阿久悠作詞の歌詞一覧リスト  1695曲中 201-400曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ふたりの草原小林美樹小林美樹阿久悠都倉俊一あなたに誘われて ここまで来たわ まぶしい陽のひかり ふたりの草原  つば広帽子で 顔かくして うとうとしていたら 日がくれた ポツンと見えてる 家の灯りは ふたりの何かしら 教会ならいいけれど  ララ… ラララ… ララ… あなたを愛してる  背中についている 緑の草を たがいにとっている ふたりの草原  やさしいくちづけ 約束なの どこかで鐘の音が 鳴っている ポツンと見えてる 家の灯りは ふたりの何かしら 教会ならいいけれど  ララ… ラララ… ララ… あなたを愛してる  ララ… ラララ… ララ… あなたを愛してる
熱き心に小橋亜樹小橋亜樹阿久悠大瀧詠一北国の旅の空 流れる雲 はるか 時に 人恋しく くちびるに ふれもせず 別れた女(ひと) いずこ 胸は 焦がれるまま  熱き心に 時よもどれ なつかしい想い つれてもどれよ あゝ 春には 花咲く日が あゝ 夏には 星降る日が 夢を誘う 愛を語る  熱き心に きみを重ね 夜の更けるままに 想いつのらせ あゝ 秋には 色づく日が あゝ 冬には 真白な日が 胸を叩く 愛を歌う 歌を  オーロラの空の下 夢追い人 ひとり 風の姿に似て 熱き心 きみに
京都から博多までハン・ジナハン・ジナ阿久悠猪俣公章肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内(せとうち)ぞいに 沈む気持をふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も会えずに泣く女
富士山だ増田惠子増田惠子阿久悠加藤登紀子前山田健一富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ  朝に見ても 富士は富士 夕べに見ても 富士は富士 笑って見ても 富士は富士 涙で見ても 富士は富士  遠くへどんどん離れても ぐるりと山裾巡っても 春夏秋冬みんな富士  富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ  富士に逢いに 来たひとは 心の嘘を 吐き出して きれいな夢を 見たくなって 近くの宿で 目を閉じる  朝焼け 夕焼け 月の影 くっきりしてても 霞んでも 喜び悲しみ みんな富士  だれでも だれでも 富士が好き だれでも だれでも 富士が好き だれでも だれでも 富士が好き  だれでも だれでも 富士が好き だれでも だれでも 富士が好き  富士山だ 富士山だ 富士山だ 富士山だ…
面影劇場小柳ルミ子小柳ルミ子阿久悠大野克夫あの頃はロマンス箱と呼んでいた オレンジの市内電車もなくなって ここもまた乾いた風の町になり なつかしい夢もいつしか消えて行く 一年あなたとくらしてた はげしい時代の想い出を たずねてここまで来たけれど すべては時の流れに消えた 面影劇場  あの頃は白バラ館と呼んでいた 古ぼけた坂の下宿の影もなく 住む人もわずかな年で入れかわり 紙袋さげた娘が駈けて行く 愛していさかいくり返し そのまま別れたあのひとは うわさのかけらも残さずに  すべては時の流れに消えた 面影劇場  すべては時の流れに消えた 面影劇場
白いサンゴ礁岡部ともみ岡部ともみ阿久悠村井邦彦青い海原 群れとぶカモメ 心ひかれた 白いサンゴ礁  いつか愛する 人ができたら きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白いサンゴ礁  まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう
朝まで待てない小山卓治小山卓治阿久悠村井邦彦あきらめ捨てたはずなのに 恋は眠りを忘れさせる 闇に向かっておまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない  あきらめ捨てたはずなのに 胸がつぶれて1人の辛さ かみしめながらおまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしておまえは俺を 冷たく拒むだろう  あきらめ捨てたはずなのに 夢が途切れたこの空しさ こらえきれなくおまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしておまえは俺を 冷たく拒むだろう  あきらめ捨てたはずなのに 夜の街を駆けていきたい 声がかれてもおまえの名を呼ぶ 今すぐ会いたい 朝まで待てない
舟唄山本譲二山本譲二阿久悠浜圭介丸山雅仁お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に 深酒させてヨ いとしあの娘(こ)とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘(こ)を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル………
時の過ぎゆくままに雨宮天雨宮天阿久悠大野克夫宮永治郎あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう
死ぬほど抱きしめてささきいさおささきいさお阿久悠山下康介山下康介夏の嵐が過ぎて 突然秋になった 人はそれぞれに 夢を捨てて行く そして誰もいなくなった そして誰もいなくなった  海が静かに歌う 哀しい恋の挽歌 風は濡れた頬 寒くさせて行く そしてたったひとりぼっち そしてたったひとりぼっち  死ぬほど抱きしめて 今では遅いけど 死ぬほど抱きしめて いないあなたに叫ぶ  都会(まち)へ帰ったひとの 小さい忘れものは 愛の激しさと 愛のやさしさと そして夢を見なくなった そして夢を見なくなった  やがて ふたたび 嵐 名残りの夏も消える 人もいなくなり そして海は暗くなった そして海は暗くなった  死ぬほど抱きしめて 今では遅いけど 死ぬほど抱きしめて いないあなたに叫ぶ  死ぬほど抱きしめて ルルル… ルルル 死ぬほど抱きしめて ルルル… ルルル
ストリートシンガーシーナ&ロケッツシーナ&ロケッツ阿久悠鮎川誠シーナ&ロケットあなたの歌のうまさにくらべて お客が少な過ぎる それも小さな子供が二人 ふしぎな顔で見上げてた  あの頃は 下手だった 心がなかった 生意気で わがままで 誠意がなかった  ストリート・シンガー あなたを街で見かけた 十八年も昔の歌を ギター一つで歌っていた  だけど 今 街の角 大きな銀行の先 心が流れる 心が流れる  時代の中で あなたももまれて いくらか老けて見える 獣(けもの)みたいな匂いが消えて やさしい顔になっていた  あの頃は いつだって 喧嘩をしていた 人間を馬鹿にして つめたく歌った  ストリート・シンガー たしかにそれは風景 まぶしい午後の 光を浴びて 古びたギターを 抱きしめてた  だけど 今 街の角 ペタリと石段に座り 心を伝える 心を伝える
舟唄北原ミレイ北原ミレイ阿久悠浜圭介猪股義周お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯(あか)りはぼんやり 灯(とも)りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に 深酒させてヨ いとしあの娘(こ)とヨ 朝寝するダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛(むてき)が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘(こ)を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練(みれん)が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルル‥‥ ルルル‥‥ ルルル‥‥
思秋期北原ミレイ北原ミレイ阿久悠三木たかし猪股義周足音もなく 行き過ぎた 季節をひとり見送って はらはら涙あふれる 私十八 無口だけどあたたかい 心を持ったあのひとの 別れの言葉抱きしめ やがて十九に 心ゆれる秋になって 涙もろい私 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ふとしたことではじめての くちづけをしたあのひとは ごめんといったそれっきり 声もかけない 卒業式の前の日に 心を告げに来たひとは 私の悩む顔見て 肩をすぼめた 誰も彼も通り過ぎて 二度とここへ来ない 青春はこわれもの 愛しても傷つき 青春は忘れもの 過ぎてから気がつく  ひとりで紅茶のみながら 絵葉書なんか書いている お元気ですかみなさん いつか逢いましょう  無邪気な春の語らいや はなやぐ夏のいたずらや 笑いころげたあれこれ 思う秋の日
ラスト・シーンはやぶさはやぶさ阿久悠三木たかし工藤恭彦何年でも待つよといったら あなたはさびしく微笑みながら そんなことをしたら不幸になるわ 忘れた方がいいという ありがとう しあわせだったわ 一緒に歩けなくてごめんなさい あたたかい春の陽ざしの中で 熱があるように ぼくはふるえてた  もう恋などしないといったら あなたは馬鹿ねとつぶやきながら そんなことをいって困らせないで 無邪気な方がいいという ありがとう しあわせだったわ 出来ればもっと早く逢いたかった にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた  にぎやかな街の通りの中で 夢をみたように ぼくは泣いていた
夢光年下川みくに下川みくに阿久悠鈴木キサブロー華原大輔星屑の宇宙(うみ)の中 漂う 夢求め 時を越えて 遙か 人の世で見失い 今ではもう 遠い 夢を探す人よ  もしも どこかで見つけたなら 欠片だけでも 持って 帰れよ  ああ、夢見る喜び 再び ああ、夢見る幸せ 再び 夢光年  手を出せば 逃げてゆく 姿を変え消える 人が捨てた 夢よ 失って気がついて 尋ねる夢 何処(いずこ) やがて、人の胸に  もしも 何処かで出会ったなら 二度と手放すことは 無いだろう  ああ、夢見る喜び 再び ああ、夢見る幸せ 再び 夢光年
渚のシンドバッド大和悠河大和悠河阿久悠都倉俊一多田三洋アアア アアア…… アアア アアア…… 渚のシンドバッド  ここかと思えば またまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード 小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとっても お似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ  くちびる盗む早わざは うわさ通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる  波乗りあざやか 拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソル こちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったら あなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね  うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もうあなたに あなたにおぼれる
天国はあるけれど天国には誰もいないシーナ&ロケッツシーナ&ロケッツ阿久悠鮎川誠SHEENA & THE ROKKETSどうせなら天国へ行きたいじゃないの 地獄の責苦なんて マッピラだから いいことしようと考える  笑うけど誰だって そうなんじゃないの はぐれた猫を抱いて 連れて帰るのも 天国めあてのことだって  神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て  そんなものあるわけが ないじゃんなんて 強がる奴に限り うろたえるのよ 地獄でキッチリ苦しみな  たっぷりと人間を 愛している限り さびしい思いなんて しなくて済むわ 花から花へと翔びまわる  神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て  だけどある時気がついたの 天国はあるけれど 天国には誰もいない きれいな花ときれいな風 わたし一人でどうしよう  神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て  神さまお願い神さまお願い わたしのうわべはどうでも 神さまお願い神さまお願い 私の心をよく見て  神さまお願い神さまお願い 神さまお願い......
風はこんやも北々西 −西海恋絶唱−原田ゆかり原田ゆかり阿久悠三木たかしあなたが忘れた故郷は あなたを忘れていませんと 書いた手紙の重たさに 女はため息つくのです 風はこんやも北々西 九十九島に星あかり 過ぎた恋など抱きしめて 夢を頼りに眠ります  三日に一度の恋便り 十日に一度に間があいて やがて一年何もなく 女は待つ身を覚えます 風は今夜も北々西 九十九島すすり泣き カタリカタリと恋幻灯 胸に映しているのです  黄金に色づく夕映えの 景色が何より好きでした そんなあなたが何故に 女を残して行くのです 風はこんやも北々西 九十九島に波が散る ここで逢いたい暮らしたい 思い一つで生きてます 
時の過ぎゆくままに北川大介北川大介阿久悠大野克夫D.C.Oあなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせはしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう
林檎殺人事件モダンチョキチョキズモダンチョキチョキズ阿久悠穂口雄右河村光司・芳垣安洋殺人現場に林檎が落ちていた がぶりとかじった歯型がついていた 捜査一課の腕ききたちも 鑑識課員も頭をひねってた 霧に浮かんだ真赤な林檎 謎が謎よぶ殺人事件 アア パイプくわえて探偵登場  歯型に三つの虫歯のあとがある キャンデイ好きだとにらんだ探偵は 聞き込み 張り込み 尾行をつづけ こいつと信じた男をおびき出す 闇にまぎれて大きな男 やって来ました殺人現場 アア パイプくわえて探偵失神  フニフニフニフニ フニフニフニフニ 男と女の愛のもつれだよ アダムとイブが林檎を食べてから フニフニフニフニ 跡をたたない  フニフニフニフニ フニフニフニフニ 男と女の愛のもつれだよ アダムとイブが林檎を食べてから フニフニフニフニ 跡をたたない アア 哀しいね 哀しいね
また逢う日まで新垣勉新垣勉阿久悠筒美京平上柴はじめまた逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
あのひとに知らせますか?井上望井上望阿久悠阿久悠川口真誰もみな季節の終りに遠ざかり そのままここへ戻って来ない フルートを太目のベルトにさしこんで お道化てさよならいったひとも 新しい世界で泣いたり笑ったり 新しい恋に夢中になったり 想い出をふり返るひまもないのでしょう あのひとに知らせますか? 残された私たちがこうなったことを あのひとに知らせますか? 二人だけ過去から未来へ走ることを  にぎやかな笑いにつつまれ過ごしてた 短い月日過ごしたあとで いつまでも忘れず暮して行こうねと 指きり重ねて別れたけど 誰ひとり便りを送って来なくなり うわささえいつかとだえてしまって 青春はつかのまの夢と終りそう あのひとに知らせますか? 残された私たちがこうなったことを あのひとに知らせますか? 二人だけ過去から未来へ走ることを あのひとに知らせますか?
