げた夜に降る涙も  めくれた記憶は あの日から 白紙のまま色褪せてゆく  あなたが 少しだけそばにいてくれたら 永遠に誓うよ 二度と離さない  ただ 逢いたくて この声 伝えたい 奇跡なんて 起こらなくても  愛し合えた時間は 忘れないで たとえずっと離れても 歩き続ける  あなたが もう一度 そばにいてくれたら 繋いだ思い 二度と離さない  ただ 逢いたくて その手に触れたくて 溢れてゆく 気持ちだけが  愛し合えた時間は ただ一つ 真実 何よりも 守り続ける
You Light Up My Life~あなたへ続く道~有花有花Joseph Brooks・日本語詞:Yumi YoshimotoJoseph Brooks矢田部正孤独になるたびに あなたを思ったの 私を探してる まだ見ぬあなたのこと  You Light Up My Life 望んでいいのよ しあわせになるために生きてる  あなたへ続く道が 涙で濡れても いつかはめぐり逢う 心が呼び合うとき  You Light Up My Life ひとりじゃなくなる その日まで信じてて あなたも  You Light Up My Life 希望は生きてく力なの 明日も ずっと 心に満ちてゆく 愛を You Light Up My Life
女わらべ唄有田正人有田正人小関リキ小田純平矢田部正花いちもんめで あなたが欲しいと 少女の眼(め)をして 呼んでみたい 可愛い奴と 私の髪を 手櫛(てぐし)で梳(す)いて くれた人 花いちもんめで 誰かに盗られた 泣き虫女の わらべ唄  十五夜お月さん あなたにはぐれた 何処かで蝶々を 探している 四角い蚊帳で あなたにもたれ ぼんやり見てた 月灯り 十五夜お月さん 何見て跳ねよか 儚い女の わらべ唄  後ろの正面 あなたは居ません お酒よお前が 話し相手 優しく籠に 入れられたまんま いついつでやる でられない 後ろの正面 面影揺らいで 深酒女の わらべ唄
わがまま有田正人有田正人伊藤美和小田純平矢田部正私がもしも 震えていたら その手で優しく 抱きしめて 私がもしも 涙こぼせば 濡らした頬に くちづけて  何もいらない 何にもいらない 出逢えたことだけで… 一つ望めば 二つ三つと きっと望んで しまうから わがまま言って しまいそうだから  あなたがもしも 哀しい時は 私もどこかで 泣いている あなたがもしも 幸せならば 独りの夜も 怖くない  何もいらない 何にもいらない 時々逢うだけで… 一つ叶えば 二つ三つと きっと願って しまうから わがまま言って しまいそうだから  一つ望めば 二つ三つと きっと望んで しまうから わがまま言って しまいそうだから
アジサイの花生駒尚子生駒尚子NAOKO生駒竜也矢田部正アジサイの花が 雨に濡れてる 私の心に 蘇るのは 幼い思い出 懐かしい日々 黄色いパラソル 父の温もり いつもの坂道 学校帰り 大きな背中に しがみついてた あの日見た夢は もう帰らない 季節の贈り物 アジサイの花  アジサイの頃に 生まれた私 いつも心に 沁みてくるのは 父から貰った 古いレコード Tシャツ 自転車 優しい笑顔 謡(うた)ってもらった 故郷(ふるさと)の唄 泣き虫 弱虫 似たもの同士 しあわせな時間(とき)は もう戻らない 季節の忘れ物 アジサイの頃  今でも忘れない 夕げの支度 雨音 縁側 てるてる坊主 あの日はいつも 雨が降ってた 季節の贈り物 アジサイの花 アジサイの花
アカシアの雨がやむとき石原詢子石原詢子水木かおる藤原秀行矢田部正アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった私を見つけて あのひとは 涙を流して くれるでしょうか  アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 想い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も暖めてるのに あのひとは 冷たい眼をして 何処かへ消えた  アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの はねのいろ それはベンチの片隅で 冷たくなった私の脱けがら あのひとを 探して遥かに 飛び立つ影よ
上を向いて歩こう石原詢子石原詢子永六輔中村八大矢田部正上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 思い出す 春の日 一人ぽっち の夜  上を向いて 歩こう にじんだ 星をかぞえて 思い出す 夏の日 一人ぽっちの 夜  幸せは 雲の上に 幸せは 空の上に  上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 泣きながら 歩く 一人ぽっちの 夜  思い出す 秋の日 一人ぽっちの 夜  悲しみは 星のかげに 悲しみは 月のかげに  上を向いて 歩こう 涙が こぼれないように 泣きながら歩く 一人ぽっちの 夜  一人ぽっちの 夜 一人ぽっちの 夜
港が見える丘石原詢子石原詢子東辰三東辰三矢田部正あなたと二人で来た丘は 港が見える丘 色褪(いろあ)せた桜唯一(ただひと)つ 淋しく咲いていた 船の汽笛(きてき)咽(むせ)び泣けば チラリホラリと花片(はなびら) あなたとわたしに降りかかる 春の午後でした  あなたと別れたあの夜は 港が暗い夜 青白い灯り唯一(ただひと)つ 桜を照らしてた 船の汽笛(きてき)消えてゆけば チラリチラリと花片(はなびら) 泪(なみだ)の雫(しずく)できらめいた 霧(きり)の夜でした  あなたを想(おも)うて来る丘は 港が見える丘 葉桜(はざくら)をそよろ訪(おとず)れる 潮風(しおかぜ)浜の風 船の汽笛(きてき)遠く聞いて ウツラトロリと見る夢 あなたの口許(くちもと)あの笑顔 淡(あわ)い夢でした
リンゴの唄石原詢子石原詢子サトウハチロー万城目正矢田部正赤いリンゴに 唇よせて だまって見ている 青い空 リンゴは何んにも 言わないけれど リンゴの気持は よく分かる リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ  あの子よい子だ 気立(きだて)のよい子 リンゴによく似た 可愛いい子 誰方(どなた)が言ったか うれしい噂 軽いクシャミも 飛んででる リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ  朝の挨拶(あいさつ) 夕べの別れ いとしいリンゴに ささやけば 言葉は出さずに 小首(こくび)を曲げて 明日も又(また)ねと 夢見顔(ゆめみがお) リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ  唄いましょうか リンゴの唄を 二人で唄えば なお楽し みんなで唄えば 尚なお嬉し リンゴの気持を 伝えよか リンゴ可愛いや 可愛いやリンゴ
永遠に…伊藤浩伊藤浩伊藤美和小田純平矢田部正夢であなたに 逢えた夜(よ)は 目覚めたくない 寂しくて 二度と逢えない 二人なら どうして出逢って しまったのでしょう  ああ あなたを忘れられない ああ あなたを忘れたくない 瞳が 鼓動が この指が 現在(いま)もあなたを 探してる 時間(とき)を超えても 永遠に…  もしもあの日に 戻れたら すべてなくして かまわない あなたの笑顔 戻るなら 私は命も 投げ出すでしょう  ああ 誰かを愛しきれない ああ 誰かを愛したくない 百年 千年 その先も ずっとあなたを 待っている 遠い過去から 永遠に…  ああ あなたを忘れられない ああ あなたを忘れたくない 瞳が 鼓動が この指が 現在(いま)もあなたを 探してる 時間(とき)を超えても 永遠に…
涙のタンゴ伊藤浩伊藤浩伊藤美和小田純平矢田部正楽しかったわ いろいろあったけど 生まれ変わったら また逢いましょう 今となってはすべてが 愛しい想い出なの  出逢ったことが運命なら さよならも運命ね  涙の代わりに今夜は 踊り明かしましょう 酸いも甘いも知っている 大人の別れには… タンゴが タンゴが似合う  願っているわ あなたの幸せを 他の誰かとは つかめるはずよ 寂しがりやの人だから 一人じゃ生きられない  愛したことが始まりなら さよならも始まりね  涙の代わりに今夜は 踊り明かしましょう 夢の幕切れ知っている 大人の別れには… タンゴが タンゴが似合う  涙の代わりに今夜は 踊り明かしましょう 酸いも甘いも知っている 大人の別れには… タンゴが タンゴが似合う
今日の日を、この時を梅沢富美男梅沢富美男伊藤薫伊藤薫矢田部正誰もみな 役者のように 生きてゆく 一代限り 旅の途中で出会った人よ あなたに 有りがとう  今日の日を この時を 何があっても 忘れはしない まるで夢のような たった一幕だけど いつかいつかいつか また会いましょう  故郷の 空に向かって 深々と 頭を下げた あの日私を 育ててくれた 大地よ ぬくもりよ  春がゆき 夏が来て めぐり巡って 季節は変わる 父よ母よいつも どうか星の隣で ずっとずっとずっと 見ていてほしい  今日の日を この時を 何があっても 忘れはしない まるで夢のような たった一幕だけど いつかいつかいつか また会いましょう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
石狩挽歌梅谷心愛梅谷心愛なかにし礼浜圭介矢田部正海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボーロロー 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る  燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボーロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る
買い物ブギ梅谷心愛梅谷心愛村雨まさを服部良一矢田部正今日は朝から私のお家は てんやわんやの大さわぎ 盆と正月一緒に来たよな てんてこ舞いの忙しさ 何が何だかさっぱりわからず どれがどれやらさっぱりわからず 何もきかずにとんでは来たけど 何を買うやら何処で買うやら それがゴッチャになりまして わてほんまによう言わんわ わてほんまによう言わんわ たまの日曜サンデーと言うのに 何が因果と言うものか こんなに沢山買物頼まれ ひとのめいわく考えず あるもの無いもの手当たり次第に ひとの気持も知らないで わてほんまによう言わんわ わてほんまによう言わんわ  何はともあれ買物はじめに 魚屋さんへととびこんだ 鯛に平目にかつおにまぐろにブリにサバ 魚はとりたてとび切り上等買いなはれ オッサン買うのと違います 刺身にしたならおいしかろうと思うだけ わてほんまによう言わんわ わてほんまによう言わんわ とり貝 赤貝 たこにいか 海老に穴子にキスにシャコ ワサビをきかせてお寿司にしたなら なんぼかおいしかろ なんぼかおいしかろ お客さんあんたは一体何買いまんねん そうそうわたしの買物は 魚は魚でもオッサン鮭の缶詰おまへんか わてほんまによう言わんわ アホカイナ  丁度隣は八百屋さん 人参 大根にごぼうに蓮根 ポパイのお好きなほうれん草 トマトにキャベツに白菜に 胡瓜に白瓜ぼけなす南瓜に 東京ネギネギ ブギウギ ボタンとリボンとポンカンと マッチにサイダーにタバコに仁丹 ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ ヤヤコシ アアヤヤコシ  チョットオッサン今日は チョットオッサンこれなんぼ オッサンいますかこれなんぼ オッサン オッサンこれなんぼ オッサンなんぼでなんぼがオッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン オッサン わしゃ 聞こえまへん わてほんまによう言わんわ わてほんまによう言わんわ ああしんど
人生一路梅谷心愛梅谷心愛石本美由起かとう哲也矢田部正一度決めたら 二度とは変えぬ これが自分の 生きる道 泣くな迷うな 苦しみ抜いて 人は望みを はたすのさ  雪の深さに 埋もれて耐えて 麦は芽を出す 春を待つ 生きる試練に 身をさらすとも 意地をつらぬく 人になれ  胸に根性の 炎を抱いて 決めたこの道 まっしぐら 明日にかけよう 人生一路 花は苦労の 風に咲け
人生いろいろ梅谷心愛梅谷心愛中山大三郎浜口庫之助矢田部正死んでしまおうなんて 悩んだりしたわ バラもコスモスたちも 枯れておしまいと 髪を短くしたり つよく小指をかんだり 自分ばかりをせめて 泣いてすごしたわ ねぇ おかしいでしょ 若いころ ねぇ 滑稽(こっけい)でしょ 若いころ 笑いばなしに 涙がいっぱい 涙の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの  恋は突然くるわ 別れもそうね そしてこころを乱し 神に祈るのよ どんな大事な恋も 軽いあそびでも 一度なくしてわかる 胸のときめきよ いまかがやくのよ 私たち いまとびたつのよ 私たち 笑いばなしに 希望がいっぱい 希望の中に 若さがいっぱい 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ咲き乱れるの  人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの 人生いろいろ 男もいろいろ 女だっていろいろ 咲き乱れるの
黄昏のビギン梅谷心愛梅谷心愛永六輔中村八大矢田部正雨に濡れてた たそがれの街 あなたと違った 初めての夜 ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中 あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳に うるむ星影  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた ふたりだけの たそがれの街 並木の陰(かげ)の 初めてのキス 初めてのキス
真赤な太陽梅谷心愛梅谷心愛吉岡治原信夫矢田部正まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの 渚をはしる ふたりの髪に せつなくなびく 甘い潮風よ はげしい愛に 灼けた素肌は 燃えるこころ 恋のときめき 忘れず 残すため まっかに燃えた 太陽だから 真夏の海は 恋の季節なの  いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 渚に消えた ふたりの恋に 砕ける波が 白く目にしみる くちづけかわし 永遠(とわ)を誓った 愛の孤独 海にながして はげしく 身をまかす いつかは沈む 太陽だから 涙にぬれた 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの 恋の季節なの
祈り ~INORI~EIKOEIKO神田陽子神田晃現矢田部正大空に浮かぶ やさしい雲よ 地球上の悲しみを 包んでおくれ 夜空に浮かぶ 故郷のような星よ 人々の涙を なぐさめておくれ 私たちは知っている オーロラの美しさを 青い地球の美しさを そして人の心の奥に咲く 白い花の美しさを 果てしなく続く エメラルドの海よ 傷ついた白鳥を 癒しておくれ 遥かな空を 吹き抜けてゆく風よ 人々の憂いを 連れ去っておくれ  私たちは気づいてる 生まれ来る不思議さを 去りゆくことの不思議さを そして命すべてを慈しむ 宇宙の愛の不思議さを 大空に浮かぶ やさしい雲よ 地球上の悲しみを 包んでおくれ 夜空に浮かぶ 故郷のような星よ 人々の涙を なぐさめておくれ
芸道ひとすじEIKOEIKO神田陽子神田晃現矢田部正磨きぬかれた 稽古場で 今朝も迎える 明けの星 壁が大きく 厚いほど 抜ければ芸の 目が開く 今日の稽古の 精進を 見守り下さい 神仏(かみほとけ)  欲張りですか 女ゆえ 愛と芸との 夢ふたつ あなたの支えが あればこそ 二人で超えた 幾山川 踊り踊って 無我夢中 芸道ひとすじ 生きられた  花と開いて 散ってゆく この世の春は 短くて 芸道ひとすじ この命 踊り踊って まだ足りぬ 芸を磨くは 魂に 出会うことだと 知りました
愛し過ぎて江南しのぶ江南しのぶ麻こよみ徳久広司矢田部正この手をほどいて 雨の中 消えてく あの日の 後ろ影 愛し過ぎて 愛し過ぎて おまえの心も 縛(しば)っていたよ 悔やんでみたって 遅すぎる ひとりたたずむ 夜の街  おまえの真似して カクテルを 飲むほど広がる ほろ苦さ 愛し過ぎて 愛し過ぎて 哀しいため息 気づかなかった 心の隙間に ゆらゆらと 揺れて淋しい 店灯り  面影優しく 抱き寄せりゃ せつなく残り香 また揺れる 愛し過ぎて 愛し過ぎて おまえの心を傷つけていた 会わせる顔など ないけれど せめて祈ろか 幸せを
砂時計江南しのぶ江南しのぶジュンイチロージュンイチロー矢田部正少しづつ 少しづつ あなたの想い出 消してゆく 今ならば 今ならば 我が侭 気まぐれ 優しさも 涙のつぶだけ 愛して憎んで許した人 私の中から消えてゆけ 砂時計みたいに 少しづつ  少しだけ 少しだけ あなたの想い出 辿らせて あの頃は あの頃は あなたの寝息が子守唄 夜明けを待つたび 寂しさこみあげ震えていた 見えない明日に怯えては 砂時計 何度も くりかえす  涙のつぶだけ 愛して憎んで許した人 私の中から消えてゆけ 砂時計みたいに 少しづつ
女のはぐれ唄大江裕大江裕かず翼小田純平矢田部正お岩木山から 下りて来る 風が命を 吹きさらす 誰かが教えた 望郷節(ぼうきょうぶし)が 胸で暴れる 身を焦がす あんた恋しと 心がきしむ 津軽 女のはぐれ唄  太棹(ふとざお)バチ打つ その指を 思い出すたび 熱くなる ひとりじゃ唄えぬ 情けの節よ 春はいつ来る いつ叶う あんたひとすじ 果てない旅路 津軽 女のはぐれ唄  未練あと引く 竜飛崎(たっぴざき) 忘れられない 身が哀し 夜明けの夢でも さすらい節が 吹雪混じりに 呼んでいる あんた逢いたい すぐ来て欲しい 津軽 女のはぐれ唄 はぐれ唄
ガラスの街大江裕大江裕大地土子大地土子矢田部正ネオンライト 淋しげに灯れば 派手にキメた 蛍たちが踊る 純情なんて笑われる 恋も世間じゃ流行(はやり)すたりさ 一夜(いちや)限りの物語 現在(いま)だけ良ければいいのさ Ah~飾られた すべては時代に染められて Ah~輝いた ガラスの街に心さえも 奪われて 気付かない 小さな愛さえも…  金で買える 幸せもあるけど 頼まれても 心は譲れない 欲望がほら呼んでいる 裏の世界で手招きをして 誰も自分を騙せない たとえ誰かを騙しても Ah~模造(つく)られた 現実ばかりが真実(ほんと)じゃない Ah~探してる 失いそうな自分の影 抱きしめて 歩きたい 小さな安らぎを  今夜も独(ひと)り夢に酔う 時間(とき)にはぐれた自分を笑い “こんなもんさ”と呟いて まぶた閉じても眠れない Ah~飾られた すべては時代に染められて Ah~輝いた ガラスの街に心さえも 奪われて 気付かない 小さな愛さえも…  Ah~輝いた ガラスの街に心さえも 奪われて 気付かない 小さな愛さえも…
