阿久悠作詞の歌詞一覧リスト 1747曲中 1-200曲を表示
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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モシモシ123嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー パパに電話で ゴザイマス お風呂の中から とんで来て こんな姿で 失礼ですが ペコペコペコペコ いってます ママが電話で ゴザイマス 口から あぶくを ふきながら お肉いったい いつまで待つの イライライライラ いってます 泥棒ニャンコ 110番 目玉の火花は 119 おやつの時間は 117 あしたの天気は 177 正しくダイヤル まわしましょう 故障の時には 113 兄さん 電話で ゴザイマス 中村 渡辺 佐々木君 何かおもろい はなしはないか ペラペラペラペラ いってます 姉さん 電話で ゴザイマス 2時間ペタリと すわりこみ 好きになったの あなたのことが モジモジモジモジ いってます 公衆電話は お早めに 間違い電話は ごめんなさい 夜中の電話は ご迷惑 長距離電話は みじかめに 赤ちゃん電話で ゴザイマス バブバブ ダバダバ アカパピプ アババババババ ウタウマダババ バブバブバブバブ いってます 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー 電話テルテル テレホンホン モシモシモシモシ ワン ツー スリー おかけになった 電話番号は 現在つかわれておりません。 もう一度番号を、お確めの上 おかけ直し下さい。 |
ツンツン ソング嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 嶋崎由理、コロムビアゆりかご会 | 阿久悠 | 小林亜星 | 小林亜星 | ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン なぜときいたら どやされる どしてときいたら 逃げられる オセーテ オセーテ オセーテと せまれば お尻をたたかれる いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか そんな時ゃ 電話できいてみよう ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ヌードとムードは どうちがう デッパとジッパは どうちがう ズボンとザボンは どうちがう ボインとナインは どうちがう 禿げてるオバさん 見たことない 蛙のオヘソも 見たことない 漢字の電報 見たことない 自分のツムジは 見たことない なぜ なぜ なぜ なぜ この世はみんな なぜばかり なぜときいたら どやされる どしてときいたら 逃げられる オセーテ オセーテ オセーテと せまれば お尻をたたかれる いいじゃないか いいじゃないか いいじゃないか そんな時ゃ 電話できいてみよう ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン ピポパピプ ツンツンツン ツーロロ ツーロロ ツンツンツン |
ハイハイ・ロックコロムビアゆりかご会、グリーン・ピース | コロムビアゆりかご会、グリーン・ピース | 阿久悠 | 小林亜星 | 小林亜星 | ハーイ ハーイ ハーイ ハーイ ハイハイハイハイ ハイハイハイハイ おとながなんだ おとながなんだ おとながなんだ なんだ なんだ なんだ! ネス湖の怪獣 こなにして ネッシ パラリコ ネッシッシ 呪文をとなえて 飲みましょう 一日三回 飲みましょう モリモリ ポキポキ ちからこぶ 頭脳は ビンビン 大天才 くちから ヒューヒュー 火をふいて マント ひらひら 空をとぶ ハーイ ハーイ ハーイ ハーイ ハイハイハイハイ ハイハイハイハイ おとながなんだ おとながなんだ おとながなんだ なんだ なんだ なんだ! ガミガミ おとなは ムシ歯のクジラ きどっと おとなは しりふり アヒル ケチンボ おとなは のみとり ゴリラ うそつき おとなは かぜひきタヌキ なんでもいいから 変えちゃおう 反省するまで 変えちゃおう ヨコハマたそがれ またあう日まで こぬか 雨ふる 悪魔がにくい 格子戸をくぐりぬけ 夜汽車にのって ここは北国 お金ちょうだい なんでもいいから 歌っちゃおう 反省するまで 歌っちゃおう ハーイ ハーイ ハーイ ハーイ ハイハイハイハイ ハイハイハイハイ おとながなんだ おとながなんだ おとながなんだ なんだ なんだ なんだ! ネス湖の怪獣 こなにして ネッシ パラリコ ネッシッシ 呪文をとなえて 飲みましょう 一日三回 飲みましょう |
ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタパイン・ストーンズ、杉並児童合唱団 | パイン・ストーンズ、杉並児童合唱団 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ おれたちゃ よごれの 三きょうだい てにつけ やれつけ それよごせ ワンパク坊主にぶらさがれ 手をよごそう 手をよごそう どんどん よごそう ベッタララ よごしてしまえば ウッヒッヒ だけどドロンチョ気をつけろ ワンパク タロちゃんは かっこいいもん いたずら前にゃ 手を洗う 証拠の指紋を つけぬよう 石けんごしごし手を洗う だけど ドロドロ 気をつけろ カッコいいジュンちゃんは おしゃれだもん デイトの前にゃ 手を洗う あくしゅがちゃんとできるよう 石けんごしごし 手を洗う ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ ドロンチョ ドロドロ ヨゴラッタ おれたちゃ よごれの 三きょうだい 手につけ やれつけ それよごせ ワンパク坊主に ぶらさがれ 手をよごそう 手をよごそう どんどん よごそう ベッタララ よごしてしまえば ウッヒッヒ だけど ヨゴラッタ 気をつけろ おしゃれなミヨちゃんは りこうだもん おやつの前にゃ 手を洗う いいもの たくさんもらうよう 石けんごしごし手を洗う |
星の王子さま プチ★プランス鈴木賢三郎 | 鈴木賢三郎 | 阿久悠 | 三木たかし | 長戸大幸 | 頭の真上に星がある あれが あれが僕の星だよ プチ・プランス プチ・プランス ルルルルルルル あまりに小さい 星だから 君の目には 何も見えない プチ・プランス プチ・プランス ルルルルルルル だけどあるんだよ 見上げてごらん そのうち君にも 見えてくるよ ルルルルル………… 星の王子さま 友だちさがしに きたんだよ 僕はいつも ひとりだったよ プチ・プランス プチ・プランス ルルルルルルル 悲しい時には 何度でも 赤い 赤い夕日 みつめていたよ プチ・プランス プチ・プランス ルルルルルルル 君は友達に なれそうだけど どうして まぶしい顔をするの ルルルルル………… 星の王子さま ルルルルル………… 星の王子さま |
浪漫浪乱加藤登紀子 | 加藤登紀子 | 阿久悠 | 加藤登紀子 | 坊や 堕ちなさい 溺れなさい 我を忘れてしまいなさい うまく行くのか 行かないか そんなこと 悩むのは早すぎる 心とからだが混りあう それが恋とゆうものさ たとえば 地獄をのぞき見て 全てをなくしても悔いはない 坊や二十才か二十一 花も嵐も似合う頃 坊や 抱きなさい 奪いなさい 苦い思いも背負いなさい さまになるのか ならないか ボロボロになってから きめればいいさ よろめきながらの綱渡り 目かくししてでも渡るには たとえば夢のにおい抱きしめて ふりむく気持を棄てること 坊や二十才か二十一 花も嵐も似合う頃 坊や二十才か二十一 花も嵐も似合う頃 | |
ピンポンパン体操 (*第2ヴァージョン)東京荒川少年少女合唱隊 | 東京荒川少年少女合唱隊 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | そっくり そっくり そっくり ピンポンパン そっくり そっくり そっくり ピンポンパン ゴリラがにまた おこりんぼ はなはペチャンコ 歯は出っ歯 むねをたたいて どんどこどん ブスはブスでも 大迫力 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう 一リラ 二リラ 三リラ 四リラ もひとつおまけで ゴリラのおんど ちょいとわになり リラリラおどり アチョイナ みんな仲よし ゴリラのおどり ヨイヨイ ラインダンスがはじまった やってくれたぜ フラミンゴ かいじゅう一番 へんしん二番 三時のおやつは ぬきにしよう かいじゅう一番 へんしん二番 三時のおやつは ぬきにしよう トラはのんべで ちどり足 右や左へ フラフラ シマのパンツをよっこらしょ アタマトラガリ 大失敗 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう ソソラ トラトラ トラトラおどり ソソラ トラトラ ダンダラおどり トラや トラや トラトラや トラや トラや トラトラや ひげがびんびん はねてます ぴんこぴんこと はねてます モンキー モンキー モンキーダンス モンキー モンキー モンキーダンス キャッキャッ それそれ キッキッキッ キャッキャッ それそれ それそれ キッキッキッ レッドスネーク こんにちは グリーンスネーク こんにちは イエロースネーク こんにちは 三匹そろって こんにちは ぞうのヒップは アドバルン 赤いパンタロンが入りません 美容体操 一、二、三 家はメリハリ 大損害 やってみようかな やってみようかな やってみようかな パンパン やってみよう わにの背中でおせんたく ぞうのおはなは すべりだい ライオン たてがみ かくれんぼ カンガルーのふくろは 貯金箱 やったァー 大成功 |
恋人の世界北美奈々 | 北美奈々 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 昨日のつづきで 愛したんじゃない 愛するわけなら 今日にもあるのよ ひとりがつらくて 愛したんじゃない あなたでなければ いけない愛なの 花が自然に 咲いたように 好きになったの たとえ嵐が 吹きあれても 散らさないわ 楽しさばかりで 愛したんじゃない 時には悲しい 夢などみるのよ 涙がこわくて 愛したんじゃない 涙におぼれて 泣いてもいいのよ 友だちみたいに 愛したんじゃない 大人になっても 消えない恋なの こころ寄せ合い ひとつにして 明日をみつめる 指をからめて ことばかわし 明日を誓うの 気まぐれみたいに 愛したんじゃない ひとりとひとりが ささえているのよ |
パジャマ マンのうた石毛恭子、東京ちびっこ合唱団 | 石毛恭子、東京ちびっこ合唱団 | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | パジャパジャ パジャパジャ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン 夜になったらやってくる 9時になったらやってくる 正義の味方 かっこいい仲間 その名はみんなの パジャママン いつもはふつうの男の子 だけどもパジャマを 着たならば パジャママン パジャママン 変身したんだ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン ねむくなったらやってくる 夢の中でもやってくる どこのだれでも なれるけれど その名は高いぞ パジャママン いつもはふつうの男の子 だけどもパジャマを 着たならば パジャママン パジャママン 変身したんだ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン パジャパジャ パジャパジャ パジャママン |
大した娘だよキミは(リトルダーリン・スーパースター)ずうとるび | ずうとるび | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター 君は豊かでなければいけない 君はぜいたくがとても似合う ぼくのところへ来たならば 美しい女王にしてあげる ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター 君はやさしくなければいけない 君はしあわせがとても似合う ぼくのところへ来たならば 満ちたりた愛の日にしてあげる ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター 君は遊んでなければいけない 君は楽しさがとても似合う ぼくのところへ来たならば 冒険の毎日にしてあげる ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター 君は可愛くなければいけない 君はしとやかがとても似合う ぼくのところへ来たならば 抱きしめて夢のようにしてあげる ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター ヘイ リトルダーリン スーパースター |
あざみの生活由紀さおり | 由紀さおり | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | あなたが思うほど 私 いいこじゃないのです 恋におぼれたこともあるし 傷だらけの過去です 乾いた唇に 甘いルージュをぬりながら つらい思いを だましだまし 空(から)さわぎで来たの もしも あなた おのぞみならば 長い話をしてもいいと思います 夜明けまで そして あなた それでも愛を 私のために下さるなら ついて ついて行くでしょう 季節を見失い いつも真赤に咲いている そんな哀れな花のように はしゃいでいる日々です 好みの酒があり そして歌える歌があり 甘いくらしの中で私 泳いでいたのです もしも あなた きらいになれば 何もいわずにそっと行っていいのです 真夜中に だけど あなた それでも愛を 私のために下さるなら ついて ついて行くでしょう |
また逢う日まで ![]() ![]() | 松阪ゆうき | 阿久悠 | 筒美京平 | 宗本康兵 | また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを 話すだろう また逢う日まで逢える時まで あなたは何処(どこ)にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日(きのう)にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを 話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを 話すだろう |
げんこつくん石毛恭子、東京荒川少年少女合唱隊 | 石毛恭子、東京荒川少年少女合唱隊 | 阿久悠 | 小林亜星 | 筒井広志 | おらはげんこつだ おらはげんこつだ きみのげんこつだ でっかいげんこつだ おらはおこりんぼう おらはあばれんぼう おらのひょうばんは いつでもわるものだ そいつもこいつも おらのせいではなかったべな げんこつつくった きみのせいだとおもうべな おらはげんこつだ だけどやさしいだ おらをふりまわす けんかやめてくれ こつんとやるなら いいだっぺ ポコンとやるのも いいだっぺ ガツンとやるのは かんがえものだ ドカンとやったら いかんどな おらはげんこつだ おらはげんこつだ きみのげんこつだ でっかいげんこつだ なんでもかんでも おらのせいではなかったべな げんこつつくった きみのせいだとおもうべな |
ふぁど(Fado)伊東ゆかり | 伊東ゆかり | 阿久悠 | 三木たかし | 大村憲司 | 秋風が笛を吹くと 女がセーターを着る やめていた煙草を 一本二本と喫う 黄昏が酒をくむと 女が靴下をぬぐ 行き過ぎた男を 指おり数えてみる 人生はいつも哀しいファドばかり 波音をまじえて聴こえて来る Lai Lai Lai 海よ 鴎よ 運命よ 酒よ ナイフよ 花束よ 人生は哀しいファドばかり Lai Lai Lai…… 海鳴りが耳を噛むと 女が寝返りを打つ はじかれた小猫が 窓辺であくびをする ともしびが花になると 女が口紅をひく 空耳を信じて 二三歩走ってみる 人生はいつも哀しいファドばかり 影法師ひきずり流れてくる Lai Lai Lai 海よ 鴎よ 運命よ 酒よ ナイフよ 花束よ 人生は哀しいファドばかり Lai Lai Lai…… |
処女航海岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 今までは おだやかな港に抱かれて 舞い遊ぶ鴎たちとたわむれていた 世の中を 吹き荒れる嵐の音も ただ耳をふさぐだけで気にせずにいた 晴れやかな門出だけが あるわけじゃない 私は今 傷つくために 船を出します おだやかな春の日や まぶしい夏の日 薄れゆく秋の日や こごえる冬の日 それぞれの日の光 それぞれの風の色 季節とのめぐり逢い 語り合い 少しだけ 痛ましい思いにつかれ 暗がりの部屋の隅でうずくまる日々 あたたかく 抱きしめる やさしい人の 胸だけがすべてならば しあわせだけど 花束を贈る人が いるわけじゃない 私は今 孤独の海に 船を出します おだやかな春の日や まぶしい夏の日 薄れゆく秋の日や こごえる冬の日 それぞれの日の光 それぞれの風の色 季節とのめぐり逢い 語り合い |
時の過ぎゆくままに水森かおり | 水森かおり | 阿久悠 | 大野克夫 | 若草恵 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう |
兄さんのロボット音羽ゆりかご会 | 音羽ゆりかご会 | 阿久悠 | 比呂公一 | お前は 巨大な機械でも 兄貴の心が 通ってる スーパーロボット レッドバロン お前は兄貴だ そのものだ 青い地球を 火でつつみ 地獄にする奴 追いかけて 兄さん さあ行くぞ 兄さん 平和のために 科学に 命を賭けたひと 兄貴のかたみが ここにある スーパーロボット レッドバロン お前は兄貴だ そのものだ 父さん母さん 弟も どこかで 二人を見てるだろう 兄さん 戦うぞ 兄さん いつでも二人 | |
五番街のマリーへ水谷千重子 | 水谷千重子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | |
また逢う日までエノク(Enoch) | エノク(Enoch) | 阿久悠 | 筒美京平 | また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう | |
もしもピアノが弾けたなら水森かおり | 水森かおり | 阿久悠 | 坂田晃一 | 若草恵 | もしもピアノが弾けたなら 思いのすべてを歌にして きみに伝えることだろう 雨が降る日は雨のよに 風吹く夜には風のよに 晴れた朝には晴れやかに だけど ぼくにはピアノがない きみに聴かせる腕もない 心はいつでも半開き 伝える言葉が残される アア アー アア……… 残される もしもピアノが弾けたなら 小さな灯りを一つつけ きみに聴かせることだろう 人を愛したよろこびや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱や だけどぼくにはピアノがない きみと夢みることもない 心はいつでも空まわり 聴かせる夢さえ遠ざかる アア アー アア……… 遠ざかる |
もう一度ふたりで歌いたいMaria Seiren | Maria Seiren | 阿久悠 | 森田公一 | 武井浩之 | もう一度 ふたりで歌いませんか 気の合ったデュエットをしてみませんか 今ならば あなたに心を合わせ 明るい歌がうたえそうです それぞれが描いた未来の中の しあわせが少しだけ違っていたが 今ならば 小さな食い違いなど 何でもないと笑えそうです Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで 歌うことは 愛すること 愛することは 生きること もう一度 ふたりで歌いませんか 人の世のステージにならびませんか 今ならば 素直に明日(あした)を信じ ふさいだ胸も開けそうです 一人より二人が 楽しいことを 孤独よりやすらぎが 嬉しいことを 今ならば 無邪気に肩寄せ合って 希望に満ちて語れそうです Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで 歌うことは 愛すること 愛することは 生きること Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで Let's sing a song 歌いましょう Let's sing a song もう一度ふたりで Let's sing a song Let's sing a song |
