昭和たずねびと男と女の つきあいは 燃えたら終りが 直ぐに来る ひと晩かぎりで 灰になり 風に消えるも いいだろう… あゝ あいつ昭和のたずねびと 男と酒場の つきあいは 昨日とあしたの 曲り角 夢追う季節は 酔いしれて 枯れる季節は 酔いどれる… あゝ おれも昭和のたずねびと おとことおとこの つきあいは 学生時代の ままで行く 見果てぬ望みに 胸こがす 遠い時代の ままで行く… あゝ あいつ昭和のたずねびと 心と心の つきあいは 結んでほどいて また結ぶ 哀しみまみれの 束の間に みえるまぶしい 青空さ あゝ おれも昭和のたずねびと | 石原裕次郎 | 杉紀彦 | 三木たかし | | 男と女の つきあいは 燃えたら終りが 直ぐに来る ひと晩かぎりで 灰になり 風に消えるも いいだろう… あゝ あいつ昭和のたずねびと 男と酒場の つきあいは 昨日とあしたの 曲り角 夢追う季節は 酔いしれて 枯れる季節は 酔いどれる… あゝ おれも昭和のたずねびと おとことおとこの つきあいは 学生時代の ままで行く 見果てぬ望みに 胸こがす 遠い時代の ままで行く… あゝ あいつ昭和のたずねびと 心と心の つきあいは 結んでほどいて また結ぶ 哀しみまみれの 束の間に みえるまぶしい 青空さ あゝ おれも昭和のたずねびと |
勝負道なんぼ阿呆でも 生命はあるで そんじょそこらの 生命やないで 勝負の道は 二つにひとつ 勝って笑おか 負けても笑う 男の涙は 男の恥や なんぼ阿呆でも こころはあるで そんじょそこらの こころやないで 小春とおれは二人で一人 捨っておかんで 忘れはせんで 女の情は 女の仇や なんぼ阿呆でも 意気地はあるで そんじょそこらの 意気地やないで 王将かけて とことんやるで 振った駒にも たましいやどる いばらの血汐は いばらの花や | 石原裕次郎 | 藤本義一 | 長津義司 | 長津義司 | なんぼ阿呆でも 生命はあるで そんじょそこらの 生命やないで 勝負の道は 二つにひとつ 勝って笑おか 負けても笑う 男の涙は 男の恥や なんぼ阿呆でも こころはあるで そんじょそこらの こころやないで 小春とおれは二人で一人 捨っておかんで 忘れはせんで 女の情は 女の仇や なんぼ阿呆でも 意気地はあるで そんじょそこらの 意気地やないで 王将かけて とことんやるで 振った駒にも たましいやどる いばらの血汐は いばらの花や |
傷心の雨恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ 雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ 男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ | 石原裕次郎 | 門井八郎 | 春川一夫 | 春川一夫 | 恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ 雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ 男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ |
春愁春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ 好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ 死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう | 石原裕次郎 | 荻原四郎 | 上原賢六 | 山田栄一 | 春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ 好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ 死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう |
上海ブルース涙ぐんでる 上海の 夢の四馬路(スマロ)の 街の灯 リラの花散る 今宵は 君を想い出す 何んにも言わずに 別れたね 君と僕 ガアデンブリッヂ 誰と見る青い月 甘く悲しい ブルースに なぜか忘れぬ 面影 波よ荒れるな 碼頭(はとば)の 月もエトランゼ 二度とは逢えない 別れたら あの瞳 想いは乱れる 上海の月の下 | 石原裕次郎 | 島田磬也 | 大久保徳二郎 | | 涙ぐんでる 上海の 夢の四馬路(スマロ)の 街の灯 リラの花散る 今宵は 君を想い出す 何んにも言わずに 別れたね 君と僕 ガアデンブリッヂ 誰と見る青い月 甘く悲しい ブルースに なぜか忘れぬ 面影 波よ荒れるな 碼頭(はとば)の 月もエトランゼ 二度とは逢えない 別れたら あの瞳 想いは乱れる 上海の月の下 |
清水の暴れん坊(セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ! 粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊 花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊 馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊 | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 上原賢六 | 伊藤恒久 | (セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ! 粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊 花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊 馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊 |
シクラメンのかほり真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう | 石原裕次郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう |
四季の歌春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友達 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 雪を溶かす大地のような ぼくの母親 | 石原裕次郎 | 荒木とよひさ | 荒木とよひさ | | 春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友達 夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親 秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人 冬を愛する人は 心広き人 雪を溶かす大地のような ぼくの母親 |
潮騒汐の香に むせぶ夏の日も つかの間の命もやす恋のあしあとよ 遠く近く さわぐ波の音 お前のきのうの さゝやきか 打ち寄せる波は 遥か 夢のかなたへ しらじらと 明ける夏の夜に よみがえる胸にひめたあつきこの想い 白く続く 朝の砂浜 消えゆくかすかな 星あかり 想い出が たどる 愛を運ぶ そよ風 胸に浮かぶ 浮かぶ愛の歌 帰らぬその日を しのびつゝ 人知れず 夏に 告げる 永遠(とわ)の別れよ | 石原裕次郎 | 滝田順 | 伊藤雪彦 | 小谷充 | 汐の香に むせぶ夏の日も つかの間の命もやす恋のあしあとよ 遠く近く さわぐ波の音 お前のきのうの さゝやきか 打ち寄せる波は 遥か 夢のかなたへ しらじらと 明ける夏の夜に よみがえる胸にひめたあつきこの想い 白く続く 朝の砂浜 消えゆくかすかな 星あかり 想い出が たどる 愛を運ぶ そよ風 胸に浮かぶ 浮かぶ愛の歌 帰らぬその日を しのびつゝ 人知れず 夏に 告げる 永遠(とわ)の別れよ |
倖せはここに秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに 星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに 静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに | 石原裕次郎 | 大橋節夫 | 大橋節夫 | 小野崎孝輔 | 秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに 星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに 静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに |
残雪月影に 残雪冴えて 山は静かに眠る 山小屋の ひそけき窓に 夢は流がるる 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女(ひと) 思い出の 榾火(ほたび)は燃えて 胸に迫りくる 遥かなる 残雪淡く 愛の誓いも虚し 涙して 谺(こだま)を追えど 闇に消えゆく 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女 白樺の 林の道を たどる人もなし たどる人もなし | 石原裕次郎 | 渋谷郁夫 | 久慈ひろし | 久慈ひろし | 月影に 残雪冴えて 山は静かに眠る 山小屋の ひそけき窓に 夢は流がるる 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女(ひと) 思い出の 榾火(ほたび)は燃えて 胸に迫りくる 遥かなる 残雪淡く 愛の誓いも虚し 涙して 谺(こだま)を追えど 闇に消えゆく 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女 白樺の 林の道を たどる人もなし たどる人もなし |
サヨナラ横浜別れの夜を 残り火の 恋の炎で 飾ろうか サヨナラ横浜 霧の街 もえる想いをこめて 強く抱きしめあおう 他人同志になる前に 最後の曲が 終っても 踊っていたい いつまでも サヨナラ横浜 今日限り そっと涙をふいて ぼくに甘えてごらん 他人同志になる前に サヨナラ横浜 恋の街 つらい話はよそう 甘いくちづけしよう 他人同志になる前に | 石原裕次郎 | なかにし礼 | ユズリハ・シロー | | 別れの夜を 残り火の 恋の炎で 飾ろうか サヨナラ横浜 霧の街 もえる想いをこめて 強く抱きしめあおう 他人同志になる前に 最後の曲が 終っても 踊っていたい いつまでも サヨナラ横浜 今日限り そっと涙をふいて ぼくに甘えてごらん 他人同志になる前に サヨナラ横浜 恋の街 つらい話はよそう 甘いくちづけしよう 他人同志になる前に |
さよならは云ったけど髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい 腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい 君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない | 石原裕次郎 | 有馬三恵子 | 鈴木淳 | 小野崎孝輔 | 髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい 腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい 君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない |
錆びたナイフ砂山の砂を 指で掘ってたら まっかに錆びた ジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが 埋めたか 胸にじんとくる 小島の秋だ 薄情な女(やつ)を 思い切ろうと ここまで来たか 男泣きした マドロスが 恋のなきがら 埋めたか そんな気がする 小島の磯だ 海鳴りはしても 何も言わない まっかに錆びた ジャックナイフが いとしいよ 俺もここまで 泣きに来た 同じおもいの 旅路の果てだ | 石原裕次郎 | 荻原四朗 | 上原賢六 | | 砂山の砂を 指で掘ってたら まっかに錆びた ジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが 埋めたか 胸にじんとくる 小島の秋だ 薄情な女(やつ)を 思い切ろうと ここまで来たか 男泣きした マドロスが 恋のなきがら 埋めたか そんな気がする 小島の磯だ 海鳴りはしても 何も言わない まっかに錆びた ジャックナイフが いとしいよ 俺もここまで 泣きに来た 同じおもいの 旅路の果てだ |
さすらい花うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす 浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 福島正二 | うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす 浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび |
ささやきのタンゴ始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you 小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you | 石原裕次郎 | 石巻宗一郎 | バッキ−白片 | バッキー白片 | 始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you 小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you |
ささやき静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに 甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない 静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン | 石原裕次郎 | 池田充男 | 村沢良介 | 山倉たかし | 静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに 甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない 静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン |
酒は涙か溜息か酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう | 石原裕次郎 | 高橋掬太郎 | 古賀政男 | | 酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう |
最果てから来た男凍てついた海を越え 俺はやって来た 何時も夜明に 胸に疼いた面影よ 恋は泪か まぼろしか 愛しき瞳 今はいづこに あゝ俺は最果てから来た男さ 帰り来ぬ夢の日よ 想い出の公園に 枯葉を踏んで 今日も侘しくたたずめば 闇に北風 鳴り響き やけに身にしむ 街の灯 あゝ俺は最果てから来た男さ 流れ雲 運命賭け 俺は生きてゆく 涙ぬぐえば 悲しみだって消え去るよ 果てるあてなき さすらいも せめて微笑み 歌おうじゃないか あゝ俺は最果てから来た男さ | 石原裕次郎 | 熊井啓 | 小杉太一郎 | 小杉太一郎 | 凍てついた海を越え 俺はやって来た 何時も夜明に 胸に疼いた面影よ 恋は泪か まぼろしか 愛しき瞳 今はいづこに あゝ俺は最果てから来た男さ 帰り来ぬ夢の日よ 想い出の公園に 枯葉を踏んで 今日も侘しくたたずめば 闇に北風 鳴り響き やけに身にしむ 街の灯 あゝ俺は最果てから来た男さ 流れ雲 運命賭け 俺は生きてゆく 涙ぬぐえば 悲しみだって消え去るよ 果てるあてなき さすらいも せめて微笑み 歌おうじゃないか あゝ俺は最果てから来た男さ |
さいはて哀歌白く凍てつく 北の海辺を 人を葬う 黒い列が行く だまりこくって 悲しみさえも 風の彼方に 埋めてしまうのか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも捨てようか 恋のなきがら つらら浮かべて 酒を飲んでも 昔の夢が 帰る訳じゃない せめて思い出 抱きしめながら 風をまくらに 眠ってしまおうか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… 春は遠すぎる 海の流氷 生きて来たことは くやまないけど 女を愛した 古い傷がある 群をはずれた かもめが一羽 風にまかれて 海辺に消えて行く ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも消えようか あすの吹雪に | 石原裕次郎 | 杉紀彦 | 平尾昌晃 | 高田弘 | 白く凍てつく 北の海辺を 人を葬う 黒い列が行く だまりこくって 悲しみさえも 風の彼方に 埋めてしまうのか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも捨てようか 恋のなきがら つらら浮かべて 酒を飲んでも 昔の夢が 帰る訳じゃない せめて思い出 抱きしめながら 風をまくらに 眠ってしまおうか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… 春は遠すぎる 海の流氷 生きて来たことは くやまないけど 女を愛した 古い傷がある 群をはずれた かもめが一羽 風にまかれて 海辺に消えて行く ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも消えようか あすの吹雪に |
