愛の讃歌空がくずれ落ちて 大地がこわれても 恐れはしないわ どんなことでも 愛が続く限り かたく抱きしめてね 何もいらないわ あなたのほかには 世界のはてまでは 私は行くわ おのぞみならば かがやく宝 ぬすんで来るわ おのぞみならば 祖国や友を うらぎりましょう おのぞみならば あなたのために 何でもするわ おのぞみならば もしもいつの日にか あなたが死んだとて 嘆きはしないわ 私もともに とわのあの世へ行き 空の星の上で ただふたりだけで 愛を語りましょう ラララー ラララ ララ 愛を語りましょう | 美川憲一 | Edith Piaf・訳詞:永田文夫 | Margueritte Monnot | | 空がくずれ落ちて 大地がこわれても 恐れはしないわ どんなことでも 愛が続く限り かたく抱きしめてね 何もいらないわ あなたのほかには 世界のはてまでは 私は行くわ おのぞみならば かがやく宝 ぬすんで来るわ おのぞみならば 祖国や友を うらぎりましょう おのぞみならば あなたのために 何でもするわ おのぞみならば もしもいつの日にか あなたが死んだとて 嘆きはしないわ 私もともに とわのあの世へ行き 空の星の上で ただふたりだけで 愛を語りましょう ラララー ラララ ララ 愛を語りましょう |
旭川の夜夢よ 降れ降れ 石狩川の 橋のたもとの 我が窓に 今日も あなたの ことだけを 想い焦がれて暮れてゆく 旭川の夜 雪や氷で 育った私 馴れております 薄情 いつかあなたの 目がさめて きっと帰って来るでしょう 旭川の夜 どうぞ 体を 大雪山に たまにゃ 近文 してほしい 月の照る夜も 雨の日も こころ南の空へ飛ぶ 旭川の夜 | 美川憲一 | 星野哲郎 | 島崎留男 | | 夢よ 降れ降れ 石狩川の 橋のたもとの 我が窓に 今日も あなたの ことだけを 想い焦がれて暮れてゆく 旭川の夜 雪や氷で 育った私 馴れております 薄情 いつかあなたの 目がさめて きっと帰って来るでしょう 旭川の夜 どうぞ 体を 大雪山に たまにゃ 近文 してほしい 月の照る夜も 雨の日も こころ南の空へ飛ぶ 旭川の夜 |
歌いつづけて華やかに 幕が開き 私はただひとり ライトを あびている 思い出が かけめぐり 私の人生の 幕が開くだろう 家族たちに 見とられながら 死を迎える人 ひとりぼっちで 召されてゆく そんな人もいる もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し 華やかに 幕が閉じ 私もいつの日か 舞台を 去るだろう 思い出が かけめぐり 私の人生の 幕を閉じるだろう いつの日にか 惜しまれながら 舞台を 去る日には 割れるような 拍手を受け 最期を 飾ろう もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し | 美川憲一 | Michel Jean Marie Jouveaux・訳詞:矢田部道一 | Jeff Barnell | | 華やかに 幕が開き 私はただひとり ライトを あびている 思い出が かけめぐり 私の人生の 幕が開くだろう 家族たちに 見とられながら 死を迎える人 ひとりぼっちで 召されてゆく そんな人もいる もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し 華やかに 幕が閉じ 私もいつの日か 舞台を 去るだろう 思い出が かけめぐり 私の人生の 幕を閉じるだろう いつの日にか 惜しまれながら 舞台を 去る日には 割れるような 拍手を受け 最期を 飾ろう もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し もしも 選べるなら 舞台の上で 眩しいライトをあびて 死ねたら本望 命のある限り 歌いつづける それが 私の生きた証し |
たまらなく淋しくてたまらなく 淋しくて 独りネオンの海 さまよえば 面影が 涙になるの 愛なんて 信じない 女だったのに 見せかけの やさしさが 忘れられなくて 夢だけ置き去りに あんた どこなの やるせなく 木枯らしが 時間(とき)を奪って行く あんなやつ こっちから 棄ててやるのさ 愛なんて 欲しくない 傷が増えるだけ ふざけあう 相手なら すぐにみつかるわ それでも待つなんて あたし バカよね たまらなく せつなくて 独り酔いしれても 弱みなど 見せないわ 女の意地よ 愛なんて きれいごと おとぎ話なの 憎らしい ことばかり なぜにいとしいの 心を返してよ あんた 好きなの | 美川憲一 | 石原信一 | 弦哲也 | 川村栄二 | たまらなく 淋しくて 独りネオンの海 さまよえば 面影が 涙になるの 愛なんて 信じない 女だったのに 見せかけの やさしさが 忘れられなくて 夢だけ置き去りに あんた どこなの やるせなく 木枯らしが 時間(とき)を奪って行く あんなやつ こっちから 棄ててやるのさ 愛なんて 欲しくない 傷が増えるだけ ふざけあう 相手なら すぐにみつかるわ それでも待つなんて あたし バカよね たまらなく せつなくて 独り酔いしれても 弱みなど 見せないわ 女の意地よ 愛なんて きれいごと おとぎ話なの 憎らしい ことばかり なぜにいとしいの 心を返してよ あんた 好きなの |
