おしどり酒うき世しぐれに 吹きよせられて 似た者どうしで 雨やどり それが合縁 ふたりの奇縁… 振りむきゃ いろいろ あったけど おしどり酒です 今夜は 水いらず 弱音はいたら あんたの負けと 背中をたたいて 泣いた夜 春と想えば また冬が来て… 故郷 なまりは 消えたけど おしどり酒です 見上げりゃ 月夜です 愛想なしほど 情は深い しみじみ見つめりゃ 照れる人 惚れてよかった あんたに惚れて… 人生 まだまだ 長いけど おしどり酒です 明日(あした)も ふたりづれ | 瀬川瑛子 | 水木れいじ | 中村典正 | 前田俊明 | うき世しぐれに 吹きよせられて 似た者どうしで 雨やどり それが合縁 ふたりの奇縁… 振りむきゃ いろいろ あったけど おしどり酒です 今夜は 水いらず 弱音はいたら あんたの負けと 背中をたたいて 泣いた夜 春と想えば また冬が来て… 故郷 なまりは 消えたけど おしどり酒です 見上げりゃ 月夜です 愛想なしほど 情は深い しみじみ見つめりゃ 照れる人 惚れてよかった あんたに惚れて… 人生 まだまだ 長いけど おしどり酒です 明日(あした)も ふたりづれ |
泪のワルツボトルに一輪 むらさきの 花が別離の 言葉(しるし)でしょうか あんなに優しく してくれたのに… 顔も見ないで 出てゆくなんて あとは泪 今宵(きょう)も泪 泪のワルツ 淋しい恋でも 微笑ってた みんなあなたの ためだったのよ 夕陽の小窓に 似顔絵描いて… 嫌い嫌いと つよがりながら なんで泪 泪 泪 泪のワルツ ふたりの暮らしが 夢ならば 夢を死ぬまで 見ていたかった この世にもひとり あなたがいたら… 酔えぬお酒に すがりはしない だから泪 ひとり泪 泪のワルツ | 瀬川瑛子 | 水木れいじ | 中村典正 | 前田俊明 | ボトルに一輪 むらさきの 花が別離の 言葉(しるし)でしょうか あんなに優しく してくれたのに… 顔も見ないで 出てゆくなんて あとは泪 今宵(きょう)も泪 泪のワルツ 淋しい恋でも 微笑ってた みんなあなたの ためだったのよ 夕陽の小窓に 似顔絵描いて… 嫌い嫌いと つよがりながら なんで泪 泪 泪 泪のワルツ ふたりの暮らしが 夢ならば 夢を死ぬまで 見ていたかった この世にもひとり あなたがいたら… 酔えぬお酒に すがりはしない だから泪 ひとり泪 泪のワルツ |
また逢えそうなブルースいやだ… やだ… やだ もう恋なんか いつも 泣くのは 女だけ 船が出たなら それきりなのに なんで優しく 抱きよせる セピア色した 釧路の雨に 誰が歌うか また逢えそうなブルースよ いやだ… やだ… やだ 面影グラス 酔えば 逢いたく なるばかり 灯(あかり)淋しい 幣舞橋(ぬさまいばし)を どこか空似の 男(ひと)がゆく セピア色した 釧路の夜は みれんばかりの また逢えそうなブルースよ いやだ… やだ… やだ ミモザの花も 散って波止場は 冬化粧 待てど暮らせど 帰っちゃ来ない おとぎ話の 夢ひとつ セピア色した 釧路の海に 捨てる涙の また逢えそうなブルースよ | 瀬川瑛子 | 水木れいじ | 中村典正 | 前田俊明 | いやだ… やだ… やだ もう恋なんか いつも 泣くのは 女だけ 船が出たなら それきりなのに なんで優しく 抱きよせる セピア色した 釧路の雨に 誰が歌うか また逢えそうなブルースよ いやだ… やだ… やだ 面影グラス 酔えば 逢いたく なるばかり 灯(あかり)淋しい 幣舞橋(ぬさまいばし)を どこか空似の 男(ひと)がゆく セピア色した 釧路の夜は みれんばかりの また逢えそうなブルースよ いやだ… やだ… やだ ミモザの花も 散って波止場は 冬化粧 待てど暮らせど 帰っちゃ来ない おとぎ話の 夢ひとつ セピア色した 釧路の海に 捨てる涙の また逢えそうなブルースよ |
月夜舟神さまが 逢わせてくれた この人と 我慢くらべの みちゆきでした 涙つづりの 幾年(いくとせ)も 過ぎてしまえば おもいで話 こぼれ桜が 水先(みずさき)染めて 夢を呼ぶよな ふたりの月夜舟 世渡りも お世辞も下手な 人だけど 裏がないのに ほだされました 喧嘩してみて 泣いてみて 情の深さに また惚れ直す 昭和生まれは やっぱり演歌 酔ってしんみり ふたりの月夜舟 まわり道 それでもいいの この川の きっと何処かに 倖せがある 花と咲く日も 散るときも あずけましたよ わたしの命 いいのあんたと 流されながら 明日を探して ふたりの月夜舟 | 瀬川瑛子 | 水木れいじ | 中村典正 | 前田俊明 | 神さまが 逢わせてくれた この人と 我慢くらべの みちゆきでした 涙つづりの 幾年(いくとせ)も 過ぎてしまえば おもいで話 こぼれ桜が 水先(みずさき)染めて 夢を呼ぶよな ふたりの月夜舟 世渡りも お世辞も下手な 人だけど 裏がないのに ほだされました 喧嘩してみて 泣いてみて 情の深さに また惚れ直す 昭和生まれは やっぱり演歌 酔ってしんみり ふたりの月夜舟 まわり道 それでもいいの この川の きっと何処かに 倖せがある 花と咲く日も 散るときも あずけましたよ わたしの命 いいのあんたと 流されながら 明日を探して ふたりの月夜舟 |
命の絆苦労が幾重も かさなることで 夫婦(めおと)の絆は 太くなる 浮かんで寄り添う うき雲ふたつ 縁は異なもの あなたと決めて 預けて悔いない 命 命 命の絆 見交わす目と目で 表も裏も 読めます心の 内までも おしどりみたいに 肩よせあって まわる世間の 舞台の隅で 咲かせてください 命 命 命の絆 夜空を彩る あの星さえも 頼れる相手が 傍(そば)にいる 本当に良かった ふたりで生きて 決めたからには いついつまでも 明日(あした)に託(たく)した 命 命 命の絆 | 瀬川瑛子 | 原譲二 | 原譲二 | | 苦労が幾重も かさなることで 夫婦(めおと)の絆は 太くなる 浮かんで寄り添う うき雲ふたつ 縁は異なもの あなたと決めて 預けて悔いない 命 命 命の絆 見交わす目と目で 表も裏も 読めます心の 内までも おしどりみたいに 肩よせあって まわる世間の 舞台の隅で 咲かせてください 命 命 命の絆 夜空を彩る あの星さえも 頼れる相手が 傍(そば)にいる 本当に良かった ふたりで生きて 決めたからには いついつまでも 明日(あした)に託(たく)した 命 命 命の絆 |
函館の雨はリラ色うれしいときも 涙がでると おしえてくれた あのひとと いっしょにぬれた 朝の雨 おもいだします 大森町の 白い渚に しみとおる ああ 函館の 函館の 雨はリラ色 またくるからと ゆびきりしたが 鴎のように とんでった あなたは誰と どこにいる ひどい人ねと ささやきかける 波止場ネオンが 目にしみる ああ 函館の 函館の 雨のたそがれ それでもいつか かならず逢える あなたの好きな 五稜郭 わたしはここで 待ってます 荒い潮路に つかれた夜は 夢に枕も ぬれるでしょ ああ 函館の 函館の 雨はリラ色 | 瀬川瑛子 | 星野哲郎 | 新井利昌 | | うれしいときも 涙がでると おしえてくれた あのひとと いっしょにぬれた 朝の雨 おもいだします 大森町の 白い渚に しみとおる ああ 函館の 函館の 雨はリラ色 またくるからと ゆびきりしたが 鴎のように とんでった あなたは誰と どこにいる ひどい人ねと ささやきかける 波止場ネオンが 目にしみる ああ 函館の 函館の 雨のたそがれ それでもいつか かならず逢える あなたの好きな 五稜郭 わたしはここで 待ってます 荒い潮路に つかれた夜は 夢に枕も ぬれるでしょ ああ 函館の 函館の 雨はリラ色 |