雨の慕情雨宮天 | 雨宮天 | 阿久悠 | 浜圭介 | 心が忘れたあのひとも 膝が重さを覚えてる 長い月日の膝まくら 煙草プカリとふかしてた 憎い 恋しい 憎い 恋しい めぐりめぐって 今は恋しい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 一人で覚えた手料理を なぜか味見がさせたくて すきまだらけのテーブルを 皿でうずめている私 きらい 逢いたい きらい逢いたい くもり空なら いつも逢いたい 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い 雨々ふれふれ もっとふれ 私のいい人つれて来い | |
飛べ!!宇宙のレッドバロン団しん也 | 団しん也 | 阿久悠 | 井上忠夫 | レッドバロン レッドバロン レッドバロン 聞こえるか この次の 君に指令を伝えよう 青い地球を守るため 君がやる この大使命 来たぞ空から 星の基地から ギラスQの 鉄の軍団 レッドバロン レッドバロン レッドバロン 飛んで行け 来たぞ空から 星の基地から ギラスQの 鉄の軍団 レッドバロン レッドバロン レッドバロン 飛んで行け レッドバロン レッドバロン レッドバロン 怒るのだ よこしまな 人の心にあやつられ 平和乱しに来る奴は 塵になれ この大空の 来たぞ空から 星の基地から ギラスQの 鉄の軍団 レッドバロン レッドバロン レッドバロン 飛んで行け | |
スキャンドール朝丘雪路 | 朝丘雪路 | 阿久悠 | 小杉仁三 | 小杉仁三 | スキャンドール AH! スキャンドール NO NO… スキャンドール AH! スキャンドール NO NO… いやいや指を だめだめ噛んじゃ 好き好き髪を まだまだなでて 知らない 知らない 知らない 夢中になっても 知らないから なぜなぜ夜は すぐすぐ行くの いやいやお酒 だめだめのんじゃ 好き好きキスを まだまだしてね 知らない 知らない 知らない 噂になっても 知らないから なぜなぜふたり すぐすぐとける いやいやあなた だめだめ泣いちゃ 好き好きもえて まだまだふたり 知らない 知らない 知らない つらくなっても 知らないから なぜなぜ朝は すぐすぐ来るの |
たった二年と二ヶ月で ![]() ![]() | 三丘翔太 | 阿久悠 | 水森英夫 | 小谷充 | 小さな部屋でも お城と信じ 小さな愛でも 命と信じ たがいにつくして 暮してきたが 今日から他人で 別れる二人 誰をせめたらいい 誰と泣いたらいい たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人の愛は 憎しみあっての 別れであれば 傷つけあっての 別れであれば たがいの明日を 思った末に こうした別れを 選んだ二人 何が間違いなの 何につまづいたの たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人のくらし 何が間違いなの 何につまづいたの たった二年と二ヶ月で 終ってしまうの 二人のくらし |
勝手にしやがれ暴動天国 | 暴動天国 | 阿久悠 | 大野克夫 | 暴動天国 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりなら 幸せになるがいい 戻る気になりゃ いつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア |
愛の飛行船岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | 二人はどこへ ばら色の雲間(くもま)を 風に乗り 流れて行く 愛の飛行船 二人はどこへ 愛だけを手にして 見つめ合う その瞳に 朝の陽がうつる あなたが 口ずさむ希望の唄に 私も合せている あなたが 抱き寄せるやさしい腕に 私はすべてをあずけている 二人はどこへ しあわせを求めて 大空を 泳いでいる 愛の飛行船 二人はどこへ 地平線はるかに ときめきの 蜃気楼(しんきろう)が 見えた気がしたの さよなら 絵のような小さな町よ パノラマみたいな町 さよなら 悲しみをたたえた心 二人は希望の雲のかなた |
L岩崎宏美 | 岩崎宏美 | 阿久悠 | 筒美京平 | 筒美京平 | Lではじまる言葉は LOVEだけじゃないの Lではじまる言葉に LONELYもあったのね 透明な光の中で 裸になった 私を一番美しく見せるため 突然に心を奪う はげしい愛に 私は私でなくなっていたのです 人さし指に涙をつけて あなたの背中にLの字を描いた Lではじまる言葉は LOVEだけじゃないの Lではじまる言葉に LONELYもあったのね カリカリと林檎をかじる あなたの顔を 私は毛布にくるまって見つめてた しあわせを深追いしては 悲しくなると 私は私にいいきかせてたのです 小指の先に口紅つけて 小さな鏡にLの字を描いた Lではじまる言葉は LOVEだけじゃないの Lではじまる言葉に LONELYもあったのね Not only love but also lonely…… |
幸福を遠く離れて佐良直美 | 佐良直美 | 阿久悠 | 加賀資朗 | 小谷充 | さようならを 言ってから 笑わない 毎日 誰よりも 愛されて 誰よりも 傷ついて 枯れた花のようね 今はもう しあわせに 背を向けて 生きている 若いから もう一度 しあわせに おなりよ 誰からも そう言われ 誰からも 叱られて 痛む翼抱くの しあわせを 使い過ぎ 私にはもうない 今はもう しあわせに 背を向けて 生きている |
レッドバロン朝コータロー | 朝コータロー | 阿久悠 | 井上忠夫 | ぼくらの地球は 美しい 鉄面党にゃ 渡せない 平和を愛する 心には 鉄面党が 許せない レッドバロン レッドバロン スーパーロボット 百万馬力 つぶせ 悪の陰謀を 倒せ 悪のメカロボを エレクトリッガー 受けてみろ バロンハンマー それみたか ぼくらの地球は すばらしい 鉄面党にゃ 渡せない 未来を夢みる 正義には 鉄面党が 許せない レッドバロン レッドバロン スーパーロボット 空中マッハ10 たたけ 悪の軍団を 砕け 悪のメカロボを バロンブレイク 受けてみろ バロンバーリヤ それみたか |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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居酒屋岩佐美咲・玉袋筋太郎 | 岩佐美咲・玉袋筋太郎 | 阿久悠 | 大野克夫 | もしも きらいでなかったら 何か一杯 のんでくれ そうねダブルのバーボンを 遠慮しないで いただくわ 名前きくほど 野暮じゃない まして 身の上話など そうよ たまたま 居酒屋で 横にすわっただけだもの 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で 外へ出たなら 雨だろう さっき 小雨がパラついた いいわ やむまで 此処にいて 一人グイグイ のんでるわ それじゃ 朝までつき合うか 悪い女と知り合った 別に 気にすることはない あなた さっさと帰ってよ 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で | |
のんびりやるさ佐良直美 | 佐良直美 | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 頭一つだけ 遅れた気もするが それが何になる のんびりやるさ あばよみんな 都会は投げたよ 後は勝手に あくせくやってくれ バカな奴だよと 笑ってくれていい それが何になる のんびりやるさ 赤い夕日あび あてさえないけれど それが何になる のんびりやるさ あばよ友だち 風吹くままだよ 下手な歌でも 歌って歩くさ ほんの少しだけ みれんも残るけど それが何になる のんびりやるさ |
どうにもとまらないデラックス×デラックス | デラックス×デラックス | 阿久悠 | 都倉俊一 | うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ 今夜は真っ赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もうどうにもとまらない 港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過ごしていいじゃない ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もうどうにもとまらない | |
たんぽぽ吉田早都子 | 吉田早都子 | 阿久悠 | 平尾昌晃 | 戸塚修 | 風に流れるたんぽぽの 白い綿毛を目で追って 風の手紙を書くように 心たくしているのです 好きと感じた三日前 愛に変わった二日前 昨日あなたに逢えなくて 今日は泣きたくなっている 夢を見たわ 泣きじゃくる夢を たんぽぽの夢を 指でつまんで息をかけ 青い空へと戻したら ことば伝えにたんぽぽは 誰かの胸へか飛んで行く たった一枚残された カラー写真を手にとって 好きと嫌いをくり返し 好きで終わりにしてみたい 夢を見たわ 泣きじゃくる夢を たんぽぽの夢を 好きと感じた三日前 愛に変わった二日前 昨日あなたに逢えなくて 今日は泣きたくなっている |
雲の流れ 風のゆくえ石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | 奥慶一 | 雲の流れ 風のゆくえ 追いかけて はや何年 立ち止まれば ふり返りたくなる どのくらい 歩いたかと 道みちに 私がいる さまざまな顔をして うなだれて よろめく時代の いくじなさも 今はいとしい 雲は高く 明日(あす)に向い 風もまた 前を行き 生きることに素直になる 私は ただ歩く 雲のように 風のように 雲の流れ 風のゆくえ 人はみな 夢追いびと 思わぬ道 迷いこむことなど いくたびも あったけれど 時どきに 誰かがいる 愛したり 憎んだり 傷ついて 涙を流した つらい過去も 生きたあかしか 雲は光り ゆらりゆらり 風の歌 やさしくて 知らず知らず ほほえみつつ 私は ただ歩く 雲のように 風のように 雲は高く 明日(あす)に向い 風もまた 前を行き 生きることに素直になる 私は ただ歩く 雲のように 風のように |
街の灯り歌心りえ | 歌心りえ | 阿久悠 | 浜圭介 | 斉藤真也 | そばに 誰かいないと 沈みそうな この胸 まるで 潮がひいたあとの 暗い 海のように ふれる 肩のぬくもり 感じながら 話を もっと もっと出来るならば 今は それでいいさ 息でくもる 窓に書いた 君の名前 指でたどり あとの言葉 迷いながら そっといった 街の灯り ちらちら あれは 何をささやく 愛が 一つめばえそうな 胸が はずむ時よ 好きな唄を 耳のそばで 君のために 低く歌い あまい涙 さそいながら そして待った 街の灯り ちらちら あれは 何をささやく 愛が 一つめばえそうな 胸が はずむ時よ |
男と女・酒と歌八代亜紀 | 八代亜紀 | 阿久悠 | 浜圭介 | 竜崎孝路 | 他人同志の 肩と肩 ふれて飲む酒 歌う歌 縁もゆかりもない人と 胸の重さの計りっこ 皆んなさびしい 体が寒い 男、女・酒と歌 せめて五つも 子供なら もっと無邪気に 誘い合う 大人同志の不便さは 歌のきれまに酒をつぐ 皆んな悲しい その目がつらい 男、女・酒と歌 たった三分 歌う間の 息の通いが 気にかかる だけどいくらか酔いどれて 夜にまぎれて帰るだけ 皆んなせつない 心が重い 男、女・酒と歌 |
彼女は西からやって来た西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 好きと思えばそれだけでいい 言葉がわりのキスをかわせば 長い手紙よりわかりあえる 土曜日の夜の洒落た出来事 彼女は西からやって来た いつまた東へ消えるやら 恋と呼べなきゃ呼ばなくていい 好きなコーヒーをふたりで飲めば 抱いているようにあたためあえる 土曜日の夜の洒落た出来事 彼女は西からやって来た 夜明けに東へ消えるだろう 夜明けに東へ消えるだろう |
待ちこがれて伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | ジェームス・リード | ハル・ワトキンス | いつかあなたが肩を抱いて やさしい言葉かけてくれる日を ずっと私は待っています きれいな心なくさないよう 手紙を書くだけで机に積み重ね 季節の変りめをぼんやりと見てる そんな私を可哀想と みんなはいうけどそうじゃない ないのよ 突然あなたから誘いの手紙来て 心がときめきではりさける思い 待っていた日がやって来たと 私は涙ぐむ夢じゃない ないのよ |
UFO平田侑希・水島美結(AKB48) | 平田侑希・水島美結(AKB48) | 阿久悠 | 都倉俊一 | 手を合わせて 見つめるだけで 愛しあえる 話も出来る くちづけするより甘く ささやき聞くより強く 私の心をゆさぶるあなた ものいわずに思っただけで すぐあなたにわかってしまう 飲みたくなったらお酒 眠たくなったらベッド 次から次へとさし出すあなた 信じられないことばかりあるの もしかしたら もしかしたら そうなのかしら それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ でも私は確かめたいわ その素顔を一度は見たい 鏡にうつしてみたり 光をあててもみたり それでもあなたは普通のあなた あゝ突然 オレンジ色の あゝ光が私をつつみ 夢みる気持にさせて どこかへさらって行くわ やっぱりそうなの 素敵なあなた 信じられないことでしょうけれど 嘘じゃないの 嘘じゃないの ほんとのことよ それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ | |
どうにもとまらない三ツ矢雄二 | 三ツ矢雄二 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 岡崎宙史 | うわさを信じちゃ いけないよ 私の心は うぶなのさ いつでも楽しい 夢を見て 生きているのが 好きなのさ 今夜は真赤な バラを抱き 器量のいい子と 踊ろうか それともやさしい あのひとに 熱い心をあげようか ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もうどうにもとまらない 港で誰かに 声かけて 広場で誰かと 一踊り 木かげで誰かと キスをして それも今夜は いいじゃない はじけた花火に あおられて 恋する気分が もえて来る 真夏の一日 カーニバル しゃれて過していいじゃない ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もうどうにもとまらない |
街の灯り風輪 | 風輪 | 阿久悠 | 浜圭介 | そばに誰かいないと 沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの 暗い海のように ふれる肩のぬくもり 感じながら話を もっともっと出来るならば 今はそれでいいさ 息でくもる 窓に書いた 君の名前 指でたどり あとの言葉 迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ 好きな唄を 耳のそばで 君のために 低く歌い あまい涙 さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな 胸がはずむ時よ | |
舟唄一条貫太 | 一条貫太 | 阿久悠 | 浜圭介 | 川村栄二 | お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘(こ)とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が みえりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が なればいい ほろほろ飲めば ほろほろと こころがすすり 泣いている あの頃あの娘(こ)を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル… |
たそがれマイ・ラブ歌心りえ | 歌心りえ | 阿久悠 | 筒美京平 | 斉藤真也 | 今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢に おぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の 日ぐれにして行った しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛 今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で 熱さをなくさない 凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が 赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる 夢を見てる さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛 |
狙いうちSHOW-WA | SHOW-WA | 阿久悠 | 都倉俊一 | ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 見ててごらんこの私 今にのるわ玉のこし みがきかけたこのからだ そうなる値打ちがあるはずよ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 神がくれたこの美貌 無駄にしては罪になる 世界一の男だけ この手にふれてもかまわない ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 女ひとりとるために いくさしてもいいじゃない それで夢が買えるなら お安いものだと思うでしょ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 世界中のぜいたくを どれもこれも身にまとい 飾りたてた王宮で かしずく男を見ていたい | |
花のように鳥のように田中あいみ | 田中あいみ | 阿久悠 | 杉本眞人 | そこにあるから 追いかけて 行けばはかない 逃げ水の それがしあわせ あるよでなくて だけど夢見る 願(がん)かける 花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い 指の間を さらさらと いつの間にやら こぼれ落ち 拾い集めた 欠片(かけら)を見つめ 恋の終わりを 知らされる 花のように 鳥のように 晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い 誰がわたしを 捨てるでしょう いつもこんなに 一筋に こころ捧げて なさけをかけて 愛をいっぱい あげたのに 花のように 鳥のように 限りある一生を 信じて 生きることが何よりも しあわせに近い ラララ… ラララ… ラララララ…… あるがままの生き方が しあわせに近い | |
