反逆の報酬愛する者の 死顔に 俺の涙は つめたかろ それだけが お別れと 知った日も あの空は 青かった 生きてるほうが 悲しいぜ どこまで落ちる 夢を見りゃ 男ひとりの 朝がくる みな眠る この夜を 引き裂いて 欲しいのは ただひとつ 生きてることの あかしだけ 汚れてしまった 思い出は 餓えた犬らに くれちまえ 戦いは ひとときも 休まない 狙い撃つ 明日の夢 生きてるかぎり つづくのさ | 石原裕次郎 | 保富康午 | 広瀬健次郎 | 広瀬健次郎 | 愛する者の 死顔に 俺の涙は つめたかろ それだけが お別れと 知った日も あの空は 青かった 生きてるほうが 悲しいぜ どこまで落ちる 夢を見りゃ 男ひとりの 朝がくる みな眠る この夜を 引き裂いて 欲しいのは ただひとつ 生きてることの あかしだけ 汚れてしまった 思い出は 餓えた犬らに くれちまえ 戦いは ひとときも 休まない 狙い撃つ 明日の夢 生きてるかぎり つづくのさ |
何故か愛せないあともどり出来ぬ 俺の人生は ビルの谷間を 吹き抜ける 風のまにまに どこへ行く 道ばたに咲いてる 可憐な花に 立ち止まる足許に 涙が落ちる (セリフ)さようなら 小さな思い出 何故か 愛せない 汚れてしまった 俺の悲しみは ほこりまみれの 街灯か 雨にうたれて ただ一人 夢にみるあたたかさ やさしい心 みたされぬ唇が 求めて歌う (セリフ)君にわかるかな 何故か 愛せない 捨てどころない 俺の淋しさは 重い足音 影法師 きっと死ぬまで つきまとう 幸せにあふれてた 幼い頃よ あの頃のほほえみを みつけるまでは (セリフ)もう少し 待っていてくれないか 何故か 愛せない | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 鈴木淳 | 鈴木淳 | あともどり出来ぬ 俺の人生は ビルの谷間を 吹き抜ける 風のまにまに どこへ行く 道ばたに咲いてる 可憐な花に 立ち止まる足許に 涙が落ちる (セリフ)さようなら 小さな思い出 何故か 愛せない 汚れてしまった 俺の悲しみは ほこりまみれの 街灯か 雨にうたれて ただ一人 夢にみるあたたかさ やさしい心 みたされぬ唇が 求めて歌う (セリフ)君にわかるかな 何故か 愛せない 捨てどころない 俺の淋しさは 重い足音 影法師 きっと死ぬまで つきまとう 幸せにあふれてた 幼い頃よ あの頃のほほえみを みつけるまでは (セリフ)もう少し 待っていてくれないか 何故か 愛せない |
影狩り(おてまりトントントン ひとり切っては 十兵衛さん) (ふたり切っては 日光さん さんにん切っては 月光さん) (まずまず一貫 貸しました) 失うものは もうなにもない 長い合羽に 包んだのは 生命一つ 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の匂いに乗って やって来た 地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る 無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く 地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る 無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く | 石原裕次郎 | 保富康午 | 大沢保郎 | 小谷充 | (おてまりトントントン ひとり切っては 十兵衛さん) (ふたり切っては 日光さん さんにん切っては 月光さん) (まずまず一貫 貸しました) 失うものは もうなにもない 長い合羽に 包んだのは 生命一つ 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の匂いに乗って やって来た 地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る 無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く 地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る 無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く |
海鳴りの宿過去なんて どうでもよかった ついてきてほしかった 海鳴りのきこえる この宿で しあわせの貝がらを あげたかったのに やせてうつくしい あの手には 今日もグラスが握られて 揺れてるだろうか… むなしく… 約束の切符を見つめて うなずいたひとだった 海鳴りがやたらと はげしくて しあわせの貝がらは くだけてしまった やはり昨日から 逃げられず こころの扉 締めたまま 泣いてるだろうか…ひとりで… | 石原裕次郎 | 池田康生 | 遠藤実 | 高田弘 | 過去なんて どうでもよかった ついてきてほしかった 海鳴りのきこえる この宿で しあわせの貝がらを あげたかったのに やせてうつくしい あの手には 今日もグラスが握られて 揺れてるだろうか… むなしく… 約束の切符を見つめて うなずいたひとだった 海鳴りがやたらと はげしくて しあわせの貝がらは くだけてしまった やはり昨日から 逃げられず こころの扉 締めたまま 泣いてるだろうか…ひとりで… |
宴のあと帰るのね こんな夜更けに あの女が 待っているのね 愛された 宴のあとは アパートの 扉をあけて 遠くなる 遠くなる あなたのこころ 花を買い グラス飾って 待ちわびた 夜の終りは さよならの キッスも忘れ 街角に 車が消えて 涙ぐむ 涙ぐむ 私が残る 好きだから ひとのあなたの 幸福を こわしたかった それなのに 今夜も負けて 燃える手に 乳房をつつみ ふりしきる ふりしきる 雨に泣くのよ | 石原裕次郎 | 西沢爽 | 北原じゅん | 高田弘 | 帰るのね こんな夜更けに あの女が 待っているのね 愛された 宴のあとは アパートの 扉をあけて 遠くなる 遠くなる あなたのこころ 花を買い グラス飾って 待ちわびた 夜の終りは さよならの キッスも忘れ 街角に 車が消えて 涙ぐむ 涙ぐむ 私が残る 好きだから ひとのあなたの 幸福を こわしたかった それなのに 今夜も負けて 燃える手に 乳房をつつみ ふりしきる ふりしきる 雨に泣くのよ |