おんなの絆いつでも一緒に いられたら この世で一番 幸せでしょう 咲いて人目(ひとめ)を 惹(ひ)く花よりも 陰で捧(ささ)げた 真心(まごころ)ひとつ これからも これからも 守って行(ゆ)きたい おんなの絆 あなたの苦労の 欠片(かけら)でも 私も背負って 歩きたい そんな優しさ 生きてく限り 決して忘れず 心に誓い これからも これからも ふたりで越えたい おんなの絆 夢でも信じて いくのなら 重ねてみたいの 私の夢と つなぐこの手で 明日(あした)が来れば 迷うことなく 尽くして生きる これからも これからも 命が燃えます おんなの絆 | 瀬川瑛子 | 沢村友美也 | 原譲二 | 南郷達也 | いつでも一緒に いられたら この世で一番 幸せでしょう 咲いて人目(ひとめ)を 惹(ひ)く花よりも 陰で捧(ささ)げた 真心(まごころ)ひとつ これからも これからも 守って行(ゆ)きたい おんなの絆 あなたの苦労の 欠片(かけら)でも 私も背負って 歩きたい そんな優しさ 生きてく限り 決して忘れず 心に誓い これからも これからも ふたりで越えたい おんなの絆 夢でも信じて いくのなら 重ねてみたいの 私の夢と つなぐこの手で 明日(あした)が来れば 迷うことなく 尽くして生きる これからも これからも 命が燃えます おんなの絆 |
あっぱれ!みなさま若様が 街道を ウォーキング(ウォーキング) 姫様と お城で ダンシング(ランランランララン) 殿様は 高らかに シンギング(シンギング) 皆様も さあ、立ち上がろう 正々堂々!真ん中歩こう ご意見BANG!BANG! いざ、もの申す! 勧善懲悪 目指して 今日もゆく 私(わたくし)がやれば 日本晴れ!(斬る!) 問答無用!(斬る!) 侍が 討ち入りで ファイティング(ファイティング) 目明しは 隠れて ウォッチング(ランランランララン) くノ一は 思い切り ジャンピング(ジャンピング) みなのもの さあ、出会え出会え 只今参上!真ん中歩こう お手柄 GAN!GAN! いざ、捕物だ! 天下泰平 求めて 今日もゆく 悪いやつらは 許さない(斬る!) 一刀両断!(斬る!) (セリフ) さあさあ皆様 お立会い 歌えば 毎日 花盛り 笑う人には福が来る! 手に手をとって 真ん中歩こう 踊ってDON!DON! さあ、お祭りだ 生涯青春 笑顔で 今日もゆく 足腰伸ばして 仁王立ち(斬る!) 一件落着!イェイ あっぱれ、人生!!!イェイ | 瀬川瑛子 | ペリー荻野 | 小杉保夫 | 小杉保夫 | 若様が 街道を ウォーキング(ウォーキング) 姫様と お城で ダンシング(ランランランララン) 殿様は 高らかに シンギング(シンギング) 皆様も さあ、立ち上がろう 正々堂々!真ん中歩こう ご意見BANG!BANG! いざ、もの申す! 勧善懲悪 目指して 今日もゆく 私(わたくし)がやれば 日本晴れ!(斬る!) 問答無用!(斬る!) 侍が 討ち入りで ファイティング(ファイティング) 目明しは 隠れて ウォッチング(ランランランララン) くノ一は 思い切り ジャンピング(ジャンピング) みなのもの さあ、出会え出会え 只今参上!真ん中歩こう お手柄 GAN!GAN! いざ、捕物だ! 天下泰平 求めて 今日もゆく 悪いやつらは 許さない(斬る!) 一刀両断!(斬る!) (セリフ) さあさあ皆様 お立会い 歌えば 毎日 花盛り 笑う人には福が来る! 手に手をとって 真ん中歩こう 踊ってDON!DON! さあ、お祭りだ 生涯青春 笑顔で 今日もゆく 足腰伸ばして 仁王立ち(斬る!) 一件落着!イェイ あっぱれ、人生!!!イェイ |
GO!GO!侍ニッポン~私も輝きます~(ハイ) 愛しの土方様 あなたは強い人 走る走る走る走る 夢を求めて ヒジ!(ヒジ) カタ!(カタ) ヒジ! カタ! 愛しの土方様 風雲到来 チャンスをつかむの (GO!GO! 土方歳三) 心にあるのは 誠の一文字 (GO!GO! 新選組) たとえ不利だとわかっても 信じた道を 一直線 ドンドン! (ハイ) 愛しの土方様 わたしも強くなる 行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ 激動ニッポン! ヒジ!(ヒジ) カタ!(カタ) ヒジ! カタ! 愛しの土方様 (ハイ) 愛しの吉宗様 熱血暴れん坊 駆ける駆ける駆ける駆ける 白馬に乗って ヨシ!(ヨシ) ムネ!(ムネ) ヨシ! ムネ! 愛しの吉宗様 庶民の目線で 享保の改革 (GO!GO! 八代将軍) 質素で倹約 この国変えるの (GO!GO! 有言実行) もしも陰謀見つけたら 見事に成敗しちゃうのね ビシバシ! (ハイ) 愛しの吉宗様 わたしも勇気出す 目指せ目指せ目指せ目指せ 改革ニッポン! ヨシ!(ヨシ) ムネ!(ムネ) ヨシ! ムネ! 愛しの吉宗様 love me love me hold me tight~ 愛しの鬼平様 悪党許さない 追い詰め追い詰め追い詰め追い詰め 盗人(ぬすっと)たち オニ!(オニ) ヘイ!(ヘイ) オニ! ヘイ! 愛しの鬼平様 浮世の裏側 知り尽くしてるの (GO!GO! 長谷川平蔵) 同心与力を ひとつにまとめる (GO!GO! 鬼の長官) 悪に強くて情けあり あなたは理想の上司なの キラキラ (ハイ) 愛しの鬼平様 わたしも立ち向かう 進め進め進め進め 前進ニッポン! オニ!(オニ) ヘイ!(ヘイ) オニ! ヘイ! 愛しの鬼平様 愛しのヒーロー様 ヒー!(ヒー) ロー!(ロー) ヒー! ロー! 私も輝きます! (愛しのヒーロー様) | 瀬川瑛子 | ペリー荻野 | 小杉保夫 | 小杉保夫 | (ハイ) 愛しの土方様 あなたは強い人 走る走る走る走る 夢を求めて ヒジ!(ヒジ) カタ!(カタ) ヒジ! カタ! 愛しの土方様 風雲到来 チャンスをつかむの (GO!GO! 土方歳三) 心にあるのは 誠の一文字 (GO!GO! 新選組) たとえ不利だとわかっても 信じた道を 一直線 ドンドン! (ハイ) 愛しの土方様 わたしも強くなる 行くぞ行くぞ行くぞ行くぞ 激動ニッポン! ヒジ!(ヒジ) カタ!(カタ) ヒジ! カタ! 愛しの土方様 (ハイ) 愛しの吉宗様 熱血暴れん坊 駆ける駆ける駆ける駆ける 白馬に乗って ヨシ!(ヨシ) ムネ!(ムネ) ヨシ! ムネ! 愛しの吉宗様 庶民の目線で 享保の改革 (GO!GO! 八代将軍) 質素で倹約 この国変えるの (GO!GO! 有言実行) もしも陰謀見つけたら 見事に成敗しちゃうのね ビシバシ! (ハイ) 愛しの吉宗様 わたしも勇気出す 目指せ目指せ目指せ目指せ 改革ニッポン! ヨシ!(ヨシ) ムネ!(ムネ) ヨシ! ムネ! 愛しの吉宗様 love me love me hold me tight~ 愛しの鬼平様 悪党許さない 追い詰め追い詰め追い詰め追い詰め 盗人(ぬすっと)たち オニ!(オニ) ヘイ!(ヘイ) オニ! ヘイ! 愛しの鬼平様 浮世の裏側 知り尽くしてるの (GO!GO! 長谷川平蔵) 同心与力を ひとつにまとめる (GO!GO! 鬼の長官) 悪に強くて情けあり あなたは理想の上司なの キラキラ (ハイ) 愛しの鬼平様 わたしも立ち向かう 進め進め進め進め 前進ニッポン! オニ!(オニ) ヘイ!(ヘイ) オニ! ヘイ! 愛しの鬼平様 愛しのヒーロー様 ヒー!(ヒー) ロー!(ロー) ヒー! ロー! 私も輝きます! (愛しのヒーロー様) |
