涙はキランの泉遠い国に 哀しみ消す 泉が あると言う 人は その水を 求め集まる けれどいつも 欲しいものは こころの 中にある 深い傷あとを 癒す泉も ああ 泣きなさい 泣いていいのよ いまあふれる 熱い涙が そう あなたの キランの泉よ 人は誰も 泣きじゃくって 産まれて 来たけれど いつか 泣くことを 忘れ生きるわ 笑顔という 仮面をつけ かくしたものは 何? 強くなるほどに 孤独にもなる ああ 泣きなさい 産まれ変われる その あふれる 熱い涙が そう あなたの 哀しみ消すのよ いま あふれる 熱い涙が そう あなたの キランの泉よ | 美川憲一 | 田久保真見 | 原田兄弟 | 矢田部正 | 遠い国に 哀しみ消す 泉が あると言う 人は その水を 求め集まる けれどいつも 欲しいものは こころの 中にある 深い傷あとを 癒す泉も ああ 泣きなさい 泣いていいのよ いまあふれる 熱い涙が そう あなたの キランの泉よ 人は誰も 泣きじゃくって 産まれて 来たけれど いつか 泣くことを 忘れ生きるわ 笑顔という 仮面をつけ かくしたものは 何? 強くなるほどに 孤独にもなる ああ 泣きなさい 産まれ変われる その あふれる 熱い涙が そう あなたの 哀しみ消すのよ いま あふれる 熱い涙が そう あなたの キランの泉よ |
夜の川水に映った 青い灯は 揺れて哀しい あゝ恋ごころ 愛しているから 別れたの それが男にゃ わからない 京都 木屋町 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの 風が噂を運ぶたび 胸がうずくの あゝ逢いたいの 吸い殻みたいに 捨てられて あたしひとりが 燃え残る 名古屋 納屋橋 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの 忘れたいから 飲む酒に なんで面影 あゝまた浮かぶ 倖せ捜して 何度でも 着いた岸辺で 夢を見る 博多 天神 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの | 美川憲一 | かず翼 | 彩木雅夫 | 伊戸のりお | 水に映った 青い灯は 揺れて哀しい あゝ恋ごころ 愛しているから 別れたの それが男にゃ わからない 京都 木屋町 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの 風が噂を運ぶたび 胸がうずくの あゝ逢いたいの 吸い殻みたいに 捨てられて あたしひとりが 燃え残る 名古屋 納屋橋 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの 忘れたいから 飲む酒に なんで面影 あゝまた浮かぶ 倖せ捜して 何度でも 着いた岸辺で 夢を見る 博多 天神 夜の川 「あんた あんたってば」 どこへ流れるの |
今夜は華になる今日もいつもの仕事をこなし 満員電車に ゆらりゆらり 揺られて帰るのよ そんな私ももうすぐ三十路 期限切れなの でもね今夜は 歌舞伎町で華になる 夢と現実の狭間で悟った 何時だって頑張らないの 無理しちゃだめと 愛と偽りの隙間で誓った 快適で頑張らない人生にするのよ 私みたいな普通な女は 毎日が 普通に過ぎてくの 明日も日が昇る そんな私のストレスケアは エステでフェイシャル でもね今夜は ミナミで華になる 仕事遅いといじめられるの 陰口大会 睡眠時間 削っても働き そんな私は負け犬かもね 心の叫び でもね今夜は 中洲で華になる 夢と現実の狭間で悟った 何時だって頑張らないの 無理しちゃだめと 愛と偽りの隙間で誓った 快適で頑張らない人生にするのよ 嘘と真実の狭間で悟った 何時だって頑張らないの 無理しちゃだめと 影と幻の隙間で誓った 快適で頑張らない人生にするのよ | 美川憲一 | 神野悠斗 | 神野悠斗 | 矢田部正 | 今日もいつもの仕事をこなし 満員電車に ゆらりゆらり 揺られて帰るのよ そんな私ももうすぐ三十路 期限切れなの でもね今夜は 歌舞伎町で華になる 夢と現実の狭間で悟った 何時だって頑張らないの 無理しちゃだめと 愛と偽りの隙間で誓った 快適で頑張らない人生にするのよ 私みたいな普通な女は 毎日が 普通に過ぎてくの 明日も日が昇る そんな私のストレスケアは エステでフェイシャル でもね今夜は ミナミで華になる 仕事遅いといじめられるの 陰口大会 睡眠時間 削っても働き そんな私は負け犬かもね 心の叫び でもね今夜は 中洲で華になる 夢と現実の狭間で悟った 何時だって頑張らないの 無理しちゃだめと 愛と偽りの隙間で誓った 快適で頑張らない人生にするのよ 嘘と真実の狭間で悟った 何時だって頑張らないの 無理しちゃだめと 影と幻の隙間で誓った 快適で頑張らない人生にするのよ |
薔薇の悪魔悲しきものよ 恋なんて 薔薇の悪魔の ささやきを 聖女のように 聞くことよ いいわね二度と おしえない 泣かないで 男はもうあなただけのもの 男と女の 黒い薔薇 刺に毒ある 黒い薔薇 シーツの下に敷きつめて 浮気な人を眠らすの 泣かないで 男はもうどこへもゆけない 愛の暮らしに疲れたなら 薔薇の花をお買いなさい 星占いのジプシー達が 逢魔(おうま)が時(とき)に売りにくる 黒い薔薇をお買いなさい 男と女の 白い薔薇 甘い薫りの 白い薔薇 その胸抱いて帰ったら 愛する人を起こすのよ 泣かないで 男はもうあなただけのもの 愛の暮らしに疲れたなら 薔薇の花をお買いなさい 見知らぬ国の見知らぬ駅で 娘のようにほほえんで 白い薔薇をお買いなさい | 美川憲一 | 新本創子 | 服部隆之 | | 悲しきものよ 恋なんて 薔薇の悪魔の ささやきを 聖女のように 聞くことよ いいわね二度と おしえない 泣かないで 男はもうあなただけのもの 男と女の 黒い薔薇 刺に毒ある 黒い薔薇 シーツの下に敷きつめて 浮気な人を眠らすの 泣かないで 男はもうどこへもゆけない 愛の暮らしに疲れたなら 薔薇の花をお買いなさい 星占いのジプシー達が 逢魔(おうま)が時(とき)に売りにくる 黒い薔薇をお買いなさい 男と女の 白い薔薇 甘い薫りの 白い薔薇 その胸抱いて帰ったら 愛する人を起こすのよ 泣かないで 男はもうあなただけのもの 愛の暮らしに疲れたなら 薔薇の花をお買いなさい 見知らぬ国の見知らぬ駅で 娘のようにほほえんで 白い薔薇をお買いなさい |
