白い花真白き花に想いを 託してみたけれど あなたはもう 誰かと暮らしてるのね 日ごと夜ごと 募る恋ごころ 指に肌に 残る未練 泣いて泣いて 涙枯れはてた 恋はまぼろし 夢のなかで あなただけを ただひたすらに 見守るだけの 花になりたい… 別れた夜の寂しさ 忘れはしないけど あなたはもう 誰かと幸せなのね 話すことも ふれることもなく 花はいつも ひとりぼっち 二度と逢えぬ 運命ならいっそ 花になりたい 晴れも雨も 雪の日でも ただひたすらに 見つめるだけの 真白き花に… 夢のなかで あなただけを ただひたすらに 見守るだけの 花になりたい… | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 小松勇仁 | 矢田部正 | 真白き花に想いを 託してみたけれど あなたはもう 誰かと暮らしてるのね 日ごと夜ごと 募る恋ごころ 指に肌に 残る未練 泣いて泣いて 涙枯れはてた 恋はまぼろし 夢のなかで あなただけを ただひたすらに 見守るだけの 花になりたい… 別れた夜の寂しさ 忘れはしないけど あなたはもう 誰かと幸せなのね 話すことも ふれることもなく 花はいつも ひとりぼっち 二度と逢えぬ 運命ならいっそ 花になりたい 晴れも雨も 雪の日でも ただひたすらに 見つめるだけの 真白き花に… 夢のなかで あなただけを ただひたすらに 見守るだけの 花になりたい… |
不知火挽歌沖でゆれてる 不知火は イカ釣り船の 漁火か いいえ愛しい あのひとが 炎やす情念の 命火よ 逢いたかね… 逢いたかね… 死にたくなる程 逢いたかね… あつい胸板 荒くれ腕で も一度抱かれたい 骨が軋むほど… アァ アアア 浜で篝火 焚やしても あの日の漁船は 帰らない 今じゃ形見の 袢天に 夫婦ちぎりの 酒を注ぐ 淋しかね… 淋しかね… 泣きたくなる程 淋しかね… 夢に目覚めて 眠れぬ夜は あのひと恋しがる 燃えるこの膚が… アァ アアア 逢いたかね… 逢いたかね… 死にたくなる程 逢いたかね… あつい胸板 荒くれ腕で も一度抱かれたい 骨が軋むほど… アァ アアア | 松原のぶえ | 仁井谷俊也 | 藤竜之介 | 今泉敏郎 | 沖でゆれてる 不知火は イカ釣り船の 漁火か いいえ愛しい あのひとが 炎やす情念の 命火よ 逢いたかね… 逢いたかね… 死にたくなる程 逢いたかね… あつい胸板 荒くれ腕で も一度抱かれたい 骨が軋むほど… アァ アアア 浜で篝火 焚やしても あの日の漁船は 帰らない 今じゃ形見の 袢天に 夫婦ちぎりの 酒を注ぐ 淋しかね… 淋しかね… 泣きたくなる程 淋しかね… 夢に目覚めて 眠れぬ夜は あのひと恋しがる 燃えるこの膚が… アァ アアア 逢いたかね… 逢いたかね… 死にたくなる程 逢いたかね… あつい胸板 荒くれ腕で も一度抱かれたい 骨が軋むほど… アァ アアア |
忍び川散りゆく花の潔さ 私にあれば あなたに命 預けます 涙さえ とうに枯れたのに ついてゆけない 儚さよ 風が 風が頬を打つ ああ… 忍び川 消えゆく恋の愛おしさ 心に残し あてなく今日も ひとり旅 生きてゆく辛さ 哀しさを こらえきれない 私です いつか いつか逢えますか ああ… 忍び川 涙さえ とうに枯れたのに ついてゆけない 儚さよ 風が 風が頬打つ ああ… 忍び川 | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 小松勇仁 | 斎藤功 | 散りゆく花の潔さ 私にあれば あなたに命 預けます 涙さえ とうに枯れたのに ついてゆけない 儚さよ 風が 風が頬を打つ ああ… 忍び川 消えゆく恋の愛おしさ 心に残し あてなく今日も ひとり旅 生きてゆく辛さ 哀しさを こらえきれない 私です いつか いつか逢えますか ああ… 忍び川 涙さえ とうに枯れたのに ついてゆけない 儚さよ 風が 風が頬打つ ああ… 忍び川 |
サーカスの唄旅の燕 淋しかないか おれもさみしい サーカスぐらし とんぼがえりで 今年もくれて 知らぬ他国の 花を見た 昨日市場で ちょいと見た娘 色は色白 すんなり腰よ 鞭の振りよで 獅子さえなびくに 可愛あの娘は うす情け あの娘住む町 恋しい町を 遠くはなれて テントで暮らしゃ 月も冴えます 心も冴える 馬の寝息で ねむられぬ 朝は朝霧 夕べは夜霧 泣いちゃいけない クラリオネット ながれながれる 浮藻の花は 明日も咲きましょ あの町で | 松原のぶえ | 西条八十 | 古賀政男 | | 旅の燕 淋しかないか おれもさみしい サーカスぐらし とんぼがえりで 今年もくれて 知らぬ他国の 花を見た 昨日市場で ちょいと見た娘 色は色白 すんなり腰よ 鞭の振りよで 獅子さえなびくに 可愛あの娘は うす情け あの娘住む町 恋しい町を 遠くはなれて テントで暮らしゃ 月も冴えます 心も冴える 馬の寝息で ねむられぬ 朝は朝霧 夕べは夜霧 泣いちゃいけない クラリオネット ながれながれる 浮藻の花は 明日も咲きましょ あの町で |
さよなら港忘れちゃいやよ また来てね 駈けて桟橋ヨー 後追いかける 好きになっても あの人 旅の 一夜泊まりで 出てゆく船よ 汽笛ひきさく さよなら港 連れて行ってよ 抱きしめて 泣けば未練とヨー カモメが笑う 投げたテープが 波間をそめて 浮いて沈んで 流れて消える 涙ちぎれる さよなら港 帰って来てよ 待ってます 春のつばめにヨー 便りをのせて 船は沖ゆく 岬をまわる 泣いて手をふりゃ 椿の花が 波に散るちる さよなら港 | 松原のぶえ | たかたかし | 市川昭介 | | 忘れちゃいやよ また来てね 駈けて桟橋ヨー 後追いかける 好きになっても あの人 旅の 一夜泊まりで 出てゆく船よ 汽笛ひきさく さよなら港 連れて行ってよ 抱きしめて 泣けば未練とヨー カモメが笑う 投げたテープが 波間をそめて 浮いて沈んで 流れて消える 涙ちぎれる さよなら港 帰って来てよ 待ってます 春のつばめにヨー 便りをのせて 船は沖ゆく 岬をまわる 泣いて手をふりゃ 椿の花が 波に散るちる さよなら港 |
酒は涙か溜息か酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう | 松原のぶえ | 高橋掬太郎 | 古賀政男 | | 酒は涙か 溜息か こころのうさの 捨てどころ とおいえにしの かの人に 夜毎の夢の 切なさよ 酒は涙か 溜息か かなしい恋の 捨てどころ 忘れた筈の かの人に のこる心を なんとしょう |
桜、散る海桜花びら 幾千も 瞳をうずめて 空に舞い きららきららと 哀しみが 四月の海に降りしきる 突然 この世から あなたをなくして 涙かれはて こころ狂おしく… 会いたくて 会いたくて あなたに会いたくて ―明日へ行けない 海を見つめて ただひとり 時間の迷子になってます いっそわたしも あとを追い 霞の彼方に消えたくて… あなたがこの胸に 生きてるかぎりは きっとわたしは 誰も愛せない さよならも さよならも 言えないままだから ―明日へ行けない わたしをひとりに しないとあんなに あなた約束したじゃないの 会いたくて 会いたくて あなたに会いたくて ―明日へ行けない | 松原のぶえ | たかたかし | 弦哲也 | 宮崎慎二 | 桜花びら 幾千も 瞳をうずめて 空に舞い きららきららと 哀しみが 四月の海に降りしきる 突然 この世から あなたをなくして 涙かれはて こころ狂おしく… 会いたくて 会いたくて あなたに会いたくて ―明日へ行けない 海を見つめて ただひとり 時間の迷子になってます いっそわたしも あとを追い 霞の彼方に消えたくて… あなたがこの胸に 生きてるかぎりは きっとわたしは 誰も愛せない さよならも さよならも 言えないままだから ―明日へ行けない わたしをひとりに しないとあんなに あなた約束したじゃないの 会いたくて 会いたくて あなたに会いたくて ―明日へ行けない |