舟唄大江裕大江裕阿久悠浜圭介丸山雅仁お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしのあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜ふけてさびしくなったなら 歌いだすのさ 舟唄を ルルル…
個人授業FolderFolder阿久悠都倉俊一Hideyuki Kanaiいけないひとねといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは なぜかうっとりしてしまう あなたはせんせい  授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたはせんせい  あこがれのあのひとは 罪なことだよ せんせい 出来るなら個人授業を 受けてみたいよ ハハハ  学校帰りの道で じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ 場所でただこうしているよ あなたはせんせい せんせい  はやりのドレスをいつも しゃれて着こなしてるひとよ けっこうグラマーなことも ぼくは気がついてるんだよ あなたはせんせい  今度の休みになれば 部屋へ たずねることにしよう ちょっぴり大人のふりで 愛のことばなど持って あなたはせんせい  あこがれのあのひとは 罪なことだよ せんせい 出来るなら個人授業を 受けてみたいよ ハハハ  ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このままつづいて行けば きっと死んでしまうだろう あなたはせんせい せんせい
北の宿から北原ミレイ北原ミレイ阿久悠小林亜星松井タツオあなた変わりは ないですか 日毎寒さが つのります 着てはもらえぬ セーターを 寒さこらえて 編んでます 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿  吹雪まじりに 汽車の音 すすり泣くよに 聞こえます お酒ならべて ただ一人 涙唄など 歌います 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿  あなた死んでも いいですか 胸がしんしん 泣いてます 窓にうつして 寝化粧を しても心は 晴れません 女心の 未練でしょう あなた恋しい 北の宿
パーティの夜伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかしあなたがあの娘(こ)と踊ったら 私の心はいたむでしょう お願い あっちへ行かないで おしゃべりだけならいいけれど はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 フリルで飾ったドレス着て 私はあなたを見ています  あなたの背中を見ていたら なぜだか不安になるのです どういう話をしてるのか 楽しさあふれているようで はじめてあなたに誘われて どきどきしている パーティの夜 夜 きれいにみがいたこの爪を 知らない間に噛んでます
北の螢岩佐美咲岩佐美咲阿久悠三木たかし伊戸のりお山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)がとける頃  もしも 私が死んだなら 胸の乳房をつき破り 赤い螢が翔(と)ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け  雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちがつきる時  たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを追いながら 恋の螢が翔ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け
ふるえて眠る子守唄渚ようこ渚ようこ阿久悠中村泰士ゲイリー・スタウト女が風邪ひきゃヨー 男の夢を見る 一から三まで順ぐりに 気のいい笑顔を見せに来る  留守番電話にヨー あばよのメッセージ 言葉も知らない奴のため 風邪までひいてと 腹が立つ  都会はね 全くね 闇が無い カーテンね 閉めてもね 暗がりは なかなかなかなか作れない ふるえて眠る子守唄  窓打つ嵐にヨー 靴音かき消され 誰が来たのか来ないのか 気にして起きてもわからない  三十八度のヨー 熱まで出してても みじめな顔などするものか 朝にはその気で 厚化粧  都会はね 全くね 闇がない カーテンね 閉めてもね 暗がりは なかなかなかなか作れない ふるえて眠る子守唄  都会はね 全くね 闇がない カーテンね 閉めてもね 暗がりは なかなかなかなか作れない ふるえて眠る子守唄
京都から博多まで野村美菜野村美菜阿久悠猪俣公章安形和巳肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持をふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに泣く女
女らしく桜田淳子桜田淳子阿久悠和泉常寛もしもあなたと二人になれば 女らしくなるでしょう きっとあなたの心のひだに ひそむ夢もわかるでしょう 私だけが見える世界の広さ あなたの背中で探したい うっとりもたれてあなた 私はあなたのことを 女らしく寄りそって しあわせにしてあげたいのです  花が季節に誘われるよう 赤く咲いているのです 風が吹いても散らないように 厚い胸がいるのです 私だけがいえる言葉を一つ こうしている間に見つけたい くちづけかわしてあなた 私はあなたのことを 女らしく寄りそって しあわせにしてあげたいのです
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
モンキー・ダンスTHE BOHEMIANS avec ムッシュかまやつTHE BOHEMIANS avec ムッシュかまやつ阿久悠脇野光司ミスター・モンキー もててる奴だ ミスター・モンキー 誰もが呼んでる モンキー・ダンスが 得意な奴だ G.T 乗り捨て dancing day and night  ミスター・モンキー しびれる奴だ ミスター・モンキー 誰もが恋した モンキー・ダンスで 酔わせる奴だ 身体ふるわせ dancing day and night  いつまでも いつまでも 誰か月をしばっておくれ  ミスター・モンキー 泣かせる奴だ ミスター・モンキー 誰もが夢みた モンキー・ダンスに 夢中な奴だ 熱い目をして dancing day and night
乙女の館小林美樹小林美樹阿久悠都倉俊一駄目よ 駄目よ のぞいちゃ駄目よ 乙女心のぞいちゃ駄目よ  少女が大人に変って行く時 罪の匂いが少しする 誰もが知らない秘密を抱きしめ 化粧をしてるの  昨日くちづけをされた唇を見つめ 少しセンチになっている 涙ぐみながら  駄目よ 駄目よ のぞいちゃ駄目よ 乙女心のぞいちゃ駄目よ  後悔なんかはしてないけれども 見られたくない今の顔 危ない心の綱渡りをして 鍵をかけるの  君がほしいよと耳にささやいたあなた 強くふりきり駈けて来て 今は悩んでる  駄目よ 駄目よ のぞいちゃ駄目よ 乙女心のぞいちゃ駄目よ
また逢う日まで佳山明生佳山明生阿久悠筒美京平筒美京平また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを 話すだろう  また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを 話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを 話すだろう
気絶するほど悩ましい島田歌穂島田歌穂阿久悠梅垣達志鏡の中で口紅をぬりながら どんな嘘をついてやろうかと考えるあなたは 気絶するほど悩ましい  ふり向きながら唇をちょっとなめ 今日の私はとてもさびしいと目を伏せるあなたは 気絶するほど悩ましい  あゝまただまされると思いながら ぼくはどんどん堕ちて行く  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない  まつ毛に涙いっぱいにためながら あなただけはわかる筈なのと訴えるあなたは 気絶するほど悩ましい  あゝ嘘つき女と怒りながら ぼくは人生かたむける  うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない うまく行く恋なんて恋じゃない
ちぎれたペンダント新沼謙治新沼謙治阿久悠穂口雄右あかのたちおちぎれたペンダント 暗闇に捨てたよ 想い出をふりきるには これしかない これしかない  真赤なジャンパーに 馬鹿野郎と書いたよ ひび割れたハートの絵の 真中にさ 真中にさ  もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く  あばよといったけど 笑うのは無理だよ あの娘のうしろ姿 見えなくなる 見えなくなる  夜ふけのハイウエイ 750(ナナハン)が走るよ 失恋を忘れるには これしかない これしかない  もうやせがまんは とてもできない 気どっているほど 楽じゃない この恋をこなごなにうちこわし 夜明けが来る あゝ 夜明けが来る この胸をびりびりに引き裂いて あの娘が行く あゝ あの娘が行く
五番街のマリーへ北原ミレイ北原ミレイ阿久悠都倉俊一松井タツオ五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い街で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
あなたの接吻にはトゲがある桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一いけないわ 今の私はあなたが嫌い 気持は少しも 許していないわ 偽(いつわ)りばかりで 仲直りだなんて あなたのキスにはトゲがある あの日の私の泣いてたわけを 少しも知ろうとしないのね 愛することはいたわりだよと 口先ばかりでいうあなた  寄らないで 今も二人は喧嘩(けんか)をしてる あれほど嫌いと いってるじゃないの 何かをかくして 愛してるだなんて あなたのキスにはトゲがある 子供のつもりで扱わないで 去年の私と違うのよ 私を見つめきれいだなんて 口先ばかりでいうあなた  あの日の私の泣いてたわけを 少しも知ろうとしないのね 愛することはいたわりだよと 口先ばかりでいうあなた
港町三文オペラ秋元順子秋元順子阿久悠大野克夫中村力哉あんたになんか 惚れてしまったばっかりに 海猫を見つめて暮す女となった 何処へでも行けるようにまとめた荷物 ころがして 腰かけて 涙ぐむ  おまえになんか 夢を託したばっかりに 酔いどれの真似して眠る男になった 水割りで酔える間はよかったけれど 生(き)の酒を 一息に 流し込む  扉のすき間から 流行り歌 季節の変りの にわか雨 男と女の 男と女の 港町三文オペラ  あんたはやっぱり どこか甘えていいかげん ガラあきのシネマのようにしらけてしまう ここよりももっと北へと地図など眺め ためいきをつくだけの昼下がり  おまえはやっぱり 逃げるばかりの人生を 落着いて暮せる夢をこわしてばかり 北へ行く汽車の切符を奪って捨てて もう此処で終りだと抱きよせる  イカ焼く匂いだけ 露地にあり 汽笛をかき消す 波の音 男と女の 男と女の 港町三文オペラ
ざんげの値打ちもないクミコクミコ阿久悠村井邦彦萩田光雄あれは二月の寒い夜 やっと十四になった頃 窓にちらちら雪が降り 部屋はひえびえ暗かった 愛と云うのじゃないけれど 私は抱かれてみたかった  あれは五月の雨の夜 今日で十五という時に 安い指輪を贈られて 花を一輪かざられて 愛と云うのじゃないけれど 私は捧げてみたかった  あれは八月暑い夜 すねて十九を越えた頃 細いナイフを光らせて にくい男を待っていた 愛というのじゃないけれど 私は捨てられつらかった  そうしてこうして暗い夜 年も忘れた今日の事 街にゆらゆら灯りつき みんな祈りをする時に ざんげの値打ちもないけれど 私は話してみたかった
恋のダイヤル6700音速ライン音速ライン阿久悠井上忠夫音速ライン(「ハロー、ダーリン」)  リンリンリリン… リンリンリンリン… リンリンリンリンリン… 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー) あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて 言えない  リンリンリリン… リンリンリンリン… リンリンリンリンリン… 暗記するのはへただけど これは一生忘れない 君と僕とをつないでる たった一つのものだから 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー) あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて 言えない  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー) 君のテレフォン・ナンバー6700 (ハロー)
五番街のマリーへ井上由美子井上由美子阿久悠都倉俊一五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んで いると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらし しているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
花くれないに愛きよく佐々木秀実佐々木秀実阿久悠佐々木秀実美野春樹もう一度ふたりで 旅しませんか 美しいあの頃の 心のままで 伝えたい言葉も ためらいがちで くちびるさえも ふれず別れた  このわたし連れ去る 勇気がなくて あのひとはずいぶんと 悩んでいたが はじめての景色を 訪ねただけで きれいな夢を みていたのです  花くれないに 色褪(あ)せず 愛 おとめごの 純のまま これがわたしのまごころです  宿の窓かすめて 散りゆく花を てのひらの上にのせ 何かを祈る みちゆきと呼ぶには おさないしぐさ なぜだか急に 泣いてしまった  青春に何度も 激しい恋を 人生を考える 重たい愛を それはそれ生きてる あかしだけれど きれいに過ぎた 日々があざやか  花くれないに 色褪せず 愛 おとめごの 純のまま これがわたしのまごころです これがわたしのまごころです
ジョニイへの伝言伊藤咲子伊藤咲子阿久悠都倉俊一前田俊明ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく 出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて  ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて
セブンティーン坂本九坂本九阿久悠O.Blackwell恋をすることも 抱くことも 人なみに 出来るのさ セブンティーン そうだよ  たばこの味は にがいよと 知ることも 経験さ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ  可愛い子供なら 見ないふり してくれよ お願いさ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ  遊びあきたなら 帰るだろ それまでは さよならさ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ  セブンティーン そうだよ セブンティーン そうだよ 大人にはわからない としごろ
黄昏のテラス麻丘めぐみ麻丘めぐみ阿久悠筒美京平黄昏のテラス むらさきの風が 頬をなぜて 泣くなよと通り過ぎる 私はすえない煙草を指に 遠くなったひとの ことを想うの ブラックが好きな あのひとを真似て にがい珈琲気どりながら のんだけれど 想い出誘うだけ 涙があふれ 蒼(あお)ざめてる 私ひとり  黄昏のテラス 想い出の歌が 不意に流れ なつかしさこみあげるの つば広帽子を まぶかにかぶり ぬれた顔を かくしながらきいてる チラチラともる 街あかり見つめ 低い声で同じ歌を 歌ったけど 今では言葉さえ 忘れてしまい 蒼ざめてる 私ひとり
股旅ブルース香田晋香田晋阿久悠三木たかし若草恵待って 待ってと 追いすがる 初心(うぶ)な娘を ふりきって 風と一緒に 走ったら 野暮なとんびに 笑われた 何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース  二年ぶりなら 湯の宿で 無精髭など 剃り落とし 少しカタギの なりをして 村のはずれに 行ってみる 顔は見たいし 見ちゃならぬ あたりまえだよ 人の妻 三歩 歩いて 立ちどまり 空を仰げば 月も泣く 股旅ブルース (MATATABI MATATABI MATATABI)  花の季節も 笑わずに 月の見頃も 知らんふり 雪が舞い散る 時になり 人の情けを 思い出す 夜の冷たさ 身の寒さ 心凍らす 日の暮に 誰が歌うか 子守唄 せめて今夜は 夢を見る 股旅ブルース  何がおかしい なぜ笑う 意地を張るのがなぜ悪い シマの合羽を 羽にして 飛んで行ければいいけれど 股旅ブルース (MATATABI MATATABI)
今も好きだから~時は流れてESCOLTAESCOLTA阿久悠千住明夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る  桜が散った その後の 花びら踏んで 歩く道 五年が過ぎて 二人は 何もいえない  幸福ならば いいけれど 不幸であれば たすけたい あの時何も出来なくて 悔いているから  忘れ物を思い出して ここへやって来たが 告白は罪だろうか 迷惑だろうか 変わりなく 好きだよと それだけを伝えたいが  夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る  大人になった 苦しみや 世間を知った 切なさや あれこれわかる この頃 だから 臆病  時間が過ぎて 黄昏が 別れを告げに やって来て 心の焦り 感じる そんな 瞬間  涙こぼすきみも同じ 心だよと 知って 告白は あとからは 届いてくれない 青春の完結は 情熱をそそぎなさい  青春の季節 訪れる その頃何か 起こりそう 五年の無駄を かき消し そして 始まる  昔を知った 人たちへ 二人の名前 書き並べ 遅れた春の しあわせ 書いて 送った  夢は砕けて 夢と知り 時は流れて 時と知り 愛は破れて 愛と知り 友と別れて 友と知る
また逢う日まで鈴木タカオ鈴木タカオ阿久悠筒美京平また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
鳩のいる広場桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士鳩のいる広場には 恋人同士の夢がある 私はただひとりきり 風船を手に 歌うのよ さわやかな昼下り 絵を描く人の前を 初恋の夢を 見て走って帰る いつか誰かと この広場に来て いつか誰かと 逢いに来る誰かと  鳩のいる広場には 知らない同志がめぐりあう 私はただひとりきり 花束を手に 歌うのよ 風のある昼下り にぎあう人をさけて 初恋に涙ぐみ 走って帰る 明日はあなたと この広場に来て 明日はあなたに 逢いに来るあなたに
