石原裕次郎の歌詞一覧リスト  302曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
おもかげの女(ルルル……) さびしい顔に 紅をさし 微笑ってみせた いとしいおまえ 苦しい恋と 寄り添って生きて 春も知らずに 夢が散る はらはら落葉 おもかげの女  (ルルル……) かぼそい肩に ふりしきる 小雪のような 哀しいかげよ こころにいつも 消えない愛を 抱いたおまえが 遠ざかる 忘れものか おもかげの女  (ルルル……) あしたが見えぬ 暗がりで 今日だけ生きた ふたりの月日 寒がるおれに ぬくもり呉れた 優しいおまえの あつい肌 灯りがほしい おもかげの女  (ルルル……) 石原裕次郎杉紀彦伊藤雪彦(ルルル……) さびしい顔に 紅をさし 微笑ってみせた いとしいおまえ 苦しい恋と 寄り添って生きて 春も知らずに 夢が散る はらはら落葉 おもかげの女  (ルルル……) かぼそい肩に ふりしきる 小雪のような 哀しいかげよ こころにいつも 消えない愛を 抱いたおまえが 遠ざかる 忘れものか おもかげの女  (ルルル……) あしたが見えぬ 暗がりで 今日だけ生きた ふたりの月日 寒がるおれに ぬくもり呉れた 優しいおまえの あつい肌 灯りがほしい おもかげの女  (ルルル……) 
雪なさけあゝ愛されて このまま散りたいと おまえが泣けば 雪が舞う 膝にくずれる ちいさな肩を 抱きしめりゃいとしさ沁みて わかれ わかれ話が 辛くなる 辛くなる…  あゝ幸福な 妻にも出来ないで 想い出ばかり のこすのか 白いうなじの おくれ毛そっと 指先でかきあげながら 俺も 俺もこころで 泣いている 泣いている…  あゝ夜がふけて ねむれぬ枕辺に さだめの川の音を聞く 好きで添えない 俺たちふたり どこへ行く 明日はどこへ 旅の 旅のおわりが 近くなる 近くなる…石原裕次郎池田充男木村好夫あゝ愛されて このまま散りたいと おまえが泣けば 雪が舞う 膝にくずれる ちいさな肩を 抱きしめりゃいとしさ沁みて わかれ わかれ話が 辛くなる 辛くなる…  あゝ幸福な 妻にも出来ないで 想い出ばかり のこすのか 白いうなじの おくれ毛そっと 指先でかきあげながら 俺も 俺もこころで 泣いている 泣いている…  あゝ夜がふけて ねむれぬ枕辺に さだめの川の音を聞く 好きで添えない 俺たちふたり どこへ行く 明日はどこへ 旅の 旅のおわりが 近くなる 近くなる…
風花の宿雪になれなれ 海にも積もれ 明日の出船が 止まるまで 添えぬあなたと分っていても 思い切れずに すがりつく 窓にひとひら ああ 風花の宿  これが最後の 短い一夜 せめて燃えたい 燃やしたい 濡れて冷たい 湯上がり髪を 梳かす鏡の やせた手に 櫛が重たい ああ 風花の宿  燃える漁火 泣く潮騒の 海に別れの 朝がくる 眠るあなたを 起こさぬように 音をしのばせ 結ぶ帯 未練ひとひら ああ 風花の宿石原裕次郎木下龍太郎木村好夫雪になれなれ 海にも積もれ 明日の出船が 止まるまで 添えぬあなたと分っていても 思い切れずに すがりつく 窓にひとひら ああ 風花の宿  これが最後の 短い一夜 せめて燃えたい 燃やしたい 濡れて冷たい 湯上がり髪を 梳かす鏡の やせた手に 櫛が重たい ああ 風花の宿  燃える漁火 泣く潮騒の 海に別れの 朝がくる 眠るあなたを 起こさぬように 音をしのばせ 結ぶ帯 未練ひとひら ああ 風花の宿
ガス燈追憶のすき間から こぼれるあかり 古ぼけたガス燈に 別離がみえる あゝ…あの恋はノスタルジー 夜霧の港の メルヘンなのさ おれを濡らした おまえの涙 忘れはしないから……  眼をとじて飲むたびに 小雨がけむる 胸のなかガス燈に おまえがみえる あゝ…人はみな旅をして 出船の霧笛を心にきざむ おれを愛した 優しいおんな 別れが懐かしい……  夜明けまえ桟橋に めざめるかもめ 消えてゆくガス燈に あしたがみえる あゝ…口笛のブルースは 心の旅路の主題歌だから おれは おまえを探しに行こう I'll never never forget you石原裕次郎杉紀彦岸本健介追憶のすき間から こぼれるあかり 古ぼけたガス燈に 別離がみえる あゝ…あの恋はノスタルジー 夜霧の港の メルヘンなのさ おれを濡らした おまえの涙 忘れはしないから……  眼をとじて飲むたびに 小雨がけむる 胸のなかガス燈に おまえがみえる あゝ…人はみな旅をして 出船の霧笛を心にきざむ おれを愛した 優しいおんな 別れが懐かしい……  夜明けまえ桟橋に めざめるかもめ 消えてゆくガス燈に あしたがみえる あゝ…口笛のブルースは 心の旅路の主題歌だから おれは おまえを探しに行こう I'll never never forget you
ゆうすげの花誰にも知られずに 日暮れに咲き 夜明け待たずに 散って行く 私は悲しい ゆうすげの花 都会のざわめきに かくれて咲いていた 夢ひとつ できました あなたに会ってから しあわせ願うの はたちを過ぎた頃 あと振りむき 涙ばかりの 過去を見た 人にはそれぞれ 季節があると 微笑み 淋しく ひたすら生きて来た そして今 暖かい あなたの胸の中 しあわせ願うの  どんなにつらくても あきらめずに 何処かこころの 片隅で あなたを待ってた 気がする私 総てを投げすてて 貴方につくしたい やさしさに いたわりに ちょっぴりとまどって しあわせ願うの石原裕次郎中山大三郎久我山明誰にも知られずに 日暮れに咲き 夜明け待たずに 散って行く 私は悲しい ゆうすげの花 都会のざわめきに かくれて咲いていた 夢ひとつ できました あなたに会ってから しあわせ願うの はたちを過ぎた頃 あと振りむき 涙ばかりの 過去を見た 人にはそれぞれ 季節があると 微笑み 淋しく ひたすら生きて来た そして今 暖かい あなたの胸の中 しあわせ願うの  どんなにつらくても あきらめずに 何処かこころの 片隅で あなたを待ってた 気がする私 総てを投げすてて 貴方につくしたい やさしさに いたわりに ちょっぴりとまどって しあわせ願うの
俺の人生思い出せば 悔しくて 眠れないこともある また恥しくて 汗ばむようなこともある 何もかもが 上手くは 行かなかったが 俺の人生 こんなとこだろう  人生は船に似て 嵐もあれば 時化もある だけど俺は どんな時にも この船だけは はなれなかった ああ船よ船よ 旅はまだつづく 俺を連れてゆけよ かすみのかなたへ  胸の奥に 今もなお 消え去らぬ恋がある また仲間たちと 唄いたりない歌がある 良くやったと 自分を ほめはしないが 俺の人生 こんなとこだろう  人生は船に似て マストは折れる 穴があく だけど俺は 誰の船とも とりかえたいと 思いはしない ああ船よ船よ 旅はまだつづく 俺を連れてゆけよ かすみのかなたへ  ああ船よ船よ 旅はまだつづく 俺を連れてゆけよ かすみのかなたへ石原裕次郎なかにし礼加藤登紀子思い出せば 悔しくて 眠れないこともある また恥しくて 汗ばむようなこともある 何もかもが 上手くは 行かなかったが 俺の人生 こんなとこだろう  人生は船に似て 嵐もあれば 時化もある だけど俺は どんな時にも この船だけは はなれなかった ああ船よ船よ 旅はまだつづく 俺を連れてゆけよ かすみのかなたへ  胸の奥に 今もなお 消え去らぬ恋がある また仲間たちと 唄いたりない歌がある 良くやったと 自分を ほめはしないが 俺の人生 こんなとこだろう  人生は船に似て マストは折れる 穴があく だけど俺は 誰の船とも とりかえたいと 思いはしない ああ船よ船よ 旅はまだつづく 俺を連れてゆけよ かすみのかなたへ  ああ船よ船よ 旅はまだつづく 俺を連れてゆけよ かすみのかなたへ
北の旅人PLATINA LYLICたどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしいおまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞うPLATINA LYLIC石原裕次郎山口洋子弦哲也たどりついたら 岬のはずれ 赤い灯が点く ぽつりとひとつ いまでもあなたを 待ってると いとしいおまえの 呼ぶ声が 俺の背中で 潮風(かぜ)になる 夜の釧路は 雨になるだろう  ふるい酒場で 噂をきいた 窓のむこうは 木枯まじり 半年まえまで 居たという 泣きぐせ 酒ぐせ 泪ぐせ どこへ去(い)ったか 細い影 夜の函館 霧がつらすぎる  空でちぎれる あの汽笛さえ 泣いて別れる さい果て港 いちどはこの手に 抱きしめて 泣かせてやりたい 思いきり 消えぬ面影 たずねびと 夜の小樽は 雪が肩に舞う
遥かなる愛思いがけない 別れのほうが 愛しつづけた お前のためさ つらい つらい ああ 別れ雨ふる 街の灯が 夜更けの 波止場へ つづく路  俺の両手に 埋めた肩が もえりゃお前が 苦しむだけさ 泣くな 泣くな ああ 船が汽笛が 灯台が 明日の別れを つらくする  かわいお前の こころの海に 帰る男は この俺だけさ いつか いつか ああ めぐり逢う日を いつまでも 仲よく鴎と 待つんだぜ 石原裕次郎二条冬詩夫村沢良介山倉たかし思いがけない 別れのほうが 愛しつづけた お前のためさ つらい つらい ああ 別れ雨ふる 街の灯が 夜更けの 波止場へ つづく路  俺の両手に 埋めた肩が もえりゃお前が 苦しむだけさ 泣くな 泣くな ああ 船が汽笛が 灯台が 明日の別れを つらくする  かわいお前の こころの海に 帰る男は この俺だけさ いつか いつか ああ めぐり逢う日を いつまでも 仲よく鴎と 待つんだぜ 
想い出はアカシアGOLD LYLICきれいになったね あのころよりも 幸せなんだろ あいつとふたり めぐり逢えたら 人妻の 銀の指輪が 痛かった 想い出はアカシア 別れの白い花  忘れたことなど 一度もないさ 覚えているかい このペンダント ごめんなさいと 泪ぐむ 俺も悪いと 眼をとじる 想い出はアカシア 二人の白い花  結ばれなくても 男の恋は 胸の想いを 消さずに点す きっといまごろ 札幌は 夢も色づく 日昏れ刻 想い出はアカシア 瞼の白い花GOLD LYLIC石原裕次郎山口洋子弦哲也きれいになったね あのころよりも 幸せなんだろ あいつとふたり めぐり逢えたら 人妻の 銀の指輪が 痛かった 想い出はアカシア 別れの白い花  忘れたことなど 一度もないさ 覚えているかい このペンダント ごめんなさいと 泪ぐむ 俺も悪いと 眼をとじる 想い出はアカシア 二人の白い花  結ばれなくても 男の恋は 胸の想いを 消さずに点す きっといまごろ 札幌は 夢も色づく 日昏れ刻 想い出はアカシア 瞼の白い花
地獄花俺たちに 明日はない あるのは ひかる瞳 地獄の瞳 放さないと あゝ燃えてる瞳  「愛しあって仕舞(しま)った者を、他人がどう見ようとそれは勝手です。 貴男は地獄を見たと仰有(おっしゃ)る。そんな地獄が怖いのですか。 誰も二人の世界には入ってこれないんですよ。 凝乎(じっと)こうしている限り、怖い世界など来るものですか。 怖いのは、貴男があたしを裏切った時だけです…」  お前だけ 愛してる 賭けるぜ 命ひとつ ここまで来たら あとがないさ あゝ帰りはないさ  「ほんとですね…あたしだけと…最後まで言って下さるのね… 呼(ああ)…嬉しい… さあ、今ここで…あたしを抱いて!」  太陽も 逝く春も 砕けて 散ってしまえ 地獄がなんだ 滅びるのが あゝこの世がなんだ石原裕次郎萩原四朗上原賢六俺たちに 明日はない あるのは ひかる瞳 地獄の瞳 放さないと あゝ燃えてる瞳  「愛しあって仕舞(しま)った者を、他人がどう見ようとそれは勝手です。 貴男は地獄を見たと仰有(おっしゃ)る。そんな地獄が怖いのですか。 誰も二人の世界には入ってこれないんですよ。 凝乎(じっと)こうしている限り、怖い世界など来るものですか。 怖いのは、貴男があたしを裏切った時だけです…」  お前だけ 愛してる 賭けるぜ 命ひとつ ここまで来たら あとがないさ あゝ帰りはないさ  「ほんとですね…あたしだけと…最後まで言って下さるのね… 呼(ああ)…嬉しい… さあ、今ここで…あたしを抱いて!」  太陽も 逝く春も 砕けて 散ってしまえ 地獄がなんだ 滅びるのが あゝこの世がなんだ
露子に逢いたい誰がつけたか あんなよい名を持ちながら いつも露子の 睫毛がぬれた 親を知らない みなし児なのに 石で追われて 村から消えた  Mmm…  変るすがたを 去年東京の うら街で ちらり見たとの 噂をきいた 旅の役者の 一座にまじり 汽車に乗るのを 見たとも聞いた  どこにいるのか 襟のほくろを 思いだす 丁度二年か 苦労をしたろう 逢うてしみじみ 話がしたい 誰か露子を さがしておくれ石原裕次郎丸山環久慈ひろし誰がつけたか あんなよい名を持ちながら いつも露子の 睫毛がぬれた 親を知らない みなし児なのに 石で追われて 村から消えた  Mmm…  変るすがたを 去年東京の うら街で ちらり見たとの 噂をきいた 旅の役者の 一座にまじり 汽車に乗るのを 見たとも聞いた  どこにいるのか 襟のほくろを 思いだす 丁度二年か 苦労をしたろう 逢うてしみじみ 話がしたい 誰か露子を さがしておくれ
口笛が聞こえる港町君も覚えているだろ 別れ口笛 わかれ船 ふたりの幸福を 祈って旅に出た やさしい兄貴が 呼ぶような ああ 口笛が聞こえる 港町  二度と泣いたりしないね 君が泣く時ァ 俺も泣く ふたつの影法師を 一つに重ねたら 月夜の汐路の 向うから ああ 口笛が聞こえる 港町  涙こらえて振りむく 君の笑くぼの いじらしさ 思い出桟橋の 夜霧に濡れながら 兄貴の噂を するたびに ああ 口笛が聞こえる 港町石原裕次郎猪又良村沢良介君も覚えているだろ 別れ口笛 わかれ船 ふたりの幸福を 祈って旅に出た やさしい兄貴が 呼ぶような ああ 口笛が聞こえる 港町  二度と泣いたりしないね 君が泣く時ァ 俺も泣く ふたつの影法師を 一つに重ねたら 月夜の汐路の 向うから ああ 口笛が聞こえる 港町  涙こらえて振りむく 君の笑くぼの いじらしさ 思い出桟橋の 夜霧に濡れながら 兄貴の噂を するたびに ああ 口笛が聞こえる 港町
世界を賭ける恋寂しさの谷 泪の谷を 越えて行くのさ 男じゃないか 胸に灼けつく 面かげの いとしさ故に 燃える空 アンカレージよ アラスカよ  セーヌの流れ モンマルトルも いつか二人で 来る日の誓い せめてオスロの 火祭りに 踊り明かして 君に書く 便り切ない 旅の宿  世界を賭ける 恋なぜ哀し 泣いて待ってた 羽田の海よ 愛のカレンダー 消しかねて 君は遥かな 空の涯 呼べどこたえぬ 星あかり石原裕次郎大高ひさを上原賢六大久保徳二郎寂しさの谷 泪の谷を 越えて行くのさ 男じゃないか 胸に灼けつく 面かげの いとしさ故に 燃える空 アンカレージよ アラスカよ  セーヌの流れ モンマルトルも いつか二人で 来る日の誓い せめてオスロの 火祭りに 踊り明かして 君に書く 便り切ない 旅の宿  世界を賭ける 恋なぜ哀し 泣いて待ってた 羽田の海よ 愛のカレンダー 消しかねて 君は遥かな 空の涯 呼べどこたえぬ 星あかり
みんな誰かを愛してる時の移ろいは 悲しみを 亡却の彼方へと 連れてゆく 明日になれば ほこりまみれの かわいた都会にも 花が咲くだろう 咲くだろう みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  忘れ去ることが 出来るから 人はみな明日へと 生きてゆく 孤独じゃないさ 耳を澄ませば やさしい歌声が きっと聞こえるさ 聞こえるさ みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  泣いたらあとは ほほえむだけさ 笑顔で迎えよう 明日の幸せを 幸せを みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる石原裕次郎なかにし礼平尾昌晃時の移ろいは 悲しみを 亡却の彼方へと 連れてゆく 明日になれば ほこりまみれの かわいた都会にも 花が咲くだろう 咲くだろう みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  忘れ去ることが 出来るから 人はみな明日へと 生きてゆく 孤独じゃないさ 耳を澄ませば やさしい歌声が きっと聞こえるさ 聞こえるさ みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  泣いたらあとは ほほえむだけさ 笑顔で迎えよう 明日の幸せを 幸せを みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる
粉雪の子守唄淡い雪の 煙りが くるり くるくる 風にまき散らされてゆく 粉雪の唄  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける石原裕次郎司雄次大沢保朗淡い雪の 煙りが くるり くるくる 風にまき散らされてゆく 粉雪の唄  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける
もろ人こぞりてもろ人こぞりて むかえまつれ ひさしくまちにし 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  とこやみの世をば てらし給う たえなる光の 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  しぼめる心の 花を咲かせ めぐみのつゆおく 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  あまつ神の子と いつきむかえ すくいの主とぞ ほめたたえよ ほめたたえよ ほめほめたたえよ石原裕次郎Isaac WattsLowell Masonもろ人こぞりて むかえまつれ ひさしくまちにし 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  とこやみの世をば てらし給う たえなる光の 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  しぼめる心の 花を咲かせ めぐみのつゆおく 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  あまつ神の子と いつきむかえ すくいの主とぞ ほめたたえよ ほめたたえよ ほめほめたたえよ
男が命を賭ける時男― 血汐がたぎるのは 燃える命を賭ける時 恋も情けも笑って捨てりゃ 胸に踊るぜ 男の意気が  男― 命を賭けるのは 真一文字に生きる時 夢も望みも悔なく捨てりゃ 胸に響くぜ 男の意気が  男― 心を燃やすのは 命の花を咲かす時 情無用とおもいを捨てりゃ 胸にたぎるぜ 男の意気が石原裕次郎吉田憲二鏑木創鏑木創男― 血汐がたぎるのは 燃える命を賭ける時 恋も情けも笑って捨てりゃ 胸に踊るぜ 男の意気が  男― 命を賭けるのは 真一文字に生きる時 夢も望みも悔なく捨てりゃ 胸に響くぜ 男の意気が  男― 心を燃やすのは 命の花を咲かす時 情無用とおもいを捨てりゃ 胸にたぎるぜ 男の意気が
恋の町札幌PLATINA LYLIC時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌  はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌  淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌PLATINA LYLIC石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌  はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌  淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌
花の散りぎわ花は何故散る 何故風に舞う 花の散りぎわ 見せるため 俺は何故泣く 何故泣きぬれる きっと最后に 笑うため 金もなければ 恋さえないが 書を読む眼にゃ 夢がある 花の青春 短い命 雪は窓辺に 薄明り  花は何故散る 何故風に舞う 花の命を 惜しむため 何故に血は湧く 何故血はさわぐ 悔いぬ青春 送るため 遠い道こそ 歩いてみたい 散った花びら 敷きつめて 歌を肴に 盃かわす 月に映さん 花の宴石原裕次郎なかにし礼鈴木邦彦花は何故散る 何故風に舞う 花の散りぎわ 見せるため 俺は何故泣く 何故泣きぬれる きっと最后に 笑うため 金もなければ 恋さえないが 書を読む眼にゃ 夢がある 花の青春 短い命 雪は窓辺に 薄明り  花は何故散る 何故風に舞う 花の命を 惜しむため 何故に血は湧く 何故血はさわぐ 悔いぬ青春 送るため 遠い道こそ 歩いてみたい 散った花びら 敷きつめて 歌を肴に 盃かわす 月に映さん 花の宴
白銀城の対決澄んだ青空 くっきりと 輝く山は ふるさとさ 画くシュプール 新雪けって 誓う男の 友情に ほゝえみ歌う あゝ白銀が 山が呼んでる この俺を  白いセーター 雪にはえ きらめく山は ふるさとさ 色どるスロープ 嶺から嶺へ 若い歌声 谷越えて 明るい空に あゝ谺(こだま)する 山が呼んでる この俺を石原裕次郎滝田順小杉太一郎小杉太一郎澄んだ青空 くっきりと 輝く山は ふるさとさ 画くシュプール 新雪けって 誓う男の 友情に ほゝえみ歌う あゝ白銀が 山が呼んでる この俺を  白いセーター 雪にはえ きらめく山は ふるさとさ 色どるスロープ 嶺から嶺へ 若い歌声 谷越えて 明るい空に あゝ谺(こだま)する 山が呼んでる この俺を
青空散歩可愛いもんぢゃないか おんぼろセスナ 風のまにまに 青空散歩 雲の上から あの娘の町へ 投げるキッスに 虹が立つ あゝ羽田 羽田 さようなら 大阪 また来るぜ  粋なジェット機も 俺らにゃ夢さ せめてセスナで 青空散歩 霧の辛らさも 嵐の中も ひとつ翼の 共苦労 あゝ羽田 羽田 さようなら 福岡 また来るぜ  男なりゃこそ おんぼろセスナ 命まかせの 青空散歩 柄ぢゃないけど 飛行機雲で 描いて 見せるさ アイラブユー あゝ羽田 羽田 さようなら 札幌 また来るぜ石原裕次郎大高ひさを大久保徳二郎大久保徳二郎可愛いもんぢゃないか おんぼろセスナ 風のまにまに 青空散歩 雲の上から あの娘の町へ 投げるキッスに 虹が立つ あゝ羽田 羽田 さようなら 大阪 また来るぜ  粋なジェット機も 俺らにゃ夢さ せめてセスナで 青空散歩 霧の辛らさも 嵐の中も ひとつ翼の 共苦労 あゝ羽田 羽田 さようなら 福岡 また来るぜ  男なりゃこそ おんぼろセスナ 命まかせの 青空散歩 柄ぢゃないけど 飛行機雲で 描いて 見せるさ アイラブユー あゝ羽田 羽田 さようなら 札幌 また来るぜ
俺の巴里たそがれの シャンゼリゼ ほろ酔い 気嫌で歩いたら ブロンドの 可愛い娘が 何やら 意味ある ウインクさ それからあとは 内緒だが シャネルの香る 夜だった 巴里 巴里 恋の街 俺の巴里は よかったぜ  想い出の エトアール 凱旋門から エッフェル塔 マロニエの 花が散る ムーランルージュの 見える道 柄ではないが しみじみと スケッチブック 開くのさ 巴里 巴里 夢の街 俺の巴里は よかったぜ  ー巴里 巴里 花の街 俺の巴里は よかったぜ石原裕次郎大高ひさを大久保徳二郎大久保徳二郎たそがれの シャンゼリゼ ほろ酔い 気嫌で歩いたら ブロンドの 可愛い娘が 何やら 意味ある ウインクさ それからあとは 内緒だが シャネルの香る 夜だった 巴里 巴里 恋の街 俺の巴里は よかったぜ  想い出の エトアール 凱旋門から エッフェル塔 マロニエの 花が散る ムーランルージュの 見える道 柄ではないが しみじみと スケッチブック 開くのさ 巴里 巴里 夢の街 俺の巴里は よかったぜ  ー巴里 巴里 花の街 俺の巴里は よかったぜ
もずが枯木でもずが枯木で 鳴いている 俺らは 藁を たたいてる 綿引き車は おばあさん コットン 水車も まわってる  皆んな去年と 同じだよ けんども足りねえ ものがある 兄んさの薪割る 音がねえ バッサリ 薪割る 音がねえ  兄んさは満州さ 行っただよ 鉄砲が涙で 光っただ もずよ寒いと 泣くがいい 兄んさは もっと 寒いだよ石原裕次郎サトーハチロー徳富繁もずが枯木で 鳴いている 俺らは 藁を たたいてる 綿引き車は おばあさん コットン 水車も まわってる  皆んな去年と 同じだよ けんども足りねえ ものがある 兄んさの薪割る 音がねえ バッサリ 薪割る 音がねえ  兄んさは満州さ 行っただよ 鉄砲が涙で 光っただ もずよ寒いと 泣くがいい 兄んさは もっと 寒いだよ
枯葉枯葉よ 泣くじゃない 色あせた 枯葉よ 帰らぬ 夢の日を 今さら泣くより 倖せの 名残を せめても 抱きしめ 俺と二人で 唄おう 夜霧のパリよ  The falling leaves drift by the window. The autumn leaves of red and gold. I see your lips The summer kisses. The sunburnt hands I used to hold. Since you went away The days grow long And soon I'll hear old winter's song But I miss you most of all my darling When autumn leaves start to fall石原裕次郎Jacques Prevert・訳詞:大高ひさをJoseph Kosma枯葉よ 泣くじゃない 色あせた 枯葉よ 帰らぬ 夢の日を 今さら泣くより 倖せの 名残を せめても 抱きしめ 俺と二人で 唄おう 夜霧のパリよ  The falling leaves drift by the window. The autumn leaves of red and gold. I see your lips The summer kisses. The sunburnt hands I used to hold. Since you went away The days grow long And soon I'll hear old winter's song But I miss you most of all my darling When autumn leaves start to fall
