瀬戸内最終行きあなた居なくても 生きて行こうと ふたり笑った アルバムを 捨てて未練を 忘れるために 二泊三日の 旅に出る 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 乗って女の 乗って女の 瀬戸内最終 ひとり旅 俺と会わなけりゃ 如何(なに)をしてたと ジャレたあの頃 思い出す 離れきれない 言葉をいつか 消してこいよと 街がいう 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 強い女に 強い女に 瀬戸内最終 ひとり旅 傷を癒せよと 明石海峡 鳴門うず潮 風が舞う 波が止(よ)せよと 私の決心(こころ) 夜の長さが 迷わせる 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 変わる女の 変わる女の 瀬戸内最終 ひとり旅 | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 南郷達也 | あなた居なくても 生きて行こうと ふたり笑った アルバムを 捨てて未練を 忘れるために 二泊三日の 旅に出る 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 乗って女の 乗って女の 瀬戸内最終 ひとり旅 俺と会わなけりゃ 如何(なに)をしてたと ジャレたあの頃 思い出す 離れきれない 言葉をいつか 消してこいよと 街がいう 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 強い女に 強い女に 瀬戸内最終 ひとり旅 傷を癒せよと 明石海峡 鳴門うず潮 風が舞う 波が止(よ)せよと 私の決心(こころ) 夜の長さが 迷わせる 東京…大阪…新幹線(きしゃ)から船に 変わる女の 変わる女の 瀬戸内最終 ひとり旅 |
おんなの情歌あなたがいるからこの世川 流れてきました嵐の中を… たとえ明日と いう岸が 見えなくたってついてゆく 火よりも熱く…おんなの情歌 信じております温もりを こころに聞こえる恋唄ひとつ… 今日も棹さす 愛の舟 濁ってないわ 涙つぶ 海より深い…おんなの情歌 他人が見たなら 苦労川 それでも夢漕ぐ宿命のままに… 肩にこぼれる 雪の花 払えばいつか 春隣り いのちで唄う…おんなの情歌 | 立樹みか | 新條カオル | 桜田誠一 | | あなたがいるからこの世川 流れてきました嵐の中を… たとえ明日と いう岸が 見えなくたってついてゆく 火よりも熱く…おんなの情歌 信じております温もりを こころに聞こえる恋唄ひとつ… 今日も棹さす 愛の舟 濁ってないわ 涙つぶ 海より深い…おんなの情歌 他人が見たなら 苦労川 それでも夢漕ぐ宿命のままに… 肩にこぼれる 雪の花 払えばいつか 春隣り いのちで唄う…おんなの情歌 |
情炎太鼓天を揺さぶれ 情炎太鼓(じょうえんだいこ) 打てば響くよ 熱くなる おんな一輪 いのちの限り 燃えて咲きます 炎のように そうさ そうさ人生 花だもの の 度胸ひと振り 情炎太鼓 汗が飛び散る バチさばき 恋と言う字を 逆さに振って 生きる女の こころの空に なみだ なみだ一粒 流れ星 の 夢をぶつけろ 情炎太鼓 男まさりの あばれ打ち 意地で鍛えた はがねの肌を 見せてやるから 拝んで行きな ここが ここが一番 晴れ舞台 | 立樹みか | 志賀大介 | 北原じゅん | 馬場良 | 天を揺さぶれ 情炎太鼓(じょうえんだいこ) 打てば響くよ 熱くなる おんな一輪 いのちの限り 燃えて咲きます 炎のように そうさ そうさ人生 花だもの の 度胸ひと振り 情炎太鼓 汗が飛び散る バチさばき 恋と言う字を 逆さに振って 生きる女の こころの空に なみだ なみだ一粒 流れ星 の 夢をぶつけろ 情炎太鼓 男まさりの あばれ打ち 意地で鍛えた はがねの肌を 見せてやるから 拝んで行きな ここが ここが一番 晴れ舞台 |
流れ女の酒場唄流れ女はヨー お酒が友だちさ 風の追分 心にしみる 人肌ちょうどに 温(ぬく)めた酒を 片ひじついて グイと呑む 恋しいねー 未練だねー 酔えばつぶやく 酒場唄 恋にやぶれてヨー お酒が生きがいさ 酔えばいつしか 心が泣ける 頼りにしていた あの男(ひと)までも わたしを捨てて 消えて行く 寂しいねー 切ないねー 夢も後引く 一夜妻 流れ女はヨー お酒に溺れるさ 浅い眠りに 心も寒い 想い出ばかりが この身を責める 霧笛の響く 夜が長い 恋しいねー 未練だねー 涙まじりの 酒場唄 | 立樹みか | 塚口けんじ | 四方章人 | 南郷達也 | 流れ女はヨー お酒が友だちさ 風の追分 心にしみる 人肌ちょうどに 温(ぬく)めた酒を 片ひじついて グイと呑む 恋しいねー 未練だねー 酔えばつぶやく 酒場唄 恋にやぶれてヨー お酒が生きがいさ 酔えばいつしか 心が泣ける 頼りにしていた あの男(ひと)までも わたしを捨てて 消えて行く 寂しいねー 切ないねー 夢も後引く 一夜妻 流れ女はヨー お酒に溺れるさ 浅い眠りに 心も寒い 想い出ばかりが この身を責める 霧笛の響く 夜が長い 恋しいねー 未練だねー 涙まじりの 酒場唄 |