春待ち坂夢につまずき 転んでも 拗(す)ねたら心が 錆(さ)びるだけ ぐっと我慢の 時もある いい日が来るわよ きっと来る しぶとく しぶとく 生きましょう 花と嵐の 人生を 人の情けの あたたかさ 何にも出来ない ひとりでは 支えられたり 支えたり 明日(あした)を信じて どこまでも しぶとく しぶとく 生きましょう 泣いて笑って 人生を 耐えて春待つ 花もある 笑顔でチャンスを 待てばいい 胸に望みが あるかぎり いい日が来るわよ きっと来る しぶとく しぶとく 生きましょう 続く坂道 人生を | 美川憲一 | 麻こよみ | 水森英夫 | 南郷達也 | 夢につまずき 転んでも 拗(す)ねたら心が 錆(さ)びるだけ ぐっと我慢の 時もある いい日が来るわよ きっと来る しぶとく しぶとく 生きましょう 花と嵐の 人生を 人の情けの あたたかさ 何にも出来ない ひとりでは 支えられたり 支えたり 明日(あした)を信じて どこまでも しぶとく しぶとく 生きましょう 泣いて笑って 人生を 耐えて春待つ 花もある 笑顔でチャンスを 待てばいい 胸に望みが あるかぎり いい日が来るわよ きっと来る しぶとく しぶとく 生きましょう 続く坂道 人生を |
駄目な時ゃダメよ駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ 結婚夢見て貯金をしたって 駄目な時ゃダメよ 希望を抱いてその気になっても 駄目な時ゃダメよ くよくよ悩んでめそめそしたって 駄目な時ゃダメよ そんな時や悲しいテレビのドラマを ひとりで見るのよ よくある話じゃないか やぶれた夢なんて よく聞く言葉じゃないか も一度やり直し 駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ 一緒になろうと約束したって 駄目な時ゃダメよ 心の底から祈ってみたって 駄目な時ゃダメよ 涙を流して相談したって 駄目な時ゃダメよ そんな時ゃ別れの歌でも唄って さよならするのよ よくある話じゃないか 失恋したなんて よく聞く言葉じゃないか 死にたくなるなんて 駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ よくある話じゃないか 失恋したなんて よく聞く言葉じゃないか 死にたくなるなんて 駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ | 美川憲一 | 三浦弘 | 三浦弘 | | 駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ 結婚夢見て貯金をしたって 駄目な時ゃダメよ 希望を抱いてその気になっても 駄目な時ゃダメよ くよくよ悩んでめそめそしたって 駄目な時ゃダメよ そんな時や悲しいテレビのドラマを ひとりで見るのよ よくある話じゃないか やぶれた夢なんて よく聞く言葉じゃないか も一度やり直し 駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ 一緒になろうと約束したって 駄目な時ゃダメよ 心の底から祈ってみたって 駄目な時ゃダメよ 涙を流して相談したって 駄目な時ゃダメよ そんな時ゃ別れの歌でも唄って さよならするのよ よくある話じゃないか 失恋したなんて よく聞く言葉じゃないか 死にたくなるなんて 駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ よくある話じゃないか 失恋したなんて よく聞く言葉じゃないか 死にたくなるなんて 駄目な時ゃダメよ 考えたってダメよ 運がなきゃダメなのよ 惚れたってダメよ 泣いたってダメよ そんな時ゃダメなのよ |
三面記事の女新聞で 見たでしょう おととい私は あの部屋で あなたの心を 見うしない 白い薬を 飲みました あゝ 私は三面記事の女 近づくサイレン 聞きながら あなたの名前を 呼びました 新聞は いじわるね 女のまごころ 知らないで 冷たい人への 面当ての 狂言自殺といってます あゝ 私は三面記事の女 面会謝絶の 病室で 白い涙を 拭きました 新聞は みたくない 死にきれなかった あの日から くる日もくる日も 目に入る 不幸な女の ことばかり あゝ 私は三面記事の女 噂もやがては 消えるから 忘れて下さい 忘れます | 美川憲一 | 小谷夏 | 米山正夫 | 小杉仁三 | 新聞で 見たでしょう おととい私は あの部屋で あなたの心を 見うしない 白い薬を 飲みました あゝ 私は三面記事の女 近づくサイレン 聞きながら あなたの名前を 呼びました 新聞は いじわるね 女のまごころ 知らないで 冷たい人への 面当ての 狂言自殺といってます あゝ 私は三面記事の女 面会謝絶の 病室で 白い涙を 拭きました 新聞は みたくない 死にきれなかった あの日から くる日もくる日も 目に入る 不幸な女の ことばかり あゝ 私は三面記事の女 噂もやがては 消えるから 忘れて下さい 忘れます |