よせがき桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士ともだちの 寄せ書きを見ていると あのころがはっきりと 浮かびます 澄みきった北の空 駈けていた丘の道 ケンちゃんは さよならと書いただけ ひとみちゃんは がんばってと書いてある とても小さな 寄せ書きが 今の私の宝です  ともだちの 寄せ書きを見ていると 涙など知らぬまに かわきます 真白な雪の道 赤くしたほっぺたを みゃちゃんは むずかしいことを書き エッコちゃんは 友情と書いてある とっても小さな 寄せ書きが 今の私の宝です とっても小さな 寄せ書きが 今の私の宝です
あの鐘を鳴らすのはあなたミトカツユキミトカツユキ阿久悠森田公一あなたに違えてよかった あなたには希望の匂いがする つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも さわやかな希望の匂いがする 町は今 眠りの中 あの鐘を鴫らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた  あなたに違えてよかった 愛しあう心が戻って来る やさしさや いたわりや ふれあう事を 信じたい心が戻って来る 町は今 砂漠の中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 孤独の中 あの鐘を鳴らすのは あなた  町は今 眠りの中 あの鐘を鳴らすのは あなた 人はみな 悩みの中 あの鐘を鳴らすのは あなた
明日草清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし雨が降る 雨が降る 私の心は涙と一緒に流されそう なぜかしら なぜかしら この頃涙もろいの  十六 十七 笑いも出来ず 悲しい想いで暮してばかり 明日という日は遠過ぎる 明日になればまた明日 私の咲く日はいつになる それでも それでも私は待っている  風が吹く 風が吹く 私の体は知らないどこかへとばされそう つかまえて つかまえて とっても心細いの  十六 十七 楽しいさかり 不安におびえてしゃがんでばかり 明日を心に描いてる 明日になればまた一つ 明日を山ほど積みあげて それでも それでも私は信じてる  愛されて 愛されて 私の嘆きが水玉みたいにはじけそう 明日草 明日草 私はやがて咲くでしょう
個人授業桜田淳子桜田淳子阿久悠都倉俊一いけない人ねっといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは 何故かうっとりしてしまう あなたは せんせい 授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたは せんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら 個人授業を 受けてみたいよハハハ……… 学校帰りの道で じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ場所で ただこうしているよ あなたはせんせい せんせい  はやりのドレスをいつも しゃれてきこなしてるひとよ けっこうグラマーなことも ぼくは気がついてるんだよ あなたは せんせい 今度の休みになれば 部屋へたずねることにしよう ちょっぴり大人のふりで 愛のことばなど持って あなたは せんせい あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を 受けてみたいよハハ……… ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このまま続いて行けば きっと死んでしまうだろうよ あなたはせんせい せんせい
港の五番町細川たかし細川たかし阿久悠彩木雅夫土持城夫港 港の町で 浮名流した果てに ここへたどりつく たどりつく 小窓にゆれている いさり火見つめ 遊ぶだけ 遊んだら 消えて行く 男をおもい出す どこにでもあるような 港の五番町  浮気鴎を 真似て しゃれて恋した果てに ひとり涙ぐむ 涙ぐむ 小雨の桟橋に ちぎれたテープ さよならの そのあとは 何もない 他人に戻りましょう どこにでもあるような 港の五番町  霧の深さにかくれ もえてすがった果てに そっとあきらめる あきらめる 小指にのこされた 痛みに耐えて 消えて行く まぼろしを 目をとじて さびしく追っている どこにでもあるような 港の五番町
想い出のブルー・ジーン坂本九坂本九阿久悠C.L.Parkins駆け落ちを しくじって 泣き泣き別れた涙の朝に あの娘がくれた それからいつでもはいてる ブルージン  うぶな娘を 誘ったと さんざん説教されて 帰る俺に あの娘のかたみの ブルーブルーブルーブルー ブルージン はなしちゃいられない それからいつでもはいてる ブルー ブルージン  あの日から はきづめで 今では色あせたけど それもいいものだよ あの娘のかたみの ブルーブルーブルーブルー ブルージン 笑い話だけど それからいつでもはいてる ブルー ブルージン  青春が終る時 泣き泣きぬいでもいいさ あの娘がくれた せつない想い出してみる ブルー ブルージン
夢の花 (DJ SASA RE-MIX)All Japan GoithAll Japan Goith阿久悠井上忠夫時の流れは休む事なく 何も答えてくれない 人はそれでも何かを求め続けて歩いてく 何の為に 生まれたの 何の為に 生きてくの それが何かを知った時 本当の大人に成るのでしょう  明日の空に種蒔こう 雲に根を張り芽咲くまで  ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ 花を咲かせる その時まで ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ きっと咲かせる 夢の花  三線片手に弾き鳴らせば 赤く波立つ赤瓦 潮風香り思い溢れる 泪で滲んだ景色眩い  ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ あなたが堪えているその姿は ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ 大地割り咲く 強き花  踏まれる事もあるでしょう 萎れる事もあるでしょう そんな時は一杯 飲み明かそう 夢を語って 飲み明かそう  ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ 花を咲かせる その時まで ヒラヨーヘイヤーヒラヨーホーイ きっと咲かせる 夢の花  ラララ ラララ 素晴らしい人生を ラララ ラララ 夢の花を咲かそう
鐘は鳴る山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一静かに鐘は鳴る 朝のもやをついて 愛のめざめの窓に そして二人に 夢からさめた後 何が訪れるの それを知るのが とてもこわいひととき  やがて陽が昇り 今日が始まる時 別の世界へ帰る二人には なおさら つめたい肩をだき そっとあたためて 時の流れを 息をとめて見つめる  静かに鐘は鳴る 帰る人の背中に 愛の谷間に落ちて 悩む二人に みじかい愛の時 長い逢えぬ日々よ 夜の終わりに 重く沈むこの胸  やがて陽が昇り 今日が始まる時 別の世界へ帰る二人には なおさら この次逢えるまで 夢をなくさないで 生きてほしいと 強く指をからめる
寒い夏ですねチェリッシュチェリッシュ阿久悠穂口雄右梅雨(つゆ)があけたのに 寒い夏ですね サマーセーターを はおっています 何か心から 笑えない日々が 今日で半月も つづいています 一日だけ抱きしめに来てくれませんか 寒くて寒くて 仕方がないのです ルル…… 変な奴だと笑いますか 入道雲が出る季節(とき)に  はしゃぎ過ぎたから 後がつらいのね 甘い想い出に ひたっています 別に約束は 何もしないけど きっとあなたには 通じるでしょう 一日だけ抱きしめに来てくれませんか 寒くて寒くて 仕方がないのです ルル…… 太い両手がほしいのです 真夏の嵐吹く夜に
友達よ泣くんじゃない桜田淳子桜田淳子阿久悠鈴木邦彦友達よ 泣くんじゃない 今は つらいけど 友達よ 泣くんじゃない 明日は 晴れるから 君の胸の奥は いつも熱いあらし 何をしても苦しい せつないこの毎日 友達よ 泣くんじゃない 誰も 今はそうさ  友達よ 泣くんじゃない 話して あげるから  友達よ 行くんじゃない 逃げて どうなるか 友達よ 行くんじゃない ここにも 夢がある 恋に悩む時も 愛をさがす時も 何をしても苦しい せつないこの毎日 友達よ 行くんじゃない みんな 君の味方 友達よ 行くんじゃない 見つめて あげるから
昼さがりのエレジー桜田淳子桜田淳子阿久悠萩田光雄たわむれにかわしたくちづけが 許される昼さがり ああ あなたのことも知らないで 過去のある女のふりをして ただよわすメランコリー ああ 明日のことも知らないで いたずらに火をつけたこの胸は この胸は お芝居が終っても消えなくて 恋の重さを背負わされ 言葉少なになるのです 昼さがりのエレジー  恋なれた女に見せたくて もて遊ぶものがたり ああ めばえた恋も知らないで 傾いた心に驚いて はすっぱなはしゃぎ方 ああ みじめな夢を知らないで いたずらに火をつけたこの胸は この胸は お芝居が終っても消えなくて 恋のピエロの化粧して 悪いお酒に酔うのです 昼さがりのエレジー  いたずらに火をつけたこの胸は この胸は お芝居が終っても消えなくて 恋の重さを背負わされ 言葉少なになるのです 昼さがりのエレジー
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
オルゴール山崎ハコ山崎ハコ阿久悠山崎ハコ安田裕美あらくれに 不似合いの オルゴール 真夜中に鳴らして 眠れば 夢見る 懐かしい 愛を育てたあの頃を 都会で拾った 小さな物語 オルゴール オルゴール きみの忘れもの  まごころに 訴える オルゴール この胸に響いて 思えば すべてが いとおしい 嘘のつけない純情も 愛だけ信じた いちずな恋心 オルゴール オルゴール きみの忘れもの  水割りに よく似合う オルゴール ほろ酔いに誘って しのべば 心が すすり泣く 少女みたいな面影に 突然姿を隠した不思議さに オルゴール オルゴール きみの忘れもの
いま美酒をてのひらで山崎ハコ山崎ハコ阿久悠山崎ハコ安田裕美いま 美酒をてのひらで あたためながら ゆらりゆらり 過ぎた昔 とどまるこの日 そして おぼろな未来も想う  人恋し 君恋し 夢恋し くちびるふれた 乙女の匂い また よみがえる  青春はきらきらと 人生はしみじみと 琥珀色した 美酒飲めば 泪も ひとしお熱くなる  いま 美酒を鼻先で 揺らして眠る とろりとろり 肩を抱いて 語った夜と そして 儚くこわれた朝を  人恋し 君恋し 夢恋し いとしきひとの 恨みの言葉 まだ 消え残る  悲しみは あざやかに しあわせは おぼろげに グラス倒して 美酒こぼし 吐息もいつしか 重くなる  いま 美酒をてのひらで あたためながら ゆらりゆらり ゆらりゆらり‥‥ 
みずいろの手紙浜田朱里浜田朱里阿久悠三木たかし“お元気ですか そして今でも愛していると言って下さいますか”  みずいろは涙色 そんな便箋に 泣きそうな心をかくします あれこれと 楽しげなことを書きならべ さびしさをまぎらす 私です  会えなくなってふた月 過ぎてなおさらつのる恋心 手紙よんだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい  みずいろは涙色 それを知りながら あなたへの手紙を書いてます 誰からも 恋をしているとからかわれ それだけがうれしい私です 愛していると言われた 時がだんだん遠くなるみたい 手紙よんだら少しでいいから 私のもとへ来て下さい 私のもとへ来て下さい
彼と…青江三奈青江三奈阿久悠三木たかしたそがれが あの窓におりて来て カーテンをむらさきに そめている 坂道の あたりまで出迎えに 行こうかと手を休め ふと思う 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか カタカタとサンダルを 踏みならし バスが着く時間見て 走り出す  街の灯を 肩寄せて見ていたら この人は何だろうと 感じるの 一年が 過ぎたのにまだ彼は 誰にでも妹だと 話してる 彼と くらしているこの部屋で いつかは泣く日が 来るだろうか ポロポロとわけもなく 泣けて来る しあわせで頼りない 夜ふけごろ
京都から博多まで北原ミレイ北原ミレイ阿久悠猪俣公章猪股義周肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて 行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに 泣く女
かかとの折れた靴をさげ桜田淳子桜田淳子阿久悠大野克夫かかとの折れたハイヒールなら 左手に下げて帰ります 右手はあなたの握手のぬくみが 今でも残っているのです おかしいかしら 私 かわいそうかしら 私 すこしおどけて歩いています 恋の終りに見えないように  映画にあったシーンのように 噴水の広場走ります くるくるまわって踊ってみたいと 心は思っているのです おかしいかしら 私 かわいそうかしら 私 ひとりはしゃいで唄っています 恋の終りに見えないように  恋の終りに見えないように
ヤマトより愛をこめて緒方恵美緒方恵美阿久悠大野克夫その人のやさしさが 花にまさるなら その人の美しさが 星にまさるなら 君は手をひろげて守るがいい からだを投げ出す値打ちがある ひとりひとりが思うことは 愛するひとのためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかもしれない  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ  いつの日か唇に 歌がよみがえり いつの日か人の胸に 愛がよみがえり 君は手を広げて抱くがいい たしかに愛した証がある 遠い明日を思うことは 愛するひとのためだけでいい 君に話すことがあるとしたら 今はそれだけかもしれない  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ  今はさらばといわせないでくれ 今はさらばといわせないでくれ
青春期石江理世石江理世阿久悠都倉俊一子供みたいにあしらう あなたほんとににくいわ 私が大人の証拠を見せたいわ  もしも二人になれたら 愛をぶつけてやるのに それもするりと逃げている そ知らぬふりで  いつかあなたとよびたいわ まだまだ早いといわれても くちづけかわしたその後で よんでみたい  無理をするのは駄目だと もっと素直でいいよと あなたは私の頭をなぜるのよ  好きというのが素直な 気持なのよといっても なぜか笑ってすましてる とり合わないで  いつかあなたとよびたいわ まだまだ早いといわれても くちづけかわしたその後で よんでみたい  いつかあなたとよびたいわ まだまだ早いといわれても くちづけかわしたその後で よんでみたい
北の宿から岩佐美咲岩佐美咲阿久悠小林亜星あなた変りはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女ごころの未練でしょう あなた恋しい 北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女ごころの未練でしょう あなた恋しい 北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女ごころの未練でしょう あなた恋しい 北の宿
青春時代寺尾紗穂寺尾紗穂阿久悠森田公一卒業までの半年で 答えを出すと言うけれど 二人が暮らした歳月を 何で計ればいいのだろう  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 道にまよっているばかり  二人はもはや美しい 季節を生きてしまったか あなたは少女の時を過ぎ 愛にかなしむ人になる  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 胸にとげさすことばかり  青春時代が夢なんて あとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は 胸にとげさすことばかり
恋のダイヤル6700All Japan GoithAll Japan Goith阿久悠井上忠夫「ハロー、ダーリン」 リンリンリリン・・・・・ リンリンリリンリン・・・・・ リンリンリリンリンリン・・・・・ 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 ハロー あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめてほしいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて言えない  リンリンリリン・・・・・ リンリンリリンリン・・・・・ リンリンリリンリンリン・・・・・ 暗記するのは下手だけど これは一生忘れない 君と僕とをつないでる たった一つのものだから 君のテレフォン・ナンバー6700 ハロー あなたが好き 死ぬほど好き この愛受けとめてほしいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキときめいて言えない 明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえをおさえつつ 僕はダイヤルまわしたよ 君のテレフォン・ナンバー6700 君のテレフォン・ナンバー6700
カガミよカガミ田村芽実田村芽実阿久悠深田太郎鶴崎輝一息を吹きかけて 磨き上げたのに ピカピカに光らない くもりガラスのようで  朝のカガミには 夢もかき消えて 不機嫌な女がいる 細いたばこをくわえ  あんたは誰 いったい誰 人の心を切り裂くような 暗い つめたい 瞳で にらんでいる あんた  カガミよ カガミ 美人をうつせ 誰からも 愛される 明るい笑顔の 美人をうつせ カガミよ カガミ きれいに光れ 今日もまた よく笑う いい日を描いて きれいに光れ  きっとジェラシーが こんな顔にした 噛みしめた くちびるが 白く乾いて見える  朝の化粧には 歌がつきもので ラブソング 口ずさみ 夢を見ていたけれど  あんたは誰 いったい誰 人の涙を喜ぶような さめた笑いを浮かべて 意地悪する あんた  カガミよ カガミ 美人をうつせ 誰からも 愛される 明るい笑顔の 美人をうつせ カガミよ カガミ きれいに光れ 今日もまた よく笑う いい日を描いて きれいに光れ
あなたは遠過ぎる大竹しのぶ大竹しのぶ阿久悠大野克夫こんなにそばに いるのに あなたの心 遠過ぎて いつも とりのこされたような私 春がすみの中のたずねびと ふれ合う肩が もっとおしゃべりなら こんなつらさ感じることも ないのだけど 私は駄目 駄目駄目 憶病で 映画の話 してるだけなの  そろえた膝を 抱いてる 両手をのばすだけでいい そしてあなたの腕を とればいいと 知っているのに それが出来ないの いつものように 知ったひとのうわさ 笑い乍(なが)ら話していても 空(むな)しいだけ 私は駄目 駄目駄目 憶病で あなたは遠い 近くて遠いわ  私は駄目 駄目駄目 憶病で あなたは遠い 近くて遠いわ