こころ変わり大江裕大江裕伊藤美和小田純平矢田部正こころ変わりの その理由(わけ)は 私の愛の せいですか 初めて恋して 夢をみて 愛し方さえ わからずに… お別れですか 本当ですか 何も言わない あなたはずるいひと  胸の小さな 引き出しに 詰まった愛の 欠片(かけら)たち あなたの言葉や 仕草さえ ひとつ残らず 宝もの… 嫌いにだけは なれないけれど 忘れさせない あなたは罪なひと  生まれ変わった その時は 私を選んで くれますか 泣いたりしません つらくとも 作り笑顔で 見送るわ… 幸せでした さよならしても 憎み切れない あなたはずるいひと
幻夢しずく太田れおん太田れおんみやび恵小田純平矢田部正秋の夜長に 降る雨は 月のうさぎの 涙でしょうか 吐息に曇る 窓硝子 名前なぞれば 泣くように ひと筋 ほろり 幻夢(ゆめ)しずく  惚れちゃいけない男(ひと)なのに 惚れて 泣くのは 運命(さだめ)でしょうか 夜明けが来れば 消える恋 知って 抱かれて 燃え尽きた 素肌に ほろり 幻夢(ゆめ)しずく  薄い寝化粧 する癖を みれん心と 呼ぶのでしょうか 逢えない男(ひと)に 逢いたがり ぐずる恋慕(おもい)を 飲み干せば グラスも ほろり 幻夢(ゆめ)しずく
ロンサムナイト太田れおん太田れおんみやび恵小田純平矢田部正出逢いは 別れを 連れている 別れは 出逢いを 呼んでくる 男は星の数ほどいるわ 心配ないよ わたしなら 下手なおんなの 三文芝居 おとなな恋の 終わり方  ロンサムナイト おかしいね 肩をすくめて 見上げた空は 星が 隠れて 泣いていた ロンサムナイト かなしいね 笑っちゃうほど かなしいね  思い出 捨てれば ついて来る 思い出 拾えば すり抜ける 男は星の数ほどいても 一番星は あなただけ 別れ上手を 気取っていても 忘れることは 苦手なの  ロンサムナイト つれないね イルミネーション 賑やかすぎて 星は 今夜も 隠れてる ロンサムナイト せんないね あきれちゃうほど せんないね  ロンサムナイト おかしいね 肩をすくめて 見上げた空は 星が 隠れて 泣いていた ロンサムナイト かなしいね 笑っちゃうほど あきれちゃうほど 逢いたいよ
防災音頭大原かずみ大原かずみ高橋典正宮下健治矢田部正(ア、ソーレ) (ア、ソーレ) ハァ 日本列島(にほんれっとう) 北から南 地震台風(じしんたいふう) 雨津波(あめつなみ) 「死ぬな逃げろに 助けよう」(ハイ) 防災音頭が 合言葉 (ハイ) 防災音頭で 備(そな)えあれ  ハァ 春夏秋冬(しゅんかしゅうとう) 海山川(うみやまかわ)が 守る命の 一里塚(いちりづか) 「地域(ちいき)知ること 人を知る」(ハイ) 防災音頭が 合言葉 (ハイ) 防災音頭で 備(そな)えあれ  ハァ 為(な)せば成(な)る成(な)る 人の輪づくり 知恵を出しあえ 避難場所(ひなんばしょ) 「足と頭を まず守れ」(ハイ) 防災音頭が 合言葉 (ハイ) 防災音頭で 備(そな)えあれ  ハァ 温故知新(おんこしちん)で 憂(うれ)いを無くす みんな集まれ 三世代 「自助(じじょ)と共助(きょうじょ)が 天の声」(ハイ) 防災音頭が 合言葉 (ハイ) 防災音頭で 備(そな)えあれ
いくじなし丘みどり丘みどり鈴木紀代大谷明裕矢田部正ダメね私って また泣いている 今夜も涙が 止まらない イヤね私って また欲しがってる あなたの肌の ぬくもりを いくじなし 私いくじなし あなたを忘れて しまえない いくじなし 私いくじなし つれないあなたを 憎めない  ダメね私って また待っている あなたが帰って 来る時を イヤね私って また夢見ている も一度二人 暮らせる日 いくじなし 私いくじなし あなたの噂を 気にしてる いくじなし 私いくじなし あなたの匂いを 恋しがる  いくじなし 私いくじなし あなたを忘れて しまえない いくじなし 私いくじなし つれないあなたを 憎めない
最後のボレロ丘みどり丘みどりさくらちさと大谷明裕矢田部正ゼンマイの切れかけた 人形ね ふたり 交わす言葉も とぎれてく 愛したことさえ 忘れたように 離れたままで 止まるのは やめて クルクルと 回りながら しあわせは ほどけてゆくの ねえ おねがいよ 最後のボレロ あなたの胸で 踊らせて  情熱のメロディーが せつなげに軋(きし)む 痛いくらいに 燃えた日々 何度も何度も ひき寄せたのに その手で愛を 止めるのは やめて クルクルと 私ひとり 哀しみと 回りつづける ねえ おねがいよ 最後のボレロ あなたの胸で 壊れたいの  クルクルと 私ひとり 哀しみと 回りつづける ねえ おねがいよ 最後のボレロ あなたの胸で 踊らせて
たそがれシネマ岡本幸太岡本幸太たきのえいじ向井浩二矢田部正高層ビルに灯りが点る おもいでばかり まぶしく照らす 愛と云うには若すぎて 恋と呼ぶには遅すぎた あの頃 みんなみんな どこ行った 時代の舟を 漕ぎながら もしももしもが叶うなら あなたにも一度逢いたくて…たそがれシネマ  見果てぬ夢を追いかけていく 男は誰もサムライだった まるで映画のスクリーン 閉じたまぶたによみがえる 静かに 生きる事に不器用で 心配ばかりかけ通し だけどあなたが誰よりも 今でも大事な宝物…たそがれシネマ  みんなみんな どこ行った 時代の舟を 漕ぎながら もしももしもが叶うなら あなたにも一度逢いたくて…たそがれシネマ
愛着駅小川みすず小川みすず日野浦かなで田尾将実矢田部正閉まる扉が 指をほどき 別離(わかれ)を急かす ベルが鳴る 愛しながらも この街を 離れることを どうか許して… あなた あなた さようなら でも忘れない 夢の名残り そっと心に ひとり 生きてゆくの  車窓(まど)に浮かんだ 笑い顔を 掻(か)き消すように 雪が降る 離さないよと 抱き寄せた あなたの声が 遠く聞こえる… 涙 涙 溢(あふ)れても もう戻れない 愛し合った 思い出ばかり 胸に 降り積もる  揺れる列車に この身預け 夜明けと共に みなと駅 愛に逸(はぐ)れた 海鳥も 凍えるように ヒュルリ啼いてる… あなた あなた さようなら でも忘れない 流れ着いた 見知らぬ街で ひとり 生きてゆくの
北九ブルース小川みすず小川みすず日野浦かなで田尾将実矢田部正愛した振りして 本気にさせた アイツが恋しい 夜もある にじむ涙の 門司港(もじこう)レトロ 憎い仕草が また浮かぶ あぁ… おんな泣かせる 北九ブルース  揃いの浴衣で 身を寄せ合って 心にともした 夢あかり 小倉(こくら)太鼓が 響けば胸に 思い出させる あの笑顔 あぁ… 忘れられない 北九ブルース  噂を尋ねる 京町あたり 捜せば空似の 後ろ影 みれん後引く 紫川の 夜が切なく 更けてゆく あぁ… おんな泣かせる 北九ブルース
Summer Timeを聴きながら小川みすず小川みすずもず唱平浜圭介矢田部正夕暮れの 町にあの人は あたし残して 消えてった 見えなくなっても 口笛の Summer Time Summer Time 聴こえて来るよ 「今度逢うときゃ 堅気でいるよ」 本当かしら 本当かしら それならいいが…  十六で グレて家を出て 母を泣かせた このあたし あいつが時折(ときおり) 口遊(くちずさ)む Summer Time Summer Time 大好きだった 知らず知らずに 涙がこぼれ 幼い頃が 幼い頃が 瞼(まぶた)に浮かぶ…  今頃は 北の旅の空 夏の銀河を 見上げてる 荒くれ青春 振り返り Summer Time Summer Time 心の中で きっと歌って いることだろう あたしにゃそれが あたしにゃそれが とっても分かる…   Summer Time Summer Time Summer Time…
空行く雲よ小川みすず小川みすずもず唱平浜圭介矢田部正愛することに 迷ったら 空行く雲に 尋ねてみよう 離ればなれに なりながら どうして泣かない 千切れ雲 恋人 信じていると 云うのでしょうか 雲よ 空行く雲よ 教えて  愛することに 疲れたら 夕焼け雲に 尋ねてみよう 闇が間近に 迫っても 真っ赤に燃えてる 茜雲(あかねぐも) 明日(あした)が 誰にも来ると 云うのでしょうか 雲よ 空行く雲よ 教えて  愛することに はぐれたら 朝焼け雲に 尋ねてみよう 闇を押しのけ 秋空に 吉報知らせる 鰯雲(いわしぐも) この愛 約束すると 云うのでしょうか 雲よ 空行く雲よ 教えて
恋の扉沖田真早美沖田真早美伊藤美和小田純平矢田部正もう恋はしないなんて 思っていたけれど あなたと逢った瞬間に 恋の扉が開いたの 始めてなのに なんだか懐かしい 遠い昔に同じ時間を 過ごしたようで… 言葉はいらないの 答えはいらないの 瞳(め)を見るだけで わかり合えるの そんな不思議な 夢の始まり  夕暮れに染まる街に 二つのシルエット 家路を急ぐ人々の 波に逆らい歩いてく 繋いだ指の 温もり愛しくて 今日も明日も離したくない 離れたくない… 涙はいらないの 一人じゃもうないの 心を結んで 愛し合えるの そんな素敵な 夢の始まり  言葉はいらないの 答えはいらないの 瞳(め)を見るだけで わかり合えるの そんな不思議な 夢の始まり
雪枕沖田真早美沖田真早美伊藤美和小田純平矢田部正「今度いつ逢えますか」 胸でそっと 問いかける 素肌合わせた 熱い夜(よ)も 別れの時刻(とき)は 寒すぎて 愛しいひとを 見送れば まるで雪を 抱いているようで 寂しくて 寂しくて こぼれる涙で 解ける雪  夢でもし 逢えるなら 眠っていたい 永遠に 化粧直して 待ちわびる 鳴らない携帯(でんわ) 悲しくて 一人で過ごす この胸は まるで雪に 埋もれてるようで 恋しくて 恋しくて こぼれる涙で 解ける雪  愛しいひとを 見送れば まるで雪を 抱いているようで 寂しくて 寂しくて こぼれる涙で 解ける雪
for you…奥田美和子奥田美和子大津あきら鈴木キサブロー矢田部正涙をふいて あなたの指で 気付いたの はじめて あの頃の私 今日までの日々を 見ててくれたのは あなた  わがままばかりでごめんなさいね 恋人と別れて あなたの部屋で 酔いつぶれてた そんな夜もあった  想い出せば 苦笑いね 淋しさも悲しみも あなたのそばで 溶けていった いつもいつの日も  もしも 逢えずにいたら 歩いてゆけなかったわ 激しくこの愛つかめるなら 離さない 失くさない きっと  あなたが欲しい あなたが欲しい もっと奪って 心を あなたが欲しい あなたが欲しい 愛が すべてが欲しい  もしも傷つけあって 夜明けに泣き疲れても 激しくこの愛見つけた日は 忘れない 失くさない きっと  あなたが欲しい あなたが欲しい もっと奪って 私を あなたが欲しい あなたが欲しい 愛が すべてが欲しい
六本木は嫌い小田井涼平(純烈)小田井涼平(純烈)高畠じゅん子中川博之矢田部正六本木が 嫌いに なったのは あなたの 想い出 あるからよ ここでは 誰でも エトランゼ 人恋しくて 寂しがり  ディスコで ひと汗 かいた後 はじめて 抱かれたの それが 愛では ないことぐらい わかっていた はずなのに 六本木は嫌い 六本木は嫌い だけど今夜も 来てしまう 六本木  六本木で 別れた あの夜も お祭り みたいに 華やいで いつもと おんなじ 街の灯は 都会の 顔を みせていた ざわめく 人波 縫(ぬ)うように あなたは 消えてった ひざまずいても 恨んで みても 楽しかった 日はこない 六本木は嫌い 六本木は嫌い だけど今夜も 来てしまう 六本木  ふたりで過ごした あの店で ひとりで 涙ぐむ それが 愛では ないことぐらい わかっていた はずなのに 六本木は嫌い 六本木は嫌い だけど今夜も 来てしまう六本木
あぁ、ゆき子小田純平小田純平たかたかし小田純平矢田部正触れるそばから とけていく 雪のはかなさ ゆき子 遠くなるほど 近くなる 不幸なじみの さびしい笑顔 ゆき子、ゆき子 あぁ、ゆき子 なんでこうまで つらくする  左手首の 傷のあと かくしつづけた ゆき子 酒のグラスに また浮かぶ 白い襟足 ホクロが一つ ゆき子、ゆき子 あぁ、ゆき子 縁が切れたか 涙ぐせ  遊びごころじゃ なかったと 逢って詫びたい ゆき子 忘れられない ひと夏の 闇に尾をひく 夜汽車の汽笛 ゆき子、ゆき子 あぁ、ゆき子 おれの旅路に 咲いた花
愛の秘密小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正濡れた手を エプロンで 拭きながら 私 料理の手をとめて 玄関に急ぐ 愛されてると 信じさせて 秘密は秘密のままで 罪滅ぼしの やさしさでいい 幸せ芝居 愛の暮らし  鉢植えの 紫陽花が 暖かな 雨に やさしい雨に濡れ 咲きたいと泣いた 愛されてると 信じさせて 秘密を秘密のままに 砂のお城で かまわないから 離したくない 愛の暮らし  愛されてると 信じさせて 秘密を秘密のままに 砂のお城で かまわないから 離したくない 愛の暮らし
安芸路の女小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正安芸の宮島 回れば七里 十二単衣の 雨が降る 逢いたいよ 逢いたいよ あなたしあわせ してますか わたし現在(いま)ひとり 安芸路の女  あれは音戸の 舟唄ですね 平家蛍の かくれ宿 ひたむきに ひたむきに あなた思って 生きてます ほめてくださいね 安芸路の女  牡蠣に檸檬の 三日月添えて 賀茂の宮水 だれと飲む 寄り添って 寄り添って あなた一緒に 飲みたいよ わたし待ってます 安芸路の女
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
秋の夜長の数え唄小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正ひとつ ひと目で 惚れたのに ふたつ 振られて 迷い道 みっつ 未練に 目覚める鬼が あなた 恋しと ぐずる夜は よっつ 酔わせて 寝かせましょうか  酔えば 涙の 雨が降る 見上げた 空の お月さん 明日 天気に しておくれ  いつつ いつまで 待ったって むっつ 無駄だと 知りながら ななつ 並べた 思い出まくら 抱いて さすって 泣くよりも やっつ やっぱり ほかしましょうか  秋風(かぜ)に 火照りを 冷まされて 涙に 霞む お月さん 明日 天気に しておくれ  秋の夜長の数え唄 九つ十で 夢ん中 明日 天気に しておくれ
生きる程にGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正酒の飲めぬお前が 酔ったまねをして 底なしの俺が 酔わぬふりで うたう 損得ぬきの付き合いが 酒の味をかえる 生きるほどに 喜び沁みる 男酒 夜明けまで…  あの汽車に乗ったら 別の人生だった 彼(か)の女(ひと)を思えば 心まだ熱く 風のため息 振り返れば 一筋の轍(わだち) 生きるほどに 過去も明日(あした)も 今日のためと思い知る  果たした夢もあり 捨てきれぬ夢もある がむしゃらに生きて まだ 涙残す ひとしきりただ ひとを思い ひとらしく ひとり 生きるほどに 尊き道よ 心歌 ながれくる  生きるほどに 尊き道よ 心歌 ながれくる
愛しき我が人生GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正生きることにも そろそろ 慣れてきたって いい歳だけど いまだ悩んでは ため息を 酒で飲み干す 夜もある  一人で生まれてきたけれど 一人で生きてきたわけじゃない 幾千の出逢いと 別れを繰り返し 今日があるから… 現在(いま)があるから… 愛しき 我が人生  夢もいつしか 忘れて 仕事ばかりの 毎日だけど 守るべき者の 笑顔さえ あればなにより 幸せさ  明日(あした)を信じてきたけれど 明日は誰にもくるわけじゃない 限りある命を ひたすら生き抜いて 今日を大事に… 現在を大事に… 愛しき 我が人生  一人で生まれてきたけれど 一人で生きてきたわけじゃない 幾千の出逢いと 別れを繰り返し 今日があるから… 現在があるから… 愛しき 我が人生
いにしえワルツ小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正砂時計 逆さにすれば 時よ もどしてくれますか ピンク電話の十円玉が 切れて終わった昔の恋を 春よおいでと口ずさむ どこか淋しい三拍子 貴方がひざで眠ったころが 懐かしすぎます いにしえワルツ  むらさきの ワインの川を そっと のぞいて見ましょうか いろいろあって そこそこ泣いて 時間(とき)が女にしてくれました もったいないね 消すなんて あんなに愛した面影を パジャマ代わりに 借りてたシャツも 返し忘れてしまったままで…  春よおいでと口ずさむ どこか淋しい三拍子 逢いたいけどね 逢わずにいましょ 夢で逢います いにしえワルツ  貴方がひざで眠ったころが 懐かしすぎます いにしえワルツ 懐かしすぎます いにしえワルツ
愛媛へ嫁いだ娘より小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正伊予は 伊予節 伊予絣(いよがすり) きらきらフェリーは 海の花 陸(おか)に咲くのは 予讃線(よさんせん) この町に嫁いで よかったわ 風もいい 海もいい もちろん主人もね しあわせ しあわせしてます 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ  蜜柑色した 陽が沈む こころもからだも 穏やかに 染めて伊予灘 漁り船 地のもののおさかな 送ります 父さんも 妹も お変わりないですか こちらも こちらも元気よ 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ  孫がほしいと 云うけれど わたしに子供が 出来たなら そうよあんたは おばあちゃん 坊ちゃんで名高い 道後には いつ来るの 行々(ゆくゆく)と口だけ駄目ですよ ほんとに ほんとに来てよね 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ 愛媛へ嫁いだ 娘より 娘より…母さんへ
