北の母子船函館山を 背に受けて よいしょと舵とれば 恵山岬の 灯りが見える かもめ岩もさ 鳴いてるよ 涙は風に 飛ばします 女は強いもの 銀の雫が 飛び跳ねている 今日は大漁だア いかったな あー しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 悴むその手で 網を引く しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ お酒呑んではさ あんた いつも 漁の自慢を していたね 荒ぶる海は おっかない どっこい負けはせぬ 恵山岬に 波くだけてさ 白く咲いてる氷花 あんたさらって 帰さない あの日も時化だった 覚悟はできていませんでした 馬鹿な女です 泣くばかり あー しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 女の細腕 網を引く しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 私忘れない 家族 みんな 昔あったね 笑い声 他人(ひと)の情けは いらないと どっこい意地はった 今では 素直になれました 海の仲間よ ありがとう あんたの後を 継ぐという 頑固な息子です この子はさ あんたに生き写し あんたの笑顔が 見えるよな あー しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 息子と一緒に 網を引く しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 恵山岬にね 今に 春が 紅いツツジが咲くでしょう | 北原ミレイ | としおちゃん | 杉本眞人 | 猪俣義周 | 函館山を 背に受けて よいしょと舵とれば 恵山岬の 灯りが見える かもめ岩もさ 鳴いてるよ 涙は風に 飛ばします 女は強いもの 銀の雫が 飛び跳ねている 今日は大漁だア いかったな あー しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 悴むその手で 網を引く しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ お酒呑んではさ あんた いつも 漁の自慢を していたね 荒ぶる海は おっかない どっこい負けはせぬ 恵山岬に 波くだけてさ 白く咲いてる氷花 あんたさらって 帰さない あの日も時化だった 覚悟はできていませんでした 馬鹿な女です 泣くばかり あー しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 女の細腕 網を引く しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 私忘れない 家族 みんな 昔あったね 笑い声 他人(ひと)の情けは いらないと どっこい意地はった 今では 素直になれました 海の仲間よ ありがとう あんたの後を 継ぐという 頑固な息子です この子はさ あんたに生き写し あんたの笑顔が 見えるよな あー しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 息子と一緒に 網を引く しゃっこい しゃっこい しゃっこいよ 恵山岬にね 今に 春が 紅いツツジが咲くでしょう |
はじまりの黄昏あと5分そばにいて あと1秒そばにいて 紅茶を 入れ替えましょうか あなたの好きな アールグレイ 秋がきて 葡萄が実る 冬は去り コートをコートを脱いだ セレソ・ローサ 花吹雪 セレソ・ローサ 抱きしめて… 愛の扉が 今閉まるのね 私にはそう はじまりの黄昏 あふれる 涙のあとには こころに虹が かかりますか 春がきて 恋するつばめ 夏は去り 海辺の海辺の写真 セレソ・ローサ 肌を染め セレソ・ローサ 永遠に… 夢はきのうで もう終ったの 誕生日そう はじまりの黄昏 セレソ・ローサ 誇らしく セレソ・ローサ 咲くことよ 出逢いサヨナラ でもありがとう 贈り物そう はじまりの黄昏 はじまりの黄昏 | 北原ミレイ | 高畠じゅん子 | 徳久広司 | 猪股義周 | あと5分そばにいて あと1秒そばにいて 紅茶を 入れ替えましょうか あなたの好きな アールグレイ 秋がきて 葡萄が実る 冬は去り コートをコートを脱いだ セレソ・ローサ 花吹雪 セレソ・ローサ 抱きしめて… 愛の扉が 今閉まるのね 私にはそう はじまりの黄昏 あふれる 涙のあとには こころに虹が かかりますか 春がきて 恋するつばめ 夏は去り 海辺の海辺の写真 セレソ・ローサ 肌を染め セレソ・ローサ 永遠に… 夢はきのうで もう終ったの 誕生日そう はじまりの黄昏 セレソ・ローサ 誇らしく セレソ・ローサ 咲くことよ 出逢いサヨナラ でもありがとう 贈り物そう はじまりの黄昏 はじまりの黄昏 |
恋は砂時計あなたは きっと はしゃいでいても 孤独なひとに 違いない 心を満たす 恋に出会えずに 悪い女のふりをしている 見つめるだけで こっちへ来ない 臆病者の ひとがいる 堕(お)ちてもいいと 時に思わせて ずるい男が すぐに横向く さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり 寂しさだけを 体にまとい よろめきながら 歌ってる 都会の夜に 染まる横顔は 過去の三つも あると思える 楽しいだけの 男に飽きて 無口なひとを 愛しても 近づくことを 拒む顔をする 夜がこんなに 深くなるのに さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり | 北原ミレイ | 阿久悠 | 田尾将実 | | あなたは きっと はしゃいでいても 孤独なひとに 違いない 心を満たす 恋に出会えずに 悪い女のふりをしている 見つめるだけで こっちへ来ない 臆病者の ひとがいる 堕(お)ちてもいいと 時に思わせて ずるい男が すぐに横向く さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり 寂しさだけを 体にまとい よろめきながら 歌ってる 都会の夜に 染まる横顔は 過去の三つも あると思える 楽しいだけの 男に飽きて 無口なひとを 愛しても 近づくことを 拒む顔をする 夜がこんなに 深くなるのに さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり さらさらさらと こぼれて落ちる 男と女は 砂時計 時間という名の いたずらで めぐり逢ったり はぐれたり |
哀愁のシンデレラ愛の深淵(ふかみ)へ 堕ちてゆけたら あなたに抱かれ 幸せに酔いしれる 踊り明かした ときめきの日々 遠い日の 魔法から 今も解けない 私がいるのよ ガラスの靴なら 心で履いてる もう一度夢見る シンデレラよ 黄昏の街 懐かしい店 時の流れは あまりにも早すぎる 楽しい嘘は 儚いものね… バラ色の 明日へと ためらうことは 一つもないのよ あなたとふたたび めぐり逢うために 輝き続ける シンデレラよ 踊り明かした ときめきの日々 遠い日の 魔法から 今も解けない 私がいるのよ ガラスの靴なら 心で履いてる もう一度夢見る シンデレラよ | 北原ミレイ | ありそのみ | 樋口義高 | 宮崎慎二 | 愛の深淵(ふかみ)へ 堕ちてゆけたら あなたに抱かれ 幸せに酔いしれる 踊り明かした ときめきの日々 遠い日の 魔法から 今も解けない 私がいるのよ ガラスの靴なら 心で履いてる もう一度夢見る シンデレラよ 黄昏の街 懐かしい店 時の流れは あまりにも早すぎる 楽しい嘘は 儚いものね… バラ色の 明日へと ためらうことは 一つもないのよ あなたとふたたび めぐり逢うために 輝き続ける シンデレラよ 踊り明かした ときめきの日々 遠い日の 魔法から 今も解けない 私がいるのよ ガラスの靴なら 心で履いてる もう一度夢見る シンデレラよ |