狂わせたいのMAXMAX阿久悠都倉俊一ruiぼやぼやしてたら私は誰かの いいこになっちゃうよ これほど可愛い女は二度とは お目にはかかれない あなたに抱かれてかげろうみたいに ゆらゆらゆれるのよ 時には涙をやさしく流して すがってみせていい 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの からだをつないだ鎖をはずして どこかへつれてって 必ずすてきな夢みる気分に あなたをしてあげる  ぼやぼやしてたら私は誰かの いいこになっちゃうよ 欲しけりゃ欲しいとこころとからだで はっきり云ってくれ 一つの国でも私に賭けても 決して損はない 今日から毎日花園みたいな くらしが出来るのさ 私は恋の女 いつでも恋のどれい 好き好き好きで燃えて 狂わせたいの 真赤に色づく私のくちびる こころを焦がすのよ この目を見たならあなたは二度とは 忘れてくらせない
夜明けの夢山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一恋する日は 夜明けの夢 今にも覚めそうなはかないまぼろしが 悲しいわ  女はみな 夜明けの夢 消えると知っても恋して苦しむの 悲しいわ  ああこの恋 やがては終る いのちまで 燃やしたけれど  いとしいひと 夜明けの夢 涙にかすんで見えない遠いひと 悲しいわ  恋する日は 夜明けの夢 波間にただよう鴎に似ているの 悲しいわ  けだるい夢 夜明けの夢 いつでも涙でただよう私なの 悲しいわ  ああこの恋 やがては終る いのちまで 燃やしたけれど  泣いては覚め 夜明けの夢 覚めては又見る 愚かなくりかえし 悲しいわ  ああこの恋 やがては終る いのちまで 燃やしたけれど  泣いては覚め 夜明けの夢 覚めては又見る 愚かなくりかえし 悲しいわ
あなたが頬をぶったの桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一あなたに頬をぶたれた夜は 涙があふれて止まりません 右手でふれる右の頬 あなたが私をぶったのです 悲しくて 悲しくてなりません あんなにどうして怒ったの あなたがきらい あなたがきらい あなたがきらい いいえ好き  あなたに頬をぶたれた夜は 手紙をたくさん書きました インクのいろが青すぎる あなたが私をぶったのです くやしくて くやしくてなりません 私が悪いと知ってても あなたがきらい あなたがきらい あなたがきらい いいえ好き
不思議・少女カイカイ阿久悠細野晴臣赤い口紅 シャツに落書き LOVEとハートと 何故かトマトと そんな私を好きになったら 電話ちょうだい 夜に UFOがフワリと飛んだ 夜なら もう最高 すぐにも恋人に  胸ドキドキ ハラハラ 瞳はキラキラ 気分はパチパチ ピキピキ  でも私のどこかに 内気な心がひそんでいるのよ  フシギ フシギ  星の形のホクロ描きこみ スパンコールで おでこ飾って 翔んだ私をキャッチするなら パンチちょうだい 胸に 星空にスーパーマンが飛んだら もう衝撃 すぐにも恋人に  夢ユラユラ フワフフワ 心はメラメラ ウインク チカチカ クラクラ  でも私の未来は 何故だか愛する女に見えるの  フシギ フシギ  胸ドキドキ ハラハラ 瞳はキラキラ 気分はパチパチ ピキピキ  でも私のどこかに 内気な心がひそんでいるのよ  フシギ フシギ
思秋期宇都宮隆宇都宮隆阿久悠三木たかしnishi-ken足音もなく 行き過ぎた 季節をひとり 見送って はらはら涙 あふれる 私十八  無口だけれど あたたかい 心を持った あのひとの 別れの言葉 抱きしめ やがて十九に  心ゆれる 秋になって 涙もろい 私 青春は こわれもの 愛しても 傷つき 青春は 忘れもの 過ぎてから 気がつく  ふとしたことで はじめての くちづけをした あのひとは ごめんといった それっきり 声も かけない  卒業式の 前の日に 心を告げに 来たひとは 私の悩む 顔見て 肩を すぼめた  誰も彼も 通り過ぎて 二度とここへ 来ない 青春は こわれもの 愛しても 傷つき 青春は 忘れもの 過ぎてから 気がつく  ひとりで紅茶 のみながら 絵葉書なんか 書いている お元気ですか みなさん いつか 逢いましょう  無邪気な春の 語らいや はなやぐ 夏の いたずらや 笑いころげた あれこれ 思う秋の日
好敵手影山ヒロノブ影山ヒロノブ阿久悠宮川泰男と男につきまとう 切っても切れない強い糸 顔をそむけて生きられぬ それをさだめというけれど  まさしく 俺とお前の仲は 戦うための 宿命だった 炎の中に サムライを見た デスラー それはお前だった  お前と俺とが出会うのは 命の重荷を持ち寄って 敵という名で指をさし 熱く心をもやしてた  さだめが少し 変っていたら 互いに酒も飲んでたはずだ 炎の中に サムライを見た デスラー それはお前だった  炎の中に サムライを見た デスラー それはお前だった
思春期の感情小林美樹小林美樹阿久悠都倉俊一コートの片隅でラケットふりながら 今ボロボロと泣きじゃくる私はひとり あなたに誘われて楽しく過してた あのすばらしいひとときは まぼろしかしら  汗にまみれた顔のままくちづけて 目がくらむ衝撃感じてた あの時は何  素肌にひんやりと季節の風邪が吹き 肩にはおったカーディガン なぜか重たいの  君しかいないよと私にささやいて そのまごころがほしいよと見つめたあなた このまま友だちでいたいとつぶやいた 私の嘘を見ぬけずに どこかへ行った  傷つくほどに力こめ抱きしめて この世には二人がいるだけと信じたけれど  素肌にひんやりと季節の風が吹き 肩にはおったカーディガン なぜか重たいの
曇り空しのづかまゆみしのづかまゆみ阿久悠中村泰士ここへ置いてほしいといって 押しかけたのが 去年の終り頃 とても寒い朝でした あなたの肌がやけに あたたかかった あれからやがて 一年になり そろそろここを 出て行くつもり あなたのそばで 眠れることに 慣れ過ぎた 私だけれど  まるで宿をなくした女 なぜだか そんな気持もするけれど 寒い朝に出て行くわ あの日と同じ みぞれまじりの中を このままいたら あなたの足を ひっぱりそうで おそろしくなる あなたのそばで 眠れることに 慣れ過ぎた 私だけれど あれからやがて 一年になり そろそろここを 出て行くつもり あなたのそばで 眠れることに 慣れ過ぎた 私だけれど
掠奪山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一愛はうばうもの あきらめないもの ほんの小さな 悔いも持たぬもの  あなたは今 ウェディングドレス あなたは今 なぜか泣いている 幸せの顔 つくろうとして 幸せの顔 出来ずにいる  ああ嘘だよ そんな幸せは 来るんだ そのままかけて あなたをさらう さらって逃げる それでなければ この愛は 愛は 愛は 嘘になる  あなたは今 破れたドレス あなたは今 ベールを捨てた ひたむきな愛 心に感じ ひたむきな愛 求めて走る  ああいいんだ たとえつらくても 来るんだ 情熱のまま あなたをさらう さらって逃げる そうでなければ この愛は 愛は 愛は 嘘になる
BOY~If I'm 17ビートたけし with たけし軍 COUNT DOWNビートたけし with たけし軍 COUNT DOWN阿久悠馬場孝幸どうしていつも 留守番電話の声なの 三十秒で語れる 想いじゃないのに こんなせつなさは もういやだ すぐにも逢いたいよ  にぎやか過ぎる CITYにまぎれて歩けば 逢いたいキミに よく似たタイプが目につき こんなみじめさは もういやだ 抱きしめてみたい  COME ON COME ON これが恋さ COME ON COME ON 胸がはり裂ける  ゼンマイ仕掛けの 人形みたいに おんなじ道を 行ったり来たり ぼくは SEVENTEEN 小さなダメージ 重ねて行くたび キミが好きになってる  恋した夜の せつない想いはBLUE MOON ポロリとこぼす涙は 哀しいSTARDUST こんな苦しさは もういやだ 笑われてしまう  COME ON COME ON いつかきっと COME ON COME ON 胸にとび込んで  目深にかぶった キャップを投げ捨て 表と裏で 占ってみる ぼくは SEVENTEEN 小さなステップ 舗道に刻んで キミを想い出してる  鼓膜をたたいて CDカセット キミへの恋を 歌って響く ぼくは SEVENTEEN 小さな情熱 両手に抱えて キミの笑顔待ってる
愛の勇者たち (テレビサイズ)ささきいさおささきいさお阿久悠宮内国郎心を砂漠にしてはいけない かわいた心に夢はわかない ぼくらが胸に飾る勲章は 愛と夢と男のロマン 銀河は今日も美しく 誰もが眠りにつく時に ひた走る ひた走る 愛の勇者たち
また逢う日まで谷龍介谷龍介阿久悠筒美京平また逢う日まで 逢える時まで 別れのそのわけは 話したくない  なぜかさみしいだけ なぜかむなしいだけ たがいに傷つき すべてをなくすから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  また逢う日まで 逢える時まで あなたは何処にいて 何をしてるの  それは知りたくない それはききたくない たがいに気づかい 昨日にもどるから  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう  ふたりでドアをしめて ふたりで名前消して その時心は何かを話すだろう
闇夜だけこんばんわ田村芽実田村芽実阿久悠深田太郎佐々木望昨日見た月よりも またやせて やがては消えそうな 心細さも 二人の出会いには うれしいことばかり 闇夜だけこんばんわ  逢いたい あなたに 逢いたい 私はユーレイ 都会のさびしいひとに 愛を教えるの  愛しても 少しも 愛されない ココロがズタズタになったひとにも やさしいてのひらを 激しいくちづけを 闇夜だけこんばんわ  抱きたい あなたを 抱きたい 私はユーレイ ひと花さかせるまでは ここにいてあげる  また月が出る頃 お別れね ふたたび来る時を誓い合っても 涙がハラハラと 吐息がホロホロと 闇夜だけこんばんわ  泣きたい あなたと 泣きたい 私はユーレイ おそらく これきりでしょう 愛を知ったから 愛を知ったから
ザ・ウルトラマン (テレビサイズ)ささきいさお・コロムビアゆりかご会ささきいさお・コロムビアゆりかご会阿久悠宮内国郎誰もが知ってる ウルトラの戦士 光か はやてか 音か 今 燃える 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン  緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン
花のささやき田村芽実田村芽実阿久悠深田太郎佐々木望夢中になることが 照れくさいから どこか しらけて あるいは さりげなく  そういう年齢(とし)じゃない まだまだ子供 好きな ひとには 心をみせていい  夢中 熱中 チュウチュウ チュチュチュ 夢中 熱中 チュウチュウ チュチュチュ  砂浜で眠る あなたの耳を噛み このまま時間が とまればいいね とまればいいね 他のみんなが 年齢(とし)とればいいね  はしゃいでいるだけで 本気が苦手 いつも ジョークで たがいに 笑わせて  心が痛くなる 恋してみたい たった 一人を 死ぬほど 思いつめ  夢中 熱中 チュウチュウ チュチュチュ 夢中 熱中 チュウチュウ チュチュチュ  蜜蜂が飛んで あなたにからむよう このまま世界が 変わればいいね 変わればいいね 他の景色が なくなればいいね  夢中 熱中 チュウチュウ チュチュチュ 夢中 熱中 チュウチュウ チュチュチュ  砂浜で眠る あなたの耳を噛み このまま時間が とまればいいね とまればいいね 他のみんなが 年齢(とし)とればいいね
あかぺら岩崎宏美岩崎宏美阿久悠河口恭吾光田健一おはなしは あかぺらにして 調子がはずれても あなたの心の中まで見える  ぜいたくな気分にさせて 酔わせることよりも 素直な思いを伝えてほしい  野暮な人だと云われてもいいじゃない わたしひとりがわかっているなら  すぐに見ぬける嘘は死ぬよりつらい 真実一つだけ ぶつけて来てよ アア… アア…  おたがいに恋したことも いくつかあった後 こうして出会った二人であれば  手つづきを楽しむよりも 心を探したい そういう気持ちをわかってほしい  いつも口説きはあかぺらでやるがいい 飾りつけても いつかははがれる  胸の熱さと愛の深さがあれば わたしはそれだけで信じて行ける アア… アア…
野暮八代亜紀八代亜紀阿久悠浜圭介軒の提燈(ちょうちん) 灯ともし頃に 沖の匂いを プンプンさせて 髭はいつ剃る あしたの朝か それとも私を 抱く前か 酒は強いが はしゃぎはしない 愛敬者では ないけれど 嘘をつかない 野暮さが好きで 私 いそいそ 店じまい  障子あければ 港が見える 漁に出る船 エンジンふかす たまの休みは 鯨のように 大きな鼾を かくもよい 腕の力は 死ぬほど強く やさしい感じじゃ ないけれど 妙にまじめな ウブさに魅(ひ)かれ 私 世話やく ふりをする  眠れないなら はやばや起きて ふたりそろって 朝市めぐり 下駄の音など カラコロさせて 両手に蟹など ぶら下げる もっと器用に 愛する人は 他にも大勢 いるけれど なぜかあんたが 安心出来て 私 すっかり いい気持ち
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
自由なふたり堺正章堺正章阿久悠井上忠夫森岡賢一郎しばり合うことが恋だと信じ 何にをする時も二人でいたが それが傷つくもとだと知って 今は自由に生きてる二人 あなたはあなたで誰かと遊び 楽しい話をきかせてくれる そしてどちらかが逢いたくなれば 燃えて抱き合う初めてのように  甘いくちづけに危険な匂い なぜか気がかりでたずねてみたが それはきかない約束なのと 背中向けてるいとしいひとよ あなたは益々きれいになって 近ごろ心がおびえてしまう だけどいつまでも愛するために こんな関係をつづけたい二人
京都から博多まで伍代夏子伍代夏子阿久悠猪俣公章肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と云うように 京都から博多まで あなたを追って 西へ流れて行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持をふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢えずに泣く女
太陽と恋と夢小林美樹小林美樹阿久悠都倉俊一潮風が好き 太陽が好き 真夏の海を 見てるのが好き そのひとは そんな時あらわれたの 真黒な顔して 声かけたの  向うの島まで 舟を出し 小さな冒険 しないかと 八月まぶしい 昼さがり 私に恋が訪れた  潮騒が好き 太陽が好き こんがり肌を 焦がすのが好き たくましい 腕をしたその若者 夢に見た人みたいに まぶしいの  しぶきが光って 見えるから 真夏を着ている みたいなの 八月まぶしい 昼さがり 私に恋が訪れた
冬は悲しい夢を西崎緑西崎緑阿久悠沖田宗丸雪降る町 雪積む町 旅人が似合う北の駅は 誰もみな無口になり 顔をうつむけ 何か占う  この私も 手を重ねて 乗りかえの汽車を待っていたわ 無茶はいけないよと 声をかけられ そっとうなずく  冬は悲しい夢を いつも見させるのです だからこうして ただひとり私は 逢いに来ました  窓ガラスに 雪の花が はりついて外は吹雪いている 高い靴ではもう 歩けないほど 雪は降りつむ  冬は悲しい夢を いつも見させるのです だからこうして ただひとり私は 逢いに来ました
静かに、愛がとび立つわ伊藤咲子伊藤咲子阿久悠合田道人鳴海周平静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ くちびる重ねながら こころを海にしましょう  話したい思いおさえ 見つめるだけにしましょう あなた 甘いだけの歓(よろこ)びのあとでは  愛は臆病だから まるでガラスの橋か カラを破った鳥か 風におびえる花か 愛は臆病だから そっと両手でつつみ 胸であたためながら 長い時間をかけて  静かに 愛は逃げる 静かに 愛はとび立つ 裸の胸の上に 花びら飾りましょう  激しさを通り過ぎて 信じるだけにしましょう あなた 形だけの情熱はいやだわ  愛はわがままだから 時に言葉も嫌い はしゃぎ過ぎてはこわれ すぐに粉々になる 愛はわがままだから 思いがけないことで 二度と呼べない空へ 窓を開いて逃げる  だから 静かに あなた 静かに だから 静かに あなた 静かに 静かに
火の国へ北原ミレイ北原ミレイ阿久悠三木たかし猪股義周あなたなしでも 生きられる そんな女に なりたいと 熱い想いの 火の国へ 生れ変りに 参ります 東京駅から 西へ向け 泣かぬ女の 泣かぬ女の ひとり旅  雨の降る日は しのび逢い それが似合いの 恋なんて 甘く見えても 真実は 若い私を やせさせた 三年三月は 重過ぎて とても背負って とても背負って 行けません  肥後の火の山 阿蘇の山 私むかえて くれる山 明日はあなたの 想い出も すべて燃やして しまいます 未練が眠りを さまたげる そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ
秘密のいろ桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士あなたに書いた はじめての手紙 愛してますと 大人びた言葉 ひとりの部屋は 秘密のいろで あなたの写真が 笑ってる 封筒を抱きしめて 話しかける うれしい うれしくない うれしいでしょう こんなに好きな いじらしい気持ち つたえてほしい はじめての手紙  くちづけされた ときめきのままで 愛してますと 大人びた言葉 ひとりの部屋は 秘密のいろで 鏡に向って 笑ってる くちびるにふれながら 話しかける うれしい うれしくない うれしいでしょう こんなに熱い あなたへの想い 育ってほしい ときめきのままで
UFOMAXMAX阿久悠都倉俊一Kevin Aoki手を合わせて見つめるだけで 愛し合える話も出来る くちづけするより甘く ささやき 聞くより強く 私の心をゆさぶるあなた  ものいわずに思っただけで すぐあなたにわかってしまう 飲みたくなったらお酒 眠たくなったらベッド 次から次へとさしだすあなた  信じられないことばかりあるの もしかしたらもしかしたら そうなのかしら  それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ  でも私は確かめたいわ その素顔を一度は見たい 鏡にうつしてみたり 光をあててもみたり それでもあなたは普通のあなた  ああ突然 オレンジ色の ああ光が私をつつみ 夢みる気持ちにさせて どこかへさらって行くわ やっぱりそうなの素敵なあなた  信じられないことでしょうけれど 嘘じゃないの嘘じゃないの ほんとのことよ  それでもいいわ 近頃少し 地球の男に あきたところよ
朝まで待てないFUNGOFUNGO阿久悠村井邦彦あきらめ捨てた筈なのに 恋は眠りを 忘れさせる 闇に向かって お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  あきらめ捨てた筈なのに 胸がつぶれて ひとりの辛さ 噛みしめながら お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう  あきらめ捨てた筈なのに 夢がとぎれた このむなしさ こらえきれなく お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  あきらめ捨てた筈なのに 夜の街を 駈けて行きたい 声が涸れても お前の名を呼ぶ 今すぐ逢いたい 朝まで待てない  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう  ドアを閉ざしてお前は俺を つめたくこばむだろう