思い出さがしGOLD LYLIC久し振りねと うしろから ぽんと背中を 叩いた人がいる 振り向けばなつかしい はにかむ様な君がいた あれから どうしていたのかい 素敵な恋を したのかい そんなに綺麗になって 別れたこと 悔やませる様に  やせたみたいと 眉をよせて からだを気づかう 心は変らない そういえばあの頃は つれない素振りをしたっけ あれから どうしていたのかい 誰かと 幸せでいたのかい それぞれの冬を越えて めぐり逢えたね 昔の様に  あれから どうしていたのかい 素敵な恋を したのかい 馴染みの店の カウンター 今はふたり 思い出さがし GOLD LYLIC石原裕次郎五輪真弓五輪真弓馬飼野康二久し振りねと うしろから ぽんと背中を 叩いた人がいる 振り向けばなつかしい はにかむ様な君がいた あれから どうしていたのかい 素敵な恋を したのかい そんなに綺麗になって 別れたこと 悔やませる様に  やせたみたいと 眉をよせて からだを気づかう 心は変らない そういえばあの頃は つれない素振りをしたっけ あれから どうしていたのかい 誰かと 幸せでいたのかい それぞれの冬を越えて めぐり逢えたね 昔の様に  あれから どうしていたのかい 素敵な恋を したのかい 馴染みの店の カウンター 今はふたり 思い出さがし 
涙は俺がふく泣いたらいいさ 女は泣くもの あとで可愛い 笑顔を見せるもの 幸せを 見失い 死ぬほど 苦労したんだね 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  やつれるほどに それほどけなげに 俺の帰りを 待っててくれたのか お前こそ 大切な 人だと やっと 気がついた 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  杏の花が 薄紅色だよ 丁度 去年の別れの頃のよに もう二度と お前には 悲しい思い させないさ 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく石原裕次郎なかにし礼弦哲也竜崎孝路泣いたらいいさ 女は泣くもの あとで可愛い 笑顔を見せるもの 幸せを 見失い 死ぬほど 苦労したんだね 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  やつれるほどに それほどけなげに 俺の帰りを 待っててくれたのか お前こそ 大切な 人だと やっと 気がついた 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  杏の花が 薄紅色だよ 丁度 去年の別れの頃のよに もう二度と お前には 悲しい思い させないさ 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく
あいつの女俺のこころに お前の愛が 思わせぶりな 愛が忍びよる お前を好きに ならないうちに 早くお帰り あいつのところへ 抱きしめていないと こわれてしまう もろいお前が 可愛いけれど お前はとても いけないやつさ 早くお帰り あいつのところへ  ゆるされるなら すべてがほしい 頬に唇 おしあて泣いても ゆるされないさ 愛のふれあい 早くお帰り あいつのところへ この胸を濡して 今夜はお泣き そしてこれきり 忘れておくれ お前はとても いけないやつさ 早くお帰り あいつのところへ石原裕次郎小笠原マミ服部良一服部克久俺のこころに お前の愛が 思わせぶりな 愛が忍びよる お前を好きに ならないうちに 早くお帰り あいつのところへ 抱きしめていないと こわれてしまう もろいお前が 可愛いけれど お前はとても いけないやつさ 早くお帰り あいつのところへ  ゆるされるなら すべてがほしい 頬に唇 おしあて泣いても ゆるされないさ 愛のふれあい 早くお帰り あいつのところへ この胸を濡して 今夜はお泣き そしてこれきり 忘れておくれ お前はとても いけないやつさ 早くお帰り あいつのところへ
たとえばヨコハマアドリブの冴えた ジャズメンがいれば 酒が美味い たとえばヨコハマ 別れたおんなが いかしたおとこと 眼のまえで 踊っていても 揺れるハーバーライト 少し切なくて 少し幸せな夜さ  古いホテルには 懐かしいピアノ とても似合う たとえばヨコハマ 港に流れる 霧笛はサックス サテン着た おんなが笑う 揺れるハーバーライト おもいでの街で おもいでを作る二人  ホンキートンクが センチメンタルに ひびいてる 酒場もいいさ 揺れるハーバーライト 優しい気分で 昔に還ろう二人石原裕次郎杉紀彦小谷充小谷充アドリブの冴えた ジャズメンがいれば 酒が美味い たとえばヨコハマ 別れたおんなが いかしたおとこと 眼のまえで 踊っていても 揺れるハーバーライト 少し切なくて 少し幸せな夜さ  古いホテルには 懐かしいピアノ とても似合う たとえばヨコハマ 港に流れる 霧笛はサックス サテン着た おんなが笑う 揺れるハーバーライト おもいでの街で おもいでを作る二人  ホンキートンクが センチメンタルに ひびいてる 酒場もいいさ 揺れるハーバーライト 優しい気分で 昔に還ろう二人
男の横丁おいらが歩けば おいらの背中に落葉がそゝぐよ 初恋を失くして来たけれど 溜息は出ないぞ元気だぞ めそめそするなよ 横丁の灯りよ  おいらは男だ 男の気持ちが判らぬやつには いつまでも未練を持つものか 小雀がねぐらを追われても ぴょんぴょんはねてる 愉快な道だよ  あの娘の噂は おいらに聴かずに雀に聴きなよ 思い出も涙も ありゃしない 男には男の道がある めそめそ降るなよ 横丁のしぐれよ石原裕次郎猪又良村沢良介大久保徳二郎おいらが歩けば おいらの背中に落葉がそゝぐよ 初恋を失くして来たけれど 溜息は出ないぞ元気だぞ めそめそするなよ 横丁の灯りよ  おいらは男だ 男の気持ちが判らぬやつには いつまでも未練を持つものか 小雀がねぐらを追われても ぴょんぴょんはねてる 愉快な道だよ  あの娘の噂は おいらに聴かずに雀に聴きなよ 思い出も涙も ありゃしない 男には男の道がある めそめそ降るなよ 横丁のしぐれよ
俺は東京のタフ・ガイさ酒は好きだが喧嘩は嫌やだ 野暮な人情は なお嫌やだ さあさ乾杯 くよくよするな 辛い夢など 地獄へ消えろ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ  命がけなら惚れてもやるぜ 嵐呼ぶよな 恋ならば 拗ねた素振り イカすじゃないか そこで泣かれちゃちょっぴり困る 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ  銀座、 新宿 女も酒も悪かないけど おい兄弟 こんな晩にゃ夜更けの空へ 腹の底から怒鳴ってみろよ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ石原裕次郎大高ひさを大森盛太郎大森盛太郎酒は好きだが喧嘩は嫌やだ 野暮な人情は なお嫌やだ さあさ乾杯 くよくよするな 辛い夢など 地獄へ消えろ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ  命がけなら惚れてもやるぜ 嵐呼ぶよな 恋ならば 拗ねた素振り イカすじゃないか そこで泣かれちゃちょっぴり困る 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ  銀座、 新宿 女も酒も悪かないけど おい兄弟 こんな晩にゃ夜更けの空へ 腹の底から怒鳴ってみろよ 肩で風切る 若さが元手だよ 俺らは東京のタフ・ガイさ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
俺は渡り鳥何処へ行くかときかれても あてがあっての旅じゃない いつかのまンまさ 俺は渡り鳥 (セリフ) おい 冷たい人って言うのかい…。 そいつは俺らのせいじゃない 背なに吹いてる 北風さ  褪せたジャンパーのポケットじゃ 銀貨が哀しい 音を上げる 昔の稼業を思い出してるが (セリフ) おい もいちど弾けって言うのかよ…。 抱いたギターが 笑うだろ 足を洗った いまとなりゃ  夢で昨日も 故郷の娘が 便りお呉れと 言っていた 元気でいるよと書いてやりたいが (セリフ) おい 書いたらどうだって言うのかい…。 そいつはちょいと罪だろう そんな値打ちは 俺にゃない石原裕次郎吉田弘上原賢六大久保徳二郎何処へ行くかときかれても あてがあっての旅じゃない いつかのまンまさ 俺は渡り鳥 (セリフ) おい 冷たい人って言うのかい…。 そいつは俺らのせいじゃない 背なに吹いてる 北風さ  褪せたジャンパーのポケットじゃ 銀貨が哀しい 音を上げる 昔の稼業を思い出してるが (セリフ) おい もいちど弾けって言うのかよ…。 抱いたギターが 笑うだろ 足を洗った いまとなりゃ  夢で昨日も 故郷の娘が 便りお呉れと 言っていた 元気でいるよと書いてやりたいが (セリフ) おい 書いたらどうだって言うのかい…。 そいつはちょいと罪だろう そんな値打ちは 俺にゃない
嵐の中を突っ走れ風にのって きこえる 男の唄 雨をついて 叫ぶ 男の唄 俺も男さ あの唄をきくと 耐らねえんだ ひとりでに ひとりでに 燃えて 来やがる 雨の中を 風の中を 嵐の中を 突っ走れ  腕を組んで 歩くと ふたりの唄 頬を寄せて 唄う ふたりの唄 俺も男さ 斯うなって来ると 耐らねえんだ ひとりでに ひとりでに 湧いて 来やがる なにも云わず 息もつかず 嵐のように 抱きしめろ石原裕次郎松浦健郎真鍋理一郎眞鍋理一郎風にのって きこえる 男の唄 雨をついて 叫ぶ 男の唄 俺も男さ あの唄をきくと 耐らねえんだ ひとりでに ひとりでに 燃えて 来やがる 雨の中を 風の中を 嵐の中を 突っ走れ  腕を組んで 歩くと ふたりの唄 頬を寄せて 唄う ふたりの唄 俺も男さ 斯うなって来ると 耐らねえんだ ひとりでに ひとりでに 湧いて 来やがる なにも云わず 息もつかず 嵐のように 抱きしめろ
泣き虫酒場元気を出せよと なだめた奴が かげで睫毛を ぬらしてる 小糠雨ふる 場末の街で なんだかなんだか 知らないが みんな泣きたく なる酒場  天下を取るよな お風呂敷も 恋に破れた ハンカチも 遠いジンタの ラッパの音に ぐっしょりぐっしょり ぬれながら みんな泣いてる 縄のれん  男が泣きたく なるよな晩は なまじとめるな さめるまで 思う存分 お泣きなさいと しんみりしんみり 泣きながら いつかマダムも 泣いている石原裕次郎門井八郎上条たけし塩瀬重雄元気を出せよと なだめた奴が かげで睫毛を ぬらしてる 小糠雨ふる 場末の街で なんだかなんだか 知らないが みんな泣きたく なる酒場  天下を取るよな お風呂敷も 恋に破れた ハンカチも 遠いジンタの ラッパの音に ぐっしょりぐっしょり ぬれながら みんな泣いてる 縄のれん  男が泣きたく なるよな晩は なまじとめるな さめるまで 思う存分 お泣きなさいと しんみりしんみり 泣きながら いつかマダムも 泣いている
千切れ飛ぶ愛情哀愁の ライトがにじむ 重い心を乗せて行く キャデラック あの娘に別れた 淋しさが 消える涯まで 突走る 男 一人の ドライブウエー  愛情を 振り切る辛さ 二重瞼の横顔が また浮ぶ 夜霧に冷めたく 白、白と 続く果ない アスハルト 泪ばかりが たゞ熱い  降りそそぐ 未練に濡れて バックナンバーに 沁みついた 泥一つ いのちのアクセル 踏みしめりゃ 夜も狭霧も 真二つ 割れて千切れて 咽び泣く石原裕次郎池田充男上原賢六池田孝哀愁の ライトがにじむ 重い心を乗せて行く キャデラック あの娘に別れた 淋しさが 消える涯まで 突走る 男 一人の ドライブウエー  愛情を 振り切る辛さ 二重瞼の横顔が また浮ぶ 夜霧に冷めたく 白、白と 続く果ない アスハルト 泪ばかりが たゞ熱い  降りそそぐ 未練に濡れて バックナンバーに 沁みついた 泥一つ いのちのアクセル 踏みしめりゃ 夜も狭霧も 真二つ 割れて千切れて 咽び泣く
青春の谷間背のびしたとて 見えるじゃないに 空の青さよ 恋しさよ 堕ちてどん底 堕ちてどん底 まゝよ俺らの 青春は 暗い谷間の あゝこぼれ花  命ひとつに 情けをひとつ 賭けて今更 なにを泣く 想い出しても 想い出しても 恨みやしないさ これっぽち これがこの世の あゝ掟なら  泪こらえて せめても仰ぎゃ 愛の嵐に 虹がたつ 敗けてなるかよ 敗けてなるかよ 男一匹 この胸の あつい血潮も あゝまた燃える石原裕次郎大高ひさお上村晴男大久保徳二郎背のびしたとて 見えるじゃないに 空の青さよ 恋しさよ 堕ちてどん底 堕ちてどん底 まゝよ俺らの 青春は 暗い谷間の あゝこぼれ花  命ひとつに 情けをひとつ 賭けて今更 なにを泣く 想い出しても 想い出しても 恨みやしないさ これっぽち これがこの世の あゝ掟なら  泪こらえて せめても仰ぎゃ 愛の嵐に 虹がたつ 敗けてなるかよ 敗けてなるかよ 男一匹 この胸の あつい血潮も あゝまた燃える
最果てから来た男凍てついた海を越え 俺はやって来た 何時も夜明に 胸に疼いた面影よ 恋は泪か まぼろしか 愛しき瞳 今はいづこに あゝ俺は最果てから来た男さ  帰り来ぬ夢の日よ 想い出の公園に 枯葉を踏んで 今日も侘しくたたずめば 闇に北風 鳴り響き やけに身にしむ 街の灯 あゝ俺は最果てから来た男さ  流れ雲 運命賭け 俺は生きてゆく 涙ぬぐえば 悲しみだって消え去るよ 果てるあてなき さすらいも せめて微笑み 歌おうじゃないか あゝ俺は最果てから来た男さ石原裕次郎熊井啓小杉太一郎小杉太一郎凍てついた海を越え 俺はやって来た 何時も夜明に 胸に疼いた面影よ 恋は泪か まぼろしか 愛しき瞳 今はいづこに あゝ俺は最果てから来た男さ  帰り来ぬ夢の日よ 想い出の公園に 枯葉を踏んで 今日も侘しくたたずめば 闇に北風 鳴り響き やけに身にしむ 街の灯 あゝ俺は最果てから来た男さ  流れ雲 運命賭け 俺は生きてゆく 涙ぬぐえば 悲しみだって消え去るよ 果てるあてなき さすらいも せめて微笑み 歌おうじゃないか あゝ俺は最果てから来た男さ
あじさいの歌花のよそおい 美しく 匂うそよ風 朝露あびて ぬれた瞳に 火と萌える 心に秘めた あじさいの歌  花の香りも かぐわしく かわすささやき かなでる調べ 咲いたあじさい あでやかに よりそいうたう しあわせの歌  花のさかりを 美しく 燃える紫 ほんのり紅く 愛のしるしを ちりばめて やさしくそよぐ あじさいの歌石原裕次郎滝田順斉藤高順斉藤高順花のよそおい 美しく 匂うそよ風 朝露あびて ぬれた瞳に 火と萌える 心に秘めた あじさいの歌  花の香りも かぐわしく かわすささやき かなでる調べ 咲いたあじさい あでやかに よりそいうたう しあわせの歌  花のさかりを 美しく 燃える紫 ほんのり紅く 愛のしるしを ちりばめて やさしくそよぐ あじさいの歌
天と地を駈ける男雨だ 霧だ 嵐だ 俺らの地球は 逆さまだ 恋の地図の フライトプラン そっとあの娘に 囁けば 雲が呼ぶ 夢が飛ぶ 風が鳴る 風が鳴る 空は― 空は男の 泣きどころさ  酒だ 金だ 女だ 俺らの地球は 逆さまだ 泪こらえて 操縦桿押せば 人の情けと 言う奴が 七色の 虹の輪に のぞいてる のぞいてる 空は― 空は男の 泣きどころさ石原裕次郎大高ひさを小杉太一郎小杉太一郎雨だ 霧だ 嵐だ 俺らの地球は 逆さまだ 恋の地図の フライトプラン そっとあの娘に 囁けば 雲が呼ぶ 夢が飛ぶ 風が鳴る 風が鳴る 空は― 空は男の 泣きどころさ  酒だ 金だ 女だ 俺らの地球は 逆さまだ 泪こらえて 操縦桿押せば 人の情けと 言う奴が 七色の 虹の輪に のぞいてる のぞいてる 空は― 空は男の 泣きどころさ
ひとりぽっちの青春あの女が 泣いたって いゝや俺らの せいじゃない 重ねたグラスに 訊いてみな 窓に光る あの星かげより 冷たく 生きてく 俺らのこれが 青春さ ラララララ……  恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだ石原裕次郎大高ひさを上条たけしあの女が 泣いたって いゝや俺らの せいじゃない 重ねたグラスに 訊いてみな 窓に光る あの星かげより 冷たく 生きてく 俺らのこれが 青春さ ラララララ……  恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだ
男の友情背番号・3 ミレニアム・バージョン背番号・3 言わずと知れた 男、長嶋 イカスじゃないか 打って走って つかんで投げて 茂よ、頑張れ かっ飛ばせ 晴れのペナント 飾るまで  背番号・3 くよくよするな たまにゃスランプ ゴシップなんぞ それも一発 場外ホーマー 茂よ、敗けるな この俺が あとについてる 信じてる  背番号・3 伊達にはつけぬ ホットコーナーは 男の見せ場 ピンチなりゃこそ にっこり笑い 茂よ、打ってけ 三冠王 秘めた誓いを 果たすまで石原裕次郎大高ひさを上原賢六背番号・3 言わずと知れた 男、長嶋 イカスじゃないか 打って走って つかんで投げて 茂よ、頑張れ かっ飛ばせ 晴れのペナント 飾るまで  背番号・3 くよくよするな たまにゃスランプ ゴシップなんぞ それも一発 場外ホーマー 茂よ、敗けるな この俺が あとについてる 信じてる  背番号・3 伊達にはつけぬ ホットコーナーは 男の見せ場 ピンチなりゃこそ にっこり笑い 茂よ、打ってけ 三冠王 秘めた誓いを 果たすまで
逢えてよかった逢えてよかった 達者でいたか あの夜波止場で 手をとりながら 何も言えずに 別れたが 胸の想いも 今なら云える 馬鹿な俺らさ 惚れていたんだよ  逢えてよかった 苦労をしたろ ひとり黙って 待っててくれた 女ごころが 身にしみる せめて今夜は 昔のように グラス重ねて 語り明かそうよ  逢えてよかった 船出の前に 明日は別れて また行くけれど こんど逢う時ゃ 忘れずに 買って帰るぜ 婚約指環 さみしがらずに 待ってておくれよ石原裕次郎南沢純三福島正二福島正二逢えてよかった 達者でいたか あの夜波止場で 手をとりながら 何も言えずに 別れたが 胸の想いも 今なら云える 馬鹿な俺らさ 惚れていたんだよ  逢えてよかった 苦労をしたろ ひとり黙って 待っててくれた 女ごころが 身にしみる せめて今夜は 昔のように グラス重ねて 語り明かそうよ  逢えてよかった 船出の前に 明日は別れて また行くけれど こんど逢う時ゃ 忘れずに 買って帰るぜ 婚約指環 さみしがらずに 待ってておくれよ
俺らにゃ俺らの夢がある男なら 男なら 恋にゃ泣いても 泣かぬふり どうせ浮世の 裏通り どん底づたいの 俺だもの ああ 東京の空の下 あの娘にゃあの娘の 夢がある  思い出は 思い出は 辛いながらも 恋しいぜ 焼けたトタンの 隙間から いつかものぞいた 青い月 ああ 東京の空の下 兄貴にゃ兄貴の 夢がある  諦めて 諦めて そっと煙草を輪に吹いて 野暮な車の ハンドルに 頬ずりするのが 柄なのさ ああ 東京の空の下 俺らにゃ俺らの 夢がある石原裕次郎大高ひさを佐藤勝佐藤勝男なら 男なら 恋にゃ泣いても 泣かぬふり どうせ浮世の 裏通り どん底づたいの 俺だもの ああ 東京の空の下 あの娘にゃあの娘の 夢がある  思い出は 思い出は 辛いながらも 恋しいぜ 焼けたトタンの 隙間から いつかものぞいた 青い月 ああ 東京の空の下 兄貴にゃ兄貴の 夢がある  諦めて 諦めて そっと煙草を輪に吹いて 野暮な車の ハンドルに 頬ずりするのが 柄なのさ ああ 東京の空の下 俺らにゃ俺らの 夢がある
男なら夢を見ろ明日がある 夢がある 船の命は とり舵輪だけさ 逆巻く波を 乗越える 男の海は ただ広い 俺いらには 花咲く青春が待っている  重荷なら 捨てちまえ 悩みなんかは 灰色だけさ こころの部屋の 窓開けて ばらいろ雲で 塗りつぶせ 俺いらには 微笑みかける君がいる  男なら 夢を見ろ 海は青いぜ あこがれだけさ 翼の音は 鴎鳥 笑顔で消そう この涙 俺いらには 明るい朝が 呼びかける石原裕次郎島田磬也真鍋理一郎眞鍋理一郎明日がある 夢がある 船の命は とり舵輪だけさ 逆巻く波を 乗越える 男の海は ただ広い 俺いらには 花咲く青春が待っている  重荷なら 捨てちまえ 悩みなんかは 灰色だけさ こころの部屋の 窓開けて ばらいろ雲で 塗りつぶせ 俺いらには 微笑みかける君がいる  男なら 夢を見ろ 海は青いぜ あこがれだけさ 翼の音は 鴎鳥 笑顔で消そう この涙 俺いらには 明るい朝が 呼びかける
お前にゃ俺がついている哀しい運命と 諦めず 泪をぬぐって 生きるのさ お前にゃ俺らが ついている この手をしっかり 握りしめ 行こう 茜に燃えて  流れる雲の 果てまでも つめたい浮世の 泥沼も 今夜を最後の 乾杯だ お前にゃ俺らが ついている 弱気を出さずに 今日かぎり 行こう 都の夜空  流れる雲の 果てまでも 嘆きの嵐も 吹かば吹け 真ごころ一つに 結ばれた お前にゃ俺らが ついている 命を賭けての 二人なら 行こう 眸も遥か  流れる雲の 果てまでも石原裕次郎大高ひさを上条たけし塩瀬重雄哀しい運命と 諦めず 泪をぬぐって 生きるのさ お前にゃ俺らが ついている この手をしっかり 握りしめ 行こう 茜に燃えて  流れる雲の 果てまでも つめたい浮世の 泥沼も 今夜を最後の 乾杯だ お前にゃ俺らが ついている 弱気を出さずに 今日かぎり 行こう 都の夜空  流れる雲の 果てまでも 嘆きの嵐も 吹かば吹け 真ごころ一つに 結ばれた お前にゃ俺らが ついている 命を賭けての 二人なら 行こう 眸も遥か  流れる雲の 果てまでも
想い出白波寄せる 渚に佇(たたず)み 想い出の 愉(たの)しき歌 口ずさめば 仄(ほの)かにも 浮かぶよ いとしき影 君よ 帰り来て 聞きませ この調べ  星影淡き 渚に今宵も 忘れじの あの日の歌 口ずさむよ そよ風よ 運べよ 君の胸に 熱き わが想い とこしえ 変わらじと石原裕次郎清水みのる寺部頼幸久我山明白波寄せる 渚に佇(たたず)み 想い出の 愉(たの)しき歌 口ずさめば 仄(ほの)かにも 浮かぶよ いとしき影 君よ 帰り来て 聞きませ この調べ  星影淡き 渚に今宵も 忘れじの あの日の歌 口ずさむよ そよ風よ 運べよ 君の胸に 熱き わが想い とこしえ 変わらじと
清水の暴れん坊(セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ!  粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊  花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊  馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊石原裕次郎大高ひさを上原賢六伊藤恒久(セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ!  粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊  花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊  馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊
何とか言えよ何とか言えよ ひとことさ 好きと言われりゃ そりゃ嬉しいが 逆が出たとて 文句なし 文句なし そんな そんな値打は 俺にゃない  (セリフ)-あんた酔ってるの? 酔っぱらって そんな事言うの… 後でガッカリするのは もう沢山… 本当の事なんて 一度だって ありゃしなかった でも… ウウン 私ってもう駄目な女ヨ  この世でひとめ ただいちど 嘘のまじらぬ 瞳が見たかった それがどうやら 果たせたと 果たせたと 馬鹿な 馬鹿な俺だよ うれしいよ  (セリフ)-あんた本当なの 本当の気持なの… でも私-ウウン 信じられないワ  何とか言えよ 言えなけりゃ 押して訊くまい またこのつぎさ 俺は船乗り 海つばめ 海つばめ 人に 人に無理言う 柄でなし石原裕次郎萩原四朗久慈ひろし塩瀬重雄何とか言えよ ひとことさ 好きと言われりゃ そりゃ嬉しいが 逆が出たとて 文句なし 文句なし そんな そんな値打は 俺にゃない  (セリフ)-あんた酔ってるの? 酔っぱらって そんな事言うの… 後でガッカリするのは もう沢山… 本当の事なんて 一度だって ありゃしなかった でも… ウウン 私ってもう駄目な女ヨ  この世でひとめ ただいちど 嘘のまじらぬ 瞳が見たかった それがどうやら 果たせたと 果たせたと 馬鹿な 馬鹿な俺だよ うれしいよ  (セリフ)-あんた本当なの 本当の気持なの… でも私-ウウン 信じられないワ  何とか言えよ 言えなけりゃ 押して訊くまい またこのつぎさ 俺は船乗り 海つばめ 海つばめ 人に 人に無理言う 柄でなし
星の見えない街ざっくりとわれた心の 傷あとに 酒が切なく しみてくる 涙があついぜ キラリと一筋 こぼれて落ちる ここは裏街 ア…星の見えない街  ぶっつりと 恋のえにしが切れちゃった うわさばかりが 身にしみる 夜風がいたいぜ 冷たく凍った 想い出捨てて 曲る横丁 ア…星の見えない街  あっさりとアバヨして来た ポケットで にぎりこぶしが ふるえてる 未練な奴だぜ くるりとネオンに 背中を向けて 咽ぶ裏街 ア…星の見えない街石原裕次郎上村しげる上原賢六塩瀬重雄ざっくりとわれた心の 傷あとに 酒が切なく しみてくる 涙があついぜ キラリと一筋 こぼれて落ちる ここは裏街 ア…星の見えない街  ぶっつりと 恋のえにしが切れちゃった うわさばかりが 身にしみる 夜風がいたいぜ 冷たく凍った 想い出捨てて 曲る横丁 ア…星の見えない街  あっさりとアバヨして来た ポケットで にぎりこぶしが ふるえてる 未練な奴だぜ くるりとネオンに 背中を向けて 咽ぶ裏街 ア…星の見えない街
夜霧のサンパウロどこに居るのか マドンナ・マリヤ あの娘も淋しい人だった 探し疲れて たたずむ恋の街 ああ サンパウロの 霧の深さに 涙を捨てる 俺は流れの エトランゼ  どうせ他国で 拾った恋だ いまさら泣くほど 野暮じゃない 虹のネオンが きらめく夢の街 ああ サンパウロの 霧の匂いが 心にしみる 俺は流れの エトランゼ  旅のこころに 愁を誘う ブラジルコーヒー 恋の歌 悩みは果てなく さまよう夜の街 ああ サンパウロの 霧に包まれ 瞼を濡らす 俺は流れの エトランゼ石原裕次郎猪又良村沢良介池田孝どこに居るのか マドンナ・マリヤ あの娘も淋しい人だった 探し疲れて たたずむ恋の街 ああ サンパウロの 霧の深さに 涙を捨てる 俺は流れの エトランゼ  どうせ他国で 拾った恋だ いまさら泣くほど 野暮じゃない 虹のネオンが きらめく夢の街 ああ サンパウロの 霧の匂いが 心にしみる 俺は流れの エトランゼ  旅のこころに 愁を誘う ブラジルコーヒー 恋の歌 悩みは果てなく さまよう夜の街 ああ サンパウロの 霧に包まれ 瞼を濡らす 俺は流れの エトランゼ