涙の果てにひと冬を泣き暮らし 涙も枯れた頃 友達がからかうの 綺麗(きれい)になったよと 徒(いたずら)に戯(たわむ)れに 恋したのじゃないから 悔やまない恨まない 熱い日々が愛しい 涙の中から 探し出したのは それは感謝(こころ) それは笑顔 あなたに出逢えて……よかった 幸福(しあわせ)は優しさが 運んでくるものと 昔なら気付かずに 誰かを傷つけた この世には無駄な事 ひとつだってないのね 哀しみも苦しみも 恋の終わり別れも 涙の向こうに 揺れてる想い出 愛の深さ 愛の真実(まこと) あなたに出逢えて……よかった 涙のしずくが 教えてくれたの 明日の希望 明日の勇気 あなたに出逢えて……よかった | 北原ミレイ | 下地亜記子 | 三木たかし | 若草恵 | ひと冬を泣き暮らし 涙も枯れた頃 友達がからかうの 綺麗(きれい)になったよと 徒(いたずら)に戯(たわむ)れに 恋したのじゃないから 悔やまない恨まない 熱い日々が愛しい 涙の中から 探し出したのは それは感謝(こころ) それは笑顔 あなたに出逢えて……よかった 幸福(しあわせ)は優しさが 運んでくるものと 昔なら気付かずに 誰かを傷つけた この世には無駄な事 ひとつだってないのね 哀しみも苦しみも 恋の終わり別れも 涙の向こうに 揺れてる想い出 愛の深さ 愛の真実(まこと) あなたに出逢えて……よかった 涙のしずくが 教えてくれたの 明日の希望 明日の勇気 あなたに出逢えて……よかった |
灯り人恋しさに 秋が哭く 風吹く都会の 光の陰で 私の人生 行きくれる ああ 故郷に母ひとり 帰れりゃ私も 灯りになれる 帰れぬ私も 灯りがほしい もの哀しさは 冬日暮れ 生きるの死ぬのと さわいだ末に 都会に住みつく しがみつく ああ 故郷に母ひとり 一緒に暮せば 灯りも見える 暮せぬ理由は 時代の故か 夢みせるよに 春の雨 思い出捨てれば 身軽になれる 都会の幸せ 拾えたか ああ 故郷に母ひとり 明日は帰ろう 母子の灯り 枕を並べて 眠れるように 枕を並べて 眠れるように | 北原ミレイ | 杉紀彦 | 四方章人 | 川口真 | 人恋しさに 秋が哭く 風吹く都会の 光の陰で 私の人生 行きくれる ああ 故郷に母ひとり 帰れりゃ私も 灯りになれる 帰れぬ私も 灯りがほしい もの哀しさは 冬日暮れ 生きるの死ぬのと さわいだ末に 都会に住みつく しがみつく ああ 故郷に母ひとり 一緒に暮せば 灯りも見える 暮せぬ理由は 時代の故か 夢みせるよに 春の雨 思い出捨てれば 身軽になれる 都会の幸せ 拾えたか ああ 故郷に母ひとり 明日は帰ろう 母子の灯り 枕を並べて 眠れるように 枕を並べて 眠れるように |
サクラウタあなたの替わりに なる人は 世界のどこにも どこにもいないわ 必ず逢えると 信じてた 私の人生 ゆだねる人に I Love You サクラが舞う ふたりを優しく 包むよに I Love You サクラが舞う 去年よりも 去年よりも 美しく 麻布につながる サクラ坂 ちいさな枝にも 枝にも一輪 誰もが見上げて 指を差し だまって幸せ かみしめて行く I Love You サクラが舞う あなたを愛して 良かったわ I Love You サクラが舞う 去年よりも 去年よりも 麗(うる)わしく I Love You サクラが舞う ふたりを優しく 包むよに I Love You サクラが舞う 去年よりも 去年よりも 美しく | 北原ミレイ | たきのえいじ | 弦哲也 | 猪股義周 | あなたの替わりに なる人は 世界のどこにも どこにもいないわ 必ず逢えると 信じてた 私の人生 ゆだねる人に I Love You サクラが舞う ふたりを優しく 包むよに I Love You サクラが舞う 去年よりも 去年よりも 美しく 麻布につながる サクラ坂 ちいさな枝にも 枝にも一輪 誰もが見上げて 指を差し だまって幸せ かみしめて行く I Love You サクラが舞う あなたを愛して 良かったわ I Love You サクラが舞う 去年よりも 去年よりも 麗(うる)わしく I Love You サクラが舞う ふたりを優しく 包むよに I Love You サクラが舞う 去年よりも 去年よりも 美しく |
ためらいシャワーの後は 「おやすみ」「またね」 道行く人に 目を逸(そ)らし 今日も二歩遅く 時にふり返る あなたを駅へ 送った… 愛したなんて言えば どこか違う うまく夢中になれない 私の中の女 生きているか きっと試しているのね …いい子いい子よ お眠りなさい 駄駄をこねずに 恋ごころ メール・アドレス あなたについて 他には何も 知らなくて しのび逢う日だけ 好きになる方が おとなの情事(こい)で いられる… 去年の傷の腫(は)れが 引いた今は 私、臆病でしょうね 帰りはしない男(ひと)を 永遠(とわ)に待った あんな思いはもう嫌 …いい子いい子よ お眠りなさい 淋しがり屋の 恋ごころ 愛したなんて言えば だって怖い そして本気になるのは ロープを渡るように 続けさせて どうぞ私の幸せ…… | 北原ミレイ | ちあき哲也 | ひうら一帆 | 宮崎慎二 | シャワーの後は 「おやすみ」「またね」 道行く人に 目を逸(そ)らし 今日も二歩遅く 時にふり返る あなたを駅へ 送った… 愛したなんて言えば どこか違う うまく夢中になれない 私の中の女 生きているか きっと試しているのね …いい子いい子よ お眠りなさい 駄駄をこねずに 恋ごころ メール・アドレス あなたについて 他には何も 知らなくて しのび逢う日だけ 好きになる方が おとなの情事(こい)で いられる… 去年の傷の腫(は)れが 引いた今は 私、臆病でしょうね 帰りはしない男(ひと)を 永遠(とわ)に待った あんな思いはもう嫌 …いい子いい子よ お眠りなさい 淋しがり屋の 恋ごころ 愛したなんて言えば だって怖い そして本気になるのは ロープを渡るように 続けさせて どうぞ私の幸せ…… |
番屋北の天気は 気まぐれで へそを曲げたら 荒れるから 酒で宥める 空模様 貴方網巻く あの沖は 波が牙向く オホーツク ヤンレー ヤンレー 男は宵から 海に出る ヤンレー ヤンレー 女は番屋で 夜明けまで 粗朶木くべては 帰り待つ 船を降りたら 一匹の 陸に上った 河童だと 笑い飛ばして 漁に出る そんな貴方に 惚れ抜いて 咲かす恋花 エゾキスゲ ヤンレー ヤンレー 男は黙って 肩を抱く ヤンレー ヤンレー 女は番屋の 戸を閉めて 胸を隠して 帯を解く ヤンレー ヤンレー 男は死ぬまで 船に乗る ヤンレー ヤンレー 女は番屋で 網を刺し 留守を守って 帰り待つ | 北原ミレイ | 木下龍太郎 | 水森英夫 | | 北の天気は 気まぐれで へそを曲げたら 荒れるから 酒で宥める 空模様 貴方網巻く あの沖は 波が牙向く オホーツク ヤンレー ヤンレー 男は宵から 海に出る ヤンレー ヤンレー 女は番屋で 夜明けまで 粗朶木くべては 帰り待つ 船を降りたら 一匹の 陸に上った 河童だと 笑い飛ばして 漁に出る そんな貴方に 惚れ抜いて 咲かす恋花 エゾキスゲ ヤンレー ヤンレー 男は黙って 肩を抱く ヤンレー ヤンレー 女は番屋の 戸を閉めて 胸を隠して 帯を解く ヤンレー ヤンレー 男は死ぬまで 船に乗る ヤンレー ヤンレー 女は番屋で 網を刺し 留守を守って 帰り待つ |