朝日のあたる家私が着いたのは ニューオーリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった 愛した男が 帰らなかった あの時私は 故郷(くに)を出たのさ 汽車に乗って また汽車に乗って 貧しい私に 変わりはないが 時々想うのは ふるさとの あのプラットホームの薄暗さ 誰か言っとくれ 妹に こんなになったら おしまいだってね 私が着いたのは ニューオーリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった | 美川憲一 | PD | PD | | 私が着いたのは ニューオーリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった 愛した男が 帰らなかった あの時私は 故郷(くに)を出たのさ 汽車に乗って また汽車に乗って 貧しい私に 変わりはないが 時々想うのは ふるさとの あのプラットホームの薄暗さ 誰か言っとくれ 妹に こんなになったら おしまいだってね 私が着いたのは ニューオーリンズの 朝日楼という名の 女郎屋だった |
HUN!三日三晩も あたしを忘れてさ どこで今まで 何していたの 脱いだ上着に 移り香させて 笑ってごまかす 憎い人 HUN! 酔ってネクタイ 片手でゆるめ でも 惚れてる弱みで 抱きしめられりゃ 勝手やっても あんたが好きよ…… 嘘がゆれてる 背中が哀しいよ ちょっと気取って お洒落をしてさ いつも無駄足 振られるくせに 朝まで帰らぬ 憎い人 HUN! 灯り消しても 眠れはしない でも 寝返る身体(からだ)を 抱きしめられりゃ 勝手やっても あんたが好きよ…… お前だけだよ 愛しているのはさ 夢によろけて 幸せ二年 口のうまさに つい絆(ほだ)された 別れてやりたい 憎い人 HUN! 涙なだめて 火の酒あびる でも 呑んでちゃ毒だと 抱きしめられりゃ 勝手やっても あんたが好きよ…… | 美川憲一 | 恵谷るり | 山田ゆうすけ | | 三日三晩も あたしを忘れてさ どこで今まで 何していたの 脱いだ上着に 移り香させて 笑ってごまかす 憎い人 HUN! 酔ってネクタイ 片手でゆるめ でも 惚れてる弱みで 抱きしめられりゃ 勝手やっても あんたが好きよ…… 嘘がゆれてる 背中が哀しいよ ちょっと気取って お洒落をしてさ いつも無駄足 振られるくせに 朝まで帰らぬ 憎い人 HUN! 灯り消しても 眠れはしない でも 寝返る身体(からだ)を 抱きしめられりゃ 勝手やっても あんたが好きよ…… お前だけだよ 愛しているのはさ 夢によろけて 幸せ二年 口のうまさに つい絆(ほだ)された 別れてやりたい 憎い人 HUN! 涙なだめて 火の酒あびる でも 呑んでちゃ毒だと 抱きしめられりゃ 勝手やっても あんたが好きよ…… |
淑女のルンバ扉の数字は「7」 ノックは1回ね ワインを注ぐ間もなく あなたは抱きよせる… おとななの 自由なの 燃えてもかまわない 逢えずに いた日を 目眩めくままに 真昼の片隅 ルンバ 仮面が邪魔ね 射手座に生まれた理由 こうして生きるため 今さら尻込みする あなたと生きるため… 純情に 年なんか 女にないことよ 運命の 矢羽は もがくほど刺さる じたばたしないで ルンバ 私になさい ステンドグラスの窓 西日が当たる頃 むずかる心をまた 密かにしまうのよ… おとななの 他人なの 重荷にさせないわ 車を呼ぶなら あなたからどうぞ 舞台が跳ねれば ルンバ いつもの淑女…… | 美川憲一 | ちあき哲也 | 中川博之 | 小杉仁三 | 扉の数字は「7」 ノックは1回ね ワインを注ぐ間もなく あなたは抱きよせる… おとななの 自由なの 燃えてもかまわない 逢えずに いた日を 目眩めくままに 真昼の片隅 ルンバ 仮面が邪魔ね 射手座に生まれた理由 こうして生きるため 今さら尻込みする あなたと生きるため… 純情に 年なんか 女にないことよ 運命の 矢羽は もがくほど刺さる じたばたしないで ルンバ 私になさい ステンドグラスの窓 西日が当たる頃 むずかる心をまた 密かにしまうのよ… おとななの 他人なの 重荷にさせないわ 車を呼ぶなら あなたからどうぞ 舞台が跳ねれば ルンバ いつもの淑女…… |
別れてあげる私に言わせれば あなた罪作り 最後の幕引きは 女にさせるのね フラれた男を 気取っても ほんとは私が フラれたの あなたの心も 読めないで 本気の恋だと 思ってた 私が尽くした 年月を 返してくれたら 別れてあげる 私に言わせれば あなた意気地なし いいひとできたなら 教えてほしかった まわりの噂で 知るなんて 女のプライド 砕け散る 涙を流して すがるほど 惚れてたわけでも ないけれど 私が捧げた 真ごころを 分かってくれたら 別れてあげる 憎んでしまえば 楽だけど 愛した分だけ つらいのよ あなたが今より 幸せに なれるのだったら 別れてあげる | 美川憲一 | かず翼 | 水森英夫 | 矢田部正 | 私に言わせれば あなた罪作り 最後の幕引きは 女にさせるのね フラれた男を 気取っても ほんとは私が フラれたの あなたの心も 読めないで 本気の恋だと 思ってた 私が尽くした 年月を 返してくれたら 別れてあげる 私に言わせれば あなた意気地なし いいひとできたなら 教えてほしかった まわりの噂で 知るなんて 女のプライド 砕け散る 涙を流して すがるほど 惚れてたわけでも ないけれど 私が捧げた 真ごころを 分かってくれたら 別れてあげる 憎んでしまえば 楽だけど 愛した分だけ つらいのよ あなたが今より 幸せに なれるのだったら 別れてあげる |