夜の足音足音が 聞こえてくるぜ 真夜中の 俺の心に 裏町の 街燈が にぶく光る あの窓 静かにひらいて 誰か来るよ  殺し屋の ジャックじゃないし 黒猫の ドンでもないぜ 酔いしれた この俺の 胸の底を 淋しく 叩いているのは どこの誰だ  足音が 消えてく夜を 見おくれば あの娘じゃないか 五年前 上海で 俺のために 笑って コルトに斃れた 姑娘 サリー石原裕次郎大高ひさを速水純大久保徳二郎足音が 聞こえてくるぜ 真夜中の 俺の心に 裏町の 街燈が にぶく光る あの窓 静かにひらいて 誰か来るよ  殺し屋の ジャックじゃないし 黒猫の ドンでもないぜ 酔いしれた この俺の 胸の底を 淋しく 叩いているのは どこの誰だ  足音が 消えてく夜を 見おくれば あの娘じゃないか 五年前 上海で 俺のために 笑って コルトに斃れた 姑娘 サリー
青い駒鳥の唄道に迷った旅人が 青い駒鳥に 道を聞いたとさ 仕合せに行く道を たずねたとさ 首をふりふり こたえました 本当の仕合せ もとめて行くなら あなたの心の中を 探しなさい 青い駒鳥は はばたきながら カラカラ笑って 飛んで行きました  本当の仕合せ もとめて行くなら あなたの心の中を 探しなさい あなたの心の中を 探しなさい カラカラ笑って 飛んで行きました石原裕次郎井上梅次萩原忠司萩原忠司道に迷った旅人が 青い駒鳥に 道を聞いたとさ 仕合せに行く道を たずねたとさ 首をふりふり こたえました 本当の仕合せ もとめて行くなら あなたの心の中を 探しなさい 青い駒鳥は はばたきながら カラカラ笑って 飛んで行きました  本当の仕合せ もとめて行くなら あなたの心の中を 探しなさい あなたの心の中を 探しなさい カラカラ笑って 飛んで行きました
赤い波止場俺は想う 海の彼方を  空は青空だ 心が はずむぜ 波止場に 咲いた恋は 楽しい ものだぜ 白い雲 いつも 流れるのサ  海の色は青 潮の香匂う 紅の波止場だぜ 太陽は燃える あかね雲 たのしく歌うのサ  海は呼んでるぜ 騒ぐは 潮風 何処か 知らないけれど 遠く行きたいぜ でかい夢 ふくらむ 胸なのサ石原裕次郎中川洋一鏑木創鏑木創俺は想う 海の彼方を  空は青空だ 心が はずむぜ 波止場に 咲いた恋は 楽しい ものだぜ 白い雲 いつも 流れるのサ  海の色は青 潮の香匂う 紅の波止場だぜ 太陽は燃える あかね雲 たのしく歌うのサ  海は呼んでるぜ 騒ぐは 潮風 何処か 知らないけれど 遠く行きたいぜ でかい夢 ふくらむ 胸なのサ
素晴しき男性素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  (セリフ)“みんなだってさ”“俺も” “ユーも”“えーっサンキュー” “君もだよ”“ありがとう” “おいらもかね”“そう皆”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性 あなたの隣りにいるよ 素晴しい男性石原裕次郎井上梅次萩原忠司萩原忠司素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  (セリフ)“みんなだってさ”“俺も” “ユーも”“えーっサンキュー” “君もだよ”“ありがとう” “おいらもかね”“そう皆”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性 あなたの隣りにいるよ 素晴しい男性
陽のあたる坂道(SEVEN O'CLOCK)Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  夜明だ朝だ 俺等の世界だ それ今のうちに ランデ ララランデブもしゃれよかー  大人が起きりゃ 空気が汚るぜ 昼間は学校へ行き ABCD+アルファ ハニホヘトだー Hey go… Let's go…  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  …One two three four 5, 6, seven seven I wont one two three four 5, 6, seven seven  さあ 親父の来ぬ間に ランデブー さあ 7時だ 俺等の時間だー 朝飯喰わずに ハリキレ ランデブー石原裕次郎三木勘太佐藤勝佐藤勝Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  夜明だ朝だ 俺等の世界だ それ今のうちに ランデ ララランデブもしゃれよかー  大人が起きりゃ 空気が汚るぜ 昼間は学校へ行き ABCD+アルファ ハニホヘトだー Hey go… Let's go…  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  …One two three four 5, 6, seven seven I wont one two three four 5, 6, seven seven  さあ 親父の来ぬ間に ランデブー さあ 7時だ 俺等の時間だー 朝飯喰わずに ハリキレ ランデブー
泣きはしないさ泣きはしないさ 泣かないさ 花は咲いてもやがて散る 恋の生命は短いものよ 顔を反向けて歩くのは 街の灯りが まぶしいからさ  泣きはしないさ 泣かないさ 夜の屋台のコップ酒 持ったこの手が ふるえていても 涙こらえるためじゃない ちょっと寒気が するからなのさ  泣きはしないさ 泣かないさ 誰が泣いたりするものか 俺の頬ぺた一筋つたう これが涙であったとて 別れつらさの 涙じゃないさ石原裕次郎鹿倉ひろし上原賢六山田栄一泣きはしないさ 泣かないさ 花は咲いてもやがて散る 恋の生命は短いものよ 顔を反向けて歩くのは 街の灯りが まぶしいからさ  泣きはしないさ 泣かないさ 夜の屋台のコップ酒 持ったこの手が ふるえていても 涙こらえるためじゃない ちょっと寒気が するからなのさ  泣きはしないさ 泣かないさ 誰が泣いたりするものか 俺の頬ぺた一筋つたう これが涙であったとて 別れつらさの 涙じゃないさ
哀愁の十二番街寂しくていつまでも 眠れないのは あの女が お別れを 告げていったからさ 碧い… 月のひかりも泣いて 男の部屋の 小窓を濡らす ああ真夜中の 十二番街  まごころで愛し合い 短かいけれど それだけに美しい 想い出になるのさ 遠い…汽車の汽笛も辛く 男の胸の 空ろに沁みる ああ真夜中の 十二番街  スタンドの灯を点し そっとかけよう LP のレコードは あの女のかたみさ 白い… バラのつぼみも散って 男の恋の 終りを歌う ああ真夜中の 十二番街石原裕次郎大橋光哉村沢良介塩瀬重雄寂しくていつまでも 眠れないのは あの女が お別れを 告げていったからさ 碧い… 月のひかりも泣いて 男の部屋の 小窓を濡らす ああ真夜中の 十二番街  まごころで愛し合い 短かいけれど それだけに美しい 想い出になるのさ 遠い…汽車の汽笛も辛く 男の胸の 空ろに沁みる ああ真夜中の 十二番街  スタンドの灯を点し そっとかけよう LP のレコードは あの女のかたみさ 白い… バラのつぼみも散って 男の恋の 終りを歌う ああ真夜中の 十二番街
男の心に星が降る好きなンだ 好きなのに 好きだと一言 言えないで やり切れないから 空を見て やたらに吹くのさ サキソホン おいらは おいらは おいらは吹くのさ サキソホン  辛いンだ 辛いのさ あの娘を想えば ねむれない せつない苦しい こんな時ゃ ひとりで吹くのさ サキソホン おいらの おいらの おいらの心に 星が降る  泣くもンか 泣かないよ これでも男の はしくれさ 泣きたくなったら 街に出て 夜風に吹かれて 恋の唄 おいらは おいらは おいらは吹くのさ サキソホン石原裕次郎門井八郎上原賢六大久保徳二郎好きなンだ 好きなのに 好きだと一言 言えないで やり切れないから 空を見て やたらに吹くのさ サキソホン おいらは おいらは おいらは吹くのさ サキソホン  辛いンだ 辛いのさ あの娘を想えば ねむれない せつない苦しい こんな時ゃ ひとりで吹くのさ サキソホン おいらの おいらの おいらの心に 星が降る  泣くもンか 泣かないよ これでも男の はしくれさ 泣きたくなったら 街に出て 夜風に吹かれて 恋の唄 おいらは おいらは おいらは吹くのさ サキソホン
海峡を越えて来た男霧の海峡 越えて来た 俺らは男だ 牧場の男 意地がからめば 喧嘩も買うが 恋などおいらの 柄じゃない ひとりぽっちさ 俺は風来坊  風の海峡 越えて来た 俺らは男だ 北国育ち 嘘でかためた 都の夢は ネオンの灯影に すてちまえ ひとりぽっちさ 俺は風来坊  遠い海峡 越えて来た 俺らは男だ 裸足のダンディー どうせ気まかせ あの風まかせ ちょっぴり淋しい 夜もある ひとりぽっちさ 俺は風来坊石原裕次郎柴田忠男村沢良介伊藤恒久霧の海峡 越えて来た 俺らは男だ 牧場の男 意地がからめば 喧嘩も買うが 恋などおいらの 柄じゃない ひとりぽっちさ 俺は風来坊  風の海峡 越えて来た 俺らは男だ 北国育ち 嘘でかためた 都の夢は ネオンの灯影に すてちまえ ひとりぽっちさ 俺は風来坊  遠い海峡 越えて来た 俺らは男だ 裸足のダンディー どうせ気まかせ あの風まかせ ちょっぴり淋しい 夜もある ひとりぽっちさ 俺は風来坊
銀座・海・山(セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか  心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー  (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ  ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー  (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ  ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー石原裕次郎大高ひさを村沢良介大久保徳二郎(セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか  心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー  (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ  ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー  (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ  ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー
白い手袋汽車に乗る時に 俺の肩に手をのせて たったひとこと 大丈夫よ と言っただけだ それで別れた 窓にゆれた あの子の 白い手袋が やけに目にうかぶ  こわい東京で どんな仕事してるのか 気にはなったが 大丈夫か と訊いただけだ それで帰した おさな顔も いとしく ぬれた眸のそこに 嘘はない筈だ  いのちある限り 通うこころ変わらぬと 誓い交した 大丈夫だ と 俺は思う それでいいのだ 遠く消えた あの子の 白い手袋が 胸にまた匂う石原裕次郎萩原四朗上原賢六長津義司汽車に乗る時に 俺の肩に手をのせて たったひとこと 大丈夫よ と言っただけだ それで別れた 窓にゆれた あの子の 白い手袋が やけに目にうかぶ  こわい東京で どんな仕事してるのか 気にはなったが 大丈夫か と訊いただけだ それで帰した おさな顔も いとしく ぬれた眸のそこに 嘘はない筈だ  いのちある限り 通うこころ変わらぬと 誓い交した 大丈夫だ と 俺は思う それでいいのだ 遠く消えた あの子の 白い手袋が 胸にまた匂う
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
月影の男お前が泣けば 俺も泣けるぜ 別れ街角 いつまでも 二人の心はひとつ やさしく さよなら さようなら ああ東京の 月青く 影を濡らすよ  流れる星は 夢をなくした 夜のためいき 幸福が 二つに割れないように 指切りしながら さようなら ああ東京の 風甘く 胸にしみるよ  別れてしばし 逢えるあてない あつい口吻 それまでは せめても夜毎の夢に せつなく ささやく さようなら ああ東京の 月に泣く 男ごころよ石原裕次郎猪又良山田絃伊藤恒久お前が泣けば 俺も泣けるぜ 別れ街角 いつまでも 二人の心はひとつ やさしく さよなら さようなら ああ東京の 月青く 影を濡らすよ  流れる星は 夢をなくした 夜のためいき 幸福が 二つに割れないように 指切りしながら さようなら ああ東京の 風甘く 胸にしみるよ  別れてしばし 逢えるあてない あつい口吻 それまでは せめても夜毎の夢に せつなく ささやく さようなら ああ東京の 月に泣く 男ごころよ
香港の薔薇霧がつめたい 香港の 夜の底から 拾った女 赤いドレスに 黒薔薇つけて 語る言葉も やけにくずれた 日本娘 沖のジャンクを 見つめてた  故郷は神戸か 横浜か 訊けば辛かろ 身の上ばなし 夢と地獄の うず巻く島で 生きているさえ 何故かいじらし 日本娘 泪かみしめ 踊ってた  連れて逃げるにゃ この俺も どうせ行く先 あてない躰 薔薇の花びら 夜霧の海へ 泣いてちぎって 捨てて別れた 日本娘 あれが名残りの 酒だった石原裕次郎大高ひさを塩瀬重雄塩瀬重雄霧がつめたい 香港の 夜の底から 拾った女 赤いドレスに 黒薔薇つけて 語る言葉も やけにくずれた 日本娘 沖のジャンクを 見つめてた  故郷は神戸か 横浜か 訊けば辛かろ 身の上ばなし 夢と地獄の うず巻く島で 生きているさえ 何故かいじらし 日本娘 泪かみしめ 踊ってた  連れて逃げるにゃ この俺も どうせ行く先 あてない躰 薔薇の花びら 夜霧の海へ 泣いてちぎって 捨てて別れた 日本娘 あれが名残りの 酒だった
若い魂嵐吹くから 荒さぶから 生きてく力が 湧いてくる 若い魂だ お前も俺も 辛い男の 花道ふんで 泪こらえて 唄うのさ  恋の吐息に むせぶ影 儚い望みに すがる影 若い魂だ あいつにこいつ みんないとしい オリオン星座 燃えて燦めく 金の星  命賭けても 一つだけ 散らしちゃならない 夢がある 若い魂だ 俺たちみんな せめて今夜は 杯あげて 花の青春 語ろうぜ石原裕次郎大高ひさを上原賢六大久保徳二郎嵐吹くから 荒さぶから 生きてく力が 湧いてくる 若い魂だ お前も俺も 辛い男の 花道ふんで 泪こらえて 唄うのさ  恋の吐息に むせぶ影 儚い望みに すがる影 若い魂だ あいつにこいつ みんないとしい オリオン星座 燃えて燦めく 金の星  命賭けても 一つだけ 散らしちゃならない 夢がある 若い魂だ 俺たちみんな せめて今夜は 杯あげて 花の青春 語ろうぜ
恋の名残りどこへゆくのか あの山鳩は ひとり旅では 淋しかろに 夕陽が沈む くれないに くれないに 燃える男の 涙を染めて  山の彼方に まだ消え残る 恋の名残りの 夕焼け雲よ 忘れた筈の おもかげが おもかげが 悩みつかれた こゝろに浮かぶ  可愛い女の 眉毛のような 月が出てくる から松林 夢を沈めた みづうみの みづうみの 水は冷めたい 旅路は長い石原裕次郎猪又良上原賢六塩瀬重雄どこへゆくのか あの山鳩は ひとり旅では 淋しかろに 夕陽が沈む くれないに くれないに 燃える男の 涙を染めて  山の彼方に まだ消え残る 恋の名残りの 夕焼け雲よ 忘れた筈の おもかげが おもかげが 悩みつかれた こゝろに浮かぶ  可愛い女の 眉毛のような 月が出てくる から松林 夢を沈めた みづうみの みづうみの 水は冷めたい 旅路は長い
残雪月影に 残雪冴えて 山は静かに眠る 山小屋の ひそけき窓に 夢は流がるる 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女(ひと) 思い出の 榾火(ほたび)は燃えて 胸に迫りくる  遥かなる 残雪淡く 愛の誓いも虚し 涙して 谺(こだま)を追えど 闇に消えゆく 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女 白樺の 林の道を たどる人もなし たどる人もなし石原裕次郎渋谷郁夫久慈ひろし久慈ひろし月影に 残雪冴えて 山は静かに眠る 山小屋の ひそけき窓に 夢は流がるる 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女(ひと) 思い出の 榾火(ほたび)は燃えて 胸に迫りくる  遥かなる 残雪淡く 愛の誓いも虚し 涙して 谺(こだま)を追えど 闇に消えゆく 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女 白樺の 林の道を たどる人もなし たどる人もなし
白い浮雲火を噴く山を 見上げたら 涙こぼれる 二年ぶり 落葉松の林 つきる空に あの日のままの 雲ひとつ  死んでもやれず 抱きもせず あの子一人を 山裾に ふり棄ててにげた 弱い俺が 今更何を 悔みごと  火を噴く山を 見上げても 誰がふたたび 呼ぶものか ほろにがい影の 白い雲よ せめては秋の 風に散れ石原裕次郎萩原四朗上原賢六塩瀬重雄火を噴く山を 見上げたら 涙こぼれる 二年ぶり 落葉松の林 つきる空に あの日のままの 雲ひとつ  死んでもやれず 抱きもせず あの子一人を 山裾に ふり棄ててにげた 弱い俺が 今更何を 悔みごと  火を噴く山を 見上げても 誰がふたたび 呼ぶものか ほろにがい影の 白い雲よ せめては秋の 風に散れ
星屑のブルース星の下で 呼んだ 星の下で 探した あの娘は街にゃ もういない 誰にも知られず 唯ひとり 儚く消えた 可愛い命 ああ抱いてやろ 俺の心に  星の下で 細く 星の下で 哀しく あの娘の声が 聞こえるぜ 短い恋でも この俺の 心に残る 可愛い瞳 ああ流そうか 熱い涙を  星の下で 捨てた 星の下で 別れた あの娘が今じゃ 忘られぬ 冷たくされても 泣かないで ただ俺だけを 愛してくれた ああ面影が 星の彼方に石原裕次郎松島敬之野崎真一山田栄一星の下で 呼んだ 星の下で 探した あの娘は街にゃ もういない 誰にも知られず 唯ひとり 儚く消えた 可愛い命 ああ抱いてやろ 俺の心に  星の下で 細く 星の下で 哀しく あの娘の声が 聞こえるぜ 短い恋でも この俺の 心に残る 可愛い瞳 ああ流そうか 熱い涙を  星の下で 捨てた 星の下で 別れた あの娘が今じゃ 忘られぬ 冷たくされても 泣かないで ただ俺だけを 愛してくれた ああ面影が 星の彼方に
赤い帆影俺の恋をのせて 海のかなたに 消えてゆく 消えてゆく 夕日に赤い帆影よ いつの日か また帰える ああ おもかげだけを 胸に抱き 胸に抱き きょうも ひとりたたずむ  愛の夢をのこし 海の涯てを 走りゆく 走りゆく 夕日に赤い帆影よ 哀しみに泣く風よ ああ あの日の恋の 想い出に 想い出に 空の星も またたく石原裕次郎滝田順久慈ひろし久慈ひろし俺の恋をのせて 海のかなたに 消えてゆく 消えてゆく 夕日に赤い帆影よ いつの日か また帰える ああ おもかげだけを 胸に抱き 胸に抱き きょうも ひとりたたずむ  愛の夢をのこし 海の涯てを 走りゆく 走りゆく 夕日に赤い帆影よ 哀しみに泣く風よ ああ あの日の恋の 想い出に 想い出に 空の星も またたく
幸福をいつまでももう少し 歩いて さよなら しようね 街角に ほら 今宵も 十時の鐘が 流れる  愛し合う 二人に 別れは ないのさ 僕の手を ほら 握って 笑顔を見せて おくれよ  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう石原裕次郎池田充男牧野昭一牧野昭一もう少し 歩いて さよなら しようね 街角に ほら 今宵も 十時の鐘が 流れる  愛し合う 二人に 別れは ないのさ 僕の手を ほら 握って 笑顔を見せて おくれよ  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう
アラブの嵐赤い夕陽に 燃えている 俺の心と ピラミッド ナイルの岸を 血に染めて 男同士の 祖国愛 あゝ命 命賭けなら 俺もやる  狭い日本の 東京の 俺は嫌やだぜ 熱帯魚 アラブの嵐 吹きすさぶ 男同士の 祖国愛 あゝなんで なんで見捨てて 行かりょうか  恋と言うよな 恋じゃない 俺にゃにが手の 女(ひと)なのさ カイロの夜の 想い出は 男同士の 祖国愛 あゝ明日は 明日は 輝け ペンダント石原裕次郎大高ひさを大久保徳二郎大久保徳二郎赤い夕陽に 燃えている 俺の心と ピラミッド ナイルの岸を 血に染めて 男同士の 祖国愛 あゝ命 命賭けなら 俺もやる  狭い日本の 東京の 俺は嫌やだぜ 熱帯魚 アラブの嵐 吹きすさぶ 男同士の 祖国愛 あゝなんで なんで見捨てて 行かりょうか  恋と言うよな 恋じゃない 俺にゃにが手の 女(ひと)なのさ カイロの夜の 想い出は 男同士の 祖国愛 あゝ明日は 明日は 輝け ペンダント
でっかい青空でっかい海を下に見て でっかいあくびをひとつすりゃ 夢はたちまち 世界をめぐる でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい砂漠のまんなかで でっかい声で歌ったら スフィンクスが くしゃみをしたぜ でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい気持のおれたちが でっかい顔して笑ったら ピラミッドが 小ちゃく見えた でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと石原裕次郎谷川俊太郎六条隆六条隆でっかい海を下に見て でっかいあくびをひとつすりゃ 夢はたちまち 世界をめぐる でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい砂漠のまんなかで でっかい声で歌ったら スフィンクスが くしゃみをしたぜ でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい気持のおれたちが でっかい顔して笑ったら ピラミッドが 小ちゃく見えた でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと
天下を取る天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 力とレディにゃ 意地と押し 俺たち新米 社員には 男を売り出す 虎の巻 オイコラ参謀! 抜かりはないか 嵐が呼ぶ呼ぶ 腕が鳴る  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 俺たち社長に なる頃は あの娘もがっちり 淀君で 浮気の虫など ペチャンコさ オイコラ参謀! 杯あげろ 今夜の天下は 俺のもの  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ ゴルフに外遊 自家用車 課長や部長も いいけれど 俺たち目ざすは 社長椅子 オイコラ参謀! くよくよするな 夢ならでっかい やつを見ろ石原裕次郎大高ひさを野崎真一小杉太一郎天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 力とレディにゃ 意地と押し 俺たち新米 社員には 男を売り出す 虎の巻 オイコラ参謀! 抜かりはないか 嵐が呼ぶ呼ぶ 腕が鳴る  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 俺たち社長に なる頃は あの娘もがっちり 淀君で 浮気の虫など ペチャンコさ オイコラ参謀! 杯あげろ 今夜の天下は 俺のもの  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ ゴルフに外遊 自家用車 課長や部長も いいけれど 俺たち目ざすは 社長椅子 オイコラ参謀! くよくよするな 夢ならでっかい やつを見ろ
あしたの虹心あかるく 生きるから 町はきよらかに 美しい ああ 流れる川も あの山脈も あしたの虹が 虹がかがやくよ  青い空ゆく 雲を見て 人はあこがれる 夢を見る ああ その頬そめて 慕情の丘に あしたの虹は 虹はほほえむよ  人の住む世の 倖せは いとしみ合って つくるもの ああ なぜ啼く鳥よ なぜ泣く花よ あしたの虹は 虹は消えない石原裕次郎門井八郎上原賢六塩瀬重雄心あかるく 生きるから 町はきよらかに 美しい ああ 流れる川も あの山脈も あしたの虹が 虹がかがやくよ  青い空ゆく 雲を見て 人はあこがれる 夢を見る ああ その頬そめて 慕情の丘に あしたの虹は 虹はほほえむよ  人の住む世の 倖せは いとしみ合って つくるもの ああ なぜ啼く鳥よ なぜ泣く花よ あしたの虹は 虹は消えない
男の秋秋が匂う この湖の水底に 金色の魚が 棲んでいるとか 恋も知らず 陽の目も見ずに 寂しかないか 目の無い魚よ  花も散るし 灯もうるむ 人の世に 生まれてはみたが 独りぽっちさ 親も知らず 身寄りもなしに かいなく昏れる 旅路の秋さ  いのち賭けた ほんとの恋も 片想い 俺だけが窃っと 泣いてきたのさ 人の住まぬ やさしい国へ 行きたくなった 男の秋さ石原裕次郎萩原四朗野崎真一山田栄一秋が匂う この湖の水底に 金色の魚が 棲んでいるとか 恋も知らず 陽の目も見ずに 寂しかないか 目の無い魚よ  花も散るし 灯もうるむ 人の世に 生まれてはみたが 独りぽっちさ 親も知らず 身寄りもなしに かいなく昏れる 旅路の秋さ  いのち賭けた ほんとの恋も 片想い 俺だけが窃っと 泣いてきたのさ 人の住まぬ やさしい国へ 行きたくなった 男の秋さ
お前に逢いたいぜ夕日の岬で お前を呼んでみた… 一度は捨てた 馬鹿な俺でも 海を渡れば 思い出す 逢いたいな もいちど お前に逢いたいな 他国の港が 淋しいぜ  海鳴り聞いてりゃ お前が目に浮かぶ 許してくれな すまなかったよ 詫びているんだ 心から 逢いたいな もいちど お前に逢いたいな 泪の出るうちゃ 好きなのさ  今更なんだと お前は返えらない… 噂に聞いた ひとりぼっちか 沖の鴎が 泣いてきた 逢いたいな もいちど お前に逢いたいな 未練か岬で 俺も泣く石原裕次郎松島敬之野崎真一野崎真一夕日の岬で お前を呼んでみた… 一度は捨てた 馬鹿な俺でも 海を渡れば 思い出す 逢いたいな もいちど お前に逢いたいな 他国の港が 淋しいぜ  海鳴り聞いてりゃ お前が目に浮かぶ 許してくれな すまなかったよ 詫びているんだ 心から 逢いたいな もいちど お前に逢いたいな 泪の出るうちゃ 好きなのさ  今更なんだと お前は返えらない… 噂に聞いた ひとりぼっちか 沖の鴎が 泣いてきた 逢いたいな もいちど お前に逢いたいな 未練か岬で 俺も泣く