雪国長山洋子 | 長山洋子 | 阿久悠 | 市川昭介 | 伊戸のりお | あなた寒がり 冬には来ない 子供だましの 言葉が憎い 雪をかぶった ポストの口に 落とす手紙が コトリと響く チラリチラリと 最後の雪が 髪を飾って 涙に解けて もうすぐ春ですよ 待つ身は終わります 小指ばかりが 火照って熱い 足が寒くて 眠れぬ夜も 雪見障子で 揺らめく月で 拾い読みする あなたの手紙 パサリパサリと 雪跳ね除ける 笹の音する 夜更けに想う もうすぐ春ですよ 待つ身は終わります パサリパサリと 雪跳ね除ける 笹の音する 夜更けに想う もうすぐ春ですよ 待つ身は終わります |
行かないで羅勲児 | 羅勲児 | 阿久悠 | 浜圭介 | 池多孝春 | 抱(いだ)かれた胸は 熱さを覚えたから あなたがいないと 寒さに凍える 爪を噛む癖を せっかく忘れたのに ひとりになったら 昔に戻るわ 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 雨が降るから 明日(あす)にして 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 晴れているから 明日にして …行かないで 広過ぎる部屋は 居場所も見つからない 両膝かかえて 朝まで起きてる ふり向けば影が 悲しく揺れるだけで あなたの匂いも やがては消えるわ 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 風が吹くから 明日にして 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 晴れているから 明日にして 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 雨が降るから 明日(あす)にして 行かないで 行かないで 行かないで 行かないで 晴れているから 明日にして …行かないで |
ごきげん如何伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 久々に手紙書きます ごきげん如何です きっとお元気のことと思いますが 何故か心にかかり ペンなどとりました 変りないですね 変りなどないですね 信じているつもりだけど 不安になる はなれているからね 季節は早や冬から春 あなたはいつ来るのですか 折り返し返事下さい 毎日待ってます もしも出来るなら愛の言葉そえて 少し不安に思う私に下さいね 変りないですね 変りなどないですね 約束したあの日のこと はっきりまだ覚えているのです あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか あれからもう三月が過ぎ あなたはいつ来るのですか |
狙いうち原紗友里&青木瑠璃子&杜野まこ from CINDERELLA PARTY! | 原紗友里&青木瑠璃子&杜野まこ from CINDERELLA PARTY! | 阿久悠 | 都倉俊一 | ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 見ててごらんこの私 今にのるわ玉のこし みがきかけたこのからだ そうなる値打ちがあるはずよ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 神がくれたこの美貌 無駄にしては罪になる 世界一の男だけ この手にふれてもかまわない 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 世界中のぜいたくを どれもこれも身にまとい 飾りたてた王宮で かしずく男を見ていたい | |
屋根の上の子守唄研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 井上かつお | 馬飼野俊一 | ジローが吹いてたフルートが 鉄くずみたいに捨てられて つめたい小雨にうたれてる さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ アキラは今頃どこにいる 恋したあげくに裏ぎられ ぐれてるうわさもきいたけど さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ コウジが育てたアネモネが ようやくつぼみをふくらませ 今日にも咲きそうになったけど さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ タケシに送ったこの手紙 あて先不明で返されて 真赤なインクが目にしみる さびしいな さびしいな 想い出してる日ぐれごろ |
祭りになればいい水前寺清子 | 水前寺清子 | 阿久悠 | 小林亜星 | 馬飼野俊一 | 祭りになればいい そしたら とんで行く 町中化粧して 陽気になればいい 女は何となく ちょっぴり 色っぽく 男は何となく ちょっぴり 粋になる 祭りになればいい 祭りになればいい 人間らしくなる 人間らしくなる 祭りになればいい そしたら 恋もする 踊りが上手なら 惚れてもみてもいい 女はだれもかも 素直な顔になり 男はだれもかも やさしい顔になる 祭りになればいい 祭りになればいい 人間らしくなる 人間らしくなる 祭りになればいい そしたら また逢える あいつもいいやつと 思えるだけでいい 男はこりもせず 女をまた信じ 女はてれもせず 男に抱かれる 祭りになればいい 祭りになればいい 人間らしくなる 人間らしくなる |
熱き心に戸子台ふみや | 戸子台ふみや | 阿久悠 | 大瀧詠一 | 北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと) いずこ 胸は 焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ あゝ 秋には 色づく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに | |
憎みきれないろくでなし渡辺美里 duet with 増子直純(怒髪天) | 渡辺美里 duet with 増子直純(怒髪天) | 阿久悠 | 大野克夫 | 奥野真哉 | 昨日は昨日で どこかで浮かれて 過ごした筈だが 忘れてしまったよ ……気障な台詞だね 明日は明日で 楽しいだろうが 余りに遠くて 予想も出来ないよ ……使い古しだね 傷つけ合うのが嫌いだからと ずるずるみんなをひきずって 最後にあなたはどうするつもり 恋に埋もれ死ぬ気でいるの 憎みきれないろくでなし こんなに真面目に 愛しているのに 昨日や明日は関係ないだろう ……きまり文句だね 女は不思議だ くちづけするより 綺麗な約束ほしがるものなのか ……破れかぶれだね ひとりも不幸にしたくはないと 天使の気分でいるけれど 最後は疲れて私の胸で 眠るつもりでいるのでしょうね 憎みきれないろくでなし |
思秋期ClariS | ClariS | 阿久悠 | 三木たかし | ha-j | 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 |
紅い花伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 胸までしみる はげしい雨に うたれて私は 立ちつくす あなたが来ない 乗りかえ駅の ホームに咲いてる 紅い花 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 あなたに約束破られて 死にたい程に つらいけど つらいけど 今にも折れて 流されそうな 私に似ている 紅い花 あきらめましょう あなたのことは やっぱりうそつく 人だった 私は泣かない びしょぬれだけれど 私は泣かない 涙じゃないわ あなたのかわりに この花を ひそかに抱いて 帰ります 帰ります 私は泣かない ふるえているだけ 私は泣かない もう大丈夫 |
ペッパー警部原紗友里&青木瑠璃子&和氣あず未 from CINDERELLA PARTY! | 原紗友里&青木瑠璃子&和氣あず未 from CINDERELLA PARTY! | 阿久悠 | 都倉俊一 | ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ あなたの言葉が 注射のように 私のこころにしみている ああ きいている むらさきいろした たそがれ時が グラビアみたいに見えている ああ 感じてる その時なの もしもし君たち帰りなさいと 二人をひきさく声がしたのよアアア ペッパー警部 邪魔をしないで ペッパー警部 私たちこれからいいところ | |
白い灯台伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | バスが着くたび来るかと思い あなた待ってる岬のはずれ 白い灯台きらきら光り どこも楽しい恋人ばかり あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます 午後になったら北風吹いて 少し不安に思えてきます 白い灯台のぼっておりて 時間つぶして 歩いています あてにならない約束だけど 私はあなたを信じてる 灯台のすぐ下で 私は一日待ってます 待ってます |
口紅をふきとれ研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 口紅を落して いっそ女でなくなれば 心のいたみも少しは消えて行くでしょう 鏡にむかえば まだまだ未練が ブルーのまぶたでゆれてる 私は私でそんな自分を憎みつつ それでもやっぱり女の夢におぼれるわ 煙草のけむりがゆらゆら流れて いつしか日ぐれにまぎれる あなたが使うあてのない 枕に頬をすり寄せて 二三日死んだふり しているしかみちがない 生れ変るならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えたあとの きまり文句なんて いってる私も信じない 風吹くだけでも ゆれて傾むくやせた身で 不幸を背負って行くのはとてもつらいのよ 女を忘れて 口紅をふきとれ それしかないわとつぶやく あなたが好きといっていた メロディばかり口ずさみ 真夜中の酔いどれを 気どっているしかないわ 生れ変るならこの次は きっと気まぐれな男でしょう 愛が消えたあとの きまり文句なんて いってる私も信じない |
ダーリング関智一 | 関智一 | 阿久悠 | 大野克夫 | はがしぇばあど | ここへ座ってくれ 足を組んでくれ たそがれに顔を 向けてくれ その指で髪を かき上げてくれ ダーリング ダーリング ダーリング これから言うことを きいてくれ 笑わないと 約束してくれ あなたが欲しい あなたが欲しい あなたが欲しい ダーリング ダーリング ダーリング ぼくにはもう あなたしかない 夜が来ても 朝が来ても 春が来ても 夏が来ても 秋が来ても 冬が来ても ぼくにはもう あなたしかない ダーリング 声をきかせてくれ キスをかわしてくれ あたたかい涙 わけてくれ その声で熱く ささやいてくれ ダーリング ダーリング ダーリング すべてがわかったと 言ってくれ 世界中に 発表してくれ あなたが欲しい あなたが欲しい あなたが欲しい ダーリング ダーリング ダーリング ぼくにはもう あなたしかない 夜が来ても 朝が来ても 春が来ても 夏が来ても 秋が来ても 冬が来ても ぼくにはもう あなたしかない ダーリング ぼくにはもう あなたしかない 夜が来ても 朝が来ても 春が来ても 夏が来ても 秋が来ても 冬が来ても ぼくにはもう あなたしかない ダーリング |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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小雪しんしん孔雀町清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 私は真赤な櫛をさし 風呂敷づつみを一つ持ち きれいな名前のこの町へ 涙を一粒つれて来た 小雪しんしん孔雀町 窓からつき出た風車 いつしかすっかり色あせて この世を思うも思わぬも ただただ真冬の風まかせ 小雪しんしん孔雀町 あんたも女になったなら 爪切る音にも気をつかう そういう女が皮をむく みかんの匂いがたちこめる 小雪しんしん孔雀町 年上 花江の吸う煙草 私は風邪ひき 咳が出る 煙がにがいか 煙たいか それとも寒いか さびしいか 小雪しんしん孔雀町 | |
時の過ぎゆくままに featuring 上原大史(WANDS)Tak Matsumoto | Tak Matsumoto | 阿久悠 | 大野克夫 | あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう 時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう | |
街の灯り藤あや子 | 藤あや子 | 阿久悠 | 浜圭介 | 小倉良 | そばに誰かいないと沈みそうなこの胸 まるで潮がひいたあとの暗い海のように ふれる肩のぬくもり感じながら話を もっともっと出来るならば今はそれでいいさ 息でくもる窓に書いた 君の名前指でたどり あとの言葉迷いながら そっといった 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ 好きな唄を耳のそばで 君のために低く歌い あまい涙さそいながら そして待った 街の灯りちらちら あれは何をささやく 愛が一つめばえそうな胸がはずむ時よ |
赤ちゃんみたいな女の子伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 三木たかし | 突然こんな手紙が あなたにとどいたなら おどろくことでしょう 私からだから いつでも頬にくちづけ 赤ちゃんみたいな子と からかいつづけてた あなただったから いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません ただひたむきに あなたを愛していると 伝えたくて 伝えたくて書いています おさない部屋の飾りも 片づけ終りました シックなよそおいを 考えています 今度の休みの日には お招き出来るように 毎日そればかり考えています いたずら書きでは ありません それほど大人じゃ ありません このままいたら 赤ちゃんみたいなままで 終りそうで 終りそうで つらいのです |
棄てるものがあるうちはいい大西ユカリと新世界 | 大西ユカリと新世界 | 阿久悠 | 村井邦彦 | 森扇背 | 泣きぐせの酔いどれが ふらふら行く先は 波しぶく棧橋か 男のいる町か ぼろぼろの手紙は 別れのものだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい まだ若いやせた娘が 泣き泣き行く先は 街角のうらないか はずれの教会か 星のないさだめと うらんでいるだろうが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい 家を出た二人づれ だまって行く先は 別々の駅なのか 手紙を書く場所か 愛さえも疑い くやんでいるだろうが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものが あるうちはいい |
ちょっと好奇心矢野良子 | 矢野良子 | 阿久悠 | 中村泰士 | 戸塚修 | はじめは そう 好奇心 剃りたてのひげ手でふれてみただけの 煙草くさい唇も 黄昏が退屈で見つめていただけなのに 胸の奥は時計仕掛け ときめいて いつかあなたの古ぼけた車で 海を見に行ってしまった 夜の砂浜に寝そべり はじめて名前 たずねてた もしもし…… 私…… 今? 髪洗って…… うん 少し切ろうと思って 春でしょう…… うん う、う~ん…… ねぇ 音をさせないで 電話を切ることが出来る?…… やってみて…… ……… ……… そう…… 上手だわ 立ち止まれば思い出す ただひたむきに踊りつづけるだけね 少しばかり大人びて 蒼ざめた横顔がガラス窓で泣いている 胸の奥は時計仕掛け 音たてて そして私は膝小僧かかえて 切った髪の毛を見つめる あれはあれだけの想い出 そもそも ちょっと好奇心 そして私は膝小僧かかえて きった髪の毛を見つめる あれはあれだけの想い出 そもそも ちょっと好奇心 |
自画像清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 冬の色が窓から消えて 春の色に染まっています みんな想いコートを脱いで 街の中へ出て行きました さて 私はどうかといいますと 小さなストーブ横に置き 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です はしゃぎたいと思っていても なぜか急に出来ないのです きっとそれは心に出来た 恋の傷がとめるのでしょう さて どうするつもりといいますと 鏡をにらんでほほえんで 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です 自分の顔を描いています 何やらそんな気分です | |
口紅草紙清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 口紅さすのは何故でしょう 悲しいしぐさに思えます 心にかげりを知った日に 泣き泣き唇ぬりました 十五の娘が帯を変え 十六娘が髪を変え 十七娘が眉を変え 十八おんなが紅をぬる きれいになるのは何故でしょう 悲しい気持に思えます あなたの心を読めなくて お芝居つづけているのです 十五の娘が帯を変え 十六娘が髪を変え 十七娘が眉を変え 十八おんなが紅をぬる | |
東京物語チェウニ | チェウニ | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 今日からは赤い爪 あなたに見せない すき透る桜貝 あなたの好きな色 一日に二本だけ 煙草を吸わせて 珈琲の昼下がり あなたを待つ夜ふけ 群れからはなれた 男と女が 子羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 夏が過ぎ秋が来て もうすぐ木枯し この冬はあたたかい あなたがいてくれる 何もまだ約束は したわけじゃないが 春まではこのままで くらしていましょうね どこにもいるよな 男と女が ふとしたはずみで 声かけ合って たがいに似ている さびしげな目の色を 見つめているような 東京物語 群れからはなれた 男と女が 子羊みたいに 肌寄せあって どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 |
五番街のマリーへ大竹しのぶ×Maynard & Blaise (MONKEY MAJIK) | 大竹しのぶ×Maynard & Blaise (MONKEY MAJIK) | 阿久悠 | 都倉俊一 | 住友紀人 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい |
こんにちわ男の子研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 高田弘 | 逢いたい見たいの 札幌は またチラチラ 雪が降ってる 行ったり来たりの 男の子 ほら 私のお気に入り ここへここへ おいでよ 何か話して お行き またまた悲しい すれ違い ああ 札幌男の子 何かが起きそうな 新宿で ふと感じた 恋にくらくら 長めのコートの 男の子 ほら 私を見つめてる しゃれてしゃれて みようよ 何か感じてみてよ またまた切ない 片想い ああ 新宿男の子 東名走った 名古屋では 今 夕日が 赤く燃えてる 車にもたれた 男の子 ほら 私を誘ってる 熱い熱い 目をして 何か言いたい そぶり またまた淋しい 感違い ああ 名古屋の男の子 北から南へ 大阪は あの並木がつづく 想い出 並んで歩いた 男の子 ほら ここらで キスしたわ 遠い遠い あのひと 今はどうして いるの またまたセンチな ため息は ああ 大阪男の子 小雨が降る降る 長崎は なぜ悲しい恋に 似合うの 港を見ている 男の子 ほら涙が 光ってる だめよだめよ 泣いては わけを話してごらん またまた困った ひと目惚れ ああ 長崎男の子 |