逢生川小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正あきらめましたは嘘でした 忘れて欲しいも嘘でした 惚れぬきましたも嘘でした 信じないでね わたしのことは あ… 百に一つの真実を 呑んで流れる 呑んで流れる 逢生川よ  誰にも言えない恋でした 誰にも言えずに 酒がたり ゆきつくところは 酒の海 身体(からだ)いじめて 心を守る あ… 未練なんかはないけれど この世は皮肉ね この世は皮肉ね 逢生川よ  逢うため生まれてきたものを 逢えずに流れる ネオン川 逢いたい心に 酒をつぎ 女ばかりが 命を削る あ… 酔えずじまいの夜明け前 どこへゆくのよ どこへゆくのよ 逢生川よ
落椿小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正指が触れれば それだけで 模様を変える 万華鏡 危うい 恋と 知りながら 覗かずに いられない…  女の恋は 命がけ 男の恋は 夢の糧 いいの それでも 逢いたいの 命ぎりぎり 命ぎりぎり 落椿  花は 散るから いとおしく 舞飛ぶ 蛍は 儚くて いつかは 終わる 運命でも 愛さずに いられない…  本気で惚れて 夢を見て 哀しい恋に 燃え尽きる ばかね それでも 抱かれたい 命ぎりぎり 命ぎりぎり 落椿  女の恋は 命がけ 男の恋は 夢の糧 いいの それでも 逢いたいの 命ぎりぎり 命ぎりぎり 落椿
男がひとり飲む酒はGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平かず翼小田純平矢田部正どこにもあるよな 居酒屋で 沁みるよ昭和の 流行歌(はやりうた) さすらい続けた 生き方を 悔やんでいるんじゃ ないけれど 男がひとり 飲む酒は 心が欲しがる いのち水 酔わせてくれよ 旅路の酒よ 今夜も 酔わせろよ  誰でも昔は 若かった 胸には一輪 白い花 あの時あいつと 逃げてたら 違った人生 あったのか 男がひとり 飲む酒は 青春とむらう なみだ水 酔わせてくれよ 想い出酒よ 今夜も 酔わせろよ  汽笛のなく声 聞きながら 何歳(いくつ)になったと 指を折る ふた駅向こうの ふるさとに 今度も寄らずに 行くだろう 男がひとり 飲む酒は 明日(あした)へ連れてく ちから水 酔わせてくれよ 希望の酒よ 今夜も 酔わせろよ
男と女の子守歌小田純平小田純平友秋小田純平矢田部正泣いて 泣いて女の涙が枯れたとき 飛び込む人の胸がある そのときのためだけに男は さみしさを抱きつづけてきたんだね  遠く 遠く男の足さえ痛む場所 ひとすじ開く道がくる そのときのためだけに女は やさしさを持ちつづけてきたんだね  抱かれて眠れ その胸に もう子供の頃にはかえれない だけどきっと 誰も一人じゃないさ  酔って 酔って心の悲しみ消えたとき つまさき向ける明日がある そのときのためだけに愛は 傷つくことを覚えてきたんだね  抱かれて眠れ ふところに もう大人の顔しか写らない だけどきっと 誰も汚(けが)れてないさ  抱かれて眠れ その胸に もう子供の頃にはかえれない だけどきっと 誰も一人じゃないさ
男の景色GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平志賀大介小田純平矢田部正ヒトを恨マズ 傷ツケズ ネタマズ・セカズ 羨マズ こんな男の生きざまに けっこう俺は ハマッテル  時代遅れの ドタ靴と 止まり木いくつ 止まったろ 二合ドックリ アゲぞこに 人生ホロリ 手酌酒  惚れたはれたも あったけど 語れるほどの モノじゃない タガがはずれた コトバより ココロが濡れる 歌がいい  シロとクロとの 冬景色 ふるさと遠く なりにけり ドコで生きても おふくろを 泣かせてなんの 人生か  春の匂いが 鼻っつら かすめて通る 日も近い 寒い背中に いちりんの ヌクモリ優しい 花だより  アシタ明日で またあした 時間が細る 身がホソル こんな男の 夕景色 写してどこへ 浮世川  写してどこへ 浮世川
おふくろ小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正涙こらえて 送ってくれた 人影まばらな 無人駅 動き始めた 列車の窓に 手を振るあなたが 遠くに見える… まだ温かい おにぎりは 涙のしょっぱい 味がした 母さん 母さん 逢いたいよ  そっと一枚 アルバムめくり あなたの写真を 抜いてきた つらい時には 話しかけるよ 電話をかければ 泣き出しそうで… まだ雪深い 故郷(ふるさと)で 風邪などひいては いないだろか 母さん 母さん 恋しいよ  寒いだろうと 送ってくれた 綿入れ半纏(はんてん) 夜なべして 袖を通せば 幼い頃の 想い出あふれて 瞼が熱い… まだ頼りない 俺だけど 必ずするから 親孝行 母さん 母さん 逢いたいよ
回転扉小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正許してください この恋を 他になんにも 望まないから すべてのことに 耳をふさいで あなたと流れてゆきたいの 近づくほどに 遠くなる まるで二人の 運命(さだめ)のように… 出逢ったときから きっとお互いを 探してる 探してる 回転扉の中で  おしえてください もう一度 生まれ変われば 結ばれますか 誰に遠慮も 邪魔もされずに あなたと生きてゆきたいの 求めるほどに 逃げてゆく まるで二人の 未来のように… 立ち止まることも ずっと出来なくて 追いかける 追いかける 回転扉の中で  近づくほどに 遠くなる まるで二人の 運命(さだめ)のように… 出逢ったときから きっとお互いを 探してる 探してる 回転扉の中で
風の電話小田純平小田純平ましこよしのり小田純平矢田部正あなたわたしが 見えますか 届いていますか わたしの声が この世とあの世の 架け橋は 風の電話と 人は言う 心が振りかえる 想い出を ふたりの ふたりの想い出を‥‥  淋しがりやで はにかみや 奥手なあなたに ぞっこんでした 忘れはしません いつまでも 風の電話で 語らえば 癒されるでしょうか 哀しみが せつない せつない哀しみが‥‥  みんな奪った この海を 恨めば溢れて つきない涙 嘘だと夢だと 思いたい 風の電話よ 伝えてよ 来世も女房と 呼ばれたい あなたの あなたの女房と‥‥
哀しみを眠らせて小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正どんなに名前を 叫んでみても どんなにさ迷い 探してみても どこにもいない どこにもいない 恋しいひとは どこにもいない わかっていても わかりたくない あなたが死んで しまったなんて… 泣いても 泣いても 枯れることのない 涙の海に この身を沈めて どうか哀しみを 哀しみを眠らせて  あふれる想いを 積み木のように あなたへ届けと 積み重ねても たどり着けない たどり着けない 恋しいひとに たどり着けない 戻りたくても 戻れはしない 幸せだった 愛しい日々に… 泣いても 泣いても 愛が止まらない 涙の海に この身を沈めて どうか永遠に 永遠に眠らせて  わかっていても わかりたくない あなたが死んで しまったなんて… 泣いても 泣いても 枯れることのない 涙の海に この身を沈めて どうか哀しみを 哀しみを眠らせて
祈念坂小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正細く長い坂を 上りきって 振り返れば 海が見えます あの日と変わらぬ 景色なのに あなただけが 隣にいない  なぜ二人 はぐれたのでしょう なぜ愛は 儚いのでしょう  祈念坂から 祈りを込めて 想い出胸に 彷徨えば あなたと不意に 逢えそうな そんな気がします  一人歩く街は セピア色で 灯りさえも 消えたようです あの日とおんなじ 地図を見ても あなたにだけ たどり着けない  なぜ二人 出逢ったのでしょう なぜ夢は 醒めるのでしょう  祈念坂から 祈りを込めて 涙が風に 舞い散れば 明日は雨に なりそうな そんな気がします  なぜ二人 求めたのでしょう なぜ愛は 傷つくのでしょう  祈念坂から 祈りを込めて 想い出胸に 彷徨えば あなたと不意に 逢えそうな そんな気がします
倉敷情話小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正紅い雨傘 白壁に 咲いて哀しい 浮世絵の街 旅のお人と 知りながら 解いて結んだ おんなの操 倉敷は 倉敷は おんな恋する なみだ町  柳並木の その先を 右に曲がれば 思い出の宿 どうか私と この町で 生きて欲しいと縋(すが)ったものを 倉敷は 倉敷は おんな泣く町 川の町  鰆 ままかり 瀬戸の酒 今日もあの夜の 灯りが滲む いのち二つに 引き裂いて 放り投げたい 鶴形山よ 倉敷は 倉敷は おんな切ない 未練町
恋うつつ小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正逢えない 夜は 鵺(ぬえ)が啼(な)く 心 引き裂く 闇に啼く あなたの色に 染まった肌が 紅の色さえ 変えさせぬ  春情(じょう)でしょか 因果(えん)でしょか 恋する女の 心の中(うち)は 夜叉か 菩薩か 菩薩か 夜叉か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ  眠れぬ 夜は 鵺が飛ぶ 倫(みち)に 背(そむ)けと そそのかす おとなの女 演じることで つなぎ止めてる 憎い男(ひと)  愛でしょか 意地でしょか あなたの来る日を 数える未来(あす)は 裏か 表か 表か 裏か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ  春情でしょか 因果でしょか 恋する女の 心の中は 夜叉か 菩薩か 菩薩か 夜叉か あゝ 愛は うたかた 恋うつつ
恋まくら小田純平小田純平喜多條忠小田純平矢田部正あなたのために 髪まで伸ばし 親に嘘まで ついてきた 馬鹿な恋だと 気がつくまでに 二年の月日が 要りました なのに あなたの 体のぬくみ 想い出させる 恋まくら  落ち葉の宿で せせらぎ聞けば 夜を流れる なみだ川 あんな男に どうして惚れた もみがら枕に 聞いてみる 憎い あなたを 憎めぬわけを そっと教えて 恋まくら  こころが割れて 泣くだけ泣いて それが別れと あきらめた 生きてゆくのは 淋しいけれど どこかに幸せ 無いじゃ無し 遠く 離れた やさしさだけを たぐり寄せてる 恋まくら
ごめんね小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正ごめんね、言えなかったけど 苦しくなかった訳じゃない ごめんね、隠していたけど 本当は一人で泣いてたの あなたの笑顔が見たくて 安心させたかったから  偽りの愛など無いけれど 愛が吐(つ)かせる嘘はある 心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね  ごめんね、あなたの言葉を 躊躇(ためら)う事なく受け入れて ごめんね、笑顔だったのは 私に出来る全てだった あなたを喜ばせたくて 今まで一緒にいたから  偽りの愛など無いけれど 愛が吐(つ)かせる嘘はある 心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね  偽りの愛など無いけれど 愛が吐(つ)かせる嘘はある 心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね  心が何度も囁(ささや)く 本当に本当にごめんね
酒場の時計小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平矢田部正涙が酒にこぼれたら しょっぱい酒になったよと 店の時計が哀しく動く チ・ク・タ・クと泣くように 今夜は誰にも 泣き顔 見せず眠るから  痩せても女 枯れても男 膝を抱えてねむるから 泣いても女 別れた男 愛しい自分を抱きしめて  男に縁がないのよと ため息 えくぼ いい女 古い時計は時々止まる 酒場の夜が深くなる 今夜は誰にも 涙を見せず眠るから  痩せても女 枯れても男 想い届かず別れても 泣いても女 愛した男 切ない心を抱きしめて  痩せても女 枯れても男 想い届かず別れても 泣いても女 愛した男 切ない心を抱きしめて
盛り場すずめ小田純平小田純平たかたかし小田純平矢田部正おれもおまえも 鶴にはなれぬ ビルの谷間の 盛り場すずめ 酒で悩みが 消えるじゃないが 今日も道草 縄のれん 「おい、元気だせよ」 泣いたとて 酒の苦さが 変わろうか…  恋も仕事も おまえにだけは 負けたくないと 張り合って来た 同じ時代の 嵐にもまれ 耐えてしのいだ おれたちさ 「おい、飲めよ」 注ぐ酒に 通う友情 しみじみと…  人を押しのけ 生きてくことが どこか苦手な おまえとおれさ 浮世小路を 軒下づたい よろりよろけて 千鳥足 「おい、しっかりしろ」 抱く肩に 変わる日付の 駅灯り
酒は恋割り涙割り小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正心のやり場をなくしたら フラフラ足の向くまま 気まま 浮かれた灯りの手招きに 時間をあずけてしまおうか 悔やまないで 我慢しないで 嘆いていたんじゃ始まらない 今夜の酒は 女で割って かき混ぜながら 飲みたいね  戻れる胸さえなくしたら カラカラ回る 氷をながめ 寒さにほどいた髪結いに 自由を絡めていればいい 塞がないで 心開いて 独りでいたんじゃ勿体ない 淋しい酒は 男で割って 冷やかしながら 飲めばいい  人生(くらし)を抱えて生きてたら スルスル胸の隙間が空くよ ふさいだ両手じゃ足りないが 色など混ざったミズならね こぼさないよ 奪わないよ 一晩限りの夢もいい 今夜は恋と 涙で割って 夜が明けるまで 飲みたいね  今夜は恋と 涙で割って 夜が明けるまで 飲みたいね
ささくれ小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正愛しくて 憎らしい この恋 いっそ剥(は)がしてと 涙ぐむ 君の頬 拭った俺が ばかなのか ひっついて はっついて どこまでも いっしょに しあわせ 見つけよう 笑ってくれ 笑ってくれ そばにいてくれ  蹴飛ばして 振り切って 遠くに 何度逃げたって ぽっかりと 空いた穴 ふさいだ君も ばかなのか ひっついて はっついて 痛くても 一人じゃ消せない 恋だろう 叱ってくれ 叱ってくれ こんな 飲んだくれ  ひっついて はっついて それだけで しあわせなんだと 気づくまで 許してくれ 許してくれ こんな ささくれ こんな ささくれ
讃岐恋歌小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正あなたの夢と おなじ夢 夢をひとつに 重ね合う 二泊三日は 短いけれど あなたは私だけのもの 讃岐 琴平 あゝ 善通寺 讃岐 琴平 善通寺 いのち瑠璃色 恋明かり  記念に買った 絵葉書に 好きと寄せ書き して笑う 浴衣丸亀 団扇の模様 今夜は私酔わせてね 讃岐 坂出 あゝ みなと宿 讃岐 坂出 みなと宿 籾(もみ)は一合 酒二合  金毘羅さんを 恋しがる 瀬戸の大橋 霧の中 明日に未練を 残さぬように ふたりの時を燃え尽くす 讃岐 高松 あゝ 小豆島 讃岐 高松 小豆島 泣くな漁火 海の花
泉州祭節小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正通りに聞こえる だんじり囃子(ばやし) 城下の町が 湧き上がる 祭のために 生まれたような 男の心が 血が騒ぐ ソーリャ ソーリャ ソーリャ ソーリャ 泉州 男の祭節  一年一度の 命の舞台 髄(ずい)まで燃えて 燃え尽きる 涙も汗も 火花を散らし 曇った魂 磨くのさ ソーリャ ソーリャ ソーリャ ソーリャ 泉州 男の祭節  揃いの法被(はっぴ)は 絆の標(しるし) 呼吸を合わす やりまわし 祭が生きる 証(あかし)になると 男の浪漫(ロマン)が 華開く ソーリャ ソーリャ ソーリャ ソーリャ 泉州 男の祭節
それなりのマイウェイ-2017-小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正背伸びをしても 見えぬものがある 激しさだけじゃ 勝てぬものもある 人生それは 頁(ページ)のない続きもの 他人(ヒト)の夢など 羨(ウラヤ)まず 自分の夢を 探せばいいさ ささやかだって 小さくたって それは それなりのマイウェイ  恨みの風に 頬を打たれても 嘆きの雨に 肩を打たれても 足元そこに 希望という花がある 他人(ヒト)の道など 羨(ウラヤ)まず 自分の道を 歩けばいいさ 細道だって 険しくたって それは それなりのマイウェイ  安らぎなんて 今はなくたって 優しい愛に 縁がなくたって その内きっと 巡り会える幸せに 他人(ヒト)の歌など 羨(ウラヤ)まず 自分の歌を 唄えばいいさ へぼ歌だって 笑われたって それは それなりのマイウェイ  それは それなりのマイウェイ
東京 狼小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正ビルのない この都会(まち)を 思い浮べてみたんだよ 荒れ野そだちの 人生さ そんな情景(きもち)で生きてゆく 心 あばれんぼう 夢のくいしんぼう 冷えた世間の 風にさえ 今日も明日も 武者ぶるい  人のない この道路(みち)を 胸に描いているんだよ 一匹オオカミ この俺は いつも独りで 歩いてく 心 あばれんぼう 夢のくいしんぼう だけど教訓(おしえ)は 人様に 迷惑だけは かけまいぞ  心 あばれんぼう 夢のくいしんぼう やりもしないで 何云える いつかあいつに 恩返し
東京迷い猫小田純平小田純平下地亜記子小田純平矢田部正あんた今から 帰るから バカな女(やつ)だと 許してね あんな男に くどかれ惚れて どうかしてたよ ドジだよね やけに今夜は… やけに今夜は 冷えるから あんたとお酒 飲みたいよ あたし 東京 迷い猫  あんた今から 帰るから 開けておいてね ドアの鍵 ビルの谷間を さまよい歩きゃ 空でカラスが 笑ってる 霙(みぞれ)まじりの… 霙(みぞれ)まじりの 雨の街 邪険(じゃけん)にしないで 凍(こご)えるよ あたし 東京 迷い猫  あんた今から 帰るから 何も聞かずに 抱いてよね ひとつふたつは 殴(ぶ)ってもいいよ 水に流して チャラにして 勝手気ままで… 勝手気ままで 悪いけど あんたの膝(ひざ)が 恋しいよ あたし 東京 迷い猫  あんたとお酒 飲みたいよ あたし 東京 迷い猫