俺の心に風が吹く命かぎり 愛してみても どうせ儚い 行きずりの 波止場だよ 燃えてみたとて ひと夜の恋の 俺は流れ星 明日はいずこの 波間に 消えるやら  紅いバラの 花びら一つ 夜の暗さに 泣いていた お前だよ なまじ情けを かけたが辛い 俺は流れ星 咽び泣きする心に 風が吹く  錨あげりゃ いつまた逢える あてもなければ 夢もない 船出だよ せめて今夜は 飲むだけ飲んで 俺は流れ星 泪こらえた 笑顔の 見おさめさ石原裕次郎大高ひさを志摩千香子牧野昭一命かぎり 愛してみても どうせ儚い 行きずりの 波止場だよ 燃えてみたとて ひと夜の恋の 俺は流れ星 明日はいずこの 波間に 消えるやら  紅いバラの 花びら一つ 夜の暗さに 泣いていた お前だよ なまじ情けを かけたが辛い 俺は流れ星 咽び泣きする心に 風が吹く  錨あげりゃ いつまた逢える あてもなければ 夢もない 船出だよ せめて今夜は 飲むだけ飲んで 俺は流れ星 泪こらえた 笑顔の 見おさめさ
可哀そうな露子春とは名ばかりの 凍てつく小道を 駅へ急ぐ露子よ- 鉱山の町を棄てて どこへ行くのか 誰もあの子を 見送りゃしない  飯場の荒くれが 集まる酒場を なんで辞めた露子よ- 知らぬ土地で泣いて 窃っと去るのか 濡れた睫毛が さみしじゃないか  半年 働いた 灰色のこの町 じっと見てる露子よ- あすはどこの空で 春を待つのか 白いマフラが 可哀そうじゃないか石原裕次郎萩原四朗上原賢六塩瀬重雄春とは名ばかりの 凍てつく小道を 駅へ急ぐ露子よ- 鉱山の町を棄てて どこへ行くのか 誰もあの子を 見送りゃしない  飯場の荒くれが 集まる酒場を なんで辞めた露子よ- 知らぬ土地で泣いて 窃っと去るのか 濡れた睫毛が さみしじゃないか  半年 働いた 灰色のこの町 じっと見てる露子よ- あすはどこの空で 春を待つのか 白いマフラが 可哀そうじゃないか
祇園町から誰か待ってて 呉れそうな そんな気がして 出はしたが 誰も待たない 俺ひとり さくら月夜の 祇園をよぎる 石だたみ  さ霧やさしい 高瀬川 都をどりの 遠囃し ひとりぽっちは 俺だけか これが京都の なごりの春の 横顔か  四条小橋の 猫やなぎ 枯れた梢にゃ 芽が吹かぬ 俺もお前と 同じこと 枯れた恋なら みやこの水に 棄てるのさ石原裕次郎萩原四朗上原賢六塩瀬重雄誰か待ってて 呉れそうな そんな気がして 出はしたが 誰も待たない 俺ひとり さくら月夜の 祇園をよぎる 石だたみ  さ霧やさしい 高瀬川 都をどりの 遠囃し ひとりぽっちは 俺だけか これが京都の なごりの春の 横顔か  四条小橋の 猫やなぎ 枯れた梢にゃ 芽が吹かぬ 俺もお前と 同じこと 枯れた恋なら みやこの水に 棄てるのさ
豪傑節せくなさわぐな 天下の事は しばし美人の ひざ枕 しゃかほい しゃかほい  どうせ浮世は ビールのあぶく 天下取る気で ぐっと呑め しゃかほい しゃかほい  社長 専務と 威張って居ても 銭がなくなりゃ ただの人 しゃかほい しゃかほい  右手に 盃 左手に女 やがてこの手で 天下取る しゃかほい しゃかほい石原裕次郎藤田まさと野崎真一野崎真一せくなさわぐな 天下の事は しばし美人の ひざ枕 しゃかほい しゃかほい  どうせ浮世は ビールのあぶく 天下取る気で ぐっと呑め しゃかほい しゃかほい  社長 専務と 威張って居ても 銭がなくなりゃ ただの人 しゃかほい しゃかほい  右手に 盃 左手に女 やがてこの手で 天下取る しゃかほい しゃかほい
孤独の青春泪 拭きなと 背中を叩く 風の情が うれしいぜ 燃えるスタミナ 男の夢が 玉と砕けた ああ 夜なのさ  遠い険しい ひとつの道を 歩き続けた 青春だ 惚れていながら 見捨てた花が なんで恋しい ああ 今更に  ゆめを残して 淋しく辛く 去ったリングが また浮ぶ 星のかけらを 踏みしめながら 俺と行くのは ああ 影ばかり石原裕次郎池田充男野崎真一久慈ひろし泪 拭きなと 背中を叩く 風の情が うれしいぜ 燃えるスタミナ 男の夢が 玉と砕けた ああ 夜なのさ  遠い険しい ひとつの道を 歩き続けた 青春だ 惚れていながら 見捨てた花が なんで恋しい ああ 今更に  ゆめを残して 淋しく辛く 去ったリングが また浮ぶ 星のかけらを 踏みしめながら 俺と行くのは ああ 影ばかり
勝負道なんぼ阿呆でも 生命はあるで そんじょそこらの 生命やないで 勝負の道は 二つにひとつ 勝って笑おか 負けても笑う 男の涙は 男の恥や  なんぼ阿呆でも こころはあるで そんじょそこらの こころやないで 小春とおれは二人で一人 捨っておかんで 忘れはせんで 女の情は 女の仇や  なんぼ阿呆でも 意気地はあるで そんじょそこらの 意気地やないで 王将かけて とことんやるで 振った駒にも たましいやどる いばらの血汐は いばらの花や石原裕次郎藤本義一長津義司長津義司なんぼ阿呆でも 生命はあるで そんじょそこらの 生命やないで 勝負の道は 二つにひとつ 勝って笑おか 負けても笑う 男の涙は 男の恥や  なんぼ阿呆でも こころはあるで そんじょそこらの こころやないで 小春とおれは二人で一人 捨っておかんで 忘れはせんで 女の情は 女の仇や  なんぼ阿呆でも 意気地はあるで そんじょそこらの 意気地やないで 王将かけて とことんやるで 振った駒にも たましいやどる いばらの血汐は いばらの花や
白樺の風白樺に 白樺に 風の吹く朝 俺は見た あの娘の瞳の 真実を 紫 かすむ 高原に はじめて燃えた 恋の心  山小屋の 山小屋の 青いランプが 消えた時 知らない同志が 突然に 心と心 ふるわせて せつない風の 音を聴いた  郭公が 郭公が 山のロマンス 呼びかける 白樺林は 風の唄 茜の空に 今一度 あの娘と俺の あつい泪石原裕次郎大高ひさを野崎真一山田栄一白樺に 白樺に 風の吹く朝 俺は見た あの娘の瞳の 真実を 紫 かすむ 高原に はじめて燃えた 恋の心  山小屋の 山小屋の 青いランプが 消えた時 知らない同志が 突然に 心と心 ふるわせて せつない風の 音を聴いた  郭公が 郭公が 山のロマンス 呼びかける 白樺林は 風の唄 茜の空に 今一度 あの娘と俺の あつい泪
日本海恋の未練を 抱きしめて 切なく一人 佇ちつくす 岩に砕ける 波の牙 旅路の雨に 濡れながら さまよう俺らと 同じよに ああ 灰色の 日本海  可愛いあの娘の あの肩を やくざの垢の 泌み込んだ 何でこの手で 抱けようか コートの襟に 消え残る 哀しいシャネルの 移り香に ああ 汐騒も 咽び泣く  旅路の雨に 濡れながら せめても祈ろよ しあわせを ああ たそがれの 日本海石原裕次郎渋谷郁男久慈ひろし久慈ひろし恋の未練を 抱きしめて 切なく一人 佇ちつくす 岩に砕ける 波の牙 旅路の雨に 濡れながら さまよう俺らと 同じよに ああ 灰色の 日本海  可愛いあの娘の あの肩を やくざの垢の 泌み込んだ 何でこの手で 抱けようか コートの襟に 消え残る 哀しいシャネルの 移り香に ああ 汐騒も 咽び泣く  旅路の雨に 濡れながら せめても祈ろよ しあわせを ああ たそがれの 日本海
街から街へつむじ風東京の街にも 俺のよな 変った男が いるんだぜ 哀しみを 背負いこんで 歓びを 振りまいて 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  曲った道なら 真直ぐに 通って見せるさ 命がけ 苦しさを 噛みしめて 泪ぐむ 星の下 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  ほんとに愛して いる時にゃ なおさら邪慳に したくなる 面かげを 抱きしめて 口笛も さりげなく 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風石原裕次郎大高ひさを鏑木創鏑木創東京の街にも 俺のよな 変った男が いるんだぜ 哀しみを 背負いこんで 歓びを 振りまいて 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  曲った道なら 真直ぐに 通って見せるさ 命がけ 苦しさを 噛みしめて 泪ぐむ 星の下 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  ほんとに愛して いる時にゃ なおさら邪慳に したくなる 面かげを 抱きしめて 口笛も さりげなく 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風
夜更けの町 港の町 さいはての町 霧笛が咽ぶ 海峡に ああ 霧が降る 殺したいほど 好きだった 可愛いあの娘の 面影が 浮んで消える 無情な海に  夜更けの町 港の町 思い出の町 男の胸を 濡らすよに ああ 霧が降る 二重瞼の 横顔が 死んだ二十才の いもうとに 似ていただけさ 未練じゃないさ  夜更けの町 港の町 灰色の町 ささやくように 泣くように ああ 霧が降る 帰える故郷も 夢もない 錆びた貨物船の マドロスを 呼ぶのは暗い 海鳴りばかり石原裕次郎渋谷郁夫久慈ひろし久慈ひろし夜更けの町 港の町 さいはての町 霧笛が咽ぶ 海峡に ああ 霧が降る 殺したいほど 好きだった 可愛いあの娘の 面影が 浮んで消える 無情な海に  夜更けの町 港の町 思い出の町 男の胸を 濡らすよに ああ 霧が降る 二重瞼の 横顔が 死んだ二十才の いもうとに 似ていただけさ 未練じゃないさ  夜更けの町 港の町 灰色の町 ささやくように 泣くように ああ 霧が降る 帰える故郷も 夢もない 錆びた貨物船の マドロスを 呼ぶのは暗い 海鳴りばかり
無情の街(セリフ)ああ 今日もまた むなしく暮れてゆくか  黄昏せまる 遠い空の果て 今日も暮れるか 無情の街が 可愛いあの娘の顔が 瞼に浮ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 暗い夜が のしかかってくる  青いガス燈 淋しく灯る 風はむなしく 心に吹くよ 忘れられない夢を わびしく忍ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 今日もまた ひとりぽっちか  深い夜霧が 巷をつつむ 今日も一人で 旅路の果てに 今は帰らぬ君を 夢に見る どうせ俺らは 捨て犬なのさ石原裕次郎石巻宗一郎バッキー白片バッキー白片(セリフ)ああ 今日もまた むなしく暮れてゆくか  黄昏せまる 遠い空の果て 今日も暮れるか 無情の街が 可愛いあの娘の顔が 瞼に浮ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 暗い夜が のしかかってくる  青いガス燈 淋しく灯る 風はむなしく 心に吹くよ 忘れられない夢を わびしく忍ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 今日もまた ひとりぽっちか  深い夜霧が 巷をつつむ 今日も一人で 旅路の果てに 今は帰らぬ君を 夢に見る どうせ俺らは 捨て犬なのさ
若い生命を傾けて若い生命を傾けて 力の限り 生きようよ 明るく強く 美しく 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を  何はなくとも この胸にゃ あの娘と二人 ささやかな 明日を築く 夢がある 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を石原裕次郎渋谷郁男小杉太一郎小杉太一郎若い生命を傾けて 力の限り 生きようよ 明るく強く 美しく 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を  何はなくとも この胸にゃ あの娘と二人 ささやかな 明日を築く 夢がある 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を
あいつと私あいつはあいつ オレはオレ あいつとオレは ともだちだ だけど互いに 秘密もあるさ ヤー ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  それでも地球は まわってる おヘソは未来を 指している ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  女は女 オスはオス オスが女を恋したら 心理学には 関係ないさ ヤー ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  それでも地球は まわってる おヘソは未来を 指している ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  ほんとはほんと ウソはウソ ほんとのことが ウソになりゃ 若いおれたち 黙っちゃいない ヤー ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  それでも地球は まわってる おヘソは未来を 指している ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ石原裕次郎谷川俊太郎六條隆六条隆あいつはあいつ オレはオレ あいつとオレは ともだちだ だけど互いに 秘密もあるさ ヤー ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  それでも地球は まわってる おヘソは未来を 指している ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  女は女 オスはオス オスが女を恋したら 心理学には 関係ないさ ヤー ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  それでも地球は まわってる おヘソは未来を 指している ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  ほんとはほんと ウソはウソ ほんとのことが ウソになりゃ 若いおれたち 黙っちゃいない ヤー ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ  それでも地球は まわってる おヘソは未来を 指している ヒップ ヒップ ヒップ ラ ヒップ ヒップ ヒップ ラ
男と男の生きる街空は涯てなく 沈んでいても それは 男と男の生きる街 切り裂く様な 凍った風が ぴゅぅと ああ 昔の傷に 滲み透る  河は冷たく 光っていても それは 男と男の生きる街 暗い宿命が 火と燃えながら 今日も ああ 二人の胸を焼き尽くす  夜が嘆きを 運んできても いつか 男の魂に花が咲く 夜明けの風が きらめきながら 明日の ああ 明日の生命の樹を揺する石原裕次郎熊井啓伊部晴美伊部晴美空は涯てなく 沈んでいても それは 男と男の生きる街 切り裂く様な 凍った風が ぴゅぅと ああ 昔の傷に 滲み透る  河は冷たく 光っていても それは 男と男の生きる街 暗い宿命が 火と燃えながら 今日も ああ 二人の胸を焼き尽くす  夜が嘆きを 運んできても いつか 男の魂に花が咲く 夜明けの風が きらめきながら 明日の ああ 明日の生命の樹を揺する
雲に向かって起つ空をみつめて この胸が 青空に夢を乗せ かけまわる時 若い生命が 俺の生命が 風に逆らい 雲に向かって起つ  ほほに涙が きらきらと 哀しみを かくしても あふれ出る時 若い心が 俺の心が 愛にめざめて 雲に向かって起つ  俺を呼ぶよに 朝やけが 雲を染め 海に映え 火と燃える時 若い血汐が 俺の血汐が 空を掩うぜ 雲に向かって起つ石原裕次郎滝田順伊部晴美伊部晴美空をみつめて この胸が 青空に夢を乗せ かけまわる時 若い生命が 俺の生命が 風に逆らい 雲に向かって起つ  ほほに涙が きらきらと 哀しみを かくしても あふれ出る時 若い心が 俺の心が 愛にめざめて 雲に向かって起つ  俺を呼ぶよに 朝やけが 雲を染め 海に映え 火と燃える時 若い血汐が 俺の血汐が 空を掩うぜ 雲に向かって起つ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ホラホラ これが僕の骨だ 生きていた時の 苦労にみちた あのけがらわしい 肉を破って しらじらと 雨に洗われ ヌクッと出た 骨のさき  (セリフ)「ホラホラ これが僕の骨 見ているのは僕 おかしな事だ 霊魂はあとに残って また骨の処に やってきて 見ているのかしら?」  故郷の小川のへりに 半ばは枯れた草に立って 見ているのは mm… 僕 ラ・ラ・ラ…ラ・ラ・ラ… 恰度立札ほどの高さに 骨はしらじらと とんがっている石原裕次郎中原中也伊部晴美伊部晴美ホラホラ これが僕の骨だ 生きていた時の 苦労にみちた あのけがらわしい 肉を破って しらじらと 雨に洗われ ヌクッと出た 骨のさき  (セリフ)「ホラホラ これが僕の骨 見ているのは僕 おかしな事だ 霊魂はあとに残って また骨の処に やってきて 見ているのかしら?」  故郷の小川のへりに 半ばは枯れた草に立って 見ているのは mm… 僕 ラ・ラ・ラ…ラ・ラ・ラ… 恰度立札ほどの高さに 骨はしらじらと とんがっている
忘れはしないいつまでも(セリフ)まったくいやな雨だ… (セリフ)たまらなく淋しくなってきたよ…  そぼ降る 小雨が 涙を誘う 街角のネオンも 悲しそう  (セリフ)泣かないでおくれ (セリフ)恋し お前よ 泣かずにおくれ  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)あの頃は 楽しかったね  二人で歩いた 夜霧の並木 なんとなく頬寄せ ほほえんで  (セリフ)可愛かったよ (セリフ)そっとやさしく抱きし君を  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)馬鹿なこの俺を ゆるしてくれるね  コートが しっぽり 小雨にぬれて いつの日に晴れるか 我が胸よ  (セリフ)さようなら 遠く去り行く 君の面影  忘れはしない いつまでも いつまでも石原裕次郎石巻宗一郎バッキー白片バッキー白片(セリフ)まったくいやな雨だ… (セリフ)たまらなく淋しくなってきたよ…  そぼ降る 小雨が 涙を誘う 街角のネオンも 悲しそう  (セリフ)泣かないでおくれ (セリフ)恋し お前よ 泣かずにおくれ  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)あの頃は 楽しかったね  二人で歩いた 夜霧の並木 なんとなく頬寄せ ほほえんで  (セリフ)可愛かったよ (セリフ)そっとやさしく抱きし君を  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)馬鹿なこの俺を ゆるしてくれるね  コートが しっぽり 小雨にぬれて いつの日に晴れるか 我が胸よ  (セリフ)さようなら 遠く去り行く 君の面影  忘れはしない いつまでも いつまでも
俺は行くぜ桟橋の 靄のかげに しょんぼりと かくれて 見送りに来てる お前の気持 よく判るが 何も出来ない 泣いても呼んでも これまでの二人さ  故郷の 匂う秋を 棄ててゆく 船出は 目に映るものが なんでも辛い 見て呉れたか 俺の目がしら 浮雲かすめる ひとつぶの雫を  タラップを 跳んで下りて 横抱きに お前を 抱いたままそこで 死にたい気持 血は燃えるが 人は嗤うぜ このまま俺らは あきらめて行くぜ石原裕次郎萩原四朗野崎真一秋満義孝桟橋の 靄のかげに しょんぼりと かくれて 見送りに来てる お前の気持 よく判るが 何も出来ない 泣いても呼んでも これまでの二人さ  故郷の 匂う秋を 棄ててゆく 船出は 目に映るものが なんでも辛い 見て呉れたか 俺の目がしら 浮雲かすめる ひとつぶの雫を  タラップを 跳んで下りて 横抱きに お前を 抱いたままそこで 死にたい気持 血は燃えるが 人は嗤うぜ このまま俺らは あきらめて行くぜ
傷心の雨恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ  雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ  男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ石原裕次郎門井八郎春川一夫春川一夫恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ  雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ  男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ
東京の日曜日風が吹く 風が吹く 俺とあんたの ために吹く 夢が飛ぶ 夢が飛ぶ 若い二人の ために飛ぶ 泪をこらえて 生きて来た 二十台の命に ほのぼのと 明るい陽ざしの 朝が来る ああ東京の 東京の日曜日  夜が来る 夜が来る 俺とあんたの ために来る 鐘が鳴る 鐘が鳴る 若い二人の ために鳴る 和光の時計の 針の様に せつなく寄りそう 影と影 零時の心が また燃える ああ東京の 東京の日曜日石原裕次郎大高ひさを鏑木創鏑木創風が吹く 風が吹く 俺とあんたの ために吹く 夢が飛ぶ 夢が飛ぶ 若い二人の ために飛ぶ 泪をこらえて 生きて来た 二十台の命に ほのぼのと 明るい陽ざしの 朝が来る ああ東京の 東京の日曜日  夜が来る 夜が来る 俺とあんたの ために来る 鐘が鳴る 鐘が鳴る 若い二人の ために鳴る 和光の時計の 針の様に せつなく寄りそう 影と影 零時の心が また燃える ああ東京の 東京の日曜日
利根の船頭唄利根の河原の 舟宿は 枯れたすすきの 吹きさらし 泣くな妹よ 淋しさを 水に流してヨ 幼なじみのヨ 歌でゆこ  ひとつ ふたアつ 想い出を たどる兄妹 下り舟 親を探して 飛ぶ鳥を 見ればほろりとヨ 熱い泪がヨ こみ上げる  夢を頼りに 春を待つ 流れ浮草 川育ち 泣くな妹よ 兄さんが きっと幸福ヨ 可愛いおまえにヨ 呼んでやろ石原裕次郎池田充男野崎真一野崎真一利根の河原の 舟宿は 枯れたすすきの 吹きさらし 泣くな妹よ 淋しさを 水に流してヨ 幼なじみのヨ 歌でゆこ  ひとつ ふたアつ 想い出を たどる兄妹 下り舟 親を探して 飛ぶ鳥を 見ればほろりとヨ 熱い泪がヨ こみ上げる  夢を頼りに 春を待つ 流れ浮草 川育ち 泣くな妹よ 兄さんが きっと幸福ヨ 可愛いおまえにヨ 呼んでやろ
波千里赤い夕日の 波止場を出たら 船がたよりの 波千里 鳴くなマストの つばめ鳥 男じゃあれど 眼が痛い  ドラに急かれて テープを捨てて 今日はここまで 来は来たが 明日のさだめは 波まくら あの娘の夢を 見たかろさ  波の背の背は はてないけれど 心あるかよ やませ風 月の潮路の うたごえを 故郷の空に 伝えてよ石原裕次郎門井八郎上原賢六塩瀬重雄赤い夕日の 波止場を出たら 船がたよりの 波千里 鳴くなマストの つばめ鳥 男じゃあれど 眼が痛い  ドラに急かれて テープを捨てて 今日はここまで 来は来たが 明日のさだめは 波まくら あの娘の夢を 見たかろさ  波の背の背は はてないけれど 心あるかよ やませ風 月の潮路の うたごえを 故郷の空に 伝えてよ
夜の渚月のない 夜の渚に ひとり来た 俺の心は 風も知らない 海も知らない 掴みそこねた 夢か うす青い貝がらを 波がさらう  砂を手に 握りしめても 答えなく 指をこぼれる それが運命さ 俺の運命さ 暗い波音 聞いて 還らない思い出は 砂に埋めよう  ほろ苦い 汐の香りが 泣かせるぜ なぜか今夜は 瞼濡らして 胸を濡らして そっと口笛 吹けば ただ重い哀しみが 俺にかぶさる石原裕次郎南沢純三野崎真一久慈ひろし月のない 夜の渚に ひとり来た 俺の心は 風も知らない 海も知らない 掴みそこねた 夢か うす青い貝がらを 波がさらう  砂を手に 握りしめても 答えなく 指をこぼれる それが運命さ 俺の運命さ 暗い波音 聞いて 還らない思い出は 砂に埋めよう  ほろ苦い 汐の香りが 泣かせるぜ なぜか今夜は 瞼濡らして 胸を濡らして そっと口笛 吹けば ただ重い哀しみが 俺にかぶさる
淡雪のワルツ淡雪の やさしい影よ 眉をぬらして まばたきしたら すぐ消えて なごりはうすい 露ばかり  淡雪の ながれの葦よ 風にふるえて いつまですがた 残すやら 末枯れはてて 茎ばかり  淡雪の こぼれる径で 君と別れて あきらめきれず ふりむけば 日暮れを知らす 鐘ばかり石原裕次郎萩原四朗野崎真一山田栄一淡雪の やさしい影よ 眉をぬらして まばたきしたら すぐ消えて なごりはうすい 露ばかり  淡雪の ながれの葦よ 風にふるえて いつまですがた 残すやら 末枯れはてて 茎ばかり  淡雪の こぼれる径で 君と別れて あきらめきれず ふりむけば 日暮れを知らす 鐘ばかり
青い満月青い満月 教えて呉れよ 親も故郷も棄てたい時は 誰にすがればよいものか 好きな同志が一緒になれぬ 何もせぬのに嘘まで触れて なんで世間が邪魔をする  青い満月 察して呉れよ 人の世界に愛想がつきて 月に物問う せつなさを 人にかくれて泣きたい時は 月よお前の雫にぬれよう あすも今頃 出てお呉れ石原裕次郎萩原四朗上原賢六菅野暢青い満月 教えて呉れよ 親も故郷も棄てたい時は 誰にすがればよいものか 好きな同志が一緒になれぬ 何もせぬのに嘘まで触れて なんで世間が邪魔をする  青い満月 察して呉れよ 人の世界に愛想がつきて 月に物問う せつなさを 人にかくれて泣きたい時は 月よお前の雫にぬれよう あすも今頃 出てお呉れ
ふるさと慕情おどま盆限(ぼんぎ)り盆限(ぼんぎ)り 盆から先ァおらんど 盆が早よ来りゃ 早よ戻る あの山あの川 故郷の空が 濡れた瞼に また揺れる  せめて一ト枝(えだ) つんつん椿 子守哀しや 髪かざり 夕焼け小焼けに 泣く子を背負(しょ)った 幼馴染みの うしろ影石原裕次郎渋谷郁男久慈ひろし久慈ひろしおどま盆限(ぼんぎ)り盆限(ぼんぎ)り 盆から先ァおらんど 盆が早よ来りゃ 早よ戻る あの山あの川 故郷の空が 濡れた瞼に また揺れる  せめて一ト枝(えだ) つんつん椿 子守哀しや 髪かざり 夕焼け小焼けに 泣く子を背負(しょ)った 幼馴染みの うしろ影