夜明けのメロディー朝の光が さしこむ前に 目覚めて 孤独な 時間が過ぎる あの友は あの夢は 今はいずこに 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 花のいのちは みじかいけれど 重ねた 歳月(としつき) 背中に重い 歓びも 悲しみも みんな人生 愛して 別れて また どこかで逢えればいい ちいさな幸せでも 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 夜明けのメロディー | 美川憲一 | 五木寛之 | 弦哲也 | | 朝の光が さしこむ前に 目覚めて 孤独な 時間が過ぎる あの友は あの夢は 今はいずこに 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 花のいのちは みじかいけれど 重ねた 歳月(としつき) 背中に重い 歓びも 悲しみも みんな人生 愛して 別れて また どこかで逢えればいい ちいさな幸せでも 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 還(かえ)らぬ季節は もう 忘れてしまえばいい すてきな思い出だけ 大事にしましょう そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー そっと 口ずさむのは 夜明けのメロディー 夜明けのメロディー |
枯葉あれは遠い想い出 やがて消える灯影も 窓辺赤く輝き 光りみちたあの頃 時は去りて静かに 降りつむ落葉よ 夢に夢を重ねて ひとり生きる悲しさ 木枯吹きすさび 時は還らず 心に歌うは ああシャンソン 恋の唄 暮れ行く秋の日よ 金色の枯葉散る つかの間燃え立つ 恋に似た落葉よ 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉 ラララ…… 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉 | 美川憲一 | PREVERT JACQUES ANDRE MARIE | KOSMA JOSEPH | | あれは遠い想い出 やがて消える灯影も 窓辺赤く輝き 光りみちたあの頃 時は去りて静かに 降りつむ落葉よ 夢に夢を重ねて ひとり生きる悲しさ 木枯吹きすさび 時は還らず 心に歌うは ああシャンソン 恋の唄 暮れ行く秋の日よ 金色の枯葉散る つかの間燃え立つ 恋に似た落葉よ 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉 ラララ…… 何時の日か抱かれて 誓いし言葉よ 儚くただ散り行く 色あせし落葉 |
ヨルノ、ロッポンギこんな良く出来たオンナ放っといて 鏡のぞきこみ今日も出かけてく 少しチヤホヤされてる saturday night 狙われてるのは credit card いい気になって over drink ジ・ゴ・ク・ネ ヨルノ ロッポンギ アスファルトには媚薬が漂う ユメノ ロッポンギ 都会の海で心ぬかれる 私よりイイ女なんていないのに 早く気づかなきゃ後で悔やむだけ 貴方待ちながら別の人さがす がまん出来なくなる日が saturday night ある日曜日の good morning 私が消えて カ・ラッ・ポ ジ・ゴ・ク・ネ ヨルノ ロッポンギ 出逢った頃は一緒に行ったわ ユメノ ロッポンギ 男はいつも揺れているだけ 私よりイイ女なんて… ヨルノ ロッポンギ アスファルトには媚薬が漂う ユメノ ロッポンギ 都会の海で心ぬかれる 私よりイイ女なんていないのに | 美川憲一 | 松本一起 | 林哲司 | | こんな良く出来たオンナ放っといて 鏡のぞきこみ今日も出かけてく 少しチヤホヤされてる saturday night 狙われてるのは credit card いい気になって over drink ジ・ゴ・ク・ネ ヨルノ ロッポンギ アスファルトには媚薬が漂う ユメノ ロッポンギ 都会の海で心ぬかれる 私よりイイ女なんていないのに 早く気づかなきゃ後で悔やむだけ 貴方待ちながら別の人さがす がまん出来なくなる日が saturday night ある日曜日の good morning 私が消えて カ・ラッ・ポ ジ・ゴ・ク・ネ ヨルノ ロッポンギ 出逢った頃は一緒に行ったわ ユメノ ロッポンギ 男はいつも揺れているだけ 私よりイイ女なんて… ヨルノ ロッポンギ アスファルトには媚薬が漂う ユメノ ロッポンギ 都会の海で心ぬかれる 私よりイイ女なんていないのに |
港の迷い猫ごめんよ俺は カモメ鳥 それじゃアバヨと 消えたひと 見送るつもりも ないのにさ 未練桟橋 追いかけた 港 路地裏 迷い猫 帰るところを 忘れたか こんな私(あたし)に ついて来る 戻って来てと 叫んでも きっとあんたに 届かない 霧笛がボーッと 重なって 海に消えたよ 船灯り 港 私も 迷い猫 今日は独りじゃ いられない 抱いて寝ようか 身代わりに 何度も夢を 見たけれど あんた一番 好きだった 抜け殻みたいな この胸に 寄せて返すよ 波の音 港 どこなの 迷い猫 情が移って 来た頃に あんたみたいに 消えちゃった | 美川憲一 | かず翼 | 水森英夫 | 矢田部正 | ごめんよ俺は カモメ鳥 それじゃアバヨと 消えたひと 見送るつもりも ないのにさ 未練桟橋 追いかけた 港 路地裏 迷い猫 帰るところを 忘れたか こんな私(あたし)に ついて来る 戻って来てと 叫んでも きっとあんたに 届かない 霧笛がボーッと 重なって 海に消えたよ 船灯り 港 私も 迷い猫 今日は独りじゃ いられない 抱いて寝ようか 身代わりに 何度も夢を 見たけれど あんた一番 好きだった 抜け殻みたいな この胸に 寄せて返すよ 波の音 港 どこなの 迷い猫 情が移って 来た頃に あんたみたいに 消えちゃった |