再会逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋ごころ こんなにあなたを 愛してるなんて あゝあゝ 鴎にはわかりはしない みんなは 悪いひとだというが わたしにゃいつも いいひとだった 小っちゃな青空 監獄の壁を あゝあゝ みつめつつ泣いてるあなた 仲よく二人 泳いだ海へ ひとりで今日は 来たわたし 再び逢える日 指折り数える あゝあゝ 指さきに夕陽が沈む | 石原裕次郎 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | 逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋ごころ こんなにあなたを 愛してるなんて あゝあゝ 鴎にはわかりはしない みんなは 悪いひとだというが わたしにゃいつも いいひとだった 小っちゃな青空 監獄の壁を あゝあゝ みつめつつ泣いてるあなた 仲よく二人 泳いだ海へ ひとりで今日は 来たわたし 再び逢える日 指折り数える あゝあゝ 指さきに夕陽が沈む |
500マイルIf you miss the train I'm on You will know that I am gone You can hear the whistle blow A hundred miles, a hundred miles A hundred miles, a hundred miles A hundred miles. You can hear the whistle blow A hundred miles. いつかどこか 見知らぬ町で 想い出すのさ 昔を いつか どこか 見知らぬ誰れか 同じ心が 触れ合う Lord, I'm one, Lord, I'm two Lord, I'm three, Lord, I'm four Lord, I'm five hundred miles from my home | 石原裕次郎 | アメリカ民謡 | アメリカ民謡 | | If you miss the train I'm on You will know that I am gone You can hear the whistle blow A hundred miles, a hundred miles A hundred miles, a hundred miles A hundred miles. You can hear the whistle blow A hundred miles. いつかどこか 見知らぬ町で 想い出すのさ 昔を いつか どこか 見知らぬ誰れか 同じ心が 触れ合う Lord, I'm one, Lord, I'm two Lord, I'm three, Lord, I'm four Lord, I'm five hundred miles from my home |
豪傑節せくなさわぐな 天下の事は しばし美人の ひざ枕 しゃかほい しゃかほい どうせ浮世は ビールのあぶく 天下取る気で ぐっと呑め しゃかほい しゃかほい 社長 専務と 威張って居ても 銭がなくなりゃ ただの人 しゃかほい しゃかほい 右手に 盃 左手に女 やがてこの手で 天下取る しゃかほい しゃかほい | 石原裕次郎 | 藤田まさと | 野崎真一 | 野崎真一 | せくなさわぐな 天下の事は しばし美人の ひざ枕 しゃかほい しゃかほい どうせ浮世は ビールのあぶく 天下取る気で ぐっと呑め しゃかほい しゃかほい 社長 専務と 威張って居ても 銭がなくなりゃ ただの人 しゃかほい しゃかほい 右手に 盃 左手に女 やがてこの手で 天下取る しゃかほい しゃかほい |
今宵もそっとそっと出逢った あなたとわたし 何故か心ひかれたの また逢う日の約束を ラストダンスで ささやいて good by good night good by good night 今宵も更けゆく おやすみなさい そっとお別れ あなたの背中 つらい気持が 恋なのね また明晩も この場所で 心かさねて 欲しいから good by good night good night good night 今宵も更けゆく おやすみなさい | 石原裕次郎 | 武田こういち・荒木とよひさ | 久我山明 | 竜崎孝路 | そっと出逢った あなたとわたし 何故か心ひかれたの また逢う日の約束を ラストダンスで ささやいて good by good night good by good night 今宵も更けゆく おやすみなさい そっとお別れ あなたの背中 つらい気持が 恋なのね また明晩も この場所で 心かさねて 欲しいから good by good night good night good night 今宵も更けゆく おやすみなさい |
こぼれ花紅(あか)い 野薔薇が ただひとつ 荒野(あれの)の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いている ちょうど 昨年(きょねん)の いま頃か 泣くなと言えば なお泣いた あの娘の帯に バラひとつ 咲いていたのを 憶いだす 寒い夕陽が 落ちたとて 荒野の薔薇よ 散るじゃない お前も俺も こぼれ花 おなじさだめの こぼれ花 紅い 野薔薇が ただひとつ 荒野の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いている | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | | 紅(あか)い 野薔薇が ただひとつ 荒野(あれの)の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いている ちょうど 昨年(きょねん)の いま頃か 泣くなと言えば なお泣いた あの娘の帯に バラひとつ 咲いていたのを 憶いだす 寒い夕陽が 落ちたとて 荒野の薔薇よ 散るじゃない お前も俺も こぼれ花 おなじさだめの こぼれ花 紅い 野薔薇が ただひとつ 荒野の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いている |