時にはあなたを小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正時にはあなたを 憎んでみたり 時にはあなたに もたれてみたり 私にもわからないの この恋の港が 何一つ 哀しみの ない窓はないというけれど 見上げれば マンションの こぼれ灯が切ない あなたには 帰る部屋 私には 待ちわびる部屋 ぬくもりのない時間(とき)を あなたは知らない 同じ街の 別々の部屋 恋灯り ともして  時にはあなたを 責めてもみたり 時にはわかれに おびえてみたり 朝の駅 すれ違えば 他人のふりでも ドアを開け 鍵を置き カトレアに水をやるだけの 愛のない暮らしには もう戻れないから あなたには 帰る部屋 私には 泣き濡れる部屋 千の窓には千の 涙がにじむの 眠りましょう 今夜もまた 別々の 夢見て  眠りましょう 今夜もまた 別々の 夢見て
時間の花びらGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正風にはらはら 舞う花びらが 私の代わりに 泣いてます 涙も枯れた この胸に 季節をおしえて くれるよに  ああどうして 愛には終わりがあるの? ああどうして 哀しみには終わりがないの? 時間(とき)が私を 置き去りに 通り過ぎてゆく  夢で今夜も あなたが笑う 私は夢でも 泣いてます 涙で錆びた合鍵じゃ あなたの心は 開(ひら)けない  ああどうして 恋して傷つけ合うの? ああどうして 運命(うんめい)には逆らえないの? 時間の花びら 手のひらで 明日(あす)に溶けてゆく  ああどうして 愛には終わりがあるの? ああどうして 哀しみには終わりがないの? 時間が私を置き去りに 通り過ぎてゆく
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ぬり絵空小田純平小田純平中咲結美子小田純平矢田部正あかねの空は 幸せ重ねた 幼いあの頃の ぬり絵のよう 泣いてる私に おじいちゃん メロディーつけて歌ってくれた “あかんね あかんね 泣いたりしたら べっぴんさんがだいなしや”って 涙が頬を散歩する日は 聴きたいあの歌 もう一度  クリスマスには 届けてくれたね 三十六色の 色えんぴつ おひげがチクチクする抱っこ 哀しみすっと溶かしてくれた “ブルーな心も 赤色のせて あかねの空に 変身や”って 冗談いって笑いをくれた おじいちゃんのあの空 あかね空  “あかんね あかんね 泣いたりしたら べっぴんさんがだいなしや”って 心が曇れば赤色のせて おじいちゃんのあの空 ぬり絵空
残り香GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正あと幾つ 眠ったら あと何度 生まれ変わったら あなたのことを 忘れられますか 私 忘れられますか 恋しくて 憎らしくて だけど恋しくて こぼした涙とため息が 部屋に散らばって… どうかあなた 逢いに来て 残り香が 消える前に  もし時間(とき)を 戻せたら もし二人 出逢わなかったら 他の誰かを 愛したでしょうか 私 愛せたでしょうか 愛(いと)しくて 許せなくて だけど愛しくて 心の傷跡 化粧では隠しきれなくて… どうかあなた 逢いに来て 残り香が 消える前に  恋しくて 憎らしくて だけど恋しくて こぼした涙とため息が 部屋に散らばって… どうかあなた 逢いに来て 残り香が 消える前に
能登の雨小田純平小田純平こはまかずえ小田純平矢田部正濡れた車の キーを回せば 恋が壊れる 音が聞こえる 和倉温泉 午前0時に 寝顔確かめ 部屋を出たのさ どんなに 願っても願っても 二人 二人暮らせない 不幸にするより マシなんだ 言い訳責めるか 能登の雨  輪島朝市 はしゃぐお前に 別れ言えずに 時は過ぎ行く これが最後の 二人旅だと 一人心に 決めていたのに どんなに 払っても払っても 行く手 行く手遮(さえぎ)って フロントガラスに 縋(すが)りつく 寂しい女の 涙雨  氷見の港は 明日(あす)にしようと 小雨降る中 宿へ急いだ 何か言いかけ 黙る横顔 少し悲しく 揺れて見えたよ どんなに 走っても走っても 風が 風が繰り返す 想い出作りは 罪だわと わかっていたのか 能登の雨
花染められて小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正十九・二十歳(はたち)の あの頃は お色気なしだと 笑われた あんたに出会った あの日から あたしは恋おんな おくれ髪の 先の先まで 花染められて 染められて 今じゃ七色 夢は日替わり 今夜も蝶々に 抱かれて咲くの  路地の灯りに つまずいて よろけたはずみの 他人酒 毒消し代わりの 母の顔 苦虫噛んでるわ 何も言わず 涙拭いてね 花染められて 染められて 感謝してます だけどごめんね あたしはあんたの 玩具(おもちゃ)じゃないわ  恋はいつでも 残酷と あんたにびっしり 教わった 今夜も命の 花びらを 泣かせていきるのよ おくれ髪の 先の先まで 花染められて 染められて 今じゃ七色 夢は日替わり 今夜も蝶々に 抱かれて咲くの 今夜も蝶々に 抱かれて咲くの
華の刻小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正町から町へと旅烏 当てになるのは技一つ 浮世の波に流されぬ 頼りになるのは芸一つ  汗も苦労も古傷も 拍手の音で消えてゆく とうに忘れた青春も ライトを浴びて甦る(よみがえる  幕が上がり切っ掛けを待つ 初夜か逢瀬か果し合い  舞台(ここ)に生きて生かされて 咲いて咲かされ 歌い続ける あなたが あなたがいる限り 華として 生きましょう  お客が席に座る頃 鏡の我が目と見つめ合い 芝居の役の別人に 鍛えた我が身を引き渡す  一刻半(いっときはん)を共に生く 小箱の中の夢幻(ゆめまぼろし) 涙や笑い 感動は 嘘偽り無い 真実よ  幕が上がり掛け声を待つ これで死ねれば本望よ  舞台(ここ)に生きて生かされて 咲いて咲かされ 踊り続ける あなたが あなたがいる限り 華として 生きましょう  舞台(ここ)に生きて生かされて 咲いて咲かされ 歌い続ける あなたが あなたがいる限り 華として 生きましょう
半歌 ~愛しき人~GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平中村つよし小田純平矢田部正そう、誰もが同じ様に 憂(うれい)を胸に秘めながら 飲んで束の間忘れかけ 酔いが冷めては溜息を吐(つ)く  思い出すのはあの日のあなた あなたを想って街を彷徨う  やりたい事とやれる事 やらねばならぬ事の狭間で 生きたつもりが生かされて 今尚、名も無き道半ば  そう、誰もが同じ数の 涙の過去を抱えながら 日々に追われて忘れかけ 黄昏一人 涙ぐむ  思い出すのはあなたの笑顔 あなたの言葉が今も聴こえる  愛する事 愛される事 愛を失う事の狭間で 与えたつもりが与えられ 今尚、名も無き愛半ば  そう、誰もが同じ頃の 無垢な思い出持ちながら 時が流れて忘れかけ 歌を歌って懐かしむ  思い出すのはあなたの声 あなたの歌が今も聴こえる  癒すつもりが癒されて 癒し切れない歌の狭間で 支えるつもりが支えられ 今尚、名も無き歌半ば
人の心に棲む鳥は小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正人の心に 棲む鳥は 時どき 悪さをするんだよ 自分がいい子の フリをして ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき ふるさと恋しいと 古ビタ酒場の 止まり木で ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき ブラリと旅に出る あれこれ浮世の せいにして ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき 背丈に似合わない 恋して冷たく ホカされて ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  人の心に 棲む鳥は 時どき 寝たフリしてるのさ 時代の流れに 追いつかず ゴメン ゴメンと 鳴くんだよ  鳴くんだよ
白蓮のかほり小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正白蓮は手折(たお)れぬ花 なぜにまだ甘く匂う 水にふるえながら 罪を打ちあける 愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました 裏切りに身もだえて 月あかりに身を投げて 夜に散る 白蓮  首すじにかけた指を あなたなぜためらうの 過去にふるえながら 心壊れても 愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました この命溶けるまで 月明かりに縛(しば)られて 散り急ぐ白蓮  愛しました 愛しました なにもかも夢でした 愛しました 愛しました 裏切りに身もだえて 月あかりに身を投げて 夢に散れ 白蓮
冬恋かなし小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正指の痛みに 慣れたよな つらら遊びは せつなくて キツイお酒を心(むね)に抱き 一人ホロホロ 流し込む  ああ このぬくもりは あなたのあなたの接吻(くちづけ)に似て 今夜もたどりつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん もう一杯(ひとつ)  ここにあなたが いるのなら 歌のひとつや ふたつなど きっと陽気に なぞるのに 悲恋(ひれん)みれんをリクエスト  ああ このなぐさめは いつかのいつかのやさしさに似て こんなに憎む気持ちさえ 凍える路地に 消えてゆく おねがい誰か もう一曲(ひとつ)  ああ この空間(ひととき)は あなたのあなたの胸元に似て 今夜もしがみつくだけの 冬恋かなし とまり木よ おねがいママさん 看板(ラスト)まで  おねがいママさん もう一杯(ひとつ)…
ふるさとの酒小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正行きつけの店で飲むのも いいけれど ゆきずりの酒場で 飲むのも又いいね そんな時 ふるさとの酒に出遇えたら 嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)  寂しさにどこで会っても いいように 男にはあるのさ こころの止まり木が しみじみと ふるさとの酒と語れたら 嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)  もういちど逢って泣きたい 人がいる 思い出が手を振る なみだのかよい道 恋うたを ふるさとの酒と聴きながら 嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)  嬉しいね 嬉しいね ふるさとの酒は (嬉しいね)
ぶって叩いて香水つけて小田純平小田純平結木瞳小田純平矢田部正ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 焦がれ泣く  ネオン路地裏 雨の野良 おまえも独りで 淋しいか あたしも世間に 爪を立て それでも愛に 焦がれ泣く ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 焦がれ泣く  女独り寝 寒い部屋 男に懐(なつ)けば 捨てられて 裏切り数えて 眠っても 今夜も愛の 夢を見る ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 夢を見る  夜明け口笛 誰が吹く 淋しい恋歌 誰が吹く あたしの心も 同じよな 淋しい歌が 流れてる ぶって叩いて 香水つけて 愛して欲しいと 流れてる
へのへのもへじ小田純平小田純平下地亜記子小田純平矢田部正外はどしゃ降り 雨の町 心ずぶ濡れ なみだ酒 夢の片袖 置いたまま あなた何処かへ かくれんぼ 二人でボトルに 書いた顔 へのへのもへじ へのへのもへじ へのへのもへじが 泣いている  いつも一緒に 来た店で 元のひとりに 戻り酒 笑顔優しさ ぬくもりは 夜の向こうに かくれんぼ おまえに似てると 言ったやつ へのへのもへじ へのへのもへじ へのへのもへじが 淋しがる  胸に未練の 水たまり ゆらり揺らして 夜更け酒 離さないよと 言ったのに 恋はまぼろし かくれんぼ 今夜も酔っ払い しちゃったね へのへのもへじ へのへのもへじ へのへのもへじが 恋しがる  へのへのもへじが 泣いている
紅しだれ小田純平小田純平みやび恵小田純平矢田部正冬の寒さも 泣かずに耐えて やっと 届いた 花便り 北国(きた)の三春に 遅めの春が ひとつふたつと 芽吹きます あなたの 足音 待ちわびて つぼみ赤らむ 紅しだれ つぼみ赤らむ 紅しだれ  早く咲く花 羨むよりも そっと 手繰(たぐ)った 縁(えにし)糸 逢えた喜び 溢れるように 春のお山は 花盛り やさしく くすぐる そよ風に 揺れて恥じらう 滝桜 揺れて恥じらう 滝桜  心預けて 凭(もた)れる胸は ほっと あたたか 花日和 露が花びら 濡らしてゆけば 愛が弾(はじ)けて しなる枝 手に手を取って いつまでも 咲かす 幸せ 紅しだれ 咲かす 幸せ 紅しだれ
ほかされてGOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正あんたとあたいを秤(はかり)にかけりゃ きっと重たい女の心 金魚のように掬(すく)われて 恋が破けて落ちたんや 愛されて 泣かされて はぐらかされて ほかされて よけいに惚れて 月灯り 涙が好きに なるばかり  惚れたと腫れたをつなげて書いて きっとどこかでまちがえたんやね 花火のように飛ばされて 夢が弾けて散ったんや 愛されて ためされて もどかしかった だめやった 「あんたがきらい」 帰り道 言葉にしては 泣くばかり  ほかされて ほかされて 見返したいと 逢いたいと あんたが好きに なるばかり あんたが好きに なるばかり あんたが好きに なるばかり
迷子のホタル~ニューバージョン~小田純平小田純平鮫島琉星小田純平矢田部正ホタルひとつに 息を止め 川の流れに 聞き入れば なにか ひと言 つぶやいたまま ホタルはあれから 光らない  波に乗れない この世でも 清く生きるさ 人として 受けた恩なら あの世できっと… ホタルは黙って 灯(ひ)をともす  意地を通した 夢もある 夢に裂かれた 恋もある 泣きに来たのに… 泣きに来たのに… どうして他人の 顔をする  人をのぞいた つもりでも のぞかれていた 腹のなか 地獄 極楽 走り抜けたが まだまだレールに 駅は無し  濁り水では 生きられず 明日(あす)の行方を 誰が知ろ 浮き世 見つめて まばたくホタル 空に飛び去り 星となる 空に飛び去り 星となる
枕酒小田純平小田純平リーシャウロン小田純平矢田部正誘ってくれるな 淋しさよ 硬い地面を さまよう者(やつ)は 手を差し伸べる 夜が来りゃ 添い寝の影を 探すだけ ねんねんころりよ ねんねしな 酒にもたれて 故郷(ふるさと)想い 男には 柔らかな 枕がひとつ あればいい  黙って見てたね 悲しみは 熱い火照(ほて)りも 消えないうちに 手を振りほどく 過去になり 次の背中に 旅をする ねんねんころりよ ねんねしな 昨夜(ゆうべ)残した 爪あと消して 女には 真っさらな 布団(ふとん)がひとつ あればいい  笑ってくれるな 淋しさよ 春の枯葉じゃ 見向きもしない 手を振る暇も ないままに 時は舞い散る ひらひらと ねんねんころりよ ねんねしな 酒にもたれて 女を想い 男には 柔らかな 枕がひとつ あればいい
真夜中のブルー小田純平小田純平石森ひろゆき小田純平矢田部正あなたの腕に この身を預けたなら 旅立つ事 忘れてくれるかしら 何もかも捨てて 朝まで踊れば 夜明けの 船に乗らずに 町はずれの古い酒場で 港に眠る船を待ってると そんな電話で 私を試す あなたは微笑んで  (Don't Leave Me) 石畳を (I miss you) ヒールが脱げて (Don't Leave Me) 蒼いドレス (I miss you) 裸足のまま もう一度だけ 夢の中へ戻りたいから 二人スリスリ リズムに溶け合えば 離れられない 魅惑のダンス  あなたの指が 体に触れた時 広げた地図 破ってくれるなら 何もかもいらない あなた追いかけて 裏窓 生きて来たもの 町はずれの古い酒場は 朝まで踊る曲が流れ どんな女もバラに変えるの グラスの向こう側  (Don't Leave Me) 白亜の町 (I miss you) ひとり走る (Don't Leave Me) 蒼いドレス (I miss you) 風に流れ もう一度だけ 夢の中へ戻りたいから 二人スリスリ リズムに溶け合えば 離れられない 魅惑のダンス  (Don't Leave Me) 石畳を (I miss you) ヒールが脱げて (Don't Leave Me) 蒼いドレス (I miss you) 裸足のまま もう一度だけ 夢の中へ戻りたいから 二人スリスリ リズムに溶け合えば 離れられない 魅惑のダンス
もうやめた小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正あなたの真似して珈琲は 砂糖入れず飲んでいた 慣れって不思議なものね 気付けば飲めるようになっていた  でも もうやめた もうやめた ブラックコーヒーもうやめた あなたがいなくなったから もう もうやめた  あなたの真似して水割り ロックに変え飲んでいた 慣れって不思議なものね 気付けば飲めるようになっていた  でも もうやめた もうやめた ロックで飲むのはもうやめた あなたがいなくなったから もう もうやめた  あなたの好みを知ってから 煙草もコロンもやめてた 慣れって不思議なものね 無いのが当たり前になっていた  でも もうやめた もうやめた 我慢するのは もうやめた あなたがいなくなったから もう もうやめた
モノ・ホン小田純平小田純平朝比奈京仔小田純平矢田部正一つとせ ひとしきり降る やまない 雨に濡れて 知らぬまに 時代(とき)はgoes by 大阪 ここが俺の青春の基地 しがみついてた フェンスの向こうには… モノホンの 世界(ゆめ)があったんや Ah 酒よ 目蓋(まぶた)の奥 もう一度 あの日々(ひ)を見せてくれ  二つとせ 二つ年上 本当の 名さえ知らず 知らぬまに 暮らし始めてた あんたの 夢がかなうまでの仲や 笑った目が ネオンに濡れてた モノホンの 涙見せつけて Ah 酒よ グラスの底 今もまだ あの目が 絡みつく  しがみついてた フェンスを飛び越えて… モノホンの 孤独 知ったんや Ah 酒よ 心の奥 もう一度 あの日々(ひ)を見せてくれ  Ah 酒よ 心の奥 もう一度 あの日々(ひ)を見せてくれ