恋枕あなたが居たから 抱きしめられて 寒くはなかった 凍(しば)れ雪 この指が この胸が いまも添い寝を 恋しがる 二年まえには もどれないけれど ふたりの一(ひ)と夜が ほしいのよ ふらりとそこまで 出かけてくると 手紙に残して それっきり 悪いのは わたしです つくしたりない ばかでした 二年まえには もどれないけれど グラスを並べて しのび酒 早咲き水仙 束ねて挿(さ)せば 待ち人かならず 来るという からっぽの 部屋中を 花で埋(うず)めて 手を合わす 二年まえには もどれないけれど こころにふたつの 恋枕 | 美川憲一 | 池田充男 | 水森英夫 | | あなたが居たから 抱きしめられて 寒くはなかった 凍(しば)れ雪 この指が この胸が いまも添い寝を 恋しがる 二年まえには もどれないけれど ふたりの一(ひ)と夜が ほしいのよ ふらりとそこまで 出かけてくると 手紙に残して それっきり 悪いのは わたしです つくしたりない ばかでした 二年まえには もどれないけれど グラスを並べて しのび酒 早咲き水仙 束ねて挿(さ)せば 待ち人かならず 来るという からっぽの 部屋中を 花で埋(うず)めて 手を合わす 二年まえには もどれないけれど こころにふたつの 恋枕 |
まちがい男女(どうし)淋しいふたりが 淋しい夜に 出会った事が まちがいだよね 女は男に 男は女に 心のすきま 埋めるから 色々あったけれど 忘れましょう それが いいね お互い あの夜 抱かれたこの肩が やけに寒い… また 見つけて また 見つけて 誰か 誰か あなたは まちがいだなんて 思ってないよ 愛した事は 本当だもの 今夜のお酒は 笑って歌って 泣いたりしない 最後まで 色々あったけれど 忘れましょう それが いいね お互い 思い出 たくさん戻るから 送らないで… また さわがすわ またさわがすよ 夢も 恋も おんなは 色々あったけれど 忘れましょう それが いいね お互い どこかで会ったら 飲みましょう 大人どうし… また 会えるね また 会おうね きっと きっと ふたりは | 美川憲一 | さいとう大三 | 新井利昌 | | 淋しいふたりが 淋しい夜に 出会った事が まちがいだよね 女は男に 男は女に 心のすきま 埋めるから 色々あったけれど 忘れましょう それが いいね お互い あの夜 抱かれたこの肩が やけに寒い… また 見つけて また 見つけて 誰か 誰か あなたは まちがいだなんて 思ってないよ 愛した事は 本当だもの 今夜のお酒は 笑って歌って 泣いたりしない 最後まで 色々あったけれど 忘れましょう それが いいね お互い 思い出 たくさん戻るから 送らないで… また さわがすわ またさわがすよ 夢も 恋も おんなは 色々あったけれど 忘れましょう それが いいね お互い どこかで会ったら 飲みましょう 大人どうし… また 会えるね また 会おうね きっと きっと ふたりは |
アプレ・トワあなた 行ってしまうの 今のあなたに 何ものぞまないわ いつか忘れるわ 私のことを それでいいのよ アプレ トワ 女ですもの ひとりであした 泣くわ アプレ トワ いなくなる時 声だけかけてよ アプレ トワ 夜ごと愛した 背中を見ておきたい アプレ トワ 残されるのは 影だけ アプレ トワ もしも 気が変わって 求められても 二度は愛せないわ アプレ トワ すこしなら心残りも 胸にあるけど アプレ トワ 女ですもの ひとりであした 泣くわ アプレ トワ いなくなる時 声だけかけてよ アプレ トワ 夜ごと愛した 背中を見ておきたい アプレ トワ 残されるのは 影だけ アプレ トワ | 美川憲一 | DESSCA YVES | MUNRO KLAUS・PANAS MARIO | 竜崎孝路 | あなた 行ってしまうの 今のあなたに 何ものぞまないわ いつか忘れるわ 私のことを それでいいのよ アプレ トワ 女ですもの ひとりであした 泣くわ アプレ トワ いなくなる時 声だけかけてよ アプレ トワ 夜ごと愛した 背中を見ておきたい アプレ トワ 残されるのは 影だけ アプレ トワ もしも 気が変わって 求められても 二度は愛せないわ アプレ トワ すこしなら心残りも 胸にあるけど アプレ トワ 女ですもの ひとりであした 泣くわ アプレ トワ いなくなる時 声だけかけてよ アプレ トワ 夜ごと愛した 背中を見ておきたい アプレ トワ 残されるのは 影だけ アプレ トワ |
深海魚不埒な夢を見るのに慣れた 男と女の為の都会 口にするのも照れぬあたりは 遊び上手だと笑った 街は砂漠 人は深海魚 愛は気のせい 情がなけりゃ 情がなけりゃね 情がなくちゃ 情がなくちゃね 抱いても抱かれても 心寒いよ… しょうがねえなといつものセリフ 嫌なら止めなと意地を張って 口をふさがれ押しつけられて 背中で灯りを消してた 街は媚薬 みんな深海魚 愛は幻 嘘と真実 酸いも甘いも 罪と罰と 裏も表も グラスにかきまぜて 飲みほしたけど… 街は砂漠 人は深海魚 愛は気のせい 情がなけりゃ 情がなけりゃね 情がなくちゃ 情がなくちゃね 抱いても抱かれても 心寒いよ… | 美川憲一 | 伊藤薫 | 伊藤薫 | | 不埒な夢を見るのに慣れた 男と女の為の都会 口にするのも照れぬあたりは 遊び上手だと笑った 街は砂漠 人は深海魚 愛は気のせい 情がなけりゃ 情がなけりゃね 情がなくちゃ 情がなくちゃね 抱いても抱かれても 心寒いよ… しょうがねえなといつものセリフ 嫌なら止めなと意地を張って 口をふさがれ押しつけられて 背中で灯りを消してた 街は媚薬 みんな深海魚 愛は幻 嘘と真実 酸いも甘いも 罪と罰と 裏も表も グラスにかきまぜて 飲みほしたけど… 街は砂漠 人は深海魚 愛は気のせい 情がなけりゃ 情がなけりゃね 情がなくちゃ 情がなくちゃね 抱いても抱かれても 心寒いよ… |