口紅水仙人恋う涙が あることを あなたに出逢って 知りました 風に吹かれて 待ちわびる 花はわたしの 恋ごころ あなたに咲きたい 薫りたい おんなひと彩(いろ)… 口紅水仙 綺麗になりたい 誰よりも ひとりで鏡を 覗(のぞ)く夜 今日の髪型 この着物 みんな好みに あわせたの あなたに咲きたい 薫りたい いのち華やぐ… 口紅水仙 心とこころを 結ぶ糸 この世の何処かに きっとある 息をひそめて 待ちわびる 夜はおんなを 花にする あなたに咲きたい 薫りたい 春を夢みる… 口紅水仙 | 瀬川瑛子 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 石倉重信 | 人恋う涙が あることを あなたに出逢って 知りました 風に吹かれて 待ちわびる 花はわたしの 恋ごころ あなたに咲きたい 薫りたい おんなひと彩(いろ)… 口紅水仙 綺麗になりたい 誰よりも ひとりで鏡を 覗(のぞ)く夜 今日の髪型 この着物 みんな好みに あわせたの あなたに咲きたい 薫りたい いのち華やぐ… 口紅水仙 心とこころを 結ぶ糸 この世の何処かに きっとある 息をひそめて 待ちわびる 夜はおんなを 花にする あなたに咲きたい 薫りたい 春を夢みる… 口紅水仙 |
一念草ひとりで生きていた おんなのこの胸に 夢を一輪 灯して 灯してくれたひと 幸せは… 幸せは… まだ遠いけど… 一途な花です 一念草 あなたひとりを 信じて焦がれ咲く 可愛いおんなだと やさしく抱かれたい 恋の蕾(つぼ)みを 綺麗に 綺麗に咲かせたい 逢えなくて… 逢えなくて… せつない夜は… 涙の花です 一念草 月のしずくに ほろほろ濡れて咲く ふたつのこの心 繋いだ赤い絆(いと) 私みえます あなたも あなたも見えますか これからも… これからも… ふたりは一緒… 笑顔の花です 一念草 好きなあなたに 寄り添い永遠(とわ)に咲く | 瀬川瑛子 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 石倉重信 | ひとりで生きていた おんなのこの胸に 夢を一輪 灯して 灯してくれたひと 幸せは… 幸せは… まだ遠いけど… 一途な花です 一念草 あなたひとりを 信じて焦がれ咲く 可愛いおんなだと やさしく抱かれたい 恋の蕾(つぼ)みを 綺麗に 綺麗に咲かせたい 逢えなくて… 逢えなくて… せつない夜は… 涙の花です 一念草 月のしずくに ほろほろ濡れて咲く ふたつのこの心 繋いだ赤い絆(いと) 私みえます あなたも あなたも見えますか これからも… これからも… ふたりは一緒… 笑顔の花です 一念草 好きなあなたに 寄り添い永遠(とわ)に咲く |
嵯峨野路ひとりつれて逃げてと 言葉にだせず 涙かくして 身をひいた 京都 嵯峨野路 おんながひとり 死ぬほどつらい この思慕(おもい) どうかわかって 祇王(ぎおう)さま 愛しあっても 添えない恋は いつも女が 泣く運命(さだめ) 京都 嵯峨野路 苔(こけ)むす庵(いおり) 想い出草を 捲(めく)るたび 胸に未練が 溢れます 竹の葉擦(はず)れを 背中で聞けば 今もあなたの 声になる 京都 嵯峨野路 おんながひとり 別れの手紙 笹舟に 乗せて流した 桂川 | 瀬川瑛子 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 石倉重信 | つれて逃げてと 言葉にだせず 涙かくして 身をひいた 京都 嵯峨野路 おんながひとり 死ぬほどつらい この思慕(おもい) どうかわかって 祇王(ぎおう)さま 愛しあっても 添えない恋は いつも女が 泣く運命(さだめ) 京都 嵯峨野路 苔(こけ)むす庵(いおり) 想い出草を 捲(めく)るたび 胸に未練が 溢れます 竹の葉擦(はず)れを 背中で聞けば 今もあなたの 声になる 京都 嵯峨野路 おんながひとり 別れの手紙 笹舟に 乗せて流した 桂川 |
桜雨~さくらあめ~ひとひらふたひら 舞い降る桜花(はな)を そっと両手で 受けとめる ひとときの 倖せと わかっていながら 一途に燃えた 夢がはらはら はらはら散るような… 桜雨 ため息つくたび なみだが落ちる だから弥生(やよい)の 空をみる 結ばれぬ 恋だから 忍んで逢うたび こんなに痩(や)せた 愛がしくしく しくしく泣くような… 桜雨 あなたを追いかけ 背中に止まる 花片(はな)は女(わたし)の 化身です いつの日か 逢えたなら 死ぬまでひとりに しないで欲しい 涙ほろほろ ほろほろ舞うような… 桜雨 | 瀬川瑛子 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 石倉重信 | ひとひらふたひら 舞い降る桜花(はな)を そっと両手で 受けとめる ひとときの 倖せと わかっていながら 一途に燃えた 夢がはらはら はらはら散るような… 桜雨 ため息つくたび なみだが落ちる だから弥生(やよい)の 空をみる 結ばれぬ 恋だから 忍んで逢うたび こんなに痩(や)せた 愛がしくしく しくしく泣くような… 桜雨 あなたを追いかけ 背中に止まる 花片(はな)は女(わたし)の 化身です いつの日か 逢えたなら 死ぬまでひとりに しないで欲しい 涙ほろほろ ほろほろ舞うような… 桜雨 |
しあわせ暦この胸の 根雪も溶けて こころにやさしい 春の風 あなたに出逢えて よかったわ 見かわす笑顔が 嬉しいの 寄り添って 連れ添って ふたりで捲(めく)る しあわせ暦 痩(や)せてゆく 十六夜月(いざよいづき)に 淋しさ抱いてた 秋の夜 あなたに出逢えて よかったわ 今夜は熱燗 水いらず 信じあい 尽くしあい ふたりで捲る しあわせ暦 梅の枝 鴬(うぐいす)がほら 夢なら五分咲き 八分咲き あなたに出逢えて よかったわ 安らぎしみじみ 感じます 離れない 離さない ふたりで捲る しあわせ暦 | 瀬川瑛子 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 石倉重信 | この胸の 根雪も溶けて こころにやさしい 春の風 あなたに出逢えて よかったわ 見かわす笑顔が 嬉しいの 寄り添って 連れ添って ふたりで捲(めく)る しあわせ暦 痩(や)せてゆく 十六夜月(いざよいづき)に 淋しさ抱いてた 秋の夜 あなたに出逢えて よかったわ 今夜は熱燗 水いらず 信じあい 尽くしあい ふたりで捲る しあわせ暦 梅の枝 鴬(うぐいす)がほら 夢なら五分咲き 八分咲き あなたに出逢えて よかったわ 安らぎしみじみ 感じます 離れない 離さない ふたりで捲る しあわせ暦 |
