杉本眞人作曲の歌詞一覧リスト  542曲中 1-200曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
紅い月のアモーレれいかれいか冬弓ちひろ杉本眞人猪股義周おさえきれない このときめき 胸のギターラ かき鳴らすの そうよ あなたを愛するのは ダメとわかっていても 堕ちてゆく この恋 愛さずにいられない 逢いたくてしかたない 欲しいのはあなた あなただけ アモーレ アモーレ アモーレ 運命でも アモーレ アモーレ アモーレ 間違いでも 抱きしめて 憎むほど 情熱は 孤独な紅い月  長いシエスタが 醒めるまでは 求めあうのよ 狂おしげに 恋はせつない カルナバルね いつか別れが来ると 知りながら 夢見る 逢わずにはいられない 淋しくてたまらない 欲しいのはあなた あなただけ アモーレ アモーレ アモーレ 苦い蜜も アモーレ アモーレ アモーレ 甘い棘も 抱きしめて 夜明けまで 燃えながら 凍てつく紅い月  アモーレ アモーレ アモーレ 運命でも アモーレ アモーレ アモーレ 間違いでも 抱きしめて 憎むほど 情熱は 孤独な紅い月
OSAKAレイニーブルースれいかれいか冬弓ちひろ杉本眞人猪股義周夜店で買(こ)うた 指輪一つで 待たせた女を ほかすんか あたし あんたの玩具やないよ 涙をこらえて 空を見る なんでいつも こうなるん? 傘を差しても 心ずぶ濡れ OSAKA OSAKA レイニーブルース あんな しょうもない男でも OSAKA OSAKA レイニーブルース あんた痛いほど 好きやった あぁ… あほやねん  遊びやなんて 知らんかったよ あたしも めでたい女やね 思い出すのは ええことばかり 夢しかないよな 男でも なんでいつも こうなるん? 雨が止んでも 胸は土砂降り OSAKA OSAKA レイニーブルース こんな ポンコツな恋やけど OSAKA OSAKA レイニーブルース あんた誰よりも 好きやった あぁ… あかんねん  OSAKA OSAKA レイニーブルース どうせ ポンコツな恋やもの OSAKA OSAKA レイニーブルース 指輪 川に投げ 歩き出そう あぁ… あほやねん
醜聞は夜作られるれいかれいか冬弓ちひろ杉本眞人猪股義周赤い月に こころ乱され 迷いこんだ 男と女 甘い吐息 仕掛けた罠 まんまとはまった 可愛いひと 醜聞(スキャンダル)は夜作られる 炎上してもいい あなたとなら 好きか嫌いか 奪うか逃げるか 恋に善悪なんてないわ そうでしょ?モナムール  噂なんて 気にしないでね ネコのように 自由なだけよ 熱い視線 楽しまなきゃ 女に生まれた甲斐がない 醜聞は夜作られる 後ろ指さされたい あなたとなら ゆくか戻るか 盗むかじらすか 恋に正解なんてないわ そうでしょ?モナムール  醜聞(スキャンダル)は夜作られる 炎上してもいい あなたとなら 好きか嫌いか 奪うか逃げるか 恋に善悪なんてないわ 愛してモナムール
貯金の好きな女れいかれいか高田ひろお杉本眞人猪股義周誰が噂を 流そうと ケチな女と 囁かれても 貯金一筋 まっしぐら あたし一途に この道を行くだけよ 花のモデルと おだてられ いつか女の 賞味期限が 知らないあいだに 切れていた アーアーアー やっぱりあいつを 見返してやりたい 旬な女を つまみ食い やっぱりあいつを 見返してやりたい 人生返せと 云わないけれど  心やすまる ひとならば そうね結婚 してもいいけど 若い男は ごめんだわ 痩せた身体(からだ)に 悲しみが吹き抜ける 夜は食べずに ウーロン茶 服を買うのは ネットオークション あたしは負けずに 生きて行く アーアーアー やっぱりあいつを 見返してやりたい 夢も消されて ボロボロよ やっぱりあいつを 見返してやりたい 人生返せと 云わないけれど  うわべばっかり 気にしてた 過ぎた昔を 思い出すたび なぜかあいつが 愛しくて ふかす煙草の 煙さえ目に沁みる それでいいのよ 通帳の ゼロが増えるの 楽しみにして あたしはあたしの 道を行く アーアーアー やっぱりあいつを 見返してやりたい 旬な女を つまみ食い やっぱりあいつを 見返してやりたい 人生返せと 云わないけれど
東京ボレロれいかれいか冬弓ちひろ杉本眞人猪股義周ビルの谷間は 空がない 夜(よる)が来たって 闇もない だけど今夜も この都会(まち)に はぐれた天使が 泣きに来る あの子もこの子も いじっぱり 涙が好きで 涙が嫌い… 東京ボレロ 帰れないなら 朝まで踊ろう この指とまれ 東京ボレロ あなたでなければ 胸の淋(さみ)しさ 消せやしないけど  都会の夜空は 星がない 明日(あす)は煤(すす)けて 夢もない だけど今夜も この店に はぐれた天使が やって来る あの子もこの子も 淋しがり 一人が好きで 一人が嫌い… 東京ボレロ 帰れないなら 朝まで遊ぼう この指とまれ 東京ボレロ あなたでなければ 冷えた躰(からだ)は 温もらないけど  東京ボレロ 帰れないなら 朝まで踊ろう この指とまれ 東京ボレロ あなたでなければ 胸の淋しさ 消せやしないけど
優しい嘘をくださいれいかれいか冬弓ちひろ杉本眞人猪股義周たまらない寂しさと 狂おしい愛しさが 今夜もこの部屋に たちこめる あなたの心には 誰かが棲んでますか? 抱き寄せられたら 何も聞けない ああ 優しい嘘をください 夢の続き 口移しにください ああ こんなに そばにいるのに あなたが遠くて…  危うげな人だから 愛してはいけないと 何度も言われたわ 友達に あなたの瞳には わたしは映ってますか? 出逢ったあの夜と おんなじように ああ 優しい嘘をください 綺麗だよと 愛してると 言ってよ ああ こんなに 抱かれていても 素肌が寒くて…  ああ 優しい嘘をください 夢の続き 口移しにください ああ こんなに そばにいるのに あなたが遠くて…
悪友ルービー・ブラザーズルービー・ブラザーズ都城光人杉本眞人佐藤和豊ケチなプライド ひねり潰され 臆病風に 吹かれた夜 今夜は朝まで 付き合ってやると 恩着せがましく 酒をつぐやつ 飲んで 騒いで ハメをはずして 馬鹿をやり合う悪友よ たまに たまに 会うだけで 消えかけた情熱が また蘇える 友よ ありがとう 友よ ありがとう  昔本気で 惚れた女に ふられた夜も 一緒だった やることなすこと うまくいかずに 自棄を起こした あの夜も 飲んで 騒いで ハメをはずして 馬鹿をやり合う悪友よ 弱音 本音 さらけ出し むなしさを せつなさを 分け合ってきた 友よ ありがとう 友よ ありがとう  おまえには何度も おまえには何度も 救われてきた  飲んで 騒いで ハメをはずして 馬鹿をやり合う悪友よ たまに たまに 会うだけで 消えかけた情熱が また蘇える 友よ ありがとう 友よ ありがとう 友よ ありがとう 友よ ありがとう
ちょい悪 Vintage Boysルービー・ブラザーズルービー・ブラザーズ松宮恭子杉本眞人派手なスカーフ 揃いで巻いて スポットライトを浴びたら 鳴らすギターはギブソン 可愛いあの娘が キャーって手を振る Hey Hey Hey 目がくらむ 酸欠で Yea Yea Yea 目がかすむ 老眼で いいじゃないか いいじゃないか それでも俺たち ちょい悪 Vintage Boys  かわいいあの娘と ドライブ行こう 音がするほど ビシッと決めて 渋いおじさま素敵よ 若い男と全然違うわ Hey Hey Hey 飛ばすぜどこまでも Yea Yea Yea パトカーに捕まった いいじゃないか いいじゃないか まだまだいけるぜ ちょい悪 Vintage Boys  ゴルフコースは美人と回り 飛びすぎ 何て言われたい 教えるふりして Body touch ビンタをくらって おじさんよろめく Hey Hey Hey 打ち込むな後ろから Yea Yea Yea 楽しみな19ホール いいじゃないか いいじゃないか まだまだいけるぜ ちょい悪 Vintage Boys  Hey Hey Hey 体力が限界だ Yea Yea Yea 女房だけが元気 いいじゃないか いいじゃないか まだまだいけるぜ ちょい悪 Vintage Boys
涙は熱いんだなルービー・ブラザーズルービー・ブラザーズ田久保真美杉本眞人猪股義周昭和を生きた親父おふくろに 男は泣いちゃいけないと 言われて育った やせがまんしては 戦いつづけ それが男と強がっては 俺なりに生きてきたけど  久しぶりに俺は 泣いたんだ 久しぶりに素直に 泣いたんだ 生きているから 泣けるんだな 涙は 熱いんだな  このごろ空を見ては 思うこと お前のためにもう少し がんばりたいのさ 泣きながら人は 産まれるように きっと泣くたび生まれ変わる 何度でも生まれ変われる  心だってきっと 洗えるんだ 心だって涙で 洗えるんだ 生きているのに 忘れてたよ 涙は 熱いんだな  久しぶりに俺は 泣いたんだ 久しぶりに素直に 泣いたんだ 哀しいときも 苦しくても 涙は 熱いんだな
ふたりで竜馬をやろうじゃないかルービー・ブラザーズルービー・ブラザーズ荒木とよひさ杉本眞人佐藤準おまえが花なら 俺は酒 咲くのも男 酔うのも男 たかが昼寝の 夢の中 失くす物など なんもない 嗚呼 一点の雲もなく 男同士が 惚れたから 今度生まれりゃ 百年先の ふたりで竜馬を やろうじゃないか  おまえが海なら 俺は陸(おか) 東へ西へ 南へ北へ たかが広げた 風呂敷に 忘れ物など なんもない 嗚呼 満天の星枕 男同士が 眠っても 今度 生れりゃ 時代を変える ふたりで竜馬を やろうじゃないか  嗚呼 一点の雲もなく 男同士が 惚れたから 今度生れりゃ 百年先の ふたりで竜馬を やろうじゃないか 今度生れりゃ 時代を変える ふたりで竜馬を やろうじゃないか
横浜カモメ町吉永しげる吉永しげる東海林良杉本眞人西村幸輔君の置いてったペルシャンブルー 昨夜(ゆうべ)静かに息絶えた あれから二年待ち侘びて 子猫のような無邪気さで 横浜裏町花咲町 赤いパンプス履いていた 横浜裏町花咲町 ハマのジョークはシャレにもならず 港出る船気にしてる 幸福ならばそれでいい  君の置いてったダイアリー 優しさだけで生きていた 強い男のおもいやり もっと捧げてみたかった 横浜裏町羽衣町 戻るおんなと行(ゆ)くおんな 横浜裏町羽衣町 この街のあたりよくある話 籠(かご)で飼(か)えない海鳥よ 生きてりゃいいさそれでいい  横浜裏町花咲町 もしもひょっこり帰ったら 横浜裏町花咲町 ハマの男のイキガリ捨てて 君を抱きしめ離さない その日がくるさきっと来る
男酔いGOLD LYLIC吉幾三GOLD LYLIC吉幾三喜多條忠杉本眞人南郷達也男だ 女だ 言う気はないが 女にゃわからぬ 酒がある 哀しき父は 今はなく やさしき母も 今はない 故郷(ふるさと)ぼんやり なつかしく 見上げる三日月 盃にして 星をサカナに 星をサカナに 男酔い  切れたの 惚れたの いろいろあって 女房にゃ言えない 酒もある かなわぬ夢が ふたつみつ かなわぬ恋は 山とある こころはカラカラ 走馬灯 人生持ち寄り 止まり木酒場 今日もほろほろ 今日もほろほろ 男酔い  涙と 悔しさ 一気にあおり 他人(ひと)には見せない 酒がある 男はいつも 大きくて 男はいつも 馬鹿だから 狼みたいに 吼(ほ)えながら 都会の夜風に 身を震わせて いのちぬくめる いのちぬくめる 男酔い 男酔い
その昔吉幾三吉幾三喜多條忠杉本眞人南郷達也その昔 恋をしていた 二年暮らして 女(そいつ)を捨てた 冷凍みかんと甘栗を 無理矢理その手に 握らせて 故郷(いなか)へ帰す 詫びにした 俺のズルさを 咎(とが)めるように 発車のベルが 発車のベルが 鳴り響いてた  その昔 妻と別れた 子供は残して 行けよと言った 二人の子供を 両脇に 川の字になって 眠る夜 初めて俺は 気がついた 俺の勝手と わがままだけが この子の母を この子の母を 奪い取ったと  その昔 夢を見ていた たった一度の 人生なんだ 追いつけ追い越せ 負けるなと 団塊世代の 明け暮れに 勝つことばっかり 夢にした 戦(いくさ)終わって 夕陽が落ちりゃ 見交わす友の 見交わす友の 笑顔がつらい  見交わす友の 見交わす友の 笑顔が沁みる
吾亦紅 (ライブVer)吉幾三吉幾三ちあき哲也杉本眞人マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪(こら)えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みていく やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
人生半分GOLD LYLIC湯原昌幸GOLD LYLIC湯原昌幸たきのえいじ杉本眞人高橋諭一おまえも知ってのとおり いつもガムシャラだった 雨の日も風の日も ろくに休まず眠らずに 家族の笑顔を 励みにしながら 会社に尽くしてきたのは 云うまでもない  図らずも歳の割には 出世も早く 将来を約束されたかに 思えたけれど 描いた夢には見向きもせず ひたむきに 生きてきたと思う  人生半分 まだまだ半分 人生半分 50で始まる夢がある  いつしかどこかに 置き忘れてきた 家族の絆と 自分らしさを 大事なものさえ 振り返らずに 一体何を求めて 来たというのか  どこまでも青く広がる 都会の空を 見上げては ふと思う 歩き続けた年月を この先まだまだ続く人生 今やっと 見えてきた気がする  人生半分 これから半分 人生半分 50で始める夢もある  他でもないが よく聞いてくれ 思えばお前に 苦労をかけた 出来るならば これから先も 笑顔を忘れず そばにいてくれ  人生半分 連れ添ってきた 人生半分 お前と暮らせりゃ それでいい  お前と暮らせる それだけで
途中駅湯原昌幸湯原昌幸たきのえいじ杉本眞人いい歳してと 酒がいう 寂しがるなと 酒がいう それでもどうにか人生に 折り合いつけて 生きてきた  昨日も今日も 途中駅 終着駅にはまだ遠い お前とふたり 途中駅 ひそかな愛を 切符代わりに どこまでも  見果てぬ夢を 詰め込んだ 重いカバンに 明日がある 思い出数えちゃ その度に 老いぼれちまう 心まで  まだまだ続く 途中駅 一息つくには まだ早い つかず離れず 途中駅 過ぎ行く日々を したためながら また急ぐ  昨日も今日も 途中駅 終着駅にはまだ遠い お前とふたり 途中駅 ひそかな愛を 切符代わりに どこまでも
冬桜GOLD LYLIC湯原昌幸GOLD LYLIC湯原昌幸たきのえいじ杉本眞人今泉敏郎一度だけの人生と 誰もが口にするけれど 悔やんじゃいない この生き方を 急がば回れの夢がある  桜 桜 冬桜 春に背いて咲くがいい 桜 桜 冬桜 歩いた道を 恥じるなと  ただひそやかに 心にそっと ふり注ぐ  お人好しの くじばかり 何度も引いては苦笑い 思えばいくつ 探しただろう おまえと 二人 人生を  桜 桜 冬桜 風に吹かれて舞い上がる 桜 桜 冬桜  幸多かれと 花びらが 二人の肩を いたわるように ひるがえる  桜 桜 冬桜 春に背いて咲くがいい 桜 桜 冬桜 歩いた道を 恥じるなと  ただひそやかに 心にそっと ふり注ぐ
星になるまで湯原昌幸湯原昌幸田久保真見杉本眞人猪股義周短いね 百年足らずの 人生で 何が残せるか 胸の傷み(いたみ)が 逃げずに生きた 証(あかし)となるなら 誇ろう またひとり友が 星になる夜は 酔い潰れたいよ ひとり少年(こども)に戻って 誰よりも熱く 誰よりも真っ直ぐ 男として闘いたいと 星になるまでは もがき続けたい それがオレの生きざまであり… 死にざま  別れよう 荷物をまとめた そんな日も 何度かあったね 今でも共に 生きていられる それは強さだね お前の いつの日かオレが 星になる夜は 眠りつくお前 ずっと照らしていたいよ 誰よりも弱く 誰よりもダメな ほんとのオレ見せられたのは お前だけなのに ありがとうも言えず そんな古い男のままで…すまない  誰よりも熱く 誰よりも真っ直ぐ 男として闘いたいと 星になるまでは もがき続けたい それがオレの生きざまであり… 死にざま
都忘れ湯原昌幸湯原昌幸たきのえいじ杉本眞人矢野立美遠くなる程近くなる 過ぎたあの頃 あざやかによみがえる ふたりで生きた 歳月が 夢を道連れに まわり道を 重ねてた  「都忘れ」の 花を見る度 時はあの日に戻る 何も言わずに 支えてくれた そんなお前が映る  先の見えない淋しさや 心細さに 人知れず泣いた日も 思えば苦い 置き土産 こんな都会にも 咲いているよ 密やかに  「都忘れ」が 風にゆれてる 何もなかったように ささやかだけど このしあわせを そっといとしむように  「都忘れ」の 花を見る度 時はあの日に戻る 何も言わずに 支えてくれた そんなお前が映る
柚子湯原昌幸湯原昌幸ちあき哲也杉本眞人佐藤準まだ俺が がきの頃 越してきた家に 若い親父が植えた柚子 今年も青い実がなった… 義母(はは)譲り 柚子のジャム トーストに塗って 自信なさげに 出来を訊く おまえがやけに眩しいよ…  ちびを学校に送り出し 久しぶりだね 朝の食卓(テーブル) 隣近所の噂にも なぜか胸は安らぐ  甘酸っぱい柚子の味 後ほろ苦い柚子の味  ねぇ 今 1日だって おまえより長く生きて やる気でいるが ねぇ もし もしもだよ 呆気なく俺が先に 逝ったとしたら …ごめんな  くり返し不始末を 仕出かした俺さ いつも土下座で詫びるとは お前が親(おや)を宥めたね… 父は亡く 母も亡く 人生は速い ひとつ正しいことをした お前を女房にしたこと…  どんな幸せを捨ててたか 沸いたケトルの笛に沁みるよ 少し休めよ、コーヒーは俺が淹れてやるから  甘酸っぱい柚子の味 後ほろ苦い柚子の味  ねぇ 今 ありがとうとか お座なりの感謝なんか 言わずにおくが ねぇ もし もしもだよ 償いもできず先に 逝ったとしたら …ごめんな  甘酸っぱい柚子の味 後ほろ苦い柚子の味  ねぇ 今 1日だって おまえより長く生きて やる気でいるが ねぇ もし もしもだよ 苦労だけくれて先に 逝ったとしたら …ごめんな  その時はごめんな…
夢なかば湯原昌幸湯原昌幸たきのえいじ杉本眞人今泉敏郎押し寄せる 時代の波が 我が物顔で 行く手をふさぐ 心の痛みを抱えたままで ただ繰り返す1日  思い切ろうか こだわり捨てて 真っ直ぐとおして 来たけれど 時の流れに とまどうよりも 歯車あわせて みるもいい  いまだ人生 夢なかば 生きる答えを 見つけるまでは 俺の人生 夢なかば 光が見える きっとこの先に  黄昏の 窓辺に点る 灯りの下で 待つ人がいる 一緒に歩んだ歳月が今 まぶたの裏を横切る  やみくもに あがくことより 明日を見つめて いま一度 五十歩百歩の 背比べよりも 勇気を片手に 踏み出そう  いまだ人生 夢なかば 一皮むけたと 言うには早い 俺の人生 夢なかば 背中に熱い 熱い声がする  いまだ人生 夢なかば 生きる答えを 見つけるまでは 俺の人生 夢なかば 光が見える きっとこの先に
空に刺さった三日月山本あき山本あき森田由美杉本眞人川村栄二馬鹿みたいだよね 涙みせるのは みっともないね 過ぎる交差点 笑う人の波 しゃがみ泣くあの娘… ほっといておくれ 擦りよるタクシー うんざりなのよ 誰かを乗せたら 見向きもしないさ アイツと同じだね…  ああ 「死にたいよ」なんて ただの意気地なし あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる  馬鹿みたいだから 全部置いてきた アイツの部屋に 最後のつよがり 涙を殺して 見せつけた背中… 女ってヤツを 丸めるささやき うんざりなのよ 信じた唇 噛んでにじむ嘘 口紅より赤く…  ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜淋しいのは あんた一人じゃない 今夜逃げたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとつてくる  ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる
吾亦紅山本あき山本あきちあき哲也杉本眞人マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いできて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
この空の下にあなたがいるから山口かおる山口かおる田久保真見杉本眞人竜崎孝路あなたがいたから 私は笑い あなたがいたから 私は泣いた 想い出は 涙じゃなくて こころに咲いた はなびら 離れても ひとりじゃない この空の下に あなたがいるから ルルルル… この空の下に あなたがいるから  あなたがいたから 弱さを悔やみ あなたがいたから 強くなれたの 傷あとは 痛みじゃなくて 二人が逢えた あしあと 離れても 淋しくない この空の下に あなたがいるから ルルルル… この空の下に あなたがいるから  さよならは 別れじゃなくて はるかな愛に なること 離れても 生きてゆける この空の下に あなたがいるから ルルルル… この空の下に あなたがいるから
月の砂時計山口かおる山口かおる田久保真見杉本眞人竜崎孝路優しさは嘘ですか ため息は罠ですか 知ってはいるけど 許してしまう 逢いたくてしかたない 淋しくてしょうがない 月の光が 孤独を照らす  さらさら さらさら さらさら こぼれてゆく 渇いた 夢が こぼれてゆく… あなたを待ちわびる 砂時計  裏腹な街だけど 悪戯な恋だけど あなたに出逢えた それだけでいい その胸を叩きたい 抱きしめて憎みたい こんな私を 知らないあなた  かなしく かなしく かなしく こぼれてゆく 今夜の 夢が こぼれてゆく… 涙も枯れ果てた 砂時計  さらさら さらさら さらさら こぼれてゆく 渇いた 夢が こぼれてゆく… あなたを待ちわびる 砂時計
歌奈(かな)安田一葉安田一葉吉田旺杉本眞人川村栄二カナカナ カナカナ 蜩が おまえの名前を くりかえす ごめんごめんな あほやった 俺を忘れて 生きてくれ 鉄格子(こうし)の彼方(むこう)の むこうから 届いたあんたの この手紙 面会(あい)に行こうか ほかそうか 思案たらたら 昭和橋 すきや すきや すきや やっぱすきやもん  ボクサーくずれと 歌手くずれ 出逢いは場末の 安酒場 同じにおいの 気易(きやす)さで きずきゃ一緒に 暮らしてた ないないづくしの 四畳半 あんたはいつしか 荒れはじめ 酔った揚句の けんか沙汰 拳 血潮に 染めていた あほや あほや あほや ほんまあほやけど すきや すきや すきや あんた待ってるで
かもめの街安田一葉安田一葉ちあき哲也杉本眞人南郷達也やっと酒場が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白っ茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんな やりきれなさは 夜眠る人にゃ 分からないさ 波止場に出ると かもめがヴイに二、三羽 一服しながらぼんやり 潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ…  かもめよ かもめよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あぁ あぁ どんぶらこ  いろんな人がいたし いろんな人がいなくなった でもこの街じゃ誰だって それを嘆いてやれるほど お人好しじゃないのさ 幸せじゃぁないのさ 啼いてくれるのは かもめと霧笛ばかり 一服しながらあれこれ とりとめなく懐かしむのが あたしは好きなのさ…  かもめよ かもめよ 風邪など引くな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あぁ あぁ どんぶらこ  かもめよ かもめよ あぁ あぁ…