まぼろしのブルース橋のたもとに ひとり来て 川面を見れば ふと浮かぶ 憎いいとしい あの人の まぼろしばかり 行く水に あゝやるせなく ゆれている 水の流れは 変らぬに なんであれきり 逢えぬ人 古い傷あと うずくから じっと抱きしめ 目をとじる あゝうたかたの 夢かなし 恋の涙の ほろ苦さ 胸にのこして 消えた人 爪をかんでは いけないと 言ったやさしい 思いやり あゝ恋しさに しのびなく | 美川憲一 | 田辺裕子・補作詞:南沢純三 | 宇佐英雄 | | 橋のたもとに ひとり来て 川面を見れば ふと浮かぶ 憎いいとしい あの人の まぼろしばかり 行く水に あゝやるせなく ゆれている 水の流れは 変らぬに なんであれきり 逢えぬ人 古い傷あと うずくから じっと抱きしめ 目をとじる あゝうたかたの 夢かなし 恋の涙の ほろ苦さ 胸にのこして 消えた人 爪をかんでは いけないと 言ったやさしい 思いやり あゝ恋しさに しのびなく |
黒猫枯葉散る 裏窓へ 黒猫のように しのびくる夜よ ため息の この部屋で 飼いならしても なみだ誘うお前よ ああ悩ましい 恋、恋ゆえに わたしの夜は 悲しみの黒猫 ときに気高く ときに狂おしく わたしの夜よ 悲しみの黒猫 ああオパールの その瞳 あやしく燃えて 幻を映すよ そしてせつなく 躯すりよせる お前は夜よ 悲しみの黒猫 ほの暗い 裏窓へ 黒猫のように おとずれる夜よ なぐさめは お前だけ 想い出さえも 消えかかる炉辺の火よ ああ捨てられた 恋、恋ゆえに わたしの夜は 悲しみの黒猫 だけど夜明けに どこへ去りゆくの わたしの夜よ 悲しみの黒猫 | 美川憲一 | 新本創子 | 小杉仁三 | | 枯葉散る 裏窓へ 黒猫のように しのびくる夜よ ため息の この部屋で 飼いならしても なみだ誘うお前よ ああ悩ましい 恋、恋ゆえに わたしの夜は 悲しみの黒猫 ときに気高く ときに狂おしく わたしの夜よ 悲しみの黒猫 ああオパールの その瞳 あやしく燃えて 幻を映すよ そしてせつなく 躯すりよせる お前は夜よ 悲しみの黒猫 ほの暗い 裏窓へ 黒猫のように おとずれる夜よ なぐさめは お前だけ 想い出さえも 消えかかる炉辺の火よ ああ捨てられた 恋、恋ゆえに わたしの夜は 悲しみの黒猫 だけど夜明けに どこへ去りゆくの わたしの夜よ 悲しみの黒猫 |
にっぽん唄めぐりさぁさ 皆さん 歌いましょう にっぽん全国 北から南 お国訛(なま)りも 味なもの 飲んで歌えば 心晴れ晴れ 今日も名調子 さぁさ 皆さん お手拍子 にっぽん全国 上手も下手も 声を揃えて ほがらかに 隣同志が 心ソワソワ 恋の花も咲く さぁさ 皆さん ご一緒に にっぽん全国 西から東 ちょいとひと節 高らかに 老いも若きも 心ウキウキ 今日も名調子 | 美川憲一 | 麻こよみ | 木村竜蔵 | 矢田部正 | さぁさ 皆さん 歌いましょう にっぽん全国 北から南 お国訛(なま)りも 味なもの 飲んで歌えば 心晴れ晴れ 今日も名調子 さぁさ 皆さん お手拍子 にっぽん全国 上手も下手も 声を揃えて ほがらかに 隣同志が 心ソワソワ 恋の花も咲く さぁさ 皆さん ご一緒に にっぽん全国 西から東 ちょいとひと節 高らかに 老いも若きも 心ウキウキ 今日も名調子 |
ろくでなし古いこの酒場で たくさん飲んだから 古い思い出は ボヤケてきたらしい 私は恋人に捨てられてしまった 人がこの私をふだつきと云うから ろくでなし ろくでなし なんてひどい オーウィ! 云いかた 平日だけど はれ着をきたのよ 人形だいて 日暮れに帰ったワ おかみさん達は 白い目でにらんだ まるでこの私を ドロボーみたいに ろくでなし ろくでなし なんてひどい オーウィ! 云いかた コーヒーがわいたら かげ口を聞かれて それでもこの街が一番きれいだワ とても好きだけど お別れよサヨウナラ 鳥のさえずりに 送られて出てゆこう パパーラ パパ パパーラ パパ パパーラ パパラ ラパパラ パパーラ パパ パパーラ パパ パパーラ パパラ ラパパラ パパーラ パパ パパーラ パパ パパーラ パパラ ラパパラ | 美川憲一 | SALVATORE ADAMO・日本語詞:岩谷時子 | SALVATORE ADAMO | 竜崎孝路 | 古いこの酒場で たくさん飲んだから 古い思い出は ボヤケてきたらしい 私は恋人に捨てられてしまった 人がこの私をふだつきと云うから ろくでなし ろくでなし なんてひどい オーウィ! 云いかた 平日だけど はれ着をきたのよ 人形だいて 日暮れに帰ったワ おかみさん達は 白い目でにらんだ まるでこの私を ドロボーみたいに ろくでなし ろくでなし なんてひどい オーウィ! 云いかた コーヒーがわいたら かげ口を聞かれて それでもこの街が一番きれいだワ とても好きだけど お別れよサヨウナラ 鳥のさえずりに 送られて出てゆこう パパーラ パパ パパーラ パパ パパーラ パパラ ラパパラ パパーラ パパ パパーラ パパ パパーラ パパラ ラパパラ パパーラ パパ パパーラ パパ パパーラ パパラ ラパパラ |
花冷え甘い言葉の ひとつも言えぬ 俺のずるさを とがめもしない アカシヤの町も 花冷えだろか 水割りの 水割りの グラスにうつる 細おもて やつれたうなじに 心が痛む 赤い夕陽に 昔の傷を 重ね合わせりゃ 涙がにじむ アカシヤの町も 花冷えだろか 倖せを 倖せを おまえにやれぬ 俺だけど 愛する気持ちに 変わりはないよ 岬はずれに ポツンと灯り ホテル 波音 今夜もひとり アカシヤの町も 花冷えだろか 北国の 北国の 春まだ浅い 旅の空 かもめよ想いを とどけておくれ | 美川憲一 | 高畠じゅん子 | 中川博之 | | 甘い言葉の ひとつも言えぬ 俺のずるさを とがめもしない アカシヤの町も 花冷えだろか 水割りの 水割りの グラスにうつる 細おもて やつれたうなじに 心が痛む 赤い夕陽に 昔の傷を 重ね合わせりゃ 涙がにじむ アカシヤの町も 花冷えだろか 倖せを 倖せを おまえにやれぬ 俺だけど 愛する気持ちに 変わりはないよ 岬はずれに ポツンと灯り ホテル 波音 今夜もひとり アカシヤの町も 花冷えだろか 北国の 北国の 春まだ浅い 旅の空 かもめよ想いを とどけておくれ |