人生七坂倖せあかりは 半分足らず のこりは惚れて 灯せばいいわ 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この苦労 いろいろ寄り道 した人ね 笑顔でごまかす とことんお人好し 気遣う言葉を 並べるよりも 情けをあげる おんなでいたい 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… ねぇあんた くよくよしないで もう一杯 地酒で憂さなど 忘れてみましょうか あしたを尋ねて ふかまる絆 こころを重ね 歩きましょうか 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この先も まだまだ登りが ある二人 演歌が似合いの 夫婦になりたいね | 立樹みか | 森田圭悟 | 橋田充哲・水森英夫 | 伊戸のりお | 倖せあかりは 半分足らず のこりは惚れて 灯せばいいわ 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この苦労 いろいろ寄り道 した人ね 笑顔でごまかす とことんお人好し 気遣う言葉を 並べるよりも 情けをあげる おんなでいたい 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… ねぇあんた くよくよしないで もう一杯 地酒で憂さなど 忘れてみましょうか あしたを尋ねて ふかまる絆 こころを重ね 歩きましょうか 人生七坂 八つでつかみゃ なんてことないわ… この先も まだまだ登りが ある二人 演歌が似合いの 夫婦になりたいね |
はぐれ海峡ひとり手酌で さいはて港 酒に錨を おろす夜 酔わせておくれ 海鳴りよ 酔わせておくれ 火の酒で あなたにとどけ 恋しさ憎さ はぐれ海峡 外は吹雪の…なみだ雪 波止場かもめも 夜明けを待って つばさ重ねて 暖をとる 泣かせておくれ ほろほろと 泣かせておくれ 舟唄で まぶたにゆれる しあわせ港 はぐれ海峡 夢で漕ぎだす…あなた船 北の岬に はじけて咲いた 波花はおんなの 恋螢 逢わせておくれ この愛は 逢わせておくれ いのちなの 月夜にすがり 未練にすがり はぐれ海峡 雪の晴れ間を…飛んでゆく | 立樹みか | 中谷純平 | 中村典正 | 竜崎孝路 | ひとり手酌で さいはて港 酒に錨を おろす夜 酔わせておくれ 海鳴りよ 酔わせておくれ 火の酒で あなたにとどけ 恋しさ憎さ はぐれ海峡 外は吹雪の…なみだ雪 波止場かもめも 夜明けを待って つばさ重ねて 暖をとる 泣かせておくれ ほろほろと 泣かせておくれ 舟唄で まぶたにゆれる しあわせ港 はぐれ海峡 夢で漕ぎだす…あなた船 北の岬に はじけて咲いた 波花はおんなの 恋螢 逢わせておくれ この愛は 逢わせておくれ いのちなの 月夜にすがり 未練にすがり はぐれ海峡 雪の晴れ間を…飛んでゆく |
もみじ橋懲りて覚えた 酒なのに 酔えばあなたが いとしく浮かぶ 風にはらはら もみじ橋 愛することは 大変だけど 忘れることも あゝ難しい 叶う夢さえ 叶わずに こぼす涙は 別れのしずく 流れさらさら もみじ橋 浮世の恋は いろいろだけど 嘘でもこころ あゝ縛られる 秋の夜長は 肌寒く ひとつ枕で 身を寄せあった 雪がちらちら もみじ橋 月日をかさね 築いた恋も 崩れてもろい あゝふしあわせ | 立樹みか | 久仁京介 | 徳久広司 | 蔦将包 | 懲りて覚えた 酒なのに 酔えばあなたが いとしく浮かぶ 風にはらはら もみじ橋 愛することは 大変だけど 忘れることも あゝ難しい 叶う夢さえ 叶わずに こぼす涙は 別れのしずく 流れさらさら もみじ橋 浮世の恋は いろいろだけど 嘘でもこころ あゝ縛られる 秋の夜長は 肌寒く ひとつ枕で 身を寄せあった 雪がちらちら もみじ橋 月日をかさね 築いた恋も 崩れてもろい あゝふしあわせ |
人生ひとすじ男が世間に 起つときは 肩に火の粉の 雨がふる さけて通れぬ 時もある 俺は微笑って その火の粉 あびる覚悟で 前に出る 人生ひとすじ はるかな道に 人の真実が 咲いてるだろう この道行くのさ 真実道 相手を打つより 責めるより 打って自分を 戒めろ 根雪こらえて 花は咲く 人は力じゃ 動かせぬ 夢も力じゃ 掴めない 人生ひとすじ 心の道に 人の情けが 咲いてるだろう この道生きよう 情け道 寄る波 引く波 その波に 熱い縁の 人の世の 堅い契りを 知らされた 船を引き裂く 岩でさえ 波に抱かれて 丸くなる 人生ひとすじ 男の道に 人の命が 咲いてるだろう この道信じた 命道 | 立樹みか | 瀧譲二・志賀大介 | 原譲二 | 丸山雅仁 | 男が世間に 起つときは 肩に火の粉の 雨がふる さけて通れぬ 時もある 俺は微笑って その火の粉 あびる覚悟で 前に出る 人生ひとすじ はるかな道に 人の真実が 咲いてるだろう この道行くのさ 真実道 相手を打つより 責めるより 打って自分を 戒めろ 根雪こらえて 花は咲く 人は力じゃ 動かせぬ 夢も力じゃ 掴めない 人生ひとすじ 心の道に 人の情けが 咲いてるだろう この道生きよう 情け道 寄る波 引く波 その波に 熱い縁の 人の世の 堅い契りを 知らされた 船を引き裂く 岩でさえ 波に抱かれて 丸くなる 人生ひとすじ 男の道に 人の命が 咲いてるだろう この道信じた 命道 |
雪ほたる暦の中は 春なのに 心は今も 冬景色 恋のはかなさ おしえて消えた あなた偲べば 北の街 みれん…みれん舞い飛ぶ 雪ほたる 涙のしずく 凍らせて 浮かべた酒は ほろ苦い 路地の灯りに すがった風も 噂たずねて すすり泣く なごり…なごり盛り場 雪ほたる 女の肌は 寒がりで ぬくもりなけりゃ 眠れない 置いて行くのに 抱き癖つけた 罪なひとでも 憎めない 夢で…夢で逢わせて 雪ほたる | 立樹みか | 高橋直人 | 島浩二 | 松井タツオ | 暦の中は 春なのに 心は今も 冬景色 恋のはかなさ おしえて消えた あなた偲べば 北の街 みれん…みれん舞い飛ぶ 雪ほたる 涙のしずく 凍らせて 浮かべた酒は ほろ苦い 路地の灯りに すがった風も 噂たずねて すすり泣く なごり…なごり盛り場 雪ほたる 女の肌は 寒がりで ぬくもりなけりゃ 眠れない 置いて行くのに 抱き癖つけた 罪なひとでも 憎めない 夢で…夢で逢わせて 雪ほたる |