愛への祈り愛はことばなどで 云いあらわせないものさ 暗い顔 見ただけで 希望さえ 消えた 逢いたくて 来たんだろ 涙をふいて 悩みなら かくさずに なにもかも云えよ 過去は僕もあるさ 君にかくしていたが あやまちは 許せるさ 泣かないでおくれ 僕の眸を 見てごらん 笑ってるだろ あまりにも 君だけを 愛しているから | 石原裕次郎 | 滝田順 | 伊藤雪彦 | 小谷充 | 愛はことばなどで 云いあらわせないものさ 暗い顔 見ただけで 希望さえ 消えた 逢いたくて 来たんだろ 涙をふいて 悩みなら かくさずに なにもかも云えよ 過去は僕もあるさ 君にかくしていたが あやまちは 許せるさ 泣かないでおくれ 僕の眸を 見てごらん 笑ってるだろ あまりにも 君だけを 愛しているから |
剣と花暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ 腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ 暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 長津義司 | 暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ 腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ 暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ |
アカシヤは枯れた(セリフ)呼んでみたって 泣いたって 二度とあの日は 帰りゃしない だのに ただ何となく こころ惹かれて こんな涯まで 来て了った… 汽車の窓から 見るだけじゃ なつかしすぎる あの娘を泣かせた 山の町 別れない 死んでほしいと すがりついた肩に アカシヤの花が 散っていたよ (セリフ)俺は弱虫だったのか いや 卑怯者だった 今になって 是ほどあの娘が恋しいのに 俺はあの娘から逃げたのだ 命までかけてくれた 女のまごころを捨てて了った… 駅の広場も 山裾も あの日のままだ 牧場の夕陽もおなじだが ふたりして じっと見上げた やさし花の匂う アカシヤが寒く 枯れているよ 風に震える 枯れ枝は 見るさえつらい 果敢ないふたりの 恋のあと 北国の春が逝くのに ひとり熱いなみだ アカシヤの蔭で 窃っと拭くよ | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 小谷充 | (セリフ)呼んでみたって 泣いたって 二度とあの日は 帰りゃしない だのに ただ何となく こころ惹かれて こんな涯まで 来て了った… 汽車の窓から 見るだけじゃ なつかしすぎる あの娘を泣かせた 山の町 別れない 死んでほしいと すがりついた肩に アカシヤの花が 散っていたよ (セリフ)俺は弱虫だったのか いや 卑怯者だった 今になって 是ほどあの娘が恋しいのに 俺はあの娘から逃げたのだ 命までかけてくれた 女のまごころを捨てて了った… 駅の広場も 山裾も あの日のままだ 牧場の夕陽もおなじだが ふたりして じっと見上げた やさし花の匂う アカシヤが寒く 枯れているよ 風に震える 枯れ枝は 見るさえつらい 果敢ないふたりの 恋のあと 北国の春が逝くのに ひとり熱いなみだ アカシヤの蔭で 窃っと拭くよ |
モカの匂う街さすらいの 果てに淋しく 立ち寄る街の 白い花よ ただゆきずりの 女だけど あの可愛さが 胸のどこかに いまも浮かんで つらい俺さ ほろ苦い モカの香りに 想いが残る 二人だった みじかい春が 過ぎるとき この北国の 恋も終ると 顔をかくして 泣いたおまえ アカシヤの 花がこぼれて 静かな街に 俺はひとり 逢うはずだった 一年の 月日は流れ 雲の彼方に 可愛いおまえを 偲ぶだけさ | 石原裕次郎 | 池田充男 | 上原賢六 | 山倉たかし | さすらいの 果てに淋しく 立ち寄る街の 白い花よ ただゆきずりの 女だけど あの可愛さが 胸のどこかに いまも浮かんで つらい俺さ ほろ苦い モカの香りに 想いが残る 二人だった みじかい春が 過ぎるとき この北国の 恋も終ると 顔をかくして 泣いたおまえ アカシヤの 花がこぼれて 静かな街に 俺はひとり 逢うはずだった 一年の 月日は流れ 雲の彼方に 可愛いおまえを 偲ぶだけさ |
ポプラと私ポプラ並木を 歩いていたら ポプラがみんな 歌っていたぜ 恋をするなら 北国の町 捜しにおいで 本当の恋を そうかもしれない 本当の恋が 生まれる町は 北国の町 あの娘をつれて 来たこの並木 愛の言葉が はじめて言えた 風に吹かれて ポプラは笑う お前もやっと 恋人みつけた あの日あの時 北一条の ホテルもオレを 笑っていたぜ 恋がはじまり 炎が燃える だけど北国 冬の訪れ 雪の夜空に 祈るよポプラ 恋の炎が 消えないように ポプラよごらん ホテルの窓を 本当の恋の 灯りの窓を | 石原裕次郎 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 小谷充 | ポプラ並木を 歩いていたら ポプラがみんな 歌っていたぜ 恋をするなら 北国の町 捜しにおいで 本当の恋を そうかもしれない 本当の恋が 生まれる町は 北国の町 あの娘をつれて 来たこの並木 愛の言葉が はじめて言えた 風に吹かれて ポプラは笑う お前もやっと 恋人みつけた あの日あの時 北一条の ホテルもオレを 笑っていたぜ 恋がはじまり 炎が燃える だけど北国 冬の訪れ 雪の夜空に 祈るよポプラ 恋の炎が 消えないように ポプラよごらん ホテルの窓を 本当の恋の 灯りの窓を |