百夜月GOLD LYLIC小田純平GOLD LYLIC小田純平伊藤美和小田純平矢田部正他人(ひと)目を避ける 恋をして 闇夜を待って 愛に行く これが運命(さだめ)か ふたりの罪か 月が邪魔する 道行(ゆきみち)を… 百夜(ひゃくや)通(かよ)って 渡れぬ川は 浮世の川か 浮世の川か 百夜月(ももよづき)  夢でもなぜか 逢えなくて 想いは募る 一夜(いちや)ごと たったひとりの 愛する人を 月よ映して 今宵だけ… 百夜通って あきらめきれぬ 未練の色か 未練の色か 百夜月  涙で漉(す)いた 便箋に 闇夜の墨で 書く手紙 きつく結んだ ふたりの命 月もわかって くれるでしょう… 百夜通って 渡れぬ川は 縁(えにし)の川か 縁の川か 百夜月
約束小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正大きな夢とギターを背負い 上り列車に飛び乗った おにぎりに添えられた手紙 涙で滲んで読めなかった  都会の波にしがみ付き 笑顔に騙され裏切られ なんとかここまで来れたのは 支えになってた優しい笑顔  なにくそ根性で来た気でいたけど 本当は愛され守られていた かあちゃんそこから聴こえるかい 声の限りに歌い続けるよ あの日の「約束」守り続けるよ  ブラウン管に映る大都会 変えてみせると心に決めた 町を出る朝も居間を避け 何(なん)にも話さず 何も話せず  男同士の我慢比べ 愚痴や弱音も飲み込んで なんとかここまで来れたのは 重石になってた大きな背中  なにくそ根性で来た気でいたけど 本当は愛され守られていた とうちゃんそこから聴こえるかい 声の限りに歌い続けるよ あの日の「約束」守り続けるよ  なにくそ根性で来た気でいたけど 本当は愛され守られていた かあちゃんそこから聴こえるかい 声の限りに歌い続けるよ あの日の「約束」守り続けるよ
山口の夜小田純平小田純平志賀大介小田純平矢田部正誰にも ふれさせぬ 私ひとりの ものでした あのくちびるは 今、何処の 何処のどなたの 口を吸う  別れたあとも オーシャリ シャリ 未練しぐれる 未練しぐれる 山口の夜  おむすび みたいだと 瀬戸の小島を 眺めてた その眼の裏で さよならの ことば隠して 櫛ヶ浜(くしがはま)  一人じゃ辛い オーシャリ シャリ あなた恋しい あなた恋しい 山口の夜  死ぬまで ほどけない 愛を結んだ はずなのに さだめが憎い 夢の果て ここは瀬戸内 周防灘(すおうなだ)  追ってもだめね オーシャリ シャリ いのち切ない いのち切ない 山口の夜 山口の夜
your birthday小田純平小田純平伊藤美和小田純平矢田部正あなたが生まれた日 あなたとやっと逢えた日 初めての感情が 私の中に芽生えた日 涙があふれ出て 優しい時が流れて 本当の幸せを 私におしえてくれたわ  いま伝えたい 母として そして同じ女として 自分を信じて 強く生きてほしい あなたは愛された 特別な人だから… your birthday あなたは素晴らしい贈りもの  あなたが生まれた日 あなたを胸に抱いた日 喜びと愛しさが 世界中を包んだ日 小さなその指を 何度も数えながら たくさんの幸せを つかんでほしいと願った  いま伝えたい 母として そして同じ女として 自分を大事に 悔いなく生きてほしい 人生は思うより 短いものだから… your birthday あなたは素晴らしい贈りもの  いま伝えたい 母として そして同じ女として 自分を信じて 強く生きてほしい あなたは愛された 特別な人だから… your birthday あなたは素晴らしい贈りもの
友情小田純平小田純平原文彦小田純平矢田部正たのむ たのむと しぼった声で 俺のこの手を 握ったあいつ 耳にひとすじ ながれた涙 見つめ泣いたよ しずかに俺も お前が愛した お前の妹 お前より もっと 愛して生きると 誓った 三〇二号室 窓の初雪 今も今も 忘れはしない  力尽きゆく 瞳の奥で そっと優しく 笑ったあいつ 遠いむかしに 会わせた日から 知っていたよと うなずくように お前が愛した お前の宝に 誰よりもうんと しあわせあげると 誓った 男の約束 窓のさざんか 今も今も 咲いてる胸に  お前が愛した お前の妹 お前よりもっと 愛して生きると 誓った 男の友情 窓の初雪 今も今も 忘れはしない
65~たられば捨てて~小田純平小田純平中村つよし小田純平矢田部正あの日 伝えていたら あの時 言っていれば 何か変わっていただろうか 「呟(つぶや)き」肴(さかな)に酒を飲む  時代のせいだとか 誰かのせいだとか 未来の夢を語っていたのに ある日 過去を語り出す  たられば捨てて振り返れば その時 その時 自分なりに 力の限り生きたじゃないか これからも 自分なりに 自分なりに  あの日 始めていたら あの時 止めていれば 何か変わっていただろうか 「溜息(ためいき)」肴(さかな)に酒を飲む  時を戻せたなら 時を止められたなら 今の自分を生きた時 過去も未来も愛おしい  たられば捨てて振り返れば その時 その時 自分らしく 力の限り生きたじゃないか これからも 自分らしく 自分らしく  あの日 会っていたら あの時 行っていれば 何か変わっていただろうか 「涙」肴(さかな)に酒を飲む  時が早すぎたとか 時が遅すぎたとか 自分の力を知った時から 言い訳一つしなくなる  たられば捨てて振り返れば その時 その時 自分の道 力の限り生きたじゃないか これからも 自分の道 自分の道
ワイパーはまだ直さない小田純平小田純平五木寛之小田純平矢田部正あの日は雨だった あなたを送る 空港への道 車のワイパーが 震えてきしむ しぶきにかすむ フロントグラス 降りぎわにキスもせず あなたは言った 「ワイパーを直して」と もっとちがう言葉 欲しかったのに あの日は雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない  きのうも雨だった あなたのいない インターチェンジ 震えるワイパーは 今もそのまま 視界にかすむ ブレーキランプ こころにもワイパーが 必要かもね 思い出をふきとって もっと現実(いま)を 現実(いま)を みつめなければ きのうも雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない  あの日は雨だった あれから半年 ワイパーはまだ直さない
恋のダンスがとまらない加川明加川明結木瞳佐瀬寿一矢田部正今夜グラスを 重ねたら それから二人 どうなるの 酔ったふりして 甘えてみたくなるの こんな熱い気持ち 初めてなのよ あなたのことが 好きだから 朝まで一緒に ずっと踊りたい 男と女 揺れて揺られて ワン、ツー、スリー ときめく恋のダンスが とまらない  夜は長いわ 飲むだけじゃ それなら二人 どうするの きっと出逢いは 運命(うんめい)だったのかも 胸の熱い鼓動 感じて欲しい わたしのことが 好きならば その手で抱き寄せ ずっと踊らせて 素肌とこころ 燃えて燃やして ワン、ツー、スリー 焼けつく恋のダンスが とまらない  あなたのことが 好きだから このまま帰らず ずっと踊りたい 男と女 揺れて揺られて ワン、ツー、スリー 激しい恋のダンスが とまらない
ラストシーンのように加川明加川明加川明加川明矢田部正窓辺に映る 夕ぐれのカフェテラス 冷めたコーヒーを 頬づえついて ひとり飲んでる 行きかう人の 恋人達を見ては あなたの思い出 すべて忘れる 心の消しゴムあれば 振り向けばいつもそこに 悪戯(いたずら)なあなたがいた せめて最後はカッコ良く別れたかった ラストシーンのように  許されるなら もう一度やり直したい 言葉と気持ちが いつもちぐはぐで 素直になれない 想い出のカフェ この街とお別れだね あなたの好きな ジャスミンティーは 今度は誰と飲むの すれ違う汽車がなぜか 背中合わせの二人ね せめて最後は笑顔で別れたかった ラストシーンのように  振り向けばいつもそこに 悪戯いたずらなあなたがいた せめて最後はカッコ良く別れたかった ラストシーンのように  せめて最後は笑顔で別れたかった ラストシーンのように ラストシーンのように
俺の夢春日ゆうじ春日ゆうじ文月まさる小田純平矢田部正十勝生まれの 東京知らず めざす舞台が そこにある 北の大地に 芽生えた夢は 父が背を押す 歌の道 いつかあそこで 歌ってくれと 俺にあずけた 俺にあずけた 父の夢  十勝平野を 南に走る いまは途絶えた 広尾線 「愛の国」から「幸福」行きの 母にもらった この切符 夢よ叶えと 願いを込めた たったひとつの たったひとつの 母の夢  十勝馬歌 流れる街で 俺が歌うは 泣かせ唄 夢はまだまだ 叶わぬけれど 今日の一歩が あればこそ いつか実のなる その日が来ると 胸に咲かせる 胸に咲かせる 俺の夢
故郷の大地よ春日ゆうじ春日ゆうじ伊藤美和小田純平矢田部正都会暮らしに 憧れて この町を 飛び出したけれど 北国育ちの 身にさえ凍みる 世間の風の 冷たさよ 若いあの日の 涙の向こうに 浮かべた大地よ 故郷よ 離れて初めて 気づいたよ 俺の居場所と 生きる場所  ビルの隙間の 狭い空 見上げても 星さえ見えず 母から届いた 手紙を抱いて 思わず乗った 終列車 若いあの日の 涙の向こうに 手招きしている 故郷よ 離れて初めて 気づいたよ 夢の在(あ)り処(か)と 宝物  若いあの日の 涙の向こうに 浮かべた大地よ 故郷よ 離れて初めて 気づいたよ 俺の居場所と 生きる場所
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
愛 DA・LI・DA門松みゆき門松みゆき森坂とも国安修二矢田部正私のことはほっといて 好きなだけ酔わせてよ 夜の長さに身を委ね 忘れたい何もかも やっぱり出て行くあなた 冷たい靴の音 愛なんて ただのまぼろしよ 二度と夢は見ない DA・LI・DA・LI・DA(ダリダリダ) いくら飲んだって 涙ひとつ流れない  なりふりなんかかまわずに 尽くすだけ尽くしたわ やさしい指で抱かれたら 裏切りも許せたの 心を失くした顔に ルージュは似合わない 愛なんて ただのゲームだと 私ひとり遊び DA・LI・DA・LI・DA(ダリダリダ) 今じゃあの部屋に 笑い声は響かない  夜明けを探して歩く けだるい風の中 愛なんて ただのまぼろしよ 二度と夢は見ない DA・LI・DA・LI・DA(ダリダリダ) 広いこの街で 明日(あす)も生きるまたひとり
今もヨコハマ門松みゆき門松みゆき吉井省一国安修二矢田部正終わった恋はかげろう 想い出だけが 胸をよぎる 古びた映画にも似てる ここは色が消えた 潮風(かぜ)の街 華やいだ元町も 暮れなずむ馬車道も 過ぎたあの日の ときめきを語る もう一度抱かれたい 熱い胸抱かれたい そんなかなわぬ 夢をかかえ 今もヨコハマ ひとりで  静かにまぶた閉じれば ふたつの影が 重なり合う 悲しく燃え尽きた愛を 細い月が照らす 港町 さみしげな桟橋も 散り急ぐ街路樹も 甘い記憶を ほろ苦く変える あの頃に戻りたい あの腕に戻りたい あなたのことが まだ恋しい 今もヨコハマ ひとりで  華やいだ元町も 暮れなずむ馬車道も 過ぎたあの日の ときめきを語る もう一度抱かれたい 熱い胸抱かれたい そんなかなわぬ 夢をかかえ 今もヨコハマ ひとりで
Bye Bye門松みゆき門松みゆき吉井省一国安修二・悠生ありさ矢田部正ひとりっきりの 黄昏どきは ズキズキズキズキ 心がきしむ 頬杖ついて グラスを見つめ あんたを待つのも そろそろ飽きた Bye Bye Bye Bye Ba Ba Ba...Bye Good Bye 想い出だけを 置き去りに わたしの恋は 枯れました  さみしい気持ち ごまかせなくて ズルズルズルズル お酒に沈む 幸せひとつ 夢見たけれど 惚れたり妬いたり 遊びは終わり Bye Bye Bye Bye Ba Ba Ba...Bye Good Bye 笑顔で泣いて 手を振って 明日からあんた 元カレね  秘密もウソも 悲しみさえも グズグズグズグズ 引きずるけれど 今日からわたし 振り向かないわ 追わない 会わない メールもしない Bye Bye Bye Bye Ba Ba Ba...Bye Good Bye あんたの愛の ぬけがらを 丸めてポイと さよならね
うらはらの恋金村ひろし金村ひろし大石敬司小田純平矢田部正うそが流れる ネオンの街は 消したタバコの 煙がしみる 別れるもりじゃ 無かったが 根無しの俺と 暮らすより きっとお前に お似合いの やさしい奴が いるはずさ つよがる俺の うらはらの恋  俺が心底 惚れてたお前 俺はいつかは お前の荷物 淋しくわらった カウンター 指輪をそっと 手渡せば 愛がちょっぴり 欲しいのと かくれた背中(せな)で 涙ぐむ しあわせ願う うらはらの恋  じっと見つめて ひとすじ流す 流す涙が 心に刺さる 「呑みすぎないで」と 背をむけた 振り向きゃ俺が 負けそうで グラス氷を 指でまぜ 片手をすこし あげた俺 心を乱す うらはらの恋  片手をすこし あげた俺 心を乱す うらはらの恋
人生風や雲のよに金村ひろし金村ひろし大石敬司小田純平矢田部正風は男さ 気まぐれさ ふらりふらりと 飛んでいく 山にぶつかりゃ 行く先かえて 海に出たなら 波立てる そんな勝手な 風にでも 雲は黙って ついて来る  嵐になれば 雲が巻く 雲が笑えば 風は止む 男は夢に 振り回されて 女は愛で 生きて行く 言いたいことも あるけれど 風と雲とは ふたりづれ  先のことなど 見えないけれど 人生やっぱり 面白い この世の流れに さからわず お前と二人 どこまでも
人生流れ雲金村ひろし金村ひろしかず翼小田純平矢田部正夢という名の たからもの 飾る心の どまん中 風に吹かれて さすらう時も 男は前だけ 向いて行け 俺の人生 流れ雲 明日(あす)が待ってる 夕陽の向こう 熱い血潮が 燃えてくる  縁があったら また逢える 頬の涙が つらいけど 一つところに いられぬ俺を 止めてくれるな 野辺(のべ)の花 俺の人生 流れ雲 きっと幸せ つかんでくれと 空を見上げりゃ にじむ一番星(ほし)  たとえ時代が 変わろうと 変えちゃいけない ものがある 人の情けが 心に沁みて 出会いの数だけ 恩がある 俺の人生 流れ雲 体ひとつで 浮き世を越えりゃ 後ろ髪ひく 里灯り
大漁恋女房金村ひろし金村ひろし大石敬司小田純平矢田部正瀬波(せなみ) かぶって 沖にでりゃ 粉雪 舞い散る あんたの漁場 板子一枚 地獄の底と 心配(あんじ)る母の 姿見て 嫁にゃ行(ゆ)かぬと 決めてたはずが 今じゃ漁師(あんた)の 今じゃ漁師(あんた)の 恋女房  沖が牙むく 時化(しけ)た日は ヤン衆 仲間と 酒酌(さけく)み交わしゃ ほろり気分で 大漁自慢 赤い顔して あんたが云(い)った 獲った大物 この恋女房 これが俺(おいら)の これが俺(おいら)の 大漁旗(たいりょうばた)  器量自慢の 歌自慢 浜一番(はまいち)女房と 呼ばれちゃいるが あんな男に どうして惚れた カモメ噂の 二人の仲は 越える荒波 舵子(かじこ)と船さ 浮世波(なみ)を切り裂け 浮世波(なみ)を切り裂け 夫婦船(みょうとぶね)
夫婦道中金村ひろし金村ひろしみやび恵小田純平矢田部正バカな男に 惚れたアホ アホな女に 惚れたバカ 双六(すごろく)人生 さいころ投げりゃ いくつ 進んで どこまで戻る  いいじゃない いいじゃない それが 似合いの ふたりなら 縁は異なもの いいじゃない 弥次さん 喜多さん 乙(おつ)なもの 夫婦(めおと)道中 まっしぐら  おかめ ひょっとこ 惚れちゃえば あばた愛しい 花えくぼ やさしさはにかむ あなたの笑顔 心 美人な おまえの笑顔  いいじゃない いいじゃない 笑顔 似合いの ふたりなら 恋は盲目 いいじゃない 弥次さん 喜多さん 乙(おつ)なもの 夫婦(めおと)道中 まっしぐら  縁は異なもの いいじゃない 弥次さん 喜多さん 乙(おつ)なもの 夫婦(めおと)道中 まっしぐら
青春の帰り道金村ひろし&まつざき幸介金村ひろし&まつざき幸介かず翼小田純平矢田部正人は誰でも つまずきながら 時には傷ついて 大人になった 振り向くな悔やむまい 覚えておこう あの日の若さの まぶしさだけを これからさ これからさ そうさこれからさ そうさこれからさ 不器用なりに 力の限り 見せてやろうぜ 見せてやろうぜ 男の生き様を 俺たちは今も 青春の帰り道  人は誰でも 切なさ抱いて 時には思い出に 涙するのさ さよならも言えなくて 別れた女性(ひと)よ あの日の純情 ただ懐かしい これからさ これからさ そうさこれからさ そうさこれからさ 見果てぬ夢に 乾杯しよう 戻れないから 戻れないから 人生いとおしい 俺たちは今も 青春の帰り道  これからさ これからさ そうさこれからさ そうさこれからさ 命を燃やし 明日へ歩く 見せてやろうぜ 見せてやろうぜ 男の生き様を 俺たちは今も 青春の帰り道
さすらい挽歌加納ひろし加納ひろし志賀大介小田純平矢田部正自分流に 生きているのさ 誰に後ろ指 さされようとも いろんな奴が ばらけて去(い)ったよ 俺もあいつ等から見れば 徒(ただ)のばらけ者 もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の さすらい挽歌  地の果てまで 連れて行ってと 俺のこの胸を 叩いて泣いた しあわせ薄い 小さな拳(こぶし)が 今もこの瞼をよぎる 俺のはぐれ雪 もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の さすらい挽歌  やがて何時(いつ)か 草の褥(しとね)で 俺も泥のように 眠る日が来る むなしい酒と 知りつつ今夜も 心忘れるまで呑んで 命泣かせてる もうよそう もうよそう 夢の後を追うのは 俺の心の 俺の命の さすらい挽歌
お母ちゃんに言いました神野悠斗神野悠斗神野悠斗神野悠斗矢田部正青空の向日葵 見える部屋 窓辺に立った 涙ぐむ優しい横顔を 寝たふりしながら 見ていたよ 僕はひとりで 遠い処に行くと感じてた  お母ちゃんに僕は聞きました 僕は 死んだらどこいくのと聞きました  お母ちゃんが僕に言いました 早く 治って一緒に帰ろうね  夜空の花火と蝉の声 長い廊下で 初めて見たよ 二重の扉 もう一度お母ちゃん会えるかな 扉の前で 待っててお母ちゃん 何処にも行かないで  お母ちゃんに僕は言いました 僕が 大きくなるまで生きててと  お母ちゃんも僕に言いました 僕が 死ぬまで死なんて言いました  お母ちゃんが僕にくれました それは 海より広く深い愛でした
壊れたこころが加宮ゆうき加宮ゆうき吉川たくと小田純平矢田部正夜空に溶けこむ 星のように 壊れたこころが 見えなかった 誰よりも 愛していたわ 傘も差さずに 雨の中 わたしは 家を出たの 遠い街で 独り暮らすため 幸せだった あぁ あの頃を 想えば涙が 溢れて止まらない  逢いたい時には 瞳を閉じて 面影浮かべて 抱きしめる 誰よりも 愛していたわ ふたりで暮らした あの部屋も 今では 誰かが住んでる 喧嘩したし 飲み明かしたことも 虚しさ感じる あぁ 胸のうち 出来ることなら 時を巻き戻したい  後悔しないわ 愛したことは シネマのような ラストシーン 誰よりも 愛していたわ 今でもこころに 沁みて来る 過ぎ去った 想いが走馬灯 二度と来ない 人生だから 今度貴方に あぁ 出逢えたら 薔薇の花のように も一度咲いてみたい