故郷で待ちます別れの駅で 泣いたりしない 元気でいれば 心配ないわ あー あー 手を振って 告げるさよならが 今度会う日に 続いて欲しい 故郷で待ちます 指切りしたら 小指に残る 約束だけを 信じています あー あー 東京の 水になじんだら 早く様子を 知らせて欲しい 故郷で待ちます さよなら言って 青い空見たら 離ればなれの 白いちぎれ雲 あー あー 初恋の 幼ななじみでしょう きっと忘れず 帰ってきてね 故郷で待ちます | 松原のぶえ | 石本美由起 | 五堂新太郎 | | 別れの駅で 泣いたりしない 元気でいれば 心配ないわ あー あー 手を振って 告げるさよならが 今度会う日に 続いて欲しい 故郷で待ちます 指切りしたら 小指に残る 約束だけを 信じています あー あー 東京の 水になじんだら 早く様子を 知らせて欲しい 故郷で待ちます さよなら言って 青い空見たら 離ればなれの 白いちぎれ雲 あー あー 初恋の 幼ななじみでしょう きっと忘れず 帰ってきてね 故郷で待ちます |
恋鏡あゝ いのちが…… いのちがやせるほど あなたを あなたを好きで たまらない 部屋に射しこむ 日暮れの寒さ 心の中の泣き虫を 叱って下さい もう一度 あゝ 夕陽が…… 夕陽が沈むなら あなたを あなたを連れて 来て欲しい ひとり紅ひく 鏡の中に 想い出だけが 映るよに 灯りを下さい もう一度 あゝ 涙を…… 涙を指につけ あなたの あなたの名前 書いてみる 悩みぬいても 行き着く先は 死ぬほど募る この思い 帰って下さい もう一度 | 松原のぶえ | 荒木とよひさ | 市川昭介 | | あゝ いのちが…… いのちがやせるほど あなたを あなたを好きで たまらない 部屋に射しこむ 日暮れの寒さ 心の中の泣き虫を 叱って下さい もう一度 あゝ 夕陽が…… 夕陽が沈むなら あなたを あなたを連れて 来て欲しい ひとり紅ひく 鏡の中に 想い出だけが 映るよに 灯りを下さい もう一度 あゝ 涙を…… 涙を指につけ あなたの あなたの名前 書いてみる 悩みぬいても 行き着く先は 死ぬほど募る この思い 帰って下さい もう一度 |
恋愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯(あかり)はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中 きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ 今度生れてくるとしたなら やっぱり女で生れてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 それでも恋は恋 | 松原のぶえ | 松山千春 | 松山千春 | | 愛することに疲れたみたい 嫌いになったわけじゃない 部屋の灯(あかり)はつけてゆくわ カギはいつものゲタ箱の中 きっと貴方はいつものことと 笑いとばすにちがいない だけど今度は本気みたい 貴方の顔もちらつかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 多分貴方はいつもの店で 酒を飲んでくだをまいて 洗濯物は机の上に 短い手紙そえておくわ 今度生れてくるとしたなら やっぱり女で生れてみたい だけど二度とヘマはしない 貴方になんかつまずかないわ 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 男はいつも 待たせるだけで 女はいつも 待ちくたびれて それでもいいと なぐさめていた それでも恋は恋 それでも恋は恋 |
霧雨情話あなたがいない この先ひとり どうして生きたら いいのでしょうか あの日から港の灯りは消えたまま 船の汽笛も 船の汽笛も きこえてこない 霧雨の海を見つめて 泣く女 時間を過去に ひきもどしては 涙の迷子に なってるわたし あの朝が最後のわかれと知ってたら 愛を、こころを 愛を、こころを つたえたかった 霧雨に濡れてかもめも 波の上 あなたは今も わたしの胸に 枯れずに咲いてる 生きてるかぎり あの日から止まった時計が少しずつ 明日にむかって 明日にむかって 動きはじめる 霧雨にけむる海峡 夜明け前 | 松原のぶえ | たかたかし | 弦哲也 | 竜崎孝路 | あなたがいない この先ひとり どうして生きたら いいのでしょうか あの日から港の灯りは消えたまま 船の汽笛も 船の汽笛も きこえてこない 霧雨の海を見つめて 泣く女 時間を過去に ひきもどしては 涙の迷子に なってるわたし あの朝が最後のわかれと知ってたら 愛を、こころを 愛を、こころを つたえたかった 霧雨に濡れてかもめも 波の上 あなたは今も わたしの胸に 枯れずに咲いてる 生きてるかぎり あの日から止まった時計が少しずつ 明日にむかって 明日にむかって 動きはじめる 霧雨にけむる海峡 夜明け前 |
合掌街道雪の白さに あなたとの 想い出埋める 旅ですね 合掌作りの あかり窓 こころぬくめて くれるから 誰が奏でる コキリコ ささら 白川 五箇山 合掌街道 ああ もう二度と 逢えない 逢えない 逢えない人よ 囲炉裏ばたには 古時計 涙の数だけ 鳴りました 合掌作りは あなたとの 手と手合わせた 形です 泣いちゃ駄目だと 水車の音が やさしく肩抱く 合掌街道 ああ さびしさが 粉雪 粉雪 粉雪に舞う 誰が奏でる コキリコ ささら 白川 五箇山 合掌街道 ああ もう二度と 逢えない 逢えない 逢えない人よ | 松原のぶえ | 喜多條忠 | 小田純平 | 南郷達也 | 雪の白さに あなたとの 想い出埋める 旅ですね 合掌作りの あかり窓 こころぬくめて くれるから 誰が奏でる コキリコ ささら 白川 五箇山 合掌街道 ああ もう二度と 逢えない 逢えない 逢えない人よ 囲炉裏ばたには 古時計 涙の数だけ 鳴りました 合掌作りは あなたとの 手と手合わせた 形です 泣いちゃ駄目だと 水車の音が やさしく肩抱く 合掌街道 ああ さびしさが 粉雪 粉雪 粉雪に舞う 誰が奏でる コキリコ ささら 白川 五箇山 合掌街道 ああ もう二度と 逢えない 逢えない 逢えない人よ |
枯葉枯葉舞う 夕暮れは 街行く人も 足早に 誰か待つ 家路へと ただ急ぐけれど 帰る胸も 触れる指も 私には 何も無い… ヒュルル ヒュルル ヒュルルルと 冷たい風が 頬を撫でてゆく はらはらと はらはらと 枯葉散る道に 私はひとり… 木枯らしが 吹く頃は 温もりだけが 恋しくて あなたとの 約束が ただ 苦しめるの 「戻って来る…」 あの言葉も 今はもう 遠い夢 ヒラリ ヒラリ ヒラヒラと 最後の一葉 風に舞うだけ はらはらと はらはらと 枯葉散る道に 私はひとり… ヒュルル ヒュルル ヒュルルルと 冷たい風が 頬を撫でてゆく はらはらと はらはらと 枯葉散る道に 私はひとり… | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 小松勇仁 | 佐藤晶 | 枯葉舞う 夕暮れは 街行く人も 足早に 誰か待つ 家路へと ただ急ぐけれど 帰る胸も 触れる指も 私には 何も無い… ヒュルル ヒュルル ヒュルルルと 冷たい風が 頬を撫でてゆく はらはらと はらはらと 枯葉散る道に 私はひとり… 木枯らしが 吹く頃は 温もりだけが 恋しくて あなたとの 約束が ただ 苦しめるの 「戻って来る…」 あの言葉も 今はもう 遠い夢 ヒラリ ヒラリ ヒラヒラと 最後の一葉 風に舞うだけ はらはらと はらはらと 枯葉散る道に 私はひとり… ヒュルル ヒュルル ヒュルルルと 冷たい風が 頬を撫でてゆく はらはらと はらはらと 枯葉散る道に 私はひとり… |