泣きながら微笑んで逢うときは いつも他人の恋だった 噂と影におびえては 夜霧の森で 泣いていた 恋の終りの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ くちづけは いつも別れの味だった 誰も許さぬ 恋だから 街の灯影も 暗かった 恋の別れの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで | 石原裕次郎 | 石原慎太郎 | 石原慎太郎 | 小谷充 | 逢うときは いつも他人の恋だった 噂と影におびえては 夜霧の森で 泣いていた 恋の終りの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ くちづけは いつも別れの味だった 誰も許さぬ 恋だから 街の灯影も 暗かった 恋の別れの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで |
帰り道別れ道優しく肩を抱かれてみたい せめて一度甘えたくて 横顔をのぞく 目をそらし足も止めず 帰り道たどって 何気ないその顔が 今夜は憎い かたてを組んで歩いてみたい 愛のささやき待ちつづけて うつ向いて歩く 街の灯を顔に映し 別れ道近づく さりげないその言葉 心に痛い 淋しげなうしろ姿 街角に消えてく 約束もないままの 別れが辛い | 石原裕次郎 | 増永直子 | 鈴木淳 | あかのたちお | 優しく肩を抱かれてみたい せめて一度甘えたくて 横顔をのぞく 目をそらし足も止めず 帰り道たどって 何気ないその顔が 今夜は憎い かたてを組んで歩いてみたい 愛のささやき待ちつづけて うつ向いて歩く 街の灯を顔に映し 別れ道近づく さりげないその言葉 心に痛い 淋しげなうしろ姿 街角に消えてく 約束もないままの 別れが辛い |
北国の空は燃えているおきき瞳を閉じて 波の音がする 別れに来たのに もう発つのか 枯れた唐きびゆれる さいはての駅で 淋しさかくして 俺は口笛吹く 気をつけて元気でな 幸せになれよ ごらん涙をふいて 星も濡れている 愛しているから これでいい 赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ 赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ | 石原裕次郎 | 岩谷時子 | 平尾昌晃 | 京建輔 | おきき瞳を閉じて 波の音がする 別れに来たのに もう発つのか 枯れた唐きびゆれる さいはての駅で 淋しさかくして 俺は口笛吹く 気をつけて元気でな 幸せになれよ ごらん涙をふいて 星も濡れている 愛しているから これでいい 赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ 赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ |
泪が燃える君は倖せ うすい女 俺は孤独の ながれ者 ああ愛しても ひと夜かぎりの 愛ゆえに 死ぬほど泣かねば ならない二人 もしも俺らが 堅気なら 抱いてやりたい 君だけど ああうち明けて 苦しめるのが 辛いから つれない素振りで 重ねるグラス 情けひとつも かけないで 夢のひとつも 残さずに ああ別れゆく 俺は無情な 奴だけど 心じゃ泣いてる 泪が燃える | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 山倉たかし | 君は倖せ うすい女 俺は孤独の ながれ者 ああ愛しても ひと夜かぎりの 愛ゆえに 死ぬほど泣かねば ならない二人 もしも俺らが 堅気なら 抱いてやりたい 君だけど ああうち明けて 苦しめるのが 辛いから つれない素振りで 重ねるグラス 情けひとつも かけないで 夢のひとつも 残さずに ああ別れゆく 俺は無情な 奴だけど 心じゃ泣いてる 泪が燃える |
青春とはなんだ「青春とはなんだ」流れる雲に 叫んだら 「青春とはなんだ」谺になって 消えてった 明日の空へ 伸びてゆく 若い木の芽や 草の芽の そうだ息吹きが 青春だ 「青春とはなんだ」悩みも夢もわけ合って 「青春とはなんだ」力の限り 生きようよ どえらい希望 寄せ合えば 何んの地球も ひと跨ぎ そうだ斗志だ 青春だ 「青春とはなんだ」夜空の星に 聞いてみた 「青春とはなんだ」涙に濡れた 眸をあげて 小さな胸に でかい夢 若い血汐が また疼く そうだこいつが 青春だ | 石原裕次郎 | 渋谷郁男 | 伊達政男 | 牧野昭一 | 「青春とはなんだ」流れる雲に 叫んだら 「青春とはなんだ」谺になって 消えてった 明日の空へ 伸びてゆく 若い木の芽や 草の芽の そうだ息吹きが 青春だ 「青春とはなんだ」悩みも夢もわけ合って 「青春とはなんだ」力の限り 生きようよ どえらい希望 寄せ合えば 何んの地球も ひと跨ぎ そうだ斗志だ 青春だ 「青春とはなんだ」夜空の星に 聞いてみた 「青春とはなんだ」涙に濡れた 眸をあげて 小さな胸に でかい夢 若い血汐が また疼く そうだこいつが 青春だ |
雪国の町川の澱みに 石を投げる 何という寂しい 水の音か 思い出は にがい あの娘は 遠い―― あー雪国の いで湯の町よ 生きて逢う日は またとないが 面影にひかれて 北の旅へ 一年も 過ぎて あの娘が 恋し あーあの夜の いで湯の宿よ 山のふもとを 汽車が通る 何という佗しい 汽笛(ふえ)の音か 思い出が つらい あの娘に 済まぬ あー雪国の いで湯の駅よ | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 牧野昭一 | 川の澱みに 石を投げる 何という寂しい 水の音か 思い出は にがい あの娘は 遠い―― あー雪国の いで湯の町よ 生きて逢う日は またとないが 面影にひかれて 北の旅へ 一年も 過ぎて あの娘が 恋し あーあの夜の いで湯の宿よ 山のふもとを 汽車が通る 何という佗しい 汽笛(ふえ)の音か 思い出が つらい あの娘に 済まぬ あー雪国の いで湯の駅よ |