別れの旅路汽車を降りたら 赤い灯ひとつ 風にこぼれる ここは港町 鞄にあなたの 想い出つめて 待つだけのくらしを 捨てにきました 旅の途中で 女がひとり 辛口の酒をのむ 別れの旅路 岬はずれの ちいさな宿で ちがう生き方 考えています 木枯らしまじりの 海鳴りきけば さみしさの深さに 胸が泣きます つらい苦しい あなたのことが 好きだから恋しくて なみだの旅路 夜明けまじかの さいはて港 今日も誰かが 過去を捨てにくる 死ぬきになったら 生きられるはず 悲しみの駅から 汽車を乗り継ぎ 明日をさがして 女がひとり さすらいの北の果て 別れの旅路 | 美川憲一 | たかたかし | 中川博之 | 前田俊明 | 汽車を降りたら 赤い灯ひとつ 風にこぼれる ここは港町 鞄にあなたの 想い出つめて 待つだけのくらしを 捨てにきました 旅の途中で 女がひとり 辛口の酒をのむ 別れの旅路 岬はずれの ちいさな宿で ちがう生き方 考えています 木枯らしまじりの 海鳴りきけば さみしさの深さに 胸が泣きます つらい苦しい あなたのことが 好きだから恋しくて なみだの旅路 夜明けまじかの さいはて港 今日も誰かが 過去を捨てにくる 死ぬきになったら 生きられるはず 悲しみの駅から 汽車を乗り継ぎ 明日をさがして 女がひとり さすらいの北の果て 別れの旅路 |
アカシア雨情時を知らせる 別れの鐘が 鳴りやむまでは 抱いててほしい 北の女の 凍える胸に あなたは春の 陽だまりでした 見上げれば アカシアが 雨に震えて 泣いている 北の大地を 流れる風に どこか似ている あなたのにおい いつか戻って 来る旅人の 安らぐだけの 止まり木でいい 手のひらで アカシアの 花が静かに 泣いている あなたなしでも 季節は巡る 咲いてせつない アカシアの径(みち) 夢の中でも やさしい人を 忘れられずに 今夜もひとり 見上げれば アカシアが 雨に震えて 泣いている | 美川憲一 | 森坂とも | 水森英夫 | 前田俊明 | 時を知らせる 別れの鐘が 鳴りやむまでは 抱いててほしい 北の女の 凍える胸に あなたは春の 陽だまりでした 見上げれば アカシアが 雨に震えて 泣いている 北の大地を 流れる風に どこか似ている あなたのにおい いつか戻って 来る旅人の 安らぐだけの 止まり木でいい 手のひらで アカシアの 花が静かに 泣いている あなたなしでも 季節は巡る 咲いてせつない アカシアの径(みち) 夢の中でも やさしい人を 忘れられずに 今夜もひとり 見上げれば アカシアが 雨に震えて 泣いている |
慕情人恋し リラ冷えの季節がくれば うす紫に こころが染まる おもえば ささいな 事だけど なぜかあなが 許せなかった 私にうそを つかないで 愛の深さに 意地はった さよならは あのさよならは 間違いね リラ冷え肌まで しみる夜 泣き酒のんでます そう言えば 暖かい毛布のなかで 子猫のように じゃれてた二人 いまさらどうにも できないが 女ごころは 浅はかでした 別れましょうか 別れよう 背中あわせで 意地はった あらそいは あのあらそいは 間違いね リラ冷え泣き酒 人恋し おねがい帰ってよ 煉瓦(れんが)の街の 雨さびし ひとり生きると 意地はった 強がりは あの強がりは 間違いね リラ冷え肌まで しみる夜 泣き酒のんでます | 美川憲一 | 池田充男 | 水森英夫 | | 人恋し リラ冷えの季節がくれば うす紫に こころが染まる おもえば ささいな 事だけど なぜかあなが 許せなかった 私にうそを つかないで 愛の深さに 意地はった さよならは あのさよならは 間違いね リラ冷え肌まで しみる夜 泣き酒のんでます そう言えば 暖かい毛布のなかで 子猫のように じゃれてた二人 いまさらどうにも できないが 女ごころは 浅はかでした 別れましょうか 別れよう 背中あわせで 意地はった あらそいは あのあらそいは 間違いね リラ冷え泣き酒 人恋し おねがい帰ってよ 煉瓦(れんが)の街の 雨さびし ひとり生きると 意地はった 強がりは あの強がりは 間違いね リラ冷え肌まで しみる夜 泣き酒のんでます |
長崎みれん泣くだけないて 忘れて来ると 旅に出たのは 女の意地ね 別れてつのる 恋しさに 濡れてさまよう オランダ坂で あなたを呼べば 雨 雨 雨が泣かせる 長崎みれん 抱かれていても 遠くを見てた 罪なわたしを 許して欲しい 空似の人と 知りながら 詫びてふり向く 丸山あたり ふたりで濡れた 雨 雨 雨も愛しい 長崎みれん 黙っていつも 倖せくれた あなたひとりを 信じていたい 命をかけて 出直すわ 思案橋から 今日また祈る めぐり逢う日を 雨 雨 雨よ叶えて 長崎みれん | 美川憲一 | 水木れいじ | 水森英夫 | | 泣くだけないて 忘れて来ると 旅に出たのは 女の意地ね 別れてつのる 恋しさに 濡れてさまよう オランダ坂で あなたを呼べば 雨 雨 雨が泣かせる 長崎みれん 抱かれていても 遠くを見てた 罪なわたしを 許して欲しい 空似の人と 知りながら 詫びてふり向く 丸山あたり ふたりで濡れた 雨 雨 雨も愛しい 長崎みれん 黙っていつも 倖せくれた あなたひとりを 信じていたい 命をかけて 出直すわ 思案橋から 今日また祈る めぐり逢う日を 雨 雨 雨よ叶えて 長崎みれん |
雨がつれ去った恋ガラス窓 雨粒が つなぎあい 落ちてゆく しあわせな ひとときに 酔いしれた 私なの 雨が雨が つれ去った恋よ 笑い合って 愛し合って 許し合った 聞かせてよ 訳を おしえてよ あなた ふるえる 指さきが 追いかけた 若いのね その女(ひと)は 私より綺麗なの 薔薇の花 みていると 想い出が あふれるの 雨が雨が つれ去った恋よ 笑い合って 愛し合って 許し合った なぜなのよ あなた 行かないで あなた やさしい ほほえみが つらすぎて 雨が雨が つれ去った恋よ 笑い合って 愛し合って 許し合った もういちど つよく 抱きしめて あなた おねがい その胸で 泣かせてよ | 美川憲一 | 高畠じゅん子 | 中川博之 | 前田俊明 | ガラス窓 雨粒が つなぎあい 落ちてゆく しあわせな ひとときに 酔いしれた 私なの 雨が雨が つれ去った恋よ 笑い合って 愛し合って 許し合った 聞かせてよ 訳を おしえてよ あなた ふるえる 指さきが 追いかけた 若いのね その女(ひと)は 私より綺麗なの 薔薇の花 みていると 想い出が あふれるの 雨が雨が つれ去った恋よ 笑い合って 愛し合って 許し合った なぜなのよ あなた 行かないで あなた やさしい ほほえみが つらすぎて 雨が雨が つれ去った恋よ 笑い合って 愛し合って 許し合った もういちど つよく 抱きしめて あなた おねがい その胸で 泣かせてよ |