屏風岬待っているのに 来ないひと さみしく七尾に 風が吹く 私の気持ちを 遊ぶよに 待つ風ばかりの 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの匂い あなたの仕草 あなたへの想い 想いを届けたい 遠くキュルキュル 鳴く鴎 出会ったあの日が よみがえる きれいな指だと 言ったのに 泣く声かさなる 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの瞳 あなたの強さ あなたへの想い 想いを届けたい 雨がしとしと 降る夜に ふたりで訪ねた 海酒場 あんなに幸せ だったのに 涙を隠せと 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの言葉 あなたの笑顔 あなたへの想い 想いを届けたい | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 待っているのに 来ないひと さみしく七尾に 風が吹く 私の気持ちを 遊ぶよに 待つ風ばかりの 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの匂い あなたの仕草 あなたへの想い 想いを届けたい 遠くキュルキュル 鳴く鴎 出会ったあの日が よみがえる きれいな指だと 言ったのに 泣く声かさなる 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの瞳 あなたの強さ あなたへの想い 想いを届けたい 雨がしとしと 降る夜に ふたりで訪ねた 海酒場 あんなに幸せ だったのに 涙を隠せと 屏風岬 忘れたくても 忘れられない 女心の 切なさか あなたの言葉 あなたの笑顔 あなたへの想い 想いを届けたい |
漁火漁場の鬼と 呼ばれていても 陸(おか)に上がれば 淋しがり屋なの 灯りをつけるの 待ってたように 今夜も私に 逢いに来る 嬉しいねェ… もっとお呑みよ ここは「漁火」 港の酒場 上手な口説き 文句も云えず 海を相手の 手柄ばなしだけ 弟みたいに 思っていたが この頃なんだか せつなくて 酔いたいねェ… ふたりきりでさ ここは「漁火」 港の酒場 五つも年齢(とし)が 離れていたら 惚れていたって 口にゃ出せないわ あんたは大事に 私の黒髪(かみ)を 御守袋に しまいこむ 憎いよねェ… ホロリさせてさ ここは「漁火」 港の酒場 | 立樹みか | 仁井谷俊也 | 村上ヒロ子 | | 漁場の鬼と 呼ばれていても 陸(おか)に上がれば 淋しがり屋なの 灯りをつけるの 待ってたように 今夜も私に 逢いに来る 嬉しいねェ… もっとお呑みよ ここは「漁火」 港の酒場 上手な口説き 文句も云えず 海を相手の 手柄ばなしだけ 弟みたいに 思っていたが この頃なんだか せつなくて 酔いたいねェ… ふたりきりでさ ここは「漁火」 港の酒場 五つも年齢(とし)が 離れていたら 惚れていたって 口にゃ出せないわ あんたは大事に 私の黒髪(かみ)を 御守袋に しまいこむ 憎いよねェ… ホロリさせてさ ここは「漁火」 港の酒場 |
花咲本線あなた好みの 服を着て なみだ覚信の旅です 迷いはないわ 雪がちらつく 釧路から 根室へむかう 汽車のなか 一枚のこの葉書 この文字が たのみの私よ 花咲本線 右の座席に すわれたら 太平洋(うみ)が見えると一行 ただ書いてある いつも愛だけ ほしがって きらわれたのか ばかでした あのひとに泣かされる せつなさを 汽笛にのせたい 花咲本線 ふたり降りたら ひとり乗る 北の最はて駅まで 恋路はさむい たとえこの身が 枯れようと 命にかえて 探します もう二度と東京に 帰れない 幸福(しあわせ)ください 花咲本線 | 立樹みか | 池田充男 | 夏川寿里亜 | 伊戸のりお | あなた好みの 服を着て なみだ覚信の旅です 迷いはないわ 雪がちらつく 釧路から 根室へむかう 汽車のなか 一枚のこの葉書 この文字が たのみの私よ 花咲本線 右の座席に すわれたら 太平洋(うみ)が見えると一行 ただ書いてある いつも愛だけ ほしがって きらわれたのか ばかでした あのひとに泣かされる せつなさを 汽笛にのせたい 花咲本線 ふたり降りたら ひとり乗る 北の最はて駅まで 恋路はさむい たとえこの身が 枯れようと 命にかえて 探します もう二度と東京に 帰れない 幸福(しあわせ)ください 花咲本線 |
大阪とんぼなにわ夜風に 誘われりゃ 居ても立っても 居られない 道頓堀(とんぼり)あたりで 情がらみ 情がらみ 懐具合も 気にせずに 大口叩いて 午前さま あんた極楽 大阪とんぼ 「ほんま!情けないわぁ… ようもって半年がええとこや 正月の約束も…盆まで持たへんしなぁ なんぼ言うても右から左… あとはスイスイ飛んでく 赤とんぼや…」 おんな心は そっちのけ 髪を染めても 知らん顔 たまには寄席でも 二人して 二人して 願いを込めての 法善寺 やきもち時雨で 相の傘 うちはほんまに 幸せとんぼ あすはあすだよ 風まかせ 今日を生きたら それでいい 俺より難儀(なんぎ)な 奴もいる 奴もいる 性分なんだよ 堪忍な 一言残して 素っ飛んだ あんた極楽 大阪とんぼ | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | なにわ夜風に 誘われりゃ 居ても立っても 居られない 道頓堀(とんぼり)あたりで 情がらみ 情がらみ 懐具合も 気にせずに 大口叩いて 午前さま あんた極楽 大阪とんぼ 「ほんま!情けないわぁ… ようもって半年がええとこや 正月の約束も…盆まで持たへんしなぁ なんぼ言うても右から左… あとはスイスイ飛んでく 赤とんぼや…」 おんな心は そっちのけ 髪を染めても 知らん顔 たまには寄席でも 二人して 二人して 願いを込めての 法善寺 やきもち時雨で 相の傘 うちはほんまに 幸せとんぼ あすはあすだよ 風まかせ 今日を生きたら それでいい 俺より難儀(なんぎ)な 奴もいる 奴もいる 性分なんだよ 堪忍な 一言残して 素っ飛んだ あんた極楽 大阪とんぼ |