波濤の彼方海の怒りを 知っているか君は あの荒れ狂う わだつみの声を 恐れてはいけない 進もう陸地が見えるまで 波のささやき 知っているか君は あの優しさに 乙女のようだと 甘えてはいけない 進もう船路はまだはるか 海の大きさ 知っているか君は あの果てしない 水平線にも 臆してはいけない 進もう地球の 裏までも | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 河村利夫 | 河村利夫 | 海の怒りを 知っているか君は あの荒れ狂う わだつみの声を 恐れてはいけない 進もう陸地が見えるまで 波のささやき 知っているか君は あの優しさに 乙女のようだと 甘えてはいけない 進もう船路はまだはるか 海の大きさ 知っているか君は あの果てしない 水平線にも 臆してはいけない 進もう地球の 裏までも |
夜霧の舗道寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている | 石原裕次郎 | 山上路夫 | 三木たかし | 三木たかし | 寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている |
白夜の都なにも云わずに この俺と 空の果てまで ゆきたいと あつい涙を 胸に押しつけた 青い瞳よ いとしの君よ コペンハーゲン 思い出の都 恋を白夜の 海に捨て ひとり帰って 来た俺さ ままになるなら せめて、いま一度 逢って濡れたい 異国の雨よ 遠く離れて 哀しみがのこる 散っているだろ マロニエが 赤い煉瓦に 音もなく 男ごころの 愛のくちづけも いまは空虚しい 旅路の夢か コペンハーゲン 忘れじの都 | 石原裕次郎 | 池田充男 | 久慈ひろし | 久慈ひろし | なにも云わずに この俺と 空の果てまで ゆきたいと あつい涙を 胸に押しつけた 青い瞳よ いとしの君よ コペンハーゲン 思い出の都 恋を白夜の 海に捨て ひとり帰って 来た俺さ ままになるなら せめて、いま一度 逢って濡れたい 異国の雨よ 遠く離れて 哀しみがのこる 散っているだろ マロニエが 赤い煉瓦に 音もなく 男ごころの 愛のくちづけも いまは空虚しい 旅路の夢か コペンハーゲン 忘れじの都 |
東京の夜別れがつらいと 泣いているよな 雨にぬれてる 新宿の街 やっとみつけた 幸せなのに 誰がこわして しまうのか 今夜かぎりの 東京の夜 おまえの涙を ふいているのに 俺が泣いてる 外苑通り 愛しきれない おまえを抱いて 夜にこのまま とけたいが 夢も冷たい 東京の夜 帰りたくないと すねるおまえを そっと見送る 青山あたり 俺の背中を つきさすように 別れないでと 泣く声が 今も聞える 東京の夜 | 石原裕次郎 | わだじゅんこ | 曽根幸明 | 山倉たかし | 別れがつらいと 泣いているよな 雨にぬれてる 新宿の街 やっとみつけた 幸せなのに 誰がこわして しまうのか 今夜かぎりの 東京の夜 おまえの涙を ふいているのに 俺が泣いてる 外苑通り 愛しきれない おまえを抱いて 夜にこのまま とけたいが 夢も冷たい 東京の夜 帰りたくないと すねるおまえを そっと見送る 青山あたり 俺の背中を つきさすように 別れないでと 泣く声が 今も聞える 東京の夜 |
男の嵐人はやくざと 言うけれど うけた情は 忘れない ましてお前の 真心は 包丁ひとつが 道連れの 俺は流れの 根なし草 男心は 錆びやせぬ なんでやさしく してくれる しょせん実らぬ 恋なのに そんなお前が いじらしい 酒を相手に 嘆くけど なんで男が 泣くものか 顔で笑って 胸で泣く 背なに描いた 緋ぼたんが 俺の自慢の 心意気 花の命さ 人生は こらえこらえて たえぬいて たまりかねたら 唐獅子が 一生一度の 嵐呼ぶ | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 木村勇 | 山倉たかし | 人はやくざと 言うけれど うけた情は 忘れない ましてお前の 真心は 包丁ひとつが 道連れの 俺は流れの 根なし草 男心は 錆びやせぬ なんでやさしく してくれる しょせん実らぬ 恋なのに そんなお前が いじらしい 酒を相手に 嘆くけど なんで男が 泣くものか 顔で笑って 胸で泣く 背なに描いた 緋ぼたんが 俺の自慢の 心意気 花の命さ 人生は こらえこらえて たえぬいて たまりかねたら 唐獅子が 一生一度の 嵐呼ぶ |
愛のくらしひとりぐらしに 幸せはない はぐれ鳥は 泣くばかり 細いお前の その手を握り 飛んでゆきたい 山のかなたに 指につたわる 愛のぬくもり これがほしさに 生きてきたのか 何故か涙が あふれてならぬ 今日の今日まで 泣かずに来たが 遠く果てない 人生だけど 育ててゆこう 愛のくらしを 俺とお前の 涙のしずくは 心を絆ぐ 虹のかけ橋 | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 大沢保郎 | 大澤保郎 | ひとりぐらしに 幸せはない はぐれ鳥は 泣くばかり 細いお前の その手を握り 飛んでゆきたい 山のかなたに 指につたわる 愛のぬくもり これがほしさに 生きてきたのか 何故か涙が あふれてならぬ 今日の今日まで 泣かずに来たが 遠く果てない 人生だけど 育ててゆこう 愛のくらしを 俺とお前の 涙のしずくは 心を絆ぐ 虹のかけ橋 |
さよならは云ったけど髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい 腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい 君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない | 石原裕次郎 | 有馬三恵子 | 鈴木淳 | 小野崎孝輔 | 髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい 腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい 君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない |
夜霧の恋の物語別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく 悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく 東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 鶴岡雅義 | 山倉たかし | 別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく 悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく 東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく |
孤児の歌(セリフ) 俺はひとりぼっちだった 手に負えぬ暴れん坊の餓鬼だった 孤児の 俺には 吹雪の海が 親爺だった 黒い土の匂いに おふくろがいた 大地を染める 夕日の中で 俺は 何時も 早く でっかく なりたいと 思っていた (セリフ) 俺はひとりぼっちだった 泣きながら眠ってしまう夜もあった 宿無しの 俺には 流れる雲が 仲間だった 風にそよぐ野菊に 恋人がいた 夜空に光る 星屑の中に 俺は 何時も はるか 遠いしあわせを 探していた | 石原裕次郎 | 渋谷郁男 | 中川洋一 | 中川洋一 | (セリフ) 俺はひとりぼっちだった 手に負えぬ暴れん坊の餓鬼だった 孤児の 俺には 吹雪の海が 親爺だった 黒い土の匂いに おふくろがいた 大地を染める 夕日の中で 俺は 何時も 早く でっかく なりたいと 思っていた (セリフ) 俺はひとりぼっちだった 泣きながら眠ってしまう夜もあった 宿無しの 俺には 流れる雲が 仲間だった 風にそよぐ野菊に 恋人がいた 夜空に光る 星屑の中に 俺は 何時も はるか 遠いしあわせを 探していた |
星かげの海寄せる波は 俺のこころに ふるさとの 唄をはこぶ たそがれ深みゆく 海のいろ 限りなく 懐かしく 夢のなかへ 誘うよ 海をはるか 越えてゆくとき なぐさめる 友はひとり いとしのまなざしか 星のいろ いつの世も いつの世も 光る愛の またたき 懐かしく やるせなく 海のうたを 唄うよ | 石原裕次郎 | 池田充男 | 上原賢六 | 山倉たかし | 寄せる波は 俺のこころに ふるさとの 唄をはこぶ たそがれ深みゆく 海のいろ 限りなく 懐かしく 夢のなかへ 誘うよ 海をはるか 越えてゆくとき なぐさめる 友はひとり いとしのまなざしか 星のいろ いつの世も いつの世も 光る愛の またたき 懐かしく やるせなく 海のうたを 唄うよ |
故郷へ帰る草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる 高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 山田栄一 | 草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる 高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて |
反逆のメロディーどしゃ降りの町で 拾った女は ふるえてた 優しい言葉で 誘ったら 俺のものに なると言った 甘いくちづけ- 恋の芽生え- その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 二人の愛は 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ 傷ついた胸は 激しい怒りにふるえてた 帰らぬ涙の 思い出を 俺の骨が 嘆き歌う 夢を抱きしめ- 生きてゆこう- その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 仲間はすべて 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ | 石原裕次郎 | 渋谷郁男 | 伊達政男 | 伊達政男 | どしゃ降りの町で 拾った女は ふるえてた 優しい言葉で 誘ったら 俺のものに なると言った 甘いくちづけ- 恋の芽生え- その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 二人の愛は 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ 傷ついた胸は 激しい怒りにふるえてた 帰らぬ涙の 思い出を 俺の骨が 嘆き歌う 夢を抱きしめ- 生きてゆこう- その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 仲間はすべて 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ |
涙はよせよ(セリフ)涙はよせよ 二人だけの 夜じゃないか 泣くなんて 君らしくないさ 僕の恋人なら いつも笑顔を見せてくれ 誰よりも好きなんだ 愛しているさ だから 涙はよせよ (セリフ)涙はよせよ 泣いてないで 言ってごらん 思いきり 甘えてもいいさ 愛し合ってるなら そっと見交わすだけでいい 僕だけに 判るんだ 恋人だもの だから 涙はよせよ (セリフ)涙はよせよ なんで君を 離すものか いつまでも 抱きしめていたい 君を捨てるのなら こんな想いをするものか 僕だって 泣きたいよ 愛しているさ だから 涙はよせよ | 石原裕次郎 | 滝田順 | 鶴岡雅義 | 山倉たかし | (セリフ)涙はよせよ 二人だけの 夜じゃないか 泣くなんて 君らしくないさ 僕の恋人なら いつも笑顔を見せてくれ 誰よりも好きなんだ 愛しているさ だから 涙はよせよ (セリフ)涙はよせよ 泣いてないで 言ってごらん 思いきり 甘えてもいいさ 愛し合ってるなら そっと見交わすだけでいい 僕だけに 判るんだ 恋人だもの だから 涙はよせよ (セリフ)涙はよせよ なんで君を 離すものか いつまでも 抱きしめていたい 君を捨てるのなら こんな想いをするものか 僕だって 泣きたいよ 愛しているさ だから 涙はよせよ |