金の月畳に徳利(とくり)が転って お風呂にお湯が あふれ出し それでも この手を ほどかずに 惚れたあんたの 肩をかむ 外は九月の 金の月 貼り絵みたいな 金の月 あんた死ぬまで 一緒がいいと こおろぎみたいに おんなは泣いた ことんと月夜の 鹿(しし)おどし 背中に寒さ舞い降りて あんたは わたしを 頭から 胸に抱きこみ また 燃やす 外は居待(いま)ちの 金の月 満つれば欠ける 金の月 あんた奪って 死ぬのもいいと 夢二の絵を見て おんなは泣いた 外は九月の 金の月 貼り絵みたいな 金の月 だめよ 駄目 駄目 あんたでなけりゃ こおろぎみたいに おんなは泣いた | 美川憲一 | 原文彦 | 弦哲也 | 川村栄二 | 畳に徳利(とくり)が転って お風呂にお湯が あふれ出し それでも この手を ほどかずに 惚れたあんたの 肩をかむ 外は九月の 金の月 貼り絵みたいな 金の月 あんた死ぬまで 一緒がいいと こおろぎみたいに おんなは泣いた ことんと月夜の 鹿(しし)おどし 背中に寒さ舞い降りて あんたは わたしを 頭から 胸に抱きこみ また 燃やす 外は居待(いま)ちの 金の月 満つれば欠ける 金の月 あんた奪って 死ぬのもいいと 夢二の絵を見て おんなは泣いた 外は九月の 金の月 貼り絵みたいな 金の月 だめよ 駄目 駄目 あんたでなけりゃ こおろぎみたいに おんなは泣いた |
愛染橋を渡りますつないだ手と手を 隠すよに 寄り添い歩いた 柳河岸(やなぎがし) あなたに あなたに 逢いたい夜は 瞼を閉じて 愛染橋(あいぜんばし)を 渡ります 私を残して 逝(い)くなんて 涙で見上げる 十三夜 ひとりが ひとりが 淋しい夜は お酒に酔って 愛染橋を 渡ります あなたに諭(さと)され 夢の中 約束しました 泣かないと 笑顔に 笑顔に なりたい夜は 口紅ひいて 愛染橋を 渡ります | 美川憲一 | 麻こよみ | 木村竜蔵 | 矢田部正 | つないだ手と手を 隠すよに 寄り添い歩いた 柳河岸(やなぎがし) あなたに あなたに 逢いたい夜は 瞼を閉じて 愛染橋(あいぜんばし)を 渡ります 私を残して 逝(い)くなんて 涙で見上げる 十三夜 ひとりが ひとりが 淋しい夜は お酒に酔って 愛染橋を 渡ります あなたに諭(さと)され 夢の中 約束しました 泣かないと 笑顔に 笑顔に なりたい夜は 口紅ひいて 愛染橋を 渡ります |
信濃川慕情町に流れる 長い川 今もあの日と 変らない 愛を誓った 君なのに 川面に浮ぶ 木の葉のように 流れていずこへ 教えておくれ 教えておくれ信濃川 思い出させる 長い川 君とみつめた あの夜を 肩を抱いたら うつむいて 何も云わずに 泣いてた君が 心に残るよ 返しておくれ 返しておくれ信濃川 遠く流れる 長い川 恋の嘆きの 信濃川 君を求めて 今日もまた ひとり来てみた 万代橋(ばんだいばし)は 小雨にけむるよ 教えておくれ 教えておくれ 信濃川 | 美川憲一 | 山岸一二三・補作詞:水沢圭吾 | 山岸英樹 | 小杉仁三 | 町に流れる 長い川 今もあの日と 変らない 愛を誓った 君なのに 川面に浮ぶ 木の葉のように 流れていずこへ 教えておくれ 教えておくれ信濃川 思い出させる 長い川 君とみつめた あの夜を 肩を抱いたら うつむいて 何も云わずに 泣いてた君が 心に残るよ 返しておくれ 返しておくれ信濃川 遠く流れる 長い川 恋の嘆きの 信濃川 君を求めて 今日もまた ひとり来てみた 万代橋(ばんだいばし)は 小雨にけむるよ 教えておくれ 教えておくれ 信濃川 |
みれん町命までもと 思ったひとは 遠い他人に なりました 恋にすがって 捨てられて 恋をうらんで またすがる むせぶ夜霧の ああ 盛り場は…… しょせん女の しょせん女の みれん町 酒の好みも 煙草のくせも 知らず似るように なりました こんど女に 生れたら もしもあなたに 逢ったなら 愛したくない ああ 愛したい…… しょせん女の しょせん女の みれん町 酔ったはずみと 別れに言った 男ごころに 泣きました バカな私が かなしくて 指でおさえた ほつれ髪 いいえあなたが ああ 憎めない…… しょせん女の しょせん女の みれん町 | 美川憲一 | 西沢爽 | 米山正夫 | | 命までもと 思ったひとは 遠い他人に なりました 恋にすがって 捨てられて 恋をうらんで またすがる むせぶ夜霧の ああ 盛り場は…… しょせん女の しょせん女の みれん町 酒の好みも 煙草のくせも 知らず似るように なりました こんど女に 生れたら もしもあなたに 逢ったなら 愛したくない ああ 愛したい…… しょせん女の しょせん女の みれん町 酔ったはずみと 別れに言った 男ごころに 泣きました バカな私が かなしくて 指でおさえた ほつれ髪 いいえあなたが ああ 憎めない…… しょせん女の しょせん女の みれん町 |