狙いうち天路恵梨 | 天路恵梨 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 田村信二 | ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララウララ ウラウラのこの世は私のためにある 見ててごらんこの私今にのるわ玉のこし みがきかけたこのからだそうなる値打ちがあるはずよ 弓をきりきり心臓めがけ逃がさないパッと狙いうち 神がくれたこの美貌無駄にしては罪になる 世界一の男だけこの手にふれてもかまわない ウララ ウララ ウラウラで ウララウララウラウラよ ウララウララ ウラウラのこの世は私のためにある 女ひとりとるためにいくさしてもいいじゃない それで夢が買えるならお安いものだと思うでしょ 弓をきりきり心臓めがけ逃がさないパッと狙いうち 世界中のぜいたくをどれもこれも身にまとい 飾りたてた王宮でかしずく男を見ていたい |
すてきな貴方横本メイ | 横本メイ | 阿久悠 | 筒美京平 | 矢野誠 | 私を眠りに誘ってる あなたの胸は舟のよう 私をとりこにしてしまう あなた 私と約束してくれる あなたの小指に夢がある 好き好き みんな好きだけど あなたの心が一番好き 私を夢中にさせている あなたの瞳 熱い風 私を子犬にしてしまう あなた 私に秘密を教えてる あなたの唇 蜜の味 好き好き みんな好きだけど あなたの心が一番好き 私と約束してくれる あなたの小指に夢がある 好き好き みんな好きだけど あなたの心が一番好き |
第三の女研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 鈴木宏昌 | 今夜は宵から夜霧が深くて たばこの煙も低くたれこめている 待つだけ待ったら帰ればいいのに それさえ出来ずに一人たたずむ私 恋人だけれど 三番目 あなたにとって 軽い相手ね 今ごろあなたは誰かを抱きしめ 私のことなど夢の中にさえもないのね 可愛い女と最初にくどかれ 私の人生それできまったみたい 小さなお部屋であなたを待ち待ち あれこれ悩んで やがてどうにかなるわ 恋人だけれど 三番目 あなたにとって軽い相手ね 陽気な顔して笑っているけど 心の中ではいつも雨が降っているのよ |
陽は昇り 陽は沈み研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 三木たかし | 松井忠重 | 何というさびしい生き方なんだと あなたは私を笑うでしょう さびしいといえばさびしい 悲しいといえば悲しい そうね そうでしょうね 馬鹿な女の見本のように たった一人を想いつづけて 私の中では想い出が 重たい荷物になるのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 それほどの恋ではなかったはずだと あなたはしらけてしまうでしょう ありがちなことといえるし あやまちといえばいえるし そうね そうでしょうね たった一度の主役のドラマ それを道化と笑われたって 私の心が傷ついて こわれることなどないのです 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 陽は昇り 陽は沈み 時は流れても 私は私 恋は恋 私は私 恋は恋 |
野性よもどれ小林旭 | 小林旭 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 宮崎慎二 | 蒼白い顔の 弟たちよ 心まで 蒼ざめるな 男であることに 恥じて 生きることを ためらうな 野性よ もどれ 駆け巡る 血をたぎらせ 野性よ もどれ 愛するひとのために使えよ 大都会の屋根の上で 月の光 浴びていたら 風の匂いも 波のさわぎも 感じることが出来る 蒼白い顔の 弟たちよ 未来まで 閉じ込めるな 時代の落し子になって 背中向けて うろつくな 野性よ もどれ おおらかに 息吸い込み 野性よ もどれ 愛するひとを抱いて歌えよ 大都会のビルの谷を 靴をぬいで 走りながら 川の流れや 海のうねりに ときめくことが出来る 野性よ もどれ 駆け巡る 血をたぎらせ 野性よ もどれ 愛するひとのために使えよ 大都会の屋根の上で 月の光 浴びていたら 風の匂いも 波のさわぎも 感じることが出来る |
二人で見る夢研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 筒美京平 | 高田弘 | このまま二人 逃げましょう 知らない町へ 行きましょう 幸福(しあわせ)になれるなら 何もいらない 二人で同じ 夢を見て くらせたら それで それでいいのよ 夜明け頃 あの駅で バラを抱き 待ってるわ さらって逃げて くれたなら どこまでも ついて ついて行くのよ 涙は捨てて 行きましょう うれしい時に 泣きましょう 幸福(しあわせ)ときかれたら そうよと答える 二人で同じ 夢を見て くらせたら それで それでいいのよ 幸福(しあわせ) 不幸福(ふしあわせ) 花びらで うらなうの さらって逃げて くれたなら どこまでも ついて ついて行くのよ |
女鳴き砂日本海水森かおり | 水森かおり | 阿久悠 | 三木たかし | 伊戸のりお | 宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの 旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い こころ揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと 呼ぶのです |
渚のシンドバッド矢野あやね(沢城みゆき)&吉田千鶴(三瓶由布子) | 矢野あやね(沢城みゆき)&吉田千鶴(三瓶由布子) | 阿久悠 | 都倉俊一 | アアア アアア…… 渚のシンドバッド ここかと思えば またまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード 小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとっても お似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ くちびる盗む早わざは うわさ通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる 波乗りあざやか 拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソル こちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったら あなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる | |
LOVE (抱きしめたい)櫻井敦司 | 櫻井敦司 | 阿久悠 | 大野克夫 | 會田茂一 | 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 皮のコート 袖も通さず 風に吹かれ 出て行く あの人を 色褪せた絵のような 黄昏がつつみ ヒールの音だけ コツコツ響く あなたは帰る 家がある 優しくつつむ 人がいる 指輪はずして 愛し合う いけない女と 呼ばせたくない 秋に枯れ葉が 冬に風花 つらく悲しく 舞い踊る さよなら さよなら さよなら さよなら 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 抱きしめたい 僕は今夜 少しばかりの 酒を飲んで 眠ればいいけれど 灰色の冬の町 駆け抜けた人の 心はどうして暖めるのか あなたは帰る 家がある 優しくつつむ 人がいる 顔を隠して 生きていく 不幸な女と 呼ばせたくない 街にみぞれが 人に涙が 暗くさびしく 凍らせる さよなら さよなら さよなら さよなら 街にみぞれが 人に涙が 暗くさびしく 凍らせる さよなら さよなら さよなら さよなら |
星空のバラード真夏竜 | 真夏竜 | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 窓をあけ星空を見つめてみても 帰るふるさとはもう見えない 今はもうおもいでに過ぎないことが 俺の心ではまだ生きている 青い夜空に歌うこのうた とどけ とどけよ 愛したひとに ただひとりさすらう男の頬を ぬらすさびしい星空のバラード 明け方の流れ星見つめて思う あれはふるさとへとどく便り 美しいあの星は二度とは見えぬ 暗い彼方へと消えて行った 青い夜空に歌うこのうた とどけ とどけよ 愛したひとに 出来るならあのころあの日のように 歌いたいのさ星空のバラード |
恋唄入山アキ子 | 入山アキ子 | 阿久悠 | 鈴木邦彦 | 安川一志 | ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄 少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついていきたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄 |
さよならをもう一度山寺宏一 | 山寺宏一 | 阿久悠 | 川口真 | 鹿3 | ラララララララ…… いつか逢える きっと逢える さよならは 愛のことばさ さよならをもう一度 あなたに 去って行く その肩に 今日で終わる わけではないと 声を出して 教えたいの このままいると こわれそうな 二人だからは なれるのさ いつか逢える きっと逢える さよならは 愛のことばさ さよならをもう一度 あなたに 愛をこめ いいたいの 胸に残る 涙を捨てて 明日のために 別れようね このままいると こわれそうな 二人だから はなれるのさ いつか逢える きっと逢える さよならは 愛のことばさ |
霧のエトランゼシルビア・リー | シルビア・リー | 阿久悠 | 三木たかし | 馬飼野俊一 | あなたをたずねてひとり さすらうエトランゼ 夜霧につつまれている この町も悲しみが待つばかり あれは遠い昔のしあわせ 今は夢をさがす女よ どうしてこんなに忘れられない どうしてこんなに忘れられない 女のしあわせ求め 旅するエトランゼ 夜霧にかくされている おもいでをたどりつつ歩きだす 心細い涙があふれて いたむ胸をぬらす女よ どうしてこんなに忘れられない どうしてこんなに忘れられない |
嫁に来ないか入山アキ子 | 入山アキ子 | 阿久悠 | 川口真 | 宮澤由衣 | 嫁に来ないか ぼくのところへ さくら色した 君がほしいよ 日の暮の公園でギターを弾いて なぜかしら忘れ物 している気になった しあわせという奴を 探してあげるから 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 嫁に来ないか ぼくのところへ 財布はたいて 指環買ったよ たんぽぽを指にはめ よろこんでいた あの頃と同じよに 笑ってくれるかい 傾いたこの部屋も 綺麗に片づける 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 真夜中のスナックで 水割りなめて 君のことあれこれと 考えているのさ しあわせという言葉 ぼくにはキザだけれど 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで |
舟唄山内惠介 | 山内惠介 | 阿久悠 | 浜圭介 | 上杉洋史 | お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてョ いとしあの娘とョ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りがないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけて さびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル‥‥ |
学園天国千壽エマジャクソン | 千壽エマジャクソン | 阿久悠 | 井上忠夫 | 周防泰臣 | Are You Ready? (Yeah) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Ah~ あいつもこいつもあの席を ただ一つねらっているんだよ このクラスで一番の 美人の隣を あー みんなライバルさ あー いのちがけだよ 運命の女神さまよ このぼくにほほえんで 一度だけでも 勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey Hey Hey Hey Hey (Hey Hey Hey Hey Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Hey (Hey) Ah~ 二枚目気どりの秀才や あのいやな悪党番長も 胸はずませ 待っている どの席になるか あー あの横顔を あー 見つめられたら 授業中天国だよ このぼくにしあわせを 与えておくれ 勉強する気もしない気も この時にかかっているんだよ もし駄目ならこのぼくは もうグレちまうよ Hey! |
ジョニィへの伝言おかゆ | おかゆ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 斉藤真也 | ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて |
ミス・トパーズシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | シーナ&ロケット | きみがいちばん輝いていたのは十四歳 次の年 男ができて 少しかげる 無邪気な同級生に嫉妬して 仕方なくアバズレのふりをする きみがふたたび色づいていたのは十八歳 この町を出て行く時に なぜか光る 広場で別れの言葉 投げつけて 幸福(しあわせ)になるからと胸を張る ミス・トパーズ もう ミセスかい ミス・トパーズ もう ミセスかい きみがほんとに笑った顔を ぼくは一度も見たことがない ミス・トパーズ もう ミセスかい ミス・トパーズ もう ミセスかい きみの噂が最悪の時代は十九歳 はたちまで生きないだろうとみんな話す あまりにプライド高く 傷ついて 真夜中に酔いどれるようになる きみの姿を遠くから見たのは二十二歳 いいクルマ転がしながら うんとすかす とびきりいい女だと ツンとして わがままなクラクション鳴らしてる ミス・トパーズ もう ミセスかい ミス・トパーズ もう ミセスかい きみがほんとに笑った顔を ぼくは一度も見たことがない ミス・トバーズ もう ミセスかい ミス・トパーズ もう ミセスかい |
勝手にしやがれMs.OOJA | Ms.OOJA | 阿久悠 | 大野克夫 | 壁ぎわに寝がえり うって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかり じゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふり してる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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最後の楽園野口五郎 | 野口五郎 | 阿久悠 | 筒美京平 | 野口五郎 | ふり返れば悲しみだけ 渦巻いてる 目をとじればのぞみのない 明日が見える ああ二人はいつも流されつづけ 傷つきながら逃げて ただ愛だけ信じながら この世界で生きる もうおびえながら愛し合うことも その心に罪をかぶせることもないだろう 朝は鳥の声に教えられて 夜は星の色に見守られて くらすだけ 今ここには時間がない 終わりがない 追いかけられ 夢かき消す おそれもない ああ二人をつつむ景色にとけて 酔いしれながら眠り ただ愛だけ信じながら この世界で生きる もうにがい愛とさげすまれながら 地の果てまで追われつづけることもないだろう 朝は鳥の声に教えられて 夜は星の色に見守られて くらすだけ |
波止場町天童よしみ | 天童よしみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | 肩で泣くよな別れなど したくないわと言ったのに 海峡ひとつに 心を裂かれ カモメ死ぬよに 恋も死ぬ 函館 函館 波止場町 夜の伊勢崎ブルースに にがい酒飲む人もいる あなたひとりが 男じゃないと 酔った女が 泣く町は 横浜 横浜 波止場町 瀬戸は凪(な)いでも この胸は つらい未練の 風が吹く あなたがつけた あの夜の傷が 消える頃には 忘れましょう 高松 高松 波止場町 函館 横浜 高松 鹿児島 恋と涙の 波止場町 | |
心のきず稲葉やすひろ | 稲葉やすひろ | 阿久悠 | 三木たかし | 竹内弘一 | 夜にまぎれて 船が出る 傷をかくした 人が乗る 惚れた惚れたお前を 抱けもせず 意地で身をひく 馬鹿も乗る 北の海峡 ひゅるひゅると 風が泣き泣き 別れ唄 夢に何度か 起される 胸のいたみに 責められる たったたった一度の 想い出を 酒にうかべて 朝を待つ 北の海峡 海鳥が 一羽はぐれて しのび唄 赤い夕日が とろとろと 溶けて間近に 夜が来る 抱いて抱いて寝たいと この腕が 捨てたお前を 恋しがる 北の海峡 口笛が 未練ひきずり 恋の唄 |
女心のタンゴ研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 前田憲男 | 窓をあければ あなたが見える 帰る背中が 小さく見える 未練ごころに 小雨が降って こんなに 私を泣かせる あゝ今さら 何をしてほしいというの すべてが終り これでいいはずよ 雨 雨 もっとあの背中に降って そして泣かせて 古い日記の ページの中で うらみ書いたり すがってみたり 恋に賭けてた 女の姿 これきりどこかへ 捨てましょう あゝ今さら 何をしてほしいというの 想い出なんか 邪魔になるだけよ 雨 雨 もっとこの窓辺を叩き そして流して |
UFO倖田來未 | 倖田來未 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 手を合せて見つめるだけで 愛し合える話も出来る くちづけするより甘く ささやき聞くより強く 私の心をゆさぶるあなた ものいわずに思っただけで すぐあなたにわかってしまう 飲みたくなったらお酒 眠たくなったらベッド 次から次へとさし出すあなた 信じられないことばかりあるの もしかしたらもしかしたら そうなのかしら それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ でも私は確かめたいわ その素顔を一度は見たい 鏡にうつしてみたり 光をあててもみたり それでもあなたは普通のあなた あゝ突然 オレンジ色の あゝ光が私をつつみ 夢みる気持にさせて どこかへさらって行くわ やっぱりそうなの素敵なあなた 信じられないことでしょうけれど 嘘じゃないの嘘じゃないの ほんとのことよ それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ | |
たそがれマイ・ラブ小片リサ | 小片リサ | 阿久悠 | 筒美京平 | 荒幡亮平 | 今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢に おぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の 日ぐれにしていった しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛 今は冬 そばにあなたはいない 石畳白く 粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で 熱さをなくさない 凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が 赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる 夢を見てる さだめという いたずらに ひきさかれそうな この愛 |