かもめが翔んだ日ハーバーライトが 朝日にかわる そのとき一羽の カモメが翔んだ ひとはどうして 悲しくなると 海を見つめに くるのでしょうか 港の坂道 かけ降りる時 涙も消えると 思うのでしょうか あなたを今でも 好きですなんて 行ったり来たりの くりかえし 季節はずれの 港町 ああ わたしの影だけ カモメが翔んだ カモメが翔んだ あなたはひとりで 生きられるのね 港を愛せる 男にかぎり 悪い男は いないよなんて 私の心を つかんだままで 別れになるとは 思わなかった あなたが本気で 愛したものは 絵になる港の 景色だけ 潮の香りが 苦しいの ああ あなたの香りよ カモメが翔んだ カモメが翔んだ あなたはひとりで 生きられるのね カモメが翔んだ カモメが翔んだ あなたはひとりで 生きられるのね | 松原のぶえ | 伊藤アキラ | 渡辺真知子 | | ハーバーライトが 朝日にかわる そのとき一羽の カモメが翔んだ ひとはどうして 悲しくなると 海を見つめに くるのでしょうか 港の坂道 かけ降りる時 涙も消えると 思うのでしょうか あなたを今でも 好きですなんて 行ったり来たりの くりかえし 季節はずれの 港町 ああ わたしの影だけ カモメが翔んだ カモメが翔んだ あなたはひとりで 生きられるのね 港を愛せる 男にかぎり 悪い男は いないよなんて 私の心を つかんだままで 別れになるとは 思わなかった あなたが本気で 愛したものは 絵になる港の 景色だけ 潮の香りが 苦しいの ああ あなたの香りよ カモメが翔んだ カモメが翔んだ あなたはひとりで 生きられるのね カモメが翔んだ カモメが翔んだ あなたはひとりで 生きられるのね |
悲しき竹笛ひとり都の たそがれに 想い哀しく 笛を吹く ああ細くはかなき 竹笛なれど こめしねがいを 君しるや そぞろ歩きの たわむれに 購(か)いてわかちし 想い出よ ああ花の笑顔も やさしく浮かび われを泣かせる 歌のふし 花の都は たそがれて 窓にさみしき 銀の星 ああ想いせまりて 吹き吹く調べ 風よ伝えよ かの君に | 松原のぶえ | 西條八十 | 古賀政男 | | ひとり都の たそがれに 想い哀しく 笛を吹く ああ細くはかなき 竹笛なれど こめしねがいを 君しるや そぞろ歩きの たわむれに 購(か)いてわかちし 想い出よ ああ花の笑顔も やさしく浮かび われを泣かせる 歌のふし 花の都は たそがれて 窓にさみしき 銀の星 ああ想いせまりて 吹き吹く調べ 風よ伝えよ かの君に |
悲しい酒ひとり酒場で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄てたい 面影が 飲めばグラスに また浮かぶ ああ別れたあとの心残りよ 未練なのね あの人の面影淋しさを 忘れるために 飲んでいるのに酒は今夜も 私を悲しくさせる 酒よどうして どうしてあの人を あきらめたらいいの あきらめたらいいの 酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため 一人ぼっちが 好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨んで 夜が更ける | 松原のぶえ | 石本美由起 | 古賀政男 | | ひとり酒場で 飲む酒は 別れ涙の 味がする 飲んで棄てたい 面影が 飲めばグラスに また浮かぶ ああ別れたあとの心残りよ 未練なのね あの人の面影淋しさを 忘れるために 飲んでいるのに酒は今夜も 私を悲しくさせる 酒よどうして どうしてあの人を あきらめたらいいの あきらめたらいいの 酒よこころが あるならば 胸の悩みを 消してくれ 酔えば悲しく なる酒を 飲んで泣くのも 恋のため 一人ぼっちが 好きだよと 言った心の 裏で泣く 好きで添えない 人の世を 泣いて怨んで 夜が更ける |
風みなと泣いて通れば この恋に 二度と逢えなく なるという それでも涙が 止まらない 波止場道 見送らないわ そう決めながら あなた探して 走り続ける 桟橋は 波また波の 波また波の 風みなと 声を限りに 叫んでも 波の向うに 消える船 どうすりゃいいのよ さよならも 届かない やさしいだけじゃ 女はだめね すがりついても 離したくない ひとだけど 今では遅い 今では遅い 風みなと 冬の寒さも 気づかずに そばで暮らした ことも夢 かじかむ心を もう一度 あたためて どうせ私は 飛べないカモメ 忘れないでと 祈る背中に 雪が散る 波また波の 波また波の 風みなと | 松原のぶえ | やしろよう | 伊藤雪彦 | | 泣いて通れば この恋に 二度と逢えなく なるという それでも涙が 止まらない 波止場道 見送らないわ そう決めながら あなた探して 走り続ける 桟橋は 波また波の 波また波の 風みなと 声を限りに 叫んでも 波の向うに 消える船 どうすりゃいいのよ さよならも 届かない やさしいだけじゃ 女はだめね すがりついても 離したくない ひとだけど 今では遅い 今では遅い 風みなと 冬の寒さも 気づかずに そばで暮らした ことも夢 かじかむ心を もう一度 あたためて どうせ私は 飛べないカモメ 忘れないでと 祈る背中に 雪が散る 波また波の 波また波の 風みなと |
影を慕いてまぼろしの 影を慕いて 雨に日に 月にやるせぬ わが想い つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦れつつ しのびなく わびしさよ せめて痛(いた)みの なぐさめに ギターをとりて 爪弾けば どこまで時雨 ゆく秋ぞ 振音(トレモロ)寂し 身は悲し 君故に 永き人世を 霜枯れて 永遠に春見ぬ わが運命(さだめ) 永ろうべきか 空蝉(うつせみ)の 儚き影よ わが恋よ | 松原のぶえ | 古賀政男 | 古賀政男 | | まぼろしの 影を慕いて 雨に日に 月にやるせぬ わが想い つつめば燃ゆる 胸の火に 身は焦れつつ しのびなく わびしさよ せめて痛(いた)みの なぐさめに ギターをとりて 爪弾けば どこまで時雨 ゆく秋ぞ 振音(トレモロ)寂し 身は悲し 君故に 永き人世を 霜枯れて 永遠に春見ぬ わが運命(さだめ) 永ろうべきか 空蝉(うつせみ)の 儚き影よ わが恋よ |
かげりゆく愛愛なんか 約束やない 恋なんか 永遠やない そう…心に傷を残すだけ 元気でと一言 残したままで 背中を向けて 去ってくあんた 二人で築いた 思い出さえも ただ虚しく 崩れてゆくの 愛なんか 約束やない 恋なんか 永遠やない そう…心に傷を残すだけ さよならと一言 返しただけで 全てが終わる 崩れる愛が 戻ってきてよと 追いかけたって ただ涙が あふれるだけや 夢なんか 見るもんやない 夢ならば 叶えるもんや そう…明日という日みるために | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 伊藤薫 | 猪股義周 | 愛なんか 約束やない 恋なんか 永遠やない そう…心に傷を残すだけ 元気でと一言 残したままで 背中を向けて 去ってくあんた 二人で築いた 思い出さえも ただ虚しく 崩れてゆくの 愛なんか 約束やない 恋なんか 永遠やない そう…心に傷を残すだけ さよならと一言 返しただけで 全てが終わる 崩れる愛が 戻ってきてよと 追いかけたって ただ涙が あふれるだけや 夢なんか 見るもんやない 夢ならば 叶えるもんや そう…明日という日みるために |