十三夜月女は誰でも 胸の中 忘れぬ 人がいる 窓辺にさしこむ 月影に なおさら 恋しさつのる 淋しさが肩を抱く 独りの止まり木で 飲むほど未練が グラスに揺れる 見上げる夜空に 面影重ねる 十三夜月(じゅうさんや) 焦がれる女の やわ肌を その手で 抱きしめて 逢いたさ暴れる こんな夜は 帯さえ はじけてしまう くれなゐの月の船 あの人連れて来て 宿命(さだめ)にそむけば 罪なのですか 見上げる夜空に 面影重ねる 十三夜月 女は誰でも 菩薩だよ どれほど 泣いたって 恨んだ男の いいところ 数えて 許してしまう 痛いほど指を噛み この身は燃え上がる こぼれたお酒で 占う明日 見上げる夜空に 面影重ねる 十三夜月 | 美川憲一 | かず翼 | 三木たかし | 南郷達也 | 女は誰でも 胸の中 忘れぬ 人がいる 窓辺にさしこむ 月影に なおさら 恋しさつのる 淋しさが肩を抱く 独りの止まり木で 飲むほど未練が グラスに揺れる 見上げる夜空に 面影重ねる 十三夜月(じゅうさんや) 焦がれる女の やわ肌を その手で 抱きしめて 逢いたさ暴れる こんな夜は 帯さえ はじけてしまう くれなゐの月の船 あの人連れて来て 宿命(さだめ)にそむけば 罪なのですか 見上げる夜空に 面影重ねる 十三夜月 女は誰でも 菩薩だよ どれほど 泣いたって 恨んだ男の いいところ 数えて 許してしまう 痛いほど指を噛み この身は燃え上がる こぼれたお酒で 占う明日 見上げる夜空に 面影重ねる 十三夜月 |
おだまり世の中どんなに 変わろうと 二人のこの恋 変わらない 幸福すぎても こわいけど お金じゃないのと 彼は言う… おだまり おだまり あんたその手で 何人くどいた… 恋がしたいの… 死ぬほど辛い…恋が 夢みる女は かわいくて 悪魔のえじきに なりやすく 他人から綺麗と 言われてサ 彼氏を忘れて きれいごと… おだまり おだまり 大きな鏡で 寝る前見なよ… 何が悪魔ヨ… あんたがよっぽど…悪魔 旅する女の 横顔に 悲しい明日が 見えるとか タバコ銜えた 男には 未練のお酒が 似合うとか… おだまり おだまり 恋も出来ない 女も居るのよ… 何が辛いヨ… 何も無いのが…辛い おだまり おだまり あんたその手で 何人くどいた… 恋がしたいの… 死ぬほど辛い…恋が | 美川憲一 | 吉幾三 | 吉幾三 | | 世の中どんなに 変わろうと 二人のこの恋 変わらない 幸福すぎても こわいけど お金じゃないのと 彼は言う… おだまり おだまり あんたその手で 何人くどいた… 恋がしたいの… 死ぬほど辛い…恋が 夢みる女は かわいくて 悪魔のえじきに なりやすく 他人から綺麗と 言われてサ 彼氏を忘れて きれいごと… おだまり おだまり 大きな鏡で 寝る前見なよ… 何が悪魔ヨ… あんたがよっぽど…悪魔 旅する女の 横顔に 悲しい明日が 見えるとか タバコ銜えた 男には 未練のお酒が 似合うとか… おだまり おだまり 恋も出来ない 女も居るのよ… 何が辛いヨ… 何も無いのが…辛い おだまり おだまり あんたその手で 何人くどいた… 恋がしたいの… 死ぬほど辛い…恋が |
大阪の夜なにも なにもしないで 帰してくれる そんなそんな あなたが 憎らしい なぐりつけても なびかせる 無理を待ってる 宗右衛門町の 夜が短い 大阪の夜 身分 身分ちがいは じゃまにはならぬ それはそれは わかれの口実よ 肩を並べた 天満橋 握り交した 予と手のなかを 風が流れる つめたい風が 豆が 豆が欲しくて 集まる鳩の 影に影に 夜明ける 中之島 あんな女じゃ ない私 見栄もはります 意地張りまする 好きのニの字に すべてをかけて | 美川憲一 | 星野哲郎 | 猪俣公章 | | なにも なにもしないで 帰してくれる そんなそんな あなたが 憎らしい なぐりつけても なびかせる 無理を待ってる 宗右衛門町の 夜が短い 大阪の夜 身分 身分ちがいは じゃまにはならぬ それはそれは わかれの口実よ 肩を並べた 天満橋 握り交した 予と手のなかを 風が流れる つめたい風が 豆が 豆が欲しくて 集まる鳩の 影に影に 夜明ける 中之島 あんな女じゃ ない私 見栄もはります 意地張りまする 好きのニの字に すべてをかけて |
東京ホテル眠るあなたの 肩ごしに 船のランプがゆれていた 明日のわかれをまえにして わたしは服などたたんでた ここは東京 海沿いホテル みれんでしょ おばかさん いまもあなたに 逢いたくて 一年まえの 同じ窓から レインボーブリッジ なみだで見てる どこか知らない国へでも 逃げてゆけたらしあわせね そんな会話がむなしくて 二人は一とつになっていた ここは東京 海沿いホテル みれんでしょ おばかさん あれは始発の ゆりかもめ グラスを握り眠れないまま 想い出つづりの一夜を明かす 恋の断片を 集めても ゆめが終わった 白い朝 鏡のぞいて 眉書いて ひとりの女をたしかめる ここは東京 海沿いホテル みれんでしょ おばかさん せめてあかるい顔をして あなたのいない同じ駅から わたしは帰りのきっぷを買うの | 美川憲一 | 池田充男 | 水森英夫 | | 眠るあなたの 肩ごしに 船のランプがゆれていた 明日のわかれをまえにして わたしは服などたたんでた ここは東京 海沿いホテル みれんでしょ おばかさん いまもあなたに 逢いたくて 一年まえの 同じ窓から レインボーブリッジ なみだで見てる どこか知らない国へでも 逃げてゆけたらしあわせね そんな会話がむなしくて 二人は一とつになっていた ここは東京 海沿いホテル みれんでしょ おばかさん あれは始発の ゆりかもめ グラスを握り眠れないまま 想い出つづりの一夜を明かす 恋の断片を 集めても ゆめが終わった 白い朝 鏡のぞいて 眉書いて ひとりの女をたしかめる ここは東京 海沿いホテル みれんでしょ おばかさん せめてあかるい顔をして あなたのいない同じ駅から わたしは帰りのきっぷを買うの |