ひとりのクラブ傷つけあうのが つらくって お前と別れて みたけれど 淋しいぜ ひとりのクラブ まぼろしを 抱きよせて 飲む酒は あゝ あんなに愛してくれたお前だもの 忘れられなくたって 無理もないさ  踊っていながら すすり泣き 背広をぬらした あの涙 今宵また ひとりクラブで 思い出を かみしめて 飲む酒よ あゝ あれほどつくしてくれたお前だもの おれが泣けてきたって 無理もないさ 無理もないさ石原裕次郎なかにし礼大沢俊郎渡辺たかし傷つけあうのが つらくって お前と別れて みたけれど 淋しいぜ ひとりのクラブ まぼろしを 抱きよせて 飲む酒は あゝ あんなに愛してくれたお前だもの 忘れられなくたって 無理もないさ  踊っていながら すすり泣き 背広をぬらした あの涙 今宵また ひとりクラブで 思い出を かみしめて 飲む酒よ あゝ あれほどつくしてくれたお前だもの おれが泣けてきたって 無理もないさ 無理もないさ
倖せはここにGOLD LYLIC秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに  星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに  静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに GOLD LYLIC石原裕次郎大橋節夫大橋節夫小野崎孝輔秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに  星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに  静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに 
番外野郎昨日があって今日のない 死にっぱぐれのこのおれが 明日の命と引きかえに お前を好きになったのさ あゝおれ達ゃ番外野郎  生きて帰れるあてもない それを承知で惚れたのは せめてお前の面影を 抱いて死にたいそれだけさ あゝおれ達ゃ番外野郎  初めて逢ったその日から 死ぬも生きるも同じなら いっそ地獄で二人して 真赤な恋を咲かせよう あゝおれ達ゃ番外野郎  幸せなんて始めから ありはしないさ死んだなら 誰も知らない野の果てで 泣いてくれるか名無し草 あゝおれ達ゃ番外野郎石原裕次郎杉野まもる山本直純山本直純昨日があって今日のない 死にっぱぐれのこのおれが 明日の命と引きかえに お前を好きになったのさ あゝおれ達ゃ番外野郎  生きて帰れるあてもない それを承知で惚れたのは せめてお前の面影を 抱いて死にたいそれだけさ あゝおれ達ゃ番外野郎  初めて逢ったその日から 死ぬも生きるも同じなら いっそ地獄で二人して 真赤な恋を咲かせよう あゝおれ達ゃ番外野郎  幸せなんて始めから ありはしないさ死んだなら 誰も知らない野の果てで 泣いてくれるか名無し草 あゝおれ達ゃ番外野郎
島の入江に 雨がふる なごりの春の 日の昏れを うすいえにしの 虹かけて 銀の絲(いと)ひく 雨がふる  虹のうしろに 浮いてでる あの娘のやせた うしろ影 人の噂も 跫音(あしおと)も 絶えてきこえぬ 国恋し  読んで呉れるか この手紙 いまさら出せる 義理じゃない 紅い切手を 貼(は)る手さえ ほそく震える なさけなさ  俺のこころに 雨がふる 入江の磯の 白砂に 恋のおわりを しとしとと 離れ小島の 雨がふる石原裕次郎荻原四郎上原賢六福島正二島の入江に 雨がふる なごりの春の 日の昏れを うすいえにしの 虹かけて 銀の絲(いと)ひく 雨がふる  虹のうしろに 浮いてでる あの娘のやせた うしろ影 人の噂も 跫音(あしおと)も 絶えてきこえぬ 国恋し  読んで呉れるか この手紙 いまさら出せる 義理じゃない 紅い切手を 貼(は)る手さえ ほそく震える なさけなさ  俺のこころに 雨がふる 入江の磯の 白砂に 恋のおわりを しとしとと 離れ小島の 雨がふる
黄色い月古い さびれた 桟橋を 渡れば つづく 街の屋根 俺のうまれた 家の跡かよこの辺り たたずむ横丁に 夕陽が翳る  無理な 旅して 来はしたが 見るのが 辛い 故郷の月 俺とあの娘が 生木裂かれて泣いたのを 見ていた昔の 黄色い月だ  古い さびれた 桟橋を もどれば 暗い 船が待つ 俺の背中を 二度と呼ぶなよ海燕 あの娘もあの日も 帰らぬものを石原裕次郎萩原四朗野崎真一塩瀬重雄古い さびれた 桟橋を 渡れば つづく 街の屋根 俺のうまれた 家の跡かよこの辺り たたずむ横丁に 夕陽が翳る  無理な 旅して 来はしたが 見るのが 辛い 故郷の月 俺とあの娘が 生木裂かれて泣いたのを 見ていた昔の 黄色い月だ  古い さびれた 桟橋を もどれば 暗い 船が待つ 俺の背中を 二度と呼ぶなよ海燕 あの娘もあの日も 帰らぬものを
春愁春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ  好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ  死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう石原裕次郎荻原四郎上原賢六山田栄一春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ  好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ  死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう
銀座夜のブルースおとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース  酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース  呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース石原裕次郎池田充男服部良一服部克久おとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース  酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース  呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース
君も生命を恋よ恋よ どこへゆく もえてもえて もえつきて 二度ともえなく なったとき おまえはどこへ 行くのだろう もしも燃えない 恋ならば いっそ捨てよか 裏町へ 泣いて泣かれて なぐさめる せめて仲間の くる町へ  云っていました ある人が もしもほんとの 恋ならば 捨てちゃいけない 捨てたなら 君も生命を すてるだろう 君も生命を すてるだろう石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助川口真恋よ恋よ どこへゆく もえてもえて もえつきて 二度ともえなく なったとき おまえはどこへ 行くのだろう もしも燃えない 恋ならば いっそ捨てよか 裏町へ 泣いて泣かれて なぐさめる せめて仲間の くる町へ  云っていました ある人が もしもほんとの 恋ならば 捨てちゃいけない 捨てたなら 君も生命を すてるだろう 君も生命を すてるだろう
帰らざる海辺海鳴り 聞いてた君 初めて あわした唇も ふるえて 汐の香が ふたりを 包んでた あの恋を あの恋を あ…… 奪った波よ  素足で渚を駆け この手に 飛びこむいじらしさ あの瞳も 黒髪も 二度とは 帰らない 涙ぐむ 涙ぐむ あ…… 悲しい海辺  帰らない 帰らない あ…… いとしい君よ石原裕次郎なかにし礼河村利夫河村利夫海鳴り 聞いてた君 初めて あわした唇も ふるえて 汐の香が ふたりを 包んでた あの恋を あの恋を あ…… 奪った波よ  素足で渚を駆け この手に 飛びこむいじらしさ あの瞳も 黒髪も 二度とは 帰らない 涙ぐむ 涙ぐむ あ…… 悲しい海辺  帰らない 帰らない あ…… いとしい君よ
忘れた虹泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ  おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ石原裕次郎山上路夫三木たかし三木たかし泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ  おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ
別離(ラズルカ)旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり  くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ  大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ  ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば石原裕次郎渋谷郁男牧野昭一牧野昭一旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり  くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ  大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ  ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば
青年の国をつくろう友よ 暁の風に立て 上げ来る潮のとどろきに 歴史をつげるひびきあり いざ 手を握りもろともに つくりて建てんわが祖国 青年の青年の国を  聞けよ わだつみに 波さわぎ 大いなる朝は明けていく 未来をつくる若ものよ いざ 呼びあって かぎりなく すすみて建てんわが祖国 青年の青年の国を  叫べ 大空に雲遠く この手でつくるうるわしの 祖国の誓いたからかに いざ たち上り命かけ この手で建てんわが祖国 青年の青年の国を石原裕次郎石原慎太郎小林亜星小林亜星友よ 暁の風に立て 上げ来る潮のとどろきに 歴史をつげるひびきあり いざ 手を握りもろともに つくりて建てんわが祖国 青年の青年の国を  聞けよ わだつみに 波さわぎ 大いなる朝は明けていく 未来をつくる若ものよ いざ 呼びあって かぎりなく すすみて建てんわが祖国 青年の青年の国を  叫べ 大空に雲遠く この手でつくるうるわしの 祖国の誓いたからかに いざ たち上り命かけ この手で建てんわが祖国 青年の青年の国を
いつも二人でいつも二人で 幸せだけを 探しつづけて 来たけれど それもはかない 夢だと知った つらいだろうが 別れよう ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ 甘い想い出 残したままで 何も言わずに 出て行こう  俺もお前も あまりに若く 甘い夢だけ みたけれど それも何時しか 色あせてゆき 知らぬあいだに 傷ついた ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ いつも二人で 暮らした部屋を 何も言わずに 出て行こう石原裕次郎阿久悠曽根幸明山倉たかしいつも二人で 幸せだけを 探しつづけて 来たけれど それもはかない 夢だと知った つらいだろうが 別れよう ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ 甘い想い出 残したままで 何も言わずに 出て行こう  俺もお前も あまりに若く 甘い夢だけ みたけれど それも何時しか 色あせてゆき 知らぬあいだに 傷ついた ほんとの幸せを みつけて 欲しいのさ いつも二人で 暮らした部屋を 何も言わずに 出て行こう
愛のうた空に心が あるならば 赤道こえて ひとりゆく 南の星が 燃えるとき よみがえる 想い出よ なつかしの夢を たどれば 今日も 流れくるのは 愛のうた  海に心が あるならば 優しいそれは 恋人なのさ 波の口づけ ささやきに 抱きしめる よろこびよ なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星  なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星石原裕次郎池田充男ユズリハ・シロー大澤保郎空に心が あるならば 赤道こえて ひとりゆく 南の星が 燃えるとき よみがえる 想い出よ なつかしの夢を たどれば 今日も 流れくるのは 愛のうた  海に心が あるならば 優しいそれは 恋人なのさ 波の口づけ ささやきに 抱きしめる よろこびよ なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星  なつかしの夢を たどれば 遠く 呼んでいるのは 南十字星
赤い谷間のブルース果てなき銀嶺 仰ぐとき 男と男の 血が燃える やがては吹雪に埋もれて 赤い谷間に 消える歌  草原遥かに こだまして 呼べども帰らぬ うしろ影 たてがみ東風に なびかせて 馬も夕日に 泣きたかろ  愛情もいらない 夢もない 明日は他国の 渡り鳥 名残りの星屑 にじませて 赤い谷間に 霧が降る石原裕次郎大高ひさを野崎真一山倉たかし果てなき銀嶺 仰ぐとき 男と男の 血が燃える やがては吹雪に埋もれて 赤い谷間に 消える歌  草原遥かに こだまして 呼べども帰らぬ うしろ影 たてがみ東風に なびかせて 馬も夕日に 泣きたかろ  愛情もいらない 夢もない 明日は他国の 渡り鳥 名残りの星屑 にじませて 赤い谷間に 霧が降る
海の男だ海の男が 海を捨て なんで素直に 生きらりょか 未練の酒を 歌で飲む それが男の 首途じゃないか  花も実もある 男なら たてる誓いに 嘘はない マストの青い 月に泣く 俺はあの娘の 生命じゃないか  港 港は 数あれど 惚れていりゃこそ この港 鴎よさらば 燈台よ あとは頼むぜ また来る日まで石原裕次郎門井八郎上原賢六塩瀬重雄海の男が 海を捨て なんで素直に 生きらりょか 未練の酒を 歌で飲む それが男の 首途じゃないか  花も実もある 男なら たてる誓いに 嘘はない マストの青い 月に泣く 俺はあの娘の 生命じゃないか  港 港は 数あれど 惚れていりゃこそ この港 鴎よさらば 燈台よ あとは頼むぜ また来る日まで
ささやき静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに  甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない  静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン石原裕次郎池田充男村沢良介山倉たかし静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに  甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない  静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン
ささやきのタンゴ始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you  小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you  ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you石原裕次郎石巻宗一郎バッキ−白片バッキー白片始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you  小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you  ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you
さすらい花うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす  浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう  うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび石原裕次郎萩原四朗上原賢六福島正二うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす  浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう  うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
白樺の湖白樺の白樺の 映る湖 今日は一人淋しく 見つめる 愛しても 愛しても 許されぬ 女故に たまらなくて 咽ぶよ 湖畔の夕方  思い出の思い出の 映る湖 疲れ果てた心に 悲しく 忘られぬ 忘られぬ 面影も こみ上げて 浮かぶ雲に あの娘の 幸福祈る  白樺の白樺の 映る湖 夕陽赤く静かに 暮れ行く 恋しさに 恋しさに 君の名を 叫んでも 答は無く 空しい 山彦ばかり石原裕次郎石巻宗一郎バッキー白片山倉たかし白樺の白樺の 映る湖 今日は一人淋しく 見つめる 愛しても 愛しても 許されぬ 女故に たまらなくて 咽ぶよ 湖畔の夕方  思い出の思い出の 映る湖 疲れ果てた心に 悲しく 忘られぬ 忘られぬ 面影も こみ上げて 浮かぶ雲に あの娘の 幸福祈る  白樺の白樺の 映る湖 夕陽赤く静かに 暮れ行く 恋しさに 恋しさに 君の名を 叫んでも 答は無く 空しい 山彦ばかり
露子の手紙露子 露子- 君の手紙を 繰りかえし かみしめるように なんども読んだ 無事でいたのが うれしくて 恥かしいほど 瞼が濡れた  北の 北の- 遠いいで湯の 町からと それだけを書いて ところは無いが せめても一度 逢えぬのか 雪の他国が 寂しかないか  露子 露子- 衿のほくろを 思いだす かえらない夢と あきらめらりょか なみだこぼした しみの跡 君の手紙が ふびんでならぬ石原裕次郎萩原四朗曽根幸明曽根幸明露子 露子- 君の手紙を 繰りかえし かみしめるように なんども読んだ 無事でいたのが うれしくて 恥かしいほど 瞼が濡れた  北の 北の- 遠いいで湯の 町からと それだけを書いて ところは無いが せめても一度 逢えぬのか 雪の他国が 寂しかないか  露子 露子- 衿のほくろを 思いだす かえらない夢と あきらめらりょか なみだこぼした しみの跡 君の手紙が ふびんでならぬ
東京の何処かで暗い灯影を 踏みながら 遠い思い出 たどりゆく 夜空にこぼれる 星屑は 東京の何処かで 泣いている 可愛いあの娘の 涙やら  燃えて重ねた くちびるに 嘘はなかった 震えてた 夜風のささやき 聞きながら 二人で夢みた しあわせを 何んで見捨てて 行ったやら  探し疲れた この胸に 早く戻って 来ておくれ 夜更けて きらめく星空を 東京の何処かの 街角で 可愛いあの娘も 見てるやら石原裕次郎渋谷郁男野崎真一塩瀬重雄暗い灯影を 踏みながら 遠い思い出 たどりゆく 夜空にこぼれる 星屑は 東京の何処かで 泣いている 可愛いあの娘の 涙やら  燃えて重ねた くちびるに 嘘はなかった 震えてた 夜風のささやき 聞きながら 二人で夢みた しあわせを 何んで見捨てて 行ったやら  探し疲れた この胸に 早く戻って 来ておくれ 夜更けて きらめく星空を 東京の何処かの 街角で 可愛いあの娘も 見てるやら
涙はよせよ(セリフ)涙はよせよ  二人だけの 夜じゃないか 泣くなんて 君らしくないさ 僕の恋人なら いつも笑顔を見せてくれ 誰よりも好きなんだ 愛しているさ だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  泣いてないで 言ってごらん 思いきり 甘えてもいいさ 愛し合ってるなら そっと見交わすだけでいい 僕だけに 判るんだ 恋人だもの だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  なんで君を 離すものか いつまでも 抱きしめていたい 君を捨てるのなら こんな想いをするものか 僕だって 泣きたいよ 愛しているさ だから 涙はよせよ石原裕次郎滝田順鶴岡雅義山倉たかし(セリフ)涙はよせよ  二人だけの 夜じゃないか 泣くなんて 君らしくないさ 僕の恋人なら いつも笑顔を見せてくれ 誰よりも好きなんだ 愛しているさ だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  泣いてないで 言ってごらん 思いきり 甘えてもいいさ 愛し合ってるなら そっと見交わすだけでいい 僕だけに 判るんだ 恋人だもの だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  なんで君を 離すものか いつまでも 抱きしめていたい 君を捨てるのなら こんな想いをするものか 僕だって 泣きたいよ 愛しているさ だから 涙はよせよ
反逆のメロディーどしゃ降りの町で 拾った女は ふるえてた 優しい言葉で 誘ったら 俺のものに なると言った 甘いくちづけ- 恋の芽生え-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 二人の愛は 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ  傷ついた胸は 激しい怒りにふるえてた 帰らぬ涙の 思い出を 俺の骨が 嘆き歌う 夢を抱きしめ- 生きてゆこう-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 仲間はすべて 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ石原裕次郎渋谷郁男伊達政男伊達政男どしゃ降りの町で 拾った女は ふるえてた 優しい言葉で 誘ったら 俺のものに なると言った 甘いくちづけ- 恋の芽生え-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 二人の愛は 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ  傷ついた胸は 激しい怒りにふるえてた 帰らぬ涙の 思い出を 俺の骨が 嘆き歌う 夢を抱きしめ- 生きてゆこう-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 仲間はすべて 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ
故郷へ帰る草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる  高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ  いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて石原裕次郎萩原四朗上原賢六山田栄一草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる  高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ  いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて
星かげの海寄せる波は 俺のこころに ふるさとの 唄をはこぶ たそがれ深みゆく 海のいろ 限りなく 懐かしく 夢のなかへ 誘うよ  海をはるか 越えてゆくとき なぐさめる 友はひとり いとしのまなざしか 星のいろ いつの世も いつの世も 光る愛の またたき  懐かしく やるせなく 海のうたを 唄うよ石原裕次郎池田充男上原賢六山倉たかし寄せる波は 俺のこころに ふるさとの 唄をはこぶ たそがれ深みゆく 海のいろ 限りなく 懐かしく 夢のなかへ 誘うよ  海をはるか 越えてゆくとき なぐさめる 友はひとり いとしのまなざしか 星のいろ いつの世も いつの世も 光る愛の またたき  懐かしく やるせなく 海のうたを 唄うよ
孤児の歌(セリフ) 俺はひとりぼっちだった 手に負えぬ暴れん坊の餓鬼だった  孤児の 俺には 吹雪の海が 親爺だった 黒い土の匂いに おふくろがいた 大地を染める 夕日の中で 俺は 何時も 早く でっかく なりたいと 思っていた  (セリフ) 俺はひとりぼっちだった 泣きながら眠ってしまう夜もあった  宿無しの 俺には 流れる雲が 仲間だった 風にそよぐ野菊に 恋人がいた 夜空に光る 星屑の中に 俺は 何時も はるか 遠いしあわせを 探していた石原裕次郎渋谷郁男中川洋一中川洋一(セリフ) 俺はひとりぼっちだった 手に負えぬ暴れん坊の餓鬼だった  孤児の 俺には 吹雪の海が 親爺だった 黒い土の匂いに おふくろがいた 大地を染める 夕日の中で 俺は 何時も 早く でっかく なりたいと 思っていた  (セリフ) 俺はひとりぼっちだった 泣きながら眠ってしまう夜もあった  宿無しの 俺には 流れる雲が 仲間だった 風にそよぐ野菊に 恋人がいた 夜空に光る 星屑の中に 俺は 何時も はるか 遠いしあわせを 探していた
夜霧の恋の物語別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく  悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく  東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく石原裕次郎大高ひさを鶴岡雅義山倉たかし別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく  悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく  東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく
さよならは云ったけど髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい  腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい  君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない石原裕次郎有馬三恵子鈴木淳小野崎孝輔髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい  腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい  君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない
愛のくらしひとりぐらしに 幸せはない はぐれ鳥は 泣くばかり 細いお前の その手を握り 飛んでゆきたい 山のかなたに  指につたわる 愛のぬくもり これがほしさに 生きてきたのか 何故か涙が あふれてならぬ 今日の今日まで 泣かずに来たが  遠く果てない 人生だけど 育ててゆこう 愛のくらしを 俺とお前の 涙のしずくは 心を絆ぐ 虹のかけ橋石原裕次郎なかにし礼大沢保郎大澤保郎ひとりぐらしに 幸せはない はぐれ鳥は 泣くばかり 細いお前の その手を握り 飛んでゆきたい 山のかなたに  指につたわる 愛のぬくもり これがほしさに 生きてきたのか 何故か涙が あふれてならぬ 今日の今日まで 泣かずに来たが  遠く果てない 人生だけど 育ててゆこう 愛のくらしを 俺とお前の 涙のしずくは 心を絆ぐ 虹のかけ橋
男の嵐人はやくざと 言うけれど うけた情は 忘れない ましてお前の 真心は 包丁ひとつが 道連れの 俺は流れの 根なし草 男心は 錆びやせぬ  なんでやさしく してくれる しょせん実らぬ 恋なのに そんなお前が いじらしい 酒を相手に 嘆くけど なんで男が 泣くものか 顔で笑って 胸で泣く  背なに描いた 緋ぼたんが 俺の自慢の 心意気 花の命さ 人生は こらえこらえて たえぬいて たまりかねたら 唐獅子が 一生一度の 嵐呼ぶ石原裕次郎なかにし礼木村勇山倉たかし人はやくざと 言うけれど うけた情は 忘れない ましてお前の 真心は 包丁ひとつが 道連れの 俺は流れの 根なし草 男心は 錆びやせぬ  なんでやさしく してくれる しょせん実らぬ 恋なのに そんなお前が いじらしい 酒を相手に 嘆くけど なんで男が 泣くものか 顔で笑って 胸で泣く  背なに描いた 緋ぼたんが 俺の自慢の 心意気 花の命さ 人生は こらえこらえて たえぬいて たまりかねたら 唐獅子が 一生一度の 嵐呼ぶ
東京の夜別れがつらいと 泣いているよな 雨にぬれてる 新宿の街 やっとみつけた 幸せなのに 誰がこわして しまうのか 今夜かぎりの 東京の夜  おまえの涙を ふいているのに 俺が泣いてる 外苑通り 愛しきれない おまえを抱いて 夜にこのまま とけたいが 夢も冷たい 東京の夜  帰りたくないと すねるおまえを そっと見送る 青山あたり 俺の背中を つきさすように 別れないでと 泣く声が 今も聞える 東京の夜石原裕次郎わだじゅんこ曽根幸明山倉たかし別れがつらいと 泣いているよな 雨にぬれてる 新宿の街 やっとみつけた 幸せなのに 誰がこわして しまうのか 今夜かぎりの 東京の夜  おまえの涙を ふいているのに 俺が泣いてる 外苑通り 愛しきれない おまえを抱いて 夜にこのまま とけたいが 夢も冷たい 東京の夜  帰りたくないと すねるおまえを そっと見送る 青山あたり 俺の背中を つきさすように 別れないでと 泣く声が 今も聞える 東京の夜
白夜の都なにも云わずに この俺と 空の果てまで ゆきたいと あつい涙を 胸に押しつけた 青い瞳よ いとしの君よ コペンハーゲン 思い出の都  恋を白夜の 海に捨て ひとり帰って 来た俺さ ままになるなら せめて、いま一度 逢って濡れたい 異国の雨よ 遠く離れて 哀しみがのこる  散っているだろ マロニエが 赤い煉瓦に 音もなく 男ごころの 愛のくちづけも いまは空虚しい 旅路の夢か コペンハーゲン 忘れじの都石原裕次郎池田充男久慈ひろし久慈ひろしなにも云わずに この俺と 空の果てまで ゆきたいと あつい涙を 胸に押しつけた 青い瞳よ いとしの君よ コペンハーゲン 思い出の都  恋を白夜の 海に捨て ひとり帰って 来た俺さ ままになるなら せめて、いま一度 逢って濡れたい 異国の雨よ 遠く離れて 哀しみがのこる  散っているだろ マロニエが 赤い煉瓦に 音もなく 男ごころの 愛のくちづけも いまは空虚しい 旅路の夢か コペンハーゲン 忘れじの都
夜霧の舗道寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている  おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている石原裕次郎山上路夫三木たかし三木たかし寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている  おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている
波濤の彼方海の怒りを 知っているか君は あの荒れ狂う わだつみの声を 恐れてはいけない 進もう陸地が見えるまで  波のささやき 知っているか君は あの優しさに 乙女のようだと 甘えてはいけない 進もう船路はまだはるか  海の大きさ 知っているか君は あの果てしない 水平線にも 臆してはいけない 進もう地球の 裏までも石原裕次郎なかにし礼河村利夫河村利夫海の怒りを 知っているか君は あの荒れ狂う わだつみの声を 恐れてはいけない 進もう陸地が見えるまで  波のささやき 知っているか君は あの優しさに 乙女のようだと 甘えてはいけない 進もう船路はまだはるか  海の大きさ 知っているか君は あの果てしない 水平線にも 臆してはいけない 進もう地球の 裏までも
雪国の町GOLD LYLIC川の澱みに 石を投げる 何という寂しい 水の音か 思い出は にがい あの娘は 遠い―― あー雪国の いで湯の町よ  生きて逢う日は またとないが 面影にひかれて 北の旅へ 一年も 過ぎて あの娘が 恋し あーあの夜の いで湯の宿よ  山のふもとを 汽車が通る 何という佗しい 汽笛(ふえ)の音か 思い出が つらい あの娘に 済まぬ あー雪国の いで湯の駅よGOLD LYLIC石原裕次郎萩原四朗上原賢六牧野昭一川の澱みに 石を投げる 何という寂しい 水の音か 思い出は にがい あの娘は 遠い―― あー雪国の いで湯の町よ  生きて逢う日は またとないが 面影にひかれて 北の旅へ 一年も 過ぎて あの娘が 恋し あーあの夜の いで湯の宿よ  山のふもとを 汽車が通る 何という佗しい 汽笛(ふえ)の音か 思い出が つらい あの娘に 済まぬ あー雪国の いで湯の駅よ
青春とはなんだ「青春とはなんだ」流れる雲に 叫んだら 「青春とはなんだ」谺になって 消えてった 明日の空へ 伸びてゆく 若い木の芽や 草の芽の そうだ息吹きが 青春だ  「青春とはなんだ」悩みも夢もわけ合って 「青春とはなんだ」力の限り 生きようよ どえらい希望 寄せ合えば 何んの地球も ひと跨ぎ そうだ斗志だ 青春だ  「青春とはなんだ」夜空の星に 聞いてみた 「青春とはなんだ」涙に濡れた 眸をあげて 小さな胸に でかい夢 若い血汐が また疼く そうだこいつが 青春だ石原裕次郎渋谷郁男伊達政男牧野昭一「青春とはなんだ」流れる雲に 叫んだら 「青春とはなんだ」谺になって 消えてった 明日の空へ 伸びてゆく 若い木の芽や 草の芽の そうだ息吹きが 青春だ  「青春とはなんだ」悩みも夢もわけ合って 「青春とはなんだ」力の限り 生きようよ どえらい希望 寄せ合えば 何んの地球も ひと跨ぎ そうだ斗志だ 青春だ  「青春とはなんだ」夜空の星に 聞いてみた 「青春とはなんだ」涙に濡れた 眸をあげて 小さな胸に でかい夢 若い血汐が また疼く そうだこいつが 青春だ
泪が燃える君は倖せ うすい女 俺は孤独の ながれ者 ああ愛しても ひと夜かぎりの 愛ゆえに 死ぬほど泣かねば ならない二人  もしも俺らが 堅気なら 抱いてやりたい 君だけど ああうち明けて 苦しめるのが 辛いから つれない素振りで 重ねるグラス  情けひとつも かけないで 夢のひとつも 残さずに ああ別れゆく 俺は無情な 奴だけど 心じゃ泣いてる 泪が燃える石原裕次郎大高ひさを野崎真一山倉たかし君は倖せ うすい女 俺は孤独の ながれ者 ああ愛しても ひと夜かぎりの 愛ゆえに 死ぬほど泣かねば ならない二人  もしも俺らが 堅気なら 抱いてやりたい 君だけど ああうち明けて 苦しめるのが 辛いから つれない素振りで 重ねるグラス  情けひとつも かけないで 夢のひとつも 残さずに ああ別れゆく 俺は無情な 奴だけど 心じゃ泣いてる 泪が燃える
北国の空は燃えているおきき瞳を閉じて 波の音がする 別れに来たのに もう発つのか 枯れた唐きびゆれる さいはての駅で 淋しさかくして 俺は口笛吹く 気をつけて元気でな 幸せになれよ  ごらん涙をふいて 星も濡れている 愛しているから これでいい 赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ  赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ石原裕次郎岩谷時子平尾昌晃京建輔おきき瞳を閉じて 波の音がする 別れに来たのに もう発つのか 枯れた唐きびゆれる さいはての駅で 淋しさかくして 俺は口笛吹く 気をつけて元気でな 幸せになれよ  ごらん涙をふいて 星も濡れている 愛しているから これでいい 赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ  赤いサルビア燃えた さいはての駅は 夕やけ空と 別れがよく似合う 気をつけて彼となら 幸せがくるぜ
帰り道別れ道優しく肩を抱かれてみたい せめて一度甘えたくて 横顔をのぞく 目をそらし足も止めず 帰り道たどって 何気ないその顔が 今夜は憎い  かたてを組んで歩いてみたい 愛のささやき待ちつづけて うつ向いて歩く 街の灯を顔に映し 別れ道近づく さりげないその言葉 心に痛い  淋しげなうしろ姿 街角に消えてく 約束もないままの 別れが辛い 石原裕次郎増永直子鈴木淳あかのたちお優しく肩を抱かれてみたい せめて一度甘えたくて 横顔をのぞく 目をそらし足も止めず 帰り道たどって 何気ないその顔が 今夜は憎い  かたてを組んで歩いてみたい 愛のささやき待ちつづけて うつ向いて歩く 街の灯を顔に映し 別れ道近づく さりげないその言葉 心に痛い  淋しげなうしろ姿 街角に消えてく 約束もないままの 別れが辛い 
泣きながら微笑んで逢うときは いつも他人の恋だった 噂と影におびえては 夜霧の森で 泣いていた 恋の終りの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  くちづけは いつも別れの味だった 誰も許さぬ 恋だから 街の灯影も 暗かった 恋の別れの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで石原裕次郎石原慎太郎石原慎太郎小谷充逢うときは いつも他人の恋だった 噂と影におびえては 夜霧の森で 泣いていた 恋の終りの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  くちづけは いつも別れの味だった 誰も許さぬ 恋だから 街の灯影も 暗かった 恋の別れの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで
ポプラと私ポプラ並木を 歩いていたら ポプラがみんな 歌っていたぜ 恋をするなら 北国の町 捜しにおいで 本当の恋を そうかもしれない 本当の恋が 生まれる町は 北国の町 あの娘をつれて 来たこの並木 愛の言葉が はじめて言えた 風に吹かれて ポプラは笑う お前もやっと 恋人みつけた あの日あの時 北一条の ホテルもオレを 笑っていたぜ  恋がはじまり 炎が燃える だけど北国 冬の訪れ 雪の夜空に 祈るよポプラ 恋の炎が 消えないように ポプラよごらん ホテルの窓を 本当の恋の 灯りの窓を石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助小谷充ポプラ並木を 歩いていたら ポプラがみんな 歌っていたぜ 恋をするなら 北国の町 捜しにおいで 本当の恋を そうかもしれない 本当の恋が 生まれる町は 北国の町 あの娘をつれて 来たこの並木 愛の言葉が はじめて言えた 風に吹かれて ポプラは笑う お前もやっと 恋人みつけた あの日あの時 北一条の ホテルもオレを 笑っていたぜ  恋がはじまり 炎が燃える だけど北国 冬の訪れ 雪の夜空に 祈るよポプラ 恋の炎が 消えないように ポプラよごらん ホテルの窓を 本当の恋の 灯りの窓を
モカの匂う街さすらいの 果てに淋しく 立ち寄る街の 白い花よ ただゆきずりの 女だけど あの可愛さが 胸のどこかに いまも浮かんで つらい俺さ  ほろ苦い モカの香りに 想いが残る 二人だった みじかい春が 過ぎるとき この北国の 恋も終ると 顔をかくして 泣いたおまえ アカシヤの 花がこぼれて 静かな街に 俺はひとり 逢うはずだった 一年の 月日は流れ 雲の彼方に 可愛いおまえを 偲ぶだけさ石原裕次郎池田充男上原賢六山倉たかしさすらいの 果てに淋しく 立ち寄る街の 白い花よ ただゆきずりの 女だけど あの可愛さが 胸のどこかに いまも浮かんで つらい俺さ  ほろ苦い モカの香りに 想いが残る 二人だった みじかい春が 過ぎるとき この北国の 恋も終ると 顔をかくして 泣いたおまえ アカシヤの 花がこぼれて 静かな街に 俺はひとり 逢うはずだった 一年の 月日は流れ 雲の彼方に 可愛いおまえを 偲ぶだけさ
アカシヤは枯れた(セリフ)呼んでみたって 泣いたって 二度とあの日は 帰りゃしない だのに ただ何となく こころ惹かれて こんな涯まで 来て了った…  汽車の窓から 見るだけじゃ なつかしすぎる あの娘を泣かせた 山の町 別れない 死んでほしいと すがりついた肩に アカシヤの花が 散っていたよ  (セリフ)俺は弱虫だったのか いや 卑怯者だった 今になって 是ほどあの娘が恋しいのに 俺はあの娘から逃げたのだ 命までかけてくれた 女のまごころを捨てて了った…  駅の広場も 山裾も あの日のままだ 牧場の夕陽もおなじだが ふたりして じっと見上げた やさし花の匂う アカシヤが寒く 枯れているよ  風に震える 枯れ枝は 見るさえつらい 果敢ないふたりの 恋のあと 北国の春が逝くのに ひとり熱いなみだ アカシヤの蔭で 窃っと拭くよ石原裕次郎萩原四朗上原賢六小谷充(セリフ)呼んでみたって 泣いたって 二度とあの日は 帰りゃしない だのに ただ何となく こころ惹かれて こんな涯まで 来て了った…  汽車の窓から 見るだけじゃ なつかしすぎる あの娘を泣かせた 山の町 別れない 死んでほしいと すがりついた肩に アカシヤの花が 散っていたよ  (セリフ)俺は弱虫だったのか いや 卑怯者だった 今になって 是ほどあの娘が恋しいのに 俺はあの娘から逃げたのだ 命までかけてくれた 女のまごころを捨てて了った…  駅の広場も 山裾も あの日のままだ 牧場の夕陽もおなじだが ふたりして じっと見上げた やさし花の匂う アカシヤが寒く 枯れているよ  風に震える 枯れ枝は 見るさえつらい 果敢ないふたりの 恋のあと 北国の春が逝くのに ひとり熱いなみだ アカシヤの蔭で 窃っと拭くよ
剣と花暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ  腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ  暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ石原裕次郎萩原四朗上原賢六長津義司暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ  腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ  暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ
愛への祈り愛はことばなどで 云いあらわせないものさ 暗い顔 見ただけで 希望さえ 消えた  逢いたくて 来たんだろ 涙をふいて 悩みなら かくさずに なにもかも云えよ  過去は僕もあるさ 君にかくしていたが あやまちは 許せるさ 泣かないでおくれ  僕の眸を 見てごらん 笑ってるだろ あまりにも 君だけを 愛しているから石原裕次郎滝田順伊藤雪彦小谷充愛はことばなどで 云いあらわせないものさ 暗い顔 見ただけで 希望さえ 消えた  逢いたくて 来たんだろ 涙をふいて 悩みなら かくさずに なにもかも云えよ  過去は僕もあるさ 君にかくしていたが あやまちは 許せるさ 泣かないでおくれ  僕の眸を 見てごらん 笑ってるだろ あまりにも 君だけを 愛しているから
宴のあと帰るのね こんな夜更けに あの女が 待っているのね 愛された 宴のあとは アパートの 扉をあけて 遠くなる 遠くなる あなたのこころ  花を買い グラス飾って 待ちわびた 夜の終りは さよならの キッスも忘れ 街角に 車が消えて 涙ぐむ 涙ぐむ 私が残る  好きだから ひとのあなたの 幸福を こわしたかった それなのに 今夜も負けて 燃える手に 乳房をつつみ ふりしきる ふりしきる 雨に泣くのよ石原裕次郎西沢爽北原じゅん高田弘帰るのね こんな夜更けに あの女が 待っているのね 愛された 宴のあとは アパートの 扉をあけて 遠くなる 遠くなる あなたのこころ  花を買い グラス飾って 待ちわびた 夜の終りは さよならの キッスも忘れ 街角に 車が消えて 涙ぐむ 涙ぐむ 私が残る  好きだから ひとのあなたの 幸福を こわしたかった それなのに 今夜も負けて 燃える手に 乳房をつつみ ふりしきる ふりしきる 雨に泣くのよ
海鳴りの宿過去なんて どうでもよかった ついてきてほしかった 海鳴りのきこえる この宿で しあわせの貝がらを あげたかったのに やせてうつくしい あの手には 今日もグラスが握られて 揺れてるだろうか… むなしく…  約束の切符を見つめて うなずいたひとだった 海鳴りがやたらと はげしくて しあわせの貝がらは くだけてしまった やはり昨日から 逃げられず こころの扉 締めたまま 泣いてるだろうか…ひとりで…石原裕次郎池田康生遠藤実高田弘過去なんて どうでもよかった ついてきてほしかった 海鳴りのきこえる この宿で しあわせの貝がらを あげたかったのに やせてうつくしい あの手には 今日もグラスが握られて 揺れてるだろうか… むなしく…  約束の切符を見つめて うなずいたひとだった 海鳴りがやたらと はげしくて しあわせの貝がらは くだけてしまった やはり昨日から 逃げられず こころの扉 締めたまま 泣いてるだろうか…ひとりで…
影狩り(おてまりトントントン ひとり切っては 十兵衛さん) (ふたり切っては 日光さん さんにん切っては 月光さん) (まずまず一貫 貸しました)  失うものは もうなにもない 長い合羽に 包んだのは 生命一つ 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の匂いに乗って やって来た  地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る  無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く  地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る  無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く石原裕次郎保富康午大沢保郎小谷充(おてまりトントントン ひとり切っては 十兵衛さん) (ふたり切っては 日光さん さんにん切っては 月光さん) (まずまず一貫 貸しました)  失うものは もうなにもない 長い合羽に 包んだのは 生命一つ 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の匂いに乗って やって来た  地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る  無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く  地獄の野良犬だぜ 生きるってことは 死の風が吹く 血の雨が降る 心は凍る  無妙の闇は ただ果しない ときに煌く あの光は 剣の火花 牙を剥く 牙を剥く 影狩りと言う 獣 が 血の荒野を 今日も駆けて行く
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
何故か愛せないあともどり出来ぬ 俺の人生は ビルの谷間を 吹き抜ける 風のまにまに どこへ行く 道ばたに咲いてる 可憐な花に 立ち止まる足許に 涙が落ちる  (セリフ)さようなら 小さな思い出 何故か 愛せない  汚れてしまった 俺の悲しみは ほこりまみれの 街灯か 雨にうたれて ただ一人 夢にみるあたたかさ やさしい心 みたされぬ唇が 求めて歌う  (セリフ)君にわかるかな 何故か 愛せない  捨てどころない 俺の淋しさは 重い足音 影法師 きっと死ぬまで つきまとう 幸せにあふれてた 幼い頃よ あの頃のほほえみを みつけるまでは  (セリフ)もう少し 待っていてくれないか 何故か 愛せない石原裕次郎なかにし礼鈴木淳鈴木淳あともどり出来ぬ 俺の人生は ビルの谷間を 吹き抜ける 風のまにまに どこへ行く 道ばたに咲いてる 可憐な花に 立ち止まる足許に 涙が落ちる  (セリフ)さようなら 小さな思い出 何故か 愛せない  汚れてしまった 俺の悲しみは ほこりまみれの 街灯か 雨にうたれて ただ一人 夢にみるあたたかさ やさしい心 みたされぬ唇が 求めて歌う  (セリフ)君にわかるかな 何故か 愛せない  捨てどころない 俺の淋しさは 重い足音 影法師 きっと死ぬまで つきまとう 幸せにあふれてた 幼い頃よ あの頃のほほえみを みつけるまでは  (セリフ)もう少し 待っていてくれないか 何故か 愛せない
反逆の報酬愛する者の 死顔に 俺の涙は つめたかろ それだけが お別れと 知った日も あの空は 青かった 生きてるほうが 悲しいぜ  どこまで落ちる 夢を見りゃ 男ひとりの 朝がくる みな眠る この夜を 引き裂いて 欲しいのは ただひとつ 生きてることの あかしだけ  汚れてしまった 思い出は 餓えた犬らに くれちまえ 戦いは ひとときも 休まない 狙い撃つ 明日の夢 生きてるかぎり つづくのさ石原裕次郎保富康午広瀬健次郎広瀬健次郎愛する者の 死顔に 俺の涙は つめたかろ それだけが お別れと 知った日も あの空は 青かった 生きてるほうが 悲しいぜ  どこまで落ちる 夢を見りゃ 男ひとりの 朝がくる みな眠る この夜を 引き裂いて 欲しいのは ただひとつ 生きてることの あかしだけ  汚れてしまった 思い出は 餓えた犬らに くれちまえ 戦いは ひとときも 休まない 狙い撃つ 明日の夢 生きてるかぎり つづくのさ
二人の雨もっとこっちへお寄りよ 背中が濡れる どうしよう来た道 また戻ろうか ひとつしかない この傘は 別れたくない夜の 恋ごころ  寒くないかとコートを 着せかけながら 今日もまた云えない 愛していると どこか幼い くちびるに ささやいているような 雨の音  きっと明日もこのまま 降りつづくだろう ひとつづつ消えてゆく うるんだ灯り 二人を結んだ 銀の糸 どこまでも歩こうよ 雨の街石原裕次郎山口洋子鈴木淳竜崎孝路もっとこっちへお寄りよ 背中が濡れる どうしよう来た道 また戻ろうか ひとつしかない この傘は 別れたくない夜の 恋ごころ  寒くないかとコートを 着せかけながら 今日もまた云えない 愛していると どこか幼い くちびるに ささやいているような 雨の音  きっと明日もこのまま 降りつづくだろう ひとつづつ消えてゆく うるんだ灯り 二人を結んだ 銀の糸 どこまでも歩こうよ 雨の街
夜霧の終着駅夜霧にむせんで だきしめあった 肩のふるえが 忘られぬ 忘られぬ このままいっしょに 死にたいと せがんだ君も いまは人妻 ああ さいはての 思い出せつない 終着駅よ  つめたいレールを みつめて泣いた 遠いあの日は もう来ない もう来ない しあわせだったら いいけれど 噂がつらい 君のこの頃 ああ くろ髪に もいちど告げたい いとしい言葉  ここからさきへは いけない恋さ 上りばかりの 寒い町 寒い町 せめての名残りに 逢いたくて たずねて来ても つらい夢だけ ああ 霧の中 夜明けが淋しい 終着駅よ石原裕次郎梅本としお花礼二小谷充夜霧にむせんで だきしめあった 肩のふるえが 忘られぬ 忘られぬ このままいっしょに 死にたいと せがんだ君も いまは人妻 ああ さいはての 思い出せつない 終着駅よ  つめたいレールを みつめて泣いた 遠いあの日は もう来ない もう来ない しあわせだったら いいけれど 噂がつらい 君のこの頃 ああ くろ髪に もいちど告げたい いとしい言葉  ここからさきへは いけない恋さ 上りばかりの 寒い町 寒い町 せめての名残りに 逢いたくて たずねて来ても つらい夢だけ ああ 霧の中 夜明けが淋しい 終着駅よ
よこはま物語GOLD LYLIC愛しあっても かなわぬものを これでいいのと うなづくお前 負けた負けたよ お前に負けた ずっとこのまま ついて来るかい よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  ちょっと今夜は 肌寒いから 抱いてほしいと 恥らうお前 遠慮するなよ ふたりの時は 俺のすべては お前のものだよ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  無理をしないで ただ末永く 好いてほしいと 言っては泣いた 泣くな泣くなよ お前のほかに 幸せなんか さがしはしないさ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語GOLD LYLIC石原裕次郎なかにし礼浜圭介高田弘愛しあっても かなわぬものを これでいいのと うなづくお前 負けた負けたよ お前に負けた ずっとこのまま ついて来るかい よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  ちょっと今夜は 肌寒いから 抱いてほしいと 恥らうお前 遠慮するなよ ふたりの時は 俺のすべては お前のものだよ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  無理をしないで ただ末永く 好いてほしいと 言っては泣いた 泣くな泣くなよ お前のほかに 幸せなんか さがしはしないさ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語