おんなの出船涙 涙 涙 涙 涙枯れても 枯れるな恋よ 船に 私は乗る あなた 桟橋で 白いテープを引く お別れ波止場 サヨナラ サヨナラ おんなの出船 夢を 夢を 夢を 夢を 夢を下さい おんなの夢を 明日は どうにかなる 今夜 見る夢に 愛を信じて行く 一人の旅路 サヨナラ サヨナラ おんなの出船 心 心 心 心 心あげます おんなの心 他に 何もない あげる ものなんて 沖じゃカモメが泣く お別れ波止場 サヨナラ サヨナラ おんなの出船 | 松原のぶえ | 山田孝雄 | 船村徹 | | 涙 涙 涙 涙 涙枯れても 枯れるな恋よ 船に 私は乗る あなた 桟橋で 白いテープを引く お別れ波止場 サヨナラ サヨナラ おんなの出船 夢を 夢を 夢を 夢を 夢を下さい おんなの夢を 明日は どうにかなる 今夜 見る夢に 愛を信じて行く 一人の旅路 サヨナラ サヨナラ おんなの出船 心 心 心 心 心あげます おんなの心 他に 何もない あげる ものなんて 沖じゃカモメが泣く お別れ波止場 サヨナラ サヨナラ おんなの出船 |
おんなの暦睦月 如月 弥生が過ぎて 春は名ばかり 行くばかり 命尽くして 何故結ばれぬ 卯の花月の 憎らしさ あなた私の そばにきて 涙でめくる おんなの暦 皐月 水無月 ただ待ちわびて 墨絵文月 書く手紙 未練ごころを またかき立てる 葉月の空の 遠花火 一期一会と 云うけれど 情けが欲しい おんなの暦 木染月(こそめづき)から 雨降りやまず どうか逢わせて 神無月 あなた恋しと 霜月耐えて 師走の露地で 飲むお酒 夢でいいから 抱きしめて ひとりじゃ寒い おんなの暦 | 松原のぶえ | たきのえいじ | 若草恵 | 南郷達也 | 睦月 如月 弥生が過ぎて 春は名ばかり 行くばかり 命尽くして 何故結ばれぬ 卯の花月の 憎らしさ あなた私の そばにきて 涙でめくる おんなの暦 皐月 水無月 ただ待ちわびて 墨絵文月 書く手紙 未練ごころを またかき立てる 葉月の空の 遠花火 一期一会と 云うけれど 情けが欲しい おんなの暦 木染月(こそめづき)から 雨降りやまず どうか逢わせて 神無月 あなた恋しと 霜月耐えて 師走の露地で 飲むお酒 夢でいいから 抱きしめて ひとりじゃ寒い おんなの暦 |
女の明日私が選んだ 道だから 決してくじけて 泣いたりしない 辛くても 生きてるからには つまずく時も 一度や二度は あるものよ こんな運命(さだめ)に 添いながら 私が選んだ 人だから 苦労承知で 暮らした月日 振り返る 別れてしまえば 他人のはずが 雨の降る日は 風の夜(よ)は 何故か今さら 気にかかる 私が選んだ 明日には きっと幸せ なれますように 信じたい 迷いこころは 浮き世の川に 悔いは残さず 出直して 強い女で 生きてゆく | 松原のぶえ | 原譲二 | 原譲二 | 伊戸のりお | 私が選んだ 道だから 決してくじけて 泣いたりしない 辛くても 生きてるからには つまずく時も 一度や二度は あるものよ こんな運命(さだめ)に 添いながら 私が選んだ 人だから 苦労承知で 暮らした月日 振り返る 別れてしまえば 他人のはずが 雨の降る日は 風の夜(よ)は 何故か今さら 気にかかる 私が選んだ 明日には きっと幸せ なれますように 信じたい 迷いこころは 浮き世の川に 悔いは残さず 出直して 強い女で 生きてゆく |
おもかげ列車すがる心を 引きさくように ベルが鳴る鳴る 夜の駅 もうこれきりね 見おさめね 手をふれば 涙で 涙で見えない おもかげ列車 どんな運命(さだめ)が 待ち受けようと ついてゆきたい どこまでも やっぱり駄目ね お別れね 愛しても 明日は 明日は他人ね おもかげ列車 遠くはなれて 泣く春よりも ふたり暮せる 冬でいい 大事にします 思い出を 呼んだとて あなたが あなたが消えてく おもかげ列車 | 松原のぶえ | 吉岡治 | 市川昭介 | | すがる心を 引きさくように ベルが鳴る鳴る 夜の駅 もうこれきりね 見おさめね 手をふれば 涙で 涙で見えない おもかげ列車 どんな運命(さだめ)が 待ち受けようと ついてゆきたい どこまでも やっぱり駄目ね お別れね 愛しても 明日は 明日は他人ね おもかげ列車 遠くはなれて 泣く春よりも ふたり暮せる 冬でいい 大事にします 思い出を 呼んだとて あなたが あなたが消えてく おもかげ列車 |
面影橋岸のさくらも ほころんで 窓に咲く日も もう近い 別れたあなたの 面影橋に 寄り添うように 灯(ひ)をともし 健気(けなげ)に生きてる 女にも 見させてください 春の夢 あなた見送(おく)った この道は いまは思い出 さがす道 なみだで別れた 面影橋を うつむきながら わたるたび 負けてはだめだと 風の声 守ってください 春の空 誰のせいでも ないけれど 独り見上げる ながれ星 願いはひとつよ 面影橋に あなたとふたり 灯(ひ)をともす 笑顔で堪えてる 女にも 聞かせてください 春の音 | 松原のぶえ | 海老原秀元 | 岡千秋 | 南郷達也 | 岸のさくらも ほころんで 窓に咲く日も もう近い 別れたあなたの 面影橋に 寄り添うように 灯(ひ)をともし 健気(けなげ)に生きてる 女にも 見させてください 春の夢 あなた見送(おく)った この道は いまは思い出 さがす道 なみだで別れた 面影橋を うつむきながら わたるたび 負けてはだめだと 風の声 守ってください 春の空 誰のせいでも ないけれど 独り見上げる ながれ星 願いはひとつよ 面影橋に あなたとふたり 灯(ひ)をともす 笑顔で堪えてる 女にも 聞かせてください 春の音 |
男の純情男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都の 大空に 曇る涙を 誰が知ろ 影はやくざに やつれても きいてくれるな この胸を 所詮男の ゆく道は なんで女が 知るものか 暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣へ 帰ろうよ | 松原のぶえ | 佐藤惣之助 | 古賀政男 | | 男いのちの 純情は 燃えてかがやく 金の星 夜の都の 大空に 曇る涙を 誰が知ろ 影はやくざに やつれても きいてくれるな この胸を 所詮男の ゆく道は なんで女が 知るものか 暗い夜空が 明けたなら 若いみどりの 朝風に 金もいらなきゃ 名もいらぬ 愛の古巣へ 帰ろうよ |
男なら悔し涙を噛みしめて それでも肩を落とさない 見栄が男の つっかい棒と からから辛い 酒を飲む なァ 下手な慰め言わないぜ 男なら 男なら 黙って心で あゝ 酒を飲む 想いばかりがただ燃えて 日暮れりゃ遠い道ばかり 照る日 曇る日 さまざまだよと 何処かで唄う 演歌ぶし なァ 七つ転んでまだ転ぶ 男なら 男なら それでも真赤な ああ 夢を見る 運否天賦(うんぷてんぷ)は 風しだい 時代がいつか 俺と寝る そうさ最後に 笑えばいいさ それまでふたり はしご酒 なァ 晴れて男の花道を 男なら 男なら 綺麗に飾ろぜ あゝ 男なら | 松原のぶえ | 吉岡治 | 岡千秋 | | 悔し涙を噛みしめて それでも肩を落とさない 見栄が男の つっかい棒と からから辛い 酒を飲む なァ 下手な慰め言わないぜ 男なら 男なら 黙って心で あゝ 酒を飲む 想いばかりがただ燃えて 日暮れりゃ遠い道ばかり 照る日 曇る日 さまざまだよと 何処かで唄う 演歌ぶし なァ 七つ転んでまだ転ぶ 男なら 男なら それでも真赤な ああ 夢を見る 運否天賦(うんぷてんぷ)は 風しだい 時代がいつか 俺と寝る そうさ最後に 笑えばいいさ それまでふたり はしご酒 なァ 晴れて男の花道を 男なら 男なら 綺麗に飾ろぜ あゝ 男なら |
大分慕情別府八湯(とう) 湯どころめぐり 町にたなびく 湯けむりよ 地獄めぐりに 砂場の蒸し湯 人がやすらぎ こころ温める ここがふるさと 大分慕情 宇佐の八幡 願かけ地蔵 幸せ祈る 人の波 真玉(またま)海岸 夕陽に染まり 人のこころを 照らす美しさ ここがふるさと 大分慕情 “夢”の吊橋 空中散歩 雄滝(おすだき)永遠(とわ)に 清らかに やまなみ続く 九酔渓(きゅうすいけい)の 十三曲がりに 紅葉(もみじ)色づいて ここがふるさと 大分慕情 | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 小松勇仁 | 斉藤功 | 別府八湯(とう) 湯どころめぐり 町にたなびく 湯けむりよ 地獄めぐりに 砂場の蒸し湯 人がやすらぎ こころ温める ここがふるさと 大分慕情 宇佐の八幡 願かけ地蔵 幸せ祈る 人の波 真玉(またま)海岸 夕陽に染まり 人のこころを 照らす美しさ ここがふるさと 大分慕情 “夢”の吊橋 空中散歩 雄滝(おすだき)永遠(とわ)に 清らかに やまなみ続く 九酔渓(きゅうすいけい)の 十三曲がりに 紅葉(もみじ)色づいて ここがふるさと 大分慕情 |