追憶加宮ゆうき加宮ゆうき伊藤美和小田純平矢田部正息をするたび あなたを想う 二度と逢えない 人なのに 記憶をすべて 消し去っても きっとあなたを 忘れない あの日にもしも 戻れたら あの日の二人に 戻れたら 誰にもあなたを 渡さない 現在(いま)でも好きよ 永遠に  夢を見るたび あなたを探す なぜか逢えない 夢でさえ 涙がすべて 枯れ果てても きっとあなたに 流れ出す あの日にもしも 戻れたら あの日の私に 戻れたら この手があなたを 離さない 現在(いま)でも好きよ 痛いほど  あの日にもしも 戻れたら あの日の二人に 戻れたら 誰にもあなたを 渡さない 現在(いま)でも好きよ 永遠に
愛しいひと川井聖子川井聖子伊藤美和小田純平矢田部正絡めた指を ほどいても 断ち切れない この想い 別れを決めて 写真破っても 瞳が胸が 覚えてるから 愛することは 生きることなのに それさえも 罪ですか… 出逢わなければ 知らずにいたのね 苦しみも 喜びさえも めぐり逢ったの ただそれだけなの こんなにも 愛しいひとに  逢えない夜も 心だけは 私だけの ものだから あなたと同じ 香りまとったら おんなじ夢が 見れるでしょうか 愛するだけで 生きてゆけるのに それさえも 罪ですか… もう戻れない 許されなくても 過ちと 分かっていても そばにいたいの ただそれだけなの 誰よりも 愛しいひとの  出逢わなければ 知らずにいたのね 苦しみも 喜びさえも めぐり逢ったの ただそれだけなの こんなにも 愛しいひとに
輝いた季節川井聖子川井聖子伊藤美和小田純平矢田部正懐かしいメロディーが ラジオから流れてきて 涙があふれ出すの 遠い時代がよみがえる あなたのつま弾く ギターに合わせ 二人で歌った 恋の歌 同じところで 間違えるたび 無邪気に笑い転げたね 今も心に鳴り響きます ポロロンロンと聞こえてきます あなたはどうしているかしら あんなに輝いた日々は 二度と戻らない  電車から降りてくる 人波を見つめながら 改札口で一人 いつもあなたを待っていた 私に小さく 手を振りながら 照れてる笑顔が まぶしくて 「待っているよと」と 白いチョークで あなたが書いたメッセージ 今も心の伝言板に あの日のまんま残っています あなたはどうしているかしら あんなに輝いた日々は 二度と戻らない  今も心に鳴り響きます ポロロンロンと聞こえてきます あなたはどうしているかしら あんなに輝いた日々は 二度と戻らない
君は僕の半分川上大輔川上大輔及川眠子NINO矢田部正すみれ色に暮れゆく街の景色 眺めながら思うよ いつか君を連れて行きたいんだ 幸せという場所に  あいまいな約束と 君は笑うかもしれないけど  優しさと求めてるものとか 時々違っていて 傷つけたり 愛し続けるのに 疲れることもあるね  風に揺らされても どうかこの手離さないで  10年後も100年後も 君は僕の半分 昨日よりも好きになって 昨日よりまた大切になって そばにいてほしい ゆっくりと ねぇ この瞬間(とき)  おかしいよね ダメなとこを知るたび 愛しさがあふれてる 僕らはただ今までの道のり 一人ずつ生きてきて  どこかに失くしたものを 拾うみたいにめぐり会った  10年後も100年後も 君は僕の半分 何でもない日々をかさね 何かを見つけて  10年後も100年後も 僕は君の半分 昨日よりも好きになって 昨日よりまた大切になって そばにいてほしい  空の向こうに広がってる未来で これから二人 想い出を作ろう
心の瞳川上大輔川上大輔荒木とよひさ三木たかし矢田部正心の瞳で 君を見つめれば 愛すること それがどんな事だか わかりかけてきた 言葉で言えない 胸の暖かさ 遠回りをしてた 人生だけど 君だけが いまでは 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える たとえ明日が 少しずつ 見えてきても それは生きてきた 足あとがあるからさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  夢のまた夢を 人は見てるけど 愛することだけは いつの時代も 永遠(とわ)のものだから 長い年月を 歩き疲れたら 微笑なげかけて 手をさしのべて いたわり合えたら 愛の深さ 時の重さ 何も言わず わかり合える たとえ過去(きのう)を 懐かしみ ふり向いても それは歩いてた 人生があるだけさ いつか若さを 失くしても 心だけは 決して変わらない絆で 結ばれてる  愛すること それがどんなことだか わかりかけてきた 愛のすべて 時の歩み いつもそばで わかち合える 心の瞳で 君を見つめれば…
人魚のように川上大輔川上大輔仁井谷俊也徳久広司矢田部正右の手でわたしを愛し 左手に Ah……  あやまちで 結ばれても 女にとっては 愛になる 偽りのやさしさなら 偽りのやさしさなら そうよ欲しくない 右の手でわたしを愛し 左手にサヨナラかくす わかっていても 溺れてしまう 暗い暗い暗い 夜の海 人魚のように  罪ならば 罪でいいわ 運命(さだめ)にこの身を まかせても 戯(たわむ)れの接吻(くちづけ)には 戯れの接吻には 甘い毒がある  情熱の 熱い焔(ほのお)は いつの日か 儚く消える わかっていても 逃げてゆけない 深い深い深い 夜の底 人魚のように  右の手でわたしを愛し 左手にサヨナラかくす わかっていても 溺れてしまう 暗い暗い暗い 夜の海 人魚のように
みだれ髪川上大輔川上大輔星野哲郎船村徹矢田部正髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出(けだ)しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる  すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛(つ)らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳(そこび)き網(あみ)の 舟にのせたい この片情(かたなさ)け  春は二重(ふたえ)に 巻いた帯 三重(みえ)に巻いても 余(あま)る秋 暗(くら)や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぽっちに しないでおくれ
十六夜川河嶋けんじ河嶋けんじ朝比奈京仔小田純平矢田部正春一番が 一年かけて この町にかえってきたよ わびるあんたの 心の涙 十六夜(いざよい)川に 落ちてゆく 好きだから 今も 捨てられたこと 忘れるくらい 抱きしめて もう何もいわないで 過ぎたことなの やりなおそうよ わたしと やりなおそうよ この故郷(まち)で  風にちぎれた 迷い子同士 はぐれ雲 あんたとわたし 夜に抱かれて コバルト色の 十六夜川に 灯が滲む 愛してる 今も ただ待ちわびて 泣かせた分だけ 抱きしめて ふみだした 一歩ずつ 哀しみ忘れてく やりなおそうよ わたしと やりなおせるよ ふたりなら  愛してる 今も ただ待ちわびて 泣かせた分だけ 抱きしめて ふみだした 一歩ずつ 哀しみ忘れてく やりなおそうよ わたしと やりなおせるよ ふたりなら
哀しみの足音河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正当たり前のように 夜が更ければ 去って行く背中を ぼんやり見てた 眠った町に 遠のく足音 せめて一度くらいは 振り返ってほしくて  わかっているの 未来などないのは わかっているの 待つのはいつでも私だけ 凍える胸に 聞こえる 哀しみの足音  一人になることが とても怖くて そばにいる時さえ 寂しいくせに それでもあなたに 抱きしめられれば やっと決めた別れが 崩れ落ちてゆくから  わかっていたの 愛してはだめだと わかっていたの 心は移ろい変わりゆく 涙と共に 流れる 哀しみの足音  わかっているの 未来などないのは わかっているの 待つのはいつでも私だけ 凍える胸に 聞こえる 哀しみの足音
恋街ブルース河嶋けんじ河嶋けんじつづき良小田純平矢田部正遊びと うそには なれました グラスを傾け あなたをしのぶ あぁ 噂に 小雪舞い散る 函館の夜 いいの あなたにわたし 負けた訳じゃない 街の灯りが 目にしみただけ  七夕 まつりに 酔いしれて 思い出ささくれ 悲しい夢が あぁ ふたりの 薄いえにしの 仙台の夜 いいの お酒にわたし 負けた訳じゃない はかない夜が つらくなるだけ …恋街ブルース  ため息 灯影の 名古屋駅 馬鹿だね 馬鹿だと この身をせめる あぁ あなたと歩いてみたい東新町 いいの 涙にわたし 負けた訳じゃない 乱れた髪に あなたの匂い  誰かに 拾って もらいたい 那珂川 流れて 色香のにおい あぁ いつかは 燃えて咲かせる 博多の夜 いいの つらさにわたし 負けた訳じゃない 遠くなるほど 愛しさつのる …恋街ブルース
芝浦ループ河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正時計気にして クルマ飛ばして 滑り込んでた レイトショー スクリーン見つめて 涙を拭いてた あの日のお前が 愛しくて  東京の夜は 美しくて 東京の街は 哀しいから どこに行こうか 恋を失って 握るハンドル 踏み込むアクセル 海岸通り 芝浦ループ 想い出ロード  いつか乗ろうね そんな約束 守れなかった 観覧車 愛し合う恋人 夜空に浮かべて 今夜も眩しく 光る花  東京の夜は 眠らなくて 東京の街は 儚いから 愛があふれて 涙止まらない テールランプが 想い出照らすよ 海岸通り 芝浦ループ 想い出ロード  東京の夜は 美しくて 東京の街は 哀しいから どこに行こうか 恋を失って 握るハンドル 踏み込むアクセル 海岸通り 芝浦ループ 想い出ロード
だまされ上手河嶋けんじ河嶋けんじ朝比奈京仔小田純平矢田部正だまされ上手でいたいのよ  おまえだけだといいながら 隠れてメールを 打つあなた 仕事なの? どなたなの? 気になるけれど… ぐっとおさえて 目を閉じる だまされ上手 だまされ上手 かわいい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 涙の朝が来るまでは  傷つくだけだと知りながら 秘密の小箱を開けないで 着信よ? でないのね? 気になるけれど… 笑顔作って 振り向くの だまされ上手 だまされ上手 かしこい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 愛の限界 来るまでは  だまされ上手 だまされ上手 かわいい女でいたいのよ だまされ上手 だまされ上手 涙の朝が来るまでは
吐息河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正夢など見ては いけないのに 人並みの夢を見た 私が悪い 過去を化粧で 隠しても 心に着せる 服はない  吐息で愛を ささやくから 吐息で別れを 告げるから… さよならなんて 言えないわ こんなにあなたが 好きだから  優しくされて 間違えたの もう一度幸せを つかめるなんて 時間(とき)が私を 許しても 鼓動が責める 浪を打つ 吐息で夜を 抱きしめたら 吐息で想い出 包むから… 忘れるなんて 出来ないわ 死ぬまであなたが 好きだから  吐息で愛を ささやくから 吐息で別れを 告げるから… さよならなんて 言えないわ こんなにあなたが 好きだから  こんなにあなたが 好きだから
雪の古都河嶋けんじ河嶋けんじ伊藤美和小田純平矢田部正さよならだけの 手紙を置いて 一人降り立つ 雪の古都(まち) いつかあなたと 歩きたかった 兼六園は 雪化粧 真っ白な私の 未来のようですね… 恋を失くして 愛を失くして 夢を失くした 女にも 春がいつかは 春がいつかは 春がいつかは 来るのでしょうか  未練をここに 流して帰る 友禅流しの 浅野川 二人出逢って 過ごした日々を 胸に刻んで 生きてゆく 新しい旅立ち 誓った雪の古都(まち)… 恋に迷って 愛に迷って 夢に迷った 女にも 春は待ってて 春は待ってて 春は待ってて くれるでしょうか  溢れ出す涙が こぼれて解ける雪… 恋を失くして 愛を失くして 夢を失くした 女にも 春がいつかは 春がいつかは 春がいつかは 来るのでしょうか
夢・からくり河嶋けんじ河嶋けんじつづき良・補作詞:神のぼる神のぼる矢田部正夢のからくり とけはしない 糸がからみつく 男と女 色を変えながら さがすからくり人形 鏡に写せば 夢一夜 むすび切れない 夢模様 あゝ夢よ 夢よもう一度  夢の歯車 すれちがい 目と目でわかる 男と女 色を変えながら まどうからくり変化(へんげ) 鏡に写せば 恋一夜 こなし切れない 夢模様 あゝ夢よ 夢よもう一度  色を変えながら 歌うからくり芝居 涙に写せば 酒一夜 忘れ切れない 夢模様 あゝ夢よ 夢よもう一度 夢よもう一度
金沢発北川大介北川大介吉幾三吉幾三矢田部正海沿いの道… バス揺られ ひとり旅… あぁ女のネ 夏が落とした 泪とさ 夕焼けを… あぁ 見ながらネ 別れちまった あの人と 去ってしまった 金沢も 二度と戻らぬ つもりです 金沢発での… 女旅  七尾線にて… 能登へ行く ひとり旅… あぁ女のネ 夏が残した 紅葉の 窓を見て… あぁ ため息ネ うんと笑った 泣いた日も 何か涙が 出て来ちゃう 遠くなってく 金沢が 先が見えない… 女旅  糸魚川から… 直江津へ ひとり旅… あぁ女のネ 北へ北へと 何故向かう 逃げてない… あぁ ツラいだけ ふたり暮らした 金沢で 惚れちゃいけない 男(ひと)だった 子供だったの 今‥わかる 想い出 背中に… 女旅
ずーっと ふたり北川大介北川大介吉幾三吉幾三矢田部正お前 お前 お前… ばかりを 責めてる訳じゃ… ないからネ だから泣かないで くれないか 俺も悪いとこ あったさ… 必ず夢は 見せるから ついて来てくれよ… ずーっと俺に ついて来てくれよ… ずーっと俺に  風が 風が 風が… ふたりに この先ずっと… 吹くはずない だからこの未来(さき) 見てくれよ 泣かせてばかり いたけど… 互いに 身体(からだ)気をつけて 好きさこれから… ずーっとお前 好きさこれから… ずーっとお前  この手 この手 この手… 離すな お前のその手 引きながら 共に笑って 生きて行こうな 下り坂ありゃ 上り坂 互いに背中を 押しながら お前と死ぬまで… ずーっと二人 お前と死ぬまで… ずーっと二人
東京北島兄弟北島兄弟伊藤美和小田純平矢田部正カバンひとつに 夢だけ詰めて 一人出て来た この都会(まち)に 世間の寒さが 身に沁みて 枕濡らした 夜もある だけど 東京は 東京は そんな 東京は 東京は 現在(いま)じゃ大事な 故郷(ふるさと)さ 故郷さ  右も左も わからなくても 夢は確かに 胸(ここ)にある 小さい空でも 光る星 ビルの陰にも 花が咲く だけど 東京は 東京は そんな 東京は 東京は 若い希望の たまり場さ たまり場さ  だけど 東京は 東京は そんな 東京は 東京は 現在じゃ大事な 故郷さ 故郷さ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
風物語北山たけし北山たけし石原信一浜圭介矢田部正男はよー 夜明け篝火(かがりび) 船漕ぎ出して 女はよー 浜で飯炊き 帰りを祈る 男はよー 板子(いたご)一枚 命をけずり 女はよー 銀の鱗(うろこ)の 持(も)っ籠(こ)を担ぐ 百年の 風吹きわたり 鰊(にしん)消えても 情けは燃えろ 北の漁師は 真っ赤に 真っ赤に 血がたぎる  男はよー 時化(しけ)た夜には 無口で酒を 女はよー 明日(あす)は大漁と 笑顔を見せる 男はよー 躰(からだ)きしませ 暮らしを支え 女はよー 愚図(ぐず)る子供を 抱きしめあやす 百年の 風さらされて 壊れ番屋に ハマナスひとつ 誰の化身(かわり)か 真っ赤に 真っ赤に 咲いてやれ  百年の 風物語 歌はきれぎれ ソーラン節よ にしん街道 真っ赤に 真っ赤に 陽が沈む
愛は海木下結子木下結子高畠じゅん子小田純平矢田部正頬と頬よせた あたたかさ この髪をなでた 手の広さ ラ・メール 別れの痛みがはしるの あなたに 捨てられて ラ・メール 涙はいちばんちいさな 海だというけれど… もがいて 愛に おぼれて 愛に 最後の 最後まで あなたといたい  だますよな そんなひとじゃない 黒い瞳(め)が 澄んでいたじゃない ラ・メール ソファーにすわれば あなたの においが わきあがる ラ・メール 女はゆりかご 母なる 海だというけれど… 哀しくたって 抱きしめ合って ほのほが尽きるまで あなたといたい  ラ・メール 別れの痛みがはしるの あなたに 捨てられて ラ・メール 涙はいちばんちいさな 海だというけれど… もがいて 愛に おぼれて 愛に 最後の 最後まで あなたといたい
おはじき木下結子木下結子高畠じゅん子杉本眞人矢田部正カラスが群れて とんでゆく 都会の居心地 よさそうね 一番星が ピッカリコ 孤独と今夜も にらめっこ  待ち焦がれて 待ちわびて はじきとばされた 私おはじき 逢いたくて いますぐに 逢いたくて 私 うるさいだけですか  黄色い月が 雲がくれ 黄色い涙を ながしてる やさしいウソは 罪がない 心のへこみを ふくらます  恋焦がれて 抱きしめて はじきとばされた 私おはじき さみしくて それだけで このからだ 抱いてしまった だけですか  待ち焦がれて 待ちわびて はじきとばされた 私おはじき いい子だと その胸に 抱かれたら あなた 忘れてあげましょう 忘れ去ること できますか
チャオプラヤ川木下結子木下結子子高畠じゅん子小杉仁三矢田部正子供らの 明るい声がする 岸辺で 水浴びに 興じる 日に焼けた 肌がまぶしい  この地球(ほし)に 生きてる70億 みんなに ひとかけのしあわせ ゆきわたるように 祈るの 乾いた 土地で 泣いてる 人がいる 母さんを さがして 泣いてる 人がいる 血まみれの 顔で 泣いてる 人がいる  あぁ 神さま 見えますか あぁ あなたは どこですか わたしに できること 教えて ください  あぁ 愚かな 私達 あぁ 許して くれますか いのちが 生きている この地球(ほし)で 生きてる  あぁ 神さま 見えますか あぁ あなたは どこですか わたしに できること 教えて ください  あぁ 神さま 見えますか あぁ あなたは どこですか いのちが 生きている この地球(ほし)で 生きてる  あぁ 神さま 見えますか あぁ あなたは どこですか いのちが 生きている この地球(ほし)で 生きてる