ロンリーナイト・ロンリーウェイLONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  頬を過ぎる 北の風が くわえ煙草の 煙りを散らす すれ違う若者が まぶしくて 重いため息 街角に捨てる 駅に向う 背中ごしに 酔った笑いが 追いかけてくる 露地裏の空き缶が カラカラと 風に吹かれて 泣きながら踊る  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  汗と夢を分かちあった 友はどうしているのだろうか 立ち止まる 足下に青春の にがい涙の想い出が絡む  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし石原裕次郎松本礼児浜圭介小六禮次郎LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  頬を過ぎる 北の風が くわえ煙草の 煙りを散らす すれ違う若者が まぶしくて 重いため息 街角に捨てる 駅に向う 背中ごしに 酔った笑いが 追いかけてくる 露地裏の空き缶が カラカラと 風に吹かれて 泣きながら踊る  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  汗と夢を分かちあった 友はどうしているのだろうか 立ち止まる 足下に青春の にがい涙の想い出が絡む  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし
引き潮男はいつでも何処かへ行く 多分 男の故郷は漂白だろう だからどんなに愛しあっていても その為に旅をやめることはしない どうか こんな夜明けを 別れだと思わないで欲しい…さよなら  ありがとう あなた すてきな思い出 二人で暮らした日々は もう帰らないわ  ありがとう あなた あなたのぬくもり 忘れず生きて行きます 淋しい時でも  白い船にのり 夜明けの旅に出る 鳥のように気ままな 海に生きる人よ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  青い砂浜の 名もない花びらが 風のようにはかない 恋をした明け暮れ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  泪あふれて名前叫ぶ 海辺にまた陽がのぼる 石原裕次郎杉紀彦三木たかし三木たかし男はいつでも何処かへ行く 多分 男の故郷は漂白だろう だからどんなに愛しあっていても その為に旅をやめることはしない どうか こんな夜明けを 別れだと思わないで欲しい…さよなら  ありがとう あなた すてきな思い出 二人で暮らした日々は もう帰らないわ  ありがとう あなた あなたのぬくもり 忘れず生きて行きます 淋しい時でも  白い船にのり 夜明けの旅に出る 鳥のように気ままな 海に生きる人よ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  青い砂浜の 名もない花びらが 風のようにはかない 恋をした明け暮れ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  泪あふれて名前叫ぶ 海辺にまた陽がのぼる 
不思議な夢昨夜不思議な 夢を見た 夢見て泣いて 目がさめた 青い空に 白い雲 風にゆれてる 赤い花 暗い暗いと 思っていたが 結構この世も 明るいじゃないか それがうれしくて それがうれしくて 涙ひとつぶ ながれちゃったんだよ  夢がおしえて くれたのさ 季節 季節の 花の色 枝をはなれて散る落葉 人の命の はかなさを つらいつらいと つぶやきながら 生きてる姿が 本当じゃないか それがせつなくて それがせつなくて 何故か他人に やさしくなるんだよ石原裕次郎なかにし礼村井邦彦・日高富明日高富明・村井邦彦昨夜不思議な 夢を見た 夢見て泣いて 目がさめた 青い空に 白い雲 風にゆれてる 赤い花 暗い暗いと 思っていたが 結構この世も 明るいじゃないか それがうれしくて それがうれしくて 涙ひとつぶ ながれちゃったんだよ  夢がおしえて くれたのさ 季節 季節の 花の色 枝をはなれて散る落葉 人の命の はかなさを つらいつらいと つぶやきながら 生きてる姿が 本当じゃないか それがせつなくて それがせつなくて 何故か他人に やさしくなるんだよ
別れの言葉に接吻(くちづけ)を季節の終りを告げる 北風吹けば 小さな木の葉が 仲間にはぐれて 窓にこぼれちる 君とみた夢も 淡いまぼろしか うつろによみがえる 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  途切れたふたりの暮し 雨の坂道 哀しみあふれた チャペルの調べに 胸がふるえるよ 深い傷あとを つけた年月を 忘れて生きてくれ 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  ひとつの涙の中に ふたりが秘めた 去りゆくあの日の 心の想い出を かくす切なさよ 白い朝もやに 消えた面影が かすかに目にしみる 別れの言葉にくちづけを 明日に幸せを石原裕次郎野口恵四方章人小谷充季節の終りを告げる 北風吹けば 小さな木の葉が 仲間にはぐれて 窓にこぼれちる 君とみた夢も 淡いまぼろしか うつろによみがえる 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  途切れたふたりの暮し 雨の坂道 哀しみあふれた チャペルの調べに 胸がふるえるよ 深い傷あとを つけた年月を 忘れて生きてくれ 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  ひとつの涙の中に ふたりが秘めた 去りゆくあの日の 心の想い出を かくす切なさよ 白い朝もやに 消えた面影が かすかに目にしみる 別れの言葉にくちづけを 明日に幸せを
港町の少女船が出る朝の 口笛 耳にしみついた メロディー そうさ 少女よ 君のすきな はやりうたさ おいかけて 長い髪 潮風に なびかせて泣くなんて あゝ君らしくないぜ…… 手をふってくれ 少女よ 幼なくて優しい 港町の少女よ ひとときのひとときの恋を ありがとう  風が吹く朝の 桟橋 おとこ心さえ ふるえる そうさ 少女よ 君のための 銅羅の音さ あしたには 忘れろよ 夢をみた 月日だと 友達に あゝ思い出を語れ…… 手をふってくれ 少女よ 小麦色まぶしい 港町の少女よ あたらしいあたらしい 恋に 生きてくれ  手をふってくれ 少女よ 安らぎの思い出 港町の少女よ 風に散る風に散る泪 忘れない石原裕次郎杉紀彦八角朋子高田弘船が出る朝の 口笛 耳にしみついた メロディー そうさ 少女よ 君のすきな はやりうたさ おいかけて 長い髪 潮風に なびかせて泣くなんて あゝ君らしくないぜ…… 手をふってくれ 少女よ 幼なくて優しい 港町の少女よ ひとときのひとときの恋を ありがとう  風が吹く朝の 桟橋 おとこ心さえ ふるえる そうさ 少女よ 君のための 銅羅の音さ あしたには 忘れろよ 夢をみた 月日だと 友達に あゝ思い出を語れ…… 手をふってくれ 少女よ 小麦色まぶしい 港町の少女よ あたらしいあたらしい 恋に 生きてくれ  手をふってくれ 少女よ 安らぎの思い出 港町の少女よ 風に散る風に散る泪 忘れない
紫の雨野火の煙が ゆらぐ丘に 小雨がそそぐ ああそそぐ むらさきにけぶる 雨に濡れて あの娘は泣き泣き 嫁にゆく  ながいふたりの 辛い恋も この日でおわる ああおわる もういちど抱いて 別れたいが あの娘は群がる 人のなか  好きな同志の うすいえにし 世間が憎い ああ憎い むらさきにけぶる 雨の道を あの娘の姿は 遠ざかる石原裕次郎萩原四朗野崎真一野崎真一野火の煙が ゆらぐ丘に 小雨がそそぐ ああそそぐ むらさきにけぶる 雨に濡れて あの娘は泣き泣き 嫁にゆく  ながいふたりの 辛い恋も この日でおわる ああおわる もういちど抱いて 別れたいが あの娘は群がる 人のなか  好きな同志の うすいえにし 世間が憎い ああ憎い むらさきにけぶる 雨の道を あの娘の姿は 遠ざかる
パパとあるこう空行く雲が お前にみえた 五月の町は バラの香りさ そうさ お前が生まれたあの日 どうってこともない この町が 地球で一番すばらしくなった… 泣き虫の お前の泪を吸った この町は おれたちの町 さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 手をつないで  愛そのものさ お前の笑顔 淋しい人に 分けて上げよう そうさ お前が笑ってこける どうってこともない 昼さがり 悲しみなんかに負ける気はしない… いつの日か お前も大人になって この町で 恋をしてくれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 風さわやか  花をみて お前が きれいと言った この町で 幸せになれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 夢みながら石原裕次郎杉紀彦丹羽応樹小六禮次郎空行く雲が お前にみえた 五月の町は バラの香りさ そうさ お前が生まれたあの日 どうってこともない この町が 地球で一番すばらしくなった… 泣き虫の お前の泪を吸った この町は おれたちの町 さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 手をつないで  愛そのものさ お前の笑顔 淋しい人に 分けて上げよう そうさ お前が笑ってこける どうってこともない 昼さがり 悲しみなんかに負ける気はしない… いつの日か お前も大人になって この町で 恋をしてくれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 風さわやか  花をみて お前が きれいと言った この町で 幸せになれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 夢みながら
潮騒汐の香に むせぶ夏の日も つかの間の命もやす恋のあしあとよ 遠く近く さわぐ波の音 お前のきのうの さゝやきか 打ち寄せる波は 遥か 夢のかなたへ  しらじらと 明ける夏の夜に よみがえる胸にひめたあつきこの想い 白く続く 朝の砂浜 消えゆくかすかな 星あかり 想い出が たどる 愛を運ぶ そよ風  胸に浮かぶ 浮かぶ愛の歌 帰らぬその日を しのびつゝ 人知れず 夏に 告げる 永遠(とわ)の別れよ石原裕次郎滝田順伊藤雪彦小谷充汐の香に むせぶ夏の日も つかの間の命もやす恋のあしあとよ 遠く近く さわぐ波の音 お前のきのうの さゝやきか 打ち寄せる波は 遥か 夢のかなたへ  しらじらと 明ける夏の夜に よみがえる胸にひめたあつきこの想い 白く続く 朝の砂浜 消えゆくかすかな 星あかり 想い出が たどる 愛を運ぶ そよ風  胸に浮かぶ 浮かぶ愛の歌 帰らぬその日を しのびつゝ 人知れず 夏に 告げる 永遠(とわ)の別れよ
海びとの詩海よ 空よ ヨットよ 俺の恋びと おまえ達は おなじ命さ 青い 青い うねりに うらぎられても 諦めはしない 海に賭けた 男の戦い 俺は挑む どこまでも  艇よ 艇よ 逸るな 海は果てない うなる帆綱 逆巻く浪よ あらし あらし 去る時 ほほえむだろう 勝利の女神 いまは独り 男の海原 決めたままに 越えるだけ  決めたままに 越えるだけ石原裕次郎池田充男曽根幸明小谷充海よ 空よ ヨットよ 俺の恋びと おまえ達は おなじ命さ 青い 青い うねりに うらぎられても 諦めはしない 海に賭けた 男の戦い 俺は挑む どこまでも  艇よ 艇よ 逸るな 海は果てない うなる帆綱 逆巻く浪よ あらし あらし 去る時 ほほえむだろう 勝利の女神 いまは独り 男の海原 決めたままに 越えるだけ  決めたままに 越えるだけ
泣くのはおよしさよならと言えずに 泣くのはおよし わがままな恋人 困らせないで 叱りながらも おまえを見つめ そっと涙を 拭いてやる ああ 夜霧がせつない 別れ街角 こんなに好きな 二人じゃないか  やるせないカクテル 無理して呑んで おとなぶる横顔 なおいじらしい だからおまえを 綺麗なままで 帰したいのさ 夜の街 ああ 囁く言葉は 甘いブルース いつものように 笑っておくれ  あの橋のところで 車をひろい 右・左 今夜は別れてゆこう ごらんちいさな 時計の針も 午前零時を 指している ああ おまえの瞼に 残すくちづけ 明日も逢える 二人じゃないか石原裕次郎池田充男野崎真一小谷充さよならと言えずに 泣くのはおよし わがままな恋人 困らせないで 叱りながらも おまえを見つめ そっと涙を 拭いてやる ああ 夜霧がせつない 別れ街角 こんなに好きな 二人じゃないか  やるせないカクテル 無理して呑んで おとなぶる横顔 なおいじらしい だからおまえを 綺麗なままで 帰したいのさ 夜の街 ああ 囁く言葉は 甘いブルース いつものように 笑っておくれ  あの橋のところで 車をひろい 右・左 今夜は別れてゆこう ごらんちいさな 時計の針も 午前零時を 指している ああ おまえの瞼に 残すくちづけ 明日も逢える 二人じゃないか
愛の絆暗い過去を ひきずりながら 生きて来たが これで終りと 思いつめた 夜明けの裏通り おまえを見つけたよ 身体の中を ああ 何かが走り 言葉をなくし 抱きあう… 愛なんて呼べない 愛愛以上の つよい絆 感じ 燃える二人  人のさだめ それは不思議さ こんな場所で こんな具合に 深い傷を背おった者同志 出逢いが訪れる 初めて逢って ああ 名前も知らぬ それでもすべて 分って… 昔から知ってた そんなそんな気がして 曇り空の夜明け あるく二人  孤独だらけの ああ 過去をすてたら 生れたままの 姿で… 死ぬことを怖れず 生きて生きて行くのも わるい事じゃないと 思う二人石原裕次郎杉紀彦八角朋子高田弘暗い過去を ひきずりながら 生きて来たが これで終りと 思いつめた 夜明けの裏通り おまえを見つけたよ 身体の中を ああ 何かが走り 言葉をなくし 抱きあう… 愛なんて呼べない 愛愛以上の つよい絆 感じ 燃える二人  人のさだめ それは不思議さ こんな場所で こんな具合に 深い傷を背おった者同志 出逢いが訪れる 初めて逢って ああ 名前も知らぬ それでもすべて 分って… 昔から知ってた そんなそんな気がして 曇り空の夜明け あるく二人  孤独だらけの ああ 過去をすてたら 生れたままの 姿で… 死ぬことを怖れず 生きて生きて行くのも わるい事じゃないと 思う二人
海よお前だけに…海よ 恋をしよう 海よ 恋を語ろう 風も 胸にあまい 太陽の下  俺の生きがいが そして人生が 浪の彼方に 待っているのさ  海よ おまえならば 俺は 泣いてもいい 航路の 終るまでは みつめておくれ  海よ 俺を好きか 海よ 俺は惚れた いつも 深い愛と 試練をくれる  遠い浪のはて 夢を求めて 俺は港を ひとり出て来た  海よ おまえだけに 俺は いのち賭ける 航路の 終るまでは みつめておくれ石原裕次郎池田充男曽根幸明小谷充海よ 恋をしよう 海よ 恋を語ろう 風も 胸にあまい 太陽の下  俺の生きがいが そして人生が 浪の彼方に 待っているのさ  海よ おまえならば 俺は 泣いてもいい 航路の 終るまでは みつめておくれ  海よ 俺を好きか 海よ 俺は惚れた いつも 深い愛と 試練をくれる  遠い浪のはて 夢を求めて 俺は港を ひとり出て来た  海よ おまえだけに 俺は いのち賭ける 航路の 終るまでは みつめておくれ
クロスオーバー・ラブ夏がまだ 終らないのに 秋がもうしのびよる クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい にぎやかな街に かくれたいひとりで クロスオーバー 私の心に 夏と秋のふたつの恋 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ  夢がまだ さめてないのに 朝がもうさわぎだす クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい 新しいひとに 心をのぞかれて クロスオーバー 私の心で出逢う ふたつの恋の影 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助小杉仁三夏がまだ 終らないのに 秋がもうしのびよる クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい にぎやかな街に かくれたいひとりで クロスオーバー 私の心に 夏と秋のふたつの恋 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ  夢がまだ さめてないのに 朝がもうさわぎだす クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい 新しいひとに 心をのぞかれて クロスオーバー 私の心で出逢う ふたつの恋の影 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ
港町のうたが聴こえる言葉にならない 淋しさ抱きすくめ 心はいつでも 港へ還る 愛した人々 別れた人々 思い出すそのたびに 見つける安らぎ 寒い吹雪のなか 俺におとずれて来る 遠い 海の夜明け いつか港町のうたが 聴こえる  過ぎ去る月日が 残した淋しさは 真冬のかもめに 似ているだろう 愛した人々 別れた人々 誰もみな哀しみを かかえているだろう 海が凍る夜も 人は生きて行くのさ やがてのぼる朝日 そして港町のうたが 聴こえる  海をおもうことは 心てらすともしび おれの夢のように 今日も港町のうたが 聴こえる石原裕次郎杉紀彦三木たかしあかのたちお言葉にならない 淋しさ抱きすくめ 心はいつでも 港へ還る 愛した人々 別れた人々 思い出すそのたびに 見つける安らぎ 寒い吹雪のなか 俺におとずれて来る 遠い 海の夜明け いつか港町のうたが 聴こえる  過ぎ去る月日が 残した淋しさは 真冬のかもめに 似ているだろう 愛した人々 別れた人々 誰もみな哀しみを かかえているだろう 海が凍る夜も 人は生きて行くのさ やがてのぼる朝日 そして港町のうたが 聴こえる  海をおもうことは 心てらすともしび おれの夢のように 今日も港町のうたが 聴こえる
夢織りびと春よ たとえば おまえは 初恋の 限りない 優しさ 小雨のあとの 暖かいあしたに 夢織りびとが 夢織りびとが 訪れそうな…  夏よ たとえば おまえは 束の間の 熱愛のまぶしさ もえ行く海に 今日だけの命を 夢織りびとが 夢織りびとが あずけるような…  秋よ たとえば おまえは 恋なくす たそがれのつれづれ 枯葉の泪 背に受けて旅行く 夢織りびとも 夢織りびとも 時には独り…  冬よ たとえば おまえは 人の世の なけなしのぬくもり よせあう肩の 白い雪払って 夢織りびとが 夢織りびとが 春呼びそうな…石原裕次郎杉紀彦丹羽応樹小六禮次郎春よ たとえば おまえは 初恋の 限りない 優しさ 小雨のあとの 暖かいあしたに 夢織りびとが 夢織りびとが 訪れそうな…  夏よ たとえば おまえは 束の間の 熱愛のまぶしさ もえ行く海に 今日だけの命を 夢織りびとが 夢織りびとが あずけるような…  秋よ たとえば おまえは 恋なくす たそがれのつれづれ 枯葉の泪 背に受けて旅行く 夢織りびとも 夢織りびとも 時には独り…  冬よ たとえば おまえは 人の世の なけなしのぬくもり よせあう肩の 白い雪払って 夢織りびとが 夢織りびとが 春呼びそうな…
それぞれの旅それぞれの人生に 疲れることはありませんか 足を早め 街をゆく人の群れ 西の空の ああ夕日さえ気づかない  どん行の汽車になど 乗りたいことはありませんか うつら、うつら 目を閉じて揺れながら 雪の深い ああ北国へ来るもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  それぞれの人生に 疲れることはありませんか 背中まるく 木枯らしをよけながら 地下の駅へ ああ今日もまた 降りてゆく  温かい暖炉など 恋しいことはありませんか うつら、うつら 雪嵐ききながら酒に酔って ああ手枕で 眠るのもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように石原裕次郎池田充男長戸大幸小谷充それぞれの人生に 疲れることはありませんか 足を早め 街をゆく人の群れ 西の空の ああ夕日さえ気づかない  どん行の汽車になど 乗りたいことはありませんか うつら、うつら 目を閉じて揺れながら 雪の深い ああ北国へ来るもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  それぞれの人生に 疲れることはありませんか 背中まるく 木枯らしをよけながら 地下の駅へ ああ今日もまた 降りてゆく  温かい暖炉など 恋しいことはありませんか うつら、うつら 雪嵐ききながら酒に酔って ああ手枕で 眠るのもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように
足あと潮風に なびく髪を そっとおさえながら ただだまってた 別離の日  いまでも愛しているよと 言いたかったけれど もえる夕陽にも 想いたくした  昨日 きいたよ君が 彼と結婚したと やっと幸せになれたよと  ほんとによかったと 皆で乾杯しながら つのる淋しさを ひとりこらえた  いまは ひとりの浜辺 寄せて返す波が ほら足あとも消してゆく  また逢う日までと泣いた あの日の約束を 海にかえしたい 恋のまんまで石原裕次郎山口洋子小谷充小谷充潮風に なびく髪を そっとおさえながら ただだまってた 別離の日  いまでも愛しているよと 言いたかったけれど もえる夕陽にも 想いたくした  昨日 きいたよ君が 彼と結婚したと やっと幸せになれたよと  ほんとによかったと 皆で乾杯しながら つのる淋しさを ひとりこらえた  いまは ひとりの浜辺 寄せて返す波が ほら足あとも消してゆく  また逢う日までと泣いた あの日の約束を 海にかえしたい 恋のまんまで
さいはて哀歌白く凍てつく 北の海辺を 人を葬う 黒い列が行く だまりこくって 悲しみさえも 風の彼方に 埋めてしまうのか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも捨てようか 恋のなきがら  つらら浮かべて 酒を飲んでも 昔の夢が 帰る訳じゃない せめて思い出 抱きしめながら 風をまくらに 眠ってしまおうか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… 春は遠すぎる 海の流氷  生きて来たことは くやまないけど 女を愛した 古い傷がある 群をはずれた かもめが一羽 風にまかれて 海辺に消えて行く ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも消えようか あすの吹雪に石原裕次郎杉紀彦平尾昌晃高田弘白く凍てつく 北の海辺を 人を葬う 黒い列が行く だまりこくって 悲しみさえも 風の彼方に 埋めてしまうのか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも捨てようか 恋のなきがら  つらら浮かべて 酒を飲んでも 昔の夢が 帰る訳じゃない せめて思い出 抱きしめながら 風をまくらに 眠ってしまおうか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… 春は遠すぎる 海の流氷  生きて来たことは くやまないけど 女を愛した 古い傷がある 群をはずれた かもめが一羽 風にまかれて 海辺に消えて行く ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも消えようか あすの吹雪に
思い出ホテル窓辺の海は 日暮れて 港へ帰る 船もない ホテルにひとり 都会を捨てて 波の音を 聞きに来たのさ  風にゆれながら 消えた年月が ぼくの胸にしみて 戻ってきた 君のおもいでよ 君のほほえみよ ここへおいで 今宵せめて夢を見よう  ふりむけば今 ぼくにも 港へ帰る 船はない 本当の恋は一度きりで 愛の海を 時は流れた  星を灯に 風によいながら 誰か僕の胸に しのんで来た 君のおもいでよ 君のぬくもりよ ひざを抱いて 霧のような夢を見よう  風にゆれながら 消えた年月が ぼくの胸にしみて 戻ってきた 君のおもいでよ 君のほほえみよ ここへおいで 今宵せめて夢を見よう石原裕次郎岩谷時子鈴木邦彦若草恵窓辺の海は 日暮れて 港へ帰る 船もない ホテルにひとり 都会を捨てて 波の音を 聞きに来たのさ  風にゆれながら 消えた年月が ぼくの胸にしみて 戻ってきた 君のおもいでよ 君のほほえみよ ここへおいで 今宵せめて夢を見よう  ふりむけば今 ぼくにも 港へ帰る 船はない 本当の恋は一度きりで 愛の海を 時は流れた  星を灯に 風によいながら 誰か僕の胸に しのんで来た 君のおもいでよ 君のぬくもりよ ひざを抱いて 霧のような夢を見よう  風にゆれながら 消えた年月が ぼくの胸にしみて 戻ってきた 君のおもいでよ 君のほほえみよ ここへおいで 今宵せめて夢を見よう
霧の波止場町ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町  指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町  約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町  指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町  約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町
黎明旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る石原裕次郎阿久悠三木たかし若草恵旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る