暖炉とゆり椅子伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 暖炉の前で手紙を書いています 木枯し吹く夜さびしくて さびしくて 泣いてしまいそう 窓から見える灯りも凍えている あなたとすぐに逢いたくて 逢いたくて セーターももう出来ました 着せてあげたいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ 時計の音がコチコチ響いてます 私の胸の鼓動です 鼓動です 死んでしまいそう チラチラ雪が舞いおちて来たようで 暖炉に薪をもやしましょう もやしましょう この手紙つくその前に 逢いに来てほしいのです あのゆり椅子にあなたがかけていたら さびしくなんかないはずよ ないはずよ | |
愛は燃えているか西郷輝彦 | 西郷輝彦 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか 一度燃えた胸は 誰にも消せない たとえ遠くはなれ 月日が過ぎても 夜明けにくちづけを 日ぐれに抱きしめて 変らぬはげしさで 愛したいの 熱い胸を重ね すきまをうずめて 細い指をからめ あしたを誓って ひとりのむなしさを ふたりでかみしめて 変らぬはげしさで 愛したいの 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか 君の愛は燃えているか 胸の奥で燃えているか ララララ ラララララ ララララ ラララララ 変らぬはげしさで 愛したいの |
別れの旅天童よしみ | 天童よしみ | 阿久悠 | 猪俣公章 | 夜空は暗く 心も暗く 淋しい手と手 重ねて汽車に乗る 北は晴れかしら それとも雨か 愛の終わりの 旅に出る二人 指さすあなた 見つめる私 流れる町は 消えてゆく想い出 何か話してよ 話してほしい 愛のくらしが やがて終わるのに 終着駅の 改札ぬけて それから後は 他人になるという 二年ありがとう 幸せでした うしろを見ないで 生きてゆくでしょう 生きてゆくでしょう | |
どうにもとまらない夏木マリ | 夏木マリ | 阿久悠 | 都倉俊一 | うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ 今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜はあなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もう どうにも とまらない 港で誰かに声かけて 広場で誰かとひと踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過していいじゃない ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜はあなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もう どうにも とまらない | |
舟唄松浦百美子 | 松浦百美子 | 阿久悠 | 浜圭介 | 木藤義一 | お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯(あか)りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしのあの娘(こ)とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛(むてき)が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を |
女 泣き砂 日本海こおり健太 | こおり健太 | 阿久悠 | 三木たかし | 猪股義周 | 宿の枕が固過ぎて 眠りも浅く 夢も見ず 遠いあなたを 恋しがるだけ つらい 夜でした 女ひとりの 旅の朝 ふらり歩けば 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 海に嵐が吹き荒れて 季節が冬に 色を変え 砂のおもても どこか蒼ざめ 寒い 朝でした 女ひとりの もの想い 心揺るがす 日本海 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです 砂が泣くことを知っていますか キュッキュ キュッキュと 泣くのです あなた恋しと呼ぶのです |
嫁に来ないかパク・ジュニョン | パク・ジュニョン | 阿久悠 | 川口真 | 嫁に来ないか ぼくのところへ さくら色した 君がほしいよ 日の暮の公園でギターを弾いて なぜかしら忘れ物している気になった しあわせという奴を探してあげるから 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 嫁に来ないか ぼくのところへ 財布はたいて 指輪買ったよ たんぽぽを指にはめ よろこんでいた あの頃と同じよに 笑ってくれるかい 傾いたこの部屋も 綺麗に片づける 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで 真夜中のスナックで 水割りなめて 君のことあれこれと考えているのさ しあわせという言葉 ぼくにはキザだけれど 嫁に嫁に来ないか からだからだひとつで | |
わが町は…高橋真梨子 | 高橋真梨子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 十川ともじ | ママからいわれてた 急いで帰るよに… お前はここでくらすことが 一番いいよと… 夢やぶれ傷ついて 悲しみにとざされ 生きていた昨日までが まるで嘘みたい 空に雲があり 丘に花があり 人に愛があるこの町 今日からは この私 生まれ変わるわ パパからいわれてた やさしさ忘れるなと… お前に残す一つだけの 言葉なんだよと… あの人にいつかは 手紙など書きましょう もう二度と戻らないと 書いて出しましょう 明日はどうなるか 誰もわからない だけどこの町にいたなら おだやかな人間で きっといられる |
天使になれない北口和沙 from NEXT GENERATION | 北口和沙 from NEXT GENERATION | 阿久悠 | 都倉俊一 | 今日まで賭けた 愛が 音をたてて くずれてゆく 信じられない 最後のことばに こうしているのが やっとの私 それでも笑って 話せというの とても それは 出来ないわ 愛はあまりにも 私を傷つけた とても 天使になれないわ 泣いて 泣きつかれて 眠るまで 今日まで賭けた 日々が 踏みにじられ 消されてゆく 死ねと言うなら 死ぬかも知れない うらぎられたのが 耐えられないの それでも涙 かくせというの とても それは 出来ないわ 愛はあまりにも 私を傷つけた とても 天使になれないわ 涙出しつくして涸(か)れるまで とても それは 出来ないわ 愛はあまりにも 私を傷つけた とても 天使になれないわ 涙出しつくして涸(か)れるまで | |
月夜の出来事木之内みどり | 木之内みどり | 阿久悠 | 三木たかし | そっと窓からぬけ出し私は駈けて行く 月の光がほのかに私をてらしてる 家のひとにおやすみをいった後 なぜか夢に誘われて目をさます あのひとがひくギターきこえて来るようで あのひとが歌ううたきこえて来るようで 私は裸足で駈けて行く 月夜にスカート花みたい 舟にもたれてあなたは一人で立っている まるで約束していたみたいに待っている きっと来ると思ってたとそういって 白いシャツをぬぎ捨てて駈けて来る あのひとがひくギターやっぱり本当ね あのひとが歌ううたやっぱり本当ね 私を抱きあげまわり出す 月夜にスタート花みたい | |
向日葵はうつむかない増田惠子 | 増田惠子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 岡崎雄二郎 | ふれる指を感じた あの日は遠くなる 遠く 緑色のインクを にじませて書く手紙 愛されたら明るい季節も 失ったらブルーに沈んで 今はもう夢見た頃の 想い出ばかりをたどる 泣いて 泣いて 窓の外のひまわり もう一度微笑んで もう一度微笑んで 強く肩を抱き寄せ 好きだとささやいた 好きと 風の中の出来事 ふりむけばなつかしい 夢うつつで過ごした毎日 夢さめれば悲しく思えて てのひらに名前を書いて 吹き消すしぐさをしてる ひとり ひとり 窓の外のひまわり もう一度微笑んで もう一度微笑んで また逢いたい想いがつのって もう逢えない想いに泣かされ 秋風を感じる空を うつろな心で見てる 揺れて 揺れて 窓の外のひまわり もう一度微笑んで もう一度微笑んで |
また逢う日まで雪子姫(能登麻美子)&ハルミ(川澄綾子) | 雪子姫(能登麻美子)&ハルミ(川澄綾子) | 阿久悠 | 筒美京平 | 鈴木慶一とムーンライダーズ | また逢う日まで逢える時まで 別れのそのわけは話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つきすべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう また逢う日まで逢える時まで あなたは何処にいて何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい昨日にもどるから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう |
私の花言葉三橋ひろ子 | 三橋ひろ子 | 阿久悠 | 森田公一 | 川口真 | ある日誰かが バラの花 窓に飾って 行きました 何のことばもないけれど 恋してくれる人がいる そんな気持になりました ある日誰かが 夕顔を 部屋のポストに 入れました 何のことばもないけれど 夜になったら逢いましょう そんな気持になりました ある日誰かが コスモスを 紙にくるんで くれました 何のことばもないけれど これでお別れお元気で そんな気持になりました あの日限りで 花ことば 待っているけど 消えました 窓もポストも鞄にも 花はどこにもありません それが私の恋でした それが私の恋でした |
木陰でもやもや伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 三木たかし | 珈琲をのみながら 見つめてる水平線 南へ向う白い船が行く 夏の日の昼下り のんびりとあくびして 私はひとり 彼を待っている うかうかとしていたら 適齢期が過ぎる この辺でしっかりとつかまえておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で アメリカの煙草など 生意気に口にして 木陰の椅子でひとり考える ねえあなた 男なら抱きしめてごらんよと 追ってみたら 何ていうだろう もごもごといいながら尻ごみするんだろう 私からしがみつきキスをしておかなけりゃ 本当にあの彼でいいのだろうか 本当にあの彼でいいのだろうか 夏の雲みたいなあの彼で 本当にあの彼でいいのだろうか …………………………………… | |
勝手にしやがれ神野美伽 | 神野美伽 | 阿久悠 | 大野克夫 | 後藤次利 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア |
思秋期サエラ | サエラ | 阿久悠 | 三木たかし | 足音もなく行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 | |
愛々時代岡崎友紀 | 岡崎友紀 | 阿久悠 | 三木たかし | あなたが何で 悩んでいるか 近ごろやっと わかって来たの あなたが何を のぞんでいるか いわれる前に 感じて来たの わたしがあなたに 似て来たのかしら 段々言葉がいらなくなるの 愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛 愛愛愛愛愛愛 あなたとわたしの あなたとわたしの あなたとわたしの 愛々時代 このまま行けば しあわせだけど 時々胸が 不安になるの 今すぐついて おいでといえば 何にもいわずに 従うけれど あなたはなぜだか いってはくれない 毎日同じで いらいらさせる 愛愛愛愛愛愛、愛愛愛愛愛愛 愛愛愛愛愛愛 あなたとわたしの あなたとわたしの あなたとわたしの 愛々時代 | |
中学三年生花谷麻妃(Fullfull☆Pocket) | 花谷麻妃(Fullfull☆Pocket) | 阿久悠 | 遠藤実 | タナカ零 | 別れの季節の 悲しみを 生まれてはじめて 知りました しるしをつけた カレンダー もうすぐそこに来ています 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの めそめそしていちゃ いけないわ 私も中学三年生 明日からやさしい あの声も とってもすてきな あの顔も 逢えないなんて 思えない そこまで春が来てるのに 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら言えなきゃ いけないわ 私も中学三年生 蛍の光が歌えない 涙でつまって歌えない あのひと卒業して行くの さよなら言えなきゃ いけないわ 私も中学三年生 |
純情記しのづかまゆみ | しのづかまゆみ | 阿久悠 | 中村泰士 | 邪魔だから来るなよと あなたがいうのなら 来いと声がかかるまで 待っていてもいい だから今しばらく 他人にさせないで 縁を切るのは後 もっと後のことにしてね あゝあの日から こんなにも変り 私は女になる さびしさが重なってあなたに抱かれて そして愛にすがりつく ことを覚えたの 他の男になど 心が動かない あなたひとりだけに すべて賭けて生きているの あゝあの日から こんなにも変り 私は女になる 段々に遠くなり やがてはうわささえ きけぬ人になることは 知っているけれど これでさよならだと いわれることだけは とても耐えられない 胸に針を刺されるよう あゝあの日から こんなにも変り 私は女になる | |
わたしの恋歌~水の流れに花びらが~菅原やすのり | 菅原やすのり | 阿久悠 | 浜圭介 | 街を流れる 那賀川の 岸にのこした おもいでは 過去という日の グラビアの セピア色した 初恋よ 水の流れに花びらが 浮いて沈んで 万華鏡 人の心を思わせて 逃げて招いて 消えてゆく ああ ふるさとの川 肩にこぼれる白梅や 髪を彩る 紅梅や 春の季節に 頬染めた 純なあの人 どこにいる 人はそぞろに 歩きつつ あの日あの頃 思い出す 風はつめたく なぶっても 寒さ知らない 日もあった ああ ふるさとの町 山は緑に 海碧く 道は真白に 陽に映えて 歴史たずねる 街道を 歌をうたって 歩いてた 時の流れに 旅人が 昔恋しと 揺れて行く 古い家並も 松の木も 今は逢えない 人に似て ああ ふるさとの道 | |
思秋期春野寿美礼 | 春野寿美礼 | 阿久悠 | 三木たかし | 飯田俊明 | 足音もなく 行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれど あたたかい 心を持った あのひとの 別れの言葉 抱きしめ やがて十九に 心ゆれる 秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことで はじめての くちづけをした あのひとは ごめんといった それっきり 声もかけない 卒業式の 前の日に 心を告げに 来たひとは 私の悩む 顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も 通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで 紅茶のみながら 絵葉書なんか 書いている お元気ですか みなさん いつか 逢いましょう 無邪気な 春の語らいや はなやぐ 夏のいたずらや 笑いころげた あれこれ 思う秋の日 |
その目がこわい木之内みどり | 木之内みどり | 阿久悠 | 三木たかし | その目がこわい その目がこわい その目が私の心を見すかすの 小さなうそを話したために あなたの顔を見つめられない なにげなく誘われて お茶など飲んで それだけの友達を 秘密にしたの けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ その目がこわい その目がこわい その目が私の体をふるわせる あなたのことを忘れたわけじゃないのに なぜか悪い気がする そよ風のいたずらに ついだまされて あんなことした私 許して欲しい けっしてうそは もうつかないわ けっしてうそは もうつかないわ | |
不幸な秋清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | ガラスで指先を傷つけてしまった 何かしら不安な予感 親しいあのひとがこの世を去ったのは わたしがおろおろしていた頃だわ 誰もが楽しくしてるのに 悲しい便りがとどけられ 夏は…… 突然 不幸な季節に変った 私はハーモニカさびしく吹いている 台風が来そうな日暮れ 大事なお話を残しておきながら どうしてあのひと死んだりしたのか はげしくちぎれる夏の雲 木の葉が枯れ葉に変りそう 夏は…… 突然 不幸な季節に変った | |
居酒屋佳山明生+藤みえこ | 佳山明生+藤みえこ | 阿久悠 | 大野克夫 | 岩本正樹 | もしも きらいでなかったら 何か一杯 のんでくれ そうね ダブルのバーボンを 遠慮しないで いただくわ 名前きくほど 野暮じゃない まして 身の上話など そうよ たまたま 居酒屋で 横にすわった だけだもの 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で 外へ出たなら 雨だろう さっき 小雨がパラついた いいわ やむまで 此処にいて 一人グイグイ のんでるわ それじゃ 朝までつき合うか 悪い女と 知り合った 別に 気にすることはない あなた さっさと帰ってよ 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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舟唄木村徹二 | 木村徹二 | 阿久悠 | 浜圭介 | 南郷達也 | お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル… |
ミステイクシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | シーナ&ロケット | シャワーの音に ふと目をさまし 何だ 何だ 何があったの 頭がガンガンする バーボン飲んで 踊ったまでは おぼえているけど そこから先は どうなった 飾りの付いた ジャンパーを見て 待てよ 待てよ 待てよこいつは 目先がチカチカする ベイビーなんて 呼んでたやつが 確かにいたけど そいつとその後 どうなった 子供でもないのに とぼけちゃいけない しっかり男と女になって その上 気楽に眠ったってことさ いい気なものだね MISTAKE ベッドの上で 胡坐(あぐら)をかいて あれは あれは あれはまずいよ ハートがドキドキする うわさのツルと あれほど嫌い 怒鳴っていたのに どういうわけで こうなった 酔いどれていたなど言ってはいけない しっかり男と女になって 結構楽しく遊んだってことさ よくあることだね MISTAKE |
本牧メルヘン門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 本牧で死んだ娘(こ)は鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う そう思う | |