泣いてジェラシーないものねだりしても 叶う訳などないわ もう二度と 戻らない 熱い愛の あの日々 街であなたを見たわ 綺麗な女(ひと)と一緒 おもわず隠れて…泣いて 泣いてジェラシー あなたの他に 愛せなくて 抜け殻だけを 抱きしめる 私ひとりが 黄昏の中 泣いて 泣いてジェラシー モネの絵 今も壁に 飾っているのかしら 愛し合う 歓びに こころ染めた あの部屋 恋は移り気なのね もう違う女(ひと) 窓に 映しているのね…泣いて 泣いてジェラシー 恨んでなんか いないけれど まだ倖せは 祈れない 私ひとりが 黄昏の中 泣いて 泣いてジェラシー あなたの他に 愛せなくて 抜け殻だけを 抱きしめる 私ひとりが 黄昏の中 泣いて 泣いてジェラシー | 北原ミレイ | 下地亜記子 | 樋口義高 | 猪股義周 | ないものねだりしても 叶う訳などないわ もう二度と 戻らない 熱い愛の あの日々 街であなたを見たわ 綺麗な女(ひと)と一緒 おもわず隠れて…泣いて 泣いてジェラシー あなたの他に 愛せなくて 抜け殻だけを 抱きしめる 私ひとりが 黄昏の中 泣いて 泣いてジェラシー モネの絵 今も壁に 飾っているのかしら 愛し合う 歓びに こころ染めた あの部屋 恋は移り気なのね もう違う女(ひと) 窓に 映しているのね…泣いて 泣いてジェラシー 恨んでなんか いないけれど まだ倖せは 祈れない 私ひとりが 黄昏の中 泣いて 泣いてジェラシー あなたの他に 愛せなくて 抜け殻だけを 抱きしめる 私ひとりが 黄昏の中 泣いて 泣いてジェラシー |
追憶雪が舞う 街角で 偶然あなたを 見かけたの すれ違う 人の波 あなたは気づかず 過ぎ去った あれから どれくらいかしら 月日は流れて それぞれに 愛するものを 与えたけど あなたとの日々は 忘れない 愛だけで 夢だけで 輝いていたわ 愚かな若さの 愛しい日々 振り返り 追いかけて 「しばらくぶりね」と 言いかけて 出かかった 声を呑み あなたの背中を 見送った 夢見た 恋は美しく 甘い記憶が よみがえる 思わず涙 こぼれてくるの 降りしきる雪が 滲んでる ビルの谷 黄昏れて 人が行き過ぎる ざわめき流れる 愛しい都会(まち) 愛だけで 夢だけで 輝いていたわ 愚かな若さの 愛しい日々 | 北原ミレイ | 和咏子 | 南郷孝 | 矢野立美 | 雪が舞う 街角で 偶然あなたを 見かけたの すれ違う 人の波 あなたは気づかず 過ぎ去った あれから どれくらいかしら 月日は流れて それぞれに 愛するものを 与えたけど あなたとの日々は 忘れない 愛だけで 夢だけで 輝いていたわ 愚かな若さの 愛しい日々 振り返り 追いかけて 「しばらくぶりね」と 言いかけて 出かかった 声を呑み あなたの背中を 見送った 夢見た 恋は美しく 甘い記憶が よみがえる 思わず涙 こぼれてくるの 降りしきる雪が 滲んでる ビルの谷 黄昏れて 人が行き過ぎる ざわめき流れる 愛しい都会(まち) 愛だけで 夢だけで 輝いていたわ 愚かな若さの 愛しい日々 |
雨の人あなたは雨の人だから 今夜は帰る気がするの 階段上る足音を 私は今も憶えてる この窓 この椅子 この部屋に あなたのにおいがしみついて ひとりの暮しはつらいけど 私はすてません 別れた後も帰ってこれる この部屋今でも あなたのものよ 別れた後も帰ってこれる この部屋今でも あなたのものよ 冷たい雨にぬれていた あなたの肩を憶えてる 背中で告げたさよならは 男の弱さみせました あの夜 あの道 あの角に あなたが今でもいるようで ガラスのくもりを拭いたけど 雨しか見えません あなたの事が気がかりなのは 別れた後でも 変わりはないの あなたの事が気がかりなのは 別れた後でも 変わりはないの この夜 この街 この雨に あなたはひとりでぬれないで 淋しくなったらいつだって 帰ってくればいい あなたが全部 ほしいのなんて 一度も私は言わなかったわ あなたが全部 ほしいのなんて 一度も私は言わなかったわ | 北原ミレイ | さいとう大三 | 浜圭介 | 若草恵 | あなたは雨の人だから 今夜は帰る気がするの 階段上る足音を 私は今も憶えてる この窓 この椅子 この部屋に あなたのにおいがしみついて ひとりの暮しはつらいけど 私はすてません 別れた後も帰ってこれる この部屋今でも あなたのものよ 別れた後も帰ってこれる この部屋今でも あなたのものよ 冷たい雨にぬれていた あなたの肩を憶えてる 背中で告げたさよならは 男の弱さみせました あの夜 あの道 あの角に あなたが今でもいるようで ガラスのくもりを拭いたけど 雨しか見えません あなたの事が気がかりなのは 別れた後でも 変わりはないの あなたの事が気がかりなのは 別れた後でも 変わりはないの この夜 この街 この雨に あなたはひとりでぬれないで 淋しくなったらいつだって 帰ってくればいい あなたが全部 ほしいのなんて 一度も私は言わなかったわ あなたが全部 ほしいのなんて 一度も私は言わなかったわ |
くらくら夜はすてきな お伽ばなしね このままずっと 二人で 踊っていたい 誘われて、くらくら ときめいて、くらくら 「もうわたし…」くらくら あなたまかせよ 女はいつも若い 時代の風にのって あなたと踊る 東京ラヴ・コール 大人どうしの 夢の世界に 時間をとめて あなたと 踊っていたい 酔わされて、くらくら くちづけて、くらくら 「もうわたし…」くらくら 倒れそうだわ 女はいつも自由 蝶々のようにとんで 吐息が熱い 東京ラヴ・コール 誘われて、くらくら ときめいて、くらくら 「もうわたし…」くらくら あなたまかせよ 女は夜の天使 かさなる午前零時 あなたと踊る 東京ラヴ・コール | 北原ミレイ | たかたかし | 水森英夫 | 竜崎孝路 | 夜はすてきな お伽ばなしね このままずっと 二人で 踊っていたい 誘われて、くらくら ときめいて、くらくら 「もうわたし…」くらくら あなたまかせよ 女はいつも若い 時代の風にのって あなたと踊る 東京ラヴ・コール 大人どうしの 夢の世界に 時間をとめて あなたと 踊っていたい 酔わされて、くらくら くちづけて、くらくら 「もうわたし…」くらくら 倒れそうだわ 女はいつも自由 蝶々のようにとんで 吐息が熱い 東京ラヴ・コール 誘われて、くらくら ときめいて、くらくら 「もうわたし…」くらくら あなたまかせよ 女は夜の天使 かさなる午前零時 あなたと踊る 東京ラヴ・コール |
棄てるものがあるうちはいい泣きぐせの 酔いどれが ふらふら 行く先は 波しぶく桟橋か 男のいる町か ぼろぼろの手紙は 別れのものだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい まだ若い やせた娘が 泣き泣き 行く先は 街角のうらないか はずれの教会か 星のないさだめと うらんでいるだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい 家(うち)を出た 二人づれ だまって 行く先は 別々の駅なのか 手紙を書く場所か 愛さえも疑い くやんでいるだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい | 北原ミレイ | 阿久悠 | 村井邦彦 | | 泣きぐせの 酔いどれが ふらふら 行く先は 波しぶく桟橋か 男のいる町か ぼろぼろの手紙は 別れのものだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい まだ若い やせた娘が 泣き泣き 行く先は 街角のうらないか はずれの教会か 星のないさだめと うらんでいるだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい 家(うち)を出た 二人づれ だまって 行く先は 別々の駅なのか 手紙を書く場所か 愛さえも疑い くやんでいるだろが 死ぬことはない 泣くことはない 棄てるものがあるうちはいい |