とんかつ赤のれん木下結子木下結子高畠じゅん子神野悠斗矢田部正おじさんが 揚げて おばさんが お待ちど ここだけ明るい とんかつ赤のれん  木枯らし 電線 笛を吹く 町はチンドン クリスマス 母さん ほつれ毛 気にしてた 嬉しさ かくせぬ 顔の色 その時俺は 九歳(ここのつ)だった 女たらしの 酒飲みで 家に帰らぬ 親父でも しあわせもどきを 感じてた  駒形通りの 坂の上 そこは軒並 下駄工場(こうば) あたりは 漆と 木の匂い わびしさ せつなさ へばりつく その時俺は 九歳だった 小銭ぬすんで 補導され 警察(さつ)で母さん 泣かせたよ 指きりげんまん したけれど  その時俺は 九歳だった 家は家族に 囲まれる ある日ひとりで 行ってみた 空き地に セイタカアワダチソウ
半夏生木下結子木下結子高畠じゅん子小田純平矢田部正苦労を総身に かかえても 弱音のひとつも こぼさない 荷車ひいてる 母の背を みながら 育ってきたのです このひとならばと 決めたなら 心配ないよと 泣き笑い 三千世界で ただひとり 縁(ゆかり)があるから 結ばれる  お味噌の仕込み 梅干しづくり 慣れて 覚えて ゆずられました 蚊取線香に 火をつけますか 田植えも終りの 半夏生(はんげしょう) 男の度量を 信じなさい 最後のきめては 愛なのよ 薄桃色した たち葵(あおい) あしたは佳(い)い日に しておくれ  母さんの娘で よかったわ 父さん 空からみていてね 嫁入り衣装は 母のもの いつかは 子供が着るでしょう
マリーゴールドの恋木下結子木下結子高畠じゅん子小田純平矢田部正あなたのいない人生なんか… いらない  木の葉が 木の葉が散る あなたが あなたが立ち去る マリーゴールド 聖母マリアの花 庭のゆり椅子 紅茶の香り 女の武器は 涙じゃないけど 好きよ好き すべてが好きよ ああ ひざまずき 祈る私  つめたい つめたい雨 背中を 背中を目で追う マリーゴールド 聖母マリアの花 うばいたいけど 許されないの あなたの帰り 待ってるお方に 嘘よ嘘 そんなの嘘よ ああ ひざまずき 祈る私  マリーゴールド 聖母マリアの花 庭のゆり椅子 紅茶の香り 女の武器は 涙じゃないけど 好きよ好き すべてが好きよ ああ ひざまずき 祈る私
アメリカ橋木村徹二木村徹二山口洋子平尾昌晃矢田部正風が足もとを 通りすぎてゆく 久しぶりだねと 照れてわらいあって― アメリカ橋のたもと ふと通うぬくもり やるせない恋 埋(う)めた街 角部屋の灯り 石だたみ石だたみ 想い出続く いつかいつか 熱かった青春  君は変わらない 月日は過ぎても 髪を切ったので 少し若くなった― アメリカ橋のたもと 黄昏(たそがれ)が間近い 煙草やめたの いつからと それとなくきいて 眼をそらす眼をそらす ガラスのむこう 遠い遠い 帰らない青春  アメリカ橋のたもと それじゃと手をあげる そっとコートの衿たてた さり気なさおいて 人の群(むれ)人の群(むれ) 誰もが他人 はるかはるか あの頃が青春
津軽恋女木村徹二木村徹二久仁京介大倉百人矢田部正津軽の海よ 竜飛岬は 吹雪に凍えるよ 日毎 夜毎 海鳴りばかり 愚図る女の 泣く声か 津軽の女よ 別れうたひとつ くちずさむ にごり酒に想い出浮かべ かじかむこころの 空を見る  降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪  津軽の女よ 枕乱して 引き込む恋女 愛に生きて夢に生きて 白いかげろう 空に舞う  津軽の女よ ねぶた祭りの ゆきずり たわむれか 過ぎた夜の匂いを抱いて 帰れと叫ぶ 岩木川  降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪  津軽の海よ 三味がゆさぶる じょんがら聞こえるよ 嘆き唄か 人恋う唄か 胸のすきまに しみてくる  降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪  降りつもる雪 雪 雪 また雪よ 津軽には七つの 雪が降るとか こな雪 つぶ雪 わた雪 ざらめ雪 みず雪 かた雪 春待つ氷雪
ハマナスの眠り唄 (アコースティックver.)木村徹二木村徹二内館牧子三木たかし矢田部正早く眠ってしまえよ 悲しいことがあった日は きっと明日(あした)が 早く来る お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 笑えるように 笑えるように 早く目を閉じて  膝を抱(かか)えてしまえよ 立ちあがれない そんな日は がんばることは ないんだよ お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 心配せずに 心配せずに 早く目を閉じて  愚痴をこぼしてしまえよ すべてがうまく いかぬ日は 楽になって 眠れるから お前はハマナス 後ろから抱く俺は海 明日のために 明日のために 早く目を閉じて 明日のために 明日のために 早く目を閉じて
みちのくひとり旅木村徹二木村徹二市場馨三島大輔矢田部正ここで一緒に 死ねたらいいと すがる涙の いじらしさ その場しのぎの なぐさめ云って みちのく ひとり旅 うしろ髪ひく かなしい声を 背(せな)でたちきる 道しるべ 生きていたなら いつかは逢える 夢でも逢えるだろう  時の流れに 逆らいながら ひとりゆく身の 胸のうち 俺は男と つぶやきながら みちのくひとり旅 月の松島 しぐれの白河 昨日と明日(あした)は ちがうけど 遠くなるほど いとしさつのる みれんがつのるだけ  たとえどんなに 恨んでいても たとえどんなに 灯りがほしくても お前が俺には 最後の女 俺にはお前が 最後の女 たとえどんなに つめたく別れても お前が俺には 最後の女 たとえどんなに 流れていても お前が俺には 最後の女
この道岡本京太郎岡本京太郎高畠じゅん子徳久広司矢田部正時には 挫折を味わって 途方に 暮れたこともある 焦りも 悲しみもあったけど いまにして 思えば それも僕なんだ  トライ それこそが トライ 扉をあけるため あなたがいるから 僕がいる 支えがあるから 生きられる ゴールの みえない この道を 迷うことなく この道を  何度も 傷つききたけれど 学んだ ことも多かった すべてに 向き合い逃げないで 経験を 重ねた それも僕なんだ  トライ 踏み出せば トライ 笑顔に会える場所 あなたがいるから 僕がいる 支えがあるから 夢がある ゴールの みえない この道を 歩きはじめる この道を  トライ 運命(うんめい)の トライ 夜明けがはじまるよ あなたがいるから 僕がいる 支えがあるから 生きられる ゴールの みえない この道を いつも いつでも この道を  いつも いつでも この道を
釡山の風に吹かれて岡本京太郎岡本京太郎もりちよこ徳久広司矢田部正「おばあちゃん、空から、見えちょる?」  釡山の風に吹かれて あなたを想います 遥か昔に 暮らした町 空から見えますか…  人びとが行き交う停車場 お茶を飲んだ茶房(タバン) 思い出ばなし たどるけど 今はもう幻  どんなに遠くに 離れても 逢えない時間が 永くても  釡山の風に吹かれて あなたを想います 僕の名を呼ぶ やさしいあの声を  海雲台(ヘウンデ) の海の向こうに ふるさとがあります ふたつの言葉 話していた あなたが愛おしい  ラジオから流れる「イビョル(離別)」 いつも見せた涙 口ずさんでた 横顔を 忘れはしないでしょう  恩返しひとつも 出来なくて 感謝のきもちも 言えなくて  釡山の風に吹かれて あなたを想います 伝えそびれた ありがとうをそっと…  どんなに遠くに 離れても 逢えない時間が 永くても  釡山の風に吹かれて あなたを想います 僕の名を呼ぶ やさしいあの声を  釡山の風に 釡山の風に吹かれて
離別~イビョル~岡本京太郎岡本京太郎吉屋潤吉屋潤矢田部正時には 思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した 想い出を 忘れはしないでしょう 青い月を 見上げ 一人過ごす夜は 誓った言葉を繰り返し 逢いたくなるでしょう 山越え遠くに 別れても 海の彼方遥か 離れても  時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した 想い出を 忘れはしないでしょう  あなたの噂を風が 運んで来る夜は 寄せては返す淋しさに 心を揺らすでしょう 流れゆく月日が すべてを変えるでしょう たとえ二人の炎が 燃えつづけていても 山越え遠くに 別れても 海の彼方遥か 離れても  時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した 想い出を 忘れはしないでしょう
あした天気になあれ工藤綾乃工藤綾乃結木瞳弦哲也矢田部正蝶のように 恋をして 花のように 泣いてます 好きと言えない 心は雨降り これが、これが愛ですか だけど涙よ さようなら 笑顔で想い 伝えたら あした天気に 天気になあれ  鳥のように 飛べたなら 風のように 自由なら 逢いに行きたい 朝でも夜でも あなた、あなたその胸に だから涙よ さようなら 溢れる想い 伝えたら あした天気に 天気になあれ  そうよ涙よ さようなら 笑顔で虹を 見上げたい あした天気に 天気になあれ
亜麻色の髪の乙女工藤綾乃工藤綾乃橋本淳すぎやまこういち矢田部正亜麻色の 長い髪を 風がやさしくつつむ 乙女は胸に 白い花束を 羽根のように 丘をくだり やさしい 彼のもとへ 明るい歌声は 恋をしてるから  亜麻色の 長い髪を 風がやさしくつつむ 乙女は胸に 白い花束を 羽根のように 丘をくだり やさしい 彼のもとへ 明るい歌声は 恋をしてるから  ばら色のほほえみ 青い空 幸せな二人は よりそう 亜麻色の 長い髪を 風がやさしくつつむ 乙女は羽根のように 丘をくだる 彼のもとへ  ばら色のほほえみ 青い空 幸せな二人は よりそう 亜麻色の 長い髪を 風がやさしくつつむ 乙女は羽根のように 丘をくだる 亜麻色の 長い髪を 風がやさしくつつむ 乙女は羽根のように 丘をくだる 彼のもとへ 彼のもとへ
風は秋色工藤綾乃工藤綾乃三浦徳子小田裕一郎矢田部正La La La‥ Oh ミルキィ・スマイル あなたの腕の中で旅をする Oh ミルキィ・スマイル 抱きしめて やわらかな その愛で  忘れるために訪れた海辺の街 ちぎれた愛が 指に髪に離れない 泣き虫なのは あなたのせいよ ふるえる心 愛のせいなの 冷たい砂 足跡ふり返れば 遠くでほほえむ あなたをあなたを感じてるわ Oh ミルキィ・スマイル 抱きしめて あなたの腕の中で旅をする Oh ミルキィ・スマイル 受けとめて やわらかな その愛で  恋する切符を手に入れたこの渚で ひとつのソーダにストローが2本揺れてた 泣き虫なのは あなたのせいよ 心のあざは 愛のせいなの 冷たい秋 ひとりぼっちの夕暮れ 遠くでほほえむ 誰かが誰かが横切るのよ Oh ミルキィ・スマイル 抱きしめて あなたの腕の中で旅をする Oh ミルキィ・スマイル 受けとめて やわらかな その愛で  La La La‥ Oh ミルキィ・スマイル あなたの腕の中で旅をする Oh ミルキィ・スマイル 抱きしめて やわらかな その愛で
北風の詩工藤綾乃工藤綾乃たかたかし弦哲也矢田部正北風が吹く夜は 遠いふるさと 思い出す 泣きながら家を出た あの冬の日のこと 体に気をつけて 無理をしないでと 目に涙いっぱい 浮かべてたあなた 母さん、ごめんネ あゝ、夢のなかまで  バラ色の夢をみて 広い都会の 片隅で 寂しさにまけないで ガンバッているけど あかね雲の空に 赤とんぼ追った あの山や川が 恋しくて泣ける 母さん、会いたい あゝ、やさしい胸に  つらくても我慢して 生きてゆくのが 人生と 父さんの背中みて わたし学んできた この街の屋根にも 太陽は昇る 北風の向う 春が呼んでいる 母さん、ありがとう あゝ、あなたの笑顔
恋微熱工藤綾乃工藤綾乃渡辺なつみ向井浩二矢田部正訳もないのに 心が騒ぐ どうかしてると ため息ひとつ 別にあなたじゃなくて良かった 淋しさ消えたら それで良かった 雨の交差点 悲しい恋に 滲む街角Loneliness Jin Jin Jin 胸が熱い Cry Cry Cry 涙が出ちゃうわ 嘘よ まさかあなたに 恋微熱  気分次第で 生きれば楽ね どうせこの世は 色即是空 だけどその目が逸らせないのよ あなたじゃなければ 愛は虚しい 心うらはらね 触れ合う指に 霞(かす)む雨音Fall in love Rain Rain Rain 時を止めて Bye Bye Bye サヨナラ言えない 駄目ね 爪の先まで 恋微熱  Jin Jin Jin 胸が熱い Cry Cry Cry 涙が出ちゃうわ 嘘よ まさかあなたに 恋微熱 Jin Jin Jin 胸が熱い Cry Cry Cry 涙が出ちゃうわ 嘘よ まさかあなたに 恋微熱
秋桜工藤綾乃工藤綾乃さだまさしさだまさし矢田部正淡紅の秋桜が秋の日の 何気ない陽溜りに揺れている 此頃(このごろ)涙脆(もろ)くなった母が 庭先でひとつ咳をする  縁側でアルバムを開いては 私の幼い日の思い出を 何度も同じ話くりかえす 独言(ひとりごと)みたいに小さな声で  こんな小春日和の 穏やかな日は あなたの優しさが 浸みて来る 明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと 笑った  あれこれと思い出をたどったら いつの日もひとりではなかったと 今更乍(なが)ら我儘な私に 唇かんでいます  明日への荷造りに手を借りて しばらくは楽し気にいたけれど 突然涙こぼし元気でと 何度も何度もくりかえす母  ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに こんな小春日和の穏やかな日は もうすこしあなたの子供で いさせてください
セカンド・ラブ工藤綾乃工藤綾乃来生えつこ来生たかお矢田部正恋も二度目なら 少しは上手に 愛のメッセージ 伝えたい あなたのセーター 袖口つまんで うつむくだけなんて 帰りたくない そばにいたいの そのひとことが 言えない 抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ 運んでほしい せつなさの スピードは高まって とまどうばかりの私  恋も二度目なら 少しは器用に 甘いささやきに 応えたい 前髪を少し 直すふりをして うつむくだけなんて 舗道に伸びた あなたの影を 動かぬように 止めたい 抱きあげて 時間ごと 体ごと 私をさらってほしい せつなさが クロスするさよならに 追いかけられるのイヤよ  抱きあげて つれてって 時間ごと どこかへ 運んでほしい せつなさは モノローグ胸の中 とまどうばかりの私
瀬戸の花嫁工藤綾乃工藤綾乃山上路夫平尾昌晃矢田部正瀬戸は日暮れて 夕波小波 あなたの島へ お嫁に行くの 若いとだれもが 心配するけれど 愛があるから 大丈夫なの 段々畑と さよならするのよ 幼い弟 行くなと泣いた 男だったら 泣いたりせずに 父さん母さん 大事にしてね  岬まわるの 小さな船が 生まれた島が 遠くになるわ 入江の向うで 見送る人たちに 別れ告げたら 涙が出たわ 島から島へと 渡ってゆくのよ あなたとこれから 生きてくわたし 瀬戸は夕焼け 明日も晴れる 二人の門出 祝っているわ
手紙工藤綾乃工藤綾乃向井浩二向井浩二矢田部正逢ったら辛くなるからと 最後は手紙くれました せめて見送り来てほしい 独り電車に乗りました あの街の風の音海の色 その中にはいつもあなた 突然に届いた手紙 嬉しい怖い あなたに逢いたい 逢えない  一人前になるまでは 帰りたくない帰れない そろりそろりと封を切る その指先が震えてる 手紙から懐かしいあの香り 故郷(ふるさと)を想えばあなた 読まずとも伝わる別れ 溢れる涙 あなたに逢いたい 逢えない  幸せになるのなら諦める 愛してるのはそうあなた 最後まで読まないわたし 心を終う あなたに逢いたい 逢いたい あなたに さよなら
夫婦善哉工藤綾乃工藤綾乃吉岡治弦哲也矢田部正浮草ぐらしと あなたが笑う 肩に舞うよな 露地しぐれ なにもなくても こころは錦 ついてゆきます… 夫婦善哉 あなたの背中が 道しるべ  他人(ひと)には見えない 亭主(おとこ)の値打ち 惚れたおんなにゃ よく見える 寒い夜には 相合い酒で 憂き世七坂… 夫婦善哉 今日も可愛い 馬鹿になる  ないないづくしも 才覚ひとつ 辛抱がまんの 花が咲く 旅は道づれ 夫婦(めおと)は情け なにがあっても… 夫婦善哉 笑顔千両で 生きてゆく
山形育ち工藤綾乃工藤綾乃山口岩男山口岩男矢田部正ごめんなさいね 気が利かなくて 話に夢中で 気がつかなかったの 空いたグラスに 身の上話 涙で注いで 夜は更けてゆく 都会で暮らして 長いけど お国の言葉が 焦ると出るわ 山形育ちの 女です  しそ巻き 笹巻 おみ漬け ぺそら漬け あなたにいつか 食べさせたいのよ お酒の肴に ピッタリだから あなたはきっと 気に入るでしょう 母から習った この味を 守ってゆきたい 都会の隅で 山形育ちの 女です  「疲れた時には、くたびっだはぁ…って思うし、イヤになったときには、 やんだぐなったはぁ…って思うのよ。故郷離れて何年経っても、心は 山形、へなこのまんま。りんごのほっぺの、へなこのまーんま」  上野に降りた あの日のことを 想うと今でも 切なくなるのよ 恋した数だけ 大人になるのなら 今より大人に なりたくないわ 何(なん)にもなかった あの頃は 夢なら今より 溢れていたわ 山形育ちの 女です
わたしの彼は左きき工藤綾乃工藤綾乃千家和也筒美京平矢田部正小さく投げキッス する時もする時も こちらにおいでと 呼ぶ時も呼ぶ時も いつでもいつでも 彼は左きき  あふれる涙を ぬぐうのもぬぐうのも やさしく小指を つなぐのもつなぐのも いつでもいつでも 彼は左きき  あなたに合わせて みたいけど わたしは右ききすれ違い 意地悪意地悪なの 別れに片手を 振るときも振るときも 横眼で時計を 見る時も見る時も わたしのわたしの彼は 左きき  背中にいたずら する時もする時も ブラック・コーヒー 飲む時も飲む時も いつでもいつでも 彼は左きき  あなたの真似して みるけれど わたしの右きき直せない 意地悪意地悪なの 短い手紙を 書く時も書く時も 誰かに電話を する時もする時も わたしのわたしの彼は 左きき わたしのわたしの彼は 左きき
わたしは今日も元気です工藤綾乃工藤綾乃結木瞳向井浩二矢田部正都会暮らしで 見る夢は なりたい都の 菜の花に しあわせ咲かせ お母さん みんなに笑顔 あげたいの 淋しさ辛さ あるけれど わたしは今日も 元気です  雪も溶け出す 春間近 ふるさと出ようと 決めた朝 涙を堪え お母さん 持たせてくれた カーディガン 心配ないの この東京で 大人に少し なれたから  遠く離れて なお思う 手紙に溢れる 母の愛 待ってて欲しい お母さん 約束きっと 守るから 信じてくれて ありがとう わたしは今日も 元気です わたしは今日も 元気です