空に刺さった三日月安田一葉安田一葉森田由美杉本眞人川村栄二馬鹿みたいだよね 涙みせるのは みっともないね 過ぎる交差点 笑う人の波 しゃがみ泣くあの娘… ほっといておくれ 擦りよるタクシー うんざりなのよ 誰かを乗せたら 見向きもしないさ アイツと同じだね…  ああ 「死にたいよ」なんて ただの意気地なし あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる  馬鹿みたいだから 全部置いてきた アイツの部屋に 最後のつよがり 涙を殺して 見せつけた背中… 女ってヤツを 丸めるささやき うんざりなのよ 信じた唇 噛んでにじむ嘘 口紅より赤く…  ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜淋しいのは あんた一人じゃない 今夜逃げたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとついてくる  ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる
港灯(ハーバーライト)八代亜紀・杉本眞人八代亜紀・杉本眞人吉田旺杉本眞人出逢いはヨコハマ ベイ・サイド・ホテル 夜明けのまぶしさ おぼえている 恋は メイズ…メイズ…メイズ 燃えて ベーゼ(baiser)…ベーゼ…ベーゼ Ah…  すき…すき…すき すきよあなた love you love you love you only you… ふたりを死が分かつまで 離れない 離さない 離れはしない  涕くため出逢った ふたりじゃないのに ハーバー・ライトよ なぜにうるむ 恋は メイズ…メイズ…メイズ 濡れて ローズ…ローズ…ローズ 夢の デイズ…デイズ…デイズ Ah…  すき…すき…すき 痛いくらい love you love you love you only you… 運命が指さすままに 迷い道 霧笛坂 風に抱かれて  すき…すき…すき いのちかけて love you love you love you only you… ふたりを死が分かつまで 離れない 離さない 離れはしない
あなたの背中に八代亜紀八代亜紀阿久悠杉本眞人ふともの想う 横顔や ズシンと響く 低音や ひとりの酒の 静かさや それらのすべて 好きでした  自分を捨てて 生きつづけ みんなのために 燃えつきる そういう人が 世の中で 寂しく沈む はずがない  あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります  お酒を少し 控え目に 色気もちょっと おさえ目に こころの憂さに 縛られず 昔の笑顔 想い出し  世間の風に 追われても 値打ちが消えた わけじゃない 風邪ひくことの ないように 元気な声で歌ってね  あなたは まだまだ 男ざかり その気にさせたい 応援歌 あなたの背中に送ります  あなたは まだまだ 男ざかり 隠れたファンの 恋歌を あなたの背中に送ります
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
一枚のLP盤(レコード)八代亜紀八代亜紀荒木とよひさ杉本眞人宮崎慎二今は動かない 色あせ古びた蓄音機 子供の頃に父さんが 聴いてたアメリカの歌 あれは夕顔が いっぱい咲いてた縁側で 流れる英語真似をして 幼心に憧れた いまでは遠くの雲の上 夢では時々会えるけど 何歳(いくつ)になっても あの日の わたしはあなたの娘(こども)です 「倖せですよ…」 歌手(うた)を選んで 叱られ背(そむ)きも したけれど 「聴こえますか…」「聴こえますか…」 父さんゆずりの わたしの声が  たった一枚の 埃をかぶったLP盤(レコード)に 心の針を落としたら 聴こえる思い出の歌 あれは夕暮れの 夜行列車の車窓(まど)の外 手を振りながら父さんの 泣いてた姿忘れない いまでも生きててくれたなら ふたりで旅行も出来るのに ごめんなさいね それでも わたしはあなたの娘(こども)です 「倖せですよ…」 いまの人生 淋しい思いも させたけど 「聴こえますか…」「聴こえますか…」 父さんゆずりの わたしの声が  「倖せですよ…」 歌手(うた)を選んで 叱られ背(そむ)きも したけれど 「聴こえますか…」「聴こえますか…」 父さんゆずりの わたしの声が
風のブルース八代亜紀八代亜紀吉田旺杉本眞人風が吹きぬける ピアスの傷穴(きずあな)を あなたは霧笛坂(むてきざか) シュルヒュル遠ざかる すきよすきよすきよ すきよあなた あゝもどってきてよ だめよだめよだめよ あなたなしじゃ ……生きてゆけないわ あなたに咲くため うまれたあたしを あゝゝ… 忘れて行かないで  夢が散りいそぐ やつれた指先に あなたは後も見ず シュルヒュル風になる すきよすきよすきよ すきよあなた あゝそれでもすきよ せめてせめてせめて 涙みせて ……抱いてほしかった あなたにすべてを ゆだねたあたしを あゝゝ… しないで置き去りに  すきよすきよすきよ すきよあなた あゝもどってきてよ だめよだめよだめよ あなたなしじゃ ……生きてゆけないわ あなたに咲くため うまれたあたしを あゝゝ… 忘れて行かないで
心をつなぐ10円玉八代亜紀八代亜紀かず翼杉本眞人矢野立美卒業間近の最後の授業で 先生がくれた 10円玉 小さな袋に 入ってた たった一つの 10円玉 「死ぬな 死ぬな 死んじゃいけない 苦しいときには 電話をかけて来い」 先生ありがとう 心にいつも あの日の言葉が ありました 遠い昭和の 遠い昭和の ことだけど 今も私の 宝物  一人一人の 名前を呼びながら 先生がくれた 10円玉 いつでも私を 励ました お守りがわりの 10円玉 「君は 君は独りじゃないよ どんなことでも 電話をかけて来い」 私は忘れない 何十年も あの日の言葉が 寄り添って 生きて来ました 生きて来ました つらくても 今も大事な 恩師です  「明日は 明日は きっと来るから 苦しいときには 電話をかけて来い」 先生ありがとう 心にいつも あの日の言葉が ありました 遠い昭和の 遠い昭和の ことだけど 今も私の 宝物
ステーションホテル24時八代亜紀八代亜紀阿久悠杉本眞人さびしさの あまりに いたずらの 煙草 立ちのぼる けむりに 涙ぐむ 実りなく 終わった 恋の日を 思い むなしさの 真夜中 ひとりきり くるおしい抱擁 信じたい言葉 すべて 投げ捨てて わたしは 旅へ… ああ ああ ステーションホテル 24時  口紅を 落として 爪の色 変えて 出来るだけ 素顔で 眠りましょう 明日の朝 始発で 旅に出る時は けだるさの かけらも ないように 華やかな 毎日 にぎやかな くらし 今は もう忘れ わたしは 他人… ああ ああ ステーションホテル 24時  ああ ああ ステーションホテル 24時
焼けぼっくい八代亜紀八代亜紀喜多條忠杉本眞人手にはあなたのぬくもりが 胸には恋の残り火が 残っています 燃えてます 一度は別れたはずでした 死ぬほど泣いてたはずでした  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうで あぁこわいです  氷をカラカラ まわすクセ グラスに爪を あてるクセ そのままですね 似合ってる 若すぎたのねという私 変ってないねというあなた  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうな あぁカウンター  わかれ道だと 思っても もいちど出逢う 道もある いたずら好きな 恋の道 いろいろあったね ふたりとも 夢では時々 逢えたけど  焼けぼっくいに 焼けぼっくいに 火がつきそうで あぁ雨の夜
ぞっこん森山愛子森山愛子石原信一杉本眞人川村栄二こんな世の中だから 恋の手紙を 電子頭脳が すらすら書いて ちょいと試(ため)しに飲んで 気分あわなきゃ 次があるねと 丸めてすてる おふざけじゃないよ いい気なもんだね 男と女 昔も今も 一度惚れたら そりゃあ命がけ ぞっこん ぞっこん ぞっこん ぞっこん 地獄みるのも 悪くない  胸がじりじり燃えて 脈もみだれて お月さまさえ いとしいお方 見栄(みえ)もかなぐりすてて たとえ火の中 水の中でも 飛び込む覚悟 計算ずくなら おととい来やがれ 男と女 昔も今も 一度惚れたら そりゃあ命がけ ぞっこん ぞっこん ぞっこん ぞっこん 見事咲きましょ 恋の花  ぞっこん ぞっこん ぞっこん ぞっこん 見事咲きましょ 恋の花
骨から泣きたい雪子です森山愛子森山愛子新本創子杉本眞人南郷達也もう一度 あたしを 愛して欲しい 男ごころは もどらない 夜のすすき野 酔いつぶれ 真珠色した 雪に泣く 女をなぜに いじめるの 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です  一緒になろうと 通ってくれた 甘い言葉を 信じたの 凍りつくよな 路地灯り 赤いネオンの 止まり木で 空似の人に 肩寄せて 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です  尽くして死にたい あたしを捨てて 誰にあげるの 幸せを あなたひとりに あまえたい 未練さびしい うわさ川 女をなぜに だますのよ 骨から泣きたい 骨から泣きたい雪子です
吾亦紅森進一森進一ちあき哲也杉本眞人マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪(こた)えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
今ひとたびの~Vaya Con Dios~都はるみ都はるみちあき哲也杉本眞人櫻庭伸幸場末あたり 掛かりそうな 名画みたい とっぴ過ぎて こんな出遭い 怖くなるわ… 窓の下は 永遠(とわ)に仏陀(ぶっだ) 眠る森ね 夕陽の中 孔雀も 落ちて行く…  Vaya Con Dios 誰が 恋 叛(そむ)かせた 昔 Vaya Con Dios 駄目よ 無邪気に 崩れる 年じゃない 今ひとたびでも 甘い喘(あえ)ぎ 夢 見た くせに Te, Amor  愛の深い 疵(きず)は時間(とき)が かかるものね そして後の 情事(こい)はどれも 演技だった… 疲れ切った 胸と胸が 同じ異国(くに)へ 偶然など ないとか 聞き飽きた…  Vaya Con Dios やめて 俺 死にに来た なんて Vaya Con Dios いいわ 逸(はぐ)れた 女で よかったら 今ひとたびだけ 沙羅樹(さら)の苑(その)へ 死ぬ 気で 抱いて Te, Amor  Vaya Con Dios 平気 この 精霊の 古都(まち)で Vaya Con Dios いつか 壊れた いのちも 蘇る 今ひとたびこそ 宿命(さだめ)ならば 身も 世も 捧(あ)げる Te, Amor
風雪夫婦花都はるみ都はるみ坂口照幸杉本眞人櫻庭伸幸「ここで逢ったが 百年目」 「千年目だヨ」と 黙って笑う 夫婦風雪 幾春秋 他人(ひと)の噂も さらりと流し ふたりで越えた 九十九(つづら)坂  押しかけ女房も 板につき いつしかあなたの 寄り添い地蔵 山あり谷あり 幾山河 春の名残りに また逝く秋に 夕陽もしぐれる なさけ川  おんなの涙か 細雪 いのちを燃やした みちのくの宿 あなたとならば いつの日か 赤い椿の ちいさな蕾 咲かせてみせます 夫婦花
懐古~ノスタルジア~宮川たかし宮川たかし本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔錆びた画鋲で留められた ノスタルジックなポスターと 咲かずじまいの夢跡を ひとり肴に酒をくむ 人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 遠い昔のおれを見る  ラッパ型した蓄音機 聞こえてくるのはプリテンド つらいときには幸せの ふりをしようと歌ってる 人生追い風向かい風 時には恥かき馬鹿もやり とことん世間と付き合って どうにかここまでやってきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだまだか レトロに酔いしれ煙草をけして それもひとつと苦わらい  人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 影と光の明日を見る
アムール・ノワールMIHOMIHO冬弓ちひろ杉本眞人猪股義周黒い闇だけが ふたりを包むわ 赤いワインで酔わせて 愛してほしいの 目隠しされたら 身動きできない あなたの毒をまわして 熱いキスで 抱き合う今が わたしのすべて 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き あなただけ 狂おしく amour noir…  この部屋の中は 最後の楽園 白いシーツの波間を 何度も漂う 名前を呼ばれて 心も縛られ あなたと二人沈むの 海の底へ 愛はいつでも 幻だけど 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き あなたへと 乱れてく 好き…  好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 好き 抱きしめて 痛いほど amour noir…
いばらの園MIHOMIHO岡田冨美子杉本眞人佐藤和豊言葉で確かめあえば 吐息がすれ違うから ぬくもりだけを頼りに 抱き合いさまよう日々… 愛がつらいと泣けるよろこび 明日も逢える?と訊けるときめき この運命を共に生きて生きて 終着駅がいばらの園でも そこに一輪の花さえ咲いていれば…  離れているとからだに あなたがあふれてくるの しあわせがこわいなんて しあわせすぎるからね… 愛がどんなに罪深くても 夢の中へと時間(とき)は流れる この人生を熱く生きて生きて 終着駅がいばらの園でも そこに小さなベッドがあればいいの  愛がつらいと泣けるよろこび 明日も逢える?と訊けるときめき この運命を共に生きて生きて 終着駅がいばらの園でも そこに一輪の花さえ咲いていれば…  そこに一輪の花さえ咲いていれば…
今日から私はMIHOMIHOみやま清流杉本眞人猪股義周あなたのそばで 泣いていい? 思い出数えて 泣いていい? 今日が最後の 夜だから 私が疲れて 眠ったら 黙ってこの部屋 出ればいい さよならなんかは 言わないで 今日から私は 思い出の やさしいあなたと生きてゆく あなたはあなたで その人と 未来を生きて ゆけばいい  悲しいけれど 決めたのよ あなたはほんとは いい人と わかっているから つらいけど あなたはなんにも 気付かない 優柔不断な やさしさが 知らずに誰かを 傷つける 今日から私は 思い出の やさしいあなたと 生きてゆく あなたはあなたで その人と 未来を生きて ゆけばいい  今日から私は 思い出の やさしいあなたと 生きてゆく あなたはあなたで その人と 未来を生きて ゆけばいい
再会に乾杯MIHOMIHO岡田冨美子杉本眞人佐藤和豊なつかしいのに心が近い 夕べもいっしょにいたような 何年ぶりか数えないでよ 酔ってあの日に帰りましょう 若さで恋して 若さで別れたけど… 失恋をするたびに あなたに会いたくて… 乾杯 乾杯 再会に乾杯  あなたの笑顔変わっていない しあわせそうに見えるから 甘えたくなる いじめたくなる 酔ってあの日に帰りましょう 今でも 好きだよ 大好きだよと言って… もう一度始まれば 二人は永遠よ 乾杯 乾杯 再会に乾杯  失恋をするたびに あなたに会いたくて… 乾杯 乾杯 再会に乾杯
いいね。ニッポン嶺陽子嶺陽子槙映二杉本眞人猪俣義周パッと聞いて パッと散る 諸行無常の 桜(はな)の舞い 決めたらブレない 潔さ 日本男子の 心意気  団扇(うちわ) 風鈴 蝉しぐれ ドンと花火の 輪ができる 盆には先祖も 里帰り 感謝でもてなす 和の心 いいね ニッポン この国を いいね ニッポン 愛してる  「どえりゃええが!ニッポン」 「えろうよろしおすなぁ!ニッポン」 「ほんなこてよかばい!ニッポン」  月が出た出た ビルの上 虫の声にも 秋を知る 父さん母さん ふるさとも 餅つくウサギが 見えますか  雪に白波 浮世絵の 富士は世界に 誇る山 優しさ強さを 兼ね備え 日本の女も 凛(りん)と立つ いいね ニッポン この国を いいね ニッポン 愛してる  「こじゃんとええぜよ!ニッポン」 「めっちゃええやん!ニッポン」 「いがっぺな!ニッポン」  たとえ時代は 移ろうと 子から孫へと 受け継いで こころに揚げた 日の丸は 千年経っても 変わらない いいね ニッポン この国を いいね ニッポン 愛してる  「ナイス!ジャパン」 「ヘンハオ!リーベン」 「セビアン!ルジャポン」  いいね ニッポン この国を いいね ニッポン 愛してる  「ぶちええのう!ニッポン」 「いいさぁ!ニッポン」 「なまらいいべさ!ニッポン」  いいね ニッポン この国を いいね ニッポン 愛してる いいね ニッポン この国を いいね ニッポン 愛してる  「いいね!ニッポン」
ハートブレイク・ヨコハマ水森かおり水森かおり冬弓ちひろ杉本眞人佐藤和豊つらい時でも笑ってられる おまえが好きだと 言ったあいつがいつだって 悲しくさせた あの日はしゃいだ異国の祭り チャイナタウンも 今はせつない想い出ね まぶしすぎるよ ヨコハマ ヨコハマ 愛しちゃって 夢をみちゃって ヨコハマ ヨコハマ 子供みたいな あいつの笑顔 花火みたいに はじけて消えちゃえ Che Che Che…  あんな男はあの娘にあげる せいせいしたわ 言えば言うほど強がりね 悔しいけれど きっと今頃本牧あたり 浮かれているでしょう ひとり私はこの恋を 海に捨てるよ ヨコハマ ヨコハマ 振られちゃって 泣かされちゃって ヨコハマ ヨコハマ 憎みきれない あいつの笑顔 カモメみたいに 夜空へ飛んでけ Che Che Che…  ヨコハマ ヨコハマ 笑っちゃって 涙でちゃって ヨコハマ ヨコハマ ほんとずるいね あいつの笑顔 白いあの船 遠くへ連れてけ Che Che Che…
蒲公英水元亜紀水元亜紀いではく杉本眞人前田俊明風に吹かれて 綿毛の種が 海を越え 花になり 大地をいつしか 故郷(ふるさと)に 変える たんぽぽ 寂しさや 人恋しさは 路傍の花の 宿命(さだめ)です 強く生きましょう 時には誰かが じっと見つめて くれるでしょう 強く生きましょう あなたのとなりに そっと咲いてる たんぽぽ  夢をみた日は 遠くになって 春の風 めぐるたび やさしさ健気さ 鮮やかさ 魅せる たんぽぽ なぐさめや 励ましなどを もらえる花じゃ ないけれど 強く生きましょう 誰にも負けない 雑草(くさ)の魂 抱きながら 強く生きましょう あなたと一緒に じっと耐えてる たんぽぽ  どこだって 住めば都と 運命(さだめ)のままに 身をまかせ 強く生きましょう 涙のうしろに 明日があるのを 信じましょう 強く生きましょう あなたの心に ずっと咲いてる たんぽぽ
東京ジンタ美月さくら美月さくら冬弓ちひろ杉本眞人伊戸のりおこんな大きな街なのに 眠る胸さえありゃしない 夜の東京ジンタのリズム 流れ流れて星の下  泣いているよに見えるのは うまく描けない眉のせい 寒い東京酔えないピエロ 今日もおどけて笑わせる  なぜか身につく別れぐせ どうせ死ぬときゃ一人きり 雨の東京ジンタに浮かれ 歌い踊って根無し草  ビルの谷間に吹く風を よけてあたしは綱渡り ここは東京ジンタにつられ 今日も誰かがやってくる
ひとり寝まくら美月さくら美月さくらハマダテツジ杉本眞人伊戸のりお今も小さく流れてる FM ラジオをつけたまま 眠ってしまった わたしです 飲み残しのグラス 食べ残したチーズ 飲んで笑った昨夜のことが あいつと一緒によみがえる  私の好きな抱き枕 涙がそれを濡らします 私の好きな抱き枕 ひとり寝枕を濡らします  死にたいくらい好きなのに 昨夜もあいつはそっけなく 飲むだけ飲んで 朝帰り ついたままの灯り 吸い残した煙草 目覚めてみれば私はひとり 男の匂いが残ってる  あいつがくれた抱き枕 涙がそれを濡らします あいつがくれた抱き枕 ひとり寝枕を濡らします  あいつがくれた抱き枕 涙がそれを濡らします あいつがくれた抱き枕 ひとり寝枕を濡らします  (ぽろぽろ ぽろぽろ ぽろぽろ)
秋恋歌みず来明姫みず来明姫たかたかし杉本眞人櫻庭伸幸仕舞いわすれた風鈴が 風に吹かれて悲しそうに 鳴りだした秋の暮れ 遠くで子犬もないてます しあわせなんて シャボン玉 夢という名の さがしもの それでも それでも そばにあなたがいてほしい 淋しいこころを そっと包んでほしい  部屋のあかりをつけないで ひとりぼんやり思い出す あの頃にかえりたい 涙がつめたく頬ぬらす しあわせなんて 夏花火 夜空(そら)をいろどる 蜃気楼 それでも それでも 今もあなたがいとしくて 泣いてるわたしは 恋のぬけ殻みたい  それでも それでも そばにあなたがいてほしい 淋しいこころを そっと包んでほしい そっと包んでほしい…
真夏の夢美希かおり美希かおり伊丹れい杉本眞人千代正行わがままを 抱きとめて 恋ごころ 燃えて尽きて 世界中 あなただけ 倖せな そう 女になりたい  真夏の夢に 今はすべて酔わせて くちびるに刻む 情熱のためいき 真冬の空に ひとり名前をなぞる とめどない涙さえ 私の魂(こころ)  限りある この生命(いのち) 匂い咲き 散りゆく花 髪が舞う 腕の中 溶けるほど そう あなたとひとつに  真夏の夢に 心すべて開いて おもいでに変わる 永遠のきらめき 真冬の空に ひとりあなたを慕(おも)う とめどない涙さえ 私の魂(こころ)  真夏の夢に 今はすべて酔わせて くちびるに刻む 情熱のためいき 真冬の空に ひとり名前をなぞる とめどない涙さえ 私の魂(こころ)
懐古 ~ノスタルジア~三浦わたる三浦わたる本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔錆びた画鋲で留められた ノスタルジックなポスターと 咲かずじまいの夢跡を ひとり肴に酒をくむ 人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 遠い昔のおれを見る  ラッパ型した蓄音機 聞こえてくるのはプリテンド つらいときには幸せの ふりをしようと歌ってる 人生追い風向かい風 時には恥かき馬鹿もやり とことん世間と付き合って どうにかここまでやってきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだまだか レトロに酔いしれ煙草をけして それもひとつと苦わらい  人生降ったり曇ったり 時には嵐に打たれたり それでも止まない雨はなく どうにかここまで生きてきた こうして飲んでいられるうちは まだいいほうかまだましか レトロに酔いしれまぶたを閉じて 影と光の明日を見る