ふたりは若かった坂本スミ子坂本スミ子阿久悠筒美京平今になって気づいた愛を 遅すぎると言わないで あの日からは胸の中を すきま風が吹いている ふたりは若かった あまりに若かった だけど今なら 愛しあえる  たとえ君が変っていても それを責めはしないだろう 君は君で変りないさ ありのままを愛したい ふたりは若かった あまりに若かった それがすべてさ ふたりは若かった あまりに若かった 離しはしない 明日からは  ふたりは若かった あまりに若かった  ふたりは若かった あまりに若かった
帰らざる季節堺正章堺正章阿久悠鈴木邦彦高田弘恋したひとが 泣いているという そんなうわさ聞かされた 秋のたそがれに ギターの弦(いと)が 切れた前ぶれに なぜか胸がさわいでた そんな時だった しあわせなんて はかないものか あんな笑顔を見せたひとが つらいなんて 冷たい雨が 落ちて来るような 重い空を見つめてる とても悲しくて  恋したひとが 待っているという そんな便り渡された 秋が終るころ 思い出のこる 海の見える丘 そこで待っておりますと 書いてあったけど しあわせなんて はかないものか あんな笑顔を見せたひとが つらいなんて 行くのはよそう あれは想い出さ 今は遠い 帰らない季節の出来ごと
angel −天使を見つけた−伍代夏子・ソル・ウンド伍代夏子・ソル・ウンド阿久悠弦哲也竜崎孝路都会に天使は 棲めないけれど わたしは天使の 心で生きる ときには汚れて 傷つくけれど やさしい笑顔で また立ち直る そういうおまえが ほんとの天使 目立たぬ姿で 生きてはいるが 誰にも清らな 心を見せて 元気でいてねと ささやきかける 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう  ふとした出会いで 世界は変わる 愛なきこの世と 嘆いちゃ駄目よ 無邪気に微笑む 心があれば あしたを夢みる 二人になれる 隙間をうずめに こちらへおいで 天使の歌など 歌っておくれ 翼がなくても おまえはやはり しあわせ運んで 来たひとらしい 信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう  信じましょう 愛しましょう 笑いましょう 生きましょう すれちがう 人と人 男と女 天使と思いましょう
嘆き節はやめにして門倉有希門倉有希阿久悠浜圭介港町やら 雪降る町や 遠いばかりの 故郷の町や 涙まじりの 想い出ばなしは 千日だって 語れるが  歌うなら 嘘でいいから 嘆き節はやめにして 一人二人と寄りそえる 歌を一緒に歌いたい 人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい  十九、二十歳(はたち)の 色恋沙汰や 二十二、三の 悲しみもよう セピア色した 憂(うれ)いの過去など アルバム一つ あればいい  歌うなら 夢を承知で 嘆き節はやめにして 生きる元気が満ちて来る 歌を一緒に歌いたい 人間だから しあわせがいい そっと抱ければ さらにいい  人生だから バラ色がいい 熱い心が もっといい
勝手にしやがれ湖月わたる湖月わたる阿久悠大野克夫多田三洋壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな  悪いことばかりじゃないと 想い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる  行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ  せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア  バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える  さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか  別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ  夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア  夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア
青空もよう今陽子今陽子阿久悠吉野藤丸あの頃はともに信じていた この愛が未来につづくと 身を寄せるだけでいっぱいの せまい部屋で生きた  変わり行く時代(とき)に流されてか おたがいが大人になってか 永遠(えいえん)の愛も色褪(あ)せて 部屋を去ったあの日  青空の眩しさに よろめいた時のことを思う さよならのくちずけも しないままに二人 右と左  十年が過ぎて 偶然にも あのひととパッタリ出会った はにかんだ顔を見つめつつ 遠い夢を探す  いまさらに何を語れるのか こうなって結局よかった 情熱がかげる空しさに 急につらくなった  青空に吸い込まれ あのときに全て消えたんだわ 再会の乾杯も 軽くふれただけで 右と左  さよならの くちずけも しないままに二人 右と左
ジョニイへの伝言山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちなら そこのところ うまく伝えて  ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子でまた稼げるわ 根っから陽気に出来てるの 友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  友だちなら そこのところ うまく伝えて  今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけばさびしげな町ね この町は  ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの道を行く 友だちなら そこのところ うまく伝えて うまく伝えて
絹の靴下岡本夏生岡本夏生阿久悠川口真間違いはあの時生まれた 私はがまんできない 上流の気どった生活 退屈過ぎる毎日  もういや 絹の靴下は 私を駄目にする ああ抱いて 獣のように 裸の私に火をつけて  情熱をむりやりとじこめ 私はがまんできない 砂の上ころがる女が 何より似合う私よ  もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを  もういや 絹の靴下は つめたく凍らせる ああ抱いて 嵐のように 心をゆさぶるくちづけを
カサブランカ・ダンディ米倉利紀米倉利紀阿久悠大野克夫akio yokotaききわけのない女の頬を 一つ二つはりたおして 背中を向けて煙草をすえば それで何もいうことはない  うれしい頃のピアノのメロディ 苦しい顔できかないふりして 男と女は流れのままに パントマイムを演じていたよ  ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた  しゃべりが過ぎる女の口を さめたキスでふさぎながら 背中のジッパーつまんでおろす 他に何もすることはない  想い出ばかり積み重ねても 明日を生きる夢にはならない 男と女は承知の上で つらい芝居をつづけていたよ  ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋に見えたよ ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男のやせがまん粋に見えたよ  ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた ボギー ボギー あんたの時代はよかった 男がピカピカの気障でいられた
昨日・今日・明日山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一何から何までつらい 昨日が終った今日は 涙さえ風に散る さようならと  今日から明日へ向う 列車に飛び乗りそして 誰にでも声かける こんにちわ  昨日は昨日さ 終った日さ 明日は今日のために 始まる日さ  悲しい話はちぎり 窓から捨てたらいいさ すぐそこに待っている 幸せが待ってる  何かが心にささり 痛くてたまらぬ昨日 だけどもう言えるのさ さようならと  いつでも晴れてる空が 包んでくれると知って 町の中とび上がり こんにちは  昨日は昨日さ 終った日さ 明日は今日のために 始まる日さ  だれかに会えると知って 何かに会えると知って どこまでも歩いてる 幸せを求めて
津軽海峡・冬景色阿部真央阿部真央阿久悠三木たかし笹路正徳上野発の夜行列車 おりた時から 青森駅は雪の中 北へ帰る人の群れは 誰も無口で 海鳴りだけをきいている 私もひとり 連絡船に乗り こごえそうな鴎見つめ 泣いていました ああ津軽海峡・冬景色  ごらんあれが竜飛岬 北のはずれと 見知らぬ人が指をさす 息でくもる窓のガラス ふいてみたけど はるかにかすみ 見えるだけ さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色  さよならあなた 私は帰ります 風の音が胸をゆする 泣けとばかりに ああ津軽海峡・冬景色
珈琲(コーヒー)をいれましょうギャル(黒木真由美・石江理世・目黒ひとみ)ギャル(黒木真由美・石江理世・目黒ひとみ)阿久悠川口真あなたの胸で眠たくなった 何やら明るい昼さがり 珈琲をいれましょう  読みかけの本 ポトリと落ちて あなたもうとうとしたみたい 珈琲をいれましょう  しあわせなんて どうやら少し 退くつまじりなものらしいわね それでも辛い想いはいやよ 悲劇を私はのぞまない  二十才になればお嫁に来いと 突然あなたが声かける 珈琲をいれましょう  レコードかけて指からませて またまた眠たい昼さがり 珈琲をいれましょう  はげしい恋に憧れたけど やさしいあなたもいいものだわね いつでも春の日ざしのようで 涙を私は忘れたわ
恋はふりむかないキノコホテルキノコホテル阿久悠三木たかし別れのくちづけに 恋はふりむかない つめたいくちびる かえらないあの日 苦しい闇の中 君はふりむかない 夜明けに向って 歩いて行く君  通り過ぎて行く はげしい恋は 戻って来ない 二度と 二度と  孤独の心に 恋はふりむかない レンガの舗道の 別れはむなしい  こんなに抱きしめて 恋はふりむかない はなれた心は 今は結べない 悲しい雨の中 君はふりむかない 苦しみにじませ ふけて行く街  通り過ぎて行く はげしい恋は 戻って来ない 二度と 二度と  涙で叫んでも 恋はふりむかない 何もすがれない 恋の終わる時
勝手にしやがれ椎名純平椎名純平阿久悠大野克夫Evil Vibrations・椎名純平壁ぎわに寝がえりうって 背中できいている やっぱりお前は出て行くんだな 悪いことばかりじゃないと 思い出かき集め 鞄につめこむ気配がしてる 行ったきりならしあわせになるがいい 戻る気になりゃいつでもおいでよ せめて少しはカッコつけさせてくれ 寝たふりしてる間に出て行ってくれ アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア  バーボンのボトルを抱いて 夜ふけの窓に立つ お前がふらふら行くのが見える さよならというのもなぜか しらけた感じだし あばよとサラリと送ってみるか 別にふざけて困らせたわけじゃない 愛というのに照れてただけだよ  夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア  夜というのに派手なレコードかけて 朝までふざけようワンマンショーで アア アアア アアア アア アア アアア アアア アア
恋のダイヤル6700平田裕香平田裕香阿久悠井上忠夫(ハローダーリン) リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン ワオ  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤル まわしたよ 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー) あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキ ときめいて 言えない リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン リンリンリリン リンリンリリンリン リンリンリリン リンリリリリン イエー ヘイ イエー カモン カモン カモン イエー カモン  暗記するのはへただけど これは一生忘れない 君と僕とを つないでる たった一つの ものだから 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー)  あなたが好き 死ぬほど好き この愛うけとめて 欲しいよ 男らしく 言いたいけど ドキドキ ときめいて 言えない  明日は卒業式だから これが最後のチャンスだよ 指のふるえを おさえつつ 僕はダイヤル まわしたよ 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー) 君のテレフォン・ナンバー 6700 ワオ (ハロー)
舟唄水田竜子水田竜子阿久悠浜圭介山田年秋お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルル ルルル......
居酒屋北原ミレイ&平浩二北原ミレイ&平浩二阿久悠大野克夫大野克夫もしも きらいでなかったら 何か一杯 のんでくれ そうね ダブルのバーボンを 遠慮しないで いただくわ 名前きくほど 野暮じゃない まして 身の上話など そうよ たまたま 居酒屋で 横にすわった だけだもの 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で  外へ出たなら 雨だろう さっき 小雨がパラついた いいわ やむまで 此処にいて 一人グイグイ のんでるわ それじゃ 朝までつき合うか 悪い女と 知り合った 別に 気にすることはない あなた さっさと帰ってよ 絵もない 花もない 歌もない 飾る言葉も 洒落もない そんな居酒屋で
ジョニイへの伝言青江三奈青江三奈阿久悠都倉俊一ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと 割と元気よく 出て行ったよと お酒のついでに話してよ 友だちならそこのところ うまく伝えて ジョニイが来たなら伝えてよ わたしは大丈夫 もとの踊り子で また稼げるわ 根っから陽気に 出来てるの 友だちならそこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけば さみしげな町ね この町は  友だちならそこのところ うまく伝えて 今度のバスで行く 西でも東でも 気がつけば さみしげな町ね この町は ジョニイが来たなら伝えてよ 二時間待ってたと サイは投げられた もう出かけるわ わたしは わたしの道を行く 友だちならそこのところ うまく伝えて うまく伝えて
どうにも とまらない石江理世石江理世阿久悠都倉俊一うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ  今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか  ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もう どうにも とまらない  港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない  はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過していいじゃない  ああ蝶になる ああ花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ今夜だけ ああ今夜だけ もう どうにも とまらない
招待席桜田淳子桜田淳子阿久悠水谷公生この席に来る人はどんな人でしょう 思うまに開幕のベルが鳴り響く  そっと送られた招待券 誰かわからないこの不安 名前も書かないなんて やっぱりいたずらなんだわ だから来ないつもりだった だけどなぜか来てしまった  もしかしてあの人と思う人がいる あの人の心なら受けてみたくなる そっと送られた招待券 そんなときめきに誘われた やっぱり隣の席は どちらもあいてるままなの  そっと送られた招待券 とても評判のロードショー 映画ははじまるけれど 私のドラマはまだだわ だから来ないつもりだった だけどなぜか来てしまった  この席に来る人はどんな人でしょう 思うまに開幕のベルが鳴り響く
恋唄北原ミレイ北原ミレイ阿久悠鈴木邦彦高島政春ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついて行きたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
白い蝶のサンバ長山洋子長山洋子阿久悠井上かつお杉村俊博あなたに抱かれて わたしは蝶(ちょう)になる あなたの胸 あやしいくもの糸 はかないいのち さだめなの あなたに抱かれて わたしは蝶になる 涙をためくちづけ 受けるのよ あふれる蜜(みつ)に 酔(よ)いながらおぼれるの 恋は心も いのちもしばり 死んで行(ゆ)くのよ 蝶々のままで あなたに抱かれて わたしは蝶になる 気ままな夢忘れて 苦しむの はかないいのち 恋のため散らせるの  あなたに抱かれて わたしは蝶になる あなたの胸 あやしいくもの糸 はかないいのち さだめなの あなたに抱かれて わたしは蝶になる ふるえる羽はげしい 恋に灼(や)く 二度とは空に 帰れない夜(よる)に泣く 恋は心も いのちもしばり 死んで行くのよ 蝶々のままで あなたに抱かれて わたしは蝶になる 朝日の中うつろな 蝶は死ぬ はかないいのち 恋の火を抱きしめて
五番街のマリーへ石原詢子石原詢子阿久悠都倉俊一井川雅幸五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い街で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
ほたる坂清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし何もいわず あなたは 背中向けて行きます ほたる坂に初雪 はらり舞います 冬のはじめは心細くなります 私は泣いてもいいのですか  思い出せば みじかい 夏と秋の間の 夢のようなひととき 消えて行きます 冬のたそがれ 影も泣いてゆれます 私の初恋 終りですか  ほたる坂を みかんが 後を追っていきます 指をはなれ 心を 運ぶようです 冬の夕べは凍りそうになります 私はひとりになるのですか
失恋列車和田アキ子和田アキ子阿久悠都倉俊一ブルーの切符を買い 涙の旅に出る 真夜中発の天国行き 失恋列車(ハートブレークトレイン) あれほど真心見せ つくして来たけれど それも終り すべて終り さようなら 恋に破れた 男と女 ためいきだけ うつむくだけ 暗い瞳 恋に破れた 男と女 トンネルだけ 暗闇だけ 失恋列車  ガラスにうつした顔 悲しく見つめてる あきらめても未練が増す 失恋列車 心が安まるなら どこでもいいけれど 想い出だけ 後追いかけ 泣けて来る 恋に破れた 男と女 ためいきだけ うつむくだけ 暗い瞳 恋に破れた 男と女 トンネルだけ 暗闇だけ 失恋列車