涙の海峡私昔から そうでした 北へ行こうと 決めていた この世で愛した 男は貴方 あなた あなただけなの 津軽海峡 渡る船は 横なぐり 横なぐりの雨 もう一度 もう一度 やり直せるなら このまま このまま 引き返すけど もう遅い もう遅い 涙の海峡 私昔から そうでした 北で死のうと 決めていた 幸せ見つけて 暮らします あなた あなた忘れて 津軽海峡 捨ててきた こなごなに こなごなに写真 もう一度 もう一度 やり直せるなら このまま このまま 泣かないけれど もう遅い もう遅い 涙の海峡 私昔から そうでした 一度海峡 見たかった 荒れた海を 飛ぶカモメに 語り 語りかけたい 津軽海峡 越えて来た 何もかも 何もかも置いて もう一度 もう一度 やり直せるなら このまま このまま 返り船乗る もう遅い もう遅い 涙の海峡 | 北原ミレイ | 吉幾三 | 吉幾三 | | 私昔から そうでした 北へ行こうと 決めていた この世で愛した 男は貴方 あなた あなただけなの 津軽海峡 渡る船は 横なぐり 横なぐりの雨 もう一度 もう一度 やり直せるなら このまま このまま 引き返すけど もう遅い もう遅い 涙の海峡 私昔から そうでした 北で死のうと 決めていた 幸せ見つけて 暮らします あなた あなた忘れて 津軽海峡 捨ててきた こなごなに こなごなに写真 もう一度 もう一度 やり直せるなら このまま このまま 泣かないけれど もう遅い もう遅い 涙の海峡 私昔から そうでした 一度海峡 見たかった 荒れた海を 飛ぶカモメに 語り 語りかけたい 津軽海峡 越えて来た 何もかも 何もかも置いて もう一度 もう一度 やり直せるなら このまま このまま 返り船乗る もう遅い もう遅い 涙の海峡 |
薔薇の雨部屋中に 薔薇を飾りましょう サヨナラを 彩るため 傷あとは 愛した深さ 私の 赤い涙よ…wow ラビアンローズ 帰るあなた 窓から 名を叫んで 薔薇の雨 降らせるの 美しい 愛の幕切れだわ 花束で 頬を叩きたい もう顔も 見たくないと 嘘つきな 女になるわ あなたを 愛してるから…wow ラビアンローズ 人生とは うらはら 棘と蜜と その胸に 刺さりたい 私を ずっと忘れないで ラビアンローズ 帰るあなた 窓から 名を叫んで 薔薇の雨 降らせるの 美しい 愛の幕切れだわ | 北原ミレイ | 田久保真見 | 樋口義高 | 猪俣義周 | 部屋中に 薔薇を飾りましょう サヨナラを 彩るため 傷あとは 愛した深さ 私の 赤い涙よ…wow ラビアンローズ 帰るあなた 窓から 名を叫んで 薔薇の雨 降らせるの 美しい 愛の幕切れだわ 花束で 頬を叩きたい もう顔も 見たくないと 嘘つきな 女になるわ あなたを 愛してるから…wow ラビアンローズ 人生とは うらはら 棘と蜜と その胸に 刺さりたい 私を ずっと忘れないで ラビアンローズ 帰るあなた 窓から 名を叫んで 薔薇の雨 降らせるの 美しい 愛の幕切れだわ |
白い花私の目の前の 白い花 人目にもつかず咲いているけれど 幸せそうに ほほえんで 香りを漂わせる できることなら この指で お前を摘んでしまいたい あの人の心に 誇らしく 咲いてるお前を 白い花びら はにかんで とてもきれいに見えるわ お前のように 咲きたかった あの人の心の中に ひそかにきれいに 咲くがいい 美しい白い花よ あの人といっしょに 生きてゆけ あの人をなぐさめながら お前を見つめて 生きて行く 私の気持知らないで 私にやさしい ほほえみを かえす白い花 ひそかにきれいに 咲くがいい ほほえむ白い花よ あの人といつまでも 生きて行け あの人をなぐさめながら ひそかにきれいに 咲くがいい ほほえむ白い花よ あの人といつまでも 生きて行け あの人をなぐさめながら | 北原ミレイ | 山崎ハコ | 山崎ハコ | | 私の目の前の 白い花 人目にもつかず咲いているけれど 幸せそうに ほほえんで 香りを漂わせる できることなら この指で お前を摘んでしまいたい あの人の心に 誇らしく 咲いてるお前を 白い花びら はにかんで とてもきれいに見えるわ お前のように 咲きたかった あの人の心の中に ひそかにきれいに 咲くがいい 美しい白い花よ あの人といっしょに 生きてゆけ あの人をなぐさめながら お前を見つめて 生きて行く 私の気持知らないで 私にやさしい ほほえみを かえす白い花 ひそかにきれいに 咲くがいい ほほえむ白い花よ あの人といつまでも 生きて行け あの人をなぐさめながら ひそかにきれいに 咲くがいい ほほえむ白い花よ あの人といつまでも 生きて行け あの人をなぐさめながら |
バラよ 咲きなさい夜明け前を 見上げて これで終わり ふたりは 何も聞かず 何も言わず 指の先が ふるえて 愛が凍る 秋 冬 春 そして あの日を もどして 愛が枯れる 秋 冬 春 薔薇よ バラよ 咲きなさい 抱いて抱かれ あなたほしい あれは 過去のメロディ 胸の中の かなしみ 雪のように 重たく 恨むことも 責めることも できる訳が ないから 虹がかかる 秋 冬 春 そして おもいで 残して 虹が消える 秋 冬 春 薔薇よ バラよ 咲きなさい 雨もあれば 晴れもあるの 生きて 泣いて 笑う 愛が枯れる 秋 冬 春 薔薇よ バラよ 咲きなさい 抱いて抱かれ あなたほしい あれは 過去のメロディ | 北原ミレイ | 高畠じゅん子 | 徳久広司 | 川村栄二 | 夜明け前を 見上げて これで終わり ふたりは 何も聞かず 何も言わず 指の先が ふるえて 愛が凍る 秋 冬 春 そして あの日を もどして 愛が枯れる 秋 冬 春 薔薇よ バラよ 咲きなさい 抱いて抱かれ あなたほしい あれは 過去のメロディ 胸の中の かなしみ 雪のように 重たく 恨むことも 責めることも できる訳が ないから 虹がかかる 秋 冬 春 そして おもいで 残して 虹が消える 秋 冬 春 薔薇よ バラよ 咲きなさい 雨もあれば 晴れもあるの 生きて 泣いて 笑う 愛が枯れる 秋 冬 春 薔薇よ バラよ 咲きなさい 抱いて抱かれ あなたほしい あれは 過去のメロディ |
風の盆祭り囃子が 聞こえてきたら 早飯支度の 火をおとし わたしゃ白粉 紅つけて 揃い浴衣に 深編笠で 三日三晩 練り歩く 越中おわら 向いは海よ 後むいたら 山ばかり あいや恋しい あん人は… いまはいずこで 風の盆 どこぞ似ている 黒半天の 後姿は どの組か わたしゃ 八尾に残されて いつか 誰かの子を生んで 三味の音色に 身をまかす 越中おわら 祭りが過ぎて 山が哭いたら 雪ばかり あいや恋しい あん人は… いまはいずこで 風の盆 いまはいずこで 風の盆 | 北原ミレイ | 荒木とよひさ | 浜圭介 | | 祭り囃子が 聞こえてきたら 早飯支度の 火をおとし わたしゃ白粉 紅つけて 揃い浴衣に 深編笠で 三日三晩 練り歩く 越中おわら 向いは海よ 後むいたら 山ばかり あいや恋しい あん人は… いまはいずこで 風の盆 どこぞ似ている 黒半天の 後姿は どの組か わたしゃ 八尾に残されて いつか 誰かの子を生んで 三味の音色に 身をまかす 越中おわら 祭りが過ぎて 山が哭いたら 雪ばかり あいや恋しい あん人は… いまはいずこで 風の盆 いまはいずこで 風の盆 |