幸せになりたいどうしてわたしは ついてないの 何から何まで ついてないの 恋をして 捨てられて なんど死のうと 思ったか 十九 二十の 昔のように ああぁ もう一度 幸せになりたい 優しく騙した あなたでした それでも恨めぬ わたしでした お化粧を おとすとき かくせないわね 年齢(とし)なのね 春をかえして かえして春を ああぁ もう一度 幸せになりたい どうしてわたしは ついてないの 何から何まで ついてないの すがりつき ひきとめて 尽くすたんびに 嫌われる 馬鹿な女ね 見る目がないの ああぁ もう一度 幸せになりたい | 美川憲一 | 高畠じゅん子 | 中川博之 | | どうしてわたしは ついてないの 何から何まで ついてないの 恋をして 捨てられて なんど死のうと 思ったか 十九 二十の 昔のように ああぁ もう一度 幸せになりたい 優しく騙した あなたでした それでも恨めぬ わたしでした お化粧を おとすとき かくせないわね 年齢(とし)なのね 春をかえして かえして春を ああぁ もう一度 幸せになりたい どうしてわたしは ついてないの 何から何まで ついてないの すがりつき ひきとめて 尽くすたんびに 嫌われる 馬鹿な女ね 見る目がないの ああぁ もう一度 幸せになりたい |
納沙布みれんあいつひとりが 男じゃないと 忘れるつもりの 旅でした 月のしずくに 泣き濡れながら 指輪も捨てた はずなのに… 凍てつく風が 哭く海鳴りが 想いださせる 納沙布みれん 俺のこころの 終着駅は おまえの胸だと 言った彼(ひと) あんな綺麗な 瞳(め)をしてたのに 私に嘘を つくなんて はぐれ鴎を 目で追いながら あなた呼んでる 納沙布みれん 雪よ降れ降れ 悲しい恋を おもいで話に できるまで 赤いハマナス 咲くこの町で もいちど逢いたい 抱かれたい また来る春を おんなの春を 待ってみましょか 納沙布みれん | 美川憲一 | 水木れいじ | 水森英夫 | 前田俊明 | あいつひとりが 男じゃないと 忘れるつもりの 旅でした 月のしずくに 泣き濡れながら 指輪も捨てた はずなのに… 凍てつく風が 哭く海鳴りが 想いださせる 納沙布みれん 俺のこころの 終着駅は おまえの胸だと 言った彼(ひと) あんな綺麗な 瞳(め)をしてたのに 私に嘘を つくなんて はぐれ鴎を 目で追いながら あなた呼んでる 納沙布みれん 雪よ降れ降れ 悲しい恋を おもいで話に できるまで 赤いハマナス 咲くこの町で もいちど逢いたい 抱かれたい また来る春を おんなの春を 待ってみましょか 納沙布みれん |
北国夜曲赤い角巻(かくまき) ふたりでかぶり 呑(の)んであるいた 吹雪(ふぶき)の酒場 おぼえていますか 流氷酒(こおりざけ) 北のおんなは つよいのと はしゃぎ笑って みせながら みれんに転(ころ)んで あぁ泣いた夜 枕(まくら)ひとつの つららの宿へ 逢いにくるのは 面影(おもかげ)ばかり ゆめでは背中が さむすぎる 灯(あか)りひきよせ 便箋(びんせん)に 紅(べに)の唇(くちびる) おしあてて 送った手紙が あぁ片(かた)だより あなた解(と)かせた ユーカラ帯(おび)を しめりゃせつない 情(なさ)けがほしい 焦(こが)れて死にます このままじゃ あれは上(のぼ)りの 汽車の笛(ふえ) 恋にすがって 冬を越す 北国おんなを あぁ捨てないで | 美川憲一 | 池田充男 | 水森英夫 | | 赤い角巻(かくまき) ふたりでかぶり 呑(の)んであるいた 吹雪(ふぶき)の酒場 おぼえていますか 流氷酒(こおりざけ) 北のおんなは つよいのと はしゃぎ笑って みせながら みれんに転(ころ)んで あぁ泣いた夜 枕(まくら)ひとつの つららの宿へ 逢いにくるのは 面影(おもかげ)ばかり ゆめでは背中が さむすぎる 灯(あか)りひきよせ 便箋(びんせん)に 紅(べに)の唇(くちびる) おしあてて 送った手紙が あぁ片(かた)だより あなた解(と)かせた ユーカラ帯(おび)を しめりゃせつない 情(なさ)けがほしい 焦(こが)れて死にます このままじゃ あれは上(のぼ)りの 汽車の笛(ふえ) 恋にすがって 冬を越す 北国おんなを あぁ捨てないで |
夜の花なみだ浮かべて すがるほど 可愛い女に なれなくて どうせ咲いても 夜の花 黙って別れて あげるけど ダイヤの指輪は 返さない わずかばかりの 純情は お酒で流して しまいたい どうせ咲いても 夜の花 遊びの恋だと 知ってても 夢見てしまうの 女って 過去もあります 傷もある むかしのことなど 聞かないで どうせ咲いても 夜の花 しみじみひとりの 止まり木で 哀しい唄など 口ずさむ | 美川憲一 | かず翼 | 水森英夫 | 矢田部正 | なみだ浮かべて すがるほど 可愛い女に なれなくて どうせ咲いても 夜の花 黙って別れて あげるけど ダイヤの指輪は 返さない わずかばかりの 純情は お酒で流して しまいたい どうせ咲いても 夜の花 遊びの恋だと 知ってても 夢見てしまうの 女って 過去もあります 傷もある むかしのことなど 聞かないで どうせ咲いても 夜の花 しみじみひとりの 止まり木で 哀しい唄など 口ずさむ |