母娘花笠工藤あやの&依薫香工藤あやの&依薫香高田ひろお弦哲也矢田部正春は山形 霞城(かじょう)の桜 母娘(おやこ)そろって お花見へ 今日の母さん きれいです いいえあなたも めんこいね 花も浮かれて 小径(こみち)に舞うの  夏は燃えます 祭りの季節 揃い浴衣で 踊ります 団扇(うちわ)ななめに 帯に差す 子供みたいに はしゃいでる 空で花火が 光っています  母娘(おやこ)花笠 唄って踊る 二人並んで さくらんぼ… ハー、ヤッショー、マカショー  秋は紅葉の 最上を下り 足をのばそか 酒田まで 舟で行きましょ のんびりと 久しぶりです 水いらず 風がくすぐる ふたりの髪を  冬は樹氷の 蔵王の山へ スキー温泉 雪見酒 今度来る時ゃ じいちゃんも 家族みんなで 来たいわね 月も笑顔で 夜空に浮かぶ
はぐれ舟黒木ナルト黒木ナルト志賀大介伊藤雪彦矢田部正今日も誰かが 泣いている 泣けば涙の 川になる 荷物降ろした 男の背中(せな)に 吹いて寂しい すきま風 灯りひとつぶ 灯りひとつぶ はぐれ舟  往けばかえらぬ 片瀬波 今じゃ噂も 届かない 未練 面影 ちらつくたびに 胸に注ぎこむ わすれ酒 どこへ流れる どこへ流れる おとこ舟  生きた証しの 傷の跡 思い乱れて 夜も更ける 岸を離れて さまよう俺に 縋る哀しい ひと夜花 よせよいまさら よせよいまさら はぐれ舟
ひまわり黒木ナルト黒木ナルト結木瞳向井浩二矢田部正ありがとう愛してるって 伝えるなんて いつでもできるって 信じていたよ どうして一番 大事なことは 過ぎてしまって 気づくのだろう もっと想いを 伝えたかった もっとあなたを 抱きしめたかった だけど約束だね 泣かないって 僕は僕らしく 輝いて生きるから ひまわりみたいな あなたのように  頑張って一人じゃないよ 励ます声が 遥かな空見れば 聞こえるみたい 夢見て傷つき 悩んだ時も 僕を笑顔で 支えてくれた ずっとあなたに いて欲しかった ずっと笑って 寄り添いたかった だけどこの町から この歌を 僕は届けるよ 挫けずにいつまでも ひまわりみたいな あなたのもとへ  きっと想いは 消えたりしない きっと心は 繋がっているよ だから約束だね 泣かないって 僕は僕らしく 輝いて生きるから ひまわりみたいな あなたのように
ふるさとはあなた桑江知子桑江知子桑江知子佐藤健矢田部正ひとりで生きてゆける 本気で思った 先に席を立つ私 憎らしかったでしょう  いつも近くにいた事に 気づいてはいたけど 知らないふり やり過ごした あの日 あの頃若い日々  ふるさとに戻るみたいに 飛び込めたらいいね その胸に抱かれ歩いてゆく あけもどろの花咲かせ  何度冬を越えても 心が叫ぶの 貴方と生きたあの刻 やり直したいと  慣れない暮らしに憧れて この町を出たけど デイゴが揺れる美しい島 海の色が眩しかった  ふるさとは近くて遠い 遠回りをしても 真っ直ぐに生きた同じ道を 今はふたり歩きたい  ふるさとに戻るみたいに 飛び込めたらいいね 目を閉じれば ほら 聞こえるでしょう 波のささやきと笑い声  ふるさとは近くて遠い 遠回りをしても 真っ直ぐに生きた同じ道を 今はふたり歩きたい
夢が醒めたら月虹月虹水瀬あやこ水瀬あやこ矢田部正あなたの夢が 夢が醒めたら たった一人ぽっち いつの日か また会えると 信じ生きてゆく  ただ一度だけで なぜ構わないの 二度と触れられぬ 後悔よりも 好きならば それでいい 強がり ホント 馬鹿な私ね  あなたの愛が 愛が欲しくて たまらない夜更けは 思い切り 泣いてみるの 息も出来ぬ程 あなたの夢が 夢が醒めたら たった一人ぽっち いつの日か また会えると 信じ生きてゆく  まだ旅の途中 もし振り向いたら 二人寄り添った 軌跡はどこへ 幸せで いてほしい 願えば やけに 胸が痛くて  あなたの愛が 愛が欲しくて たまらない夜更けは 思い切り 泣いてみるの 息も出来ぬ程 時間を忘れ 確かめ合った 歓びの鼓動は いつまでも 同じ色で 輝き続ける  あなたの夢が 夢が醒めたら たった一人ぽっち いつの日か また会えると 信じ生きてゆく 明日が来るまで
あだなさけ夢のからくり恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司矢田部正あだな情けを かけたらきっと あとで悔やんで泣きをみる 知らぬ私じゃないけれど 好きにならずに あゝいられない 夢のからくり カラカラと 恋のえにしの 糸車 風もないのに回りだす  人気稼業(にんきかぎょう)のあなたに惚れて 外じゃ他人のふりをして かげに隠れて尽くしても 好きなあなたの あゝためならば 夢のからくり クラクラと 恋は妖しい蜃気楼 夢を見させてその胸で  粋な横櫛(よこぐし)キリリとさして 未練断ち切るその気でも 逢えばくずれる人影(かげ)ふたつ 好きと言わずに あゝいられない 夢のからくり ぽつぽつと 帰り支度のさみしさを 知っているよな やらず雨
昼顔ボレロ恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔徳久広司矢田部正誰かに見られたら どうするの この恋は秘密のはず 真昼の街角 肩を抱くなんて あなたどうかしてる ボレロ…あやうさが ボレロ…つきまとうけど あなたを手放して 抜け殻になるのが …怖いの  本気になったなら どうするの 火遊びが最後の恋 真昼の街角 夢をみるなんて わたしどうかしてる ボレロ…おぼれたら ボレロ…おわりだけれど 秒読みのさよならに 泣きそうな自分が …怖いの  ボレロ…真昼の夢 ボレロ…追いかけている あなたを手放して 抜け殻になるのが …怖いの
見返り本牧 II恋川いろは恋川いろは朝比奈京仔松本シュージ矢田部正あんたをみつめるウミネコは あたしの生まれ変わりだよ あんたに抱いてもらえずに 淋しい声で泣いている 骨の髄まで惚れられて 骨の髄まで惚れぬいた 若かったね…とため息で 見返り本牧 夢ん中 とんがれ とんがれ とんがって 生きてるあんたが好きなんだ 天国(そら)から街を見下ろせば ゼブラクラブの灯りが滲む 素敵だったね‥ 昔は昔 今は今  本牧あたりのウミネコは アメリカさんになりたくて 飛んでりゃ いつか金色に 羽が染まると信じてた うたが流れて消えてゆく 夜の港の哀しさに あんたのjazzがききたくて 見返り本牧 波のうえ とんがれ とんがれ とんがって 生きてるあんたが好きなんだ 天国(そら)にいたって 聞いてるさ 今もあんたの その口癖を きざなセリフね 明日(あした)は明日(あした)の風が吹く  とんがれ とんがれ とんがって 生きてるあんたが好きなんだ 天国(ここ)から街を見下ろせば ゼブラクラブの灯りが滲む 素敵だったね‥ 昔は昔 今は今 素敵だったね… 昔は昔 今は今
人生の花小泉兄弟小泉兄弟やしろよう浜圭介矢田部正小さなこぶしに 幸せの種 握りしめて生まれて来たんだ お前も俺も めぐり逢い 重ねた手と手 生きる確かな ぬくもり知った お前はいとしい 人生の花  男の足もと 照らしてくれる どんな道もお前がいるから 歩いて行ける 支え合い 笑って泣いて 夢をふたりで 育てて来たね お前は大事な 人生の花  ごらんよ桜が 今年も咲いた 時が流れ景色を変えても 想いはひとつ 守りたい 一生かけて 風の中でも 枯れないように お前はいとしい 人生の花
人の世一夜の子守歌小泉兄弟小泉兄弟なかにし礼浜圭介矢田部正助けてくれと叫んだら 助けてくれと叫ばれた 哀しい身体 絡めあい ひとつになって眠ろうか 眠ろうか 眠ろうか 眠ろやな 夢も無く 闇にいななく 馬に跨り 逃げていきたい この世のほかの何処かへ 人の世 一夜の 子守歌  生きてる借りを無くしても それでも人は生きて行く 鏡を見てもつらいから 灯りを消して眠ろうか 眠ろうか 眠ろうか 眠ろやな 夢も無く 深い涙の 河を渡って 辿り着きたい この世のほかの何処かへ 人の世 一夜の 子守歌  眠ろうか 眠ろうか 眠ろやな 夢も無く 闇にいななく 馬に跨り 逃げていきたい この世のほかの何処かへ 人の世 一夜の 子守歌
雨の交差点小金沢昇司小金沢昇司六月ゆか六月ゆか矢田部正雨の交差点 行き交う人たち 見覚えある背中 心ざわめく 響くクラクション 振り向くあなた 視線逸らす私 「嘘…」とつぶやく 未練捨てたはずの オトナの別れは 運命の悪戯に 激しく揺れる どうか今夜だけは 雨に濡れさせて 頬の涙を 知らせたくないから  こんな風に街を 並んで歩くの 「久々だ」と笑い 肩を寄せ合う 響く雨音が 身体に沁みて 傘の下で二人 甘い夢見る 遠い日々の記憶 にじんで広がり 愛しさと切なさに 想いが揺れる 愛のしずく胸に こぼれ落ちて行く いっそこのまま 奪い去って欲しい  どうか今夜だけは 雨に濡れさせて 頬の涙を 知られたくないから
今を生きる小金沢昇司小金沢昇司小金沢昇司小金沢昇司矢田部正いつも夜空を見上げてる 貴方と過ごしたあの日に戻るから 月日が過ぎても笑顔になるから 星を探しているの 心の中を綺麗にしないと 想い出だけじゃ生きていけない 風が吹いたらいいね 明日も逢えたらいいね  あの朝あの夜考える すきだったコーヒーが懐かしいから 忘れる事さえも出来なくなるから 夢を探しているの 1人で居ると落ち着けないけど 振り向くだけじゃ生きていけない 雲が消えたらいいね 今日も逢えたらいいね  心の中を綺麗にしないと 想い出だけじゃ生きていけない 風が吹いたらいいね 明日も逢えたらいいね
歌の旅人小金沢昇司小金沢昇司中谷純平夏川寿里亜矢田部正生まれた時代は 昭和の彼方 遙かな道のり ふりむけば きょうまでどうにか 歩いてこれた 希望や挫折に 手をひかれ あぁ人生は… もどることのない 長い旅路の つづら坂… そして歌があり そばに君がいて つらいときほど つらいときほど 愛を咲かせてくれた…  あの日の山河も 夕陽の彼方 見上げる夜空で 星が泣く この瞼(め)をとじれば 故郷(こきょう)がみえる 笑顔や涙に 見送られ あぁ人生は… だれも旅人で たどり着くまで 流れ雲… そして歌があり そばに君がいて いつもはげまし いつもはげまし 夢をみさせてくれる…  ああ人生は… もどることのない 長い旅路の つづら坂… そして歌があり そばに君がいて つらいときほど つらいときほど 愛を咲かせてくれた…
おぼえていますかGOLD LYLIC小金沢昇司GOLD LYLIC小金沢昇司麻こよみ大谷明裕矢田部正おぼえていますか 雨の街角 別れたあの日を 想えばつらい 二人の愛が 若すぎて 心の合鍵 捨ててしまった 泣かせて 泣かせて 帰らぬ月日 あなたに もう一度 巡り逢いたい  あなたの幸せ 風の噂に 聞くたびせつなく 震える吐息 優しい笑顔 あの瞳 今では見知らぬ 誰かがそばに 静かに 静かに 灯りがゆれる あなたに もう一度 巡り逢いたい  おぼえていますか 霧に抱かれて 寄り添い歩いた 公園通り あなたと別れ あの日から 笑ったことなど 一度もなかった 泣かせて 泣かせて 今夜はせめて あなたに もう一度 巡り逢いたい
神楽坂GOLD LYLIC小金沢昇司GOLD LYLIC小金沢昇司石森ひろゆき小田純平矢田部正毘沙門天の おみくじを 坂の途中で 引いたのは 待ち人はもう いないけど 恋の証しを 結ぶだけ  お世話になった 店に寄り 挨拶済ませ 坂道を 鞄ひとつで 下りてゆく 何年過ぎた 夏の雲  故郷(ふるさと)遠く 家を出て 見よう見まねに 働いた 泣いて 泣いて 泣き濡れて この身を燃やした 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 不器用なりの 泣き方で  打ち水したて 石畳 路地の影から あの人が いまでも逢える そんな気が それがつらくて 街を出る  毘沙門天の おみくじに 恋の行方を 聞いてみた 誰か哀しむ 恋よりは ひとりで泣くと 決めたのに  何か忘れて いるのでしょう 何をおきざり するのでしょう 泣いて 泣いて 泣き濡れて 静かに見ている 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 大人になったと 思えれば  泣いて 泣いて 泣き濡れて この身燃やした 神楽坂 泣いて 泣いて 泣き抜いた 不器用なりの 泣き方で
昭和の歌よ小金沢昇司小金沢昇司松崎もりき小金沢昇司矢田部正あの頃聞いた 流行の歌が 今でも 聞こえる 裏通り 知らずに憶えた 歌だけど どうして胸を 熱くする あゝ 昭和の歌よ 今もまだ あゝ 昭和の歌よ いつまでも 心の中に  その日の暮らし 追われるままに 意味さえ知らずに 生きてきた 描いた夢には 届いたか 遠くでいつも 叱ってる あゝ 昭和の歌よ 今もまだ あゝ 昭和の歌よ いつまでも あの日のままに  路地裏灯り 引寄せられて 独りで今夜も 酒を飲む 消えずに 残った ささくれが こんなに胸を 締めつける あゝ 昭和の歌よ 今もまだ あゝ 昭和の歌よ いつまでも 心の中に いつまでも あの日のままに
青春の忘れもの小金沢昇司小金沢昇司伊藤美和六月ゆか・吉永幸一矢田部正一人グラスを 傾けて しみじみ酔いたい 夜もある いつしか夢を 忘れてた 時間(とき)に流され 暮らしに追われ もう一度 もう一度 あの日に戻り 青春時代の忘れもの 探す 探す旅に出る  何が答えか わからずに ため息こぼした 夜もある 不器用すぎる 生き方は 親父ゆずりか 男の性(さが)か もう少し もう少し 自分の道を 遠い時代の宝もの 胸に 胸に旅に出る  古い写真を みつめては しみじみ酔いたい 夜もある 早くに逝った 親友(あいつ)なら 何て言うだろ 笑っているか もう一度 もう一度 ケンカもしたい 青春時代の忘れもの 探す 探す旅に出る  青春時代の忘れもの 探す 探す旅に出る
湖上駅小島よしき小島よしき高畠じゅん子徳久広司矢田部正ただひとり 晴れた日の午後 ただひとり 想いを抱え 神の意に 刃向かうことに それはあゝ なりますか お前だけ 愛してる その言葉 疑いはしない あの日のすべてを 過ちにしないため この湖(うみ)の 泥水も 呑みましょう 愛を確かめ 愛を沈める 湖上駅  さよならは するわけがない さよならは ないものなのよ 未練なら 咎めてもいい 罰はあゝ 受けましょう 離さない いつまでも この胸の 震えさえ憎い あの日のすべてを 過ちにしないため 落日の 滴りも 浴びましょう 焼けたいのちが 愛を嘆くの 湖上駅  お前だけ 愛してる その言葉 疑いはしない あの日のすべてを 過ちにしないため 死ぬならば 諸共(もろとも)に いきましょう 愛を抱きしめ 愛がさまよう 湖上駅
薔薇の木にバラの花は咲く小島よしき小島よしき高畠じゅん子徳久広司矢田部正薔薇の木に バラの花は咲く 安らぎに満ちる この世界 いのちは巡り 永遠だから 忍びよる孤独も 美しい 夜が 夜が 辛いなら 笑い 笑い あった日を 贈りたい 旅立ちのこの歌を 届けよう 涙を束ねて  かなしみの夢に おびえても 寝返りをうって 朝はくる 大地の中で 小さな種は 青い芽を出そうと 待っている 愛の 愛の 灯火は 消えは 消えは しないから のこるから 旅立ちのこの歌を 届けよう 私の貴方に  愛の 愛の 灯火は 消えは 消えは しないから のこるから 旅立ちのこの歌を 届けよう 私の貴方に  私の貴方に
今夜が最後の夜だから小林竜也小林竜也吉田玲子松島道男矢田部正あなたにつくして生きるのが はかない女の夢でした だけど日陰に咲く女 あなたの妻にはなれない私 もっと抱きしめて 息がとまるほど 今夜が最後の夜だから  私のことなどかまわずに あなたの道を歩いてね たとえ淋しく別れても どこかで幸せ祈っています 二人一緒に眠るのは 今夜で終りね ひとりぼっち  どんなに遠くにはなれても 忘れはしないわ いつまでも 通いなれてる盛り場で あなたを偲んで一人で生きる 泣いてほしいの私のために 今夜が最後の夜だから
真夜中のふたり小林竜也&松原のぶえ小林竜也&松原のぶえ奥田龍司小松勇仁矢田部正今夜は星空 煌めく渚 浜辺で出逢った 素敵なふたり 逢えて良かった あなたに逢えて 君は真夜中 シンデレラ 貴方は真夜中 王子さま ララララルルー ラーラルー 夜空の恋は 夢の中  いつでも素敵な 星降る夜は 心がときめく ほのかな灯り 逢えて良かった あなたに逢えて 君は真夜中 シンデレラ 貴方は真夜中 王子さま ララララルルー ラーラルー 夜空の恋は 夢の中  恋する夜空は 二人の世界 渚のささやき 私のこころ 逢えて良かった あなたに逢えて 君は真夜中 シンデレラ 貴方は真夜中 王子さま ララララルルー ラーラルー 夜空の恋は 夢の中
大阪グッバイ五条哲也五条哲也松井五郎浜圭介矢田部正大阪グッバイ 泣いたらあかん もうすぐ この街 離れるつもり 雨にくすんだ街 想い出も濡れる あんた 好きやけど サイナラしよう 街はいつでも 他人同士のドラマみたい 夢を覚まして 涙を拭いて 大阪グッバイ  大阪グッバイ 川面が揺れる どこまで 流れて 心は変わる すぐに夜明けの空 この雨も上がる 心 ちぎれても 別れを決めた 愛はいつでも 寂しがり屋と 背中あわせ 夢を覚まして 涙を拭いて 大阪グッバイ  街はいつでも 他人同士のドラマみたい 夢を覚まして 涙を拭いて 大阪グッバイ
おふくろの手五代ショウ五代ショウこはまかずえ徳久広司矢田部正夕焼け空を 見るたびに 子供の頃が 蘇(よみがえ)る 生意気ばかり 言っていた 昔を 今は悔やんでる ああ こんな日はいつも 一番恐くて 優しかった おふくろの手を 思い出すのさ 褒める時も 叱る時も ありったけの愛を込め 包んでくれたね あの手を 忘れない  喧嘩を責める 訳じゃなく 負けても泣いちゃ ダメと言う 転んだ時は 立ち上がり 進めばいいと 笑ってた ああ これからは俺が こんなに弱くて 皺だらけの おふくろの手を 守りたいのさ どんな時も やりくりして 弁当を ありがとう 苦労をかけたね あの手を 忘れない  ああ こんな日は いつも 一番恐くて 優しかった おふくろの手を 思い出すのさ 褒める時も 叱る時も ありったけの愛を込め 包んでくれたね あの手を 忘れない
全3ページ中 1ページを表示

リアルタイムランキング

  1. 天国
  2. クスシキ
  3. 愛▽スクリ~ム!
  4. ブルーアンバー
  5. 賜物

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

注目度ランキング

  1. SHINING
  2. Love yourself!
  3. マジで世界変えちゃう5秒前
  4. ∞
  5. ジャーマンアイリス

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

×