いたわり坂苦労くの字に 寄り添って 歩いて来ました ふたり道 冬の木枯らし 春の雪 いつでも隣に いてくれた 頑張ろね… これからも… いたわり坂は 情け坂 人のやさしさ あたたかさ あなたに出逢って 知りました 甲斐性なしだと 云うけれど なんです今さら 水くさい 頑張ろね… 離れずに… いたわり坂は きずな坂 今度この世に 生まれても わたしはあなたの 恋女房 背伸びしないで また一歩 あしたに向かって 生きてゆく 頑張ろね… 負けずにね… いたわり坂は 夢見坂 | 瀬川瑛子 | 仁井谷俊也 | 徳久広司 | 石倉重信 | 苦労くの字に 寄り添って 歩いて来ました ふたり道 冬の木枯らし 春の雪 いつでも隣に いてくれた 頑張ろね… これからも… いたわり坂は 情け坂 人のやさしさ あたたかさ あなたに出逢って 知りました 甲斐性なしだと 云うけれど なんです今さら 水くさい 頑張ろね… 離れずに… いたわり坂は きずな坂 今度この世に 生まれても わたしはあなたの 恋女房 背伸びしないで また一歩 あしたに向かって 生きてゆく 頑張ろね… 負けずにね… いたわり坂は 夢見坂 |
男嫌い曇りガラスに 孤独という文字(じ) 書いてみる夜更け ルージュが乾く 男嫌いを 気取りながら あなた以外もう 愛せない いやよ いやよ だめよ いやよ はやく 逢いに来て 抱かれたいの 女だから 夢を見るなら 今のうちだと 満月が赤く 誘いかけてる 男嫌いを 気取るわけは 傷つくのがもう こわいだけ いやよ いやよ だめよ いやよ 愛が あふれてる 溺れたいの 女だから おとこ ぎらい なんて うそよ はやく 逢いに来て 抱かれたいの 女だから | 瀬川瑛子 | 田久保真見 | 有賀十三 | 石倉重信 | 曇りガラスに 孤独という文字(じ) 書いてみる夜更け ルージュが乾く 男嫌いを 気取りながら あなた以外もう 愛せない いやよ いやよ だめよ いやよ はやく 逢いに来て 抱かれたいの 女だから 夢を見るなら 今のうちだと 満月が赤く 誘いかけてる 男嫌いを 気取るわけは 傷つくのがもう こわいだけ いやよ いやよ だめよ いやよ 愛が あふれてる 溺れたいの 女だから おとこ ぎらい なんて うそよ はやく 逢いに来て 抱かれたいの 女だから |
星のブルースどうせはかない 他国の恋は ほろり夜空の 流れ星 消えたからとて 泣くにも泣けぬ せつない星の ブルースよ 若い生命を かけてもみたが 胸のランプにゃ 灯も消えた 花よなぜ散る 一夜の風に みだれる星の ブルースよ 旅の心に ネオンがしみる あすはまた行く 北の果て 恋の痛手の さすらい唄は 消えゆく星の ブルースよ | 瀬川瑛子 | 槇一哉 | 新井利昌 | | どうせはかない 他国の恋は ほろり夜空の 流れ星 消えたからとて 泣くにも泣けぬ せつない星の ブルースよ 若い生命を かけてもみたが 胸のランプにゃ 灯も消えた 花よなぜ散る 一夜の風に みだれる星の ブルースよ 旅の心に ネオンがしみる あすはまた行く 北の果て 恋の痛手の さすらい唄は 消えゆく星の ブルースよ |
あなたがいいのこころ通わす 絆の糸は 切れたりしない 解(ほど)けない おなじ夢みて 情け川 生きてゆきます 幸せ抱いて いいの… いいのよ… あなたがいいの 俺がおまえを 守ってやると 笑って照れて 云うあなた 酔えばわたしの 膝まくら 子供みたいな 寝顔に惚れて いいの… いいのよ… あなたがいいの そうよあなたは 揺りかごなのよ やさしい愛が その胸が 思い通して 結ばれる それで苦労は 女の冥利 いいの… いいのよ… あなたがいいの | 瀬川瑛子 | 仁井谷俊也 | 北原じゅん | 伊戸のりお | こころ通わす 絆の糸は 切れたりしない 解(ほど)けない おなじ夢みて 情け川 生きてゆきます 幸せ抱いて いいの… いいのよ… あなたがいいの 俺がおまえを 守ってやると 笑って照れて 云うあなた 酔えばわたしの 膝まくら 子供みたいな 寝顔に惚れて いいの… いいのよ… あなたがいいの そうよあなたは 揺りかごなのよ やさしい愛が その胸が 思い通して 結ばれる それで苦労は 女の冥利 いいの… いいのよ… あなたがいいの |
のこり月結ばれぬ命なら この川に捨てて 水に映る面影 流してしまいたい あなた… あなた愛して 知りすぎた しあわせ きっと男なら 泣いたりしないのに 眠れぬ闇の間(ま)に 浮かぶ… のこり月 ラララ ララ ラララ どうか消えないで いとしくて切なくて 忘れられなくて 惑(まど)いながらあなたを 憎んでしまいそう 一夜(ひとよ)… 奪ってみても また一夜 欲しくて すべて夜明けには 忘れてしまうのに 儚(はかな)く水の面(も)に 揺れる… のこり月 ラララ ララ ラララ 夢よ消えないで あなた… あなた愛して 知りすぎた しあわせ きっと男なら 泣いたりしないのに 眠れぬ闇の間に 浮かぶ… のこり月 ラララ ララ ラララ どうか消えないで | 瀬川瑛子 | 円香乃 | 北原じゅん | 伊戸のりお | 結ばれぬ命なら この川に捨てて 水に映る面影 流してしまいたい あなた… あなた愛して 知りすぎた しあわせ きっと男なら 泣いたりしないのに 眠れぬ闇の間(ま)に 浮かぶ… のこり月 ラララ ララ ラララ どうか消えないで いとしくて切なくて 忘れられなくて 惑(まど)いながらあなたを 憎んでしまいそう 一夜(ひとよ)… 奪ってみても また一夜 欲しくて すべて夜明けには 忘れてしまうのに 儚(はかな)く水の面(も)に 揺れる… のこり月 ラララ ララ ラララ 夢よ消えないで あなた… あなた愛して 知りすぎた しあわせ きっと男なら 泣いたりしないのに 眠れぬ闇の間に 浮かぶ… のこり月 ラララ ララ ラララ どうか消えないで |