サンジャンの私の恋人アコルデオンの流れに 誘われ いつの間にか サンジャンの人波に あたしは抱かれていた 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ あの眼差(まなざ)しに見つめられた時から もう私は あの人のものよ 何も考えずに みんなあげてしまった たとえ騙されても 愛してしまった私 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ あの言葉は 口先だけの嘘と でも私は いつも信じたのよ アコルデオンの流れも みんな誘いの罠だった 初めての恋だから 私は夢中だったのよ 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ いいじゃないの あの人のことはもう みんな終って過ぎたことなのよ みんな終って過ぎたことなのよ | 美川憲一 | LEON ANGELLIAUME・日本語詞:山本雅臣 | EMILE CARRARA | 川村栄二 | アコルデオンの流れに 誘われ いつの間にか サンジャンの人波に あたしは抱かれていた 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ あの眼差(まなざ)しに見つめられた時から もう私は あの人のものよ 何も考えずに みんなあげてしまった たとえ騙されても 愛してしまった私 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ あの言葉は 口先だけの嘘と でも私は いつも信じたのよ アコルデオンの流れも みんな誘いの罠だった 初めての恋だから 私は夢中だったのよ 甘い囁きなら 信じてしまうもの あの腕に抱かれれば 誰だってそれっきりよ いいじゃないの あの人のことはもう みんな終って過ぎたことなのよ みんな終って過ぎたことなのよ |
嘘あなただって嘘をつく 私だって嘘をつく 愛しているから 二人が大人だから 沈みそうな愛の船捨ててきたあの日から あたらしい幸せに 胸でクチュクチュ 忍び泣き 信じきった ふりをして 抱いたあなたを忘れない ラララララ あなただって嘘をつく 私だって嘘をつく あなたが男で 私が女だから 私たち恋をして日向ぼっこのかたつむり 夜は夜 目も見えず 角でクチュクチュ 嘘をつく 妬いてなんか いないのに 怒るあなたが大好きよ ラララララ | 美川憲一 | 岩谷時子 | 内藤法美 | | あなただって嘘をつく 私だって嘘をつく 愛しているから 二人が大人だから 沈みそうな愛の船捨ててきたあの日から あたらしい幸せに 胸でクチュクチュ 忍び泣き 信じきった ふりをして 抱いたあなたを忘れない ラララララ あなただって嘘をつく 私だって嘘をつく あなたが男で 私が女だから 私たち恋をして日向ぼっこのかたつむり 夜は夜 目も見えず 角でクチュクチュ 嘘をつく 妬いてなんか いないのに 怒るあなたが大好きよ ラララララ |
嘘に抱かれて振り向きもしないで 私だけ残して 分かってはいるけれど 悲しすぎるわ 出会いはあなたから 本気にさせた恋 最後だと言ったのに どうして終わらせるの どうせ嘘なら 笑顔で抱きしめて 二度と離さないで 今夜もいつもの様に そばで眠らせて 全部嘘になって 何も変わらないで あの頃と同じ様に 愛されたいのよ いつまでも 優しすぎたせいかしら 遊びのつもりなら 別れての一言が 言えなかったわ 今日で最後なのに 戻れるつもりなの 思い出の服を着て 馬鹿みたいね私 嘘をつくなら 笑顔で抱きしめて 今は離さないで 今夜だけのわがままよ そばで眠らせて 嘘でも構わない 何も言わないまま 最後にもう一度だけ 愛してほしいの 私だけを 惨めな恋ね 騙されていいから 裏切られていいから 今夜だけのわがままよ そばで眠らせて 全部嘘になって 何も変わらないで あの頃と同じ様に 愛されたいのよ いつまでも | 美川憲一 | 木村徹二 | 木村竜蔵 | 矢田部正 | 振り向きもしないで 私だけ残して 分かってはいるけれど 悲しすぎるわ 出会いはあなたから 本気にさせた恋 最後だと言ったのに どうして終わらせるの どうせ嘘なら 笑顔で抱きしめて 二度と離さないで 今夜もいつもの様に そばで眠らせて 全部嘘になって 何も変わらないで あの頃と同じ様に 愛されたいのよ いつまでも 優しすぎたせいかしら 遊びのつもりなら 別れての一言が 言えなかったわ 今日で最後なのに 戻れるつもりなの 思い出の服を着て 馬鹿みたいね私 嘘をつくなら 笑顔で抱きしめて 今は離さないで 今夜だけのわがままよ そばで眠らせて 嘘でも構わない 何も言わないまま 最後にもう一度だけ 愛してほしいの 私だけを 惨めな恋ね 騙されていいから 裏切られていいから 今夜だけのわがままよ そばで眠らせて 全部嘘になって 何も変わらないで あの頃と同じ様に 愛されたいのよ いつまでも |