マゼンダの黄昏にまるで命が あふれるような 真っ赤な夕陽に 青い闇が降りかかる 再びあなたと 愛しあいたい 別れたあの日は 枯れ葉が舞う季節 神様お願い… どうか どうか どうか 一日でも一秒でも あの人の側にいさせて いつかきっと会えるように 愛の魔法をかけるわ 窓を染めゆく マゼンダ マゼンダの黄昏が切なくて まるでパズルを つなげるように 記憶を辿って 旅に出ようふたりして 一度はこの愛 捨てたあなたが 戻ったあの日は 桜が舞う季節 神様ありがとう… いまは いまは いまは 一日でも一秒でも この人と生きる喜び たとえどんな運命さえも 愛を奪えはしないわ 涙かくせば マゼンダ マゼンダの黄昏が美しい 神様お願い… どうか どうか どうか 一日でも一秒でも この人の側にいさせて 希望(ゆめ)を抱けば明日は変わる 愛の力を信じて 笑顔重ねて マゼンダ マゼンダの黄昏を見つめてる | 北原ミレイ | 城岡れい | 弦哲也 | 矢野立美 | まるで命が あふれるような 真っ赤な夕陽に 青い闇が降りかかる 再びあなたと 愛しあいたい 別れたあの日は 枯れ葉が舞う季節 神様お願い… どうか どうか どうか 一日でも一秒でも あの人の側にいさせて いつかきっと会えるように 愛の魔法をかけるわ 窓を染めゆく マゼンダ マゼンダの黄昏が切なくて まるでパズルを つなげるように 記憶を辿って 旅に出ようふたりして 一度はこの愛 捨てたあなたが 戻ったあの日は 桜が舞う季節 神様ありがとう… いまは いまは いまは 一日でも一秒でも この人と生きる喜び たとえどんな運命さえも 愛を奪えはしないわ 涙かくせば マゼンダ マゼンダの黄昏が美しい 神様お願い… どうか どうか どうか 一日でも一秒でも この人の側にいさせて 希望(ゆめ)を抱けば明日は変わる 愛の力を信じて 笑顔重ねて マゼンダ マゼンダの黄昏を見つめてる |
女友達何を気にしているの 私の事はいいよ 早く行ってあげな 彼の待つあの部屋に ずるい女じゃないよ 自分をいじめないで たまたま同じ人を 好きになってただけよ とてもいい男だから きっと守ってくれるわ しあわせを祈ってるわ ふたりの為に 何も気がつかないで 生きてきたのね私 お笑い種よね 悲しみに乾杯 たぶん誰より私 淋しがり屋のくせに どうも似合うらしい ひとり切りの暮らしが 楽しかったわ今日は 私こそありがとう 不思議ね同じ人に 心ときめくなんて もう少し飲んでいくわ だから心配しないで 氷の溶ける音が 切なく響く 今もふたりといない 女友達だから ピエロになるわね 悲しみに乾杯 ピエロになるわね 悲しみに乾杯 | 北原ミレイ | たきのえいじ | 浜圭介 | 若草恵 | 何を気にしているの 私の事はいいよ 早く行ってあげな 彼の待つあの部屋に ずるい女じゃないよ 自分をいじめないで たまたま同じ人を 好きになってただけよ とてもいい男だから きっと守ってくれるわ しあわせを祈ってるわ ふたりの為に 何も気がつかないで 生きてきたのね私 お笑い種よね 悲しみに乾杯 たぶん誰より私 淋しがり屋のくせに どうも似合うらしい ひとり切りの暮らしが 楽しかったわ今日は 私こそありがとう 不思議ね同じ人に 心ときめくなんて もう少し飲んでいくわ だから心配しないで 氷の溶ける音が 切なく響く 今もふたりといない 女友達だから ピエロになるわね 悲しみに乾杯 ピエロになるわね 悲しみに乾杯 |
誘惑幸せならば こんな夜更けに 過去(むかし)の彼を 誘ったりしないわ 変らぬままの はにかむ笑顔が グラスの向こうで ゆらゆら揺れる… あなたが今も 一人でいると ばかね勝手に 決めてた私 もう二度と 戻せない月日 あなたと別れて いい事なんか 何もなかった 大事な人と 気づきもせずに 優しささえも 失くしてたあの頃 あなたのために 選んだ口紅 キャンドル灯りに 色褪せて行く… あなたとふたり やり直せると ばかね勝手に 決めてた私 悔やんでも 戻せない時間 笑顔の裏側 涙がポツリ こぼれて落ちる あなたが今も 一人でいると ばかね勝手に 決めてた私 もう二度と 戻せない月日 あなたと別れて いい事なんか 何もなかった | 北原ミレイ | 麻こよみ | 徳久広司 | | 幸せならば こんな夜更けに 過去(むかし)の彼を 誘ったりしないわ 変らぬままの はにかむ笑顔が グラスの向こうで ゆらゆら揺れる… あなたが今も 一人でいると ばかね勝手に 決めてた私 もう二度と 戻せない月日 あなたと別れて いい事なんか 何もなかった 大事な人と 気づきもせずに 優しささえも 失くしてたあの頃 あなたのために 選んだ口紅 キャンドル灯りに 色褪せて行く… あなたとふたり やり直せると ばかね勝手に 決めてた私 悔やんでも 戻せない時間 笑顔の裏側 涙がポツリ こぼれて落ちる あなたが今も 一人でいると ばかね勝手に 決めてた私 もう二度と 戻せない月日 あなたと別れて いい事なんか 何もなかった |
ショパンの雨音行きなさいこのまま 私を振り切って ふたりのおもいでなら 置いて行っていいから あなたには明日(あした)がある ここから見送るわ 沁みるショパンの セレナーデ 涙ばかりを かき立てる せめて今は聴きたくない 胸が痛むから 窓の雨だれも そっと泣いてる 運命のいたずら ふたりの出逢いなど 今更戻せないわ 過ぎた時間は二度と しあわせの天使達は いつでもあまのじゃく 響くショパンの セレナーデ 辛い別れの 子守唄 何故か不幸のくじばかり 引いている私 愛が遠去かる 背中を向けて 沁みるショパンの セレナーデ 涙ばかりを かき立てる せめて今は聴きたくない 胸が痛むから 窓の雨だれも そっと泣いてる | 北原ミレイ | たきのえいじ | 樋口義高 | 矢野立美 | 行きなさいこのまま 私を振り切って ふたりのおもいでなら 置いて行っていいから あなたには明日(あした)がある ここから見送るわ 沁みるショパンの セレナーデ 涙ばかりを かき立てる せめて今は聴きたくない 胸が痛むから 窓の雨だれも そっと泣いてる 運命のいたずら ふたりの出逢いなど 今更戻せないわ 過ぎた時間は二度と しあわせの天使達は いつでもあまのじゃく 響くショパンの セレナーデ 辛い別れの 子守唄 何故か不幸のくじばかり 引いている私 愛が遠去かる 背中を向けて 沁みるショパンの セレナーデ 涙ばかりを かき立てる せめて今は聴きたくない 胸が痛むから 窓の雨だれも そっと泣いてる |
港のリリーからっぽの胸の中 夕陽が染める あの人は バスに乗り 街に消えて行った しぶきに打たれ 私はひとり ワルだよね ワルだよね こんなに泣かせて セピア色の 波止場町 日が暮れて 銀の指輪 捨てられないで 握りしめるの 鴎と泣き濡れる 港のリリー 風のよに雲のよに 流されながら 悲しみを積み重ね 今日もひとり生きる これから誰を 頼りにするの バカだよね バカだよね こんなに愛して 忘れないわ あの笑顔 あの匂い 恋は不思議 いいことばかり 想い出させる 今夜も酔いしれる 港のリリー セピア色の 波止場町 日が暮れて 銀の指輪 捨てられないで 握りしめるの 鴎と泣き濡れる 港のリリー | 北原ミレイ | 下地亜記子 | 樋口義高 | 馬飼野俊一 | からっぽの胸の中 夕陽が染める あの人は バスに乗り 街に消えて行った しぶきに打たれ 私はひとり ワルだよね ワルだよね こんなに泣かせて セピア色の 波止場町 日が暮れて 銀の指輪 捨てられないで 握りしめるの 鴎と泣き濡れる 港のリリー 風のよに雲のよに 流されながら 悲しみを積み重ね 今日もひとり生きる これから誰を 頼りにするの バカだよね バカだよね こんなに愛して 忘れないわ あの笑顔 あの匂い 恋は不思議 いいことばかり 想い出させる 今夜も酔いしれる 港のリリー セピア色の 波止場町 日が暮れて 銀の指輪 捨てられないで 握りしめるの 鴎と泣き濡れる 港のリリー |