舟唄門倉有希門倉有希阿久悠浜圭介川村栄二お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎に深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルル ルルル...... ダンチョネ
夜叉のように市川たかし市川たかし阿久悠幸耕平大崎五郎海を渡った 蝶もいる 冬にまたたく 螢さえ… ましてや女の 情念は いちずな愛を 追いつづけ からだがやせても あかあかと 燃えるいのちに 赤く染まって ああ この胸に 激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま  便りみたいに 花が飛び 夢が運んで 風が吹く… ひとり寝する夜の 呼びかけは あなたの胸に つき刺さり 言葉は涸れても ひたひたと 満ちる想いに 心ひたして ああ ひとすじの 悲しい鬼がいる きめた運命(さだめ)に 出会う時まで 色ずく肌のまま  ああ この胸に 激しい鬼がいる 惚れたあなたに 辿りつくまで 乱れた紅のまま
結婚したかもしれない女たち菅原洋一菅原洋一阿久悠森田公一大貫祐一郎他人で終わるも 一生そいとげるも 思えば ほんの 時のいたずらで あの時あなたに 気持ちを 伝えていたら その後の通路(うんめい)は 変わっていただろう  いま ふりかえれば あのひと このひと 出会いと 別れの すれ違い 愛したひとも 見送るだけのひとも それぞれ すてきに 心を過ぎたひと  愛かと問われて 愛ではないと云った 何かときかれ 好きと答えてた 傷つけられない やさしい心ゆえに どちらの愛も捨て 一人になっていた  いま ふりかえれば あのひと このひと 出会いと 別れの すれ違い 憎んだひとも 傷つけ合ったひとも きらきら 輝き 瞼にうかぶひと  愛したひとも 見送るだけのひとも それぞれ すてきに 心を過ぎたひと
別れましょう浅丘ルリ子浅丘ルリ子阿久悠三木たかし忘れてほしいの 二人のことは 愛の夢は いつかさめる時が来るわ おさない顔して まどろむあなた 鍵をおいて 私ひとり部屋を出るわ 別れましょう 別れましょう 泣かずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた  忘れてほしいの 二人のことは 蜜もやがて 苦い味に変わるものよ はだしで帰るわ ヒールを下げて 白い夜明け 涙こらえ街を行くわ 別れましょう 別れましょう 追わずにあなた 別れましょう 別れましょう さよならあなた 
恋唄川中美幸川中美幸阿久悠鈴木邦彦田代修二ほんのみじかい夢でも とてもしあわせだった 逢えてほんとによかった だけど帰るあなた 泣かないと誓ったけれど それは無理なことだと知った 折れるほど抱きしめたいと 心からそう思う はかないだけの恋唄  少しやつれた姿に 胸が痛んでならない ついていきたいけれど ひとり帰るあなた 何ゆえに結ばれないか 出逢う時が遅すぎたのか 人前でくちづけたいと 心からそう思う せつないだけの恋唄
北の宿からクミコクミコ阿久悠小林亜星萩田光雄あなた変わりはないですか 日毎寒さがつのります 着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  吹雪まじりに汽車の音 すすり泣くよにきこえます お酒ならべてただひとり 涙唄など歌います 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿  あなた死んでもいいですか 胸がしんしん泣いてます 窓にうつして寝化粧を しても心は晴れません 女心の未練でしょう あなた恋しい北の宿
京都から博多まで水田竜子水田竜子阿久悠猪俣公章小高桂子肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練(みれん)が重い 鐘(かね)が鳴る鳴る 憐(あわ)れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から博多(はかた)まで あなたを追って 西へ流れて 行(ゆ)く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行(ゆ)く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛(かわ)いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から博多まで あなたを追って 今日も逢(あ)えずに 泣く女
突然雨が降るとシーナ&ロケッツシーナ&ロケッツ阿久悠鮎川誠シーナ&ロケット突然 雨が降ると 人間の正体がわかる 突然 雨が降ると 人間の正体がわかる 恋人だって まず走り出し それから 慌てて手をさしのべて 急げと言う  濡れるから 濡れるから ぼくと同じスピードで走れと言う ご親切に ご親切に あんたは心やさしい人なのね でも わたし あの一瞬 あんたが一人で逃げ出したことを 忘れやしない  雨だもの 濡れてあたりまえ びっしょり濡れてしまおうと わたし言ってほしかった  突然 雨が降ると 人間の正体がわかる 突然 雨が降ると 人間の正体がわかる しあわせだって 転がり始め 話のつづきが見つからなくて またねと言う  傘がない 傘がない なぜに傘がないと ぼやいて言う 運がない 運がない あんたはいつもそういう人なのね でも わたし 雨のまえ あんたが言おうと思ってたことを 知りたくはない  雨だもの 濡れてあたりまえ 一緒に濡れてしまおうと わたし 言ってほしかった  雨だもの 濡れてあたりまえ 一緒に濡れてしまおうと わたし 言ってほしかった
はげしく燃えて坂本九坂本九阿久悠Ira Kosloffはげしく燃えた 夜の終り 罪は何もないさ I want you I need you I love you もう一度  あなたのために いのち賭けて すべて捨てたぼくさ I want you I need you I love you いつまでも たとえ嵐吹きあれて 時がとまろうと はなしはしない それがぼくのさだめさ 嘘でもいいさ 好きと言って そして強く抱いて I want you I need you I love you それだけさ  たとえ嵐吹きあれて 時がとまろうと はなしはしない それがぼくのさだめさ 嘘でもいいさ 好きと言って そして強く抱いて I want you I need you I love you それだけさ
人間模様アイ・ジョージアイ・ジョージ阿久悠川口真だんまり酒場の人間模様 のぞき見ながら時がたち 私も哀しい女の顔に いつか変って行きました 利口ぶっても人間ならば 傷もつきます疲れます あなたがほしいあなたがほしい 一人でいるより苦労がしたい  男でけがした女は馬鹿と 昨日までならいえたけど 私もおんなじ涙を流し やせた今日では笑えない きれいごとだけ並べてみても しみも見えますかげります あなたがほしいあなたがほしい 一人でいるより苦労がしたい  利口ぶっても人間ならば 傷もつきます疲れます あなたがほしいあなたがほしい 一人でいるより苦労がしたい
サムライ真琴つばさ真琴つばさ阿久悠大野克夫三枝伸太郎片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アア アア アア アアア  ありがとうジェニー お前はいい女だった はんぱなワインより 酔わせてくれたよ だけどジェニー あばよジェニー 俺は行かなくちゃ いけないんだよ  寝顔にキスでも してあげたいけど そしたら一日 旅立ちが延びるだろう  男は誰でも 不幸なサムライ 花園で眠れぬことも あるんだよ  片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アア アア アア アアア アア アア アア アアア  ありがとうジェニー お前はいい女だった お前とくらすのが しあわせだろうな だけどジェニー あばよジェニー それが男には 出来ないのだよ  部屋から出たなら つめたい木枯し お前の体の ぬくもりが消えて行く  男はいつでも 悲しいサムライ しあわせに照れてることも あるんだよ  片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アア アア アア アアア アア アア アア  片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を アア アア アア アアア…
回転扉大竹しのぶ大竹しのぶ阿久悠井上忠夫紅茶に少し口を つけただけ 二人の話は 終りになった あなたが着てる 青いセーターが 回転扉で 踊って消えた もう別の世界のようで あなたを追って 行けないわ まぶしい町の 光の中に あなた 沈んだ 金魚鉢の中に私  回転扉くるり まわったら あなたと私は 他人になった 私はじっと 席を立たないで あなたの背中を 見送っていた さよならをいわないままに 涙をこぼす ひまもなく まぶしい町の 光の中に あなた 沈んだ 金魚鉢の中に私
ザ・ウルトラマン置鮎龍太郎置鮎龍太郎阿久悠宮内国郎誰もが知ってる ウルトラの戦士 光か はやてか 音か 今 燃える 緑の地球を汚したやつらは 決して許しておけないと ウルトラマン  誰もが待ってる ウルトラの戦士 嵐か つぶてか 風か 今 駆ける この世のルールを乱したやつらは 宇宙の果てまで運び去る ウルトラマン  この世のルールを乱したやつらは 宇宙の果てまで運び去る ウルトラマン
透明人間茉奈佳奈茉奈佳奈阿久悠都倉俊一REOまさかと思っているのでしょうが 実(じつ)は 実は 私 透明人間なのです  ショック…… ショック…… ショック…… ショック……  世間(せけん)をさわがす不思議(ふしぎ)なことは すべては透明人間なのです 天下無敵(てんかむてき)のチャンピオン 突然ダウンを食ったのも スプーンを曲げたり ねじったり 念力(ねんりき)ブームも 私です  透明人間 あらわる あらわる 透明人間 あらわる あらわる 嘘(うそ)をいっては困ります あらわれないのが透明人間です  消えますよ 消えますよ 消えます 消えます 消えます 消えます  ショック…… ショック…… ショック…… ショック……  この世の奇跡(きせき)といわれることは すべては透明人間なのです エクソシストの大恐怖(だいきょうふ) ベッドがガタガタ動くのも お皿やカップが人間を 襲(おそ)っていたのも 私です  透明人間 あらわる あらわる 透明人間 あらわる あらわる 無茶(むちゃ)をいっては困ります つかまらないのが透明人間です  消えますよ 消えますよ 消えます 消えます 消えます 消えます 透明人間 あらわる あらわる 透明人間 あらわる あらわる 嘘(うそ)をいっては困ります あらわれないのが透明人間です 消えますよ 消えますよ 消えます 消えます 消えます 消えます
自由の女神坂本九坂本九阿久悠Roy G.Bennet自由の女神が機関銃かついでらあ ドンパチやりなと唇ゆがめてらあ だけど俺たちゃイヤだぜ チンタラしてたいよ 尻を1234ふりふり踊ろうぜ 女神はヒステリー 更年期障害よ 機関銃ふりまわして 荒れてらあ  のんびりくらせば 五十は軽いのに みすみす二十才で死ぬこたあねえだろう だから俺たちゃ今日もヘラヘラしてるのさ  おまえの親父は英雄だったけど おまえは気軽にピースと言ってなよ そうよ俺たちゃあんな女神に用はない 尻を1234ふりふり踊ろうぜ 女神はヒステリー 更年期障害よ 機関銃ふりまわして 荒れてらあ  自由の女神が機関銃かついでらあ ドンパチやりなと唇ゆがめてらあ だけど俺たちゃイヤだぜ チンタラしてたいよ  のんびりくらせば 五十は軽いのに みすみす二十才で死ぬこたあねえだろう だから俺たちゃ今日もヘラヘラしてるのさ
プロポーズ坂本九坂本九阿久悠R.Moodyペチャンコのその胸を 気にしちゃ駄目だよ そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ  ソバカスのその顔を かくしちゃいけない そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ  さあ八月過ぎたら教会で 二人で式をあげちまおう それまで長い黒髪を 切っちゃ切っちゃいけないよ  ヒョロヒョロのそのからだ 太っちゃ困るよ そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ  さあ八月過ぎたら教会で 二人で式をあげちまおう それまで胸のペンダント なくしちゃなくしちゃいけないよ  上向いたその鼻を なおしちゃ怒るよ そこが好きなのさ とっても魅力なんだよ とっても魅力なんだよ とっても魅力なんだよ
追いかけて春夏秋冬山崎ハコ山崎ハコ阿久悠山崎ハコ安田裕美彼岸を過ぎて 九日十日 桜の上に 雪が降る 宿の小窓を開けて ためいき 待てといってた あなたを待ちながら 追いかけて 追いかけて 春夏秋冬 春は東京にだまされる  あなたの傘を 開いて乾して どうやら梅雨も あけたよう 死ぬの生きるの 抱いて抱かれた 重い心も 今日から軽くなる 追いかけて 追いかけて 春夏秋冬 夏は金魚と遊びたい  春から夏の 激しさ去って 秋風 胸にしみる頃 赤い紅葉(もみじ)の色に染まって ひとりわたしは 恋する夜叉になる 追いかけて 追いかけて 春夏秋冬 秋は小指が痛くなる  恋するたびに 不幸になって からだも軽く 風に舞う 冬の花火に 耳を塞いで 愛のふりする あなたを睨(にら)んでる 追いかけて 追いかけて 春夏秋冬 冬は心中(しんじゅ)がしたくなる
抱擁横山健横山健阿久悠都志見隆心の虹を見たのはいつか あなたに抱かれたときか いのちと愛が重なり合って 同じ涙を流すとき  たった一度の夢でもいい わたし 生きてた 思い違いであってもいい 虹を見た  この世の神のいたずらならば それでもいいわと思う 男と女 女と男 これも一つの組合わせ  たとえはかない愛でもいい わたし 燃えてた 風の吹きよで変わっていい 愛を見た  夢うつつのあとの 心細さとたたかいながら でも わたしはわたしだと またからだを熱くして あなたの腕の中  たった一度の夢でもいい わたし 生きてた 思い違いであってもいい 虹を見た 愛を見た
好き!石江理世石江理世阿久悠都倉俊一あなたが好き 誰よりも 私は今 あなたに夢中 何もかも 捨ててもいいと 本気で思うの  荒々しいそのしぐさ 時々するやさしい目付き 私にはどれをとっても すてきに見える  好きなのよ 信じてよ 好きなのよ そのすべて 好きよ 不思議なもの恋なんて 熱病ね うわごといってる  あなたが好き 誰よりも 私は今 あなたに夢中 無理なこと ささやかれても 驚かないでしょう  いじめられてみたいほど あなたのすぐ近くにいたい この気持伝わるかしら つめたいあなたに  好きなのよ 信じてよ 好きなのよ そのすべて 好きよ 不思議なもの恋なんて 熱病ね うわごといってる
白いサンゴ礁レーモンド松屋レーモンド松屋阿久悠村井邦彦伊平友樹・レーモンド松屋青い海原 群れ飛ぶ鴎 心ひかれた 白い珊瑚礁  いつか愛する 人ができたら きっと二人で 訪(おとづ)れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白い珊瑚礁 まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう  南の果ての 海の彼方に ひそかに眠る 白い珊瑚礁 まことの愛を 見つけたときに きっと二人で 訪れるだろう
甲子園の詩~ぼくはヒーローになれなかったよ~水前寺清子水前寺清子阿久悠三木たかし狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く  ぼくはヒーローに なれなかったよ 突然 球場は静かになった 呆然とふり仰ぐ 真夏の空に秋によく見る 雲が流れた あいつはぼくより上だった 凄いボールを投げてきた 一打逆転 晴れの場面が 瞳の奥で 消えていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園  ぼくはヒーローに なれなかったよ 大きな溜息が 拍手に変わる 鳴り渡るサイレンに ふと気がついて くやし涙が 頬にこぼれた あいつは 大きく見えていた 強い心を持っていた 夢のかけらの砂を集めて ぼくらの夏は 去っていった ああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば ああ甲子園 さらば甲子園 ああ甲子園  狙いうち(狙いうち) 打てよ ホームラン (打てよ ホームラン) 応援席に(応援席に) 歌が湧く  また来いよ(また来いよ) きっと 来年も(きっと 来年も) 六万人の(六万人の) 声が湧く
ひらめきも ときめきもあさみちゆきあさみちゆき阿久悠鈴木キサブロー悲しいドラマにすっかり飽きてしまい コメディなんか 近ごろ好み よく笑う人になり 陽気にセーター 編んでいる  誰かに合わせて 大きさきめるよりは すっぽりはまる 誰かを探す それだって いいじゃない 孤独はわたしの 邪魔になる  そろそろ仕上がりよ どなたが似合うかしら ひらめきも ときめきも いつだって 心しだい  大胆不敵なひとねといわれながら 想いのままに過ごして生きる 友だちも 恋人も 垣根を払って つき合うの  鏡にむかって セーターひろげながら 傑作だわと つぶやいている 運命は面白い その時誰かがやってきた  あなたに着せたいわ 間(ま)のいい お客だから ひらめきも ときめきも いつだって 心しだい  ひらめきも ときめきも いつだって 心しだい
もの想いあべ静江あべ静江阿久悠馬飼野俊一時にはひとりで もの想いに沈みたい 海辺のテラスで 人生など思いたい  貝がらを耳にあて波のうらないを ききながら泣くこともいいと思うわ  あの恋はしあわせか あのひとはいいひとか そんな時にきっとわかるわ  誰にも逢わずに もの想いに沈みたい 季節が終った 海辺に来て過ごしたい  色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ  あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ  色あせた舟にのり夏のおもいでを ききながら泣くこともいいと思うわ  あの恋はどこ行った あのひとはどうなった そんな時にきっとわかるわ
京都から博多まで歌恋歌恋阿久悠猪俣公章工藤恭彦肩につめたい 小雨が重い 思いきれない 未練が重い 鐘が鳴る鳴る 哀れむように 馬鹿な女と 云うように 京都から 博多まで あなたを追って 西へ流れて 行く女  二度も三度も 恋したあげく やはりあなたと 心にきめた 汽車が行く行く 瀬戸内ぞいに 沈む気持を ふり捨てて 京都から 博多まで あなたを追って 恋をたずねて 行く女  京都育ちが 博多になれて 可愛いなまりも いつしか消えた ひとりしみじみ 不幸を感じ ついてないわと 云いながら 京都から 博多まで あなたを追って 今日も逢えずに 泣く女