帰郷歳月の流れを 知らないふりで 岬めぐりの 黒潮が行く 愛しき女よ どこにいる おまえはすでに 散ったのか  おれを愛した 白い花 瀬戸で別れて もう五年 若さ一途に 故郷を捨てた 男ごころを 責めて呉れ 愛しき女に 逢えるなら 破れた夢も つくろえる おれの帰郷が 遅すぎて 瀬戸の夜空に 消えたのか  歳月のうつろい 知るのはつらい 逢えぬ想いが なおつらい 愛しき女の 唇よ 思い出だけが 波になる おれを抱くよな 優しさで 瀬戸の小島を 洗うのか石原裕次郎杉紀彦野崎真一竜崎孝路歳月の流れを 知らないふりで 岬めぐりの 黒潮が行く 愛しき女よ どこにいる おまえはすでに 散ったのか  おれを愛した 白い花 瀬戸で別れて もう五年 若さ一途に 故郷を捨てた 男ごころを 責めて呉れ 愛しき女に 逢えるなら 破れた夢も つくろえる おれの帰郷が 遅すぎて 瀬戸の夜空に 消えたのか  歳月のうつろい 知るのはつらい 逢えぬ想いが なおつらい 愛しき女の 唇よ 思い出だけが 波になる おれを抱くよな 優しさで 瀬戸の小島を 洗うのか
別れの伝言小雨の港横浜 ハーバーライトに 影おとす 淋しげな男の背中よ my lonely heart 寒い心を my lonely heart ひきずって いまも お前を 探していると 伝えて おくれ ああ心よ  別れを忍ぶ桟橋 外国船に 今日もまた 夢たくす 心の旅路よ my lonely heart 胸のすき間に my lonely heart 夢うずめ いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ心よ  my lonely heart 愛のかけらを my lonely heart あたためて いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ夜霧よ石原裕次郎荒木とよひさ三木たかし若草恵小雨の港横浜 ハーバーライトに 影おとす 淋しげな男の背中よ my lonely heart 寒い心を my lonely heart ひきずって いまも お前を 探していると 伝えて おくれ ああ心よ  別れを忍ぶ桟橋 外国船に 今日もまた 夢たくす 心の旅路よ my lonely heart 胸のすき間に my lonely heart 夢うずめ いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ心よ  my lonely heart 愛のかけらを my lonely heart あたためて いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ夜霧よ
別れて明日遠ざかる季節をおしむ様に君は 恋の終りに泣いてすがった それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は何も聞かずにいかせておくれ  振り向けば幸せな日々がふたりにあると 想い出すからこのままゆく 未練心をもてば 明日は昨日になる だから今は涙をふいて 笑っておくれ それは切ないだろう 僕にはいとし涙  けれど今は情けを捨てて ひとり旅にでる石原裕次郎五輪真弓五輪真弓馬飼野康二遠ざかる季節をおしむ様に君は 恋の終りに泣いてすがった それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は何も聞かずにいかせておくれ  振り向けば幸せな日々がふたりにあると 想い出すからこのままゆく 未練心をもてば 明日は昨日になる だから今は涙をふいて 笑っておくれ それは切ないだろう 僕にはいとし涙  けれど今は情けを捨てて ひとり旅にでる
港町ふたりづれおまえのいとしさを 連れて旅に出たが 二人で暮す場所なら 港がいゝさ 波止場の夕陽は 胸にしみるだろう 傷あとをあたためる おれのふるさと 涙をこぼすなら うれしい時がいゝ やつれた肩を抱きしめ おれも泣こうか 波止場は今日から おまえのふるさと ちぎれ雲 かもめどり みんなあげよう  重ねた悲しみは 銅羅がはこんで行く 昨日をなげく くちびる おれがふさごう 波止場のぬくもり 今にわかるだろう 船が行く 船が来る 愛が息ずく石原裕次郎杉紀彦三木たかし竜崎孝路おまえのいとしさを 連れて旅に出たが 二人で暮す場所なら 港がいゝさ 波止場の夕陽は 胸にしみるだろう 傷あとをあたためる おれのふるさと 涙をこぼすなら うれしい時がいゝ やつれた肩を抱きしめ おれも泣こうか 波止場は今日から おまえのふるさと ちぎれ雲 かもめどり みんなあげよう  重ねた悲しみは 銅羅がはこんで行く 昨日をなげく くちびる おれがふさごう 波止場のぬくもり 今にわかるだろう 船が行く 船が来る 愛が息ずく
おやじの舟唄酒に海鳴り 染みる八戸で 聞いた舟唄 今も忘れないぜ 伜にゆずった 海のあけくれを 恋しがっては 酔いどれた 達者でいるかい おやじさん  海がしければ 町へくり出して 女泣かせた 古い自慢ばなし 伜にかたって 浜で網を干す 年令(とし)に似合わぬ ふとい指 生きてりゃ会いたい おやじさん  時は流れて 変わる八戸に 季節忍んで鳴くな 海猫よ 伜も忘れた 遠い舟唄は… 俺の心に生きている たずねて行こうか おやじさん石原裕次郎杉紀彦弦哲也竜崎孝路酒に海鳴り 染みる八戸で 聞いた舟唄 今も忘れないぜ 伜にゆずった 海のあけくれを 恋しがっては 酔いどれた 達者でいるかい おやじさん  海がしければ 町へくり出して 女泣かせた 古い自慢ばなし 伜にかたって 浜で網を干す 年令(とし)に似合わぬ ふとい指 生きてりゃ会いたい おやじさん  時は流れて 変わる八戸に 季節忍んで鳴くな 海猫よ 伜も忘れた 遠い舟唄は… 俺の心に生きている たずねて行こうか おやじさん
北斗七星-乙女の神話-まだくちびるに 紅もなく 前髪さえも 切りそろえ 頬をうぶ毛で光らせて はじらう乙女よ 乙女よ…  うなじは細く うつ向いて おさない肩は ふるえがち といたリボンを 投げすてて 夢見る乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  瞳は濡れて かげりなく 耳たぶ薄く 貝に似て 花の香りの 肌白く ほほえむ乙女よ 乙女よ…  無邪気なまでに明るくて 素足で草を 踏みつけて 渡る小川に春の色 まぶしい乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ石原裕次郎阿久悠三木たかし若草恵まだくちびるに 紅もなく 前髪さえも 切りそろえ 頬をうぶ毛で光らせて はじらう乙女よ 乙女よ…  うなじは細く うつ向いて おさない肩は ふるえがち といたリボンを 投げすてて 夢見る乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  瞳は濡れて かげりなく 耳たぶ薄く 貝に似て 花の香りの 肌白く ほほえむ乙女よ 乙女よ…  無邪気なまでに明るくて 素足で草を 踏みつけて 渡る小川に春の色 まぶしい乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ
彩りの街雨が冷たい 都会の夜も 今夜だけはふたりに あたたかい 逢えばこんなに 切ないふたり 時間は愛を少しも 変えていない ふたつの心 炎えてひとつに染まる 愛を彩る 雨の街  小さく揺れて 佇む肩を 抱きしめれば舗道に 傘ひとつ もう泣かないで 泣いちゃいけない 俺の胸でおやすみ 今夜から 別れ芝居さ 昨日までのくらしは 濡れてやさしい 夜の街  ララリリラ… ララルルル… ラリルルルル… ルルルル…  心の鍵は ひとつでいいね 傷跡なら季節が 消すものさ ふたつの影を 淡い灯りがつつむ 愛をありがとう ふたり街石原裕次郎藤原典男小谷充小谷充雨が冷たい 都会の夜も 今夜だけはふたりに あたたかい 逢えばこんなに 切ないふたり 時間は愛を少しも 変えていない ふたつの心 炎えてひとつに染まる 愛を彩る 雨の街  小さく揺れて 佇む肩を 抱きしめれば舗道に 傘ひとつ もう泣かないで 泣いちゃいけない 俺の胸でおやすみ 今夜から 別れ芝居さ 昨日までのくらしは 濡れてやさしい 夜の街  ララリリラ… ララルルル… ラリルルルル… ルルルル…  心の鍵は ひとつでいいね 傷跡なら季節が 消すものさ ふたつの影を 淡い灯りがつつむ 愛をありがとう ふたり街
港は雨に濡れて長崎… 出船おいかける小雨 おんな心は 置きざりにされる 長崎… 私の朝には小雨 白いヴェールが 淋しさを隠す  愛の鐘をならす ときは今は消えて オランダ坂 花も枯れゆく 港を見おろす 教会の庭 傘もささずに 泣きぬれる 私  長崎… 人がよみがえる街に おんな心は 生きたまま死ぬの 長崎… いのちかけた恋だから 悔やむことなど 何もないけれど  愛の鐘をならす ときは今は消えて マドンナには なれないおんな 港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私  港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私石原裕次郎杉紀彦浜圭介小六禮次郎長崎… 出船おいかける小雨 おんな心は 置きざりにされる 長崎… 私の朝には小雨 白いヴェールが 淋しさを隠す  愛の鐘をならす ときは今は消えて オランダ坂 花も枯れゆく 港を見おろす 教会の庭 傘もささずに 泣きぬれる 私  長崎… 人がよみがえる街に おんな心は 生きたまま死ぬの 長崎… いのちかけた恋だから 悔やむことなど 何もないけれど  愛の鐘をならす ときは今は消えて マドンナには なれないおんな 港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私  港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私
今宵もそっとそっと出逢った あなたとわたし 何故か心ひかれたの また逢う日の約束を ラストダンスで ささやいて good by good night good by good night 今宵も更けゆく おやすみなさい  そっとお別れ あなたの背中 つらい気持が 恋なのね また明晩も この場所で 心かさねて 欲しいから good by good night good night good night 今宵も更けゆく おやすみなさい石原裕次郎武田こういち・荒木とよひさ久我山明竜崎孝路そっと出逢った あなたとわたし 何故か心ひかれたの また逢う日の約束を ラストダンスで ささやいて good by good night good by good night 今宵も更けゆく おやすみなさい  そっとお別れ あなたの背中 つらい気持が 恋なのね また明晩も この場所で 心かさねて 欲しいから good by good night good night good night 今宵も更けゆく おやすみなさい
離愁散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…  胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える  わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう…  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…  胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える  わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう…  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…
夜よ多分 生きているかぎり 俺が誰にも見せない顔を 知ってる奴 それはお前 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ  夢も人も通りすぎ 道に枯葉も 落ちていない日 お前となら語りあえる 夜よ 夜よ  花を恨み マッチ棒で火をつけて 燃えてよじれる 花の姿見てるとき 夜は俺の肩に手を かけて静かに ゆすってくれる ふりかえれば 笑いかける 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ石原裕次郎なかにし礼浜圭介高田弘多分 生きているかぎり 俺が誰にも見せない顔を 知ってる奴 それはお前 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ  夢も人も通りすぎ 道に枯葉も 落ちていない日 お前となら語りあえる 夜よ 夜よ  花を恨み マッチ棒で火をつけて 燃えてよじれる 花の姿見てるとき 夜は俺の肩に手を かけて静かに ゆすってくれる ふりかえれば 笑いかける 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ
夜霧の愛抱きしめていたら そっと涙をふいたね 命けずるほどの愛を育てた 夜霧の神戸が 悪いのさ 他人に隠れてしのび逢い 抱きしめていよう 港の夜の 時間を止めて  話さなくていい そっとこのまま歩こう やせてしまうほどのつらい恋でも 夜霧の神戸が 包むのさ 異人館のレンガ道 抱きしめていよう 言葉を消して 霧笛がひびく  夜霧の神戸が 濡らすのさ 明日をなくした二人なら 抱きしめていよう 港の闇に 愛を埋ずめて石原裕次郎杉紀彦小谷充小谷充抱きしめていたら そっと涙をふいたね 命けずるほどの愛を育てた 夜霧の神戸が 悪いのさ 他人に隠れてしのび逢い 抱きしめていよう 港の夜の 時間を止めて  話さなくていい そっとこのまま歩こう やせてしまうほどのつらい恋でも 夜霧の神戸が 包むのさ 異人館のレンガ道 抱きしめていよう 言葉を消して 霧笛がひびく  夜霧の神戸が 濡らすのさ 明日をなくした二人なら 抱きしめていよう 港の闇に 愛を埋ずめて
きよしこの夜きよしこの夜 星はひかり すくいのみ子は み母のむねに ねむりたもう ゆめやすく  SILENT NIGHT HOLY NIGHT ALL IS CALM ALL IS BRIGHT ROUND YOU VIRGIN MOTHER AND CHILD HOLY INFANT SO TENDER AND MILD SLEEP IN HEAVENLY PEACE SLEEP IN HEAVENLY PEACE石原裕次郎不詳不詳きよしこの夜 星はひかり すくいのみ子は み母のむねに ねむりたもう ゆめやすく  SILENT NIGHT HOLY NIGHT ALL IS CALM ALL IS BRIGHT ROUND YOU VIRGIN MOTHER AND CHILD HOLY INFANT SO TENDER AND MILD SLEEP IN HEAVENLY PEACE SLEEP IN HEAVENLY PEACE
500マイルIf you miss the train I'm on You will know that I am gone You can hear the whistle blow A hundred miles, a hundred miles A hundred miles, a hundred miles A hundred miles. You can hear the whistle blow A hundred miles.  いつかどこか 見知らぬ町で 想い出すのさ 昔を いつか どこか 見知らぬ誰れか 同じ心が 触れ合う  Lord, I'm one, Lord, I'm two Lord, I'm three, Lord, I'm four Lord, I'm five hundred miles from my home石原裕次郎アメリカ民謡アメリカ民謡If you miss the train I'm on You will know that I am gone You can hear the whistle blow A hundred miles, a hundred miles A hundred miles, a hundred miles A hundred miles. You can hear the whistle blow A hundred miles.  いつかどこか 見知らぬ町で 想い出すのさ 昔を いつか どこか 見知らぬ誰れか 同じ心が 触れ合う  Lord, I'm one, Lord, I'm two Lord, I'm three, Lord, I'm four Lord, I'm five hundred miles from my home
胸の振子柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空を眺めりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も  煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ 暗いこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名石原裕次郎サトウハチロー服部良一柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空を眺めりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も  煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ 暗いこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名
時には母のない子のように時には母のない子のように だまって海をみつめていたい 時には母のない子のように ひとりで旅に出てみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない  時には母のない子のように 長い手紙を書いてみたい 時には母のない子のように 大きな声で叫んでみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない石原裕次郎寺山修司田中未知時には母のない子のように だまって海をみつめていたい 時には母のない子のように ひとりで旅に出てみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない  時には母のない子のように 長い手紙を書いてみたい 時には母のない子のように 大きな声で叫んでみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない
女の意地こんなに別れが 苦しいものなら 二度と恋など したくはないわ 忘れられない あのひとだけど 別れにゃならない 女の意地なの  二度と逢うまい 別れた人に 逢えば未練の 泪をさそう 夜風つめたく まぶたにしみて 女心は はかなく 哀しい  想い出すまい 別れた人を 女心は 頼りないのよ 泪こらえて 夜空を仰げば またたく星が にじんでこぼれた石原裕次郎鈴木道明鈴木道明山倉たかしこんなに別れが 苦しいものなら 二度と恋など したくはないわ 忘れられない あのひとだけど 別れにゃならない 女の意地なの  二度と逢うまい 別れた人に 逢えば未練の 泪をさそう 夜風つめたく まぶたにしみて 女心は はかなく 哀しい  想い出すまい 別れた人を 女心は 頼りないのよ 泪こらえて 夜空を仰げば またたく星が にじんでこぼれた
グッド・ナイトなんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなくなっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT石原裕次郎佐伯孝夫吉田正なんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなくなっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT
青い滑走路GOLD LYLICあゝ白い翼が走る あゝ青い滑走路 俺をうらんで 旅発つお前 すがりつくよな まなざしを 抱いてもやれない 男のこの愛 辛いのさ 夜霧の空港 濡れてかすむよ  あゝ窓に顔押しあてて あゝ泣いているのだろう 光るなみだの ランウエイライト うぶなお前の 幸福は 俺には無いのさ 異国の街で 見つけなよ つぶやく言葉が 霧にながれる  あゝ遠い白夜の都 あゝ無事に着いてくれ 空に祈ろう お前の旅路 みれんごころの 尾を引いて 消えてく翼よ 二度とは逢えない さようなら 夜ふけの空港 俺もひとりさGOLD LYLIC石原裕次郎池田充男鶴岡雅義あゝ白い翼が走る あゝ青い滑走路 俺をうらんで 旅発つお前 すがりつくよな まなざしを 抱いてもやれない 男のこの愛 辛いのさ 夜霧の空港 濡れてかすむよ  あゝ窓に顔押しあてて あゝ泣いているのだろう 光るなみだの ランウエイライト うぶなお前の 幸福は 俺には無いのさ 異国の街で 見つけなよ つぶやく言葉が 霧にながれる  あゝ遠い白夜の都 あゝ無事に着いてくれ 空に祈ろう お前の旅路 みれんごころの 尾を引いて 消えてく翼よ 二度とは逢えない さようなら 夜ふけの空港 俺もひとりさ
明日は明日の風が吹く風はきままに 吹いている 鳥はきままに鳴いている どうせ男と生まれたからにゃ 胸の炎はきままに燃やそ 意地と度胸の人生だ ままよなげくな いとしいお前 明日は 明日の風が吹く  雲はきままに 飛んでいる 月はきままに笑ってる 後へはひけぬ男の意地だ 濡れた瞳は 夜霧のせいよ 別れ惜しんでいる内に 男心に 傷がつく 明日は 明日の風が吹かア石原裕次郎井上梅次大森盛太郎風はきままに 吹いている 鳥はきままに鳴いている どうせ男と生まれたからにゃ 胸の炎はきままに燃やそ 意地と度胸の人生だ ままよなげくな いとしいお前 明日は 明日の風が吹く  雲はきままに 飛んでいる 月はきままに笑ってる 後へはひけぬ男の意地だ 濡れた瞳は 夜霧のせいよ 別れ惜しんでいる内に 男心に 傷がつく 明日は 明日の風が吹かア
嵐を呼ぶ男GOLD LYLIC俺らはドラマー やくざなドラマー 俺らがおこれば 嵐を呼ぶぜ 喧嘩代りに ドラムを叩きゃ 恋のうさも ふっとぶぜ  「この野郎、かかって来い! 最初はジャブだ…ホラ右パンチ… おっと左アッパー… 畜生、やりやがったな、倍にして返すぜ フックだ、ボディだ、ボディだ、チンだ えゝい面倒だい この辺でノックアウトだい」  俺らはドラマー 浮気なドラマー 俺らがほれたら 嵐を呼ぶぜ 女抱きよせ ドラムを叩きゃ 金はいらねぇ オンの字さ  「この野郎、かかって来い! 最初はジャブだ…ホラ右パンチ… おっと左アッパー… 畜生、やりやがったな、倍にして返すぜ フックだ、ボディだ、ボディだ、チンだ えゝい面倒だ この辺でノックアウトだい」  俺らはドラマー やくざなドラマー 俺らが叩けば 嵐を呼ぶぜ 年がら年中 ドラムを叩きゃ 借金取りも 逃げて行くGOLD LYLIC石原裕次郎井上梅次大森盛太郎俺らはドラマー やくざなドラマー 俺らがおこれば 嵐を呼ぶぜ 喧嘩代りに ドラムを叩きゃ 恋のうさも ふっとぶぜ  「この野郎、かかって来い! 最初はジャブだ…ホラ右パンチ… おっと左アッパー… 畜生、やりやがったな、倍にして返すぜ フックだ、ボディだ、ボディだ、チンだ えゝい面倒だい この辺でノックアウトだい」  俺らはドラマー 浮気なドラマー 俺らがほれたら 嵐を呼ぶぜ 女抱きよせ ドラムを叩きゃ 金はいらねぇ オンの字さ  「この野郎、かかって来い! 最初はジャブだ…ホラ右パンチ… おっと左アッパー… 畜生、やりやがったな、倍にして返すぜ フックだ、ボディだ、ボディだ、チンだ えゝい面倒だ この辺でノックアウトだい」  俺らはドラマー やくざなドラマー 俺らが叩けば 嵐を呼ぶぜ 年がら年中 ドラムを叩きゃ 借金取りも 逃げて行く
夜霧よ今夜も有難うPLATINA LYLICしのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う  夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難うPLATINA LYLIC石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助しのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う  夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う
粋な別れGOLD LYLIC生命に終りがある 恋にも終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ  生命に終りがある 恋にも終りがくる はかない生命は 切なくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜGOLD LYLIC石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助生命に終りがある 恋にも終りがくる 秋には枯葉が 小枝と別れ 夕べには太陽が 空と別れる 誰も涙なんか 流しはしない 泣かないで 泣かないで 粋な別れをしようぜ  生命に終りがある 恋にも終りがくる はかない生命は 切なくもえて どこか消えてゆく 煙草の煙 恋の行方なんか わかりはしない 追わないで 追わないで 粋な別れをしようぜ
おれの小樽GOLD LYLIC夕陽とかした 海に染められて 子ども二人が 家路を駈けて行く かえらぬ昔の 夢をみるような おれの小樽は 港町 おふくろ おれの名 呼んで呉れ  遠い季節を 語る運河には 釣りを教えた 親父を映す影 レンガの倉庫は 変り果てたまま おれの小樽の としつきを 辿れば こころに 雪がふる  時がすぎても 胸がいたむのは 風の冷たさ 恋したあたたかさ さすらい流れて ふと立ち止まる おれの小樽は 坂の町 別れた あの日が 見えかくれ GOLD LYLIC石原裕次郎杉紀彦弦哲也夕陽とかした 海に染められて 子ども二人が 家路を駈けて行く かえらぬ昔の 夢をみるような おれの小樽は 港町 おふくろ おれの名 呼んで呉れ  遠い季節を 語る運河には 釣りを教えた 親父を映す影 レンガの倉庫は 変り果てたまま おれの小樽の としつきを 辿れば こころに 雪がふる  時がすぎても 胸がいたむのは 風の冷たさ 恋したあたたかさ さすらい流れて ふと立ち止まる おれの小樽は 坂の町 別れた あの日が 見えかくれ 
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