東京の何処かで暗い灯影を 踏みながら 遠い思い出 たどりゆく 夜空にこぼれる 星屑は 東京の何処かで 泣いている 可愛いあの娘の 涙やら 燃えて重ねた くちびるに 嘘はなかった 震えてた 夜風のささやき 聞きながら 二人で夢みた しあわせを 何んで見捨てて 行ったやら 探し疲れた この胸に 早く戻って 来ておくれ 夜更けて きらめく星空を 東京の何処かの 街角で 可愛いあの娘も 見てるやら | 石原裕次郎 | 渋谷郁男 | 野崎真一 | 塩瀬重雄 | 暗い灯影を 踏みながら 遠い思い出 たどりゆく 夜空にこぼれる 星屑は 東京の何処かで 泣いている 可愛いあの娘の 涙やら 燃えて重ねた くちびるに 嘘はなかった 震えてた 夜風のささやき 聞きながら 二人で夢みた しあわせを 何んで見捨てて 行ったやら 探し疲れた この胸に 早く戻って 来ておくれ 夜更けて きらめく星空を 東京の何処かの 街角で 可愛いあの娘も 見てるやら |
露子の手紙露子 露子- 君の手紙を 繰りかえし かみしめるように なんども読んだ 無事でいたのが うれしくて 恥かしいほど 瞼が濡れた 北の 北の- 遠いいで湯の 町からと それだけを書いて ところは無いが せめても一度 逢えぬのか 雪の他国が 寂しかないか 露子 露子- 衿のほくろを 思いだす かえらない夢と あきらめらりょか なみだこぼした しみの跡 君の手紙が ふびんでならぬ | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 曽根幸明 | 曽根幸明 | 露子 露子- 君の手紙を 繰りかえし かみしめるように なんども読んだ 無事でいたのが うれしくて 恥かしいほど 瞼が濡れた 北の 北の- 遠いいで湯の 町からと それだけを書いて ところは無いが せめても一度 逢えぬのか 雪の他国が 寂しかないか 露子 露子- 衿のほくろを 思いだす かえらない夢と あきらめらりょか なみだこぼした しみの跡 君の手紙が ふびんでならぬ |
白樺の湖白樺の白樺の 映る湖 今日は一人淋しく 見つめる 愛しても 愛しても 許されぬ 女故に たまらなくて 咽ぶよ 湖畔の夕方 思い出の思い出の 映る湖 疲れ果てた心に 悲しく 忘られぬ 忘られぬ 面影も こみ上げて 浮かぶ雲に あの娘の 幸福祈る 白樺の白樺の 映る湖 夕陽赤く静かに 暮れ行く 恋しさに 恋しさに 君の名を 叫んでも 答は無く 空しい 山彦ばかり | 石原裕次郎 | 石巻宗一郎 | バッキー白片 | 山倉たかし | 白樺の白樺の 映る湖 今日は一人淋しく 見つめる 愛しても 愛しても 許されぬ 女故に たまらなくて 咽ぶよ 湖畔の夕方 思い出の思い出の 映る湖 疲れ果てた心に 悲しく 忘られぬ 忘られぬ 面影も こみ上げて 浮かぶ雲に あの娘の 幸福祈る 白樺の白樺の 映る湖 夕陽赤く静かに 暮れ行く 恋しさに 恋しさに 君の名を 叫んでも 答は無く 空しい 山彦ばかり |
さすらい花うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす 浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 福島正二 | うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす 浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび |
ささやきのタンゴ始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you 小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you | 石原裕次郎 | 石巻宗一郎 | バッキ−白片 | バッキー白片 | 始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you 小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you |
ささやき静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに 甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない 静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン | 石原裕次郎 | 池田充男 | 村沢良介 | 山倉たかし | 静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに 甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない 静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン |
海の男だ海の男が 海を捨て なんで素直に 生きらりょか 未練の酒を 歌で飲む それが男の 首途じゃないか 花も実もある 男なら たてる誓いに 嘘はない マストの青い 月に泣く 俺はあの娘の 生命じゃないか 港 港は 数あれど 惚れていりゃこそ この港 鴎よさらば 燈台よ あとは頼むぜ また来る日まで | 石原裕次郎 | 門井八郎 | 上原賢六 | 塩瀬重雄 | 海の男が 海を捨て なんで素直に 生きらりょか 未練の酒を 歌で飲む それが男の 首途じゃないか 花も実もある 男なら たてる誓いに 嘘はない マストの青い 月に泣く 俺はあの娘の 生命じゃないか 港 港は 数あれど 惚れていりゃこそ この港 鴎よさらば 燈台よ あとは頼むぜ また来る日まで |
赤い谷間のブルース果てなき銀嶺 仰ぐとき 男と男の 血が燃える やがては吹雪に埋もれて 赤い谷間に 消える歌 草原遥かに こだまして 呼べども帰らぬ うしろ影 たてがみ東風に なびかせて 馬も夕日に 泣きたかろ 愛情もいらない 夢もない 明日は他国の 渡り鳥 名残りの星屑 にじませて 赤い谷間に 霧が降る | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 野崎真一 | 山倉たかし | 果てなき銀嶺 仰ぐとき 男と男の 血が燃える やがては吹雪に埋もれて 赤い谷間に 消える歌 草原遥かに こだまして 呼べども帰らぬ うしろ影 たてがみ東風に なびかせて 馬も夕日に 泣きたかろ 愛情もいらない 夢もない 明日は他国の 渡り鳥 名残りの星屑 にじませて 赤い谷間に 霧が降る |