好奇心黒木真由美 | 黒木真由美 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 都倉俊一 | こわいものはのぞいてみたくなる 誰でもそうよ とめられない気持 やけどをするかも 傷つき泣くかも それでも大人の世界を見てみたい 悪いものはさわってみたくなる 誰でもそうよ とめられない気持 悲しくなるかも 不幸になるかも それでも私はがまんが出来ないの 今の私 特別悪いこじゃないわ きっとあなたもそうだったはず はしかみたい一度だけの病気 かかったあとで大人になるものよ わかってほしいの わかってほしいの そんなにつめたい目をして見ないでね 甘いものと教えられたキスも ほんとはどうかわかりはしないもの しょっぱいものかも つめたいものかも 自分で感じるものだと思うのよ 今の私 特別悪いこじゃないわ きっとあなたもそうだったはずよ はしかみたい一度だけの病気 かかったあとで大人になるものよ わかってほしいの わかってほしいの そんなにつめたい目をして見ないでね |
北の螢男石宜隆 | 男石宜隆 | 阿久悠 | 三木たかし | 伊藤雪彦 | 山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃 もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行(ゆ)け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け 雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時 たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨みを忘れて 燃えて行け |
舟唄竹村こずえ | 竹村こずえ | 阿久悠 | 浜圭介 | お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル… | |
淫象派シーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | シーナ&ロケット | およそ おまえほど 淫(みだ)らな女は 見たことがない 少しはガマンが出来ないものか ちょっと見のいい男に 誘いをかける それも 愛じゃない おまえの辞書には 愛などない おいしいディナーに こだわるように 二晩(ふたばん)は 同じものを 食べないきまり そんな生き方を そんな生き方を けなすのは たやすい いくらでも 悪く言える ああ だけど ああ だけど なんて おまえは きれいなんだ 機嫌のいい顔なんだ 今日も 朝帰り 黄色い太陽 見上げて歌う 世間に遠慮が 必要なのに 照れもせず しあわせだと 態度で示す 長い人生を ちょっとはマジメに 考えなさい いいことばかりが あるわけじゃなし 窮屈が 嫌いだなんて こどもの理屈 そんな生き方を そんな生き方を けなすのは たやすい いくらでも 悪く言える だけど ああ だけど なんて おまえは きれいなんだ 機嫌のいい顔なんだ |
京都の女の子研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 森田公一 | おいでよ おいでよ おいでよ おいでよ 京都の女の子 可愛い 可愛い 可愛い 可愛い 京都の女の子 すれちがう その時の石けんの匂い しとやかな あの姿忘れられないよ 清水の坂の上 たそがれの河原町 嵐山でも比叡でも どこで逢おうか 京都の女の子 好きだよ 好きだよ 好きだよ 好きだよ 京都の女の子 やさしい やさしい やさしい やさしい 京都の女の子 ほろほろと 涙ぐむ白い指かんで うつむいた いじらしさ今も想い出す 苔寺の静けさも 京極のざわめきも 五条大橋三条も どこも似合うよ 京都の女の子 今日も又鐘が鳴る 悲しみの胸に あの人は どこにいる そっと教えてよ 鴨川のせせらぎや 風わたる高瀬川 四条木屋町烏丸(からすま)も どこも想い出 京都の女の子 |
天使も夢みる石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 中村泰士 | 私の胸に 恋のめばえを感じる季節 白い風が 耳にやさしくささやいて行く しあわせ少し わけてあげると誰かがくれた だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから 私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園みたいになった しあわせすぎて 何かあげたい気持になるの だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから 私の胸に 一つこぼした恋する花が 今はこんな 広い花園みたいになった しあわせすぎて 何かあげたい気持になるの だから恋ってすばらしい もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから もう泣かないわ さびしくないわ 天使も夢みる 春だから | |
黄昏みたいに暗い朝錦野旦 | 錦野旦 | 阿久悠 | 井上忠夫 | あかのたちお | 黄昏みたいだよ 朝がきてるのに 紫色をした 空も動かない このまま夜になるようで からだも寒い 希望の光など どこにあるのだろう みなしごみたいだよ 娘ざかりなのに 不安を抱きしめて ひとりふるえてる 空から見える暗い朝 人影もない 何とかしておくれ 心細くなる 黄昏みたいだよ 朝が来てるのに 紫色をした 空も動かない 黄昏みたいだよ 朝が来てるのに 黄昏みたいだよ 朝が来てるのに 黄昏みたいだよ |
狙いうち夏木マリ | 夏木マリ | 阿久悠 | 都倉俊一 | ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 見ててごらんこの私 今にのるわ玉のこし みがきかけたこのからだ そうなる値打ちがあるはずよ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙い撃ち 神がくれたこの美貌 無駄にしては罪になる 世界一の男だけ この手にふれてもかまわない ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 女ひとりとるために いくさしてもいいじゃない それで夢が買えるなら お安いものだと思うでしょ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙い撃ち 世界中のぜいたくを どれもこれも身にまとい 飾りたてた王宮で かしずく男を見ていたい | |
レッドサン ブルームーン伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 大野克夫 | 満ちたりた日々だった しあわせだった もう二度とあの夢は 訪れないだろう それでもいい それでもいい 私は生きた 私は愛した 人の二倍も三倍も あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン この世には二人だけ いるようだった 砂漠にも花が咲く 思いでくらしてた すべてが夢 すべてが夢 私は燃えた 私は恋した 心のこりがないくらい あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン あなたがいた日々はいつも レッドサン ブルームーン はげしさとせつなさの レッドサン ブルームーン | |
リンダの接吻本木雅弘 | 本木雅弘 | 阿久悠 | 芹沢ヒロ | 唇に少しだけ ジンリッキー 香りを残しくちづける 可愛いね 可愛いね ソバカスが気まぐれに とびちって 少女の顔をのこしてる 可愛いね かわいいね リンダ リンダ どこかで浮気を リンダ して来たことを リンダ 君はどうやら アア 知ってるようだ もつれ合い からみ合い アスファルト 夜ふけの風が 熱くなる 可愛いね 可愛いね 唇のつめたさが 溶けて行き いつしか涙あふれてる 可愛いね 可愛いね リンダ リンダ こういう浮気は リンダ もうやめにする リンダ 君のそぶりは アア いじらしすぎる リンダ こういう浮気は リンダ もうやめにする リンダ 君のそぶりは アア いじらしすぎる リンダ リンダ リンダ | |
MAY BEシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | SHEENA & THE ROKKETS | いつの日か人間が人間を信じ 愛もかけひきではなく 他人のために自分を傷つけることだと わかり合える世の中が 戻ってくるだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく戻ってくるさ いつの日か少年と少女らのために 夢を語って聞かせて きれいなままでこの世は生きられるものだと 胸を張れる世の中が 普通にあるだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく普通にあるさ Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく普通にあるだろう いつの日か恋人が恋人を抱き 愛の生命を作って 大きくなったお腹をいとおしむ二人を 祝い合える世の中が 残っているだろうか Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく残っているさ Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく残っているだろう Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく Maybe Maybe Maybe メイビー たぶんおそらく メイビー |
観覧車増田惠子 | 増田惠子 | 阿久悠 | 宇崎竜童 | 岡崎雄二郎 | 冬空に駆け上る 観覧車 凍てついた風景が 傾いて あのひとのめまいする横顔に いとしさがこみ上げて 涙ぐむ おたがいに不幸なら やりなおす どちらかが幸福でいるのなら… ひとときの懐かしいめぐり逢い それだけで 何気なく 別れよう 観覧車 ぐるりと 一まわり 過去から未来を見せながら 二人の世界が揺れ動く アア… 指させば 想い出の街並みが 色褪せた絵のように ひろがって 青春が息づいた時代など 幻になりそうな儚さで おたがいに不幸なら やりなおす どちらかが幸福でいるのなら… 遊園地 駆け巡る子のように 楽しげなことばかり 見つけよう 観覧車 ぐるりと 一まわり 過去から未来を見せながら 二人の世界が揺れ動く アア… |
ひまわりの円舞曲菅原洋一 | 菅原洋一 | 阿久悠 | 三木たかし | ひまわりが咲いていた 空を染めるほど ひまわりが咲いていた 溺れそうなほど 約束の日がきても 帰らない人を ただひとり想うには ここで夢を見る こんな夏だった 暑い午後だった ひまわりは泣かない 別れのワルツを踊っても ラララ‥‥ ここで夢を見る ひまわりが咲いていた 何も知らないで ひまわりが咲いていた みんな泣いたのに 人生の哀しみを おおい隠すほど あざやかに咲き誇れ 何も云わぬなら こんな夏だった 暑い午後だった ひまわりは泣かない 別れのワルツを踊っても ラララ‥‥ ここで夢を見る こんな夏だった 暑い午後だった ひまわりは泣かない 別れのワルツを踊っても ラララ‥‥ ここで夢を見る | |
ザ・サンシャイン・ボーイズ川島恵 | 川島恵 | 阿久悠 | 大野克夫 | THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS 麦わら帽子を追いかけて 舗道を駆けていたら ローラースケート走らせた 誰かとからみあった その日は夏のはじめ もうまぶしい光があふれ 運命のくじ引きみたい 頬と頬とが 胸と胸とが 肩と肩とがからむ THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS 麦わら帽子で顔かくし うとうと昼寝したら 夢みた通りのくちづけを 誰かにされていたわ その日は海の音が ただやさしいララバイのよう 運命のくじ引きみたい 頬と頬とが 胸と胸とが 肩と肩とがからむ THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS THE SUNSHINE BOYS | |
予期せぬ逃避行naminote | naminote | 阿久悠 | 小林治郎 | 小林治郎 | 摩天楼のホテルに イルミネーション 二十四時には 窓の灯りで 十字架を描く 窓の一つ一つには 恋人たち クリスマス・イブ クリスマス・イブ わたしはひとり 大人の恋が終わったばかりで しあわせな仲間には入れない 渡すあてのないプレゼント 通りすがりの人に渡して 長距離バスに乗る 逃げるの 逃げるの しあわせから 人が群れる広場で ロックコンサート 星が降る下 からだ寄せ合い キャンドルをかざす 頬と頬をふれ合って 恋人たち クリスマス・イブ クリスマス・イブ わたしはひとり ここから恋が芽ばえていくなら どんなにかしあわせに思うでしょう 少しよろめいたハイヒール 無理に笑って 胸をそらせて 長距離バスに乗る 逃げるの 逃げるの しあわせから |
若草の髪かざりVanilla Mood | Vanilla Mood | 阿久悠 | 馬飼野俊一 | あなたが髪に 結んでくれた 芽生えたばかりの 草の髪かざり やさしい春の ひざしの中で 私はあなたの 胸で夢みてる ほんの普段着の ウェディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり ひばりの歌が のどかにきこえ ふたりはいつしか そっとくちづける 緑がつづく 野原を歩く そよ風みたいに 甘くゆれながら 恋したひとと 結ばれるなら なにもいらない これでしあわせよ ほんの普段着の ウェディングドレス ベールのかわりの 若草の髪かざり 小さな家が 谷間に見えて ふたりを迎える 鐘がなりひびく 注意:歌詞は原歌詞を掲載しております。 | |
あそび石田文子 | 石田文子 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 竜崎孝路 | 胸が見えそうなドレスを作り あそびに行こうと思う 三つか四つは 年さえもごまかし 耳で覚えた大人の話 知ってるふりして話す 心の中ではたとえどきどきしても あそびならいいでしょう 危なくなるときは もうわたしは裸足で逃げてくる きっとみんなに叱られるけど こっそりわたしは行く なんでも知りたい そんな年ごろだから 濡れて光った口紅つけて あそびに行こうと思う ひと目で誰かは わからない化粧で 夜も真夜中すぎまで街を ふらふら歩いていたい 誰かの車で うちに送ってもらう あそびならいいでしょう 危なくなるときは もうわたしは裸足で逃げてくる 今のわたしは退屈なのよ いい子でいるだけなのよ 少しはあそんでもっといきいきしたい |
みかん二階堂和美 | 二階堂和美 | 阿久悠 | 大野克夫 | あなたの部屋が寂しすぎたから みかんをひとつ 置いて来ました 食べないで下さい 食べないで下さい あなたの部屋は男くさいから そのまますぐに外へ出ました 日の暮れのことです 日の暮れのことです あなたに逢えない帰り道 あかずの踏切 もの想い 季節を知らせる白い花 枝からこぼれて散りました あなたの顔が悲しすぎるから みかんをひとつ むいてあげます 食べてみて下さい 食べてみて下さい あなたの顔が何か言いそうで 私は少しおびえています だまってて下さい だまってて下さい あなたと二人で汽車の旅 とび去る景色は春のいろ 小説みたいに このみかん 窓から投げたくなりました | |
狂わせたいの脇菜々香・中島弥咲・門元穂果 from NEXT GENERATION | 脇菜々香・中島弥咲・門元穂果 from NEXT GENERATION | 阿久悠 | 都倉俊一 | ぼやぼやしてたら私は誰かの いいこになっちゃうよ これほど可愛い女は二度とは お目にはかかれない あなたに抱かれてかげろうみたいに ゆらゆらゆれるのよ 時には涙をやさしく流して すがってみせていい 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの からだをつないだ鎖をはずして どこかへつれてって 必ずすてきな夢みる気分に あなたをしてあげる ぼやぼやしてたら私は誰かの いいこになっちゃうよ 欲しけりゃ欲しいとこころとからだで はっきり云ってくれ 一つの国でも私に賭けても 決して損はない 今日から毎日花園みたいな くらしができるのさ 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの 真赤に色づく私のくちびる こころを焦がすのよ この目をみたならあなたは二度とは 忘れてくらせない 注意:歌詞は原歌詞を掲載しております。 | |
マニキュア草紙北原ミレイ | 北原ミレイ | 阿久悠 | 長部正太 | 猪股義周 | 貴方の背中にたてる爪 ワインの赤さが相応しい すすきの原を駆ける子の 真っ赤なマントの絵のように 一本塗っては息をかけ 一本塗っては思い出す 私がマニキュア塗る夜は 貴方が恋しい永い夜 貴方の心にたてる爪 怪しく光る銀の色 月夜にきらりきらめいた 冷たいナイフの刃のように 一本塗っては筆をおき 一本塗っては身を焦がす 私がマニキュア塗る夜は 貴方が恋しい永い夜 一本塗っては息をかけ 一本塗っては思い出す 私がマニキュア塗る夜は 貴方が恋しい永い夜 |
手紙テレサ・テン | テレサ・テン | 阿久悠 | 川口真 | あかのたちお | この手紙をあなたが読む頃には 私は夜汽車にゆられています もうここへは戻ってこないでしょう そうするつもりで出て行くのです 小雨が降って 心がにぶります 晴れてくれたら どんなにいいでしょう おかえりなさい おつかれでしょう またお酒を飲んでいますか 短いけど しあわせありがとう 私は今でもそう思います これ以上は悲しくなるだけと 毎日毎日考えました いつものような夜更けになりました やがてあなたが戻ってくるでしょう おかえりなさい おつかれでしょう もうむかえはできないのです いつものような夜更けになりました やがてあなたが戻ってくるでしょう おかえりなさい おつかれでしょう もうむかえはできないのです |
五番街のマリーへ門倉有希 | 門倉有希 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい | |
京都から博多まで藤田恵美 | 藤田恵美 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 奥山淳平・永冨ヒロシ | 肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女 二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女 京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに泣く女 |
ちょうちんの花立樹みか | 立樹みか | 阿久悠 | 円広志 | 渡辺博史 | ちょうちん一つ 椅子(いす)五つ 他人の肩も気にならぬ どちらの誰と知らぬのに 人生ばなしして帰る うなずき上手 のせ上手 お酒の酌(しゃく)のあいの手に だけどどこかで貰(もら)い泣き ポロリと涙こぼす夜も 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと なまえを描(か)いたちょうちんが そろそろ少しくたびれて 浮き名を流すあてもなく 夢見る場所にもなりにくい はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイとこなしつつ だけどわたしが誰よりも 酔いたい時もあるという 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく 咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと |
失恋記念日野川さくら | 野川さくら | 阿久悠 | 穂口雄右 | 今日は私の 失恋記念日です Non No No Non Non No No Non Non No No Non Non No No Non 今日は私の 失恋記念日です 私の心をレントゲンでみたら 恋の傷あとがポッチリあるはずです 小さいけれども とても深い傷が 胸の真中に残っているはずです あの日はブルーのカクテル飲んで びしょぬれ気分で ロックを踊り 泣いたっけ 泣いたっけ 忘れたい 忘れない 忘れたい 忘れない Non No No Non Non No No Non Non No No Non Non No No Non 今日は私の 失恋記念日です 誰にも知らせることは 出来ないけど ひとりしみじみと 想ってみたいのです ハッピーエンドが夢と消えた時の スローモーションの記憶を たどるのです あの日は すべてがフワフワ見えて 涙も音なし花火のようで 泣いたっけ 泣いたっけ 忘れたい 忘れない 忘れたい 忘れない Non No No Non Non No No Non Non No No Non Non No No Non 今日は私の 失恋記念日です | |
舟唄花見桜こうき | 花見桜こうき | 阿久悠 | 浜圭介 | イイジマケン | お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りがないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル……… |
月の舟清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 風の砂山は さらさらと音ばかり 鳥のなき声も今はなく 暗い冬の日ぐれ ひとりうずくまり 指先を走らせて 描いた名前まで消して行く 風が走りながら さびしいな さびしいな またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ つきが海の上にかかっているけど 誰が歌うのか 悲しげなハーモニカ 日ぐれ遠ざかり夜の闇 青く包む中で 浜にあげられた釣舟の影ばかり 人の姿などまぼろしね やはり風の音ね さびしいな さびしいな またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ 月に舟を出して何処かへ行きたい またひとりきり ただひとりきり 迷い子みたいよ 月に舟を出して何処かへ行きたい |
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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少女のメルヘン清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | ここにこんな娘ひとり 夢をさがして泣いています 忘れないで 見捨てないで 愛の光を そっと当てて そっと当てて 目立たない娘にも 一つだけ おとぎ話 つくらせてほしいのよ この胸の片隅で まだ これをぜいたくと 叱りますか たしなめますか 私は愛がほしい たった一つでいいの いいの 一つだけで 誰にでも やさしさを 忘れずにつき合います 美しく生きたいと ほほえんでいるのです もうやがて少女から 悩み深い大人になるわ 私は愛がほしい たった一つでいいの いいの 一つだけど ここにこんな娘ひとり 夢をさがして泣いています 忘れないで 見捨てないで 愛の光を そっと当てて そっと当てて | |
思秋期おかゆ | おかゆ | 阿久悠 | 三木たかし | 斉藤真也 | 足音もなく行き過ぎた 季節を ひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけれどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう 無邪気(むじゃき)な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日 |
こころの扉~百万人の天使たちより~緑の戦士たち | 緑の戦士たち | 阿久悠 | 服部克久 | 服部克久 | Loving You Loving You 愛に終りはない Loving You Loving You 愛は惜しまない 指先をふれて語れば 愛は倍になる 真実がからだ中を 走りぬけるよう この胸が広い野原に もしも思えたら あどけない子供になり 夢を見るがいい Loving You Loving You いつでもぼくが必要だったら Loving You Loving You 心の扉を叩いておくれ Loving You Loving You 百万人の天使たちより Loving You Loving You いっぱい愛を持って走るよ 花は咲き鳥はさえずる 季節はずれでも 目の中に思い描く 春があるならば ひとりでもひとり ではない 心豊なら 微笑みを好きになって 人と語ろうね Wow wow Loving You Loving You どこでもぼくが必要だったら Loving You Loving You 心の扉を叩いておくれ Loving You Loving You 百万人の天使たちより Loving You Loving You いっぱい愛を持って走るよ Loving You Loving You 愛に終りはない Loving You Loving You 愛は惜しまない Loving You Loving You 愛に終りはない Loving You Loving You 愛は惜しまない Loving You Loving You 愛に終りはない Loving You Loving You 愛は惜しまない Loving You Loving You 愛に終りはない Loving You Loving You 愛は惜しまない Loving You Loving You 愛に終りはない Loving You Loving You 愛は惜しまない… |
真夜中の買い物しのづかまゆみ | しのづかまゆみ | 阿久悠 | 中村泰士 | 真夜中に 買物に行きました ささやかな パーティのためでした 忘れてた誕生日 おもいだし ひとりワインを 飲みたかった そこだけ 明るい店先で 何故か 私は立ちすくむ 肩を並べた 若い二人が 今の私に まぶしい 真夜中に 買物に行きました 本当は 眠れないためでした 恋人とよぶひとも いなくなり 手紙書いても 出せなかった 楽しいふりして 買物し だけど 心は泣いている 二十才になった 今日の私に 店のあかりも まぶしい | |
魔法使いの娘シーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | シーナ&ロケット | きみが魔法使いの娘だなんて どういう幸福なんだ お願いだから きみの不思議な 力を貸してくれ いやいや ぼくのためじゃない 世の中のために使いたい ごらんよ 世界は汚れきって まるで地獄になっている いやな奴がのし歩き 悪い奴が天下を取る いい人は ぼくのように 何だか不運なんだ あなたのために魔法を使いたい 昔の私は 何でも出来た でもでも 許してね 魔法使いの娘でも 人を愛したら ただの娘になるの きみが魔法使いの娘だなんて どういう幸福なんだ 愛してるなら たまにタブーを 破ってみせてくれ いやいや 欲のためじゃない 幸福のために使いたい いいかい 誰もが荒(すさ)みきって ずるいケモノになっている 愛を捨てて 抱き合い 傷をつけて 平気でいる やさしさは 何をしても とってもひ弱なんだ あなたのために魔法を使いたい 昔の私は 何でも出来た でもでも 許してね 魔法使いの娘でも 人を愛したら ただの娘になるの きみが魔法使いの娘だなんて どういう幸福なんだ お願いだから きみの不思議な 力を貸してくれ |
小指のいたみ石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | 心はとうに 忘れてるはずなのに 私の小指 あのひとを覚えてる 約束したあと 噛んだあのいたみ 夜ふけに不意に思い出し 枕をぬらしている 悲しいものね 恋というこの病い 忘れるだけで 何もかもいいものを 夢みて目ざめて 心さびしくて 夜ふけにあてのない手紙 書いては破いている 未練という字 私には古いけど おんなじことね こんなにも泣いたなら 小指に唇あてて 見つめてる 夜ふけの月は三日月で なおさら悲しくなる | |
いつかやがて三浦和人 | 三浦和人 | 阿久悠 | 三浦和人 | 奥慶一 | やわらかな心は 石よりも固く やさしい目差しが 剣よりも鋭い時代が ほんのそのあたり 雲の彼方に 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 詩を読む言葉が 銃よりも強く 絵を描く情熱が 火薬よりも激しい時代が ほんのひとうねり 波の向うに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて 美しいということは 飾ることではなく やさしいということは つくろうことではなく 強いということは 無理をすることではなく 豊かということは ただ持つことではなく 人々は今より飾りなく愛し 今よりよく笑い 歌よりも楽しい時代が ほんのひとまたぎ 川のあちらに 来ている いつか やがて いつか いつか やがて いつか やがて いつか いつか やがて |
たそがれマイ・ラブJUJU | JUJU | 阿久悠 | 筒美京平 | 今は夏 そばにあなたの匂い しあわせな夢に おぼれていたけれど 夕立ちが 白い稲妻つれて 悲しみ色の日ぐれにして行った しびれた指 すべり落ちた 珈琲カップ 砕け散って 私はただ あなたの目を 言葉もなく 見つめるだけ さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛 今は冬 そばにあなたはいない 石畳 白く粉雪が舞い踊る ひきさかれ 愛はかけらになって それでも胸で熱さをなくさない 凍える手で ひろげて読む 手紙の文字が赤く燃えて 私はもう あなたの背に もたれかかる夢を見てる さだめといういたずらに ひきさかれそうな この愛 | |
五番街のマリーへLAST FIRST | LAST FIRST | 阿久悠 | 都倉俊一 | 栗林悟 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか 知らせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い察してほしい |
みち 今もなお夢を忘れず石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 千住明 | 千住明 | この道ときめて歩いて 悔いのない時の流れを この胸に強く抱きしめ 今もなお夢を忘れず ああ吹く風に季節を感じて 萌え出(いず)る草の芽 この手でさわって 今日もまた心に希望を満たし 夢さそう歌声きかせたい ふりかえる道の彼方に 懐かしい人が手を振る 誰もみな心やさしい 人生の友であったよ ああ坂道で励し合ったり 傷ついた心を慰め合ったり いつの日かはるかのあの日のように 変わりない笑顔で出会いたい 今日もまた心に希望を満たし 夢さそう歌声きかせたい 歌声きかせたい |
一輪ざし小林美樹 | 小林美樹 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 一輪ざしにはしおれた花が 私の悲しい胸のよう あなたが毎日とどけてくれてた あの花 五日もとどかない 私を忘れたのかしら きらいになったというのかしら いや いや このままでは もう一度愛して 一輪ざしからしおれた花を 捨てたらすべてが終るよう 二人をつないだ見えない糸さえ プツンと とぎれてしまいそう 誰かを愛しはじめたの うわさはやっぱり本当なのね いや いや このままでは もう一度愛して | |
五番街のマリーへおかゆ | おかゆ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 斉藤真也 | 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい 五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い察してほしい |
うわさの男研ナオコ | 研ナオコ | 阿久悠 | 森田公一 | 高田弘 | だからあれほど いったじゃない あいつは札つき女たらしの野郎だよ 泣かせのジョージと噂されてる野郎だよ だから うぶなあんたなんか つきあっちゃ駄目といったの アゝ 後で泣きをみても 知らないといったじゃないの あゝ 許せない野郎さ けどひよっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね だからあれほどいったじゃない 女の弱味にいつも食いつく野郎だよ そのくせ憎めぬ得なタイプの野郎だよ とても うぶなあんたなんか 手に負える奴じゃないさ アゝ 修業つんだ後で もう一度やってごらんよ あゝ 許せない野郎さ けどひょっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね とても うぶなあんたなんか 手に負える奴じゃないさ アゝ 修業つんだ後で もう一度やってごらんよ アゝ 許せない野郎さ けどひょっとしたら私 アゝゝ 好きなのかもね |
舟唄真木ことみ | 真木ことみ | 阿久悠 | 浜圭介 | 矢田部正 | お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を 沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル… |
Bye Bye メランコリー河島英五 | 河島英五 | 阿久悠 | 網倉一也 | 愛したら 愛されたい たずねたら 答えてほしい 抱(いだ)いたら それより強く 力をこめて 抱きつかれたい 男と女には いつでも少しだけ 相手の気持が多いことを 心であてにする とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー さそったら さそわれたい 沈んだら 黙ってほしい 歩いたら 小走りになり おんなじ道を 進んでほしい 男と女には 悲しい習性で すべてを信じる愚かしさを 何度もくり返す とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー 男と女には いつでも少しだけ 相手の気持ちが多いことを 心であてにする とどかぬ想い はずれた願い 重たいメランコリー Bye Bye メランコリー | |
悪人志願錦野旦 | 錦野旦 | 阿久悠 | 井上忠夫 | あかのたちお | あなたがほんとに望むのならば つめたい男になってもいいよ ちぎれたカーテン片づけながら 傷つく指先見つめていった 胸のすきまの中を吹きぬけて行く こがらしみたいなこころの叫び 二度と戻らぬ愛だとすれば いっそ悲劇で終わらせたいよ 波うつ背中が悲しみ伝え 言葉のとぎれがうらみを告げる 前歯でかみきるたばこでさえも こころのいらだち教えているよ 胸のすきまの中を吹きぬけて行く こがらしみたいなこころの叫び 愛が無残に消え去るのなら いっそこの手でこわしてみたい 胸のすきまの中を吹きぬけて行く こがらしみたいなこころの叫び 二度と戻らぬ愛だとすれば いっそ悲劇で終わらせたいよ |
シャム猫を抱いて高岡早紀 | 高岡早紀 | 阿久悠 | 三木たかし | 吉田智 | ララララララララ…… バラ色の夜は シャム猫を 抱きしめてひとり 待つのね ララララララララ…… まだ来ないあなた シャム猫に 涙ぐむわけを 話すの ララララララララ…… |
UFO村上ゆき | 村上ゆき | 阿久悠 | 都倉俊一 | 手を合わせて見つめるだけで 愛し合える話も出来る くちづけするより甘く ささやき聞くより強く 私の心をゆさぶるあなた ものいわずに思っただけで すぐあなたにわかってしまう 飲みたくなったらお酒 眠たくなったらベッド 次から次へとさし出すあなた 信じられないことばかりあるの もしかしたらもしかしたら そうなのかしら それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ でも私は確めたいわ その素顔を一度は見たい 鏡にうつしてみたり 光をあててもみたり それでもあなたは普通のあなた あゝ突然オレンジ色の あゝ光が私をつつみ 夢みる気持にさせて どこかへさらって行くわ やっぱりそうなの素敵なあなた 信じられないことでしょうけれど 嘘じゃないの嘘じゃないの ほんとのことよ それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ | |
あじさい村から清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | ひと雨降ればあじさいの花が いろあざやかに 咲くでしょう 咲くでしょう 指折り数え 待っていた季節(とき)が もうかけ足で 来るでしょう 来るでしょう ねえ急いで 帰って来てね 寄り道しないでね お土産はあのブティックの 何か安いものでいい あじさい村から 愛するあなたへ まごころをそえました あゝ あなたに逢いたい あゝ あなたに逢いたい まだにがい顔しながらも 街でくらすつもりで いますか いますか いえ悪口のつもりなどないの ただ たしかめて みただけ みただけ 今私はそろいのシャツに 刺しゅうを入れながら 照れるよというあの声と 顔を思いうかべてる あじさい村から 愛するあなたへ まごころをそえました あゝ あなたに逢いたい あゝ あなたに逢いたい | |
黄昏といわず日暮れといって下さい大竹しのぶ | 大竹しのぶ | 阿久悠 | 大野克夫 | 黄昏といわず 日暮れといって下さい 何だかその方が 悲しくないのです さよならといわず またねといって下さい 帰りの足どりが 重たくないのです あなたがポンと 投げてくれた リンゴをかじりながら 私はポロポロ 涙を流してます ひとりになれなく なっているのです 黄昏といわず 日暮れといって下さい さびしいメロディーを 忘れてしまえます この次といわず 明日(あした)といって下さい 夢みて泣くことが 少なくなるのです あなたの爪の あとがついた ギターをならしながら お酒をのんでる 男が歌うように ひとりでさわいで明日(あす)を待ってます ひとりでさわいで明日を待ってます | |
湯の町放浪記森光子 | 森光子 | 阿久悠 | 市川昭介 | 石田勝範 | 貴方久しい なつかしい 会えてうれしい はずかしい 伊豆の湯の宿 しみじみ飲めば 胸に夜更けの 山の音 ゆれます ゆれます この身体 女 湯の町 放浪記 かたちばかりの 盃に 夢を見た日を 想い出す 月は天城に おぼろにかかり 酔ったふりして 目をとじる 燃えます 燃えます この心 女 湯の町 放浪記 貴方帰れば もう来ない 来ても他人の 顔になる 雨の初島 かすんで見えて たった一人が つらくなる 死にます 死にます このままじゃ 女 湯の町 放浪記 |
気絶するほど悩ましい真琴つばさ | 真琴つばさ | 阿久悠 | 梅垣達志 | 上杉洋史 | 鏡の中で 口紅をぬりながら どんな嘘を ついてやろうかと考える あなたは 気絶するほど悩ましい ふり向きながら 唇をちょっとなめ 今日の私は とてもさびしいと 目を伏せる あなたは 気絶するほど悩ましい あゝまた だまされると 思いながら ぼくは どんどん堕ちて行く うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない まつ毛に涙 いっぱいにためながら あなただけは わかる筈なのと 訴える あなたは 気絶するほど悩ましい あゝ嘘つき 女と怒りながら ぼくは 人生をかたむける うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない |
個人授業石江理世 | 石江理世 | 阿久悠 | 都倉俊一 | いけないひとねといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは なぜかうっとりしてしまう あなたはせんせい 授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたはせんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよ せんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハハハ 学校の帰りの道 じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ場所で ただこうしているよ あなたはせんせい(せんせい) はやりのドレスをいつも しゃれて着こなしてるひとよ けっこうグラマーなことも ぼくは気がついているんだよ あなたはせんせい 今度の休みになれば 部屋へたずねることにしよう ちょっぴり大人のふりで 愛のことばなど持って あなたはせんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハハハ ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このままつづいて行けば きっと死んでしまうだろう あなたはせんせい(せんせい) | |
ジョニィへの伝言由紀さおり | 由紀さおり | 阿久悠 | 都倉俊一 | ジョニィが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて ジョニィが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は 友だちなら そこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は ジョニィが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの 道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて | |
夏の終りのロックシーナ&ロケッツ | シーナ&ロケッツ | 阿久悠 | 鮎川誠 | シーナ&ロケット | 陽灼(ひや)けのあとが ヒリヒリ痛い それより心が痛い プールサイドに吹く秋の風 もうメランコリー 遊びのキスは 軽くて甘い 本気はヘビーで 苦い そんなつもりじゃなかったけれど もうメランコリー 純情なんて言葉は知らない わたしツッパリ ハスッパ・ガール 煮ても焼いても食えない金魚 なのに どうして しどろもどろ ああ たまらない 夏の終りのロック 夏の終りのロック もういい顔できないわ 腰まであった ロングのヘヤー バッサリ肩まで切って はたち過ぎたら タバコもダサイ もうメランコリー 嵐の前にどこかへ逃げた ヨットを追いかけながら 黒い瞳を涙で濡らし もうメランコリー 純愛なんて信じていない わたしモーレツ イエロー・カード ここと思えば またまたあちら なのに いまさら 純情可憐 ああ たまらない 夏の終りのロック 夏の終りのロック もういい顔できないわ |
旅路からダ・カーポ | ダ・カーポ | 阿久悠 | 三木たかし | 歌を忘れた唇にルージュ走らせ 色をなくした物語 思い出してる 私はこうして今 ひとり旅です 心のおもりを捨て鳥になるのです あざやか色の景色の中で 愛も染まります あなたに逢える時が近づきました あなたに逢える時が近づきました やせてしまった心では愛も乾いて とぎれとぎれのメロディになっていたけど 季節の流れの中 風と話して やさしく微笑む目になって来ました 旅路の宿の小さな部屋で 手紙書いてます あなたに逢える時が近づきました あなたに逢える時が近づきました…… | |
あの鐘を鳴らすのはあなた花見桜こうき | 花見桜こうき | 阿久悠 | 森田公一 | イイジマケン | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた |
はじめてのお酒石川さゆり | 石川さゆり | 阿久悠 | 三木たかし | 赤い櫛がぽとりと落ちて 私はじめて酔いました 窓から見えるおぼろの月を 鏡に見たてみつめます 愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか 洗い髪にそよ吹く風に 私しんみりなりました 一本だけのお酒の徳利 畳の上を転(ころ)げます やさしい言葉かけられるより 武骨な腕がほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか 愛しているといわれるよりも 惚れたといってほしいのは 一人の旅の気まぐれでしょうか それとも女のせいでしょうか | |
しばらくあなた淡谷のり子 | 淡谷のり子 | 阿久悠 | 三木たかし | しばらくあなた ごきげんよう 変りもなくて よかったわ 昔の軽さがなくなって 渋味が増して来たようね 一年 二年 三年と 月日が二人をこう変えた ワインはやはり白かしら 煙草もやはり細巻きね 覚えているのが しゃくだけど 惚れてた時もあったから 一年 二年 三年の 月日も消せないものがある それでは あなた さようなら たまには顔を見せに来て 今度は酔わずに迎えるわ お酒も少しつつしむわ 一年 二年 三年と 月日が二人をこう変えた | |
あの鐘を鳴らすのはあなた菅原やすのり | 菅原やすのり | 阿久悠 | 森田公一 | 若草恵 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのはあなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのはあなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのはあなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのはあなた 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのはあなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのはあなた |
乙女のワルツサエラ | サエラ | 阿久悠 | 三木たかし | 好きといえばいいのに いつもいえぬままに 月がのぼる小道を 泣いてかえった 白く咲いてる野の花を つんで願いをかける どうぞ愛があなたに とどくようにと 好きなひとはいつしか ほかのひとをつれて 遠い町へ旅立つ 何も知らずに 駅のホームのはずれから そっと別れをいって それで愛が悲しく 消えてしまった 小雨降る日はせつなくて ひとり涙を流し つらいだけの初恋 乙女のワルツ | |
東京物語パク・ジュニョン | パク・ジュニョン | 阿久悠 | 川口真 | 今日からは赤い爪 あなたに見せない すき通る桜貝 あなたの好きな色 一日に二本だけ 煙草を吸わせて 珈琲の昼下がり あなたを待つ夜ふけ 群れからはなれた 男と女が 小羊みたいに 肌寄せ合って どこかで忘れた 青春のかざりもの さがしているような 東京物語 夏が過ぎ秋が来て もうすぐ木枯し この冬はあたたかい あなたがいてくれる 何もまだ約束は したわけじゃないが 春まではこのままで くらしていましょうね どこにもいるよな 男と女が ふとしたはずみで 声かけ合って たがいに似ている さびしげな目の色を 見つめているような 東京物語 東京物語 | |
本牧メルヘン山下雄三 | 山下雄三 | 阿久悠 | 井上忠夫 | 本牧で死んだ娘は鴎になったよ ペットのブルースに送られて 踊るのが大好きと言ってたあの娘が さびしさに耐えかねて死んだのさ ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う 本牧の夜ふけ頃にがめのコーヒー 飲みながら思い出す あのことを 恋をしたこともなく悩みもないのに あの店の片隅で死んだ娘を ジョニーもスミスもさえない顔で 真夜中に泣き泣き歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもそう思う ジョニーもスミスも泣くのを忘れて 海鳴りに向かって歌っていたよ 本牧で死んだ娘は鴎になったよ なぜかしら誰でもがそう思う | |
北の宿から松前ひろ子 | 松前ひろ子 | 阿久悠 | 小林亜星 | あなた変わりはないですか 日毎(ひごと)寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くようにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの 未練でしょう あなた恋しい 北の宿 | |
狙いうち宇野美香子 | 宇野美香子 | 阿久悠 | 都倉俊一 | 西村幸輔 | ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 見ててごらんこの私 今にのるわ玉のこし みがきかけたこのからだ そうなる値打ちがあるはずよ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 神がくれたこの美貌 無駄にしては罪になる 世界一の男だけ この手にふれてもかまわない ウララ ウララ ウラウラで ウララ ウララ ウラウラよ ウララ ウララ ウラウラの この世は私のためにある 女ひとりとるために いくさしてもいいじゃない それで夢が買えるなら お安いものだと思うでしょ 弓をきりきり心臓めがけ 逃がさないパッと狙いうち 世界中のぜいたくを どれもこれも身にまとい 飾りたてた王宮で かしずく男を見ていたい |
狂わせたいの夏木マリ | 夏木マリ | 阿久悠 | 都倉俊一 | ぼやぼやしてたら 私は誰かの いいこになっちゃうよ これほど可愛い女は二度とは お目にはかかれない あなたに抱かれて かげろうみたいに ゆらゆらゆれるのよ 時には涙をやさしく流して すがってみせていい 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの からだにつないだ鎖をはずして どこかへつれてって 必ずすてきな夢みる気分に あなたをしてあげる ぼやぼやしてたら 私は誰かの いいこになっちゃうよ 欲しけりゃ欲しいとこころとからだで はっきり言ってくれ 一つの国でも 私に賭けても 決して損はない 今日から毎日 花園みたいな くらしが出来るのさ 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの 真赤に色づく 私のくちびる こころを焦がすのよ この目を見たなら あなたは二度とは 忘れてくらせない | |
多感日記清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | 春に別れたひとが 今日 たずねて来たわ 愛は早い者勝ちでは 決してないのよと 暗い笑いを浮かべてた クラスメート しとしと小雨が降る 日暮れの窓に さびしい横顔だけうつしてた あのひとは悲しそう 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね 春に別れたひとが 今日 たずねて来たわ もしかしたらお別れかも しれないわといって 夜になるまで遊んでた クラスメート 泊っていったらいい お話しましょう そういう私の手をふりきって あのひとは帰ったわ 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね しとしと小雨が降る 日暮れの窓に さびしい横顔だけうつしてた あのひとは悲しそう 時の流れが少し また 動いただけで 何処か 誰か 悲しくなる そんな仕組みね | |
兵庫県揖保郡太子町立太子東中学校校歌(飛翔)校歌 | 校歌 | 阿久悠 | 川口真 | 手のひらの 獅子よりも 大空の 鳥がいい 志す 高さほど はばたけよ 若い子よ ああ 友ありて 時代は光り ああ 友ありて 世紀は見える 山脈を 赤く染め 群れ集う わが庭は 太子 太子東中学 ああ 太子東中学 踏みしめる 歴史ほど 数知れぬ 道がいい まなざしを 強くして 呼びかけよ 時の子よ ああ 夢ありて 未来はひかり ああ 夢ありて 明日は招く 緑なす 丘の上 語り合う わが庭は 太子 太子東中学 ああ 太子東中学 | |
絹の靴下山本あき | 山本あき | 阿久悠 | 川口真 | 川口真 | 間違いはあの時生まれた 私はがまんできない 上流の気どった生活 退くつ過ぎる毎日 もういや 絹の靴下は 私を駄目にする ああ抱いて 獣(けもの)のように 裸の私に火をつけて 情熱をむりやりとじこめ 私はがまんできない 砂の上ころがる女が 何より似合う私よ もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを |
舟唄りりィ&洋士 | りりィ&洋士 | 阿久悠 | 浜圭介 | 齋藤洋士 | お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌い出すのさ 舟唄を 沖のかもめに 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ 店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしく なったなら 歌い出すのさ 舟唄を ルルル・・・・・・・ |
津軽海峡・冬景色花見桜こうき | 花見桜こうき | 阿久悠 | 三木たかし | イイジマケン | 上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は 雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけを きいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ 津軽海峡・冬景色 ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が 指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣とばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ 津軽海峡・冬景色 |
どうにもとまらないSILVA | SILVA | 阿久悠 | 都倉俊一 | 石崎光 | うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ 今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない 港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過ごしていいじゃない あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない |
赤いマント清水由貴子 | 清水由貴子 | 阿久悠 | 三木たかし | かあさん とうとう買いました 大きな赤いマントです 子供の時から夢だった 大きな赤いマントです 不幸が私を追いかける かくれて眠るマントです 孤独が私にしのび寄る はおって逃げるマントです 風吹く夜は風をたち 雨降る朝は雨をさけ 陽ざしの午後には日をよけて 私はとてもしあわせよ かあさん いつかは見せましょうね 大きな赤いマントです かあさん 駄目だといったけど 私の好きなマントです | |
勝手にしやがれブラボーしろう | ブラボーしろう | 阿久悠 | 大野克夫 | 筒井進吾 | 壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけよう ワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア 夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけよう ワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア |
あの鐘を鳴らすのはあなたT字路s | T字路s | 阿久悠 | 森田公一 | あなたに逢えてよかった あなたには希望の匂いがする つまづいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた あなたに逢えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る | |
じんじんさせてそらの少女TAI♪ | そらの少女TAI♪ | 阿久悠 | 都倉俊一 | 一人二人恋の相手は星の数 誰も彼も花をかかえて扉を叩く 悪い気はしないけれど眠らせて 望むものはすべてその手に抱くがいい 好きな時に好きなところへ行(ゆ)くがいい この世界君のためあげると云う だめだめ女を口説(くど)くのは どこにもあるよな手じゃ駄目よ 心がじんじん しびれてみたい 朝も昼も夜もかまわず押しかけて 愛で金で地位であれこれ口説くけど それじゃまだ燃えないわ あきらめて 一人二人恋の相手は星の数 誰も彼も悪い男じゃないけれど 抱かれてもいいなんて思えない 男ぎらいなんて云われちゃ困るけど 今はそっとひとりベッドで眠るだけ くちづけも唇はやめにして だめだめ女を口説くのは どこにもあるよな手じゃ駄目よ 心がじんじん しびれてみたい 前に膝をついてこの手にくちづけて 大の男涙流してすがるけど それじゃまだ燃えないわ あきらめて | |
熱き心にT字路s | T字路s | 阿久悠 | 大瀧詠一 | 北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと)いずこ 胸は 焦がれるまま 熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 夢を語る 熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ あゝ 秋には 色づく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 歌を歌う 歌を オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに | |
ざんげの値打ちもないクミコ×泉谷しげる | クミコ×泉谷しげる | 阿久悠 | 村井邦彦 | あれは二月の 寒い夜 やっと十四になった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛と云うのじゃないけれど 私は抱かれて みたかった あれは五月の 雨の夜 今日で十五という時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃないけれど 私は捧げて みたかった あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛というのじゃないけれど 私は捨てられ つらかった そうしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちもないけれど 私は話して みたかった | |
若狭の宿岩佐美咲 | 岩佐美咲 | 阿久悠 | 猪俣公章 | 風の音にも やせて行きます お酒並べて 泣いてます ただひとり あの人の通夜をする おもいで残る おもいで残る 若狭の宿よ 若狭蘇洞門(そとも)の 波が泣きます 季節はずれの あらしです まぼろしの あのひとと話して しみじみ想う しみじみ想う 若狭の宿よ 窓にうつして 髪を切ります 違う女に 変ります 何もかも あの人に捧げてた 恋をふりきる 恋をふりきる 若狭の宿よ | |
きっといい恋できますね伊藤咲子 | 伊藤咲子 | 阿久悠 | 合田道人 | 鳴海周平 | 薔薇(ばら)という字が あなた 書けますか もひとつ 憂鬱(ゆううつ)と いう字はどうですか この二つの漢字が書ける人と 恋をしてみたいと 思っていました あなたはスラスラとそれを書いた まるで自分の名前を書くように あなた 心がありますね きっと いい恋できますね あなた 今でも ひとり 泣きますか 心をふるわせる 涙はいいですね 泣くことすら忘れた人が多く ポロポロと泣くのは きれいに見えます あなたはほほえんで「そう」と言った まるで試験に答える顔をして あなた 心がありますね きっと いい恋できますね あなた 心がありますね きっと いい恋できますね |