演歌みち爪先あがりの この坂を 誰が名づけた 浮世坂 風が背をおす 日もあれば 雨が胸つく 肩たたく しんどいネ そりゃましんどいけれど エンヤコラ このみち 演歌みち 人間生きてりゃ 誰にでも いつか身につく 垢もある 責めてくれるな はしご酒 捨てちゃいないさ 夢だけは しゃないネ そりゃましゃないけれど エンヤコラ このみち 演歌みち 明日は明日の 風が吹く 惚れてふられて また惚れて はぐれ鳥にも いつの日か 待てば日和(ひより)の 春もあろ しんどいネ そりゃましんどいけれど エンヤコラ このみち 演歌みち | 松原のぶえ | 吉岡治 | 岡千秋 | | 爪先あがりの この坂を 誰が名づけた 浮世坂 風が背をおす 日もあれば 雨が胸つく 肩たたく しんどいネ そりゃましんどいけれど エンヤコラ このみち 演歌みち 人間生きてりゃ 誰にでも いつか身につく 垢もある 責めてくれるな はしご酒 捨てちゃいないさ 夢だけは しゃないネ そりゃましゃないけれど エンヤコラ このみち 演歌みち 明日は明日の 風が吹く 惚れてふられて また惚れて はぐれ鳥にも いつの日か 待てば日和(ひより)の 春もあろ しんどいネ そりゃましんどいけれど エンヤコラ このみち 演歌みち |
越前風舞いひゅるりひゅるひゅる 風が頬うつ空で哭く 波が 波が足元(あし)まで 打ち寄せる あなたの愛を 失くしたら わたしは何処で 生きればいいの… 越前風舞い こぼす吐息が こぼす吐息が 雪になる 岩に砕けて 風に飛び散る波の花 どこか どこかわたしに 似た運命 惚れたら駄目と 知りながら いけない恋に 溺れて燃えた… 越前風舞い 流す涙が 流す涙が 水仙(はな)になる 心細さに 胸が凍える躰(み)も凍る 夢も 夢もしんしん 冷えてゆく ふたりで暮らす 隠れ家を 鴎よどうか 見つけて欲しい… 越前風舞い 縋るこの声 縋るこの声 雪になる | 松原のぶえ | 仁井谷俊也 | 大谷明裕 | 宮崎慎二 | ひゅるりひゅるひゅる 風が頬うつ空で哭く 波が 波が足元(あし)まで 打ち寄せる あなたの愛を 失くしたら わたしは何処で 生きればいいの… 越前風舞い こぼす吐息が こぼす吐息が 雪になる 岩に砕けて 風に飛び散る波の花 どこか どこかわたしに 似た運命 惚れたら駄目と 知りながら いけない恋に 溺れて燃えた… 越前風舞い 流す涙が 流す涙が 水仙(はな)になる 心細さに 胸が凍える躰(み)も凍る 夢も 夢もしんしん 冷えてゆく ふたりで暮らす 隠れ家を 鴎よどうか 見つけて欲しい… 越前風舞い 縋るこの声 縋るこの声 雪になる |
海燕こころを決める 旅なのに 何処まで行っても 砂と海 あきらめきれず 忘れられず 沈む夕陽を 見ています ああ一羽はぐれた 海燕 おまえはひとりが 寂しくないか ああ情あるなら あのひとに 一途な想いを 一途な想いを 伝えて欲しい 果てしなく続く 足跡は せつないおんなの 涙です あのひと世間 捨ててまで きっと私に 走らない ああ岩をかすめる 海燕 愚かなみれんと 嘲笑うでしょうか ああすがる胸さえ ないままに 冷たい季節を 冷たい季節を どうして生きる 海つばめ… 海つばめ… アアア アアア アアア ア… ああ風にさからう 海燕 結ばれないなら 何故逢わせたの ああ責めるつもりは ないけれど こころの痛みを こころの痛みを わかって欲しい ああ一羽はぐれた 海燕 おまえひとりが 寂しくないか ああ情あるなら あのひとに 一途な想いを 一途な想いを 伝えて欲しい | 松原のぶえ | 仁井谷俊也 | 杉本真人 | | こころを決める 旅なのに 何処まで行っても 砂と海 あきらめきれず 忘れられず 沈む夕陽を 見ています ああ一羽はぐれた 海燕 おまえはひとりが 寂しくないか ああ情あるなら あのひとに 一途な想いを 一途な想いを 伝えて欲しい 果てしなく続く 足跡は せつないおんなの 涙です あのひと世間 捨ててまで きっと私に 走らない ああ岩をかすめる 海燕 愚かなみれんと 嘲笑うでしょうか ああすがる胸さえ ないままに 冷たい季節を 冷たい季節を どうして生きる 海つばめ… 海つばめ… アアア アアア アアア ア… ああ風にさからう 海燕 結ばれないなら 何故逢わせたの ああ責めるつもりは ないけれど こころの痛みを こころの痛みを わかって欲しい ああ一羽はぐれた 海燕 おまえひとりが 寂しくないか ああ情あるなら あのひとに 一途な想いを 一途な想いを 伝えて欲しい |
浮草つらくないかと いたわってくれる そんなあなたに なけてくる あなた… 「おまえ」 涙ふきあい 越える憂き世の 雨と風 ふたり根のない 浮草の花 そばにあなたが いてくれるだけで いいのわたしは いきられる あなた… 「おまえ」 肩よせあい 冬の寒さに 耐えながら ほれて一途な 浮草の恋 花の咲かない 浮草にだって めぐる季節の 春はくる あなた… 「おまえ」 涙かみしめ 暗い夜道に 灯をともす 明日はいずこか 浮草ぐらし | 松原のぶえ | たかたかし | 市川昭介 | 南郷達也 | つらくないかと いたわってくれる そんなあなたに なけてくる あなた… 「おまえ」 涙ふきあい 越える憂き世の 雨と風 ふたり根のない 浮草の花 そばにあなたが いてくれるだけで いいのわたしは いきられる あなた… 「おまえ」 肩よせあい 冬の寒さに 耐えながら ほれて一途な 浮草の恋 花の咲かない 浮草にだって めぐる季節の 春はくる あなた… 「おまえ」 涙かみしめ 暗い夜道に 灯をともす 明日はいずこか 浮草ぐらし |
祖谷の恋唄祖谷の七谷 今年も暮れて 空がふるえて 雪になる この胸の この胸の 抱いてはもらえぬ 淋しさよ (セリフ)白い薄氷(うすごおり)もはり 夜が深く沈む頃 熱い吐息が風となって 今日も里へ吹きおろします お乳はなせば この子がぐずる わたしゃ涙で 枕抱く あの人は あの人は 一冬越さなきゃ 帰らない 山の吹雪に とじこめられて 女いつ泣く 夜に泣く 春よ来て 早く来て 死ぬほどわたしを 抱きに来て | 松原のぶえ | たかたかし | 船村徹 | | 祖谷の七谷 今年も暮れて 空がふるえて 雪になる この胸の この胸の 抱いてはもらえぬ 淋しさよ (セリフ)白い薄氷(うすごおり)もはり 夜が深く沈む頃 熱い吐息が風となって 今日も里へ吹きおろします お乳はなせば この子がぐずる わたしゃ涙で 枕抱く あの人は あの人は 一冬越さなきゃ 帰らない 山の吹雪に とじこめられて 女いつ泣く 夜に泣く 春よ来て 早く来て 死ぬほどわたしを 抱きに来て |
いっそセレナーデあまい口づけ 遠い想い出 夢のあいだに 浮かべて泣こうか 忘れたままの 恋のささやき 今宵ひととき 探してみようか 恋のうたが 誘いながら流れてくる そっと眠りかけた ラジオからの さみしい そして悲しい いっそやさしい セレナーデ 風の便りの とだえた訳を 誰に聞こうか それとも泣こうか 君のことを 想うたびに聞こえてくる そっと淡い恋が ゆれるごとに さみしい そして悲しい いっそやさしい セレナーデ あまい口づけ 遠い想い出 夢のあいだに 浮かべて泣こうか | 松原のぶえ | 井上陽水 | 井上陽水 | | あまい口づけ 遠い想い出 夢のあいだに 浮かべて泣こうか 忘れたままの 恋のささやき 今宵ひととき 探してみようか 恋のうたが 誘いながら流れてくる そっと眠りかけた ラジオからの さみしい そして悲しい いっそやさしい セレナーデ 風の便りの とだえた訳を 誰に聞こうか それとも泣こうか 君のことを 想うたびに聞こえてくる そっと淡い恋が ゆれるごとに さみしい そして悲しい いっそやさしい セレナーデ あまい口づけ 遠い想い出 夢のあいだに 浮かべて泣こうか |