港節あらくれ漁師の 背中には 海が恋しと 書いてある こんなに私を 惚れさせて あんた出てゆく かつお船 港おごじょの 火の情念 はるか赤道 越えてゆけ 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 飛んでゆけ 枕のさきまで 寄せる海 夢も時化ます 枕崎(まくらざき) あんたの命を 奪ったら ただじゃおかない 許さない 薩摩おごじょの 深情け 地獄踏む気の 恋づたい 炎えて 炎えて 腹に火を抱く 桜島 あんたの子供を 宿したと 無線打とうか 泣きながら くやしいけれども 逢いたくて 憎い海だよ かつお船 港おごじょの 恨み節 ともに呼ぶのか はぐれ鳥 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 舞ってゆけ | 立樹みか | 新條カオル | 弦哲也 | 丸山雅仁 | あらくれ漁師の 背中には 海が恋しと 書いてある こんなに私を 惚れさせて あんた出てゆく かつお船 港おごじょの 火の情念 はるか赤道 越えてゆけ 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 飛んでゆけ 枕のさきまで 寄せる海 夢も時化ます 枕崎(まくらざき) あんたの命を 奪ったら ただじゃおかない 許さない 薩摩おごじょの 深情け 地獄踏む気の 恋づたい 炎えて 炎えて 腹に火を抱く 桜島 あんたの子供を 宿したと 無線打とうか 泣きながら くやしいけれども 逢いたくて 憎い海だよ かつお船 港おごじょの 恨み節 ともに呼ぶのか はぐれ鳥 炎えて 炎えて 阿修羅みたいに 舞ってゆけ |
北の絶唱風が唸れば 津軽が揺れて ちぎれ雪雲 龍になる 惚れた女の 情念(おもい)を乗せて 飛んで行きたい あんたの胸に 凍(しば)れお岩木 いのち絶唱(うた) つらい恋ほど 女を磨く 口紅(べに)もきりりと 撥(ばち)を持つ 三味を叩いて 冬空夜空 津軽じょんから あんたを呼べば はぐれ海猫(ごめ)啼く 日本海 吼える地吹雪… あんたの苦労 重ね合わせて 春を待つ 何もいらない 惚の字のままの 男ひとつで 帰って来てよ 叫ぶお岩木 いのち絶唱(うた) | 立樹みか | 新條カオル | 西つよし | 杉山正明 | 風が唸れば 津軽が揺れて ちぎれ雪雲 龍になる 惚れた女の 情念(おもい)を乗せて 飛んで行きたい あんたの胸に 凍(しば)れお岩木 いのち絶唱(うた) つらい恋ほど 女を磨く 口紅(べに)もきりりと 撥(ばち)を持つ 三味を叩いて 冬空夜空 津軽じょんから あんたを呼べば はぐれ海猫(ごめ)啼く 日本海 吼える地吹雪… あんたの苦労 重ね合わせて 春を待つ 何もいらない 惚の字のままの 男ひとつで 帰って来てよ 叫ぶお岩木 いのち絶唱(うた) |
片隅の愛煙草を吹かしては あなたの真似を ふたりの合図 秘密の音は ノックを待って24時 それなのに… それなのに… シュビシュビシュヴァ シュビシュヴァ 結ばれないままで そう… そう…貴方には 片隅の愛 ひとりで眠るたび 冷たい夜が 合わせた胸の 激しい過去に ノックを待って24時 それなのに… それなのに… シュビシュビシュヴァ シュビシュヴァ 傷つく日々ばかり そう… そう…貴方には 片隅の愛 小さな明日でも 私は欲しい 西日に焼けた 幸せだけど ノックを待って24時 それなのに… それなのに… シュビシュビシュヴァ シュビシュヴァ お互いすれ違う そう… そう…貴方には 片隅の愛 | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 煙草を吹かしては あなたの真似を ふたりの合図 秘密の音は ノックを待って24時 それなのに… それなのに… シュビシュビシュヴァ シュビシュヴァ 結ばれないままで そう… そう…貴方には 片隅の愛 ひとりで眠るたび 冷たい夜が 合わせた胸の 激しい過去に ノックを待って24時 それなのに… それなのに… シュビシュビシュヴァ シュビシュヴァ 傷つく日々ばかり そう… そう…貴方には 片隅の愛 小さな明日でも 私は欲しい 西日に焼けた 幸せだけど ノックを待って24時 それなのに… それなのに… シュビシュビシュヴァ シュビシュヴァ お互いすれ違う そう… そう…貴方には 片隅の愛 |
夫婦だんじり仕立ておろしの 法被を着せて 前で両襟 ぴっとひく 町のみんなが だんじりが あんたの出番を 待ってるわ 真似のできない 大わざで 見事きめてね やり回し 親子何代 だんじり曳いた 指で自慢の かぞえ合い そんなあんたが かけ出せば 女房は炊き出し にぎりめし 負けてなるかの かけ声が はるかとどろく かんかん場 春にゃ生まれる おなかの子ども きっと男と 信じてる だってこんなに 元気よく だんじり囃子で 動くのよ いつか揃って だんじりの 綱を曳く日が 目に浮かぶ | 立樹みか | 南澤純三 | 中村典正 | | 仕立ておろしの 法被を着せて 前で両襟 ぴっとひく 町のみんなが だんじりが あんたの出番を 待ってるわ 真似のできない 大わざで 見事きめてね やり回し 親子何代 だんじり曳いた 指で自慢の かぞえ合い そんなあんたが かけ出せば 女房は炊き出し にぎりめし 負けてなるかの かけ声が はるかとどろく かんかん場 春にゃ生まれる おなかの子ども きっと男と 信じてる だってこんなに 元気よく だんじり囃子で 動くのよ いつか揃って だんじりの 綱を曳く日が 目に浮かぶ |