旅の駅「おにいさん…どこまで行くの」 「次の列車で 行けるとこ」 雪に埋もれた 待合室で 無口な男が 小さく笑う 「あたしもサ…」「あたしもサ…」 流氷鳴いてる 北の駅 北の駅 「おねえさん…身寄りはいるの」 「遠い昔に 死んじゃった」 背中丸めて 唇かんで 淋しい女が 涙をぬぐう 「しんどいナ…」「しんどいナ…」 灯りがポツリと 夜の駅 夜の駅 「おにいさん…そろそろ来るよ」 「やけに汽笛が せかせるな」 吹きっさらしの 改札口で 振り向き男が 片手を上げる 「げんきでネ…」「げんきでネ…」 小雪がシンシン 旅の駅 旅の駅 | 瀬川瑛子 | 円香乃 | 新井利昌 | 南郷達也 | 「おにいさん…どこまで行くの」 「次の列車で 行けるとこ」 雪に埋もれた 待合室で 無口な男が 小さく笑う 「あたしもサ…」「あたしもサ…」 流氷鳴いてる 北の駅 北の駅 「おねえさん…身寄りはいるの」 「遠い昔に 死んじゃった」 背中丸めて 唇かんで 淋しい女が 涙をぬぐう 「しんどいナ…」「しんどいナ…」 灯りがポツリと 夜の駅 夜の駅 「おにいさん…そろそろ来るよ」 「やけに汽笛が せかせるな」 吹きっさらしの 改札口で 振り向き男が 片手を上げる 「げんきでネ…」「げんきでネ…」 小雪がシンシン 旅の駅 旅の駅 |
母さんの手おまえはほんとに いい子だと 頭をなでた 優しい手 近頃なぜか 想い出す 無邪気に笑う 母の顔 ゆっくり話しも 出来ないままで… も一度 会いたい お母さん 春には桜が 見たいねと 贈ったセーター 抱きしめた 桜の花は 咲いたけど セーターひとつ 部屋の隅 約束通り 羽織ってみせて… 今でも 大好き お母さん 夕暮れ間近の 病室に 揺れてた白い かすみ草 「もう帰るの?」と つぶやいた 小さな姿 忘れない あなたの子供で 幸せでした… ほんとに ありがと お母さん | 瀬川瑛子 | 円香乃 | 新井利昌 | 南郷達也 | おまえはほんとに いい子だと 頭をなでた 優しい手 近頃なぜか 想い出す 無邪気に笑う 母の顔 ゆっくり話しも 出来ないままで… も一度 会いたい お母さん 春には桜が 見たいねと 贈ったセーター 抱きしめた 桜の花は 咲いたけど セーターひとつ 部屋の隅 約束通り 羽織ってみせて… 今でも 大好き お母さん 夕暮れ間近の 病室に 揺れてた白い かすみ草 「もう帰るの?」と つぶやいた 小さな姿 忘れない あなたの子供で 幸せでした… ほんとに ありがと お母さん |
釧路の夜白い夜船はまだかと 幣舞橋に 問えば夜空に 霧が舞う こないあなたの 面影に 今日も私は しばられて 恋もしないの できないの ああ 釧路の夜 白い夜 よわい女が からだを張って 芝居する街 生きる街 責めちゃいけない その嘘の 網にかかった ふりをして 嬉しがらせて 欲しいのよ ああ 釧路の夜 白い夜 夜の化粧が ふる雨染めて 傘の花咲く 大通り 客に送って もらえない やぼな女が やきとりの 串で占う 明日の夢 ああ 釧路の夜 白い夜 | 瀬川瑛子 | 星野哲郎 | 市川昭介 | | 船はまだかと 幣舞橋に 問えば夜空に 霧が舞う こないあなたの 面影に 今日も私は しばられて 恋もしないの できないの ああ 釧路の夜 白い夜 よわい女が からだを張って 芝居する街 生きる街 責めちゃいけない その嘘の 網にかかった ふりをして 嬉しがらせて 欲しいのよ ああ 釧路の夜 白い夜 夜の化粧が ふる雨染めて 傘の花咲く 大通り 客に送って もらえない やぼな女が やきとりの 串で占う 明日の夢 ああ 釧路の夜 白い夜 |
あのひとの雪国あのひとは どこにいるのか 噂さえ だれも知らない でも私 逢いたくて 逢いたくて ひとりきた 越後の町は おもいでが ただふりつもる 白い 白い雪国…… 国境 長いトンネル 汽車がゆく 別れを告げて あのときは かなしくて かなしくて 雪国の 駒子のように 襟巻に 頬をうずめて 泣いて 泣いてしまった…… なつかしい 雪のかまくら 団子木に 餅花かざり 更けてゆく 窓のそと 窓のそと あのひとに よせる慕情の ためいきが ただふりつもる 白い 白い雪国…… | 瀬川瑛子 | 星野哲郎 | 新井利昌 | | あのひとは どこにいるのか 噂さえ だれも知らない でも私 逢いたくて 逢いたくて ひとりきた 越後の町は おもいでが ただふりつもる 白い 白い雪国…… 国境 長いトンネル 汽車がゆく 別れを告げて あのときは かなしくて かなしくて 雪国の 駒子のように 襟巻に 頬をうずめて 泣いて 泣いてしまった…… なつかしい 雪のかまくら 団子木に 餅花かざり 更けてゆく 窓のそと 窓のそと あのひとに よせる慕情の ためいきが ただふりつもる 白い 白い雪国…… |
夢のように 日は過ぎて風が吹いて 木漏れ日が この肩を あたためる 生きることで いっぱいだった あの頃が ふとよぎる 夢のように 日は過ぎて あきらめた 恋があり 巡り逢う 人もいたけど ささやかに 穏やかに 暮らせる今が 一番しあわせかしら… 風に揺れる 野の花が 愛しくて 佇めば この手つなぐ ちいさな手から しあわせが 込みあげる 夢のように 日は過ぎて 振り向けば なつかしい かなしみも 過ぎてしまえば 何処からか もういない やさしい母の あの唄が 聞こえてくるわ… 夢のように 日は過ぎて 時までも やさしくて もう一度つなぐ 人生 あのひとが いてくれて 安らぐ今が 一番しあわせかしら… | 瀬川瑛子 | 幸田りえ | 西つよし | 若草恵 | 風が吹いて 木漏れ日が この肩を あたためる 生きることで いっぱいだった あの頃が ふとよぎる 夢のように 日は過ぎて あきらめた 恋があり 巡り逢う 人もいたけど ささやかに 穏やかに 暮らせる今が 一番しあわせかしら… 風に揺れる 野の花が 愛しくて 佇めば この手つなぐ ちいさな手から しあわせが 込みあげる 夢のように 日は過ぎて 振り向けば なつかしい かなしみも 過ぎてしまえば 何処からか もういない やさしい母の あの唄が 聞こえてくるわ… 夢のように 日は過ぎて 時までも やさしくて もう一度つなぐ 人生 あのひとが いてくれて 安らぐ今が 一番しあわせかしら… |
契り花逢ったはじめに 女房にきめた あんたに云われりゃ また泣ける ふたりは赤い 契り花 三々九度の まねごとの お酒でむすんだ 命です 涙ひと筋 女が惚れた あんたのやさしい 腕まくら さだめに燃える 契り花 苦労の波の 世間でも いっしょに越えてく ふたりです 指の先まで ぬくめてくれる あんたと夫婦(めおと)に なれたのね ふたりは赤い 契り花 夜寒に春を 呼ぶように この世に咲きたい 命です | 瀬川瑛子 | 新本創子 | 新井利昌 | 小杉仁三 | 逢ったはじめに 女房にきめた あんたに云われりゃ また泣ける ふたりは赤い 契り花 三々九度の まねごとの お酒でむすんだ 命です 涙ひと筋 女が惚れた あんたのやさしい 腕まくら さだめに燃える 契り花 苦労の波の 世間でも いっしょに越えてく ふたりです 指の先まで ぬくめてくれる あんたと夫婦(めおと)に なれたのね ふたりは赤い 契り花 夜寒に春を 呼ぶように この世に咲きたい 命です |