北の居酒屋おかみさん コップでいいの 地酒は冷やが 一番よ 二年ぶりだね この店は おかみを相手に 酒を酌み 遠い あの時の 語り草 タバコふかせば 煙りにさえも ふわりあんたの 笑顔が揺れる 春まだ遠い 北国の 窓にちらちら 舞酔い雪 おかみさん コップでいいの 地酒は冷やが 一番よ でもさ今夜は 凍るね のれんが 昔を 語るよに 酒を染めてく 恋蛍 都会にあこがれ 放かした罪か 逢えるはずない あんたが浮かぶ 春まだ遠い 北国の 夜更けさまよう 名残り雪 春まだ遠い 北国の 夜更けさまよう 名残り雪 | 北原ミレイ | 酒井智雄 | 弦哲也 | | おかみさん コップでいいの 地酒は冷やが 一番よ 二年ぶりだね この店は おかみを相手に 酒を酌み 遠い あの時の 語り草 タバコふかせば 煙りにさえも ふわりあんたの 笑顔が揺れる 春まだ遠い 北国の 窓にちらちら 舞酔い雪 おかみさん コップでいいの 地酒は冷やが 一番よ でもさ今夜は 凍るね のれんが 昔を 語るよに 酒を染めてく 恋蛍 都会にあこがれ 放かした罪か 逢えるはずない あんたが浮かぶ 春まだ遠い 北国の 夜更けさまよう 名残り雪 春まだ遠い 北国の 夜更けさまよう 名残り雪 |
バイオレットムーン誰を恨(うら)んでも 仕方ないじゃない 季節が少し 変わっただけね いくら磨(みが)いても そうよこの恋は ダイヤになんか なれやしないわ 遠ざかる あなたの背中 もう他の女(ひと) さがしているわ バイオレットムーン 哀しみ色に バイオレットムーン 心染める バイオレットムーン せめて優しく バイオレットムーン 私を包んで 赤いヒール脱(ぬ)ぎ 歩くアスファルト 都会の孤独 体に沁(し)みる 涙流すには とっておきの場所 ホテルのプールサイド 浮かぶ満月 サヨナラの 一言だけで もう他の場所 振り向きもせず バイオレットムーン 哀しみ色に バイオレットムーン 心染める バイオレットムーン せめて優しく バイオレットムーン 私を包んで バイオレットムーン せめて優しく バイオレットムーン 私を包んで | 北原ミレイ | 下地亜記子 | 花岡優平 | 猪股義周 | 誰を恨(うら)んでも 仕方ないじゃない 季節が少し 変わっただけね いくら磨(みが)いても そうよこの恋は ダイヤになんか なれやしないわ 遠ざかる あなたの背中 もう他の女(ひと) さがしているわ バイオレットムーン 哀しみ色に バイオレットムーン 心染める バイオレットムーン せめて優しく バイオレットムーン 私を包んで 赤いヒール脱(ぬ)ぎ 歩くアスファルト 都会の孤独 体に沁(し)みる 涙流すには とっておきの場所 ホテルのプールサイド 浮かぶ満月 サヨナラの 一言だけで もう他の場所 振り向きもせず バイオレットムーン 哀しみ色に バイオレットムーン 心染める バイオレットムーン せめて優しく バイオレットムーン 私を包んで バイオレットムーン せめて優しく バイオレットムーン 私を包んで |
涙のラブソングはしゃぎすぎたの私 どんな夢だって いつか覚めること 知っていたくせに… ほんのはずみの恋に 心奪われて 今日も面影を 捜す日暮れ街 あの日最後の夜だと 気づかずに 抱かれたぬくもり も一度も一度欲しい あれから逢えずに 季節も変わり 今夜も歌うの 涙のラブソング 忘れられずに私 運命(さだめ)うらんだわ だから恋なんて イヤとつぶやいて… 未練色したお酒 胸にしみてゆく 何がいけないの みんなあげたのに ドアを開ければ煙草の 残り香が 私を連れてく 失くした失くした日々に… にじんだ灯りに 思い出かさね 今夜も歌うの 涙のラブソング 一度はずした指輪を またはめて あなたの女よ 今でも今でも私 窓打つ夜風に 振り向きながら 今夜も歌うの 涙のラブソング | 北原ミレイ | かず翼 | 徳久広司 | 今泉敏郎 | はしゃぎすぎたの私 どんな夢だって いつか覚めること 知っていたくせに… ほんのはずみの恋に 心奪われて 今日も面影を 捜す日暮れ街 あの日最後の夜だと 気づかずに 抱かれたぬくもり も一度も一度欲しい あれから逢えずに 季節も変わり 今夜も歌うの 涙のラブソング 忘れられずに私 運命(さだめ)うらんだわ だから恋なんて イヤとつぶやいて… 未練色したお酒 胸にしみてゆく 何がいけないの みんなあげたのに ドアを開ければ煙草の 残り香が 私を連れてく 失くした失くした日々に… にじんだ灯りに 思い出かさね 今夜も歌うの 涙のラブソング 一度はずした指輪を またはめて あなたの女よ 今でも今でも私 窓打つ夜風に 振り向きながら 今夜も歌うの 涙のラブソング |
人生の贈りものふりむけば おもいで達が まぶたの裏を 駈けて行く 時代の流れに 取り残されて 手さぐりしてた あの頃 夢の途中の 坂道で 背中を押して くれたのは そう あなた せめて云わせて ありがとう あなたが私の 人生の贈りもの ありふれた 幸せの意味 気付かなかった 若い頃 淋しさ抱えて 眠れない日は 時計の針を 憎んだ もしも器用に 生きてたら 逢うことなんて なかったわ そう きっと 一度限りの 人生に 乾杯しましょう 今日の日に感謝して せめて云わせて ありがとう あなたが私の 人生の贈りもの | 北原ミレイ | たきのえいじ | 弦哲也 | 猪股義周 | ふりむけば おもいで達が まぶたの裏を 駈けて行く 時代の流れに 取り残されて 手さぐりしてた あの頃 夢の途中の 坂道で 背中を押して くれたのは そう あなた せめて云わせて ありがとう あなたが私の 人生の贈りもの ありふれた 幸せの意味 気付かなかった 若い頃 淋しさ抱えて 眠れない日は 時計の針を 憎んだ もしも器用に 生きてたら 逢うことなんて なかったわ そう きっと 一度限りの 人生に 乾杯しましょう 今日の日に感謝して せめて云わせて ありがとう あなたが私の 人生の贈りもの |
明日へのかけ橋そして又 陽が昇る 都会の屋根の上を 見慣れたはずの 空なのに あなたといれば 違って見える 地図も線路もない 人生だけど 巡り逢えた 幸せ 愛を絆に ふたりで渡る 明日(あした)に続く かけ橋を 辛くても 笑ってた いつでも若い頃は ひとりっきりの 切なさに 負けたくなくて 生きてたあの日 愛のこの重さは 命と同じ ついて行くわ あなたに 強く結んで ふたりの愛を 明日(あした)に続く かけ橋で 地図も線路もない 人生だけど 巡り逢えた 幸せ 愛を絆に ふたりで渡る 明日(あした)に続く かけ橋を | 北原ミレイ | たきのえいじ | 弦哲也 | 猪股義周 | そして又 陽が昇る 都会の屋根の上を 見慣れたはずの 空なのに あなたといれば 違って見える 地図も線路もない 人生だけど 巡り逢えた 幸せ 愛を絆に ふたりで渡る 明日(あした)に続く かけ橋を 辛くても 笑ってた いつでも若い頃は ひとりっきりの 切なさに 負けたくなくて 生きてたあの日 愛のこの重さは 命と同じ ついて行くわ あなたに 強く結んで ふたりの愛を 明日(あした)に続く かけ橋で 地図も線路もない 人生だけど 巡り逢えた 幸せ 愛を絆に ふたりで渡る 明日(あした)に続く かけ橋を |