夢情話男は女を 抱き寄せて 女は男に 抱き寄せられる 一つ枕で 燃え上がり 夜をこがして 咲く花となる やがて散るとも 知らないで それを愛だと 信じてる あえぐはじける ほとばしる 恋はうたかた 夢情話 男は女に 背を向けて 女は男に 背を向けられる 泣いて別れて 泣きくずれ 熱い吐息が 行き場を失くす やっと見つけた 赤い糸 持てばすり抜け 逃げて行く もろいはかない たよりない 恋はこの世の 夢情話 空に未練の おぼろ月 この手伸ばして 届かない ゆれるもだえる うずくまる 恋はまぼろし 夢情話 | 立樹みか | 鈴木紀代 | 田尾将実 | 伊戸のりお | 男は女を 抱き寄せて 女は男に 抱き寄せられる 一つ枕で 燃え上がり 夜をこがして 咲く花となる やがて散るとも 知らないで それを愛だと 信じてる あえぐはじける ほとばしる 恋はうたかた 夢情話 男は女に 背を向けて 女は男に 背を向けられる 泣いて別れて 泣きくずれ 熱い吐息が 行き場を失くす やっと見つけた 赤い糸 持てばすり抜け 逃げて行く もろいはかない たよりない 恋はこの世の 夢情話 空に未練の おぼろ月 この手伸ばして 届かない ゆれるもだえる うずくまる 恋はまぼろし 夢情話 |
月夜華あなたの恋の 噂なら 笑ってサラリと 聞き流す 惚れて一生 ただひとり 恥をかかせりゃ 女が廃(すた)る… あなたが男を 上げるまで 泣きは 泣きはしません ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 あなたのつらさ 悔しさは 誰より私が わかってる 惚れてひとすじ どこまでも 陰で後押し 弱音は吐かぬ… 口紅ひと筆 引き直し 結ぶ 結ぶ絆の おんな帯 咲く時も 散る時も 命ひとつの ああ ふたり華 見上げる三日月 冴え冴えと 心 心迷わず ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 | 立樹みか | 麻こよみ | 幸耕平 | 南郷達也 | あなたの恋の 噂なら 笑ってサラリと 聞き流す 惚れて一生 ただひとり 恥をかかせりゃ 女が廃(すた)る… あなたが男を 上げるまで 泣きは 泣きはしません ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 あなたのつらさ 悔しさは 誰より私が わかってる 惚れてひとすじ どこまでも 陰で後押し 弱音は吐かぬ… 口紅ひと筆 引き直し 結ぶ 結ぶ絆の おんな帯 咲く時も 散る時も 命ひとつの ああ ふたり華 見上げる三日月 冴え冴えと 心 心迷わず ついて行く 咲く時も 散る時も そばに寄り添う ああ おんな華 |
さみだれ挽歌恋をたち切る つもりで捨てた 指環(ゆびわ)が川藻に 縋(すが)りつく 誰よりも 愛してくれた あなたがわたしを こんなに泣かす 呼んでもこの手に 戻らない 春を偲んで 女の雨が降る きっと何処かで あなたの声が 聞こえる気がする 駅通り しあわせは 儚いものね あの日に遊んだ 花火のように 思い出ばかりが 燃え残る 消すに消せない 未練の雨が降る いっそあなたを 怨めるならば いつかは忘れて ゆくものを もう一度 片膝触れて 一緒に酔いたい 明日を見たい 遣らずの涙よ いつあがる 外はさみだれ 今夜も雨が降る | 立樹みか | 幸田りえ | 弦哲也 | 前田俊明 | 恋をたち切る つもりで捨てた 指環(ゆびわ)が川藻に 縋(すが)りつく 誰よりも 愛してくれた あなたがわたしを こんなに泣かす 呼んでもこの手に 戻らない 春を偲んで 女の雨が降る きっと何処かで あなたの声が 聞こえる気がする 駅通り しあわせは 儚いものね あの日に遊んだ 花火のように 思い出ばかりが 燃え残る 消すに消せない 未練の雨が降る いっそあなたを 怨めるならば いつかは忘れて ゆくものを もう一度 片膝触れて 一緒に酔いたい 明日を見たい 遣らずの涙よ いつあがる 外はさみだれ 今夜も雨が降る |
夜叉の海酔えば漕ぎだす 一夜船 グラスゆすれば 時化になる そうよあなた あなた助けてよ 爪の先まで 波しぶき ちらり ちらちら ちらり漁り火ゆれりゃ 追ってゆきます 夜叉の海… 憎さつのれば いとしさが 顔をのぞかす 恋の酒 そうよあなた あなたこの指が いまも夜更けに 恋しがる きりり きりきり きりりこころが泣いて 波も荒れます 夜叉の海… 酒でこの胸 海にして 惚れたあのひと 溺れさす そうよあなた あなた夜明けには 白い未練が 窓に降り ほろり ほろほろ ほろり涙もしぐれ 雪になります 夜叉の海… | 立樹みか | 中谷純平 | 中村典正 | 竜崎孝路 | 酔えば漕ぎだす 一夜船 グラスゆすれば 時化になる そうよあなた あなた助けてよ 爪の先まで 波しぶき ちらり ちらちら ちらり漁り火ゆれりゃ 追ってゆきます 夜叉の海… 憎さつのれば いとしさが 顔をのぞかす 恋の酒 そうよあなた あなたこの指が いまも夜更けに 恋しがる きりり きりきり きりりこころが泣いて 波も荒れます 夜叉の海… 酒でこの胸 海にして 惚れたあのひと 溺れさす そうよあなた あなた夜明けには 白い未練が 窓に降り ほろり ほろほろ ほろり涙もしぐれ 雪になります 夜叉の海… |