湯沢の女送らないからと 急に背を向けて 青い角巻で 涙を隠す 風花が風花が 雪にもなれずに 吐息つくよに 薄い肩に舞う 越後湯沢の お葉という女 白い湯けむりに からだ寄せ合って ふたり鮎になり はしゃいだ夜更け 忘れても忘れても 忘れきれないで 想いばかりが つのる宿灯り 越後湯沢の お葉という女 今度いつ来るの 口に出しかけて 言っちゃいけないと 淋しく笑う 鳥追いの鳥追いの まつりを見たいと 言えばからめた 細くつよい指 越後湯沢の お葉という女 | 美川憲一 | 吉岡治 | 弦哲也 | | 送らないからと 急に背を向けて 青い角巻で 涙を隠す 風花が風花が 雪にもなれずに 吐息つくよに 薄い肩に舞う 越後湯沢の お葉という女 白い湯けむりに からだ寄せ合って ふたり鮎になり はしゃいだ夜更け 忘れても忘れても 忘れきれないで 想いばかりが つのる宿灯り 越後湯沢の お葉という女 今度いつ来るの 口に出しかけて 言っちゃいけないと 淋しく笑う 鳥追いの鳥追いの まつりを見たいと 言えばからめた 細くつよい指 越後湯沢の お葉という女 |
吾妻橋で待つ女好(す)いた惚れたで 結ばれる それが叶わぬ さだめの恋よ 夜の隅田の 川風が 涙ひと粒 やさしく撫でる あゝ今宵また 吾妻橋で待つ女 あれは去年の お酉(とり)さま 買った熊手が 取りもつ縁よ 顔をかくした 忍び逢い 身分違いと 世間は云うの あゝあてもなく 吾妻橋で待つ女 夜空(そら)を見上げりゃ また潤(うる)む 泣いているよな 浅草ねおん 今は幸せ それよりも たった一夜(ひとよ)の 逢瀬が欲しい あゝ影ひとつ 吾妻橋で待つ女 | 美川憲一 | 仁井谷俊也 | 水森英夫 | 前田俊明 | 好(す)いた惚れたで 結ばれる それが叶わぬ さだめの恋よ 夜の隅田の 川風が 涙ひと粒 やさしく撫でる あゝ今宵また 吾妻橋で待つ女 あれは去年の お酉(とり)さま 買った熊手が 取りもつ縁よ 顔をかくした 忍び逢い 身分違いと 世間は云うの あゝあてもなく 吾妻橋で待つ女 夜空(そら)を見上げりゃ また潤(うる)む 泣いているよな 浅草ねおん 今は幸せ それよりも たった一夜(ひとよ)の 逢瀬が欲しい あゝ影ひとつ 吾妻橋で待つ女 |
生きる好きなように生きた この私だから 死の訪れなど 怖くはなかった やり残した事も 沢山あるけれど やる事はやった 人の倍ぐらい 生きる 生きる 今になって私は 生きることの 貴さを知った 気がつくと仲間が一人 又一人 帰らぬ旅へと 赴いて行った 天国も地獄も 私は信じない だけど確実に 死は迫っている 生きる 生きる 今になって私は 生きることの 貴さを知った 生きている間 悔いのないように 私の仕事も 整理しておこう ろうそくの炎が 燃え尽きるように 私の迎えも もうすぐ来るから 生きる 生きる 今になって私は 生きることの 貴さを知った 生きる 生きる 生きている間 生きる 生きる 悔いのないように | 美川憲一 | Alice Dona・訳詞:矢田部道一 | Sylvain Lebel | 川村栄二 | 好きなように生きた この私だから 死の訪れなど 怖くはなかった やり残した事も 沢山あるけれど やる事はやった 人の倍ぐらい 生きる 生きる 今になって私は 生きることの 貴さを知った 気がつくと仲間が一人 又一人 帰らぬ旅へと 赴いて行った 天国も地獄も 私は信じない だけど確実に 死は迫っている 生きる 生きる 今になって私は 生きることの 貴さを知った 生きている間 悔いのないように 私の仕事も 整理しておこう ろうそくの炎が 燃え尽きるように 私の迎えも もうすぐ来るから 生きる 生きる 今になって私は 生きることの 貴さを知った 生きる 生きる 生きている間 生きる 生きる 悔いのないように |
釧路の夜貴方(あなた)のつめたい そのひとみ なぜに私を いじめるの やさしく抱いて ほしいのに 女心も 知らないで 貴方がにくい 貴方がにくい 風のつめたい 釧路川(くしろがわ) 今日も一人で 来てみたの しばれた心を 抱きしめて 女心も 知らないで 貴方がにくい 貴方がにくい 霧は降る降る 今日も又 一人歩きの ヌサマイ橋(ばし)よ 船の汽笛も 泣いている 女心も 知らないで 貴方がにくい 貴方がにくい | 美川憲一 | 宇佐英雄 | 宇佐英雄 | | 貴方(あなた)のつめたい そのひとみ なぜに私を いじめるの やさしく抱いて ほしいのに 女心も 知らないで 貴方がにくい 貴方がにくい 風のつめたい 釧路川(くしろがわ) 今日も一人で 来てみたの しばれた心を 抱きしめて 女心も 知らないで 貴方がにくい 貴方がにくい 霧は降る降る 今日も又 一人歩きの ヌサマイ橋(ばし)よ 船の汽笛も 泣いている 女心も 知らないで 貴方がにくい 貴方がにくい |