なにやってんだ俺三浦わたる三浦わたる本橋夏蘭杉本眞人猪股義周俺の傘から 飛び出して お前は消えてく 雨ん中 追っていけない 意気地なし 追えば不幸に するだけと なにやってんだ俺 なにやってんだ俺 壁に拳を 叩きつけ うな垂れ崩れる 裏通り  これでよかった そうだろう 何度も聞いてる 酒ん中 なぜに本気で 惚れ合った 遊びごころじゃ 愛せない なにやってんだ俺 なにやってんだ俺 罪に目を伏せ 溺れてた 愚かな男さ 馬鹿野郎  未練ゆらゆら ちどり足 ぬくもり抱きしめ 胸ん中 悔し涙と 切なさが 溢れ出すから 空を見る なにやってんだ俺 なにやってんだ俺 せめてお前に 明日の日を 照らしておくれよ 雨後の月
エデンの雨マルシアマルシアちあき哲也杉本眞人若草恵こんな 夜がいつかは来ると あの日 知っていたならば 私 男(ひと)に絶望したり 心に鍵 掛けたりなど しなかった… あなたの胸は エデンの園ね 無傷なイヴに 帰って行く 予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 いいわ レイン・レイン・レイン 嗤(わら)いなさい 昨日、捨て身の レイン・レイン・レイン 女でも 今は 愛に 生きて いたいの  これが 仮にひと時だけの 夢に 過ぎはしなくても 私 決(け)して後悔しない あなたという 命の糧(かて) 遭(あ)えたから… 失(な)くしたものに 落としたものに 抱きしめられて 気がつくのよ 恋はまぼろし レイン・レイン・レイン 蜃気楼 燃える レイン・レイン・レイン 価値もないと 拗(す)ねてみたのは レイン・レイン・レイン 間違いね だって 愛は ここに 確かに  予報外れて レイン・レイン・レイン 窓に雨 私 レイン・レイン・レイン 生まれ変わる きっとあなたの レイン・レイン・レイン 腕の中 そして 愛に 生きて 行かせて…
カッコウ・ホテルマルシアマルシアちあき哲也杉本眞人若草恵ホテルの名入りの便箋に「ごめんなさい」と書きかけて 後(あと)の言葉が浮かばずに テラスを眺めてる… 湖畔の霧もいつか晴れ 今鳴く鳥はカッコウかしら… 深煎(い)りのコーヒーと 人影疎(まば)らなロッジのロビー 一緒にここへ 来たかった… どんなに説明してみても あなたは解らない 女が独り 旅した理由(わけ)は 男のあなたには… もうよしましょう 探り合うのは 見えない傷を つけ合うのは 2、3日したら 山を下(お)り 私は私を 歩き出す  あなたの心に住んでいる 女(ひと)が誰だか知りながら 明日(あす)は忘れてくれるかと ともかく耐えてみた… 湖畔の森の小枝から 見知らぬ枝へカッコウ翔(と)んだ… 忘れてた青い空 出窓のパンジー、くすぐる微風(かぜ)が 疲れた胸も 撫でて行く… 車に忘れた携帯の アドレス、手がかりに 狼狽(うろた)えながら 次から次へ 行方を訊(き)く男(ひと)よ… もうよしましょう 無駄な暮らしは 幸せ芝居 続けるのは 身勝手なやつと 呼ばれても 私は私と いう女  もうよしましょう 探り合うのは 見えない傷を つけ合うのは カッコウの歌に 送られて 私は私を 歩き出す……
舞姫になれないマルシアマルシアちあき哲也杉本眞人若草恵今夜は帰って キスもしないで 飽きたとか 嫌(いや)になったとか 思わないでね… あなたはいい人 他の誰より 女なら 欲しい何もかも 軽くくれるわ… 美しいと煽(おだ)てられ 乗りやすい舞姫は 心の螺子(ねじ)を 巻かれるままに 時々の情事(こい) クルクルクル 舞い続けたけれど 何だか疲れて しまったみたい ひとりで少し 考えてみたくなったの  甘えてほしいし 胸も借りたい 逢いたくて 逢えもしない日は 酔って騙(だま)した… メールは書かない それが約束 狡(ずる)くても そうよ戒(いまし)めは 破れないもの… 美しさが仇(あだ)になり 持てやすい舞姫は 言い寄る男(ひと)を 断るたびに 飲み仲間さえ クルクルクル もう失くしたらしい 私という名の 暮らしはどこに ひとりで少し 考えて みたくなったの  心の螺子(ねじ)を 巻かれるままに 時々の情事(こい) クルクルクル 舞い続けたけれど このままあなたと続けていいか ひとりで少し 考えて みたくなったの
Yours~時のいたずら~マルシアマルシアちあき哲也杉本眞人若草恵呆(あき)れるほど長く 友達でいたから あなたを失くすかも 好きと言い出せば… 運命(さだめ)なんて いつの日も 遅れて来るものね 今はいいわ こうして 隣の席で 歌が聴けるなら… 帰らないで、店が 終わるまでは 帰らないで、こんな 虚(うつ)ろな夜は …側にいて  タイプじゃなかったの いわゆる飲み仲間 あなたのふざけ方 逆にうるさくて… 彼にふられ 哭(な)いた時 心にいた人よ ばからしいと 打ち消し 化粧を落とす 指が震えてた… 帰らないで、ひとり 残さないで 帰らないで、誰か 寝ている部屋へ …壊れそう  きっと言える、軽く 嗤(わら)われても きっと言える、「私 あなたが欲しい」 …明日こそ
哀愁ホテルMAYUMIMAYUMIもず唱平杉本眞人竜崎孝路素敵な夢をみたわ 本当よ嘘じゃない 私なら大丈夫 ひとりで行けるから 明日(あした)には発(た)とう お仕舞いにしようと 云いつゝ二日 とぼけて三日 雪のせい? 足留めの 哀愁ホテル  深間にはまりそうよ 別れると決めたのに 正直に生きようと 誰かが嗾(けし)かける 成り行きのまゝに 肩寄せて身を重ね 幸せ四日 涙で五日 雪のせい? 足留めの 哀愁ホテル  この恋だけが本気 大切にしたいから 少しだけ想い出に残して下さいね 古傷がチクリ 甚振(いたぶ)り 胸を刺す 怯えて六日 背(せな)向け七日 雪のせい? 足留めの 哀愁ホテル
鬼さんこちらMAYUMIMAYUMIもず唱平杉本眞人竜崎孝路ふるさとは田舎町 捨てたのは私(あたし)たち 後悔しきりはコチトラで 夢に溺れた片割れは どこまで流れていったやら ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ  時雨ふる酉(とり)の市 赤いバラ買っちゃった 造花のブーケにした理由(わけ)は 枯れちゃ困るの浅智恵で 誰かを待ってる訳じゃない ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ  ひとり聴く除夜の鐘 チラチラと雪が降る アイツが酒場で潰(つぶ)れたと 風の便りに聞かされた 赦して上げるわ 出ておいで ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ  ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ ハー 鬼さんこちら 手の鳴る方へ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
波止場のボレロMAYUMIMAYUMIもず唱平杉本眞人桜庭伸幸これで終りにしましょうね 最後のダンスはやっぱりボレロ 波止場の酒場で誘われて はじめて踊った曲だった 越せないものが何なのか あなたはその訳 語りもせずに ひとりで旅立つ つもりなの 「じゃあね またね」「じゃあね」 波止場のボレロ  これで本当によかったの 宿命(さだめ)を占うラヴェルのボレロ 波止場の鴎が気にかけて 涙をお拭きと啼いて飛ぶ 張り裂けそうよ この胸が あなたを憎んでサヨナラ出来りゃ 少しは気分も楽なのに 「じゃあね またね」「じゃあね」 波止場のボレロ  これからどこへ行くのです あなたは心のさすらい人(びと)で あたしは行き場のない女 「じゃあね またね」「じゃあね」 波止場のボレロ 波止場のボレロ
噫、無情~元禄茶屋お春~松本梨香松本梨香ちあき哲也杉本眞人あたしゃお春と 呼んどくれ 父(ちゃん)の博奕(ばくち)の肩代わり 売られてきたのさ この茶屋に いろはのいの字も 知らぬ頃 ……噫(ああ)、無情(ミゼラブル)  朱(あか)い腰紐 ほどきつつ はじく算盤(そろばん) 胸の中(うち) どうすりゃ男が 歓ぶか どうすりゃお銭(あし)が 儲かるか  …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル)  夜鳴きうどんを 啜るとき やっと心があったまる あったまる おじさん おじさん もう一丁 ひゅう ひゅう―  いつもお風呂で 夢見るの 銀杏(いちよう)返しに 絹の着物(べべ) 根岸の黒塀 二号さま とちちり三味線 弾きたいな エェ~引きたいな  客にだまされ 梅ちゃんが 身投げしたとさ 墨田川 そうだよ、あたしも あの女(ひと)も どのみち儚い 枕紙 ……噫(ああ)、無情(ミゼラブル)  あんた、お泊り ご休憩 それじゃ上乗せ 五百文 何でえ親爺の すね噛(か)じり けちけちすんねえ 若旦那 …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル)  夜鳴きうどんを 啜るとき やっと心があったまる あったまる おじさん おじさん もう一丁 ひゅう ひゅうー  …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) …噫(ああ)…噫(ああ)…噫(ああ)…無情(ミゼラブル) 夜鳴きうどんを 啜るとき やっと心があったまる あったまる おじさん おじさん もう一丁 ひゅう ひゅうー
夢猫松本明子 with 杉岡弦徳松本明子 with 杉岡弦徳喜多條忠杉本眞人南郷達也「つらいことってのはよ、ある日突然やって来るんだ。 迷子の猫みたいにな。」 「いっぱい夢を見て、いっぱい泣いて…。 そんなものなのかな、人生って…。」  生きてゆくってどういうことよ 哀しいけれど それだけじゃない 人を愛して 愛されて わざと傷つけ 傷つけられて 何度も夢見て 打ちのめされて 泣いて眠れば また朝が来て 出会いと別れ 繰り返し 流されて 流されて けなげに生きてゆく
北陸本線松原健之松原健之喜多條忠杉本眞人猪股義周米原駅から 北陸線に 乗り換える時 コートが要るのと 君は小さな 体すくめて ため息ついた 見送らなくていい 振り向かないで こころまで 振り向いてしまうから  サヨナラのための 強がりと 僕にでもわかるけど 帰ってゆくんだね 雪国の町へ 北陸本線 想い出に雪が降る  琵琶湖の北へと 差し掛かるころ 杉の並木も 真っ白なのと まるでふたりで旅立つように はしゃいでみせる 淋しくなんかない 涙見せずに 恋人も 近いうち出来るから  サヨナラのベルが 鳴る前に 思いきり抱きしめた 帰ってゆくんだね 故郷の町へ 北陸本線 哀しみは銀世界  サヨナラのための 強がりと 僕にでも わかるけど 帰ってゆくんだね 雪国の町へ ちらちら ちらちら 雪がまた降ってきた
あんな男なんて松川未樹松川未樹Kaori杉本眞人川村栄二つらい気持ちは 同じだよ 愛は変わらないよ 私を見つめて 涙ぐむ ずるい いつもそうさ 男はみんな きれい事と いつわりだけの 夢に酔う 恋なんて いらない 淋しすぎるわ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ  照れた笑顔が 大好きで いつも甘えてたね 私はその瞳に もう二度と 映らない あなただけは 放したくない ありったけの まごころこめて 包んでも 恋なんて 夜更けの おとぎ話さ あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ  あんな男なんて 忘れてあげる 一晩 泣いたら あんな男なんて 忘れてあげる 誰かに抱かれて 夢をひろうよ
祭りだ!和っしょい松川未樹松川未樹荒木とよひさ杉本眞人川村栄二エンヤーサ コーラサ エンヤー エンヤー コーラッサ エンヤーサ コーラサ エンヤー エンヤー コーラッサ  祭りだ 祭りだ 祭りだよ 男と女の祭りだよ 大漁 豊作 男と女の祭りだよ 男 日の丸 山は富士 女 撫子 花桜 嬉しいね 楽しいね イケイケ ソーランヨー 男 どんたく 華になれ 女 おけさで 夢に舞え 綺麗だね 眩しいね イケイケ ソーランヨー 祭りだ 祭りだ 祭りだよ 男と女の祭りだよ 大漁 豊作 日本の祭りは 世界一  エンヤーサ コーラサ エンヤー エンヤー コーラッサ エンヤーサ コーラサ エンヤー エンヤー コーラッサ  祭りだ 祭りだ 祭りだよ 男と女の祭りだよ 大漁 豊作 男と女の祭りだよ 男 度胸の 大太鼓 女 愛嬌の 花吹雪 嬉しいね 楽しいね イケイケ ソーランヨー 男 だんじり 喧嘩節 女 祇園の みだれ髪 燃えちゃうね 惚れちゃうね イケイケ ソーランヨー 祭りだ 祭りだ 祭りだよ 男と女の祭りだよ 大漁 豊作 日本の祭りは 世界一  エンヤーサ コーラサ エンヤー エンヤー コーラッサ エンヤーサ コーラサ エンヤー エンヤー コーラッサ エンヤー エンヤー エンヤー エンヤー
私らしくて松川未樹松川未樹古伊志杉本眞人川村栄二泣いても いいよ 男の涙も 悪くない こんなにせつない 世の中だから 男の弱さも 古くない うそでも いいよ 叶わぬ夢でも 悪くない 明日が見えない 世の中だから 一途な生き方 古くない 何かを捨てて 信じた夢を 素直に生きてる 自分であれば 私らしくて...私らしくて...いいじゃない 私らしくて...私らしくて...泣けちゃうね  一生一度の 人生だから 明日を夢見て 生きてる姿 私らしくて...私らしくて...いいじゃない 私らしくて...私らしくて...ほれちゃうね 私らしくて...私らしくて...いいじゃない 私らしくて...私らしくて...泣けちゃうね
空に刺さった三日月真木柚布子真木柚布子森田由美杉本眞人川村栄二馬鹿みたいだよね 涙みせるのは みっともないね 過ぎる交差点 笑う人の波 しゃがみ泣くあの娘…… ほっといておくれ 擦(す)りよるタクシー うんざりなのよ 誰かを乗せたら 見向きもしないさ アイツと同じだね…… ああ「死にたいよ」なんて ただの意気地なし あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる  馬鹿みたいだから 全部置いてきた アイツの部屋に 最後のつよがり 涙を殺して 見せつけた背中…… 女ってヤツを 丸めるささやき うんざりなのよ 信じた唇 噛んでにじむ嘘 口紅より赤く…… ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜淋しいのは あんた一人じゃない 今夜逃げたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとついてくる  ああ 見上げる夢に とどく日も来るさ あんた一人じゃない 今夜泣きたいのは あんた一人じゃない 今夜消えたいのは 空に刺さった三日月が シンシンとなぐさめる
マンボ大阪パラダイス真木柚布子真木柚布子かず翼杉本眞人猪股義周待っていりゃ来るわ 電車ならば 待ってても来ない それが恋よ 何度も泣いて傷ついて やっと逢えた人や 夢のような幸せ 失くしたくない マンボ大阪パラダイス 離れないどこまでも ついてゆく マンボ大阪パラダイス 好きや ホンマ 好きや  尽くしすぎたなら 捨てられると 分かっているけれど やめられへん あんたのために生きてゆく 恋は命懸けや だから言わんといてや さよならだけは マンボ大阪パラダイス もう誰も見えないの あんただけ マンボ大阪パラダイス あほや ホンマ あほや  マンボ大阪パラダイス この胸のときめきが 止まらない マンボ大阪パラダイス 好きや ホンマ 好きや  マンボ大阪パラダイス 抱きしめて夜明けまで 踊りましょ マンボ大阪パラダイス 好きや ホンマ 好きや
舞姫牧村三枝子牧村三枝子建石一杉本眞人丸山雅仁さくらの姿(すがた)は 女(おんな)のようね 咲(さ)いては散(ち)って うるわしく ハラハラ ハラハラ 舞(ま)い踊(おど)る  この世(よ)にいるのは あなたと私(わたし) 哀(かな)しいほどに 美(うつく)しい 女(おんな)は恋(こい)する 舞姫(まいひめ)よ  流(なが)れる川面(かわも)は 浮(う)き世(よ)の小舟(こぶね) 花(はな)びらのせて 人(ひと)のせて ユラユラ ユラユラ 水(みず)の舞(ま)い  出会(であ)いのめぐりは 過去(かこ)までのぼる あなたに想(おも)う なつかしさ 女(おんな)はうたかた 舞姫(まいひめ)よ  こちらの夢(ゆめ)やら あちらの夢(ゆめ)か こころの中(なか)が なぜ見(み)えぬ シンシン シンシン 雪(ゆき)が舞(ま)う  あなたが呼(よ)ぶなら いますぐそばに いのちを染(そ)めて 甘(あま)えたい 女(おんな)はいつでも 舞姫(まいひめ)よ
つぐみまきのめぐみまきのめぐみ朝倉翔杉本眞人松井忠重私の小さな サンダルを はいて煙草を 買いに行く あなたの姿 夢に見たのは 雨の気配に 泣きそうな朝 あなた ずるいです 面影ばかり 逢いに来て あなた 辛いです 忘れた時計 止まったきり  つぐみ つぐみ つぐみが鳴いた 迎えに来てと 空へ向かって つぐみ つぐみ つぐみが鳴いた 悲しみの中 愛した日々を 籠に閉じ込めるの Ah-  二人で歌った あの唄に 耳をふさいで 涙ぐむ テレビを消せば 沈むこの部屋 膝を抱えて 揺れているのよ あなた2年です さよなら言わず それっきり あなた怖いです どこまで待てば いいのなんて  つぐみ つぐみ つぐみが飛んだ 飛べない想い 胸に残して つぐみ つぐみ つぐみが飛んだ 思い出の中 あなたが不意に ドアを叩くようで Ah-  つぐみ つぐみ つぐみが鳴いた 迷いの森の 枝に止まって つぐみ つぐみ つぐみが鳴いた 悲しみの中 それでも愛は 生きてゆくのですね Ah-
吾亦紅真木ことみ真木ことみちあき哲也杉本眞人矢田部正マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
せやかて大阪本間由里本間由里門谷憲二杉本眞人川村栄二アホやから うちにはわからへん 愛って なんやねん 揉めるから 見んふりするとか そんなん ちゃうやんか つっぱるだけじゃ あかんねん けどね せやかてここは 大阪 生きてるふりは でけへんわ どつきどつかれ ついてくわ あんたが 好きやもん  家を出る 親には悪いけど 今しか あかんねん アホやけど 誰より好きやもん 苦労は しゃあないわ 辛抱せんと 角も立つ けどね 生まれ育ちは 大阪 べんちゃらなんて よう云わんわ どつきどつかれ 生きてくわ 死ぬほど 好きやもん  せやかてここは 大阪 生きてるふりは でけへんわ どつきどつかれ ついてくわ あんたが 好きやもん
東京少女本間由里本間由里門谷憲二杉本眞人川村栄二街の吹き溜まりに ひそんで 君は何を待って いるのか こんなはずでは なかったけれど 誰も助けて くれない その身体 投げ出して 愛が欲しい 愛がほしいよ 走る 転がる 東京少女 命 カラガラ 恋せよ乙女 炎える 砕ける 東京少女 誰かに めぐり逢うまで 走れよ  バスに乗り遅れて 佇む そんな時に歌が 聴こえる どこへ行こうか 少女は迷う 誰も教えて くれない その心 投げ出して 夢が欲しい 夢がほしいよ 落ちる はじける 東京少女 命 ギリギリ 恋せよ乙女 溶ける 流れる 東京少女 誰かの 胸に届けと 唄えよ  皆んな 誰もが 東京少女 命 カラガラ 恋せよ乙女 逃げる つまずく 東京少女 誰かに めぐり逢うまで 走れよ
徒花は咲いたかHORIKENHORIKEN山口カラス杉本眞人佐藤和豊ドがつく田舎で育ってよ 新聞配達させられて 埋もれてたまるか 泥の川 俺はそこから逃げたんだ  大きく見えた空の下 右も左も わからずに 迷いさまよい背伸びして 気を張りながら生きてきた  徒花よ 徒花よ 徒花は咲いたか この都会(まち)も 秋深し 俺もぼちぼち枯れてゆく 人生二度などいらないが 今、ひとり 時をみている  背広姿が制服で お偉いさんにへつらって ちっちゃなプライド振りかざし 俺は何と勝負した  一人息子が家出して 崩れて落ちた砂の箱 酔って真夜中 電話口 お袋の訛り 泣いたよ  徒花よ 徒花よ 徒花は生きたか この都会(まち)も 冬ざれて 俺もそろそろ散ってゆく 帰る場所(とこ)など ないけれど ただ、ひとり 時をみている  徒花よ 徒花よ 徒花は咲いたか この都会(まち)も 秋深し 俺もぼちぼち枯れてゆく 人生二度などいらないが 今、ひとり 時をみている
どこへいくのHORIKENHORIKEN山口カラス杉本眞人佐藤和豊日の出町の 夕暮れ 消えかかる グラウンド 金網越しに へばりついて 子どもたちをみてた もう一度 生まれて 野球選手 目指してみるか 夢の中のあんたは ちょっと照れてうれしそうに  どこへいくの どこへいくの 一緒にいきたい 連れてって  日の出町の 月影 やわらかい 放射線 この痛みだけ 消してくれ もう眠りたい 泣かれると つらいんだ 振り向かずにさよならしよう 夢の中のあんたは カッコつけて笑いました  どこへいくの どこへいくの 一緒にいきたい 連れてって  どこへいくの どこへいくの 一緒にいきたい 連れてって  バイバイ…バイバイ
ふたりで竜馬をやろうじゃないか堀内孝雄 with 五木ひろし堀内孝雄 with 五木ひろし荒木とよひさ杉本眞人川村栄二おまえが花なら 俺は酒 咲くのも男 酔うのも男 たかが昼寝の 夢ん中 失くす物など なんもない 嗚呼 一点の雲もなく 男同士が 惚れたから 今度生れりゃ 百年先の ふたりで竜馬を やろうじゃないか  おまえが海なら 俺は陸(おか) 東へ西へ 南へ北へ たかが広げた 風呂敷に 忘れ物など なんもない 嗚呼 満天の星枕 男同士が 眠っても 今度生れりゃ 時代を変える ふたりで竜馬を やろうじゃないか  嗚呼 一点の雲もなく 男同士が 惚れたから 今度生れりゃ 百年先の ふたりで竜馬を やろうじゃないか 今度生れりゃ 時代を変える ふたりで竜馬を やろうじゃないか
置き手紙堀内孝雄堀内孝雄いではく杉本眞人Yoo Hae Joon笑い方が 下手な私 うまいジョークも言えないあなた ふたり暮らして どうなるものでも ないけど ひとりより ましだった 背中と背中でもたれあって あなたの鼓動が 伝わるだけで 安心していた なんとなく…  終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら…  料理 掃除 下手な私 うまい まずいも 言わないあなた ひとが見てれば おかしなふたりが お互い気づかずに 愛してた いつかはあなたが出てゆくかもと 心のどこかで 恐れていたわ 無理して はしゃいで いたけれど…  終わってしまった 何もかも 机の上に置手紙 幸せつかめと しらけ文字 ふざけすぎているわ 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら…  終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら…