恋火どこまで どこまで・・・落とされようと 真実が燃える二人の人生に・・・ 世間の噂は 聞こえない こごえる涙は 流さない ついて行きます 女火 恋火 あ・・・あなた この世で この世で・・・・添えるのならば 命は熱く 二人の人生を・・・ 嵐が吼えても 揺るがない 地獄の雨にも 怯まない 抱いてください 男火 恋火 あ・・・あなた 決めたら 決めたら・・・後悔しない 明日が見える 二人の人生に・・・ 最初のあの夢 忘れない 最後のこの夢 離さない こころ重ねる 宿命火 恋火 あ・・・あなた | 立樹みか | 新條カオル | 桜田誠一 | | どこまで どこまで・・・落とされようと 真実が燃える二人の人生に・・・ 世間の噂は 聞こえない こごえる涙は 流さない ついて行きます 女火 恋火 あ・・・あなた この世で この世で・・・・添えるのならば 命は熱く 二人の人生を・・・ 嵐が吼えても 揺るがない 地獄の雨にも 怯まない 抱いてください 男火 恋火 あ・・・あなた 決めたら 決めたら・・・後悔しない 明日が見える 二人の人生に・・・ 最初のあの夢 忘れない 最後のこの夢 離さない こころ重ねる 宿命火 恋火 あ・・・あなた |
涙びと眠れぬ夜は あなたのシャツを 羽織ってひとりで 朝を待つの 胸のポッケの ダブつきに 抱かれたあの時 想いだす 降りしきる そとの雨… 心のシグナル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 哀しい夜は グラスかたむけ ワインを注いで ジャズを聴くの 耳にピアノの メロディーが 愛(いと)しいあの声 呼んでいる 降りしきる そとの雨… 心の鍵盤 止まらない 雨よ…雨雨 傘もない 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 降りしきる そとの雨… 心のラッセル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから | 立樹みか | 森田圭悟 | 伊戸のりお | 南郷達也 | 眠れぬ夜は あなたのシャツを 羽織ってひとりで 朝を待つの 胸のポッケの ダブつきに 抱かれたあの時 想いだす 降りしきる そとの雨… 心のシグナル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 哀しい夜は グラスかたむけ ワインを注いで ジャズを聴くの 耳にピアノの メロディーが 愛(いと)しいあの声 呼んでいる 降りしきる そとの雨… 心の鍵盤 止まらない 雨よ…雨雨 傘もない 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから 降りしきる そとの雨… 心のラッセル 止まらない 雨よ…雨雨 迷い子の 男が居たなら 伝えてよ いま…わたしは 涙びと まだ…忘れぬ 恋だから |
宿無しかもめ風の便りも ないけれど 沖から未練が 戻り波 バカだね 私― 涙をこぼして 酔うなんて 港の男はヨー 気まぐれかもめ 今頃 あんた あんた どこの波止場を 流れ酒 ひとりぼっちの 酒文字は 気がつきゃあんたの 名前だけ バカだね 私― あてない帰りを 待つなんて 港の男はヨー 浮気なかもめ 今頃 あんた あんた 若い雀と 恋泊り 酔いに抱かれた うたた寝は 背中の寒さに 目が醒める バカだね 私― このまま死にたく なるなんて 港の男はヨー 宿無しかもめ 今頃 あんた あんた どこで酔いどれ 旅まくら | 立樹みか | 新條カオル | 弦哲也 | | 風の便りも ないけれど 沖から未練が 戻り波 バカだね 私― 涙をこぼして 酔うなんて 港の男はヨー 気まぐれかもめ 今頃 あんた あんた どこの波止場を 流れ酒 ひとりぼっちの 酒文字は 気がつきゃあんたの 名前だけ バカだね 私― あてない帰りを 待つなんて 港の男はヨー 浮気なかもめ 今頃 あんた あんた 若い雀と 恋泊り 酔いに抱かれた うたた寝は 背中の寒さに 目が醒める バカだね 私― このまま死にたく なるなんて 港の男はヨー 宿無しかもめ 今頃 あんた あんた どこで酔いどれ 旅まくら |
ひとすじの恋泣かずに見送る 約束を 守り通した 最後まで 無理につくった 笑い顔 化粧と一緒に 落します… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる 口紅(べに)を落した 唇に 指を触れれば 冷たくて ふたり暮らせる 場所なんて どこにもなかった はじめから… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない もう二度と 別れを明日に 延ばしても なおさら心が つらいだけです ふたりで決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる | 立樹みか | 麻こよみ | 四方章人 | 南郷達也 | 泣かずに見送る 約束を 守り通した 最後まで 無理につくった 笑い顔 化粧と一緒に 落します… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる 口紅(べに)を落した 唇に 指を触れれば 冷たくて ふたり暮らせる 場所なんて どこにもなかった はじめから… あなたと決めた 別れです 逢わない 逢えない もう二度と 別れを明日に 延ばしても なおさら心が つらいだけです ふたりで決めた 別れです 逢わない 逢えない 今日かぎり 私を選んで 欲しかった ひとすじ涙が こぼれておちる |