個人授業山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一いけないひとねといって いつもこの頭をなでる 叱られていてもぼくは なぜかうっとりしてしまう あなたはせんせい  授業をしている時も ぼくはただ見つめてるだけ 魔法にかかったように 昼も夢みている気分 あなたはせんせい  あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハハハ  学校帰りの道 じっと待つこの身はつらい 毎日毎日同じ 場所でただこうしているよ あなたはせんせい  はやりのドレスをいつも しゃれて着こなしてるひとよ けっこうグラマなことも ぼくは気がついてるんだよ あなたはせんせい  今度の休みになれば 部屋へたずねることにしよう ちょっぴり大人のふりして 愛のことばなど持って あなたはせんせい  あこがれのあのひとは 罪なことだよせんせい 出来るなら個人授業を受けてみたいよ ハハハハハ  ちらちらまぶたにうかび とても勉強など駄目さ このままつづいて行けば きっと死んでしまうだろう あなたはせんせい
おとなの童話 ~今だからいうけれど~XQSXQS阿久悠井上大輔たしかに あの日 このぼくは 夜明けの駅で 待っていた にがい煙草が一箱も 空(から)になるまで あきらめず  かけ落ちなどと 思いつめ 未来を夢と 信じこみ 切符二枚を握りしめ 人の流れに耐えていた  とうとう きみは来なかった おとなの童話はそれっきり 今だからいうけど ひどいひとだね きみは…  ミルクの匂いするような 唇そっと近づけて あなたひとりが頼りなの 連れて逃げてと泣いていた  かすれた声がいじらしく ふるえる肩が いとおしく 熱い想いにせかされて ぼくは夢中になっていた  とうとう きみは来なかった おとなの童話はそれっきり 今だからいうけど ひどいひとだね きみは…
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
叱られてから桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一叱られてから 叱られてから あなたのことが わかって来ました 少し私が悪いこに なりそうな時 あなたは本気でぶってくれたわ 頬のいたさに涙を流し あなたの胸で泣いてしまいました 足もとに落ちていた真赤な鞄を 拾って私に持たせたあなた  叱られてから 叱られてから 私はとても変って来ました もしもあの時知らないふり あなたがしたら ほんとのやさしさ 知らなかったわ 指をかむほどくやしい思い なぜだか忘れ泣いてしまいました ほっぺたにへばりつく私の髪の毛 やさしくとかして笑ったあなた
2001年猫まつり門倉有希門倉有希阿久悠宇崎竜童ヒロ☆ヒロユキノラのところに ゴールドカードの招待状 2001年猫まつりに あなたをVIPで迎えます ノラは選ばれた ノラは立派な猫だと選ばれた  名も無く 貧しい ノラだけど やさしい心で生きて来た さびしい人を慰めて 時には歌まで歌ってあげた それを誰かが見てたんで 2001年猫まつり 胸を張って出掛けよう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ出掛けよう  ノラの名誉は ゴールドカードの招待状 3001年猫まつりに 空飛ぶ汽船で送ります 猫の使節です 猫の歴史の語りべになります  みじめに暮らした ノラだけど 汽船のタラップ 踏んで乗る この世の景色を焼き付けて 千年先まで運んで行こう むかし地球はよかったと 2001年猫まつり 胸を張って旅立とう 2001年猫まつり ヒゲをピンとさせ旅立とう
渚のシンドバッドつじあやのつじあやの阿久悠都倉俊一つじあやのアアア アアア…… アアア アアア……渚のシンドバッド  ここかと思えばまたまたあちら 浮気なひとね サーフィンボード小わきにかかえ 美女から美女へ ビキニがとってもお似合ですと 肩など抱いて ちょいとおにいさん なれなれしいわ  くちびる盗む早わざは うわさ通りだわ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もう あなたにあなたにおぼれる  波乗りあざやか拍手をあびて キッスの嵐 あちらのパラソルこちらのパラソル ウインク投げて 夜ふけになったらあなたの部屋へ しのんで行くよ ちょいとおにいさん いい気なものね  うっとりさせるテクニック 腹が立つほどよ あなたシンドバッド セクシー あなたはセクシー 私はいちころでダウンよ もう あなたにあなたにおぼれる
ひまわり娘 with 国府弘子岩崎宏美岩崎宏美阿久悠Shuki Levy誰のために咲いたの それはあなたのためよ 白い夏のひざしをあびて こんなに開いたの 恋の夢を求めて まわるひまわりの花 そしていつも見つめてくれる あなた太陽みたい 涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく  もしもいつかあなたが 顔を見せなくなれば きっと枯れてしまうのでしょう そんなひまわりの花  涙なんか知らない いつでもほほえみを そんな君が好きだと あなたはささやく 誰のために咲いたの それはあなたのためよ あなただけの花になりたい それが私の願い あなただけの花になりたい それが私の願い
野菊の墓清水由貴子清水由貴子阿久悠三木たかし野菊の墓をたずねれば さやさや風の音ばかり 昔を教える人もなく 流れに沈む渡し舟 私はひとり 花を摘み 心を重ねるものがたり 悲しいでしょうね つらいでしょう 私も死んだら花になる  野菊の道をさまよえば とんぼの影が先を行く 別れを惜しんだ渡し場も 今では忍ぶものもない くちづけだけの初恋に 私はポロリと涙する 悲しいでしょうね つらいでしょう 私も死んだら花になる 私も死んだら花になる
時の過ぎゆくままに中尾ミエ中尾ミエ阿久悠大野克夫三宅修一あなたはすっかり つかれてしまい 生きてることさえ いやだと泣いた こわれたピアノで 想い出の歌 片手でひいては ためいきついた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら 堕ちてゆくのも しあわせだよと 二人つめたい からだ合わせる  からだの傷なら なおせるけれど 心のいたでは いやせやしない 小指に食い込む 指輪を見つめ あなたは昔を 思って泣いた  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう  時の過ぎゆくままに この身をまかせ 男と女が ただよいながら もしも二人が 愛せるならば 窓の景色も かわってゆくだろう
恋は花火か 地の雪か山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一都倉俊一紅がとけます くちづけに 耳が燃えます ささやきに 帯が泣きます 身悶えて 夢の逢う瀬に 震えます  ぼんぼりに 浮かぶ顔 近くて 遠くて 切なくて ひと夜だけ ひと夜だけ 恋は花火か 地の雪か  ああ追うまい ああ泣くまい ああすがるまい 一夜(いちや)の夢だと 抱きしめて 一夜(いちや)の夢だと 抱きしめて  息がもれます 抱擁に 髪が舞います 狂おしく 足袋をぬぎます 恥じらって 嘘のない胸 知らせます  せせらぎに 混(まざ)る声 細くて とぎれて 哀しくて ひと夜だけ ひと夜だけ 恋は花火か 地の雪か  ああ待つまい ああ死ぬまい ああ話すまい 想い出ばかりを 積み重ね 想い出ばかりを 積み重ね  ああ追うまい ああ泣くまい ああすがるまい 一夜(いちや)の夢だと 抱きしめて 一夜(いちや)の夢だと 抱きしめて
どうにもとまらない祇堂鞠也(小林ゆう)祇堂鞠也(小林ゆう)阿久悠都倉俊一三浦誠司うわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きているのが好きなのさ  今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしいあのひとに 熱い心をあげようか  あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない  港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない  はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえて来る 真夏の一日カーニバル しゃれて過ごしていいじゃない  あゝ蝶になる あゝ花になる 恋した夜はあなたしだいなの あゝ今夜だけ あゝ今夜だけ もう どうにも とまらない
ちょうちんの花島津悦子島津悦子阿久悠円広志ちょうちん一つ 椅子五つ 他人の肩も 気にならぬ どちらの誰と 知らぬのに 人生ばなし して帰る  うなずき上手 のせ上手 お酒の酌の あいの手に だけどどこかで 貰い泣き ポロリと涙 こぼす夜(よ)も  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  なまえを描(か)いた ちょうちんが そろそろ少し くたびれて 浮き名を流す あてもなく 夢見る場所にも なりにくい  はやりの歌や 故郷(くに)の歌 何でもヒョイと こなしつつ だけどわたしが 誰よりも 酔いたい時も あるという  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた あたたかく  咲いた 咲いた ちょうちんの花 咲いた 咲いた ほのぼのと
嫁入り前しのづかまゆみしのづかまゆみ阿久悠井上忠夫十八十九は 遊んで過して 二十才になったら 考えあらため どこの良家の 子女だろと いわれるように はげみます  町から町へと ふらふら流して 軽そうな坊やを 誘っていたけど それもきっぱり やめにして 大物だけを ねらいます  朝はきちんと 七時に起きます 両手そろえて あいさつします お茶やお華は 勿論のこと 三つかけもち 学校通いも致します  女と生まれて 女で生きるにゃ これがサイコーと 先輩たちが 口をスッパク 忠告します ほんの二年の ガマンです  男の友だち きれいにサヨナラ 青春時代に 終止符打ちます きっとすてきな 想い出と 涙を見せて だまします  夜はきちんと 六時に戻って 家の手伝い セッセッとします いつもニコニコ 可愛い娘 そんな態度で 両親安心致します  女と生まれて 女で生きるにゃ これがサイコーと 先輩たちが 口をスッパク 忠告します ほんの二年の ガマンです
ダーリンすべてを忘れようじゃないか松田優作松田優作阿久悠大野忠夫大野克夫ミサイルが飛んで来たら このあたりが グラウンドゼロだと印をつける だけどその前に煙草の火で 枕が燃えそうだよ ダーリン ベッドで未来を考えないでくれ 裸で眼鏡とシャープペンシルは 僕の常識の中にない ダーリンすべてを忘れようじゃないか ……ダーリン  阿婆擦(あばず)れが見染められて いつの間にか 大巨夫人と新聞を読む だけどその前にフライパンで 卵が焦げそうだよ ダーリン ベッドで政治を考えないでくれ 馬乗り姿でシュプレヒコールは 僕の幸福の中にない ダーリンすべてを忘れようじゃないか ……ダーリン
五番街のマリーへミッツ・マングローブミッツ・マングローブ阿久悠都倉俊一中塚武五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい 悪いけれどそんな思い 察してほしい
舟唄永井裕子永井裕子阿久悠浜圭介桜庭伸幸お酒はぬるめの 燗(かん)がいい 肴(さかな)はあぶった イカでいい 女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり ともりゃいい しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる 涙がポロリと こぼれたら 歌いだすのさ 舟唄を  沖の鴎(かもめ)に 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する ダンチョネ  店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい はやりの歌など なくていい ときどき霧笛(むてき)が 鳴ればいい ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている あの頃あの娘(こ)を 思ったら 歌いだすのさ 舟唄を  ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る 夜更(よふ)けてさびしく なったなら 歌いだすのさ 舟唄を  ルルル ルルル ………
夏の少年伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし名前も知らない真夏の少年に 心を奪われ見つめていた私 サーフボード脇にかかえ行ったよ ぎらぎら燃えてる太陽背に受けて 沖から岸へと波のりあざやかに 黒い顔に白い笑みを浮べた つかのまの季節に燃えあがる恋 砂より熱い 思いを焦がし 私はじっと見つめていたよ  麦わら帽子のやさしいこの匂い 浜辺でうとうと昼寝をしていたら 不意に肩をポンと叩き来てたよ 波のり教えてあげるといったけど あなたの姿を見ている方がいい そんなことを赤くなっていったよ つかのまの季節に燃えあがる恋 もうすぐ終る 真夏を惜しみ 二人はいつも見つめていたよ
月影のくちづけ桜田淳子桜田淳子阿久悠森田公一背のびして待つくちづけよ 青い月の色さえて 初恋の夢むすぶ時 風さえ甘い あなたの胸は頼りになるわ とても好きよ 好きよ くちびるふれたその瞬間は 見ないふりをしてね  目をとじてうつむく私 胸ははりさける想い さやさやと風吹きわたる 公園の隅で あなたの胸は頼りになるわ とても好きよ 好きよ 耳までそめたこのはじらいは 見ないふりをしてね
S・O・Sチュールチュール阿久悠都倉俊一石崎光・チュール男は狼なのよ 気をつけなさい 年頃になったなら つつしみなさい 羊の顔していても 心の中は 狼が牙をむく そういうものよ  このひとだけは 大丈夫だなんて うっかり 信じたら 駄目 駄目 あー駄目駄目よ  S・O・S S・O・S ほらほら 呼んでいるわ 今日もまた誰か 乙女のピンチ  うっとりするよな夜に ついついおぼれ そんな気になるけれど 考えなさい 瞼をとじたら負けよ 背のびをしたら 何もかもおしまいよ そういうものよ  昔のひとが いうことみたいだと ぼんやりきいてたら 駄目 駄目 あー駄目駄目よ  S・O・S S・O・S ほらほら 呼んでいるわ 今日もまた誰か 乙女のピンチ
MACのマーチ仲村宗悟仲村宗悟阿久悠川口真兼松衆M!A!C! MAC! われらマック大空を かけるマック輝いて 美しい地球 今守る若者 とべよマッキー1 号 つづけマッキー2号よ 熱い瞳見かわし空にとんで行け マックモール地の底へ マックシャーク海の底 襲い来る敵はまだ限りないのだ  M!A!C! MAC! われらマック胸をはり 走るマックときめいて パトロールつづけ 今帰る若者 とべよマッキー1号 つづけマッキー2号よ 明日の平和祈って今日も休まずに マックモール地の底へ マックシャーク海の底 よろこびはひとついま燃える友情
てふてふダ・カーポダ・カーポ阿久悠榊原政敏夏ざかり 恋に身を灼(や)く 昼さがり 眩(まぶ)しき窓を 蝶がかすめる あなた お手紙 どうされました 寂しいじゃ 寂しいじゃありませんか  夕立が 月を待つ気の 花を打つ その陰あたり 蝶が隠れる あなた 夢にも現われません 冷たいじゃ 冷たいじゃありませんか  春から夏へ 夏から秋へ 風もか細く思える頃に 私はひとり からだもやせて 蝶のお墓をつくりました  額縁に 羽をひろげて 鮮やかに 姿よけれど 蝶は飛べない あなた お返事いただきました 短いじゃ 短いじゃありませんか  縁談を 話す人らの 声響き 秋桜(コスモス)の庭 蝶をたずねる あなた どうやら お別れですね 悲しいじゃ 悲しいじゃありませんか  夏から秋へ 秋から冬へ 弱い陽(ひ)ざしが恋しい頃に 私はひとり 思い出抱いて 蝶のまぼろし追いかけました  春から夏へ 夏から秋へ 風もか細く思える頃に 私はひとり からだもやせて 蝶のお墓をつくりました
北の螢水雲-MIZMO-水雲-MIZMO-阿久悠三木たかし周防泰臣山が泣く 風が泣く 少し遅れて 雪が泣く 女 いつ泣く 灯影(ほかげ)が揺れて 白い躰(からだ)が とける頃  もしも 私が死んだなら 胸の乳房を つき破り 赤い螢が 翔(と)ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け  雪が舞う 鳥が舞う 一つはぐれて 夢が舞う 女 いつ舞う 思いをとげて 赤いいのちが つきる時  たとえ 遠くにはなれても 肌の匂いを 追いながら 恋の螢が 翔(と)ぶでしょう  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け  ホーホー 螢 翔んで行け 恋しい男の 胸へ行け ホーホー 螢 翔んで行け 怨(うら)みを忘れて 燃えて行け
二人伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし二人 卒業式の校庭で はじめて好きといいました おさない時から手をつなぎ 遊んでいたけどそれまでは 恋だと知らずにいたのです 二人 あなたと私 ある春のこと  二人 みんなで行ったピクニック はじめてキスをしたのです 緑の木陰に風が吹き すっぱいみたいなくちづけに 思わず真赤になりました 二人 あなたと私 ある夏のこと  二人 音楽会の帰り道 はじめて涙見せました しばらく逢えなくなるなんて 突然あなたがいったから がまんが出来なくなりました 二人 あなたと私 ある夏のこと
白い貝がら桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士白い大きな貝がらに この胸の中を話します 昨日あなたに逢ったこと はじめて感じた恋など かくさずに何でも話します 誰よりも好きなのと泣きながら あのひとに逢わせてと白い貝がらに 波の音ききながらうずくまる砂の上  白い大きな貝がらは きくだけで何も答えない 今は私の部屋の中 想い出つつんでいるだけ いつの日か楽しく話すでしょう 初恋のあの声がきけるでしょう 夏の日が来るたびに白い貝がらを 忘れずにとり出してききたいと思います
すべてを忘れて坂本九坂本九阿久悠O.Blackwell空に朝日がのぼって行くまで あなたをはなしはしない すべてを忘れて抱きしめて…… 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ 愛が好きならそれでもいいのさ 今日からくらしてみても すべてを忘れてくちづけて…… 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ ほっそりやせてるあなたは 寒いとさかんに言うけど ほんとは ほんとは 心の中まで熱いはずさ  ドアを誰かが叩いても 返事をするのはよそう すべてを忘れて燃えつきて…… 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ ほっそりやせてるあなたは 寒いとさかんに言うけど ほんとは ほんとは 心の中まで熱いはずさ  他人がうわさをしたって おびえることはないさ すべてを忘れて目をとじて 愛して ……ア・オール・シェイク・アップ ンン イエイエイ ア・オール・シェイク・アップ
誤解はといて夏木マリ夏木マリ阿久悠川口真それほどでもないわ 噂はみんなうそよ 殿方ごろしなんて きいてよ もしもそんなこと 好きなあのひとの 耳に入ったら 叱られるわ 恋の経験は うそじゃないけれど 達者な方じゃないわ 心はまるで生まれたままの あどけない女よ 女よ 誤解はといてよ  今からでは遅い 噂の方が強い 殿方ごろしなんて きいてよ そんな悪いこと してたわけじゃない それをどうすれば伝えられる 誰か証人を 連れて来たいけど それさえ何か変ね いい気になって くらしてたけど それだけの遊びよ 遊びよ 誤解はといてよ  心はまるで生まれたままの あどけない女よ 女よ 誤解はといてよ といてよ といてよ