1939年 PARIS別離の足音に耳ふさぐ 1939年 PARIS 危険な夜…… 不安な夜…… そして、おきまりの男遍歴 わたしの歌が キャンドル揺らし 霧に流れる だけどセーヌ河は 暗い夜しか映さなかった 信じて欲しいどうぞ聞いて あなた一人を 愛してるわ そうよ 愛することが生きることよ だから死なずに 忘れない あなただけ 歴史の歯車に砕かれた 愛の誓い シャンパングラス PARIS 孤独な夜…… 眠れぬ夜…… 絹の靴下をいくど脱いだら わたしの夜が 満たされるそれは 永遠(とわ)にこない日 だけど恐れない 永遠にあなたを待ちつづける 失うものは何もないわ 青いこの頬 昔の影もない あなたを胸に生きることが それがすべてよ ほんとうに あなただけ 失うものは何もないわ 髪も色あせ 愛だけがぜいたく 犯されないわ どんな夜も 笑いかえして くずれゆく この世界 失うものは何もないわ すべてなくして 昔の影もない 愛することが生きることよ だから死なずに 忘れない あなただけ ラ、ラ、ラ、ラ、ラ……… ……大戦前夜…そして ナチの進行がはじまった…… | 美川憲一 | 新本創子 | 服部克久 | | 別離の足音に耳ふさぐ 1939年 PARIS 危険な夜…… 不安な夜…… そして、おきまりの男遍歴 わたしの歌が キャンドル揺らし 霧に流れる だけどセーヌ河は 暗い夜しか映さなかった 信じて欲しいどうぞ聞いて あなた一人を 愛してるわ そうよ 愛することが生きることよ だから死なずに 忘れない あなただけ 歴史の歯車に砕かれた 愛の誓い シャンパングラス PARIS 孤独な夜…… 眠れぬ夜…… 絹の靴下をいくど脱いだら わたしの夜が 満たされるそれは 永遠(とわ)にこない日 だけど恐れない 永遠にあなたを待ちつづける 失うものは何もないわ 青いこの頬 昔の影もない あなたを胸に生きることが それがすべてよ ほんとうに あなただけ 失うものは何もないわ 髪も色あせ 愛だけがぜいたく 犯されないわ どんな夜も 笑いかえして くずれゆく この世界 失うものは何もないわ すべてなくして 昔の影もない 愛することが生きることよ だから死なずに 忘れない あなただけ ラ、ラ、ラ、ラ、ラ……… ……大戦前夜…そして ナチの進行がはじまった…… |
ラスト・ダンスは私に貴方の好きな人と 踊ってらしていいわ やさしい微笑みも その方に おあげなさい けれども 私がここにいることだけ どうぞ 忘れないで ダンスはお酒みたいに 心を酔わせるわ だけど お願いね ハートだけは とられないで そして私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 貴方に夢中なの いつか二人で 誰も来ない処へ 旅に出るのよ どうぞ踊ってらっしゃい 私ここで待ってるわ だけど送って欲しいと頼まれたら 断ってね いつでも 私がここに居ることだけ どうぞ 忘れないで ラララ… きっと私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 胸に抱かれて踊る ラスト・ダンス 忘れないで ラスト・ダンス 忘れないで | 美川憲一 | D.POMUS・M.SHUMAN・日本語詞:岩谷時子 | D.POMUS・M.SHUMAN | 竜崎孝路 | 貴方の好きな人と 踊ってらしていいわ やさしい微笑みも その方に おあげなさい けれども 私がここにいることだけ どうぞ 忘れないで ダンスはお酒みたいに 心を酔わせるわ だけど お願いね ハートだけは とられないで そして私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 貴方に夢中なの いつか二人で 誰も来ない処へ 旅に出るのよ どうぞ踊ってらっしゃい 私ここで待ってるわ だけど送って欲しいと頼まれたら 断ってね いつでも 私がここに居ることだけ どうぞ 忘れないで ラララ… きっと私の為 残して置いてね 最後の踊りだけは 胸に抱かれて踊る ラスト・ダンス 忘れないで ラスト・ダンス 忘れないで |
初日の夜初日の幕が開く あなたのお芝居 ライトにつつまれて 主役を演じている 私にも聞かせた 思い出の台詞 お客は酔いしれて 感激の声ブラボー あなたはもう今日から 一流の役者 見事な晴れ姿 ただ見つめるだけ 招待(まねき)もされずに 客席の片隅 まぶしすぎるあなた 涙でかすんだ あなたを愛して全てを捧げた あの幸せな日々 今では幻 アンコール アンコール ブラボー! 鳴り止まぬ拍手 ステージのあなたは もう…遠い人 胸がふるえるけど 楽屋をたずねた 花束と人々に囲まれたあなた それはもう昨日までのあなたとはちがう 私は声もかけず 劇場を去った アンコール アンコールの声が耳の奥にひびく 二人の想い出の幕は!降りたわ | 美川憲一 | PASCAL SEVRAN・PASCAL AURIAT・日本語詞:アンあんどう | PASCAL SEVRAN・PASCAL AURIAT | | 初日の幕が開く あなたのお芝居 ライトにつつまれて 主役を演じている 私にも聞かせた 思い出の台詞 お客は酔いしれて 感激の声ブラボー あなたはもう今日から 一流の役者 見事な晴れ姿 ただ見つめるだけ 招待(まねき)もされずに 客席の片隅 まぶしすぎるあなた 涙でかすんだ あなたを愛して全てを捧げた あの幸せな日々 今では幻 アンコール アンコール ブラボー! 鳴り止まぬ拍手 ステージのあなたは もう…遠い人 胸がふるえるけど 楽屋をたずねた 花束と人々に囲まれたあなた それはもう昨日までのあなたとはちがう 私は声もかけず 劇場を去った アンコール アンコールの声が耳の奥にひびく 二人の想い出の幕は!降りたわ |