恋の龍死ぬ気で惚れて みないかと 口説いてくれた ああ… あなたです 逢う時は 着物姿と 決めたのは 噂に負けぬ 意地示し のぼれ天まで 恋の龍 女の闇に ひとすじの 光りを見たの ああ… わたしです いつの日か 生まれ故郷に 行(ゆ)きますか 身体(からだ)を寄せりゃ 腕の中 泣いて舞い飛ぶ 恋の龍 明日(あした)の話 夢かさね しあわせさがし ああ… ふたりです 寒い夜は 揃いお猪口で 呑みながら あなたが酔えば 膝まくら 生命(いのち)あげます 恋の龍 | 立樹みか | 建石一 | 岡千秋 | 椿拓也 | 死ぬ気で惚れて みないかと 口説いてくれた ああ… あなたです 逢う時は 着物姿と 決めたのは 噂に負けぬ 意地示し のぼれ天まで 恋の龍 女の闇に ひとすじの 光りを見たの ああ… わたしです いつの日か 生まれ故郷に 行(ゆ)きますか 身体(からだ)を寄せりゃ 腕の中 泣いて舞い飛ぶ 恋の龍 明日(あした)の話 夢かさね しあわせさがし ああ… ふたりです 寒い夜は 揃いお猪口で 呑みながら あなたが酔えば 膝まくら 生命(いのち)あげます 恋の龍 |
おんな流転節あんた追いかけ ここまで来たが 指はかじかむ 髪さえ凍る 逢いたさに…波もぐずるか 竜飛崎… 雪の岸壁 太棹聞いて 北へ流れの 船に乗る 風に怨みを 叫んでみても 乳房(むね)の火群(ほむら)は 燃えたつばかり 残り香を…抱けばせつない 霧多布… はぐれ鴎の 舞いとぶ宿で まくら濡らすも 女ゆえ 花は咲いても 私にゃ遠い 春という名の 終着みなと 海鳴りが…いのち揺さぶる オホーツク… 憎い 恋しい あんたが欲しい おんな さいはて 流転節 | 立樹みか | 水木れいじ | 北原じゅん | 丸山雅仁 | あんた追いかけ ここまで来たが 指はかじかむ 髪さえ凍る 逢いたさに…波もぐずるか 竜飛崎… 雪の岸壁 太棹聞いて 北へ流れの 船に乗る 風に怨みを 叫んでみても 乳房(むね)の火群(ほむら)は 燃えたつばかり 残り香を…抱けばせつない 霧多布… はぐれ鴎の 舞いとぶ宿で まくら濡らすも 女ゆえ 花は咲いても 私にゃ遠い 春という名の 終着みなと 海鳴りが…いのち揺さぶる オホーツク… 憎い 恋しい あんたが欲しい おんな さいはて 流転節 |
雪酒場酒場の窓をふるわせて 海が荒れます 泣きじゃくる あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 未練ひとつのため息が 背中にこぼれて 雪になる お酒じゃきえぬ淋しさと かけて積もれぬ雪と解く あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 心騙してゆきずりに 抱かれてみたって あなただけ 港はきょうも雪に暮れ 酔ってわたしは 口紅をひく あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… すがる胸さえないままに 女の生活が 荒れてゆく | 立樹みか | たかたかし | 中村典正 | | 酒場の窓をふるわせて 海が荒れます 泣きじゃくる あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 未練ひとつのため息が 背中にこぼれて 雪になる お酒じゃきえぬ淋しさと かけて積もれぬ雪と解く あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… 心騙してゆきずりに 抱かれてみたって あなただけ 港はきょうも雪に暮れ 酔ってわたしは 口紅をひく あなた あなた死んでも 死んでもいいですね… すがる胸さえないままに 女の生活が 荒れてゆく |
残波岬おんなの涙を 散らすよに 岸壁駆ける 白い波 生きるか死ぬかの 恋をして あなた ああ… 漁師でなければ この春に 添えたはず なんで奪った あのひとを 叫ぶうらみも 岬の風が消す 残波の風が消す 南の空には ちぎれ雲 鴎は赤く 日も暮れて 袂におさめた 想い出を 染めて ああ… せつなく眠れば みなと宿 朝を待つ 綴る手紙の みだれ文字 命どうする 岬の風が訊く 残波の風が訊く この世を飛び立つ 海鳥(とり)になり 逢いにゆく 待っているよと 空耳か 泣いて残波の 岬に立ち尽くす さだめの灯台か | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | おんなの涙を 散らすよに 岸壁駆ける 白い波 生きるか死ぬかの 恋をして あなた ああ… 漁師でなければ この春に 添えたはず なんで奪った あのひとを 叫ぶうらみも 岬の風が消す 残波の風が消す 南の空には ちぎれ雲 鴎は赤く 日も暮れて 袂におさめた 想い出を 染めて ああ… せつなく眠れば みなと宿 朝を待つ 綴る手紙の みだれ文字 命どうする 岬の風が訊く 残波の風が訊く この世を飛び立つ 海鳥(とり)になり 逢いにゆく 待っているよと 空耳か 泣いて残波の 岬に立ち尽くす さだめの灯台か |
こころの海峡夕日が切なく 涙を染めて 今日も暮れゆく 瀬戸の海 伊美の港も 竹田津も 忘れられない 思い出港 船が着くたび 夢が舞散る ああ こころの海峡 別れ波 ふたりで歩いた こ道を行けば 風ね泣いてる 夷谷(えびすだに) そそり立つよな 岩肌に 燃える想いを ぶつけてみても 遠いあなたへ 届く筈ない ああ こころの海峡 別れうた 長崎鼻に ひとり立てば こころ安らぐ 周防灘(すおうなだ) 波を渡って 山寺の 鐘が聞こえる 女の胸に あなた愛した ここで生きるわ ああ こころの海峡 別れ風 | 立樹みか | 結城忍 | 有明一郎 | | 夕日が切なく 涙を染めて 今日も暮れゆく 瀬戸の海 伊美の港も 竹田津も 忘れられない 思い出港 船が着くたび 夢が舞散る ああ こころの海峡 別れ波 ふたりで歩いた こ道を行けば 風ね泣いてる 夷谷(えびすだに) そそり立つよな 岩肌に 燃える想いを ぶつけてみても 遠いあなたへ 届く筈ない ああ こころの海峡 別れうた 長崎鼻に ひとり立てば こころ安らぐ 周防灘(すおうなだ) 波を渡って 山寺の 鐘が聞こえる 女の胸に あなた愛した ここで生きるわ ああ こころの海峡 別れ風 |