あなたのそばに笑顔がいいねと あなたに言われ いつでも笑って 生きて来た 浮き世 雨風(あめかぜ) 乗り越えて 優しくなれます 強くなる いいのよ あなたが 好きだから そばにいたいの ついて行く 一緒になるかと 聞かれたあの日 嬉(うれ)しい涙で うなずいた つらい時には あの夜の 幸せ も一度 思い出す いいのよ あなたを 信じたい そばにいたいの いつまでも 明日(あした)のことさえ わからぬこの世 晴れかと思えば また雨が 何かあったら いつだって 私があなたの 身代わりに いいのよ あなたを 守りたい そばにいたいの ついて行く | 瀬川瑛子 | 麻こよみ | 原譲二 | 前田俊明 | 笑顔がいいねと あなたに言われ いつでも笑って 生きて来た 浮き世 雨風(あめかぜ) 乗り越えて 優しくなれます 強くなる いいのよ あなたが 好きだから そばにいたいの ついて行く 一緒になるかと 聞かれたあの日 嬉(うれ)しい涙で うなずいた つらい時には あの夜の 幸せ も一度 思い出す いいのよ あなたを 信じたい そばにいたいの いつまでも 明日(あした)のことさえ わからぬこの世 晴れかと思えば また雨が 何かあったら いつだって 私があなたの 身代わりに いいのよ あなたを 守りたい そばにいたいの ついて行く |
泣きたい夜故郷(ふるさと)からも 見えるでしょうか ビルの谷間の 星ひとつ 変わりは 変わりは ないですか 胸にあふれる なつかしさ 泣きたい夜は 夜空を見上げ あなたの笑顔を 思い出す いついつまでも 手を振りながら あの日見送(おく)って くれた人 変わりは 変わりは ないですか あれから何年 過ぎたでしょうか 肩寄せ合った 二人の写真 心に今でも 抱いてます 声を聞いたら なおさらつらい そっと携帯電話(でんわ)を しまう夜 変わりは 変わりは ないですか どうぞ元気で いて欲しい わがままばかり 通した私 あなたの優しさを 思い出す | 瀬川瑛子 | 麻こよみ | 原譲二 | 前田俊明 | 故郷(ふるさと)からも 見えるでしょうか ビルの谷間の 星ひとつ 変わりは 変わりは ないですか 胸にあふれる なつかしさ 泣きたい夜は 夜空を見上げ あなたの笑顔を 思い出す いついつまでも 手を振りながら あの日見送(おく)って くれた人 変わりは 変わりは ないですか あれから何年 過ぎたでしょうか 肩寄せ合った 二人の写真 心に今でも 抱いてます 声を聞いたら なおさらつらい そっと携帯電話(でんわ)を しまう夜 変わりは 変わりは ないですか どうぞ元気で いて欲しい わがままばかり 通した私 あなたの優しさを 思い出す |
涙色涙の色は… 甘く切ない 恋の色 オリーブの花を 優しく濡らす 雨の色 好きです 好きです 大好きで 隠しきれない 恋心 ワイングラスに こぼれて落ちる 涙の色は 恋の色 涙色 涙の味は… ちょっとしょっぱい 海の味 サヨナラの朝の コーヒーみたい 苦い味 好きでも 好きでも 嫌われて 終わるしかない 恋心 胸の片隅 消えずに残る 涙の味は 恋の味 涙味 好きです 好きです 大好きで 隠しきれない 恋心 ワイングラスに こぼれて落ちる 涙の色は 恋の色 涙色 | 瀬川瑛子 | 円香乃 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 涙の色は… 甘く切ない 恋の色 オリーブの花を 優しく濡らす 雨の色 好きです 好きです 大好きで 隠しきれない 恋心 ワイングラスに こぼれて落ちる 涙の色は 恋の色 涙色 涙の味は… ちょっとしょっぱい 海の味 サヨナラの朝の コーヒーみたい 苦い味 好きでも 好きでも 嫌われて 終わるしかない 恋心 胸の片隅 消えずに残る 涙の味は 恋の味 涙味 好きです 好きです 大好きで 隠しきれない 恋心 ワイングラスに こぼれて落ちる 涙の色は 恋の色 涙色 |
小雪坂離れて気がつく 優しさが この世にあること 知りました 白く暮れゆく あぁ…小雪坂 独りぽっちの 病室に あなたと言う名の 明かりが灯る 積もればあなたが 困るから 今夜はこのまま 降らないで 心通わす あぁ…小雪坂 何も心配 するなよと 笑ってうなずく あなたがいるわ 淋しい窓辺を 飾るよに 静かに降り積む 雪の華 遠い春待つ あぁ…小雪坂 きっと元気に なりますね 見送る背中が 涙でにじむ | 瀬川瑛子 | 円香乃 | 徳久広司 | 伊戸のりお | 離れて気がつく 優しさが この世にあること 知りました 白く暮れゆく あぁ…小雪坂 独りぽっちの 病室に あなたと言う名の 明かりが灯る 積もればあなたが 困るから 今夜はこのまま 降らないで 心通わす あぁ…小雪坂 何も心配 するなよと 笑ってうなずく あなたがいるわ 淋しい窓辺を 飾るよに 静かに降り積む 雪の華 遠い春待つ あぁ…小雪坂 きっと元気に なりますね 見送る背中が 涙でにじむ |
思い出みれんばかと言われる 幸せもある もっと 尽くして みたかった みんな失くして みれん酒 涙がほろり ほろほろり お酒にそっと こぼれます あなたが浮かぶ 夜に口紅 濃い目に変えて 少し 甘えて みたかった 今も恋しい 腕まくら 思い出はらり はらはらり 心の川に 流れます あなたはいない 二人一緒に 死んでもいいと 命 あずけて みたかった 女心の 赤い糸 面影ゆらり ゆらゆらり 今夜は夢で 抱かれます あなたがほしい | 瀬川瑛子 | さいとう大三 | 幸耕平 | 南郷達也 | ばかと言われる 幸せもある もっと 尽くして みたかった みんな失くして みれん酒 涙がほろり ほろほろり お酒にそっと こぼれます あなたが浮かぶ 夜に口紅 濃い目に変えて 少し 甘えて みたかった 今も恋しい 腕まくら 思い出はらり はらはらり 心の川に 流れます あなたはいない 二人一緒に 死んでもいいと 命 あずけて みたかった 女心の 赤い糸 面影ゆらり ゆらゆらり 今夜は夢で 抱かれます あなたがほしい |
白い宿一夜に二夜に 降り積もる 雪で小枝が また折れる これが最後の 恋だもの 夢に 散りたい この命 二人 隠して 白い宿 添えない人だと 知りながら 恋にこの身を 投げました 人に言えない 幸せを いつも さがして 生きてきた 二人 淋しい 白い宿 静かに終りは 来るものを 今日も儚い 夢を見た 女心の 悲しさを そっと 見つめる 冬の花 二人 どこ行く 白い宿 | 瀬川瑛子 | さいとう大三 | 幸耕平 | 南郷達也 | 一夜に二夜に 降り積もる 雪で小枝が また折れる これが最後の 恋だもの 夢に 散りたい この命 二人 隠して 白い宿 添えない人だと 知りながら 恋にこの身を 投げました 人に言えない 幸せを いつも さがして 生きてきた 二人 淋しい 白い宿 静かに終りは 来るものを 今日も儚い 夢を見た 女心の 悲しさを そっと 見つめる 冬の花 二人 どこ行く 白い宿 |