妻へ年月重ねて 額にも深く しわが刻まれた ふたり 子供は巣立って 残されたものは 果てなくむなしい 想い もっと年とって 老いさらばえても 話ぐらいできる ふたりで あすがなくなれば思い出の糸を たぐりよせながら暮らそう ふたりの髪より白くおおわれた きのうをたずねて行こう してきた努力と引きかえに過去の 美しい愛に生きよう ふたつの心がもし離れたら ふたりとも後悔するよ 迎える月日の終わりにないもの それは「つづき」ということば 死ぬときが来たら 私は見つめる いとしいおまえの顔を まなざしの中に おまえは知るだろう 消えてゆく愛のときを 眼を閉じる前にできることならば その手を探して言おう さよならのように せめてもう一度 おまえにいいたい ありがとう妻よ ジュテーム | 美川憲一 | CHARLES AZNAVOUR・日本語詞:岩谷時子 | CHARLES AZNAVOUR | | 年月重ねて 額にも深く しわが刻まれた ふたり 子供は巣立って 残されたものは 果てなくむなしい 想い もっと年とって 老いさらばえても 話ぐらいできる ふたりで あすがなくなれば思い出の糸を たぐりよせながら暮らそう ふたりの髪より白くおおわれた きのうをたずねて行こう してきた努力と引きかえに過去の 美しい愛に生きよう ふたつの心がもし離れたら ふたりとも後悔するよ 迎える月日の終わりにないもの それは「つづき」ということば 死ぬときが来たら 私は見つめる いとしいおまえの顔を まなざしの中に おまえは知るだろう 消えてゆく愛のときを 眼を閉じる前にできることならば その手を探して言おう さよならのように せめてもう一度 おまえにいいたい ありがとう妻よ ジュテーム |
愛の讃歌 HYMNE A L AMOURあなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの ただ命の限り あたしは愛したい 命の限りに あなたを愛するの 頬と頬よせ 燃えるくちづけ 交すよろこび あなたと二人で 暮らせるものなら なんにもいらない なんにもいらない あなたと二人で 生きて行くのよ あたしの願いは ただそれだけよ あなたと二人 かたく抱(いだ)きあい 燃える指に髪を からませながら いとしみながら くちづけを交すの 愛こそ燃える火よ あたしを燃やす火 心とかす恋よ | 美川憲一 | EDITH PIAF・日本語詞:岩谷時子 | MARGUERITT ANGELE MONNOT | 竜崎孝路 | あなたの燃える手で あたしを抱きしめて ただ二人だけで 生きていたいの ただ命の限り あたしは愛したい 命の限りに あなたを愛するの 頬と頬よせ 燃えるくちづけ 交すよろこび あなたと二人で 暮らせるものなら なんにもいらない なんにもいらない あなたと二人で 生きて行くのよ あたしの願いは ただそれだけよ あなたと二人 かたく抱(いだ)きあい 燃える指に髪を からませながら いとしみながら くちづけを交すの 愛こそ燃える火よ あたしを燃やす火 心とかす恋よ |
黒い鷲いつか忘れたけど ある日 目が覚めると 大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの 雲へ翼広げて 空へまるい輪をかき 羽の音も重く 私の傍 下りてきたの 鷲の瞳はルビー 二つ翼黒く 王子様のような マントつけて 下りてきたの 肩にとまりながら 頬に頬を寄せて 耳の傍で熱く 喘ぎながら ささやいた ぼくと帰ろうよ いつも夢を見てた 小さな時のように 星を取りに夜の空へ ぼくと帰ろうよ 雲に乗って朝は 太陽見に行こうと 誘いかけてくれたけれど やがて 悲しそうに 鷲は消えた空へ いつか忘れたけど ある日 目が覚めると 大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの いつか忘れたけど ある日 目が覚めると 大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの いつか忘れたけど ある日 下りてきたの 飛んできたの 飛んできたの いつか忘れたけど ある日 下りてきたの 空が裂けて 飛んできたの 飛んできたの 飛んできたの 空が裂けて 飛んできたの | 美川憲一 | BARBARA・日本語詞:岩谷時子 | BARBARA | 今泉敏郎 | いつか忘れたけど ある日 目が覚めると 大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの 雲へ翼広げて 空へまるい輪をかき 羽の音も重く 私の傍 下りてきたの 鷲の瞳はルビー 二つ翼黒く 王子様のような マントつけて 下りてきたの 肩にとまりながら 頬に頬を寄せて 耳の傍で熱く 喘ぎながら ささやいた ぼくと帰ろうよ いつも夢を見てた 小さな時のように 星を取りに夜の空へ ぼくと帰ろうよ 雲に乗って朝は 太陽見に行こうと 誘いかけてくれたけれど やがて 悲しそうに 鷲は消えた空へ いつか忘れたけど ある日 目が覚めると 大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの いつか忘れたけど ある日 目が覚めると 大きな空が裂けて 黒い鷲が飛んできたの いつか忘れたけど ある日 下りてきたの 飛んできたの 飛んできたの いつか忘れたけど ある日 下りてきたの 空が裂けて 飛んできたの 飛んできたの 飛んできたの 空が裂けて 飛んできたの |
恋の炎女は時には 泣きながら 死ぬほど苦しい 恋をする どうにもならない 宿命(さだめ)でも ひとりの昨日に 戻れない 赤々と赤々と 身を焦がす 恋の炎を 消さないで 男の命は 野望(ゆめ)にある 女の命は 愛だから 陽炎みたいな 幸せと 分かっているのに 溺れるの 赤々と赤々と 身を焦がす 恋の炎に 散るもいい どんなに出逢いが 遅くても 愛する想いに 罪はない 涙で溶かした 紅を引き 今夜もあなたを 待ちわびる 赤々と赤々と 身を焦がす 恋の炎に 乱れます | 美川憲一 | かず翼 | 水森英夫 | 遠山敦 | 女は時には 泣きながら 死ぬほど苦しい 恋をする どうにもならない 宿命(さだめ)でも ひとりの昨日に 戻れない 赤々と赤々と 身を焦がす 恋の炎を 消さないで 男の命は 野望(ゆめ)にある 女の命は 愛だから 陽炎みたいな 幸せと 分かっているのに 溺れるの 赤々と赤々と 身を焦がす 恋の炎に 散るもいい どんなに出逢いが 遅くても 愛する想いに 罪はない 涙で溶かした 紅を引き 今夜もあなたを 待ちわびる 赤々と赤々と 身を焦がす 恋の炎に 乱れます |