カモメと泣いた港町親に背いて 十六で 一生一度の 恋をした 男にだまされ 北の果て 未練を抱いて 生きてきた 波止場道 秋風吹いて 泣きぐせついて カモメと泣いた 港町 海を知らない 山育ち 男の波間で おぼれたの 屋台で栄えて いま酒場 浅黄(あさぎ)に白い 花柄の この暖簾 大漁の船が 港に着けば 陽気な女将(ママ)と 男たち 季節変わり目 肌をさす 雨降る路地裏 すきま風 男のぬくもり 欲しいけど 懲りない奴と 笑われりゃ つらくなる あの日があって 明日へつなぐ カモメと泣いた 港町 | 立樹みか | 麓霧子 | 徳久広司 | 南郷達也 | 親に背いて 十六で 一生一度の 恋をした 男にだまされ 北の果て 未練を抱いて 生きてきた 波止場道 秋風吹いて 泣きぐせついて カモメと泣いた 港町 海を知らない 山育ち 男の波間で おぼれたの 屋台で栄えて いま酒場 浅黄(あさぎ)に白い 花柄の この暖簾 大漁の船が 港に着けば 陽気な女将(ママ)と 男たち 季節変わり目 肌をさす 雨降る路地裏 すきま風 男のぬくもり 欲しいけど 懲りない奴と 笑われりゃ つらくなる あの日があって 明日へつなぐ カモメと泣いた 港町 |
しぐれの海峡こぼれて落ちた あなたの嘘を あの時許せは しなかった 旅立つわたし 出船の汽笛 未練をなぜに 誘うのか 弱音吐きそな 女がひとり デッキにたたずむ しぐれの海峡 別れることは 死ぬよりつらい 心の底から いまわかる 面影ゆれて 漁火ゆれて キャビンの窓に 雨しずく 二年ひと月 つまずく愛が わたしを泣かせる しぐれの海峡 やさしい男(ひと)は 裏切るものと 誰かがわたしに 囁いた 北行き航路 鴎がとんで 船べりたたく 波しぶき がまんするのも 身を引くことも 愛するさだめか しぐれの海峡 | 立樹みか | 久仁京介 | 徳久広司 | 蔦将包 | こぼれて落ちた あなたの嘘を あの時許せは しなかった 旅立つわたし 出船の汽笛 未練をなぜに 誘うのか 弱音吐きそな 女がひとり デッキにたたずむ しぐれの海峡 別れることは 死ぬよりつらい 心の底から いまわかる 面影ゆれて 漁火ゆれて キャビンの窓に 雨しずく 二年ひと月 つまずく愛が わたしを泣かせる しぐれの海峡 やさしい男(ひと)は 裏切るものと 誰かがわたしに 囁いた 北行き航路 鴎がとんで 船べりたたく 波しぶき がまんするのも 身を引くことも 愛するさだめか しぐれの海峡 |
経ヶ岬戻って来てよ 私のとこへ 募る気持ちを 海鳥のせて 好きと言えたら それだけで 一緒になれる 恋なのに… ここで未練を 断ち切って ひとりで生きてく つもりです 丹後半島 あーあー 経ヶ岬に 女がひとり 伊根の舟屋は 漁師の枕 待っていろよと あの日の言葉 風がヒュルヒュル 耳元で 泣いてどうなる この恋は… 浜の女房 夢に見て 酔うほどこぼれる 愚痴になる 待った一日 あーあー 経ヶ岬に 女がひとり どうせ私が 悪(わる)になり この土地離れ 汽車に乗る 天の橋立 あーあー 経ヶ岬に 想いを置いて | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 戻って来てよ 私のとこへ 募る気持ちを 海鳥のせて 好きと言えたら それだけで 一緒になれる 恋なのに… ここで未練を 断ち切って ひとりで生きてく つもりです 丹後半島 あーあー 経ヶ岬に 女がひとり 伊根の舟屋は 漁師の枕 待っていろよと あの日の言葉 風がヒュルヒュル 耳元で 泣いてどうなる この恋は… 浜の女房 夢に見て 酔うほどこぼれる 愚痴になる 待った一日 あーあー 経ヶ岬に 女がひとり どうせ私が 悪(わる)になり この土地離れ 汽車に乗る 天の橋立 あーあー 経ヶ岬に 想いを置いて |
雨のヨコハマ悪い女と 呼ばせて カッコつけたら お別れ 二杯のお酒が 空いた時に 心もからだも 他人同士 泣いて涙の ヨコハマ 背中合わせの ヨコハマ あなた寂しくて ひとり歩く 泣いて涙の ヨコハマ 背中合わせの ヨコハマ ホロホロと ホロホロと 雨の港町 後ろ向かない つもりで 酔った振りして みたのも 遊びじゃなかった 本気だった 今さら悔(く)やんで なんになるの だって涙の ヨコハマ 愛が零(こぼ)れた ヨコハマ あなた逢いたくて ひとり歩く だって涙の ヨコハマ 愛が零れた ヨコハマ ホロホロと ホロホロと 夜の港町 ずっとこのまま ヨコハマ 明日が見えない ヨコハマ あなた悲しくて ひとり歩く ずっとこのまま ヨコハマ 明日が見えない ヨコハマ ホロホロと ホロホロと 雨の港町 | 立樹みか | 森田圭悟 | 岡千秋 | 伊戸のりお | 悪い女と 呼ばせて カッコつけたら お別れ 二杯のお酒が 空いた時に 心もからだも 他人同士 泣いて涙の ヨコハマ 背中合わせの ヨコハマ あなた寂しくて ひとり歩く 泣いて涙の ヨコハマ 背中合わせの ヨコハマ ホロホロと ホロホロと 雨の港町 後ろ向かない つもりで 酔った振りして みたのも 遊びじゃなかった 本気だった 今さら悔(く)やんで なんになるの だって涙の ヨコハマ 愛が零(こぼ)れた ヨコハマ あなた逢いたくて ひとり歩く だって涙の ヨコハマ 愛が零れた ヨコハマ ホロホロと ホロホロと 夜の港町 ずっとこのまま ヨコハマ 明日が見えない ヨコハマ あなた悲しくて ひとり歩く ずっとこのまま ヨコハマ 明日が見えない ヨコハマ ホロホロと ホロホロと 雨の港町 |