忘れ傘ごめんネ またまた 酔っ払いしちゃったネ はしゃいで切ない 情け水 しのび雨降る こんな夜は ああ あなた あなた あなた逢いたいの わたし 酒場の忘れ傘 わるいネ またまた 泣き上戸しちゃったネ 泣いたらとまらぬ なみだ癖 背中さすって 慰めて ああ あなた あなた あなた抱きしめて わたし 酒場の忘れ傘 ごめんネ またまた 酔っ払いしちゃったネ ふたりで苦労を してみたい 化粧上手が する恋は ああ あなた あなた あなた夢ですか わたし 酒場の忘れ傘 | 瀬川瑛子 | 吉岡治 | 北原じゅん | 馬場良 | ごめんネ またまた 酔っ払いしちゃったネ はしゃいで切ない 情け水 しのび雨降る こんな夜は ああ あなた あなた あなた逢いたいの わたし 酒場の忘れ傘 わるいネ またまた 泣き上戸しちゃったネ 泣いたらとまらぬ なみだ癖 背中さすって 慰めて ああ あなた あなた あなた抱きしめて わたし 酒場の忘れ傘 ごめんネ またまた 酔っ払いしちゃったネ ふたりで苦労を してみたい 化粧上手が する恋は ああ あなた あなた あなた夢ですか わたし 酒場の忘れ傘 |
相生の雨思えば苦労の 雨降りつづき 越えた月日の 愛おしさ ひとつの傘を 持つ手はふたつ ふれ合う温もり 信じ合い 濡れて嬉しい 相生の雨 歩めばぬかるむ 浮き世の坂を 同じ夢見て 連れ添って 泪が乾く その度ごとに 絆を固めた 夫婦道(めおとみち) 惚れてしみじみ 相生の雨 小枝を飛び立つ つがいの鳥が 春を知らせる 雨上がり いついつまでも 笑顔の花に 互いの真心 注ぎ合い いのち咲かせる 相生の雨 | 瀬川瑛子 | 森坂とも | 徳久広司 | 南郷達也 | 思えば苦労の 雨降りつづき 越えた月日の 愛おしさ ひとつの傘を 持つ手はふたつ ふれ合う温もり 信じ合い 濡れて嬉しい 相生の雨 歩めばぬかるむ 浮き世の坂を 同じ夢見て 連れ添って 泪が乾く その度ごとに 絆を固めた 夫婦道(めおとみち) 惚れてしみじみ 相生の雨 小枝を飛び立つ つがいの鳥が 春を知らせる 雨上がり いついつまでも 笑顔の花に 互いの真心 注ぎ合い いのち咲かせる 相生の雨 |
父娘酒どの面(つら)下げて 帰ってきたと 叱る父さん 目に涙 詫びる言葉も 声にはならず 切れた絆を 手繰(たぐ)って結び こころ通(かよ)わす 父娘酒 世間の水の 苦さを知って 親の情けが 身に沁みた なにも無かった 振りして今は むかしばなしで 一合二合 夢に見ていた 父娘酒 無理しちゃ駄目と 顔見る度に 言ってみたって 上の空 丸い背中が 小さく見えて 世話を焼かずに いられやしない それが嬉しい 父娘酒 | 瀬川瑛子 | 落合博章 | 藤田たかし | 南郷達也 | どの面(つら)下げて 帰ってきたと 叱る父さん 目に涙 詫びる言葉も 声にはならず 切れた絆を 手繰(たぐ)って結び こころ通(かよ)わす 父娘酒 世間の水の 苦さを知って 親の情けが 身に沁みた なにも無かった 振りして今は むかしばなしで 一合二合 夢に見ていた 父娘酒 無理しちゃ駄目と 顔見る度に 言ってみたって 上の空 丸い背中が 小さく見えて 世話を焼かずに いられやしない それが嬉しい 父娘酒 |
二人羽織何年経つでしょ 連れ合って 手さぐりだらけの この暮らし 二人羽織の 夫婦道 つかんだ幸せ こぼれるたびに つじつま合わせの あて台詞 あなたが戸惑い 迷ったら 私が口出し 助け舟 二人羽織は 間が命 見当違いの 立ち振る舞いは 阿吽(あうん)の呼吸で 舵を取る 真面目にやっても どじを踏む そんときゃ笑って もらいましょ 二人羽織の 夫婦道 器用になれない あなただけれど 背中の温もり 愛おしい | 瀬川瑛子 | 遥北斗 | 山口正光 | 南郷達也 | 何年経つでしょ 連れ合って 手さぐりだらけの この暮らし 二人羽織の 夫婦道 つかんだ幸せ こぼれるたびに つじつま合わせの あて台詞 あなたが戸惑い 迷ったら 私が口出し 助け舟 二人羽織は 間が命 見当違いの 立ち振る舞いは 阿吽(あうん)の呼吸で 舵を取る 真面目にやっても どじを踏む そんときゃ笑って もらいましょ 二人羽織の 夫婦道 器用になれない あなただけれど 背中の温もり 愛おしい |
夢の中で夢の中で ひどく泣いて 目覚めても まだ涙 止まらない わたし一人で すべてを背負い 生きて行く この街で 失くした 愛の片方を 抱きしめて 夢の中の 遠い人は 今も優しく 笑っているのに 憎みながら 別れたなら どんなにも 楽でしょう 悲しみも めぐる季節も 積もる時間も 思い出は 辛いだけ 二人過ごした あの街も 歩けない 夢の中で いつも逢える だからお願い 夜明けよ来ないで わたし一人で すべてを背負い 生きて行く この街で 失くした 愛の片方を 抱きしめて 夢の中の 遠い人は 今も優しく 笑っているのに | 瀬川瑛子 | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 若草恵 | 夢の中で ひどく泣いて 目覚めても まだ涙 止まらない わたし一人で すべてを背負い 生きて行く この街で 失くした 愛の片方を 抱きしめて 夢の中の 遠い人は 今も優しく 笑っているのに 憎みながら 別れたなら どんなにも 楽でしょう 悲しみも めぐる季節も 積もる時間も 思い出は 辛いだけ 二人過ごした あの街も 歩けない 夢の中で いつも逢える だからお願い 夜明けよ来ないで わたし一人で すべてを背負い 生きて行く この街で 失くした 愛の片方を 抱きしめて 夢の中の 遠い人は 今も優しく 笑っているのに |
いのちの人よ岬に立てば 風が吹く 行きどまり 波の音 遠い遠い 想い出の 未練を抱いて やっぱりあなたが 私の命でした 嫌いになった わけじゃない 若すぎただけ あなたのためと 決め込んで 別れたのに 悔やんでも 悔やんでも もう時間は戻らない あなたともしも 生きたなら 暮らしたら 暮らせたら どんなどんな 人生を 過ごしたでしょう 普通に倖せ 小さな街のすみで この世をいくら さがしても どこにもいない 愛した人は ただ一人 それは あなた 哀しいね 哀しいね 女と男はいつも 嫌いになった わけじゃない 若すぎただけ あなたのためと 決め込んで 別れたのに 悔やんでも 悔やんでも もう時間は戻らない 帰らなきゃ 現実に 星が飾るその前に | 瀬川瑛子 | 伊藤薫 | 伊藤薫 | 若草恵 | 岬に立てば 風が吹く 行きどまり 波の音 遠い遠い 想い出の 未練を抱いて やっぱりあなたが 私の命でした 嫌いになった わけじゃない 若すぎただけ あなたのためと 決め込んで 別れたのに 悔やんでも 悔やんでも もう時間は戻らない あなたともしも 生きたなら 暮らしたら 暮らせたら どんなどんな 人生を 過ごしたでしょう 普通に倖せ 小さな街のすみで この世をいくら さがしても どこにもいない 愛した人は ただ一人 それは あなた 哀しいね 哀しいね 女と男はいつも 嫌いになった わけじゃない 若すぎただけ あなたのためと 決め込んで 別れたのに 悔やんでも 悔やんでも もう時間は戻らない 帰らなきゃ 現実に 星が飾るその前に |