お金をちょうだい別れる前に お金をちょうだい あなたの生活(くらし)に ひびかない 程度のお金でいいわ そのお金で アパートを借りるのよ あとはひとりで なんとかするわ がまんさえすれば 生きてゆけるわ ひとりだって 生きてゆけるわ 別れる前に お金をちょうだい その方が あなただって さっぱりするでしょう しあわせだった あのころあの日 昔のあなたは 貧乏で お金なんか なかったけれど 清らかな 愛情に満ちてたわ みんなあなたに ささげたけれど 過ぎた日のことは 感謝こそすれ 怨む気持なんか ないのよ 別れる前に お金をちょうだい その方が あなただって さっぱりするでしょう | 美川憲一 | 星野哲郎 | 中川博之 | | 別れる前に お金をちょうだい あなたの生活(くらし)に ひびかない 程度のお金でいいわ そのお金で アパートを借りるのよ あとはひとりで なんとかするわ がまんさえすれば 生きてゆけるわ ひとりだって 生きてゆけるわ 別れる前に お金をちょうだい その方が あなただって さっぱりするでしょう しあわせだった あのころあの日 昔のあなたは 貧乏で お金なんか なかったけれど 清らかな 愛情に満ちてたわ みんなあなたに ささげたけれど 過ぎた日のことは 感謝こそすれ 怨む気持なんか ないのよ 別れる前に お金をちょうだい その方が あなただって さっぱりするでしょう |
おんなの朝朝が来たのね さよならね 街へ出たなら べつべつね ゆうべあんなに 燃えながら 今朝は知らない 顔をして ああ あなたは別れて 別れて しまうのね 朝が来たのね さよならね そんなはかない 仲なのね こんどいつ逢う あてもなく 冷えた紅茶を ひとり飲む ああ さみしい私に 私に もどるのね 朝が来たのね さよならね 思いだしたら 誘ってね 憎いあなたに 泣きながら 夢の名残りを 抱いてゆく ああ 女の涙を 涙を わかってね 涙を わかってね | 美川憲一 | 西沢爽 | 米山正夫 | | 朝が来たのね さよならね 街へ出たなら べつべつね ゆうべあんなに 燃えながら 今朝は知らない 顔をして ああ あなたは別れて 別れて しまうのね 朝が来たのね さよならね そんなはかない 仲なのね こんどいつ逢う あてもなく 冷えた紅茶を ひとり飲む ああ さみしい私に 私に もどるのね 朝が来たのね さよならね 思いだしたら 誘ってね 憎いあなたに 泣きながら 夢の名残りを 抱いてゆく ああ 女の涙を 涙を わかってね 涙を わかってね |
新潟ブルース思い出の夜は 霧が深かった 今日も霧がふる 万代橋よ 別れの前に 抱きしめた 小さな肩よ ああ 新潟は新潟は 面影の街 しあわせの夜を 二人過したね いつかより添った 古町通り ほのかに白い 指先で 涙をふいた ああ 想い出の想い出の 新潟の女 忘られなくて ひとりさまよえば 青い灯がゆれる 新潟駅よ 愛したわけじゃ ないんだと 強がり云えば ああ 新潟は新潟は 霧に更けゆく | 美川憲一 | 水沢圭吾・山岸一二三 | 山岸英樹・中川博之 | | 思い出の夜は 霧が深かった 今日も霧がふる 万代橋よ 別れの前に 抱きしめた 小さな肩よ ああ 新潟は新潟は 面影の街 しあわせの夜を 二人過したね いつかより添った 古町通り ほのかに白い 指先で 涙をふいた ああ 想い出の想い出の 新潟の女 忘られなくて ひとりさまよえば 青い灯がゆれる 新潟駅よ 愛したわけじゃ ないんだと 強がり云えば ああ 新潟は新潟は 霧に更けゆく |
柳ヶ瀬ブルース雨の降る夜は 心もぬれる まして一人じゃ なお淋し 憎い仕打と うらんでみても 戻っちゃこない あの人は あゝ 柳ヶ瀬の 夜に泣いている 二度と逢えない 人なのに なぜか心が 又いたむ 忘れたいのに あの夢を 想い出させる この酒が あゝ 柳ヶ瀬の 夜に泣いている 青い灯影に つぐ酒は ほろり落した エメラルド もだえ身を焼く 火の鳥が 雨に打たれて 夜に泣く あゝ 柳ヶ瀬の 夜に泣いている | 美川憲一 | 宇佐英雄 | 宇佐英雄 | | 雨の降る夜は 心もぬれる まして一人じゃ なお淋し 憎い仕打と うらんでみても 戻っちゃこない あの人は あゝ 柳ヶ瀬の 夜に泣いている 二度と逢えない 人なのに なぜか心が 又いたむ 忘れたいのに あの夢を 想い出させる この酒が あゝ 柳ヶ瀬の 夜に泣いている 青い灯影に つぐ酒は ほろり落した エメラルド もだえ身を焼く 火の鳥が 雨に打たれて 夜に泣く あゝ 柳ヶ瀬の 夜に泣いている |
さそり座の女いいえ私は さそり座の女 お気のすむまで 笑うがいいわ あなたはあそびの つもりでも 地獄のはてまで ついて行く 思いこんだら いのちいのち いのちがけよ そうよ私は さそり座の女 さそりの星は いちずな星よ いいえ私は さそり座の女 お気の毒さま 笑うがいいわ 女の心を 知らないで だまして汚して 傷つけた ばかな男は あなたあなた あなたなのよ そうよ私は さそり座の女 さそりの毒は あとで効くのよ 紅茶がさめるわ さあどうぞ それには毒など 入れないわ つよがり言っても おんなおんな おんななのよ そうよ私は さそり座の女 さそりの星は いちずな星よ | 美川憲一 | 斉藤律子 | 中川博之 | | いいえ私は さそり座の女 お気のすむまで 笑うがいいわ あなたはあそびの つもりでも 地獄のはてまで ついて行く 思いこんだら いのちいのち いのちがけよ そうよ私は さそり座の女 さそりの星は いちずな星よ いいえ私は さそり座の女 お気の毒さま 笑うがいいわ 女の心を 知らないで だまして汚して 傷つけた ばかな男は あなたあなた あなたなのよ そうよ私は さそり座の女 さそりの毒は あとで効くのよ 紅茶がさめるわ さあどうぞ それには毒など 入れないわ つよがり言っても おんなおんな おんななのよ そうよ私は さそり座の女 さそりの星は いちずな星よ |