愛のうた空に心が あるならば 赤道こえて ひとりゆく 南の星が 燃えるとき よみがえる 想い出よ なつかしの夢を たどれば 今日も 流れくるのは 愛のうた 海に心が あるならば 優しいそれは 恋人なのさ 波の口づけ ささやきに 抱きしめる よろこびよ なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星 なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星 | 石原裕次郎 | 池田充男 | ユズリハ・シロー | 大澤保郎 | 空に心が あるならば 赤道こえて ひとりゆく 南の星が 燃えるとき よみがえる 想い出よ なつかしの夢を たどれば 今日も 流れくるのは 愛のうた 海に心が あるならば 優しいそれは 恋人なのさ 波の口づけ ささやきに 抱きしめる よろこびよ なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星 なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星 |
いつも二人でいつも二人で 幸せだけを 探しつづけて 来たけれど それもはかない 夢だと知った つらいだろうが 別れよう ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ 甘い想い出 残したままで 何も言わずに 出て行こう 俺もお前も あまりに若く 甘い夢だけ みたけれど それも何時しか 色あせてゆき 知らぬあいだに 傷ついた ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ いつも二人で 暮らした部屋を 何も言わずに 出て行こう | 石原裕次郎 | 阿久悠 | 曽根幸明 | 山倉たかし | いつも二人で 幸せだけを 探しつづけて 来たけれど それもはかない 夢だと知った つらいだろうが 別れよう ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ 甘い想い出 残したままで 何も言わずに 出て行こう 俺もお前も あまりに若く 甘い夢だけ みたけれど それも何時しか 色あせてゆき 知らぬあいだに 傷ついた ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ いつも二人で 暮らした部屋を 何も言わずに 出て行こう |
青年の国をつくろう友よ 暁の風に立て 上げ来る潮のとどろきに 歴史をつげるひびきあり いざ 手を握りもろともに つくりて建てんわが祖国 青年の青年の国を 聞けよ わだつみに 波さわぎ 大いなる朝は明けていく 未来をつくる若ものよ いざ 呼びあって かぎりなく すすみて建てんわが祖国 青年の青年の国を 叫べ 大空に雲遠く この手でつくるうるわしの 祖国の誓いたからかに いざ たち上り命かけ この手で建てんわが祖国 青年の青年の国を | 石原裕次郎 | 石原慎太郎 | 小林亜星 | 小林亜星 | 友よ 暁の風に立て 上げ来る潮のとどろきに 歴史をつげるひびきあり いざ 手を握りもろともに つくりて建てんわが祖国 青年の青年の国を 聞けよ わだつみに 波さわぎ 大いなる朝は明けていく 未来をつくる若ものよ いざ 呼びあって かぎりなく すすみて建てんわが祖国 青年の青年の国を 叫べ 大空に雲遠く この手でつくるうるわしの 祖国の誓いたからかに いざ たち上り命かけ この手で建てんわが祖国 青年の青年の国を |
別離(ラズルカ)旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ 大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば | 石原裕次郎 | 渋谷郁男 | 牧野昭一 | 牧野昭一 | 旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ 大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば |
忘れた虹泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ | 石原裕次郎 | 山上路夫 | 三木たかし | 三木たかし | 泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ |
帰らざる海辺海鳴り 聞いてた君 初めて あわした唇も ふるえて 汐の香が ふたりを 包んでた あの恋を あの恋を あ…… 奪った波よ 素足で渚を駆け この手に 飛びこむいじらしさ あの瞳も 黒髪も 二度とは 帰らない 涙ぐむ 涙ぐむ あ…… 悲しい海辺 帰らない 帰らない あ…… いとしい君よ | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 河村利夫 | 河村利夫 | 海鳴り 聞いてた君 初めて あわした唇も ふるえて 汐の香が ふたりを 包んでた あの恋を あの恋を あ…… 奪った波よ 素足で渚を駆け この手に 飛びこむいじらしさ あの瞳も 黒髪も 二度とは 帰らない 涙ぐむ 涙ぐむ あ…… 悲しい海辺 帰らない 帰らない あ…… いとしい君よ |
君も生命を恋よ恋よ どこへゆく もえてもえて もえつきて 二度ともえなく なったとき おまえはどこへ 行くのだろう もしも燃えない 恋ならば いっそ捨てよか 裏町へ 泣いて泣かれて なぐさめる せめて仲間の くる町へ 云っていました ある人が もしもほんとの 恋ならば 捨てちゃいけない 捨てたなら 君も生命を すてるだろう 君も生命を すてるだろう | 石原裕次郎 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 川口真 | 恋よ恋よ どこへゆく もえてもえて もえつきて 二度ともえなく なったとき おまえはどこへ 行くのだろう もしも燃えない 恋ならば いっそ捨てよか 裏町へ 泣いて泣かれて なぐさめる せめて仲間の くる町へ 云っていました ある人が もしもほんとの 恋ならば 捨てちゃいけない 捨てたなら 君も生命を すてるだろう 君も生命を すてるだろう |