黄昏みなとセピア色した 思い出抱いて 愛が途方に 暮れるまち 港を出てゆく 外国船よ 女のみれん 遠くまで 連れてって… 忘れきれずに 今日も一人の 黄昏みなと 海を見渡す オーシャンタワー グラス片手に 寄り添って あなたの胸に この身を預け このままずっと 二人きり 永遠に… 未来(あす)を夢見た 遠いあの日の 黄昏みなと 風の便りも 届かぬ街に 季節(とき)が移ろう 波止場みち つがいのカモメが 逸(はぐ)れて一羽 私のようね 淋しくて 泣いている… 忘れきれずに 今日も一人の 黄昏みなと | 瀬川瑛子 | 日野浦かなで | 徳久広司 | 南郷達也 | セピア色した 思い出抱いて 愛が途方に 暮れるまち 港を出てゆく 外国船よ 女のみれん 遠くまで 連れてって… 忘れきれずに 今日も一人の 黄昏みなと 海を見渡す オーシャンタワー グラス片手に 寄り添って あなたの胸に この身を預け このままずっと 二人きり 永遠に… 未来(あす)を夢見た 遠いあの日の 黄昏みなと 風の便りも 届かぬ街に 季節(とき)が移ろう 波止場みち つがいのカモメが 逸(はぐ)れて一羽 私のようね 淋しくて 泣いている… 忘れきれずに 今日も一人の 黄昏みなと |
愛恋川あなたとならば 小さな舟で 流れて行きましょ どこまでも 古い女で いいのです 尽して幸せ 呼び寄せる ふたりのさだめ 恋灯り 点(とも)してうれしい 愛恋川よ 身を寄せ合って ふたりでくぐる 世間という名の 橋の下 どこへ着いても いいのです 水面を流れる 浮き草が ふたりのさだめ 似ていても 苦労がうれしい 愛恋川よ あなたと夢を 追いかけながら 櫂(かい)にもなります 艪(ろ)にもなる 明日は遠くて いいのです 岸辺に情愛(なさけ)の 花を見て ふたりのさだめ 生きてゆく 命がうれしい 愛恋川よ | 瀬川瑛子 | かず翼 | 徳久広司 | 南郷達也 | あなたとならば 小さな舟で 流れて行きましょ どこまでも 古い女で いいのです 尽して幸せ 呼び寄せる ふたりのさだめ 恋灯り 点(とも)してうれしい 愛恋川よ 身を寄せ合って ふたりでくぐる 世間という名の 橋の下 どこへ着いても いいのです 水面を流れる 浮き草が ふたりのさだめ 似ていても 苦労がうれしい 愛恋川よ あなたと夢を 追いかけながら 櫂(かい)にもなります 艪(ろ)にもなる 明日は遠くて いいのです 岸辺に情愛(なさけ)の 花を見て ふたりのさだめ 生きてゆく 命がうれしい 愛恋川よ |
ブルースを聞かせて店が終わって タクシー待てば 星が消えてく 港町 今日もやっぱり 空車(くるま)は来ない ついてないわと ため息ひとつ あなた聞かせて もう一度 懐かしの 懐かしの ブルースを 化粧落とした 鏡の中に 見えてきたのは お母さん 窓をあけても 波止場の風が 泣けとばかりに ほゝ打つだけさ あなた聞かせて もう一度 忘れじの 忘れじの ブルースを なみだ馴れした 女だけれど 拗ねちゃいないわ 心まで あてはないけど カモメの町で 待ってみようか また来る春を あなた聞かせて もう一度 再会の 再会の ブルースを | 瀬川瑛子 | 水木れいじ | 桂木潤 | 遠山敦 | 店が終わって タクシー待てば 星が消えてく 港町 今日もやっぱり 空車(くるま)は来ない ついてないわと ため息ひとつ あなた聞かせて もう一度 懐かしの 懐かしの ブルースを 化粧落とした 鏡の中に 見えてきたのは お母さん 窓をあけても 波止場の風が 泣けとばかりに ほゝ打つだけさ あなた聞かせて もう一度 忘れじの 忘れじの ブルースを なみだ馴れした 女だけれど 拗ねちゃいないわ 心まで あてはないけど カモメの町で 待ってみようか また来る春を あなた聞かせて もう一度 再会の 再会の ブルースを |
めおと浜唄高いヒールで よろけるように 漁港(ここ)へ来た日は 夏至だった 死ぬ気の私 抱きよせて 死ぬ気で生きろと 言った人 ハー エンヤラエンヤ エンヤコラセ 今じゃ番屋で 飯を炊き 大漁旗待つ 浜女房… 一番星見つけた 女の倖せ見つけた 命あずけて 生きるよ あんたとね 板子一枚 修羅場の海で あんた今頃 網を打つ 守り袋に 無事祈り 黒髪ひとすじ 持たせたよ ハー エンヤラエンヤ エンヤコラセ 戻りゃ凍えた その身体(からだ) 朝まで温めて やるからさ 浜昼顔咲いたよ 女の倖せ咲いたよ 命あずけて 生きるよ あんたとね 一番星見つけた 女の倖せ見つけた 命あずけて 生きるよ あんたとね | 瀬川瑛子 | 水木れいじ | 桂木潤 | 遠山敦 | 高いヒールで よろけるように 漁港(ここ)へ来た日は 夏至だった 死ぬ気の私 抱きよせて 死ぬ気で生きろと 言った人 ハー エンヤラエンヤ エンヤコラセ 今じゃ番屋で 飯を炊き 大漁旗待つ 浜女房… 一番星見つけた 女の倖せ見つけた 命あずけて 生きるよ あんたとね 板子一枚 修羅場の海で あんた今頃 網を打つ 守り袋に 無事祈り 黒髪ひとすじ 持たせたよ ハー エンヤラエンヤ エンヤコラセ 戻りゃ凍えた その身体(からだ) 朝まで温めて やるからさ 浜昼顔咲いたよ 女の倖せ咲いたよ 命あずけて 生きるよ あんたとね 一番星見つけた 女の倖せ見つけた 命あずけて 生きるよ あんたとね |
春の海 ~令和ヴァージョン~ 鍋と茶碗を 揃えただけで それを所帯と 呼ぶ頃は 何のつらかろ 逆巻く波も たのしい苦労と 受けとめて しぶきを浴びる 夫婦岩 波をかき分け 出てゆく舟を 隠れ筏が じゃまをする 目には見えない 命の瀬戸を 心の目をあけ 漕ぎ抜ける 男の夢は 春の海 海に浮いても 波には染まず 空に浮いても 鳥のまま うたう鴎の のどかさ白さ この世の理想を うつし絵の 調べにのせる 春の琴  | 瀬川瑛子 | 星野哲郎 | 新井利昌 | 丸山雅仁 | 鍋と茶碗を 揃えただけで それを所帯と 呼ぶ頃は 何のつらかろ 逆巻く波も たのしい苦労と 受けとめて しぶきを浴びる 夫婦岩 波をかき分け 出てゆく舟を 隠れ筏が じゃまをする 目には見えない 命の瀬戸を 心の目をあけ 漕ぎ抜ける 男の夢は 春の海 海に浮いても 波には染まず 空に浮いても 鳥のまま うたう鴎の のどかさ白さ この世の理想を うつし絵の 調べにのせる 春の琴 |
萩の宿 ~令和ヴァージョン~ 月に照らされ 金色(こんじき)に 光る芒(すすき)が 風に泣く 求め合う 肌と肌 ひとつに溶(と)けて 闇に舞う しのぶ逢瀬(おうせ)の 萩の宿 あなた私と 死ねますか 生きて添えない 運命(さだめ)なら ゆるされぬ ふたりゆえ 愛(いと)しさよけい つのります 月の松島 萩の宿 白い障子(しょうじ)の 薄明り 遠い波間の 音をきく 夢ならば 醒(さ)めないで いのちの限り 咲かせたい 恋がはかない 萩の宿  | 瀬川瑛子 | 里村龍一 | 船村徹 | 丸山雅仁 | 月に照らされ 金色(こんじき)に 光る芒(すすき)が 風に泣く 求め合う 肌と肌 ひとつに溶(と)けて 闇に舞う しのぶ逢瀬(おうせ)の 萩の宿 あなた私と 死ねますか 生きて添えない 運命(さだめ)なら ゆるされぬ ふたりゆえ 愛(いと)しさよけい つのります 月の松島 萩の宿 白い障子(しょうじ)の 薄明り 遠い波間の 音をきく 夢ならば 醒(さ)めないで いのちの限り 咲かせたい 恋がはかない 萩の宿 |