石原裕次郎の歌詞一覧リスト  296曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ワン・レイニー・ナイト・イン・トーキョーOne Rainy Night In Tokyo 濡れた 舗道には ゆれる灯が 何故か切なくて なんにもいらない 二人だけの夜 かわす瞳が 囁くアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo  One Rainy Night In Tokyo 雨に濡れながら かわした瞳に 心はときめく このしあわせこそ 二人だけのもの 愛のしるしを ちかうアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo石原裕次郎鈴木道明鈴木道明One Rainy Night In Tokyo 濡れた 舗道には ゆれる灯が 何故か切なくて なんにもいらない 二人だけの夜 かわす瞳が 囁くアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo  One Rainy Night In Tokyo 雨に濡れながら かわした瞳に 心はときめく このしあわせこそ 二人だけのもの 愛のしるしを ちかうアイ・ラブ・ユー One Rainy Night In Tokyo One Rainy Night In Tokyo
忘れるものか抱いてやりたい 燃えてもみたい それさえ出来ない 恋なのに すこし逢えぬと すぐ淋しがる 君をみてると いとしくて 今日も云えない さよならが  こんな切ない 恋になるなら 君には逢いたく なかったぜ 風に吹かれる 黒髪までが 過ぎたおもいで さそう夜 俺はいまさら くやむのさ  君の涙を 見るのがつらい だから黙って 別れるが 花の匂いの 可愛い君を 忘れるものか いつまでも 遠く倖せ みているぜ石原裕次郎有馬三恵子鈴木淳抱いてやりたい 燃えてもみたい それさえ出来ない 恋なのに すこし逢えぬと すぐ淋しがる 君をみてると いとしくて 今日も云えない さよならが  こんな切ない 恋になるなら 君には逢いたく なかったぜ 風に吹かれる 黒髪までが 過ぎたおもいで さそう夜 俺はいまさら くやむのさ  君の涙を 見るのがつらい だから黙って 別れるが 花の匂いの 可愛い君を 忘れるものか いつまでも 遠く倖せ みているぜ
忘れはしないいつまでも(セリフ)まったくいやな雨だ… (セリフ)たまらなく淋しくなってきたよ…  そぼ降る 小雨が 涙を誘う 街角のネオンも 悲しそう  (セリフ)泣かないでおくれ (セリフ)恋し お前よ 泣かずにおくれ  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)あの頃は 楽しかったね  二人で歩いた 夜霧の並木 なんとなく頬寄せ ほほえんで  (セリフ)可愛かったよ (セリフ)そっとやさしく抱きし君を  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)馬鹿なこの俺を ゆるしてくれるね  コートが しっぽり 小雨にぬれて いつの日に晴れるか 我が胸よ  (セリフ)さようなら 遠く去り行く 君の面影  忘れはしない いつまでも いつまでも石原裕次郎石巻宗一郎バッキー白片バッキー白片(セリフ)まったくいやな雨だ… (セリフ)たまらなく淋しくなってきたよ…  そぼ降る 小雨が 涙を誘う 街角のネオンも 悲しそう  (セリフ)泣かないでおくれ (セリフ)恋し お前よ 泣かずにおくれ  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)あの頃は 楽しかったね  二人で歩いた 夜霧の並木 なんとなく頬寄せ ほほえんで  (セリフ)可愛かったよ (セリフ)そっとやさしく抱きし君を  忘れはしない いつまでも いつまでも  (セリフ)馬鹿なこの俺を ゆるしてくれるね  コートが しっぽり 小雨にぬれて いつの日に晴れるか 我が胸よ  (セリフ)さようなら 遠く去り行く 君の面影  忘れはしない いつまでも いつまでも
忘れた虹泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ  おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ石原裕次郎山上路夫三木たかし三木たかし泣きなよ 泣きたけりゃ お前が好きなだけ 哀しい昔なら 涙で流すのさ お前が忘れた虹を 涙の中 見つけるのさ 明日も 俺がいる いつでも 俺はいるよ  おやすみ まつ毛とじ いい夢見るんだよ 男を信じろよ 俺なら消えはしない お前が忘れた虹を 二人だけで 見つけるのさ 明日も俺がいる いつでも俺はいるよ
鷲と鷹海の男は行く 強者(つわもの)は行く 波が騒ごうと 笑って行くが 夕陽が燃えりゃ 何故か泣ける 遠い雲間に まことの幸が あるんだ行こうよ 海を越えて  海の男は行く 星を求めて さすらいの旅路 どこまで続く 陸(おか)で失くした 心の星を 探そうよ遥かに 波間の彼方 気ままに行こうぜ 海を越えて石原裕次郎井上梅次萩原忠司海の男は行く 強者(つわもの)は行く 波が騒ごうと 笑って行くが 夕陽が燃えりゃ 何故か泣ける 遠い雲間に まことの幸が あるんだ行こうよ 海を越えて  海の男は行く 星を求めて さすらいの旅路 どこまで続く 陸(おか)で失くした 心の星を 探そうよ遥かに 波間の彼方 気ままに行こうぜ 海を越えて
わが人生に悔いなしPLATINA LYLIC鏡に映る わが顔に グラスをあげて 乾杯を たった一つの 星をたよりに はるばる遠くへ 来たもんだ 長かろうと 短かろうと わが人生に 悔いはない  この世に歌が あればこそ こらえた涙 いくたびか 親にもらった 体一つで 戦い続けた 気持よさ 右だろうと 左だろうと わが人生に 悔いはない  桜の花の 下で見る 夢にも似てる 人生さ 純で行こうぜ 愛で行こうぜ 生きてるかぎりは 青春だ 夢だろうと 現実(うつつ)だろうと わが人生に 悔いはない わが人生に 悔いはないPLATINA LYLIC石原裕次郎なかにし礼加藤登紀子鏡に映る わが顔に グラスをあげて 乾杯を たった一つの 星をたよりに はるばる遠くへ 来たもんだ 長かろうと 短かろうと わが人生に 悔いはない  この世に歌が あればこそ こらえた涙 いくたびか 親にもらった 体一つで 戦い続けた 気持よさ 右だろうと 左だろうと わが人生に 悔いはない  桜の花の 下で見る 夢にも似てる 人生さ 純で行こうぜ 愛で行こうぜ 生きてるかぎりは 青春だ 夢だろうと 現実(うつつ)だろうと わが人生に 悔いはない わが人生に 悔いはない
別れの伝言小雨の港横浜 ハーバーライトに 影おとす 淋しげな男の背中よ my lonely heart 寒い心を my lonely heart ひきずって いまも お前を 探していると 伝えて おくれ ああ心よ  別れを忍ぶ桟橋 外国船に 今日もまた 夢たくす 心の旅路よ my lonely heart 胸のすき間に my lonely heart 夢うずめ いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ心よ  my lonely heart 愛のかけらを my lonely heart あたためて いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ夜霧よ石原裕次郎荒木とよひさ三木たかし若草恵小雨の港横浜 ハーバーライトに 影おとす 淋しげな男の背中よ my lonely heart 寒い心を my lonely heart ひきずって いまも お前を 探していると 伝えて おくれ ああ心よ  別れを忍ぶ桟橋 外国船に 今日もまた 夢たくす 心の旅路よ my lonely heart 胸のすき間に my lonely heart 夢うずめ いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ心よ  my lonely heart 愛のかけらを my lonely heart あたためて いまも お前を 探していると 伝えておくれ ああ夜霧よ
別れのタンゴ別れの言葉は 小雨の花か 「さようなら」と 濡れて散る あつい情に 泣いたあの夜も はかない ひと夜のつゆか  あふるる涙に 夜空がうつる 「さようなら」と 流れ星 恋のアルバム ひとりひらけば わびしや まぶたはくもる  あの日の言葉を ひそめて抱いて 「さようなら」と また歌う 恋のなごりに 胸をやく身の いとしや 別れのタンゴ石原裕次郎藤浦洸万城目正別れの言葉は 小雨の花か 「さようなら」と 濡れて散る あつい情に 泣いたあの夜も はかない ひと夜のつゆか  あふるる涙に 夜空がうつる 「さようなら」と 流れ星 恋のアルバム ひとりひらけば わびしや まぶたはくもる  あの日の言葉を ひそめて抱いて 「さようなら」と また歌う 恋のなごりに 胸をやく身の いとしや 別れのタンゴ
別れの言葉に接吻(くちづけ)を季節の終りを告げる 北風吹けば 小さな木の葉が 仲間にはぐれて 窓にこぼれちる 君とみた夢も 淡いまぼろしか うつろによみがえる 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  途切れたふたりの暮し 雨の坂道 哀しみあふれた チャペルの調べに 胸がふるえるよ 深い傷あとを つけた年月を 忘れて生きてくれ 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  ひとつの涙の中に ふたりが秘めた 去りゆくあの日の 心の想い出を かくす切なさよ 白い朝もやに 消えた面影が かすかに目にしみる 別れの言葉にくちづけを 明日に幸せを石原裕次郎野口恵四方章人小谷充季節の終りを告げる 北風吹けば 小さな木の葉が 仲間にはぐれて 窓にこぼれちる 君とみた夢も 淡いまぼろしか うつろによみがえる 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  途切れたふたりの暮し 雨の坂道 哀しみあふれた チャペルの調べに 胸がふるえるよ 深い傷あとを つけた年月を 忘れて生きてくれ 別れの言葉にくちづけを 君に幸せを  ひとつの涙の中に ふたりが秘めた 去りゆくあの日の 心の想い出を かくす切なさよ 白い朝もやに 消えた面影が かすかに目にしみる 別れの言葉にくちづけを 明日に幸せを
別れの磯千鳥逢うが別れの はじめとは 知らぬ私じゃ ないけれど せつなく残る この思い 知っているのは 磯千鳥  泣いてくれるな そよ風よ 希望(のぞみ)抱いた あの人に 晴れの笑顔が 何故悲し 沖のかもめも 涙声  希望の船よ ドラの音に いとしあなたの 面影が はるか彼方に 消えて行く 青い空には 黒けむり 黒けむり…石原裕次郎福山たか子フランシスコ座波逢うが別れの はじめとは 知らぬ私じゃ ないけれど せつなく残る この思い 知っているのは 磯千鳥  泣いてくれるな そよ風よ 希望(のぞみ)抱いた あの人に 晴れの笑顔が 何故悲し 沖のかもめも 涙声  希望の船よ ドラの音に いとしあなたの 面影が はるか彼方に 消えて行く 青い空には 黒けむり 黒けむり…
別れて明日遠ざかる季節をおしむ様に君は 恋の終りに泣いてすがった それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は何も聞かずにいかせておくれ  振り向けば幸せな日々がふたりにあると 想い出すからこのままゆく 未練心をもてば 明日は昨日になる だから今は涙をふいて 笑っておくれ それは切ないだろう 僕にはいとし涙  けれど今は情けを捨てて ひとり旅にでる石原裕次郎五輪真弓五輪真弓馬飼野康二遠ざかる季節をおしむ様に君は 恋の終りに泣いてすがった それは切ないだろう 僕にはいとし涙 けれど今は何も聞かずにいかせておくれ  振り向けば幸せな日々がふたりにあると 想い出すからこのままゆく 未練心をもてば 明日は昨日になる だから今は涙をふいて 笑っておくれ それは切ないだろう 僕にはいとし涙  けれど今は情けを捨てて ひとり旅にでる
若い魂嵐吹くから 荒さぶから 生きてく力が 湧いてくる 若い魂だ お前も俺も 辛い男の 花道ふんで 泪こらえて 唄うのさ  恋の吐息に むせぶ影 儚い望みに すがる影 若い魂だ あいつにこいつ みんないとしい オリオン星座 燃えて燦めく 金の星  命賭けても 一つだけ 散らしちゃならない 夢がある 若い魂だ 俺たちみんな せめて今夜は 杯あげて 花の青春 語ろうぜ石原裕次郎大高ひさを上原賢六大久保徳二郎嵐吹くから 荒さぶから 生きてく力が 湧いてくる 若い魂だ お前も俺も 辛い男の 花道ふんで 泪こらえて 唄うのさ  恋の吐息に むせぶ影 儚い望みに すがる影 若い魂だ あいつにこいつ みんないとしい オリオン星座 燃えて燦めく 金の星  命賭けても 一つだけ 散らしちゃならない 夢がある 若い魂だ 俺たちみんな せめて今夜は 杯あげて 花の青春 語ろうぜ
若い生命を傾けて若い生命を傾けて 力の限り 生きようよ 明るく強く 美しく 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を  何はなくとも この胸にゃ あの娘と二人 ささやかな 明日を築く 夢がある 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を石原裕次郎渋谷郁男小杉太一郎小杉太一郎若い生命を傾けて 力の限り 生きようよ 明るく強く 美しく 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を  何はなくとも この胸にゃ あの娘と二人 ささやかな 明日を築く 夢がある 遠い遥かな 幸福を しっかりこの手に 握るまで 俺は行く 俺は行く 俺の選んだ この道を
ロンリーナイト・ロンリーウェイLONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  頬を過ぎる 北の風が くわえ煙草の 煙りを散らす すれ違う若者が まぶしくて 重いため息 街角に捨てる 駅に向う 背中ごしに 酔った笑いが 追いかけてくる 露地裏の空き缶が カラカラと 風に吹かれて 泣きながら踊る  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  汗と夢を分かちあった 友はどうしているのだろうか 立ち止まる 足下に青春の にがい涙の想い出が絡む  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし石原裕次郎松本礼児浜圭介小六禮次郎LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  頬を過ぎる 北の風が くわえ煙草の 煙りを散らす すれ違う若者が まぶしくて 重いため息 街角に捨てる 駅に向う 背中ごしに 酔った笑いが 追いかけてくる 露地裏の空き缶が カラカラと 風に吹かれて 泣きながら踊る  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  汗と夢を分かちあった 友はどうしているのだろうか 立ち止まる 足下に青春の にがい涙の想い出が絡む  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし  LONELY NIGHT LONELY WAY もうこんなに来てしまった LONELY NIGHT LONELY WAY 若い日は 遠いまぼろし
黎明旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る石原裕次郎阿久悠三木たかし若草恵旅立ちには 手を振れない 駆け寄って 声もかけない 踏み出す 爪先には 新な時代の土がある あゝ 若い子よ 背中で語れよ あゝ 陽炎が 揺れる背中で  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  ふりかえれば もう見えない 立ちどまり 過去は呼べない 嵐にもみしだかれ 理想は砕けてしまっても あゝ 若い子よ 瞳にうつせよ あゝ 流れ雲 走る早さを  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る  時はゆき 人の姿は変り だけど若い子よ 夜明けは巡り来る
離愁散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…  胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える  わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう…  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路散りゆく恋の うしろ姿ふりむいて 雨にけむる街角で 泣きぬれたおまえ  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…  胸の痛みに ひとりあおるグラスにも 消したはずの残り火が やるせなく燃える  わびしさを誰に ぶつけるあてもなく ゆきずりの 花を踏みつける おまえの笑顔 おまえの涙 むなしくもとめて 夜をさまよう…  いとしさに ふるえる肩を抱きながら しのび逢う 罪に酔いしれた 帰らぬ夢が 帰らぬ季節が 煙草のけむりに 今もゆらめく…
ラブユー東京七色の虹が 消えてしまったの シャボン玉のような わたしの涙 あなただけが いきがいなの 忘れられない ラブユー ラブユー 涙の東京  いつまでもあたし めそめそしないわ シャボン玉のような 明るい涙 明日からは あなたなしで 生きてゆくのね ラブユー ラブユー 涙の東京  幸せの星を きっとみつけるの シャボン玉のような 夢見る涙 お馬鹿さんね あなただけを信じた あたし ラブユー ラブユー 涙の東京石原裕次郎上原尚中川博之七色の虹が 消えてしまったの シャボン玉のような わたしの涙 あなただけが いきがいなの 忘れられない ラブユー ラブユー 涙の東京  いつまでもあたし めそめそしないわ シャボン玉のような 明るい涙 明日からは あなたなしで 生きてゆくのね ラブユー ラブユー 涙の東京  幸せの星を きっとみつけるの シャボン玉のような 夢見る涙 お馬鹿さんね あなただけを信じた あたし ラブユー ラブユー 涙の東京
別離(ラズルカ)旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり  くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ  大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ  ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば石原裕次郎渋谷郁男牧野昭一牧野昭一旅立つ人の 睫毛に凍る 別れの涙 星のひかり 別れの涙 星のひかり  くちづけ哀し 夜明けは遠し ともしび揺れて 痛むこころ ともしび揺れて 痛むこころ  大地の果ても 厭わぬものを 別れを急かす 橇の鈴よ 別れを急かす 橇の鈴よ  ラズルカの歌 さらばさらば ラズルカの歌 さらばさらば
夜よ多分 生きているかぎり 俺が誰にも見せない顔を 知ってる奴 それはお前 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ  夢も人も通りすぎ 道に枯葉も 落ちていない日 お前となら語りあえる 夜よ 夜よ  花を恨み マッチ棒で火をつけて 燃えてよじれる 花の姿見てるとき 夜は俺の肩に手を かけて静かに ゆすってくれる ふりかえれば 笑いかける 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ石原裕次郎なかにし礼浜圭介高田弘多分 生きているかぎり 俺が誰にも見せない顔を 知ってる奴 それはお前 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ  夢も人も通りすぎ 道に枯葉も 落ちていない日 お前となら語りあえる 夜よ 夜よ  花を恨み マッチ棒で火をつけて 燃えてよじれる 花の姿見てるとき 夜は俺の肩に手を かけて静かに ゆすってくれる ふりかえれば 笑いかける 夜よ 夜よ  闇の中で わらべ唄を口ずさみ 部屋に枕の 白い羽根を散らすとき 夜は俺をみつめてる そして全てを 許してくれる 涙よりも優しい奴 夜よ 夜よ
夜のプラットホーム星はまたたき 夜ふかく なりわたる なりわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつ帰る  ひとはちりはて ただひとり いつまでも いつまでも 柱に寄りそい たたずむわたし さよなら さよなら 君いつ帰る  窓に残した あの言葉 泣かないで 泣かないで 瞼にやきつく さみしい笑顔 さよなら さよなら 君いつ帰る石原裕次郎奥野椰子夫服部良一星はまたたき 夜ふかく なりわたる なりわたる プラットホームの 別れのベルよ さよなら さよなら 君いつ帰る  ひとはちりはて ただひとり いつまでも いつまでも 柱に寄りそい たたずむわたし さよなら さよなら 君いつ帰る  窓に残した あの言葉 泣かないで 泣かないで 瞼にやきつく さみしい笑顔 さよなら さよなら 君いつ帰る
夜の渚月のない 夜の渚に ひとり来た 俺の心は 風も知らない 海も知らない 掴みそこねた 夢か うす青い貝がらを 波がさらう  砂を手に 握りしめても 答えなく 指をこぼれる それが運命さ 俺の運命さ 暗い波音 聞いて 還らない思い出は 砂に埋めよう  ほろ苦い 汐の香りが 泣かせるぜ なぜか今夜は 瞼濡らして 胸を濡らして そっと口笛 吹けば ただ重い哀しみが 俺にかぶさる石原裕次郎南沢純三野崎真一久慈ひろし月のない 夜の渚に ひとり来た 俺の心は 風も知らない 海も知らない 掴みそこねた 夢か うす青い貝がらを 波がさらう  砂を手に 握りしめても 答えなく 指をこぼれる それが運命さ 俺の運命さ 暗い波音 聞いて 還らない思い出は 砂に埋めよう  ほろ苦い 汐の香りが 泣かせるぜ なぜか今夜は 瞼濡らして 胸を濡らして そっと口笛 吹けば ただ重い哀しみが 俺にかぶさる
夜の足音足音が 聞こえてくるぜ 真夜中の 俺の心に 裏町の 街燈が にぶく光る あの窓 静かにひらいて 誰か来るよ  殺し屋の ジャックじゃないし 黒猫の ドンでもないぜ 酔いしれた この俺の 胸の底を 淋しく 叩いているのは どこの誰だ  足音が 消えてく夜を 見おくれば あの娘じゃないか 五年前 上海で 俺のために 笑って コルトに斃れた 姑娘 サリー石原裕次郎大高ひさを速水純大久保徳二郎足音が 聞こえてくるぜ 真夜中の 俺の心に 裏町の 街燈が にぶく光る あの窓 静かにひらいて 誰か来るよ  殺し屋の ジャックじゃないし 黒猫の ドンでもないぜ 酔いしれた この俺の 胸の底を 淋しく 叩いているのは どこの誰だ  足音が 消えてく夜を 見おくれば あの娘じゃないか 五年前 上海で 俺のために 笑って コルトに斃れた 姑娘 サリー
よこはま物語GOLD LYLIC愛しあっても かなわぬものを これでいいのと うなづくお前 負けた負けたよ お前に負けた ずっとこのまま ついて来るかい よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  ちょっと今夜は 肌寒いから 抱いてほしいと 恥らうお前 遠慮するなよ ふたりの時は 俺のすべては お前のものだよ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  無理をしないで ただ末永く 好いてほしいと 言っては泣いた 泣くな泣くなよ お前のほかに 幸せなんか さがしはしないさ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語GOLD LYLIC石原裕次郎なかにし礼浜圭介高田弘愛しあっても かなわぬものを これでいいのと うなづくお前 負けた負けたよ お前に負けた ずっとこのまま ついて来るかい よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  ちょっと今夜は 肌寒いから 抱いてほしいと 恥らうお前 遠慮するなよ ふたりの時は 俺のすべては お前のものだよ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語  無理をしないで ただ末永く 好いてほしいと 言っては泣いた 泣くな泣くなよ お前のほかに 幸せなんか さがしはしないさ よこはまで 出逢った恋の物語 よこはまで 出逢った恋の物語
よこはま・たそがれよこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草のけむり ブルース 口笛 女の涙 あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もう帰らない  裏町 スナック 酔えないお酒 ゆきずり 嘘つき 気まぐれ男 あてない 恋唄 流しのギター あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうよその人  木枯らし 想い出 グレーのコート あきらめ 水色 つめたい夜明け 海鳴り 燈台 一羽のかもめ あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうおしまいね石原裕次郎山口洋子平尾昌晃よこはま たそがれ ホテルの小部屋 くちづけ 残り香 煙草のけむり ブルース 口笛 女の涙 あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もう帰らない  裏町 スナック 酔えないお酒 ゆきずり 嘘つき 気まぐれ男 あてない 恋唄 流しのギター あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうよその人  木枯らし 想い出 グレーのコート あきらめ 水色 つめたい夜明け 海鳴り 燈台 一羽のかもめ あの人は 行って 行って しまった あの人は 行って 行って しまった もうおしまいね
夜霧よ今夜も有難うPLATINA LYLICしのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う  夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難うPLATINA LYLIC石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助しのび会う恋を つつむ夜霧よ 知っているのか ふたりの仲を 晴れて会える その日まで かくしておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う  夜更けの街に うるむ夜霧よ 知っているのか 別れのつらさ いつか二人で つかむ幸せ 祈っておくれ 夜霧 夜霧 僕等はいつも そっと言うのさ 夜霧よ今夜も有難う
夜霧の慕情GOLD LYLIC愛しても 愛しても 愛しきれない 君だった 夜霧の中に 泣いてかくれて 消えたまま 帰らぬ面かげ あゝ 泪の瞳  さよならの さよならの 声も哀しく かすれてた あの夜の別れ こんなやくざな 俺のため つくした真心 あゝ 忘れはしない  いつの日か いつの日か 逢えるあてない 恋だけど せめても祈る 君の倖せ そればかり 夜霧に咽ぶよ あゝ 男の慕情GOLD LYLIC石原裕次郎大高ひさを野崎真一愛しても 愛しても 愛しきれない 君だった 夜霧の中に 泣いてかくれて 消えたまま 帰らぬ面かげ あゝ 泪の瞳  さよならの さよならの 声も哀しく かすれてた あの夜の別れ こんなやくざな 俺のため つくした真心 あゝ 忘れはしない  いつの日か いつの日か 逢えるあてない 恋だけど せめても祈る 君の倖せ そればかり 夜霧に咽ぶよ あゝ 男の慕情
夜霧の舗道寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている  おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている石原裕次郎山上路夫三木たかし三木たかし寒くはないかい 夜霧にぬれる お前の肩が ふるえているよ いいから コートにおはいり その肩 暖めてあげよう からだを 寄せあえば 愛がじかに 胸にしみる 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている  おそくはないかい 街の灯消える 何にも云わず 首ふるお前 このまま お前を連れ去り 二人の夜明けを見たいよ けれども あどけない お前だから 口に出せぬ 夜の街は二人の 愛だけが 息づいている
夜霧のブルース青い夜霧に 灯影が紅い どうせ俺らは ひとり者 夢の四馬路(スマロ)か 虹口(ほんきゅう)の街か あゝ波の音にも 血が騒ぐ  可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑って見せる あゝこれが男と 言うものさ  花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で あゝ嵐呼ぶよな 夜が更ける石原裕次郎島田磬也大久保徳二郎青い夜霧に 灯影が紅い どうせ俺らは ひとり者 夢の四馬路(スマロ)か 虹口(ほんきゅう)の街か あゝ波の音にも 血が騒ぐ  可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑って見せる あゝこれが男と 言うものさ  花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で あゝ嵐呼ぶよな 夜が更ける
夜霧の終着駅夜霧にむせんで だきしめあった 肩のふるえが 忘られぬ 忘られぬ このままいっしょに 死にたいと せがんだ君も いまは人妻 ああ さいはての 思い出せつない 終着駅よ  つめたいレールを みつめて泣いた 遠いあの日は もう来ない もう来ない しあわせだったら いいけれど 噂がつらい 君のこの頃 ああ くろ髪に もいちど告げたい いとしい言葉  ここからさきへは いけない恋さ 上りばかりの 寒い町 寒い町 せめての名残りに 逢いたくて たずねて来ても つらい夢だけ ああ 霧の中 夜明けが淋しい 終着駅よ石原裕次郎梅本としお花礼二小谷充夜霧にむせんで だきしめあった 肩のふるえが 忘られぬ 忘られぬ このままいっしょに 死にたいと せがんだ君も いまは人妻 ああ さいはての 思い出せつない 終着駅よ  つめたいレールを みつめて泣いた 遠いあの日は もう来ない もう来ない しあわせだったら いいけれど 噂がつらい 君のこの頃 ああ くろ髪に もいちど告げたい いとしい言葉  ここからさきへは いけない恋さ 上りばかりの 寒い町 寒い町 せめての名残りに 逢いたくて たずねて来ても つらい夢だけ ああ 霧の中 夜明けが淋しい 終着駅よ
夜霧のサンパウロどこに居るのか マドンナ・マリヤ あの娘も淋しい人だった 探し疲れて たたずむ恋の街 ああ サンパウロの 霧の深さに 涙を捨てる 俺は流れの エトランゼ  どうせ他国で 拾った恋だ いまさら泣くほど 野暮じゃない 虹のネオンが きらめく夢の街 ああ サンパウロの 霧の匂いが 心にしみる 俺は流れの エトランゼ  旅のこころに 愁を誘う ブラジルコーヒー 恋の歌 悩みは果てなく さまよう夜の街 ああ サンパウロの 霧に包まれ 瞼を濡らす 俺は流れの エトランゼ石原裕次郎猪又良村沢良介池田孝どこに居るのか マドンナ・マリヤ あの娘も淋しい人だった 探し疲れて たたずむ恋の街 ああ サンパウロの 霧の深さに 涙を捨てる 俺は流れの エトランゼ  どうせ他国で 拾った恋だ いまさら泣くほど 野暮じゃない 虹のネオンが きらめく夢の街 ああ サンパウロの 霧の匂いが 心にしみる 俺は流れの エトランゼ  旅のこころに 愁を誘う ブラジルコーヒー 恋の歌 悩みは果てなく さまよう夜の街 ああ サンパウロの 霧に包まれ 瞼を濡らす 俺は流れの エトランゼ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夜霧の恋の物語別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく  悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく  東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく石原裕次郎大高ひさを鶴岡雅義山倉たかし別れても また めぐり逢う 夜霧の中の 若い二人の 不思議な恋よ 君と僕 生きる世界は ちがうけど なにも云わずに 踊り明かそう そっと優しく  悲しげに また こぼれ散る 落ち葉もいとし 若い二人の 命の夜よ 恋の酒 胸にあやしく 沁みるから せめて今夜は 踊り明かそう そっと優しく  東京で また 大阪で めぐり逢う恋 若い二人の 夜霧の街よ 悲しくて 流す涙じゃ もうないね 夢を抱きしめ 踊り明かそう そっと優しく
夜霧の愛抱きしめていたら そっと涙をふいたね 命けずるほどの愛を育てた 夜霧の神戸が 悪いのさ 他人に隠れてしのび逢い 抱きしめていよう 港の夜の 時間を止めて  話さなくていい そっとこのまま歩こう やせてしまうほどのつらい恋でも 夜霧の神戸が 包むのさ 異人館のレンガ道 抱きしめていよう 言葉を消して 霧笛がひびく  夜霧の神戸が 濡らすのさ 明日をなくした二人なら 抱きしめていよう 港の闇に 愛を埋ずめて石原裕次郎杉紀彦小谷充小谷充抱きしめていたら そっと涙をふいたね 命けずるほどの愛を育てた 夜霧の神戸が 悪いのさ 他人に隠れてしのび逢い 抱きしめていよう 港の夜の 時間を止めて  話さなくていい そっとこのまま歩こう やせてしまうほどのつらい恋でも 夜霧の神戸が 包むのさ 異人館のレンガ道 抱きしめていよう 言葉を消して 霧笛がひびく  夜霧の神戸が 濡らすのさ 明日をなくした二人なら 抱きしめていよう 港の闇に 愛を埋ずめて
夜明けの街水のながれを 忘れた川に だれが捨てたか 赤い花 ひとの運命(さだめ)の 浮き沈み 傷はのこって いるけれど 俺にゃやさしい 夜明け街  愛をほしがる そぶりも見せず 俺につくして くれた奴 白いうなじと ほそい肩 無理なわかれを させたのも こんな夜明けの 街だった  夢をふくんで 目覚める並木 ゆけばひとりの この俺を そっといたわる 詩(うた)がある やがて都会の 旅びとを 乗せて始発の 船が行く石原裕次郎池田充男野崎真一水のながれを 忘れた川に だれが捨てたか 赤い花 ひとの運命(さだめ)の 浮き沈み 傷はのこって いるけれど 俺にゃやさしい 夜明け街  愛をほしがる そぶりも見せず 俺につくして くれた奴 白いうなじと ほそい肩 無理なわかれを させたのも こんな夜明けの 街だった  夢をふくんで 目覚める並木 ゆけばひとりの この俺を そっといたわる 詩(うた)がある やがて都会の 旅びとを 乗せて始発の 船が行く
夜明けのうた夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 流しておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 若い力を 満たしておくれ  夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いを 判っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 大きな望みを 抱かせておくれ  夜明けのうたよ あたしの心の 小さな倖せ 守っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 思い出させる ふるさとの空石原裕次郎岩谷時子いずみたく夜明けのうたよ あたしの心の きのうの悲しみ 流しておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 若い力を 満たしておくれ  夜明けのうたよ あたしの心の あふれる想いを 判っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 大きな望みを 抱かせておくれ  夜明けのうたよ あたしの心の 小さな倖せ 守っておくれ 夜明けのうたよ あたしの心に 思い出させる ふるさとの空
夢織りびと春よ たとえば おまえは 初恋の 限りない 優しさ 小雨のあとの 暖かいあしたに 夢織りびとが 夢織りびとが 訪れそうな…  夏よ たとえば おまえは 束の間の 熱愛のまぶしさ もえ行く海に 今日だけの命を 夢織りびとが 夢織りびとが あずけるような…  秋よ たとえば おまえは 恋なくす たそがれのつれづれ 枯葉の泪 背に受けて旅行く 夢織りびとも 夢織りびとも 時には独り…  冬よ たとえば おまえは 人の世の なけなしのぬくもり よせあう肩の 白い雪払って 夢織りびとが 夢織りびとが 春呼びそうな…石原裕次郎杉紀彦丹羽応樹小六禮次郎春よ たとえば おまえは 初恋の 限りない 優しさ 小雨のあとの 暖かいあしたに 夢織りびとが 夢織りびとが 訪れそうな…  夏よ たとえば おまえは 束の間の 熱愛のまぶしさ もえ行く海に 今日だけの命を 夢織りびとが 夢織りびとが あずけるような…  秋よ たとえば おまえは 恋なくす たそがれのつれづれ 枯葉の泪 背に受けて旅行く 夢織りびとも 夢織りびとも 時には独り…  冬よ たとえば おまえは 人の世の なけなしのぬくもり よせあう肩の 白い雪払って 夢織りびとが 夢織りびとが 春呼びそうな…
雪なさけあゝ愛されて このまま散りたいと おまえが泣けば 雪が舞う 膝にくずれる ちいさな肩を 抱きしめりゃいとしさ沁みて わかれ わかれ話が 辛くなる 辛くなる…  あゝ幸福な 妻にも出来ないで 想い出ばかり のこすのか 白いうなじの おくれ毛そっと 指先でかきあげながら 俺も 俺もこころで 泣いている 泣いている…  あゝ夜がふけて ねむれぬ枕辺に さだめの川の音を聞く 好きで添えない 俺たちふたり どこへ行く 明日はどこへ 旅の 旅のおわりが 近くなる 近くなる…石原裕次郎池田充男木村好夫あゝ愛されて このまま散りたいと おまえが泣けば 雪が舞う 膝にくずれる ちいさな肩を 抱きしめりゃいとしさ沁みて わかれ わかれ話が 辛くなる 辛くなる…  あゝ幸福な 妻にも出来ないで 想い出ばかり のこすのか 白いうなじの おくれ毛そっと 指先でかきあげながら 俺も 俺もこころで 泣いている 泣いている…  あゝ夜がふけて ねむれぬ枕辺に さだめの川の音を聞く 好きで添えない 俺たちふたり どこへ行く 明日はどこへ 旅の 旅のおわりが 近くなる 近くなる…
雪国の町GOLD LYLIC川の澱みに 石を投げる 何という寂しい 水の音か 思い出は にがい あの娘は 遠い―― あー雪国の いで湯の町よ  生きて逢う日は またとないが 面影にひかれて 北の旅へ 一年も 過ぎて あの娘が 恋し あーあの夜の いで湯の宿よ  山のふもとを 汽車が通る 何という佗しい 汽笛(ふえ)の音か 思い出が つらい あの娘に 済まぬ あー雪国の いで湯の駅よGOLD LYLIC石原裕次郎萩原四朗上原賢六牧野昭一川の澱みに 石を投げる 何という寂しい 水の音か 思い出は にがい あの娘は 遠い―― あー雪国の いで湯の町よ  生きて逢う日は またとないが 面影にひかれて 北の旅へ 一年も 過ぎて あの娘が 恋し あーあの夜の いで湯の宿よ  山のふもとを 汽車が通る 何という佗しい 汽笛(ふえ)の音か 思い出が つらい あの娘に 済まぬ あー雪国の いで湯の駅よ
ゆうすげの花誰にも知られずに 日暮れに咲き 夜明け待たずに 散って行く 私は悲しい ゆうすげの花 都会のざわめきに かくれて咲いていた 夢ひとつ できました あなたに会ってから しあわせ願うの はたちを過ぎた頃 あと振りむき 涙ばかりの 過去を見た 人にはそれぞれ 季節があると 微笑み 淋しく ひたすら生きて来た そして今 暖かい あなたの胸の中 しあわせ願うの  どんなにつらくても あきらめずに 何処かこころの 片隅で あなたを待ってた 気がする私 総てを投げすてて 貴方につくしたい やさしさに いたわりに ちょっぴりとまどって しあわせ願うの石原裕次郎中山大三郎久我山明誰にも知られずに 日暮れに咲き 夜明け待たずに 散って行く 私は悲しい ゆうすげの花 都会のざわめきに かくれて咲いていた 夢ひとつ できました あなたに会ってから しあわせ願うの はたちを過ぎた頃 あと振りむき 涙ばかりの 過去を見た 人にはそれぞれ 季節があると 微笑み 淋しく ひたすら生きて来た そして今 暖かい あなたの胸の中 しあわせ願うの  どんなにつらくても あきらめずに 何処かこころの 片隅で あなたを待ってた 気がする私 総てを投げすてて 貴方につくしたい やさしさに いたわりに ちょっぴりとまどって しあわせ願うの
勇者たち雨が上がれば 虹が立つ 嵐すぎれば 鳥が舞う それが人生の 約束だから 今は涙の 味覚(あじ)を知れ 捨てるなよ戦いを 男なら 最後に勝つ者になろうじゃないか 生命がある 勇気がある 夢がある そして お前にゃ 俺がいる  風が強けりゃ 岩陰で 息をひそめる 鷲になれ 爪を練磨(とぎ)ながら唇かんで 羽根をやすめていればいい 捨てるなよ戦いを 男なら 最後に勝つ者になろうじゃないか 誇りがある 祈りがある 愛がある そしてお前にゃ 俺がいる  捨てるなよ戦いを 男なら 最後に勝つ者になろうじゃないか 生命がある 勇気がある 夢がある そして お前にゃ 俺がいる石原裕次郎なかにし礼浜圭介雨が上がれば 虹が立つ 嵐すぎれば 鳥が舞う それが人生の 約束だから 今は涙の 味覚(あじ)を知れ 捨てるなよ戦いを 男なら 最後に勝つ者になろうじゃないか 生命がある 勇気がある 夢がある そして お前にゃ 俺がいる  風が強けりゃ 岩陰で 息をひそめる 鷲になれ 爪を練磨(とぎ)ながら唇かんで 羽根をやすめていればいい 捨てるなよ戦いを 男なら 最後に勝つ者になろうじゃないか 誇りがある 祈りがある 愛がある そしてお前にゃ 俺がいる  捨てるなよ戦いを 男なら 最後に勝つ者になろうじゃないか 生命がある 勇気がある 夢がある そして お前にゃ 俺がいる
柳ヶ瀬ブルース雨の降る夜は 心もぬれる まして一人じゃ なお淋し 憎い仕打と うらんでみても もどっちゃこない あの人は あゝ 柳々瀬の 夜に泣いている  二度と逢えない 人なのに なぜか心が 又いたむ 忘れたいのに あの夢を 想い出させる この酒が あゝ 柳々瀬の 夜に泣いている  青い灯影に つぐ酒は ほろり落した エメラルド もだえ身を焼く 火の鳥が 雨に打たれて 夜に泣く あゝ 柳々瀬の 夜に泣いている石原裕次郎宇佐英雄宇佐英雄雨の降る夜は 心もぬれる まして一人じゃ なお淋し 憎い仕打と うらんでみても もどっちゃこない あの人は あゝ 柳々瀬の 夜に泣いている  二度と逢えない 人なのに なぜか心が 又いたむ 忘れたいのに あの夢を 想い出させる この酒が あゝ 柳々瀬の 夜に泣いている  青い灯影に つぐ酒は ほろり落した エメラルド もだえ身を焼く 火の鳥が 雨に打たれて 夜に泣く あゝ 柳々瀬の 夜に泣いている
もろ人こぞりてもろ人こぞりて むかえまつれ ひさしくまちにし 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  とこやみの世をば てらし給う たえなる光の 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  しぼめる心の 花を咲かせ めぐみのつゆおく 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  あまつ神の子と いつきむかえ すくいの主とぞ ほめたたえよ ほめたたえよ ほめほめたたえよ石原裕次郎Isaac WattsLowell Masonもろ人こぞりて むかえまつれ ひさしくまちにし 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  とこやみの世をば てらし給う たえなる光の 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  しぼめる心の 花を咲かせ めぐみのつゆおく 主は来ませり 主は来ませり 主は主は来ませり  あまつ神の子と いつきむかえ すくいの主とぞ ほめたたえよ ほめたたえよ ほめほめたたえよ
もずが枯木でもずが枯木で 鳴いている 俺らは 藁を たたいてる 綿引き車は おばあさん コットン 水車も まわってる  皆んな去年と 同じだよ けんども足りねえ ものがある 兄んさの薪割る 音がねえ バッサリ 薪割る 音がねえ  兄んさは満州さ 行っただよ 鉄砲が涙で 光っただ もずよ寒いと 泣くがいい 兄んさは もっと 寒いだよ石原裕次郎サトーハチロー徳富繁もずが枯木で 鳴いている 俺らは 藁を たたいてる 綿引き車は おばあさん コットン 水車も まわってる  皆んな去年と 同じだよ けんども足りねえ ものがある 兄んさの薪割る 音がねえ バッサリ 薪割る 音がねえ  兄んさは満州さ 行っただよ 鉄砲が涙で 光っただ もずよ寒いと 泣くがいい 兄んさは もっと 寒いだよ
モカの匂う街さすらいの 果てに淋しく 立ち寄る街の 白い花よ ただゆきずりの 女だけど あの可愛さが 胸のどこかに いまも浮かんで つらい俺さ  ほろ苦い モカの香りに 想いが残る 二人だった みじかい春が 過ぎるとき この北国の 恋も終ると 顔をかくして 泣いたおまえ アカシヤの 花がこぼれて 静かな街に 俺はひとり 逢うはずだった 一年の 月日は流れ 雲の彼方に 可愛いおまえを 偲ぶだけさ石原裕次郎池田充男上原賢六山倉たかしさすらいの 果てに淋しく 立ち寄る街の 白い花よ ただゆきずりの 女だけど あの可愛さが 胸のどこかに いまも浮かんで つらい俺さ  ほろ苦い モカの香りに 想いが残る 二人だった みじかい春が 過ぎるとき この北国の 恋も終ると 顔をかくして 泣いたおまえ アカシヤの 花がこぼれて 静かな街に 俺はひとり 逢うはずだった 一年の 月日は流れ 雲の彼方に 可愛いおまえを 偲ぶだけさ
紫の雨野火の煙が ゆらぐ丘に 小雨がそそぐ ああそそぐ むらさきにけぶる 雨に濡れて あの娘は泣き泣き 嫁にゆく  ながいふたりの 辛い恋も この日でおわる ああおわる もういちど抱いて 別れたいが あの娘は群がる 人のなか  好きな同志の うすいえにし 世間が憎い ああ憎い むらさきにけぶる 雨の道を あの娘の姿は 遠ざかる石原裕次郎萩原四朗野崎真一野崎真一野火の煙が ゆらぐ丘に 小雨がそそぐ ああそそぐ むらさきにけぶる 雨に濡れて あの娘は泣き泣き 嫁にゆく  ながいふたりの 辛い恋も この日でおわる ああおわる もういちど抱いて 別れたいが あの娘は群がる 人のなか  好きな同志の うすいえにし 世間が憎い ああ憎い むらさきにけぶる 雨の道を あの娘の姿は 遠ざかる
胸の振子柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空を眺めりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も  煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ 暗いこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名石原裕次郎サトウハチロー服部良一柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も 何も言わずに 二人きりで 空を眺めりゃ なにか燃えて 柳につばめは あなたにわたし 胸の振子が鳴る鳴る 朝から今日も  煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名 君のあかるい 笑顔浮かべ 暗いこの世の つらさ忘れ 煙草のけむりも もつれるおもい 胸の振子がつぶやく やさしきその名
無情の夢あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ  喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き石原裕次郎佐伯孝夫佐々木俊一あきらめましょうと 別れてみたが 何で忘りょう 忘らりょか 命をかけた 恋じゃもの 燃えて身をやく 恋ごころ  喜び去りて 残るは涙 何で生きよう 生きらりょか 身も世も捨てた 恋じゃもの 花にそむいて 男泣き
無情の街(セリフ)ああ 今日もまた むなしく暮れてゆくか  黄昏せまる 遠い空の果て 今日も暮れるか 無情の街が 可愛いあの娘の顔が 瞼に浮ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 暗い夜が のしかかってくる  青いガス燈 淋しく灯る 風はむなしく 心に吹くよ 忘れられない夢を わびしく忍ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 今日もまた ひとりぽっちか  深い夜霧が 巷をつつむ 今日も一人で 旅路の果てに 今は帰らぬ君を 夢に見る どうせ俺らは 捨て犬なのさ石原裕次郎石巻宗一郎バッキー白片バッキー白片(セリフ)ああ 今日もまた むなしく暮れてゆくか  黄昏せまる 遠い空の果て 今日も暮れるか 無情の街が 可愛いあの娘の顔が 瞼に浮ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 暗い夜が のしかかってくる  青いガス燈 淋しく灯る 風はむなしく 心に吹くよ 忘れられない夢を わびしく忍ぶ どうせ俺らは 捨て犬なのさ  (セリフ)ああ 今日もまた ひとりぽっちか  深い夜霧が 巷をつつむ 今日も一人で 旅路の果てに 今は帰らぬ君を 夢に見る どうせ俺らは 捨て犬なのさ
みんな誰かを愛してる時の移ろいは 悲しみを 亡却の彼方へと 連れてゆく 明日になれば ほこりまみれの かわいた都会にも 花が咲くだろう 咲くだろう みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  忘れ去ることが 出来るから 人はみな明日へと 生きてゆく 孤独じゃないさ 耳を澄ませば やさしい歌声が きっと聞こえるさ 聞こえるさ みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  泣いたらあとは ほほえむだけさ 笑顔で迎えよう 明日の幸せを 幸せを みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる石原裕次郎なかにし礼平尾昌晃時の移ろいは 悲しみを 亡却の彼方へと 連れてゆく 明日になれば ほこりまみれの かわいた都会にも 花が咲くだろう 咲くだろう みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  忘れ去ることが 出来るから 人はみな明日へと 生きてゆく 孤独じゃないさ 耳を澄ませば やさしい歌声が きっと聞こえるさ 聞こえるさ みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる  泣いたらあとは ほほえむだけさ 笑顔で迎えよう 明日の幸せを 幸せを みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる みんな誰かに愛されて そして誰かを愛してる
港町ブルース背のびして見る海峡を 今日も汽笛が遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港、港 函館 通り雨  流す涙で割る酒は だました男の味がする あなたの影を ひきずりながら 港、宮古 釜石 気仙沼  出船 入船 別れ船 あなた乗せない帰り船 うしろ姿も 他人のそら似 港、三崎 焼津に 御前崎  別れりゃ三月 待ちわびる 女心のやるせなさ 明日はいらない 今夜が欲しい 港、高知 高松 八幡浜  呼んでとどかぬ人の名を こぼれた酒と指で書く 海に涙の ああ愚痴ばかり 港、別府 長崎 枕崎  女心の残り火は 燃えて身をやく桜島 ここは鹿児島 旅路の果てか 港、港町ブルースよ石原裕次郎深津武志・なかにし礼猪俣公章背のびして見る海峡を 今日も汽笛が遠ざかる あなたにあげた 夜をかえして 港、港 函館 通り雨  流す涙で割る酒は だました男の味がする あなたの影を ひきずりながら 港、宮古 釜石 気仙沼  出船 入船 別れ船 あなた乗せない帰り船 うしろ姿も 他人のそら似 港、三崎 焼津に 御前崎  別れりゃ三月 待ちわびる 女心のやるせなさ 明日はいらない 今夜が欲しい 港、高知 高松 八幡浜  呼んでとどかぬ人の名を こぼれた酒と指で書く 海に涙の ああ愚痴ばかり 港、別府 長崎 枕崎  女心の残り火は 燃えて身をやく桜島 ここは鹿児島 旅路の果てか 港、港町ブルースよ
港町ふたりづれおまえのいとしさを 連れて旅に出たが 二人で暮す場所なら 港がいゝさ 波止場の夕陽は 胸にしみるだろう 傷あとをあたためる おれのふるさと 涙をこぼすなら うれしい時がいゝ やつれた肩を抱きしめ おれも泣こうか 波止場は今日から おまえのふるさと ちぎれ雲 かもめどり みんなあげよう  重ねた悲しみは 銅羅がはこんで行く 昨日をなげく くちびる おれがふさごう 波止場のぬくもり 今にわかるだろう 船が行く 船が来る 愛が息ずく石原裕次郎杉紀彦三木たかし竜崎孝路おまえのいとしさを 連れて旅に出たが 二人で暮す場所なら 港がいゝさ 波止場の夕陽は 胸にしみるだろう 傷あとをあたためる おれのふるさと 涙をこぼすなら うれしい時がいゝ やつれた肩を抱きしめ おれも泣こうか 波止場は今日から おまえのふるさと ちぎれ雲 かもめどり みんなあげよう  重ねた悲しみは 銅羅がはこんで行く 昨日をなげく くちびる おれがふさごう 波止場のぬくもり 今にわかるだろう 船が行く 船が来る 愛が息ずく
港町の少女船が出る朝の 口笛 耳にしみついた メロディー そうさ 少女よ 君のすきな はやりうたさ おいかけて 長い髪 潮風に なびかせて泣くなんて あゝ君らしくないぜ…… 手をふってくれ 少女よ 幼なくて優しい 港町の少女よ ひとときのひとときの恋を ありがとう  風が吹く朝の 桟橋 おとこ心さえ ふるえる そうさ 少女よ 君のための 銅羅の音さ あしたには 忘れろよ 夢をみた 月日だと 友達に あゝ思い出を語れ…… 手をふってくれ 少女よ 小麦色まぶしい 港町の少女よ あたらしいあたらしい 恋に 生きてくれ  手をふってくれ 少女よ 安らぎの思い出 港町の少女よ 風に散る風に散る泪 忘れない石原裕次郎杉紀彦八角朋子高田弘船が出る朝の 口笛 耳にしみついた メロディー そうさ 少女よ 君のすきな はやりうたさ おいかけて 長い髪 潮風に なびかせて泣くなんて あゝ君らしくないぜ…… 手をふってくれ 少女よ 幼なくて優しい 港町の少女よ ひとときのひとときの恋を ありがとう  風が吹く朝の 桟橋 おとこ心さえ ふるえる そうさ 少女よ 君のための 銅羅の音さ あしたには 忘れろよ 夢をみた 月日だと 友達に あゝ思い出を語れ…… 手をふってくれ 少女よ 小麦色まぶしい 港町の少女よ あたらしいあたらしい 恋に 生きてくれ  手をふってくれ 少女よ 安らぎの思い出 港町の少女よ 風に散る風に散る泪 忘れない
港町のうたが聴こえる言葉にならない 淋しさ抱きすくめ 心はいつでも 港へ還る 愛した人々 別れた人々 思い出すそのたびに 見つける安らぎ 寒い吹雪のなか 俺におとずれて来る 遠い 海の夜明け いつか港町のうたが 聴こえる  過ぎ去る月日が 残した淋しさは 真冬のかもめに 似ているだろう 愛した人々 別れた人々 誰もみな哀しみを かかえているだろう 海が凍る夜も 人は生きて行くのさ やがてのぼる朝日 そして港町のうたが 聴こえる  海をおもうことは 心てらすともしび おれの夢のように 今日も港町のうたが 聴こえる石原裕次郎杉紀彦三木たかしあかのたちお言葉にならない 淋しさ抱きすくめ 心はいつでも 港へ還る 愛した人々 別れた人々 思い出すそのたびに 見つける安らぎ 寒い吹雪のなか 俺におとずれて来る 遠い 海の夜明け いつか港町のうたが 聴こえる  過ぎ去る月日が 残した淋しさは 真冬のかもめに 似ているだろう 愛した人々 別れた人々 誰もみな哀しみを かかえているだろう 海が凍る夜も 人は生きて行くのさ やがてのぼる朝日 そして港町のうたが 聴こえる  海をおもうことは 心てらすともしび おれの夢のように 今日も港町のうたが 聴こえる
港町 涙町 別れ町GOLD LYLIC港町 別れ町 未練に けむる町 明日は離れて 行く男 今日を限りに 飲む女 残してく 残されてゆく みんなこの町 なみだ町  港町 別れ町 涙に ぬれる町 夜霧に消えて 行く男 汽笛のかげに 泣く女 捨ててゆく 捨てられてゆく それもこの町 なみだ町GOLD LYLIC石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助港町 別れ町 未練に けむる町 明日は離れて 行く男 今日を限りに 飲む女 残してく 残されてゆく みんなこの町 なみだ町  港町 別れ町 涙に ぬれる町 夜霧に消えて 行く男 汽笛のかげに 泣く女 捨ててゆく 捨てられてゆく それもこの町 なみだ町
港は雨に濡れて長崎… 出船おいかける小雨 おんな心は 置きざりにされる 長崎… 私の朝には小雨 白いヴェールが 淋しさを隠す  愛の鐘をならす ときは今は消えて オランダ坂 花も枯れゆく 港を見おろす 教会の庭 傘もささずに 泣きぬれる 私  長崎… 人がよみがえる街に おんな心は 生きたまま死ぬの 長崎… いのちかけた恋だから 悔やむことなど 何もないけれど  愛の鐘をならす ときは今は消えて マドンナには なれないおんな 港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私  港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私石原裕次郎杉紀彦浜圭介小六禮次郎長崎… 出船おいかける小雨 おんな心は 置きざりにされる 長崎… 私の朝には小雨 白いヴェールが 淋しさを隠す  愛の鐘をならす ときは今は消えて オランダ坂 花も枯れゆく 港を見おろす 教会の庭 傘もささずに 泣きぬれる 私  長崎… 人がよみがえる街に おんな心は 生きたまま死ぬの 長崎… いのちかけた恋だから 悔やむことなど 何もないけれど  愛の鐘をならす ときは今は消えて マドンナには なれないおんな 港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私  港を小雨が 濡らす夜明けに 思い出という 船にのる 私
港が見える丘あなたと二人で来た丘は 港が見える丘 色あせた桜唯一つ 淋しく咲いていた 船の汽笛咽び泣けば チラリホラリと花片 あなたと私に降りかかる 春の午後でした  あなたと別れたあの夜は 港が暗い夜 青白い灯り唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛消えて行けば キラリチラリと花片 涙の雫できらめいた 霧の夜でした石原裕次郎東辰三東辰三あなたと二人で来た丘は 港が見える丘 色あせた桜唯一つ 淋しく咲いていた 船の汽笛咽び泣けば チラリホラリと花片 あなたと私に降りかかる 春の午後でした  あなたと別れたあの夜は 港が暗い夜 青白い灯り唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛消えて行けば キラリチラリと花片 涙の雫できらめいた 霧の夜でした
夜更けの町 港の町 さいはての町 霧笛が咽ぶ 海峡に ああ 霧が降る 殺したいほど 好きだった 可愛いあの娘の 面影が 浮んで消える 無情な海に  夜更けの町 港の町 思い出の町 男の胸を 濡らすよに ああ 霧が降る 二重瞼の 横顔が 死んだ二十才の いもうとに 似ていただけさ 未練じゃないさ  夜更けの町 港の町 灰色の町 ささやくように 泣くように ああ 霧が降る 帰える故郷も 夢もない 錆びた貨物船の マドロスを 呼ぶのは暗い 海鳴りばかり石原裕次郎渋谷郁夫久慈ひろし久慈ひろし夜更けの町 港の町 さいはての町 霧笛が咽ぶ 海峡に ああ 霧が降る 殺したいほど 好きだった 可愛いあの娘の 面影が 浮んで消える 無情な海に  夜更けの町 港の町 思い出の町 男の胸を 濡らすよに ああ 霧が降る 二重瞼の 横顔が 死んだ二十才の いもうとに 似ていただけさ 未練じゃないさ  夜更けの町 港の町 灰色の町 ささやくように 泣くように ああ 霧が降る 帰える故郷も 夢もない 錆びた貨物船の マドロスを 呼ぶのは暗い 海鳴りばかり
孤児の歌(セリフ) 俺はひとりぼっちだった 手に負えぬ暴れん坊の餓鬼だった  孤児の 俺には 吹雪の海が 親爺だった 黒い土の匂いに おふくろがいた 大地を染める 夕日の中で 俺は 何時も 早く でっかく なりたいと 思っていた  (セリフ) 俺はひとりぼっちだった 泣きながら眠ってしまう夜もあった  宿無しの 俺には 流れる雲が 仲間だった 風にそよぐ野菊に 恋人がいた 夜空に光る 星屑の中に 俺は 何時も はるか 遠いしあわせを 探していた石原裕次郎渋谷郁男中川洋一中川洋一(セリフ) 俺はひとりぼっちだった 手に負えぬ暴れん坊の餓鬼だった  孤児の 俺には 吹雪の海が 親爺だった 黒い土の匂いに おふくろがいた 大地を染める 夕日の中で 俺は 何時も 早く でっかく なりたいと 思っていた  (セリフ) 俺はひとりぼっちだった 泣きながら眠ってしまう夜もあった  宿無しの 俺には 流れる雲が 仲間だった 風にそよぐ野菊に 恋人がいた 夜空に光る 星屑の中に 俺は 何時も はるか 遠いしあわせを 探していた
緑の地平線なぜか忘れぬ 人ゆえに 涙かくして 踊る夜は ぬれし瞳に すすり泣く リラの花さえ なつかしや  わざと気強く ふりすてて 無理に注がして 飲む酒も 霧の都の 夜は更けて 夢もはかなく 散りて行く  山のけむりを 慕いつつ いとし小鳩の 声きけば 遠き前途(ゆくて)に ほのぼのと 緑うれしや 地平線石原裕次郎佐藤惣之助古賀政男なぜか忘れぬ 人ゆえに 涙かくして 踊る夜は ぬれし瞳に すすり泣く リラの花さえ なつかしや  わざと気強く ふりすてて 無理に注がして 飲む酒も 霧の都の 夜は更けて 夢もはかなく 散りて行く  山のけむりを 慕いつつ いとし小鳩の 声きけば 遠き前途(ゆくて)に ほのぼのと 緑うれしや 地平線
水色のワルツ君に逢ううれしさの 胸にふかく 水色のハンカチを ひそめる習慣(ならわし)が いつの間にか 身に沁みたのよ 涙のあとをそっと 隠したいのよ  月影の細路を 歩きながら 水色のハンカチに 包んだ囁きが いつの間にか 夜露にぬれて 心の窓をとじて 忍び泣くのよ石原裕次郎藤浦洸高木東六君に逢ううれしさの 胸にふかく 水色のハンカチを ひそめる習慣(ならわし)が いつの間にか 身に沁みたのよ 涙のあとをそっと 隠したいのよ  月影の細路を 歩きながら 水色のハンカチに 包んだ囁きが いつの間にか 夜露にぬれて 心の窓をとじて 忍び泣くのよ
街から街へつむじ風東京の街にも 俺のよな 変った男が いるんだぜ 哀しみを 背負いこんで 歓びを 振りまいて 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  曲った道なら 真直ぐに 通って見せるさ 命がけ 苦しさを 噛みしめて 泪ぐむ 星の下 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  ほんとに愛して いる時にゃ なおさら邪慳に したくなる 面かげを 抱きしめて 口笛も さりげなく 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風石原裕次郎大高ひさを鏑木創鏑木創東京の街にも 俺のよな 変った男が いるんだぜ 哀しみを 背負いこんで 歓びを 振りまいて 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  曲った道なら 真直ぐに 通って見せるさ 命がけ 苦しさを 噛みしめて 泪ぐむ 星の下 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風  ほんとに愛して いる時にゃ なおさら邪慳に したくなる 面かげを 抱きしめて 口笛も さりげなく 街から街へ 吹きぬける 俺は 俺は 気ままな つむじ風
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ポプラと私ポプラ並木を 歩いていたら ポプラがみんな 歌っていたぜ 恋をするなら 北国の町 捜しにおいで 本当の恋を そうかもしれない 本当の恋が 生まれる町は 北国の町 あの娘をつれて 来たこの並木 愛の言葉が はじめて言えた 風に吹かれて ポプラは笑う お前もやっと 恋人みつけた あの日あの時 北一条の ホテルもオレを 笑っていたぜ  恋がはじまり 炎が燃える だけど北国 冬の訪れ 雪の夜空に 祈るよポプラ 恋の炎が 消えないように ポプラよごらん ホテルの窓を 本当の恋の 灯りの窓を石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助小谷充ポプラ並木を 歩いていたら ポプラがみんな 歌っていたぜ 恋をするなら 北国の町 捜しにおいで 本当の恋を そうかもしれない 本当の恋が 生まれる町は 北国の町 あの娘をつれて 来たこの並木 愛の言葉が はじめて言えた 風に吹かれて ポプラは笑う お前もやっと 恋人みつけた あの日あの時 北一条の ホテルもオレを 笑っていたぜ  恋がはじまり 炎が燃える だけど北国 冬の訪れ 雪の夜空に 祈るよポプラ 恋の炎が 消えないように ポプラよごらん ホテルの窓を 本当の恋の 灯りの窓を
香港の薔薇霧がつめたい 香港の 夜の底から 拾った女 赤いドレスに 黒薔薇つけて 語る言葉も やけにくずれた 日本娘 沖のジャンクを 見つめてた  故郷は神戸か 横浜か 訊けば辛かろ 身の上ばなし 夢と地獄の うず巻く島で 生きているさえ 何故かいじらし 日本娘 泪かみしめ 踊ってた  連れて逃げるにゃ この俺も どうせ行く先 あてない躰 薔薇の花びら 夜霧の海へ 泣いてちぎって 捨てて別れた 日本娘 あれが名残りの 酒だった石原裕次郎大高ひさを塩瀬重雄塩瀬重雄霧がつめたい 香港の 夜の底から 拾った女 赤いドレスに 黒薔薇つけて 語る言葉も やけにくずれた 日本娘 沖のジャンクを 見つめてた  故郷は神戸か 横浜か 訊けば辛かろ 身の上ばなし 夢と地獄の うず巻く島で 生きているさえ 何故かいじらし 日本娘 泪かみしめ 踊ってた  連れて逃げるにゃ この俺も どうせ行く先 あてない躰 薔薇の花びら 夜霧の海へ 泣いてちぎって 捨てて別れた 日本娘 あれが名残りの 酒だった
ホラホラ これが僕の骨だ 生きていた時の 苦労にみちた あのけがらわしい 肉を破って しらじらと 雨に洗われ ヌクッと出た 骨のさき  (セリフ)「ホラホラ これが僕の骨 見ているのは僕 おかしな事だ 霊魂はあとに残って また骨の処に やってきて 見ているのかしら?」  故郷の小川のへりに 半ばは枯れた草に立って 見ているのは mm… 僕 ラ・ラ・ラ…ラ・ラ・ラ… 恰度立札ほどの高さに 骨はしらじらと とんがっている石原裕次郎中原中也伊部晴美伊部晴美ホラホラ これが僕の骨だ 生きていた時の 苦労にみちた あのけがらわしい 肉を破って しらじらと 雨に洗われ ヌクッと出た 骨のさき  (セリフ)「ホラホラ これが僕の骨 見ているのは僕 おかしな事だ 霊魂はあとに残って また骨の処に やってきて 見ているのかしら?」  故郷の小川のへりに 半ばは枯れた草に立って 見ているのは mm… 僕 ラ・ラ・ラ…ラ・ラ・ラ… 恰度立札ほどの高さに 骨はしらじらと とんがっている
星の見えない街ざっくりとわれた心の 傷あとに 酒が切なく しみてくる 涙があついぜ キラリと一筋 こぼれて落ちる ここは裏街 ア…星の見えない街  ぶっつりと 恋のえにしが切れちゃった うわさばかりが 身にしみる 夜風がいたいぜ 冷たく凍った 想い出捨てて 曲る横丁 ア…星の見えない街  あっさりとアバヨして来た ポケットで にぎりこぶしが ふるえてる 未練な奴だぜ くるりとネオンに 背中を向けて 咽ぶ裏街 ア…星の見えない街石原裕次郎上村しげる上原賢六塩瀬重雄ざっくりとわれた心の 傷あとに 酒が切なく しみてくる 涙があついぜ キラリと一筋 こぼれて落ちる ここは裏街 ア…星の見えない街  ぶっつりと 恋のえにしが切れちゃった うわさばかりが 身にしみる 夜風がいたいぜ 冷たく凍った 想い出捨てて 曲る横丁 ア…星の見えない街  あっさりとアバヨして来た ポケットで にぎりこぶしが ふるえてる 未練な奴だぜ くるりとネオンに 背中を向けて 咽ぶ裏街 ア…星の見えない街
星の流れに星の流れに 身を占って 何処をねぐらの 今日の宿 荒む心で いるのじゃないが 泣けて涙も 涸れ果てた こんな女に誰がした  煙草ふかして 口笛ふいて 的もない夜の さすらいに 人は見返る わが身は細る 町の灯影の 侘びしさよ こんな女に誰がした  飢えて今頃 妹はどこに 一目逢いたい お母さん 唇紅(ルージュ)哀しや 唇かめば 闇の夜風も 泣いて吹く こんな女に誰がした石原裕次郎清水みのる利根一郎星の流れに 身を占って 何処をねぐらの 今日の宿 荒む心で いるのじゃないが 泣けて涙も 涸れ果てた こんな女に誰がした  煙草ふかして 口笛ふいて 的もない夜の さすらいに 人は見返る わが身は細る 町の灯影の 侘びしさよ こんな女に誰がした  飢えて今頃 妹はどこに 一目逢いたい お母さん 唇紅(ルージュ)哀しや 唇かめば 闇の夜風も 泣いて吹く こんな女に誰がした
星屑のブルース星の下で 呼んだ 星の下で 探した あの娘は街にゃ もういない 誰にも知られず 唯ひとり 儚く消えた 可愛い命 ああ抱いてやろ 俺の心に  星の下で 細く 星の下で 哀しく あの娘の声が 聞こえるぜ 短い恋でも この俺の 心に残る 可愛い瞳 ああ流そうか 熱い涙を  星の下で 捨てた 星の下で 別れた あの娘が今じゃ 忘られぬ 冷たくされても 泣かないで ただ俺だけを 愛してくれた ああ面影が 星の彼方に石原裕次郎松島敬之野崎真一山田栄一星の下で 呼んだ 星の下で 探した あの娘は街にゃ もういない 誰にも知られず 唯ひとり 儚く消えた 可愛い命 ああ抱いてやろ 俺の心に  星の下で 細く 星の下で 哀しく あの娘の声が 聞こえるぜ 短い恋でも この俺の 心に残る 可愛い瞳 ああ流そうか 熱い涙を  星の下で 捨てた 星の下で 別れた あの娘が今じゃ 忘られぬ 冷たくされても 泣かないで ただ俺だけを 愛してくれた ああ面影が 星の彼方に
星かげの海寄せる波は 俺のこころに ふるさとの 唄をはこぶ たそがれ深みゆく 海のいろ 限りなく 懐かしく 夢のなかへ 誘うよ  海をはるか 越えてゆくとき なぐさめる 友はひとり いとしのまなざしか 星のいろ いつの世も いつの世も 光る愛の またたき  懐かしく やるせなく 海のうたを 唄うよ石原裕次郎池田充男上原賢六山倉たかし寄せる波は 俺のこころに ふるさとの 唄をはこぶ たそがれ深みゆく 海のいろ 限りなく 懐かしく 夢のなかへ 誘うよ  海をはるか 越えてゆくとき なぐさめる 友はひとり いとしのまなざしか 星のいろ いつの世も いつの世も 光る愛の またたき  懐かしく やるせなく 海のうたを 唄うよ
北斗七星-乙女の神話-まだくちびるに 紅もなく 前髪さえも 切りそろえ 頬をうぶ毛で光らせて はじらう乙女よ 乙女よ…  うなじは細く うつ向いて おさない肩は ふるえがち といたリボンを 投げすてて 夢見る乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  瞳は濡れて かげりなく 耳たぶ薄く 貝に似て 花の香りの 肌白く ほほえむ乙女よ 乙女よ…  無邪気なまでに明るくて 素足で草を 踏みつけて 渡る小川に春の色 まぶしい乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ石原裕次郎阿久悠三木たかし若草恵まだくちびるに 紅もなく 前髪さえも 切りそろえ 頬をうぶ毛で光らせて はじらう乙女よ 乙女よ…  うなじは細く うつ向いて おさない肩は ふるえがち といたリボンを 投げすてて 夢見る乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  瞳は濡れて かげりなく 耳たぶ薄く 貝に似て 花の香りの 肌白く ほほえむ乙女よ 乙女よ…  無邪気なまでに明るくて 素足で草を 踏みつけて 渡る小川に春の色 まぶしい乙女よ 乙女よ…  きみに思いを託すなら 北にまたたく星に云う 空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ  空よ くもるな 雨降るな 北斗七星 光らせろ
ベッドで煙草を吸わないでベッドで煙草を 吸わないで 私を好きなら 火を消して 瞳をとじて やさしい夢を 甘いシャネルの ためいきが 今夜も貴方を まっているのよ ベッドで煙草を 吸わないでね  ベッドで煙草を 吸わないで ゆうべの約束 わすれたの こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね  こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね石原裕次郎岩谷時子いずみたくベッドで煙草を 吸わないで 私を好きなら 火を消して 瞳をとじて やさしい夢を 甘いシャネルの ためいきが 今夜も貴方を まっているのよ ベッドで煙草を 吸わないでね  ベッドで煙草を 吸わないで ゆうべの約束 わすれたの こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね  こっちを向いて 愛の言葉を 髪をほどいた 首すじに なぜか煙が くすぐったいわ ベッドで煙草を 吸わないでね
ブランデーグラスPLATINA LYLICこれでおよしよ そんなに強くないのに 酔えば酔うほど 淋しくなってしまう 涙ぐんで そっと時計をかくした 女ごころ 痛いほどわかる 指で包んだ まるいグラスの底にも 残り少ない 夢がゆれている  よせばよかった よせばよかったけれど 恋は知らずに 炎えてしまうものだよ 白い小指 ためらいながらからませ 未練ごころ 打ちあけたおまえ 雨はふるふる 部屋の中にも胸にも いつか来そうな 別離(わかれ)を告げて  こころひとつ 傘はふたつにはなれて 逢えば夜は つかの間に過ぎる 雨はふるふる 遠く消えてく背中と いつか来そうな 別離を濡らすPLATINA LYLIC石原裕次郎山口洋子小谷充これでおよしよ そんなに強くないのに 酔えば酔うほど 淋しくなってしまう 涙ぐんで そっと時計をかくした 女ごころ 痛いほどわかる 指で包んだ まるいグラスの底にも 残り少ない 夢がゆれている  よせばよかった よせばよかったけれど 恋は知らずに 炎えてしまうものだよ 白い小指 ためらいながらからませ 未練ごころ 打ちあけたおまえ 雨はふるふる 部屋の中にも胸にも いつか来そうな 別離(わかれ)を告げて  こころひとつ 傘はふたつにはなれて 逢えば夜は つかの間に過ぎる 雨はふるふる 遠く消えてく背中と いつか来そうな 別離を濡らす
ふるさと慕情おどま盆限(ぼんぎ)り盆限(ぼんぎ)り 盆から先ァおらんど 盆が早よ来りゃ 早よ戻る あの山あの川 故郷の空が 濡れた瞼に また揺れる  せめて一ト枝(えだ) つんつん椿 子守哀しや 髪かざり 夕焼け小焼けに 泣く子を背負(しょ)った 幼馴染みの うしろ影石原裕次郎渋谷郁男久慈ひろし久慈ひろしおどま盆限(ぼんぎ)り盆限(ぼんぎ)り 盆から先ァおらんど 盆が早よ来りゃ 早よ戻る あの山あの川 故郷の空が 濡れた瞼に また揺れる  せめて一ト枝(えだ) つんつん椿 子守哀しや 髪かざり 夕焼け小焼けに 泣く子を背負(しょ)った 幼馴染みの うしろ影
二人の世界PLATINA LYLIC君の横顔 素敵だぜ すねたその瞳(め)が 好きなのさ もっとお寄りよ 離れずに踊ろうよ 小さなフロアーの ナイトクラブ 夢の世界さ  僕の今夜の ネクタイを 嫉妬(や)いているのは おかしいぜ 君は可愛い 僕だけのものなのさ ギターが酔わせる ナイトクラブ 影も寄り添う  逢えば短かい 夜だから 何も云わずに 踊ろうよ 淡い灯りが 又ひとつ消えてゆく 別れが切ない ナイトクラブ 恋のクラブよPLATINA LYLIC石原裕次郎池田充男鶴岡雅義君の横顔 素敵だぜ すねたその瞳(め)が 好きなのさ もっとお寄りよ 離れずに踊ろうよ 小さなフロアーの ナイトクラブ 夢の世界さ  僕の今夜の ネクタイを 嫉妬(や)いているのは おかしいぜ 君は可愛い 僕だけのものなのさ ギターが酔わせる ナイトクラブ 影も寄り添う  逢えば短かい 夜だから 何も云わずに 踊ろうよ 淡い灯りが 又ひとつ消えてゆく 別れが切ない ナイトクラブ 恋のクラブよ
二人の雨もっとこっちへお寄りよ 背中が濡れる どうしよう来た道 また戻ろうか ひとつしかない この傘は 別れたくない夜の 恋ごころ  寒くないかとコートを 着せかけながら 今日もまた云えない 愛していると どこか幼い くちびるに ささやいているような 雨の音  きっと明日もこのまま 降りつづくだろう ひとつづつ消えてゆく うるんだ灯り 二人を結んだ 銀の糸 どこまでも歩こうよ 雨の街石原裕次郎山口洋子鈴木淳竜崎孝路もっとこっちへお寄りよ 背中が濡れる どうしよう来た道 また戻ろうか ひとつしかない この傘は 別れたくない夜の 恋ごころ  寒くないかとコートを 着せかけながら 今日もまた云えない 愛していると どこか幼い くちびるに ささやいているような 雨の音  きっと明日もこのまま 降りつづくだろう ひとつづつ消えてゆく うるんだ灯り 二人を結んだ 銀の糸 どこまでも歩こうよ 雨の街
不思議な夢昨夜不思議な 夢を見た 夢見て泣いて 目がさめた 青い空に 白い雲 風にゆれてる 赤い花 暗い暗いと 思っていたが 結構この世も 明るいじゃないか それがうれしくて それがうれしくて 涙ひとつぶ ながれちゃったんだよ  夢がおしえて くれたのさ 季節 季節の 花の色 枝をはなれて散る落葉 人の命の はかなさを つらいつらいと つぶやきながら 生きてる姿が 本当じゃないか それがせつなくて それがせつなくて 何故か他人に やさしくなるんだよ石原裕次郎なかにし礼村井邦彦・日高富明日高富明・村井邦彦昨夜不思議な 夢を見た 夢見て泣いて 目がさめた 青い空に 白い雲 風にゆれてる 赤い花 暗い暗いと 思っていたが 結構この世も 明るいじゃないか それがうれしくて それがうれしくて 涙ひとつぶ ながれちゃったんだよ  夢がおしえて くれたのさ 季節 季節の 花の色 枝をはなれて散る落葉 人の命の はかなさを つらいつらいと つぶやきながら 生きてる姿が 本当じゃないか それがせつなくて それがせつなくて 何故か他人に やさしくなるんだよ
風速四十米「何んだいありゃ何、風速40米? アハハ…」  風が吹く吹く… やけに吹きゃァがると 風に向って 進みたくなるのサ 俺は行くぜ 胸が鳴ってる みんな飛んじゃエ 飛んじゃエ 俺は負けないぜ…  「おい風速40米が何だってんだい、エ、 ふざけるんじゃねえよ  風が吹く吹く… やけに吹きゃァがると 街に飛び出し 歌いたくなるのサ 俺は歌う 俺がうなると 風もうなるヨ 歌うヨ 俺に 負けずにヨ…  風が吹く吹く… やけに吹きゃァがると 風と一緒に 飛んでゆきたいのサ 俺は雲さ 地獄の果てへ ぶっちぎれてく ちぎれてく それが 運命だョ…  「馬鹿野郎、風速40米が何だい…アハハ…」石原裕次郎友重澄之介上原賢六「何んだいありゃ何、風速40米? アハハ…」  風が吹く吹く… やけに吹きゃァがると 風に向って 進みたくなるのサ 俺は行くぜ 胸が鳴ってる みんな飛んじゃエ 飛んじゃエ 俺は負けないぜ…  「おい風速40米が何だってんだい、エ、 ふざけるんじゃねえよ  風が吹く吹く… やけに吹きゃァがると 街に飛び出し 歌いたくなるのサ 俺は歌う 俺がうなると 風もうなるヨ 歌うヨ 俺に 負けずにヨ…  風が吹く吹く… やけに吹きゃァがると 風と一緒に 飛んでゆきたいのサ 俺は雲さ 地獄の果てへ ぶっちぎれてく ちぎれてく それが 運命だョ…  「馬鹿野郎、風速40米が何だい…アハハ…」
白夜の都なにも云わずに この俺と 空の果てまで ゆきたいと あつい涙を 胸に押しつけた 青い瞳よ いとしの君よ コペンハーゲン 思い出の都  恋を白夜の 海に捨て ひとり帰って 来た俺さ ままになるなら せめて、いま一度 逢って濡れたい 異国の雨よ 遠く離れて 哀しみがのこる  散っているだろ マロニエが 赤い煉瓦に 音もなく 男ごころの 愛のくちづけも いまは空虚しい 旅路の夢か コペンハーゲン 忘れじの都石原裕次郎池田充男久慈ひろし久慈ひろしなにも云わずに この俺と 空の果てまで ゆきたいと あつい涙を 胸に押しつけた 青い瞳よ いとしの君よ コペンハーゲン 思い出の都  恋を白夜の 海に捨て ひとり帰って 来た俺さ ままになるなら せめて、いま一度 逢って濡れたい 異国の雨よ 遠く離れて 哀しみがのこる  散っているだろ マロニエが 赤い煉瓦に 音もなく 男ごころの 愛のくちづけも いまは空虚しい 旅路の夢か コペンハーゲン 忘れじの都
陽のあたる坂道(SEVEN O'CLOCK)Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  夜明だ朝だ 俺等の世界だ それ今のうちに ランデ ララランデブもしゃれよかー  大人が起きりゃ 空気が汚るぜ 昼間は学校へ行き ABCD+アルファ ハニホヘトだー Hey go… Let's go…  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  …One two three four 5, 6, seven seven I wont one two three four 5, 6, seven seven  さあ 親父の来ぬ間に ランデブー さあ 7時だ 俺等の時間だー 朝飯喰わずに ハリキレ ランデブー石原裕次郎三木勘太佐藤勝佐藤勝Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  Yan Pan Pan Pan Yan Pan Pan Pan W… wan  夜明だ朝だ 俺等の世界だ それ今のうちに ランデ ララランデブもしゃれよかー  大人が起きりゃ 空気が汚るぜ 昼間は学校へ行き ABCD+アルファ ハニホヘトだー Hey go… Let's go…  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  Yangers ランデブー in the morning Let's go singing in the morning Give me lucky morning every day But I wont only time at Seven O'clock  …One two three four 5, 6, seven seven I wont one two three four 5, 6, seven seven  さあ 親父の来ぬ間に ランデブー さあ 7時だ 俺等の時間だー 朝飯喰わずに ハリキレ ランデブー
ひとりぽっちの青春あの女が 泣いたって いゝや俺らの せいじゃない 重ねたグラスに 訊いてみな 窓に光る あの星かげより 冷たく 生きてく 俺らのこれが 青春さ ラララララ……  恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだ石原裕次郎大高ひさを上条たけしあの女が 泣いたって いゝや俺らの せいじゃない 重ねたグラスに 訊いてみな 窓に光る あの星かげより 冷たく 生きてく 俺らのこれが 青春さ ラララララ……  恋をして 夢をみて あまい口づけ しただけで 別れてゆく夜の 憎い影 俺は嫌だ 真実ひとつに 命を 賭けても 生きたいように 生きるんだ
ひとりのクラブ傷つけあうのが つらくって お前と別れて みたけれど 淋しいぜ ひとりのクラブ まぼろしを 抱きよせて 飲む酒は あゝ あんなに愛してくれたお前だもの 忘れられなくたって 無理もないさ  踊っていながら すすり泣き 背広をぬらした あの涙 今宵また ひとりクラブで 思い出を かみしめて 飲む酒よ あゝ あれほどつくしてくれたお前だもの おれが泣けてきたって 無理もないさ 無理もないさ石原裕次郎なかにし礼大沢俊郎渡辺たかし傷つけあうのが つらくって お前と別れて みたけれど 淋しいぜ ひとりのクラブ まぼろしを 抱きよせて 飲む酒は あゝ あんなに愛してくれたお前だもの 忘れられなくたって 無理もないさ  踊っていながら すすり泣き 背広をぬらした あの涙 今宵また ひとりクラブで 思い出を かみしめて 飲む酒よ あゝ あれほどつくしてくれたお前だもの おれが泣けてきたって 無理もないさ 無理もないさ
ひとり寝の子守唄ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを 抱くように あたためて おやりよ  ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌って くれるだろう いっしよに 歌えよ  ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出が ぬらすだろう 人恋しさに  ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン 戸をたたき お前を 呼ぶだろう  ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者も いいもんだと  ひとりで寝る時にゃよォー ララララ……石原裕次郎加藤登紀子加藤登紀子ひとりで寝る時にゃよォー ひざっ小僧が寒かろう おなごを 抱くように あたためて おやりよ  ひとりで寝る時にゃよォー 天井のねずみが 歌って くれるだろう いっしよに 歌えよ  ひとりで寝る時にゃよォー もみがら枕を 想い出が ぬらすだろう 人恋しさに  ひとりで寝る時にゃよォー 浮気な夜風が トントン 戸をたたき お前を 呼ぶだろう  ひとりで寝る時にゃよォー 夜明けの青さが 教えてくれるだろう 一人者も いいもんだと  ひとりで寝る時にゃよォー ララララ……
引き潮男はいつでも何処かへ行く 多分 男の故郷は漂白だろう だからどんなに愛しあっていても その為に旅をやめることはしない どうか こんな夜明けを 別れだと思わないで欲しい…さよなら  ありがとう あなた すてきな思い出 二人で暮らした日々は もう帰らないわ  ありがとう あなた あなたのぬくもり 忘れず生きて行きます 淋しい時でも  白い船にのり 夜明けの旅に出る 鳥のように気ままな 海に生きる人よ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  青い砂浜の 名もない花びらが 風のようにはかない 恋をした明け暮れ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  泪あふれて名前叫ぶ 海辺にまた陽がのぼる 石原裕次郎杉紀彦三木たかし三木たかし男はいつでも何処かへ行く 多分 男の故郷は漂白だろう だからどんなに愛しあっていても その為に旅をやめることはしない どうか こんな夜明けを 別れだと思わないで欲しい…さよなら  ありがとう あなた すてきな思い出 二人で暮らした日々は もう帰らないわ  ありがとう あなた あなたのぬくもり 忘れず生きて行きます 淋しい時でも  白い船にのり 夜明けの旅に出る 鳥のように気ままな 海に生きる人よ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  青い砂浜の 名もない花びらが 風のようにはかない 恋をした明け暮れ  ありがとう あなた 潮がひくように 優しく消えて行くのね あなたの船影  泪あふれて名前叫ぶ 海辺にまた陽がのぼる 
パパとあるこう空行く雲が お前にみえた 五月の町は バラの香りさ そうさ お前が生まれたあの日 どうってこともない この町が 地球で一番すばらしくなった… 泣き虫の お前の泪を吸った この町は おれたちの町 さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 手をつないで  愛そのものさ お前の笑顔 淋しい人に 分けて上げよう そうさ お前が笑ってこける どうってこともない 昼さがり 悲しみなんかに負ける気はしない… いつの日か お前も大人になって この町で 恋をしてくれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 風さわやか  花をみて お前が きれいと言った この町で 幸せになれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 夢みながら石原裕次郎杉紀彦丹羽応樹小六禮次郎空行く雲が お前にみえた 五月の町は バラの香りさ そうさ お前が生まれたあの日 どうってこともない この町が 地球で一番すばらしくなった… 泣き虫の お前の泪を吸った この町は おれたちの町 さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 手をつないで  愛そのものさ お前の笑顔 淋しい人に 分けて上げよう そうさ お前が笑ってこける どうってこともない 昼さがり 悲しみなんかに負ける気はしない… いつの日か お前も大人になって この町で 恋をしてくれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 風さわやか  花をみて お前が きれいと言った この町で 幸せになれ さァ パパとあるこう RA RA RA… さァ パパとあるこう 夢みながら
番外野郎昨日があって今日のない 死にっぱぐれのこのおれが 明日の命と引きかえに お前を好きになったのさ あゝおれ達ゃ番外野郎  生きて帰れるあてもない それを承知で惚れたのは せめてお前の面影を 抱いて死にたいそれだけさ あゝおれ達ゃ番外野郎  初めて逢ったその日から 死ぬも生きるも同じなら いっそ地獄で二人して 真赤な恋を咲かせよう あゝおれ達ゃ番外野郎  幸せなんて始めから ありはしないさ死んだなら 誰も知らない野の果てで 泣いてくれるか名無し草 あゝおれ達ゃ番外野郎石原裕次郎杉野まもる山本直純山本直純昨日があって今日のない 死にっぱぐれのこのおれが 明日の命と引きかえに お前を好きになったのさ あゝおれ達ゃ番外野郎  生きて帰れるあてもない それを承知で惚れたのは せめてお前の面影を 抱いて死にたいそれだけさ あゝおれ達ゃ番外野郎  初めて逢ったその日から 死ぬも生きるも同じなら いっそ地獄で二人して 真赤な恋を咲かせよう あゝおれ達ゃ番外野郎  幸せなんて始めから ありはしないさ死んだなら 誰も知らない野の果てで 泣いてくれるか名無し草 あゝおれ達ゃ番外野郎
反逆のメロディーどしゃ降りの町で 拾った女は ふるえてた 優しい言葉で 誘ったら 俺のものに なると言った 甘いくちづけ- 恋の芽生え-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 二人の愛は 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ  傷ついた胸は 激しい怒りにふるえてた 帰らぬ涙の 思い出を 俺の骨が 嘆き歌う 夢を抱きしめ- 生きてゆこう-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 仲間はすべて 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ石原裕次郎渋谷郁男伊達政男伊達政男どしゃ降りの町で 拾った女は ふるえてた 優しい言葉で 誘ったら 俺のものに なると言った 甘いくちづけ- 恋の芽生え-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 二人の愛は 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ  傷ついた胸は 激しい怒りにふるえてた 帰らぬ涙の 思い出を 俺の骨が 嘆き歌う 夢を抱きしめ- 生きてゆこう-  その時現われた悪党に 叩きのめされ 踏みにじられて 仲間はすべて 死んでしまった みんな悪党が わるいんだ
反逆の報酬愛する者の 死顔に 俺の涙は つめたかろ それだけが お別れと 知った日も あの空は 青かった 生きてるほうが 悲しいぜ  どこまで落ちる 夢を見りゃ 男ひとりの 朝がくる みな眠る この夜を 引き裂いて 欲しいのは ただひとつ 生きてることの あかしだけ  汚れてしまった 思い出は 餓えた犬らに くれちまえ 戦いは ひとときも 休まない 狙い撃つ 明日の夢 生きてるかぎり つづくのさ石原裕次郎保富康午広瀬健次郎広瀬健次郎愛する者の 死顔に 俺の涙は つめたかろ それだけが お別れと 知った日も あの空は 青かった 生きてるほうが 悲しいぜ  どこまで落ちる 夢を見りゃ 男ひとりの 朝がくる みな眠る この夜を 引き裂いて 欲しいのは ただひとつ 生きてることの あかしだけ  汚れてしまった 思い出は 餓えた犬らに くれちまえ 戦いは ひとときも 休まない 狙い撃つ 明日の夢 生きてるかぎり つづくのさ
遥かなる愛思いがけない 別れのほうが 愛しつづけた お前のためさ つらい つらい ああ 別れ雨ふる 街の灯が 夜更けの 波止場へ つづく路  俺の両手に 埋めた肩が もえりゃお前が 苦しむだけさ 泣くな 泣くな ああ 船が汽笛が 灯台が 明日の別れを つらくする  かわいお前の こころの海に 帰る男は この俺だけさ いつか いつか ああ めぐり逢う日を いつまでも 仲よく鴎と 待つんだぜ 石原裕次郎二条冬詩夫村沢良介山倉たかし思いがけない 別れのほうが 愛しつづけた お前のためさ つらい つらい ああ 別れ雨ふる 街の灯が 夜更けの 波止場へ つづく路  俺の両手に 埋めた肩が もえりゃお前が 苦しむだけさ 泣くな 泣くな ああ 船が汽笛が 灯台が 明日の別れを つらくする  かわいお前の こころの海に 帰る男は この俺だけさ いつか いつか ああ めぐり逢う日を いつまでも 仲よく鴎と 待つんだぜ 
波浮の港磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃかえる 波浮の港にゃ 夕やけ小やけ あすの日和は ヤレホンニサ なぎるやら  船もせかれりゃ 出船の仕度 島の娘たちゃ 御神火ぐらし なじょな心で ヤレホンニサ いるのやら  風は汐風 御神火おろし 島の娘たちゃ 出船のときにゃ 船のともづな ヤレホンニサ 泣いてとく石原裕次郎野口雨情中山晋平磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃかえる 波浮の港にゃ 夕やけ小やけ あすの日和は ヤレホンニサ なぎるやら  船もせかれりゃ 出船の仕度 島の娘たちゃ 御神火ぐらし なじょな心で ヤレホンニサ いるのやら  風は汐風 御神火おろし 島の娘たちゃ 出船のときにゃ 船のともづな ヤレホンニサ 泣いてとく
花の散りぎわ花は何故散る 何故風に舞う 花の散りぎわ 見せるため 俺は何故泣く 何故泣きぬれる きっと最后に 笑うため 金もなければ 恋さえないが 書を読む眼にゃ 夢がある 花の青春 短い命 雪は窓辺に 薄明り  花は何故散る 何故風に舞う 花の命を 惜しむため 何故に血は湧く 何故血はさわぐ 悔いぬ青春 送るため 遠い道こそ 歩いてみたい 散った花びら 敷きつめて 歌を肴に 盃かわす 月に映さん 花の宴石原裕次郎なかにし礼鈴木邦彦花は何故散る 何故風に舞う 花の散りぎわ 見せるため 俺は何故泣く 何故泣きぬれる きっと最后に 笑うため 金もなければ 恋さえないが 書を読む眼にゃ 夢がある 花の青春 短い命 雪は窓辺に 薄明り  花は何故散る 何故風に舞う 花の命を 惜しむため 何故に血は湧く 何故血はさわぐ 悔いぬ青春 送るため 遠い道こそ 歩いてみたい 散った花びら 敷きつめて 歌を肴に 盃かわす 月に映さん 花の宴
花と竜雲は悠々 空を行く おれはお前と 道を行く ひとたび男と 生れたら 夢もどえらい 奴をみろ 夢もどえらい 奴をみろ  酒は飲め飲め 飲みあかせ かけた徳利の 茶碗酒 男と男の この意気地 風を招くか 地を裂くか 風を招くか 地を裂くか  男なりゃこそ たくましく 燃えろ血汐よ わがこころ 洞海湾の 朝風に おれのいのちの 陽が昇る おれのいのちの 陽が昇る石原裕次郎滝田順伊部晴美雲は悠々 空を行く おれはお前と 道を行く ひとたび男と 生れたら 夢もどえらい 奴をみろ 夢もどえらい 奴をみろ  酒は飲め飲め 飲みあかせ かけた徳利の 茶碗酒 男と男の この意気地 風を招くか 地を裂くか 風を招くか 地を裂くか  男なりゃこそ たくましく 燃えろ血汐よ わがこころ 洞海湾の 朝風に おれのいのちの 陽が昇る おれのいのちの 陽が昇る
波濤の彼方海の怒りを 知っているか君は あの荒れ狂う わだつみの声を 恐れてはいけない 進もう陸地が見えるまで  波のささやき 知っているか君は あの優しさに 乙女のようだと 甘えてはいけない 進もう船路はまだはるか  海の大きさ 知っているか君は あの果てしない 水平線にも 臆してはいけない 進もう地球の 裏までも石原裕次郎なかにし礼河村利夫河村利夫海の怒りを 知っているか君は あの荒れ狂う わだつみの声を 恐れてはいけない 進もう陸地が見えるまで  波のささやき 知っているか君は あの優しさに 乙女のようだと 甘えてはいけない 進もう船路はまだはるか  海の大きさ 知っているか君は あの果てしない 水平線にも 臆してはいけない 進もう地球の 裏までも
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
日本海恋の未練を 抱きしめて 切なく一人 佇ちつくす 岩に砕ける 波の牙 旅路の雨に 濡れながら さまよう俺らと 同じよに ああ 灰色の 日本海  可愛いあの娘の あの肩を やくざの垢の 泌み込んだ 何でこの手で 抱けようか コートの襟に 消え残る 哀しいシャネルの 移り香に ああ 汐騒も 咽び泣く  旅路の雨に 濡れながら せめても祈ろよ しあわせを ああ たそがれの 日本海石原裕次郎渋谷郁男久慈ひろし久慈ひろし恋の未練を 抱きしめて 切なく一人 佇ちつくす 岩に砕ける 波の牙 旅路の雨に 濡れながら さまよう俺らと 同じよに ああ 灰色の 日本海  可愛いあの娘の あの肩を やくざの垢の 泌み込んだ 何でこの手で 抱けようか コートの襟に 消え残る 哀しいシャネルの 移り香に ああ 汐騒も 咽び泣く  旅路の雨に 濡れながら せめても祈ろよ しあわせを ああ たそがれの 日本海
何とか言えよ何とか言えよ ひとことさ 好きと言われりゃ そりゃ嬉しいが 逆が出たとて 文句なし 文句なし そんな そんな値打は 俺にゃない  (セリフ)-あんた酔ってるの? 酔っぱらって そんな事言うの… 後でガッカリするのは もう沢山… 本当の事なんて 一度だって ありゃしなかった でも… ウウン 私ってもう駄目な女ヨ  この世でひとめ ただいちど 嘘のまじらぬ 瞳が見たかった それがどうやら 果たせたと 果たせたと 馬鹿な 馬鹿な俺だよ うれしいよ  (セリフ)-あんた本当なの 本当の気持なの… でも私-ウウン 信じられないワ  何とか言えよ 言えなけりゃ 押して訊くまい またこのつぎさ 俺は船乗り 海つばめ 海つばめ 人に 人に無理言う 柄でなし石原裕次郎萩原四朗久慈ひろし塩瀬重雄何とか言えよ ひとことさ 好きと言われりゃ そりゃ嬉しいが 逆が出たとて 文句なし 文句なし そんな そんな値打は 俺にゃない  (セリフ)-あんた酔ってるの? 酔っぱらって そんな事言うの… 後でガッカリするのは もう沢山… 本当の事なんて 一度だって ありゃしなかった でも… ウウン 私ってもう駄目な女ヨ  この世でひとめ ただいちど 嘘のまじらぬ 瞳が見たかった それがどうやら 果たせたと 果たせたと 馬鹿な 馬鹿な俺だよ うれしいよ  (セリフ)-あんた本当なの 本当の気持なの… でも私-ウウン 信じられないワ  何とか言えよ 言えなけりゃ 押して訊くまい またこのつぎさ 俺は船乗り 海つばめ 海つばめ 人に 人に無理言う 柄でなし
涙はよせよ(セリフ)涙はよせよ  二人だけの 夜じゃないか 泣くなんて 君らしくないさ 僕の恋人なら いつも笑顔を見せてくれ 誰よりも好きなんだ 愛しているさ だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  泣いてないで 言ってごらん 思いきり 甘えてもいいさ 愛し合ってるなら そっと見交わすだけでいい 僕だけに 判るんだ 恋人だもの だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  なんで君を 離すものか いつまでも 抱きしめていたい 君を捨てるのなら こんな想いをするものか 僕だって 泣きたいよ 愛しているさ だから 涙はよせよ石原裕次郎滝田順鶴岡雅義山倉たかし(セリフ)涙はよせよ  二人だけの 夜じゃないか 泣くなんて 君らしくないさ 僕の恋人なら いつも笑顔を見せてくれ 誰よりも好きなんだ 愛しているさ だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  泣いてないで 言ってごらん 思いきり 甘えてもいいさ 愛し合ってるなら そっと見交わすだけでいい 僕だけに 判るんだ 恋人だもの だから 涙はよせよ  (セリフ)涙はよせよ  なんで君を 離すものか いつまでも 抱きしめていたい 君を捨てるのなら こんな想いをするものか 僕だって 泣きたいよ 愛しているさ だから 涙はよせよ
涙は俺がふく泣いたらいいさ 女は泣くもの あとで可愛い 笑顔を見せるもの 幸せを 見失い 死ぬほど 苦労したんだね 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  やつれるほどに それほどけなげに 俺の帰りを 待っててくれたのか お前こそ 大切な 人だと やっと 気がついた 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  杏の花が 薄紅色だよ 丁度 去年の別れの頃のよに もう二度と お前には 悲しい思い させないさ 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく石原裕次郎なかにし礼弦哲也竜崎孝路泣いたらいいさ 女は泣くもの あとで可愛い 笑顔を見せるもの 幸せを 見失い 死ぬほど 苦労したんだね 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  やつれるほどに それほどけなげに 俺の帰りを 待っててくれたのか お前こそ 大切な 人だと やっと 気がついた 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく  杏の花が 薄紅色だよ 丁度 去年の別れの頃のよに もう二度と お前には 悲しい思い させないさ 泣くがいい 泣くがいい 涙は俺がふく
泪が燃える君は倖せ うすい女 俺は孤独の ながれ者 ああ愛しても ひと夜かぎりの 愛ゆえに 死ぬほど泣かねば ならない二人  もしも俺らが 堅気なら 抱いてやりたい 君だけど ああうち明けて 苦しめるのが 辛いから つれない素振りで 重ねるグラス  情けひとつも かけないで 夢のひとつも 残さずに ああ別れゆく 俺は無情な 奴だけど 心じゃ泣いてる 泪が燃える石原裕次郎大高ひさを野崎真一山倉たかし君は倖せ うすい女 俺は孤独の ながれ者 ああ愛しても ひと夜かぎりの 愛ゆえに 死ぬほど泣かねば ならない二人  もしも俺らが 堅気なら 抱いてやりたい 君だけど ああうち明けて 苦しめるのが 辛いから つれない素振りで 重ねるグラス  情けひとつも かけないで 夢のひとつも 残さずに ああ別れゆく 俺は無情な 奴だけど 心じゃ泣いてる 泪が燃える
波千里赤い夕日の 波止場を出たら 船がたよりの 波千里 鳴くなマストの つばめ鳥 男じゃあれど 眼が痛い  ドラに急かれて テープを捨てて 今日はここまで 来は来たが 明日のさだめは 波まくら あの娘の夢を 見たかろさ  波の背の背は はてないけれど 心あるかよ やませ風 月の潮路の うたごえを 故郷の空に 伝えてよ石原裕次郎門井八郎上原賢六塩瀬重雄赤い夕日の 波止場を出たら 船がたよりの 波千里 鳴くなマストの つばめ鳥 男じゃあれど 眼が痛い  ドラに急かれて テープを捨てて 今日はここまで 来は来たが 明日のさだめは 波まくら あの娘の夢を 見たかろさ  波の背の背は はてないけれど 心あるかよ やませ風 月の潮路の うたごえを 故郷の空に 伝えてよ
並木の雨並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして 帰る姿の なつかしや  並木の路は 遠い路 何時か別れた あの人の 帰り来る日は 何時であろ  並木の路に 雨が降る 何処か似ている 人故に 後姿の なつかしや石原裕次郎高橋掬太郎原野為二並木の路に 雨が降る どこの人やら 傘さして 帰る姿の なつかしや  並木の路は 遠い路 何時か別れた あの人の 帰り来る日は 何時であろ  並木の路に 雨が降る 何処か似ている 人故に 後姿の なつかしや
懐しのブルース古い日記の ページには 涙のあとも そのままに かえらぬ夢の なつかしく 頬すり寄せる わびしさよ あゝ 懐しのブルースは 涙にぬれて 歌う唄  ひとつ浮雲 夜の空 何故にか胸に しみじみと 思い出遠く ながれ行く 心にも似た かなしさよ あゝ 懐しのブルースは ひとりさびしく 歌う唄  重く悲しい 歌なれど 生きて行く身の つれづれに 夕闇遠い 行末の のぞみはかなく くちづさむ あゝ 懐しのブルースは この世の夢を 歌う唄石原裕次郎藤浦洸万城目正古い日記の ページには 涙のあとも そのままに かえらぬ夢の なつかしく 頬すり寄せる わびしさよ あゝ 懐しのブルースは 涙にぬれて 歌う唄  ひとつ浮雲 夜の空 何故にか胸に しみじみと 思い出遠く ながれ行く 心にも似た かなしさよ あゝ 懐しのブルースは ひとりさびしく 歌う唄  重く悲しい 歌なれど 生きて行く身の つれづれに 夕闇遠い 行末の のぞみはかなく くちづさむ あゝ 懐しのブルースは この世の夢を 歌う唄
何故か愛せないあともどり出来ぬ 俺の人生は ビルの谷間を 吹き抜ける 風のまにまに どこへ行く 道ばたに咲いてる 可憐な花に 立ち止まる足許に 涙が落ちる  (セリフ)さようなら 小さな思い出 何故か 愛せない  汚れてしまった 俺の悲しみは ほこりまみれの 街灯か 雨にうたれて ただ一人 夢にみるあたたかさ やさしい心 みたされぬ唇が 求めて歌う  (セリフ)君にわかるかな 何故か 愛せない  捨てどころない 俺の淋しさは 重い足音 影法師 きっと死ぬまで つきまとう 幸せにあふれてた 幼い頃よ あの頃のほほえみを みつけるまでは  (セリフ)もう少し 待っていてくれないか 何故か 愛せない石原裕次郎なかにし礼鈴木淳鈴木淳あともどり出来ぬ 俺の人生は ビルの谷間を 吹き抜ける 風のまにまに どこへ行く 道ばたに咲いてる 可憐な花に 立ち止まる足許に 涙が落ちる  (セリフ)さようなら 小さな思い出 何故か 愛せない  汚れてしまった 俺の悲しみは ほこりまみれの 街灯か 雨にうたれて ただ一人 夢にみるあたたかさ やさしい心 みたされぬ唇が 求めて歌う  (セリフ)君にわかるかな 何故か 愛せない  捨てどころない 俺の淋しさは 重い足音 影法師 きっと死ぬまで つきまとう 幸せにあふれてた 幼い頃よ あの頃のほほえみを みつけるまでは  (セリフ)もう少し 待っていてくれないか 何故か 愛せない
嘆きのメロディーGOLD LYLIC淋しい背中を たとえ丸めても ひきずるその影は 消せはしない 過去を話せば ひとつやふたつ だれにも言えない 心の傷がある 終りない旅の 終着駅に いつの日か ひとりで たどりつくだけ 風よお前は 知っているのか 人はだれでも 嘆きのメロディー  煙草のけむりを たとえゆらしても 心のやすらぎは 探せないさ 道の小石を かかとでければ はかなく夢さえ 胸から消えてゆく 終りない旅の 目覚めた朝も ふりむけば ぬけがら そこにあるだけ 風よお前は 知っているのか 人はだれでも 嘆きのメロディー  風よお前は 知っているのか 人はだれでも 嘆きのメロディーGOLD LYLIC石原裕次郎荒木とよひさ三木たかし淋しい背中を たとえ丸めても ひきずるその影は 消せはしない 過去を話せば ひとつやふたつ だれにも言えない 心の傷がある 終りない旅の 終着駅に いつの日か ひとりで たどりつくだけ 風よお前は 知っているのか 人はだれでも 嘆きのメロディー  煙草のけむりを たとえゆらしても 心のやすらぎは 探せないさ 道の小石を かかとでければ はかなく夢さえ 胸から消えてゆく 終りない旅の 目覚めた朝も ふりむけば ぬけがら そこにあるだけ 風よお前は 知っているのか 人はだれでも 嘆きのメロディー  風よお前は 知っているのか 人はだれでも 嘆きのメロディー
泣くのはおよしさよならと言えずに 泣くのはおよし わがままな恋人 困らせないで 叱りながらも おまえを見つめ そっと涙を 拭いてやる ああ 夜霧がせつない 別れ街角 こんなに好きな 二人じゃないか  やるせないカクテル 無理して呑んで おとなぶる横顔 なおいじらしい だからおまえを 綺麗なままで 帰したいのさ 夜の街 ああ 囁く言葉は 甘いブルース いつものように 笑っておくれ  あの橋のところで 車をひろい 右・左 今夜は別れてゆこう ごらんちいさな 時計の針も 午前零時を 指している ああ おまえの瞼に 残すくちづけ 明日も逢える 二人じゃないか石原裕次郎池田充男野崎真一小谷充さよならと言えずに 泣くのはおよし わがままな恋人 困らせないで 叱りながらも おまえを見つめ そっと涙を 拭いてやる ああ 夜霧がせつない 別れ街角 こんなに好きな 二人じゃないか  やるせないカクテル 無理して呑んで おとなぶる横顔 なおいじらしい だからおまえを 綺麗なままで 帰したいのさ 夜の街 ああ 囁く言葉は 甘いブルース いつものように 笑っておくれ  あの橋のところで 車をひろい 右・左 今夜は別れてゆこう ごらんちいさな 時計の針も 午前零時を 指している ああ おまえの瞼に 残すくちづけ 明日も逢える 二人じゃないか
啼くな小鳩よ啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互の胸に 抱いて居ようよ おもかげを  旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を  さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い石原裕次郎高橋掬太郎飯田三郎啼くな小鳩よ 心の妻よ なまじなかれりゃ 未練がからむ たとえ別りょと 互の胸に 抱いて居ようよ おもかげを  旅ははるばる 涯ないとても 呼べば届くよ 夜毎の夢に 思い出したら 祈ろじゃないか つきぬえにしを 身の幸を  さらば小鳩よ 心の妻よ 瞳曇るな また逢う日まで 帽子振り振り 後ふり向けば 暁(あけ)の野風が ただ寒い
泣き虫酒場元気を出せよと なだめた奴が かげで睫毛を ぬらしてる 小糠雨ふる 場末の街で なんだかなんだか 知らないが みんな泣きたく なる酒場  天下を取るよな お風呂敷も 恋に破れた ハンカチも 遠いジンタの ラッパの音に ぐっしょりぐっしょり ぬれながら みんな泣いてる 縄のれん  男が泣きたく なるよな晩は なまじとめるな さめるまで 思う存分 お泣きなさいと しんみりしんみり 泣きながら いつかマダムも 泣いている石原裕次郎門井八郎上条たけし塩瀬重雄元気を出せよと なだめた奴が かげで睫毛を ぬらしてる 小糠雨ふる 場末の街で なんだかなんだか 知らないが みんな泣きたく なる酒場  天下を取るよな お風呂敷も 恋に破れた ハンカチも 遠いジンタの ラッパの音に ぐっしょりぐっしょり ぬれながら みんな泣いてる 縄のれん  男が泣きたく なるよな晩は なまじとめるな さめるまで 思う存分 お泣きなさいと しんみりしんみり 泣きながら いつかマダムも 泣いている
泣きはしないさ泣きはしないさ 泣かないさ 花は咲いてもやがて散る 恋の生命は短いものよ 顔を反向けて歩くのは 街の灯りが まぶしいからさ  泣きはしないさ 泣かないさ 夜の屋台のコップ酒 持ったこの手が ふるえていても 涙こらえるためじゃない ちょっと寒気が するからなのさ  泣きはしないさ 泣かないさ 誰が泣いたりするものか 俺の頬ぺた一筋つたう これが涙であったとて 別れつらさの 涙じゃないさ石原裕次郎鹿倉ひろし上原賢六山田栄一泣きはしないさ 泣かないさ 花は咲いてもやがて散る 恋の生命は短いものよ 顔を反向けて歩くのは 街の灯りが まぶしいからさ  泣きはしないさ 泣かないさ 夜の屋台のコップ酒 持ったこの手が ふるえていても 涙こらえるためじゃない ちょっと寒気が するからなのさ  泣きはしないさ 泣かないさ 誰が泣いたりするものか 俺の頬ぺた一筋つたう これが涙であったとて 別れつらさの 涙じゃないさ
泣きながら微笑んで逢うときは いつも他人の恋だった 噂と影におびえては 夜霧の森で 泣いていた 恋の終りの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  くちづけは いつも別れの味だった 誰も許さぬ 恋だから 街の灯影も 暗かった 恋の別れの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで石原裕次郎石原慎太郎石原慎太郎小谷充逢うときは いつも他人の恋だった 噂と影におびえては 夜霧の森で 泣いていた 恋の終りの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  くちづけは いつも別れの味だった 誰も許さぬ 恋だから 街の灯影も 暗かった 恋の別れの 思い出に 泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ  泣きながら 微笑んで ワルツを踊ろうよ 泣きながら 微笑んで
泣かせるぜGOLD LYLIC離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ  貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ  帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜGOLD LYLIC石原裕次郎滝田順鶴岡雅義離さない もう離さない すがりつく あの娘の 長いまつげが 濡れている それ程までに 愛してくれる 初心(うぶ)なあの娘の 純情が ああ 俺を泣かせるぜ  貴方だけ ただ貴方だけ なにもかも 貴方に 云ってはじらう 白い顔 夜更けの星が 見つめていても 抱いてやりたい いじらしさ ああ 俺を泣かせるぜ  帰さない もう帰さない いつまでも このまま 胸に抱かれて いたいのに 無情の風が 別れの時刻(とき)を 告げるせつない 夜の道 ああ 俺を泣かせるぜ
利根の船頭唄利根の河原の 舟宿は 枯れたすすきの 吹きさらし 泣くな妹よ 淋しさを 水に流してヨ 幼なじみのヨ 歌でゆこ  ひとつ ふたアつ 想い出を たどる兄妹 下り舟 親を探して 飛ぶ鳥を 見ればほろりとヨ 熱い泪がヨ こみ上げる  夢を頼りに 春を待つ 流れ浮草 川育ち 泣くな妹よ 兄さんが きっと幸福ヨ 可愛いおまえにヨ 呼んでやろ石原裕次郎池田充男野崎真一野崎真一利根の河原の 舟宿は 枯れたすすきの 吹きさらし 泣くな妹よ 淋しさを 水に流してヨ 幼なじみのヨ 歌でゆこ  ひとつ ふたアつ 想い出を たどる兄妹 下り舟 親を探して 飛ぶ鳥を 見ればほろりとヨ 熱い泪がヨ こみ上げる  夢を頼りに 春を待つ 流れ浮草 川育ち 泣くな妹よ 兄さんが きっと幸福ヨ 可愛いおまえにヨ 呼んでやろ
時間よお前は…泣くな 泣くなよ 俺の相棒よ 今は 死ぬほど つらくても 時間(とき)がすべてを 洗いながして 消してくれるはずだよ さよなら 今 この ひと時 さよなら 今日という 一日 タバコを かかとで もみ消し ふりむけば 夢のかけらよ  憶えているかい 俺の恋人よ 二人 別れに 泣いた日を いっそ このまま 死んでしまおうと 心決めた あの日を さよなら あふれる涙よ さよなら 別れの悲しみ 涙でつづった 日記も 日がたてば おとぎ話さ  時間(とき)よ お前は なんて素晴らしい すべてを 美しくしてくれる そして やがては 思い出さえも 遠く連れて ゆくのさ ありがとう 時間(とき)の ながれよ ありがとう 過ぎゆく人生 指からのがれて こぼれる 砂浜の 砂の いとしさ石原裕次郎なかにし礼浜圭介泣くな 泣くなよ 俺の相棒よ 今は 死ぬほど つらくても 時間(とき)がすべてを 洗いながして 消してくれるはずだよ さよなら 今 この ひと時 さよなら 今日という 一日 タバコを かかとで もみ消し ふりむけば 夢のかけらよ  憶えているかい 俺の恋人よ 二人 別れに 泣いた日を いっそ このまま 死んでしまおうと 心決めた あの日を さよなら あふれる涙よ さよなら 別れの悲しみ 涙でつづった 日記も 日がたてば おとぎ話さ  時間(とき)よ お前は なんて素晴らしい すべてを 美しくしてくれる そして やがては 思い出さえも 遠く連れて ゆくのさ ありがとう 時間(とき)の ながれよ ありがとう 過ぎゆく人生 指からのがれて こぼれる 砂浜の 砂の いとしさ
時には母のない子のように時には母のない子のように だまって海をみつめていたい 時には母のない子のように ひとりで旅に出てみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない  時には母のない子のように 長い手紙を書いてみたい 時には母のない子のように 大きな声で叫んでみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない石原裕次郎寺山修司田中未知時には母のない子のように だまって海をみつめていたい 時には母のない子のように ひとりで旅に出てみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない  時には母のない子のように 長い手紙を書いてみたい 時には母のない子のように 大きな声で叫んでみたい だけど心はすぐかわる 母のない子になったなら だれにも愛を話せない
東京ラプソディー花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは君ひとり 君ひとり 逢えば行く ティールーム 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京  現(うつつ)に夢見る君の 神田は想い出の街 今もこの胸に この胸に ニコライの 鐘も鳴る 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京  明けても暮れても唄う ジャズの浅草行けば 恋の踊り子の 踊り子の 黒子(ほくろ)さえ 忘られぬ 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京  夜更けにひととき寄せて なまめく新宿駅の あの娘はダンサーか ダンサーか 気にかかる あの指環 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京石原裕次郎門田ゆたか古賀政男花咲き花散る宵も 銀座の柳の下で 待つは君ひとり 君ひとり 逢えば行く ティールーム 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京  現(うつつ)に夢見る君の 神田は想い出の街 今もこの胸に この胸に ニコライの 鐘も鳴る 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京  明けても暮れても唄う ジャズの浅草行けば 恋の踊り子の 踊り子の 黒子(ほくろ)さえ 忘られぬ 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京  夜更けにひととき寄せて なまめく新宿駅の あの娘はダンサーか ダンサーか 気にかかる あの指環 楽し都 恋の都 夢の楽園(パラダイス)よ 花の東京
東京の夜別れがつらいと 泣いているよな 雨にぬれてる 新宿の街 やっとみつけた 幸せなのに 誰がこわして しまうのか 今夜かぎりの 東京の夜  おまえの涙を ふいているのに 俺が泣いてる 外苑通り 愛しきれない おまえを抱いて 夜にこのまま とけたいが 夢も冷たい 東京の夜  帰りたくないと すねるおまえを そっと見送る 青山あたり 俺の背中を つきさすように 別れないでと 泣く声が 今も聞える 東京の夜石原裕次郎わだじゅんこ曽根幸明山倉たかし別れがつらいと 泣いているよな 雨にぬれてる 新宿の街 やっとみつけた 幸せなのに 誰がこわして しまうのか 今夜かぎりの 東京の夜  おまえの涙を ふいているのに 俺が泣いてる 外苑通り 愛しきれない おまえを抱いて 夜にこのまま とけたいが 夢も冷たい 東京の夜  帰りたくないと すねるおまえを そっと見送る 青山あたり 俺の背中を つきさすように 別れないでと 泣く声が 今も聞える 東京の夜
東京の日曜日風が吹く 風が吹く 俺とあんたの ために吹く 夢が飛ぶ 夢が飛ぶ 若い二人の ために飛ぶ 泪をこらえて 生きて来た 二十台の命に ほのぼのと 明るい陽ざしの 朝が来る ああ東京の 東京の日曜日  夜が来る 夜が来る 俺とあんたの ために来る 鐘が鳴る 鐘が鳴る 若い二人の ために鳴る 和光の時計の 針の様に せつなく寄りそう 影と影 零時の心が また燃える ああ東京の 東京の日曜日石原裕次郎大高ひさを鏑木創鏑木創風が吹く 風が吹く 俺とあんたの ために吹く 夢が飛ぶ 夢が飛ぶ 若い二人の ために飛ぶ 泪をこらえて 生きて来た 二十台の命に ほのぼのと 明るい陽ざしの 朝が来る ああ東京の 東京の日曜日  夜が来る 夜が来る 俺とあんたの ために来る 鐘が鳴る 鐘が鳴る 若い二人の ために鳴る 和光の時計の 針の様に せつなく寄りそう 影と影 零時の心が また燃える ああ東京の 東京の日曜日
東京の何処かで暗い灯影を 踏みながら 遠い思い出 たどりゆく 夜空にこぼれる 星屑は 東京の何処かで 泣いている 可愛いあの娘の 涙やら  燃えて重ねた くちびるに 嘘はなかった 震えてた 夜風のささやき 聞きながら 二人で夢みた しあわせを 何んで見捨てて 行ったやら  探し疲れた この胸に 早く戻って 来ておくれ 夜更けて きらめく星空を 東京の何処かの 街角で 可愛いあの娘も 見てるやら石原裕次郎渋谷郁男野崎真一塩瀬重雄暗い灯影を 踏みながら 遠い思い出 たどりゆく 夜空にこぼれる 星屑は 東京の何処かで 泣いている 可愛いあの娘の 涙やら  燃えて重ねた くちびるに 嘘はなかった 震えてた 夜風のささやき 聞きながら 二人で夢みた しあわせを 何んで見捨てて 行ったやら  探し疲れた この胸に 早く戻って 来ておくれ 夜更けて きらめく星空を 東京の何処かの 街角で 可愛いあの娘も 見てるやら
東京午前三時真っ紅なドレスがよく似合う あの娘想うてむせぶのか ナイト・クラブの青い灯に 甘くやさしいサキソホン ああ、東京の 夜の名残りの午前三時よ  可愛いい顔して街角の 白い夜霧に濡れながら 待っていそうな気もするが あの娘、気ままな流れ星 ああ、東京の 恋の名残りの午前三時よ  おもかげまぶたに裏路へ 出れば冷たいアスファルト 似た娘乗せてくキャデラック テイル・ランプがただ赤い ああ、東京の 夜の名残りの午前三時よ石原裕次郎佐伯孝夫吉田正真っ紅なドレスがよく似合う あの娘想うてむせぶのか ナイト・クラブの青い灯に 甘くやさしいサキソホン ああ、東京の 夜の名残りの午前三時よ  可愛いい顔して街角の 白い夜霧に濡れながら 待っていそうな気もするが あの娘、気ままな流れ星 ああ、東京の 恋の名残りの午前三時よ  おもかげまぶたに裏路へ 出れば冷たいアスファルト 似た娘乗せてくキャデラック テイル・ランプがただ赤い ああ、東京の 夜の名残りの午前三時よ
でっかい青空でっかい海を下に見て でっかいあくびをひとつすりゃ 夢はたちまち 世界をめぐる でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい砂漠のまんなかで でっかい声で歌ったら スフィンクスが くしゃみをしたぜ でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい気持のおれたちが でっかい顔して笑ったら ピラミッドが 小ちゃく見えた でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと石原裕次郎谷川俊太郎六条隆六条隆でっかい海を下に見て でっかいあくびをひとつすりゃ 夢はたちまち 世界をめぐる でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい砂漠のまんなかで でっかい声で歌ったら スフィンクスが くしゃみをしたぜ でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと  でっかい気持のおれたちが でっかい顔して笑ったら ピラミッドが 小ちゃく見えた でっかい青空 帽子のつもり でっかい地球が おれのふるさと
天と地を駈ける男雨だ 霧だ 嵐だ 俺らの地球は 逆さまだ 恋の地図の フライトプラン そっとあの娘に 囁けば 雲が呼ぶ 夢が飛ぶ 風が鳴る 風が鳴る 空は― 空は男の 泣きどころさ  酒だ 金だ 女だ 俺らの地球は 逆さまだ 泪こらえて 操縦桿押せば 人の情けと 言う奴が 七色の 虹の輪に のぞいてる のぞいてる 空は― 空は男の 泣きどころさ石原裕次郎大高ひさを小杉太一郎小杉太一郎雨だ 霧だ 嵐だ 俺らの地球は 逆さまだ 恋の地図の フライトプラン そっとあの娘に 囁けば 雲が呼ぶ 夢が飛ぶ 風が鳴る 風が鳴る 空は― 空は男の 泣きどころさ  酒だ 金だ 女だ 俺らの地球は 逆さまだ 泪こらえて 操縦桿押せば 人の情けと 言う奴が 七色の 虹の輪に のぞいてる のぞいてる 空は― 空は男の 泣きどころさ
天下を取る天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 力とレディにゃ 意地と押し 俺たち新米 社員には 男を売り出す 虎の巻 オイコラ参謀! 抜かりはないか 嵐が呼ぶ呼ぶ 腕が鳴る  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 俺たち社長に なる頃は あの娘もがっちり 淀君で 浮気の虫など ペチャンコさ オイコラ参謀! 杯あげろ 今夜の天下は 俺のもの  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ ゴルフに外遊 自家用車 課長や部長も いいけれど 俺たち目ざすは 社長椅子 オイコラ参謀! くよくよするな 夢ならでっかい やつを見ろ石原裕次郎大高ひさを野崎真一小杉太一郎天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 力とレディにゃ 意地と押し 俺たち新米 社員には 男を売り出す 虎の巻 オイコラ参謀! 抜かりはないか 嵐が呼ぶ呼ぶ 腕が鳴る  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ 俺たち社長に なる頃は あの娘もがっちり 淀君で 浮気の虫など ペチャンコさ オイコラ参謀! 杯あげろ 今夜の天下は 俺のもの  天下を取る 天下を取る 天下を取るぞ ゴルフに外遊 自家用車 課長や部長も いいけれど 俺たち目ざすは 社長椅子 オイコラ参謀! くよくよするな 夢ならでっかい やつを見ろ
露子の手紙露子 露子- 君の手紙を 繰りかえし かみしめるように なんども読んだ 無事でいたのが うれしくて 恥かしいほど 瞼が濡れた  北の 北の- 遠いいで湯の 町からと それだけを書いて ところは無いが せめても一度 逢えぬのか 雪の他国が 寂しかないか  露子 露子- 衿のほくろを 思いだす かえらない夢と あきらめらりょか なみだこぼした しみの跡 君の手紙が ふびんでならぬ石原裕次郎萩原四朗曽根幸明曽根幸明露子 露子- 君の手紙を 繰りかえし かみしめるように なんども読んだ 無事でいたのが うれしくて 恥かしいほど 瞼が濡れた  北の 北の- 遠いいで湯の 町からと それだけを書いて ところは無いが せめても一度 逢えぬのか 雪の他国が 寂しかないか  露子 露子- 衿のほくろを 思いだす かえらない夢と あきらめらりょか なみだこぼした しみの跡 君の手紙が ふびんでならぬ
露子に逢いたい誰がつけたか あんなよい名を持ちながら いつも露子の 睫毛がぬれた 親を知らない みなし児なのに 石で追われて 村から消えた  Mmm…  変るすがたを 去年東京の うら街で ちらり見たとの 噂をきいた 旅の役者の 一座にまじり 汽車に乗るのを 見たとも聞いた  どこにいるのか 襟のほくろを 思いだす 丁度二年か 苦労をしたろう 逢うてしみじみ 話がしたい 誰か露子を さがしておくれ石原裕次郎丸山環久慈ひろし誰がつけたか あんなよい名を持ちながら いつも露子の 睫毛がぬれた 親を知らない みなし児なのに 石で追われて 村から消えた  Mmm…  変るすがたを 去年東京の うら街で ちらり見たとの 噂をきいた 旅の役者の 一座にまじり 汽車に乗るのを 見たとも聞いた  どこにいるのか 襟のほくろを 思いだす 丁度二年か 苦労をしたろう 逢うてしみじみ 話がしたい 誰か露子を さがしておくれ
二人暮らした アパートを 一人一人で 出て行くの すんだ事なの 今はもう とてもきれいな 夢なのよ 貴方でなくて できはしない すてきな夢を 持つことよ もうよしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ  若かったのね お互いに あの頃のこと うそみたい もうしばらくは この道も 歩きたくない 何となく 私のことは 大丈夫よ そんな顔して どうしたの もうよしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ石原裕次郎平岡精二平岡精二二人暮らした アパートを 一人一人で 出て行くの すんだ事なの 今はもう とてもきれいな 夢なのよ 貴方でなくて できはしない すてきな夢を 持つことよ もうよしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ  若かったのね お互いに あの頃のこと うそみたい もうしばらくは この道も 歩きたくない 何となく 私のことは 大丈夫よ そんな顔して どうしたの もうよしなさい 悪い癖 爪を噛むのは よくないわ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
妻恋道中好いた女房に 三下り半を 投げて長脇差(ながどす) 永の旅 怨むまいぞえ 俺等のことは またの浮世で 逢うまでは  惚れていながら 惚れない素振り それがやくざの 恋とやら 二度と添うまい 街道がらす 阿呆阿呆で 旅ぐらし  泣いてなるかと 心に誓や 誓う矢先に またほろり 馬鹿を承知の 俺等の胸を 何故に泣かすか 今朝の風石原裕次郎藤田まさと阿部武雄好いた女房に 三下り半を 投げて長脇差(ながどす) 永の旅 怨むまいぞえ 俺等のことは またの浮世で 逢うまでは  惚れていながら 惚れない素振り それがやくざの 恋とやら 二度と添うまい 街道がらす 阿呆阿呆で 旅ぐらし  泣いてなるかと 心に誓や 誓う矢先に またほろり 馬鹿を承知の 俺等の胸を 何故に泣かすか 今朝の風
月がとっても青いから月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸の 並木路は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで サ、帰ろう  月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで サ、帰ろう  月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木みち 二人っきりで サ、帰ろう石原裕次郎清水みのる陸奥明月がとっても 青いから 遠廻りして 帰ろう あの鈴懸の 並木路は 想い出の 小径よ 腕を優しく 組み合って 二人っきりで サ、帰ろう  月の雫に 濡れながら 遠廻りして 帰ろう ふとゆきずりに 知り合った 想い出の この径 夢をいとしく 抱きしめて 二人っきりで サ、帰ろう  月もあんなに うるむから 遠廻りして 帰ろう もう今日かぎり 逢えぬとも 想い出は 捨てずに 君と誓った 並木みち 二人っきりで サ、帰ろう
月影の男お前が泣けば 俺も泣けるぜ 別れ街角 いつまでも 二人の心はひとつ やさしく さよなら さようなら ああ東京の 月青く 影を濡らすよ  流れる星は 夢をなくした 夜のためいき 幸福が 二つに割れないように 指切りしながら さようなら ああ東京の 風甘く 胸にしみるよ  別れてしばし 逢えるあてない あつい口吻 それまでは せめても夜毎の夢に せつなく ささやく さようなら ああ東京の 月に泣く 男ごころよ石原裕次郎猪又良山田絃伊藤恒久お前が泣けば 俺も泣けるぜ 別れ街角 いつまでも 二人の心はひとつ やさしく さよなら さようなら ああ東京の 月青く 影を濡らすよ  流れる星は 夢をなくした 夜のためいき 幸福が 二つに割れないように 指切りしながら さようなら ああ東京の 風甘く 胸にしみるよ  別れてしばし 逢えるあてない あつい口吻 それまでは せめても夜毎の夢に せつなく ささやく さようなら ああ東京の 月に泣く 男ごころよ
千切れ飛ぶ愛情哀愁の ライトがにじむ 重い心を乗せて行く キャデラック あの娘に別れた 淋しさが 消える涯まで 突走る 男 一人の ドライブウエー  愛情を 振り切る辛さ 二重瞼の横顔が また浮ぶ 夜霧に冷めたく 白、白と 続く果ない アスハルト 泪ばかりが たゞ熱い  降りそそぐ 未練に濡れて バックナンバーに 沁みついた 泥一つ いのちのアクセル 踏みしめりゃ 夜も狭霧も 真二つ 割れて千切れて 咽び泣く石原裕次郎池田充男上原賢六池田孝哀愁の ライトがにじむ 重い心を乗せて行く キャデラック あの娘に別れた 淋しさが 消える涯まで 突走る 男 一人の ドライブウエー  愛情を 振り切る辛さ 二重瞼の横顔が また浮ぶ 夜霧に冷めたく 白、白と 続く果ない アスハルト 泪ばかりが たゞ熱い  降りそそぐ 未練に濡れて バックナンバーに 沁みついた 泥一つ いのちのアクセル 踏みしめりゃ 夜も狭霧も 真二つ 割れて千切れて 咽び泣く
誰もいない海今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと  今はもう秋 誰もいない海 たったひとつの 夢が破れても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと  今はもう秋 誰もいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと石原裕次郎山口洋子内藤法美今はもう秋 誰もいない海 知らん顔して 人がゆきすぎても わたしは忘れない 海に約束したから つらくても つらくても 死にはしないと  今はもう秋 誰もいない海 たったひとつの 夢が破れても わたしは忘れない 砂に約束したから 淋しくても 淋しくても 死にはしないと  今はもう秋 誰もいない海 いとしい面影 帰らなくても わたしは忘れない 空に約束したから ひとりでも ひとりでも 死にはしないと
誰か故郷を想わざる花摘む野辺に 日は落ちて みんなで肩を 組みながら 唄をうたった 帰りみち 幼馴染の あの友この友 あゝ誰か故郷を 想わざる  ひとりの姉が 嫁ぐ夜に 小川の岸で さみしさに 泣いた涙の なつかしさ 幼馴染の あの山この川 あゝ誰か故郷を 想わざる  都に雨の 降る夜は 涙に胸も しめりがち 遠く呼ぶのは 誰の声 幼馴染の あの夢この夢 あゝ誰か故郷を 想わざる石原裕次郎西條八十古賀政男花摘む野辺に 日は落ちて みんなで肩を 組みながら 唄をうたった 帰りみち 幼馴染の あの友この友 あゝ誰か故郷を 想わざる  ひとりの姉が 嫁ぐ夜に 小川の岸で さみしさに 泣いた涙の なつかしさ 幼馴染の あの山この川 あゝ誰か故郷を 想わざる  都に雨の 降る夜は 涙に胸も しめりがち 遠く呼ぶのは 誰の声 幼馴染の あの夢この夢 あゝ誰か故郷を 想わざる
ダイナ/DINAHおゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝベイビー ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ  おゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝベイビー ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ オーマイダイナリー石原裕次郎S.M.LEWIS・J.YOUNGH.AKSTおゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝベイビー ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ  おゝダイナ 私の恋人 胸にえがくは 美わしき姿 おゝベイビー ダイナ… 紅き唇 我に囁け 愛の言葉を あゝ夜毎君の瞳 慕わしく 想い狂わしく おゝダイナ… 許せよくちづけ 我が胸ふるえる 私のダイナ オーマイダイナリー
旅姿三人男清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵 粋な小政の 粋な小政の 旅すがた  富士の高嶺の 白雪が とけて流れる 真清水(ましみず)で 男みがいた 勇み肌 なんで大政 なんで大政 故郷を売る  腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松 よい男石原裕次郎宮本旅人鈴木哲夫清水港の 名物は お茶の香りと 男伊達 見たか聞いたか あの啖呵 粋な小政の 粋な小政の 旅すがた  富士の高嶺の 白雪が とけて流れる 真清水(ましみず)で 男みがいた 勇み肌 なんで大政 なんで大政 故郷を売る  腕と度胸じゃ 負けないが 人情からめば ついほろり 見えぬ片眼に 出る涙 森の石松 森の石松 よい男
旅笠道中夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ 俺等の旅は 風のまにまに 吹きさらし  風が変われば 俺等も変わる 仁義双六 丁半かけて 渡るやくざの たよりなさ  亭主持つなら 堅気をおもち とかくやくざは 苦労の種よ 恋も人情も 旅の空石原裕次郎藤田まさと大村能章夜が冷たい 心が寒い 渡り鳥かよ 俺等の旅は 風のまにまに 吹きさらし  風が変われば 俺等も変わる 仁義双六 丁半かけて 渡るやくざの たよりなさ  亭主持つなら 堅気をおもち とかくやくざは 苦労の種よ 恋も人情も 旅の空
たとえばヨコハマアドリブの冴えた ジャズメンがいれば 酒が美味い たとえばヨコハマ 別れたおんなが いかしたおとこと 眼のまえで 踊っていても 揺れるハーバーライト 少し切なくて 少し幸せな夜さ  古いホテルには 懐かしいピアノ とても似合う たとえばヨコハマ 港に流れる 霧笛はサックス サテン着た おんなが笑う 揺れるハーバーライト おもいでの街で おもいでを作る二人  ホンキートンクが センチメンタルに ひびいてる 酒場もいいさ 揺れるハーバーライト 優しい気分で 昔に還ろう二人石原裕次郎杉紀彦小谷充小谷充アドリブの冴えた ジャズメンがいれば 酒が美味い たとえばヨコハマ 別れたおんなが いかしたおとこと 眼のまえで 踊っていても 揺れるハーバーライト 少し切なくて 少し幸せな夜さ  古いホテルには 懐かしいピアノ とても似合う たとえばヨコハマ 港に流れる 霧笛はサックス サテン着た おんなが笑う 揺れるハーバーライト おもいでの街で おもいでを作る二人  ホンキートンクが センチメンタルに ひびいてる 酒場もいいさ 揺れるハーバーライト 優しい気分で 昔に還ろう二人
それぞれの旅それぞれの人生に 疲れることはありませんか 足を早め 街をゆく人の群れ 西の空の ああ夕日さえ気づかない  どん行の汽車になど 乗りたいことはありませんか うつら、うつら 目を閉じて揺れながら 雪の深い ああ北国へ来るもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  それぞれの人生に 疲れることはありませんか 背中まるく 木枯らしをよけながら 地下の駅へ ああ今日もまた 降りてゆく  温かい暖炉など 恋しいことはありませんか うつら、うつら 雪嵐ききながら酒に酔って ああ手枕で 眠るのもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように石原裕次郎池田充男長戸大幸小谷充それぞれの人生に 疲れることはありませんか 足を早め 街をゆく人の群れ 西の空の ああ夕日さえ気づかない  どん行の汽車になど 乗りたいことはありませんか うつら、うつら 目を閉じて揺れながら 雪の深い ああ北国へ来るもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  それぞれの人生に 疲れることはありませんか 背中まるく 木枯らしをよけながら 地下の駅へ ああ今日もまた 降りてゆく  温かい暖炉など 恋しいことはありませんか うつら、うつら 雪嵐ききながら酒に酔って ああ手枕で 眠るのもいい  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように  どうぞ貴方 僕は待っている どうぞ どうぞ その時 手袋と帽子と ブーツを 忘れないように
そっとおやすみ化粧の後の かがみの前で いつも貴方の手を借りた 背中のボタンがとめにくい 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい  もう陽にやけた タタミのにおい 白いフスマに傷ついた けんかの名残りも悲しそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい  別れの夜の 涙のしずく 星も流れて散ってゆく 今夜のベッドも冷たそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい そっとそっと お休みなさい石原裕次郎クニ河内クニ河内化粧の後の かがみの前で いつも貴方の手を借りた 背中のボタンがとめにくい 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい  もう陽にやけた タタミのにおい 白いフスマに傷ついた けんかの名残りも悲しそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい  別れの夜の 涙のしずく 星も流れて散ってゆく 今夜のベッドも冷たそう 一人ぽっちの部屋で 今は居ない貴方に そっとそっと お休みなさい そっとそっと お休みなさい
船頭小唄おれは河原の 枯れすすき 同じお前も 枯れすすき どうせ二人は この世では 花の咲かない 枯れすすき  死ぬも生きるも ねえおまえ 水の流れに なに変る 俺もお前も 利根川の 船の船頭で 暮らそうよ  枯れた真菰(まこも)に 照らしてる 潮来出島の お月さん わたしゃこれから 利根川の 船の船頭で 暮らすのよ  なぜに冷たい 吹く風が 枯れたすすきの 二人ゆえ 熱い涙の 出た時は 汲んでお呉れよ お月さん石原裕次郎野口雨情中山晋平おれは河原の 枯れすすき 同じお前も 枯れすすき どうせ二人は この世では 花の咲かない 枯れすすき  死ぬも生きるも ねえおまえ 水の流れに なに変る 俺もお前も 利根川の 船の船頭で 暮らそうよ  枯れた真菰(まこも)に 照らしてる 潮来出島の お月さん わたしゃこれから 利根川の 船の船頭で 暮らすのよ  なぜに冷たい 吹く風が 枯れたすすきの 二人ゆえ 熱い涙の 出た時は 汲んでお呉れよ お月さん
青年の国をつくろう友よ 暁の風に立て 上げ来る潮のとどろきに 歴史をつげるひびきあり いざ 手を握りもろともに つくりて建てんわが祖国 青年の青年の国を  聞けよ わだつみに 波さわぎ 大いなる朝は明けていく 未来をつくる若ものよ いざ 呼びあって かぎりなく すすみて建てんわが祖国 青年の青年の国を  叫べ 大空に雲遠く この手でつくるうるわしの 祖国の誓いたからかに いざ たち上り命かけ この手で建てんわが祖国 青年の青年の国を石原裕次郎石原慎太郎小林亜星小林亜星友よ 暁の風に立て 上げ来る潮のとどろきに 歴史をつげるひびきあり いざ 手を握りもろともに つくりて建てんわが祖国 青年の青年の国を  聞けよ わだつみに 波さわぎ 大いなる朝は明けていく 未来をつくる若ものよ いざ 呼びあって かぎりなく すすみて建てんわが祖国 青年の青年の国を  叫べ 大空に雲遠く この手でつくるうるわしの 祖国の誓いたからかに いざ たち上り命かけ この手で建てんわが祖国 青年の青年の国を
青春の谷間背のびしたとて 見えるじゃないに 空の青さよ 恋しさよ 堕ちてどん底 堕ちてどん底 まゝよ俺らの 青春は 暗い谷間の あゝこぼれ花  命ひとつに 情けをひとつ 賭けて今更 なにを泣く 想い出しても 想い出しても 恨みやしないさ これっぽち これがこの世の あゝ掟なら  泪こらえて せめても仰ぎゃ 愛の嵐に 虹がたつ 敗けてなるかよ 敗けてなるかよ 男一匹 この胸の あつい血潮も あゝまた燃える石原裕次郎大高ひさお上村晴男大久保徳二郎背のびしたとて 見えるじゃないに 空の青さよ 恋しさよ 堕ちてどん底 堕ちてどん底 まゝよ俺らの 青春は 暗い谷間の あゝこぼれ花  命ひとつに 情けをひとつ 賭けて今更 なにを泣く 想い出しても 想い出しても 恨みやしないさ これっぽち これがこの世の あゝ掟なら  泪こらえて せめても仰ぎゃ 愛の嵐に 虹がたつ 敗けてなるかよ 敗けてなるかよ 男一匹 この胸の あつい血潮も あゝまた燃える
青春とはなんだ「青春とはなんだ」流れる雲に 叫んだら 「青春とはなんだ」谺になって 消えてった 明日の空へ 伸びてゆく 若い木の芽や 草の芽の そうだ息吹きが 青春だ  「青春とはなんだ」悩みも夢もわけ合って 「青春とはなんだ」力の限り 生きようよ どえらい希望 寄せ合えば 何んの地球も ひと跨ぎ そうだ斗志だ 青春だ  「青春とはなんだ」夜空の星に 聞いてみた 「青春とはなんだ」涙に濡れた 眸をあげて 小さな胸に でかい夢 若い血汐が また疼く そうだこいつが 青春だ石原裕次郎渋谷郁男伊達政男牧野昭一「青春とはなんだ」流れる雲に 叫んだら 「青春とはなんだ」谺になって 消えてった 明日の空へ 伸びてゆく 若い木の芽や 草の芽の そうだ息吹きが 青春だ  「青春とはなんだ」悩みも夢もわけ合って 「青春とはなんだ」力の限り 生きようよ どえらい希望 寄せ合えば 何んの地球も ひと跨ぎ そうだ斗志だ 青春だ  「青春とはなんだ」夜空の星に 聞いてみた 「青春とはなんだ」涙に濡れた 眸をあげて 小さな胸に でかい夢 若い血汐が また疼く そうだこいつが 青春だ
素晴しき男性素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  (セリフ)“みんなだってさ”“俺も” “ユーも”“えーっサンキュー” “君もだよ”“ありがとう” “おいらもかね”“そう皆”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性 あなたの隣りにいるよ 素晴しい男性石原裕次郎井上梅次萩原忠司萩原忠司素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  (セリフ)“みんなだってさ”“俺も” “ユーも”“えーっサンキュー” “君もだよ”“ありがとう” “おいらもかね”“そう皆”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性  素晴しい男性 素晴しい男性 虹のかなたに 素晴しい男性  (セリフ)“冗談じゃないよ”“馬鹿云うなよ” “ねえ”“君も”“僕も” “あっしもかい”“そうさ皆だよ”  素晴しい男性 青い駒鳥が言ったとさ 明るく陽気で 心健やか 何処にもいるよ 素晴しい男性 あなたの隣りにいるよ 素晴しい男性
人生の並木路泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けばおさない 二人して 故郷をすてた かいがない  遠いさびしい 日暮の路で 泣いてしかった 兄さんの 涙の声を わすれたか  雪も降れ降れ 夜路のはても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路石原裕次郎佐藤惣之助古賀政男泣くな妹よ 妹よ泣くな 泣けばおさない 二人して 故郷をすてた かいがない  遠いさびしい 日暮の路で 泣いてしかった 兄さんの 涙の声を わすれたか  雪も降れ降れ 夜路のはても やがてかがやく あけぼのに わが世の春は きっと来る  生きてゆこうよ 希望に燃えて 愛の口笛 高らかに この人生の 並木路
人生劇場やると思えば どこまでやるさ それが男の 魂じゃないか 義理がすたれば この世はやみだ なまじとめるな 夜の雨  あんな女に 未練はないが なぜか涙が 流れてならぬ 男ごころは 男でなけりゃ わかるものかと あきらめた  時世時節は 変わろとままよ 吉良の仁吉は 男じゃないか おれも生きたや 仁吉のように 義理と人情の この世界石原裕次郎佐藤惣之助古賀政男やると思えば どこまでやるさ それが男の 魂じゃないか 義理がすたれば この世はやみだ なまじとめるな 夜の雨  あんな女に 未練はないが なぜか涙が 流れてならぬ 男ごころは 男でなけりゃ わかるものかと あきらめた  時世時節は 変わろとままよ 吉良の仁吉は 男じゃないか おれも生きたや 仁吉のように 義理と人情の この世界
地獄花俺たちに 明日はない あるのは ひかる瞳 地獄の瞳 放さないと あゝ燃えてる瞳  「愛しあって仕舞(しま)った者を、他人がどう見ようとそれは勝手です。 貴男は地獄を見たと仰有(おっしゃ)る。そんな地獄が怖いのですか。 誰も二人の世界には入ってこれないんですよ。 凝乎(じっと)こうしている限り、怖い世界など来るものですか。 怖いのは、貴男があたしを裏切った時だけです…」  お前だけ 愛してる 賭けるぜ 命ひとつ ここまで来たら あとがないさ あゝ帰りはないさ  「ほんとですね…あたしだけと…最後まで言って下さるのね… 呼(ああ)…嬉しい… さあ、今ここで…あたしを抱いて!」  太陽も 逝く春も 砕けて 散ってしまえ 地獄がなんだ 滅びるのが あゝこの世がなんだ石原裕次郎萩原四朗上原賢六俺たちに 明日はない あるのは ひかる瞳 地獄の瞳 放さないと あゝ燃えてる瞳  「愛しあって仕舞(しま)った者を、他人がどう見ようとそれは勝手です。 貴男は地獄を見たと仰有(おっしゃ)る。そんな地獄が怖いのですか。 誰も二人の世界には入ってこれないんですよ。 凝乎(じっと)こうしている限り、怖い世界など来るものですか。 怖いのは、貴男があたしを裏切った時だけです…」  お前だけ 愛してる 賭けるぜ 命ひとつ ここまで来たら あとがないさ あゝ帰りはないさ  「ほんとですね…あたしだけと…最後まで言って下さるのね… 呼(ああ)…嬉しい… さあ、今ここで…あたしを抱いて!」  太陽も 逝く春も 砕けて 散ってしまえ 地獄がなんだ 滅びるのが あゝこの世がなんだ
白い街この道の はるか彼方の 雲流れる下に 幸福がある ああ 久屋通りの花時計 花に遺した きみの微笑 白い街 白い街 名古屋の街  この道の 行きつくはての 青い空に浮かぶ 美しい女 ああ 白壁町の黄昏れの 舗道(みち)にのこした ぼくの心よ 白い街 白い街 名古屋の街  この道の 光るゲートの 星の消えた空に ふるえる瞳 ああ 楓にひめた東山 杜にのこした 雨のくちづけ 白い街 白い街 名古屋の街石原裕次郎内村直也野崎真一この道の はるか彼方の 雲流れる下に 幸福がある ああ 久屋通りの花時計 花に遺した きみの微笑 白い街 白い街 名古屋の街  この道の 行きつくはての 青い空に浮かぶ 美しい女 ああ 白壁町の黄昏れの 舗道(みち)にのこした ぼくの心よ 白い街 白い街 名古屋の街  この道の 光るゲートの 星の消えた空に ふるえる瞳 ああ 楓にひめた東山 杜にのこした 雨のくちづけ 白い街 白い街 名古屋の街
白いブランコ君はおぼえているかしら あの白いブランコ 風に吹かれて二人でゆれた あの白いブランコ 日暮れはいつも淋しいと 小さな肩をふるわせた 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い白いブランコ  僕の心に今もゆれる あの白いブランコ 幼ない恋を見つめてくれた あの白いブランコ まだこわれずにあるのなら 君のおもかげ抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白いブランコ  まだこわれずにあるのなら 君のおもかげ抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白いブランコ石原裕次郎小平なほみ菅原進君はおぼえているかしら あの白いブランコ 風に吹かれて二人でゆれた あの白いブランコ 日暮れはいつも淋しいと 小さな肩をふるわせた 君にくちづけした時に 優しくゆれた 白い白いブランコ  僕の心に今もゆれる あの白いブランコ 幼ない恋を見つめてくれた あの白いブランコ まだこわれずにあるのなら 君のおもかげ抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白いブランコ  まだこわれずにあるのなら 君のおもかげ抱きしめて ひとりでゆれてみようかしら 遠いあの日の 白い白いブランコ
白い花の咲く頃白い花が咲いてた ふるさとの とおい夢の日 さよなら と云ったら だまってうつむいてた お下髪 かなしかった あの時の あの白い花だよ  白い雲が浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよなら と云ったら こだまがさようならと 呼んでいた さみしかった あの時の あの白い雲だよ  白い月が哭いてた ふるさとの 丘の木立ちに さよなら と云ったら 涙の眸でじっと みつめてた かなしかった あの時の あの白い月だよ石原裕次郎寺尾智沙田村しげる白い花が咲いてた ふるさとの とおい夢の日 さよなら と云ったら だまってうつむいてた お下髪 かなしかった あの時の あの白い花だよ  白い雲が浮いてた ふるさとの 高いあの峰 さよなら と云ったら こだまがさようならと 呼んでいた さみしかった あの時の あの白い雲だよ  白い月が哭いてた ふるさとの 丘の木立ちに さよなら と云ったら 涙の眸でじっと みつめてた かなしかった あの時の あの白い月だよ
白い手袋汽車に乗る時に 俺の肩に手をのせて たったひとこと 大丈夫よ と言っただけだ それで別れた 窓にゆれた あの子の 白い手袋が やけに目にうかぶ  こわい東京で どんな仕事してるのか 気にはなったが 大丈夫か と訊いただけだ それで帰した おさな顔も いとしく ぬれた眸のそこに 嘘はない筈だ  いのちある限り 通うこころ変わらぬと 誓い交した 大丈夫だ と 俺は思う それでいいのだ 遠く消えた あの子の 白い手袋が 胸にまた匂う石原裕次郎萩原四朗上原賢六長津義司汽車に乗る時に 俺の肩に手をのせて たったひとこと 大丈夫よ と言っただけだ それで別れた 窓にゆれた あの子の 白い手袋が やけに目にうかぶ  こわい東京で どんな仕事してるのか 気にはなったが 大丈夫か と訊いただけだ それで帰した おさな顔も いとしく ぬれた眸のそこに 嘘はない筈だ  いのちある限り 通うこころ変わらぬと 誓い交した 大丈夫だ と 俺は思う それでいいのだ 遠く消えた あの子の 白い手袋が 胸にまた匂う
白い浮雲火を噴く山を 見上げたら 涙こぼれる 二年ぶり 落葉松の林 つきる空に あの日のままの 雲ひとつ  死んでもやれず 抱きもせず あの子一人を 山裾に ふり棄ててにげた 弱い俺が 今更何を 悔みごと  火を噴く山を 見上げても 誰がふたたび 呼ぶものか ほろにがい影の 白い雲よ せめては秋の 風に散れ石原裕次郎萩原四朗上原賢六塩瀬重雄火を噴く山を 見上げたら 涙こぼれる 二年ぶり 落葉松の林 つきる空に あの日のままの 雲ひとつ  死んでもやれず 抱きもせず あの子一人を 山裾に ふり棄ててにげた 弱い俺が 今更何を 悔みごと  火を噴く山を 見上げても 誰がふたたび 呼ぶものか ほろにがい影の 白い雲よ せめては秋の 風に散れ
知床旅情知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 白夜は明ける  旅の情か のむほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う  別れの日は来た ラウスの村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ 白いかもめよ石原裕次郎森繁久彌森繁久彌知床の岬に はまなすの咲くころ 思い出しておくれ 俺たちの事を 飲んで騒いで 丘にのぼれば はるかクナシリに 白夜は明ける  旅の情か のむほどにさまよい 浜に出てみれば 月は照る波の上 今宵こそ君を 抱きしめんと 岩かげに寄れば ピリカが笑う  別れの日は来た ラウスの村にも 君は出てゆく 峠をこえて 忘れちゃいやだよ 気まぐれカラスさん 私を泣かすな 白いかもめよ 白いかもめよ
知りたくないのあなたの過去など 知りたくないの 済んでしまったことは 仕方ないじゃないの  あの人のことは 忘れてほしい たとえこの私が 聞いても言わないで  あなたの愛が 真実(まこと)なら ただそれだけで うれしいの  愛しているから 知りたくないの 早く昔の恋を 忘れてほしいの石原裕次郎H.BARNESD.ROBERTSONあなたの過去など 知りたくないの 済んでしまったことは 仕方ないじゃないの  あの人のことは 忘れてほしい たとえこの私が 聞いても言わないで  あなたの愛が 真実(まこと)なら ただそれだけで うれしいの  愛しているから 知りたくないの 早く昔の恋を 忘れてほしいの
知りすぎたのね知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 恋は終りね 秘密がないから 話す言葉も うつろにひびく 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに いいのよいいの 作り涙なんか  花から花へ 蝶々が舞うように ほかの誰かを 恋するあなた 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに しおれた花が 捨てられるように石原裕次郎なかにし礼なかにし礼知りすぎたのね あまりに私を 知りすぎたのね 私のすべて 恋は終りね 秘密がないから 話す言葉も うつろにひびく 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに いいのよいいの 作り涙なんか  花から花へ 蝶々が舞うように ほかの誰かを 恋するあなた 嫌われたくなくて 嫌われたくなくて みんなあなたに あげたバカな私 捨てられたのね 私はあなたに しおれた花が 捨てられるように
白樺の湖白樺の白樺の 映る湖 今日は一人淋しく 見つめる 愛しても 愛しても 許されぬ 女故に たまらなくて 咽ぶよ 湖畔の夕方  思い出の思い出の 映る湖 疲れ果てた心に 悲しく 忘られぬ 忘られぬ 面影も こみ上げて 浮かぶ雲に あの娘の 幸福祈る  白樺の白樺の 映る湖 夕陽赤く静かに 暮れ行く 恋しさに 恋しさに 君の名を 叫んでも 答は無く 空しい 山彦ばかり石原裕次郎石巻宗一郎バッキー白片山倉たかし白樺の白樺の 映る湖 今日は一人淋しく 見つめる 愛しても 愛しても 許されぬ 女故に たまらなくて 咽ぶよ 湖畔の夕方  思い出の思い出の 映る湖 疲れ果てた心に 悲しく 忘られぬ 忘られぬ 面影も こみ上げて 浮かぶ雲に あの娘の 幸福祈る  白樺の白樺の 映る湖 夕陽赤く静かに 暮れ行く 恋しさに 恋しさに 君の名を 叫んでも 答は無く 空しい 山彦ばかり
白樺の風白樺に 白樺に 風の吹く朝 俺は見た あの娘の瞳の 真実を 紫 かすむ 高原に はじめて燃えた 恋の心  山小屋の 山小屋の 青いランプが 消えた時 知らない同志が 突然に 心と心 ふるわせて せつない風の 音を聴いた  郭公が 郭公が 山のロマンス 呼びかける 白樺林は 風の唄 茜の空に 今一度 あの娘と俺の あつい泪石原裕次郎大高ひさを野崎真一山田栄一白樺に 白樺に 風の吹く朝 俺は見た あの娘の瞳の 真実を 紫 かすむ 高原に はじめて燃えた 恋の心  山小屋の 山小屋の 青いランプが 消えた時 知らない同志が 突然に 心と心 ふるわせて せつない風の 音を聴いた  郭公が 郭公が 山のロマンス 呼びかける 白樺林は 風の唄 茜の空に 今一度 あの娘と俺の あつい泪
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
昭和たずねびと男と女の つきあいは 燃えたら終りが 直ぐに来る ひと晩かぎりで 灰になり 風に消えるも いいだろう… あゝ あいつ昭和のたずねびと  男と酒場の つきあいは 昨日とあしたの 曲り角 夢追う季節は 酔いしれて 枯れる季節は 酔いどれる… あゝ おれも昭和のたずねびと  おとことおとこの つきあいは 学生時代の ままで行く 見果てぬ望みに 胸こがす 遠い時代の ままで行く… あゝ あいつ昭和のたずねびと  心と心の つきあいは 結んでほどいて また結ぶ 哀しみまみれの 束の間に みえるまぶしい 青空さ あゝ おれも昭和のたずねびと石原裕次郎杉紀彦三木たかし男と女の つきあいは 燃えたら終りが 直ぐに来る ひと晩かぎりで 灰になり 風に消えるも いいだろう… あゝ あいつ昭和のたずねびと  男と酒場の つきあいは 昨日とあしたの 曲り角 夢追う季節は 酔いしれて 枯れる季節は 酔いどれる… あゝ おれも昭和のたずねびと  おとことおとこの つきあいは 学生時代の ままで行く 見果てぬ望みに 胸こがす 遠い時代の ままで行く… あゝ あいつ昭和のたずねびと  心と心の つきあいは 結んでほどいて また結ぶ 哀しみまみれの 束の間に みえるまぶしい 青空さ あゝ おれも昭和のたずねびと
勝負道なんぼ阿呆でも 生命はあるで そんじょそこらの 生命やないで 勝負の道は 二つにひとつ 勝って笑おか 負けても笑う 男の涙は 男の恥や  なんぼ阿呆でも こころはあるで そんじょそこらの こころやないで 小春とおれは二人で一人 捨っておかんで 忘れはせんで 女の情は 女の仇や  なんぼ阿呆でも 意気地はあるで そんじょそこらの 意気地やないで 王将かけて とことんやるで 振った駒にも たましいやどる いばらの血汐は いばらの花や石原裕次郎藤本義一長津義司長津義司なんぼ阿呆でも 生命はあるで そんじょそこらの 生命やないで 勝負の道は 二つにひとつ 勝って笑おか 負けても笑う 男の涙は 男の恥や  なんぼ阿呆でも こころはあるで そんじょそこらの こころやないで 小春とおれは二人で一人 捨っておかんで 忘れはせんで 女の情は 女の仇や  なんぼ阿呆でも 意気地はあるで そんじょそこらの 意気地やないで 王将かけて とことんやるで 振った駒にも たましいやどる いばらの血汐は いばらの花や
傷心の雨恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ  雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ  男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ石原裕次郎門井八郎春川一夫春川一夫恋に生きたら どれほどよかろ 帰らぬ夢さ 仕方ないさ 雨にうたれて 胸の奥まで しみとおる 寒い夜だよ  雨よふれふれ 流れて消えろ はかない恋さ 忘れようぜ 熱い泪が 落ちてこぼれた このグラス 苦い酒だよ  男ごころよ しん底泣けろ この世は夢さ 仕方ないさ 雨の巷にゃ 今日のねぐらの あてはない ひとりものだよ
春愁春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ  好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ  死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう石原裕次郎荻原四郎上原賢六山田栄一春も逝くのだ ふたりも別れよう ここいらで握った 手を放そう 辛いのは 同じだが− どこまで行っても きりがない道だ  好きな同志が 一緒になれるなら この世から涙は 消えるだろう ままならぬ みじめさを− 俺たちふたりも かみしめる夜だ  死んで済むなら 苦労はないけれど 恋だけがふたりの 皆じゃない 泣きたいが 泣かないで− 星空見ながら さよならをしよう
上海ブルース涙ぐんでる 上海の 夢の四馬路(スマロ)の 街の灯 リラの花散る 今宵は 君を想い出す 何んにも言わずに 別れたね 君と僕 ガアデンブリッヂ 誰と見る青い月  甘く悲しい ブルースに なぜか忘れぬ 面影 波よ荒れるな 碼頭(はとば)の 月もエトランゼ 二度とは逢えない 別れたら あの瞳 想いは乱れる 上海の月の下石原裕次郎島田磬也大久保徳二郎涙ぐんでる 上海の 夢の四馬路(スマロ)の 街の灯 リラの花散る 今宵は 君を想い出す 何んにも言わずに 別れたね 君と僕 ガアデンブリッヂ 誰と見る青い月  甘く悲しい ブルースに なぜか忘れぬ 面影 波よ荒れるな 碼頭(はとば)の 月もエトランゼ 二度とは逢えない 別れたら あの瞳 想いは乱れる 上海の月の下
清水の暴れん坊(セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ!  粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊  花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊  馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊石原裕次郎大高ひさを上原賢六伊藤恒久(セリフ)何を!喧嘩ならもって来い 西瓜なら 喰ってやらあ!  粋な啖呵に ふりかえりゃ 見えぬ片目が 売りもので 遠州 森町 秋葉の生れ あれが あれが 石松 清水港の 暴れん坊  花は橘 茶の香り 男かずある その中で 涙もろさと あの飲みっぷり ぐっと ぐっといかすぜ 清水港の 暴れん坊  馬鹿は死ななきゃ 治らぬと 誰が決めたか 野暮な奴 意地と度胸にゃ 命を賭けた 男 男一匹 清水港の 暴れん坊
シクラメンのかほり真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました  うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう  うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう石原裕次郎小椋佳小椋佳真綿色したシクラメンほど 清(すが)しいものはない 出逢いの時の君のようです ためらいがちにかけた言葉に 驚いたようにふりむく君に 季節が頬をそめて過ぎてゆきました  うす紅色のシクラメンほど まぶしいものはない 恋する時の君のようです 木もれ陽あびた君を抱けば 淋しささえもおきざりにして 愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう  うす紫のシクラメンほど 淋しいものはない 後ろ姿の君のようです 暮れ惑う街の別れ道には シクラメンのかほりむなしくゆれて 季節が知らん顔して過ぎてゆきました 疲れを知らない子供のように 時が二人を追い越してゆく 呼び戻すことができるなら 僕は何を惜しむだろう
四季の歌春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友達  夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親  秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人  冬を愛する人は 心広き人 雪を溶かす大地のような ぼくの母親石原裕次郎荒木とよひさ荒木とよひさ春を愛する人は 心清き人 すみれの花のような ぼくの友達  夏を愛する人は 心強き人 岩をくだく波のような ぼくの父親  秋を愛する人は 心深き人 愛を語るハイネのような ぼくの恋人  冬を愛する人は 心広き人 雪を溶かす大地のような ぼくの母親
潮騒汐の香に むせぶ夏の日も つかの間の命もやす恋のあしあとよ 遠く近く さわぐ波の音 お前のきのうの さゝやきか 打ち寄せる波は 遥か 夢のかなたへ  しらじらと 明ける夏の夜に よみがえる胸にひめたあつきこの想い 白く続く 朝の砂浜 消えゆくかすかな 星あかり 想い出が たどる 愛を運ぶ そよ風  胸に浮かぶ 浮かぶ愛の歌 帰らぬその日を しのびつゝ 人知れず 夏に 告げる 永遠(とわ)の別れよ石原裕次郎滝田順伊藤雪彦小谷充汐の香に むせぶ夏の日も つかの間の命もやす恋のあしあとよ 遠く近く さわぐ波の音 お前のきのうの さゝやきか 打ち寄せる波は 遥か 夢のかなたへ  しらじらと 明ける夏の夜に よみがえる胸にひめたあつきこの想い 白く続く 朝の砂浜 消えゆくかすかな 星あかり 想い出が たどる 愛を運ぶ そよ風  胸に浮かぶ 浮かぶ愛の歌 帰らぬその日を しのびつゝ 人知れず 夏に 告げる 永遠(とわ)の別れよ
倖せはここに秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに  星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに  静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに 石原裕次郎大橋節夫大橋節夫小野崎孝輔秋の夜は更けて すだく虫の音に 疲れた心いやす 吾家の窓辺 静かにほのぼのと 倖せはここに  星のまばたきは 心の安らぎ 明日の夢をはこぶ やさし君が笑み 静かな吾が窓辺 倖せはここに  静かに静かに 街の灯もきえた 遠い空見てごらん 明日の夢がある 小さな小さな 倖せはここに 
残雪月影に 残雪冴えて 山は静かに眠る 山小屋の ひそけき窓に 夢は流がるる 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女(ひと) 思い出の 榾火(ほたび)は燃えて 胸に迫りくる  遥かなる 残雪淡く 愛の誓いも虚し 涙して 谺(こだま)を追えど 闇に消えゆく 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女 白樺の 林の道を たどる人もなし たどる人もなし石原裕次郎渋谷郁夫久慈ひろし久慈ひろし月影に 残雪冴えて 山は静かに眠る 山小屋の ひそけき窓に 夢は流がるる 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女(ひと) 思い出の 榾火(ほたび)は燃えて 胸に迫りくる  遥かなる 残雪淡く 愛の誓いも虚し 涙して 谺(こだま)を追えど 闇に消えゆく 雪に埋もれし 花か 遠き 初恋の女 白樺の 林の道を たどる人もなし たどる人もなし
サヨナラ横浜GOLD LYLIC別れの夜を 残り火の 恋の炎で 飾ろうか サヨナラ横浜 霧の街 もえる想いをこめて 強く抱きしめあおう 他人同志になる前に  最後の曲が 終っても 踊っていたい いつまでも サヨナラ横浜 今日限り そっと涙をふいて ぼくに甘えてごらん 他人同志になる前に  サヨナラ横浜 恋の街 つらい話はよそう 甘いくちづけしよう 他人同志になる前にGOLD LYLIC石原裕次郎なかにし礼ユズリハ・シロー別れの夜を 残り火の 恋の炎で 飾ろうか サヨナラ横浜 霧の街 もえる想いをこめて 強く抱きしめあおう 他人同志になる前に  最後の曲が 終っても 踊っていたい いつまでも サヨナラ横浜 今日限り そっと涙をふいて ぼくに甘えてごらん 他人同志になる前に  サヨナラ横浜 恋の街 つらい話はよそう 甘いくちづけしよう 他人同志になる前に
さよならは云ったけど髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい  腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい  君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない石原裕次郎有馬三恵子鈴木淳小野崎孝輔髪の先まで 夜露にぬれて 君のぬくみを 教えてくれたね あの目 あの声 夢ではないか 帰したばかりの 君なのに 恋しい  腕に抱かれて すなおにしてた 君の吐息が どこかにしみてる 忘れられない 夜になったね 別れたばかりの 君なのに 会いたい  君が残した うつり香さえも 俺の心を 炎にするのさ 霧にしめった 夜道をゆけば おくったばかりの 君なのに せつない
錆びたナイフGOLD LYLIC砂山の砂を 指で掘ってたら まっかに錆びた ジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが 埋めたか 胸にじんとくる 小島の秋だ  薄情な女(やつ)を 思い切ろうと ここまで来たか 男泣きした マドロスが 恋のなきがら 埋めたか そんな気がする 小島の磯だ  海鳴りはしても 何も言わない まっかに錆びた ジャックナイフが いとしいよ 俺もここまで 泣きに来た 同じおもいの 旅路の果てだGOLD LYLIC石原裕次郎荻原四朗上原賢六砂山の砂を 指で掘ってたら まっかに錆びた ジャックナイフが 出て来たよ どこのどいつが 埋めたか 胸にじんとくる 小島の秋だ  薄情な女(やつ)を 思い切ろうと ここまで来たか 男泣きした マドロスが 恋のなきがら 埋めたか そんな気がする 小島の磯だ  海鳴りはしても 何も言わない まっかに錆びた ジャックナイフが いとしいよ 俺もここまで 泣きに来た 同じおもいの 旅路の果てだ
さすらい花うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす  浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう  うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび石原裕次郎萩原四朗上原賢六福島正二うら街の 暗いネオンに 素顔を染めて 酒を注ぐ さすらい花よ- ジャズのドラムが 唸るのに なんで震えて 瞳を濡らす  浜茄の かおる故郷も また行くあては ないという 恋しい人と- 生きて逢えない みじめさを 酒場すずめが なぜ知ろう  うら街の 夜半のしぐれが かぼそい衿に そそぐとも さすらい花よ- 春を待たずに 散るじゃない 俺も泣きたい ひとりたび
ささやきのタンゴ始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you  小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you  ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you石原裕次郎石巻宗一郎バッキ−白片バッキー白片始めてひらいた 恋の蕾よ 人目をさけて 逢う今宵も なんにも云えぬが 心の裡で Darling, my darling, my sweet, I love you  小さな瞳が 囁きかける ホールの隅に 咲く花びら 誰にも云えない 二人の秘密 Darling, my darling, my sweet, I love you  ほのかに燃えてる 愛の灯 あまえる君の いじらしさ 静かな木蔭に 寄り添い乍ら Darling, my darling, my sweet, I love you
ささやき静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに  甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない  静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン石原裕次郎池田充男村沢良介山倉たかし静かな雨に 濡れて来たから 君はマロニエの 香りがするよ 今夜は歌も ギターもほしくない 夢のささやきが ただようクラブ 目をとじて 目をとじて そっとこのまま 愛のねむりに  甘えておくれ 僕がほしいと 愛はなにもかも あたえるものさ はじめて君の まつ毛がふれたとき 僕もふるえてた あの夜のクラブ 可愛くて 可愛くて たまらないから 別れられない  静かな雨も 時計も聞こえない 夜につつまれた ちいさなクラブ さよならが さよならが とてもせつない 愛のシャンソン
酒は涙か溜息か酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう石原裕次郎高橋掬太郎古賀政男酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ  とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ  酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ  忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう
最果てから来た男凍てついた海を越え 俺はやって来た 何時も夜明に 胸に疼いた面影よ 恋は泪か まぼろしか 愛しき瞳 今はいづこに あゝ俺は最果てから来た男さ  帰り来ぬ夢の日よ 想い出の公園に 枯葉を踏んで 今日も侘しくたたずめば 闇に北風 鳴り響き やけに身にしむ 街の灯 あゝ俺は最果てから来た男さ  流れ雲 運命賭け 俺は生きてゆく 涙ぬぐえば 悲しみだって消え去るよ 果てるあてなき さすらいも せめて微笑み 歌おうじゃないか あゝ俺は最果てから来た男さ石原裕次郎熊井啓小杉太一郎小杉太一郎凍てついた海を越え 俺はやって来た 何時も夜明に 胸に疼いた面影よ 恋は泪か まぼろしか 愛しき瞳 今はいづこに あゝ俺は最果てから来た男さ  帰り来ぬ夢の日よ 想い出の公園に 枯葉を踏んで 今日も侘しくたたずめば 闇に北風 鳴り響き やけに身にしむ 街の灯 あゝ俺は最果てから来た男さ  流れ雲 運命賭け 俺は生きてゆく 涙ぬぐえば 悲しみだって消え去るよ 果てるあてなき さすらいも せめて微笑み 歌おうじゃないか あゝ俺は最果てから来た男さ
さいはて哀歌白く凍てつく 北の海辺を 人を葬う 黒い列が行く だまりこくって 悲しみさえも 風の彼方に 埋めてしまうのか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも捨てようか 恋のなきがら  つらら浮かべて 酒を飲んでも 昔の夢が 帰る訳じゃない せめて思い出 抱きしめながら 風をまくらに 眠ってしまおうか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… 春は遠すぎる 海の流氷  生きて来たことは くやまないけど 女を愛した 古い傷がある 群をはずれた かもめが一羽 風にまかれて 海辺に消えて行く ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも消えようか あすの吹雪に石原裕次郎杉紀彦平尾昌晃高田弘白く凍てつく 北の海辺を 人を葬う 黒い列が行く だまりこくって 悲しみさえも 風の彼方に 埋めてしまうのか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも捨てようか 恋のなきがら  つらら浮かべて 酒を飲んでも 昔の夢が 帰る訳じゃない せめて思い出 抱きしめながら 風をまくらに 眠ってしまおうか ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… 春は遠すぎる 海の流氷  生きて来たことは くやまないけど 女を愛した 古い傷がある 群をはずれた かもめが一羽 風にまかれて 海辺に消えて行く ああ寒い寒い 人の世を 流れ流れて 辿りついたさいはて… おれも消えようか あすの吹雪に
再会逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋ごころ こんなにあなたを 愛してるなんて あゝあゝ 鴎にはわかりはしない  みんなは 悪いひとだというが わたしにゃいつも いいひとだった 小っちゃな青空 監獄の壁を あゝあゝ みつめつつ泣いてるあなた  仲よく二人 泳いだ海へ ひとりで今日は 来たわたし 再び逢える日 指折り数える あゝあゝ 指さきに夕陽が沈む石原裕次郎佐伯孝夫吉田正逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋ごころ こんなにあなたを 愛してるなんて あゝあゝ 鴎にはわかりはしない  みんなは 悪いひとだというが わたしにゃいつも いいひとだった 小っちゃな青空 監獄の壁を あゝあゝ みつめつつ泣いてるあなた  仲よく二人 泳いだ海へ ひとりで今日は 来たわたし 再び逢える日 指折り数える あゝあゝ 指さきに夕陽が沈む
500マイルIf you miss the train I'm on You will know that I am gone You can hear the whistle blow A hundred miles, a hundred miles A hundred miles, a hundred miles A hundred miles. You can hear the whistle blow A hundred miles.  いつかどこか 見知らぬ町で 想い出すのさ 昔を いつか どこか 見知らぬ誰れか 同じ心が 触れ合う  Lord, I'm one, Lord, I'm two Lord, I'm three, Lord, I'm four Lord, I'm five hundred miles from my home石原裕次郎アメリカ民謡アメリカ民謡If you miss the train I'm on You will know that I am gone You can hear the whistle blow A hundred miles, a hundred miles A hundred miles, a hundred miles A hundred miles. You can hear the whistle blow A hundred miles.  いつかどこか 見知らぬ町で 想い出すのさ 昔を いつか どこか 見知らぬ誰れか 同じ心が 触れ合う  Lord, I'm one, Lord, I'm two Lord, I'm three, Lord, I'm four Lord, I'm five hundred miles from my home
豪傑節せくなさわぐな 天下の事は しばし美人の ひざ枕 しゃかほい しゃかほい  どうせ浮世は ビールのあぶく 天下取る気で ぐっと呑め しゃかほい しゃかほい  社長 専務と 威張って居ても 銭がなくなりゃ ただの人 しゃかほい しゃかほい  右手に 盃 左手に女 やがてこの手で 天下取る しゃかほい しゃかほい石原裕次郎藤田まさと野崎真一野崎真一せくなさわぐな 天下の事は しばし美人の ひざ枕 しゃかほい しゃかほい  どうせ浮世は ビールのあぶく 天下取る気で ぐっと呑め しゃかほい しゃかほい  社長 専務と 威張って居ても 銭がなくなりゃ ただの人 しゃかほい しゃかほい  右手に 盃 左手に女 やがてこの手で 天下取る しゃかほい しゃかほい
今宵もそっとそっと出逢った あなたとわたし 何故か心ひかれたの また逢う日の約束を ラストダンスで ささやいて good by good night good by good night 今宵も更けゆく おやすみなさい  そっとお別れ あなたの背中 つらい気持が 恋なのね また明晩も この場所で 心かさねて 欲しいから good by good night good night good night 今宵も更けゆく おやすみなさい石原裕次郎武田こういち・荒木とよひさ久我山明竜崎孝路そっと出逢った あなたとわたし 何故か心ひかれたの また逢う日の約束を ラストダンスで ささやいて good by good night good by good night 今宵も更けゆく おやすみなさい  そっとお別れ あなたの背中 つらい気持が 恋なのね また明晩も この場所で 心かさねて 欲しいから good by good night good night good night 今宵も更けゆく おやすみなさい
こぼれ花GOLD LYLIC紅(あか)い 野薔薇が ただひとつ 荒野(あれの)の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いている  ちょうど 昨年(きょねん)の いま頃か 泣くなと言えば なお泣いた あの娘の帯に バラひとつ 咲いていたのを 憶いだす  寒い夕陽が 落ちたとて 荒野の薔薇よ 散るじゃない お前も俺も こぼれ花 おなじさだめの こぼれ花  紅い 野薔薇が ただひとつ 荒野の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いているGOLD LYLIC石原裕次郎萩原四朗上原賢六紅(あか)い 野薔薇が ただひとつ 荒野(あれの)の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いている  ちょうど 昨年(きょねん)の いま頃か 泣くなと言えば なお泣いた あの娘の帯に バラひとつ 咲いていたのを 憶いだす  寒い夕陽が 落ちたとて 荒野の薔薇よ 散るじゃない お前も俺も こぼれ花 おなじさだめの こぼれ花  紅い 野薔薇が ただひとつ 荒野の隅に 咲いている ものみな枯れた 山かげに 風に震えて 咲いている
この胸の高なりを南の空が 赤くゆらめき 新しき陽が 昇る 昇る 風ふきあげる 丘の上から 地平遥かに見る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ  夜明けに声が 高くどよめき 新しき時 寄せる 寄せる 風はこびくる こだまの中に 熱い いぶきを知る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ石原裕次郎小椋佳小椋佳南の空が 赤くゆらめき 新しき陽が 昇る 昇る 風ふきあげる 丘の上から 地平遥かに見る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ  夜明けに声が 高くどよめき 新しき時 寄せる 寄せる 風はこびくる こだまの中に 熱い いぶきを知る 友よ 友 俺たちの燃ゆる想いが 果てしなき大地を掘り 限りなき道を築く 友よ 友 この胸の高なりをきけ
粉雪の子守唄淡い雪の 煙りが くるり くるくる 風にまき散らされてゆく 粉雪の唄  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける石原裕次郎司雄次大沢保朗淡い雪の 煙りが くるり くるくる 風にまき散らされてゆく 粉雪の唄  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける  誰れも 知らずに一つぶの雪は そっと愛する雪をみつける ふたつぶの 粉雪は 寄りそって いつのまに 熱いくちづけを かわしてとける
孤独の青春泪 拭きなと 背中を叩く 風の情が うれしいぜ 燃えるスタミナ 男の夢が 玉と砕けた ああ 夜なのさ  遠い険しい ひとつの道を 歩き続けた 青春だ 惚れていながら 見捨てた花が なんで恋しい ああ 今更に  ゆめを残して 淋しく辛く 去ったリングが また浮ぶ 星のかけらを 踏みしめながら 俺と行くのは ああ 影ばかり石原裕次郎池田充男野崎真一久慈ひろし泪 拭きなと 背中を叩く 風の情が うれしいぜ 燃えるスタミナ 男の夢が 玉と砕けた ああ 夜なのさ  遠い険しい ひとつの道を 歩き続けた 青春だ 惚れていながら 見捨てた花が なんで恋しい ああ 今更に  ゆめを残して 淋しく辛く 去ったリングが また浮ぶ 星のかけらを 踏みしめながら 俺と行くのは ああ 影ばかり
国境の町橇(そり)の鈴さえ 寂しく響く 雪の曠野よ 町の灯よ 一つ山越しゃ 他国の星が 凍りつくよな国境  故郷はなれて はるばる千里 なんで想いが とどこうぞ 遠きあの空 つくづく眺め 男泣きする宵もある  明日に望みが ないではないが 頼み少ない ただ一人 赤い夕陽も 身につまされて 泣くが無理かよ渡り鳥  行方知らない さすらい暮し 空も灰色 また吹雪 想いばかりが ただただ燃えて 君と逢うのは いつの日ぞ石原裕次郎大木惇夫阿部武雄橇(そり)の鈴さえ 寂しく響く 雪の曠野よ 町の灯よ 一つ山越しゃ 他国の星が 凍りつくよな国境  故郷はなれて はるばる千里 なんで想いが とどこうぞ 遠きあの空 つくづく眺め 男泣きする宵もある  明日に望みが ないではないが 頼み少ない ただ一人 赤い夕陽も 身につまされて 泣くが無理かよ渡り鳥  行方知らない さすらい暮し 空も灰色 また吹雪 想いばかりが ただただ燃えて 君と逢うのは いつの日ぞ
故郷へ帰る草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる  高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ  いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて石原裕次郎萩原四朗上原賢六山田栄一草山の 草に腹這い 谷川の 瀬音を 聞いた 故郷の夏よ 家を出た 朝の虹が いまも瞳に しみてのこる  高原の 駅にたたずみ 北国の 夕陽を あびた ながれの旅よ 落葉舞う 暗い町が 目がしらに 遠くうかぶ  いま帰る 山のふるさと 谷川の 瀬音に しのぶ あの日の夢よ ひとり待つ 母はやさし 老いの瞳に なみだためて
幸福をいつまでももう少し 歩いて さよなら しようね 街角に ほら 今宵も 十時の鐘が 流れる  愛し合う 二人に 別れは ないのさ 僕の手を ほら 握って 笑顔を見せて おくれよ  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう石原裕次郎池田充男牧野昭一牧野昭一もう少し 歩いて さよなら しようね 街角に ほら 今宵も 十時の鐘が 流れる  愛し合う 二人に 別れは ないのさ 僕の手を ほら 握って 笑顔を見せて おくれよ  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう  頷(うなず)いて のぞかせる 可愛いい 襟(えり)あし 明日(あした)も 明日も 明日も…ム……  しあわせは どこへも 逃げたりは しないよ 落葉ちる あの 駅まで 何時ものように送ろう
恋の町札幌PLATINA LYLIC時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌  はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌  淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌PLATINA LYLIC石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助時計台の 下で逢って 私の恋は はじまりました だまってあなたに ついてくだけで 私はとても 幸せだった 夢のような 恋のはじめ 忘れはしない 恋の町札幌  はじめて恋を 知った私 やさしい空を 見上げて泣いたの 女になる日 だれかの愛が 見知らぬ夜の 扉を開く 私だけの 心の町 アカシヤも散った 恋の町札幌  淋しい時 むなしい時 私はいつも この町に来るの どこかちがうの この町だけは なぜか私に やさしくするの 恋人なのね ふるさとなのね ありがとう私の 恋の町札幌
剣と花暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ  腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ  暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ石原裕次郎萩原四朗上原賢六長津義司暁靄を衝いて 剣を振ってたら 紅い花びらが 眉に落ちてきた 冴えた白刃が 触れたのか 宥して呉れよ 名もない花よ  腹を斬る剣が 花を散らすのか 凍りつくような 剣を持つ俺の 胸にじんとくる 侘びしさは 解っちゃ嘘だ 夜明けの月よ  暁靄に吠えて 剣を振りながら 辛い人の子の 恋を斬りたさに 俺は恥かし 哭いている 嗤って呉れよ 梢の百舌鳥よ
喧嘩太郎バラ色の夢に吹く 真っ黒い雨と風 俺たちにゃこれ以上 我慢出来ない世界 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の パンチが飛ぶぜ  たそがれのビルの谷 音もなく散る枯葉 消えてゆく老兵の それがいとしい運命 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の 命が燃える石原裕次郎大高ひさを真鍋理一郎バラ色の夢に吹く 真っ黒い雨と風 俺たちにゃこれ以上 我慢出来ない世界 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の パンチが飛ぶぜ  たそがれのビルの谷 音もなく散る枯葉 消えてゆく老兵の それがいとしい運命 唇を噛みしめて こらえてもこらえても こらえ切れなくなった時 喧嘩々々! 喧嘩々々! 喧嘩太郎の 命が燃える
グッド・ナイトなんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなくなっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT石原裕次郎佐伯孝夫吉田正なんでもない様に 街角で 別れたけれど あの夜から 忘れられなくなっちゃった 名残り惜しさに ああ 星を見つめりゃ 泣けてくる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  わたしがひとりで ただ熱く 燃えてることなど 知らないで 霧が降る降る 夜が更ける 肩に散らした ああ 髪も吐息に ふるえてる GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT  涙ぐんでる 泣いてるに 恋にゃつれない ああ 青い街灯の 曲り角 GOOD NIGHT GOOD NIGHT SWEET HEART GOOD NIGHT
クロスオーバー・ラブ夏がまだ 終らないのに 秋がもうしのびよる クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい にぎやかな街に かくれたいひとりで クロスオーバー 私の心に 夏と秋のふたつの恋 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ  夢がまだ さめてないのに 朝がもうさわぎだす クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい 新しいひとに 心をのぞかれて クロスオーバー 私の心で出逢う ふたつの恋の影 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ石原裕次郎浜口庫之助浜口庫之助小杉仁三夏がまだ 終らないのに 秋がもうしのびよる クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい にぎやかな街に かくれたいひとりで クロスオーバー 私の心に 夏と秋のふたつの恋 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ  夢がまだ さめてないのに 朝がもうさわぎだす クロスオーバー クロスオーバー 太陽がまぶしい 新しいひとに 心をのぞかれて クロスオーバー 私の心で出逢う ふたつの恋の影 クロスオーバー クロスオーバー クロスオーバー・ラブ
黒い海峡海峡の空を 星がひとつ飛んで 家を出たあの子が はるばる越えた 汐路の渦に… 紅い花が 紅い花が しずむ  海峡の秋を ひとり渡るかもめ 泪ぐむあの子の さみしい顔が 乱れた文字の… 残し文に 残し文に ダブル  海峡の月が 俺の眉にかかる 生きて呉れあの子よ 死ぬなと祈る 連絡船の… 黒い影も 黒い影も ゆれて石原裕次郎萩原四朗野崎真一海峡の空を 星がひとつ飛んで 家を出たあの子が はるばる越えた 汐路の渦に… 紅い花が 紅い花が しずむ  海峡の秋を ひとり渡るかもめ 泪ぐむあの子の さみしい顔が 乱れた文字の… 残し文に 残し文に ダブル  海峡の月が 俺の眉にかかる 生きて呉れあの子よ 死ぬなと祈る 連絡船の… 黒い影も 黒い影も ゆれて
紅の翼空に心が あるんなら 翼も夢を 見るんだぜ 胸に残した 虹のかげ にぎる輪ッパは 俺の命さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼  雲に思い出 あるんなら 翼も花が 咲くんだぜ あかね雲引く 海の果て あこがれ燃ゆる 空の男さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼石原裕次郎松尾昭典佐藤勝空に心が あるんなら 翼も夢を 見るんだぜ 胸に残した 虹のかげ にぎる輪ッパは 俺の命さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼  雲に思い出 あるんなら 翼も花が 咲くんだぜ あかね雲引く 海の果て あこがれ燃ゆる 空の男さ 白い雲 青い空 紅の翼……翼
狂った果実夏の陽を 浴びて 潮風に揺れる 花々よ 草蔭に結び 熟れてゆく赤い実よ 夢は遠く 白い帆に乗せて 消えてゆく 消えてゆく 水のかなたに  人は誹(そし)るとも 海の香にむせぶ この想い 今日の日もまた 帰り来ぬ 夏の夢 熱きこころ 燃え上がる胸に 狂いつゝ 熟れてゆく 太陽の実よ  潮の香も 匂う 岩かげに交す くち吻(づけ)も その束の間に 消えゆくと知りながら せめて今宵 偽りの恋に 燃え上がり 散ってゆく 赤い花の実石原裕次郎石原慎太郎佐藤勝夏の陽を 浴びて 潮風に揺れる 花々よ 草蔭に結び 熟れてゆく赤い実よ 夢は遠く 白い帆に乗せて 消えてゆく 消えてゆく 水のかなたに  人は誹(そし)るとも 海の香にむせぶ この想い 今日の日もまた 帰り来ぬ 夏の夢 熱きこころ 燃え上がる胸に 狂いつゝ 熟れてゆく 太陽の実よ  潮の香も 匂う 岩かげに交す くち吻(づけ)も その束の間に 消えゆくと知りながら せめて今宵 偽りの恋に 燃え上がり 散ってゆく 赤い花の実
雲に向かって起つ空をみつめて この胸が 青空に夢を乗せ かけまわる時 若い生命が 俺の生命が 風に逆らい 雲に向かって起つ  ほほに涙が きらきらと 哀しみを かくしても あふれ出る時 若い心が 俺の心が 愛にめざめて 雲に向かって起つ  俺を呼ぶよに 朝やけが 雲を染め 海に映え 火と燃える時 若い血汐が 俺の血汐が 空を掩うぜ 雲に向かって起つ石原裕次郎滝田順伊部晴美伊部晴美空をみつめて この胸が 青空に夢を乗せ かけまわる時 若い生命が 俺の生命が 風に逆らい 雲に向かって起つ  ほほに涙が きらきらと 哀しみを かくしても あふれ出る時 若い心が 俺の心が 愛にめざめて 雲に向かって起つ  俺を呼ぶよに 朝やけが 雲を染め 海に映え 火と燃える時 若い血汐が 俺の血汐が 空を掩うぜ 雲に向かって起つ
口笛が聞こえる港町君も覚えているだろ 別れ口笛 わかれ船 ふたりの幸福を 祈って旅に出た やさしい兄貴が 呼ぶような ああ 口笛が聞こえる 港町  二度と泣いたりしないね 君が泣く時ァ 俺も泣く ふたつの影法師を 一つに重ねたら 月夜の汐路の 向うから ああ 口笛が聞こえる 港町  涙こらえて振りむく 君の笑くぼの いじらしさ 思い出桟橋の 夜霧に濡れながら 兄貴の噂を するたびに ああ 口笛が聞こえる 港町石原裕次郎猪又良村沢良介君も覚えているだろ 別れ口笛 わかれ船 ふたりの幸福を 祈って旅に出た やさしい兄貴が 呼ぶような ああ 口笛が聞こえる 港町  二度と泣いたりしないね 君が泣く時ァ 俺も泣く ふたつの影法師を 一つに重ねたら 月夜の汐路の 向うから ああ 口笛が聞こえる 港町  涙こらえて振りむく 君の笑くぼの いじらしさ 思い出桟橋の 夜霧に濡れながら 兄貴の噂を するたびに ああ 口笛が聞こえる 港町
くちなしの花いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの 白い花 おまえのような 花だった  わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの 白い花 おまえのような 花だった  小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が またうかぶ くちなしの 白い花 おまえのような 花だった石原裕次郎水木かおる遠藤実いまでは指輪も まわるほど やせてやつれた おまえのうわさ くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる くちなしの 白い花 おまえのような 花だった  わがままいっては 困らせた 子供みたいな あの日のおまえ くちなしの雨の 雨のわかれが 今でもこころを しめつける くちなしの 白い花 おまえのような 花だった  小さなしあわせ それさえも 捨ててしまった 自分の手から くちなしの花を 花を見るたび 淋しい笑顔が またうかぶ くちなしの 白い花 おまえのような 花だった
銀座夜のブルースおとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース  酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース  呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース石原裕次郎池田充男服部良一服部克久おとな同志さ 俺とお前の仲 愛しすぎても あきはしないのさ これが銀座 濡れたネオンに 枯葉がうたう いつも、ごきげんな街だよ あゝ 銀座ブルース  酒にゃ強いが 女にも強いさ 粋なあいつは どこへ消えたのか これが銀座 タバコの煙り 追わないものさ みんな、ゆきずりの溜息 あゝ 銀座ブルース  呑んで踊って 恋に疲れたひと せめて明日に 夢をつなぐひと これが銀座 別れたあとの 孤独なこころ なぜか、眠れない夜ふけの あゝ 銀座ブルース
銀座ブルースたそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ あの娘の笑顔が 可愛い ちょっと飲んで いこうかな ほんとにあなたって いい方ね でもただそれだけね たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ  ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ 気のない素振りが憎い 一寸酔ってやろうかな 耳打ち話が気になるわ あなた意地悪ね ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ  あの娘の気持ちは どうだろう ちょっと聞いて みようかな 目と目で交したお話しが ピンと来るのよ 今宵ふけゆく銀座 たのしい街よ ふたり消えゆく銀座 夜霧の街よ石原裕次郎相良武鈴木道明たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ あの娘の笑顔が 可愛い ちょっと飲んで いこうかな ほんとにあなたって いい方ね でもただそれだけね たそがれゆく銀座 いとしい街よ 恋の灯つく銀座 夢買う街よ  ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ 気のない素振りが憎い 一寸酔ってやろうかな 耳打ち話が気になるわ あなた意地悪ね ネオン花咲く銀座 夢売る街よ こころはずむ銀座 夢買う街よ  あの娘の気持ちは どうだろう ちょっと聞いて みようかな 目と目で交したお話しが ピンと来るのよ 今宵ふけゆく銀座 たのしい街よ ふたり消えゆく銀座 夜霧の街よ
銀座・海・山(セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか  心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー  (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ  ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー  (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ  ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー石原裕次郎大高ひさを村沢良介大久保徳二郎(セリフ)おい、真夜中の銀座って、イカすじゃないか  心と心 影と影 なんにも話すことはない そっと口づけ 交すだけ 若い俺たち 二人のために 夜霧 深い 銀座 ミッドナイト ランデブー  (セリフ)ほーら、あれが江の島で、こっちが葉山だ  ヨットの影も 何もない 静かな海と 月ばかり 青い渚の 砂だけが 若い俺たち 二人の恋を 知って 知らぬ 顔さ ミッドナイト ランデブー  (セリフ)さあ、明日は、あの山を越えてゆくんだぜ  ランプを消して、もう一度 山荘の窓で 囁けば 星の眸も 濡れている 若い俺たち 二人の胸も 甘く 濡れて 更ける ミッドナイト ランデブー
祇園町から誰か待ってて 呉れそうな そんな気がして 出はしたが 誰も待たない 俺ひとり さくら月夜の 祇園をよぎる 石だたみ  さ霧やさしい 高瀬川 都をどりの 遠囃し ひとりぽっちは 俺だけか これが京都の なごりの春の 横顔か  四条小橋の 猫やなぎ 枯れた梢にゃ 芽が吹かぬ 俺もお前と 同じこと 枯れた恋なら みやこの水に 棄てるのさ石原裕次郎萩原四朗上原賢六塩瀬重雄誰か待ってて 呉れそうな そんな気がして 出はしたが 誰も待たない 俺ひとり さくら月夜の 祇園をよぎる 石だたみ  さ霧やさしい 高瀬川 都をどりの 遠囃し ひとりぽっちは 俺だけか これが京都の なごりの春の 横顔か  四条小橋の 猫やなぎ 枯れた梢にゃ 芽が吹かぬ 俺もお前と 同じこと 枯れた恋なら みやこの水に 棄てるのさ
霧の波止場町ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町  指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町  約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町石原裕次郎水木れいじ浜圭介竜崎孝路ためいきついても しかたないじゃないか 愛しても 愛しても ひとつになれない こもれ灯ほのかな とまり木で 名残りのグラスを かさねようー つらい つらい宿命に 心は燃えて しのび逢う… しのび逢う… 霧の波止場町  指輪もやれない こんな俺のために いつの日も いつの日も 尽してくれたね か細いうなじの おくれ毛が おまえの まごころ 偲ばせるー 暗い 暗い小窓で 汽笛の音も すすり泣く… すすり泣く… 霧の波止場町  約束したって しかたないじゃないか 別れたら 別れたら 二度とは逢えない みれん酒など あびるなよ 淋しい瞳をして 暮らすなよー つきぬ つきぬ想いに 背中を向けて 捨ててゆく… 捨ててゆく… 霧の波止場町
霧にむせぶ夜涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜石原裕次郎丹古晴己鈴木淳涙じゃないよと 言いたいけれど こらえても こらえても まつ毛がぬれる 君より切ない この俺なのさ だから笑顔が ほしいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  逢いたくなったら 夢でも逢える はなれても はなれても かわらぬ心 君より激しい この恋なのさ だから死ぬほど つらいのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜  分ってくれたら 泣くのをやめて いつまでも いつまでも 待たせはしない 君より淋しい この胸なのさ だからみじかい 旅なのに さよならが さよならが 霧にむせぶ夜
きよしこの夜きよしこの夜 星はひかり すくいのみ子は み母のむねに ねむりたもう ゆめやすく  SILENT NIGHT HOLY NIGHT ALL IS CALM ALL IS BRIGHT ROUND YOU VIRGIN MOTHER AND CHILD HOLY INFANT SO TENDER AND MILD SLEEP IN HEAVENLY PEACE SLEEP IN HEAVENLY PEACE石原裕次郎不詳不詳きよしこの夜 星はひかり すくいのみ子は み母のむねに ねむりたもう ゆめやすく  SILENT NIGHT HOLY NIGHT ALL IS CALM ALL IS BRIGHT ROUND YOU VIRGIN MOTHER AND CHILD HOLY INFANT SO TENDER AND MILD SLEEP IN HEAVENLY PEACE SLEEP IN HEAVENLY PEACE
今日でお別れ今日でお別れね もう逢えない 涙を見せずに いたいけれど 信じられないの そのひとこと あの甘い言葉を ささやいた あなたが 突然さようなら 言えるなんて  最後のタバコに 火をつけましょう 曲ったネクタイ なおさせてね あなたの背広や 身のまわりに やさしく気を配る 胸はずむ仕事は これから どなたが するのかしら  今日でお別れね もう逢えない あなたも涙を 見せてほしい 何も云わないで 気安めなど こみあげる涙は こみあげる涙は 言葉にならない さようなら石原裕次郎なかにし礼宇井あきら今日でお別れね もう逢えない 涙を見せずに いたいけれど 信じられないの そのひとこと あの甘い言葉を ささやいた あなたが 突然さようなら 言えるなんて  最後のタバコに 火をつけましょう 曲ったネクタイ なおさせてね あなたの背広や 身のまわりに やさしく気を配る 胸はずむ仕事は これから どなたが するのかしら  今日でお別れね もう逢えない あなたも涙を 見せてほしい 何も云わないで 気安めなど こみあげる涙は こみあげる涙は 言葉にならない さようなら
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