カルメン '77SPEEDSPEED阿久悠都倉俊一GORI私の名前は カルメンです ああ 勿論あだ名にきまってます バラの花 口にして踊っている イメージがあるというのです  まだまだ無邪気な カルメンです ああ 純情過ぎるといわれてます そのうちに 火のような女になり ふらふらにさせるつもりです  これできまりです これしかないのです ああ あなたをきっととりこにしてみます ラララ カルメン カルメン きっと きっと 好きにさせます  そうです私は カルメンです ああ お色気ありそでなさそうです 女って突然に 変るものよ この次はきっとしびれます  近ごろうわさは カルメンです ああ 危険な女といわれてます 世の中も だんだんにわかるひとが ふえて来たように 思えます  これできまりです これしかないのです ああ あなたをきっととりこにしてみます ラララ カルメン カルメン きっと きっと 好きにさせます
どうにもとまらない宇都宮隆宇都宮隆阿久悠都倉俊一nishi-kenうわさを信じちゃいけないよ 私の心はうぶなのさ いつでも楽しい夢を見て 生きて いるのが好きなのさ  今夜は真赤なバラを抱き 器量のいい子と踊ろうか それともやさしい あのひとに 熱い 心をあげようか  ああ 蝶になる ああ 花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ 今夜だけ ああ 今夜だけ もう どうにもとまらない  港で誰かに声かけて 広場で誰かと一踊り 木かげで誰かとキスをして それも今夜はいいじゃない  はじけた花火にあおられて 恋する気分がもえてくる 真夏の一日カーニバル しゃれて 過ごしていいじゃない  ああ 蝶になる ああ 花になる 恋した夜は あなたしだいなの ああ 今夜だけ ああ 今夜だけ もう どうにもとまらない
ロンリー・ガール桜田淳子桜田淳子阿久悠筒美京平ひび割れた心が痛いわ なぐさめるすべもない 男なら酒を流して しびれさせるのでしょう  黄昏(たそがれ)がブルーに変って 憂鬱(ゆううつ)な舞台のようだわ この私 セリフを忘れた ヒロインのようね  あゝ想い出したらいけない 顔の化粧がくずれる 涙がまた流れる  あゝ派手なドレスに着がえて 遊び仲間を誘って 踊り明かしたらどうなのよ 駄目 駄目 沈んでたら  さよならの言葉はナイフね 何もかも引き裂いた あの時は私も笑って さよならといったのに  街の灯が背中にまたたき はなやかな舞台が出来たわ この私 踊りを忘れた ダンサーのようね  あゝ後向いてはいけない 夢が遠くに消えるわ いいことまでこわれる  あゝ高いヒールを鳴らして 街の通りを歩いて 少しはしゃいだらどうなのよ 駄目 駄目 沈んでたら
夕月白く林寛子林寛子阿久悠三木たかしさよならばかりを見つめて来たの 悲しみにふるえるうしろ姿を  夜明けの橋は別れ橋 泣いては駄目だとささやく声を きいた気がするどこか近くで  愛したばかりに悲しくなって まごころを傷つけ誰も泣いてる  ふり向く坂は別れ坂 小さなともしびこころにともし 生きてほしいとそっとふり向く  さびしい思いは誰でも同じ うつむいて歩けば先が見えない  日ぐれの道は別れ道 涙をふくのを忘れちゃ駄目と いえば夕月白くほほえむ
地下鉄の駅で堺正章堺正章阿久悠山下毅雄竜崎孝路地下鉄の駅であのひとを待った 人ごみの中で背のびをしてた 今日こそはきっとお茶にでも誘い この気持ちだけは伝えておこう ずっと以前から好きでした いつも遠くから見てました 地下鉄の駅は帰りの時間 誰もかも 急ぎ足 通り過ぎる  地下鉄をおりたあのひとが見えた ぼくのことすぐに目にしてくれた 洪水のような人波が流れ どうしてもそばに近よれないよ 好きと叫んでもいいですか みんな見ててもいいですか 地下鉄の駅は帰りの時間 誰もかも 急ぎ足 通り過ぎる
さだめのように川は流れる杏真理子杏真理子阿久悠彩木雅夫馬飼野俊一その日 その日の川は眠そうに 暗い 都会をうつして流れてた さすらうふたり あーさみしいこころが求め合い あー誰でもいいよな恋だけど その日 その日の川は今日からの つらい さだめのように流れて行った  あーホテルの窓辺に身を寄せて あーことばもとぎれて見つめたら その日 その日の川はだるそうに さだめ さだめのように流れて行った
五番街のマリーへピーターピーター阿久悠都倉俊一五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街でうわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー 今はどうかしらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが気がかり 五番街は近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
UFO柏木由紀&渡辺麻友(AKB48)柏木由紀&渡辺麻友(AKB48)阿久悠都倉俊一上杉洋史手を合わせて見つめるだけで 愛し合える 話も出来る くちづけするより甘く ささやき聞くより強く 私の心をゆさぶるあなた  ものいわずに思っただけで すぐあなたにわかってしまう 飲みたくなったら お酒 眠たくなったら ベッド 次から次へとさし出すあなた  信じられないことばかりあるの もしかしたら もしかしたら そうなのかしら それでもいいわ 近頃少し 地球の男にあきたところよ  でも私は確かめたいわ その素顔を一度は見たい 鏡にうつしてみたり 光をあててもみたり それでもあなたは 普通のあなた  ああ突然 オレンジ色の ああ光が私をつつみ 夢みる気持にさせて どこかへさらって行くわ やっぱりそうなの 素敵なあなた  信じられないことでしょうけれど 嘘じゃないの 嘘じゃないの ほんとのことよ それでもいいわ 近頃少し 地球の男にあきたところ
もう秋だ新沼謙治新沼謙治阿久悠川口真洗いざらしのデニムの上下で ぼくは君を誘いに行くよ 君も君で 石けんの匂いだけ 他の香水はなしで来ておくれ 日あたりのいい公園で 一日しゃべっていたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう  紙の袋にリンゴをつめこみ ぼくは君をたずねていくよ 君は君で カリカリと音をたて 白い歯を見せてくれるだけでいい 季節の過ぎた貸しボート うかべてのんびりしたいよ 気のきいた遊びなど思いつかない それでもいいだろう それでもいいだろう…
京の石段渚ゆう子渚ゆう子阿久悠中村泰士高田弘京の石段 女が一人 日傘くるくる 回して下りる 初恋のあの人は 今は何処にいる 逢いたくて 逢いたくて おみくじ引いて 願かけました 強い女になりますと  京の石段 女が一人 涙ほろほろ 流して下りる 諦めはいけないと 胸に言い聞かせ 好きだから 好きだから せつないほどに 苦しみました 泣かぬ女になりたいの  京の石段 女が一人 恋をしみじみ 感じて下りる この命一度だけ 賭けてみたいから 追いかけて 追いかけていきたい心 打ち明けました 生きた女になるために
毛虫のモモちゃん前川陽子前川陽子阿久悠小林亜星高田弘私 この頃 考えちゃうの 鏡を見るたび 考えちゃうの ほんとに蝶になれるかな きれいな蝶になれるかな このまま毛虫のままだったら 私の人生マックラよ アアアア 毛虫のモモちゃん 女の子 毛虫のモモちゃん 女の子  私 この頃 ゆううつなのよ ためいき出るほど ゆううつなのよ 口紅つけてみたけれど まつ毛もつけてみたけれど このまま毛虫のままだったら お嫁にもらってもらえない アアアア 毛虫のモモちゃん 女の子 毛虫のモモちゃん 女の子  このまま毛虫のままだったら お嫁にもらってもらえない アアアア 毛虫のモモちゃん 女の子 毛虫のモモちゃん 女の子
想い出まつり伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし想い出を火にくべる お祭りがあったなら 私はすぐにも行きたいのです  たくさんの想い出は 私には重過ぎて うつむきかげんに歩いています  想い出を一つ燃やせば 楽しい日が一日ふえる 想い出を二つ燃やせば 楽しい日が二日ふえる  とどかない恋ばかり 悲しみの忘れもの 私の心にたまっています  お祭りがいいのです にぎやかがいいのです 私は明るくなりたいのです  想い出は一つ燃やせば 楽しい日が一日ふえる 想い出を二つ燃やせば 楽しい日が二日ふえる
草原の花嫁ヒデとロザンナヒデとロザンナ阿久悠中村泰士どうしてもこの町へ 君をよびたいよと 繰り返し書いてあった あの人の手紙よ 揺れてた心が決まり 小さなカバンをひとつ さげて急ぐ グリーン グリーン ここへおいで グリーン グリーン 愛の園へ グリーン グリーン 白いベールをつけて(つけて) 花嫁  花嫁を抱き上げて 草原を駆ければ 幸せになれるよと あの人はささやく 愛しているよといって 心の中までみせて すべて賭ける グリーン グリーン 花を敷いて グリーン グリーン 抱いてあげる グリーン グリーン 草のにおいにむせて(むせて) 花嫁  グリーン グリーン ここが好きと グリーン グリーン いっておくれ グリーン グリーン 僕のかわいいひとよ(ひとよ) 花嫁
五番街のマリーへ天童よしみ天童よしみ阿久悠都倉俊一伊戸のりお五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい 五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり 五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
特急列車かけおち号坂本九坂本九阿久悠Jerry Leiber三日三晩並び やっとの思いで買った 切符をつかんで乗り込めば 列車の中は真暗闇 そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  若過ぎると云われ かいしょうなしと云われ くさくさしていたけれど ここまでくればこっちのもの そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  この景色を見せて びっくりさせてやれよ くちびる合せて抱いて 夢みるようなこの二人 そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  もう泣くのはよせよ 夜明けに列車が着けば 二人の天国なんだ うるさい奴も消えちまう そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号  今列車は走る かけおち列車は走る バイバイし乍ら走る 二人の国へつっ走る そうさ 恋人同士 何をしてもわからない 特急かけおち号………………… ………………………………
涙はたいせつに桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士季節の色が 悲しくて 手紙のわけが せつなくて 言葉でいえず 苦しくて ひとりにされた 気になって だけど 泣かないで 泣いては駄目よ 涙は涙は たいせつにしてね いつか本気で 流す時まで  悲しいことも あるでしょう さびしいことも あるでしょう 別れることも 知るでしょう 傷つくことも 知るでしょう だけど 泣かないで 泣いては駄目よ 涙は涙は たいせつにしてね いつか本気で 流す時まで
東京港町気分山崎ハコ山崎ハコ阿久悠山崎ハコ安田裕美カモメ追うよな 目の先に 夢のホテルが そびえ立つ 窓の灯りに 影をたずねて 痛む 痛む心の 東京港町気分  来るか来ないか 占いの 札にお酒が こぼれ落ち 名さえ知らない 人を待つ身の 時代 時代おくれの 東京港町気分  乾いた砂漠の東京も 港町だと思えば濡れる 古い男も女も 生きられる  踊り上手の 長い髪 赤く染めてる 娘(こ)はいくつ 渡り鳥だよ 店から店へ 酔って 酔って通えば 東京港町気分  坂のある町 川の町 海を背にして 生きる町 恋の男と 恋の女が しのび しのび逢いする 東京港町気分  乾いた砂漠の東京も 港町だと思えば濡れる 古い男も女も 生きられる
洒落にしましょう安寿ミラ安寿ミラ阿久悠内藤法美宮川泰男がひとり 女がひとり ふと結ばれて 明日は他人 愛してなんて せがんだけれど その時だけで 忘れていいわ 洒落にしましょう 深刻ぶらず 洒落にしましょう おたがいさまで たばこのけむり 水割りグラス ころげて落ちる 小さなルージュ  男がひとり 女がひとり いとおしくなる 心が危険 年下だよと 打ち明けられて 気にすることが 間違いなのよ 洒落にしましょう 深入りせずに 洒落にしましょう 何にもきかず たばこのけむり 忘れた時計 破ってすてる 二行の手紙 ムム………
おもいやり根津甚八根津甚八阿久悠三佳令二泣いてくらすなよ 酒もほどほどに やせたりして体を 悪くするじゃない せめて別れの握手に 心こめながら お前にささやく胸のうちを じっときいてくれ すねて泣くじゃない  惚れて転ぶなよ 恋におぼれるな 一途になり自分を 捨ててけがするな 別れまぎわによけいな ことと思うけど お前を愛した男だから これがはなむけさ 思い出してくれ  五年過ぎたかな ここの愛の巣も 気づかないでいたけど みんな想い出さ 大人どうしのくらしに 幕をおろす時 お前が行くまでしゃれていたい 肩で泣くじゃない 胸で泣くじゃない
いつか聴いたTOO YOUNGあさみちゆきあさみちゆき阿久悠鈴木キサブローごきげん 如何ですか 会社づとめに慣れましたか 自由を愛したあなたの 長い髪の毛はどうなりましたか やっぱり切ったのでしょうね 残念だったでしょうね 春は駆け足で過ぎ やがて夏です しばらく逢わないあなたのことが この頃気にかかります 逢いませんか 逢いませんか 初恋のおもいでの TOO YOUNG を聴きませんか  お返事ないのですね そんなつめたい人でしたか 学生ぐらしの私を 子供みたいだと思っていますか 恋人出来たのでしょうか どうやら図星みたいね 夏は空(むな)しく終わり いまは秋です 友だちみたいに云ってたけれど ほんとは愛してました 逢いませんか 逢いませんか もう一度 二人して TOO YOUNG を聴きませんか  逢いませんか 逢いませんか もう一度 二人して 逢いませんか 逢いませんか 初恋のおもいでの TOO YOUNG を聴きませんか
恋人伊藤咲子伊藤咲子阿久悠三木たかし枯れ草の匂いがたちこめる 秋の日がふりそそぐ丘の上 あなたの背中にもたれてまどろむ 愛のことばをきかされたばかり 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 流れ行く雲のいろ ばらいろに光り 私はしあわせ とてもしあわせ  セーターの背中につく枯れ葉 髪の毛でゆれている秋の花 あなたはやさしく私の手をとり 丘を下るの たそがれの町へ 恋人とよばれたの 今日はじめて 世界一好きだよとくちづけされたのよ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ 灯をともす家の窓 あたたかく感じ 私はしあわせ とてもしあわせ
五番街のマリーへ石井竜也石井竜也阿久悠都倉俊一松ヶ下宏之五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい  五番街は 古い町で 昔からの人が きっと住んでいると思う たずねてほしい  マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり  五番街で うわさをきいて もしも嫁に行って 今がとてもしあわせなら 寄らずにほしい  五番街へ行ったならば マリーの家へ行き どんなくらししているのか 見て来てほしい  五番街で 住んだ頃は 長い髪をしてた 可愛いマリー今はどうか しらせてほしい  マリーという娘と 遠い昔にくらし 悲しい思いをさせた それだけが 気がかり  五番街は 近いけれど とても遠いところ 悪いけれどそんな思い 察してほしい
バイ・バイ・アダム和田アキ子和田アキ子阿久悠村井邦彦ふられてしまったら あたしんところへさ 戻って来るんだよ バイ・バイ・アダム あばよ レンガの谷間の 赤いお月さん 思い出すだろさ バイ・バイ・アダム あばよ 恋の鎖 痛さ忘れてるのね かわいピエロ かわいアダム ふられてしまったら あたしんところでさ 泣けばいいんだよ バイ・バイ・アダム あばよ  あたしの匂いに むせかえりながら 悪いと思うさ バイ・バイ・アダム あばよ 恋の鎖 痛さ忘れてるのね かわいピエロ かわいアダム ふられてしまったら あたしんところへさ 戻って来るんだよ バイ・バイ・アダム あばよ  バイ・バイ・アダム………
あなたのひとりごと桜田淳子桜田淳子阿久悠中村泰士あなたのひとりごと きいてしまいました 私にとっては つらい言葉でした その日の日記には 涙のあとばかり きらいきらいきらいと 何度も書きました 真夜中十二時 雨だれポツン ひとりで 見つめて泣いた 悲しいわ あなたのひとりごと  あなたのひとりごと きいてしまいました 私の夢まで 消してしまいました 私の友達を 恋しているなんて きらいきらいきらいと 何度もいいました 真夜中十二時 しとしと雨 日記を 破って捨てた 悲しいわ あなたのひとりごと  真夜中十二時 しとしと雨 日記を 破って捨てた 悲しいわ あなたのひとりごと 悲しいわ あなたのひとりごと
何かが終った坂本九坂本九阿久悠Mike Stollerこれで何かが終った さよならと もえた恋さえ終った さよならと それもいいじゃないか この世のならいさ  胸で何かがこわれた 音たてて 抱いた夢さえこわれた 音たてて それもいいじゃないか この世のならいさ  一人何かを叫んだ 泣きながら 俺はつらいと叫んだ 泣きながら それもいいじゃないか この世ののろいさ  泣いた瞳を見つめた まぶしげに 嘘はないかと叫んだ まぶしげに それもいいじゃないか この世ののろいさ  どこへ行くのとたずねた あのひとに 愛はあるかとたずねた あのひとに それもいいじゃないか この世のならいさ  これで何かが終った さよならと もえた恋さえ終った さよならと  それもいいじゃないか この世のならいさ  これで何かが終った さよならと もえた恋さえ終った さよならと
もっといいことないの山本リンダ山本リンダ阿久悠都倉俊一あゝこの世の中に もっといいことないの 楽しく生きたいの 恋してたいの なぜあなたは そんな悲しい顔するの 私と胸合わせ 笑ってほしい 毎日が天国ならば 夢みているだけで しあわせなのに なぜこの世の中に もっといいことないの この私と少し 話してみない  あゝこの世の中に もっといいことないの せっかく生まれても 涙じゃつらい 気ままな鳥のように 自由にとべたなら どんなに楽しいか考えてるの 毎日が天国ならば 夢みているだけで しあわせなのに なぜこの世の中に もっといいことないの ただそれだけなのに 恋から恋へ
フェニックス(不死鳥)ザ・ジャガーズザ・ジャガーズ阿久悠すぎやまこういちいくたびか 命よみがえる 炎に包まれ 火の鳥は愛に姿かえ 僕の中にある 忘れてしまえるものなら 忘れているさ 燃えさかる燃えさかる 真赤な愛の火  いつの日か 命よみがえる 誰にも知られず もえつきた愛の復活を 僕は感じてる 一度は死んでしまっても いつかは生きる  この愛火の鳥のように いつかは生きる  この愛火の鳥のように いつかは生きる
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