維新のおんな明日もわからぬ 契りとしって ほどけば泣けます 紅の帯 戦(いくさ)はだれの ためですか おんなの涙が 見えますか 嵐うずまく 夜明け前 京都鴨川 かくれ茶屋 運にまかせた 命と笑い 盃かさねて 膝まくら あなたに添える 一瞬(ひととき)は 千年万年 わたしには ゆかせたくない この人を 四条大橋 蝉しぐれ 人は斬れても 縁(こころ)は斬れぬ おそのはあなたの 女です 男が大義(ゆめ)に 死ねるなら おんなは恋情(なさけ)に 身をすてる ついてゆきます 修羅のはて 夜の堀川 流れ星 | 松原のぶえ | たかたかし | 三木たかし | | 明日もわからぬ 契りとしって ほどけば泣けます 紅の帯 戦(いくさ)はだれの ためですか おんなの涙が 見えますか 嵐うずまく 夜明け前 京都鴨川 かくれ茶屋 運にまかせた 命と笑い 盃かさねて 膝まくら あなたに添える 一瞬(ひととき)は 千年万年 わたしには ゆかせたくない この人を 四条大橋 蝉しぐれ 人は斬れても 縁(こころ)は斬れぬ おそのはあなたの 女です 男が大義(ゆめ)に 死ねるなら おんなは恋情(なさけ)に 身をすてる ついてゆきます 修羅のはて 夜の堀川 流れ星 |
ありんこいつも女に かまけていたら 世の中に足を すくわれる だからしばらく 逢えないからと 言うだけ言うて 切る電話 あんたほんまに 鉄砲玉や いま頃どこで 何してる ああ男って 難儀やな 荷物をいっぱい 背負ってさ 夢さがし 疲れたときは あんた あんた この指とまれ 別にたいしたことじゃないさと さっきから浮かぬ 顔をして たまに逢うのに あんたはずっと 色つき水と さしむかい 胸のつかえが あるなら全部 話せば楽に なるのにさ ああ女って 阿呆やから 聞かんでいいこと 聞きたがる せつなさを 捨てたいときは あんた あんた この指とまれ 今度あんたに いつ逢えるのと 言い出しかけて やめにした ああ男って 難儀やな ありんこみたいに 走ってさ 夢さがし くじけたときは あんた あんた この指とまれ あんた あんた この指とまれ | 松原のぶえ | 津城ひかる | 弦哲也 | 矢野立美 | いつも女に かまけていたら 世の中に足を すくわれる だからしばらく 逢えないからと 言うだけ言うて 切る電話 あんたほんまに 鉄砲玉や いま頃どこで 何してる ああ男って 難儀やな 荷物をいっぱい 背負ってさ 夢さがし 疲れたときは あんた あんた この指とまれ 別にたいしたことじゃないさと さっきから浮かぬ 顔をして たまに逢うのに あんたはずっと 色つき水と さしむかい 胸のつかえが あるなら全部 話せば楽に なるのにさ ああ女って 阿呆やから 聞かんでいいこと 聞きたがる せつなさを 捨てたいときは あんた あんた この指とまれ 今度あんたに いつ逢えるのと 言い出しかけて やめにした ああ男って 難儀やな ありんこみたいに 走ってさ 夢さがし くじけたときは あんた あんた この指とまれ あんた あんた この指とまれ |
ありがとうふるさと離れ いつの日か 長い月日が たちました 女としての 幸せを 求めたことも ありました 歌うことしか できないけれど 私の歌で 笑顔が浮かぶ ありがとう ありがとう 支えてくれて ありがとう 私は一生 この道を行く 夜ごとまぶたに 浮かぶのは やさしく笑う 母の顔 遠く離れて いるために 何もできない 親不孝 いつか必ず 帰る日までは あなたのために 私は歌う ありがとう ありがとう 支えてくれて ありがとう 私は一生 この道を行く ありがとう ありがとう 支えてくれて ありがとう 私は一生 この道を行く | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 小松勇仁 | 斉藤功 | ふるさと離れ いつの日か 長い月日が たちました 女としての 幸せを 求めたことも ありました 歌うことしか できないけれど 私の歌で 笑顔が浮かぶ ありがとう ありがとう 支えてくれて ありがとう 私は一生 この道を行く 夜ごとまぶたに 浮かぶのは やさしく笑う 母の顔 遠く離れて いるために 何もできない 親不孝 いつか必ず 帰る日までは あなたのために 私は歌う ありがとう ありがとう 支えてくれて ありがとう 私は一生 この道を行く ありがとう ありがとう 支えてくれて ありがとう 私は一生 この道を行く |
雨降り酒消したつもりの 面影が 酔えばフラリと 顔を出す 恋をして 夢を見て いろいろあります 私にも 路地裏 雨降り ひとり酒 出来ることなら もう一度 せめて二十才(はたち)の あの頃に つらい事 泣いた事 いろいろあります 生きてれば ため息 後れ毛 なみだ酒 朝になったら 覚(さ)めるのに 飲んで酔いたい 夜もある 喜びも 悲しみも いろいろあります これからも 止まり木 雨降り おんな酒 | 松原のぶえ | 麻こよみ | 弦哲也 | 斉藤功 | 消したつもりの 面影が 酔えばフラリと 顔を出す 恋をして 夢を見て いろいろあります 私にも 路地裏 雨降り ひとり酒 出来ることなら もう一度 せめて二十才(はたち)の あの頃に つらい事 泣いた事 いろいろあります 生きてれば ため息 後れ毛 なみだ酒 朝になったら 覚(さ)めるのに 飲んで酔いたい 夜もある 喜びも 悲しみも いろいろあります これからも 止まり木 雨降り おんな酒 |
あなた待つ港恋する気持ちは もうかくせない 日暮れの桟橋 灯がにじむ あなたの あなたの帰る日を 指おりかぞえて 待つけれど この町出てゆく 船ばかり あなた あなた待つ港 好きだとあなたに 言われたあの日 くちづけ約束 忘れない あなたに あなたに逢ったなら 両手で拳で 胸たたき あまえて泣きたい おもいっきり あなた あなた待つ港 お嫁にゆく気は ないかと母が 昨夜(ゆうべ)も写真を 見せました あなたを あなたを信じてる 誰にもあげない この心 かならず迎えに 来てくれる あなた あなた待つ港 | 松原のぶえ | たかたかし | 市川昭介 | | 恋する気持ちは もうかくせない 日暮れの桟橋 灯がにじむ あなたの あなたの帰る日を 指おりかぞえて 待つけれど この町出てゆく 船ばかり あなた あなた待つ港 好きだとあなたに 言われたあの日 くちづけ約束 忘れない あなたに あなたに逢ったなら 両手で拳で 胸たたき あまえて泣きたい おもいっきり あなた あなた待つ港 お嫁にゆく気は ないかと母が 昨夜(ゆうべ)も写真を 見せました あなたを あなたを信じてる 誰にもあげない この心 かならず迎えに 来てくれる あなた あなた待つ港 |