漁歌俺が網を引っとはよ 可愛い女房(おまい)と子供によ 腹一杯飯を食わすい ためやっど 坊の岬に桃ん花咲く頃 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 東支那海は男ん海よ 俺が海で死んだらよ 可愛い女房と子供なよ どげんして生きっと嵐にゃ 負くいもんか 夫婦鶯裏山で鳴く頃 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 薩摩丸が行く水平線へ 女子鴎が変な声出す時 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 沖は荒海男ん海よ | 北原ミレイ | 山田孝雄 | 浜圭介 | 馬飼野俊一 | 俺が網を引っとはよ 可愛い女房(おまい)と子供によ 腹一杯飯を食わすい ためやっど 坊の岬に桃ん花咲く頃 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 東支那海は男ん海よ 俺が海で死んだらよ 可愛い女房と子供なよ どげんして生きっと嵐にゃ 負くいもんか 夫婦鶯裏山で鳴く頃 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 薩摩丸が行く水平線へ 女子鴎が変な声出す時 今年も鰹が鰹が来るぞ はまらんかい きばらんかい 沖は荒海男ん海よ |
ベネチアの雪早いものね あれから二年 駅のベンチは 雨に色褪せて 馴染みにしてた 近くのお店も すっかり影を なくしたわ ベネチアめぐる 石畳 想い出たどり ゆくけれど 異国の街に 舞い散る雪は 寒さをくれるばかりよ 愛を激しく 燃やしたあの日 それは遠い 過去のこと 最後のイブを 過ごした街を ひとり 訪ねています 旅の途中 あなたと出会い そしてこの地で 愛しあったのね 運河のほとり 降る雪見つめて あなたの面影(かげ)を 偲びます リアルト橋に たたずめば ゴンドラかすめ 鳥が往く 雲の切れ間に 探してほしい 明日を照らす光りを きまっていつも サインかざして 笑いかける その仕草 変わらぬままの あなたが今も 胸に 浮かんできます 幾千粒の 涙のように 雪は何処へ 消え去るの 冷たく白く 輝きながら 今も 降り注ぐだけ | 北原ミレイ | 川井みら | 樋口義高 | 矢野立美 | 早いものね あれから二年 駅のベンチは 雨に色褪せて 馴染みにしてた 近くのお店も すっかり影を なくしたわ ベネチアめぐる 石畳 想い出たどり ゆくけれど 異国の街に 舞い散る雪は 寒さをくれるばかりよ 愛を激しく 燃やしたあの日 それは遠い 過去のこと 最後のイブを 過ごした街を ひとり 訪ねています 旅の途中 あなたと出会い そしてこの地で 愛しあったのね 運河のほとり 降る雪見つめて あなたの面影(かげ)を 偲びます リアルト橋に たたずめば ゴンドラかすめ 鳥が往く 雲の切れ間に 探してほしい 明日を照らす光りを きまっていつも サインかざして 笑いかける その仕草 変わらぬままの あなたが今も 胸に 浮かんできます 幾千粒の 涙のように 雪は何処へ 消え去るの 冷たく白く 輝きながら 今も 降り注ぐだけ |
海岸物語覚えてる 懐かしい潮風(かぜ)吹くあの街 腕を組み 歩いた桟橋 馬車道のシネマでは いつも寄り添って 夜明けまで 眠らずに過ごしたわ たとえば もしも あの頃に も一度 二人 戻れたら… 山手から元町へ たどる思い出 恋のものがたり 髪を切り 口紅の色も変えたのに 忘れない あの日のぬくもり いくつかの恋をして やっと気付いたの 心から 愛されていた事を たとえば もしも あの人の 優しい 声が 聞けたなら… 夕暮れの本牧は 熱いトキメキ 夢のものがたり たとえば もしも あの頃に も一度 二人 戻れたら… 黄昏のベイサイド 甘くせつない 恋のものがたり | 北原ミレイ | こはまかずえ | 樋口義高 | 若草恵 | 覚えてる 懐かしい潮風(かぜ)吹くあの街 腕を組み 歩いた桟橋 馬車道のシネマでは いつも寄り添って 夜明けまで 眠らずに過ごしたわ たとえば もしも あの頃に も一度 二人 戻れたら… 山手から元町へ たどる思い出 恋のものがたり 髪を切り 口紅の色も変えたのに 忘れない あの日のぬくもり いくつかの恋をして やっと気付いたの 心から 愛されていた事を たとえば もしも あの人の 優しい 声が 聞けたなら… 夕暮れの本牧は 熱いトキメキ 夢のものがたり たとえば もしも あの頃に も一度 二人 戻れたら… 黄昏のベイサイド 甘くせつない 恋のものがたり |
涙の翼雨上がり街路樹が 涙を溜めている 肩を滴(しずく)に濡らし 歩くたそがれの街 想い出さがしているの… お馬鹿さんよね 私たち もしも涙に翼 あるならすぐに 逢いたい慕(おも)い どうぞ 伝えて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼 傷ついて傷つけて 別れた二人なら 今もこんなに好きで 泣いて苦しまないわ 大人の振りしていたの… お馬鹿さんよね 私たち もしも涙に翼 あるならすぐに 愛した日々を どうぞ 届けて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼 もしも涙に翼 あるならすぐに 逢いたい慕い どうぞ 伝えて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼 | 北原ミレイ | 下地亜記子 | 樋口義高 | 馬飼野俊一 | 雨上がり街路樹が 涙を溜めている 肩を滴(しずく)に濡らし 歩くたそがれの街 想い出さがしているの… お馬鹿さんよね 私たち もしも涙に翼 あるならすぐに 逢いたい慕(おも)い どうぞ 伝えて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼 傷ついて傷つけて 別れた二人なら 今もこんなに好きで 泣いて苦しまないわ 大人の振りしていたの… お馬鹿さんよね 私たち もしも涙に翼 あるならすぐに 愛した日々を どうぞ 届けて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼 もしも涙に翼 あるならすぐに 逢いたい慕い どうぞ 伝えて欲しい あの人を 連れて来て 涙の翼 |
ざんげの値打ちもないあれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛というのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった | 北原ミレイ | 阿久悠 | 村井邦彦 | 馬飼野俊一 | あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛というのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった |
雨の思い出最終ベルが鳴る ホームの片隅で 離れゆく恋人を 見送る人がいる 思えば何時(いつ)だって 別れの時は雨 過ぎ去った あの頃が 胸にせつなく よみがえる 思えば私にも 愛する人がいた 今では もう過去のこと あの人は 天国へ そとは雨… 思い出は遥か夢の彼方に 見慣れた改札の まばらな人影に あの人を探しても 心は虚しくて 別離(わかれ)の寂しさを 忘れるためだけに 覚えてたあの歌が 不意にこぼれる帰り道 あなたが遠くなり 月日が流れても 今でも 未だ忘れない 本当の愛だった セピア色… 思い出は遥か夢の彼方に お願い夢でいい 私に逢いに来て 祈れば また逢えそうで 冬空を 見上げれば 雪混じり… 思い出は遥か夢の彼方に | 北原ミレイ | 川井みら | 樋口義高 | 竜崎孝路 | 最終ベルが鳴る ホームの片隅で 離れゆく恋人を 見送る人がいる 思えば何時(いつ)だって 別れの時は雨 過ぎ去った あの頃が 胸にせつなく よみがえる 思えば私にも 愛する人がいた 今では もう過去のこと あの人は 天国へ そとは雨… 思い出は遥か夢の彼方に 見慣れた改札の まばらな人影に あの人を探しても 心は虚しくて 別離(わかれ)の寂しさを 忘れるためだけに 覚えてたあの歌が 不意にこぼれる帰り道 あなたが遠くなり 月日が流れても 今でも 未だ忘れない 本当の愛だった セピア色… 思い出は遥か夢の彼方に お願い夢でいい 私に逢いに来て 祈れば また逢えそうで 冬空を 見上げれば 雪混じり… 思い出は遥か夢の彼方に |