この胸の高なりを南の空が 赤くゆらめき 新しき陽が 昇る 昇る 風ふきあげる 丘の上から 地平遥かに見る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ 夜明けに声が 高くどよめき 新しき時 寄せる 寄せる 風はこびくる こだまの中に 熱い いぶきを知る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ | 石原裕次郎 | 小椋佳 | 小椋佳 | | 南の空が 赤くゆらめき 新しき陽が 昇る 昇る 風ふきあげる 丘の上から 地平遥かに見る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ 夜明けに声が 高くどよめき 新しき時 寄せる 寄せる 風はこびくる こだまの中に 熱い いぶきを知る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ |
粉雪の子守唄淡い雪の 煙りが くるり くるくる 風にまき散らされてゆく 粉雪の唄 誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける 誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける | 石原裕次郎 | 司雄次 | 大沢保朗 | | 淡い雪の 煙りが くるり くるくる 風にまき散らされてゆく 粉雪の唄 誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける 誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける |
孤独の青春泪 拭きなと 背中を叩く 風の情が うれしいぜ 燃えるスタミナ 男の夢が 玉と砕けた ああ 夜なのさ 遠い険しい ひとつの道を 歩き続けた 青春だ 惚れていながら 見捨てた花が なんで恋しい ああ 今更に ゆめを残して 淋しく辛く 去ったリングが また浮ぶ 星のかけらを 踏みしめながら 俺と行くのは ああ 影ばかり | 石原裕次郎 | 池田充男 | 野崎真一 | 久慈ひろし | 泪 拭きなと 背中を叩く 風の情が うれしいぜ 燃えるスタミナ 男の夢が 玉と砕けた ああ 夜なのさ 遠い険しい ひとつの道を 歩き続けた 青春だ 惚れていながら 見捨てた花が なんで恋しい ああ 今更に ゆめを残して 淋しく辛く 去ったリングが また浮ぶ 星のかけらを 踏みしめながら 俺と行くのは ああ 影ばかり |
国境の町橇(そり)の鈴さえ 寂しく響く 雪の曠野よ 町の灯よ 一つ山越しゃ 他国の星が 凍りつくよな国境 故郷はなれて はるばる千里 なんで想いが とどこうぞ 遠きあの空 つくづく眺め 男泣きする宵もある 明日に望みが ないではないが 頼み少ない ただ一人 赤い夕陽も 身につまされて 泣くが無理かよ渡り鳥 行方知らない さすらい暮し 空も灰色 また吹雪 想いばかりが ただただ燃えて 君と逢うのは いつの日ぞ | 石原裕次郎 | 大木惇夫 | 阿部武雄 | | 橇(そり)の鈴さえ 寂しく響く 雪の曠野よ 町の灯よ 一つ山越しゃ 他国の星が 凍りつくよな国境 故郷はなれて はるばる千里 なんで想いが とどこうぞ 遠きあの空 つくづく眺め 男泣きする宵もある 明日に望みが ないではないが 頼み少ない ただ一人 赤い夕陽も 身につまされて 泣くが無理かよ渡り鳥 行方知らない さすらい暮し 空も灰色 また吹雪 想いばかりが ただただ燃えて 君と逢うのは いつの日ぞ |
故郷へ帰る草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる 高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 山田栄一 | 草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる 高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて |
幸福をいつまでももう少し 歩いて さよなら しようね 街角に ほら 今宵も 十時の鐘が 流れる 愛し合う 二人に 別れは ないのさ 僕の手を ほら 握って 笑顔を見せて おくれよ 頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム…… しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう 頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム…… しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう | 石原裕次郎 | 池田充男 | 牧野昭一 | 牧野昭一 | もう少し 歩いて さよなら しようね 街角に ほら 今宵も 十時の鐘が 流れる 愛し合う 二人に 別れは ないのさ 僕の手を ほら 握って 笑顔を見せて おくれよ 頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム…… しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう 頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム…… しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう |
恋の町札幌時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌 はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌 淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌 | 石原裕次郎 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | | 時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌 はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌 淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌 |
剣と花暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ 腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ 暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 長津義司 | 暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ 腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ 暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ |
喧嘩太郎バラ色の夢に吹く 真っ黒い雨と風 俺たちにゃこれ以上 我慢出来ない世界 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の パンチが飛ぶぜ たそがれのビルの谷 音もなく散る枯葉 消えてゆく老兵の それがいとしい運命 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の 命が燃える | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 真鍋理一郎 | | バラ色の夢に吹く 真っ黒い雨と風 俺たちにゃこれ以上 我慢出来ない世界 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の パンチが飛ぶぜ たそがれのビルの谷 音もなく散る枯葉 消えてゆく老兵の それがいとしい運命 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の 命が燃える |
グッド・ナイトなんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなくなっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT 涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT | 石原裕次郎 | 佐伯孝夫 | 吉田正 | | なんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなくなっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT 涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT |
クロスオーバー・ラブ夏がまだ 終らないのに 秋がもうしのびよる クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい にぎやかな街に かくれたいひとりで クロスオーバー 私の心に 夏と秋のふたつの恋 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ 夢がまだ さめてないのに 朝がもうさわぎだす クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい 新しいひとに 心をのぞかれて クロスオーバー 私の心で出逢う ふたつの恋の影 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ | 石原裕次郎 | 浜口庫之助 | 浜口庫之助 | 小杉仁三 | 夏がまだ 終らないのに 秋がもうしのびよる クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい にぎやかな街に かくれたいひとりで クロスオーバー 私の心に 夏と秋のふたつの恋 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ 夢がまだ さめてないのに 朝がもうさわぎだす クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい 新しいひとに 心をのぞかれて クロスオーバー 私の心で出逢う ふたつの恋の影 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ |
黒い海峡海峡の空を 星がひとつ飛んで 家を出たあの子が はるばる越えた 汐路の渦に… 紅い花が 紅い花が しずむ 海峡の秋を ひとり渡るかもめ 泪ぐむあの子の さみしい顔が 乱れた文字の… 残し文に 残し文に ダブル 海峡の月が 俺の眉にかかる 生きて呉れあの子よ 死ぬなと祈る 連絡船の… 黒い影も 黒い影も ゆれて | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 野崎真一 | | 海峡の空を 星がひとつ飛んで 家を出たあの子が はるばる越えた 汐路の渦に… 紅い花が 紅い花が しずむ 海峡の秋を ひとり渡るかもめ 泪ぐむあの子の さみしい顔が 乱れた文字の… 残し文に 残し文に ダブル 海峡の月が 俺の眉にかかる 生きて呉れあの子よ 死ぬなと祈る 連絡船の… 黒い影も 黒い影も ゆれて |
紅の翼空に心が あるんなら 翼も夢を 見るんだぜ 胸に残した 虹のかげ にぎる輪ッパは 俺の命さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼 雲に思い出 あるんなら 翼も花が 咲くんだぜ あかね雲引く 海の果て あこがれ燃ゆる 空の男さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼 | 石原裕次郎 | 松尾昭典 | 佐藤勝 | | 空に心が あるんなら 翼も夢を 見るんだぜ 胸に残した 虹のかげ にぎる輪ッパは 俺の命さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼 雲に思い出 あるんなら 翼も花が 咲くんだぜ あかね雲引く 海の果て あこがれ燃ゆる 空の男さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼 |
狂った果実夏の陽を 浴びて 潮風に揺れる 花々よ 草蔭に結び 熟れてゆく赤い実よ 夢は遠く 白い帆に乗せて 消えてゆく 消えてゆく 水のかなたに 人は誹(そし)るとも 海の香にむせぶ この想い 今日の日もまた 帰り来ぬ 夏の夢 熱きこころ 燃え上がる胸に 狂いつゝ 熟れてゆく 太陽の実よ 潮の香も 匂う 岩かげに交す くち吻(づけ)も その束の間に 消えゆくと知りながら せめて今宵 偽りの恋に 燃え上がり 散ってゆく 赤い花の実 | 石原裕次郎 | 石原慎太郎 | 佐藤勝 | | 夏の陽を 浴びて 潮風に揺れる 花々よ 草蔭に結び 熟れてゆく赤い実よ 夢は遠く 白い帆に乗せて 消えてゆく 消えてゆく 水のかなたに 人は誹(そし)るとも 海の香にむせぶ この想い 今日の日もまた 帰り来ぬ 夏の夢 熱きこころ 燃え上がる胸に 狂いつゝ 熟れてゆく 太陽の実よ 潮の香も 匂う 岩かげに交す くち吻(づけ)も その束の間に 消えゆくと知りながら せめて今宵 偽りの恋に 燃え上がり 散ってゆく 赤い花の実 |
雲に向かって起つ空をみつめて この胸が 青空に夢を乗せ かけまわる時 若い生命が 俺の生命が 風に逆らい 雲に向かって起つ ほほに涙が きらきらと 哀しみを かくしても あふれ出る時 若い心が 俺の心が 愛にめざめて 雲に向かって起つ 俺を呼ぶよに 朝やけが 雲を染め 海に映え 火と燃える時 若い血汐が 俺の血汐が 空を掩うぜ 雲に向かって起つ | 石原裕次郎 | 滝田順 | 伊部晴美 | 伊部晴美 | 空をみつめて この胸が 青空に夢を乗せ かけまわる時 若い生命が 俺の生命が 風に逆らい 雲に向かって起つ ほほに涙が きらきらと 哀しみを かくしても あふれ出る時 若い心が 俺の心が 愛にめざめて 雲に向かって起つ 俺を呼ぶよに 朝やけが 雲を染め 海に映え 火と燃える時 若い血汐が 俺の血汐が 空を掩うぜ 雲に向かって起つ |
口笛が聞こえる港町君も覚えているだろ 別れ口笛 わかれ船 ふたりの幸福を 祈って旅に出た やさしい兄貴が 呼ぶような ああ 口笛が聞こえる 港町 二度と泣いたりしないね 君が泣く時ァ 俺も泣く ふたつの影法師を 一つに重ねたら 月夜の汐路の 向うから ああ 口笛が聞こえる 港町 涙こらえて振りむく 君の笑くぼの いじらしさ 思い出桟橋の 夜霧に濡れながら 兄貴の噂を するたびに ああ 口笛が聞こえる 港町 | 石原裕次郎 | 猪又良 | 村沢良介 | | 君も覚えているだろ 別れ口笛 わかれ船 ふたりの幸福を 祈って旅に出た やさしい兄貴が 呼ぶような ああ 口笛が聞こえる 港町 二度と泣いたりしないね 君が泣く時ァ 俺も泣く ふたつの影法師を 一つに重ねたら 月夜の汐路の 向うから ああ 口笛が聞こえる 港町 涙こらえて振りむく 君の笑くぼの いじらしさ 思い出桟橋の 夜霧に濡れながら 兄貴の噂を するたびに ああ 口笛が聞こえる 港町 |
くちなしの花いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの 白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの 白い花 おまえのような 花だった 小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が またうかぶ くちなしの 白い花 おまえのような 花だった | 石原裕次郎 | 水木かおる | 遠藤実 | | いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの 白い花 おまえのような 花だった わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの 白い花 おまえのような 花だった 小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が またうかぶ くちなしの 白い花 おまえのような 花だった |
銀座夜のブルースおとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース 酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース 呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース | 石原裕次郎 | 池田充男 | 服部良一 | 服部克久 | おとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース 酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース 呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース |
銀座ブルースたそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ あの娘の笑顔が 可愛い ちょっと飲んで いこうかな ほんとにあなたって いい方ね でもただそれだけね たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ 気のない素振りが憎い 一寸酔ってやろうかな 耳打ち話が気になるわ あなた意地悪ね ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ あの娘の気持ちは どうだろう ちょっと聞いて みようかな 目と目で交したお話しが ピンと来るのよ 今宵ふけゆく銀座 たのしい街よ ふたり消えゆく銀座 夜霧の街よ | 石原裕次郎 | 相良武 | 鈴木道明 | | たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ あの娘の笑顔が 可愛い ちょっと飲んで いこうかな ほんとにあなたって いい方ね でもただそれだけね たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ 気のない素振りが憎い 一寸酔ってやろうかな 耳打ち話が気になるわ あなた意地悪ね ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ あの娘の気持ちは どうだろう ちょっと聞いて みようかな 目と目で交したお話しが ピンと来るのよ 今宵ふけゆく銀座 たのしい街よ ふたり消えゆく銀座 夜霧の街よ |
銀座・海・山(セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか 心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー | 石原裕次郎 | 大高ひさを | 村沢良介 | 大久保徳二郎 | (セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか 心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー |
祇園町から誰か待ってて 呉れそうな そんな気がして 出はしたが 誰も待たない 俺ひとり さくら月夜の 祇園をよぎる 石だたみ さ霧やさしい 高瀬川 都をどりの 遠囃し ひとりぽっちは 俺だけか これが京都の なごりの春の 横顔か 四条小橋の 猫やなぎ 枯れた梢にゃ 芽が吹かぬ 俺もお前と 同じこと 枯れた恋なら みやこの水に 棄てるのさ | 石原裕次郎 | 萩原四朗 | 上原賢六 | 塩瀬重雄 | 誰か待ってて 呉れそうな そんな気がして 出はしたが 誰も待たない 俺ひとり さくら月夜の 祇園をよぎる 石だたみ さ霧やさしい 高瀬川 都をどりの 遠囃し ひとりぽっちは 俺だけか これが京都の なごりの春の 横顔か 四条小橋の 猫やなぎ 枯れた梢にゃ 芽が吹かぬ 俺もお前と 同じこと 枯れた恋なら みやこの水に 棄てるのさ |
霧の波止場町ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町 指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町 約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町 | 石原裕次郎 | 水木れいじ | 浜圭介 | 竜崎孝路 | ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町 指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町 約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町 |
霧にむせぶ夜涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 | 石原裕次郎 | 丹古晴己 | 鈴木淳 | | 涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜 |
きよしこの夜きよしこの夜 星はひかり すくいのみ子は み母のむねに ねむりたもう ゆめやすく SILENT NIGHT HOLY NIGHT ALL IS CALM ALL IS BRIGHT ROUND YOU VIRGIN MOTHER AND CHILD HOLY INFANT SO TENDER AND MILD SLEEP IN HEAVENLY PEACE SLEEP IN HEAVENLY PEACE | 石原裕次郎 | 不詳 | 不詳 | | きよしこの夜 星はひかり すくいのみ子は み母のむねに ねむりたもう ゆめやすく SILENT NIGHT HOLY NIGHT ALL IS CALM ALL IS BRIGHT ROUND YOU VIRGIN MOTHER AND CHILD HOLY INFANT SO TENDER AND MILD SLEEP IN HEAVENLY PEACE SLEEP IN HEAVENLY PEACE |
今日でお別れ今日でお別れね もう逢えない 涙を見せずに いたいけれど 信じられないの そのひとこと あの甘い言葉を ささやいた あなたが 突然さようなら 言えるなんて 最後のタバコに 火をつけましょう 曲ったネクタイ なおさせてね あなたの背広や 身のまわりに やさしく気を配る 胸はずむ仕事は これから どなたが するのかしら 今日でお別れね もう逢えない あなたも涙を 見せてほしい 何も云わないで 気安めなど こみあげる涙は こみあげる涙は 言葉にならない さようなら | 石原裕次郎 | なかにし礼 | 宇井あきら | | 今日でお別れね もう逢えない 涙を見せずに いたいけれど 信じられないの そのひとこと あの甘い言葉を ささやいた あなたが 突然さようなら 言えるなんて 最後のタバコに 火をつけましょう 曲ったネクタイ なおさせてね あなたの背広や 身のまわりに やさしく気を配る 胸はずむ仕事は これから どなたが するのかしら 今日でお別れね もう逢えない あなたも涙を 見せてほしい 何も云わないで 気安めなど こみあげる涙は こみあげる涙は 言葉にならない さようなら |