あなたの水中花独りマンション 暮れなずむ街の 空を眺めて今日もまた 逢いたくて 水をください 命の水を 私、あなたの水中花 愛されて 守られて 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと 待っているよと あなたからメール 看板(あかり)おとして化粧して いそいそと 肩を寄せれば 二人の夜空 私、やっぱり 水中花 馴染みあい いたわって 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと 二人の自由に このままでいいの 長く短い七年と 七か月 きっと縁で 結ばれていた 私、あなたの水中花 ひとすじに 華やいで 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと | 松原のぶえ | たかたかし | 徳久広司 | 石倉重信 | 独りマンション 暮れなずむ街の 空を眺めて今日もまた 逢いたくて 水をください 命の水を 私、あなたの水中花 愛されて 守られて 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと 待っているよと あなたからメール 看板(あかり)おとして化粧して いそいそと 肩を寄せれば 二人の夜空 私、やっぱり 水中花 馴染みあい いたわって 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと 二人の自由に このままでいいの 長く短い七年と 七か月 きっと縁で 結ばれていた 私、あなたの水中花 ひとすじに 華やいで 咲いていたい あなたの胸に あかあかと あかあかと |
あなたと生きたい広いこの空の下で やっと見つけられた 切ないほどに包んでくれる 夕焼けみたいに 心凍えそうな夜は ずっと知ってたように 話す声に温められた いつも受話器の向こうから あなたと生きたい 深い海を越えて 恋しくてただ切なくて 強く ずっと その手で抱きしめて 碧い涙の海で やっと気が付いたの いつもそばで笑っていたね 陽だまりみたいに 独りでいいのよなんて いつも強がってた 素直じゃなくて傷つけもした だけど本当は寂しくて あなたに逢いたい 長い夜を越えて 愛おしくてただ切なくて 強く ずっと 二度と離さないで あなたと生きたい もう振り向かない 悲しみも流す涙も きっと きっと 笑顔に変えられる | 松原のぶえ | 歌凛 | 若草恵 | | 広いこの空の下で やっと見つけられた 切ないほどに包んでくれる 夕焼けみたいに 心凍えそうな夜は ずっと知ってたように 話す声に温められた いつも受話器の向こうから あなたと生きたい 深い海を越えて 恋しくてただ切なくて 強く ずっと その手で抱きしめて 碧い涙の海で やっと気が付いたの いつもそばで笑っていたね 陽だまりみたいに 独りでいいのよなんて いつも強がってた 素直じゃなくて傷つけもした だけど本当は寂しくて あなたに逢いたい 長い夜を越えて 愛おしくてただ切なくて 強く ずっと 二度と離さないで あなたと生きたい もう振り向かない 悲しみも流す涙も きっと きっと 笑顔に変えられる |
あなたという名の雪が降る子供の頃から 涙がいつも 似合っていたような きがします あなたの背中に 顔を伏せれば 幸福の匂いが してたのに あ あ この愛どこかで 迷子でいるのなら 心の片隅で 待つこともできるのに 思い出ばかり またつもらせて あなたという名の雪が降る 夜風にまぎれて かすかに遠く 汽笛が聞こえる 気がします はなれた心を つなぎ合わせる きのうまで もどれはしないのに あ あ このゆび今でも あなたをさがしてる 一人で眠れない 聞き分けのない心 悲しみばかり またつもらせて あなたという名の雪が降る あ あ この愛どこかで 迷子でいるのなら 心の片隅で 待つこともできるのに 思い出ばかり またつもらせて あなたという名の雪が降る | 松原のぶえ | 荒木とよひさ | 市川昭介 | | 子供の頃から 涙がいつも 似合っていたような きがします あなたの背中に 顔を伏せれば 幸福の匂いが してたのに あ あ この愛どこかで 迷子でいるのなら 心の片隅で 待つこともできるのに 思い出ばかり またつもらせて あなたという名の雪が降る 夜風にまぎれて かすかに遠く 汽笛が聞こえる 気がします はなれた心を つなぎ合わせる きのうまで もどれはしないのに あ あ このゆび今でも あなたをさがしてる 一人で眠れない 聞き分けのない心 悲しみばかり またつもらせて あなたという名の雪が降る あ あ この愛どこかで 迷子でいるのなら 心の片隅で 待つこともできるのに 思い出ばかり またつもらせて あなたという名の雪が降る |
あなただけ遠回りの道を 歩いて迷い あの頃はあの時は 二人若過ぎて 些細なことで 傷つけあって これで これで 終わりだと 貴方が去って‥ 時が過ぎ 今気付いたの 会いたい もう一度 貴方の胸で 眠りたい 縺(もつ)れたはずの糸 もう一度解いて 今ならば今だから やり直せるはず 貴方がそばに 居てくれるなら 辛い 辛い 過去さえも 忘れられる‥ 時が過ぎ 今気付いたの 会いたい もう一度 貴方と二人 眠りたい 時が過ぎ 今気付いたの 会いたい もう一度 貴方の愛で 眠りたい | 松原のぶえ | 松原のぶえ | 弦哲也 | 猪俣義周 | 遠回りの道を 歩いて迷い あの頃はあの時は 二人若過ぎて 些細なことで 傷つけあって これで これで 終わりだと 貴方が去って‥ 時が過ぎ 今気付いたの 会いたい もう一度 貴方の胸で 眠りたい 縺(もつ)れたはずの糸 もう一度解いて 今ならば今だから やり直せるはず 貴方がそばに 居てくれるなら 辛い 辛い 過去さえも 忘れられる‥ 時が過ぎ 今気付いたの 会いたい もう一度 貴方と二人 眠りたい 時が過ぎ 今気付いたの 会いたい もう一度 貴方の愛で 眠りたい |
阿修羅海峡灯ともし頃の 海峡を 哀しみ積んだ 船がゆく 涙の数ほど 町あかり 海の向こうに ぽつぽつり 別れ 別れ 別れられない あの人の 声がきこえる 阿修羅海峡 あやまちならば つぐなえる さだめとならば あきらめる この世の恋なら この世しか かなえられぬと 思うから 好きで 好きで 好きでたまらぬ あの人を 離したくない 阿修羅海峡 微笑むような 阿修羅像 ほんとは泣いて いるのです 出逢いと別れの 切なさに 両手合わせて 泣くのです 忘れ 忘れ 忘れられない あの人を 風がさえぎる 阿修羅海峡 | 松原のぶえ | 喜多條忠 | 弦哲也 | 桜庭伸幸 | 灯ともし頃の 海峡を 哀しみ積んだ 船がゆく 涙の数ほど 町あかり 海の向こうに ぽつぽつり 別れ 別れ 別れられない あの人の 声がきこえる 阿修羅海峡 あやまちならば つぐなえる さだめとならば あきらめる この世の恋なら この世しか かなえられぬと 思うから 好きで 好きで 好きでたまらぬ あの人を 離したくない 阿修羅海峡 微笑むような 阿修羅像 ほんとは泣いて いるのです 出逢いと別れの 切なさに 両手合わせて 泣くのです 忘れ 忘れ 忘れられない あの人を 風がさえぎる 阿修羅海峡 |
あさきゆめみし徒然に 三十一文字(みそひともじ)で 人を恋うるつらさ 綴ります 夢の浮橋 あなたは迷子に… きっと、他の女(ひと)にこころ移して お酒に酔ってます あなたのせいよ 涙で化粧が みだれます あなたを待つだけの 女でいいわ 悲しくなるほど 好きだから 月の夜は 灯りを消して 浅葱(あさぎ)色のきもの 着てみます 風の音にも あなたじゃないかと… いいえ、来ないことは知っているのに お酒に酔ってます 淋しさむねに 想い出アルバム めくります あなたにきれいだと 抱きしめられた あの日の夢さえ おぼろです お酒に酔ってます あなたのせいよ 涙で化粧が みだれます あなたを待つだけの 女でいいわ 悲しくなるほど 好きだから 悲しくなるほど 好きだから | 松原のぶえ | たかたかし | 弦哲也 | 宮崎慎二 | 徒然に 三十一文字(みそひともじ)で 人を恋うるつらさ 綴ります 夢の浮橋 あなたは迷子に… きっと、他の女(ひと)にこころ移して お酒に酔ってます あなたのせいよ 涙で化粧が みだれます あなたを待つだけの 女でいいわ 悲しくなるほど 好きだから 月の夜は 灯りを消して 浅葱(あさぎ)色のきもの 着てみます 風の音にも あなたじゃないかと… いいえ、来ないことは知っているのに お酒に酔ってます 淋しさむねに 想い出アルバム めくります あなたにきれいだと 抱きしめられた あの日の夢さえ おぼろです お酒に酔ってます あなたのせいよ 涙で化粧が みだれます あなたを待つだけの 女でいいわ 悲しくなるほど 好きだから 悲しくなるほど 好きだから |
朝顔ねぇ、あなた 無理して飲む酒は たとえ酔えても 心はだませない そばにわたしがいるじゃない わけてください 肩の荷を いつものやさしい 笑顔のあなたに もどってよ ねぇ、あなた ふたりはひとりです おなじよろこび 悲しみわけあえる 二度や三度のつまずきは あるわ誰にも 生きていりゃ 負けたらだめです この世に負けたら だめですよ 見て、あなた しぼんだ朝顔が 今朝は背すじを のばして咲いてます 惚れた男につくすのが なんでつらかろ 苦しかろ あなたが枯れたら わたしも枯れるわ いいですね | 松原のぶえ | たかたかし | 弦哲也 | | ねぇ、あなた 無理して飲む酒は たとえ酔えても 心はだませない そばにわたしがいるじゃない わけてください 肩の荷を いつものやさしい 笑顔のあなたに もどってよ ねぇ、あなた ふたりはひとりです おなじよろこび 悲しみわけあえる 二度や三度のつまずきは あるわ誰にも 生きていりゃ 負けたらだめです この世に負けたら だめですよ 見て、あなた しぼんだ朝顔が 今朝は背すじを のばして咲いてます 惚れた男につくすのが なんでつらかろ 苦しかろ あなたが枯れたら わたしも枯れるわ いいですね |
蒼い月恋は激しく 燃えて 涙は哀しく 枕を濡らす たった一夜の 逢瀬でも 腕に抱かれて 散れば花 心が溶けて 躰ひとつに重ね 闇を走る けものの様に強く 夢と知って とかれた帯が悲しい 月が燃えます 蒼い月 人は誰でも きっと 涙の数だけ 幸せになる そんな言葉を 信じて 腕に抱かれて 眠る花 震える指と 熱い吐息の中で 時が流れ 心刹那に乱れ 明日も見えぬ 二人の運命悲しい 心濡れます 蒼い月 心が溶けて 躰ひとつに重ね 闇を走る けものの様に強く 夢と知って とかれた帯が悲しい 月が燃えます 蒼い月 | 松原のぶえ | Non | 小松勇仁 | 宮崎慎二 | 恋は激しく 燃えて 涙は哀しく 枕を濡らす たった一夜の 逢瀬でも 腕に抱かれて 散れば花 心が溶けて 躰ひとつに重ね 闇を走る けものの様に強く 夢と知って とかれた帯が悲しい 月が燃えます 蒼い月 人は誰でも きっと 涙の数だけ 幸せになる そんな言葉を 信じて 腕に抱かれて 眠る花 震える指と 熱い吐息の中で 時が流れ 心刹那に乱れ 明日も見えぬ 二人の運命悲しい 心濡れます 蒼い月 心が溶けて 躰ひとつに重ね 闇を走る けものの様に強く 夢と知って とかれた帯が悲しい 月が燃えます 蒼い月 |
愛をありがとうあなたの笑顔に いつも支えられ あしたを信じて 強く生きてきた 世界にひとつの 赤いバラの花 思いのすべてを こめて贈りたい アイラブユー アイラブユー 愛を 愛をありがとう 真心は 真心で かえしたい あなたに 逢えたことを感謝しています 無情の嵐に 夢をくだかれて 悩んだ月日が 今は懐かしい 冬から春へと 季節(とき)はめぐるとも いとしいあなたを 守りつづけたい アイラブユー アイラブユー 愛を 愛をありがとう 優しさは 優しさで こたえたい あなたに 逢えたことを感謝しています アイラブユー アイラブユー 愛を 愛をありがとう 喜びも 悲しみも 分かちたい あなたに 逢えたことを感謝しています | 松原のぶえ | 高畠じゅん子 | 中川博之 | 石井為人 | あなたの笑顔に いつも支えられ あしたを信じて 強く生きてきた 世界にひとつの 赤いバラの花 思いのすべてを こめて贈りたい アイラブユー アイラブユー 愛を 愛をありがとう 真心は 真心で かえしたい あなたに 逢えたことを感謝しています 無情の嵐に 夢をくだかれて 悩んだ月日が 今は懐かしい 冬から春へと 季節(とき)はめぐるとも いとしいあなたを 守りつづけたい アイラブユー アイラブユー 愛を 愛をありがとう 優しさは 優しさで こたえたい あなたに 逢えたことを感謝しています アイラブユー アイラブユー 愛を 愛をありがとう 喜びも 悲しみも 分かちたい あなたに 逢えたことを感謝しています |
愛傷歌命がいつか 終るよに 別れがくるのね 愛しても 思い出だけの 人生は どうして生きれば いいのやら 秋が来て 別れの時を知る これがさだめなら 死ぬより悲しいわ 戻ってきてと 呼びかける 私の願いの むなしさよ コートの襟を 立てながら 落葉の向うに 去った人 ひとりの部屋に 残された 涙はあなたの 贈りもの 幸せの 季節はどこへやら すがる胸もない 死ぬより悲しいわ 私の愛の ぬくもりを あなたにつたえる すべもない 眼をとじて 寝るにも眠れない 人の恋しさよ 死ぬより悲しいわ お酒に酔って こんな夜は こころの傷跡 いやしたい | 松原のぶえ | 石本美由起 | 三木たかし | | 命がいつか 終るよに 別れがくるのね 愛しても 思い出だけの 人生は どうして生きれば いいのやら 秋が来て 別れの時を知る これがさだめなら 死ぬより悲しいわ 戻ってきてと 呼びかける 私の願いの むなしさよ コートの襟を 立てながら 落葉の向うに 去った人 ひとりの部屋に 残された 涙はあなたの 贈りもの 幸せの 季節はどこへやら すがる胸もない 死ぬより悲しいわ 私の愛の ぬくもりを あなたにつたえる すべもない 眼をとじて 寝るにも眠れない 人の恋しさよ 死ぬより悲しいわ お酒に酔って こんな夜は こころの傷跡 いやしたい |
哀愁かもめ思い 思い 思い切れない 女の夢を つなぐテープの 頼りなさ 涙かくして 送るわたしが 見えますか あなたが好き あなたが好き あなたが好きよ 痩せて 痩せて 痩せてやつれた 女の胸に あなた残した 灯がともる 悔いはしません 命燃やした 恋だから あなたが好き あなたが好き あなたが好きよ 風に 風に 風に哭けなけ 哀愁かもめ 哭けてあの人 つれてこい 力かぎりに 抱いてください 花の春 あなたが好き あなたが好き あなたが好きよ | 松原のぶえ | 吉岡治 | 市川昭介 | | 思い 思い 思い切れない 女の夢を つなぐテープの 頼りなさ 涙かくして 送るわたしが 見えますか あなたが好き あなたが好き あなたが好きよ 痩せて 痩せて 痩せてやつれた 女の胸に あなた残した 灯がともる 悔いはしません 命燃やした 恋だから あなたが好き あなたが好き あなたが好きよ 風に 風に 風に哭けなけ 哀愁かもめ 哭けてあの人 つれてこい 力かぎりに 抱いてください 花の春 あなたが好き あなたが好き あなたが好きよ |
愛冠岬遠く涙の 岬を染めて 沈む夕陽に 浜が哭く 波のうねりに 浮かんで消える 面影ひとつ 夢ひとつ ああ愛冠の岬よ 霧よ晴れて もう一度逢わせてよ 海よ風よ 時を私に返しておくれ 岬のカムイよ せつない祈りをかなえておくれ 潮のつぶてに 打たれて耐えて いのちを咲かせる むらさきの 花に重ねる 女のこころ 死ぬことさえも許されぬ あゝ愛冠の岬よ 北の涯ての 淋しさが凍りつく 海よ風よ 愛の傷みを支えておくれ 岬のカムイよ 私の祈りをかなえておくれ 海よ風よ 時を私に返しておくれ 岬のカムイよ 私の祈りをかなえておくれ かなえておくれ | 松原のぶえ | 田中うめの | 三木たかし | | 遠く涙の 岬を染めて 沈む夕陽に 浜が哭く 波のうねりに 浮かんで消える 面影ひとつ 夢ひとつ ああ愛冠の岬よ 霧よ晴れて もう一度逢わせてよ 海よ風よ 時を私に返しておくれ 岬のカムイよ せつない祈りをかなえておくれ 潮のつぶてに 打たれて耐えて いのちを咲かせる むらさきの 花に重ねる 女のこころ 死ぬことさえも許されぬ あゝ愛冠の岬よ 北の涯ての 淋しさが凍りつく 海よ風よ 愛の傷みを支えておくれ 岬のカムイよ 私の祈りをかなえておくれ 海よ風よ 時を私に返しておくれ 岬のカムイよ 私の祈りをかなえておくれ かなえておくれ |