愛は一期一会幸せ計る ものさしがありますか 時を戻す 時計がありますか 人生は ひと幕だけの劇場 続きのない物語 愛は一期一会 一瞬のキセキ あなたに逢えて 良かった 愛は一期一会 いつもそばにいて 生きて行ける 一秒先の未来へ 自慢に出来る 過去なんてないけれど 歩いてきた 一人で ひたむきに 淋しさが友達だった いつでも あなたに逢う昨日まで 愛は一期一会 熱くなる心 目と目で 全て分かるの 愛は一期一会 強く抱きしめて 離さないわ 眠っていても この手は 生きて行ける 一秒先の未来へ | 北原ミレイ | たきのえいじ | 弦哲也 | 猪股義周 | 幸せ計る ものさしがありますか 時を戻す 時計がありますか 人生は ひと幕だけの劇場 続きのない物語 愛は一期一会 一瞬のキセキ あなたに逢えて 良かった 愛は一期一会 いつもそばにいて 生きて行ける 一秒先の未来へ 自慢に出来る 過去なんてないけれど 歩いてきた 一人で ひたむきに 淋しさが友達だった いつでも あなたに逢う昨日まで 愛は一期一会 熱くなる心 目と目で 全て分かるの 愛は一期一会 強く抱きしめて 離さないわ 眠っていても この手は 生きて行ける 一秒先の未来へ |
風の午後木枯らし窓辺を打ち 舗道が見える席 全てがあの日のまま あなたがいないだけ 泣いて泣いて 待って待って すこし慣れた 悲しみに 嘘など許せたら 愛はつづいたのに… 風の午後 吹き溜まり 誰も急ぎ足 風の街あてもなく ひとり彷徨(さまよ)う私 粉雪両手に受け 肩寄せ歩いてた 突然くちづけされ ぬくもり分けた日よ 泣いて泣いて 待って待って 胸の痛み 抱きしめる 上手に甘えたら 夢はつづいたのか… 風の午後 セピア色 時が立ち止まる 風にさえ負けそうな 瞳うつろな私 泣いて泣いて 待って待って やっと晴れた 冬の空 嘘など許せたら 愛はつづいたのか… 風の午後 石畳 過去を乗り越えて 風の中未来(あした)へと ひとり生きてく私 | 北原ミレイ | 城岡れい | 田尾将実 | 若草恵 | 木枯らし窓辺を打ち 舗道が見える席 全てがあの日のまま あなたがいないだけ 泣いて泣いて 待って待って すこし慣れた 悲しみに 嘘など許せたら 愛はつづいたのに… 風の午後 吹き溜まり 誰も急ぎ足 風の街あてもなく ひとり彷徨(さまよ)う私 粉雪両手に受け 肩寄せ歩いてた 突然くちづけされ ぬくもり分けた日よ 泣いて泣いて 待って待って 胸の痛み 抱きしめる 上手に甘えたら 夢はつづいたのか… 風の午後 セピア色 時が立ち止まる 風にさえ負けそうな 瞳うつろな私 泣いて泣いて 待って待って やっと晴れた 冬の空 嘘など許せたら 愛はつづいたのか… 風の午後 石畳 過去を乗り越えて 風の中未来(あした)へと ひとり生きてく私 |
忘れないであなたの愛情の 深さに溺れたら あしたが見えなく なってしまうから このままそっと 自由に泳がせて あなたは他にも 守るものがある たとえこの恋が 哀しく終わっても 忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから あなたの懐に とび込む勇気より 普通の人生 いつか選ぶから 想い出だけじゃ 若さは続かない 悲しくなるほど 愛が見えてきた たとえちがう女性 恋しているときも 忘れないで わたしのことを どんな未来を あなたが探しても 忘れないで 最後の約束 もう あなたのそばに いられないから 忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから | 北原ミレイ | 荒木とよひさ | 三木たかし | | あなたの愛情の 深さに溺れたら あしたが見えなく なってしまうから このままそっと 自由に泳がせて あなたは他にも 守るものがある たとえこの恋が 哀しく終わっても 忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから あなたの懐に とび込む勇気より 普通の人生 いつか選ぶから 想い出だけじゃ 若さは続かない 悲しくなるほど 愛が見えてきた たとえちがう女性 恋しているときも 忘れないで わたしのことを どんな未来を あなたが探しても 忘れないで 最後の約束 もう あなたのそばに いられないから 忘れないで わたしのことを 時が流れて 誰かに出逢っても 忘れないで 心の隅に もう 夢の中しか 逢えないから |
ざんげの値打ちもない(完全版)あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛と云うのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった あれは何月 風の夜 とうに二十歳も 過ぎた頃 鉄の格子の 空を見て 月の姿が さみしくて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は誰かが ほしかった そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった | 北原ミレイ | 阿久悠 | 村井邦彦 | | あれは二月の 寒い夜 やっと十四に なった頃 窓にちらちら 雪が降り 部屋はひえびえ 暗かった 愛と云うのじゃ ないけれど 私は抱かれて みたかった あれは五月の 雨の夜 今日で十五と 云う時に 安い指輪を 贈られて 花を一輪 かざられて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捧げて みたかった あれは八月 暑い夜 すねて十九を 越えた頃 細いナイフを 光らせて にくい男を 待っていた 愛と云うのじゃ ないけれど 私は捨てられ つらかった あれは何月 風の夜 とうに二十歳も 過ぎた頃 鉄の格子の 空を見て 月の姿が さみしくて 愛と云うのじゃ ないけれど 私は誰かが ほしかった そしてこうして 暗い夜 年も忘れた 今日のこと 街にゆらゆら 灯りつき みんな祈りを するときに ざんげの値打ちも ないけれど 私は話して みたかった |
石狩挽歌海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボ−ロロ− 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る 燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソ−ラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボ−ロロ− かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る | 北原ミレイ | なかにし礼 | 浜圭介 | | 海猫(ごめ)が鳴くから ニシンが来ると 赤い筒袖(つっぽ)の やん衆がさわぐ 雪に埋もれた 番屋の隅で わたしゃ夜通し 飯を炊く あれからニシンは どこへ行ったやら 破れた網は 問い刺し網か 今じゃ浜辺で オンボロロ オンボロボ−ロロ− 沖を通るは 笠戸丸 わたしゃ涙で ニシン曇りの 空を見る 燃えろ篝火 朝里の浜に 海は銀色 ニシンの色よ ソ−ラン節に 頬そめながら わたしゃ大漁の 網を曳く あれからニシンは どこへ行ったやら オタモイ岬の ニシン御殿も 今じゃさびれて オンボロロ オンボロボ−ロロ− かわらぬものは 古代文字 わたしゃ涙で 娘ざかりの 夢を見る |