銀座夜のブルースおとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース 酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース 呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース | 石原裕次郎 | 池田充男 | 服部良一 | 服部克久 | おとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース 酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース 呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース |
春愁春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ 好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ 死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう | 石原裕次郎 | 荻原四郎 | 上原賢六 | 山田栄一 | 春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ 好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ 死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう |
黄色い月古い さびれた 桟橋を 渡れば つづく 街の屋根 俺のうまれた 家の跡かよこの辺り たたずむ横丁に 夕陽が翳る 無理な 旅して 来はしたが 見るのが 辛い 故郷の月 俺とあの娘が 生木裂かれて泣いたのを 見ていた昔の 黄色い月だ 古い さびれた 桟橋を もどれば 暗い 船が待つ 俺の背中を 二度と呼ぶなよ海燕 あの娘もあの日も 帰らぬものを | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 野崎真一 | 塩瀬重雄 | 古い さびれた 桟橋を 渡れば つづく 街の屋根 俺のうまれた 家の跡かよこの辺り たたずむ横丁に 夕陽が翳る 無理な 旅して 来はしたが 見るのが 辛い 故郷の月 俺とあの娘が 生木裂かれて泣いたのを 見ていた昔の 黄色い月だ 古い さびれた 桟橋を もどれば 暗い 船が待つ 俺の背中を 二度と呼ぶなよ海燕 あの娘もあの日も 帰らぬものを |
雨島の入江に 雨がふる なごりの春の 日の昏れを うすいえにしの 虹かけて 銀の絲(いと)ひく 雨がふる 虹のうしろに 浮いてでる あの娘のやせた うしろ影 人の噂も 跫音(あしおと)も 絶えてきこえぬ 国恋し 読んで呉れるか この手紙 いまさら出せる 義理じゃない 紅い切手を 貼(は)る手さえ ほそく震える なさけなさ 俺のこころに 雨がふる 入江の磯の 白砂に 恋のおわりを しとしとと 離れ小島の 雨がふる | 石原裕次郎 | 荻原四郎 | 上原賢六 | 福島正二 | 島の入江に 雨がふる なごりの春の 日の昏れを うすいえにしの 虹かけて 銀の絲(いと)ひく 雨がふる 虹のうしろに 浮いてでる あの娘のやせた うしろ影 人の噂も 跫音(あしおと)も 絶えてきこえぬ 国恋し 読んで呉れるか この手紙 いまさら出せる 義理じゃない 紅い切手を 貼(は)る手さえ ほそく震える なさけなさ 俺のこころに 雨がふる 入江の磯の 白砂に 恋のおわりを しとしとと 離れ小島の 雨がふる |
番外野郎昨日があって今日のない 死にっぱぐれのこのおれが 明日の命と引きかえに お前を好きになったのさ あゝおれ達ゃ番外野郎 生きて帰れるあてもない それを承知で惚れたのは せめてお前の面影を 抱いて死にたいそれだけさ あゝおれ達ゃ番外野郎 初めて逢ったその日から 死ぬも生きるも同じなら いっそ地獄で二人して 真赤な恋を咲かせよう あゝおれ達ゃ番外野郎 幸せなんて始めから ありはしないさ死んだなら 誰も知らない野の果てで 泣いてくれるか名無し草 あゝおれ達ゃ番外野郎 | 石原裕次郎 | 杉野まもる | 山本直純 | 山本直純 | 昨日があって今日のない 死にっぱぐれのこのおれが 明日の命と引きかえに お前を好きになったのさ あゝおれ達ゃ番外野郎 生きて帰れるあてもない それを承知で惚れたのは せめてお前の面影を 抱いて死にたいそれだけさ あゝおれ達ゃ番外野郎 初めて逢ったその日から 死ぬも生きるも同じなら いっそ地獄で二人して 真赤な恋を咲かせよう あゝおれ達ゃ番外野郎 幸せなんて始めから ありはしないさ死んだなら 誰も知らない野の果てで 泣いてくれるか名無し草 あゝおれ達ゃ番外野郎 |
倖せはここに秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに 星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに 静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに | 石原裕次郎 | 大橋節夫 | 大橋節夫 | 小野崎孝輔 | 秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに 星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに 静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに |