カトランの薔薇風は木枯らし ニコライ坂を 落ち葉集めて 冬仕度 冬仕度 今も帰りを 待ちながら 愛を忘れた 紅を引く 好きなあなたの カトランの 真っ赤な薔薇に 似たルージュ たった一枚 薔薇の絵残し 消えたあのひと 憎らしい 憎らしい 鐘が悲しく 鳴り響く あなた逢いたい 今すぐに 冬を越すたび カトランの 真っ赤な薔薇が 紅を増す 鐘が悲しく 鳴り響く あなた逢いたい 今すぐに 好きなあなたの カトランの 真っ赤な薔薇に 似たルージュ 似たルージュ | 角川博 | 峰崎林二郎 | 岡千秋 | 前田俊明 | 風は木枯らし ニコライ坂を 落ち葉集めて 冬仕度 冬仕度 今も帰りを 待ちながら 愛を忘れた 紅を引く 好きなあなたの カトランの 真っ赤な薔薇に 似たルージュ たった一枚 薔薇の絵残し 消えたあのひと 憎らしい 憎らしい 鐘が悲しく 鳴り響く あなた逢いたい 今すぐに 冬を越すたび カトランの 真っ赤な薔薇が 紅を増す 鐘が悲しく 鳴り響く あなた逢いたい 今すぐに 好きなあなたの カトランの 真っ赤な薔薇に 似たルージュ 似たルージュ |
別離(イビヨル)時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんな愛した想い出を 忘れはしないでしょう 青い月を見上げ 一人過ごす夜は 誓った言葉を繰り返し 逢いたくなるでしょう 山越え遠くに 別れても 海の彼方 遥か離れても 時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した想い出を 忘れはしないでしょう あなたの噂を風が 運んで来る夜は 寄せてはかえすさみしさに 心揺らすでしょう 流れゆく月日が すべてをかえるでしょう たとえふたりの炎が 燃えつづけていても 山越え遠くに 別れても 海の彼方 遥か離れても 時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した想い出を 忘れはしないでしょう 山越え遠く 別れても 海の彼方 遥か離れても 時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した想い出を 忘れはしないでしょう | 角川博 | 吉屋潤 | 吉屋潤 | | 時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんな愛した想い出を 忘れはしないでしょう 青い月を見上げ 一人過ごす夜は 誓った言葉を繰り返し 逢いたくなるでしょう 山越え遠くに 別れても 海の彼方 遥か離れても 時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した想い出を 忘れはしないでしょう あなたの噂を風が 運んで来る夜は 寄せてはかえすさみしさに 心揺らすでしょう 流れゆく月日が すべてをかえるでしょう たとえふたりの炎が 燃えつづけていても 山越え遠くに 別れても 海の彼方 遥か離れても 時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した想い出を 忘れはしないでしょう 山越え遠く 別れても 海の彼方 遥か離れても 時には思い出すでしょう 冷たい人だけど あんなに愛した想い出を 忘れはしないでしょう |
残波岬波の花散る 岬に日が落ちる 声をしのんで 娘が泣いた 赤い夕日に袂(たもと)を染めて 恋しい人に あぁ 泣いた 好きで添えない この世の運命(かなしみ)に 島の千鳥も 後追い鳴いた 想いとどかぬ片瀬(かたせ)の波よ 逢いたい人は あぁ 遠い 暗い岬に ポツリと灯台(ひ)が点(とも)る はるか潮路(しおじ)を 涙が走る いっそ散らそか荒磯(あらそ)の波に 十九の春を あぁ 泣いて | 角川博 | たかたかし | 弦哲也 | | 波の花散る 岬に日が落ちる 声をしのんで 娘が泣いた 赤い夕日に袂(たもと)を染めて 恋しい人に あぁ 泣いた 好きで添えない この世の運命(かなしみ)に 島の千鳥も 後追い鳴いた 想いとどかぬ片瀬(かたせ)の波よ 逢いたい人は あぁ 遠い 暗い岬に ポツリと灯台(ひ)が点(とも)る はるか潮路(しおじ)を 涙が走る いっそ散らそか荒磯(あらそ)の波に 十九の春を あぁ 泣いて |
こころ宿髪の乱れは 昨夜の名残り うしろ姿で ほつれを梳かす 忍ぶ二人の こころ宿 お別れします…あなた まるで涙を 集めたような 窓の下には 未練川 いくら逢瀬を 重ねてみても 変わらなかった 二人の宿命(さだめ) たとえ短い 間でも 幸せでした… あなた いのち捨てても 悔いない恋を なんで邪魔する 世間川 二人迎えた 最後の夜明け 別れ口紅(べに)さす 鏡がくもる 帰り支度の こころ宿 お先に出ます… あなた 残る未練は 月日をかけて 流すつもりの 明日川 | 角川博 | 木下龍太郎 | 花笠薫 | 南郷達也 | 髪の乱れは 昨夜の名残り うしろ姿で ほつれを梳かす 忍ぶ二人の こころ宿 お別れします…あなた まるで涙を 集めたような 窓の下には 未練川 いくら逢瀬を 重ねてみても 変わらなかった 二人の宿命(さだめ) たとえ短い 間でも 幸せでした… あなた いのち捨てても 悔いない恋を なんで邪魔する 世間川 二人迎えた 最後の夜明け 別れ口紅(べに)さす 鏡がくもる 帰り支度の こころ宿 お先に出ます… あなた 残る未練は 月日をかけて 流すつもりの 明日川 |
涙めぐりそうよ 女は 涙で出来てるの だから 泣いても 泣いても懲りないの ああ しとしと 降りしきる ああ 涙が 降りしきる 駄目な人だけど あなたが好きでした 愛と 別れは 背中合わせね めぐりめぐって いつかは幸せに そうよ 女は 寄り道できないの いつも あしたに あしたに向かうのよ ああ ゆらゆら 揺らめいて ああ 涙が ゆらめいて 夢をかくすけど 私は負けないわ 嘘と 本気は 裏と表ね めぐりめぐって 必ず幸せに ああ しとしと 降りしきる ああ 涙が 降りしきる 駄目な人だけど あなたが好きでした 愛と 別れは 背中合わせね めぐりめぐって いつかは幸せに いつかは幸せに | 角川博 | 田久保真見 | 大谷明裕 | 前田俊明 | そうよ 女は 涙で出来てるの だから 泣いても 泣いても懲りないの ああ しとしと 降りしきる ああ 涙が 降りしきる 駄目な人だけど あなたが好きでした 愛と 別れは 背中合わせね めぐりめぐって いつかは幸せに そうよ 女は 寄り道できないの いつも あしたに あしたに向かうのよ ああ ゆらゆら 揺らめいて ああ 涙が ゆらめいて 夢をかくすけど 私は負けないわ 嘘と 本気は 裏と表ね めぐりめぐって 必ず幸せに ああ しとしと 降りしきる ああ 涙が 降りしきる 駄目な人だけど あなたが好きでした 愛と 別れは 背中合わせね めぐりめぐって いつかは幸せに いつかは幸せに |
私、やっぱり女です私、やっぱり女です 心のささえが ほしかった 泣いてすがれば 伊勢佐木あたり ネオンがにじむ 横浜 横浜 夜の横浜 アケミという女 私、やっぱり女です 遊びのつもりが 惚れていた 酔えば恋しい 春雨通り 噂がにげる 長崎 長崎 夜の長崎 ナオミという女 私、やっぱり女です 一度は結婚したかった ぬいた指輪を 淀川あたり 波間に放かす 大阪 大阪 夜の大阪 ヒロミという女 | 角川博 | たかたかし | 市川昭介 | 前田俊明 | 私、やっぱり女です 心のささえが ほしかった 泣いてすがれば 伊勢佐木あたり ネオンがにじむ 横浜 横浜 夜の横浜 アケミという女 私、やっぱり女です 遊びのつもりが 惚れていた 酔えば恋しい 春雨通り 噂がにげる 長崎 長崎 夜の長崎 ナオミという女 私、やっぱり女です 一度は結婚したかった ぬいた指輪を 淀川あたり 波間に放かす 大阪 大阪 夜の大阪 ヒロミという女 |
流氷岬流氷岬 身を切るような 風が吹雪に また変わる しのび泣き泣き あの人の そっと面影 抱く夜は 一人が寒い 心が寒い 女が寒い 忘れられない命が寒い 流氷岬 流の旅路 はぐれ鴎に 似た運命 すすり泣き泣き あの人に つのる想いよ 悲しさよ 一人が辛い 心が痛い 女が辛い 忘れられない 命が辛い 流氷岬 幸せ遠く 北の最涯 夢もない むせび泣き泣き あの人と めぐり逢う日を信じても 一人が寒い 心が寒い 女が寒い 忘れられない 命が寒い | 角川博 | 鈴木康正 | 林清悦 | | 流氷岬 身を切るような 風が吹雪に また変わる しのび泣き泣き あの人の そっと面影 抱く夜は 一人が寒い 心が寒い 女が寒い 忘れられない命が寒い 流氷岬 流の旅路 はぐれ鴎に 似た運命 すすり泣き泣き あの人に つのる想いよ 悲しさよ 一人が辛い 心が痛い 女が辛い 忘れられない 命が辛い 流氷岬 幸せ遠く 北の最涯 夢もない むせび泣き泣き あの人と めぐり逢う日を信じても 一人が寒い 心が寒い 女が寒い 忘れられない 命が寒い |
想い出ねだり愛することは出来るけど 愛され方がわからない 優しくされればされるほど 嘘だと思うの 誰も信じずに生きるのは きっと自分を守るため 信じてみても裏切られ 泣くだけだから 欲しいの 欲しいの 想い出が欲しいの 欲しいの 欲しいの あなたが欲しい 想い出を 積み上げて 崩れる心 支えるの ひとりで生きるそのために 勝気な女演じてる ほんとは弱くて泣き虫と あなたは知らない 生まれ変わったら離れずに ずっと私を守ってと 可愛く言える女には なれない私 欲しいの 欲しいの 想い出が欲しいの 欲しいの 欲しいの あなたが欲しい 想い出に くるまって 凍える心 あたためる 欲しいの 欲しいの 想い出が欲しいの 欲しいの 欲しいの あなたが欲しい 想い出を 積み上げて 崩れる心 支えるの | 角川博 | 田久保真見 | 徳久広司 | 前田俊明 | 愛することは出来るけど 愛され方がわからない 優しくされればされるほど 嘘だと思うの 誰も信じずに生きるのは きっと自分を守るため 信じてみても裏切られ 泣くだけだから 欲しいの 欲しいの 想い出が欲しいの 欲しいの 欲しいの あなたが欲しい 想い出を 積み上げて 崩れる心 支えるの ひとりで生きるそのために 勝気な女演じてる ほんとは弱くて泣き虫と あなたは知らない 生まれ変わったら離れずに ずっと私を守ってと 可愛く言える女には なれない私 欲しいの 欲しいの 想い出が欲しいの 欲しいの 欲しいの あなたが欲しい 想い出に くるまって 凍える心 あたためる 欲しいの 欲しいの 想い出が欲しいの 欲しいの 欲しいの あなたが欲しい 想い出を 積み上げて 崩れる心 支えるの |
さだめ川明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした 二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次の世までも ついて行きたい 私です | 角川博 | 石本美由起 | 船村徹 | | 明日のゆくえ さがしても この眼に見えぬ さだめ川 あなたの愛の 流れるままに ゆるした夜は 雨でした 二人の恋を 憎むよな うわさが辛い さだめ川 故郷の町を 逃がれる旅は いずこの山か また海か すべてを水に ながしては 生きて行けない さだめ川 あなたの愛に 次の世までも ついて行きたい 私です |
めおと路ふたつの命 ひとつに重ね 生きるみちづれ あなたと決めた 苦労分けあい いたわりあって 夢を見たいね 夢を見たいね これからも ふたりで生きたい めおと路 茨(いばら)の道も 辛くはないわ なぜか楽しい 思い出ばかり 派手な暮らしは できないけれど 声をかけあい 声をかけあい これからも ふたりで生きたい めおと路 こころの絆 見えないけれど 結びなおして うなずきあって 浮世しぐれも 冷たい風も 笑顔ひとつが 笑顔ひとつが あればいい ふたりで生きたい めおと路 | 角川博 | 吉田勉・補作詩:多野亮 | 吉田勉 | 前田俊明 | ふたつの命 ひとつに重ね 生きるみちづれ あなたと決めた 苦労分けあい いたわりあって 夢を見たいね 夢を見たいね これからも ふたりで生きたい めおと路 茨(いばら)の道も 辛くはないわ なぜか楽しい 思い出ばかり 派手な暮らしは できないけれど 声をかけあい 声をかけあい これからも ふたりで生きたい めおと路 こころの絆 見えないけれど 結びなおして うなずきあって 浮世しぐれも 冷たい風も 笑顔ひとつが 笑顔ひとつが あればいい ふたりで生きたい めおと路 |
別れたけれどあなたの背広の ちぎれたボタン 時々 くちびる 押しあてて 男は誰でも 淋しがり屋ねと ひとりつぶやく 淡い黄昏よ 心で 死ぬほど 憎んでも 死ぬほど 憎んでも 馬鹿ね…馬鹿ね… 身体が許してる… 戻って来てよ あなたの女です 別れたけど あなたの女です 扉のあかりを 灯したままで うたた寝しながら 待ちました あんなに つれない ろくでなしのこと 今も この指 好きと恋しがる いくつも 季節は 過ぎたのに 季節は 過ぎたのに 駄目ね…駄目ね…さよならできないわ どうしているの あなたに逢いたくて 別れたけれど あなたに逢いたくて 心で 死ぬほど 憎んでも 死ぬほど 憎んでも 馬鹿ね…馬鹿ね… 身体が許してる… 戻って来てよ あなたの女です 別れたけど あなたの女です | 角川博 | 水木れいじ | 岡千秋 | 川口真 | あなたの背広の ちぎれたボタン 時々 くちびる 押しあてて 男は誰でも 淋しがり屋ねと ひとりつぶやく 淡い黄昏よ 心で 死ぬほど 憎んでも 死ぬほど 憎んでも 馬鹿ね…馬鹿ね… 身体が許してる… 戻って来てよ あなたの女です 別れたけど あなたの女です 扉のあかりを 灯したままで うたた寝しながら 待ちました あんなに つれない ろくでなしのこと 今も この指 好きと恋しがる いくつも 季節は 過ぎたのに 季節は 過ぎたのに 駄目ね…駄目ね…さよならできないわ どうしているの あなたに逢いたくて 別れたけれど あなたに逢いたくて 心で 死ぬほど 憎んでも 死ぬほど 憎んでも 馬鹿ね…馬鹿ね… 身体が許してる… 戻って来てよ あなたの女です 別れたけど あなたの女です |
初めてなんですあなたが最初の 男じゃないけれど 最後の女に してくれますか 横なぐり 降りしきる 雨は私の 涙です 愛してる 愛してる 初めてなんです こんな気持に なったのは 霙(みぞれ)が降るよに 涙がふりしきる 目尻を濡らして ほほづえまでも 戻せない 遠い日々 傷は心に 残るけど 許してね 許してね 初めてなんです 惚れてすべてを 賭けるのは 見えない明日(あした)に 灯(あか)りを点(とも)します 私の役目は それしかないわ 駄目ならば 棄(す)てていい あなた迷惑 かけないわ 馬鹿でした 馬鹿でした 初めてなんです こんないいひと いなかった | 角川博 | 里村龍一 | 徳久公司 | 前田俊明 | あなたが最初の 男じゃないけれど 最後の女に してくれますか 横なぐり 降りしきる 雨は私の 涙です 愛してる 愛してる 初めてなんです こんな気持に なったのは 霙(みぞれ)が降るよに 涙がふりしきる 目尻を濡らして ほほづえまでも 戻せない 遠い日々 傷は心に 残るけど 許してね 許してね 初めてなんです 惚れてすべてを 賭けるのは 見えない明日(あした)に 灯(あか)りを点(とも)します 私の役目は それしかないわ 駄目ならば 棄(す)てていい あなた迷惑 かけないわ 馬鹿でした 馬鹿でした 初めてなんです こんないいひと いなかった |
夢二の宿枕灯りに 映るのは ひとり寝化粧 影姿 いで湯の宿で 未練を流し 出直すはずの 旅なのに 夢二が描いた 絵のように 細いうなじが 恋しがる 雪見障子を ふるわせて 夜行列車が 遠ざかる 椿の花が ぽとりと落ちる きれいに命 散らせたら 夢二の愛の はかなさに 春が見えない かくれ宿 夢二が描いた 絵のように 細いうなじが 恋しがる | 角川博 | 石原信一 | 岡千秋 | 南郷達也 | 枕灯りに 映るのは ひとり寝化粧 影姿 いで湯の宿で 未練を流し 出直すはずの 旅なのに 夢二が描いた 絵のように 細いうなじが 恋しがる 雪見障子を ふるわせて 夜行列車が 遠ざかる 椿の花が ぽとりと落ちる きれいに命 散らせたら 夢二の愛の はかなさに 春が見えない かくれ宿 夢二が描いた 絵のように 細いうなじが 恋しがる |
四谷・大木戸・左門町まるで傘でも 忘れるように あいつを忘れた 俺だった まるで明日も 会うように 旅に出かけて それっきり あいつの匂いは Tシャツの 洗濯バサミの 跡だけだった 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら 昔通った この店で 飲んでいたよと 言っとくれ まるで夢でも 売ってるように 何にも出来ない 俺だった 二人暮らした アパートも いつの間にやら 駐車場 近くのスーパー のぞいたら 想い出ぐらいは 売ってるだろうか 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ | 角川博 | 喜多條忠 | 平尾昌晃 | | まるで傘でも 忘れるように あいつを忘れた 俺だった まるで明日も 会うように 旅に出かけて それっきり あいつの匂いは Tシャツの 洗濯バサミの 跡だけだった 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら 昔通った この店で 飲んでいたよと 言っとくれ まるで夢でも 売ってるように 何にも出来ない 俺だった 二人暮らした アパートも いつの間にやら 駐車場 近くのスーパー のぞいたら 想い出ぐらいは 売ってるだろうか 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ 四谷 大木戸 左門町 啓子という名の 女がいたら たったひとこと この俺が 淋しそうだと 言っとくれ |
人情つれづれ雪の礫(つぶて)を かためた指に 人の寒さが しみとおる 目先口先(めさきくちさき) 小手先(こてさき)だけで なにか忘れちゃ いませんか そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 世間(せけん)つれづれ うらみ節(ぶし) たかが女と 軽くは言うが 恋に死ぬ気の 奴(やつ)もいる 命まるごと ぶつけた夢も 春を待たずに 肩すかし そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 愚痴(ぐち)をのみこむ 月明(つきあか)り 義理と人情の 一本綱(いっぽんづな)も 縒(より)を戻せば ただの馬鹿(ばか) 通る道理(どうり)と 通らぬ道理 なにか忘れちゃ いませんか そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 男つれづれ ひとり酒 | 角川博 | 松井由利夫 | 水森英夫 | | 雪の礫(つぶて)を かためた指に 人の寒さが しみとおる 目先口先(めさきくちさき) 小手先(こてさき)だけで なにか忘れちゃ いませんか そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 世間(せけん)つれづれ うらみ節(ぶし) たかが女と 軽くは言うが 恋に死ぬ気の 奴(やつ)もいる 命まるごと ぶつけた夢も 春を待たずに 肩すかし そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 愚痴(ぐち)をのみこむ 月明(つきあか)り 義理と人情の 一本綱(いっぽんづな)も 縒(より)を戻せば ただの馬鹿(ばか) 通る道理(どうり)と 通らぬ道理 なにか忘れちゃ いませんか そう言えば そうだよね そう言えば そうだよね 男つれづれ ひとり酒 |
それなのに長崎ダークの背広に 渋めのネクタイ いい人を 見つけたと 皆に自慢を していたの それなのに長崎 鐘が鳴る あの人探して 春雨通り 私、今夜は泣いてます 男の経験 あんまりないから あの人の やさしさを 信じていたのよ おばかさん むらさきの雨降る 石畳 二人で眺めた 長崎夜景 私、今夜は飲んでます 遊びじゃなかった 私の場合は 結婚を かんがえて 交際してたの 真剣に それなのに長崎 泣かないで ハーバー・ライトに カモメが翔んで 私、今夜は酔ってます | 角川博 | たかたかし | 弦哲也 | 前田俊明 | ダークの背広に 渋めのネクタイ いい人を 見つけたと 皆に自慢を していたの それなのに長崎 鐘が鳴る あの人探して 春雨通り 私、今夜は泣いてます 男の経験 あんまりないから あの人の やさしさを 信じていたのよ おばかさん むらさきの雨降る 石畳 二人で眺めた 長崎夜景 私、今夜は飲んでます 遊びじゃなかった 私の場合は 結婚を かんがえて 交際してたの 真剣に それなのに長崎 泣かないで ハーバー・ライトに カモメが翔んで 私、今夜は酔ってます |
ヨコハマ港物語波止場のベンチに腰かけながら 船をかぞえた細い指 潮風 思い出 ヨコハマ ヨコハマ ヨコハマ港 いつも可愛いい 赤い靴 履いてた あの娘はどこにいる 鴎に聞いても わからない 落書き酒場の 古びた壁に 残る名前のなつかしさ ドラの音出る船ヨコハマ ヨコハマ ヨコハマ港 シスコ好みの 赤い靴 お洒落な あの娘は もういない どこかへ嫁いで いったのか 来る人 行く人ヨコハマ ヨコハマ ヨコハマ港 俺はしみじみ 赤い靴 似合った あの娘と 見た夢を 偲べばグラスにまた浮かぶ | 角川博 | 石本美由起 | 岡千秋 | | 波止場のベンチに腰かけながら 船をかぞえた細い指 潮風 思い出 ヨコハマ ヨコハマ ヨコハマ港 いつも可愛いい 赤い靴 履いてた あの娘はどこにいる 鴎に聞いても わからない 落書き酒場の 古びた壁に 残る名前のなつかしさ ドラの音出る船ヨコハマ ヨコハマ ヨコハマ港 シスコ好みの 赤い靴 お洒落な あの娘は もういない どこかへ嫁いで いったのか 来る人 行く人ヨコハマ ヨコハマ ヨコハマ港 俺はしみじみ 赤い靴 似合った あの娘と 見た夢を 偲べばグラスにまた浮かぶ |
水仙情話同じ歩幅で 歩いたはずが いつかはぐれた あなたから 当てのないまま ひとり来た 水仙岬 泣いて明かした 女の目には 海の夕陽が なお沁みる ひとつ違えば 次から次へ 積み木崩しね しあわせは 愛のもろさを 知らされた 水仙岬 もっと尽くせば 続いた二人 先に立つのは 愚痴ばかり 胸の未練火 消さないかぎり きっと遅れる ひとり立ち 花も叱るか 弱虫を 水仙岬 宿の湯舟で 残り香流し 帰り支度を するつもり | 角川博 | 木下龍太郎 | 花笠薫 | 前田俊明 | 同じ歩幅で 歩いたはずが いつかはぐれた あなたから 当てのないまま ひとり来た 水仙岬 泣いて明かした 女の目には 海の夕陽が なお沁みる ひとつ違えば 次から次へ 積み木崩しね しあわせは 愛のもろさを 知らされた 水仙岬 もっと尽くせば 続いた二人 先に立つのは 愚痴ばかり 胸の未練火 消さないかぎり きっと遅れる ひとり立ち 花も叱るか 弱虫を 水仙岬 宿の湯舟で 残り香流し 帰り支度を するつもり |
なきむし酒あなたが居なくちゃ 死んじゃうと 追いかけてすがりつく 恋でした おんななんて 水中花 流した涙に 濡れて咲く あんなろくでなし 捨ててやったの お猪口一杯 強がって また泣くの あなたじゃなければ 抱かれても 吐息よりため息が あふれます おんななんて 水中花 未練の紅さが 燃えのこる もっと尽くしたら そばに居れたの? お猪口一杯 悔やんだら また泣くの あなたに逢えない さみしさは 温もりでごまかして 生きるだけ おんななんて 水中花 想い出まとって 脱ぎすてて もっと色っぽく なってやるから お猪口一杯 強がって また泣くの | 角川博 | 田久保真見 | 岡千秋 | 前田俊明 | あなたが居なくちゃ 死んじゃうと 追いかけてすがりつく 恋でした おんななんて 水中花 流した涙に 濡れて咲く あんなろくでなし 捨ててやったの お猪口一杯 強がって また泣くの あなたじゃなければ 抱かれても 吐息よりため息が あふれます おんななんて 水中花 未練の紅さが 燃えのこる もっと尽くしたら そばに居れたの? お猪口一杯 悔やんだら また泣くの あなたに逢えない さみしさは 温もりでごまかして 生きるだけ おんななんて 水中花 想い出まとって 脱ぎすてて もっと色っぽく なってやるから お猪口一杯 強がって また泣くの |
吐息花火時は静かに 過ぎて 季節を 変えてゆくけど あなたと抱きあう この素肌は いつでも真夏です ひとつ…ふたつ… 闇の中に 熱い吐息の花が咲く 打ち上げて 打ち上げて ああ…吐息花火 みじかい恋なら 綺麗な方がいい 一秒だけでも 長く あなたのそばにいたくて 逢えない夜でも 逢いに来る いけない女です みっつ…よっつ… 夜の底で 揺れて吐息の花になる 燃え尽きたい 燃え尽きたい ああ…乱れ花火 優しい男より 哀しい男がいい ここのつ…とう… 夢の果てで 燃えて吐息の花が散る こみあげて こみあげて ああ…吐息花火 最後の恋なら 苦しい方がいい 最後の恋なら 苦しい方がいい | 角川博 | 田久保真見 | 浜圭介 | | 時は静かに 過ぎて 季節を 変えてゆくけど あなたと抱きあう この素肌は いつでも真夏です ひとつ…ふたつ… 闇の中に 熱い吐息の花が咲く 打ち上げて 打ち上げて ああ…吐息花火 みじかい恋なら 綺麗な方がいい 一秒だけでも 長く あなたのそばにいたくて 逢えない夜でも 逢いに来る いけない女です みっつ…よっつ… 夜の底で 揺れて吐息の花になる 燃え尽きたい 燃え尽きたい ああ…乱れ花火 優しい男より 哀しい男がいい ここのつ…とう… 夢の果てで 燃えて吐息の花が散る こみあげて こみあげて ああ…吐息花火 最後の恋なら 苦しい方がいい 最後の恋なら 苦しい方がいい |
ふられ酒道端の猫 ひろい上げ 一緒に暮らすか 聞いてみる 六畳一間は ゆうべから あの娘のあきが できてるぜ ふられ女は 絵になるけれど ふられ男は 笑いの種さ 風呂屋帰りの 冷えないうちに 夢を肴に ほろほろと酔っぱらってしまおうか 横丁屋台の おやじさん 変わらないのは あんただけ 体のシンまで あったまる 熱燗一本 つけてくれ ふられ女は 絵になるけれど ふられ男は 笑いの種さ 赤いサンダル 川に投げすて 夢を肴に ほろほろと酔っぱらってしまおうか 煙草さかさに 火をつけて ドジな自分に 愛想つき あの娘別れて よかったと ぼんやり幸せ 願ってる ふられ女は 絵になるけれど ふられ男は 笑いの種さ 流行歌(はやりうた)でも どなって歌い 夢を肴に ほろほろと酔っぱらってしまおうか | 角川博 | 石原信一 | あすなろ | | 道端の猫 ひろい上げ 一緒に暮らすか 聞いてみる 六畳一間は ゆうべから あの娘のあきが できてるぜ ふられ女は 絵になるけれど ふられ男は 笑いの種さ 風呂屋帰りの 冷えないうちに 夢を肴に ほろほろと酔っぱらってしまおうか 横丁屋台の おやじさん 変わらないのは あんただけ 体のシンまで あったまる 熱燗一本 つけてくれ ふられ女は 絵になるけれど ふられ男は 笑いの種さ 赤いサンダル 川に投げすて 夢を肴に ほろほろと酔っぱらってしまおうか 煙草さかさに 火をつけて ドジな自分に 愛想つき あの娘別れて よかったと ぼんやり幸せ 願ってる ふられ女は 絵になるけれど ふられ男は 笑いの種さ 流行歌(はやりうた)でも どなって歌い 夢を肴に ほろほろと酔っぱらってしまおうか |
みだれ髪髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳き網の 舟にのせたい この片情け 春は二重に 巻いた帯 三重に巻いても 余る秋 暗や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ | 角川博 | 星野哲郎 | 船村徹 | | 髪のみだれに 手をやれば 赤い蹴出しが 風に舞う 憎や 恋しや 塩屋の岬 投げて届かぬ 想いの糸が 胸にからんで 涙をしぼる すてたお方の しあわせを 祈る女の 性(さが)かなし 辛らや 重たや わが恋ながら 沖の瀬をゆく 底曳き網の 舟にのせたい この片情け 春は二重に 巻いた帯 三重に巻いても 余る秋 暗や 涯てなや 塩屋の岬 見えぬ心を 照らしておくれ ひとりぼっちに しないでおくれ |
夢の華沖で揺れてる あの漁火は 女心の 哀しみか 千にひとつも 添えない運命 知っていながら また燃える あ……あなた 恋は一夜の 夢の華 そろい浴衣で 肩よせ歩く 風に甘える おくれ髪 胸にすがって お酒に酔って せめてつらさを 忘れたい あ……あなた 恋は優しい 夢の華 明日の別れを 思えばつらい 遠い海鳴り しのび泣く 涙ひとすじ 湯舟にかくし 流す背中の いとしさよ あ……あなた 恋はせつない 夢の華 | 角川博 | 下地亜記子 | 飯田譲 | | 沖で揺れてる あの漁火は 女心の 哀しみか 千にひとつも 添えない運命 知っていながら また燃える あ……あなた 恋は一夜の 夢の華 そろい浴衣で 肩よせ歩く 風に甘える おくれ髪 胸にすがって お酒に酔って せめてつらさを 忘れたい あ……あなた 恋は優しい 夢の華 明日の別れを 思えばつらい 遠い海鳴り しのび泣く 涙ひとすじ 湯舟にかくし 流す背中の いとしさよ あ……あなた 恋はせつない 夢の華 |
叶わぬ恋あなたによく似た 後ろ影 思わず目で追い 立ち尽くす 会ってどうする 今さら会って 二人で決めた 別れです せめて朝まで せめて朝まで 一緒にいたい それさえ叶わぬ 恋でした 誰かのものだと 知りながら 抱かれた女の 身勝手さ 泣いてどうする 今さら泣いて 束(つか)の間(ま)夢を 見た私 たった一年 たった一年 短い月日 幸せ続かぬ 恋でした 最後に私を 抱きしめて 許して欲しいと 詫びた人 会ってどうする 今さら会って 涙をそっと 振りほどく 好きなあなたの 好きなあなたの 名前も言えぬ 世間に隠れた 恋でした | 角川博 | 麻こよみ | 南乃星太 | 伊戸のりお | あなたによく似た 後ろ影 思わず目で追い 立ち尽くす 会ってどうする 今さら会って 二人で決めた 別れです せめて朝まで せめて朝まで 一緒にいたい それさえ叶わぬ 恋でした 誰かのものだと 知りながら 抱かれた女の 身勝手さ 泣いてどうする 今さら泣いて 束(つか)の間(ま)夢を 見た私 たった一年 たった一年 短い月日 幸せ続かぬ 恋でした 最後に私を 抱きしめて 許して欲しいと 詫びた人 会ってどうする 今さら会って 涙をそっと 振りほどく 好きなあなたの 好きなあなたの 名前も言えぬ 世間に隠れた 恋でした |
それなのに仙台七夕祭り 吹流し 別れはすませた はずでした それなのに仙台…また誘われて いつものホテル いつものお部屋 あたしって あたしって ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに おばかさん あなたに二度と 会わないと 何度も自分に 誓ったわ それなのに仙台…また欲しくなる やさしい言葉 やさしいキッス あたしって あたしって ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに おばかさん 悲しい恋は あきらめて あなたを忘れて 暮らしたい それなのに仙台…また腕の中 別れるなんて やっぱり無理ね あたしって あたしって ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに おばかさん | 角川博 | たかたかし | 弦哲也 | 前田俊明 | 七夕祭り 吹流し 別れはすませた はずでした それなのに仙台…また誘われて いつものホテル いつものお部屋 あたしって あたしって ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに おばかさん あなたに二度と 会わないと 何度も自分に 誓ったわ それなのに仙台…また欲しくなる やさしい言葉 やさしいキッス あたしって あたしって ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに おばかさん 悲しい恋は あきらめて あなたを忘れて 暮らしたい それなのに仙台…また腕の中 別れるなんて やっぱり無理ね あたしって あたしって ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに ほんとに おばかさん |
なみだ恋夜の新宿 裏通り 肩を寄せあう 通り雨 誰を恨んで 濡れるのか 逢えばせつない 別れがつらい しのび逢う恋 なみだ恋 夜の新宿 こぼれ花 一緒に暮らす しあわせを 一度は夢に みたけれど 冷たい風が 二人を責める しのび逢う恋 なみだ恋 夜の新宿 裏通り 夜咲く花が 雨に散る 悲しい運命(さだめ)を 占う二人 なぜか今夜は 帰したくない しのび逢う恋 なみだ恋 | 角川博 | 悠木圭子 | 鈴木淳 | | 夜の新宿 裏通り 肩を寄せあう 通り雨 誰を恨んで 濡れるのか 逢えばせつない 別れがつらい しのび逢う恋 なみだ恋 夜の新宿 こぼれ花 一緒に暮らす しあわせを 一度は夢に みたけれど 冷たい風が 二人を責める しのび逢う恋 なみだ恋 夜の新宿 裏通り 夜咲く花が 雨に散る 悲しい運命(さだめ)を 占う二人 なぜか今夜は 帰したくない しのび逢う恋 なみだ恋 |
渋谷でね口づけの 深さがちがうから あなたの 心変わりがわかるの 男のひとは 知らないのね 服を着る時の 女のさみしさを 渋谷でね 渋谷でね 優しくしないで 渋谷でね 渋谷でね 最後の夜なら 心より体の方が 嘘つきね あなた… 追いかけて 想い出汚すより 何にも聞かず さよならしましょう あなたが くれるものはみんな 例え哀しみも 愛せる気がするの 渋谷でね 渋谷でね 冷たくしないで 渋谷でね 渋谷でね 最後の夢なら 涙より吐息の方が 正直ね 私は… 渋谷でね 渋谷でね 優しくしないで 渋谷でね 渋谷でね 最後の夜なら 別れより出逢ったことが 哀しいわ ふたりは… | 角川博 | 田久保真見 | 浜圭介 | 川村栄二 | 口づけの 深さがちがうから あなたの 心変わりがわかるの 男のひとは 知らないのね 服を着る時の 女のさみしさを 渋谷でね 渋谷でね 優しくしないで 渋谷でね 渋谷でね 最後の夜なら 心より体の方が 嘘つきね あなた… 追いかけて 想い出汚すより 何にも聞かず さよならしましょう あなたが くれるものはみんな 例え哀しみも 愛せる気がするの 渋谷でね 渋谷でね 冷たくしないで 渋谷でね 渋谷でね 最後の夢なら 涙より吐息の方が 正直ね 私は… 渋谷でね 渋谷でね 優しくしないで 渋谷でね 渋谷でね 最後の夜なら 別れより出逢ったことが 哀しいわ ふたりは… |
空港何も知らずに あなたに言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく 愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく | 角川博 | 山上路夫 | 猪俣公章 | | 何も知らずに あなたに言ったわ たまには一人の 旅もいいよと 雨の空港 デッキにたたずみ 手を振るあなた 見えなくなるわ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく いつも静かに あなたの帰りを 待ってるやさしい 人がいるのよ 雨にけむった ジェットの窓から 涙をこらえ さよなら言うの どうぞもどって あの人のもとへ 私は遠い 街へゆく 愛は誰にも 負けないけれど 別れることが 二人のためよ どうぞ帰って あの人のもとへ 私は一人 去ってゆく |
乱れ花額の髪を 掻(かき)あげながら 鏡にむかえば 泣けてくる 愛する気持ちとおなじだけ ニクい気持ちがつのります 乱れて咲いても花は花 生命に限りはあるけれど 好きだから あなたひとりが好きだから せめてこころだけでも 置いていってね ダメでもいいわ 叶わなくても 望みはしないわ これ以上 私はいいのよこのままで バカを承知で惚れたから 乱れて咲いても花は花 あなたの気のむくままでいい 好きだから あなたひとりが好きだから 泣いてみるわ今夜も 涙かれるまで 煙草のけむり 目で追いながら ため息ばかりを くり返す 冷たい躰を重ねても いつか別れが待っている 乱れて咲いても花は花 私の心が見えますか 好きだから あなたひとりが好きだから どうぞ忘れないでね 離れていても | 角川博 | 松本礼児 | 幸耕平 | | 額の髪を 掻(かき)あげながら 鏡にむかえば 泣けてくる 愛する気持ちとおなじだけ ニクい気持ちがつのります 乱れて咲いても花は花 生命に限りはあるけれど 好きだから あなたひとりが好きだから せめてこころだけでも 置いていってね ダメでもいいわ 叶わなくても 望みはしないわ これ以上 私はいいのよこのままで バカを承知で惚れたから 乱れて咲いても花は花 あなたの気のむくままでいい 好きだから あなたひとりが好きだから 泣いてみるわ今夜も 涙かれるまで 煙草のけむり 目で追いながら ため息ばかりを くり返す 冷たい躰を重ねても いつか別れが待っている 乱れて咲いても花は花 私の心が見えますか 好きだから あなたひとりが好きだから どうぞ忘れないでね 離れていても |
負けない魂果てしない雲の彼方 希望に染まりゆく 空 今大きく胸を張り 今日も戦いは続く あふれた涙も 眠れない夜も とぎすまされた ハガネの魂 今 ここに 春の風 夏の海 秋の空 冬の雪 全ての力身につけて 赤く 熱く 燃える血潮は誰にも負けない 生きる為 まわり道でも 自分の信じた道なら ただ体と心まで 強く鍛えるさ今は ため息つくたび 迷い悩んで身動きとれない 悔しさ涙を糧として 春の風 夏の海 秋の空 冬の雪 全ての力手の中に 赤く 固め こぶしの力は誰にも負けない 春の風 夏の海 秋の空 冬の雪 全ての力身につけて 赤く 熱く 燃える血潮は誰にも負けない アアアーア 負けない | 角川博 | レーモンド松屋 | レーモンド松屋 | 伊平友樹 | 果てしない雲の彼方 希望に染まりゆく 空 今大きく胸を張り 今日も戦いは続く あふれた涙も 眠れない夜も とぎすまされた ハガネの魂 今 ここに 春の風 夏の海 秋の空 冬の雪 全ての力身につけて 赤く 熱く 燃える血潮は誰にも負けない 生きる為 まわり道でも 自分の信じた道なら ただ体と心まで 強く鍛えるさ今は ため息つくたび 迷い悩んで身動きとれない 悔しさ涙を糧として 春の風 夏の海 秋の空 冬の雪 全ての力手の中に 赤く 固め こぶしの力は誰にも負けない 春の風 夏の海 秋の空 冬の雪 全ての力身につけて 赤く 熱く 燃える血潮は誰にも負けない アアアーア 負けない |
珍島物語海が割れるのよ 道ができるのよ 島と島とが つながるの こちら珍島(チンド)から あちら芽島里(モドリ)まで 海の神様 カムサハムニダ 霊登(ヨンドン)サリの 願いはひとつ 散り散りになった 家族の出会い ねえ わたしここで 祈っているの あなたとの 愛よふたたびと 遠くはなれても こころあたたかく あなた信じて 暮らします そうよいつの日か きっと会えますね 海の神様 カムサハムニダ ふたつの島を つないだ道よ はるかに遠い 北へとつづけ ねえ とても好きよ 死ぬほど好きよ あなたとの 愛よとこしえに 霊登(ヨンドン)サリの 願いはひとつ 散り散りになった 家族の出会い ねえ わたしここで 祈っているの あなたとの 愛よふたたびと | 角川博 | 中山大三郎 | 中山大三郎 | | 海が割れるのよ 道ができるのよ 島と島とが つながるの こちら珍島(チンド)から あちら芽島里(モドリ)まで 海の神様 カムサハムニダ 霊登(ヨンドン)サリの 願いはひとつ 散り散りになった 家族の出会い ねえ わたしここで 祈っているの あなたとの 愛よふたたびと 遠くはなれても こころあたたかく あなた信じて 暮らします そうよいつの日か きっと会えますね 海の神様 カムサハムニダ ふたつの島を つないだ道よ はるかに遠い 北へとつづけ ねえ とても好きよ 死ぬほど好きよ あなたとの 愛よとこしえに 霊登(ヨンドン)サリの 願いはひとつ 散り散りになった 家族の出会い ねえ わたしここで 祈っているの あなたとの 愛よふたたびと |
北の宿からあなた変わりは ないですか 日毎寒さが つのります 着てはもらえぬ セーターを 寒さこらえて 編んでます 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 吹雪まじりの 汽車の音 すすり泣くように 聞こえます お酒ならべて ただ一人 涙唄など歌います 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 あなた死んでも いいですか 胸がしんしん 泣いてます 窓にうつして 寝化粧を しても心は 晴れません 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 | 角川博 | 阿久悠 | 小林亜星 | | あなた変わりは ないですか 日毎寒さが つのります 着てはもらえぬ セーターを 寒さこらえて 編んでます 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 吹雪まじりの 汽車の音 すすり泣くように 聞こえます お酒ならべて ただ一人 涙唄など歌います 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 あなた死んでも いいですか 胸がしんしん 泣いてます 窓にうつして 寝化粧を しても心は 晴れません 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 |
アカシアの雨がやむときアカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった わたしを見つけて あの人は 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も あたためてるのに あの人は 冷たい瞳をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの 羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった わたしのぬけがら あの人を さがして遙かに 飛び立つ影よ | 角川博 | 水木かおる | 藤原秀行 | | アカシアの雨にうたれて このまま死んでしまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光のその中で 冷たくなった わたしを見つけて あの人は 涙を流して くれるでしょうか アカシアの雨に泣いてる 切ない胸はわかるまい 思い出の ペンダント 白い真珠のこの肌で 淋しく今日も あたためてるのに あの人は 冷たい瞳をして 何処かへ消えた アカシアの雨がやむとき 青空さして鳩がとぶ むらさきの 羽の色 それはベンチの片隅で 冷たくなった わたしのぬけがら あの人を さがして遙かに 飛び立つ影よ |
石狩挽歌海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る 燃えろ篝火 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る | 角川博 | なかにし礼 | 浜圭介 | | 海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボロロー 沖を通るは 笠戸丸(かさとまる) わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る 燃えろ篝火 朝里(あさり)の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソーラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳(ひ)く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボロロー かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る |
ラブ・イズ・オーヴァーLove is over 悲しいけれど 終りにしよう きりがないから Love is over わけなどないよ ただひとつだけ あなたのため Love is over 若いあやまちと 笑って言える 時が来るから Love is over 泣くな男だろう 私の事は早く忘れて わたしはあんたを忘れはしない 誰に抱かれても忘れはしない きっと最後の恋だと思うから Love is over わたしはあんたの お守りでいい そっと心に Love is over 最後にひとつ 自分をだましちゃいけないよ お酒なんかでごまかさないで 本当の自分をじっと見つめて きっとあんたにお似合いの人がいる Love is over 悲しいよ 早く出てって ふりむかないで Love is over uh… 元気でいてね Love is over… | 角川博 | 伊藤薫 | 伊藤薫 | | Love is over 悲しいけれど 終りにしよう きりがないから Love is over わけなどないよ ただひとつだけ あなたのため Love is over 若いあやまちと 笑って言える 時が来るから Love is over 泣くな男だろう 私の事は早く忘れて わたしはあんたを忘れはしない 誰に抱かれても忘れはしない きっと最後の恋だと思うから Love is over わたしはあんたの お守りでいい そっと心に Love is over 最後にひとつ 自分をだましちゃいけないよ お酒なんかでごまかさないで 本当の自分をじっと見つめて きっとあんたにお似合いの人がいる Love is over 悲しいよ 早く出てって ふりむかないで Love is over uh… 元気でいてね Love is over… |
津軽海峡・冬景色上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色 ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色 | 角川博 | 阿久悠 | 三木たかし | | 上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡冬景色 ごらんあれが竜飛(たっぴ)岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡冬景色 |
夜空あの娘(こ) どこに居るのやら 星空の続く あの町あたりか 細い風の口笛が 恋の傷あとにしみる あー あきらめた恋だから なおさら 逢いたい 逢いたい もう一度 夜は いつも 独りぼっち あの娘 帰っておいでと 流れ星に乗せ そっと呼んでみた 誰も答えはしないよ 白い花が散るばかり あー とどかない夢だから なおさら 淋しい 淋しい この胸よ 夜空 遠く 果てしない | 角川博 | 山口洋子 | 平尾昌晃 | 伊戸のりお | あの娘(こ) どこに居るのやら 星空の続く あの町あたりか 細い風の口笛が 恋の傷あとにしみる あー あきらめた恋だから なおさら 逢いたい 逢いたい もう一度 夜は いつも 独りぼっち あの娘 帰っておいでと 流れ星に乗せ そっと呼んでみた 誰も答えはしないよ 白い花が散るばかり あー とどかない夢だから なおさら 淋しい 淋しい この胸よ 夜空 遠く 果てしない |
うさぎ温泉バラード空にウットリ お月様 ほら うさぎと 呼び出して きみはカラコロ 下駄の音 月見酒でも しゃれようか うさぎ うさぎ なぜ目が赤い ゆうべ涙の夢を見た うさぎ温泉 湯煙音頭 ハァ ピョン ピョン ハァ ピョン ピョン いきな姉さん チョイト 湯気のかげ うさぎ温泉 湯煙音頭 いい湯 いい町 チョイト 来やしゃんせ 雪のあかりの障子から 川の流れはさやさやと きみはピンクに頬染めて 膝でうとうと もう寝息 うさぎ うさぎ なぜ耳長い 好きと あなたの言葉待つ うさぎ温泉 湯煙音頭 ハァ ピョン ピョン ハァ ピョン ピョン ブルーな人も チョイト跳ね上がる うさぎ温泉 湯煙音頭 いい湯 いい町 チョイト 来やしゃんせ | 角川博 | 松本隆 | 大瀧詠一 | 萩原哲晶 | 空にウットリ お月様 ほら うさぎと 呼び出して きみはカラコロ 下駄の音 月見酒でも しゃれようか うさぎ うさぎ なぜ目が赤い ゆうべ涙の夢を見た うさぎ温泉 湯煙音頭 ハァ ピョン ピョン ハァ ピョン ピョン いきな姉さん チョイト 湯気のかげ うさぎ温泉 湯煙音頭 いい湯 いい町 チョイト 来やしゃんせ 雪のあかりの障子から 川の流れはさやさやと きみはピンクに頬染めて 膝でうとうと もう寝息 うさぎ うさぎ なぜ耳長い 好きと あなたの言葉待つ うさぎ温泉 湯煙音頭 ハァ ピョン ピョン ハァ ピョン ピョン ブルーな人も チョイト跳ね上がる うさぎ温泉 湯煙音頭 いい湯 いい町 チョイト 来やしゃんせ |