花のように鳥のように堀内孝雄堀内孝雄阿久悠杉本眞人Park Young-Min・Hong JungーSuそこにあるから 追いかけて 行けば はかない 逃げ水の それが しあわせ あるよでなくて だけど夢見る 願(がん)かける  花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い  指の間を さらさらと いつの間にやら こぼれ落ち 拾い集めた 欠片(かけら)を見つめ 恋の終わりを 知らされる  花のように 鳥のように 晴れの日も 風の日も 人生 そんなふうに思えたら しあわせに近い  誰が わたしを 捨てるでしょう いつも こんなに 一筋に こころ捧げて なさけをかけて 愛をいっぱい あげたのに  花のように 鳥のように 限りある一生を 信じて 生きることが 何よりも しあわせに近い  花のように 鳥のように 世の中に 生れたら いちずに あるがままの生き方が しあわせに近い
ふたりで竜馬をやろうじゃないか(ソロ・バージョン)堀内孝雄堀内孝雄荒木とよひさ杉本眞人おまえが花なら 俺は酒 咲くのも男 酔うのも男 たかが昼寝の 夢ん中 失くす物など なんもない  嗚呼(ああ) 一点の雲もなく 男同士が 惚れたから 今度生れりゃ 百年先の ふたりで竜馬を やろうじゃないか  おまえが海なら 俺は陸(おか) 東へ西へ 南へ北へ たかが広げた 風呂敷に 忘れ物など なんもない  嗚呼(ああ) 満天の星枕 男同士が 眠っても 今度生れりゃ 時代を変える ふたりで竜馬を やろうじゃないか  嗚呼(ああ) 一点の雲もなく 男同士が 惚れたから 今度生れりゃ 百年先の ふたりで竜馬を やろうじゃないか 今度生れりゃ 時代を変える ふたりで竜馬を やろうじゃないか
吾亦紅(われもこう)堀内孝雄堀内孝雄ちあき哲也杉本眞人Yoo Hae Joonマッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで… 盆の休みに 帰れなかった 俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった… それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ… 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供…
置き手紙藤本美貴藤本美貴いではく杉本眞人Yoo Hae Joon笑い方が 下手な私 うまいジョークも言えないあなた ふたり暮らして どうなるものでも ないけど ひとりより ましだった 背中と背中でもたれあって あなたの鼓動が 伝わるだけで 安心していた なんとなく…  終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら…  料理 掃除 下手な私 うまい まずいも 言わないあなた ひとが見てれば おかしなふたりが お互い気づかずに 愛してた いつかはあなたが出てゆくかもと 心のどこかで 恐れていたわ 無理して はしゃいで いたけれど…  終わってしまった 何もかも 机の上に置手紙 幸せつかめと しらけ文字 ふざけすぎているわ 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら…  終わってしまった 突然に 机の上に置手紙 元気で暮らせとなぐり書き なんて下手なジョーク 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら… 私 思い切り笑ったわ 涙を流しながら…
忍冬藤田恵美藤田恵美ちあき哲也杉本眞人周防泰臣だっていつかこじれて 駄目になるより 恋の匂いさせずに そばにいたいわ たまに逢ってこうして飲めるだけでも 女として少しは 夢があるでしょ… 失くせない 人だから つづけるひと幕 友達芝居 だけど 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね  もっと楽な生き方 してもいいのに なぜかわざと淋しい 道をえらぶの…… 今日は今日の傷みが 胸をしめても ひとり席を立つまで 泣きはしないわ ばかなのね 古いのね 死ぬまでひそかに 愛するなんて だけど いとしい花なら 忍冬(すいかずら) 夏でも秋でも春の日も どうしてわたしの愛しさは 忍ぶという字がつきまとう  だけど… 忍ぶという字は 難しい 心に刃を乗せるのね 時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね Lai Lai Lai… Lai Lai Lai…
ねぇ…あんた藤田恵美藤田恵美冬弓ちひろ杉本眞人周防泰臣淋しい恋を 捨てるなら 黄昏よりも 昼下がり 「じゃあね」と微笑って 背をむけりゃ 強がるあたしを 風が抱く  男には 聞こえない声で 女は泣くのです  ジリジリと 身を焦がし 胸を震わせ むせび泣く せつないよ ねぇ…あんた 言葉にならない 蝉しぐれ  頬杖ついて 部屋の隅 思い出たどる 子守唄 どの道終わりは 同じでも あたしはあんたが 好きだった  男には わからない嘘が 女は得意です  ひとり寝の 長枕 となりを空けて 眠る癖 恋しいよ ねぇ…あんた まぼろし抱いてる 夜明け前  うたかたの 羽をつけ 夢が遠くへ 飛んでゆく 行かないで ねぇ…あんた まぶたを閉じれば 蝉しぐれ
酔って候藤田恵美藤田恵美吉岡治杉本眞人周防泰臣笑っちゃいますか 浮気されて 笑っちゃいますか 涙ウルウル 許しちゃうのが女だと? 笑っちゃいますネ トコ兄さん 冷酒持ってこい  星の数ほど 男はいても 当り外れが 多すぎる それでも懲りずに アアア チョイト好きになり  怒っちゃいますか 浮気されて 殴っちゃいますか 涙ウルウル この指とまれ…… 笑っちゃいますネ トコ姉さん 今宵ふられて 酔って候  笑っちゃいますか けじめつけて 笑っちゃいますか 未練タラタラ 待っているのが女だと? 笑っちゃいますネ トコ兄さん 冷酒持ってこい  一度抱かれりゃ 二度目を待って 春の逃げ水 蜃気楼 それでも飽きずに アアア チョイト夢を見る  からんじゃいますか けじめつけて 捨っちゃいますか 未練タラタラ この指とまれ…… 笑っちゃいますネ トコ姉さん 今宵したたか 酔って候
六本木海峡藤田恵美藤田恵美冬弓ちひろ杉本眞人周防泰臣お祭りさわぎが 終わったら 帰るところが みんなある 今夜はどこから かけてるの いつも最後は ひとりだね たいした話も ないくせに 先に切れない さびしんぼ 尖ってみせても 強がりが 氷みたいに 溶けてゆく  六本木海峡 ゆらゆら おぼれる前に 帰っておいで 六本木海峡 ゆらゆら おぼれかけてる 都会(まち)の魚は あんただけじゃない  ほんとに男が 強いなら だれも女は 泣きゃしない 泣かせた女の その膝で 最後は甘えて 眠りなよ ひとりがいいさと 言いながら 独りがこわい ろくでなし 今夜で終わりと 誓っても 知らず知らずに 許してる  六本木海峡 ふらふら 忘れたふりで 戻っておいで 六本木海峡 ふらふら 生きるの下手な 都会(まち)の魚は あんただけじゃない  六本木海峡 ゆらゆら おぼれる前に 帰っておいで 六本木海峡 ゆらゆら 寂しがりやの 都会(まち)の魚は あんただけじゃない
昭和シャンソンピーターピーターちあき哲也杉本眞人伊戸のりお今でも女が言い寄るとか 外車が何台目とか お酒の席で 聞き苦しいわ… あなたのお頭も 銀色・雨 渋くてかえって素敵 昔のままの猛者でいてよ…  よかったじゃない あの頃は お金がなくても望みは贅沢 街にももっとお利巧さんがあふれてた  飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 今夜は 青春 かき集めて 若ぶったって 若ぶったって 時代にずれて 行くだけでしょう  どんなに近くで暮らしてても なければないのが縁ね ふたりと恋は別物だった… 当てつけみたいにお見合いして 気を引きたかった私 あなたはシカトそっぽを見てた…  可愛いじゃない あの頃は 異性の意識が縛った毎日 街にはどこもザ・ピーナッツが流れてた  飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 逢わずに いた日々 埋め尽くして 若ぶったって 若ぶったって おたがい年が 出るだけでしょう  飲もうぜ 飲もうぜ 亡霊どうし 周りの ギャルなど 目もくれない 若ぶったって 若ぶったって 心に嵐が 吹くだけでしょう 若ぶらないで 若ぶらないで あなたの前の私を見てよ
Tokyoに雪が降る広畑あつみ広畑あつみ美樹克彦杉本眞人臆病なふりをして 愛されてた時もある ためらえば それきりの 人だと分かってても  あなたから さよならを 云われるのが 辛いから 恋心 閉じこめる 氷の部屋があるの  涙を流して 憐(あわ)れみを乞(こ)うような そんな女には そんな女には なりたくないわ  Tokyoに雪が降る しんしんと積もる Tokyoに雪が降る こんなに こんなに 哀しい 雪が降る  寒々とした部屋に 鳴り続けるベルの音 あなただと 分かってる 引きとめる すべはない  これ以上 やさしさで 振り回さないでほしい あなたには 私より 暖かい場所がある  お酒に縋(すが)って 思い出語るような そんな女には そんな女には なりたくないわ  Tokyoに雪が降る しんしんと積もる Tokyoに雪が降る 思い出 隠して 哀しい 雪が降る  Tokyoに雪が降る しんしんと積もる Tokyoに雪が降る 思い出 隠して 哀しい 雪が降る  Tokyoに雪が降る しんしんと積もる Tokyoに雪が降る 思い出 隠して 私に 雪が降る
星空のトーキョー広畑あつみ広畑あつみ夏海裕子杉本眞人あなたを想って 一日が終わるの 今夜もため息が 素肌にこぼれる 二人で過ごした この街で暮らすの いつかは もう一度 逢える気がして  Ah…なんて星がきれいな夜なのね Ah…夢が哀しい Ah…今は愛の輝き抱きしめて Ah…そっと抱きしめて ひとり…  甘い記憶は 繰り返すさざ波 今夜も残り香と 一緒に眠るの レースのカーテン 開け放したままで 交わしたくちづけに酔った あの頃  Ah…せめてあなたの声が聴きたくて Ah…空を見上げる Ah…今は風の便りもないけれど Ah…ひとりこの街で 待つわ…  Ah…せめてあなたの声が聴きたくて Ah…空を見上げる Ah…今は風の便りもないけれど Ah…ひとりこの街で 待つわ…
人生山河日高正人日高正人たきのえいじ杉本眞人竹内弘一華やか過ぎず 貧しくもなく 雨のち晴れの 半世紀 夕焼けこやけが 似合う通りで ひとり忍ぶ あの頃 男はみんな ヒーローだった 憎まれ口を きいていた頃 山あり谷あり 人生山河 もう少し生きて いいですか  鞄の中に 入れ忘れてた 幸せという 宝もの 渡しに行きたい 出来ることなら 少しだけど あなたに 女は誰も ヒロインだった 夜通し愛に 飢えていた頃 まぶたを閉じたら 人生山河 これからも好きで いいですか  男はみんな ヒーローだった 憎まれ口を きいていた頃 山あり谷あり 人生山河 もう少し生きて いいですか  もう少し生きて いいですか
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
かもめの街氷川きよし氷川きよしちあき哲也杉本眞人石倉重信やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
氷川きよし氷川きよしなかにし礼杉本眞人若草恵離れていても そばにいてくれる 淋しくなると つい呼んでしまう その人の名は… 母 ぼくの母さん …… ぼくはまだ未熟者で 心配のかけどおしだ だけど母さん 見ていておくれ ぼくはやるよ 何事かをなすよ 希望の星を 追いかけろ あきらめなければ 負けないと 励ましつづけてくれた人 ああ 母ありてこそ 母ありてこそ だから母さん 生きていてください 永遠(とこしえ)に――。  嬉しい時は 分かちあいたくて 空に向かって つい呼んでしまう その人の名は… 母 ぼくの母さん …… ぼくはこの道ひとすじ まっしぐら突き進むよ ぼくの心の 命ずるままに 生きてこその 人生じゃないかな 世界を敵にまわしても 私はお前の味方だと 涙で誓ってくれた人 ああ 母ありてこそ 母ありてこそ だから母さん 生きていてください 永遠に――。 希望の星を 追いかけろ あきらめなければ 負けないと 励ましつづけてくれた人 ああ 母ありてこそ 母ありてこそ だから母さん 生きていてください 永遠に――。 だから母さん 生きていてください 永遠に――。
紫のタンゴ氷川きよし氷川きよし湯川れい子杉本眞人野中"まさ"雄一右かと思えば 左で 愛かとすがれば 嘘で それでも唇は いつも あなたを 待っている  紫のタンゴ 女も男も無いのさ だからって だからって何さ (何さ 何さ) 恋は 命がけ 派手に装えば 元気になれるから だからって だからって何さ 自由に 泳がせて  せめて心は 裸のままで かわいいあなたを ギュッと ギュッと ギュッと 抱きしめる  夏かと思えば 冬で ジョークと笑えば 刃物で ますます 魅せられて 深く 溺れて ゆくのよね  紫のタンゴ 気位ひとつが 命さ だからって だからって何さ (何さ 何さ) 夢はバラの花 胸に秘めるほど 綺麗にいれるでしょ だからって だからって何さ どうぞ 責めないで  きっと死ぬまで 自分のままで ひとりの人だけ ずっと ずっと ずっと 愛したい  紫のタンゴ 女も男も 無いのさ だからって だからって何さ 恋は命がけ 派手に装えば 元気になれるから だからって だからって何さ 自由に 泳がせて  きっと 死ぬまで 自分のままで ひとりの人だけ ずっと ずっと ずっと 守りたい
Tokyoうそつき倶楽部II半田浩二&チェウニ半田浩二&チェウニ岡田冨美子杉本眞人どうしてあなたは 男なの どうして私を 酔わせたがるの 答えを知ってて なぜ訊くの 好きだと 言えなくて… 一目惚れ Ah~ してくれたんだ 運命? Ah~ 大げさかしら ほんとの名前は 秘密のままで… 夢を見ようか 夢を見ましょう ここはしあわせ売るお店 Tokyo Tokyo うそつき うそつき倶楽部  笑って肩寄せ 何度でも 口づけがわりに グラス合わせる お願い朝まで そばにいて 淋しがりやだから… この出会い Ah~ 信じたいけど 運命? Ah~ 意地悪だから 本気で遊んで 傷つく前に… 燃え尽きようか 燃え尽きましょう ここはしあわせ売るお店 Tokyo Tokyo うそつき うそつき倶楽部  一目惚れ Ah~ してくれたんだ 運命? Ah~ 大げさかしら ほんとの名前は 秘密のままで… 夢を見ようか 夢を見ましょう ここはしあわせ売るお店 Tokyo Tokyo うそつき うそつき倶楽部
銀座のトンビ半田浩二半田浩二ちあき哲也杉本眞人佐藤和豊あと何年 俺は生き残れる あと何年 女にチヤホヤしてもらえる あと何年 やんちゃをくり返せる 夜の銀座をピーヒョロ 飛び回る… 命の蝋燭(ろうそく)の 焔(ほのお)の長さ 人はそれぞれ あんな若さであいつも あン畜生も 先に勝手に 逝きやがって あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のやり方で お祭りやってやるけどね ワッショイ  あと何年 俺は飲んだくれる あと何年 女房に大目に見てもらえる あと何年 ちょっかい出し続ける 情事(こい)の間をピーヒョロ 彷徨(さまよ)える… 今まで越えて来た して来たことに 悔いはなくても 時に昔の泣かせた 誰かの傷が 胸のあたりでチクリチクリ あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺のお調子で ハッピーにやってやるけどね ワッショイ  みっともなくていい 暴れたがりな 俺の欲望 だってどの女(こ)も可愛い 言い寄られれば 捨てちゃおけない性分(しょうぶん)だもの あと何年 あと何年 あと何年だとしても …俺は俺で最後まで ド派手にやってやるけどね ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ… ワッショイ…
旅ふたたび半田浩二半田浩二中山大三郎杉本眞人矢野立美はげしい夏が しぼんで行くか 波打ち際に 人影もない 旅立つ時さ 潮風に吹かれ 心に秘めた 面影抱いて行く むかしのことさ いのちの恋だった さだめって奴に おれでも負けた 許してくれよ 忘れてくれよ ざんげの旅を ひとり行く  この町に来て 人心地して 見果てぬ夢の 続きを見たよ いけない男(やつ)さ 薄情な男(やつ)さ 涙にぬれた その目がせつないよ 東へ西へ 揺られて行くだけさ さすらうことが 生きてる証し 許してくれよ 忘れてくれよ ざんげの旅を ひとり行く  むかしのことさ いのちの恋だった さだめって奴に おれでも負けた 許してくれよ 忘れてくれよ ざんげの旅を ひとり行く
女房役半田浩二半田浩二ちあき哲也杉本眞人前田俊明街で一の お調子者(ちょうしもん)が やけに今夜は 絡むじゃないか  惚れたって 惚れたって 落ちない奴もいる…  酔うのさ 誰でも 酒に 過去(きのう)を捨てたくて…  泣くな 泣くな 泣くな 野郎(おとこ)だろ 駄目で 駄目で 駄目で ほっとした  この俺で よかったら 今日だけ 女房役  つむじ風は 火の粉を煽る 火事を消したきゃ 歌でもやれよ  荒むほど 荒むほど 痛手も深くなる…  罪だね あいつも 純な おまえを 惑わせて…  飲みな 飲みな 飲みな 野郎(おとこ)だろ 幻影(ゆめ)さ 幻影さ 幻影さ 憂き世だよ  このおれじゃ 足りないが 今日だけ 女房役  泣くな 泣くな 泣くな 野郎(おとこ)だろ 明日は 明日は 明日は 違う日さ  この俺に 任せろよ 今日だけ 女房役
無頼に生きて半田浩二半田浩二中山大三郎杉本眞人今まで 無頼に 生きてきた 過去(むかし)をふりむきゃ 傷だらけ 恥を重ねた 年月を 今では こころで 悔やむのさ 春の 風が ここちいいよね 長い 冬が 遠くへ消える もしも おまえに 逢っていなけりゃ おれはまだ 真冬のままだった こんな おれだが 生まれ変わって 生きてみる これからは  気のきくセリフは 言えないけど 想いは 熱いよ この胸の これでいいのか わるいのか 悩みながらの 人生さ めぐる 季節 いくつ越えても 愛に 出会う ことは無かった あの日 おまえに 逢えてよかった 目が覚めた 世の中 変わったよ こんな おれだが これから先も よろしくナ いつまでも  もしも おまえに 逢っていなけりゃ おれはまだ 真冬のままだった こんな おれだが 生まれ変わって 生きてみる これからは
愛された日々は過ぎてもハン・ジナハン・ジナ冬弓ちひろ杉本眞人猪股義周あふれる涙 くちびる寄せて 哀しみぬぐってくれたひと あなたの腕が 隣りにあれば この世にふたりだけでよかった 太陽が落ちて 星が砕け散っても こわくはないわ あなたがいれば 愛された日々は過ぎても あのぬくもりは 消えない かなうなら いつかあの空で わたしを抱いて 抱きしめて  淋しい夜は あなたの好きな ガーベラ飾って 眠るのよ あなたがいれば 何もいらない 想い出甘く 頬をよせるわ この胸の炎 やがて消える時まで あなたの愛と わたしは生きる 愛された日々は過ぎても まだきらめきは 残るわ ときめいて いつかあの空で も一度会える その日まで  愛された日々は過ぎても あのぬくもりは 消えない かなうなら いつかあの空で わたしを抱いて 抱きしめて
愛よりも深くハン・ジナハン・ジナ高畠じゅん子杉本眞人川村栄二青葉が枯葉に 変わる頃 ささいな喧嘩で 離れたこころ 空を飛ぶ鳥よ 自由に飛ぶ鳥よ どこへゆこうと しているの 愛よりも深く あなたを… 誰よりも強く あなた あなたを… 何度も悲しみ のりこえて 私の試練でしょうか なにげない時間 この手に帰れ  ソファーのくぼみを なでてみる このまま別れる 気がしてこわい 咲いて散る花よ 枯れても咲く花よ なにを信じて ゆけばいい とめどなく涙 あふれて… 幸せな夢を みせて もいちど… ほほえみ交わした あの日々は すべてが終わりでしょうか 温もりよどうか この手に戻れ  愛よりも深く あなたを… 誰よりも強く あなた あなたを… 何度も悲しみ のりこえて 私の試練でしょうか なにげない時間 この手に帰れ
宇治川哀歌ハン・ジナハン・ジナ秋浩二杉本眞人遣(や)り水さらさら蛍が飛び交う 闇を走ってあなたに会いに行く これが最後ですあなたに抱かれたら 何処かへわたしは消えてゆきます  風が冷たくなりました もうすぐ秋ですね 話しかけてもきっとあなたは 何も変わらない 白い単衣(ひとえ)の帯紐(おびひも)しめて 明朝(あす)はたちます 霧の中  辛いわこの恋ふたりのひとを 愛するなんてわたしには出来ません 心魅かれても辿(たど)れぬ愛(ゆめ)だから 今からわたしはさよならします  恋は宇治川に流されて もうすぐ冬ですね 水の瀬音に耳を澄ませば なみだ溢れます 過ぎた想い出捲(めく)り捲って 夢が散ります 隠れ里  恋は宇治川に流されて もうすぐ冬ですね 空を見上げりゃ雲が乱れて 胸が騒ぎます あなた恋しいあなた恋しい つのる心に 雪が舞う
かもめの街ハン・ジナハン・ジナちあき哲也杉本眞人やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分からないさ 波止場に出れば カモメがブイに2,3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
二人だけのカルナバルハン・ジナハン・ジナ高畠じゅん子杉本眞人川村栄二ひとりで生きてる女には 優しい仕掛けが うれしいの あなたの事情はお見通し 嘘はシャンパンで とかしましょう 誰かを忘れて 飲みあかし 少女の私に もどらせて 今夜は酔いたい 気分なの 罪と知りつつ さそうのよ さあさ 抱いて 抱いて あげましょう キスを キスを あげましょう 二人だけのカルナバル 仮面をとれば また仮面…  恋とも愛ともちがうけど きれいなその目が たまらない あなたを追いかけまわすかも 少し酔っぱらって きたかしら 出会いは天使の 贈り物 夢中にさせたく なるほどに 心も躰も 奪いたい 一夜(いちや)限りの パラダイス さあさ 抱いて 抱いて あげましょう キスを キスを あげましょう 二人だけのカルナバル 仮面をとれば また仮面…  さあさ 抱いて 抱いて あげましょう キスを キスを あげましょう 二人だけのカルナバル 仮面をとれば また仮面…
ベサメムーチョハン・ジナハン・ジナFUMIKO杉本眞人姿見(すがたみ)に背中映し もどかしくジッパー引く 紅筆(べにふで)も折れそうなときめき 今夜逢えば苦しみへと墜(お)ちて行くのに…  ベサメ ベサメ ベサメムーチョ 愛が走る 愛が止まらない ベサメ ベサメ ベサメムーチョ 迷っているのに夢見てしまう 私から誘うかもしれない きれいな夕日に涙がにじむ  散り急ぐ花を見れば 情熱もはかないけど 約束の場所へもうあなたは 向かってると思うだけで心乱れて…  ベサメ ベサメ ベサメムーチョ 誰が愛の鎖ほどいたの ベサメ ベサメ ベサメムーチョ 迷っているのにひきかえせない ためいきがやるせなくかがやく 今月今夜がまぼろしならば…  ベサメ ベサメ ベサメムーチョ 愛が走る 愛が止まらない ベサメ ベサメ ベサメムーチョ 迷っているのに夢見てしまう 私から誘うかもしれない きれいな夕日に涙がにじむ
紅い花半崎美子半崎美子松原史明杉本眞人武部聡志昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いをこめて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ  悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日のあの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ  紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつ
大人の童話はやしみりいはやしみりい多手石松観杉本眞人矢野立美卒業しましょう 恋人らしく 今夜で最後の 大人の童話(メルヘン)… あなたにとっては 出来ごころ 私にとっては 恋ごころ 淋しい横顔 つらいけど 大人の別れは 女性(おんな)から 今せつないほど あなたを愛してる  一つになれたわ 二人の涙 不思議な痛みね 大人の童話(メルヘン)… この恋嘘なら 嘘らしく この恋夢なら 夢らしく あなたもワインを 飲みほして 大人の笑顔で さよならを 今せつないほど あなたを愛してる  別れるときには 美しく 出逢いのときより 美しく 心配しないで あなたこそ 大人の幸せ 見つけてね 今せつないほど あなたを愛してる
俺の親父とコップ酒華乃美幸華乃美幸大久保與志雄杉本眞人蔦将包コップ冷や酒 飲む姿 どこか似てると 他人(ひと)は言う 言葉少なに ただひたすらに 酒を飲む 顔に刻んだ 目の奥のしわ 気付けば 俺も成っていた エンヤコラッサ エンヤコラッセ おもかげ匂う 俺の親父だ  どんと気の合う 親父酒 いつも心の 隅に居る 泣いて喜ぶ 親父がいるよ 酒を飲め 俺の二代目 そのまま生きろ 気付けば 倅に言っていた エンヤコラッサ エンヤコラッセ 胸に刻んだ 俺の親父だ  つまみ少なく 空酒(からざけ)で いつも飲んでた 軒の下 唄を肴に 囀(さえず)りながら 酒を飲む 腕に刻んだ 古い傷跡 気付けば 俺も成っていた エンヤコラッサ エンヤコラッセ 空で見ている 俺の親父だ
夕暮れの街華乃美幸華乃美幸大久保よしお杉本眞人矢野立美雨降る中を 傘もささずに 来ないあなたを 待ち続けるの 帰りを急ぐ 人達はみんな 無口のまま よそ見もせずに 通り過ぎてく 誰か気づいてよ そして温めて 今のわたしには つらすぎる ビルの片隅で 雨に濡れながら ひとり立ち尽くす 夕暮れの街  愛した人に 嫌われたのなら とても苦しく 生きて行けない あなたはあの日 どこかに消えたの 他の街で 今は誰かと 暮らしてるのね 時は流れても 胸に残された 深い傷跡は 癒せない 雨が降るたびに なぜか想い出す ひとり涙ぐむ 夕暮れの街  時は流れても 胸に残された 深い傷跡は 癒せない 雨が降るたびに なぜか想い出す ひとり涙ぐむ 夕暮れの街
娑羅双樹~夏椿~葉月ミチル葉月ミチル本橋夏蘭杉本眞人西村幸輔沙羅双樹 沙羅双樹 雪より白く 咲く花よ 愛する人に 染められたいと 祈るおんなの 恋の彩(いろ) 朝に生まれし 散りゆく夕べ あなたへ匂(にお)う 沙羅双樹 逢いに来ました 待ちました 春の夜の 夢ひとつ 運命(さだめ)のままに 身をまかす  沙羅双樹 沙羅双樹 想いを秘めて 咲く花よ 愛する人に 捧げるすべて  一期一会の 恋ゆえに 無垢(むく)な姿は 真実(まこと)のこころ あなたの胸へ 沙羅双樹 抱いてください 折れるほど 春の夜の 夢まくら 命のかぎり 愛します  朝に生まれし 散りゆく夕べ あなたへ咲いた 沙羅双樹 憂き世うたかた あゝ 春の夜の 夢もよう 千年分も 燃え尽きる 燃え尽きる
夕月川服部浩子服部浩子朝比奈京仔杉本眞人猪股義周暮らしはじめて一年余り 遅い春でも お弁当(べんと)作って送り出す かわらぬ暮らしがうれしくて あゝ笑顔でわかれてそのまんま 帰らぬあなたの面影が ゆらり浮かんで溶けてゆく 夕月川は しのび川  この目とじれば あなたにあえる 呼び止めましょか この手を伸ばせば遠ざかる おもかげばかりの川の街 あゝ今から一緒に あたたかな 幸せ探しの約束は 風がさらってゆきました 夕月川は なみだ川  あゝ今から一緒に あたたかな 幸せさがしの約束は 風がさらってゆきました 夕月川は いのち川
夜雨抄服部浩子服部浩子朝比奈京仔杉本眞人猪股義周雨になるほど 涙を流し あきらめました あなたの心にいる女性(ひと)に あたしは一生叶わない あゝ生きてる女性(ひと)でもないものを 小娘みたいなわがままを 空を見上げて 詫びながら 夜雨(よさめ)に濡れる わかれ道  風が吹くほど ため息ついて 覚悟しました つくしてみたけど あたしでは やっぱり代わりになれなくて あゝ小さな荷物で押し掛けた 小娘みたいなわがままを あの人許してくれたのは 淋しさゆえと 知ってます  あゝ不器用もので済まないと 息を切らして追いかけて くれたあなたの胸の中 夜雨に濡れる 冬の駅
昭和縄のれん走裕介走裕介高田ひろお杉本眞人南郷達也ひなびた路地の 縄のれん 焼鳥は世間のすみで 味わうものと 酸(す)いも甘(あま)いも かみわけた 父のこだわり いまわかる  酒とおんなは 二舎<号>まで 愚(ぐ)にもつかない 冗談云って 酔えばときどき 笑いとり 手酌(てじゃく)のすきな 父でした  ひとのじゃまにならぬよう ひとをおしのけ生きぬよう 努(つと)めてがんこを よそおった そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん  はたらきながら いやなこと 父はいっぱいあった はずだろうに 折り目ただしく 生きぬいた そして昭和も 幕をとじ  父と母との あいだには ほんのすこしの 波風あった そんなときには 縄のれん ひととき逃げる 場所でした  ひとのじゃまにならぬよう ひとをおしのけ生きぬよう 努(つと)めてがんこを よそおった そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん  そんな父が いまもしずかに 飲んでいそうな 縄のれん
吾亦紅 新曲走裕介 新曲走裕介ちあき哲也杉本眞人マッチを擦れば おろしが吹いて 線香がやけに つき難(にく)い さらさら揺れる 吾亦紅 ふと あなたの 吐息のようで... 盆の休みに 帰れなかった 僕の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか あなたに あなたに 謝りたくて 仕事に名を借りた ご無沙汰 あなたに あなたに 謝りたくて 山裾の秋 ひとり逢いに来た ただ あなたに 謝りたくて  小さな町に 嫁いで生きて ここしか知らない 人だった... それでも母を 生き切った 俺、あなたが 羨ましいよ... 今はいとこが 住んでる家に 昔みたいに 灯りがともる あなたは あなたは 家族も遠く 気強く寂しさを 堪えた あなたの あなたの 見せない疵(きず)が 身に沁みて行く やっと手が届く ばか野郎と なじってくれよ  親のことなど 気遣う暇に 後で恥じない 自分を生きろ あなたの あなたの 形見の言葉 守れた試しさえ ないけど あなたに あなたに 威張ってみたい 来月で俺 離婚するんだよ そう、はじめて 自分を生きる  あなたに あなたに 見ていて欲しい 髪に白髪が 混じり始めても 俺、死ぬまで あなたの子供...
ヴァイオレット・フィズ西山ひとみ&すぎもとまさと西山ひとみ&すぎもとまさと朝比奈京仔杉本眞人猪股義周偶然の 再会に 運命(うんめい)感じて 別れの日の あの苦しみ 忘れたふりをしたの 通い詰めた 地下のバー おまえのグラスに 別れの夜 堕ちた涙 ヴァイオレット・フィズ 男と女は違う惑星(ほし)の生きものね 傷つく場所 それも違うの 愛しくて 懐かしくて あなたが消せない ラ・ラ・ラ ララ ラ~ララ む・ら・さ・きの夜更け 今夜だけ二人 うたかたの夢みて  イントロを 聞くだけで あの日に帰れる 別れの日の 胸の痛み 連れては来るけれど あれきりだわ 地下のバー 「慕情」が流れて 別れの日と おなじお酒 ヴァイオレット・フィズ 男と女は違う惑星(ほし)の生きものさ 胸の思い 伝えきれずに 愛しくて 懐かしくて おまえが消せない ラ・ラ・ラ ララ ラ~ララ む・ら・さ・きの酒に 叱られて二人 許し合えるならば…  男と女は違う惑星(ほし)の生きものね 見つめ合えば切なくなるわ 愛しくて 懐かしくて 微熱が消せない ラ・ラ・ラ ララ ラ~ララ む・ら・さ・きのお酒 酔いしれて二人 あの日に帰るのね
大阪の雪西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周なんねんぶりやろか 大阪に雪が降る この頬につめたい 口づけをくれるの 好きで 好きで 好きで 好きで どうにも 好きで 好きで 好きで 好きで ならずに 都会の雪は純でも つもれば邪魔になる 身を引くときめていた あんたを泊めた日から  ほの暗いこの部屋で もう少し眠ってて 人生に愛より 深い罪ないから 好きで 好きで 好きで 好きで わかれて 好きで 好きで 好きで 好きで ゆくけど つぐなうように生きても 不幸なわけじゃない 死ぬほどの恋をした 幸せ者だから  好きで 好きで 好きで 好きで わかれて 好きで 好きで 好きで 好きで ゆくけど つぐなうように生きても 不幸なわけじゃない 死ぬほどの恋をした 幸せ者だから
小島の女西山ひとみ西山ひとみ山上路夫杉本眞人若草恵明日の朝には あんたは船に あたしは桟橋 手を振るだけさ 泣かないよ 慣れてるさ 男は みんなおなじだよ あたしは小島の居酒屋ぐらし 北から放浪(なが)れて瀬戸内に来た 男を忘れに島へと来たものを おんなは 哀しいね 旅の人 あの日来たあんた 泊めたよ  あたしの身体を 男がすぎた 何人だったか かぞえたくない 人生に 別れなら いつでも そうさつきものさ あんたに抱かれてもうじき夜明け カモメが泣いたらあたしは起きて みそ汁なんかをつくって送り出す 約束 いらないよ またふたり 縁があったなら 逢えるさ  あたしは小島の居酒屋ぐらし 後添(のちぞ)いぐちでもあったら行くよ ここらで普通の苦労をしたいから おんなは いつだって やすらぎの 寝ぐら探しては 生きてる
魂のラバンバ西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周バイラ バイラ ラ バンバ 何も言わず バイラ バイラ ラ バンバ みつめて 踊りましょう 愛のドレスは 裏切りに濡れたら 溶けてしまうの バイラ バイラ ラ バンバ 幻なら バイラ バイラ ラ バンバ ケセラセラ 風になびく 髪にさえも触れず 心だけで 別れ惜しみましょう 明日からは わたし一人 踊る 夜明けまで最後まで 魂のラバンバ  バイラ バイラ ラ バンバ シャツのうでを バイラ バイラ ラ バンバ まくって 踊りましょう 靴を脱ぎ棄て 狂おしい孤独も 今日で終わるわ バイラ バイラ ラ バンバ 幻でも バイラ バイラ ラ バンバ ケセラセラ 愛した人 あなただけにあげる 走る痛み 溢れだした泪 別れ唄を 流れ星が 飾る 夜明けまで踊ってよ 魂のラバンバ  明日からは わたし一人 踊る 夜明けまで最後まで 魂のラバンバ
薔薇と檸檬西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 棘のないバラ 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 甘いだけのレモン 誰だってそんなもの 欲しがりはしないわ  床に転げ落ちた黄色いレモン つけた歯形さえも愛しい なにもかもがとても嬉しい 若い 激しいジェラシーも  薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 貴方の指の中で 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 命枯れたけど 女として最高の人生だったわ  なんてあなた 一途(いちず) 可愛い愛人(アマン) 別れ話 我を忘れて 夢中だった そうよ わたしに けして恨みはしないわ  薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 かわいそうな女優(おんな) 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 けして 思わないで 夜があけて このわたしの 亡骸(なきがら) 見つけても  薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 かわいそうだなんて 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 薔薇と檸檬 どうぞ思わないで 女として最高の生き方… 人生…
ひとりごと西山ひとみ西山ひとみ大原有貴杉本眞人若草恵会いたいねどこかでね あんたとさ ほのぼのと ほのぼのと 昔の話を してみたい 別れるなんて 知らないで ふとした心の ゆきちがい 仔猫のように じゃれあった 仲なのに WOO WOO… くやしいね  ときにはね飲みたいね 二人でね しみじみと しみじみと 静かな酒場の 片隅で もいちどもとに 戻れたら いいけど口には 出さないよ だまって肩を 抱き寄せて 欲しいだけ WOO WOO… ほんとだよ  無理だよねいまさらね あんたとは ほろほろと ほろほろと 泣きむしべそかき 泣くからね みじめな思い するよりは 会わぬが花よね お互いに 綺麗なままで しまっとく 思い出を WOO WOO… せつないね WOO WOO… せつないね
ゆうぐれ文庫西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周あの子のことは もういいよ どうか倖せ みつけてね 彼岸参りの 帰り道 どしゃぶりのバス停で つぶやいた お義母さん あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただささやかに 生きると決めた 夕暮れの ものがたり  わたしの知らぬ あの人の 子供の頃をぽつぽつと やんちゃなくせにやさしくて そのままに育ったと 微笑んだ お義母さん あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただひそやかに 明日に向かう 夕暮れの バスを待つ  あなたを愛した 女が二人 あなたを失くした 悲しみを競い合いながら ただささやかに 生きると決めた 夕暮れの ものがたり
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夜明けのタブー西山ひとみ西山ひとみ朝比奈京仔杉本眞人猪股義周だますなら 死ぬまで だまし続けて欲しい そんなことを言うけど 嘘は嘘むなしいものよ 今さら懺悔はタブー 探りすぎるのもタブー だけどふたりきりになれば うそのように 消え去るタブー 過去を悔やむのは 人生のタブー  雨の音 聞いてる 眠れぬままの夜明け 思い出すのはあなた 信じてはくれないでしょう 今さら電話はタブー 女の涙はタブー だけどふたりきりになれば 夢のように 消え去るタブー 恋をやめるのは 人生のタブー  夢のように 消え去るタブー 過去を悔やむのは 人生のタブー
おふくろ便り西方裕之西方裕之日野浦かなで杉本眞人川村栄二真っ赤な夕陽が 都会を染めて 遠いあの日の 船出をうつす 見送る母に 背を向けて 片道切符 握りしめた いつの日にか いつの日にか ひとり置いてく この胸に 帰ると誓った あかね空  年々崩れる 小さな文字の 海のにおいの おふくろ便り そろそろ島も 冬なかば 吹きこむ風が 小窓(まど)を揺する 忘れないさ 忘れないさ 星も見えない この空を 見上げりゃ 逢いたい人がいる  いつの日にも いつの日にも 赤く滲んだ この空を 見上げりゃ恋しい 人がいる
帰郷西方裕之西方裕之朝比奈京仔杉本眞人川村栄二帰る帰ると言いながら 今度今度で 九年(くねん)が過ぎた 土間に転がるカラ瓶は さみしい親父の愚痴がわり イヤーエー イヤーエー ザララ ザララ… 今夜は二人 競(きそ)い酒 負けりゃ悔しい 勝ったらさみし 東京小雪 ふるさと吹雪  あんな女をのち添えに 入れたばかりに気がねをさせて 十五才(じゅうご)で郷里(さと)をあとにした さみしい笑顔が 目に浮かぶ イヤーエー イヤーエー ザララ ザララ… 詫びる親父の嗄(しゃが)れ声(ごえ) 男同士で注ぎ合う地酒 胸の根雪を 溶かして沁みる  イヤーエー イヤーエー ザララ ザララ… 囲炉裏で跳(は)ねる 朱(あか)い火粉(ひ)が おふくろみたいな 気がしてならぬ 東京小雪 ふるさと吹雪
男のやせがまん新沼謙治新沼謙治建石一杉本眞人夢が叶って 良かったと 一言 書いてある そんな手紙を 読みながら ジンと泣ける夜 別れても別れても 俺を忘れずに そっと そっと 見ててくれたあいつ 目がしらを かくす指 男の やせがまん  今の暮らしが 気にかかる か細い 女文字 名前ひとつが 優しさか 俺を泣かす夜 揺れうごく 揺れうごく 遠い恋ごころ 二度と 二度と 語り合えぬあいつ 逢いたさを 抱きしめる 男の やせがまん  幸せを幸せを 今日も祈るだけ 俺の 俺の 胸をよぎるあいつ 泣いたなら 嘘になる 男の やせがまん  泣いたなら 嘘になる 男の やせがまん 
黒潮列車新沼謙治新沼謙治麻生香太郎杉本眞人うず巻く荒波 この俺は おまえが きらいじゃないんだよ 愛して砕けて 泣くよりも あいつとしあわせ 生きてくれ おまえのやさしい 微笑みが この胸に キラリよぎるよ とまるな列車 黒潮列車 海鳴り蹴ちらして 走ってくれよ  おまえにふれたら この指が 芯まできよらに 白くなる 俺には過ぎた ひとだから わらってこの身を ひくんだよ おまえにのこした ことづてが あの空に キラリゆれるよ とまるな列車 黒潮列車 なみだよ潮風に 吹かれて散れよ とまるな列車 黒潮列車 なみだよ潮風に 吹かれて散れよ
流浪人新沼謙治新沼謙治津城ひかる杉本眞人一人 コップ酒 故郷(ふるさと) 思う夜は 都会暮らしの 風が身に沁みる 人が渦巻く 荒海で 掴んだものと 引きかえに 俺は何を 手放したのか がむしゃらに 生きてきた 流されて 生きてきた それでいいのか… 今夜もため息 酒を飲む  おふくろ達者かと 受話器に声かける 今はそれしか できぬ親孝行 都会の街角(まち)は 情がない それを嫌っていた俺も 同じ色に 染まってたのか このままで 終わるのか 流されて 生きるのか 思い悩んで… 唇噛みしめ 酒をつぐ  しあわせは どこにある 人生は まだ途中 負けてたまるか 明日を夢見て 酒に酔う がむしゃらに 生きてきた 流されて 生きてきた それでいいのか… 今夜もため息 酒を飲む
京都ひとり渚ゆう子渚ゆう子岡田冨美子杉本眞人矢野立美逢いたい 逢えない 河原町 思い出燃やして夕日が沈む あんなに愛してくれたひと どうしてこんなにいじめるの 風よ 夢の続き見せて 京都 京都 別れのわけさえ知らないままに… あなたの噂をたすねれば 鐘が鳴ります 京都ひとり  あなたがいそうなあの店を 捜せば似たよな格子戸ばかり 涙の数だけ傷ついて 失くした時間が降り積もる 風よ 夢の続き見せて 京都 京都 未練を集める鴨川の水… やさしい思い出ふり向けば つらくなります 京都ひとり  京都 京都 別れのわけさえ知らないままに… あなたの噂をたずねれば 鐘が鳴ります 京都ひとり
港のエトランゼ渚ゆう子渚ゆう子岡田冨美子杉本眞人矢野立美こぬか雨にけむる港 外国船の影 遠い国へ乗せて行って 異国で泣かせてほしい 命預けても愛は終るのね 胸に残るほほえみに つぐないを求めても… 時間(とき)は流れ人を流し 足跡さえ残さない  チャイナタウン 赤い扉 あなたはもういない 傘の波に押されながら エトランゼになって行く 花が散るように愛は終るのね 好きよあなた大好きと 残り火に濡れながら… 生きていればいつかきっと また逢えると信じてる  命預けても愛は終るのね 胸に残るほほえみに つぐないを求めても… 時間(とき)は流れ人を流し 足跡さえ残さない
夜もすがら踊る石松中村美律子中村美律子阿久悠杉本眞人南郷達也馬鹿でなければ踊れない カッコつけてちゃ走れない 純な心は正直者で うれしさ 楽しさ すぐに形にしてみせる 遠州森町 よい茶の出どこ そこで育って名前を売って 清水港は鬼より恐い 中でも石松暴れ者 酒好き 歌好き 女好き 馬鹿がつくほど 馬鹿がつくほど みんな好き さて こんな男はどうだろう 利口ばかりの世の中じゃ さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう  破れかぶれに見えるけど 無茶を通したことはない 野暮を承知で不粋をきめて 引き立て役など 泣いてつとめることもある 富士山拝んで旅立つ朝よ しばしごぶさたごきげんさんよ 無事に役目を果たしたあとに 言いたいことばが一つある 酒駄目 歌駄目 女駄目 願をかけたら 願をかけたら みんな駄目 さて こんな男はどうだろう 利口ばかりの世の中じゃ さぞや石松 さぞや石松 窮屈だろう  「ねえ ちょっとちょっと あんた 馬鹿は馬鹿でいいからさ  味ある馬鹿におなりよ」
勝利の女神が舞いおりた!!中村あゆみ中村あゆみ朝比奈京子杉本眞人千代正行百万インチのビジョンで 観戦してても 宇宙(ここ)からじゃ 遠すぎる ジットなんかしてられない 初恋以来のときめき wa wa wa wa wonder beat 自前の翼広げて 地球に rocket on!! キュートで ロックで ダイナミック フラッグ片手に ダイヤモンド oh oh oh 空から 女神が 舞いおりた ガンガン行きましょ ガンガン飛ばして coming coming coming now 勝利の 女神が 舞いおりた ガンガン行きましょ ガンガン飛ばして got got got got my kiss!!  一等星を集めて 夜空にデコる V・I・C・T・O・R・Y 頭上に輝く VICTORY 瞳の奥にギラギラ 闘志が燃える 折れない翼広げて 神風 blowing on あなたが来るのを まってた 手に汗握って まってた oh oh oh 空から 女神が 舞いおりた ギンギンきてます ギンギン飛ばして coming coming coming now 勝利の 女神が 微笑んだ ギンギン行きましょ ギンギン飛ばして burn burn burn burning heart  空から 女神が 舞いおりた ガンガン行きましょ ガンガン飛ばして coming coming coming now 勝利の 女神が 舞いおりた ガンガン行きましょ ガンガン飛ばして got got got got my kiss!!
Dreamer中村あゆみ中村あゆみ杉本眞人杉本眞人千代正行つらい涙を忘れず 心に刻んで 自分らしさをみつけてゆくんだ そうさ だから明日を 夢見て生きて行けそう きっと誰かが 待っててくれる人がいる I'm a Dreamer そうさ信じて I'm a Dreamer 負けはしないさ  Wow…… 希望を持てくじけるな どんな時でも Wow…… すぐそこに新しい風が すべてを変える   どんな時でもチャンスと 心に刻んで 立ち向かうのが それが本当のヒーロー 心おれそな時でも みんなで守るさ ひとりじゃないさ 誰かが手をさしのべる I'm a Dreamer そうさ信じて I'm a Dreamer 負けはしないさ  Wow…… 勇気を持てぶつかれよ いつもいつでも Wow…… これからは新しい風が すべてを変える  Wow…… 希望を持てくじけるな どんな時でも Wow…… すぐそこに新しい風が すべてを変える
愛のカルテ中条きよし中条きよし朝比奈京仔杉本眞人猪股義周あなたの哀しみも 傷口のいたみも 私にはわかるの 愛しているから 別れも… 裏切りも… 人生に溶けてゆく 苦い薬よ ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ  背中の淋しさも 別れの数さえ 私にはわかるの 愛しているから 涙も… 熱い血も… 人生のある限り 枯れはしないの ねえあなた もう一度 私の手を取って 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ  ねえあなた もう一度 胸の音を聞かせて 今夜書きかえる あゝ 愛のカルテ
いろいろごめん中条きよし中条きよし麻こよみ杉本眞人南郷達也強がり見せる 男ほど ほんとはテレやで 不器用で 「いろいろごめん」「ほんとにごめん」 素直におまえに 言えなくて 寄り道酒に 酔いながら おまえをしみじみ 思う夜  おまえの淋しさ 気づかずに 身勝手ばかりを 通したよ 「いろいろごめん」「あの時ごめん」 数えりゃいくつも 借りがある おまえがもしも いなければ 何にもできない 俺だから  言い訳ひとつ するたびに 男は心で 詫びている 「いろいろごめん」「ほんとにごめん」 一緒にいてくれ これからも 俺には過ぎた 女だと おまえの笑顔を 思う夜
カサブランカ浪漫中条きよし中条きよし星川裕二杉本眞人猪股義周雨に濡れてる 白いカサブランカ 気高く清らな 君と重なる 二人は 愛し愛されて 幸せな日々 夢見てた 冬の木枯らし 吹き荒れた夜でも 肌寄せ合って 夜明けに溶けた  月の明かりに まつ毛の影揺れて 涙のしずく 頬に散らばる ふたりで 暮らすアパートに 季節の悪戯(いたずら)秋の風 片方だけの 真珠のピアスは 君の忘れ物 仕舞ってあるよ  いつかは 君と寄り添って 静かに海辺で 暮らしたい それも叶わぬ 今は遠い夢さ ほろ苦さだけ こみ上げる夜
北の灯り中条きよし中条きよし朝比奈京仔杉本眞人猪股義周雨のすきまに 面影を 追えば虚しい レンガ道 二度目の旅の 約束を 果たせぬままに そのままに あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ さがす睫毛の淋しさを 知っているよな 北灯り  おまえ失くした 風穴に こうも虚しい 風が吹く 写真を胸の ポケットに 連れて一人で 来たけれど あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 酔わなきゃ眠れぬ夜ばかり 二泊(ふたつ)重ねた 北ホテル  あゝどこへ行こうと おまえだけ あゝ誰に逢おうと おまえだけ 欲しい 詫びたい 逢いたいよ 遠い幸せ 北灯り
銀のピアス中条きよし中条きよし麻こよみ杉本眞人南郷達也男の胸の 真ん中あたり 忘れられない 女(ひと)がいる 肩を抱き寄せ ただ一度 そっと重ねた 唇よ 銀のピアスが 揺れてた君の 面影たどる 雨の夜  会うのは今日で 終わりにしましょう この手ほどいて 泣いた女(ひと) つらい噂が たつ前に あの日別れを 決めたけど 銀のピアスの はかない色を 思えば今も つらくなる  ひとつコートに 寄り添って 二人歩いた 並木道 銀のピアスが 想い出つれて 心の中で また揺れる  心の中で また揺れる
バー瓦欺灯中条きよし中条きよし星川裕二杉本眞人猪股義周ジンをロックで ライム絞って 失くした恋に 乾杯しよう 窓を横切る 船灯り 港 坂道 バー瓦斯灯(ガスライト) あの頃は よかったなんて 言えばすべてが 負け惜しみだね ベイサイド・ブルース 時代の風に逆らって ベイサイド・ブルース 生きて来たけど ただのやせがまん それが男だと カッコつけたって 思い通りには 行かないもんだよ 嘆きはしない  夜が更ければ 昔馴染みが グラス重ねて バイブレーション 噂話に 花が咲く 霧笛 潮風 バー瓦斯灯(ガスライト) あの頃は もてたよなんて 自慢話は みっともないね ベイサイド・ブルース 男の浪漫だよなんて ベイサイド・ブルース 気取っているけど ただの酔っぱらい それが本性さ 見かけ倒しだね 野暮なろくでなし そんなもんだよね 悪気はないよ  ベイサイド・ブルース 時代の風に逆らって ベイサイド・ブルース 生きて来たけど ただのやせがまん それが男だと カッコつけたって 思い通りには 行かないもんだよ 嘆きはしない
冬萌え中条きよし中条きよし立花美雪杉本眞人川村栄二あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて…  これこれ小鳥 暴れるな 朝になったら 放すから 今夜は俺の 傍にいて 少し話を 聞いてくれ 哂うな小鳥 甲斐性無しと 俺もたまには 弱音吐く 風吹く都会の あれこれや 気ままな男の 胸の内 あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… 寒がる俺だ なぁ小鳥  お早う小鳥 眠れたか 空を自由に 飛んで行け 一晩こころ あたためた 世話になったな ありがとう サヨナラ小鳥 季節は巡る すぐに優しい 花も咲く 喜び哀しみ 繰り返し いつしか月日は 過ぎてゆく あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 似ているその目を 見つめてる… 優しい奴だ なぁ小鳥  あいつに 逢いたくて… あいつに 逢えなくて… 最後の言葉も 言えなくて… 寒がる俺だ なぁ小鳥
冬隣中澤卓也中澤卓也吉田旺杉本眞人Deep寿あなたの真似して お湯割りの 焼酎のんでは むせてます つよくもないのに やめろよと 叱りにおいでよ 来れるなら 地球の夜更けは 淋しいよ.... そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます  写真のあなたは 若いまま きれいな笑顔が にくらしい あれからわたしは 冬隣 微笑むことさえ 忘れそう 地球の夜更けは せつないよ... そこからわたしが 見えますか 見えたら今すぐ すぐにでも わたしを迎えに きてほしい  地球の夜更けは 淋しいよ そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます
人生らんらん節寅谷リコ寅谷リコ多手石松観杉本眞人猪股義周ある日突然 神様が 尊(とうと)いお告(つげ)を くれました 幸福(しあわせ)まねきの 秘訣(ひけつ)とは 誰でもその手にあるのだと 嘘か眞実(まこと)か吉日(きちじつ)か お伝えします おまじない さあさ皆さん ご一緒に  しあわせおいで こっちおいで 手(て)の鳴る方へ 寄(よ)っといで これで人生 らんららん これで人生 らんらんらんらん……  無病息災(むびょうそくさい) 縁結(えんむす)び 商売繁盛 開運を わがままいっぱい 欲いっぱい これではギクシャクするばかり 俺が俺がの 我(が)を捨てて おかげおかげで 行(ゆ)きましょう さあさ皆さん ご一緒に  しあわせおいで こっちおいで 手(て)の鳴る方へ 寄(よ)っといで これで人生 らんららん これで人生 らんらんらんらん……  夢の十億 宝くじ 当たれば勿論 良いけれど 昔のお方(かた)は言いました 心に笑顔の花を持て なにはともあれ 手拍子を 信じるものは 救われる さあさ皆さん ご一緒に  しあわせおいで こっちおいで 手(て)の鳴る方へ 寄(よ)っといで これで人生 らんららん これで人生 らんらんらんらん…… 
ぜんぶ愛されて寅谷リコ寅谷リコ本橋夏蘭杉本眞人猪股義周真夜中あなたが帰った後には 束ねた髪留め外して首を振り 残り香 背中に散りばめヘッドで いとしい ぬくもりに 酔いしれる ぜんぶ愛されて 心奪われて うぶな女に 火をつけた 他の誰かじゃ駄目 何も見えないの まどろみに 揺れながら ああもう あなただけ感じたい  窓辺に飾った真っ赤な一輪 三日と持たない まるきり私ね 寂しくさせたら 枯れちゃう花なの キスして抱きしめて 今すぐに ぜんぶ愛されて こころ奪われて うぶな女じゃ いられない 甘い言葉じゃ駄目 もっと確かめて その指で その息で ああもう 欲しいのは あなただけ  ぜんぶ愛されて こころ奪われて うぶな女に火をつけた あなたなしでは駄目 生きてゆけないわ この身体 この想い ああもう あなただけ あなただけ
抱きしめて冨中静冨中静杉本眞人杉本眞人何も言わず 消えたあなた 忘れられずに 想い出だけ カバンにつめ 最終便に きっと会える 信じてます 愛があるから ひとりでいるには とても淋しすぎるわ  抱きしめて 抱きしめて 骨がおれるほど 力一杯抱きしめて 離れない 離さない この指 この髪 あなたを覚えてる 哀しみに染まる 大阪の夜は 涙の海に なりそうね  何処にいるの 倖せなの 噂聞くたび 走り出した 揺れるおもい 止められないの もしもあなた 2人の日々 気にしてるなら 戻って この手に どうか 私の胸に  抱きしめて 抱きしめて 骨がおれるほど 力一杯抱きしめて 離れない 離さない この指 この髪 あなたを覚えてる 哀しみに染まる 大阪の夜は 涙の海に なりそうね  抱きしめて 抱きしめて 骨がおれるほど 力一杯抱きしめて 離れない 離さない この指 この髪 あなたを覚えてる 哀しみに染まる 大阪の夜は 涙の海に なりそうね
夢があるから冨中静冨中静冨中安夫杉本眞人涙の数だけ 倖せに ならなきゃだめだよ 今度こそ そんなやさしい 言葉に惚れた 馬鹿な女が 今さらに  夢があるから 夢があるから 生きても行ける 夢があるから 夢があるから 信じているの そうだよね そうだよね あなたとならば  心がはぐれて しまうなら オレはこの世に いないだろう マジな顔して タバコをふかす そんな あんたが 好きなのさ  夢があるから 夢があるから 明日が 見える 夢があるから 夢があるから 信じているの そうだよね そうだよね あなたとならば  夢があるから 夢があるから 生きても行ける 夢があるから 夢があるから 信じているの そうだよね そうだよね あなたとならば
男宿鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子杉本眞人わかれにゃならぬ 男はヨ 酒を枕の 役者だぜ 細い女の すすり泣き 背ながわすれちゃ くれぬだろ この俺を 怨みなよ そして奴と逃げろ 惚れて惚れて… 二人暮らせ 波止場じゃ渡し船(わたし)の 灯(ひ)がゆれる  三途(さんず)の海で 稼ぐにゃヨ どうせ女房は よけいだぜ みえで意地張る 酔いどれに あいそつかして くれたかい 哀しいぜ せつないぜ なみだ芝居ひとつ 惚れて惚れて… 奴と生きろ 波止場は出船の 満ち潮だ  小さな荷物 かくすよに 両手あわせる 女影 薄目あけてヨ 見おさめだ 夜の硝子窓(ガラス)の さびしさよ しあわせに なるんだぜ 俺にゃ酒があるさ 惚れて惚れて… おまえ抱いた 波止場はみぞれか 男宿
韃靼海峡鳥羽一郎鳥羽一郎麻こよみ杉本眞人竜崎孝路凍る飛沫(しぶき)の 横殴り 泣くな吠えるな あばれ海 船の舳先(へさき)で 仁王立ち 油断をしてたら あっさり落とされる 北の海原 そのまた北の果て 一度この目で この目で見たくて… 行くぞ どこまでも どんと 荒波うけて 男が心に 決めたら やるだけ 越えてゆきたい 韃靼海峡  白い柔肌(やわはだ) ぬくもりを 揺れる寝床で 思い出す 無事を祈って ひとすじの 黒髪この手に 渡してくれたやつ よせと言われりゃ なおさら血が騒ぐ ばかな夢だと 夢だと笑うな… 待って いてくれよ いつか 必ず帰る 夜空にまたたく あの星めざして 夢ははるばる 韃靼海峡  行くぞ どこまでも どんと 荒波うけて 男が心に 決めたら やるだけ 越えてゆきたい 韃靼海峡
妻籠宿の女鳥羽一郎鳥羽一郎新本創子杉本眞人南郷達也背なに桜が 散りこんだ 遠い昔の 妻籠宿(つまごじゅく)だよ わすれてんだろ かまわねえ さむい命で すねてた俺にゃ… 愛しかったぜ きれいだったぜ つらい世間の 海鳴りに 甘えてくれりゃ 甘えてくれりゃ 死んでもいいぜ  湊めし屋で おまえ見て まぶた濡らした 流れ者(もん)だよ 惚れてくれとは 云うまいが 紅の糸ひく あの女だと… 逢いたかったぜ さがしたんだぜ 独り夜船の 酔いどれが この腹きめた この腹きめた 女なんだぜ  沖が嵐を 呼ぶまえに 荷船(ふね)に身を寄せ 漕ぎだすんだよ みだれ髪梳(す)く ほそい指 恋によごれた 女なんだと… 泣かすんじゃねえ 離れずゆくぜ 白い素足の 裾はしょりゃ 雨雲はしる 雨雲はしる 松島新地
雪の華鳥羽一郎鳥羽一郎里村龍一杉本眞人流れ他国の 北の停車場(えき) しのぶ過去(むかし)に 雪がふる ゆらゆら肩に 舞い降りて 解(と)けて儚(はかな)く 胸を刺す ゆらゆらゆらり せつないよ あいつは春の 雪の華  胸でくすぶる 詫び言葉 言えずじまいで 春が逝く ホロホロひとり 飲む酒が やけに身に泌む 縄暖簾(なわのれん) ホロホロホロリ 逢いたいよ あいつは春の 雪の華  何処へ逃げても 面影が 雪の季節にゃ 浮かぶだろ ハラハラひとつ 手に乗せりゃ 消えて涙の 露になる ハラハラハラリ 淋しいよ あいつは春の 雪の華
写真(あるばむ)天童よしみ天童よしみ松井由利夫杉本眞人桜庭伸幸木枯らしが 春吹き寄せる しょっぱい涙が 花になるのね 山の吊り橋で 妹たちが 泣いて手を振った 幼い瞳 便りもしないが がんばってるよ …あれから何年 過ぎたでしょうか  夕焼けが 目がしら染める 石けり草笛 はずむ想い出 森の細い道 仲良し小良し 変りないだろか 子供の頃の ちいさな野いちご やさしいえくぼ …あれから何年 過ぎたでしょうか  “幸福は ひとつでいいの 目移りするから 見失しなうのよ” 夢のふきだまり 別れの駅で 汽車の窓越しに 母さんがぽつり あの日の言葉が お守り袋  …あれから何年 過ぎたでしょうか
うち、歌がすきやねん天童よしみ天童よしみ麻こよみ杉本眞人うち 歌が好きやねん 心弾みときめく時 口ずさむメロディ うち やっぱ好きやねん いつの日も歌が… 黒髪をなびかせて 微笑みを耐やさず 夢だけをどこまでも 追いかけて行くの 歌があれば 歌があるから どんなことにも負けないで 歩いて行ける  うち 歌が好きやねん 心つらく哀しい時 口ずさむメロディ うち やっぱ好きやねん 誰よりも歌が… ひらすらに夢を追い 少しだけ疲れて 草原(くさはら)に寝ころべば こみあげる涙 歌があれば 歌があるから 人に優しくできるのよ 素直になれる  歌があれば 歌があるから どんなことにも負けないで 歩いて行ける
梅の木ものがたり天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周雪を背おって 凛(りん)と咲く おんな意気地の しだれ梅 どんな苦労も はねのけて 生きろと教えて くれる花… 去年の春の 涙忘れて いのちかぎりに 咲けという  それが時代の せいならば 泣いてどうなる ものじゃない おもいがけない 夜嵐(よあらし)に 小枝をまげて 耐える花… ひとたび行くと 決めたこの道 照らすほのかな 雪あかり  ひとつふたつと 咲くほどに 頭(こうべ)たれよと 親ごころ 人のぬくもり 忘れずに 春に先がけ 香る花… 人生一度 なってみせます 明日(あす)は誰かの 道しるべ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
郷愁~われ立ちて~天童よしみ天童よしみ坂口照幸杉本眞人ふるさとの 山の緑よ 海の青 昨日につづく 今日もあろ あゝあの想い出を 超えるものなし 父なる強さで 世に立ちて 母なるこころで 世に返さん  あのひとは 風の噂じゃ 独りとか もう歳月が 遠くする あゝあの初恋を 超えるものなし しあわせ祈らん 誰よりも 男の酒には 涙あり  こころざし いつか果たして 帰ろうか あらたな旅路 始まらん あゝあのふるさとを 超えるものなし 父なる強さで 世に立ちて 母なるこころで 世に返さん
残波天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周旅の人に 恋をして 泣くだけ泣いたら あの娘(こ)はひとり 風に舞い散る ユウナの花と 行方(ゆくえ)知れずに なっちゃった  あの娘(こ)にもらった ビー玉ひとつ 夕陽にかざせば キラキラと… 残波の岬の たそがれに 真赤な純情 思い出す  二年前に ただ一度 心配ないよと 手紙をくれた 遠く優しい 三線(さんしん)の音 覚えてるだろ 島唄を 両手で包んだ ビー玉ひとつ あの娘(こ)のうわさが 聞こえそう… 都会の絵具に 染まれずに 今頃どうして いるだろか  あの娘(こ)を呼んでる ビー玉ひとつ 帰っておいでよ この町へ… 悔いなき人生 燃えつきて 夕陽が最後に 沈む場所
泣かへんわ天童よしみ天童よしみ杉本眞人杉本眞人あんたの心に 誰かが住みついて 出て行ったのさ この部屋を 追いかけて みたいけど かわいい女に なれなくて 悲しみだけが 置き去りにされて ひとりぽっちに なってゆく かまへんわ 強がって みたって 恋しさつのるだけ  泣かへんわ 死んでも 泣かへんわ 夢があるから 生きてもゆけた 泣かへんわ 死んでも 泣かへんわ あんな男を あんな男を 愛したうちがあほやから  やっぱり俺には おまえが必要と 閉ざす とびらを たたくけど いい男が 出来たんや わざと 冷たい 嘘をつく 本当は あんたが 心配なんだよと 言ったところで なんになる 倖せに してあげて うちのぶんまで あの女を  泣かへんわ ほんまに 泣かへんわ ひとり暮らしも なれてきたから 泣かへんわ ほんまに 泣かへんわ 命燃やして 命燃やして いちずに生きた 恋やから  泣かへんわ 死んでも 泣かへんわ 夢があるから 生きてもゆけた 泣かへんわ 死んでも 泣かへんわ あんな男を あんな男を 愛したうちがあほやから
日の出前天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人南郷達也むらさきの…空のむこうで待っている 希望という名の 太陽が 決めたら行こう 歩いて行こう 道なき道も 日の出前… 人はみな…天を貫(つらぬ)く一本杉よ 旅はみちづれ あゝ人生は  いくたびか…寒い時代を耐えぬいて はじめてわかるさ 人情が まぶたに浮かぶ あの故郷(ふるさと)の 小川も山も 日の出前… 人はみな…持ちつ持たれつ今日また生きる 心意気だよ あゝ人生は  花と咲け…春の嵐に舞い上れ 命のかぎりに 惜しみなく まだ生涯(みち)半(なか)ば これからだけど その日は近い 日の出前… 人はみな…グッとこらえて笑うが勝ちさ 明日(あす)に賭(か)けよう あゝ人生は
広い地球のかたすみで天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人猪股義周かげろう燃える 丘にきて 海の蒼(あお)さに 心を染める きのうの涙も 哀しみも 外国船に乗せてゆけ… 何があっても もう泣かないよ がんばるさ がんばるさ 広い地球のかたすみで  ひこうき雲を 見上げたら 思い出したよ 希望の歌を 明日(あした)はしあわせ きっと来る 水平線のむこうから… どんな時でも ひとりじゃないよ がんばるさ がんばるさ 広い地球のかたすみで  夢を追いかけ やるだけやるよ がんばるさ がんばるさ 広い地球のかたすみで
フリフリ天童よしみ天童よしみ岡田冨美子杉本眞人あんたが酔っぱらって来る夜は 港の灯りがゆらゆらり 腕時計はずしたら 泊まってく合図 うれしくてあたしったら 新婚気取ってさ……  フリフリのエプロンであんたを喜ばせ 気の利いたおつまみを手早く作って しあわせ確かめる  あんたは自分を甲斐性(かいしょ)なしだと ゴミくずみたいにいうけれど 惚れたのはあたしだよ もっと自信持ちなよ お祈りをしてあげる ビッグになるように フリフリのあたしたち 明日(あした)は日曜日 朝寝坊しようねって背中を合わせて しあわせ確かめる  フリフリのエプロンであんたを喜ばせ 気の利いたおつまみを手早く作って しあわせ確かめる
リラの花散る波止場町天童よしみ天童よしみ水木れいじ杉本眞人南郷達也たった一夜(ひとよ)の 想い出残し 船が出てゆく あんたを乗せて 惚れてみたって ついては行けぬ 憎い恋しい 旅の人… 呼べば女を 泣かせるような リラの花散る リラの花散る 波止場町  男まさりが 涙をポロリ こぼす日暮れの 桟橋通り 純情(うぶ)な十九の あの日のように 胸の芯まで 染めた人… 命かれても あんたを待つわ リラの花散る リラの花散る 波止場町  おもい切れない 私が馬鹿と なんで泣かせる たそがれカモメ 縁(えん)もテープも ぷっつり切れて 今は他人の 遠い人… 燃えて咲いても 誰(だあれ)もいない リラの花散る リラの花散る 波止場町 
孤守唄寺島まゆみ寺島まゆみ吉田健美杉本眞人酔って男がうたうのは すてた故郷の孤守唄 夢のひとつもすり切れて ゆくえしれない旅ならば 泣いて女が唄うのは 溺れた恋の孤守唄 夜の暗さにたえながら 来るあてのない春を待つ  ねんねんころり ねんころり 生きてりゃ哀しいねんねしな ねんねんころり ねんころり 死ぬのは淋しいねんねしな  はぐれカモメがうたうのは すねた浮世の孤守唄 日々の暮しに流されて やせてしまった哀しさよ 祭りばやしがうたうのは 人と人との孤守唄 淋しがりやがつかのまに むらがりそして散ってゆく  ねんねんころり ねんころり 生きてりゃ哀しいねんねしな ねんねんころり ねんころり 死ぬのは淋しいねんねしな  男と女がうたうのは ひとつになりたい孤守唄 俺もおまえもこの街の 風に吹かれて生きてゆく
こんな淋しい夜は寺島まゆみ寺島まゆみ寺島まゆみ・補作詞:とべあきよ杉本眞人こんな淋しい夜は ひとりでいるのが 辛くなる 恋する女のふりをして 一夜の ぬくもりほしくなる  こんな淋しい夜は あなたのやさしさしみてくる 私の嘘にだまされて 朝まで 髪をなでてくれる  心の裏のあやとりを 男と女は くりかえすのね 愛したい 愛せない 抱きしめられていても 哀しいね 哀しいよ だけど 心が寒い  こんな淋しい夜は 出さない手紙を 書いてみる “好きだ”と書いた気まぐれを あなたに とどけてみたくなる  心の裏のあやとりを 男と女は くり返すのね  愛したい 愛せない 抱きしめられていても 哀しいね 哀しいよ だけど 心が寒い  愛したい 愛せない 抱きしめられていても 哀しいね 哀しいよ だけど 心が寒い
つかい捨ての季節寺島まゆみ寺島まゆみとべあきよ杉本眞人雨に錆びた バイクに乗れば 昨日が きしむ音がする  濡れて 道にさまよえば ころんでつける 胸の傷  髪を切って 生き方なんか 今更 変わるはずもない  軽い恋に酔えるほど 器用じゃないさ しょうがない  本音だけ 見せりゃいい わからなきゃ それでいい どうせ いつか 忘れるだけの 使い捨ての季節  やぶり捨てた 手紙の束は 冷たい風の 紙吹雪  覚めた夢の にがさだけ 握りしめて 帰ろうか  本音だけ 見せりゃいい わからなきゃ それでいい どうせ いつか 忘れるだけの 使い捨ての季節  本音だけ 見せりゃいい わからなきゃ それでいい どうせ いつか 忘れるだけの 使い捨ての季節
秘すれば恋寺島まゆみ寺島まゆみとべあきよ杉本眞人例えば 君が男なら かけがえの無い 友達に なれるはずだと くやしがる 私は“そうね”と 笑うけど 貴方は 何も気づいていない  熱い心よ 雪になれ 眠れぬ夜の 雪になれ 季節はずれの 雪になれ 切ない胸の 雪になれ  いつかは 君に逢わせたい やさしさ似合う 長い髪 ひとりにすれば 淋しがる かわいい女性(ひと)だと 照れながら 貴方は 何も知らずに話す  辛い心よ 風になれ 夜明けに消える 風になれ 誰にも見えない 風になれ 言葉にしない 胸の奥  熱い心よ 雪になれ 眠れぬ夜の 雪になれ 季節はずれの 雪になれ 切ない胸の 雪になれ
忘却唄寺島まゆみ寺島まゆみとべあきよ杉本眞人花ならば 散るのがいいさ 真っ暗胸ん中 赤く染めて 夢ならば 覚めればいいさ 夜更けの部屋ん中風が吹く じらす男の裏が見えてる やってられないよ  涙でも見せたなら かわいい女だろが ばかだよね できなくてひとりで忘却唄  恋なんか 流せばいいさ ゆうべの川ん中 捨ててみせる 泣くよりも 濡れればいいさ 夜明けの雨ん中顔あげて 冷えた男の嘘がこぼれる やってられないよ  追いかけてすがるなら かわいい女だろが 生まれつき似合わない今夜は忘却唄  涙でも見せたなら かわいい女だろが ばかだよね できなくてひとりで忘却唄
一枚のLP盤チョン・テフチョン・テフ荒木とよひさ杉本眞人高島政晴今は動かない 色あせ古びた蓄音機 子供の頃に父さんが 聴いてたアメリカの歌 あれは夕顔が いっぱい咲いてた縁側で 流れる英語真似をして 幼心に憧れた いまでは遠くの雲の上 夢では時々会えるけど 何歳(いくつ)になっても あの日の わたしはあなたの娘(こども)です 「倖せですよ…」 歌手(うた)を選んで 叱られ背(そむ)きも したけれど 「聴こえますか…」「聴こえますか…」 父さんゆずりの わたしの声が  たった一枚の 埃をかぶったLP盤(レコード)に 心の針を落としたら 聴こえる思い出の歌 あれは夕暮れの 夜行列車の車窓(まど)の外 手を振りながら父さんの 泣いてた姿忘れない いまでも生きててくれたなら ふたりで旅行も出来るのに ごめんなさいね それでも わたしはあなたの娘(こども)です 「倖せですよ…」 いまの人生 淋しい思いも させたけど 「聴こえますか…」「聴こえますか…」 父さんゆずりの わたしの声が  「倖せですよ…」 歌手(うた)を選んで 叱られ背(そむ)きも したけれど 「聴こえますか…」「聴こえますか…」 父さんゆずりの わたしの声が
なんや知らんけどチャン・ウンスクチャン・ウンスク朝比奈京子杉本眞人なんや知らんけど さびしい夜は あんたの夢を みたくなる 薄いピンクの 絨毯は 女一人の暮らしに 似合う 愛してる… 愛してる… なんどもなんども そう言って 抱きあった あの晩を 覚えているのは わたしだけやね 死ぬほど 好きやねん なんや知らんけど  今夜あんたの お母さんから 電話あったよ 久しぶり 早く義娘(むすめ)に なってやと 泣けてくるよなやさしい 言葉 女達(おんな)には 聞こえない 悲しいブルース 聞きながら 街の灯に ずぶ濡れて 今夜もどこかで 酔いどれる 帰って くれるよね 朝になる前に  愛してる… 愛してる… なんどもなんども そう言って 抱きあった あの晩を 覚えているのは わたしだけやね 死ぬほど 好きやねん なんや知らんけど 死ぬほど 好きやねん なんや知らんけど
逢いたい人は誰ですか知里知里伊藤美和杉本眞人照屋宗夫どれだけ眠れば 夢で逢えるの どれだけ泣けば 涙枯れるの 街を歩けば 探してしまう 見慣れた背中 眩(まぶ)しい笑顔 逢いたくて 逢えなくて こんなに月が きれいな夜は 想い出す 優しい瞳 逢いたい人は あなた一人だけ  どれだけ愛せば 分かり合えるの どれだけ酔えば 忘れられるの もしも時間を 戻せるのなら あの手を二度と 離さないのに 恋しくて 切なくて どこかに心 捨てたい夜は そばにいて 朝までずっと あなたがいれば 何も怖くない  逢いたくて 逢えなくて こんなに月が きれいな夜は 想い出す 優しい瞳 逢いたい人は あなた一人だけ
永遠の人知里知里伊藤美和杉本眞人照屋宗夫輝く星は あなたでしょうか 翼があるなら 飛んで行(ゆ)くのに まぶた閉じれば 浮かぶ笑顔 なみだ 溢(あふ)れるだけ… 抱きしめて 抱きしめて 永遠の人 優しい男性(ひと)に 出逢いました あなたを忘れて いいですか 新しい名前に なってもいいですか  もしも再び 生まれて来たら 私を探してくれるでしょうか 悪い夢なら 早く醒(さ)めて こころ 凍えるから… あたためて あたためて 永遠の人 愛する男性に 出逢いました あなたにどこか 似た男性と 幸せにもいちど なってもいいですか  抱きしめて 抱きしめて 永遠の人 優しい男性に 出逢いました あなたを忘れて いいですか 新しい名前に なってもいいですか
哀しみのラストタンゴ知里知里冬弓ちひろ杉本眞人照屋宗夫最後のステップが 終わるまで も少し 恋人でいさせて サヨナラなんて 言わないで おどけて じゃあねと 別れましょう あなたの胸に その腕に これから誰かが 暮らすのね テ・キエロ テ・キエロ ムーチョ テ・キエロ テ・キエロ ムーチョ 哀しみの 哀しみの… ラストタンゴ  よろけてヒールが 折れたなら 私にお似合いの 幕切れ 心配なんて しないでよ 笑って 手を振り 別れましょう こうなることは はじめから わかっていたのに 愛したの テ・キエロ テ・キエロ ムーチョ テ・キエロ テ・キエロ ムーチョ 泣かないわ 泣かないわ… ラストタンゴ  あなたの夢が 叶う時 私は隣に 居ないのね テ・キエロ テ・キエロ ムーチョ テ・キエロ テ・キエロ ムーチョ 哀しみの 哀しみの… ラストタンゴ
おいしい関係IIチェウニ&すぎもとまさとチェウニ&すぎもとまさと朝比奈京子杉本眞人三宿の交差点 7:00に待ち合わせ さくらの見える席を 予約しておくわ フレンチもいいけれど 気取った店より マンションの部屋で 手料理がいい  愛をいっぱい抱えて 東京が踊る 淋しい時間は 一秒もいらない  このまま このまま二人 おいしい関係 あたためられたら ルルル 幸せだから  甘いところだけを 食べさせてあげたい 泣きたくなった夜は 逢わずにいましょう 気まぐれな春の雨 濡れないように コートに包んで 護ってあげる  愛をいっぱいもらって 綺麗になりたい 哀しい束縛 ジェラシーもいらない  このまま このまま二人 おいしい関係 愛情(こころ)を注いで ラララ こぼさないように  このまま このまま二人 おいしい関係 あたためられたら ルルル 幸せだから
泣きながら夢を見てチェウニ&すぎもとまさとチェウニ&すぎもとまさとちあき哲也杉本眞人泣きながら 夢を見たわ あなたから “さようなら” 好きなの 誰がいても 失くすのはいや… 俺も ゆうべの喧嘩を やけに 悔やんでいたのさ 踊って… さだめみたいに  Je Taime(ジュ テイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュ テイム) ふたりには かけがえない時  恋なんか 女なんか いつとなく 懲りたのに 負けたよ おまえだけは いたいほど 純 ばかね あたしも妬いたり もっと おとなになりたい 踊って… 夜は一瞬  Je Taime(ジュ テイム) すれ違い そしてひきあい Je Taime(ジュ テイム) つづけよう 罪物語を  こんな俺でも いいのか こんなあたしで いいのね 踊って… 踊くるって Je Taime(ジュ テイム) うたかたの しのび逢いでも Je Taime(ジュ テイム) 遅すぎた めぐり逢いでも
愛されても~それぞれの秋~チェウニチェウニ山下季美杉本眞人さよならあなた 見送らないで 駅までひとりで 歩いて行くわ こころに秋風 ひんやり吹き抜けて 二年の月日が やがて遠ざかる 愛されても 愛されても 泣きたいくらいに 寂しくて 滲んで行く 街の灯り せめて やさしい夜を…  指輪を外し ためらい捨てて 別れる理由など 紐解いてみる 枯葉がひとひら 肩に 舞い落ちて それぞれ 今日から 違う秋になる 愛を信じ 愛に生きた 綺麗な想い出 閉じ込めて 許されない 愛のかたち そうね あの日が すべて…  愛されても 愛されても 泣きたいくらいに 寂しくて 充たされない 月の明かり せめて やさしい夜を…
青空 ~幸せの隣りへ~チェウニチェウニちあき哲也杉本眞人萩田光雄青空を見つけたの この街の片隅に あのひとに愛されて いつか微笑み 思い出したの… ぶってやりたい 嫌な女だったでしょうね 投げやりな昨日が 今は恥ずかしい いきなり 抱きしめられて 溢れた 涙に 青空が見えたの―― あなたにあなたに 分けてあげたい あのひとのくれた 生きる歓び あなたはあなたは 次の誰かに そして世界は 巡ればいいのに  幸せに気づけない 一日は永遠ね 陽のあたる場所なんて 他人(ひと)の出来事 薔薇をむしった… 何てみじめに 無駄な時間(とき)を費(つい)やしたのか あのひとの陽射しに 生まれ変わりたい 子供の 心があれば いつでも 行けたの 幸せの隣りへ―― あなたもあなたも きっと出会える 青空へつづく 生きる歓び あなたをあなたを きっと見ている 今日もどこかで 宿命(さだめ)の瞳が  あなたにあなたに 分けてあげたい あのひとのくれた 生きる歓び 胸から心へ 愛を手渡し そして世界は 巡ればいいのに……
雨の夜想曲チェウニチェウニさくらちさと杉本眞人佐藤和豊窓をつたう雫(しずく) 指で数えてみる 空も泣いているの 誰に焦がれて泣くの  届かぬ 恋だから なおさら くるおしく  好きよ 好きよ 哀しいほど 愚かだねと 言われたって 断ち切れない あなたはもう 誰かのひとなのに  胸のボタンとめる そんなふとした時 あなた想い出して 不意に切なくなるの  写真を 破るように 想い出 千切れたら  泣いて 泣いて 泣き濡れても 消せはしない この恋しさ 追いかけたい 捕まえたい せめても夢の中  泣いて 泣いて 泣き疲れて いつか 空の涙も涸れ わたしだけを 取り残して いつもの朝が来る
一時間だけのクリスマス・イヴチェウニチェウニ朝比奈京子杉本眞人宮崎慎二今夜はデートでしょ 若い人はいいわね アパートのおばさんに 冷やかされました 若くもないけれど 今日くらいは見栄張って おもいっきり おしゃれして でかけよう Silent Night ほんとは ずっと一緒にいたいけど Silent Night あの人と 一時間の約束で 二人だけのクリスマス きっと 雪になるわ  クリスマスイヴの日に あえるなんて すごいね 無理をしてくれたのね 感謝をしてます 皮肉じゃないからね いつも あきらめてたから 舞い上がる私を 受け止めて Silent Night ほんとよ 一時間で帰ってね Silent Night わたしには 夢のようなプレゼント 二人だけのクリスマス 街の明かり奇麗  Silent Night ほんとは ずっと一緒にいたいけど Silent Night あの人と 一時間の約束で 二人だけのクリスマス きっと 雪になるわ
今もあなたに恋してるチェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人宮崎慎二これほど近くにいて 微笑み投げかけても 出逢ったあの頃には 二度と戻れないのね  夕闇迫るカフェで いつもと同じ席で 別れを胸に秘めて 視線そらすあなた  愛されたくて 愛し過ぎてた 確かな明日を 求め続けてた  何も言わないでいいのよ 心 ちぎれそうよ 遠く 離れないで 今も 恋をしてる  飲み干すこともできず すっかり冷めた紅茶 覚悟を決めたように 強く見つめないでね  孤独を分かち合って やすらぎを覚えた後 わずかなすれ違いも 何故か許せなくて  その手のひらで その腕の中 今すぐ私を 引き寄せて欲しい  何も見えなくなるくらいに 心 奪われてた どうか 離れないで そうよ 恋をしてる  もうすぐ夜が来る…二人に  何も言わないでいいのよ 心 ちぎれそうよ 遠く 離れないで 今も 恋をしてる  Still…Still…Still Love You Please …Please …Stay With Me
お気に召すままチェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人宮崎慎二見つめないで欲しいの 高鳴る胸の中を あなたを求めすぎて 微熱があるわ じらさないで欲しいの だまって歩くだけで あと少しのすき間を 埋め尽くしたい  春は悪戯好きなのね 凍てつく心にも 知らない間に 花を咲かせてた  夜桜 ハラリ ハラリ ドラマティック 踊るように くちづけをして 瞼が耳が頬が 待っているわ 今宵は あなたの お気に召すまま  降り注いでみたいの 愛情の花びらを 美しく大胆に 時を忘れて 迷い込んでみたいの 幸せのひとときへ あなたに導かれて 感じるままに  風がためらう気持ちさえ 連れ去ってくれたわ 背中につぶやく 早くつかまえて  夜桜 ハラリ ハラリ ドラマティック 不思議なほど 軽やかになる あなたの側にいれば 夢見心地 今宵は 私を お気に召すまま  夜桜 ハラリ ハラリ ドラマティック 踊るように くちづけをして 瞼が耳が頬が 待っているわ 今宵は あなたの お気に召すまま
おもいでよチェウニチェウニ阿久悠杉本眞人たそがれに 恋文を むらさき色の けむりにして 過去の祭りの にぎやかさ すべて悲しい 灰にする  おもいでよ この胸を いつまで縛って 辛くさせる まるで少女の 純情ばなしと 時代はいつも 時代はいつも わたしを笑う  ビル風に 飛ばされた 帽子を追って 走ったとき 人が行き交う 十字路に 遠いあの日の 人を見た  おもいでよ いたずらな 芝居をわたしに 仕掛けないで 過去の少女は 純情忘れて 都会でひとり 都会でひとり こうして生きる  おもいでよ 動かない アルバムだったら 許せるけど うぶな少女の 純情からかう 出会いはどうか 出会いはどうか かんにんしてね
オリエンタル・ララバイチェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人あなたと旅をした 異国の街を 一人で来るなんて どうかしてるわ 二人でただよった 情熱の時間(とき)を シルクのドレス着て 想い出たどるの 星くずのような 愛のかけらが 夜が深まるごとに まぶしく輝くのよ 夢の中で 逢いたくて 逢いたくて ララバイ ララバイ 眠らせて 夢はいつも 気まぐれで あやふやで ララバイ ララバイ 今夜はきっと 抱きしめてくれる  都会の毎日は 孤独だけれど 心のオアシスは 消えていないわ 別れの苦しみを 許せた頃に 恋しさ甦り 溢れているから むせかえる程の 花の匂いと あなたの熱い鼓動 もう一度感じたい 夢の中で 逢えたなら 逢えたなら ララバイ ララバイ 目を閉じて 愛してると 何度でも 何度でも ララバイ ララバイ あなたの胸で 囁き続ける  夢の中で 逢いたくて 逢いたくて ララバイ ララバイ 眠らせて 夢はいつも 気まぐれで あやふやで ララバイ ララバイ 今夜はきっと 抱きしめてくれる
海岸通りのビストロ~Last Kiss~チェウニチェウニ朝比奈京子杉本眞人千代正行海岸通りの 古いビストロ テラスからは 海が光ってる アンティチョークの サラダとシェリーで 遠い夏に 乾杯しましょ  今も二人は 友だちだから たまには こうして 誘ってね  Last Kiss あの日のキスを Last Kiss 忘れたふりで Last Kiss 微笑み返す Last Kiss グラスの中で Last Kiss せつない想い Last Kiss 泳いでるわ  男と女の 友情について あの日熱く 語り明かしたね なんだかとっても 楽しかったわ 目を閉じれば 昔に戻る  今はお互い それぞれのひとが いるには いるけど また会いましょう  Last Kiss 黄昏の海 Last Kiss 見とれたふりで Last Kiss 頬杖ついて Last Kiss 思い出してた Last Kiss 恋人のころ Last Kiss 懐かしいわ  Last Kiss あの日のキスを Last Kiss 忘れたふりで Last Kiss 微笑み返す Last Kiss シェリーの泡に Last Kiss つぶやいてみる Last Kiss 大事なひと
ジャスミンの朝チェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人雨上がりの 静かな朝 お気に入りの ジャスミンティー あなたが 眩しく見える 元気でいてねと 伝えられない  涙も見せずに さよならするのよ どこへも 行けなくなる前に 愛した人よ もう一度だけ 強く抱きしめて…  東向きの 二人の部屋の ドアを開けて 出てゆくけど 私を忘れないでね ジャスミンの香り 残してゆくわ  側にいても 何もできずに すれ違いを 繰り返した 本当は 痛いくらいに あなたの苦しみ わかっていたの  涙の代わりに 儚いくちづけ 最後は きれいでいたいから 愛した人よ 振り向かないわ 二度と 戻らない…  ありふれてた 二人の日々が 幸せだと 気付いたけど 愚かね もう遅すぎる 朝日の中へと 歩きだすだけ 朝日の中へと 歩きだすだけ
せつない唇チェウニチェウニさくらちさと杉本眞人佐藤和豊テキーラみたい あなたのその眼差し ためらう暇もないまま 酔わされるわ オレンジ色のグラスに 沈む夕陽 あぁ… 恋に 落ちたわ  出逢いはいつも 奇跡(きせき) 魅かれたならば  運命(うんめい)  アモール キサス キサス さみしいため息つくより ロマンスを アモール キサス キサス せつない唇 あなたに ふさいでほしい  なぞっていって わたしのこころの奥 見つけて 誰も知らない 泣いてる場所 ブルーの月が 波間にゆれて満ちる あぁ… もっと 咲かせて  恋するなんて 刹那(せつな) 傷つくだけと いうけど  アモール キサス キサス さよなら言うのは忘れて ささやきを アモール キサス キサス せつない唇 わたしが ふさいであげる  アモール キサス キサス さみしいため息つくより ロマンスを アモール キサス キサス せつない唇 あなたに ふさいでほしい
セピア色の雨チェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人宮崎慎二窓をたたき 胸を濡らす 突然の夕立ち セピア色に煙る街に あなた探すの  明かり落とし 腕に抱かれ よく聴いたバラード 雨宿りのこの店に 流れてる  二人の日々は 途切れたけれど 私の愛は 生きているわ  雨が止んでも ひとりきり あなたに逢えない 恋しい気持ちが 募るだけ いっそこのまま 雨の中 びしょぬれになって 心の炎を しずめたい  ささやき合う 恋人達 ぼんやり眺めれば やり場のない 孤独がまた 深くなってく  頬に触れて やさしい目で どこへも行かないと 言ってくれた あの季節 遠すぎる  後ろ姿の よく似た人を ふと気が付けば 見つめていた  雨に打たれて ひとりきり 涙が滲んで 帰り道さえも わからない きっとこのまま 夜になり さまよい続ける あなたのぬくもり 消えるまで  だからこのまま 雨の中 びしょぬれになって 心の炎を しずめたい
Tokyoに雪が降るチェウニチェウニ美樹克彦杉本眞人船山基紀臆病なふりをして 愛されてた時もある ためらえば それきりの 人だと分かってても  あなたから さよならを 云われるのが 辛いから 恋心 閉じこめる 氷の部屋があるの  涙を流して 憐(あわ)れみを乞(こ)うような そんな女には そんな女には なりたくないわ  Tokyoに雪が降る しんしんと積もる Tokyoに雪が降る こんなに こんなに 哀しい 雪が降る  寒々とした部屋に 鳴り続けるベルの音 あなただと 分かってる 引きとめる すべはない  これ以上 やさしさで 振り回さないでほしい あなたには 私より 暖かい場所がある  お酒に縋って 思い出語るような そんな女には そんな女には なりたくないわ  Tokyoに雪が降る しんしんと積もる Tokyoに雪が降る 思い出 隠して 哀しい 雪が降る  Tokyoに雪が降る しんしんと積もる Tokyoに雪が降る 思い出 隠して 私に 雪が降る
東京の枯葉チェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人宮崎慎二来ないとわかっていても あなたを待っている 窓辺にもたれて 風の音 聴きながら  誰も知らない東京で 二人は出逢って 夢の中でも結ばれてると 信じてた  ひら ひら ひら ひら ひら ひら 枯葉が舞う 心に舞う 愛しさが 降り積もる  日暮れの景色にいつも あなたを探してる 雨になりそうね こんな日は 側にいて  小さな部屋のかたすみで 二人は抱き合い 胸の鼓動をまどろみながら 感じてた  ゆら ゆら ゆら ゆら ゆら ゆら あなたが好き こんなに好き 恋心 燃えている  冬が深まる東京で 瞼を閉じれば 指の先までぬくもりがまだ 残ってる  ひら ひら ひら ひら ひら ひら 枯葉が舞う 心に舞う 愛しさが 降り積もる
とまどいルージュチェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人何故かしら この胸はざわめく 風の音 窓をふるわす  いつからか ひとり眠る夜は 不安にさらわれ 長くてつらい  愛の火が 消えそうよ 思い過ごしならばいいけど  逢いたくて すぐに 逢いたくて あなたの好きなルージュ 引いてみる 追いかけて こ・こ・ろ 追いかけて 真夜中 とまどうばかり  目を見つめ 確かめたいけれど 駄目なのよ 身動きできない  青ざめた肌が 闇に浮かぶ バラ色ルージュのくちびる 寒い  あなただけ いればいい ひとり置き去りにしないで  抱きしめて 強く 抱きしめて 別れの予感Kissで 溶かして 掴まえて こ・こ・ろ 掴まえて 真夜中 とまどうばかり  抱きしめて 強く 抱きしめて 別れの予感Kissで 溶かして 掴まえて こ・こ・ろ 掴まえて 真夜中 とまどうばかり
トーキョー・トワイライト2008~バラード・バージョン~チェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人宮崎慎二帰りたいの 熱いあなたの胸に 帰れなくて 今も一人よ…  どうしようもなく 逢いたくなる この東京(まち)には あなたがいる 見知らぬ誰かと さよならさえ 云えなかった ふり返らず 消えた背中 まだ 愛してる 淋しさを まぎらすために 花を飾り 暮らしてるわ 帰りたいの 熱いあなたの胸に 帰れなくて 今も一人よ ワイン色に 染まる黄昏の街 重ねた夜 映すように 灯がともる  何もかもが 恋しくなる 髪を撫でて 口づけして あたためて欲しい ルージュの色 選ぶたびに あなたの顔 浮かんでくる 吐息 溢れるの 眠る前に 香水つけて この素肌を なぐさめても 帰りたいの 愛が全ての日々へ 帰れなくて 流されるまま ワイン色に 濡れるうたかたの街 面影だけ ただ儚く 揺れている
トーキョー・マイラブチェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人宮崎慎二恋に落ちたみたいね 肩が触れ合うだけで 息もできないくらい 胸はときめいて  やっとめぐり会えたの 心あずける人に 戸惑いに揺れて暮らす街で  窓の外 華やいで この想いも 色づいてゆく もっとあなたを もっと知りたい 指と指が 重なる  トーキョー マイラブ そうよ 二人で トーキョー マイラブ ひたむきなこの愛を あなただけに  少し歩きましょうか 夜風に吹かれたいの そっと囁く声に 首筋が熱い  いつも感じていたい かけがえのない人を 空しさに泣いた夜は終わり  目を見れば わかるのよ 私達は 似た者同士 だからこんなに だから愛しい ずっとそばに いさせて  トーキョー マイラブ そうよ 二人で トーキョー マイラブ 情熱とその愛を 私だけに  トーキョー マイラブ トーキョーマイラブ トーキョーマイラブ ひたむきなこの愛を あなただけに
トーキョー・ムーンライトセレナーデチェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人宮崎慎二(ムーンライト セレナーデ) (ムーンライト セレナーデ)  名前を呼ばれた気がして心が騒ぐ 耳もとくすぐる月明かりなのに 見上げた夜空の彼方には 愛する人が眠っているはずね  あなたのいない東京で ひとり東京で 想い出を抱いて 漂うけれど 寄せては返す哀しみに さらわれそうなの やさしく唄って セレナーデ  静かなまなざし 瞼が覚えているわ あなたといつでも寄り添っているの 琥珀の光を浴びながら 傷跡だけを溶かしてしまいたい  時を忘れて 求め合い 二人 感じ合い 過ごした季節は色褪せないわ 夢を見させて もう一度 凍えないように つかの間だけでも セレナーデ  愛にはぐれた東京は 夜の東京は 月明かりだけが 包んでくれる 逢いたさ募るこの胸に 聴かせて欲しいの そっと眠るまで セレナーデ  (ムーンライト セレナーデ) (ムーンライト セレナーデ)
冬のひまわりチェウニチェウニちあき哲也杉本眞人萩田光雄8時の のぞみに わざと遅らせた 次まで 逢えない ひとなら… 突然 ひとりの 時間(とき)に投げ出されて 手招きする 夜が 怖かった… 春に蜩(ひぐらし)が 鳴けばおかしいね 冬に狂い咲く 向日葵もみじめなだけね いつも陽気さが 売りのわたしなの 少しお酒を入れて バスに乗る  離れて いてこそ 愛は育つとか 誰もが た易く 言うけど… 日暮れが 迫ると 胸を乱しに来る 涙虫に勝てる ひとはない… 思い出せないの ひとり生きた日を 店をはしごして 友達とはしゃげた頃を どんな淋しさも きっとましだった ひとをこんなに好きに なるまでは  春に蜩が 鳴けばおかしいね 冬に狂い咲く 向日葵もみじめなだけね だけどあのひとも 肩で哭(な)いていた わたし幸せだから バスに乗る
星空のトーキョーGOLD LYLICチェウニGOLD LYLICチェウニ夏海裕子杉本眞人あなたを想って 一日が終わるの 今夜もため息が 素肌にこぼれる 二人で過ごした この街で暮らすの いつかは もう一度 逢える気がして  Ah…なんて 星がきれいな夜なのね Ah…夢が 哀しい Ah…今は 愛の輝き抱きしめて Ah…そっと 抱きしめて ひとり…  甘い記憶は 繰り返すさざ波 今夜も残り香と 一緒に眠るの レースのカーテン 開け放したままで 交わしたくちづけに酔った あの頃  Ah…せめて あなたの声が聴きたくて Ah…空を 見上げる Ah…今は 風の便りもないけれど Ah…ひとり この街で 待つわ…  Ah…せめて あなたの声が聴きたくて Ah…空を 見上げる Ah…今は 風の便りもないけれど Ah…ひとり この街で 待つわ…
港のセレナーデチェウニチェウニ星川裕二杉本眞人宮崎慎二あなたの心に もうひとりの 誰かが棲んで しまったことは 知りたくないわ 今でもあなたを 好きなことに 変わりないけど せつなくなるの 外は雨… 雨… 聴かせて 甘いセレナーデ それは罪… 罪… 揺れる 恋心 港の灯りが にじんでゆく夜更け  やさしくされても 倖せでも 待ちくたびれた 女の気持 わかってほしい 想い出 数えて 涙まじり 仕方ないわと 淋しく笑う 外は雨… 雨… 聴かせて 甘いセレナーデ みんな夢… 夢… 恋は終わるもの 夜更けの窓辺に たたずんでる別離(わかれ)  外は雨… 雨… 聴かせて 甘いセレナーデ それは罪… 罪… 揺れる 恋心 港の灯りが にじんでゆく夜更け
やさしくさよならチェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人川口真やっぱりあなたは来ない 哀しい夜ね もう少し あと少し 待ってはみるけど 夜景がきれいな窓辺 心が潤む 幸せなあの頃の 想い出がきらめく お別れね あなた 愛してる あなた このままじゃ どこへも行けないわ やさしくさよなら 聴きたいのに  移ろう気持ちは きっと 止められないわ ため息をつく事に 疲れてしまったわ ガラスに映った私 淋しく笑う おきまりのカクテルで おしまいにしましょう 泣かないわ あなた やるせない けれど 今夜からひとりで 生きてゆく そろそろ日付も 変わる時刻  お別れね あなた 愛してる あなた このままじゃ どこへも行けないわ やさしくさよなら 聴きたいのに  やさしくさよなら 聴きたいのに
雪は、バラードのように…チェウニチェウニ夏海裕子杉本眞人矢野立美こんな夜は あなたの 腕に抱かれて 眠りたい 寒い冬に 初めてなの 幸せ感じたなんて ぬくもりが消えた部屋で 今も あなた待っているの… 雪が降る 雪が降る 止まないで このまま 雪が降る 雪が降る 愛に燃えた季節 春が訪れ 夏になっても 真っ白な世界…  こんな夜は あなたが そっと帰って来るようで 熱いコーヒー 二人分を カップに注いでみたわ 哀しみが深く胸に積もる まるでバラードのように… 雪が降る 雪が降る 溶けない雪が降る 忘れない 忘れない 命懸けた日々を この愛だけは 生き続けるの 千年たっても…  雪が降る 雪が降る 止まないで このまま 雪が降る 雪が降る 愛に燃えた季節 春が訪れ 夏になっても 真っ白な世界…
リスボンの雨チェウニチェウニ福田一三杉本眞人矢野立美リスボンの 12月 雨の匂い まとわりつく淋しさ 坂道を 走りゆく 車の音 窓にうつる 裏切り あなたの面影 はしけに沈めて 忘れるわ あの愛の 時間を 想いのかけらも こころに届かず 夜に 溶けて 消える すべてが 幻のように  路地裏の 酒場では 黒い服の おんなが歌うファド 追いかけて すがりつき 足げにされ 暗いつらい メロディー あなたの足音 二度とは追わない リスボンに降る雨は ためいき 異国のわたしを 静かに濡らして ひとり 旅の 愁い 優しく つつんでくれる  あなたの面影 はしけに沈めて 忘れるわ あの愛の 時間を 想いのかけらも こころに届かず 夜に 溶けて 消える すべてが 幻のように
紅い花PLATINA LYLICちあきなおみPLATINA LYLICちあきなおみ松原史明杉本眞人倉田信雄昨日の夢を 追いかけて 今夜もひとり ざわめきに遊ぶ 昔の自分が なつかしくなり 酒をあおる 騒いで飲んで いるうちに こんなにはやく 時は過ぎるのか 琥珀のグラスに 浮かんで消える 虹色の夢 紅い花 想いを込めて ささげた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 夢ひとつ  悩んだあとの 苦笑い くやんでみても 時は戻らない 疲れた自分が 愛しくなって 酒にうたう いつしか外は 雨の音 乾いた胸が 思い出に濡れて 灯りがチラチラ 歪んでうつる あの日のように 紅い花 踏みにじられて 流れた恋唄 あの日あの頃は 今どこに いつか消えた 影ひとつ  紅い花 暗闇の中 むなしい恋唄 あの日あの頃は 今どこに 今日も消える 夢ひとつ 今日も消える 夢ひとつ
かもめの街GOLD LYLICちあきなおみGOLD LYLICちあきなおみちあき哲也杉本眞人倉田信雄やっと店が終わって ほろ酔いで坂を下りる頃 白茶けたお天道が 浜辺を染め始めるのさ そんなやりきれなさは 夜眠る人にゃ分らないさ 波止場に出れば カモメがブイに2、3羽 一服しながら ぼんやり潮風に吹かれてみるのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 淋しかないか 帰る故郷があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ  いろんな人が居たし いろんな人が居なくなった 泣いてくれるのは カモメと霧笛ばかり 一服しながら あれこれ取り止めなく懐かしむのが あたしは好きなのさ カモメよ カモメよ 風邪などひくな 絹の寝床があるじゃなし おまえも一生 波の上 あたしも一生 波の上 あ~あ~ ドンブラコ カモメよ カモメよ あ~あ~
TOKYO挽歌ちあきなおみちあきなおみ吉田旺杉本眞人倉田信雄溜息まじりの 夕日の朱(あか)が あんたの横顔 かすめて堕(お)ちる あたいもばかだね 後先(あとさ)き見ずに 心底あんたに 惚れてたなんて TOKYO…TOKYO…あんたは ろくでなしだよ ウブな娘の 夢踏みにじり TOKYO…TOKYO…あんたは 飽きもしないで 人間(ひと)のこころに 風穴(かざあな)あける街 ああ…TOKYO…  酔いどれピエロを 色目(いろめ)で誘い 今夜もあんたは お祭り騒ぎ 決めたよいますぐ あんたと別(き)れて あたいも一から 出直さなくちゃ  TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ くやし涙も 残っちゃいない TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて 二度とあんたの 顔などみたくない ああ…TOKYO…  TOKYO…TOKYO…あんたにゃ 呆(あき)れはてたよ くやし涙も 残っちゃいない TOKYO…TOKYO…最後に ひとつ言わせて 二度とあんたの 顔などみたくない ああ…TOKYO…  TOKYO…
冬隣PLATINA LYLICちあきなおみPLATINA LYLICちあきなおみ吉田旺杉本眞人倉田信雄あなたの真似して お湯割りの 焼酎のんでは むせてます つよくもないのに やめろよと 叱りにおいでよ 来れるなら 地球の夜更けは 淋しいよ…… そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます  写真のあなたは 若いまま きれいな笑顔が にくらしい あれからわたしは 冬隣 微笑むことさえ 忘れそう 地球の夜更けは せつないよ…… そこからわたしが 見えますか 見えたら今すぐ すぐにでも わたしを迎えに きてほしい  地球の夜更けは 淋しいよ…… そこからわたしが 見えますか この世にわたしを 置いてった あなたを怨んで 呑んでます
土砂降りの雨だから伊達悠太伊達悠太朝比奈京仔杉本眞人猪股義周土砂降りの雨だから もういいよ この傘をあげるから ふりむかないで 昔の人だと知ってたよ 揺れてたこともね 愛してる だからこそ さよなら…あげるよ 不思議だね 明日から他人になるなんて 心まで ずぶ濡れて 夜空を見上げてる  土砂降りの雨だけど まにあうさ この腕をほどくから ふりむかないで あんたの髪の毛その服も 濡れないようにね くずれそう それでもね すがりはしないよ… 大丈夫 あたしなど忘れていいんだよ 夜の街 ずぶ濡れて 最後の強がりさ  愛してる だからこそ さよなら…あげるよ 土砂降りでかまわない 傘ならいらないよ 手を広げ ずぶ濡れて 涙を浴びるから
涙のララバイ伊達悠太伊達悠太朝比奈京仔杉本眞人夜通し飲んで 酔いどれて あんたの名前を呼んでいる 恋しいよ 目の前に いなきゃあ 素直に言えるのに バイバイバイバイ ララバイ 淋しさまぎれのいたずらで バイバイバイバイ ララバイ あんたを傷つけた あたし女の屑だね… 冷たい涙に 濡れてる  ヒールを脱いで 朝の街 失くした踵(かかと)を探してる ボロボロの あたしには はぐれたカラスがお似合いさ バイバイバイバイ ララバイ あんたの隣で眠る人 バイバイバイバイ ララバイ 今さらうらやんで あたし女の屑だね… このまま涙に溶けたい  バイバイバイバイ ララバイ 淋しさまぎれのいたずらで バイバイバイバイ ララバイ あんたを傷つけた あたし女の屑だね… 冷たい涙に 濡れたい
一目惚れのブルース伊達悠太伊達悠太朝比奈京仔杉本眞人猪股義周これがそう きっとあれ 一目惚れっていうやつさ ジンの効いたカクテルで 出逢いに乾杯 あゝ神様にあやつられ 一目惚れのブルースよ 夜明けに別れる約束なのに ひかれっぱなしの うしろ髪  運命さ 本命さ 一目惚れっていうやつさ 軽いのね!って言わないで 出逢いに乾杯 あゝ神様のいたずらさ 一目惚れのブルースよ ふしぎな磁石にひきよせられて どうにもならない おれだから  あゝ神様の言うとおり 一目惚れのブルースよ 夜明けに別れる約束なのに ひかれっぱなしの うしろ髪
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